浅羽通明

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1無名草子さん
新刊『「携帯電話的人間」とは何か』が出ました。この人の分析って
かなりいいとこついていると思うのですが。

社会板は名前が間違っているし、哲学板は板違いっぽいので
ここにスレ立ててみます。

社会学板:浅羽道明スレッド
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=sociology&key=973258274&ls=100
哲学板:浅羽通明って
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=philo&key=985741835&ls=100
2無名草子さん:2001/05/12(土) 16:02
既出だけど、あっちにはまともなレスは一つも付いてないし、こっちの1はあっちの1と違ってちゃんと他スレへのリンク張ったりしてるから、こっちで逝きましょう。
31:2001/05/12(土) 16:08
>>2
どうもありがとう。新刊以外のはなしも4649ね。
4無名草子さん:2001/05/12(土) 16:50
まあ、評判はあまり良くないね、この人。

ちなみに、オレは大学入った頃に「大学で何を学ぶか」を読んで、結構役に立った思い出がある。

最近のはあんまり読んでないから分からないけど
5無名草子さん:2001/05/12(土) 17:18

566 名前: マジレス 投稿日: 2001/05/06(日) 04:53
この人間のクズを何とかしてください。
被害者は泣いています。応援お願いします。

http://piza.2ch.net/test/read.cgi?bbs=utu&key=988459384
http://piza.2ch.net/test/read.cgi?bbs=utu&key=987691236
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=sociology&key=975149983

6無名草子さん:2001/05/12(土) 20:00
>>5
関係ないんで恐縮ですが、どんな被害を受けたんでしょうか。
警察か裁判か、しかるべき機関でちゃんとするのがいいと思いますよ。
7無名草子さん:2001/05/13(日) 10:09
「携帯電話論」をまとめるというのは前々から言ってたけど、
編著というスタイルになったねえ。もともと宝島30、別冊宝島の
企画のほうに関わっていたことも多いんだけど、全部自分で書いてほしかった
という重いもある
8無名草子さん:2001/05/13(日) 14:09
>>7
この本の元になったと思われる、法政の社会史の講義に出たことがあるんですが、
講義の方ではもっといろんな指摘があって、大変おもしろかったです。

例えば、「つながり」を求めるその先にあるものとして、ポトラッチ(バタイユ、
『論語』2-17子貢いにしえの羊を惜しむ)、放蕩としての経済(ケインズ政策、
十字軍、戦争、小野善康『不況と景気政策』、中野翠の作って壊す公共事業論…)
が歴史的に見られ、これは人類が本質的に持つものなのでは、という話が出ました。

だから、ネタもまだあるだろうし、今回インタビューでいろいろ触発されたかも
知れないから、もういっこくらい書いて欲しいな、と、勝手に期待してます。
9無名草子さん:2001/05/13(日) 18:32
ニセマのあたらしいやつまだでないの?
10無名の人:2001/05/13(日) 18:37
アゲとくか。

しっかし三つある浅羽スレのうちいちばんマトモ(つーか残り二つはワルグチスレで
ココはホメスレってことか)なのにいちばん人がいないのね。2chだなぁ(笑
ま、立ったのが昨日なんで当然なんですが。
11無名草子さん:2001/05/13(日) 18:43
携帯の本読んだけど、読んでてウザイのが、
小説とか引用するとこね。
引用するのは別にいいんだけど、のちの論旨と関係がなくて
意味不明でイライラする。
文体もなんか同人誌みたいで、ちょっといただけない。
内容は面白いのになあ、残念。
12無名草子さん:2001/05/13(日) 23:05
>>9
ニセマの新しいのは、まだ作り中らしいです。
13無名草子さん:2001/05/14(月) 03:54
浅羽を嫌いなひとはすごく嫌いで、好きなひとはすごく好きみたいだけど、
なぜなんでしょうか。そんなにくせがあるかなあ。
14無名草子さん:2001/05/14(月) 05:04
せっかく浅羽通明のホームページを作るんだったら、浅羽の思想の中身なんかより、浅羽個人の人物像についてを書けよ」と友人がしつこく言うので、こういうコーナーを設けてみました。

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●もし人間に生まれなかったら

 90年前後、早稲田奉仕園で定期的にやっていた大月隆寛×浅羽通明トークライヴでの話。意外に思われるかも知れないが、この対談、大抵、浅羽氏がボケ、大月氏がツッコミ役だった印象がある(或いは、半ばエンターテインメントとしてそういう役割にしたのかも知れないが)。

