★オゲレツ盗作屋・田口ランディ監視スレPart4★

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7【検証材料】 その3-a
田口ランディ「ポチの魂」と岡崎京子「チワワちゃん」の酷似。
主人公の名前は、同じく岡崎の
「私は貴兄のオモチャなの(主人公の通称:ポチ)」からのパクリか?
「ポチの魂」は、「鳩よ!」で賞を受賞し、4月号に掲載。
「鳩よ!」のサイトから、内容チェック可能。
http://www.magazine.co.jp/magamix/hatoyo/short9808.html
岡崎京子「チワワちゃん」の初出は1994年、ランディ「ポチの魂」の初出は1998年。

類似点:
1)主人公の名前が通称ポチ 岡崎作品→「チワワ」
2)地方出身者。だらしない色気があって男運が悪い。
 新宿でヤクザにシャブを打たれてソープで働いていた。
 岡崎作品→モデル志望で、お色気担当からAV嬢に。
3)宿を提供してくれる人のところを渡り歩く
 (ポチは男の部屋ばかり。岡崎のチワワは男女問わず)
4)行方不明になった挙句、身元不明の遺体となって水辺で発見される
 (ポチは市ヶ谷の釣り堀。シンナー中毒で事故死。
  岡崎のチワワはバラバラにされて東京都推薦の白いビニールのゴミ袋に詰められた)
5)ポチの遺骨を海か山に散骨しようか、という話になる。
 「ポチは、泳げないから海は嫌いだと言っていた」と山へ。
 岡崎作品→
 「かわいそうに、海に捨てられて。犬かきもできなかった
  カナヅチのチワワだったのに」という描写あり
6)富士山の樹海へみんなで行こう、ということになり遺骨を
 砕いてローソンのビニール袋へ。ほかに袋がなかったし、
 「ポチ、ローソンのおやつ好きだったから」と言い訳する。
 岡崎作品→
  みんなで車を出して、遺体発見現場の海へ向かう。途中で
  花とお酒を買い、そこで「チワ、白ワイン好きだったから」と
  いうセリフあり。ちなみに移動時刻が夜明けであるのも類似。
7)朝焼けの樹海で散骨
 岡崎作品→持ってきたワインと花を海へ投げる

その他の共通点:
亡くなった主人公を見送る人間の中に小劇団の脚本家がいる。
(岡崎作品では自主制作のビデオを作っている人とぴあのシネマ
 コンテストに入賞経験者)
まるで酔っ払っているかのような勢いでこの思い付きを実行する点。
8【検証材料】 その3-b:2001/07/02(月) 18:33
Webマガジン幻冬舎「恋人たち」
http://webmagazine.gentosha.co.jp/backnumber/20000801/shortstory/shortstory.html
岡崎京子の「うまくいってる?(ヘテロシェクシャル-角川文庫)」のラストが激似。
プロポーズされた女が「本当にこの男が伴侶で良いのか?」と悩むクダリが似てる。
婚約者の男が女の部屋に上がって、ネクタイなんかとってラフな格好になる。
女はそんな亭主きどりに腹がたち怒りを男にぶつける。で、最後は抱き合う…
[比較]
岡崎京子「うまくいってる?」
散らかった部屋に鳴る玄関ブザー
男(婚約者)「よう!!」部屋のドアを開ける
男「うわっきたねーな。掃除くらいしろよ。どう御両親とレンラクついた?」
女「まあね…」
男「あーつかれたハラへっちゃった。何かつくってよ。軽いもんでいいから」男部屋でくつろぐ
女「スパゲティでいい?」
男「OK。あ、ビールある?」部屋で寝転びながらTVをみる。
…………
田口ランディ「恋人たち」
> それから男は部屋をぐるんと眺めて、広げっぱなしでとっちらかった旅支度と、
> 膝を抱えた私を交互に見た。
> この現状にちょっととまどったみたいに、私の頭をコツンとこづいた。
> 「何やってんだよ、支度もしないで」
> そう言って男は冷蔵庫から缶ビールを取りだし、プシュウッと小気味よい音で
> 開けると一息に飲んだ。それから、着ていた背広を脱ぎ捨てると、ランニング
> にパンツ姿で、テレビのスイッチを入れた。
> 「腹へったな、なんか食うもんない?」
で、婚約者同士女が甲斐甲斐しく世話するも男の亭主気取りに女がキレる。
そんな女を男が女の微妙な気分に気付きなだめすかしつつ抱き寄せて何となく終わる

田口短編と岡崎作品の共通点は婚約前の女性が相手の両親に会いに行く前の葛藤とラスト。
岡崎作品では主人公の妹が出来ちゃった結婚で相手は年下のバンドマンという設定。