夢の仮想対決!どっちが勝つ?

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1名無しさん名無しさん@腹打て腹。
さあ仮想シュミレートと行きましょう。
まずはロペス対勇利。ウェイト差は若干あるがすごい
興味深い究極対決。ロペスがビラモアとの対戦時。
勇利がムアンチャイ2戦との対戦時。ずばりロペスの後半ストップ勝ち!
勇利のカウンターを見切り、左アッパーが炸裂!連打でストップ。
2名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/05/11 03:16
中間距離でのピリピリした打ち合いになるだろうな。
どっちもショートパンチが苦手だから。
3 :02/05/11 03:20




































4名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/05/11 03:26
つーかユーリVSマークジョンソン見たかった
5名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/05/11 03:44
■本スレ台本■

>2-9     2ゲット争い
>10-59    >>1を批判  
>60-129   叩くうちに馴れ合いが始まる(酒の話)
>130-169   蹴散らすようにコテハン叩き
>170-239  AA荒らしが続く
>240-279    荒らしを止める正義の味方登場!
>280-329 正義の味方を褒めつつけなす。
>330-389 マターリする。
>390-449 クソレスが続き小康状態
>450 (自殺願望)相談者現る。
>451-499 相談者にマジレス
>500-549   ネタ疑惑&相談者罵倒
>550     相談者がブチギレ
>551-650 ブチギレしつつしりとり
>651  ここで一句
>652-699 童貞乱入
>700-749   童貞による非処女は中古女論
>750-800  エロ画像博覧会開催
>801    教えてちゃん登場
>802-899 いきなり皆コテハンになって801について議論
>900-960   ラブレター文例集
>>961-1001 フィナーレ(都の西北斉唱)
6名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/05/11 12:19
デュランVSプライアー(SLで)
ウィテカーVSデュラン(LもしくはSLで)
ハグラーVSモンソン(もちMで)
ロペスVS具志堅
8名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/05/11 12:50
デュランVSプライアー  デュランのTKO勝ち。
凄い試合になるがディフェンスの差が出る。セルバンテス、ジョンソンなんかに
ダウン取られるプライアーはデュランにダウン取られた後、連打されてストップ
される。またプライアーはそれほど強い選手に勝ってない。アルゲリョは所詮
ライトウェイト。
ウィテカーVSデュラン  デュランの判定勝。
デュランVSブキャナンみたいな試合になるだろう。倒せるかどうかはわからない。
ウィテカのディフェンスは完成されてる。しかし終始前に出て打ちまくるデュランが
ポイントを奪う。
ハグラーVSモンソン  悶ソンのTKO勝ち。
サイズが違う。ハグラーはモンソンの長くて強いジャブ、ライフルで距離を詰められない
と思う。驚くほど単純なワンツーの連打で、驚くほど簡単にレフェリーストップ。
ナポレス戦の再現。右と左は違うが。
ロペスVS具志堅  ロペスKO価値。
ディフェンスの差。100対10くらいでディフェンスの差がある。具志堅のディフェンスの
ロペスからみれば子供みたいなレベル。一発もよけられないのでは?
終盤、ピンポン玉状に腫れ上がった具志堅の眼から見えないロペスの左フックで具志堅ダウン、
ロープに座り込む具志堅、フローレス戦の再現か。
9名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/05/11 12:55
おうおうおう!!
10名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/05/11 13:32
デュランってほんと強いよ、あれは戦いたくないボクサー筆頭だよ。
馬力あるし、ひつこいし、パンチあるし、打ち合い強いし、突然カウンター
打つし、性格悪いし、絶対にハート負けしないし、嫌すぎ。
なんか引きずり込まれるようにみんな負けるんだよな。
11名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/05/12 20:02
ま、フツーに
佐竹vs湯場を予想したりしてみる。
12名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/05/12 20:09
長州力○ー×マイク・タイソン(2R1分18秒リキラリアート)
13名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/05/12 20:11
>12
意味不明。死ねやプヲタ=クズ=ダニ が。
14名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/05/12 20:34
湯場VS前田が見たい。
15名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/05/16 22:50
この手のスレができるたびに出てくる対決。

レイロビンソン×ハグラー

ゴメス×アルゲリョ

アリ×タイソン

ボクヲタの選択は、もちろん
ロビンソン  ゴメス  アリ  ボクシング史上最高の3選手で間違い無し。

16名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/05/16 23:06
もっと盛り上ろうぜ!(w
17名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/05/16 23:08
レイロビンソン×ハグラー  レイロビンソンKO勝ち
ハグラーが勝てなかったレナードよりスピーディーなロビンソンのボクシングに
ハグラーはついていけない。左フック一閃!ハグラーダウン。立ち上がったところに
ロビンソンのワンツー乱れ打ち。
ゴメス×アルゲリョ  アルゲリョKO勝ち
ゴメスはアルゲリョの距離に入っていけない。無理に入ろうとガードが甘くなったところに
アルゲリョの右ストレート、左フック。とどめは不摂生でたるんだゴメスのストマックを
アルゲリョの左アッパーがえぐる。
アリ×タイソン  アリ判定勝ち
アリは速いフットワークと左ジャブでタイソンを寄せ付けない。接近されたら左フックを
食らう前にクリンチ。離れ際アリがタイソンに何か話し掛けてる。タイソンは苛立ちを
隠し切れない。終盤疲れの見えるタイソンにアリはワンツー、左アッパー。タイソン大振りの
左フック。そこにボナベナを倒した時と同じようにアリの左フックカウンター。タイソンダウン。
アリ倒しにかかるがタイソンも踏ん張る。カウンターを恐れたアリはアウトボクシングに徹する。
判定は文句なしにアリ。
18名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/05/16 23:08
>>15
ゴメスvsアルゲリョは微妙にウエイト差でアルゲリョ有利と思いたい
一ボクヲタでございます。
19名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/05/16 23:09
魔裟斗vs保住
>>12
お前はすっこんでろ!
知恵遅れのワンパターン煽りの陰虫野郎!
21名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/05/16 23:24
>>17.18

ゴメスのファンはかなり思い入れつよ〜いっすよ。(w

っておれもゴメスに勝てるボクサーってそうはいないと思うけど。
22名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/05/16 23:27
アルゲリョの方がかなりでかいような気がするけど。
23名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/05/16 23:39
ロビンソンKOハグラー
ゴメス(ほんとやってみないとわからない)アルゲリョ
タイソンKOアリ

でもアリが一番偉大だ。
24名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/05/16 23:45
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                         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~
25名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/05/16 23:49
フッ、(藁
ご苦労さん。
26名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/05/17 00:05
誰か、カオサイvs渡辺二郎を予想してくれ
27名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/05/17 11:58
打ち合えば(順当なら)
 顔際 KO9R 渡辺

しかし、鬼塚なら
 鬼塚 判定 顔際
もありえると思う。(インチキ判定無しでネ)

しかし、偉大なボクサー達の後で語るには、ちょっぴり小粒な対決だな〜。
28名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/05/17 12:03
渡辺雄二vs雄二ゴメスは?
29名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/05/17 12:17
ロペスがらみならチャン・ジェンクのほうが
みたいな・・・
ミニマム(ストロー)なんて階級ができなきゃ
実現の可能性もあったのになぁ
30みはら:02/05/17 12:28
チャべスvsノリスは?
31名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/05/17 13:38
カオサイvs渡辺二郎 カオサイの判定勝。
パワーの差が出るだろう。二郎はフットワーク使ってアウトボクシングに出るだろうが
終盤ボディが効いてきて捕まるだろう。
しかし二郎を倒すのは困難。誤魔化しが巧い上にタフ。精神力もある。
カオサイの判定勝が妥当。
ただカオサイの調子いかんによっては二郎が逃げ切る可能性もなくはない。
カオサイvs鬼塚勝也  カオ再判定勝ち
序盤は鬼塚のスピードが勝るだろうがやはりパワーの差は歴然。終盤は一方的になると思う。
しかし鬼塚も二郎に負けないぐらいタフでハートのある選手。倒されはしないと思うが。
ロペスvs張正九 ロペス僅差の判定勝
張のタフネス、パワーを持ってすればロペスを乱戦に持ち込める。しかしロペスは接近戦、
乱戦にも対応できる。終盤は物凄い打ち合いになると思うが僅かなテクニックの差でロペスを推す。
チャべスvsノリス  チャべスKO勝ち
チャべスVSテーラー戦みたいな展開になると思う。スピードではのりすだがタフネスに差がある。
チャべすはタフ。耐えて終盤倒すような気がする。
渡辺雄二vs雄二ゴメス  その日の気分次第
その日先に当てたほうが勝つんじゃないの?つーかどっちでもいい。
興味がない。

32名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/05/17 13:42
松本、平仲、浅川、三谷は雄二ゴメスに勝てるか
三谷は階級違うけどスペシャルゲスト
つーかあの頃ごちゃごちゃいた世界挑戦者たちは一体誰が一番強かったんだ?
33名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/05/17 14:36
張VS柳
34名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/05/17 15:00
松本は危なげなく勝つでしょ
35名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/05/17 15:03
張VS柳  張判定勝
一発のパンチ力、総合的なパワーの差。
技術面ではどちらかというと正攻法の柳に対し、トリッキーなボクシングが持ち味の張。
柳は張のトリッキーなフェイント、意表をついた攻めに戸惑うだろう。
ただ柳のチャンスにみせるカサにかかった攻め、ソナギパンチも脅威。
張も結構打たせる選手。
タフネスは互角。スタミナ、精神力も互角。
一進一退の攻防の末、突進力で全体的に試合を押していた張が小差で柳を下す。
36名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/05/18 12:10
カオサイ対ローマンは?
37名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/05/18 12:38
カオサイ対ローマン  ローマン判定勝
カオサイのスピードではローマンを捕まえられないと思う。
逃げることに関しては天下一品のローマン。
スピードある左ジャブ、左フック、ワンツーでカオサイを寄せ付けないだろう。
ローマンのテクニック、スピード、代捌きはグリマンのそれよりハイレベル。
意外とパンチもあるので、カオサイもむやみやたらには入れないだろう。
代捌きは×
体捌きは○
¥・。、¥、流れろねりれけろも真金蜷り
  
41名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/07/16 11:16
ハグラーとモンソンだったらハグラーだろうな。
でもロビンソンにはハグラーも撃沈かな。ハグラーがぼこぼこにされて
KOされる姿なんて想像さえ出来ないけど。
42名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/07/16 11:37
>>41
モンソンが勝つと思う。両者スピードのない選手同士の戦いだが、
こういう場合は大きい方が有利。
モンソンに右を狙い打たれ、倒されはしないだろうが一方的になると思う。

4341:02/07/16 21:40
ハグラーとモンソン、現役として戦っていた時期はかなり近いのに結局対戦が
実現しなくて残念。何を今さらって感じだけど。
44名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/07/16 22:52
デュラン対セルバンテス
デュランは好きだが、全盛時のセルバンテスには勝てまい。
判定でセルバンテス。
45名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/07/17 00:36
モズリー=カマチョ スピード合戦が見たい。むろん全盛期の。
でもモズがフォレストにもう一回負けて落ち目になって
ブランクがちになりでもしたら案外ホントに対戦のありそなパターンかも…。
46名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/07/17 00:44
 辰吉VS鬼塚

昔は絶対辰吉のKO勝ちって思っていたんですけど、鬼塚は辰吉のパンチじゃ
倒れないかな。鬼塚のパンチも辰吉に確実に当たるだろうし。


 打ちつ打たれつの超打撃戦の末、2対1のスプリットで辰吉の勝ちかなぁ。


 実現していれば間違いなく(日本ボクシング界の)歴史に残る名勝負になっ
ていただろうね。
47名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/07/17 00:46
鬼は倒れるでしょ。階級差で
48名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/07/17 00:48
どっちもディフェンス悪いからな
49名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/07/17 00:54
 アルゲリョVSサルバドール・サンチェス

 俺、実はサンチェスの試合観た事ないんだ・・・。

アルゲリョはエスカレラ戦2を観てるけど、殺し屋みたいなボクサーですね。ハーンズ
よりヒットマンってあだ名が似合ってそう・・・。パンチのひとつひとつが痛そうで・・。
ハーンズのパンチが一発で天国行きって感じなのに対して、アルゲリョのパンチは
「痛い!痛い!」って感じ。ビデオで観ていても本当に痛そうなパンチ。

 どうやってあんなボクサーに勝つの?上の階級のやつでないと勝てないのでは。

 サンチェスはあのアルゲリョに勝てる可能性があるくらい強いんですか?スタイル的に
いうと今のボクサーに例えるとどの選手ですか?

