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名無しさん名無しさん@腹打て腹。:
梅宮予想外の善戦見せるも判定負け
今日、さいたまスーパーアリーナで行われたWBCスーパーライト級タイトルマッチは
お互い倒し倒されの接戦を演じたが、3-0で王者イクノウィット・シンナクロー(タイ)
を支持した。
1R開始早々、梅宮はシンナクローの左フックでダウンを奪われるが、終了間際には
逆に王者をダウン寸前にまで追い詰める。その後7Rまで一身一体の攻防を繰り広げるが、
8R1分過ぎにシンナクローが左アッパーで2度目のダウンを奪う。
しかし、梅宮はそれでも果敢に打ち合いこのラウンドを乗り切り、9R開始直後に
逆にボディーブローで王者からダウンを奪う。このままの勢いで逆転KOを狙いたい
梅宮だが、10Rクリンチの離れ際に右を貰ってしまい3度目のダウンを奪われてしまう。
11Rに入るとポイントで勝っている王者が距離を取りながらの戦い方にシフトする。
懸命に追う梅宮だが、踏み込もうとすると強烈な左ストレートが飛んできてなかなか
距離を詰められない。しかし、残り30秒というところで王者が足を滑らせロープに
背中をつけた瞬間、梅宮がここぞとばかりに追い詰め連打する。
が、逆にカウンターを取られダウンを喫する。
最終ラウンド、11Rと同じく王者はアウトボクシングをすると思われたが、以外にも
倒しにくる。梅宮はガードを固め、「王者は倒しに行く時に必ず左手が下がる」と梅宮が
言っていたように王者の左が下がってきた。その時、梅宮の放った右フックが王者の
テンプルを叩き、王者は足を硬直させながらダウンする。立ち上がったものの
ダメージは王者の方が大きい。残り1分、梅宮は王者に襲い掛かる。が、時間が無さすぎた。
王者はゴングに救われた。採点は3者とも114-108。
勝者はこれで55戦55勝(47KO)。敗者は25戦22勝2敗1分(2KO)。
王者の話「きつい試合だった。12Rの事は全く覚えてない。ただ9Rのボディーは
ローブローだった。インポだから射精はしなかったけど。」
敗者の話「あと1分あれば勝てた。ダウンを奪われて足に力が入らなかった。
2度も挑戦して取れなかった。引退も考える。」
敗れたとはいえ、挑戦者の健闘が目立った。いままでの梅宮だったら耐えられないだろうと
思うようなパンチをいくつも貰ったが今回は耐え抜いた。今は試合の事は忘れて
ゆっくり休んでから進退について考えて欲しい。