「国語」の教科書〜忘れられない一編〜

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1無名草子さん
この板にいらっしゃる皆様でしたら、
必ずひとつくらい、忘れられない一編があるはず。
ぜひともお聞かせください、
あなたの忘れられない思い出を。
2名無しさん@そうだドライブへ行こう:2001/04/29(日) 01:26
「小さい白いにわとり」だな。
とくに思い出はないけど、印象がつよく残っている。
3無名草子さん:2001/04/29(日) 01:28
檸檬
4無名草子さん:2001/04/29(日) 01:42
ヘルマン・ヘッセの、「少年の日の思い出」(だったかな)
挿絵が良かった。黒いパステルを引っ掻いた技法、   
黒い森の中、少年が蝶を追い掛けている。
5無名草子さん:2001/04/29(日) 01:51
三浦哲郎の『とんかつ』
あのせいでとんかつ大好物になってしまった。
内容はあらかた忘失。
坊さんが町のとんかつ屋にとんかつ食いに行くって話だったような。
6無名草子さん:2001/04/29(日) 01:53
大造じいさんと雁
7無名草子さん:2001/04/29(日) 01:59
砂漠の駅の三人の車掌が、かわるがわる休みを取って、
別々の方向へ旅に出て、それぞれ土産話をするのだが、
最後の一人が砂漠の中でオアシスを見つけて、レモンを持ちかえる話。
イイ話だったと記憶する。
8無名草子さん:2001/04/29(日) 02:42
小学5年くらいかなぁ。
若い男と老人がチェス(多分)をする話。
若い方は、その後出征して帰ってこないの。

題名忘れたんですけど
室生犀星だったような気が・・・
ご存じの方 お願いします
9無名草子さん:2001/04/29(日) 03:12
上の方…、それは小川未明の「野ばら」ですよ…。
ひょっとして挿絵は、下に色を置いてパステルで黒塗りにした画面を
削って行く手法のようなやつでは…? 最後は若者が、
馬上で野ばらを手にとって嗅いでいる絵じゃなかったですか?
私のはそういうのだったのですが…。
10無名草子さん:2001/04/29(日) 03:22
題名は違うと思うけど、体の弱いお父さんが出征するとき、
お母さんが精一杯のご馳走で白ご飯のおにぎりをつくってもたせた。
だけど、駅に向かう間、幼い妹が、「おじぎりちょうだい」といって、
そのおにぎりをお父さんは全部あげる、というような話。
お父さんは死んだんだったかなぁ、妙に「おじぎりちょうだい」という
言い方が忘れなれない。

後は、7さんのもよかったなぁ、と覚えてます。
「くじらぐも」や「つり橋渡れ」「太郎こうろぎ」も忘れられない。
11無名草子さん:2001/04/29(日) 03:23
このスレを見て思い浮かんだのは
小学校の教科書に載ってた
あまんきみこ。
タクシーの運転手と
オレンジの香り。
どんな話だったかは思い出せないけど。
12無名草子さん:2001/04/29(日) 03:43
宮沢賢治の「オツベルと象」
座布団みたいなステーキってどんなステーキだ、と考えて
お腹を鳴らした四時間目。

あと、八郎潟だっけ。絵本でも読んだ気がするけれど
アレ読んで泣いた気がする。
13無名草子さん:2001/04/29(日) 03:47
>>11さん
それはオレンジでなく夏みかんの香りなのでは…?
挿絵は、いわさきちひろで。
女の子をタクシーに乗せるのだけど、ついた場所はお花畑か
きゃべつ畑で、じつは女の子はチョウチョだったという…。
「なんの香りですか」
「夏みかんですよ」
というイントロだった気がする。私も題名忘れたけど。
14無名草子さん:2001/04/29(日) 03:49
えんびふりゃあ
15無名草子さん:2001/04/29(日) 03:52
7さんの話、私も良かったと思うんですが題名が…。
>>11さんの話は「車のいろは空のいろ」に載って
いた話…こないだ図書館で読んだけれど題名失念。
私は、「スーホの白い馬」が今も忘れられないです。
16無名草子さん:2001/04/29(日) 03:55
「くじらぐも」「チックとタック」「たぬきの糸車」「ぎんぎつね」
あと、中学か高校のときの「こころ」(夏目漱石)。
何て暗い話だと、別の意味で感動した。
17ちょっとちがうが:2001/04/29(日) 04:02
いるかいないかいないかいるか
いるいるいるか
いっぱいいるか
見ているいるか寝ているいるか・・・

このポエムが忘れられん。続きは何だったか。
18無名草子さん:2001/04/29(日) 04:43
谷川俊太郎の「わらべうた」ですよね
途中は忘れたけどさいごは、ゆめみているか、だった気がする。
かっぱかっぱらったとってちってたっ…とかあったよね。
19無名草子さん:2001/04/29(日) 04:56
あんた、いろいろと詳しいな。
教科書編集者だろ。
20無名草子さん:2001/04/29(日) 05:07
>>10
「コスモスの花」とかいう題名でしたよね。
服を着た犬がその服をウサギにあげる話があったような。懐かしいな。
そういえば、道徳の時間って1,2年生のときなんと呼んでました?
なにか違う名前があったと思うんですけど。
21無名草子さん:2001/04/29(日) 05:17
「コスモスの花」って、物の無い戦時中に、もうひとつだけちょうだい、と
おねだりばっかりする女の子の話?
さいごは、ミシンの音がする花に囲まれた小さな家から
成長した女の子がスキップして出てくるんだよね、たしか。

道徳のじかんは、なかよし、っていうんじゃなかったですか?
22無名草子さん:2001/04/29(日) 05:31
庭に宮崎駿作品ばりの大木を植えて、樹上に自分の小屋を作り、
梯子をかけたりホットケーキを焼いたり基地化する話…。
はげしく共感した憶えが…。
23無名草子さん:2001/04/29(日) 06:00
また分かりやすいパクリスレだな。パクるのはいいけど、
1に元スレのURLくらい貼っとけ。情報を共有できて便利だからな。

ラウンジ「国語の教科書にあった忘れられない物語」
http://corn.2ch.net/test/read.cgi?bbs=entrance&key=987345660
24小学校教師:2001/04/29(日) 06:25
こういうスレに名前が挙がる作品はとてもいいんですよね。
しかし時々新たに載る作品がひどい!
ある程度新しい教科書を作る必要もあるのかもしれないが、つまらん作品を載せるな。
25読み人知らず:2001/04/29(日) 09:53
小学4年の教科書にソヴィエト作家ノーソフ
作の「ヴィーチャと学校友達」の抜粋が載っ
ていた。(岩波少年文庫にあったと思う)
 あらすじは、算数の問題が解けなくて悩む
男の子の話だが、彼が算数の解き方を身につ
ける過程がとても面白くえがかれていた。
国語の教科書で算数の解き方まで教わるとは・・。
一粒で二度おいしい・・・グリコのようだ。
26無名草子さん:2001/04/29(日) 11:59
文学板にも立ってるのに。。。
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=book&key=987182349&ls=50
27無名草子さん:2001/04/29(日) 12:14
30代以上板にもあります。
これがはじまりじゃないかな?
http://yasai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=middle&key=967406810
28無名草子さん:2001/04/29(日) 12:40
葛の花 踏みしだかれて 色あたらし この山道を 行きし人あり

 釈迢空のこの歌は高1か2年の時に教わった。当初より強い印象の残る一首だった。
大学に入学し、国文学者としての一面を知ったのは意外な再会であった。
以来、迢空すなわち折口信夫には、いい刺戟をもらっている。
29無名草子さん:2001/04/29(日) 13:33
1>>23
元スレあったんですね、、、。
教えて下さってありがとうございます。

先日、新聞である作家についての記事を読んでいたところ、
その中に「セメント樽の中の手紙」というタイトルをみつけました。
すぐには思い出せなかったのですが、
学生時代に教科書で読んだ記憶が甦ってきました。
作品の内容も然ることながら、読んでいる時の何ともいえない感覚や衝撃、
果ては、その当時の自分の状況までもが思い出されて、
久々に懐かしい気分に浸ることができました。
そんなこんなで、教科書にまつわる思い出を語る場があれば
きっと楽しいのではないかな、とスレをたててしまいました。

教科書というのは、当たり前のようですが、
同じ作品を、同じ年頃の大勢の人間が読んでいるんですよね。
23さんのリンク先と、ここのレスを読んで改めて感じました。
早速、書きこみして下さった皆様、ありがとうございます。
今後も皆様の貴重なエピソードを語って頂けたら、とても嬉しいです。
30無名草子さん:2001/04/29(日) 13:37
1>>26-27
うわぁ、ずいぶん同じスレがあったのですね、、、。
ごめんなさい。
でも、いろいろあるのがわかって嬉しいです!
31無名草子さん:2001/04/29(日) 16:15
つぶれるなっ
あげとこう。
32たけやぶやけた:2001/04/29(日) 19:55
なんか、きつねの子が汽車のきっぷをひろって、
おにいさんはレストランで腹いっぱい食べたいといって、
おねえさんは洋服をたくさん買いたいといって、
(ぼくはなにしたかったんだっけ?)
んできっぷの持ち主の男の子が現れて
おにいさんにはコロッケあげて
おねえさんにはファッション雑誌をあげて
ぼくには(なにあげたんだっけ?)
というのを覚えている。
感動作、というわけじゃないけど、佳い作品だとおもう。
33無名草子さん:2001/04/29(日) 20:14
すやまたけし「素顔同盟」
中3の国語の教科書
34無名草子さん:2001/04/29(日) 20:37
>>32切符じゃなくって定期券
持ち主は男の子じゃなくっておねえさん
「ないわ、ないわ、どうしましょう。あれがないと工場へいけないわ
また買いなおすったってお金がないわ」
松谷みよこの作品だったように思う
35無名草子さん:2001/04/29(日) 20:41
>>22
佐藤さとる「おおきな木がほしい」
全集にも入っているはずだが、
絵本が断然いいぞ。村上勉という人の絵だ。
36無名草子さん:2001/04/29(日) 20:43
>>20
ちいさなおじいさんが小さな犬を飼っていました。とても小さな犬だったので
名前を「ねずみ」といいました。

ねずみがおじいさんに服をどうしたのか尋ねられて「うふうん」と笑うところが
印象的。
37無名草子さん:2001/04/29(日) 20:46
「フランス、アルザス。フランス、アルザス」

先生は何かおっしゃろうとしましたが、
そのかわり黒板に向かって
「ビブ・ラ・フランス」
とお書きになり
「これで授業はおしまいです。おかえりなさい」
38可愛い奥様:2001/04/29(日) 21:07
あさ
あさ
あかるいあさ

うみがひかる
やまがひかる
かわがひかる

おはよう おはよう
さあいこう
みんなそろって さあいこう

30年前の光村の小学一年の冒頭のぶぶん
39つくし:2001/04/29(日) 21:33
男の子が水門で死んでしまう話と、友達の家から蝶を盗む話。これは何でしたっけ。
40無名草子さん:2001/04/29(日) 21:58
>>12
>座布団みたいなステーキってどんなステーキだ、と考えて
>お腹を鳴らした四時間目。
ああ、同じです!(笑) ホントにおいしそうでしたよね。
あと「〜〜サンタマリア」というフレーズが忘れられませんでした。

上(>>37)に紹介されている、30代板のところでも質問したのですが
レスがつかなかったので(笑)、こちらでも質問させてください。
「あんずばやしのどろぼう」という作品をご存知の方いらっしゃいませんか?
杏林に逃げ込んだどろぼうが、捨てられている赤ちゃんを見つけてる話なのですが・・・。
たぶんタイトルは合っていると思うので、作者に心当たりのある方いましたら
情報お願いします。
41無名草子さん:2001/04/29(日) 22:08
友達の蝶(蛾だったっけ?)を盗んでしまう話、
私も思い出せなくて気になる。
盗んだ蝶をうっかり粉々にしちゃうとかいう内容だったような
42無名草子さん:2001/04/29(日) 22:17
蛾のはなしは、ヘルマン・ヘッセだよ。
「少年の日の思い出」か「夏の日の思い出」とかいう
題名だったと思います。
43書評子さん:2001/04/29(日) 23:24
小学生の時の教科書なんだけど、
『アレキサンダーとぜんまいねずみ』(だと思った)。
題名だけ憶えてて話忘れちゃった。誰か教えて。

しまった、歳がバレるかな。
44無名草子さん:2001/04/29(日) 23:27
ちいちゃんのかげおくり。
45無名草子さん:2001/04/29(日) 23:27
ちいちゃんのかげおくり
46無名草子さん:2001/04/29(日) 23:31
47無名草子さん:2001/04/29(日) 23:38
40さんへ。
あああ、話は思い出すが作者が判然としない〜。立原えりかさん、とか
いう人だったでしょうか、自信がない。
ヘルマン・ヘッセ、「少年の日の思い出」は中一のほとんど必修かという
ような作品ですね。盗んだ蝶は「ヤママユガ」、小憎らしい模範少年の
名は「エーミール」。
4847:2001/04/29(日) 23:41
はっ、すでに46さんが確実な情報を。
49名無し:2001/04/30(月) 00:14
くじら雲。
蛾の話は懐かしい・・・・。昔やった。
先生、蛾の様子をわざわざ再現してくれたっけ。
画用紙に大きく書いた奴で。
50文責:名無しさん:2001/04/30(月) 00:18
とろっこ
51無名草子さん:2001/04/30(月) 00:37
>>49
くじら雲ってどんな話でしたっけ?
小学校の先生と生徒が、くじら雲に乗ってどこかに遊びに行くとか?
(なーんか思い出せそうで思いだせん!気になる〜)

国語じゃないけど、社会の教科書にあった与謝野晶子の「君死に給ふことなかれ」
は一度読んだだけで覚えてしまったなー不思議。
52無名草子さん:2001/04/30(月) 01:17
一つの花。小学四年の妹の朗読を聞いていたら、涙が出てきた。
53無名草子さん:2001/04/30(月) 01:26
あと、おじいちゃんが毎年プレゼントをくれる話で水中花とか、でてきて最後、庭の植木をくれる話って覚えてる方いらっしゃいますか?あと「ゆずりは」って詩。
54無名草子さん:2001/04/30(月) 01:27
かさこ地蔵、タイトル合ってる?
これお爺さんが町から帰って来て、
お婆さん、売り上げより爺さんの身体、
心配するんだよね。
ちょい感動
55無名草子さん:2001/04/30(月) 01:48
感動系ではないんだけれど、
植村直己が白クマに食われそうになるやつ。
臨場感たっぷりですごく印象に残ってた。
で、先日古本屋の100円ワゴンにて再会を果たす。

「北極点グリーンランド単独行」 植村直己 文春文庫

おもしろかったです。
56無名草子さん:2001/04/30(月) 01:50
灰谷さんの「ろくべえ どないしたんや」が、
2年生のころ「ろくべえ まってろよ」という
題名で、言葉もたしか標準語になってたような・・・
それにしても国語の教科書(特に小学生)って
結構、ヒダリヨリ・・・

57無名草子さん:2001/04/30(月) 02:02
中学くらいの教科書で、
谷川俊太郎の「生きる」は、思春期になあんか衝撃的だったなあ。
あと誰のかわからんけど「私を束ねないで」っていう女性が書いた詩。

あの〜教科書じゃないんですけど、
図書館の児童向けに書かれたペンギンのお話し知ってる方いませんか?
おじさんが、ペンギンを送られて一緒に暮らす羽目になる第1弾と、
そのペンギンに嫁ができて、家族ができる第2弾。
確かペンギンの名前は「クレタ」だった気が・・・
スレ違いですいませんが知ってる方いらしたら情報お願します。
58無名草子さん:2001/04/30(月) 02:05
「気がかり」という短編。作者名失念。
お母さんがクリスマスだか子供の誕生日だかに
グラタン作ってて、何か大事な事があったような、、、って
気がするんだけど忘れてて、夜お父さんが帰ってきて
子供と楽しくご飯食べてる時、気がかりだった事を
思い出してお父さん宛ての手紙が来てたのを渡す。
開けると中から赤い紙が、、、
そして家に母子は取り残されて、、、という話。
なんともいえない気持ちになった。
ご存知の方、いらっしゃいますか??
59やめられない名無しさん:2001/04/30(月) 11:24
>>53
知ってる。おじいちゃんとプレゼントの話。
話の内容よく覚えてないけど初夏のイメージがある。

>>56
ろくべえまってろよって絵本持ってる。
60無名草子さん:2001/04/30(月) 11:31
「おいしいおにぎりを食べるには」
「花いっぱいになあれ」
「わにのバンポ」
「サーカスのライオン」
全て動物もの。知ってる人いるかなぁ。
61無名草子さん:2001/04/30(月) 15:07
>>59さん
えっっと、それは
標準語デシタか?
いえ、ちっと気になって・・・

62書痴メンデル:2001/04/30(月) 15:18
「かたみの万年筆」
ドイツ旅行をしていた日本人が、子供たちにサインをせがまれて
出発のドサクサで、ドイツ少年が万年筆を返せぬまま帰国する。
盗んだと思われるのを恥じたドイツ少年は、艱難辛苦のすえ住所を
さがしあてたが、事故で亡くなり、母親から壊れた万年筆がとどく。

これって戦前の少年倶楽部か何かに載った作品と後で知りました。
作者は池田宣政(南洋一郎)でした。
63無名草子さん:2001/04/30(月) 15:37
>>43
ぜんまいねずみ・・・思い出した、あったねそんなの。
って内容は覚えていないんですが、好きだったな。
調べてみます。気になる。

いるかいないか・・・も好きでした。
昔ちょっと読んだだけなのに、頭から離れません、あのフレーズ。
64ハヤブサ:2001/04/30(月) 15:46
「赤い実はじけた」とか?なつかしー。
あとは高校生の時やった「舞姫」。エリス旋風がクラスに巻き起こった(笑)。
65無名草子さん:2001/04/30(月) 19:34
公ちゃん、オレは死ぬよ。ちゅうフレーズが忘れられんよ。
「極点をめざして」植村直己
66可愛い奥様:2001/04/30(月) 19:50
「スーホの白い馬」
うちの娘の教科書にも載っている。
光村の教科書には、ずーっと載りつづけているのか?!
67無名草子さん:2001/04/30(月) 20:03
「朝のリレー」
だったか

カムチャッカの若者がキリンの夢を見ているとき・・・
68無名草子さん:2001/04/30(月) 21:58
>>67
谷川俊太郎の詩ですよね
うちの教科書にも載ってました
69無名草子さん:2001/04/30(月) 22:03
辻邦生(字あってます??)の「夏の海の色」。
とても中学生には理解できない、情感あふれたお話だったと思う…。
70無名草子さん:2001/04/30(月) 22:04
タイトル忘れたけど、かんべむさし。
サルに遊園地のミニ電車を運転させる話。
チャップリンの産業社会批判に通じる。
71無名草子さん:2001/04/30(月) 22:05
それとベタだけど、椋鳩十の「大造じいさんとガン」。
72書評子さん:2001/04/30(月) 23:12
>>63 よろしくお願いしますね。

あと『おじさんのかさ』ってのもあったなあ。
お気に入りの傘を使わずに大事に持って歩いて、雨が降って、
…あと忘れた。題名もこれでいいのか自信なし。
73無名草子さん:2001/04/30(月) 23:22
>>71
なつかしー!ちょっと武者ぶるいしたよ
74無名草子さん:2001/04/30(月) 23:24
向田邦子の「字のないはがき」
なんとなく忘れられない
75無名草子さん:2001/04/30(月) 23:24
>>66
スーホ!懐かしすぎる。馬頭琴って名前が印象的。
76無名草子さん:2001/04/30(月) 23:26
>>69
わあー、自分と同じ読後感持ってる人に初めて出会えた。感動。
咲耶さんって主人公よりけっこう年上の地方旧家の女性が
すごく清楚かつ芯のある描き方で魅力的なんだよね。
この短編が所収されているシリーズ「ある生涯の七つの場所」
(中公文庫 全七巻)は何度も読み返せる奥深い作品です。
77無名草子さん:2001/04/30(月) 23:44
星新一の「繁栄の花」
今思うとあれってブラックジョークだったのね。

>>64
うちはクラムボンはカプカプ笑ったよってフレーズがはやったことが…
あと「こころ」の「よござんす」ってのが。
78無名草子さん:2001/05/01(火) 00:05
「キョユーン ワンワン
 キョユーン ワンワン」
@年たってもまだ覚えてる、ろくべえまってろよの冒頭。

あと、「さわださんのほくろ」。
大仏とみたいといわれて階段で大仏ポーズとって
泣いてるさわださん。
体育のとき前髪をおさえて鉄棒するさわださん。
なぜこんなに覚えてるんだ・・・
79女書店員:2001/05/01(火) 00:17
>11ほか
解決済みなのかな?
あまんきみこ「車の色は空の色」のなかの一編。
「白い帽子」ですね。
冒頭は、
「あれは、レモンの匂いですか?」
「いいえ、夏みかんですよ」
だとおもわれ。
80女書店員:2001/05/01(火) 00:19
クマのこウーフも
教科書に載ってたよね。
どの話だっけ?
「ウーフはおしっこでできてるか?」
かな?
81萩原朔太郎:2001/05/01(火) 00:28
おわあ
おわあ
ここのしゅじんはびょうきです
おわあ
おわあ
82無名草子さん:2001/05/01(火) 00:32
>>76
「ある生涯の七つの場所」読んでみます。
私も、同士に出会えて感激です。
83無名草子さん:2001/05/01(火) 01:20
おみやげは?挿絵のフロル星人の口がキュート。
一つの花。妹の教科書の挿絵が自分の時と変わっていて悲しかったなぁ、とっても綺麗で大好きな絵だったから。平成三年版です。
84無名草子さん:2001/05/01(火) 01:23
>>81

まつくろけの猫が二疋、
なやましいよるの家根のうへで、
ぴんとたてた尻尾のさきから、
糸のやうなみかづきがかすんでゐる。
『おわあ、こんばんは』
『おわあ、こんばんは』
『おぎやあ、おぎやあ、おぎやあ』
『おわああ、ここの家の主人は病気です』
85無名草子さん:2001/05/01(火) 01:26
>80
そうです「おしっこでできている」のウーフ、載ってました。
>72
それは佐野洋子さんの作品だったと思います。雨が降って、傘を差したく
なかったけれど、でも最後には差してみるんですよね。家に帰ったら奥さんが
まあ傘を差したんですかとか言って驚くの。
86無名草子さん:2001/05/01(火) 01:36
私が忘れられないのは「ヒロシマのうた」です。死にかけているお母さんから赤ちゃんを
引き取った兵隊さんが、子供を無くしたばかりの夫婦に赤ちゃんを託すんですが、その後、
そのお母さんから連絡が来て、少女に成長した彼女に本当のお母さんの話をするの。
彼女は黙ってその話を聞いていて、そのあとの台詞が泣けるんです。
「私、お母さんに似てますか?」
そう言ってにっこり微笑むんだよー(涙)
87無名草子さん:2001/05/01(火) 01:50
>64
『舞姫』!! 高校生の時は「?」だったけど、26で読んだら号泣でしたー。
歳取るって、良いですよねぇ。

小学校の教科書だったか、
指を桔梗の青い汁で染めて、窓を作ると、懐かしい何かが見える・・・
って、何だっけ? 何が見えたんだっけ?
88無名草子さん:2001/05/01(火) 01:50
教科書で読んで、どおしてももう一度読みたくて探しつづけて見つけた
「あこがれ」。
隣の家に住む年上の少女に恋心を抱く少年の話。
講談社学芸文庫「大いなる日/司令の休暇」に収録されている「幼年詩篇」
の一章でした。
8988:2001/05/01(火) 01:55
作者名忘れた。阿部昭です。
87さん、それは主人公の少年が見たのは昔好きだった少女の姿で、
彼の指を染めてくれたキツネが見たのは、鉄砲で撃たれて死んじゃった
キツネのお母さんです。「きつねの窓」とかいうタイトルじゃなかった
でしょうか?
9064:2001/05/01(火) 01:57
>87
「忘れがたきはエリスが愛」とかすげー流行った。
豊太郎擁護派と非擁護派でバトルが起こったり。。。若かった・・
91無名草子さん:2001/05/01(火) 02:49
「菊の墓」って言うような海外のやつ知ってる人いないかな。
高校生の頃読んだんだけど、もう一度よみたい
92七資産:2001/05/01(火) 03:10
 懐かしい気分に浸れる名スレだ。
頭の柔らかい頃の記憶って一生忘れないんだろうな。
93無名草子さん:2001/05/01(火) 04:04
森鴎外の高瀬舟。
これを読んで「口に糊する」ってどういうことか理解した。
94女書店員:2001/05/01(火) 07:27
がまくんとかえるくんage
95無名草子さん:2001/05/01(火) 10:54
中学校の時に載っていた妹尾河童さんの「ヨーロッパの窓」(だったかな?)
卒業してから本を買った。やはり面白い。
あと夏目漱石の「こころ」
前略も中略もあり、しかも途中までしか載っていなかったので
(ページ数に制限があるからあたりまえか)これも卒業後買って読んだ。
96七瀬:2001/05/01(火) 11:25
「おおきなにれの木が一本あった」
っていうフレーズが入っている国語の教材って
わかるヒトいますか?
・・・息子の担任に聞いてみようかな。
こんなことを連絡帳に書いたら
ギョッとされるか?
97無名草子さん:2001/05/01(火) 17:07
いちめんの菜の花

いちめんの菜の花
98無名草子さん:2001/05/01(火) 17:50
「もちもちの木」は懐かしいね?

カムチャッカの若者で始まる詩。何て言うタイトルだっけ?

>>5「dカツ」は、青白い可憐な少年(中学生)とその母親が宿に泊まって、その宿の女中達に、「心中しに来たのかも」
とか噂される。女将さんも二人は陰気くさく、あまり笑顔を見せないので
もしかして…と思う。
次の日に、「夕方には戻る。」といって。親子は出かけた。女将さんはドキドキする。
夕方、少年は頭を丸めてくる、亡き父親の住職の仕事を継ぐためだそうだ。
それを知った女将さんは、母親に、しばらくまともな食事が食べられなくなるから
今日は、少年の好物にしようと言う。
母親は「それじゃあトンカツにしてください。」という。

1年後、親子はその宿で再会する。
少年は、凛とした立派な僧になって戻ってくる。
そこでまた、「トンカツ」を親子で食べる。

教科書あったから、ざっとあらすじ書いてみました。
母親が一人息子を心配しながら、送り出すってのが細かく描写されてていいんだよね。
今、読んでチョット感動した。


あと、教科書といえば、羅生門。

99無名草子さん:2001/05/01(火) 19:06
>>46>>47
情報ありがとうございます!
早速、図書館か書店で探してみようと思います。

>>98
「朝のリレー」というタイトルだったような・・・
100無名草子さん:2001/05/01(火) 19:17
>>98
うわっ、そうそれ!
ありがとうございます。
101無名草子さん:2001/05/01(火) 19:25
>>70
かんべむさしのそれはたぶん、
「車掌の本分」ってタイトルだったと記憶している。
おさるの車掌さんが鬱入る話だよね?

おれが記憶に残ってるのはガイシュツだが「オツベルと象」だな。
まったく象は経済だよ。
102無名草子さん:2001/05/01(火) 19:57
>89
『きつねの窓』! そう言えば、そんなだったかも!
どこかで読めないかなぁ?

>90
ラストの1行、良い友人だが実は今でも少し恨んでいるんだ、って辺りが、もう・・・(滂沱)ですよねぇ。
103無名草子さん:2001/05/01(火) 21:51
>97
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
山村暮鳥。
>102
作者は安房直子さん。講談社文庫「南の島の魔法の話」に収録されています。
私は安房さんの作品はどれもみんな好きです。
104無名草子さん:2001/05/01(火) 22:08
>54
それは岩崎京子さんとかいう人の作品であったような。うんうん、おじいさんの体
のことをおばあさんは心配していた、そんなの読んだ覚えあり。
>57
新川和江「わたしを束ねないで」
わたしを束ねないで/あらせいとうの花のように/白い葱のように/束ねないで下さい

私を名付けないで/娘という名 妻という名/重々しい母という名でしつらえた座に/
坐りきりにさせないでください わたしは風
105無名草子さん:2001/05/01(火) 22:16
>>57
「私を束ねないで」
  私もタイトルと作者を忘れていますが、去年の3月までやってた
 「金八先生」で武田鉄也が全文朗読してました。
  覚えているのは「私を束ねないで/アラセイトウの花のように」
 のワンフレーズだけですが・・・あれ、いい詩なんですよね。
 テレビ見てて懐かしくてちょい感動してしまいました。
 
106ガラム:2001/05/01(火) 22:29
いろんな役割があるわけっすよ、われわれには。和江さんは
どれも演じたくないわけでしょうかー。父の仮面、息子の仮面、
消費者の仮面、生産者の仮面、孫の仮面、夫の仮面、ゴルフ会員権
購入者の仮面、2ちゃんねらの仮面、有権者の仮面、あるいは主権者の
仮面、日本人の仮面、アジア人の仮面、宇宙船地球号乗員の仮面、
患者の仮面、募金者の仮面、出たくないけど法事に出てしおらしい
態度をするときに付ける仮面、をたとえばつけたりはずしたりするんでは
ないすかね、日々。パーソナリティなる語はペルソナから来てましてねうんぬん。
107無名草子さん:2001/05/01(火) 22:31
あの坂を上れば海が見える
108無名草子さん:2001/05/01(火) 22:38
>>53
私も水中花の話と「ゆずり葉」大好きでした。
「ゆずり葉」の、
世のお父さんお母さんたちはなにひとつもっていかない
・・・とかいうところで当時グッと来た。小六の最後あたりで習ったのかな。

あと忘れられないのは「白いぼうし」。
「これは、レモンのにおいですか」
この一文だけですごい爽やかな気分になれる
109名無しさん:2001/05/01(火) 22:43
教科書じゃないんだけど、(ゴメソ
どこかの私立中学の入試で
むかしから「ぼく」は優等生で、小学生時代は級長をずっとやってきた。
中学校に入っても、「どうせオレが(級長に)選ばれるんだ」と思うんだけど、
自分の名前を書くのは自信がないから、級長選挙のとき
小学校時代のしりあいの図体のでかいやつの名前を書いた。
開票したら、よその小学校からきた奴にほとんどの票が入っていて、
1票だけ、そのでかい奴の名前が書かれていた。
みんな、その名を読み上げられたとき笑うんだけど、でかいのがおこって
「俺の名前を書いたのは誰だ!
ナントカ、お前か?…ナントカ、お前か?」
といって、クラス中がシーンとなる…
という話でした。チョーシこいてたオリコウちゃんの俺は、それをよんで、じぶんが
非難されているように思ってしまった。
110無名草子さん:2001/05/01(火) 22:45
「スイミー」。
あと、「あお」って名前の馬が出てくる話。
111無名草子さん:2001/05/01(火) 23:58

狂言の「まねし小僧」だな。

あれで教室で主役をやったために、職業選択にまで影響しちまった。
退場の時、拍手をうながしたら喝采を受けて……。

112無名草子さん:2001/05/02(水) 00:39
「わたしを束ねないで」ってず〜っと石垣りん作だと
思ってた…。何なんだ?自分、どうして?自分…。

でも石垣りんのも良かった。

生きる為には食わなきゃいけなかった。そして食って台所を
ふりかえると、食い散らかした物の中に、親の骨まで…。
そして獣(自分)の目に涙…、

とかいうようなのがあったっけ。
(も一度読みたくなった。今度探してみよう)
11357:2001/05/02(水) 00:42
>>104>>105>>106さん
作者は新川和江さんでしたか。ありがとうございます。
これを初めて授業で見た時は思春期の「束ねられる自分」くらいにしかわからなくて
あんまりピンとこなかったんですけど
齢をとるごとになんとなく、書いた人の気持ちがわかるような気がしたんですよね。
だから、思い出してしまうんです。

>>106さん、
>パーソナリティなる語はペルソナから来てましてねうんぬん。
ちと難しそうですが、この後が気になるんですが・・・

>>107さん
あ、それも気になりました。
中学はいって一番最初に授業で使いました。
その後、「あの坂を上れば海が見える」って流行りました。
あの坂を登ると何があるんだろうなあと思ってました。

このスレ覗いてると
ついつい昔の教科書探してみようかなと思っちゃいます。
114無名草子さん:2001/05/02(水) 00:43
教科書じゃないが、中学生の時塾の国語のテストで「レモン哀歌」が問題で出て、余りに感動して、帰りに「智恵子抄」を買いました。
115無名草子さん:2001/05/02(水) 00:50
私は今、塾で国語を教えていますが、自分が昔教科書で読んだ内容が
今でも載っていたりすると、うれしくなります。

>113
「わたしを束ねないで」いいですね。
女性らしい詩ですが、女性でなくとも共感できるところが
素晴らしいです。

まだここにあがっていないものとして、
『夕焼け』『故郷』などはいかがでしょうか?
116113:2001/05/02(水) 01:06
>>114さん。
私も同じクチです。
道徳の教科書に載っていた「道程」を読んで、「レモン哀歌」をテストで
知って、「智恵子抄」買いました。
それと太宰の「桜桃忌」(字が違う)も同様です。

漱石の「こころ」とかも中途半端に教科書に載っていたから
気になって気になって文庫かいました。

>>115さん
『夕焼け』『故郷』ってどういう内容ですか?
117107:2001/05/02(水) 01:24
>>113
「あの坂を登れば・・・」のフレーズは、私の周りでも覚えてる人多し。
中1でしたか・・。
118113:2001/05/02(水) 01:32
>>117さん
そう中1でした。しかも最初のページ。
今でも先が見えないことがあったりすると
「あの坂をのぼれば」ってみんなでいっちゃいますよ(笑
すごい印象的な始まりだった。
119115:2001/05/02(水) 01:35
『夕焼け』は、優しい娘さんが電車内で2度老人に席を譲ったものの、
3度目は恥ずかしさで席を立つことが出来ずにうつむいている、
という感じの詩です。

『故郷』は魯迅の小説で、思い出の故郷に20年ぶりに帰ってきた
主人公が、故郷に住む人々の変りようを目にする、という話です。
「ヤンおばさん=コンパス」というのにピンとくれば、話は早いの
ですが。
120ガラム:2001/05/02(水) 10:00
>>113

