▲▲芥川龍之介の作品でどれが一番すきですか?▲▲

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1がびさん
好きな作品と感想などを書いてください。
2無名草子さん:2001/07/19(木) 16:01
一番好きなのは邪宗門。続きを読みたかった。
戯作三昧・大道寺信輔の半生も好き。
鼻は鼻をゆでて弟子が踏んで出てきたのを抜く所が、
エステ記事を読んでる気持ちよさに通じる
3たみさん:2001/07/19(木) 19:01
『杜子春』

畜生道に堕ちた両親の我が子を思う気持ちにうたれ、
それまで沈黙を守っていた杜子春が遂に声を発して
しまうくだりには目頭が熱くなるのであります。
4無名草子さん:2001/07/19(木) 21:01
富岳百景
5無名草子さん:2001/07/19(木) 21:48
>>4
太宰治?
6たにし係長:2001/07/20(金) 21:29
タイトル忘れたけど、
ひょっとこの面を被って踊ってる男がいた。
いつまでも踊ってるから皆最初は「ばかじゃねーの」と笑っていたが、
そのうち男が倒れた。面を取ったらものすごい形相で死んでた。
っていう話。
高校の時に読んで、身震いした記憶がある。
7無名草子さん:2001/07/20(金) 23:12
河童。
前衛的な音楽で世の中の風紀を乱している河童の名前が「ロック」だったのが、
偶然とはいえすごいと思った。
因みに良い音楽をする河童の名前は「クラバック」だったと思う。
8無名草子さん:2001/07/21(土) 07:29
芋粥
あのほんのりした哀しさが忘れられん
9がびさん:2001/07/21(土) 13:21
芥川龍之介のいう自動作用ってつくづく深いものだと思います。
10無名草子さん:2001/07/21(土) 13:44
羅生門に一票
11無名草子さん:2001/07/21(土) 15:37
12無名草子さん:2001/07/22(日) 04:48
「羅生門」に、もう一票。
13無名草子さん :2001/07/22(日) 05:07
或る阿呆の一生
14無名草子さん:2001/07/22(日) 05:09
地獄変。ダントツです。
15無名草子さん:2001/07/22(日) 07:32
「歯車」、俺はこれ読んで戦慄をおぼえたでよ
16無名草子さん:2001/07/22(日) 09:32
知り合いの中学生が担任教師のことを「マツポン」と呼んでいて、
偶然その教師にあったら「マツポン」という顔だったので感心した
という話が忘れられないんだけど、タイトル分かる?
17無名草子さん :2001/07/22(日) 16:18
羅生門。
消防の頃(五年生ぐらい)に読んだけど衝撃的だった。

新潮文庫の「夏の100冊」に2冊入ってるけど、
どっちも表紙かわいくない? 対になってる感じで。
ちょっと欲しいー。
18無名草子さん:2001/07/22(日) 16:19

すみません、17ですが、
「地獄変」と間違えました。
逝ってきます……。
19無名草子さん:2001/07/22(日) 21:12
「きりしとほろ上人伝」
童子が「おぬしはこの世の苦しみを一身に負うた、
えず・きりしとを担いだのじゃ」ってにっこりするところ。
20無名草子さん:2001/07/23(月) 07:08
警句がいいと思う
「ある阿呆の一生」「動物園」「侏儒の言葉」「西方の人」など
21無名草子さん:2001/07/23(月) 09:04
「蜘蛛の糸」

これを読んで蜘蛛だけは殺さないようにしようと思いました。
そして、俺は決してカンダタみたいなヘマをしないようにし
ようと強く思いました。今は昔のお話ですが。
22無名草子さん:2001/07/23(月) 23:03
「河童」
23無名草子さん:2001/07/24(火) 00:03
芥川龍之介のことを岡本かの子が書いた
「鶴は病みき」は一読の価値有り。
24無名草子さん:2001/07/24(火) 00:12
「偸盗」
芥川本人は駄作だと言ってるらしいけど、ハジケた感じで好きだ。
沙金ちゃん、かわいいー!
25今日は命日:2001/07/24(火) 02:26

 「歯車」だな。
26無名草子さん:2001/07/30(月) 10:44
私の母は狂人だった。
27無名草子さん:2001/07/30(月) 23:11
消防時代「南京の基督」が意味わからないままに好きだった。
「葱」はよくわかるような気がして好きだった。
28無名草子さん:2001/07/31(火) 02:02
「薮の中」
映画も面白かった。京マチ子が恐すぎだったけど。
29無名草子さん:2001/07/31(火) 14:09
羅生門がいいです。
30無名草子さん:2001/08/10(金) 07:54
南京の基督いいね。
全集を借りて全文書き写したショボイ思い出がある。

暗中問答。芥川龍之介! 芥川龍之介、お前の根をしつかりろおろせ。
31無名草子さん:2001/08/10(金) 22:57
蜃気楼
どこか不気味で、深い味わい。
32無名草子さん:2001/08/10(金) 23:19
「蜃気楼」は芥川とは思えないほのぼの感がいい。
バターとソーセージの在庫について夫婦が話し合ったりさ。
似たようなテーマで、断筆となった「鵠沼雑記」?
不気味さと切迫感が桁違い。
33無名草子さん:2001/08/10(金) 23:28
「侏儒の言葉」と「或る阿呆の一生」
小説じゃないが、中坊のころ大好きだった。
やなガキ・・・
34無名草子さん:2001/08/10(金) 23:40
小品ですが「蜜柑」が好きですー。
35名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/10(金) 23:48
ほとんど、読んでいませんが「奉教人の死」が好きです。
36無名草子さん:2001/08/10(金) 23:48
zenti naigu
37kappa:2001/08/10(金) 23:55
地獄変がいい
38無名草子さん:2001/08/11(土) 01:04
下人の行方はたれも知らない・・・
39無名草子さん:2001/08/11(土) 01:08
『秋』ですね。
40無名草子さん:2001/08/11(土) 07:50
舞踏会の令嬢が秋子だったっけ?
41無名草子さん:2001/08/19(日) 19:59
「ハンカチ」?
面白かった。武士道批判なのかな。
42無名草子さん:2001/08/21(火) 22:18
「吾輩も犬である」に決まっておろう。
43無名草子さん:2001/08/21(火) 22:26
>>42
えっ!そんなのあったの?!詳しく教えてくれぇーー!!




とでも言うと思ったのか?
44無名草子さん :2001/08/21(火) 22:29
>>43
それがあるのだよ。芥川が中学校の回覧雑誌用に書いたのが。
45無名草子さん:2001/08/22(水) 08:06
題名不確かだけど「魔術」
オチが上手い。
46無名草子さん:2001/08/22(水) 14:26
>>44
まさか大岡昇平の中学時代の小説「吾輩は犬である」
と勘違いされているわけではないですよね?
4744:2001/08/22(水) 14:42
>>46
勘違いしてません。最新の芥川全集の21巻に入ってます。
4846:2001/08/22(水) 15:12
>>47
ごめんなさい。私が無知すぎました。
49無名草子さん:2001/08/22(水) 16:05
…っていうか、作家の中学時代の作品まで把握してる人は
私から見ればどっちもすごいっす…

私は「河童」に一票かなぁ…。自殺した詩人河童の子供を
あやしながら涙する「僕」の場面がなんか泣ける。自殺前
の芥川の気持ちを考えるとさらに。
50芥川龍之介:2001/08/22(水) 16:07

  -― ゝ ̄ ̄ `―-、
           ミ   ヾヽ    ::;;;;;;;ヽ
          彡   r ─、    ::::::;;;;;;)
        彡   /     ̄ ̄ヽ::::::;;;;;i
         ヽ   |         :::::::;;;;}
         ヾ,,`イ           :::;;;;;;)
          〈   ´`‐-、,,  , -‐´`:;;;;;/
          `_   ,tェ- 、  ,tェ - :::::::;;;}
           ヽ ヽ         / /
           ヽ ヽ   |〉    / /   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            ヽ ヽ       / /  < 盛り上がっているかね?
             ヽ ヽ ー--  / /     \_________
             __\_   ̄/^`‐-'、
            ゝ /   ̄|γ/ ,  ヽ
            ̄ \     ``ゝ' ゝ ヘ  ̄ `'-、
              \     ^ ヽ  |
                    / |
5150:2001/08/22(水) 16:08
頭が切れて河童になってるぅ!スマソ。
52名ゼリフ:2001/08/22(水) 16:59
           -― ゝ ̄ ̄ `―-、
           ミ   ヾヽ    ::;;;;;;;ヽ
          彡   r ─、    ::::::;;;;;;)
        彡   /     ̄ ̄ヽ::::::;;;;;i
         ヽ   |         :::::::;;;;}
         ヾ,,`イ           :::;;;;;;)
          〈   ´`‐-、,,  , -‐´`:;;;;;/
          `_   ,tェ- 、  ,tェ - :::::::;;;}
           ヽ ヽ         / /
           ヽ ヽ   |〉    / /   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            ヽ ヽ       / /  < 今に君、中国は凄い国になるよ。
             ヽ ヽ ー--  / /     \_________
             __\_   ̄/^`‐-'、
            ゝ /   ̄|γ/ ,  ヽ
            ̄ \     ``ゝ' ゝ ヘ  ̄ `'-、
              \     ^ ヽ  |
                    / |
53無名草子さん:2001/08/22(水) 17:50
「蜜柑」に一票!
54無名草子さん:2001/08/22(水) 20:11
田端日記
55無名草子さん:2001/08/23(木) 00:08
>53
「蜜柑」いいよねーーーーーーー!
56無名草子:2001/08/23(木) 00:31
「沼」
死んだらあんな風になりたい。
57無名草子さん:2001/08/23(木) 07:45
「花火」と「大川の水」?どっちもタイトルが不確か。
小学生の頃読んで、何だか感動して、今でも覚えてる。
隅田川の近くに住んでたからかな。
58かびさん:2001/08/23(木) 16:10
なんとなく立ち上げたスレ、意外とおもしろいのでびっくりです。書き込みくださった方
ありがとうございます。
59無名草子さん:01/08/27 03:45 ID:SdQQinHk
『侏儒の言葉』に一票。
ほどよいブラックさ加減がたまらん。(A・ビアスの『悪魔の辞典』
の影響をうけて書かれたらしいね。)
>>56
『沼地』という短編があって、けっこう好きなんですが、それとは
別モンですか?
60無名草子さん:01/08/27 22:33 ID:xlTToUic
「アグニの神」
さらわれた令嬢の行方を追う書生萌え〜
61無名草子さん :01/08/27 23:11 ID:ItVMN/lY
好色
スカトロ小説。レイプ小説「薮の中」といい、この頃の芥川は
アブノーマルな性表現を追求していたような、いないような。
62無名草子さん:01/08/31 02:19 ID:ZodSnMQA
舞踏会。歯車。義仲論。
それぞれタイプの違う作品ですが。
63無名草子さん:01/09/03 06:38 ID:gMJujPo6
或阿呆の一生
好きなところ抜き書き。

「人生は一行(いちぎやう)のボオドレエルにも若(し)かない。」


「架空線は不相変(あひかはらず)鋭い火花を放つてゐた。彼は人生を見渡しても、何も特に欲しいものはなかつた。が、この紫色
の火花だけは、――凄(すさ)まじい空中の火花だけは命と取り換へてもつかまへたかつた。」


 彼女はかがやかしい顔をしてゐた。それは丁度朝日の光の薄氷(うすらひ)にさしてゐるやうだつた。彼は彼女に好意を持つてゐ
た。しかし恋愛は感じてゐなかつた。のみならず彼女の体には指一つ触(さは)らずにゐたのだつた。
「死にたがつていらつしやるのですつてね。」
「ええ。――いえ、死にたがつてゐるよりも生きることに飽(あ)きてゐるのです。」
 彼等はかう云ふ問答から一しよに死ぬことを約束した。
「プラトニツク・スウイサイドですね。」
「ダブル・プラトニツク・スウイサイド。」
 彼は彼自身の落ち着いてゐるのを不思議に思はずにはゐられなかつた。
64無名草子さん:01/09/03 14:29 ID:qaSvhdnw
「袈裟と盛遠」に一票。出て無いし。。。
妖艶極美、芥川の男と女が上手く掬われているよ。
65無名草子さん:01/09/18 23:15
トロッコ。孤独感がいいですよね。
あと芥川の作品ではないですが、吉本隆明の芥川に対する評論(タイトル忘れました。筑摩文庫に
入ってた)はよかったです。
66無名草子さん:01/09/18 23:26
『蜜柑』と『ある阿呆の一生』。
ところで『蜜柑』と『23分間の奇跡』←海外の作品。作者名は知らない
って似てない?
どちらも短時間で相手を洗脳する話。
67無名草子さん:01/09/21 21:42
>66
「23分間の奇跡」の原作は知らないのですけど、
「世にも奇妙な物語」でありましたよね。洗脳されゆく子供の姿に
怖いものを感じましたけど、芥川の「蜜柑」って相手を洗脳する内容でしたっけ?
68ももん:01/09/22 00:19
私も「舞踏会」と「花火」の出てくる話しが
好き。タイトルは忘れたけど。
高校の教科書に載っていたぐらいだから、超短編。
ほんと、よく出来ている。
フランス人将校と主人公の令嬢の花火を観てのやりとりが、
とことんすれ違っているところが、逆にハーモニーになっている。
ごめん。よく説明できない。
でも、大好き。
芥川本人が出てくる後日談も、ピタリはまっていて、
パーフェクトな小品。
69無名草子さん:01/09/22 00:26
>>68
ズバリ「舞踏会」。三島由紀夫も絶賛。
7066:01/09/22 01:56
>67
ああ、ごめんなさい、誤解を与えちゃった。
そうそう、「23分間の奇跡」を参考に
「世にも奇妙な物語」のその話が作られたんだよね。
内容もほぼ同じ。
「蜜柑」では少女は意図的に洗脳してないからちょっと違うけど、
短時間で相手の気持ちを変える点が似てるな〜と思った。
「蜜柑」の場合思想を操る意味での{洗脳」ではなく、
いい意味での「洗脳」。
「蜜柑」の少女は、自分の行為が相手にどんな影響を与えてるかなんて
全く知らないのに、目の前の男の人がほんの数分の出来事で
少女に対する見方を変えるってすげ〜な〜・・・と考えていたら
「23分間の奇跡」が頭に浮かんだというわけです。
そういう作品を短編で書ける芥川はやはりすごい。
71無名草子さん:01/09/22 02:01
「杜子春」は仙人の性格悪すぎ。
あんた最初から仙人の奥義教える気なかったんやん。

「蜘蛛の糸」のお釈迦様(だっけ?)性格悪すぎ。
どっちにしたって糸は切れるやん。助ける気ないやん。

というのが小学生で読んだ時の偽らざる感想。
「鼻」は良かった。鼻踏み踏みの描写が面白い。鼻がむずがゆくなる。
7267:01/09/22 09:19
>70
なるほど、
ラスト近くのほんのわずかな出来事によって少女に対する
嫌悪感や軽蔑感が消失してしまうのって確かに似てるかも・・・。
73無名草子さん:01/09/23 18:06
歯車
二十歳の頃むさぼり読んだ。中でも歯車がいい。
あの追い詰められ方とシュールさ加減、
以降のどんな作家もいまだ越えられていないと思う。

それはそうと芥川より長生きしてしまったよ。
長さじゃないんだよなとつくづく思う。
74無名草子さん:01/09/24 00:02
「杜子春」
小6の時、それをオペレッタにして、学芸会で発表した。
作曲を音楽教師が行って・・・。
今考えれば、いい経験でした・・・。
75無名草子さん:01/09/30 03:13
一般書籍板の固定住人は74人か・・・
76無名草子さん:01/09/30 11:36
自分、7個ぐらい書いてしまった。
77無名草子さん:01/09/30 22:40
73さんへ
芥川も太宰も夏目漱石も作家活躍期間短いよねえ。
他にも沢山居るけど、同感です。短くてもいい作品多い人結構いるよね。
78無名草子さん:01/10/01 10:26
「歯車」読んで全集をそろえたいと思ったよ。
「義仲論」あの視点で旭将軍義仲を描いてくれてる
大河ドラマがないんだものなあ NHK頭悪すぎ。
79無名草子さん:01/10/18 22:43
邪宗門。いい所で終わった。長編になる予感もあった。
80小田急線:01/10/19 13:02
「芋粥」の精神描写がいい。
81無名草子さん:01/10/19 17:54
「薮の中」
82無名草子さん:01/10/20 00:43
「殺したかしら」
芥川の作品中、最もシュールな作品。夢か現かわからなくなるような
不思議な味わいがある。淡々と悪夢が語られるので(芥川の作品では
珍しい)、変な怖さがある。遺作で未完だが、そのこと自体も怖い。
作品の先にぽっかり穴があいている。
「芥川龍之介未定稿集」(岩波書店)収録。
83無名草子さん:01/10/20 02:33
地獄変と邪宗門
84無名草子さん:01/10/20 02:59
河童。厨房の時何度も読んで妙にゲラゲラ笑っていた。
85無名草子さん:01/10/20 03:38
>>65オレも「トロッコ」
あの子供心のなんともいえない孤独感、いいですよ〜!
ダイスキです!!
86名無しさん:01/10/20 14:51
邪宗門区阻止ね、長いくせに最後に「未完」って泣いたよ
87無名草子さん:01/10/20 17:57
「西方の人」「続西方の人」が出てこないのが不思議。
「クリストは比喩を話した後、「どうしてお前たちはわからないか?」と言った」
だれもわからなかった、ってわけか。
88無名草子さん:01/10/23 19:45
「蜜柑」
あのシーンがほんとにきれいな絵になっていて、心にのこった。
89無名草子さん:01/10/23 20:18
>87「西方の人」はガイシュツだけどね...
古代のジャーナリストっていう表現がいいと思う。
キリシタン画家山田右衛門作?の前にマリアが現れて、
自分の肖像に文句をつけるのも「西方の人」だっけ?
90無名草子さん:01/11/04 13:36
何それ? そんなの無いと思うよ。
91吾輩は名無しである:01/11/04 13:59
>>89-90
「我が散文詩」という作品の中にある「日本の聖母」。
「神神の微笑」「長崎小品」と同じ系列にある一種の切支丹もの。
92無名草子さん:01/11/04 19:34
「文放古」
まぁ、芥川が書いたわけではないのだが…
これにでてくる女の子が可愛いなと思ってしまう。
93無名草子さん:01/11/05 20:55
「庭」
94無名草子さん:01/11/05 21:31
「蜜柑」とならんで後味のいい作品だね>「庭」
95無名草子さん:01/11/13 13:32
小説では食っていけない時代になるんでしょうか、、
96無名草子さん:01/11/13 14:23
「蜜柑」いいね。個人的には、憂鬱なカンジの黒白映画がまわっていて、女の子が

蜜柑を放り投げた瞬間だけ時がゆっくりになって、鮮やかなカラーになったように

感じた。美しい小品だな〜
97無名草子さん:01/11/16 00:30
「蜜柑」を借りて読んでみた。
 よかった。
98無名草子さん:01/11/16 13:20
杜子春。
99名無しより愛をこめて:01/11/16 15:06
とこはる。
100無名草子さん:01/11/16 18:58
「蜃気楼」に一票。つげ義春の「海辺の叙景」に雰囲気が似ているのです。

関係ないんですけど、芥川ってアナトール・フランスに影響を受けてるんですか?
101名無しより愛をこめて:01/11/16 23:18
>>100
それは私も感じてました。物憂い雰囲気もそうだけど、「蜃気楼」のながらみ
取りの死体が海老だか蟹だかに食われてるという話と、「海辺の叙景」の蛸に
まつわる話とかが特に。

芥川はフランスの影響受けまくりです。
102無名草子さん:01/11/17 03:46
侏儒の言葉とか?

