Ψ 世界 悪女 大全 Ψ 〜 悪魔かく語りき 〜

このエントリーをはてなブックマークに追加
1 ◆EVIL//BwBw

よぉ、おまいら元気かよ?

これからオレは、古今東西の世界の悪女について、
とことんマターリ語り尽くしていきたいと思っているんだ。

失恋に苦しみ喘ぐ女性たちにとっては、狡猾で逞しくて、
なおかつチャーミングでもある、歴史に残る悪女たちの生き様というのは、
これから立ち直る上で何らかの啓示や指針を与えてくれるモノだと思うんだ。

何せ普通の人には真似できっこないからな、「彼女たちの生き方」っていうのは。

あと・・・オレもここにいる時間帯って不定期なんだけれども、
恋愛&失恋相談にもチャレンジするから、できれば平日夕方〜夜にでもここを訪れて欲しいモノだ。
2 ◆EVIL//BwBw :03/11/21 12:09

エリザベート・バートリ Part1

16世紀末。

ハンガリーは小カルパチア山脈に囲まれたチェイテ城主だったエリザベートは、
1561年に生まれた生粋のハンガリー人。

幼いころ彼女は長めの金髪に肌色艶やかで、典型的なヨーロッパ系美少女だったようだ。
彼女は15歳の時に貴族の軍人と結婚して、寂しい谷間の村・チェイテの城に住み着いた訳だが。

丘の斜面には葡萄畑、村には古い教会、村はずれの坂を登ると、木もろくに生えていない荒涼とした山の上に、
ポツンとそびえ立つ小さな城。ここでエリザベートは、「自分の若さと容貌を維持するため」という名目の元に、
600人以上もの若い女性を殺害して、その血をシャワーのように浴びたり、大きなタライに溜め込んで入浴したりという生活を、
5年間に渡って続けてきたのだ。

エリザベートの結婚直後、旦那は戦役に出かけている事が多かった。どうやらエリザベートはこの頃から、
それまでの退屈なライフスタイルを一変させたようだ。自分に黒魔術を教えてくれる魔女、魔術師、錬金術師といった
あやしい連中を集め、肉を切り裂く銀色のペンチ、旦那がトルコとの戦争で使用した拷問手引書、伯母から教わった鞭打ち・・・。
旦那がいない孤独な時間を、エリザベートはやりたい放題やりつくして、楽しく過ごし始めた訳だ。

1604年に旦那が死亡した時、エリザベートは43歳だった。
3 ◆EVIL//BwBw :03/11/21 12:09

エリザベートは亡き旦那に代わる新しい男がどうしても欲しかった。しかしながら、鏡に映る自分の姿を見ると、
長きに渡る放漫な生活のツケのせいか、容姿がすっかり衰えていた。ある日エリザベートは、下女の顔に平手打ちを食らわせて、
その拍子に爪が当たって下女の顔から一筋の血が流れた。この下女の血が自分の体にしたたり落ちた肌の部分が、心なしか以前よりも、
若々しくて艶やかになったようにエリザベートには思えた。取り巻きの錬金術師の意見もあって、彼女は若い処女の血を飲んで、
その血を浴び続けることで、自分の美しさをいつまでもいつまでも若く保てると信じきってしまったようだ。

この「血の洗礼」を受けたその時から、エリザベートは悪魔となってしまったのかも知れない。

そうでなければ、彼女の心の中で長年眠りつづけていた魔性が、突如として覚醒したのだろう。

エリザベートの命令なら、どんな命令でも素直に聞き入れて実行に移す3人の「凶暴な僕」を彼女は呼んだ。
一人は男で、見た目からして凶暴そうな風貌で背骨の曲がったフィッコ。あとの2人は、いかつい体型の醜悪な女で、
それぞれヨーとドルゴという。3人は、主人のエリザベートの命令を忠実に実行し始める。
ヨーとドルゴが、皮製のタライを部屋に運んできた。フィッコは、鼻血を流し続けたままの下女の両手をを後ろに縛り、
タライの中へ追いやった。

(続く)
4りき ◆EqdckEfMNY :03/11/21 13:39
スレタイの最後に
オレの名前はいってっから
記念カキコだよ!
5オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/21 20:52

>>4

家に帰ってきてHNも決めたし、徐々に悪の本性全開でいきますか (`∀´)

ところで、「悪女」といわれる女性の定義ってなんだと思う?
オレは過去、女に婚約を破棄されたり、金目当てで言い寄って来られたりしたことはあった。

けど、「これぞ」という決定的な悪女には未だに出会った事はない。

オレのいう悪女というのは、決してただの「悪い女」の事ではない。
そうではなくて、「真の悪女」というのは、やはり条件があるはずなんだ。それは・・・

1.見た目が美しい

それも並大抵の綺麗さではダメ。一目見て腰砕けにさせられて、精も根も抜き取られてしまうような、
そんな綺麗さがなくてはいけない。出会ったその瞬間に、何が何でも口説かないと気が済まない様な、そんな女だ。

2.行動力がある

大人しくて遠慮深くて、つつましやかで男を立てて自分を殺す。
「真の悪女」というのは、まずそんな大方の男の待ち望むような「理想の女性像」とは、ハッキリ言って無縁だ。
油断していたら、男を踏み台にして食い尽くしてしまうような存在。それこそが悪女。

3.頭が良い

オレは別にトリビアの泉みたいな、細々とした教養なんかを女性に望んでいる訳ではない。
本当に頭のいい女性というのは、会話の受け答えひとつにしたって、思わず唸らせられる様な、
絶妙のウィットを効かせた気の利いたモノを返せるはずなんだ。それも瞬時に。

そんな女性は2chでだって、しっかりROMを感心させる術を身につけているに違いない。

ちなみに言い忘れていたが、オレのHNはタランティーノの新作「キル・ビル」のラストシーンで、
ユマ・サーマンと雪の日本庭園で決闘した、ルーシー・リューの役柄からいただいた。

少なくとも「真の悪女」の容貌は、あれ位のレベルかそれ以上であって欲しいモノだぜ。

>>3続き)

若い下女の着ていた服はドルゴによって剥ぎ取られて、若さで張り詰めたこの全裸姿の娘の体に、
ヨーは棒杖を手当たり次第に打ちつける。娘が悲鳴をあげる度に、その体は傷だらけのまま徐々に膨れ上がっていく・・・
気を失った娘が首をうなだれると、今度はカミソリを手にしたドルゴが、膨れ上がった娘の全身を切り刻み、辺り一面には鮮血がほとばしる。
あまりの痛みに娘が意識を取り戻し、必死にのたうち回るが、抵抗は長くは続きはしない。

タライが血で満たされると、今度はまたフィッコが。体をしぼませて生気を失った娘の死骸を毛布に包んで、ズルズルと引き摺りながら地下室へと持ち去っていった。

ここで、エリザベートが満を持して姿を現した。

ドレスを脱ぎ捨てたエリザベートは、ヨーの手を借りながらタライに足を踏み入れた。生暖かく泡立った赤い血が手ですくわれ、
真っ白な胸に擦りつけられた。エリザベートは野獣のような雄叫びをあげ、ゆっくりとタライに身を沈める・・・
ドロリとした、人肌の温みの消えない血を彼女は両手ですくい、上半身に浴びせかける。
恍惚の表情で、エリザベートはもう一度獣のような声で吠えた。

こうした血の儀式は、日を追うごとに回数も増えていった様だ。そして何人もの若い女達が、一挙に生贄として駆り出されるほどにエスカレートしていったのだ。
8オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/21 21:39

日毎に若返り生き生きとしてゆく妻・エリザベートと正反対に、夫・フィレンツは急激に痩せ衰えて急死してしまう。

エリザベートの母親・アンナは父・ジェルジュに嫁ぐまでに二度の結婚暦があった。叔母・クララは4回も結婚し、2番目の夫をベッドで窒息死させたりもした。
大貴族であったバートリ家一族の血脈は、広大な領地と莫大な財産の分散を免れるために長年重ねられた近親結婚の為に、確実にドス黒く濁らされていった。
その結果一族には遺伝的持病が発生し、淫乱、てんかん、発狂、サディズムといった症状が度々であったのだという。

エリザベート10歳の頃、そして夫・フェレンツ15歳の頃に、この2人は婚約した訳だが、これは近親婚ではなかった。
しかし婚約期間中から、姑オルソイヤがエリザベートが嫁いでくるや否や、嫁の厳しい教育に取り掛かった。
当時は姑が将来の嫁を厳格に育てるのが常識であり、習慣だったからなのだが。

姑はエリザベートの一挙手一動足に至るまで目を離さず、「髪はきちんと結い上げること。軍人の妻に化粧は必要ない」などと、
一日中口やかましくエリザベートを責めたてたのだという。
わがまま放題に育てられたエリザベートは、そんな姑オルソレイヤを激しく嫌うようになる。
険しい山々に囲まれた古城の雰囲気にもなじめずに、エリザベートの退屈で孤独な日々が続く。

軍隊の仕事からたまに戻ってくるフェレンツは、この将来の嫁が醸し出す、まるで大人のような冷たい美しさを見て、
たじろいている事が多かった。透き通るような白い肌、亜麻色がかったブロンドの髪、整った顔立ちは、すでに少女のそれではなかった。
特に、未だに肖像画にもなってその姿は残っているが、放心したように相手を見つめる、黒くて大きな、それでいてどこか空虚な瞳は、
フェレンツをドキマギさせたのだと言われている・・・。

平原にあるヴァランノ城で、2人の結婚式が行われたのは、それから5年後の話だ。
9りき ◆EqdckEfMNY :03/11/21 21:50
おまいの話は深いなっ!!
でもちょいとよくわからないっ!w
オレも悪女ってのは出逢ったことないよ!
悪女って
魔性の女ってことかぁ?
ってか魔性って具体的なに??
10オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/21 21:57

>>9

魔性・・・それはきっと、苦しんで苦しんで、
苦しみ抜いた中から生まれてくるモノではないかと思うんだがどうかな?
オレも1年前からこの板の常連だけど、言っちゃ何だが、おしなべて持ちかけられてくる失恋がらみの相談っていうのは、
「まだまだこれから」ってレヴェルの悩みが多いような気がしていたんだよな、オレにはな。

例外もあったよ、妊娠/中絶とか。その手の苦しみには、オレは無条件で同情する。
男には決して理解し得ない苦しみだからな、それは。

ただなぁ・・・たかが男の1人や2人とすれ違いになった位だったら、「それがどうした!?」って、正直オレ言いたいよ。

もっと強くなれ、女達。今度は貴女方が、男を食い殺す番だぜ。

これからオレが長きに渡って紹介していく、世界の悪女達のように、貴女たちも強くなれ。

>>10に補足しておくと、魔性って奴は、内面から滲み出て来るその人の持つしたたかさや冷たさ・残酷さが、
結果的にその人の見た目や生き方までも輝かせるような、そんな心の中にいつしか芽生えてくるような、
いわば「毒性」のようなもの、かもな。

実際20代の女性でそれを持ってる人は経験上少ないと思う。
30超えないと、深みのある「魔性」ってなかなか芽生えて来ないのかも知れん。
12りき ◆EqdckEfMNY :03/11/21 22:20
>>11
でも30歳以上はオレには目に入らないな!
13名無しさん:03/11/21 22:46
●騙された・裏切られた・弄ばれた・逃げられた・捨てられた・
相手に誠意が無い・異性問題・家庭内暴力・不倫疑惑解明・人間関係・金銭トラブル★
●  http://top-page.jp/system/bbssystem/bbs.cgi?panel=detail&NO=0069&user=nandemo【ファイルにコピーして開いて下さい】
別離工作・情報収集・トラブル対策・ボディガ―ド・等々!
●真剣にお悩みの方、安心してご相談下さい。解決へ導きます★
□■各種データ・電話番号調査・住民票・戸籍謄本など調査■□
ジャンプしない場合にはファイルにURLをコピーして開いて下さい★☆★
●別れさせ屋・特殊工作・調査全般
●復讐代行・人生相談・駆け込み寺
--------------------------
◆呪屋本舗◆
●怨念波動・怨念呪殺術代行!!!
●憎き相手を奈落の底へ!!!
14荒らしA:03/11/21 22:56
>>1
クソスレ立てるなよ!
オマエの話しなんてどうでも良いんだよ!
削除依頼だしこいよ!

15名無しさん:03/11/22 02:12
魔性の女に出会ってしまった…

助けてくれ。
16オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/22 03:37

いかんな、呑んでいたからついうたた寝しちまったぞ(`∀´)

>>12

世間知を身につけた女性というのは、
それだけ様々な部分で深みを増しているぞ。

そういう女を知る機会を持つのって、
絶対オマエにとっても損にはならないと思うがな。

>>14

「だいこいよ」って何だ?

いくら悪魔が相手でビビッているからといっても、少し慌て過ぎじゃねーの? ( ̄ー ̄)ニヤリッ
それにオレはまだ、世界の悪女の話の、ほんの触りの部分しかしちゃいねぇんだよ。

オレ自身の話はこれからマタ〜リとするつもりだから、オマエは無理してカキコしなくて(・∀・)イイ!
しっかりROMっておけよ、ヴォケが。

>>15

いいことじゃないか。その女からしっかり魔性の部分を吸収して、
今度はオマエが「魔性の男」になる番だぜ?

それとも、素直で従順な女以外に興味はないか?


・・・ところでだ。今日は午前中に旅行に出かけるんだ、連休だしな。
出先のホテルには夕方辺りに着く予定だから、空港に向かう時間までは、
ここで続きを少しやっておこうかな。
17オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/22 04:16

>>8からの続き)

ハンガリー皇帝をはじめとする国中の貴族から、
エリザベートに豪華で洗練された贈り物が届けられた。
エリザベートの華やかな花嫁衣裳は、大勢の召使達の手で着付けがなされた。
だが姑オルソイヤは、エリザベートの婚礼においてもなお、化粧を厳しく禁じていた。

それがエリザベートには、やるかたなく不満であった。

エリザベートの夫・フェレンツのナダスティ家は伯爵家である。
この大伯爵家の結婚式にあやかって、この日の式を挙げるために何組もの村の若い男女が入場を許されていた。
衣装こそ質素だが、愛するパートナーに寄り添う娘達の、弾けんばかりの若さと、生き生きと希望に満ち満ちた笑顔は、
エリザベートには眩しく映ったことだろう......。

全身に至るまで豪華絢爛に着飾ってはいても、
愛情のかけらも抱いていない相手と婚礼の儀を交わそうとしている自分だけが、
エリザベートには惨めに感じられてならなかった。ナダスティ家に連れてこられて以来、
しばしば起こる偏頭痛にエリザベートは襲われていた。

「あなたは美しい」

誰かれなしにこう言われることが、エリザベートにとって最大の喜びだったようだ。
愛していない夫からでさえ、そう言ってもらいたいがために、久しぶりに彼が戦場から戻ってくると、
朝から召使達に肌を磨かせた。子牛の脂肉を溶かした液に身を浸し、羊足の軟骨で全身を擦らせたりもした。
帰ってきた夫・フェレンツに「ますます美しくなったようだ」と言われると、エリザベートは満面の笑みを湛えておねだりする。
「一度ウィーンに連れていって欲しいの。皇帝陛下にもぜひお目にかかりたいのですから」と。

毎日が退屈な住まいのチェイテ城から抜け出したい。ウィーンの街を歩いてみたい。
宮廷に入って、皇帝に「貴女はなんと美しい」と言わせてみたかったのだ。
それに、少しでも長く城から離れたいと願うもうひとつの大きな理由は、相変わらず口うるさい姑・オルソイヤの目から逃れる事だった・・・。
18オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/22 04:41

嫁いで3年たってもエリザベートと夫の間には子供が生まれなかった。

エリザベート自身は子供が欲しい訳ではなかったが、このところ病気がちな姑が、
「わたしの目の黒いうちに、フェレンツの子を抱かせて欲しい」と、
あたかも孫ができないのが嫁のせいだといわんばかりなのだ。
ウィーン行きの話にはハッキリと答えずに、フェレンツが戦場にまた戻って行ってしまうと、
エリザベートはまたも、気が狂いそうなほどの頭痛に見舞われた。

召使の女性が部屋に水を零すほどの些細な失敗を見咎めては、彼女らの肌にピンを突き刺したり、
腕に噛み付いたりした。そして彼女らがあげる悲鳴を耳にすると、
不思議な事にエリザベートの頭痛は遠のいていくのだった。

こうしたサディズム行為により、エリザベートが一時的に安らぎを得ることが徐々に高まり始めた頃、
姑オルソイヤが死んだ。エリザベートは長い重圧からの開放感に浸る事ができた。それだけではなく、
夫フェレンツから待望のウィーン行きを告げられた。エリザベートはこの知らせに大喜びした。

この頃の皇帝は、父マクシミリアン二世の後継者であるルドルフ二世。
エリザベートは、古都プラーグで皇帝に謁見した。この頃神秘的趣味を愛好する皇帝を慕い、
雑多な怪しい面々がプラーグやウィーンに集まっていた。哲学者、魔術師、錬金術師、占星術師、人文学者、
建築家・・・その他もろもろの連中だ。

プラーグの宮廷には「芸術と驚異の部屋」などと呼ばれる博物館があった。そこでは、自動人形、魔法書、
髑髏、動物のミイラ、アルコールに漬けられた畸形・・・などなど、珍奇なアイテムが辺り一面を埋め尽くしていた。
19名無しさん:03/11/22 04:57
鉄の処女かんがえた人だね。
20オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/22 05:14

>>19

そうなんだ、よく知っているじゃないか。嬉しいぞ Ψ(`∀´)Ψ ケケケ

エリザベート・バートリの話はこれからいくつかのパートに区切って続けていくから、期待していてくれ。
実は「鉄の処女」だけではなく、もっとおぞましくもサディスティックなエリザベートの残虐行為の話もあるんだ。
オレはこの話も含めて、悪女の物語を(全て実はベースだがな)只の残酷趣味や物好きの戯言に終始させるつもりはないから。

今ここで、このスレに目を通してくれている全ての面々にとって、楽しくも何かを考えさせられる、
そんなモノにオレはしたいんだよな......。

>>20訂正

(誤)「実はベース」⇒「実話ベース」
22名無しさん:03/11/22 05:46
つーか、おしえてくれなくても、しってるし・・・・
23オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/22 07:28

>>22

エリザベート・バートリの話に関しては、オレほど詳しく語れて、
なおかつあらゆる角度から語り尽くせる香具師はいないだろう。

更には彼女の内面にまで踏み込んでいける奴となると、
これはもうハッキリいってオレしかいない。

オレは自分の語り口に絶対の自信を持っているのだ。
でなければ「悪魔」なぞ名乗らないし、こうしてわざわざスレたてたりもしない。

言っておくが、まだまだ始まったばかりだ。エリザベートの話もほんのプロローグに過ぎないから、
気長に生暖かく(笑)、ここを見守っていて欲しいものだな。
24オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/22 07:50

>>18からの続き)

皇帝からその美貌を賞賛され、神秘趣味について多くのことを教えられたエリザベートは
大いに満悦したようだ。中でも「芸術と驚異の部屋」で見た数々の奇妙なアイテムは、
彼女に絶大な影響を与える事になった訳だ。

1585年、結婚してから10余年が経過してから、初めてエリザベートは妊娠した。

その後の13年間次々と4人の子供が生まれたのだが、4人目にしてやっと男子に恵まれた。
夫・フェレンツは大喜びしたが、エリザベートは子供達に愛情など持ってはいなかった。
エリザベートの関心は只一つ、自分の美貌に磨きをかける事、それだけだったのだ。
何時間も鏡の前に座り、ありったけのドレスや宝石を身につけてみること・・・
それが彼女にとっての、かけがえのない自分の生き甲斐であったという訳だ。
25オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/22 08:43

話を>>8の、エリザベートの夫・フェレンツが死んだ辺りに戻すとしようか。

長い年月にわたって暗くのしかかってきた重圧から、エリザベートは一気に解き放たれた。
それでもいつもの偏頭痛だけは、決して容赦はしなかった。

「悪魔め!」

いつの日からか、エリザベートは偏頭痛をこう呼ぶようになっていた。
悪魔はこのチェイテ城に住みついている。ウィーンへ行けば魔の手か逃れられる筈だ。
皇帝から「貴女は美しい」という言葉を頂戴するだけでもよい。
幸いにもウィーンには、亡き夫が借りたままになっている一軒家がある。
思い立ったら、矢も盾もたまらない。「凶暴な僕(しもべ)」の他10数人の召使を従わせ、
馬車でウィーンを目指してエリザベートはチェイテ城を発った。

皇帝への謁見までに数日間待たされ続け、エリザベートは不安と不審に苛まれ始める・・・。
26オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/22 08:46

「なぜ、すぐに会って下さらないのかしら?」

そう思っているうちに、エリザベートは早くも例の悪魔に悩まされ出した。
若い娘の悲痛な声を聞きたくてたまらなくなった。そのため、またも2人の召使が血祭りに上げられた。
またエリザベートは待たされている間、またもプラーグの「芸術と驚異の部屋」へと足を運んだ。
そして数々の奇怪なアイテムのうち、自動人形にえも言われぬ魅力を感じ始めた。
それがプラーグ在住の時計師が創ったモノだと知ったのは、この時だった・・・。

やっと拝謁に応じてくれた皇帝。しかし皇帝は初の拝謁の時とは打って変わって、笑顔一つ見せはしなかった。
「お美しい」と言わぬどころか、夫・フェレンツの死後間もない時期にチェイテ城を出歩く事を、遠まわしに非難しさえした。
拝謁までに時間がかかったのは、皇帝が自分に会う事を嫌ったためだと思い知らされた。

実はこの頃すでに、エリザベートのことを「血の伯爵夫人」だとする噂が、しっかりウィーンにまで伝わってという訳である。

「鉄の処女」がエリザベートの手元に届けられたのは、この皇帝への拝謁の十数日後である。

・・・以降、続きはまた今夜にでもという事で。
そろそろオレも、空港に向かって出発しないとな(w
27荒らしA:03/11/22 11:37
.                   ||
.  アホォ               ||        モウクンナ
         ヴォケ      ∧||∧←>>26         イッテヨシ ! 
  ∧_∧   ∧_∧      (/ ⌒ヽ      ∧_∧   ∧_∧
 ( ´∀`)  ( ´∀`)      | |   |     (´∀` )  (´∀` )
 (    )  (    )      ∪ / ノ     (    )  (    )
 | | |   | | |       | ||      | | |   | | |
 (__)_)  (__)_)     ∪∪      (_(__)  (_(__)
                    ;
                   -━━-
28荒らしA:03/11/22 11:38
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  | 1ってうざいよね〜
  \  _______
   V
  ∧_∧∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ( ・∀・)´∀` )< だよね〜、誰か殺してくれないかな?
 (    )    )  \_______________  ∧ ,∧
 | | || | |                           (・д・,,)ペッ!!
 (__)_)__(_)            ∧ ∧?          、'(_@
                     (´⊇`)
                     ( >>1 )
                     || |
  ∧ ∧ムカムカ           (((_)_)
  (#゚Д゚) ̄ ̄ `〜                   ∧ ∧
    U U ̄ ̄UU                     (   ) イッテヨシ!!
  へ                            |  ヽ
/    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ったく、サルみてーに糞スレ乱立させてんじゃねーよゴルァ!!
\________________________


29名無しさん:03/11/22 11:43
□□□□■□□□□□■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□■■□□□□□■□□□□□□□■■■■■■■■■■■■□□
□□■■□□□□□■■■■■■□□□□□□□□□□□□□■■□□
□■■□□■□□□■□□□□■□□□□□□□□□□□□■■□□□
□□■□■■□□■■■□□■■□□□□□□□□□□□■■□□□□
□□□■■□□■■□■■■■□□□□□□□□□□□■■□□□□□
□□■■□□□□□□□■■□□□□□□□□□□□■■□□□□□□
□□■□□□■□□□■■■■□□□□□□□□□□■□□□□□□□
□■■■■■■□□■■□□■■□□□□□□□□□■□□□□□□□
□□□□■□□□■■□□□□■■□□□□□□□□■□□□□□□□
□□■□■□■□□□□■■□□□□□□□□□□□■□□□□□□□
□□■□■□■□□□□□■■□□□□□□□□□□■□□□□□□□
□■■□■□■□□□□□□□□□□□□□□□□□■□□□□□□□
□■□□■□□□□■■■□□□□□□□□□□□□■□□□□□□□
□□□□■□□□□□□■■■□□□□□□□□□□■□□□□□□□
□□□□■□□□□□□□□■■□□□□□□■■■■□□□□□□□

      糞  スレ   でーす!

30オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/22 14:23

>>28-29

その程度の陳腐な煽りや荒らし(モドキ)が、このオレに通用すると思っていたら大間違いだぞ、ヲイ。

つーか、オマイら本当、悪魔を舐めてんのか?

やるなら1000まで、とことん貫き通しておけや、ハゲ Ψ(`∀´)Ψ ゲラゲラ
31りき ◆EqdckEfMNY :03/11/22 16:09
>>オーレン・イシイ
おまい恐いじょ!
32オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/22 17:17

>>26続き)

「鉄の処女」というのは、「芸術と驚異の部屋」で見た自動人形からヒントを得て、
その製作者であるプラーグ在住の時計師に大金を払って作らせた、中世の残忍な拷問用具としては最も有名なモノだ。
この英語名(Iron Maiden)というのは、同名のへヴィメタル・バンドが存在するので知っている者も多いはずだ。

この生身の裸の女かと見間違うほど、精巧に作られた等身大の人形「鉄の処女」は ―
当時、熱心な時計コレクターであったブルンズウィック公が、ドルナ・クルパの城に滞在したとき、
とある優秀なドイツの時計師を招いて、城に複雑な装置のある精巧な時計を設置させたので、
付近の貴族たちが先を争ってこの時計を見物に出かけたことがあった。どうやらエルゼベートも、
同じ時計を見に行ったらしいのだが・・・どうやらこの時、「芸術と驚異の部屋」の自動人形と
この時計の製作者が実は同一人物と知ったらしいのだ。

この鋼鉄製の人形は、完成するとチェイテの城の近くに安置された。
使わないときは彫刻のある樫の箱に入れて、厳重に鍵をかけてしまわれていた。
そして使用の際は箱から取り出して、重い台座の上に立たせるという訳である。
人形は裸体で肉色に塗られていて化粧を施され、
細々とした肉体の器官があたかも本当の人形のように生々しく装備されている。
機械仕掛けで口が開くと、ニヤリと残忍な微笑を浮かべ、その口からは歯も覗くことができたし、
眼もクリクリと動いた。本物の女の髪の毛が、床にまで垂れる程に、フサフサ生えそろっている。
胸には宝石の首飾りがはめ込まれている。

この宝石の球を指で押すと、機械がのろのろと動き出す。歯車の音が陰湿に響き渡る。人形は両腕を緩々と高く上げる。
やがて胸元の高さまで腕を上げると、次に人形は両腕で自分の胸を抱え込むような仕草をする。
そのとき人形の手の届く範囲にいた者は、否応なしに人形に抱きしめられる格好になるという訳だ。
それと同時に、人形の胸が観音開きのように二つに割れる。人形の内部は空洞である。左右に開いた扉には、
鋭利な5本の刃が生えている。したがって人形に抱きしめられた人間は、人形の体内に閉じ込められて、
5本の刃に突き刺され、圧縮器にかけられたように血を搾り取られて、苦痛に喘ぎながら絶命しなければならない。

別の宝石を押すと、人形の腕は再び元の位置に下がり、その顔の微笑は跡形もなく消えてゆく。
やがて人形は眠気をもようしたかのように眼を閉じる。突き刺されて死んだ娘の生暖かい血は、
人形の体内から溝を通って、下方にある浴槽の中へと流れてゆく。そしてエリザベートは、
この浴槽に嬉々として浸ったという訳だ......。

ヨーが、一糸纏わぬ全裸の娘をエリザベートの前に連れてきた。
心なしか、この娘の目鼻立ちは「鉄の処女」とどこか似ていた・・・。

「おまえとそっくりだと思わないこと?さぁ、この娘を乳首を愛撫しておあげ」

エリザベートは、恐怖のあまりガタガタ震えている娘に囁く様にそう告げた。
ヨーに促され、娘はすすり泣きしながら、「鉄の処女」の乳房を口に含んだ。
不気味な歯車の音とともに、人形は両腕を広げはじめた。娘は、慌てて後ずさろうとしたが、
ヨーの太い腕がそれを許さない。たちまち全裸姿の娘は、人形に抱きかかえられた同時に、
人形の胸部が左右に開き、その内部に抱え込まれた。すると、内部の左右から各5本ずつの刃が飛び出し、
娘の体を刺し貫いた。絶叫は部屋中に響き渡った・・・。

エリザベートの顔に、えも言われぬ微笑がこぼれた。
おもむろにエリザベート自身も全裸になると、人形の足元にあるタライに身を移す。
そして「鉄の処女」から溝によって導かれ流れ出てくる血を全身に浴びるのであった。

しかし、こんな大時代的な刑具の使用にエリザベートはすぐに飽きてしまった。自分自身が手を下す余地がなければ、
やはり彼女にとっては面白くないのだ。それに複雑な歯車が血糊で錆びついてしまい、たちまち動かなくなった。 
――― やがて彼女が逮捕されてから、人々が城内を調べて見ると、赤く錆びついて使用不能となった「鉄の処女」が、
暗い地下室に不気味に転がっていたのだという。

この「鉄の処女」の登場は、伯爵夫人が女性だけしか殺さなかったという事実とも結びついて、
何か彼女の性格に象徴的な意味合いを与えずには措かない。もしかしたら、彼女はレズビアンだったのかのかも知れないし、
古代社会ののシャーマニズムの儀式と同じような光景が、エリザベートの居城・チェイテでは繰り広げられていたのかも知れない。
古代の密儀宗教の寺院では、チェイテの城の地下室と同様、おびただしい数の人間の血が流されていたのだから。

城中の召使たちにとっては、死者の埋葬がいつも悩みの種だったようだ。
最初のうちは教会の方式通り、牧師を呼んで手厚く葬っていたモノだが、だんだんと死者の数が増えてくると、
事実を隠蔽するのが困難になってきた。不安になって、チェイテ城から帰ってこない娘に会いにやってくる母親もいた。
だが、娘はもうすでに二目と見られぬ姿になって、嬲り殺しにされていた訳である。

母親には見せずに、素早く死体を埋めてしまわねばならない・・・

噂は噂を呼び、エリザベートの立場は次第に危険なモノになっていった。それなのに彼女は、あまりにも無謀であった。
エリザベート下賎な百姓娘の血に飽き足らなくなり、今度は娘の高貴な血を求めだしたのである。

(エリザベート・バートリ Part1終了 Part2へと続く)
36オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/22 17:25

>>31

いろいろ心配してくれるのはありがたいが、
オレ素で、煽りも荒らしも屁とも思わん香具師なんだわ。何てったって悪魔だからな(笑

ところでだ・・・一応ここで失恋相談とかも受けつけたいと思うんだけど、誰か呼んで来てもらえないかな?
失恋に悩むか弱き女性たちを、「健全なる悪女」へと導くことで何とか救ってあげたいんだわ、オレ。

・・・そんな訳で今から、相談者募集ageだ。
37オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/22 21:09

コーラ・パール

1890年代の中頃 ――コーラ・パールという赤毛のイギリス人の歌手は、パリで最も名前の売れた、
金のかかることで有名な高級娼婦だった。

コーラは持っている宝石だけでも、
100万フラン(日本円で約8,000万円程度)の価値がある位の大金持ちでもあった。
彼女はまた、金に糸目をつけずに家具を備え付けた3軒の家、使用人の一団、
それと60頭もの馬が収容できる程の巨大な厩舎を持っていた。
彼女の贅沢への渇望というのは、まさに狂気としか言い様がなかった・・・。

一人の愛人が彼女への浪費のためパニック状態に陥ると、コーラはいとも簡単に別の愛人へとのりかえ、
その結果5人〜6人もの富豪の財産を使い果たしてしまった。
彼女に愛人が1人しかいないなんてことは滅多になく、冷酷にも何人もの愛人たちを互いに張り合わせ、
どれだけ自分に貢いだか一目で分かる特別な帳簿に、自分を崇拝する金持ちたちのことを記帳していた。

父親がホテルやレストラン経営で財を成していたデュバルという青年が手紙で、
「貴女への献身的な愛を証明させてください。死ねと命じられたら私は死にます」と嘆願したとき、
コーラは「貴方には死なずに私の勘定を払って欲しいのよ」とそっけなく、そして手厳しく応じたのだった。

コーラの無茶苦茶な浪費は、とにかく止まるところを知らなかった。
浴槽の底に自分のイニシャルを金ではめ込んである、バラ色の大理石で作られた浴室で入浴したり、
またそれだけで1500万フラン(日本円で約15,000円程度だ)もする香り高いニオイスミレを敷き詰めた上に、
温室で育てた桃や葡萄を盛りつけて客をもてなすような、ちょっと小粋な気紛れにふけってみたりもした。
コーラの催す晩餐会、仮面舞踏会、そして宴会は信じられないくらい豪華なモノであった。

彼女は15人以下で食事をすることは滅多になく、彼女の晩餐会を担当したシェフの言葉によると、
一度に半頭分は牛肉を買わなければならないということであった。ある晩のこと、彼女は客たちに、

「今夜はどんなに切りたくても、どうしても切ることのできないお肉をお出ししますわ」

自信たっぷりにそう言うのであった。客たちは夕食が待ち遠しく、料理が来るのを今か今かと待ちわびていた。
出てきた料理を見て、皆はっと息を飲んだ。何とコーラ自身が大きな銀の盆の上に載せられて、
4人の給使によって食卓に運ばれて来たのだ。彼女は目にも鮮やかに少量のパセリをあしらわれて、
一糸まとわぬあられもない全裸姿であった......。

コーラの途方もない贅沢は、男たちをとんでもない方向へと駆り立てるかのようだった。
ある男は大きい箱入りのマロン・グラッセを贈ったが、マロンはその1つ1つが、
全て1,000フラン紙幣で包まれていた。またある男は銀でできた模型の馬を送ったが、
運搬人が2人がかりで運び込まなければならないほどに重く、それを開けてみると、
何と金や宝石が詰め込まれていた。ナポレオン皇子も馬車一台分の珍しい蘭を届けたが、
彼女はそれを床一面に撒き散らしたりするのであった。またアイルランド人の愛人・
ジェームズ・ウェルプリーは全財産を贈与したが、彼女は何と8週間で、それを全て使い果たしてしまったという。

いくらオレが悪魔といえども、一方的にカキコしてばかりというのもなかなかにシンドイんだ。
今旅行先で相方も待っているから、続きは相談者が来てくれてから、っつーことでえーかい?

何せオレにとってもたまの連休だ。ここにへばりついてばかりいるのも寂しいだろ?(笑

けどオレ・・・平日は朝か夕方〜夜くらいしかカキコできやしねぇんだよな (´・ω・`)ショボーン
そういう意味では、オレが今こうしてここにいる機会っていうのは、なかなかないと思うぜ?
40モララエルZ:03/11/22 22:46
>>オーレン・イシイ
きみどのくらい悪魔について知ってるの?
見てるとたいした知識もなく語られても見てる方がツマラナインダヨネ。
ボクはさあ歩く地獄の辞典って呼ばれてるんだよね。
オカルト板一緒に行かない?
41荒らしA:03/11/22 22:55
板が違ってる以前の問題だな・・・
自分のコト悪魔だなんてアヒャ!
笑わせてくれるじゃねーかよ!
ワイに勝てるとでも思っているのかね?
しかしナガナガと、ドコのHPから貼り付けているんだい?
ボクにも教えてほしいでちゅ。
42りき ◆EqdckEfMNY :03/11/22 22:56
>>40
誘っちゃうのかよ!w
43荒らしA:03/11/22 23:10
>>オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw
最後にオレは地の果てまで追いかけてやるよ!
オマエの勝負うけて立ってやるよ!
44りき ◆EqdckEfMNY :03/11/22 23:12
>>43 やめとけやめとけ!
45名無しさん:03/11/22 23:15
>>りき
ここでも三村かよ!!
46荒らしA:03/11/22 23:17
>>44
オレはな>>30で挑発されたんだぞ!
荒らしに挑発=氏だぞ!
47りき ◆EqdckEfMNY :03/11/22 23:18
>>45 おまいもだよっ!w
48オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/22 23:44

宿泊先のホテルに帰って来たんだが・・・相変わらず相談はないんだな。
ちょうど1年前、オレがこのスレに相談スレを構えたときには、それはそれは繁盛したモノなのだがな。
ちょっとこの板から目を放したスキに、住人の平均年齢とレヴェルは下がっちまったようだな。

全くもって悲しいことだ。

>>40

ハァ!?だぜ。

いいか、悪魔というのはオレ自身のことで、オレの専門は「悪女」だと書いていなかったか?
別にここはオカ板じゃねーんだから、延々と悪魔談義なぞ続けたってしゃあないんだ、わかるか?

ハッキリ言ってオレは、このスレを知的レベルの高い上品な女性をターゲットにしてやっている。
だから地獄の辞典クン、キミはスレ違いだ。しかもボクはねーだろボクは・・・(;´Д`)

けどオカ板で面白いスレがあったら、後でコソ-リ教えておいてくれないか。
いいか「コソ-リと」だぞ、忘れないでくれ。

>>48訂正

間違ってしまった・・・(´・ω・`)

(誤)「オレがこのスレに相談スレを構えたときには、」
⇒(正)「オレがこの板に相談スレを構えたときには、」
50オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/22 23:48

>>41
>>43

今度は「ワイ」ですか・・・いったい貴様はどこの出身なんだ?
ハッキリ田舎者であることを、ここに白状しておいた方が身のためだぞ。後からここで恥かかされたからといって、
オレを怨んだところで困っちまうからな、繰り返すけどオレは正真正銘・悪魔な訳だから。

>しかしナガナガと、ドコのHPから貼り付けているんだい?

これだから無知な人間というのは困る。結論から言うと、こんなのどこのHPにも載っちゃいない。
全てオレが責任持って書き上げたコンテンツだぜ?嘘だと思ったら一晩かけてぐぐってみな。
同じコンテンツなんか、どこ探したってある訳がない。ありえないw

いいか、オレ様の知識とスキルというのは、貴様のチンケなオツムでは想像もつかない、
それこそ「底なし地獄」のようなモノなのだから、そろそろ舐めた口利くのは勘弁してくれよな。

貴様は所詮はただの人間、そしてオレ様は悪魔だ。よく覚えておくことだな。

>オマエの勝負うけて立ってやるよ!

勝負になんかなる訳ねーだろ、このクソヴォケが。貴様オレの何に勝てる? ( -д-) 、ペッ
年齢、2ch暦、そして収入&ルックス&知性・・・全てにおいてオレの圧勝以外の結果はないと思え。
51名無しさん:03/11/23 00:08
,-----------------------------------------------、
|   荒らしは放置で                     |
|                おながいします        |
`ー---y------y-----y------y------y------y-------´
   ,、_,、   ,、_,、   ,、_,、   ,、_,、   ,、_,、   ,、_,、
  (・v・○ (・v・○ (・v・○ (・v・○ (・v・○ (・v・○
   ○ r'   ○ r'  ○ r'  ○ r'  ○ r'  ○ r'
   vー'    vー'   vー'   vー'    vー'    vー'




>>51

了解・・・ただしそれは、相談者が来てくれたらの話だ。
オレにも悪魔としての、メンツと使命ってモノがあるんだ。

でなきゃ優しくも超・好戦的なオレのこと、ちょっとは子荒らしクンのことを、
構ってあげたくなるというモノだ・・・。
53名無しさん:03/11/23 00:12
>>50
最強のヒキコモリキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
54名無しさん:03/11/23 00:18
--------●○●別れさせ屋●復讐代行業務●○●----------

●騙された・裏切られた・弄ばれた・逃げられた・捨てられた・
相手に誠意が無い・異性問題・家庭内暴力・不倫疑惑解明・人間関係・金銭トラブル★
●  http://top-page.jp/system/bbssystem/bbs.cgi?panel=detail&NO=0069&user=nandemo【ファイルにコピーして開いて下さい】
別離工作・情報収集・トラブル対策・ボディガ―ド・等々!
●真剣にお悩みの方、安心してご相談下さい。解決へ導きます★
□■各種データ・電話番号調査・住民票・戸籍謄本など調査■□
ジャンプしない場合にはファイルにURLをコピーして開いて下さい★☆★
●別れさせ屋・特殊工作・調査全般
●復讐代行・人生相談・駆け込み寺
--------------------------
◆呪屋本舗◆
●怨念波動・怨念呪殺術代行!!!
●憎き相手を奈落の底へ!!!

-------------------------------------------



55荒らしA:03/11/23 00:21
>>52
あらあら怖気づいて逃げちゃった(笑
56荒らしR:03/11/23 00:23
にげろーにげろー
57名無しさん:03/11/23 00:27
>>55
というかアイツはながながと読みもしないカキコしすぎだと思われ!?
今日は休みだから、小学生がうるさいよ。
コイツ超がつくほどナルシスト!
リアルだと醜いんだろうけどな(笑
58荒らしR:03/11/23 00:33
まさに悪魔顔!
59おやじ:03/11/23 00:34
おやじもねー色んな女にあってきたけどねー、頭のいい人っていうか
一緒にバカやってくれる人が好きだなーおやじは。
悪女怖いなー。でも魅力的なんだろねー
60荒らしA:03/11/23 00:35
>>57
ホントダ!
きっと自分をリアルで表現できないから2chなんかでスレ立てて、顔が見えない相手に
一人さびしく八つ当たりかアヒャ!
61名無しさん:03/11/23 00:36
オヤジキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
62荒らしR:03/11/23 00:36
まさにインキュバス、サキュバス
63名無しさん:03/11/23 00:38
>>おやじ
ある意味怖いぞ!

しかし、もうアイツ寝たのか?
64おやじ:03/11/23 00:39
だからよ、
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
大好きなわけよ。
65荒らしR:03/11/23 00:40
おやじキター━(゚Д゚)━
66荒らしA:03/11/23 00:40
>>59
ワイは1回だけひっかかったコトあるぞ!
>>63
だから、もうおねんねしたんでちゅよ!
67名無しさん:03/11/23 00:41
>>65
微妙にズレてると思われ!
68名無しさん:03/11/23 00:45
さっきスレ読んできたら激しくワラタ。
自分のコト悪魔って・・・・
薬やってそうでコワイよ。
69モラフェゴール:03/11/23 00:47
悪魔ただいま参上!
70名無しさん:03/11/23 00:47
>>おやじ
前オヤジの屋台があったときに来た発泡酒に似ているのは気のせい?
71名無しさん:03/11/23 00:49
悪魔キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
72おやじ:03/11/23 00:50
悪魔もいいんだけどさ。悪魔とか悪女とかって
なんか一緒にいても腹のさぐりあいで愛がない
んだろうな。寂しいね、それは。
やっぱり友愛でも恋愛でも愛がないとな。
おやじ言ってて赤面
73荒らしR:03/11/23 00:51
悪魔がきちゃったよ!
74おやじ:03/11/23 00:52
>>70
発泡酒も結局おやじと会わなかったな。
屋台終わってきちんと挨拶できてない奴らがいっぱいいるよ。
みんな元気かな・・・
75荒らしA:03/11/23 00:56
>>オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw
アレアレ、オマエの勝負うけて立ってやるよとか粋がってるわりには反応がないな。
みんなが居なくなった頃来て文句連発か!アヒャ
しょせん負け犬か・・・・
相手にならんな!
76モラフェゴール:03/11/23 00:57
おまえら激しく氏ね!
77名無しさん:03/11/23 00:57
>>おやじ
三村スレとか失恋きっちゃ行ってみるとか!?
78オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/23 00:58

ここは空気雑コテの雑談スレじゃねーぞ。出て失せろや。
79名無しさん:03/11/23 00:58
,-----------------------------------------------、
|   荒らしは放置で                     |
|                おながいします        |
`ー---y------y-----y------y------y------y-------´
   ,、_,、   ,、_,、   ,、_,、   ,、_,、   ,、_,、   ,、_,、
  (・v・○ (・v・○ (・v・○ (・v・○ (・v・○ (・v・○
   ○ r'   ○ r'  ○ r'  ○ r'  ○ r'  ○ r'
   vー'    vー'   vー'   vー'    vー'    vー'

80名無しさん:03/11/23 01:00
オーレン・イシイキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
81荒らしA:03/11/23 01:01
>>オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw
居たんだ(笑
怖気づいて逃げたかと思ったよ!
82おやじ:03/11/23 01:02
悪魔関係の所のくればあいつがいるかもとも
おもったがそうでもなかったな。
83名無しさん:03/11/23 01:03
>>78
んなこと言ったってクソスレを楽しくしてやってるんだからいいじゃん!?
84名無しさん:03/11/23 01:04
>>82
誰だよ!?

実は今夜は激しく眠いのだ・・・
できればあまり、延々とカキコしたくはないのだが。

>>82

あいつって誰だ!?
86荒らしR:03/11/23 01:06
楽しけりゃそれでよし!
87おやじ:03/11/23 01:06
>>77
ありがとな。のぞくよ。
>>1
二股女は悪女じゃないよな。やっぱり。
まあ別れた女の事を悪なんて言いたくないけどな。

みんな平和にな。
88荒らしA:03/11/23 01:07
>>オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw
じゃあ早くうせろよ♪
89名無しさん:03/11/23 01:09
>>85
ねむいんだったら寝ろよ(汗
>>87
いろんな意味で怖いぞ。
90名無しさん:03/11/23 01:11
>>85
悪魔でも眠いんだ?
普通夜とか活動するんじゃあないの?
91荒らしR:03/11/23 01:14
オーレンかえれーかえれー
92オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/23 01:18

どうやらクスリも切れかかって来たし、ナルシシズムに酔いしれるのも限界のようだから、
今夜のひと仕事はチャキチャキと済ませて置こうか。

悪魔は時間単価が高いからな、オマエら平民供よりずっとな ( -д-) 、ペッ
93荒らしA:03/11/23 01:22

          //_____
      /| /:::::::::::::::::::::::::∠_____
      /::|/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
     /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
    |/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
    |:::::::::::::::::::/ ̄ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
    |/ヽ:::::/      |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
    |   V       |:::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   ノ   l  ___ <, ---、::::::::::::::::::::| 戦闘能力たったの0・・・
   ヾ=。'l`| cロ ュ   T   : 日|:::::::::::::::::::| ふん。ただの≫1か。
  ∠,「 ラ ヽ__√ ̄| : 日|:::::::::::::::<
  /::::|く、  _,、     `ー、‐'::::::::::::::::::::|
∠-::::::::l、  ̄       //   \:::::::::::::::::::|
 /__ ,\    //     `ー--二\________
 / / / / ヽ-‐ /   __      // |  |  |
 | |  | l、  ̄ー' ̄ ̄ ̄____//  |  |  |
 | |, ‐ゝ- 二二二二二--――――<\  |  |  |
 | /::::::::::::::::::| |::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::\\|  |  |



94名無しさん:03/11/23 01:23
>>92
やはり厨房だったか・・・・
95名無しさん:03/11/23 01:24
>>92
オマエガナー!
96荒らしR:03/11/23 01:25
しょせん、したっぱの悪魔なんだろ
97名無しさん:03/11/23 01:26
>>1
  Λ_Λ  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 (    )< うざかったら無視すればいいだろ
 ( O   )  \_________
 │ │ │
 (__ (__)

  ∧_∧
 ( ´∀`)彡 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ( O   )  < お前がいつも家や学校でされてる様にな
 ││ │   \________
 (__(__)

98EDLIS:03/11/23 01:27
>>96
きっと使い魔にも勝てないようなひ弱な悪魔とみた!
99名無しさん:03/11/23 01:32
>>92
失恋以前に女の一人もできねーよ!
オマエ、リアルだといじめ受けてるだろ!?
100荒らしR:03/11/23 01:33
さしずめスペクターだな
101EDLIS:03/11/23 01:35
>>100
死霊かよ
オレはインプ以下かと思われ
102名無しさん:03/11/23 01:35
★★コピペ推奨★★

あなたが期待する選手は誰?
現在トニーが独走状態です。
カンフーマスタートニー・バレントを10,000票にしよう。

http://www.so-net.ne.jp/feg/vote/index.html
103名無しさん:03/11/23 01:36
>>102
はぁ?
104荒らしA:03/11/23 01:38
今日はオレの勝利だな明日はリアルの友荒らしBを再び誘って戦いに備えなくては・・・
ではみなさん存分に荒らしまくって下され!!
おやすみ
105荒らしR:03/11/23 01:41
オレも寝るー
106EDLIS:03/11/23 01:43
>>105
おやすみ!
オレも寝るわ!
おやすみ
107名無しさん:03/11/23 01:46
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::: : : : : : : ...
:::::::::::::::::::::::::::::::: : :: :: : ::: : :              ヽ   i
::::::::::::::::::::::: : : : ::                ヽ マジデ〜?
:::::::::::::::::: : : :              \ ヽ
:::::: ::: : : :                      ∧_∧
::::: : : :: : ∧_∧           \   ∧_∧*‘∀‘)∧
: : : : :   (´Д` )←>>1         ( ^∀^)   )(^ワ
___ l⌒i⌒⊂)___     ヽ   (     ) |   | ∩
    / ⌒'⌒    /       \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ̄ ̄
__/_____/||         ||\_____\_
_|||_____||/||        ||\||_____|||_
  |||   し し   .||  ||        ||  ||          |||
  |||          ||              ||      ∧_▲
                            (  ´∀`)/
                            (     (

108オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/23 10:58

>>38続き)

コーラ・パールはもともと贅沢な家に生まれたわけではなく、
名前もコーラ・パールではなかった。本名はエライザ・エマ・クラウチといい、
プリマスの音楽教師・フレデリック・クラウチの娘であった。
彼女の生まれた1835年、父フレデリックは「キャスリン・ボマーニン」というバラードを書き、
それを売った収益でコーラは教育を受けたのだという。

ブローニュの女子修道院学校にいた数年間に、コーラはフランス流の生活様式が大好きになった。
ロンドンにいる叔母と暮らすためにイギリスに帰ってきた頃には、彼女は魅力あふれる女性に成長しており、
自分が男性から「もてる」存在であることもハッキリ自覚していた。

そうなると、コーラは自分に期待されている、堅実で生真面目な生活にはウンザリし出して、
女優になることを志し、コッソリと劇場通いを始めた。
そんなある日、コーラ好みのルックスをした見知らぬ男性が言い寄ってきた。なんでも本人が言うには、
自分はダイヤモンド商人なのだという。コーラはいかにも純真そうな振りをして食事の誘いを受け、
その後誘われるがままにホテルに連れ込まれたようだ。

そこで男性がベッドの脇に置いてあった5ポンドを手にしたコーラはそのまま家出し、
コペントガーデンの近くに部屋を借り、そこに住むようになる。

ロバート・ビグネルという名の劇場のスカウトマンが、悪名高い歓楽の場・アーガイル館での
歌と踊りをやらせてやると彼女を雇った。歌も踊りも才能があったとは言い難かったコーラは、
そのままロバートの情婦になったのだろうといわれている。なぜなら、ロバートがコーラをパリへと
連れていったときに、ふたりはあたかも夫婦のようにフランスへ旅立ったからだ。
しかしフランスへ着いた途端に、コーラはロバートを追い払った。

コーラはここで、自分の考えた計画を実行に移すことになる。

まず彼女は名前を、エライザ・エマ・クラウチからコーラ・パールに変えた。
そして歌手を募集していた小さなカフェに出入りし始めた。コーラのルックスだけで客を取れると
判断したなマネージャーは彼女を雇った。コーラは取り立てて美人という訳でもなかったが、
まずまずの容貌とつやつやと美しい肌の色、また人目を惹きつけて離さない「何か」を、
彼女は確実に持ち合わせていた。

初めのうちコーラはみすぼらしい下宿住まいをしなければならず、また彼女の愛人の中にも、
彼女の野望を叶えてくれる存在はなかった。しかし愛人の金回りがよくなると、彼女は愛人の金を
根こそぎ奪い取って、ワースのドレスやカルチェの宝石を買った。

「成功している見えれば、半ば成功したも同然」

コーラはそう信じて疑わなかった。そしてまもなくその信念の通りになり始めたのだった。

コーラの最初の有力な愛人となったのはリボリ伯爵だった。
彼はコーラに素晴らしい服や宝石を買い与えたばかりでなく、彼女を快適な家に移らせて、
召使の給料をはじめ彼女の莫大な食費、ギャンブルの借金までも支払った。
やがてコーラはギャンブルに完全に取り憑かれ、またたくまに大金をすってしまった。
リボリ伯爵に贅沢三昧させてもらっている最中に、コーラは17歳のアシール・ムーラ皇子にも
好意を示していた。アシール皇子もすっかり彼女の言いなりだった。
皇子はコーラにとって初めての馬を与えたが、彼女はこの馬が大変気に入っていたので、
黄色いお仕着せを着たイギリス人馬丁に世話をさせる豪華な厩舎を手に入れるまでは、
どうしても満足ができなかった。

1892年からコーラ・パールは、フランス第二帝政の華やかで優雅なパリの生活に先鞭をつけた。
そして、自分がやり始めたことを愛人の「金の鎖」と呼んだ。リボリ公とムーラ皇子の後彼女は、
オランダ王国の王位継承者オラニェ王子、フランス皇帝の異母兄のモニー公、
皇帝の従弟のナポレオン皇子を次々と「金の鎖」とやらに加えていった。要するに彼らは皆財産を、
まるごと彼女に費やしたという訳だ。

コーラのライバルたちは、皆一応に彼女をひどく妬んでいた。彼女はひどく下品で、
言うほどの美貌でもないと断言する者もいたが、コーラはそれに対して言い返した。

「自分はパリで一番美しいご婦人の夫たちを誘惑する位、全然どうってことないことなのだから、
それがどうだっていうの?」

コーラは内側が黄色のサテン張りで、
カフェオーレ色の馬に引かせたスカイブルーの四輪馬車に乗ってよく外出した。
時にはそれに合うように自分の髪を黄色や青に染めた。
また、彼女は銀や真珠色のパウダーを使い、また夏には屋外で肌を焼いたが、こんなことは当時、
青白い顔でパラソルを差していたイギリス女性たちには、とても考えつかないような思いつきだったのだ。
コーラがよく使う化粧品やクリーム、パウダーなど全部ロンドンから送られて来たオーダーメイドだった。
そして何といってもコーラが最高だと信じていた美容法というのは、毎日冷たい水で全身をくまなく
スポンジを使って洗うことだった。

続きは夜にでもしようか。

引き続き相談者募集中だから、オレはそっちを優先したけけどな ( ̄ー ̄)ニヤリッ
115名無しさん:03/11/23 11:36
>>114
相当暇人か?
116オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/23 11:40

>>115

ネラーは皆暇人だ。それ位は常識だろう?
だいたいこまめにここに目を通しているオマエこそが、オレから見たら相当暇人だ。違うか?
117名無しさんA:03/11/23 11:40
>>115
一人精神世界クンは放置で一人で語らせておけば良いんだよ。
118名無しさん:03/11/23 11:41
>>116
じゃあ、ageんなよ!
邪魔でも見ちまうんだよ!

