小谷野敦「バカのための読書術」について

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1バカ一匹
語りましょう。
2無名草子さん:2001/01/25(木) 16:53
面白いと思います。
ただ著述家や著作名の固有名詞が頻発するので
「バカ」はともかく「無知」な人はかえって劣等感を
かきたてられる恐れがあるようにも思います。
中途ハンパにインテリを気取っているような人のための
読書案内としては非常に役に立ちそうですね。
3無名草子さん:2001/01/25(木) 17:24
ブックガイドとしても、もてない男の方が読みやすかった気がします。
ところで、この人どうして阪大助教授から明大講師になったんでしょう?
4無名草子さん:2001/01/25(木) 17:55
雑誌の対談で、いじめられたからやめた、と言っていた。
5:2001/01/25(木) 21:31
>4
ありがとう。
なんかこの人らしいな。
6無名草子さん:2001/01/26(金) 00:50
俺も読んだ。とりあえず、面白いですよね。
もてない男も楽しんで読めたけどこれもそう。
ただ、やっぱり浅羽通明も言う通りインテリ向けですね。
あっ、2さんがすでに指摘してますが。
俺は中途半端にインテリを気取ってる人間なんで
楽しめるのかな(w
そう言えばNHKにこの人出てたんだけど、思ってたよりも
普通の人で驚いた。
奥さんはあんまり綺麗では無かったような・・・・
7無名草子さん:2001/01/26(金) 02:27
>>6
え? いつ? どんな番組だったの?
8無名草子さん:2001/01/26(金) 04:46
この人の授業、大学で取ったけど、
最低最悪ランクで、つまんないですよ〜。
普通以下。
本とのギャップ、ありすぎ。
しかも、つまんないのを棚に上げて、ひとりで怒ってるし・・・。
まあ、年に3回くらい出て、それでも単位だけはもらったから、いいけど。
・・・関係なかったですか?
9>8:2001/01/26(金) 10:06
明治大学の講義ですか。英語の授業?
10名無し:2001/01/26(金) 10:22
ふーん
11>9:2001/01/27(土) 00:44
明治で、去年度やってた、「比較文化」っていう科目の、
「恋愛の比較文化」だったか、そんなようなタイトルの授業です。
12無名草子さん:2001/01/27(土) 05:32
>>7
6です。えーと、正確な番組名は忘れたんだけどNHKで
この1週間夜の8時位にジェンダー関連の番組をやってまして
そのうちの一つなんだと思います。それで、それが次の日の
昼の1時代の教育で再放送しててそれを見たという事です。
内容はあれですね、彼の持論である「もてないという事は別に
恥ずべき事ではない」論の展開です。最初の五分は見逃したん
ですが、かなり楽しめました。堅苦しい話では全然無くて、むしろ
もてない男の様に自分の個人的な体験を中心にして語ってました。
13無名草子さん:2001/01/27(土) 05:42
>>7
しかも面白かったんですが番組の途中で、小谷野氏に知らせないで
奥さんに取材してたVTRをいきなり流したもんだから小谷野氏
はかなり動揺してて、それをアナウンサーにからかわれてましたね。
14無名草子さん:2001/01/27(土) 06:02
>>7
6です。何度もすいません。ちょっと間違ってました。
ジェンダー論ではなくて「いまどきのシングル」シリーズの
一つの様です。
NHKのホームページからの引用です。
-------------------------------------------------------
   にんげんゆうゆう
  「いまどきのシングル」
   第2回 男たちよ 家を出よう
 増える未婚や離婚。その一方でシングル生活が当たり前になって
いく中、新たな困難や生きづらさも出てきている。番組では、「い
まどきのシングル」の抱える様々な問題を考える。
 30〜34歳の未婚男性の86%はいずれ結婚を、可能なら恋愛結婚を願って
いるという(国立社会保障人口研究所)。しかし、実際には好きな人に思わ
れない、また気持ちを伝える手段がないと悩む男性も少なくない。
 去年、「もてない男」を出版した小谷野敦さんは、人間には恋愛につい
て、学力や体力のように個人差があり、だれもが出来るものではない。恋愛
下手を恥じることはないというのが持論だ。しかし、自分のプライドを捨て
失敗を重ねていくことで、さまざまなカン違いを克服し、おのれを知るこ
とができ、その先に結婚のチャンスが訪れるという。
 番組では、小谷野さんの体験談を交えながら、自分のことを知って自立す
ることこそ結婚への近道というメッセージを聞く。
15無名草子さん:2001/01/27(土) 12:28
>8、11
もぐりで入れる?
16:2001/01/27(土) 17:19
>>14
本当にどうもありがとう。 見たかったなぁ。
17名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/28(日) 05:26
>15
明大は今、大学に巣食う過激派”社会主義青年同盟解放派(革命的労働者協会略して革労協)”
徹底追放のため部外者立ち入り禁止のはずだから難しいと思う。
1815:2001/01/29(月) 09:09
>17
ありがとう。
入れないのか、ちょっと残念。
19無名草子さん:2001/01/30(火) 20:03
age
20無名草子さん:2001/01/31(水) 04:34
>>7
まさか今これ見てないよね(w
今再放送やってますよ。
再放送するかも、って思ってたんだけど・・・・
一言書いておけば良かったね
21:2001/01/31(水) 05:02
>>20
ありがとう!! ぎりぎり間に合った。