いや、大したことは続きません。適当に検索してみたら

http://www2u.biglobe.ne.jp/~pengin-c/kagami.htm

こんなのが。社会で生きていくためには仮面かぶらないと
やってらんないすよ(個人も、その人が関与する社会自身も)
という。だからほら、、大槻ケンヂが書いてましたが、「曲
を作るときに、ギザギザの自我・言いたいことを炸裂させると
世の中に受け入れられない。それをオブラートにくるまないと
聞いてもらえない。そこでぼくは『ただ事態を眺めているだけの
オレはまるで高木ブーだ』というアイディアをひねりだした。
こういう作業を『魂を売った』という人もあるだろうが、そう
いう人はメジャーになれない」。みたいな。すげーうろ覚え
なんだけど。つまり、、ペルソナをかぶれない人はどんどん
孤独になっていくってことじゃないかなあ。だーれもこない
山小屋の管理人くらいしかできないんじゃないかなあ。弟
に対しては「姉・兄」という仮面をかぶれず、国に対しては
遵法者・納税者といった仮面をかぶれず、客に対して「お客様
は神様ですええ。」という仮面をかぶれないような人だと、、

でも、時に仮面をかぶるのはつらいというのはありますもちろん。
ユーザーサポート係があほーな客にぶちあたったときとか、、
121無名草子さん:2001/05/02(水) 11:09
「初恋」 島崎藤村だったっけ

”まだあげ初めし前髪の〜”って感じのやつ 
122無名草子さん:2001/05/02(水) 12:44
スカートをはかないズボン姿の豆腐屋小町
123名無しさん:2001/05/02(水) 17:24
>115
夕焼けの3度目は恥ずかしいから席を譲らなかったんじゃないだろ。
あの話嫌いだから、どうでもいいんだけどな。
あんなの道徳の教材にもならんだろ。
124麗日-オデンキ-:2001/05/02(水) 18:28
クツブエふぇで
かぐちさ出はれば
青空ね
たごのぶんぶのおどぁしてる
大屋根さ
シルネこしてる三毛ネゴ
あ〜春だじゃな
すだれ柳も青ぐなた

昨日弟が言っていて爆笑してしまった。
ついでに覚えてしまった。
中学の時に覚えていれば・・・。
125無名草子さん:2001/05/02(水) 19:51
>115
魯迅『故郷』! 懐かしい!
ある程度成功した主人公が、実家の処分のために20年ぶりに故郷に帰る。綺麗だったお姉さんはガメつい婆で、幼なじみは卑屈なオヤジになっていて、でも彼の子供と自分の子は、昔の自分たちのように親しくなる。彼らには、自分たちより明るい未来があるだろうか、と舟で思う。って、話。
道は最初からあるわけじゃない。多くの人が通って初めて道になるんだ。って、最後の文句にシビれました。
126無名草子さん:2001/05/02(水) 23:50
ぶんぶんぶるんぶ ぶるんぶぶるん
つんつんつるんぶ つるんぶつるん

何の詩だったか忘れたけど、中学1年か2年のときの教科書に
載っていたと思う。
その頃の国語の先生が退職前のおじいさん先生で、
読み方がとても印象的でなぜかこのフレーズだけ覚えてる。
あまべ先生、まだ生きてるかな〜。
当時は思わなかったけど、大人になってから良い先生だったなぁと
思える先生でした。
127可愛い奥様:2001/05/02(水) 23:55
きょうの笑っていいともに、
島崎藤村の子孫が出てきた。
128北上:2001/05/03(木) 00:01
繁栄の華???
129無名草子さん:2001/05/03(木) 00:02
>115,125
「故郷」の最後の句、私もしびれた!「諦観」って言葉がふと頭をよぎったことを今でも覚えています。

130無名草子さん:2001/05/03(木) 00:04
>>126
カエルの詩ですよね?草野心平じゃなかったかな?
この人の詩で●(冬眠)とかそんなのもあった気がする。
131猿トル:2001/05/03(木) 00:14
>130
おうい おれだよ
えぼだよ
がよかった

新川和江は(岸田衿子だったか)
どうして、花は
いつも疑問符の形をしているのだろう
とかいうのと
地球のおとこのこと花は
いつもせのびをしている
とかいうのがある。
132無名草子さん:2001/05/03(木) 00:24
「最後の授業」だな。
小学校の国語だか道徳だかの教科書の最後に載っていた。
3学期の最後の教材として扱われたので、
進級や卒業間近の時期のもの悲しさと相まって、記憶に残っている。

後年、舞台となっているアルザス地方の歴史、地理的な複雑な背景と、
描かれているような美談ではないこと(フランス側の国策を反映した
作品であったこと)を知ったのだが、
そのために余計、記憶を深めることになった。
133名無しさん:2001/05/03(木) 00:33
私立中学を受験したので、参考書を使ったが、そこに載っていた
詩がすきだった。
小野十三郎
とっくんとっくんみずをのむ
ああ、どうしてみずはこんなにうまいものかなあ
同上
きみは 眼下に広がる
水平線を見たことがあるか
高田敏子
だがキミ!夏休みよ
もう一度もどってこないかな
忘れ物をとりにさ
迷子のセミ むぎわらぼうし
そしてぼくの耳にくっついてはなれない波の音
134名無しさん:2001/05/03(木) 00:38
高田敏子さんが好きなもので…
「くらげ」
あたし、くらげにさされちゃったわ
いぢわるくらげだね

海のそこでは、くらげの親子がお話している
「あのこどもたち、またらいねんも
あそびにきてくれるかしら?」

小鳥
みずぎわで 光を浴びて
おいしそうにみずをのむ
あなたは 小鳥?

あなたは やっぱり小鳥
にぎやかなさえずりをのこし
わたしからとびたってゆく 小鳥
135無名草子さん:2001/05/03(木) 00:45
>>133!
なんだそりゃっ、すごく、スゴクいいぞ!
136無名草子さん:2001/05/03(木) 01:03
高田敏子の「夏休み」!あたしも大好き!

そーいえば中学受験の時読んで印象に残ってる、<お母さんが「私の目をよく見てみなさいと」いうので主人公の女の子が見たら、お母さんの目には、お母さんの思い出の風景が映っていた>とかいう話があった気がする。
何故か印象に残ってて、いろんな事を思い出す度に、今あたしの目には思い出が映っているのかなあと思ったものでした。
誰かタイトルその他知りませんか?
137名無しさん:2001/05/03(木) 01:27
>136
それも高田敏子さんなのでしょうか?
高田さんがおかあさんの視点から書いた一連の詩があったとおもいますが、
そのなかのものでしょう。
ぼくがすきなのは、
ちいさい女の子が、おかあさんの肩のあたりにある
ふんわりとしたやさしさ、あれがほしい、とおもうのだけど、
大人になり、子供を産んで母親になって気づいたのは、
あのふんわりしたものは、人を愛した疲労だったのだ、というもの。
それと、「氷点下48度の空に」というので
あの鳥 一羽と思ったが
一羽でなく二羽だった
二羽なら、いきていける
零下48度の空にも
地の果ての果てに
食卓を整え
二羽なら いきてみたい あたしも
オーロラの空の下に
138無名草子さん:2001/05/03(木) 01:41
滂沱…。でも酔払い発言なんだ…。
139無名草子さん:2001/05/03(木) 01:42
>137
いえ、詩ではなく物語です。高田敏子さんではないと思います。

140無名草子さん:2001/05/03(木) 01:54
>123
115さんの言うので合ってると思いますが?
吉野弘さんの詩ですよね。
「話」って、何かと混同してませんか?

  やさしい心に責められながら
  娘はどこまでゆけるだろう。
  下唇を噛んで
  つらい気持ちで

  美しい夕焼けもみないで。
141無名草子さん:2001/05/03(木) 02:06
>>102
ずばり、安房直子『きつねの窓』(ポプラ社)という題名の本もあります。
今でも入手可能です。
作者の安房さんは、93年に50才の若さでお亡くなりになりました。(涙)

>>109
『はずかしかったものがたり』(椋鳩十・編/童心者)という本に入っています。
書いたのは、後藤竜二さんだったと思うけど、ちょっとうろ覚え。
142無名草子さん:2001/05/03(木) 02:17
誰が書いたのか忘れたけど
「3人の旅人」
「わらぐつの中の神様」
かな
143無名草子さん:2001/05/03(木) 04:19
>>141
私も当時、安房直子さんの訃報に驚き、涙した者のひとりです。
もうこれで安房さんの作品は読めないのだなぁと思うと、寂しくてしょうがなかったです。
講談社文庫の短編集、買っておけばよかったなぁ、と後悔しきり。
(ちくま文庫のほうは揃えることが出来たので、今でも宝物です。)
もしもご存命であれば、いまごろどんなお話を書いておられるのか、
残念でたまりません。
144115:2001/05/03(木) 04:33
>>123,140
すみません、確かに詩中には「恥ずかしいから」とは書いて
いませんでした。
ただ、おとなしい娘さんにとって、周りの乗客の視線の中で
席を譲る行為はとても勇気がいるので、3度目になるとその
勇気が出なかった・・・ということを、端的に「恥ずかしいから」
と表現したのです。

あと、この詩は「お年寄りに席を譲りましょう」と言っている
わけではないので、確かに道徳の授業には使えませんね。
145無名草子さん:2001/05/03(木) 09:36
思い出したよ「夕焼け」。デリカシーのない私は
妙に腹が立った詩だった。
今思い出してもやっぱり妙な詩だ。
(設定も何だかヘンだしなぁ…)

好きな人ごめん。
146無名草子さん:2001/05/03(木) 12:33
井上靖のヤツ。あれを教科書で読んではまって、「しろばんば」「夏草冬波」(だっけ?)
を買って読んだ。なんか主人公の少年が好きだったんだよなあ。
147無名草子さん:2001/05/03(木) 13:12
140です。
いや、だから、私は115さんの説明が正しいと思ったんですが。
148七資産:2001/05/03(木) 13:31
>>144
当時の記憶がリアルによみがえってきたよ。

最後のフレーズ
「娘はどこに行ったのだろう」

ガキの頃は教科書のフレーズとかがクラスのギャグや流行語として流行ったりしてた。
友人の一人がこのフレーズばかり言ってたのを思い出した。
149もう15年前:2001/05/03(木) 14:49
中学三年の光村教科書で読んだ「民族と文化」。本多勝一の書き下ろしと知ったのはかなり後だったけど、エスキモーの生活と「雪」名詞の関係など当事は非常に印象に残った文章だったなぁ。
150無名草子さん:2001/05/03(木) 15:52
「しろばんば」…。
…教育実習生がやった授業だったんだけど
「政子ちゃんは明日はきっとみんなに虐められちゃうから…と思って
前夜お風呂でうなじを一生懸命洗ったに違いない。」とコメントして、
その一点において記憶に鮮烈に焼き付いた…。茶化してスマソ。
151無名草子さん:2001/05/03(木) 19:07
素顔同盟は?
152名無しさん@そうだドライブへ行こう:2001/05/03(木) 19:15
中島敦「山月記」です。

153115:2001/05/03(木) 23:44
>>147
ええ、わかっています。
144に >>,140 と付け加えたのは、フォローしていただいた
あなたに敬意を払ってのことです。
154無名草子さん:2001/05/04(金) 00:14
>153
そうでしたか。
度々ご丁寧に、ありがとうございます。


最も印象に残っているのは、「あかるいな」「ふたつにわけるよ」
「たいへん たいへん」の3フレーズだけで構成された、小学校
1年生の最初の物語。
表紙はいわさきちひろさん、教育出版社刊でした。
155無名草子さん:2001/05/04(金) 00:56
>>126
「河童と蛙」ですね。
正しくは、
  るんるんるるんぶ るるんぶ るるん
  つんつんつるんぶ つるんぶ つるん
以下、
  河童の皿を月すべり
  じゃぶじゃぶ水をじゃぶつかせ
・・・と続きます。
ラストの
  ぐぶうと一声 蛙が鳴いた。
がポイント。
156無名草子さん:2001/05/04(金) 02:06
高校だと思うけど谷崎順一郎の「陰翳礼賛」
そのころはウンチクがうざい爺だなーと思ってた。
羊羹の色がどうのこうのとか・・
最近読んだら、これって凄くない?
しかもレトロモダン流行りの今に合ってる。
157無名草子さん:2001/05/04(金) 04:08
「陰翳礼賛」で、土蔵の白壁ってありませんでした?
実際、土蔵の白壁なんぞ見る機会などないのですが、
あれ以来気になって仕方が無いです。
漆喰の白壁で触れるとしっとりと冷たい、とかいう記述があったように思う。
まるで自分が触れているかのような感覚を憶えた記憶があります。
羊羹の色についても、食べる前にはまじまじとみつめてしまうようになりました。
158無名草子さん:2001/05/04(金) 04:51
「そうか、そうか、つまり君はそんなやつだったんだな。」
ってセリフじゃなかった?エーミール(少年の日の思い出)
159無名草子さん:2001/05/04(金) 04:52
やっぱ「ごんぎつね」だろう!
絶対これだ。
一生忘れられない。
160無名草子さん:2001/05/04(金) 05:20
激しくがいしゅつなんですけど、私の教科書では、山村暮鳥の『風景〜純銀もざいく〜』
(いちめんのなのはな/いちめんのなのはな/病めるは昼の月/いちめんのなのはな)
から、安房直子さんの『きつねの窓』が続いて載ってて、それがもう絶妙に良かった
のをすごくすごくよく覚えています。しょっちゅう読んではうっとりしてました。

あと、タイトル覚えてないんですけど、
ある所に、馬の絵の描かれた屏風が大好きな少年がいて、ある日、少年は「こんなせまい
屏風の中じゃ、馬が可哀想だ」と思って、クレヨンで1本、緑の地平線を描いてやる。
でも、それを見て激怒した父親に、屏風と一緒に土蔵の中に閉じ込められてしまい、
一人で泣いていると、屏風の中から馬が抜け出てきて、そのまま少年を背中に乗せると、
クレヨンの地平線の向こうに駆け去り、馬も少年も二度と戻らなかった。

っていうのがあって。宇野亜喜羅さん(…字、違うなあ)の挿絵もすごく印象的。
161無名草子さん:2001/05/04(金) 05:24
「ゆやーん ゆよーん ゆやゆよーん」中原だけど、題が思い出せない。

「カロちゃん」という犬が自動車事故で逝ってよしの横光の小説も印象
深いが、題が思い出せない。

誰かご存知?
162上の方:2001/05/04(金) 06:34
ゆやーん ゆよーん は「サーカス」、ね。
徹夜? テンション高いよ? ワタシモナ〜、、ゴメソ。
163無名草子さん:2001/05/04(金) 13:00
あげ
164無名草子さん:2001/05/04(金) 13:09
>>154
あかるいな

ひよこさん いえがこわれたの
ふたつにわけよう
うれしいな

たいへん たいへん ひとつにしよう
いぬさん ゆうやけよ きれいだね

小学1年生の最初の国語の教科書にでてくるやつですね
すべて記憶に頼って書いたので、間違えているかもしれません
165無名草子さん:2001/05/04(金) 13:12
草野心平さんの詩で

けるるんくっく、けるるんくっく

ていう擬態語がでてくる詩を覚えている人いませんか

内容はたしか、石畳にいるトカゲが春の息吹を
味わうといったものだったと思います
確か中学1年でした
166無名草子さん:2001/05/04(金) 13:40
>>164
その話、年々少しずつせりふが増えていったんですよね。
私の時は3つだけど、1才違いの妹の時は5つになってました。
167無名草子さん:2001/05/04(金) 13:51
>>165
「河童と蛙」なら知っています。作者は草野心平さんです。
妹の教科書、見せてもらいました。
るんるん るるんぶ るるんぶ ぶるん って言うのが出てきました。
これじゃないですか?

あと、この教科書で懐かしかったのは、「ミミコの独立」「少年の日の思い出」
「残されたフィルム」などがありました。
中二では、「卵」「夏の葬列」がありました。今、読み直すとぐっとくるものばかりですね。
教科書ってすごい。
168無名草子さん:2001/05/04(金) 15:45
小学校→「一つの花」お父さんが戦争に行ってしまう話。
ゆみこがひとつだけちょうだいというのが印象的だった。
中学校→既出だけど「故郷」
高校→「山月記」泣いた・・・。
169あったあった。:2001/05/04(金) 21:51
赤い実はじけた、ってあったねぇ。
珍しく恋の話しなんだよね。
魚屋の男の子を好きになるんだっけ?
170無名草子さん:2001/05/05(土) 00:39
青空文庫
http://www.aozora.gr.jp/
ここで読めるのもあるかもぉ。
171無名草子さん:2001/05/05(土) 00:48
おかんはたったひとり、(あと忘れた)

っていうの知ってる?

>>165
題名は忘れちゃったんですが、こういう内容でしたよね?

ほっ まぶしいな ほっ うれしいな
水はつるつる(?) 風はそよそよ(?)
けるるんくっく、けるるんくっく、ああ いい匂いだ
172171:2001/05/05(土) 00:50
追記。

私は小学生の時に習った記憶があります。>けるるんくっく
173無名草子さん:2001/05/05(土) 14:44
>>170
こんなサイトがあったのですね。
感謝!!
174無名草子さん:2001/05/05(土) 17:34
けるるんくっく!ああ、何だっけー?
とりあえず『河童と蛙』ではないですねえ。残念ながら。
代わりに『えぼ』を全部書いていきますね。絶対省略されるけど。

いよう ぼくだよ
出て来たよ
えぼがへるだよ
ぼくだよ

びつくりしなくてもいいよ
光がこんなに流れたり崩れたりするのは
ぼくがぐるぐる見まはしてゐるせゐではないだろ
やりきれんな
まつ青だな
匂ひがキンキンするな
ホッ 雲だな

びつくりしなくつてもいいよ
ぐらぐらしなくつてもいいよ
ぼくだよ
いつものえぼだよ

あッ もう鳴いてるな
やつちよるな
また鳴き出したな
ぼくたち仲間だ
大円の春の地べたに最初に声をあげるぼくたち仲間だ
青や赤や雨なんかもそのうちにはひ出してくるだらう
他の兄弟に魁けて唄ひ出すぼくたち仲間だ
黒つぽい ぼつぼつな 貧乏つくさい
だが一番血の気の多いはねつとばす精神をもつぼくたち「えぼ」だ

そつちでもこつちでも鳴き出したな
けつとばされろ冬
まぶしいな
青いな
ゲコゲコグルルルー
春君
ぼくだよ
いつもの「えぼ」だよ
175就職戦線異状名無しさん:2001/05/05(土) 17:55
ほかのスレでもでてきているムンテヤーヌの
「一切れのパン」。
マンガを読んでたとき、はっきりと題名は無いのだが
須賀原洋行「気分は形而上」でよしえさんが
あらすじを語ってました。
よく見ると同年代。

私も読みながら、「もし、辛抱できなくてと中で包みを明けてしまったら
かえって逆効果なんだが・・・」
と思ってました。
176無名草子さん:2001/05/05(土) 19:33
>>171
ありがとうございます。
小学生でしたか、なんか言われるとそんな気もします。

焼酎学の時は、「詩なんてだせ〜」なんて思ってましたが
記憶に残っていて、それが妙に郷愁をさそうなら、
詩は素晴らしいですね。
177無名草子さん:2001/05/05(土) 23:50
>>165
草野心平「春の歌」のようです。検索しちゃった。
草野さんは蛙の詩が多いんだよね。どれも印象的。

>>148
「娘はどこまで行けるだろう」では?
いや、大差ないんだけど。ちょっと意味が変わってくるから。
178無名草子さん:2001/05/06(日) 00:23
高校の教科書。谷崎潤一郎「陰影礼賛」
かっこよすぎてしびれた。
179無名草子さん:2001/05/06(日) 00:49
阿部昭『あこがれ』。
180無名草子さん:2001/05/06(日) 01:01
>>160さんの屏風の馬の話
タイトルものすご〜く知りたい
181通りすがり:2001/05/06(日) 01:12
>>180
「野の馬」(今江祥智) では?   
182無名草子さん:2001/05/06(日) 02:15
180>>181さん
ありがとう
探してみます!

183誰か教えてー!:2001/05/06(日) 02:23
タイトルがわかんないけど、絶対教科書に載ってたやつ。
乗合馬車に、いろんな人が乗ってて、で、馬の尻にハエが
とまってて、そんで、馬車は崖から転落するんだけど、ハエだけは
馬の尻から飛び立って何処ともなく飛び去っていくって話。
「おかあ、うま、うま」「ああ、馬、馬」って会話とかあって。
当時、「ヒサンな話だなあ」と読後感が全然スッキリしなくて
イヤだったんです。。
あー、なんだっけー、とりあえず、もう一回読んでみてえ。
184通りすがり:2001/05/06(日) 02:42
>>183
「蠅」(横光利一)では?
185通りすがり(181,184):2001/05/06(日) 02:45
しまった。半角にし損ねた。

みんな、検索使おうよ。俺、両方とも読んだこと無いけど、皆さんの文章
から単語拾って、検索したら、すぐ出たよ。
186スリムななし(仮)さん:2001/05/06(日) 03:14
ていうか今思うと教科書の話ってみんな粒ぞろいでさすがって思うね。俺は赤い実
はじけたと、ねずみがチーズ工場でチーズ開発主任みたいなのになるって言う話が
好き、なまえは忘れた。主任になって給料がエクレアっていう所になぜか惹かれた
187無名草子さん:2001/05/06(日) 03:21
安部公房「赤い糸」
188無名草子さん:2001/05/06(日) 03:57
>>186
うわー、ソレかわいい!(笑 エクレアかあー。

高校か中学の時の教科書に載ってた、池沢夏樹の『倉庫のコンサート』が
大好きだったな。当時ライブハウスに通いつめてたんで、すごく響いてくるものがあった。
これ読みたさに『バビロンに行きて歌え』も購入。通しで読んでまた感動。
189無名草子さん:2001/05/06(日) 11:32
国語の宿題で、教科書の話を3回朗読して、連絡帳に親のサインをもらってくるって
のがあって、「1つの花」を朗読したら1回目で家族が泣いた。

あと、「太平洋と日本海を桜でつなごう」っていう国鉄バスの車掌さんの話は
どうですか?
190無名草子さん:2001/05/06(日) 15:48
>「1つの花」を朗読したら1回目で家族が泣いた。
ええ話や〜

>「太平洋と日本海を桜でつなごう」っていう国鉄バスの車掌さんの話
教科書じゃなくて新聞(何かの広告だった)で読んだなぁ
世の中こんな人もいるもんだ、と感動したよ
191無名草子さん:2001/05/06(日) 17:30
印象に残っているというかなんというか
宮沢賢治の話のひとつに「あめゆじゅとてちてけんじゃ」だっけ?
そんなフレーズがあって、私はどうしても棒読みできず、
自分の中で勝手に岩手の方言っぽい読み方になってしまい
教師に怒られた記憶がある…。何も怒ることないじゃないか…。
192無名草子さん:2001/05/06(日) 18:02
>>191
「永訣の朝」ですね?
岩手の方言だからこそいいのにね、なんだろその教師?
193無名草子さん:2001/05/06(日) 22:13
>>191
多分、バカにしているように思えたんじゃない?
結構国語の教師って、変にロマンチストが多いから。
「おら、おらでひとりえぐも」とか、かなり気になるフレーズが多いですね。
194無名草子さん:2001/05/06(日) 22:20
それをバカにするような教師は全く駄目だ。
195無名草子さん:2001/05/06(日) 22:59
一つの花って、子供の舌ったらずな、たどたどしい読み方で読まれるとかなり胸にクるものがありますよね。
196無名草子さん:2001/05/07(月) 00:14
「おじぎり、ひとつだけ、ちょうだい」みたいなのね。

 教室での朗読って、なぜ棒読みみたいなのが良しとされるのか
わかんない。方言でも何でも一緒。コトバを勉強する場じゃないね。
 それともそういうことはアナウンス学校でやれってか。
197290:2001/05/07(月) 00:41
山月記の感想文を書けと言われたから
マジ震えるほど泣けた。感動! みたいな要旨のこと書いたら
ふーん……とか言って、鼻で笑われたね。
198無名草子さん:2001/05/07(月) 19:56
現国の授業は退屈極まりなかったが、
中島敦の存在を教えてくれた事だけは感謝している。
199無名草子さん:2001/05/07(月) 20:36
茨木のり子さんも忘れてはいけない
200無名草子さん:2001/05/07(月) 21:49
中島敦『山月記』・・・! 泣けた!
あたし、このままじゃ虎になっちゃうー、と思った女子高生ってのも、どうなんでしょ。
でも、今なお座右の書だったりします・・・。
地道に精進して生きて『名人』みたいな爺さんになりたいわ。あ、婆さんか。
201無名草子さん:2001/05/07(月) 22:17
『名人』もいいね。
教科書で中島を知らなければ、
巡り逢うことのなかった掌編だな。
202102:2001/05/07(月) 22:18
>103, 141, 143
安房直子さん情報、ありがとうございます。探します!

>107, 113, 117, 118
「あの坂を上れば」って、何ですか? すごくイイ! でも、記憶にない。

>133, 137
高田敏子さんも知らなかった・・・。涙出そうに良いですね。
やはり、ちゃんと受験をしてきた人って、蓄積が豊かで良いな、と今更に思う。
私のいた高校では『舞姫』など難しすぎて先生が飛ばしたんだよ。学級崩壊してたし。
たとえ大学受験が結果オーライでも、中学高校で損してきたんだろうな。
このスレを見ていると、そう思う。
203無名草子さん:2001/05/07(月) 22:35
>>29
「セメント樽の中の手紙」は
なんとも言えない強烈な印象がありましたね。
思わず読み返してしまいました。
http://www.aozora.gr.jp/cards/hayamayoshiki/files/cement.html
204無名草子さん:2001/05/07(月) 22:41
>203
確かにインパクトが大きかったですね。

人生の重みがどっかりのしかかってきました。
でも、何で高校生にわざわざ読ませるのか?
勘違い君たちを矯正するためか?
205無名草子さん:2001/05/07(月) 23:02
授業で「走れメロス」をしている時に、教師が「駈込み訴え」のコピーを配った。
同じ太宰治でありながら全く正反対の内容なのに驚いた。
http://www.aozora.gr.jp/cards/dazai/htmlfiles/kakekomi.html
206無名草子さん:2001/05/07(月) 23:09
みんな違って、みんないい
の金子みすずは?
あぁ、なんか国語の勉強したくなってきたよ。
勉強って楽しかったんだね。
207無名草子さん:2001/05/07(月) 23:21
太宰。。
借金のかたに友人を置いていって、
そのまま戻ってこなかったくせに、
その1・2年後、「走れメロス」を発表した人。
208無名草子さん:2001/05/07(月) 23:55
>>207
野口英世は、彼のために友人知人恩人がかき集めた渡航費用を
一晩で呑んで使い果たしたんだって。偉人も所詮は人間だよなぁ。
209無名草子さん:2001/05/08(火) 07:58
「てぶくろを買いに」

>>7
の話のタイトルと作者を知ってる方いませんか?
長年の謎なんです……。
210無名草子さん:2001/05/08(火) 09:29
>>32 亀レスですが、
いちばん下のこぎつねが行きたかったのは確か北極だったかと・・・
北極星を目指して歩いている挿絵があったように記憶してます。

中学くらいの教科書で、
桜染めの桜色は花が咲く直前の樹の皮からとれたものだというのを覚えています。
あと、作者が黒井千次だったと思うんですが、
列車や自動車の旅より、歩いて道端の花に気付く…というような内容のエッセイ
ちょっと感動した
211無名草子さん:2001/05/08(火) 09:34
テスト教材だったんですが
「弥勒菩薩の微笑は、泣き出す直前に一瞬だけ現れた微笑である」
っていうのがあって、テスト中なのに妙に感動してしまった
212無名草子さん:2001/05/08(火) 18:40
>>171
「おかんはたったひとり…」
は坂本遼の『春』。
「峠田のてっぺんでひばりの声を聞いているやろな」
というような詩。
挿絵があったわけじゃないが、言葉よりも、映像で覚えている。
当時(小5?)、映像を思い浮かべながら読んでいたから、らしい。
213無名草子さん:2001/05/08(火) 20:00
29>>203
どこに埋まっているかもわからない当時の教科書を、
何日もかけて掘り起こさないと二度と読めないと思っていました。
これから、じっくり読まさせていただきます。
ありがとうございました!
それにしても”青空文庫”ってすごいですね。
214無名草子さん:2001/05/08(火) 22:08
草野心平?の詩で「石」ってのが印象に残ってます

 雨に濡れて。
 独り。
 石がいる。
 億年を超えて。
 にぶいひかりの。
 もやのなかに。

ってやつ・・・知ってる人いないかな?
215無名草子さん:2001/05/08(火) 22:11
あと「あの頃はフリードリヒがいた」みたいな題名の
ユダヤ人は黄色いベンチにしか座れなくて、ドイツ人の
彼女が一緒に座ってくれたのがいたたたまれなくて
つらい、とか彼女がくれたリンゴを机の引出しに大事に
しまってる、とかいうやつ。。。
結末を忘れてしまったなぁ、どんなんだっけ
216名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/08(火) 22:20
初めまして。
誰か知らないかなあ。
高村光太郎の「ぼろぼろな駝鳥」
動物園の動物の悲哀をそのまま書いたような内容に、共感しました。
あと、忘れられないフレーズは上にも出ていますが、
宮沢賢治の「永訣の朝」
賢治の妹が死ぬ日の話で、
「あめゆじゆとちてけんじや」って言葉は、妙に印象に残っています。
後は、ヘッセだったかなあ。
「やまのあなた」フレーズが凄く綺麗な韻だったので好きです。
217無名草子さん:2001/05/08(火) 22:45
>>209
文学板の方でガイシュツ

名前:吾輩は名無しである投稿日:2001/04/17(火) 07:35
ジョーン・エイキンの「三人の旅人たち」ですね。
スミスさん、ブラウンさん、ジョーンズさんが砂漠駅にいるの。
駅員が二人だとけんかになりますが、三人だと利点があって、
二人でもう一人の悪口を言えるので、けんかが起きない。
鉄道会社の人はそういうことをよく知っているのです。
「しずくの首飾り」という短編集に入っています。
218無名草子さん:2001/05/08(火) 22:48
>>216
「やまのあなた」懐かしい。中学の教科書に載っていた。
上田敏 海潮音というフレーズでまとめて記憶している。
オバカさんだった私は「あなた」が「あっち」という意味だと知らず
1人山にいる「あなた」を想像してロマンチックな思いに浸っていた・・・。
219無名草子さん:2001/05/08(火) 22:54
>217
ありがとう(ちなみに私は209でないですが・・・)
なんか気になる話ですね。
220209:2001/05/08(火) 23:30
>>217さん
ありがとうごさいます。

さっそく図書館で探してみます。
221無名草子さん:2001/05/09(水) 00:28
学生時代、「教科書」ってだけで、体が拒否していた。
でも今、読んだらおもしろいんだろうなぁ・・・。
ここのカキコを参考に、探してみます。
222無名草子さん:2001/05/09(水) 01:01
>>216
もしかして「瑠璃色の…」って言葉が出てくる詩?
(違ってたらスマソ)
明確に思い出せないこのさび付いた記憶がうらめしい…。
オリが狭過ぎる、とか、これじゃ走れない、とか。
ううう、くやしい〜。私も好きだったのにぃ…。
223無名草子さん:2001/05/09(水) 16:33
やまあり大王!やまあり大王!って知ってる人いない?
224コピペ:2001/05/09(水) 20:25
>>216
「永訣の朝」
宮沢賢治

けふのうちにとほくへいってしまふわたくしのいもうとよ
みぞれがふっておもてはへんにあかるいのだ
(あめゆじゅとてちてけんじゃ)
うすあかくいっさう陰惨な雲から
みぞれはびちょびちょふってくる
(あめゆじゅとてちてけんじゃ)
い蓴菜のもやうのついた
これらふたつのかけた陶椀に
おまへがたべるあめゆきをとらうとして
わたくしはまがったてっぽうだまのやうに
このくらいみぞれのなかに飛びだした
(あめゆじゅとてちてけんじゃ)
蒼鉛いろの暗い雲から
みぞれはびちょびちょ沈んでくる
ああとし子
死ぬといふいまごろになって
わたくしをいっしゃうあかるくするために
こんなさっぱりした雪のひとわんを
おまへはわたくしにたのんだのだ
ありがたうわたくしのけなげないもうとよ
わたくしもまっすぐにすすんでいくから
(あめゆじゅとてちてけんじゃ)
はげしいはげしい熱やあえぎのあひだから
おまへはわたくしにたのんだのだ
銀河や太陽、気圏などとよばれたせかいの
そらからおちた雪のさいごのひとわんを……
…ふたきれのみかげせきざいに
みぞれはさびしくたまってゐる
わたくしはそのうへにあぶなくたち
雪と水とのまっしろな二相系をたもち
すきとほるつめたい雫にみちた
このつややかな松のえだから
わたくしのやさしいいもうとの
さいごのたべものをもらっていかう
わたしたちがいっしょにそだってきたあひだ
みなれたちゃわんのこの藍のもやうにも
もうけふおまへはわかれてしまふ
(Ora Orade Shitori egumo)
ほんたうにけふおまへはわかれてしまふ
あああのとざされた病室の
くらいびゃうぶやかやのなかに
やさしくあをじろく燃えてゐる
わたくしのけなげないもうとよ
この雪はどこをえらばうにも
あんまりどこもまっしろなのだ
あんなおそろしいみだれたそらから
このうつくしい雪がきたのだ
(うまれでくるたてこんどはこたにわりやのごとばかりで
くるしまなあよにうまれてくる)
おまへがたべるこのふたわんのゆきに
わたくしはいまこころからいのる
どうかこれが天上のアイスクリームになって
おまへとみんなとに聖い資糧をもたらすやうに
わたくしのすべてのさいはひをかけてねがふ
225コピペ:2001/05/09(水) 20:26
>>216