>>117

そうだその通りだ。
勝手に一人で語らせていてもらえれば、実にありがたいことだな。

>>118

わかった。今からsageで書かせてもらうから、心配スンナ。
120名無しさん:03/11/23 11:47
上の名無しとは関係ないけどさ、このスレ失恋板なのにあんまり関係なくない?
それに相談しに着てる住人見かけないんだけど?
121名無しさん:03/11/23 11:55
>>120
それはオレも同意だよ。
何でやろ?
122名無しさん:03/11/23 12:23
age( ´,_ゝ`)プッ
123名無しさん:03/11/23 12:26
>>122
クソスレageんなよ!
124たけち :03/11/23 13:10
>>オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw
★★復縁に成功した人、頑張っている人のスレ★★ってスレの管理人なんだけど
お前のと比べられるのは、かなり頭くるんだけどよ。
女もできそうにない奴と一緒にされるのは嫌だからさあ。
削除してきてよ。
125オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/23 17:09

>>120

これだから知的レヴェルが低くて、
単純思考の人間の言うことにレスするのは面倒なんだよな。

オマエ>>1を、本当によく読んだのか?ヲイ

理解できなかったのならもう一回だけ説明してやる。

このスレは、
「失恋に苦しみ、これから立ち直って生まれ変わろうとしている女性たちのために、
世界の古今東西の悪女たちの生き様を知ってもらい、生まれ変わった自分のために役立てもらいたい」、
オレはそうハッキリ主旨述べてんじゃねーか。オマエ読解力ないの?

それともこのスレが位置している高水準が、あまりにもキミには眩しく映ったのかな?
まぁ羨ましい気持ちはわかるが、妬んでばっかりはミットモナイぜ。悔しかったらオマエも自分でスレやんな。
126オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/23 17:10

>>124

>★★復縁に成功した人、頑張っている人のスレ★★

どうせオマエ自身ポッと出の馬の骨で、
このスレだって今までオレが散々見てきた退屈なシロモノだろ?

可哀想だから一応目くらい通しておいてやるけどな。

言っておくがオレは今から1年前に、誰の手も借りずに1人で、
この板で自分の相談スレを繁盛させたんだぜ?

わかったならば聞いたような、生意気な口慎めよ。オマエせいぜいデビューしてきたのつい最近だろ?
身の程知っとけよ。悪魔相手に、あまりにも図が高いぜ(ゲラゲラ

>お前のと比べられるのは、かなり頭くるんだけどよ。
>女もできそうにない奴と一緒にされるのは嫌だからさあ。
>削除してきてよ。

バッカじゃねーの?(pu オレ様の方が頭にきているよ。
オマエごときの雑魚と比較されるなんて、オレ様の対して高くもないプライドも、大いに傷がついたってモンだ。
まぁ、お子様相手に本気で怒ってもしかたねーから、特別に許してやるけど。

ま、悪魔相手にイチャモンつけてきた、その勇気だけは一応買っといてやる。

あと言っておくがな、オレ確実にオマエよりモテル香具師だぜ、リアでもネットでも。
積み重ねてきた歴史がオマエなんかとは比較にならないんだ。オマエ少しは自分の身の程知っておけってんだよ。

あとな、削除依頼なんて絶対に出さねからな。仮に誰かが削除依頼出したからって、
オレはまた新しくスレ立て直すから心配御無用だ。安心して大人しくここROMっておけや、ボクちゃん(w

しかし何だな、ちょっぴり素で言わせてもらうと、
1年くらい前に比べたらこの板雰囲気若干変化したよな・・・(;´Д`)

ひょっとして純情恋愛板あたりから、DQNが多数移住してきたと分析してみたが、どうだろう?

けどいいや、オレ様から見たら皆可愛い子供たちだ。こうなったらまとめて面倒見たって (・∀・)イイ!、ぞ。
128名無しさん:03/11/23 17:36
悪魔ちゃんたけちに人生踏みにじられたよ(泣
助けて〜よ〜
129名無しさん:03/11/23 17:38
いや〜ん
130名無しさん:03/11/23 17:42
1ヵ月前に半年間同棲していた彼と別れました。
ワンルームでの同棲だったので息が詰まりそうになって別れました。
でも1ヵ月経っても彼の事が忘れられません。
愛してた事に今更気付きました。
でも一緒に暮らしていて嫌な部分も在ったので別れました。
まだ未練はあるけど、キッパリと忘れてしまった方がいいのかな?
131名無しさん:03/11/23 17:43
>>130
マジ相談バカキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
132名無しさん:03/11/23 17:45
>>130
お前恥ずかしく無い?
こんな人を馬鹿にしてるスレ見て相談しに来て・・・・
133名無しさん:03/11/23 17:57
>>127
純情恋愛板あたりから、DQNが多数移住してきたと分析してみたが、どうだろう?
お前が流れ者だよ!
カエレよ!
134名無しさん:03/11/23 18:00
>>130
オマエさあオーレンだろ?
135オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/23 18:08

>>128

>悪魔ちゃんたけちに人生踏みにじられたよ(泣
>助けて〜よ〜

そうか・・・同情してあげるべきかもな。
しかしだな、今度はオマエが相手の人生を踏みにじり返す番だ。
報復、復讐だよ。それくらいの事をやり返す権利はオマエにだってある。

もちろん実際にそんなことする必要はないが、他ならぬオマエ自身のことだぜ?
いつでもやり返すくらいの心構えは持っいてもらいたいモノだな。

ただし、過度の復讐心は身の破滅にも結びつくから、いつまでも引きずるな。
気が済んだら、新しい人生を踏み出すことだ。
136オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/23 18:08

>>130

>1ヵ月前に半年間同棲していた彼と別れました。
>ワンルームでの同棲だったので息が詰まりそうになって別れました。
>でも1ヵ月経っても彼の事が忘れられません。
>愛してた事に今更気付きました。
>でも一緒に暮らしていて嫌な部分も在ったので別れました。
>まだ未練はあるけど、キッパリと忘れてしまった方がいいのかな?

まず一つ聞きたいのは、「ワンルームでの生活に対して息が詰まりそうになった」のか、
それとも「彼に対して息が詰まりそうになった」のか、一体そのどちらが貴女の本当の気持ちなのかってことだな。

一緒に暮らしてきて嫌なところばかりが目についたのであれば、これは本当に彼を愛していることにならないだろう。
本当の愛情というのは、相手の嫌なこともひっくるめて受け入れられる、その気持ちだろう。
きっと未練というのは、その頃の甘い思い出に対する未練に違いない。

どうしても彼の嫌な部分が忘れられないのであれば、新しい男性を探してみなさい。
そして一緒に暮らしてみて、相手の嫌な部分が目につかないかどうか、それを確認してみることだ。

貴女に自分の恋愛感情に責任がもてるのならば、今度は上手くいくはずだ。
いっておきますがその時には、多少の彼の嫌な部分には目をつむるようにしてもらいたいモノだ。
この世に全て貴女の思い通りになる完璧な男性なんて、どこにも存在しないから。それはよくよく覚えておいてください。
137オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/23 18:09

>>132
>お前恥ずかしく無い?
>こんな人を馬鹿にしてるスレ見て相談しに来て・・・・

おいおい、オレは悪魔ネタかました覚えはあるが、そこまで人を馬鹿にしているように見えるか?
だったらオレにも、少しは考える余地もあるだろうが、少しオマエも空気嫁よ。

少しくらい毛並みが違うこんなスレくらいあったってバチあたらんだろうが。
どうしても気に入らないなら、ROMんのもカキコすんのも止めておくことだな。
138名無しさん:03/11/23 18:15
>>135
そうだよね・・・
まずどんなコトをして復讐すればええの?
139名無しさん:03/11/23 18:22
>>オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw
お前もな!
140オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/23 18:24

>>138

オマエサンが男性か女性かはオレは知らないが、
女性だったら相手の顔面に一発平手打ち(それでも気が済まないのならば、顔面パンチでもいいぞw)、
それくらいだったらオレ全然OKだと思うぞ。

あとその男が別の女と一緒にいるところをわざわざ狙って、
自分との関係を洗いざらいブチマケル(デッチアゲ含む)とかな・・・。

ただしそれ以上はよしておけ。過剰に恨まれることまでやってはいけない。
オマエサン自身がまた傷つく結果になりかねないからな。

オマエサンが男性の場合だが・・・女性に対して「復讐」なんてよろしくないから、
涙を飲んで我慢しなさい。それが男というモノだ(笑

>>113続き)

フランス第二帝政の最後の5年間(1865年〜1870年)は、
コーラにとって目がくらむ程の華やかな年月であった。

コーラはすでに皇帝の従弟で42歳の放蕩者のナポレオン皇子に紹介されていたが、
皇子は信仰心の厚いクロシルデ皇女と結婚していた。彼はコーラが好きになり、
コーラはそれからまもなく、ナポレオン皇子の銀行預金を食い潰し始めた。
皇子は彼女にシャロー通りにある家を一軒買ってやったが、
個人の邸宅としてはパリでこれ以上のモノはないといわれた。
またこの邸宅は、家具を備え付けるだけでも200万フランはしただろうと噂された。

この頃のコーラは、金が全てのモノ、全ての人を支配するかのように振舞い、
自分の望むモノはどんなモノでも手に入れたが、
ナポレオン皇子の方は純粋にコーラを喜ばせたいと望んでいたようである。
コーラは他のどの男性よりも長くナポレオン皇子と関係を持ち、また皇子は常にコーラに忠実だった。
ベッドに金糸で頭文字を飾りつけた黒サテンのシーツを敷き、そこで皇子を楽しませたある夜・・・
コーラはボッサン通りで二軒目の家を買って欲しいと、そしてまた8ヶ月間に7万フラン負けたモンテカルロでの
ギャンブルでの借金を払って欲しいと、皇子にねだって泣きつくのであった。

1897年1月26日、パリの舞台でオッフェンバッハの喜歌劇『天国と地獄』のキューピッド役として
現れた彼女は、大センセーションを巻き起こした。一つには彼女が半裸であり、また一つにははいていた
ブーツのボタンが大きなダイヤモンドで、その靴底も厚いダイヤモンドの塊であったからだった。
彼女の出演の後で匿名のある伯爵は、その靴に5万フラン、コーラ込みであればその倍額で譲り受けたいと、
そう申し出た。

ある日突然何もかもが変わった。1870年7月に普仏戦争が勃発したのだ。
この戦争は短期間ではあったが、フランス第二帝政を転覆させ、
コーラの豪華な生活を支えるために過去10年間にわたって高い代価を払い続けて来た人々は皆、
雲の子を散らすように散らばった。

驚いたことにパリの包囲攻撃の間、コーラは上手いこと難局を切り抜けた。
気ままに生きてきた高級娼婦コーラは、シャロー通りの家を病院に切り替えた。
上質の木綿類を引き裂いて包帯にし、ドレスの上にエプロンをかけて、
16時間も休まずに負傷者の間で働いた。

この戦争で流刑になったナポレオン皇子には心変わりはなかったが、
コーラは彼にとって代わる誰かを必要とした。
コーラに言い寄る者の中に彼女より10歳若いアレクサンドル・デュバルという青年がいた。
彼はコーラ・バールの成熟した魅力にのぼせあがり、自分の愛を証明させて欲しいと懇願した。
彼女は優しく微笑みながら、その申し出を承諾した。
まず、彼なら自分の借金を全部払ってくれるに違いない、
それに間違いなくこれから計画する宴会の支払いも引き受けてくれるだろう......。
デュバルはホテルやレストランのチェーンを持つ財産家の息子であったが、
1年にもわたるコーラの要求は、この若者をすっかり参らせてしまった。
コーラの異常なまでの莫大な支出にこれ以上応じることができずに、
自分の財産も尽きてしまったと彼が打ち明けた途端に、コーラは彼を見捨ててしまった。

ある日彼はコーラの後を追って家へ行き、話し合ってくれるよう頼んだ。
コーラがそっけなく断ると、彼はおもむろにピストルを取り出し、自分に向けて引き金を引いた。
デュバルの身体はコーラの家の正面玄関の階段に投げ出されるように倒れた。
その時コーラ・パールが気にしたらしいことといえば、
社交界がこの事件にどんな反応を見せるかということだけであった。

彼女はデュバルは死んだと思った。その後、彼女のデュバルに対する徹底した薄情な仕打ちや、
思いやりのなさを忘れる者はいなかった。そのときはコーラは気がつかなかったが、
デュバルに対する仕打ちが、結局は彼女を転落させる一因となったのである。
デュバルが弾丸による傷から回復しても、コーラにとって事態が以前と同じという訳には決していかなかった。
ある晩コーラが馬車で劇場に出かけたとき、彼女はののしり声を浴びせられ、背後に迫ってくるパリの群集の怒りを感じた。
若いデュバルに対するコーラのやり口は、フランスの売春婦の世界の中ですら、あまりにも無神経だった。
この事件は実際大騒ぎになってしまったので、コーラは手際よく世界旅行に出かけてしまおうと決心した。

ロンドンの人々は、コーラを快く迎えてはくれなかった。彼女はグローブナホテルの二階のスゥィートを予約して、
前もって1ヶ月分を支払った。しかし、山のようなコーラの手荷物がロビーに運び込まれた途端、支配人は彼女が
悪評高いコーラ・パールであることを悟り、コーラにホテルから出て行くように静かな口調で告げた。
これはコーラにとって、この上なくひどい屈辱であった。
コーラは非常に高い代金を払って、メイフェアで一軒家を借りねばならなかった。
にもかかわらず、彼女は存分にイギリスでの生活を楽しんだ。

彼女はしばらくヨーロッパ ――モンテカルロ、ニース、ミラノを歩き回り、主だったカジノを回って歩き、
うまくいけば賭博台で、少なくなっている銀行預金の額を増やせると思った。
ドイツのバーテンで賭博台につくことを断わられるという新たなる屈辱に遭遇し、コーラは烈火のごとく怒った。
幸いにも、コーラの崇拝者の一人で一部始終を見ていたドイツ皇帝の従弟が、彼女に手を差し伸べて彼女を引き入れた。
コーラはずいぶんと長い間パリを離れていたので、デュバル事件のことは記憶から薄れてしまっているだろうと思い、
パリへ舞い戻った。しばらくは崇拝者たちによる支出で、夕食会や歓迎会を催すことができた。
しかしナポレオン皇子がコーラとの関係を断とうと決心した1874年からは、彼女の人生も崩壊しはじめた。

まず彼女はシャロー通りの家を安値で手放さねばならなかった。
宝石類は賭博の借金返済のため、すっかりなくなっていた。彼女が保持していた持ち物は全て、
彼女が借金しなくても生きていけるよう換金のために競売にかけられた。
彼女はその後約10年間は、自分自身の生活を何とか支えていくことができたが、
それ以降は急速に社会の階段を転がり落ちていった。容貌も醜くなり、崇拝してくれる男たちもいなくなり、
パリの裏通りの安っぽい下宿屋でその一生を閉じた。

1886年7月8日、コーラは癌で死んだ。そのことを報じた新聞は一紙もなく、一番安い棺が注文され、
地元の葬儀屋が生活困窮者として葬るようにと指示を受けていた。葬儀屋がその通りにしようとした矢先、
一目見て貴族だとわかる風貌の男が、不意に尋ねてきた......。

「マダム・コーラ・パールのため最上の葬儀をするのにどれくらいかかるか」

こう言うと男は一束の紙幣を差し出し、「この婦人には最高の葬儀をしてもらわなくては」と言った。
帰ろうときびすを返す直前に、さらに彼は次のようにつけ加えた。

「注意しておくが私の代理の者が来て、
あなたが言われた通りのことをきちんとやっているかを見届けますから」

この人物はついに身許を明かさなかったが、コーラは昔どおりの華やかな装いで、パチニョーレにある墓地に埋葬された。

(コーラ・パール 終了)
145名無しさん:03/11/23 19:56
/
146名無しさん:03/11/24 00:17
全部のレス読みました。
マジレスしますが、文にセンスを感じません。
オリジナルならまだしも、歴史上の話だしな。

>>146

ハハハ、オリジナルに一体どれだけの価値があるっていうんだよ?
いいか、オレの使命は過去に存在した悪女のヒストリーとエッセンスを、
余すことなくここに再現することだぜ。別にオレは、ここで自分の創作活動の結果を披露して、
原稿料もらおうってんじゃないんだ。

何回でも繰り返すが、オレはこれを読んでくれた女性が、
何とか失恋の痛手から立ち直るためのキッカケを掴んでくれればそれでいいんだ。
そのためならオレは、喜んで悪魔にもなるって言ってんだ、文句ある?

それに文にセンスがないって言うが、じゃオマエはどれだけセンスのあるモノ書けるっていうんだ?

他人のことを無責任に非難することなんか、誰にだってできる。
だってテメェ自身は、何一つ責任負わずに、ただただ人のやる事のあら捜ししていればいい訳だからな。

いかにも知ったような口聞く前に、もう少しマシな感想書いとけ。
それとも何か、「センスない」の一言で逃げておきたいか?(笑

ボニー・パーカー

ボニー・パーカーは1メートル50センチあるかないかの身長で腰は小さく、
きれいに爪の手入れの行き届いた手をしていた。好みは高級な服、早い車、そして銃。
自分に一番近い人間を除いては他の人間のことなどてんで気にもかけず、
邪魔になる者がいると殺してしまった......。

アメリカ西部の拳銃使いたちと同様、彼女もまた共犯者クライド・バローとともに、
アメリカの民間伝承の中で大きな位置を占めている。そして西部の名拳銃使い同様、
年月を経るうちに、「ボニー&クライド」はもっともらしく美化されていったという訳だ。

泥棒貴族、ギャング、スト破り等々が至るところに跋扈していたアメリカ経済大不況の時代に、
彼女は笑いながら殺人を続け、南部諸州を暴れまわっていた。クライド・バローとの共犯は、
短い期間ではあったが、血で汚れたモノであった。そして彼女は弾丸の雨の中で命を落としていった。
ボニーは凶悪な男たちを好み、自分と金の間に立ちふさがる者たちには情け容赦をしないチンピラ悪党であった。

彼女は幼年時代、どこにでもいる普通の少女だったようだ。
ボニーが生まれたのは1911年、テキサス州の信仰心の深いバプテスト派の家庭。
働き者のレンガ職人だったという父は、彼女がわずか4歳の時に死んでしまった。
母はボニーを連れてダラスの近くのセメント市へ16歳になった時、
ボニーはロイ・ソーントンという幼なじみと結婚した。が、彼はすぐにボニーの許を去っていった。
――殺人罪で99年の懲役を受けたからだ。

下町のカフェでウェイトレスとして働いていた1930年1月、ボニーはクライド・バローと出会った。
ボニーはちょうど19歳、クライドは21歳であった。クライドは挑発的な赤い唇をした、
金髪で小柄なボニーをすぐ好きになり、彼女も彼のどことなく柔弱そうな容貌と、細い蛇のような目を見て、
この男の品定めをして、「面白いかもしれない」、そう思ったようだ。退屈で落ち着かず、
夫がいなくて寂しかった彼女は、クライド・バローが自分の新しい男だと心に決めた。

クライドにあってまもなくボニーは、この男が生まれてからずっとゴタゴタ続きであり、
実際彼がどうしようもない犯罪者であることを知った。8人の子供を何とかやりくりして養っていた
貧しいテキサスの農夫だったクライドは、10歳にもならないうちに少年教護院の厄介になり、
ケチ臭い泥棒稼業に足を踏み入れた。彼の泥棒癖はちっとも直っていなかった。
二人の関係が落ち着く暇もなく、彼はまた二年間の刑務所暮らしのために連れて行かれ、
ボニーは激怒と苛立ちの淵に置き去りにされた。

彼の服役中、ボニーは彼の許へ拳銃をどうにかコッソリと持ち込んだ。クライドは他の二人の囚人と脱走したが、
数日後に駅で武装強盗をして、また捕まってしまった。このときは14年の刑を科せられたが、
実際服役したのはほんの数ヶ月だった。テキサス州で女性知事が選出された時、クライドは仮釈放された。
そしてその時は誰も、解放されたのがとてつもない悪党であると思わなかったという訳である。

1932年3月にボニーがクライドと再会したとき、彼は松葉杖をついていた。服役中に重労働ができない身体にするために、
クライドは囚人仲間を買収して斧で足の指を二本切り落とさせたのだ。そして悲痛な思いで、もう二度と捕まるまいと誓った。
ボニーはクライドと協力してやっていくことに同意した。

(続く)
150名無しさん:03/11/24 03:13
>何回でも繰り返すが、オレはこれを読んでくれた女性が、
>何とか失恋の痛手から立ち直るためのキッカケを掴んでくれればそれでいいんだ。
ありえないプ
つまらんと感想もなにもないと思うw
せいぜい頑張ってレス埋めれば〜?
151オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/24 03:40

>>150

そう思っているんだったら、
貴重なレスを貴様の駄レスで埋めることは勘弁してくれよ。

だいたい貴様、「つまらん」とか御託並べている割には、ここしっかり読んでいるじゃねーか?

本当につまらんのなら2度と読むな。

実は内心楽しみにしているのなら、ROMだけ特別に許可する。
もう2度と書き込むな。わかったか?ん??
152オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/24 10:08
相談者募集age
153名無しさん:03/11/24 10:19
いやーん
154名無しさん:03/11/24 10:23
また糞スレですか・・・・
155名無しさん:03/11/24 10:27

 ┌─────────┐
 │ 基地外警報!!!  |
 │   基地外警報!! |
 └―――──――――┘
      ヽ(´ー`)ノ
         (  へ)
          く



156オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/24 10:32

>>153

そこまで喜んでもらえると、オレとしてもやり甲斐倍増するな(`∀´)

>>154

また糞DQNですか・・・

>>155

おぅ、宣伝の手伝いありがとうよ!
157名無しさん:03/11/24 10:34
         ,-、            ,.-、
        ./:::::\          /::::::ヽ
       /::::::::::::;ゝ--──-- 、._/::::::::::::::|
       /,.-‐''"´          \:::::::::::|
     /                ヽ、::::|    
    /                   ヽ|    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     l    \                  l  <  ニャンだバカヤロー!
    .|    ●          /     |    \____________
     l  , , ,      /ヽ、_ノ ●     l
    ` 、      (_ノ     |、、      /
      `ー 、__   |___丿     /
         /`'''ー‐‐──‐‐‐┬'''""´
        ./        ___ l __
         l   ./    /  |/ |
         `ー-<    /  ./  ./
           `ー‐--{___/ゝ、,ノ



158オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/24 10:35
         ,-、            ,.-、
        ./:::::\          /::::::ヽ
       /::::::::::::;ゝ--──-- 、._/::::::::::::::|
       /,.-‐''"´          \:::::::::::|
     /                ヽ、::::|    
    /                   ヽ|    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     l    \                  l  <  オレは悪魔だバカヤロー!
    .|    ●          /     |    \____________
     l  , , ,      /ヽ、_ノ ●     l
    ` 、      (_ノ     |、、      /
      `ー 、__   |___丿     /
         /`'''ー‐‐──‐‐‐┬'''""´
        ./        ___ l __
         l   ./    /  |/ |
         `ー-<    /  ./  ./
           `ー‐--{___/ゝ、,ノ
159名無しさん:03/11/24 10:35
>>156
見て見てー
    ∧_∧
  _( ´・ω・`)_
⊂) (ニ 。  。 ) (⊃
  l  }、  ,{ T´
 ノ_/. `っ' l_ゝ
   (__)ω(__)



160名無しさん:03/11/24 10:36
>>158見て見てー
         / ̄ ̄ ̄ ̄\
        (  人____)
         |ミ/  ーω-ω-)
        (6     (_ _) )   
         |/ ∴ ノ  ω ノ   
         \_____ノ
 ______/| ヽ  l ヽ______
(∋     /  v   \|  ヽ      ∈)
  ̄ ̄ ̄ ̄|  /  。  l 。  人 | ̄ ̄ ̄
       / / ヽ ー   - / \\
      / /  |    |   |   \ヽ
     / /   ヽ       |     \
    //    /       |       \
   /     |     つ   \       \ヽ
  /     /    /ωヽ    \       | |
../     /    /   \    \     | |
/   /    /       \   \    .|  |
|   (    く          )   )   |  |
|    \   \       ./   /   |   |
|    \   \____/  /.    |   /
 | _――-\  \   /  /-――___| /
  |/   ⊂⌒__)  (__⌒つ    |/



161オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/24 10:37

>>159

もう少しマシなモン披露しとけや、コラ
162オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/24 10:38

>>160・・・>>161に同じ
163名無しさん:03/11/24 10:40
>>162
見て見てー
    ∧_∧
    ( ´・ω)
    (⊃⌒*⌒⊂)   
     /__ノ''''ヽ__)


164名無しさん:03/11/24 10:44
>>162
排卵
165名無しさん:03/11/24 10:52
荒らしを呼ぶ男
166名無しさん:03/11/24 10:53
>>165
ウケタ
167名無しさん:03/11/24 11:25
おいらはドラマー
やくざなドラマー
168虹狐:03/11/24 11:33
悪女でもなんでもいいから子孫を残させてくれ。
169オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/24 11:47

>>149続き)

ボニーがただ一人だけ心から愛していた母親には、自分はヒューストン百貨店で、
化粧品を実物宣伝する仕事についたと嘘をついていた。
だが実際には、クライドと「バローギャング」を組織し、
何の疑いも持たない一般市民に暴力を振るう計画を立てていた。

4月にはボニーは窃盗容疑の疑いで逮捕されていた。その3ヵ月後には告訴もされすに釈放されたが、
殺戮はすでに始まっていた。テキサス州のヒルズバラの宝石商がたった40ドルのために撃ち殺され、
オクラホマ州のアトカという小さい町の保安官と保安官代理も射殺されていた。
ボニーはクライドらとともに車で移動し、ミシガン、カンサス、ミズーリへと、地獄さながらの旅に出発した。

クライド・バローは銃が大好きだった。ボニーは銃を持ってポーズをとり、写真に映るのが大好きだった。
彼女はどんな銃を使う時でも全くためらうということがなかった。小さい町の銀行、カフェ、
給油所が彼らの主な標的であった。クライドは短気でサドの傾向が強く、人を殺すと愉快になって笑うのだった。

最初のうち彼らはちょっとした成功が続くと立派なホテルに泊まり、格別いいレストランで食事をし、
流行の服を買ったりした。二人とも着るものにはうるさく、一分の隙もない服装をしていた。
ボニーたちは自分たちの服は定期的にその土地の洗濯屋に持っていき、爪の手入れには美容院に出かけた。
ボニーは楽に儲かる生活を好み、さらにもっともっと楽な生活を望んでいた。
しかし2人のやった、一番大きい稼ぎの強盗でも1400ドル程度であり、多数の流血の惨事の割には、
ひと月の合計がたかだか76ドル程度にしかならなかった。

二人の行動はどこでも重大ニュースとなり、彼らは世間に知れ渡るのを大いに楽しんだ。
ボニーは「命知らずのサール」という異名をつけられており、クライドは「テキサスのガラガラヘビ」などと呼ばれた。
しかし悪名が知れ渡ると、ホテルで宿泊することが最早できなくなった。二人は盗んだ車、空き家、ツーリストキャンプで眠り、
サンドイッチやアイスクリームといった食事で飢えをしのぎ、旅を続けた。

給油所で働いてたウィリアム・ダニエル・ジョーンズという男が二人に加わった。
この男はクライドとともに育ち、クライドを英雄として崇拝していた。この男はボニーの愛人になったと伝えられている。
というのは、潜在的にホモの傾向があったクライドは、飽くことのないボニーの性欲を満たしてやることができなかったのだ。
ジョーンズは不足のない助手となった。3人がテキサス州のテンプルで車を盗もうとした時、
ジョーンズは車の持ち主の息子を射殺した。また後に、ダラスで他の銀行強盗のために仕掛けられていた罠に
ボニーとクライドがかかったときも、ジョーンズは保安官代理を撃ち殺した。

略奪と殺戮は止まるところを知らなかった。彼らを邪魔し追跡する者は、皆例外なく撃たれた。
この頃はさらに、二人もの一味が加わっていた。クライドの弟バックと、その妻ブランシュである。
そしてこの2人が加わった頃から、情勢はかなりあやしくなり始めた......。

1933年3月、彼らはミズーリ州のジョプリンでアパートを借りたが、これが間違いのもととなった。
そこは上品な土地柄で、変わったことがあればすぐに人目についた。ある住人が警察に次のように届け出た。
大変人の出入りが激しい部屋があり、その部屋の住人たちがまるで何かを恐れる動物のように走り回っていると、
警察は職務上の取調べのため2台のパトカーを送り込んだが、これがずいぶん激しい撃ち合いになった。
彼らは舗道で死んでいる警官2人と、重傷を負った一人には目もくれずに全員逃走した。

もはやアパートは借りられなくなり、2人は盗んだ車の中で寝なければならなくなった。
つねに現実主義者だったボニーは、ある日、
「私たちが捕まるのもそう遠い日ではないわ。死ぬ前に母さんに会いたい」、そういった。
・・・そして母親との秘密の再会が手配された。

ある日いつものように無謀な運転をしていたクライドは、
テキサス州のウェリントンの近くで峡谷にさしかかっている橋が壊れているという警告の標識を見落とした。
クライドは外に投げ出されたが、ボニーは壊れた車体の下で身動きできなくなった。
車は火を吹いた。もし自分を引き出せないなら撃ってくれるようにボニーはクライドに懇願した。
しかし2人の農夫とそこの雇人がこの事故の一部始終を目撃して駆けつけ、ボニーを救出するのを手伝った。
彼女はひどい火傷を負っており、農夫は医者に電話する間、彼女に自分のところで休むようにと勧めてくれた。
医者という言葉を聞いた途端に彼らが妙にそわそわし始めたので、疑わしく思った農夫は警察に電話したのだ。
クライドは銃で農夫を脅し、農夫の車を奪っていち早く逃走した。

ボニーは錯乱してうわ言をいい、医者の手当てなしでは生きる望みはなかった。
その時ばかりはさすがのクライドも生まれて初めて肝をつぶした。彼は弟バックとその妻に連絡をとり、
アーカンサス州のフォートミス近くのツーリストキャンプで二人用の小屋を予約するよう頼んだ。
クライドはキャンプ中に石油ストーブが爆発して、彼女が怪我をしたのだと周囲の人に言った。
ボニーが病院にいくことを拒んだので、彼女に診てもらうために、
彼らの部屋に医者と看護婦を連れて来なければならなかった。一味はその代金を払うために、
また銀行強盗をし、新任の連邦裁判所執行官を射殺し、いつものように盗んだ車で逃亡した。

・・・さて、誰がオレを止められるかな?

言っておくが、オレは男の言うことは聞かない。女性の優しく、心のこもった説得だけが、オレを止められる。
また夜にここ来てやるよ。
173名無しさん:03/11/24 11:55
>>172
『俺たちに明日はない』だったっけ、ボニー&クライド。
私も大好きな映画です。
いつか私が好きなボニーと一緒に観たいなぁ・・・・・。
174名無しさん:03/11/24 11:56
俺らはドラマー
やくざなドラマー
俺らがおこれば 荒らしを呼ぶぜ
喧嘩代りに ドラムを叩きゃ
恋のうさも ふっとぶぜ
『この野郎、かかって来い!最初はジャブだ……
ホラ右パンチ……おっと左アッパー……
畜生、やりやがったな 倍にして返すぜ、フックだ
ボディだ ボディだ チンだ
ええい面倒だい この辺でノックアウトだ』
俺らはドラマー
浮気なドラマー
俺らがほれたら 荒らしを呼ぶぜ
女抱きよせ ドラムを叩きゃ
金はいらねぇ オンの字さ
『この野郎、かかって来い!最初はジャブだ……
ホラ右パンチ……おっと左アッパー……
畜生、やりやがったな 倍にして返すぜ、フックだ
ボディだ ボディだ チンだ
ええい面倒だい この辺でノックアウトだ』
俺らはドラマー
やくざなドラマー
俺らが叩けば 荒らしを呼ぶぜ
年がら年中 ドラムを叩きゃ
借金取りも 逃げて行く
175173:03/11/24 11:59
ボニーじゃなかった・・・
私の好きなクライドだった・・・(欝)
176名無しさん:03/11/24 12:03
悪魔言ってるくせに何一つ悪魔のコト解ってないよこの人。
悪魔知らないくせに悪魔語るのはやめてくれねーかな!?
177名無しさん:03/11/24 12:23
>>172
リアルで誰も相手してくれないからってさあ2chに来てあーだこーだ言わないでくれない。
178オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/24 12:24

>>173

何なら一緒に観にいこうか?
もう少しここでやりたい放題やりつくしてから、12月あたりにでもここにメアド晒してやるから、
連絡してくれれば(・∀・)イイ!

>>174

いいな、オレもその歌大好きなんだ。
お礼にここで、夜の投稿分を特別に先行カキコしてあげる。

>>176

>>48>>125、100回読んでおけよ、この痴呆厨房めが。
もう2度と来るんじゃねーぞ、ヲイ

>>171続き)

彼らは再び逃亡を続けた。
ボニーを静かに休養させようと、彼ら4人はミズーリ州プレイト市近くのあるツーリストキャンプで小屋を二つとった。
彼らがいつもカーテンを閉めていたことで、他のキャンパーたちが疑いを持つようになった。
警察が群れをなしてやってきたとき、彼らは発砲しながら逃げ出さねばならなかったが、
今度ばかりは無事に逃走することはできなかった。バックは頭部を3箇所撃たれ、
ブランジュは粉々になったガラスの破片で、一時的に目が見えなくなっていた。
ボニーはまだ火傷の苦しみに悶えており、パックは瀕死の重症、ブランシュの目は医者の手術を必要としており、
彼らは悲惨にも窮地に陥っていた。彼らはアイオワ州のデクスターで、川のそばの少し深い森に隠れ、
ボニーはジョーンズを近くのテイクアウトにやり、チキンセットを5人分買ってこさせた。
警察がジョーンズの後を尾行した。すぐに起きた大混乱の中で、ボニーは辛うじて川を渡って逃げ、
クライドとジョーンズも後に続いたが、バックはまた撃たれ、病院に運ばれ死亡した。
彼に付き添っていたブランシュは拘置所に放り込まれ、裁判を待つ身となった。

この後ボニーは、自分たちが捕まるのも時間の問題だと予感して2人でテキサスに戻り、
盗んだ車で眠ってはひそかに家族の者と会ったりした。
クライドに金髪のかつらで女装させることを思いついたのはボニーだった。
警察が捜しているのはひと組の男女であり、二人の金髪女ではないと思ったからだが・・・この策略は上手くいった。
180名無しさん:03/11/24 12:27
>>178
夜になったら来るんじゃあなかったの?
相当暇人だね。
181名無しさん:03/11/24 12:28
甘いね全然!誰がよ?
182名無しさん:03/11/24 12:31
>>178
読むきないし。
ただオマエの口調がムカついたからカキコしただけだ。
183名無しさん:03/11/24 12:32
こんな真っ昼間しかも祝日なのにご苦労だね2ちゃんねる
184名無しさん:03/11/24 12:34
>>179
ジエンして一人でツッコンでいて楽しいか?
185名無しさん:03/11/24 12:39
まず一言誰も見ていないと思うんだが・・・
186名無しさん:03/11/24 12:39
共演
187オーレソ・クサレイシイ:03/11/24 12:43

よぉ、おまいら元気かよ?

これからオレは、古今東西の世界の悪女について、
とことんマターリ語り尽くしていきたいと思っているんだ。

失恋に苦しみ喘ぐ女性たちにとっては、狡猾で逞しくて、
なおかつチャーミングでもある、歴史に残る悪女たちの生き様というのは、
これから立ち直る上で何らかの啓示や指針を与えてくれるモノだと思うんだ。

何せ普通の人には真似できっこないからな、「彼女たちの生き方」っていうのは。

あと・・・オレもここにいる時間帯って不定期なんだけれども、
恋愛&失恋相談にもチャレンジするから、できれば平日夕方〜夜にでもここを訪れて欲しいモノだ。


188名無しさん:03/11/24 12:47
ジエンバカキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
189オーレソ・クサレイシイ:03/11/24 13:56
>>171続き)

彼らは再び逃亡を続けた。
ボニーを静かに休養させようと、彼ら4人はミズーリ州プレイト市近くのあるツーリストキャンプで小屋を二つとった。
彼らがいつもカーテンを閉めていたことで、他のキャンパーたちが疑いを持つようになった。
警察が群れをなしてやってきたとき、彼らは発砲しながら逃げ出さねばならなかったが、
今度ばかりは無事に逃走することはできなかった。バックは頭部を3箇所撃たれ、
ブランジュは粉々になったガラスの破片で、一時的に目が見えなくなっていた。
ボニーはまだ火傷の苦しみに悶えており、パックは瀕死の重症、ブランシュの目は医者の手術を必要としており、
彼らは悲惨にも窮地に陥っていた。彼らはアイオワ州のデクスターで、川のそばの少し深い森に隠れ、
ボニーはジョーンズを近くのテイクアウトにやり、チキンセットを5人分買ってこさせた。
警察がジョーンズの後を尾行した。すぐに起きた大混乱の中で、ボニーは辛うじて川を渡って逃げ、
クライドとジョーンズも後に続いたが、バックはまた撃たれ、病院に運ばれ死亡した。
彼に付き添っていたブランシュは拘置所に放り込まれ、裁判を待つ身となった。

この後ボニーは、自分たちが捕まるのも時間の問題だと予感して2人でテキサスに戻り、
盗んだ車で眠ってはひそかに家族の者と会ったりした。
クライドに金髪のかつらで女装させることを思いついたのはボニーだった。
警察が捜しているのはひと組の男女であり、二人の金髪女ではないと思ったからだが・・・この策略は上手くいった。


190名無しさん:03/11/24 13:59
ばかおんな!
191名無しさん:03/11/24 16:03
私、男にこっぴどくふられて傷心バリバリの女です。
今のところ、これらの悪女に共感できるところは皆無で
>これから立ち直る上で何らかの啓示や指針を与えてくれる
ものは何一つとして無いのですがまだ続けるんですか?
だって↑の悪女たち結局みんないい恋愛していないし
幸せになっていないじゃないですか。
結局1さんは何がしたいんですか?

とマジレスしてみるテスト。
192オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/24 16:38

>>191

>だって↑の悪女たち結局みんないい恋愛していないし
>幸せになっていないじゃないですか。

まず・・・貴女にはまだ「悪女」というのがどういう存在か理解できていないのだと思う。

一般に女性は、誰しもがコケットリー(男性に媚びるための色気のようなモノ)というのを持っている。
例えば、相手の男性を本当は好きなのにそうでない振りをして焦らしてみたり、
意図的に他の男性の存在をちらつかせて相手を嫉妬させてみたりとか・・・
そうやって誰しもが男性の心を弄んだりすることは、女性なら誰でも、少しは身に覚えがある筈。
そしてこういったレヴェルに留まっている世の中の殆どの女性は、
いわゆる「願望的悪女」と呼ばれている部類で、そこからはみ出す女性というのは、
そう簡単にお目にかかることができないし、簡単に「願望的悪女」を超えることもできない。

そして男というのは、誰しも潜在的に悪女への憧れを抱いているモノ。

おしなべて男性というのは、女性を悪女かそうでないか(仮に聖女と便宜上呼ぶとしましょうか)の
二通りにタイプに分類したがるが、現実には女性の中には、この2つの要素が複雑に絡み合った内面を持っている。

で、「願望的悪女」から一線を越えた女性というのは「実在の悪女」になる訳ですが・・・
「実在の悪女」は恋愛よりも野心を最優先させて、決して恋愛でつまずいたりはしない。
そして彼女たちの価値観というのは、地位や名誉や財産を得ることに重点が置かれている。
それこそが「真の悪女」の幸せなのだから、死に際がどうであろうと、やはり彼女たちは幸せだったのは間違いない。

彼女たちの「いい恋愛」というのは自分の野心や欲望の踏み台となるモノで、
逆にそれらが達成されないと、「いい恋愛」などありえないという訳です。
当然ありきたりの恋愛で満足したり傷ついたりすることはない。

もしありふれた恋愛で傷ついて凹んでいる女性が自分を強く立ち直らせたいのなら、
思い切って「悪女」を目指すことで、自分の価値観や生き方を変えてしまうのも一つの方法だよという、
これは「悪女の勧め」ですね。

そのためにここでは、世界中の古今東西の悪女たちがが紹介されているということです。
194名無しさん:03/11/24 16:40
馬鹿男馬鹿偽女大全
195オーレソ・クサレイシイ:03/11/24 17:15
>>191

>だって↑の悪女たち結局みんないい恋愛していないし
>幸せになっていないじゃないですか。

まず・・・貴女にはまだ「悪女」というのがどういう存在か理解できていないのだと思う。

一般に女性は、誰しもがコケットリー(男性に媚びるための色気のようなモノ)というのを持っている。
例えば、相手の男性を本当は好きなのにそうでない振りをして焦らしてみたり、
意図的に他の男性の存在をちらつかせて相手を嫉妬させてみたりとか・・・
そうやって誰しもが男性の心を弄んだりすることは、女性なら誰でも、少しは身に覚えがある筈。
そしてこういったレヴェルに留まっている世の中の殆どの女性は、
いわゆる「願望的悪女」と呼ばれている部類で、そこからはみ出す女性というのは、
そう簡単にお目にかかることができないし、簡単に「願望的悪女」を超えることもできない。

そして男というのは、誰しも潜在的に悪女への憧れを抱いているモノ。

おしなべて男性というのは、女性を悪女かそうでないか(仮に聖女と便宜上呼ぶとしましょうか)の
二通りにタイプに分類したがるが、現実には女性の中には、この2つの要素が複雑に絡み合った内面を持っている。


196オーレソ・クサレイシイ:03/11/24 17:16

で、「願望的悪女」から一線を越えた女性というのは「実在の悪女」になる訳ですが・・・
「実在の悪女」は恋愛よりも野心を最優先させて、決して恋愛でつまずいたりはしない。
そして彼女たちの価値観というのは、地位や名誉や財産を得ることに重点が置かれている。
それこそが「真の悪女」の幸せなのだから、死に際がどうであろうと、やはり彼女たちは幸せだったのは間違いない。

彼女たちの「いい恋愛」というのは自分の野心や欲望の踏み台となるモノで、
逆にそれらが達成されないと、「いい恋愛」などありえないという訳です。
当然ありきたりの恋愛で満足したり傷ついたりすることはない。

もしありふれた恋愛で傷ついて凹んでいる女性が自分を強く立ち直らせたいのなら、
思い切って「悪女」を目指すことで、自分の価値観や生き方を変えてしまうのも一つの方法だよという、
これは「悪女の勧め」ですね。

そのためにここでは、世界中の古今東西の悪女たちがが紹介されているということです。
197名無しさん:03/11/24 17:27
漏れのSEXフレンドは声を全くだしませんが何か?
事後に背中から大きなため息をつきながら小さく丸まっていきますよ。
198うんこ:03/11/24 17:29
               ∧
             (   )
            ( ・∀・)
            (_____)
   _, 、 -― ''"::l:::::::\   ,、.゙,i 、
  /;;;;;;::゙:':、::::::::::::|_:::;、>、_ l|||||゙!:゙、-、_
 丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::/:::::::\゙'' ゙||i l\>::::゙'ー、
. i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::\::::::::::\ .||||i|::::ヽ::::::|:::!
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!:::::::::::::::::::\:::::::::ヽ|||||:::::/::::::::i:::|
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;:::::::::::::::::::::::\:::::゙、|||:::/::::::::::|:::i
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;丿;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::\::V::/:-―-l::::!
;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::゙''レ::::::::::::::::!:::|
;;;;;;;;;;;/ ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::|O::::::::::::::/::::!
;;;;;;;;/    i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;;;;!;;;;;;;;;;;i;;;;;!::::::!
┌─────┐;;;;;;;;;;;;;!;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;|;;;;|;;;;;;;|
│(・∀・)ウンコー..| ;;;;;;;;;;;;;;!;;;;;;;;;;;;;;;;;|O;;;;;;;|;;;;|;;;;;;;;!
├─────┴───────────────────────
│このスレを見たあなたはきっとこううんになるでそう。
└─────────────────────────────


199名無しさん:03/11/24 17:38
      | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
      |  >>1は包茎!!!  |
      |  >>1は童貞!!!  |      
      |  >>1は悪臭!!!  |
      |  >>1は汚物!!!  |
      |  >>1は厨房!!!  |
      |  >>1は下品!!!  |
      |  >>1は糞尿!!!  |
      |  >>1は迷惑!!!  |
      |  >>1は異常!!!  |
      |  >>1は氏ね!!!  |
      |________|
    二二 ∧ ∧ ||
    ≡≡(,, ゚Д゚)⊃キモスギル...
  三三〜(,   /
      | ) )
      ∪


200りき ◆EqdckEfMNY :03/11/24 17:39
おもいきって200げっとぉぉぉお!!!
201名無しさん:03/11/24 17:39
りきキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
202りき ◆EqdckEfMNY :03/11/24 17:40
おれキチャッタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
203名無しさん:03/11/24 17:47
        クソスレ ワッショイ!!
     \\  クソスレ ワッショイ!! //
 +   + \\ クソスレ ワッショイ!!/+
        ∬ ∬    ∬ ∬    ∬ ∬  +
   +     人      人      人     +
         (__)    (__)    (__)
  +    (__)   (__)   (__)     +
.   +   ( __ )  ( __ )  ( __ )  +
      ( ´∀`∩ (´∀`∩) ( ´∀`)
 +  (( (つ   ノ (つ  丿 (つ  つ ))  +
       ヽ  ( ノ  ( ヽノ   ) ) )
       (_)し'  し(_)  (_)_)



204名無しさん:03/11/24 18:19

         キョロキョロ
  ∧_∧ ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
≡(・∀・;≡;・∀・)< どうしよう…こんな所でウンーコがしたくなっちゃったよ…
   (    )     \__________
   人  Y
   し(_)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


        ラッキー
          ∧_∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         (* ・∀・)< と思ったらこんなところに便器があるじゃん♪
         /,   つ  \_____________
        (_(_, )
    ブリブリ 人しし'  ∬ もわ〜
      ∬ (;;:::.:.__.;) ∬   もわ〜
    ∬ (;;:_:.__〃⌒.),,   ママァァァァァァァァ・・・ キモチぃぃぃぃぃっぃイイ!!!!!!!
     (;;;:::.:.. .:;/⌒つ´ д`)つ  ←>>1
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

205名無しさん:03/11/24 22:10
クソスレage!アヒャ
206オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/25 02:06

帰ってきてみると、相も変わらずショボイ煽りと荒らしのオンパレードかよ。
つーかさ、貴様らのやってることってガキの悪戯以外の何者でもないよなぁ。

もう少し気の利いたカキコはできねぇのか?