その辺のお話できればお聞かせ願いたい。

といいつつ、明日からしゅっちょー。
103無名草子さん:01/11/18 21:21
「戯作三昧」
104がびさん:01/11/20 11:37
皆さん息の長いスレッド、感謝です。ところで自動作用は話題にならず?。
105名無しより愛をこめて:01/11/20 13:04
「龍」のこと?>自動作用
106読者:01/11/20 14:39
ずばり、とししゅん!!!!
107がびさん:01/11/27 13:14
ひさしぶりに蜘蛛の糸を読んだら、よかった。ものすごく短い作品だったんですね。
コンパクトかつ要点凝縮で○です。
108がびさん:01/11/27 13:16
>>105さん

すいません、、龍って読んだことがないので、、、今度読んでみます。
BOOK OFFでさがします。
109無名草子さん:01/11/27 20:50
「父」
110無名草子さん:01/11/29 19:23
地獄変  重い。
111或る龍之介ファン:01/12/04 15:09
マイナーだが、「浅草公園」
なぜか泣ける作品。
112無名草子さん:01/12/06 05:29
信者なので、一番と言うのはクソ悩む。
河童かなあ・・・。音楽家クラバックがいい。
113無名草子さん:01/12/06 08:49
>>78
>「義仲論」あの視点で旭将軍義仲を描いてくれてる
>大河ドラマがないんだものなあ NHK頭悪すぎ。
超遅レススマソが禿げ同!
114茶川賞線香委員:01/12/10 04:15
バカモーン!
芥川の最高傑作は「ひょっとこ」じゃ!
あれこそ名作だ!!
読め!
115無名草子さん:01/12/10 04:35
「芋粥」かな。
情けない主人公が自分に似てると思った。
116無名草子さん:01/12/10 14:41
>>108
全集にしか収録されていないと思ったが…。芥川随一の駄作です。
>>111
グッドチョイス!
>>112
同じくグッドチョイス!
>>114
残念ながら習作の域を出ません。ネタなんだろうけどね。
117ななし:01/12/10 17:40
>>108
「龍」は新潮文庫の「偸盗・地獄変」収録
118無名草子さん:01/12/14 19:16
杜子春。
119無名草子さん:01/12/16 13:18
「沼地」です。
もしくは「六の宮の姫君」。
120無名草子さん:01/12/17 01:05
あまり覚えてないな。
121無名草子さん:01/12/18 23:36
age
122無名草子さん:01/12/19 19:42
age
123無名草子さん:01/12/19 21:31
昔読んだきりで内容ほとんど忘れちゃったけど
「藪の中」って結局だれがころしたんだった?
124無名草子さん:01/12/21 01:19
age
125無名草子さん:01/12/21 03:07
10代で「歯車」を読んだとき、その不気味な雰囲気に戦慄した。
そして芥川を天才だと思った。
30過ぎた今、歯車を読んで
「芥川は分裂病の初期だったんだな・・・」とクールに認識してしまう。
思えば遠くに来たもんだ(w
126無名草子さん:01/12/21 04:23
「妖婆」はいまいちだが(泥臭い)、「奇怪な再会」がリアルで好きだ。ドッペルゲンゲル物の「二つの手紙」もよいな。
短いものだけど「古千屋」も、メリメ作品を思わせるところがある。
127無名草子さん:01/12/21 04:52
>>125
おおむね同意。
ただ、病気をああして作品に昇華してみせる手だれと、そうせずにはおれない作家の業のようなものに慄然とします。
モチーフあるいはきっかけなどはあんがいみみっちいものだったりしますね、それこそ病気だったり、あるいは「彼女
にフラれた」だったりします。そこから始めていかに言葉のみで伽藍を築いてみせるか。
128125:01/12/21 13:23
>>127
なるほど。
129127:01/12/23 17:52
>>128
人の受け売りなんですけどが、例えばアメリカ大陸を端から端まで使えばそれでスケールの大きな作品といえるのか? むろんこれは悪い冗談に過ぎません。
たとえサハラ砂漠だろうがアフガンまで含めようが、舞台の大きさなんて作品の大きさ, 懐の深さや壮大さにはなんの関わりもありませんよ、それこそ近所の公園の砂場や自分の部屋の机の上だけを舞台にして壮麗な空中伽藍を築き上げるを理想とすべし。
構うべきは何を書くかではなく、どのように書くか即ち文体や形振りを構うべきなのです。志賀直哉に道端で死にかけの虫をただ見つめているだけの作品のあったことを知らねばなりません。
そうであれば「歯車」はいまだ引きつけ魅了されるなにものかを保ち得ているのであります、そう思います。
130ふたたび127:01/12/23 19:11
芥川だったか佐藤春夫だったか、曰く、「文学の極意は怪談にあり」
そのこころは、怪談は語り口がすべて。もってこれを至上をすべし。なりふりを構え。
131  :01/12/24 08:30
この作家はパクリの天才。
132無名草子さん:01/12/24 18:19
杜子春---
133無名草子さん :01/12/24 19:52
芥川…長らく読んでないなあ。(苦笑)
俸教人の死の最後の決め台詞がやたらカッコイイのが
記憶に残っていますね。
134無名草子さん:01/12/25 00:21
魔術が最高
後は煙草と悪魔とか?
鼻、芋粥もよかったが
135無名草子さん:01/12/25 00:26
杜子春よんで泣きました
136無名草子さん:01/12/26 10:50
小坊のとき、姉の文庫で短編集を見た。「鼻」とか「蜘蛛の糸」
とか入ったやつ。短編の面白さを知った。短いからこそ一つの言葉が
印象に残る。読後の余韻も心地よい感じ。
久々にいろいろ、読み返してみたい。
 最近、「○極○彦」氏の、弁当箱のような厚さの文庫を読んだばかりなので、
なんだか短編って新鮮かも。
137無名草子さん:01/12/26 12:30
既出だけど「ハンカチ」が傑作と思う。厨房のころは嫌な感じ受けただけで
よく分からんかったけど。大学で読みなおしてやっと深さに気付いた。
武士道を批判したと言うより、人間の奥底に潜む虚栄とか衒いがテーマと思う。
いい作品だけに「臭味」と誤読したのが残念。

後期の「歯車」とかの私小説じみてきたのより初期のいろんなのに材を求めたのが好きだな。
たとえぱくりと言われようと。

全集読んでて思うのはよくここまで小器用にいろんな文体使い分けれたなあ、って事
訓読体は日本式漢文になっちゃってると思うけど。
今までで上がってる作品のいくつかについて昔思った事
「秋」…珍しく抒情的な感じ。芥川に求めてる作品じゃない。
「煙草と悪魔」…っつーか、話がもろ西洋式だろ。もっと上手く換骨奪胎しろよ。
「偸盗」…話がだれてる。もっと引き締められる。書き直そうとしていたとの事。
「歯車」…とうとう芥川も私小説に堕した。

俺の独断と偏見だから好きな人は怒んないでね。
138無名草子さん:01/12/26 13:56
「鼻」が一番好きです。
139無名草子さん:01/12/26 16:21
だんぜん羅生門!!
ってこれしか読んだことないww
140無名草子さん:01/12/26 17:55
杜子春がよかった。
141無名草子さん:01/12/27 21:53
魔術こそ最高!!

ってか、芥川読んでるだけで、真面目君か文学オタクって思う人たまにいるけど、
芥川のって純文学じゃあないの結構ない?
142無名草子さん:01/12/27 22:04
→141
同意。
確か日本人の女が中国人の妖怪みたいな老婆に囚われてて日本人大使が
銃を使って助けに押し入るみたいな話があったな。
読んだ時、これってただのアクション小説じゃねーかって思った記憶がある。
絶対金のために書きとばしたやつだなありゃ。しかもエンターティメントとしてはあんまり面白くなかった。
結局芥川は大衆小説向きではなかったに一票。
純文学の作品の方が優れてる
143無名草子さん:01/12/27 23:50
蜜柑が好き。
中学の教科書で読んだときはなんとも思わなかった
けど20代のある日突然思い出して読んで感動した。
144無名草子さん:02/01/06 02:25
「羅生門」は教科書で読んで、結構感動したんだけど
「蜜柑」が読後すっきりして好き。
構成がすごくキレイ。
145無名草子さん:02/01/06 03:39
首が落ちた話
146無名草子さん:02/01/06 03:49
偸盗がアクション小説っぽくて好き。
でも本人はあまり好きではないらしい…
147ORE:02/01/06 03:56
「歯車」にきまってんじゃん。
148無名草子さん:02/01/17 19:03
蜘蛛の糸、意外と残酷。
149やながわりゅうのすけ:02/01/28 00:16
評論の方が好きだね。文章はうっとりするほど耽美なのに適当な論のまとめが激しく萌え!!
150リュウノスキー:02/01/28 10:53
>>142
それは「アグニの神」。「赤い鳥」に載せた「童話」なので、その分は割り引
いて評価してあげないと。その上で、芥川に大衆娯楽作家としての資質に欠け
る所があったのではないか?というのは概ね同意だけど。

漏れは個人的には「雛」とか好きですけどね。侘びしくて。
151無名草子さん:02/01/28 22:45
雛の兄貴って狂うんだよね?侘びしいねえ
152無名草子さん:02/02/04 12:57
>>73
俺も芥川より長生きしてしまった。もう何年かすると太宰治も越してしまうだろう。
思えば芥川も太宰も若くして、味わい深い作品残してるなあ。
153無名草子さん:02/02/09 23:13
目玉のスープ(中華料理風に「湯」と表記されてた)が出てくる短文
むしろ食ってみたい
154無名:02/02/25 08:08
「イ朱儒の言葉」よんだことある?
155義弘 ◆.....OsA :02/02/25 08:12
『南京の基督』。
小説は短編でイマイチだったけど、映画はよかった。
富田靖子が可愛いです。
156無名草子さん:02/02/25 21:29
「南京の基督」たしかに原作つき映画の割に良かった。でも音楽へぼくない?
それを差し引いても、見て良かったとは思ったけれど。

「歯車」が好き。
暗い話が多いから、さらに際立ってるのかな、「蜜柑」は2番目に好き。
....私の場合。
NHKの「映像の世紀」というスペシャル番組で、木登りしたり、子供抱いたり
煙草ふかしてる芥川の映像がほんの少し出てた。かっこいい....
157無名草子さん:02/02/25 22:21
>>155
『南京の基督』
小説の方が好きだけど。
映画の方がイヤ。
確かに映像の世紀の芥川は印象に残るね。

158無名草子さん:02/03/09 00:19
>>154
二十歳くらいの頃、「侏儒の言葉」一冊まるごと暗記してました。
ほんとに全部暗唱できたもん。2ページくらいの長さのやつまで。
159無名草子さん:02/03/12 23:55
「MENSURA ZOILI」とか「不思議な島」とか
あの手の作品が好きだったな。
160無名草子さん:02/03/13 00:26
age
161無名草子さん:02/03/13 10:30
羅生門!
162無名草子さん:02/03/28 17:12
魔術。これがイチバン。
主題としては、杜子春や蜘蛛の糸と同じだよね。
163 :02/04/09 18:17
AGE
164無名草子さん:02/04/10 21:33
「舞踏会」か「地獄変」迷うな。
一つ選ぶなら、やっぱり「舞踏会」。
165無名草子さん:02/04/18 16:00
「或阿呆の一生」と「蜜柑」。
166無名草子さん:02/04/18 16:46
ひとつだけなら、「蜘蛛の糸」。
お釈迦様の描写がいい。
167無名草子さん:02/04/18 18:30
舞踏会好き。つぼに直球で来た。でもこれなら他の人にも書けたかも。これぞ芥川ってことでは、やっぱ或る阿呆の一生。
168無名草子さん:02/04/18 18:59
「こころ」
169無名草子さん:02/04/20 01:47
「俊寛」が好き。
俊寛本人は淡々としているのに、
やっぱり都に未練たらたらなんだと、
何をやっても誤解されてしまうのが面白かった。
芥川作品の中では、もっとも身近に感じられるキャラクターだと思った。


170無名草子さん:02/04/20 02:01
「疑惑」と「二つの手紙」かなあ。
読んでいて辛い。
171無名草子さん:02/04/20 03:04
舞踏会にわたしも1票。
芥川ほど闇を闇のように書く人はいないと思う
172無名草子さん:02/04/21 20:39
「西方の人」好き。余談だけど新潮文庫「侏儒の言葉・西方の人」で、
侏儒の言葉の補遺の、青い烏のくだりで何故かざぁっと恐怖を覚えた。

小説なら「戯作三昧」かな。「辛抱なさい」の部分は泣ケルヨ。
173無名草子さん:02/04/21 22:04
「舞踏会」っていまいちピンとこなかったんだけど、あれは「お菊さん」よんだ事
ないとわかんないの?どのあたりが魅力なのか教えて。
174無名草子さん:02/04/25 20:29
漏れは「河童」が好きだ.
175無名草子:02/05/02 14:18
「蜜柑」
芥川龍之介の自殺
と重ねて読むと興味深い。
蜜柑が落ちてくる情景なども好き
176無名草子さん:02/05/02 17:45
魔術が最高
177無名草子さん:02/05/02 17:46
文芸的、あまりに文芸的って面白いの?
それにしても、ニーチェ呼んでたんだなァ
178無名草子さん:02/05/02 17:57
蜘蛛の糸は
カラマーゾフの兄弟のぱくりだよ
179無名草子さん:02/05/02 19:56
>>178
ハァ?
芥川の作品自体、古典作品からの引用じゃねぇか
何を知った風に・・・
おもしろけりゃあいい
180無名草子さん :02/05/03 19:55
このスレが生きてたことに感動したのでageるぞ!
181無名草子さん:02/05/13 19:39
久しぶりに読んでみよっと。
182無名草子さん:02/05/16 16:24
ベタですが蜜柑。それまで芥川はなんか冷たい人、というイメージが
あったけど、蜜柑を読んでそれが変わった。読後切なくなった。
183無名草子さん:02/05/22 21:11
地獄變と沼地。狂気の芸術家の描写が◎
184無名草子さん:02/05/22 22:35
185無名草子さん:02/05/22 23:33
人それぞれの思惑が描かれているのが好きだな。
「羅生門」「薮の中」


そして「報恩記」!
186無名草子さん:02/05/26 06:43
やはり「西方の人」と「続西方の人」だなあ。
海外で行き詰まったときに読んで本当に感じるものがあった。
187無名草子さん:02/05/26 12:05
「秋山図」

188無名草子さん:02/05/30 17:22
「点鬼簿」静謐さがいい。

>>187
今青空文庫で読んできた。あの手の好きだな。

189無名草子さん:02/05/30 18:21
「歯車」
190無名草子さん :02/05/30 18:54
「神々の微笑」「誘惑」が結構好き。
191無名草子さん:02/05/30 19:15
盗賊やってる大家族の話
192:02/05/30 19:47
偸盗?
193無名草子さん:02/05/30 20:28
「地獄変」彼は、突き詰めればこうあらねばならないと思いつめ死んでしまったのだと思うのですが。
194無名草子さん :02/05/30 21:11
良秀は、堀川の大殿の部下が自殺にみせかけて暗殺したとの噂あり。
195無名草子さん:02/05/30 21:29
やっぱり一通り読んだけど「羅生門」、これでしょ。
歯車とかも好きなのだが、ありゃいかにも末期で胸が痛い。
196無名草子さん:02/05/30 21:38
電子図書館でほぼ有名どころの作品は読めるんだね!
いまひょっとこ読んできた。
197無名草子さん :02/05/30 21:53
有名どころだけでなく「槍ヶ岳に登った記」とかの比較的マイナーな
随筆まで電子図書館で読める。素敵だ…。
198無名草子さん:02/05/30 22:22
小学生のときの年賀状で
「遊びに来たまへ。柚子味噌を食べさせるから。」
なんて書いてたと思う。
小学生らしくなくて(・∀・)イイ!
199無名草子さん:02/05/30 23:29
大菩薩峠があるのには驚いたよ。<電子図書館(青空文庫)
頑張って読んでみようかな。
スレ違いなのでさげ。
200吾輩は名無しである:02/05/31 18:01

∧ ∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     ( ゜Д゜) < ムーンウォークで200ゲットォォォオオオ!!
     ./ つ つ  \_______________
  〜(_⌒ヽ      (´⌒(´
     .)ノ `J≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
         (´⌒(´⌒;;
    ズザーーーーーッ
201吾輩は名無しである:02/05/31 18:01
ああッ耳がぁ!
202無名草子さん:02/05/31 20:32
ワラタヨ。乙。
203無名草子さん:02/05/31 22:42
やはり「羅生門」です
高校1年生の一番最初に習いました
最後のページに小さく写真が載っていて
芥川先生で5回はオ○ニーしちゃいました
今でも追い剥ぎとかいう言葉平気で使っちゃいます
204色男no、1:02/06/02 00:30
こんばんは、みなさん、私が色男です。
今日のテレビ欄を見ていたら、「芥川vs太宰!恋の勝者はゴキブリだけが知っている!!」なる番組を発見、なんじゃこりゃ、
とさらによく見ると、ゴールデンボウルという連続ドラマ(夜9時 日本テレビ系)のタイトルでした。なんでも主人公は芥川で、
中学時代の友達で現在は東大で岩石粉砕学を研究しているという太宰が現れ、芥川に決闘を申し込むというもの。
太宰は中学時代に芥川と三角関係となり、今も敗北感を引きずっていると言う事です。
岩石粉砕というと浅間山荘が思い出され、役所広司と太宰が二重写しになってくるという寸法です。
http://laspara.tripod.co.jp/
205無名草子さん:02/06/02 00:42
 杜子春が好きです。
 コレを読んで仙人に憧れました。
206無名草子さん :02/06/02 09:50
>>205
今、仙人になることを諦めた方にマイホーム進呈キャンペーン!
207無名草子さん:02/06/06 12:08
208無名草子さん:02/06/06 17:32
「仙人」はどうよ。
ttp://kuzan.f-edu.fukui-u.ac.jp/sennin.txt
209無名草子さん :02/06/06 17:38
芥川は「仙人」という作品を二つ書いてるね。ついでに「女仙」も。
210無名草子さん:02/06/06 20:31
「好色」が好き。

