マイク・タイソンvsジェロム・レ・バンナ

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67名無しさん名無しさん@腹打て腹。
K−1グレート草津 タイソンになる!

 グレート草津(24=チーム・アンディ)が“タイソン化”する。「K―1 GLADIATORS 2001」(17日、横浜アリーナ)でシリル・アビディ(25=フランス)と対戦する草津は13日、正道会館東京道場で練習を公開。「レフェリーの制止も聞かないつもりでいく。耳にだってかみつくかも」と元統一世界ヘビー級王者マイク・タイソン(34=米国)ばりの暴走ファイトで打倒アビディを誓った。
 タイソンばりのピーカーブー(のぞき見)スタイルで、あごを固めた草津が前に出る。頭を左右に振りながら、相手のふところに飛び込んでいく。そして、クリンチしたその時。いきなり草津が、スパーリング相手の耳にかみつこうとした。「アビディ戦は、レフェリーの制止も聞かないくらいの強い気持ちでいく。耳にだってかみつくかもしれない」。優等生のイメージが強かった草津だが、抜てきされたアビディ戦は、なりふり構わず勝ちにいく決意を固めた。
 その手本となるのは草津と身長が1センチしか違わない世界最強の凶獣タイソン。昔は部屋にタイソンのポスターをはっていたほどのファン。最近は「毎晩、タイソンのビデオも見ている」と言う。「タイソンのパンチと師匠アンディ・フグの蹴りで、タイソンみたいにアビディをブッ倒してやる。KOで勝ってワールドGPに出たい」。草津は本気でタイソンになりきろうとしている。
 武蔵の欠場など日本人選手の危機もささやかれている。「日本人でもやれるというところを見せたい」。マルセイユの悪童をタイソン殺法で倒せば、草津は一気に世界への扉を開く。