何が面白くて駝鳥を飼ふのだ。
動物園の四坪半のぬかるみの中では、
脚が大股過ぎるぢゃないか、
頸があんまり長過ぎるぢゃないか。
雪の降る国にこれでは羽がぼろぼろ過ぎるぢゃないか。
腹がへるから堅パンも食ふだらうが、
だちょう駝鳥の眼は遠くばかり見てゐるぢゃないか。
身も世もない様に燃えてゐるぢゃないか。
瑠璃色の風が今にも吹いて来るのを待ちかまへてゐるぢゃないか。
あの小さな素朴な頭が無辺大の夢で逆まいているぢゃないか。
これはもう駝鳥ぢゃないぢゃないか。
人間よ、
もう止せ、こんな事は。
226無名草子さん:2001/05/09(水) 20:30
ぼろぼろなだちょう・・・
あ〜〜〜 わたしも好きだったよぅ
思い出せないのが悔しいね
たしかダチョウの表記が「だてう」だったはず
227無名草子さん:2001/05/09(水) 20:37
>225さん ありがとう
「〜ぢゃないか」「〜ぢゃないぢゃないか」っていうの
仲間内でブームしたのを思い出しました〜
228216:2001/05/09(水) 21:15
>225さん
ありがとう!
凄く好きです。泣けて来ます。
駝鳥の気持ちをそのまま表したよう。
人間の傲慢さを鋭くついています。
好きで好きでたまらない詩です!
225さん本当に有り難う!!
229222:2001/05/09(水) 21:31
単語は違ってたけど、思ってた詩だった!
うわ〜い! 225さんありがとう!
(これ読んだの(習ったの)高2でさ、色々
悩んでたりしてた事とか思い出しちゃった。
ああ、若かりし自分、青臭き頃の自分(今では
すっかりスレたオバさん!)…)
230無名草子さん:2001/05/09(水) 23:05
小学校中学年くらいで出てきた外国の話で
算数の嫌いな男の子が妹に宿題の質問をされて、
見栄はって引き受けちゃうやつ。
最後は自力で解くんだけど、その発想の転換には目から鱗が落ちた。
231無名草子さん:2001/05/10(木) 01:29
 上の方で出てきたゆずり葉の詩。
僕もかなり好き。たしか6年の最後の題材だったよね。
内容も卒業式の送別の言葉っぽくて、
小学校生活も終わりなんだな、ってしんみりしてしまった思い出が。
232無名草子さん:2001/05/10(木) 01:29

ゆずり葉 河井酔茗

子供たちよ。
これはゆずり葉の木です。
このゆずり葉は
新しい葉が出来ると
入れ代わってふるい葉が落ちてしまうのです。

こんなに厚い葉
こんなに大きい葉でも
新しい尭が出来ると無造作に落ちる
新しい葉にいのちをゆずって一。

子供たちよ
お前たちは何をほしがらないでも
すべてのものがお前たちにゆずられるのです。
太陽のめぐるかぎり
ゆずられるものは絶えません。

かがやける大都会も
そっくりお前たちがゆずり受けるのです。
読みきれないほとの書物も
みんなお前たちの手に受け取るのです。
幸福なる子供たちよ
お前たちの手はまだ小さいけれど一。

世のお父さん、お母さんたちは
何一つ持ってゆかない。
みんなお前たちにゆずってゆくために
いのちあるもの、よいもの、美しいものを、
一生懸命に造っています。

今、お前たちは気が付かないけれど
ひとりでにいのちは延びる。
鳥のようにうたい、花のように笑っている間に
気が付いてきます。

そしたら子供たちよ。
もう一度ゆずり葉の木の下に立って
ゆずり葉を見る時が来るでしよう。
233さらに某所コピペ:2001/05/10(木) 01:32
    厨房たちよ、
ここは2ちゃんねるです。
この2ちゃんねるは
新しいスレができると
入れ代わって古いスレが落ちてしまうのです。

こんなに熱いスレ
こんなに大きいスレでも
時が来るとdatに落ちる、
新しいスレにいのちを譲って――。

厨房たちよ、
おまえたちは何をほしがらないでも
すべてのスレがおまえたちに譲られるのです。
太陽のまわるかぎり
譲られるスレは絶えません。

輝けるAAも
そっくりおまえたちが譲り受けるものです、
読みきれないほどのコピぺも。

みんなおまえたちの手に受け取るのです、
幸福なる厨房たちよ、
おまえたちのちんちんはまだ小さいけれど――。
世の名無しコテハンたちは
何一つ持っていかない。
みんなおまえたちに譲っていくために
いのちあるよいスレ美しいスレを
一生懸命に造っています。

今おまえたちは気がつかないけれど
ひとりでにスレは伸びる。
馬鹿の一つ覚えのように荒らし
鬱のようにひきこもっている間に
気がついてきます。

そしたら厨房たちよ、
もう一度パソコンの前にすわって
2ちゃんねるを見る時がくるでしょう。
234名無し草:2001/05/10(木) 02:52
>>233 激しくワラタ!!
久々に>>232で「ゆずり葉」を読んで、
いろいろと思いを巡らしていたのがすべて吹っ飛んだ。
235ななし:2001/05/10(木) 08:50
おかあさんが保険証を探しているのを見て
「あぁ、そういえばなんか紙を捨てたような気がする」とドキドキする話。
結局妹が片づけていた、という落ちだったんだけど
主人公の女の子といっしょにドキドキしてしまった。

236詳しいことは忘れたが谷川俊太郎の詩は良かった:2001/05/10(木) 10:00
それで岩波webでCD-ROM版全詩集買っちゃったよ。
237無名草子さん:2001/05/10(木) 11:37
どうでもいいけど >>216は作者の名前を間違えててイカン
238無名草子さん:2001/05/10(木) 13:59
>216
カール・ブッセだったかな?
239差出人「野口シカ」:2001/05/10(木) 16:53
おまイの しせにわ みなたまげました
わたくしもよろこんでをりまする
なかたのかんのんさまに さまにねん
よこもりあく いたしました
べん京なほでも きりがない
いぼし ほわこまりをりますか
おまいか きたならば もしわけかてきましょ
はるになるト みなはかハドに いてしまいます
わたしも こころほそくありますね
ドかはやく きてくだされ
かねを もろた こトたれにもきかせません
それをきかせるトみなのれて しまいます
はやくきてくたされ はやくきてくたされ
はやくきてくたされ
はやくきていしよのたのみて ありまする

にしさむいてわ おかみ
ひかしさむいてわおかみ しております
きたさむいてわおかみおります
みなみにむいてわおかんておりまする
ついたおにわしをたちをしております
多少はまに ついたちにわおかんてもろておりまする
なにおわすれても これわすれません
さしんおみるト いただいておりまする
はやくきてくたされ いつくるトおせてくたされ
240無名草子さん:2001/05/10(木) 17:30
>239
これを読むとムネが詰まりますね、母親の心情がストレートで計算もなく書かれていますから・・・

でもこのバカ放蕩息子は、母がみすぼらしいと言うことで
会うのを渋ったらしいですね。
まあ、この人は自分でも修身に出てくる人物ではないと言ってるし
異能の人物に世の中のルールを当てはめてはいけないのですけど・・・

ところで、これって教科書に出てたの?
241無名草子さん:2001/05/10(木) 22:39
家族の心情といえば、
与謝野晶子(だったっけ?)の「君死に給うことなかれ」も
グッとくるものがありますよね
私の中では、宮沢賢治の「永訣の朝」と並ぶ
忘れられない一編です
242無名草子さん:2001/05/11(金) 00:36
室生犀星「学校」(タイトル違うか?)

「わたしの学校は金色で、
   学生もまた 金色・・・」

中学の卒業アルバムを家でめくったら、裏表紙に印字してあった。
それを見た途端に泣けてきたのを覚えています。
あれを装丁に選んだ教師は誰だったんだろう・・・と思いながら
いま国語科教員を目指す私。
243無名草子さん:2001/05/11(金) 00:41
>>242
あぁ、いいですねぇ
抱擁力があって粋な先生だったんじゃないかな?
なんて想像してしまいました
244無名草子さん:2001/05/11(金) 08:10
>>240
まあ、彼の偉人伝を読んだときの俺の感想は大酒のみのわがまま野郎じゃねえかだったよ。
245無名草子さん:2001/05/11(金) 21:11
「ゆずり葉」といっしょに「生きる」ってう谷川俊太郎の
詩が載ってましたよね(がいしゅつですが)
授業中にその詩を歌った曲をテープで聞かされたんですが
最初は静かに始まったのに、とちゅうからギターを激しく
かき鳴らし「いま○○しているてことオォ〜〜っ!!」という
絶叫が何度も入ったので教室中が爆笑になってしまいました
ギターをひくまねも大はやり
246無名草子さん:2001/05/11(金) 21:46
中学の時の教科書に載っていたので
お寿司をちょっとだけ食べるのが楽しみだった少年が
おつりを間違えて多く貰ったと思って
この金で寿司食っちゃおうか、返しに行こうか悶々と悩む話。
結構面白かったので印象に残ってる。
247やめられない名無しさん:2001/05/11(金) 22:22
小僧の神様かな?
一房の葡萄も教科書に載ってた覚えが。
この話好きだったな。
舞台になる学校が横浜のアメリカンスクール?
ぽい設定でオサレでさー。他愛も無い話なのに。
先生が葡萄の房をちぎってくれるシーンに
感涙。

248無名草子さん:2001/05/11(金) 22:59
>247
一房の葡萄、たしかにハイソな雰囲気がありましたね。
でも確か先生が葡萄をくれる前に、気まずい出来事
ありませんでした?
それでなんか、私にはいい思いでがないのです。
なんだろ?
249七資産:2001/05/12(土) 00:48
>>246
結局、良心に逆らえず、お釣りが多かったと言って返しにいく。
満足げな面もちで家に帰り、母親にそのことを話すと
「ばかだねー、お前に渡したのは5円札じゃなくて10円札だよ」

こんなオチじゃなかったですか?
250無名草子さん:2001/05/12(土) 00:52
それって蝶をこなごなにした話と似てない?
251無名草子さん:2001/05/12(土) 01:47
>>248
同級生の絵の具を盗んじゃうんだよね。
ばれて、先生のところに連れて行かれてしまう。
先生は怒らずに話を聞いてくれ、
葡萄を取ってひざの上に置いてくれる。
あくる日、同級生が許してくれて一緒に先生のところに行くと
もう一度ふたりに葡萄をくれる。
同級生の名前はジムだったかな。
短い話なので、本屋さんで立ち読みで読んでしまえる。
252無名草子さん:2001/05/12(土) 02:03
>251
ありがとうございます。
そうでしたね。
253名無しさん:2001/05/12(土) 03:17
ええっとね、教科書じゃなくて申し訳ないんですが、
すごく貧しい父親が、娘を嫁に出すのだけど
綿の着物を着せてやりたかった、酒をたくさん買ってのんで祝ってやりたかった
けど貧しいからそれができない、
お前は朝の早くから真っ暗になるまでよく働いた、
お前が、提灯ともして山道を歩いていくのが見える・・・という、だいぶながい詩。
なみだぼろぼろです。
それとね、辻井喬だったかな、
霜の朝
・・・こずえに 鳥を放とう 晴れた朝に
どこかで見えない鐘がなっているように
別れにだって 意味はあるのだ・・・
とかいうの。すごくいいですよ。
254名無しさん:2001/05/12(土) 04:13
あとね、八木重吉
「晧々とのぼってゆきたい」
それが ことによくすみわたったひであるならば
そして きみのこころがあまりにも
説きがたく 消しがたく かなしさにうづくひなら
きみは このさかみちをずっとずっと
晧々と のぼってゆきたいとは おもわないか
(すこしぬけてるかも
255無名草子さん:2001/05/12(土) 15:11
>>249
そうそう!まさにそれっす。
少年が食べたいと思い描く寿司のイメージと
最後の何とも情けないオチが心に残ってる。
これって小僧の神様?なんか違う話だったように思ってたんですが。
志賀直哉のそれだね。
つか、小僧と寿司つーと
それを思い浮かべずにいられない。
257ガイシュツ?:2001/05/14(月) 02:08
「イイコト、コトコト、コンペイトウ♪なか割ったら、うどんのコ♪」
コレってなんだったけ?なんか姉と弟が「うどんのコだったらひどいぞー!」
とか言ってるやつ。
258無名草子さん:2001/05/14(月) 13:45
ムツゴロウの「どんべえ物語」
ムツさんが熊を殴る!
熊に立ち向かってしかも勝ってるムツはすごいと思った。

中学校の時?「カメレオン」
くそつまんない話だと思ったけど、作者はチェーホフだったかな?
今読めば面白いのかも。

授業計画によって習わなかったけど「チワンのにしき」とかいうのがあって、
「イワンのばか」と混同した・・
259無名草子さん:2001/05/14(月) 14:46
ガイシュツだけど、横光利一の「蝿」
あのすぱっとした切れ味はインパクトありすぎて、しばらく呆然としてた。
あと、詩では「I was born」(これは中学かな?)と
「いちめんのなのはな いちめんのなのはな」(タイトル忘れ)

国語の教科書っておもしろかったね。好きだったな。
260無名草子さん:2001/05/14(月) 21:24
>横光利一の「蝿」

傍観者(この場合、蝿ね)を通して俯瞰で事実を観るという
斬新な感覚を味わった作品。
傍観(者)とはなんと残酷か!
しかし場合によっては己も傍観者であり、これもまた日常である。
と、なにやら悟った気になった学生時代を思い出した。
261無名草子さん:2001/05/14(月) 23:28
「お土産」とかそんな題の話。
出稼ぎか何かに行ってた父親がえびフライを土産に買ってくるやつ
「えんびフライ」が忘れられない…
262無名草子さん:2001/05/14(月) 23:30
後、「むさぼり」
モンテフェルトロ公とかいう人が鴨だったかに恩返し
される話。
未だにわすれられない料理の数々
263無名草子さん:2001/05/14(月) 23:35
「きくきくとんとん、きくきくとんとん、キツネの子は嫁ほしい」
宮沢賢治の作品。
幻灯がでてきたり、きつねのおもちを食べたり、
ファンタジーにしっかり入り込めました。
264無名草子さん:2001/05/14(月) 23:54
るんるんるるんぶ るるんぶ るるん
つんつんつるんぶ つるんぶ つるん
かっぱの さらの つきすべり
じゃぶじゃぶ みずを じゃぶつかせ
かおだけだして 
おどってる

草野 心平さんのコレにはまった。
い〜いリズムなんだわ、これが。
265>>264:2001/05/15(火) 00:11
ありゃん、既出デシタ。
いや〜〜ん。逝ってきま〜す
266無名草子さん:2001/05/15(火) 22:38
>>256
小僧の神様は違うでしょう。
お金が足らなくてお寿司を食べられなかった小僧を気の毒に思った男が、
寿司屋にお金を預けて、おなかいっぱいお寿司を食べさせてやる話だよ。
267無名草子さん:2001/05/15(火) 23:18
おかあさんの木
268無名草子さん:2001/05/16(水) 11:05
A.ビアスの「空飛ぶ騎兵」だったかな?
中学の教科書だったと思う。
もちろんリアル厨房だった俺にあのシニカルな世界観が理解できるはずもなかったが
なぜかずっと記憶に残り続けた。

「悪魔の辞典」の作者だと知ったときは驚いたな、マジで。
269無名草子さん:2001/05/16(水) 12:26
>>268
へー、A・ビアスに教科書に載るような作品があったのか
図書館いってよんでみよ。
270無名草子さん:2001/05/16(水) 14:49
>>240
遅レスですが、「手紙の書き方」みたいなタイトルで、心を伝える名文として紹介されて
ました。原文の写真つきで。
他に「一筆啓上、おせん泣かすな馬肥やせ」とかも紹介されてた。
271無名草子さん:2001/05/16(水) 14:56
>>268

小学校5年のときに教科書に載ってたの読んだよ。
272無名草子さん:2001/05/16(水) 16:03
>>269
たしかA.ビアスの「空飛ぶ騎手」(これが正しいタイトル)は、短編集「兵士と
市民の物語」の1編だったと思う。
和訳は
・岩波文庫「いのちの半ばに」(7編収録)
・創元推理文庫「生のさなかにも」(26編収録。でももしかしたら絶版かも)。
の2冊。

岩波文庫版の最初の1編、「アウル・クリーク橋の一事件」は読んだ当時すさ
まじいインパクトを受けた。
273無名草子さん:2001/05/16(水) 16:05
>>268
小学5年・・・(汗)。
小5にビアス理解できるのか?いや煽りじゃなく本気の疑問なんだけど。
274就職戦線異状名無しさん:2001/05/16(水) 16:08
思い出すのは「お手紙」(たしか、このタイトル)。
カエルくんとガマくんが出てくるヤツ。
小学校低学年ながら、なんだか妙に感動した。
275無名草子さん:2001/05/16(水) 17:28
がいしゅつだけど、宮沢賢治の妹が死ぬやつは良いよね。
俺も無性に悲しかったのを覚えてる。
276名無し:2001/05/16(水) 19:33
永訣の朝はマジで泣いた。
『あめゆじゅとてちてけんじゃ』に耐えられなくて
授業中にぼろぼろ泣いてた思い出が・・・
277無名草子さん:2001/05/16(水) 22:47
>>275
このつややかな松のえだから
わたくしのやさしいいもうとの
さいごのたべものをもらっていかう

のところが好き
うちの意地の悪い兄もこんなに優しかったらなぁ、と思いましたよ。
278無名草子さん:2001/05/16(水) 23:11
おおきなかぶって・・・・?
279無名草子さん:2001/05/17(木) 00:27
>272
ありがとうございます
さがしてみます。
280名無しさん:2001/05/17(木) 03:56
>274
ぼくもおぼえてる。
当時は、「手紙もらって、こんなにうれしいんかな」
って思ったけど、最近わかってきた。手紙、うれしいもんね。
281無名草子さん:2001/05/17(木) 05:01
がいしゅつですまそ。「最後の授業」に泣きました。

あと、「乙骨淑子」って作者名が妙に心に残ってます。
282無名草子さん:2001/05/17(木) 05:02
「キャラメルを、ありがとう」
・・・この一言でボロ泣きしたあの頃。
283名無しさん:2001/05/18(金) 01:59
これは倫理・道徳の教科書だけど
「ベロだしチョンマ」
は久しぶりに文庫本で読んで泣いた。
おなじく八郎潟のはなしとか、おねえちゃんがいもうとのべべのために
がまんしたとき山の花が咲く、とかいうはなしもよかった。泣いた。
284無名草子さん:2001/05/18(金) 22:24
寿司の話は「幸福」とかいうタイトルではなかったか?
安岡章太郎?はっきりしないが誰か覚えてる人詳細ぎぼーん。
285無名草子さん:2001/05/19(土) 00:51
小学校4年生ぐらいでやった詩で、
一年の風物詩をしりとりでまとめた詩のタイトル、作者名
覚えてる方いませんか?

めだか かげふみ みずすまし
(忘れた・・・)
りんご ごいさぎ ぎんやんま
まつり りんどう どうわげき
きのみ みのむし しかのこえ

こんな内容だったと思います。

因みに、当方は昭和51年生まれです。
286無名草子さん:2001/05/19(土) 23:15
>>285
いい詩だね〜
私もタイトル知りたいな
287無名草子さん:2001/05/19(土) 23:47
『つりばしわたれ』
288無名草子さん:2001/05/20(日) 01:10
>>285
検索してみた。
http://www.s-h.co.jp/ginsuzu/book/b02.html
「夕方のにおい」阪田寛夫/詩
A5 160頁 本体価格1,165円

年めぐり−しりとり唄−
かるた たこあげ げんきなこ/
こけし しもやけ けやきのめ/
めだか かげふみ みずすまし/
しがつ つみくさ さくらもち//略
289無名草子さん:2001/05/20(日) 01:35
森鴎外の『舞姫』。子供ながら、あはれ。
あれは誰だったか、アンコウのつるし切。仲原中也?
290無名草子さん:2001/05/20(日) 05:32
>>259
いちめんのなのはな=『風景〜純銀もざいく〜』山村暮鳥
>>263
キックキックトントン=『雪渡り』宮沢賢治
>>264
るんるんるるんぶ=『河童と蛙』草野心平
たしか全文は

るんるんるるんぶ るるんぶるるん
つんつんつるんぶ つるんぶつるん
河童の皿を 月すべり
じゃぶじゃぶ水を じゃぶつかせ
顔だけ出して 踊ってる

るんるんるるんぶ るるんぶるるん
つんつんつるんぶ つるんぶつるん
大河童沼のぐるりの山は
ぐるりの山は息をのみ
手だの足だのばたつかせ
月もじゃぼじゃぼ湧いている

るんるんるるんぶ るるんぶるるん
つんつんつるんぶ つるんぶつるん

立った立った 水の上
河童がいきなりぶるるっと立ち
天のあたりをねめまわし
それからそのまま

るんるんるるんぶ るるんぶるるん
つんつんつるんぶ つるんぶつるん

もうその歌も聞こえない
(この一行、失念!!申し訳ない!)

ぐぶうと一声蛙が鳴いた


…いかんせん小5の頃の記憶なんで、間違ってても御容赦ください…。
291285です:2001/05/20(日) 17:44
>>288
ありがとうございました!!
15年来の謎が解けました。
早速、書店で探してみます。
292海開き:2001/05/21(月) 01:37
干刈あがた著「プラネタリウム」
夫との離婚によって家族が四人から三人になるまでの
母と子供の微妙な心の揺れがリアルに書かれてました。
子供の名前はシミジミくんとホトホトくん。
ドラマティックな場面はないけど、
小説全体がほのぼのとしている中に、
ツンとした冷たさもあって印象的でした。
最近の高校の教科書なので知ってる人は少ないかも。
293290:2001/05/21(月) 02:58
あ、思いだした。

もうその歌も聞こえない
沼の底から泡がいくつかあがってきた
月だけひとり動かない

…じゃなかったっけ。岩波の草野心平詩集見たけど載ってないや。
294無名草子さん:2001/05/21(月) 11:22
どなたか「なきがら」という詩を覚えてらっしゃる方いません?
中学校の2年か3年の教科書にのっていたんですけど。
戦争の詞ですごく切ないやつ。。
295思い出せない:2001/05/21(月) 16:08
法律か何かで仮面をつけて生活することが決まって
みんな仮面をつけて生活をすることになる?
最後はどうなったのか覚えていないのだけど、だれか御存じの方いませんか?
たしか小学生の教科書にあったと思うのですが。
296無名草子さん:2001/05/21(月) 23:28
「凧になったお母さん」
物凄く怖い話だった。戦争のとき焼け野原でさまよった
母子の話で、喉が乾いた(火事になって水分が足りなくなった
のかも、この辺忘れた)子供のために(?)おかあさん
の体から血がぴゅーぴゅー吹き出して、しまいにはペラペラ
になってお母さんは凧みたいに飛んで行っちゃうという
後味の悪い話だった。こわかったよ。
297無名草子さん:2001/05/22(火) 00:48
>>295
これ?
ttp://www.easyseek.net/bbs/index.php3?act=msg&c_no=24&t_pno=2&t_no=297

>>296
野坂昭如の「戦争童話集」に入ってるのかも。
298無名草子さん:2001/05/22(火) 03:46
>>290
「沼の底から泡がいくつかあがってきた。」と
「月だけひとり。動かない。」の間に
「兎と杵の休火山などもはっきり映し」が入ります。
299おほしさまきらきら:2001/05/22(火) 19:13
>296
ぼくもよんだ。小学校5年のときに、中学2年の教科書に載っていたこれ
(兄の)で感想文にした。野坂昭如の。
ぼくは、こわかった、というより母親の愛情をつよくかんじたけどね。
火事の中で、なんとか我が子に水分を与えようとして
最後は血をもふりかける。
それと、むすこはみなしごになって、最後はお母さんと同様
ペラペラになってとんでいってしまう。


300芥川賞:2001/05/22(火) 19:34
三浦哲郎「盆土産」
エビフライの食感、味の描写がたまらない。
これを読んでエビフライが好きになった。
ガイシュツならゴメソ。
301無名草子さん:2001/05/22(火) 22:40
食べ物の描写でよく憶えているのは、「トロッコ」のかりんとう。
油紙に包まれて云々というのが、
教科書を現役で読んでいる当時の現代っ子である自分には、
未知なはずなのになぜか懐かしかった。
普段かりんとうなんか絶対たべないのに、
あれはうまそうだったし、ごちそうに思えた。
302無名草子さん:2001/05/23(水) 01:17
懐かしい〜『トロッコ』!…でもかりんとう出てきたかなぁ…。私の頼りない記憶では、新聞紙につつまれた油菓子だったような…。間違ってたらごめんなさい。
303無名草子さん:2001/05/23(水) 02:01
「さびしい地球人」。
これを読んで夢打ち砕かれた子供も少なからずいようて。
理科の教科書じゃなくて国語の教科書で、宇宙人との遭遇の可能性の低さ
の現実を突きつけられようとは。
304無名草子さん:2001/05/23(水) 15:40
森鴎外「最後の一句」
幼い少女が役人相手に渡り合う。
「はい。おかみのなさることにまちがいはございませんから」というセリフに
読んでて震えがきた。
「権力者側の理論を弱い者がたくみに自分の有利なように使う」
という戦略に感動した。
305無名草子さん:2001/05/23(水) 21:16
301>>302
【新聞紙に包んだ駄菓子をくれた。
良平は冷淡に「難有(ありがた)う」と云つた。
が、直(すぐ)に冷淡にしては、相手にすまないと思ひ直した。
彼はその冷淡さを取り繕(つくろ)ふやうに、包み菓子の一つを口へ入れた。
菓子には新聞紙にあつたらしい、石油の匂がしみついてゐた。】

探してみました。
302さん正解です〜。
全然記憶とちがうやん!!>自分
"新聞紙の石油の匂いがしみついた菓子"って、
どう考えてもうまいわきゃない。
でもうまそうに思えてしまう。不思議。
それにしても、なんでかりんとうだと思ったんだろう。
それもまた不思議。
306無名草子さん:2001/05/23(水) 23:52
はあー。しっかし、教科書って宝の宝庫だね。
「ゆずり葉」なんてさ、
40過ぎてから「葉っぱのフレディ」読んで泣いてるリストラおやじどもに
読ませてやりたいよ。
307やめられない名無しさん:2001/05/24(木) 14:40
大人の名無しさん 投稿日:2001/05/23(水) 15:20
ものすごくアバウトな話なんですけど、昔高校の国語の教科書に出てた話

アパートで一人暮らしの男が黒猫を拾って、”カロ”って名前をつけて
育てるんだけど、表で車に轢かれて死んじゃう。男は轢かれてぺちゃんこ
になった猫の死体をアパートの窓からじっと見つめつづける
って話、作者も題名も、出版社も全然覚えてないんだけど、どうしても、
もう一回読みたいんです。
どなたか、分かる人いませんか?
308無名草子さん:2001/05/24(木) 20:41
消防のときに、「スカイハイツオーケストラ」っていう
小説が大好きだった。
誰か知ってる人いませんか?
もう一度よみたいなぁ。
309無名草子さん:2001/05/24(木) 21:00
>307
なんか僕も覚えているな・・・
教科書じゃないけど
310スリムななし(仮)さん:2001/05/24(木) 21:14
失礼、スレ間違えました。
311やめられない名無しさん:2001/05/25(金) 11:57
age
312無名草子さん:2001/05/25(金) 14:34
胸つまり梨が出てくるのはなんて話?お母さんが病気のやつ。
それと「小さなゆり」とかいう詩が好きだった。黒田何とかさん? 
313無名草子さん:2001/05/25(金) 19:14
多分小学校一年でやったと思うのですが、
「石っころ 石っころ 雨にうたれて 石っころ」
で始まる詩が忘れられません。
タイトル、作者とも失念してしまっているのですが
音読の宿題で読んでいたら妙にリズムが気に入ってしまい
○○年経った今もその箇所だけは覚えています。
ご存知の方いらっしゃるでしょうか?
314無名草子さん:2001/05/25(金) 20:01
>>312

あーっ!それなんだっけ!
タイトルは確か、「胸まりなし」だった気がするけど。
作者だれ?

もう助かる見込みのないお母さんの病室に
兄弟ふたりが見舞いにいくんだよね。

「ぼそぼそして胸がつまったようになる梨」
「はじめて食べるカステラ」
「冷たいリノリウムの床」

せつない表現満載だった気が...
315無名草子さん:2001/05/25(金) 21:18
影ふみで遊ぶ話誰か知らない?
影が伸びるやつ
影ぼうしみたいな名前だったような気がする
316無名草子さん:2001/05/26(土) 03:18
>>314
『むねつまりなし』の作者は故・石森延男さん。
(光村の教科書の編集者で児童文学者だった)
石森さんの少年時代の実体験を回想したものです。
のちにその弟の邦男さんも、お母さんと同じ結核で
若くして亡くなったのだそうです。
317無名草子さん:2001/05/26(土) 16:02
>>315
「ちいちゃんのかげおくり」かな?
318無名草子さん:2001/05/26(土) 16:40
おじさんの傘
319無名草子さん:2001/05/26(土) 22:37
中学1年の教科書に載ってた
「のはらうた」。
たんぽぽはるか(?)や、かまきりりゅうじ等の詩が
忘れられません。好きでした。
320無名草子さん:2001/05/26(土) 23:02
教科書で『詩』に触れて
初めてその良さを知ったよな
321無名草子さん:2001/05/26(土) 23:47
>319
「ねがいごと」たんぽぽはるか
「おれはかまきり」かまきりりゅうじ
「あきのひ」のぎくみちこ
「いのち」けやきだいさく
ですね。
どれが一番好きですか?
私は「あきのひ」でしょうか。
322てってーてき名無しさん:2001/05/26(土) 23:47
高校の教科書に載ってた石川淳の「アルプスの少女」
323無名草子さん:2001/05/26(土) 23:47
萩原朔太郎の「月光と海月」を先生から長々と講釈を受けました。
われははりのごとくなりはてしか・・・
涙が零れ落ちてきそうで、どうしようもなかった・・
324無名草子さん:2001/05/26(土) 23:49
>>319
今うちの子の中1の教科書に載ってるよ
325無名草子さん:2001/05/28(月) 02:38
>>295 それはスケバン刑事だ たぶん
326無名草子さん:2001/05/28(月) 05:15
小学生の頃の朗読シーンまでが脳裏に焼き付いている「半日村」
「うーさぶさぶ。
これから半日村の話をしようとおもうんじゃが・・・」懐かしい。
327無名草子さん:2001/05/29(火) 10:17
「片耳の大鹿」とか、「ろうそくと花火」とか好きだった。
1年生の教科書の最初は「あおいそら」だったかなあ。
328319:2001/05/29(火) 17:35
>321
1番好きなのは「ねがいごと」です。
会いたくて会いたくて…っていうのが単調だけれど
すごいかわいらしくてお気に入りでした。
>324
私が習ったのは7年くらい前だけど、今でも載ってるんですね!
なんか嬉しいです。
「おれはかまきり」を朗読させられるのは
みんなかなり恥ずかしがってた気がします…。
329無名草子さん:2001/05/29(火) 18:43
やっぱり ごんぎつね だろ〜 うんうん。
330無名草子さん:2001/05/29(火) 20:11
ごんぎつね、家族に隠れて初めて泣いたお話です。小4のとき。
あと、みやざわけんじの「やまなし」と漱石の「こころ」。
331無名草子さん:2001/05/30(水) 00:06
高校の教科書に載ってた、別役実の短編。
「穴を掘ること」がどうのこうの・・・って話。
タイトルが知りたい。

感動したのは、太宰治の「駆け込み訴」(タイトルちょっと自信なし)。
332じゃむちー:2001/05/30(水) 01:54
一昨年あたりのセンター問題に感動。山田詠美の学校小説だった。鋭い所を突きすぎてて読みながらハラハラしました。教科書では、中島敦の山月記が深くて共感できて大好きでした。あとは きかんしゃやえもん、杜甫の春望とか
333じゃむちー:2001/05/30(水) 01:54
一昨年あたりのセンター問題に感動。山田詠美の学校小説だった。鋭い所を突きすぎてて読みながらハラハラしました。教科書では、中島敦の山月記が深くて共感できて大好きでした。あとは きかんしゃやえもん、杜甫の春望とか
334じゃむちー:2001/05/30(水) 01:54
一昨年あたりのセンター問題に感動。山田詠美の学校小説だった。鋭い所を突きすぎてて読みながらハラハラしました。教科書では、中島敦の山月記が深くて共感できて大好きでした。あとは きかんしゃやえもん、杜甫の春望とか
335じゃむちー:2001/05/30(水) 01:55
一昨年あたりのセンター問題に感動。山田詠美の学校小説だった。鋭い所を突きすぎてて読みながらハラハラしました。教科書では、中島敦の山月記が深くて共感できて大好きでした。あとは きかんしゃやえもん、杜甫の春望とか
336じゃむちー:2001/05/30(水) 01:55
一昨年あたりのセンター問題に感動。山田詠美の学校小説だった。鋭い所を突きすぎてて読みながらハラハラしました。教科書では、中島敦の山月記が深くて共感できて大好きでした。あとは きかんしゃやえもん、杜甫の春望とか
337チdhgff:2001/05/30(水) 02:09
「生きるということ」 多分、光村図書の小4,5年くらい。
マドンナBを覚えている。
338307です:2001/05/30(水) 12:00
>>307の猫の”カロ”の話のタイトルと作者が分かりました
↓ここの17のかたが教えてくれました
http://yasai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=middle&key=990598847&ls=50
あ〜すっきりした
さっそく本屋に探しに行こうっと
339無名草子さん:2001/05/30(水) 12:50
ごんぎつねファン多いですね
横スレで悪いけど、ここで誰にも語る機会のないささやかな私の自慢

小学生の時、図工でごんぎつねを題材に版画を作りました。
構図は打たれてしまった後のごんぎつね、
そして、悟ってしまった人の驚きと悔恨を
打った人の下半身と手からこぼれ落ちた鉄砲で表しました。
金賞をとり、市の展覧会にも出品されました。

ほんとこんな事、今だれにも自慢できないな〜
340nanasi:2001/05/30(水) 13:04
設定が明治なのか大正なのか昭和なのかわかんないけど
フーヨーハイがどうのこうのっていうの知らない?
中学生くらいの女の子が中国だかどこかで
暮らしているっていうような・・・
詳細求む
341無名草子さん:2001/05/31(木) 12:47
わらぐつの神様。
342無名草子さん:2001/05/31(木) 15:21
ベニスの商人
配役決めてやりませんでした?
343無名草子さん:2001/05/31(木) 15:22
やってないなー。
夕鶴はやったが。
344無名草子さん:2001/05/31(木) 17:50
すみません、どこに聞いたらいいのかわからなくて…
教科書じゃないんですけど、中学のときの国語のテスト問題にあった現代文。