全く親や学校から何教わって来たんだか・・・オレは空しいよ。
207オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/25 02:28

>>179より)

1934年の始め、やけどから回復したボニーは刑務所破りを計画し、自分で逃走用の車を運転した。
彼らはレイ・ハミルトンという男を逃がし、看守を射殺し、さらに4人の囚人を逃亡させた。
数週間後、ダラス近くのグレイプバインで2人のハイウェイ・パトロール警官を機関銃で射殺した。

以後彼らは猫のように神経質になり、最早後戻りのできないところまで来ていることを知った。
彼らはそれまでに情け容赦のないやり口で、少なくとも18人は殺してきた。テキサス、オクラホマ、
アーカンサス、カンサス・・・これらの主の警察は断固としてボニーとクライドに止めを刺そうとしていた。

1934年5月23日の朝、テキサス騎馬警官・フランク・ハマーは、クライドの友人だという者から
秘密情報を入手していた。6人の私服警官がルイジアナ州ギブズランドを出たところの道端の藪で待ち伏せていた。
9時を少しまわったころ、フォードV8セダンが白くホコリっぽい道路から現れた。
車が近づくにつれて、笑いながらサンドイッチをほおばっているボニーの姿が見えてきた。
突然カタカタと銃の鳴る音がして、2人は血の海の中で大の字になって倒れた。

2人の死体は埋葬のためにダラスの家に運ばれたが、あまりに多くの人だかりで、
家族の者さえ墓地に近づくことができないほどだった。人々は献花をもぎ取り、家へ土産に持って帰った。
ボニーは自分の墓碑銘を書き残していた。

いつの日か、二人ともに倒れ、
肩を並べて眠るだろう
少なき者には嘆きとなろう。
警察には安堵となろう。
だが、ボニーとクライドには
すべての終わりとなる。

(ボニー・パーカー 終)
208オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/25 07:24

恋に破れて傷心している最中の女性たちにとって、
再起のきっかけになるよう描いてきた世界の悪女像ですが、
皆さんはどう感じてこられたでしょうか?

ここからは暫く歴史上の悪女の話を休止して、
皆さんの身近なところで出くわした悪女の話を募集してみたいと思います。

魔性の女でさんざん男を振り回して捨てるのだけれども、
捨てられた後もその魅力をしみじみ思い知らされるような、そんな女性・・・。

そんな話が出てくるといいですね。
209名無しさん:03/11/25 08:21
オマエがいちいち反応するから荒らし達が来るんだよ!その荒らしが他のスレに来て迷惑かけてるんだから、マジでやめてくれない?回りはいい迷惑なんだよ!

>>209

そうか・・・それはすまなかったな。
何せ根っからの戦闘好きなモンでな。

周囲の影響も考慮して、しばらくは大人しくしておくわ。
211ta:03/11/25 08:33
(・∀・)りきっていろんなところに出没するんだね!
212オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/25 12:16

このスレでは、随時相談の方も受け付けているから、
別に冷やかし半分でも構わない、回答が夜でよければ、遠慮なくここを訪れてくれ (`∀´)
213名無しさん:03/11/25 15:06
カナリイイナア
214名無しさん:03/11/25 17:31

>>179より)

1934年の始め、やけどから回復したボニーは刑務所破りを計画し、自分で逃走用の車を運転した。
彼らはレイ・ハミルトンという男を逃がし、看守を射殺し、さらに4人の囚人を逃亡させた。
数週間後、ダラス近くのグレイプバインで2人のハイウェイ・パトロール警官を機関銃で射殺した。

以後彼らは猫のように神経質になり、最早後戻りのできないところまで来ていることを知った。
彼らはそれまでに情け容赦のないやり口で、少なくとも18人は殺してきた。テキサス、オクラホマ、
アーカンサス、カンサス・・・これらの主の警察は断固としてボニーとクライドに止めを刺そうとしていた。

1934年5月23日の朝、テキサス騎馬警官・フランク・ハマーは、クライドの友人だという者から
秘密情報を入手していた。6人の私服警官がルイジアナ州ギブズランドを出たところの道端の藪で待ち伏せていた。
9時を少しまわったころ、フォードV8セダンが白くホコリっぽい道路から現れた。
車が近づくにつれて、笑いながらサンドイッチをほおばっているボニーの姿が見えてきた。
突然カタカタと銃の鳴る音がして、2人は血の海の中で大の字になって倒れた。

2人の死体は埋葬のためにダラスの家に運ばれたが、あまりに多くの人だかりで、
家族の者さえ墓地に近づくことができないほどだった。人々は献花をもぎ取り、家へ土産に持って帰った。
ボニーは自分の墓碑銘を書き残していた。

いつの日か、二人ともに倒れ、
肩を並べて眠るだろう
少なき者には嘆きとなろう。
警察には安堵となろう。
だが、ボニーとクライドには
すべての終わりとなる。

(ボニー・パーカー 終)
215名無しさん:03/11/25 17:32

恋に破れて傷心している最中の女性たちにとって、
再起のきっかけになるよう描いてきた世界の悪女像ですが、
皆さんはどう感じてこられたでしょうか?

ここからは暫く歴史上の悪女の話を休止して、
皆さんの身近なところで出くわした悪女の話を募集してみたいと思います。

魔性の女でさんざん男を振り回して捨てるのだけれども、
捨てられた後もその魅力をしみじみ思い知らされるような、そんな女性・・・。

そんな話が出てくるといいですね。


216名無しさんA:03/11/25 17:35

このスレでは、荒らし相談の方も受け付けているから、
荒らし、煽り、遠慮なくここを訪れてくれ (`∀´)


217オーレソ・クサレイシイ:03/11/25 20:44

>>179より)

1934年の始め、やけどから回復したボニーは刑務所破りを計画し、自分で逃走用の車を運転した。
彼らはレイ・ハミルトンという男を逃がし、看守を射殺し、さらに4人の囚人を逃亡させた。
数週間後、ダラス近くのグレイプバインで2人のハイウェイ・パトロール警官を機関銃で射殺した。

以後彼らは猫のように神経質になり、最早後戻りのできないところまで来ていることを知った。
彼らはそれまでに情け容赦のないやり口で、少なくとも18人は殺してきた。テキサス、オクラホマ、
アーカンサス、カンサス・・・これらの主の警察は断固としてボニーとクライドに止めを刺そうとしていた。

1934年5月23日の朝、テキサス騎馬警官・フランク・ハマーは、クライドの友人だという者から
秘密情報を入手していた。6人の私服警官がルイジアナ州ギブズランドを出たところの道端の藪で待ち伏せていた。
9時を少しまわったころ、フォードV8セダンが白くホコリっぽい道路から現れた。
車が近づくにつれて、笑いながらサンドイッチをほおばっているボニーの姿が見えてきた。
突然カタカタと銃の鳴る音がして、2人は血の海の中で大の字になって倒れた。

2人の死体は埋葬のためにダラスの家に運ばれたが、あまりに多くの人だかりで、
家族の者さえ墓地に近づくことができないほどだった。人々は献花をもぎ取り、家へ土産に持って帰った。
ボニーは自分の墓碑銘を書き残していた。

いつの日か、二人ともに倒れ、
肩を並べて眠るだろう
少なき者には嘆きとなろう。
警察には安堵となろう。
だが、ボニーとクライドには
すべての終わりとなる。

(ボニー・パーカー 終)
218オーレソ・クサレイシイ:03/11/25 20:45

恋に破れて傷心している最中の女性たちにとって、
再起のきっかけになるよう描いてきた世界の悪女像ですが、
皆さんはどう感じてこられたでしょうか?

ここからは暫く歴史上の悪女の話を休止して、
皆さんの身近なところで出くわした悪女の話を募集してみたいと思います。

魔性の女でさんざん男を振り回して捨てるのだけれども、
捨てられた後もその魅力をしみじみ思い知らされるような、そんな女性・・・。

そんな話が出てくるといいですね。
219名無しさん:03/11/25 20:47
>>206
お前の口調さあ見てタンだけど、低レベルだよね。
中学生でしょ?
220名無しさん:03/11/25 21:31
221名無しさん:03/11/25 21:35
-----報復◆代行業務------
http://www.startingweb.com/bbs.cgi?job=view&bbsid=581&mid=740
●騙された・裏切られた・弄ばれた・逃げられた・捨てられた・
相手に誠意が無い・異性問題・家庭内暴力・不倫疑惑解明・人間関係・金銭トラブル★
別離工作・情報収集・トラブル対策・ボディガ―ド・等々!
●真剣にお悩みの方、安心してご相談下さい。解決へ導きます★
□■各種データ・電話番号調査・住民票・戸籍謄本など調査■□
●別れさせ屋・特殊工作・ 
-------------------------
http://www.startingweb.com/bbs.cgi?job=view&bbsid=581&mid=740
222荒らしR:03/11/25 22:56
レッツ荒らしー

北条政子

嫉妬は女性の最大の悪徳なのだという。
だとすれば北条政子は、日本史上最悪の嫉妬に狂った悪女ということになりそうだ。
彼女は言うまでもなく鎌倉幕府の創立者・源頼朝夫人である。
いわば鎌倉時代のトップレディーのひとりなのだが、
彼女の父・北条時政 は単なる伊豆半島の田舎豪族で、
政子も田舎臭い坂東女として生まれ育ったのだろうと言われている。
一方そのころの頼朝は源平の合戦に敗北した単なる戦争犯罪人のひとりに過ぎなかった。

頼朝と政子の関係について、後に頼朝が北条氏を利用したのだとか、
北条氏が頼朝をかついで天下を狙ったのだと言われたこともあるが、
二人が結婚したのはまだ平家が全盛の時代で、それがまだ揺るぎのない時代のこと。
頼朝も政子も、結婚当時は鎌倉幕府の創立など考えられなかった、
そこいらへんの武家の夫婦であった。

尤もお互いに、結婚に対しかなり焦りがあったのは間違いない。
頼朝30歳、政子20歳・・・12歳〜13際あたりで結婚が当たり前のこの時代にしては、
二人とも婚期を逃しており、頼朝はともかくとして、政子は追い詰められていたことが想像できる。

「今を逃したら、またいつ男に巡り会えるめぐりあえるかわからない・・・」

多少年を食ってはいたが、頼朝は見た目も悪くなく、しかも平治の乱で平家に敗北するなで都で暮らしていたのだから、
そこいらの土豪に比べたらあかぬけしている ――その上敗北したとはいえ、彼は源氏の嫡男。
女性が夢中になる要素としては、そんなに今と変わりはない。
そして今と同様に、こんな娘に親が腹を立てるという要素もだ。

「あいつは戦争犯罪人。平家の世の中が続く限り、奴に出世の見込みはない。
奴なんぞよりももっと地位もあり、財産もある男でないと、オレは許さん」

ところが反対すれば反対すればするほど、娘が男の方になびくという要素まで、やはり今と変わりがない。
政子は家を飛び出して、頼朝の元へと走ってしまった。
一説では、時政が地位も財産もある平家の代官・山木兼隆に嫁がせようとした婚礼のその夜、
雨をついてぬけだしたので、時政も仕方なく二人の仲を認めたといわれるが、これはただの伝説のようだ。

ところがまもなく平家が没落しはじめ、その後頼朝は挙兵する。
一度は失敗しかけるが、関東武士の支持を得て立ち直り、鎌倉に新しい根拠地を開くまでの話は有名だ。
それまでに政子は一女の母となっている。戦争の間は難を避けて今の熱海周辺に隠れていたが、
やがて鎌倉にやってきてトップレディーとしての生活が始まる。まもなく妊娠して男児を出産するが、
この時政子は、頼朝の聞き捨てならない噂を耳にするという訳だ......。

(続く)
228オーレソ・クサレイシイ:03/11/26 05:50

北条政子

嫉妬は女性の最大の悪徳なのだという。
だとすれば北条政子は、日本史上最悪の嫉妬に狂った悪女ということになりそうだ。
彼女は言うまでもなく鎌倉幕府の創立者・源頼朝夫人である。
いわば鎌倉時代のトップレディーのひとりなのだが、
彼女の父・北条時政 は単なる伊豆半島の田舎豪族で、
政子も田舎臭い坂東女として生まれ育ったのだろうと言われている。
一方そのころの頼朝は源平の合戦に敗北した単なる戦争犯罪人のひとりに過ぎなかった。


229オーレソ・クサレイシイ:03/11/26 05:50

頼朝と政子の関係について、後に頼朝が北条氏を利用したのだとか、
北条氏が頼朝をかついで天下を狙ったのだと言われたこともあるが、
二人が結婚したのはまだ平家が全盛の時代で、それがまだ揺るぎのない時代のこと。
頼朝も政子も、結婚当時は鎌倉幕府の創立など考えられなかった、
そこいらへんの武家の夫婦であった。

尤もお互いに、結婚に対しかなり焦りがあったのは間違いない。
頼朝30歳、政子20歳・・・12歳〜13際あたりで結婚が当たり前のこの時代にしては、
二人とも婚期を逃しており、頼朝はともかくとして、政子は追い詰められていたことが想像できる。

230オーレソ・クサレイシイ:03/11/26 05:51

「今を逃したら、またいつ男に巡り会えるめぐりあえるかわからない・・・」

多少年を食ってはいたが、頼朝は見た目も悪くなく、しかも平治の乱で平家に敗北するなで都で暮らしていたのだから、
そこいらの土豪に比べたらあかぬけしている ――その上敗北したとはいえ、彼は源氏の嫡男。
女性が夢中になる要素としては、そんなに今と変わりはない。
そして今と同様に、こんな娘に親が腹を立てるという要素もだ。

231オーレソ・クサレイシイ:03/11/26 05:51

「あいつは戦争犯罪人。平家の世の中が続く限り、奴に出世の見込みはない。
奴なんぞよりももっと地位もあり、財産もある男でないと、オレは許さん」

ところが反対すれば反対すればするほど、娘が男の方になびくという要素まで、やはり今と変わりがない。
政子は家を飛び出して、頼朝の元へと走ってしまった。
一説では、時政が地位も財産もある平家の代官・山木兼隆に嫁がせようとした婚礼のその夜、
雨をついてぬけだしたので、時政も仕方なく二人の仲を認めたといわれるが、これはただの伝説のようだ。


232名無しさん:03/11/26 17:46
あぼーん
233名無しさん:03/11/26 17:47
糞スレ
234名無しさん:03/11/26 17:47
ウンチ
235名無しさん:03/11/26 17:47
ブリブリ
236名無しさん:03/11/26 20:58
クソスレage!アヒャ
みなさーん荒らしてくれよ!
237名無しさん:03/11/26 21:04
238荒らしA:03/11/26 22:33
                                          \ (( § ) ⌒;  lll ;从 (・)/  三
                お前は生きてる価値はないんだよ>>1                    * 煤@;  ) (( ‡ *   ζ    三
 ⌒  )) =≡≡三三三三 ∧∧                 //     (( § ) ⌒; ((从⌒从*));  lll ;(・)/
=≡≡三三| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(  ´Д) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.|三三三三三三((从⌒ ) ⌒;  lll ;` 从    ) )―<<
=≡≡三三|_______f ⌒ヽ __「  〉________|三三三三三三#((  :: ) ( ⌒ ζ *` 从    ¢) )―
⌒  ))≡≡三三三三  i '   `ヽ./  /           \`      : *煤i( 从  ((  )) (( § )*ヽ
   =≡≡≡三三三   |, ' \  ´  /                     : / / ・(( ;  :  )) (  ζ\*
  =≡≡三三三三    |    _ヽ、_, '                    / ・(( 从  ((  )) *ヽ\ ヽ・ヽ\
  =≡≡≡≡三三   i  、      ヽ                        ∵ / / /      ;     ∵
=≡≡三三三三 _,, ┘  「`ー-ァ   j                         / / ,'     ∵
≡三三三三   f"     ノ   {  /                        /  /|  |
≡≡三三三  |  i⌒" ̄=≡三/  /                        !、_/ /   〉
=≡≡≡三三 ヾ,,_」   =≡三i___,,」                           



239オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/26 22:57

全くつまんねぇガキ共だぜ。一滴の本気汁も出やしねぇ ( ̄ー ̄) ニヤリッ
240オーレソ・クサレイシイ:03/11/26 23:38
>>239
全くつまんねぇガキ共だぜ。一滴の本気汁も出やしねぇ ( ̄ー ̄) ニヤリッ
241荒らしR:03/11/27 00:18
━━━━━━━━━ ━━━
242モラフェゴール:03/11/27 00:27
━ケェッケー 悪魔の時間だ━
243タナ蚊:03/11/27 00:33
ブーン チクッ!
244タナ蚊:03/11/27 00:34
ブーン チクッ!
245タナ蚊:03/11/27 00:35
ブーン チクッ〜糸冬了〜
246名無しさん:03/11/27 00:35
糸冬
247名無しさん:03/11/27 00:35
248オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/27 07:13

オラオラ、そんなショボイ煽りじゃ朝っぱらから眠くてかなわねぇぞ、コラ。
このスレもオレのレスも、お子様向けの甘ったるいシロモノと違うんだ。

悔しかったら、オレ様を完膚なきまでにへこませてみな!
(絶対無理なのはわかっちゃいるが・・・一応サービスだ、受けてやるぜ、ゲラゲラ!)
249タナ蚊:03/11/27 08:04
ブーン チク
250タナ蚊:03/11/27 08:05
文竹
251タナ蚊:03/11/27 08:05
文竹 いとふゆ
252名無しさん:03/11/27 08:26
失恋板の荒らしはしょぼすぎる
特に最近出てきた荒らしAとかBとかCとか
最悪板でも行って出直せ
253オーレソ・クサレイシイ:03/11/27 10:23
>>248
オラオラ、そんなショボイ煽りじゃ朝っぱらから眠くてかなわねぇぞ、コラ。
このスレもオレのレスも、お子様向けの甘ったるいシロモノと違うんだ。

悔しかったら、オレ様を完膚なきまでにへこませてみな!
(絶対無理なのはわかっちゃいるが・・・一応サービスだ、受けてやるぜ、ゲラゲラ!)


254名無しさん:03/11/27 10:24
>>252
ジエンオーレン・イシイ
255名無しさん:03/11/27 18:37
チョビン様が居てくれたら・・・・・
256名無しさん:03/11/27 19:16
ジーエン・石井
257名無しさん:03/11/27 19:29
>>239
オマエがガキだよ!
258名無しさん:03/11/28 07:28
馬鹿はもう飽きれて居なくなった!
俺等の勝利だ!!
259オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/28 07:35

>>258

甘ぇんだ、このカス共めが(`∀´)

せいぜい現実にはどこにもない脳内勝利で、つかの間の優越感に浸ってることだな。
オレ様にはな、貴様らにはない余裕があるんや、余裕がな。わかった?
260名無し:03/11/28 08:13
オマエラって略されるとさらに頭くるな!
最近返事遅いよ!
もう少し前みたいに早く返してよ!
色々大変だろうがまたよろしくだよ!
261オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/28 08:34

>>260

今通勤途中で電車の中なんだよな(ケータイからだw)

今日もなかなかに仕事キツイから、
早くとも夜までは来られんかもだ。

帰ったらそれなりに遊んでおいてやるさ (  ̄ー ̄)ノ
このスレ見て思ったこと。

>>1
なに?世界悪女大全て。なにそれ?何がしたいの?
>失恋に苦しみ喘ぐ女性たちにとっては、狡猾で逞しくて、
>なおかつチャーミングでもある、歴史に残る悪女たちの生き様というのは、
>これから立ち直る上で何らかの啓示や指針を与えてくれるモノだと思うんだ。
だから何?女なんて誰も来てないじゃん。なのになんでまだ続けてんの?自己満足?バカ?
しかも自分の事悪魔って。イタイよ、イタすぎるよ。そんな事言って何かおもしろいの?
脳内で悪魔になってんの?んでまた自己満足?バカ?
>何せ根っからの戦闘好きなモンでな。
これもなに考えてんの?2chで戦闘?また脳内か。
悪魔の自分が荒らし共を脳内で殺しまくってオナニーしてんの?頭弱いよね。バカ?
っつーかキモイよね。HNからしてキモすぎるよ。
お前デブだろ?しかもハゲ。んで引き篭もり。
さらに脳内戦闘が大好きな悪魔ってこれはもう死んだ方がいいんじゃない?
>オレ様にはな、貴様らにはない余裕があるんや、余裕がな。わかった?
お前が一番必死だよ。ていうかもう来なくていいよ。
263 ◆nanashiT5M :03/11/28 09:26

悪女というのは天性のモノが備わっていないと
ただ一過性に終わるだけで、ますます苦しみを生じるのでは?
無意識のうちに欲求を追った結果から「悪女」は定義できるだろうけど、
意図的になれるもんじゃないよ。
他人からみて「悪女」であっても、相手によっては「聖女」かもしれない。
その逆もあるだろうし。

学ぶべき点はあるかもしれないけれど、真似る必要はない。
自分は自分らしく、感情の赴くがまま相手に惹かれ
お互いが不快にならない範囲で馴れ合いが続けばイイんじゃないの?
「失恋」は自分の本当の相手に出逢うための、ステップに過ぎないと
感じているけれど、どうなんだろう。

それとも>>1 のオーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw さんよ
「悪女」にトラウマでもおありかえ?ゲラ
264フェリオス:03/11/28 10:36
アイアムゴーット
265名無しさん:03/11/28 10:50
追い出し工作した糞女
266オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/28 12:11

>>263

>悪女というのは天性のモノが備わっていないと
>ただ一過性に終わるだけで、ますます苦しみを生じるのでは?

後天性の悪女もいることはいる。

後で紹介する、政略結婚に一生を費やされたルクレシア・ボルジアなんかその典型だが、
本人にその気がなくとも運命によって「悪女」を義務づけられて、
その道をひた走った女性も、いることはいるんだ。

オレがここで紹介する悪女の凄まじい生き様は、
真似るも自由。反面教師にするも自由。

オレがよく過去に「プチ悪女」に翻弄されてきた経験があるからだともいえるが、
悪女には思い入れがあるんだ。

そこで思ったこと・・・悪女を装うまたは悪女に憧れるほどのふてぶてしさがあれば、
女性は失恋で大きく道を踏み外さないし、自分を痛めつけるほど過剰に傷つかない、ということだな。
267フェリオス:03/11/28 14:20
あぁ、愚かで罪深き者たちよ神を崇拝せよ、我は悪魔を浄化する者
268モララエルZ:03/11/28 15:12
神は嫌いなんだよね。
悪魔教の自分としては聞きたいが神よオマエはどのくらい悪魔と神について知っている?
269名無しさん:03/11/28 15:40
ルクレツィアが後天的悪女?かんがえすぎじゃねぇの
あの時代、あたりまえのことではないのかな。
270フェリオス:03/11/28 15:45
悪魔よ悲しき者よ我が神の力もて激しくあわれんであげよう アーメンΧ
271フェリオス:03/11/28 16:19
モララエルよ蟻のフン以下の存在よ魂を悪魔に売ったハゲ人間よ、そんなあなたに我が神の名のもとに、激しく笑ってあげよう(゚ー¨)プッ
272モララエルZ:03/11/28 16:35
>>271
オマエさあ知識もないくせに神とか悪魔についてだの語るなよ!
273オーレソ・クサレイシイ:03/11/28 16:36

>>263

>悪女というのは天性のモノが備わっていないと
>ただ一過性に終わるだけで、ますます苦しみを生じるのでは?

後天性の悪女もいることはいる。

後で紹介する、政略結婚に一生を費やされたルクレシア・ボルジアなんかその典型だが、
本人にその気がなくとも運命によって「悪女」を義務づけられて、
その道をひた走った女性も、いることはいるんだ。

オレがここで紹介する悪女の凄まじい生き様は、
真似るも自由。反面教師にするも自由。

オレがよく過去に「プチ悪女」に翻弄されてきた経験があるからだともいえるが、
悪女には思い入れがあるんだ。

そこで思ったこと・・・悪女を装うまたは悪女に憧れるほどのふてぶてしさがあれば、
女性は失恋で大きく道を踏み外さないし、自分を痛めつけるほど過剰に傷つかない、ということだな。


274名無しさん:03/11/28 16:40
>>272
ひきこもり厨房相手になんてするなよ!
275フェリオス:03/11/28 16:44
モララエルよ、いつ我が神や悪魔について語ったのだ?(゚ー¨)ププ
276モララエルZ:03/11/28 16:51
>>275
じゃあ素直に
そうだね・・・・
ぷぷぷぷぷぷ
277荒らしC:03/11/28 16:52
>>275
神のアナルでやらせろよ!
278名無しさん:03/11/28 16:54
偉そうな口調まさに厨房の典型的パターンだよね♪
みんな気をつけてね♪
279名無しさん:03/11/28 16:57
>>278
そして打つのが遅いだろ!?
280名無しさん:03/11/28 17:04
>>276
相手にするなよ。
文書みてるだけで知能が低いって解るやろ!
281デビルサマナー:03/11/28 19:39
悪魔召喚プログラム
282名無しさん:03/11/28 19:44
>>281
お前フェリオスだろ!?
名前変えても解るんだよ!
低脳が!!
283モラフェゴール:03/11/28 20:29
悪魔召喚Х(゚ш゚)Х
284オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/28 22:52

この板の質も劣化したもんだよな (;´Д`)

オレ様の存在の有り難みがわからないのだから、
貴様らたたが知れている。

次からは高い原稿料、貰い受けてやるから、
覚悟しておくように。
285オーレソ・クサレイシイ:03/11/29 09:40

この板の質も劣化したもんだよな (;´Д`)

オレ様の存在の有り難みがわからないのだから、
貴様らたたが知れている。

次からは高い原稿料、貰い受けてやるから、
覚悟しておくように。

286オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/29 10:36

今日は休みなんで、一挙に書き落としておこうか ヽ(´ー`)ノ

ところでコピペ厨ウゼェよ。
287オーレソ・クサレイシイ:03/11/29 10:47

今日は休みなんで、一挙に書き落としておこうか ヽ(´ー`)ノ

ところでコピペ厨ウゼェよ。

288名無し:03/11/29 11:12
前代ミ門問の・・・ア然・・・安易な行動の私・・・とも、やっと The end・・・
289薔薇十字騎士:03/11/29 11:58
δ ┏┓ ┏━┛┗━┓ ┗━┓┏━┛ ┃┃ ┃┃ δ ┗┛
290オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/29 12:06

>>227からの続きだ。

「頼朝が浮気をしている」

そう聞いた途端、政子の目は釣りあがった。
頼朝の浮気の相手は亀の前という女性だった。亀の前は頼朝の伊豆時代からの愛人で、
政子のお産をきっかけに、どうやら頼朝が呼び寄せたらしいのだ。
当時お産は「穢れ」とされていたので、産婦はお産が近づくと家を出て別の産所に移る。
男にとっては浮気の絶好のチャンスという訳である・・・。

頼朝はまず亀の前を、鎌倉から程近い小坪という場所に隠した。
だがそのうち頼朝も安心しだしたのか、
さらに近くである鎌倉は材木座の海岸へと亀の前を移した。

亀の前宅を訪れる口実に、頼朝はたびたび牛追物を材木座の海岸で開催している。

牛追物とは、子牛を放って馬で追いかけ矢で射るという、日本のロデオのようなモノである。
追いかけた牛が反撃に転じたときに、首と平股(後ろ足の肉が厚くついているところ)を射る。
胴を射てはならないルールだ。これは馬上から動くものを射る騎射の訓練でもあった。
「吾妻鏡」には頼朝がこれを見物したという記録が三回出てくる。
ほかの史料にも頼朝の牛追物見物の話が出ている位だから、
頼朝はよほどこの競技が好きだったらしい。

頼朝が亀の前を囲っていることを知った時、政子の胸中はいかようなモノであったか?

「私はこんなにお産で苦しんでいるというのに。
あの人のために私は幕府旗揚げ以来、
さんざん苦労させられているというのに!」

「私は父上の反対を押し切って、やっとの思いで嫁いで来たというのに・・・」

「少し生活が楽になると、どうして男はすぐこうなるのだろう?」

政子は考えれば考えるほど、腹立たしくて仕方がなかった。

これは誰しもが人生の停滞期に陥りがちな狭視野状態なのだろうが、
政子の頭の中には、自分の抱いた悔しさをどのような形で晴らすか、
頼朝に思い知らせてやるかで、頭が一杯だったようなのだ。

しかしいくら考えても、そうそういい案など思いつく訳でもない。
そして政子が思いついたことは、そんな時たいていの女性の胸に浮かぶであろう内容の範囲を
出る訳でもなかった。
ただひとつ違っていたここと言えば、政子が自分の考えたことを現実のモノにしてしまったこと、
ただそれだけだろう。

政子は選りすぐりの武士数人に命じて、憎むべき恋敵・亀の前の隠れ家を、
「これでもか!」というくらい散々に破壊してしまったのだ。
亀の前はかろうじて隠れ家を飛び出し、危うく一命はとりとめた。

この一件は鎌倉じゅうで大評判となり、さながら祭りとなった。
当然の如く頼朝の耳にもいち早くこの件は伝えられた。
いくら自分の妻のやることとはいえ、ここまで面子を潰されては、
鎌倉の総大将としては黙っている訳にはいかなかった。
頼朝はすぐに、亀の前宅ぶち壊しに参加したひとりの武士を呼び出した.....。

「ご苦労様であったな。お前はなかなかの忠義心の持ち主だ」

これは当然、頼朝の皮肉交じりの一言だ。そして・・・

「それにしても、いくら御台所(政子)の言いつけとはいえ、
こんなときには一応オレにそっと知らせておくモノだ。」

そう言うや否や、その男の髻(もとどり・・・頭髪を束ねたもののこと)を切り落としてしまった。
これは今で言えば頭を虎刈りにされたり、眉毛を片方だけ剃り落とされたようなモノで、
とてもではないが世間に顔向けができなくなってしまうような、この上ない屈辱である。

夫婦喧嘩としては、この上なくスケールが大きなモノだと言うべきだろう。
この事件以来、政子は現在に至るまで、
日本史上有数の嫉妬心の持ち主ということになっている。
さてこれを読んで、いまどきの女性たちはどう思うのだろう?

愛人に対する憎しみがピークに達し、夫の愛人の家をぶち壊す。
政子がやったことは、大人気なくてはしたないのはわかっていても、
その反面、政子の大胆な行動に共感する女性も多いのではあるまいか。

鎌倉のトップレディーであった北条政子。
今でいうと、総理大臣夫人や大企業の夫人である。
そんなことをしたら、たちまち『週刊ポスト』や『噂の真相』あたりが、
これ見よがしに小躍りしつつ大喜びするに違いない。

しかしそんなことは百も承知で、あえて政子は自分の嫉妬心・復讐心を現実に実行した。
これは単なる一時的なヒステリーや傲慢さだけでは、到底成し遂げられることではないだろう。
政子は鎌倉のトップレディーの座についてからも、泥臭い田舎で生まれ育った、
その正直さや気取りの無さを失わなかった ―そう言い切っても差し支えはないだろう。

言うなればこれは、自然児・政子の率直な頼朝への愛情表現である。
政子は自分の愛情表現を貫き通すことで、
後世にまで名前の残る「悪女」として君臨することになったという訳だ。

ところでこんなにも政子から厳しい愛のムチを食らいながらも、
頼朝は懲りずに第2・第3の愛人を作り出し情事に耽る。
そしてその度に、政子は嫉妬に狂い、狂態を演じ続けていくことになる。
294オーレソ・クサレイシイ:03/11/29 13:02

>>227からの続きだ。

「頼朝が浮気をしている」

そう聞いた途端、政子の目は釣りあがった。
頼朝の浮気の相手は亀の前という女性だった。亀の前は頼朝の伊豆時代からの愛人で、
政子のお産をきっかけに、どうやら頼朝が呼び寄せたらしいのだ。
当時お産は「穢れ」とされていたので、産婦はお産が近づくと家を出て別の産所に移る。
男にとっては浮気の絶好のチャンスという訳である・・・。

頼朝はまず亀の前を、鎌倉から程近い小坪という場所に隠した。
だがそのうち頼朝も安心しだしたのか、
さらに近くである鎌倉は材木座の海岸へと亀の前を移した。

亀の前宅を訪れる口実に、頼朝はたびたび牛追物を材木座の海岸で開催している。

牛追物とは、子牛を放って馬で追いかけ矢で射るという、日本のロデオのようなモノである。
追いかけた牛が反撃に転じたときに、首と平股(後ろ足の肉が厚くついているところ)を射る。
胴を射てはならないルールだ。これは馬上から動くものを射る騎射の訓練でもあった。
「吾妻鏡」には頼朝がこれを見物したという記録が三回出てくる。
ほかの史料にも頼朝の牛追物見物の話が出ている位だから、
頼朝はよほどこの競技が好きだったらしい。

頼朝が亀の前を囲っていることを知った時、政子の胸中はいかようなモノであったか?


295名無しさん:03/11/29 13:03

「私はこんなにお産で苦しんでいるというのに。
あの人のために私は幕府旗揚げ以来、
さんざん苦労させられているというのに!」

「私は父上の反対を押し切って、やっとの思いで嫁いで来たというのに・・・」

「少し生活が楽になると、どうして男はすぐこうなるのだろう?」

政子は考えれば考えるほど、腹立たしくて仕方がなかった。

これは誰しもが人生の停滞期に陥りがちな狭視野状態なのだろうが、
政子の頭の中には、自分の抱いた悔しさをどのような形で晴らすか、
頼朝に思い知らせてやるかで、頭が一杯だったようなのだ。

しかしいくら考えても、そうそういい案など思いつく訳でもない。
そして政子が思いついたことは、そんな時たいていの女性の胸に浮かぶであろう内容の範囲を
出る訳でもなかった。
ただひとつ違っていたここと言えば、政子が自分の考えたことを現実のモノにしてしまったこと、
ただそれだけだろう。

政子は選りすぐりの武士数人に命じて、憎むべき恋敵・亀の前の隠れ家を、
「これでもか!」というくらい散々に破壊してしまったのだ。
亀の前はかろうじて隠れ家を飛び出し、危うく一命はとりとめた。

この一件は鎌倉じゅうで大評判となり、さながら祭りとなった。
当然の如く頼朝の耳にもいち早くこの件は伝えられた。
いくら自分の妻のやることとはいえ、ここまで面子を潰されては、
鎌倉の総大将としては黙っている訳にはいかなかった。
頼朝はすぐに、亀の前宅ぶち壊しに参加したひとりの武士を呼び出した.....。
296オーレソ・クサレイシイ:03/11/29 13:04

「ご苦労様であったな。お前はなかなかの忠義心の持ち主だ」

これは当然、頼朝の皮肉交じりの一言だ。そして・・・

「それにしても、いくら御台所(政子)の言いつけとはいえ、
こんなときには一応オレにそっと知らせておくモノだ。」

そう言うや否や、その男の髻(もとどり・・・頭髪を束ねたもののこと)を切り落としてしまった。
これは今で言えば頭を虎刈りにされたり、眉毛を片方だけ剃り落とされたようなモノで、
とてもではないが世間に顔向けができなくなってしまうような、この上ない屈辱である。

夫婦喧嘩としては、この上なくスケールが大きなモノだと言うべきだろう。
この事件以来、政子は現在に至るまで、
日本史上有数の嫉妬心の持ち主ということになっている。
さてこれを読んで、いまどきの女性たちはどう思うのだろう?

愛人に対する憎しみがピークに達し、夫の愛人の家をぶち壊す。
政子がやったことは、大人気なくてはしたないのはわかっていても、
その反面、政子の大胆な行動に共感する女性も多いのではあるまいか。

鎌倉のトップレディーであった北条政子。
今でいうと、総理大臣夫人や大企業の夫人である。
そんなことをしたら、たちまち『週刊ポスト』や『噂の真相』あたりが、
これ見よがしに小躍りしつつ大喜びするに違いない。

尤も、頼朝の浮気ばかりを責めるのは酷だという見方もあるだろう。
当時は一夫多妻は常識。14歳まで都にいた頼朝は、
生々しくも爛れた愛欲の世界を数多く見聞きしていたに違いないのだ。

だが政子が生まれ育った伊豆半島・坂東の気風は少し違っていたようなのだ。
たとえ夫に複数の妻がいても、何か暗黙のルールがあって、
(例えばだが、正妻のことをまず第一に考えるべきだとか)
都でいうところの結婚とは多少その内実が違っていた可能性はある。

ということは、頼朝と政子の間には、
決定的な生活感覚や常識の違いがあったということになるのではないだろうか
そうなると、その夫婦間の構造というのは、現在でもよく見られるような行き違いの典型だろう。
結婚後にお互いの認識違いで、
「こんなハズではなかった!」と思ってお互い驚愕するのも、さほど珍しいことであるとは言えまい。
298デビルサマナー:03/11/29 13:04
悪魔召喚プログラム
299オーレソ・クサレイシイ:03/11/29 13:04

しかしそんなことは百も承知で、あえて政子は自分の嫉妬心・復讐心を現実に実行した。
これは単なる一時的なヒステリーや傲慢さだけでは、到底成し遂げられることではないだろう。
政子は鎌倉のトップレディーの座についてからも、泥臭い田舎で生まれ育った、
その正直さや気取りの無さを失わなかった ―そう言い切っても差し支えはないだろう。

言うなればこれは、自然児・政子の率直な頼朝への愛情表現である。
政子は自分の愛情表現を貫き通すことで、
後世にまで名前の残る「悪女」として君臨することになったという訳だ。

ところでこんなにも政子から厳しい愛のムチを食らいながらも、
頼朝は懲りずに第2・第3の愛人を作り出し情事に耽る。
そしてその度に、政子は嫉妬に狂い、狂態を演じ続けていくことになる。

300オーレソ・クサレイシイ:03/11/29 13:05

尤も、頼朝の浮気ばかりを責めるのは酷だという見方もあるだろう。
当時は一夫多妻は常識。14歳まで都にいた頼朝は、
生々しくも爛れた愛欲の世界を数多く見聞きしていたに違いないのだ。

だが政子が生まれ育った伊豆半島・坂東の気風は少し違っていたようなのだ。
たとえ夫に複数の妻がいても、何か暗黙のルールがあって、
(例えばだが、正妻のことをまず第一に考えるべきだとか)
都でいうところの結婚とは多少その内実が違っていた可能性はある。

ということは、頼朝と政子の間には、
決定的な生活感覚や常識の違いがあったということになるのではないだろうか
そうなると、その夫婦間の構造というのは、現在でもよく見られるような行き違いの典型だろう。
結婚後にお互いの認識違いで、
「こんなハズではなかった!」と思ってお互い驚愕するのも、さほど珍しいことであるとは言えまい。


301デビルサマナー:03/11/29 13:06
悪魔召喚プログラム
302デビルサマナー:03/11/29 13:07
あぼーん
303デビルサマナー:03/11/29 13:07
逝ってよし
304デビルサマナー:03/11/29 13:10
追い出し工作した糞女
305名無しさん:03/11/29 13:12
>>301〜304
はオレーン・イシイの低脳レベルのジエンですが何か?
306名無しさん:03/11/29 13:25
>305 逝け!つまり氏ね
307名無しさん:03/11/29 13:30
>>306
デビルサマーだろ?
オマエガな!
308名無しさん:03/11/29 13:45
306はチョン
309名無しさん:03/11/29 13:48
>>306
は一人二役の厨房か(笑
310オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/29 14:28

>>293>>297続き)

だが後世の政子に対する評価というのは厳しい。

これは彼女の強烈この上ない嫉妬心が特に記憶に残るモノであるからだろうし、
しかも夫・頼朝の死後、尼将軍と呼ばれて歴史舞台の表面に登場することから、
彼女を出しゃばりで、権勢欲の塊とする見方がそれなりに定着しているからなのだろう。

しかしこれは大いに誤解を含んだ見方だとも言える。
尼将軍というのは俗称で、彼女は正式に将軍になった訳ではない。
彼女は実家の北条家の代表者であるに過ぎず、政子自身が独裁者という訳でもなかった

この見解には、反論がある女性たちも何人かいるのかも知れない。

「そんなことはないわ。
彼女は権力欲のために自分の息子の頼家も実朝も殺してしまったじゃないの。
北条家の権力のためには、そんな残忍なことも平気でできる冷たい女なのよ」

これは誤解だろう。政子は冷たいどころか、あまりにも熱過ぎるのだ。
熱過ぎるが故に、ここから述べる母子の悲劇が巻き起こされていくのであろう。

頼朝の死後、政子は長男の頼家を溺愛したが、
既に成人となっていた頼家は妾の若狭局に夢中で、母親のことなど鼻にもかけない。
そこで政子は絶望し、若狭局を憎むようになる。
エリザベート・バートリの話でも少し触れた、嫁と姑の間によくある話だ。
そのうち母と子の心はさらにこじれて、可愛さ余って憎さ百倍、
遂には政子は息子と嫁に殺意を抱く......。
現在でも時折世間を騒がせる、愚かな母親と同じことを政子はやってのけたのだ。

大混乱の頼家をも失ってしまった後、政子は突然激しい後悔に見舞われる。

せめてもの罪滅ぼしに、頼家の残していった男の子を引き取り、猫のように可愛がり始める。
父の菩提を弔うために仏門に入れ、都で修行をさせるのだが、
それも哀れになって手元に引き取り、鶴岡八幡宮の別当(長官)とする。

だが孫には祖母の心の痛みが到底わからない。
父に代わって将軍になった叔父の実朝こそが父の敵なのだと思い込み、
遂には叔父・実朝を殺してしまう。
この孫こそが、別当・公暁(くぎょう)なのである。

母と子、そして叔父と甥。源家三代の血みどろの家庭悲劇は、
歴史上あまりにも有名だが、政子の抑制のきかない愛情過多もそのひとつの原因になっている。
勿論この他にも幕府内部の勢力争いも絡んではいるが、何といっても政子の責任は大きい。

政子は決して冷たい女ではない。
それどころか相手を独占し、相手を芯まで愛さないと気が済まない女なのだろう。
嫉妬のあまり姑の隠れ家をぶち壊すくらいならまだマシな方だ。
だが愛情の激しさは、行き着くところまで行くと、とんでもない事件を巻き起こす。
女の中にある愛情の深さを浮き彫りにしたのが、
政子の生涯だったといえるのではないだろうか。

ところが政子の激烈な愛情表現というのは、歴史の中では見逃されがちだった。
いやむしろ愛などとは無縁な冷たい権力欲の権化、政治好きの尼将軍と見做されて来た。
これにだけは是非ともここで、疑問を差し挟んでみたいと思うのだ。

北条政子は決して冷酷人間でもなければ、政界の手腕家でもない。
彼女の政治的業績を見ても、特に際立ったモノは何一つない。
後の承久の変が起こったときにも、確かに彼女は将兵を励ますための大演説をやってのけている。
だがこれにも演出家が付いていて、彼女はそこで指示されるがままに、
「施政方針演説」を朗読したに過ぎないのだ。
そしてその演出家というのが、日本史上稀代の政治家ともいうべき政子の弟・北条義時なのだ。

つまり政子は義時の傀儡で、義時は絶対に表面には出ずに、表向きのことは政子に、
それも「北条氏の政子」ではなく「源頼朝未亡人としての政子」にやらせている。
しかも頼朝の血筋に連なる幼い藤原頼経を将軍に据え、
政子にはその代行という形を取らせているのである。

つまり北条政子の本質というのは、
庶民の女らしく激しい愛憎の感情を歴史の中に残したところにあるといえそうだ。
いかにも庶民の妻らしく、愛情過多であったり嫉妬に狂ったり、
息子や孫を思う余り大事件を巻き起こしたり・・・
つまりは徹底的に庶民的な、過剰な愛情に悩まされ続けた女性であったと言ってもよさそうだ。

(北条政子 終)

ラ・ベル・オテロ

娼婦というのは、世界でも最古の職業だ。
しかし娼婦と一言で言えども、通りに立って男に媚を売る女と、
高級娼婦として身分高い貴族やブルジョワたちの寵愛を受け、
貴族以上の豪奢な生活を送る女との間には、天と地ほどの開きがある。

ラ・ベル・オテロ ―
彼女は間違いなく、その中でもトップクラスの娼婦だったと言えるだろう。

フランスの地中海に面するコート・ダジュールには、
ニース、カンヌ、サン・トロペなどの高級リゾートが名を連ねている。
コート・ダジュールは十九世紀半ばころから、
王侯貴族や大富豪の避寒地として有名になっていった。

カンヌのクロワゼット通りは特に高級な通りで、
高級ホテルやブティックやカジノが立ち並び、
かつては王侯貴族らがそぞろ歩きする場所であった。
ここの中ほどに、上に一組の円屋根を乗せた、白亜のホテルが建っている。
実はこの円屋根は、通常「美女オテロの乳房」と呼びならわされている......。

このモデルとなった名高い高級娼婦ラ・ベル・オテロは1869年、スペイン南部の小さな村に生まれた。
本名はアウグスティナ・カロリナ・オテロ。母はジプシーの踊り子で、父は行きずりのギリシャの船員。
男関係が絶えない母親に耐え切れなくなった父は、ある日浮気相手の一人と決闘し自分が命を落としてしまう。
母は生き残ったワイン業者と結婚し、カロリナ(オテロ)をさっさと寄宿学校に入れてしまった。

そしてオテロは12歳になった。既に大人のように見事な美貌と肉体の持ち主だったオテロは、
寄宿学校のテーブルの上でストリップをしてみせ、同級生の少年たちの人気を集めたのだという。
そこで恋仲になった少年とともに寄宿学校を逃げ出しリスボンで同棲するが、
少年にやがて捨てられてしまう。

一文無しになったオテロは、
ひょんなことで知り合ったリスボンのアベニダ劇場の監督に歌とダンスを認められ、
舞台に出るよう勧められ、バルセロナ一の歓楽場パレ・ド・クリスタルで歌を歌うようになった。
真紅のドレスで着飾ったオテロの舞い姿は人気を集め、
1890年春、オテロはパリに出てシルク・デテ座にデビューすることになった。
ジプシーの血の流れる彼女は、胴のきゅっとくびれた肢体を真紅のスカートに包み、
次々と大金持ちや貴族が言い寄ってきた。ベルリンでは大富豪のオルシュトレーダーがオテロに夢中になり、
大きな邸宅、馬車、召使やコックをあてがい、何不自由ない生活をさせた。

オテロは臆面もなく男に金を貢がせ贅沢三昧をした。
火のように激しい性格で、相手の男がほんの少しほかの男に目を移しただけで怒り狂った。
オテロのために自殺したり決闘したりする者まで現れ、
新聞はオテロを「世界一スキャンダラスな女」と書きたてた。

>>314訂正

「胴のきゅっとくびれた肢体を真紅のスカートに包み、」

             ↓
「胴のきゅっとくびれた肢体を真紅のスカートに包み、黒いタイツを穿いたすらりとした脚をスリットからちらつかせて踊り、」
316名無しさん:03/11/29 18:18

>>293>>297続き)

だが後世の政子に対する評価というのは厳しい。

これは彼女の強烈この上ない嫉妬心が特に記憶に残るモノであるからだろうし、
しかも夫・頼朝の死後、尼将軍と呼ばれて歴史舞台の表面に登場することから、
彼女を出しゃばりで、権勢欲の塊とする見方がそれなりに定着しているからなのだろう。

しかしこれは大いに誤解を含んだ見方だとも言える。
尼将軍というのは俗称で、彼女は正式に将軍になった訳ではない。
彼女は実家の北条家の代表者であるに過ぎず、政子自身が独裁者という訳でもなかった

この見解には、反論がある女性たちも何人かいるのかも知れない。

「そんなことはないわ。
彼女は権力欲のために自分の息子の頼家も実朝も殺してしまったじゃないの。
北条家の権力のためには、そんな残忍なことも平気でできる冷たい女なのよ」

これは誤解だろう。政子は冷たいどころか、あまりにも熱過ぎるのだ。
熱過ぎるが故に、ここから述べる母子の悲劇が巻き起こされていくのであろう。

頼朝の死後、政子は長男の頼家を溺愛したが、
既に成人となっていた頼家は妾の若狭局に夢中で、母親のことなど鼻にもかけない。
そこで政子は絶望し、若狭局を憎むようになる。
エリザベート・バートリの話でも少し触れた、嫁と姑の間によくある話だ。
そのうち母と子の心はさらにこじれて、可愛さ余って憎さ百倍、
遂には政子は息子と嫁に殺意を抱く......。
現在でも時折世間を騒がせる、愚かな母親と同じことを政子はやってのけたのだ。

大混乱の頼家をも失ってしまった後、政子は突然激しい後悔に見舞われる。
317オーレソ・クサレイシイ:03/11/29 18:18

せめてもの罪滅ぼしに、頼家の残していった男の子を引き取り、猫のように可愛がり始める。
父の菩提を弔うために仏門に入れ、都で修行をさせるのだが、
それも哀れになって手元に引き取り、鶴岡八幡宮の別当(長官)とする。

だが孫には祖母の心の痛みが到底わからない。
父に代わって将軍になった叔父の実朝こそが父の敵なのだと思い込み、
遂には叔父・実朝を殺してしまう。
この孫こそが、別当・公暁(くぎょう)なのである。

母と子、そして叔父と甥。源家三代の血みどろの家庭悲劇は、
歴史上あまりにも有名だが、政子の抑制のきかない愛情過多もそのひとつの原因になっている。
勿論この他にも幕府内部の勢力争いも絡んではいるが、何といっても政子の責任は大きい。

政子は決して冷たい女ではない。
それどころか相手を独占し、相手を芯まで愛さないと気が済まない女なのだろう。
嫉妬のあまり姑の隠れ家をぶち壊すくらいならまだマシな方だ。
だが愛情の激しさは、行き着くところまで行くと、とんでもない事件を巻き起こす。
女の中にある愛情の深さを浮き彫りにしたのが、
政子の生涯だったといえるのではないだろうか。
318オーレソ・クサレイシイ:03/11/29 18:19

ところが政子の激烈な愛情表現というのは、歴史の中では見逃されがちだった。
いやむしろ愛などとは無縁な冷たい権力欲の権化、政治好きの尼将軍と見做されて来た。
これにだけは是非ともここで、疑問を差し挟んでみたいと思うのだ。

北条政子は決して冷酷人間でもなければ、政界の手腕家でもない。
彼女の政治的業績を見ても、特に際立ったモノは何一つない。
後の承久の変が起こったときにも、確かに彼女は将兵を励ますための大演説をやってのけている。
だがこれにも演出家が付いていて、彼女はそこで指示されるがままに、
「施政方針演説」を朗読したに過ぎないのだ。
そしてその演出家というのが、日本史上稀代の政治家ともいうべき政子の弟・北条義時なのだ。

つまり政子は義時の傀儡で、義時は絶対に表面には出ずに、表向きのことは政子に、
それも「北条氏の政子」ではなく「源頼朝未亡人としての政子」にやらせている。
しかも頼朝の血筋に連なる幼い藤原頼経を将軍に据え、
政子にはその代行という形を取らせているのである。

つまり北条政子の本質というのは、
庶民の女らしく激しい愛憎の感情を歴史の中に残したところにあるといえそうだ。
いかにも庶民の妻らしく、愛情過多であったり嫉妬に狂ったり、
息子や孫を思う余り大事件を巻き起こしたり・・・
つまりは徹底的に庶民的な、過剰な愛情に悩まされ続けた女性であったと言ってもよさそうだ。

(北条政子 終)
319オーレソ・クサレイシイ:03/11/29 18:20

ラ・ベル・オテロ

娼婦というのは、世界でも最古の職業だ。
しかし娼婦と一言で言えども、通りに立って男に媚を売る女と、
高級娼婦として身分高い貴族やブルジョワたちの寵愛を受け、
貴族以上の豪奢な生活を送る女との間には、天と地ほどの開きがある。

ラ・ベル・オテロ ―
彼女は間違いなく、その中でもトップクラスの娼婦だったと言えるだろう。

フランスの地中海に面するコート・ダジュールには、
ニース、カンヌ、サン・トロペなどの高級リゾートが名を連ねている。
コート・ダジュールは十九世紀半ばころから、
王侯貴族や大富豪の避寒地として有名になっていった。

カンヌのクロワゼット通りは特に高級な通りで、
高級ホテルやブティックやカジノが立ち並び、
かつては王侯貴族らがそぞろ歩きする場所であった。
ここの中ほどに、上に一組の円屋根を乗せた、白亜のホテルが建っている。
実はこの円屋根は、通常「美女オテロの乳房」と呼びならわされている......。

このモデルとなった名高い高級娼婦ラ・ベル・オテロは1869年、スペイン南部の小さな村に生まれた。
本名はアウグスティナ・カロリナ・オテロ。母はジプシーの踊り子で、父は行きずりのギリシャの船員。
男関係が絶えない母親に耐え切れなくなった父は、ある日浮気相手の一人と決闘し自分が命を落としてしまう。
母は生き残ったワイン業者と結婚し、カロリナ(オテロ)をさっさと寄宿学校に入れてしまった。
320オーレソ・クサレイシイ:03/11/29 18:20

そしてオテロは12歳になった。既に大人のように見事な美貌と肉体の持ち主だったオテロは、
寄宿学校のテーブルの上でストリップをしてみせ、同級生の少年たちの人気を集めたのだという。
そこで恋仲になった少年とともに寄宿学校を逃げ出しリスボンで同棲するが、
少年にやがて捨てられてしまう。

一文無しになったオテロは、
ひょんなことで知り合ったリスボンのアベニダ劇場の監督に歌とダンスを認められ、
舞台に出るよう勧められ、バルセロナ一の歓楽場パレ・ド・クリスタルで歌を歌うようになった。
真紅のドレスで着飾ったオテロの舞い姿は人気を集め、
1890年春、オテロはパリに出てシルク・デテ座にデビューすることになった。
ジプシーの血の流れる彼女は、胴のきゅっとくびれた肢体を真紅のスカートに包み、
次々と大金持ちや貴族が言い寄ってきた。ベルリンでは大富豪のオルシュトレーダーがオテロに夢中になり、
大きな邸宅、馬車、召使やコックをあてがい、何不自由ない生活をさせた。

オテロは臆面もなく男に金を貢がせ贅沢三昧をした。
火のように激しい性格で、相手の男がほんの少しほかの男に目を移しただけで怒り狂った。
オテロのために自殺したり決闘したりする者まで現れ、
新聞はオテロを「世界一スキャンダラスな女」と書きたてた。
321オーレソ・クサレイシイ:03/11/29 18:21

>>314訂正

「胴のきゅっとくびれた肢体を真紅のスカートに包み、」

             ↓
「胴のきゅっとくびれた肢体を真紅のスカートに包み、黒いタイツを穿いたすらりとした脚をスリットからちらつかせて踊り、」

322オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/29 18:22

>騙り

暇人だな。メシ食ったか?
323名無しさん:03/11/29 18:46
ジエン・・・・・ククク
324オーレソ・クサレイシイ:03/11/29 19:02
>>322

>騙り

暇人だな。メシ食ったか?


325オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/29 19:04

>>13続き)

そんなオテロの虜になったのは、
ヨーロッパ王侯貴族のほぼ半分近くなのだという。
ロシア皇帝ニコライ一世の皇子ピョートル大公は、
オテロを「ニノチカ」と呼んで膨大な数の宝石を送り、
「おまえのために破滅してもかまわないから、どうか絶対に捨てないでくれ」、
そう哀願したらしい。

あるときオテロは、アメリカの大富豪ヴァンダービルドから贈られたヨットに乗って
モンテ・カルロに向かったが、カジノでさんざん負けて、一週間で50万ポンド(約9億円)もの
大金をすってしまう。持ち金のなかったオテロは仕方なく乗っていたヨットを代わりに差し出したのだが、
後でそれを聞いたヴァンダービルドは、「なぁに、すぐヨットくらい買い戻してやるさ」と、
こともなげに言ったのだという。

ベル・エポックのパリで、
ラ・ベル・オテロは男から贈られた豪華な館で、
20人近い召使に囲まれて贅沢三昧な生活を贈った。
宝石好きで、特に有名人の愛用した宝石をコレクションした。

オテロにしてみればそれらの宝石は、自分がいかに魅力的で、
いかに第一級の男たちからばかり言い寄られたかを証明する勲章だったのだろう。
そのオテロの宝石コレクションの中に、ナポレオン三世妃ユージェニーの愛用した
見事な36粒のネックレスがあった。オテロがウィーンの舞台に出たとき、
ユージェニーと親しかったメッテルニヒ公爵夫人が、
わざわざそのネックレスを見るために、ホテルにオテロが訪れて来た......。

ガードマンに守られて運ばれて来たネックレスを、
右から左からへと嘗め回すように眺めてメッテルニヒ公爵夫人は、
久しぶりに懐かしいモノを見たと大喜びし、
後にオテロに感謝の手紙をよこしたのだという。

1965年4月、
96歳になったオテロはニースのホテルの一室で心臓発作を起こしてこの世を去る。

遺品は8ヵ月後、ニースの会場でオークションにかけられるが、
集まった400人の人々は、かつて王侯貴族が彼女に贈った
見事な宝石類を見られると楽しみにしていた。

ところが漆の盆に乗って運ばれてきたオテロの宝石を見て、
観衆は驚きの声をあげた。
宝石は全て、オテロが普段身に着けていた安物ばかりだったのだ。

ユージェニーの皇后のネックレス、オーストリアの皇后のネックレス、
カルティエに特注した何百もの最高のダイヤを縫い付けたボレロ。
それらは皆普段は銀行の金庫に保管され、たまに出すときには武装した馬車に乗せ、
二人の警官に護衛されていたのだという。

いったいこれらの宝石はどこに言ってしまったのか。

実は50億フランともいわれたオテロの巨額の財産は、
とっくの昔にカジノで消えてしまっていたのだ。
1891年、初めてモンテ・カルロのカジノを訪れたオテロはルーレットで10ルイを賭けたのだが、
赤が連続して21回出たことで、一晩で10万フランを手にしていた。その後41歳で隠居し、
ニースに豪華な別荘を買ったが、そこでもカジノ通いに夢中になり、別荘も宝石も絵画も手放し、
最後はニース市の僅かな年金だけで、やっと生計を立てていたらしいのだが。

貧しい家に生まれ、美貌と才覚だけを頼りに、
男たちを踏み台に時代を精一杯に生きたラ・ベル・オテロ。
カンヌの海岸通りでもひときわ目立つホテルの8階にあるレストランには、
今もベル・エポックの花と讃えられるオテロの名前がつけられているのだという......。

(ラ・ベル・オテロ 終わり)
327オーレソ・クサレイシイ:03/11/29 19:10
>>13続き)

そんなオテロの虜になったのは、
ヨーロッパ王侯貴族のほぼ半分近くなのだという。
ロシア皇帝ニコライ一世の皇子ピョートル大公は、
オテロを「ニノチカ」と呼んで膨大な数の宝石を送り、
「おまえのために破滅してもかまわないから、どうか絶対に捨てないでくれ」、
そう哀願したらしい。

あるときオテロは、アメリカの大富豪ヴァンダービルドから贈られたヨットに乗って
モンテ・カルロに向かったが、カジノでさんざん負けて、一週間で50万ポンド(約9億円)もの
大金をすってしまう。持ち金のなかったオテロは仕方なく乗っていたヨットを代わりに差し出したのだが、
後でそれを聞いたヴァンダービルドは、「なぁに、すぐヨットくらい買い戻してやるさ」と、
こともなげに言ったのだという。

ベル・エポックのパリで、
ラ・ベル・オテロは男から贈られた豪華な館で、
20人近い召使に囲まれて贅沢三昧な生活を贈った。
宝石好きで、特に有名人の愛用した宝石をコレクションした。

オテロにしてみればそれらの宝石は、自分がいかに魅力的で、
いかに第一級の男たちからばかり言い寄られたかを証明する勲章だったのだろう。
そのオテロの宝石コレクションの中に、ナポレオン三世妃ユージェニーの愛用した
見事な36粒のネックレスがあった。オテロがウィーンの舞台に出たとき、
ユージェニーと親しかったメッテルニヒ公爵夫人が、
わざわざそのネックレスを見るために、ホテルにオテロが訪れて来た......。

ガードマンに守られて運ばれて来たネックレスを、
右から左からへと嘗め回すように眺めてメッテルニヒ公爵夫人は、
久しぶりに懐かしいモノを見たと大喜びし、
後にオテロに感謝の手紙をよこしたのだという。
328オーレソ・クサレイシイ:03/11/29 19:11
1965年4月、
96歳になったオテロはニースのホテルの一室で心臓発作を起こしてこの世を去る。

遺品は8ヵ月後、ニースの会場でオークションにかけられるが、
集まった400人の人々は、かつて王侯貴族が彼女に贈った
見事な宝石類を見られると楽しみにしていた。

ところが漆の盆に乗って運ばれてきたオテロの宝石を見て、
観衆は驚きの声をあげた。
宝石は全て、オテロが普段身に着けていた安物ばかりだったのだ。

ユージェニーの皇后のネックレス、オーストリアの皇后のネックレス、
カルティエに特注した何百もの最高のダイヤを縫い付けたボレロ。
それらは皆普段は銀行の金庫に保管され、たまに出すときには武装した馬車に乗せ、
二人の警官に護衛されていたのだという。

いったいこれらの宝石はどこに言ってしまったのか。

実は50億フランともいわれたオテロの巨額の財産は、
とっくの昔にカジノで消えてしまっていたのだ。
1891年、初めてモンテ・カルロのカジノを訪れたオテロはルーレットで10ルイを賭けたのだが、
赤が連続して21回出たことで、一晩で10万フランを手にしていた。その後41歳で隠居し、
ニースに豪華な別荘を買ったが、そこでもカジノ通いに夢中になり、別荘も宝石も絵画も手放し、
最後はニース市の僅かな年金だけで、やっと生計を立てていたらしいのだが。

貧しい家に生まれ、美貌と才覚だけを頼りに、
男たちを踏み台に時代を精一杯に生きたラ・ベル・オテロ。
カンヌの海岸通りでもひときわ目立つホテルの8階にあるレストランには、
今もベル・エポックの花と讃えられるオテロの名前がつけられているのだという......。

(ラ・ベル・オテロ 終わり)
329ベルゼビュート:03/11/29 19:40
悪魔とは「 惑わす 」のを常とした概念のみの存在である。

魔女や吸血鬼と決定的な違いは、生贄の存在にある。
悪魔は人間ごときに退治など出来ない。
それが概念のみの存在である謂れである。

魔女や吸血鬼は人間にでも発見でき、また退治する事も可能だ。しかし悪魔が人間に退治されたとする伝説は、無いに等しい。
悪魔をどうにか出来るのは、神であり聖人であり悪魔概念を持つ宗教の頂点付近にいる者だけである。

つまり、悪魔とは我々の住む次元とは別の世界に住み、魔女や吸血鬼とは区別されるべき代物である。

それでも同一視されるのは、多くの辻褄合わせの結果でしかない
330オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/29 19:50

>>329

なかなか興味深いレスじゃないか。

一応一言いって置きたかったのだが、オレは自称悪魔でも、
観念として存在する悪魔にはほぼ全く興味がない。

オレが語りたいのは、あくまでも(駄洒落ではない)「現実に悪魔のように」自分の生を生き抜いた、
実在の女性たちの物語。

まぁ、「悪魔のようだ」という意味では、あながち悪魔そのものの話も、無縁とは言い切れないのだが。
オマエの言葉を借りると、「我々の住む次元」と一緒の存在にのみ、オレは興味があるということだ。
331オーレソ・クサレイシイ:03/11/29 19:56

>>329

なかなか興味深いレスじゃないか。

一応一言いって置きたかったのだが、オレは自称悪魔でも、
観念として存在する悪魔にはほぼ全く興味がない。

オレが語りたいのは、あくまでも(駄洒落ではない)「現実に悪魔のように」自分の生を生き抜いた、
実在の女性たちの物語。

まぁ、「悪魔のようだ」という意味では、あながち悪魔そのものの話も、無縁とは言い切れないのだが。
オマエの言葉を借りると、「我々の住む次元」と一緒の存在にのみ、オレは興味があるということだ。

332オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/11/29 19:58

>>331

本当に基地外だろう貴様?2ch止めて病院にでも行ってコイヤ(プ
333オーレソ・クサレイシイ:03/11/29 20:03

>>332

本当に基地外だろう貴様?2ch止めて病院にでも行ってコイヤ(プ

334名無しさん:03/11/29 20:18
>>332
333の言うとおりだよ!
病院行ってこいや!
335名無しさん:03/11/29 22:02
オーレンオマエもココを見て勉強だ!
http://www.hellplant.org/cgi-bin/xoor/serpent.cgi
336薔薇十字騎士:03/11/29 23:10
╋(・_:)╋ δ ┏┓ ┏━┛┗━┓ ┗━┓┏━┛ ┃┃ ┃┃δ ┗┛
337名無しさん:03/11/29 23:59
>>335
色んなスレにブラクラ貼って楽しいですか?
338名無しさん:03/11/30 11:30
>>337
オマエウゼーヨ!
339オーレソ・クサレイシイ:03/11/30 11:33
>>335
色んなスレにブラクラ貼って楽しいですか?

メッサリーナ

「悪女」の魅力のひとつに数えられるのが、男心を虜にするセクシーさ。
淫乱であるということは、それだけでも悪女であることの条件として
数え上げてもよい要素といえるだろう。

複数の男から男へと渡り歩く、または特定の男との愛欲に溺れるか・・・
淫乱の一言で片付けるのは簡単だが、そこは千差万別、歴史上の女性たちによっても、
その淫ら振りというのは多種多様だ。

男の側から見れば、女が性的魅力を湛えているのはいいが、
性的に奔放過ぎると、浮気されるのが心配というのが一般的だろう。
往年のブリジット・バルドーは素晴らしく魅力的であったが、
長い間一人の男に留まるようなことはなく、すぐさま他に男を見つけ、
自分を捨てて去ってしまう男のイメージだと言われている......。

だがこの手の女性に惹きつけられる要素もまた、
確かに男性の中にあるのも間違いのないこと。
男であれ女であれ、狡猾な者は両極端のタイプを自分のモノにしようとするのは、
今も昔も変わりがない。

女性であれば、
真面目で優しい男を亭主として、
浮気相手を野性的で危険な男に選んだり、
男性であれば、
清楚で貞淑な女を妻として、
愛人としては奔放で強かなエゴイズムに溢れた女性を選んだりと、
そんな具合だ。

古代ローマ皇帝クラウディウスの妃・メッサリーナは、性に狂った悪女の典型。
その妖艶さと美貌で、彼女は15歳の若さで35歳年上の第四代ローマ皇帝・クラウディウスと結婚する。

だがこの結婚、
表向きはめでたい結婚でも、その内実たるや悲惨なモノで、
クラウディウスは幼少のときにかかった病のために足が不自由で、
口からはダラダラとヨダレを流し、
家族皆から馬鹿にされている男。
それに既に精力も萎え、若妻をベッドで満足させることもままならなかった。

欲求不満に悩まされたメッサリーナは、
毎晩怪しげなパーティを開いた。
人妻たちにとって、パーティは絶好の浮気のチャンスの場。
夫婦同伴で出席し、酒を飲みながら浮気相手を物色、
女たちはこれと思う男がいるとウィンクし、
互いに意気投合すると別室に消えていったのだという・・・。

さらに当時の人妻たちは、
人気の美男俳優を必死に奪い合うことがしばしばだった。
メッサリーナが特に気に入っていたのはムネステルという俳優であったが、
メッサリーナがどんなに迫っても、ムネステルはメッサリーナになびかない。

そこで彼女は夫のクラウディウスに頼んで、
皇后たるメッサリーナのどんな命令でも従うように命じてもらったという話もある。

この頃になるとローマ市内で、
皇后のスキャンダルを知らぬ者などいなかった。
愛人はとっかえひっかえ、
貴族でも俳優でも、気に入った男であれば手当たり次第。
さらには裏町の娼家に忍び込んで、
娼婦の格好をして客を取っていたとう噂もあった位だ。
346オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/01 00:07

さらに噂によるとメッサリーナは、
夜になって夫が寝静まってしまうと、
マントで顔を隠し、奴隷を従えて宮殿を抜け出したのだという。
そして町の路地裏の娼家に入ると、
部屋の扉にリュキスカという源氏名を掲げ、
乳首を黄金色に塗って、
性器に紅をほどこしては、男たちに次々に身を任せたのだという。

やがて娼家の閉店時間が来ると、
目の下には隈、
頬はげっそりとこけ、
男たちの愛撫で疲れ果てながら、
嫌々皇帝・クラウディウスベッドに戻っていったのだといわれている.....。

>>341訂正

「自分を捨てて去ってしまう男のイメージだと言われている......。」



「自分を捨てて去ってしまう女のイメージだと言われている......。」

348名無しさん:03/12/01 00:56
そんでそんで?面白い!メッサリーナさんはどんなふうに死んだの?
その後の人生キボンヌ。
349フェリオス:03/12/01 01:12
闇に沈みし悪を封印するためにフェリオス神の名のもとにただ今参上!!
350オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/01 01:19

>>348

面白いか?そいつは何よりだ。
けどな・・・この続きは明日にしたいと思ってるんだ、悪いけど。

もしよかったら、このスレの過去ログには、

・エリザベート・バートリ

・コーラ・バール

・ボニー・パーカー

・北条 政子

・ラ・ベル・オテロ

・・といった歴史上名高い「悪女」のエピソードも収録されているから、
それらを読みつつ楽しみにして貰えたらいいな。

あと、そろそろ誰かここに相談に来てくれるのをオレは待っているんだけれどな(クスソ

遠慮はいらないぜ。
あらゆる悩みに懇切丁寧に回答してあげる<ALL
351オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/01 01:24

>>349

オレを封印?無理だと思うぜ。

そろそろメアドでも公開して、オレのプロフィールもぼちぼちここで語っていくから、
いつでもいいや、サシオフでもしようじゃないか(男女問わずだw)

では明日も、朝も早よから会社行かなきゃならねぇから、今夜はここまでだ。

悪魔も大変なんだ、食っていかなきゃならないからよぉ・・・!!
352フェリオス:03/12/01 02:37
今宵もまやかしの美しさいただきます
353オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/01 02:42

>>352

どう批評しようが自由だ。
オレとこのスレに関して何を言おうが、オレは全て受けて立つし、
全て自分の肥やしにする自信がある。

・・・てな訳で、オマイラも今年最後の1ヶ月、
クリスマスなんかに惑わされなくたって構わねぇから、
思い残しのないように過ごしておけ。

また明日な。
354大阪の男:03/12/01 02:44
始めからよましてもらったけど、結構面白く読ませてもらったよw
そこで質問なんだけど、なぜオーレンイシイはそんなに「悪女」に執着するんだ?そこを聞きたい
355名無しさん:03/12/01 02:49
ホントに相談にのってくれます?
メッサリーナのハナシに反応したのは、自分が(女なんですけど)すっごく
性欲が強いからなんです。最初からそう思ってたわけじゃなくて、人のハナシを
聞いたり2ちゃんをのぞいたり、つきあってる男から言われたりで、だんだんと
どうも自分は普通レベルより。。。そうらしい、と確信してきて。
10代の頃から浮気、二股三股、20代になったら不倫、W不倫、どうしても男が
ダブってしまう。
結婚したときはこれで安定できる、と思ったんですが、自分の不倫がバレて
離婚。いまはその時の男じゃない、べつの男ふたりとつきあってます。
俗に言う恋愛体質、なんてキレイなものじゃなく、これは自分のやりたい欲求
がそうさせているんじゃいかと、セックス依存や恋愛依存についての本を読み
漁り、ストイックな生活も試みました。でもやめられない。2か月もたない。
こんなことを現実の生活でカミングアウトできないし、友人にも相談できま
せん。”性欲の強い女のスレ”とかないかな〜、と探してるうちにここに
たどり着きました。このままだとヤバい人生(もうなってるっちゅーねん)
歩むかも、と思い、そのメッサリーナというひとの末路に興味をもったのです。
長文ごめんなさい。
356オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/01 02:58

>>363

ガイシュツの内容の繰り返しになってしまうが、許してくれよ。
大きな動機と言うのは、以下の二つだ

1. オレ自身がプチ悪女と関わってきた経験から、
悪女の持ちふてぶてしさとしたたかさに思い入れがある

結婚をフイにされたり、金を騙し取られそうになったり・・・オレもその当時は、彼女たちを大いに憎んだモノだ。
けどオレはある日気がついたんだな。

彼女たちプチ悪女のお陰で、オレ自身たくましくなれたし、女性の繊細な心の動きが読めるようになった。
これはオレにとっては、一生の財産だ。

だから彼女たちに対する、感謝の念をオレは持っているのだと言っておこう。
357オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/01 02:59

(続き)

2. 失恋に苦しむ女性たちが人生の再起をめざすにあたって、
歴史に残る悪女たちの生き様を知ることが、多少なりとも有効だということ。

勿論普通の生活を営む女性たちには、
おいそれと簡単に「真・悪女」の生き方は真似はできない。しかし・・・

失恋の憂き目に会った女性の皆さんは、
男から理不尽な理由で別れさせられた人もいるだろうし、
男性に尽くした甲斐なく、孤独に陥ってしまって自分を失ってしまった人達もいると思うんだ。

オレはそんな女性たちが、自分の価値観の見直しを図ることで、
今後の人生の再スタートをより有効なモノにしてもらいたい。

オレは真剣にそう思っているんだ。

けど・・・オレもまだまだだよな。だからここは、ROMもオレも一緒になって考えていきたい所なんだよ。
358大阪の男:03/12/01 03:07
俺も少なからず悪女と言われる女と関わってきたけど、
自分の妄信的な愛が、悪女とも思わせていたのかもしれないし、
その女がホントに悪女だったのかもしれないし。どっちなんだろね?
でも悪女ってのは、絶対にふられないよな?絶対ふるwこれは俺も生きてきて学んだ
359オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/01 03:16

>>355

>メッサリーナのハナシに反応したのは、自分が(女なんですけど)すっごく
>性欲が強いからなんです。最初からそう思ってたわけじゃなくて、人のハナシを
>聞いたり2ちゃんをのぞいたり、つきあってる男から言われたりで、だんだんと
>どうも自分は普通レベルより。。。そうらしい、と確信してきて。
>10代の頃から浮気、二股三股、20代になったら不倫、W不倫、どうしても男が
>ダブってしまう。

まぁ男性よりも女性の方が逞しいのだから、それもまたいいんじゃ?
男性に虐げられて、自分で自分を信用できなくなっている状態の人
(気に障った人達、許してくれよ)よりも貴女は健全だし、
自分に正直なんだから、それはそれでいいのさ。

>結婚したときはこれで安定できる、と思ったんですが、自分の不倫がバレて
>離婚。いまはその時の男じゃない、べつの男ふたりとつきあってます。
>俗に言う恋愛体質、なんてキレイなものじゃなく、これは自分のやりたい欲求
>がそうさせているんじゃいかと、セックス依存や恋愛依存についての本を読み
>漁り、ストイックな生活も試みました。でもやめられない。2か月もたない。
>こんなことを現実の生活でカミングアウトできないし、友人にも相談できません。

無理してストイックになる必要はないだろう。
360オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/01 03:17

(続き)

それは貴女が「そろそろここらで・・・」と今の自分の生活に見切りをつけるまでは、
どうしても続いていくモノだろうし、誰かに言われて改めるようなモノでもない。
だって貴女の人生なんだから。

別にそんな自分を改めることはカミングアウトではないよ。
誰にも相談できないならば、ここを踏み台にするなり、有効活用してください(w

>”性欲の強い女のスレ”とかないかな〜、と探してるうちにここに
>たどり着きました。このままだとヤバい人生(もうなってるっちゅーねん)
>歩むかも、と思い、そのメッサリーナというひとの末路に興味をもったのです。
>長文ごめんなさい。

何か答えが出るまでは、ここを生暖かく見守り続けていくのもいいんじゃないの?
あとね・・・オレは何十行の長文レスが来ても平気だし、確実に読み取れる自信があるから、
全く気にしなくて(・∀・)イイ!!

いつでも好きな時に、自分の思いの丈を、好きなだけここに書き殴ってください。

では、お休みなさい......。
361355:03/12/01 05:05
あ、ホントに相談にのってくれたんですね、ありがとう>>イシイさん。
そうか、それはそれで健全なのか。。。自分が病的なんじゃないかと不安
だったので、ちょっと安心しました。こんな私でも、いつかはちゃんとした
パートナーにめぐり会って子供を育てて、っていう夢もあるのです。
自然にそうなるときまでは、あんまり自分を押さえつけることなく、感情に
スナオになってみます。イシイさん、悪魔なのにやさしいなー。

しつこいですが、メッサリーナの続編も待ってます(笑)。
それではお休みなさい、また書きます。
362名無しさん:03/12/01 06:55
面白い! そのうちメアリースチュアートって人も知ってるなら聞いてみたいなぁ では相談! 普段<インビ>って言われて男がひいていくんですケドそれをどう魅力に変えたらいいです?
363オーレソ・クサレイシイ:03/12/01 07:30

メッサリーナ

「悪女」の魅力のひとつに数えられるのが、男心を虜にするセクシーさ。
淫乱であるということは、それだけでも悪女であることの条件として
数え上げてもよい要素といえるだろう。

複数の男から男へと渡り歩く、または特定の男との愛欲に溺れるか・・・
淫乱の一言で片付けるのは簡単だが、そこは千差万別、歴史上の女性たちによっても、
その淫ら振りというのは多種多様だ。

364オーレソ・クサレイシイ:03/12/01 07:31

男の側から見れば、女が性的魅力を湛えているのはいいが、
性的に奔放過ぎると、浮気されるのが心配というのが一般的だろう。
往年のブリジット・バルドーは素晴らしく魅力的であったが、
長い間一人の男に留まるようなことはなく、すぐさま他に男を見つけ、
自分を捨てて去ってしまう男のイメージだと言われている......。

365オーレソ・クサレイシイ:03/12/01 07:31

だがこの手の女性に惹きつけられる要素もまた、
確かに男性の中にあるのも間違いのないこと。
男であれ女であれ、狡猾な者は両極端のタイプを自分のモノにしようとするのは、
今も昔も変わりがない。

女性であれば、
真面目で優しい男を亭主として、
浮気相手を野性的で危険な男に選んだり、
男性であれば、
清楚で貞淑な女を妻として、
愛人としては奔放で強かなエゴイズムに溢れた女性を選んだりと、
そんな具合だ。
366オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/01 07:32

雨降ってやがる・・・(:´Д`)
出勤時間の早いオレには、なかなかこたえるなぁ(w

>>361

>イシイさん、悪魔なのにやさしいなー。

ハハハ、本当の「悪」を心に秘めた奴っていうのは、優しさも持ち合わせているモノ。
空気も読めずに「オレは悪だー」って威嚇しているばかりの奴は、
本当の「悪」じゃなくてニセモノだから。

人の心がわからないと、「真の悪」にも近づけないってことさ。
「悪」って漢字をよく見てごらん、しっかり「心」がついているだろう。

>しつこいですが、メッサリーナの続編も待ってます(笑)。

電車に乗ったら、少ーしずつ投稿するから待っていてくれよ。

>>362

>そのうちメアリースチュアートって人も知ってるなら聞いてみたいなぁ

そうそう!メアリー・ステュアートはここでエピソードを披露する予定だから、
是非とも楽しみに待っていて欲しい。

リクエストがあったら、遠慮なく名前を出しておいてくれ<ALL

>普段<インビ>って言われて男がひいていくんですケドそれをどう魅力に変えたらいいです?

申し訳ないが、相談の回答は夜まで待っていてくれ。
367オーレソ・クサレイシイ:03/12/01 07:32

古代ローマ皇帝クラウディウスの妃・メッサリーナは、性に狂った悪女の典型。
その妖艶さと美貌で、彼女は15歳の若さで35歳年上の第四代ローマ皇帝・クラウディウスと結婚する。

だがこの結婚、
表向きはめでたい結婚でも、その内実たるや悲惨なモノで、
クラウディウスは幼少のときにかかった病のために足が不自由で、
口からはダラダラとヨダレを流し、
家族皆から馬鹿にされている男。
それに既に精力も萎え、若妻をベッドで満足させることもままならなかった。

368オーレソ・クサレイシイ:03/12/01 07:32

欲求不満に悩まされたメッサリーナは、
毎晩怪しげなパーティを開いた。
人妻たちにとって、パーティは絶好の浮気のチャンスの場。
夫婦同伴で出席し、酒を飲みながら浮気相手を物色、
女たちはこれと思う男がいるとウィンクし、
互いに意気投合すると別室に消えていったのだという・・・。

さらに当時の人妻たちは、
人気の美男俳優を必死に奪い合うことがしばしばだった。
メッサリーナが特に気に入っていたのはムネステルという俳優であったが、
メッサリーナがどんなに迫っても、ムネステルはメッサリーナになびかない。

そこで彼女は夫のクラウディウスに頼んで、
皇后たるメッサリーナのどんな命令でも従うように命じてもらったという話もある。
369オーレソ・クサレイシイ:03/12/01 07:33

この頃になるとローマ市内で、
皇后のスキャンダルを知らぬ者などいなかった。
愛人はとっかえひっかえ、
貴族でも俳優でも、気に入った男であれば手当たり次第。
さらには裏町の娼家に忍び込んで、
娼婦の格好をして客を取っていたとう噂もあった位だ。
370オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/01 07:34

>荒らし

誰からも相手にされていないのにご苦労様(プ
371名無しさん:03/12/01 08:02
はっきり言わせてもらうが、誰にも見てもらわなくても良いんだよ。
ただ、このスレを早く1000まで逝かして、落とせれば、どうでもいいんだ・・・
また、スレ立てても同じコトをするまでだよ。
別に楽しくないんだけどね。
じゃあ辞めろよって・・・
無理な話だよ・・・
372オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/01 08:17

>>346続き)

誰かが彼女を批判しようものなら、
メッサリーナは根も葉もない罪をでっち上げ、
さっさと処刑場に送ってしまった。
これで合計300人以上の元老院議員・軍人たちが犠牲にされてしまったようだ。
373オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/01 08:19

けれどもある日、美青年執政官シリウスとの恋がメッサリーナの生活を一変させる。
怪しげな夜会を開くこともなくなり、夜な夜な娼婦として身を売ることもなくなった。
メッサリーナは愛する男に身を委ねることで、娼婦でもなく皇后でもない、
平凡な女としての喜びをようやく見出せたのだろう。

だがシリウスの方は、
自分とクラウディウスのどちらかを選ぶようメッサリーナに迫った。
追い詰められた彼女は、遂に恐ろしい計画を実行した。
374オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/01 08:23

ローマの法律を犯して二重結婚をしたうえに、
クラウディウス帝を殺し、
息子ブリタニクスを皇帝にして、摂政として権力を握ろうとしたのだ。

公用先で妻の秘密結婚を知ったクラウディウス帝は、激しく怒り狂った。
ただの男狂いならまだしも、
自分以外の者と結婚となると、
皇帝の権威、しまいには帝国全体に関わる大問題だからだ。
375名無し:03/12/01 08:26
今日は荒らす気にならないから・・・
タマには相談してみるよ。
天使の居ない12月ってどう思う・・・?
376オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/01 08:26

結局メッサリーナはシリウスとともに逮捕され、
抜き身の剣をかざす兵士らに囲まれて、
短剣を渡され自害を命じられる。
けれども生への未練からか死への恐怖か・・・
剣を喉に押し当てながら、どうしても剣を自分に突き刺すことができない。
皇帝から遣わされた百人隊長は苛立って、
ついに自分の剣でメッサリーナを刺し貫いてしまう。
377オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/01 08:29

享年23歳。

皇后になってたったの8年後に訪れたメッサリーナの最期であったが、
妻の死を知らされたクラウディウスは、
それ以上は何も聞かずに食事を続けたのだと言う。

そしてその虚ろな表情からは、
何一つ悲しみは読み取れなかったのだと伝えられている。

(メッサリーナ 終わり)
378名無し:03/12/01 08:34
そうか・・・
それがオマエの答えか・・・
マジレスはもう二度とやらん・・・
じゃあ、一人で頑張ってくれ・・・
379オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/01 08:42

>>358

スルーして悪かったよ、許してくれ。

生憎もうすぐパソ使えない会社に行くから、
また夜にここに来てくれよ。

>>371

おぉサンキュ。
健闘祈っているぜ。

>>375

天使の居ない12月ね・・・
夜までに回答考えておくわ。
380名無しさん:03/12/01 08:44
〉〉378
マジレスバカ発見!
しかし、こんなヤツに相談するなんて、そうとう低脳なんだな。
はっきり言って、幼稚園児でも相談シネーよ!
381オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/01 08:48

>>378

オイオイせっかちなヤシだなオマイも。。。

こうしてケータイからしっかりレスは済ませたんだから、
問題ないだろ?
382名無し:03/12/01 08:50
オーレンありがとう・・・
自分が勘違いしてたよ・・・
仕事頑張ってな・・

383オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/01 12:51

とりあえず昼休みで、外へ出かける時間ができたモノでな。。。

>>380

気にいらねぇスレを毎日毎日覗いてはイチャモンたれるドアフォ。
貴様マジ2chやる資格ねぇよ。

とっとと失せろ、クソガキめが ( ´,_ゝ`)プッ

>>382

まぁそう気にスルナ。

文字とその場の空気だけのやり取りの世界、
行き違いなんてリアル同様、いくらでもあるさ。

そしてオマエに誤解させたのは、オレ自身の表現能力の至らなさでもあるからな。
オマエは別に悪くはないだろ。(多分なw)

・・・また夜の部で会おうぜ、皆。
384にんにき:03/12/01 17:53
夜に相談にきる。にんにき
385名無しさん:03/12/01 19:04
>>384
オヤジハッケソ!
386荒らしA:03/12/01 19:08
>>384-385
ジエンカエレ!
387フェリオス:03/12/01 20:17
闇に沈みし悪を封印するためにフェリオス神の名のもとにただ今参上
388オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/01 20:36

今晩わ、ジエン魔王のオーレン・イシイです(嘘

今から帰るから、楽しみにしとき (`∀´)ノ゛
389名無しさん:03/12/01 21:02
>>387
デビルサマーかえれよ!
390名無しさん:03/12/01 22:41
ラウンド1ファイト!!
391荒らしA:03/12/01 22:50
いい加減アキネースレだな・・・まだ立ってたのかよ!
392名無しさん:03/12/01 22:55
クズスレ( ´,_ゝ`)プッ
393名無しさん:03/12/01 23:00
オーレンは留守中だ!
荒らすならイマノウチ
394オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/01 23:06

今外でマタ〜リ楽しく呑んでるんだ。

心配スンナ (`ー´) <厨房共
395名無しさん:03/12/01 23:16
>>394
じゃあ質問ですが、あなたの学歴と職業は何?
396荒らしA:03/12/01 23:24
また長く書いて貼り付けの準備か (`∀´)ゲラゲラ
397名無しさん:03/12/01 23:42
●騙された・裏切られた・弄ばれた・逃げられた・捨てられた・
相手に誠意が無い・異性問題・家庭内暴力・不倫疑惑解明・人間関係・金銭トラブル★
●  http://6531.teacup.com/tantei007/bbs【ファイルにコピーして開いて下さい】
別離工作・情報収集・トラブル対策・ボディガ―ド・等々!
●真剣にお悩みの方、安心してご相談下さい。解決へ導きます★
□■各種データ・電話番号調査・住民票・戸籍謄本など調査■□
ジャンプしない場合にはファイルにURLをコピーして開いて下さい★☆★
●別れさせ屋・特殊工作・調査全般
●復讐代行・人生相談・駆け込み寺
--------------------------
◆呪屋本舗◆
●怨念波動・怨念呪殺術代行!!!
●憎き相手を奈落の底へ!!!
398オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/02 00:40

今やっと帰ってきたところだ。言っておくが今夜はまだ起きているからな。

>>362

>普段<インビ>って言われて男がひいていくんですケド
>それをどう魅力に変えたらいいです?

オレから言わせれば、<インビ>ってだけで十二分に魅力になっていると思うけどね。

ただそれも相手あってのこと。
やはりそんな貴女にか確実に魅了される相手を、まずは間違いなく選ぶことだな。

適切な相手を選ぶ眼力があれば、
おのずと自分のいい部分(この場合<インビ>なところかw)を磨くセンスも養われるだろう。

ま、それも自分に自信を持つ事が大前提だと思いますがね。

>>375

>天使の居ない12月ってどう思う・・・?

オレはエロゲーって余り関心がないし、
その手のモノやりすぎの連中にはすすんで警告を促したいクチだから、
これからも興味を持つことはないだろうな。

エロゲーは程ほどにして、このスレで教養と知性と女性を見る目を鍛えてみて下さい(w

>395

>じゃあ質問ですが、あなたの学歴と職業は何?

職業は悪魔・・・ではなくて、しがないフリーのコンサルですよ。
今は中央線沿い某駅近くにビルを持つ、損保会社のお抱えということになっているが・・・
少し仕事キツ過ぎだ。もう少しゆとりを持たせろ(鬱
400名無しさん:03/12/02 01:45
アドバイスありがとうございます 自信かぁ 今までインビって言われてる自分嫌いっていうより戸惑ってたんです(見た目童顔なんで) でもそういう印象ならちゃんと認めてあげよう
401名無し:03/12/02 07:18
>>
何それ?エロゲーじゃあないよ!
普通に答えてよ!
402名無しさん:03/12/02 07:19
短大?大学卒?
403名無しさん:03/12/02 08:20
マイコージャクスン ポー
404デビルサマナー:03/12/02 08:28
悪魔召喚プログラム
405オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/02 08:36

夕べは疲れが溜まって爆睡しちまった。。。

また今夜な (゚e゚)ノ゛
406 :03/12/02 08:50
 
407薔薇十字騎士:03/12/02 12:20
╋(・_:)╋
408名無しさん:03/12/02 13:05
オーレンってレベル高い2chユーザーダよ?
IPとか抜いたりできるの?
試しに俺のIP抜いてみてよ!
まあ厨房じゃあできるとは思わないがな(笑
409名無しさん:03/12/02 14:45
>>408
所詮低能な厨房にできるわけがないだろ!
諦めろ!!
410薔薇十字騎士:03/12/02 14:54
δ ┏┓ ┏━┛┗━┓ ┗━┓┏━┛ ┃┃ ┃┃ δ ┗┛ ∩ ∩ │ │ ┐ ┌ (。ー。) ∪ ∪╋(・_:)╋
411デビルサマナー:03/12/02 20:48
悪魔召喚プログラム
412名無しさん:03/12/02 21:14
メガテン
413名無しさん:03/12/02 21:59
レベルの低いオーレンは飽きてきたから、そろそろ辞めるらしいよ!
まあ、篤くなりやすく冷めやすいと簡単な頭の構造のヤシだからな (`∀´)ゲラゲラ
414荒らしA:03/12/02 22:01
>>413
厨房!
糞スレageんなよ!
415名無しさん:03/12/02 22:27
●騙された・裏切られた・弄ばれた・逃げられた・捨てられた・
相手に誠意が無い・異性問題・家庭内暴力・不倫疑惑解明・人間関係・金銭トラブル★
●  http://6531.teacup.com/tantei007/bbs【ファイルにコピーして開いて下さい】
別離工作・情報収集・トラブル対策・ボディガ―ド・等々!
●真剣にお悩みの方、安心してご相談下さい。解決へ導きます★
□■各種データ・電話番号調査・住民票・戸籍謄本など調査■□
ジャンプしない場合にはファイルにURLをコピーして開いて下さい★☆★
●別れさせ屋・特殊工作・調査全般
●復讐代行・人生相談・駆け込み寺
--------------------------
◆呪屋本舗◆
●怨念波動・怨念呪殺術代行!!!
●憎き相手を奈落の底へ!!!
416オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/02 22:40

超久々に、真っ直ぐ家に帰ってきたぞ。フフ(アントニオ猪木風笑)

何故かというとな、仕事があまりにヘビー過ぎて、
自宅作業でないと対応しきれんのやわ。大変だぜー全くよぉ。

以前は仕事中に2chという楽しみがあった訳なのだが、
残念ながらそれもままならない。

最早オレ様には酒呑む位しか楽しみがなかった訳なのだが、
そろそろ自分に「禁酒」の厳しい掟を課して、このスレとオレ様の繁栄のみに専念しようかと思っているのさ。

んな訳で、いくか。

>>401

>何それ?エロゲーじゃあないよ!
>普通に答えてよ!

悪いな、他に何があるかよぅわからんのやわ。
↓ぐぐってみたが、こんなんしかよぅ出ぃへんわ、ホラ

http://yokohama.cool.ne.jp/myonmya/

>>402

いちおう大卒だが、悪魔の道を極めるために役に立っていることは殆んどないな(w
ただ一つだけ思うこと、もう一度生まれ変われたらオレは女子大に行きたいな。

学生は無理でも講師とか教授とか、な。

それとも今から講師くらいは目指そうかな、「悪女学専攻」とかいって(ゲラゲラ
417オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/02 22:41

>>408

>IPとか抜いたりできるの?
>試しに俺のIP抜いてみてよ!
>まあ厨房じゃあできるとは思わないがな(笑

そんな事したって何の得にもならんから止めておくわ。
だいたい貴様が、IP抜くほどの価値ある香具師なの?んな訳ねーじゃん。

高貴かつ教養のレベルの高い女性のIPだったら、オレ様からお願いしてでも抜いてやる。
ついでに別のモノも一発抜いておく。それでいいかい?

>>413

>レベルの低いオーレンは飽きてきたから、
>そろそろ辞めるらしいよ!
>まあ、篤くなりやすく冷めやすいと簡単な頭の構造のヤシだからな (`∀´)ゲラゲラ

オレ様が簡単に辞めると思ったら大間違い。
だいたいにおいて、テメェごときにオレ様の勢い止められると思う?甘ぇんだヴォケナス!

しかもテメェ、「熱い」を「篤い」とか書いているし。

2ch慣用句ですらねーだろそれ?
ただの誤字だろう?頭悪そうだな。

ま、お互い簡単な頭の構造同士、差別せんとせいぜい対等に競い合っている気になっておけ (`∀´)ゲラゲラゲラ
418名無しさん:03/12/02 22:59
2ch慣用句・・・こんなこというやつプゲラ
419フェリオス:03/12/02 23:31
名もなき下級悪魔よ我が滅ぼしてあげよう
420名無しさん:03/12/02 23:36
質問なんだけど悪魔ってオウチドコに住んでるの?
421オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/02 23:43

>>418

貴様だったら、オレよりもっと語彙が豊富なんだろうな?
オレにはどうもそうは思えんのだが・・・

かつて出版業界に身を置いていて、只でも何千字ものコンテンツを書き連ねてきたオレ様を、
あまり舐めてかからん方がいいぜ、プッ

>>419

それは無理だろう。
何度でも言うが、貴様と比べたら積み重ねてきた経験と歴史が違う。

ま、それも行間の読めない連中相手に説いても無駄な話だがな。

>>420

関東近郊だ、といっておこう。事情があって、今はこれ以上詳細なプロフィールは明かせない。
詳細を知りたければ、今週中にここに晒すメアドに一発メルくれれば済むから、
楽しみにしておいてくれや。
422荒らしE:03/12/02 23:54
ロリロリメロメロドッキューン!
423オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/02 23:55

アグリッピナ

自らの肉体を武器に権力を維持し続けた、野心的悪女の代表格。
アグリッピナにつけられる形容詞というのは、おおかたそんなところだろう。

先の話に出てきた后のメッサリーナが処刑されてから後、
皇帝クラウディヌスはローマ帝国随一の花婿候補となった。
自分の美貌や家柄に自信のある女たちは、
皆先を争って、自分を花嫁にとクラウディヌスに売り込もうとしたのだ。
424オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/02 23:55

花嫁候補者の中でも飛びぬけた存在であったのがアグリッピナだ。
シチリア島の総督だった夫・グナイウスが亡くなってから、
寡婦(未亡人)となっていた彼女は、
皇后の座を狙って激しく自分を売り込み始める。
自分がクラウディヌスの姪に当たることを良いことに、
たびたび叔父を訪ねて誘惑し、
しまいには叔父の側近である解放奴隷のパラスにまで、
その肉体を提供したのだという。
425オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/02 23:56

こうしてなりふりかまわぬ売込みが功を奏し、
晴れてアグリッピナはクラウディヌスの后となった訳だが・・・
その次にアグリッピナが心を傾けたのは、
夫・クラウディヌスよりも自分の連れ子ネロの将来であった。
426オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/02 23:56

ネロを正式に帝位継承者にするために、
まずネロをクラウディヌスの実の娘・オクタヴィアと結婚させる、

さらにはクラウディヌスの長男で、
本来ならば帝位継承者であるはずのブリタニクスを差し置いて、
ネロの派手な”成人式”を実施する、といった具合に。

こうしてブリタニクスよりも、
ネロこそが帝位継承者であるということを民衆にアピールしておいて、
次にアグリピッナが画策したこと・・・

それが、夫・クラウディヌスを暗殺することだった。
427オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/02 23:57

54年10月23日、クラウディヌス帝の好物であるキノコ料理が作られ、
食卓に運ばれて来る前に、アグリッピナの手で少量の毒が料理に一服盛られた。
豪華な料理に食欲をそそられて、クラウディヌスは早速キノコにかぶりついた。

するとたちまち、クラウディヌスは気分を害して、意識が遠のいた。
クラウディヌスは寝台に運ばれると、嘔吐した挙句何とか意識を回復させた。

アグリッピナは、ここで大いに動揺した。

それは、ここで皇帝が死んでくれなかったら、
今度は自分の命が狙われるとわかっていたからだ。

>>423-427

この続きは・・・今夜読みたいか?<ALL

できれば明日にしたいところだが、(明日に仕事への差し支えを恐れているのだ・・・w)
リクエストがあれば、サービス精神旺盛なオレ様のことだ、今夜続けたって構わんぞ。

どうする?
429名無しさん:03/12/03 00:09
読みたいデス…
430オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/03 00:13

>>429

サンキュ、少し待っていてくれよ。

何故かというと、自宅作業にも少し手をつけておかないと、
明日泣きを見ることが火を見るよりも明らかだからだ(プゲラ

また2時頃に、な。
431名無しさん:03/12/03 01:01
お仕事忙しいのにありがとうございます            頑張ってくださいね
432オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/03 02:06

>>427続き......。

うろたえてアグリッピナは、呼ばれていた侍医に向かって目配せした。

侍医は以前からアグリッピナとの「きな臭い」男女の関係を噂されていた男なのだが、
そのせいかアグリッピナの要望を飲み込むのが早かった。

侍医は早速、毒を吐かせるためだといって、
したたか毒を塗ったガチョウの羽根を皇帝の喉につっこんだのだ。

そして今度こそ、皇帝クラウディウスは一言も残さずに、苦痛に顔を歪めながら即死した。

享年62歳。

先のメッサリナが死んでから6年後の話である。。。

陰謀の発覚を恐れたアグリッピナは、
宮殿の扉という扉を厳重に封鎖させ、
「皇帝は快方に向かっているので心配しないように」とローマ中に言いふらし、
病人となったクラウディヌスを慰めるため、
道化師が招かれて一席演じるという、非常に手の込んだ芝居もなされたりした。

その間パラスが近衛大隊に赴き、
ネロの帝位継承について話をつけていた。
帝位継承者の決定に、大きい発言力を持つのはなんといっても近衛兵なのである。
話を聞いた近衛大隊は、ネロ即位にあたり、
兵士一人あたり15、000セステルティウス
(現在との円とのレート・・・不明)の報奨金を要求した。

当時は近衛隊は12の大隊に分かれており、一大隊の人数が約1、000人だから、
計1億8、000万セステルティウスの計算になる。

途方もない巨額だが、このさいそんなことは言ってられなかった。

いよいよ新皇帝ネロが登場するときが来た。
慣行によると新皇帝は、
ローマ北西12キロにある近衛軍の兵営をまず訪れることになっていた。

パラティン宮殿の門が大きく開かれた。
緋色の外蓑を身に着けたネロは、司令官ブルスを従えて近衛軍の前に現れた。
ブルスはアグリッピナの推薦でこの要職に就いた人物で、
いかなる犠牲を払ってでもアグリッピナとその息子・ネロに仕える決意を固めていた......。

(明日に続く)
436名無しさん:03/12/03 08:22
続かなくていいよ・・・
437デビルサマナー:03/12/03 08:26
悪魔召喚プログラム
438フェリオス夢:03/12/03 09:07
万雷轟かせし嵐の軍勢の王・水面の上にあり秩序を擁護する者・仏法と武人の守護者・伯爵にして公爵過去と未来を見通す人生の狩人・四聖獣の一にして南方の天上を鎮護せし者・全知全能の戦神・暗き所を照らす者・天界より万物の運命を定めし玉皇上帝・これらすなわち仮面なり
439名無しキング:03/12/03 10:07
オーレンって悪魔か?
ゲラゲラ笑ってるのって口癖?
悪魔が何で2chに居るんだ?
というか読んだんだけど、板が違うと思うんだよね。
他の板行った方が共感もってくれる人多いよ!
ここ以外行ってる板とかないの?
440名無しさん:03/12/03 11:05
ってかさ、幸せに生涯を終えた悪女の例を多く出さないと
「悪女になれ」っていっても説得力無いと思うんだけど。
441名無しさん:03/12/03 11:21
幸せになった悪女ねえ・・・
ドロンジョはいつも爆発するし、ノンも顔色悪いし、
いないねぇ・・・・
442デビルサマナー:03/12/03 17:16
悪魔召喚プログラム
443オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/03 21:58

今日もキッツイ一日だったぜ (;´Д`)

たまにはここでも、雑談なんかしてみるかい?

