「H5N1感染」というネットワーク詐欺ビジネス?!

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28備えあれば憂い名無し
映画「感染列島」で主演の妻夫木聡らが会見
2008年12月4日 朝日新聞

 未知のウイルスが日本を覆い、数千万人が感染して次々に死亡するパニック映画「感染列島」(来年1月17日公開)の
完成披露が4日、東京都内であった。主演の妻夫木聡、檀れい、瀬々敬久監督らが来場し、作品に込めた思いを語った。
(アサヒ・コム編集部)

 インフルエンザの疑いはあるが、正体不明の強毒性ウイルスに、人々が次々冒される。激しくけいれんし、血をはき、
目から血を流す患者たちの姿が描かれる。パニックホラーといえるほど生々しい描写が続くが、瀬々監督は「生き死にを
描く中で、人間や人生のすばらしさを伝えようと思った」と語った。恐慌下でこそ浮き彫りになる人間ドラマを映すことに
主眼を置いたのだ。

 治療に奔走する救命救急医を演じた主演の妻夫木は「防護服を着て、目で表現する芝居が多かった。本当にあった
病院を使い、臨場感を大事にした。(感染爆発は)いつ何どき起こるか分からない話で、自分はどういるべきか、人として
どうあるべきかを考えてほしい」と述べた。また、「人間にとってウイルスは怖い存在。でも、地球にとってのウイルスは
人間。この作品には、そういう命の共存という深いテーマがあり、人間はこれからどうあるべきかが問われている。
(観客にとって)少しでも意識の改革になってくれればうれしい」と述べた。

 妻夫木演じる医師と共に、感染爆発を止める使命を帯びた世界保健機関(WHO)メディカルオフィサー役の檀は
「次に命をつなげたいと必死に闘っているたくさんのドラマが描かれている。感染したとき、どういう行動をとるか、考えな
がら見てほしい」と話した。

 物語の設定は2011年。郊外の町で、若い男が高熱を発した末、多臓器不全で血をはいて死ぬ。同じ症状の患者は
増え、次々死亡していく。救急救命医の松岡(妻夫木)は大混乱の病院で、WHOの小林(檀)とともに治療に奔走するが、
なすすべはない。患者が殺到し、重篤でないと入院できない。治療薬タミフルも足りない。

 吐血し、目から血を流し、激しいけいれんを起こす劇症は、本当に新型インフルエンザなのか。松岡は「最初の患者」
だった若者の診察を誤り、死亡させてしまった。その恋人から、感染源につながる事実を聞き出し、学者(藤竜也)と共に
究明に乗り出す……。

 未知のウイルスによって、人々が突然視力を失う設定の「ブラインドネス」、ウイルスが、人口爆発した人類に対する
淘汰を始めたと推測できる物語の「ハプニング」など、最近、外国映画でも「見えない恐怖」を描くパニック映画が目立つ。

 厚生労働省は新型インフルエンザによる被害想定を公表した。それによると、人口の4分の1が感染し、医療機関を
受診する患者数は最大で2500万人、入院患者は53万人から200万人に及び、死亡者は17万人から64万人にのぼる。
「実際に新型インフルエンザが発生すれば、日本は戦場のようになる。将来、起こり得る身近な脅威に対して警鐘を鳴ら
したかった」と、平野隆プロデューサーは、この映画のメッセージを寄せた。
http://www.asahi.com/showbiz/movie/TKY200812040308.html

あくまでも娯楽映画だとはいうものの・・・