主人公「久生」という名の女の子。
ぶらんこに乗っているシーンだったと思います。
同級生で、いじめられているというか馬鹿にされているような女の子が、
久生に憧れている感じでまとわりついてくるのを、口には出さないけれど
うっとうしいと思っている。
その思いを振り払うようにぶらんこを強くこぐ・・・

というようなシーンだったのですが。
ほんの1〜2ページくらいのシーンだったのですが、すごく印象に残っていて、
でも出典がわからなくてすごく気になっているのです。
どなたか出典をご存知ないでしょうか?
345無名草子さん:2001/05/31(木) 23:57
>>339
だからってここで自慢していいと思っているのか
346無名草子さん:2001/06/01(金) 09:16
>>345まあまあ。私もちょっと思ったけど。
ごんぎつねを読んだとき、世の中で取り返しのつかないことって
あるんだなあと思いましたよ。命って取り返しつかないのね。 
347無名草子さん:2001/06/01(金) 15:26
>>341 せっちゃんはおきゃんで、まるで男の子みたい…だっけか?
348無名草子さん:2001/06/01(金) 15:36
>>347
そうそう!
話はうろ覚えだな〜。
「そうそう、それにね、わらぐつのなかには神様がいなさるでね。」
ってフレーズは覚えてる。
おばあちゃんと結婚するのはだれだっけ?
349340:2001/06/01(金) 15:39
340です。
だれか、フーヨーハイの知りません?
350無名草子さん:2001/06/01(金) 16:00
>>349
ごめん、わからない。
中国の女の子が日本で死んで、芙蓉の花になるって言うマンガなら
読んだ事あるんだけど。
もうちょっと詳しく書き込んでみて。
351無名草子さん:2001/06/01(金) 20:17
好きだったのは小学5年か6年でやった「ゆきのわたぼうし」(←タイトルうろ覚え)
中学では「鳥」
草野心平のカエルの詩では、高校のときに習った「青イ花」(詩集で読んだときは「オ母サン」ってタイトルだったかも)が好きでした。
352無名草子さん:2001/06/02(土) 12:54
超亀レスですが
お釣りを多くもらって、鮨食べようかと迷う話の作者は
北杜夫じゃなかったかなあ。
50銭出して50銭お釣りもらって・・・と思ったら
「お前に渡したのは1円だよ」って母親に言われるオチで終わったとおもう。
(金額は良く覚えてません)
353352:2001/06/02(土) 13:09
北杜夫じゃなくて
遠藤周作だったかな?
354340:2001/06/02(土) 13:19
寿司ってなに?
355無名草子さん:2001/06/02(土) 16:10
死ねクズ。
356340:2001/06/03(日) 00:38
クズってなに?
357無名草子さん:2001/06/03(日) 02:28
(1月)かるた たこあげ げんきなこ
(2月)こけし しもやけ けやきのめ
(3月)めだか かげふみ みずずまし
(4月)しがつ つみくさ さくらもち
(5月)ちまき きつつき きりのげた……

この調子で12月までつづく詩。
小学校低学年で習ったと思う。
タイトルと6月以下はどうしても思い出せませんでしたが……。
あ、ちょこっとだけ思い出した。

まつり りんどう どうあげき
きのみ みのむし しかのこえ
358名無し草子さん:2001/06/03(日) 02:31
かまきりりゅうじって人の詩
やたら元気で鬱だった。嫌、嫌、嫌。
359無名草子さん:2001/06/03(日) 02:37
最後の授業
360無名草子さん:2001/06/03(日) 03:46
>>358
【おれはかまきり】   かまきり りゅうじ

おう なつだぜ
おれは げんきだぜ
あまり ちかよるな
おれの こころも かまも
どきどきするほど
ひかってるぜ

おう あついぜ
おれは がんばるぜ
もえる ひをあびて
かまを ふりかざす すがた
わくわくするほど
きまってるぜ

【てれるぜ】   かまきり りゅうじ

もちろん おれは
のはらの たいしょうだぜ
そうとも おれは
くさむらの えいゆうだぜ
しかしなあ
おれだって
あまったれたいときも
あるんだぜ
そんなときはなあ
おんぶしてほしそうな
かっこになっちまってなあ
  ・・・・・。
てれるぜ
361無名草子さん:2001/06/03(日) 10:57
>>347-348さん
わらぐつの中の神様は、「スキー靴が乾かない!」とぼやく
女の子に、「わらぐつをはいて行きなさい、わらぐつの中には
神様がいるんだよ…」つって、おみつという少女の話をしてあげる
おばあちゃんのお話。実はおみつはおばあちゃん自身で、おじいちゃんとの
若い頃の馴れ初め話だったというオチです。(教科書でラブストーリーは
珍しかったので結構ドキドキした)
せっちゃんは確か「どろんこまつり」だったような…田舎に引っ越してきた
男の子と近所のせっちゃんという女の子の話です。これもちょっと初恋の
話っぽかったですね。思春期まっさかり、五年生の教科書でした。
362無名草子さん:2001/06/04(月) 01:49
「走れメロス」。
出だしの唐突さにビックリしました。
363358:2001/06/04(月) 03:04
>>360
ありがとう。そうです まさにこれです。
今読んでも疲れる。このただよってくる男くささ・・・死。
364無名草子さん:2001/06/04(月) 08:54
昨日急に「すすきだ きゅうきん」という名前が
頭に浮かんできた。
国語の教科書に載ってたよねぇ。
詩人?俳人?小説家?
365クッキーまんせー:2001/06/04(月) 14:19
中島敦の山月記ですね。童話みたいで単純にわかりやすい。
中国の雰囲気が感じられる文章がよい。
366無名草子さん:2001/06/04(月) 15:50
>>365
オバカな工房だったため、大笑いしてしまいました。
367無名草子さん:2001/06/04(月) 16:06
小学校の時の教科書に、夏みかんを置いてあるタクシーの話が
あって、なんだかうっすらとおぼえてる。
確か書き出しは「これは、レモンですか」と乗客が聞く台詞か
らはじまったような…。モンシロチョウが飛んできてどうした
こうした、ってなかんじで…(だめだ、ほんとにうろ覚えだ)
368無名草子さん:2001/06/04(月) 17:09
>>367
>>79とかでも出てるけど、それしろいぼうしです。私もそれ好きだった。
369無名草子さん:2001/06/04(月) 22:58
山田詠美の「ひよこの眼」
コレ読んだときにはもう・・・!
370無名草子さん:2001/06/05(火) 00:21
え!山田詠美が教科書に?
時代も変わったなあ
今だったら、どんな作家の作品がのってるんだろう
興味深々です
371無名草子さん:2001/06/05(火) 09:41
>>367
挿絵がいわさきちひろのヤツですね。
私も大好き。なつみかんの香が漂ってくるようですね。
372無名草子さん:2001/06/06(水) 00:36
手塚治虫の漫画も載せてほしいがな。
373無名草子さん:2001/06/06(水) 00:43
そう言われて見れば国語の教科書の断片から読み始めた本って
いっぱいあったなぁ。教科書って使い方次第だ・・・。
・・・って関係なくてごめん。sage
374無名草子さん:2001/06/06(水) 01:39
漫画は学校で習わないから楽しいんだと思う。
なんとなく、ですけど、
375無名草子さん:2001/06/07(木) 10:43
「檜の木っ端は私の眷族」
なんか男らしくて好き
376無名草子さん:2001/06/08(金) 10:39
オーソドックスだけど、「こころ」。
恥ずかしながら未読だったので、教室の机に座ったまま一人びっくりしてた。
友達を裏切る内容とか、障子に血潮を見るシーンとか。
377無名草子さん:2001/06/08(金) 10:40
座るのは椅子でした〜。逝ってきます。
378無名草子さん:2001/06/08(金) 12:27
ちょっとスレ違いを覚悟で、お聞きするんですが、
私が小学生高学年(79〜80年頃)の頃に教科書(もしかしたら
当時、通っていた塾のテキストかもしれない。)
に載っていたエッセイ風のはなしで、小学校五年生ぐらいの男の子が弟の「荒川
の源流はどこか」という質問に答えるため、源流を求めて、
金物屋の所くんとひたすら荒川を遡るという話を読んだのですが、
この話のタイトルの分かる方いませんでしょうか。
もう一度読んでみたいのですが。
379無名草子きん:2001/06/08(金) 15:01
中島敦の山月記

森鴎外の舞姫
のおかげで国語の教科書まだ持ってる。
380無名草子さん:2001/06/08(金) 17:02
なんてステキなスレなんだ、、。
これを読んでる途中で、5時を告げる「遠き山に日は落ちて」
のメロディ(市が流してるやつね)が流れて、
そのあまりのマッチ具合にしみじみ、、、。

 やっぱり山月記は大きかったな、、。
381無名草子さん:2001/06/08(金) 17:33
>>209
ずいぶん前の質問だけど、誰か答えてたらごめん。
「てぶくろをかいに」は、「ごんぎつね」と一緒の
新美南吉の作品だよ。新美南吉は、よいよね。
382無名草子さん:2001/06/08(金) 18:18
新美南吉,よい♪
「てぶくろをかいに」って絵本で読んだんです。
あったかい感じの絵。
383無名草子さん:2001/06/08(金) 18:24
ちょっと前に出ていた「夕焼け」(女の子が老人に席を
ゆずるも3回目は躊躇してとうとう譲れない、、)
は、フォークシンガーの高田渡さんが歌にしてるよ。
高田渡は、山之口貘の「生活の柄」「鰯に鮪」など
たくさん歌にしています
384まゆ:2001/06/09(土) 01:58
「おさるが ないた きゃきゃきゃきゅきょ」
「きしゃきしゃ はしれ しゃしゃしゃしゅしょ」
         ・
         ・
         ・
「さいごは すずむし りゅうりりりん」
こんな詩っぽいのが 一年の教科書にあったんですが
ご存知の方 いらっしゃいませんか?
385はろ:2001/06/10(日) 18:25
「おかあさんの木」
いや泣けた泣けた。
前の教科書は戦争関連が一編は載っていたもんだけどいまはどうなんでしょうね
386 :2001/06/10(日) 18:33
小1の時「てぶくろをかいに」、模写したよ。
早く終わった人は自由時間って納得いかなかった。
387無名草子さん:2001/06/10(日) 19:56
>383
あー、その詩・・・。
確かに衝撃的だった。あの授業の時、クラス中静まりかえったよ。
388無名草子さん:2001/06/10(日) 22:45
小学校の時の国語の教科書にのっていた話。戦争時代、井戸にすいかを入れて
冷やしておいて、お父さんが帰ってきたら食べようと思っていたのに、お父さんが
原爆にあって帰って来なかった話。
 泣ける。
 小学校の戦争ものは心をえぐる。
 
389無名草子さん:2001/06/10(日) 23:30
『砂に消えたタンネさん』って知ってます?確か小学校4年と時にやったような記憶があります。
作者は誰だったんだろう?
390無名草子さん:2001/06/10(日) 23:32
>>300
エビフライを食べるときの「しゃおっ」って音がたまらなかった。
エビフライを食べるとき、いつも思い出す。
391無名草子さん:2001/06/11(月) 00:32
クラムボンはわらったよ
クラムボンはかぷかぷわらったよ
392無名草子きん:2001/06/11(月) 10:08
>>300
「歯があれば尻尾もうめえや」のやつ?
393無名草子さん:2001/06/11(月) 12:55
高村光太郎の、「鯰」。
智恵子への切ない思いを描いた詩も好きだが、
この詩のストイックさと、語感の骨太さが好き。
>>檜の木片は私の眷属
394教科書の会社は:2001/06/11(月) 15:20
小・中は光村図書だった
皆さんは?
395無名草子さん:2001/06/11(月) 16:10
>>389
箱を頭にかぶるとオゾンの効果で気分爽快になるような話でしたか?
箱のかぶり過ぎで耳から砂が大量に出てましたよね。
396無名草子さん:2001/06/11(月) 19:18
「夜の水泳」って話、誰か知りませんか?
中学か高校の教科書に載っていたんですが・・・。
今日本屋で調べてもらったところ
該当する書名無しで・・・。
短編集とかに入っていないのかなぁ・・・。
397無名草子さん:2001/06/11(月) 19:56
試しに夜の水泳で検索したらこれが引っかかったけど違うかな?
ttp://members.tripod.co.jp/shitekikakumei/yorunosuiei.htm
398無名草子さん:2001/06/11(月) 22:09
安部公房の公然の秘密は好きだったな
399無名草子さん:2001/06/12(火) 04:30
>>397
そうそう!!これです!ありがとうございました!!
なんかホモっぽい小説(ニガワラ
で、こんなの教科書に載せていいのか?!
と思ってたんですが、内容いまいち思い出せずにいたんです。
「ホモ小説」としか記憶に無いのは情けないよ、私・・・。
400無名草子さん:2001/06/12(火) 21:45
井上ひさし「ナイン」。
小説の読み方を初めてこの作品で知りました。
401無名草子さん:2001/06/12(火) 22:03
作者は魯迅
タイトルは忘れてしまったが中学2,3年で読んだ
ルントウという男の子が出てくる話。
人の名前や道具の名前(確かチャーとかいう道具があったような?)
が印象的でした。
402無名草子さん:2001/06/12(火) 22:36
>>401
確か「故郷」と言うタイトルだったかな。

安部公房「空飛ぶ男」
中島敦「山月記」
梶井基次郎「檸檬」
アーネスト・ヘミングウェイ「橋にいた老人」
国木田独歩「武蔵野」

上4つはある意味自分の進路の方向を決定付けたタイトル群。
後一つはある意味自分の現在の趣味を決定付けたタイトル。
403無名草子さん:2001/06/12(火) 22:48
>>401
あと「チャー」は道具じゃなくて生き物だそうな・・・
現役高1の妹が情報源。
404無名草子さん:2001/06/13(水) 00:52
>>401
道具は「さすまた」だったような・・・
405無名草子さん:2001/06/13(水) 02:00
「大阿蘇」

雨はしょうしょうと降っている・・・
406無名草子さん:2001/06/13(水) 02:15
夏目の『夢十夜』。
忘れられません。
407無名草子さん:2001/06/13(水) 05:33
グッピー
おおきなかぶ
あと、カエルとヘビが天敵だとかいう話知ってる?
フェアプレイ精神のやつとか・・・
物語ってよりエッセイのがよく習ってたきがします。うちだけ?
408無名草子さん:2001/06/13(水) 10:35
>>401
コンパスのような足をしたヤンおばさん。
紺碧の空。
409389:2001/06/13(水) 15:44
>>395
そうです、それ。
もう一度読みたいんだけど
もう教科書には載せてないみたい。
しつこいようですが、作者知りませんか?
410395:2001/06/13(水) 17:05
411無名草子さん:2001/06/13(水) 20:12
>372
漫画ではないですけど、
手塚治虫、国語の教科書に書いていたような記憶が。
確か小学校2、3年の光村だったような。(当方S54生です)
「まず○を描いて見よう。中に点を横に並べて、下に棒線を引っ張れば
 顔になるぞ。次にその顔に色々な表情をつけてみよう。」
…みたいな感じで。(うろ覚えです)
図工の時間みたいで楽しかったなあ。
412無名草子さん:2001/06/13(水) 20:16
くまさんが ふくろをみつけました。
「おや、なにかな。いっぱいはいっている。」
くまさんは ともだちの りすさんにききにいきました。
くまさんが ふくろをあけました。
「しまった、あながあいていた。」

…ここまで覚えているのに、残りの2行がどうしても思い出せない…。
袋の中には花の種が入っていて、穴から落ちた種から芽が出て
花の一本道ができた、ってお話。
413無名草子さん:2001/06/13(水) 21:47
はなの みち

くまさんが、ふくろを みつけました。
「おや、なにかな。いっぱい はいって いる。」
くまさんが、ともだちの りすさんに、ききに いきました。
くまさんが、ふくろを あけました。なにも ありません。
「しまった。あなが あいて いた。」
あたたかい かぜが ふきはじめました。
414無名草子さん:2001/06/13(水) 21:53
ながい ながい,はなの いっぽんみちが できました。
415無名草子さん:2001/06/14(木) 01:10
ガイシュツだけど、宮沢賢治の「やまなし」。小6の教科書に載ってた。
なんかかわいい感じがする詩だったのに、
「クラムボンは死んだよ」「クラムボンは殺されたよ」
みたいなのが出てきてすごく衝撃みたいのをうけた。
水色っぽい絵とともに忘れられない。すごく好き。
416無名草子さん:2001/06/14(木) 01:36
「クラムボン」って宮沢賢治からきてるんだ〜
ファンなのにシラナンダ。
逝ってきます。
417無名草子さん:2001/06/14(木) 01:56
>>415
今朝の新聞に、宮沢賢治の実の弟さんが亡くなったって載ってたね。
418無名草子さん:2001/06/14(木) 16:36
412>>413,414
ありがとうございましたー。
気持ちがぽかぽかしてきました。
句読点の位置って重要ですね。
位置が違うと印象がぜんぜん違う。
419無名草子さん:2001/06/14(木) 21:09
おじいさんのらんぷという題だったと思うが、
卸値で売ってくれやというのがクラスではやった
420無名草子さん:2001/06/14(木) 21:11
題名がわからないのだが、ドイツがなにかで誤って
持ってしまった万年筆を日本人の持ち主に返す話し。
日本人の名前がわかってすぐ主人公の少年は死んで
しまう。
なみだなみだの作品。
421>419:2001/06/17(日) 01:23
新美南吉の作品では
422無名草子さん:2001/06/17(日) 18:51
>>420
うちの学校では、国語でなくて道徳の教科書に
載っていました。
423無名草子さん:2001/06/17(日) 21:38
>>307
あなたのおかげで、私も10ン年の長いつかえが取れました。
424あは:2001/06/17(日) 22:44
円ら瞳の 君ゆえに・・・

なんてフレーズが頭に残ってるのですが
誰か知りません?
詩のような感じだったと思います。
425無名草子さん:2001/06/17(日) 22:48
中原中也
月夜の晩にボタンがひとつ波打ち際に落ちていた

ものすごーく心に染みました。
あとになって、息子を亡くしたときの詞だと知り、
ますます心に残っています。
426無名草子さん:2001/06/18(月) 02:32
三月の 甘納豆の うふふふふ
427無名草子さん:2001/06/18(月) 19:51
猿が車掌をやる
「車掌の本分」
428無名草子さん:2001/06/19(火) 01:39
スーホの白い馬
実はすでに絵本ももっていたのだが…何度読んでも涙してしまいます。
とくに馬がいっしょうけんめい帰ってくるところ。あれ絵本だと
矢が一杯ささった馬が帰ってきて、最後のページに見開きで大きな虹が
かかるので、さらに胸がいっぱいになる。
429無名草子さん:2001/06/19(火) 02:45
町から子供がいなくなったとき
人々は公園を作り続けた
町から自動車が無くなったとき
人々は道路を作り続けた

とかなんとかいう詩が小学校の塾の試験に出て、
記憶に残ってるんですけど、
これって誰の詩か分かりますか?
430無名草子さん:2001/06/19(火) 02:47
しんぺいくんと子牛。
あと
かぼちゃのつるが
はいあがり
はいあがり
葉をひろげ
葉をひろげ
はいあがり
431無名草子さん:2001/06/19(火) 05:52
よだかの星
432無名草子さん:2001/06/20(水) 13:45
小学2年生のときの「かわいそうなぞう」。春に教科書もらって、そこを先に読んで
しまい号泣した。そして3月になり大好きだった担任の先生の最後の授業もこの作品
で、お別れが悲しくてやっぱり号泣。

今でも上野動物園の碑の前に立つと泣けてきます。戦争は、ぜったいにしちゃ行けない。

ところでこの作品があまりに悲しかったので、ドラえもんの「ゾウとおじさん」に
よって子供心に救いを見たのは私だけでしょうか。ゾウさんがドラえもんの道具で
アフリカに運ばれて、大きくなったのび太のおじさんと再会するお話。
本当にこうだったらよかったのに・・・(しんみり)。
433無名草子さん:2001/06/20(水) 21:52
>>432
トンキーとワンリーだよね
434無名草子さん:2001/06/21(木) 10:20
>>433
3頭いなかったっけ?
最後の1頭がジョンだったような。
薬の入ったジャガイモを見抜くんだよね。
435無名草子さん:2001/06/21(木) 12:27
中学の教科書に載っていた
ルロイ修道士という人が出てくる話。
小指が曲がってて、プレーンオムレツが出てきておいしそうなんだよね。
まねしてつくって、「なんだ卵焼きか・・」とがっかりした覚えが。
436無名草子さん:2001/06/21(木) 17:18
ルロイ懐かしいよ。
小指をぴんと立てて、「それはおごりというものです」とか何とか言うんだよね。
井上ひさし氏の作品。
437435:2001/06/22(金) 08:45
ありがとう!
探して読みます。
そういえばモッキンポット氏読んだとき、思い出したなあ。
それでか。
438:2001/06/22(金) 14:03
室生犀星の「故郷」が忘れられないなあ。
ふるさとはとおきにありて思うもの
そして悲しくうたうもの ってやつ。
あと俳句か短歌で
冗談でお母さんを背負ったらあまりの軽さ驚いた みたいな内容のやつ。
439無名草子さん:2001/06/22(金) 14:12
たとい落ちぶれて異土の「かたい」となるとても
帰るところにあるまじや・・・

たわむれに
母を背負いて
そのあまり
軽きに泣きて
三歩あゆまず
(石川 啄木)
440無名草子さん:2001/06/22(金) 16:06
光村図書『国語1』        著者              出典
野原はうたう        工藤直子             のはらうた
そこまで とべたら     安東みきえ           
ちょっと立ち止まって    桑原茂夫             だまし絵百科
おいのり          三木 卓             飛ぶ教室
木             田村隆一             続続・田村隆一詩集
日本人と文学        樺島忠夫                        
坊ちゃん          夏目漱石             漱石全集 第二巻 
大人になれなかった弟たちに 米倉斉加年         「大人になれなかった弟たちに」
木琴            金井 直             愛と死の歌
父の列車          吉村 康            
自然の小さな診断役     青木淳一           「きみのそばにダニがいる」
魚を育てる森        松永勝彦            

むかしむかし、うらしまは
蓬莱の玉の枝(「竹取物語」から)          「竹取物語」(日本古典文学全集8)
故事から生まれた言葉

巨鯨の目          水口達也               
少年の日の思い出      ヘルマン・ヘッセ    「ヘルマン・ヘッセ全集 第二巻」
               高橋健次 訳
紙風船           黒田三郎           「定本 黒田三郎詩集」
銀河鉄道の夜        宮沢賢治            「宮沢賢治全集7」
かげとひかりのひとくさり  小森陽一      

※出典なしは書き下ろし。     
   
441無名草子さん:2001/06/22(金) 19:30
『赤い実はじけた』
友人が朗読であがって
「そのとききたのです、特大のパチンが」を
「そのとききたのです、特大のパンチが」と読み間違えて
一気にボクサーロマンに。一同爆笑→友人泣く。
442無名草子さん:2001/06/22(金) 19:57
タイトルを忘れたけど、確か戦時中の話で、それに出てくる
小さい女の子が「頂戴、頂戴。」と言うのが口癖で、
とうとう戦争へ行く父の見送りでの駅のホームで
ナケナシのお弁当のおにぎりを全部食べてしまった話。
子供心になんて酷い、と思ってた。
しかも、その子の名前が自分と同じだったのが
ショックだった。
あと、あれは教科書かなー?
ある女の子がみかんだか、柿だかを2つ貰って
好物だったので小さいのから食べて、大きいのをあとの
楽しみにしてたのに 更に自分より小さい子が来て
母に分けてあげなさい。と言われて、泣く泣く大きい方を
分けてあげた話。気持ちが分かるので切なかった。
食べ物の話ばっかやん。私って。とほほほ・・・。
443無名草子さん:2001/06/22(金) 20:54
>>442
「ひとつだけちょうだい」でしょ
親は子供がたった一つの幸せしかつかめないのではないかと気をもむ
444443:2001/06/22(金) 21:56
「ひとつだけちょうだい」はタイトルではないです、念のため
445無名草子さん:2001/06/22(金) 22:07
>443 そうでした。「ひとつだけ ちょうだい」ですね。
あれは、タイトル何ですか? うろ覚えなんですが、
あのラストは 何年か経った後の、少女がどこかしらから
帰って来て、「ただいま」と言っても
障子の向こうからミシンの音だけが聞こえてきて・・・。
という感じでしたよね? どうも腑に落ちなかったんです。
お父さんはどうなったのかな?とかお母さんが、
返事をしなかったのは、ミシンの音のせいだとしても
何故あのラストなのか?うーん、今読み返せば分かるのかな?
未だに小学生の時の印象しか持ち合わせていないので
すっきりしないのです。情報請う!
446>>445:2001/06/22(金) 22:34
うわ〜、それなんとなく覚えてる。戦争に行くお父さんが
コスモスの種あげてませんでした?そんで、女の子が少女に
なった頃には庭中コスモスが咲いているって話じゃあなかっ
たでしたっけ?違ったらスマソ。
447無名草子さん:2001/06/22(金) 23:01
>446そうかも。挿絵がそんな感じだったような。
もうあげるおにぎりが無くって種をあげたんだっけ???
だとしたらますます謎だ。いろんな考え方があるだろうけど
戦争行くのに、何故、種を持って行くのか?
448無名草子さん:2001/06/22(金) 23:02
>>445
思い出そうとするとほかの戦争話と混ざる(W
ちいちゃんのかげおくりとかと。
449無名草子さん:2001/06/22(金) 23:08
山川方夫の「夏の葬列」
外川滋比古の「言葉の力」
谷崎潤一郎の「陰影礼賛」

すでにどこの出版社だったか思い出せない……
450無名草子さん:2001/06/22(金) 23:24
本の探偵こと赤木かん子さんの
「この本読んだ?覚えてる?」の2巻は
教科書に載った作品編になるそうです。
近刊。
451無名草子さん:2001/06/22(金) 23:46
>445しってます!
「コスモスの花」とかじゃありませんでした?
お父さんがおにぎりを全部食べた由美子に駅のそばに咲いてたコスモスを1つだけ
あげるやつでしょ?
集英社の児童文庫みたいなやつの「広島の歌」にはいってます。
おとうさんしんじゃうんですよね〜
なんか体弱かったらしくって
452無名草子さん:2001/06/23(土) 00:14
一つの花
そのころはもう食糧が不足して、白いご飯なんか食べられない時代。
出征する兵士には特別に米の配給があったらしい。
お父さんの見送りに駅へゆく途中、幼い娘はおにぎりをねだる。
わずかばかりのおにぎりはすぐになくなって、お父さんは
線路際に咲いていた一輪だけのコスモスを娘に与えるのであった。

その後お父さんは戦死。お母さんは内職のミシンで娘を育てる。
お父さんの最後の思い出となったコスモスの花に囲まれながら...
453無名草子さん :2001/06/23(土) 01:39
「あめゆじゅとってきてけんじゃ」
妹が死んじゃうやつ・・・宮沢賢治?
454453:2001/06/23(土) 02:00
ごめんなさい >>224に全文あったのね。
でも教科書のはもっと短かったような・・・?
455無名草子さん :2001/06/23(土) 02:04
参考書の「自由自在」のコラム欄に
おつきさま、はんぶんです、ぽーん
ってのがあったの知ってる人いない?
外人がカタコトの日本語で流れ星を説明する話
456無名草子さん:2001/06/23(土) 04:23
>>452
うわーんその粗筋読んだだけでもかなちくなるよ。

私は「パン屋のしろちゃん」が忘れられない。話自体どうでもいいのだが、
国語のテストで痛い目にあったので…。
457無名草子さん:2001/06/23(土) 08:05
>451 >452さん。 ありがとうございます。
これで全て納得!タイトルもわかったので、後ほど
検索をかけてみよう!今はとり急いでいるので、後、報告。
あーー嬉しい。すっきりした!
458無名草子さん:2001/06/23(土) 11:12
「おじぎり ひとつちょうだい」とか言うんだよ
459無名草子さん:2001/06/23(土) 22:24
>>451 >>452
タイトル分かりました! 「一つの花」でした。
アマゾンネットで調べてみたら、今西祐行著でした。「一つの花」だけでも
何冊か別の出版社で出ています。収録されている作品に違いが有るようです。
ご指摘の 「ひろしまの歌」が収録されている本は、
ポプラ社 新書 税別600円でした。
表題は「ひとつの花」です。
今こそ、長年の謎?を解き明かすべく取り寄せてみよう。
そして、いま小2の娘に読ませるのだ!!
460459:2001/06/23(土) 22:35
半角にするの間違えた!>459の内容については
>>451 >>452 を検索してね。
461無名草子さん:2001/06/23(土) 23:35
「サラダでげんき」。
語呂が良いのか、未だに覚えています。
内容は確か病気になった母親のために、材料を集めてサラダを作る
とかいう感じ。

戦争物なら、病院の看護婦が氷が足りなくなってしまい、
ちょうど降ってきた雹を集めて氷の変わりにしようと思いついた。
でも、雹を取るのに熱中するあまり、入院患者さんが
栽培していたスイカ(? 瓜だったかも)の苗を踏んでしまう。
その患者さん大激怒。
(この後の内容忘れた…)
オチは看護婦さんと、その患者さんが結婚、子供もいる…そんな内容の話。

くわしい内容覚えている方、いらっしゃいますか?
462Onihei:2001/06/24(日) 00:04
俺の印象に残ってるやつ。
「帽子一杯のさくらんぼ」
朝寝坊のヒロシと頑固なオヤジの話。
給食の前の空腹時にこの話は厳しかった。

「ぼくのクロウ」
ムツゴロウ作。
カラスのクロウをめぐる話。

>461
確か7月のひょうだったかな?
キュウリを踏んづけてオヤジがキレる話でした。
オチは
子供「だからお父さんとお母さんはキュウリが大好きなんだね!」
463無名草子さん:2001/06/24(日) 03:15
>>461
「サラダでげんき」って、ヤマハおんがくきょうしつで歌ったような・・・
464Onihei:2001/06/24(日) 05:27
>461
白熊からの電報「サラダ ニハ ウミノ コンブイレロ カゼヒカヌ」
授業終了後の調理実習で作ったら死ぬほどコンブが不味かった・・・
465無名草子さん:2001/06/24(日) 08:09
小学一年
きこえる きこえる なみのおと
466無名草子さん:2001/06/24(日) 09:39
>>441
うお〜特大のパンチ!!
うちのクラスでも全く同じことがあったよー
まじめな女の子だったからクラス中が大爆笑〜
467441:2001/06/24(日) 17:11
>>466
同じクラスだったりして(W
468461:2001/06/24(日) 18:42
Oniheiさんどーも!
そう言えばキュウリでしたね。
スイカってどこから出てきたんだ自分。
シロクマの電報、すごい懐かしかったです。
他にもニンジンとかあったような。

463さん、あの話って歌あったんですか?
聞きたいかも知れない・・・。
469Onihei:2001/06/24(日) 19:11
たぶん俺と461さんとは同世代だと思われる・・・
きっと同じメーカーの教科書使ってたのにちがいない
470無名草子さん:2001/06/24(日) 21:01
なんか佳い話ばっかのところになんですが、
忘れられないと言えば「ぶす」(漢字?)。
数が多うなった。が個人的にツボでした。

あと、うろ覚えなんですが妙に残酷な話。
おじいさんとおばあさんが山のそばに住んでて、山にいる猿のいたずらの被害がひどかった。
んで、おじいさんが罠を仕掛けて捕まえて、
「これに懲りたらもう悪さはするなよ」
とか言って放す。
次の日におじいさんが畑仕事(不確か)から帰ってきて、
おばあさんはうつむいたまま雑炊みたいなのを夕飯に出す。
「おお、これはうまいな、餅か?」
とおじいさんが入ってるものに喜ぶと、おばあさんはいきなり、
「けーけけけ!爺が婆の肉喰った!けーけけけ!」
ってさけぶ。見ると婆のふりをした猿。

・・・オチを憶えてないんですが、こんな話。いいのかなぁ、こんなのが教科書にあって。
471:2001/06/24(日) 23:06
猿が狸になったらカチカチ山だねぇ。
472無名草子さん:2001/06/25(月) 00:34
>>429
谷川俊太郎「空に小鳥がいなくなった日」です。
473無名草子さん:2001/06/25(月) 21:59
>441
「特大のパンチ」ならいいですよ。
私は高校のとき、三島由紀夫の小説論(題が思い出せない)を朗読していたら、
「肉親愛」という単語が出てきて、その通り読んだつもりが、クラス中大爆笑。
何が起こったのかわからなくて隣の人に聞いたら、無意識に「肉体愛」と読んで
いたようです。
女子校だったから、恥ずかしかった。
そのあと、しゃべったこともない人に声をかけられました(笑。
474無名草子さん:2001/06/25(月) 22:09
思い出しました。
「母と息子と嫁との肉親愛」というところです。
だからあんなに笑われたのか・・・。
475無名草子さん:2001/06/25(月) 23:15
それ、「遠野物語」の
「婆を殺すべし」って斧を研ぐ息子の話を論じてる奴?
476>461:2001/06/27(水) 15:41
「春先の雹」
では?
477無名草子さん:2001/06/27(水) 15:58
名作「桃花辺」とうかへん
(漢字こうだっけ???なんか違う。)
がでないのはなぜ?陶芸家の話。

