◆書籍編集者が集うスレ◆

このエントリーをはてなブックマークに追加
1
雑誌板には書き込みにくい…
そんな書籍編集者に集って欲しいスレです。
2:2001/06/25(月) 23:37
書籍ならなんでもいいですよ。
つか、雑誌板に書きにくい人たちはどなたでも。
硬めの雑誌の人もあそこには書きにくいでしょうし。
3無名草子さん:2001/06/26(火) 02:31
まずは勤務時間でも。。。
411時出社:2001/06/26(火) 16:03
11時出社、11時帰途に
5無名草子さん:2001/06/26(火) 22:03
編集部にいるぜ。
入稿36ページ分。
特集4本分。
目標2時帰途。
明日11時出社。
6無名草子さん:2001/06/27(水) 21:54
いいなあ書籍編集者。
あこがれ…。
7無名草子さん:2001/06/27(水) 23:38
なぜ編集者名は奥付けに載らないのか(たまに載ってるときもあるけど)。
ちょっと不満じゃないですか?
「あとがき」で謝意が出てればいいだろうけど。
(言われてみたーい、もと雑誌編集者より)
8広辞苑:2001/06/27(水) 23:42
たいして、活躍してない本ほど名前が載って地道に頑張ったのに載らない時がある。

所詮、編プロなんてそんなもの。
大手出版社の担当は実質上、大して何もしてないのに・・・・くぅ・・。
9無名草子さん:2001/06/27(水) 23:46
編集さん。
この仕事についてよかったこと、悪かったことあれば教えて。
10無名草子さん:2001/06/28(木) 01:47
>>8
編プロの方ですか。
やっぱり大手出版社とそれ以外での差って大きいんですね。
しかし、大手ってどのくらいまでなんでしょ?
11無名草子さん:2001/06/28(木) 02:06
書籍で今の時間仕事してる人っていないの?
12無名草子さん:2001/06/28(木) 15:14
age
13某固定:2001/06/28(木) 15:21
>>7
当社の場合、
あとがきに謝辞があっても、削らなければならないことになってます。
14無名草子さん:2001/06/29(金) 01:28
>>13
横並びだねえ。
読者としては謝辞を読むのも楽しいのに。

本当はもっと編集者が前に出た方がいいと思うなあ。
編集者で本を選ぶ、みたいな新しいあり方も生まれるでしょう。
15無名草子さん:2001/06/29(金) 13:16
>>14
俺が前いた会社は謝辞はオッケーだったが、雑誌の編集人も発行人もみんな社長。
雑誌編集長が可哀想だった。
書籍、やばそうな本は謝辞から自分の名を外しています。著者が赤字を入れてきても青焼きで取ってます。
16無名草子さん:2001/06/29(金) 13:20
うちなんか国家試験教材の出版社だから
つまんないよ。内容の校正ばっかり。死にそう。
24時間勉強だよ。
17無名草子さん:2001/06/29(金) 23:49
>>16
それはつまらないでしょうな…
18無名草子さん:2001/06/30(土) 01:06
age
19無名草子さん:2001/06/30(土) 02:56
>>16
そういうとこってのんびりして楽だと思ってたんですが、違うんですね。
20可愛い奥様:2001/06/30(土) 10:24
俺もなるべくとりたいと思ってるんだけどな….
著者が書いてくるととれない….
21可愛い奥様:2001/06/30(土) 10:42
>>14
できれば謝辞と言うより,奥付に編集担当:○○○○というように、クレジットしたほうがいいと思うんだが.
だってこんなに苦労したのに全く名前がないと言うのも…,という本もあるからねえ.
22無名草子さん:2001/06/30(土) 14:03
>>21
まったく同感。謝辞っていうより、クレジットとして入れるべきですよねえ。

それにしても、どの板にいたんですか?「可愛い奥様」って。
23一著者として:2001/06/30(土) 14:17
言わせてもらいますと、あとがきに編集者への謝辞を入れるのは
なによりも、本当に感謝の気持ちを表したいという気持ちがある
からですが、物書きと編集人とのコラボレーションの証しである
ことを記録しておきたい、という気持ちもあります。それに、読
者に対して、編集部の誰にアクセスすればいいか、の手がかりを
提供しておきたい、という配慮もあります。アブナイ本の場合、
編集サイドで謝辞を削りたい気持ちはわかります。ヴァカな外野
の抗議を避けるため、という思惑も理解できます。しかし、原則
的には、なるべく謝辞を削らないでほしいですね。
24無名草子さん:2001/06/30(土) 16:41
アンパンマンにはもううんざりだ!
整体師になります。
25無名草子さん:2001/06/30(土) 19:49
>>23
素晴らしい。
26無名草子さん:2001/06/30(土) 21:51
age
27無名草子さん:2001/06/30(土) 22:46
でもさ、自分のクレジット入れたがる編集者も困りもんだぜ。
コンピュータ関連の実用書で、編集者が実名で「編集後記」書いてる本見たことある。
sageだな。
28無名草子さん:2001/07/01(日) 00:39
ヤスケンみたいなのはウザイが、、、
29無名草子さん:2001/07/01(日) 11:50
ageだな
30翻訳屋:2001/07/01(日) 18:40
ちくまの文庫の人はいますかああ。
学芸文庫「現代俳句 上」223ページ最終行、
 鋭筆の遺書ならば忘れ易からむ 紀音夫
→鉛筆
に直してください。増刷を祈ります。
31無名草子さん:2001/07/02(月) 01:40
>>23

なるほど。参考になりました
32無名草子さん:2001/07/02(月) 02:42
太田出版は、編集者が「発行人」だぜ。
売上にも責任が増す。企画力はもちろん、編集者の匿名性が消えて、編集者の力量が問われるわけだ。

これは一長一短あると思う。
長所……編集者が責任を負うため、いい仕事をしようとする。編集者のヤリガイ倍増。
短所……売れる本をつくる=出世できる。「売れる本=いい本」との安易な図式ができて、良質な(基準はむつかしいが)が排除される傾向になる。
33元雑誌編集者:2001/07/02(月) 09:25
謝辞を削らなければならないところもあるなんて、ひどい…。
私は編プロにいたんですが、たとえばモノクロの小さい写真とか自分で撮ったりすると、
「あ、○○さん(私の名前)が撮ったんですか。じゃ撮影でクレジット入れときますねー」
なんて版元がいて、
「いや、そんな大したもんじゃないから…」と恐縮してしまうこともありました。
雑誌と書籍って違うんですねえ。
34無名草子さん:2001/07/03(火) 01:47
>>32
太田出版の体制は独特だからね。
俺は基本的に長所の方が大きいかと思うけど。

話はずれるけど、太田出版の本ってデザインになんとなく共通性があるよね。
書店で見てもすぐに太田だって分かる。
35一著者ですが:2001/07/03(火) 02:05
校正の人にはものすごくお世話になるので(実際、プロの校正者
の眼力には感服するばかりなのです)謝辞で感謝を捧げたいと
思うんだけど、いくら原稿に書いても勝手に削除し、著者校正で
あらためて名前を挙げて書き直しをするのだが、やっぱり削って
しまう校正人がいます。これはやりすぎなのではないか、とも
思うんですよ。
36無名草子さん:2001/07/03(火) 22:34
>>35

ふむふむ、やはりすごく参考になります〜。

やっぱり、「勝手に」ってのは、すべてにおいてダメかも。
「削りたいのですが、どうでしょうか」と著者にお聞きして、
「いや、そのままにしといてください」と言われたら、
そのままにするべきだと思う。

「名前をいれる」というのは、親戚に自慢するためではなく、
責任の所在を明らかにすることでもあるし(35さんの言ってるのは
純粋な感謝だと思うけど)。
まあ、とにかく、著者の原稿をいじる、というのは基本的に
やるべきでなく、どうしてもする場合は、著者の同意が必要だと
思う。

35さんの場合のように、著者校正の段階でわざわざ入れられたものは、
あくまで「著者校」なので、漢字のミスなどを除いては、従うべき。
37無名草子さん:2001/07/04(水) 14:45
>>36

著者が自著を見るのは初校からという書籍の場合にはどうするの?
38無名草子さん:2001/07/05(木) 01:12
age
39無名草子さん:2001/07/06(金) 02:39
age
40無名草子さん:2001/07/06(金) 19:08
9時出社。
18時退社。
41無名草子さん:2001/07/06(金) 19:25
10時出社。
18時退社して病院へ。
42無名草子さん:2001/07/06(金) 21:13
>>40
うらやましい。
>>41
いたいたしい。
43無名草子さん:2001/07/06(金) 23:51
あの、編集者の方に質問です。
「プロット見せて欲しい」って誰にでもいうの
ですか?
また、見せられたプロットが駄目駄目だった場合、
以後は音沙汰なしでしょうか。
大体どの位の期間返事がないとヤバい・・・
という目安があるなら教えていただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。
44無名草子さん:2001/07/07(土) 02:20
あんまり期待しないほうがいいかも。
45無名草子さん:2001/07/07(土) 13:41
age
46無名草子さん:2001/07/07(土) 13:48
ここはなんだかホノボノしてていいですねえ。
いま言いたいことは、ただ、それだけだけど……。
47無名草子さん:2001/07/07(土) 14:49
雑誌板は殺伐としているのにこっちは枯れてるというか・・・
48無名草子さん:2001/07/07(土) 14:50
うーん、でもこの雰囲気わりと好きかも…
49編集A:2001/07/07(土) 15:13
>一著者ですがさん

編集者や校正への謝辞を書かれる気持ち、ほんとうにありがたいです。
でも、私たちはあくまでも「裏方」としての立場を楽しんでいるのです。
書店という舞台に立った、著者名をみてニヤリ。
「となりのヘボ女優より数段の差だな。やっぱりこの仕事やってよかった」とか
「デザイナー○○さん、さすが、こういうとこ生かしてるよな」とか
「ああ、この紙つかってやっぱり正解。印刷所の○○さんに苦労してもらった
 甲斐があったな。この本にピッタリじゃない」とか
書店において私たちは腹のなかで饒舌です。

謝辞をいただくのは、本当にうれしい。
しかし、本づくりには著者の方とは会うことのない
本当に多くの人が関わっています。
そしてみんなが「それ」を楽しんでいるのです。
書店であなたが輝くことのほうが私たちの喜びなのです。

こういう編集者、裏方もいる、ということ、わかっていただけるとうれしいです。
50無名草子さん:2001/07/08(日) 16:17
このスレ、大人だね。雑誌と書籍の編集者で平均年齢ってかなり差がある
ものなのかしら?
51>>43:2001/07/09(月) 15:01
エディターも人の子だから、OKの場合、返事は早いと思う。
おもしろい原稿なら俺は徹夜で読んで翌日上司の内諾を取り、すぐに取りかかる。
あ、プロットだけだと著者名に左右されるよなあ。
52無名草子さん:2001/07/10(火) 12:55
>>51
じゃあ、ちょっと駄目だったっぽいってことだね。
53無名草子さん:2001/07/10(火) 21:27
プライベートで(って言い方もヘンですが)小説読んでるとき、
ちょっとした言葉の言い回しや表現に違和感を感じると、
それがいつまでも尾を引いて、以降のストーリーを追いにくくなることってない?
ある、という人、そういう時ってどうしてますか……?
54無名草子さん:2001/07/11(水) 14:17
宝島社の小説は誤植が多いなど本づくりの基本のところを疑いたくなるような問題点が多くて興ざめ。
文庫になっても直らないし。
55無名草子さん:2001/07/11(水) 21:16
>>54
宝島の待遇は鬼のように悪いと聞くけどそれも一因なのかね?

それなりに仕事も面白そうで待遇もいい版元ってどこだろう…
56一著者ですが:2001/07/11(水) 21:26
>>49 編集Aさん、ご丁寧なレスをつけてくれて感謝します。
重さとか、紙の匂いとか触感とかを伴った「書籍」という物質的
な作品(そして商品)を愛している人がいてくれて、嬉しいです。
物書きもそうだけど、編集者でも、「このひと本が嫌いなのかな」
と勘ぐってしまうような“ビジネスライク”の人たちもいて、悲
しい思いをしていたので、ちょっと元気でました。 ……でも、
やっぱり、少なくとも読者への手がかりとして、担当編集者の名前
が奥付にあると有用です。それを手がかりに企画や原稿を持ち込む
新人などもいるかも知れないわけだから。
57通りすがりの編集者:2001/07/11(水) 23:16
>>56
こういうお話はなかなか本音を伺う機会がないので、ありがたいです。

>物書きもそうだけど、編集者でも、「このひと本が嫌いなのかな」
>と勘ぐってしまうような“ビジネスライク”の人たちもいて、

いますいます!
でも、どんなに売れそうでも、本当にほれないと、大事な作品を預かって
書籍編集の仕事をする、というのはムリだと思うので、
作品や作家さんにほれきったものしか、わたしはやってません。
そうでなければ、他の人が編集担当したほうがいいと思います。

>やっぱり、少なくとも読者への手がかりとして、担当編集者の名前
>が奥付にあると有用です。それを手がかりに企画や原稿を持ち込む
>新人などもいるかも知れないわけだから。

同感です。
58無名草子さん:2001/07/12(木) 10:22
私は一読者として書籍の「あとがき」に出てくる謝辞は嫌いです。
というかなんか不快。「ありがとう」ってそれは作家が編集者に言えばいいことで、
こんなところに書いて読ませないでくれよ、と思う。
●●さんのおかげで〜とかあるっても「それが●●さんの仕事でしょうに」と思う
し、じゃぁその●●さん以外のこの本の仕事をした人たちの立場は?とも思う。
具体的には例えば編集者はそうやって出てくることもあるけど、
進行や印刷会社、校閲の人たちなんて、どんな苦労しても名前なんて出てこない
ですよね。なんか謝辞を読むと、馴れ合ってる感じがして嫌なんです。
絶対に自分の名前を出さない有能な書籍編集者の人の話なども聞きますし、
そもそも取材裏話などがあるノンフィクションやルポもののならいざしらず、
単行本の小説に「あとがき」があること自体が言い分けみたいでイヤ。
書くなら文庫になったとき、この当時はこうだった、みたいな感じで書いて欲しい。
59一著者ですが:2001/07/12(木) 11:16
58さんのご指摘も、よくわかります。たしかに謝辞というのは
著者のひとりよがりな部分がでる「恥ずかしい部分」でもあり、
他人の“恥部”を見せつけられる読者は辟易する……当然ですよね。
著者としては、まず編集者、小さい出版社なら社長、それに校正者
に、ものすごくお世話になっているので、どうしても書いておきたい
気持ちというのがあります。でも、それ以外のじかに面識のない
多くの人たち、出版社の営業やデザイン関係者、印刷所、製本所、
取り次ぎや小売店の方々の気遣いや努力や善意で本が流通している
ことは、苦労して本を書いてる人なら感じてると思うし、感じなきゃ
ヘンだとも思うんですよね。私としては……。
 となると、延々と関係者の謝辞を書き連ねるべきか? 洋書では
謝辞のページが独立していて、資料提供者から出版関係、はては
配偶者や我が子にまでお世辞を書いていますが、これはウザいな、
とも思います。
 あとがきを書きたい人は書く、書かない人は書かない、という
今のような自由な(あとがき記載が制度化されてない)状況で
いいんじゃないか、というのが私の結論ですね。
 もちろん、58さんが指摘しているような、編集交友録というか
もっと生々しくて、愛憎てんこもりの告白手記が、いちばん読みた
いですけどね。そういう意味で面白かったのは、宮田登著『戦後
「翻訳」風雲録』(本の雑誌社)でした。昨今の翻訳出版界の
編集者や出版社のていたらくに絶望して北海道の原野で自殺をとげた
ベテラン翻訳者の逸話は、私の胸に突き刺さりました。……いずれ
編集者が、この板を騒がせているさまざまな問題作家の素性を回想
するような本を出せばいいのにな、なんて期待しているんですが。
60無名草子さん:2001/07/12(木) 13:07
「一著者ですが」さんのご意見は、すべて賛成です。

それから、本を書くということ自体、大変な仕事であり、
あまりこういうことで悩まないで執筆に集中してほしい、と思います。
そんなことは、どっちでもよいことで、著者は中立の立場じゃなくても
よい人なのです。あとがきは作品の一部ではありませんし、あとがき
自体書きたくない方は書かなくてもよいのですし。
それに、著者は、印刷所のだれが製版をして、製本はだれがやってて、
…というような、そんなこと知るよしもなく、知らなくてよいのですし…。
編集部のほうで、奥付にどういう表示をするか、決めればよいことで、
あとがきには編集が口を出すのはヘンです。

「一著者ですが」さんが、「これはウザいなとも思います」とおっしゃって
いるように、その方の美意識?や判断で決めればよいことです。

私個人としては、「あとがき」は著者の自由だと思っていますが、
「編集会議」みたいな本に、各社担当編集者が集まって表紙に全員並んで
写真が出る、というのはあまり好きではありません。
でも、それをやりたい作家さんがいれば、それはそれでいいし、
私は頼まれても丁重にお断りするだけ、という話です。
でも、それはあくまで、私個人の判断です。他の人にこの基準を
押し付ける気はありません。
61古本屋店員A:2001/07/12(木) 13:34
謝辞ぐらいゆるしてやれよ。
読者には本を捨てる権利があるけど、
作者には読者を捨てる権利なんてないんだぜ(w
62無名草子さん:2001/07/12(木) 13:51
ところで「ダメ編集」というと何を連想します?
あるいは「ダメ編」の条件とは?
編集者さんに聞きたいですね。
63無名草子さん:2001/07/12(木) 18:57
そりゃ、原稿を読まない奴でしょう。
信じられないけど、うちの編集部には一人いるよ。
本当に屑だよ。なあ、Yよ。
64無名草子さん:2001/07/12(木) 22:23
どうやって仕事するの?!
65無名草子さん:2001/07/13(金) 00:06
岩波か筑摩か新潮社の編集者の人いますか?
「ルーゴン・マッカール叢書」を出版してください! お願いします!

自分が岩波書店の社長なら、道楽と言われようが出版したいです。
だから岩波書店さん、私を社長にさせてください!(爆)
66無名草子さん:2001/07/13(金) 02:36
>>65
この板に編集の人はそこそこいそうだけど、その三社の人はあんまり2ch
見なさそうだなあ。
新潮ならなんとか…?
大塚信一さんにメール出してみたら?
67無名草子さん:2001/07/13(金) 02:42
>>65
筑摩なら場合によっちゃやりそうでしょ。
文庫見たって良質すぎるものが多いし。
68無名草子さん:2001/07/13(金) 02:43
>>62
進行管理でないの?
いや。漏れは下請け編プロなので、版元の進行管理に
納得いかないことがあって。
いえ。別になんでもないです。所詮下請けなので。
すいません。
69無名草子さん:2001/07/13(金) 14:04
進行管理ダメ、
校正ダメ、の
ダメダメ君がY。
70無名草子さん:2001/07/13(金) 18:18
>>68 いやいや、下請けが日本の出版文化を支えてるとも言えるんだから
「所詮」じゃないよ。版元の進行管理のどこに納得行かないかきかせて。
それ以外にも、いろいろと言いたいことはあるでしょうから、ここで
ぶちかまして。(身元がわれない程度に……。)
71無名草子さん:2001/07/13(金) 19:57
>>69
そんなYを雇った会社はつぶれてよし
72無名草子さん:2001/07/14(土) 05:48
まったく出版界のことをしらないドシロウトですが、編集者というと
作家先生と銀座のバーや新宿ゴールデン街で飲み歩く、というイメージ
があるんだけど、実際のところどうなんでしょうか? あるいは、漫画誌の
編集者や文芸誌の編集者は作家先生の家で原稿を待つ、というイメージも
あるんですけど……。(稚拙な疑問だ、なんて笑わないでね。シロウトなんで)
73無名草子さん:2001/07/14(土) 13:34
>>72

ドラマとかのイメージですね(笑)
実際は、かなり違うような。
74無名草子さん:2001/07/14(土) 18:48
>漫画誌の編集者や文芸誌の編集者は作家先生の家で原稿を待つ、というイメージ

ノリスケさんなんかそうだな。伊佐坂先生の家に来たら必ず磯野家に寄っている
もんね。公私混同だ。
75無名草子さん:2001/07/15(日) 01:32
76よいよい:2001/07/15(日) 01:38
原稿をほとんど見もしない上司に「仕事が能率的でない」って
叱られるのってどうよ? 普通に原稿チェックしてたら
そりゃあ時間もある程度はかかりますって。
あんた(上司)みたいに原稿をノーチェックで入稿してりゃ、
仕事もすぐ終わるさ。
77無名草子さん:2001/07/15(日) 01:57
げげげ。原稿をノーチェックで入稿する編集人なんて、いるんだ??
この板の田口ランディや村瀬千文(@ホテルジャンキーズクラブ)の
ように、著作権侵害の剽窃や窃盗(村瀬の場合はホテル発行のパンフ
から無断で写真をパクってトリミングや縦横比を変えて自著に使って
いるという念の入れ方)を平気で行なう悪質作家が噴出している昨今、
ノーチェックで入稿などという無謀なことしてたら命取りなのにね。
78無名草子さん:2001/07/15(日) 03:20
来年から編集者になるものですが…
書き手の盗作とかって分かるものなんですか?
もちろんそのネタ元を自分が知ってれば分かるとは思うんですが、森羅万象に
通じているわけでもないですし。
何か怪しいというような匂いでもするんでしょうか?

そしてそれが発覚したときの編集者への罰とは…
79古本屋店員A:2001/07/15(日) 03:24
>>78
バレたら、作家に押しつけろ(w
80無名草子さん:2001/07/15(日) 04:53
立松和平の連合赤軍事件がらみの盗作事件の時は編集部にどんな
影響が及んだんだろ?
81無名草子さん:2001/07/15(日) 14:59
知りたいage
82無名草子さん:2001/07/15(日) 15:07
椎名誠も盗作で騒がれていたね>昔
83無名草子さん:2001/07/15(日) 15:24
編集は最近明らかに知識なさすぎ、だもんな。
「気づけよ、こんなミス!」とか、「パクリ!」って
いっぱいあるからなー。どういう入社試験してんの?最近
84無名草子さん:2001/07/15(日) 15:41
>>82 椎名誠の盗作騒ぎは初耳だ。……ちゅーか、とっくに忘れて
いたのかもしれんが。それは、どんな小説(or エッセイ)?
85無名草子さん:2001/07/15(日) 20:55
盗作が発覚した編集はおらんのか?
86無名草子さん:2001/07/16(月) 01:15
……っていうか、パクリが騒ぎになるなんて、通常の編集屋さんにはないんじゃ
ないか? よほど名を売った作家ならパクリを指摘する声もでてくるが、そうい
う本を出して問題を起こしているのは、比較的大きな版元の文芸方面に限られて
いるようだし……。
87無名草子さん:2001/07/16(月) 04:14
雑誌から書籍にいけたって方、いらっしゃいますか?
きぼうしてるんですけど、現実派厳しいです…。
88無名草子さん:2001/07/16(月) 07:24
>>87
書籍→雑誌→書籍だけど、なにが聞きたい?
89無名草子さん:2001/07/16(月) 13:50
>88
雑誌(情報誌)しか経験がないのに、書籍編集になる術です。
一応、募集のある会社には応募してますが、書類で落とされたりします。
基準のゆるい版元とか、あるんですかね?
まあ、入社は縁なんでしょうけど…。
90無名草子さん:2001/07/16(月) 14:32
角川かにゃ?
91無名草子さん:2001/07/16(月) 15:28
>90
御意!
9290:2001/07/16(月) 23:54
当たった?!
K川っていくら転部願いみたいなの出しても聞き入れられなくて、情報誌で
身体壊す人が続出って聞いてたからなあ…
いろんな出版社の書籍担当に中途で殺到してるって話よく聞くよ。
93無名草子さん:2001/07/17(火) 00:00
カドカワは経営大丈夫なの。まっさきに中途採用から切られそう
ジャン。最近、もう経営の展望が出せなくてど〜しようもない
買収工作してるみたいだしさ。
94ななしさん:2001/07/17(火) 00:00
そうですか…それじゃあ中途の書籍応募は無駄な努力ですね…。
9590:2001/07/17(火) 00:05
無駄かどうかは分からないような。能力があればいいんじゃない?
ただ中途の試験場で同僚と会って気まずくなったりしそう(藁
9693:2001/07/17(火) 00:08
94さん、スマソ。パソコン関係の、人の出入りの激しい悪徳
出版社(や三笠書房)などは別として、じっくり書籍の編集が
できるところを探すのは難しいカモ。どうだろう、ブイブイいっ
てるゲントーシャあたりに売り込みかけてみては?
ほかに書籍分野で拡大路線を走っている出版社ってあるかしら?
だけどマドンナの『SEX』写真集だした版元(社名失念!)みたいに
拡大基調ってのはアブナイ感じがしてねえ……。
9790:2001/07/17(火) 00:11
角川→幻冬社→ハルキ事務所って角川巡りの黄金コースじゃないですか。
角川辞めたい人がそのコースを取るのは…でも仕方ないのかなあ。
やっぱり今って中途も厳しいんですかね?
98ななしさん:2001/07/17(火) 00:14
三笠は今の募集に出してますけど、
スレを読んでいやになりましたね。
書類は通ったんですけど、課題が大変なんですよー。
99無名草子さん:2001/07/17(火) 00:19
>だけどマドンナの『SEX』写真集だした版元(社名失念!)みたいに
>拡大基調ってのはアブナイ感じがしてねえ……。
ドウホウシャのことなら、今、Kの傘下。
ほぼ、全員馘首だった。
100ななしさん:2001/07/17(火) 00:21
みなさんは新卒で書籍編集になったわけですか?
101ひろし:2001/07/17(火) 18:24
確かに韓国人と日本人そして中国人はほかの種族です。
これはヌェウィ大きさと脳の形態に区分されると言います。
現在韓国人の脳が世界で一番大きいと言います。
それほどに地球でいちばん鎮火された種族で、いちばんずっと前から地球(地区)に住んでいますと
証拠です。
102無名草子さん:2001/07/17(火) 18:43
>>101
なんでこのスレを荒らすんだ。
103無名草子さん:2001/07/17(火) 19:14
>>100さん
新卒で書籍編集になるのは競争率高いよ。
バイトから認められた人もいるので、それもひとつの方法。
104無名草子さん:2001/07/17(火) 19:29
>>103
会社によります。まあ、書籍中心でいまどき新卒募集している会社は
少ないが。
105無名草子さん:2001/07/17(火) 21:23
雑誌→書籍に成功した人の話、聞きたい。
前職の雑誌はなにか、面接突破、
現在手がけている書籍の種類、などなど。
参考にしたいです。
106無名草子さん:2001/07/17(火) 22:19
age
107無名草子さん:2001/07/18(水) 01:45
今晩は直木賞芥川賞パーティでみんな出払ってるよ。
明日にしな。
108無名草子さん:2001/07/18(水) 17:35
>>78
来年から編集者になるものですが…
書き手の盗作とかって分かるものなんですか?
もちろんそのネタ元を自分が知ってれば分かるとは思うんですが、森羅万象に
通じているわけでもないですし。
何か怪しいというような匂いでもするんでしょうか?
そしてそれが発覚したときの編集者への罰とは…

パクりを編集者がチェックするのは、きわめて難しい。発覚した場合は、完全に作者の責任だと思う。編集者は社内的にきまずいだろうが、同情されるはず。
なんつーか、作者は刊行されれば万人の目にふれるわけだから、盗作するひとなんてほんとうに珍しいはず。
いるとしたら、ライターとしての将来を見ていない人。
109無名草子さん:2001/07/18(水) 22:13
編集者は原稿読むのが仕事だけどね。
無名ライターや、新人の原稿って読む気にならないこと多いな。
ほんとは「発掘」できる編集者って、敏腕そのものなんだけど。
読む気にならん理由は……
当たりが少ない。本になったとしても、制作過程で手間がかかる。売れない。
つまり、苦労のわりにリターンが少ない。
110無名草子さん:2001/07/18(水) 23:38
すでに売れっ子になった作家でも、その人のこれまでにない
新しい才能を引き出すことができるのも編集者の醍醐味だよね。
111無名草子さん:2001/07/19(木) 03:38
幻冬舎に入れたとして(めったに入れないだろうが)、
あまり売れる本が作れないと、どうなるんだろう。
すぐ辞めてしまう人とか、いるのかな。
定年まで勤める、とかいうことは可能なのだろうか。
112無名草子さん:2001/07/19(木) 03:44
>>111
幻冬舎の問題は、メイン雑誌を刊行していないこと。
つまり、編集者としては腕をみがく場がない。
だから、それなりにキャリアがあって、有名作家からの原稿を取れないと、なかなか認められない。
何年前でしたかね、見城さんが幻冬舎をつくったあと、村上竜とか、山田えーみとか、「餞別」みたいに新作出したけどさ。
その後、ぱったりベストセラーがなくなって、20人ぐらいがリストラされて営業にまわったりした。

幻冬舎は中堅出版社なので「定年まで勤める」というのは、勤務姿勢として順当だろうか。
リーマン的な勤務姿勢だと、おそらくやっていけないのではないでしょうか。
113無名草子さん :2001/07/19(木) 08:39
>>108 パクりを編集者がチェックするのは、きわめて難しい。発覚した場合は、完全に作者の責任だと思う。

甘いです。
とある有名評論家先生は盗用されたことに激怒、担当編集を解雇させたよ。
ロクな亡くなり方しなかったけど。
114無名草子さん:2001/07/19(木) 10:46
>>112

おお、すみません…。
早速ご回答いただいて、ありがとうございます。
115無名草子さん:2001/07/19(木) 23:00
>>113
へー、保守系のあの方ですか?
116古本屋店員A:2001/07/20(金) 05:24
もったいぶってないで、実名だせよ(w
117無名草子さん:2001/07/20(金) 05:32
エ……エ……エート……エガシラニジゴジュップン!
118113:2001/07/20(金) 08:22
>>115,>>117
実名出さないでくれた配慮に感謝。
元編集者にも家族があるし。
ただ相手がエキセントリックだと作者の責任にとどまらないという一例です。
119無名草子さん:2001/07/20(金) 17:55
エガシラニジゴジュップン大先生は、盗用作品を編集してしまった――つまり
剽窃者に知らぬ間に加担してしまった――編集者を解雇させたってこと?
 自分が担当している物書きが剽窃をしたのをチェックできなかった編集者は
結果的には「無能」のそしりを免れ得ないかもしれないが、それにしても酷い
話だな。(まあ、狭い文壇の世界だから若干の文芸誌にこまめに目を通して
いれば盗作のチェックもできたのかも知れないが。) ランディみたいに、
あちこちから縦横無尽に剽窃してくる泥棒もいるから、もはやチェックは困難
でしょうね。……とすれば、剽窃への処罰を成文化した契約書を、仕事のまえに
作家と交わさねばならない時代がきたのかも……。
120無名草子さん:2001/07/20(金) 22:14
>>119
それより「盗作保険」を保険会社が売り出すほうが現実的なような。
121無名草子さん:2001/07/20(金) 22:30
いやいや、日本では剽窃その他の扱いについて物書きと版元が
契約を結ぶこと自体、慣行になっていないのだから、契約書を
交わすことが必要になってくると思うよ。物書きの側にすれば、
それによって原稿料不払いに泣かずに済むし、編集部も書き手が
締め切りを守るようになるので随分ラクになると思うよ。
122無名草子さん:2001/07/21(土) 04:06
とはいえ突然契約書を渡すのは気まずい日本の夏
123無名草子さん:2001/07/21(土) 04:23
……そう、日本の出版界はいまだに封建主義段階に留まってるんで。
124無名草子さん:2001/07/21(土) 04:44
ニッポンの夜明けは近い。
125無名草子さん:2001/07/21(土) 04:57
そう……暗い夜はいつか明ける……なんてね。
 んなこと、あるのかよ、マジに!
126名無し読者:2001/07/21(土) 10:43
エガシラは、「自分の」評論から、剽窃されて、その剽窃ライターの
編集者の首をとった、っつーことですか?同じ出版社?怒りをむける
順番が違うんでないの?まず、その著者に、抗議とか、裁判とか
仕掛けるべきでは? 読んでると表沙汰にできないので、弱い者を
いたぶって憂さを晴らしたように思えたもんで。事実誤認ならごめんなさい、
エガシラセンセイ。
127無名草子さん:2001/07/21(土) 15:07
著作権エージェントってどう思う?
日本の風土に合うのか?
128無名草子さん:2001/07/22(日) 00:52
盗作や剽窃のそしりを免れるには、ようするに「引用注」をつけて、ネタ元を明確にすればよい。
著作権その他、なんの問題もナシ。
129無名草子さん:2001/07/22(日) 02:10
本当に「引用注」だけで著作権問題をクリアできるのか?
引用注はたしかにひとつの“護符”として大いに使わせてもらって
いるが、128氏はもうちょっと著作権法の勉強しとかないと
もし物書きや編集者なら、いずれオオヤケドするかもしれないよ。
130無名草子さん:2001/07/22(日) 05:03
>>129
なぜクリアできないのですかね?
意味不明。
131無名草子さん:2001/07/22(日) 18:24
あまり酷いケースはやばい気はするけど。丸写しみたいな。
132無名草子さん:2001/07/22(日) 22:10
あの、横からわりこみスミマセン。
私、以前、つまらない本を書きましたが、引用注が合計で180に及びました。
そのうち100近くが「丸写し」でした。もちろん引用元は明記しましたが、それって著作権法上、マズイのですか?
133無名草子さん:2001/07/22(日) 22:16
オリジナルの商品価値を損ねたらまずいんじゃないの。引用元を明記しても、たとえば村上春樹の短編全部を引用したら、村上の本買う必要がなくなって、村上も出版社も困るじゃない。もちろん、作品の価値を批判するのは自由なんだけど。
134無名草子さん:2001/07/23(月) 00:49
研究書の場合はほとんどが引用になるケースも多いよね。

だけど小説でモロにパクっておいて最後に引用注ってのはいけるの?
素人の疑問ですが。
135無名草子さん:2001/07/23(月) 02:11
引用注の基準など、ガイドラインのようなものがあるなら
知りたいです。
136無名草子さん:2001/07/23(月) 18:30
133は少し極端は話をしてるね。
そんな本が成立するわけない。
137無名草子さん:2001/07/23(月) 19:03
主従関係が逆転しては駄目とか、改変してはならないとか、
公正な範囲での引用とか、いちおうのガイドラインはある
よね。もちろん、その解釈は裁判沙汰になるけど。
しかし、トバッチリに受けた編集者は不幸だなあ。
138古本屋店員A:2001/07/23(月) 20:40
ガイドラインがあっても、最後に判断するのは裁判官ってことだね。

著作権法は勉強すればするほど曖昧だからなあ……。
139無名草子さん:2001/07/23(月) 21:29
asahi.comの「引用」について明記を引用しておくよ。
だいたいこれが常識的なガイドラインでしょう。
ただし、あくまで「公開された著作物」が前提です。

>引用について
> 著作権法上認められた「引用」とは、報道、批評、研究
>などの正当な目的のために、その目的上正当な範囲内で記
>事等を使うことを指します。正当な範囲とは、(1)その
>著作物のその範囲を引用する「必然性」がある(2)質的
>にも量的にも、引用先が「主」、引用部分が「従」という
>関係にある(3)本文と引用部分が明らかに区別できる―
>―という条件を満たすこと、及び出所の明示が必要です。
http://www.asahi.com/information/copyright.html

つまり、パクるのと引用は明確にちがうってことで。
なお,引用には著作者の承認を得る必要はありませんね。
140無名草子さん:2001/07/23(月) 23:23
>>136
アメリカの教科書The Elements of Editingでそういう風に説明してんだYO(村上春樹の例が載ってるわけじゃないが)。「正当な範囲」では曖昧だが、こういう風に考えれば一つの基準になるだろ。引用は短ければセーフというわけではない。たとえば短い詩の場合だと、そっくり引用することは容易だけど、その場合、オリジナルの商品価値を否定していないかどうかがポイントになる、という考え方ね。
それとはまったく関係ないけど、経験で言えば、(オリジナルの作者により)尊敬されている筆者が引用する場合は、問題が起こりにくい。オリジナルの作者(と出版社)は引用されて光栄だとか得だとか感じるから。早い話、(オリジナルの作家から見て)いやな奴とかいかがわしい奴が引用した場合、問題が起こりやすい。これは覚えておいていいぞ。
あと、これは一般的な引用ではなく、許諾が必要な著作権物使用の場合、「歌の歌詞は2行まではセーフ」というのはJASRACに言わせればウソだから気をつけるように。しかし、知らないフリをして「2行まではセーフだと思ってました」と泣きつけば許してもらえることもあるから、正直が報われるとは限らない。
実際上は、「悪意」がなくても、出版スケジュールの関係で許諾を得る時間がない場合がよくある。その場合、「ばれる可能性とその場合のデメリット」と「ばれない可能性とその場合のメリット」を秤にかけて決断するように、と上記の教科書に書いてあった。
もっとも、「ばれない場合」というのは、えてしてその本が売れなかった場合で、幸いだったのかどうか一概に言えない(藁
141無名草子さん:2001/07/23(月) 23:49
他の国の教科書を引用して、例えば韓国、中国に批判的な
教科書問題カウンター本の場合は、どうなんだろうか?
すでに、でてるのだろうか? 是非読みたい
142無名草子さん:2001/07/27(金) 19:19
>>141 なあ……もうちょっと日本語を整理してから書いてくれ。

  ところで今週はこもスレ、閑古鳥がないていたけど、皆さん、お盆前の
戦争でカキコどころじゃないのかな?
143就職戦線異状名無しさん:2001/07/29(日) 23:01
age
144就職戦線異状名無しさん:2001/07/29(日) 23:37
ageageageageage
145無名草子さん:2001/07/29(日) 23:47
銀色夏生さんの編集さんへお願い。
商業出版にたえられないものはちゃんと教えてあげて…。
146就職戦線異状名無しさん:2001/07/31(火) 02:07
あげまーす♪
147無名草子さん:2001/07/31(火) 04:00
>>27 亀レスですが。
コンピュータ関係の書籍では、編集者の名前を半強制的に入れるのが
慣習のところもあるようです。問題が発生するとその人に責任が……って
こともあるとかないとか。そもそもはそういうことが目的ではなく、
がんばったね、ってことだけの意味だったらしいけど。意味あんのかなぁ。
148就職戦線異状名無しさん:2001/08/02(木) 23:27
age
149無名草子さん:2001/08/03(金) 01:50
学部四年生から学術書籍編集になってそのままやってきた私としては、文芸の方がどうやっているか非常に興味のあるところです。
150無名草子さん:2001/08/11(土) 21:02
あー、なんかいいスレだ。
私は3年目のぺーぺーですが話をきくだけでためになります。
というか耳がいたいです。
ダメ編って私のことだなあ。
私は学術系の書籍なのですが、全然専門外でまるで知識がなくて。。
入社当時はよりはましになったかもしれませんが、入稿してても専門の話だと正誤関係
とかチェックできません。
でもやっぱり新聞とかでも医学系の記事は気になってよく読むようになりました。

ほんとは文芸の会社に行きたかったんですけどね。なんて。
なので149さんに便乗したいです。
文芸のひとのお話聞きたいです。
151無名草子さん:2001/08/11(土) 21:33
はい、文芸のひとですが、何か?
152無名草子さん:2001/08/11(土) 23:00
ああ!!! ぼちぼちみなさん、お盆前の戦争からご帰還かな。
153無名草子さん:2001/08/11(土) 23:18
>>147
つか、PC関連だと編集上がりの著者も少なくないし、
下手すると現役編集の著作だったりするからでないかい?
154無名草子さん:2001/08/12(日) 00:02
>150
医学書院とか。
155いちお編集ですが:2001/08/12(日) 06:13
仕事、やめることにしました。理由は、向いてないから。
企画を立てるのは大好きだし、実際そっち方面はうまく
行ってるのですが、文章を固めてからがえらく辛い。
つまり、レイアウトだの装丁だの制作だの、というやつ。
DTPもたまに手伝うけど、こっちでもわけわかんなくて
ミス連発。(プロレベルじゃなくて、やってることは
あくまでも手伝いなのに、全然ダメ。そして頭のなかでは
「これはオレの仕事じゃねえ」が渦巻いてる)
ちなみにやっているのは社会科学系の学術書(たまに一般書)です。
辞めるはいいが行き先もなく、正直いって途方にくれてます。
この仕事、ホント好きなんだけどなあ……前半分だけ(w
156無名草子さん:2001/08/12(日) 09:27
>>154
まあそれを含めた医学系のひとつです。
そんなにないですからね。。。
会社自体はいい会社ですよ。
でもいいなあ。文芸。
たぶん現実は、「いかにも」みたいなのではないのでしょうけど、原稿読むときとか
楽しいのだろうな、と思います。
でも文芸は企画ってどうやってるのでしょうか?
私どもですと、企画たてて、それに見合った先生にお願いするっていうごく普通のかたちだと
思うのですが、文芸だと「こんどは家族ものを!」みたいなこと、いうのでしょうか?
それともなんでもいいので○○までにご原稿お願いします!みたいな感じですか?
157無名草子さん:2001/08/12(日) 10:47
>>155
え、なんかもったいないですね。
うちなんてお金ないから装丁とか凝れなくて、だから企画が命ですよ。
いい企画もってるなら続けたほうがいいですよ。
ちょっと余計なお世話ですけど。
がんばって!
158無名草子さん:2001/08/12(日) 12:22
>>155 オレも157さんに同感。簡単にやめるなyo!
編集は企画が勝負。オレのとこは校正を外注できないので、あの
細々した神経戦がいちばん辛いけど、レイアウトなどのデザイン
実務は数をこなしていけば馴れて覚えて行けるさ。だいたい、編集
者でデワインワークを本格的に勉強したなんて奴は、そんなにいな
いんじゃないか。たいていはオン・ザ・ジョブ・トレーニングで
一丁前に育ってるもんだよ。
159158:2001/08/12(日) 12:23
【誤】デワイン―→【正】デザイン  スマソ……。
160無名草子さん:2001/08/12(日) 13:21
>>155

長めにお休みしたらどうかな、会社を退職してでも。
そういう状況じゃ続けるの、ムリだよ。
でも、あなたは基本的にこの商売スキだから必ず帰ってくると思う。
制作との関わり方も、きっと答えが出せると思う。
それも一つの企画力。
今は自分のスタイルのプランニングをするときなのでは?

