1 :
無名草子さん:
高校生の時に読み、大人の女性という印象を受けて
すごく憧れてました。
ファンの方いらっしゃいませんか?
2 :
無名草子さん:2001/05/31(木) 01:08
私も高校生の頃、「夜光虫」ってのを読んで、なんだか凄いなって思いました。
でも最近ぜんぜん読んでない。
何が面白かった?また読んで見ようかな…
3 :
無名草子さん:2001/05/31(木) 19:36
独身のとき、結婚後、結婚後好きな人が出来たときと同じ本でも読むときによって印象が
すっごく変わる。特に最後の好きな人ができた時が一番心にシミール(T_T)
4 :
無名草子さん:2001/06/01(金) 05:02
似たようなストーリーが大量生産されてた感じは否めないものの、
ときどき無性に読みたくなったなあ。エッセイも好きだった。
亡くなったのが残念。
5 :
無名草子さん:2001/06/01(金) 07:56
森瑶子さん大好き。
砂の家、面白かったなあ。
あと、浅水湾の月も好きなんだけど、短編集の結婚式を読んで、
浅水・・・と同時進行の話が出てきた時は、うれしい驚き。
エッセイもいいよね。
6 :
無名草子さん:2001/06/01(金) 08:21
エッセイが大好き♪
7 :
無名草子さん:2001/06/01(金) 19:56
彼女のエッセイで特に好きなのは、3人のお嬢さんたちについて書いているとき。
「恋愛論」で末娘が幼い恋の駆け引きをする話なんて、描写が鋭くも何とも愛らしい。
珠玉。
8 :
無名草子さん:2001/06/19(火) 01:04
彼女のエッセイを読んで、その生活に憧れたりしたけれど
亡くなって、お嬢さんが書いたエッセイを読んでなんだか気の毒になった。
ご主人様は、イギリス人の実業家ではなくて、ただのヒモ亭主だったのね・・・
ってことで、age
9 :
無名草子さん:2001/06/19(火) 02:12
この人、ブスなのになんでいい女ぶってんだろって
ずっと思ってました。
10 :
無名草子さん:2001/06/19(火) 05:19
>>9 まあまあ。確かに美人じゃないかもしれないけど、生き生きしてる
女性は魅力的なもんです。
11 :
無名草子さん:2001/06/19(火) 21:07
今、まだ生存していたら、どんなストーリー書いてたんだろ。
残念!
12 :
無名草子さん:2001/06/19(火) 21:09
日本版ハーレクインロマンス作家って感じがしちゃう、どうしても。
彼女が活躍してた頃は、ああいう漫画みたいな話も新鮮だったのかも
しれないけど。
13 :
無名草子さん:2001/06/19(火) 23:06
生前は小説もエッセイも似たようなストーリーが多いな、と
何となく思ってたけど、死後、多作せざるを得なかった事情と
「私が死んでも残るような小説ではない」と言いながら小説を
書いていた気持ちを思うと、切ないですねぇ。ヒモのような
ダンナを選んだのは、ファザコンゆえかもしれません。父親が
娘の死後書いた本読んだら森瑶子が気の毒になった。
自分の果たせなかった夢を強引に娘のヴァイオリンに押しつけた
ような印象があったので。
14 :
無名草子さん:2001/06/20(水) 06:58
私の中では、確かに容姿端麗ではないかもしれませんが
森瑶子と安井かずみはいい女の代名詞でした。
あの人達は最高にかっこよかった。
今(スレ違いでごめんなさい)林真理子がいくら
マネをしようとも、絶対彼女達のライフスタイルには
追いつけないだろうと思う。
ごめん。ハナシがちょっとずれましたね。
15 :
無名草子さん:2001/06/20(水) 08:17
娘のエッセイ、読みたいなあ。
マリア・ブラッキンだっけ?
16 :
無名草子さん:2001/06/20(水) 10:18
うーん・・・・。
前レスにもあったけど、あのいい女ぶる根拠なき自信はどこから?
・・・という思いはあった。
作品もどーもね。本人の性格の悪さが非常に顕著に垣間見られる
という点では素直な作家だったのかもしれない。
でも、歯くらい矯正すればよかったのに。あんなに美意識ふりかざすなら。
17 :
無名草子さん:2001/06/20(水) 11:45
瀬戸内寂聴だったか誰だったか忘れたけど、
この人が亡くなったときの葬式が非常に空虚なもので、
それがバブル的な華やかさを売り物にしていたこの人の
本質を表わしているということを書いていたのを読んだ
ことがある。
18 :
無名草子さん:2001/06/20(水) 12:53
森瑶子と安井かずみの本からは生き方の美学みたいなものが
漂ってくる。女ざかりの痛みや女のいやらしさ、業のようなものを
書かせても天下一品だった。ここまで女の本音書いて良いのかよ
というような女にしかわからない義務と演技のようなことを最初に
書きはじめたものも森瑶子。内館とか林の書く文章読んでると
少なからず影響を受けているのが解る。
どこがハーレクインロマンスなんだか(藁
19 :
無名草子さん:2001/06/20(水) 14:14
>>17 そう、「むなしさ・空虚」の内在する華やかさが
確かに作品から感じられる。若い時に読むと読み過ごして
しまうかもしれない。
寂聴さんのお葬式はさぞ悲しみむんむん、感慨むんむんの
盛大なものになると思われる。これ、褒めてるのでも貶して
いりのでもなく、寂聴さんが、得度してさえ、生気むんむん
していることへの賛嘆(?)の念です。
20 :
無名草子さん:2001/06/20(水) 14:26
>>18 一流ブランドやら香水やら、そういうモチーフを使って
「都会の女」ぶっちゃう所。
21 :
無名草子さん:2001/06/20(水) 14:30
所詮西洋礼賛から抜け出せない、前時代の「流行小説」作家
22 :
無名草子さん:2001/06/20(水) 14:42
やせがまんだったのかもしれないけれど、
やっぱり自分なりの美学・美意識を貫いた人だったと思う。
スレ違いだけれど、林さんとは大違いだね。
23 :
無名草子さん:2001/06/20(水) 14:51
エッセイも小説も両方好き。
小説はいいけどエッセイでげんなりとか、その逆のパターンの作家は
自分にとってよくあるけど
森さんだけは、彼女の書くことの一行一行、何度も何度も読み返してます。
みなさんはどの本が好きですか?
私は小説以外だと森さんのお料理本がすごく好きで、
見つけたときは本屋で涙が出ました。
24 :
無名草子さん:2001/06/20(水) 14:55
>>22 キャラクターこそ違え、林真理子も「自分なりの美学、美意識」で
邁進してるよ。あの上昇意識の強さが衰えないところは、認めざるを得ない。
読みが浅いね。
>>24 >「自分なりの美学、美意識」
この人上昇志向、上流への憧れが強すぎるので
美学が醜学、美意識が醜意識に見えるところが
みっともない。先週の文春のドミンゴ追っかけの
書き方なんか、もっとしゃれて書けるはずなのに。
スレ違いなのでさげとく。
26 :
無名草子さん:2001/06/20(水) 17:27
お父さん、娘さんの本って、どこから出てるの?
題名も教えて。
27 :
無名草子さん:2001/06/20(水) 17:31
>>25 洒落て書いたら、それこそ林真理子じゃないだろ。
28 :
HJ被害者のひとり:2001/06/20(水) 17:33
>>23 私も持ってるその料理本。貴重なんじゃない?
結局本人の没後出たんだよね。
元恋人で、不倫してた亀ちゃんって、このひとかー、って感慨深かった。
ペッシェビーノは無いだろう、と突っ込みながら。
29 :
無名草子さん:2001/06/20(水) 17:36
この人の「女は〜」っていうノリについていけない。思い込みの
激しそうなタイプだよね。
30 :
無名草子さん:2001/06/21(木) 20:38
ヒモダンナはどうしてるage
31 :
無名草子さん:2001/06/21(木) 20:50
>>30 彼女の残した遺産をもって
所有していたカナダのどっかの島で
くらしているんじゃなかったけ?
32 :
無名草子さん:2001/06/21(木) 23:54
あれ〜?沖縄にも別荘持ってたんだよね?
そっちは3人いる娘たちが所有権争ってたりして…
やっぱしお金や財産残して逝くのはもったいないなあ。
33 :
無名草子さん:2001/06/22(金) 00:17
男のいやらしさを全て兼ね備えたような旦那
でも、良いネタになったと思う
34 :
無名草子さん:2001/06/22(金) 00:37
うん、亭主のカガミみたいなタイプだったらそもそも小説書いていなかったね。
彼女は作家デビュー遅かったし(確か35歳ぐらいで初執筆)。
35 :
無名草子さん:2001/06/22(金) 01:04
日本に長年住んでいても絶対日本語覚えようとしなかったらしい
だからあそこまで書けたんだと思う。
書いては迷い、迷ってはそんな旦那を選んだ自分を正当化し
また否定する。主義があってないようなところに共感を持てた。
瀬戸内みたいに説教くさくないし。
36 :
無名草子さん:2001/06/22(金) 01:48
10代のときに大体読んだけど、「この人似たようなことばっかり書いてるな」って
思って、その後読まなくなった。
でも今また読み返したくなってきた。上の方の人も書いてるように、あの何とも
いえない「空虚感」にまた浸ってみたくなったな・・・。以前とは違った読み方
ができそう。
37 :
無名草子さん:2001/06/22(金) 04:01
読んだ後に何とも言えない気分にさせてくれる作品が多かった。
恋愛をハッピィエンドにしない技に長けていた。
一種マゾっぽい性格が見え隠れしていて読んでる自分もすっかりマゾ体質になった。
一度彼女の世界にはまるとナルシスト傾向にもなると思ったな。
学生時代の私にはカッコいい大人の女性に見えて憧れたけどウチの母親はどうも
鼻についていたらしい。年代が近いと妬みとかマイナスの感情を持つのだろうか?
38 :
無名草子さん:2001/06/22(金) 04:16
年代遠いけど、鼻につきます。
39 :
無名草子さん:2001/06/22(金) 07:55
20代に読んだ時にはただ読み捨ててきた本の一つだったのに
30代になって家庭を持ってからは一つ一つの活字は生きて
伝わってきた。この焦燥感、空虚感は何なんだろうともやもやが
シパーンと言葉に現され、そうそう、こういうことなんだと
すっきりしたのを覚えている。言葉になったから問題が解決した
というわけではないが、自分の中で燻っているものの正体が見えた
だけでも少し安心した。
40 :
無名草子さん:2001/06/22(金) 08:20
41 :
無名草子さん:2001/06/22(金) 08:24
「叫ぶ私」。
42 :
無名草子さん:2001/06/22(金) 10:22
そんな情けない亭主だったとは知らなかった。
まあ、お金はなさそうだけど、頼り甲斐のある人かと思ってた。
仕事は何してたんでしょ?
森瑶子はなんでそんな人を選んじゃったわけ?
43 :
無名草子さん:2001/06/22(金) 12:01
10代の頃読んだ時は
「なんだい、スカしちゃってさ、エーイお望み通りこの本
トイレで読んでやるー。」と思ったりしたけど
やっぱり時折フッと思い出す、森瑶子という人を。
エッセイにあった 親友とおにぎりの事で絶縁(のち復活)
の話が何故か印象深い。
44 :
無名草子さん:2001/06/22(金) 18:51
おにぎりの話も若い時は「なんて身勝手な」と思ったけど
今なら理解できる。出来上がった関係にアグラをかいて無神経に
安心しきっている者を徹底的に壊したいという願望。
この話を読んでいなければ自分にも起こり得る事体だった。
45 :
無名草子さん:2001/06/22(金) 20:54
『ジゴロ』が一番惹かれる話でした。
なぜか、あの小説は何度も読み直している。
46 :
無名草子さん:2001/06/23(土) 01:15
森さんのエッセイで「電車で背筋をのばして座る若い女性が
かっこいい」みたいな一文があって、それ以来、気をつけるように
している。
本人はどんな人であれ、あの人のエッセイや小説から学んだことは多いです。
林某とは大違い。
47 :
無名草子さん:2001/06/23(土) 01:23
フローズンダイキリにはまって毎日作って飲んでました。
ヘミングウェイやデュラスも森さん繋がりで読み直した。
>本人はどんな人であれ、あの人のエッセイや小説から学んだことは多いです。
同意
48 :
無名草子さん:2001/06/23(土) 01:42
>>46 やたら林真理子に拘ってますね。ちょっと怖いです。
49 :
無名草子さん:2001/06/23(土) 21:52
ジンは心を酔わせるの、が好き。
50 :
無名草子さん:2001/06/24(日) 00:33
林さんは掘り下げ方が漫画なんだよね。
だから古本屋でしか買わない。46じゃないけど。
51 :
無名草子さん:2001/06/24(日) 00:42
林真理子スレに
「文春のコラム、むかつきました。真理子に森瑶子さんを語って欲しくない!
しかも、「とっさになんであんな嘘をついたのか自分でもわからない」とか
恥を知れ、恥を! 」
というレスがあり、この辺が森瑶子ファンの逆鱗に触れたと思われ。
52 :
無名草子さん:2001/06/24(日) 22:34
娘さんの出した本は、たしか「ちいさな貝殻」
という題名だったと思うのですが。。。
この3人の娘たちも、そうとうなドラ娘だった
ようです。
53 :
無名草子さん:2001/06/25(月) 00:21
本では、旦那さん頼りがいが有って、冒険心があって、亭主関白で
って、誉めてんのかよくわからない書き方だったけど、私結構羨ましかったんだ。
私はどうしても、サラリーマンとしか結婚できなかったから。
サラリーマンと結婚する女の気が知れない、みたいに書いてましたよね?
そうかー、ヒモだったのかー。その辺の具体的なとこ、よかったら教えてください。
娘さんの本を結構前に読んで、何か裏事情暴露っぽいなと少々感じたよ。
次女のマリアさんも相当かと?思ったが、私が一番気になったのは
長女の旦那です・・・(何か性格悪そうなんだもん)
嫁(長女)に「まだ君は子供を産むべきで無い」とか、三女に「君みたいな奴が
瑶子の病気を悪くするんだ」とストーリー上、簡潔に書いてるからかも?
知れないケド、「ああっ!コイツまんま外国人だな」と言う日本人独特の主観を
彼に対して凄く感じたよ。イカンセン、本読んだだけだが(笑
ご主人のヒモ云々はさて置き、実の娘と森さんの残した財産で裁判沙汰起こした
事に関してはビクーリしたよ!(TVでやってたが裁判には最終的にならなかったみたい)
実の娘が母親の残した財産で「彼女の生きた証し」(記念館か?)を作りたい&
将来の為に(ブラッキン一家、皆の為)貯蓄していたい、自宅を残したい を
全て反対し「妻の遺産は自分だけのモノ」と、したのには 外国人って案外家族と
言えどドライなのねと思ったもんです私・・・
最終的にはマリアさんも「父が全てを失う事が無いよう祈るだけ」ってあとがき
にも書いてたもんね・・・・
55 :
無名草子さん:2001/06/25(月) 19:35
森さんのエッセイを読んで、“この娘達ろくなもんじゃないな”って思ってたから、
マリアさんが>54みたいな事考えるなんて凄い成長したんだなーって感心しちゃう。
長女は結婚する時、ドレスだ家だとたかりまくり、そのたかりの電話代は森さん持ちで、
次女はお勉強も駄目、他の事も長続きせず、母が死んだら暴露エッセイを書き、
その宣伝で雑誌に出た際、母の跡を継いで作家になりたいと言ってた。
(その時「今は母の残してくれたもので生活している状態だけど・・・」って言ってたような)
が、未だ2作目を見る事は出来ず。
何年か前に雑誌で、長女と次女が、与論島の別荘で森瑶子を語ってたけど
あの別荘は亭主に取られず済んだのかしら?
>>55 与論島の別荘は、娘たちの言わば信託財産ぽいモノでしょうね(管理者、亭主の)
別に森さんの「ご亭主アンチ」でも無いけど、お金になる持ち物件は全て亭主が
売り払ったり、問題のブラッキンさんお遊び事業へ流れて行ったと本で見たよ。
あくまで、森瑶子に近い友人が書いたモノなんで全てが本当の事かは?わかんない
けど、娘の書いた暴露本読んだ限りじゃ本当っぽい感じもする。
「親の背を見て子は育つ」とは言うけど、どうも娘さん達は森さんじゃ無く
ご亭主に似ちゃったのかな?・・・・
マリアさんの書いた本も、森さんには程遠いとは言え才能が開花するかも知れない
のに、又違う事を「やってみたい」等と考えてるのかしらね〜
森さん、すごく好きです。
結婚してから昔より、ずっと好きになりました。
焦燥感の書き方がウマイ。
どうでもいいが、次女・マリア、二作目はどうした。
58 :
無名草子さん:2001/06/26(火) 03:03
森瑶子さんの本に、娘たちはものすごい美人だみたいな
ことが書いてあったので、やっぱりイギリス人とのハーフ
半端じゃない美人なんだろうなと思っていたのですが、
森さんのお葬式の映像で彼女達を見た時の感想は、
はっきり言って、「ハーフなのにこれ?」でした。
>>58 イギリス女性って美人は稀です。
オランダと張り合うブス王国って悪名高いらしい。
だからこそ故レディ・ダイアナに国民はウトーリしたんだって?
おお、関係なかったね、sageます。
60 :
無名草子さん:2001/06/26(火) 10:54
Tシャツシーンズ華奢な手首にロレックス。南の島のリゾートホテル。
15歳のときこれ読んでオトナになったら絶対にそんな女になってやる!と
心に誓った。しかーし、ロレックスは成金おやじの時計に
南の島のリゾートホテルは新婚だらけになっちゃった。
チャンチャン♪
昔朝日の夕刊で一話完結形式の連載をやってたときに、
堂々と『ボルヘス怪奇譚集』の盗作をやったのには
怒りを通り越して呆れた。
63 :
NOA:2001/06/28(木) 22:50
森さんのお父様が書かれた本のタイトルは?
>>63 >「森瑶子ーわが娘の断章」 伊藤三男 文芸春秋.
ほかのデータ(発行年度とか)はちょっとわかりません。
65 :
NOA:2001/06/29(金) 10:25
>>64 ありがとうございました
66 :
無名草子さん:2001/07/07(土) 12:21
あげ
好きです。はまったときには、もうすでにお亡くなりになっていたから
残念。す
68 :
無名草子さん:2001/07/11(水) 12:08
伊藤三男さんは何を勘違いなさったのか
瑶子さんの死後、歴史小説を2作も発表しています。
それもものすごくつまらない作品を。
瑶子さんに寄生したのはブラッキン氏だけではなく
父上もまたそうだったのだと思われます。
私は彼女の小説がすごく好きで早逝なさったことはとても惜しいけれど、
もしかしたら長生きして父親や亭主や娘から名声や財産を毟り取られるより
瑶子さんご自身は幸せだったのかも知れません。
69 :
スリムななし(仮)さん:2001/07/11(水) 13:31
>>68 長生きするより幸せだったなんて、そんな言い方しちゃなりません。
ご自分が亡くなった時、そう言われたら悲しいでしょう…?
それに、父親や夫や娘さんに尽くすことに喜びを感じていたのは
森瑶子さん自身でしょう。いろんな葛藤を経て晩年の落ち着いた
家庭を築いたのだから。
70 :
無名草子さん:2001/07/11(水) 13:32
私、この人にはそんなに興味がないんだけど、確かに
お父さん、何やってんのかなあって謎だったよ。
71 :
無名草子さん:2001/07/11(水) 16:13
亭主の作った借金のために石を握り締めながら作品を書き
娘の要求に応じてお金を出し、自分の中の矛盾に苦しみ。
それも自分の責任によるところなのだと、自己肯定と自己否定
を繰り返しては与論の別荘の庭で血を吐いていた彼女。(本によると)
あのまま自分の現状に苦しみながら生きていくよりは早く楽に
なりたかっただろうなあと、読んでいて思ったものだ。
それはあくまで彼女の立場だったらと仮定してみたらのことで、
彼女の一ファンとしてはもう彼女の新しい作品が読めなくなるのは
とても残念だ。
特に彼女の父親の書いた物は、自己弁護と彼女の母親に対する
考え方の全否定に終始していた。父親として何が大切で何を守りたい
のか恥ずかしげもなく言葉にしていたが、それでもまだ自分は
正しいと言い切る父親、それを幼い頃から見抜いてしまっていた
伊藤まさよ、ネタにすることでしか復讐できなかったのかもしれない
が、彼女の身内の男は最低だった。
ボーイフレンドは超一流だったみたいだけど(それだけが救い)
まあ、嬉しい事もあれば辛いこともある、端から見ていて
あまりに辛そうな日常なら、早く逝けて良かったね。
と言ってあげたい。むろん、これは早く死ねという意味ではない。
友人として、ファンとして、残された人間が思う自分への慰み
みたいなものでしょう。
72 :
無名草子さん:2001/07/11(水) 16:22
エッセイ読んでて辛かったもの。
稼がなきゃ、家族の為にがんばらなきゃ、って
必死なのが行間から透けてみえる気がして。
ほんとにあの父親とブラッ金はサイテー。
バカ娘達も。
1
2
3
だ!!!!!!!!!!!!!!!
77 :
無名草子さん:2001/07/22(日) 02:56
昔々、月刊カドカワに彼女の作品が連載されていたころ
アンケートの「本書掲載されている中で嫌いな作家」に森さんと書いたら
「ホテルストーリー」の文庫が送られてきました。
中学生のころの話です。
当時は、こんなんいい女なんかじゃないじゃん(書くのは表面的なことばかりで)と
思っていたので。
でも、それから数年たって、そういう表面的なことは誘蛾灯のような舞台装置
なのかなと思った。
彼女のおかげでロアルドダールを知った。
字数を埋めるためとしか思えないエッセーや短篇は痛々しくて、
死因が胃癌と知ったときには、ああ、と思った。
子育ては失敗ね、と子供達の写真を見たときに思った。
「第四の神話」という篠田節子の作品は森さんがモデルなのでしょうか?
彼女について言われていることを骨組みにした創作としても、
あながち…と思ってしまう。
78 :
無名草子さん:2001/07/25(水) 21:32
age
79 :
無名草子さん:2001/08/07(火) 21:12
age
80 :
無名草子さん:2001/08/12(日) 02:02
「第四の神話」読みましたよ。
創作以上伝記未満ってゆーか、すごいリアル。
なんか単純に「森さんってカワイソウだったのね」って思えなくなった。
81 :
無名草子さん:2001/08/16(木) 22:34
生前は、ケバいおばはんやなーと読む気もしなかったが死後エッセーに夢中になった。
満身創痍になって書き続けた、そして書き続けることによって生を謳歌した彼女の
生き方に感銘を受ける。娘さんのエッセーを読んでなるほどと思った。私にはダメ男の
ダンナも娘たちもみんなとても人間的で愛おしく思えるのですが、ヘンでしょうか。
それにしても失恋した時はいつも励まされました。
私も「第4の神話」読みました。
やっぱり森瑶子さんをイメージしますよね。
父親と娘が裁判で争うところとか、多作な作家だったこととか。
てことはマリアさんが書いた追想本というのはもしや…?
83 :
無名草子さん:2001/08/17(金) 01:19
何年か前、雑誌のお見合い企画に、旦那のブラッキン氏が
出ていた記憶がある。もう一度日本の女性と結婚したいとか
いうような内容だったと思う。
ムカついたので読んでないけど、ほんとにアホだなと思った。
森瑶子さんのエッセイにも載っていた話ですが、
前に、誰も面倒をみなくなって、かわいそうな死に方をした犬が
いたので、もう飼うまいと決めていたら、外国に住む娘に頼んだとかで、
ある日突然ものすごいヤンチャな子犬がやって来た。
森さんが旦那を問いつめると、「きみは仕事ばかりして、僕にぜんぜん
かまってくれないじゃないか!」とキレた。
そして、旦那の留守の間にしかたなく面倒を見ていた森さんのほうに
その犬がなついてしまったら、今度は激しく嫉妬して、「いいよ、
そいつはきみにやる。そのかわり、自分用にもう一匹飼うからな!」
と言ったという。
旦那の胸中も複雑だったんだろうけど、やっぱりダメ男だよね。
何十年も日本に住んでたくせに、妻の母国語でもある日本語も、
絶対に覚えようとはしなかったらしいし。
まあ、そのおかげであれだけ悪役でエッセイに登場してたのかもね。
84 :
無名草子さん:2001/08/23(木) 01:32
失礼な言い方かもしれないけど・・・
親との関わりにおけるコンプレックスが全ての起点で、
書くことでそれをフォローしていたのかな?とか
情けない旦那との関係は共依存(大げさかもしれないけど)
に近かったのかな、とか
書くことで自分を癒すことに費やしすぎて
子供の人生にあまり責任もたなかったのでは・・・
(経済面じゃなくて)
胃癌って聞いて、私も、ああ、とおもった。
85 :
無名草子さん:2001/08/23(木) 20:05
86 :
無名草子さん:2001/08/23(木) 20:06
私は、森さんの死亡記事を見てから初めて作品を読んだんだけれど、すごく感銘を受けて(まだ思春期真っ只中で、心も白かったから(^0^))それ以来はまり続けています。
お小遣いとバイト代で本を買うたび、「せめて村上*樹にしてよ」と母に言われました。
余談ですが、「マルサの女」の宮本信子さんは森さんに似ていませんか?
ずっと気になっていたんです・・・
88 :
無名草子さん:2001/08/25(土) 01:23
彼女の父親が「森の父」をアピールして
小説本出したでしょう。
読んではいないけど、そのことを知って、
結局、森遥子が解放されたくて、
胃にガンができるほど書きまくって逃れようとした呪縛は、
彼女の成功(売れたこと)によって「見えなくなって」いただけで
何も変わってなかったんだねえ、と思ってしまった。
89 :
無名草子さん:01/08/28 00:24 ID:bHqifwyU
森さんの本は色々読んでましたが私生活は知らず・・・
何も知らずに篠田節子「第四の神話」をたまたま読んで、死ぬほど驚きました。
森さんはどっちかというと自分の至らなさ、根性悪さを露出する人でしたが
エッセイではそれに振り回されているかに読めた、周りの方がはるかに
森さんに依存していたんですね。しかも経済的に・・・
もっと自由だったら、森さんはあんな必要以上に自分ばかりを責めることもなく
虚栄に隠された悲しみや痛みを書かずにいられなかったわけでもなく
おおらかに作家生活を送れたのではないかと、他人事ながら残念です。
「デザートはあなた」「秋の日のヴィオロンのため息の」が好きな作品です。
真面目でユーモアのあることがよくわかる。
age
91 :
無名草子さん:01/09/27 14:12
彼女のエッセイがとてもすきで、一種のリズムと色気があったと
思うのですが。
92 :
無名草子さん:01/09/27 14:50
エッセイに、ダブルベットで眠る夫が怒るので、
寝返りすら彼に合わせてするようになった。それが普通になった。
と書いてるのを読んで驚いた。
その他にも夫のあまりの横暴ぶりに、他人事ながらすんごいムカついた。
こんな奴のために、才能や命をすり減らして・・・と可哀想でならない。
好きでやってたんだから
カワイソがらなくとも良いよ。
94 :
無名草子さん:01/10/09 18:58
こっちはもう倉庫行きにしちゃうの?
95 :
無名草子さん:01/10/09 19:51
そもそもダブルベットで寝る奴の気が知れない。
96 :
無名草子さん:01/10/10 23:51
ファンなのであげ。
このスレ長生きしてほしい、、。
97 :
無名草子さん:01/10/11 22:42
初めて読んだのが朝日新聞の連載でした。赤川しか読まない小学生の私には衝撃的でした。
毎日毎日読みきりであれだけのものを書くのは大変だったとおもいます。
それから何冊か彼女の本を読んでみたのですが、この連載が一番好きです。
98 :
無名草子さん:01/10/21 19:25
あげ
99 :
無名草子さん:01/10/21 20:11
いくらイイ女の話でも、森瑶子の顔を思い浮かべると萎え〜
ブスが想像で書いてるイイ女の生活像なんてリアリティがない
無理を感じる
内館牧子も同様
>>99 確かに顔の造作でいったら美人じゃないけど
雰囲気やセンスで十分補える。
写真で見ると今いちでも、実際会ってみたら綺麗・・と思ってしまう
人っているじゃない?
