沢木耕太郎の『一瞬の夏』を語ろう！

カシアス Switch library
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4884180151/ref=ase_with0a6-22/250-7795987-8881060

青春のレクイエム･･･。

船橋ジムの関係者は怒っただろうな
実名出しちゃまずいんでないの？

>>159
本当だ！５戦目に１ＲＫＯ負けしてるのね。

サマン・ソーチャトロンが亀田とやるらしい
メデルに落胆し、怒った沢木氏を思い出した。

アサヒ芸能にカシアス内藤

>>163
沢木がメデルに怒ったってのは、ｖｓロイヤル小林だっけ？

メデルが真面目に練習してなくて、金の為のだらしない試合だったから
怒りを感じた、て書いてあった記憶がある。

しかし、そこまで怒るとは、沢木さんも神経質だなって思った。
過去にメデルに負けたボクサー達は、そりゃ多少の幻滅はあっただろうが、
「もう、あの時のメデルじゃない」って分かってると思うけどな。

怒りを覚えたってことはそれだけ好きだったんだよ｡
特に沢木氏の場合幼少に見た記憶がすさまじかったからこそ｡
金のために醜い体を引きずってきたことが許せなかったのは
沢木氏にとってメデルがアイドルだったからでは？

敗れざる者たちのほうが面白かったな

>>166
それもあるのかも。
メデルのカウンターパンチが、世界の価値観を逆転するというカタルシスを
教えてくれた、なんて書かれてたように記憶してる。

でも件の怒りに関しては、過去にメデルという壁に阻まれて挫折したボクサー達の
代弁者として怒っていたように書かれてたんじゃないかな。

くどくど書いてごめん。

それにしても沢木さんって、まあ言ってみれば一人の観客に過ぎないのに、
よくまあ熱心にしゃしゃり出て怒ったり出来るなあって感心するよ。

皮肉じゃなくて、そういうのが書くエネルギーでもあるんだろうからね。

代弁者かぁ。なるほどそうかもね。でも僕は負けた人たちのために
一生懸命になっているんじゃなくて、ニュアンスとしては
「をい！メデル！俺のメデル像を壊すな！」って感じがする｡
この人の作品読んでると、感じるなぁ｡
印象的なのは深夜特急でギリシャに行ったとき。パルテノン神殿かなんか
を見て「観光地として生き長らえているよりは、スパルタのように滅びてし
まったほうがいい」みたいなこと言ってたから。この人の場合醜く生き
長らえるよりは、辞め時を逃すなみたいな哲学があるんじゃないかと｡
哲学と言うよりは思い入れ、かな｡

でも１６５さんがいうように、沢木さんはちと熱心すぎるとも思うけど。
でも熱心ということ、しゃしゃりでてくるということは、裏返してそれだけ大好きなんだよ｡
ボクシングと、メデルが。

と思います｡しゃしゃり出てごめん。

深夜特急のスパルタの話、僕も覚えてるよ。
それから、タイのアユタヤの遺跡の、徹底的な破壊の跡にも感動してた。
（実はこれ、たしか読んだ記憶があるんだが、後で読み返すと、その記述が
見つからない。ハードカバーと文庫本で違うのかな）

まあそういう訳で、夭折の美学みたいなのを持ってたね。
旅行に出かけたのも、擬似的な自殺みたいな心理もあると思う。
立松和平も、自伝の中でそんな書き方していた。

それと、ちょっと意地悪な見方だけど、メデルに対して怒った自分を、
少々大げさに書いてるのかもしれない。作品の「私」をどう描くかに
よって作品の出来映えは違うから。
作家って、そういう計算って腹黒いほどするもんじゃないかな。

ですね。ほぼ納得｡
＞メデルに対して怒った自分を、
＞少々大げさに書いてるのかもしれない。作品の「私」をどう描くかに
＞よって作品の出来映えは違うから。

怒った瞬間を余すところなく書ききるのなんて無理だし、あとで
どうにでもできる｡やはりメデルに怒った沢木さんをそのまま
「へぇ、そうなんだあ」と納得してしまうのは危険ですね｡
要は、自分が見たり感動したり感じたものを信じると。
まぁ、腹黒いと言えば腹黒いけど、正直に書きすぎたら面白くないですけどね。

