【パンチ力は】  大橋秀行  【ライト級】

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亀田興毅八百長工作の内幕(その6)
 「大差判定」を予言した謎の男

 石原真理子観戦騒動で寄り道をしたが、話を戻す。
 12月20日午後6時前、亀田大毅の試合後のこと。セミファイナルまで30分
ほどの休憩時間があった。場所は有明コロシアムの1階と2階の間の通路で、
E〜Fブロックあたりでのこと。
 そこでは、大橋ボクシングジム会長の大橋秀行(元WBA・WBCミニマ
ム級王者)とともにいた謎の人物がトンでも発言をしていたのだ。
 一部始終を盗み聞きした某氏は語る。
「男は目つきの鋭い小太りの中年。記者らしき人物と立ち話をしていた。男
は亀田ファミリーが大嫌いらしく、周囲に気にかけることもなく大声で『ヤ
オ、ヤオ、ヤオ』とわめき散らしていた。耳をそば立てると、『今日は大差
判定の八百長だからな、ムカつくよ』と断言する言葉も聞こえました。大橋
会長は当初、苦笑。が、最後の方では引きつって冷や汗を流していましたよ」。
 実は、である。
 大橋も、この試合の前日、スポーツ新聞記者らに「亀田興毅完勝」を予言
していた。が、大橋のツレである謎の人物は、さらに踏み込み、「八百長で
大差判定」と断言していたのだ。この謎の人物とは誰か?、そして、彼らは、
なぜ、試合結果を知っていたのだろうか?(続く)