逆もしかり。
造作はいいのに、なんでこの人ブサイクに見えるのだろうって人。
結局表情やセンスの問題だと思われ。
内館牧子は顔がうんぬんされる土俵では勝負してないと思われ。
理想の男性も水戸泉だし。
AGEとくよ!
102 :
可愛い奥様:01/10/26 03:22
内館牧子は、面白い作品があんまりないよね。 エッセイもつまらない。 森さんのほうが、きれいだったと思うけどな。内館牧子は、妖怪みたいだもの。
>99
分かる、あの出っ歯は・・・。歯ぐらい強制すればいいのに。
104 :
無名草子さん:01/10/26 15:38
「スカーレット」の話は出てないんですね。
出版社にどーしても自分にやらせろって迫って、でも結局
自分ではまったく訳さなくて、下訳者たちの原稿そのまま
本にしちゃったとかいう。
下訳に出すことまでは普通だけど、自分の名前で出すなら
ちゃんと手を入れるでしょ。ましてそんなに思い入れのある
本だったら。
あと、ダメ亭主選んだのも自分。書くことを仕事にしたのも
自分でしょ。命削って仕事してた作家なんて沢山いるでしょ。
女性ではそういう人が珍しいから同情されるのかな。
ちゃかしてるつもりはないのでお気に触ったらごめんなさいね。
>104
ダメ亭主を選んだのも自分、か。
そんな風に簡単に言えるなら、世の中の家庭のトラブルは
なーんにもなくなりますよね。スゴーイ
>105
ああああ、こういうレスしか返さないとファンのレベルも疑われる。
>104
その頃、もう体調かなり崩されてたんですよね。
もちろんプロとして言い訳はきかないですけれど。
死に至る病にかかっている人に「他にも死んだ人はいる」って事?
あまりにも無神経だと思われ。
108 :
無名草子さん:01/10/31 14:00
>104
えっ!「スカーレット」自分でまったく訳してないの!?
エッセイでは翻訳作業の大変さを延々と語ってたけど。
原作のスカーレットは内容はスカスカだから
「風と共に・・」をだいぶ引用して厚みを持たせたって何かに書いてあったよ
下訳と「風と共に・・」をただ編集しただけなの?
確かにもう癌に侵されてた頃だろうけど。それってちょっと・・。
109 :
無名草子さん:01/10/31 14:05
>104
でも確かに旦那や娘たちは金たかりすぎだと思う。
長女はアントワープにビル買わせてるし
次女は専門学校をいくつも入学金出させて通わないし
三女は大学を決めるために世界一周する費用だせとか言うし。
それでも「こういう娘に育てた自分が悪い」って抱え込むし。
本人も言ってるけど精神的にマゾなんだね。
アイヴァンって英国紳士で素敵な人だと思ってたから
「白い貝殻」読んだときは本当に衝撃だった
110 :
無名草子さん:01/10/31 14:09
あと、父親もむかつく。
ヴァイオリンだの時代小説書かせるだの
おめーがやれよって感じ。
結局カピタンなんて消化不良で終わってるし意味わかんないし。
娘の没後小説発表してたけど、作家気取りで勘違いするなっての。
森瑤子ってほんと身内に恵まれなかったよね。
111 :
無名草子さん:01/10/31 14:32
山田詠美も彼女の大ファンだよね。山田のエッセイに森さんの死に触れたものが
3部作でのってたけど何かうるうるしちゃったな。森さんの人柄がわかる感じで。
それにしてもここのレス返してるひとの文章って皆さん綺麗ですね。森さんの影響ですか?
112 :
無名草子さん:01/10/31 14:38
だんなのアホバカぶりは衝撃だよね。
娘たちの金のたかり方も。
113 :
無名草子さん:01/10/31 22:41
>111
そのエッセイ読みたいです
タイトル教えてください
114 :
無名草子さん:01/11/01 00:08
同情というより、ヤパリ身を削ってたのねって思ってるだけではない?
エッセイの家族ネタ、「おいおい、それでいいの?」って思うような
感じだったから。
このあいだ、「ジンは心を・・・」を風呂で読んでたんだけど
(このスレみて再読したくなった)
育児より仕事の森さんに対して「子供は今しか可愛がれない」と説教する
シーンがあって、以前は、「まあごもっとも。お仕事しすぎ(エッセイ書き散らしすぎ)は
イカンよ」と思ってたけど、彼女の死後、そう思えなくなった。
家庭内の役割分担が対等で初めて言える言葉だよね…
ひとさまの家庭内のことだし、彼女の選択だから
とやかく言うようなことではないけど。
どうであれ、どんなことを書いていくのか
見続けたかった女性の一人でした。
「子供は今しか可愛がれない」と●旦那が●説教する
シーンがあって、
116 :
無名草子さん:01/11/01 08:16
次女が、先月号の25ans母娘特集に出てました。
今は三浦に住んでるんだね。
117 :
無名草子さん:01/11/01 16:46
>113
「AMY SHOWS」です。
森さんの死について、(森さんの生前の頃に書いた)山田詠美の好きな小説を
取り上げててその中で「ホテル ストーリー」についても書いてました。
旦那って、森さんに暴力をふっていたの?
119 :
無名草子さん:01/11/02 13:15
暴力もあったのかなぁ。
「白い貝殻」や「第4の神話」から察すると
事業に手ぇ出して失敗ばかりして、その負債を全部森さんのお金で払ってたって。
自分より社会で成功している妻に、なんとか対抗しようとしたヒモ亭主ぽい。
とんでもない額のお金(森さんが稼いだ)を湯水のように使っていたみたい。
死後、森さんの遺産を巡って次女のマリアさん相手に裁判起こしたよね。
120 :
無名草子さん:01/11/02 13:16
>117
ありがとうございます。
さっそく読みます
121 :
無名草子さん:01/11/02 14:59
彼女の本を読んでいてフト、もうこの人は
この世にいないんだ…と、涙が出そうになる。
素敵な美意識を持った大人でした。
122 :
無名草子さん:01/11/02 16:47
でも、その美意識が自分と自分の家族には向けられてないのよね〜。
正直、ダサいんだわ、私服とか髪型とか化粧とか。
123 :
無名草子さん:01/11/02 18:47
当時はそれが良かったのでは?
124 :
無名草子さん:01/11/03 00:59
その時々の流行の最先端を追うようなおしゃれではなくて、
ある種の人々が持つ美意識で選んでいるってかんじじゃないかな。
彼女の料理ムック(もう絶版かな)に出てくる家の内装や
パーティでの服装などを見てそう思った。
125 :
無名草子さん:01/11/03 04:16
>>124 禿げ同。
森さん全盛時代は今よりもっと、一般人の服装と
そこら辺の方々の服装がきっぱり分かれていたように思う。
帽子なんかもすごいのかぶってたよね。
126 :
無名草子さん:01/11/03 17:48
>124
ある種の人々=おハイソに憧れる人々だよん。
森さんの西洋礼賛はものすごかったですわ、知り合いでしたけど。
127 :
無名草子さん:01/11/03 18:11
匿名掲示板で故人を中傷する知り合いね
128 :
無名草子さん:01/11/03 19:33
>127
はあ?
事実を述べただけですよ。
あなたが気に食わないのは、あなたの考える森さん像、あなたの望ましい
レスポンスがついてないからでしょう。
嫌ならファンサイトに行けば?
128> どういうお知り合いで?
130 :
無名草子さん:01/11/03 23:17
仕事で成功しても幸せは別なんだなっと
お嬢さんの本を読んで思ったな〜
娘達も母親や父親が好きでも傷を負っているなと思うし。
まぁ、旦那は大人だから…いいけど
131 :
無名草子さん:01/11/03 23:26
なにキーキーしているの?>128
気に食わないなんていってませんでしょ?
あなたはそういう発想の方なのね。
気に入らないだの嫌ならよそへ行けだの。
124の書き込みの意図と違うかもしれないのに
124を引用した死人への陰口レスは見苦しいわねって
いうだけのこと。
128> わたしも、あなたは、なんだか変な人だなと思う。
133 :
無名草子さん:01/11/04 01:09
森さん亡くなって10年くらい経つかな
お知り合いなら、もういい年でしょうに…
変な人だと私も思う>128
さて、スレが荒れるのは嫌なので、話を戻して、と。
今存命なら、どんなエッセイ書いていたでしょうね・・・
134 :
無名草子さん:01/11/04 01:22
変な人というのはある種の人にとっては喜ばしい例えになるので
低レベルな人といいましょう。
森さんの作品を読む限り、美化することなど何もない。
等身大の自分をわかっておられたからこそ妥協を許さない人だということは
読みとれるけれど。
知り合いといっても128さんを森さんは「知り合い」だと思っておられなかった
でしょうね。
135 :
無名草子さん:01/11/04 01:44
>低レベルな人
御意。
ときどき、「この人怖い」って思ってしまうような
潔く凛々しい女性っていますよね。(怖いって、この場合悪い意味でなく)
こちらがユラユラしていると、見透かされそうな・・・
森さんもそんな感じだったのかなあ、などと思ったりします。
136 :
無名草子さん:01/11/04 02:55
ここはマンセースレですね。
ファンの私でも怖くなる。森さんの駄作について話したりするのは
いけないのかな。
新聞連載してた小説(タイトルも忘れた・・・)はひどかったな。
137 :
無名草子さん:01/11/04 03:19
マンセーかなあ?そうは思わないけど。
マンセーでもなく過剰な批判でも無く、って感じだと思うけれど。
(もしかして128への反論でマンセーだと思ってる?それなら違うと思う。)
原稿料稼ぎとしか思えない駄文も結構あると思います。
エッセイも短編も。
138 :
無名草子さん:01/11/04 03:27
>137
そうじゃなくて、「ここに来る人は文章がきれい」とか
「森さんて素敵な女性ですよね」みたいな限りなく妄想に近い
書き込みが時々見受けられてさ、びくーりする。
139 :
無名草子さん:01/11/04 03:29
念のために付け加えておくと、森瑶子が素敵じゃない、と
云いたいわけではないので、そこらへんに過剰反応しないように。
ただ、本を読んだだけの想像を既成事実のように作り上げていく
雰囲気があるのにびびったもので。
>>128、
>>139に捧げます。
>あなたが気に食わないのは、あなたの考える森さん像、
>あなたの望ましい レスポンスがついてないからでしょう。
>嫌ならファンサイトに行けば?
まあ、まあ、そうムキにならずに・・・。
森さんを個人個人で好きなように解釈するのも、いいじゃないの。
ここは、森さんが好きな人が集まって、マッタリと話すとこよ。
もちろん、森さんの書いた小説の出来についても、愛情があるから、
批判できるというのもあるでしょう。
142 :
無名草子さん:01/11/04 15:03
>.原稿料稼ぎとしか思えない駄文も結構あると思います
そーだよねー。よく言われてるけど同じ内容の焼き直しも多いよね
「パンの薄さや焼き加減の好みの違いで夫婦が破綻する」とか
「人間が一生でセックスするのは六千回だ」とか
女でオーソバージュつけるとか、尼僧のように2枚の服だけでいいとか
挙げていけばきりが無いけど。
ひとりの人間が量産してるから言いまわしや表現が同じというのも
ある程度わかるけど、晩年はひどすぎたね。
多すぎる原稿依頼や借金のせいで無理やりストーリーを作ってたのかな
一見華やかな人生だけど、不幸だったのかなぁ。
143 :
無名草子さん:01/11/04 17:16
まあ私も森マンセー派ではあるけれど、何にマンセーかってことには
拘りたい。彼女の作品には同じことがグダグダ書き垂れているものもあれば
先の作品で晒し挙げたご主人のことを次ぎの作品で褒め上げてみたりという
矛盾が数多く見られる。
なんだか、言ってることが全然違うじゃねーか、みたいなところも自分で
突っ込んでいるしね。
そういった肯定否定の間でゆらゆらし、何年も経てからスパッと答えを出して
自分を切り捨ててしまえる潔さが好きなのさ。
144 :
無名草子さん:01/11/04 17:23
私、どうしてもルックスと書いてるものの落差の激しさ
についていけなかった。
「なんで、この人がそんなに美人ぶってるのかな〜?」と
思ってたよ。こういうこと言うとだめ?
自分は容姿が悪いから楽器でも弾けるようにとヴァイオリンを習わさせられた。
というようなことを書いておられるので、充分自分の姿を自覚していたと
思われ。彼女の作品ちゃんと読めばそこかしこに出てくるよ。
146 :
無名草子さん:01/11/04 17:45
もう12年くらい前に雑誌オリーブに三女ナオミさんと登場してるの見て
「えっ!成金趣味のオバちゃんじゃん!」って驚愕した・・。
リアル工房だったせいかもしれないが、ショックでかかった・・。
外人とケコーンする日本人女性って、化粧ッ毛のないナチュラリスト
鼻毛、ヒゲありか、免税店系バリバリメイクのどちらかってイメージある
けど、森さんの場合、過剰に走った系なのでしょうか。ファンションは
真似したいとは思わないけれど、生活の上での美学のようなものは
とても勉強になったよ。
148 :
無名草子さん:01/11/04 22:18
>147
うん。
森さんの美学というか「大人の女としての心得」みたいなのは
とても勉強になった。
小説も初期のころはとてもお洒落で良い雰囲気を醸し出していたように思う。
それにしても
下北沢に住んで、成城学園初等部に通い、
ストレートで東京芸大ヴァイオリン科に進み
英国人を夫にもつなんて、スゴイ人生を歩んでると思った
149 :
無名草子さん:01/11/04 22:46
144です。
>148
小説だけ読んでると「すごい美意識の塊みたいな人なんだあ」
と思ってて、だから余計にショックだったの。
「え、ええ〜!?」って。
お化粧もアクセサリーもやり過ぎって言うか、コントみたい
なんだもん。
150 :
無名草子さん:01/11/04 23:53
>お化粧もアクセサリーもやり過ぎって言うか
土着の日本人にとって当たり前に受け入れられるものではなかったかもしれない。
白人の旦那様を持つ日本人女性のあるパターンの範疇ではあると思いません?
151 :
無名草子さん:01/11/05 00:55
仕事で海外行ってると、自分の顔が物足りなく思えてきてついつい
どぎつい化粧しちゃうのよ。でもって、みんなそれぞれ好き勝手な
服装していてもどうってことないし。その勢いで日本に帰ってくると
道行く人が振り向くのよ、ビクーリして。
彼女の場合、「素敵」であろうが「うわお」と振り向かれるにしろ、振り向かれる
ことに執着していた帰来があるから確信犯かもね。
「どうしようもなくやりすぎることがある」って書いてたし。
152 :
無名草子さん:01/11/05 01:23
>振り向かれることに執着していた帰来があるから確信犯かもね。
そうかな?
自分の思いが救われることには執着してたように思うけど
他人の目に対しては我は我って感じに思ってたけど。
個人主義を主張してなかった?
153 :
無名草子さん:01/11/05 01:25
とにかく人の目が自分に惹きつけられることに快感を感じていたように
文面から感じた。娘が年頃になって、その視線が自分ではなく娘に
注がれるようになったときは流石に落ち込んだそうだ。後に笑い話的に
書いてはおられたが。
154 :
無名草子さん:01/11/05 02:02
それ、南の島での話だよね>娘への視線
「女」として世代交代の時をついに実感するときが来た、っていう
老いの悲しみを語った話として読んでいたよ。
155 :
無名草子さん:01/11/05 08:19
>>154 娘と旅行したり街を歩いている時など、いろんなシチュエーションで
出てきます。
母娘で?と思ったものだが、娘の成長を喜ぶ反面、女としての哀しさも正直に
実感できる人なんだと感心したもんだ。母としての役割にどっぷり浸かりきって
いるばかりに気づかないでもやもやしている人もいるし。
この女としてのもやもやみたいなものを言語化してくれたお陰で私は自分の
嫌らしさに気づいたし、笑い飛ばせるようになったよ。
156 :
無名草子さん:01/11/05 12:06
おかめみたいな顔にこってり化粧。をいをい。
>156
だから生前、自分でも自覚してるって書いていたのに。
どうしても容姿を叩きたいのね。
あなたは見た目は森さんよりお美しいのかもしれないけど
あまりにも性根が醜い…
158 :
無名草子さn:01/11/05 14:04
>>156 なんか悲しい人が釣れちゃってますけど
レスの流れを見てね、読解力ないのなら他の板逝ってください。
もしかして、あの「お知りあい」だった方?ププ
159 :
無名草子さん:01/11/05 14:15
>157
自覚しても、実行できなかったら意味がない。
「ダイエットしなきゃ」って言ってるだけのデブと同じ。
>158
意味がよく分からないんですけど?電波?
160 :
無名草子さん:01/11/05 14:51
>>159 本人もそういう自分を自覚しているし、作品にも書いているから
読者も知っている。
あなたは何を求めてここにいているのかな?
161 :
無名草子さん:01/11/05 16:09
>>159 肥満でダイエットするのと元々の顔の造作の問題は違うでしょう。
故人をそこまで貶められるあなたってすごい。
自分の卑しさを露骨に出して、恥ずかしくないですか?
私怨じゃないというなら余計に醜い。
162 :
無名草子さん:01/11/05 20:02
プロ意識を感じさせるから好きだ。
そこいらの自称・物書きとは全く違う。
163 :
無名草子さん:01/11/05 20:03
そうそう、コンプの塊だからねー、森瑶子って。
あのすかした文章も「私は素敵なのよ〜!」っていう
仮面。
そう思うと哀れ。
>163
脳内会話ですか?イタすぎて哀れを通りこしている。
こりゃまともに話の出来る人間じゃないね。
放置しかないわ…
165 :
無名草子さん:01/11/05 20:21
と言って放置できてないし(藁
森さんの本をよく読んでれば、彼女の劣等感については
分かる筈だけど。
なんでも「素敵」と思ってたい人には読み取れないのかも(藁
166 :
無名草子さん:01/11/05 20:43
「素敵」だとは思いません。痛々しいとは思いますが。
その痛々しさが、読みどころなのだと私は思います。
つぅか、何処を読みどころにしようが、勝手だろ、本来は。
たかが小説だろ。されど小説だろ。
168 :
無名草子さん:01/11/05 21:18
嫌いなら読まなきゃいいだろ。
本買う金余ってんなら、俺にくれ。
「部長・島耕作」シリーズ買うから。
169 :
無名草子さん:01/11/05 22:28
誰かが誰かを誉めるだけで気に入らなくて、誉めた人を貶めることを
わざわざ言ってまわる低レベルな人もいるのよね。
自分が損したような気持ちになるのかしら、良いじゃないの誰が誰を素敵に
思おうが。何か痛々しいよ、君のほうが。
170 :
無名草子さん:01/11/05 23:58
>169
ここは2chだよ?どんなレスつけようと自由でしょ。
痛いな〜、こういう人。
163> あなたって、前、森瑤子さんの知り合いだと言ってた方?
まだいらっしゃったんですか?
172 :
無名草子さん:01/11/06 00:55
>>170 あんた頭悪そうでいいよ。
周りの人間にほっとけないっておもわれがちな。
169と基本的に同じ事書いてるよ。
173 :
無名草子さん:01/11/06 01:03
小説家の容姿や化粧法でなく
遺した作品の中身で語り合いがしたいよね。
同じファン同士なら尚更。
森さんの私生活は一見華やかだったけど
実はそれも虚構だったというところにまた
心をかきたてられるものが有る。
そこもまた魅力ですね。
低俗な喧嘩は見ててうっとおしいです
確かに言い返したいけれども放置して
マターリマターリいきましょう
174 :
無名草子さん:01/11/06 01:05
だって、誰も小説の話してないじゃん。
175 :
無名草子さん:01/11/06 01:07
このスレッド、わざと男口調で書いてるネナベがいるのが
怖いよぉ。
174> 小説の話をしようかとしてた時に、誰かさんが現れた。
177 :
無名草子さん:01/11/06 01:34
容姿の話にからませて小説の話も出ていますよ。
「だって」とか「じゃん」使うあなたいくちゅでちゅか?
178 :
無名草子さん:01/11/06 01:38
「情事」がデビュー作ですよね。
デビュー作が最高作品だったというのは、作家に珍しいことでは
ない思いますが、この方の場合はどうでしょう。
179 :
無名草子さん:01/11/06 01:45
傑作よりも駄作が多すぎて。
駄文を書き散らして小金を稼ぐ自分を客観視して
半自伝小説書けてたら、もう一皮剥けたかもしれないけど
最後まで、無理やり赤い靴で踊ってたというイメージ。
180 :
無名草子さん:01/11/06 01:46
>>177 失礼ですけれど、あなたも煽り同様にうっとおしいです。
やってることは荒らしですよ。お気づきですか?
181 :
無名草子さん:01/11/06 01:56
同意>180
ですよね。いいやつは本当にいいんだけどね
>179
182 :
無名草子さん:01/11/06 02:00
>駄文を書き散らして小金を稼ぐ自分を客観視して
気が付きながらも文字にはしなかった(出来なかった)のかなって思うよ。
あるいは、したくなかった、と。
自分の美意識だけで、現実の自分(家庭環境・親との葛藤・理想と現実のギャップ等)を
必死で支えてたような感じがします。
183 :
無名草子さん:01/11/06 02:03
>>180 丁寧さを装いながら言葉はとんちんかんですね。
荒らしを煽ってるのには気づいてますが何か?
184 :
無名草子さん:01/11/06 02:04
>182
そこに限界を感じる。作家って自分の業みたいなものと
向き合ってナンボって面があるでしょ。
その業をきれいに昇華させる人もいれば、とことんどろどろになるまで
突き詰めていく人もいる。
森瑶子の場合は、気づいているのにそこから逃げて、「素敵なマダム」
とか「流行作家」とかそういう仮面をかぶっちゃったなという
印象。そこが彼女の作家としての弱さであり限界じゃないかな。
185 :
無名草子さん:01/11/06 02:09
>>183 煽りになってないよ、おばはん(藁
なんてったって、他人の小説の剽窃を平気でする女だから、森は。
186 :
無名草子さん:01/11/06 02:16
彼女の小説読んでいると、彼女が見た景色、味わった食事、お酒など
追体験したくなる。アンチョビの丼もフローズンダイキリも美味しかった。
別にファンってほどでもないけど与論島の形を上空から見てみたい。
187 :
無名草子さん:01/11/06 02:18
そういう憧れはないな〜。
188 :
無名草子さん:01/11/06 02:30
与論島行ったよ!
森さんが絶賛した島だったから去年と今年2回も行った。
本当にエンゼルフィッシュの形で海が綺麗でのどかで
素敵なところだったよ。
ファンでなくても楽しめると思いますよ。機会があったら訪れてみては。
でも「アイランド」が島の素晴らしさを伝えているかといえば微妙。
森さんのお墓は島の観光案内にも「故森瑶子の墓」ってある。
道案内の表示にも「森瑶子邸この先○m」みたいなのがあった。
今は管理人の方が住んでるので、別荘は外からしか見られなかった。
旦那や娘はお墓参りに行ってるのかなぁ。
父親が分骨を望んだけど、旦那が故人の意志を貫いて全骨?
与論に納めたと聞いてこの時ばかりは旦那を見なおした。
189 :
無名草子さん:01/11/06 02:32
>他人の小説の剽窃
誰のどの作品の剽窃?
ダール?
190 :
無名草子さん:01/11/06 02:45
187さんは森さんの小説読んで
どーゆ〜感想もってるの?
191 :
無名草子さん:01/11/06 03:24
>189
過去ログに出てたよ。
192 :
無名草子さん:01/11/06 04:11
189>191
了解 アリガト
この人の小説は、ストーリー展開に魅せられるというより
ある一行、ある一言に魅せられるという感じだった。
193 :
無名草子さん:01/11/06 07:58
>>188 私も一度行こうとして天候不良でいけませんでした。
飛行機から見た島の形に魅せられたというだけに上空から見てみたいな。
それから彼女はあの別荘の庭で、星を見ながら波の音を聞きながら何度も
吐いたという、あの場所においては「吐く」という行為がさほど苦しみを
感じさせなかったので、その場を見てみたいとも思う。
194 :
無名草子さん:01/11/06 15:43
是非見てください。本当に美しいですよ。
別荘のお庭は外からはまったく見えませんが
管理人さんに言えば見せてもらえるかもしれません。
195 :
無名草子さん :01/11/06 16:18
私は与論島に3回、一週間、10日、1ヶ月と行ってました。
行くほどに暮らしてたって感じです。
本当に美しい島です。
196 :
無名草子さん:01/11/06 16:57
無駄なものを一切省いて自分の好きなものに囲まれて暮らしたい。
という彼女の生き方の美学が与論の別荘に象徴されているようですね。
設計は友人の設計で、瓦なども吟味されて集められたようで、その建物や
周りの空気を体感してみたいものです。
観光名所的なものは何もないと書いておられたから余計にそそられます。
197 :
無名草子さん:01/11/06 23:11
194=195=196
続けて書けばいいのに。
198 :
名無草子さん:01/11/06 23:48
華やかな女性を鮮やかっぽく書いているけどつきぬけるものがない。
つきぬけるものがない、というか森さんはそう信じてるんだろうけど
もっといけるはずなのに、と感じてしまったのが読まなくなるきっかけだった。
199 :
無名草子さん:01/11/07 08:02
茶々入れるんならもっとセンスいい茶々入れろよ
幼稚過ぎ
200 :
無名草子さん:01/11/07 08:03
いや、別に196は悪意はないでしょう?
194=195=196が同一人物かどうかは知らないが
なんかみんなすぐ絡むね。せっかくの森さんのスレなのに
マタ―リやろうよ。
>201
同意。一人かわいそうな人が紛れ込んだだけで
このスレがずっと荒れるのはしのびない。
透明あぼーん=無視してマターリいきましょう。
203 :
無名草子さん:01/11/08 11:50
昔、朝日新聞で日本橋高島屋の広告小説を
リアル工房で読んでたけど、
行こう行こうと思ってるうちに森さんが亡くなってしまった。
どなたか森さんのお店「マイ・コレクション」訪れた方いませんか?
お店の雰囲気などを教えていただきたいのですが・・。
数年前に文庫本を携えて同店に行った時
百貨店にはリニューアルというのがあるんだ・・と
改めて思い知らされました
204 :
無名草子さん:01/11/09 22:09
私も便乗して「マイ コレクション」について知りたいです。
「人生の贈り物」を読んでから興味があるので。
どなたか行かれた方いらっしゃいましたら、お教え下さい。
205 :
無名草子さん:01/11/10 22:23
もうずいぶん前に閉店したから
行ったことある人はある方はいらっしゃらないのかしら・・・
206 :
無名草子さん:01/11/12 01:01
私の母が行ったことあるはずなんですが、現在離れて暮らしているので
今度会ったらきいてみます。
閉店の決断も潔かった印象があります。
207 :
無名草子さん:01/11/12 01:57
そうですよね。
「マイコレクション」の最後の編集部注で
森さんが独自のセンスで選んだものだけを置くことに
意義があったから、森氏亡き後続けるのは趣旨に反するという理由で
亡くなってわずか3ヶ月くらいで閉店した、って記載されてますよね。
206さんのお母様はここの商品を購入されたのでしょうか?
