サパタ、セラノ、E.ペドロサ長身技巧派KO負け!

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1名無しさん名無しさん@腹打て腹。
日本人ボクサーが苦しめられ続けた、長身技巧派。
あのころ、こんな選手が各クラスで活躍していた。彼らは最後どうやって王座を奪われたんだっけ?
しばらくボクシングMを買わなかったので記憶がとんでしまいました。ペドロサ
が王座に就く前に白目をむいてサモラに倒されたり、サパタがウルスアに強烈な倒されかたをしたのはビデオでみましたが。
詳しい人いますか?
2名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/04/21(土) 11:37
セラノ(もちろんサミーの方だよね!)は上原の右フックをもらって
油断KO負け。再戦で奪還後は長身対決でよりシャープなストレートを
放つロジャー・メイウェザーに衝撃のKO負け!
3名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/04/21(土) 11:48
みたいなぁその試合。メイウエザーも勝ったり負けたりしてたけど、強いときは強いなあ。
どんな倒されかただったんだろう。
4名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/04/21(土) 12:15
ライフルで撃たれたようなKOでした。
叔父メイウェザー、マジで勝つときは衝撃的なKO量産してたから
好きだったなー。
ホルヘ・アルバラード戦、Jウェルターでのメキシカン狩り。
逆にロックリッジ戦では意外な衝撃的KO負け。
ピネダ戦では凡戦の判定と思わせて一発でKO負け(絶対にKOで終わる
パターンじゃなかったつーの!)。
ボクシングの面白さを体現している選手でしたね。
5名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/04/21(土) 17:56
エウセビオ・ペドロサは判定負けで王座転落。相手はバリー・マクギガン。
スピードで圧倒され、ダウンも奪われたがKO負けは拒んだ。
Fe級ではグラスジョーではなかったかもね。
6名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/04/21(土) 18:29
ペドロサは、サモラに倒されたときはひどい倒されかたでしたね。フェザーになってずいぶん強くなりましたね。
長身の選手が倒されるときは、本当に悲惨だ。
7名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/04/21(土) 18:39
サパタ2度めの転落は張正九再戦。
中島、友利と同様に今度は打ち合いで目にものを・・と思ったらしいが
どっこい韓国の鷹は成長過程にあり、前回の大善戦で自信満々!
ラッシュに次ぐラッシュでサパタは早々にダルマ状態に。
ボディも効いて万事休すのサパタ、3Rで首を振ってギブアップ。
狂喜する韓国人のなか、煮え湯を飲まされ続けた日本人関係者は
「あれくらいで試合投げやがって」とプンプン(w
8名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/04/21(土) 18:42
ビデオ出てるんでしたっけ?サパタVS張。あれくらいでというくらいで、
まだ続行できた状態だったのかな?それで、サパタは引退?
9名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/04/21(土) 18:50
リングジャパンが廃盤にしていない限り、韓国の英雄シリーズに収録され
てるはずです。
まだ続行は出来ましたが、KOは時間の問題だったと思います。
サパタはフライ級に転向、2階級を制覇。穂積秀一の挑戦を日本で受けた。
ラストファイトはハロルド・ペテイ戦だったかな?
いや、カムバックして文成吉に挑戦して倒されたな。

10名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/04/21(土) 18:57
>9さん
ありがとうございます。20年対の来のボクシングファンのですが、しばらく離れてたら、記憶が飛んでしまっていて、
もうひとつ聞いていいですか?サパタはフライ級王座誰からとったんでしたっけ?
11名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/04/21(土) 19:10
う〜ん、忘れた(w
ラシアルに負けて、決定戦かなんかじゃなかったかな?
バッサやらとゴッチャになってるな。
誰か、ヘールプ!
12名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/04/21(土) 19:27
サモラvsペドロサのKOシーン。
ワンツーのワンをボディに、ツーをチンに。この時、ワンでロープへ
追い詰めツーが炸裂、硬直したまま横倒し。ついでにスリーの左フック
がどさくさでヒット(笑)。完全KO。

サモラってテクニシャンだと思った。
13名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/04/21(土) 19:58
>11
アロンゾ・ストロンボウ・ゴンザレス(米国)じゃなかったかな。

シズラー命より
1411:2001/04/21(土) 20:15
うおおおおおお、そうだったかああああ!
名前も忘れてたぞ!いま聞いても良く思い出せません。

>シズラー命さん有り難うございます。さすが2ちゃんねるですな。
15名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/04/21(土) 20:42
しかし情けないのは日本人が彼らにカモにされっ放しだったこと!
サパタにしても文に挑戦したあたり、鬼塚や川島はホープとして台頭
してたはず。
韓国スレでカルドナvs李承勲なんて元王者相手の上手いテストマッチの
話題が出てるけど、日本はドーしてこういうカードが組めないの!?

