全部読んだが、泣けてきた…
>>1 続き書いて!!
期待age
age
一章と二章の視点が違うとリアリティがな・・・
>>98 いや、別に創作でもいいよ。続きが読みたい。
100 :
名無しさん:01/12/24 01:18
えー、ネタだったのかよ、つまんねー
板違いじゃねーのか?
101 :
名無しさん:01/12/24 08:07
今日こそ続きキボンヌ期待age
103 :
名無しさん:01/12/26 22:21
age
104 :
1 ◆yue7sP32 :01/12/27 03:02
2ヵ月半後、実家の旅館はやむなく閉館した。実際のところ俺ひとり
ではどうにもならなかった。小さな子供を抱え、加害者側との裁判も
終えておらず、何より俺は疲れきっていた。悲しみや憎しみだけでは
乗り越えられない辛さが俺を苦しめていた。俺は堕落していく一方だ
った。友人を失った。愛する妻を失った。愛する父親を失った。たっ
た一人の子供は親族の意見で弟夫婦が預かることになった。俺は毎日
酒に明け暮れていた。残された物は一つもなかった。生きてる意味さ
え理解できず、ただ、毎日が過ぎていった。そして俺はある決意を胸
にここへやってきた。
105 :
1 ◆yue7sP32 :01/12/27 03:18
智哉は抱えていた数本の花を供えた後、俺に話しかけた。
「この花はアマリリスと言って、人間の手によって幾つもの
色に変わるんだ。この花は黄色だけど、珍しいものだと青や
紫だってある。でもそれらは人の手によって変えられた人工
の色なんだ。」
以前由佳から聞いた事があった。彼女は以前学生時代花屋で
働いていた。花屋とは見た目の華やかさとは裏腹に地味で水
仕事が多いくせにそれ程待遇が良いわけでもなかった。それ
でも彼女が花屋で働き続けた理由はこのアマリリスだった。
様々な色を楽しめる事はもちろんこの独特の香りが彼女を癒
してくれたのだと言う。彼女はアマリリスが大好きだった。
もちろん智哉もそれを知っているんだろう。智哉はアマリリ
スの花に鼻を近づけ香りを楽しんでいた。
再開記念カキコ 頑張れ1!
107 :
1 ◆yue7sP32 :01/12/27 03:33
「それにしてもこの香りだけは人の手には作れないんだろ
う。いい香りだ。」智哉はそう言った後、急に寂しげな顔
をして俺に近づいてきた。「今日でちょうど一年なんだっ
てな。」俺は黙って頷いた。「事故の話しは半年前に聞い
たよ。本当に残念だった。」智哉は既にほとんどの情報を
知っているに違いなかった。事故の日から今日までの俺の
周りの出来事を。ガキのころいつだってそうだった。智哉
はいつも俺の事を見てくれていた。試合中に足を痛めた時
も、俺は誰にも言わなかったしそんなそぶりすら見せなか
ったのに、智哉は気付いていた。その日、智哉は俺にほと
んど動かせないよう一人で踏ん張っていた。試合の後俺は
いつから気付いていたのか訊ねた。すると智哉は言った。
「あんな激しいプレーの後動き回れる方がおかしいよ。」
108 :
1 ◆yue7sP32 :01/12/27 03:48
智哉は俺が尋ね返す前に話し始めた。三年前から今日まで
の事を。「三年前、僕はあの後日本を離れてロンドンに向か
ったんだ。東京でお世話になってた先生の教え子さんが向こ
うで日本料理のお店を開くことになったからお前も向こうで
がんばってみないかって。最初少し悩んだけど、むこうでが
んばればいずれ自分の店も開けそうだったし。何よりむこう
に僕が世界で一番美しいと思ってる場所があるんだ。実は三
年前のあの日君に報告しようと思ってたんだけど、あんな事
になっちゃったから…。前もって言っておくべきだったんだ
ろうけど、後から報告するのもなんだか気が引けちゃって…。
それに君達に迷惑かけるんじゃないかって。特に由佳には。」
109 :
1 ◆yue7sP32 :01/12/27 04:08