オレは新宿で、仕事帰りのマターリを楽しんでから帰るから、
続きはまたオレんちからにするよ。

オマイらの中で、「一人のクリスマス、一人の年末年始を過ごす面々」て多いのかい?

よかったら、ここでどうやって過ごしていくのか語っていけ。

誰でも歓迎するさ。
444名無しさん:03/12/04 02:48
オーレン君と一緒に戯れて過ごす。そんなクリスマス

























おくりたくないね。
445デビルサマナー:03/12/04 03:26
女二人いるんでそれぞれ日をずらしてやるのが面倒臭い
446オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/04 06:54

>ALL

今日はいつもよりも、
いっそう早め出勤せなあかんのやわ(;´Д`)

なのでアグリッピナの続きは、勝手ながら今夜にまわして置くよ。

女性からの相談(一応男性も可だが、オレは男には厳しいのでそのつもりでなw)、
随時受付中。回答は平日なら夜、土日は一応空いてる時間ならいつでもだ。
447デビルサマナー:03/12/04 18:52
悪魔召喚プログラム


448名無しさん:03/12/04 19:20
447 名前:デビルサマナー :03/12/04 18:52
悪魔召喚プログラム
449オーレソ・クサレイシイ:03/12/04 21:03
悪魔召喚プログラム
450フェリオス:03/12/04 21:45
アイアムゴーット!闇に沈みし悪を封印するためにフェリオス神の名のもとにただ今参上!
451フェリオス夢:03/12/04 21:54
ようこそ私の夢にいらっしゃいました。 この意識と無意識の狭間の世界において自分を語れる者は多くない、では問おう君は何者かな?君の名は?
452オーレソ・クサレイシイ:03/12/04 22:49

よぉ、おまいら元気かよ?

これからオレは、古今東西の世界の悪女について、
とことんマターリ語り尽くしていきたいと思っているんだ。

失恋に苦しみ喘ぐ女性たちにとっては、狡猾で逞しくて、
なおかつチャーミングでもある、歴史に残る悪女たちの生き様というのは、
これから立ち直る上で何らかの啓示や指針を与えてくれるモノだと思うんだ。

何せ普通の人には真似できっこないからな、「彼女たちの生き方」っていうのは。

あと・・・オレもここにいる時間帯って不定期なんだけれども、
恋愛&失恋相談にもチャレンジするから、できれば平日夕方〜夜にでもここを訪れて欲しいモノだ。


453名無しさん:03/12/04 22:50
>>450-451

その程度の陳腐な煽りや荒らし(モドキ)が、このオレに通用すると思っていたら大間違いだぞ、ヲイ。

つーか、オマイら本当、悪魔を舐めてんのか?

やるなら1000まで、とことん貫き通しておけや、ハゲ Ψ(`∀´)Ψ ゲラゲラ


454オーレン・”サタン”・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/04 23:55

>>435続き)

ブルスの扇動で近衛兵たちはかつて示し合わせた通り、「ネロ皇帝陛下万歳!」と
威勢のいい歓声を浴びせた。事情を知らない数人の兵士たちはいぶかしげに、
「ブリタニクスはどうした?」と尋ねたが、他の兵士たちの歓声にかき消されてしまった。
ネロの脇に控えたアグリッピナも、深い感慨に浸っていた。
まさにこの瞬間のために、自分は生きてきたのだ。そのためにどれだけの人間を殺し、
どれだけの汚い仕事に手を染めてきたことか。
しかし、その瞬間の訪れが、全ての苦しく辛い思い出を消し去ってくれる......。

続いて元老院も異議なくネロを承認した。これもパラスの前もっての下工作で、
「かつてクラウディヌス帝が剥奪した諸権利を返還する」という、
そんな条件でネロの即位を認める密約が取り付けてあったのである。

自分が帝位につけてやった息子を意のままに操っていくには、
まず邪魔者を粛清する必要がある。そう考えたアグリッピナは、
ローマ国内に厳重な恐怖政治を敷いた。
最初の犠牲者となったのは、オクタヴィアとの婚約を解消されて自殺した
シラヌスの兄で、弟の復讐を企てる恐れがあるとして毒殺された。
次には例の解放奴隷ナルキッススが、捕らえられて自殺を命じられた。
455オーレン・”サタン”・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/04 23:56

一方ネロは、母には感謝はしていても、
自分を皇帝にするために夫殺しまでも厭わなかった母を内心恐れていた。
幼い時からネロは気の強い母に頭が上がらず、皇帝になった今も、
満足に口答えもできない有様であった。

横暴な母と、気の強い自分への嫌悪。
しだいにネロはその捌け口を別の女に求めるようになる。
妻オクタヴィアに仕える解放奴隷のアクテである。
ネロはオクタヴィアを排除してアクテを妃に迎えようと画策し、
系図学者に命じてアクテの為に王家の血統まででっちあげようとした。
怒り狂ったアグリッピナはネロを呼んで、真っ向から叱りつけたが、
ネロはもしもアクテとの仲を引き裂くなら、自分は退位するとまで抗議する。

ネロは母の権力を弱めるため、母・アグリッピナの愛人で影の黒幕でもある
パラスを排除しようと決意した。だがパラスは、ネロからクビを言い渡されても、
あらかじめ予期していたのか、特に驚いた様子もなく、取り巻きに囲まれて
ゆうゆと皇宮を退出していった。
456オーレン・”サタン”・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/04 23:57

実はパラスは、「在職中の不正行為の責任は一切問わず、
国家との貸借勘定は精算済と認める」という約束を、
ネロからあらかじめ交わされていたという訳だ。

パラスの失脚で崖っぷちに追い詰められていたのはアグリッピナだ。
これまであらゆる危険を犯し、
夫を殺害してまでも皇帝の座につけてやった息子・ネロから、
アグリッピナは見事なまでにしっぺ返しを食らったのだ。

「ブリタニクスこそ正当な帝位継承者なのよ。
それに比べておまえは、よそから割り込んできて帝位を横取りした挙句、
母を虐待して権力を欲しいままにしているではないか」

アグリッピナはある日、ネロに憎々しげにそう言い放った。
自分がネロの為に犯してきた罪の数々、夫クラウディウスを殺し、
シラヌス以下多くの犠牲者を血祭りにあげて来たことなど、
全てをネロのためにという事にしてののしったのである。
457オーレン・”サタン”・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/05 00:14

明日は金曜。相変わらず多忙を極めているオレ様だが、おまえらはどうだ?
(・∀・)イイ!!いい恋愛しているか?それとも恋に破れて打ちひしがれているか?

どんな境遇にいる奴等のためにでも、続きが読みたい奴がいり限りは、
オレ様は時間を割いて、ここに悪女たちの物語を綴り続ける。

相も変わらず自宅作業に追われているけどな、
でもオレ様もビールあおりながらの仕事&カキコだから、全く心配はいらない (`∀´)ゲラゲラ
458オーレン・”サタン”・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/05 07:15

>>456続き)

ネロは恐れおののいた。今になって母・アグリッピナは、ブリタニクスへの親近感を露にしている。
そのブリタニクスが元服して成人になる日も迫っていた。もしかしたら母は、今度は自分を暗殺し、
改めてブリタニクスを皇帝として祭り上げようとしているのではないか?
こうなったら殺られる前に殺るしかない。そう決意したネロは、女毒使いロクスタを呼び、
即効性の毒薬を調合させた。食事のときまず毒の入らない熱い飲み物を、
毒味係がブリタニクスに勧める。それが熱過ぎるので、ブリタニクスは水で薄めるよう命じるだろう。
その水の中に前もって毒を混ぜておくという訳だ。

全てはネロの計画通りに進んだ。猛毒は一瞬にしてブリタニクスの全身を駆け巡り、彼は悶え苦しみながら、
その場で死を迎えた。事情を知らない人々は「大変だ!」と叫んで騒ぎ立てたが、何かあると感じた人々は、
固唾を呑んでネロの様子を見守った。

ネロは寝台に伏せたまま、こううそぶいた。

「心配することはない。昔からの持病の癲癇だ。すぐに意識を取り戻すだろうから、何も心配は要らない。」

アグリッピナは真っ青になって、全身をガタガタ震わせた。今や最後の持ち札ブリタニクスを失っただけではなく、
次は紛れもなく自分の番であるということがわかっていたからだ......。
459名無し:03/12/05 08:01
毎度ながらイラナイコトばかり書いて・・・
何が楽しくて生きてるんだオマエは・・・
しかも名前いちいち変えなくていいし・・・
サタンじゃあなくてクリスマス近いんだからサンタにしろよ!
460オーレン・“サンタクロース”イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/05 08:23

>>459

オレは(・∀・)イイ!ことも(・Α・)イクナイ!ことも何もかも、
全てをいったん受け入れて楽しむことにしているんだ。

オマイラの大半は、嫌なことから目を背けて楽したい連中が大半なのだろうが、
それだとせっかく人生の経験値が増えるチャンスを逃すことになるからな。

特に女性たちには、失恋で過剰にネガティブになることなく、
次に大きく踏み出せるチャンスを得られた!と思うくらいの強さを持って欲しいな、と思う訳だよ。

また後でな (`∀´)ノ゛
461名無し:03/12/05 08:37
わかった。
まあ今日の夜あたり逝くからよろしく!
462オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/05 08:42

>>461

ああ、楽しみに待っておるで (゚ё゚)ノ
463フェリオス:03/12/05 11:19
オレはもどきではなく新型のあらしだ
464ベルゼビュート:03/12/05 11:34
フェリオスよどの辺が新型の荒らしなんだ!
465名無しさん:03/12/05 12:46
フェラーチョ
466インプ:03/12/05 12:52
にゃははは!サンタオレンイシイ頑張れよ!おもしろいから!みんなもっと失恋で戦いにゃよ!まあどうでもいいけどさ!
467フェリオス:03/12/05 13:01
インプ?愚かなわざわざ消されに来るとは、おまえは、すでにチェックメイトずみだ!
468インプ:03/12/05 13:08
クケケケケ!!チェックメイトかけられるなんて光栄だよ!あんたもこんな下っ端に寝首かかれるなよ。クケケ
469スピリット:03/12/05 13:13
フェリオスよオマエは神では無く、タダの神の皮を被った悪魔の下撲に過ぎない・・・
キサマごときが神を語るとは100年早いわ!!
470名無しさん:03/12/05 15:20
糞スレage!
ゲラゲラ
471フェリオス夢:03/12/05 15:20
ふっいくらハゲ悪魔がしゃしゃりでようと私には勝てないのだよ。おまえらは夢でもみてるがいい、私にころがされる夢でもな
472フェリオス:03/12/05 15:25
私は神!
絶対地位につき
誰にも私をケオトスことなどできない!
闇の住人よカエルがイイ!
473フェリオス夢:03/12/05 15:26
さあ夢をみなさい私にたたかれ犬になる夢を、夢をみればそれが現実になる
474名無しさん:03/12/05 15:30
フェリオスは厨房
いつも一人でヤツ当たりするヤツがいないから、ワザワザ2chにまできて、空想世界にヤツあたり!
475名無しさん:03/12/05 15:47
フェリオスは危うくなると弱虫だから何かあるとすぐに逃げて、ゲラゲラ笑っていますが何か?
なぜならオーレンイシイ本人なんだからな!
476名無しさん:03/12/05 16:10
逃げてもゲラゲラ笑えるなら、それはある意味強さな気がする。
今はそういう強さが欲しい。

なんてマジレスしてみる。
477名無しさん:03/12/05 16:12
もう2ちゃんの問題ではないだろう
478名無しさん:03/12/05 16:13
はっきりいって、面白いと思うよ、悪女シリーズ。
たしかに2ちゃんじゃなくてどっかにまとめたサイト作ると面白いかも。画像とかも使えるし。
479フェリオス夢:03/12/05 16:15
今の私はただの夢まぼろしさ
480名無しさん:03/12/05 16:18
うんうん
481インプ:03/12/05 19:32
フェリオスなんてどうでもいいからサンタイシイ早く書き込めよ!
482フェリオス:03/12/05 21:48
インプごときが・・・
まだ来るとは・・・
愚かな・・・
消え去るがいい!!
483オーレン・サンタ・イシイ:03/12/06 02:56
あの、その、まぁその。石井その、やらせて
484オーレン・”サタン”・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/06 06:44

夕べは金曜恒例の呑み会でヘベレケになり、
そのまま爆睡しちまった。。。(-公-)

悪いがいったん寝直させてくれよ。
485オーレン・”サタン”・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/06 08:10

>>458続き)

アグリッピナはショックから立ち直ると、失地を回復するために多額の金をばら撒いて
近衛軍将校らを手なずけようとしたが、これを知ったネロは、母を宮廷から遠ざけてしまった。
訪れる者もめっきりと減り、アグリッピナは全てから見捨てられてしまった。
しかしアグリッピナも、いつまでも劣勢ではいない。
野心を捨て、表舞台を退いて生活を送るなど、彼女には考えられなかった。
なんとか息子を上手く丸め込んで、もう一度自分の支配下に取り戻したい......。
40歳を過ぎてはいたが、アグリッピナはまだ十分に美しかった。
アグリッピナは自分の美貌を使って、息子・ネロを自分の好きなように操ろうと考えたのだ。

アグリッピナは宴会の席に念入りに化粧して現れ、みだらな愛撫を浴びせては、
ネロの頭をかき乱そうとした。母の愛撫を受けるたびに、ネロは思わずアグリッピナが
自分の母であることを忘れてしまいそうになることがあった。
そしてそれこそが、アグリッピナの思惑だったのである。

時折ネロとアグリッピナは、ともに駕籠で散歩に出かける。
帰ってくると、ネロの衣服に奇妙なシミがついていることから、
人々は二人が駕籠のなかで情交を行った事に気がつくのであった。
スキャンダルはたちまちローマ中に広まり、
理性と官能のはざまで苦しみぬいたネロは、
ついに母を亡き者にしようと決意した。

それにしても、どんな方法で殺すのか。ロクスタにまた毒を調合させるといっても、
この分野ではアグリッピナの方が専門家だし、
アグリッピナは古今東西から取り寄せた様々な解毒剤をコレクションしている。

ミネルヴァの祭を祝うため、
3月19日から23日までバイアエの別荘に行くことになっていたネロは、
そこに母を招待することにした。ネロはその直前の演説で母と仲直りする意思のあることを仄めかし、
母に対して優しい内容の招待状を送った。ネロは母をいそいそと港まで出迎えて抱擁し、
別荘の上座に据えて楽しく語り合い、宴を陽気に盛り上げた。
帰りには途中まで送り、心を込めてキスした。
上機嫌のアグリッピナは酔いも手伝って、
駕籠を呼ぶのも忘れて船にかつぎ込まれてしまった。

ところがこの船には、歯車を動かすと船底が真ん中から裂けるという、
恐ろしい仕掛けがしてあった。アグリッピナを船と一緒に沈めてしまおうというのである。
風が起こって船が難破したといえば、ネロは母親殺しを非難される心配もない。

ところがこの船には、歯車を動かすと船底が真ん中から裂けるという恐ろしい仕掛けがしてあった。
アグリッピナを船とともに沈めてしまおうというのである。風が起こって船が難破したといえば、
ネロは母親殺しを非難される心配もない。船が岸から遠ざかると、ネロの腹心の解放奴隷が、
急に立ち上がって歯車を動かし始めるが、なかなか思うように船底がぱっくりと開かない。
そのうち船はぐるぐる回り始め、屋根が音を立てて頭上に落ちてきたのだ。

船内は大騒動になった。事情を知る漕ぎ手たちは、船の片側に集まり、船を傾けて沈めようとするが、
事情を知らない者たちに邪魔されて思うようにいかず、アニケトゥス自身は一気に刺し殺そうと、
彼女を捜し求める。

全てを察知したアグリッピナの目配せを受けて、侍女のアケロニアが、
「私がアグリッピナです。助けておくれ!」そう叫んだ。それを合図として、
アケロニアはあっという間にアニケトゥスの部下たちに船竿で殴り殺されてしまった。
アグリッピナはその機械に海に身を投げ、なんとか岸まで泳ぎ着くことができた。

一命を取り留めたアグリッピナは、早速ネロに当てて皮肉混じりの手紙を書いた。
ネロの下にはアニケトゥスが着き、母の船は無事沈んだと報告した。
それでほっとした途端母からの使者が着いて、
「不慮の事故があったが、母は助かったからご安心されよ」、そう報告したのだった。

半狂乱になったネロは、腹心の家庭教師セネカや近衛軍司令官ブルスを呼びつけて相談した。
母が今にも武装した兵士や奴隷たちを引き連れて、自分を殺しに攻め上ってくる様子が
目に浮かぶようだった。緊急会議の結果、結局解放奴隷のアニケトゥスが、前の失敗を償わされることになった。

直ちに母を殺す口実がでっち上げられた。控えの間で待っていたアグリッピナの使者が呼ばれて、
ネロに母親からの伝言を伝えているうちに、ネロは短剣を床に落とし、衛兵を呼んで使者を逮捕させた。
アグリッピナに買収されてネロを殺しに来た現行犯に仕立てあげたのである。

アニケトゥス率いる重装備の騎兵隊は、バイアエの別荘の周囲に番兵を配し、
門を叩き壊してアグリッピナの寝室の入り口まで進んだ。止めようとした奴隷はつまみ出され、
室内でアグリッピナに付いていた侍女も、騒ぎに恐れをなして逃げ出してしまった。

室内にはかすかな明りが灯り、アグリッピナは一人、不安な想いで臥台に横たわっていた。
物音がしたのではっと振り向くと、アニケトゥスが三段櫂船の船長ヘラクレスと
副宮のオバリトゥスを従えて立っている。もう最後だと悟ったアグリッピナは、
それでも半身を起こして、こう気丈に言い放った。

「息子からの見舞いに来たのなら、よくなったと伝えておくれ。そうでないなら、
息子がおまえたちをよこしたとは思わない。息子が母を殺そうとするはずはないから」

兵士らは黙って臥台の周囲を取り囲み、まず船長がアグリッピナの頭に力任せに棍棒を振り下ろした。
仰向けに倒れたところにオバリトゥスが剣を突きつけると、アグリッピナは息絶え絶えになりながらも
寝巻きの裾をまくり、下腹を出して叫んだという。

「ここを刺すがいい。ネロはここから生まれてきたのだから!」

母の死体が目前に運んでこられると、ネロはアグリッピナの衣服を全て剥ぎ取って、
その体をしげしげと眺めて、「ああ、お袋の体は何て美しかったのだろう」、
そう改めて溜息をついたのだと言われている。
490オーレン・”サタン”・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/06 17:48

カミーユ・クローデル

19世紀末フランスを生きたカミーユ・クローデルは彫刻家を目指し、
パリで美術学校に通いながらアトリエで創作に励んでいた。
まだ芸術家を目指す女性が少なかった時代に、
裸のモデルや職人達を使う彫刻という仕事をあえて選んだカミーユが、
繊細な外見と違い、相当に意志の強い女性だったことは想像がつく。

カミーユが19歳の時に巡り会った運命の男が、
アトリエに指導に来ていた彫刻家・オーギュスト・ロダンである。この時ロダンは42歳。
がっしりとした体格と長い髭と青い目の男で、既に彫刻界に確固たる名声を築いていた。
カミーユにとってロダンは高嶺の花の存在で、そんなロダンへの憧れと、
自信に満ちた大人の男としての魅力と、その両方に惹きつけられたようだ。
ロダンにとっても、情熱的で豊かな才能に満ち溢れたカミーユは魅力的だった......。

ただの師匠と弟子との関係が、男女の関係に変わるのに然程時間はかからなかった。
カミーユにとっては初恋だったうえ、相手は強烈な個性を持った人物。
カミーユは求められるまま、情熱的に恋に溺れていった。そしてカミーユは、
身も心もロダンに対して捧げて、次第に少女から女へと成長していくカミーユを、
ロダンは精力的に作品の中に昇華させていった。

ちなみに「瞑想」、「曙」そして「フランス」は、全て彼女をモデルにした作品である。

ロダンはカミーユとの逢引のためにフォリ・ヌーブルという館を借り、
事あるごとに公の席に彼女を連れて行き、世間に認められるチャンスを与えた。
本来なら幸福の絶頂にいたはずのカミーユ。だが実際は、決してそうではなかった。
なぜなら、ロダンにはもう一人の女がいたからだ。

(続く)
492名無しさん:03/12/06 17:58
もう続かなくていいです・・・・
493オーレン・”サタン”・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/06 18:04

>>492

そう思っているのなら、さっさとオレを止める事だな。

このスレはニーズがあるから、こうやってきちんと続いているんだ。わかる?
そしてこのオレ様も、必要とされているからここにいるんだよ。自明の理じゃねーか(ププ

・・・そんな訳でこれからは、実在のプチ悪女のエピソードを広く募集するぞ。よいかな?
494名無しさん:03/12/06 18:36
イシイってのは本名?
495名無しさん:03/12/06 18:37
世界 悪女 大全

牛肉サイコロ焼き
496名無しさん:03/12/06 18:40
暇なのはわかった
元気出せよ>仲間たち
497名無しさん:03/12/06 18:43
でも続いてるとか言ってるけど一人しかやってないよね・・・
498名無しさん:03/12/06 18:45
実在のプチ悪女?
それって私の事?

ごっめーん
499名無しさん:03/12/06 18:52
一昨日このスレに気づいて全部読みました。
けっこう読み物としておもろいんですが・・・。
荒らしが多いからとばすのが大変!
早く続き読ませて♪
500名無しさん:03/12/06 19:34
499氏ね!
というかオマエ、オーレンだろ!?
501名無しさん:03/12/06 19:54
ビンゴ
502名無しさん:03/12/06 20:56
世界 悪女 大全

でぇこん足おろし
503名無しさん:03/12/06 21:03
世界 悪女 大全

つゆだく特盛牛丼
504名無しさん:03/12/06 21:06
世界 悪女 大全

でぇこんおろし

 ハンバーグ
505名無しさん:03/12/06 21:08
世界 悪女 大全

こんにゃくおでん
506名無しさん:03/12/06 21:10
世界 悪女 大全

 熱燗 日本目
507名無しさん:03/12/06 21:13
世界 悪女 大全

酔った勢いで・・

   ニヤリ
508名無しさん:03/12/06 21:16
世界 悪女 大全

 今夜寒いから

一人でいるのが

    嫌!
509名無しさん:03/12/06 21:20
世界 悪女 大全

私を一人にしないで!
510薔薇十字騎士:03/12/06 22:53
(°‐゜)⊃ ∩ ∩ │ │ ┐ ┌ (。ー。) ∪ ∪ δ ┏┓ ┏━┛┗━┓ ┗━┓┏━┛ ┃┃ ┃┃ δ ┗┛ Thank you
511薔薇十字騎士:03/12/06 23:40
╋(・_:)╋
512名無しさん:03/12/07 00:09
ここは何するとこ?
513名無しさん:03/12/07 02:06
世界 悪女 大全

糞      女
514名無しさん:03/12/07 03:30
世界 悪女 大全

糞      女

約束通り、メアド公開したからここに晒しておくぜよ。

>>494

>イシイってのは本名?

HNの話については>>6でガイシュツなんだけどな。。。
ログも流れたしもう一度ここで触れておこうか。

このスレ始めるにあたって、(・∀・)イイ!HNはないかと考えあぐねていたオレだが、
かねてから楽しみにしていたタランティーノの「キル・ビル」を観て、
ネーミングの響きがあまりにもよかったから、
ルーシー・リューの役柄名からいただいたって訳よ。

他には「ゴーゴー・夕張」なんかも候補に考えていたけどな(w

ちなみにこのスレ、「キル・ビル」からの影響も相当に強い。
影響されやすい香具師なんだわ。オレちゃん・・・

>>498

>実在のプチ悪女?
>それって私の事?

そう思っているなら、是非ともここで自分の悪女エピソードを披露して、
ここに花添えてくんねぇかな?

リアルの悪女が集まれば集まるほど、オレの筆も進むってモンだよ。
楽しみに待っておるで。

>>499

>けっこう読み物としておもろいんですが・・・。
>荒らしが多いからとばすのが大変!
>早く続き読ませて♪

おぉサンキュ♥
今日はマターリここで続きを書き連ねていくから、時間ができたらチラチラここ覗いておいてくれよ。
517499:03/12/07 12:46
オーレンさん、おはようございまーす♪
私もキルビル見ましたよ〜!
ゴーゴー夕張はホント可愛いすぎっ!!
悪女の最前提は容姿が美しくなきゃいけませんね!
更新楽しみにしてます☆
518名無しさん:03/12/07 12:54
世界 悪女 大全

の野郎共

機械にかけてミンチちしてやるか?
519名無しさん:03/12/07 14:37
はぁ・・・・
520薔薇十字騎士:03/12/07 14:37
(°‐゜)⊃⌒☆
521名無しさん:03/12/07 14:39
ミンチにしてやりたい!!
522名無しさん:03/12/07 14:39
>>520
房学校のハッシモだ!

ワケワカラン(笑
523フェリオス:03/12/07 14:40
さあ夢をみなさい私にたたかれ犬になる夢を、夢をみればそれが現実になる
524名無しさん:03/12/07 14:41
ハンバーグ作る時にその肉を混ぜて・・・

コロッケでもいっか
525オーレソ・ジエン・クサレイシイ:03/12/07 14:44

エリザベート・バートリ Part1

16世紀末。

ハンガリーは小カルパチア山脈に囲まれたチェイテ城主だったエリザベートは、
1561年に生まれた生粋のハンガリー人。

幼いころ彼女は長めの金髪に肌色艶やかで、典型的なヨーロッパ系美少女だったようだ。
彼女は15歳の時に貴族の軍人と結婚して、寂しい谷間の村・チェイテの城に住み着いた訳だが。

丘の斜面には葡萄畑、村には古い教会、村はずれの坂を登ると、木もろくに生えていない荒涼とした山の上に、
ポツンとそびえ立つ小さな城。ここでエリザベートは、「自分の若さと容貌を維持するため」という名目の元に、
600人以上もの若い女性を殺害して、その血をシャワーのように浴びたり、大きなタライに溜め込んで入浴したりという生活を、
5年間に渡って続けてきたのだ。

エリザベートの結婚直後、旦那は戦役に出かけている事が多かった。どうやらエリザベートはこの頃から、
それまでの退屈なライフスタイルを一変させたようだ。自分に黒魔術を教えてくれる魔女、魔術師、錬金術師といった
あやしい連中を集め、肉を切り裂く銀色のペンチ、旦那がトルコとの戦争で使用した拷問手引書、伯母から教わった鞭打ち・・・。
旦那がいない孤独な時間を、エリザベートはやりたい放題やりつくして、楽しく過ごし始めた訳だ。

1604年に旦那が死亡した時、エリザベートは43歳だった。



>>516続き)

20年以上も前から無名のロダンに尽くし、ロダンの子も生んでいるローズ・ブーレ・・・
彼女は籍は入れていなくとも実質上ロダンの妻で、何度も作品のモデルを務めて来た。
これまでもローズはロダンの浮気に散々悩まされ続けたが、どんなに苦しくともじっと耐えて、
ロダンが戻ってくるのを待っていたのだ。

だがカミーユが現れた時、ローズは今までにない危機感を感じた。2人が恋心だけでなく、
ローズの入っていけない彫刻という世界で固く結ばれていたからだ。嫉妬に狂ったローズは、
2人の愛の巣に怒鳴り込み、カミーユの入っていけない世界で固く結ばれてきたからだ。
嫉妬に狂ったローズは2人の愛の巣に怒鳴り込み、カミーユとの掴み合いも演じた。
純粋で世間知らずのカミーユは、他の女と恋人を分け合うなど考えられなかった。

ローズとカミーユはロダンの前で対決し、自分達のどちらを選ぶかを迫ったのだという。
ロダンの選択がどちらだったか・・・

家庭的なローズ。

情熱的なカミーユ。

安らぎの場と、芸術家としての霊感・・・
そのどちらをも、狡猾なロダンは自分のモノにしておきたかったのだ。

「どうして、自分を選んでくれなかったのか?」

嫉妬と悔しさで夜叉になりながら、カミーユは泣き明かした。
誇り高い彼女には、泣いたり哀願したり大立ち回りを演じることは出来ない。
それでも心の中に秘めた思いは、他の誰よりも強いモノがあった。

カミーユが苦しみぬいている間にも、ロダンは着実に仕事を続けた。今やロダンは大きな注文が殺到する巨匠だ。
カミーユもその間、「シャクンタラー」「ワルツ」など、幾つか傑作を創作した。
だが皮肉にも、2人の関係を知っていた世間は、それらがロダンの作品に似すぎていると陰口を叩くのだった。

すまんな、>>526間違い訂正だ。思わず考え事に没頭してしまったモノで・・・。

(誤)「嫉妬に狂ったローズは、 2人の愛の巣に怒鳴り込み、カミーユの入っていけない世界で固く結ばれてきたからだ。
嫉妬に狂ったローズは2人の愛の巣に怒鳴り込み、カミーユとの掴み合いも演じた。 」
               ↓
(正)「嫉妬に狂ったローズは2人の愛の巣に怒鳴り込み、カミーユとの掴み合いも演じた。」
529オーレソ・ジエン・クサレイシイ:03/12/07 17:32

すまんな、>>526間違い訂正だ。思わず考え事に没頭してしまったモノで・・・。

(誤)「嫉妬に狂ったローズは、 2人の愛の巣に怒鳴り込み、カミーユの入っていけない世界で固く結ばれてきたからだ。
嫉妬に狂ったローズは2人の愛の巣に怒鳴り込み、カミーユとの掴み合いも演じた。 」
               ↓
(正)「嫉妬に狂ったローズは2人の愛の巣に怒鳴り込み、カミーユとの掴み合いも演じた。」

530オーレソ・ジエン・クサレイシイ:03/12/07 17:39

家庭的なローズ。

情熱的なカミーユ。

安らぎの場と、芸術家としての霊感・・・
そのどちらをも、狡猾なロダンは自分のモノにしておきたかったのだ。

「どうして、自分を選んでくれなかったのか?」

嫉妬と悔しさで夜叉になりながら、カミーユは泣き明かした。
誇り高い彼女には、泣いたり哀願したり大立ち回りを演じることは出来ない。
それでも心の中に秘めた思いは、他の誰よりも強いモノがあった。

カミーユが苦しみぬいている間にも、ロダンは着実に仕事を続けた。今やロダンは大きな注文が殺到する巨匠だ。
カミーユもその間、「シャクンタラー」「ワルツ」など、幾つか傑作を創作した。
だが皮肉にも、2人の関係を知っていた世間は、それらがロダンの作品に似すぎていると陰口を叩くのだった。


531オーレソ・ジエン・クサレイシイ:03/12/07 17:40
>>516続き)

20年以上も前から無名のロダンに尽くし、ロダンの子も生んでいるローズ・ブーレ・・・
彼女は籍は入れていなくとも実質上ロダンの妻で、何度も作品のモデルを務めて来た。
これまでもローズはロダンの浮気に散々悩まされ続けたが、どんなに苦しくともじっと耐えて、
ロダンが戻ってくるのを待っていたのだ。

だがカミーユが現れた時、ローズは今までにない危機感を感じた。2人が恋心だけでなく、
ローズの入っていけない彫刻という世界で固く結ばれていたからだ。嫉妬に狂ったローズは、
2人の愛の巣に怒鳴り込み、カミーユの入っていけない世界で固く結ばれてきたからだ。
嫉妬に狂ったローズは2人の愛の巣に怒鳴り込み、カミーユとの掴み合いも演じた。
純粋で世間知らずのカミーユは、他の女と恋人を分け合うなど考えられなかった。

ローズとカミーユはロダンの前で対決し、自分達のどちらを選ぶかを迫ったのだという。
ロダンの選択がどちらだったか・・・
532オーレソ・ジエン・クサレイシイ:03/12/07 18:14

嫁いで3年たってもエリザベートと夫の間には子供が生まれなかった。

エリザベート自身は子供が欲しい訳ではなかったが、このところ病気がちな姑が、
「わたしの目の黒いうちに、フェレンツの子を抱かせて欲しい」と、
あたかも孫ができないのが嫁のせいだといわんばかりなのだ。
ウィーン行きの話にはハッキリと答えずに、フェレンツが戦場にまた戻って行ってしまうと、
エリザベートはまたも、気が狂いそうなほどの頭痛に見舞われた。

召使の女性が部屋に水を零すほどの些細な失敗を見咎めては、彼女らの肌にピンを突き刺したり、
腕に噛み付いたりした。そして彼女らがあげる悲鳴を耳にすると、
不思議な事にエリザベートの頭痛は遠のいていくのだった。

こうしたサディズム行為により、エリザベートが一時的に安らぎを得ることが徐々に高まり始めた頃、
姑オルソイヤが死んだ。エリザベートは長い重圧からの開放感に浸る事ができた。それだけではなく、
夫フェレンツから待望のウィーン行きを告げられた。エリザベートはこの知らせに大喜びした。

この頃の皇帝は、父マクシミリアン二世の後継者であるルドルフ二世。
エリザベートは、古都プラーグで皇帝に謁見した。この頃神秘的趣味を愛好する皇帝を慕い、
雑多な怪しい面々がプラーグやウィーンに集まっていた。哲学者、魔術師、錬金術師、占星術師、人文学者、
建築家・・・その他もろもろの連中だ。

プラーグの宮廷には「芸術と驚異の部屋」などと呼ばれる博物館があった。そこでは、自動人形、魔法書、
髑髏、動物のミイラ、アルコールに漬けられた畸形・・・などなど、珍奇なアイテムが辺り一面を埋め尽くしていた。
533薔薇十字騎士:03/12/07 18:15
(゚Д゚) ∩ ∩ │ │ ┐ ┌ (。ー。) ∪ ∪
534名無しさん:03/12/07 18:20
>>532-533
風邪ひいて熱高いから明日居ないかもよ!
535名無しさん:03/12/07 18:21
世界 悪女 大全

糞      男
536名無しさん:03/12/07 18:29
(゚Д゚) ∩ ∩ │ │ ┐ ┌ (。ー。) ∪ ∪
537インプ:03/12/07 21:32
ロダンの気持ちもわかんなくねーな。どうでもいい事だがね。ケヘッ
そういやこの前男の前と女の前で態度が全然違う女がいたな。全然関係ないけどね。ケヘッ
538薔薇十字騎士:03/12/07 21:54
(~Д~)⊃⊂(°‐゜) ∪
539名無しさん:03/12/07 23:29
やっと一通り読みました。
面白かったです、ちょっと内容を飛ばし過ぎだと感じる所も
ありました もう少しくだけた感じでもよいのではないでしょうか?
偉そうにスミマセン。
オーレンさんは誠実であたたかい方だと思います
荒らしが多いですね、
荒らしてる人って内面も外面もドブ川のように醜くて臭いんでしょうね 不快です
540王ドロボウ:03/12/07 23:30
HO‐HO‐HO
541ピエロより:03/12/07 23:50
____
|オマエモナー|
 ̄∨ ̄ ̄
∧_∧
(°Д゜)
(   )
| | |
(__)_)

(☆∀☆)

ふぅ、やっとの思いで自宅作業を終えたところだ。例によってビールあおりながらな(w

>>539

>やっと一通り読みました。
>面白かったです、ちょっと内容を飛ばし過ぎだと感じる所も
>ありました もう少しくだけた感じでもよいのではないでしょうか?

エピソード部分はな、実際の話大マジでやっているから、どうしても堅くなっちまうし、
全速前進になっちまうって訳だ。

でもよく読み通してくれたな。素直に嬉しく思うぞ。
これからもコマメにここに目を通してくれよ。まだまだ先は長いからな。

>偉そうにスミマセン。
>オーレンさんは誠実であたたかい方だと思います

おいおい、あまり邪悪の化身のイメージを捻じ曲げないでくれよ・・・オレの売りは、決して温かいところではないんだから。
リアルの人たちには温かいけど、ひとたびオーレンにモードチェンジしてから接する面々には冷酷でドライ。
それがオレのスタンスだぜ?

・・・今日は1日休みかもな。状況によりけりなんだけど。
543オーレソ・ジエン・クサレイシイ:03/12/08 11:18

ふぅ、やっとの思いで自宅作業を終えたところだ。例によってビールあおりながらな(w

>>539

>やっと一通り読みました。
>面白かったです、ちょっと内容を飛ばし過ぎだと感じる所も
>ありました もう少しくだけた感じでもよいのではないでしょうか?

エピソード部分はな、実際の話大マジでやっているから、どうしても堅くなっちまうし、
全速前進になっちまうって訳だ。

でもよく読み通してくれたな。素直に嬉しく思うぞ。
これからもコマメにここに目を通してくれよ。まだまだ先は長いからな。

>偉そうにスミマセン。
>オーレンさんは誠実であたたかい方だと思います

おいおい、あまり邪悪の化身のイメージを捻じ曲げないでくれよ・・・オレの売りは、決して温かいところではないんだから。
リアルの人たちには温かいけど、ひとたびオーレンにモードチェンジしてから接する面々には冷酷でドライ。
それがオレのスタンスだぜ?

・・・今日は1日休みかもな。状況によりけりなんだけど。
544薔薇十字騎士:03/12/08 12:58
∩_∩ (・Д・)⊃⌒☆ ││ ┘└ ∪∪
545王ドロボウ:03/12/08 12:59
HO‐HO‐HO
546インプ:03/12/08 12:59
イシイは今日休みかよう。イシイよう、悪女と対決して負けないようにするにはどうすりゃいいんだよ?
547名無しさん:03/12/08 13:11
misia SNOW SONGな外・・
楽しみだわ・・
548名無しさん:03/12/08 13:14
でかゆきっと言っても過言じゃないわね
549フェリオス:03/12/08 14:10
>>546
インプよひつこいですよ・・・
いい加減に消え去りなさい・・・・
550名無し:03/12/08 14:16
>>545
王ドロボウジンか?
551インプ:03/12/08 14:37
アフォのフェリオスキタ━!!
俺はサンタイシイの文章が読みたいんだよ!
552オーレソ・ジエン・クサレイシイ:03/12/08 15:28

彼女はデュバルは死んだと思った。その後、彼女のデュバルに対する徹底した薄情な仕打ちや、
思いやりのなさを忘れる者はいなかった。そのときはコーラは気がつかなかったが、
デュバルに対する仕打ちが、結局は彼女を転落させる一因となったのである。
デュバルが弾丸による傷から回復しても、コーラにとって事態が以前と同じという訳には決していかなかった。
ある晩コーラが馬車で劇場に出かけたとき、彼女はののしり声を浴びせられ、背後に迫ってくるパリの群集の怒りを感じた。
若いデュバルに対するコーラのやり口は、フランスの売春婦の世界の中ですら、あまりにも無神経だった。
この事件は実際大騒ぎになってしまったので、コーラは手際よく世界旅行に出かけてしまおうと決心した。

ロンドンの人々は、コーラを快く迎えてはくれなかった。彼女はグローブナホテルの二階のスゥィートを予約して、
前もって1ヶ月分を支払った。しかし、山のようなコーラの手荷物がロビーに運び込まれた途端、支配人は彼女が
悪評高いコーラ・パールであることを悟り、コーラにホテルから出て行くように静かな口調で告げた。
これはコーラにとって、この上なくひどい屈辱であった。
コーラは非常に高い代金を払って、メイフェアで一軒家を借りねばならなかった。
にもかかわらず、彼女は存分にイギリスでの生活を楽しんだ。

彼女はしばらくヨーロッパ ――モンテカルロ、ニース、ミラノを歩き回り、主だったカジノを回って歩き、
うまくいけば賭博台で、少なくなっている銀行預金の額を増やせると思った。
ドイツのバーテンで賭博台につくことを断わられるという新たなる屈辱に遭遇し、コーラは烈火のごとく怒った。
幸いにも、コーラの崇拝者の一人で一部始終を見ていたドイツ皇帝の従弟が、彼女に手を差し伸べて彼女を引き入れた。
コーラはずいぶんと長い間パリを離れていたので、デュバル事件のことは記憶から薄れてしまっているだろうと思い、
パリへ舞い戻った。しばらくは崇拝者たちによる支出で、夕食会や歓迎会を催すことができた。
しかしナポレオン皇子がコーラとの関係を断とうと決心した1874年からは、彼女の人生も崩壊しはじめた。
553フェリオス:03/12/08 15:29
>>551
悪魔はわれが倒した・・・
もう現われるコトもないだろう・・・・
554夢ドロボウ:03/12/08 16:33
HO‐HO‐HO
555インプB:03/12/08 18:16
ラリホーイ
556デビルサマナー:03/12/08 18:27
喪マイラ氏ね
557フェリオス:03/12/08 19:38
>>555-556
悪魔はこの世には存在できぬ者だ・・・・・
大人しくこの世から消え去れ・・・・
さもなくばこの私の制裁を降そう!!
558インプB:03/12/08 20:18
フェリオスうぜーよ偽物のくせして、ヴァーカ
559夢ドロボウ:03/12/08 20:59
Howdoyoulikethisepisde?
560デビルサマナー:03/12/08 21:23
悪魔召喚プログラム作動
561インプ:03/12/08 22:14
インプBってお前、俺にインプAって名乗れってのかよ。どっかの間抜けな荒らしみたいでダセーぜ
562インプ2:03/12/08 22:41
じゃあ番号でいいよ!(゚Д゚)
563荒らしA:03/12/08 23:32
久しぶりだなクソども!
インプが腐ってることぬかしてんじゃネーヨ!!
氏ねよ!
564オーレソ・ジエン・クサレイシイ:03/12/08 23:37

>>458続き)

アグリッピナはショックから立ち直ると、失地を回復するために多額の金をばら撒いて
近衛軍将校らを手なずけようとしたが、これを知ったネロは、母を宮廷から遠ざけてしまった。
訪れる者もめっきりと減り、アグリッピナは全てから見捨てられてしまった。
しかしアグリッピナも、いつまでも劣勢ではいない。
野心を捨て、表舞台を退いて生活を送るなど、彼女には考えられなかった。
なんとか息子を上手く丸め込んで、もう一度自分の支配下に取り戻したい......。
40歳を過ぎてはいたが、アグリッピナはまだ十分に美しかった。
アグリッピナは自分の美貌を使って、息子・ネロを自分の好きなように操ろうと考えたのだ。

アグリッピナは宴会の席に念入りに化粧して現れ、みだらな愛撫を浴びせては、
ネロの頭をかき乱そうとした。母の愛撫を受けるたびに、ネロは思わずアグリッピナが
自分の母であることを忘れてしまいそうになることがあった。
そしてそれこそが、アグリッピナの思惑だったのである。

時折ネロとアグリッピナは、ともに駕籠で散歩に出かける。
帰ってくると、ネロの衣服に奇妙なシミがついていることから、
人々は二人が駕籠のなかで情交を行った事に気がつくのであった。
スキャンダルはたちまちローマ中に広まり、
理性と官能のはざまで苦しみぬいたネロは、
ついに母を亡き者にしようと決意した。
565インプB2:03/12/09 00:05
荒らしAが氏ねよヴァーカ
566荒らしA:03/12/09 00:17
クサレインプオマエが氏ね!
567名無しダーク:03/12/09 00:21
荒らしだーーー!!
煽れ煽れ!!
568名無しさん:03/12/09 01:50
ゾロアスターはかく語りき
569荒らしA:03/12/09 08:39
オーレンは最近こねーな(笑
まあ所詮はダメ人間なんだから続くわけねーと思ってたがなアヒャ!!
570インプB:03/12/09 08:56
荒らしAおまえ臭いんだよ!ヴァーカ!!
571インプB:03/12/09 09:06
荒らしAのぶんざいで、しゃしゃってんじゃねーよ!ヴァーカ
572荒らしA:03/12/09 09:29
インプが束になって襲ってきても・・・・
たかがインプごときに負けるはずがない・・・・
氏ねよヴォケどもが!!!
573名無し帝王:03/12/09 12:53
オー連はもはや偶然の灯火…
このスレはわれわれが占拠した!!
574インプB:03/12/09 12:57
荒らしA
おまえうぜーよ!!!!!!!
さっさところがれよ!!!!!!
575インプB2:03/12/09 13:05
どこぞの荒らしAがなにか吠えてるぜ
バーカ!!!!!!!!
576インプB2:03/12/09 13:11
荒らしAおまえ今すぐ氏ね!!!!!!!!
577荒らしB:03/12/09 16:25
君達みたいな煽りのゴミ厨房ごときが束になったって荒らしAには勝てませんよ!
578名無しさん:03/12/09 18:19
ってゆーか、話の続きは???
オーレンどこ逝っちゃったの?
579名無しさん:03/12/09 19:02
オーレンさん。
続きを楽しみに待っててます。
身体に気をつけて頑張ってくださいね。
580荒らしA:03/12/09 19:12
>>インプ
厨房は氏にな!
>>荒らしB
久しぶりだな!
>>578-579
逝ってよし!!
581名無しさん:03/12/09 19:13
悪女のみなさ〜ん♪

今夜は好き焼きよーん\(@0@)/
582名無しさん:03/12/09 19:22
オーレン自身が会った悪女話もうp汁
583名無し帝王:03/12/09 19:26
もうオーレンは現れネーから期待するなよアフォども!
大体人間的にもオーレンは失格だ!





