協栄もセラノvs安里とか組んどけっての!
16名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/04/21(土) 22:21
ヘナロエルナンデスも長身技巧派に入るのかな?日本の選手に次々勝った後、フロイドメイウエザーに
負けた。試合内容はどんな感じだったのでしょうか。
17名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/04/21(土) 22:24
>15さん
安里はうまくやれば世界取れたんじゃないかと今でも思うんですけど。
でも協栄ジムに見学に行くと、本人は気分にムラがあったようだ。
18名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/04/21(土) 23:08
>>16
フロイドが小さい体をクラウチングスタイルでさらに小さくし、打ちにくくして
戦っていた。足はあまり使わずに力のこもったジャブを一ラウンドからビシビシ
決め、ジャブの刺し合いでは負けた事のなかったエルナンデスはこれで困惑。
それまでは不正確な左フックを多用し拙攻を演じる事も多かったフロイドだが、
この試合では正確で速いワンツーを中心に試合を組み立てる見事な変身ぶり。
後手にまわったエルナンデスは手数もあまり出ずジリ貧状態になり、中盤からは
ロープに詰められてフロイドの高速コンビネーションを浴びるシーンが多くなる。
7、8ラウンドだかに開始ゴングに応じずに試合放棄したが、まだそれほどダメージ
を受けたようには思えなかった。5度もダウンを食らいながらも続行を主張し続けた
コラレスとは対照的な終わりかただった。
19名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/04/21(土) 23:13
>18
ホントに。
デラ坊戦もあっさりしてたし。
20名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/04/21(土) 23:27
けどアズマー・ネルソン戦は良かったよ。ジェナロ。
21名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/04/22(日) 00:01
でもアズマーネルソンその時何歳だったのかな?1979年年にデビューして、1982年にサルバドールサンチェスに負けるも、1984年にW.ゴメスに勝って世界王者。
その後、負けたり勝ったりで途中インタバルはあったけど、約13年間世界王でいた選手。ファンラポルテ、ジェフファネクに勝ち、パーネルウイテカーに判定負け。マルチネスに勝ってまた世界王者。エルナンデスのことよりも、ネルソンの方が驚きだ。
22名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/04/22(日) 01:08
黒人選手はセルバンテスをはじめとし、ルイスエスタバなど高齢でも活躍できるんですかね。
23ロジャー・メイウェザーの足はゴボウみたいだった:2001/04/22(日) 01:15
ペドロサ対スパイダー根本の試合はどうだったの?
身長差(20センチ位?)だけでかなり気の毒な感じするけど、
24名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/04/22(日) 01:16
ネルソン19歳じゃなかったけ?
25名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/04/22(日) 01:37
根本は全然相手にならなかった。判定まで行ったのも、ペドロサがこの選手は全然恐くないと思って流したからだと思う。
あまりに身長差があって、根本のパンチはボディにしか打てないし、ペドロサはアッパーを要所で打ちまくり、ポイントにしていた。
いずれにしても、ペドロサには日本まで来て稼いで帰ろうという気分だったろう。
26名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/04/22(日) 17:43
ルイスイバラってボクサーがいたね。タイトル取って(だれから取ったかなぁ)金泰式に負け、後に返り咲いてファン・エレラ KO11R 負け。
この選手も長身技巧派じゃないかな。負けっぷりも派手。
27名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/04/22(日) 20:43
アントニオセルバンテス。同じ長身でもハードパンチャー。門田の試合、ジャブでも何でも
肩を思い切りいれた、恐ろしい左。私選手でしたけど、見ているだけでこんな選手やるのもいやだという感情が覚えるだろうなと、そういう選手。
Jr.ウエルターでは歴代上位だ。ナナコナドゥも黒人ハードヒッターだが、セルバンテスはその上を行く。
いい選手だった。最後は誰に負けたんだっけ。高齢負けだな。
28名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/04/22(日) 21:18
最後はアーロン・プライヤーに4RKO負け。
でも序盤にカウンターでダウン奪っている。
29名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/04/22(日) 21:32
プライアーじゃしょうがないな。人間じゃ勝てない。ベニテスが1回勝っているが、
テクニックはベニテス素晴らしかったもんな。セルバンテスは筋肉が強かったけど柔らかさはなかった。
30名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/04/22(日) 23:44
ビラフロアからタイトルを奪った当時のセラノは意外にも、物凄く好戦的。挑戦者としての
マインドだろうか、ビラフロアに右のアッパーの連打。たたみかけるように、しかも強烈に。
これで、ビラフロアは簡単に入っていけなくなった。セラノの頭脳の勝利。かわすボクシングはやはり王者になった後だね。
31名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/05/11(金) 02:04
他に長身あご弱選手の派手なKO負け知りませんか?マラソンボクサーのこういう負け方
は結構はっきりしていて見る側からすれば爽快だ。
32名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/05/12(土) 00:49
エスカレラも長身だったけど、ひ弱さはなかった。防衛を重ねるうちに強くなっていった。柴田と対戦したころはそこまで強くなかっただけに残念。
33名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/05/12(土) 11:03
>>30
セラノは1度ビラフロアに挑んで引き分けているからね。
自分では有利だと思った試合を分けにされて、なおさら再戦では
好戦的になったのでは?
横田広明が、岡部繁戦を経て変身したが如く。
34名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/05/13(日) 00:42
引き分けがあったんですか?
ビラフロアって強かったのかな?セラノに試合を全くコントロールされてたし、
パンチも当たらない。ビラフロアの強さをご存知の方お教えください。
35juria:2001/05/13(日) 12:12
懐かしい名前が数多く出ていますね(笑
少年時代「嫌いなボクサーは」って
聞かれたら100%イラリオ・サパタと
答えていたな
36名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/05/13(日) 18:38
サパタがアマドウルスアに負けた試合。ざまあみろと思ってしまった。しかしこの試合、
倒されたサパタが、何が起こったのといった顔して、電流流されたあまがえるみたいな
してたのには笑った。
37名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/05/13(日) 22:42
だれしもが日本人ならサパタの負ける試合を見たかったろうな。
それくらいテクニシャンで小憎らしい打たせずに打つタイプだった。でもパンチはきれなかったけど。
38名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/05/15(火) 02:17
サパタは本当に憎らしかった。しかし奴を傷めつけたのは
メヒカノのウルスアと、コリアンの張。
増田さん、日本人はボクサー型も正直すぎです。