(と、エラそうに、ごめんね。でもその行き場のない気持ちを
 ちょっとだけ経験したことあるもので、、、ツラさはわかるつもり)
161無名草子さん:2001/08/12(日) 23:40
>>155
どれくらいの勤続年数の方か不明だが、企画立てるのが好き、というのは逸材では?
いわゆる実務のことは「偉く」なれば、少しずつ脱出できるもの。残るは企画勝負よ、やっぱ。
企画が立てられなくて、いつまでも「実務」にしがみついている編集者は自然とお荷物になっていくよ。
だから、ちょっと我慢して、上司にもよく話して、強みである企画をどんどん出していっては?
簡単に辞めない方がいいと思うなあ。
162無名草子さん:2001/08/15(水) 22:54
>>150=156
別のスレによると医学系は給料がいいといいますが、実際のところ
どうなんでしょう?
下衆な質問ですんません

別のスレ…自分の年収をぶっちゃけて書き込むスレ(雑誌板)
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=zassi&key=990700735&ls=50
163編集の鬼:2001/08/16(木) 02:00
>>157
>>158
>>161
なぜ引き止める? やめたい編集者はどんどんやめろ! あとがつかえてんだから。
タダでも編集やりたいってのはタクサンいるんだぞ。オレもその1人だったんだから。
編集者になりたくてなれないのはゴマンといる。そんなかでキミより才能あるのもゴマンといる。
コネとかアルバイトの延長とかでなんとなく編集やってるのは申し訳ないと思わんのか!
だから、オレも自分の限界感じたら、すぐもっと若いのに席を譲る覚悟だぜ、マジで!
やめたいってのはもー才能ないんだよ。やめろやめろ!
164無名草子さん:2001/08/16(木) 07:20
>>162
ええと。
いいほうじゃないかと思います。
少なくとも私は仕事の割にはもらいすぎだと思います。。。すみません。
ボーナスがかなりよくてこのまえの冬も5ヵ月でした。
S英社とかS学館ほどではないかもしれませんが、お給料には不満ゼロです。
165無名草子さん:2001/08/16(木) 18:55
出版の世界って大変らしいですね。
166無名草子さん:2001/08/17(金) 03:44
>>164
ぶしつけな質問に答えて下さってありがとう。
医学系って年収が高いと言われるわりには新聞でよく募集を
見るので、どういう事情なのだろうと知りたくて。
ぶしつけついでに差し支えなければそのあたりはどうですか
167無名草子さん:2001/08/17(金) 07:33
やめるひとももちろんいますけど、勤続年数は高いほうではないでしょうか。
というか続く人はずーっと続くし、辞めるひとは比較的早くやめてしまうというか。。。
毎年、定期で募集してますが、そんな大量にとりわけではないです。
平均年齢が高いので、若返りをはかるためにとってるんだと思います。
お給料は悪くないですが、新卒で来たいっていうひと、少ないですからね。
多分、出版社というよりは普通の会社に近いのではないでしょうか。
だから「マスコミ」志望の若い人はあまり来ないんですよね。
でも中途は経験者じゃないと。。。なんであんがい倍率低いのではないかと思います。
というあたりではないでしょうか?
別に鬼のような待遇とかじゃないですよ(W
ちなみに保険料も10:0で会社が出してくれます。
まわりも温和な人ばかり。。。でも私、辞めようかなとも思うんですよねえ。
やっぱり出版ぽくないし。
168 名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/18(土) 10:55
ディスカヴァー・トゥエンティワン
この会社の戦略的野心には驚かされる。
ここに転職したいよ。
マーケティングリサーチうんぬんよりも
やっぱり読者に媚びて媚びまくったこの腹黒い野心が
他の出版者にも必要だ。
(中堅から弱小出版社)おいて。

企画力のあるオレを使ってくれー。
守ちゃん。
169166:2001/08/20(月) 01:57
>>167
なるほど…いろいろわかりました。ありがとうございます。
今度はどんなところを狙うつもりでしょう。やっぱり文芸とか。
転職、うまくいくといいですね
170無名草子さん:2001/08/23(木) 00:09
おおっ!
171無名草子さん:2001/08/24(金) 00:30
ええっ!?
172無名草子さん:2001/08/24(金) 01:43
あうっ!!
173無名草子さん:2001/08/25(土) 22:38
161
企画ができない実務のみの編集者はお荷物になっていく!
その通りだ。

ただ実務しかできない編集者が上にたってしまった場合
零細企業や売れていない出版社はこのケースが多いのだが
いい企画は潰される。自分の保身のため、実務面での不備をついてくる
最初に私が入った出版社がこのケースだった。
私がこれはいいと出した企画を奴はこれは企画じゃないとか、なんだかんだいちゃもんつけてつぶした。
そして、自分のたてたどうしょうもない企画の売れない本ばかり
私に作らせ、私の能力を無駄に消費した。
その後、私のその企画の類書が別の出版社から出て大ヒットした。
174無名草子さん:01/08/26 13:37
それはよかった。
175無名草子さん:01/08/26 14:31
うちは企画より実務のほうが割合たかいかも。
ジャンルによるのでは?
176無名草子さん:01/09/10 19:10
あげたい
177無名草子さん:01/09/11 18:09
下がっていたのでageてみました。
編集の方々のお話興味深いので
また皆さん集まってください。
178無名草子さん:01/09/11 18:25
「読書の秋」ってのは編集者にとって意味のある言葉ですか?
自分の情報収集でも出版社の忙しさでも何でもいいですから、
この言葉に意味があるとすればご指摘願いたい。
179無名草子さん:01/09/11 21:22
>>178
くだらん提言だ。
180無名草子さん:01/09/11 21:39
渡辺直樹ってやっぱし使えないな。
なにやらせてもダメだなあ。
181無名草子さん:01/09/11 22:33
>178
営業面はともかく(あんまり影響ないけれど)、
編集ではねぇ....
182食欲の秋だ:01/09/11 22:42
>>178
読書の秋! 出版社に勤めてるのに、こんな言葉忘れてしまっていた…。
なんかなつかしい〜。
183無名草子さん:01/09/11 22:42
誰だか知らないが、あまり文芸創作の板で、素人をからかわないように。
いちおう我々はプロなんですから。
184無名草子さん:01/09/12 21:15
皆さん、今年の内定者とは会われましたか?
185無名草子さん:01/09/12 21:29
うちなんか、もう何年も新卒採用してません・・・って、
私に聞いてませんね。
186無名草子さん:01/09/12 21:31
来月も文庫が多いなあ。
187無名草子さん:01/09/12 21:33
新書も多いよ。
188無名草子さん:01/09/12 21:33
185さんに同じ

って私にも聞いていないか
189184:01/09/12 21:39
出版業界全体で100人くらいしか採用してないのかな。(ベネッセなど除く)
190無名草子さん:01/09/13 20:26
あげ
191無名草子さん:01/09/14 22:12
age
192無名草子さん:01/09/15 22:19
あ〜、読書の秋ね…
ほんとなつかしい(W
本が好きで出版社にはいったはずなのに、仕事の情報収集と雑誌以外ほとんど読んでないや。
反省。
193無名草子さん:01/09/16 02:17
ガンバロウや。
194無名草子さん:01/09/16 23:56
[9月16日]『上杉謙信の野望』。第8章を脱稿。全体の81%。
 さて、当HP日記を読んで、出版社経由で以下のような意見というか、抗議のお手紙を頂戴した。

『霧島那智のホームページの若桜木日記9月5日を拝読し、
『プロ作家になりたくてなれない“作家になりたや症候群”の患者が日本全体で10万人いるそうで、
1度はデビューはしたが、放り出された哀れなプロ作家失格者が、この25年で1万人強』という一文を見つけ、
気になりまして失礼ながらお手紙致しました。
 この一文を特別に抽出して言葉狩りや揚げ足を取ろうとしているのではありません。
全てにおいて作家志願者を見下す態度が目に余るのです。
9月5日分の日記だけ勢い余って心にもないことを書いてしまった訳でもないでしょう?
 先生は公募ガイドで作家養成塾の連載をお持ちで、文化センターでも小説をお教えになっておられるのです。
読者や生徒の中には大勢、先生の言うところの“作家になりたや症候群”が存在し、
存在するからこそ連載や講師の職業が成り立っているのではございませんか?
 それを患者呼ばわりされるのは、どのようなお考えからか、お聞きしたいのです。
 作家志願者を対象にした商業活動を行っていない作家なら構わないでしょうし、
先生の心中で如何様に見下そうが、ドメスティックな場所で愚痴ろうが、それは個人の自由ですが、不特定多数が観覧できるホームページ、しかも『若桜木虔の作家養成塾』にもアドレスを載せてあるサイバースペースでの発言です。
ここでの発言は、公的な発言に準じますよね。(以下、省略)

これに対する馬鹿詐欺の回答はここに
http://members.jcom.home.ne.jp/wakasaki/diary.htm
195無名草子さん:01/09/17 00:37
>>194

っていうか、「作家」って見下していいと思うけど。
カタギじゃないでしょ。ウソがうまいだけの人。
芸能人なんだから。知識人みたいに思うなよ。
196無名草子さん:01/09/17 06:22
なんか195は、いいこと言ってる。

作家って付き合いにくいもんなー。
自分を、子猫(=作品)を生んだばかりの母ネコに例える女流作家、マジいたよ。
ヘタに近づくと引っ掻くし噛みつくんだとさ。
校正でガタガタ言わずに黙って原稿通せってこと(w
呆れたよ。
197無名草子さん:01/09/19 04:18
>>195
そんなどっかで聞いたことあるような
紋切り型のセリフ吐いちゃっていいのか〜編集者が〜。
編集者じゃなかったらゴメンね、っていうか、違うよね……?
198無名草子さん:01/09/19 05:34
作家って200人しかいないわけ?
199http://www.sex-jp.net/dh/01/:01/09/19 05:34
200無名草子さん:01/09/19 05:49
>>197
阿呆、ホントの編集だから、そんなこと書くんだろ。
てめえは作家という最低人種にペコペコしてろよ
なにが「編集者が〜」だ、勘違いヴァカの見本、てめえがマジ編集だったらな。
201無名草子さん:01/09/19 06:16
ワラ
本当の「編集者」は、「編集者」とは言わんよ、まず言わない。
「編集」ね。
「〜の編集」「あいつどこの編集?」こういう言い方。
または「編集やってます」
「編集者やってます」とは言わないし、自分や相手を「編集者」なんて言わない。

見るやつはちゃんとわかっているから、
とりあえずフロでも入って落ち着け、>>200
202無名草子さん:01/09/19 16:03
>>201
お前バカだろ?
そんなの会社の体質によって呼び方違うわけ。
あんたの会社ではそれが本当の「編集者」なのかもしれないけど。

第一ワラとか使ってるような奴が(略)
203無名草子さん:01/09/19 23:25
>>202
自演もういいよ
204無名草子さん:01/09/20 00:30
>>200
>ホントの編集だから、そんなこと書くんだろ
それ、マジで言ってんの?
作家=ダメ人間みたいな言い方をするその短絡的な発想も
問題だとは思うが、まあ、それはこっちに置いといてだ。
カタギじゃないとか、ウソがうまいだけとか、芸能人とか……。
なんか、そのまんまじゃん。もうちょっと表現、工夫すればどうよってこと。

つーか、作家なんてダメなヤツばっか、なんてことを
こんなところで大威張りで言ってしまうと、
いろんな意味でバカにされると思うけど……。
>>201
>本当の「編集者」は、「編集者」とは言わんよ
それ、初耳。勉強になったわ。
205無名草子さん:01/09/20 00:49
>204
まぁ確かに「編集者」という言葉の使用頻度は低いけれど、
201のように決めつけられてもなぁ。
漏れは編集者では無いらしい(藁
206可愛い奥様:01/09/20 00:53
>201
雑誌の編集さんじゃないかな?
古い会社だが編集局長も編集者と言っているけど。
207無名草子さん:01/09/20 00:55
>206
そうすると201はすれ違い?(藁
208無名草子さん:01/09/20 01:43
そう言われてみれば、たしかにみんな「編集」ってよく言うね。
あれは一種の業界用語だったのか。
ぼく自身は自分のことも他人のことも「編集者」と言うけどね。
もっとも、「職業は?」と聞かれたら「サラリーマン」と答えるけどね。
209無名草子さん:01/09/20 02:12
さすがに、それは業界用語とは言わないでしょう。
「ケーサツ官が来た」と、「ケーサツが来た」
どっちだって、一緒じゃん。
それとも編集者だけは違ってるのか。うむむ。
210無名草子さん:01/09/20 02:27
205に同意。
業界内での使用頻度としては、たしかに「編集者」よりも「編集」のほうが(知るかぎりは、かなり)多い・高いと思う。
ただ「編集者」といっている人も、ちゃんといるし、
どうなのかな、雑誌編集部にいると「編集」が多いような気はする。

作家に関しては、同僚が実際に「殴られた」「罵倒された」経験があるので、
すべての作家をひとくくりにして、ウラミに思っている人もいるのかも?
いい奴もいれば悪いやつもいるよ<作家。
211無名草子さん:01/09/20 02:30
作家に対してのレスはネタだろ?
212無名草子さん:01/09/20 02:39
パーキンスみたいに下僕のように作家に仕える編集者もいれば、
カミングズみたいに作家は「お掃除の対象」と考えていた編集者もいる。
どっちもアリだし、どちらの方向でも「名編集者」になれると思うよ。
映画監督や指揮者だって、
プライベートまで役者や音楽家と親しく付き合う人もいれば、
仕事のときしか付き合わない人もいる。
最終的には、作家の味方ではなく読者の味方になるべきだと個人的には思う。
213無名草子さん:01/09/20 02:41
中上健次が編集者殴ったのは有名な話ですね。
214202:01/09/20 03:01
なんかここに初めて書き込んだらいきなり自演扱い。
鬱だ……。
215無名草子さん:01/09/20 05:43
>>213
平井●正も。若い頃だそうだけど。
最近もチラチラと聞くけど、俺の体験ではないから、書くのは憚られる。
女の編集者(編集と書いたほうがいい?)の携帯に意味なくしょっちゅう電話してくる作家はいる。

>>214
元気だせ!
216無名草子さん:01/09/26 06:40
>>201

ここのスレのタイトル自体、書籍「編集者」が集うスレだろが?
まず、1に文句つけろや
217無名草子さん:01/09/26 07:04
古い話題を掘り下げても、荒れるだけだから、やめん?
いいよ、どっちでもそんなの。
218無名草子さん:01/09/26 12:16
筑摩書房が中途採用してますね。もう募集は終わってるけど。
入りたいなぁ・・・
219無名草子さん:01/09/26 15:55
>>218
独身で、いつ辞めても他業種で食べていく自信があるならいいんじゃない。
220無名草子さん:01/09/26 20:05
書籍編集者の皆さんにお聞きしたいのですが
最近よくある実用っぽい内容の文庫本ってありますよね
(例えば「TDLのウラ」とか「バックパッカーの旅日記」とか、
書籍板で最近叩かれてる「世界極上ホテル術」みたいなのです)
ああいうのって出版社や著者(印税?)はどれぐらい儲かるんですか。
疑問に思った理由は、自分が子供の頃の文庫は有名な文学
作品が文庫になっているイメージだったんですが、この間
「スターバックスの秘密」みたいな文庫を買って、よくよく考えて
みると、こうゆうのって昔はあまりなかったなぁと思いまして・・・。
最近沢山こうゆうの売ってますが、文学作品より儲かるのかなと
予想しました。一概に利益は何パーセントとか決まってないと
思いますが文学作品と比べたら割が良いのでしょうか。
221無名草子さん:01/09/27 00:23
原価計算によります。
222一読者:01/09/27 22:15
最近、Web連載や企画の書籍化が増えてますよね。
何か話題になってる「企画力のない編集」さんが、「企画もと見つけた。ワーイ!」
みたいな感じで小躍りしつつ書籍化してるような印象を受けます。
そういう本でも、一から企画上げて作った本でも、下世話な話、売れた手柄は
同じ、なんでしょうか。いえ、素朴に疑問だったもので・・・。
また、他の(一から作ってる)編集さんはそうした編集さんを、本当のところ
どう思ってるんでしょう?「Webチェックも仕事」だと思ってる編集さん
って増えてるのでしょうか。
223無名草子さん:01/09/28 02:17
どんな本でも成績を出したほうがいいに決まっています
サラリーマンなんですから。

Webチェックは、どうかな?
知る限りは、そんなに多くないと思いますよ。
けっこう旧態依然ですから
(そうではない編集部も、きっとあるのでしょうけど)
224無名草子さん:01/09/28 23:17
>>219
つまり、経済的にはキビシい状況になるってことですね。それは、まあ、
いいんですが、「いつ辞めても」というのは・・・辞める人、多いんですか?
225無名草子さん:01/09/28 23:54
なんで青焼きがくるまで
大失敗だったと気づかないのだろうか。
ゲラで見てるときには、完璧だと思っていたのに。。。鬱
ああ、青焼きがくる金曜日はイヤだなあ。
226無名草子さん:01/09/29 11:44
それにしてもこの出版不況、特にコミック含めて書籍が売れない
時代に、大手の書籍編集者は、銀行員も真っ青の超高給取りだ。
おれの知ってるやつは、30歳で残業ゼロでも1000万いってる。
おれはその半分もないね。しかもびっしり残業してだ。
227無名草子さん:01/09/29 16:11
>226
本が売れなくても大手の社員は高級取りなんですか?
30で1千万? ホントですか?
228就職戦線異状名無しさん:01/09/29 22:05
>>266 えー
229就職戦線異状名無しさん:01/09/29 22:06
あ、>>226
230無名草子さん:01/09/29 22:51
>226
またそういう知ったかぶりをする.

それとも大手ってやっぱりそうなのかなぁ....
231無名草子さん:01/09/29 23:16
ごく一部の大手はそうだよ。
出版界、正直、格差ありすぎ。
中堅出版社で妻子持ちだったりすると、編集者なのに本代も
ままならないよ。(涙
232無名草子さん:01/09/29 23:46
「訳者あとがき」で編集者に感謝すると、ほとんど残りますね。
おお、この人に感謝すると喜んでもらえそうだ〜〜って感じ(藁
233無名草子さん:01/09/29 23:54
>>232
残るって?
234無名草子さん:01/09/30 00:00
小学館はスピリッツのおかげで30で1000万も夢ではないとうかがいましたが。
235匿名さん:01/09/30 00:32
夢じゃないというか、実際もらってるだろ
236無名草子さん:01/09/30 00:33
>>227
拙者は準大手クラスにつとめておりましたが、年収は40代
後半で950万(オール込み込み)くらいでござりました。
そうとう業績が悪化しているのに、よく出すものだと内心
思っておりましたが、まもなくリストラの嵐。嫌みを言われ
ながら社に残るのも業腹だと思い、退職いたしました。独立
してやっておりますが、これまでの半分500万まで行けばナン
トカというところでござるよ。一橋・音羽グループの正社員
でしたら30才くらいで1000万は行くでしょう。ただし残業0とい
うのは考えられませぬが。
しかしこのご時世、年端もいかぬ若造に年間1000万も与える
のはあまり健全とは思えませぬが。
237無名草子さん:01/09/30 00:46
>233
原稿整理の段階で消されずにゲラになってくる,という意味じゃない?
238無名草子さん:01/09/30 00:53
>>237
あ、そうか。
でも、翻訳が下手糞な場合、名前消すことあったりして。
239無名草子さん:01/09/30 00:56
227です。
お答え下さった皆様ありがとうございます。

出版業界じゃないので、例えば1500円の本が1冊売れて
純利がどれくらいなのか分からないんですが(多分2−3割くらい?)
出版不況で本が売れない!と、あちこちで目にする割には
給料高いんだな〜とビックリしたのであります。
出版社って人件費高いんですね。よくそれで会社が傾きませんね・・・
>いくら大手でも
240無名草子さん:01/09/30 01:18
雑誌広告がとれる音羽や一ツ橋の大企業のペイペイが高給取りなのは
仕方ないにしても、最近ではクズ本しか出していない岩波が高給を
払い続けていられるのが不思議。
241無名草子さん:01/09/30 01:31
>>238
いや、ないよ。良し悪しワカランから。
242無名草子さん:01/09/30 01:35
>238
漏れは消すぞ
243無名草子さん:01/09/30 01:54
>>241
俺は良し悪しわかりすぎちゃって逆につらい。
自分のできない言語の翻訳を扱うとき、どんなに気が楽か。(w
244無名草子さん:01/09/30 02:08
>小学館はスピリッツのおかげで30で1000万も夢ではないとうかがいましたが。

スピリッツは関係なく、システムとして、そうなっている。
外注への支払は渋ってね。
今、小学館は(企画書籍では)印税10パー払わないこと多い。
(そういう契約にしている)
外への経費をことごとく落として、自分たちの高給は維持。
社員にはエリート意識が強く、かなり官僚的だと。
245無名草子さん:01/09/30 02:15
>242-243
なんでそんなの使ってるの?
246無名草子さん:01/09/30 03:00
>>245
エンタテインメントとは違って人文書の翻訳の場合、翻訳では
まず食っていけないので、優秀なプロの翻訳家に頼みづらいから。

また、専門性が高いので、翻訳技術よりも内容を熟知している人を
選ぶ場合が多いから。

しかし大学のセンセの翻訳は、これがたいていダメなんだな。
247匿名さん:01/09/30 03:14
雑誌編集やってるけど、
ゆっくり作れるイメージの書籍のみなさんは羨ましいです。
これって妄想?
248無名草子さん:01/09/30 09:07
>247
ゆっくりまたーり作ってますよん。
責了前はやや忙しいけど、徹夜してまでってこともないし。
書籍は、いざとなったら著者が書いてくれない、直してくれない、
消えた、死んだなど様々な言い訳により
延期可能ですから。(営業さんには怒られますが)

わたしは実用系の書籍編集ですが、
もう怖くてたとえ月1でも雑誌は嫌だなあと思います。
249無名草子さん:01/09/30 10:58
書籍編集の仕事って自分から「こういうの書いてみません?」って
作家さんに持ちかける場合が多いんですか?
それとも作家さんのアイデアを手直ししたりアドバイスしたりっていうのが多いんでしょうか?

当方ただの一般読者なんですけど、興味で。
まえに好きなマンガについて「あのマンガは編集者が原作みたいなもんだよ」
って話を聞いてショッキングだったので。
250無名草子さん:01/09/30 17:48
小学館ってたまに恐ろしくダメ編集が紛れ込んでるけど
あれもみんな正社員なんだろうか。外部からだとどの人が正社員で
どの人が契約なのかよくわからないけど、多分ダメな人の方が正社員な
気がする。でもみんなお給料いい上に、飲食費や雑費はほぼ経費だから、気前はいい。
某B春の編集も、32歳で1千万超えたと言ってた。
ただし残業はないと言うより、出社時間が完全フレックス状態みたいな感じらしいけど。
2511:01/09/30 17:54
その画像ならココ
http://www.f2.dion.ne.jp/~impact14/
252無名草子さん:01/10/01 01:07
漏れは某零細学術出版社で、月刊誌(200ページ)と書籍(年に3冊くらい)
同時進行してた。10年ばかりやっておったが、残業だらけで休日なしなのに
年収500万円超えず。あんまりだからフリーになったけど。
大手の若造、気に入らんなあ。
253無名草子さん:01/10/01 01:21
小学館の若造は、たいていが一流大学出で、
経費使い放題、
「オレ様って」となっていますから。
254無名草子さん:01/10/01 01:23
>>252
中堅人文出版社だけど、残業代なし。年収は同じようなもん。
10年前よりも手取りが減ってるよ。
この土日も延々と原稿整理が続いてます。(号泣
255無名草子さん:01/10/01 01:28
>>244
印税はどこの社も最近渋いよ…。
この間やった某社の仕事では、会社がいかにあぶないかを丁寧に説明されて、
かなり低くなっちまった…。
小学館は私の場合、すごくマシなほうかも。
256無名草子さん:01/10/01 01:33
三大出版社の原稿料(といっても、講談社は人に聞くだけだけど。
集英社・小学館など)は、やっぱりまあまあいい。態度は…人によるね。
あと、マガジンハウスはわりとちゃんとしてる感じするし、
気の合う編集さんもいる。
257無名草子さん:01/10/01 01:40
>>249
どっちが多いということはなくて、両方、普通にあると思いますよ。

編プロの持ち込み企画というのもありますし。
258匿名さん:01/10/01 01:53
大手の契約から正社員という道はないの?
259無名草子さん:01/10/01 02:04
このスレ読んでたら、まじで鬱入ってきたよ。
明日は月曜日か。
260無名草子さん:01/10/02 12:05
大手のワカゾー、おっとりしていて御しやすいよ。
ヘイヘイ言ってりゃいいから。
ただ、無能のあまり、とてつもない迷惑がかかることがたまにあるけど。

ダメなのは中堅どころのオバハン編集者。
なまじやり手なのでうるさく口出しする。
すぐ気が変わって下請けを呼びつける。
マジで鬱になった。
261無名草子さん:01/10/02 17:46
しかしすごいよな。10年経っても売れない作家を食わせていけるってのも
しかも連中はどんどん増殖中だよ。
262無名草子さん:01/10/02 22:18
>261 素人の疑問ですみません。
売れない作家をどうやって「食わせる」んですか?
毎月いくらかお金を振込むとか(名目は顧問料?藁)
読者に人気なくても雑誌に連載を載せるとか・・・ですか?
10年たっても売れないってことは、昔はヒット作があった有名作家で
今はあんまり売れていない人ってことですよね、きっと。
漫画家さん達は、売れなくなると容赦なく切られてるみたいですが、
作家の方々はそうでもないんでしょうか?
いえ、それほど手厚い保護があるなんて知らなかったので、
ちょっと驚いてしまって・・・

 
263無名草子さん:01/10/02 22:45
>262
まさか「顧問料」ってわけにはいかないけれど。

雑誌に載ってるのは連載だけじゃないでしょ。
264横レス失礼:01/10/02 22:51
>>262さん
ないですよ、そんなもん>手厚い保護
作家もどんどん切られてます。
ただ、そう売れてるとも思えないのになぜか切られない人はいて、
絶版になった著書が、他のところから文庫化されたり、します。
265無名草子さん:01/10/03 00:41
馬鹿詐欺とか?
(笑)
266無名草子さん:01/10/03 00:57
>264
そうそう。その著者に思い入れのある編集者は、
往々にして他社に多いのだ。

捨てる神有れば拾う神あり、ということ?
267無名草子さん:01/10/03 01:16
デビューしたところで芽が出なくて、他社で(いい編集に出会って)伸びた
という話は聞かないではない。
268262:01/10/03 05:49
263−267
レスありがとうございました。
269無名草子さん:01/10/05 17:02
age
270無名草子さん:01/10/17 19:09
書籍編集は全部マターリしているかと思ったら大間違い。
オレは、いわゆるキワモノ本を短期間にでっち上げるのが商売だ(フリー)。
書きながら編集しながら2週間くらいで1冊作っちまう。
ヒマなときは寝てばかりだが、いったん「祭り」が始まれば連日泊まり込み
or 徹夜。
歌舞伎町の火事の便乗本も作ったよ。テロ騒ぎで消し飛んでしまったが。

ま、我ながら底辺の労働者だと思う。ちゃんとした出版社の編集者に
「インテリニコヨン」って言われたのは鬱だった。
271無名草子さん:01/10/17 19:35
「インテリニコヨン」って、どういう意味ですか?
272無名草子さん:01/10/17 20:45
>>271
ニコヨンとは日雇い労務者のこと。
273270:01/10/17 22:12
272さん、フォローどうも。

オレは日雇い労務者だからおもしろい仕事がくるよ。
(1)担当者が失踪・自殺
(2)制作中、担当者の頭がおかしくなって、打ち合わせ中に著者を罵倒して
そのままヒッキーになった
(3)上司と喧嘩した担当者が辞めた(よくある話)
(4)編プロが著者に無断で書いた企画(実用書)が大手版元で通ったが、
著者の意向とはまったく違ったものだったので著者が執筆拒否

こういう本の後始末をするわけだけど、こういうワケアリな本を
何とかがんばって製品にするってのはなかなか楽しいよ。
274無名草子さん:01/10/17 22:17
>>272
ちょっと違うんじゃない?
かつての国道254号沿いに多いとされた
職業と関係あるんじゃなかったっけ?
275無名草子さん:01/10/17 22:56
日雇い労働者の賃金が240円だった時代の「百円玉2個、十円玉4個」から
「ニコヨン」と言われるようなったんですな。
276無名草子さん:01/10/18 03:02

ええーっ、そうなんだ。
俺、「超零細個人廃品回収業者」のことだと思ってたよ。
ていうか、俺の周りの奴らはそう思ってた。
いやあ、勉強させてもらいました〜。
277無名草子さん:01/10/18 03:10
>>275
ニコヨンにこだわって申し訳ないんですが、その当時、百円玉はまだなかった
はずですが……。
278無名草子さん:01/10/18 03:24
>>277
「当時」っていつのことを指しています?
279270:01/10/18 04:38
なんかニコヨンが波乱を呼んでるなあ(藁)。

今、googleで調べたら、ニコヨンという言葉が生まれたのは昭和24年らしい。
当時、100円玉はあったのかな。
それでも、「ニコヨン」は日当240円が語源で、日雇い労務者を指す言葉なの
は確かなようです。
280無名草子さん:01/10/18 05:11
「ニコヨン」という言葉を口に出せるその編集者は、
相当年配の方じゃないですか?
281ニコヨン:01/10/18 10:50
>>280さんのおっしゃる通り、オレのことを「インテリニコヨン」と言った
編集者は、昭和ヒトケタ生まれで、とっくに定年退職しています。
どういう文脈で言われたかというと、10数年前、オレが零細出版社を辞めて
フリーになってヤクザな仕事をやりはじめた時、その人が「オマエのやってる
ことはインテリニコヨンみたいなものだ。一生そんな生活をするのか。ウチの
会社に来い」と意見してくれた、というような次第。
ありがたい話だったけど、結局サラリーマンにはならなかった。
意見をしてくれる人がいるうちが花で、今ではどっぷりインテリニコヨンって
わけです。悪くはないが「見通し暗いよ」。
282無名草子さん:01/10/18 15:01
来年から準大手出版社に勤務ですが金回りは大手とそれ以外で随分違いそうですね。
かなり苦労しそうだなあ。
283無名草子さん:01/10/18 16:42
準大手ならまだマシだろう。
284無名草子さん:01/10/20 11:24
ニコヨンは日雇い労働者の賃金「254円」からきていると、いう文献もありました。
285無名草子さん:01/10/20 23:07
雑誌編集者=雑務が多い。締め切りマエ徹夜。
書籍編集者=な〜んもしない。手を抜こうと思えば、とことん抜ける。
      著者と飯食うのが仕事。
      雑務嫌い。
286無名草子さん:01/10/20 23:19
>>285
大手にお勤めですか。中小出版社の実態をご存知ないようで。
287無名草子さん:01/10/20 23:34
>285
それ、どこの話?
そんなんじゃ、ろくな本できないでしょ。
288無名草子さん:01/10/20 23:55
285は雑誌編集で日頃から書籍をねたましく思ってるんだろう。。。
289無名草子さん:01/10/21 00:19
>>287
だからろくな本が売ってないんだよ。
もっとガンバレ「書籍編集者」。
だいたい、世間が小泉構造改革、となると、
バーッと似たような本が書店に並ぶ。
便乗本、類似本、もうアキアキ。

なんちゅうか、売上が大変なのもわかるけど、
もっと、こう独自の視点で読者の興味を切り開くような企画ないの?

私見では「草思社」はいいね。
                (一読者、業界人に非ず)
290無名草子さん:01/10/21 01:20
草思社流のタイトルが流行るとそんなのばっかりになるしね。
現状は日本人一般のレベル低下とのデフレスパイラル状態というか。

この言い方も類似本並みにダサいが(笑
291無名草子さん:01/10/21 04:24
>>286
大手でも、>>285のようなことはありえません…。
292無名草子さん:01/10/21 07:06
雑誌と書籍の雰囲気は決定的に違うけど、>>285ではないわな。
293無名草子さん:01/10/21 07:26
>>290 日本の出版界の低落のさまは、デフレスパイラルというよりも
デフレスパゲッティだYO。
みんな揃って同時多発的に落下していくさまは、プチブルおばさんの
口からいっせいにこぼれ落ちるスパゲッティの束みたい。10年前は
ミートソースが付着していた。朝日ジャーナルが廃刊した頃は、まだ
出版界にも「赤い」雰囲気が残っていたから。だけど今はボンゴレだな。
奇々怪貝がまざってる。
294無名草子さん:01/10/21 10:55
>>289
そういう本ばかり書店さんが置くから、
読者の方には、そう見えるんじゃないでしょうか。
目利きのいる書店さんのバラエティは豊富だと思います。
295無名草子さん:01/10/21 22:54
>>294
誰が「本」を殺しているのでしょうかねえ。

前レスで草思社をほめてあるけど、確かに草思社みたいな版元が
目立つことが問題では?
たとえばライターや作家は版元にとっては、飯の種だろうが、
多くの版元は、時代をこえて読みつがれるように作家やライターを育ててない。
売れるときだけチヤホヤ、市場に流通しないものは冷たい視線。
草思社が翻訳もので売った、というのはその象徴では?
296無名草子さん:01/10/22 17:45
このスレ平均年齢高そうだねえ。
297無名草子さん:01/10/22 18:00
某○春の営業の方々、
どうかもうすこーし売る気を出してください。
作家さんとファンが可哀想です。
298無名草子さん:01/10/22 21:29
いやー、○春に限らんよ。
売る気がねえんじゃねえかという版元は多いぞ。
そんでもって二言目には「本が売れない、出版不況だ」って言う。
努力不足を棚に上げるより、ちっとは書店回りしろ!
あ、営業スレじゃないからsage。
299無名草子さん:01/10/23 01:14
版元編集者さんに質問
編集者と営業同士って密に打合わせしてんの?
編集会議で上から伝わるままに営業に伝わってる感じなんだけど。

営業が内容把握してないと編集としても辛いよね。
300無名草子さん:01/10/23 15:18
そりゃ無理ってもんでしょ
301無名草子さん:01/10/23 22:30
部外者で申し訳ないですが、出版社内の編集と営業の間の差って凄いあるような
気がします。全然別の世界っていうか。
数人しか知らないので申し訳ないですが、編集者をやってる友人はみんなプチ
文化人?とでも言うような雰囲気の人が多いんですけど、営業の人はなんか
体育会系で普通の企業の人と変わらないっていうか。
数人ずつしか知らないから当たってないかもしれませんけど、なんかこんなに
違って仲良くやれるんですか?それとも全然繋がりがないんですか?
302無名草子さん:01/10/24 00:53
ていうか、どこの雑誌・出版社でも、編集と営業は犬猿の仲。
カラーもちがうし、編集はどこかインテリだし。
営業の言い分=「こんなケッタイな本売れるかボケ!」
編集の言い分=「この本は歴史的に出す意義がある」

逆に、営業と編集が仲良くやっている出版社というのは、ダメな会社だと思われる。
よーするに、売れ線の実用書しか作ってないってことだから。
303無名草子さん:01/10/24 00:56
ところで、編集者のみなさん
あっぱれ大宅賞作家の佐野珍一大先生ってどうよ?
304無名草子さん:01/10/24 02:02
佐野眞一さんは、立花隆さんと比較すると、
その個性、志向性がハッキリすると思われる。
305無名草子さん:01/10/24 02:16
>>304
佐野珍一大先生の個性、志向性って?
306無名草子さん:01/10/24 11:09
編集ってかわった人、多いよね。
思い浮かぶだけでも・・・
307就職戦線異状名無しさん:01/10/25 01:13
age
308無名草子さん:01/10/25 11:59
期待アゲ
309無名草子さん:01/10/25 12:31
どっちの味方をするわけじゃないが、編集より営業の方がネガティブな
気がする。
「どうすれば売れるか」という営業マンは少なく、たいていは「そんな企画
じゃ売れない」って言うばっかりだから。
310無名草子さん:01/10/25 21:21
309は編集?
311無名草子さん:01/10/25 22:22
やっぱ普通ね、出版社に勤務するような人は、
本作りたい、つまり編集やりたいって思うものなのよ。
でも営業は適性がなくて(つまり脳みそが足りなくて)
営業やってるケースが多いから、どっかやっかみ半分になる。
零細出版社だと、どっちもやったりして、いいバランスになるんだけど。
312無名草子さん:01/10/26 00:41
311読んだら営業怒るぞ。
313309:01/10/26 00:52
オイラはライター。使い捨て。
311はちょっとひどいな。
314無名草子さん:01/10/26 01:58
オイラは編集だけど、営業部の人間のほうが生活力がありそうで、
羨ましいぞ。
315無名草子さん:01/10/27 00:43
文庫の編集をやっている方々、教えてください。
私は数年前に小出版社から単行本を出したのですが、契約期間が切れました。
手前みそですが、いまだ本の内容には寿命があると自負しています。

そこでなんとか文庫化できないか、営業売り込みをしたいのですが、
どういった売り込み方が有効でしょうか?
それとも、そうした売り込みはムダで、おのずと文庫編集部からお声がかかるものなのでしょうか?