5分ほどだけど見ることができたよ!!
奥さんも確認できた。
22:2001/01/31(水) 05:30
>>20
ネット初心者なので、こういうことに興奮してしまった。
改めて、本当にありがとう。
再放送あるかも、と思ってはいたけど、まさかこんな時間にやるとは思わなかった。
奥さん、素敵な感じでした。

236=20:2001/01/31(水) 07:16
>>7
ホントに見てたんだな(藁
最後の五分しか見てないって事だけど、あの番組でしか分からないの
はやっぱり奥さん関係だけだから、まあ良かったね。
後のは彼の書く物見てれば大体出てくる事だから。
俺はせっかくなんで録画までしてしまった(藁
24肯定派:2001/02/01(木) 00:42
>やっぱり浅羽通明も言う通り
どこで言ってました?教えてください。

いやー、俺も中途半端にインテリきどりなんで、マジで面白かったですよ。
インテリつーか「バカ」つーか。ゴチエイとかでもまだ難しいんだよな。
専門用語とかが。
25無名草子さん:2001/02/02(金) 02:33
>>24
インテリ向けとはっきり言ってるのは最近出た、この新書が凄い、っていう
ほんの中だね。
彼はその本の中でもてない男を取り上げ、一応評価しつつも批判してる
という感じ。
と、ここまで書いてきて思ったけど彼がインテリ向けだと言ってるのは
もてない男であってバカのための読書術では無いですね。
すいません、ちょっと間違いしてました。俺の間違いです(^_^;
ただまあ浅羽氏が小谷野氏に対して結構批判的なのは確かなようです。
もてない男はいじけてて気持ち悪い、というような事も言ってたし。
小谷野氏も小谷野しで、浅羽氏に批判された事を根に持ってるらしいです。
んじゃ、どうもすいませんです。
26無名草子さん:2001/02/02(金) 02:35
25の
>すいません、ちょっと間違いしてました

勘違いしてました、の間違いっす。
いろいろと間違えて申し訳ない。
27>25:2001/02/02(金) 11:52
あれ!俺も「この新書がすごい!」頭からつま先までぜーんぶ読んでた
けど、言ってたッけ?んなこと。読み落としかな。

2分後

あぁ、書目配列理由のとこで
言ってるね、確かに。俺の読み落としだわ。。
28無名草子さん:2001/02/02(金) 14:43
ありゃ、スレが立ってる。
面白かったよこれ。
最近の若者はめぞん一刻も読んでないのか? デビルマンも読んでないのか。そりゃあイカンよ。うん。

たださあ、この本で取り上げられている本は、結構上昇志向のバカにも難しいものが入っているぞ。
フロムなんて初めてこのあいだ本屋で探して手に取ったけど、こりゃだめだお手上げ(藁
29無名草子さん:2001/02/02(金) 14:54
最初のほうで呉智英の本を紹介している部分で「呉の対象読者ではない層」を表現して「高卒の主婦」を莫迦にしているが、それはちょっとなと思った。
昭和一桁とか世代によっては中学しか行けなかったけど知的好奇心旺盛な人もいるし、昭和10〜20年代の高卒で主婦やっている人の中にも賢い人はいる。昭和30年代でもそうだろうと思う。