好き嫌いは別にして、優れた選手だったのは事実だな。
39名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/05/15(火) 23:35
ウルスアなんてサパタを倒した選手ってことで、何とか記憶にひっかる程度の選手だった。
スイッチする瞬間にサパタにパンチを浴びせたが、これが見事にヒット。あれだけ
きれいにサパタをのばしたら、気持ちいいだろうな。私も時々見て、気分爽快になっている。
40名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/05/16(水) 13:52
サパタと対戦する選手、みんなウルスアみたいな感じでKOする気でリング上がる
んだろうけど、ほとんどが空転させられて終わり。

「打たれ脆そう、打ち合いに持ち込んだらこっちのもの」と企んでも
あの足と右ジャブ、柔軟な上体、上質なロープワークにはぐらかされてしまう。

サパタ、ウルスア戦は地元でイイカッコしようとして打ち合いに出てたもんなぁ。
慣れないことするからだよ、アホだなぁ、と当時大笑いしてました。
41Sizzler:2001/05/16(水) 17:57
晩年のことはいざ知らずサパタを完全に眠らせたのはウルスアだけなんだな。張正九もハロルド・ペティも戦意喪失に追い込んだにとどまったわけだし。サパタの対戦相手はみなあの”魅力的な”アゴを狙い、空気をうち続けた訳だ。