つまらない質問ですが、教えてください。
当方、ライター専門ではなく生業をもっているので、いわゆる出版人の方々に知り合いが少ないのです。
316無名草子さん:01/10/27 00:52
>311
こういう思いこみをしている人間がいまでもいるのか
317無名草子さん:01/10/27 01:07
ライターやってます。船井総研の五十棲剛史さんのサイトはおもしろい。
この人のこと書きたいのですが、何処か雑誌書けませんか。
ちなみにサイトは
http://www.isozumi.com/
です。日記が読み応えあります。
318無名草子さん:01/10/27 01:07
>>315
本の内容によってアプローチが違います。
文庫と一口に言っても、ジャンルによって出しやすい内容、
出しやすい出版社が別れます。
ジャンルによって読者層が読めるし、売れそうな部数が決まってきますので、
何年かかって元を回収できるか、出版社の判断にも左右されるでしょう。
一般的な売り込みはほとんど相手にされませんが、
単行本で何年かかって何部出たかが、ひとつの基準です。
よい数字だったら、脈があるかも?
319無名草子さん:01/10/27 16:05
>>315
俺、以前書いたのが文庫になったけど、元の単行本が出てすぐ、文庫の
出版社(元本とは別の会社)の方からアプローチがあった。
まったく知らない関係ではなく、以前一緒に仕事した編集者がその会社
にいたから声がかかったというわけ。
完全な飛び込みではチト難しいだろうけど、1冊すでに本を出している
という実績があるんだから、少しは希望が持てるんじゃないかな(無責
任な言い方でスマソ)。
あとは>>318さんの言う通りだ思う。ともかく実績をアピールすること
と、売り込み先をきちんと見極めるのが重要かと。
320無名草子さん:01/10/28 23:09
>>318
>>319
ありがとうございました。
321無名草子さん:01/10/31 22:00
このスレおしまい?
322無名草子さん:01/11/02 23:44
当方、無名のライターですが、新聞社・出版部の編集者について一言。

以前、関西地方のブロック紙・出版局から、つまらない本を出しました。
で、ゲラのやりとりをするようになって、気づいたのですが、
担当者は拙稿をほとんど読んでいなかった!
さすがに驚き、なぜなのか……とさぐってみると、
彼はもともと総務部門で出世してきた方なのでした。
あろうことか出版局次長に異動し、なんとか出版業務をこなす「実務家」だったのです。
いわゆる実務はやるのですが、原稿の中身については
「お任せします」「いいですね」「おもしろいですよ」
これしか言わなかった。
ようするに、彼は出版人ではないのです。元記者でもなく、言論人としての自覚も希薄でした。

やはり新聞社の出版局というのは、こうした「編集者」が多いのでしょうか。
323文責:名無しさん:01/11/03 00:41
書籍って高いよ!
最近は金がないから、図書館で借りてる。
もしくは根性で立ち読みで読み終える。
不況でこういう人、多いのでは?
324書店員:01/11/03 00:50
多いよ。
そんで要るところは携帯入力。
毎日注意して廻るの疲れたよ。
325無名草子さん:01/11/03 01:19
>>322
多くはないが、いるね。
逆に有能なのが人事異動で事業局とかに行ったりしている。
大組織にいるかぎり、これは宿命。
いい加減野郎に当たることもあるってことで。
326初めて来た:01/11/03 02:14
そーだよ、どこも編集と営業って仲悪い!
編集は「営業、もっと売って回れ」
営業は「売れる本出せ」
最初から「歩み寄り」などないとあきらめている。
「どんな本でも売る自信がある」と豪語した営業がいるが、
じゃあ、うちのを売ってみせろよ〜と思った。
327無名草子さん:01/11/04 13:35
>>322
すみません。うちの上司です、って違うか。
新聞社系の出版部に書籍編集者として中途採用されたものです。
はっきりいって、クソの集まりですね〜。
上司が3人いますが、経験者は私ひとり。
10歳上の先輩は、文字校正しかできません。
なのに、デザイナーをつかわず、自分で装丁してるんですが、イタイ。
同人誌じゃないっつーの。
思いあまって、AD使えばどうですか? と言ったら無視されました。
出版会議なるものも、だれも発言しないし。
勉強不足のぼろだしたくないんでしょう?
たぶん、出来れば本を出したくないんじゃないかな?あの人たち。
他の新聞社や競合他社への面子のために出版部置いてるようなもんです。

いろいろありますが、一冊でもまともな本つくろうと
孤軍奮闘中です。
しかし…、322さんの憤りは身に滲みてわかります
328無名草子さん:01/11/04 14:22
>>327
それで給料だけはいいんでしょ。許せねえな。
329327:01/11/04 15:00
年収は、本社の8〜7割ぐらいですかね。
ハウスエージェンシーなので。
ちなみに上の人たちは、出向社員ですから
給与は本社と同等+出向手当がつきます。

わたし本人は細々とやってますよ(笑
330無名草子さん:01/11/04 15:04
>>327
装丁を編集者がしているというのは、外注費をけちってのこと?
331無名草子さん:01/11/04 15:10
扶桑社ってどんなカラーの本出してる会社なんですか?
大脳生理学者の澤口俊之の「平然と社内で化粧する
脳」なんかトンデモ本て気がするが・・・。
332327:01/11/04 15:17
>>330
いーえ。その人がやってみたいから。
別に編集者でも、デザインの心得があったり、
商品価値のある装丁できるんだったら何もいいませんが。
卒業文集の表紙みたいのつけて、書店売りしてるから
恥ずかしくって、恥ずかしくって。
本人に言ってもだめなので、上司に問題提起したんですけど、
苦笑いするだけで、関わりたくないみたい。
(勉強してないから言えないのかとも思う)
問題外なんです。うちの会社は。
みなさんとこと違って。
もう、閉めればいいのに…、と思うこともしばしばです。
333無名草子さん:01/11/04 17:22
>>331 扶桑社でネット検索してみな。フジテレビの一部門さ。
だからSMAPとか芸能関係の屑本が多いわけ。「バカはサイレンで泣け」
も扶桑社。週刊サンケイを昔リニューアルしてSPAを作ったからね。
 だけどフジテレビはフジサンケイグループの一部門で、その看板は
いまや凋落著しいサンケイ新聞。で、産経新聞は昔から「保守反動」を
売り物にしていたの。だから、主に営利的な思惑で「新しい歴史教科書」
や「新しい公民教科書」の製作販売を扶桑社に押しつけたわけ。だけど
扶桑社はバラエティーとサブカルが売りなので、そのカラーを破壊して
しまう狂信的なサンケイ新聞の方針には正直迷惑しているの。だけど
親会社だから逆らえないのよ……。
334文責:名無しさん:01/11/05 03:10
>>327
毎コミですか?
335無名草子さん:01/11/05 07:31
>>333
>産経新聞は昔から「保守反動」

これまたサヨまるだしの言語。朝日(ちょうにち)新聞しか
読まないバカサヨ。まだこんな化石みたいな偏向編集者が勤
務している出版社は何処なんだろう。
>>335
ハゲ同。
333
>フジテレビの一部門さ。
>だからSMAPとか芸能関係の屑本が多いわけ。「バカはサイレンで泣け」
>も扶桑社。週刊サンケイを昔リニューアルしてSPAを作ったからね。
>だけどフジテレビはフジサンケイグループの一部門で(以下……)

どんだけすごい事知ってんのかなって思いながら読んだけど、
そんなことわざわざここで大いばりで書かなくても、
みんなもう知ってるっつうの。アホらし。
337無名草子さん:01/11/05 20:18
扶桑社の現場の人は「新しい教科書」に当惑気味だという話は聞いた。
338無名草子さん:01/11/05 20:27
>>335 昔からのサンケイを知らないガキんちょには疲れるね。
キミら「サンケイ症候群」とか「サンケイ残酷物語」って自嘲半分に
語られていた現場の状況を知らないだろ。
 それから……まったく扶桑社のことを知らない人には、こういう教えかた
がとりあえず有効だと思ったんだけどな。 現場をしらないガキは
すっこんどれ!
339無名草子さん:01/11/05 20:39
僕らSPA!世代(ワライ)
340無名草子さん:01/11/05 20:44
>>338

この爺爺ヒステリの金的を蹴ってやれ。
品のなーい爺爺はひっこんどれ。
341無名草子さん:01/11/05 23:16
>>338
「自嘲」半分に語られていた?

…他社の現場なんかしるか、ヴォヶ!
あるいは
…日本語の使い方しらない編集はすっこんどれ!
342無名草子さん:01/11/05 23:30
ウヨサヨ話になるとすぐ荒れるなあ。それに嘘ばっかり書いてあるし。

扶桑社は産経に関係があった会社だけど今は独立して医学書を中心に堅実な
業績をあげていますよ。ときどきトンデモっぽい本も出すけどそれも医学を
一般に広げるためですからねえ。
医学部卒が多い出版社としても有名。
343無名草子さん:01/11/06 01:40
サンケイ出版は南山堂を目指す!
>>342
どっか別の出版社と間違えてないですか?
345無名草子さん:01/11/08 02:13
煽りなんだかマジなんだか良く分からんレスが多いなあ。
産経が「保守反動」だってのは、私(30代)もそう思う。
それがいいか悪いかは人によりけり。それから、編集者なら
書評チェックのため、各紙読むでしょ。・・書評欄しか読まん
新聞もあるけど。

あと、扶桑社が医学書を出してるというのは違うと思うぞ。
346無名草子さん:01/11/08 03:14
ネタニマジレス カコワルイ!!
347匿名希望さん:01/11/08 03:17
訳者
今度翻訳書籍出すんですけど、これってギャラの相場って幾らなんですかね?
やっぱ●パーセント掛ける印刷部数なんですかね?心配です。
348文責:名無しさん:01/11/08 03:41
ま、とにかく出版業界は終わりということですよ。
349338:01/11/08 04:07
>>340  下品な言葉を使ってるのはキミだろうが。馬鹿者!
>>341  そう。「自嘲」半分、「恨み」半分ってとこさ。
    知らないことなら口をはさむな。 ヴォケっ!
>>342 白々しい嘘をつくなよ。扶桑社のどこが医学出版なの?
    それって『あるある大辞典』のこと言ってんの?
    何のためにスレを荒らすような嘘を付くかなぁ。悪意を感じるね。

>>347 翻訳の印税は、定価×刷り部数×レート(4〜8%くらい)。
    だけど、最近は版元も苦しいから、刷り部数でなく販売部数で
    計算するところもあるよ。編集に確認とっておいたほうがいいよ。
350文責:名無しさん :01/11/08 15:18
>>346
物陰から石とか投げそうなタイプだな。
ここ、いちおう「編集者」のスレだぜ。
そういうコソコソしたレスこそカッコ悪いと思うがな……。
351無名草子さん:01/11/08 21:18
346は編集者じゃないとおもうけど。
編集者に恨みを抱いてる人物とか。
・・・ライターさん?(w
352無名草子さん:01/11/10 00:16
(・∀・)カコワルイヤツ カエレ!!
353無名草子さん:01/11/10 12:36
いやー最近、本が売れないですね。
今までのノウハウで本を企画して編集していれば
まあ最低8000部位は実売でいってましたが、最近は
トホホな数字になってます。
新しいノウハウや企画でないと通用しなくなりました。
毎日、試行錯誤しながらやってますが、完敗状態。
広告を出せばそれなりに効果がありますが、それでも
以前より減ってます。
書店さんも以前のように部数を置いてくれません。
皆、ベストセラーばかりをどかーんと置いて、他の書籍は
棚か注文を断りはじめました。
全体的に売れない状況でありながら、毎月の発行点数が多くなって
いるからですね。どの版元も一冊では採算が取れないので、
発行点数を増やすしかない状態ですから。
小さな出版社でも勢いのある版元の方、いろいろ教えてください。
354名無しさん@そうだドライブへ行こう:01/11/10 23:26
>>353
いやあ、本当に本って売れないですねえ〜(水野ハルオ調)
ヒトの名前にぶら下がってごはん食べさせてもらってる私なんか
そろそろ名実ともにゴースト化しそうですよ。マジで……。
355無名草子さん:01/11/12 20:16
一ライターの素朴な疑問ですが。

ゲーム業界などでは、決算期に合わせて利益確保のために
ゲームを出すところもあると聞くんですが、
書籍でもそういうことってありますか?
確実に黒字が出せる(かは博打でしょうが)本を、
前倒しに出来るなら決算期に合わせる……とか。
356名無しさん@そうだドライブへ行こう:01/11/13 04:02
ありまくりです。自転車操業やってます。
357マフティー:01/11/13 04:52
書店勤めです。宣伝じゃないですが、
草思社って、ホントいい本出しますよ。
・「声に出して読みたい日本語」
・「ファストフ−ドが世界を食いつくす」
・「この方法で生きのびろ」
固いのから軟らかいのまで幅広い。
しかもちゃんと売れる。重版回数もすごいし。
まあ、一回の刷り部数が少ないのかもしれませんが。
書店の売りたいという気持ちに答えてくれるラインナップです。
358無名草子さん:01/11/13 07:35
需要を作り出せるところだけが生き残る。
359355:01/11/13 10:52
>356
レスありがとうございます。
やはり、そういうこともあるんですね。勉強になりました。
大手でもそういうことってあるんでしょうか?
ミステリーを「このミス」評価に間に合わせるとは聞いたんですが、
決算期とかに合わせることがあるのかな、とふと疑問に思ったので。

好きなレーベルがつぶれてしまうことも最近はあるので、
ここに大型新人(登場時の京極さんとか)が彗星のように現れれば、
もう少し保ったのだろうか……とか悲しくなります。
360無名草子さん:01/11/14 01:47
>>101
英語で書いてくれても構わないよ。
361無名草子さん:01/11/14 03:04
>>359
356さん、ありまくりって言ってるでしょ。
「そういうこともあるんですね」じゃなくて
それのみだと思います。
まいつき月末は取次の仕入れはものすごい混雑です。

既刊だって
各版元とも、決算ともなれば取次とか、
無理きいてくれる書店さんとかに持ってもらって
見せかけの売上げを(要は単なる出荷ですが)作る訳です。

一度それやっちゃうと、
翌期もそれやらないと対前年割っちゃうし、
当然その翌期もそれやらないと・・・
株の「飛ばし」みたいなもんです。

幸運にもヒット作が出た年はそれやらなくて済みます。
一息つきます。

この業界大丈夫なんでしょうか。
362無名草子さん:01/11/14 03:07
今日は謝罪行脚で疲れた。
寝る。
363無名草子さん:01/11/14 03:15
誤植でもしましたか?
364無名草子さん :01/11/14 05:10
>>361
まったくですね。
「株の飛ばし」って、うまいこといいますね。
しかし、ほんとどっかの国を彷彿してしまいます。
365359:01/11/14 22:50
>361さん、レスありがとうございます。
「ありまくり」ってそういうことだったのですね……。
株の飛ばしという表現、とてもよくわかりました。
本当にこの業界はどうなってしまうのでしょう。
レスをくださった>356さん、>361さん、ありがとうございました。
366無名草子さん:01/11/15 10:54
あげ
367無名草子さん:01/11/15 16:57
>357
同意です。草思社の新聞広告見て「わあ、面白そう!」と思うこと多いです。
で、書店に走ることも多い。「死の病原体プリオン」なんて、
狂牛病がヨーロッパで話題になっていた時すぐに出ましたよね。
当時このテーマで本出している版元ほとんどありませんでしたから
(もしかしたら医学専門書ではあったかも?しれませんが)
すぐに買いました。内容も抜群に良くてすごく面白かった。
368無名草子さん:01/11/16 17:42
あげませう
369無名草子さん:01/11/16 18:33
装丁について、著者ないし訳者の意見や要望を聞きますか?
聞くとしたらどの程度? 装丁家の出してきたラフを著者が
「イヤだ」といった場合はどうします?
ま、力関係に依るのはわかりますが、一般論として。
370著者の立場で:01/11/16 21:38
フリーで編集もやってる著者です。
私の場合、装幀については、ほとんど(9割くらい)自分の著者としての意見
を容れてもらえています。その代わり、イラストレーターもデザイナーもだれ
もが納得する人に依頼します。編集者として、それらの人にツテがあるから、
依頼できるのですが。内容も、私自身、徹底的に練りあげます。
そうすると、担当編集者はラクができます(笑)。
担当者の出したアイデアがイヤだったときは、対案を出して、納得するまで
煮詰めます(ちょっと面倒)。私が折れることももちろんありますが、納得
ずくなので不満はありません。

やっぱり、自分の本は自分で気に入った形で出したいものです。
妥協はしたくない。
371就職戦線異状名無しさん:01/11/16 23:28
age
372無名草子さん:01/11/17 08:46
あの、目論見が思いっきり外れて売れなかった本あります?
例えば「これは売れる」と単行本、初版5万刷ったのに
全然動かなかった、とか?
373とおりすがり:01/11/17 13:55
某○春社の、営業次長には呆れ返りました。
○春社というのは、やる気がなくても出世はできる、
そういう企業なのですか?
374無名草子さん:01/11/17 14:20
>>372 私は著者ですが、ありますよ。
だけどジャンルも書名もちょっと勘弁。バレちゃうんで……。(自嘲)
375無名草子さん:01/11/17 14:22
>>372
あります。1点1点はもうちょっと少ないけど
シリーズ一挙○点刊行でいきなり20万部以上。
上の方、芯でもらいたい。
376無名草子さん:01/11/17 19:52
372じゃないんですが、そういう場合
誰か責任とるんですか?
>374−375
377無名草子さん :01/11/17 21:55
刷りすぎた場合は損益が結果が数字としてハッキリ出るけど、
逆に刷らなさすぎて売れなかった場合の損失(機会費用っていうの?)
って計算できないんだよねえ。
378357:01/11/18 11:35
>>376
「責任をとる」といいますか、
うちの場合は年俸制ではないですが
それに似た形で査定してます。

だからその業務への関わり方の深浅によって
賞与で差がつきます。昇進にも影響します
(昇進の差は給与に影響を及ぼします)。
上が社内のライバルにいいとこ見せようとして
勝手に決めたことだったとしても、
下まで全部影響受けます。
上司は選べないシステムです。
(すいません、愚痴っぽくなりました)


>>377
どういう規模の話か分かりませんが
(ウチは準大手よりずっと下、中小の中って感じですが)
ウチの場合は店頭に並んだ直後の土日(+広告出した直後の土日)の
パブライン(日次更新のやつ)の動きを見れば
だいたい外すことはないです。

売れる物はいきなりドーンときますし
ここで動きが良くなかったら
その後いくら金かけても、どんな工夫しても
まずだいたい駄目ですね。

そもそもが全て刷りすぎ傾向でやってますから、
「刷らなすぎて売れなかった」って状況は考えにくいです。
379名無しさん@そうだドライブへ行こう:01/11/19 02:37
>>378
書店営業十分にやらなかったり広告出さなかったりした場合は?
380無名草子さん:01/11/19 09:23
そういう会社って、ドーンと賭けに出るんじゃなくって「初版が売りきれれば
何とかなるワ」ってな具合にやたらと消極的だから、どうせ初版も控えめに
しか刷ってなくて、結局あんまり売れないという悪循環に陥ってるから、
「今度もあんまり売れなかったね。次のは売れるといいね」くらいで終わり
だと思われ(漏れの昔いたところがそうだった)。
381名無しさん@そうだドライブへ行こう:01/11/19 18:13
>>380
なんて会社よ(w
382名無しさん@そうだドライブへ行こう:01/11/19 18:42
時事ネタとか、旬のヒトモノって、難しいよ、やっぱり。サイクル早いから。
搬入と同時にワッと売れて、あわてて増刷してもすでにピークすぎて
売り時逃がすってこともよくある話だから……。
本の性格があるんじゃないですか。エニウェー
383無名草子さん:01/11/19 18:55
漏れは歌舞伎町火事絡みの便乗本を徹夜の突貫工事で作った。
下版してひと息ついたら、同時多発テロでみんな歌舞伎町なんて忘れた。鬱。
384無名草子さん:01/11/20 09:39
383
便乗本ってピカレスクの香り漂ういいお仕事ですね。
あ、これ、皮肉でないですよ。
いずれ花村満月あたりに経過をルポってもらうと売れるかも。
ハリーの便乗本よりずっと泥臭くてぼくは好きだな。
385383:01/11/20 10:13
便乗本って面白いですよ。
昼間っから酒呑んでのらくらしてるところに編プロから電話がかかってきて、
「オマエ、今すぐかかれるか?」
「おー!」
とか言って、そのまま泊まり込み、というようなアンバイ。
う〜ん、ピカレスク。
386無名草子さん:01/11/20 10:27
かっこええー!
387378:01/11/21 01:58
>>382
そうですね。ジャンルとかにもよりますね。

>>383
マジかっこいいっス。
388無名草子さん:01/11/21 10:08
ピカレスクな便乗本はかっこいいです。
で、よく似た感じの便乗本っていうのかな、ちょっと違うか、
「批判本」かな?
つまり、学会批判本とか、警察批判本とか、そんなの出版して怖い目に
あった経験あります?
うちの関係ではやーちゃん系の雑誌でえらい目に会った人がいます。
マジで複雑な社会だもんね。校正とか責任者になるの怖い!
389342:01/11/21 13:54
遅レスだが、このスレは年を召された方が多いっぽいなあ。
390無名草子さん:01/11/22 00:43
ああ、貴方20代なのかな?
おぢさんはこのスレ、2ちゃんでも例外としてマジレスできる
場所だと思ってたからさ、ごめんよ。
391通りすがり:01/11/22 11:17
御苦労もあるでしょうが、いい本を作って下さい。

本に挟まっている「読者カード」って、読んでいますか?
実際それを参考にして企画を建てたりするのでしょうか?
できるだけ書くようにしていますが、
読まれずゴミ箱行きならば、今後どうするか考えます。
392383=ニコヨン:01/11/22 12:53
>>391さん
読者カード、真面目なところはよく読んでくれてると思う。
というのは、オレがこの世界に入ったのは読者カードからだったから。
ある本を読んで、納得できないところがあったので読者カードに書いて
出したら、すぐに著者から「ぜひ家に遊びに来なさい」とハガキが来た。
ノコノコ遊びに行ったら、著者が「君は普通のサラリーマンをしてるのは
もったいない」と言ってくれたので、それから編集屋になった。
編集屋になると、その著者からライターの仕事を紹介してもらった。
それ以来、モノカキ兼編集屋として喰っていくようになったんですよ。
誠意のない出版社、著者はたくさんいるかと思うけど、ちゃんと読者カードを
見てくれている人も必ずいます。
今は、個人情報の流出なんかの問題があるとは思うけど、オレは読者カードを
もっと書いてほしいと思う。読者からの貴重なフィードバックだから。
393無名草子さん:01/11/22 12:54
>>391
読まれずごみ箱行き、ってのはない。営業部および担当編集者はすべて
読んでるよ。なかには本と関係ないエロネタ書いてくる奴もいる。
394389:01/11/22 16:57
>>390
多分、このスレの中では一番くらいに若手かもって感じです。
マジレスする雰囲気はかなり好きなんでその調子でお願いします。

ただ、扶桑社ネタにマジレスは苦笑してしまったので。
お気になさらず…
395無名草子さん:01/11/22 21:14
読者カードかなりしっかり読むよ。
まだ私が若造なせいかもしれないけど、自分の企画の反応知りたいし。
けど要望のほうはあんまり参考にできないものも…
価格下げろとかがほとんどだけど。
396大学教員:01/11/22 21:21
反応を知りたいっていう気持ちはよくわかるなあ。
授業で学生に感想を書いてもらうようなもんだね。
しかし自分は、受取人払いのハガキ以外出したことがない・・。
397無名草子さん:01/11/22 21:41
>>388
批判本ではないですけど、こんなことありましたねぇ。
いや、聞いた話ですけど。

書籍じゃないんですが、掲載した電話番号間違っちゃいまして。
その番号がよりによって組事務所だったんですわ。
で、読者からドコドコ電話がいっちゃって・・・。

来ましたねえ、会社に。
テレビのチンピラみたく騒いだりしないですから
余計怖かったらしいですね。

結局その番号だか加入権だかを
譲っていただいたみたいですけど。
みなさんも気をつけてくださいね。
398無名草子さん:01/11/22 21:49
本を買ってくれた人の葉書より
自分とこの本を手にして中身も少し読んだのに
結局買わなかった人の意見を聞きたい、
声かけて聞いちゃおかな、って思ったことないですか。
399無名草子さん:01/11/22 21:50
出版社の方って何時ごろに職場にいらっしゃるのでしょう。
出版情報などを問い合わせたいときがあるのでそういう受付の
方がいらっしゃるときって、夕方ですか?
400無名草子さん:01/11/22 23:45
祝!400
401無名草子さん:01/11/22 23:53
オレ、自分の本が最初に出た直後、書店でそれを立ち読みしてるオジサンを
みつけた。
何気ないふりをして、横でようすを見ていたが、10分近く熟読したのに、
結局買わずに出ていった。
買ってくれた人の感想はいくつか聞いたけど、あのオジサンがなぜあれだけ
読んだのに買ってくれなかったのかの方が知りたかったりする。

>>399
午前中には編集はいないかも。午後から夕方に問い合わせるのが吉。
夜中にも社員はいるけど、なんで夜中にいるかというと、忙しいからなのね
(例外もあるけど)。
だから、夜中に問い合わせをするのは、やめてあげてください。
402無名草子さん:01/11/23 03:44
>397
>書籍じゃないんですが、掲載した電話番号間違っちゃいまして。
>その番号がよりによって組事務所だったんですわ。

これって、雑誌編集に関わる人は必ず言われる脅し文句だと思われ。
「電話番号を掲載するときはゲラ時に実際にその番号に電話をかけて確認しろ」
とゆーのが続く。自分は若いときデスクに言われたよーん。
403無名草子さん:01/11/23 09:34
>>396
そうそう、そんな感じかもしれません。
売り上げ部数とは違う意味での評価ですから。

しかも葉書出すのって結構めんどうじゃないですか?
私自身は切手不要のでも出さないことが多いので、そういう労力を惜しんでまで、っていうのがうれしい。

>>398
そっちもかなり聞きたい。あと、競合書籍が結構あるんですが、どうしてそっちを選ぶのか?が知りたい。
競合書籍の読者カード読みたいなあ。
404無名草子さん:01/11/23 09:36
>>399
うちの場合は営業は勤務時間内なら基本的に誰かはいる。
編集も誰かしらいるけど、個々の書籍の内容については担当しからわからないから、
忙しいひとだとなかなかつかまらないかも。
405無名草子さん:01/11/23 09:37
>>401
きっと、おじさんの知りたかったことが実に簡潔にまとめられていて、10分読んだだけでも理解できるほどよい本だったんだよ。
406401:01/11/23 20:37
あはははは、405さん、ありがとう!
407399:01/11/23 22:01
>>401 >>404 さん
なるほど、ありがとうございました。
408無名草子さん:01/11/25 00:43
はじめまして。弱小版元で書籍の編集をやってます。
出版不況と言われる中で皆さんどうですか?
私の所は少人数でやっていて、営業もままならない状態です。
ほんと、儲かりませんね。初回委託部数も近年どんどん減らされ、
まいってます。
取次ぎの人は勘違いしているのかもしれませんが、結局配本数を減らすと
余計返本率ってどんどんあがるんですよ。
一冊つくるのに、印刷代は高いし、労力もすごくかかる。
仮に一万部売れた所で、利益なんてびみたるもんでしょ。
初版5000部のものなんて儲けなんてありません。
重版してはじめて少し儲かるって程度ですね。
皆さんの所はどうですか?
409あげあし鳥:01/11/25 06:07
びみたるもんでしょ。
って、美味いのか。
410無名草子さん:01/11/25 11:07
そうでもないよ。
初版で赤字になるんだったら、出さないほうがマシだから。
411無名草子さん:01/11/25 11:12
>>408
中規模の人文系出版社ですが初刷5000部なんて滅多にありませんよ。
最近はその半分がほとんど。5000部きっちり売れれば利益は
そこそこあるでしょう?
412無名草子さん:01/11/25 12:34
>411
すいませんちょっと大げさに書いてしまいました。
しかし、定価1000円〜1500円だとして、1万部完売でいくら儲かると
思います?原価だけ計算しても300万〜600万程度ですよ。
これに労力を考えたら計算したくなります(これに営業経費やら広告費やらかけると……)。
最近はうちも制作費を落として部数を落としてなんとか採算とっています。もちろん初版5000部でも儲けはあります。
しかし正直、メガヒットが出ないかぎりタイトル数を沢山作らねばみんな食っていけません。
毎日徹夜で作ってますが、体がいつもでもつやら……。
暗い話題ですみません。
413無名草子さん:01/11/25 14:14
電子文庫って動いてます?
うちが契約してる某社は1年間に3冊くらい売ってくれます(涙)
414無名草子さん:01/11/25 14:50
正直、オレも残業なしで夜も土日も仕事してきて、身も心もすり
切れてきた。妻子持ちだけど貯金も底をついてしまったしなあ。
415無名草子さん:01/11/25 15:21
>411
だから、やたらと発行点数が増えてるわけでしょ? どこも同じだよ。
粗製乱造ってのはみんなわかってるんだろうけど、アリジゴクから抜けられない。
416無名草子さん:01/11/25 16:05
>>415
粗製乱造……確かに。以前は隅から隅までゲラに目を通していた
けど、最近はざっと目を通すだけ。蓄積するストレスで、活字に
拒否反応おこしかけている。
417無名草子さん:01/11/25 17:15
大出版社は雑誌も持っているし、他の収入があるから食っていける。
しかし、書籍しかなく、しかも数人でやっている版元は大変だぁ!
自分の作った本が売れなきゃもろ会社の経営に響くからね。
私の所は自費出版もやってなんとかかせいでいるが、純粋に書籍の売り上げ
だけでは……。
一般書は単価が低いので、部数は少ないが単価の高い専門書をやろうかと思っています。
某大手の書籍部も赤字らしいですよ。えっここが赤字なの?って私は最初おどろいた。
418無名草子さん :01/11/25 20:24
>>417
しみじみ同感。
僕はフリーでやってますが、最近はどこの会社行っても、
必ず他社の様子を聞かれます。
で、「ダメみたい」と答えると「やっぱりねえ……」
以下、無言、みたいな重〜い空気。
ギャラも二割、三割引きは当たり前ですからねえ。
それにしても、自分のギャラにまでデフレが及ぶとは思わなかったなあ。
419無名草子さん:01/11/25 21:48
>>416
「粗製乱造」って嫌な言葉ですね。
最近はやたらと2番煎じ、3番煎じものが多いですね。
着メロ本、動物占い、大人の絵本、チーズ、自己啓発系……。
一つ流行ると次々、いろんな版元が同じようなタイトルを出す。
まあ、3番目くらいまではおいしい思いをするが、やがて飽和状態。
もっとも昔からそうでしたが、気のせいか近年は特にそのように思われますね。
驚いたのはディアゴスティーニを真似た某最大手出版社。
実は私も同じ事考えてた(笑)。
ちなみに私の考えたのはダイエット薬やサプリメントが付いてるシリーズ。
でもこれって薬事法にひっかかるんですね(笑)。
はあ〜いい企画ないかな(泣)。
420無名草子さん:01/11/25 22:02
『週刊おとなのオモチャ』創刊
第一号の付録は、いちごうにちなんでイチゴ型パールロータ。
付録つきで特別価格がナント290円!
421無名草子さん:01/11/26 11:54
>>417
大手版元の書籍編集者って実際に自分たちがどれだけ儲かっているかって事
知っているのかな。だいたいが、悔しいけど雑誌部におんぶにだっこっての
が多いよ。また、雑誌媒体を持っているからこそ本が売れるパターンもあるし。純粋に書籍だけでがんばっている草思社とかすごいと思う。
例えば、集英社の書籍部だけを、独立させて、シナジー効果をなくした場合、
存続できるかどうか?おそらく無理だね。すぐ潰れるでしょう。
422無名草子さん:01/11/26 14:49
集英社だけでなく、大手はどこも単行本だけではきついと思うよ。
なまじ組織が大きいだけに、維持が難しいだろうから。
むしろ中小出版社の方が小回りがきくだけなんとかなりそう。
423無名草子さん:01/11/26 16:16
とりあえず100社くらい潰れたらなんとかなるかな?
424:01/11/26 16:26
つぶれて、それぞれのいいところだけが集まればなんとかなるだろう
けれど、たいがいいいとこ悪いとこが1:100くらいの割合で同じ会社
に抱き合わせになっていて、100社つぶれたらダメな部分が10000なく
なる一方で業界屋台骨の100も一緒に消えて、全滅になるんだろうね。
425無名草子さん:01/11/26 17:31
他のものならともかく、本だけは小さい会社だからと言ってバカにならんし、
大手では出せないような小さい版元の本の魅力があるからね。
小出版社がつぶれて、大出版社だけになる世の中だけはイヤだなあ。
426無名草子さん:01/11/26 17:59
たのむよ>編集さんヽ(*;´Д`)ノ
427無名草子さん:01/11/26 19:19
>>425
たしかに小さい版元だから、出版できる!といったものって
多いです。がんばれ!中小出版社編集部。
428就職戦線異状名無しさん:01/11/30 01:31
age
429無名草子さん:01/11/30 01:53
とはいえ、その中小もだらしないところが多いから困るんじゃない
430無名草子さん:01/11/30 11:21
玉石混交、ってのが文化の厚みだ、と思いたい。
431無名草子さん:01/12/03 04:26
もうだめです
432無名草子さん:01/12/03 07:13
安い給料で出版業界にしがみついている人がいるからだめなんだよ。
生活が苦しければさっさと転職する。赤字が出る会社はさっさとたたむ。
そういう経済合理的な行動がないから、こういう状態になっている。

将来は雲行きが変わるかもしれないと淡い希望にすがっているのかもしれないが、
それはまずないよ。冷静に考えてみればわかるでしょう。
433無名草子さん:01/12/03 10:51
>そういう経済合理的な行動がないから、こういう状態になっている。

たしかにそうなんですね。もっともな話です。
でも、私は書籍編集の仕事しかした事がなく、年も30過ぎ。
まだ一人身だからなんとか食っていけますが……。

タイムカードもなく、自分のペースで出来るこの仕事に慣れてしまうと、
普通のサラリーマンがつとまるかなあ??
今の仕事にも愛着があるし。
434無名草子さん:01/12/03 12:07
オレはサラリーマンから転職したから,どんな仕事だってやれるとは思うが
(雇ってくれるかどうかは別として),編集しかできない,というか編集の
ために生れてきたような人は,なかなか転職できないだろうな.
圧倒的に自由業っぽい業種だから,普通のサラリーマン生活はツライだろう.
435門外漢:01/12/03 13:41
そんなに自由業的な業種なんですか?
雑誌編集などは忙しすぎて、という印象が強いのですが。

もしよろしければ基本的な生活パターンとか教えていただけます?