 その中でも象徴的なのを一つ。確か、その日の議題というかテーマは「説教」といったことだったと思う。話の途中、大月氏が浅羽氏に「もし、働かなくても好きなことだけして生きていける環境があったらお前はどうする?」と話を振った、浅羽氏はさらりと「一日中部屋に籠もって本ばっかり読んでるね」と返答。更に大月足が「読書を禁止されたら?」と問うと、浅羽氏は「やっぱり部屋に籠もって読書三昧以外に思いつけない」と返答。

 更に大月氏は「じゃあ人間に生まれなかったら何になりたい?」と話を振った。浅羽氏は、とある深海生物の名前を挙げた(その名前は失念、ごめんなない)、確か、細長い魚みたいな奴で、普段は海底の砂の中に潜ってて、食物を得る時だけ砂の中から首を出し、それ以外はずぅーっと砂の中にもぐってまったりしてる、とかいう生物だ。

 浅羽氏がその生物のことを知ったのは昔読んだSFの中に出てきたとかで、何でもそのSFってのは、主人公が宇宙人だか何だかに捕らわれて一人で閉じこめられ、閉じ込めた奴に「ペットが欲しい」と言ったところ、「どんな生き物でも出してやる」と言われてその深海生物を出してもらったんだという……

その物語の主人公はまったりした幽閉生活を続けながら、日長その深海生物の姿を詩に書いてたとかで、それがまたナンセンスな詩で、「(その深海生物が)伸びる、伸びる、伸びる、伸びる、伸びる、伸びる、伸びる〜」だの「さがる、さがる、さがる、さがる、さがる、さがる、さがる〜」だのという情景描写が延々書かれてる詩であるとかなんとか………浅羽氏はその日の議題もそっちのけで嬉しそうに延々と詳細にそんな話をしていた。

 で、大月氏が「その話のオチはななんだ?」と問うと、浅羽氏は「ないよ。喋りたいから話しただけ」とさらりと返答。大月氏はポツリと「お前に『説教』したくなった」と発言。場内は失笑に包まれていた。


●「自称士太夫」

 同じく、大月隆寛×浅羽通明トークライヴでの一席。当時はまだ両氏ともま

とまった著作は少なく、ことに大月氏の方は一応「東京外国語大学助手」という肩書きがあったものの、浅羽氏の方はまだ一介フリーライターに近かった。
それから、大月氏が平岡正明しと対談して「無法松金玉主義者」なんて自称した当時の話だ(ああ、もう6年も前じゃねぇか)。

 大月隆寛氏が冗談めかして「お前がタイホされたら、新聞には『浅羽通明(32歳)自称評論家』って載るな」と冷やかした、呉智英夫子に私淑する浅羽氏は間髪を入れず「『自称士太夫』だよ!」とやり返し、場内は爆笑。更に続けて浅羽氏は「お前ぇなんか『自称金玉』じゃねぇか!」と突っ込み、場内は更に爆笑。浅羽氏がツッコミという異例の場面であった。

 ちなみに、浅羽氏が自称として「思想家」を名乗るようになったのは、後に「ゴーマニズム宣言」に登場して以降のことである。
15無名草子さん:2001/05/14(月) 05:06
  ↑は今はなき「見えない大学本舗電脳分校」(葦原骸吉HP)からです。
16\:2001/05/14(月) 09:15
それなんでつぶれたの
17無名草子さん:2001/05/14(月) 13:04
主催者がフリーライターを本格的に始めたからだったかな。
大月氏が浅羽氏と知り合ったころの文章を残してたなあ。これだ。

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RE:1664 むかしあったてんがな(古老聞書断片)
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まったくなんちゅう因果かのう。
浅羽の爺とは大学の同じクラスにおったんじゃあ。
早稲田の法学部の確かドイツ語の21ちゅう
クラスだったように覚えちょるよ。
今を去ること21年前、1977年の春のことじゃったあ。