もしそうならとーっても羨ましいぃ〜・・・
208 :
無名草子さん:01/11/13 15:53
こないだ本屋で見ましたが
森さんの本、新装されてますよね。
相変わらずアートディレクターは亀さんですが
なんかどこかのフォトスタジオとかと一緒にやってました。
森さんは亀さんのことずっとすきだったのかなぁ。
よくご自分の著書を「私の子」という言い方をされてたそうですが、
亀さんとの共著が3冊あるのは
アイヴァンとの間に3人の娘がいるから、それに合わせたような気が・・。
勘ぐり過ぎかもしれませんが。
209 :
無名草子さん:01/11/14 11:02
age
森さんが亡くなった時、好きな作家より長く生きていることが幸せなのか
ちょっと考えてしまいました。
書店に行っても、もう絶対に新作に出会えないんだなぁと悲しく思った最初の
作家かもしれないです。新装された森さんの本を見ると、まだ少し寂しいですね。
どの作品が好きというのではなく、作品を取り巻く雰囲気が独特で、突然の
一言や、ある一行が目に残る作家さんだと思っています。
211 :
無名草子さん:01/11/27 20:08
初期の頃の小説ほうが文体が硬派な感じがして私は好きです。
晩年は、読みやすくなった分だけすぐに忘れられちゃう感じが・・・。
生きてたらどうなっていたでしょうねぇ。なんて想像してもしょうがないですけど
212 :
無名草子さん:01/11/28 19:03
劣等感の無い人間が小説家なんてなれっこないない
ノンフィクションライターならなれる
213 :
無名草子さん:01/11/28 20:12
森さんの作品はわたしがリアル工房の頃に読み始めました。
後に母も読むようになりましたが、
森さんが何度も繰り返しておられた女35歳の転機は母にも実感できるものであったらしく、
一方その年齢には至らぬわたしは恐怖に近いものを抱いていました。
森さんが亡くなったと報じられたのを母と一緒に聞いたとき
思わず息を呑み目を合わせた瞬間の空気は、親子ではなく、
共犯者を失った女同士のもののようであったことが印象的です。
214 :
無名草子さん:01/11/30 13:56
短編が好き!
確かに使いまわしの文章は多いけど・・
215 :
無名草子さん:01/12/07 23:48
age
二十歳を少し過ぎた頃、それまで好きで好きでどうしようもなかった人に別れを告げられました。
大恋愛の末の大失恋。
(どんな毎日かは、想像出来ると思いますが。。。)
その時に母が黙って私に手渡してくれたのが「別れ上手」の文庫本でした。
この本のある一節に救われました。
初めての失恋は、今では苦い思い出と思えるように。
217 :
無名草子さん:01/12/08 01:16
森が友人としてエッセイに出していて、
このスレの上のほうでも名前が出ている安井かずみ、
この二人に対する世間の印象って似ているのでしょうか。
私は安井かずみのことあまり知らないのですが、
おしどり夫婦といわれていたのに、彼女の病死後
かなり早く仲丸みちよと再婚(その後離婚したが)し、ベタベタ振りを
露出させていた元夫と、森さんのとこの旦那と
何か共通点があるように思ったりして。
>>217 加藤和彦(?でしたっけ?)が中丸みちると結婚する時に
安井かずみとの愛は完結しましたって言ったのよね。
あの言葉、さみしかった。
スレ違いねスマソ・・・。
12星座の女性をテーマにした本がありましたよね。
で、それぞれの性格描写の部分が、ルネ某さんの本のまんま引き写し。
それを「彼女は……な女だった」とつないだだけ。
思わず「共著?」と表紙を確かめた。
220 :
無名草子さん:01/12/13 00:04
221 :
無名草子さん:01/12/21 20:27
あげ
222 :
無名草子さん:02/01/05 16:50
こんなに下がってる・・・もう忘れられた作家なのかしら(泣)
ダンナと3人の娘の消息が知りたいです。
223 :
無名草子さん:02/01/05 17:20
最後までお付き合いのあった好きだったデザイナーの方とは
どうして結婚できなかったんでしょう?
親が反対したからですか?
放浪中の外人の方がもっと反対されると思うのですが。
彼女の本はあまり読んでいませんが、
貧相に老いぼれた感じのブラッキン氏の写真を見て
なぜあんな結婚をせざるを得なかったのかなぁと思ったので…
掲示板の投稿文を勝手に自分の著作として発表して、2ちゃんで叩かれている
村瀬千文スレ(
http://natto.2ch.net/test/read.cgi/books/1008928733)から来ました。
何でも、村瀬氏の作品は森瑤子さんの丸パクリだとか。今まで、森さんの事は殆ど存知あげ
ませんでしたが、これを機会に色々と読んでみました。確かにネタは森さんのパクリっぽい
のですが、内容の深みや表現力、というか筆力が全く比べものになりません。村瀬氏を語る
のに、森さんを引き合いにだすなど、森さんに随分失礼だと思いました。
私はホテル好きですので、森さんの「ホテル・ストーリー」は大変楽しく読めました。
村瀬氏もパクるならせめてオリジナルを越えて欲しいものです。
225 :
無名草子さん:02/01/12 01:41
>223
私が見た写真では、若かりし日のアイヴァン氏は
とっても美形でハンサムで英国紳士ぽい風貌でしたよ。
ご結婚に至った理由はおふたりがとても惹かれあっていたからみたいです。
「とにかく、ママはパパにメロメロだったよ」(知人の証言)
「パパに初めてキッスされたとき、とろけちゃうかと思ったワ」(森さん自身が娘さんに語った言葉)etc..
でも熱烈な恋愛結婚だったわりに
夫の浮気や貧乏や仕事の不調など、すぐ破綻がきてしまったような・・・
娘さんの手記で割りと詳しくかかれてました。
226 :
無名草子さん:02/01/12 01:58
>225
そういうの踏まえてレスつけてるんだと思うが、そのへんどうよ?
227 :
名無しから愛をこめて:02/01/12 03:30
>>222 オハイソ雑誌バンサンカン11月号に次女が出てたよ
母との関係について語っていた
海を見渡せるあの家に住んで翻訳の仕事をしているそうで
父とも和解したとか いい感じに大人になってた
228 :
無名草子さん:02/01/12 03:43
どんな翻訳やってるって?
229 :
無名草子さん:02/01/13 02:26
へえ、和解したんだ。ヒトゴトながら良かった。
そういえば森さんの父も夫も娘も執筆の道を選んだけど
その後どうなってんのかしら。
出版社側も元流行作家の遺族ってだけじゃ、後押しのしようもないよね〜
230 :
無名草子さん:02/02/01 11:41
age
231 :
無名草子さん:02/02/01 23:44
>227
マリアさんが翻訳?!
英語も日本語も不自由そうなのに??
232 :
無名草子さん:02/02/10 11:47
age
233 :
無名草子さん:02/02/25 02:17
与論島がテーマの「アイランド」は、当時別荘を売るのにやっきになっていた
三沢ホームとのタイアップ企画だというのだが…
最近娘の書いた暴露エッセイを新潮文庫で読んだんですが、旦那って
典型的なホワイトトラッシュなんですね。びっくーり。
234 :
無名草子さん:02/02/26 00:01
一ファンとして、ご葬儀に参列しました。
生前の著書から、気難しそうと思っていた
ご主人は、優しい目をしたジェントルマン
という印象でした。
娘3人は、まだ献花の列が続いているのに、
飽きたのか、おしゃべりして笑い合ったり
という行儀の悪さ。それに比べてご主人は、
最後の方の私にまで、ちゃんと目を合わせて
感謝を込めた会釈をして下さいました。
235 :
無名草子さん:02/02/26 00:18
>おしゃべりして笑い合ったり
・・・
236 :
無名草子さん:02/03/13 20:21
age
237 :
無名草子さん:02/03/14 19:00
DQNの業突く張りが金を巡って争ったあげく
落ち着いたもんで和解か。
ハア。
238 :
無名草子さん:02/03/14 21:26
母親の葬式でそんな態度なの?
腹立つねー! ほんっとに!!
自分たちが母親を喰い物にしてさんざん金をせびりだしてたくせに!
239 :
無名草子さん:02/03/20 01:41
森さんって、理想に生きた人だったのかな。
どっか、泥臭いヤボなところはみてみぬふりというか。
小説も、映画のワンシーンのつなぎあわせのようなところが・・。
非常に観念的というか、イメージで読んでいるところがあった。
タラレバの話だけど、
離婚し、子供も独立、一人暮らしをしていたら、彼女独特の世界を
小説、エッセイに、ある種の完成をのぞめたような・・。
亡くなった人の事を、すみません。
何か、個性として非常に興味あるひとだったもんで。
>239
あの家族に殺されたようなものだと
今でも思ってます。
離婚して自由に生きてる森さんが見たかった。
241 :
無名草子さん:02/03/27 14:50
ワンパターンの話が多い
>あの家族に殺されたようなものだと
彼女自身が心の底で
それを望んでいたのではないかと思ったりもしていて。
殺されたいというのではなく
自分が作った家族に振り回されることで
自分を確認するつーか。
お父様と関係が不幸(言い過ぎかも、失礼)の原点かななんて
思みたり。
243 :
無名草子さん:02/03/27 17:25
>>242 ダメ夫とヴァカ娘に頼られることによって、自分の存在の大きさを
確認してたのかもしれない。
あの旦那なんか森さんが見放したら、コジキになるしかないような
オッサンのようだたし、娘だって金銭をやらなければ、風俗したり
援助交際しそうな駄目駄目シスターズっぽいもんね。
だから森さんとしては、回りの家族がヴァカでいて欲しかったの
だろう。
ですから、共依存ですって。
娘をヴァカに育てたのも自分だし、駄目夫と別れなかったのも
自分。
根深い病理を感じるじゃないですか。
245 :
無名草子さん:02/03/27 18:20
ところで三女って今は何してるのですか?
246 :
無名草子さん:02/03/27 18:25
画家になるためにイタリア留学、までは知ってる。
その後の消息は不明だね〜・・・
そういえば、アントワープに住む長女も、旦那と不仲っぽかったけど
その後どーしたのかしら?
母親の遺産や印税収入をありがたみもなく食い潰してるんだろうなー
247 :
無名草子さん:02/03/27 20:27
次女の書いた「小さな貝殻」読んだけど、病院で長女夫婦と三女がケンカするあたりが・・・
自分のことしか考えてないよな、こいつらと思った。
248 :
無名草子さん:02/03/28 00:29
彼女が活躍しているころは
共依存とかACとか
今よりも知られていなかったよね?一般的には。
それでも、みなさん、読み取れてた?彼女の闇を。
私、グウタラ亭主の干渉(帰宅時間の話とか)
娘の愚行とか、エッセイに仕上げるための仕込があったとしても
よく我慢してるなと思ってたくらいで、脅威損とまでは思いつけなかった。
こういってはなんだけど、
元凶つーか、原因つーか、であるお父上は
彼女のネームバリューのおかげで
本出してますよね・・・
249 :
無名草子さん:02/03/28 04:52
彼女の本って好きで何冊も読んだけど、根本にすごく「欧米コンプレックス」がある
ような気がしてそれがとーっても”古いなー”と思いました。今時彼女ほど欧米崇拝した
事を言う人も少ないしね。それと同時に「外見コンプレックス」もすごかったんだろう、
というのが何となくエッセーや本を読んでて透けて見えてそれもすごく痛々しかった。
別に作家だけでないけど、自分の容姿にコンプレックス持ってる人って彼氏や夫となる人の
外見にものすごくこだわりますよね。
私の友人達も美人や普通の顔でも外見にコンプレックスを持っていない人は、他人の
顔にこだわらないけど、ブスや自分の顔が嫌いな人ほど女友達や彼氏の外見にこだわる。
森瑶子もすごい放蕩旦那の外見とイギリス人である事に価値を見出してる気がして、
それがとっても悲しい感じがしました。
うんうん、あの欧米コンプレックスは痛い。
出てきた時代がバブルだったから受けたのもわかるけど。
251 :
無名草子さん:02/03/28 07:36
林真理子とか山田詠美とかずいぶん褒めてるよね。ドレスの着こなしが素晴らしい
とか貴婦人みたいとか。でも徹子の部屋に出た時着ていた服は結構・・・
>251
それも欧米上流系のつもりだったんだと思われ>キテレツな服
共依存。彼女を語る重要なキーワードでしょうか。
でも、夫は下層階級のイギリス人。それでなりきってたんだと思うと
かなりヤバイ人かと。
254 :
無名草子さん:02/03/28 13:04
>251日本という土壌(百姓根性)に森さんのセンスが合わなかったというだけなのでは。
海外で名声のある女性はみな改まった場所に出るときそれぞれ考えた盛装をします。
キテレツに見えてしまうのは、日本があまりに中流意識の貧民層で埋め尽くされている証拠。
>>254 ってか、森さんも別に上流階級のマダームじゃないわけでしょ?
実はワーキングクラスのヒモ旦那、聖心インターに入れてはみたものの
甘やかすばっかりでドキュソ一直線の娘達を抱えて、一度売れてからは
ネタを使いまわして駄作を量産する方向に突き進んでいったし。
彼女の服装のとんちんかんさはそういうのも原因じゃないかな。
身の丈を知らないというかさ。日本にいればこそ「イギリス人のご主人と
ハーフの娘さんと幸せに暮らす優雅な作家」ってふうに持ち上げてくれる人
も多いだろうけれど、海外に出て一体どんな社交界が森さんを相手にする
というのか。って現実もあるわけだし。
でも、そういうのは全部見えないこと、ないこと、にしてたんだろうねえ。
なんか虚しい人生だなあ。
256 :
無名草子さん:02/03/28 17:04
確か、ご主人は孤児院の出身で、イギリスのご両親は、
養父母でしたよね?そこら辺の話を、そのご両親を
尋ねた時のエピソードに絡めて書いたのを、
読んだ覚えがあります。
普通の健全な親子関係の元に育った人でない男を
選んだ理由が、彼女が親との関係を書いたものを
読んだ時、思い当りました。
>255
>ってか、森さんも別に上流階級のマダームじゃないわけでしょ?
森さんが上流階級とは申しておりません。
本人に名声がある、と表現しただけです。
ご主人がヒモだの娘がドキュソだのどーのこーのは関係ありません。
そもそもトンチンカンな格好って何ですか?
あなたよっぽどその方面には自信がおありの様ですが。
着飾ることが家庭の不協和音を払拭するためとしか考えられないあなたの人生は
虚しさとは関係がないのですね。
258 :
無名草子さん:02/03/28 20:46
251です。私が見た時に着てた服は確かソニアのとおっしゃってたのですが
上流の人がそれなりの場所に出る時に着るという服より「妙な感じ」という
格好でした。私は別に服のセンスに自信はないです。
だから背中に大きなハートがついててその中に天使の絵か刺繍がしてある服は
私のセンスでは理解できません。おそろいの絵のバックもお持ちでした。
確かに百姓根性では背中にあんな絵がついた服は着ないでしょう、遊び心にしても。
259 :
無名草子さん:02/03/28 21:23
>>257 なんかすっごいかっかきちゃってるけど、森さんの場合は
あの着飾り方やお化粧は一種「過剰」だったんじゃないかな。防衛本能というか
容姿に対するコンプレックスと西洋に対する憧れがない交ぜになって
独特と言うか、なんかすごく「過剰」な感じになってたと思うけどなあ。
私はあの「女」を演出しまくる身なりにも、彼女の病理を感じたけど。
名声?売れっ子であることと名声ってまた違うでしょ。自分に名声なんかが
なくて仮面をかぶってたってことは本人が一番わかってたんじゃないかな。
260 :
無名草子さん:02/03/28 21:33
何を着ようと家族が変だろうと、書いてる話さえ面白かったら
いいんですけどね。似たような話ばかりだし、身を削って
書いた結果があれじゃ空しい。
261 :
無名草子さん:02/03/28 22:00
森さんの妹さんもフランス人と結婚してる。
こちらは離婚したけど。
姉妹そろって、国際結婚するなんて
ご両親がよほどヘンなんでしょうね。
262 :
無名草子さん:02/03/28 22:38
多分父ちゃんに西洋マンセーをせっせと吹き込まれたんではないかい。
263 :
無名草子さん:02/03/28 22:41
実家を留学生のホームステイ先として開放していたそう。
母上が西洋マンセーだったのでは?
264 :
無名草子さん:02/03/29 00:13
ご家庭の事情とか、駄作おおし、とか色々ご意見もあると
思うけれど、一人の作家がそんなたくさん名作と評価される
ものを書ききれるものかどうか・・・。
とりあえず『情事』はイイ!と思う。
西欧礼讃主義はおいといて、女が年をとってゆく過程が乾いた
感じで描写されていて、ちょっぴり痛かったです。
265 :
無名草子さん:02/03/29 00:37
欧米好きで自分にコムプレックスがある人とは思っていたけど
欧米コンプレックスと感じたことはないなあ。。。
彼女の中流意識の貧民的百姓根性の嫌い方も特別珍しいことではないしー。
彼女の実家のたたずまい(テレビで見ただけですが)
今の自称中流とは違う、ちゃんとした「中流家庭」のそれだっったような。
彼女の年代で、私学に通わせバイオリンをさせて、留学生を置いて、って
超富裕層ではないけど、貧しくもない家庭ですよね。
白人をものめずらしげに見ない環境で育ったから
そちらの価値観も取り込めたってものでは?
あれ、コンプレックスかなあ。。。ただの趣味嗜好のような。
中流意識の貧民的百姓根性「に対する」ニ訂正
267 :
無名草子さん:02/03/29 08:44
>ってか、森さんも別に上流階級のマダームじゃないわけでしょ?
>実はワーキングクラスのヒモ旦那、聖心インターに入れてはみたものの
>甘やかすばっかりでドキュソ一直線の娘達を抱えて、一度売れてからは
>ネタを使いまわして駄作を量産する方向に突き進んでいったし。
そうなんだー。森さんの本にはまってた時はまだ若くって全然そんな事に気が付かず
てっきり彼女を「アッパークラスの人」と見てたのでびっくり。あの当時はまだ
皆ヨーロッパやアメリカと聞けば皆それなりに「いいなー。ステキだなー」なんて
思ってた人が多いだろうけど、旦那がワーキングクラスの出身だったら確かに生活大変
だっただろうな。別にワーキングクラスの人を差別する訳ではないけれど森さんって
少なくともアッパーミドルだと思うんですよ。一応有名な私立の学校に小学校から
通いバイオリンを習い芸大出てる。実家が大金持ちかどうかは知らないけれど、立派な
アッパークラスじゃないですか?(階級ってお金の多さだけで決まる訳じゃないし)
それが労働者階級の旦那をもらったのだから国際結婚だなんだという前にもう
十分世界が違くて大変そう。若い時はゴージャスな森瑶子とステキなイギリス紳士の
旦那さんという図に疑いをもっていなかったけれど、これって結局山田詠美と軍人黒人
と同じ感じの組み合わせですよね。今の普通の中流日本人女性がローワークラスの
外国人と結婚するのと変わりないですね。
ご主人も森瑶子のアッパーミドル的な所に惹かれたのかしら?階級社会の
ワーキングクラスの人にしてみたら私立の学校にずーっと通っていて
芸大を出てる人なんて玉の輿的な魅力があっただろうし。森さん自身も世間の
華やかなイメージと裏腹に旦那はワーキングクラス出身というギャップに
悩んでいたのでしょうかね。
268 :
無名草子さん:02/03/29 09:22
≫259
>名声?売れっ子であることと名声ってまた違うでしょ。自分に名声なんかが
>なくて仮面をかぶってたってことは本人が一番わかってたんじゃないかな。
あなた名声の意味ご存知?ヘタな推測は恥ずかしいから止めたほうがいいですよ。
269 :
無名草子さん:02/03/29 11:02
唯川恵のスレで、唯川が森瑶子の後継者的存在だというレスがあったけど
本人にしたら、俎上に乗せられるのは不本意だろうな。
270 :
無名草子さん:02/03/29 11:24
>>268 ちみが熱烈な信者なのは分かったから、スレの雰囲気を悪くするのは
やめれ。
私も森瑶子に名声があったとは・・・思えないよ。
271 :
無名草子さん:02/03/29 12:17
小さな貝殻、哀れだったなあ…森さん、かなーり焦って、ダンナにしがみ付いたんだ
なあ、と想った…あの年代で20台後半までケコーンしてなかったら、肩身が狭い
なんてものじゃなかったと思われ。その結果があの結婚生活なら、空想の世界に
逃げるよなあ…逃げても、あの亭主…嗚呼。
272 :
無名草子さん:02/03/29 12:28
マークス寿子といいイギリスかぶれのおばはんは必ず
日本のここが駄目、外国では・・・とご高説を垂れる。
そんな日本で稼いでるくせに。
273 :
無名草子さん:02/03/29 13:26
>>271 そうだろうねえ。森さんて異常にコンプレックスも強かったから
「人並み」っていうか「世間一般で言う所のノーマルさや立派さ」
に拘る感じがして、それが「いい女とは〜」「妻とは〜」系の
啓蒙エッセイにつながってったのかなと思った。
そうやって人の目をものすごく気にして自分を構築していくタイプ
だから、「いきおくれ」(今はこんな言葉もないね)になったりするのは
一番耐えられなさそうだもの。
>ワーキングクラスの人にしてみたら私立の学校にずーっと通っていて
>芸大を出てる人なんて玉の輿的な魅力があっただろうし
それは日本人の価値観で・・・
どこまでも土着ですな
275 :
無名草子さん:02/03/29 16:42
土着、土着ってうるさいよ藁
276 :
無名草子さん:02/03/29 17:33
274は何人?
277 :
無名草子さん:02/03/29 17:37
ブラッキン氏が森さんに玉の輿魅力を感じたかは不明ですが
ふたりは相当ラブラブな恋愛ケコーンだったそうですよ。
しかしケコーン後に旦那の無能ぶりを思い知らされて
永く貧乏生活に甘んじていたそうな。オイタワシイ。
278 :
無名草子さん:02/03/29 17:38
別に諸外国に価値感全て合わせる必要ないんじゃない?
そんなに森瑶子大先生に対する批判が許せないなら見なきゃいいのに
やっぱ好きなだけあって自虐趣味あるんだねぇ・・・
279 :
無名草子さん:02/03/29 18:02
>278
意味不明
280 :
無名草子さん:02/03/29 18:07
>大先生というところがですか?藁
281 :
無名草子さん:02/03/29 18:12
小さな貝殻の中で父親と次女の遺産争いみたいな記述が
あったけど、その後皆それぞれどうしてるんだろう?って思う。
282 :
無名草子さん:02/03/29 18:25
エッセイの中で「うちの娘は英国人とのハーフだけあって
うっとりする程綺麗」と書いてあったのでどんなに
凄い美女かと思ったら・・・
まあ、ブスじゃないけどさ。
283 :
無名草子さん:02/03/29 21:31
西洋かぶれなら出歯も治せばよかったのに
284 :
無名草子さん:02/03/30 00:02
本当に自分で書いてた程モテたのか単純に興味がある。
ヘリコプターが欲しいって言ったら買ってくれた男性が
いたというが。
顔の配置が撫すかどうかってより、
オーラがドキュ・・・以下自粛
子育て手抜き?ッテオモタ
286 :
無名草子さん:02/03/30 00:33
彼女の大好きな北上ムッシュウも信者以外から見たら
ただのドキュンなオヤジ
>>284 あれは半分願望や妄想が入ってるかと・・・。
288 :
無名草子さん:02/03/30 10:12
>287 それを聞いて安心しました。
どうしても納得がいかなかったので。
いくらお帽子かぶってたって、ねぇ。
半分どころか9割近くが妄想だったらどうしよう・・・
290 :
無名草子さん:02/03/30 12:07
私は森瑶子の本自身より「森瑶子」そのものに興味がありますね。あんなにゴージャスで
格好よい生活を送ってるように見えて、その実・・・というギャップ。
誰かも言ってたけどあの当時はアダルトチルドレンとか認識されてなかったから
気付かなかったけど、十分に病んでいたんだろうな。
「イギリス」や「国際結婚」だけで今の時代の人に夢なんか与えられないし。
その点林真理子なんかは「実は結婚生活が上手く行ってなくって・・」とかいうオチ
がついても何か安心してられる。やっぱり根が全然明るい気がするし、彼女がモテタ
としてもそう驚かないなー。森瑶子より外見マシだと思うし、森瑶子と違って
「自分がブスでデブである」と自覚してる所がエライ!
山田詠美のスレッドも読んで「実は山田詠美の男もかっこ悪くどうしようもない男
であんまり二人の関係は上手く行ってなかった」っつーのもかなり衝撃でした。
若い頃山田詠美と森瑶子の話しやエッセーに影響受けた私としては、「どうしてくれる?」
と裏切られたような気持ち。
ところで安井かずみさんと言う人を知らないのですが、その人もそんなに「いい女」
として有名だったの?彼女も虚勢を張ったいい女だったのでしょうか?
>290
ワイドショーがお好きな、詮索好きな方なんでしょうね。あなた。
>>290 安井かずみは作詞家として結構有名で、えーと加藤和彦の奥さん
だった人。六本木野獣会のメンバーです(1960年代にキャンティを
根城に遊んでた人達だっけ?)
確かに「虚勢を張ったいい女」ですね。彼女も。ルックスに自信が無くて
若いときからの仲良しだった加賀まりこと一緒にいると、劣等感を
感じたとか書いてたなあ。
私は安井かずみの本を読んで「あー、これはお友達になれないなあ」
って思った。(向こうもそう思ってね―よって突っ込みは置いといて)
「〜すべき」「〜してはいけない」みたいな表層的な拘りが多い人だと。
そういう面では森瑶子と似てるでしょうね。
293 :
無名草子さん:02/03/30 13:44
癌で亡くなってなかったら離婚してたのかな。
娘達が独立できてたら、だけど。
内田春菊のように1億も慰謝料とか旦那に取られて。
内田春菊の場合は自分に原因があるからね。
でもあれだけ共依存状態なら離婚してないと思う。
いまの20代になると、安井かずみを
知らないって人が多いんでしょうね。
本業は作詞家で、ヒット曲も多い。
年とってからは、「いい女になるには」みたいな
エッセイを何冊も書いてましたね。
虚勢をぱんぱんにはった人生って印象がある。
この人も、癌であっけなく死んじゃった・・・
で、だんなはさっさと再婚だものね。・・。。
そう。あれだけ仲良さを強調してたから
速攻で再婚してちょっと安井かずみが
気の毒だった。
1人には耐えられなかったのかもしんないけど。
安井かずみも「いい女になるには」みたいな薀蓄を
説いている割には、中年になってからは場末の占い師みたいな
チリチリパーマヘアでなえた。
299 :
無名草子さん:02/03/30 16:14
私はファミリーレポートで森さんが娘のミッキーマウスの
Tシャツ借りて着てたというのにゲッと思った。
センスがいい人がわざとハズしてるように思われたかったのかな。
本当にハズれてると思ったけど。
自分がショートしか似合わないからって
ロングの女を遠まわしに非難するのが
好きじゃなかった。
ロング=男に媚び売ってるって取れる
文が多かった。
大きな御世話だ。
あんな変な髪形してる人に言われたくない。
301 :
無名草子さん:02/03/30 17:39
>290
わたしも森さんの遺した小説よりも、御本人にとても興味があります。
亡くなってからは小説よりも、あとがきや解説で森さんについて書かれた箇所ばかり読んでます。
いったいどういう方だったんでしょうねぇ〜・・・。
どこかでドキュメンタリー番組作ってくれないかな〜。
あとアイヴァン氏やアフォ3姉妹の行く末もちょっと興味があります
長女も離婚してたりして
303 :
無名草子さん:02/03/30 18:59
若い頃はエッセイや小説読んで単純に大人はそうなんだ、
と受け取ってたけど今となっては結構偏った物の見方をする人だな
とも思える。
304 :
無名草子さん:02/03/30 19:56
もりようこなんかもうみんなわすれてるよ
305 :
無名草子さん:02/03/30 22:44
>304
んなこたーない。
もうしばらくは、生き長らえると思う。
最近、女性誌(コスモポリタンだったか?)で
森瑶子がとりあげられてたよ。
いや、完璧忘れられてるよ(笑)
コスモポリタンなんて痛い雑誌で取り上げられてるところなんかも・・・。
307 :
無名草子さん:02/03/30 22:51
コスモポリタン?集英社文庫に作品があるからでしょ。
一般的に言ったら森瑶子の話題は皆無といっていい。
308 :
無名草子さん:02/03/30 23:27
森瑤子の作品はいつまでも生き残り続けるだろう。
俺も、何の予備情報も無しにたまたまこの人の作品を
手にとって「何かが違う!」と感じてファンになったもの。
だいたいコスモポリタンがイタい雑誌ってどういう基準?
