【天才】ロイ・ジョーンズJr 2【超人】

このエントリーをはてなブックマークに追加
388名無しさん名無しさん@腹打て腹。
浜田いわく

ロイジョーンズの話をする時に、その階級で頑張っておられる方に大変失礼な事を
言わなければならないんですけれども、彼の不幸はやはり適性体重にあったと思うんです。
これは本当に失礼な事を言って申し訳ないんですけれども、どうしても
ミドル級からクルーザー級までのウェイトはヘビー級の影がちらつくんですね。
ヘビー級というのは言わずと知れたボクシング最強の階級でるわけなんですけれども、
要するに中途半端に階級が近い分だけ魅力が分散してしまうと言いますか、
ハッキリ言えば最強ではない階級という印象をどうしても持たれてしまうんです。
ええ、ミドル級なら数々の名勝負を繰り返してきたじゃないか、と言われる方も
居るかもしれませんが、よくよく考えてみますとミドル級に華を添えたのは
ウェルターやライトから上げてきた選手達なんですね。
ウェルターやライトの選手というのは階級が離れてる分だけ最強という印象を
持たれずに済むんです。そしてヘビー級にはないスピードというボクシング本来の魅力も楽しめる。
だからお客さんの人気はどうしてもライトからウェルターという事になってしまうんだと思うんですね。
で、ロイジョーンズがこの世界に入ってきた時に追い求めていたものはまぎれもなく
レナードの幻影だと思うんですよ。
彼にはそれを求めるだけの素質がありましたからね。当然の事だと思うんです。
389名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2008/01/22(火) 13:56:02
浜田いわく

でも彼がいくらレベルの高いボクシングを展開しても盛り上がりは全くレナードには
及ばないわけですよ。
しかも下の階級ではデラホーヤがレナードの後がまとして数々のドリームマッチを
実現していくわけです。
これで彼は一時ふてくされてしまったんですね。
ボクシングを離れてバスケットをやったりして。
でもやはりボクシングは捨てきれなかった。
それで無理な増量をしてヘビー級に上げたんです。
ドリームマッチをどうしても実現したかったんでしょうね。
そして実現し誰もが無理だと思っていたミドル級出身王者がヘビー級王者を下したわけです。
でも残念ながら盛り上がったというよりも好奇心が先立った注目度という印象で終わってしまった。
気付けば歳もいい歳になってきて全盛期も過ぎつつあった。
今まで楽勝と思われてた相手にも苦戦するようになってしまった。
誰よりもボクシングの才能があった選手が一度も輝きを見せることなく
その選手生命を終えようとしているんです。
私はつくづく彼は天運に恵まれなかった選手だなぁと思います。