そのサパタを倒したウルスアが偉大かといえばさにあらず。王座を失った友利戦では一向に追い上げが出ず、輪島さんから「この選手は本当に試合運びがヘタですね」と呆れられる始末(ワラ
42名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/05/18(金) 14:11
>>41
上原も再戦ではセラノに完封されていますからね。

友利vsサパタの戦前予想で「凡戦はサパタのペース」って表現が
あったなぁ〜。
43名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/05/18(金) 14:37
サパタってB級かのチャンピオンかどうか評価がわかれるな。
試合は面白くなかった。サパタがもんどりうって倒れる期待感しか
試合の興味はなかった。
44名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/05/18(金) 14:38
>>34
ビラフロアは野生児の強さ、これに尽きるのでは?
柏葉戦前に既に目を痛めていたため、セラノ戦には、その影響があった
かも知れません。

柴田戦のワンパンチKO、その直前までの体ごと叩きつけてくる圧力、
凄かったですね。
一回り大きく、筋骨隆々としたベンに、臆することなく対抗した
第一戦の柴田の戦いっぷりを、柴田のベストにあげる人もいる程です。
45名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/05/19(土) 01:47
柴田がKO負けしたエスカレラ、サンチェス、ビラフロア戦ではどの倒されかたが
一番派手だったんでしょう。
46名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/05/19(土) 12:00
>>45
柴田のKO負けシーン、いずれも甲乙つけ難し!
エスカレラ戦:連打の勢いでおっとっとっとダウン。軽いダウンと思いきや
       そのまま仰向けに大の時。昏々と眠る。
サンチェス戦:ワンツーの一閃でダウン!一旦は立ち上がるも、ヒザの力が
      抜け再ダウン。昏々と眠る。
ビラフロア戦:居合抜きのような両者左の同時打ち、柴田だけがボトリと
       フロアへ。そのまま微動だにせず、うつ伏せのまま昏々と
       眠る。が、カウントアウトの直後ガバッと跳ね起きるも
       時既に遅し。
47名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/05/19(土) 12:29
柴田の精神力って色々言われるけど、上の倒れ方考えると
「完全に眠ってしまうタイプ」って思えるなぁ。
打たれ強さに関しては諸説あるけど、グラスジョーは精神力じゃあ
如何しようもないんじゃないのかなぁ。

矢尾板さんも「顎も弱けりゃ腹も弱い。オマケに気も弱い」と
言われて「最初の2つはともかく、気が弱いとはなんだ!」と
発奮してKO勝利を飾ったとか。
・・・・・・・・じゃあ最初のは認めてんのかい!?(w

矢尾板氏ほどの人が克服できなかったんだからなぁ。
打たれ弱さについては仕方なかったのでは・・・?
48名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/05/20(日) 09:18
こういうこと言っていいのかどうかわからんが、柴田のぱんち食らった時の夢の国へのイキ方見ると先天的体質的なものを感じる。試合が終わった後は案外ケロッとしてるんじゃねえの? あの時代CTスキャン導入されていたら彼のグロリアスロードはなかったかも知れない....。
49名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/05/20(日) 09:22
ビラフロアは被告人としてはパワー&マッチョを感じさせる選手だった。
それを受け継いだ希有な選手がルイシト。

ビラフロアは来日時には施設を訪問したりと人間的にも尊敬を集めていた。健在を祈りたい。
50名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/05/20(日) 10:48
サパタがA級かどうか悩むところですねぇ。
足、防御テクニック、ジャブを当てて来る上手さ、機を見る
アッパーの狡猾さ、やり辛さは一流の物があるので、「B級
とは何だ!?」と最初は思ったのですが(w
凡戦ペースメイカーなところ、試合を投げるハートの無さ、
ウルスア戦で「KO宣言」下馬評は有利と言われながら一発
KOされて泣きじゃくりインタビューもトレーナーに代弁し
てもらう情けなさに、
おもわず「B級くささ」を感じてしまいました(w
51名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/05/20(日) 11:13
>>48
>あの時代CTスキャン導入されていたら彼のグロリアスロードはなかったかも知れない