 何も知らなくてすみません。ちなみに46も俺です。
50名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/07/17 00:58
 ユーリVS海老原博幸

 やっぱり海老原のほうが強いんですか?
51名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/07/17 00:59
 ユーリVS大場政夫

やっぱり大場の方が強いんですか?
52名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/07/17 01:02
 ユーリVSジャッカル丸山

 ユーリのほうが強いんでしょうけど、何かが起こる試合になるのを
期待したい・・・・・・。
53名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/07/17 01:03
 ユーリVS渡辺二郎

多分すっごいつまらない試合になるんでしょうね・・・・・。

 どっちが勝つんでしょう?
54わーるどちゃむぴおん:02/07/17 01:04
>>49
一言で言うと、サンチェスはアルゲリョにカテナいんじゃない
かな?って思うんだけど、試合が終わると勝ってしまうという
ボクサー。
今のスタイル?難しいね。2流のボクサーに見えるけど、実は強かった
なんてのかな。
過去の試合をみると、アルゲリョの方が強力な試合してて、
サンチェスは、おいおいアブねぇんじゃねえの、っていう
試合してる。だから、実際戦うとアルゲロの圧勝だろうと
思うんだけど、試合するとなぜか、サンチェスの方が、
実力上回ってた!てなかんじでね。
だから、サンチェスの勝率もしかしたら100%カモヨ。
サンチェスのVTR買うことをオススメするよ。
55名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/07/17 01:04
 ユーリVS川島

 ユーリのKO勝ち、または判定勝ちですかね。
56名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/07/17 01:11
>>54ありがとうっす。サンチェスって写真とか見てるとメッチャカッコ良い
ボクサーですよね。昔、世界のボクサー100人のサンチェスの写真見て、どんな
ファイトするんだろうっていろいろ想像したりしていました。

 アルゲリョはホントに「強い!」っていう強烈な試合しますよね。そのアルゲリョ
を痛烈にKOしたプライヤーは本当にすごい。ハイライトでしか見たことないすけど
プライヤーのロープに詰めての右ストレート3連発は、開いた口が塞がらなかった・・。

やっぱり「永遠のサルバドール・サンチェス」は買いですかね・・。
57名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/07/17 01:13
 ムニョスVS日本タイトル獲る前の松倉義明

 勝敗はともかく、凄い試合になる事は間違いないと思います・・・・・・!
58わーるどちゃむぴおん:02/07/17 01:14
サラテVSジョフレでしょう。
テクニカルで利詰めのきいた、サラテのスタイルと、
殺伐として合理的かつ力強く完璧なジョフレのスタイルの
ぶつかり合い・・・
どっちが勝つか?
私は1Rから確実に急所をねらい倒しにいったジョフレのKO
勝ちをおす!
59わーるどちゃむぴおん:02/07/17 01:16
>>56
絶対買いだよ!!
60名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/07/17 01:17
 ジャッカル丸山VS松倉義明


 どうなるんでしょう??誰か予想してください。


 俺はジャッカルの逆転KO(7ラウンド)。合わせて10回ぐらいダウン
しそうな試合になるんかと思う。ホールの伝説になるような試合。
61名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/07/17 01:20
ワーボクもボクマガもバレラ贔屓が過ぎる。
どう見てもモラレスの勝ちだったはず。
せめてバレラのダウンシーンぐらい載せろよ。
62名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/07/17 01:22
>>59

 ハメドVSサンチェス   ハメドVSアルゲリョ


 やっぱりハメドでも彼等二人には勝てないんでしょうか?


 ハメドは圧勝か惨敗しそうですね、アルゲリョには・・。

 サンチェスは観た事がないので・・・・。リングジャパンのビデオ買おうっと。
ありがとうございます。
63 :02/07/17 01:23
ノゲイラvsルイス

勝者:ノゲイラ(18秒アームバーによる、ルイスのむせび泣きながらのタップ)
64名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/07/17 01:25
 レナードVSウィテカー

 レナードだろっていいたいとこなんですけど、実際にはどっちが強いのかな?
65わーるどちゃむぴおん:02/07/17 01:26
ハメドは・・・アルゲリョには勝てるかもしれない、
もしかしたら・・・アルゲリョには足のスピードがないから。
でも、ほとんどのボクヲタはアルゲリョに勝ってほしいと
願うかもしれない。正当派と異端派の究極の戦いだから。
かくいう私も、アルゲリョには勝ってほしいと願うのだが・・・
サンチェスには・・・勝てないでしょうハメドは。
その理由は、常に試合ではハメドの実力の1歩上を
サンチェスは逝くからです。カウンターも、パンチ力も、
そしてタフネス、スタミナも。
66名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/07/17 01:27
 ハーンズVSウィテカー

 全くかみ合わず、ウィテカー判定勝利、ってんなわけないか。

 ハーンズ1ラウンドKO勝利(のがおもしろい)。
67名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/07/17 01:28
チャベスVS加藤茶
ドリフターズ正式メンバー加入決定戦。
68名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/07/17 01:32
>>65

ありがとうございます。

 俺はハメド大好きですね。まぁ正統派と異端の究極の戦いってのは当たっていると
おもいますけど。ヘビーに例えるとタイソンVSアリって感じですかね。

 冷静になって考えるとジョフレVS原田も正当VS異端の戦いだったんじゃない
ですかね。まあ見たことないし、本とかちょっとビデオ観て適当な事言っているだけ
なんですけど。プライヤーVSアルゲリョもそうかもしれません。チャべスVS
ウィテカーもそうかも・・・・。
69名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/07/17 01:35
 ジャック・デンプシーVSロッキー・マルシアノ

 世界最強白人ボクサー決定戦。


 これはちょっと予想できない戦いですね!
70名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/07/17 01:36
>>69
今だったら、クルーザー級でやるんだろうな。
71名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/07/17 01:37
 ジョー・ルイスVSジャック・ジョンソン


 これも予想が難しい試合ですね・・・・・・。
72名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/07/17 01:38
 >>70

 そうっすね。

 まぁ世界最強白人ボクサー決定戦ってことで、あえてヘビーでやって欲しいですね!
73名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/07/17 01:40
 疲れた・・・・・。



 もう寝ます。
74名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/07/17 01:41
ジョー・ルイスに一勝一敗のナチスに利用された白人は弱いの?
75ab ◆08PK3l1o :02/07/17 01:43
ボクシングって楽しいのか??
76ab◇08PK3l1o:02/07/17 01:44
うんこたいむに入ります。
77ab ◆08PK3l1o :02/07/17 01:46
楽しいならわかるけど
暴力が暴力を生むってことが分かってやってるのかな本当に
78ab◇08PK3l1o:02/07/17 01:46
うんこたいむ2に入ります。
79名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/07/17 01:47
下痢か?
80名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/07/17 01:53
>>61
禿同。ワーボクはまだいいけどボクマガはひどすぎ。
81mekagozira:02/07/18 00:49
  WBA世界バンタム級タイトルマッチ

 ルーベン・オリバレスVS大場政夫 ・・・がみたい!大場2階級制覇なるか!
82mekagozira:02/07/18 00:54
 デュランVSアルゲリョ

 アルゲロって、ライト級時代のデュランに唯一人勝てる可能性のあるボクサー
だと思うのですが。減量苦のデュランと、ジュニアライトで無敵でライトに上がって
くるアルゲリョ・・・・・。それでもデュランが勝ってしまうのかなぁ。ノンタイトル
でもいいからやって欲しかった。
83メカゴジラ:02/07/18 01:27
  プライヤーVSデュラン

 この試合も面白そう・・・。
84名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/08/02 17:07
保守
85名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/08/06 21:49
チャベス、プライアーなんかもおもしろい。
セレス小林vsヨックタイ・シスオー

微妙なカードだ
87名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/08/17 00:41
ジャッカル丸山 対 ピューマ渡久地が見たい。
88名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/08/17 00:49
プリンスケージvs井岡
89名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/08/17 01:19
プリンスケージのリスザル『ナズ』VS新井田豊
90名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/08/17 07:08
ケージ 対 井岡 
ベストのライトフライならケージの大差判定だろう。
二人でいい選手、育ててほしいね。

それにしても、今さらながら思う。
ケージ 対 名護 って凄いカードだったよなあ・・・。
名護の復帰戦あたりで再戦してたらボク板パンク状態だったかも。
 
91名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/09/14 03:46
age
92マグロ ◆WBF/AjQ2 :02/09/14 03:49
戸高vs辰吉を今見たい。
馬力とパワーで辰吉に引導を渡してくれるだろう。
93!(゚Д゚)!:02/09/14 07:29
アルゲリョがデュランに勝てるわけねえだろ!
デュランの4RKO勝ちだ。
これは圧倒的な試合でデュランが勝つだろう。
相性、実力、ともにアルゲリョじゃあ無理だ。
アントニオ・セルバンテスもデュランには勝てない。
精神的に弱いからね。
向き合ってるうちに手が出なくなるな。

デュランに勝てる可能性があるとしたらチャべスくらいか?
94アスリート名無しさん:02/09/16 23:13
>>93

Jウェルターまでの選手でデュランに勝てる選手はいないよ。
95名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/09/17 14:15
デュランVSカマチョは?