数少ない「社会性のある」女性誌として評価してるんだけど・・・
ネナベ登場(笑)
コスモポリタンに社会性がある・・・藁
310 :
無名草子さん:02/03/30 23:37
コスモポリタン・・・
日経ウーマンよりは、マシじゃない?!
311 :
無名草子さん:02/03/30 23:50
コスモポリタンなんて
自我ばっか強くて受け入れ場のない万個が
万個臭を発散させてるだけの腐れ雑誌じゃん
「第四の神話」がでなけりゃ、今より忘れ去られた存在だったかも、とオモタリして。
>>311 結局はそういうことでしょ。
彼女の作品が話題になってることってないもの。
313 :
無名草子さん:02/03/31 00:07
だからこそ、なんで「第四の神話」って書かれたのかなーってオモって。
活字にはならずとも、編集者や売文業者の間で森の周辺の話題が上っていて
ネタ的に魅力を感じたのかなあ
>>313 多分、「そう言えば森瑶子って覚えてる。強烈な人だったよね〜」
「実は私もそう思ってた」「俺が聞いた所じゃ〜」的なことを
考えてる人が多かったんでは。>出版&文壇周辺
315 :
無名草子さん:02/03/31 00:20
で、第四の世界出版後の、森とこの作品を並べた反応を
活字で見かけないところがコワー
なぜなら、森瑶子の作品を読んでる人なんて、今じゃ
信者以外はいないから。
「私の作品は残らない」て当たってたね。森さん。
317 :
無名草子さん:02/03/31 00:33
まあ、彼女の書くものは、もろに自分のために書いてます
ってかんじだから、残らなくてもいいんでしょう
318 :
無名草子さん:02/03/31 01:13
死後の印税の相続でアフォ旦那とドキュソ娘が裁判沙汰になったから
出版社サイドも森瑶子フェアを組めなくて
更に世間から忘れ去られる原因になったのでは?
>>309 俺は男だっつーの。
自分に理解できないことはなんでも「藁。」か。
自作自演ご苦労様。もうわかったから、安らかに眠れ。
320 :
無名草子さん:02/03/31 11:55
290です。私は現在二十代で森さんの死後森さんの作品を読み始めて「安井かずみ」という
人を知ったのですが、あの人はちょっと前のエスミマキコや80年代のダブル浅野
みたいな存在だったのですか?この人達もマスコミで「いい女代表」として取り上げ
られてた気がする。森瑶子が生きてた時って「いい女で作家の森瑶子」という
世間の認識だったんですか?何せ彼女が活躍してた頃小学生ぐらいだった(と思う)
私にはよくわかりません。
もし森瑶子も安井かずみもエスミマキコぐらいの「いい女」という世間の認識度
だったらそんなに驚かないなー。私は「活字の森瑶子」しかしらないから、いろいろ
空想が広がって「え〜あんなにすごい人かと思わせといて・・」とギャップがとにかく
すごくて驚いちゃったんです。林真理子も山田詠美も森瑶子を持ち上げるし。
ついでにこの二人もデビューした当時相当マスコミに叩かれてたと聞きました。
あーあー、もうちょっと早く生まれてこれらの作家の旬な時期を見たかったです。
知ってる方この作家達の旬な時期ってどんな感じだったんですか?教えてください。
まさか、
>>309-311が自作自演だと思ってるの?>319
相当痛い人だね。だから今時コスモポリタンが社会性のある
雑誌なんて勘違いしてられるんだよ(W
322 :
無名草子さん:02/03/31 17:29
小説とかの設定って、結構海外の作家から頂いてるのが
多かった。なのにエラそうな事書いてるので好きじゃなかった。
あと自分は繊細そうな表現してたけど盗作できる分
図太いかと。
323 :
無名草子さん:02/03/31 18:28
>322
マジで? たとえばどれが盗作?
>>323 321じゃないけど、このスレの前の方にも出てくる
「東京千夜一夜」だったっけか?朝日の夕刊に連載してた一話完結
スタイルの小説。
あれで盗作したんだったと思うよ。
325 :
無名草子さん:02/03/31 21:54
>320
安井かずみは、1960年後半から70年代前半
に活躍した作詞家。
もともと、お嬢さんで最初の結婚相手は大金持ち
で、たしか外国に住んでたのでは。
離婚後、とんとん拍子に売れっ子作家に。
欲しいのものは、なんでも手に入れ、当時六本木
の最先端という感じ。(でも寂しかったそうです)
徹底した本物嗜好。マネや二番煎じは大嫌い。
一番じゃなきゃどれもいっしょ、半端なものなら全
部いらないというような、潔さがあった。
予断ですが、私の友人の知人はダンナの愛人だった
そうです。この加藤和彦という人は、強い女が好き
なのか、最初の奥さん、サデスティックミカバンド
のミカ、安井かずみ、中丸美智絵・・。
人は一生青春時代の音楽、ファッションに左右され
るといいますが、近年の安井かずみも時代と少しず
れた感じがした。
森瑶子は、安井かずみ程立体的に掴めない。
物理的、実際的というより、観念で生きてるような
ところが・・。
ただ二人とも、垢抜けないこと(性格や事柄)はキラ
イというか、告げ口や悪口は、美意識に反するという
ような印象があった。
326 :
無名草子さん:02/03/31 22:05
盗作って言うか換骨奪胎?
328 :
無名草子さん:02/04/01 01:22
>327
よっぽど森さんがお嫌いなのね(藁
329 :
無名草子さん:02/04/01 01:25
イヤ、、、信者じゃないけど。、。、、
凄い負のエネルギーだね。。。。>327 ビクーリ
ダールの話も、使っていたような記憶。
330 :
無名草子さん:02/04/01 01:42
約一名のネンチャックな森瑶子アンチはこのスレにずーっと常駐してるよ。
なにかというと「出っ歯直せ」だの「ブスの癖にいい女ぶっててムカツク」だの発言がいちいち幼稚。
ちょっとでも森さんに対して好意的なカキコしたら信者呼ばわりで済まそうとする
ただのオバ厨だから放置の方向でお願いします。
>>330 あのー、それと盗作はまた別の次元だと思いますが。
332 :
無名草子さん:02/04/01 02:10
どちらかと言うと330のが怖い。やたら噛み付きまくってる人
なのばればれ。土着ってうるさかったのもこの人。
333 :
無名草子さん:02/04/01 02:19
その推測は間違ってる>332
334 :
無名草子さん:02/04/01 02:23
うん、332は間違ってる。
盗作なら盗作でいいんだけど、
わざわざ「信者さん」などと一言付け加える327が単純にキモイ。
335 :
無名草子さん:02/04/01 02:24
327=332?
この推測は間違ってるか?
336 :
無名草子さん:02/04/01 02:34
すごい、この時間帯なのに沢山人がいる(ことになっている)
337 :
無名草子さん:02/04/01 02:52
カナダの別荘はどうなったのでしょうか?
イギリス人の御主人がお住まいなのかな?
維持費大変ですよね・・・。
与論の別荘は?気になります。
338 :
無名草子さん:02/04/01 07:19
まあー、このトピも最近活発だこと
339 :
無名草子さん:02/04/01 13:37
安井かずみは、森瑶子のお葬式の時、年にも関わらず、
往年の栄華が忘れられないような身繕いで、かえって
痛々しかった。
森瑶子も、もっと長生きしたら危なかったかも…
340 :
無名草子さん:02/04/01 14:08
質問1 エイズ死なの?
質問2 盗作と言われてる作品は?
質問3 盗作の根拠は?
各自レス番で答えるように。分かったらはじめ!
341 :
無名草子さん:02/04/01 14:35
っていうか盗作のことはとっくに既出なんだけど。
過去ログ読めないの?>340
342 :
無名草子さん:02/04/01 17:36
>>341 面倒臭いの
漏れはアンリ森じゃないけど
アンチ森が森さんをおとしめるために
教えてくれるかもしれないなあなんて期待したまでさ
343 :
無名草子さん:02/04/01 18:09
質問1 エイズ死なの?
答え スキル性の胃癌です。(スキル性がなんなのかは解かりません)
手術で開腹したものの、他の臓器にも転移していて、余命三ヶ月と宣言され
ほんとにその三ヵ月後にお亡くなりになりました。
他の質問の答えは知りません。
誰か教えてください
344 :
無名草子さん:02/04/01 18:16
是非341に
>質問2 盗作と言われてる作品は?
>質問3 盗作の根拠は?
の答えを教えていただきたい。
具体的にね。
345 :
無名草子さん:02/04/01 19:00
一体ここ何人でスレ回してんだ?
346 :
無名草子さん:02/04/01 19:42
荒らしは放置して、皆!と呼びかける奴のが正直鬱陶しい。
わざわざあなたに言われなくてもわかってんのよ。
どこのスレでもいるんだよな。
347 :
無名草子さん:02/04/01 20:38
エッセイの中に出てた、意中の男性にローズギャラリーのバラを
100本単位で送りつけるという戦法。本当に効果あるのか?
何だかかえちって迷惑がられそうな気がする。
>343
逸見さんと同じスキルス癌では?
進行がすごく速い癌です。
349 :
無名草子さん:02/04/01 21:33
この人は美人じゃないのが悩みだったから、白人に憧れて
いたそうな。
だから子供の頃からの夢は、白人と結婚してかわいい子供を
生むことだったと、日本テレビ「知ってるつもり」での
森瑶子特集で強調されてたなぁ。
350 :
無名草子さん:02/04/01 21:55
美人じゃないかなあ。僕はアンチでもファンでもなかったけど
森さんの顔は好きだったよ。
でもバラはなあ。今ならストーカーか
シドニー・シェルダンものかっつう感じですね
351 :
nanashi:02/04/01 22:21
このスレ面白い。
たしかに似たような小説が多かったかもしれないけど
「情事」の評価は絶対だとおもううう
352 :
nanashi:02/04/01 22:24
何度読んでも、いい小説だな、と思います。
「第4の神話」って読んでないけど、
明日にでも、本屋行って読んでみたいと思います
353 :
無名草子さん:02/04/01 22:52
「森瑤子の料理手帖」持ってるぜ!
おめかしした森さんがいっぱい見れる!
別に萌えはしないけど・・・
354 :
無名草子さん:02/04/01 23:22
>>344 一人でうるさいあなたへ。過去ログを読めば何をパクったか
作品名も出ています。面倒くさいなら、そもそも質問を書き込まないでね。
2ちゃんでは教えてチャンは、嫌われるって常識ですから。
355 :
無名草子さん:02/04/02 00:50
>「森瑤子の料理手帖」
アレ楽しい本だよね
356 :
無名草子さん:02/04/02 01:40
>354
だから東京千夜一夜のどの話をだれからパクったのさ。
答えられないからって取り澄ましたふりしてんじゃねえよ。(藁
それにお気の毒だけど、この件追求してるの少なくともひとりじゃないよ。
アンタが森アンチだということはどうでもいいけど、
根拠も無く思い込みだけで盗作だと決め付けるのは程度が低いんでないの?ネエ。
357 :
無名草子さん:02/04/02 01:57
東京千夜一夜を読んでないけれども、盗作というか非常にサガンの影響を受けてる
気がした。(というかサガンの訳者の朝吹登美子さんだっけ?文章が彼女のにそっくり)
まあ最もフランソワーズサガンが日本の女性作家に与えた影響って大きい
気がするし、それを盗作といっては何だけどさー。山田詠美と森瑶子ってどっちが
先なのか知らないけど、山田詠美の影響も受けてる感じがした。なんていうか
「性的に濃厚な所、性的にアクティブな所」を目出した感じがするが、実生活で
亭主関白のダメ夫に仕えてただけあって、あんまりその部分は詠美ほど上手に
描けてなかった感じがするが。(でも山田詠美のスレッドを読むと彼女も夫と
上手く言ってないっていうし、森瑶子にしろ詠美にしろ小説の中の女達は理想だ
ったのだろうか。)
あと「倦怠」な雰囲気はサガンから取り入れた気がする。そして江国香織もこの
「倦怠」的な雰囲気を今真似してる気がすると思うのは私だけ?
358 :
無名草子さん:02/04/02 01:59
>357
読書傾向が・・・痛いです
359 :
無名草子さん:02/04/02 02:07
>357
森さんは相当サガンに影響受けてるよ。
まんまパクリはさすがにないけど。
デビュー当時からずっと「日本のサガン」と称されてた。
360 :
無名草子さん:02/04/02 07:39
誰かに影響を受けない作家なんていない。
森瑶子は年を重ねるごとに自分の言葉に消化していった作家だと思う。
どんどん余計なものがはがれていって、森瑶子だけのものを自分でつくりあげたのでは。
361 :
無名草子さん:02/04/02 12:51
>>356 つーかさ、そんなに気になるならなんで自分で調べないの?
素朴な疑問なんですけど。喧嘩腰で挑発するだけの人って
迷惑です。
>>61に何を盗作したか書いてあるから、読み比べて
みればいいんじゃない?
私は61でも354でもないんだけど、あなたみたいな空気を読めない人は
ちょっとね。
>>360 それはちょっと違うかと。森さんの書いたもので良かったのは
むしろデビュー作でしょう。年を重ねるごとに、余計なものというか
余計な事情のせいだか知らないが、駄作量産になってしまった。
362 :
無名草子さん:02/04/02 13:07
>>361 ああ、漏れ340です。
344さんやえっと356さんだっけとは別人だよ。
漏れ的には
第三者的に横から出てきて
空気が読めないとか、喧嘩腰がどうたらって
批判してるあなたのような人も
相当に「ちょっとね」なんすけどね。
ぴりぴりした時点で、同じじゃないの?
何が嫌って
第三者的意見=客観的意見って雰囲気が嫌(藁
単なる感想なのに。
何が「つーかさ」よ。いやあ不遜不遜だねえ
363 :
無名草子さん:02/04/02 13:12
質問1 エイズ死なの? 答え スキル性の胃癌
質問2 盗作と言われてる作品は?
>>61 質問3 盗作の根拠は? どこかのレスにあるらしい。61付近にはなかった
364 :
無名草子さん:02/04/02 13:14
質問1 エイズ死なの? 答え スキル性の胃癌
質問2 盗作と言われてる作品は?
>>61 質問3 盗作の根拠は? サガンの影響を受けているらしい。
しかし、盗作の根拠の話は曖昧な気がするなあ。
365 :
無名草子さん:02/04/02 13:18
放置ですね。
366 :
無名草子さん:02/04/02 13:22
367 :
無名草子さん:02/04/02 13:23
男がいるとスレッドの空気が悪くなるね・・・。
>361
「情事」が最高傑作だとしたら、その後の彼女は
辛かっただろうなあ。書くものが全てデビュー作以下
ってことになっちゃうもん。
368 :
無名草子さん:02/04/02 13:50
>男がいるとスレッドの空気が悪くなるね・・・。
うわっ、すげ。
妄想と事実、感想と真実の区別がつかない人には
言う資格なし。あと、嫌みな人にもね。
「・・・」がキモツ
369 :
無名草子さん:02/04/02 14:15
>>362 360ですが、確かに一番言いたい事がはっきりしていて、人にうったえかけるのは、処女作ですね。
御本人も、同じ事ばかり書いてしまう、とはよく書いてられましたが。。。
ただ、森瑶子は、精神的にどんどん成長していって、最後のほうの作品は、とても温かみがあって、いいと思います。
マンネリ化というのはどんな作家でも一番大きな問題だとは思いますが、
少なくとも彼女は、手を抜いていなかったし、成功しても変に崩れない良い作家ではないでしょうか。
370 :
無名草子さん:02/04/02 14:43
>>361 >>367 >>369(これは362じゃなく361へのレスでは?)
「第4の神話」にも「デビュー作は才能が感じられるが、その後
どんどん自らその才能を浪費していった。」というようなことが
書いてあったね。
手を抜いてた作品も正直な話、あるんじゃないかしら。ぺらぺらの薄い本で
設定も展開もどこかで聞いたことのあるような、森さんの前の著作でも見たような・・・
というのがかなりの数に上っていると思います。
そういうの、確かにあるね。。。
娘のハンバーガー代か
旦那のブラックプディング代。。。。。
372 :
無名草子さん:02/04/02 18:07
どの女流作家のスレも必ず容貌のことは出てくるね。
林真理子なんてもっと凄いよ。
本人読んだら憤死しそうなことがずらずらと。
373 :
無名草子さん:02/04/02 18:11
森さんの場合は、容姿に対するコンプレックスも彼女の著作や
生き方にも密接に関係しているから、どうしてもそっちの話に
いってしまいがちな面はあると思う。
例えば同じ森でも森茉莉さん、この方だって決して美人じゃないし
馬面だけど、誰も容姿のことなんか気にしない。それは彼女には
容姿って余り関係のないことだからじゃない?
374 :
無名草子さん:02/04/02 19:58
>370
>手を抜いてた作品も正直な話、あるんじゃないかしら。ぺらぺらの薄い本で
>設定も展開もどこかで聞いたことのあるような、森さんの前の著作でも見たような・・・
同感。
『秋の日のヴィオロンのため息の』は相当陳腐だと思った。
やっぱり最高傑作は『情事』だと思う。
御本人が編集者から原稿を依頼されると断れないという性分に加えて
借金や浪費が駄作量産につながって
結果的に「バブル作家」という薄いイメージで見られる要因だと思う。
375 :
無名草子さん:02/04/03 00:34
>373
そうそう。あれだけ、恋愛やら女の作法などというような事を説教されたら、
誰だって作家自身のプライベートな事に興味持ちますよね。自分が若い頃感化された
分今となってはかなり「騙された」感じがします。別に森瑶子を責めてる訳では
ないが、恋愛や女の事を語るヤツに本当に魅力的なヤツは少ないのかも、なんて
思ってるこのごろ。自分が若いときに森瑶子を読んだのも「モテモテで困ってた」
訳ではないし森瑶子を読んでたのも「男のいない時期」のみ。彼氏が出来ると
さっさと読むの放棄したし。そういう意味でもてない女の子に希望を与えてくれた
事は意味あったんじゃないでしょうか。
376 :
無名草子さん:02/04/03 00:40
もともと自分は恋愛が苦手だったが
この人の本を読んで、ますますあぁ自分には適性がないんだなぁと思い知らされた。
それでも結婚できて波風立たない生活を送っていられるのは
この人の本のおかげで大それた夢を抱くのは辞めようと思ったせいかもしれない…。
377 :
無名草子さん:02/04/03 10:15
全部持ってる。今生きてたら、携帯や援助交際やPCを使った話が生まれてただろうな。
亡くなった時に林さんが朝日新聞で「同じ内容の話が多くて荒れてた」と書いていたのが
すごく印象に残っている。生きてる時は別荘に招待されたとか言ってたのだから
最後ぐらいは、いいこと書いてあげればよかったのに。
378 :
無名草子さん:02/04/03 12:50
>377
>「同じ内容の話が多くて荒れてた」
森にしても林真理子にそれを言われたくはないだろう。
379 :
無名草子さん:02/04/03 16:45
森さんのファンでした。
公演会 サイン会も数回いきました。
名古屋の地下のサイン会のときなんて ファンです。っていったら 終わったら写真とりましょうって 言ってくださった。おわるまで待ってたらホントに一緒にとってくれた。
関係者の人が森さんに「本日はイタリアンを用意しました」って言ったら、森さんは「うわーホント?私イタリアン大好きっ」と 無邪気そうにいってた…
かわいい人だとおもった…森瑶子のいったレストランってどこだろう…いってみたい…
志摩観光ホテルでの公演会…椅子に座っての公演だった…けだるそうに見え アンニュイなイメージにしたいのかなぁ…と勝手に思ってた…
森さんの死後 あれは 身体の調子が 思わしくなかったんだ…って思った…
380 :
無名草子さん:02/04/03 17:18
所詮この程度の読者しかいなかったのかと
森氏を認めない輩に変に納得させてしまうスレだ。
381 :
無名草子さん:02/04/03 17:20
>378
禿同。
森さんのエッセイに林ブタ子がよく出てくるのも気に入らない。
382 :
無名草子さん:02/04/03 17:33
それを言ったら森さんだって森出歯ガメになってしまう。(煽ってる
つもりじゃないです。念のため)
ルックスについて、真面目?に議論をするのはいいけれど
変な煽りで使うのはやめましょうよ。>381
383 :
無名草子さん:02/04/03 18:34
森さんの美学大好き。
384 :
無名草子さん:02/04/03 18:36
10代のころは、きどっているような気がして嫌いだったけど
20代後半になってはまりました。
林は昔も嫌いだったけど、今も嫌い。
>382
おお、そーりー。
386 :
無名草子さん:02/04/03 19:29
387 :
無名草子さん:02/04/03 19:42
>383
森進一かと・・・
388 :
無名草子さん:02/04/03 23:04
結局、盗作疑惑は確固たる確証はないってことで終焉?
389 :
無名草子さん:02/04/04 00:02
どっちでもいいと思ってんじゃない?大抵の人は。
390 :
無名草子さん:02/04/04 00:46
盗作はしたんじゃない?
でも、それを検証するほど興味ない。
気になる人は自分で調べて報告して。
391 :
無名草子さん:02/04/04 02:39
>亡くなった時に林さんが朝日新聞で「同じ内容の話が多くて荒れてた」と書いていたのが
>すごく印象に残っている。生きてる時は別荘に招待されたとか言ってたのだから
>最後ぐらいは、いいこと書いてあげればよかったのに。
これ読んで林真理子の私の中で格が上がったわ。確かにキツイかもしれないけれど
これは多くの人が思ってた事でしょう。ここで奇麗事並べるのもうそ臭いよ。
私は森瑶子のファンだったけど、林真理子や山田詠美が森瑶子の事を「美しい」だの
何だのいうの結構引いたね。無理して言わなくていいのになー、と一ファンながら
思った。森瑶子のルックスに難があったのは公然の事実。わざわざ外見の事を触れる
のは他に誉める所がなかったのだろうか。作家なんか外見なんてどうでもいいのに。
392 :
無名草子さん:02/04/04 04:28
>林真理子や山田詠美が森瑶子の事を「美しい」だの
森の精神(中身)を美しいといっていたのでは?
或いは、精神から醸し出る表情とか立ち振る舞いとか
393 :
無名草子さん:02/04/04 12:35
亡くなった時に「作品が荒れていた」って書いたのが
本当なら、私もその点は評価するなあ。>林真理子
だって本当のことだしね。
394 :
無名草子さん:02/04/04 12:57
>>393 家庭の事情で作品を量産し過ぎて、筆圧(作品のパワーやレベル)が
落ちたというような話を、新聞のインタビューで答えていたと思われ。
395 :
無名草子さん:02/04/04 13:19
自分の持っている宝物について写真付きで語ってる
エッセイ集が好きだった。黒とピンクの色の配合が
絶妙なガラスのネックレスや細かいレースのショールに
素直に感動したなあ
396 :
無名草子さん:02/04/04 14:13
>390
盗作は根拠もないアンチの虚言ということで結論に達しました
397 :
無名草子さん:02/04/04 14:28
そうだね
>390みたいに盗作を裏付ける理由もなくやみくもに決め付けて、
検証は自分でしないで他人にまる投げって人しかいないしね。
>390はどうして
>盗作はしたんじゃない? なんて言い切ってんの?
あ、どうせこんなこと言われても根拠なんてないから逆ギレカキコしか出来ないんだよね(藁
398 :
無名草子さん:02/04/04 14:52
調べたいんだけどさあ、今更森瑶子の著作って売ってないし、
ボルヘスは手元にあるんだけど・・・。
>>396-397 調べたの?その口調からすると言ってるだけっぽいけど。
399 :
無名草子さん:02/04/04 14:54
>>394 どうでもいいけど筆圧の使い方、間違ってますよ。
400 :
無名草子さん:02/04/04 14:57
つか>396-397はスレの雰囲気を悪くしてる
コスモポリタン男なので放置してください>ALL
出没時間帯なども気をつけてもらえれば分かりますので。
>400
そうなのかもしれないけど
盗作厨よりはマシかと。
春だからあちこちで盗作厨がのさばってて
うざくてかなわんです。
森さんの盗作疑惑はかなり前に出てるので、春厨とはまた別かと。
そのことについて、しつこく騒いでるのが約一名いるだけ。
何人もの人に「気になるなら自分で調べろ。」って言われてるのに
訳の分からん勝ち誇った調子で登場するのが特徴。
なんでもいいんだけど、調べてからものを言え。調べて盗作じゃなかったら
それでいいんだし、盗作だったらそれは批判されるべき。
それだけのこと。
403 :
無名草子さん:02/04/04 17:49
盗作だ、と決め付けている人に
なぜそう思うのか訊いてるだけなんですけど。
自分でそう思ってる根拠くらいすぐ答えられるでしょ?
それなのに「自分で調べろ」としか返さないから厨扱いなんだよ。
もう、うんざり・・・。なんなの、この人は?
新手の荒らしですか?
誰も、あなたみたいに気にしてないだけかと思いますよ(苦笑)
61を書いた人がまだいるとも思えませんし。
だから「気になるならご自分で」とレスがつくのだと思いますが。
いや、本当に素朴な疑問なんですがなんでご自分で調べないんですか?
ここに来て居丈高になるよりも、よっぽど有意義でしょうに。
自分で行動を起こさずに他人を批判してるだけ、結局このスレを
煽って荒らしたいだけのようですね。
無理やり、森さんに戻すと・・・
森さんが日本のサガンと言われてたのは、いかにもだなーとは
思いますが、山田詠美も田辺聖子から「サガンのような文体」と
褒められていました。
森瑤子とサガンの小説、朝吹登水子の文体の関係については
集英社文庫「女ざかりの痛み」-文学との出逢い- の中で、
森さんが自身の言葉で語られていますから、興味のある方は
探して読まれてみてはいかがですか。
それから、スレの本題とは違うのですが、ここでこの方の名前が
挙がるたびに(3度)少しづつ間違えられているようなので・・・
安井かずみさんの逝去後、加藤和彦氏と結婚されたのは(すでに離婚)
中丸三千繪(三千絵)さんです。
406 :
無名草子さん:02/04/04 23:06
しってるよ?
407 :
無名草子さん:02/04/05 08:39
>404
「盗作だ、と決め付けてる人は、その根拠は何?」
って訊いてるだけなんですけど。
どの作品を読んで、だれのパクリと感じたかなんていう
他人の個人的な意見なんてど〜やって調べろっていうの??
ねぇどうして答えられないわけ?そのほうがとっても疑問。
>61がもうここにいなくても、>390くらいはまだいるでしょ?
あなたが何故
>盗作はしたんじゃない? と思い込んでるのか理由を教えてね。調べようがないから。
森さんが朝日新聞の夕刊に連載していた「100の話」なんとかいうのの
一つがコリン・ウィルソンのオカルトっぽい話と全く同じ
だったのを記憶している。朝日、大丈夫か?と思った。
それが単行本になっていたら、調べることができますが。
>>407 「東京千夜一夜」が「伝奇集」のパクリだって言われてるんでしょ?
調べようと思えば、いくらでも調べられますよ。
パクリという言葉の意味を分かってないみたいだけど、設定とか台詞が
そっくり、話の展開が細部に至るまで一緒ってのをパクリって言うんですよ。
他人の個人的な意見なんて〜って、言ってることの意味自体が分からない(苦笑)
ひょっとして、国語が苦手?