「連絡しなかったのはもう一つ理由があるんだ。半端にロン
ドンに行って報告するよりも、僕の店を開けることができた
ら君たち二人を招待しようと思って。もちろん君達の子供も
ね。」やっぱり智哉は全て知っていた。俺たちは敢えて智哉
には結婚式の招待状を送らなかった。送り先を知らなかった
こともあるが、それでも実家には送る事はできた。招待状と
はそういうものだ。智哉の実家に送ればなんらかのリアクシ
ョンはあるはずだったからだ。俺たちは智哉の気持ちを計る
ことができないでいたからだった。しかし智哉はそんな俺た
ちの心の奥をしっかり覗いていた。智哉は最初に見せた笑顔
をまたアマリリスの花に向けていた。
110 :
1 ◆yue7sP32 :01/12/27 04:32
「ここに来る前、君のアパートに寄ったんだ。君はもう何
日も帰ってないみたいだったけどね。実はこんな手紙を預
かってきたんだ。」智哉は一通の封書を俺に手渡した。手
紙の差出人は弟だった。手紙の内容は以前よこしてきた物
とほとんど一緒だった。親父の死による遺産相続の問題。
子供の親権の問題。養育費。俺の仕事を面倒みること。俺
のこれからの人生の問題。etc…。ただ、ひとついつもと
違う文面は弟名義の弁護士依頼だったこと。実の兄貴に対
してこれだけしてくるのには理由があった。大学院を出て
すぐに結婚したため、生活基盤を整えるのにどうしても親
父の遺産が必要だったこと。エリートの道を進んできた弟
がすぐに世間から認められるには自分の会社を興すのが一
番早いということ。弟にとっては親父の死は好都合だった。
そんな自分のために弟は条件を出してきた。俺の仕事の世
話。俺の生活が落ち着くまでの子供の世話。弟は由佳の死
に一つも涙を見せなかった。
あぼーん
あぼーん
おわり?
なんか同人誌っぽいノリだ。
(・д・)
115 :
名無しさん:01/12/31 06:46
age
116 :
名無しさん:01/12/31 06:49
なかなかおもろい
117 :
名無しさん:02/01/04 21:53
保守age
118 :
名無しさん:02/01/04 22:58
気になるage
上のあぼーんは何だ?
静観せよ。
121 :
名無しさん:02/01/05 01:45
からage
122 :
名無しさん:02/01/06 00:57
見たいage
123 :
名無しさん:02/01/06 03:34
今年は、もう書かないのか?
なんだか続きが気になるなあ。
でも、内容はフツーの現代小説と大差はないな。
俺の気持ちをはやらせているものは、この文章が
「2ちゃんスレ」
という形をとっているからだろうな。
ま、その辺にころがってる文庫本も
捨てたモンではないってことだな。
125 :
名無しさん:02/01/06 15:37
たつたage
126 :
名無しさん:02/01/06 16:17
途中からつまらないと思うのは私だけか?
かつage
128 :
名無しさん:02/01/08 05:03
129 :
名無しさん:02/01/10 13:24
さつまage
130 :
名無しさん:02/01/11 14:19
続きキボン
131 :
名無しさん:02/01/14 21:36
あげ
132 :
名無しさん:02/01/16 03:34
期待あげ
俺の妹はレースクイーンやってる。
知名度は中の上ってところか…
俺は一時期100円ショップで買ってきた色紙に、妹にサイン書かしてヤフオクで売っていた様なバカ兄だ。
プライベート写真と題して、写るんですで撮った写真にサインを書いて売った事もある。
それと引き換えに、俺は妹のHPのBBSで時々自演自作のカキコをしている(藁
しかし馬鹿なトリマキやヲタカメコのカキコはまじ笑える。
普段の妹の怠惰な生活を見たらどうなるんだろう。
それと奴等に妹の脱ぎたてのパンツでも売ったらいくらになるのだろうか?