逆だよ。
柴田みたいな選手は、脳にダメージが残らないんだよ。ダメージ受ける前に試合終わっちゃうから。
打たれても我慢できちゃうタイプ、石松、原田なんかはヤバイかも(w
顎が弱いというのは先天的なもので、ある程度は強化できるものの、完全に克服なんかできない。
それと、CTスキャンと打たれ弱さはまったく関係ないよ。
52名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/05/20(日) 19:22
サパタとセラノ、エウゼビオペドロサは私からするとB級にせざるをえない。
チャンピオン乱立の副産物みたいなもので、こういう選手は一回タイトルとると、
結構防衛を重ねてしまう。今の軽量級の乱立具合はひどいよね。昔のフライ級にあたる
Cは、ミニマム、ライトフライ、フライ、スーパーフライで×2だ。これでいうと
昔のフライ級のCから9位まで全員が今のCと同格だ。
53napoles:2001/05/21(月) 07:27
>52
激しく同意!カントとカニザレス、カオサイ、柳、張、も入れておいてね!
54名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/05/22(火) 00:02
>52
この4階級のCで今現在ではだれが一番強いんだろう?一番強い選手が昔のフライの王者ってことだね。
しばらく前だったらリカルドロペスかな。
55名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/05/22(火) 13:48
忘れ得ぬイラリオ・サパタ氏のコメント:
ラシアル挑戦失敗時、湯上りのような顔をしたサパタに「どうして挑戦者なのに
いつにもましてのマラソンファイトをやったのか?」と聞く記者に対して。

「なぜだか自分でも分からない。ただ、私の中で何かが起きたのだ。それが何だか
は分からない。」

・・・・・デュランの「ノーマス」の言い訳と同じじゃねーか!!!
マラソン野郎がロベルトの真似してんじゃねぇ!!

と多くの中南米ファンは思いましたとサ。
56名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/05/22(火) 14:01
そういや最近は長身技巧派の無残なKO負けが少ないな。
一番最近でスカッとさせてもらったのはマイケル軟かな?
57名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/05/22(火) 22:00
クリサント・エスパーニャがクォーテイに倒された試合は
中南米の技巧派がKOされた試合なんだけど、スカッとはしなかったな。
だってエスパーニャ、好きだったんだもん(泣藁
58名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/05/22(火) 22:12
>>57
しかしエスパーニャ変わった体型だったな。胸板がメチャ厚かった
59Sizzler:2001/05/22(火) 22:31
ファンをエキサイトさせ得るかという観点では52さんの考えも分かるが・・・
日本の関係者にはびこるセラノ、サパタ的パンチのない技巧派選手軽視傾向が日本ボクシングを大きく停滞させているのは明白だろう。エスカレラよりセラノ、カオサイよりローマン、エスパダ洲よりカントが与しやすし、危険が少ない、勝率が高いと踏んで挑み、その結果こども扱いの惨敗。結局日本世界戦史はこの繰り返し。しかもその敗戦の中から何も学ばない。学習能力ゼロ。ファンの人にも同様の考えが多いのは残念だ。
60名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/05/22(火) 23:43
というより、エスカレラ、カオサイ、エスパダスにはもっとよくない負けかたしてるでしょ。
セラノには上原が勝ってるよ。これらの選手より、技巧派のほうが戦いやすいよ実際に。
ただ日本選手がそこにも力が及ばずに負けてるだけ。これらの技巧派は真に実力のある選手と
ぶつかると負けてしまうんです。階級が増えたこともこうした選手が防衛を重ねる大きな要因でしょう。
なぜかといえば、一度Cになるとこういう選手はマラソンしながらリーチをいかしたり、小刻みなステップをふんで、パンチをあててポイント稼ぎができるから。
階級が増えれば真の実力者との対戦も回避できますよね、当然。こういう選手は日本人には勝つかもしれないが、世界のボクシングファンからは
人気が出にくいね。
61名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/05/24(木) 12:52
>>60さんは
技巧派=真の実両者にあらず・・ってお考えなのね。
強打者に負ける時は、派手に短いラウンドで倒されてしまうから
良くない負けに見えますよ。
しかし、技巧派にジワジワと真綿で絞められるようにダメージを
植え付けられた負けの方が、良くない負けだと思うのは>>59だけ
では無いはず。
博打やるなら潔くやろうよ。
62名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/05/25(金) 01:05
たとえば、技巧派で真の実力者って誰?
ちょっと適当な選手が思い当たらない。
63名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/05/25(金) 01:11
無冠の帝王には技巧派が多い。これは技巧派=真の実力者ではないという
事を示しているともいえるし、60のような意識の人間が昔は多かった
だけとも言える。一昔前ならウィテカにチャンスは巡ってこない。
64名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/05/25(金) 01:13
エスパダスだって真の実力者アルゲリョには負けてるじゃんという
突っ込みはあえてしないでおく。
6564:2001/05/25(金) 01:16
エスカレラだ。何で間違えたんだろう。鬱だ氏のう・・・・
66名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/05/25(金) 01:20
↑アルゲリョKOエスカレラでしょ?