「仙人」って世にも奇妙な物語で映像化してたよね。
大阪の話をしましょう、の方。
211JSサイト頑張る:02/06/06 20:38
212無名草子さん:02/06/06 20:48
私も芥川大好きなので、どれが一番かといわれたら悩むけど
「捧教人の死」はイイ!
ストーリー展開よりも流れるような文章が好き。
213無名草子さん:02/06/06 20:57
>>210
ああ!見た、それ>仙人in世にも奇妙な物語
「奉教人の死」も、名作アニメシリーズみたいので映像化されたらしい。
ついでに「蜘蛛の糸」「杜子春」も。
214無名草子さん :02/06/07 05:32
「闇中問答」よくね?
215吾輩は名無しである:02/06/07 20:50
「闇中問答」って作家・芥川龍之介に関する予備知識0の人が読んでも
面白いんだろうか?
216無名草子さん:02/06/12 14:44
「河童」かな。
読んでて異様にリアルだったから気持ちワリーって。
217無名草子さん:02/06/12 15:10
城の崎にて
218無名草子さん:02/06/21 19:37
219無名草子さん:02/06/22 22:23
南京の基督
220無名草子さん:02/06/29 13:25
報恩記
221無名草子さん:02/06/29 13:26
222無名草子さん:02/07/02 00:44
るしへる

影があるから光は光たり得る。悪魔がいるからこそ、神は神として輝けるのだ。
223無名草子さん:02/07/05 23:05
外出かもしれないが教えてください

山の中ではだかんぼの女の子とお父さんが
すんでいるんだけれども
ある日おとうさんが女の子を襲ったら
その子は鯉になって川を泳いでいってしまったというお話。

もうずーと探しているんだけれどもわからない。
224無名草子さん :02/07/05 23:07
>>223
それは芥川作品じゃなくて太宰治の「魚服記」ですね。『晩年』に
収録されてると思います。
225223:02/07/05 23:37
>>224
ありがとうございました。
ずっと芥川で探していました。

さっそく太宰で探します。
226無名草子さん:02/07/12 02:27
歯車 がダントツだと思います。駄作だと言う人もいますが、あたしはそうは思いません。
227無名草子さん:02/07/12 02:47
「袈裟と盛遠」と「蜘蛛の糸」が好き
228無名草子さん:02/07/22 22:23
「魔術」「往生絵巻」が好き。

ところで「魔術」はプーシキン「スペードの女王」が下敷きでいいんですよね?
ネット検索では「蜘蛛の糸」は「カラマーゾフの兄弟」から題材を得た、
って件はたくさん出てくるんだけど…
ちょっとした読み物的研究本でも買えば書いてあるのかな。
229無名草子さん :02/07/23 18:23
>>228
「蜘蛛の糸」は昔はカラマーゾフの葱の話が原話とされてたんだけど、
最近はポール・ケーラス『因果の小車』のまるパクリってのが定説。
230無名草子さん:02/07/23 18:49
慣用句で、真相がわからないことを「藪の中」っていうけど、これって小説「藪の中」が語源なの?
こないだのアタック25でそんなこと言ってたけど、ほんとかなあ
231無名草子さん :02/07/23 18:55
ほんとう。芥川はエライなぁ。
232無名草子さん:02/07/24 20:25
希望がみえてくる「蜜柑」が好き。
233nanasi:02/07/30 02:13
私も「蜜柑」。地味だけど。
あの寒村の曇り空の下、鮮やかに投げられる蜜柑、
印象深くて心に染みます。
234無名草子さん:02/07/30 02:19
235無名草子さん:02/07/30 07:07
うん、「蜜柑」
忘れられない。
236無名草子さん:02/07/30 17:09
「邪宗門」
ギンギンにかっこいい!
あとは、それぞれ勝手に考えな!
237無名草子さん:02/08/04 14:58
「歯車」「羅生門」
238無名草子さん:02/08/04 15:07
学研の新刊読んだかい?
小説はともかく、対談に妙あり!
239無名草子さん:02/08/04 18:40
芥川の高い評価をされている作品は、大抵どっかからパクッてるよな。
240無名草子さん:02/08/04 19:15
、多いね
241無名草子さん:02/08/04 20:01
本当? 覆いよな。
242無名草子さん:02/08/10 16:59
この夏・・・キュウリのぬか漬と日本酒と芥川の河童!!
243無名草子さん:02/08/10 21:59
玄郭三方?(ゴメン字忘れた)なんか面白いと思うけど
人気ないのかな?
244無名草子さん:02/08/10 22:08
河童 これが一番。
245七誌さん:02/08/12 12:48
お時儀 切ないよ。
蜜柑も大好き。
246無名草子さん:02/08/12 13:27
鼻がイイ
247無名草子さん:02/08/12 15:18
破戒
248無名草子さん:02/08/12 16:21
藪の中
249無名草子さん:02/08/22 04:29
漏れは漱石は大好きなんだが、芥川のは意味がサパーリわからんのだ。
250無名草子さん:02/08/22 07:02
そうかなぁ。結構分かりやすいと思うけどな・・・芥川自身も作品も。
251無名草子さん:02/09/02 22:07
あげまする
252無名草子さん:02/09/02 22:11
あげ
253無名草紙:02/09/02 23:47
私も 魔術 に一票。
静かな、しん、とした小説を書く人だと思います。大好きです。
254無名草子さん:02/09/03 22:23
「偸盗」が好きなんだが。

あの寂れた都の雰囲気や、女性の狡賢さの表現なんかグンバツと思うのだが。
255無名草子さん:02/09/03 22:35
「藪の中」が好きだなぁ。
思い入れがあるのは「疑惑」だったりするんだが。
256無名草子さん:02/09/06 23:19
「杜子春」「蜜柑」「トロッコ」ですかね。
あと「白」。
257無名草子さん:02/09/21 21:57
 
258無名草子さん:02/09/24 19:00
歯車、地獄変、侏儒の言葉 などが好き
259無名草子さん:02/09/26 21:38
蜘蛛の糸&トロッコ
260無名草子さん:02/09/30 19:51
「藪の中」に話がそっくりな「戦火の勇気」という映画を見た
人いますか?メグ・ライアンが主演。メグが戦死した女将校で
別の兵士が彼女の死の様子についていろんな人にインタビュー
しにいくんだけど、みんな話が食い違っている。ある人は
彼女は最後まで勇敢だったって言うし、別の人は泣いちゃって駄目な
やつだったっていう。さて真実は・・・?という話
たぶん監督は黒沢の「羅生門」を見たのではと思った
261吾輩は名無しである:02/09/30 19:55
>>260
たしか監督は「羅生門」(黒澤映画の)にインスパイアされたような
ことを公言してたと思う。
262無名草子さん:02/10/01 21:42
>>261
マジっすか!!
「戦火の勇気」見てみるっす!
263無名草子さん:02/10/01 21:44
自殺するような人間の書いた本は、好きじゃない
264無名草子さん:02/10/01 22:01
南京の基督
265無名草子さん:02/10/01 22:07
「杜子春」と「蜘蛛の糸」かな。
「蜘蛛の糸」の影響か、部屋で蜘蛛を見ると
殺さずに外に逃がしてやるようにしている。
266無名草子さん:02/10/01 22:12

…あたしもです!
267無名草子さん:02/10/01 22:17
え!?
あたし、めちゃめちゃ殺してる・・・・
268無名草子さん:02/10/01 23:39
蜘蛛の糸
269河童:02/10/01 23:46
なんといっても「歯車」。あと、「蜜柑」とか「アグニの神」「ハッサン・カン」の
妖術」とかの童話系もたまらない。上品なんですよね、どの作品も。意外に親しみやすい。
クールなイメージの強い芥川だけど、実際は江戸っ子かたぎで、世話好きだったとか…、
そんな温かい一面も作品に現れているのかも。
270無名草子さん:02/10/02 00:01
谷崎は芥川の作品のなかでは「点鬼簿」を一押ししてるんだけど
そういわれるとすごく良く思える。

271無名草子さん:02/10/02 02:13
歯車。
彼の自殺が少し理解できるようになります。
272無名草子さん:02/10/02 02:17
>269
「蜜柑」、自分も好きです。

サリンジャースレ@文学板で、
「ライ麦畑でつかまえて」と「蜜柑」の類似性(?)について
議論していたのを見た覚えがありますが。
273無名草子さん:02/10/08 21:49
「沼地」は?
274無名草子さん:02/10/11 03:24
出てない所で
「或日の大石蔵之助」
「老いたる素戔鳴尊」
陳腐かもしれんけど、好きなのよねぇ。

童話っぽいのだと、「白」かな。


オバアサンオバアサン、オキャクサンハオカエリニナルソウダカラ
275無名草子さん:02/10/13 23:39
「老いたる素戔鳴尊」を挙げる人って珍しいな。
俺も嫌いじゃないんだけどさ。
理由とか言えないもんな。
276無名草子さん :02/10/15 15:19
老いたる…より、普通の素戔鳴尊の方が好き。なんかこう…エログロで。
277無名草子さん:02/10/16 03:31
どなたか挙げていたが、初期作品の掌編「父」にはまいった。今でも読むし、
読むたびに胸に迫るものがある。あと児童向けの作品で「白」犬嫌いの芥川
にしては、犬の気持ちがよく書けている(藁
今ならなんだろう、晩年作の「年末の一日」あんな哀しい作品はなかった。
松本清張が「芥川龍之介の死」(昭和史発掘2に収録)を書いていて、当時、
それに猛反発した漏れは清張大批判を卒論に書いた。今では「清張」もまた
芥川を熱烈に好きであったということが、よくわかるのだけれど。
278無名草子さん:02/10/16 06:01
「トロッコ」かな。やはり
279無名草子さん:02/10/16 10:24
「父」、自分にはちょっとわかりにくかった。
友達の前で父を侮って見せる主人公の、人前で自分の親を恥ずかしく思う心理
は何となくわかるけど、書き手(芥川)は何故これを「共感」ではなく「感動」
として受け止めたのか、また何故に孝行息子と評価したのか…。
できればその勘所みたいなのをレクチャーして下さい。
自分の知り合いでも「父」を読むたびに泣けるという人がいるんだけど、父親
に対して複雑な思いがある人(特に男性)でないとわからない世界なのかな…。
280無名草子さん:02/10/16 12:23
>279
「泣く」まではいかないけど、かなり好きな話です。

上手く言えないんですが、能勢が人前で父親を
あんなふうに言わなければならない複雑な気持ちと、
息子を見送りに来ている老いた父親の朴訥な姿の描写、
何とも言えない「親子」というものの切なさが
描かれていると思います。

語り手が能勢の「考」を悼辞に取り上げたのは、あるいは、
夭逝した彼があんなことを言ってしまった父に対して
本当は「考」でありたかっただろう(そうあって欲しい?)
という表現かも知れません。

浅い読みだと思いますが、まあ一感想として許して下さい。
ちなみに自分はこの話を読むたびに
「ああ、お父んを大事にせなあかんなぁ」と
思いつつ、なかなか素直になれないでいる娘です。
281279:02/10/16 22:54
>>280さん
早速のお返事、ありがとうございます。
芥川(実話だそうなので)は父親をののしってしまった友達の心の痛みが
わかって、それで口ではああ言っても本当は孝行息子なんだ、と思ったと
いうことなんでしょうか…。んー、難しい。それだけに気になる作品です。
282無名草子さん:02/10/18 09:27
277です。
能勢が平然と言い放つ「ああ、あいつはロンドン乞食さ(だったかな)」とい
うその口調や表情がまざまざと目に浮かぶんですね。その息子を見送る父親
の姿も「凛」としたものを感じる。そこには他者の入り込む余地など全く与
えない「絆」の存在があるのですね。そのコントラストが見事だなと思うわ
けです。そこには「親子の本当の絆」は表面的な事象からは、所詮わかりは
しないという芥川の根源的な想いが示されているのでは、と感じます。
283無名草子さん:02/10/20 03:31
『父』好きな人って居るのですね。
初めて読んだ時、自分がそうなりたいという意味でも、
自分の父親があんな人物だったらという意味でも、
駅でコソーリ、しかし凛として佇む父親像に憧れたなぁ...

>父親に対して複雑な思いがある人(特に男性)
漏れ、↑コレに結構当てはまるのでチョトドッキリした(w
284無名草子さん:02/11/01 19:35
「偸盗」に熱い兄弟愛を見た。
285無名草子さん :02/11/01 20:22
「秋」に寒い夫婦愛を見た。
286無名草子さん:02/11/27 14:17
ageときます。

最近、芥川スレ、力ないね。
287無名草子さん :02/11/27 14:38
文学板の芥川スレ、落ちたらしい。
288無名草子さん :02/11/27 19:20
文学板の芥川スレ、新しいのが立ったらしい。
289無名草子さん:02/11/27 21:01
漏れ、芥川龍之介の桃太郎好きだったな
290無名草子さん :02/11/27 21:57
猿蟹合戦も好きだな。
291無名草子さん:02/11/27 23:20
河童かな…
292無名草子さん:02/11/28 14:30
初期のものがよい。
だが、晩年も歯車など好きなものが多いけれど。
だが圧倒的に初期だな。「奉教人の死」「羅生門」「戯作三昧」「開化の良人」など
保吉ものはあまり好きじゃないけど「あばばばばばばばばばば」が好きだ。
293無名草子さん:02/11/29 10:12
>>292
「あばばばば」でそ…「ば」が多すぎるYO!
294無名草子さん:02/12/09 18:43
「歯車」でもエンターテイメントとして十分だが,
「或阿呆の一生」で自分の死まで題材にしてみせたのはすばらしい.
295無名草子さん :02/12/09 18:52
芥川最大最後の作品は自殺そのもの。
296無名草子さん:02/12/13 10:38
出てきてないようだが、
「英雄の器」(だっけ? 劉邦のはなし)
がすきだなあ。
297こえび:02/12/13 10:55
高校の授業で読んだ羅生門が一番かもしれない、オーソドックスだけど
298bloom:02/12/13 10:55
299無名草子さん:02/12/15 18:48
ところで、このスレのみなさんは、
山田芳裕「大正野郎」は読んでるよね?

古いマンガですが、ぜひ御一読を。(スレ違いsage)
300無名草子さん :02/12/20 09:59
「大正野郎」が他人とは思えない今日この頃であるよ
301無名草子さん:02/12/20 23:01
このスレではあまり人気無いみたいだけど、「蜃気楼」いいと思う。
あの作品自体が蜃気楼っぽい
302無名草子さん:02/12/20 23:09
>32ですが>301さんに禿同意
303無名草子さん:02/12/26 13:32
「蜃気楼」は最晩年の名作のひとつ。あの作品から「心象」という風景に
思い当たったとき、わしは涙が止まらなかった。
それと、これは中期の作品なんだけど「沼」という作品、読んだことある
人いないかなぁ。研究者は殆ど無視しているが、隠れた名作のひとつだと
思う
304無名草子さん:02/12/26 16:32
>>303
『沼』イイ!
芥川の「芸術」に対する気合というか、覚悟みたいなものを感じる。
305無名草子さん:02/12/26 20:53
306山崎渉:03/01/12 18:48
(^^)
307無名草子さん:03/01/17 02:47
500台まで下がったら、このスレをageると予告しよう!
308山崎渉:03/01/23 04:19
(^^)
309無名草子さん:03/02/02 00:37
  
310無名草子さん:03/02/22 00:22
きっと>>307は500番台に下がりそうで下がらないこの
スレを毎日チェックしてはイライラしてるんだろうなぁ…
311無名草子さん:03/02/25 01:41
現在502位。307は来たらず。
312無名草子さん:03/03/05 12:43
あげちゃえ!
313無名草子さん:03/03/05 14:33
>>301
いいねえ蜃気楼。
314山崎渉:03/03/13 16:54
(^^)
315無名草子さん:03/03/15 06:34
ネタ切れか?
316無名草子さん:03/03/15 12:07
歯車ドッペルゲンガー説
317無名草子さん:03/03/15 18:09
人を殺したかしら?age

原稿用紙に赤マジックで「破棄」って書かれてたとか、
雑誌記者の前で芥川自身が破いて見せたとか色々
な伝説がある。
318無名草子さん:03/03/17 22:33
『魔術』 ラストには眩暈にも似たものを感じた。
『藪の中』 一流のサスペンスものみたい。
自分としては、どっちもミステリアスな作風に惹かれました。
319無名草子さん:03/03/22 03:18
蜘蛛の糸って、地獄のシーンから極楽のお釈迦様のシーン移った時、
ざわざわした雑音が一気にしん…と静まった印象が良い。
私の脳内では本当に音が聞こえていた。
320無名草子さん:03/03/24 10:55
「河童」なんかふと読みたくなったから。
「大道寺信輔の半生」本所の町々が自分の小さい頃に感じた風景と似ていたから。
「歯車」ある友人が幻覚が見えるって話してて、この本の人物の言動とその友人の言動が似てたから。すんごい納得できたのを覚えてる。
321無名草子さん:03/03/26 12:37
話の中に出てくる「友人」の80%は自分のこと。
320は歯車見たんだろ?
322無名草子さん:03/03/26 12:48
リュウノスケ
323無名草子さん:03/03/26 13:20
しかし、母親が発狂して、自分もそうなるかもって思いつづけて
ついにドッペルケンガー出会って、自殺にいたるのって恐怖小説
にもなるよね。無意識ってコワー
324無名草子さん:03/03/26 13:42
とししゅんって読むの?
325無名草子さん:03/03/26 16:25
それであってるで
326無名草子さん:03/03/26 19:10
としちゃんでぇ〜す!
327無名草子さん:03/03/27 15:50
>>325
ありがとう。
過去レス遡ってたら「とこはる」って書いてあるの見付けて、
今までの人生ずっと間違えて生きていたのか?!と不安になってお尋ねした次第です。

328無名草子さん:03/04/05 23:24
私も「魔術」好きです。
329無名草子さん:03/04/06 01:12
「魔術」好きは、谷崎の「ハッサン・カンの妖術」も読もーぜ!