この話が学歴論にスライドしてもらうと困るけど、ちょっとその部分の表現だけがひっかかった。ていうか、高卒の主婦の人に勧めらたくても勧められない本になってしまった。

(注)「高卒の主婦」と並列に論じられているのは、コンビニの前で座りこんでいる若者
30名無し草:2001/02/02(金) 16:24
今だって、大学進学率は50パ−セントぐらいだろ?
31無名草子さん:2001/02/02(金) 17:02
呉の年代は、大学進学率は10パ−セント。
小谷野の年代は、30パ−セント近く。
今は大学進学率が50パ−セントでも、本読む奴が少ない。
32肯定派>25:2001/02/02(金) 23:53
あ、補足するけどさ、浅羽は必ずしも
>一応評価しつつも批判してる
とゆーワケではないと思うよ。「インテリ」と表現してるのは、あれはあくまで「この本はインテリ論としての
テキストなんだ」ということを言いたいだけだし、批判してるように見えちゃうのは、
これまでにも多方面で紹介し、ずっとお気に入りであるらしい「すべてはモテるためである」を
引き立たせるために論の展開上「噛ませ」として「もてない〜」を配置してるからっつーだけかと。
33肯定派:2001/02/02(金) 23:56
あ、となると問題になるのはこの発言か。
>もてない男はいじけてて気持ち悪い、というような事も言ってたし。

どこで言ってた?
34肯定は:2001/02/02(金) 23:58
それと「」高卒の主婦」とゆーのは「笑うトコ」だと思います。
ただ、「インテリ向けの笑い」だとは思いますが。
35無名草子さん:2001/02/03(土) 03:39
>>32,33
25です。
>あ、となると問題になるのはこの発言か。
>>もてない男はいじけてて気持ち悪い、というような事も言ってたし。
>どこで言ってた?
何か喧嘩売られてるみたい(w
33での話については「野望としての教養」の471ページに書いてある。
32での話については、「この新書がすごい」だけに限ればそれはまあ
そうだとも言えます、確かに。ただモテない男をいかに救うかという
観点から批判してる、というという印象を俺は持ったけど。いじけてて気
持ち悪い、といった文章もそういう印象をもった要因だね。要するに全体
で見れば「一応評価しつつも批判してる」というのは正しいと思う。
36無名草子さん:2001/02/03(土) 04:13
ぎゃはははは。「気持ち悪い」なんて表現は、
切って捨てる気分でなきゃ書けないぜ。
大学という体制内のアウトローもどきは、
その体制からはじき出された人間には嫉妬の対象であり、
格好の標的でもあるんだぜ。
本義は全否定なり。
37無名草子さん:2001/02/03(土) 05:35
山形浩生はもてないけどいじけてないぞ(キット
38名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/03(土) 21:38
何でいきなり山形が・・・
39無名草子さん:2001/02/04(日) 08:37
浅羽通明なんて、読んじゃ駄目だろう。それこそ、
バカをこじらすだけだ。
呉智英の「読書家の新技術」を読んだほうがいい。
ちなみに、小谷野の本では、呉と同様、高卒程度の学力でも
読めるようにといっているだけで、高卒の主婦とは書いていない。
ただ、呉の著書は「高卒の主婦」をバカといっているわけではない
と書いているだけだ。この程度の新書ぐらいきちんと読みこなせ!
40無名草子さん:2001/02/04(日) 08:43
>>39
ここに来る人は呉智英は読んでると思うけどね、すでに。
浅羽を読むとバカをこじらせる理由って何?
41無名草子さん:2001/02/04(日) 09:10
>>40
浅羽の議論は、杜撰だからだ。勢いだけで、論理的に分析が
構成されていない。特に、阿部謹也の世間論の解釈はひどかったな。
そのくせ、人のルサンチマンに訴えかけるため、一見、人の気を
ひくものが多い。まともなインテリからは、相手にされていないよ。
彼は、良い文献を引用したりするのだが、その中身を理解していない
のだろう。だから、かれの書いたものを真に受けない方がいい。
彼の引用している文献と、呉の本で勧められている本を読むだけに
しておけ。
42無名草子さん:2001/02/04(日) 09:19
>>41
ふーん、そういうもんかな。俺は浅羽は持ってはいるがあんまり
ちゃんとは読んでないから今はなんとも言えん。まあ、今後の
参考にさせて貰うよ。
ちなみに小谷野の本はどう?
43無名草子さん:2001/02/04(日) 09:41
>>42
小谷野の「もてない男」は、エンターテイニングながら、
鋭かったと思うね。長くなるけど、説明しておくと、
近代社会の基本原理の一つとして、基本的人権と言う概念が
あって、フェミニズムは、それを押し進めて、弱者である
女性の受けている差別を批判しているわけだ。

しかし、小谷野は、”もてない男”という視角を導入することで、
彼らが、もてないという事実以上に差別されている現代社会の
風潮を告発し、また、本来ならその風潮に抵抗すべきフェミニズム
がその役割を果たしていないことを主張しているわけだ。
たとえば、もてない男は駄目だと差別視することは、母性を持た
ない女性は駄目だと差別視することと同じことだろうってことだ。