と言ってみるテスト
584名無しさん:03/12/09 20:27
●騙された・裏切られた・弄ばれた・逃げられた・捨てられた・
相手に誠意が無い・異性問題・家庭内暴力・不倫疑惑解明・人間関係・金銭トラブル★
●  http://www.curio-city.com/curio-buzoo/users/blacklist/index.html?buzoo=1031858
【ファイルにコピーして開いて下さい】
別離工作・情報収集・トラブル対策・ボディガ―ド・等々!
●真剣にお悩みの方、安心してご相談下さい。解決へ導きます★
□■各種データ・電話番号調査・住民票・戸籍謄本など調査■□
ジャンプしない場合にはファイルにURLをコピーして開いて下さい★☆★
●別れさせ屋・特殊工作・調査全般
●復讐代行・人生相談・駆け込み寺
--------------------------
◆呪屋本舗◆
●怨念波動・怨念呪殺術代行!!!
●憎き相手を奈落の底へ!!!
585インプ:03/12/09 22:52
え、もしかして俺も荒らしに数えられてたり?
ちくしょう!みんな荒らしABのせいだ!
ってどうでもいいけどね。ケヒャ!
586フェリオスイシイ:03/12/09 23:02
ハゲどもをあいてにするのも、苦労するぜ特に荒らしAB(・ー・)
587インプ:03/12/10 13:13
くされ荒らしABなんかどうでもいいからオレンサンタイシイ悪女の話してくれよ!文句たれつつも結構昔の話はためになるよ!
勉強してどうすんだ、俺。ケヒャヒャ!
588フェリオスイシイ:03/12/10 14:23
昔あるところに、だれもいませんでした、終り
589フェリオス:03/12/10 14:37
>>588
キサマごときが神の名を語るとは・・・・・
私もなめられたものだ・・・・・
590フェリオス:03/12/10 14:47
589の偽物は今すぐ氏ね!ヴァーカ
591フェリオス:03/12/10 14:57
>>590
あなたこそ私の名前を語って荒らし回るのはやめてもらえないかな・・・・
うざいんで・・・・・
592オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/10 19:56

久しぶりだぜ、オ〜レンだ (`∀´)

今から帰宅してやるからよぉ。。。
593インプ:03/12/10 21:46
イシイ最近こないからフェリオスなんてアフォがのさばってるぜ!
594夢ドロボウ:03/12/10 21:59
アホのフェリオスなんてほっとけ、あとインプはホウチプレイで!
595名無しさん:03/12/10 22:10
●騙された・裏切られた・弄ばれた・逃げられた・捨てられた・
相手に誠意が無い・異性問題・家庭内暴力・不倫疑惑解明・人間関係・金銭トラブル★
●  http://www.curio-city.com/curio-buzoo/users/blacklist/index.html?buzoo=1031858
【ファイルにコピーして開いて下さい】
別離工作・情報収集・トラブル対策・ボディガ―ド・等々!
●真剣にお悩みの方、安心してご相談下さい。解決へ導きます★
□■各種データ・電話番号調査・住民票・戸籍謄本など調査■□
ジャンプしない場合にはファイルにURLをコピーして開いて下さい★☆★
●別れさせ屋・特殊工作・調査全般
●復讐代行・人生相談・駆け込み寺
--------------------------
◆呪屋本舗◆
●怨念波動・怨念呪殺術代行!!!
●憎き相手を奈落の底へ!!!
596デビルサマナー:03/12/11 08:03
氏ね
597オーレソ・クサレイシイ:03/12/11 11:37

久しぶりだぜ、オ〜レンだ (`∀´)

今から帰宅してやるからよぉ。。。


598夢ドロボウ:03/12/12 15:46
オーレンは最近どうしたんだ?ネタぎれか?
599名無しさん:03/12/12 15:52
600名無しさん:03/12/12 15:52
(・∀・)ノ600
601薔薇十字騎士:03/12/12 16:31
(。Α。)
602名無しさん:03/12/12 16:37
Σ(゚д゚;)
603名無しさん:03/12/12 16:39
\(・∀・)/
604名無しさん:03/12/12 16:43
└(-_-)┐
605名無しさん:03/12/12 17:03
(~Д~)ノ⌒Ο
606荒らしA:03/12/12 17:17
>>637
死んだからコネーヨ!
607フェリオス夢:03/12/13 23:30
夢の海に沈んでしまった思いをもう一度創りだそう、信じていれば夢は叶う忘れなければきっと蘇る人は夢をみるから
608名無しさん:03/12/13 23:33
なすこの部屋で電話をかけて♪
男のつけるコロンを項につけたけど♪(;-o-)
609名無しさん:03/12/14 21:35
あ〜あ。
610名無しさん:03/12/16 08:59
猿ベージだ(=゜ω゜)ノ ぃょぅ!
オーレンどうしちまったんだあ
611デビルサマナー:03/12/16 16:39
悪魔召喚プログラム
612オーレン・”自宅作業中”・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/19 13:48

久しぶりだな、自宅作業中のオーレン・イシイだ。
もうすぐ今年も終わりだな。最後まで貴女達にとっても、良い年でありますように。。。
(ちなみに男性は6割方どうでも(・∀・)イイ!! 自力で頑張っててくれ)

>>527続き

愛にも仕事にも疲れ果てたカミーユは独り立ちしようと決意、
ロダンと共に過ごしたフォリ・ヌーブル館を後にした。
既に実家からは勘当されていた身であったカミーユは、アトリエを借りて移り住んでいた。
一人ぼっちのアトリエで、カミーユは凍てつく様な孤独の中にいた。
とうの昔に彼女の若さや美しさは失われ、
どんなに見事な作品を造っても、
結局はロダンの模倣と言われるだけであったカミーユ・・・。

もともと内向的であった彼女は、ますます内面に篭もる様になった。
何とか作風を変えようと、ロダンから自立しようと、カミーユは必死でもがき続ける。
食費・家賃・彫刻の材料費など、生活の心配もあった。
相談する友人もなく、神経はズタズタに引き裂かれていった。

しだいにカミーユは、周囲の人々におかしな妄想を訴えるようになる。
ロダンが私のアイデアを盗んだ、ロダンが私のもとにスパイを送り込んだ、ロダンの手の者が私を殺しに来る・・・
散らかり放題のアトリエで、服を着替えようとも風呂にも入ろうともぜず、
カミーユは自ら作った彫刻を、槌を振るって破壊していくのだった。
613オーレン 引きこもり中 イシイ:03/12/20 07:06
Zガンダム
614名無しさん:03/12/21 03:29
カミーユは錯乱して悪女になっちゃうの?
続ききぼんぬ
615名無しさん:03/12/21 06:31
このスレ初めて読んだけど面白い。
オーレンさんは結婚してるのかな?
616オーレソ・ジエン・クサレイシイ:03/12/22 19:38

久しぶりだな、自宅作業中のオーレン・イシイだ。
もうすぐ今年も終わりだな。最後まで貴女達にとっても、良い年でありますように。。。
(ちなみに男性は6割方どうでも(・∀・)イイ!! 自力で頑張っててくれ)

>>527続き

愛にも仕事にも疲れ果てたカミーユは独り立ちしようと決意、
ロダンと共に過ごしたフォリ・ヌーブル館を後にした。
既に実家からは勘当されていた身であったカミーユは、アトリエを借りて移り住んでいた。
一人ぼっちのアトリエで、カミーユは凍てつく様な孤独の中にいた。
とうの昔に彼女の若さや美しさは失われ、
どんなに見事な作品を造っても、
結局はロダンの模倣と言われるだけであったカミーユ・・・。

もともと内向的であった彼女は、ますます内面に篭もる様になった。
何とか作風を変えようと、ロダンから自立しようと、カミーユは必死でもがき続ける。
食費・家賃・彫刻の材料費など、生活の心配もあった。
相談する友人もなく、神経はズタズタに引き裂かれていった。

しだいにカミーユは、周囲の人々におかしな妄想を訴えるようになる。
ロダンが私のアイデアを盗んだ、ロダンが私のもとにスパイを送り込んだ、ロダンの手の者が私を殺しに来る・・・
散らかり放題のアトリエで、服を着替えようとも風呂にも入ろうともぜず、
カミーユは自ら作った彫刻を、槌を振るって破壊していくのだった。


617荒らしA:03/12/22 19:41
クソスレsageアヒャ!!
618あたし:03/12/22 22:20
ダレモイナイ・・アタシニハモウダレモイナイ・・・・ナゼダロウナミダハデナイ・・・ア・・ソウカ・・トックニカレテシマッタノカ・・・・・フフ・・フフフフ・・アタシハキメタ・・モウシンジナイダレモシンジナイ・・・
619あたし:03/12/22 22:25
ダレモ・シンジテヤラナイ・・ス・ベテ・・ヲ・キラウ・・・スベテ・・ヲ・キョゼ・ツ・ス・・ル…ソウ・ス・レバ・・ダレモ・・アタシヲ・・・キズツケナイ・・カラ・・・…(‖゚‐:)
620名無しさん:03/12/22 22:26
           __
          〈〈〈〈 ヽ
⌒ ヽ    ⌒ ヽ〈⊃  }  男なんか、こっちから願い下げじゃヴォケェ
ヽ   ヽ__ヽ  / |   |      ∩___∩
 \☆       ヽ !   !      | ノ --‐'  、_\
  /  ●   ● |   / ,,・,_  / ,_;:;:;ノ、  ● | 
  | * U  ●   ミ/ ’,∴ ・ ¨ |    ( _●_)  ミ
 彡、     A  / 、・∵ ’   彡、   |∪|   ミ
/ __     /         /     ヽノ ̄ヽ
(___)   /        /       /\ 〉

621あたし:03/12/22 22:33
アタシハ…ヒト・リ・ヒ・トリ・・ヒドィリ゙ィ・ヒ・ィ…トリ・ヒトリ゙ナ゙ノ・・ワ・ラウ・・コト・ヲ・・ワズ・ゥレ・ェナ…クコォ・トヲワ・・・スレ゙・イ゙ギデイ・ク・・・(‖゚‐:)
622あたし:03/12/22 22:35
フフフ・・モウオワリヨ・・アア゙アァア゙ア゙ア゙アア゙ァ゙ア゙ァアアァア゙ア゙アアァア゙ア゙ア゙ア゙アィ゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ァアアアァアア゙ア゙ア゙ア゙(‖゚‐:)
623薔薇十字騎士:03/12/22 22:40
【`∀´】
624名無しん:03/12/22 22:41
アニオタキタ---(゚∀゚)---!!
625荒らしA:03/12/22 22:45
クソドモもっと荒らせーこんなクソスレ早く落とせー!!
626あたし:03/12/22 22:50
アラシエーアナタキエナサイヨ(‖゚‐:)バカガウツルワ
627あらしA:03/12/22 22:54
オレはハゲだーもんくあるかゴルァー
628荒らしA:03/12/22 22:56
アヒョ
629フェリオス:03/12/22 23:06
さあ低脳な荒らしどもよ!
我が力で消え去るがいい!!
630名無しさん:03/12/22 23:09
●騙された・裏切られた・弄ばれた・逃げられた・捨てられた・
相手に誠意が無い・異性問題・家庭内暴力・不倫疑惑解明・人間関係・金銭トラブル★
●  http://www.curio-city.com/curio-buzoo/users/blacklist/index.html?buzoo=1031858
【ファイルにコピーして開いて下さい】
別離工作・情報収集・トラブル対策・ボディガ―ド・等々!
●真剣にお悩みの方、安心してご相談下さい。解決へ導きます★
□■各種データ・電話番号調査・住民票・戸籍謄本など調査■□
ジャンプしない場合にはファイルにURLをコピーして開いて下さい★☆★
●別れさせ屋・特殊工作・調査全般
●復讐代行・人生相談・駆け込み寺
--------------------------
◆呪屋本舗◆
●怨念波動・怨念呪殺術代行!!!
●憎き相手を奈落の底へ!!!



631あたし:03/12/22 23:11
テイノウナノハアナタデショ、フェリオスアナタガキエナサイヨ
632オーレソ・ジエン・クサレイシイ:03/12/22 23:16

>>458続き)

アグリッピナはショックから立ち直ると、失地を回復するために多額の金をばら撒いて
近衛軍将校らを手なずけようとしたが、これを知ったネロは、母を宮廷から遠ざけてしまった。
訪れる者もめっきりと減り、アグリッピナは全てから見捨てられてしまった。
しかしアグリッピナも、いつまでも劣勢ではいない。
野心を捨て、表舞台を退いて生活を送るなど、彼女には考えられなかった。
なんとか息子を上手く丸め込んで、もう一度自分の支配下に取り戻したい......。
40歳を過ぎてはいたが、アグリッピナはまだ十分に美しかった。
アグリッピナは自分の美貌を使って、息子・ネロを自分の好きなように操ろうと考えたのだ。

アグリッピナは宴会の席に念入りに化粧して現れ、みだらな愛撫を浴びせては、
ネロの頭をかき乱そうとした。母の愛撫を受けるたびに、ネロは思わずアグリッピナが
自分の母であることを忘れてしまいそうになることがあった。
そしてそれこそが、アグリッピナの思惑だったのである。

時折ネロとアグリッピナは、ともに駕籠で散歩に出かける。
帰ってくると、ネロの衣服に奇妙なシミがついていることから、
人々は二人が駕籠のなかで情交を行った事に気がつくのであった。
スキャンダルはたちまちローマ中に広まり、
理性と官能のはざまで苦しみぬいたネロは、
ついに母を亡き者にしようと決意した。


633オーレソ・ジエン・クサレイシイ:03/12/22 23:23

よぉ、おまいら元気かよ?

これからオレは、古今東西の世界の悪女について、
とことんマターリ語り尽くしていきたいと思っているんだ。

失恋に苦しみ喘ぐ女性たちにとっては、狡猾で逞しくて、
なおかつチャーミングでもある、歴史に残る悪女たちの生き様というのは、
これから立ち直る上で何らかの啓示や指針を与えてくれるモノだと思うんだ。

何せ普通の人には真似できっこないからな、「彼女たちの生き方」っていうのは。

あと・・・オレもここにいる時間帯って不定期なんだけれども、
恋愛&失恋相談にもチャレンジするから、できれば平日夕方〜夜にでもここを訪れて欲しいモノだ。


634デビルサマナー:03/12/23 00:12
_(._.)_
635名無しさん:03/12/23 03:32
イシイタソ、続き気長にキボン。
クサレイシイタソ、続きが書けないのなら池。
636デビルサマナー :03/12/23 21:03
悪魔召喚プログラム
637オーレソ・ジエン・クサレイシイ:03/12/24 18:54
イシイタソ、続き気長にキボン。
クサレイシイタソ、続きが書けないのなら池。
638オーレソ・ジエン・クサレイシイ:03/12/24 19:00
イシイタソ、続き気長にキボン。
クサレイシイタソ、続きが書けないのなら池。


639オーレソ・ジエン・クサレイシイ:03/12/24 19:03
イシイタソ、続き気長にキボン。
クサレイシイタソ、続きが書けないのなら池。
640オーレン・”サンタクロース”・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/24 22:42

皆久しぶりだな、会いたかったぞ!(この際、男女問わずw)
今夜はX'masイヴスペシャルということで、
都内某所のパーティ会場から今までストックしていた分をまとめて投稿させてもらうからな。

ところで次に会えるのはいつだろうな......。
今週中は年内分の仕事に激しく追われているので、来週以降に続くかもだ。
まだまだこのスレは先が長いから、楽しみに待っていて欲しいモノだよ。

ちなみに今回の投稿分は、
オレが以前のHN時から、この板にオレに相談しに来てくれたある女性に捧げますよ。

やや照れますけどね(笑)

>>612続き)

ちなみにこの頃に、カミーユが描いた戯画が幾つか残されている。
一つは両手両足を縛られたロダンが独房に閉じ込められ、
恐ろしい表情をしたローズ・ブーレが長い箒を手に番をしている絵、
あるいは裸のロダンとローズが後ろ向きに尻の部分で互いに貼り付けられ、どうしても離れられない絵。
いずれもローズに縛られたロダンの姿を、この上なくグロテスクに描き出した内容だが、
これがカミーユにとっては、ロダンに対してできる唯一の悲しい抵抗であったと言える。

そしてカミーユが48歳になった1913年、
ついにカミーユは母親の決定でアヴィニョンの精神病院に強制入院させられる。
以降カミーユは、78歳で他界する30年の間、そこを出ることが許されなかった。

「ここから出してください。もう病気は治ったわ。おとなしくしますから」

30年にわたる幽閉生活の間、カミーユは何度も母親にそんな手紙を書き続けたが、
母は決して彼女を引き取ろうとはしなかった。30年の間に母親が主治医に手紙を書いたのはただ一度だけ。
それも「あの娘は悪徳の限りを尽くした。二度と会いたくない」という内容だった。
もともとカミーユの母親は、カミーユを毛嫌いして妹の方ばかりを可愛がって来たので、
結局は一度もカミーユという娘を理解したことも愛したこともなかったのだ。

1988年フランスでイザベル・アジャーニ主演の伝記映画が上映された。
アカデミー賞候補にもなったので、知っている者も多いはずだ。
次第にカミーユ・クローデル見直しの動きが起こり、彼女の名前は世界中に知られるようになった。
カミーユは切望した彫刻家としての名声を、死んでから40数年後にやっと手に入れたという訳だ。

(カミーユ・クローデル 終わり)

ウイリーカ・マインホフ

1972年6月16日夕方、ある情報を得て緊張した面持ちの警官が、
ハノーバー空港に近いランゲンハーゲンという郊外の住宅地にあるフラット式住宅のドアをノックした。
ドアは乱れ髪の無愛想な女性の手で開けられたが、
彼女はすぐに自分のとった行動が誤りであったことに気がついた。
突然、四方から警官たちが群れを成して殺到して来たのだ。

ドイツ警察史上、最も大掛かりで最も時間を要した捜査の後、
ヨーロッパで一番危険な女性と目されていた中流階級出身のアナーキストは、遂に警察の手中に陥落した。
彼女が連行された後、警察はハノーバー空港から高飛びするために詰められていた彼女のスーツケースを開いて、
中を調べた。スーツケースの中に9ミリ拳銃3挺、手榴弾2個、機関銃1台と10ポンド爆弾1個が入っているのを
発見しても、警察は動かなかった。

大学中退のアンドレアス・バーデルと共にウルリーカは、過去3年間体制破壊の闘いを続けていた。
彼女たちの組織したテロ集団は、殺人から文書偽造に至るまで数多くの犯罪に関わり、
彼女らが法廷に引き出されたとき、罪状を列挙するのに354ページを要したほどであった。
バーデルと他のリーダー格の人物は既に刑務所の中であったが、
ウルリーカ・マインホフを逮捕した6月の夕刻まで、当局は決して安心することができなかった。
なぜなら、彼女が明らかに運動の指導者であり、推進力となっていたからである。

ウルリーカがどのような経過を辿って理想主義的な学生から、
手当たり次第に何でも破壊してしまう狂信的なアナーキストに変身していったかについての話は、
暴力と憎悪に満ち満ちている。しかしその中で、彼女はいつでも悲しい運命を背負った人間として終始している。

ウルリーカ・マインホフは1934年10月7日、下ザクセンのオルデンバークで、
恵まれた中流家庭の家庭に生まれた。
両親は共に美術史家であったが、父親は彼女が5歳のとき死亡し、
母親もまた彼女が14歳のときにこの世を去った。
彼女の成長期は、母親の友人でレナーテ・リーメック教授という、
強い革新的思想をもったインテリ女性に育てられた。
彼女はこの女性から社会主義的考え方の多くや、
権力者の出す命令はまず疑ってからでなければ
受け取るべきではないということの重要性を学んだと言われている。

魅力的で赤毛だったウルリーカは早くから学問的才能のあることを示していた。
1957年、彼女が23歳のときに社会学と哲学を学ぶためにミュンスター大学に入学した。
ウルリーカは過激派学生の関心事であった原爆やアメリカのベトナム介入、
そして多くの焦眉の問題に対する反対運動を行った。

ある日彼女はクラウス・ローエルという細面のハンサムな男に紹介された。
彼は「コンクレート」という革新的な左翼雑誌を発行していて、
ウルリーカにスタッフとして参加してくれるよう依頼したが、
彼女は快くこれに同意した。

まもなくウルリーカは、第1級の革新的ジャーナリストとして名声を得ることになった。
彼女の記事は傑出しており、大学の外でも話題にされるようになった。
彼女はドイツの経済を綿密に調査し、一般にはまず取り上げられないような社会問題を取り扱い、
いわゆるドイツの奇跡的経済復興の恩恵を受けなかった人々の悲惨さを記事にした。
クラウス・ローエルはウルリーカを編集者とし、同時に妻とした。

この記事はそれなりに成功したが、ベストセラー誌ではなかった。
ローエルがこの雑誌に、政治的記事に加え、セックス記事を載せることを思いつくや、
雑誌がどんどん売れ始めた。
彼らは大金を儲け、高級住宅に住み、白い大型ベンツを乗り回すようになった。

双子の娘の母親となったウルリーカは、進歩的で文化的な人々の間で寵児となり、
テレビでも大々的に取り上げられた。しかし、成功と脚光はあくまで彼女の表面であり、
心の中では彼女は憎悪に燃えていた。彼女の夫が女道楽であるのがわかったのであった。
彼の女遊びは彼女にとってあまりにも酷いモノとなり、7年間の結婚生活の後に2人は離婚した。

彼女は結婚生活に見切りをつけるとともに、仕事も放棄しベルリンへ移り住み、
2人の娘・レジーナとベティーナを古風で躾の厳しい寄宿学校に入れた。
こうしてウルリーカは自由の身になると、社会を変革する唯一の方法は、
暴力によってのみ可能であると信じていた超過激な思想を持つ裕福なある若者の一団とつきあうようになった。
そして、そうした考え方が彼女の中にしっかりと根を下ろしたのだった。

(続く)
645オーレン・”今日一日だけサンタ”・イシイ ◆EVIL//BwBw :03/12/25 10:47

やがて彼女は、公然と放火・暴力的攻撃・都市ゲリラ戦を擁護するようになった。
しかし彼女は政治的行動をとる前に、まず個人的な恨みを晴らす必要があった。
彼女はかつての夫と彼の雑誌に対して挑戦を始め、ついには激怒に狂った夜を迎えた。
その夜ウルリーカは友人たちと一緒になって、
かつては誇らしく思ったこともあった昔の住家を破壊した。

ウルリーカは噂で、ある若い扇動家で放火犯でもあるアンドレアス・バーデルという
男のことをたびたび耳にしていた。アンドレアス・バーデルはフランクフルト百貨店を
全焼させたことにより服役中であった。

ある日ウルリーカは、グードルン・エンズリンというバーデルの「革新的恋人」に出会った。
牧師の娘で哲学を学んだというグードルンは、背が高く金髪の女性だった。
グードルンはウルリーカにバーデルの友人たちの間でバーデルを刑務所から救出しようとする
計画があるのだが、ぜひ救出して欲しいと言った。バーデルは一定の日に刑務所外のベルリン図書館で
働くことを許されており、この図書館からバーデルを救出することになった。
1970年5月14日、ウルリーカは武装ゲリラの一団とともにベルリン図書館を急襲し、
ひとりの館員に重傷を負わせ、数人の看守たちに銃弾を浴びせた。

こうして彼女の暴力活動は口火を切った。

アンドレアスとウルリーカはお互いに相手に人柄を見抜いた後で、
約24名のアナーキストを中核とするバーデル=マインホフ集団を結成することにした。
ウルリーカとアンドレアスの他には中心メンバーとして、
バーデルの恋人であるグールドンとウルリーカの恋人となったジャーン・カール・ラスペがいた。

アンドレアス・バーデルは、形式上は集団のリーダーであった。
彼は色黒で、どこか考え込むようなタイプの男だった。
そのイメージの中に若い頃のマーロン・ブランドの面影が見えたからであろうか、
女性たちは彼に魅了された。彼は不精で我がままであり、また負けん気が強かった。
ウルリーカはバーデルとの共同作戦の中で推進力となり、頭脳を提供した。

バーデル救出のあと、彼ら4人はどうにかして国外逃亡を果たし、
パレスチナ解放組織で訓練を受けるべく中東に姿を現した。
しかしドイツ人とアラブ人ではうまく折り合いがつかず、
お互いに相手が冷淡で傲慢であると非難しあった。
2人のドイツ人女性は横暴で全くの邪魔者と見做され、
まもなくPLOは彼女たちをまともな主義主張を持たない反逆者と決めつけ、
組織から出て行くよう命じた。

しかしウルリーカはなお熱心なパレスチナ支持者であった。
彼女はドイツに帰ると幼い2人の娘たちをヨルダンのパレスチナ難民キャンプに送って、
イスラエルに対して戦う神風特攻隊となるパレスチナ人の子供たちと一緒に、
訓練を受けさせようという恐ろしい計画を立てた。
子供たちには幸運なことだったが、結局彼女の計画はうまくいかなかった。

子供たちの父親であるクラウス・ローエルは、娘たちを探してドイツ中をまわっていた。
彼は私立探偵まで雇って娘たちの行方を探索していたのだ......。
そして遂に彼は子供たちの中東行き寸前に情報を入手し、
子供たちはシシリー島、パレルモの隠れ場所から連れ戻された。
母親ウルリーカの感化が徹底していたせいもあり、娘たちは当初父親をひどく嫌っていた。
だが欠点はあったにしろ、クラウスは子供たちには献身的なよい父親であったので、
やがて子供たちからの愛情を取り戻すことができたようだ。

もし今日時間が取れるならば、また夜中にでもやってくるよ ヽ(´ー`)ノ

ウルリーカの率いるテロ集団は、約150人に増強されていた。
組織員たちは盗難車の取り扱いに役立つ二人の労働者階級出身の自動車工を除けば、
殆ど全員が富裕階級の出身であった。
彼らは小型銃・機関銃・手榴弾・爆弾で完全武装し、
さらに多くの爆薬を入手する資金を得るため、一連の銀行襲撃と強盗を敢行した。
ある一つの特筆すべき襲撃は、ハイデルベルクの西35マイルにある
カイザースラウタンという小さな田舎町の、
ババリアン抵当・為替銀行襲撃であり、この時一人の警官が惨殺された。

この襲撃にはインガボーグ・バーツという、金髪を長く伸ばした新入りゲリラが参加していた。
この娘は流血に度肝を抜かれて自分の家に帰ってしまおうと決心し、
ベルリンの両親に電話したが、これが彼女の両親が娘の声を聞いた最後となった。
後に証言台に立ったゲルハート・ミューラーによれば、
インガボーグはウルリーカ・マインホフに会いに来るように呼び出され、
砂利採集場の近くの人里離れた場所に車で連れて行かれ、そこで処刑されたということだ。

街を行く市民たちが恐怖の目で見守る中で、暴力活動は繰り返し実行された。
二年間の都市ゲリラ活動の間に5人を射殺し、
54件の殺人未遂、数限りない悪辣な襲撃、
ドイツ常駐アメリカ軍への一連の爆弾攻撃をたて続けに行った。
ウルリーカは人の生命を完全に無視し、警察を含むある種の人々を「豚」と同類に考えていた。
彼女が最初切望していたものは、
より人間的なモノ ― 人間社会の中で彼女が見た不正を正すことだったはずである。
しかし現実には、彼女が体内にくすぶり続けている憎悪と恨みを燃焼させるためにのみ、
テロ行為を行っているように見えた。

西ドイツの中のテロリスト勢力を粉砕する計画に、警察は全人員を総動員していた。
そして1972年はじめのある日、静かなフランクフルト通りでその機会は訪れた。
警察はある車庫に弾薬が詰め込まれているという匿名の情報を入手した。
警察は砂袋を積んだ二台のトラックで直行し、防弾壁を築き始めた。
だが警官たちはオーバーオールを着ていたので、
一見すれば泥炭袋を配達している庭師のように見えたのだ。
しばらくして薄紫色のポルシェが接近し、皮の上着を着た3人の若者がその中から出てきた。
そのうちの二人は車庫の中に入っていって、
もう一人の男は外の歩道で待っていたところで警察に身柄を拘束された。
警察は逮捕したのがウルリーカの恋人でテロリストの首領・カール・ラスペであることを知った。
長い緊張した包囲作戦のあとで、まずホルガー・マインズという団員が連れ出された。
それから短い銃撃戦の後警察は、大腿部を弾丸で撃ち抜かれ、
痛みでもがき苦しんでいる色黒の若者を引きずり出した。

若者の名前はアンドレアス・バーデル......。
( ’ ⊇’)
652名無しさん:03/12/26 15:41
結局、我慢の歴史が悪女を生んだのだと思う。
世界の悪女にでてくる裏の事情には、すべて悲しい
事情があるのも事実だよ。

今は、男尊女卑も少ないし、女が仕事を成功させる時代に
なりつつあるから悪女はあんまりいないと思う。
653荒らしA:03/12/26 20:35
クソスレage!アヒャ
654荒らしA:03/12/26 20:39
ひー
655荒らしA:03/12/26 20:41
オーレン、おまえ‥
656名無しん:03/12/26 20:42
オーレンいい加減一人で飽きない?

・・・職場の忘年会&反省会から、たった今帰ってきたところさ。

>>651

http://www.walkerplus.com/tokyo/20031209/image/cd3152.jpg

このジャケットいいよな。昔のR&Bシンガーのアルバム仕立てだし。
そう黒人音楽大好きのオレは思った訳だが。

今の今までそんな気はあまりなかったが、年末はこれ聴いて過ごそうかね。
まぁ、誰かから頼まれたのか自発的なモノなのかはさておき、宣伝乙!ってことで。

>>652

>結局、我慢の歴史が悪女を生んだのだと思う。
>世界の悪女にでてくる裏の事情には、すべて悲しい
>事情があるのも事実だよ。

全くその通りだ。

生まれついての悪女というのは、
実は歴史上でもそれほど多い訳ではなくて(いることはいるのだが)、
ある女性は本人の意図にそぐわず周囲から「悪女」となることを強いられたり、
またある女性は、単にその時代の道徳規範や価値観を踏みにじった行動に出たがために
「悪女」と見做されたり、そしてある時には、貧しい境遇からの脱出のために、
自らを武器にして手段を選ばずに自分の運命を切り開いていったり・・・

ここでは様々な「悪女」のバリエーションを問わずに、
ひとまずは「悪女」という大分類の元に、あらゆる悪女をアット・ランダムに、
気ままに語っていく事にしているんだ。

>今は、男尊女卑も少ないし、女が仕事を成功させる時代に
>なりつつあるから悪女はあんまりいないと思う。

そこがツマラナイ所でもあるんだよ。

別に男尊女卑がなくとも仕事で女性が頭角を現す機会があろうとも、
規格外の「悪女」が現れたってオレは決しておかしくはないと思うし、
是非ともこのスレを通して、多少なりとも「悪女のエッセンス」を身につけて、
強かさやバイタリティ、野望なんかを自分の中から呼び起こしてもらえれば、
それだけで十分、オレやこのスレの価値ってあると思う訳よ。

>>650続き)

まもなくバーデルの恋人・グードルン・エンズリンもハンブルクの洋服店で、
上着に拳銃を忍ばせているのを店員が見つけ、警察に通報したため逮捕された。
ウルリーカは孤独を強く感じ始めた。月日が経つに連れて、左翼思想を持った友人達でさえ、
自分と関係を持つことが危険だと感じるようになっているのに彼女は気がついた。

それからハノーバー空港に向かおうとした6月の夜がやって来た。
ウルリーカは空港の近くにフラットを持つ左翼の教師を知っていて、スーツケースを幾つか持って
この教師の所に現れた。この教師はひどいジレンマに陥った。彼はそのとき、ドイツ教職員組合の
委員長という立派な地位にあった。来客としてウルリーカ・マインホフを迎えることは、全く彼の
望むところではなかった。彼は友人たちに相談するために出かけたが、
友人たちは彼らはすぐ電話で警察に通報する事を彼に薦めた。
彼は友人達の忠告通り警察に電話し、家にはすぐに戻らなかったのである......。

ウルリーカは残りの生涯を刑務所か法廷で過ごすこととなったが、
法廷では裁判官たちに向かってわめき散らし、悪態をついていた。
バーデル=マインホフ集団の裁判では、何が起こるか分からないと考えられていたので、
シュツットガルト市のスタンハイムにある最も監視の厳しい刑務所に、
防備を固めた法廷と特別な独房が作られた。
法廷の外では、まだテロ集団による報復と反撃が実行される恐れがあった。

組織のメンバーは別々に収監されていたが、裁判が進行するにつれてウルリーカは仲間の者、
特にグードルン・エンズリンが自分に敵意を持っていることを知った。タイプライターも書籍もなく、
ただ一人で独房に閉じ込められ、ウルリーカはふさぎこみ始めた。
結果的には重圧があまりにも大きくのしかかっていったに違いない。1976年5月9日の朝、
ウルリーカが独房で首を吊っているのが発見された。

ウルリーカの信奉者達は、彼女が自殺したことを信じることができず、
警察当局により虐殺されたモノであると主張した。ベルリンで行われた彼女の葬儀には4,000人の人々が
葬列に参加したが、その多くは誰だかわからないようにするため仮面をつけていた。
このとき警察は、あたかも時限爆弾を見張っているように感じた。
その後警察は、テロリストの復讐攻撃に対処せねばならなかった。
しかしウルリーカ・マインホフを知っていたある牧師は、後に彼女のことについて、次のように述べている。

「ウルリーカは、自分が間違った道の終局に来たことを知ったのだろう......。」

(ウルリーカ・マインホフ 終わり)
661名無し:03/12/27 01:29
クソはいい加減氏ね!

ユニティー・ミットフォード

ヒトラーに優しく髪を愛撫されながら、ユニティはよく彼の足元に座って彼の話を聞いたモノだった。
夜、カギ十字の吊るしてあった寝室で眠りに就く前には、彼女はいつもヒトラーの前に行って祈るのだった。
ユニティーにとってヒトラーは人類の救世主・メシアであった。
一時期はヒトラーの愛人・エバ・ブラウンでさえ及ばないほど、ユニティー・ミットフォードは
総統ヒトラーに近い存在であった。彼女はブロンドの髪のイギリス貴族であり、
ヒトラーが賞賛していた素晴らしいアーリア系の女性の化身のような風貌であった。
そして、彼女の方も最も献身的で狂信的な彼の信奉者であった。
ユニティによれば、アドルフ・ヒトラーは悪事を犯せるような人間ではなかった。
彼の考えていたユダヤ人問題の解決の方法でさえ、ユニティには100%容認し得るモノであったし、
ユニティはいつも、「彼らはユダヤ人よ」「まさにユダヤ人よ。だから彼らは追放されなければならないのよ」という、
軽蔑したような言い草を口にしていた。
ヒトラーには、イギリス上流階級の娘がナチズムを信奉してくれることは素晴らしいことであったのだ。
彼はユニティをこの上もなく丁寧にもてなし、
時々人前で彼女のことをレディ・ミットフォードと呼んでいた。

両親のリーズディル夫妻というのはどちらも一風変わっていて、
エドワード十七世時代に郷愁を抱いていたが、
この二人が産んだ娘達は、どの娘も驚くべき娘達であった。
ミットフォード家の娘達はどこでも有名になった。
しかしユニティの扱い難さというのは規格外のモノで、
彼女は遂には両親の生活までも破滅させたのであった。
ユニティは生まれたときから宿命的にその将来が強く暗示されていた。
祖父はドイツの作曲家・ワーグナーの友人であった。
1914年8月8日に生まれ、彼女はユニティ・ヴァルキュリアと名づけられた。
ヴァルキュリアというのはゲルマン神話の神・軍神ヴォータンの戦いの処女達の名前であり、
またワーグナーの有名なオペラの名でもあった。
ユニティはこの名前を元のドイツ語綴りで、ヴァルキューレと書く方が好きであった。
父のリーズディル卿は、カナダのカルバーパーク近くの金脈を購入した。
一家は楽しい生活を夢見てカナダに渡ったが、この金脈は金にはならなかった。
この金鉱山は「カギ十字鉱」と呼ばれていた。

過去の楽しい豊かだった暮らしとは対照的に、
リーズディル一家は経済的に危機を感じ始めた。
父親のリーズディル卿というのは、ユダヤ人・カトリック教徒・外国人といった
自分とは違う種類の人間のことなど、到底理解できない強気で元気のいい人であったが、
この父親が目先の利かない投資を行って、一家の経済状態を更に悪化させることになった。
しかしながら1926年、ユニティが感受性の強い年齢になった頃、
一家はまだ屋敷を二つ所有していた。ロンドンのラトランドゲイト26番地の屋敷は、
舞踏場や5つの階に寝室がある広大なモノであった。
またコッツウォルドのスインブルックの一家の所有地にあった家は、
リーズディル卿が別荘の雰囲気を持つ邸宅にするつもりで設計したが、
出来上がったときには兵舎のような感じになっていた。

ラトランドゲイトの屋敷の方は、いつも貸家として使われていたので、
一家はスインブルックで田舎の生活をし、ミットフォード家の娘達は自由な生活をし、
それぞれに著しく異なった個性を伸ばしていった。
ユニティは意地悪そうな青い目のすぐ上で金髪を切り揃えた、大柄で扱いにくい少女であった。
彼女は次々と替わる家庭教師たちを脅えさせ、更には父親の神経をも苛立たせた。
ユニティは食卓の椅子から、父親がマッシュポテトを口一杯に頬ばっているのを、
父親が激しく怒り始めるまで凝視しているような変わった子供だった。
マブと呼ばれる彼女の母親は、物静かに刺繍や慈善の仕事をしたりして、
万事波風を立てずに切り抜ける人であった。


・・・という訳でこの後は明日に続くけど、年内はこれまでにないくらいヘビーな投稿量にできそうだ。
大いに楽しみにしていてくれよ。それじゃーおやしみだ  (`∀´)ノ゛
665名無しさん:03/12/27 02:41
オーレンたん、漏れ本気でファンなんだけどさ、どっかにまとめたサイト作ってくれよ。
2chで活動するなってんじゃなくて、スレってのは流動的なもので、いつか見られなくなるわけよ。
●もってりゃ違うのかもしんないけど、読める人が限られるのって寂しいじゃん。
そうじゃなくてどっかにサイトとしてまとまってれば、いつだって読めるし、そこにリンクはることだってできるわけでさ。
時間無さそうだし、大変なのはわかるつもりだけど、是非ともやってほしいんだ。
失恋板の1スレッドでオシマイにするにはちょっと勿体無い読み物だよ。

就寝直前のアンコールってところか・・・。

>>665

まずはありがとう。例え一人であろうがいつも読んでてくれる香具師がいるってのは、なかなか心強い。

まず先に言っておくと、オレはこのスレの続編は、しばらくは延々とやるつもりなんだよ。
どこの板でやるか、そこまでは決めちゃあいないけどな。(この板とは限らないぞ)

>そうじゃなくてどっかにサイトとしてまとまってれば、いつだって読めるし、
>そこにリンクはることだってできるわけでさ。

今のところはそれは全く考えていないんだ。
当然やろうと思えばできるけれども、「この程度の未完成な内容」で独立したサイトなり、
別BBSでなんていうのは、今の段階でやることではないとオレは考えている訳。

ここで収録した悪女エピソードは何度か納得いくまでリメイクしたいと思っているし、
実際その余地はタップリあるよ。もっとリアクションも批判も欲しいし。
だから内容がある程度熟成してから、そこで初めてまとめて収録しちまえばいいんだ!
とオレは考えている訳。

それまでオレは、ここで1レス1レス毎の「ライブ形式」投稿を貫いてみたいんだわ。
納得してもらえるかな?

・・・他にも意見があったら、何でも言ってくれよ。明日の朝読ませてもらうからさ(笑
667名無しさん:03/12/27 03:06
>>666
とりあえず悪魔の数字おめでとう。
他の板に行く時には告知して欲しいな。追いかけるから。
でも、「この程度うんぬん」は反対。多分オーレンたんの性格だといつまでたっても「この程度じゃ未完成」って言いつづけると思うよ。
未完成でも、面白がって読みたがる人はいる。よりよいものが出来たらその度に差し替えればいいだけの話さ。

ライブ感を大事にしたいってのはわかるし、それはその通りだとも思う。
でも、ライブを大事にしてる音楽バンドだって、セールス用のCDは作る。
誰も彼もがライブを聞きにこれるわけじゃないんだし、何も知らない人に「ライブに来い」つったって難しいだろ。
とくにここは2chだ。嫌ってる人も多い。紹介されたって2chなんて足を踏み入れたくないって人だっているだろう。
でも、もしもサイトがあれば、そこで面白がることが出来る。そしたら、2chに抵抗があっても、「ライブ」を聞きにこようって人だって出るだろうさ。
読んでてくれる人がいるのが心強いんだったら、それを増やすようやってみてみてもいいんじゃない?
668名無し:03/12/27 08:15
とっと他の板でクソスレでも立ててろ!
(・∀・)カエレ!
669フェリオス:03/12/27 08:31
ひさしぶりのアイアムゴーット!
670名無しん:03/12/27 08:31
糞スレageんなよアフォ!
671自衛隊日本国軍:03/12/27 08:43
この糞スレを片付けしに来た!
皆カカレーー!

うっす。オレは先週いっぱいでで仕事納めを必死で済ませて、
いつもは飛行機を使うところを、
なぜか今年は夜行列車を使って帰省!の真っ最中なんだわ。

今いるのは列車の一室なんだけれども、
列車は揺れるわ、他の帰省客はまわりにイパーイだわで、
こんな状況下でカキコは始めてのオレにとっては、
なんだかとってもしんどい状況だ(苦笑

ちなみにPC(VAIOの1年位前のタイプだ)からで、
こいつに突き刺さっている64KのLANカードでここに繋がっているって訳さ・・・。

>>667

>とりあえず悪魔の数字おめでとう。
>他の板に行く時には告知して欲しいな。追いかけるから。
>でも、「この程度うんぬん」は反対。
>多分オーレンたんの性格だといつまでたっても「この程度じゃ未完成」って言いつづけると思うよ。
>未完成でも、面白がって読みたがる人はいる。
>よりよいものが出来たらその度に差し替えればいいだけの話さ。

フフ。どうやらオレの性格が読まれているようだな。
オレもなかなか自分の生み出すモノに満足し切れない、
いうなれば「完璧主義者」だから。

けどこうやって走り続けていくうちに、いつか自分でも納得できるんじゃないかと思っている訳で。
今はそれくらいしか考えちゃいないけどね。

もともとあんまり過剰に深く考えないヤツだし、オレ。
(続き)

>ライブ感を大事にしたいってのはわかるし、それはその通りだとも思う。
>でも、ライブを大事にしてる音楽バンドだって、セールス用のCDは作る。
>誰も彼もがライブを聞きにこれるわけじゃないんだし、
>何も知らない人に「ライブに来い」つったって難しいだろ。
>とくにここは2chだ。嫌ってる人も多い。
>紹介されたって2chなんて足を踏み入れたくないって人だっているだろう。
>でも、もしもサイトがあれば、そこで面白がることが出来る。
>そしたら、2chに抵抗があっても、「ライブ」を聞きにこようって人だって出るだろうさ。
>読んでてくれる人がいるのが心強いんだったら、
>それを増やすようやってみてみてもいいんじゃない?

そんな訳なんで(上に述べたように)、今は少数でも全然構わないから、
ROMでここを楽しみに思ってくれる連中を徐々に増やそうと思ってる段階かね。
幸いにしてまだまだネタは尽きることがないし、
その表現の仕方にも無限のバリエーションがあるからよ。

来年もこれを続けていくうちに、自分もROMも思いもしなかった発見やらサプライズがあればいいなと、
自分でもワクワクしながらこのスレやり続けたいと思っているんだ。

なのでこれからも毎日っつー訳にはいかんが、
コンスタントに書き続けていくから楽しみに待っていてくれよな  (`∀´)ゲラゲラ

>>664続き)

ユニティは15歳になる頃には、スインブルックの田舎生活に飽きてしまい、
イギリスの南東部になるハートフォードのブッシーにある聖マーガレット寄宿学校へやられた。
一年後には、ユニティはこの学校を退学させられてしまった。
年頃になって初めて社交界に出る人たちの舞踏会やダンス会場をまわるのに、
絹モスリンやサテンの服を着たが、まもなくユニティが関心を持った服装は、
ファシスト達が身につけていた黒いシャツだけとなった。
ユニティは4歳も年が離れていたにもかかわらず、自分の姉と親密になっていた。
年上のダイアナは、イギリス・ファシスト運動の指導者である
オズワルド・モズリーの影響を強く受けていた。
モズリーは黒い髪に青白い顔という印象的な男性であった。
彼は1932年、ムッソリーニに拝謁するためローマに行き、
ヨーロッパのファシストたちに倣って行動しようと決意して、イギリスへ帰った。
そしてまもなく、彼の支持者たちはロンドンの街で黒いシャツを着るようになった。
ダイアナはモズラーに自分の運命全て委ねようと決意した。
ユニティは強い感銘を受け、興奮してファシストの誘惑的な言葉をそのまま真に受けたのであった。

1933年6月14日、モズリーがダイアナを訪ねてスインブルックに来たとき、
彼はユニティにファシスト式の敬礼をしたかと思うと、記章を自分の服の襟から取り外して与えた。
ユニティも挙手の礼でこれに応えた。ユニティは誓約書に署名する日を待ちきれない思いであった。
5日後、モズリーからもらった記章をコートに誇らしげにつけて、
ロンドンのローワー・グロブナーのファシスト党本部へ胸を張って入って行き、
運動に参加したい旨を申し出た。

ユニティはそこで冷たくあしらわれた。
ファシストたちは、制服に魅かれてやってくる社交界の軽薄な娘たちを、嫌というほど知っていたからである。
ユニティの行動は間違っていた。それで二度目のときの組織へのアプローチには、より一層礼を尽くした。
ユニティはスインブルックから車でオックスフォードのイギリス・ファシスト連盟本部へ行ったが、
そこでも部屋いっぱいにたむろしていた黒シャツ党の連盟員たちに疑いの目で見られた。
ユニティは彼らに、自分はモズリーを個人的に知っており、モズリーの著書も読んでいると話した。
30歳になるカナダ人で、オックスフォード支部のリーダーであったビンセント・キーンズがユニティの話に
しばらく耳を傾けて驚いた。ユニティの論旨は紛れもなくトップレヴェルをいくモノであったからだ。

ユニティの真剣そのものの様子を見て、ビンセント・キーンズは会員証を手渡し、
そしてユニティは宣誓して会員となった。

人々はユニティがやってくるのがわかると、通り道から姿を消し始めた。
彼女はカギ十字章をつけ、署名するときも名前の後ろにカギ十字を書き、いつまでもヒトラーのことを話した。
いちばんいけないことは、彼女の反ユダヤ人感情がますます募ってゆくことであった。
ある日友人と二人で買い物に出かけていたとき、
ユニティは面白半分に自分達の声を録音しにセルフリッジへ立ち寄ろうと言い出した。
友人は録音用レコードの代金を支払ったが、
そのときユニティが「ユダヤ人!!ユダヤ人!!我々はユダヤ人を追放する」
と繰り返すのを聞いて肝を潰した。

これは黒シャツ党がロンドンの街を行進するときに連呼する叫びであった。

ユニティ1933年の春、ロンドンにある州立美術学校に入学したが、
自分をまずどうやら美術学校生と呼べるくらいの期間、この学校に在籍したに過ぎなかった。
さらにもっと重大なことが進行していた。同年8月、ナチス党は第一回ニュールンベルク大会を開いた。
このナチスの党大会は、ナチの巨大な権力を誇示する大会でもあった。
おそれられていたヒトラー総統親衛隊や、ヒトラー・ユーゲントを含む40万のナチ党員が総統に敬礼した。
ユニティはイギリス・ファシスト連盟の代表の一人として選ばれ、ニュールンベルクへ行くことになった。
ユニティはどの瞬間にも誇りと喜びを感じた。始めてヒトラーを見、ヒトラーの声を聞いた。
「あの瞬間からこの世で私が会いたいと思う人は他に誰もいないということがわかった」そうユニティは言った。
この大会の後発行されたナチスのパンフレットには、黒シャツにツィードのスーツを着て、
黒手袋をして手をあげ敬礼している、イギリス代表団中紅一点のユニティの写真が載っていた。
677名無しさん:03/12/28 19:46

うっす。オレは先週いっぱいでで仕事納めを必死で済ませて、
いつもは飛行機を使うところを、
なぜか今年は夜行列車を使って帰省!の真っ最中なんだわ。

今いるのは列車の一室なんだけれども、
列車は揺れるわ、他の帰省客はまわりにイパーイだわで、
こんな状況下でカキコは始めてのオレにとっては、
なんだかとってもしんどい状況だ(苦笑

ちなみにPC(VAIOの1年位前のタイプだ)からで、
こいつに突き刺さっている64KのLANカードでここに繋がっているって訳さ・・・。

>>667

>とりあえず悪魔の数字おめでとう。
>他の板に行く時には告知して欲しいな。追いかけるから。
>でも、「この程度うんぬん」は反対。
>多分オーレンたんの性格だといつまでたっても「この程度じゃ未完成」って言いつづけると思うよ。
>未完成でも、面白がって読みたがる人はいる。
>よりよいものが出来たらその度に差し替えればいいだけの話さ。

フフ。どうやらオレの性格が読まれているようだな。
オレもなかなか自分の生み出すモノに満足し切れない、
いうなれば「完璧主義者」だから。

けどこうやって走り続けていくうちに、いつか自分でも納得できるんじゃないかと思っている訳で。
今はそれくらいしか考えちゃいないけどね。

もともとあんまり過剰に深く考えないヤツだし、オレ。

>>676続き)

1934年の春、ユニティは一年のうちの大部分をドイツで生活したいと両親に話した。
両親はドイツのラローシュ男爵夫人の経営する教養女学院へユニティを送った。
この学校は、戦前のミュンヘンにいたイギリス上流階級の娘たちの集まる場所となっており、
そこではドイツ語、絵画、ピアノや歌唱が、また身の危険を避けるための目のそらし方などが教えられていた。
目のそらし方というのは言い換えると、もしユニティらが乱闘の場面を目撃したり、
また打ちのめされて苦しめられているのがユダヤ人だと思われるときは目をそむけ、
その場から急いで立ち去りなさいということである。
だがユニティは、
「いいことじゃないの。ユダヤ人を正当に扱っているんだから。私たちはその場へ行って拍手すべきよ」
そう言ったということである。

ラローシュ男爵婦人は、ミス・ミットフォードを物騒な生徒だと思い始めた。
学校の規模はあまり大きくはなかったし、ミス・ミットフォードはナチス党や、
そのリーダーに対する過剰な熱情を学校中に撒き散らしているように見えた。
ユニティはいつもホルスト・ヴェッセル・リードや、その他のナチスの歌を歌い、
寝室の壁にはヒトラーの肖像画をかけ、男爵夫人の驚きをよそにヒトラー親衛隊員を宿舎に連れてきたりした。
また黒シャツと黒の革の長手袋を身につけて、ユニティはナチ松明進行に参加し、
ヒトラーが現れると分かっている式典や歓迎会にはどれにも出席した。
ユニティはヒトラーに会おうと心に決めていた。だからといってヒトラーの脚下に身を投げ出し、
呻いたり失神したり、時にはヒトラーが歩いた道の砂利を舐めるようなことまでする、
幾千人もの女性達の列に加わるような意図は、ユニティにはさらさらなかった。
ユニティはもっといい方法をとった。

ヒトラーお気に入りのレストランは、ミュンヘンのオステリア・ババリアであった。
ヒトラーはレインコートを無造作に着て、片手にお気に入りのアルザス犬を抱き、
もう一方の手には鞭を持って二、三の者と一緒によくこのレストランに足を運んでいた。
ユニティはこのレストランで毎日同じテーブルにつき、ヒトラーがやってくるのを待っていた。
遂にはヒトラーも、自分の行くところにはどこにでも姿を現すこの魅力的な金髪娘に、
大いに好奇心を抱くようになった。
そしてある日、自分と一緒に食事しないかと部下の一人をユニティのところに聞きに寄こした。
これが、この二人の注目すべき関係の始まりとなった。

>>677の粘着

相変わらず年末くんだりまで暇そうだな?彼女いないのか??
だったら仕方がないから、2chの全板でも巡回して来い。

特別に許可してやるから  (`∀´)ゲラゲラ  (`∀´)ゲラゲラ  (`∀´)ゲラゲラ 

>>679続き)

ユニティ・ミットフォードの伝記を書いたデイヴィッド・プライス・ジョーンズは、
ナチスの軍需大臣アルベルト・シュペールに会いに行ったとき、
アルベルドが言った言葉を伝記の中に引用している。

「ユニティが総統に恋をしているのは、われわれの目から見れば明らかであった。
彼女の顔は赤くほてり、目はヒトラーを見つめて輝いていた・・・・・・
たぶん、ヒトラーもこの若い女性に賛美されていることを好ましく思っていただろう。
彼女は大変魅力的であったし――たとえ二人の間に何事も起きなかったとしても、
ユニティとの恋の可能性に、ヒトラーは胸をときめかせていただろう」

