荒れるボクシング板を救え!丹下段平!

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242名無しさん名無しさん@腹打て腹。
「十三」http://saki.2ch.net/test/read.cgi?bbs=geino&key=994757607&st=197&to=197&nofirst=true
「十四」http://saki.2ch.net/test/read.cgi?bbs=geino&key=994757607&st=198&to=198&nofirst=true
「十五」http://saki.2ch.net/test/read.cgi?bbs=geino&key=994757607&st=200&to=200&nofirst=true
「十六」http://saki.2ch.net/test/read.cgi?bbs=geino&key=994757607&st=228&to=228&nofirst=true
「十七」http://saki.2ch.net/test/read.cgi?bbs=geino&key=994757607&st=338&to=338&nofirst=true
「十八」http://saki.2ch.net/test/read.cgi?bbs=geino&key=994757607&st=423&to=423&nofirst=true
「十九」http://saki.2ch.net/test/read.cgi?bbs=geino&key=994757607&st=848&to=848&nofirst=true
「二十話」
中谷が手を離すとあいは床に座り込んだ。あいはただ泣き続けるだけだ。
中谷もあいの前にしゃがみ込む。「なーんでもなかったんだよ・・・・・って、そんなわけないか・・・。」
中谷は頭をかく仕草をしながら、大きく息を吐いた。
「よく聞いててね・・。昨日の夜、美穂を抱いた・・。それは確かに事実。」今度は大きく息を吸う。
あいは泣くのを止めた・・。
「酔っちゃうとね〜。いいかげんかな〜。・・・・・・だからさっ。後悔させちゃうと思ったんだよ・・。
あいのことはね大事だと思うよ・・・・・。でも、これからだって、同じことがおこるよ・・。だから・・・・・・」
「でも・・・」中谷が続けるより先にあいが口を開いた。
「でも、あいは好きだもん・・・。中谷さんのこと・・好きなの。」
あいを抱き寄せる。
「好きだよ〜私も・・・・。でもさ〜。嫌でしょ?自分の好きな人が他の女の人と一緒にいるの・・・・。
私はさ、できないよ・・・一人ってのは・・。だーから・・・。あいの恋人にはなれない。」
あいは中谷を見る。これ異常ないほど悲しげな表情・・・。
「それでも・・・それでも、中谷さんの傍に・・居てちゃ駄目なの・・?」
あいは自分から中谷にキスをした・・。幼いキス・・。
中谷は受け入れても良いのかと・・・迷った。