8時 起床
9時 自宅出る

13時 打ち合わせで著者と会う

とかいう風に。興味があるので。
436縞栗鼠(シマリス)の親方:01/12/03 13:55
中央高等学院の従業員「西部」が女子トイレに闖入し
汚物入れを物色して女子生徒の使用済みタンポン・ナプキン等を
個人的に収集しているというのは事実。
中央高等学院 http://chs-f.com/index.html 中央高等学院福岡校
http://www.chuo-school.ac/
437無名草子さん:01/12/03 19:41
>435
433の者です。
知らない人には謎が多いと思いますが説明します。まず、雑誌編集者と書籍編
集者はちょっと(というか詳しく説明するとだいぶ違いますが)違います。
書籍しか経験がないと書きましたが、一時期両方やってました。
結論から言うと雑誌の方(特に月刊誌)がきついです。
なんと言っても締切は厳守ですから。
その点、いいことではありませんが書籍の場合、若干ならば遅れても珍しく
ありません。そして書籍担当編集は全部自分一人でやります。
この点も雑誌編集と大きく違うところです。
一人でやるのはきつい点もありますが、全部自分でスケジュールを組める
ので精神的に楽です。
そして気になる基本的な生活パターンですが、「ありません」。
間に合わなければ1日でも1週間でも徹夜します。
その逆に余裕ができれば昼から出社しますね。
もちろん社内で内合わせなどがあれば規則正しく朝9時に出社します。
でも、雑誌も似たようなものだと思いますが、連携プレーなので、自分だけ
ではどうしようも調整できないこともあります。

まあ、ざっとこんなものでしょうかね。
438無名草子さん:01/12/04 22:53
ここにいる編集者さんたちは
http://www.kadokawa.net/e-next/
をどう思います?
この賞を審査する編集さんは大変そうなのだが。
439無名草子さん:01/12/05 12:09
>438
角川の編集者の新人を見る目はすごいよ。
全く無名でも「こいつは売れる!」と思った人をとことん育てる能力
と努力は驚きです。
440無名草子さん:01/12/05 12:19
こいつはやっぱり売れないと思った人をとことん切り捨てる
能力と努力も驚きです。
441無名草子さん:01/12/05 15:10
私も入社してこの方、ずっと書籍編集をやってます。
一日の行動パターンは、ホントにまちまち。
でも出社はだいたい12時過ぎですね。
担当作家にも「午前中は絶対いないからねぇ〜」と
イヤミを言われる今日この頃。
でも深夜2時くらいまで働いてますからね。
そんなこと言われても提示に出社してたら死んじゃうんだよ。
それにしても、普通の会社員は私にはムリだと思う。
なんだかんだ言っても、この仕事が好きです。
自分の作った本が売れる瞬間や電車の中で読まれているのを
目撃したりすると、すっごくシビレる。
思わずとなりにたって「ありがとうございます」と言いたくなるよぉ。
442無名草子さん:01/12/05 20:36
>>441
わかるわかる!!
あと、書店で迷ってる人見ると「買え〜、買え〜」って念じてしまう。
443無名草子さん:01/12/05 21:51
書籍編集やってまだ8年だが、転職はもう不可能だと直感する。
大学の同窓会へ行くと、スーツを着た友人に会うが、どうも
ちがうなあ〜、
と感じてしまう。普通の会社へ転職しても、おそらく使い物にならず、
左遷と肩たたきに遭うのがオチだろう。
444無名草子さん:01/12/05 23:17
ええ、わたくしも、朝の満員電車に乗るのはこわいです。
夜中、タクシーで帰ると、運転手さんに
「出版関係ですね」と必ず聞かれます。
445無名草子さん:01/12/06 16:16
今月号のダ・ヴィンチに「好きな出版社 ベスト10」みたいなことをやってた。
私が勤める会社も入っていたが、いまのこの本の売れなさを考えると、
一体何人がアンケートに答えとるんじゃい!とツッコミを入れたくなる。
好きだろうがキライだろうが構わないので、とにかく本を買ってくれ!
頼む〜。
446無名草子さん:01/12/06 19:57
編集だけどいつもスーツな俺。
447無名草子さん:01/12/06 20:53
>446
私も編集だけど毎日スーツです。
なぜなら、人数が少ないので営業もやってます(つらいっす)。
でも勉強になりますよ。自分の作った本を営業すんのは。
書店さんに「表紙がぱっとしないな」「テーマは面白いけど、実際
買うかな?」「値段が高い」「タイトルにインパクトがないね」とかなん
とか批判をくらうと、落ち込みますがほめられるとモチベーションがあがります。

私が一番言われて嬉しかった一言は「わ〜面白そう。これ、私が買いたいで
すよ。私は買いますから!」ですね。
「俺はこの本を作ってよかった」って感激しますよね。

評価されて嬉しいといえば、私は100人の実績のあるベテラン編集者のほめ
言葉より、一人の読者の「この本を作ってくれてありがとう」と言われる
ことが嬉しい。
だいたいがプロと言われる人の評価が正しかった事はない。
我々の使命は読者に愛される作品を作ることですからね。
448無名草子さん:01/12/06 21:56
確かにプロの批評家に誉められる作品よりも、多くの読者に愛される作品の方が優れている。
読者に愛されるには、それだけの資質の作品を見つけないと。
449無名草子さん:01/12/06 23:00
おまえら、1万部以上売れた本、何冊作りましたか?
450無名草子さん:01/12/06 23:03
つーかあんたら、鈴木書店て知ってるか?
451無名草子さん:01/12/07 00:10
>>449
雑誌なので何十万部の世界だけど、書籍やってみたいな。
部数より自分で全部やってみたいよー。
けどうちだとだんぜん雑誌の方が位が上、というか売り上げ的にも評価的にも高くて…
サラリーマン的には書籍やってみたくても言い出せないです。
452無名草子さん:01/12/07 13:34
>449
だいたい年間15〜20タイトル作る。
そのうち、5、6タイトルが一万部以上かな。
最高で2万部。最低で1500部。
平均で7000部位だと思うが。
453無名草子さん:01/12/07 13:43
2万って、そこらのサイトの1日のヒット数だよね。
恐ろしいよね。
454無名草子さん:01/12/07 16:38
>453
でも、そんなもんよ。
1000〜1300円も出して物を買ってもらうんですから。
2万人の人からお金を払ってもらうんですから。
サイトにアクセスするのはタダでしょ。

1日数万アクセスのあるサイトのコンテンツを1000円位の定価を付けて売れる
と思いますか?ほとんどうれないでしょう。

商売ってそんな甘くないよ。
455無名草子さん:01/12/07 23:52
>>447
しかし、それだとタレント本とか宗教本が最高の本ということになって切ない。
最高の作家は池田大先生ということになります。
456無名草子さん:01/12/08 02:00

| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|  それは困るなー! |
|_________|
   ∧_∧ ||
  ( ´∀`)||
  /   づΦ
457無名草子さん:01/12/08 02:33
松田哲夫展の情報きぼーん!
458無名草子さん:01/12/08 02:45
459無名草子さん:01/12/08 03:32
編集者の仕事とかいう分厚い本が出てたんですけど。
どうなの?
460無名草子さん:01/12/08 04:40
やはり多くの読者に愛される池田先生の本を出そう!
461無名草子さん:01/12/08 12:43
コウラー元気だせー!
読む人のことを考えて本を出せ!
2万部を20タイトル出すのと、40万部のヒット作は、どっちが楽だ。
ちょこざいな作品ばかり出すから、手間ばかりかかって ガー
462無名草子さん:01/12/08 20:42
>461
どういう意味?
あなたは作り手ですか?

>460
ネタでも吐きそうだからやめて
463無名草子さん:01/12/08 21:27
>>461は書店さんってことか?
漏れも意味ワカラン。
464460:01/12/09 05:11
>>462
でも河出みたいな意外な(私には)とこも出してるし、新聞系は軒並み屈服(朝日モナー)
10年くらいしたら本といえばタレント本か自己啓発本かテレビ絡みと宗教本ばかり
ではないかと恐くなるよ(´Д`)
465無名草子さん:01/12/09 10:04
そんなことはないよ。いつだって本はいろいろある。
心配なのはむしろ書店さんのほう。
どんどん廃業してるからね。
466無名草子さん:01/12/09 12:35
書店が無くなって、ネット購入ばかりになったらなったでしかたがないと思
うが、流通業者が肥え太るのが気に入らない。
ク○ネコヤ○トに著者校戻しを単行本一冊分紛失されて、開き直られて以来、
ウラミがあるから。
467無名草子さん:01/12/09 12:47
うわっ、お気の毒。
もう1回、赤字くださいなんて、そんな恐ろしいこと!
訴えなかったの?
468とおりすがり:01/12/09 13:17
大変な事も多いと思いますが、
面白い作品、才能ある新人を世に送りだして下さい。
469無名草子さん:01/12/09 13:32
これ先日の話だけど、コンビニに暇つぶしに行ったら、商品の品揃えが少なかった。
同じ商品が横に何列も並んでて、カビの生えたような定番しか無く、買う物が無かった。
それで別のコンビニに行ったんだけど、やはり品揃えが悪くて、あれだった。
以前はコンビニに行ったら、必ず衝動買いをしていたのにな。
最近の本屋もそうなって来ている。
470一読者:01/12/09 15:46
コンビニに人間が食べるべきものはあまりないと思うが、最近の本屋にも人間が
読むべき本はないような気がするねえ…

と言いつつ、ぴあを買うときなんかもあるわけで。そういうときは絶対にコンビニ
で買わずに面白い本置いてるとこで買うようにしてます。焼け石に水、どころか
水蒸気くらいなんだけどまあ心構えとして。
そんな中、出版業界の人がコンビニとかキヨスクで買ってたら少し萎えるが。
471無名草子さん:01/12/09 21:21
出版業界の人って、本買ってないよ。ほんと。
472466:01/12/09 22:02
>467さん
示談にしましたが大揉めでした。
もちろん著者にはもう一度著者校をやってもらって……悪夢。
473無名草子さん:01/12/09 22:14
>472
いやぁ。同情します....

昔、初めて仕事をやった著者(彼のデビュー作)から
「著者校は書留で送った方がよろしいですか」
と訊かれたことがあって、そんな必要ないです、と答えたけれど
事故が起きなくてよかった、のかな?
474466:01/12/09 23:09
たとえ書留で送ったとしても、なくなったゲラは戻ってこないですからねえ。
運を天に任すしかないでしょうね。

原稿の紛失は、宅配でも郵便でも聞きます(同率ぐらいかな?)。
私の聞いた範囲で最も悲惨だった例は、ある大学教授の遺稿集用の手書き原稿
を紛失されたという話。これは凹んだろうと思う。
475無名草子さん:01/12/10 11:04
>466
いや〜、真っ青ですね。著者が近い場合は必ず手渡しを心がけます。
また遠隔地の場合、手間ですがコピーをとってもらって、送ってもらって
います。あまりにも時間がなかった時、ファックスで200頁程度送って
もらった時がありましたが、大変でした(笑)。この時、私は東京で
著者は大阪、ファックスで送られてくる原稿をリアルタイムで校正直して
入稿をするという荒技を使いました。あれはもう二度とやりたくない。
476無名草子さん:01/12/10 12:39
みなさん,宣伝・販促って何やってます?
うちは書評依頼と,たまに新聞三八出校。
あとは雑誌に自社広ぐらいですが。
477無名草子さん:01/12/10 13:19
>476
やっぱり同じようなものです。
>あとは雑誌に自社広ぐらいですが。
うちは雑誌がありませんので。

後はたまにテレビ関係に頼んでます。地方局だと結構、取り上げてもらえます
よ。

でも、広告って効果にも限度がありますし、あまり出すと採算が取れません
ので、最近はめっきり少なくしてます。

あっ以外に安い価格でできるスポーツ紙はおすすめだったりします。
まあ、やっぱりスポーツ関係が一番効果がありますが、タレント物も効果あ
ります。また美容・健康、お金などの実用書も効果が高いですよ。

でもやっぱり一番の広告といったら「書店に置いてある」ことですね。
ポップをつけたりすると結構効果あります。サブリミナル効果ではないですが
やっぱり書店で何度も見かけると買いたくなる効果があると思います。
パブってあまり効果ない場合が多いですよ。まあ、書籍のジャンルなどによりますが。
478無名草子さん:01/12/10 20:04
>455
あなたの考えは飛躍しすぎ。
よくベストセラーの本を批判する編集者が多いが、それはダメだよ。
それに売れている本に駄作はないよ。
必ず、多くの読者を引き付ける魅力がある。
まあ、大○隆○さんの場合、一人の信者がたくさん買うらしいけど。
それはそれでいいんじゃない。
別に出版文化がうんぬんなんて影響力もないし。
私は何とも思わないけど。
479通りすがり:01/12/11 02:04
>478
>それに売れている本に駄作はないよ。
こういう単純発想ができる人が羨ましい。
>別に出版文化がうんぬんなんて影響力もないし。
私は何とも思わないけど。
あなたは編集者じゃないのでは?
480455:01/12/11 02:55
>>478
同感。売れてる本に駄作はないと思います。
大○隆○さんの本なんて売れてるだけあって出版史に残る傑作だと思います。
「人○革命」は読んだ?あれは超ロングセラーだけあって読んだとき涙が出た。

やはり宗教家の本は売れるだけあって素晴らしいよね。こういうのが本当の
良書だと思う。人を惹き付ける魅力があるよね。岩波文庫なんて糞くらえだよ。

ところで私がなぜ飛躍しているのか分かりません。意見は貴方と一緒なのに♪
481455:01/12/11 02:57
もちろん大○さんが「人○革命」書いたという勘違いはしていないので
念のため。
482無名草子さん:01/12/11 03:01
>>479
雑誌編集だけど、「売れてる本に駄作なし」っていうのを「単純発想」と斬り捨てていいのかな。
その本買う人にとっては駄作じゃないから買ってるわけ。編集が「けっ、なにが脳内革命だ」とか
思うのは自由だけど、客をバカにするのはよくないよ。
それにベストセラーをバカにする編集ほどその本を読んでないのよね(w
こういう話題はハゲしくがいしゅつかもしれんが、一応。
483455:01/12/11 03:03
う、同感。
俺、実は人間革命読んでません。すみません。
484478です:01/12/11 11:55
>455さんへ。
>ところで私がなぜ飛躍しているのか分かりません。意見は貴方と一緒なのに♪
そうですね。すみません。謝ります。
>やはり宗教家の本は売れるだけあって素晴らしいよね。
これだけは正直、違和感がありますね。
宗教家以外にも政治家の方もそうなんですが、こんな表現は失礼だと思います
が「布教」用に個人で何冊も買うじゃないですか。まあ、それだけその人物を
支持する人が多いということなんですけど。

ちなみに、もちろん私は大川さんや池田さんの著書を読みました。大川さんの
はまるでSFの世界で「こんなものか」って思ってしまいましたね。
ただ、「人間革命」は私も涙がこみあげてきました。あれは決してゴースト
ではないと思いますよ。少なくても実際に経験した人間にしか書けない文章
ですし、同一人物が書いているはずです。フィクションでは書けないでしょ。
人間の真実を実にとらえた名作であることは間違いないと思います。
485無名草子さん:01/12/11 12:30
>478以降
あれっ? 大(月)隆(寛)の話じゃないの?
486無名草子さん:01/12/11 12:36
このスレは草加になりました.

代作がどんなことやってきたか知って泣いてんのか? 信者諸君.

では,お続けください.
487無名草子さん:01/12/11 13:05
今、おまえらはスレの臨終に立ちあっています。
488無名草子さん:01/12/11 14:57
せっかくこれだけ真面目な書き込みが続いていたというのに、
もったいないことだ!
ベストセラーはそれだけで価値がある、と私も思うけど、
文芸が本流とされる出版社においては、スポーツ本やタレント本は
いくら部数がはけようが、やっぱり「邪道」とされてしまいがちで悲しい。
489無名草子さん:01/12/11 15:10
>文芸が本流とされる出版社においては、スポーツ本やタレント本はいくら部数がはけようが、やっぱり「邪道」とされてしまいがちで悲しい。

そんな事はない。
それは一部の「どーせ内容はどーだっていい。知名度があるから売れるんだ
ろ!」というやっかみにすぎない。
誰が書こうが売れないものは売れない。売れるものは売れるよ。
でも、現実問題、データ至上主義の某取次は特に知名度で初回配本数がき
まってしまう。
490無名草子さん:01/12/11 22:21
一部、まともでない輩もいますが無視しましょう。
私もベストセラーはそれだけで、価値があると思っています。
何と言われようとも、時代のニーズに合い、読者がよかれと思って購読
しているのですから。
たしかに「なんでこんな本が??」と思う時があります。
しかし、そう思う事が多い編集者は問題ではないでしょうか?
逆に読者の事を理解していない証拠でもありますから。
まあ、自分の得意なジャンルなど様々なので、一概に言えませんが。
すくなくても自分の得意なジャンル(携わっている)で売れいる本は必ず購入
するべきだと私は思います。
自己満足は最悪ですよ。
491455:01/12/11 23:27
>>484
人間革命は名著なんですね。さすが売れるだけありますね!

たしかに自己満足は最悪だよ。売れればいいんだって。
488さん、489さん、490さん、一緒に池田先生の本企画しません?
きっと信者の方が買ってくださって売れますよ。

>>490
誰がまともでないんですか?
492無名草子さん:01/12/11 23:30
>>490
つまり大○○法先生や○田大○先生の本は価値があるってことですね。
493無名草子さん:01/12/12 01:23
>>492
繰り返すがそれを買う人にとってはね。オレにはなんの価値もないが。
494無名草子さん:01/12/12 14:30
売れるに越したことはないし、それが至上命題とも言えますが、
でもでも「売れれば何でもいい」とも思えず、ジレンマに陥ります。
書籍編集者をやってきて約10年。
自分の作った本の増刷率を考えてみたら、3割5分くらいだった。
なんとなく4割は超えているかなーと思っていたのでちょっとショック。
みなさま、どんな感じですか?
495無名草子さん:01/12/12 15:27
>494
>でもでも「売れれば何でもいい」とも思えず、ジレンマに陥ります。
私は人道的、社会的に反する内容なものはたとえ、「売れる」と思っても作り
たくないですね。
その基準は私の主観になってしまいますが。
だけど、単純に売れる本を作るのって難しいじゃないですか。
「売れれば何でもいい」と思う以前に私は「何が売れるんだ?」って嘆いて
いる毎日です。トホホ……。
496無名草子さん:01/12/12 15:40
著者はいつだって自分の著作が多くの読者に読まれることを望んで
いるし、いつもたくさんの人が理解できて楽しめることを心がけて
執筆している。「売れなくてもこだわりのある作品であればいい」
と思っている著者はいないでしょ。
編集者も同じ事だと思いますが。
497無名草子さん:01/12/13 01:34
本上まなみはまだ集英社の編集者と付き合ってるんですか?

編集者ってあまり女性に恵まれないイメージがあるが。
49823歳童貞:01/12/13 02:24
編集者は女性と知り合うきっかけありますか?
来年から勤めるのですが童貞です。
499無名草子さん:01/12/13 11:41
>498
たくさんの女性と知り合える企画を考えればいいじゃん。
「キャバクラガイド」とか「風俗店」ガイドとか。
って俺が作りてえな。でも企画通らんな。文芸担当だから。
500無名草子さん:01/12/13 12:02
「売れる本はいい本だ」論争(笑)はともかくとして、
独善的になったら編集もオシマイだとは思う。
たとえば安モノ顕ワル氏みたいに……。(笑)
だから、オフィスの外側で進行している娑婆の空気をつねに
深呼吸する心がけは必要だと思うけど、たとえば皆さん、
書店に日参して新刊本の傾向とかヲッチしてる?
そういう日常的活動は必要だと思うけど、異論はあるかな?
501500:01/12/13 12:04
ついでに言うと、売れる本を作ろうと思ったら、編集部でも一日中
テレビをかけておけ。そしてワイドショーを流しておけ、とか
思うんだけど……。
(そういうのが邪魔になるジャンルもあるだろうけどさ。)
502無名草子さん:01/12/13 13:30
オレは専門書だからワイドショーは関係ないけど,新刊書を見物に行くのは賛成.
「売れる本がいい本」って言われると肩身が狭い.
5000部でヒットだからなあ.オレの業界.
503無名草子さん:01/12/13 15:46
俺は最近書籍編集をやりはじめたが、さっぱり売れない!
もともと長く週刊誌やってましたから。
俺の知人が細々ではありますが出版社をやっていて、某中堅版元を退職して
その会社で書籍を作ることにきめたんだが。
最初は夢と希望を持ってやっていたけど、やはり週刊誌と書籍はかってが
ちがう事を痛感。分からない事ばかり。
週刊誌の感覚と書籍の感覚って随分う。
こんな俺にいいアドバイスをくれる人、いませんか?
504無名草子さん:01/12/13 16:17
>>503
だけど小学館文庫なんて、ポストやサピオの記事に毛を生やしたような
ものだもんな。 ああいう着色ヒヨコみたいな書籍が売れているのか
とっても疑問なんだけど。 まあ、最近の新書の乱立だって、企画内容
は週刊誌の記事を水増ししたようなものだから、そういう方向性を模索
することで週刊誌編集のセンスを活かすことはできるんじゃない?
 ただし、フットワークと同時代感覚にすぐれた書き手をどれだけ獲得
しているか、が勝負になるから、資金力のない版元はツライよね。
505無名草子さん:01/12/13 17:00
>501=500
烈しく同意
506498:01/12/13 17:01
>>499
会社的に無理です。
それに風俗嬢となら金出せばいいじゃないですか。
つまり出会いはないということですね?
507499だよ:01/12/13 17:30
>498
まだあきらめる事はない。
我々編集者の特権は普通の人では入れない世界に入り込むことができることだ。とにかくたくさんの美女と出会える企画を考えればよい。
例えば、「レースクイーン」の写真集とか、スチュワーデスのお姉さんたちの
インタビュー本とか、いくらでもあるぞ!
ちなみに私も人気AV女優のインタビュー本を企画して、実際にお友達になれた
し。
でも、そのジャンルの企画が通る版元でなければもともこもないけどね。
それにあんちゃんの行く会社に女の子いないのかい?
まあ、だいたい編集者の女ってキワモノか勘違いしているブスが多いけど。
508498:01/12/13 18:26
>例えば、「レースクイーン」の写真集とか、スチュワーデスのお姉さんたちの
>インタビュー本とか

硬派なところなのでどう考えても不可能です。

>それにあんちゃんの行く会社に女の子いないのかい?

総務に50代くらいの人が少しいましたかね?
509498:01/12/13 18:31
やはり女性と出会うのは諦めようと思います。
これまでの人生もそうでした。

ありがとうございました。
510無名草子さん:01/12/13 23:08
511無名草子さん:01/12/14 00:09
おい、498、まだ23歳なんだから、あせるな。
35すぎて有能(←これ重要)ならば、男はモテモテだよなー、みんな。
512498:01/12/14 01:18
本当ですか?
でもこれまで美味い話には全て泣かされてきました。
大学に入ったら女の子とも仲良くなれるよ、と言われて頑張ってきましたけど、
結局女の子なんて周りに全然いなくて、必死に知り合っても可愛い子は彼氏もち
ばかり。そんなに可愛くない子となんとか仲良くなっても、ふられてばかり。

学歴とか金とかはあるので35過ぎて見合いならなんとかなるかと思いますが、
それで大して好きでもない女に金を吸い取られるかと思うと鬱です。
やはり人間としての魅力がないのでしょうね。
こんなことで編集者として生きていけるかも不安です。
513無名草子さん:01/12/14 02:12
>503
私は雑誌はやったことありませんが、雑誌と書籍の企画の立て方は
かなり違うように思います。雑誌から異動してきた人の企画って
「いま旬」なもので、3ヶ月後、4ヶ月後には「旬じゃないかも知れない」
ものが多い気がする。書籍は出来るまでに時間がかかるので
世の中と微妙にタイムラグがあるんですよね。
小説なら別かも知れませんが。
最初は大変だと思いますが、一度コツが分かると、結構あたる本が
続いて出せるようになるのでは?
がんばってください。
それから、これから書籍編集をやる方へ。
大丈夫です。編集者は結構モテるようですよ、周りを見る限り。
みんな、綺麗な奥様がいらっしゃるもの。
うちは社内結婚が多いけどね。
514無名草子さん:01/12/14 05:03

| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|  もっと言って!  |
|_________|
  ∧_∧ ||
 ( ´∀`)||
 /   づΦ
515無名草子さん:01/12/14 12:09
韓国の某著作権エージェントで働き始めたばかりですが、
私が働いてるところは西欧圏しかしたことがないのに、
日本を担当しろと言われ、今かなり困ってます。
日本の出版社はほとんどエージェントが決まっていて、
新規で取引するのは難しいと思うんですが、
どなたかアドバイスしてください。
韓国の本を日本で出版すると言うのはどうなんでしょう?
516503:01/12/14 14:51
>513
アドバイスありがとうございます。
>かなり違うように思います。雑誌から異動してきた人の企画って「いま旬」なもので、3ヶ月後、4ヶ月後には「旬じゃないかも知れない」ものが多い気がする。書籍は出来るまでに時間がかかるので世の中と微妙にタイムラグがあるんですよね。

そうですね。正直、週刊誌はタイトル優先、中味はそれらしく面白く脚色するだけ。まあ、一言でいえば中味がない記事が多い。
それと常に広く浅い知識が必要。
比べて書籍は一つのテーマで中味がなければ売れない。
知識も狭く深くが必要になってくる。
まあ、雑誌はコラムや連載記事、情報頁、特集記事と多国籍連合国軍みたいな
感じで関わる人数も多い。
それに、直接自分の担当した頁が原因で、売れたとか売れなかったということ
が分からない。たとえ売れても編集長の手柄になりますから。
だけど、書籍はもろ担当編集の力量ですからね。
まいっちゃいます。プレッシャーとかみなさん感じませんか?
517無名草子さん:01/12/14 16:34
>515
>韓国の本を日本で出版すると言うのはどうなんでしょう?

小さいですが企画が面白ければ、うちでも出したいんですが?
いかかですか?
518無名草子さん:01/12/14 17:05
>>513
編集者ってモテるかな?
ワシはテレビ屋、記者、書籍編集兼シス管と職を転々としてきたが、
徐々に出会いが悪くなって来ていると思うが・・・。
519無名草子さん:01/12/14 17:10
編集者になったらモテるかな、とか思っている段階で、
もう駄目でしょう。

情けない話題だよね。
520無名草子さん:01/12/14 17:25
>>512
518だが、お前さんの話読んでたら、昔、某記者クラブで
酒飲んでた時に出会った某社の記者の話を思いだしたよ。
まあ、あの男も結婚できたのかな。
521無名草子さん:01/12/14 21:51
>512
編集者のもっとも大切な資質のひとつはすぐに誰とでも仲良くなれる事!
どんな世界でもずぶとく入っていけることだよ。
そんな「女の子と仲良くなれない」って悩んでちゃ、編集者としてイマイチ
だぞ。
「テレクラ行って女でもひっかける」とか「ソープ嬢やキャバクラ嬢をくどく」
とかそれくらいの根性がなきゃだめだぞ!
522無名草子さん:01/12/14 22:57
そのもてたいとか、やりたいとかの
ガキみてえな悩み告白(とアドバイスも)
よそでやってくれ。ネタだとしても面白くねえ。
523無名草子さん:01/12/14 23:04
>517
うれしいです。
韓国はあまり知られていないだけで結構いい本たくさんあります。

自分の心と仕事の進行状況が平行しない1日でした。
524498:01/12/14 23:24
すみません、ガキなので。皆さんありがとうございました。
やはり故郷に帰ろうと思います。さよなら。
525無名草子さん:01/12/15 01:57
>>524
やはりネタだったか(わら
でも、もてないっ、ってことが企画になったりするから面白いと思うんだけどな、
田舎に帰っちゃうんじゃ、しょうがないけど。
526無名草子さん:01/12/15 02:05
>編集者のもっとも大切な資質のひとつはすぐに誰とでも仲良くなれる事!
そりゃそうだが、世の中にはモテるやつもモテないやつもいる。
モテないやつ向けの本ならモテない編集者のほうがいい場合もあるんじゃないの?
テレクラで女ひっかけるとかキャバクラ云々とかってのもねぇ…
どうなのよ?
527not517:01/12/15 02:13
>>515>>523
「翻訳ものを出している版元にエージェントとして新規に入り込みたい」
ということならアドバイスはできません。

うちは中小規模ですが、それでもよければ・・・。
私もその話に興味あります。実際、同ジャンル他社も韓国の翻訳物で
ひと山あててます。小説・ノンフィクション系ではありません。
私が興味があっても、会社としてOKがでるかどうかはまた別問題ですが・・・。
連絡いただけるようなら、フリーメールアドレスを取得してここに貼り付けます。
あるいは逆に515さんが取得して貼り付ければ、他の人も申し込みしやすいかも
しれません。
それじゃみすみす自分のライバルを増やすようなものだが・・・。
528無名草子さん:01/12/15 04:00
どうでもいいけど、雑誌板は「雑誌編集者とライターの集い、およびモデルオタ」
一般書籍板は「出版業界人全般および本好き」となっておりますな。
529無名草子さん:01/12/15 09:28
オレはどっちにも書いてるよ。
こっちの板では、雑誌板は殺伐としているって言うけど、オレは全然気にならない。

編集者は誰とでも仲よくならなきゃならないけど、それと「モテる」ってのは
別だと思う。「いいやつなんだけど、恋愛対象にはちょっとね」ってのが
いい編集者ってイメージがある。
530無名草子さん:01/12/15 14:50
つか、雑誌板は一般の人お断りみたいになってて息苦しい。
531無名草子さん:01/12/15 15:36
つか、雑誌板は専門性が高いから、一般の人向きではないのは当たり前だと思う。
DTPも同じ。
532無名草子さん:01/12/15 18:15
>516
書籍は売り上げがはっきり出ますから、めちゃくちゃプレッシャーありますよ。
いままでに4回ほど円形脱毛症になりました。
でも、自分が「これだ!」って思った企画が当たったときの喜びは本当に
何者にも代え難いとも思います。
企画段階でけちょんけちょんにけなされてたものがヒットしたりすると
泣きたいくらい嬉しいし。でも逆に売れなかったときの落ち込み方は
半端じゃありません。死にたくなってしまうほどです。
これは、書籍編集の友達と話してみても、皆同じように感じてるみたい。
売れ行きが気にならないようでは書籍編集者として
終わってるとしか言いようないしね。
ま、自分の企画を進めながら、後輩の仕事の面倒も見て寝る時間も
とれないような時には、売れ行きより、とにかく寝たいんだ!!と
思っちゃったりもしますけど。
533無名草子さん:01/12/15 18:24
わかるわ〜、その「とにかく寝たいんだ!!」

さ、お仕事、お仕事。土曜日だけど。
534無名草子さん:01/12/15 19:16
>533
おや、ご同輩
535版元営業:01/12/15 23:07
うちの、一部をのぞく編集者(と会社の大部分)売れなきゃ営業のせいにするだけだからなー。
ボーナスも悪かった(でも前の会社じゃ出なかったことが何回もあった)。
あっ、俺営業だからスレ違い。失礼します。
536無名草子さん:01/12/15 23:48
>>531
でも「雑誌板」だから好きな雑誌の話したい人もいると思うけどなー。
まいいけどさ。
537無名草子さん:01/12/16 16:45
編プロ所属の書籍編集者(専門書系・5000部売ったら大ヒット)ですが、
小さい会社なのでDTPしている人も同じ部屋で仕事をしています。
が、そのDTP要員の男性が大変な電波で困っています。
そして社内の若い男女は皆独身で全員同人オタです。
ここ辞めて転職したいのですが他の編プロもこんな風なんでしょうか?
現場の方、教えてください。。。
538無名草子さん:01/12/17 15:12
>>515
私が以前にいた版元(出版社としては中小でした)だったら、ふだんつき合い
のないエージェントさんでも話くらいはできたんじゃないかな……と思います。
実際にはそうした例はなかったので、よくわからないけれど。
とりあえず関心をもってくれそうなところに声をかけてみるとか、名刺持って
挨拶回りしてみるとかっていう手もありそうな気はするけれど、どうなんでし
ょうね(しばらく書籍編集の現場から離れている人間なので参考にならない話
ですいません)。
539無名草子さん:01/12/17 15:43
>>535
営業のかたの忌憚のないご意見も聞きたいので、大歓迎ですよ。
540無名草子さん:01/12/18 16:30
>517,527,538の方へ
色々ありがとうございます。
がんばります。
それから今はまだ日本の本を韓国に紹介する段階なので、
もう少し落ち着いたらメールを作って韓国の本をご紹介したいと思います。
今日は仕事にならないぐらいの腹痛。
それで仕事をちょっと休んで書きました。
みなさんもお仕事がんばってください。
541無名草子さん:01/12/18 17:35
なんだか仕事がはかどらない。
無謀な企画を何本も抱えて、胃が痛い毎日。
すこしずつは前に進んでいるけど、
歩みはまさにカタツムリか亀くらい。
実際の作業に入ってしまえば、「忙しい」という暇もないくらいに
なるんだけど、どれも「年が明けてから……」ってことになりがちなので
ホントいやな感じがします。
こういう時、パシッと終わりの見える雑誌の仕事っていいなぁと
うらやましくなっちゃいます。
でも、来年はとにかく「売る」ぞ!!
542無名草子さん:01/12/18 18:56
>541
>なんだか仕事がはかどらない。
>無謀な企画を何本も抱えて、胃が痛い毎日。

私もここ最近の初回出荷の激減で、会社からは量産指令が。
無謀な日程に無謀な企画を何本もかかえて胃が痛いっす。

今だったらちょっと実績のある書き手(まあ2〜3万部、
最低でも5000部でOK)なら、「なんでもいいから書いて下さい!」
という状態です。
そんで、既刊本でも改訂版出せるやつは出す!

「とにかく出版点数を増やせ!でなきゃ飢え死にするぞ!」って
な具合です。たしに状況はかなり厳しく、手間かけて一冊つくるの
に半年もかけてたら、その前に餓死する状況ですから。
ここはがんばらねばと思うのですが。
でもこれが全部売れなきゃ即破産するという恐ろしい状態でもあり
ます。一気に印刷の支払いがどっときますから。
最近ではマックスで2週間で編集した本が3冊あります。
しかし、やっぱ突貫工事でつくった本なので売れなくてビビりまし
た。しかし、冷静に計算するとギリギリ赤にはなっていなかったの
で安心しましたよ。
ひゃ〜、一体この先どうなることやら??  
543無名草子さん:01/12/26 03:14
何じゃこりゃ。
落ちそうなんで、とりあえずあげ。
544age:01/12/26 14:58
とにかくあげ!
545無名草子さん:01/12/28 23:39
うわ〜ん!年の瀬なのに編集作業に追われているよ〜〜。
年越しを会社で過ごすかもしれん。最悪だ。
でも今やっておかないと来年早々の発売まで間に合わないんだよね。
私と同じ境遇の人いません?
寂しい〜〜。
546無名草子さん:01/12/29 23:37
ごめん、仕事残っていたけど帰ってきちゃった。お父さん、頑張って!
547無名草子さん:01/12/30 00:17
会社からだクソッ!
去年も31日まで仕事していたぞ!
548無名草子さん:02/01/01 00:56
あけましておめでとうございます。

ところでここのスレはやはり、実用書関係編集者が多いんでしょうか?
549無名草子さん:02/01/07 11:25
明けましておめでとうございます。
今年はバリバリ仕事するぞぉ。
邪魔されても、絶対負けない!!
だいたい人の仕事の邪魔してる暇があったら
自分の作る本を一冊でも多く売る努力をした方がいいんじゃないの?
と、悪態の一つもつきたくなる今日この頃。
でも、ま、がんばるわ。とにかく。
550無名草子さん:02/01/07 18:49
あけましておめでとうございます!
>邪魔されても、絶対負けない!!
誰に邪魔されるんですか?同じ編集部の人?
551無名草子さん:02/01/09 21:21
俺はほんとに弱小出版に勤めています。
編集2名(内新人1名) 営業兼編集1名 純粋な営業1名。
こんな構成ですが何と!まともに経験のある編集は俺一人!

なのでめちゃめちゃ重労働だよ。
しかも俺も別に経験豊富な訳じゃない。もともと営業あがりだし。
ただ一連の流れは知っていて、まあ本らしいものを作れるってレベル。
今はモノ系のムックを作ってるけど、俺一人で作ってる。
もう、勘弁してくれよ〜って毎日泣きたい。
一人で全頁のライターの手配して、撮影の手配しておまけに校正もみなきゃ
いけないよ〜。ぐわ〜〜ああああああ!
予算が少なく俺一人が全部やる。すんげ〜安く抑えるためにさ、頭使って計算
するだけで手一杯なのによ全頁編集なんかできねーよ!

小さいとこは皆そうなんすかね?
552無名草子さん:02/01/10 00:48
>小さいとこは皆そうなんすかね?

っていうか、あなた、前は大手にいたの?
大きいとこも小さいとこも、作りの事情はいろいろだよ。
使える期間も、かかえてる編集者の能力も、各社それぞれ。

>全頁編集なんかできねーよ!

ムック1冊で?
ごめん、あなたの能力がわからないので、何ともいえませんが、
できない仕事じゃないと思うけどなあ。納期きついの?
553フリー:02/01/10 02:28
モノ系って言ってるから、素材なんかの手配・管理作業が膨大にあるのかもね。
ライターにどこまでやらせてるかにもよるけど。
まあ、551氏も「できねーよ」と言いつつ、なんとかやってるんでしょ。
がんばってくださいな。
554無名草子さん:02/01/10 19:25
>552 >553
すんません。愚痴ってしまいました。
でもさ、少なくても補助が一名欲しいっす。
予算がないので、DTPも私一人でやってます。
組版もやってます。デザイナーにはディレクションしか頼めないので、
イラストレーターやクオークつかって頁作ってますよ(装丁は別)。
もう、写真スキャニングするだけで一日終わりますよ。
これって普通なの?
555無名草子さん:02/01/10 19:42
最近話題の平賀元気さんは(元?)編集者だと聞きました。
詳しく知りたいのですが、親しい方はいらっしゃいませんか?

どんな人なのか興味があります。
556553:02/01/11 02:46
>554
すげー、組版までやってるんだー。
せめてスキャニングは外注できればいいのにね。
がんばってください。
フリーになったらそのスキル(クオーク等)が役に立つかも…
557無名草子さん:02/01/13 02:37
ネットでこういうことをやってしまう作家ってのはどうよ?
http://homepage2.nifty.com/o-m-1/work/news.html

んでこの人は現在大森望氏の掲示板
http://rental1.virtualave.net/dengon.html
や、この事件に関して日記http://diary.i-gate.jp/0001/shibatay/
で言及した柴田よしき氏の掲示板
http://6307.teacup.com/shibatay/bbs
で柴田氏にかみついたりしてる、らしい。
558無名草子さん:02/01/13 09:06
>>557
読んだ。
でも、この人ホントに作家なの?
文章もヘンだし。
559無名草子さん:02/01/13 09:12
560無名草子さん:02/01/13 10:44
三○うい師匠は、2ちゃん的には超有名作家ですよ。
と思って久しぶりにネトヲチ板を覗いたら「サイクサ・ウォッチ・プロジェクト」って
なくなってしまってたのね。
みんなあきちゃったのかね。
かくいうオレも、途中であきちゃったクチ。なんせ果てしない堂々めぐりだから。
561無名草子さん:02/01/13 19:32
大森掲示板で牛が暴れてるな。
角川だって面倒くさいから牛の言うことを認めてやったんだろうに、
勝ち誇ったようなことを言っておる。
どうしようもないな。
562無名草子さん:02/01/13 19:58
>>560
難民板にはスレがありますよ。
一日500レス近くついてます。(藁
http://natto.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1010826334/l100
563無名草子さん:02/01/13 20:52
>>562さんありがと。
「サイクサ〜」が終わって「三鷹うい」スレになってたんですね。
ああ、時代に乗り遅れてた。
564無名草子さん:02/01/13 22:56
>557
どの人も、知らないオレはもぐりなの?
あー、浦島太郎の気分〜
だれかたすけて〜
565無名草子さん:02/01/13 23:48
知らなくっても全然恥ずかしくないし,
むしろ知っているほうが悲しい.
566無名草子さん:02/01/13 23:54
>565
いや、柴田よしきくらいは知っててもいいのじゃないかと思うが…
横溝賞作家だし。
567新米編集者:02/01/15 12:10
みなさ〜ん!是非助けて欲しいです!
私は某小出版社に入って2年しか経ってない弱輩者です。
入社してから健康物の雑誌編集をしてました(専門的であまり売れてないで
すけど)。
しかし今年から書籍編集をやることになりました。
ダイエット、ハーブなど、健康をテーマにした実用書です。
その他、暮らし・生活(整理法や節約)などがテーマです。
でも、まったくどーしたらいいか分かりません。
とっかっかりの企画は出せるのですが、どう編集していけばいいか……。
人数が少ないので他の先輩編集者は私にかまっている暇などないのです。
まず、どーすればいいですかね??
「そんなこと自分で考えろ」と思われるでしょうが、どなたかアドバイスして
くれるとうれしいです。
568ニコヨン:02/01/15 14:55
オレ、昔その手の書籍作ってた。今はゴーストライターやってる。
でもね、「まったくどーしたらいいか分かりません」じゃ、
答えようがないよ。いったい、何をどうしたいのか、もっと整理しとくれよ。
制作の手順はほかの本と変わらんから、特に変わったことはないし、
そんなに難しいものでもないはずだけど。
569新米編集者:02/01/15 15:11
>ニコヨン
>でもね、「まったくどーしたらいいか分かりません」じゃ、答えようがないよ。いったい、何をどうしたいのか、もっと整理しとくれよ。

そうですね。すんません。
まず原稿(一冊分)があがってきて、それからレイアウトを考え
ればいんでしょうか?たとえばこの頁にこのイラストや写真を入れようとか。
それとも雑誌の場合、ある程度ラフで頁構成考えてから作りますが、書籍もそうすればいいんですか?

