2007 年3月5日、雲南省昆明市のメディアが、「風水効果をあげるため、真っ赤なペンキで塗られた山がある」
と報道した。2月20日、レコードチャイナは「ペンキではげ山を緑化した」というニュースを発信したが、
この真っ赤な山の出現も、また同じ「富民県」で起こったことだ。この真っ赤な山は、富民県政府から
3.4km離れた大西村の近くにある。絶壁に囲まれた山肌は真っ赤なペンキで塗られ、とても目立っている。
近くに住む村民に話を聞いたところ、この山が赤く塗られるようになって、もう数年が経つとのことだった。
そしてその村民は、赤い色を維持する為に、毎年定期的にペンキが塗り直されていることも明かした。
詳しく尋ねたところ、ペンキ塗りをしているのは県政府近くに住むある商売人で、山の前に別荘を持つ
その人物が、風水効果をアップさせるために始めた行為だ、と理由を説明してくれた。その話を聞いた後、
早速その人物の家を訪ねてみたが、本人の姿は無く取材は実現しなかった。現在、
この真っ赤な山の存在を知った村民たちは、ペンキによる環境破壊を恐れて、対策を検討中とのことだ。
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