1 :
無名草子さん:
ヴァンパイアが出てくる小説を探しているのですが。
よくある人間たいヴァンパイアってのではなく
ヴァンパイアの生活を描いたようなものや
ヴァンパイアの貴族みたいな雰囲気が出てるものが読みたいです。
対人間物でもヴァンパイア側が主人公の物ならいいです。
何かいいのありませんか?
2 :
無名草子さん:2001/07/03(火) 01:21
あまり詳しくはないのですが、
大衆館書房の「ドラメ・ポレッチ」シリーズがおすすめです。
上・中・下巻あるけど、今は文庫版も出ているので
もし興味があればぜひどうぞ。
作者は…ええと、確かウォール・デミドリットスだったと思います。
3 :
無名草子さん:2001/07/03(火) 01:27
バンパイアハンターDとか
アンライスの夜明けのバンパイアシリーズ、
マンガならポーの一族・・ってそんな超有名どころはもう
ご存知でしょうね。
4 :
無名草子さん:2001/07/03(火) 23:27
age
5 :
無名草子さん:2001/07/03(火) 23:38
>>3に同意。
好き嫌いは別れるかもしれませんが、
1さんのおっしゃる
>ヴァンパイアの生活を描いたようなものや
>ヴァンパイアの貴族みたいな雰囲気が出てるもの
なら、アン・ライスのヴァンパイア・クロニクルはイイです。
後半に行くと宗教大全みたいになってきちゃうけど
それはまあ、ご愛敬ってことで。
小説じゃないけど
『吸血鬼伝説』(ジャン・マリニー、創元社「知の発見」双書)
ってのもありますよ。吸血鬼の伝説・小説がいかに生まれたか
など、吸血鬼フリークには嬉しいかも。参考文献も載ってるし。
同じく小説じゃないけど。
菊地秀行「吸血鬼幻想−ドラキュラ王国へ」
はなかなか面白かったです。既読でせうかね。(^^;ちょっち前の本で、
同じく菊地さんのですが、「夜叉姫伝」シリーズはなかなか凄かったと思います。
生活臭って言うほどじゃなかったけど、新宿に住んでいる吸血鬼たちとか
味方にも吸血鬼がいたりして、そこらの吸血鬼が出てきます小説とは
少し違うのがみそですね。
みなさんありがとうございます。
>>2 これってどんな話なんですか?
>>3 Dはもちろん知ってます。
夜明けのバンパイアってシリーズあったんですね。
映画で見て夜明けのヴァンパイアは読んだんですけど他の
シリーズも読んでみますね。
ポーの一族名前は聞いたことがあるような気がします。
あと夜明けとポーの出版社とかわかります?
>>5 これはシリーズの中の一つですか?
>>6 これも是非読んでみたいです。
>>7 いえいえ最近調べ始めたのであんま読んでないんですよ。
菊地さんのってソノラマか新書辺りでしたっけ?
10 :
無名草子さん:2001/07/04(水) 15:17
>>8 「夜明けのヴァンパイア」は早川書房(早川文庫)です。その続編は扶桑社です。
「ポーの一族」はもともと小学館でしたが、今は知りません。萩尾望都の全集とかにももありました。
11 :
無名草子さん:2001/07/04(水) 15:19
>>8 >
>>5 >これはシリーズの中の一つですか?
アン・ライス「夜明けのヴァンパイア」とその続編が「ヴァンパイア・クロニクル」と呼ばれています。
13 :
12:2001/07/05(木) 12:50
あ、失敗。age。
14 :
無名草子さん :2001/07/05(木) 21:44
「フィーバードリーム」がおすすめです。創元推理文庫だったかな。
ダン・シモンズの作品にも女性のヴァンパイアやマインドヴァンパイアが
出てきますがどちらも良い。角川とか早川から出てます。
あと、河出文庫の種村季弘氏のエッセイ?はどうでしょうか。
15 :
1:2001/07/05(木) 23:36
ありがとうございます。
結構いろんなのあるんですね。
>>12 ヴァンパイアが主人公じゃないと駄目ってわけじゃないですけど
人間側が主人公だとヴァンパイア=悪とか、対ヴァンパイアのような
話になってしまいがちですよね。ヴァンパイアが出てきても人間を
襲ってたりするシーンとかが多くなってしまいます。
人間が主人公でも対ヴァンパイアと言うような話じゃなければいいです。
16 :
3:2001/07/06(金) 00:49
ポーの一族は、マンガ文庫で全3巻
で売られてますよ。萩尾望都。
アンライスはこれをよんで
夜明けのバンパイアを
書いたんじゃないのかな?って思うくらいの
名作です。おすすめですよ!