浅羽は、こうした小谷野の議論の本質的な部分を理解していない
気がするな。まあ、彼の本を真面目に信じているヤツはそう多く
ないと思いたいのだが。
44無名草子さん:2001/02/04(日) 10:00
>>43
まあ小谷野の「もてない男」の評価に関してはだいたい同じだ。
浅羽の評価に関しては、今は保留という事で(w
ただ今の俺が思うのは、読んでて面白いのは明らかに小谷野だって
事だな。呉智英の面白さを受け継いでるのは浅羽ではなくて小谷野
だね。浅羽の本は読んでると眠くなるからまだ全然読めてないんだな(w
45無名草子さん:2001/02/04(日) 13:47
>>39
だから、つまり「バカ未満」と言っているわけでしょ。ビックリマーク付きでいちいち反論するなよ(笑)。世代によっては、高卒主婦でも十分「バカ」の領域にランクインできる知的かつ教養のある人はいるってだけの話。それをコンビニの前で座っているような連中と一緒に論じるのは、乱暴だって話。
46無名草子さん:2001/02/04(日) 17:36
>>45
おいおい、高卒主婦は、「バカ未満」ではなく、「notバカ」なんでしょ。
彼の文章から、高卒主婦がバカ(およびバカ未満)と読みとるのこそ
乱暴でしょう。

>>29
>「呉の対象読者ではない層」を表現して「高卒の主婦」を莫迦にしている

高卒主婦の話も、(呉の)対象読者の話とは関係なくて、呉の本
「バカにつけるクスリ」がバカと呼んでいる対象のことでしょう。
小谷野は、高卒主婦は呉の呼ぶバカには含まれないと書いているだけ。

あなたのほうこそ、つまらん学歴コンプレックスを出し過ぎだよ。
47無名草子さん:2001/02/04(日) 17:42
>高卒主婦の話も、(呉の)対象読者の話とは関係なくて、呉の本
>「バカにつけるクスリ」がバカと呼んでいる対象のことでしょう。
>小谷野は、高卒主婦は呉の呼ぶバカには含まれないと書いているだけ。
これが全く正しいと思います。

もう一度読み直してもダメならちょっと貴方まずいよ
48肯定は>25:2001/02/05(月) 01:26
>何か喧嘩売られてるみたい(w
あ、その意図ぜんぜん無いっす。単に興味があるだけ。
とかいって、要するに俺が「野望としての教養」を途中で読むのやめてるのが原因か。。スマソ。(ワラ
納得しました。

49無名草子さん:2001/02/05(月) 06:56
>>48
>あ、その意図ぜんぜん無いっす。
25です。了解しました。
ついでだけど「教養論ノート」の203ページあたりでも批判してます。
50無名草子さん:2001/02/05(月) 07:41
>>25≒コウ
『コウ』という人物を知りたい人は、どうぞここを参照(レス142〜)。
51無名草子さん:2001/02/05(月) 07:43
5225:2001/02/05(月) 07:46
>>50-51
ふざけるな、お前。全然違うぞ(藁
25=呉智英すれの198だ。
勘弁してくれ、ほんと。
53無名草子さん:2001/02/06(火) 00:33
>>50
いいかげんにしてくれよお前
別のスレッドにまで喧嘩持ち込むなよ
完全な荒らし行為だぞ
54無名草子さん:2001/02/07(水) 08:21
小谷野氏が朝日の月刊誌「論座」で文系大学生のバカぶりを指摘。
今の学生はろくに英語も読めない。関係代名詞すら十分に理解してないと。
小谷野氏は現在明治大学で英語を教えています。

ちなみに私は明大生です・・・・・・・・
55無名草子さん:2001/02/07(水) 17:12
小谷野氏の「司馬遼太郎でもいいから読んでおいてくれ」「あるいはドラマでも」
っていうのはまったくその通りなんだが、NHKが高田屋嘉兵衛を描くと
日本とロシアの間には国境問題なんて無かった話になっているからそういうところは困るな。
56無名草子さん:2001/02/07(水) 22:03
>>54

