景山民夫はなぜ死んだのか?

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>>230-232
>>58も憶測だけで書いてて真実ではない。
景山さんの焼死についてはプラモ業界の方でも調べてる。

まず事実。
1:焼死した時点で景山さんが作っていたのは、4〜5台のアメリカ車のプラモ。
2:景山さんは自動車プラモの塗装はエナメル系塗料を使用している。
3:焼死時は、塗装が気に入らなかったので塗料を落とす作業をしていた。

これで真剣に自動車プラモを作った経験がある人間(要するにマニア)なら、何が起こったのかはわかる。
1:アメ車のプラモの仕上げはツヤツヤ、ピカピカのボディ塗装が命。
  景山さんが裸だった理由はこれ。
  塗装したボディには、塗料の乾燥前に衣服の毛埃や繊維が付着することが多く、これがプラモのボディ塗装の失敗原因のほとんど。
  従ってパンツ一丁で塗装作業を行うマニアも少なくないのである、と言うか常識。
2:エナメル系塗料は石油系。その溶剤は灯油に近く、洗浄作業には溶剤の単価が高いために灯油で代用するマニアも少なくない。
3:梅雨時や冬場は湿度の関係から塗料のツヤが安定しない。そのために神経質なマニアは、気に入るまで何度でも塗装し直す。
  塗装し直すという事は、前に塗って失敗した塗料を落とさねばならない。
  この塗料落とし作業の際、景山さんは灯油をバケツに入れ、その中にプラモのボディを軽く浸けて洗い流していた。
  もちろんプラモのボディも浸食されて溶ける危険性もあるが、その寸前の所を経験によって見極めることは可能。
  また、プラモのボディが溶ける前に洗い流しに使った溶剤(灯油)をすみやかに乾燥(揮発)させる必要がある。
  この時、景山さんは暖房器具にある程度の距離を置いてプラモのボディをかざす乾燥方法をとっていた。
  これが引火原因。

以上がプラモ業界で調べられた景山さん焼死のレポート内容。ヘンな陰謀なんか無いよ。
もちろんオレは不幸の化学の会員でも何でもない。