村田がいい人ぽいのは分かった。

作家はボクサーの精神状態を言葉に定義化してしまう。
ワシはこれはボクサーにとって「何か違うな」という印象をもたれると思う。

ボクシングを続ける意味、目的など、当のボクサーはやりたいからやってるん
であって、こざかしい理屈なんて考えてるヒマないだろうとワシは思う。

人間の心は言葉では説明しきれない部分があるからこそ、深く趣があるのであって
それをあえて言葉に収めてしまおうとする作家には、
ワシは少し違和感を覚える。

>>173
言葉という伝達手段を放棄したら、我々の世界は狭くなってしまうと思う。
どんな言葉によっても真実に一致しないのは前提として受け入れて楽しんでみては？

アマデウス大阪 3-0　 >>174

沢木ﾌｧﾝだが、こうだな

別にアマデウスさんと対決してるわけじゃないよ

>>173
当のボクサーだって、自分の気持ちを言葉に置き換えて考えるでしょ。
例えば「こんちくしょう」とか「復讐してやるぞ」とか。

口には出さなくても、そうやって言語化してモチベーションを作ってるはず。

>>173
>人間の心は言葉では説明しきれない部分があるからこそ、深く趣があるのであって
>それをあえて言葉に収めてしまおうとする作家には、ワシは少し違和感を覚える。

同感ですが、その趣を文章により表現、
もしくは修飾して深みを増そうと試みる
作家という職業も決して嫌いではないのですが。

あーなんかこれ昔読んだけど

いつかいつかと思っていればきっといつかはやってくる

みたいな一節があったじゃん。
それ読んで頑張ったけど、俺にとっての「いつか」はやってこなかったな、うん。

カシアスとアリが一緒に写ってる写真が見れる。
http://okepi.com/cassius/history.asp

言葉や心を具現化しろ！楽際式は残酷に誰が見たいかは自由で一人にならないだろ。言葉の意味、本当の聞き方を計る前にも心と同一になる。

受信中のようですね

わしは太陽の楽園が好き

内藤純一

テレビ雑誌ペラペラ見てたら、カシアス内藤、テレビ出演するね。
バースデーっていうＴＢＳ？の番組
ＮＨＫの「ようこそ先輩　課外授業」とかいう番組
うろ覚えだが。
病気の具合はどうなんかな？

日テレ２４時間に出てた。
かなり元気そうですね。
このまま癌が消えるのも夢でないと思う。
頑張って！

ハグラーの兄弟

今話題の米のドームって沢木氏がアリ見た所だね

一瞬の夏、プロレスの夏

２４時間テレビに出ていたんですか？
どんな事やってたんでしょう？
簡単でいいから教えてください。

>>188
俺もニュース見てて思ったよ。スーパードームでの
「バトル・オブ・ニューオーリンズ」ですなあ。

この広大な空間を支えられるのはアリの肉体しかなかった、てか？

課外授業ようこそ先輩 http://www.nhk.or.jp/kagaijugyou/next/next.html

2005年9年14日放送
「夢は敗れない」
横浜市立立野小学校
カシアス内藤　（ボクシングトレーナー）

ようこそ先輩、見た。
カシアス内藤さんの繊細で優しそうな声。沢木さんの気持ちが想像できるようだ。
ちょっと目頭が熱くなった。

しかし、誰もが夢に向かって走るタイプの人間じゃないと思うけどな。
パン屋になるために小学生のうちからパンの勉強をするってのもなあ。

大戸や羽草をＫＯした時のコンディションなら、朴鐘八に勝てたかな？

ちょっと無理でしょうなぁ・・・

ポンコツ状態の柳済斗になら勝てたのに・・・

>>196
ｵﾏｴﾓﾅｰ

ジムの横でパン屋さんも開いたら話題になると思う。

「一瞬の夏」を初めて読んで「深夜特急」読んだ

>>197
「一瞬の夏」読んでないだろ

この人はオーラある人だったよ。しっかり自分を持ちつつ、
他人を冷静に観察できる落ち着いた感じの人だった。
当時高校生だった俺が会った大人の中ではダントツにかっこよかったな。

沢木耕太郎ｶｺｲｲ

カシアス

金子ジムの会長の悪口いっぱい書いてたね。
あと船橋ジムのマネージャーのことも

沢木と長野婆との会話は知っている人が読んだら
あの婆さんの甲高い声が聞こえてくるような気がするはず

だから他の人との会話もそのままなんやろうね
何もかもがそのまんま

これほどリアルな“ボクシング業界を行く”本
は他にないよね

ボクシングを経験した人にはあまりにも　なにもかもが
そのまんま

誰かまたこんなそのまんまの業界本を書けよう　

こいつは偉そうに人の批判するの好きだよな
自分は他人のふんどしで相撲とってるようなもんなのにさ
印税の半分は内藤とエディに払うべき

↑これ読んで何も感じれない貧相な思考をお持ちのようで。

大体第３者のあんたが偉そうに言うべき事でもないだろ。

》206　　》こいつは偉そうに人の批判するの好きだよな

オマエモナー！！！！！！

>>39　村上はるきの奥さん、沢木ファンだからね。見た目も文章も。