正直、「魔術」より「杜子春」の方に似てる気がする。
330無名草子さん:03/04/07 13:18
スレの内容と微妙に違うかもしれないけど許せ。


角川文庫の表紙って天野喜孝になってるじゃん。
あれってものすごく芥川の作品とマッチしているように思うのは小生だけですか?
3311989年監禁コンクリート事件の真実!!!!!:03/04/07 13:28
ほんとの話です!!gt
女の子が40日間渡って監禁され、計100人ぐらいに強姦、朝から晩まで超暴力と超陵辱された。ヤクザ顔負けのリンチで、天井に血が飛び散っていた。(深くかかわったのは5,6人)
膣を灰皿代わりにされ、自慰(オナニー)を強制され、
真冬に裸で外(ベランダ)に出され、裸で踊らされ、手足を押さえつけられ、膣やお尻の穴に鉄の棒を突っ込まれ、膣やお尻の穴に花火を入れ爆発させ、20キロの鉄アレイを身体(裸体)になんども落とされ、瞼(まぶた)に熱いろうそくをたらされ、
手足を押さえつけて、膣にマッチ棒を入れられ燃やされ、膣の中のや裸体をライターで火あぶり、精液を大量に飲まされ、500ccの尿を飲まされ、基礎の他むちゃくちゃ。(生きてるか死んでるかわからないが)ゴキブリも食わされたそうだ。
女の声だが、人間とは思えない叫び声(悲鳴)(絶叫)を上げ続けた!苦しさのあまり何度も気絶した。
殺された彼女の親友が言うには、監禁され殺される一日前、幽霊(生霊)となって「助けて!」と親友に助けを求めたが、親友はどうすることもできず、泣きじゃくった。
「狂宴犯罪」は 一ヶ月以上 続いた 。
そして(失禁して)死んだ。(殺された)i78i78i78i
専門家によると自死(あまりのつらさに耐え切れず、脳が死ぬことを選択した。(命令した。)らしい。(死体にの脳は溶けていたらしい)
死体の顔は目の位置がわからないほど、変形し、親でも誰かわからず、原型をとどめてないほどで、性器のほうは顔よりもっとひどく完全に破壊されていた。死体には髪がなくなっていた。
40日間の監禁で極度のストレスのあまり全部髪が抜け落ちた
死体の膣(マンコ)にはオロナミンC2本、入っていた。
         

「裁判記録」は死ぬほどエグイ内容であった。「コンクリート詰め事件」で検索すればわかる。
(俺は何時間も涙が止まらず、夜も何日も眠れなかった。たとえ99.9%の人が幸せでも残る0.01%の人が(超)不幸なら、そんな世の中、絶対承認しない!!!!!そんな世界いらない!!!!!絶対、絶対いらない!!!!!絶対認めない!!!!!)
l;ok;l(私の心の底からの叫びでした。)hjkhkjhkhRYRYRYR
もし心にきた方は過去ログ26に俺の思いが書いてあるので読んでください!!!
そして一人でも多くの人に伝えてください!
332山崎渉:03/04/17 12:03
(^^)
333山崎渉:03/04/20 06:02
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
334無名草子さん:03/04/27 02:45
>>330
同意。夢野の『ドグラマグラ』の挿絵も(・∀・)イイ!!

芥川だと『歯車』が最高。レインコートが死のメタファーっていう発想自体ヤバい。
被害妄想全開。
335無名草子さん:03/04/27 09:44
「奉教人の死」
最後のこれでもかというどんでん返しの連続に泣ける。
アニメのフランダースの犬を見たとき状態になってしまう。
文章も美しくて迫力がある。映像が眼に浮かぶ。

映画(羅生門とMISTY)も良かったが「藪の中」も好きだ。
336無名草子さん:03/04/27 15:55
還元率99%のオンラインカジノ。(パチンコは80%)
はっきりいって、パチンコするくらいならオンラインカジンの方が全然いい!
石原都知事もテレビでこのことを言ってた。
石原都知事「今現在ネットで日本人が約50万人以上オンラインカジノでプレーしてるのだから
別に本物のカジノを作ったっていだろ!」
http://www16.vis.ne.jp/~yahoo/imp
337山崎渉:03/05/22 02:09
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
338山崎渉:03/05/28 16:54
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
339無名草子さん:03/06/01 17:31
このスレ見て「父」を読んでみたくなった。
「蜘蛛の糸」と「杜子春」は私がまだ小さかった頃、
父が抱っこしながらよく話してくれたなぁ・・・
今思うと父は(一部だけど)暗記していたのだろうか
340無名草子さん:03/06/02 00:51
「猿蟹合戦」を読んで、蟹の仲間に‘卵’がいるのに驚いた。
俺の認識では卵ではなく栗だったような。
あと関係ないけど「御伽草子」の「浦島太郎」を読んだら
亀はいじめられてたのではなく太郎が釣り上げて逃がしてやった
のだと。昔の昔話はおもろい。
341無名草子さん:03/06/02 01:15
「蜜柑」
海軍で教師をやっていた時代の話
横須賀線で帰る途中に遭遇した田舎娘を罵倒する話

私はコレで芥川を嫌いになりました
342無名草子さん:03/06/11 00:32
地獄変で、娘が襲われそうになってたのは何だったの?
343無名草子さん:03/06/22 09:21
個人的には「邪宗門」なんか結構好きだけど、
「戯作三昧」で自分を滝沢馬琴に見立てて秀才面してたのが気にくわなかった。
東大英文を2番で卒業したことを生涯自慢していたのだろうか。
島崎藤村を「偽善者」とか言って嫌っていたのもなんだかねえ。
そりゃそうかもしれんがそれをあんたがいえるのか。
344冥府魔道:03/06/22 23:41
「河童」>歯車>ある阿呆の一生

「河童」どうか、KAPPAと発音して下さい。
この、タイトルには妙に、痛々しさを感じる。

「歯車」も好きです。高校生の時には理解できなかったけど、今は好きです。
自分も睡眠薬を飲んで寝ているけど、このまま目が覚めなければ、
どんなに幸せだろう。と感じる事もある。

大阪府内の、ある精神病院の「うつ病」の患者でした。
345無名草子さん:03/06/23 00:13
>>341
罵倒は…してないだろう…
小憎たらしく思いながら、最後は田舎娘の姿に「芸術」を見てたじゃん。
346無名草子さん:03/07/10 21:27
初期の日本古典に題材を得た作品群が好きだー。
地獄変が特に。
夏目さんに可愛がられてた頃かや…

アナトール・フランスの翻訳とかはしてたよめ、芥川。
347山崎 渉:03/07/12 08:23
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|\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /| ̄   ┃. ::;〜⌒^^⌒⌒´⌒` ̄ ̄ ....:: , ⌒~┃
|::::.| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| .|    ┣━━━━━━━━━━━━━━┫
|::::.| . 山崎渉ニュース (^^) | .|_  ┃..と〜けたこおりのな〜かに〜♪ ┃
\.|__________|/  ......┗━━━━━━━━━━━━━━┛
348山崎 渉:03/07/15 11:31

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
349無名草子さん:03/07/18 03:09
「蜜柑」
最初は何かつまんなさそうな話だなぁとか思ったけど、
最後の蜜柑投げた所で「巧い!」と感動した。
「トロッコ」
何かいい。「何が?」と聞かれたら答えられないと思うけど、何かいい。
「葱」
少数派だと思うけどこれ好き。芥川さんもこんなの書けるんだ、と思った。
350みんと ◆re0.1MINTs :03/07/21 05:50
『或る阿呆の一生』

─ダブル・プラトニック・スウィサイド。─
この世界観が美しすぎると今でも思う。
     ∧_∧  ∧_∧
ピュ.ー (  ・3・) (  ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
  = ◎――――――◎                      山崎渉&ぼるじょあ
352無名草子さん:03/08/26 22:25
この前はじめて「父」を読んだ。
本を読んで泣いたのは初めて。

自分も能勢と同じようなことしたんで、グッときた。
353無名草子さん:03/08/26 22:31
河童はなんか難しいかんじ

354無名草子さん:03/08/27 00:40
スキというのとは少し違うが・・
「藪の中」「地獄変」 子供には刺激が強かった。

藪の中 の小説の形式 と 実に恐ろしきは、女なり という俺自身の持っていた
感想が いつまでも心に残っている。

 
355無名草子さん:03/08/27 18:08
356無名草子さん:03/08/28 23:52
>>355
オレは知識が無いからなんとも・・・
357無名草子さん:03/08/29 00:22
>>355
勿論ネタ。「泥盆紀」で気付くだろ…
358無名草子さん:03/08/29 01:30
>>357
いや、それでググってみてくれ。どうやらどっかの国(中国?)では
デボン紀はマジで泥盆紀って表記するみたいなんだよ。
359無名草子さん:03/08/29 10:45
Σ( ̄Д ̄;)…!!
360無名草子さん:03/08/30 15:59
>>355
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!?
361無名草子さん:03/08/31 10:47
>>355
そもそも芥川作品が旧作のアレンジが多いってのは本当なのか?
362無名草子さん:03/09/06 22:15
『羅生門』
この前、定期試験の現代文で出ますた。
下人、老婆、死人、にきび、
363無名草子:03/09/27 02:04
『蜜柑』は完璧な芸術作品だと思う。
何も無駄がなく一文一文が考えられてるから。
364無名草子さん:03/09/27 02:43
古典に範をとって、作品を書く。 一つの基本形といえないのか。
365無名草子さん:03/09/27 02:57
『蜘蛛の糸』は、
ドストエーフスキーの『カラマーゾフの兄弟』の中にあった、
葱の逸話を題材にとって書かれた作品だったんだろうか?
366無名草子さん:03/09/27 09:13
>>365
ある時期までその説が有力だったけど、今ではポール・ケーラス作・鈴木大拙訳
「因果の小車」という本の中にある話の丸パクリ…否、多大な影響下にある(カン
ダタという名前も含めて)ことが判明した。
367無名草子さん:03/09/27 17:59
トロッコ
368無名草子さん:03/10/08 22:16
>>358
?????????
本当なのか?
369無名草子さん:03/10/13 21:28
age
370無名草子さん:03/10/13 21:33
羅生門
やっぱ、人間が極地に立たされたときの心境が出てる気がする
いいよな?
「いいと言え!言わぬとこれだぞよ!」
371無名草子さん:03/11/01 08:34
>>368
デボン紀の表記はホントっぽい。
でもいくらなんでも>>355は・・・・・・・ワカランナ
372無名草子さん:03/11/03 11:09
六の宮の姫君
良かったよ、あと地獄変もキレてて好きだった
373無名草子さん:03/11/03 18:07
なぜ一心に仏名を唱えなさらぬか!!
374無名草子さん:03/11/03 18:21
姫君「もうだめポ」(鬱氏)
内記上人「あぼーんしました」
375無名草子さん:03/11/03 18:26
>>374
一心に仏名を唱えなされ
376無名草子さん:03/11/03 18:55
「或る旧友へ送る手記」

芥川の遺書。死ぬ間際になっても、道化を演じていたような気がする。
377無名草子さん:03/11/03 19:09
>>376
一心に仏名を唱えなされ
378無名草子さん:03/11/03 20:39
とししゅん。泣きました。。。
379無名草子さん:03/11/04 00:02
>>378
一心に仏名を唱えなされ
380無名草子さん:03/11/04 23:39
裸昇門が一番好き
381無名草子さん:03/11/05 16:55
>>380
一心に仏名を唱えなされ
382無名草子さん:03/11/05 22:41
『芋粥』キラヒ。五位のヘタレっぷりに腹が立つ。
あんなやつ幸せになる権利無い。
383無名草子さん:03/11/05 22:44
>>382
一心に仏妙を唱えなされ
384無名草子さん:03/11/10 03:01
「秋」かな
385無名草子さん:03/11/10 12:22
>>384
一心に仏名を唱えなされ
386無名草子さん:03/11/13 13:18
斜陽かな
387無名草子さん:03/11/13 16:34
鼻。
388無名草子さん:03/11/14 02:38
河童。
合羽橋道具街に行くと河童の看板がいぱーい。
曰く、河童を見ると運が開けるらしいが本当かね?
389無名草子さん:03/11/15 00:18
なぜ誰も>>386に突っ込まないンだ。
390無名草子さん:03/11/15 10:14
>>389は小池一夫師匠と見たがどうか。
391無名草子さん:03/11/15 20:07
芥川の自殺について詳しい人居ますか、
精神病、生命力の無さ、老いへの恐怖、その他色々な説があるようだけど。
自殺する少し前には、飲食店かどこかの廊下でばったり出くわした女中が
「あら、幽霊」と言ってしまったほど青白くげっそりした顔をしていたそうだ。

好きな作品は歯車。狂気の世界をも計算的に描いてみせたのは流石だと思う。
妙な安定感と言うか、ある種の余裕みたいなものも、死を覚悟したから出て
きたものだと思う。
392mayutann:03/11/16 17:28
歯車だいすき
393mayutann:03/11/16 17:29
自殺の理由に着いてはドッペルゲンガーが有名だよね
394無名草子さん:03/11/16 19:38
ドッペルゲンガーは、うさん臭い。
自分の分身を見たら死ぬのか、
死が確定したら分身を見ることがあるのか。

いずれにせよ、オカルトです。
つーか、コテハンうざい。
395無名草子さん:03/11/16 20:15
芥川のドッペルゲンガーの話はたまに聞くけど(「歯車」にそれらしい記述が
あるから?)、そのことが原因で自殺したなんて話は聞いたことないな…
396無名草子さん:03/11/17 00:08
ドッペルゲンガー説じゃないですけど、
芥川が自分の分身を見たらしく、
自分の母親が狂人だったために
自分も狂うのではないかと恐れていた
という感じの話だったと思いますよ。

ひょっとしたら、自分がいつか狂うのではないかと怯え、
そのうちドッペルゲンガーに出会うかも知れない、
と考えていた話だったかも知れません。

あやふやですみません。

また芥川は怪異現象に興味があり、
ドッペルゲンガーについても言及していたと記憶しています。
魔術師や仙人が出て来る話などは怪異現象好きが高じて書いた
ものだと言われています。

とにかく、ドッペルゲンガーが自殺の原因と考えている人は居ませんよ。
397無名草子さん:03/11/22 11:39
少年まんがで歯車と芥川について描いてあるのがあった。
題名はなんとかまみだったか・・・覚えてないけど。
歯車に出てくる「翼」という言葉をドイツ語?から和訳すると実は「袖」という意味があったり・・・
かなり自分では興味津々で読んでた。
ちなみに芥川作品に関心をもつきっかけになった漫画だったりする・・・。

「邪宗門」続きが気になる!


398無名草子さん:03/11/23 23:24
>>397が言っているものか知らんが、
その昔少年マガジンで連載していた「マヤ−真夜中の少女」ってマンガで、
歯車の幻影とドッペルゲンガーについてチラッとやってた。
399無名草子さん:03/12/12 17:41
青酸カリで死んだんだってね。
400無名草子さん:03/12/21 23:26
とりあえず400ゲット。
401無名草子さん:04/01/05 17:08
芥川龍之介は





下痢を起こしたことがない。
402無名草子さん:04/01/15 00:06
ぱーくらいふ
403TK:04/01/30 03:11
よその芥川BBSにも書きましたが
侏儒の言葉を1件1ページにして目次もつけました。
ルビ・外字も凝ってます。
http://www.mywave.co.jp/~tknottet/shuju.cgi
よかったら一度覗いてください。
趣旨とはずれた話ですみません。
404窃 ◆y./hh4qAL. :04/03/07 05:01
                | |
                | |  ,..._
          ,.r-、 ,ry | |  ヒ;;;::}
      ィt:、 ,:'::::// '''´ | |  ,、.、  ,..,..._
      {:::}::}/::::r'ノィー::、 | |  ヾ、゙、//::::jr;::、
     ,rヾ''"ゞ=' 'ヾ.....⊃' ! !  ヽ''ヾ:、::;' `''",.=-、
     ー'’._ ,r'う {::jj ,.、、 _,...::::::''ヽ  ,.,´  {{::::::::ヽ.
    ,;'"'" ̄ヾ´,.., r::';;〃l'l::::;;:::::::f'_ ヾ'〃) `ヾ::::::/
   〈::::::::/ノ ヾ,jヽ='. ,,ヽへ-(ヾ::゙、 ゞ',.,.、 //::::/
    ヾ:::::゙、゙、 {{) {:::jj' ",,,,、 c;、ヽ='  ゙、::゙;ヾヾ/_
    ヾ::::/:ノ ,,,,_ (:ヾ'''⊆|:::::|P,r,r:、 ,:'''7  ``' ゙/〃
     ゙ー' /:::::;}}`",.,rt:、゙´ //::::/ ゙ー',.r::::、  _`'’
     r:::、、ヾ-''n.く:::;:::゙、゙、 ヾー' { ̄:::::ノ!,ィ'r':::|
     |::::::| |''ヽ`_,,.`'ヘ;r'ノ,..-:、_ _ `='-'" | |:::::|
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ニニニニニニニニ]' ::::|.|'|::::::::::::::|.|.|..|ヾ.| : :::::::::::::|゙、  `、!::::::
405無名草子さん:04/05/13 18:49
とししゅんはべつに泣けるわけじゃないのにすごくふんいきが好きだ
仙人になりたかったなあ。
406無名草紙さん:04/05/13 22:57
杜子春は結構ジーンときた 

地獄変は、火達磨になる場面を想像して恐かった。長かったけど読み応えが◎
芥川の作品スキだー
407無名草子さん:04/05/18 09:41
トロッコ。
408無名草子さん:04/05/18 10:20
くもの糸が好きです。
409無名草子さん:04/05/19 23:22
やっぱ「白」だよなぁ。わんこの話。
410無名草子さん:04/05/24 19:34
南木佳士は「秋」って言ってたな。
411無名草子さん:04/05/24 22:42
「蜜柑」ですな、私の中では…。
次点、「斜陽」
412無名草子さん:04/05/25 00:12
芋粥か羅生門かな
413無名草子さん:04/05/26 04:39
ピアノ
414無名草子さん:04/06/11 05:58
>>397
藤子Fのエスパー魔美に地獄変を元ネタにした話があるね。
415無名草子さん:04/06/20 14:47
やっぱり蜜柑
416無名草子さん:04/06/25 00:44
吾輩は猫である
417無名草子さん:04/06/27 02:45
庭 好きなんだけど。あんま人気なさそうだなぁ。
418イケてる読書人:04/07/02 01:35
芥川なら、やっぱ「人間失格」でしょ!
419無名草子さん:04/07/02 15:22
>>418
そうだな。お前が失格だ。