なんだか分かりずらい表現になってしまいましたが、つまる所、200頁程度の単行本の構成を先に作って、この頁は○○文字でイラスト○○点という指定を先にするのか?
それともプロットだけ先に著者にある程度の文字数を指定し書かせ、それから細かい構成を編集しながら作っていくのか?
ってことです。
570無名草子さん:02/01/15 16:33
>569
 ネタですか?
571新米編集者:02/01/15 19:30
>570
もしかして、とんでもなく????な質問ですか?
すみません。弱輩者なので、許して下さい。
まだ、何も分かっていないと思って下さい。
572 ◆11rXtreM :02/01/15 19:36
漏れ(素人)以下の知識ぢゃんヨォ。
573無名草子さん:02/01/15 20:00
まず雑誌作る要領で(っていうかアナタの知ってるノウハウで)
本を作ることです。それでいろいろな不都合が出てきたら
次回から修正していけばいい。あと、印刷屋にいろいろと
聞くんだね。恥を忍んで。けっこう役に立つと思うよ。
574無名草子さん:02/01/15 20:34
>569
 まずあなたのイメージを頭ん中に作りながら、目次を作ってみんしゃい。
それを回りの人や、執筆予定者に見せて意見交換してみな。
575新米編集者:02/01/15 21:08
>573、>574
いろいろありがとうございます。
すっごいレベルの低い話しで申し訳ないです。

ただ単純に雑誌の場合、特集、連載、コラム、情報ページ、対談等々、駒ぎれに考えれば済むじゃないですか(雑誌としてのコンセプトはありますが)。
しかし、単行本は一つのテーマで200頁程度の構成を考えなくちゃいけません
よね。それが不安なんです。
576無名草子さん:02/01/15 21:34
>>567
この書き込みより前にも
いろんな人たちが書いておられますが
まずはコンセプトを作って
周りの人に聞いてみることでしょうね。

ところで
あなたの出版社は
あなたが今度担当される分野について
すでに何冊も単行本を出しているのでしょうか?
同じ出版社から同じような内容の本が何冊も出ても
仕方ないので
そのあたりも重要ではないかと……

当たり前のことだとは思いますが。
577無名草子さん:02/01/16 01:11
それよりさ、新人が困ってる場合、先輩が手助けすべきでしょ。
いくら忙しいからって、それができない会社って、どうよ。

そこがいまひとつわからんが、どうなの? 新米くん。
掲示板にそんなこと聞きにくる状況が理解できないのだな。
きつく聞こえたら、ごめんよ。
578無名草子さん:02/01/16 01:38
ここで質問してる程度のことは、
先輩の仕事ぶり見てるだけでもわからないか?
んー。
書籍をつくるならまずは企画書を何十枚も作る。
書名、著者、読者ターゲット、目次案、価格・・・
今日の授業はここまで。
(なんか今後「俺はこうして原稿を書き直させている」的な世界に発展・・・しないね)
579無名草子さん:02/01/16 02:49
先輩は企画書のように形になったものを持って来るあなたを期待しているんじゃないでしょうか?
580新米編集者:02/01/16 11:41
>577
3人しかいないんですよ(私も含め)。
一人は雑誌専門、もう一人は兼任。

聞けばもちろん教えてくれます。
しかし、なんだか忙しいので気がねしてしまって……。
一人はたまに聞くと機嫌の悪いときは「そんなこと聞くな!」って怒ります。
でも、まあ最終的にフォローしてくれますけど。
581577:02/01/17 00:18
ネタじゃないのかと疑われるのも無理はない。

3人ぐらいでやってる編集部はいくらでもあるよ。
忙しいからって気がねして、それで許してくれる会社ってあるの?

「そんなこと聞くな!」って、ひどいと思うけど、
先輩に問題があるのか、あなたに問題があるのか、
あなたの話だけじゃわからない気もしてきた。

オレも、前に教えたのに同じこと聞いてくる後輩には、
「一回で覚えろ!」と怒鳴るよ。

まず、書籍のわかる先輩に教えを乞うべきだと思うけど。
べつにその人が無能というわけじゃないんでしょ?
582無名草子さん:02/01/17 00:36
「新米編集者」さんをみて、なんか同情しちゃうね。
たとえばアスペクトのムック42「らくらくDTP編集マニュアル」
とか、編集の初心者向けの教科書なりマニュアル本を
読んで、作業の工程をイメージしたらいかが?
(俺はアスペクト関係の人間ではないので、念のため。
他に編集マニュアルでお勧めの本をご存じの方、なにか
上げて貰えたら幸いなり。)
583無名草子さん:02/01/17 21:52
俺は昔編集長に「ノンブルって何ですか?」「トンボってなんですか?」とか
いちいち聞いてたらやっぱり「そんな事聞くな!」って怒られました(笑)
584無名草子さん:02/01/17 23:51
>>583
それぞれの用語を最初に聞いたときに怒られたの?
同じ用語を何べんも聞き返したら
そりゃあ怒られてもしかたないけど
最初のときぐらいは教えりゃあいいのに……

585無名草子さん:02/01/18 01:02
でもさあ、この世に書籍編集者って多いはずなのに、レスの付き方が悪いよなあ。
586無名草子さん:02/01/18 01:38
>>582
エディタースクールかどっかから出てなかったっけ?

もう15年も前のことなので、最近の情報はよくわからん
587無名草子さん:02/01/18 03:15
編集用語集みたいなページはないのかな?
あれば教えなくてすむ(w
588かけだし:02/01/18 03:28
はじめましてデス。
私の勤め先は常勤2名です(本当に忙しいときは他にも数名来ます)。
零細は忙しくて、ミニコミ上がりでパソコンもろくに使えんのに「とにかくやれ」、
指定なんかしたことないのに、「見て覚えろ」てな具合でした。
勢いでやってみればある程度は身につくようです。
でもホントにわからない事は怒られても聞いた方がいいデス。じゃないと覚えないし。

小さい出版社って割と多く、そういうところの編集者に話を聞くと、
「大変だけれど、自分のやりたい企画を通しやすい」とのことなので、
頑張って楽しんでみてください。


589ニコヨン:02/01/18 11:02
聞いても教えてくれない先輩は逝ってよし。
同じことを2回聞くヤツは怒られて当然。
ってのは、どの世界でもおんなじでしょう。
でも、2ちゃんでもそうだけど、全然努力の跡が見えない「教えてちゃん」は、
やっぱり嫌われるだろうね。オレも嫌いだし。
「××について調べてみたけど、よくわからないので教えてください」とか
「こういうトラブルはどう処理したらいいでしょうか」ってな聞き方だと
誰も怒らんと思うよ。

……って、出版に限らず、社会人としての第一歩のような気がする。

編集用語のページは知らないけど、ダビッド社(だったっけ)やエディタ
ースクール(小冊子『出版用語集』など)なんかの本は勉強になるよ。
オレ、後輩に何冊も用語集を買ってあげた。
ただ、現場によって微妙に用語や用法が違うから、オールマイティに使える
わけじゃないけど。
フリーでやってると、この「ローカル用語」や「ローカルルール」で意外に悩
むが、それより何より、まず基礎知識を養っておくれ。
590無名草子さん:02/01/18 11:59
>588
俺は10年位前にあるお金持ちの知人の出資で出版社をたちあげた。
べつに、出版になんて興味はなかったけど、金を出してくれる人がいたから
始めただけ。でもスタッフは常勤2名の非常勤1名だった。
しかも今考えると驚くべきことに全員、まったくの素人。
何をどーやったらいいか分かるわけもない。
まず最初にやったことはパクる事だった。いろんな本買ってきて作りを分析し
「なるほどこんな感じでつくりゃあいいだろ」って思っていた。
でも結局は印刷屋にほとんど教えてもらったけど(校正の表記だとか)。
最初、入稿の方法なんて分からなかったから、てきとーに買ってきた安い
デザインのソフト使ってやろーとしてた(笑)。
でもさ、結構大変だったきだし、その当時作った本を読むとめちゃめちゃ
なんだ。なんでこれが売れたんだ??っけど、最初に作った本って2万部くらい売れたん
だよね(笑)。今考えると驚て不思議に思う。
591無名草子さん:02/01/18 22:24
>>590
作り話ですよね?
素人に金出すとか、
興味無かったけど出版はじめたとか、
それが2万も売れたとか、
当時の本だけでなくて、現在の文章もすごいことになってますけど・・・(苦笑)
592無名草子さん:02/01/19 00:32
いや、ありえる話だと思う。
591は若い人?
十数年前は、2万ぐらい売れてたんだよ、ふつうに。

それより、590はいま何やってんのか、知りたい。
593無名草子さん:02/01/19 16:08
まあ、好きで興味なければできない(続かない)業種ではあるから、
ネタ扱いされてもしようがないわな。
594590:02/01/19 18:27
>591
ホントの話だよ。
今も出版続けてるけど、他の商売もやってる。
最初の本でたまたま売れたからシリーズで5タイトル作った。
そこまでは良かったけど、その後ぴたっと売れなくなったね。
今ではインデーズ音楽CDつくったりエロビデオ作ったりもしてるね。
全部ど素人同然ではじめたけど、そこそこ儲かった。
まあ、まわりに知人で関係者がいたから、どーやるのかいろいろ聞いたり
制作してる所を見て「な〜るほどこうやって作んのか」って得意のパクりで
やってるよ。
でも、一番しんどいのは「本」だったね。
なにせ回りにだーれも関係者がいなかったしね。
595590:02/01/19 18:41
すまん。補足させて!
>素人に金出すとか、
バブル期にそうとう儲けたある社長さんと、もともと仲がよかった。その社長さんはその儲けた金を貯えておいて、いわゆるベン
チャー企業を作ったんだ。
ある日「お前社長やらないか?」とさそわれ、もとから出版に興味
のあったのを知っていた俺は口はっちょうで「出版社つくりま
しょう!」って言ってテキトーに事業計画書つくって投資しても
らったってわけ。
まあ、今見るとかなり笑える事業計画書だったけど、ほとんど人間
関係だけで投資してもらったようなもの。その社長も当時はそうとう余裕があったから仮に全額なくなってもヘでもなかったし。
>>590
金持ちが道楽で出版社。
あったねえ、バブルのときは……。
590読んだとき、一瞬、俺の知り合いかと思ったよ。
いま話すと誰も信じないようなことがほんと普通に起こってたよねえ。
よかったねえ、あの頃は。
597ニコヨン:02/01/19 19:02
オレも経験ないわけでもないな。
ある実用書系の出版社が、雑誌の広告収入で儲かったもんで突然文芸書シリー
ズを出した、っていうのに一枚噛んだことがある。
若社長に文芸コンプレックスがあったようだ。
もちろん、バブル崩壊とともにシリーズは中絶、幸い会社はつぶれずに本来の
業種でチマチマやってるらしい。今は付き合いがないから詳しくは知らんが。
598無名草子さん:02/01/19 20:14
私その「金持ちが道楽で出版社」に勤めていました。
しかし、グループ経営で会長がいましたが、入社してすぐその風貌
を見てわかりましたがヤクザの大親分でした。
ものすごいワンマン経営で出版社を立ち上げましたが、言うことが
めちゃめちゃ。
とにかく金は恐ろしいほどありB級(いやC級かも)アイドルの写真
集をたくさん3タイトル作りましたよ。そのアイドルたちは会長の
趣味で集めた女の子で全く無名(モデル事務所も経営していた)。
会長は出版に関しては全くの素人。何も分かっていません。
なので最初「10万部刷れ!」という指令がでましたが、驚いて
「会長!それはめちゃくちゃな話です。そんなことしたら大赤字
になりますよ」といっていろいろ普通はこれくらいしか売れない
と説明を長々しました。
結局なんとか抑えましたが各3万も刷るはめになりました。
出版口座を某中堅出版社と交渉して借りて販売することにしまし
たが、合計9万部も刷ってしまい在庫の山になっちゃいましたね。
会長はかんかんに怒ってしまい、出版事業は閉鎖になりました。
当然多額の赤字です(撮影にえらい金かけましたもん。でもこ
れも会長の要望を受け入れたせい)。
私はその会社を辞めましたが、数ヵ月後、風の便りでその会長は
多額の脱税で起訴さらたことを知りました。
都心にデカイ自社ビルまでありましたが、それも差し押さえられた
との事。その他、陰でヤバイ商売もやっていたらしい事も知りまし
た。当然、そのグループ企業はすべて跡形もなくなっています。

599591:02/01/20 10:31
>594>595
本当だったんですか。失礼しました。
かっこいいです。

なんか他にも「出版界バブル昔話」聞きたいです。
600無名草子さん :02/01/22 12:00
600ゲットしたところで語るか、あの時代を……と思ったけど虚しくなるから
やめとくよ。
でもなあ、もしタイムマシンがあったら、あの時代に戻ってさあ、調子に乗ってる
俺に向かって言ってやりたいよ。
「やめとけ。黙って貯金しとけ」
いま、手元に残ってるあの頃の名残っていうと、
十三年落ちのベンツと、ヘンな画商に売りつけられたワケのわかんない
リトグラフが数枚……。ああ、不況の風が目にしみるぜ。

601印刷屋:02/01/22 12:36
新米編集者さんの、その後が気になる。
いっぱいお勉強してね・・・
こちとら、ろくに体裁の整っていない原稿を入稿されて、
刷版に出す前に「印刷屋はふつー編集作業はしねーんだよー・・」と泣きながら、
編集に電話を入れて確認しながら手直し残業っていう、しゃれになんないことを
たまにやってるから・・・
602無名草子さん:02/01/22 22:14
>601
そりゃあ酷い話だね。
でも私も某印刷屋の人に聞いたんですけど、某大手の入稿はとてつもなく酷い
と聞きました。
何しろ、なぐり書きの原稿用紙を入稿してきて「ごめん時間がないので、あ
とはそっちでやってくれ」って言ってきたそうです。
しかも納期までぎりぎりの日程で言われるそうです。
603無名草子さん:02/01/22 22:25
>>600
リトグラフ買ってる時点で負け組。
604無名草子さん:02/01/23 09:15
>>603
あんたに言われなくても、ンなことはわかってるって……。
わざわざ、レスありがと。
605無名草子さん:02/01/23 17:10
>601
印刷屋さんいつもありがとう!
でも印刷屋さんて営業の方の力量でずいぶんちがってくるんですよね。
あまりあってはいけないんだけど、ある営業の方はゲラをチェックして
くれて、誤字を見つけてくれました。
そこは奥付けの著者の名前だったのです!
下版して「あ〜ひとだんらくついた〜〜」とデスクで一服しながらくつろいで
いると一本の電話が!すぐに嫌な予感がして出ると「あの〜確認した箇所が
あるのですが」
私はすぐ恐怖におののいて「何だろう?渡したデータを間違えたかな?」と
思っていると「表紙の著者の名前と奥付けの名前の表記がちがうんですよね」
。「なに〜〜!!!!」と思いすぐ確認すると、たしかに音は同じだが違う
漢字だった。奥付け表記の方が間違っていたのだ。
えてして、本文の細かい校正は注意しておこなうが、逆にこうした目立つ所は
見落としがちとなる。
私は真っ青になりましたが、同時にものすごく感謝しましたね。
よくぞ気付いてくれました!とその人に何度も頭を下げました。
そのまま刷っていたら製本し直しだし、発売日には間に合わなかったですから
ね。それ以来、奥づけは真っ先に見直すようにしてますよ(笑)。
606無名草子さん:02/01/24 01:59
ほう。「ちょっといい話」ですね。

雑誌板だったかな。
「ちゃんと直しとけ」って書いといたら、
そのまま印刷されちゃったってレスがあった。

当然わざとだよ、態度悪いからってレスがついてた。
607無名草子さん:02/01/25 00:54
校正ハンドブック買っちゃったよ。500円なり。
608無名草子さん:02/01/26 11:12
>>605
青焼き校正を戻したあとに、印刷所の現場の人から電話かかってきて、
「○○ページの×行目のこの字、間違ってるんじゃない?」
と指摘していただいたことあります。ぱっと目に入ってきたそうで・・・職
人技だぁ。

まじ、ありがたいと思いました。
609無名草子さん:02/01/26 11:31
活版の職人さんって、原稿に矛盾があったり間違いがあったりすると、
わざとすぐわかる誤字(滅多に使わない約物とか)を入れたり、倒字(活字を
横に倒す)にしたりして、編集者が間違いに気づくようにしてくれてた。
数式のルートの中が長すぎて一行に入らない時、その式を変形してルートを除
いて折り返せるようにしてくれたことがあったが、そういうとき心底感謝した。
「原稿整理、もっとしっかりやれよ」という無言のメッセージだと思って、
そのたび、襟を正した。
初校を返すとき、欄外に「ありがとうございました」ってよく書いたもんだ。
駆け出しのころの懐かしい思い出。
610無名草子さん:02/01/26 13:06
>609
身の引き締まるエエ話やなぁ。
age
611無名草子さん:02/01/26 13:07
ところで「約物」ってなに?
612無名草子さん:02/01/26 13:35
約物ってのは、漢字、カタカナ、ひらがな以外の文字(記号)のこと。
例えば、「とか※とか§とかのことだね。
613605:02/01/26 14:35
>608
でも会社によって全然違ってきますよね。
やっぱり営業の方の力量にかかってますよ。
私の会社では主に3社おつきあいがありますが、よくチェックしてくれるA社
の営業の方には何度も助けられました。
まだ青焼き前のゲラ段階のものですけど、見本で渡した翌日、「私が気付い
たものですが」と言ってアカの入れてある原稿を持ってきてくれました。
何もそこまで……と思いましたが、私の気付かなかった箇所が数箇所あったの
で助かりました。
でもB社の営業の方は酷い。一度データをなくされ逆ギレされました。
その他、こっちが何度も指定した箇所が直ってなかったり、間違っていたり。
まあ、これは現場のオペレーターが悪いのでしょうが。
でもミスの多い営業だったので、最近ではそのB社には発注してません。
614無名草子さん:02/01/26 15:41
「約物」を知らない編集者がいるんだ(w
615611:02/01/26 16:04
>612
ありがとうございます。

>614
不勉強ですみません。
616   :02/01/26 17:34
警視庁公安部と神田署は26日、自称フリーライターの中田鈴雄容疑者(60)
(大阪市中央区法円坂)を恐喝の疑いで逮捕した。

 調べによると、中田容疑者は、大手出版社「集英社」(本社・東京都千代田区)
が出版している新書について、著者の学歴や文中に誤記があると因縁をつけ、昨年
1月から10月までの間、9回にわたって同社を訪れたり電話をかけ、「会社の前
でビラをまいてやろうか」などと脅し、集英社から18万9000円を自分の銀行
口座に振り込ませた疑い。

(1月26日12:35)

集英社バカすぎ

617無名草子さん:02/01/26 20:04
>616
出版点数が多いとこだとクレームは多々あるよね。
でもお金を払うのはどうかと思うけどね。

俺もにたような事はある。ある本の企画で個人のHPの画像を載せたんだけど、
発売してからそのHPの運営者からクレームがきて金銭を要求された。
それはライターを通して本人に許諾をとったんだけど突然気が狂ったのかわか
らんが「たしかにそのライターとは連絡を取りました。でも掲載の許諾は
してません」って言い出した。
本人いわく「本に載ってから自分のBBSに悪口を書かれまくった。文句の
メールが殺到した。精神的苦痛で円形脱毛症になった。プロバイダを解約
せざるを得なくなった」とかで金銭で責任を取ってくれと毎日電話がきた。
話がすごく怪しいので最初からお金目的だと思ったけど、しゃべりが気違い
じみていたのでなんとか怒らせないようにかわして、最後は無視し続けたら
そのうち連絡がこなくなった。
618無名草子さん:02/01/27 00:03
お金をいったん払い込んでおいて動かぬ証拠を作ってから「恐喝されました」
と訴えてタイーホに持ち込んだんじゃないのか?
619無名草子さん:02/01/27 21:46
あげ
620告知:02/01/28 02:28
普段、文房具を多用することの多い書籍編集者の皆様。
文房具板が出来ました。
http://kaba.2ch.net/stationery/
621無名草子さん:02/01/28 03:29
文房具板見に逝ってきた。
しかし、最近板が乱立気味なのではないか?
よそながら維持費なんかが心配になったりするのだが。
622無名草子さん:02/01/29 17:24
age
623無名草子さん:02/01/31 00:06
今日も徹夜ー
624無名草子さん:02/01/31 00:24
お疲れ様です。いい本作ってくださいね。
625623:02/01/31 02:57
>>624
ありがとうございマス。

しかし……大学のセンセってのは何でこんなに
ややこしいヒトが多いのだ……(鬱
626無名草子さん:02/02/01 04:24
>>623
そうそう。同感。
時には気さくで著者校も速い、いい人もいるんですが・・。
まずい。寝よう。
627無名草子さん:02/02/01 21:03
皆様お疲れ様です。
スレ違いかとも思うんですが、質問させていただきます。
今大学二年なんですけど、将来書籍の編集の仕事をしたいと考えています。
そこで、現場を体験してみたいので出版社でアルバイトをしたいと思っています。
この業種に知り合いもいないので、飛び込みで訪問したいと思うのですが
如何せんこのスレを読んでいても、皆さんとてもお忙しそうで
すごく迷惑なのではないか? としり込みしてしまっています。
まず、電話でお話をと思ってるんですけど、どのくらいの時間帯
が迷惑でないんでしょうか?
めちゃめちゃしょうも無い質問でごめんなさい!
あと、出版への就職について何かアドバイスがあれば、仰ってくださると
うれしいです。
628無名草子さん:02/02/01 21:53
うちの会社は、某大学とインターン制度やってるよ。
その手の制度があなたの学校にないかまず事務局に聞いてみてはいかがでしょう?

飛び込みでバイト取るところはないと思います。
知り合いがいなければ、OBでもOGでも訪ねてみては?

たんに現場体験したいだけ(就職に結びつかなくてもいい)なら、
ハケーンという形が大手では一番可能性高いでしょうけど。
629無名草子さん:02/02/01 21:57
うちの会社は、某大学とインターン制度やってるよ。
一度、あなたの学校でもそういう制度がないかどうか
事務に確認してみてはいかがでしょう?

630無名草子さん:02/02/02 01:33
>>628
レスありがとうございます。
インターンですね。以前から大学でインターン募集一覧を調べてはいるんですけど
なかなか出版社からのものは無いようです。
とりあえず、大学のほうに問い合わせてみることにします。

あと飛び込みでバイト、というのはやはり無謀でしょうか?
知り合いではないのですが、叔母の友達に編集をしている方が
いるので紹介してもらうという方法も考えています。




631無名草子さん:02/02/02 01:46
出版社ってどういう系統がよいわけ?
632無名草子さん:02/02/02 09:06
つうか編集者になりたいんなら、他のバイトを薦める。
会社員になっちまったらできないようなのを。
代議士事務所とか、選挙関連とか、お水とか、探偵事務所とか、
興業系とか、マスコミ他業界とか。何でもいいんだけど(発想が貧困でスマソ)。
「大学時代を編集者の雑用バイト」つのは薦められんし、無駄。
そんなことしても編集者の資質は養えん。
たぶん会社もあまり採りたいと思わないはず。
ただし専門書系ならこの限りにあらず。
さげます。

633無名草子さん:02/02/02 17:03
本が好きというのは当然だけど、
バランス感覚が要るよね。
だから、「自分の興味あること以外関わらない」という
悪い意味でのヲタクっぽさはNG。
その辺、当人の資質が問われると思うなあ。
634無名草子さん:02/02/02 17:21
俺の回りにも「編集の仕事がしたいけど、どうすればいいの?やっぱり学歴
が必要なの?」と質問してくる人はたくさんいます。
大手に行きたいのなら学歴はたしかに必要。
中小なら関係なしだけど(昔は大手も学歴は関係なかったけどね)。
でもさ、俺も新人の面接を担当するけど、やっぱり編集の仕事をやりたいの
なら「本が好き」じゃなきゃ。
>だから、「自分の興味あること以外関わらない」という悪い意味でのヲタ
クっぽさはNG。
私もそう思う。本屋に行ったら全ジャンルの本をチェックするくらいじゃな
きゃだめだよ。
635無名草子さん:02/02/02 22:25
アドバイスありがとうございます。
志望動機として「本が好き」というのはやはり一番大きいですね。
というのも、今までの人生の中で(若輩者なんですが)苦しかった時や
すごく落ち込んだ時に、私は色々な本によって救われたからなんです。
なので、同じように様々な人たちに少しでも良いから楽しみや救いを
与えられるような本を私も作りたい!と思っています。
編集のバイトをするのはやっぱり就職につなげたいという思いもあります。
でも、採用される側としては中途半端にバイト経験があることより
やはり人間的に多様な引出しがあって魅力的な人間のほうが雇ってみたい
と思いますよね?
ということで、「でも何かつながる事をしていたいしなあ」という思いも
ありかなり迷ってます。
何事でも様々な経験があるに越した事はないんでしょうけどね。。
636無名草子さん:02/02/02 22:30
反論して悪いけど、大手も中小零細も学歴はとりあえず必要だよ。
数人の募集に数百人、数千人と来るでしょ。
基本的な教養が必要だから、どうしてもそこは参考にするよね。

ソニーだって、学校名書かないで採用とか言ってたけど、
ふたを開けてみればみんな高学歴なんだってさ。
ちゃんと調べはついてるらしいよ。

どこだって試験あるでしょ。
うちは小さい版元だけど、短大でも不可。
各自の事情はさておき、なぜ4年間しっかり学ぼうとしないのか、という判断。

まあ、何らかの事情で学校に行けない人は、プロダクションで力をつけるという手もあるね。
力があれば、それこそ学歴なんて関係ない世界なのは確か、入ってしまえばね。
がんばってほしいと思いますよ。
637無名草子さん:02/02/02 23:57
専門卒可の版元も結構あるぜ。
638無名草子さん:02/02/03 04:28
中小でも最近は学歴高い方が良いよね。
ただし、一番の資質は「細かい作業に文句を言わない」じゃないか?
「本が好き」は必要条件だけど、編集では「本が好き」だけじゃ使いモノにならん。

リーマン時代、「本が好き」ってだけでうちの会社に入ってきて、
すぐにやめていった奴は結構多い。
639無名草子さん:02/02/03 09:03
エロは大学出てなくてもOKのところが多い。
640無名草子さん:02/02/03 11:46
>>632
百二十パーセント賛成だな。

641無名草子さん:02/02/03 11:49
俺はエロからはいって、今専門書作っているよ。
共通点は「本」ってだけだね。
どんなジャンルでも「本が好き」だから、やっていける。
でも、今の専門知識をベースにエンタメの世界に戻りたいなあ、なんて夢想しているよ。
642636:02/02/03 13:16
>>638
同意、同意。ちゃちゃいれてスマソ
うん、あまりの面倒くささに、やめる人は結構いるよね。

専門卒の編集者か、出会わないけど、いるんだろうね。
エロも本だったか……忘れてた。
素直に反省。
643無名草子さん:02/02/03 14:43
>642
はっはっは。
俺も長年編集の仕事やってるけど、細かい作業が大嫌いなんだよね。
本音はあんまこの仕事向いてないと思う(笑)。
特にさ、文字校正なんて気が狂うよ。
会社も予算がないので、あんまり外注出せないが、超激安で校正して
くれる人を見つけては文字校正は発注してる。
そして極力面倒なことは後輩にまかせるね(笑)。
一番我ながら笑ったのは、ある著者が原稿を持っていてあまり考えずに
「それ本にしましょう」といって原稿をもらった。
ろくに読まず、すぐに組版して作っちった。
校正もぱっと一通りしただけ。めちゃめちゃ手抜きの突貫工事
で編集作業3日で終わらせた。
でもさ、これが案がい売れちゃったんだよね(笑)。
社内からは「第2弾を作ろう!」という声が上がってしまってあせった
よ。
こんな俺って本当は編集者失格なんだろうな〜〜。
644無名草子さん:02/02/03 16:17
エロだけど
有名な白夜の末井氏は専門卒だし、
知る人ぞ知る、CREAMの創刊編集長で
現ワイレア出版社長の織田氏も専門卒。
能力に学力は関係ないんだね。
645644:02/02/03 16:18
学力じゃなかった学歴だ。
646無名草子さん:02/02/04 01:28
外部からの単行本の企画の持ち込みって多いのでしょうか?
文芸以外のジャンルの場合ですが。
647無名草子さん:02/02/04 19:19
>>643
これを読んだ板住人の感想は次の通りです。


「要領だけでやってるいいかげんな奴め。…実は正直羨ましいが、
自分の編集者としてのメンツにかけてそれは言えん」
と思ってる人……9人

「そうだよ、編集はそういう乗りで良いんだ!おれもそうしてるよ!
でも面倒だからレスはいいや」
と思ってる人……6人

「本当に唾棄すべき奴だが、可哀相だから無視しておこう」
と思ってる人……5人
648無名草子さん:02/02/05 01:28
校正の人って時給換算でいくといくらくらい?
分野によると思うけど。
649無名草子さん:02/02/05 04:10
ものによりけりだな.
単純な原稿引き合わせだけなら1時間に10枚(400字)以上は余裕だろ?
オレは小説の場合,2000〜3000円/時のつもりでやってる.実態はもっと安い
かな.ダラダラやってるから.
ただ,校閲的な仕事まで含むときには,1つの疑問点を解決するのに半日以
上かかったりするんで,時給としては実感しにくい.

専門書は当然もっと高いよ.医学書の校正(校閲)代を聞いてビックリした
ことある.最近はかなり値崩れしているらしいが.

雑誌板に校正さん専用スレがあるから覗いてみたら?
650無名草子さん:02/02/05 21:08
>>646
社によってまちまちだろうが、一般に増える傾向にあると思う。
以前は持ち込み企画といえば箸にも棒にもかからない、というのが
定説だったけど、最近はそうでもない気がするな。
私は今月の新刊で、持込み原稿で一冊出すよ。
651無名草子さん:02/02/06 00:00
最近、めっきり増刷が減ったと思いません?
ここ数年で半分ぐらいになった気がする…。
652無名草子さん:02/02/06 00:39
ある労働組合の調べでは、
中小・大手出版社に勤めている編集者に
会社が支払っている負担(賃金・社会保険料など)を時給で換算すると、
6千数百円(細かい数字は忘れた)になるという。
さらに、その他、交通費、パソコンや機材などの購入費、電話代・通信費、光熱費などの必要経費も、
当然、会社負担です。

それに比べて、フリー労働者は、必要経費を含めた平均が……。

近いうちに正式に発表されるので、発表されたら正確な数字をレスします。
フリー労働者は、編集者、ライター、校正者など、各業務に分かれた数字が出ますので、
校正者の時給の参考にしてください。
653無名草子さん:02/02/06 20:34
>>651
刊行点数が増えて、全体の売上は減ってるからね・・・
「小ヒット」が減って、バカ売れか全くダメか、二極分化して来ているね。
654無名草子さん:02/02/06 23:33
>652
他人の収入は気にならんでもないが、正社員だってサービス残業とかあるから、
そのまま受け止めるわけにもいかないような気がする。
どっちにしろ、定量化しにくい仕事だな。
655652:02/02/07 11:44
>>654
そうですね。
たしかにどのくらい正確かという点は疑問が残ります。
当然そのことは議論になりました。
もっとも問題となったのが「編集」です。
どこからどこまでが、「編集費」として分けられるかハッキリしないのが一番の問題です。

しかし、今回はとりあえず、「あくまでも目安としての比較」としてまとめることになりました。
656無名草子さん:02/02/11 17:10
本は内容がどうであれ、一冊つくる制作コストが高すぎるのが現状。
まず著者の印税が高すぎる。通常8%から10%もかかる。これでは版元はやって
いけない。完全にインセンティブにするか3〜5%じゃなきゃ。
それと印刷費。3000部刷ったって80万位かかる。
半分の40万位にならんとやっていけん。
一般の方には分かりずらいと思いますが、だいたい定価1000円の本を作ろ
うと思って普通にやったら総コスト400万位かかります。
もちろん流通には卸し価格ですから一冊1000円だとしてだいたい600円
で卸します。
1万部売れても売上がたったの600万でしょ。純利益で200万です。
でもです。書籍は流通のシステム上、必ず返品(全体の平均40%程度)があ
ります。それに、委託システムなので、精算は半年先。版元は確実に資金ショートしますよ。これじゃ。
もちろん重版すりゃ話は別ですがね。
657無名草子さん:02/02/11 19:32
印税や印刷費が高いというよりも、
本が安すぎるんじゃない?
まあ、その安さが日本の文化を支えてる面もあるだろうけど。
出版点数も多すぎるんだろうけど、これは止められないしねぇ。
658無名草子さん:02/02/11 19:45
本自体が基本的に「経済的に」採算の取れない商品なのではないか
と思う今日この頃である
と言ってみるテスト
659無名草子さん:02/02/11 23:01
印税が高すぎるって、
それで食べてる著者が聞いたら怒りそうだな。
660無名草子さん:02/02/12 00:21
そうそう。
656読んだら印刷屋さんも怒ると思う。
661無名草子さん:02/02/12 01:04
造本設計や組版は「印刷費」に含まれているのかなー
662無名草子さん:02/02/12 02:39
印税率これ以上低くなったら,職業的著述家は生活できん.
そうなると,金持ちのお道楽の自費出版とか企業の宣伝とかの本ばかりになっちまうぞ.
それでもいいのかい?

漏れはこないだ8%にされてしまったが,これだけ痛いとは思わなかった.
663無名草子さん:02/02/13 08:29
今まで雑誌中心の編集者人生でしたが、
会社を辞めたのをきっかけに
書籍の会社も受けてみようと思っています。
30才です。
みなさん、こういう転職はどうですか?
664無名草子さん:02/02/13 16:30
>663
ありじゃないですか?
時間に追われず(追われることもあるけど)に、
じっくりと本作りするのって楽しいですよ。
665無名草子さん:02/02/14 13:22
>印税率これ以上低くなったら,職業的著述家は生活できん.
そうなると,金持ちのお道楽の自費出版とか企業の宣伝とかの本ばかりになっちまうぞ.それでもいいのかい?

>漏れはこないだ8%にされてしまったが,これだけ痛いとは思わなかった.

私も版元の者です。
たしかにこれ以上印税率が低くなると著者の方は生活できませんね。
でも、流通のシステムを理解して欲しいです。
たしかに本屋に並んでいると「売れている」と一見思われますが、実際は
そのうちの半数近くは返本で返ってきています(まあ、重版して本当に売れて
いる場合もありますが、重版しないのなら少なくても、良くて3割返本される
と思って下さい)。「売れている」わけではないのです。
またこのシステム上、永久に本屋に置かれることはありません。良く出版して
から2〜3年経って「私の本が本屋に置いてないけどちゃんと営業してるの
か?」と思われますが、2〜3年も本屋は置いてくれません。
3ヶ月も平積みしてくれればラッキーですよ。まあ、ベストセラーにでもなれば別ですよ。

根本的に出版社って儲かりません。皆さんが良く知っているメジャーな出版社
でも赤字経営の所は珍しくないですよ。それに大手の場合は純粋な出版以外
の収入があるのでやっていけるのです。
666無名草子さん:02/02/14 14:26
読者の立場からだけど、話が逆になりがちだな〜と思う。

著者に多くの収入がわたるようにすることが、日本の出版業界を
よくする唯一の道でしょう? 読者からすれば出版社や流通業者
の事情なんて知ったこっちゃない。

ここには役人の言い訳みたいな文章が多すぎる。
667無名草子さん:02/02/14 15:41
やっぱり本が安いのがイケナイのでしょう。

印刷や印税が高いとは思わないなぁ。
印刷屋さんのお給料は高いわけでもないのに
朝早くから夜遅くまで働いているし。
本の印税と原稿料だけで喰えてる作家なんて
たいしていないわけだし。

でも

>著者に多くの収入がわたるようにすることが、日本の出版業界を
よくする唯一の道でしょう?

とは思えない。
なぜそうなる。

668無名草子さん:02/02/14 16:01
景気が上がればそれでいいんでしょ。
669出版詐欺被害者友の会:02/02/14 18:57
これだけ景気が悪いのに唯一業績を上げている出版形態があります。何でしょう。あなたの原稿を募集しています。そうです。
16才で会社を設立しようとした時点で根性がおかしいのです。
670662:02/02/14 19:12
>667さん。
「本を書く」ということがお金に確実に結びつくようなシステムにしないと、
本を書くよりも割のいい仕事に優秀な人材が流れるということだと思う。
すると、出版物のレベルが低くなってマズーということ。
日本の出版をよくする「唯一の道」かどうかわからんが。
版元はいつも「オマエの本を出してやるんだから、印税率低くても文句言うな。
不景気なんだから」と言うが、著者はボランティアではないってわけ。
「先生、ぜひともお願いします」と先生呼ばわりまでされて書いた本の印税が
値切られたときは開いた口が塞がらなかった。もうバカかと、アホかと。
漏れは編集もやるから事情はわかるし、漏れが『プラトニック・セックス』
書いたって売れないのはわかっておるのだが。

出版以外の収入でがんばった結果が柴田書店か……つらいものがあるのも確か
だな。
671無名草子さん:02/02/14 21:54
でもさ、一番泣くのは版元だよ。
無駄に経費かかる奴の領収書は無視してるからね。
意味不明な「打ち合わせ」だとか、「資料」だとか、なんだよそれ!
余裕で予算オーバーしやがって。
お前の生活費を経費で落とすな!って書き手もいますから。
672無名草子さん:02/02/14 22:44
例外を持ってきて、それを全部のように言うのはどうかと思われ。

版元ってさ、苦しい苦しいと言いながら、しっかり給料はいいのね。
不良債権を抱えてるけど給料が高い銀行みたいなもの。
673無名草子さん:02/02/14 22:57
>版元ってさ、苦しい苦しいと言いながら、しっかり給料はいいのね。

大手はね。中小の出版社はだいたい給料安いよ。
能力がなくて転職しようもない人がしがみついているという状況だ。
674無名草子さん:02/02/15 00:09
狂気板話し。ちびくろさんぼ出した出版社径書房倒産間近だって。だめなんだね、小さいところが一発狙いすると。
前にいた会社もそんな感じだったから良くわかる。
675無名相思さん:02/02/15 00:35
つぎに危ないのはどこ、って話、神保町の喫茶店で毎日聞こえる。
676無名草子さん:02/02/15 00:37
>神保町の喫茶店でひとの話聞いたら×。
677無名草子さん:02/02/15 00:43
径書房には、この言葉を贈っておこう……。



まだ間に合うのなら。(タメイキ)
678無名草子さん:02/02/15 00:46
>>674
本当? 径書房、個人的に好きなんだけど。
中小の版元はどこが潰れても不思議じゃなさそうだから、
いまさら驚きはしないけど・・。
679無名草子さん:02/02/15 00:53
つぶれてほしくない極小ってどこ?個人的には未知谷。皓星社。
680おフェラーリ三郎:02/02/15 03:18
>>673
銀行も出版も規制業種だから似てるところもあるよ。あ、新聞もだね。
どれも大手の給料は高すぎる。金融でも信用金庫なんてのは薄給なんでしょ?
681無名草子さん:02/02/15 10:07
さぼうるで径書房の噂は聞いたよ。
ちびくろさんぼだしたのにな。
倒産とは…………。
682無名草子さん:02/02/15 13:55
>>672
いえてる!
うちもさすがにボーナスは減ってるけど、定昇は確保したし、
残業も出るし、基本給も他業種の友達と比べるとかなりいいと思う。
でも、もっとイイトコないかなーと欲を出してみたりもする。
683無名草子さん:02/02/15 15:43

暗い話はこれくらいにしておいて、美人編集者の情報きぼん。
文藝春秋に一人お気に入りがいるのだけれど、他には?
大手出版社は倍率が激高だから、顔で選べばそうとう良いのが
揃うはず。
684無名草子さん:02/02/16 01:33
オレの担当さん(某準大手)は飛びきり美人。
取材の時、連れ立って歩いてたら、友だちがそれを見たらしく、
オレの彼女と勘違いして大騒ぎになった。
その子くらいかなあ。あとはみんな「女編集でござい」というルックスだ。
でも、仕事の相手だから、どんなに美人でも「オンナ」は感じない。
685無名草子さん:02/02/16 09:01
労連の資料みました?
不景気とはいってもいいとこはいいですね。
686新しい風を吹かそう:02/02/16 18:21
田口某の件では沈黙ですか
687無名草子さん:02/02/16 22:11
>684
俺は某マガ○○○ウスの女編集は全員嫌いだ!
特にそこが出している老舗の女性ファッション情報誌の女共は全員殺した
方がいいぞ。
勘違いしてる輩のあつまりましだからな。
ある馬鹿女編集者は「私は血筋のいい人しか絶対付き合わないの」って抜かし
やがるし、俺が某週刊誌の編集やってるもんだから、なにか下品な者を見る
ような態度しやがって。「そんな雑誌辞めた方がいいわよ」だって。
余計なお世話だコノヤロー!
おまけにその雑誌に連載しているまあまあ有名なライターの連絡先を教えて
もらうのにえれー苦労したよ。「企画書を見せて下さい。内容によっては
先生にも私たちにも迷惑がかかるので」だってよ。
お高い態度で「あなたみたいな下品なメディアと私たちのような流行の最先
端にいるメディアとは違うのよ」みたいな態度が物凄くムカツイタ!
688無名草子さん:02/02/16 22:14
まあまあ抑えて。あまりに怒りがエスカレートすると、
ネコ攻撃やりすぎて朝日新聞に書かれた某ライター氏になっちゃうよ?