浅羽かの? その頃はほんまにキチガイとしか思えんかった。
語学のクラスの時にしか顔を合わすことはなかったものの、
始まる前に教壇に行き、万歳三唱をしてからクラッカーを
数発炸裂させてあのかんだかい声で高笑いしながら
教室を出てゆくという、ほとんど奇人扱いされている
御仁じゃった。
クラスでも相手にする者はおらんかったんじゃないかな。
ただ、8号館一階のラウンジにある連絡ノートには
頻繁にオカルト系の書き込みをしておっての。
不肖大月ともそのへんで交流があったんじゃ。
そのノートかの? ほっほっほっ、今もわしの実家に
眠っておるわの。浅羽の爺が知ったら仰天するじゃろうて。
水瀬亜浪樹とか、いろいろなペンネームを使うておったのう。
幻想文学会の俊英として暴れまわっていたと聞いておるが、
少し後にはいとうせいこうも法学部におったし、
『別冊宝島』の名物編集者になった町山智弘も、
早稲田のSF研のサークルで勇名をはせていたそうな。
高田馬場の今はもうなくなった喫茶店で
宇宙戦隊のコスプレをしながら徹夜で銃撃戦をやっただの、
いやもう、いくつも伝説はあるようじゃがの。

は、わしかの?
わしはこれまた今は亡き大隈講堂裏の早稲田劇研に
入学式の翌日から沈没しっぱなしでの。
その意味では久米宏や田中真紀子の後輩っつー
ことになるんじゃろうけど。
わしの二年後に鴻上尚史が第三舞台の旗揚げメンバー
としていたし、、一年後に遊/機械全自動シアターの
白井晃が、その後にも高泉淳子だのがいたもんだし、
数年年上の範囲でも影山泰や久保酎吉なんぞがいたもんだ。
小劇場が異様な熱気をはらんでいた時期だったからのう。
白井も今では味の素のTVCFで広末涼子と活躍するまで
になっちょるが、当時は浪人までして大阪から早稲田に出てきた
ほんまに田舎者じゃったよ。
まあ、なんか知らんが、華やかなもんじゃった。
そのへんの雰囲気を知りたければ、
1990年に演劇ぶっく社が出したムック
『大隈裏1967〜1989』を古本屋ででも探して
読んでみるこったの。希少本だろうから探すのは骨じゃろうが
ま、一読の価値はあるものじゃ。
京大西部講堂とまではいかずとも、東の西部講堂くらいの
妙なパワーは持っていたもんじゃよ、当時の70年代末から
80年代前半にかけての大隈講堂裏っつーのは。

ドリアン助川も早稲田の芝居まわりでうろうろしちょったらしいの。
あれは6号館屋上のアトリエにとぐろを巻いとった
また一段とアングラ色の強い地獄の一団に属しとったらしい。
騎馬族長会議とかいったかの(笑)。
そのことを言うと今でもいやな顔をするというから、
よほどトラウマになっとるのじゃろう。

サンプラザ中野も、早稲田の政経でパッパラー河合などと
バンドを組んでいて、大隈地下の小講堂のライブで
客席にダイブして失神した河合を救急車で運んだ、なんつー
エピソードも今は昔じゃ。

まあまあ、じさまの昔語りとして聞き流してくだされ
18無名草子さん:2001/05/14(月) 17:07
大月氏は最近なにやってるの?
19無名草子さん:2001/05/15(火) 23:51
>>18
大月さんについて。
『独立書評愚連隊 天の巻』っていう書評集が5月に出るらしいです。
それと、5月28日から4日間、NHK-BSのマンガ夜話があります。
20無名草子さん:2001/05/15(火) 23:54
>>17
へー。さすが、浅羽さん。このくらいでなくっちゃ。
21無名草子さん:2001/05/16(水) 02:25
早稲田のほうであやしげな知的アングラサークルをいろいろやってた
んだよね。つうかそこで、学者や文化人とネットワークを徒手空拳で
つくっていったのがニセ・マのコンセプトにつながったわけで。
22無名草子さん:2001/05/18(金) 21:47
先週と今週の法政の講義は、ゴールデンウイークにちなんで、祝日および休日が
決められたイデオロギーに関する話でした。「消費」と「生産」にも言及し、
来週からの展開が楽しみage。
新刊にもあった福田恆存も出てきたので、ひまになったら読みたい。
でも「附き合へない」なんて、文語を読めるのだらうか。
23無名草子さん:2001/05/18(金) 21:49
>>22
> 新刊にもあった福田恆存

これって、どれの事?