「馬の脚」
人間の奥底に常にある嫌悪感という感情を
最後に晒しだしている。意外に怖い話。

面白かったのは「河童」「歯車」「秋」かな
420無名草子さん:04/07/24 22:55
俺も鼻好きだ〜。
421無名草子さん:04/07/25 00:28
河童面白かったなやっぱり。
422無名草子さん:04/07/25 12:01
「お富の貞操」が好きだYO!ちょっとエロくて
423無名草子さん:04/07/28 16:14
王朝ものも好きだけれど、一番は「雛」かな。
ラストの、ほのかな灯火に照らされた雛壇が目に浮かんでくる。
424無名草子さん:04/08/05 01:32
芥川ってやっぱり天才だよなあ
これに慣れてしまうと、最近の小説なんて読む気もせんよ。
425無名草子さん:04/08/07 23:14
地獄変と芋粥、あと毛利先生。私は先生の人格を勘違いしてました…
426無名草子さん:04/08/08 00:15
トロッコだろ!?
427無名草子さん:04/08/08 02:14
>>426
おお、押しとくよう。
428無名草子さん:04/08/08 03:02
>>424
まあ凡人ではないが、神聖化されすぎ。
いくら巧くても浅さは拭えない。
掌編小説ばっかりでしょ。ようするに構成力ないから長編できないんだよ。
何本か書いた長編は話にならなく自らボツにしたくらいだし。
小説家は何本か長編書かないと話にならんって。
429無名草子さん:04/08/08 14:41
>>428
なぜ芥川が短編にこだわったの彼の意見をきちんと読もうな。
なぜ小説家は長編かかないと話にならないのかな?
芥川が浅いなんて言う奴は、三島サイコーとかいってるんだぜ、どうせ。
430無名草子さん:04/08/08 16:58
三島先生を侮辱するなっ
431無名草子さん:04/08/09 00:51
>>430
三島スレで、臆病で海にさえ入れず(豊饒の海プププ)、
徴兵を仮病で逃げた三島先生の本性が暴かれてますよ。
432無名草子さん:04/08/10 15:26
トロッコ
433無名草子さん:04/08/10 21:14
三島は論理的だから厭だぴょぅん。
434無名草子さん:04/08/10 21:28
三島先生を侮辱する奴は切腹して果てろ
435無名草子さん:04/08/11 17:23
なんでも切腹のとき使った日本刀、本人は関孫六だと思っていたが、
刀剣研究家が現場検証に立ち会ったところ模造刀だったらしいなプ
436無名草子さん:04/08/11 18:04
「蜜柑」かなぁ。切なくてたまらなかったな。
437無名草子さん:04/08/11 18:23
小学生低学年の頃、親から語って聞かせられた「蜘蛛の糸」。
お釈迦様って実は残酷なの?って変なトラウマになっちったな…。
でも、カンダタのことを思うと、蜘蛛を殺すのをふっとためらう。
結局、この物語が好きなんだろうな、俺。
438無名草子さん:04/08/15 09:16
>>437
 うまいね。
439無名草子さん:04/08/16 11:15
バーカ!三島先生を悪くいう奴はみんなバーカ!
440無名草子さん:04/08/16 11:31
じごくへん
441無名草子さん:04/08/16 16:31
>>439
福島次郎「剣と寒紅」の一番の見どころは三島の、
「尻にさわってみろよ」・・・・・プププププ
スレ違いにつきスレでも立ててろ
442無名草子さん:04/08/16 19:11
>スレ違いにつきスレでも立ててろ

いえ、折角のお申し出ですが…

聞けるかバーカ!
おまえらが三島先生に謝らない限り、俺はここで!国賊プププ野郎のいるこの
スレで!戦い続けるであります!だ、バカヤロー!!!
443河童:04/08/17 01:50
Qua?
444上弦の月を喰らう獅子:04/08/17 07:04
鼻がいちばん好きかな。
あの大きな鼻の坊さんのような心境って誰にでもあると思う。
容姿にしても自分でいやだと思っている性格的特徴にしても。
445 ◆2mz0B09BwI :04/08/19 00:34
中3のときに読んだマイナーな短編!
3部構成で泥棒の話。恩返し系。6年も前の話だからアラスジうろ覚え。
情報求ム!
446無名草子さん:04/08/19 00:58
「白」。児童向けの小品だけど、好きだな。
小4のとき、初めて読んで泣けた。
447無名草子さん:04/08/26 22:28
↑ああっ!!同じだ〜あたしも泣きました!小説で泣いたのって初めてだったな。
高3だったけど。「あの人がこんな作品を!?」みたいなギャップもあった
448無名草子さん:04/08/26 22:54
>>446
あー私も「白」好きです! 佳作の掌編ですよね
449無名草子さん:04/08/28 00:36
それじゃナポ公!さようなら!さようなら!
450無名草子さん:04/08/28 02:58
>>446-447は泣いてるわよ
451無名草子さん:04/08/28 09:48
へっ!姉さんだって泣いてる癖に!
452無名草子さん:04/08/28 13:39
453無名草子さん:04/08/29 15:35
未完の作品って何だったっけ?
454無名草子さん:04/08/29 20:31
蜜柑
455無名草子さん:04/09/08 07:42
点鬼簿かな
456無名草子さん:04/09/08 07:42
あ、好きな作品ね>点鬼簿
457無名草子さん:04/09/08 12:29
蜜柑、歯車
458無名草子さん:04/09/08 16:22
「芋粥」は、五位の気持ちを考えると泣けてくるよな…。
好きな作品とはいいたくないが、人間の描き方が鋭い。凄い。
459無名草子さん:04/09/11 13:16:07
「芋粥」の五位の顔を想像すると、「ダメおやじ」みたいなキャラが思い浮かぶ…
460無名草子さん:04/09/11 22:21:49
黄粱夢
461無名草子さん:04/09/12 01:33:19
コンドーム
462無名草子さん:04/09/12 01:51:44
>>458
大量に芋粥を煮て与えた殿様は、
究極の意地悪だよね。好物が一つ減っちゃうなんて可哀そうに。ぬ〜ん
463無名草子さん:04/10/04 19:12:13
『素盞鳴尊』、『鼠小僧次郎吉』、『秋山図』が好き

特に次郎吉、最後がスルりとしている。
芥川はどれ読んでも楽しいし、短いから沢山読めていいよね。
464無名草子さん:04/10/16 17:30:01
「枯野抄」「杜子春」「河童」あたりが好きです。質問なんですが枯野抄ってなんて読むんですか?
465無名草子さん:04/10/23 19:49:51
「たね子の憂鬱」
たね子が、洋食の食べ方を調べるため、女学校時代の教科書を開く場面。
466無名草子さん:04/10/26 15:56:04
河童と歯車だなぁ
467無名草子さん:04/10/26 22:41:18
羅生門。
普遍的な人間の性を感じる。
468無名草子さん:04/11/03 07:16:03
杜子春
469無名草子さん:04/11/04 13:57:16
O君の新秋だったか?
夜中にコップの水を置いとくとひとりでに水が減ってるとかいう話が印象的。
470無名草子さん:04/11/04 21:34:48
芋粥食いてー
471無名草子さん:04/11/08 16:01:34
絶対に「しゅじゅの言葉」
472無名草子さん:04/11/18 17:40:41
「蜘蛛の糸」は小学生位の時に読んだきりではっきり憶えて
いませんでしたが先日改めて読むと何だか記憶上より迫力
に欠けていまいちでした(´・ω・`)同じ方居ませんか?
初めて読んだ「羅生門」が大変面白かったです。読みおわっ
た後、思わず『おぉ!!なるほど』と言ってしまいました。
473無名草子さん:04/11/18 20:05:59
>>437
 釈迦如来は総てを見通していたんだろうな、と嘆息。
>>442
 芥川賞受賞作家と菊池寛に嘆願しても落選した某作家の読者では
違ってくるのかなあ。
>>466
 『河童』は数多の空想的社会主義の作品系譜、『歯車』はその作品中の
比喩を読みこなして、ああなるほど、と思うことが多い。
>>471
同書は時代背景を踏まえていないと判らない部分って大きいなあ
(大正天皇の寓話なんて最初判らんかった)。
474うおのめ:04/11/24 04:46:19
藪の中
475無名草子さん:04/11/26 15:19:44
邪宗門‥もし完成されていたら、傑作となったか、どうしようもない
愚作となったか?
476無名草子さん:04/11/27 11:49:32
どうしようもない愚作でもいいから完成させて欲しかった>邪宗門
477無名草子さん:04/11/27 15:16:08
「邪宗門」なら高橋和巳の「邪宗門」という名作があるよー。
あれはスバラシイ。
スレ違いsage。
478無名草子さん:04/11/28 06:15:39
>>477
 その通り。敢えて新興宗教という土着的世界の興亡を通して
それに携わる人々の生き様を見事に描き切りましたね。
和巳は長編『捨子物語』で芥川賞を逃し、現知事が受賞した格好
になったけど、和巳作品の構想力や構成力から当人の破滅と夭折
(‥と言って良いでしょう)を伺うにつれて、芥川(や太宰)
のような作家の系譜で理解できる部分って大きいように思われますね。
479無名草子さん:04/11/28 07:28:09
>>474
 殺人事件で霊媒師による被害者の証言が最後にというのが
時代小説ならでは。ただ、それでも真相は判らないのがミソ。
480無名草子さん:04/11/28 11:26:56
藪の中が好きだなー。
あの論争って真相不在説で片付いたんだっけ?
481無名草子さん:04/11/28 12:05:51
「歯車」ですね
どうしようもなく不安なときに
読むとすごく引き込まれる
482無名草子さん:04/12/01 19:28:53
「犬と笛」面白い。
483無名草子さん:04/12/02 01:27:58
俺は太宰も好きだな。

歯車 が好きだな。
484わたし:04/12/06 19:55:27
蜜柑がいい
485無名草子さん:04/12/18 02:07:35
今更だがエヴァの最終話を思い出しながら「闇中問答」を読むと、なんかしっくりくる。

「芥川龍之介!芥川龍之介、お前の根をしっかりとおろせ。」あたりの狂いっぷりがまたいい感じに・・・
486無名草子さん:04/12/20 09:47:22
「文芸的な、余りに文芸的な」と「歯車」

併せて読むと死ぬ前の心境がなんとなくわかるようなわからないような…
がんばりすぎて痛々しい気もしてくる人だ
487無名草子さん:04/12/23 21:55:44
手巾かな?
488三島ホモ夫:04/12/24 19:01:26
彼には名作もあれば明らかな失敗作もあるのだが、
私的にはやはり「杜子春」をあげねばなるまい。
完成された愛を描くことこそ小説家のひとつの課題であるが
彼はそれをあのような短編小説で見事に具現化して見せた。
異性ではなく、親に対する愛ではあるが、やはり真の愛は
美しいものだ。
489無名草子さん:04/12/24 20:57:05
ちみっ子の頃読んで衝撃を受けたのは『鼻』

小坊主がないぐのでかい鼻をあれこれする場面が凄い好き。
絶対気持ち良いよあれ。
毛穴から出てくるのは脂肪バージョンと虫バージョンが有るけど自分は脂肪派かな。
ううん。あの頃は毛穴すっきりパックが無くてさぞや不便な事だろうよ。
490無名草子さん:04/12/25 01:20:04
『魔術』
最後のほうで、夢というか幻とみたいな空間から現実に戻るシーンが妙に印象深い。
そのあとの「おかえりになるそうだ」みたいな台詞も残ってる。
491無名草子さん:04/12/29 13:09:31
俺は芋粥だな。さわやかで晴れやかな気分になる
492無名草子さん:04/12/29 15:02:28
芋粥は読むのがつらかった。
五位=僕
何を言われても顔の色を変えない。
彼と違うのは、彼ほど臆病ではないということ
493無名草子さん:04/12/29 23:52:21
南京の基督
494無名草子さん:04/12/30 02:40:19
蜜柑かな
おしん(小林綾子の時代)みたいな少女を思い浮かべてしまふ
495名香野:04/12/30 20:59:32
煙草と悪魔
面白かった。
理由なしに単純に。
496無名草子さん:04/12/30 21:13:28
桃太郎・・色んな意味で・・
497無名草子さん:04/12/30 22:05:45
河童
河童をみた基地外が目からビームをだす件が感動的だ。
498無名草子さん :05/01/19 22:58:40
「藪の中」が好き。
499無名草子さん:05/02/04 09:44:32
すみません、NHKで前に特集やってた気になっていたキーワードで
「おしるこ万歳」「世間とはお前ではないのか」?だったと思うんですが、
なんと言う作品にでているんですか?
500無名草子さん:05/02/07 02:22:50
500失礼します
芥川龍之介を教科書でしか読んだことがないので読んでみようと思い書店に行ったのですがみなさんはどこの出版社のを買ってますか?
全集でしょうか?
501無名草子さん:05/02/07 02:25:03
ある阿呆の一生


これだけははずせない。
502無名草子さん:05/02/07 19:59:19
トロッコ
503無名草子さん:05/02/07 20:16:37
>>500
全集買って、100回読み通せばOK!
504無名草子さん:05/02/09 06:17:45
普段ミステリーを中心に読んでいてたまたま芋粥を読む機会に出くわしたのだけど、この話はどんなことを言いたいのでしょうか?
とりあえずミステリーは読むの楽だったんだなと思いました
505無名草子さん:05/02/09 17:44:23
やっぱり初期のものが好きですね。
『義母が巨乳でガマンできない』
506名無し物書き@推敲中?::05/02/15 11:37:19
4
507無名草子さん:05/02/15 16:04:26
芥川は幼稚くさい
508無名草子さん:05/02/19 23:12:41
>>499
それは太宰治。
509無名草子さん:05/02/22 01:51:24
どれが一番好きか?非常に迷う。真相は藪の中なんだな。
510:05/02/22 04:25:26
嫁へのプロポーズの手紙。
シンプルなんだけど心のこもった文章。
511吾輩は名無しである:05/03/01 12:38:08
y
512吾輩は名無しである:05/03/08 12:03:36
0p-k
513無名草子さん:05/03/08 19:55:54
           , -―――-、     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
          /        `i    |
         /      ヽ   |    |  どうかNappaと発音して下さい
         |    , へ、 ii ,.、|   ∠
ー--、    ,べヽ  ⌒(_`_。ル。イ|    \________
 / /⌒/| 6; `i、  ,____;='」,ー、〉i⌒i´ ̄i ̄i ̄
/ |  i´i i  `ー'i  l iF≡=≡テi/ |  |   |   |
|  |  |   i  !、  i |二二コi/ |  |  |  |
|   |  |ー-、__ | |\  `ー―'/ |  |  |  |
|   |  |   `| |  \__/ |  |  |  |
514吾輩は名無しである:05/03/16 22:44:27
h
515吾輩は名無しである:2005/03/23(水) 23:32:34
j
516無名草子さん:2005/03/28(月) 22:06:07
俺は全集も選集も所有してます。何が好きかというと、全部好きなんだが、要するに芥川には現代に展開し得る可能性がある。
517無名草子さん:2005/04/02(土) 20:16:37
ちくま文庫の全集高い・・
518無名草子さん:2005/04/02(土) 20:19:52 BE:106200465-
蜜柑にきまってんだろ、あんなすばらしい短編は他に読んだことがない。
519無名草子さん:2005/04/07(木) 21:12:21
age
520無名草子さん:2005/04/11(月) 22:31:16
舞踏会はいまいち魅力がわからなかった…
どの辺にぐっと来るんだろ?
後河童は難解だった…
521吾輩は名無しである:2005/04/25(月) 13:01:22
9
522無名草子さん:2005/04/25(月) 13:42:22
蜃気楼かな。
芥川の標榜した形式美や表現美からは逸脱してるが、
素の彼を垣間見れたような気がするし、
全体的に暗いトーンなところが逆に美しかったりする。
まあそこも計算してたんだろうが。。。
523無名草子さん:2005/04/25(月) 16:03:55
ここらで今までカキコを元に集計でも取ってみるか…

俺が暇な時にやってもいいけど、できれば他の人にやってもらいたい。
524吾輩は無名である:2005/04/25(月) 16:47:12
『或る日の大石内蔵助』、『枯野抄』、『戯作三昧』の心理描写は見事。
この三作品で芥川を好きになりました。
525無名草子さん:2005/04/25(月) 17:04:35
名前忘れたけどキリシタンの話。
実は女だったというオチに
授業中にぞくっとした。
526無名草子さん:2005/04/25(月) 19:57:35
「歯車」
松本清張が「昭和史発掘・芥川龍之介の死」の中で
ねちねちとケチを付けてムカついたのを覚えてる。
主人公の視野に現れる半透明の歯車を、清張は
そういう症状になる具体的な病名を探し出し、
ただ引き写しただけみたいなことを主張していた。
清張ファンでもあったので余計いやだったのを
覚えてる。
527無名草子さん:2005/04/25(月) 20:26:56
>>526
あの鬱が伝染しそうな名作を、清張はわからんかったのか
528無名草子さん:2005/04/25(月) 20:46:34
清張は若いころ、芥川に憧れてたようで
大家になってから、自分の若いころの青臭さを
自己嫌悪するために、芥川を懸命に否定してたように
感じます。
そんなとこで、頑張らなくてもと思います。
529無名草子さん:2005/04/25(月) 21:04:11
「我が散文詩」というタイトルのなかの一編
題名忘れた。文庫1ページ足らずの小品。
 美しい支邦人娘が、目を瞑って静かに座っている。
彼女はお香に神経を集中させている。
病的な性欲から逃れる為に。

 という内容だった。厨房だったがそそられたのを覚えてる。
530無名草子さん:2005/04/25(月) 23:28:58
>>529
あれ、お香を嗅いだからこそ病的な性欲に見舞われたのかと思ってた…
531無名草子さん:2005/04/26(火) 04:22:12
ねぎ
532529:2005/04/26(火) 05:55:25
>530
かもしれない。確かめてみよ。
何しろ、30年前の話だから、久しぶりに
触れるのが、うれしいな。
533無名草子さん:2005/04/26(火) 14:12:44
>>529-530
(゜Д゜)        ~i
       ( ̄)←お香

(*´Д`)=3 ハァハァ ~i
       ( ̄)

 _, ._
(;'A`)  ハァハァ… ~i
       ( ̄)
「私はその後、幸か不幸か、この美しい少女の顔程、病的な性欲に悩まされた、
 いたいたしい顔に遭つたことはない。」
534無名草子さん:2005/04/26(火) 14:13:41
お線香が…orz
535532:2005/04/26(火) 19:48:27
探したがなかった。角川文庫の芥川のシリーズ
昔と全然変わっていた。明日、ジュンクで全集当たるか。