ただ妹の友達(RQ)はマジカワイイ。
やばいくらいカワイイ。
最近はパソコンに興味を持っている子が多いから、その時には詳しい俺が教えてやる。
この前うちによく遊びに来る一人の○○という子にMXを教えてやった。
その子は試しに「レースクイーン」と検索してくれと言ってきた。
快く俺は検索してやった。
おそらく自分が出ているプロモがどれくらいの知名度があるか知りたかったのだろう。
ただ検索して出てきたのが、「ハミ毛」や「食い込み」、「盗撮」などといったキーワードが含まれた
モノしか出てこなかった。(汗
さすがにDLしてとは言ってこなかった。
その子が出ているかどうかは分からないが、かなり不安そうな面持ちで顔面が引きつってた。
【つづく】
134 :
名無しさん:02/01/16 13:47
とりあえず終わらせてほし、
気になってしかたない。
次に自分の名前を検索してくれと言ってきた。
さすがに出てきてはマズイと思い、わざとモセで検索した。
もちろんでてくるわけが無い。
しかし俺はバカだから「な! 大丈夫だよ、有名人だったらわからねーけど」と言ってしまった。
その子も「そ、そーだよね…」と一言。
出てきても困るし出てこなくても悲しいと言ったところであろうか…
写真や仕事などでは大人っぽい○○だが、やはり普段は普通の女の子であるのだなと感じた。
横顔のあどけない表情も男心をグッとくすぐる。
ただその○○は妹とは違い、有名な部類に入るレースクイーンだ。
写真集、ビデオ、車雑誌等にもそれなりに出ているらしい。
2人で遊んだ事は無いが、必ず俺の誕生日にはプレゼントをくれるいい娘だ。(俺はあげたことが無い。)
この前妹と2人で話していた時、その彼女の事を俺がどう思っているか尋ねられた。
「○○カワイイよね、お兄ちゃんはどう思う?」と。
俺は「お前よりはマシかな」と普通に答えた。
妹は「もし告白されたらどうする?」と
この状況からしてみても、その子は俺に気があるのは間違い無いようだ。
俺は照れ隠しに「レースクイーンじゃなかったら考える」と答えた。
【つづく】
少し前であるが、妹は両親が旅行へ行った事をいい事に、沢山の友達を連れてきた。
もちろんその友達の中には○○もいた。
そして皆うちに泊まる事になった。
うちは寝る場所がすくない為に、俺のベッドも提供してやった。
どうやら俺のベッドには予想通り○○が寝るらしい。
俺は一階の居間のソファーで寝ることにしたが、なにやら血が騒いできた。
妹の親しい友達だがやりたい、いや、実は俺も○○のことを気になっているのだろうか…
そのうち、○○の温もりでいっぱいの布団で一緒に寝たい…、そんな欲望が俺の心を決めた。
俺はもう迷いも無く自分の部屋へと向かった。
ノックもしないで部屋へ入り、すかさずベッドへ潜り込んだ。
ああ、○○の身体はなんて温かいんだろう…と。
俺は布団で寝ている彼女の肩へ腕をやり、重低音の利いたエロ声で「なぁ、もう寝たの?」と一言。
すると「ヤダ、なんか意味不明…」と。
良く見るとそれは紛れも無い、自分と同じ遺伝子を持った妹であった。
いつの間にか○○と妹は寝る場所を交換していたらしい。
妹も直ぐに俺の考えていた事を理解したらしいが、一番のバカは自分である。
「やっぱりお兄ちゃんも○○の事が好きなんだ、てか超変態じゃん(ワラ」
こんな事を言われてしまった。
まさしくその通り、妹は性欲ギンギンの狂った獣寸前の兄の姿を見てしまったのだ。
【つづく】
137 :
名無しさん:02/01/17 18:39
結局○○とはなにもなかった。
しかし妹は仲を取り持ってくれると言っていた。
ただしそのおかげで最近俺は妹の言うがままに動いている。
2ちゃんにキャンギャル、パニオン系のスレがあると
「○○○タン( ´Д`)ハァハァ …」や
「このキャンギャルの画像キボンヌ♪」
と言ったように自分の妹の宣伝をしなくてはいけなくなった。
終いには自分のサイトを作ってくれと言い出してきている。
しかもコテコテのフラッシュ付きのやつをと…
肝心の○○のことであるが、そろそろレースクイーンを引退するらしい。
年齢的には問題無いのだが、精神的に疲れるらしい。
あと俺の「レースクイーンじゃなかったら考える」といった言葉も重かったらしい。
レースクイーン、キャンギャルを職業としている彼女達。
実は彼女達も皆少なからずコンプレックスを抱えている。
それは何か?
C級タレントという宿命だ。
いくら頑張っても所詮はカメコ、マニアックなファンしか付いてこないという事だ。
ほとんどのレースクィーンが思う事らしいが、衣装を着て写真を撮られている時
「私はこんな変なカッコさせられて何してるんだろう…」と。
【おわり
138 :
名無しさん:02/01/24 18:13
age
139 :
名無しさん:02/01/24 18:36
あの人がレースクイーンのかっこうしてたら、
勃起が収まらないだろうなぁ
140 :
名無しさん:02/02/01 01:03
uge!
141 :
名無しさん:02/02/15 10:25
1は何処?
もうやんないの?
142 :
名無しさん:02/02/23 06:53
age
143 :
名無しさん:02/03/11 17:21
age
144 :
名無しさん:
age