「山月記」「羅生門」もいいね。
478無名草子さん:2001/06/27(水) 18:32
>477
桃花片・・じゃなかったっけ?
とにかく自分も大好きでした
でもこんなに熱くなれるスレ久しぶり
479無名草子さん:2001/06/27(水) 18:37
高校時のベストは「こころ」
あとはバラバラだけど
那須まさもとだっけ?(ズッコケ三人組の人)の
「まぼろしの町」だっけ?とにかく主人公が知らずのうちに行き先のわからない
バスに乗り込み母親か父親の住んでいた昔あった町に行くという話が好きだった
480無名草子さん:2001/06/27(水) 18:38
「セメント樽の手紙」は印象的でした・・・・
481無名草子さん:2001/06/27(水) 18:46
向田邦子の「父の詫び状」に一票
482無名草子さん:2001/06/27(水) 18:48
魯迅の故郷
483無名草子さん:2001/06/27(水) 21:18
>>481
「父の詫び状」が教科書に!?
うらやましいなぁ〜
忘れられない、いいお話ですよね。
484無名草子さん:2001/06/29(金) 15:06
勉強になるage
485無名草子さん:2001/06/30(土) 02:33
吉野源三郎の「君たちはどう生きるか」
コペル君という少年とおじさんがでてくるやつ。
いまだに高い所にのぼると下を歩いてる人は
見られてるなんて思ってもいないんだろうな〜。なんて思う。
486無名草子さん:2001/06/30(土) 12:45
誰か覚えてませんか?
アメリカが舞台だったと思うけど上流階級の「僕」がおばあちゃんの家に遊びに行って
一緒にトランプとかして遊んでセントラルパークに何十年に一度の流星群を二人で見に行くんだけど
最後に僕が言った一言のためにおばあちゃんに初めてぶたれる。という展開の話。
確か著者は外国人で中学1・2年頃に載ってたんだけど忘れたくせに忘れられない(笑

これと別だったら三木卓の「おいのり」に一票。
487無名草子さん:2001/06/30(土) 14:04
「おいしいおにぎりを食べるには」って知りません?
オオカミがおにぎりを食べる農民にどうやったら
おにぎりが食べられるのか、作り方を聞く話しです。

*教科書は光村だったか、東京書籍だったか分かりませんが
両方のページで調べてみても載ってませんでした。
おわかりの方教えてください〜。
488無名草子さん:2001/06/30(土) 20:19
「おにぎりぱくりん-おいしいおにぎりをたべるには」
国語の教科書常連さん「今西祐行」さんですね。
なぜか全国学校給食教会から発行されています。
489無名草子さん:2001/06/30(土) 22:31
>>487.488
それ小学校の学芸会でやりましたよ〜!!
「おいしいおにぎり食べるには(*^^*)」
ちなみにお百姓さん役でした★
490487:2001/06/30(土) 23:03
>>489さん
主役ですね、すごいですね。
これ、確か小学校2年生だったと思うんですが、
すごくおにぎりに凝りました。
描写が美味しそうなんだもの。
491489:2001/06/30(土) 23:59
>>490さん
いや〜、お百姓さん、いっぱいいたんですよ〜;
なにせ小学校の劇ですからねー。
あ、2年生の時にやりましたよ!
お米、というかおにぎりが本当においしそうに描かれてますよね!
おにぎりを食べるたびに思い出してしまいますよ。
492ずいこずいこ:2001/07/01(日) 10:56
「まあいいやどうだって」という、やる気のないヤスオカのつぶやきが大好きだった安岡章太郎の「サアカスの馬」
「ずいこずいこ」という擬音がよかった木下順二の「木龍うるし」
「精も根も尽き果てた」とおばあさんが悲しむ壺井栄の「石うすの歌」
今西祐行の「太郎こおろぎ」や、「一切れのパン」もよかったです。
タイトルははっきりしないのですが、「鼓くらべ」や「くるみ割」「チックとタック」なども良かったです。
それから物語ではないですが、東京オリンピックの男子マラソンの最下位カルナナンダ選手を描いた「ゼッケン67番(?)」も印象に残っています。
かわいがっていた牛が売られる物語やうぐいすの一文銭の話も好きでした。
「きつねの窓」は残念ながら教科書にはのっていませんでしたが、今でも大大好きです。
493無名草子さん:2001/07/02(月) 11:33
age
494無名草子さん:2001/07/02(月) 17:47
忠一のときはじめて、羅生門でできてよんではまりはまり。
あのうみをもって、、、、のりありてえに夏の背筋がこうる
495無名草子さん:2001/07/02(月) 22:42
天邪鬼なもんで、ちょっと気になることを。
このスレの名前から察するに、「ムカついて忘れられない一編」
ってのも書いていいんですか? ダメなら書きません。すいません。
496無名草子さん:2001/07/03(火) 21:35
>>495
この話のココがむかついた、でもぜんぶひっくるめて思い出なんだよな、
なんてのは、誰でもひとつやふたつあるでしょう。

罵倒や煽りと誤解されない範囲ならいいのでは?
497無名草子さん:2001/07/04(水) 15:31
age
498無名草子さん:2001/07/04(水) 20:13
age
499無名草子さん:2001/07/05(木) 00:48
冬蜂の死処なく歩きけり。

「あめゆじゅとてきてけんじゃ」は地元のなまりで発音してたら
名古屋の友人に感心された…。
500無名草子さん:2001/07/05(木) 02:03
>>499
それうちのねーちゃんが一生懸命言ってた。
一体なんなのですか >あめゆじゅ・・・
501無名草子さん:2001/07/05(木) 02:05
ところで 親愛なるがま君へ とかいうのご存知の方詳細よろしく
光村の2年ぐらいのやつ
502無名草子さん:2001/07/05(木) 03:03
>>499_500
あめゆじゅ…あめゆき、つまりみぞれです。
みぞれをとってきてちょうだい

宮沢賢治の妹、としが熱にうなされて言うのです。
賢治は、庭の松の葉に積もったみぞれをすくってきて、
としに食べさせるのです。

宮沢賢治 「永訣の朝」の詩より
503無名草子さん:2001/07/05(木) 20:51
6年の国語の上の教科書の最初の話、一つ上の学年までは「やまなし」だったけど私の学年から「川とノリオ」に。
お母さんが広島で死んじゃう話。母さん帰れようっていうの。
やまなし期待してたからがっかりだったけど、あれはあれで良い話だった。
504無名草子さん:2001/07/05(木) 21:30
高校のとき、現国の授業中いっつも読んでた話があるんですけど
アメリカの話。ボクサーが主人公。
奥さんと子供が出産時に死んでしまう。
試合の途中で色々思い出すようなお話だったと思うんですけど。
誰のかいた何ていう話だったか思い出せないのです。
だれか分かる人教えてください。
505無名草子さん:2001/07/06(金) 20:42
age
506無名草子さん:2001/07/07(土) 11:00
age
507無名草子さん:2001/07/07(土) 11:01
私はある事情があって今の教科書を2社分取り寄せたんですが、
自分が習ったのと同じ内容が結構載っていてなつかしくおもいました。
あと、私は光村だったのですが違う教科書には違う話ばかり載っていて
ちょっと驚きました。当たり前かもしれませんが・・・。
ごんぎつねや大造じいさんとガンなんかは一緒ですね。
私が今見てちょっとびっくりしたのは「ふきのとう」
小学校2年生の光村で、私も習ったはずなんですが
―もっこり。
ってのがあるんです。
しかも、それはどういうことかな?どんな風に読めばいいかな?
なんていうのもあって・・・。
そんな意味を付加するなんて、10数年の間にすっかり汚れてしまった私・・・。
508無名草子さん:2001/07/07(土) 13:23
>>461
その戦争ものは「春先のヒョウ」です。
きゅうり畑の山崎さん♪
509無名草子さん:2001/07/07(土) 17:21
>>507
わがままなリクエストで恐縮なのですが、もし、お時間がありましたら、
その2社の教科書の“もくじ”を書きこんで頂けませんか?
今の教科書ってみる機会がないから、とっても興味があります!
510無名草子さん:2001/07/07(土) 19:01
いつの教科書だったかも思い出せないのですが、
牧場の馬小屋のすぐ隣で戦争をしていて、その小屋には
生まれたての子馬が母馬といて、子馬の尻尾がゆっくりと
アブだかハエを追う…隣では負傷した若い兵士がゆっくり
死んでいく、という話です。
題名や作者わかる方いらっしゃいませんか。
たぶん外国の短編で、私の記憶ではロシアだったような…
なんか、かたつむり枝にに這い、神、そらにしろしめす
すべて世はこともなし…みたいな読後感でした。
511無名草子さん:2001/07/07(土) 20:35
501さんへ
がま君とかえる君が出てくるのは「ふたりはともだち」という本だと思うんですが。
ガマがえるとあおいかえるが出てくるやつですよね。教科書に載ってたんだ。私は小さいころ絵本で読みました。
私がすごくはまったのは高校の教科書で読んだ「富嶽百景」。富士山がほおずきに似てたりするやつ。
あと、中学のときに読んだ「方丈記」かな。
512無名草子さん:2001/07/07(土) 22:21
>>510ショーロホフ「子馬」?『静かなるドン』からの抜粋かも。
中学の教科書だった。授業でやらなかったので印象が薄い。
戦争の合間に「ワレニキ」を茹でるための網杓子を作っている場面
最後子馬を助けようとしてコサックに撃たれる場面を覚えている
513無名草子さん:2001/07/08(日) 00:00
戦争に行った長兄の一範兄が結核で帰って来る話。
一塁手だった長兄とサナトリウムに憧れる主人公が
キャッチボールをします。
そのあと長兄は死んでしまうのですが
ファーストミットだけが残されていたという話。

感動したのですが、題名を忘れました。
どなたかこの話の題名を覚えていらっしゃる方
いらっしゃいませんか?
教えて下さい。

あと感動したのは「故郷」「山月記」
「大蔵爺さん(?)とガン」です。
514あああ:2001/07/08(日) 00:15
えっと。。。甲子園の砂を捨てちゃうやつ!?何だっけ??

私は「スーホの白い馬」と「くじらぐも」「ごんぎつね」
515無名草子さん:2001/07/08(日) 14:26
age
516無名草子さん:2001/07/08(日) 23:49
>>513
「一塁手の生還」ではないでしょうか?
教育出版の中学国語(3年)に載っていたと思います。
私が塾で使っている教科書ではないので、確信はないですが・・・
517無名草子さん:2001/07/09(月) 00:21
どなたかがま君とかえる君の「ふたりはともだち」のあらすじ教えて下さい。
話は度忘れなのですが読後のある種の重さや切なさを感じたのを覚えています。
ちなみに>>486さんのは「流星の夜」だったと思います。私も好きでした
518無名草子さん:2001/07/09(月) 18:50
age
519無名草子さん:2001/07/09(月) 20:06
「野ばら」と「西風号の遭難」は大人になって結局本探して買ったよ。
どっちも作者・題名ともずっと忘れずに覚えてた。小学校の時の。
「少年の日の思い出」(多分ヘッセ)も忘れがたい…。こりゃ中学時代。
あと、小学校一年の時の「ふきのとう」!!永遠の思い出。
山月記、私も凄い好き!!これも最近思い出して買ったんだよー。
520無名草子さん:2001/07/09(月) 23:10
>>513 >>516
ついでに作者は赤瀬川準です。
よく野球もの書いてます。
521無名草子さん:2001/07/09(月) 23:36
うわ〜、何だか血が騒ぐスレですね。
何だか、勉強してた頃を思い出して思わずひたってしまいます。
知ってる話もたくさんあるけど、読んでないのもたくさんあるので興味津々。

お気に入りは、「夏の葬列」「おかあさんの木」「舞姫」
詩なら「永訣の朝」「レモン哀歌」「満月の夜に」あたりかな。
吉野弘は「夕焼け」が話題になってますが「I was born」と「雪の日に」も
教科書に載ってます。大好き。
522無名草子さん:2001/07/09(月) 23:42
517さんへ 「ふたりはともだち」は結構長い話でした。本にはがまくんとかえるくんの物語がいくつか収めてありました。
(ちなみにもう一冊「ふたりはいっしょ」という本もあります。)かえるくんががま君にお手紙を書くのは「がま君の誕生日」という話だったと思います。
かえるくんがカタツムリに配達を頼むっていう話だったと思うのですが。でも、いろいろなお話があるのではっきりしません。私の教科書には載ってなかったし。
一度本屋で調べてみるといいかも。大きい本屋ならたいがい置いてありますよ。
523無名草子さん:2001/07/10(火) 01:55
過去ログ見てみたらここけっこう同じ話がループしてるなー。
「○○って話知りませんか?」「それは誰々の何々という作品です」
200レス後くらいにまた「○○って話知りませんか?」
イライラしてしまった。
524無名草子さん:2001/07/10(火) 02:15
まだ出ていないようですが、私は国語の教科書というと「浜辺のいす」を思い出します。
入院してる少年が病室の窓から一日中浜辺のいすを見ている話。
朝、昼、夕方、夜といろんな風景が見えるのです。
525無名草子さん:2001/07/10(火) 12:13
ジャック・ロンドンの入れ歯
526無名草子さん:2001/07/10(火) 13:19
527無名草子さん:2001/07/10(火) 13:22
ごめん、まちがえた。

http://www.mitsumura-tosho.co.jp/

なつかしいね
528無名草子さん:2001/07/10(火) 16:13
「アレキサンダーとぜんまいねずみ」「スイミー」はレオレオニですね
図書館やちょっと大きめの本屋さんの絵本売り場で簡単に見つかります。
喜びに踊るアレキサンダーとねずみがかわいいんだ。

いい話というのは違いますが
「村の英雄」が忘れられません。
あっ!この状況は村の英雄だ。といって通じた時の喜びよ。
実際には誰も危険な目になどあっていないのに
全員の無事を祝って大宴会になってしまう村人の素朴さが
年食った今ちょっと美しいと思える。
529無名草子さん:2001/07/10(火) 16:52
タイトルは忘れた。井上ひさしの短編。
学生のころ信頼と友情で固く結ばれていた野球部の仲間たち。
大人になってリーダー格だった人が、どうしようもない奴になって
仲間の奥さん寝取ったり、詐欺にかけたりするんだけど仲間たちは
かつての友情を思って何度ひどい目にあっても許す。
ああ幼馴染の友情、男同士の友情ってなんて素晴らしいんだろう。

というのがあって激しくむかついた。こんなむかつく物語を強制的
に読まさせられて、授業で教師にあてられてこの話がいかに感動的で
美しい話であるかを述べさせられた時は悔しさで吐き気がした。
530529:2001/07/10(火) 17:03
そして丁度、学校でそれをテキストに授業している時期に
井上ひさしが離婚したというニュースがワイドショーを賑わした。
その理由が井上の、奥さんに対する度重なる暴力というのを知った。
深く納得した
531無名草子さん:2001/07/11(水) 17:15
なんで「この話がいかに感動的で 美しい話であるか」を述べなくてはならなかったの?
532507:2001/07/11(水) 17:59
>>509
今手元にあるのは光村と東京書籍の2社です。
小学校1年生から6年生まで上下あります。
目次を書くのはかまいませんが、物語のみのほうがいいですよね?
一学年につき4冊あるので、何年生のものが見たいと書いてくだされば
その学年から書きます。
533:2001/07/11(水) 18:03
小学生の時(たしか四年か三年)に
あった
ネズミの作った朝ご飯っていう物語
世界観がよかった
534赤パン:2001/07/11(水) 18:11
     \\  おにぎりだけでhttp://i.tosp.co.jp/Kj/Tospi200.asp?I=ITABARA&P=0&Kubun=K2目指そう!! //
 +   + \\ おにぎりだけでhttp://i.tosp.co.jp/Kj/Tospi200.asp?I=ITABARA&P=0&Kubun=K2目指そう!!/+
                            +
.   +   /■\  /■\  /■\  +
      ( ´∀`∩(´∀`∩)( ´∀`)
 +  (( (つ   ノ(つ  丿(つ  つ ))  +
       ヽ  ( ノ ( ヽノ  ) ) )
       (_)し' し(_) (_)_
535名無し:2001/07/11(水) 18:22
ベタだが夕鶴当時さされると感情込めて熱く音読していた。
あんたー、あんたー!とかっつって・・・・打つだ
あと小学校の時、女の子が病気のお母さん看病していて
鬼の子供が赤いご飯だかをもってきてくれるという話
536無名草子さん:2001/07/11(水) 20:11
小学1年か2年の時読んだと思うんですが、
少年が眼を閉じて、夜空の星が自分のところに降りてくるのを
イメージするような場面のある物語。ご存知の方いませんか?
ちなみに'84〜'85年頃です。出版社は忘れてしまいました。
537無名草子さん:2001/07/11(水) 23:31
>>87 89
「きつねの窓」の作者は安房直子です。
538ななしさん:2001/07/11(水) 23:37
>>529
それは「ナイン」じゃないですか?
私も高校時代に習いましたが、私の先生も美しい友情の話として語ってました。
539無名草子さん:2001/07/13(金) 22:52
509>>532
レスありがとうございます!
ずいぶんたくさんお持ちなんですね(憧れ〜)
ではお言葉に甘えまして、「3年生」をリクエスト致します
あ、全然急ぎませんので、気が向いた時にでも
よろしくお願いしまっすぅ
540無名草子さん:2001/07/13(金) 22:56
509>>532
書き忘れましたが、
もちろん“ものがたり”希望です〜
541無名草子さん:2001/07/15(日) 08:48
age
542無名草子さん:2001/07/15(日) 11:33
あおい あおい そら
しろい しろい くも
543無名草子さん:2001/07/15(日) 11:43
草野心平さんといえば、

るるるは しろい。
ほのおになって。

というフレーズが忘れられません。るるるというメスガエルのお葬式の
詩だったと思うのですが、なんて情感のこもった詩だろう、と思いました。

『山月記』は朗読のカセットが爆笑もので、折角の名作なのに笑いを噛み殺すので
たいへんでした。
「遂に発狂した!」と言い方とか・・吹き出しそうになってた奴多数。
544無名草子さん:2001/07/15(日) 16:36
『山月記』といえば、私の場合、
「〜なにかわけのわからないことばを叫びながら・・・」
という文句(うろ憶えだけど)が浮びます。

聞きたいなぁ、その朗読カセット。>543
545無名草子さん:2001/07/16(月) 01:02
中1の時の教科書に載ってた
桜色の染物の話が好きだった。

桜を使って染めるんだけど、桜の花びらを使うんじゃなくて
樹皮を煮て染めるとピンクになるって話。
桜は全身でピンクなんだとわかってから
嫌いだったピンクが好きになりました。
546無名草子さん:2001/07/16(月) 02:40
>>300・390
オレもその話スキー。
読んでるだけで生唾がもうダラダラと。4時間目が国語のときは拷問だった。

「ごんぎつね」「よだかの星」「ちいちゃんのかげおくり」「スーホーの白い馬」
は、授業中にもかかわらず泣いたなぁ〜。
小1の時の「はないっぱいになあれ」では、実際に風船に種つけて飛ばした。
これって全国的に流行ってたけど、最近はあんまり聞かないね。
「山月記」は丸暗記テストというものがあって、別の意味で記憶に残ってる。
死ぬほど辛いテストだった・・・。
547ことぶき蘭:2001/07/16(月) 03:02
1974年生まれ、小・東京書籍、中・光村ですが・・・印象にのこってるの。
・「名前をみてちょうだい」
えっちゃんが帽子とばされるやつ。
・「月夜の鹿」
新出漢字は「神経」(笑)
・「みかんの木の寺」
なんだかわすれちゃった
・「ぼくのクロウ」
苦労する話だと思ったやつ多数。
・「たかの巣とり」
「アッチー」
・「チワンのにしき」
切り絵がブラック。
・「ビーバーの大工事」
出てないので一応(笑)
・「わたしを束ねないで」
新川和江で一応
・「車掌の本文」
かんべむさしが贈る大スペクタクル

それにしても光村が遊び心満載のHPなのに東書はカタい。。。
548これもアリですか?:2001/07/16(月) 06:48
                     .  ) (  、
                    ; (    )  '
            o___, . (、. ' ⌒   `  )
            /      ~ヽ (. : ) ,  ( '
           / /// / ̄ ̄; ) ( . ⌒ )
           /    /    / ̄|`‘ ' ` ”, )
          /    |\_/   /    /
          / ヽヽヽ \__/ /// /
         /              /
         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ∧_∧  /
 ( ´∀`) /
 (    )つ
 | | |
 (__)_)
549無名草子さん:2001/07/16(月) 16:28
いいスレだね〜半泣きで読んだよ。
こういうのってどこかで纏めて読めないのかなー。
550無名草子さん:2001/07/16(月) 21:42
>>545
それって志村ふくみのエッセイですよね。私も毎年桜の季節になるたびに思い出してしまう。
551545:2001/07/16(月) 23:09
>>550
ありがとうございます!
もう一度読んでみたかったんです。

でも読まずにいた方がいいのかなー。
552無名草子さん:2001/07/17(火) 00:33
>>4 et al.
再掲するがヘルマン・ヘッセの、「少年の日の思い出」

主人公の友人が、主人公に対して
「そうか、そうか。つまり君はそんな奴なんだな」と言う台詞が
当時クラスで流行した。
553無名草子さん:2001/07/17(火) 00:40
>>545
おれが卒業した高校の入試問題はえらく手抜きだった。
545が言う桜の染色の文章が、そのまま入試問題に載ってた。
ただの復習テストみたいだった。
554無名草子さん:2001/07/17(火) 04:09
いいスレだ…。
私は『葉桜と魔笛』。確か芥川だったと思う。
「神様はいる、きっとある。」という表現が芝居の台詞みたいで好きだった。
あとは高村光太郎『樹下の二人』。これが読むきっかけになったよ。
555無名草子さん:2001/07/17(火) 11:31
「葉桜と魔笛」は、芥川じゃなくて太宰だよん。お薦め。
556無名草子さん:2001/07/18(水) 20:12
age
557無名草子さん:2001/07/18(水) 22:23
詩で「クラムポンが笑ったよ」というのは何だった?
558無名草子さん:2001/07/18(水) 22:28
 「えびふりゃあ」をおみやげで買ってくる? みたいな話があったよぉな。
 阿部公房の、体がほどけてっちゃうのは「赤い糸」だったかな? 正直当時は
良くわからなかった。(^_^;)

 既出の作品からだと「少年の日の思い出」「チックとタック」「最後の授業」
「しろばんば」「スーホの白い馬」たりはお気に入りだったはず。
 「しろばんば」は、全部読みたくなって文庫本を買ったんだよね……。
559無名草子さん:2001/07/19(木) 03:59
>>558
馬頭琴、泣きました。

あと忘れられないのが「くらむぼんは笑ったよ」ってフレーズが
リフレインする詩です。
朗読のテープの読み手が岸田今日子さんで、トラウマになるほど怖かった。
昼下がりの西日がさす教室で、子供たちは微動だにせず、凍ったまま
聴いていたのを思い出す…
560無名草子さん:2001/07/19(木) 04:55
>>559
それは宮沢賢二の「やまなし」では?
詩ってゆーか童話じゃないかね。
ttp://www.aozora.gr.jp/cards/kenji/htmlfiles/yamanasi.html
ここにあるよ。
サイトトップは
ttp://www.aozora.gr.jp/
心ゆくまで読むべし。
561560:2001/07/19(木) 04:57
けんじ間違いスマソ
賢二→賢治
562無名草子さん:2001/07/19(木) 05:33
遠藤周作『札の辻』。高3。弱さと強さ、人間の両義的な姿が描かれる。
これはどの本に所収されているのだろうか。
563無名草子さん:2001/07/19(木) 21:13
遠藤周作って最近忘れられてるよな。
564無名草子さん:2001/07/20(金) 08:51
あげ
565無名草子さん:2001/07/20(金) 08:53
558さんへ
それは安部公房の「赤い繭」です。初期短編。訳の分からなさが良かったです。
566無名草子さん:2001/07/20(金) 11:29
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな


山村暮鳥だったのだと10年くらい経ってから知った。
567無名草子さん:2001/07/20(金) 17:12
じゃあ次は「テスト問題に出た忘れられない名作」ってのはどう?
ソース取りづらいことこの上なしだけど藁
568きりきり:2001/07/20(金) 17:26
23歳の自分が小Tに出合った「サーカスのライオン」
のことは今での鮮烈に覚えています。
後、題名だけ印象に残っているのは「どっこい海へ行く」
と言うやつです。どんな話だったかは記憶にない。
569無名草子さん:2001/07/20(金) 18:24
たしか山の村に住んでた「どっこい」なる母親思いの働き者の青年が
何故かは忘れたけど母の為に海に行く・・・・という話だったような。
日本の昔話風の舞台で。
570無名草子さん:2001/07/21(土) 15:28
あげ
571無名草子さん:2001/07/21(土) 15:36
夏目漱石のこころ
572無名草子さん:2001/07/22(日) 05:09
小さい白いにわとりはひとりでたねをまきました。
ってなやつ、なんてタイトルだっけ?
573無名草子さん:2001/07/22(日) 13:21
>>529 >>538

高校教師になってから、何度か『ナイン』は教えてますが、
作者の作為的な、郷愁と友情の強調が気に入らんので、
『美しい友情』の背後にある
『消え行く古き良き時代への登場人物(作者)の執着』
を、去年はメインに据えてしまいました。

最初に簡単に感想を書かせると、素直に感動してるのが4割、
むかついてるのが3割、ってとこかな。
574無名草子さん:2001/07/22(日) 13:47
分け入っても分け入っても青い山
575無名草子さん:2001/07/22(日) 19:43
やまのあなたのそらとおく さいわいすむとひとのいう

なんだっけこれ?
576無名草子さん:2001/07/22(日) 21:08
↑上田敏の翻訳した詩集「海潮音」の一編ですね。
でも題名が思い出せない
577無名草子さん:2001/07/22(日) 21:55
白鳥は哀しからずや海の青空のあをにも染まずただよふ
578無名草子さん:2001/07/22(日) 23:36
みんな感動的な思い出があっていいね。
僕なんか、一番心に残っているのは“きかんしゃやえもん”だよ。

もういいかげんおっさんだって言うのに、長い階段を登るときなんか、いまでも
なんだ坂こんな坂 なんだ坂こんな坂、
なんだ坂こんな坂 なんだ坂こんな坂、
って、つぶやいてしまう。

なんだ坂こんな坂 なんだ坂こんな坂
579無名草子さん:2001/07/23(月) 03:15
>>562
国語教師(1993当時)曰く、「札の辻」は「殉教」という本に収録されていたらしい。
ただ当時すでにこの教師が「殉教は絶版になったかもなあ」と言っていた。
580無名草子さん:2001/07/23(月) 04:14
教科書じゃないけど、高校受験のときに読まされた模試の問題文で、
続きが気になったのが結構ある。幸田文が父親(露伴)から障子のサンの掃除を教わるシーンとか、
「沈黙」の終盤部分で「しかし、不思議に神は彼の中に生きていた」のくだりとか。
581無名草子さん:2001/07/23(月) 04:24
「トロッコ」だったかな?
主人公が駅でキップを買うシーン。無愛想な駅員が窓口の金網ごしに
「ひどく聞きとりにくいくぐもり声で」何かを言うところ。

国語の授業って、一段落ずつ順番に立って朗読させられるじゃないですか。
声変わりの時期でちょうど「ひどく聞きとりにくいくぐもり声」になってたから
当てられたらイヤだなあ、順番が回ってきませんように、って思ってたよ。
582無名草子さん:2001/07/23(月) 04:57
中村真一郎の随筆
タイトル忘れたけど、千夜一夜物語の本のページを捲る描写が忘れられない。
屋根裏部屋のほの明るい光の中でパリパリとかすかな音をたて、指先には金粉が付く。。
なんとも言えず秘密めいて胸がときめいた。小学生の教科書に
あんな大人っぽい感触の文が載ってたんだな−
583562:2001/07/23(月) 06:07
>579 ありがとう。『札の辻』、これをきっかけに文学部に入った、思い出深い作品なんだが、残念。
わざわざ図書館等で探し回って再会するのも興が醒めることであるよ……。
584無名草子さん:2001/07/23(月) 10:58
教科書じゃないけどテキストチックなもので授業中読んだ
村上春樹の「沈黙」
585無名草子さん:2001/07/23(月) 11:09
>>577
牧水ですね。「海の青」と「空の青」が反対なのはわざと?
幾山河 こえさりゆかば 寂しさの
    果てなむ國ぞ 今日も旅ゆく
という歌も好き。
小学生の頃はわからなかった歌の意味が、大人になってわかることも
ある。
586無名草子さん:2001/07/23(月) 15:01
>>575
「山のあなた」だと思います。
587575:2001/07/23(月) 19:39
>>586
ありがと。
結構気に入ったフレーズなんです。
誰か全文憶えてますか?
588無名草子さん:2001/07/23(月) 20:31
教科書の内容のことじゃないんですけど、光村書院の国語の教科書の
デザイン(というか装丁か)好きでした。かわいいかった。
589無名草子さん:2001/07/23(月) 20:38
>>587
山のあなたの空遠く
「幸」住むと人のいふ。
ああ、われひとと尋めゆきて、
涙さしぐみかへりきぬ。
山のあなたになほ遠く
「幸」住むと人のいふ。

ちゃんと本で調べたのですが、出ない漢字があった。私もとても気に入っている詩で、西洋の詩では唯一暗唱できます。(教養のなさが知れるが…。)
著者はカアル・ブッセ。時代を感じさせる。
590無名草子さん:2001/07/23(月) 20:49
中原中也の「一つのメルヘン」
あまりの美しいソネットに、本物の詩というものを教えられた気がする。
591無名草子さん:2001/07/23(月) 21:22
>>587
山のあなたの空遠く
「幸」住むと人のいふ。
ああ、われひとととめゆきて(←ちょっとあやしい)
涙さしぐみかへりきぬ。
山のあなたになほ遠く
「幸」住むと人のいふ。

著者はカアル・ブッセだったはず。
592591:2001/07/23(月) 21:23
ごめんなさい。かぶりました。
593無名草子さん:2001/07/23(月) 22:28
>>578さん

なんだ坂こんな坂 なんだ坂こんな坂
なんだ坂こんな坂 なんだ坂こんな坂

あぁ〜、ひさしぶりにきくといいフレーズだね〜
へこたれそうな時に口ずさむと元気がでそう!
思い出させてくれてありがとうね。
594無名草子さん:2001/07/23(月) 23:01
このスレ、懐かしすぎて涙が出る。
595無名草子さん:2001/07/24(火) 00:31
お風呂場のガラスに顔を落書きしたら、みんな泣いた顔になった…みたい詩ありましたよね。
596無名草子さん:2001/07/24(火) 21:59
あおいうみ あおいそら
おさるがふねをかきました

って、光村の1年生用の最初にでてこなかった?
597禁断の名無しさん:2001/07/26(木) 02:17
あめゆじゅとてちてけんじゃ
598無名草子さん:2001/07/26(木) 21:13
僕らは朝をリレーするのだ 経度から経度へと
そうしていわば交代に地球を守る
599無名草子さん:2001/07/26(木) 21:24
坂口安吾の「赤いまゆ」
がよかった。
600無名草子さん:2001/07/27(金) 02:39
>>591
その詩を読むと、どうしても
山のアナアナアナ
と言いたくなってしまう。

わからない人は40歳以上の落語好きの人に聞いてください。
601禁断の名無しさん:2001/07/27(金) 04:07
>>600
円歌知ってる俺は29歳
602禁断の名無しさん:2001/07/27(金) 04:09
おらおらでひとりえぐも
603無名草子さん:2001/07/28(土) 00:31
いしころけったらころころころげて ちょこんと止まって僕を見た
もっと蹴ってというように
もいちどけったらころころころげて ちょこんと止まって空を見た
雲がいくよというように
そうかいいしころ、お前も昔は天まで届く岩山だったか
雲を帽子にかぶってね

ここまでもうろ覚えだけれど、小学校2年くらいのときにあったなぁ。
それから両親の実家から名産品が送られてくる(片方はりんご)のを描いた
詩もあったっけ。
604無名草子さん:2001/07/28(土) 00:33
おーい おーい 悔しかったら吊り橋渡って駆けてこい
とっこはぎゅっと唇をかみしめて、揺れる吊り橋を眺めました

都会から理由があって田舎へ来たトッコがやまびこの精と遊んでいるうちに
吊り橋を渡れるようになり、田舎の子とも遊べるようになる話
605無名草子さん:2001/07/28(土) 09:07
『つりばしわたれ』ですね。お懐かしい。小学校二年だったかな。その年の学習発表会はこれを劇でやりました。
606無名草子さん:2001/07/28(土) 11:12
>>604 >>605
つりばしわたれ、小学校三年生の教科書に今でも載っていますよ。
今年、教育実習でやってきました。

最近の子どもは変わった、とよく言われますが、純粋だったよ
大人がかわったんだよ   と思った。
607無名草子さん:2001/07/29(日) 00:18
つり橋、知らないんですが、いいなあ。
読んでみたくなった。
608無名草子さん:2001/07/29(日) 00:28
詩人はキチガイ。
「朝のリレー」で、カムチャツカの若者うんぬんという
文字を見たときにそう思った。
あんなくだらねーこと書いててよく飯が食えるな。
609無名草子さん:2001/07/29(日) 23:28
小三ね。甥っ子に教科書を見せてもらお。
610無名草子さん:2001/07/30(月) 22:28
age
611無名草子さん:2001/08/03(金) 23:53
AGE
612無名草子さん:2001/08/04(土) 00:35
>>385
息子が出征するたびに、母親が桐の木を植える奴だっけ?

もういつのことだか記憶も定かじゃないが
咳をしても一人
なんてのがあった。自由律の俳句だっけか。
613無名草子さん:2001/08/04(土) 00:53
せんせいあのね
でんしゃごっこでぼく、うんてんしゅさんになったんだよ
おきゃくさんが、いっぱいのってくれたよ。
614れいこ:2001/08/04(土) 02:53
それ恐ろしいほどのすみれ。
きつねの窓。
のぞくと、思い出が見られるの。
それ以上は覚えていないけれど、きれいな挿絵だったなあ。
615無名草子さん:2001/08/04(土) 07:56
age
616無名草子さん:2001/08/05(日) 13:04
age
617無名草子さん:2001/08/06(月) 10:12
>>572 タイトルはまんま「ちいさいしろいにわとり」だったと思います
文章にリズム感があって、覚えてる。なんとなく今でも口ずさんだりします(恥
最後の場面
豚は「たべる」といいました
犬も「たべる」といいまいた
猫も「たべる」といいました

当時授業でこのあとにわとりはどうしたか、って書かされたんだけど、
自分は、パンをみんなにわけてあげました、って書いてた・・・純心だったあの頃は
618無名草子さん:2001/08/06(月) 23:47
志村くんが死んじゃうやつ。なんだっけ?