本当の事じゃん。
明大なんてその程度
57無名草紙さん:2001/02/08(木) 00:23
>>56
ツマラン煽りは自己嫌悪を生むぞ
58無名草子さん:2001/02/08(木) 13:03
明大と具体名を挙げるのがまずいとしても
今の中堅私立大学にくる大学生のレベルの低さは本当
10年前なら大学進学なんて無理の学力しかない奴が
明大クラスにはいる。
小谷野の憤激は良くわかるのです。
59無名草紙さん:2001/02/09(金) 07:28
確かにな。
俺、去年まで予備校で働いてたけど、10年前とワンランク違う。
東大なんかのトップ層もかなりの低レベル化がすすんでる。
ちょっとすれ違いなのでサゲ。
60告発:2001/02/11(日) 07:42
小谷野は数年前まで阪大にいたから余計、明大の学生のバカさに嫌気がするのでは
ないでしょうか?阪大を飛び出た詳しい経緯は知りませんが、学科内でなんかもめ
てキレてやめたそうです。
でも、小谷野が結婚した件については世のもてない男(自分も含めて。小谷野じゃ
なくて、僕のことです。)の人たちはどう思ってるんでしょうか。裏切りやがって
と反感を抱いたりはしていないのでしょうか?
61無名草子さん:2001/02/11(日) 13:57
>>60
別に思ってないですよ。お互いに、この人でないといけない、というような
結婚ではないと言ってるし。自分ももてないですけど。
62明大生:2001/02/12(月) 02:25
「禁煙・飲食厳禁」と表示がデカデカとあるのに、
講義中タバコを吸って、缶コーヒー飲んでいた。
駅でタバコを吸う高校生のようだ。なぜわざわざ?
どうせ講義は60分以内で終らせるのだから、そのくらい我慢すれば?
それと缶コーヒー飲む時に小指を立てるのだけはやめてほしい。
63無名草子@木村拓哉さん:2001/02/14(水) 01:00
>>62
マジでぇぇ?
64無名草子さん:2001/02/14(水) 04:51
私はバカですが、結構本読んできて段位が多少あがったので
ちょっと物足りなかった。
しかし呉氏の影響下にあるのは浅羽、大月、山形、小谷野、宮崎哲弥と多いですな。
呉氏の本は読破して楽しく読みましたが
思うに呉氏は一般読者向けの評論としてはまあまあと思いますが
学問的業績というか仕事はないと思う。
65無名草子さん:2001/02/14(水) 04:58
シナとかかいたり呉師に影響うけたとか
左翼を叩いてるとこから噂の真相に保守だとかかかれ叩かれるように
なるのではなかろうか。
66無名草子さん:2001/02/14(水) 06:09
>思うに呉氏は一般読者向けの評論としてはまあまあと思いますが
>学問的業績というか仕事はないと思う。

あたりまえじゃん。学者じゃないんだから。
67無名草子さん:2001/02/14(水) 07:13
>>64
まあ俺も66と同じなんだが。学者としての業績は当然無いけど、いい仕事
してる(してきた)と思うよ。学者はくだらん業績しかないやつとかが
殆どだし、人を楽しませる本の一つも書けない(まあ学者だから当然かも)
俺は昔呉の本を読んでいろんな知識を得て、読むべき学者の本を教えて
もらい、そして人を馬鹿にする事を学んだな。
68無名草子さん:2001/02/14(水) 20:03
 面白かったが、本当に読むべき「こじらせたバカ」は、結局この本を読まないと思う。
69無名草子さん:2001/02/14(水) 21:14
呉のほとんどの本って、俺でも一通り理解できる内容なのに、
浅羽、大月、山形、小谷野、宮崎なんかのインテリを
影響下におけるってのはすごいな。
呉はインテリ向けの本も出してるの?
70無名草子さん:2001/02/14(水) 21:49
>>68
大同意。ていうか、どんな啓蒙書も、その本をほんとうに必要な人は
読まなかったりするんだよなー。ていうか、こじらせたバカは本なんか
読まない。ケータイで一日ダベって(死語か。ならこういうのは今風に
どう言うんだ?)過ごすだけ。

ばばんばばんばんばん、デビルマンくらい読めよ!
ばばんばばんばんばん、めぞん一刻も読めよ!
ばばんばばんばんばん、大河ドラマは間違っていることも多々あるが
観ないよりはマシだから観ろよ!
ばばんばばんばんばん、また来週!
71無名草子さん:2001/02/14(水) 22:58
時評とか一般向け評論まあまあだが学問とはいわずとも
歴史に残るというかこれぞしごとというのがないということ。
吉本の共同幻想論とかウォルフレンの日本権力構造の謎みたいな。
72無名草子さん:2001/02/14(水) 23:38
古典的教養論という批判に対していつでも戦うって浅羽氏と?
なんでそんなにがきにすかれたがるかねえというのには賛同す
73無名草子さん:2001/02/17(土) 14:34