>533
ありがとさん。確かに、そういうラストだった。
536無名草子さん:2005/04/26(火) 20:02:20
deep love でしょ
537無名草子さん:2005/04/26(火) 22:03:38
或る旧友へ送る手記
これが一番好きな作品です。
538無名草子さん:2005/05/09(月) 22:41:24
芥川賞全集を読んでいるけど、
石原慎太郎「太陽の季節」の選評はひどいね。
誤字脱字を指摘されているようじゃ…。
で、今現在は石原慎太郎が若手を扱き下ろしているわけだ。
大江健三郎「飼育」はいいね。
539538:2005/05/09(月) 22:42:21
すまん、誤爆。
540吾輩は名無しである:2005/05/11(水) 12:03:37
7
541無名草子さん:2005/05/11(水) 14:13:58
>>525「奉教人の死」
私もあれは衝撃だった。ろおれんぞ…
(´;ω;`)
542茶川龍之介:2005/05/11(水) 22:34:22
はじめて書き込みます。どうぞよろしく!
早速なんだけど、「歯車」が一番でしょ。私小説に堕ちたっ、て
評価されるけど、俺はこいつと出会ったおかげで
小説に親しみを持つことができた。ダークな感じだけどね。
ほかは「蜃気楼」や「或阿呆の一生」なんかも良い。 
543榎本行宏二十歳 ◆aXy7M764q2 :2005/05/12(木) 10:22:26
芥川の作品は中学生の時に読んでました。その頃僕のまわりではちょっとした芥川ブームでして。どれも好きですが選ぶなら「河童」「地獄変」「或阿呆の一生」です。
544りーさん:2005/05/13(金) 17:24:25


蛇にピアス

545茶川龍之介:2005/05/13(金) 22:54:20
昔、「蜘蛛の糸」って「日本昔話」でアレンジされてなかった?
そのときは男(かんだた役)が極楽に行くために
つかんでたものは蜘蛛の糸じゃなくて人参だったはづ。
子供ながらぞっとしたのを今思い出した。
546無名草子さん:2005/05/14(土) 12:30:53
>545
「蜘蛛の糸」はドストエフスキーの「カラマーゾフ兄弟」の
中の・葱の話・が元ネタでしゅ。

オレも一番は「歯車」
「我が散文詩」もヨカタ。
547無名草子さん:2005/05/14(土) 12:38:16
『歯車』
この人の他にも読みたいって思ったよ
「蜜柑」はほのぼのできて好きかも
548無名草子さん:2005/05/16(月) 00:39:24
悩む…。杜子春…かな。
549無名草子さん:2005/05/16(月) 23:36:03
「鼻」は中一の時教師にむりやり読まされたから
当時は全く面白くなかった。内容も覚えていない。
今読めば面白いかも。
550無名草子さん:2005/05/18(水) 09:26:00
舞踏会って何が良いんだ…?芥川以外の凡人が書いたと言われてもふ〜んって思う感じ…
551無名草子さん:2005/05/18(水) 13:43:27
漏れが全集で読んだところ、駄作:佳作(傑作)=7:3ってとこだよ。
もちろん超主観的な判断だけど、駄作の数はほんと多いよ。
とりあえず文庫で出てるものだけ読んどけばいいかと思われ。
552無名草子さん:2005/05/18(水) 18:12:09
他人の主観は当てにならん。
553無名草子さん:2005/05/19(木) 02:14:21
せめて、駄作と思うのと佳作と思うのを何個か具体的に上げてもらわないとね。
554無名草子さん:2005/05/21(土) 22:49:21
「藪の中」ってもしかして真相は藪の中ってこと?
555無名草子さん:2005/05/21(土) 22:56:53
そうっぽいな
556無名草子さん:2005/05/22(日) 00:17:36
とゆうか、真相は藪の中って言葉自体が「藪の中」から生まれた言葉じゃねぇの?オバタリアンはバタリアンから。
557無名草子さん:2005/05/22(日) 02:54:13
芋粥テラウマソウ
558無名草子さん:2005/05/22(日) 05:43:36
>>556
え、違うの?
559無名草子さん:2005/05/23(月) 21:05:22
「おしの」
武士道の哲学とキリスト教の教理の対決。ニーチェの「悲劇の誕生」を彷彿させる。

「神々の微笑」
日本古来の八百万の神々の力とは”造り変える力”であると。いいねぇ。
560無名草子さん:2005/06/04(土) 22:33:00
好色を読みましたが、オチに疑問が残りました。
侍従が用意したのは、完全に糞ではない模型なのか、それとも、匂いをつけた糞なのか
どちらでしょう。

完全に模型であれば、平中のなかの侍従が死んだ理由がよく解かりません。
その解釈も御聴きできれば幸いです
561無名草子さん:2005/06/06(月) 00:24:19
>>560
芥川龍之介は今昔物語に「野性的な原色の強さ」を感じたらしいですが、素材にした今昔物語
が12世紀半ば頃に成立してるなんて驚きですねぇ。
自由奔放な民衆の姿が活写されていて、竜之介が夢中になったのも無理は無いと思いましたね。

今昔物語で自分が好きなのは
「枕草子」第80段→「陸奥前司 橘則光、人を切り殺しし語」23-15 のところかな。
清少納言から見ると簡単な謎かけや詩を全く解さぬ武骨な好人物だが、今昔物語集では鮮やか
に3人の賊を斬り伏せる剣術鮮やかな侍である。ルックスも良いイケメンであったそうな。
もっとも、この話は晩年になって子供達に伝えた、とあるから清少納言は当時は知らなかったの
だろう。まぁ、こういった活劇を聞いても清少納言の興味の対象外だったかも知れないが・・
562無名草子さん:2005/06/06(月) 14:45:08
やっぱり解からない
そもそも平中は、侍従の糞がどうか、確認の意味で口にしましたよね
それで、やっぱり糞じゃなかった
これなら平中の心理としては

「ええぃ、侍従のヤツめ、すべてお見通しかよ!!」

となると思うのですが、まるで本物の糞を食べたかの様に
「オレの中の侍従は死んだ・・」と展開が行くのが、なぜなのか解かりません
563無名草子さん:2005/06/06(月) 20:37:30
歯車です。
564無名草子さん:2005/06/06(月) 21:48:41
>>562
「オレの中の侍従は死んだ・・」じゃなくて「お前(侍従)は俺を殺したぞ」って
オチじゃなかった?
565無名草子さん:2005/06/06(月) 23:36:36
>>564
そうです。ただ、意味としては同じかと思いますが
いまだに、なぜ平中が作り物の糞を侍従が用意していたことから
幻想が消えたのかが解かりません。
566無名草子さん:2005/06/07(火) 21:18:05
蜜柑とハンカチ
567無名草子さん:2005/06/07(火) 23:22:44
>>566
なかなかの秀作ですよね。
最初は誤解していたのにラストでグッと来マスタ。
568無名草子さん:2005/06/10(金) 03:03:44
569無名草子さん:2005/06/12(日) 20:13:24
570無名草子さん:2005/06/19(日) 16:59:54
姉ちゃんとしようよ
571無名草子さん:2005/06/22(水) 15:23:10
ペンギンブックスから新しい英訳が出るそうだ。
村上春樹の翻訳をやってるハーバードの先生が新しく編集・翻訳した決定版らしい。

572無名草子さん:2005/06/22(水) 17:52:49
藪の中
573無名草子さん:2005/06/24(金) 21:02:03
>>571
前の翻訳ってどうだったんだろ(ヒベットが緒言書いてるヤツ)。
あんまり良くないの?
574無名草子さん:2005/06/25(土) 00:03:27
>>573
翻訳のよしあしは知らぬ。

でも芥川は人気あるらしいよ。まあ人気あるっつっても高がしれてるが。
古い話だけど、佐伯章一がエッセイで書いてたんだけど、向こうの学生に日本文学をあれこれ
読ませたら芥川が一番人気あったんだって。
元ネタが古典で、ある程度背景の知識が無いと理解できないのでは、と心配してたらしいんだけど。
575無名草子さん:2005/06/28(火) 01:32:02
「袈裟と盛遠」「魔術」「俊寛」「仙人」「邪宗門」

が好きだ
576無名草子さん:2005/07/02(土) 16:10:07
蜘蛛の糸が好き
極楽の描写が本当に見て来たかのようで素晴らしい!文章も美しすぎます
577無名草子さん:2005/07/06(水) 13:21:35
厳密にはスレ違いだけど
当時つきあっていた女の子と広島の地下の映画館に
「南京の基督」をみにいった
今思い出すのは桜のシーンだけなんだけど、映画って一度で完全に理解する
のってむずかしい。
彼女はパンフをかって、原作を一度読んでみる、といってた
578無名草子さん:2005/07/08(金) 23:26:04
良スレage
579無名草子さん:2005/07/08(金) 23:48:22
羅生門かな。親思いの主人公だけど野望挫折
580無名草子さん:2005/07/10(日) 18:46:39
「秋」と「蜜柑」だね。
あと、切支丹もので「おぎん」だっけ?最後に転ぶやつ。
581無名草子さん:2005/07/10(日) 23:05:32
「偸盗」の中の描写は生々しさと迫力がすごくて、私は誰がなんと言おうと好きであります。
582無名草子さん:2005/07/16(土) 19:33:50
地獄変。
十二単着たまま鎖で雁字搦めに緊縛されて火あぶりにあう良秀の娘に燃え萌え
(;´Д`)ハァハァハァハァ/lァ/lァ/lア/lア/ヽア/ヽァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \アノ \ア ノ \ア
583イラストに騙された名無しさん:2005/07/24(日) 22:34:24
-
584無名草子さん:2005/08/07(日) 18:10:37
人間って悲しいよな
585小泉誠二:2005/08/07(日) 19:01:42
或る阿呆の一生。中学生の時、図書室で読んで衝撃を受けた。

586無名草子さん:2005/08/28(日) 22:20:44
蜘蛛の糸
お釈迦様のブラブラ感がいい。
587無名草子さん:2005/08/28(日) 22:28:29
藪の中 なんかもうすごい衝撃的だった でも一般に評価が低いのはどうして?
588無名草子さん:2005/08/28(日) 23:48:06
河童
589無名草子さん:2005/08/29(月) 19:11:38
「トロッコ」が印象に残ってます。
590名無し物書き@推敲中?:2005/09/06(火) 11:41:31
9
591無名草子さん:2005/09/06(火) 13:24:09
587
評価低いのかなぁ。俺は藪の中、蜘蛛の糸、鼻かな。
592無名草子さん:2005/09/07(水) 19:50:17
>>587>>591
「策士策におぼれる」って感じで、
芥川の高度な構成力が、前に出て来過ぎて駄目って批判が多いみたい
個人的には、あれくらいの構成力がないと、無茶苦茶でつまらない話になりそう
今みたいに、色々な編集技術を駆使した面白い映像作品が出来る前に
ああいう作品を考えて、きっちり仕上げた芥川はすごいと思う。
593名無し物書き@推敲中?:2005/09/19(月) 12:25:46
p
594無名草子さん:2005/09/19(月) 17:06:43
耶蘇の娼婦の作品が良かった。
高校時代に読んだが、情景に色が無い。
595無名草子さん:2005/09/24(土) 12:39:52
ってか某日本語番組で「藪の中」なんて言いません、正解は「闇の中」です!
って騒いでたタレントがいたが、失望。
596無名草子さん:2005/09/24(土) 13:42:02
『父』が好きだなー。あれ、何か泣けるんだなぁ。。。
597無名草子さん:2005/09/25(日) 14:21:22
「浅草公園」と「誘惑」
598無名草子さん:2005/10/09(日) 11:58:47
y
599無名草子さん:2005/10/09(日) 12:12:28
雛がいい
600無名草子さん:2005/10/10(月) 00:26:57
芋がゆ
601無名草子さん:2005/10/12(水) 15:14:34
『朱儒の言葉』
人生は地獄より地獄的
人生は泳ぎ方を知らない者が海に投げ込まれるようなものだ
この例えは多方面で引用されていると思う。
602イラストに騙された名無しさん:2005/10/24(月) 10:44:02
55
603無名草子さん:2005/10/25(火) 14:49:42
俺わね、侍従のウンコなら食えると思うんだな、たとえ本物でもね
604無名草子さん:2005/11/03(木) 00:56:14
『神々の微笑』
アメリカ行った時に読んで感動した
俺の頭の中にある古神道の神々とぴったり一致してた

『LOS CAPRICHOS』
幽霊の話とか魔女の話とか、妙におかしみがあっていい
どっかの楽団で幕間にでもやってくれないだろうか
605無名草子さん:2005/11/04(金) 05:49:47


>実は手遅れになった病人だしするから

これってどういう意味ですか?
606無名草子さん:2005/11/07(月) 00:48:29
蜜柑
607無名草子さん:2005/11/08(火) 03:27:05
そろそろ統計取ってくれる熱心な人いませんか?
608無名草子さん:2005/11/16(水) 00:29:56
いちばん好きな作品。評価以前にそもそも語られることすら少ないのですが、
現代物の「父」この作品にめぐり合えたことで、おじさんはいまでも芥川を卒
論に選び、社会人になって「河童-復刻原稿版-」(中央公論社)を買い、全集
は各社のものを全て揃えたような気がスル。
609無名草子さん:2005/11/18(金) 15:15:21
「疑惑」の(以下八十二行略)とかいうのって、何が書かれていたの?
610無名草子さん:2005/11/18(金) 15:41:27
井筒監督といえば、91年に映画『東方見聞録』の撮影中に、
エキストラとして出演していた男優(21歳)が衣装の鎧をつけたまま川に入るシーンで、
鎧が重すぎたためおぼれてしまい死亡させたしまった事故により、
その俳優の遺族への賠償と事故により『東方見聞録』の公開が中止になり、
それによる製作会社の倒産で抱え込んだ多額の借金を
シネカノンの在日社長(父親が総連幹部)に立て替えてもらったことで、
シネカノンの社長に媚びを売らなきゃ、
次の映画を撮らせてもらえないという悲しい過去を背負い、
『パッチギ』も京都の朝鮮総連が資金面などで全面バックアップしてくれたので、
総連に頭が上がらなく、監督というより今はただの北朝鮮の広告塔になって、
ワイドショーなどで反日・新北朝鮮発言をしているから、
この手の発言をするのは当たり前といえば当たり前だけど、

611無名草子さん:2005/12/07(水) 23:13:45
>>608氏のカキコにある「河童-復刻原稿版-」(中央公論社)…
この本の詳細をご存知の方、ご教示お願いいたします。
612無名草子さん:2005/12/08(木) 09:55:48
蜃気楼

613無名草子さん:2005/12/14(水) 02:10:18
河童

最後に、あるはずのないものが電話帳などに見えてしまうシーンが もの凄く悲しかった

でも彼にだけは見えていたのだろう 河童からの贈り物が
614無名草子さん:2005/12/14(水) 05:34:06

歯車

615無名草子さん:2005/12/18(日) 14:48:49
最近、朱儒の言葉を読みました。
少し、インテリな部分が鼻につくのですが
それでも彼なりの解釈を発したアフォリズムは
自分と全く同じことを考えてた部分が多数あって深く共感がもてました。
個人的に好きな部分
★運命
遺伝、境遇、偶然ー我我の運命を司るものは畢竟この三者である。
↑いままで運命を司る要素を言葉で探していたので…感激!
★批評学
「畢竟、それだけだ」という言葉を用いることで半肯定論法になるという話
↑使わしてもらいます!
西方の人はマーテイン・スコセッシ監督の「最後の誘惑」をみた後に
読んだのですんなり入れたのですが
芥川がクリストから反クリストへ移行していく過程を描いてるのにも
かかわらず、クリストに自己投影している矛盾が自嘲気味でw
616無名草子さん:2005/12/19(月) 01:46:46
617無名草子さん:2005/12/19(月) 09:40:17
保吉ものはほとんど誰も推さないね。
俺も好きくないが。
あれは生活のために書いたのか?
618無名草子さん:2005/12/19(月) 13:11:44
わんと云ひませうか?
619無名草子さん:2005/12/20(火) 04:36:57
あばばばばばばばばばばばばばばばばばばば
ばばばばばばばばばばばばばばばばばばばば
ばばばばばばばばばばばばばばばばばばばば
ばばばばばばばばばばばばばばばばばばばば
ばばばばばばばばばばばばばばばばばばばば
ばばばばばばばばばばばばばばばばばばばば
ばばばばばばばばばばばばばばばばばばばば
ばばばばばばばばばばばばばばばばばばばば
ばばばばばばばばばばばばばばばばばばばば
620無名草子さん:2005/12/26(月) 01:01:37
>>617 私は堀川保吉の世界は大好きです。
なんか優雅な雰囲気で。
621無名草子さん:2005/12/29(木) 21:40:08
>>620
そうなのか。
芥川の小説を好きな人は、プロットがきっちりしたテーマ小説か
晩期の独特の世界を描いたものか、と思っていたな。
622ι(´Д`υ) ◆4FSUT7DvDo :2006/01/11(水) 01:26:07
芋粥が好き。

主人公が朝起きたら、その家の下人達が庭でいくつもの鍋で芋粥の仕度をしているの目にするという描写があるけど
そこを読んだときに頭の中にワッとその映像が鋭角的に飛び込んできた。
623無名草子さん:2006/01/13(金) 23:58:55
同感です。満たされぬ中の些細な喜びが、急に満たされると歯止めが効かなくなる。主人公はそれを恐れている。そんな気がする。
624無名草子さん:2006/01/14(土) 09:56:54
人間はすべて満たされると不幸になる
生きてる目的がなくなっちまうから
625_:2006/01/15(日) 16:41:01
みなさん、芥川竜之介の(鼻)の傍観者の利己主義について教えてくれますか?
傍観者の利己主義の意味もお願いします。
626無名草子さん:2006/01/16(月) 00:26:57
>611

その本なら私、所蔵していますし、現在都内で販売している古書店の場所も知っています。
詳細というのは、何を書けばいいのでしょう?
627無名草子さん:2006/01/16(月) 00:56:16
>>626
日本円で幾らでしたか?本のカバーは掛けてもらえますか?お弁当温めますか?
また、倖田何とかという人の下の名前を正確に教えてください。
628無名草子さん:2006/01/16(月) 17:44:56
>>625
宿題か?
図書館へでも行って調べてきな。
629無名草子さん:2006/01/21(土) 21:14:15
ベタだけど、やっぱり「芋粥」かなあ
630無名草子さん:2006/01/21(土) 23:45:01
蜘蛛の糸
短いから夏休みの読書感想文書くのが
楽だった
631無名草子さん:2006/01/22(日) 17:34:15
やっぱり1位は「歯車」
なんと言うのかな、死のイメージにゾクゾクとした
友達はこれ読んでおかしくなった