私は思わず泣いた。

とかいうフレーズで終わる話。絵の上手い男の子の。
619無名草子さん:2001/08/07(火) 00:28
>>618
国木田独歩の「画の悲み」だと思う。
↓ここで読めます。

ttp://www9.wind.ne.jp/aozora/cards/doppo/htmlfiles/enokanashimi.html
620逝って潮:2001/08/07(火) 00:56
ムツゴロウの僕のクロウ
621無名草子さん:2001/08/07(火) 01:00
舞姫。森オーガイのだけど。
ガイシュツだったらスマソ。
622無名草子さん:2001/08/07(火) 19:10
がいしゅつだと思うけど「てぶくろを買いに」だな。
こぎつねに手袋を売ったおじさんは商売人の鑑だよ。
623校正:名無しさん:2001/08/07(火) 19:31
がいしゅつだったらごめん

戦争中の話で主人公の僕が近所のお姉さんに優しくされるのだけれど
空襲でミサイルが飛んで来てお姉さんは僕を助けてくれようとした
が白いワンピースに標的になるとお姉さんを突き飛ばし逃げたはなし。
オチがすごく怖かった・・・。
624無名草子さん:2001/08/07(火) 23:18
ミサイル?
625無名草子さん:2001/08/07(火) 23:26
age
626無名草子さん:2001/08/08(水) 00:08
ミサイル? 機銃?
627無名草子さん :2001/08/08(水) 00:42
>>603の詩ってまどみちおじゃなかったっけ…。
うろ覚えだけど詩はよく憶えてる。あの頃の思い出ってほんと忘れないんだな…
めちゃくちゃ懐かしい。ありがとう。
628無名草子さん:2001/08/08(水) 00:46
>>623
山川方夫「夏の葬列」。
君はいろいろ覚え違いしていそうだ。再読を薦める。
629無名草子さん:2001/08/08(水) 01:03
大庭みな子「私は魚か?」
良い小説だ。
630618:2001/08/08(水) 01:43
>>619さん
ありがとう!リンクまで貼ってくれて。じっくり読みました。
そうそう、これです。懐かしい・・・
631無名草子さん:2001/08/08(水) 02:03

がいしゅつなら、お飛ばしになってくだせぇ

 「ほたるの墓」....作者は・・・・だが、これはおもわずホロリ。
632名無草子さん:2001/08/08(水) 02:21
>>604
「つりばしわたれ」とは懐かしい
当時はやまびこの精がくれるお菓子がおいしそうだったな
633無名草子さん:2001/08/08(水) 03:49
ガイシュツですが
辻邦生 夏の海の色
なんだか剣道の防具をつけてみたくなりました・・・
634無名草子さん:2001/08/08(水) 18:33
ガイシュツだろうけど おれはかまきり
635無名草子さん:2001/08/08(水) 18:56
あの坂を登れば海が見える
636無名草子さん:2001/08/08(水) 19:37
>>635
詩でしょうか。かすかに記憶に残っています。
ご存じでしたら、もう少し詳しく教えていただけませんか?
637無名草子さん:2001/08/08(水) 23:29
草野心平… あの独特の音表現が良かったですね。
氏は私の地元出身だったので、
学校の校歌の作詞は氏でした。
けど、内容は割と普通。
638一つの花  (1):2001/08/09(木) 22:04
「一つだけ、ちょうだい。」
 これが、ゆみ子のはっきりおぼえた、最初のことばでした。
 まだ、戦争のはげしかったころのことです。
 そのころは、おまんじゅうだの、キャラメルだの、チョコレートだの、そんなものは、
どこへ行ってもありませんでした。おやつどころではありませんでした。
食べるものといえば、お米のかわりに配給される、おいもや、まめや、かぼちゃしか
ありませんでした。
 毎日、てきの飛行機がとんできて、ばくだんを落としていきました。
 町は、つぎつぎに焼かれて、灰になっていきました。
 ゆみ子は、いつもおなかをすかしていたのでしょうか。ごはんのときでも、
おやつのときでも、もっと、もっと、といって、いくらでもほしがるのでした。
 すると、ゆみ子のおかあさんは、
「じゃあね、一つだけよ。」
といって、自分のぶんから一つ、ゆみ子にわけてくれるのでした。
「一つだけ・・・。一つだけ・・・。」
と、これが、おかあさんの口ぐせになってしまいました。
ゆみ子は知らず知らずのうちに、おかあさんの、この口ぐせをおぼえてしまったのです。
639一つの花  (2):2001/08/09(木) 22:07
「なんてかわいそうな子でしょうね。一つだけちょうだいといえば、なんでも
 もらえると思ってるのね。」
 あるとき、おかあさんがいいました。
 すると、おとうさんが、ふかいため息をついていいました。
「この子は、一生、みんなちょうだい、山ほどちょうだいといって、両手をだすことを
 知らずにすごすのかもしれないね。・・・一つだけのいも、一つだけのにぎりめし、
 一つだけのかぼちゃの煮つけ・・・。みんな一つだけ。一つだけのよろこびさ。
 いや、よろびなんて、一つだってもらえないのかもしれないんだね。
 いったい、大きくなって、どんな子にそだつだろう。」
 そんなとき、おとうさんはきまって、ゆみ子をめちゃくちゃにたかいたかい
するのでした。
 それからまもなく、あまりじょうぶでないゆみ子のおとうさんも、戦争に行かなければ
ならない日が、やってきました。
 おとうさんが戦争に行く日、ゆみ子は、おかあさんにおぶわれて、とおい汽車のえき
まで、おくっていきました。頭には、おかあさんのつくってくれた、わたいれの
防空ずきんをかぶっていきました。
 おかあさんのかたにかかっているかばんには、ほうたい、おくすり、配給のきっぷ、
そして、だいじなお米でつくった、おにぎりがはいっていました。
 ゆみ子はおにぎりがはいっているのを、ちゃあんと知っていましたので、
「一つだけちょうだい。おじぎり一つだけちょうだい。」
といって、えきにつくまでにみんな食べてしまいました。おかあさんは、戦争にいく
おとうさんに、ゆみ子のなき顔をみせたくなかったのでしょうか。
 
640一つの花  (3):2001/08/09(木) 22:09
 えきには、ほかにも戦争に行く人があって、人ごみのなかから、ときどき、
バンザイの声がおこりました。また、べつのほうからは、たえずいさましい軍歌が
きこえてきました。
 ゆみ子とおかあさんのほかに見おくりのいないおとうさんは、プラットホームの
はしのほうで、ゆみ子をだいて、そんなばんざいや、軍歌の声にあわせて、小さく
ばんざいをしたり、歌をうたったりしていました。まるで、戦争になんか行く人
ではないかのように・・・。
 ところが、いよいよ汽車がはいってくるというときになって、また、ゆみ子の
「一つだけちょうだい。」がはじまったのです。
「みんなおやりよ、かあさん。おにぎりを・・・。」
 おとうさんがいいました。
「ええ、もう食べちゃったんですの・・・。ゆみちゃん、いいわねえ、おとう
 ちゃん、へいたいちゃんになるんだって、ばんざーいって・・・。」
 おかあさんはそういって、ゆみ子をあやしましたが、ゆみ子はとうとう
なきだしてしまいました。
「一つだけ・・・。一つだけ・・・。」
といって。
 おかあさんはゆみ子をいっしょうけんめいあやしているうちに、おとうさんが、
ぷいといなくなってしまいました。
 おとうさんは、プラットホームのはしっぽの、ごみすて場のようなところに、
わすれられたようにさいていた、コスモスの花を見つけたのです。
あわててかえってきたおとうさんの手には、一りんのコスモスの花がありました。
「ゆみ。さあ、一つだけあげよう。一つだけのお花、だいじにするんだよう・・・。」
 ゆみ子は、おとうさんに花をもらうと、きゃっきゃっと、足をばたつかせて
よろこびました。
 おとうさんは、それを見て、にっこりわらうと、なにもいわずに汽車にのって
行ってしまいました。ゆみ子のにぎっている一つの花を見つめながら・・・。

 
641一つの花  (終):2001/08/09(木) 22:10
 それから、十年の年月がすぎました。
 ゆみ子はおとうさんのかおをおぼえていません。自分におとうさんがあったことも、
あるいは知らないのかもしれません。
 でも、いま、ゆみ子のとんとんぶきの小さな家は、コスモスの花でいっぱいに
つつまれています。
 そこからミシンの音が、たえず、早くなったりおそくなったり、
まるでなにかおはなしをしているかのようにきこえてきます。
それはあのおかあさんでしょうか。
「かあさん、おにくとおさかなと、どっちがいいの。」
と、ゆみ子のたかい声が、コスモスのなかからきこえてきました。
 すると、ミシンの音がしばらくやみました。
 やがて、ミシンの音がまたいそがしくはじまったとき、買い物かごをさげたゆみ子
が、スキップをしながら、コスモスのトンネルをくぐってでてきました。
そして、町のほうへ行きました。
 きょうは、日曜日、ゆみ子が小さなおかあさんになって、おひるをつくる日です。


今西祐行・作
642無名草子さん:2001/08/10(金) 10:32
>>641
おつかれさまです。初めて読みましたが、ゆみこがムカツく!!と思ったのは
私だけでしょうか(笑
643無名草子さん:2001/08/10(金) 10:33
すずかけ写真館は書き下ろしだったのかなぁ。もう1度読みたいんだけど・・。
644無名草子さん:2001/08/10(金) 11:41
>>642
ゆみこむかつく!
娘の教科書に載っていて、はじめて読んだ。
おとうさんのやさしさを表現しようとしたんだろうけど
ゆみこのわがままさが印象に残ってしまった。
これは小説として失敗なのでは、と思いました。
単に私の性格が悪いだけ?
645無名草子さん:2001/08/10(金) 12:11
>>642ゆみこは2歳とか3歳なんじゃない?
だったらこんなモンでしょ。

>>643美女がタクシーにのって「すずかけ通りにいってください」
運転手が「すずかけ会館でいいですか」っていう話?
だったら「車の色は空の色」だけど
646無名草子さん:2001/08/10(金) 12:30
ひ〜 過去ログずっと読んできたけど
「かわいそうなぞう」「トンキー、ワンリー、ジョン」って文字見たとたん
涙出た!条件反射としか思えん…
647無名草子さん:2001/08/10(金) 18:42
>>645
雑木林の中に星型の池があって・・・ってはなし。
ちょっとちがうかなぁ。誰か覚えてない?
648無名草子さん:2001/08/10(金) 20:21
age
649無名草子さん:2001/08/10(金) 21:38
チイちゃんの影送り
スーホの白い馬
赤い実はじけた
650無名草子さん:2001/08/11(土) 16:00
age
651無名草子さん:2001/08/12(日) 04:45
>558

多分既出だと思うけど、
エビフライの話は「盆土産」って題だったと思うー。
確か主人公はえんびふらいって発音しか出来なくて姉さんから馬鹿に
されるけど、姉は姉で雑魚のことジャッコっていってたんだよねー。

個人的には太郎コウロギが懐かしいなあ。
652無名草子さん:2001/08/12(日) 17:54
わらぐつの神様。おばあさんの昔語りなのに、「おみつさんは気立てがよく、
みんなの人気者で」とかいうくだりがあって、自分で言うなよ、と突っ込んでいた。
653無名草子さん:2001/08/13(月) 16:31
>>647
すずかけ写真館、なんとなく覚えてる。
なんか不思議な話だったような記憶がある。

話は変わるが、印象に残っているのは遠野物語の
「おばあさんがきた」という一節。
654無名草子さん:2001/08/13(月) 17:49
狂女がけたたましくナ
遅レスだけど、ゆみ子むかつくかな。
みんながお腹をすかせている時代だったけれど、親としてはやっぱり自分の子の
お腹をいっぱいにしてやれないことが辛くて切なくてならなかっただろうし、戦
地に行くお父さんにしても戦争に行く=まず間違いなく死ぬ、という時代だった
のだから最後くらい幼い可愛い娘に精一杯の事をしてやりたかったと思うよ。
1歳半の子供がゆみ子の描写よりもう少し達者に喋るので、1歳半以下だと思わ
れるんですが、それくらいの子供に分別なんか……半分動物時代だもの。
656無名草子さん:2001/08/14(火) 01:10
ハンプティーダンプティー
657無名草子さん:2001/08/15(水) 21:55
あんなおっさん顔を!!(笑)>>656
658無名草子さん:2001/08/15(水) 21:58
ありがちょうのはねをひいていくああよっとのようだ
659無名草子さん:2001/08/15(水) 23:57
小学一年生の時だったと思うけれど、
「おさるがふねをかきました」
という一文のある詩があったのを覚えている人いますか?
660無名草子さん:2001/08/16(木) 01:43
古田足日「もぐらはらっぱの仲間たち」。小4上の教科書に一部がのってて
本を買って読んだら最高に面白かった。主人公達の放課後や休日の過ごし方がすごく
うらやましかった。
リンドグレーン「やかまし村のこどもたち」。リンドグレーンの作品ってみんないいよね。
661無名草子さん:2001/08/16(木) 12:09
アナトール工場へ行く。
ねずみの話だが冒険するわけでもなく、むしろ淡々とした話なのに
うちのクラスで一大ブームを巻き起こした。
休み時間は常にアナトールごっこしてたしチーズが給食に出たら薀蓄垂れてたし。
なんでだろう。
662無名草子さん:2001/08/16(木) 14:11
かなり前のものへのレスになるんですが
>>294
光村図書「国語2」(平7発行)
『なきがら』ウィルフレッド・オーウェン  高橋宗近訳

>>486
光村図書「国語1」(平6発行)
『流星の夜』E.L.カニグズバーグ  松永ふみ子訳


『なきがら』は好きだったんですが、クラスでは気色悪いって
嫌いな人が多かった思い出が。

『流星の夜』は挿し絵が好きだった。
少年が仮眠を取るおばあさんを起こす約束をして目覚ましを仕掛けるところとか。
663名無し:2001/08/16(木) 14:38
 「星がすけて見える大きな体」たしかハワイかどこかの話だったと思う。ちゃんとは覚えてないんだけど。
 あと、「えっちゃんのかげおくり」戦争中の話で、この単元やってたとき、校庭で影送りしてるやつがやたらといた記憶がある。

 一応影送りの説明。
 天気のいい日に太陽を背にして、自分の影を10秒間、瞬きせずにじっと見る。10秒経ったらそのまま視線を空へ向ける。すると、影の残像が空に映るというもの。暇な方は一度どうぞ。
664無名草子さん:2001/08/16(木) 19:06
>>663
「ちいちゃんのかげおくり」では?
この前本屋さんで立ち読みしたが、やっぱり泣きそうになったよ。

現在、図書館の児童室で働いていますが、皆さんが話題にするようなお話は
今でもちゃんと読まれています。
今はやっぱり戦争文学が多いですね。「おかあさんの木」や「ピカドン」とか。
665ネズミ:2001/08/16(木) 20:19
>>562
遅レス気味だけど…

遠藤周作「札の辻」は、
現在は『哀歌』(講談社文芸文庫)に収録されてるよ。
それを長編にした作品が『死海のほとり』(新潮文庫)

「札の辻」は角川書店「現代国語」の教科書に載ってたんだったか。
666無名草子さん:2001/08/16(木) 21:33
660さん! もぐらはらっぱ、教科書に載っていたんですか!
すごい嬉しい! 子供のときとても好きで読んでいた本だったので、
教科書で読んで興味を持ってくれる人が出てきてくれるのは、本当に
嬉しい!
667無名草子さん:2001/08/17(金) 02:00
灰谷健次郎の
『ろくべえまってろよ』

キョユーンワンワン、キョユーンワンワン。ろくべえがあなにおっこちた。

約20年経っても忘れられない一節だ〜。
668無名草子さん:2001/08/17(金) 02:07
>>659
教科書に載っていたのは知らないけど、
「おさるがふねをかきました」っていうのは童謡ですね。
「ぞうさん」などを書かれたまど・みちおさんの詩です。
でも、曲と切り話して読んでもいい詩ですよね。
私も好きです。
669無名草子さん:2001/08/17(金) 02:42
「4月8日は花祭り。」で始まる『パン屋のしろちゃん』

なんでかなぁ感動したわけじゃなかったような気がするんだけど・・・
670無名草子さん:2001/08/17(金) 03:04
太宰治の『猿ヶ島』
確か中3の時だったかな?
ラストの一文を読んだ時の衝撃は未だに覚えてるよ。
671659です。:2001/08/17(金) 17:23
>>668
情報ありがとうございますー。
それにしても、そうだったんですかー。
あれは童謡だったのですか。聞いてみたいなあ。
教科書に載っていたイラストのおさるさんがかわいかったからよく覚えているんです。
672無名草子さん:2001/08/17(金) 19:18
タイトル忘れたんだけど、中学2年の教科書にあった話。
「リーオニド」という流星群を見るために、仲のいいおばあさんの家に泊にきた
男の子と、おばあさんの話なんだけど、なんかよくわからなかった。
673無名草子さん:2001/08/17(金) 21:19
題名は忘れてしまいましたが、
何万年も昔に知的生物を求めて地球に降り立った宇宙人たちが出てきて、
でもその時代には人類はまだ未発達で、猿のような生き物しか居なかったので、
宇宙人たちは卵形のカプセルのなかに地球のために役に立つものを詰めて
人間達が開けられる科学技術を持つまでのあいだ、ということで
無人の砂漠のなかにそのカプセルを埋めておくんです。
しかし、人間たちはそのカプセルを開けられるだけの十分な技術を持ったとき、
その砂漠の上で核実験を行い、
砂漠と共に卵型のカプセルは吹き飛んで仕舞った・・・という話。
子供ながらに衝撃的な話で、今も忘れられません。
どなたか題をご存知の方いらっしゃいませんでしょうか。
674無名草子さん:2001/08/17(金) 21:56
>>673
星新一のショートショートですよね。
題は・・・忘れた。
675無名草子さん:2001/08/17(金) 21:58
>>673
星新一の「おみやげ」
うちの子の5年生の国語の教科書に載ってる。
676無名草子さん:2001/08/18(土) 11:29
>>673
「おみやげ」ですよね。新潮社文庫の
星新一「ボッコちゃん」にも掲載されています
私もこの話すきだった
677無名草子さん:2001/08/19(日) 07:37
age
6781974年4月生まれの大田区育ち:2001/08/21(火) 10:29
既出だったらスマソ

五味太郎の“クロスプレー”を推すね。
中1の光村だったかな、掲載教科書は。

習った時は良くも悪くも特に感じなかったけど、後年書店でたまたま見つけた五味氏のエッセイ「ときどきの少年」に収録されていたので再読。
心理描写とか、昔は気にもしなかったコトがこの作品の面白さだったことに気づいた。

他の収録作品もオススメですよ。
679無名草子さん:2001/08/22(水) 15:15
星新一 “繁栄の花”age
680無名草子さん:2001/08/22(水) 20:09
「おてがみ」
アーノルド ローベル作
三木卓 訳

一度も手紙をもらったことのない友人のために
手紙を書くかえるのはなし。

急に思い出して絵本を買った。。。
681無名草子さん:2001/08/22(水) 22:25
小1の「だんごどっこいしょ」
ガキが余所の家で食った団子が美味くて帰ったらオカンに団子作ってもらおうと「団子」という言葉を忘れないように連呼しながら家路に帰る。
だが途中で「どっこいしょ」と言ってしまった為に次からは「どっこいしょ」を連呼しつつ帰宅。
母の顔を見るなり「どっこいしょ作って!」と懇願するも「何を訳の判らん事をいいよるかこのガキャ」とすかさずブン殴られる。
殴られて出来たコブを見てようやく「団子」を思い出した不思議な子供の話。

「ノリオの夏」(うろ覚え。ノリオしか覚えてなかったり)
戦争の話。ありきたりなんだけどやっぱ泣いた。こないだ掃除してら教科書出てきて読み返したら号泣。
でもその後捨てちゃった。

タイトル忘れ。
男の子が外で遊んでる時に黒装束の集団(藁 を見つけ、家に逃げ帰って家族に「忍者がおる!!」と言うんだけど誰も相手に去れなくて、でも親父だけが否定も肯定もしなかったという話。
682無名草子さん:2001/08/23(木) 00:48
良いなあこのスレ。忘れてたものをどんどん思い出す。
683無名草子さん:2001/08/23(木) 00:55
>>660『もぐら原っぱの仲間たち』教科書にあったんだ。
私は本で持ってたけどバイブルでした。確か最後はもぐら原っぱが
開発でなくなっちゃうんですよね。

教科書にはなかったけどテストでよく出た『おとうと』がせつなかった。

小さいころの教科書でこぶしの花が出てくる話ご存知の方います?
あとハンモッグの話。
684禁断の名無しさん:2001/08/23(木) 01:19
>>683
もぐら原っぱのモデルになった原っぱ、今もあるよ。
うちの近所で、すぐそばに原作者の古田足日が住んでる。
685683:2001/08/23(木) 01:48
ほんとにある場所なの??ドーナツ型の池(だったかな?)
もあるの?行ってみたいよー。
686684:2001/08/24(金) 03:06
>>685
東京都東久留米市にある白山公園(はくさんこうえん)です。
687無名草子さん:2001/08/24(金) 11:12
中学1年か2年生の国語の教科書。
戦争の頃の話で幼い弟の母乳代わりに飲ましていた牛乳(?)を
隠れて飲んでしまう、という話。
弟は結局亡くなってしまう。
「何度も何度も飲んだのです」というくだりが忘れられない。

あと、これまた戦争もので教科書に載っていたかどうかは憶えてないけど
幼い妹が学童疎開に行くときに字がかけないから
元気に過ごせたら○、そうじゃないときは×を
書いて送りなさいとはがきを渡す。
最初は○だったのにそれがだんだんちいさくなってとうとう×になる・・・と
いう内容だったと思う。

このふたつは忘れられない。
あとガイシュツだけど夏目漱石の「こころ」もはずせない。
688無名草子さん:2001/08/24(金) 17:17
age
689660:2001/08/24(金) 20:55
「もぐら原っぱ」のこと、好きな人がたくさんいて嬉し〜。
実在して、しかも現在もちゃんとあるなんて感動です。
物語りの描写どおりの場所でしょうか。こんど遊びに行ってみたいわん。
「もぐら原っぱ」は、確か大阪書籍の教科書に載っていたと思います。
掲載されていたのは第2話の「先生の目はエックス線」でした。
私は原作本の挿し絵が大好きです。大人になって読み返して洋子先生の
車の絵がシトロエンの2CVだったことに気がついた(裏表紙ね)。
あと、海賊ごっこをしてケーキを発見するとことかドーナツ丸で出航するとこが
とても羨ましかった。
小さいときは、洋子先生みたいな先生になりたいと憧れていました。
690無名草子さん:2001/08/24(金) 21:00
魯迅の「故郷」

チャーって犬みたいな妖怪みたいなのが出てくる(っていうか話題になる)

なんかはやった。  チャー。
691無名草子さん:2001/08/24(金) 23:39
>>690
うちの学校で流行ったのは、
コンパスみたいな足のヤンおばさん、豆腐屋小町。
692無名草子さん:2001/08/25(土) 03:46
ひとつの花。
693無名草子さん:2001/08/25(土) 08:01
>>687
「大人になれなかった弟たち」と「父からの手紙」じゃないですか?
>>689
東京書籍にも載ってたよ!
694無名草子さん:2001/08/25(土) 12:59
騙し絵のヤツ無かった?
壷か向かい合った二人に見える絵が掲載してあった。
中学の時だったかな?
695無名草子さん:2001/08/25(土) 20:51
なんだったかなー、山本周五郎作で、鼓を打つ女性の話なんだけど、タイトルが思い出せない。
696無名草子さん:2001/08/25(土) 21:55
>>655
うちの母はゆみこよりちょっと上って同世代だったんですが、あの時代の父親って威厳があって
とても怖い存在で、とてもじゃないけど子供が父親の分のゴハンも食べちゃうなんて
ことは考えられなかったって言ってます。母から見てもゆみこはわがままだと言ってました。
私も国語の時間にそのように発言したんですが、当然のように先生に怒られちゃいました。
6972-11:2001/08/25(土) 22:14
夏目漱石『こころ』
習った時期と教師の解説が良かったのか、クラス中で
事業に夢中になっていた気がします。
あの時代の日本人の理想とか精神の気高さが、なんだか異質で
引き込まれたのを覚えています。“K”も懐かしいなー
698無名草子さん:2001/08/26(日) 00:27
小学生のノンフィクション
彷徨える湖
えんぴつの話
定番すぎか?
699無名草子さん:2001/08/26(日) 01:29
太宰治「走れメロス」
芥川龍之介「羅生門」
中島敦「山月記」

定番だね(w
でもそれだけにやはりかなり印象に残った。
特に羅生門と山月記。
今まではほのぼのとした小説、そうじゃなくても勧善懲悪的な
小説しか読んだことがなかったのでこの二作はどんでもねぇと
当時は思った。もちろん今もそうだけど。
教師による細かな解説をうけ、さらに感銘。
700もしかして、700番ゲット?:2001/08/26 08:19
>>698
えんぴつの話って、小2ぐらいでやるやつ?
あったね、そんなのが。

>>699
走れメロスぐらいしか、授業でやった記憶がない。

小学校低学年時代、ピーターの椅子ってやらなかった?
701無名草子さん:2001/08/26 08:30
山川方夫「夏の葬列」
702無名草子さん:01/08/26 09:46
>>695鼓くらべ
703無名草子さん:01/08/26 10:21
あげ
704無名草子さん:01/08/26 12:38
小3(たぶん東書)の時にやった「わたりの不思議」、覚えてるよ〜。
モンシロチョウが海を渡っていくコトをはじめて知り、
「スゲー」って思った記憶がある。
705無名草子さん:01/08/26 15:26
既出なんですけど、「あの坂を上ると海が見える」って、
なんの小説のはじまりだったんでしょうか?
706無名草子さん:01/08/26 19:06 ID:yYk1Uw7I
厳しくて有名な現国の先生の授業で、授業と関係無いところを読んでいてみつかった
ことがある。
読んでいたのは『火垂るの墓』。今にも零れそうなくらい半べそかきつつ読んだ。
いつもなら、私語や授業と関係ないことしてたら即刻起立、みんなの前でぶちぶち
文句を言われたあげくに廊下にたたされたりその場でたたされたりし、職員室によび
だされて宿題だされて……となる。
違うことしてるのがみつかり、起立させられ「なにを読んでたんだね?」とつめたい
口調で詰問された。
びびってるわけではなく涙声で正直に答えたら、先生はじっと私を見たあとで「よし」
といって着席を許してくれておとがめなしだった。
怖くて嫌われてた先生だけど、なんだか好きになったのでした・・
707信者:01/08/26 19:08 ID:QxQ/ZE1Q
あたしが忘れられないのは、たしか小学校二年の時の教科書か三年だったと思うんだけど
「えんぴつのできるまで」ってやつ。
それと、何時だったかな 「オッペルと象」・・・のんのんのんのんやって来て・・・ッテヤツが
忘れられない。
708無名草子さん:01/08/26 20:17 ID:.u5u/AfQ
>>707
禿同
のんのんのんのんというオノマトペに私も感動した。
709無名草子さん:01/08/27 03:44 ID:NID2TdC2
>>705
今江祥智の「山の向こうは青い海だった」かな?
710無名草子さん:01/08/27 03:54 ID:f4He0iAU
あの山をこえればっていうやつ?
711無名草子さん:01/08/27 23:48 ID:3.NcU4Wc
「くさいきれ」という言葉が出てくる、アレ?
712無名草子さん:01/08/28 16:32 ID:CYLxlTvM
「太郎を眠らせ 太郎の屋根に雪降りつむ」
って短い詩が好きだったなー。
中1の教科書か。
713無名草子さん:01/08/28 23:01 ID:cRbCTf/o
たろうをねむらせ たろうのやねに ゆき ふりつむ
じろうをねむらせ じろうのやねに ゆき ふりつむ

素朴でいいんだよな。
714無名草子さん:01/08/29 00:43 ID:qf2RQEpk
>705
杉みき子「あの坂を越えれば」でしょ。
ってここのスレッドで何度か見たような気がするんだけど、
皆様過去レスなんて面倒なものは読まれないのでしょうか。
7152-11:01/08/29 01:27 ID:waNHoaNs
空はただ あおいろ絵の具で塗りつぶし
  夏はすぐそこ 美術の時間  (生徒作品)
716信者:01/08/30 08:28 ID:BdIrSfJg
前出ですが、「彷徨える湖」ってロプノール湖だよね。
あと、三匹の子豚で、人形劇やったンダヨね。
親が指人形作ってさ。
なんかこのスレみてると、思い出す思い出す。
みんな元気かな。
うちの子が今「白い帽子」やってるし、
下の子なんて「ごんぎつね」の感想文だよ。
宿題が。
あたしが読み聞かせやったりしてるんだけど、
泣けて読めないのよこれが。
717無名草子さん:01/08/30 23:26 ID:spsl8Ijw
>716さん
読み聞かせ、いいですね。
お子さんは、お母さんが読み聞かせをしてくれたこと、
大人になっても絶対忘れないですよ。
あと、子供の朗読っていうのもいいものですよね。
これは子供が身近にいないと聞くことができないので、
意外に貴重です。
子供の声、たどたどしさ、っていうのはなかなかいいです。
716さんも、今度はぜひお子さんに朗読をおねだりしてみて下さい。
きっと、至福の時間が過ごせるでしょう。
718無名草子さん:01/08/31 23:40 ID:8qlWY1l.
戦前生まれの母は、家が貧しくて高校に行けなかった。
母の本の中に、高校1年の国語の教科書があった。
高校に行った友達のお古をもらったそうだ。
その古びた教科書を開くと最初に
堀口大学「夕暮れのときはよい時」という詩が載っていたのが忘れられん。
7192-11:01/09/01 00:36 ID:KewB9jlQ
ちょっと大人びた世界を覗いて、判ったような気持ちになっていた。
ある程度のことを、同じ目線で把握できるようになった今、そういう
空気というか、背伸びがなんとも言えず懐かしく思う。
ひょっとして、今より理解できていたのかも・・・
720無名草子さん:01/09/05 07:22 ID:egKRamUY
age
721無名草子さん:01/09/05 09:52 ID:dINOJEQI
小学校の教科書に載っていた「めもあある美術館」とかいう題の短編。

誰の作だろう?
722無名草子さん:01/09/05 09:59 ID:7AUYEQ12
五木寛之の「悲しいではないか」
723無名草子さん:01/09/05 12:43 ID:ZtY9Ldq.
教科書貰った日って、家帰ったら速攻読んでたなぁ。
あと、好きだった話を授業でやってくれないと、がっかりしたりとか。
なつかしいね。
俺の一押しは、「サラダでげんき」
724無名草子さん:01/09/05 14:57 ID:O6KzZBas
非常に良いスレッド
ちなみに俺は「黄色いベンチ」
725無名草子さん:01/09/05 20:58 ID:HSrfjg9g
今までの全部読ませて頂いて、一番笑ったのは55でした。
皆さんもぜひ!
726無名草子さん:01/09/05 21:50 ID:FPdGkMbg
>687,693
「父からの手紙」でなく、「字のない葉書」では?
向田邦子の。
甲子園の土の話が「父からの手紙」だったような・・・。間違ってたらスマソ。
727無名草子さん:01/09/05 22:44 ID:ZeAnAo16
>567
全然内容は思い出せないのだが、平成9年の福岡県の照曜館高校入試の安岡章太郎さんの
文章。なんか感動してしまって解くのを忘れて(言い過ぎ)読みふけった気が。
ローカルねたスマソ。
728727:01/09/05 22:51 ID:ZeAnAo16
↑なんか、>726 最後の文章がおんなじ人っぽくてうちゅだ。
729リクガメ:01/09/06 01:06 ID:rIfbk0F2
尋三の春?だっけ・・・。
内容なんて全然おぼえてないのですが、遠足に言った先で
「みかん水」なるものを購入し、家にもお土産にすると、
おやじに、「貧乏人のくせに!ぜいたくして!」
みたいなことを言われてしまう話。
ちがいましたっけ?何かの話とごっちゃになってるかも・・・。

とにかく、みかん水って飲んでみたかった・・・。
730無名草子さん:01/09/06 01:13 ID:wEeSzTSA
たぶん中学生のときに習ったものだと思うのですが
詩で、タイトルも作者もわからないものがあるんです。
もしご存知の方いらしたら教えてください。
【1】「虹のふもとに住んでいる人は自分たちの幸せに気づいていない。
同じように自分自身も、自分の置かれている幸せに気づいていないのだろうか。」
といったようなもの。
【2】男性とその幼い娘が出てくる詩で、彼らの住んでいる
アパートの描写(玄関、○畳の部屋)と、父親の下駄で遊ぶ(?)娘の描写が
あったように記憶しています。
731名無し:01/09/06 01:50 ID:IsrwPQoA
魯迅の故郷で「スカートを履かないズボン姿」というやつ、なんか流行った気がする。
 ジャージのズボンの上から制服のスカートはいて、「スカートをはいたズボン姿」とか何とか。今にしてみるとバカな思い出だが…懐かしい。

 それにしてもいいスレだなぁ、ここ。読んでて凄く懐かしい。
732無名草子さん:01/09/06 01:57 ID:IsrwPQoA
「赤十字の創立者 アンリー・デュナン」
「大陸移動説」これのお蔭でとっぴという単語を覚えた。
「六月のはえ取り紙」なんてのもあったな。

662>そっか、流星の夜だったんですね!ああ、すっきり。確か何かの表記で「テンプル・タトル」という言葉が使われていませんでしたか?
733高野聖:01/09/06 12:43 ID:BSiPjPGk
ハゲシク既出だが
一年生
1)チック&タック 安野光雅の挿絵萌え
2)赤いスポーツカー 自分もガス欠経験あるので.
3)小さい白いにわとり 皆で朗読するときのリズム感が◎

あとは新見南吉かな?
ごんぎつね(副読本で読んだ「おじいさんのランプ」も傑作)
734無名草子さん:01/09/06 14:27 ID:gpPdri/M
夏の葬列。私の時の教科書にはなかったが、家庭教師をしてたら
そこんちの子の教科書に載ってて読んだ。強烈だった。

杉みき子は元本「小さな街の風景」もさがしたよ。
おばあさんのひこうき、こころなど授業終わってから本を探して
読んだものも多いよ。
735無名草子さん:01/09/08 08:14
age
736無名草子さん:01/09/08 08:54
私はもう30代半ばになりますが、小学校高学年の時の教材で、
「お母さんの木」というのがありました。
戦争に行く息子たちの名前を、家の庭の木に名付け、
「これは一郎の木、これは次郎の木・・・」って、息子たちが
帰るのを一人待つのだけど、みんな戦死(したと思う)して、
やっと末っ子が帰ってきたら、お母さんはその「末っ子の木」
に寄りかかって息を引き取っていた・・という内容。
授業中、みんな泣いてたよ。
737無名草子さん:01/09/08 09:00
英語の教科書だったんだけど
神話の「ナルシスト」のお話があって
あ〜・・・このバカ男がナルシストって名前だったから・・・って
初めて知りました。
ついでにこれも英語の教科書で
リンカーンとケネディの不思議な共通点についても書かれてた。
内容に興味があると勉強が進むってのは不思議なところで
これは本当におもしろく読めて勉強もはかどった覚えがある。
738みかん水:01/09/08 09:53
>729
「尋三の春」…木山捷平だね。
講談社文芸文庫「氏神さま・春雨・耳学問」
この人の作品は何となくいいんだよね。
739無名草子さん:01/09/08 12:07
>730
「虹の足」吉野弘と
「夕方の三十分」黒田三郎だと思うんだけど、
後者に下駄で遊ぶ描写や部屋の間取りはない。
Googleで検索すれば出てくるので確かめてみては。
730さんの教科書は教育出版のではありませんでしたか?
740無名草子さん:01/09/08 13:50
さいた、さいた、さくらがさいた
こいこい、しろこい
くつくつ、しろまて、しろとまれ
741無名草子さん:01/09/08 16:46
エビフライ食うやつ。しゃおっ
742みならい ◆K6IYezf2 :01/09/08 16:47
既出ですが,ムツゴロウが素手でヒグマと殴りあって
しかも勝っちまう話は忘れられん.「対決」ですね.