>>408 それが「東京千夜一夜」です。一話完結のちょっとばかり不思議な話が
多かったので、ボルヘス、コリン・ウィルソンのオカルトテイストというのが
なんとなく分かるような・・・(うむむ
できたら、調べてみては下さいませんか。
410 :
無名草子さん:02/04/05 18:14
気持ちの悪い人だなあ、407
>408 おお、題名が。ありがとうございます。
図書館に行って借りてきます。
しかし、亡くなった人の作品が盗作だったって
言ってもしょうがないとは思いますが。
すいません。
>411は、>409さんへのものでした。
413 :
無名草子さん:02/04/05 21:35
おお、408さん良い人だなぁ。
あの千夜一夜って森さんはほんとに1001話書く意気込みだったのに
朝日側が長期の連載は前例がないとかいって打ち切ったんだよね。
胃が悪くなければきちんと敢行できたのでは、とちょっと残念。
まぁ毎回ネタに苦しそうではあったけど
414 :
無名草子さん:02/04/05 21:58
海に浮かんだ夜光虫、もしくはどこかから観た夜景を全部君にあげる、とか
好きな人でもこんな事、実際言われたら逃げたくなるな。
>409
あなたは「東京千夜一夜」を読んで「伝奇集」のパクリだと思いましたか?
という「個人の意見」を尋ねてるんですけど。
もっと説明しないと質問の意図すらご理解できないのかしら?
409は「東京千夜一夜」を読んだようだけど、パクリだと感じたわけ?ねえ。
「伝奇集」読んでないから答え様がないのかしら。(藁
416 :
無名草子さん:02/04/05 22:43
>415
あなたの質問は煽ってるだけにしか
読み取れませんよ。
417 :
無名草子さん:02/04/05 23:00
>414
小説に出てくる主人公の相手の男性は必ずしもイケてない。
キザすぎっつーか、こんな奴いるんか?って感じするし。
洋画だったらいいのかも、とオモタリ
418 :
無名草子さん:02/04/05 23:10
何の小説かは忘れたけど不倫してる男女の話で、女が男にキスマークを
つけようとした時「美しい吸血鬼」とか言う表現があってワラタ!
419 :
無名草子さん:02/04/05 23:28
>>390 >盗作はしたんじゃない?
>でも、それを検証するほど興味ない。
どなたかが言ってた、「どっちでもいい」という考えには
ある程度賛同できるけど、
だからといって
上のような意見は、あんまりだと思う(藁
420 :
無名草子さん:02/04/06 03:55
森瑤子の小説もエッセイもほとんど読みました。
当然、好きなののも、これはチョットというのもありました。
でも、やはり作家自身に強烈に興味を持たせる人だったのだと思います。
芸大出、国際結婚、主婦で作家デビューというだけでも当時は充分
カリスマになりえたのだと思います。だからエッセイが売れた。
西洋風の生活やら、一流ホテルでの滞在やら、の話が、急速にバブルにむかっていた
当時にぴったりはまっていたのだと思う。
センスがいいとか悪いということよりも、森瑤子としての美意識みたいな
ものがあってそれはいままでの彼女の年代の人にはなかったかっこよさ、
だったように思えて、私にとっては好きな作家でした。
食べ物の描写が特に好きでしたね。
ふーん、ネカマになったんだ。コスモポリタン男。
気持ち悪いからここ来ないでね。
422 :
無名草子さん:02/04/06 06:12
ところで、森瑶子ってデビューする前はどのように生計立ててたのだろうか?
夫はほとんどヒモ状態で仕事らしい仕事もなかったようだし、彼女も作家デビュー
する前は主婦でしょ?どうやって暮らしてたの?デビュー作も軽井沢かなんかを
舞台にして貧乏臭さは漂ってなかったから、てっきり作家になる前からいい暮らし
してたと思ったけどそうじゃないらしいしさー。やっぱり彼女の実家がそれなりに
援助してたのかしら?
423 :
無名草子さん:02/04/06 09:34
>>421 このスレでいちばん気持ち悪いのはチミだよ(キャハ
424 :
無名草子さん:02/04/06 09:42
結論
森瑤子は作品よりも、森自身が面白い
と考える女だけが森瑤子を語る権利がある!
森ヲタ女>>>>>人間>>アンチ森>>>虫>>>森ヲタ男
ちゅうことで、OK?
425 :
無名草子さん:02/04/06 11:55
MOREとかクレアとか読んでそうな
キモ女が徘徊中ですね
426 :
無名草子さん:02/04/06 13:00
クレアとモアの読者層は違うと思う
427 :
無名草子さん:02/04/06 13:01
CREAはリニューアル前はよかった(遠い目)
428 :
無名草子さん:02/04/06 13:53
男を知らなそうな女がウヨウヨ(うひょ
429 :
無名草子さん:02/04/06 14:03
逆
何も知らない男が・・・以下自粛
430 :
無名草子さん:02/04/06 16:44
センセイ!ここに知的派フェミ男気取りの童貞ヲタが出没してます!
431 :
無名草子さん:02/04/06 17:35
いい恋愛をしてると思ってるのは本人だけの
便所女が正解だよな。自分だけいい女(ぷ
432 :
無名草子さん:02/04/06 19:16
>>390 >盗作はしたんじゃない?
>でも、それを検証するほど興味ない。
このように、確固たるソースのない2ちゃん上の情報を
自分で確認もせずに鵜呑みして、さも真実だと思い込んでる
判断能力の欠落したアフォ厨を嘲藁ってるんですよ♪
ここまで説明すればさすがにもうおわかりかしらね。
433 :
無名草子さん:02/04/06 19:59
確かに読み比べてもないのに、
盗作はしたんじゃない?なんていうのはおかしいですな。
390が謝罪すればこの不毛な論争は終結?
434 :
無名草子さん:02/04/06 20:48
ていうか、そんな程度で謝罪してたら2ちゃん凄い
ことになるのでは?
435 :
無名草子さん:02/04/06 21:06
たくさんあったであろう帽子、幾つかは親しい人に分けられたとして残りは
どうなったんでしょうね。
436 :
無名草子さん:02/04/06 21:32
>390は自分が晒しageられてることに気付いてないのね・・・
チョットお気の毒(藁
437 :
無名草子さん:02/04/06 21:42
>422
次女マリア著「白い貝殻」に結構詳しく書かれてますよ。
イギリス夫とダーツ売ってたり、なんか色々商売してました。
軽井沢別荘生活も、生活費が底を尽きると道にお金が落ちてないか探して歩いてたそうです。
一見優雅に見える生活を送っていても、内情は火の車だったのでは、と
父上著「断章・わが娘森瑶子(タイトルうろ覚え)」に出てました。
図書館にあるでしょうから、読んでみては?
438 :
無名草子さん:02/04/06 21:48
エッセイの中で旦那さんもミステリーか何かを
書いてるというのを読んだ記憶があるんですが。
森さんが宣伝してあげてるのが痛々しかった・・・。
439 :
無名草子さん:02/04/06 21:58
×「白い貝殻」
○「小さな貝殻/母・森瑤子と私」
マリア・ブラッキン著 新潮文庫
1998年
440 :
無名草子さん:02/04/06 22:19
胸のあたりにほくろがあるので、シャツのボタンを3つくらいはずすと
男達の視線がそのあたりをさまよう。
次女と旅行に行った際、男の視線が自分から娘に流れるようになった
のを感じたなどなど・・・エッセイで読んだけど。
怖いもの見たさというか、あんなおばちゃんが街歩いてたら
派手だし大抵は見てしまうってば。
441 :
無名草子さん:02/04/06 23:38
白人社会では日本人女性は若く見えるからね
440は国外へ一歩も出たことの無い人ですか?
442 :
無名草子さん:02/04/06 23:42
>盗作はしたんじゃない?
>でも、それを検証するほど興味ない。
うひょひょひょ、私のお股がそうだっていってるのよ
443 :
無名草子さん:02/04/07 08:53
風と共に去りぬの続きは私が書きたかったって言ってたけど
書かないで良かったよ・・・
スカーレットの翻訳もしないで欲しかった。
まあご自分はスカーレットに似てると言い張ってたからそれだけ思い入れは
あるんだろうけど。
444 :
無名草子さん:02/04/07 12:03
自称モテ女だから(プ
445 :
無名草子さん:02/04/07 12:28
ファンもアンチも自称モテ女(ぷぷぷp
446 :
無名草子さん:02/04/07 17:40
「スカーレット」は森さんの翻訳以前に原作が超イマイチなんじゃない?
あんまり面白くなかった。
447 :
無名草子さん:02/04/07 18:13
関係ないけど
「超イマイチ」
いい言葉だ(爆
448 :
無名草子さん:02/04/07 18:39
ドラマティックノートは好きだった。
男が変わると香水を変えるタイプの人が
いるのかはともかく。
449 :
無名草子さん:02/04/07 23:35
森さんみたいなタイプには興味持ちますが、
ただ、森さん自身、子供の頃から美少女で、
モテテ困ったくらいな人だったら、あれほど
の異性への関心というか、こだわり、ある種
の美意識というか、つまり彼女の作品は生ま
れなっかたのでは・・・。
美人と言われなれてる人やモテてきた人って、
以外に異性に淡白というか、サッパリしたもん
です。
450 :
無名草子さん:02/04/08 00:00
>子供の頃から美少女で、モテテ困ったくらいな人だったら、
それ、創作するひとに対してよく言われることじゃない?
ある程度自分の生活に満足を覚えている人間は
私小説なんか書かない
451 :
無名草子さん:02/04/08 00:40
だから、イタイ人って言いたいんじゃない?
それにしても、ワンパターンすぎて一、二冊読めば後はみな同じ。
それが他の作家より顕著なんだよ。
もうすこし立体感、骨太さというか、間違っても大河小説は書けないね。
それが彼女の個性でもあり、良さでもあるかもしれないけど。
森さんのファンの方すみません。
通りすがりながら、書いてしまいました。
452 :
無名草子さん:02/04/08 18:25
生きてたらとっくに落ち目になってたよ・・・
453 :
無名草子さん:02/04/08 18:41
454 :
無名草子さん:02/04/08 21:19
453のようなファンがいることからしても
森瑶子の実力が知れる
あんな身長が163そこそこで体重が63キロもあるような
デブのおばちゃんにもファンがいるんだね。
少なくともアナタよりはね。>455
457 :
無名草子さん:02/04/08 22:24
おお、信者はコワイコワイ
458 :
無名草子さん:02/04/08 23:40
生きてたら、題材いっぱいあったのになー。
459 :
無名草子さん:02/04/09 13:34
アンチが粘着してガンバってますねぇ♪
よっぽど森瑶子を語りたいほどお好きなのね(ププッ!
460 :
無名草子さん:02/04/09 18:11
>458 例えばどんな?ネットとか使った話ですか?
つうか・・・(ぷとか書いてるあなたの一行レスが
ここを思いっきり荒廃させていることに気付いて欲しい・・・・・
462 :
無名草子さん:02/04/10 01:28
>455
もう何年も前に亡くなってる方の身長・体重を把握してるアナタって・・・(以下自粛
463 :
無名草子さん:02/04/10 02:17
出っ歯とかブスって書くと必ず
ヒステリックになるいますね。
本当のことじゃん。
ヒステリックになる人、でした
465 :
無名草子さん:02/04/10 02:40
>463-464
もう何年も前に亡くなってる方の容姿をけなしてるアナタって・・・(以下自粛
466 :
無名草子さん:02/04/10 02:41
>463
じゃ、綿矢りさでも読んでれば?(藁
「砂の家」と「カナの結婚」と「夜の長い叫び」とか好きだったな。
小説では他はあんまり覚えてないな・・・。
エッセイでは「夜のチョコレート」かな。
スレ違いですが、安井かずみの旦那が速攻で再婚した、とか
ここで書かれてるけど、実際はどのくらいで再婚したんでしょう?
私が恋人を亡くした時、一年なんて100年や200年余裕で経ったと
思うくらい長く辛かったから、ちょっとひどいや、と思ってしまった。
それを経験した人でないから「速攻」なんて言えるのだと思う。
sageとこ・・・。
468 :
サーディン丼。:02/04/10 02:54
我々がこれから犯すであろう過ちに乾杯!!
でしたっけ。良く出てきましたね。
森瑶子の料理手帖、是非読んでみたいです。
まだ買えますでしょうか・・・
469 :
無名草子さん:02/04/10 03:13
料理手帖、わたしは結構本屋を渡り歩きました(w。
とても愛用してます。
小説やエッセイの引用や写真が多いので、読み応えアリです。
468さん、ゲット出来るといいですね♪
470 :
無名草子さん:02/04/10 08:52
「甲比丹」(絶筆)はすごいと思いましたよ。
こーいうのもっと書いてくれてればよかったのに、と思った。
森瑤子の小説すき、って言ってるひと、
どれぐらいこれを読んでるんでしょうね。
471 :
無名草子さん:02/04/10 11:11
楽しい? (ぷ
472 :
無名草子さん:02/04/10 15:08
ここですか? ハーレクイーンヲタのスレは(うひょ
「甲比丹」(絶筆)、読んだけど面白かったけど
完結してないのが辛いですよね。
ほんとに、もっと書いて欲しかった、と思う。
474 :
サーディン丼。:02/04/10 19:04
そうですか。探してみます!>469
「甲比丹」私も好きです。あれは、お父様が続きを書いている・・・?
なんて事実はありませんでしたっけ? 森瑶子の時代小説はいいです
よね。ウイスキーの話(すみません題名が思い出せません・・)も
良かったです。私は「浅水湾の月」を昨日からもう一度読み返しています。
475 :
無名草子さん:02/04/10 19:28
「甲比丹」読みましたよ。
でも、病室でも筆をとってらしたとかで、内容も結構粗が目立った気がしました。
ご本人がやる気十分だったのに、未完というのも悲しいですね。
お父さまが「甲比丹物語」として、森さんの作品に加筆して
完成させた作品がありますがまだ読んでません。
ところで、みなさん森さんの本で一番最初に読んだの何ですか?
私は「ホテル・ストーリー」を読んで一気にハマってしまいました。
美意識とかもあるだろうけど、森さんの作品が女性に支持されるのは
「情事」に代表されるような女性の性の問題を当時にしては、かなり
赤裸々に作品やエッセイの中で語っているからだとは思う。
今は「セックスレス」という言葉もあるし、だいぶわかりやすい悩みになっている
気がするけど当時は言葉自体なかった(か、一般的な言葉ではなかった)わけで・・・
森さんが書いてたのは「夫に女として見られない」のような言葉だけれど、
言葉自体なかっただけで該当する人はたくさんいて、それを作品として読むだけで
楽になれた人もたくさんいたんじゃないかな。
デビュー当時、男性が「不倫の煽動者だ」とか言って彼女を批判したそうだけど、
(472の煽りのような感じか?)そういうことじゃないんだよね。
不倫がテーマなわけじゃなくて、つきつめて考えれば自分の存在自体にゆきあたる
ような、もっと本質的なことなんだよね。
477 :
無名草子さん:02/04/11 07:19
森瑶子が活躍できたのって「あの時代」だったからのような気がします。
これは悪口でなくって本当にその時代の女の人の憧れやら悲しみを代弁してたの
でしょうね。私も彼女の世界に憧れて本読んでたけれども今読み返すと
「ものすごく古い」感じがする。それは「古風」とかではなくって、やっぱり「男尊女卑
で女性の性や妻の自由が抑圧されていた時代」の話であって、今のような自由な
時代から見るととにかく古すぎるだけな感じがする。
(彼女は先進的に見えてとても古風な事言ってるし)
彼女が「死後すぐに忘れ去られる作家」と言ったのも時代を超えた普遍性が
自分の小説に無い事を分かっていたからではないでしょうか?
>>475 わたし実は、あの辺の分野の研究者でして、
「甲比丹」でああいう風に活写されると、
いったいどの史料を参照してこう描くのかな?という気持ちが
とっても刺激されてしまったのですね。
まあ小説ですし、そここそ小説家の踏ん張りどころじゃん、と思いつつ、
近藤重蔵の描き方とか、なんか、説得力があって…。
吉村昭「ふぉん・しいほるとの娘」もそうなんですけど、
研究分野でお馴染みの面々が生き生きと描かれているのを読むと、
なんというか、意味もなく「負けた…」とか思ってしまうのです。
じぶんごとで失礼いたしました。
>476、477
全く同感です。
昔、母が持っていた森瑶子の小説をこっそり読んだ時に、
ある文章に赤鉛筆で線が引っ張ってあるのを見て、ショックを受けたことを
覚えてます。
その文章自体は忘れたけど、「ああ、母にもこういう心の葛藤があったんだなぁ・・・」
と。
昔から元気で明るい母ですが、いろいろ焦ってもがき苦しんだ時期が
あったんだろうな、と思いました。
470さん、ちょっとご質問です。
「甲比丹」て史実なんでしょうか?
ほんとに最期、醤油に混ぜた毒でお寿司を食べながら死んでいったんですか?
もしよろしかったら教えてください。
481 :
無名草子さん:02/04/13 21:25
これから読む人もいただろうに、最期バラしてんじゃねーよ480
482 :
無名草子さん:02/04/13 22:43
ま、480みたいなのが森ヲタのレベルをよくあらわしてるね。
>481=482
煽る人のレベルもよくわかりました、ありがとう。
>481
あ、いけね。なにげに最期ばらしちゃった。ごめんよ。
>482
どのへんが?
485 :
無名草子さん:02/04/14 19:53
ここ読んで甲比丹、図書館で借りてみました
486 :
無名草子さん:02/04/16 20:47
子供たちって書いてないんですかね?
父親も夫も次女も
森さんの死後、文学の道に進んだ割りに
作品を発表してないですね
488 :
無名草子さん:02/04/25 14:05
>477
同感だけど、やっぱり先陣をきるのはたいへんなことだと
思うんですよ。
影響を受けてる女性作家たくさんいそう。
森さん、いい人だけど、彼女の親とかには困るよ
むかし、大迷惑かけられた。いろいろな嫌がらせうけたからね。金の亡者なんですよ。あの一家は。
490 :
?|?n?¶:02/04/25 23:34
結構好きだったな、この人の小説。
たまに読むエッセイだと、何かダンナが気難しそうで、
幸せじゃ無いのかなと思った。
むすめさんの書いた、慎重文庫のを読んでびっくり、
夫にたかられ、娘にたかられ、激務激職。
これじゃ、恋愛してるヒマなんてないってくらい。
他人から聞いた話をうまく味つけして、必死で演じていたのだな、と。
492 :
無名草子さん:02/04/26 07:25
皆で森さんを食べ尽くしたって感じ。
もう精魂尽き果ててたんだね。
病院でも誰が看病するかで、姉妹ゲンカしてたし
母が悲しむのがわからないのかな?ってオモタよ。
あとクリスマスか何かのプレゼントの時も
森さんは本人にリクエストされた物とか他にも色々贈ってるのに
家族からは殆ど自分にプレゼントがなかったというのを
読んだ時。他人事ながら寂しくなった。
493 :
無名草子さん:02/04/26 07:51
会った事ある。感じの悪い女だった。
494 :
無名草子さん:02/04/27 11:33
久しぶりに情事を読み返して
やはり秀逸な作品だなあと改めて思いました。
一番好きなシーンはラムレッグを食べるところ。
焼き加減や味付けでイギリスとアメリカでそれほど違うなんて初めて知ったもの。
会話も知的で憧れました。
その後文体がどんどん変化してくるけど、私は初期〜中期の硬い感じのが好き。
495 :
無名草子さん:02/04/27 18:26
496 :
無名草子さん :02/05/03 23:23
494
でもあの当時は気付かなかったけど「イギリス料理」を語られてもな・・。
イギリスにしろアメリカにしろ料理のまずさは有名だからね。色々グルメな
事を言われてもバックグラウンドが「イギリス」だとどうも信用ならないわ。
でも無知だった頃は「ラムなんておいしそー。かっこいいー!」なんて思ってた
けど。それは山田詠美の小説で「グレービーソース」というのを見たときも
同じで「何だそれ、かっこいい響き」と思ったけど、グレービーなんてこれまた
たいしたソースじゃないしな。
497 :
無名草子さん:02/05/06 13:44
>460
私もそう思います。今生きておられたら、PCや携帯や荒れてる17歳など
たくさんあったでしょうね。1番読んでみたいのに。
498 :
無名草子さん:02/05/06 15:49
マリアさんの著作、ここを読んで本屋で探しましたが見つかりません
でした。新潮文庫にあるんですよね?取り寄せてもらおうかな。
森さんが亡くなってから出版されたということは、そんなに昔の
本じゃないですよねぇ、売れ行きはどうだったんだろう。
499 :
無名草子さん:02/05/06 16:36
ご自分の味覚の浅薄さを露呈するご趣味が?>494
500 :
無名草子さん:02/05/08 22:31
>498
私が見た本屋では、森さんの著書コーナーと同じところに
マリアさんの本も一緒に陳列されていました。
たぶんお近くの図書館にもあると思いますよ。
売れ行きや世間の評判は私も知りません。
衝撃の内容だから物議をかもしたと思いますが・・・。どうなんでしょう。
501 :
無名草子さん:02/05/09 13:50
初期のエッセイを読むと
友人や妹が家庭と仕事を精一杯やりくりしてなんとか生活費を稼いでいるのに
自分は彼女たちの一か月分の給料を5〜6日で稼いでしまうということに
罪悪感を感じていたようだけれど、
時間が進むにつれて、どんどん成金趣味に走っていってしまったのが残念。
まぁバブル絶頂だったからしょうがないけど。
502 :
無名草子さん:02/05/11 19:51
娘さんの「小さな貝殻」を読んだ時は、身につまされる思いがしました。
私も英国人の配偶者を持つ身で、一時期、私が家計を支えていたときがあったので。
英国人ハズ達の考えかたって、稼げるほうが稼ぐ、というかんじで
自分が稼いだお金でなくても、使うのに抵抗や罪悪感がないんですよね。悪気も。
森さんの旦那様もそれに近いものがあったのでは、と思ってしまいました。
私が以前イギリスで働いていたときの職場でも、こういう旦那様&カップルが
多かったです。
あと、「小さな貝殻」のなかで、森さんがマリアさんに宛てたバースディカードの
メッセージを読んで、自分も娘にこういう言葉を残してあげられるのなんだろうか
と思ってしまいました。
503 :
無名草子さん:02/05/11 21:42
「ちいさな貝殻」読んでみたくなりました。
娘は何というペンネ−ムなんでしょうか。
504 :
無名草子さん:02/05/12 15:54
娘さんは本名のマリア・ブラッキンで
書いてた記憶があるんですが・・・。
今手元に本がないので違っていたらごめんなさい。
505 :
無名草子さん:02/05/12 16:35
>>502 >娘さんの「小さな貝殻」を読んだ時は、身につまされる思いがしました。
>私も英国人の配偶者を持つ身で、一時期、私が家計を支えていたときがあったので。
50代くらいの女性で、欧米人を夫にもつ人って、
かっこいいな、って思っていたんだけど、
経済的な面ばかりでなく、浮気とか、悩んでる人多いね。
もっと若くてもそうなの?
篠田節子さんの第4の神話を読んだ時、
私も森瑶子さんが、かわいそうでなりませんでした。
506 :
無名草子さん:02/05/12 20:50
「第4の神話」て,やはり森瑶子なの?
ヤマムラミサかな?
507 :
無名草子さん:02/05/12 22:15
ご本人は幸せだったんじゃないでんですか?
マリアさんの本の中でも自分の夢が叶った、
という事を言ってらしたような表現もあったし。
508 :
無名草子さん:02/05/14 00:52
与論の別荘の庭で「これがママの夢よ!森瑶子が叶えた夢なのよ!」と
叫んでるやつですよね。(その後ゲロしまくり)
あれだけ自由に金が使えて、気の向くままに海外にも行けたなら
ある意味幸せでしょうが、もっと別の形の幸せを望んでいたような気がしてなりません。
森ようこは、芸大時代つきあってた 亀なんとかっていうデザイナーに振られてから
人生終わってんの。 あの人のその後の人生は、「生きて」ないの。
可愛そうだが、それが現実。語るだけ、無駄なの。
↑ ×可愛そう ○可哀相 変換ミスには気をつけましょー
511 :
無名草子さん:02/05/17 11:54
>>509 デザイナーとの仲、親に反対されて諦めたとなぜか思ってたので、
振られたと知って納得した。
その後結婚するにしても、外人なら前の相手と較べにくいから
惨めに思わないで済む。伊達公子もそうでは?
心の深いところでは自分の結婚生活を否定してた。
幸せになれないのも無理はない。
512 :
無名草子さん:02/05/17 16:46
>あの人のその後の人生は、「生きて」ないの。
・・・痛い話だ。
話は変わりますが。
高尾慶子さんという方のイギリス本を読んでいたら
森さんのお父様が「イギリス人夫を持つ娘の父」として
あとがきを書いてらした。
正直、ひどい文章でした。
少しお勉強ができる真面目なだけの小学生、中学生の
読書感想文みたい。
「第*章のドコソコで高尾さんはコレコレと書いているが、私はこれをナニナニと思うので
高尾さんの意見は良いと思った」見たいな感じのオンパレード。
とても売文業者のそれにはふさわしくない。
でも、この方小説家志望で森さんの死後、本も出版されてる。
お父様の文章非難ではないのです。
第四の神話が彼女に因むものだとしてもしなくても、
彼女の死後ぽろぽろと露呈してきた彼女の「不幸」が
ここにもあった、と思いました。
513 :
無名草子さん:02/05/17 17:26
「第四の神話」、いつも書店でざっと探してみますが見かけません。
どこから出されてる本ですか?普通の書店に置いてあります?
514 :
無名草子さん:02/05/17 19:59
>509
その割に、亀ちゃんとは市の間際まで親交が続いていましたが?
この方の存命中は、いかにも女の人の関心を引きそうなプロフィールを持った
バブル作家という認識しかなくて、没後、次女マリアさんが母や家族を
語ったドキュメンタリー番組をたまたま見て、人間・森瑤子に興味を持ったクチ
なのですが、私は、むしろ亡くられた後に、明かされたエピソードやいくつかの
著作を読んで、この方の人間像に共感を覚えました。
母親との根元的な心理的断絶、父親の抑圧と干渉、過剰な美意識と自意識、
容姿のコンプレックス、恋愛・結婚生活の挫折、母として娘としての心の闇・・・
作家たるべき要素を内面に脈々と蓄えていた人だったのだなと思う。
表現のスタイルとして、恋愛をテーマにした洒脱な短編小説や粋な女指南の
ようなエッセイを多作していたけれど、もしも作家生活がもっと長いもので
あれば、テーマや作品も徐々に変わっていったのかもしれないような気がする。
「叫ぶ私」などの息苦しくなるような内面の吐露を読んでいると、作品に
どう反映させるかどうかは別として、まだまだ未開のテーマや心の引き出し
の多い人なのだと思った。
癌で早逝されたことや没後何年も経たずに家族が崩壊(マリアさんの著書や
口調からはこういうニュアンスを感じた)したことは、気の毒だと思いましたが、
基本的には、上の方のレスでどなたかが書かれているように、自分自身で夢を
叶えられて、ご本人は決して不幸ではなかったような気がします。
所詮、物質的な充足と言われるかもしれませんが、自分の力(筆)で表現し、
稼いでいるのだということに、歓びを見出せる人だったのではないかと思います。
(言い換えれば、それまでの母親や父親、夫の心理的、経済的呪縛が
大きかったとも言える)
このスレを読むと、思うこと、感じることと言うのは、本当に人それぞれだと
つくづく思います。エッセイを主にいくつかの作品を読んだだけなので、
見当違いの部分も多いかと思いますが、私は森瑤子をこんな風に感じました。
長文失礼。
昔、朝日新聞か読売の夕刊で連載してた作品(千一夜〜かな?)を
毎日愉しみにしていた高校時代。
その日、図書委員の特権で好きな本を入れてもらってウキウキで帰宅。
が、まさにその本に載ってたショートショートが その日の夕刊に掲載されてた。
よくある話とは思ったけど、10年以上たった今でも忘れられないでいる…
↑意味判らない
>>517 書き方悪くてスマン
要は、私が当時読んだ アメリカのショートショート作品 そのまんまが
『森ヨウコ作品』として掲載されてたの。
それがちょっとショックだったという話です。
519 :
無名草子さん:02/05/18 23:45
ネタパクはたまにあったね
520 :
無名草子さん:02/05/19 20:04
自分の作品の焼き直しも多かったね
521 :
無名草子さん:02/05/19 21:05
そのテの話題になるとどの話のどの部分がパクリ?
