★オゲレツ盗作屋・田口ランディ監視スレPart4★

このエントリーをはてなブックマークに追加
4【検証材料】 その2-a
NAOさんの作品と「アンテナ」の比較
http://member.nifty.ne.jp/kannoudog/
盗作されたNAOさんのサイト。
ここの参照例文だけではなく、日記も合わせて読むと、
その豪快なパクりっぷりが満喫できます。
WEB作家の作品の著作権問題にも進展しそう。

=(例文その1)=========================
藤森直子著『Fuckin' Blue Film』(ヒヨコ舎刊)P132より一部抜粋。

拡張は何もアナルに限らない。尿道だって拡張できるのだ。今日は久しぶり
に尿道プレイを満喫。
やっぱりボールペンの芯じゃなくて本体ごとずっぽり見事に入ると、M男も
女王様も共に満足感を覚えるな。「ボクはヘンタイです」と、尿道に入った
ままのボールペンでお習字をさせてみた。これって、男版花電車か? いや
ー、愉快愉快。思わず、自分が女王様ということを忘れて拍手しそうになっ
てしまった。チンコで字を書くんだからすげえわ。
せっかくなのでアナルにマジックペンも入れさせた。こんどはケツ習字だ。
「これは、ケツの穴にマジックペンを突っ込んでかいた字です。ボクは恥ず
かしいヘンタイです」と書かせる。けっこう達筆なのが笑える。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
田口ランディ著『アンテナ』(幻冬舎刊)P114より一部抜粋。

女王様は罵倒し続ける。ようやく男は、筆ペンを自分のアナルに押し込んだ。
僕は思わず覗き窓に目をくっつける。筆ペンは、なんとその三分の二も男の
アナルに吸い込まれていた。再び笑いの発作が僕を襲ってくる。僕は自分の
腕に爪を立てて痛みで笑いをこらえた。
「ふっふっふ。なんて醜い格好かしら。お前は正真正銘の変態だわね。じゃ
あ、お前、この紙にその筆ペンで『変態』と書いてごらん」
男は女王様が投げ捨てた半紙のところにがに股で歩み寄る。筆ペンが尻の穴
に入っているのでカニみたいな歩き方になるのだ。そして、半紙の上に腰を
落とし、ヒンズースクワットのような体勢で字を書き始めた。『ヘンタイ』
とカタカナで書いたようだ。
5【検証材料】 その2-b:2001/07/02(月) 18:31
=(例文その2)==========================
藤森直子著『Fuckin' Blue Film』(ヒヨコ舎刊)P23より一部抜粋。