浅羽通明『野望としての教養』『教養論ノート』
小谷野敦『バカのための読書術』山形『新教養主義宣言』
74無名草子さん:2001/02/17(土) 14:43
(途中で書き込んじゃったスマソ)
ここ最近同じようなテーマで視点が微妙に違う本が出てますよね。
ここに来てる皆さんは上の四つの中でどれが好きですか?
75無名草子さん:2001/02/17(土) 21:14
どれもキライです。
76無名草子さん:2001/02/18(日) 02:46
>>73-74
とりあえず俺は、小谷野>浅羽。
現実的に役に立つから。ブックガイドとしてね。
それに面白さ、読みやすさでも小谷野>浅羽だし。
山形のはまだ読んでないんだよな〜。
まあまた読んでみます。
77名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/18(日) 05:08
永江朗の不良のための読書術のがよかったね。
本を全部読むのは人生の時間の無駄だってことを説いている
78hoge:2001/02/22(木) 23:53
>>60
「恋愛の超克」の最後に
「妻の誕生日」みたいなことを書いていて
ほほえましいと思ったり。
79>78:2001/02/23(金) 02:33
「もてない男」のあとがきのネタをひっぱった
やつですよね。ついに使えたか、念願の「妻の誕生日」、
という感じでおかしかった。
どんなに崇高な内容のものでも、読者に届いてなんぼ。
小谷野氏にしばらくついていってみようかと思います。
80無名草子さん:2001/02/23(金) 02:52
「恋愛の超克」読んでないな〜、まだ。
読んだ人に聞きたいんだけど面白い?
彼の本で今まで読んだのは「もてない男」「バカのための読書術」
「江戸幻想批判」「男であることの困難」だけ。
「もてない男」「バカのための読書術」が面白いのはまあ知られてるけど、
「江戸幻想批判」「男であることの困難」が以外に面白いのには驚いた。
小谷野氏の他の著作を読んだ人、他に面白いのはどれですか?
あと、恋愛の超克の評価も聞きたい
81たまなし as hoge:2001/02/23(金) 10:28
「恋愛の超克」は「もてない男」の続き。
「もてない男」への反論に反論したり謝ったり、
身の回りにおきたことを書いたり、足りなかった論を深めたりしている。
なので、できれば副題として
・もてない男2・続もてない男・もてない男ふたたび・機動戦士Zもてない男
・もてない男〜愛の戦士たち・もてない男〜ビューティフルドリーマー
のいずれかは欲しかったところ。
82無名草子さん:2001/02/23(金) 10:34
8380:2001/02/23(金) 13:05
>>81
情報ありがと。結構面白そうだね、それだったら。
買ってみるよ。新書でないのが不満だけど(藁
84無名草子さん:2001/03/04(日) 00:23
「恋愛の超克」はあまり本屋で見かけないのが残念。欄外のコメントが
おもしろかった。ただ、他の著作と同じように彼の通過点に過ぎず、今後の
著作が待たれるところ。
個人的には、PR誌「ちくま」の恨み節の連載(もう終わった?)と現在の
「ユリイカ」のアメリカベストセラー小説論の連載がおもしろい。
後、阪大を辞めたのは、日本学研究室の川村邦光と喧嘩したからだと聞いた。
85名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/04(日) 00:25
なんか世界とかに載ったりすると嫉妬しちゃって芸能人気取りで
浮かれてるんじゃないのかとかいじめがひどいんだってさ
86たまなし:2001/03/04(日) 08:39
>>84
ちくまの恨み節の連載や「PARTNER」の文庫解説などを
まとめた単行本(軟弱者の言い分,晶文社)も出たよ。
87無名草子さん:2001/03/05(月) 22:56
近所の本屋数軒は晶文社の新刊本を入れなくなったようだ。
地元で買えないなんて、そんなに不景気なの?
88たまなし:2001/03/05(月) 23:55
出版は不景気でしょう。
青山ブックセンター本店とかだと、恋愛の超克・もてない男・バカのための〜は
平積みだけど。
8987:2001/03/06(火) 10:22
>たまなしさん
ABCで平積みですか。
うちは東横沿線なんで、行ってみます。
90無名草子さん:2001/03/06(火) 10:36
『軟弱者の言い訳』喫煙に関しての文章はウザ過ぎ(藁 まさに言い訳。
でも他の著作よりは軽めで読みやすく、それでいて悪口恨み節ユーモアがあって
オモロだった。
91たまなし:2001/03/06(火) 12:13
そうそう、喫煙ネタになると突然小学生以下のロジックで
話が進むのが面白すぎ。おまえの弱点はそこか、って感じ。
92無名草子さん:2001/03/06(火) 14:22
>>89
東横沿線にもABCってあるの??
じゃなくて日比谷線から六本木に行くってことかな。
93たまなし:2001/03/06(火) 14:52
いや、ABCの本店は青山店で、
渋谷から歩くのもありなんですわ。
表参道の方が近いけど。
94無名草子さん:2001/03/06(火) 21:30
do-demoiiwa
95無名草子さん:2001/03/07(水) 07:58
ABC東横線だと自由が丘にもあります。
96無名草子さん:2001/03/08(木) 01:39
小谷野のどーでもいい話、暇つぶしに読むには最適!
97無名草子さん:2001/03/19(月) 18:44
渡部昇一の知的生活の食生活の記述などを取り上げて、ヘンなこと
書いていると小谷野が述べていたが、食生活に関しては(チーズがいいだの
どうのこの)ヨーロッパ人の間での常識を渡部が書いたまでで、日本人の食生活
からすれば奇異に感じられるだけ。西洋メシでも北米じゃ大したもの食えないと思うが、
ヨーロッパに留学したのであればある程度ポジティブな受けとめ方をしたであろう。

