1 :
無名草子さん:
ハァハァハァ
2 :
無名草子さん:2001/02/28(水) 19:34
なんだかわかんないから説明しろや
3 :
無名草子さん:2001/03/01(木) 12:56
みすず書房と混同しがちなのは、私だけ?
4 :
無名草子さん:2001/03/02(金) 01:18
法政大学かぁ
5 :
無名草子さん:2001/03/02(金) 07:21
おっ、面白そうな話題だが、スレ伸びるかどうか。
読み手側を挑発するような本が多いよね。
お気に入りはカプフェレの「うわさ−もっとも古いメディア」
あとカネッティの「群衆と権力」も読みごたえがあった。
ルネ・ジラールを知ったのもこのシリーズだよ。
(2chでは哲学板の方が良いのか?)
6 :
無名草子さん:2001/03/02(金) 23:31
ゲルショム・ショーレム…あんた何人? (笑)
7 :
無名草子さん:2001/03/05(月) 01:33
ホント、誰だこいつって人の翻訳多いよね。大学の授業で教授が
あのシリーズは当たりはずれが多いけど、中には先見性があるものも
少なくないって言ってたっけな。カネッティ、ジラール、読みたい。
8 :
無名草子さん:2001/03/05(月) 15:22
ageru
9 :
無名草子さん:2001/03/05(月) 23:40
上がらないな、このスレ。哲学板に建てた方がよかったんとちゃう?>1
面白いスレなんだが。
10 :
5:2001/03/06(火) 07:51
やっぱ知名度ないのかな、叢書ウニベルシタス。
じゃあ我流で説明。
法政大学出版局から出ている哲学本シリーズなんだけど結構面白いんよ。
あえて誤解を招きかねない表現をすれば
「哲学本の別冊宝島(旧版ね)」かな。この板の住人だったら絶対はまる本が
ある筈だと思うよ。
>>3も言っているようにみすず書房の本と同じ場所に置いてあることが多い。
俺は古本屋に入ると青土社から出でいた雑誌「イマーゴ」のバックナンバーと
「叢書ウニベルシタス」をチェックする。
法政大学出版局からの本では「叢書ウニ〜」の冠はついていないものの
「司祭アーミス」や「狐ラインケ」も面白いよん。
じゃあ会社に行ってきます。
11 :
JPB:2001/03/06(火) 19:32
ウニベルシタスは割合、人文学・社会学系統の古典的著作が
多く網羅されてて、面白いです。ただ、決して速読はできない
ですよね。でも、味読するにはいいですね。
私にとっては、E.レヴィナスやN.エリアスなんかが網羅されてて
嬉しい限り。
注を削ってないのもいいです。
12 :
無名草子さん:2001/03/07(水) 00:46
ISSYOUKENNMEIAGEMASU
13 :
B級グルメ党党首:2001/03/07(水) 01:22
叢書ウニベルシタスたくさん持ってるよ。
学生の頃、生協で貪るように買い漁った経験あり。
なんかこのシリーズ読んでる学生って頭良さそうに見えて、
ついつい読破できないまま次のウニーを買ってた(w
14 :
無名草子さん:2001/03/08(木) 08:08
ウニーっていうなぁっ (;゜Д゜)
15 :
無名草子さん:2001/03/08(木) 23:30
このスレ、文学板か、哲学板に移籍しようぜ。ここじゃあがんないよ。
16 :
JPB:2001/03/08(木) 23:49
がんばろう。最近読んだのは『ベンヤミンの現在』。ベンヤミン
研究の最新の仕事をわかりやすく紹介(論じて?)いました。
いや、わかりやすくというのは、語弊があるかもしれないけれど
それぞれのカテゴリーに別けつつ(例えば、言語論、アクチュ
アリティ等)書かれているので、それぞれの章だけとって読めます。
最近といっても、1992年の話ですけど。
17 :
無名草子さん:2001/03/09(金) 21:24
>JPB ジラールの書いたものでこのシリーズに入ってるのって、『欲望の
現象学』だっけ?ヘーゲルの『精神現象学』を元にし、そしてラカンも似たような
理論化を図っているという。
哲学板で書いたら総叩きにあいそうなことを書いてしまった。とにかく頑張って
あげよう。
18 :
JPB:2001/03/10(土) 00:30
>17さん
『欲望の現象学』あります。『暴力と聖なるもの』なら読んだこと
あります。『世のはじめから隠されていること』や『ドストエフス
キー』などが巻末リストに書いてあります。
しかし・・・ヘーゲル−ラカンという経路はジジェクをふと思い出させ
ますね。ちょっとジラールに関しては不案内です。読んだら
感想ください。
19 :
17=無名草子さん=改め玄人きどり:2001/03/10(土) 21:11
JPBさん情報サンクスです。ジラール、そのうち読むつもりですが、
それまでこのスレがもつか大変不安ですな。
20 :
メイク魂ななしさん:2001/03/10(土) 21:44
ウニベルシタルなら「論理哲学論考」だ!