24無名草子さん:2001/05/19(土) 03:38
<<23
新刊『「携帯電話的人間」とは何か』(別冊宝島Real014)に、複数出てきます。
例えばP20下段とP26上段に、エッセイ「附き合うという事」を引用。
読んで是非感想を。
2523:2001/05/19(土) 07:36
>>24
情報どうも。
俺は福田恆存オタなので、体が勝手に反応してしまって(藁

福田恆存を読むなら、一番良いのは勿論全集を読む事。
でも、そこまではなかなか難しい場合が多いので、結局文庫で出てるのになるんだけどね。

文庫で手に入るものなら、

1.現代人は愛しうるか 黙示録論
2.私の幸福論
3.人間・この劇的なるもの

この辺りがお薦め。
1は呉智英が「読書家の新技術」でも薦めてる、名作。ただし、著者は福田ではなく、D・H・ロレンスという人。
福田は訳者ですね。吉本隆明とかにも影響を与えた作品です。
2は、今から40年ほど前に書かれた女性向けの幸福論でしょうか。
「唯一のあるべき幸福論とは、不幸に耐へる術を伝授するためのものであるはずだ」
↑こんなフレーズが出てきたと思う。お薦め。
3は、福田恆存を語るなら欠かせない、入門書ですね。

スレ違い、ごめんね。
26文責:名無しさん:2001/05/19(土) 20:04
>>25
「私の幸福論」の中に「不幸に耐える」うんぬんというフレーズは出てこない。
これは「否定の精神」の中の言葉です。ただ文庫本だと解説で中野翠がこのフレーズ
に言及していたような記憶がある。
27書評子さん:2001/05/19(土) 23:29
『現代人は愛しうるか 黙示録論』は歴史的仮名遣いではなかったね。>>25
2823:2001/05/19(土) 23:51
>>26
ああ、それは知ってますが、説明するのが面倒くさかったので(藁
まあ、解説に出てくるので勘弁してね。
2922:2001/05/20(日) 02:34
>>23
紹介ありがとうございました。たいへん参考になりました。
まず文庫3つ読んでみます。感謝age。

福田恆存ってシェイクスピアの訳をやったり、戯曲の翻訳が本業と考えて良い
のでしょうか。全集にもシェイクスピアが入ってんのかなあ。
まあ、おいおいしらべます、まず、文庫ですね。
3023:2001/05/20(日) 05:21
>>26
すいません。昨日は酔っぱらって書いたもんで、不正確な記述になってました。
途中で気づいたんだけど、書き直すのが面倒くさかったのでそのままに、というのが正確なところです。
どうも、失礼しました。
31福田恆存スレ:2001/05/20(日) 05:32
3226:2001/05/20(日) 10:54
 別に何度も謝られるほどの間違いだとは思えないんですが・・
私としては「否定の精神」をもしお持ちなら相当のマニア
だとおもったわけです。
 この本、銀座出版社から出た本ですが、全集にも収録されていない。
福田さんが若いころに女と同棲していたころの体験に基づく話です。
33無名の人:2001/05/22(火) 07:04
ココ盛り上がってるって聞いて社会学板から来ました。
でもアサバのコトなんかまるっきり出てなくて、福田恆存老師の話でソコソコ書き込み
があるだけじゃないスか。
あんなガラ空きの板でのカキコを真に受けたオレがバカだった(苦笑

あ、蛇足ですが恆存老師はオレみたいな戦後生まれ(←アタリマエだ)のボンクラには
立派な人過ぎますね。本屋で手に取っただけでその部分が火脹れ起こしそうなんで、
怖くて覗いてみたコトすらありません、ハイ。
34無名草子さん:2001/05/23(水) 02:18
分校の文章で保存していたやつ、俺もUP。


私は大学時代、浅羽氏に「流行神をコピーした、妙録のような宣伝チラシを作って書店の「ニセ・マ」に挟んでみようと思うが如何?」という手紙を出したことがあって、その時の返事に『私はもっと謎めいた、秘密結社的な文章をやはりゲリラ的に新刊書店の本に挟み、週刊文春の取材を受けたことがある」という内容が書いてあって、それはどのようなものか非常に興味があった。その後、断片的に話を聞いた事があるが。

流行神やニセ・マ以前の浅羽氏の軌跡を知る上で、この文章は資料的に貴重なものだと思うので転載させてもらいました。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2月14日 金曜日
久しぶりに「永久保存版」のホ−ム・ペ−ジを覗いてみたところ、当ペ−ジにつき、昔の「乱調社」の雰囲気・・・うんぬんとのコメントをいただいていた。浅羽通明氏が、この名前を取ってきた由来は、たしか、瀬戸内晴美の傑作小説「美は乱調にあり」からだったように記憶している。この小説は、アナ−キスト大杉栄と生き残った彼の娘をテ−マにしていたと思う。