まあ、お気持ちはよくわかるけど(w
689684:02/02/16 22:37
まあ、オレの話はマガハじゃないんだけど。
第一、マガハで美人は見たことない(ワラ。

マガハと仕事したことあるけど、そんなに見下されたとは思わなかったな。
ものわかりもよかったし、仕事が終わったらていねいなお礼状ももらったし。
こっちはどん底フリーライター(雑誌板の同名スレ住人)兼フリー編集屋で、
クタビレた上に貧相なオッサンなのだが。

あえて言うと、リク○ート系と角○系と主○と生活社はキライだ。大嫌いだ。
何様のつもりだ。ゴルァゴルァ!
690687:02/02/16 23:06
>689
すみません。つい、怒りが込み上げてきてしまったもので。

>689
>マガハと仕事したことあるけど、そんなに見下されたとは思わなかったな。
たぶん私がゴシップ記事が多い「週刊誌」の人間だからでしょう。

>あえて言うと、リク○ート系と角○系と主○と生活社はキライだ。大嫌い
だ。
リク○ート系は人数も多いし私からするとよりけりですね。
中にはすごく優秀でかなり面白い人もたくさんいますよ。
角○系も勘違い系がたしかに多い。自分たちが革命児だと思ってますから。
まあ、たしかに面白い存在ですけどね。

私はエロ本、週刊誌、スポーツ新聞系の人間ばかりと付き合っているので、
私自身が変人になっていないか心配です(笑)。
691689:02/02/17 02:23
リク○ート系の女編集に「どうしてそんな値段の仕事を受けるんですか?」
と真顔で聞かれたことある。そんな仕事しか来ないんだよ!
キライになったのはその会話のためではないのだが、デリカシーないやつ
多すぎるよ。陽の当たるところしか歩いたことないやつらは(藁
692無名草子さん:02/02/17 14:14
むかし吉本隆明が、「将来何をやったらいいかわかりません」という一般人の悩みにたいして「出版社に入るならマガハですね。オフィスが広くて近くに美味い店が多い」と答えていたな
693無名草子さん:02/02/17 16:57
マガハでも「ダ・カーポ」の人はいい人が多い。
あそこの編集部だけ、小さなビルに隔離されているのがカワイソウだよ。
694無名草子さん:02/02/17 17:09
「鳩よ!」が定期購読誌になってしまうね。
695無名草子さん:02/02/17 18:29
「ダ・カーポ」はイヤダ。
昔、本を書いたとき「(マニアックすぎて)重版のかかりそうもない本」
と書かれた。
記名原稿だったら、筆者に再版を送り付けてやるんだが。
696無名草子さん:02/02/18 15:04
こみち書房合掌
697無名草子さん :02/02/18 18:05
ここまでのレスを読んでの感想。
これは自戒も含めてなんだが、
僕は出版不況の一因に、編集者と読者の感性のズレがあると思う。
昔と違って、版元に入れる人間は悪い意味での高学歴がほとんど。
出世する奴もなんのかんのいってもエリートが多い。まあ、それはどこの業界もそうなんだろうけど。ただ、昔の編集者は話聞くと、青春時代、めちゃくちゃ遊んでたと思うんだよね。世の中に対するコンプレックスも強かっただろうし。
僕なんかも正直、もっと遊びたかった。でも遊んでたら、今の自分の立場自体がないんだろうな。でも今遊ぶ暇なんか全然ないし。
実際、プーやってる友達が結構いいネタ出したりして。たまにブルー入る……
698無名草子さん:02/02/18 18:42
書籍のデザインやってるものですが、質問させてください。
積極的に新しいデザイナーを探したりはしないものですか?
なかなか仕事とれないので……。
699無名草子さん:02/02/18 21:56
>>697
昔は、雑誌記者とか新聞記者とかはアパート借りられないっていうくらい
ヤクザな仕事だったんですよね。「娘は絶対嫁にやれん!」とか。
ある意味、高学歴(というか子弟に高い教育を受けさせられるほど豊かな階級
の)の人が学術出版以外の娯楽や実用書で幅を利かせるってことは、ある意味
オカシナことでもあるわけです。出版なんてミズモノなんだし。
で、学校の勉強ばかりが得意な面白くないやつ(ここオレのヒガミね)が、
出版をリードするようになったから破天荒な面白さがなくなってしまったんだな。
明治から昭和戦後くらいまでの出版人って、笑っちゃうほど個性的で強烈だよ。

>>698
新しいデザイナー探してるよ。
オレのところも飛び込みでやってきたデザイナーさんに装幀をお願いしたよ。
「ここのところ同じ人にお願いしてるから、そろそろ違う雰囲気のもほしいね」
と言っているところに当たれば、すぐに採用されると思うんだけど。
700オレもオレも!:02/02/18 23:17
新しいデザイナー私も探してますよ、常に。
なかなかいい人とめぐり合わないけど…。
698さん、どういうジャンルのお仕事をされてきた方ですか?
701無名草子さん:02/02/19 01:07
デザイナーって、普段付き合いがあるところ以外は、
知り合うチャンスがないんだよなぁ…
とくにフリーの人はね。どっかに優秀な人いるんだろうけど。
702無名草子さん:02/02/19 01:37
本屋に行ってよさげなのを見つけて版元に電話して
「この本のデザイナーを紹介しる!!」てやるんじゃ。ダメ?
703698:02/02/19 04:58
>>700
音楽関係と人文系です。かっこよさや雰囲気を求めていただく仕事が得意です。
704無名草子さん:02/02/19 10:35
>>697
逆だろ。
そんなこと考えるのは君が本当のエリートじゃないからで、
高学歴で、なおかつ魅力ある連中(遊んでても学歴がついてきた)
はほとんどゲーム業界やIT関係に流れてるんだよ。
今更限界の見えたペーパーメディアにこだわってんのはそれに権威を
感じるような「中途半端に勉強のできる」石頭だけなんだろ。
そんな後衛的な連中が作ってんだから、大衆とズレがあって当然。
それに啓蒙されて入ってくる奴はさらに石頭で……
まさにデフレスパイラルだよ。出版に明日はないね。
705無名草子さん:02/02/19 12:02
ゲームには興味がないからよく知らんのだが,
そんなにゲーム業界に優秀な人材が流れてるのか.
なんかもったいないような気がするなあ.
706無名草子さん:02/02/19 12:11
>697
エリートうんぬんよりも
本が売れない→たくさん作らねば採算が合わない→毎日会社にこもって徹夜で
編集作業→必然的に社会とあまり接しなくなる→時代の感覚が鈍くなる→一般
読者との感覚がずれる→売れない

この悪循環にはまってしまうのでは?
な〜んかテレビを見る暇もないし雑誌をチェックする暇もない。
ただ疲れるだけの毎日。
一週間位休んで、充電期間が欲しいと思う毎日。
企画を産みだすのも限界だ〜〜(泣)。
707無名草子さん:02/02/19 12:39
>706
もちろんそれもあるだろうが、最初の「本が売れない」がどうしてなのかの
理由が書かれてないぞ。根本的でないね。
697はそれが「石頭エリートが増えた」せいではないかといってるんだが。
個人的は、本には大衆を啓蒙する役目があってしかるべきだと思う。
無論商売であることは間違いないが、最近の新人は理想を持っていなさすぎる。
文化の守り手であることに少しは意義を感じろよ。
最初から迎合することばかりでは駄目だよ。
708700:02/02/19 14:19
>698
レスどうも。フリーですか?
音楽関係と人文系というと、もしかしてサブカル系ですかね?
自分はゲームとその周辺関連の仕事が多いです。
ビジュアル的なカッコよさを求められるジャンルではあるかなぁ。
709698 :02/02/19 15:33
>>708
フリーです。特にサブカル系っていうわけではありません。
ゲーム関係はやったことないのですが、よかったらメールいただけませんか?
710しも:02/02/19 19:51
編集者の日常を公開しています
http://www5b.biglobe.ne.jp/~dundee/index.htm
711700:02/02/19 21:20
>698
了解。あとでメルします。
712706:02/02/19 22:09
>もちろんそれもあるだろうが、最初の「本が売れない」がどうしてなのかの理由が書かれてないぞ。根本的でないね。697はそれが「石頭エリートが増えた」せいではないかといってるんだが。

さあ、どうしてでしょう?石頭エリートが増えたってことですかね?
良く分かりません。私自身のことで言うならば考えが古いと思いますね。
いつまでも昔の企画の考え方では通用しないんですよ。
もっと新しい事をやらねばと思ってますが、最近、アンテナが鈍くなってる。
だから充電期間が欲しいですね。

少なくても本が売れる時代は終わってるんですよ。
一冊の本が売れる数が減ってきている。
だけど、ベストセラーは余計売れ続ける。
結局市場に本が有りすぎるので、皆、判断できないんです。
だからランキングに乗ることが一番分かりやすい目安になるんです。
713無名草子さん:02/02/20 01:38
>>704
そういう言説、よく聞くよね。
で、「ペーパーメディア」のところが「メーカー」だったり
「官僚」だったりする。
俺の知ってる限りでは、特に勉強せずいい学校に行き、存分に
やりたいことをやる人材がIT・ゲーム業界に集中しているという
実感は、全く無い。というより、いろんな業界にきれいに分散している。

要するに、学生2ちゃんねらーが大好きなマスコミ批判。
聞き飽きました。
714無名草子さん:02/02/20 06:26
エリートを鼻にかけて威張るようなヤツは
どこの業界に行っても使えないよ。
715無名草子さん:02/02/20 11:59
負け組ウザイ。
716かけだし:02/02/20 14:41
遅レスですが。

装釘や本文レイアウト、ウチのセンパイ達ももいつも同じ人に頼んでる……。
「一度は頼んだことがある人」や、「紹介された人」にお願いしてるのです。

自社でつながりのあるデザイナー以外にお願いしたいときはどうしてますか?
本屋や図書館で「おッッこれは」と思った装釘家に頼んだりするときは、
その本をだしている出版社に電話して紹介してもらうのでしょうか。
それとも美術家年鑑とかで調べて直接連絡するのでしょうか。

仕事の依頼について、暗黙のルール・マナーやコツなど、
どなたかアドバイスお願いします。
717無名草子さん:02/02/20 15:48
>>716
有名な人ならマスコミ電話帳に載ってる場合もある。
出版社に聞けば連絡先を教えてくれる場合もあるし
断られる場合もある。
その出版社もしくは編集者の姿勢による。
718無名草子さん:02/02/20 17:25
人生は流れゆく川のよーなものなのに一時の立場で
勝ち負けを宣言するバカはおぼれなさい。
719無名草子さん:02/02/20 23:19
>>716
 その本の担当編集者に聞くのが一番。電話して目的を言えばすぐ取り次い
でもらえる。昔小学館のI氏に問い合わせたら、喜んでくれた上に丁寧に教
えてくれた。「ああ、このひとは本が好きなんだなぁ」と思ったものだ。そ
んな経験もあるので、漏れは聞かれれば喜んで答える。そうそうしょっちゅ
う聞かれるものではないけど。
 著者やライターの紹介も同じ。聞かれれば何を考えているか内容は聞くが
よほど変でなければ必ず教える。
720無名草子さん:02/02/20 23:36
719みたいな人ばかりだったらいいんだけどね。
けんもほろろに断られた経験何度もあり。
「持ち駒」手放したくない気持ちは分からないまでもないけどね。
721719:02/02/20 23:54
たしかに自分とこより大手だったりすると嫉妬感情は起こるな。藁)
老人の著者の問い合わせのとき「まだ生きてますか」と聞かれたことも
あったな。藁)
722フリー:02/02/21 00:05
>719
でも、すごい格下や、よく知らないフリーとかだったら、
それはそれで躊躇したりしませんか?
723719:02/02/21 00:31
それはないです。いま漏れがいる版元もそんなに大きなとこでもないし。
きれいごとかも知れないけど、お互いさまだから。
そのかわり企画はしっかり聞いてます。ヘタを打った版元に喧嘩を仕掛
けたことはあります。

自分の仕事で売り出し中のライターやイラストレーターやデザイナーと
仕事するときは、名前をとにかく表示するようにしています。業界紙に
記事を依頼されたら、名前を出して感謝するとか。
724無名草子さん:02/02/21 18:59
肘関節故障、長期欠場か!?
        と言いますか自分の事なのですがね(ぉい) 
        やはり、かなり疲れが溜まっていたようで、仕事中に左肘関節に違和感
        があり、突発的な痛みだと思ってそのまま仕事していたのですがどうも違ったらしく
        肘を曲げて物を持てない程酷くなってしまいました。
        自己判断では骨には以上無いです。また、人体損傷程でも無いと判断。
        人体損傷は過去に経験しているのでその痛みは知ってますから。
        筋肉疲労と筋を違えた状態でしょう、ええ。
        腰もかなり痛みがあります。なんか、脊髄の辺りにも痛みが・・・・。
        因みに何故こんなに間接部分が負傷しているかと言うと古傷があるのも
        理由ですが、書籍の搬入、管理などの仕事をしてまして1日中、5Kg〜15Kgの
        本を持ち運びしているから何ですよね。脊髄が痛いのは両腕が下に引っ張られる
        からです。肩、首は常に凝ってます。
        でも、休めないんですよねぇ〜、代わり居ないから。
725無名草子さん:02/02/21 21:34
やってらんねえ。
726無名草子さん:02/02/22 01:03
3年前に独立し、編プロをつくったものです。(長文スマソ)
コンピュータやWeb系書籍が中心。
コンピュータ云々というより、
隙き間をつく本をつくることに意義を感じてきたんだけど、
いまや、この分野でやるべき企画はないと感じてる(つーか、思いつかない)。
コンピュータだけでなく、いわゆる情報モノは、
どんどんWebに移行していくだろう。
Webのほうが便利だし、
わざわざカネかけて印刷物にするのはバカげている気がする。
版元はどにかく点数を増やしたいみたいで、
「企画を、企画を」といってくるが、
いったい何をすればいいのだろうか?(妥協すればいくらでもあるけど)。
本が好きなだけに、
真摯に“本として意義のある企画とは?”と思えば思うほど、
行き詰まって、行き詰まるはヤだから、
仕事もせずに、エロ画像を漁る毎日。。。
本でできるフィールドが、どんどん、なくなりつつある。
ごめん。最近、かなり悩んでいるので、
訳わかんないこと書き込んでしまいました。
ただ、疲れてるだけかも。いや、やっぱもう、限界なのかな。。。オレ。
727無名草子さん:02/02/22 10:27
限界が来た人は早く後進に道譲れ。
あんたのような半端な存在も出版不況の一因であることがわからんのか?
企画やりたい人間はわんさかいるんだよ。
728無名草子さん:02/02/22 15:48
726のような人と出版不況は関係ないと思われ。
729生真面目:02/02/22 17:24
広報担当のI・A嬢のお正月は金沢の実家で風邪休み、加賀の和菓子は見目麗しくておいしい。けど本人はお菓子よりラーメンに目がないのです。
もうひとりのK・S嬢の実家は秋田県、
こちらはかまくらの形のケーキ菓子がお土産です
。彼女の太鼓判の真っ白なお菓子はふわふわでしあわせな味。

 
搬入チームにいってみましょう。修業中のU、年末にイイコトがあったらしく、
いつも以上に腰をくねらせながら書籍スリップをまとめています。最年少のS・Yちゃん、金→ピンク→茶→黒、彼女の髪の色の変遷。
今は色より前髪を伸ばしてたい気分だそう、
ちょうど目に入る長さなので挫折しないかな。お年ごろの勢いで切っちゃうのが心配です。

  ギャラリー担当K・K嬢は、地元阿佐ケ谷で手に入れたロイヤル蛍光レインボーマフラーをはためかせて、洋服屋さん
(御存知シアター・プロダクツの事務所です)へ行ったりこちらに来たり、
きちんと信号を見て道路を渡っているかいつも心配です。
S・S嬢はお休み中の野外のパーティの効果 なのか、すっきりした感じをかもしだしています。
730無名草子さん:02/02/22 17:24
そう。不況は誰のせいでもない。
しいて言えば人間が火を見つけたせい(w
731無名草子さん:02/02/22 18:26
私、詩やちょっとしたコラムのようなものを書くのが得意なのです。書き溜めた
原稿を出版社に持ち込みたいのですが、企画書も必要でしょうか? いくら才能があったとしても
詩というジャンルのマーケット上の閉鎖的な先入観から、本になるってことは
難しいでしょうか?
732無名草子さん:02/02/22 18:48
>>詩やちょっとしたコラム
貴方はべつの仕事で著名ですか?
あるいは自分の文才に絶対の自信があり、他の人からも
「素晴らしい」と度々褒められるほどですか?

そうでなければ、いきなり持ち込んで本になるのは
らくださんが針の穴通るより難しいと思います。
733無名草子さん:02/02/22 22:24
>他の人からも
>「素晴らしい」と度々褒められるほどですか?。

ここ重要!
734無名草子さん:02/02/22 22:25
>いくら才能があったとしても詩というジャンルのマーケット上の閉鎖的な先入観から、本になるってことは難しいでしょうか?

みんなそう思っているんだよね。
「私には才能がある。絶対売れるに違いない。」
1000人の書き手がいたら1000人ともそう思ってます。
3000部売れるのも一部だっていうのに。
 
735無名草子さん:02/02/22 22:58
>>731
藁わせていただきました。
ネタですよね?
736無名草子さん:02/02/23 00:10
>>731
詩か……。新風舎なんかどうですか? 積極的に新人発掘してるようです。
全然知らない出版社ですが……。ここに詳しい方います?
ttp://www.pub.co.jp/
737無名草子さん:02/02/23 03:05
>>736

新風舎って、文芸社ほど露骨ではないにせよ、自費&協力出版系の会社です。
知り合いの知り合いがここから本を出した時(青春恋愛小説)も、やはり自己
負担させられたそうです、制作費を。で、一番問題なのは岩波書店と同様、買
い取り制を採択していること。よって書店になかなか置かれない。そんなとこ
ろかな。
738無名草子さん:02/02/23 06:29
自費出版社の「公募」なんかみんな客集めの手段ですよ。
とりあえずテニヲハがまともな文章ならみんな入選扱いにして
「協力出版」等と言って、自分たちの懐は痛まないような本造りの方へ
持っていく。
今のご時世、なかなか書籍は売れないけど自費出版は書き手がお金を
払ってくれるからオイシイ。勘違いな作家、詩人気取りなんか絶好のカモ。
739無名草子さん:02/02/23 08:55
自費出版&協力出版の話。

はじめは安い値段を提示しておいて著者を安心させておき、ゲラが出始めてか
ら、「分量が守られていない」とか「赤字が多くて直しに金がかかる」とか
いろいろ難癖(?)をつけて「オプション料金」を請求する。
相手は素人の上に、本が出るので有頂天になっているし、ここでお金を払わな
かったら組版代を取られたうえに本が出ないから、喜んで払う。
どことは言わんが、悪い商売だよ。

著者も著者だ。
自費出版したいというので見積もりをしてあげた。
配り本なので書店に並べる必要がない本だから、オレが個人で作ってあげる
つもりだった。
オレ1人の手間賃になればいいので格安の値段を提示したら、「そんなに安い
のはおかしい」とワケのわからんことを言って、「大手」に乗り換えられた。
オレの見積額の3倍くらいで、チャチな本を作ってたよ。
740無名草子さん:02/02/23 09:02
ありゃまあ・・。お気の毒さま。
著者もわかってないと言うか、なんと言うか。
741無名草子さん:02/02/23 10:19
ボッタクリ条例に抵触しそうだな。
742無名草子さん:02/02/23 10:54
>737
いや、そんななまやさしいものではありません。いろいろありますが今は言えません。連絡ください。
743無名草子さん:02/02/23 18:03
? 悪質商法に関する電話相談03-3353-9205
744無名草子さん:02/02/24 00:11
731
出てきなさい。ネタでないのなら皆さんの書き込みに対して
何か反応してよ。
745無名草子さん:02/02/24 14:08
>>739
 でも専門出版って、大なり小なりそういう商売。
 もう本を作って学者の「実績」にするという慣習は終わりにしたほうが
いいと思うがどうよ。
 
746無名草子さん:02/02/24 18:27
本という「ブツ」が無いと評価しにくい学者っているし、
著書の内容で評価するのはラクだし、
ほっとけば何にもしない学者もいるし、
なかなか慣習は改められそうにないですな。
747naoki:02/02/24 18:31
誰か「永遠の愛を誓って」安積政子・藤保秀樹著っていう本知らない?すごく感動したんだけど。みんなも機会があったら読んで見てよ。
748無名草子さん:02/02/24 19:04

スレ違い
749745:02/02/24 19:17
>>746
 評価システムとリファレンスシステムさえ整備すれば、
本でなくてよいのではないか。
750746:02/02/24 20:14
そりゃ「整備すれば」いいんだろうけど、誰がいつ整備するかってこと。
いつか整うに違いない制度を待っているわけにはいかないから、とりあえず
現行システムに従っているうちにズルズルとそのまま、ということじゃないの?
「今の受験制度は絶対良くない」と主張している親だって、とりあえず
自分の子どもに受験勉強を強いるってことと同じようなことで。
751無名草子さん:02/02/24 20:33
筑摩書房の編集者の方いらっしゃるのかな?
「渡辺一夫著作集 全14巻」が高くて買えません。(10万以上がざら)
学芸文庫の「森有正エッセー集成」みたいな感じで、
選集を編んだりしてホスィ…

無理だろうけど、ぼやかせてホスィ…
752745:02/02/24 21:10
>>750
 要は市場を作ってしまえばいいので、たとえばひとつの学会を動かせば
一出版社でもモデルができると思う。同時に制度改革をはたらきかける。
 むしろ、「抵抗勢力」は出版社自身になるだろう。
753750:02/02/24 21:50
うんうん。出版社にとっては本が売れたほうがいいんだからね。
制度改革は、それで利益を得る(損をしなくなる)人よりも、(今ある)利益
を失う側の抵抗が激しいのだろうから難しいだろう。
国がごり押しするしかないのかな。

学会ってやつもなかなか保守的なもので、いざとなると動かすのは難しい。
オレ、10年ほど学会誌の編集やってたんだけど、ずいぶんイライラしたねえ。

ところで、「本でなくてもいいのではないか」というのには賛成するけど、
「本ではダメ」という気にはならんのですよ。
オレ自身、古い人間だからなんだろうけど。
理想としては、リファレンスのシステムがしっかりしていて、なおかつ紙で
できた本があるというのがベストではないかと。
ま、それこそ「ないものねだり」なんだろうけど。

渡辺一夫はオレもファンです。
文庫版全集なんて出たら泣いて喜んじゃうけど、ちょっとつらいかなあ。
754745:02/02/25 05:01
 国は自分で動くモチベーションはないので、動く仕掛けをつくらなイカンと
考えてます。どこの部署を動かしたらいいのかもだいたい見当がつく。

 本そのものをなくせとは漏れも思わんです。紙媒体とそうでないものをシー
ムレスにレファレンスするシステムを作れれば理想的です。
 ただ、研究者の場合、大学に所属していればネット環境は完備しているわけ
で、「必要な人に必要な文献を届ける」という観点で考えれば、この世界で完
結するモノは紙に固執する必要はないな、と思うわけです。入手不能な文献が
なくなる、という副産物もあります。

 本の「カタチ」を愛するヒトは愛しつづければよろしい。漏れもそのひとり。
ただ、本とか紀要の他にもう1本ルートができて、こういうところに助成金を
使った方が有意義なのではないか、と思うのです。
755753:02/02/25 07:06
あ、>745さんは同業者かと思ってたけど、大学の人みたいね。

うーん、オレには「やれるもんならどうぞやってください」としか言えないな。
過去の出版物をどうするかとか、問題は山積してると思う。費用なんかの問題
もだけど、例えば国がレファレンスシステムを作った場合、過去のデータを
すべて網羅できるのかということ。誰が「完全」を保証するのだろうか、
完全を保証しないとなると、そのシステムはどれだけ実用的なのか。
それから、資料を必要としているのは大学に所属する研究者だけではないと
いうことも多少気になる。大学の研究者だけが満足できたらそれでいいわけ
でもなかろうし。

話題を戻して、学者の評価ってことだけど、本に代わる評価システムができて
いない以上、評価を「今」受けたいという人は、誰に止められても本を出す
ために狂奔するだろうし、「本以外のシステムにするから文献はネットで」
といわれても、学術出版社だって「ハイそうですか」とは言わんでしょう。
いくら「本のかたちをしたものは残す」と言ったって、そういうシステムが
完備されれば、学術出版物は激減するだろうから、手をこまねいてはいない
はず(結局負けるんだけどね)。
出版社は、それでも何とか活路を見出すだろうが、周辺の印刷・製本その他の
業界には「死ね」と言うようなもんだからなあ。心情的に……

スレ違いになってきたのでsage
756無名草子さん:02/02/25 10:30
どの道この流れは止められない。
ネットに移行可能な物は移行し、紙の方が合理的な物は残る。
それが早いか遅いかでしょ。
生命力のある周辺業者は生き残りの道を考えてるし、
しなびたとこは死んでもしょうがない。っていうか殺さなきゃだめ。
757無名草子さん:02/02/25 12:22
そういうこと。
うちは出版でしられてる印刷会社だけど、すでに売上の3割は電子部品関連。
十数年前からノウハウを蓄積して、特許押さえてる。しらぬは版元さんだけ。
出版のみで食っていけるなんざ誰も思ってないよ。惰性でやってる業者は淘汰されて当然。
758745:02/02/25 12:53
 >>753
 いや、同業者です(笑)。
 レファレンスシステムを作るのは国でなくてもいい。なんだったら自分
のところで作ってネットで公開すればいい。あるいは大学が、学術情報
データベースのカタチで持って、要はそれが「公開」されていること、
そして、できれば電子的、紙媒体としても検索できるようにされていれば
いいということでしょう。
 国は認めてくれればいいんです。

 印刷・製本業界への影響はあるのだろうか。この分野の本だけが本では
ないし、専門書版元の視点から考えれば、純粋な研究書だけをイメージ
しているのだけれど。専門書版元のいくらかは死んでもいいかも、と考え
ているかも知れない、漏れ。

 周辺業界の問題は、活版がなくなったときの議論を思い出して、なん
だか懐かしい感じがします。
759731:02/02/25 20:22
以前、詩やコラム云々でハッタリネタ扱いされた者です。
>>732 >貴方はべつの仕事で著名ですか?
    >あるいは自分の文才に絶対の自信があり、他の人からも
    >「素晴らしい」と度々褒められるほどですか?
著名もクソもただのフリーターです。落ちこぼれの。
詩は一応、2ちゃんねるに曝しています。
ハンドルネーム
まーじ です。
以前は、パンティーでした。

http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/poem/1008001550/
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/poem/991104752/
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/poem/988973356/

>>734 >「私には才能がある。絶対売れるに違いない。」
才能があるという自覚より、詩を書かざるを得ない状況に曝される事が多いので
溜まってきたのです。 コラムに関しては、あまり書いたことないですけど、
興味があります。
760731:02/02/25 20:27
>>736>>737>>738>>739
私は、自費出版には興味ありません。雑誌か何かに、私の詩を載せて、
それで「ことばがき」としてフリーライターみたいなカタチになればと思っています。
761無名草子さん:02/02/25 20:37
すごいな731.
きっと32○とかみつ○とかを見て、自分だって!と思ってるんだろうな。

有効なアドバイスとしてとりあえず自分のHPでも作って作品発表してみれば?
で、ここに貼り付けてみてもらうってのも手。
2ちゃんの書き込み詩なんて誰も相手にしないけど、ちゃんとHP作ってそこが
面白い、凄い、見どころあるとかで話題になれば、見てみるか、って気になる
編集者もいるはず。実際そうやってネットから本になるもの多いしね。

まぁ詩がマーケットとしてどうかは置いといて、面白いコラム書けるなら
需要はあるはず。ほんとに面白ければだけど……。
762無名草子さん:02/02/25 20:43
>>760=731さん
詩作で雑誌に登場したいという人は、全国に数万人はいると
思います。手っ取り早いのは、詩の同人誌や、シロウト投稿
文芸誌に投稿してみることです。マガジンハウスみたいに
会社の御大が“永遠の文学青年”みたいな場合は、『鳩よ』
みたいな雑誌の編集部にアプローチする方法もあるが、
なにしろ売れない分野だから、出版社は原則として投稿者なんぞ
相手にしないでしょうね。『鳩よ』も休刊になりましたし。
326クンがあれだけ売れているのは、芸能プロの力です。
あなたに芸能方面の才能(容貌なども才能のうち)があれば
大手の芸能プロにタレントとして自分を売り込んで、それから
文芸方面の作品を売るという方法もあるかもしれないよ。
763無名草子さん:02/02/25 20:49
えーーーー!鳩よ休刊したの?
あのちっこくなったやつ?
764感想:02/02/25 22:18
>759
貼り付けたやつを、物好きにも覗いた自分が悪いんですが
はっきり言って、ヘドが出ますね。
私の定義と美学から言って、それは詩ではないです。
このスレの良心を代弁するつもりで(とてもおこがましいですが)あえて書きます。
私に権限があるなら出版しません。
ちなみに俵だって出しません。
765私も感想:02/02/25 22:35
>>764
私もそう思います。普通、詩書いてるっていうと
だいたいこんなもん、というレベル。

はやく就職して趣味的にやったほうがいいと思いますよ。
766732:02/02/25 22:39
>>759
なんか袋叩きみたいでアレですが。
732の意図は、著名人としてのコネがあるか、よほど突出した才能がない限り、
商業出版上で詩人として活動するのは不可能に近い、と言いたかったのです。
分かって貰えなかったようで残念。
767755:02/02/25 22:50
おや、745さんは同業者でしたか、それは失礼をば。

オレもね、世の中の動きには逆らえないとは思うけど、
心情的に誰かに向かって「死んでも仕方がない」とは言いたくないだけの話。
>757さんのようにできればいいんだろうけど、オレがいつも世話になってる
街の印刷屋のオヤジさんなんかに半導体をやれというワケにもいかないし。
と、まあそういうグチなんですわ。

レファレンスシステムについては、全然期待せず。
理由は、ちょっとヤヤコシイので略。

活版といえば、オレがフリーの編集屋として関わっている雑誌、明日校了分を
最後に、活版からオフになります。
長年活版ばかりやって来て活版の仕事を選んでたんだけど、これで活版を
看取ったのは3誌め。
住みにくくなったもんだなあ。
768745:02/02/26 01:18
 いやあ。ワタシも今日から出張校正で雑誌の校了です。
 ワタシは編集者として一本立ちの駆け出しのとき活版の取材をやりまし
たし、自分でも少しだけ活版の本も作りました。前垂れかけた組版工さん
がいる上で校正して、赤字の入れ方を教えてもらったこともあります。
「活版の赤入れを覚えろ。そうすれば何にでも応用が利く」と言われま
した。今に思えば滲みる言葉だなぁ。活版、細々と残っていますよね。

 でも、街の印刷屋さんが生き残る道が、研究書なのかな、と考えると
ギモンなんです。だっていま、すごく版元がコスト叩いてるじゃないで
すか。だけど、版元が著者から受け取る助成金は安くなっていないわけ
ですよね。誰が一番抜いているか明確なわけです。こういう姑息な生き
残り策を続けるよりも、本にすべきものは本として立派に作る。媒体が
変わってもいいものは変える、適正なコストを払う、というふうにした
ほうがいいじゃないかと。
769無名草子さん:02/02/26 06:29
部数の少ない研究書は大手の仕事ではないのでは?
770無名草子さん:02/02/26 09:28
か、活版の本なんてまだあったんですか。
知らなかった…。
771731:02/02/26 22:48
ええ、いろいろな方に有益なご教示をいただいたようでありがとうございます。
現実問題として客観視できました。実際に出版に携わっていらっしゃる方の意見として
歯がゆいながらも悔しさを感じました。その悔しさを勇気にかえて捨て身でこの業界に
ことばひとつで飛びこむ強さは私にはないですね。ただ、これだけ言葉が溢れ出てきたものを
なぜか書き残す習慣になってるという事は多くの人に見てもらいたいという純粋な気持ちです。
いろいろ詩を読んで共感して、その真似事から始まりましたけど、これは詩ではないとか
そんな事よりも、ことばで何かを伝えたいときに、たまたまそれが詩という体裁に落ち着いている。
それがいちばん得意だ、と思っているけれども、みなさんが言うように、他の付加価値がない限り
確かに食べてはいけないでしょう。ただし、何かのカタチで私の書いたものを読んで
共感してくれる人がいればいいなという思いがあるので、別のアクションに出ます。

772無名草子さん:02/02/27 00:11
>731
非常に余計なお世話ですが、編集者として1つだけ。
「何かのカタチで私の書いたものを読んで共感してくれる人がいればればいいな」
ということですが、人に共感してもらいたくて書くなら止めたほうがいいと思う。

むしろ他人にどう思われようとも、自分はこう思う!という他人とは違う
視点、核みたいなものがないと無名の新人が出て行くのは難しいよ。
共感なら、歌聴いてもできるからね。
773無名草子さん:02/02/27 01:07
1時間ほど前,772がいいこと言った!
774無名草子さん:02/02/27 03:51
直木賞候補作「モザイク」が絶版書き直しになった田口ランディさん
の評判は出版業界ではどんなもんですか?
775無名草子さん:02/02/27 07:48
>>772
 ノーマネーでフィニッシュです。
776無名草子さん:02/02/27 08:43
>>731

それならネット上で公開するとか
メーリングリストにするとかで充分じゃないですか。
777感想いいですか:02/02/27 08:49
うわ。
まーじくん、そのポエムとやら。やめてくれ。頼む。

冗談じゃなくて胃がむかむかしたよ。

マイナスの意味で人の感情を動かせるのはたいしたもんだ?

思わず「縦読み」しちまった。

君、その図々しさがあるなら、コピー本でも作って
街で朗読しながら売ったらどう?

出版云々以前の問題だよ。
778無名草子さん:02/02/27 09:01
詩で人に訴えかけたいなら、ホームページを作るとか、
雑誌に投稿(MOEとか)するなどの手はあると思います。
779無名草子さん:02/02/27 15:48
いくらMOEでもあんなの載るわけない
780人を笑わせるセンスはあるらしいな:02/02/27 15:52
5 :パンティー  :2001/05/31(木) 12:19
なるほど他人の観点をシミュレーション。
だからほぼ全てのしょぅせつ。
面白くないんだね。
意図的に取材して出来る産物には
ノンフィクショナルなリアルな
統一観なんか無いと思う
すなわち旅行会社のパンフレット並だね
僕の中では。

781非公開@個人情報保護のため:02/02/27 17:00
で、結局美人編集者はどこにもいないの?
大手の倍率はもの凄く高いのだから、いい女を選べるはずだろう。
人気作家にも美人編集者を当てれば、原稿もらえる可能性高くなるのでは。
782716かけだし:02/02/27 17:45
716
に対してレスしてくださった皆さんありがとうございました。
今後は思い切って色々な出版社・デザイナーさんに連絡してみます。
御礼が遅くなってすみませんでした。
783無名草子さん:02/02/27 17:55
>>731
通りすがって覗いたけど・・・。
いったいどんな本読んでんだこいつ・・・。

784無名草子さん:02/02/27 21:19
なんかねえ、731が叩かれるのも分かるね。
悔しさを感じる、とか付加価値がないから駄目、とか、
要は「自分がデビューできないのは周りの連中に見る目がないからだ」
と言いたいみたい。
でもリンク見たら、はっきり言ってヒドイ代物。何これ?って感じだ。
究極の勘違い人間だね。
785無名草子さん:02/02/27 21:26
731がここに書き込んだのはさ、あわよくばどこぞの編集者の
目にとまって「すばらしい、君の作品を本にしたい」なんて
言われるかも・・・ってとこなんでわ????
786無名草子さん:02/02/27 21:32
同業のみなさん
下げ進行でいきませんか。
787無名草子さん:02/02/28 11:13
そうですね。
学生さんが混じってきてるみたいだから。
788詩歌は未体験の編集:02/02/28 17:24
よっぽどのことがないと、詩歌は売れんからね。
と言っていると『サラダ記念日』の企画に乗らずに後悔の臍を噛んだ出版社も
あるから、詩歌を侮るわけにもいかん。
詩板のほかのスレも見たけど、731と似たり寄ったりで、適当にマンセーレス
もついているから、掘り起こすと市場になるのかなあ。それとも、無料だから
読んでるのか。
どっちにしろ、731があそこから一頭地抜きんでるのは大変だろうな。
山田かまちになっちゃうってのも手かもしれんが。
789作家志望のド素人:02/02/28 21:11
>788
売れる売れないは勘(文章)ですか?人ですか?
それとも、偶然とか必然とか運命?
主体はあなた?それとも作者?社会、時代?
すべてとは言わないで。
790わけわからんよ…:02/02/28 21:34
ほんとに内側から詩とか湧いてくるんだったら
書けばいいんじゃない?