しかしユニティ・ミットフォード自身は、ヒトラーのことを独身主義者だと述べていたし、
自分がヒトラーの恋人になる可能性はないと考えていた。
ヒトラーにとって、ユニティの魅力は別のところにあった。
まずユニティは貴族の娘であり、上流社会の夫人になるように教育を受けていた。
ユニティはヒトラーを崇拝して「私の総統」と呼んでおり、
彼女は彼に芸術・文学・音楽・犬・旅行などのことを快活に、また面白く話をした。
彼は彼女と一緒にいると楽しかった。やがて大きい行事があるときには、
ヒトラーの取り巻きの中にユニティの姿が見られるようになり、
ヒトラーがいつも代表的な主人役を務めた多くの非公式の遠出には、
ユニティも一緒に参加するよう招待されるようになった。
ヒトラーは多くの人々をお茶に誘うのが大好きだったようで、
ユニティもよく総統官邸に4時に来るようにという電話を受け、
行ってみるとユニティに食べてもらうようにと、
クリームパンが山のように買い込まれていたりした。
もっとも総統自身はクラッカーをただちょっと軽くつまむだけだった。
しかしそんなときでもユニティは、ヒトラーと二人だけになることはなかった。
いつも誰かが二人の傍らにはいた。

事の成り行きに当惑した両親のリーズディル夫妻は、
1934〜5年の冬にかけてミュンヘンに出かけて行き、
娘がすっかり一人前のナチ娘に変わってしまっているのを知った。
ユニティは両親をヒトラーに紹介した。
そのあと両親をドイツでの自分の生活にさらにもっと引き込もうとし、
それはある程度までは成功した。しかし両親は娘の生活が導火線となって起きた悲劇に、
決して打ち勝つことはできなかった。
ヒトラーの側近の中には、ユニティがいつも近くにいることを迷惑がる者もいた。
彼女はスパイではないと確信していたヒトラーは、
彼女のいるところで党の政策やナチの遠大な計画を話すのであった。
宣伝相のゲッペルスは女好きで彼女に好意を持っていたが、
ユニティの猛烈な意気込みはナチズムにとって害こそあれ、
益はないと思っていた。ユニティはゲッペルスの妻マグダと親友になり、
時には週末にゲッペルスの家に滞在したりもした。
ベルリンの総統官邸で大宴会があったときには、
ヒトラーはゲッペルス夫人にユニティを招待してその晩泊めてくれるよう頼んだ。

ユニティのお気に入りのナチス党員は、ユダヤ人迫害と拷問を専門にしていたユリウス・シュトライヘルであった。
結果的には大いに災いとなったあるナチの集会に彼女が出席したのも、他ならぬユニティの演説を聴くためであった。
党員たちは週末の食事と慰安のために美しく起伏したヘッセルベルクの田園地帯に集合していた。
革ズボンを履き、腕にカギ十字の腕章をつけ、ぶくぶくと肥った党員たちは何ガロンものビールをがぶ飲みし、
金髪のナチ娘たちは髪に花をつけていた。夜10時にシュトライヘルが、
「第一次世界大戦後、ドイツ民族を破滅に導こうとしたユダヤ人に復讐を」と党員たちに演説した。
シュトライヘルの声は野外の闇の中で、朗々と響き渡った。
「イギリス人は平和を望んでいる。平和を望まぬものはユダヤ人である」とシュトライヘルは叫ぶように言った。
青い目を輝かせ、金髪の前髪を後ろの方へ梳き流したユニティは、ドイツ国民と協調していくことと、
ユリウス・シュトライヘルの進めている反ユダヤ闘争に連帯することとを誓った。

これより後、人々はユニティに大変用心するようになった。
ユニティの耳に入るところで、誰かを批判するのは安全ではないことに気がついた。
ユニティと同席した48時間後には、逮捕された人間がいたからである。
あるときユニティはシュトライヘルと一緒に食事をするのは大変楽しいと自慢して言った。
というのは、食事の後彼はユダヤ人を連れてきて、彼らに草を食べさせ、
彼女らをはじめお客を楽しませてくれるというのである。
ユニティは明らかに人々、特にベルリンやミュンヘンにまだ在留していたイギリスの婦人たちに、
自分を嫌っているというのを理由に、あきれるような嫌がらせを始めた。

ヒトラーはユニティと彼女の姉・ダイアナの二人を、
1936年に開催されたベルリン・オリンピックに招待した。
ダイアナはドイツでモズリーと密かに結婚したばかりであった。
ローマ・オリンピックと同規模のモノにすることが計画されていたベルリン・オリンピックは、
ナチス党員が頂点に達したことを世界に誇示しようと意図されたものであった。
180基のサーチライトから発せられる、青白い光の中にぽっかりと浮かんだヒトラーの姿が、
畏敬の念に打たれたユニティにとっては、これほど魅力的に思えたことはなかった。
しかしヒトラーはユニティに悪ふざけをしていた。
そのため次々進行していくゲームを見ていても、彼女は面白くなかった。
彼は恋人・エバ・ブラウンの隣の特別席の招待券をユニティに与えていたのである。
二人の女性は互いに嫉妬しあっていて、お互いに対する悪感情を隠そうとしなかった。
エバ・ブラウンはユニティのことを、

「彼女はヴァルキューレとして知られているけれど、あの脚も含めてそう見えるわ。
ああいう容姿は彼の好みなんだけれども......。」

と言ったとされている。ユニティは1936年、クリスマスを迎えるため、
そして国王エドワード八世の退位問題へと発展している最後の大激動を見るため帰国していた。
彼女は貴族院へ出かけ、国王の退位演説を聞き、

「ヒトラーはこのことを聞いて大変残念がるでしょう。
彼はエドワード八世に国王として留まって欲しいのです」そう語った。
684あたし:03/12/29 10:59
オレーンサンフッカツデスカ・・

>>683続き)

ドイツに再び帰ってきたユニティは、ヒトラーの傍らで彼の話を聞くことが出来て幸せであった。
二人はイギリスのタトラー誌をパラパラとめくりながら、ヒトラーがイギリスを占領することになれば、
二人のところへやってくる可能性のある人たちの名に、印をつけていったりした。
こんなときのヒトラーは、いつもと違った陽気な面を見せた。
彼はムッソリーニや無任所大臣のゲーリング、その他ナチの幹部の物まねをしたり、
時には自分自身やイギリスの首相・ネヴィル・チェンバレンの物まねまでした。
ドイツ高級官僚の中には、ユニティ・ミットフォードが何を企んでいるのかと疑いを持ち始める者もいた。

ユニティはイギリス諜報機関から委託された任務を持っているのだろうか。彼女はスパイか。
しまいには彼らはユニティに対して、同志といっても信用の置けないよそ者であることを意味するある言葉を用いた。
外務大臣リッペントロップはユニティを嫌った。総統代理・ルドルフ・ヘスも彼女が嫌いだった。
彼はユニティを疑惑の目で見ていたし、同時に嫉妬もしていた。

ヒトラーがユニティに結婚を申し込んでいるという根も葉もない噂が流れ始めた。
彼女にとってはヒトラーとの結婚など実際問題としてありえないことであったし、
この噂がユニティ自身から出たものであると、
ヒトラーが憶測するかも知れないと恐れて腹を立てた。
父のリーズディル卿は、この噂を打ち消すために出来るだけのことをした。
「日曜画報」には「私の娘とヒトラー氏との間に婚約関係はないし、今までもそうした関係は全くなかった。
総統は祖国のためのみに生きておられる方であり、結婚のことなど考える時間はお持ちではない」
という父親の声明が載った。

再度イギリスに帰国したユニティは、報道機関によって容赦なく非難され、
イギリス国民の悪感情を知りこの上もなく狼狽した。
少数のイギリス・ファシスト連盟団員たちと共に、ユニティはスペイン内乱の不干渉に抗議し、
ハイドパークで開かれていた労働党の集会に参加した。
彼らは社会主義者であったスタフォード・クリップス卿の傍らに立ち
カギ十時の旗を掲げ、ファシスト流の敬礼をした。
ユニティは何も発言しなかったが、誰かが彼女だと見破った。ユニティのバッジはもぎ取られて投げ捨てられた。
そして大勢の男女に取り囲まれ、サーペンタイン池に放り込んでやるぞと脅された。
三人の警官がやって来て、ユニティを守ってその場から離れようとしたが、
彼女は蹴られ、一団の中にはバスの中まで彼女を追いかけようとする者もいた。

ユニティはそろそろドイツに帰ってドイツに留まるべき時が来た様に感じた。
時間は尽きようとしていた。そして事態は刻々と推移し、決して同じであることはなかった。
1938年春のヒトラーのオーストリア進撃と独墺合併宣言はユニティを感激させた。
ヒトラーはウィーンの帝国ホテルでの戦勝祝賀会に出席するようユニティに招待状を送った。
しかしユニティはその席で総統に数分間しか会えず、彼女の落胆は大きかった。
五月の終わり頃には、ヒトラーはチェコスロバキアの動きに激怒していた。
ドイツ軍の不穏な動きのために、チェコスロバキアもあえて軍隊を一部戦時体制に置こうとしており、
ヒトラーは怒ってこんな国は粉砕してやると威嚇していた。
ユニティはチェコスロバキアの首都プラーグに出かけ、エスプラナード・ホテルに滞在した。
彼女は挑発的にカギ十字をつけていた。国民はナチの動きに神経質になっており、
チェコスロバキア政府はユニティに国外に退去するよう頼んだ。
しかし彼女は退去せず、チェコスロバキアの西部のカールスパートに向かい、途中で逮捕された。
ユニティを救出しようとして、イギリス公使館員が現場にやってきたが、
この館員はユニティがナチの一員であり、
数箇所の道路封鎖地点で警告を無視して通過していたことを聞かされた。
荷物の中からはナチの短剣とヒトラーの写真が発見された。
ユニティは直ちに国外に退去することを約束した。
ドイツに帰るや否や、プラーグでどんな不愉快な虐待を受けたかを話した。

1938年の夏頃には、ユニティはもう以前のように非公式にヒトラーに会うことができなくなっていた。
彼女は招待状が来るのを待たねばならぬようになっていたし、またそんな折には護衛に付き添われて
ヒトラーのテーブルまで連れて行かれるようになった。ヒトラーはユニティに会うと喜び、
高級官僚に取り巻かれているときでさえ、愛想よく彼女に挨拶した。
同年9月、彼女によってナチズムに転向していた両親を連れて、
ニュールンベルクでの党大会に出席したとき、ユニティにはヒトラーが深刻な面持ちで、
何かに没頭しているように見えた。

>>684

年内はいつ登場するか、オレにも予測がつかないから、
このスレはしっかりと見張っておいた方がいいぞ。

気がつくと次スレに移行しているかも知れないからな。

それでも気の利いた誘導をするつもりもあまりないから、
せいぜい注意しておくこった ヽ(´ー`)ノ

>>687続き)

それから十二ヶ月間、ヨーロッパが平和から戦争へいつの間にか滑り込んでいった間に、
ユニティはドイツとイギリスの間を行ったり来たりして過ごした。
ヒトラーはアグネス通りで空き家になる予定のであった数多くのフラット式住居のひとつを、
ユニティにあてがっていた。ユニティはそこにいってみて、
住居がユダヤ人のモノであることを知った。
ユダヤ人たちは家財道具を運び去るように警告を受けており、彼らの悲劇的な運命は明白であった。
ユダヤ人たちが顔も名前も存在すらもない人間のようにひっそりと行動していたのに、
ユニティの方は晴れやかに様々な家具を取り揃えにかかっていたのだ・・・
ユニティは既に、完全にナチズムを叩き込まれていた。
ユニティの住宅は備え付けが終わったときには、厚いカーペットも敷かれて、
華やかで上品なモノとなった。そこにあった全てのモノはヒトラーからの贈り物であった。

ベッドの後方には二枚の大きなカギ十字旗が吊るされ、その端は枕の上にまで垂れ下がっていた。
ベッドの横には総統の写真が飾ってあった。居間には事務用の机が置いてあり、
その机の引き出しにはリボルバー式拳銃が入っていた。

「私がドイツを去らねばならないときは自殺するわ」

ユニティはある友達にそう語っていたという。

ユニティはイギリスがファシズムに完全と立ち向かうとは思ってもみなかった。
彼女はラジオから流れるあらゆるニュースを聞き始め、イギリス外務大臣・ハリファックスが、
もしヒトラーがポーランドを侵攻するならば、
それまでの約束通りイギリスはポーランドを支援すると公約しているニュースを聞いた。
このニュースを聞いて驚いたユニティは、更なる詳しい情報を得ようとしてイギリス総領事を訪ねた。
総領事ではイギリス人は皆国外に退去しており、ユニティにもイギリスに帰国するよう忠告した。
「私はそんなことは考えていません」とユニティが言うと、総領事は
「それでは貴女はもう大英帝国の保護は受けられません」と答えた。
いつでも最後通告を聞く心構えができていたユニティは、
「私は大英帝国より、もっと強力な総統の保護を受けることができます」
そう言い返した。

8月29日頃、ユニティはラジオで入ってくる全てのニュースに耳を傾けていた。
彼女は次々と起こる事態を信じることが出来なかった。ドイツ・イギリス両国間に戦争が勃発することを考えるのは、
やはり彼女には耐え難いことであった。9月3日の朝、イギリスの対独宣戦が布告されると、
ユニティは自宅のドアに施錠し、車に乗ってドイツ内務省に向かった。
ユニティは重い封筒を差し出したが、その中には、彼女の持っていた全てのバッジ類や記章とともに、
ヒトラー総統への別れの手紙が入っていた。

数時間後、ミュンヘンのイギリス庭園で若い金髪の夫人がベンチに倒れているのを警官が発見した。
ユニティはこめかみを撃っていたが、まだ死んではいなかった。
彼女が運び込まれたミュンヘン診療所の医師によって、
彼女がユニティ・ミットフォードであると確認されたのは、それから何時間か経ってからであった。
ただちにヒトラーに報告がなされた。
ヒトラーが彼女を救うために診療所に対してできる限りの手を打つように指示した。
医療費はヒトラーが支払うとのことであった。最初ユニティの状態は絶望的であるかのように見えた。
弾丸は彼女の頭部に留まっており、弾丸を除去する手術はどれも、脳の損傷を引き起こしかねないものであった。
長い協議の結果、弾丸はそのまま残しておくという決定がなされた。
彼女は初め、まともに話をすることが出来なかった。
後になって言語機能が回復してからも、自殺を企てたことを認めようとせず、
「私はひどい転び方をしたの」と言うのみであった。

11月8日、ヒトラーが花束を持って診療所へとユニティを訪問した。
ヒトラーは彼女の変わり様に驚き、ユニティが英国へ帰りたいといったとき反対しなかった。
ヒトラーは彼女の帰国の為にいろいろ複雑な政治機関を動かしただけでなく、両親のドイツ入国許可の指示を出した。
ユニティの帰国は一時評判になったが、すぐに忘れられてしまった。あまりにも他に多くのことが起こったからである。
しかしなぜ、彼女を国家の反逆者として強制収容しないのかという者もいた。
だが、時のイギリス内務大臣・ハーバート・モリソンは、現状ではユニティは国家安全の支障にはならないと感じていた。
かつてヴァルキュリアと呼ばれていた頃の面影は、最早彼女から消え去っていた。
ユニティ・ミットフォードは親切な牧師達に対して多少強迫観念を抱いている、物静かな少し変わった女性となった。
彼女は決まったように教会へ行ったが、家族の努力にもかかわらずますます孤独になっていった。
第二次世界大戦後、ユニティの両親は離婚し、母親のリーズディル夫人はスコットランド西岸のマル島近くにある
静かなインチュケネス島で暮らすべく彼女を連れて行った。

ユニティは古傷が再度悪化してくるまではこの島で平和に暮らした。

外見上は健康そうに見えたが、特別の看護が必要となり始めた。1948年5月28日に彼女の病状は悪化し、
オーバンにあった小さい西ハイランド病院へボートで運ばれたが、最早施す術はなかった。
弾丸周辺の膿んだ傷によって引き起こされた脳腫瘍が原因の脳膜炎で、
軍神ヴォータンの戦いの処女にしては、きわめて静かな最期を遂げた。享年34歳......。

(ユニティ・ミットフォード 終わり)
693名無しさん:03/12/30 13:31
ユニティとやら、漏れには悪女っていうより「正義」の価値観が違うだけで純粋で積極的ないい人に思えるぞ…
690-692でのヒトラーとのかかわりなんて感動すら覚えてしまう。
当時のドイツでの価値観を考えれば、悪女というよりもむしろ聖女に近いのでは?(笑)
694名無しさん:03/12/30 17:10
はじめまして。いつも楽しく読んでいる大学生です。
本当に世界の悪女はすごいですね。このスレで世界史に
目覚めました。細かくいえば、世界の悪女に目覚めました。w

いやー悪女はすごいです。私も悪女になりたいと彼氏とつきあっている
ときに思っていました。でも、全然、なれません。大体、悪女になりたいと
思っているあたりが平凡そのものですよね。w

そんで思ったのが、世界の歴史にのこる悪女は、お金、権力、など、ひとつの、
野望にこだわり、自分の欲望に貪欲なんですね。そして、頭の良さも必要と
わかりました。
695694:03/12/30 17:26
少し、うざい話をします。ごめんなさい。
私には、過去を振り返るとプチ悪女だったなと思うエピソードがありました。
そーいえば、私は高校生のときに凄く怖かった先生を骨抜きにした
事があります。他の生徒にはすごく怖かったけど(怒鳴ったり殴ったり)でも、私の前にでると、
いつも優しく甘えてきました。だから、他のクラスメートにいつも「何で〜だけには
優しい?何か裏事情あるの」と聞かれていました。でも、反対に同年代、年下の
男にはてんで駄目です。昔から好かれるのは年上だけです。なぜかいつも年上に異常なほど
好かれるので女子からは苛められていました。過去をふりかえると、このときは
悪女になりたいと思っていなかったから、よかったのかもしれません。今は、悪女に
なりたいと思っているので駄目です。やはり、人目を気にしない、ひとつの信念を貫き通すことが
一番大事なんだなと思います。
696オーレン・イシイ@寝込み中 ◆EVIL//BwBw :03/12/30 23:22

外出中に、自分でもあっ!と驚くくらい、
あっけなく風邪ひいてしまったよ。
こりゃ、寝正月は決定的だな。

願わくば来年までは持ち越したくないよなぁ・・・。

>>693

>当時のドイツでの価値観を考えれば、
>悪女というよりもむしろ聖女に近いのでは?(笑)

オレに言わせれば、
ガイシュツのウルリーカ・マインホフもユニティ・ミットフォードも、
悪女というよりむしろ「狂信家」かね。

時には男性もそうなんだけれども、女性も「特別な何か」にとり憑かれた時、
誰にも、どんなモノでも、のめり込んでいくのを止められなくなる。
熱狂する対象になるモノは、あるときは男性であったり、またある時には主義であったり、
そしてまたある時には飽くなき美への探究心であったり・・・

オレもさすがに、
>>689-691の通りユニティが祖国イギリスへの愛情とヒトラーへの忠誠心との葛藤の末、
ナチズムを捨てて自殺を図るくだりには、涙が出てきたわ、ホントの話 。・゚・(ノД`)・゚・。
(自分の書いた文章にではないぞ、元ネタ読んだ時点でだぞ。)
697オーレン・イシイ@寝込み中 ◆EVIL//BwBw :03/12/30 23:26
>>694-695

>はじめまして。いつも楽しく読んでいる大学生です。
>本当に世界の悪女はすごいですね。このスレで世界史に
>目覚めました。細かくいえば、世界の悪女に目覚めました。w

そいつは何より、嬉しいぞ。
けど次の話は、今までの内容とは若干(かなり?)毛並みが違うから、そのつもりでな。

>いやー悪女はすごいです。私も悪女になりたいと彼氏とつきあっている
>ときに思っていました。でも、全然、なれません。大体、悪女になりたいと
>思っているあたりが平凡そのものですよね。w

貴女がどの程度の悪女かを知るバロメーター、
それは彼氏がどれくらい貴女に翻弄されたかってことだろうな。

今度彼氏ができたら自分の悪女度チェックをして、
そのレポートをここでして貰えたらありがたいなと思うぞ(ニヤ
698オーレン・イシイ@寝込み中 ◆EVIL//BwBw :03/12/30 23:27
(続き)

>そーいえば、私は高校生のときに凄く怖かった先生を骨抜きにした
>事があります。他の生徒にはすごく怖かったけど(怒鳴ったり殴ったり)でも、
>私の前にでると、いつも優しく甘えてきました。
>だから、他のクラスメートにいつも「何で〜だけには優しい?何か裏事情あるの」と
>聞かれていました。でも、反対に同年代、年下の
>男にはてんで駄目です。昔から好かれるのは年上だけです。なぜかいつも年上に異常なほど
>好かれるので女子からは苛められていました。

貴女はプチ悪女の要素は持っているから、
いわゆる「悪女」に成長する下地はあるんだろうな。

今後は貴女が言うように、
人目も憚らない程に信念を注ぎたい目標が「もしも」見つかったならば、
ここで描かれてきた悪女たちのことを思い出して見てください。

その時もしかしたら、貴女の「悪女道」を助けるヒントが改めて発見出来るかも知れないですから。

(ですがどこで引き返すか、そこもしっかり見極められるように。
ゆめゆめ自分の人生を悲惨なモノにする事のないように・・・w)
699名無しさん:03/12/30 23:38
http://123456789.jp

不倫疑惑
700オーレン・イシイ@寝込み中 ◆EVIL//BwBw :03/12/30 23:42
>>699
ん!?としなやかに700、と。また後でナー (`∀´)ノ゛
701名無しさん:03/12/30 23:49
http://123456789.jp

不倫疑惑
702名無しさん:03/12/31 10:00
(・∀・)ウンコ!
703名無しさん:03/12/31 10:01
(´Д`)あぼーん

伊藤素子

日本の金融機関に、最初に「現金自動支払機(Cash Dispenser)」
あるいは「自動金銭出納機(Automated Teller Machine)」が登場したのは1969年。
以降その普及は目覚しく、1983年9月にはCD・ATM機合わせてその台数は33、800台、
発行済キャッシュ・カード数は約8,932万枚に達した。
このCD・ATM機の登場は同時に新種の犯罪を生んだ。
キャッシュ・カードを不正使用して現金をせしめるなど、CD・ATM機の盲点を突いた新種の犯罪が、
機器の普及とともに増大するのは当然の成り行きだった。これらCD・ATM機の犯罪の大半は、
窃取あるいは拾得・渇取したカードを使って現金を引き出すという、比較的規模の小さな犯罪だが、
なかには身代金目的の誘拐事件での身代金受け取りの手段に用いられるなど、
凶悪事件と連動するケースも時折見受けられる。またCD犯罪ではないが、
より広い概念としてのコンピュータ犯罪も多発傾向を見せていた。
CD・ATM機はコンピュータの端末機、そういう意味でCD犯罪はコンピュータ犯罪の一種なのだが、
CD機の普及はコンピュータによるオンライン・システムの普及と同義と考えても差し支えはない。
そしてこのオンライン・システムを悪用した大型事件としての先駆けとなったのが「三和銀行横領事件」である。

オンライン・システムを大々的に悪用した日本国内初の犯罪といわれるこの事件は、
1981年3月に伊藤素子(当時32歳)の手によって実行された。
3月15日、三和銀行茨木支店の行員であった伊藤素子はオンラインの端末を操作し、
大阪・東京などの四支店に事前に開設しておいた架空名義の貯金口座に、
1億3,000万円を振り込んだ。その直後素子は迅速に行動を開始、
上司に「歯が痛いので歯医者に行く」と断わり、
大阪・吹田支店と東京の二支店(飛行機で東京に行った)から、
合計現金5,000万円と額面総額8,000万円の銀行保証小切手引き出す。
現金のほとんど全てを「愛人」である南敏行(当時35歳)に渡し、海外に飛ぶ。
香港からマニラに渡り潜伏したが、
9月8日、素子はフィリピン入国管理事務所に出頭・逮捕され、「愛人」の南も同日、大阪府警に逮捕される。

当時素子はマニラで逮捕されたとき、
「好きな人のためにやりました」と屈託のない笑顔でテレビのインタビューに答えていた。
申し訳なさそうな、罪悪感に苛まれた犯罪者の顔ばかりを見慣れた視聴者は、
皆一様に素子の表情を見て面喰らった。悪女役を演じた女優がクランクアップ後の会見で、
爽やかにインタビューに応じているかのような印象さえあった。
悪びれたところが全くなく、どうみても犯罪者の顔ではなかった。
これはどういうことだったのだろう......?

犯罪が日常から非日常への大胆な跳躍・逸脱だとしたら、
この素子の犯罪の場合、逸脱の為に一般に思われているほどの「大胆さ」「勇気」は
必要とされなかったとも考えられる。素子にとっては恐らく、
コンピュータのボタン操作を意図的にミスした行為に過ぎないのだろう。
それならば大型犯罪を起こそうという「勇気」を奮い起こす必要など、素子にはなかったはずだ。
誰でも知っているように貨幣の働きの一つは価値の尺度。素子から5,000万円の現金を受け取ったとき、
南敏行は実感できる価値として、ズシリと重い手ごたえを感じたに違いない。
ひょっとすると自分の乗り回していたキャデラック何台分に相当するか、などと思いを巡らせたのかも知れない。

一方入社して札束の数え方を訓練されて以来、
ずっと自分のモノではない札束を扱うことに明け暮れてきたベテラン行員の素子にしてみれば、
札束の価値自体に対する直接的実感は希薄化し、
少なくとも南のような一般人ほどには価値を実感することはなかっただろう。

CD機の普及はコンピュータによるオンライン・システムの普及と同義、というのは先に述べた通りだが、
金はその時から「札束」ではなく数字の集合として取り扱われるようになった。
「キャッシュレス時代の到来」と言われた通り、一般家庭でも給料の口座振込、各種公共料金等の口座振替が
普及する中で、札束に触れる機会はこの当時から減少していった。
貨幣が札束としてではなく、数字の集合(イコール記号)として現れたとき、
素子をはじめとする銀行員たちにとって貨幣価値の実感は一層困難になっていったに違いない。
貨幣の記号化は言葉の抽象化にも近い。死語と化した言葉が表すモノから遠ざかるように
(正確には、モノの方が言葉から遠ざかるのだが)、記号として現れる金銭も、
その価値づけるモノ(商品)との価値を一層隔てる。
それゆえオンライン・システムというメカニズムの中で働く人間にとって、
端末機操作による犯罪は単なる操作ミス、それくらいにしか感じられなかったのではないか。
多くの犯罪行為は人間の生臭さが粘着した、肉体的・生理的感覚が伴うモノであった。
だがコンピューター犯罪という、この頃はまだ新種の犯罪からは人間的な生臭さは立ち昇って来なかった。

オンライン・システムというメカニズムは、素子から犯罪の実感を奪い去った。
屈託のない笑顔の会見風景はそれゆえであろう。

それともうひとつ、素子がまだ「演劇空間」にあったということを付け加えてもいい。
犯罪も演劇同様、日常性の亀裂から非日常的空間へと一歩踏み出す行為であり、
その意味で犯罪は、「劇状況」を作り出す実験劇的試みとも言える。
「婚期を逃し、仕事・家庭などの日常の何もかも嫌になっていた」素子は、
日常生活から演劇空間に軽く跳躍した。そして素子がマニラで逮捕されたとき、
素子はまだ「日常生活」に完全に引きずり戻されていなかったのである。
「舞台」から引きずり下ろされ、自らに生じた事態を直視せざるを得なくなったとき、
素子はそれゆえより現実的な姿を見せる。素子はサラ金からの借金を抱えた南に哀願され、
甘言を弄され、「ヤクザが絡んでいて、返さないと殺される」という作り話で半ば脅迫されもしていた。

犯行動機は素子自身の陳述によれば、
「南に貸した900万円が帰らない心配と、断われば捨てられるという不安から、
あんな大それたことをしてしまった」そういうことのようである。
素子の陳述通りだとすれば、事件は犯行手段こそ近代的であるが、
犯罪に至る過程での人間の行動様式の特徴は、「男に操られる哀れな女」が手を下した
伝統的女性犯罪と何ら異なることがない、そういうことになってしまう。
だがそう決めつけてしまう訳にはいかない事情も残されている。
素子の弁護を務めた60代半ばの弁護士が「コペルニクス的驚き」と表現し、
「女性観が随分変化した」と印象を残しているように、
素子は明らかに性意識・性倫理面で「近代的」「解放的」であった。

(続く)
708オーレソ・ジエン・クサレイシイ:03/12/31 17:17

一方入社して札束の数え方を訓練されて以来、
ずっと自分のモノではない札束を扱うことに明け暮れてきたベテラン行員の素子にしてみれば、
札束の価値自体に対する直接的実感は希薄化し、
少なくとも南のような一般人ほどには価値を実感することはなかっただろう。

CD機の普及はコンピュータによるオンライン・システムの普及と同義、というのは先に述べた通りだが、
金はその時から「札束」ではなく数字の集合として取り扱われるようになった。
「キャッシュレス時代の到来」と言われた通り、一般家庭でも給料の口座振込、各種公共料金等の口座振替が
普及する中で、札束に触れる機会はこの当時から減少していった。
貨幣が札束としてではなく、数字の集合(イコール記号)として現れたとき、
素子をはじめとする銀行員たちにとって貨幣価値の実感は一層困難になっていったに違いない。
貨幣の記号化は言葉の抽象化にも近い。死語と化した言葉が表すモノから遠ざかるように
(正確には、モノの方が言葉から遠ざかるのだが)、記号として現れる金銭も、
その価値づけるモノ(商品)との価値を一層隔てる。
それゆえオンライン・システムというメカニズムの中で働く人間にとって、
端末機操作による犯罪は単なる操作ミス、それくらいにしか感じられなかったのではないか。
多くの犯罪行為は人間の生臭さが粘着した、肉体的・生理的感覚が伴うモノであった。
だがコンピューター犯罪という、この頃はまだ新種の犯罪からは人間的な生臭さは立ち昇って来なかった。
いい加減氏ね!
709オーレソ・ジエン・クサレイシイ:03/12/31 17:18

オンライン・システムというメカニズムは、素子から犯罪の実感を奪い去った。
屈託のない笑顔の会見風景はそれゆえであろう。

それともうひとつ、素子がまだ「演劇空間」にあったということを付け加えてもいい。
犯罪も演劇同様、日常性の亀裂から非日常的空間へと一歩踏み出す行為であり、
その意味で犯罪は、「劇状況」を作り出す実験劇的試みとも言える。
「婚期を逃し、仕事・家庭などの日常の何もかも嫌になっていた」素子は、
日常生活から演劇空間に軽く跳躍した。そして素子がマニラで逮捕されたとき、
素子はまだ「日常生活」に完全に引きずり戻されていなかったのである。
「舞台」から引きずり下ろされ、自らに生じた事態を直視せざるを得なくなったとき、
素子はそれゆえより現実的な姿を見せる。素子はサラ金からの借金を抱えた南に哀願され、
甘言を弄され、「ヤクザが絡んでいて、返さないと殺される」という作り話で半ば脅迫されもしていた。

犯行動機は素子自身の陳述によれば、
「南に貸した900万円が帰らない心配と、断われば捨てられるという不安から、
あんな大それたことをしてしまった」そういうことのようである。
素子の陳述通りだとすれば、事件は犯行手段こそ近代的であるが、
犯罪に至る過程での人間の行動様式の特徴は、「男に操られる哀れな女」が手を下した
伝統的女性犯罪と何ら異なることがない、そういうことになってしまう。
だがそう決めつけてしまう訳にはいかない事情も残されている。
素子の弁護を務めた60代半ばの弁護士が「コペルニクス的驚き」と表現し、
「女性観が随分変化した」と印象を残しているように、
素子は明らかに性意識・性倫理面で「近代的」「解放的」であった。

(終わり)


710デビルサマナー:03/12/31 17:22
悪魔召喚プログラム щ(`∀´)шケケケッ

・・・熱心な女性ROMも暇でしょーがない粘着も厨房も、
そしてたまたまここに気がついた失恋板全住人も、いつもここ気にかけてくれてありがとうよ。

来年は出来る限り早く続きをやりたいと思っているのだが、
ハッキリいって今年と同じことを繰り返していても、ROMもオレも飽きるだろ?
(まぁ直近の伊藤素子のエピソードは、新境地の一環と考えてもらっていいけどな)

だからそのための充電の時間を、少し貰えたらなと思っているところさ。

皆、また来年っつーことで。いい年を、な  (`∀´)ノ゛  (`∀´)ノ゛  (`∀´)ノ゛

プライドSPが始まってしまったから、
年内最後のアンコールでさっさと締め括ろうか。またな (`∀´)

>>707続き)

1981年に伊藤素子が起こした三和銀行事件...
彼女にとって、性と愛とはいかなるモノであったのか。

素子はマニラで逮捕されたとき、
「好きな人のためにやりました」と頬を緩ませ語った。
その屈託のなさはある種の清々しさを与え、喝采を浴びさえしたのだった。
だが実情は彼女の言葉の持つ清々しさとは、かなりかけ離れたモノだった。
公判を通して、金を貢いだ南敏之以外の妻子ある男を含めて、
素子の複数の異性関係が露になった。そして潜伏先のマニラでも、
マニラの地下社会に通じている「青山」という、得体の知れない男との性的交渉があった。
これらの素子の行動は先にも述べた通り、60歳半ばの素子の専任弁護士に
「コペルニクス的驚き」を与え、女性観を随分と変化させたらしい。

素子が複数の男関係を維持したといっても、
南敏之との関係が他の男たちと同列に並ぶモノではなかったことは、一応は認められてもいいだろう。
いったんは「好きな人のためにやりました」といい、公判廷でも、
「.....断れば捨てられるという不安からあんな大それたことをしてしまった」
そう述懐しているのだから。だが素子は別のところでは、南についてこうも供述している。

「外見的には好きになることがありましたが、それ以上のことはなく.....」と。

素子にとって愛とは、その実体と形式の乖離してしまった、
形骸化したモノであったと言えるのではないか。
これはもともと「実体」が伴わなかったという意味ではない。
母親の供述によると、素子のお見合いの条件は「背が高く、大学卒で、やり手の人」だった。

これが素子にとっての「愛」を全うするためのひとつの形式で、
南敏之は外見的にはその条件と完璧に合致していた。
素子の南に対する相反する気持ちの現れは、
まさに「実体と形式の乖離」を物語るモノではなかったのだろうか。
素子は自分の持つ愛のイメージに引きずられ、南との形式的な男女関係を続けることによって、
結婚が遅れていることへの不安を紛らわせ、心の平穏を保ち続けていたと考えてもよいだろう。

「あんな大それたこと」をしたのも、危機的にのみ成立する愛の形を
完成させるモノとしてあった。その意味では素子は幻想としての愛に生きたのだといえる。
つまり性を共有し、「大それた」犯罪をも共有したのだから、
二人の愛も関係も確かなモノであるという幻想を抱いていたのだ。
愛の幻想性それ自体は、事件当時の時勢においても特別目新しい訳でもない。
だがそれは夥しい情報によってイメージされた、80年代当時の「愛の形式性」とは様相が異なる。

「愛のあるところには性がある、ということは惨たらしい話であるが、
性のあるところに愛があるということは、一層惨たらしい」

これは47年も前の伊藤整の言葉だが、
素子の愛と性をこの言葉に従って言うならば、素子が「好きな人のためにやりました」と言うとき、
それは彼女が「性のあるところに」幻影としての「愛のモデル」を見ていたということであり、
また彼女が獄中での沈思黙考を経て「外見的には好きな人以上ではない」と陳述したとき、
それはモデルでしかない愛の上に性を築いたことへの苦い反省を語り始めたということだろう。

素子の性と愛の狭間にあった惨たらしさとは、そういったモノであった......。

(伊藤素子 終わり)
715名無しさん:03/12/31 23:28
あけおめー
716フェリオス:03/12/31 23:45
わっはっはっーオーレンよ年あけだ(゚Д゚)お前は、用済みだ、もう来なくてよいぞ
717名無しさん:03/12/31 23:45
まだだって
718名無しん:04/01/01 00:04
新年そうそうクソスレageんなアフォども!
719名無しさん:04/01/01 01:02
悪魔のくせに以外と律儀なんだな。
連載がんがれ☆
720名無しさん:04/01/02 01:34
シンプソン夫人もある意味悪女だと思うのですが
どう思います?

>>1は桐生操ファン
721694の大学生:04/01/02 18:48
あけましておめでとうございます。
返信、ありがとうございます。
悪女になれるようにがんばります。w
それにしても、悪女って結構、皆さん、不幸な人生というか、
不幸な最後を迎えていますね〜。
連載、がんばってください。
722フェリオス:04/01/03 23:55
新型の荒らしによる新世界の始まりさ、
723夢ドロボウ:04/01/04 00:05
オーレンは物書きかなにかですかい??
724荒らし∀:04/01/04 23:41
誕生
725名無しさん:04/01/07 02:27
クレオパトラとヒキタテンコーとアユの共通点についてオーレンさんの
見解が聞きたいです。
726荒らし∀:04/01/07 22:26
ケッケーアホなやつらばかりだぜ
727ベルゼビュート:04/01/07 22:30
>>726
キサマ仮名!
728オーレソ・ジエン・クサレイシイ:04/01/07 22:31

「あんな大それたこと」をしたのも、危機的にのみ成立する愛の形を
完成させるモノとしてあった。その意味では素子は幻想としての愛に生きたのだといえる。
つまり性を共有し、「大それた」犯罪をも共有したのだから、
二人の愛も関係も確かなモノであるという幻想を抱いていたのだ。
愛の幻想性それ自体は、事件当時の時勢においても特別目新しい訳でもない。
だがそれは夥しい情報によってイメージされた、80年代当時の「愛の形式性」とは様相が異なる。

「愛のあるところには性がある、ということは惨たらしい話であるが、
性のあるところに愛があるということは、一層惨たらしい」

これは47年も前の伊藤整の言葉だが、
素子の愛と性をこの言葉に従って言うならば、素子が「好きな人のためにやりました」と言うとき、
それは彼女が「性のあるところに」幻影としての「愛のモデル」を見ていたということであり、
また彼女が獄中での沈思黙考を経て「外見的には好きな人以上ではない」と陳述したとき、
それはモデルでしかない愛の上に性を築いたことへの苦い反省を語り始めたということだろう。

素子の性と愛の狭間にあった惨たらしさとは、そういったモノであった......。

(伊藤素子 終わり)
729荒らし∀:04/01/07 22:33
ベルゼビュートあんた何者?
730荒らし∀:04/01/07 22:37
オレは、荒らしターンエーそのへんの馬の骨と、いっしょにするな
731名無しさん:04/01/07 22:39
悪女はホントは世話好き!
弱みに付け込むのが大の大好き・・
悪女のお陰で夢から覚めましたよ・・っと。
732オーレソ・ジエン・クサレイシイ:04/01/07 22:41
オレは、荒らしターンエーそのへんの馬の骨と、いっしょにするな
733名無しさん:04/01/07 22:42
誰とでもよく喋る悪女のお陰で卑猥な妄想社会から現実の痛い社会にめでたく戻れましたよっと。
734名無しさん:04/01/07 22:43
735名無しさん:04/01/07 22:44
悪女共へ・・



現実社会に戻りたければフライトビジネスは欠かせないよ
736荒らし∀:04/01/07 22:44
オーレソ君オレはキミのフルネームを知ってるよ(゚Д゚)
737名無し:04/01/07 22:44
>>734
ブラクラかも・・・・
738荒らしA:04/01/07 22:45
>>736
パクッテルンじゃあねーよ!!!
739名無しさん:04/01/07 22:46
悪女共・・



世の中全て銭なんす(^^)v
740オーレソ・ジエン・クサレイシイ:04/01/07 22:46
>>736
パクッテルンじゃあねーよ!!!
741荒らしA:04/01/07 22:48
>>740
オマエさっきからうぜーんだよ!!!!!
742荒らし∀:04/01/07 22:48
(゚Д゚)うぜーよ荒らしA
743オーレソ・ジエン・クサレイシイ:04/01/07 22:49
>>741
オマエさっきからうぜーんだよ!!!!!
744荒らしA:04/01/07 22:50
  Λ_Λ  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 (    )< うざかったら無視すればいいだろ
 ( O   )  \_________
 │ │ │
 (__ (__)

  ∧_∧
 ( ´∀`)彡 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ( O   )  < お前がいつも家や学校でされてる様にな
 ││ │   \________
 (__(__)
745オーレソ・ジエン・クサレイシイ:04/01/07 22:52
>>744
  Λ_Λ  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 (    )< うざかったら無視すればいいだろ
 ( O   )  \_________
 │ │ │
 (__ (__)

  ∧_∧
 ( ´∀`)彡 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ( O   )  < お前がいつも家や学校でされてる様にな
 ││ │   \________
 (__(__)


746荒らし∀:04/01/07 22:53
荒らしAのくせに、なまいきなんだよ!
747名無しさん:04/01/07 22:56
荒らし∀より最後にオーレソは、某学校の、イノッチだー!
748荒らしA:04/01/07 22:57
>>746
オマエ荒らしのクセに他のスレ荒らしに逝かないのか?
749荒らしA:04/01/07 22:59
>>747
はぁ?
750荒らしA:04/01/07 23:04
>>747
そいつがいつも回のスレ現われてるコピペ厨の本当の名前か?
751荒らし∀:04/01/07 23:11
荒らしAだまされたーー!バーカ、アーホ さっさと消えろー
752名無しさん:04/01/07 23:15
おまえら逝ってよし。
753名無しさん:04/01/08 04:35
いのっちキターーー(AA略
754名無しさん:04/01/10 22:20
悪女って、性格悪い自己中勘違い女って意味だよね?w
男からみたら個性が強烈だから惹かれるもんなのかね。
同じ女からは嫌われることが多いけど。
ま、良く言えばポリシーがあって意志が強いっても見れるかな。
そばにはいて欲しくないけどね。
755デビルサマナー:04/01/13 08:17
悪魔召喚プログラム
756名無しん:04/01/13 08:22
デビルサマー(゚Д゚)逝ってよし!
757名無し擬:04/01/13 08:33
おはよーグルト!
しかし、こんなクソスレよくもまぁ、生き残ってるな(笑
いい加減1000越えろよ!
しかもスレ管理してるヤし来てねーみたいだし!
どういうこと!?
758夢ドロボウ:04/01/13 10:58
オーレン風邪でもひいたか?
759名無しん:04/01/13 13:15
もうネタが尽きたから、雑談スレに使ってくれだとよ!
760フェリオス:04/01/13 21:36
アイアムゴーット!!オーレンは、封印されたー
761名無しさん:04/01/13 21:36
悪女とやらが好きな男性はマゾだよね?
わがままで振り回されるのが楽しくて仕方ないんだね。
理解できないけど。
ああ、知り合いに強気な女を征服するのが快感って変態もいたね。
趣味趣向は個人の勝手だけどね。
自分マンセーの自己中男よりはマシかもね。いやあんまり変わらないかw
762名無しさん:04/01/14 23:43
♪まりこのへーやへぇ〜 電話をか〜けてぇ〜
 おとこと遊んでるしばい 続けてみたけれ〜どぉ〜♪
763名無しさん:04/01/15 01:24
こないだ中2の女の子がそれを歌っててビビッタ。母親とカラオケに行って覚えたんだと。いいのか、母親よ。

オーレンたんと関係無いのでsage
764名無しさん:04/01/15 19:17

その程度の陳腐な煽りや荒らし(モドキ)が、このオレに通用すると思っていたら大間違いだぞ、ヲイ。

つーか、オマイら本当、悪魔を舐めてんのか?

やるなら1000まで、とことん貫き通しておけや、ハゲ Ψ(`∀´)Ψ ゲラゲラ

あのときの勢いはドコにいったんだか・・・・・
所詮は人間か・・・・・・

765名無しさん:04/01/17 03:16
オーレソたん、まさか新しい恋に浮かれてんじゃねーだろーな!
呪ってやる・・・
766名無しン:04/01/19 08:13
765バカなコト言うなよ!
オーレソなんかにできるわけネーだろ!!
767名無しさん:04/01/19 09:57
ブスも美人に見えてしまうのが恋の魔法かな そんなブスさえたった一人の男に執着されると自意識過剰になれるんだね 貴女方本当に似たもの同士 自分を悟りきれないところがね まあ、幸せにね
768名無しさん:04/01/19 10:25
まてまてまて
ほんじゃああなたには見えてるの??
どうしたらいいんか教えてくれ。
769名無しさん:04/01/19 10:30
もてない独身同士なら話は早いだろ?復縁したら?どんな物好きが他にいるとでも?
770名無しさん:04/01/19 10:53
復縁はないからなあ…
じゃあ悩むだけ無駄かなw
771age厨:04/01/20 09:05
糞スレage
772名無しさん:04/01/20 10:12
>>225
つまりこーゆーこと?

女教師Sが生物の時間こんな質問をした

「ある条件下で6倍にも膨張する人体の器官を条件、箇所と答えて下さい」

当てられた女生徒Aは顔を真っ赤にして

「そ、そんなの答えられません…先生ひどいっ!いやらしいっ…」

しかし女教師Sは何食わぬ顔で同じ質問を女生徒Bにした

女生徒Bはさらっと

「瞳孔です。明るさ暗闇に反応します。」

そして女教師Sは女生徒Aにこう言った

「授業は真面目に受けて下さい」

「いやらしいのはあなたです」

「そのうちガッカリすることになるでしょう…」
773名無しさん:04/01/27 23:01
今日のロンハーの悪女はどうなの?ってききたかったけど
最近誰も来てないんですね・・・
結構好きなのに残念・・・
774名無しさん:04/01/31 03:22
本物の悪女は物欲も薄いような気がする。
周りの男が進んで貢ぐようでないと。
つかオーレンタソ、そろそろ出てこいよ・・・
ヤパーリ負け犬だったの?
775名無しさん:04/01/31 08:48
ほんとに似た者同士だった…w
選ぶ言葉は違うけど、あまりにそっくりな思考にワロテもた。
影響を与え合ったのか元からか微妙。元々よくシンクロしてた気もするし。
やっぱある意味運命の人かもしれんなあ…て前も書いたようなw
776ファッキンジャック:04/01/31 11:33
オーレン早く帰ってこーい
777名無しさん:04/01/31 14:23
>>776
いらない。
778名無しさん:04/01/31 14:25
marikoの屁嫌だ!
779名無しさん:04/01/31 14:26
電話してるふりしないでね。(^.^)b
780名無しさん:04/01/31 14:34
こんなクソスレとっととsageロヤ!
781名無しさん:04/01/31 14:37
悪女といやあ中国三大悪女は語らんのか?
西太后が居なければ中国はああまで世界中から侵略されなかった
782フェリオス夜奏曲:04/01/31 21:52
イエスは十二弟子を呼び寄せ汚れた霊どもを制する権威をお授けになった霊どもを追い出しあらゆる病気、わずらいを直すためであった
783フェリオス夜奏曲:04/01/31 21:54
わたしが来たのは地に平和をもたらすために来たのではなく、剣をもたらすために来たのです
784フェリオス夜奏曲:04/01/31 21:56
わたしはあなたがたに言います。人はどんな罪も冒涜は赦していただけます。しかし聖霊に逆らう冒涜はゆるされません。
785フェリオス夜奏曲:04/01/31 21:57
WelcometoNightmare
786オーレン・”地獄のサンタニコ”・イシイ ◆EVIL//BwBw :04/01/31 23:20

>>715 & ALL

メチャクチャ遅ればせ!だったがあけましておめでとう、
正真正銘・元祖オーレン・イシイの登場だ。

年明け早々からほとんど非人道的なハードスケジュールも何とかこなして、
今は在宅作業の持間もできたから、
そろそろ来月あたりから2004年分、『新・世界悪女列伝 〜 死闘・地獄編』の開始といこうか。

いいか、貴様らしっかりとついてこいよ。

言っておくが読解力のない奴等のことまでいちいち面倒見るほど、オレは「甘い悪魔」ではないからな。

>>719

>悪魔のくせに以外と律儀なんだな。
>連載がんがれ☆

繰り返しになるが、「悪」という言葉には、しっかり「心」がついているだろう?
「善」の何たるかも知らないで、「真の悪」は努まらんのだ。決して。

とはいえ普段は人間の姿を借りて、一般社会の常識の枠内で「職業意識」を真っ当するオレ様には、
連載モノは少しばかりキツイ。

だがその内容には、必ずROMに大きな大きな影響を与える要素がある。オレはそう確信しているのだ。
787オーレン・”地獄のサンタニコ”・イシイ ◆EVIL//BwBw :04/01/31 23:22

>>720

>シンプソン夫人もある意味悪女だと思うのですが
>どう思います?

エドワード8世ことウィンザー公爵に王位を放棄させた女・・・
興味はあるが、若干悪女レヴェルは名だたる悪女メンバーと比べた場合、下がってくるんじゃないか?
オレには彼女が「芯からの悪女」という風には、今のところ思えないのだがな。

>>1は桐生操ファン

桐生操、藤本ひとみ、渋澤龍彦、駒田信二らの著作はよく読んでいるぞ。
ただし理由は言わないが、オレには上記の面々の著作は、どれもイマイチ不満が残るのだ。

きっとこの「スレ上の悪女物語」が続けられる過程で、
その理由はオマイラにも明らかになっていくに違いない。ゲラゲラ

>>721

いつもいつも応援ありがとうよ。今度オレと西麻布か六本木あたりで豪遊しようか?
ビタ一文払わなくて(・∀・)イイ!!から、全く金の心配はスンナ。
788オーレン・”地獄のサンタニコ”・イシイ ◆EVIL//BwBw :04/01/31 23:24
>>723

>オーレンは物書きかなにかですかい??

本業はフリーのコンサルだよ。
自宅を事務所にしているが、まだ会社としての申請はしていない。
どうやら今年は、いまだかつてないくらい大儲けできそうなヨカーンだ。羨まスィだろ?

だからプロのモノ書きになろうという気はない。
そのために過剰な犠牲を払うような真似は絶対にしない。

そんなことして、金や人間関係そして人生を棒に振るなんて愚の骨頂だからな。
オレは声を大にしてそういいたい。

>>725

>クレオパトラとヒキタテンコーとアユの共通点についてオーレンさんの
>見解が聞きたいです。

何といっても、あの不自然に湾曲した(ツケ?)まつげだろう。
どうやらクレオパトラの時代から、ツケまつげって奴はあったようだな。


・・・つ訳で、どうやら時間が来てしまった。
また後でやってくるから、皆また必ず遊びに来てくれよ。わかったな?
789フェリオス夜奏曲:04/01/31 23:24
オーレン生きてたのか‥続きが楽しみだよ
790オーレン・”地獄のサンタニコ”・イシイ ◆EVIL//BwBw :04/01/31 23:27

>>789

おぉサンキュ (`∀´)ノ゛

オレも日頃の夜遊び制限してでも、ここをオモロクして見せるから、
是非とも覚悟しておいてくれや(w
791フェリオス夜奏曲:04/01/31 23:43
オーレンきみは小説家かなにか?なのかい?
792荒らしA:04/02/01 11:03
>>オーレソ
やっと来てくれたかよ・・・・
また、これからも相手してくれよ!アヒャ
>>723

>オーレンは物書きかなにかですかい??