イスマエル・ラグナなんて駄目?ウィルフレド・ベニテスは?
67名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/05/25(金) 01:24
技巧派の定義は?

ティトだってジョーンズだってパンチが強いけどで技巧もトップレベル
でしょ?

・パンチが軽い
・長身
・ボクサータイプ
・アップライト
・ジャバー

ってな感じすか?
68名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/05/25(金) 01:37
67さんの定義はおおむねOK。
このタイプに真の実力者っているの?
どう考えてもいないなあ。
ベニテスは技巧派とはいわないでしょう。
69名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/05/25(金) 02:04
>>67の定義の代表的な例は井岡弘樹・・・・?

やはりディフェンスマスターってことも含めないとダメだな。
70名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/05/25(金) 02:10
俺も67の条件を読むと瞬時に井岡が思いついた。
そこにボディワークのうまさを加味するとよりよいかと。

なんとなく、ひょいひょいと派手にパンチをかわすと技巧派ぽく感じられやすいし。
71ケージいいよ:2001/05/25(金) 03:02
それってケージも当てはまるよね。
アマチュアで基礎は仕込まれてるだろうし、スタミナもスピードもある。
ジャブは上下に打ち分けるし、インファイトもそんなにまずくない。
素材から考えたら結構強いはずなのに、なんであんなに弱いんだろう・・・
72Sizzler:2001/05/25(金) 04:07
>62さん
ミゲル・カントなんてどうですか。エキサイティングファイター主流の中メヒコでは一目置かれている。ルペ・マデラも「リカルド・ロペスよりカントのV14の方が価値は上」と断言している。ミゲル・カント賞(日本でいう技能賞あり)という賞があるくらい(技巧派最高の栄誉)。カントの触沢戦のマボロシぶりは圧巻だったし、終盤の「踊りながらのアッパー連打」は粘着性すら感じさせた。
技巧もとことん極めれば強打同様「決め手」となり得る。
カントと比べれば、セラノ、ペドロサ、サパタ、ローマンはいっちゃん落ちるが(彼らが他団体で強豪の星の潰し合いを尻目に防衛回数を増やしたという意見にはある程度賛同)それでもあのつかみ所のなさは日本人には鬼門。私がマネージャーなら触沢には最初からエスパダスとやらせるし、エスカレラ、カオサイ(序盤に打たせ癖あり)の方が穴がある故そちらを狙わせるだろう。
追記:井岡なんて論外です。あんなのは中南米のいいエサ。
73名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/05/25(金) 19:04
日本人がやりにくいだけで、ラテン系の選手はさほどセラノ、サパタ、ローマン
は強敵ではないのでは?彼らは日本人選手をかもにしてましたね。
74名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/05/25(金) 19:07
うん、俺も吉田は嫌いだよ
自己中だし、
75モーソーオー:2001/05/25(金) 23:30
カントって、顔面へのパンチは肩でブロックしてたんだよね。
肩でブロックできれば両手は自由だから絶対有利だよね。
そんな選手いたよね。それがミゲル・カントだよね。違ったっけ?
踊りながらのアッパー連打思い出したよ。
あれで触沢公男のボクシングを完全に封じたんだね。
76名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/05/26(土) 00:27
触沢って小熊に一回勝ってるんだよね。でも小熊って一回だめになって
なんで朴戦をはじめとし、また復活できたのかな。触沢戦で死んで、ゴンザレスにKOされて死んで、
という具合。輪島ばりの復活劇。
77名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/05/28(月) 13:24
小熊って世界戦以外では
圧倒的な強さ見せてたからね。韓国のトップランカーを序盤でKOなんて連発してた。
触沢戦は何だったんだろう?神がかりとしか言い様がないな(w