「乱調社」をやっていたころの浅羽さんは、古本の間に連絡先を記した意味ありげなチラシをはさみ込み、仲間を募る・・・・・といった方法を実践していた。ある日、馬場の古本市で偶然そのあやしげなチラシを発見。好奇心にかられて、手紙を書いたところ、氏のアジテ−ション・ペ−パ−「派遣神」と、資料を入れたぶ厚い封筒が送られてきた。電話でいろいろ話し、(長谷川たかしの「都市回廊」について読後感などを交換した)一度会ってみよう・・・・という話になった。

高田馬場の駅前喫茶店「白ユリ」ではじめて浅羽さんと会った。のっけからディ−プなテ−マで話題がはじまり、彼はしきりに「自分の身体をメディアと化す」話をした。松岡正剛編集の雑誌「遊」など、いろいろ雑談しているうち北一輝の話になり、私が、松本清張の「北一輝論」の批判を展開したところ、「それはあなたのおっしゃるとおりだが、僕は、松本が描いている北のその暗黒面にこそ、実は強くひかれているのですよ。」と浅羽氏が言ったので、わぁ〜!この人はとんでもなくディ−プな人だぞ、と思ったものである。
この「乱調社」には、私も含め、変人気質のディ−プなインテリおたくが大勢集まり、毎回異様なにぎやかだった。おたく文化プラス・シュティルナ−型アナ−キストの知的サロンみたいな雰囲気があったように思う。その後、私の関心は別のものへとシフトし、浅羽さんたちからは遠ざかった。ところが、いろいろディ−プなテ−マを追っていると、意図した訳でもないのに、なぜか必ず、この時代の知り合いと再会してしまう。たまに会う人まで含め、今現在、私の周囲には、過去「乱調社」に出入りしていた人が6人もいる。全くの偶然とはいえ、異常な比率である!不思議な縁というべきだ。
35無名の人:2001/05/23(水) 05:35
資料倉庫っぽい色彩も強いですナ、このスレッド。
あ、いや、ソレはソレで重要なコトではありますが。面白いし。
36宮台信者:2001/05/23(水) 07:17
電話で恋人や友達と長話をして、つながるというライフスタイルはすでに80年代
に存在した。
それを無視して、ケータイで恋人、友人と長話をするのが80年代とは違う価値観
が生まれたというのはおかしかろう。
37無名草子さん:2001/05/23(水) 19:16
>>36
まず。固定電話とケータイとじゃ、密接度が全然違くないっすか?
そこらへんの流れもP50、P119あたりに書いていると思うんですが。
一人暮らしなら携帯は要らないっていう発言が載ってます。
38無名草子さん:2001/05/23(水) 19:53
浅羽はケータイの普及を大衆が弧独や消費から離れ、つながりだけを
求め始めた、まったく新しい現象だと書いてる。
しかし80年代の若者も自分の部屋の固定電話から友人や恋人と長電話
して、つながりを求めてた。
学校もすでに80年代では、学問や就職の為では無く、みんなとつながる
場所になってた。
39余談:2001/05/23(水) 19:55
友達と長電話するようなヤツは大人じゃねぇっ、ダラシのないダメな
ヤツラだっ、てなコトを昔同志≠フ大月隆寛と一緒んなって吠えて
なかったっけか?
40無名草子さん:2001/05/23(水) 20:00
>>39
自分がどうか好きか嫌いかは、分析とは全く関係ないって前提があるから「余談」
なんですよね、って一応確認。
41無名草子さん:2001/05/23(水) 20:43