ま、食生活うんぬんじたいは本の趣旨には関係ない部分だが。
98無名草子さん:2001/03/20(火) 12:54
小谷野が最近「バカ」を連発しているのはビートたけしがブス・貧乏人,etcを
連発して笑いを取っていたのと似てないか?

たけし: 日本人の中流幻想を逆手に取った
小谷野:日本人は勤勉・優秀で、それは平均的知的レベルが高い、なぜなら
    (高等教育はともかく)、初等・中等教育が世界的に見ても最高レベル
    で均一に施されているからだ・また日本の親は教育熱心だ
      てのが最近共同幻想になってきており、それを現場で見ている
      小谷野はイラついているのだろう。(俺も会社でイラつくこと
      がある。まず日本がちゃんと使えない。ちょっとした熟語、故事ことわざ
      がわからず聞きかえされる、など。)

(もっとも小谷野はたけしが好きでないといっている)
99無名草子さん:2001/03/20(火) 13:03
>まず日本がちゃんと使えない。
確かに(藁
100無名草子さん:2001/03/20(火) 13:06
語り口調が少し面白いね。でも誤読や勘違いが割と多いよ、この人。
呉智英を「相対論の説明にコンドームを持ち出すようなひと」
なんて書いてあるけど「不確定性原理」の説明にコンドームを使ったのが正解。
このスレにもそんな例が色々書いてあるけど、まだまだある。
暇なとき、ちょっとさがしてみようか。
101無名草子さん:2001/03/20(火) 13:09
宮台真司に対抗意識持ってて、なんか悔しそうだね。
「もてない男」の僻みかな。
102無名草子さん:2001/03/20(火) 15:20
>>101
それが面白いのだ。拍手。
103無名草子さん:2001/03/20(火) 15:41
「読んではいけない本」のリスト見ると、なんだかこうムラムラと読みたくなってくるよなぁ。
案外それをねらってたりして。
104ストック:2001/03/21(水) 02:10
あ、この本なんですけど、
呉の『インテリ大戦争』に言及した部分で
「呉は司馬遼を批判しつつ五木寛之をヨイショしている。
この辺はやはり全共闘世代によく見られる隠れ左翼的な心性か?」
みたいなことを書いてますよね。

これは小谷野氏の誤読じゃないかなあ?
呉の五木に対する文章は、極めて巧妙かつ辛辣な誉め殺しで、
非常に意地の悪いエンターテイナーとしての呉の力量が
いかんなく発揮された文章だと思ったんだけど……。
105無名草子さん:2001/03/21(水) 02:29
>>104
おお、それは面白そうだ。
ただ、確かめようにも持ってないんだよね、インテリ大戦争。
手に入らないみたいだしね、今も。
106無名草子さん:2001/03/22(木) 01:10
なるほどね。
渡部昇一が「片腹痛いどころか、両腹痛い」などと知的生活で述べていることを
取り上げて、「片腹痛い」は正しくは「傍痛い」の間違いと鬼の首をとったごとく
コケにしているが、これは>104の呉調の感化を受けたのか?