96名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/09/19 17:54
カマチョなんて話にならない。ロサリオ戦以降はJr.ライト時代の遺産で戦ってただけ。
97名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/09/19 17:56
Jr.ライト時代のカマチョのスピードは素晴らしかったな。
デュランもカマチョに2度判定負けしたのは痛かった。
98名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/09/19 19:46
アルゲリョVSチャベスはどうでしょう?
99名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/09/19 19:49
>94
エステバン・デ・ヘススは?
100名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/09/19 19:59
ウィルフレド・ベニテス vs ドナルド・カリー

カリーが出てベニテスが迎え撃つ展開だろう。ともにシャープなパンチを
持つが、ディフェンスの型は異なる。二人とも打たれ強くはない。
ベニテス20歳、カリー24歳くらいの頃のコンディションだとしたら、
常にプレッシャーを掛けつつカリーが押し切るように思う。
ベニテスの勝機は思い切りの良い攻撃がヒットした場合で、KOもありうるが
全体としてカリー僅かに優勢か。
140ポンド15回戦
ウィルフレッド・ベニテス 対 パーネル・ウィテカー

70年代と90年代の防御の達人が激突!・・
否・・・かわす、いなす、そして誤魔化す!
ウィテカーが半身に構えリング中央、足を使うベニテスのジャブにリターンジャブ。
ベニテス、難なく外してダブルジャブ。
ウィテカー、ノーモーションの左ストレート!
目先三寸で見切ったベニテス、ツーワン狙う。一旦、距離を置く両者、不敵に笑う。
神経をすり減らす消耗戦に次第にベニテスの集中力が切れてくる。
ここぞとばかりにポイントを稼ぐウィテカー。
終盤勝負に出たベニテス、しかしショートカウンターを合わされ、ぐらつく。流れは決定的に。
判定は中差でウィテカーに。
102        :02/09/22 08:25
WBA、WBCライト級統一選
ロベルトデュラン対パーネルウィテカ

デュランは開始早々からプレッシャーをかけ始めるが、ウィテカは
ボディワークでかわす。ウィテカも軽いパンチをくりだすが、
デュランにほとんどあたらない。6ラウンド、いらつきはじめた
デュランはローブローで減点1。同様な展開が10ラウンドまでつづく。
両者ともクリーンヒットがほとんどなく、デュラン6、ウィテカ4ラウンド
優勢。11ラウンドついにデュランの右クロスがあたり、ウィテカぐらつく。
しかしウィテカはこの危機を脱し、その後も急追するデュランを翻弄。
このまま15ラウンド判定へ。

 3−0の僅差の判定でデュランに。ウィテカ判定に不満。「俺はデュラン
にレッスンをつけてやった」。しかし手数が少なかったため判定は妥当と
多くは判断。
126ポンド 12回戦
バリー・マクギガン 対 ジェフ・フェネク

静かな立ち上がり。丁寧にジャブを繰り出すマクギガン。
いかり肩を揺らし徐々に距離を詰め寄るフェネク。
3ラウンド、マクギガンが接近戦で放った左トリプルをきっかけに乱打戦突入。
ガードを堅め、左右を叩き付けるフェネク、ロープを背負いながらも正面から打ち合うマクギガン。
迎えた7ラウンド、馬力にものを言わせ攻勢の豪州人はボディー連打から左フックを強引に顎にねじ込み、ついにカウントを聞かせた。
立ち上がったマクギガンだがラッシュに晒され終了のゴングに救われるのが精一杯。
インターバルの間、マクギガンのコーナーは棄権を申し入れた。
118ポンド 12回戦
村田英次郎 対 辰吉丈一郎

軽やかに大きくリング内をサークリングし滑らかなジャブをつく辰吉。
村田はジャブ、ワンツー、サイドステップ。
辰吉の腹から顔面へのダブルジャブで村田の顎が何度も上がる。
スピードに乗る辰吉は村田のワンツーを紙一重でかわし、レバーへ強烈な左フックを決める。
内側に潜り込む辰吉の圧力を受け、村田が足を使い右ストレートを狙う。
村田はガードを高くし、辰吉の連打の打ち終わりにカウンター。
中盤、辰吉がやや失速、口呼吸を始め同時に集中力も切れてくる。
村田のワンツーが当たり出すと、ノーガードとアリシャッフルで挑発する辰吉。
形勢は村田に傾きつつある。接近戦でもショートをまとめる村田。
しかし9ラウンド、開始早々気の抜けた村田に辰吉の矢のようなワンツー!
中立角に吹っ飛ぶ村田。辰吉の猛攻!上下、内外の打ち分けに村田棒立ち。
場内騒然、セコンドのエディー氏がタオルを投げようとしたその瞬間・・・。
村田の電光石火の右が炸裂!さらに左をフォロー!
辰吉、前のめりにダウン!キャンバスに前頭部を打つ付け完全にグロッキー。
驚異のタフネスで立ち上がる、浪速のジョー。
よろめきながらも敢闘姿勢で続行をアピールするも10カウントと同時に気を失った。
105名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/09/23 18:52
辰吉丈一郎xハリケーン照

体の大きさは一回り違う両者、圧倒的有利を予想された辰吉だったが
照の柔軟なボクシングに、的を絞りきれない。
スピードと強打で辰吉優勢のまま後半へ、ここまで健闘の照、
ついに圧力負けし3度ダウン。
試合終了後の辰吉の顔は、照に比べてかなり腫れていた。
106名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/09/23 20:51
100〜105良いね〜。
・レナード対デラホーヤ(Sウェルター級)
・ハーンズ対トリニダード(Sウェルター級)
・ゴメス対モラレス(Sバンタム級)
・アルゲリョ対ハメド(フェザー級)
上記仮想試合も予想して欲しいな。
122ポンド 12回戦
ウィルフレド・ゴメス 対 サーマート・パヤクアルン

サウスポーのサーマートはゴメスの強打を警戒し、いつもよりガードが高い。
まっすぐに伸びる右のジャブは美しくスナッピーだ。
細かくステップを刻みジャブをダブル、トリプル、顔へ、そして腹へ打っては右側へ回る。
序盤、ゴメスはサーマートのスピードについていけず、この右を予想以上に被弾した。
ゴメスはサーマートの足を止めるべく、軽いパンチを顔面、強いパンチを腹へ。
中盤、サーマートの動きを読み切ったゴメス。すり足で近づきサーマートの左に右を相打ち。
顔をしかめるタイの貴公子。執拗なボディー攻撃に及び腰に。
終盤、サーマートがコーナーを時計回りしようとしたその時、ゴメスの右フック好打!
腰を落とすサーマート。ゴメスの追撃はさらに続く。
ロープ際を逃げるサーマート、今度はジャブをつき右に回ろうとしたその瞬間、ゴメスの左フック!
ゴメスは急所にばかり連打を集中するとサーマートは10分あまりもキャンバスに寝たままだった。
108名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/09/24 16:22
輪島功一vsホセ・クエバス

王者輪島にピピノが挑むKO必至の一戦。
試合前睨み付けるピピノ、輪島は下からピピノの顔を覗きこむように挑発。
妙な手の動きとボビング・ウィービングでピピノを幻惑しながら間合いを
計る輪島、小さなフェイントから好機を探るピピノ。
2R輪島の仕掛けから打撃戦に突入、会場われんばかりの大声援、実況の声
をかき消すほど。
両者ダウン応酬の熱戦は中盤へ、輪島消耗するが根性で前進、クエバスは信じられない
という表情をしている、8Rついに輪島力尽きTKOが宣告されるが、
満場のファンの喝采は、この最高の打撃戦を演じた両者にいつまでも続いた。
109名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/09/24 17:20
セサール・チャベス vs コンタンチン・チュー

ライト級の両雄の激突。初回からチューが仕掛ける、凄まじい圧力だ。
チャベスはブロックしながら必死の応戦、巧みなブロッキング技術と
強い顎を持つチャベスは劣勢ながら序盤を乗り切る。
チューの勢いは相変わらずだが、コンパクトなパンチを繰り出すチャベスが
盛り返す。
最終12Rチャベスがチューを捕らえダウン、立ち上がったが腫れ上がった顔
のチュー。
判定は僅差で、メキシカン。
110人類最強:02/09/24 19:35
俺VSタイソン
左一本で1RRSC勝ち。
108ポンド 12回戦
張正九 対 山口圭司

白地にハングルの広告でびっしり埋められた張のトランクス。
方や黒地にゴールドの斑点がまぶしい豹柄。ベルトラインにはもちろんPRINCE。
開始ゴングと同時にラッシュする張。山口はリングいっぱいをサークリング。
今夜の山口は素晴らしい。切れ味抜群のジャブをフリッカー気味にダブル、トリプルで繰り出す。
右へ左へスウィッチし、猛追する張。リング上は闘牛を連想させる。
8ラウンド、山口は左腕を回転させて、前進する張のがら空きの顔面に左アッパー好打。まるでレナードのようだ!
勝利を確信したのか終了時にガッツポーズで自コーナーに戻った。
しかしスタミナに勝る韓国人はさらに前へ。時折、荒れ気味のパンチが天才サウスポーを襲う。
そして11ラウンド、山口の膝が笑う・・・顔も笑っている。いや、そう見えるだけか?
不用意に後退した山口に張が右フックで飛び込んだのだ。顎の先端を捕らえた!
肘と肩で青角に押し込むと連打の嵐。第三のパンチで相手の眉を切り裂く韓国の鷹。
糸の切れた人形のように沈む山口。張、大逆転!気絶した日本人を見たレフェリーはカウントせず試合を止めた。
10回終了時までの副審三氏の採点はいずれも山口。うち欧州人のひとりはフルマークですらあった。
140ポンド 15回戦
ホセ・ナポレス 対 アーロン・プライアー

信じられない結末だった。
リングアナウンサーのチャック・ハルは独特の低く絞るような声でノックアウトタイムを発表する。
「1ラウンド3分06秒」わずか186秒・・・。
初回、両者は紳士的にグローブを合わせた。
プライアーが足を使いリズムボクシング。強いジャブがナポレスの鼻先を何度もかする。
ナポレスは柔らかい膝でダッキング、懐に滑り込み軽く連打を浴びせては射程距離ぎりぎりの場所へ移動。
全てのパンチがカウンターが決まる。まるで荒鷲が大きく羽を広げ襲いかかろうとするその瞬間を狙っているかのようだ。
はやるプライアーは一気につぶしにかかった。右!左!右!とにかく当たる方を振り回す。
リング中央、プライアーの右ストレートがヒットした。
えっ?・・・よろめくプライアー!?ナポレスの甘く危険な、そしてあまりにも美しい右が一瞬早く射抜かれていた。
無防備のプライアーに集中打を浴びせるマンテキーヤ。体を反ひねりして崩れるプライアー。
なんとか立とうともがくが足が言うことをきかない。
観衆が総立ちとなる中、主審はテンカウントを数えた。
113名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/09/26 14:35
ジョー・フレージャーvsアーニー・シェバース

’70年代ヘビー級の強豪同士。フレージャーの左フック対シェバースの
右ロングストレート・フックの対決になるだろう。
例によってフレージャーはボビング・ウイービングを使いながら前進、シェバース
はガードポジションから強打を叩き込むタイミングを伺う。
両者のタイプからいって、すぐ打撃戦になるのは必至で先にビッグパンチを
ヒットさせたほうがKO勝ちする。
多分、フレージャーの小さく速い左フックが先に当たるだろう、3R,3度
ダウンを奪いTKO。
114名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/09/27 01:58
おもしろい。良スレだね。あげて行こう。
115名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/09/27 02:31
契約ウェイト 4回戦
三谷大和 対 山口圭司

1R、紳士的にグローブを合わせようとする山口、
それを無視して三谷がつっかかっていく、惜しげも無く得意な戦法に打って出た
クリンチだ!
困惑する山口

2R、山口も三谷のペースにのまれまいと
三谷の腕を振りほどき、軽快なステップでロープ際へ
自らロープ最下段に後頭部からダイブ、伝家の宝刀力石ダウンだ
観客席がわきにわいたラウンド

3R、流れが変わった。三谷、鋭い踏みこみからのクリンチに山口がつかまり
力石ダウンが出来ない
一方的はクリンチ攻撃に、三谷、レフェリーに減点1を取られる

4R、またもや三谷のクリンチ、あまりの激戦ゆえか、やや突っ立ったままクリンチに入った
三谷の頭が山口の鼻を直撃!
「イッターッ!」顔をしかめ、山口の叫びが冷やかな会場に響いた
だがその直後、まだやれるっ!と勇ましい表情でファイティンブポーズをとる山口
「ウラァー!」と雄叫びをあげながら、山口は3連続力石ダウン
4度目に入ろうとした直前に終了のゴング