高校のときから何度読みかえしたことか……。
21 :
20:2001/03/10(土) 21:45
しまった化粧版から来たのがばればれ……。
はずかしい……。
22 :
無名草子さん:2001/03/10(土) 22:54
化粧板と「論理哲学論考」・・・・・、ギャップが凄まじくて
かえってそそるかも(w)。
23 :
5:2001/03/10(土) 23:26
>>20 いいねえ。
やっぱ叢書ウニベルシタスの話題、この板でやろうよ。
24 :
無名草子さん:2001/03/11(日) 00:01
そうだな、荒らしずらい話題だしな (w
25 :
無名草子さん:2001/03/11(日) 23:36
話題を振ろう。「ウニベルシタス」ってどういう意味なの?
26 :
無名草子さん:2001/03/12(月) 02:38
「ポチョムキン」ってどういう意味なの?
27 :
JPB:2001/03/13(火) 00:58
「ウニベルシタス」って何でしょう?ユニバースと関係があるのかな?
「ポチョムキン」って何でしょう?なんなのかな?
すまん、アドリブがきかない・・・
さて、「ウニー」ってなかなか語感がよいですね。「ウニー」ってつい
発音したくなる。「ウニー」。
ヒリス・ミラーの『読むことの倫理』を自分の意志とは別に読みましたが
よく分からなかった。書き、読むという行為が決して自閉した行為ではなく
現実と、「倫理」という特異点を介して接続しているということを語りたかった
のでしょうか?ヒリス・ミラーはこれで『批評の地勢図』以降二連敗です。
でも、ウニーにはイエール派の本もたくさん収録されていますね。
28 :
5:2001/03/13(火) 09:51
え、大学のことじゃないのか、ウニベルシタス
ドイツ語で「ウニヴェルジテート」っつーじゃん。
だからきっとラテン語とかでは「ウニベルシタス」と言うんだろうなと、、、
、、、単純すぎ?
29 :
無名草子さん:2001/03/13(火) 10:14
ドイツ語の大学はウニベルシュタットなはず。
学生の頃の記憶が確かならば。
叢書ウニベルシタス。
どんなのか一度手に取りたくなってきた。
けど、椎名林檎のアルバムみたいな名前だな。
ところでウニシタは一般書店でも売ってるんですか?
30 :
無名草子さん:2001/03/13(火) 10:21
・・・と思ったら!?
以下ウニシタ情報転載
4月下旬発売
定価(本体11000円+税)四六判
スチュアート・ジョーゼフ・ウルフ/鈴木 邦夫 編著
《叢書ウニベルシタス699》
イタリア史 1700−1860
ISBN4-588-00699-1
17世紀初頭から18世紀中葉,すなわちリソルジメントに至る,近代国家としての統一を成し遂げるまでの,諸共和国の波乱に富んだ歴史をトータルに描き出す。政治史を中心としつつ,文化・社会・経済の発展との有機的な関連において,また近隣ヨーロッパ諸国の事例との比較において,そのダイナミズムを捉え,基本文献として定評を得たイタリア史。
〔歴史〕
い・・・11000円!!!!!!!