「くじ」というけったいで怖い短編を書いたシャーリィ・ジャクスンの
「ずっとお城で暮らしてる」がムードが素敵でした。
図書館でかりたのですが、装丁も素敵なので、やっぱ欲しいような…。
女の子が屋敷でヒッキっているのですが、幽霊とも吸血鬼とも幻とも
つかない存在感。
エリアーデの令嬢ジュリー(ジュリーだっけ、それともヒロミ、ゴロウ、
つまらなくてゴメンよ)、とか19本目の薔薇(だっけ)も東欧の
雰囲気っぽくて…でも難しくてイントロで挫折し、積ん読ウン年。
うっ、恥い。棺桶の中に逝ってきます。
ところで、ジョン・マルコヴィッチの吸血鬼映画、いまから楽しみですねー。
18 :
無名草子さん:2001/07/06(金) 01:07
17です。16さま。
少女マンガ板でけっこう以前ですが、アン・ライスが萩尾をぱくった
可能性について丹念に討論してるスレがありました。
発表時期、ライスに日本のマンガを紹介するような知人がいたような
可能性は?とか読みごたえがあったです。もう倉庫にはいっちゃったかもですが。
19 :
7です:2001/07/06(金) 01:40
>9=1
「吸血鬼幻想」は中公文庫からです。菊地さんがNHKの取材のために行った
ルーマニアの旅行記です。菊地さんのエッセイを読んだことのある人は
わかると思いますが、おちゃらけた中に伝説への愛が感じられるというか
なんというか、菊地さんらしい気持ちよく読める本です。
「夜明けのヴァンパイア」っては、クルーズ主演のインタヴューヰ図ヴァンパイア
のげんさくだったですかね。
ジョン・スティークレーという人のヴァンパイア・バスターズは主人公の
びびったり、自分のけつを蹴飛ばしたりとか、そういう心情描写が面白かった。
集英社文庫からです。
20 :
17:2001/07/06(金) 01:45
18さま
実は知っています・・・
意図的に、そふとに書いてみました。
20さま、18です。
やっぱり知っていたんですね、アン・ライス。
まあライス自身の作品がいいので許しますが、日本のマンガって
早くから注目されていたんですねー。
このごろ映画みていても、(ん?)って思わせられるキャラ設定とか
みかけますしね。主人公が死ぬようなダークな結末で、でもカタルシスが
あるというのがハリウッドを驚愕させたそうですが、個人的にメル・ギブソンの
「ブレイブハート」が影響を受けてるかな、と。
歴史に材をとってますが、主人公がああいう死に方をするのは大作では
はじめて観たので…まあ観ている映画の絶対数が少ないせいでしょうが。
話がそれたので下げときます。
22 :
1:2001/07/12(木) 01:31
23 :
メロ:2001/07/12(木) 08:46
「血」 早川書房
大原まり子,菊地秀行,小池真理子,佐藤亜紀,
佐藤嗣麻子,篠田節子,手塚眞,夢枕獏
の、ブラム・ストーカー吸血鬼ドラキュラ生誕100年記念
書き下ろし吸血鬼アンソロジー。
わたしは図書館で見つけました。
24 :
無名草子さん:2001/07/12(木) 20:54
17です。
出版社が…うーん、ちょっと思い出せません。ハードカバーで小ぶりです。
B6かなあ。
表紙が西洋美少女の写真をソフトフォーカスにした感じです。
図書館のパソコン検索で地域全検索とかしたらひっかかるかしら?
スーパー源氏のほうが手っ取り早いかな。なんか手元に置きたくなってきたぞ。
25 :
無名草子さん:
エリアーデ「令嬢クリスティナ」ちょっと地味かも