拳論ってどうよ?5

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979名無しさん名無しさん@腹打て腹。
ひとことで言えば心の弱さじゃないですかね。
そのままレフェリーストップを呼び込めるのに「折る」ことを事前に宣言して強がり、実際にそれをして強さを誇示、そうしないと気が済まないのでしょう。
そして立てない相手に中指立てるというのは、これはもう格闘競技じゃないと思います。
習得した格闘技術を自己満足の暴力に使っているだけ。
先日、後楽園で素人ガードマン相手に複数の有名総合格闘家が取り囲んで威嚇したこともそうですし、この大晦日に上がった有名選手のひとりは彼が有名になる以前、試合会場で観客席で席を間違えて座った客を蹴っていたのを目撃したこともあります。

 これは総合格闘技が悪いのではなく、環境にあると思います。ボクシングジムでもそうですが、練習中から心の指導やスポーツらしい雰囲気ができていないと格闘技が暴力の武器になってしまうのだと思います。
試合が暴力の腕試しだと勘違いしているんじゃないですかね。
 僕自身も若い頃に未熟で粗野な時期がありましたが、今では恥ずべき過去と思います。それは真面目に技術を磨き合って心の弱さとも向き合いながら清々しい汗をかいている人たちの中にいて反省したことで、その後の人間関係が大きく変わりました。
そういうことを学ぶことも格闘技の意味ではないかと思えます。恥ずべき行為があれば、その人はそれまでの過程では学ぶことができなかったと言えますね。
 悲しいのは一部の愚行によって格闘技自体が低次元なものと見られることです。袴田さんの事件もボクサーへの偏見が生んだと思いますから、大きな問題であるとも思います。
投稿者: ★片岡亮<拳論> 2010/01/05[編集]