   三谷  山口
1R  9−10
2R 10−8
3R  9−9
4R 10−8
______
   38−35 (ノーコンテスト扱い)
116名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/09/27 02:38
一方的なクリンチ攻撃に

ファイティングポーズ
117名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/09/28 15:36
160ポンド 15回戦
カルロス・モンソン 対 マービン・ハグラー

序盤、白い巨人は体格差を活かし、単発のジャブで驚異の男を突き放す。
ジャブ、ワンツー。ハグラーが接近してくるとクリンチ。
ハグラーはライフルの異名で恐れられる、モンソンの右ストレートを警戒。
モンソンのジャブにリターンジャブを返し、右へ回る。
技術の幅と深みで数段上を行くハグラー。いきなりの右ロングフックでモンソンをのけぞらせ右ストレートをみぞおちにたたき込む。
中盤、足を使いアウトボクシングでポイントを稼ぎ、アルゼンチンの英雄に付け入る隙を与えない。
モンソンの単調な攻撃パターンを読み切ったハグラーは危険を冒すことなく安全運転。
判定は意外なほどの僅差。全体的に盛り上がりを欠くも、ハグラーの完勝だった。
118Graziano:02/09/28 16:44
一連の仮想対決を書きつづけている人。素晴らしく面白い。
コテハンを名乗ってください。次作も楽しみです。
119名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/09/28 16:47
リディック・ボウVSレノックス・ルイス 誰かシュミレートしてください。
120名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/09/28 16:48
プライアーが1RKO負けってのはちょっとなあ・・・
ここ荒らそうかな・・・
121名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/09/28 17:12
140ポンド 15回戦
ロベルト・デュラン 対 アーロン・プライアー

信じられない結末だった。
リングアナウンサーのジミー・レノンは独特のかん高い声でノックアウトタイムを発表する。
「1ラウンド2分59秒」わずか179秒・・・。
初回両者は紳士的にグローブをあわせる。
両者とも猛烈なファイター。しかし意外にもジャブの突き合いで静かな立ち上がり。
先手を切ったのはプライアー。トリッキーな動きから左右の連打を繰り出す。
眼のいいデュランもあまりのプレッシャーにたじたじだ。
しかしプライアーが無防備に右のロングフックを繰り出した瞬間!
デュランのアッパー気味の右ストレートがカウンターとなって炸裂!デヘスス
第三戦目の再現だ。よろよろと立ち上がるプライアー。何か思いつめた顔をしている。
カウントがエイトを数えた瞬間!何を思ったのかプライアーは膝を突いて胸で十字を切って
祈りだした!そう、ヤング戦の再現だ。レフェリーは祈りを捧げるプライアーに無常にも
テンカウントを宣告した・・・
リングサイドのアレクシス・アルゲリョが悲しい目でプライアーを見つめるのだった・・・
122名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/09/28 22:09
素晴らしいスレだね。
118ポンド 15回戦
ルーベン・オリバレス 対 カルロス・サラテ
 
5ラウンド終了時、青角に陣取るサラテは息を整えながら、ある数式の問いを導き出していた。
オリバレスの体ごとぶつけてくるような荒々しい左右のフックはそれまでの展開を優位に進める一方、サラテが最も必要としていた情報を与えていたのだ。
両者ともに緊張のせいか硬さのみられる序盤、べた足のサラテの周りを小刻みに回りながら攻勢をかけるオリバレス。
サラテはジャブを敵の的から逆算し、全ての距離と角度で打ち込み、間合いを計る。
6ラウンド、大声援に背中を押されるようについに両者が打ち合った。
一発の強さで上回るオリバレスだがサラテの技巧に苦戦する。得意のレバー打ちはブロックされ、半歩後退しながら打つサラテのアッパーを被弾。
しかしタフなオリバレスも負けじと打ち返す。壮絶な打撃戦は一進一退の攻防を繰り返し、魔の13回へ。
サラテのピンポイントを鋭く射抜く正確なパンチが怪物の体力を殺ぎ取った。
打ち疲れのオリバレスの左フックを空振りさせたサラテは右フックをチンに合わせ膝を突かせる。
再開後サラテはさらに、ダウンを追加。闘争心でオリバレスは立ち上がるも、自陣よりタオルが投げられていた。
124名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/09/30 17:46
サムエル・セラノ vs 畑山隆則

畑山が20年早く生まれていたなら実現したカード。
小さく動きながら懐へ入り込もうとする畑山を、鋭く巧妙なジャブ、
クリンチでいなすセラノ、時折ヒットする畑山の左右フック、ボディー
にも表情を変えない。中盤以降、距離・タイミングをつかんだセラノが
中差の判定勝ち。試合後、ガッツ・石松の祝福を受けたセラノは
「また日本へ来たい、日本人大好き」とのコメント。
125名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/09/30 18:11
佐藤勝美x山口圭司

1r開始と共に両者リング上をサークリング、目まぐるしく動きながら
山口のジャブが佐藤を捕らえる。中盤まで山口が軽快にとばして
いたがやや疲労がでてきた。鼻血を出しながらも佐藤は必死の応戦、
しつこさと根性で盛り返す熱戦となり試合終了。
序盤の貯金でかろうじて勝利した山口だったが、両目が腫れ上がっていた。
126名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/09/30 18:17
アレクシス・アルゲリョ vs サルバドル・サンチェス
シーザーズ・パレスは異様な熱気に包まれていた。史上最強のJrライト級チャンピオン、
アレクシス・アルゲリョにサルバドル・サンチェスが挑むのだ。
アルゲリョもサンチェスも、これから壮絶な打ち合いをするとは思えないほど華やかに
颯爽とリングイン。アルゲリョの握手にサンチェスが笑顔で答える。
ゴングが鳴った。先程とは打って変わって厳しい表情で両者がグローブをあわせる。
ジャブの交換は互角。お互いのパンチが当たらない。アルゲリョの方が若干大きいが、サンチェスも
素早いボディワーク、フットワークで的を絞らせない。スピードならサンチェスだ。
5回、アルゲリョが強引に打って出た。そう、エスカレラに襲いかかったように強烈な左フック、
右ストレート。しかし。サンチェスには当たらない。ゴメス、ネルソンの攻撃をその卓越したディフェンス
とタフネスで凌ぎきったサンチェスはフェザー級史上最も守りに強いディフェンスマスターなのだ。
しかしサンチェスも防戦一方だ。カウンターを打つものの、アルゲリョのあまりのプレッシャーに精度が落ちる。
ややアルゲリョリードで迎えた14R。サンチェスが勝負に出た。絶妙のタイミングで左フックのカウンター
が決まるとラッシュ。驚異的なスタミナを誇るサンチェスは一回り体格の大きいアルゲリョを打ちまくった。
しかしアルゲリョも闘志は天下一品。迎え撃って凄まじい打ち合いが繰り広げられた。
最終回、お互いの持てる物を全てだし尽くして終了のゴング。
観衆は僅差の判定で勝利したアルゲリョに惜しみない拍手を送った。
127名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/09/30 18:46
ジャッカル・丸山 vs カオサイ・ギャラクシー

無敵・カオサイに我らがジャッカルが挑戦とのことで、後楽園ホールは
超満員、ダフ屋は強気にも立ち見5万円だと言う。
初回、立ち上がりの遅い王者にジャッカルが仕掛けた、トリッキー
な右が当たるがいなや猛然とラッシュ、沸きに沸く会場。
冷静な王者も、エネルギッシュな挑戦者のアタックに呼応するように
打撃戦に突入。
顔面鮮血で染まったジャッカルだが鬼の形相で打ち合う、途中王者が腰
を落とす場面もあったが第6Rついにカオサイの強打が炸裂、ジャッカル
ダウン、大歓声に押されて立ち上がったジャッカルの脚は揺れているが
何かを叫びながら突進。王者はあわてず強打をまとめ試合終了。

この日の熱戦は、金沢xオリバレス戦に劣らぬ年間最高試合として
ファンに語り継がれている。
128名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/09/30 18:47
あまりに、フィクションが強すぎるとつまらないよ。
ボクシングって、ノンフィクションでしょ?
129名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/09/30 18:50
このスレおもろいけど書き込むのめんどくさい
130名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/09/30 18:54
>>126
>サンチェスはフェザー級史上最も守りに強いディフェンスマスターなのだ。
そうかな?結構打たせないか?むしろ、タフネスで凌いでるってイメージ
が俺的には強いんだが。それに、どちらが勝つにしろ僅差の勝負になるとは思わないんだが。
体格の差が違いすぎる!断然アルゲリョが有利だと思う。
131名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/09/30 18:57
>>128
どの書き込みに対していってるんだよ?
>>130
文句つけるなボケ
お前が書けよハゲが。
132名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/09/30 19:01
130じゃないが、文句じゃなくて感想だろ、これ?
128は文句って感じがするが
133名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/09/30 19:03
世界ヘビー級タイトルマッチ レノックス・ルイスvs山口圭司

ケージ、奇跡の再起!しかし減量苦の連続で階級を上げ続け、
ついに日本人初の世界ヘビー級挑戦者となる!

第1R
いつものように、軽快に足を使いながらリングを回るケージ
その様子をジッと見ながら、牽制のジャブを出すルイス

ダウン!

(中略)

試合後のインタビュー
山口圭司選手「実はまだ目が治っていなかった」
134名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/09/30 19:03
>>132
あなたも書いてよ。
135名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/09/30 19:07
破きジョー対辰吉ジョー
初回ジョーがジャブを繰り出す。そこにジョーの右クロスが!
ジョーの初回KO勝ち。
136土屋:02/09/30 19:10
>>135
どっちだYO
137名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/09/30 19:15
女子プロボクサーのライカに萌え萌えなんですけど、ほんとなんですけど、異常ですか??
138名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/09/30 21:28
渡辺二郎vsルペ・ピントール

2階級制覇を目論み二郎がピントールに挑む、王者は減量苦のためこの試合を
最後にjフェザーに上がるという。
「二郎なら・・」との期待と声援を受けて、ジョー小泉特別トレーナー、吉井清
会長らはピントール対策に余念がない。

初回、減量に苦しんだ王者の動きは良くない、一方挑戦者はリズミカルな左右の
動き・速い右ジャブを披露、要所でパンチをまとめるなど期待させるスタートを
切った。王者の左は良く伸び、いかにも重そうだが二郎の軽快な脚のまえに
ヒットしない、逆に二郎の右フックがカウンターで決まるなど5回までフルマーク
の採点かと思わせる展開に、大阪城ホールに詰め掛けた観客が沸いた。
ピントールの背中は汗が光り苦戦を物語っているようだ、挑戦者リードのまま
後半へ、必死に圧力を掛けてくる王者さすがに打ち合いになると強い、打たれたら
必ず打ち返してくる。
打ち合っては不利と、クレバーな二郎は距離をとる戦法だが益々圧力を増す
王者。左リバーフックから右で挑戦者の脚を止める作戦か?10回過ぎから
王者がペースを掴むが二郎もカウンターで応戦、吉井会長が絶叫している。
大激戦の末、15回終了、判定は3者3様の引き分け。「もし12回制なら
勝っていた」と言うのが彼の口癖になった試合である。
139名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/09/30 22:07
コウジ有澤対シリモンコン
140名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/09/30 22:09
コウジ有澤対フレイタス
141名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/09/30 22:11
アリの娘対星野
142ロナルド ◆eobHhcFM :02/09/30 22:12
アリの娘は強そうだ
143名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/09/30 22:13
コウジ有澤対シリモンコン
コウジ念願の世界挑戦は2階級制覇のシリモンコン。
初回、スロースターターのコウジらしからぬ冴えを見せ、
シリモンコンをロープに追い詰めるなど観客を沸かせた。
しかし、ラウンド終了間際コウジが持病の腰痛を悪化させ、
2ラウンド開始のゴングは鳴らなかった。
144名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/09/30 22:15
>>126
私はアルゲリョファンだけに興味深く見ました。
またの予想待ってます。
145名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/09/30 23:12
サルバドル・サンチェス vs アントニオ・ゴメス