売れても売れなくても、
それで食っていけてもいけなくても、
人にどう思われても。
791作家志望のド素人:02/02/28 22:23
>790
731とは別人です。文章で判りませんか?
因みに、ポエムとやらはしません。

基準がないのなら企画は意味ないものですか。
数の予想がつくものしかやらない・・ですか?
792わけわからんよ…:02/02/28 22:53
>791
いや別人なのはそりゃわかるけどね…。
それまでの文脈からして言われても仕方なくないですか?
790で言ってることは「詩」以外でも当てはまるし。
というか、789であなたが何を聞きたいのか、言いたいのか、よくわかりません。
むやみに煽るつもりはないですけど…。
793作家志望のド素人:02/02/28 23:01
いや788のレスを受けての質問です。
実際に「サラダ・」を出版した社があるんですから
コンビ二が出てくる和歌ですよ、私が編集でも引きます(w
しかし、それを出版した人がいる事実の根拠を知りたい。
794788:02/02/28 23:29
長くなるけど補足説明。
普通の本(詩歌以外)は、やっぱり内容(文章も含めて)です。
著者にネームバリューがあればよし。
宣伝費がかけられればなおよし。テレビや新聞が取り上げてくれればもっとよし。
オレは新人の原稿を採用する立場だ。だから、なるべく鋭敏に感覚を磨いて
新しいものを拾い上げようと思ってる。
「勘に頼ってる」と言われれば仕方がないが、こっちも真剣勝負だ。

で、気になるのは、ちょっと読んだだけなんだけど、どれも似たり寄ったり
だということ。
326や相田みつをなんかはバカにされてるけど(オレもバカにしてる)、
まずは、一目で作者がわかる個性があると思う。いい悪いは別にしてね。
それだと格段に売りやすいんだと思う。
似たり寄ったりとか、あろうことか「誰かのマネ」だったら、いったいどこを
セールスポイントにすればいい? 326のデッドコピーが売れるかい?
「326と同じようなことを書いてるのに、なぜ自分は売れないのだろう」
とは、間違っても考えないでほしい。

何であろうが、とりあえず他者と違ったものじゃないと、読む気にもならない。
思い切って個性的で斬新なことをやって、それがウケればそれが才能。
目立ったけれど、だれも共感しなければ、それは才能がなかったということ。
ちょっと極論だけどね。

それと、790さんも言ってるけど、詩をお金にしようとか、誰かに読ませたい
とか思わないほうが自然じゃないか?
オレは、詩人ってのはそういうものだと思っていたのだがな。
お金にするんだったら「作詞家」になるべし。これはこれで立派な商売だ。
795788:02/02/28 23:50
ごめん>>733を読まずに794を書いた。
では、「事実の根拠」をオレが説明して、>>733さんは満足するかい?
というか、なぜ『サラダ記念日』が採用されたかは、オレも知らんですよ。
担当者に直接聞いてみるか、大宅文庫で当時の作家インタビューなんかを
調べてみてはいかがだろうか。当時ずいぶんマスコミに取り上げられてる。
出版ってのはミズモノだからね。売れれば勝ちってことだから、
「根拠」なんて(後付けの理屈はつくかもしれないが)、当時どれだけの
確信をもってやってたものか、オレには正直、よくわからないし、その
根拠を知っても意味がない。

だから、作家になりたくて、自信があるんだったらどんどん売り込めばいい。
ビートルズをオーディションで不合格にしたプロデューサーだっているのだ。
理解してくれる編集者が見つかるまで探すしかなかろう。

門前払いは別として、読んでもらってダメだと言われたら次の会社に行けば
いい。そこでベストセラーにして、断わった編集者を見返してやればいい。
断わった編集者に「先生、どうかお原稿を!」と言われたら「キミはあのとき
僕を……」といじめてやるのも一興だよ。
796788:02/02/28 23:54
ごめん>>795の>733ってのは>>793のことだ。
797作家志望のド素人:02/03/01 00:02
>788
ありがとうございました。
勘と言って下さいましたので安心いたしました。
実はサラダを見た時は驚き、その斬新さで出版したひとに
感動しました。周りのひとは幼稚だと言いましたが、連綿と続いて
きた短歌の革命だと思いました。
プロの編集者さんの愚痴をROMしていると、もし好い物が書けたとしても
認められないんじゃないかと怖れ、伺ったのです。失礼しました。
798無名草子さん:02/03/01 00:46
勘、というのは「作品に才能のきらめきがあるかどうか」で
左右されるな。
才能というのは時代にあっているかどうかも含まれると思うよ。
799792=わけわからんよ…:02/03/01 04:16
>作家志望のド素人さん
788さんが丁寧に説明してくれてよかったですね。
(私はめんどくさいのでどうしようかと思ってたところ…)

788さんが言ってるように、
売れたものがなぜ売れたのかの根拠とか、考えてもあまり意味ないと思うし、

>プロの編集者さんの愚痴をROMしていると、もし好い物が書けたとしても
>認められないんじゃないかと怖れ、伺ったのです。

これは気にしても何にもならないと思う。
マーケティング的な視点はあってもいいのかもしれないけど、
結局、書いて発表し続けるしかないんだから、がんばってくださいな。
800もらった!:02/03/01 05:42
今だ!800番ゲットォォォォ!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄       (´´
                  ∧∧       (´⌒(´
            ⊂(゚Д゚ )≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
        ⊆⊂´ ̄ ⊂ソ  (´⌒(´⌒;;
           ̄ ̄ ̄   ズザーーーーーッ
801無名草子さん:02/03/01 15:10
碧天舎ってどういう会社かご存知の方います? 情報が少なくてわからないのです。
アイドルの写真集とか出してるようですし、自費出版やってるようです。
しかし、自社サイトにも何の情報もない……。あやしい会社なんでしょうか?
802無名草子さん:02/03/01 15:47
>>801
面接受けてんの?
803無名草子さん:02/03/01 16:02
そんなの自分で調べられないような人に
このギョーカイ向いていないな
804無名草子さん:02/03/01 17:53
同意。人にやめたほうがいいといわれて、
やめる人は、向いてないね。
805731:02/03/01 23:24
書籍編集者の方々の生暖かい有意義なレス、誠に感謝しております。
言いたい事は山ほどあって、またまた現実逃避しそうです、、、

サラダ記念日云々。短歌革命? 詩にも革命が必要ですか? 詩ってなんですか?
最低でも、私は、売れてる詩人の作品は読んでます。売れるってことは、それだけ多くの
人間の共感を得たってことでしょ? 売れる本作りたければ、それを意識すればいいんでしょ?
何が売れるかわからないなんて言わせませんよ。みなさん編集者なんですよね。
売れるモノは おいしいモノでしょ? ハンバーガーでしょ? 牛丼でしょ?
薄利多売でしょ? 文芸系はそうではないんですよね? グルメ系ですか?  お高いんですか?
裏原宿のショップみたな、宇田川町のレコード屋みたいなノリですか? わかる人にだけ
わかればいいですか? 編集者の視点っていうのはマルチになってるんですか?
詩に美学が必要ですか? こんなの詩じゃないっていう代物を敢えて詩集ですって売り出す事に
おもしろみはありませんか? 吉増剛造 藤井貞和 ポー マラルメ この人たちみたいな
錬金術が売れる要素ですか? 金子みすずのことばはあなたたちに響きますか? 高野悦子
は死んだからベストセラーになったと思いますか? 三代目魚武の詩は詩ですよね?

とにかく、私は、私的に、おもしろいと思われる企画として
「ちんかめ」のあのサイズで、左ページに詩。右ページに詩とは全く無関係のエロ写真。
そんな感じの本。イラストと詩でもいい。両者のオリジナリティーが屹立している。

まあ半分冗談です。
そして、私を小ばかにするのは簡単です。
とりあえず、私のことばは最低でも一人以上には伝わってる訳ですから
編集者の方に、伝わらなくてもいいですよ。そんなもの。
でも最後に聞きたいのは、1冊の本って、何かそこにメッセージが込められていて
それが伝わる事で、はじめてサービスが成り立つ訳でしょう? 本を1冊、手にとって
身銭叩かせるには、それなりにマニュアル的手法があるんですよね?

806無名草子さん:02/03/01 23:49
うわー、最悪。
怖いものは何もないヒトだったのね。俺は退散しよう。
807無名草子さん:02/03/01 23:56
まあ好きにすればいいよ。
808無名草子さん:02/03/02 00:09
最後に逃げを打ってる時点で失格。自費出版で頑張りましょう。
809809:02/03/02 00:29
≫731
当然のこと、わたしの主観においてあなたへの駁論を試みます。
物好きとお笑い下さい。少なくともわたしはあなたを笑っています。

#あなたの疑問の形は整合していません。脈絡が無いともいえましょう。

端的な設問をいたします。
あなたにおいて、詩とはなんですか?
 副次的に、
 詩は芸術ですか?
  では芸術とはなんですか?

そうして、
文学とはなんですか?

あはははは.

このように、わたしは笑っています。あなたも笑って答えてみてください。

最も核心をエグる問いを抱くなれば、
飽きるまでも、
ここは<2chという場>である前提で、
あなたの詩論を見せて頂きたく、思います。

上記の意味で、わたしもあなたと同類の考えを持つものともいへるやもしれません。

傍観の方々は口吻に笑みをもたれることでしょう。
そうしてわたしも愉快です。あなたはどうですか?
810788:02/03/02 00:36
ああ、わかって下さらなかったようで。

>「ちんかめ」のあのサイズで、左ページに詩。右ページに詩とは全く無関係のエロ写真。

というようなのを考えていてはいけない、と申し上げていたのですが。
では、あなたの考えている企画をどこかの出版社に持ち込んでみたらいいと思います。
編集者によって得意不得意があります。オレはどっちかというと堅い本が得意だから
ご相談には乗れないけど、731さんのようなものを得意とする人もいるでしょう。
そういう人に出会えるかどうかは運次第です。しかし、理解のある編集者を
捕まえさえすれば勝ったも同然、と言っておきましょう。
健闘を祈ります。

売れる本を作るマニュアルはありません。それは、アカデミー出版の「超訳」のような
「手法」はないではないですが、それは普遍的なものではありません。
ただ、勘に頼っているとはいえ、出たとこ勝負とはいえ、編集者が本を作るのって
割と真剣勝負なんですよ。
もちろん、編集がえらくてアマチュア詩人がダメというわけではないのは
言うまでもないですよ。
731さんを小ばかにする気はないのですが、もう少し、視野を広げてみることを
お薦めします。月並みだけど。
今の時点で、あなたは自分で思っているほど特別な人間とは思えないのです。
何万人の「ネット詩人」の一人にすぎないとしてか、「こっち」に
伝わってこないのはなぜでしょうか。
811無名草子さん:02/03/02 00:45
書籍編集者の誰一人として彼を褒めてあげなかったから
キレた、って事でしょ。
こんな所で反応を伺おうとすること自体、イタタタなんだけどね。
そこまで怒るんならさ、その無駄なエネルギーを熟成させて
作品に生かせよ。
はっきりいってヘドがでるよ君の作品。
「小馬鹿」にしてるんじゃないよ、もっと評価低いよ。
812無名草子さん:02/03/02 00:48
君は自分が天才であると思いこむ天才だけれどただの世間知らずだ
813無名草子さん:02/03/02 00:53
月並みだけど、731さん、精進して下さい。
ここのみんな、新人さん大歓迎なんですよ。基本的には、ね。
ワクワクしながら待ってるんですよ−。だから頑張ってね。
みんな、口が悪いのは職業柄だから(w
814731:02/03/02 01:02
>>809 私は、あなたを愉快にさせるほど、しあわせ感じてないし、いつ自殺しても
おかしくないほど、実は自分自身を、笑っているのですよ、、、(略

 >詩とはなんですか? に対する五つの返答
1.メッセージ
2.同時代を生きる人間としての普遍性を確保しているはずの記号
3.サーカスにおける一つのパフォーマンス
4.自己発見
5.他者とのつながり、もしくは乖離

 >詩は芸術ですか?
個人的には、そう思っています。なぜなら、芸術は、「感性」と「技巧」の産物です。
詩だってそうです。ただし「感性」だけで「技巧」のない詩だって成り立ちます。
「技巧」って後からついてくるものです。書いていけばいくほど、「感性」が失われていく
ってことは、どんな業界のアーティストにもありえるのではないでしょうか?
ロックのファーストアルバムの、なんでもありのごちゃごちゃなカオスな魅力は
荒削りだけどソウルフルではないですか?

まずこれぐらいでいいですか?
貧乏暇なし、結構能無し なので、、、
815無名草子さん:02/03/02 01:05
ずっと作品は拝見せずに、ただみなさんのレスを眺めていたのです。
でも、あまりにこの話題が続くので、興味をそそられてのぞいてみました。
どなたかが、この人はどんな本を読んでいるのか、と書かれていたのと
同じ印象を持ちました。

果てしなく広い言葉の世界で、本に囲まれて私たちは生きています。
その一端を、この作者にどう伝えればいいのか、私は困惑してしまいました。
私たちの力不足なのでしょうか。

なんて言ってみたり。。。
816無名草子さん:02/03/02 01:19
731さん、あなた詩作について、韻文だけでなく散文も
書けるようだから、326とかの詩を手厳しくやっつける
評論を書いてみたら。そちらの方面で活躍できるかもしれないよ。
817無名草子さん:02/03/02 01:30
「技巧より感性」っていうのは、怠け者の言い訳。

技巧より感性がかった傑作は山ほどあるけど、
「技巧より感性」などという遁辞から生まれた傑作はない。
818無名草子さん:02/03/02 01:30




819無名草子さん:02/03/02 01:38
能無しって、自分でわかってるみたいだからもういいでしょ。(731=814)
820731:02/03/02 01:38
>>810
ありがとうございます。参考になります。ネット詩人が何万人もいるかもしれませんが
実際、読んでいただければわかるんですが、伝わりにくい、小難しい、昔の象徴詩みたいな
ほんとに同時代を生きてるのかお前!!! みたいなモノが多くて、逆にその流れの中には
居たくないって思っているのです。技巧はオッケーです。リズムを重視したり、ことばえらび
ぐらいはします。私の中の最低限として自分の彼女が読んだときにストレートに伝わるレベルで
ことばを書いてます。そこらへんのデリカシーは、やまほどいるネット詩人よりは自信はあります。

>>811
正論だと思います。こんなことしてる場合じゃないのは確かです。就職すら出来ない
落ちこぼれですから、、、。
落ちこぼれ詩人のメッセージ
落ちこぼれになる法
そんな本だったら書けるんですけどね、、、。

>>813
ありがとうございます。みなさんの口が悪かろうが何だろうが、あまり気にならないというか
まあ、基本的に怖いものはないです。ほんとはすべての事におびえているから
麻痺しているのかもしれません。

>>815
私の世代は、漫画、映像、音楽世代です。小説の様な長編が好きな人って少ないですよ。
だから、私だけの話ではなくて、私と同世代の人間にとっての限界というか、弱さというか
それが特性です。 きっと景気が回復したところで長ったらしいのは、読まないですよ。
文芸系は特に、、、。

821731:02/03/02 01:54
>>816
ありがとうございます。
自分に興味のある事なら評論でも書けるかな?
とは思います。ほんとにまともに生きてきて、ちょっとした時間と暇が
今よりもあれば、原稿持ちこみとかもしたいです。
当たって砕けないと、今よりもっとダメな人間になりそうなので
とりあえず何かしら動いていきたいと思ってます。
そういえば、リトルモアが詩を募集していたような、、、
あと、ディスカヴァー21の、本を丸ごと贈っちゃうやつもあるんだけど
先の見えない貧乏人も進退窮まる! といった感じです。
822無名草子さん:02/03/02 02:04
>>815
伝える手段は無いと思われます。
私もこの話題はずっと読んでいるだけでしたが、思い出したことが
あるので長レス。

以前、731さんとは別人のようですが、困った「詩人さん」の持ち
込みがありました。知人の紹介で、原稿を送ってもらいましたが、
中身は……731さんとまあ似たり寄ったり、もう少し下品な作品で、
読めば読むほど目眩がしました。
どこかで聞いたようなフレーズ、下ネタの繰り返し、スグに「心」
や「精神」を持ち出す安直さ。当然ウチでの出版はお断りしました。
ただ、紹介者からも、「たぶん本にはならないだろうけれど、編集
者からアドバイスをしてくれないか」と言われていたので、「なぜ、
あなたの詩が本にならないのか」といった文書をそえ、アカを入れ
た原稿を送り返しました。「志ある方のやる気をくじいちゃイケナイ」
と思い、頑張って色々書いて、色々読んで勉強してください、とお
手紙も付けました。731さんに対する皆さんのレスのような内容を
ソフトに書いた(つもり)の手紙でした。
823822:02/03/02 02:05
それがいけなかった。電話鳴り放題。こっちだってマジで忙しいの
に何時間も「詩とはなんぞや」ってな話につきあわされ、忙しいか
ら、と切っても「さっきの女の子いませんか」とまたかかってくる。
失礼すぎ。
皆さんが731さんに対してレスしたように、私もその方の原稿を読んで「本読んでないなこりゃ」と思ったので、もっと色々読んだほうが……と言えば、「アレは読んだ、コレは読んだ。アンタはアレは読んだのか……」ってうるさァァいッ。そういう問題じゃねぇんだよ。
また、トアル版元が、ある詩だけを抜いてくれれば出版する、と言ったがそれは断ったのだと。何故、その詩がダメなのかわからない、と本気で彼は言う。
いわゆる3大タブーネタだった(しかもくだらなすぎる)わけですが、新聞読んでりゃピンとくる時事ネタ。
「新聞読んでます?」「読んでません」「主義ですか?」「テレビ欄しか見ないからお金がもったいない」
だったら書くなよ、そんなん! 新聞だった問題有るけど、オサエておこうぜ。ちなみにウチはその詩が理由で断ったわけではないです、念のため。
――――――――――1日仕事手に着かず。
最後は社長がキレて
「ウチは文学サロンじゃない! もうかけてこないでくれッ」
と叫んで電話を切った。それ以後はさすがにかかってこない。

真面目に回答するだけ疲れッちゃう、というお話しでした。
ちょっと煮えてるので長くなってすみません。
824822:02/03/02 02:09
↑改行失敗。すみません。

新聞だった問題有るけど
    ↑
    て
825788:02/03/02 02:09
「長ったらしいのは、読まない」なんて、得々として言ってちゃいけない。
知らないということは恥であって、それを開き直ってどうする。

何かユニークなことをするには、過去に誰がどんなことをしていたかを知っていなければ
どうにもならないわけ。
「こんなすごいアイデアがあるよ!」と(自分で考えた)陳腐なアイデアをもってくる
人がいるけど、はたで見てるとイタイよ。
本当に何もないところから、前人未踏のアイデアを生みだすのが天才だ。
言っちゃア悪いが、731さんは、ハッとするほどのオリジナリティをもってはいない
(自信たっぷりな企画が『ちんかめ』もどきとは……)ようだから、「知らない」ことを
武器にしてたんでは、天才的な仕事は望めないだろう。
だから、キライだからといって過去の文学作品に背を向けて「感性さえあればいい」なんて
言って、努力しなければ「豊かな」作品は望めないよ。
本をたくさん読んでても頭の悪いやつはいる(というかバカは多い)。でも、本を読まない
バカより読んでるバカの方がこの世界では上だし、物を書こう、それも「文学」を、という
のだったら、最低限読んでおくべきものは読んでおいて損にはならない。
826809:02/03/02 02:10
≫731
あなたが、他スレで文学理論的の持論を展開しかけていたので、
小片の期待というか、そのところに基づいたお話しがいただけると思いました。
わたしはその処を、正直に期待していたのです。

このことさへも、あなたが考えずにあなた自身のお話しを拡げているなれば、
それ故に、イタイわけなのです。

#イタイとはなんぞ?
827788:02/03/02 02:17
822さん、お気の毒に。
オレも持ち込み断わって恨まれたことあるよ。
そんなにストーカーじみてはなかったけど、
「オマエにオレの芸術がわかってたまるか!」と一人でキレてた。
なら、オレに相談するなよ(ワラ
それから、新人賞に落選したのは審査員のせいだと思って、選考委員の
作家たちを恨むやつも多い。
言っておくが、そういうやつは下読みで落とされてるんだよ(ワラ
828わけわからんよ…:02/03/02 02:31
あはは。いい感じで盛り上がってますねw
「真性」の人を凹ますのって面白いかもしれないけど、大変……
というか不毛ですよねぇ?(暇つぶしにはいい?)

私は参加しませんが、788さんをはじめとする皆さん、がんばってください。
829無名草子さん:02/03/02 02:43
>>820
私の世代は、漫画、映像、音楽世代です。小説の様な長編が好きな人って少ないですよ。
だから、私だけの話ではなくて、私と同世代の人間にとっての限界というか、弱さというか
それが特性です。 きっと景気が回復したところで長ったらしいのは、読まないですよ。
文芸系は特に、、、。

よく聞くお話ですが、「世代」のせいなんぞにしない方がいいです。
あなたの世代で文芸書を読んでいるヒト少ないがいる、とご存じの
ようですし。
失礼ですが、あなたが何十歳代か差し支えなければ教えてください。
ですか。10〜20代でしょうか。私は3月で23歳になります。

私の感じる限り、読まない方は何歳でも読みません。
まあ確かに、「団塊の世代」以上で「蔵書」を形成する方が多いよう
な気がしますが。

活字・文芸の土俵で勝負しようとするなら、そんないいわけは通らないです。





830731:02/03/02 02:45
一応、今日最後のレスとさせていただきます。
788さん、ありがとうございます。
私自身のオリジナリティーって、今は、例えば、弱さだったり、後悔だったり
そういう部分でしか勝負できないんですよ。人間って変化することでオリジナリティー
も変わってくるけど、その部分をわかってほしくて、詩の板では、ああやって
日記風に、順番に詩を載せる事で、ひとりの人間の思いをさらけ出していて
今は、まだ途中ですが、ほんとにいろいろあって、、、 その時の気持ちって
もっと多くの人に伝わるのではないか、伝わったらうれしいなという気持ちが
強かったのです。809さんの質問にも関わってくると思う話ですが、
同時代を生きるひとりの人間の証明、そしてメッセージを世の中に
伝え残すときに、詩という形式にこだわったのは、小説と違って、ある一人の人間の
混沌とした人生の縮図を、ひとつひとつの詩に見出す事ができるということの
わかりやすさ、伝わりやすさに、おもしろみを感じたし、自分でも、いつのまにか
いろんな<おもい>が溢れ出てくるのを、どうしても生きた証として残して置きたい
という気持ちがまずありました。小説にはない、もっと個人的な、もっと極私的な
世界だけに、ことばに威力を持たせることができるんです。アットランダムな
人生の縮図としての生きた証を、他者との関わり合いのなかで、私自身が表現者として
アピールするためには、詩を書くのが最も得意だと思っているのです。
831829:02/03/02 02:46
【校正】
ですか。10〜20代……
トル↑

「世代」のせいなんぞにしない
→「世代」なんぞのせいにしない
832731:02/03/02 03:02
>>828

>「真性」の人を凹ますのって面白いかもしれないけど、大変……
>というか不毛ですよねぇ?(暇つぶしにはいい?)
この意見で結構、目が覚めた感じです。
2ちゃんねる自体が、多かれ少なかれ不毛ですね。
いろいろ期待して踊らされる前にここから消えてしまいましょう。
788さん等には、一応ケリを付けてからということで、、、。
不毛ですね。いやいやほんとに。

>>829
私は28歳です。
文芸書を読みたくなれば、読むだろうし、強制的に読むことの絶え間ない努力も
作家なら必要というか、当たり前の感覚だと思います。私だって読んでるんですよ。
詩に関しては、、、。


833無名草子さん:02/03/02 04:18
へへへ
834無名草子さん:02/03/02 05:14
とりあえず731氏は、需要供給の法則をわきまえるべきだね。
誰も喜ばない情報しか提供できない者は、
淘汰されるのみ。
まあ、今後の人生でじっくり体感されるがよろしいでしょう。
誰が何を言うより、それが一番雄弁でしょうから。
835788:02/03/02 05:17
オレももう寝るが、最後に。

大体全員が、731さんの作品に対して、ある種の「狭さ」を感じていると思っ
て間違いなかろう。
さっきも書いたが、731さんが考えているほど、他人は731さんの内面に興味
はない。いくら内面をさらけ出して苦悩して見せても、同情さえしてもらえ
ないだろう。他人(それもどこの誰ともわからないフリーターの)の苦悩な
んて辛気臭いものに付きあってくれるひとは少ないの。飯島愛の苦悩だった
ら読んでみたいけど。
私小説が流行らないのはそういうこったろ? ちと大ザッパに言っちゃうと。
個人的な感情や悩みが普遍的な共感を得られなくなったんだな。
昔はそれでもなんとかなったんだろうけど、今はナルシストが集まったカラ
オケボックスみたいなもので、誰も他人の歌を聴かないのよ。
だから731さんみたいなのは商品として成立しにくい。
というか、731さん自身カラオケで自己陶酔しているようにしか見えない。
そういう作品に商品価値を見出すことは、悪いがオレには荷が重すぎる。

>私だって読んでるんですよ。詩に関しては、、、。

これが問題なわけ。
ミステリーの持ち込み原稿を読むとわかるのは、「こいつ、ミステリーしか
読んでないな」というのが多いということ。ミステリーに関してオタク的な
知識はあるんだけど、文学一般の常識がない。権威主義で言うのではないが、
ミステリーだって「小説」なのに、「小説」に興味がない人が書いたものは
どうしても浅薄な作品になってしまう。ミステリーは異常なジャンルだから
コアなファンが読んではくれるものの、あまりほめられた現象ではない。
多分、731さんの好きな詩人も、詩の本ばかり読んでいたわけじゃないんじゃ
ないかな? 文章というのは不思議なもので、文章として表現されているの
は、著者の教養(≠知識)のほんの一部なのだ。その「土台」の部分が、作
品の安定感や普遍性につながっているのだと思う。
しかし、その隠れた部分ををヲタな読者は読み取ることができないから、詩
なら詩、ミステリーならミステリーの表面的な部分だけをトレースする。だ
から、作品に深みが出ない。

山のように本があるのだから、全部を読むわけにはいかないというのもよく
わかるけどね。1000年後の受験生は、今の学生より1000年分歴史をたくさん
学習しなければならないのは気の毒だと思うが、かといって勉強しなくてい
いという言い訳にはならんだろう。
生まれた時代を恨むしかないが、そんなことをしても何の解決にもならぬ。
836無名草子さん:02/03/02 08:08
731さん
あんたまとまった長い文章、書けないでしょ。
主人公の性格を設定してストーリーを組み立てるとかもできないでしょ。
あんた、詩、らしきものを書くのは
とりあえず短文でも構成めちゃくちゃでも「作品だぜ、ゴルァ」って
言える(ような気がする)からだけでしょ。
言葉陳腐。ありゃ詩じゃなくて単なる言葉のゴミの散らかっている状態。
837無名草子さん:02/03/02 08:12
2ちゃんねる自体が、多かれ少なかれ不毛ですね。
いろいろ期待して踊らされる前にここから消えてしまいましょう。
============

ここらへんの態度がねえ。まいったね。
838無名草子さん:02/03/02 08:17
>私の中の最低限として自分の彼女が読んだときにストレートに伝わるレベルで
>ことばを書いてます。そこらへんのデリカシーは、やまほどいるネット詩人よりは自信はあります。

じゃあそれでいいじゃないですか。自分の彼女に向けてだけ、書いていればよろしい。
839無名草子さん:02/03/02 09:59
持ち込み原稿却下したら逆ギレですか。
みんないろいろ返事してあげてて、偉すぎる。
「自分の書いたもの良さが分からないのは相手の頭が悪い」
と思っている人間て日本にどのくらいいるのかな?
9000万人以上はいるかな。
「自分の力が足りないんだな」と考える謙虚な人間のほうが多分少ないよね。
世の中ってそういうモンだよね。
漏れだって「上司が悪い!」っていつも思ってるもん(w
840無名草子さん:02/03/02 11:10
謙虚になれないのは、自分の書いたものを客観的に評価することができないからだね。
他人の本と自分の原稿の共通点だけ拾い上げて「オレとコイツはどこが違うの
かわからん」と思ってるんだな。「違う(ダメな)部分」は目に入らない。
言ってもわからないよ。
841無名草子さん:02/03/02 12:37
でもおかげでこのスレが盛り上がった。
最初から煽りくんだったのかも?
842829:02/03/02 13:24
>>835=788
そこですッ。詩だけ読んでマネしてるからよくない。
いいもん書こうと思ったら、色々読んで、映画も観て、音楽を聴いて、
お芝居に行って、何でも食べて……てな努力が必要なのだと思う。
世代が世代だから長い小説なんかは読まないって開き直っちゃぁ……

「最近はおもしろい漫画がない」といわれるのはなぜか?
それは、漫画しか読まずに漫画を書く人が増えたからだ。
そういう作家に限って、他の表現手法をバカにしている……

というような記事を読んだことがあります。
788さんがミステリの持ち込みを引き合いに出したように、
そのあたりに問題があるのでしょう。
843731:02/03/02 14:33
みなさん、ありがとうございます。わざわざレスしていただいて。感謝しております。
>>842
私は、映画も好きだし、音楽も好きだし、そういうモノを観たり聞いたりした後に
ことばが浮かんでくる事も多いです。一種のオマージュですけど。
小説なんかは読まないって開き直ってる訳ではなくて、現に今、そういう客観的事実って
ないですか? データ的にそうではないですか? 確かに小説を読むことで自分の作品に
深みが出てくるのは確かでしょう。 ただ言えるのは、私には、小説を書く能力も無いですし
、興味もあまりありません。それが私の限界です。だからって、詩にしか興味がないなんて
なぜわかるのでしょう? 私は、ことばに関しては、人一倍興味があると思っていますが。

>>834
>とりあえず731氏は、需要供給の法則をわきまえるべきだね。
>誰も喜ばない情報しか提供できない者は、
>淘汰されるのみ。
編集者サイドで出版社サイドで、需要を創出しようとしていないですよね。
だから結果論的に「売れた」モノに対しての客観的評価しかできないんですよね。
私が、本屋で、『声に出して読みたい日本語』っていうのをチラッと読んだとき
お金が無いから買えなかったけど、これは売れるな、というよりは、こういうのが
もっと売れてほしいなと思って、共感してましたよ。

>>840
>謙虚になれないのは、自分の書いたものを客観的に評価することができないからだね
それは、自分で書いたモノに対しての自負でしょう。あんな程度の詩ですけど、、、
他人に曝して、その後、謙虚に受け止める姿勢はあるんですが、詩の場合、ことばの結晶ですから
いわゆる「直し」みたいなモノって、オリジナリティーを壊しかねないんですよ。
私の詩が陳腐なのは、敢えてそういうふうに分かりやすくしていただけで、
もっと行間に含みを持たせて、読者の想像力に委ねられるようなモノだって
書こうと思えば書けますよ。でも、基本的には、自分が書きたい、自分がおもしろい
っていう気持ちがまずないと、ほんとにおもしろいモノなんか出てこないとは思っています。
私が編集者だったら、ゴタゴタ、机上の空論する前に、おもしろいモノに飛びついて
心中覚悟で、ことばの本音を抉り出したいって思いますが、、、
ただ、私の詩に、威力がないって思われてる方しかいないって事で、
その本音を謙虚に受け止めた上で、ここにいても不毛だなって思いました。
844無名草子さん:02/03/02 15:02
>編集者サイドで出版社サイドで、需要を創出しようとしていないですよね。

おいおい、こんどは「俺が売れないのは、オマエたちが売ってくれないからだ!」ってか?

>他人に曝して、その後、謙虚に受け止める姿勢はあるんですが、詩の場合、ことばの結晶ですから
>いわゆる「直し」みたいなモノって、オリジナリティーを壊しかねないんですよ。

「直せ」と言っているんではない。「書く姿勢を改めろ」と言われているのがわからないか。

>私の詩が陳腐なのは、敢えてそういうふうに分かりやすくしていただけで、
>もっと行間に含みを持たせて、読者の想像力に委ねられるようなモノだって
>書こうと思えば書けますよ。

「バカな読者の程度に合わせてやっている」ってか?

731問題については、ちゃかし口調のやつだってかなり真面目なレスをつけてると思うぞ。2ちゃんには珍しく(藁
それを「不毛」とはいかがなものか。
845無名草子さん:02/03/02 15:09
>私だって読んでるんですよ。詩に関しては、、、。
842さんは、この発言をする姿勢を問うているのではないかと。ってか俺もだけど。
846844:02/03/02 15:13
842は小説を書けと言ってるわけではないだろう?
詩にしか興味ないというのは、
>私だって読んでるんですよ。詩に関しては、、、。
が根拠だろう。

>落ちこぼれ詩人のメッセージ
>落ちこぼれになる法
>そんな本だったら書けるんですけどね、、、。

書けねえよ(藁
847844:02/03/02 15:15
845さんとかぶってしまった。
どうだ、漏れとケコーンしないか?
848無名草子さん:02/03/02 15:34
ていうか、731を編集として雇ってみたらいかがでせうか?  

849無名草子さん:02/03/02 15:47
それはいい。
雇うところはないでしょうから、自分で立ち上げて、
自分の本作って売ったらイイ
850無名草子さん:02/03/02 16:41
今、インディーズ出版社って旬だからね。
851731:02/03/02 16:55
>私だって読んでるんですよ。詩に関しては、、、。発言について。

私が私自身の視野を自ら狭めているという自覚に無頓着でした。反省しております。
ただ、今は今の私自身の限界でしか勝負できないんですよ。
先の事はわかりません。表現という行為においては、インプット→アウトプットのプロセスを
意識的に変革しない限り、おもしろいモノって出てこないんですよね、きっと。

>>848>>849
雇うとこなんか無いのは分かってますよ。バイトから仕事覚えて、社員になれるんなら
今からでも飛びこむかも。休み無しでも働く気はあるんですけどね。まあ、無理でしょう。
何年も前にやっとくべきことでしたね、、、。

>>844
不毛だと言ったのは、自分自身の限界を客観的に指摘された事に対する
こっぱずかしさから逃げるための口上の意味もあります。
限界なんかすぐ超えられますけどね。インプット→アウトプットのプロセスのなかに
表現者としての、いいモノを創りたいっていうモチベーションが込められていれば、、、。
もちろん、参考になる意見も多々あるんで、感謝しています。

852無名草子さん:02/03/02 16:58
2ちゃんほど「正直に」感想を言ってくれるところは
ないと思うがね。
731くんの作品に対する評価は今以上にはならないだろうよ。
読者が変わっても時代が変わっても。
853無名草子さん:02/03/02 17:15
>雇うとこなんか無いのは分かってますよ。バイトから仕事覚えて、社員になれるんなら
>今からでも飛びこむかも。休み無しでも働く気はあるんですけどね。まあ、無理でしょう。
>何年も前にやっとくべきことでしたね、、、。

君の発言にはいつも「逃げ」が用意されているね。
正社員になれないなら働く気はないのか。
ふざけんなよ。
854731:02/03/02 17:24
>>852
もういい加減痛いほど分かってしまいました。
私のことばのゴミ具合は、、、
でもどんなゴミでも最初は愛着があったはず
だからあれを書こうとしたときの自分のリアルなおもいだけは
確実にきれいな純粋さだったと思っています。

ただ、あそこに書いてあるのが全てではないんで
あっちの詩の板にも、もし暇があれば書きこんでいきます。
興味のある人が一人でもいらっしゃったら
まあうれしいですが、、、。


855731:02/03/02 17:53
>>853
>正社員になれないなら働く気はないのか。
働く気はあります。純粋に。いつまでもバイトのままでいたくないというのは
それだけ向上していきたいからなんですよ。向き不向きがあるから今は
何とも言えないです。自信なんかないですよ。やってみなきゃわからないです。
いい訳に聞こえますか?
856無名草子さん:02/03/02 18:02
ただ、28にもなってフリーターというのでは、説得力ないよね。
モラトリアムってやつですか。
フリーターが悪いわけではないけど、731の書き込みの腰の引け具合をみるかぎり、
ポリシーあってのフリーターではなく、世間に甘えてフリーターをやってるん
じゃないかと思われても仕方ないよね。
857731:02/03/02 18:20
>>856
ほんとにやりたい仕事ってなかなかないですね(これが甘え)
脚本家目指してました。作詞家目指してました。でも何か無理をしていた。
だからあきらめた(これは浅はか)
大学中退がここまで尾を引くとは思ってなかった(これは後悔先に立たず)
今のバイトでは、ロボット状態。その環境に甘えていた。
いつのまにか、やりたい事がなくなってた。
そして今、もがいている。

激しくスレ違いでした。ご容赦下さい。
858無名草子さん:02/03/02 18:25
質問です(ここでいいのかな?)

漫画家や作家が書店店頭で行うようなサイン会って、どういう基準で行われてるんですか?
人気があっても、頻繁にはやっていなさそうなんですが
例えば読者から要望があれば多少なりとも考慮に入れてもらえるものなんでしょうか。
或いは書店から「この人のサイン会をやらせてください」と言われればやるんですか?

実は日にちを勘違いしていて行きそびれちゃったんですが、
同じ作家さんがまたどこかでサイン会をやってくれる可能性はあるのかなぁと思いまして…
859無名草子さん:02/03/02 18:33
>>821
リトルモアなめんなよ。
1000パーセント無理。
860731:02/03/02 18:40
>>859
なめてませんよ。
あそこは、詩に関して、他者よりアンテナ張ってると思うから
投稿するんです。
無理なら無理で、それが結果です。痛くも痒くもないです。
861無名草子さん:02/03/02 19:08
>>731
ぐじぐじ言ってないで一歩踏み出せよ、じれったいなあもう。
自分はもう40代だが、28の時は夢に燃えていたぞ。
何カ所かのサークルに所属したり投稿したり持ち込みしたり勉強会したり
挑戦することが楽しかったな。
夢は一応かなった。まだまだ不満足だけどな。

あの20代の頃が一番楽しかったよ。
862無名草子さん:02/03/02 19:11
>ほんとにやりたい仕事ってなかなかないですね(これが甘え)

やってもいないのにそれがやりたい仕事かどうかなんかわかるもんかい
君は働きたくないんだろうな一生趣味を続けていくがいい詩をかくのは
勝手だがそれを仕事にしようなんぞと大それた事を考えない方がいいね
863無名草子さん:02/03/02 23:35
731さん、ここの人きついでしょ。
でも、詩なり何なり発表したら、大学の先生方も学会とかで
飛びかかってくるということも覚悟しておいたほうがいいよ。
きついよ。そんだけの覚悟をして自分の作品書いてね。
ちなみに漏れは「モチベーション」と平気で書ける人間は信用できません(w
864無名草子さん:02/03/03 00:00
全然きつくねえだろ!
会社によっちゃ会議なんか
「てめーなんだその企画(or原稿)!アホか!馬鹿か!真剣に考え抜いたのか!」
みたいなことをもうちょっとマイルドな表現にしただけでバンバンやりあってるぞ。
あかの他人だから行儀よく見てたけど。

原稿がくだらねえんだよ。どーしよーもなくくだらねえんだよ。
何でそれが分かんねえかな。
俺たちゃ遊びでやってんじゃねえんだよ!
サークル作って発表しあってろ!

865無名草子さん:02/03/03 00:08
おちつけ、ここは2chだ(w
866無名草子さん:02/03/03 00:13
>無理なら無理で、それが結果です。痛くも痒くもないです。

853さんの言うとおり、きみは逃げることばかり考えているように思える。
それは責めすぎだとしても、「痛くも痒くもない」なんて安易な言葉を使うなよ。

オレたち、みんなプロなんだぜ。
それってどういうことか、わかる?
オレたちがどんな仕事してるか、考えたことあるの?