次点で「或阿呆の一生」
普通の「人生は一行のボードレールにも若かない」
632無名草子さん:2006/01/22(日) 20:01:56
「藪の中」に一票
633無名草子さん:2006/01/23(月) 18:16:30
>友達はこれ読んでおかしくなった
kwsk

まあ、確かに歯車はヤバイ。
精神的に落ちてるときに読むと、やべーなオイと思いながらも
妙に心地好いw
634無名草子さん:2006/02/11(土) 20:43:34
     `{// , ,| ;|            彡ノ;i'三ニ{
        |,i{'l l | | . .:: .       . : ::彡ノ;li'三{
       |r`川| __,..,,,_     : :   三ニ;|リ'1
.       l __!|||    ¨ヾミュ  {, .,,,zr=三ニ;;i!';;;!
       }i";;:.  ,.ィエ`;;  lll;;イ┬-ミ三ニ|!;;;{
.       !.__;:.           |lli;; ̄三彡ノ;!{;/
        ヾ、:;:,.       !|l;;  ;;彡ノ/-'
          }:;;; :     ヾz_ノ;; ;;;彡ノ/
       ___|::; : __    .: '!l;:..:;彡;/    
      /川リ/l:"^ヾー-、,=三ュ!::ニ/  
     /〈川;|/  l;:.    ヾ二,シ´`ヾミ' _
    _/::.:.\シ    ヽ     l_,..==-─--=、
   / {::::::::..:.\    ヾ===/ , --───  !  
  /  |::::::..:.. \     . ::/ /  ,.--─‐  ノリ
_/    |'':;;;;:.:.:.  \    ::| / / _,,   彡//!\
'     :| '''':::.:..  :\ー-L_l / /川川!  彡//|  \
      |     . : :::\  ̄{/_ノ::::/`!川{  彡//|    \
      |    . : : : :.:::ヽ  /::::/  } ';  彡//|      \
635無名草子さん:2006/02/12(日) 07:15:56
   }i";;:.  ,.ィエ`;;  lll;;イ┬-ミ三ニ|!;;;{
636無名草子さん:2006/03/19(日) 22:39:55
age
637無名草子さん :2006/03/20(月) 00:47:16
1位 朱儒の言葉 かな、これのお陰で、精神病院に搬送されました。
2位 動物園 芥川の子供心がでて好きだ
3位 或恋愛小説 簡素ですき
638無名草子さん:2006/03/25(土) 23:27:36
枯野抄って何て読むの?
639無名草子さん:2006/03/26(日) 11:17:54
かれのしょう

地獄変好きな人いないのかな
640無名草子さん:2006/03/26(日) 12:13:00
過去レスにはいましたが?
641無名草子さん :2006/03/27(月) 20:03:37
>>639
自分は地獄変大好き。
蜜柑も歯車もいいけど、これだけは病的に好き。なんでかわかんないけど。
フランス文学がすごく好きなんだけど、芥川の地獄変は、それらに通じるものを感じる。

642無名草子さん:2006/03/27(月) 21:26:18
地獄変って地獄で親が馬とかの動物になって会うやつ?
643無名草子さん:2006/03/28(火) 00:43:18
>>642
地獄変は、絵師が娘を溺愛していたら、その娘がくぁwせdrftgyふじこlp;@
644無名草子さん:2006/03/28(火) 04:34:38
地獄変は俺も好きだ。高校の頃読んで衝撃を受けた。

ちなみに↓関連作品。
【パパの絵】エスパー魔美 其の5【サイコー】
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1115187320/
645無名草子さん:2006/03/30(木) 13:26:29
羅生門
中学生の頃読んだ。最後の余韻がたまらない
646無名草子さん:2006/03/31(金) 03:57:12
>>645の名前は、誰も知らない。
647無名草子さん:2006/03/32(土) 23:58:25
天才とは百の半ばを九十九とする超数学

みたいなのがちょっとビビっときた。
648無名草子さん:2006/04/05(水) 07:31:08
蜜柑と白が好きなんですけど
蜜柑って結構人気あるんですね。
やっぱりあれいいですもんね。

あとトロッコや河童も好きです。

このスレを読んで父を読んでみたくなりました。
649無名草子さん:2006/04/05(水) 22:16:31
「或阿呆の一生」の「火花」と、「地獄変」は両方芥川の芸術至上主義宣言ですかね?
650無名草子さん:2006/04/05(水) 23:41:42
「鼻」だな。
無いものねだりの接戦に得たものは、
何とも虚しいもどかしさ。
BGMは『Let It Be』
651無名草子さん:2006/04/06(木) 20:26:13
地獄変はビバルディの四季の冬かな。
652無名草子さん:2006/04/07(金) 22:13:34
>>649
芥川って人はたぶん芸術至上主義者でも何でもなく、優秀な物語作家なんだと
思うよ。または詩人かな。物語には山場が、詩には煌きが必要でね。
どちらにしてもそれを表現したに過ぎんと俺は思うのだな。
653無名草子さん:2006/04/16(日) 04:04:10
杜子春。いま思うと優等生すぎる感じだけど、中学当時は普通に感動した。
654無名草子さん:2006/04/17(月) 22:58:53
杜子春はいまでも好きだな。
芥川の生い立ちを知って尚感動した。
声を出さないなら殺してしまおうと思った―には芥川の強い思いを感じるね。
655無名草子さん:2006/04/24(月) 12:32:23
仙人になりたくて仙人について行ったら、仙人になるには絶対声を出してはいけないと言われて、
親が牛にされてムチで鬼に叩かれるのを声を出さず我慢したけど結局声を出してしまったって話あっただろ?
その後仙人はお前が声を出してなかったら殺してたとか言うわけ。
で、声を出したから仙人にはなれないわけ。
じゃあどうしたらよかったの??
656無名草子さん:2006/04/24(月) 13:32:36
>>じゃあどうしたらよかったの??
声を出してよかったんだよ。

原典の「杜子春伝」では、仙人も杜子春もそれで落胆するって話なんだけど
芥川はそうした場面で声を出さず仙人になるってことを否定した訳だ。
いい翻案だと思うな。
657無名草子さん:2006/04/26(水) 23:07:26
「蜜柑」が一番好きかな。
厨房時代に父親の本棚の芥川龍之介を読み漁っていたら父から
「『蜜柑』は一度読んでおけ」と言われて読んだのが最初。
当時はもっと物語性の強い作品が好きだったからどうとも思わなかったけど
学生の頃に読み返したらじんわりと来るものがあって好きになった。
そのことをある日実家で話してみたら父親もこの作品が一番好きだったらしく
やけに嬉しそうにしていた。
自分語りスマソだがこのスレ読んでたらつい思い出したので・・・
658無名草子さん:2006/05/02(火) 19:19:09
どなたか芥川龍之介のある意味きめ台詞を教えてください。
お願いしますorz
659無名草子さん:2006/05/02(火) 19:44:01
将来に対するぼんやりとした不安
660無名草子さん:2006/05/03(水) 03:15:41
orz。……………
661無名草子さん:2006/05/03(水) 18:52:37
>>658
人生は一行のボードレールにも若かない

ってのは?
662無名草子さん:2006/05/07(日) 08:11:24
ごめんなさぃ…歯車が好きです
663無名草子さん:2006/05/07(日) 21:22:08
河童が好きだ。好きで好きでたまらない。
664無名草子さん:2006/05/07(日) 21:48:14
>>658
彼は人生を見渡しても、何も特に欲しいものはなかった。が、この紫色の 火花だけは、----凄まじい空中の火花だけは命と取り換えてもつかまえたかった。
665無名草子さん:2006/05/11(木) 00:13:28
>>664
なんだっけそれ?
666無名草子さん:2006/05/12(金) 02:07:25
猿蟹合戦の最後のセリフが好き♪
667664:2006/05/12(金) 19:33:09
>>665
「或阿呆の一生」の中の「火花」
668無名草子さん:2006/05/12(金) 21:40:25
「地獄変」
著者の内面に鬱屈するサディズムとそれを抑える強い倫理感が葛藤してます
669無名草子さん:2006/05/27(土) 05:24:24
御覧、あの空の彼方に見えるあれが昴
670無名草子さん:2006/05/27(土) 05:26:47
タイトル忘れたけど、保吉もので、毎朝通勤電車で乗り合わせている
女性と、ある日すれ違いざまにうっかり会釈したら向こうも会釈を
返してきたというやつ。志賀直哉も誉めてたな。
671無名草子さん:2006/05/27(土) 14:15:32
押し入れの奥から薮の中の文庫がでてきたから
久しぶりに読んだけどやっぱ面白いね
ことの真相が分からない辺りがいい
これが現代の作品だと野暮な解決を強いられるんだろうなあ

過去レスにもあったけど芥川は詩人っての分かる
読んでて単語とか文章のリズムが気持ちいいと思った
672無名草子さん:2006/05/30(火) 18:57:58
ひねる事なく、羅生門

時点で河童、歯車
トロッコは好きになりたくないw
673無名草子さん:2006/06/13(火) 21:49:13
羅生門について質問があります。最後が教科書(東京書籍)では、

「下人の行方は、だれも知らない。」となっていますが、

青空文庫にあった文章は (「新選 名著復刻全集 近代文学館 芥川龍之介著 羅生門 阿蘭陀書房版」ほるぷ出版)

「下人は、既に、雨(あめ)を冐(をか)して、京都の町へ強盗を働きに急いでゐた。」となっています。

何故このような違いがあるのでしょうか?どちらが正しい文章なのですか?
ご存知の方、よろしくお願いします。

参考:http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/128_15261.html
674無名草子さん:2006/06/13(火) 22:52:03
歯車3ページくらい読んで内容はあまり覚えてないけど背筋がゾーっとして1分間かたまりました
もう怖くて怖くて、その場で捨ててしまいました
今鬱なんですがもう一度読みたいと思った。鬱の人は読まない方が良いですか?
675無名草子さん:2006/06/15(木) 19:23:02
読んでも構いません。歯車は作品に過ぎません。それに芥川は統合失調症の遺伝ですから、
鬱の人と精神状態は違います。鬱は妄想や幻聴は無いです。
精神状態が安定しない状態に読むと、親近感が湧きますね。
676無名草子さん:2006/06/16(金) 21:03:54
或阿呆の一生
歯車
河童


この人の後期の散文系はヤバイです。初期なら羅生門 芋粥 モロッコ辺りが好きです。
677無名草子さん:2006/06/17(土) 03:54:41
モロッコの辺りは俺も好きでよく行くよ。
678無名草子さん:2006/06/18(日) 15:30:59
>>673
誰も書かないので書きますが…
教科書のは改稿後、青空文庫は改稿前(初出稿)でどちらも正しいです。
最初に雑誌に発表した際は青空文庫のもので、単行本に収める際に教科書
にある「誰も知らない」に書き換えたんです。
芥川としては最初の文章(結末、オチ)は忘れてという感じでしょうか。
なお、これは「羅生門」を調査、研究するにあたっての基本中の基本事項と
いうことを書き添えます。
679無名草子さん:2006/06/19(月) 00:31:15
>>678
ありがとうございます。
基本中の基本だったとは,,,お恥ずかしい。
680無名草子さん:2006/06/19(月) 21:28:31
嫌味ったらしい人間だね。
681無名草子さん:2006/06/22(木) 16:17:44
『偸盗』好きな人はいないの?
芥川自身が、自分の一番の悪作って言ってるみたいだけど、自分は今まで読んできた中で一番面白いって思ったよ。
682無名草子さん:2006/06/22(木) 19:33:38
偸盗は、沙金が魅力的なキャラだったが、最後にあんな殺され方を
したのが残念だったな。前半の元気で明るいキャラが、あんな陰謀を
働いていたとは。
683682:2006/06/22(木) 19:39:29
>>682の訂正
 陰謀を働く→陰謀を企む
684無名草子さん:2006/06/26(月) 17:21:41
685無名草子さん:2006/06/27(火) 09:17:11
文人は「作家」とか「物書き」って感じだけど
この人はまさしく「芸術家」ですね。
686無名草子さん:2006/07/07(金) 22:54:41
>>658
「君たちもたいてい蟹なんですよ。
「――あらゆる野菜に蔽われている。蔽われている? 蔽わ――そうではない。

御免なさい、保吉ものが大好きです……(´・ω・`)
687無名草子さん:2006/07/07(金) 22:57:50
>>686です。
御免なさい、かぎかっこ閉じるの忘れました……(´・ω・`)
688無名草子さん:2006/07/08(土) 01:38:53

Dust-river Dragon之介
俺も『杜子春』だな。
芥川龍之介にハマッてたのは小学6年生のときだったな・・。
もう22年も経つのかぁ
689無名草子さん:2006/07/08(土) 08:14:22
どぶ川 介・オヴ・ドラゴン
……(・ω・`)セツナサを感じる外はないね。
690無名草子さん:2006/07/08(土) 08:34:36
南京の基督って実は少女の性病は治ってないんだよな
691無名草子さん:2006/07/08(土) 08:35:10
>>688
 原作と違う箇所に彼の真骨頂が表れているね。畜生となり攻め
苦を受ける両親に労わりの言葉を掛けて、彼の仙人への夢は断ち
切られたけど、当の仙人はもしあのまま両親を無視し続けだったら、
杜子春を殺すつもりだったって
692無名草子さん:2006/07/08(土) 08:38:13
>>690
 というか自ら業病を引き受けてしまった自己犠牲の精神が
基督とさせるのでしょうかねえ
693無名草子さん:2006/07/08(土) 09:16:01
梅毒は症状が引く期間があるんだよ
694無名草子さん:2006/07/09(日) 00:43:49
実は文ちゃんへのラヴ・レターがいちばん好きです
695無名草子さん:2006/07/09(日) 18:18:03
ずっと疑問だったんだけど、読み方ってフミさん?アヤさん?
696無名草子さん:2006/07/09(日) 20:07:08
ふみ子さんです('∀^*)
697無名草子さん:2006/07/09(日) 20:08:12
そして「文」と「文子」のどちらが本名なのですか?
698無名草子さん:2006/07/11(火) 17:01:34
確か「文」だったと思うが。
文子っていうのは愛称なのでは?
699無名草子さん:2006/07/13(木) 21:37:12
芥川作品、10作ほど読んだんですが、私があさはかすぎるみたいで、どういう話なのかつかめません。
芋粥や鼻は分かりやすかったんですが、特に河童が。
河童の楽しみ方を教えていただけませんか。ふまえてもう一回読みなおしたいです。
700帝我都鮮民 ◆uF8XHRH2qs :2006/07/16(日) 11:58:23
700
701無名草子さん:2006/07/16(日) 21:23:46
トロッコ
702無名草子さん:2006/07/17(月) 12:03:49
>>699
別世界を愉しむって感じかなぁ。
でも、私も楽しめない。
熱烈な芥川ファンなら「おっ、新境地だ」って楽しめるのかも。
703無名草子さん:2006/07/18(火) 20:21:29
「剣は切られたのに違いない。が、わたしはこの通り、あなたの前でも笑っている。」
(『三つの宝』より)
この言葉が、小さい頃の私の宝物でした。
704無名草子さん:2006/07/18(火) 21:30:06
『不思議な島』こそいとをかしけれ。
705無名草子さん:2006/07/19(水) 22:21:08
「往生絵巻」って芥川だと思うんだけど・・・
706まさやん:2006/07/22(土) 18:55:28
毛利先生
707無名草子さん:2006/07/22(土) 19:00:42
鼠小僧次郎吉
708無名草子さん:2006/07/23(日) 21:18:41
ヒヨコ小僧ピヨ彦
709無名草子さん:2006/07/24(月) 22:33:53
地味だけど「桃太郎」
当時小学生だった俺にとって
あの悪い桃太郎は強烈だった
710無名草子さん:2006/07/24(月) 22:55:29
ありがちだけど「地獄変」。

711無名草子さん:2006/07/25(火) 04:16:44
「僕は」が好きかな。
712無名草子さん:2006/07/26(水) 01:43:59
>>711
いいわよね
713無名草子さん:2006/07/30(日) 19:33:48
「歯車」が好き。「河童」も好き。鬼気迫る感じが良い。
714無名草子さん:2006/08/07(月) 21:03:03
チミタチモタイテイ蟹さんナンデスヨー
715無名草子さん:2006/08/07(月) 21:37:37
トロッコ


716無名草子さん:2006/08/07(月) 21:42:14
芥川の女関係に詳しい奴いる?
717無名草子さん:2006/08/08(火) 04:38:15
>>716
最近気になる本が出てたけど、どうなんでしょう
ttp://www.amazon.co.jp/gp/product/4779111838/250-8415428-0145824?v=glance&n=465392&s=books
718無名草子さん:2006/08/08(火) 11:17:46
どれも退屈
719無名草子さん:2006/08/08(火) 13:02:44
コラ!(`・ω・´)
720無名草子さん:2006/08/08(火) 20:34:25
つまらないものはつまらない
721無名草子さん:2006/08/09(水) 01:39:00
コラ!(`・ω・´)

まあたしかに、つまらないものはつまらないけれどもね
722無名草子さん:2006/08/09(水) 05:32:02
>>717
以下を見ただけで、期待は出来ないな。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
高宮 檀
昭和22年7月22日、東京都港区飯倉片町・通称「スペイン村」で生まれる。
一転して少年時代を岩手県盛岡市と福岡町(現・二戸市)で過ごす。
早稲田大学法学部卒業。現在、歯科医師(東京医師歯科医師協同組合所属)。
『姫路文学』同人、思想の科学研究会会員、桜ヶ丘昭和史研究会主宰
723無名草子さん:2006/08/09(水) 08:20:49
>>722
在野の研究者、インテリ開業医の余技って感じでしょうかね?
買うのがもったいなさそうなので、図書館にリクエストしてみます
724無名草子さん:2006/08/18(金) 18:42:40
ここまでの分を集計してみたw

1位 歯車 …41票
2位 蜜柑 …37票
3位 河童 …24票

4位 羅生門 杜子春 …20票
5位 地獄変 藪の中 …17票
6位 蜘蛛の糸 トロッコ …16票
7位 或阿呆の一生 …15票
8位 鼻 …12票
9位 芋粥 魔術 …11票
10位 侏儒の言葉 白 …10票
11位 蜃気楼 …8票
12位 邪宗門 南京の基督 舞踏会 …7票
13位 偸盗 父 奉教人の死 …6票
14位 戯作三昧 …5票
15位 西方の人 沼地 …4票
16位 ハンカチ 袈裟と盛遠 火花 庭 点記簿 神々の微笑 雛 不思議な島 …3票
17位 大道寺信輔の半生 葱 アグニの神 好色 義仲論 浅草公園 六の宮の姫君 煙草と悪魔 俊寛 疑惑 二つの手紙 報恩記 秋山図 仙人 闇中問答 あばばばば 殺したかしら 毛利先生 猿蟹合戦 桃太郎 枯野抄 僕は …2票
他 きりしとほろ上人伝 動物園 田端日記 MENSURA ZOILI 誘惑 るしへる 往生絵巻 金将軍 開花の良人 馬の脚 LOS CAPRICHOS 手巾 ひょっとこ

でした。 こういう無意味な作業って好き*
歯車読んだことないので読んでみます

 
725無名草子さん:2006/08/18(金) 18:51:50
>>724
乙です。
726無名草子さん:2006/08/18(金) 20:00:33
>>724
乙。歯車が1位か…
727無名草子さん:2006/08/18(金) 20:05:24
>>724
乙。俺も歯車と蜜柑が好き。
河童は、欝病持ちの谷沢永一が、欝病の人は絶対に読まないようにと
言っていた。
728無名草子さん:2006/08/18(金) 21:10:00
【盗作3バカ】のスレに

田口ランディ本人後輪中?! 盗作犯人同士がバトル?!
729無名草子さん:2006/08/19(土) 04:55:40
芥川龍之介の作品で、
愛とか恋は性欲の特殊表現だ
というような作品は、なんていう題名かわかりますか?
730無名草子さん:2006/08/19(土) 06:26:25
>>729
しゅじゅのことば
731無名草子さん:2006/08/19(土) 17:50:10
>>724さん、乙!