浅羽は若者が、ちょっと人が持ってないケータイやストラップを
持ちたがることを無視している。
そこには人とは違うという個の欲求もあるだろ。
また恋人や本当の友人にしか自宅の電話番号教えず、ケータイを
教えるというのはメンドクサイつながりじゃなくて、個を求めてる
からだとも言えるだろ。
42無名草子さん:2001/05/23(水) 20:52
浅羽って不細工でチビだからこんなくだらない事ばかり考えるんだろうね
43名無し草子:2001/05/23(水) 21:09
>>40
いやあ、あの人ら(浅羽&大月)って自分の好悪の感情を分析に持ち込
まないなんてことは出来ない人たちだと思うよ。
それに別に自分自身の好き嫌いを分析に待ち込むってことがそんなに悪い
ことだとも思わないし。
ま、好き嫌いを分析に持ち込むと往々にして間違った分析になるって
だけでね。
44無名草子さん:2001/05/24(木) 03:53
>>43
おたく、大学、携帯文化…浅羽はいろいろやってきたと思うけど、間違ってるとは
思わないなあ。誰も書けなかった視点をきっちりまとめてるから、そこそこの人気
があり、いろんなひとから敵視されるんでしょうな。
45文責:名無しさん:2001/05/24(木) 18:33
携帯電話論の前に「軍歌論」をやりたいといってたけどどうなったのかな・・・
46名無し草子 :2001/05/25(金) 00:52
>>44
浅羽氏(と大月氏)が間違ってるとは言ってないッス。
あと<<優れてるからやっかまれて嫌われてる>>とも思いません。
言ってることの当否はともかく言いかたの口振りが不愉快だから嫌われてるんだと
思います。
47無名草子さん:2001/05/25(金) 23:28
なんにしても本は売れてるし、早稲田の講義にも誘われて実際やってるし、
法政も何年も続いてるし。好き嫌いがはっきり分かれる人なのかもしれませんね。
ニセマの新しいのきぼーんage。
48ぎど、すれいやー:2001/05/31(木) 01:12
あのさー。このぺーじ。もしかしてたまに本人でてきてない?
49無名草子さん:2001/05/31(木) 01:24
宮台に泣きついた野朗でしょ。
あなたみたいなエリートには僕の気持ちは分からない!!
って。
50無名の人:2001/05/31(木) 07:41
まさか本人は来てないだろうけど、真面目で素直で心に余裕がある人が多いような
気がします>このスレッド
真面目で素直で心に余裕があってアサバが好き、ってのはなんかそぐわないような
気もしますが(笑
51無名草子さん:2001/06/06(水) 01:24
宮台と浅羽ってなんで対立してるの?
52sage:2001/06/09(土) 02:03
>51
『野獣系でいこう!』(朝日新聞社)に詳しいことがのってるよ。
ま、要するに浅羽のコンプレックス。
53無名草子さん:2001/06/09(土) 02:09
>>52
片方だけの言い分で決めるか?
54sage:2001/06/09(土) 02:10
浅羽の分析は護送船団式知識人批判を除いてワンパターン。
それは、若者の「甘え」批判。「甘え」は自己愛、ナルシシズムと
言い換えてもかまわない。
対象が「知のおたく」に逃げる大学生だろうと、ネットや
ケータイにはまる若者だろうと図式は変わらない。
対象から「甘え」を見いだしてそれを分析する。
大抵は結論には説教がついてくる(笑)

