いつかの永遠･･･

あれは５年前。僕がまだ高３の春。

今にも不安に押し潰されそうだった僕の前に君は現れた。

何の屈託もない君の笑顔はいつしか僕の心の拠り所になっていった。

僕達は二人で同じ大学に進み、僕はようやく自分だけの夢を見つける。

僕は叶うとも知れない夢だけをガムシャラに追いかけていた。
君はそんな僕の話をいつも笑顔で聞いてくれていたっけ。

当時の僕はきっとそれが君の幸せに繋がるんだって信じてた。

君の笑顔に、君の存在に甘えていただけのなかもしれない。

でも、どうしても君が必要だったことだけは解って欲しいんだ。

こんな僕と一緒に居てくれてありがとう。

勇気が出たよ。



さぁ、皆も今は失われた二人の永遠を静かに綴ってくれ･･･

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　タリー
タリー　　　　　　タリー
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