★未来★ボクシング板★日記★

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359参詣スポーツ
<中島、暫定王座も無効試合で逃す>          


10日、東京・国立市立図書館前で行われたWBC世界ミニマム級暫定王座
決定戦は、同級2位の中島浩(ドンキホーテ加山)と3位・小熊坂諭(新日本
木村)とで争われたが、第6ラウンドに揉み合った両者がリング下に転落、
その際小熊坂が足首を捻挫し、試合は無効。暫定王者誕生はならなかった。

この日は当初、中島と正規王者のプナ・エミネント(タイ)との対戦が予定
されていたが、プナが練習中に右の耳たぶを負傷したため、急遽小熊坂との
暫定王座決定戦に変更されたという経緯がある。

憮然とした表情で会見の席についた中島は「全てのラウンドで僕がポイントを
取っていたはずなのに、こんな結果になってしまいとても残念だ。小熊坂?
彼については何も話すことはない」と語った。一方の小熊坂は「中島さんの
クリンチを振りほどこうとしたら(リング下に)落ちてしまった。あんなに
ダーティーな選手は初めて」と、こちらも怒りを押さえきれない様子。

両者の再戦が待たれるが、小熊坂の負傷がひどく、正規王者プナの復帰が
早かった場合、中島がまずプナに挑戦し、勝利を前提として初防衛戦の相手に
小熊坂を指名する可能性もある。今後のミニマム級戦線に注目だ。