その説教が自分に当てはまると思って反省する読者が
全読者の3割以下。
その説教で他人を批判し出す奴が7割ってとこ(笑)
55無名草子さん:2001/06/09(土) 02:34
>53
宮台についてのデタラメな文章が載ったという
流行神を読んでみなくてはわからないな。

その号の流行神、持ってる人いない?
(というか流行神自体を持ってる人いるのかな)
56無名草子さん:2001/06/09(土) 02:44
『思想家志願』のオウムのトコの宮台の書き方が
気に食わなかったんじゃなかった?
57無名の人:2001/06/12(火) 02:30
>>54
いいこと言ってますね。同意ですわ。
というわけでアゲときますかね。どうせすぐサがるだろうけど(笑
58無名草子さん:2001/06/13(水) 01:17
>>54
携帯本のどこで「甘え」批判してますか?
どこが説教なの?その前の『野望としての教養』でもいいけど、
そんな読みをする人もけっこういるってことだな。
59無名の人:2001/06/13(水) 13:32
>>58
>>そんな読みをする人もけっこういるってことだな。
そうね。
そういう劣等感まみれのタクマ予備軍みたいなヤツも想像以上に多いってことだね。
>>54がそうだとは思わないけどたとえばオレとか(号泣

つか、己のヨワい部分を真っ向から抉りまくられる嫌悪と憎悪がない混ぜになった
マゾ的変態的快感、以外にアサバの本を読む意味なんてあるんスか?
「この著者の言ってるコトってけっこうアリだよね」ってカンジでサクッと読んでる
んスか?
そーゆーふーにニュートラルな意識で読むんなら、もっともっと面白くって
タメになる=i笑)本は世間にいくらでもあるような気がしますが。
あ、ま、一つの個人的見解ですけれどもね。
60無名草子さん:2001/06/15(金) 01:00
やっと、「流行神」が来ました、一年ぶり。
61無名草子さん:2001/06/15(金) 01:19
俺のとこには来ないぞ、ゴルァ!!
まだ1000円分も来てないと思うぞ、ゴルァ
62無名草子さん:2001/06/15(金) 01:52
金払った?
63無名草子さん:2001/06/15(金) 02:27
別冊宝島の「おかしいネット社会」だったかでは、なにやら意味不明のことを
"意味ありげ"に書いてたという記憶しかない。浅羽逝ってよし!
64無名草子さん:2001/06/15(金) 03:35
「流行神」、今回も飛ばしてますねー。
なるほど、こういうネタは商業本では書けないっしょ。
1000円なら安いもんだ。って、何号分で1000円だったか忘れた。
65無名草子さん:2001/06/15(金) 04:38
1000円で幾らもらえるんだっけ?
6661=65:2001/06/15(金) 06:15
コンビニ行ったついでにポストのぞいてみたら、うちにも来てたわ
3つで良いんだよね?

いま164読み始めたところだけど、なんか浅羽氏が嫌ってる小谷野氏に
似てきた印象が・・・・・

ついでに、日付が00.4/8になってる・・・・
67無名草子さん:2001/06/17(日) 01:14
10号だったかな?>>61さんは問い合わせたほうがいい。
6861:2001/06/17(日) 04:09
>>67
ああ、10ですか。3じゃ全然少ないな。
とは言え、恐らく金がなくなったのでしょう。
いくら払ったかは、もう忘れてしまいましたが。
情報、どうもありがとうございました。
69無名草子さん:2001/06/19(火) 16:36
>>58
全体的に「甘え」分析じゃん。
特にラストのインタビューが、おしゃぶり付きの携帯電話を作りたいっていう
開発者の談話で終わるとこなんかできすぎ(笑)

あと浅羽って好意的な読者からも「おたくを説教するおたく」と
みなされてたよ。で、本人の自己認識もそうだし。

携帯本では説教はやや薄め。というか対象があまり広すぎて
説教が成立しない(笑)
70無名草子さん:2001/06/19(火) 16:45
目次や見出しに「○○という××」「△△としての□□」を
多用しすぎなのがなんかイヤ。
「知識人という生き方」とかね。

本を手にとって目次を開いて、今回「○○という××」はX回
使われてるな、とチェックしてこそ浅羽読者。
71阿佐ヶ谷北:2001/06/24(日) 08:49
巣鴨じゃなくて、実際は阿佐ヶ谷に住んでる。
いつも駅前の喫茶店「祇園」で1人でコーヒー飲んでる。
72無名草子さん:2001/06/29(金) 12:04
age
73無名草子さん:2001/06/30(土) 14:46
age
74無名草子さん:2001/07/04(水) 12:52
age
75無名草子さん:2001/07/17(火) 00:39
浅羽通明プロデュース、呉智英氏の論語講座、以費塾が9月14日から開講。
詳しくはこちらまで。
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=kobun&key=994520280&ls=50
政治思想板
以費塾と人類初の思想家孔子先生
http://natto.2ch.net/test/read.cgi?bbs=books&key=989650522&ls=100
76無名草子さん:2001/07/17(火) 00:43
>>66
浅羽氏は小谷野氏を嫌ってるのか。分かる気はするなあ。
77無名草子さん:2001/07/17(火) 04:47
今年は前期にレポート課題を出したね
別に提出しなくてもいいんだけどさ
7875:2001/07/18(水) 01:12
間違いました。訂正します。
政治思想板
以費塾と人類初の思想家孔子先生
http://ebi.2ch.net/test/read.cgi?bbs=sisou&key=994521005&ls=100
79無名草子さん:2001/07/27(金) 00:37
社会学板の「宮崎哲弥はどうよ?」スレッドに
流行神165号の引用あり。231と254。
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=sociology&key=969191682&ls=100

まとめると以下のようになる。
−−−−−−−−−−
私も啓蒙活動してますよ。浅羽通明から『お前は真理の保持者か』
ってアヤつけられてるけど、俺は『真理なんてないぞ、真理を願って
はならぬぞ』って唱導する破戒説法師だから。皆、世の中無茶苦茶
でも、「共通の目的」なんぞなくとも強く楽しく生きていくんじゃあ!
(中略)」