この対戦の展開予想はどんなだろう?
素人考えでは、凡戦になるが?
146フェネック ◆WBO/7L0A :02/09/30 23:30
サルバドル・サンチェスvsエウセビオ・ペドロサ
過度の減量苦の為、ネルソン戦後タイトル返上の囁かれたサンチェスだが、
目の上のたんこぶである、WBA王者ペドロサとの統一戦に臨む事となった。
試合は、静かな立ち上がり。ペドロサは左右に小刻みに体を振りながらサークリング。サンチェス
のカウンターを警戒。サンチェスもあまり手を出さず、ほぼ差のないまま、
1ラウンドが終わった。しかし、次の2ラウンドに波乱が訪れる。ペドロサが右
アッパーでボディを狙おうとした一瞬、サンチェスの左フックがカウンターでペドロサ
のジョーを捕えたのだ。ダウンしたペドロサは何とか立ち上がったが、ダメージは大きい。
それでも、試合巧者のペドロサはホールドを多用してサンチェスの猛攻を凌ぎきった。
クリンチの際、小さな右アッパーや肘をさり気なくヒットしていたのは流石にペドロサと
言えるだろう。3ラウンド、まだダメージの残るペドロサを仕留めるのに、サンチェスには絶好の
チャンスだったが、ここで攻めきれずに、ペドロサを生き返らせてしまう。
後半こすり上げるような右アッパーを食う場面もあった。4ラウンド以降、ほぼ動き
のないまま中盤を過ぎ、クリンチ・ホールドの多い、どちらかと言えばややペドロサペースの
展開が続く。しかし10ラウンド、ペドロサの右アッパーが、明らかなローブロー
となりサンチェスがうずくまってしまう。レフェリーが減点を取ったあげく、サンチェスに三分間の休憩を与える。
そして、試合再開後、飛び込むようにして打ったサンチェスの右ストレートがペドロサのアゴを
捕えると、ペドロサはよろける。チャンスと見たサンチェスが左右フックを連打すると、防戦一方の
ペドロサを見た、レフェリーが試合ストップ。10回TKO勝ちで、文句無く王座統一を
果たしたサンチェスには、もうこのクラスに留まる理由はない。「次はプライアーか
アルゲリョだ!倒す自信は勿論ある。」と強気なコメントを残したサンチェスは、ドンキング
やスライマン会長に祝福されて、とても嬉しそうな笑顔を見せていた。
147名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/09/30 23:37
アレクシス・アルゲリョ vs へクター・カマチョ
カマチョは世界初挑戦。鮮やかにスターダムに駆け上ったが対するチャンピオンは
2階級制覇のチャンピオン、ニカラグアの貴公子、アルゲリョだ。
初回カマチョは足を使い、リングを駆け回る。右のジャブもスピード満点、絶好調だ。
アルゲリョはジワジワとプレッシャーをかけるが、カマチョのスピードに幻惑されてる。
5回、カマチョのスピードあるコンビネーションでアルゲリョがたじろぐ。カマチョの
スピードは物凄い。しかしこのあたりからアルゲリョがボディを狙い始めた。
ガードをガッチリと固め、カマチョのスピードはあるが軽い連打をブロックし、打ち
終わりに左ボディをレバーに、ストマックに右ストレートを叩き込み確実にスタミナを
奪っていく。アルゲリョはスロースターターだ。
10回を過ぎたあたりからカマチョのスピードがガクン落ちる。ボディが効いてきたのだ。
アルゲリョはいきなりの左フック、まっすぐ伸びる右ストレートでカマチョをのけぞらせる。
アルゲリョが勝負に出た。
アルゲリョのパンチの回転が増していく。こうなるとアルゲリョは手が付けられない。
前半にスタミナをロスしたカマチョのフットワークが止まった!狂ったようにカマチョを
打ちまくるアルゲリョ。20発は打っただろうか。必死にウィービングするも打ち返せない
カマチョを助けるようにレフェリーのリチャード・スティールが割って入る。
アルゲリョ、12RTKO勝ち!
147ポンド 12回戦
シュガー・レイ・レナード 対 ドナルド・カリー

試合前、ベガスのブックメイカーが出した最終の掛け率は7対5でレナード有利。
十日前に披露された公開練習でカリーは最高の仕上がりをアピールしていた。
自信とも過信ともとれる発言を繰り返す幻のモスクワ五輪候補は、その言葉どおり初回よりレナードに襲いかかった。
寸分の過ちも許されない、極限の状況で戦わざるを得ない両者。息も詰まるようなソリッドなパンチの交換。
あっと言う間の三分間だった。
覗き見スタイルから距離測定のジャブを突き、カウンターを狙うカリー。
そのカリーの動きに反応し、息を潜めチェスの駒を動かすように慎重に戦うレナード。
試合はラウンドをほぼ交互に取りつつ、迷路を彷徨うように中盤になだれ込む。
経験に優るレナードはこの難解な迷路の出口を不利と見られていた接近戦に見いだした。
頭を付け合いカリーが右へサイドステップ。レナードの真横からストレートを打ち込む!華麗に体を入れ替えるレナード、すかさず左フック!
ダッキングで空振りさせるカリー・・・刹那・・・ローンスターコブラが牙をむく・・・そこへ閃光のようなレナードの返しの右が!
マウスピースを吹っ飛ばし、下肢は硬直、後方へ卒倒するカリー!
8ラウンド、正味24分弱の夢物語は幕を閉じた。
トーマス・ハーンズ vs フェリックス・トリニダード
ハーンズはjrミドルがベストなのだろうか、デュランを切って落とした次の相手は
ウェルターから上がってきた“ティト”トリニダードだ。
立ち上がりハーンズの鋭いジャブがペースを掴む。ティトは距離を詰めハーンズの
弱点であるチンを打ち抜きたい所だが届かない。ラウンド終了のゴングが鳴ってティトの
パンチがハーンズにヒットし、両者エキサイト。ティトは闘志満々だ。
2回開始早々、ハーンズの右がヒットし、ヒットマンスタイルに自信を持つハーンズは猛然と
ラッシュをかけた。前の試合でデュランを倒したヒットマンスタイル。しかしティトは
デュランよりも危険な一発を持っている。
物凄い打ち合い。体格に勝るハーンズの長い右ストレートでティトが尻餅をついた。
ダウンだ。
しかし回復力が以上に早いティトはダメージを被りながらもこのラウンドを持ちこたえる。
3回もハーンズは勝負に出た。右ストレート、左フックの乱れ打ち。ややワイドオープン
ながらもこのスタイルで並みいる強豪をマットに沈めてきた。しかしティトはガードを
固め、チャンスをうかがっていた・・・
ハーンズが止めを刺そうとガードが甘くなった瞬間、ティトの鋭い左フックがカウンターに
なって炸裂!もんどりうって倒れるハーンズ!何とか立ち上がったものの足がいうことを
聞かない。再開後ティトの右ストレートから強烈な左フック!
それはまさにハーンズがデュランを倒したシーンの再現を見ているようなダウンだった・・・
150名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/10/01 11:45
ルーベン・オリバレス vs 大場政夫
チャチャイとの防衛戦を劇的な逆転KOで退けた大場は減量苦からタイトル返上、クラスを上げ、
チャンピオン、ルーベン・オリバレスに挑戦した。
日大講堂は超満員。先日の金沢戦での激闘が記憶に新しいオリバレス、今回は相手が大場という
こともあって万全を期してきた。そう、サンアントニオでの大場対ガルシア戦の逆転KO劇をリング
サイドで観戦し、大場の強さは知っていたのだ。
初回、大場は意外にも足を使わない。アモレス、チャチャイ戦と強烈なKO劇で打ち合いに自信を
持っているのだろうか。左シャブが小気味良く決まる。スピードが段違いだ。
オリバレスはガードを高く上げ、左ジャブ。大場が一瞬気を抜いた。そこへオリバレスの強烈な
左フック!大場、一瞬間を置いて尻餅をつくダウン。アモレス戦の再現だ。ばつの悪そうな顔で
立ち上がる大場。ダメージはそれほどでもないがこのダウンで眼を醒ましたかのように本来の足を
使い始めた。
2回からは大場が足と左でペースを支配する。しかしオリバレスもガードを固め、ジワジワと前へ
出てくる。徐々にエンジンがかかってきた。左のボディが大場のレバーをえぐっている。
中盤やや大場のフットワークが鈍ってきた。ボディが効いてきたのか、ガードが下がってきている。
オリバレスは執拗にボディを、そして左右フックを顔面へ返してくる。大場も負けじと右ストレート
で応戦するが、オリバレスの連打は回を増すごとに激しくなっていく。
13R、もはや大場にアウトボクシングをするだけのスタミナはなくなっていた・・・
左ボディアッパーから上へ、そしてボディ。オリバレス得意のコンビネーションだ。大場のガードが
下がったところにオリバレスの左フックがアゴを打ち抜いた。大場ダウン。辛うじて立ち上がった
大場に左ボディアッパーからまたも強烈な左フック!
吉田レフェリーは悲しげな表情でカウントテンを告げた。
151名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/10/01 12:12
ものすごく面白い。
152名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/10/01 14:00
西城正三 vs 柴田国明
日本人同士初の世界タイトル統一戦。
これまで何度か対戦が決まりかけながら実現しなかった夢の対決だ。
ゴングが鳴った。西城がフットワークを使いながら左ジャブを飛ばす。一方柴田はリズミカルに
上体を振りながら西城に迫る。緊迫した攻防に観衆はシーンと静まり返っている。
3R早くも波乱が訪れた。西城の左ジャブをダッキングでかわした柴田は飛び込んで左フックを
西城のあごにヒット。西城ダウン!あまりのスピードに西城も驚きを隠せない。ここで早くも
柴田は勝負をかけた。スピード豊かな左右フックで西城をロープに詰め、打ちまくる。
しかし西城はここで根性を見せる。先日のベサンテ戦で大場ばりの逆転KO劇を演じた西城、
ただで負けるような男ではないのだ。柴田も珍しくライバル意識を剥き出しにしてパワフルな
パンチを打ちまくる。
西城の右ストレート、柴田の左フックでお互いがぐらつく。物凄い打ち合い。西城の方が
ダメージはあるが、柴田も打たれ脆いので目が離せない。観衆は大歓声だ。気の弱さを指摘
されてきた柴田だがこの日は違った。
ダメージの色が濃い西城をロープに詰めると左フック、右ストレート。最後はラウル・クルス
を倒した時と同じ右アッパーだった。操り人形の糸が切れたようにマットに沈む西城。
天才の名をほしいままにしていた柴田は、この日本人同士初の統一戦という大舞台で生涯最高の
試合をやってのけた。意外にもはっきりした形で決着がついたが、この日ゲスト解説に招かれた
大場政夫は「凄い試合でしたね。でも今日は柴田さんの方が先に当てて勝ったけど、次やったら
どうなるか分かりませんよ」と意味深なコメントを残している。
153名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/10/01 14:04
浜田vs平仲が見たいです
154名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/10/01 14:07
浜田剛史vs藤猛