その触沢も小熊に続いてメキシカンの世界ランカーをKO、今からすれば十分な資格が
あったのだが、カント戦はワンサイド負け。厳しいね。
78Sizzler:2001/05/28(月) 18:26
>72だけど。
「踊りながら」だったかどうか忘れたけれど藤戦のニコリノ・ローチェも仕上げの過程でアッパーの多段打ちをしつこいくらいやらかしていたのを思い出した。
79モーソーオー:2001/05/28(月) 23:47
すっかり忘れてたよ。触沢は小熊以外にも世界ランカーを倒してたんだね。
だから、あれほど期待させてくれたんだね。カント戦は残念ながら完敗だったけど、
触沢のボクシングって、神がかり(藁) というよりも、むしろ理性的っていうか、
敵を知り己を知った上で、一歩一歩着実に頂上(つまりKO)を目指すような、
なんていうか、チャンピオンにはなれなかったけど、納得のいく戦いをしての
立派な完敗だったような気がする。忘れてはいけない選手だ。アーメン。
80Sizzler:2001/05/29(火) 00:04
地味な中堅だった触沢が突如開眼したのは、「もっと人気が出るよう」本人の意思で積極的スタイルにチェンジしたためという。実に天晴れなことだと思う。ボクサーは心掛け次第でいくらで伸びるのだ。トシやキャリアなど関係ない。
ヘンな美学に凝り固まっている独善選手よ。触沢の爪の垢でも煎じて飲め!!
81名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/05/30(水) 00:07
触沢って地味に散っていったから強いかどうかわからなかったけど、韓国のランカー
を簡単に片づけてた小熊に勝ったんだから強かったんだろうね。ところで小熊に勝った試合詳しく教えてね。
82お志ど里:2001/05/30(水) 12:00
>>80
激しく同意!横田広明さんが、岡部繁第2戦で有効打ゼロの相手に
攻勢点だけで勝ちをかっさらわれ「自分から攻めないと駄目だ」と
スタイルチェンジしたのと同じだね!

それと触沢さんの快進撃の理由は、慢性的な拳の負傷の克服も
あったそうですね。
信仰心で怪我を克服・・・まるでホリフィールドだ!
83触沢vs小熊:2001/05/31(木) 00:29
アルフォンソ・ロペス挑戦失敗からの再起ロードの中、
東洋のナショナルクラスのトップランカーを次々とKOしていた
小熊、日本1位の触沢と肩慣らしの一戦といった趣であった。

レイジェスのグラブ着用はKOを狙う小熊側の希望だったのだろう。
113ポンドの契約ウェイトは触沢側の希望。
序盤からいつも通り攻める小熊だが、触沢の堅いガードに
ペースが掴めない。時折迎え撃つ触沢のパンチがコンパクトで
重い。何が優れていると言われると困るタイプの触沢。速くも
ないし抜群な強さ、上手さもない。しかし堅実で粘り強い。
なんと4Rからジワジワと触沢攻勢。小熊はボデイ打ちで
ペースを戻そうとするが、触沢の迎え撃ちでダメージを負う。
小熊、7回には鼻から出血。左フックでフラつく。
8回、ショート連打で後退した小熊を走って追いかける触沢、
ウェートの乗った左フックを振り抜くと、小熊の身体が
フワリと浮いてロープ下段に引っ掛かるようにダウン!
一度もKO負けのない小熊があっさりとKOされてしまった。

