IBFアジア新チャンピオン田村栄敏

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IBF京都「IBF日本チャリティ−KOボクシング」
(9月6日・京都府亀岡市「ガレリアかめおか」1階コンベンションホール、
観衆推定100人強=明らかに選手の親類縁者多し。また、元アルシオンの
ロッシー小川にかなり似た人間が観戦していたが、本人かどうかは不明。)
※試合前に、「新垣 諭対野口康裕」(2回戦)の中止と、香山友拳のケガ
のため、メインのカードが「IBF未認定」となった事が発表される。(ま
た場内に掲示の対戦表には、「リッキー山木選手負傷のため、セミのカード
は変更」という旨が書かれてあった。)
※また試合前に、亀岡市の福祉協会の副会長という人が、リング上から挨拶。
会長は「所用」で欠席とのこと。しかしRS5,000円、自由席3,000円の入場
料で、どれだけの寄付ができるやら…。
※会場は2階席のない形。よってリングの他は、床に机と椅子を並べたのみ。
@フライ級4回戦 (以下左側の選手が赤コーナー)
○ 浅井哲史(佐久間ジム) (判定3−0) 江南卓也(闘道會) ×
(あさい・さとし 115P 1/2)        (えなみ・たくや 118Pちょうど) 
  82年東京生まれ              74年滋賀生まれ 
※共に本日デビュー戦。1Rにバッティングをもらった江南が終始劣勢だった
 が、何とか最後まで持ち直した形。この日唯一の判定決着。因みに、採点結
 果は下記のとおり。
   谷口たけし(ジャッジ)     40−37 赤
   早川あけのぶ(?)(ジャッジ) 40−36 赤
   山木ひろや(レフェリー)    40−36 赤
Aフェザー級4回戦
 ×木屋克敏(SKC京都)   (1R2分48秒) 高橋幹樹(京都野口)○
(きや・あきひこ(?) 127Pちょうど) TKO (たかはし・もとき 127P 3/4) 
※この試合からメインまで、妙齢の女性リングアナがコール。(コールという
より、ただカンペを読んだだけという感じ。)第1試合は男性のリングアナが
コールを行ったが、何とこの人が、この第2試合ではレフェリーを務めた。(
村田みつひこという、このレフェリー兼リングアナは、この後メインも裁いた
。)試合のほうは、高橋が1度のダウンを奪った後、右ストレートで決着。
583名無しさん名無しさん@腹打て腹。:03/09/15 15:44
IBFのリングに上がって未来はあるのかな?
(582の続き)
Bライト級6回戦 (左側の選手が赤コーナー)
△ 片山博貴(SKC京都) (2Rドロー) 和田修一(和田会館) △
(かたやま・ひろき 132P 3/4)     (わだ・しゅういち 134P 1/4)
  67年東京生まれ              71年京都生まれ
  6戦4勝1敗1分(3KO)             9戦7勝1敗1分(6KO)
※2R途中で、和田の顔面が切れたか、ドクターチェックが入る。(因みに
このドクター、白衣姿の女医。)長い中断の後にゴングが鳴らされ、村田氏
より「偶然のバッティングにより和田が出血の為、ドクターストップ。よっ
てこの試合は(規定により?)ドロー」との発表がなされた。
C(セミファイナル)バンタム級10回戦
○  野口康裕(京都ジム) (2R2分33秒) コウジ西(京都野口ジム)×
(のぐち・やすひろ 122P 1/4) TKO   (こうじ・にし 122P 1/4)
  71年京都生まれ              79年京都生まれ
  14戦12勝2敗(10KO)             4戦4勝(4KO)
※とにかく野口の会場人気が高い。試合は1Rこそ一歩も引かない打ち合い
で、やや西が優勢かと思われたが、2Rもそうした状態から野口がダウンを
奪い、その後も的確なパンチを当てていきレフェリーストップに持ち込んだ。
D(メインイベント)ウエルター級10回戦
×  深山圭悟(佐久間ジム)(4R1分22秒) 丸山ヒロシ(京都野口ジム)○
(ふかやま・けいご 143P 1/2) TKO (まるやま・ひろし 147Pちょうど)
  66年滋賀生まれ              78年京都生まれ
  9戦3勝3敗3分(1KO)             5戦5勝(5KO)
(584から続く)
※メインの代役となった深山は、ガタイこそいいが、もろに猿顔のオッサン。
(場内から「ガッツ石松!」という声援が飛んだほど。決して石松似ではない
が。)しかも66年生まれということは、計算上では現在37歳。しかし、この試
合をつくってみせたのは、紛れもなくこのオッサンだった。2R途中、深山は
パンチを放つが、その勢いが余ってか、マットに自ら沈んでしまう。これがこ
の試合初のダウンとなった。しかしここから深山が驚異的な粘りを見せ、何度
も立ち上がって見せた。結局4R、右ストレートをくらってマットに大の字に
なった後、カウント8で立ったが、すぐに左ストレートをくらい再びダウン、
ここでレフェリーが試合を止めた。

※というわけで、今大会のMVPは「猿顔のオッサン」深山といっても
過言ではない。驚異的な粘りは「いいものを見せてもらった!」という
感じ。ここらでさほど年が違わない、今回姿を見せなかった田村にも奮
起してほしいが…。なお今大会のポスターには、協力ジムとして「大光
ライトスポーツジム」も名を連ねていたが…。
※因みに今大会のレフェリーは、第2試合とメインがリングアナ兼務の
村田みつひこ、それ以外が山木ひろやでした。またジャッジは全試合同
じ人が務めました。ここで、IBF日本のレフェリーのトリビア。
一方がロープを背にしたとき、IBF日本のレフェリーは、横に回って
トップロープとセカンドロープを掴みながら裁く。

>>583
 私もそれは同感。今回の興行自体が、IBF日本にとって2年ぶり位
の試合ですし、やっぱり思いましたね、「この人たち、普段何やってる
の?」って。因みに、全試合終了後「また次回もよろしくお願いします
!」と、件の村田氏が挨拶していましたが、ウンナンじゃないですけど、
思いましたね。「いつだよォ、『次回』っていつだよォォ!!」