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ハッキネンも西岡みたいな感じだった。

ハッキネンが初優勝したのは97年最終戦。
93年にセナと同じマクラーレンからデェビューし、セナより速かったハッキネンだが
その後はいまいち。95年ではオースラリアGPでトラブルにより死に掛ける。
その場(サーキット)での緊急手術が無ければマジで死んでたそうな。
96年に復活するが成績はさえない・・・
97年のシーズン前に兄シューが心配してた。

「奴の速さには異論の余地が無いと今まで何度も言ってきた。
 しかしマクラーレンで堂々巡りしてるのは何故だろ。まあ奴なら突然驚くようなタイム叩き出しても不思議ではないが」

そして、97年最終戦に迎えた兄シューとビルヌーブの97年最終戦一騎打ちチャンピョン決定戦は、
兄シューの恥ずかしい体当たりを全世界に生放送という形で幕を下ろす傍らでハッキネン初優勝。

明けて98年、ハッキネンの時代が到来したのであった。

97年シーズン前のハッキネンのインタビューでの発言を紹介しよう。

「僕には一度勝ったら勝ちまくる自信があるんだ」

このジョークに誰もが笑った。

一年後その言葉は現実となり、98、99年のワールドチャンピョンに輝いた。