こんなんでお金をもらっていいのかなあと思ってしまう。二時間コースの最
中、私はほとんど何もしない。鞭もバイブも出番がない。最初にM男をロー
プで縛って、そのまま時間いっぱい放置する。それだけ。
このお客さんは常連で、いつもこれしか希望しない。ラクといえばこんなラ
クなフレイはないが、あまりにもラクすぎる。
「おまえなんか、かまってあげないよ。ここで一人さみしく、ねっ転がって
な。だーれも助けになんか来てくれないんだからね。一人ぼっちで、ずーっ
とここにいな。私ももう戻って来ないかもね。おまえのことなんか忘れちゃ
うかもしれないなぁ(微笑)。忘れちゃったらごめんね」と、私は部屋を出
る。
冷房なんて奴隷の分際で贅沢よね、とクーラーのスイッチも切ってしまう。
わー、すげーイジワルー。でも、こういうイジワルが私の仕事なのである。
−−−−−−−−−−(中略)−−−−−−−−−−
残り時間が三十分になったら、部屋に戻る。ボンレスハムのように無様なぐ
るぐる巻きのM男のロープを解く。ロープがぐっしょりと汗を吸っている。
もともと太っている人なの汗をかきやすい体質なのだ。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
田口ランディ著『アンテナ』(幻冬舎刊)P116より一部抜粋。
女王様は男の体を縄で縛りあげる。さすがに素早い。男はボンレスハム状態
になって床に転がる。肉に縄が食い込んで皮膚がパンパンに盛り上がる。
「さあ、これでよし。もう金輪際、お前みたいな出来の悪い子にはかまって
あげないよ。お前は独りぼっち。独りぼっちの悲しい変態」
ボンレスハムになった男は、それでもまだアナルに筆ペンを差している。
「お願いです、一人にしないでください」
「ふんっ、偉そうな口をきくんじゃない。ここで一人で寝っころがってな。
いいかい、お前がここにいることは誰も知らないんだよ。誰も助けになんか
来てくれない。ずーっとここに一人でいるのさ、ふふふふ。私も忘れちゃう
かもしれないから、お前はここでひからびて死んでしまうかもねえ、ほほほ
ほほほ。誰にも知られずひっそりとお前が死んだら、お前のおケツに赤い薔
薇の花でも差してあげるわ。じゃあね、バイバイ」
泣きべそをかいている男を置いて、高笑いをしながら女王様は部屋を出てい
ってしまった。
−−−−−−−−−−(中略)−−−−−−−−−−
女王様はクーラーの電源を切ってしまったらしい。これもお仕置きなのか。
部屋の温度は急激に上昇していた。
6【検証材料】 その2-c:2001/07/02(月) 18:32
=(これはおまけ)=========================
藤森直子著 『Fuckin' Blue Film』(ヒヨコ舎刊)巻末P312掲載、ラ
ンディさん自身が書いてる解説文より一部抜粋。

藤森直子さんには、早く長編小説を書いてもらいたい。
「ファッキン ブルー フィルム」を読み終えて、ほんとうに心からそう
思った。
日記の中に描かれているどのエピソードも、すべて長編のモチーフになり
える。
−−−−−−−−−−(中略)−−−−−−−−−−
この日記の原本は彼女がインターネットのホームページにずっと連載していた
ものだ。
ホームページに連載されている時、私はこの日記が更新されるのが楽しみで楽
しみで、毎日のように覗いていた。
−−−−−−−−−−(中略)−−−−−−−−−−
私はこの「ファッキン ブルー フィルム」のなかに、短編小説なら一〇〇
本くらいのネタが詰まっているように思えた。それを、惜しげもなく日記と
して発表してしまう藤森直子の気前の良さと、可能性に、嫉妬を感じるほど
である。

二〇〇一年 一月二十六日 田口ランディ
===============================(おわり)=
参考までに、ランディさんの『アンテナ』初版は2000年10月31日付
発売。
藤森直子(NAO)さんの日記は『アンテナ』発売以前の1999年8月か
ら2000年3月まで、ほぼ毎日HP上で連載されてました。
それを1冊にまとめた『Fuckin' Blue Film』という本の初版発売は、200
1年の4月10日です。

あとは、作品中の、
「自分を一人称で呼べない人」
「何でも冷蔵庫にしまっちゃう人」のネタ元も、NAOさんだそうです。

[ランディのコメント1]
>  SMの女王様のNAOさんからメ−ルが届く。以前にSMについて質問したことへ
> の返事のメ−ル。そこに、ものすごいヒントが書かれていて、ドキドキしてし
> まった。それを読んでいたらイメ−ジの塊がどっかんと落ちて来て、もうなに
> かが完成したような気がしてしまった。
http://hwj-test.hotwired.co.jp/opendiary/randy/20000604.html

[ランディのコメント2]
赤坂真里(「ヴァイブレータ」「蝶の下の皮膚」)さんと会うくだり
>  赤坂真理さんは、不思議な雰囲気のまったりとした方だった。対談後、二人
> で新宿のお多幸に行っておでんを食べるが、カウンタ−のオヤジがものすごく
> 感じ悪いので、すぐに出て、またしても隣のTOPS BARに行ってしまった。赤坂
> さんとは嗜好に異様なまでの共通点があって、ちょっと怖いくらいだった。書
> こうとしているテ−マまでシンクロしていて奇妙であった。
http://hwj-test.hotwired.co.jp/opendiary/randy/20000223.html