ねぇ、教えて?っていうのが来るよ・・・。
あと容姿けなした書き込みがあった時もねー。
そういうのは無視
ちょっといろいろ読んでれば出くわす程度にはどれも知られてるもん
>515
ほとんどの作品はひと通り読んでいますが、わたしも同じよう感じてます。
「不幸」ってよく書いてありますが、やはり感じ方はひとそれぞれなんでしょうね。
>509
男に一回振られたくらいで、そのまま何十年も不幸でいられる程、
女は弱くないですよ。
むしろ一回くらいそういう境遇になると、自分に本当に必要なものは何か?とか
ちゃんと考えられるし、人の痛みもわかるようになって、結果的に幸せになれる
ような気がするけれど・・・
524 :
無名草子さん:02/05/20 21:03
>516
なんて名前の作家の、なんていうタイトルの、どういう内容?
↑あ、521みたいなケンカ腰な意味じゃないからね。純粋に教えてほしいの。読み比べてみたいので。
>523むしろ一回くらいそういう境遇になると、自分に本当に必要なものは何か?とか
ちゃんと考えられるし、人の痛みもわかるようになって、結果的に幸せになれる
ような気がするけれど・
人それぞれだと思うっていうのが前提で。
それは、お子様の理想論だと思う。
結果的に、その過去を引きづってじめじめしているよりは
幸せな環境になっても
一度知ってしまった喪失感っていうのは
もう、死ぬまで抜けないかも。
527 :
無名草子さん:02/05/20 22:50
>>526 全く同感。
ましてや夫があれでは、自分をごまかすこともできない。
成功して幸せそうにみえても、心を刺すものは抜けなかったと思う。
528 :
無名草子さん:02/05/21 02:23
>成功して幸せそうにみえても、心を刺すものは抜けなかったと思う。
その刺すものが小説やエッセイを書かせる原動力のひとつだったのでは?
それは、語られるまでもないことだと思っていたが、
違うの?
530 :
無名草子さん:02/05/21 07:14
人それぞれ感じ方が違うから
531 :
無名草子さん:02/05/21 19:36
>528 禿同。
ダメ夫との悲惨な生活のせいで
作家森瑤子が誕生したと思う。
532 :
無名草子さん:02/05/22 00:38
結局、昔の彼の亀?さんとは、ずっと不倫してたんだよね・・。
彼女は「最大の理解者、親友」って書いてたけど結構ヒドイオトコだと思う。
533 :
無名草子さん:02/05/22 00:56
陳腐な言い方だが
依存癖のあるアダルトチャイルドの、誰かに縋りたい気持ちを利用したってとこかねえ
どっちもどっちだな
>526
喪失感なんて、多かれ少なかれ誰でも持ってるだろうに・・・
535 :
無名草子さん:02/05/23 12:48
え〜、亀とは不倫続行だったの?
清い友情でいてほしかった・・・・・
536 :
無名草子さん:02/05/23 13:30
で?>534
537 :
無名草子さん:02/05/23 14:37
534には芸術不要(藁
538 :
無名草子さん:02/05/23 17:38
屑スレ認定
539 :
無名草子さん:02/05/24 18:54
ネットか何かが題材になってたら出会い系で
合った相手が旦那だった、とかのパターンもありそうだ。
540 :
無名草子さん:02/05/24 19:39
>539
不機嫌な果実?
541 :
無名草子さん:02/05/27 18:00
森瑶子とブラッキン氏のエッセイが1冊になった本を読んだ人いますか?
そこにブラッキン氏の会社の電話番号が載っていたので、かけた事があります。
(森瑶子が亡くなって暫くたった頃)そしたら、その会社は健在で、
ブラッキン氏もまだ勤めているようでした。
もう5年以上前の事ですが・・・
542 :
無名草子さん:02/05/27 19:19
読みましたよ。「ラブ・ストーリー」ってタイトルのご夫婦共著のやつですよね。
電話番号の載ってた会社ってヨット販売でしたっけ?
543 :
無名草子さん:02/05/27 20:12
デザイナーの亀さんて誰ですか?有名な人ですか?
つい最近「第四の神話」を読みましたが、あの本の主人公と同じように森瑶子は
外見こそは不美人だけれども男から女神のようにたたえられてたのでしょうか?
(本だと美人な設定だけれど、森瑶子の外見はどうみても美人に見えない)
それと「第四の神話」だと妹が革命に参加する為に海外に渡って音信不通となってた
けど森瑶子の実の妹もそうなんですか?というのも森瑶子父が書いた娘についての
本で娘の森瑶子と長男は話に登場するのですが、もう一人の娘である森瑶子の妹
に関して何も登場しないので疑問に思いました。
544 :
無名草子さん:02/05/27 20:20
「第四の神話」は森瑶子の人生を下敷きにしているようですが、
やっぱり細かな設定は大幅に脚色されてますよ。
(旦那さんが英国人でないとか、娘が一人しかいないとか諸々)
男性から女神のように称えられていたという記述は
ご自身の著書の中では無いですね。
たぶん実際もそれほどもてはやされてなかったと思います。
妹さんは革命に参加するためではなく、お仕事で渡仏だったと思います。
後に離婚されて帰国し、作家デビューした当時の森さんと同居してました。
妹さんのことは初期のエッセイに割と書かれてますよ。
デザイナーの亀さんは 亀海昌次 さんといって
森さんの著書の9割近くの装丁をご担当されています。
543よ・・・・
・・・・・・・・チョットアタマアワルスギ
いちいち絡まないのよ。よっぽど構って欲しそうだけど>545
何でもかんでも短絡的に煽りと取らないで。
小説と元ネタではないかとウワサされる人物を
混同したり、亀のことなんて自分で検索すれば
いいことを尋ねたり、美人だのにこだわったり
「バカ」が不適切なら「考えが足りない」にしておくけど。
どっちにしても以下自粛。
どっちにしても以下自粛 ってワラタ
549 :
無名草子さん:02/06/01 14:03
以前、エッセイを読んでて何となく気になったのが
長い髪の女は男性に媚び売ってる、という感じに
取れるのが幾つかあったことかな。
人それぞれ好みがあるのに、長い=媚び、ってのもなあ。
550 :
無名草子さん:02/06/02 00:55
自分はドンキングみたいな髪しかできなかったから
ロングの女がうらやましかったんでしょ。
帽子かぶるしかないよ、あの頭。
551 :
無名草子さん:02/06/02 01:31
ドンキングみたいな頭、ワラタ。
私は池田満寿夫みたいな頭だなとオモテタ。
芸大いくとああいう頭の人いるよ
554 :
無名草子さん:02/06/03 20:40
風のように、で色々な男性と写真におさまってたけど
旦那さまと一緒の時は可愛い表情だった。
寝返りを相手に合わせてするくらいだから
結局好きだったのかなー、と今さらながら思う。
でも鈴木エドワード氏との写真はいただけない。
よくご本人、あんなの載せたもんだ・・・
555 :
無名草子さん:02/06/03 23:06
どんな写真か教えてほしいな…
556 :
無名草子さん:02/06/04 09:45
>>554 旦那さまと一緒の時は可愛い表情だった。
あ、禿げ同……。
いろいろな男友達とツーショで写真に収まっていたっけね。
近藤正臣とか。
森さん独特のキテレツアバンギャルドなファッションを
しているものも幾つかあって、正直正視できないものもあった。
でも、最後に載っていたブラッキン氏との写真は一番自然な笑顔。
服装も普段着っぽく、作家森瑶子というより、フツーの奥さんの
屈託ない笑顔を捉えたような感じ。
なので私も、
「結局一番好きなのはダンナさんなのね♪」
と思った記憶があります。
557 :
無名草子さん:02/06/04 19:41
あのお写真のダンナさん、とてもハンサムだよね〜。
後年どんどんゲーハーになってしまったのは惜しい。
森さんが「彼は「森瑶子の夫」というストレスで
すっかり髪がうすくなってしまった」と書いてて
ほほえましい、と思った。
どんなダンナさんかと思ってたーー。
長女のヘザーさん、離婚して日本人と再婚されたんですね。
ベルギー人の旦那とはダメだったのか、結局・・・
560 :
無名草子さん:02/06/06 01:56
はつみみー
新夫はどんな人?
561 :
無名草子さん:02/06/06 02:27
へザーさん離婚しちゃったの?
元旦那さんの母国?に確か、豪奢なビルを(美術的価値のある)
2人の名義で購入してたのにねぇ〜・・・
全額、森さんに出して貰い(大家という名目)購入した暁には
「お金払ったら2人の名義になってた」とファミリーレポートにあったが
下世話な話へザーさんが、そのビルの所有権を持ってんだろうか?
もし、元旦那さんと「半分に分けた」ってんなら
何か、森さんとご主人を彷彿させる感じなんだよね・・・
外国人の旦那さん(奥さんもか?)って、離婚や死別に関して
ズーズーしい位(元の金銭の出元が分ってても)権利主張するからさ。
562 :
無名草子さん:02/06/06 02:48
なんにしろ、哀しいくらいドキュにたかられまくった人生って
感じを受けてしまう。森瑶子には。
彼女がその核だってのも痛々しい。
563 :
無名草子さん:02/06/06 05:56
>559、661
そうだったんですか。アントワープでしたよね、確か・・・
森瑶子のエッセイや小説は全部読んで、彼女のモラルや価値観
にはとても賛成だったのですが、なんというか、子育ては失敗
してしまったんだなーという印象を受けます。余計なお世話
ですが・・・やっぱりお金が沢山ありすぎても、一概に幸せには
なれないんですね。でも彼女の本はやっぱり好きで、今でも
たまに引っ張り出して、読み返したりしています。
564 :
無名草子さん:02/06/06 06:44
私は価値観とかモラルとかは全く賛同しない(反対っていうか
時代が違いすぎて「なんでこんなに肩肘張ってんだろう。」とか
「決め付けすぎ。」って思うことも多いので。)けど
その生き方が壮絶だから興味がある。
下世話でスマンね。
565 :
無名ファン:02/06/06 10:38
イギリス人の御主人のその後、教えてください。
>563
子育て失敗か・・・うーん、でも3人姉妹て姉妹同士で結託してて
あんな感じだし、森さん自身が娘をネタにするにあたって、
「娘が可愛いからなんでも買ってあげたい」(馬鹿親)とか
言いたくなくて、「娘がせがむから仕方なくよ」というスタイルを
とりたかっただけだと思ってた。
「うちの娘は世間の娘と違ってみんないい子」なんて本に書くわけないし。
本を読んでて、森さんて自分の愛するものにはとことん甘い人だという印象が
あるよ。
567 :
無名草子さん:02/06/06 17:16
愛してもらいたい対象には
甘くしないと受け入れてもらえないっていう恐怖感があったんじゃないか
という下種の勘繰りをしてしまう。
愛し方がゆがんでるってゆーか。
お父様との確執のせいで。
>563
プラスワンリビングの2月号に「故・森遥子さんの長女ヘザー・ブラッキンさん
自由に楽しむミックススタイルインテリア」という記事が載ってたんです。
経歴のところに「3年前、日本人のご主人に伴い帰国」って書いてあったので、
離婚しちゃったんだなーと・・・
次女のマリアさんは海の近くの古い日本家屋に、三女のナオミさんはイタリア人と
結婚してトスカーナで牧場つきのゲストハウスを経営しているというのも書いて
あった。
でも、お父様の話題はこれっぽっちもなかった。
インテリアの趣味(自分はシンプルにモダンとアンティークをミックスで
次女は日本趣味、三女はカントリー)の説明のとこに書いてあったんで、
出てこなかっただけだとは思うけど、ちょっと深読みしそう・・・
569 :
無名草子さん:02/06/07 00:32
あの森瑶子の家族ということが
マスコミに露出する彼女たちの存在意義なんだから
森死後のお父様の話が出てもおかしくないのにね。
570 :
無名草子さん:02/06/07 01:49
もしアイヴァン氏が再婚してたら、娘たちとは縁切れてるかも・・・
娘3人そろって、あんまり父親に良い感情持ってなさそうだったし。
あれだけ、お金とかビルとかに使って結局長女は離婚かー。
2人は長く付き合って、慎重だって読んだけど
結婚て難しいんだね。
572 :
無名草子さん:02/06/09 22:51
死んだ後もママの七光りか・・・
573 :
無名草子さん:02/06/10 00:20
20代通して10年付き合ったって別れるときは一気さます(経験談
他のふたりは未だ独身なのかな?
575 :
無名草子さん:02/06/12 07:30
3女も結婚してると前に書き込みあったですよ
おお、スミマセン。逝ってきます(汗
あれ?どこかに(森さんか、次女(小さな貝殻)のエッセイ)
長女は日本人じゃない人と結婚したって書いてあったような。
(ベルギー人だったかどうか忘れたけど、欧米系)
それで日本語で話せる相手もいなくて色々悩んでいて
しょっちゅう日本に長電話してきたとか読んだ記憶があります。
それでその電話代がすごくて、森さんが払っていたとかどうとか・・
記憶違いだったらごめんなさい。
>>577 だからね、長女のヘザーさんはベルギー人のヤン君と離婚して、
日本人と再婚して帰国した...
っていう話をしてくれてるんじゃないの?568さんは。
579 :
無名草子さん:02/06/12 21:39
でも3人ともそれなりに幸せそうでほっとした。
これが落ちぶれてたりしたら何か寂しかったかも。
あっ、そうだったのですか。ヘザーさん、ベルギーで日本の方と
再婚されてたとは・・・
そこまで思い及びませんでした。
581 :
無名草子さん:02/06/13 03:47
ものかき志望だった私は、
森さんにちなんで「35歳デビュー」を目指してました。
もう過ぎちゃったけど・・はあ。
森さんがカウンセリングを受けるエッセイがありましたよね?
どこかに連載していたのかな。
森さんが、カウンセリングの過程でお母さんに対する屈折した怒りを自覚した時、
当のお母さんが心臓発作を起こして倒れた・・というくだりが印象的でした。
小説作品では、やはり「情事」ですねぇ。
あの小説は「35歳」でないと書けないもののような気がします。
>>581 その文章からするとデビューが無理なのも頷け藁
583 :
無名草子さん:02/06/14 23:05
>582
2ちゃんでしか憂さ晴らしできないのね。
・・・なんで森瑶子スレは荒廃してしまうのか・・・・・・・・・
585 :
無名草子さん:02/06/18 20:17
ここだけじゃないですよ、たぶん。女流作家の
2ちゃんスレはわりとどれも荒れてる
気がする。林真理子とか山田詠美とか。
女性作家は、感覚が自分とまったく合うところがないと
受け付けないんだよね、なんか。
ちょっとでも共感できれば大丈夫なんだけど・・・
林真理子が自分はダメだった。
うっかり読んじゃうといやーな感じがしちゃう。
587 :
無名草子さん :02/06/19 20:36
不幸の反動で作家になった人だと
最近知った。虚構に生きた人
588 :
無名草子さん:02/06/23 21:56
マークス寿子のオバハンとの
対決とか見てみたかったな。
お互い嫌いそうだけど。
589 :
無名草子さん:02/06/26 19:24
マークス、ダンナがユダヤ系だからかなリ環境違うんじゃない?
大金持ちだし、マークス家は。
590 :
無名草子さん:02/07/11 04:20
age
591 :
無名草子さん:02/07/12 23:27
見栄っぱりで出ッ歯のバブル作家なんて
もう忘れられてる・・・
592 :
無名草子さん:02/07/23 23:33
服のセンスは当時もイタタだった・・・
服のセンスとか、顔が不細工とかそう言うんじゃなくて・・・・
でも、ひどかったなぁ・・・
ギャップありすぎたもん。
594 :
無名草子さん:02/07/24 13:58
ハヤシマリコよりかはイタクないけど
595 :
無名草子さん:02/07/31 01:10
確かにエッセイとか数冊読んで自分の中で
イメージが出来上がってたから、初めて
作者の顔見た時は「え?これ!?」って
思った。
596 :
無名草子さん:02/07/31 01:33
目鼻の配置だけが美醜じゃないって。
>>596 でも森さんは出っ歯のオカメだったからなあ。
少なくとも美人ではなかったよ。
本人もそれがコンプレックスだったことを隠してないし。
あの過剰なまでに飾り立ててしまうセンスなんかも
そういうのを感じさせたよ。
と書くと、イギリス人のマダムはあんな感じ!と反論する人が
出てくるかもしれないけど、断じてあんな感じではないですよ。>イギリスの
マダム全般
598 :
無名草子さん:02/07/31 07:23
自分を奮い立たせる意味でも外に出る時は
着飾る、という意味の事を書いてましたよね。
596>597
出っ歯の岡目で、それが何か?
先入観でヒステリックに語られても・・・
しかも、亡き人の顔立ちを・・・・
600 :
無名草子さん:02/08/01 00:21
亡き人の悪口を言うなんて、と
いうのがよくわからない。
生きてるんだったらいいんですか?
ちがう。
もう死んだ人の顔立ちの話して楽しい?ってこと。
顔の美醜しか興味ないの?
>>599 先入観て何?作品を読んでないのにこういうイメージがあってということを
先入観と言うならまだしも、ルックス見たまんまの印象を語ることを「先入観」
と決め付けられても困ります。
このスレで何度も言われてることですけど、彼女の場合は自分の容姿に対する
コンプレックスや家族の問題が、作品の内容に関わってくるから
色々出て来るんだと思いますが。
そこに目をつぶって「素敵ね〜」と言っても意味ないでしょ。
顔の美醜しか興味ないのって森さん本人にも突っ込んでみたい一言だわ。
意識しすぎで間違った方向に突き進んでる人の典型っぽかったから。
何でそんな一生懸命?
撫すというな、=素敵と言え、じゃないんだけど。
わかんないかなあ
わかんないだろうなあ
604 :
無名草子さん:02/08/10 12:24
せっくす好きそうだよねー。
誰とは言いませんが、もう少し考えながら
読んでみてはいかがですか。
“自分はこう思うが、他人はどう思うだろう”と、
想像しながら読んでみてはいかがですか。
同じ本からでも色々な考え方を教わることが出来ると思います。
606 :
無名草子さん:02/08/28 20:15
あげてやる
607 :
無名草子さん:02/08/28 21:18
男から見て森瑤子はセーフレベルだと思うけど・・・派手なことに賛否あっても
じゃないと街逝く女の半数以上は不美人になっちゃうって
608 :
無名草子さん:02/08/29 00:16
あれでセーフとは素晴らしい。
種の保存の為に頑張って!
609 :
無名草子さん:02/08/29 01:18
まあ、いまの文壇の女流とくらべればいい女だと思うよ。
森瑶子。
唯川恵が森瑶子のような恋愛小説を書きたいと言っていたけど
ああいう小説は独特のセンスが必要。
まねしようとしても書けるというものではない。
610 :
無名草子さん:02/09/03 21:53
いいよ、できれば、本人に。
611 :
無名草子さん:02/09/11 14:58
瑶子さんに限らず、林真理子スレでも必ず容姿の話になるけど、
モノ書きの容姿ってそんな大切かなぁ。
内容で判断されず、内容がよかっても「容姿で萎え」とか
ちょっと勘違いしてるとしか思えない。
ビジュアル商売のアイドル歌手じゃないんだよ・・・。
美醜で商売してるんじゃないって。
ファッションセンスとか髪型とか、作品とは全然関係ないし、
作家の素顔を知ることで作品に「萎え」てしまうようじゃ
本を読む資格なんてないのでは?とさえ思ってしまう。
容姿を扱ったエッセイは女優並の美人じゃないと書けないのか?
美人じゃない作家はエッセイに「私はみなさんが想像しているような
美人ではありませんが」って断って書かないといけないのか?
作家の美醜が気になる人って、写真やテレビがなかった時代(江戸末期以前?)
のものしか読めないってことになるよ?
せいぜい紫式部とか清少納言とか、容姿を知る可能性のない人のものだけを
読んでてくださいってかんじ。
容姿・美醜云々言ってる人、そんな本の読み方しかできない自分を
恥ずかしいと思うべき。自分こそ鏡みて「いい顔」してるか考えてみなよ。
612 :
無名草子さん:02/09/11 15:06
森さんの場合は偏に容姿に対する本人の根深いコンプレックスが
作品に関係してるからだと思いますが。
「いい女とは」「いい母とは」「いい妻とは」
ときりきり言ってた裏の・・・ということでしょう。それが良いか
悪いかは置いておいて、そういう事実があるということだと思います。
内容で判断されないのも、悲しいかな、それ以前の問題という
作品をご本人が乱発されたのが一因。
すまん、おばさん向けの山田詠美ってイメージだわ。
要するに終わった人というか。
作家としては逆に若死にでよかったんじゃない?
落ちぶれて老醜を晒さずにすむ。
614 :
無名草子さん:02/09/11 15:16
>>613 若死にでよかったと、平気でいえるあなたの心根が醜い。
>613
きっとこのままだとあなたは長生きするよ。
思いっきり老醜を晒して皆に嫌われて死んでいく事になりそう。
そういう考え方の人って年を取るともっと露骨になるからね。
匿名掲示板だからって平気で書いてるんだろうけど
ちょっと真面目に考えた方がいいよ。マジ忠告。
616 :
無名草子さん:02/09/11 19:04
森さんは大人の女性で考え方も自立していると思っていた大学時代。
その後夫はともかく(配偶者とはいえ一応大人なのでしつけ直しも
出来なかったのであろうと勝手に推測した)お嬢さんたちの出来の
悪さに驚きおののいた。
実家がお金持ちでも幼い頃に親が多忙でも、きちんとお勤めくらい
出来る大人にならんでどうする!
人間努力しないのなら、遺伝と言うものが大きいと思われるので、
両親の良くないところばかり引き継いだのであろうかと・・・。
617 :
無名草子さん:02/09/11 21:24
確かに作品の内容によっては
作家の顔の美醜は
気にはならないものですね。
ただ森さんの場合は服やライフスタイル、
家族の話、社交生活とかをエッセイで
書かれていたので容姿に話題が行くな
というのも無理な話ではないかな、と
個人的には思いますが。
618 :
無名草子さん:02/09/12 19:16
大人の女性と当時言われてたけど
今読み返すと、偏った感じがする。
>618
哀しい人だなあと思って今は読んでる。
いろいろ思うところはあるけど
読んだ後背筋が伸びる気持ちがする作家の1人。
冥福を祈ります。
>616
いや、実家が金持ちの娘は「きちんと就職」なんて
する必要ない人が多いよ。
してない人もいっぱいいるよ・・・
でも、長女はベルギーのインテリア会社で
働いてて、今は翻訳と通訳の仕事してるし、
次女は一応エッセイの仕事してるし、
三女は牧場兼ホテル?を夫と一緒に経営してるそうだから
いいんじゃないの?
エッセイに出てきてた時は若かったんだから、働いてなくても
無理ないし。
学校出たら、即、会社に就職って日本の価値観だよ。
621 :
無名草子さん:02/09/13 00:41
必要がある無しではなく、きちんとお勤めが出来る能力ことです。
622 :
無名草子さん:02/09/14 16:12
森さんが意中の男性を落とす必殺技として
ローズギャラリーとかに売ってある
上等のバラを大量に男性に贈るという
手をエッセイで書いてるのを読んだけど
効き目あったのだろうか。
水切りだけでも、百本もあったら大仕事だよ。
623 :
無名草子さん:02/09/14 18:07
失恋したときに読むには何がいいですかね。
どっぷり悲劇に漬かって、数日後には不死鳥の
ように復活する予定なんですが。
やはり「別れ上手」でしょうか。
624 :
無名草子さん:02/09/14 20:10
森さんのエッセイや小説には影響を受けた口です。
先日、題名は忘れましたがサガンのインタビューを集めた本を読んでいて
サガンが来日した際、「日本のサガン」と称されている女性作家と会ったというくだりがあったのですが
、これがひどかった。細かいところは忘れましたが「その作家はとても醜い人で、気分が悪くなった。『あなたと私は親子のようですね』と話し掛けてきたが『私は日本人男性と結婚したことはありません』と答えた。
それ以来その作家は悲しそうに黙ってしまった」というような話でした。
これって森 遥子さんのことを語っているのでしょうか。哀しい話です。
625 :
無名草子さん:02/09/14 20:19
サガンと森瑶子って年齢的にあまり違わないんじゃないの?
>>625 5歳しか違わない。
親子みたいなんていうところからして、別人じゃないのかな?
編集者か誰かが図々しく「日本のサガン」だと
当時人気のあった若手女流作家を紹介したとか。
624です。そうですね、
考えてみたらサガンと森 遥子の年の違いって
そんなものですよね。
誰だって傾倒していた作家と会って、第一印象で拒絶されたら
かなりショックだろうと思っていたので
ほっとしました。
>627
林真理子なんて自分から「日本で一番人気のある作家」とかなんとか
紹介してまわったらしいからね(w
629 :
無名草子さん:02/09/16 15:18
森さんの独特の世界が好きでほとんど全部読んでます。1つの話を何回も焼き
直したりというのはご本人も認めてて、危険な情事の映画をヒントに3回も
作品を書いたとありました。確かに、もうこの話は何回もきいたよっていう
のも多かったけど、何となく森さんはどこで何を書いているか正確に把握
していないんじゃないかと思う。とにかく原稿用紙を埋めないといけない
生活で進むしかなかった。身をけずりながら書き続けた彼女自身に強く
惹かれます。
森さんのお友達が若い頃の森さんは自意識過乗で自己中だと言い、でも彼ら
に森さんはこよなく愛されているのが判りました。親しき仲にも冷却あり
の本が好きです。あとがきにも森さんの性格がよく現れています。
>>624 林真理子ってことはないよね。作風が全然違うし。
>>630 恋愛物とかけっこう描いてた時期もあったけど
林真理子じゃあないでしょう(w
女って損ていうか、悲しくてやだね。
どんな偉業をなしとげても顔がキタナイと
『ブス』でひとくくりにされてさ。
でもまあ、作家も「夢を売る職業」的な面もあるから
イメージは大切になってきてるのかも。
こんなキラキラしいこと書いて、コレかよ!みたいな・・・
日本て国だけなのか世界中なのか知らないけど、
ブスとババアには人権は無いって風潮強いのが原因だと思う。
その分、若い頃に必要以上にちやほやされるよね。
そのツケなのかしらん、とも思ったりして。
スレ違いですねスマソ
634 :
無名草子さん:02/09/21 03:16
んな話し、あり得ないよなぁ・・・
と思う作家NO・1
>>622 いや、その、脳内ストーリーと思って読むのですよ、ああいうのは。
本当だと思っちゃいけません、出版当時は騙された人も
一杯いたんだろうけど。
森さんのは、あくまで「こうだったらいいな。」という心の願望を
本当らしく書いている面も強いと思うので。
636 :
無名草子さん:02/09/22 23:00
彼女のエッセイによく出てきた
北上ムッシュウって今
何してるんでしょうね。
詩を書かない詩人だとか。
なぜそんな胡散くさい男性が好きなんだ、森さん。
637 :
無名草子さん:02/09/22 23:18
若い頃はいかしていて、それなりの男だったのでしょう。
いつまでも思い出に生きているのでは?