た・・・高っ!!
ウニベルシタス(universitas)はラテン語ですね。
もちろん大学(University)の語源ですが、もともとは
同業者組合(ギルド)のような意味合いもあった
そうです。
たしかに“教授―学生”という関係は“親方―弟子”と
いう徒弟制度に似ていると言えなくもない。
32 :
JPB:2001/03/13(火) 19:49
なるほど〜。勉強になります。
>30さん
11000円は高いです。て優香、普通は高くても6600円くらい
なのになあ。ど〜やって値段きまるんだろ?
33 :
無名草子さん:2001/03/15(木) 06:52
>>32 いやいや、星新一「ショートショートの〜」全三巻セットが
3万円で売っておりました。
おそらく需要の有無で決まるのでは…
34 :
無名草子さん:2001/03/15(木) 10:49
>>33 それは、ほしい人がいると踏んでの値段。
オークションみたいなもの。
ウニシタは、ほしい人が少ないから高額にならざるを
得ないのでは。
そうしないと採算が合わんのでしょう。
>>31 教師と学生の組合が大学制度の母胎となったからね。
36 :
無名草子さん:2001/03/21(水) 06:45
おら〜もっと盛り上げろ!!
さあごいっしょに…ウニー!ウニー!ウニー!
37 :
玄人きどり:2001/03/21(水) 22:04
どうせあがってないだろうと思って来てみたら結構レスついてるね。
>29 少し大きめの本屋か、人文系の書籍が充実してるところ(=
大きめの本屋という説も)じゃないとないかも。神田の東京堂書店に
行くとウニー(このあだ名はかわいい)コーナーがあって、そこに
ズラッと並んでる。圧巻。
38 :
無名草子さん:2001/03/22(木) 11:49
アダルトコーナーの隣の棚にウニーが並ぶ古本屋があった…
何とかならんのか、この配置。
39 :
無名草子さん:2001/03/22(木) 14:56
アダルトを買いに来た人には「もうちょっと賢くなれや」とうに〜。
うに〜を買いに来た人には「よく学びよく遊べってゆーだろ」とエロ。
40 :
無名草子さん:2001/03/22(木) 14:58
東京堂書店か、ぜんぜん無視してたから気づかなかった
今度暇見ていってみようっと。
けど、法政なのに明大の近くの本屋が充実してるとは・・・
41 :
無名草子さん:2001/03/22(木) 23:35
法政大の生協にはうにーが全シリーズそろってるけど、誰も買わないから
埃がたまってる、とかそういうことはないのかな。法大生にはうにー
をただで配ってる、とか。
>>41 おお、そういえばそうだな。
そりゃあ法政の生協ならそろってるよなぁ(笑
灯台下暗しだわ・・・
43 :
JPB:2001/03/23(金) 21:35
うにぃ、古い版って今より値段が安かったりして、半額統一の古本屋だと
かなりの安値で買えますよね。大学周辺の古本屋まわると、何冊か発見できます。
44 :
出版局のHP:2001/03/24(土) 00:26
45 :
無名草子さん:2001/03/24(土) 00:37
__/⌒ヽ___
(____) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ・∀・)つ< 週末はウニーでちょとエラぶるちょ
と __ へ' \__________
〈 〈 (__)
(__)
46 :
法政ウニ:2001/03/24(土) 12:40
完蒐を狙ってるマニアとかいるのかな。高いし入手難の本も多そうだど。
47 :
無名草子さん:2001/03/24(土) 19:55
東京堂3階。
5階のマンガコーナーにすら足を踏み入れたことがなかった。
さがす、さがしたい、さがしてみせる。
と、その時であった。
叢書ウニベルシタス
白地に蔦のような一見すると少女趣味てきな表紙の一群が
そこにあった。
すごい、すごい。
わくわくしながら、手に取った
「暴力と性の人類史」
価格6600円
・・・ブッ!!
帰り道の山手線。
いつか見ていろそのうちに
絶対うにーを買える懐にしてやる。
48 :
無名草子さん:2001/03/24(土) 20:12
ポール・ド・マンのロマン主義論買おうかな、と思ってるんだけど。
どうでしょ?