触沢コーナーは世界タイトルを取ったような大騒ぎ。
10年に一度と言われる程の番狂わせだった。
84名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/05/31(木) 01:03
>83さん
臨場感あふれるレポートありがとうございます。両者の特徴と試合内容が
よくわかりました。小熊は倒されるときは突然ぶっ倒れてしまうので、あっけない
幕切れとなることがありますね。アントニオ・アベラル、ゴンザレス3戦め。ついでに
アルフォンソロペス戦見てないので、どんな試合内容だったか教えていただけないでしょうか。
85名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/06/03(日) 04:06
触沢が大熊戦後に倒した世界ランカーは、ホセ・ルイス・クルス(メキシコ)。
まだ10代だったが、世界7位にランクされる強敵だった。
この試合の触沢は、完全な積極性を身につけていた。
本人は世界より、国内タイトルからと考えていたようだが・・・。
86名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/06/16(土) 13:13
触沢に倒されて天井向いたの大熊、仰向けのカエルみたいだった。
不謹慎だが、意外とエラ張ってるなぁ、おばさんパーマって頭大きく
見えるよなって思った。
8776年A・ロペスの主要戦績:2001/06/16(土) 17:17
71年4月:○判定セルソ・ペレス
72年2月:○判定ガブリエル・オルテガ
72年4月:○判定ラモン・モンテネグロ
72年7月:○判定ベビー・サン・プラス
72年9月:○KO4Rリカルド・ベガ
73年5月:○KO2Rマキシモ・フィゲロア
73年12月:○判定10Rアントビオ・キリス
74年5月:○KO4Rロレンゾ・ラミレス
74年6月:○判定10Rエルビト・サラバリア
75年2月:○判定10Rカクリト・ペレス
75年3月:○KO5Rエンリケ・トーレス
75年7月:○KO2Rイルド・ローチャ
76年2月:○KO15Rエルビト・サラバリア(WBA世界
フライ級王座獲得)
異名がピエドリータ(小さな石)=小型デュランの意味。
カントにWBC王座を奪われて再戦を望んだ小熊だったが、
サウスポーを嫌うカントは高田次郎、花形を選び小熊を指名
する事はなかった。豪を煮やした小熊陣営は対立王者の
ロペスと交渉。サラバリアを擁するロッペ・サリエル氏の
仲立ちのあってすんなりとアルフォンソ・ロペスvs小熊が
決定した。
小熊はカント戦の消極戦法の失敗から、スタイルチェンジを
行い、4連続KO中。
強打の王者は危険な反面、動き回るカントよりやり易いと思われた。
88みか:2001/06/17(日) 11:48
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89名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/06/18(月) 01:57
触沢vsエスパダスは可哀相な程 触沢打たれて散ったな。
試合後にエスパダスが同情して泣いてた。
メインエベンターになってもガウンを纏わずタオルを肩からかけて入場、地味ながら人柄が伝わって来た。
90名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/06/19(火) 11:47
あの時、触沢はすでに目を痛めてたそうだから
なおさら痛々しい。
91Sizzler:2001/06/19(火) 16:26
カントに敗れた後はまだ手にしたことのないベルト=日本王座を目指して練習を開始した触沢だったが。。。
小島会長「試合(エスパダス戦)を受けてくれ、でないとTV局にオレの顔が立たなくなる」。かくして番組にアナをあけたくないTV局が急場しのぎにこしらえたエスパダ巣戦が強行されたのであった。
92アルフォンソ・ロペスvs大熊
大熊への期待は大きかった。交通ストにも関わらず八千人を
飲み込んだ日大講堂でゴングは鳴らされた。
ロペスは単なる強打者ではなかった。要所を押さえた
フットワークからタイミングいい右をいきなり飛ばす敏捷な
巧者だった。大熊は2R早々この右でダウン。ロペスの
主武器と判っていたのに再三食ってしまう。スラッガー化
した自分と噛み合うスラッガーとの予備知識が外れ焦る大熊。
リキミ、大振り、単発とスタイルチェンジが裏目に出る。
スタイルチェンジが間違っていたと言うより、試合の流れが
そうさせたようだ。バランスを崩しスリップダウンという
大熊らしからぬシーンも見られた。中盤、大熊はロペスの
カウンターを、ロペスは大熊の強打を警戒してペースダウン。
8R、ロペスに一発パンチがないと見た大熊が攻勢。ロペス
も反撃して打ち合うが、大熊に決定打なし。後半もロペスの
動きは落ちない。追い切れぬ大熊に無情の終了ゴング。
前年柴田がエスカレラに敗れ、同月は輪島がデュランに、
石松がヘススにタイトルを奪われ無冠に。直後のカントvs
花形も期待薄。世代交代期とあって大熊への期待は大きかっ
たのだが、結果は力が出し切れず判定負け。ジャッジ手崎
71−71、ヒルが73−67、ロザディラが72−65(5点法)。

救いは陣営が悲観せず、大熊自身も試合後に再起を宣言し
た事か。大熊のタイトルハントの道はこの後も続く・・・。