ひたすら勉強するしかないんだよ、きみも、オレたちも。

出版にかぎらず、プロの世界は厳しいぞ。
864さんのいうような状況も、ほんと。
867無名草子さん:02/03/03 00:33
荒れているというか盛り上がっているというか(藁)

荒れてるに一票。
868731:02/03/03 00:33
出版社の編集者が命削るほど血を流してるのはわかります。きっと自分のやりたい事を
上司に説得するのに、いかにおもしろいモノを見付けて捜し出して、それがダメなら
新しいモノを探さなければならない。自ら企画、提案したり。
だから、その編集者の方々が、私のゴミ詩が、いかに通用しないモノであるかを
真剣におっしゃっているので勉強になってます。
具体的にどこどこがどう悪いというレベルにまで達していないと思われているのですから
リメイクして、またここで見てもらえるなら、そうしたいです。
ただ、ここは2ちゃんだし、誰がどんな出版社でどんなジャンルの方か分からない以上
やはり、投稿するしかないのかもしれません。

>「てめーなんだその企画(or原稿)!アホか!馬鹿か!真剣に考え抜いたのか!」
いいですね。こういうノリ。やる気が出そうです。
864さんのところでバイトしたいぐらいです。
物書きって、結局、実績残すことでしか人間として認められないですよね?
869無名草子さん:02/03/03 01:43
731、俺が一番嫌いなタイプだよ。
才能のかけらもないのに自我だけ異常に肥大してる。
文芸社で自費出版して、それで満足したら?
870出版社勤務:02/03/03 01:46
落選して「痛くも痒くもない」だと?
俺が選考委員ならその一言だけで落選させるね。
投稿をナメてんじゃねえよ。
871無名草子さん:02/03/03 02:16
いまの悲惨な出版業界の「プロ」の方々の意見なんて聞いても無意味よ。
自らの信じる道を行け > 731
872無名草子さん:02/03/03 02:31
皆さんひまだねー。731みたいな自我が肥大した能無しに、
何言っても無駄だよ?
身の回りに一人はいるでしょ? こういうの。
それと、ドサクサにまぎれて871みたいな
世間知らずのトッツァン坊やが煽ってるし(w

2chらしいって言えば、らしいけど。
873無名草子さん:02/03/03 02:32
オレ、出版社の営業だけど、731のウンコ以下の駄文に評価を与える編集者が
いなくて安心したよ。ウン、コの人達は良い人だ。

最近わかんないからさ、編集者の考えてること。煮詰まってんだろうけど、下手
すると731みたいなの引っ張ってきて「需要の創出」とか言い出しかねんからね。

そういえば731って数字、怖いね。細菌部隊かよ。
874無名草子さん:02/03/03 02:41
この仕事をするようになって
作家を見る目が変わったなぁ
875無名草子さん:02/03/03 06:28
>出版社の編集者が命削るほど血を流してるのはわかります

この人、安易に「わかります」「わかってます」って表現使いすぎ。
わかるわけないじゃん。わかってたらあんな駄文に評価ほしがるわけないじゃん。
要するに頭でっかちの世間知らずなだけ。
だから「でも…」って尻込みして、何も始めようとしない。
そのくせ自我だけは異様に肥大してさ。
いい歳して小学生みたいなヤツだ。
876無名草子さん:02/03/03 08:07
>具体的にどこどこがどう悪いというレベルにまで達していないと思われているのですから

これだよ。「レベルにまで達していない」
こういう言葉遣いの安易さが問題なんだってば。

わからん人だなあ、どこまでも。
ある程度、本を読む人は、こんなトンチンカンなこと言わないっつうの。
だから何読んでんのってつっこんでんだけどさ。
出てくるのは言い訳ばっかかよ(w

オレ、この話題はもういいわ。
877731:02/03/03 13:51
>>876
私の記憶に残っている、もしくは影響を受けた本等。(ちょっと昔の話)

マルセル・プルースト『失われた時を求めて』
マルキ・ド・サド『悪徳の栄え』その他
サガン『ある微笑』
安部公房『砂の女』
スタンダール『赤と黒』
高野悦子『二十歳の原点』その他
谷崎潤一郎『春琴抄』
寺山修司『書を捨てよ街へ出よう』その他
太宰治『如是我聞』その他

878無名草子さん:02/03/03 13:52
731って、いまの若いフリーター世代の象徴のような気がする。
自分の夢を実現ウンヌンカンヌンというのはいいんだけど、
己の個性やら才能を過大評価しすぎ。
ほんと見事なまでに「根拠のない自信」をもってんだよなあ……。
ある意味うらやましいわ。
879無名草子さん:02/03/03 14:17
スレタイトルだけ見てやってきたら…
なのこったない、731スレじゃねーか…
731より731にかまってるやつらの方がうっとーしー。
880無名草子さん:02/03/03 14:41
だーかーらー
ひーまーつーぶーしー
なーのー
881無名草子さん:02/03/03 15:07
ばかにされそうなんだけど、とある出版社からいま上映中の某ファンタジー
映画の便乗本作れるかって聞かれたん。もう遅いような気もつるけどその辺
どう?
882無名草子さん:02/03/03 15:18
ハリポタも指輪も今後3年くらいは台風のように
繰り返し上陸するからな。
今回ほどのブームにはならんだろうが、イケるかもね。
883ジャンル違いだけど:02/03/03 16:33
充分いけるんじゃない。
早いにこしたことはないから、突貫工事で頑張ってね。
まさか半年もかけて作るつもりじゃないでしょ。
884無名草子さん:02/03/03 18:18
289 :無名草子さん :01/10/21 00:19
>>287
だからろくな本が売ってないんだよ。
もっとガンバレ「書籍編集者」。
だいたい、世間が小泉構造改革、となると、
バーッと似たような本が書店に並ぶ。
便乗本、類似本、もうアキアキ。

なんちゅうか、売上が大変なのもわかるけど、
もっと、こう独自の視点で読者の興味を切り開くような企画ないの?

885無名草子さん:02/03/03 19:05
とりあえず売れる本を作って土台をしっかりさせないと・・・・
つぶれたら何もできないもんな
886731:02/03/03 21:56
ここのスレッドに来てらっしゃる編集者のみなさんの出版社で、アルバイト等、
募集してらっしゃるという方、いらっしゃいましたら、お話しませんか?
一応、メアドも曝しておきます。
887無名草子さん:02/03/03 22:09
時給300円なら雇ってやってもいいぞ、トイレ掃除(w
888無名草子さん:02/03/03 22:11
騙りかもしれないけど、731ってどこまでもイタい奴だなー。
731と同い年の28歳なんだけど、731の書き込みって見てて痒くなってくる。
誰もこんな奴雇いたくないと思う。
889無名草子さん:02/03/03 23:20
もちろん本人はそれを自覚していない。


44 :編集Y :02/03/01 17:05
>>38
同意。


45 :匿名希望さん :02/03/01 17:19
そうなのだよ。
ライターが悪い、編集者が悪いという話ではなく
アフォバカ君は「自覚」がないので
コミュニケーションが成立しないのだよ。
何を言っても無駄。
反対に、こういう自覚の無いヤツに好かれるのも困るんだよなあ。


46 :ラ>編 :02/03/01 17:21
>>41
締め切りは、ちゃんと守ったっつーの。
それより、人の原稿改悪するのに、いったい何日かけてるの?
しかも、改悪のついでに、誤字脱字が混ざってるんですけど。
890無名草子さん:02/03/04 00:00
731がアルバイトであろうと編集に向いていないのはここを
読んでいればだれだってわかるよ。
世の中にはもっと有能な連中が五万といるのにわざわざ
使えないヤツを拾ってあげる人なんかいるわきゃねえ。
891無名草子さん:02/03/04 00:10
731の影響を受けた本て高校生の「読みましょう」的な本が
並んでて納得。もうちょっと頑張りましょう。
アルバイトの話はそれからだね。メアド晒してくれた誠意には感謝。
892無名草子さん:02/03/04 00:45
うっとうしいから731は無視しろ。
893無名草子さん:02/03/04 00:53
>>884
>もっと、こう独自の視点で読者の興味を切り開くような企画ないの?
 読者の方で? 独特の視点の本がお好きなんですか?
 いや〜うれしいな〜
894無名草子さん:02/03/04 01:14
マジ

ちょっと呆けたお年寄りが、呆け防止になるような本、希望
当方本屋 過去数回問い合わせあり
一部の実用書版元営業に提案したが、音沙汰無し
895無名草子さん:02/03/04 02:37
>>858
みんな731に夢中なよなので、変わりに答えますが、基本的には書店からの依頼です。
それを受けて、著者に打診するかんじ。
が、もちろん逆に営業から書店にお願いする場合もあります。
だから読者からサイン会の問い合わせ殺到→書店がやる気になれば、
サイン会が実現するのも有り得ないことではありません。
896無名草子さん:02/03/04 06:28
731みたいな積極的なヤツ今どきめずらしいんじゃなーい?
731さん、もう1歩! かもよ。
897無名草子さん:02/03/04 07:32
せっかく話をそらそうとするたびに
なぜかすぐにヤツの話に戻そうとする書き込みがある
898無名草子さん:02/03/04 09:11
>>897
同意。こりゃ撒餌ですよ。
899無名草子さん:02/03/04 10:58
>>894

編集者としての意見じゃなくてすいませんが…
(一応、職業は編集者なんですけどね)。
ウチのお袋さんが脳卒中で倒れた時、リハビリ中には
小学校中学年〜高学年向けの絵本(および読み物)を
読ませておりました。多少の漢字+総ルビの本。
医者のアドバイスが根拠…だったような気がする。
900無名草子さん:02/03/04 12:22
>>877
はっきりいって文系の俺から見ると軟派な本ばかりだな〜
かといって、今時の本も無いし。
よく編集になれたね。今、お幾つですか?
901無名草子さん:02/03/04 12:32
>>900
スレよく読めよ。
902無名草子さん:02/03/04 13:51
731へマジレス。
少なくとも877が上げたような「文学」は読まない方がいいよ。
要するにこういう人が本を作っていることが、現在の出版不況の元凶なんだから。
下手にダダなんかが入っちゃうと最悪。
大丈夫。今売れてる、君が読んでいるような詩人たちは
あんなの読んでないんだからさ。
903無名草子さん:02/03/04 14:21
だから731=877だってば。
904無名草子さん:02/03/04 14:55
オチがついた所で、普通のモードに戻そう。
『世界がもし100人の村だったら』なんだけど、
なんで売れたのかな? 正直、そんな面白いとも思わないんだけど。
書籍編集者的にどう思う?
905731:02/03/04 15:06
今、バイトから帰ってまいりました。
武富士の事件のことで、頭がいっぱいです。タクシーの運転手に対する変な偏見が
拡大解釈されてしまうのですね。一時期、個人タクシー運転手になりたかったものですから、、、。
さっき、『出版動乱』という本を立ち読みしました。私は、少年ジャンプ世代ですが
バブリーな時代だっただけに、編集者も新人を育てるという部分に手抜かりがあったようで
新陳代謝がわるくなって、落ちこんだようですね、、、。
唯川恵さんの直木賞受賞作、読みやすそうですね。
『インストール』っていうのも立ち読みしました。素人モノAVのような生々しさがあってよいですね。
ってことで877は私です。
今、狭っこい私の部屋の手の届く位置にある本は、
906無名草子さん:02/03/04 15:16
唯川恵が取ったのはちょい驚いた。
今や直木賞はコバルト以下だということが実証されたわけだ。
907731:02/03/04 15:23
905の続きです、、、。

猪木詩集『馬鹿になれ』
野島伸司&〜『コオロギJrの恋』
『庵野秀明のフタリシバイ』
菊田まりこ『いつでも会える』
『ポケット詩集U』
NHK人間講座『言葉の力・詩の力』ねじめ正一編
柴門ふみ『男性論』
廣瀬裕子『HEART BOOK』
『ガルシアへの手紙』
R・Dレイン『結ぼれ』
『武者小路実篤詩集』
町田康『餌食』
谷川俊太郎『空の青さを見つめていると』
『あのね―こどものつぶやき―』朝日新聞学芸部編
その他、、、。です。
908無名草子さん:02/03/04 15:24
『世界がもし100人の村だったら』
 自分が中級であることへの安心感を得られる。わたしは地球のことを考えているんだと
いう優越感。そのへんを満足させていると思われ。
909無名草子さん:02/03/04 15:49
731さん。ここは編集者が集う、という設定のスレなのでして、
あなたの自己顕示欲……というか“好きな本”とか読書観
を開陳する場所ではないのです。

あなたは詩作で勝負したいなら、ここでなく、例えば創作板
などで武者修行をしたほうが、よほど感覚を磨いたり鍛えたり
することができると思います。
自分が読んだ本をだらだらと開陳するのは、みっともない
からおよしなさい。

別の板なり、あるいは詩人たちが競い合う朗読会や同人誌
やストリートで自分を鍛え、表現者として卓越した存在
になってここに戻ってくることをお勧めします。

ここにたむろっていたところで、あなたにとって有益なことは
ひとつもないよ。詩作を諦めて、ライターになるのなら、
雑誌板に逝った方がいいし。

ここにいつまでもいるのは、変な営業をかけている能なし
ライターみたいで、本当にカコワルーイよ。
自分を磨きに旅立ちなさい。
910無名草子さん:02/03/04 16:58
だーかーらー、もうアイツは相手にするなってば。
911無名草子さん:02/03/04 17:13
>>908
それはわかるが、やっぱピンとこないよな。
これをいっちゃあしょうがないのかもしれんが、
結局「運」がよかっただけとしか思えん…
912無名草子さん:02/03/04 17:16
うわっ! 猪木詩集俺も持ってる!
731と同類かよ。鬱だ・・・
913無名草子さん:02/03/04 17:18
ゲッ! 猪木詩集俺も持っちゃってる!
731と同類かよ。
鬱だ・・・
914無名草子さん:02/03/04 17:45
>912,913
もういいじゃん。909が訣別文を読んでくれたんだから、
もう無視でいこうや。ここは731が来るべきところじゃ
ないということで一件落着、と……。
もう自分が持ってる本が見つかっても無視、無視。
915121:02/03/04 18:36
会話に頼りがちの文章て、何かあるのだろうかな。
実際小説として成り立たせるには、最低限の描写は必要だし。
セリフ進行の小説って読み捨て物みたいな気もしますが。


11 :名無し物書き@推敲中? :02/02/20 19:46
たとえば、男女の生徒が始めてあったシーンで、
「学生証みせて……ん、ありがと……えーと、大河内大丸くんか。ふんふん。へー、おんなじクラスね、よろしく!」
ていうような、
アニメのセリフそのままで、書かれてあると小説的でないな、と感じる。
読者に情報が伝わるのは早いんだけどね。



12 :名無し物書き@推敲中? :02/02/20 20:15
全部セリフのパターンとして乱歩の「指輪」とか
星新一の「真相」とかなら面白いと思う。
漫画染みたセリフがベタベタしてるのは厭だ。


916100人の村:02/03/04 18:44
>>911
>自分が中級であることへの安心感
 不景気の中での癒し効果
>わたしは地球のことを考えているんだという優越感
 アフガン戦争、中東情勢の緊迫化による世界市民的発想への高まり

 それなりに時世に乗っているんじゃない? 運だけと言うわけでもなかろう。

キーワードは「癒し」と「優越感」ですよ
917無名草子さん:02/03/04 18:45
ところで、900超えてるんですけど誰か次スレを。
9181564:02/03/04 18:45
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ango/2352/
お願いだから来て
内容は悪くないんだけど
出来たばかりだったから
頼むぜ
このページの未来は
君の心がけで
変わっちまうんだ
919無名草子さん:02/03/04 19:18
>>907
よかった、
オレの作った本は入ってなくて…
920無名草子さん:02/03/04 19:29
:匿名希望さん :01/09/01 21:17 ID:J1VIfB2.
他スレでみたけど、ライターさんに交通費でないんだって?
信じられん。うちも危ないと言われているけど、ライターの車のガソリン代まで出してるYO!


94 :匿名希望です :01/09/01 21:34 ID:z0MJsw5Q
出してくれないところはバイク便だってケチるし。
資料あると「取りに来い」は当たり前ですもん。
出張なんかで留守にしていて「ポストに入れてもら
えませんか」とお願いしても「そんなムダ金払えない」
って言うし。しかしこれは編集者次第。
気前よくバイク便出してくれる人もいる。
今仕事をしている出版社は「交通費払えないので
極力ファクシミリとバイク便(一定ルートをぐるぐる
回ってるらしい)にしてくれ」と、いう。
暗黙のうちに「来てもらってもギャラ上げらんないよ」と
言われてる気がしないでもないが、今のところ
問題なく仕事は進んでいる。
地方取材は、その地元のライターに頼み、原稿は
メールでやりとり。
まあ、交通費払うより節約になることもあるってか。
ちなみにマ●ハのカメラマンはガソリン代なんて
一度ももらっていない。(これも担当編集者よりけり?)
ちなみにワタクシの知人の女性はマ●ハの編集者に
オシャレなレストランに連れて行ってもらっている。
別に読者モデルでも関係者でもないらしいけど。
でもまぁ、ワタクシの財布にひびく話でもないので
気にはしていないが。フリーの経費をメいっぱい節減しても
おねーちゃんと食事に行く経費はあるらしい。
ワタクシは今宵もコンビニ弁当だよん。
921無名草子さん:02/03/04 19:40
>>920
よくある話です。

 長文はウザイのでリンクにしてちょ。
922回覧:02/03/05 01:30
しばらく下げ進行で行きましょう。
書き込みをする際に
E-mail(省略可)の右の欄に半角小文字でsageと入れるだけです。
書き込みをしてもいちいち上がりませんので、部外者侵入の予防になります。
ご協力をお願いします。
ここ数日のスレの質低下に心を痛める者。
923100人の村:02/03/05 02:24
>908
それを原因とするのは、思考停止じゃないかなあ。
別に好きじゃないけど、クッキリとした、よく出来た本だと思います。
誰もが興味のある情報を見事に因数分解してる。
92409027:02/03/05 04:05
ざーっと、レス閲覧させていただきました。
同業者の方々の意見が色々聞けて、おもろかったです。

さて、出版社がバッタバッタと潰れていますが、
みなさんは、今後、この業界がどう展開していくと予想されていますか?
ジャンルによって違うだろうけど、
対処療法的な本作りをしていると、遅かれ早かれ、ダメになるでしょう。
ビジネスモデルを再構築せんと!と焦っていますが、
自分を含め、淘汰されていくその様も、また、楽しくもあります。

この前、CTP入稿したんだけど、安い。。。
925無名草子さん:02/03/05 10:53
あんた余裕あるなぁ。まあいいけど。
まず、「本」が無くなることはない。それは皆さん共通認識でしょう。
しかしデジタルに代替可能な物は遅かれ早かれ無くなると思う。
俺はまだ画面で文章を読むことに抵抗があるけど、次の世代は次世代なりの
文学を作っていくんだろう。
ではデジタルに代替できない本とは何か。いくつか上げてみるね。
@生活雑貨としての本
例えばお風呂で読む本とかね。各家庭の風呂にディスプレイがつくのは
まだまだ先になりそうだから。100円ショップの100円本なんかもそうだ。
また、本にはインテリアとしての機能も出てくると思う。装丁やデザインの
役割がますます増えるんじゃないかな。内容よりも……
Aデジタルに付随する本
ゲーム攻略本が売れるのは「画面を見ながら画面を見る奴はいない」から
だといわれてる。必要な情報が決まっているなら、手元で引くのが一番早い
から。そういうデジタルのガイド的な物はずっと残るんじゃないかな。
B嗜好品としての本
もう文学全集なんかそうだよね。っていうか最終的にはこれしか残らないん
じゃないかとも思う。いい紙使って、高級感だして。マニアの世界だよな。
926無名草子さん:02/03/05 10:59
すまん、sage
927無名草子さん:02/03/05 11:01
問題なのは内容じゃないかな
928無名草子さん:02/03/05 13:35
>>927
そう思いたいけどね。
出版不況の本質はそこには無いと思われ
929無名草子さん:02/03/05 13:55
学生とかに話聞いたら嘘みたいに本読んでないもんな。
俺らが学生の頃は暇さえあれば文庫読んでたけど。
購読してる雑誌の数も俺らに比べれば圧倒的に少ない。
なんでなんだろう? 単にネットの普及と片付けられないと思うが。
930731:02/03/05 15:06
編集者の方々の、エリート意識充満な貴重なご意見、ありがとうございます。
一生涯、会う事も何もないのだから、いろいろ言わせていただきます。

まず、編集者が集うスレだからって、それ以外の人間の入りこむ余地を与えない権利が
あなたたちにあるんですか? レンタルスペースではないですか?
閉鎖的閉鎖的閉鎖的。
結果論結果論結果論。

売れた本に関して考察してる間があったら、ほんとに読者の立場になって
モノを考えられないんですか?
プライドプライドプライド。
美学美学美学。

能無し電波幼児性な私が言っている事が
まったく的外れでも、
そう思わせてるところが、もうすでに、分かったフリした体裁屋だと思います。
便乗パクリマーケティングリサーチ
もっとうまいことアレンジできませんか?

最後に逆にお伺いします。
ポエム関連、つぶやき系、一言集、大人の絵本など
これらの分野に共通するのは、小説と相違して
どういう表現形態だと思われますか?
「ことぱ」に着目して答えていただけませんか?



931731:02/03/05 15:16
私は、学生の頃、文学部に在籍してましたけど、周りのやつは本なんかよんでないですよ。
あまり、、、。
文学部ですらそうなのに、ふつうのそこいらの女のコが本なんか読むわけがない。
文芸系なんか読むわけがない。
私は、自分が書いたものを、真正面から「詩」と言わないで、「メッセージ」
としたのは、「詩」ということばの持つ歴史的束縛から来る、先入観を取っ払いたいからなんです。
だからこそ敢えて伺いたいのですが、ここに集ってらっしゃる編集者の方々が、
おもしろいと思ってらっしゃる詩ってどんなものですか?
2ちゃんねるの詩の板で、おもしろいと思われる人いますか?
詩の板では、『2ちゃんねる詩集』なるモノを製作するっていう机上の空論的企画が
出てますがどう思われますか?

もうひとつ。私の詩に関して、具体的にどこがどうおもしろくないのか
指摘できる方、いらっしゃいますか?
932指摘:02/03/05 16:13
僕も
妖精になりたい
↑クサイ

愛する
君のために
僕はもっと
きれいな笑顔をあげる
↑ハズカシイ
933無名草子さん:02/03/05 16:23
>私は、学生の頃、文学部に在籍してましたけど、周りのやつは本なんかよんでないですよ。
君のドキュソ大ではデータになりません。
93409027:02/03/05 16:56
>731=930さんへ
はじめまして。
ひとつだけ。編集者がエリートだなんて、
少なくとも、僕は考えたこともありません。
自分は無知である。という立場から対峙してますよ。
売れた本を考察するのは当たり前じゃないですか。
趣味じゃなくて、商品を作ってるんだから。
詩についてはアドバイスできる立場じゃないのですが、
むしろ理論武装して逃げているのは、あなたの方じゃないでしょうか?
ちゃんとレスの流れ読んでなくて、申し訳ないけど。。。
自分の作品をいちいち人に解説すること自体、かっこ悪いよ。
935無名草子さん:02/03/05 17:12
ほらね。
自分の才能のなさを周囲のせいにしている。
努力なしの垂れ流しのメッセージを他人がありがたがると思ってるの。
発表したけりゃどこでもすりゃいいよ。自費出版でもHPでも。
でも一般書籍として出版したいと思うのならもっと精進しろよ。
言葉の1つ1つが吟味されていない。何も伝わらないんだよ。
努力無しで自分が受け入れられると思っているのか。
世間をなめんじゃねえよ。
936読者:02/03/05 17:20
>売れた本に関して考察してる間があったら、ほんとに読者の立場になって
モノを考えられないんですか?

読者だけど、メッセージや詩集は、よほど書いた人物に
興味がない限りは詩集とか買わないよ。
もし無名の詩人さんが良い事を書いてたとして、
その人にたとえ共感したとしても、何のメリットもないし。
有名人であれば、同じ価値観を共有していたりする事が嬉しかったり
できるけど、その付加価値がない以上。つらいのでは…

純粋に言葉の綺麗さや世界感を堪能する為に、本を買う読者って
今、どれくらいいるんだろう。
937無名草子さん:02/03/05 17:58
まあ、やっと731の本音が出たってことで。
専門板に行くと、こういうのよくいるよ。
頓珍漢な発言を繰り返して、非難されると「ここは閉鎖的だ」(w
もう皆同じパターン。

自分はこういうの、「電波」と呼んでます。
関わる人間の運を落とすタイプの人間です。
938無名草子さん:02/03/05 18:47
このスレという意味じゃなく、
業界の一部にエリート意識の強い人がいるのはたしか。
だけど、みんながそうだと思うのは間違いだ。
ここの人たちの優しかったり厳しかったりする意見を
「エリート意識充満」ととってしまう自分を見つめてみようよ。
ねえ、731。

なんて書くとまた落ち込むかい?
939731:02/03/05 19:39
>>938
落ちこんでいません。エリート意識云々については、短絡的な意見だったとは
思いますが、実際に、その業界の方との接点もなく、あくまでイメージです。
すいません。

>>933
その発言を含め、ほとんどの出版社が大卒だ、新卒だ、で頭でっかちな、人間しか
相手にしない風潮がおかしいんですよ。
早稲田の二文にいたけど、文芸系のサークルのエリート意識充満な高慢な態度。
それがひとつの原因で、ある種引き篭もりになって中退しました。
詩なんか読んでるってだけで、「詩人」なんてよばれて、相手にしなくなるような
そんな矮小な世界でした。おもしろい事もおもしろいヤツも少しはいたけど、、、。

>>936
ほんとに正論だと思います。名も無い人間は、よっぽどの才能と個性がなければ
無理ですよね。あとコネか、、、。
猪木詩集が、それなりに売れたのも、銀色夏生がまだ、それなりに売れてるのもそうだし
菜摘ひかる その他の風俗系 五体不満足系 ビルゲイツ系 タレント系
だから、私も936さんの言葉を借りて、敢えて聞きたいんですけど
いわゆる、ポエムを含めた「ことば」系のジャンルに対する掘り起こしというか
関心は、出版社の方々にとって、どのような共通認識があるのでしょうか?
詩の板で、微妙にもりあがってる『2ちゃんねる詩集』的なモノについての
意見も、併せてお伺いします。
94009027:02/03/05 19:44
前もいいましたが、10年先、出版界がどうなっているのか、
かなり危機感(はたまた期待感)を感じてます。
925さんのいうように、情報に流されない類いの本、
デジタル媒体を補完する本、モノとして眺めていたい本など、
本自体は絶対なくならないでしょうが、
現実的に考えて、かなりの編集者が今後、必要とされなくなるでしょう。
出版不況の原因はどこにあるのか?
対処療法的じゃなく、本質を見極める必要があるかと思います。

もちろん、Webの普及だけが原因だとは思わないし、
面白いコンテンツがないから、というのもエポケーだと思う。

僕は(モノによってはですが)
CD-ROMの原価はもう100円を切るような時代ですし、
紙をデジタル媒体と本格的に連動させた、
メディアミックス型の本をつくろうと思っています。
もちろん、まずコンテンツありきで、
それをどの媒体に落とし込むのが相応しいのか、
きちんと見極めることが大前提ですが。
別に目新しいことじゃないのですが、ごく一般的な制作方法として
定着していくと思うんです。
紙は紙。デジタルはデジタル。リミックスはリミックスみたいな。

どうなんすかねえ?
色んなジャンルの方の意見も、ぜひ聞いてみたいと思ったもので。。。
(急いで書いたんで、文章滅茶苦茶かもしれません。すみません)。



94109027:02/03/05 19:48
すみません。文章長すぎました。逝ってきます。
942無名草子さん:02/03/05 20:10
>出版不況
出版業界が衰退するの当たり前だと思う。
だって、出版物より面白い上に、楽で安く時間潰せる物が
氾濫しすぎてるもん。
深く考える事をよしとしない人が増えている以上
その人達の人間性を変えていけるような対策をするか
その人達のニーズに答えるものを出さない限り無理なんじゃない?
943925:02/03/05 20:25
?C年輩のかた向けの本
が抜けてたね。
これから老人が確実に増える。そして彼らは金を貯め込んでいる。
そして彼らは若い世代のように「本」を読むことに抵抗がない。
944925:02/03/05 20:29
sage忘れた。すまん。
945わけわからんよ…:02/03/05 20:41
>731
もう一度だけ発言しちゃうよー。
詩なんて興味ないんだよぅ。
市場も存在しないんだよぅ。
どうしてもやりたきゃ、文句いわずに黙々とやればいいんだよぅ。

自分が満足できるんなら、
その一点のみにおいて有意義なことだとは思うからさ。
無理にマスに載せようとするなって。
946731:02/03/05 21:10
>>945
分かりました。部分的には。しかし、市場云々の話しは、未知数だと思います。
なぜなら、詩を書く人間が、相対的に減っているとは思えないからです。

ホームページを作ることにしました。いつになるかは分かりませんけど。
新しいスレも立てました。
いずれ、お見せしたいと思います。
947925:02/03/05 21:17
俺も731にひと言。
『2ちゃんねる詩集』、いいんじゃないの? 好きにやれば?
俺も昔、散々やったよ。
2ちゃんみたいな便利な「場」はなかったけどね。

俺は君がいうところのエリートかもしれない。
会社に泊まり込んで、ヒーヒーいいながら働いて、
業界の未来に不安を感じているエリートの1人さ。
そりゃプライドも美学も持ってる。
だからこそ、君の「メッセージ」に金を払う気にはなれないね。

94809027:02/03/05 21:17
今日はなんだか気分がパッとしねえもんで、ネット漬けっす。。。
詩の市場が存在しないって決めつけるはどうかと思います。
従来のような詩集じゃどうかと思うけど、逆に企画の練り方によっては、
かなり市場を掘り起こせそうなジャンルのような気もするんですが。
いずれにせよ、突出した表現力と企画力を要すると思うけど。
『2ちゃんねる詩集』はトンデモ本として笑えそうで、いいんじゃないすか。
とてもとても、売れるとは思わないけど。

まあ、出版業界が衰退するのは仕方ないっすかね。
みんな打つ手を考えているんだろうけど。

高齢者向けの本はいいですね。
知的好奇心をたくさん持っている世代だろうし。

そろそろ新スレ立てませんか? 俺、スレ立てすぎって出てきちゃうんで。
949無名草子さん:02/03/05 21:52
2ちゃんのコピペ集ならぜひ買いたいけどなあ
950121:02/03/05 22:30
2ちゃんの電波系ポエムなら売れるかも。世の中ヒッキー多いから。
951断筆宣言:02/03/05 22:33
残念だ。
かつてここはベテラン編集者がその若い頃、
活版印刷職人から原稿を介して薫陶をうけた思い出話をするような、
それを読んだ若い編集者が感銘をうけるような
趣き深いスレだった。

ところが変なのが出てきて、
我々が育ててきたスレの雰囲気を台無しにしてしまって
無神経に乗っ取って
しかも自分が被害者のようなことを言って居直って、
それで自分は傷つきやすい詩人だみたいなことを言っている。

数名の中堅編集者の努力のかいもなく、ついに
経験の浅い編集者か非編集者だか分からないような奴と「詩人」が
無駄話をするスレになってしまった。
今はもう、かつて時々きていた中堅以上の編集者が訪れる雰囲気ではない。

古き良き日本を
その価値を理解しない無神経な人間によって
台無しにされたのを惜しむのに似た気持ちで、
今このスレに私は決別の宣言をする。
もう二度とここには書かない。

同じような気持ちでここ数日書き込まずに見ていた同業のみなさん
また会う日まで、さようなら。
952無名草子さん:02/03/05 22:35
現状は、そういうことです。頭の中の映像、スピード感、皮膚感覚、体内感覚……そういったものを文字変換するのに失敗しているのです。
 このように、「自分の脳裏には明確な映像が存在するのに、受け手(読者)には存在しない」という重大なギャップに気づかないことが、
大半のアマチュア新人が失敗作を書いてしまう大きな原因の1つになります。(ゲスト回答:若桜木虔)
953文京区:02/03/05 23:28
とりあえず「書籍編集者が集うスレ その2」をつくってみました。

http://natto.2ch.net/test/read.cgi/books/1015338406/
954無名草子さん:02/03/06 00:30
>951
お気持ちは十分わかりますが、
そういう物言いもどうかと思ってしまうのですが…
955無名草子さん:02/03/06 00:32
>951
>経験の浅い編集者か非編集者だか分からないような奴

って、差別的だなあ、具体的にどの発言ですか?
956無名草子さん:02/03/06 01:43
たしかに731に皮肉を込めたレスをしたけれど
「無駄話」扱いはないだろうよ。
957無名草子さん:02/03/06 09:38
2ちゃんて無駄話しちゃいけないんですか。
958無名草子さん:02/03/06 11:06
951の言いたい事も解るが…
中堅とか…格をつけてる時点で問題ありじゃないか?
まさにエリート意識丸出し
959無名草子さん:02/03/06 13:51
731=951
レトリックを使うか使わないかだけで、同タイプの人間。
960無名草子さん:02/03/06 16:47
つーか、951は場が読めないという点で、編集者失格。
961無名草子さん:02/03/06 17:13
つーか、951はスレの流れを変えて731を追い出したという点で、
偉大だといえなくもない。結果論ですが。

やはり作戦?
962無名草子さん:02/03/06 17:18
たまたまスレも終盤だったからじゃないの。
もしまだ300番台くらいだったらオソロシイ事になっていたかもよ。
963無名草子さん:02/03/06 17:55
つーか、951は「断筆宣言」って何様のつもり?
その自意識がウザイよ。
964無名草子さん:02/03/06 18:36
951、こういう編集者がいること自体が出版業界を停滞させている。
965無名草子さん:02/03/06 20:36
731出てこーい
966無名草子さん:02/03/06 20:40
つーか、951はいい人かもしんないけど、
若手の斬新な企画、なにげにつぶすよね。
967無名草子さん:02/03/06 21:21
古き良き日本ってどの時代の事だろう
968無名草子さん:02/03/06 21:42
まさか、1960年〜70年代とかって言わないよねえ。
969無名草子さん:02/03/06 22:04
951、文章へただね。編集者とは思えないよ。
970無名草子さん:02/03/06 22:43
三大話ってなに?

出版社ってあほみたいなことしてるねー
971無名草子さん:02/03/07 00:18
>965
なんで呼ぶんだよ!
せっかく消えてくれたのに!
972無名草子さん:02/03/07 00:43
951みたいなマイナス思考ばっかする「中堅編集者」のせいで
出版不況になったんじゃないか?
嫌なものには蓋をし、新しいものは受け入れない。
何かというと「昔はよかった」
頭が固すぎ。固いままカビてるね。
973無名草子さん:02/03/07 01:45
>>972
それは言いすぎ。
出版不況の大きな原因のひとつは橋本内閣の失政。
それから、なにあろう、インターネットの普及。
そこのあなた、帰宅して本読んでる? モニタ見てる時間の方が長いでしょ。
974788:02/03/07 05:55
しばらくネットにつなげなかった。
731はいなくなったか。
なんか途中でほっぽりだしたような気がして申し訳ないが、致し方ないです。

951の気持ちはわからんでもないけど。
975無名草子さん:02/03/07 07:38
>>973
内閣の失政と読書離れをむりやりこじつけるのはどうかと思う。
976無名草子さん:02/03/07 09:37
>>975

消費税が5%になったの、橋本の時じゃなかったっけ?
あのときを境に売上げががっくり落ち込んだ記憶があるんだけど。
977無名草子さん:02/03/07 11:05
たった数パーセントの違いで買う気が無くなるほど、
本に魅力がなくなったのが原因ではないでしょうか。
978無名草子さん:02/03/07 11:51
>>977
キミ、業界人じゃないね。
「たった数パーセント」だって。
979731:02/03/07 14:39
>>951
恐れ多くも、業界の人間でもなんでもない私が、しゃしゃり出てきて、全てではないにせよ
多くの方々に不快な思いをさせてしまったことを謝罪いたします。
申し訳ございませんでした。
ただ、951さんの断筆宣言に関しては、一方的な主観的な判断に基づく行為と受け取りましたので
私には、何も言う資格も権利もございません。

>>974
ほんのちょっと暇なときに、このスレは見てます。興味があるので。
788さんのように「市場の掘り起こし」に対するアンテナ、「価値観の変容」に対する自意識
を常に持ってらっしゃるのが編集者だと思います。素人意見ですが、、、。
ことばに対する興味は人一倍あるので、そういう点で、切磋琢磨したいという気持ちはあります。

>>947
925さんが925で述べられた話し、興味深かったです。
話しは変わりますが、読者の立場として、はっきりいって買ってまでして読んでみたい本は
ほとんどないですね。バイト先の人間もそうですが、ブブカとか、噂の真相とか、
刺激とハッタリを求めてます。あとミステリアスっていうのも、キーワードかも、、、。
『〜百人の村〜』が売れたのって、あの本が、《触れてみたいほん》だからだと思います。
手にとって、チラッと見てみたくさせる本だと思います。あれが本屋にならんだとき
私は、手に取って、チラッと読んでみて、この本は売れるな、と思いました。
私みたいな、無教養な人間を、あたかも一段高くステップアップさせてくれそうな
そんな、トリックが隠されていると思います。グローバルだし、ジャーナリスティックだし
絵本のような親しみやすさもある。デザインが重要なんですよ。あとタイトル。
以上、落ちこぼれ詩人のたわごとでした。

>>948
『2ちゃんねる詩集』だと売れないかもしれません。
タイトルを『poetic 2ch anthology』
みたいにして、等など、いろいろアイデアだけはあるのですが、、、。
どっちみち、サブカルコーナー扱いなのだとしたら、
『2ちゃんねる詩集』にして、いかにも、2ちゃんねらーの本です、
って顔をする方が、手にとってもらえるとこまではいくと思いますが。

980無名草子さん:02/03/07 14:42
スレ埋めてね
981無名草子さん:02/03/07 22:48
982無名草子さん:02/03/07 22:59
上記の問いは黙殺されてるな
983無名草子さん:02/03/08 17:53
977す。
編集者じゃないがね。
書く方。
984無名草子さん:02/03/08 18:10
『2ちゃんねる詩集』
985無名草子さん:02/03/08 19:47
731のやつ読んだけど、コピーライターならいけるんじゃない?
キャッチコピーの風情はあるかな、とは思ったけど…
986 :02/03/09 00:00
そうかなあ…。
ていうか、同人誌とかが合ってると思う…。
987無名草子さん:02/03/09 00:27
731へマジレス。

「2ちゃんねる大攻略マガジソ」出してるフレームワークジェーピーに
持ち込んでみろ。
コーナーのひとつぐらい作ってくれるかもよ? 2ちゃん詩人の。

http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/zassi/1014540243/l50
988無名草子さん:02/03/09 00:41
ここで1000取っても、あんまし嬉しくねえなー。でも
とったことないから暇つぶしに横目で見てみるtest。
あと気がついたこと。編集やってる人間は最後にちゃんと
「。」つけるね。癖だ。
989無名草子さん:02/03/09 13:15
1000とってみたい!
990無名草子さん:02/03/09 13:25
>>989
そうはさせん。
991無名草子さん:02/03/10 00:21
あ、はやすぎた
992731:02/03/10 01:01
>>987
ほんとうにありがとうございます。
有意義なご指摘だと思いました。
オリジナリティーの確立に修行つつ、アプローチしていきたいと思います。
993個人的意見として
731さんへ。
現代、文学が成り立たなくなった一要因に、大衆全般が「高等遊民」化したことがある。
詩を書きたい層(供給)が増えても、人の書いた詩を読みたい層(需要)が多いとは
限らない。それでも商業ベースに乗せたいというのなら、それなりの理由付けが必要だろう。
君はなぜ詩を書くのか。単なる自己顕示か? そういう人間は昔なら同人誌を作ったものだが、
今はホームページという便利な媒体がある。もし君に才能があれば多くの人が集まり、
賞賛するだろう。それとも君は「作家の名誉」が欲しいのか? それなら公募に応募すればいい。
仮にも作家を志すのであれば、自分の書いたものを「売る」ということの意味をもっと突き詰めて
考えて欲しい。