互いのフックがヒット!ダブルノックダウンで無効試合。
155名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/10/01 14:07
>>154
ワロタ
156野茂英雄 ◆nwRWMJUg :02/10/01 14:25
面白いな。
88年タイソン対91年のフォアマンが見たいです。
157名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/10/01 15:47
ドワイド・カウィ vs マイク・タイソン

無敵タイソンにとって今日の防衛戦の相手は勝手がちがった。
自分より、リーチも身長も劣る相手は初めてである、それが
L・ヘビー、J・ヘビーを制覇して上がってきた猛者、
マイケル・スピンクス、イヴェンダー・ホリフィールド
らを大いに苦しめたドワイド・カウィである。

カウィは初回から接近戦を挑んで来た、明かに他の挑戦者とは異なる
個性にタイソンは戸惑っている様子、左で突き放す展開だ。
だが、カウィはヘッドスリップしながら前進、タイソンもボクシング
しきれず接近戦に応じるが、得意のボディー〜アッパーのコンビネーション
がこの相手には出せない。インファイトの上手さは意外にもカウィの方がであった。
徹底したインファイトに苦戦のタイソンだったが、再び脚を使いだしミドルレンジ
での打ち合いに持ちこみパワーの差を発揮、カウィの疲れに乗じて右フック
を側頭部にヒット。前のめりにカウィダウン、立ち上がるもかなり効いている、
コーナーで息を整えた王者は、落ち着いて善戦の挑戦者を仕留めた。
面白いはずなのに盛り上がらん。
ボク板のレベルを物語っているな。
159名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/10/01 23:32
面白過ぎる。特に148さんの文は素晴らしいです。
160名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/10/01 23:36
全盛期のアリ対タイソンきぼん。
161名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/10/01 23:36
携帯で読むと面白さ倍増!
162名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/10/01 23:41
私はクオーティ対レナードきぼん。
163名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/10/01 23:46
ムニョス対内藤をきぼん
135ポンド 12回戦
レイ・マンシーニ 対 ビニー・パジェンサ

この日のイタリア人街はどこも二人の話題で持ちきりだった。
「フェスタ・デル・カンペオン」と銘打たれた今夜のファイトにお祭り好きの民族がじっとしていられる訳がないのだ。
ロッキーのテーマに乗って入場する両者、会場は割れんばかりの歓声に包まれる。
東部時間の21時25分ついにゴングが打ち鳴らされた。元気よく飛び出す両者、なんといきなりの左フックが相打ち!これには貴賓席のアル・パチーノも大喜びだ。
一歩も引かぬ両者、壮絶な打撃戦だ。マンシーニが左を腹にダブるとパズは顔面にトリプルをお返し。
ロープ際でホールド、クリンチ、もつれ合っては倒れる二人。この日、主審を務めたカプチーノ氏は何度「ウオッチュアヘッド!」と注意したことか。
中盤、左右フックをブンブン振り回すマンシーニに対しパズは左ボディーから右アッパーでチンへの連打が当たる。ワイドオープンになるマンシーニの欠点を突いてきた。
しかし、ウィービングを多用し距離を詰めるマンシーニ。間をおくと見せかけジャブで機先を制す辺りはポイントの相殺が上手い。
両者ダウンのないまま試合は最終回へ。口の中を切り、鼻血を出すマンシーニ。右目を腫らし目尻からは出血のパジェンサ。二人の形相が試合の壮絶さを物語る。
死力を振り絞る両者に観衆はスタンディングで健闘を讃える。そして大歓声の中、最終ゴング。
注目の判定は三者三様の引き分け。加熱しすぎた観客の一部が喧嘩を始めるのもご愛敬。
熱狂した会場にカバレリアルスティカーナ間奏曲がもの悲しく流れてきたのは粋な演出だった。
165名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/10/02 22:46
う〜ん。おもしろい。
166名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/10/03 19:18
ウィルフレド・ゴメス vs ナジーム・ハメド
カルロス・サラテを痛烈にKOしたゴメスはクラスを一階級上げ、ナジーム・ハメドの持つ
IBF世界フェザー級タイトルに挑戦した。
ラスベガス・マンダレイベイ・リゾート&カジノは、プエルトリカンとイギリス人たちの
熱狂的な声援に包まれた。
初回、ゴメスがいきなりビッグチャンスを迎えた。飛び込んで右アッパーを打つハメドに、
ゴメスの左フックがカウンターとなって炸裂したのだ。ガクンと腰を落すハメド。
ここぞとばかりにラッシュするゴメスの左フックが、カウンターになって何度も炸裂する。
サウスポースタイルの死角から入ってくるゴメスの左フックに、上体をのけぞらすハメド。
なんとかこのラウンドを持ちこたえ、笑顔で赤コーナーに戻るものの動揺の色は隠せない。
ゴメスのような鋭いカウンターを打つ選手と対戦するのは初めてなのだ。
2回、精神的に優位に立ったゴメスは珍しく慎重な戦いぶりを見せた。普段ならその旺盛な
闘争本能で勝負をかけるのだが、ハメドも強烈なパンチを持つボクサー、深追いはしない。
ハメドは本来カウンターパンチャー。挑発し、相手が打って来た所に逆にカウンターを決め
倒してきたが、自ら仕掛けて行かなければならない展開に戸惑いを隠せない。
時折いきなりの右フックを振るうものの眼のいいゴメスにヒットするはずもなく、逆に
カウンターを浴び追撃を許してしまう。完全にゴメスペースだ。この展開が終盤まで続き、
試合は"魔の"13ラウンドを迎えた。
精神的、肉体的ダメージで焦りの見えるハメドに対し、ややペースを抑えてきたゴメス。
このラウンド、とうとうゴメスがその凶暴な牙をむいた。
左フックの二段打ち、右の強烈なストレートでハメドをロープに詰めると流れるよなコンビ
ネーションでラッシュ。ガードすることなくウィービングだけでパンチをかわしていたハメド
もたまらずダウン。再開後、ハメドが最後の力を振り絞って右アッパーを打ったその瞬間、
待ってましたとばかりにゴメスはタイミング、角度とも申し分ない強烈な左フックをハメドの
顎に炸裂させた。
10分以上起き上がれないほどのダメージを受けたハメドは素直に完敗を認め、再起を誓った。
一方、2階級制覇を達成したゴメスは、ハメドとのリターンマッチを約束した。
魔の13Rや敵のアッパーにフックでカウンターなど今では無くなった、また実は一度も見せることのなかった夢の瞬間。面白すぎます!
168名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/10/04 01:14
166さん、面白ろ過ぎます。拍手。
169拳闘マシーン ◆D31Y1lgsVM :02/10/04 01:18
>>166
確かに面白い。ただハメドが落ち目とはいえもうちょっと活躍させてほすぃ。
全盛期のハメドでもう1本おながいします。
170名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/10/04 01:26
良すれあげ。
171フェネック ◆JkWBO/7L0A :02/10/04 01:38
ゴメスとハメドを対戦させるなんて斬新な考えですね。凄い!
172名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/10/04 01:41
時代を超越した仮想対決、これ面白いね。
クラス別ランキングについで良スレの予感・・・
173名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/10/04 09:08

ビニー・マーチンVSビニー・マーチン

10 10 10 10 10 10 10 10 10 10 100
10 10 10 10 10 10 10 10 10 10 100


ジャッジ三者ともフルマークドロー
174名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/10/04 10:26
ジャッカル丸山VSセレス小林希望
175拳闘マシーン ◆V9Vqiisq5Y :02/10/04 11:20
ナオトン×洲鎌
108ポンド 15回戦
具志堅用高 対 柳明佑

当日、朝の計量をリミット一杯でパスの両者。仕上がりは良好のようだ。
具志堅はシャーベットをゆっくり味わい余裕の笑みさへ浮かべていた。
一方、柳もこの日に備へサウスポー相手に130ラウンドものスパーを消化、親しい同胞の記者にはノックアウト宣言まで飛び出す気合いの入れようだ。
試合は序盤、フットワークを活かし具志堅が右リードで先制、柳の覗き見ガードの内側に左ストレートを決め優位に立った。
相変わらず、スロースタートの癖が抜けない韓国人だが右フックから得意の左ボディーアッパーで具志堅のレバーを狙う。
サウスポーの泣き所を攻められ、なかなかペースを握れない具志堅。被弾覚悟のボディー打ちで、柳のスタミナを消耗させ対抗。
中盤に入り柳がソナギパンチと呼ばれるショートの連打をピンポイントで打ち込み、具志堅の動きが一瞬止まると韓国応援団より「よいしょ、よいしょ」のかけ声がこだました。
しかし、足を使い、常にリングの中央を支配する具志堅。一進一退の打撃戦に観客は熱狂。どちらが勝ってもおかしくない内容だ。
12ラウンド、両陣営はともにゴーサインを指示した。体を振り接近して猛攻をかける柳。三段跳びのようにワンツーで加速しスリーで飛び込む具志堅。
そして最終回、クライマックスは突然訪れた。具志堅のワンツーが柳の顔面に好打!柳がぐらついた。手打ちながら連打で反撃する柳!
そこへ、具志堅の左ストレートが腹に刺さると、一瞬、間をおいて柳がうずくまった。弱気な視線で自陣を見つめる柳、金マネが怒鳴り散らしている。
生気の失せた顔で再開に応じるも、カンムリワシはまたもボディー!苦悶の表情で腹を抱える柳に主審はテンカウント。
両瞼を腫らし憔悴しきった勝者・・・まさに死闘だった。

177名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/10/06 13:00
おもしろい。良すれだね。
178ソクラテス九州 ◆XVUp.wHBSo :02/10/06 23:12
あの〜
ベニテスvsウィテカ
デュランvsセルバンテス
マンシーニvsガッティお願いします。
179ミケランジェロ東海 ◆6Q/sXcMvkg :02/10/06 23:15
マンシーニ対ガッティ単純明快なオモロイ試合になりそうだw
>>178
ベニテスvsウィテカ
デュランvsセルバンテス
の2試合はやってるだろ。
ちゃんと読めよボケ
181名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/10/06 23:18
辰吉VSハメド
坂本VSデュラン
ジャッカル丸山vs篠崎哲也
新井田vsリカルドロペス
レイレナードvsロイジョーンズ
182名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/10/06 23:19
ベニテスvsウィティカはもう書いた。

ここでは、リクエストされたカードはあえて書かないしきたりです。
>>178
仮想第2戦をあなたが考えて見せて下さい
184加藤☆まさる ◆KIN8f.Kzrc :02/10/06 23:38
WBC・IBF世界ミドル級王座統一戦
WBC王者“ザ・G-メン”ジェラルド・マクラレン VS
       IBF王者 バーナード“ジ・エキシュキューキュナー"ホプキンス

マクラレンはジャクソンを1RKOで変えりうちにし、その後も
短時間でKOの山を築いていた。一方のホプキンスも、
ようやく適地で王座を獲得した後、防衛を重ね安定政権を
築きつつあった。両者がぶつかるのには、丁度いい時であろう。
ホプキンスは試合前から相変わらず、暴言を繰り返し、マクラレン
の怒りは頂点に・・・しかしそこに落とし穴があろうとは・・・
1R・・・既に怒りが頂点に達していたマクラレンは、いつもの
ように1Rから倒しにかかる。駆け引きなど関係ないと、ばかりの
攻撃だ。そして・・・
ロングからのマクラレンのストレートがヒット!これにはホプキンス
も利いた。ダウンこそ免れるも、コーナーまで後退。あとはひたすら
マクラレンのロングパンチをあび続ける・・・
しかし、さすがはホプキンス、ガードから除かせるその瞳はまだ
死んではいない。じっと、事態の推移を伺っているようにも見えた。
マクラレンのパンチがホプキンスのボディに突き刺さる!苦悶の
表情を浮かべるホプキンスだが、ここでとんでもない暴挙に出た。
あきらかなローブロー!今度は逆に苦悶の表情をマクラレンが
浮かべる。当然ホプキンスに減点が与えられるが、死刑執行人は
まるで意にかえしてないようだ。それどころか、相手とともに
休憩が与えられたため、ホプキンスのダメージは回復しつつある。
試合再開後、さらに怒りが増幅したマクラレンは、さらなる
ラッシュ!しかし、ここでホプキンスは意外な行動をとる。
自分からしゃがみ込み、ダウンを宣せられたのだ。
立ち上がった後、1R終了。なんとホプキンスは時間まで計算して
自らダウンしていたのだ、どうやらホプキンスには判定勝利など
始めから頭にないらしい・・・
↑これ続きあるの?