以上は、読者に教えられて読んだ「サイゾー」誌’01,2月号の宮崎
哲弥+宮台真司対談中の宮崎センセの発言である。
ペストセラー編集者Sは、武田徹、宮崎哲弥両センセの共通点をこ
う語った。いわく、同じ出版社から二冊目を出してもらえない書き手・・
と。すなわち、雑誌やTVで名を見かけ、なんかあるかもと食いつく
編集はどこにもいるが、いざ単行本出してみると、まるで売れないと
わかり、はいそれまでよとなるというわけ・・・。
その真理は知らぬ。だが、上の発言には、批評の論理的鋭さを売り
とするはずの宮崎センセの、あまりの浅さと甘さが露呈しているばか
りでなく、もしセンセの本が売れないとしたらその根本的原因までが
透けて見えないだろうか。
けだし、センセは「〜ぞ」と「説法」した時点で、否応もなく真理を保持
し押し売りしているからである。たとえそれが、「真理なんてない」
「真理を願ってはならない」という真理、であろうとも。
(引用続く)
80無名草子さん:2001/07/27(金) 00:42
(引用続き)
このセンセに限らない。あのポストモダン以来(いやニーチェ以来か)
、真理なんてないという真理を説教するやからが多すぎる。彼らが醜悪
なのは、真理を説法して「壇上に立つ自分」というステイタスだけはしっ
かり担保しつつ、しかし、その内容の真理をより普遍的なものへ仕上げ
てゆくという知識人の義務は放棄して、「真理なんてない」と逃げをうっ
ているところだ。「破戒」説法師などという偽悪趣味が、実は知識人の義務
を放棄する怠惰を隠蔽する方向へ機能するのはいうまでもない。要する
にシラカバ派なのである。
 たとえ「真理はない」という言説ですら、不特定多数へ訴えられるとい
う構造の内部で流される限り、真理の説法でしかない。このどうしよう
もないジレンマを解く途はおそらくは二つある。
                      
−−−−−−−−−−

以上だけど、流行神を購読してる人に聞きたいんですけど、
これってホントに流行神165号からの正しい引用ですか?
81無名草子さん:2001/07/27(金) 01:25
>79、>80 流行神購読者です。165号を確認したところ、ほぼ正しい引用です。
ただし、以下の点に間違いあり。

・誤)その真理は知らぬ。→正)その真偽は知らぬ。
・79と80の間に以下の文あり。

 「真理なんてない」「真理を願ってはならない」という大げさな世界観を
 訴え、「「共通の目的」なんぞなくても強く生きていくんじゃあ」という目
 的を共有するよう強要する宮崎センセが、今のご時世にけむたがられる
 のも至極、当然かもしれない。
8279,80:2001/07/31(火) 01:21
>81

どうもありがとうございました。
83無名草子さん:2001/07/31(火) 01:38
このスレ、あんまり伸びないね・・・・・
84無名草子さん:2001/07/31(火) 14:12
浅羽は、社会学・哲学的な議論にマンガ・特撮といったサブカルから引用を
するというののかなり魁ではあるか。。無意識的か確信犯かはしらないが
85無名草子さん:2001/08/05(日) 15:19
ageてみるぞゴルァ
86無名草子さん:2001/08/05(日) 15:22
以費塾っておもろいの?
87無名草子さん:2001/08/06(月) 01:16
>>86
いけるところに住んでるのなら、絶対いけ〜〜〜

って、地方に住んでる呉ファンとしては言いたくなる
88無名草子さん:01/08/27 15:49 ID:lOhjPQlg
age
89ネット雀:01/09/06 23:14
流行神の最新号が来たみたいです。
90無名草子さん:01/09/09 01:11
>>89
いきなり4号も発行されましたね(167号から170号)。
中身は、浅羽自らの入試問題模範解答集から教科書問題、映画、文芸、思想、
中央公論社の別荘(橋本治の平家執筆部屋)の行方といったネタまで網羅して
いつもどおりの充実ぶり。浅羽宛に申し込めば読めるはず。
91無名草子さん
流行神って10年前からあったような気がするが
MLではないの?サイトある?
ここにでてくる連中て高騰遊民?
何してるひとたち?