それから,たしか「絵本」という題だったように思う
のですが,10年前に肺結核で死んだはずの友人から
自分の子供宛に桃太郎の絵本が届く話がありましたよ
ね?
若くして死んでいく友人の絶望の手紙が同封されてる
んですが,それがもの凄い迫力でした.
743立ち読み小僧:01/09/08 16:51
「忘れられない一編」というか、
「正岡子規」の写真(横を向いたツルッぱげ)は、必ず落書きされてたな。
744無名草子さん:01/09/08 17:17
>739
検索したところ、私がしりたい作品でした。
下駄で遊ぶ描写や部屋の間取りは
私が勝手にイメージしてたのかな(恥)
教科書が教育出版のものだったかどうかは
思い出せないのですが、この二つは同じ教科書に
載っていたと思うのでそうなのかもしれません。
ありがとうございます!
745無名草子さん:01/09/09 14:39
中一のときの、山本周五郎「鼓くらべ」
小学?年「スーホの白い馬」
宮沢賢治「やまなし」「永訣の朝」
室生再生、あと、「咳をしてもひとり」
 新学年で、新しい教科書もらったとき、パラパラ最後まで見て
「どんなお話なんだろう?」と興味わきつつも、そのページに進むまでは、
絶対読まなかったな。当時、そんなに忙しくもなかったのに。
746無名草子さん:01/09/10 19:42
小学校のときのなんか全然おぼえてない。
なのに、中学校と高校のとき暗証させられた、枕草子とか方丈記とかの
冒頭部分は、忘れられずに今でもスラスラといえる。スレの主旨とちがう?
747無名草子さん:01/09/10 20:22
「1つだけ、ちょうだい」は強烈に覚えてる。
748無名草子さん:01/09/10 21:05
私も教科書はもらったその日のうちに読んだ。
で、授業中も授業内容と関係ない好きなページだけを読み返しているうちに、
あきあきしてしまい・・・。
で、テストでは雰囲気でいいなあと思っていたものを根掘り葉掘り聞かれて
嫌になり。

たとえば、宮沢賢治の「永訣の朝」で、「『曲った』鉄砲弾」という表現で、
作者は何を表そうとしているのか?っていう問題があったなあ。何文字で
書けとか。そのテストを見た瞬間、宮沢賢治が妹が死んで何年も経ってから
「ここはローマ字の方が不思議でいいよな」とか練ってるイメージが
浮かんでしまったよ。罪だね、ああいうテストは。
749無名草子さん:01/09/10 21:07
「諸行無常の鐘の音」とか「沙羅双樹の花の色」とかは、
いつまでも忘れない気がする。
750無名草子さん:01/09/10 22:04
「いちご同盟」
751無名草子さん:01/09/10 22:07
「春はあけぼの」とかも?
752信者:01/09/10 22:13
やうやうしろくなりゆくやまぎは
すこしあかりて
むらさきだちたるくもの
ほそくたなびきたる
753無名草子さん:01/09/10 22:26
「吉田兼好」とかも?漢字あってるかな?ちょっと不安…。
754無名草子さん:01/09/10 23:45
よき細工は、すこし鈍き刀を使うという。
755無名草子さん:01/09/11 00:56
つれづれなるままに、ひぐらし硯に向かひて
心にうつりゆくよしなし事を
そこはかなく書きつくれば
あやしうこそものぐるほしけれ
756無名草子さん:01/09/11 01:02
みんな同じように授業で暗記したんだねw
757無名草子さん:01/09/11 01:08
今の私は「山のあなたに」です…W
758茂じゃる丸:01/09/11 02:03
待ってろよ白い椅子・・・

これなんか覚えてる。小3の国語だったような。
759無名草子さん:01/09/13 22:15
age
760無名草子さん:01/09/13 23:31
>>748
同意。国語の授業もある意味必要悪だと思う。
「この時の主人公の気持ちを20字で・・・」なんて分かる訳ない!

あぁ、でも実際受験用に勉強したテキストとかで
いい作品に出会ったりしたんだよね。
印象に残ったのは、夏目漱石「夢十夜」。
「百年、私の墓の傍に坐って待っていて下さい。きっと逢いに来ますから」
761無名草子さん:01/09/16 23:31
ごんぎつね。
762無名草子さん :01/09/16 23:35
志賀直哉の正義派。
763無名草子さん:01/09/16 23:47
けるるんくっく
ああいいにおいだ
けるるんくっく

小学校低学年の教科書で読んだなー
草野心平さんの、なんか カエルの詩

同じ市内の在住の人だと教えてもらったけど
その後まもなく
なくなったと新聞に載っててショックでした。
764無名草子さん:01/09/17 20:06
なんかいいスレですね〜。すごく懐かしくて
感動しました。

私は『のばら』が心に残ってますね。
765無名草子さん:01/09/18 12:54
きこえる
きこえる
なみのおと

小学一年の一番最初にあったっけ。
これだけの文字なのに、頭の中で世界が広がることを知った。
766無名草子さん:01/09/18 13:12
『一塁手の生還』だっけ?家で読んで、密かに泣いた記憶がある。
767無名草子さん:01/09/18 23:01

>>758『浜辺のいす』 でしたっけ?
768ももん:01/09/23 00:09
国語じゃなくって、中学の英語の教科書なんだけれど、
マンスフィールドの「ミス・ブリル」が載っていた。
すごーく皮肉な物語で、今もって、何故これが掲載されたか
謎。(マンスフィールドは、「園遊会」が白眉だよね。)

あと、やっぱ、小学校では、あまんきみこの「車の色は
空の色」からの抜粋、「白い帽子」とか(夏みかんと
モンシロチョウのお話)、小学校1年生のときの
「小さい白いニワトリ」とか、定番物をよく覚えている。
にいみなんきちの「ごんぎつね」って、確か19歳ぐらいの
ときの作品だよね。すごい。

高校では芥川龍之介の「舞踏会」とか、
中也の「・・・煙のように山羊のようにパルプのように・・
・・・僕は努力家になろうと思うんだ」って詩とかが
印象に残っている。
あと、私の年代はやたら、小林秀雄を読まされたけれど、
「平家物語」を主題にした、ナスノヨイチか何かが扇の的を
射る物語を下敷きにした、不思議に明るい評論が印象に残っている
かな。「平家物語」っていうと暗いイメージがあるけれど、
これは、何か透明感あふれる明るさがあった。
769無名草子さん:01/09/23 15:56
●えんぴつびな
●夏の葬列
●川とノリオ
●ピーターのいす
●のんびり村のぞうさん
●海の方の子
が忘れられ〜ん
770無名草子さん:01/09/23 17:02
伝記だけど、確か『銀のしずく降る降るまわりに』。知里幸恵をこれで
初めて知ったンだっけ。
771無名草子さん:01/09/23 23:49
しみ雪しんこ
かた雪かんこ
772無名草子さん:01/09/23 23:55
うし
うしさんうふふ
・・・ってガイシュツかしら・・・
773無名草子さん:01/09/24 00:04
高校
漱石「心」
安部「壁 Sカルマ氏の犯罪」
カフカ「変身」
結構、ハードなものばっかりだなあ・・・
774無名草子さん:01/09/24 00:30
「こんな夢を見た。」
夏目漱石の夢十夜が印象的でした。
775774:01/09/24 00:44
760さんとおなじ事をいってしまった。
776無名草子さん:01/09/24 01:13
たぶん高校の教科書に載っていた
田村隆一の詩。
「樹」とかいうタイトルだったかも…。
777無名草子さん:01/09/25 08:14
T木県限定なのかなあ…
田中正造の伝記。最後の遺品のくだりで泣けた。
いまだに日本史で一番好きなのはこの人。
関係無いけど、777get。
778無名草子さん:01/09/25 21:25
ああ、皆なんて懐かしい……。

確か「つつむ」というタイトルだった気がするのですが、
日本の伝統的な包装(藁つととか風呂敷とか)について述べた随筆ありませんでした?
日本の美意識について初めて考えさせてくれた一編だった。
どなたか正確なタイトルと作者名が分かる方がいらっしゃったら教えて下さい。
779無名草子さん:01/09/25 21:50
武士の話。
弟子入りしようと、剣術の達人に会いに行くある武士。
しかし、その人物は留守だった。
その場に残り、留守居の老人と、日々、交流を深める主人公。
あるとき、その老人こそが剣術の達人であることに気づく。

なんて題名でしたかね…。
最後に老人が、敬体ではなく常体で話始めたのが印象的です。
780名無し:01/09/25 22:08
中学「夏の葬列」
高校「山月記」
入試の問題集で安西寛子の「夾竹桃」の抜粋編。
781無名草子さん:01/09/25 22:20
高校の教科書に載ってた梶井基次郎の小説。題名忘れたけど、
深夜徘徊は楽しいなあ!って内容が妙に印象的。
782無名草子さん:01/09/25 22:47
>>758>>767
あーそれ、題名も内容も覚えてないけど、
浜辺に白いイスがぽつんとある情景だけ印象に残ってる。
誰か内容教えてください!
どんな話だった・・・?
783無名草子さん:01/09/25 22:54
あと、何回もでてるけど
「これは檸檬の匂いですか?」
「いいえ、夏みかんです。」(うろ覚え)
これもいい。
784無名草子さん:01/09/25 22:59
もぐらか何かが満月の晩に散歩するやつすき。
苔のベッドとかでてくるやつ。
あと、青麦のひろーい畑で麦の伸びる音がきこえる、とか。
すごい良かった。
785無名草子さん:01/09/26 19:55
「やまなし」懐かしいです。
クラムボンとはなんぞや?とかリズム的にどう読んだら1番美しいか等
異様にクラス中が盛り上がってどんどん授業の時間が増えていきました。
みんなが満足するまでとことん話し合わせて下さった先生に感謝!
786名無し:01/09/26 20:06
>785
クラムボンはくぷくぷ笑ったよ
787高校の時だっけかな:01/09/26 22:59
マラマッドの、夏の読書、ってのがよかったな。
788無名草子さん:01/09/26 23:13
予備校で、現国の(小説の方)問題を解く度に
ああ、これ絶対落ち着いたら全部読んでみたい…
と思っていました。結局読んでないけど。
789無名草子さん:01/09/27 04:51
>>788
あー思った思った!
教科書とか練習問題がキッカケではまった作家が何人かいるよ。
790マイペン:01/09/27 23:08
>>779
「内蔵允留守」ですよー
作者は山本周五郎
この話が好きで未だに教科書持ってます。
791無名草子さん:01/10/02 00:52
心の闇の森、ってどなたか知りませんか?
これがタイトルかどうかわからないのですが。

人の心の中には、それまでに読んだ本や、出会った人の言葉や、
そんなものがたくさんしまってある場所がある。
それが「心の闇の森」というものだ…という内容でした。
闇と言っても否定的な意味ではなく、
それらの積み重ねが今の自分を作っているんだよ、
という感じで。 
792無名草子さん:01/10/05 05:18
手塚治虫のマンガ教室みたいの、なかった?
俺のクラスでは4コママンガ描かされたよ。
793無名草子さん:01/10/05 06:23
一番記憶に残っているのは、すでに何人かの方が挙げておられる
「ごんぎつね」。授業中、何度読んでも涙が止まらず、先生を
困らせました。今思えば、誰も救われないヨーロッパ映画みたい......。

別の意味で記憶に残っているのは「山椒魚」。
テストに「山椒魚の気持ちを書きなさい」という問題があって.........。
心のなかで

「んなもんわかるかぁ〜〜〜ゴルァ!」

てな気持ちになりましたが、
適当に書いたら花丸五重丸がついていました。
捏造という意味では現在のライター業に通じるものがあります。
794無名草子さん:01/10/05 07:38
えんびふりゃあ…
エビフライの「しゃお」っという描写に腹が鳴る鳴る。
あんなエビ、見たこと無い、川エビの何倍も大きくて…という
この話、何でしたっけ?
795無名草子さん:01/10/06 00:13
前にも出てきたけどやっぱり井上靖「しろばんば」の一篇。
どんどん焼きの話の部分で確か「紅い実」ていう題がついてたような
気がする。ここから洪作少年のその後があるってことを知って
「夏草冬波」「北の海」の三部作を読んだ(同じ経緯の人がいることを
知ってけっこううれしい)
796779:01/10/08 00:24
>>790

ありがとう。「留守」っていうのがタイトルに入っているのは
覚えてたんだけど…。思い出せて、嬉しいです。
これで、再読することもできますし、良かった!
797無名草子さん:01/10/08 02:50
「私を作ったもの」とかいうやつ。作者は外国人で
「祖父と私は不協和音で…」とかいう文章があったような。
恐いと思ってたおじいちゃんを見なおすお話。
これを読んで、当時一緒に住んでた祖父に
「昔の話を語ってもらおう」と思った数日後に
祖父が死んでしまった悲しい記憶あり。
後、小学校低学年の時の詩
歯が抜けたので次に良い歯が生えてくるように
夕方の公園に歯を放り投げ行った話。
挿絵にうんていがあった。
後は高校の漢詩で杜甫?の
国破レテ 山河アリ
城春ニシテ 草木深シ
っていうの「春望」だっけか?
授業中にこれを読んで果てしない気分になった。
・…もう全部ガイシュツ?
798無名草子さん:01/10/08 03:33
「ピーチクパーチク ズイコズイコ」ってフレーズ
当時友達の間で流行ったなあ。
小学5.6年ぐらいの教科書で、脚本っぽいヤツ。
木こりかなんかの話で、けっこう感動したんだけど・・・
だれか覚えてる人いないかなあ。
799無名草子さん:01/10/08 07:25
「木龍うるし」(もくりゅううるし)ですな。
木下順ニだったっけ?
800無名草子さん:01/10/08 12:14
このスレの存在は知っていたけど、今日になって初めて読みました・・・もう半泣きです。

個人的には、中島敦の「山月記」は説教臭い感じがして×でした。どうして「名人伝」を
掲載してくれないのか、と思っています。

あと、私は大学入学から広島に来て10年以上になるのですが、当地の被爆者団体の
カネと票欲しさの独善振りを見たせいか、原爆ものには全然感動しなくなりました……。

>>424 あはさん
佐藤春夫の「少年の日」という詩の第1連です。
  野ゆき山ゆき海辺ゆき/真ひるの丘べ花を敷き/つぶら瞳の君ゆゑに/うれひは青し空よりも。

>>612, >>745
「咳をしても一人」は尾崎放哉の句です。

>>777
私は四国出身ですが、その話はありました。遺品が、ずだ袋に入った僅かなものだけで、
ほんとに日常のものばかりだったんですよね。

>>798-799
記憶にあります。教科書は光村だったと思うのですが、挿し絵が版画っぽい感じでした。
801無名草子さん:01/10/08 12:17
あなた、800をとりましたね??
覚悟はいいのですね??
802無名草子さん:01/10/08 12:20
あ、いえ、すみません……801さんにお譲りします……(^^;
803798:01/10/08 19:19
>>799,800
おおっ!覚えてる人もいるもんだ。
話の内容が思い出せないんだよ〜、だれか教えてくれ。
804無名草子さん:01/10/08 19:55
二人のきこりが沼のほとりで木を切っている様子。
「ズイコ・ズイコ・ピーチク・パーチク」
沼に潜ると底には高品質の漆が沈殿している。
儲けを独り占めしようとした一人のきこりが
相手をビビラセようと木で龍を作って仕掛ける。
805798:01/10/09 01:14
そうそう、そんな話だったな〜。
なつかしいなあ〜。ここはいいスレだ。
806無名草子さん:01/10/09 01:33
その話、他の板の国語の教科書スレにありますよ。

ところで、光村をずっと「ひかりむら」だと思ってたことを
思い出しました。そっちの方がいいと今でも思う(笑
807無名草子さん:01/10/09 05:56
教科書を読んで、向田邦子さんに興味を持った矢先、死んでしまって
かなり哀しかったです。ヤパーリ王道でも、○をはがきに書く
戦時中の疎開話が好きです。
星新一さんの、タイムカプセルのお話とか。思い出したいのに、捨てちゃった
からなぁ。探してみようかな。
808無名草子さん:01/10/11 23:33
小学4年生ごろだったと思うけれど
たしか「かげろうの一生」というタイトルの話。
かげろうの一生があまりにも短いのに驚いた。(3日くらい?)
孵化する様子は「絵にも筆にも表せられないような・・・」くらい幻想的。
809無名草子さん:01/10/12 15:35
>>808
吉野弘の詩「I was born」もカゲロウの話。
習った時は結構ショックだった。
「口は食物を取るのに適さない、だが、卵は
胸部近くまで詰まっている」とか。
810無名草子さん:01/10/12 17:03
>>698,700,707
「一本のえんぴつの向こうに」でしたね。
ポディマハッタヤというスリランカで黒鉛をとっている人の名前が未だ忘れられなひ。

小四のころ星新一を勧めてくれた先生には今でも感謝感謝。
811808:01/10/13 00:16
>>809
>口は食物をとるのに適さない、だが・・・
そんな文もあった!
「かげろうは何のために生まれてくるんだろう」と不思議に思っていた。
突詰めて考えると、じゃあ人間は?となってしまい
国語の時間に生きる意味について考えてしまった。このときだけ。
812無名草子さん:01/10/13 00:23
カゲロウはあり地獄をやるために生まれてくるんじゃないかな
813無名草子さん:01/10/13 16:19
当時の現国の先生が、全然笑わないおっかない先生でさ。
ある日の『舞姫』の授業で、
「その時、エリ太郎は・・・」ってやったのよ。
しーんとした教室は、大爆笑。
にこりともせず授業を進めたその先生の
その後のあだ名は当然「エリ太郎」に。
814781ですが:01/10/13 16:28
タイトル何だっけ・・ やっぱり気になるなあ・・
815無名草子さん:01/10/13 16:33
「Kの昇天」ではない?
816無名草子さん:01/10/13 22:14
ああー「山椒魚」!
なかなか考えさせられるよなー
あの頃は?だったが、いまもちゃんと記憶には残ってる。
817名無し草さん:01/10/14 01:58
>>781
梶井の作品にはそのような物が幾つかありますが、
「深夜徘徊」ということで考えると、「闇の絵巻」か
「冬の蠅」あたりじゃないでしょうか。「闇の絵巻」は
自分が逗留していた伊豆の旅館に帰るまで山道を歩く
のですが、その数百メートルの道程を細かく描写した物。
川が流れている森の中の道を一人歩いていくのですが、
真っ暗闇の中で遠くにぽつんと電灯が見えるというような
描写があります。
「冬の蠅」は最初に蠅の話が少し出てきて、夜中に天城峠
を無理して越え、海にたどり着くという話。
どちらも独特の夜の情景と心理描写が秀逸。
>>797
それ、ロバート・ウエストールの
「私を作ったもの」ですね。おじいちゃんと私が、
うち解けていく過程や、いわゆる骨董品から過去の
世界が広がる描写はいい感じですね。
818無名草子さん:01/10/14 02:24
>813
私の先生は、「〜の」を「〜が」と読み違えても
いちいち訂正する人だったが、芥川龍之介の『蜜柑』の
授業で黒板に『密柑』と書いたまま授業が終わり、
あだ名がミツカンになりました。
819無名草子さん:01/10/14 02:37
「村いちばんの桜の木」
戦争に行って帰ってこなかった三ぞうさんのかわりに
植えた桜の木がまた戦争のために切られそうになるが・・・
「おかあさんの木」とごっちゃになってた。
820781ですが:01/10/14 12:20
「闇の絵巻」だったんですね。有難うございました。
821無名草子さん:01/10/14 15:13
「城崎にて」大好き!
822無名草子さん:01/10/14 15:21
>819
あらすじ希望
たしか、役人が「確かに大きな木だ。早速切ろう」
とかいってたような…
823無名草子さん:01/10/24 16:08
王様シリーズの話で、王様が渡り鳥にたのんで一緒に旅に出ようとする
話なかった?
ハンモックに旅行に必要なものをどんどん乗せようとして、結局旅に
行けなくなるの。
824無名草子さん:01/10/24 16:20
>823
「王さまでかけましょう」だっけ?
825819:01/10/25 01:07
>822
うろおぼえですが・・・
さんぞうさんという船頭さんが戦争へ行って帰ってこなかった。
そこで彼のお嫁さんが彼のかわりに桜の木の苗を植える。
やがて桜ほ大きく生長して村の名物になる。
再び戦争が始まり、また村人たちが兵隊にとられてゆく。
そんな中、村に役人がやってきて、桜の木を戦争のために使おうと822の台詞を言う。
そこへ一人の老婆がやってきて
「村の男たちは殆ど兵隊にとられて生きているかわからない。
 そのうえ死んだ人のかわりの桜の木まで持っていくつもりですか。」
と立ちはだかる。この老婆こそ桜の木を植えたさんぞうさんのお嫁さんであった・・・。

こんな感じだったと思います。
さくらの木は結局切られなかったと思う。
826○▲□:01/10/25 01:18
昔「クラムボンは笑ったよ プカプカ笑ったよ」
というやつ ありませんでした???
小学校の時 だったと思います。
どんな 話か全然覚えてませんが 幼心に
こ?%
827無名草子さん:01/10/25 01:54
>>826
宮沢賢治「やまなし」だったはず。
828無名草子さん:01/10/25 02:19
安房直子「鳥」
女の子と男の子と、男の子の母親(?)の魔女の話。
魔女がふたりの仲を邪魔するんだけど、実は…。

過去ログをざっと読んで、安房さんが亡くなっていることを
知りました。残念。
829無名草子さん :01/10/25 02:59
「風の強い日」って覚えてる?
なんか最後に鯨が飛ぶやつ
たぶん小六くらいの時の
830無名草子さん:01/10/25 03:17
スイミーだろ。やっぱ。
831無名草子さん:01/10/25 03:29
いや、走れメロスだ!!
832無名草子さん:01/10/25 03:31
メロスは激怒した。
必ず、かの邪智暴虐の王を除かなければならぬと決意した。
833無名草子さん:01/10/25 05:43
消えた湖って覚えてる?
タクラマカン砂漠にあったロプヒノール湖?が出てくるの。
今でも強烈に覚えてる。
834無名草子さん:01/10/25 12:51
やっぱり「こころ」。一年間やらされた・・・。
他ではガイシュツですが「ごんぎつね」「てぶくろを買いに」「やまなし」
835 :01/10/25 23:44
「赤い実はじけた」
836無名草子さん:01/10/26 14:43
>833 うん。強烈じゃないけど覚えてる。小3だったかな?
湖が動くなんて納得できなかった。理不尽に感じた。
837822:01/10/26 16:38
>825
わざわざありがとう。自分の使ってた教科書になくって
個人で読んだ本なんだ。

魯迅の故郷?だったかな。
幼馴染と再会するけど、身分の違いが友情を阻んだ…みたいな話。
ラストの「もともと地上に道はない。歩く人が多くなればそれが道になるのだ」
がスゴイ気にいって当時座右の銘に使ってた(笑)
838無名草子さん:01/10/26 18:31
おじさんの傘 ずーっと傘開かないんだけど最後に開くの 確か小1だった
839無名草子さん:01/10/26 18:31
おじさんの傘 ずーっと傘開かないんだけど最後に開くの 確か小1だった
840無名草子さん:01/10/26 19:57
私も「こころ」。でもあれ、ネタバレだよなぁ。
841無名草子さん:01/10/29 17:27
くらむぼんが笑ったよ
842無名草子さん:01/10/30 01:10
クラムボンは、かぷかぷ笑うんじゃなかったかなあ。
843イラストに騙された名無しさん:01/10/30 03:20
すんごいうろ覚えなんだけど、こんな話覚えている人いませんか?

回想なんですが、ある日バスだか電車だかに乗っていた僕(主人公)が、歯の詰め物が取れたかなんかで凄く痛み出したんですよ。
そしたら父親が大事にしていた扇子(朝顔の絵が描かれていた)を惜しげも無く引き裂いて、骨を爪楊枝変わりに使えと差し出した…と言う話。
何度も父がその扇子を自慢していたので、僕は「朝顔が・・・」と言ったきり。

本当にうろ覚えでごめんなさい。誰か、知っている人がいらっしゃいましたら、教えて下さい!5年越しの謎です。
844無名草子さん:01/11/05 17:21
>829
私も好きだった。看板が首をちょん切りそうな勢いで飛んでくるんだよね。
それを想像するシーンが好きだった。

戦争物は「一つの花」と「ちいちゃんのかげおくり」が記憶に残ってる。
845無名草子さん:01/11/05 18:12
だいぞうじいさんとガンはどう?
846無名草子さん:01/11/05 18:32
教科書って、お話ごとに新しい漢字がでてくるけど
アレクサンダとぜんまいねずみで、
ちゃわん、おさら、スプーンが、四方八方にとびちった。の、
「四方八方」が読めなかった。
以来、四方八方と聞くたび見るたび、アレクサンダを思い出す。
指されて恥かいたわけでもないのに、なぜか。。。
1年くらい前に、カラフルな色のとかげと、むらさきのこいしを
どうしてもまた見たくて、絵本を購入した。
アレクサンダとウィリーが踊るラストは、今、携帯待受に使ってます。
847無名草子さん:01/11/05 18:33
>>845
子どもの教科書にまだ載っていた。
実家に昔の自分が書いた感想文があったので
子どもに見せたら
感想文提出のとき、私のを書き写して持っていった。
848無名草子さん:01/11/06 22:41
国語の教科書、また読みたいな。捨てなければよかった…。
849無名草子さん:01/11/07 19:52
>843
私の今使ってる教科書に載ってますよ!
竹西寛子さんの「蘭」です。
主人公のひさし少年が父親の出席する葬儀についていったのはいいけれど
帰りの列車に乗ると思いがけない歯痛になって、
いつ言おうか迷ってたんだけど、痛みが耐えれなくなって
父親に歯が痛いことを伝えたら、手にした扇子をいきなり縦に引き裂いた。
その扇子は亡くなった祖父譲りのもので薄墨で蘭が書かれていて、
父親が大切にしていたものだった。
ひさしは「蘭が…」といってあとが続かなくなった。

と言うお話しです。なんかごちゃごちゃになってごめんね。
この教科書には他に「こころ」と「山月記」も載ってます。
どっちも好きです。
850無名草子さん:01/11/08 22:43
子どものころ読んだ本が、教科書に入っているのを書店で見つけて
「わっ」って思ったことがあります。
二分間の冒険という作品で、世界で一番たしかなものを探す冒険のお話。
その中の、
「誰にとっても、一番たしかなのは自分自身なんだわ、きっと。
 でも誰だって自分がたしかじゃないって思っているから、何か別の事や
 別の物、別な人なんかをたしかなものって思っていたいのよね。」
「わたしだって…。わたしにとって一番たしかなものはあなたって、
 そう思っていたいわたし自身なのよ、きっと。」
というせりふ。
子供ごころにぐいーっときました。
でも、教科書って長い物語は抜粋してのせるでしょ。
話つうじるのかな?どの部分がのってたのかしらー?
851無名草子さん:01/11/08 22:51
サイタサイタサクラガサイタ
852無名草子さん:01/11/10 14:27
質問(転載)です。
小学校の国語の教科書に載っていたらしいのですが、
なにか心当たりは有りませんか?


1 :仮面の男 :01/11/09 00:49
「仮面」って言うタイトル(確か・・・)のお話知りませんか?
内容はどこかの洞窟には仮面をかぶった民族(みたいなの)がいて、そこに1人の男が迷い込んでいくっていうお話なんですけど・・・
わかんないですよね・・・^^;トホホ
どなたか知りませんか??教えてください。
お願いします。
853無名草子さん:01/11/10 23:51
849>ああ〜!それです!!あさがおじゃなくて蘭だったんですね(笑)。そう、山月記も載ってました。うちの学校ではやらなかったけど…。どうも有難うございます〜!
854無名草子さん:01/11/11 18:52
ヨーロッパからのお土産
小学校6年のときの。
おとうさんが電車に乗り間違そうになって
イタリアの出稼ぎ青年労働者と乗り合わせるのだが
そのときコッペパンとソーセージをはさんだ塩味のするパンが忘れられない
855無名草子さん:01/11/11 21:45
私もえんびフライの話。
あれを読んだ日、夕ご飯をえびフライにしてもらいました。
856無名草子さん:01/11/11 21:47
題名忘れたけど
アナトールというねずみの話。チーズの評価するやつ
今考えると人の工場のもの食っといて偉そうな奴とか思うけどな
857無名草子さん:01/11/11 21:47
くじらぐも
858無名草子さん:01/11/11 22:35
『つりばしわたれ』『スイミー』『とびこめ』『オツベルと象』などなど。
859無名草子さん:01/11/11 22:54
「陰影礼賛」
羊羹は暗闇の中で食うべし!クリームなどは浅薄だ!
860無名草子さん:01/11/11 23:19
中学だったかな。
妹尾河童さんがかいたヨーロッパの窓のエッセイが載っていた。
綺麗な絵と字に感心した。
861無名草子さん:01/11/12 08:05
安岡章太郎著 サーカスの馬
862無名草子さん:01/11/13 03:06
しゃおっ。この擬音を思い出す度、エビフライが食べたくて仕方なくなる自分がいる。
863無名草子さん:01/11/13 11:08
『最後の授業』
6年下の、最後についていた。
よかったなぁ。
『ぼくにげちゃうよ』
絵本まで購入してしまいました。
864無名草子さん:01/11/13 11:09
「えんびフライくいてぇ」
おばあちゃんが尻尾まで食べて、
詰まらせちゃうんですよね。
題名・作者、知ってる人いたら教えてください。
865無名草子さん:01/11/13 23:17
>>300でガイシュツですよ>「えんびフライ」
866無名草子さん:01/11/14 16:34
がいしゅつだけど「あの坂をのぼれば」
意味調べが宿題ででて、だーれもやってこなくて全員正座させれた作品。
たしか、難しい単語なんてなかった気がするけど。
あの坂をのぼれば海がみえると呪文の様に唱えた・・みたいな文があって、
先生に呪文の意味を聞かれた友達が「魔女の使う言葉です」と答えたら、
おうふくビンタ。
その後埼玉に引越したのにしばらくは、あの坂をのぼれば海かぁと
一人物思いにふけってた・・・。
867無名草子さん:01/11/17 00:04
コペルくーん!
868無名草子さん:01/11/17 00:40
これずっと気になってるんだけど誰か知りませんか?

