マルチ商法は全て壊滅させろ!

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31備えあれば憂い名無し
ネットワークビジネスはなぜいけないか?

下が、理想的なビジネスの構成です。3人から始めたと仮定して、一人が3人づつのダウンを持ち、なおかつ退会者がいないとするときの会員数の推移です。
理由はランクアップの際、常に3人のダウンを要求されるからです

クラス 1 :3 人
クラス 2 :9 人
クラス 3 :27 人
クラス 4 :81 人
クラス 5 :243 人
クラス 6 :729 人
クラス 7 :2,187 人
クラス 8 :6,561 人
クラス 9 :19,683 人
クラス10 :59,049 人 【Aさん】
クラス11 :177,147 人 【私】
クラス12 :531,441 人
クラス13 :1,594,323 人
クラス14 :4,782,969 人
========================== ボーダーライン
クラス15 :14,348,907 人
クラス16 :43,046,721 人
クラス17 :129,140,163 人

現在の会員は6万人なのでそれにふくまれていると仮定しましょう。Aさんは10クラスにいます。ここからスタートです。Aさんに紹介を受けた私はクラス11です。
現在6万人いる会員が成功を目指して活動すれば、私と同じクラスの人は17万7千人になります。
このクラスのひとが成功目指して頑張ったとして、私の下のクラスの人は53万人です。
次に下を考えていきましょう。クラス17はほぼ日本の人口で、国内ではこれを超える数字はありえません。日本の人口には、老人や子供や学生が含まれます。
この人たちもビジネスとは無縁です。当然就業者数は日本の人口より少なくなります。仮にビジネスを始められる人の上限6400万人としましょうか。
そうすると、クラス16以前の人がビジネスを始められる人たちです。ここまでが物理的な人数制限です。
次に論理的な制限です。クラス16の人はビジネスを始めません。自分たちは最下層にいるからです。つまり誰にも紹介できないからです。
同じ理由でクラス15の人もビジネスが成り立ちません。自分たちが3人のダウンを作った時点で終わってしまうからです。これではとても儲かりません。
今、自分の直ダウンしかいない人の状態です。自分が紹介した人がダウンを作って初めてネットワークビジネスといえるからです。つまりクラス15から下の人は、だまされない限りこのビジネスをしません。
先がない人に薦めればそれは確信犯であり詐欺です。ここでボーダーラインを引きます。
たとえば私が誰かにビジネスの話を持ちかけます。この人はクラス12です。私はこの人には「頑張れば儲かるよ」と言えます。
でも、その人のダウンの人、つまりクラス13のひとに「頑張れば儲かる」といえばこれは嘘になります。
なぜならクラス13の人はクラス14の人を誘ってそれで終わりだからです。

以上が理論的な制限です。
32備えあれば憂い名無し:2008/02/09(土) 09:14:48 ID:PTpbdfw20
31から続き

MLMは確かに優れたシステムです。
けれど、それは流通システムとして優れているのであって、ビジネスシステムとしては致命的な欠陥がある訳です。
もう一つ欠陥を話します。
仮に私が運良く5年間MLMで1億稼いだとしましょうか。消費者契約法では5年間未満なら途中解約と解約者に代金返還が発生する可能性があります。
収入ですから勿論使っていますよね? 5年経っているので、総合課税で毎年税金も払っています。
そこへ6年目の年の最初の月に私のダウンラインが全て解約に成功したらどうなるでしょう?
収入だった筈の代金を元請の会社に返還しなければならない可能性がある筈です。
これは大げさな例です。法的にどうなるかは解りません。あなたはどうしますか?