小池真理子

さんについて語りましょう。
私は「欲望」が好き。

だんなさんが直木賞受賞したしねー
短編集「水無月の墓」をちょうど今読んでるー。

エッセイで、「私は片付けられない女だ」みたいなこと
書いてて、好感もてた。ｗ

私は「恋」が一番好きだった。
読後1週間くらい、まだその世界をさまよっているような感覚があって、いい意味で後味のある小説だったな。
現実ばなれした話だったけど、巻き込まれたなあ。

「無伴奏」
ってタイトル見ただけで妖しい気分になった。
藤田氏は妻の影響でハードボイルド→恋愛モノになったの？

仲のいい夫婦みたいだね。好感もてる。
＞３
すごくわかる。小池真理子の恋愛物って、読後ぼーっと
してしまう。「月狂い」もそうだったな。

「仮面のマドンナ」だっけ。
あれが面白かったな、個人的に。
それにしても、小池さんの小説って、読んでると躁鬱が激しくなるなー。
漂っちゃう感じ。ね？

『恋』と短編は大好きですが、最近の「官能」小説は
ちょっと辟易･･･
インテリ＆絶世の美女の世界が多くないですか？

薄い

男の人も読んだりするのかな？

独白っぽい恋愛モノはもうおなかいっぱいです
「恋」が最高峰にあるとして、その換骨奪胎が
続いている気がする･…
傑作を書きつづけろなんて無理な話だろうけど
駄作垂れ流しはや・め・て

私も大嫌いじゃ・・・。
昔の「悪女」シリーズとか知ってます？
ぽつぽつと通読してますが、生き方とか思想が嫌い。
小説デビュー以来、文体や観念が嫌い。で、もう読んでないんだけど、
どこが良いのかな？純粋な疑問です。
団塊世代と自分は合わないのでせう・・・。

私は２０代ですが、好きですよ。

「墓地を見下ろす家」だったか。
地下への階段がないマンションの話。
あれって、ホラーなんだろうけど
ちょーっとねぇ、途中から笑っちゃうしかないって感じ。

耽美恋愛もののほうがましね。

実は現在のエンタテイメント文学の地平を切り開いた人だったりして（藁

私の巻き込まれた系は「彼女が愛した男」っていうのだったかな。
強盗犯と人質が逃避行の途中で恋に落ちる話。

著者自体があまり露出しないから、ギリギリセーフ。
短編で描かれる、どちらかと言うと日常的なストーリー
の方が圧倒的に秀作だと思います。

作家は皆あるだろうけど、拘りがいっぱいありそうな人だよね。
エッセイも読んだけど、若い頃は、時代が大変だったんだろうな〜と。
最近は気分的にも落ち着いてるみたいな感じ。ぎすぎすしてないし。

でも小説は若い頃のが面白い気がするな。特に短編。
長編は・・・なんかおばさんの憤りとか、コンプレックスとか
多くてちょっと疲れてくる。
つまりは見栄はってないってことだし、正直なんだろうけど。

ダンナの直木賞受賞でさらに知名度アップして、
ダンナより売れるかもね。

>>11
小池さんは、団塊の世代じゃないよ。彼女の2つ上くらいまでが団塊。
ぼくの学校の先輩だよ。
だけど、小説、読んでないんだ。ごめんなさい。

嫌いじゃないけど、世間で言われてるほど美人じゃないよね？
好き好きだけど。あまり官能小説に走られると、どうなの？？
という感じ。メディアに出てこられるとちょっと困る。

そお？厚化粧は美人の特権だと思うのだけど。

この人の本を読んでみよう、とおもったのが､
去年の今ごろの雑誌「ダ・ビンチ」
夫婦揃って、前世占いしてもらってるの。
それまで知的悪女のイメージがあって、ゼンゼン
読もうと思わなかったのだけど、その記事読んで
面白いような気がして。
で、しばらくはまりました。

小説は好きだったのにエッセイを読んだら嫌いになった

藤田氏との夫婦公論は好きだったなあ。

知的悪女辺りはご本人自身が「若気の至りだった」と思っているような気がする。

若気の至りは、若い人が読んで共感すればいいさ。
年取ってから、読者も、読んだことが若気の至りだったと思うさ。

いちおう若い（つもり）けど、こっぱずかしかった＜エッセイ
まぁ、なんちゅうかこう、時代が違うんだね。

あとカタカナ連発は止めた方がいい・・・とこっそり助言したいけど
あれを今も続けているのは、彼女自身「隠居」の気分でわざとやってんのかな？

>>11
小説はなかなか好きで、才色兼備かーﾊﾔｼはうぜえけどこっちはなかなかいいなーと
思ってたが、エッセイ関係読んだ途端に拒否反応出た。
自分がｲかに美人でしかも若く（ｗ見られるかってのを言いたいだけらしい。
小説も設定が似たり寄ったりで萎えた。
今となっては正直に生きてるﾊﾔｼに共感。

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「墓地を見おろす家」怖いねぇ……。
この人の文って読みやすいね。ハマりそう。

「死者はまどろむ」も結構怖い。一番好きなのは「柩の中の猫」。
最初に（この話を聞いて）「由紀子はしばらく、言葉を失い」
「自分でも信じられないほど深い情動に突き動かされ」と書かれているが、
ここで語られる「話」は全くこの最初の文を裏切らない。

小池さんの描く男女って、なんでおっぱいがでかいとか
そういう事をいってるんだろうか。おっぱいの大きいという表現も気になる。
男をどこかで馬鹿にしてるような気がして嫌だな。

知的悪女の名残なのか？

いや、そーいう女をおとしめるっぽい描写をすると、
男性編集者がよろこぶんですよ、
書いてる人が美女ならなおさら妄想モードで、うはうはです。

「贅肉」は実際にありそうで怖かった。

ブックオフで「知的悪女」買って読んでみた。
あの本はギャグなんでしょうか？
あまりのくだらなさに脱力したよ。
なんか本人も嫌いになりそう

>>23
>知的悪女辺りはご本人自身が「若気の至りだった」と思っているような気がする。

そうかなあ。
「私はあたりまえのことを書いただけなのに、何故か世間からは叩かれた」
みたいなこと書いてたけど。

出版社の男性は、ちょっと見られる女が、文章持ってきたり
すると、もうそれだけで嬉しくなってしまいます。媚びられたら
もう夢中に。男用の雑誌にはそういう野心満々の女性がうようよ
いて、すぐ編集と不倫したりします。女性誌にいて、女を良く
知っていた人はそういうことしませんが。小池さんなんか、
その中で超美人に見えたなず。

>>37、>>40
なるほど。小池さんはやっぱりある種の男を馬鹿にしてるんですな・・
「おっぱいが大きい」表現はつまり
こう書いときゃ喜ぶ奴もいるだろふっふっ、ってやつか。

ま、フェミニズム真っ向から振りかざして叩かれるより、逆に
おちょくった方が楽しいもんな。訳わかんない親父には受けるだろーし。

しかーし俺は悲しいよ。なんか知らんけど。

「欲望」はわりと良かったよ。三島由紀夫の豊饒の海が題材でさあ。
思わず豊饒の海全４巻読み直しちゃった。

「水の翼」は直球でおもしろかった。
このひとはもう完成された文章・作風だから、
もう賛否は好みの問題だと思います。