7 :無名草子さん :2001/04/29(日) 01:59
砂漠の駅の三人の車掌が、かわるがわる休みを取って、
別々の方向へ旅に出て、それぞれ土産話をするのだが、
最後の一人が砂漠の中でオアシスを見つけて、レモンを持ちかえる話。
イイ話だったと記憶する。
869無名草子さん:01/11/17 00:43
最近は池澤夏樹も教科書に載ってるのか〜びっくり。
「南の島のティオ」の「星が透けて見える大きな体」も
教科書に載ったと聞いたけど、習った人いる?
870無名草子さん:01/11/17 01:02
今でもときどき思い出すお話しが一つ・・・

戦時中、捕虜を輸送する列車から主人公が脱走を試みる。
そのとき一緒に捕虜になっていた老人が、
「このパンを持って行きなさい、ただし家に着くまで絶対に食べてはいけない」
と言って、ハンカチに包まれたカチカチに干からびたパンを渡してくれる。

逃亡中に何度か危険に遭い、空腹と疲労にさいなまれながらもポケットの中の
固いパンの感触に勇気付けられ、とうとう愛妻の待つ我が家のたどり着く。
このパンが僕を救ってくれたんだ、と妻の前でハンカチを開けたら・・・

というお話し。
あれ映画化したらけっこういいと思うんだよなぁ。
871無名草子さん:01/11/17 01:12
「鼓くらべ」(山本周五郎)

 お宇多の鼓だけが鳴り続けた。お留伊はその音色と、意外な出来事に
驚いている客たちの動揺を聴きながら、鼓をおろしてじっと眼をつむった。
老人の顔が笑いかけてくれるように思え、今まで感じたことのない、
新しいよろこびが胸へ溢れてきた。そして自分の体が眼に見えぬ
いましめを解かれて、柔らかい青草の茂っている広い広い野原へ
でも解放されたような、軽い活々とした気持ちでいっぱいになった。

これも教科書になかった?
872無名草子さん:01/11/17 01:19
868
「三人の旅人たち」ですな
スミスさん、ジョーンズさん、ブラウンさんの三人の
駅員が砂漠駅にいるの
駅員が二人きりだと喧嘩になりますが
三人だと利点があって
どの二人も三人目の悪口を言って盛り上がることができるのでよい
鉄道会社の人はそういうことはよく知っているのです

ジョーン・エイキンの短編集「しずくの首飾り」
影絵のような挿絵が印象的ですな
873無名草子さん:01/11/17 01:51
>>870
あのーすいません、ハンカチを開けたらどうだったんですかぁ〜
気になってしょうがないですぅ〜(泣)
874無名草子さん:01/11/17 02:07
>>873
実はパンではなくて石ころだった。


というのは私の予想ですが。
875無名草子さん:01/11/17 03:21
876無名草子さん:01/11/17 03:22
井伏鱒二の「黒い雨」と石牟礼道子の、確か、「蘭の舟」という水俣の話。当時何度も読みました。
877戦う受験生@富田派:01/11/18 13:11
気になる上げ
878870:01/11/18 18:16
そう!一切れのパン。

石ころじゃなくて、木片だったの。
879870:01/11/18 18:24
>>875
早速見たよ。サンクス!
小さな白いニワトリのお話しも懐かしいっす。

ブタはいやだ、と言いました。
ネコはいやだ、と言いました。
イヌもいやだ、と言いました。
小さな白いニワトリは、一人で種を撒きました。

この単調な響きは20年たった今でも鮮明に記憶している。偉大だ。
もう一回全文を読みたいなぁ。
880無名草子さん:01/11/18 18:29
>872
「三人の旅人たち」!ありがとうございます。
とても淡々としたタッチの文章ながら、静謐で美しい
印象を残す文だったなあと思います。

あれを読んで「お金をかけなくてもいい旅はできる」という
感想に導くのはいいけど、それだけじゃもったいないですね。
881だいぶ前のことですみません:01/11/18 21:14
>>246
>>249
ついに知っている物語に出会えました。私の教科書マイナー??と
かなり不安な日々でした。
記憶によれば、お釣りを間違えたのは、お使いで切符を買いに行かされた
時、寿司は屋台のすし屋で竹の湯のみで飲むのがお気に入り、主人公は
校正の仕事に就くが、数十年たった今でも、お釣り事件を思い出して
赤面してしまう・・・・こんなラストだったと思います。

作者はどなたなのでしょう。
882無名草子さん:01/11/24 00:09
age
883無名草子さん:01/11/24 00:13
小さき者へ

授業中に泣きそうになった。
884無名草子さん:01/11/25 19:08
小2?の教科書の詩で、お風呂の窓に絵を描くやつ。
湿気で水がつつーとたれて、泣き顔になっちゃうの。

小学校高学年では谷川俊太郎の「生きる」。
「生きるということ それはミニスカート」とか「それはプラネタリウム」
とかいうやつ。今でも大好き!

高校の教科書では、安部公房の「赤い繭」、超短編。かっこいいと思った。
あとは森鴎外の「舞姫」、夏目漱石「夢十夜」が好きだった。
885無名草子さん:01/11/25 19:19
小学校のときの「ひとつの花」(・・・だったかな?)
小さい女の子が、ひとつだけちょうだいっていう話。
今でもコスモス見て、思い出して涙が出ることがある。
886無名草子さん:01/11/26 01:16
ここ読んでると「がいしゅつ」って書くの嫌になった。

まず思い出したのは既出だけどやっぱり「白い帽子」

あと>870、875さん ありがとう。20年の胸のつかえが
とれました。苦しい時に思い出しながら、
でも二度と会うことはないだろうと思ってた話だったので。

それから、萩原朔太郎 「およぐひと」

プールでよく思い出す。同時に「あしながおじさん」の
水泳のイラスト(蜘蛛みたいなの)が目に浮かぶ。

およぐひと

およぐひとのからだはななめにのびる、
二本の手はながくそろへてひきのばされる、
およぐひとの心臓(こころ)はくらげのやうにすきとほる、
およぐひとの瞳(め)はつりがねのひびきをききつつ、
およぐひとのたましひは水(みづ)のうへの月(つき)をみる。
887無名草子さん:01/11/26 01:28
小説だか詩だかエッセイだったか・・・

「山月記」「I was born」「どくとるマンボウ昆虫記」
「無限について」「具象以前」

中島敦と北杜夫以外ワカラン・・・
888無名草子さん:01/11/26 02:55
小6の教科書だったか?
出稼ぎから帰ってきた父が「都会にはでっかいエビフライがあるんだ」
とか言ったのを、子どもが「父ちゃん冗談言ってる」と思った話。
何というか田舎者の悲哀が感じられて悲しかった。
俺も田舎者だったからな。
889無名草子さん:01/11/26 07:07
フェアプレーの精神?
なんか発表して先生に誉められた。
890無名草子さん:01/11/26 07:50
高三の時、山田詠美の「ひよこの眼」は授業中に泣きそうになった。自分の死を予感している、主人公の好きな人の「吐く息が白いっていうのは体の中があったかいってことだもんな」って台詞で涙腺がゆるんだ。教科書で泣くとは自分でも思わなかった。
891無名草子さん:01/11/26 12:10
くーから くーかり しー きーかる けれ かれ

って覚えてるんですけど、なんのことでしたっけ?
892無名草子さん:01/11/26 14:39
>>891
古文の活用だったような・・・
893無名草子さん:01/11/26 15:44
>>891
カ行変格活用だったかな? 高校の頃は必死に覚えさせられたような気が…。
894無名草子さん:01/11/26 20:53
ちいちゃんのかげおくり

火鉢が出てくるお話。
名前忘れた。
895無名草子さん:01/11/26 21:30
ここで聞いていいのかわからないんだけど高校時代古文の授業だか、
模試の問題かですごいのを読んだんだよね。
おなかがすごーく膨れちゃった女の人がいて、
お医者さんが調べたらおなかに回虫だかがいたという…。
で虫下しの薬を飲ませるという学校の教材で読むにはエキセントリックな物語。
宇治拾遺とか、そういうのかなあ。知ってる人いない?
気分悪くなったらごめんね。(>_<)
896無名草子さん:01/11/26 22:46
>>891
助動詞「き」の活用かな?
でも,わたしはなぜか「たぬきの糸車」を
思い出した。
なんか似てなかったっけ?
897無名草子さん:01/11/26 23:36
レス既出だったらすみません。
最近、ふと小学生時代に習った
「べろだしちょんま」
の一節が頭の中で鳴り響いています。
「おかみのおっしゃることにまちがいはございますまい」
記憶が定かでないので、恐らく、間違えていると思いますが。
898無名草紙さん:01/11/28 01:36
「セメント樽の中の手紙」と「おたまじゃくし」で激しく鬱になった
中学生(高校だったか?)当時・・・。
なんであんな鬱な文章を載せるのかと?

今は無いかな?ない方が良いと思う。特に「セメント樽〜」は吐きそうになった。
899無名草子さん:01/11/28 01:58
いいじゃん。俺は好き。
900無名草子さん:01/11/28 02:20
900
901無名草子さん:01/11/28 02:30
セメントダルって葉山ヨシキだよね?
横光利一の「蝿」とこれと、読みふけった。
ふかしたての饅頭・・・ハアハア
902無名草紙さん:01/11/28 11:04
>>901
「セメント樽の中の手紙」は葉山って人の作品なんですか。
どうもです。作者の名前は忘れていて、内容ばかり強烈に覚えていたもので。
こういった内容がメインの作家さんなんでしょうかねぇ。
903無名草子さん:01/11/28 11:46
「朝のリレー」って詩を覚えてる。
日本人が書いたんだけど、その誰かが忘れちゃったけど。

詩の出だしは確か・・・
「カムチャッカの若者がきりんの夢を見ているとき、
 メキシコの娘は朝もやの中でバスを待っている(中略・・・というか忘れた)
 この地球ではいつもどこかで朝が始まっている」

とかいうの。
これはなぜかすごく良く覚えているんだよね。
誰か覚えている人います?
904詩集「これが私の優しさです」に収録:01/11/28 11:57
>903
谷川俊太郎。ちなみにがいしゅつ〜
905無名草子さん:01/11/28 13:08
『山椒魚』
蛙のその後が心配で心配でたまらなかったものの
最近の作品で作者が蛙を生還させる話に書き換えたと聞いて
それも違うだろうと思った。
906無名草子さん:01/11/28 17:46
砂のおかしをつくりましょう
念には念を いれましょう
…なんとか大学って人がかいてた詩
当時これがなんかキライで
「こんな変なのだいっきらーい」
って授業中何度も言ってたら
先生に教科書で頭をおもいっきりはたかれた。
今読めば、感じ方も違うのかな…。
907無名草子さん:01/11/29 18:40
松下竜一(?)の『絵本』
ある日、主人公に差出人不明の桃太郎の絵本が届く。
同封されてた手紙を読むと、それは20年くらい前に病死した親友から
主人公の子供へのプレゼントだった…って話だったと思う。

自分の死後、絵本が届いた時のことを
病床で想像して楽しんでいる友人がなんか良かった。
908無名草子さん:01/11/29 21:53
わたしも、「ひとつの花」
生きるということが、あんまりにも大変な時代の話しですよね。
お父さんサイドからすると「生きる」という選択すら無い時代の話しですね。
909たぶんガイシュツ:01/12/05 01:31
野坂昭如「凧になったお母さん」
絶句・・・
910シーバ:01/12/05 11:34
「木を植えた男」(こんな題名だったと思う)。
作者は外人やった。
良かった。教科書の最後に載ってて、めっちゃ長かったけど、
一気に読んでしまった。
子ども心に深く染み入りましたね。
911無名草子さん:01/12/05 12:04
ジャン・ジオノ?教科書載ってるんですか?うらやましい。
912無名草子さん:01/12/05 21:40
木を植えた男は、今も教科書に載ってるけど。まだ習ってないなぁ。…現役なので。
私は…「ヒロシマのうた」、後は……室生犀星の…あぁ何だったかなぁ、詩で…確か、「みどりかがやく」って一節があった。
913無名草子さん:01/12/05 22:11
寺山修司
914無名草子さん:01/12/06 00:10
既出かなあ。高校の時やった井上靖か誰かの『利休の死』。
抜粋だったけどすっごく面白くて。探したけど見つからない。知ってる方います?
利休視点で、信長の面前で茶を飲む秀吉の目を見て敵だと直感する、という部分が。
『1時間の航海』・・主人公が妄想力たくましすぎてクラスではやったなあ。
「駄目!私をごらんになっちゃ駄目!」
915無名草子さん:01/12/06 14:42
いっきに全部読んだけど良スレだね。
彼女が女子高生だから教科書読ませてもらおうっておもった。
三浦綾子の塩狩峠って教科書になかったっけ?
読書好きになるきっかけになった本。
あとは激しく既出だけど山月記と舞姫、こころ、砂の女かな。
916無名草子さん:01/12/06 15:39
寺山修司の短歌。
917無名草子さん:01/12/06 17:59
立原道造の詩に出会えて良かった。
今でも大好き。
「夢みたものは」を教科書で読めた人が羨ましい。

そういえば、「教科書に載ってた詩・俳句・短歌」みたいな
本が出てて、立ち読みのくせに熟読してしまった。
うろ覚え用の辞書もあって親切だった。いいなぁ、ほしいなぁ。
918無名草子さん:01/12/08 13:11
「木を植えた男」は、授業でビデオも見た。
すごく良かった。
919無名草子さん:01/12/12 00:24
木下順二の作だったと思うが、「谷川で耳を澄ますと、機織の音がきこえてきませんか」ではじまる戯曲が印象深い。
幼い頃に盗賊にさらわれて生き別れになった姉弟がいて、盗賊の頭目となっていた弟と坊さんに教えられて一心不乱に機織をする姉の話。
たしか、最後は機織の音がする方に向かっていった弟が村人に討ち取られて終わりといった話だった。
題名は失念した。
920無名草子さん:01/12/12 17:15
何日もメールチェックしても1通も来ない時、「おてがみ」を思い出して何か悲しくなる。
とくにポスペだったりすると、まさに気分はがまくん・・・。
921無名草子さん:01/12/12 21:48
ガイシュツですが「かわいそうなぞう」
授業中に音読当てられてしまい
(しかも象たちが餌をもらおうとフラフラしながら芸する箇所)
読みながら泣いてしまい恥…
922無名草子さん:01/12/13 06:50
「秋の風鈴」。あなたの風鈴がうるさくて夜も眠れませんって、コスモスから
手紙がくる話。最後のコスモスが一面に咲いた庭は鮮やかに目に浮かびました。
923無名草子さん:01/12/13 08:34
タムタムとボンゴボンゴという楽器を使って遠くの仲間と会話するアフリカの少年の話。色鮮やかな挿し絵が子供心に印象的でした。題名&作者は思い出せないなぁ。
924無名草子さん:01/12/13 23:25
瀬田貞二「アフリカのたいこ」ですな
925無名草子さん:01/12/14 00:05
「ひとつの花」
「おかあさんの木」
「おこりじぞう」
「ちいちゃんのかげおくり」

戦争ものは印象に残ってる。涙が・・・。
926無名草子さん:01/12/14 21:50
923です。924さん、ありがとうございます!そのまんまのタイトルですね(笑)もう一度読んでみたくなりました。「チックとタック」「月夜のバス」とかも好きでした。
927無名草子さん:01/12/14 21:57
あの山を越えたら海が見える。って書き出しで始まる話が好きでした。
題名知ってる方いたら教えて下さると嬉しいです。
あと「くじらぐも」も好きだったなぁ。
928無名草子さん:01/12/16 13:14
もう出尽くしたか?
あえて言えば、「ススメ ススメ ヘイタイサン ススメ」位か?
929おかあさんの木<1>:01/12/16 21:53
ー抜粋ー
昭和十二年という年、中国との戦争がおこって、なかなかやまんで、
とうとう世界中を相手にするような大戦争へひろがってしもうた。
大きくなった息子たちは、いちばん上の一郎から順々に陸軍だの、
海軍だのへ兵隊にとられていった。
その時おかあさんはなんと思いなさってだろう。
息子たちが兵隊にとられるたんびに、うらの空き地へ、キリの木の苗を一本ずつ植えて、
「一郎」「二郎」「三郎」と名前もつけた。
930おかあさんの木<2>:01/12/16 22:09
毎朝、その木に水をやるやら、支えを立ててやるやらしては、
「一郎おはよう」「二郎おはよう」
「三郎、おまえも戦地で元気かいな。ひきょうなマネはせんとお国のために
てがらを立てておくれや」と言いなさったそうな。

ー中略ー

三年過ぎ、四年がたった。息子たちのキリの木は四本に増え、五本に増えして、
少しずつ違う背丈ですっくら伸びた。
ところがある日、その木はなんの変わりもなかったに、役場の人があらたまってやってきて、
一郎が中国大陸で、メイヨノセンシヲトゲラレタ という知らせをくれた。
やがて、一郎の遺骨が白木の箱に入れられ、白いきれに包まれて帰ってきた。
その時も、おかあさんは人前では涙ひとつこぼさんかった。
でも、お葬式がすんで、親類や近所の人が戻ってしもうと、こらえきれんように
うらの空き地へとんで行った。
一郎の木にとりすがり、かたい幹にほおずりしながら、
「一郎、一郎、さぞかし辛かったろうね、弾にあたってどんなにか痛かった
ろうね、死にたくなかったろうね。」と言うて、泣きなさったそうな。
931おかあさんの木<3>:01/12/16 22:27
ー中略ー
ある時はまた、遠い戦地の空のほうを、ながめ、ながめして、
「みんなの息子や、父さんたちをたくさん死なせ、外国の町だの村だのを取ったって、
なんのいいことがあろうかの。早く戦争をやめて、仲直りすればいいに。」
と、やりきれない思いでいいなさったそうな。

ー中略ー

そして、夏の暑い日のこと、いなかに月おくれのお盆がきたとき、日本は負けた。
おかあさんは、がらんとした家の中で、お仏壇の前に座って数珠をもみながら
「とうとう日本中がふしあわせになってしもうたのう。今ではもう、息子たち
みんなを返してと祈ることもできん。けど、ひとりでいいに、ひとりだけでいいに、
どうぞかえしてくだされや。」と、言いなさったそうな。
二郎は・・・日本軍が全滅した南の島で死んでしもうた。
三郎は・・・船といっしょに深い海の底へ沈んでしもうた。
四郎は・・・ガダルカナルで戦死し、五郎はビルマのジャングルで行方知れずになったという。
六郎は沖縄へ行って死に、七郎は特別攻撃隊の飛行機で、爆弾を抱いたまま適の船に
ぶつかっていったという。
無事でいるような息子はひとりもおらんかった。
932親切な人:01/12/16 22:37

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933おかあさんの木<4>:01/12/16 22:41
ー中略ー
秋が過ぎて、戦争に負けた年の寒い冬がきた。
それでもなんでも、また秋がきて、キリの葉がハタリホタリと落ちはじめると、
「この大きいのは二郎の葉...このあつぼったいのは三郎の葉...
先のとがって細長いのが四郎の葉...これは五郎、すばしこくて負けんきで、
弾になどあたる子ではなかったに...」
と、つぶやき、つぶやき拾いなさったそうな。

そんなある日、はがき一枚こなんだが、破けた服を着、右足を引きずった兵隊が
汽車からおりた。
歩いては休み、休んでは歩きして、おかあさんの家のほうへやってきた。
やっとこ戸口へたどりつくと、兵隊はなつかしそうに顔を上げ、
「おかあさん、おどろかんでください。五郎が今、生きて帰ってきましたよ。」
と言うた。
でも、なぜかしらん、家の中はひっそりとしておって、返事ひとつ聞こえんかった。
934おかあさんの木<5>:01/12/16 22:56
それで五郎が不思議におもうて、うらの空き地へ行ってみたら、
おかあさんはひろうたキリの葉を抱きしめ、五郎の木にもたれたままになっていなさった。
「おかあさん、おかあさん...」
と呼んでも、ゆすぶっても、もう目を開けてはくださらんかったそうな。

ー中略ー

しばらくして五郎は、おかあさんの思い出に、甘い実のなるクルミの苗を一本植えた。
水をやるやら、こやしをやるやら、大事に大事にその木を育てた。
そしてそれから二十何年という月日がたった。
クルミの木は立派に育って毎年まるい甘い実をたくさんつける。
すると五郎の子供らが「おばあちゃんのクルミがなった。父さんとろうよね。」
と言うてとって食べる。
その時、五郎は子供らの頭をなでながら、
「おばあちゃんがしてくれたように、私はもう二度と、おまえたちのための
キリの木を植えたくはないのだよ。」
と、言うのだそうな。

ー完ー
935:01/12/17 09:32
あげ
936:01/12/17 10:52
たしか小学校の教科書だったと思うけど、内容だけ覚えていて、タイトルが分かりません。

戦争中、中学生くらいの兄と小学校に上がりたての幼い妹がいて、妹はまだ自分で鉛筆をうまく削れず、
いつも失敗して芯を折ってしまいました。
中学生の兄がそんな妹をかわいそうに思い、削ってあげていました。
が、戦争が激しくなり、中学生の兄にも学徒出陣命令が出て、戦地へ行かなければならなくなりました。
そうするともう妹の鉛筆は削ってやれなくなる、そう思った兄は幼い妹に鉛筆の削り方を厳しく教えました。
妹が泣いても、それでも兄は心を鬼にして教えました。
そして、兄の学徒出陣の日、妹は昨夜鉛筆を削るのを忘れて寝てしまったことに気づき、慌てて起きました。
でも、もう兄はいませんでした。
妹が泣きながら筆箱を開けると、そこにはキレイに削った鉛筆が入っていた。

という話です。どなたか題名知ってる人いませんか?
937無名草子さん:01/12/21 01:00
「スイミー」。
“ぼくが 目に なろう” このコトバがすっごく印象に残っている。
子供心に、スイミーがカッコよく見えた瞬間だった。
938無名草子さん:01/12/21 01:21
あぁ、おかあさんの木いいねぇ(泣)
939無名草子さん:01/12/21 01:22
お猿の電車の話かな印象に残ってるのは、
あれを中学生に読ませるのもどうかとも、今更ながらに思ふ。
940無名草子さん:01/12/21 02:35
小学校の高学年の教科書の詩で
「草いきれ」という言葉が出てきて、
先生や友達がいくら説明してくれても、意味がさっぱりわからなかった・・・。

日射しを浴びたりして湿度の高い中で、草のにおいがムッとすることなのに。
ああ、ものを知らないガキだったな、あのころ・・・。
941無名草子さん:01/12/21 08:42
もうガイシュツかもしれませんが、教科書に載った詩、短歌、俳句、漢詩をまとめた本が
発売されています。出版は忘れましたが、確かタイトルが「教科書で覚えた〜」というものです。
海水浴をする男の子達(臨海学校の写真?)が表紙です。価格は千円前後。
942無名草子さん:01/12/21 10:09
>940
「あの山を登れば」では?
私はこの話で浅黄色が青系な色なのを知りました。
なぜか黄緑色だと思ってた。
943いいスレですね。:01/12/24 05:53
いいスレだなぁ。
・・・一気に読んで感動した!

誰もレスしてないけど、「桃花片」だったか、良かったよね。
派手な作風で陶器作って儲けたけど、越えられないと思う作品に
かえりみなかった父の陶器の印である、父の爪の痕の刻印があった・・・。
とかいうやつ。
944いいスレですね。:01/12/24 05:58
あと、高校の現国の教科書に、
本のカバーを作る所に弟子入りする人の話があって、
アルチザンがどうとかいう話なんだけど、
その人の師匠が「チェケルール先生」っていうのに、
試験前にみんな間違って「チェルケール」とか「ちゅるけーる」とか
間違って覚えていたのには笑った。

これと似た話が音楽の作曲家であって、
「故郷の河よモルダウよ」の作者を、「スナタメ」と言った奴がいて、
死ぬほど笑った記憶がある。
945無名草子さん:01/12/24 06:18
おれなんかスメタナとスメグマを間違えてたぞ。
946懐かしい……:01/12/25 02:06
「お兄ちゃん、何でいつも廊下の端っこをしおしお歩くの。学級委員でしょ?
私、肩身が狭くて……」
 妹の明美は柏餅の葉っぱをはがしながら言った。
 僕だって好き好んで廊下の端っこを歩いてるわけじゃない……
作者名は忘れたけど、題名は『その日が来る』
自転車を盗まれる話だったような。何か『しおしお』とか『藤色』とか、
言葉のセンスが妙にツボにはまって好きだった。妹がいっつもなにかしら
食べてんだよね。
947無名草子さん:01/12/25 02:12
蟻が
蝶々の羽を曳いていく
あゝ
ヨットのやうだ

ってのを小学生時分に教科書で読んだんだけど
(漢字・仮名遣いは今の感覚で直しちゃってる)
だれか
 ・作者
 ・作品名
 ・収録されている本の名前
 ・出版社
わかる人いませんか?
948無名草子さん:01/12/25 03:14
>>947
ttp://www3.ocn.ne.jp/~saitou/tuti-kiroku.htm

こういうのって、Googleで一発で検索できちゃうんですけど
質問される方は自分で調べようとは思わないのかな。
949無名草子さん:01/12/25 23:50
「おおきなかぶ」
ロシア民話は国語の教科書にふさわしくない!と
攻撃した自民党の代議士ってだれだっけ?
ムネヲだったりして。
950無名草子さん:01/12/25 23:53
きっと、すでに出ているのでしょうが・・・

高校時代の教科書
「石炭をば、はや、つみたてつ・・・」
951無名草子さん:01/12/26 00:19
>>950
舞姫?
952無名草子さん:01/12/26 00:20
>950
「舞姫」だね。懐かしい。
古典チックで難しかったけど、読み出したら意外とハマって
授業でやるより先に読んだ記憶が。
953無名草子さん:01/12/26 00:51
忘れられない一編とは、ちと違うんだけど・・・
小5の時、教科書の最後に「物語を作ろう」ってのがあって
1枚の写真(年によって違うらしい。私のときはナスカの地上絵の写真だった)を
元にして、物語をつくる・・・みたいなのがあった。
すっげー楽しみで、1学期から、原稿用紙やノートの端に
構想やら文章やら書きまくってたのに
学年末、3月に、先生が「授業数がないから、省略」と言った・・・
すっげーくやしかった。
954助けよや猫またよやよや:01/12/28 12:28
>953
あるある、そういうの!
ウチは美術の卒業制作の大きい壁画だったけど、2/3まで
完成したとこで「時間がない」と言われて一人一人カゴを
作らされた。
国語も結構飛ばして、習ってないの多い。
955 :01/12/28 23:57
まげ
956無名草子さん:01/12/28 23:59
「舞姫」なつかしいなあ。
理系クラスだったのに
「この男、許せん!」派と、「いや、男ってこういうものだろ」派にわかれて
休み時間に、論戦になった。
957無名草子さん:01/12/30 16:43
高校の現国に載ってた赤川次郎の「記念写真」。
切なくなって、1人になった時静かに泣きました。
958無名草子さん:02/01/10 22:16
遅すぎレスですが681さんがタイトルを失念されているのは「ふうせん」?という
話ではないですか?
小学六年生の教科書にのっていた話で筆者の男の子(通称・「凡」)の話。
教会のシスターたちがあるいているのを忍者の集団とみまちがえたりするんですよね?
959無名草子さん:02/01/14 02:30
もう出たけど、「素顔同盟」
この続編を書きなさいって授業でやって、高校受験直前だったのに
調子に乗って原稿用紙10枚近く書いた記憶がある。

「舞姫」は女の先生と男の先生と授業のしかたが全然違っていて、
女の先生の「男ってものは今も昔も…もうどうしようもありませんね」って言葉と
男の先生の「男ってやつは、しょうがないんだよ」って言葉に
舞姫の両極端な解釈のしかたを見た気がした。
960無名草子さん:02/01/15 02:11
つれずれなるままに?っすか?
961無名草子さん:02/01/16 23:09
>>957
それ、どういうストーリーですか?
962無名草子さん:02/02/04 12:47
age
963やめられない名無しさん:02/02/06 07:00
いいスレをありがとう。
昔読んだ本をまた読むことにするよ
964島田奈菜世:02/02/06 19:58
うちのクラスに、小島裕子という人がいて、こじまが、ポディマに、言い方が
にているので、ハッタヤっていわれています。うちのクラスの人の大半は、
そいつをいじめています。それが小島は、わかってないようです。
でも、最近とうとうバレてしまいました。
そして、先生に私、いじめられています。といった。んで、先生が原因は、わかるかといった。
だけど、わかりませんといった。
そんなの、きたないからとかでしょうとみんな大笑い。。
965無名草子さん:02/02/09 23:05
ここ全部読みました。懐かしい・・・
既出ですがやはり「一つの花」、そして「ぼくにげちゃうよ」
中学(たぶん)では「空中ブランコ乗りのキキ」がよかったなあ。
パンゲアとかシナプスだのニューロンだのを知ったのも国語の教科書でした。

太郎こおろぎってどんな話だったけ。
なんか牛が校庭通るとか、ふしあなから床下に入るとか、
挿絵込みでめっちゃ怖かったような・・・
966無名草子さん:02/02/14 15:22
太郎こおろぎって、床にあいた節穴に
女の子のクシを落っことして、取りに行くんだよね…。
…そこしか覚えてねえや。
話は変るけど、「チンタンポン、チンタンポン」っていう
擬音が出てくる話、ありませんでしたか?そこを音読させられて、
真っ赤になった想い出があるんですが。
967無名草子さん:02/02/14 16:11
かげおくり
あとコスモスのやつ。
「少しだけちょうだい」
968無名草子さん:02/02/14 16:14
富嶽百景 「富士には月見草がよく似合う」
969無名草子さん:02/02/14 16:22
うしろのまきちゃん。
後ろの席が麻紀だったから
970無名草子さん:02/02/14 17:17
あおいそら
きこえる
とりのうた

原点。
971無名草子さん:02/02/14 23:02
>967
膨大だから過去レス読め、って気にはならんけど…。

>あとコスモスのやつ。
>「少しだけちょうだい」
が、965で出てる「一つの花」。
(「少しだけ」じゃなくて「ひとつだけ」ですね。)
638のあたりで紹介されてます。
972無名草子さん:02/02/17 00:41
宮本 輝 「星々の悲しみ」もしかして、でてる?

973_:02/02/17 04:46
>>49
あれか、
「天までとどけ、いち、に、さん!」
974_:02/02/17 05:28
>>914
漏れも利休の死は好き。授業では扱わなかったけど。
一時間の後悔は東京大学物語の主人公かと思いました。
975無名草子さん:02/02/20 23:54
長生きスレだね。

「この国で、降り出した雨が止まなんだことは、ただの一度もございません」
だっけか? 確か映画監督が書いた話。
「飛び込め」がよくわからなかった。

教科書っていいよね。小学生の頃は、作者紹介の出典を見て、図書館まで
その本を借りに行って読んだ覚えがある。普通に本屋で背表紙見ても興味がなさそうな本を
読むいいチャンスだったなぁ。

つりばしわたれが載ってた教科書、確か表紙をめくったところに写真が載ってたよね。
あれがずーっと気になってて、15年たった今になってやっとどこだったのかわかりました。
いつか行くんだ。憧れの地。たとえ観光地化しててもね。
976無名草子さん:02/02/24 16:21
中学の頃の教科書が思いもかけず発見。
何気に好きだった、説明文「アクアリウム」コンラート=ローレンツ
があって嬉しい。私はこれでアクアリウムという言葉を知った。
977無名草子さん:02/03/02 05:03
保全age
978無名草子さん:02/03/02 07:29
光村の小学一年用だと思うのですが、「さるがくる」って
いうのを覚えてる人いませんか?
「さるがきからおちる」という挿絵に大笑いした記憶があります。
あと、「ぼくにげちゃうよ」が成長するにつれて、
とても怖くなっていった。
ず〜っとお母さんが追いかけてくる話…。
979無名草子さん:02/03/02 16:03
>>936
その話いいな…ちょっと読みたいよ。
誰か出典わかりませんか?
ググルで「物語 鉛筆 戦争」で検索したけど出なかったの
980無名草子さん:02/03/03 03:34
>>979さん

私も探しました! 
936さんのあらすじ読んだら、気になって気になって・・・
ちなみに「兄妹 鉛筆 戦争 国語 教科書」
といった単語で探したけどありませんでした。 
がっかりです。
981誰か新スレつくれ:02/03/03 11:18
えびフライがねー
しゃおっ という歯ごたえがするんですよぉぉ
982無名草子さん:02/03/03 12:24
知的障害のある兄さんと弟が、丘の上でお面つけて奇声発して遊び、
兄さんが弟の耳を噛んだりする短編。高校の教科書で。
983無名草子さん:02/03/03 14:08
>>979
覚えてるよ、たしか一年生の教科書だった
「ぼくにげちゃうよ」って、ウサギの話だよね
にんじんがうまそうだった
984無名草子さん:02/03/03 15:32
私は金井直の「木琴」で号泣したなー、中学のとき。

ところで新スレ、どうする?誰が立てるか決めようよ
985厨房時代の教科書発見:02/03/03 16:00
光村図書:国語 2

一 新鮮な気持ちで
   ・遠く、でっかい世界…………椎名誠/出典:『遠くを見なくなった日本人』

   ・六月の蠅取り紙………………ねじめ正一/『高円寺純情商店街』


二 表現の豊かさ
   ・短歌・その心…………………武川忠一/かきおろし。

   ・言葉の力……………………………………大岡信/『ことばの力』に加筆
三 わたしたちの文化
   ・比喩の世界………………森山卓郎/かきおろし
   ・江戸の人々と浮世絵……高橋克彦/かきおろし

   [読書1]走れメロス……太宰治/『太宰治全集 3』

四 心のきずなをとらえる
   ・字のないはがき………向田邦子/『眠る盃』
   ・わたしを作ったもの………ロバート=ウェストール
    (金原瑞人 訳/『THE MAKING OF ME』を本書のために訳したもの)
   ・五月の雉…………………蔵原伸二郎/『日本の詩歌 24』
五 文化に学ぶ
   ・縄文土器に学ぶ………………後藤和民/かきおろし
   ・シンデレラの時計……………角山栄/かきおろし

六 古典に親しむ
   ・扇の的(「平家物語」から)………中山義秀 訳
   ・思いをつづる=「枕草子」「徒然草」から=
   ・漢詩の風景…………………石川忠久/かきおろし

   [読書2]北の国から………倉本聰/『北の国から 後編』

七 生きることは
   ・パラパラ落ちる雨よ………阪田寛夫/『桃次郎』
   ・夕焼け………………………吉野弘/『吉野弘詩集』(現代詩文庫12)

【豊かな 読書・表現活動を】
前の方で言われてた、電車の中で女の子が席をゆずる云々・・・は
多分、吉野弘の「夕焼け」だと思うぞ。詩だけどな。
989無名草子さん:02/03/03 17:33
新スレ立てました。

「国語」の教科書〜忘れられない一編〜その2
http://natto.2ch.net/test/read.cgi/books/1015144289/l50
990工房:02/03/04 13:20
第一学習社 高等学校 国語T
●現代文編
随想(一)…・奇を好む心…………森本哲郎
      ・モア…………………筒井康隆
小説(一)…・羅生門………………芥川龍之介
         ○文学への誘い 芥川文学の多彩さ
      ・ひばしら……………三浦哲郎
    詩…・樹下の二人…………高村光太郎
      ・甃のうへ……………三好達治
      ・木……………………田村隆一
      ・I was born…………吉野弘
評論(一)…・水の東西……………山崎正和
      ・言葉の力……………大岡信
      ・動物のサイズと時間…………本川達雄
随想(二)…・いのち………………阿部昭
小説(二)…・子供のいる駅………黒井千次
      ・津軽…………………太宰治
       ○文学への誘い 津軽のストーリーテラー
短歌と俳句…・その子二十…………晶子・啄木・牧水
                赤彦・茂吉・白秋
      ・こころの帆…………子規・虚子・鬼城・秋桜子
                草田男・楸邨・誓子
評論(二)…・見知らぬ顔…………市川浩
      ・ステージとしての百貨店…………上野千鶴子
小説(三)…・城の崎にて…………志賀直哉
       ○文学への誘い リアリズムの豊かな振幅
   ・空き缶………………林京子