訴状 続き
請求の原因
第1 当事者
1、原告は1976年9月17日生まれの30歳であり、会社員である。
原告は、20歳頃から、急に不安を抱くなど情緒不安定になったり、
めまい、立ち眩みがするなどの症状が現れるようになり、1999年
から(当時22歳)更生病院の精神科に通院し、2003年からは神
谷クリニックの神経科に通院し、投薬による治療を続けている。
2、被告株式会社リバース(以下「被告リバース」という)は、1999
年4月20日に設立された株式会社であり、前商号は株式会社ユニ
ソールである(2003年10月7日変更)。被告リバースは、衣料品、
宝石、貴金属及び服飾雑貨の販売並びに輸出入を目的としている。
被告リバースの実態は、デート(恋人)商法業者である。デート
(恋人)商法とは、高額な商品を購入させることを目的としながらそれ
を秘し、デートを重ね恰も恋人のような親密な関係を作り出し、その
恋愛感情に突けこみ商品の契約へと追い込む、極めて卑劣で悪質
な商法である。
3、被告大山利充(以下「被告大山」という)は、被告リバースの代表
取締役である。
4、被告株式会社ジェイジェイ(以下「被告ジェイジェイ」という)は、
1990年3月26日、大阪市西区南堀江一丁目21番4号に本店を構え
る、宝石貴金属の販売を目的に設立された株式会社である。
被告ジェイジェイの実態は、多くのデート(恋人)商法業者に毛皮を卸し
ており、被告リバースを含め多くのデート(恋人)商法業者に毛皮を卸す
ことで利益を得ている会社である。
5、被告馬場大作(以下「被告馬場」という)は、被告ジェイジェイの代表
取締役である。