【参考】
JBCルール第19章第67条
 試合中全力ファイトせず、もしくは故意の反則、悪質のルール違反等をした
ボクサーは、ルール第9条に基づき処罰されるほか試合報酬の一部または全部
を没収される
186名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/10/07 01:26
ロベルト・デュラン vs フリオ・セサール・チャべス
マジソン・スクエア・ガーデンがどよめいた。統一世界ライト級チャンピオン、
ロベルト・デュランが入場してきたのだ。挑戦者は一階級下チャンピオン、
メヒコのヒーロー、チャベスだ。
試合開始のゴングが鳴った。デュランが鋭いジャブを放つ。チャベスはガードをガッチリ
固め上体を揺する。お互いがクリーンヒットを許さない、緊迫したスタートだ。
3回、デュランが鋭いワンツーをヒットさせるもチャベスの固いブロックで追撃を絶たれる。
しかしチャベスもディフェンスが精一杯という感じでなかなか攻勢に転じることが出来ない。
デュランのスピードは明らかにチャベスを上回っている。
デュランペースで迎えた7回、波乱が訪れる。なかなかペースを掴めないチャベスがイライラ
を募らせ、強引に出てきたところにデュランの閃光のような右ストレートがカウンターと
なってチャベスのアゴに炸裂したのだ。腰からストンと落ちるようにしてチャベスダウン。
カウントエイトで立ち上がったチャベスを強引にロープに押し込んで連打するデュラン。
チャベスも必死にブロックするがこの回、明らかにダメージを負った。
12回、チャベスがこの試合初めてチャンスを迎えた。左フックの脇腹打ちから左のアッパーを
デュランのチンにヒットさせたのだ。普段ロープを背負うことなどないデュランだが
チャベスの執拗なアタックに珍しくロープを背負っている。
しかし眼のいいデュランは要所要所でチャベスのパンチの威力を瞬間的なヘッドスリップ、
スウェーで殺し、そしてクリンチ。クリンチしながらクルッと体を入れ替え、チャべスに
ロープを背負わせる。そしてクリンチ際に右アッパーを連発。
接近戦での技術はデュランのほうが一枚上だ。
最終3ラウンドはお互い一進一退の攻防を繰り広げた。チャベスの左フック、デュランの
右アッパー、右ストレート。攻守がめまぐるしく入れ替わるシーソーゲームに場内は興奮の
るつぼと化した。ややデュラン優勢の中、試合終了のゴングが鳴らされた。両者はお互いの
健闘を称え合い、抱きしめ合った。そして観衆は固唾を飲んでリングアナウンサーのコールに
聞き入った。
ユナニマスデシジョン・・・エーンドゥ スティル・・・・
187名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/10/07 17:29
三原 正 vs デュアン・トーマス

痛恨の王座陥落から再起した三原に、再びチャンスが巡ってきた。
相手はクロンクジムのテクニシャン・トーマスだ、派手さはまるで無いが
堅実なボクシングと本場で揉まれたキャリアは侮れない。
賭け率でも、30−1でトーマス有利であったし、実は三迫会長自身も
コッソリ大金をトーマスに賭けていた。
開始からトーマスの長い左が冴える、異常にリーチが長い。
しかし、対ハーンズ戦を意識していた三原は相手のジャブを封じるべく
右クロスを徹底的に磨いてこの試合に臨んでいた。右クロスから
距離を詰め乱打戦に持ち込もうという、単純極まる作戦が功を奏し、
しだいに三原ペースの展開に。
頬が腫れ上がりキツネみたいな顔になった三原だが、根性勝負となった
最終回、渾身の右を放つ、これがトーマスにサミング気味にヒット!
堪らず後ろ向きになるトーマス、戦意喪失と見なされレフェリーは
三原に勝利をコールした。
あわてて抗議するエマニュエル・スチュワード・マネだったが、レフェリーから
「サミングで獲ったタイトルじゃないか・・、今回はツイてなかったと諦めて
くれよ」と諭され撤退。
歓喜に沸く三原陣営の中で、三迫会長だけが複雑な面持ちだった。

188名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/10/07 17:33
昔の辰吉vsハメドだったら
見てみたいカードだよなぁ。
2人ともノーガードで顔つきだすシーンとか見れそうだ(w
189ソクラテス九州 ◆XVUp.wHBSo :02/10/07 21:26
ベニテス対ウィテカー 〜リターンマッチ〜

6ヶ月前、アメリカで行われた両者の第1戦は、僅差判定でウィテカーが
勝ち当時保持していた王座を辛くも防衛した。だが、この時の判定は大いに
議論を呼び、勝負の決め手となった韓国人ジャッジの採点(1ポイント差で
ウィテカーの勝ち)にホームタウンデシジョンの疑惑が残ったのである。
因縁の試合を前にして雪辱の念に燃えるベニテスは意気軒高で「ジャッジ
なんなんか要らないぜ、k0できめてやるからな」と自信に満ちた必勝宣言を
してみせた。超絶テクニシャン同士の戦いは、まるで闘牛を見るようだった。
予想通り、ベニテスは思うさま踏み込んで左フック、右ストレートを打って
出た。空振りではあったがウィテカーの顔をかすめて去った右ストレートには
間違い無く一撃必倒の気配が伺えた。かなりエネルッギシュな前進だった。
ベニテスが第1戦目の教訓を生かしブルの様に前進して打ち合いを挑み、
これに対して小柄な黒人はヒラリヒラリとかわしながら、パンチを突く。
この日のウィテカーは百戦錬磨のベテラン、ベニテスにとっても捉えにくい
標的だった。スタミナさえ続けばいつかは爆発するに違いないと見える右。
それに対しウィテカーは最初から左回りのステップを踏んだ。左へ左へ回り
ながら左を打っている。サウスポーの技巧派であるにもかかわらず、定石とは
まったく逆の動き。ベニテスはしきりに右のカウンターを狙っていた。
第1ラウンドを終えた時ウィテカーが意図するものを直感し戦慄した。
190ソクラテス九州 ◆XVUp.wHBSo :02/10/07 21:26
このサウスポーは自分から相手有利の左回りを敢行しオーソドックスボクサー
の対サウスポー用切り札とも言うべき右を誘い出しにかかってる。
そこへ左をカウンターする気でいるのだ。左へ動けばベニテスの右に正対する。
その危険をあえて冒して、これ以上無いカウンターを狙う。磨き上げた己の
技巧が危険をかえってチャンスにできるというタフな自信が無ければ絶対に
できないはずの作業。危険極まりない作業にほんのわずか手順の狂いが発生
した瞬間、あるいは張り詰めた精神が何かの弾みでバランスを失った時、
何が起こるか。戦慄したのはそれゆえである。「神経回路の伝送改善」に
ついて考え始めたのは7回以降だった。ウィテカーが左へ回る。左を打つ。
その時ベニテスは右を打つ動作をしていない。ビデオやフィルムをストップ
モーションにし精密に観察すれば顔の表情や肩の筋肉に右を打つ意図の兆しが
読めるかもしれないが、肉眼ではそれが現れる前にウィテカーの左が当って
いる。しかも、ベニテスが先に打っていないにもかかわらず、これが正確
極まりないカウンターと見える。つまり、「相手が自分の右の射程に入った、
正対した」とベニテスが視覚で捉え、頭脳が「今こそ右を打て」と指示を
発する。その指示が右腕の筋肉に達する前に、ウィテカーの左が
「心理のカウンター」となって命中するのだ。これを「神経回路の伝達の
スピードの差」と語っては、百戦錬磨の天才怪童ベニテスに対し酷に過ぎる。
191ソクラテス九州 ◆XVUp.wHBSo :02/10/07 21:46
この日のウィテカーのスピード、アジリティ、クイックネスが余りにも
みごとであったゆえに発生した、ベニテスにとっては悲劇的な経過
だった。あとはウィテカーのこの緊張の作業に、肉体的乱れが起きるか
というサスペンスフルな時間の連続である。そしてウィテカーはついに
一度として乱れず、崩れず12ラウンズ緊張の綱渡りを行い続けた。
驚嘆のほかない。

試合後ベニテスが答えた「私は・・・・私は混乱していた・・・」
思いつめたベニテスを混乱させたのは疑いもなくウィテカーの自信に
裏づけられた技巧だった。筋肉に合わせるのではなく、鋭く研ぎ澄ま
した心理のカウンター。テクニシャンと呼ばれるボクサーは数多いが
かくも無欠のテクニックを目撃したのは実にもう久しぶりの事だった。
勇気と知性、激しい自制心が演じたものの見事な技巧劇。
この一試合だけでウィテカーは史上最高のテクニシャンの名に
値する・・・・・・。
192名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/10/07 22:45
マンシーニ対ガッティーきぼんぬ
193名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/10/07 23:21
クリチコ兄弟対決きぼーん
194アマデウス大阪 ◆2//3.Wa3ME :02/10/09 01:09
マンシーニ対ガッティ

同タイプでありながら、ボクシングの質や密度はガッティのほうが濃いと思われる。
ガッティは乱打戦が多いため、防御が甘いように思われているが、実際はそうでない。
ガードも高く、接近戦でのショートも案外うまい。

対して、マンシーニは同じく乱打戦を得意とするが、顎が上がる悪い癖がある。
体を開いた上体での左フックも多く、カウンターの餌食になる危険性が高い。

というわけで、シュミレーションしてみよう。
両者、グローブを合わせて1ラウンド開始。同体格ながら肩幅の若干広いマンシーニが
リーチの長さを利点にジャブの突き合いではマンシーニに分がある。
しかし短期決戦をはじめから決めていた両者は、ほどなく打ち合いになってくる。
ガッティ得意の左ボディから顔面へのダブルがヒット!
しかしマンシーニは、丸太をかついでトレーニングした足腰の強さで、ふんばる。
勢いづくガッティにジャブを出会いがしらにヒットさせ、ワンツーもヒットさせ、
ガッティをたじろがせる。しかし!そのときだった。マンシーニがワンツーの
かえし左フックを放とうとした瞬間、がら空きとなったその顎にガッティの左が
見事なカウンターとなって炸裂!たまらず腰を落としたマンシーニは、必死に
後続打を防ごうとするが、またしても狙い済ました左ボディフックを当たられて
しまう。このあたりガッティはパンチを散らす技を持つボクサーなのである。
195アマデウス大阪 ◆2//3.Wa3ME :02/10/09 01:10
ソクラテスの文章はうまいな〜
ワシのはたどたどしい・・。
196名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/10/09 01:18
北潟谷−トラッシュ中沼
197名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/10/09 01:19
アマデウスもいい線いってるよ
198アマデウス大阪 ◆2//3.Wa3ME :02/10/09 01:24
つづき

ボディパンチをもらってしまったマンシーニは必死に後続打を
防ごうとするが、いかんせん顎が上がる癖がまたしても出てしまった。
この状態での打ち合いでは圧倒的にガッティが有利。
狙いすました左フックがマンシーニの顎をとらえ、たまらずダウン!

