**高橋ナオトに訊いてみよう**

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514押尾和洋
新人王決勝の内容
515押尾和洋:2001/05/09(水) 21:20
試合の内容よりも、そこでナオトが相手を倒した2発のパンチが芸術的でした、特に試合を決めた右ストレートのカウンター、僕は何度もスローで見ましたが本当にしびれます。
まず最初のダウンは1ラウンドの終盤、相手の左ジャブに対してナオトは右ストレートを空ブッテしまうのですが、すかさず返しの左フックで相手はダウン、正直な話これは解説の方の説明がなかったら何のパンチで倒したのか解らない程の早技でした。
そして迎えた第2ラウンド、ナオトはタイミングを計りながらリングを廻り、片山はナオトを警戒して手が出せず、パンチの交換があまり無いまま、ナオトは片山をコーナーに詰めます。
スローで見るとナオトと片山は呼吸がぴったりと合っています、もちろんこれはカウンターを狙ってナオトが合わせているのであり、しかしコーナーを背負う片山はパンチを打たざるをえず、
片山の打った(打たされた)右アッパーにナオトは完璧な右ストレートのカウンターを合わせます。
僕はボクシングというスポーツを芸術だとは思いませんが、こういった瞬間的なパンチはまさに芸術だと思います。