柳美里

このエントリーをはてなブックマークに追加
585無名草子さん
最近、某全国紙に載った「生きる」の大きな写真入り広告を見て
鬱になりました。「読者の心を打つ慟哭の『私記』」などと
書いてあるところを見ると、作家自身も出版社も
あれを「小説」と言いきるのは無理だと分かってるんだなと
理解しました(WW
たしかに
命シリーズは、私小説と呼ぶにはあんまりな作品だと思います。

でも私が命以上に愕然とするのは、
裁判になった「石に泳ぐ魚」。
裁判に至った経緯や、柳さんの主張したことなど
マスコミがなぜもっと突っ込まないのか
不思議でなりません。