638 :
無名草子さん:02/10/10 11:50
森さんのご家族はヨロン島のお墓参りはしてらっしゃるのかしら
私の高校の先輩です。バイオリニスト目指してたんですよね。
今は美術高校になってしまいましたが
当時は音大いく人の高校でした。
640 :
無名草子さん:02/10/19 23:58
物に対して書いてあるエッセイが好きだった。
恋愛なんかは賛同できない部分も多かったけど。
641 :
無名草子さん:02/10/20 04:34
実は、あれだけ忙しかったら恋愛してるヒマはなさそう。
お顔、ルックスの温帯との酷似を思うと、美しき思い込み、一人幻想で
恋愛話を量産したのかな。あとは映画、周囲の実話のアレンジとか。
それに憧れてたのだから、やっぱり日本には素敵な恋愛ってないのか。
642 :
無名草子さん:02/11/03 18:22
森瑶子は基本的に好きです。昔の作品とかちょっと古いなって思うところはあるけど。
考えがきちんとしてる。
大体今でも自分の面倒くらい自分でみれないで専業主婦が当たり前だって思ってる
男がけっこういる。自分はできないくせに料理ができない女はだめとか言ってる男
友達にはまじ引きました。
643 :
無名草子さん:02/11/03 19:28
こんなスレあったのかー。
森瑶子、割と好きで色々読んでる。今たまたま、ベットのおとぎ話っていう
短編集を読んでたところ。
読んでいつも思うのは、20代後半からの女の人ってこんなに大人なのか!って事・・・
自分って幼稚というか、垢抜けないというか、
うーん、別の種類の人間の話という感じだなぁって事かなぁ。
644 :
無名草子さん:02/11/24 00:38
小説よりもエッセイのほうが好き。
亡くなったときリア工房だったけど、
森さんがテレビや雑誌でよく取り上げられてたとは知らなかった。
645 :
無名草子さん:02/11/24 01:05
森瑤子好き。だけど、小池真理子にはもっと期待してる。
646 :
無名草子さん:02/11/24 13:20
647 :
無名草子さん:02/11/27 12:08
協力しますとも!
648 :
無名草子さん:02/11/27 13:56
料理手帳、持ってますよ〜。
だんなさまのお若いころの写真が載ってますね。
ありゃあ惚れるわ、と納得するくらいイイオトコですた。
649 :
無名草子さん:02/11/27 14:59
この人の作品でこれだけは読んどけっていうのありますか?
数が多いので最初外したらそれが先入観になってしまう恐れがあるもので。
650 :
無名草子さん:02/11/27 15:10
>649
ドラマにもなった「デザートはあなた」なんてお薦めかな。
あと短編集もすき。「ママの恋人」とか…
投票してきますたー
652 :
無名草子さん:02/11/27 22:59
>649
「彼と彼女」「ホテル・ストーリー」もオススメします。
あと絶対外しちゃいけないのは「情事」!!これはイイですよ〜!
653 :
無名草子さん:02/11/28 19:35
>649
前期 硬質 文学的
中期 文体確立を模索中
後期 軽い よみやすい
結構どれもお勧めですよ。
私は「情事」「嫉妬」「誘惑」など、タイトルが2字熟語シリーズが好きです。
ママの恋人、いいですね。
娘の中の、母親の恋人に対しての複雑な思い。
西洋マンセーな御方ではありますが、(エッセイを読むと、
今更な感じで、時代感覚の古さも否めないですが)
彼女のひりひりするような、乾いた大人の小説、
エッセイで語られる、美学。やはり衝撃で素敵な方だと思います。
>>643 二十代じゃないよねW
えがかれる女の人。大人すぎ。どこの世界の誰?って思う。
設定が若くても、リアルじゃない。内容は勿論面白いですが、
十代の頃からあこがれて、読む分には、差し支えなかったけれど
いざ、自分が二十代になってみると、あり得ない〜!と
思ってしまいますねえ。
今の二十代は特にね。
現代の精神年齢は実年齢より10歳引いて考えればいいって話を
どこかで読んで納得したもの。
657 :
無名草子さん:02/11/30 23:00
そうですね。
私も成人式を迎えた時、自分が生まれた年の成人式の様子が
VTRで流されていたのをTVで見たことがあって、
皆様、発言の大人度しかり、見た目も含め、
びっくりするほど、落ち着いてた。。こ、これが二十歳?!
二十歳といえば制服着ると、高校生に見えるくらいの幼さですよね?
今の二十歳は。成人式も25か30でやれば?みたいな気もする。
精神的に幼いと、見た目も幼くなってしまうんでしょうか?
バブルの頃の二十代女性は、今の二十代より、大人っぽい雰囲気。
森さんの小説に出てくる二十代なんて、どうみても三十代ですよね、
それも外国の。
658 :
無名草子さん:02/11/30 23:07
ああいう女性になりたい、と思いつつ10代後半から読んでるのに、
独りでバーに行き「ドライマティーニを、ステアではなくシェイクで、うんぬんかんぬん」など
恥ずかしくてオーダーできましぇん。w
>>658 し、しなくていい、しなくてw
そんなことしなくてもあなたはきっと素敵な御方。
実際居たら、どう?恥ずかしいでしょ?そんな女性。
あくまで小説であるのだから、美しい。
森さんのエッセイや小説から、美学のエッセンスを
十代の感性豊かな時期から、学んでこられたってことが
大事なんです!w
660 :
無名草子さん:02/12/01 12:10
ドラマティックノートもいいですよ。
投票してきますた
659さま、ありがとうございます・・・
>>647,651,661
ご協力ありがとうございます。
森さんの本を読んだことのない方にも、お勧めしたい>“森瑶子の料理手帖”
たくさんの森さんの小説、エッセイのさわりの部分も読めますし、
料理も器や盛り付けのセンスも素晴らしいので、料理本としても楽しめますよね。
料理めあてで購入する人も読んでみたら森さんの作品も読んでみたくなること
うけあいだと思います。
復刊してくれないかな〜。十周忌にでもいいから・・・
印税が馬鹿娘達に逝くのが鬱だけどね・・・
森瑶子や池田満寿夫の料理本って楽しいよね。
666ゲト。
エッセイ読むと、結婚当時の拾ったテーブルの話ばっかり。
668 :
無名草子さん:02/12/09 10:36
669 :
無名草子さん:02/12/09 12:32
670 :
無名草子さん:02/12/10 14:25
篠田節子の「第四の神話」のモデルは森瑤子?
671 :
無名草子さん:02/12/10 20:28
オニギリ事件、和解されたそうでよかったよかった
でも自分も学生時代の友人がまずいオニギリなんて作ってきたら
ブチ切れなくても、見る目や今後の接し方は絶対変わると思う。
672 :
無名草子さん:02/12/10 21:05
お料理の本出した直後に胃ガンで亡くなるって皮肉な話。
校正してる頃はもう食欲なくて料理どころではなかったのでは。
それとご本人がいろんな人に食い物にされていたってのも皮肉な話ね。
673 :
無名草子さん:02/12/11 19:12
お料理本はまだ未読のようですね。
あれは亡くなった後に出版されてます。
ご友人やご家族からの森さんへの追悼分が随所にあり、生前を偲ぶ構成になってます、
あんまり少ない知識で毒吐かないほうがいいですよ(プ
>673
何か不幸な目にでもあったの?
辛い人生でも過ごしているの?
↑クスクス♪ 知らなかったからって恥ずかしがることないのよ♪
672は674ではないでつよ
真性のキティたんでつか?
↑あなたのキティぶりには脱帽だわ。クスクス♪
678 :
無名草子さん:02/12/31 11:23
「第四の神話」は創作とは思えない程リアルだとおもた。
気が付いたら主人公を森瑶子に置き換えて読んでた
679 :
無名草子さん:03/01/06 16:43
あっ私もー。
文庫化されてとてもうれしかったよ。
あの話どこからどこまで、フィクションなのか
ノンフィクションなのかわからないけれど、力作だと思った。
(^^)
681 :
無名草子さん:03/01/18 20:22
森瑶子さんは3年前くらいに見事にはまりました。
あまり読書が趣味ではないのですが軽いエッセイは
読みやすかった。他に藤堂志津子さんとか読んでみたけど
森さん=熱帯 藤堂さん=厳しい北の国って
イメージでした。(実際藤堂さん北海道の方だし)
瑶子さん亡き後、未だに作品・生き方の美学に共感できる
作家が見つからない・・・
(^^)
683 :
無名草子さん:03/01/29 16:55
「第4の神話」の中の娘はゴーストライターを使って
死んだ母についての本を出したけど、
やはり、マリアさんの「小さな貝殻」もアレ?
684 :
無名草子さん:03/02/01 00:32
森瑤子さんの本読んで人柄とか知るじゃないですか。
しっかりしてて反省心ユーモアもある、イイ人だと思ってた。
その家族が「第4の神話」やココで知ったような能無しのぶら下がりだとは
思いたくないけど、・・・やっぱりショックだよ。
本人の影響もあるだろうけど、家族に恵まれないなあって感じだ。
泉下でどう思っていることやら。
私は「秋の日のヴィオロンのため息の」が好きだな。
現実離れしてるけど、楽しいしね。あとは「デザートはあなた」
森さんの理想や善意の部分が出ているようで、読後感もいい。
685 :
無名草子さん:03/02/01 11:55
森さん独自の「美学」を死ぬまで貫き通したことは
本当にすごいと思う。
どうしようもない人たちを、美しい言葉で表現して
森瑤子の作品の登場人物に相応しい人に仕上げている。
しかし、日本に3,40年間住んでいても日本語覚えない夫って…
森さんは「頑固な英国紳士」ゆえの事のように美しく書いていたけど、
実際は、ただの馬鹿か、怠け者なだけかもしれない。
686 :
無名草子さん:03/02/04 22:04
林真理子(林がどうとかは、ここはナシでよろしく)が
雑誌クレアで書いていた書評を集めた本に「情事」が取り上げられていた。
「森さんの死後、彼女の優雅さやスノビズムの背後にあった実情を
我々は知ることになる」みたいなことが書かれてる。
なんか、切ない・・・・
687 :
無名草子さん:03/02/10 13:27
「第四の神話」文庫化上げ
688 :
無名草子さん:03/02/15 21:26
篠田節子さん自身も35歳の作家デビューで、
趣味で楽器をやってたようですね。
森さんにシンパシーを感じていたのでは?
森さんのプライバシーは随分と露わになっちゃたけど
篠田さんには、この手の内輪話、ないのかなあ?
689 :
無名草子さん:03/03/06 06:36
真夜中のチョコレートとか言う本のあまりの勘違いぶりヒステリックぶりに
この人大嫌いになった。こんなにファンがいるなんて信じられない。
690 :
無名草子さん:03/03/06 10:03
ちょっとやりすぎ感はあるものの、若い人には
あれくらいがいい刺激になるんじゃないかな?「真夜中の〜」。
てかきのう読んでたし。
もうビックリするくらい時代の違う話だけどw、
(ワンレンとかバブリーな話が多い)
言いたい事はわかるよ。
美学のわかる大人の女性になって欲しいんだろうね。
本人も最後にヒステリー気味に書いてて「疲れた」
って書いてたじゃん。ここまで読んでくれてありがとう
とも。そこまで読んだのかなー。この人。
(^^)
>>689 わたしも中学生のとき「真夜中のチョコレート」を読んで、
「なに気取ってんのよ」とか、思いながら、それでも惹かれて
彼女の本を買いあさったよ。
(当時は自分でも何故か分からなかったけど)
自分がたりスマソ。sage
693 :
無名草子さん:03/03/23 04:13
age
694 :
無名草子さん:03/04/03 07:00
生涯をイギリス人暴力&ヒモ亭主に搾取されて終わった悲しい人。
695 :
無名草子さん:03/04/03 08:08
本人があの旦那を選んだんだからしょうがない。
696 :
無名草子さん:03/04/03 11:47
元祖だめんず。いぢめられるのが好きな女っているからな。
「この人あたしがいないとダメなの」とか「普段はやさしいのよ」
とかいって貢いだり殴られたりしないと生きていけないタイプ(藁
697 :
無名草子さん:03/04/03 16:31
そう思う人こそ「第四の神話」読んでみそ。
これは物語で現実とは違うかもしれないけれども、納得出来る所も多い。
これを読む限り誰が悪で誰が善なのかわからなくなる。
果たして彼女だけが犠牲者なのかよく考えてしまったよ。
色んな意味でおもしろい小説でした。
698 :
無名草子さん:03/04/03 17:00
>本人があの旦那を選んだんだからしょうがない。
自己責任って森さんのテーマ?の1つだわな
本人はたかり夫と娘達のために
命を削ってつくして満足して死ねたのかもしれないが
切ないな。
夫に執着しなければ今でもいきいきと暮らしていたように思える。
700 :
無名草子さん:03/04/03 17:57
あの執着が
あの作品群になったような気もする
書こうと思った時点で、彼女の不幸は決定していたのかもしれないと・・・
不幸って言い方は違うかもしれんけど
701 :
無名草子さん:03/04/03 18:57
この人って、まだ生きてるの?
702 :
無名草子さん:03/04/03 19:11
この人が生きてたときは,英国人の夫自慢,聖心インターナショナルに通う娘自慢,
自分はこんなにセンスが良いのよ実はモテるのよ自慢,みたいなのがぜんぶバブリーで嫌だった。
死んでから、自分の作家というか第三者に対する評価が、いかに一方的なものか気つかされた。
作品の良し悪しと別に,印象的な人だった。
703 :
無名草子さん:03/04/03 19:12
704 :
無名草子さん:03/04/03 20:57
683.685さん。「小さな貝殻」はかなりの暴露本です。
森さんがご存命なら出すのいやがったかも。
だんなとのなれそめがすごい。ホームレス寸前を救ったみたいな。でした。
705 :
無名草子さん:03/04/03 22:50
ホームレスのイギリス人が
ゴミ箱から漁った新聞紙に、
森さんの実家が出した外人向け求人広告があった
という縁だよね。
706 :
無名草子さん:03/04/03 22:58
森さんの血筋は比較的優秀という印象ですが、
娘がみんなお馬鹿ということは、
やはりアイヴァンが低能なのですか?
707 :
無名草子さん:03/04/04 00:02
彼女にだめんずを選ばせ、共依存にさせたのは、ヴァイオリンを
強制し、結婚後もダメ亭主に激怒していた彼女の実父だと思う。
結局、父への愛と反発があの結婚に至った原因かも。
708 :
無名草子さん:03/04/04 00:25
>706
血よりも、森さんも、自分の葛藤のほうに執心してて
子供をちゃんと教育しなかったって印象
だって、ちょっと、痛すぎないか?三人ともアララってかんじで・・・
誰一人、普通の社会人(って言い方もおかしいかもしれんが)になっていない。
707には同意
>708
可愛いハーフ3姉妹ということで
ちやほやされて育ってるだろうしね。
710 :
無名草子さん:03/04/04 13:31
森さんて、生前、そんなに資産を築いたの?
それとも、それだけの資産を築ける作家ってごく少数なのか?
711 :
無名草子さん:03/04/04 18:54
与論島の別荘って言っても、そんなに資金は使ってないだろう?
今、娘と夫はどこに住んでるんだ?
なんか、夫はかなりのヒモだったらしいが。
712 :
無名草子さん:03/04/04 21:13
森さんの本は確かに薄っぺらくてどれも似たような感じだったけど、
でも好きだったなぁ。
旅行に行く場所殆ど同じだったので書いてある場所の空気が
身近に感じられたせいかもしれないけど、いま森さんが量産していた
年齢に近付いただけに亡くなられたのがとても残念です。
713 :
無名草子さん:03/04/04 22:16
遺産を巡って娘達と父との交流は断たれ
夫はカナダの島に住んでいる
ベルギー人と結婚した娘はリコン
家出した娘(小さな貝殻書いた人かな)は翻訳家
・・・と聞いたが。
翻訳家といっても何をやっているのか、彼女の名での
成果物をみたことはないが。
>710
資産もそこそこあったから親子で闘争になってわけで。
生前はとにかく夫、娘達の浪費ぶりの描写がむかついていたよ。
自分の金じゃないのにヨット買ったり
あちこち留学して仕送り仕送りってせびってたよね。
715 :
無名草子さん:03/04/06 21:48
カナダの島も?
アイヴァンさんも別に名家の出じゃないのに
日曜の朝からネクタイつけて食卓につくって・・・
そしてそれをちょっと自慢げに(さすが英国紳士、みたいな)
エッセイに書いていた森さん
ちょっとイタタって思った事ある。
717 :
無名草子さん:03/04/06 22:48
それはスタイルの問題だから
階級は関係ないような
アイヴァンの実家に初めて行った時の様子が切なかったな。
ツリーも飾ってない家って。
排他的な空気に、海外結婚の闇を見たかんじ。
719 :
無名草子さん:03/04/09 07:06
この人はある意味純粋。信じるんでしょ。
(^^)
721 :
無名草子さん:03/04/18 08:56
この人の作品では、自分とは縁の無い世界を楽しむ事ができました。
みんな大人ですよね〜。
書かれた時期がずれてるのもあるでしょうけど、
例えば0Lにしても、キャラクター物の小物を使ったり、今だったらメール
に顔文字とかは使わなそう。「ウザイ」なんて絶対言わないような気が。
あなたに電話って短編集がありましたが、あれも今では通用しなくなりましたね。
(携帯の普及、着信履歴の表示etc…)
なんか、時代の流れを感じます。
722 :
無名草子さん:03/04/18 14:52
>>714 そうそう、留学した娘が「ママもラストエンペラー見て!いい映画よ!」
って手紙書いて送ってきて、森瑶子は必死で原稿書いてて
「プリーズ!セツヤク!」って書いたエッセイ読んでて
「え〜、流行作家でそこそこ派手な生活してんのに、留学とはいえ
娘に送金するお金も大変なの?」と疑問に思った覚えがあります。
やっぱり浪費してたのね、、、、、、。
723 :
無名草子さん:03/04/19 06:50
エッセイで自分は夫や娘に7つも8つも
クリスマスプレゼント(自転車やブランドのスーツ、アクセサリ等)
あげたけど、この家族からは何一つもらってない。
私はなにも高価なものが欲しいわけじゃなくて
バラの花一輪でもいいのに・・・って文章が切なかった。
724 :
無名草子さん:03/04/19 10:47
仕事をしていた弱みというのもあるかもしれないけど、
それだけじゃないレベルで、夫子供に尽くしていたね。
なんか病理の域に達していた感じ。
それは、幼少の頃、バイオリンが嫌で嫌でしかたないのに、
父の言いなりになり練習を重ね、時には父に雪の中にバイオリンを
投げられても、それを拾い、「お願いだからお父様、私を(見捨てないで?)・・・」
と懇願した姿と重なる気がする。
自分が辛くても辛くても、相手が嫌なやつでも何でも、
捨てられることの恐怖が、意識下にとても強くあった人なんじゃないかと思う。
725 :
bloom:03/04/19 10:59
726 :
無名草子さん:03/04/19 13:38
旦那、夜遅く帰ってきた森さんに
プレゼントで買ってもらった
ロレックス投げつけて壊したんでしょ?
自分の稼ぎで買えないくせに
大事にしろよ、ってムカついた昔。
727 :
無名草子さん:03/04/19 22:16
島を買ったら買ったで、今度は退屈だからプールを作れ。
大工事の末プールを作ったら作ったで、今度は水を島の外から運んでこなくてはならず巨額な費用が。
娘たちは友人が一緒じゃないと島に行ってもつまらないと言うので、
友人の分まで旅費を出してあげる。
どうしてここまでやってあげちゃったんだろうね?
その挙句、感謝されるどころか文句ばかり言われ、更なるワガママが待っているんだから。
>726
男性編集者から電話が来たら、なかなか森さんに取り付かず
ねちねちいびって、後で森さんにも浮気でもしてるのかと
文句を言うくだりにむかついた。
夫から尊敬されない人って娘達からも軽く見られるのかな
もし息子がいたら精神的に依存しそう。
729 :
無名草子さん:03/04/19 23:18
森瑶子である前に娘達の母であり、僕の妻であるんだ、と
いうような旦那でしょ。
そんな台詞、妻の稼ぎがなくても生活できる
仕事してから言うもんだよね。
そういえば、末娘が夢遊病かなんかになって,
森瑶子もいっしょにカウンセリング受けることになって,
その過程で,自分が幼い頃母親から愛されなかったというトラウマが現れてくる話、
なんだっけ?
この人の書くどの小説より印象的でしたわ。
731 :
無名草子さん:03/04/20 01:10
森さんの両親も駄目だったのね。
732 :
無名草子さん:03/04/20 01:40
っていうか旦那が悪かったとしても、その旦那に依存し
別れなかったのは森瑶子自身。
彼女も病理を抱えてたってことを認めましょうよ。
子どもが誰一人としてろくに育たなかったのも、両親揃って
ああだからでしょ。
確かにそう。
娘も結婚したけど見事に親と同じで
たいして経済力のない夫であいかわらず援助させてたよね。
夫はともかく娘達は少しは母を思いやってあげてほしかったよ。
死後、次女だっけ?
自分もエッセイなど書いていきますなんてほざいてたのみて
がっかりしたよ。
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
森さんって、きっと美人なんだろうと勝手に思い込んでいた。
本人の写真を見たら「落語に出てくる裏長屋のカミサン」みたいなイメージで吃驚。
736 :
無名草子さん:03/04/20 11:29
小さな貝殻を読んで誰が森さんの看病を
泊まりでするかで姉妹が大喧嘩してたよね。
病人の前でさー・・・
実物はド派手なオバサン、としか思えなかった。一度しか見てないけど
文庫(たぶん○談社)にもなった英語のフレーズ集がなぜか好きだった
738 :
無名草子さん:03/04/20 15:51
娘たちも、母親が夫への共依存で手一杯だったので、
情緒的なネグレクトされてたかもしれないし、
アダルト・チルドレンの再生産だったかも、と
思うとやや同情できる。でも、生前に自立して
母と決別してたらよかったのにね。実母と娘との
葛藤って、母親が死ぬと、より強力に呪縛される
らしいし。
739 :
勃起したままのちんこ:03/04/20 15:55
森口瑶子の方が美人
740 :
無名草子さん:03/04/20 18:40
741 :
無名草子さん:03/04/21 01:46
>736
せつない・・・
育て方間違えた、とか自責してそうな印象。あくまでも印象。
いまほど共依存とか親子の葛藤とか、情報なかったころだけど
そういう萌芽が自分を突き動かしていること、自覚していたんだろうか。
セックスやリまくりたい=他者に認められたい、受け入れられたい
だと思うんだよねー
742 :
無名草子さん:03/04/21 01:48
>生前に自立して母と決別してたらよかったのにね
自立する努力じゃなくて
心の穴を補うことに必死だったようなかんじがしない?
はっきりしたDVや食事も出さないネグレクトと違って
何不自由なく育ってるんだから
成人したら少しは思いやれないものか?
私も親とかなり不仲でたかりまくるDQN娘でしたが
実家を出て自活したら金を稼ぐことの大変さや
親なりの苦労が嫌でもわかってくるから
反省したし関係も変わってきたよ。
あれだけたかって迷惑かけまくっておいて
看病をどっちがするかで目の前でケンカってアンタ。
人間としてなにか欠落してるとしか思えんわ。
幼い頃のトラウマってのとも違うしね。
小説書き出したのって娘達がもう小学生くらいになってからでそ。
私もDQN娘だったが(いろいろあって今は良好)、
だからこそ言えるのは「他人の親子関係はわからん」だけどな。
どんな境遇でもまともに育つ子はいる。
親子、夫婦関係も化学反応みたいものだからなあ、
かなり相性の悪い組み合わせだったのかもしれないけど。
しかし、一般的に見ても”人として言っちゃいけないだろう”
って事がわからないのは
やっぱり何か欠落してるからだと思うよ。
森さんも,愛し方が分からなかったのかもよ。
夫や子供の喜ぶ顔が見たくて,高価な物買って与えまくって,スポイルしてたのかも。
でも、DQN娘でも,自分がいかに母親の愛情を浪費してたか気付く時がくるだろうし
一生「森瑶子の娘」という呪縛から離れられないだろうし
それが新たなトラウマにならないことを祈る。
なんか,切ないね。
748 :
無名草子さん:03/04/21 23:23
世間的に「森瑶子の娘」のレッテルが風化しつつあるだろう今となっては、
ただのドキュンだしな
>748
森さんの本買い揃えたいけど
あのバカ家族に印税がいくのかと思うと購買意欲が失せる。
印税がジリ貧になってきても
別荘やヨット売って裕福に暮らすんだろうな。
(ΦДΦ)呪マース
750 :
無名草子さん:03/04/22 10:57
>719
古本屋でどうぞ
751 :
無名草子さん:03/04/22 12:25
20代の時に結構はまって読んだんですけど
ものによっては再読再読で何度も読めるしリズムがあって読みやすいです。
でも自分が読んだすべての作品を通して感じるのは
主人公やその他の登場人物に人間的な可愛さを感じないこと。
ストーリーとして面白いモノはあっても
これらを書いた森瑶子という人を決して好きにはなれなかった。
752 :
無名草子さん:03/04/22 14:40
まさにファッションだったね。
肩パットをいからせて颯爽と歩く女性が多かった、
あの時代のひと時の幻想。
自分自身に重ねてしまったりもする。
金妻を見ながら森瑤子を読んだ時代が今は恥ずかしい。
753 :
無名草子さん:03/04/22 23:36
そのファッションの裏に
彼女の一貫した主題があったような気がするんだが
ファッションがいかんせん派手すぎ
森さんのイメージって,マリリン・モンローと重なるように思う。
もちろん,容姿や作風は全然違うんだけどw。
この2人の作品からは
「もっと自分を愛して」っていう強烈な,まるで飢えてるみたいな,
オーラが感じられるんだよね。
たとえこの2人が技術的にベストじゃないことが分かっていても
たとえ,こっちが女性であろうとも,
この強烈なオーラから目が離せなくなるの。
子供の頃,周囲に愛されなかったって言うトラウマは,
時として芸術家を成功させるのかも。
なんて,考えちゃいました。
755 :
無名草子さん:03/04/23 00:43
親しい友人の森にタイするコメント読むと
本人のイメージ丸崩れだから可笑しいんだよね
756 :
無名草子さん:03/04/23 00:51
>755さん
例えばどんな感じのコメントですか?
758 :
無名草子さん:03/04/23 17:47
縛りが嫌いな癖して、
縛りがないと活力が湧かないタイプかな?
なんだかんだ言っても、芸大に受かるまで父の呪縛バイオリンを続けたわけだし、
アイヴァンとの結婚生活も、死ぬまで続けたわけだから。
忍耐力はあったんだろうね。信じられないほどの。
ただ、身体は正直だから、悲鳴をあげたんだろう。
759 :
無名草子さん:03/04/24 01:24
自分が磨り減ってしまうような者を拒絶する術を持たなかったのかな、と思いました
自分より優位な者に振り回されることで自分の存在を確認して、ある意味安心していたとか。
体の悲鳴に、心からドウイ。
760 :
無名草子さん:03/04/24 11:30
決して、自分より優位に立つ者に振り回されていたわけじゃないよね。
どちらかというと、人間性の欠落した者に、といっていいかも。
共依存という言葉が、やはり一番ピッタリくると思う。
761 :
無名草子さん:03/04/24 13:26
アメリカに住むいとこが癌で危篤という時に駆けつけようとして
全く別の場所に行ってしまったという話を読んで信じられなかった。
亀の恋人との遭遇を短編で書いてたけどナニゲに意地悪ミエミエで呆れた。
この人気に入らない人のことは自分の本の中で叩きすぎ。
759>760
人間性の欠落した者に、
そうね
言いたかったのは
彼女にとって絶対的優位な立場にいる人
(彼女が自分の言いなりになるからこそ、手元に置いているっていうか・・・
彼女の精神を押さえつけている人っていうか・・・言い過ぎかも)
でも、ハタから見たら、アレな人
763 :
無名草子さん:03/05/01 12:03
「デザートはあなた」読みますた。面白かたよ。
このひとの本って気取った男女の恋愛話よりこういうほうがいいね。
あとエッセイも面白い。
764 :
無名草子さん:03/05/01 15:47
765 :
無名草子さん:03/05/01 15:53
>>295 安井かずみ死去の時、あまりおおっぴらにはされてなかったが、一紙だけ
若い頃、マリファナで逮捕歴があることを書いていたのには驚いた。
どんなに上品な生活をしていても、警察のご厄介になっちゃいけないなと
妙な教訓を得てしまった。
森瑶子に関しては、女版の大藪春彦みたいな位置づけだと思ってる。大藪
が狩猟とか車とか、まだ男性誌が発売になってない頃たくさん書いて、世の
男どもがそれ読んで影響受けたというのに似ているな、と。
森瑤子さんの他界後、ある友達の紹介で与論島の自宅で
1週間ほど過ごした事がある。芝生の温もりが忘れられない。
767 :
無名草子さん:03/05/01 20:32
エッセイ好きだったけど、娘が書いた(ことになってる)
暴露本みたいな自伝読んで痛々しくなった。
安井かずみのマリファナ、友人だった加賀まりこがやめるように必死で説得してたそうですね。
769 :
無名草子さん:03/05/04 02:15
>>736>>744 一度読んだだけでうろ覚えだけど、どっちが泊まりで看病
するか「取り合いになって」喧嘩、という文脈ではなかった
でしょうか?