「蜜柑」って人気あるんだね〜。
自分は「歯車」と「河童」が好き。
732無名草子さん:2006/08/19(土) 18:10:00
桃太郎は人気ないのね。
レイプ家臣あり。あの小説を現代国語の教材として取り上げて欲しい。
733無名草子さん:2006/08/20(日) 22:29:37
[たね子の憂鬱]が好き。
おぎん は切なくなった。
734無名草子さん:2006/08/21(月) 15:12:18
「MENSURA ZOILI」ですかね。皮肉のきいた作品だし。
ところで、登場人物の「四角顋」の男ってだれ?田山花袋?それとも本当に
久米ですかね?
735無名草子さん:2006/08/24(木) 11:17:40
「或旧友へ送る手記」
736無名草子さん:2006/09/03(日) 13:09:29
『或阿呆の一生』を読んだのですが、「プラトニック・スウイサイド」
の意味が自分にはわかりません・・・。調べても探し方が悪いのかなかなか見つかりません。
わかる方よかったら教えていただけませんか?

今好きな作品をいくつか:『蜘蛛の糸』『往生絵巻』『奉教人の死』『煙草と悪魔』
芥川の童話は雰囲気が好きです。羅生門や地獄変は考えさせられますね。
737無名草子さん:2006/09/04(月) 01:48:20
前にNHKの5分くらいの番組で紹介していた
NDR(北ドイツ放送)とNHKの共同制作の芥川のラジオドラマ
NDRのサイトで放送予定発見、現地12月6日20時から、日本時間12月7日04時から
ttp://www.ndrkultur.de/ndrkultur_pages_std/0,2513,OID2676676,00.html
「或阿呆の一生」を60分で日本語とドイツ語を混ぜて放送するみたい
おそらく、ネットでも放送する(フリーソフトでタイマー録音も可)ので、ちょっと楽しみ
738無名草子さん:2006/09/05(火) 14:39:22
>>736
精神的自殺
739無名草子さん:2006/09/06(水) 04:08:21
>>738
そういうことじゃないだろw
740無名草子さん:2006/09/10(日) 11:11:11
羅生門。高校入った直後の現代文の授業がこの物語だった。

また読みたくなってきたな
741無名草子さん:2006/09/17(日) 23:14:23
普通の人が覚えていないような幼い頃の記憶について自分の経験を著したものがあったと思うのですがどなたか分かりませんか??
742無名草子さん:2006/09/21(木) 22:31:09
>>741
「少年」か「追憶」あたりか?
743無名草子さん:2006/09/21(木) 22:46:08
六の宮の姫君
744無名草子さん:2006/09/21(木) 22:54:11
>>741
三島じゃねえの?
745無名草子さん:2006/09/23(土) 00:15:40

【盗作3バカ】田口ランディ/ 佐藤亜紀 /篠原   スレに

本人後輪中?! 盗作同士が激バトル?!

746無名草子さん:2006/10/01(日) 02:16:36
杜子春

似たような話はいくつでもあるが、あそこまで感動したのは初めて。
なんていうか、芥川龍之介の技術やら思想を感じた。
747無名草子さん:2006/10/01(日) 17:16:00
トロッコ

理由は上手く説明できないが、あの子供ながらの不安感が良かった。
748無名草子さん:2006/10/01(日) 22:42:54
蜜柑
橙色のきれいな蜜柑が転がり落ちる情景が目に浮かぶようで、すごく爽やかな印象。
或る阿呆の一生とか歯車とかダークなものから入ったし、頭おかしくなって自殺した人と
思ってた私にとって、こんな優しい小説も書いたんだと目から鱗が落ちた作品。
芋粥
なんだかおかしいんだけど五位がかわいそうで・・・。
夢は叶えられたらもう夢想できない。実現するより夢想するほうが幸せなら
一生叶えないほうがいいんだな。
749アル:2006/10/03(火) 04:04:40
>>731さん
私も、「河童」と「歯車」の作品が好きです。
750アル:2006/10/03(火) 22:08:46
あげ
751無名草子さん:2006/10/05(木) 20:41:24
まだ出てないみたいだね
「孤独地獄」
この作品こそ俺の苦しみを的確に表現してくれている。
752無名草子さん:2006/10/08(日) 21:32:20
<うつ病>自殺した25歳青年の手記が「三田文学」に掲載

 うつ病で自殺した25歳の青年の手記が10日発売の文芸誌「三田文学」秋季号に掲載される。
闘病の経緯を小説の体裁でつづり、遺書の要素を持ちながらも文学作品といえる内容。
うつ病に苦しむ人が多い中、必死に生きようとした若者の魂の軌跡が反響を呼びそうだ。
 作者は富山県出身の片山飛佑馬(ひゅうま)さん(本名)。慶応大卒業後、地方銀行に入ったが、
勤務3年目の05年春、不慣れな営業職にかわったことなどから、うつ病になり5月に休職。8月27日、死を選択した。
 作品は400字詰め原稿用紙140枚。死後、自室の椅子に置かれていたのを家族が見つけた。題名は「アパシー」。
「無関心」という意味だが、理性の鍛錬によって自由になるという禁欲主義を示す言葉でもある。
 <朝目覚めたのは十一時ごろ>と始まり、<文章が読めない!><「僕はおかしくなってしまったよ。仕事もなくなった」>
などうつ病が深刻になり、周囲への関心が薄れる様子が記される。
 記述は病状にとどまらず、<言葉を無くした私は、確かに生きるために生きたのであるが、言葉を戻した私は、死を欲する>などの哲学的考察が交じる。


架空のカッパとの問答、自らを被告人に擬した章など、あらゆる角度から自らを客観視しようとする懸命な思いが伝わってくる。


 <他の人から愛される/他の人を愛する/自分から愛される/自分を愛する/それによって、人は生きていく>。
最終的に死を選んだものの、片山さんが生への希望を失わなかったことは作中の詩からもわかる。
 家族が、同誌に投稿した。
加藤宗哉編集長は「遺書ではなく、あくまで小説として書き残されたものと考えた。生きようとする主人公を死なせてしまった社会に問題はないのか。
純粋に小説としてすぐれており、掲載を決めた」と語る。
 父親の片山均さん(52)は「家族にとって時が止まった状態が続いています。今となっては一字一句が息子そのもののように思います」と話している。【米本浩二】
(毎日新聞) - 10月8日3時30分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061008-00000014-mai-soci
753無名草子さん:2006/10/09(月) 01:15:14
>>752
>架空のカッパとの問答


オゥ……('д')……
754無名草子さん:2006/10/10(火) 15:49:13
つか俊寛と藪の中ってどっちが先よ?
755無名草子さん:2006/10/12(木) 08:17:36
「芋粥」に出てくる狐って、結局、なんだったんでしょうかね?
童話的なものとして、あまり意味を考えない方がよいのだろうか。
756無名草子さん:2006/10/28(土) 16:45:37
セカチュー編集者に芥川賞レベルと絶賛!
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1161984222/
757無名草子さん:2006/11/01(水) 16:51:25
758無名草子さん:2006/11/16(木) 05:36:50
或阿呆の一生

死にたい
759無名草子さん:2006/11/16(木) 23:04:42
うぬ惚れるな。同時に卑屈にもなるな。これからお前はやり直すのだ。
760無名草子さん:2006/11/26(日) 06:31:49
或旧友へ送る手記
唯ぼんやりした不安
761無名草子さん:2006/11/28(火) 00:48:59
「歯車」って昔から評価高いな。川端康成も絶賛してたし。
でも俺はいまいちわからない。単なる強迫神経症者の手記って言ったらいいす
ぎか?
俺は「戯作三昧」をとりたい。他には「秋」も好きな作品だな。
762無名草子さん :2006/11/28(火) 00:55:36
「蜃気楼」不安定な感じが大好き
763無名草子さん:2006/12/03(日) 17:51:54
杜子春。
愛だろっ、愛。
764無名草子さん:2006/12/04(月) 17:31:51
俺は中学の時に地獄変読んで凄いゾクゾクしたのを覚えてる。
それからお気に入りになって特に良秀が殿様に自分は見た事が無いものは描けないと言ったところから最後までは何十回も読んだなぁ
特に娘が焼かれている時の良秀の変わり様の描写が神だと思った
765無名草子さん:2006/12/05(火) 02:31:24
NHKと北ドイツ放送(NDR)共同制作のラジオドラマ
Das Leben eines Narren(或る阿呆の一生)
日本時間12月7日04.00-05.05、現地時間12月6日20.00-21.05
インターネット;ストリーム
REAL 96kbps) ttp://www.ndr.de/ramgen/live/ndrkultur.rm
Windows Media 96kbps) ttp://lsd.newmedia.tiscali-business.com/bb/redirect.lsc?content=live&media=ms&stream=ndr/live/ndrkultur.wma
日本語とドイツ語、織り交ぜて朗読
ttp://www.ndrkultur.de/ndrkultur_pages_std/0,2513,OID2676676,00.html
766無名草子さん:2006/12/05(火) 02:32:45
日本での放送
12月23日22.00-23.00、NHK-FM
ドイツの放送局が作った『或阿呆の一生』をもとに、日本語版を作り
制作者のインタビューなども交えながら『FMシアター』で紹介する
ドイツ側が作成した効果音をフルに使用し、一部ドイツ語のセリフを日本語に吹き替えて放送
ttp://www.nhk.or.jp/audio/prog_fm_future.html
767無名草子さん:2006/12/05(火) 02:43:23
インターネットのストリーム放送のタイマー予約録音については
ttp://operacast.client.jp/31.html
(クラシック音楽を録音するためのサイトですが、基本は同じです
超初心者向きに、フリーソフトを使って録音する方法が非常に丁寧に書いてあります)
北ドイツ放送のストリームは、通常のネット接続料以外は、無料です
スレ違い&連投スマン
768無名草子さん:2006/12/05(火) 20:03:51
歳駿好
769無名草子さん:2006/12/06(水) 18:39:51
「今に君、中国は凄い国になるよ」

の出典は何ですか?教えて下さい。
770無名草子さん:2006/12/06(水) 20:23:59
歯車
771無名草子さん:2006/12/07(木) 04:10:28
NDRの「或阿呆の一生」、解説の後、始まった
772無名草子さん:2006/12/07(木) 04:20:22
9割ぐらい、ドイツ語なので、全て日本語に代えると違う番組になりそう
773無名草子さん:2006/12/10(日) 19:19:07
そういやぁ
ポッドキャストのききみみ文庫で
横内正朗読の鼻がアップされてるね。
774無名草子さん:2006/12/11(月) 17:43:44
澄江堂雑記って正しくは何て読むんですか?
775無名草子さん:2006/12/12(火) 08:33:23
ちょうこうどうざっき、だろ?
776:2006/12/14(木) 01:55:43
前期作品群ならば「羅生門」
中期作品群ならば「奉教人の死」
後期作品群ならば「闇中問答」
部分的に好きならば「侏儒の言葉」
一番は闇中問答ですかね。歯車、或阿呆の一生より先に読んだので印象が強く残っている。
「嘘をつけ。僕の喜劇は他の人々よりも乏しい世間智を持っていることだ。」
開化物は何となく題名が全てを物語っているような気がする。
777無名草子さん:2006/12/16(土) 00:01:54
『奇怪な再会』『夢(人を殺したかしら?)』『歯車』
芥川龍之介のホラー小説ベスト3
778無名草子さん:2006/12/16(土) 07:27:19
或阿呆の一生 河童
気狂い系にしか萌えられん。河童は俺の聖典。
779無名草子さん:2006/12/16(土) 21:43:47
僕の母は狂人だった。
780無名草子さん:2006/12/16(土) 23:01:11
萌えーーーーーーーーーぇ!
781無名草子さん:2006/12/18(月) 21:18:23
しかし十五歳に足らぬわたしは尊徳の意気に感激すると同時に、
尊徳ほど貧家に生まれなかったことを不仕合せの一つにさえ考えていた。
丁度鎖に繋(つな)がれた奴隷のもっと太い鎖を欲しがるように。
782無名草子さん:2006/12/22(金) 12:21:23
>>775 サンクス!!
783無名草子さん:2006/12/23(土) 06:20:07
今晩の22:00-22:50、NHKFM
ドイツ人が描く「或阿呆の一生」
芥川龍之介が自殺を図る直前に書いた『或阿呆の一生』を、ドイツのラジオ放送局NDRが
ラジオドラマとして制作することになった
ドイツの放送局が作った『或阿呆の一生』をもとに、日本語版を作り
制作者のインタビューなども交えながら『FMシアター』で紹介する。
ttp://www.nhk.or.jp/audio/
ドイツの放送を聞いたけど、結構面白かった
ただし、ドイツ語を日本語に吹き替えしているので、基本的には別物
784無名草子さん:2006/12/24(日) 00:21:17
芥川の桃太郎
785無名草子さん:2006/12/27(水) 00:38:43
杜子春かなぁ
次いでトロッコ、藪の中、鼻だけどやっぱ杜子春。
786無名草子さん:2006/12/27(水) 02:06:30
シュジュ。ぼんやりとした不安が何となくわかる。
787無名草子さん:2006/12/29(金) 13:38:01
`{// , ,| ;|            彡ノ;i'三ニ{
        |,i{'l l | | . .:: .       . : ::彡ノ;li'三{
       |r`川| __,..,,,_     : :   三ニ;|リ'1
.       l __!|||    ¨ヾミュ  {, .,,,zr=三ニ;;i!';;;!
       }i";;:.  ,.ィエ`;;  lll;;イ┬-ミ三ニ|!;;;{
.       !.__;:.           |lli;; ̄三彡ノ;!{;/
        ヾ、:;:,.       !|l;;  ;;彡ノ/-'
          }:;;; :     ヾz_ノ;; ;;;彡ノ/
       ___|::; : __    .: '!l;:..:;彡;/    
      /川リ/l:"^ヾー-、,=三ュ!::ニ/  
     /〈川;|/  l;:.    ヾ二,シ´`ヾミ' _
    _/::.:.\シ    ヽ     l_,..==-─--=、  
   / {::::::::..:.\    ヾ===/ , --───  !  
  /  |::::::..:.. \     . ::/ /  ,.--─‐  ノリ
_/    |'':;;;;:.:.:.  \    ::| / / _,,   彡//!\
'     :| '''':::.:..  :\ー-L_l / /川川!  彡//|  \
      |     . : :::\  ̄{/_ノ::::/`!川{  彡//|    \
      |    . : : : :.:::ヽ  /::::/  } ';  彡//|      \
788無名草子さん:2007/01/18(木) 16:21:32
ひょっとこ です。
789無名草子さん:2007/01/18(木) 19:13:35
「河童」罪人を罰するのに特別なことをする必要はない
といった考え方に共感をおぼえました。
790無名草子さん:2007/01/26(金) 12:27:24
警官の素振りに共感を覚えました。
791無名草子さん:2007/01/26(金) 15:11:40
雪国
792:2007/01/28(日) 09:56:07
川端スレへGO
793無名草子さん:2007/01/28(日) 23:25:45
自殺する作家はクソ
794無名草子さん:2007/01/28(日) 23:54:58
>>793
君に文学は不要。他スレへGO。
795:2007/01/30(火) 16:06:06
火野葦平・・・川端康成・・・太宰治・・・鷺澤恵・・・芥川龍之介・・・
割と自殺者は居るようですよ・・・
796無名草子さん:2007/02/15(木) 20:33:07
戯作三昧。芋粥。玄鶴山房。

推敲し尽くしたような無駄のない文章と、緊密で澄明な構成力には頭が下がります。
この人の(良い意味での)理知的・古典派芸術的な所が好きです。
797無名草子さん:2007/02/18(日) 06:34:05
谷崎の刺青と芥川の羅生門
どちらも処女作ですがどちらが好きですか?
798無名草子さん:2007/02/18(日) 19:23:39
処女ならどっちでもいい
799無名草子さん:2007/02/18(日) 22:00:56
芥川の最初は羅生門じゃない
800無名草子さん:2007/02/18(日) 22:26:50
アホだな
801無名草子さん:2007/02/18(日) 22:28:06
>>799
ん?老年とか大川の水とかパルタザアルとか言いたいのか?
一般的には羅生門だろうよ。

俺は羅生門に一票。
802無名草子さん:2007/02/18(日) 22:43:45
奉教人の死
なんとなく説明の不可解なところがあるけど、いいね
803無名草子さん:2007/03/04(日) 23:22:25
小説は羅生門 老年は小説じゃなくね
804無名草子さん:2007/03/05(月) 09:52:24
>>803
いやいや老年はれっきとした小説ですよ
805無名草子さん:2007/03/05(月) 10:00:40
芥川龍之介自身が好きだ。
イケメンテラカッコヨス
806無名草子さん:2007/03/05(月) 20:14:11
でもやっぱり暗い感じで私はタイプじゃないなぁ。
ちなみにダイソーで買った文学シリーズ、中々良かったです。
芥川のも3冊買ったけど、手軽に読めた。
807無名草子さん:2007/03/11(日) 02:20:15
あぁあのシリーズいいよね
808無名草子さん
『蜜柑』って、昔何かのテレビCMに使われてた?
何故か映像の記憶がある。

他にそういう人いませんか?