4700円かァ。
思わず二の足踏んじゃいます。
借りて読むような本じゃないからなァ(溜め息)
49 :
無名草子さん:2001/03/25(日) 01:12
うにーネタじゃないけど、フーコーの三部作には泣かされた。あんなに豪快に
財布から金が消えた瞬間はなかった・・・・
みなさん値段には苦労させられてますな。
50 :
無名草子さん:2001/03/25(日) 23:31
工房時代、デリダの「絵画における真理」をたまたま立ち読みしてしまい、
あまりの難解さに鬱になった・・・
51 :
無名草子さん:2001/03/28(水) 19:01
age
52 :
JPB:2001/03/30(金) 22:36
>48さん
『ロマン主義のレトリック』は、持っていてもいい一冊だと思います。
てゆうか、根拠はないっす。強いて言えば、私も欲しいから・・・
53 :
無名草子さん:2001/03/31(土) 01:12
おい!紀伊国屋南口店!うにーが各分野に分散して配架してある
じゃねえかゴルァ!見つからなくて苦労するぞ!
ああ、愛しの東京堂。遠くて行けないのだよ。
54 :
5:2001/04/02(月) 07:49
おおっ、結構続くスレになったね(喜)
さすが2ch。
六田登の漫画「エフ」の中でレーサーやピットクルーがルネ・ジラールのことに
ついて唐突に語り合うシーンがあったのよ。
「レース関係者が哲学書なんか読むかなー」とその時は思ったもんだが、この
レスの続き方を見ると結構あるのかも。
六田先生もウニベルシタス読んでいると見た。
55 :
無名草子さん:2001/04/09(月) 23:50
定期あげ
56 :
JPB:2001/04/11(水) 22:39
バシュラールの『空と夢』
なんか、この人ビジュアルがキビシーんで避けてたけど、
なかなかこう、気楽に読めた。
なんつーか、有効性とか批評性とか、とりあえずはナシにして
へらへら読むと面白い。古本屋で1300円で購入。
57 :
無名草子さん:2001/04/15(日) 15:34
ドニ・ド・ルージュモンの『愛について』ってうにーに入ってたっけ?
この本岩波からも出てるし、平凡社ライブラリーでも出てるね。どれを
買おう。
58 :
無名草子さん:2001/04/15(日) 20:47
59 :
無名草子さん:2001/04/17(火) 19:15
うには誰が選書してるのかずっと不思議だった。
刊行点数が多い割には品切れ絶版が少ないのも○。
アドルノのマーラーも新訳だしてなかったっけ?
そういうまめなところも○。
ということで雲丹揚げ。
60 :
JPB:2001/04/25(水) 00:02
ひさしぶりに。
ウルリッヒ・ベックの『危険社会』読みました。
著者はドイツの社会学者で、世界が「富」の分配の論理から
「危険=リスク」の分配の論理へと移り変わっていることを
分析しています。
個人的には終身雇用制度という高度経済成長下の生活形態が
低成長と福祉国家の実現によってむしろ失業という体験が誰にも
等しく組み込まれた生活形態へと変化するというくだりが、厳密な
論理とはいいきれないものの、1970代以降の自分等に
あてはまるのかなあなんて、思ったりして。
面白かった。
61 :
就職戦線異状名無しさん:2001/04/25(水) 00:32
うにって、意外と痒いトコに手が届くもの出してるよね。
えらいなー
62 :
玄人きどり:2001/04/25(水) 00:50
久々に、上がってるね。
>JPBさん
ようやくジラールが手元に置けるようになりました。ネットで
古本検索していたら、池袋の古本屋に2300円であるとの
こと。明日買いに行きます。楽しみ楽しみ♪♪読んだら感想
書きますわ。
63 :
無名草子さん:2001/04/25(水) 05:50
『スウィフト政治・宗教論集』はどうだ。
『ガリヴァ旅行記』しか読んでない奴はこれを読んで
震撼させられるがいい・・・。
というオレもまだ読んでない(w
注文してもまだ届かないもんで・・・。
震撼するぞ!