その光景はまるで、ガッティ対ガマチェ戦を見ているようだった。
199名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/10/09 01:29
アマデウス大阪−北潟谷

200うんこちゃん:02/10/09 01:31
200げとずざ
201加藤☆まさる ◆KIN8f.Kzrc :02/10/09 03:21
>>184 の続き マクラレンVSホプキンス 第2話

第2R、第3Rとも、同じような展開が続く。
ローブローこそしないが、追いつめられると決定打を浴びる前に、自ら
ダウンを選択するホプキンス。マクラレンの怒りは頂点に達しようと
していた・・・
そして、やってきた第4R。攻めるマクラレンにも既に疲れが見え始め
ていたが、さらなるラッシュをかけホプキンスを追いつめる!
ホプキンスまたもダウーン!!この試合4度目のダウンだ。しかも、またも
自らダウンを選択したように見えた。立ち上がったホプキンスであるが、
レフェリーは何かを言っている。恐らく「今度ダウンしたら、試合を終了
するぞ!」とでも言っているのであろう。それほど、お粗末なホプキンス
の態度である・・・
追いつめられたホプキンスであるが、マクラレンは最大のチャンスとばかりに
容赦のない攻撃をしかけてきた!危うし死刑執行人!!
しかしその時・・・
「ガクッ!!」なんと大きくヒザを崩し、リングの真ん中でよろめいたのは
マクラレンの方であった。ダウンこそ何とか免れたが、あきらかに効いている
ようだ。カウンター・・・ホプキンスの右クロスが火を噴いたのである。
やはり、ガードの隙間から見据えるホプキンスの瞳は死んではいなかったのだ。
この時を待っていたのである。マクラレンが疲れ、スキが現れる瞬間を・・・
キャリア豊富な死刑執行人は、自らそのチャンスを作り出していたのである。
恐るべし・・・ホプキンス!!
「カーン!!」第4R終了のゴングである。しかし今度は、救われたのは
一転マクラレンの方だ。
第5R、ホプキンスは最大のチャンスとばかりに、この試合で初めてのラッシュ
を見せる。しかし、マクラレンも最後の力を振り絞って、これに答えてきた。
すごい、打ち合いだ!この試合最大のハイライトと言ってもいいだろう。
しかし、ダメージを被ったのは明らかにマクラレンのように思えた。
なにせホプキンスは、時折クリンチや背中打ちを巧みに組み合わせ、決定打を
許さないのであるが、マクラレンはあくまで正攻法の戦いしかしなかった
からである。マクラレンの疲労はピークに達しようとしていた。
202名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/10/09 03:26
それでそれで!
203加藤☆まさる ◆KIN8f.Kzrc :02/10/09 04:39
第3話
第5R終了。コーナーの両者に目をやる。青コーナーのホプキンスは
余裕の表情。笑顔まで見せている。変わって赤コーナーのマクラレンは
一転険しい表情、セコンドと何かを言い合っているようだ。
「カーン!」第6R開始のゴングだ!しかし、マクラレンは立ち
上がってこない。セコンドが何かを行っている。ああっ!!
マクラレン棄権だ。疲労とダメージがピークに達しているので
あろう。セコンドはこれ以上の続行を危険と判断したらしい。
ホプキンスのTKO勝利、王座統一!!
苦渋の表情を浮かべるマクラレン。会場は大荒れで、リングの上に
物が多数投げつけられている。笑顔で勝者コールを受ける
ホプキンスにも、容赦なく物が投げつけられる。

試合後のインタビュー
マクラレン「勝ったのは私のはずだった。彼は汚い、あんなのは
ボクシングじゃない。私はあくまでボクシングがしたかった。
彼の試合はボクシングじゃない」
ホプキンス「何を言われようと、勝ったのはこの俺。どんな戦い
でも、リングの上では、最後まで戦っているのが勝者なんだ」
試合後、マクラレン側は、WBCに意見書を提出。
WBC及びネバダ・コミッションはこの試合を裁いた“U”レフェリー
に対して謹慎と罰金を科した。しかし、試合の裁定は覆うことはなかった・・・
204加藤☆まさる ◆KIN8f.Kzrc :02/10/09 04:39
後日談・・・
傷心のマクラレンは、この試合の後、減量苦を理由にS・ミドル
級への転向を表明。その後のことはみなさん、知ってのとおりである・・・
一方統一を果たしたホプキンスは、5年後下のクラスから上がって
きたスーパースタートリニダードを見事撃破!3団体を統一!!
ハグラー以来の3団体統一王者となったホプキンスは、一躍
アメリカンヒーローになったのである。

・・・・・・・人生とはなんとかくも切ないものなのであろうか・・・
205名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/10/09 04:43
>>204
ホプキンスを悪者にしすぎだろ!
206アマデウス大阪 ◆2//3.Wa3ME :02/10/09 04:44
みんなの文章は情景描写がうまいね〜
会場にいる、もしくはテレビを見ている様子を想像できる。

なんか悔しい…。
207加藤☆まさる ◆KIN8f.Kzrc :02/10/09 04:44
>>205 俺の作ったフィクションだから・・・
ホプキンスファンの方スマソ
208アマデウス大阪 ◆2//3.Wa3ME :02/10/09 04:46
ワシのマンシーニ対ガッティも読んでね!
209名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/10/09 16:52
アントニオ・セルバンテス vs 湯場 忠志

ベニテスに敗れたとはいえ、すぐ王座復帰・第二期王朝に君臨する「戦う
チャンピオン」セルバンテスは円熟のボクシングにより、依然として
中量級の強豪に違いなかった。かつて古山、門田の挑戦を一蹴してみせた
実力から、日本においても評価は高く、挑戦者不利は否めないのが現状だったが
千歳一隅のチャンスをものにすべく、日本期待のホープ湯場がタイトルマッチに
望んだ。「九州から世界王者を」と、あの山田センセイもリングサイドに駆けつけていた。

上背で王者を凌ぎ、端正な面持ちながら殺戮本能旺盛な挑戦者に期待が寄せられた。
初回、挑戦者は定石通りの左まわりでジャブを突くが、王者は落ち着いて
かわし、相手を見ている。
さすが歴戦の王者相手だけに、いつもと勝手がちがう。パンチの伸びは王者が
上で、たじろぐ湯場。決定打だけは許さないものの、自らのパンチをヒット
出来ない。
中盤、ペースを変えたい挑戦者陣営は積極策に出る。体格と若さにものを言わせ、
圧力をかけて出る、セルバンテスも強気に打ち合う、しなる身体からダイナミック
なパンチで応戦。善戦ぼ湯場、王者の右をテンプルに貰いダウン、そのまま
カウントアウトされる。

結局、経験と地力が若さと勢いを押さえ、貫禄のKO防衛。

試合後、傷心の湯場は山田センセイとの食事をキャンセルした。
126ポンド 15回戦
ビセンテ・サルディバル 対 アレクシス・アルゲリョ

スローカーブが内、外、外と続きカウントは2−1。左腕の投じた4球目は打者の胸元をえぐった。
手も足も出ない王。
しかし速度計のはじき出した数字はわずか142キロ。これが江夏の快速球の正体である。
この一方的な試合の結末を眺めながら、なぜか地球の裏側にある国で見た、野球の場面が思い浮かんだ。
序盤、アルゲリョは慎重だ。対するサルディバルは精力的に攻め立てる。ガードを堅め、ゆったりと接近し重いパンチを叩く。
しかしアルゲリョは冷静だ。大半のパンチをブロックし、拳の感触を確かめるように、敵の肩や鎖骨を痛めつけ心臓、首筋、みぞおちなど心肺機能を丹念に狙い撃った。
中盤、アルゲリョがプレスを強め始めた。それまで前に出ていたサルディバルが足を使いボクシングする光景が増えてくる。
タフでならすメキシコ人だが前半に被弾したパンチが予想以上に効いていた。
ジャブの戻りは遅くなり返り際にニカラグア人の強烈な左フックを浴びることが多くなってきた。
次第に赤い鷹の左目は腫れ、出血も見える。誇り高き戦士はあくまでも紳士的に戦うも、アルゲリョの前に為すすべがない。
迎えた14回、アルゲリョはスローなジャブ三発でサルディバルをロープに追いつめる。
さらに左フックをレバーに打ち込み、とどめは右ストレート・・・速い!左へ逃げようとしたサウスポーのジョーを矢が突き抜けた!
ロープにもたれかかるメキシコの英雄。主審のスローなカウントもむなしく、無情のタオルがスローモーションで舞っていた。
211名無しさん名無しさん@腹打て腹。:02/10/10 22:06
レナードとアームストロングきぼん。
108ポンド 6回戦
大橋秀行 対 大鵬健文

王者、野島への挑戦権をめざすA級トーナメント一回戦。
両者の参戦が決まり、しかも緒戦での激突が発表されるとファンは神様のいたずらを喜んだ。
試合前、主審の注意もそこそこに睨み合う二人の天才。会場はがぜん盛り上がりを見せ、殺気立つリングは聖域と化した。
初回、覗き見ガードの大橋は最軽量級とは思えない強打を武器にスピードスターに迫る。
高速のジャブを繰り出し軽快なフットワークでパンチをかわす大鵬。
お互い様子見の要素が強いがまるでスタイルは対照的だ。
3回に大橋が単発ながらも左右のフックで大鵬をぐらつかせれば、4回には大鵬が右ストレートをドンピシャのタイミングでガードの隙間に好打する。
大鵬の足を止めるべく、腹へパンチを集める大橋。大鵬は軽いながらもシャープな左で迎撃し、試合は最終回へ。
ポイントで有利と見た大鵬陣営は逃げ切りを謀る。しかし、じっくり焦らず追いかける大橋。
残り一分を切ったところで大鵬の足が止まってきた。詰め寄る大橋!強打を浴びせるがクリンチで凌ぐ大鵬!
大歓声がこだまする中、ついに大橋の主砲が火を噴いた!右ガードが下がっていた大鵬のこめかみに左フックが着弾する。
ダウンする大鵬!そこで終了のゴングが打ち鳴らされた。手数で大鵬、有効打で大橋か。
緊張する場内、判定は2−1のスプリットで150年に一人の天才を支持した。
213名無しさん名無しさん@腹打て腹。
う〜ん。どんどんあげていこう。