大分意味が違いますよね。ちょっと気になったので…。
770 :
無名草子さん:03/05/04 13:37
769の言いたい事の方がわからない・・・
771 :
無名草子さん:03/05/04 14:04
おせっかいだけど...。
736,744は、森瑶子の看病を、娘達がしたくなくて押付け合った(それも瑶子の
目前で)、ひどい話だよね、と理解した。
769は、そうではない、娘達はみんな看病したかったんだけど人数が限られて
いたから誰が最初に看病するかで争った、と理解していた。
全然ちがうじゃん。どっちなんダロ
769が正解です。要はママを独り占めするケンカだったわけですね。
773 :
無名草子さん:03/05/04 19:57
あ〜、小さな貝殻を読んでない方が736と
744の書き込みを見ると771さんが書かれてる
ような誤解を受けるのですね。
私は読んでいたので、そのまま
受け取ってましたが。
今日、図書館で「誘われて」借りてしまった。
久々、森瑶子の世界へ浸ろう。
>>771 そういうことです。フォローありがとうございます。
>>773 そうです。もしかして736・744さんは読んだ上でわかって書いてらっし
ゃるのかなと思ったのですが、そのレスが逆に読んでない方の誤解を招く
のではないか、と思いまして。
「娘たちは誰もが母の看病をしたがり取り合いになった」ということ
です。どっちにしてもガキじゃないんだから病人の枕元でそんなことで喧
嘩するなよ、て感じですよね。
775 :
無名草子さん:03/05/05 00:18
私のお母さんの本棚にあったので少し読み始めました。
「情事」です。背景が70年代で白人の男との結婚、情事の話のようですが
文体とか内容とか見て、あと顔の写真とか見て思ったんですが
山田詠美ってこの人の80年代、黒人版って気がしました。
みなさん、どう思われますか?
25年ぐらい前の話で主人公が35才、そうすると今生きていたと仮定したら
60歳ぐらいのお婆さんですよね、日本の女性はずっと大昔から外人かぶれなのかと
思うと驚きを隠せません。
すみません。
ただ、彼女のファンの意見を聞きたいです。
776 :
無名草子さん:03/05/05 00:42
外人のヒモを金でつなぎとめているところも一緒だね
778 :
無名草子さん:03/05/05 12:42
ブスが外国を餌に高みでアグラをかくアフォ
森さんちは、両親の意向で海外からの留学生をあずかったりしてたらしいので、
そう外国人が珍しいとも思ってなかったような気がしますが。
私自身は外国人男性とつきあったことなどないので、
お国柄的な意味での良し悪しは全くわかりませんねぇ・・・
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
時代が変われど、ブスが醜悪な容姿の劣等感を外国人と寝ることで
解消するのは変わりませんよねえ。
全く、はしたなくてヤダわ。
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
今公開中の、めぐりあう時間たちがなんだか森遥子ワールドだからお薦めです。この人の小説を理解できる人の心にはすごく響くと思います。
784 :
無名草子さん:03/05/29 22:05
779って前にも同じこと書いてたよね。
一時期、山田詠美と森瑶子というとても分かりやすい
読書嗜好だった頃があり、ハマってました。
特に「空虚と傷心」のフレーズが好きだったな〜。
一生懸命元ネタを探したものです。
森さんは歳とともに傷心を選ぶようになったんでしたっけ?
なんとなく分かる気がします。
似た様な作品を大量生産、派手なカッコ、DQN一家…
欠点は認めた上で、でも森さんが好き。
ダメっぷりや不美人ぷりは自分もエッセイで認めてたし。
森さんの小説やエッセイから色々学びますた。
今でもたま読み返します。
森さんの強さと弱さ、両方に惹かれる。
篠田節子の「第四の神話」を読んで、読みごたえはあったけど…
どこまで事実なのかなと複雑な心境です。
篠田さん自身は森さんと面識あるのかな?
森さん死後、父や娘が暴露っぽい本出したり(ゴーストってホント?)、
夫がお見合い雑誌に出ていたとココで知り、
森作品に傷が付く様でガカーリ!
作品と作者は別々のものとして読んでます>森ヨーコ作品
エッセイ中に出てくる「お洒落で素敵」な家族も、あくまでも「ネタ」として。。。
788 :
無名草子さん:03/05/30 23:16
亀海さんてケコーンしてるんですか?
森さんとは最後は親友だったのかな?
外人好きでもどうでもいいけど
ブスにも程があるといいたい
790 :
無名草子さん:03/05/31 01:49
確かに美人じゃないし突拍子もない派手な恰好するけど、
彼女らしく着こなしてるし、イキイキして本に映ってるよ。
>789
金曜深夜に匿名で他人をブスとのたまう無名のお前よりまし
>791
それは言いすぎかと思うけど
確かに、一番ブスなのって心が醜い(顔立ち良くても表情ブス)
最悪なのは不潔でだらしないブスでしょうな。
>>イキイキして本に映ってるよ。
ブスの皆さんは本人のことなのでおわかりにならないのでしょうが
この世で一番迷惑なものは「イキイキとしたブス」なのですが。
少しは人の迷惑も考えてください。
ブスは自分勝手に振る周らなくては生きていられないのは承知しておりますが。
794 :
無名草子さん:03/05/31 11:09
森作品や生き様について語りたくて来たのに
粘着が森さんの外見けなしに必死でつまんね!
ファンサイトでなく2chならでは、の本音で森作品について話したかった。
必死に外見叩きしてるおまえが間違いなく一番ブス(藁
作家になりたくてなれなかった逆恨みでつか?(プ
恥ずかしい奴!
ブスの外人狂いの深層心理を垣間見れるスレだね、ブス。
ブスブス書いてる椰子は、コンプレックス丸出しの可哀相な椰子なんだよ(w
もうほっといてやろう(w
798 :
無名草子さん:03/05/31 13:52
もう亡くなったけどあの年齢の女性にしては
彼女なりに小綺麗にしてた方じゃない?
口元と派手な服以外は普通だと思うけど。
>>この世で一番迷惑なものは「イキイキとしたブス」
ワラタ
要するに
>>799みたいなヤシの事だね!
イキイキしたブス(藁
アラヤダ!
ブスが吐く人にマムコ広げてイキイキしてんの!w
醜い
下ネタつまんね。
804 :
無名草子さん:03/06/01 05:55
>>793 あはは、分からなくもない(w
でも森瑶子の場合は「生き生きしたブス」と言うよりは
「ギリギリでテンパってたブス」と捉えた方がより彼女の
実像に迫れるような気がするなあ。
なんか滅茶苦茶必死で生きて、それで命をすり減らしたというイメージなので。
ブス話したい奴は林真理子とか志麻子スレに行け。
>>804 つまり
ブスヒッシダナ! って奴ですか
807 :
無名草子さん:03/06/01 11:31
必死にブス話してるヤシかなり歪んでる(藁
コンプレックスの塊の可哀相なヤシなんだね。
そっとしといてやるか。
808 :
無名草子さん:03/06/01 11:52
森さんに興味ないのにブスだなんだ書きまくるパワー…
屈折してるか暇なのか(w
809 :
無名草子さん:03/06/01 18:53
というかブスと書かれただけで過剰反応して連続投稿してる方が
変だと思う。
興味ないと決め付けているのも謎。
なんというかブス?なのはいいとしても昔ー
「気配りのすすめ」で売れた元NHKアナ鈴木健二のこと
それと分かるようにエッセイで貶めてたのが痛い。
そりゃ、面食いのアンタはデブの彼がうざかったのかも
しれんが自分の容姿にコンプレックスあるくせに
(容姿の事言われる辛さ知ってるのに)あれは無いよ。
ヒド杉、と思えるくらい。
811 :
無名草子さん:03/06/01 19:19
遅レスですが。関係ないけど292>
六本木野獣会って、宮沢りえの
母親がいたって本当なのかな??
キモイ肉便の溜まり場ですか
813 :
無名草子さん:03/06/02 18:12
平日昼間から汚い書き込みする粘着…暇なんだね!
小説でも書いてみれば?(藁
814 :
不倫の代償!!ウッチャン慰謝料5000万円?:03/06/02 20:13
>811
野獣会はお金も持ってる人たちでないと駄目じゃないの?
りえママはずっと沖縄にいたんじゃねーの?
だから米軍人の子供を身ごもったんだと思ってたよ。
でもりえくらい(以上?)に綺麗だったという噂だから
ありえなくもないなあ。
816 :
無名草子さん:03/06/18 11:25
七夕に与論行く方いらっさいますか?
2週間足らずで七夕ですね。
>>816は与論島行くのかな。
>>817 与論行きたいけど、今回は行かれないんですよ。
行かれた方には是非レポお願いしたいですね!
>>786 >不美人ぷりは自分もエッセイで認めてたし
え、そんなエッセイあったの?意外。
820 :
無名草子さん:03/06/30 20:33
森遙子すばらし。あの独特のリズム感の文章が又読みたい。
不幸不幸と周囲から思われるけど、最後は幸せと思って
死んでいったにちがいない。
821 :
無名草子さん:03/07/03 20:12
>>819 エッセイの中にけっこう出て来てるよ。
子供の頃、母親に不美人だから手に職をつけろと言われたとか、
不美人だけど男性に関しては面食いだとか自分で認めてた。
不幸もあっただろうけど、主婦だけやってた頃の彼女よりは
ずっと充実して死んで行ったと思うけどなぁ。
「第四の神話」はどこまで事実なのかね?
あれが出た経緯や詳細、誰か知っていたら教えてチャン!
森さん、亡くなったとき各出版社に印税3年分くらい前借してたんだよね。
ああいう家族を抱えて大変だったと思う。一周忌に行われた彼女の料理
を再現する集い(出版関係者の)は、すごく雰囲気がよかったらしい。
宇宙人や戦隊モノの悪い敵のオバサンに似てる。
824 :
無名草子さん:03/07/04 01:12
第四の神話では2億前借りとかかいてあるけど、本当ですか
あろ、70万部も1冊につき売れてるっていう設定も誇張ではない
んですか〜
美人とかぶすとか、もう50にもなれば超越して、どんな生き様してきたか
とか、センスしてるのかとか、どれだけ稼げるのか、とかのほうが
ずっと大きい気がする
彼女は素敵
何億も稼げる女はそれだけで十分何か魅力才能があるのよ
>>何億も稼げる女はそれだけで十分何か魅力才能があるのよ
白馬に乗った青い眼の王子様に憧れるブスジャップがたくさんいたと
いうことだけだよ。
需要と供給。
ビジネス=金儲けの基礎の基礎。
827 :
無名草子さん:03/07/04 17:50
>825
全然回答になってない
頭悪いわね
828 :
無名草子さん:03/07/04 18:19
>>822 印税前借分、ちゃんと返せたのかな?心配…。
ブスとか書き込んで来る香具師は放置の方向で行きましょう!
829 :
無名草子さん:03/07/04 18:56
「第四の神話」で病室にいてモウロウとしている柚香に、
夫が原稿を投げつけるシーンあったけど、
あれ、事実ではないと信じたい。
森さんがダンナにあんな風に本当にされたとは思いたくないよ。
森並みのブスの巣窟ですか、ここは?
日本でも綺麗なお嬢さんは多いのにねえ。
おっと、お嬢さんは森なんて知らないわよね。
加齢臭のするドブスババアの集会でちゅか?
↑
自分のレスよーく読み返してごらん。
醜悪の極み。
>>830 べつに森さんは綺麗なのが売りではなかったわけだし、
容姿の話はどうでもいいのでは?(ファンも含めて)
釣りにマジレスゴメソ
sage
>830
自分が書いたレスプリントして友達や好きな人に見せられる?
恥ずかしくないですか?
友達がいればね。
834 :
無名草子さん:03/07/07 09:25
父親の書いた森遙子伝は、いささか期待はずれ
あれじゃあ、文庫化される前に廃盤になってもね〜
仕方ない。はっきりいって森遙子は、エッセイの方がずっと
格上な感じのする作家でした。
あのお父様書籍は痛いだけだった
文章が致命的に下手なんだもん
あれでも小説かいてたんだよねー
自己顕示欲ごりごりでしょうもナイ・・・
836 :
無名草子さん:03/07/11 20:01
七夕に与論行かれた方いますか?
お話聞かせて下さいな。
しかしこのスレ、約一名、やたら森さんの容姿を
攻撃する厨房がいるなw
私怨を感じるwかわいそうな香具師なんだね!
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
>836
そういう事書くからまたむきになって来ちゃうんだよ。
放置しなきゃ。
839 :
無名草子さん:03/07/16 00:19
スカーレットの話が以前出てたので、書きますが、彼女の父親も「・・・〜我が娘の断章」
で書いたように孫娘達は英語がそれ程達者では(ネイティブ程という意味だろうが)無いとあった。
マリアさんも「学校時代、英語の会話が苦手だった」と自著で書いていた。
英語しか父親と、英語の話せる母親が居ながら、英語が苦手?(゚д゚)ハァ?・・・だ。
文章力と会話には違いはあるとしても、森さん御本人が翻訳の大部分を担ったと考える
のには無理がアル。(小説自体の出来・不出来は別にして)
彼女の著書は好きで多数持っている。死者にムチ打つ様で、申し訳無い。他のファンの
皆様すみません。
841 :
無名草子さん:03/07/25 01:52
彼女が一字一句約したとはオモテナイ
下訳させて自分好みの文体に推敲しただけじゃないかな
>841
同意。
今の大御所翻訳家だってそういう人多いみたいだし。
843 :
無名草子さん:03/08/01 22:45
英語はともかく、娘さんたちは日本語を書けないみたいで
どうやったらマリアが小さな貝殻を書けるのか全く分からない
やっぱり、マリアが話した内容をプロのライターが書いたんでしょうね
妙にこなれている文章だし。内容は面白かったけど
844 :
無名草子さん:03/08/01 22:48
でもかのじょ、翻訳家なんでしょw
845 :
無名草子さん:03/08/01 22:48
彼女=マリアさんね
∧_∧ ∧_∧
ピュ.ー ( ・3・) ( ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
= ◎――――――◎ 山崎渉&ぼるじょあ
847 :
無名草子さん:03/08/02 06:39
「アンク」って吉村作治が監修したエジプトが舞台のゲーム。
声の出演がマリア・ブラッキンとなんとか太郎(当時の彼氏?)でした。
848 :
無名草子さん:03/08/02 08:01
(??д??)
849 :
無名草子さん:03/08/02 08:48
すごいマニアックなネタですにゃー
うれしいぞ847
850 :
無名草子さん:03/08/02 08:54
森遙子の本に、家の娘達は、聖心インターナショナルで英語のみの
教育を受けて、日本語は話せるけど語彙のレベルは高くなく、書けないって
かいてあったけど・・・・。心の底からを心の下から、とかいったり。
母親が死んではじめてマリアは母親の本をむさぼり読み始めたらしいから、
それから日本語勉強したのかしらねー。でも第4の神話でも小さな貝殻は
ゴーストライターがかいた設定だから、結構信憑性あるきがするけど・・・。
>847
バトロワの山本太郎?
あいつ、アムロからはじまって大物食いだと思ってたけど
またえらく変なのを選んだんだねえ。
>>847 初めて買ったPCゲームだー
そうだったのか、確かめようにも手元にない。
俵耕太郎です
854 :
無名草子さん:03/08/09 07:21
旦那は今頃なにしてるのかな?
855 :
無名草子さん:03/08/09 10:53
また、日本女性と結婚したがってるって本当?
全部が全部、森瑤子のような女だと思うな、ヴォケ!
へー、そうなんだあ。
857 :
無名草子さん:03/08/09 13:16
まじやばいよ。でも森遙子みたいな奥さんいたら、器が小さければ、
やっぱコンプレックスだろーなー。
今どうやって生活してんだろう
858 :
無名草子さん:03/08/11 08:57
旦那さん…もう大人しくしてりゃいいのにね。
森サンみたくお金ある日本女とまた結婚出来るワケないじゃんね。
859 :
無名草子さん:03/08/16 10:17
どなたかマリアさん、ヘザーさん、ナオミさんの、知る人ぞしるという
出版物やその後などご存じないですかー。あと、旦那がまだあの島を維持できて
いるのかも興味ありますー
860 :
無名草子さん:03/08/16 10:25
旦那ってもうジジイでしょ。
でもカンペキルーザーだし、向こうの西洋社会はもっと
階級社会だからまともに人から相手にされなさそう。
だから従順な日本人がいい、と思っても不思議は無い。
商売もいっぱい失敗してたみたいだし、
やっぱり生い立ちが不幸だとそうなるのかな。
861 :
無名草子さん:03/08/16 11:44
生い立ちを引きずった夫婦・・・・
結局、日本人と国際結婚する欧米の男って
ルーザーなのよねぇ。
白人の乞食をヒモにして、金持ちの日本の女が精子だけ
頂くって感じ。
「ああ、可愛いハーフの子供が欲しい・・・」
863 :
無名草子さん:03/08/16 14:07
それはそれで偏見
まあ、否定したいのはわからんでもないがw
865 :
無名草子さん:03/08/16 23:03
862のまわりにはルーザーが多いのであろう
そして、類は友を呼ぶということなのであろう
つまり862=ルーザー
あぼーん
868 :
無名草子さん:03/08/19 14:42
なおみさんが1番幸せそうねー
869 :
無名草子さん:03/08/19 15:06
ルーザーって何?
>869
英語の宿題ちゃんとやっとけ
865さんは典型的な「必死だな」さんですね。
余裕がないですよ。
マターリ、マターリ。
>>868 同意。
しかし、マリアさんは作家志望だとか。イッタイ何語で書くの?つーかそんな大それた
コト言うなヨ。ひょっとして性格オトーチャン似?
873 :
無名草子さん:03/08/27 23:16
英語で書くんじゃないですかねー・・・・。
日本語の読みかきを習わせなかった森瑶子も
どうかと思うけどね。いくら子供を教育する時間が無いってもさ。
白人の白濁液が欲しいの
>>874 彼女のエッセイ見てたらそんな願望があった様な。
不謹慎な感情じゃ無く可愛いハーフの子でヨカッタみたいな(本人曰く)。
御自身に容姿にコンプレックスがあった様だし。
娘三人はハーフでも容姿は不出来で残念ネ。
森女史のめげずにオシャレに賭ける情熱は凄いとオモタ。
ミーハーでスマソ。
四半世紀前はこういう白人妄想狂の東洋人女性(しかも容姿が・・・)の小説が
売れてたんだね。
日本も少しずつ被植民地奴隷根性から抜け出しつつあるみたいでうれしい。
ファンとして、アンチも含めてもスレが伸びないの、なんか淋しいネ。
878 :
無名草子さん:03/09/14 20:51
淋しく保守age(´・ω・`)
あーsageちゃった。淋しく逝くヨ。
881 :
無名草子さん:03/09/16 00:46
死後出版された「親しき仲にも冷却あり」読みました。
今までにないタイプの作家さんで、貴重な方を早く亡くしてしまって残念ですよね。
「第四の神話」にあるようにエッセイでは語れなかった重荷に耐えきれなかったように感じてます。
突出した人間をひとり家族に持ってしまうと、まわりはダメになって行く典型であるような。
ナオミさんがイタリアで経営してるペンションのサイト。彼女の近況写真もありました。
幸せそうだよ!Dadっていうのはブラッキン氏?よくわかりません。
お嬢ちゃん(森さんのお孫さん!)の写真もあります。
ttp://villaterreno.com/
883 :
無名草子さん:03/09/16 17:31
>882
よくこんなのみっけたね。
ナオミ、すっかりイタリア人になっちゃってるーダンナもすごい濃い顔。
子供かわいいね。
Dadはダンナの夫でしょう。
ブラッキンはガリガリで仏頂面、もろイギリス人してなかった?
このペンションにも森さんの遺産が流れているのだろうか。
884 :
無名草子さん:03/09/17 18:54
書店で森さんの本見かけなくなったね。寂しい。
ブックオフでは50冊ぐらいズラってあった。
古本市場では人気なのでは?
ナオミさんのペンションのサイト
おもいっきり米語
イギリスのフィにシングスクール行ってなかったっけ・・・
どうでもいいよ、そんなこと・・・。
888 :
無名草子さん:03/09/18 09:31
>886
ダンナが米語しかできないとか
ターゲットの客がアメ人ばかりとか
そういう事なんでしょ。
それに森さんが必死に上品な娘にしたがってたけど
思いっきり失敗してたのはわかってるじゃん(W
自作自演はやめよーよ
ひきまくり・・・
どれがジエンかわからん。
どれ?
漏れは883-888。
ワタシは
>>882。
ナオミさん御本人としてはサイトをココで晒しちゃって迷惑かも知れないね。
でもエッセイで親しみを抱いてたので、元気!な生活してるのを見て
ついここで紹介したくなってしまいました。
写真をブラッキン氏、と思ったのは何時だったか、イタリアで結婚生活を送るナオミさんの
家に父上が身を寄せている、というのを読んだから、そうかな、と。
>>891 ブラッキン氏、イタリアの食生活で太ったのかな。
呑気に暮らしてるのを見ると森さんの文字通り血を吐いて執筆して
食わせてたのを思い出して切なくなるな。
893 :
無名草子さん:03/09/21 04:09
>882-883
dadは、子供にとっての父親=ナオミさんの夫、じゃない?
写真遠目でよくわかんないけど。
>893
ナオミの夫は娘と並んで写ってる濃ゆい顔のロンゲ男でしょ。
Dadのキャプションがついてる写真のおっさん、
どうみても夫ではないと思うけど。
895 :
無名草子さん:03/09/30 00:55
あげたい
896 :
無名草子さん:03/10/05 20:53
旦那どんな人なのかってずっと思ってて
ちいさな貝殻で見て「ダニエル・カール」を
弱々しくしたみたいでがっかりしました。
897 :
無名草子さん:03/10/06 13:56
娘たちも、森さんが言ってたほど美人でない。
自分が美形に囲まれて生活していることを、
なぜ殊更に自慢したかったのだろう。
自分とくらべてれば充分美人かと。
森さんの娘3人の現況には関心ないけど、あれ程評判の悪かったイギリス夫は今どうしてるんだ、
とは思う。ハッ(゚Д゚〃)まさかルンペン(ふっるー)・・・じゃあ無かろうが。
900 :
無名草子さん:03/10/11 17:33
900あげ
娘達を遺産取り合って(サイテー)今は解決したから
今はその金で優雅に暮らしてるんじゃないの。
えっ遺産取り合ったって(゚д゚)ポカーン・・・
次女の著書には、父親との遺産云々の確執には触れてたけど。
姉妹で取り合ったのホントなら、胃を何度も悪くして書きまくった母は一体・・・。
森さんのエッセイにも子育てに関しての自嘲的な言葉あったネ。しょうがないネ。
物を与えることが愛情表現だった子育ての末路かな?
904 :
無名草子さん:03/10/11 22:17
子供可愛いねー。
何か幸せそうでホッとしたよ。
遺産の取り分のことで親子・姉妹でもめたとかいう話は聞いた事ある。
906 :
無名草子さん:03/10/14 09:58
よーこさんの旦那さん若い頃の写真見たけど普通にちゃんとハンサムだったけどな。
907 :
無名草子さん:03/10/14 11:48
白人は老化が激しいからね。若いときはとんでもなく奇麗でも
年取れば皺が多い普通のオッサンってよくあるよ。
ブサイクでないデヴィットボウイみたいな方が珍しい。
908 :
無名草子さん:03/10/15 18:05
>>907 あ、それってそうらしい。
普通のおっさんではなく美貌の青年は妖怪のようになる場合が多いとか、
日本人より劣化が激しいと言うか。
デビットボウイの場合はバイセクシャルで奔放な生活を送っていても、色
んなドラッグを試していても、どこかクールで知性が感じられる。
やっぱり人間知性がないと外見もダメなのか?
森ヨーコの話からずれてスマン。
909 :
無名草子さん:03/10/15 19:08
白人てさ、子供の頃天使みたいにかわいいよね。でも大きくなるにしたがって・・・
910 :
無名草子さん:03/10/15 20:36
25歳。
去年まで金無し君だったけど、オンラインカジノとパチンコで
二年で350万貯めた。一度やってみなよ。
初回のみだけど、1ドル以上のチップを買えば30ドル(4000円くらい)貰える。
もらうだけもらってプレイせずに換金することもできるし、ルーレットで赤か黒に
思い切って賭けてしまえば50パーセントで二倍になる。
金なきゃオフラインでゲームすればいいだけ。暇つぶしになる。
ビデオポーカーとかスロとか色々あるのでマジでお勧め。
http://www.casinoglamour.com/~14ts/japanese/
>910
懐かしいな。
このコピペいじったのがまとまって載ってるスレってないのかな。
けっこう笑えるのがあったんだけど。
912 :
無名草子さん:03/10/27 10:45
森さんのエッセイによく出て来た15歳くらい年下の外国人、
マイクだっけ?
小説とか映画の脚本を共同執筆した人。
あの人とは、プラトニックだったのかね?
913 :
無名草子さん:03/10/27 16:37
自分をエスコートしてくれる年下の男性に、
気を遣って「誰か若い女性と踊っていいのよ」とか言ったら、
本当に踊ってしまった様子を見て、気持ちが沈んだ。
そういう文章があったけど、なんか惨めに感じた。
年甲斐もなく、こんな思いまでして恋をしなくちゃならねぇのかと…
>913
家庭に愛情を求められないから(皆好き勝手やり放題)
そういうところで発散するしかなかったんでは?
仮面夫婦ってけっこういるもんだよね。
915 :
無名草子さん:03/11/25 18:34
叫ぶ私、ブッコフで買って読んでる。
916 :
無名草子さん:03/11/29 17:02
そろそろ人生の負け組=粘着アンチが現れる頃かな(プ
>>916←粘着アンチ本人。
久しぶりに上がったんだからそっとしておけよ。
918 :
無名草子さん:
盗作といえば、評伝『美女たちの神話』(講談社文庫)の
ヴィヴィアン・リーの章はちょっと・・・
アン・エドワーズの伝記『ヴィヴィアン・リー』(文春文庫)の
文章(清水俊二訳)がそのまんまなんだもん。
まあ何度も資料本読んでいるうちに、自分が考えた文章か
資料の文章かが区別できなくなってしまったんだろうけど、
(ちょっと前に話題になった池宮彰一郎の盗作問題と似たようなケース)
森瑤子さんが好きで、『美女たちの神話』を読んで
ヴィヴィアン・リーも好きになっただけに、
ちょっと悲しかったなあ