64 :
JPB:2001/04/26(木) 22:41
>62さん
おお・・・いいですなー(^^
期待してます。
と、今読み中なのが『クロード・レヴィ=ストロース』(オクタビオ・パス)
ちょっと背景関係と用語がむずいので、ゆっくり平行しつつ読んでます。
65 :
無名草子さん:2001/05/16(水) 21:59
age
66 :
無免草子さん:2001/05/17(木) 16:05
『クローチェ政治哲学論集』が読めるのは
ウニベルシタスだけですなあ。
『群衆と権力』カネッチィもブラヴォウですなあ。
最近は『法の力』デリダですかなあ。
67 :
無名草子さん:2001/05/23(水) 15:38
古本屋でエリアーデの「聖と俗」を買った。
というわけでage。
68 :
無名草子さん:2001/06/04(月) 02:13
agemasu
69 :
無名草子さん:2001/06/04(月) 02:53
よくわからんけどカストリアディス?の
著作が読めるのも、ウニベルシタスだけかな
他から出てたら教えて!!
70 :
無名草子さん:2001/06/04(月) 21:43
ウニシタ何冊持ってるか数えた。
14冊。
ドゥル−ズが多い。
クンデラの「小説の精神」とユングの
「心霊現象の心理と病理」とがいしゅつだが
「論哲論考」おもしろい。
以上。
71 :
JPB:2001/06/05(火) 16:05
をを・・・久方ぶりにあがってる・・・
>>69さん シブイですね!他でカストリアディスは見たことが無いです。
で、ルネ・ネッリの『カタリ派の哲学と宗教』は、うをっ、と思うところ多い
です。驚きは、カタリ派の史料として、「転生した」とオッシャル人の証言を
載せていたりするところです。これは痛快だった。で、その方の証言によると
火あぶりの際に、人体のどこがはじめに燃えるのかと聞かれ「まぶたです。そ
のおかげで、私は私が焼けるところを一部始終見ることを云々・・・」といった
お話満載で、実はかなり面白い。トンデモなんて、いわないで〜
72 :
無名草子さん:2001/06/08(金) 00:38
やはりカストリアディスはウニベルシタスでしか
読めないのか...
まぁ..あんまり売れそうにもないからな〜
73 :
JPB:2001/06/08(金) 04:29
>>72さん
マジ調べしてみましたが、
『東欧の改革、私たちの改革』訳 江口幹 径書房 1990
『社会主義の再生は可能か:マルクス主義と革命理論』訳 江口幹 三一書房 1987
の二冊が検索できました。
74 :
無名草子さん:2001/06/08(金) 04:30
古本屋にて、村上春樹『ノルウェイの森』を買う。
これ、上巻と下巻があって、当然まだ上巻なんだけど、すでにブルブルきまくり。
この小説は、なんだろ。「甘く切ない」の王道行ってるって感じ。
下手したら元祖じゃないかってぐらい。
まあこれ読むと春樹が文学通気取りの馬鹿野郎どもに悉く嫌われてるのは何故かってのが、よく解かる。
王道とか元祖ってのはつまり「ベタ」に繋がるんだ。通気取りはそれが気に入らない。
気に入らないと言うより、ベタを否定する事=シュール最強だと思ってる。
まあどの世界でも、お笑いの世界なんかもそうだけど、ベタってのは、
その世界の通からは嫌われるんだ。よりシュールに、よりシュールにってな。
俺はベタがシュールより劣ってるなんて思わないし事実そうじゃないだろう。
でも、おそらく文学通の馬鹿野郎どもに何故村上春樹が嫌いかって聞いたら、
「ベタだから」こういう答えが返ってくる筈だ。
と、まあこれぐらいの事は別にわざわざ書く必要もないし、
この日記読んでるような奴らはそれぐらい分かってるだろうし、
ひまちゃん以外は分かってるだろうし、この辺にしとく。
で、『ノルウェイの森』だ。
これはね、是非今の若い子達に読んでほしい。特に10代後半の子達に。
やっぱりね、俺は前から言ってるけど進級指定図書ってやつを作るべきなんだよ。