本業はフリーのコンサルだよ。
自宅を事務所にしているが、まだ会社としての申請はしていない。
どうやら今年は、いまだかつてないくらい大儲けできそうなヨカーンだ。羨まスィだろ?

だからプロのモノ書きになろうという気はない。
そのために過剰な犠牲を払うような真似は絶対にしない。

そんなことして、金や人間関係そして人生を棒に振るなんて愚の骨頂だからな。
オレは声を大にしてそういいたい。

>>725

>クレオパトラとヒキタテンコーとアユの共通点についてオーレンさんの
>見解が聞きたいです。

何といっても、あの不自然に湾曲した(ツケ?)まつげだろう。
どうやらクレオパトラの時代から、ツケまつげって奴はあったようだな。


・・・つ訳で、どうやら時間が来てしまった。
また後でやってくるから、皆また必ず遊びに来てくれよ。わかったな?


794名無しさん:04/02/01 21:18
         ノ                ___l,,,,,,,,,,,,___
           |           _,,,..-='''''~~~____::::::::::: ̄~~'''ュ
        |    _,,,...-='''''~~~:::::::::::::::::_,,-‐、ノノ 、〉::::::::::::::_,.=''
       _,,,|..-='''''~~~:::::::::::::::::::::::::::::r''''~,="ツ, 、_〈__,,..=''''~
 _,,,...-='''''~~~:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::  ~''~,ィ'~(i~  乂
(~::::::::::::::::::::::::::::r=~ _,,,_ :::::::::::::::::::    '  ̄ノ    ヽ
 ~''''''''''''''''''''''~(:::::(("~ヽ~ヽ :::::::::       ..:r   )
         ):::::ヾ、  l|_、_ :::::::        r`ー'f
         (:::::::::::`l、  _,-、         /  ヽ
         ヽ:::::::::::ゝ,,_ ノ         '  ,イノ  
          `i::::      :::l          .〈 〈  >>790 素晴らしい、やっと貴様を見つけた
           \     :::l          ヽ1     教官室へ来て悪女の参考資料を探してもいいぞ
            \    ::ヘ       ノ    ソ  
              \   :::ヘ    /    f
               \      _,,..=ー---‐''



http://that.2ch.net/test/read.cgi/sepia/1066220548/l50
795名無しさん:04/02/04 23:41
このスレ最初のほう感激した
796フェリオス夜奏曲:04/02/05 08:22
クソヤロウ共は、ここに来るんじゃねーよ!
797名無しさん:04/02/05 14:19
>>796
オマエモナー!
798名無しさん:04/02/15 17:22
age
799名無しさん:04/02/15 17:29
>>798
はぁ・・・・・・・・・・・・・・。
800名無しさん:04/02/15 17:34
ここのスレ主は居ないみたいだ。
801名無しさん:04/02/15 19:04
こんなクソスレ1000鳥開始!
802荒らしA:04/02/15 19:17
>>801
激しく同意だよ!アヒャ
803名無しさん:04/02/15 20:30
age
804名無しさん:04/02/16 12:37
age
805名無しさん:04/02/16 15:19
age
806破産管財人ブライド:04/02/17 00:32
オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBwは失業のため書き込みできなくなりました。
今までの多大なご無礼きわまる投稿を当人に代わり2ちゃんねらーの皆様に謝罪いたします。

彼はマニュアルと名簿を見ながらマンションオーナーの電話勧誘をする仕事を夜11時に終えると
心身ともにクタクタになった我が身をムチ打って灯りの消えた寂しい古アパートに帰り、
コンビニで買った添加物漬けのカルビ弁当を食べ、有害なアルミイオンが溶け出した缶ビールを飲み干し、
また朝になれば睡眠不足と慢性疲労の身体をなだめすかせながら蒸し暑い満員電車に長時間揺られ続け、
緊張する会社の朝礼で営業ノルマ未達成を皆からなじられ…を繰り返す毎日を送っていました。
彼の部屋は空き缶と弁当の空容器と使用済ティッシュが散乱し、ある種のすえた臭いが充満していました。
彼は置時計の時を刻む音だけがいつまでも響く暗い部屋でCRTの向こうにいる皆さんに虚勢を張ることで
ブロイラーのような日常と誰からも愛されないという現実から逃れていました。

こんなかわいそうな彼を許してやってくださいΨ(`∀´)Ψ ケケケ
807名無しさん:04/02/17 16:06
>>806
テメーオレーンだろ腐れが!
808名無しさん:04/02/17 17:24
缶ビール飲めるなら羨ましいなぁ。
漏れ発泡酒だ…
809破産管財人ブライド:04/02/17 18:40
>>807
ワロタ。
いまオーレンはハローワークに通う毎日を送っています。
雨の日も風の日も…ひたすら職探しをしているのですがなかなかうまくいきませんね。
オーレンはあろうことか「9時5時定時で初任給350,000円キヴォンヌ」と身の程知らずな求職をするので
いつも職員の方から「ぜいたくをいっていてはお仕事はみつかりませんよ」とたしなめられています。
預貯金もロクにしてこなかったのであともう少しで底をつくでしょう。

>>808
賢明な判断です。
オーレンは自分が置かれている状況を知っての上か知らずの上か
庶民的な発泡酒ではなくわざわざ高いビールを飲み続けています。
そして少し酔ったところで抗うつ剤を飲んで床に就くのです。
810名無しさん:04/02/19 18:35
age

貴様ら、寂しかっただろう?オーレン・イシイ様、久しぶりの登場だ。
『新・世界悪女列伝 〜 死闘・地獄編』は春の訪れと共に再開されるから、焦らず騒がず待っておけや。

ちなみにオレ様の常駐板はここだけじゃないから、
(ちなみに失恋板は自分のスレ以外殆ど気にしていないがなw)
オレが常時ここにいることは期待しない方が懸命だ。わかったか?

>>754

>悪女って、性格悪い自己中勘違い女って意味だよね?w
>男からみたら個性が強烈だから惹かれるもんなのかね。
>同じ女からは嫌われることが多いけど。
>ま、良く言えばポリシーがあって意志が強いっても見れるかな。
>そばにはいて欲しくないけどね。

男であれ女であれ、自分の輝きを維持し続けようとする奴らと言うのは、
日頃の目に見えない努力と言うのを決して怠らないモノだ。
中には天才肌の人間もいて、本人が「努力」などと意識せずとも、
日常生活の中に自然に自分を磨くプロセスが織り込まれていたりもするのだがな。

悪女としての輝きを垣間見せる女たちの一挙手一投足には、
そんな白鳥のような水面下での賢明な「水掻き」がベースになっていることは、
覚えておいた方がいいだろう。

>>811誤字訂正だ(w

1.

(誤)オレが常時ここにいることは期待しない方が懸命だ。わかったか?
               ↓
(正)オレが常時ここにいることは期待しない方が賢明だ。わかったか?

2.

(誤)そんな白鳥のような水面下での賢明な「水掻き」がベースになっていることは、
               ↓
(正)そんな白鳥のような水面下での懸命な「水掻き」がベースになっていることは、

>>761

>悪女とやらが好きな男性はマゾだよね?
>わがままで振り回されるのが楽しくて仕方ないんだね。
>理解できないけど。
>ああ、知り合いに強気な女を征服するのが快感って変態もいたね。
>趣味趣向は個人の勝手だけどね。
>自分マンセーの自己中男よりはマシかもね。いやあんまり変わらないかw

オレは昔はサディズムの旺盛なタイプで、よく若い女性を泣かしていたモノだ。
けれど性格的に丸みを帯びてきたせいか、最近はマゾっ気が強くなってきたな。
けど今でもオレは強気な女性を陥落させる事が大好きだ。

自分の時間があまりないから、昔ほどそんな機会は持てないけどな。ゲラリン

>>806

>オーレン・イシイ ◆EVIL//BwBwは失業のため書き込みできなくなりました。
>今までの多大なご無礼きわまる投稿を当人に代わり2ちゃんねらーの皆様に謝罪いたします。

いいよなぁ、オレも失業したら少しは貯金を使う時間、女と遊ぶ時間が持てると言うのに・・・(;´Д`)
ところが現実には、世間が決してそれを許さないから、オレは半ば諦めモードな訳だ。

>>809

>いまオーレンはハローワークに通う毎日を送っています。

オレを頼ってくる友人達に、いろいろ仕事を只で斡旋したりはしているぞ(w
いうなればバイヤーなんだが仲介手数料も取っていないから、貴様もオレの世話になるか?
時給1、000円くらいは約束してやるぞ。

>オーレンはあろうことか「9時5時定時で初任給350,000円キヴォンヌ」と身の程知らずな求職をするので

いいよなぁ・・・そんな生活。今オレには定時なんてあってないようなモノ。
朝は早くて夜は遅く、自宅作業も後を絶たない。

けどな、その甲斐あって35万なんて薄給ではないんだ。
貴様らに妬まれるとヽ(`皿´)ノ ウゼーから、具体的な額は「公表せず」だがな。プッ

>>808

オーレンは自分が置かれている状況を知っての上か知らずの上か
庶民的な発泡酒ではなくわざわざ高いビールを飲み続けています。

酒は一切止めてしまった。それは飲む理由が全くないからだ(w

あと以前は、こう鬱剤代わりのマリファナやコカインもやっていたが、
これも必要なくなったので、代わりに一日20杯程のコーヒー(ブラック)だけで賄っている。それで十分なんだわ。

なかなか健康的だろう?
>>オーレン
もうすぐ1000だな。
またスレ立てるのか!?

『新・世界悪女大全 〜 死闘・地獄編』

泥棒と無法者

女性が法律からはみ出すと、どんなに悪どい男性にも劣らぬほど手強くなる。
女海賊の時代から現在の国際テロリストに至るまで、彼女達は実に残忍な役を果たして来た。

メアリー・フリス(イギリス 1584−1659)

十七世紀ロンドンのメアリー・フリスが、息をはずませて後についてくる大きなマスチフ犬
「ワイルドブラッド」を連れて闊歩していくと、人々は道路沿いの溝を避けて彼女を通した。
目を輝かせ、男のような服装をし、煙突のように煙草をふかし、海賊のような雰囲気を持つ大柄な女は、
確かに無視することは出来なかったようだ。

メアリーはロンドンの暗黒街では別の名で知れ渡っていた。その名も悪名高きモル・カットパース。。。
スリの女王の名を欲しいままにし、恐れ知らずの追剥強盗であり、盗品故売人でもあった。
誰ひとりとして、メアリーがそんなことをするようになるとは思いもよらなかった。
メアリーは1584年、アルダスゲイト通りの上手にある楼門のそばで、誠実な靴屋のひとり娘として生まれた。
両親は彼女を溺愛し、彼女によい教育を受けさせ、将来は裕福な夫を見つけようと計画していた。
しかし幼い頃から彼女は扱いづらい子供であった。彼女は縫い物や編み物を嫌い、女の子同士の付き合いにも飽き、
白い麻の帽子やエプロンを脱ぎ捨てて、男の子と取っ組み合いをしたり、悪ふざけをしたりした。
気性は荒々しく、誰にでもさかんに毒づいた。
かわいそうに彼女の両親は、何という子供を産んでしまった事かと思ったに違いない。

だが当時誰かが言ったように、二人ともメアリーがまだ若いうちに死んだために娘の最悪の状態は見ずに済んだ。
メアリーには働かずに食べていけるだけの金はなかったので、彼女は奉公に出るのにふさわしいように明るく、
活発でこざっぱりした娘に成長してくれることを誰もが望んだ。しかし、奉公人としては彼女は酷いモノだった。

子供は嫌いだったし、実際子供の面倒を見るなんてことは願い下げであった。
彼女は些細なことで腹を立てては酒場へ出かけていき、
持っているだけの金を全て使い果たし、半ばロンドンに響き渡るような笑い声を上げながら、
この上なく下品で荒っぽい突飛な行為に加わった。

ついに当惑した親戚はメアリーを追い出す以外、どうしようもない結論に達したようだ。
グレイブセンド沖に停泊していた商船にうまくだまして乗せたが、ギリギリになって彼女は、
その船がアメリカのニューイングランド行きで、自分も乗客になっていることに気がついた。
出航予定の前夜、彼女は甲板から海に飛び込んで岸まで泳ぎ着き、
もう二度とあの裏切り者の親戚のところへは近寄るまいと決意した。

暗黒街が両腕を広げて待っていた。メアリーはまず手相を見たり、水晶占いをして、
イギリス中を旅していた占い師の一団と知り合った。しかし占いで得る収入などは、
彼女の望みを全く満たすモノではなかった。それより彼女は、縁日や市のたつ日に
ハゲタカのように舞い降りて、金目の獲物を持ち帰るスリや泥棒仲間の方に遥かに興味を持っていた。
仲間に入れてもらうとすぐメアリーは女であることを永久にかなぐり捨て、男の服装を身につけるようになった。
その頃には、彼女は自分が異性には魅力的ではなく、女としての愛らしさもなく、
夫を持てる希望もないことに気付いていた。それより自分に似合うズボンを履き、
男と同じことがやれることを実証する方がずっと得策であると思った。
彼女が両性を備えているという噂があったが、全く真実ではなかった。

まもなくメアリー・フリスは、つきあっているケチな犯罪者たちの多くよりも、
自分の方が優れていることを示し始めた。その仕事に向いたとても長い、しなやかな指をしていた上に、
頭が良く、少しは教育を受けていたからである。
十七世紀の初めの頃は、男性でも女性でも腰につけたベルトにポケットや財布をつけるのがはやっていた。
その財布を切り離し、持ち主から取り去る並外れた手際の良さのために、
彼女は「モル・カットパース」の異名を頂戴することになった。

彼女はあっという間に有名になった。
というのは1610年、ジョン・デイが書いた『愉快なモルのいたずら』という本が
書籍出版業組合に版権登録され、ミドルトンの『女脅し屋』の中では
「背が高くしゃんとした大胆な女丈夫」として舞台で紹介された。
メアリーは多くの金品の盗品を懐に、こうした名声を受け入れたが、
数年後何度か刑務所に入れられ、罰として手を焼かれてからは、
そのケチな犯罪は止め、街道追剥をするようになった。

それから先は、モルと言う名で知られるようになるが、
彼女は既に街道の多くの親分達の仲間になっていた。
その中には伝説に残る街道荒らしの大親分、キャプテン・ヒンドもいた。
モルは頑固な王党派で、議会派や王に反対するだけの略奪の対象にするのだと主張した。
彼女はキャプテン・ヒンドと一緒に、ショットオーバーの近くで、
共和派の兵士の給料を積んだ馬車に大胆な襲撃を仕掛けたりした。
ときには彼女は一人で出掛けて行った。彼女の剛気さはくじけることなく、
男達と同じように恐れられるようになった。

何年にもわたって、彼女は平然と恐れも見せず、犠牲者達から何千ポンドもふんだくった。
彼女は大柄であったが、乗馬がうまく足も速かった。逃げるのには何の問題もなかった。
そこである日、彼女はハウンスロー・ヒースでの、かの有名なフェアファックス将軍襲撃事件に参加した。
騒ぎの中で将軍の家を撃ち抜き、追跡されないように彼の馬を二頭撃ち殺した。
金品を奪われたフェアファックス将軍は、
部下の将校達が何人か宿泊していたハウンスローの町へあっという間にたどり着き、
どんな犠牲を払ってでも彼女を見つけ出すよう命令を出した。この時ばかりは彼女も運が悪かった。
彼女自身の馬が思うように動かず、彼女はターンハム・グリーンで捕らえられ、
ニューゲイト刑務所へ連れて行かれ、裁判所にかけられて有罪となった。
しかし当時は贈収賄が非常に盛んであり、
彼女は2,000ポンドで刑務所の役人から自由を買うことが出来たのだった。

>>815

よぉ。次スレはどこ板にするか今も考え中だが、
オレ様がこの上なく愛されている失恋板で特に問題ないだろう?

だがひょっとすると気が変わって、別板で別ハンでやるかも知れないけどよ。
だがオレ様はオレ様で何の変わりもないから、その点は何ら心配要らないぜっ ( ̄ー ̄) ニヤリッ
820フェリオス第四楽章:04/02/23 00:21
オーレン遅いですよ、まちくたびれたよ
821フェリオス第四楽章:04/02/23 00:31
新スレは失恋板以外にはありえないな‥ キミはなおも愛されているからね‥

>>820

オマイラをいいだけじらせておいて、それから「とっておきの一発」をカマスってのも、
なかなか味わい深いだろう、っつー事で、な  (`∀´)ゲラゲラ

いいか、大物って香具師は、いつだって忘れた頃にやってくるモノなのさ。
四六時中2chを住処にしている香具師なんぞ、実際はしょーもない「小物」なんだよ。
覚えていたいほうがいいぜ。

>>820は「覚えていた方がいいぜ」を間違えていたなぁ。。。

>>821

失恋板のいいところは、若い衆もジジババも、バランスよく住人が存在していることかな。
ハッキリいってオレは、そのどちらも相手だし、と同時に対峙すべき「世間」だとも思っているんだ。

言っとくがオレ様は、世間も人間も強調して仲良くやっていく対象だとは、これぽっちも思っていない。

ひたすら摩擦を起こして葛藤して、その上で勝負を賭ける対象なんだよ。

だから本音を言わせて貰えれば、オレ様は愛されてばかりいるよりかは、忌み嫌われて憎まれて、
疎まれ嫉妬されるような、そんな存在であり続けたいな。

そういう意味では、これからもオレ様は「愛され続けて」いたいよな......。
824フェリオス紅夢曲:04/02/23 00:45
>>822 なるほど勉強になったよ
825フェリオス紅夢曲:04/02/23 00:49
オーレン一つ聞きたいのだがキミは小説家?それとも本当に悪魔なのかい?
826フェリオス紅夢曲:04/02/23 01:00
寝てしまったのか‥私もそろそろ‥
827名無しさん:04/02/23 01:02
オーレンさんも普段は顔を白く塗りたくって
「我輩は…」
とか言ってるんですか?
828名無しさん:04/02/23 02:56
オーレンたん、今回の、面白いんだけど…一個だけ突っ込ませてくれ。

なんちゅーか、悪"女"じゃないじゃん。女捨ててるじゃん。

>>818続き)

モルはフリート通りで、
居酒屋のグローブ亭から二軒しか離れていないところに一軒家を買った。
モルは雑踏の中で暮らすことを好み、
人目につくことを全く避けようとしなかった。
だからモルを辱めようとする次のような法的処置も、
惨めにも失敗に終わったのである。

ある日、彼女は「下品な男性用の服装」を着用しているという
告発に対して答弁するため、アーチズ裁判所に出頭を命じられた。
彼女の答弁は不適当であると見做され、
セントポール寺院で日曜日の朝の説教の間、
白い懺悔服を着て悔い改めの行をするよう命じられた。

彼女は白衣を着て現れひどく泣き、本当に罪を悔いているように見えたが、
後になって、来る前に3リットル以上ものサック(白ワイン)を飲み干し、
泣き上戸になっていたことがわかった。
彼女を知る者は、モルに恥をかかせようとしても無駄だと言った。
というのは、彼女はそれ相当の金を払ってもらえれば、
平気で懺悔服のままでイギリス中の市の立つ町を回っただろうからである。

アーチズ裁判所を嘲笑するかのように彼女は、
自分がダブレット(男子用上着)と半ズボンと言う格好で、
チャーリングクロスからショアディッチまで、馬にまたがっていけるかどうか、
チープサイドの葡萄商人と20ポンド賭けた。
モルは二人の男を雇い、一人にはトランペットを持たせ、
もう一人には旗を持たせて自分の前を歩かせた。
彼女のこの恥知らずな行進を見た群集はあきれ返った。
彼らは「女の恥さらしめ」とののしり、馬からひきずり下ろすぞと脅した。

しかし、彼女は賭けに勝ったのである。

あのフェアファックス事件での失敗は、
実際モルをひるませたが、 彼女は別種の犯罪に手を伸ばそうと意を決した。
彼女は盗品の故売人となり、その取引は大規模なものであった。

その頃には、彼女はイギリス中の大悪党に知られており、
ほとんどの悪党は一度か二度はフリート通りの彼女の家を訪ねてきた。
ヒンド、ハンナム、クラウダーといった街道追剥たちは、
田舎街道に新しい獲物を探しに行っている間、
分捕り品を彼女に預けていったりさえもしていた。

モルは犬やオウム、飾りたてた金メッキの鏡などに囲まれて快適に暮らし、
気晴らしに煙草をふかすことが大いに気に入っていた。
衣服も上等のモノを着ていたし、家も変わってはいたが、
心地よく飾りつけられ、家具が備えつけられていると言われていた。
しかしたぶん、街道でのあの興奮を忘れることが出来なかったのだろう、
彼女は家の正面のウィンドウに盗品を展示するようになった。

ある日、通りかかった紳士が、最近盗まれた自分の時計が展示されているのを見て
警官を呼び、モルと自分の時計とを裁判所へ突き出した。
モルは当然裁判にかけられることになったが、その警官が証人席につくと、
問題の時計が警官のポケットからなくなっていた。
陪審はモルを釈放せざるを得なかった。外では仲間たちが彼女を待っていた。
彼らが裁判所までその警官についてきて、
造作なく時計を取り返したのはもちろんのことである......。

晩年、彼女自身はやっていないという世評であったが、モルは自分の家を売春宿にした。
彼女は男にも女にも売春の斡旋をし、ペチコートとスカートを履いて女装した
アニシード・ウォーター・ロビンのような人物も含む不潔な世界で一役買った。
彼女がそんなことをしたのは、恐らくは金に困ってのことだ。
全盛時代にはひと財産盗み、金貨で5,000ポンドを傍らに置いていた事でも知られていたが、
当時は辛うじて百ポンド残っているぐらいであった。

彼女は三人の女中に30ポンドと、土地などの遺産の残りをフリスという
親戚の者に遺贈した。この男はロサヒスの船の船長で、
海に出て溺れ死ぬよりは、家にいて酒でも飲んでいる方がマシだと、
モルが忠告していた男だった。
1659年7月26日、モル・カットパースは死に、
聖ブライド寺院の墓地に大理石の墓石で埋葬されたが、
この墓はロンドンの大火で焼失した。

自分の死が近づいたとき、モルは生前と同様、死後も非常識でいられるように、
うつぶせにして埋葬するよう指示していた。

(メアリー・フリス 終わり)
834名無しさん:04/02/24 10:17
>>833
オマエも終わりだよ!
消えろ貧乏人!
835フェリオス:04/03/10 12:05
オーレン君きみの正体を見付けたよ、世界悪女大全という本を見付けた時は、少しおどろいてしまったよ
836フェリオス:04/03/10 12:13
少しがっかりかな、まさか悪女の本があるとは、思っていなかったからね、キミの元ネタが解ってしまった以上もうキミの文章を読む必要はなくなったけど、荒らしだけは、ちゃんとしてあげる‥
837フェリオス神曲:04/03/10 12:19
さて‥そろそろ落ちないとかな‥ではオーレン君、悪女の次を期待しているよm(_ _)m
838名無しさん:04/03/10 23:15
>>837
フェリオス・・・・・?
さあ、かかってきなさい。
839名無しさん:04/03/11 09:23
age
840名無しさん:04/03/26 09:41
age
841名無しさん:04/03/26 13:17
age
842名無しさん:04/04/08 22:23
age
843名無しさん:04/04/21 21:57
会社倒産して借金地獄!
今はホームレス!
844名無しさん:04/05/13 21:44
クソスレホッシュ!
845名無しさん:04/05/13 21:47
.                   ||
.  アホォ               ||        モウクンナ
         ヴォケ      ∧||∧←>>175        イッテヨシ ! 
  ∧_∧   ∧_∧      (/ ⌒ヽ      ∧_∧   ∧_∧
 ( ´∀`)  ( ´∀`)      | |   |     (´∀` )  (´∀` )
 (    )  (    )      ∪ / ノ     (    )  (    )
 | | |   | | |       | ||      | | |   | | |
 (__)_)  (__)_)     ∪∪      (_(__)  (_(__)
                    ;
                   -━━-
846名無しさん:04/07/25 23:15
保守党
847名無しさん :04/08/29 15:13
保守
荒らしA生きてるかΨ(`∀´)Ψ ケケケ
849名無しさん :04/09/05 11:10
偽者が黙ってろ!
850フェリオスネクスト:04/10/20 12:55:17
もうこの名前も遣う事もないだろうと思っていたが、懐かしい
スレを見つけたのであげる事にします
オーレン生きているならもう一度・・・
851 ◆EVIL//BwBw :04/10/21 00:25:19

>>850

生きているが何か?

どうにも時間が取れなくてな。結局再開のチャンスを見つけられないままに、
ここまでズルズル来ちまった。楽しみにしていた香具師どもにはお詫びってところだな。

けどまだレス可能な残りがあと・・・150くらいか?

どうだ、最後に残ったエピソード読みたいか?
852わんこ:04/11/09 14:33:53
今朝このスレ見つけて一気に読んだんですが、面白いです!
まだいらっしゃったら次のお話も是非読みたいです。
よろしこ。
853名無しさん:04/12/10 01:21:33
渋澤龍彦の本のつぎはぎじゃんwイシイさん恥ずかしくないの?
みんな本の方読んだ方がいいよ
854名無しさん:05/02/26 21:18:40
イシイさんて誰で塚?
855名無しさん:05/02/27 14:11:14
新たな○○○レス?
856あえて名無し:05/03/03 15:52:54
>>オーレン
ここ以外であんたがよく行く板を教えてほしいのだが・・・・
857名無しさん:05/03/05 23:10:14
>>856
オーレンさんて誰で塚?
858名無しさん:05/03/06 01:21:59
カミーユ クローデルは悪女か?ローズ ブレやルイーズ クローデルのほうが
よっぽどムカツクけど
859名無しさん:彼氏彼女いない暦1年,2005/04/04(月) 00:01:22
もう一度 あの時代を
860名無しさん:2005/04/11(月) 18:08:05
天中殺
8611515:2005/04/29(金) 06:52:22
オーレン、オーレン。。。
最近、忙しいのぉ?楽しみにしているのに....。
オーレンとお話したい時、何処に行けばイイのぉ?
862名無しさん:2005/07/15(金) 12:57:39
(-_-)
863名無しさん:2005/08/11(木) 21:17:49
(T^T)
864名無しさん:2005/08/18(木) 00:58:31
知ってる話もいくつかあったけど
大まかにしか知らなかったから読んでて面白かった。
がんばってくれ!
865名無しさん:2005/08/18(木) 21:55:14
ルクレシア?ルクレツィア?
ボルジア家の話が読みたいです、時間あるときによろしくです
866名無しさん:2005/08/24(水) 22:09:06
スレたて逃げって最低だね・・・・
せめて削除してから消えてねオーレンちゃん♪
867名無しさん:2005/10/02(日) 00:30:47
M.ニコラスの本のパクリばかりのスレはここですか?
868名無しさん:2005/10/13(木) 15:21:10
++☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆幸せのレス☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆+++
これを見れた方は運がイイですw
絶対幸せになりたい!という方はこの文章を3つのスレに書き込んでください。

そうすると、7日後、貴方は好きな人に告白されるでしょう。
869元オーレン・イシイ:2005/12/05(月) 15:19:03

久しぶりだなお前ら。
今でもこのスレがあったなんて、嬉しいやら恥ずかしいやら。。(゚∀゚)アヒャ!

もう2年前だぜ、このスレやっていたの..
当時のROMや住人て、まだいるのかYo?
870名無しさん:2005/12/05(月) 19:02:47
>>869
どう考えてもトリップ無い時点で偽者かと・・・
しかもageてるし・・・
871 ◆EVIL//BwBw :2005/12/23(金) 19:29:27

>>870

偽者じゃない、正真正銘ホンモノのオーレン・イシイだよ。

# 最早HNが陳腐化したと思うので、トリップだけ残しておくけどさ。。

このスレから遠ざかって既に1年以上経過してしまったが安心汁、
明日にでもこのスレ再開して年内に完結、そして来年にはニュー・スレッドを建てて、
オマエらの度肝を抜いてやろうと考えている..。

実はオレは今現在進行形で恋愛に溺れているが、
そんな事とは全く関係なく、あらゆる境遇の恋愛に心を痛めている老若男女たちに、
本当に必要な「何か」を提供できる、そんな場所の提供を考えている。

その前に..「Ψ 世界 悪女 大全 Ψ 〜 悪魔かく語りき 〜」は、
きっちり年内にフィナーレを飾るので、Dat落ちする前に呼んでおけよな>ALL
872 ◆EVIL//BwBw :2005/12/29(木) 18:24:24

やっと今年の仕事納めを終了させて、お前らの元に帰って来たぞ。
正真正銘・まごう事なき本物の『オーレン・イシイ』です。

もう少し早くここを再開できればよかったのにな。
そして新しいお前らに約束した新しいテクスト(内容はまだ秘密)も、
残念ながら今から起こさないと、今は何にもない!という状態だ。
ここは悪魔のオレ様も、素直にROMのお前らにお詫びするぞ。

今日は時間がある!
オレにとっては自分の時間があるということが、金があることにも勝る最高の贅沢だ。

アオラーもハートブレイカーも荒らしも、男も女も若いのもそうでないのも(プ)、
みなここにやって来い!

このスレも今夜または明日の夜にグランドフィナーレだ。
そしてこのオーレン様は、新しい冒険に乗り出す。
今夜はさしずめ、その前夜祭だ。メデタイ夜だぜ?

原稿が書きあがるまで、片手間でお前らの相手をしてやるよ。
873 ◆EVIL//BwBw :2006/01/05(木) 22:35:27

高橋お伝(1851〜1879)

明治12年1月31日、東京・市ヶ谷監獄、この日の東京は猛吹雪であった......。

八代目・山田浅右衛門 ――― 通称・首切り浅右衛門 ―――、
いま彼の目の前には、日本最後の斬首刑囚が顔に目隠しをされ、正座させられている。
彼女が白装束から覗かせているのは、真っ白な肢体と肌蹴た胸、
その白装束も今、浅右衛門が振り下ろす刀で真紅の返り血に染まっている。

2度、3度......浅右衛門の通称・鬼包丁の最初の一太刀は、
彼女の後頭部から肩にかけて振り下ろされた。

斬首執行人は男の首を斬るよりも女の首を斬るのを嫌がった。
男は臆病の振る舞いは恥と考え、恐怖していても痩せ我慢をする。
しかし女の場合、動物本能に立ち戻って全身で恐怖を表現し、
恥も外聞もなく泣きわめいて、最後まで斬られまいと必死に狂いまわるので、
斬り損じの確率が高くなる。

果たして3度目にして、女の首はようやく切り落とされた。

山田浅右衛門は女の生命力に手を焼いた。
南無阿弥陀仏を唱え続け、男の名前を最期の最期まで叫び続けた女。
浅右衛門の斬首の切り口の荒さに、警視第五病院の遺体解剖担当医は、
訝しげな表情を隠し切れなかった。
874 ◆EVIL//BwBw :2006/01/05(木) 22:36:21

後世に毒婦としてその名を残したその女はこう呼ばれた。

高橋お伝。享年28歳......。

『 明治十二年一月二十九日、東京裁判所判決......
  群馬県上野 利根郡下牧村、平民・九右衛門養女、
  禅宗 高橋伝

  人命率謀殺条 第五条に照らし 斬 』


嘉永四年(1851)一月二日、
いまの群馬県にある上州利根郡後閉村の渋谷小佐衛門の養女・春が、
隣村の下牧村の高橋勘佐衛門に嫁いだ。春はすでにこの時、他人の子を腹に宿していたが、
かねてより春に恋慕していた勘佐衛門は、それを承知で春を嫁にしたのである。
春を孕ませたのは、鬼人の清吉という博徒である......。
上州ではこの前年に、国定忠治(本名・長岡忠次郎)が捕縛磔刑になるという事件があったが......
鬼人の清吉はこの騒動の余波をくらって捕らえられ、まだ獄舎に繋がれていた。
春の心はその博徒・清吉の上にあった。

春の母親・きよは、不倫の末博徒の沼五郎との間に一女を設けていた。
一女は渋谷小佐衛門ときよ夫妻の養女となるのだが、これが高橋春という訳である。
そして春もまた博徒・鬼の清吉との関係の末、胎内に一女を設けた......。

そしてはると小佐衛門との祝言の夜 ―――
875高橋春 ◆EVIL//BwBw :2006/01/05(木) 22:37:32

勘佐衛門さん、
......私まだ納得してませんけに......。
876渋谷勘佐衛門 ◆EVIL//BwBw :2006/01/05(木) 22:38:24

納得って......何が?
877高橋春 ◆EVIL//BwBw :2006/01/05(木) 22:38:57

私、あんたの嫁さんになること、まだ納得してません。
878渋谷勘佐衛門 ◆EVIL//BwBw :2006/01/05(木) 22:40:09

何だ、鬼人の清吉のことか?
わしは気持ちの大きな男じゃけ、そんなこと気にすることはないが。
879高橋春 ◆EVIL//BwBw :2006/01/05(木) 22:40:42

あんたは清吉さんのこと、
承知の上でもらってくれたくれたつもりかも知れませんけど、
私は来たくて来たんじゃないですけに。
880渋谷勘佐衛門 ◆EVIL//BwBw :2006/01/05(木) 22:41:17

来たくて来たんじゃないか......
きついこと言うなぁ............
881渋谷勘佐衛門 ◆EVIL//BwBw :2006/01/05(木) 22:41:47

わしはおまえに惚れている。
ずっと前から......清吉に騙されとるおまえのことは、
わしの胸ン中に棘のように刺さっておった......。

今日、その棘がようやく抜けたのだ。
882 ◆EVIL//BwBw :2006/01/05(木) 22:42:23

春は勘佐衛門に、フッと嘲るような笑みを投げかけた。
883渋谷勘佐衛門 ◆EVIL//BwBw :2006/01/05(木) 22:42:56

何がおかしい?
884高橋春 ◆EVIL//BwBw :2006/01/05(木) 22:43:48

たとえ騙されてたって、騙された女がそれで幸せと思うなら、
騙したことにはならないです。
885渋谷勘佐衛門 ◆EVIL//BwBw :2006/01/05(木) 22:44:19

春......!おまえはこのわしにどうしろと言うんじゃ!
886高橋春 ◆EVIL//BwBw :2006/01/05(木) 22:45:59

もしあんたが、どうしても私を自分の嫁にしたいと思うんなら......

私は私で力の限り抵抗しますけに、

あんたはあんたの力の限り私を犯そうと努力してもらいたいです!
887 ◆EVIL//BwBw :2006/01/05(木) 22:46:51

勘佐衛門は意表を突かれたように、一瞬たじろいた。
888高橋春 ◆EVIL//BwBw :2006/01/05(木) 22:47:25

あんたに嬲りもんにされて、
どうにもならんようになったら諦めもつくかもしれませんし......
諦めがついたら、
私は本当にあんたの嫁さんになるかもわかりません。

私は......私はまず、体から納得させて欲しいです!

そうしたら、心は後からついていくかも知れません。
889渋谷勘佐衛門 ◆EVIL//BwBw :2006/01/05(木) 22:48:27

春......
890高橋春 ◆EVIL//BwBw :2006/01/05(木) 22:49:45

私はそういう女ですから......
女は......みんなそういうもんですから......
891渋谷勘佐衛門 ◆EVIL//BwBw :2006/01/05(木) 22:50:19

せ、清吉の時もそうだったのか!
892 ◆EVIL//BwBw :2006/01/05(木) 22:51:18

春はジッと、勘佐衛門をその瞳で見つめた。
893渋谷勘佐衛門 ◆EVIL//BwBw :2006/01/05(木) 22:52:22

よし、ではそうしてやる!
894 ◆EVIL//BwBw :2006/01/05(木) 22:53:17

勘佐衛門は春を犯そうとした。

だが春は、勘佐衛門の右手人差し指に噛み付き、そして第一関節から先を食いちぎった。

そして口に血を滲ませて、春は勘佐衛門をその瞳で、勘佐衛門を鋭く鷹のように見据えた。

春の心は容易に、勘佐衛門には屈しなかった。
お腹が大きくなるにつれて、春の抵抗は激しさを増し、
彼女は頑として勘佐衛門に肉体を許さなかった......。

母と義父との争いを、お伝は生温かく揺れる羊水の中で、
まるで遠い嵐のように聞いていたのである......。
895 ◆EVIL//BwBw :2006/01/05(木) 22:59:55

今夜はここまでだな。

ところで>>874に誤り。

(誤) そしてはると小佐衛門との祝言の夜 ―――
(正) そしてはると勘佐衛門との祝言の夜 ―――

更に>>894に校正ミス。

「そして口に血を滲ませて、春は勘佐衛門をその瞳で、勘佐衛門を鋭く鷹のように見据えた。 」

「そして口に血を滲ませて、春は勘佐衛門をその瞳で、鋭く鷹のように見据えた。 」

せっかく残り僅かなスペースだ。一気に使うのも勿体無い。
続きは来週、時間がある時にでもやらせてもらうよ。

じゃ、またな ヽ(´ー`)ノ
896 ◆EVIL//BwBw :2006/01/07(土) 14:52:56

これまでと大幅に手法をチェンジさせた、
明治の毒婦(と同時に日本最後の斬首犯なのは本文にある通り)・
高橋お伝のエピソードはいかがかな?
残念ながら、まだまだ導入部分から先には進んでいない訳だが。

今この続きを鋭意準備中だから、それまでこの場は好きに使って待ってろ。

# 別に無理して使う必要もないがな (`∀´)ゲラゲラ

次回この場に現れるのは、明後日の1/9(祝)。
これは決定事項だ。

それまでは次に何だ飛び出すか、期待しながら待っていてもらおうか。
フフ。
897オーレン@イシイ ◆EVIL//BwBw :2006/01/09(月) 15:26:41

じゃ、始めるぜ。

(>>894続き)

嘉永四年(1851)七月、高橋春は鬼神の清吉の子を産んだ。
高橋勘佐衛門が春を離別したのは、それから二ヵ月後の九月のことである。
春は翌々年の嘉永四年(1853)二月、場所も同じ群馬県上州利根郡生早村の
姓不詳・勇吉という男のもとへもう一度嫁いだが、その年の五月に死んだ。
...以上が高橋お伝の母・春の生涯である。
やがて幼いお伝は、高橋勘佐衛門の実兄で造酒家の高橋九右衛門の養女となる。

それから十数年、文久三年(1863)......高橋お伝は12歳にまで成長していた。
父・鬼神の清吉血を受け継いだからか、はたまた上州という土地柄故か、
少女お伝は博打ごっこに親しんだ。近所の男の子達を従え、
サイコロを使った丁半賭博で遊ぶ毎日であった。
お伝の少女時代は幸福だった。彼女はまだ自分が女であることを自覚して
いなかったのだから。自分が類稀な肉体の持ち主であることも、
その肉体がやがて男を滅ぼし、そして自らも破滅させることにも、
まだ何一つ気づいてはいなかったのだから......。

時は流れる。

二年後の慶応元年(1865)二月。高橋お伝はわずか十四で最初の結婚をした。
同じ下牧村の農業・宮下治郎兵衛の次男・要次郎が婿養子として高橋家に
入籍したのである。この頃になると、お伝の賭博はごっこではなく、
大人に混じって賭場通いをする本格的なモノとなっていた。これを見るに見かねた
養父・高橋九右衛門は、博打狂いが治まることを期待して、
年齢的にまだ尚早であることを承知の上で嫁がせたのだという。
九右衛門の妻・おかねは、馴れない夫婦の営みに苦しむお伝の様子を哀れに思い、
夫に忠告する。
898オーレン@イシイ ◆EVIL//BwBw :2006/01/09(月) 15:28:38

「可哀相に......十四じゃまだ早すぎますよ。なんぼなんでも......」

「そんなことぁない......たった十四で大人に混じって賭場通いをする方が、
 よぽど間違っとる!お伝はあれでいい......亭主と名のつくモンができりゃ、
 博打狂いもちっとはおさまるじゃろ」

お伝の悲鳴が、夜の闇をつんざいて響き渡った。

「おまえも初めはああだったな、おかね......」

おかねは九右衛門の言葉に、不愉快な表情を見せた。

「女は初めはみんなああいうもんだ......
 わしのことがイヤでイヤでたまらなかった十八の時のこと、
 おまえ覚えとろうが...
 だが、わしの所は土地田畑も多いし、酒も少しは造っとるし、
 よそよりちっとは贅沢な暮らしもできる..................
 おまえはまず、その贅沢に目が眩み、それからだんだんわしの体にも
 馴れてしまい、ついにはそれを歓ぶようにさえなったのだ。
 それで二十五年過ぎた......早いもんだな、おかね」
899オーレン@イシイ ◆EVIL//BwBw :2006/01/09(月) 15:29:36

おかねが言葉を返した。

「二十五年......飽きずによく同じ話をなさいますこと......
 女はみんなどうしてこんな、醜いことに耐えなくっちゃ
 ならないんでしょうねえ......」

「ふん!男はもっと醜いモンに耐えて生きとる!」

お伝にとっての初夜は、苦痛に満ち満ちたモノでしかなかったようだ。

婚礼の夜から約半月後の二月下旬、お伝は自分で握り飯を三つつくり家出した。
その夜は外は猛吹雪であった。お伝が作った握り飯は途中で冷たく凍ったが、
それでも太陽に当てて溶かせば食えないことはなかった。
それを食って飢えを凌ぎながら、お伝は中仙道・板鼻宿まで辿り着いたのだった。

『板鼻や ここにも月の客ひとり ――― 』

松尾芭蕉の句で知られた板鼻宿は、高崎と安中の間の俗に言う飯盛女郎屋の多い
宿場町である。飯盛女郎は公には食売下女で炊事婦だが、実際は黙許の売笑婦で、
別名‘宿場女郎’'飯盛女郎’といわれた。そして宿場の繁栄は、この飯盛女郎屋が
握っていたといってよい。上州は街道が発達していた関係で、多くの飯盛女をかかえていた。

だがお伝は十六の冬までを過ごしたこの板鼻宿で、女郎をしていた訳ではなかった。
彼女が従事したのは『魚関』という仕出し料理屋の女中である。
900オーレン@イシイ ◆EVIL//BwBw :2006/01/09(月) 15:32:02

慶応三年(1867)冬 ―――

お伝はいつものように配達に出された。仕出しの注文先・武蔵屋に着くと、
二階へ料理を運んで欲しいのだという。そこでお伝が見たものは......。
配達主の飯盛女が宿泊客の男の上に乗り、冬だというのに汗だくになってまぐわっている
姿だった。不意を突かれてお伝は呆然としていた。

「おい、ねえちゃん。風が入って冷たくってしょうがねえんだ。後ろを閉めてくんな。」

下になっていた男に声を投げかけられて、お伝はフッと我に帰った。

「あ、すいません。どうもありがとうございました。」

「しまいまで見ていってもよいんだぜ。え!?おい!」
男の追い撃ちの言葉に驚き、お伝はピシャッとふすまを閉めた。

するとその様子を廊下で見守っていた武蔵屋の女将が、今度はお伝に声をかけた。

「ふふ......びっくりしたかい?
 すまなかったわねえ。こんなことなら誰かに運ばせるんだったよ......
 魚関のお伝ちゃんとかいたわね。あんた、どういう事情があって魚関なんかに
 奉公しているか知らないけど、こんな宿場に長いこといちゃだめだよ。
 女郎屋の女将のあたしが、こんなこと言っちゃおかしいと思うかも知れないけどさ、
 あんたみたいな若い娘がこんな町にいて、汚いモンばっかり見ていると、
 終いにゃさっきの女みたいになっちまうんだからね。」
901オーレン@イシイ ◆EVIL//BwBw :2006/01/09(月) 15:33:29

女将の言葉に、十六歳のお伝は短く相槌を打つしかなかった。

「ほんと......だってあんた、仕出し屋の女中にしとくにゃ
 勿体無いような顔してるんだもの......ね?わかるでしょ?
 あたしの言ってる意味が......いい加減に見切りをつけて
 故郷へ帰るのよ。」

「女将さん......」

「女はねえ......故郷にどっかり根を生やして、お嫁に行って、
 丈夫で元気な赤ん坊をたくさん産んで......ね?それが一番なんだから。
 今度武蔵屋から仕出しの注文が行っても、誰か他の人をよこすようにって、
 あたしからも魚関の旦那に言っとくから、あんたもそうおし。
 そうすりゃ見なくってもいいものを見ずにすむんだから......ね?
 何か困ったことがあったら、あたしのところにおいで......。」

「すみません」

それはもしかしたら、狡猾に仕掛けられた罠かも知れなかった。
あるいはまたそうでないかも知れなかった。お伝は深く考えてみようとも
思わなかった。仕出し料理を運ぶ岡持ちが本当に軽くなったということだけが
嬉しかった。もしかするとお伝にとって、重いものは何一つないのかも知れなかった。
父も母もふるさとも、そして命も自分自身も ―――
902オーレン@イシイ ◆EVIL//BwBw :2006/01/09(月) 15:36:20

高橋お伝は稀代の毒婦であったと人は言う。
だがそもそも「毒婦」とは何であるか?
この世に存在する全ての女が、
いうなれば潜在的な毒婦ではないのか?
あらゆる女が毒婦であるというこの見地に立てば、
高橋お伝はただの女に過ぎない。

十四歳で結婚し、夫を嫌って中仙道板鼻宿に家出したお伝は、やがて故郷の下牧村に
連れ戻された要次郎と正式に離婚した後、多少罰を加える意味もあって、隣村・戸鹿野村の
造り酒屋・星野惚七方に女中奉公に出されたが、そこもたったの半年しか勤まらなかった。

時は慶応三年(1867)―――

明治維新を直前に控えた、激動の時代であった。

1. 9 ( 2.13)   明治天皇即位
7.10(6.9)    坂本竜馬が藩船で長崎を出発し、京都へ向かった。
10.14 (11. 9)   武家伝奏を通じて将軍慶喜大政奉還の上表を差し出す。長州に倒幕の密勅下る
10.15 (11.10)   朝廷大政奉還を許可される
10.20 (11.15)   土方歳三、大政奉還の報を受ける
          坂本竜馬が京都・三条河原町の醤油屋・近江屋で殺害された。

・・・・・・
903オーレン@イシイ ◆EVIL//BwBw :2006/01/09(月) 15:50:44

残念ながら、今回も量は僅かだがここまでだ。

明治の毒婦・高橋お伝を待ち受ける、数奇で哀れな運命は、
実はこれから本格化してくる訳だが・・・。

この後ハンセン氏病におかされて、お伝を残し先立つことで、
お伝のその後の運命を決定づける波之助、意外にもお伝を訪ねてくることで、
これまたお伝の運命の歯車を狂わせた実の父・鬼人の清吉の話に続くのだ。

次回参上は、おそらく10日以内。それまではここまでの話の流れをしっかり押さえて、
きちんと話についていくことだな。

じゃまた会おうか、おまえ達。今日はこれでサヨナラだ  (`∀´)ノ゛
904名無しさん:2006/01/09(月) 16:19:25
なんだオーレンイシイ。いつの間に戻ってきおったん?
905名無しさん:2006/01/09(月) 22:34:06
前から居たよ
906オーレン@イシイ ◆EVIL//BwBw :2006/01/09(月) 22:38:56

>>904
>>905
正確に言うとな、去年末から今年にかけて復帰してるのだ。
今後も毎日常駐という訳にはいかないが、
とにかくこのスレだけは何らかのケジメをつける。
全てはそれからだな。

ともあれ、高橋お伝のエピソードの感想くらいは述べてってや。
907名無しさん:2006/01/10(火) 09:21:52
>>906
>このスレだけは何らかのケジメをつける。
スレに対するケジメはいいですから、
個々のレスに対しての責任感を持って下さい。
908オーレン@イシイ ◆EVIL//BwBw :2006/01/10(火) 22:28:22

>>907
ほほぅ。久しぶりに興味深いレスがついたようだな (・∀・)

個々のレスに対して責任感がないってか......まぁ約2年近くにわたって、
このスレ放置していた訳だから、こんな批判も出てくるだろうぜ。
予想の範囲内ながらな。

けどよく考えて見てもらおうか。責任感と呼ぶかカマッテ欲スィからと呼ぶか、
それは各々の受け取り方にゆだねるとしてさ、このスレ、この板、ここの住人に、
何ら愛着がなければわざわざまた戻ってきたりはせんよ。

幸いにして僅かながらも時間ができた、一時期煮詰まっていたテーマもまた別の
切り口を探すことで、再び書いてみるに値するテーマと題材も発掘した、
そしてまた、最後までここで語れることを語れるだけ語り尽くそうと思った。
それだけさ。理屈じゃない。それが悪いといわれたらじゃあないな、だってオレ悪魔だもん (`∀´)
909オーレン@イシイ ◆EVIL//BwBw :2006/01/10(火) 22:29:06

(>>908続き)

これまで放置されっぱなしでレスのついていないレスたちに、
ひとつひとつ言葉を返していくのもいいだろう。だがオレはそれはしない。
半年以上隔てたレスに几帳面にレス返すくらいなら、
オレはこれからつくレスたちに答えることに力を注ぐね。
全ての世界において、人の移ろいも心の変化も、実に激しいモノなのだ。残酷なくらい......。
これは今までのオレの経験上から学んできたものだ。

繰り返す。とにかく人が去っていく早さというのは、予想以上に早い。
ましてやBBSでなんて、それは当たり前のことだ。

あとマジレスもう一つするならば、
人の生活においては、とかく計画通りに事なんて運ばないモンだ。そんな中で、日常の隙間を見計らって、
こうしてレス起こして......前に言っていたこととの矛盾が出てくる事だって珍しくなんかない。
けどオレはそんな自分の姿も、皆の前で曝け出す事を何ら恐れてはいない。
何故かというと、とかむ生身の人間というのは矛盾しているものだからだ。
生きているという事は、矛盾している事と同義なんだ。わかってもらえたかな? (´ー`)
910オーレン@イシイ ◆EVIL//BwBw

>>909訂正

>「何故かというと、とかむ生身の人間というのは矛盾しているものだからだ。 」

「とかむ」って何だ? 正しくはこうだ。失礼 (´・ω・`)

「何故かというと、とかく生身の人間というのは矛盾しているものだからだ。 」