これを読まなきゃ進級できないっていう本を各学年ごとに指定するんだ。
例えば、中2から中3に進級する時は『蜘蛛の糸』を読まなきゃいけないとか、
そういうのを文部省が決めるべきなんだよ。そういった意味では、
この『ノルウェイの森』は、高1から高2に上がる多感な時期に読んでほしい。
ちょうど世の中の汚さにうすうす気づき出すって時期に読んでほしい。
こうのとり説に疑問を抱き出す時期って言うか。
こんなもんね、俺みたいなハタチ超えたずるむけが読んでも、もう遅いって感じ。
やっぱり、今の10代の戦争を知らない若い子達に読んでほしい。
マジな話な、こういうの読まないで大人になるってのは、俺から言わせてもらえば恐怖だよ。
いやもう恐怖を通り越して、哀しみだよ。それも通り越して、歓喜だよ。
お前らもね、わけのわかんない中途半端にコ難しい本ばっか読んでないで、
こういうベタを読まなきゃ駄目だよ。馬鹿なんだから。
75 :
無名草子さん:2001/06/08(金) 18:25
>73さま
教えていただきありがとうございました。
「江口幹」がいたんだ...
76 :
無名草子さん:2001/07/08(日) 04:59
ノルベルト・エリアス萌え〜
77 :
無名草子さん:2001/07/08(日) 06:54
ウニベはいつも図書館で読んでいます。
したがって3冊しか保有しておりません。
ボードリヤール「生産の鏡」「物の体系」「記号の経済学批判」だけです。
大学入ったばかりなので、これからコツコツと買うつもり。
でもバイト一日分がすっ飛んでいくんだよ〜。
78 :
無名草子さん:2001/07/19(木) 01:31
>6
ゲルショム・ショーレムはユダヤ系ドイツ人。
ウニベルシタスに入っているのはどれも著名人。
名前にピンと来ない著者がいても大半はその専門の大家。
79 :
無名草子さん:2001/07/19(木) 01:40
ラインハルト・パウムガルト著『文学との離別』読まれた
方います?
80 :
無名草子さん:2001/07/19(木) 01:59
81 :
資:2001/07/19(木) 02:36
>>63 知らなかったです。ありがとうございました。<『スウィフト政治・宗教論集』
スウィフトでは岩波文庫の『奴婢訓』が殊に好きです。
82 :
JPB:2001/07/20(金) 23:58
ウニーで、A・ウィルダフスキーを出して欲しい気もします。
または、メアリ・ダグラス&ネイの“The Missing Person”・・・
83 :
無名草子さん:2001/08/08(水) 19:11
AGE
84 :
無名草子さん:2001/08/11(土) 19:57
どこの本屋にも置いてあるウニって『競争社会を越えて』
船井幸雄が本で激賞している。
船井がホメてなかったら読むんだけどなぁ。
85 :
18才の芸能人:2001/08/11(土) 20:09
age
あげる
88 :
無名草子さん:2001/08/15(水) 16:33
バタイユ
エリアーデ
89 :
無名草子さん:2001/08/23(木) 23:28
「シェークスピアにおける交渉」グリーンブラッド
ちんこを裏返すとまんこみたいだよ、と書いてあった。
90 :
ZEROES:01/08/27 17:52 ID:L8UOnHVg
ジラ-ルの「このようなことが起こり始めたら…」は対話形式なので、
この人の本としては、格段に読みやすい。
うちの近所の通りの名前が「ウニベルシダ」なもんで、
なんとなく来て見ましたが、
ごめんなさい。全然読んだことありません。
関係ないのでsageます。
92 :
無名草子さん:01/10/06 12:39
死に損ないだが、上げておくか。
93 :
無名草子さん:
あの難解そうな本を読んでる人が結構いるのに驚き。実は自分の担当の中に入っています。
スペースが手狭なので「基本!これだけは置いとけ!」というのを教えて欲しいです。
2、30冊くらいで。よろしくお願いします!