ところで、MS-IME98でもJS-ATOK13でも「かたはらいたい」は「片腹痛い」としか
変換しない。また、次の変換候補でも「傍痛い」は出てこない。

PC内の辞書のMS-BOOKSHELF2.0でも見出しは「片腹痛い」、父親の古い国語辞典(昭和52年版、
初版は昭和2年)でも「片腹痛い」で、どちらも注釈入りでもとは「傍痛い」で、
「片腹痛い」となまったものとある。「傍痛い」は江戸時代の言葉らしい。ことばは時代によって
変化するものだし、本来の意味から全く変わって使われていくのはあまたあることだし、
昭和51年時点で渡部が「片腹痛い」をもとに(源をさかのぼらずに)はなしを展開
しても別におかしなことではないと思う。まして、ミスとして指摘するのは、江戸時代なら
ともかく、現代では小谷野の方に無理があると思う。今我々が普通に使っている言葉も
過去のいろんなことばが変化したものが数え切れないぐらい多いだろうし、それを
たとえば万葉時代の日本語の使われかたと比較して批判されたりしたらかなわないし、
大体揚げ足取りだろう。古文のテストならいざ知らず、あれは現代のエッセイ/ハウ・トゥー本
だろう。普通、江戸時代の日本語なんて関係なく生きてるモン。小谷野はおもしろおかしく
書きたかったのだと思うが。
107:2001/03/22(木) 01:19
片腹痛いはサタカのウワ芯から出た本にもあったがまちがい
108無名草子さん:2001/03/22(木) 01:40
>>106
> なるほどね。
> 渡部昇一が「片腹痛いどころか、両腹痛い」などと知的生活で述べていることを
> 取り上げて、「片腹痛い」は正しくは「傍痛い」の間違いと鬼の首をとったごとく
> コケにしているが、これは>104の呉調の感化を受けたのか?
本人も書いてるとおり、自分の師匠たる呉の間違いだけを指摘するのが嫌だったんでない?
なんか、ついでって感じだったし。
109無名草子さん:2001/03/22(木) 17:50
小谷野敦が、宮崎哲弥著「正義の見方」(文庫版)の、解説を書いています。

小谷野氏曰く

やはり、10年に一人の逸材

だそうです。。

110名無しさん@そうだドライブへ行こう:2001/03/24(土) 13:14
図書館で借りるつもりでしたが、ほしくなってきました。
もてない男、夏目漱石を江戸から読むと江戸幻想批判しか
読んでいないのですが、江戸幻想…は傑作だとおもいます。
この本で服藤早苗を知ることができラッキーでした。
111JPB@ほろ酔い中:2001/03/24(土) 17:17
>110
なぜに、服藤?おれ、大学の頃その人の授業とってたんだけど、
自分の本を買わせるは、授業の途中でいきなりキレるわ、
独断と偏見が強いわで、困った覚えがあるぞ。
今、何、評価されてんの?
112無名草子さん:2001/03/24(土) 20:55
>>110
> 図書館で借りるつもりでしたが、ほしくなってきました。
> もてない男、夏目漱石を江戸から読むと江戸幻想批判しか
> 読んでいないのですが、江戸幻想…は傑作だとおもいます。
> この本で服藤早苗を知ることができラッキーでした。
確かに、江戸幻想批判は面白い。服籐早苗という人は、まったく覚えがないけど(藁
あの人の文章って、読んでて楽しいというか、そういう感じがして俺は好きだな。
最近「軟弱者の言い分」を買って読んでみた。
こういうエッセイ風なの、やっぱりこの人に合うな〜。

あとは、「恋愛の超克」(?)を読まないと・・・・・・・
113書評子さん:2001/03/25(日) 00:58
まあ、はっきりいってこの本は読書人からみれば程度は低いよ。
「バカのため」の本だからあたりまえだけどさ。だからこの本を
宮崎哲弥が諸君!で推していたのは、論壇にたいする彼なりの皮肉が
込められているんだということ。

なんて批評してみたり。
114無名草子さん:2001/03/25(日) 06:17
「読書人」は新書版ってよく読むのかねえ。オレはバカだから新書版の本よく読むけど。
でももう少しコクがあるもの読みたいとよく思う。
115無名草子さん:2001/03/25(日) 06:47
>>114
> 「読書人」は新書版ってよく読むのかねえ。オレはバカだから新書版の本よく読むけど。
> でももう少しコクがあるもの読みたいとよく思う。
俺も新書が多いな、読むのって。
専門書は高いし難しいし面白くない(勿論、自分の専門の分野は別)。
叢書はある程度読む。けど、新書が一番手軽。
まあ、専門じゃないんだし、手軽に読めれば良いんでない?

116無名草子さん:2001/03/30(金) 10:17
やっぱすげえタイトル
117110:2001/03/30(金) 20:10
読みました。読みものとしておもしろかったです。
全般的に、新書という場をわきまえることとタイトルから
逸脱しすぎないことを心がけて書かれた本という印象です。
もう一度メモを片手に読むつもりです。
でもやっぱり「シナ」はなんというかひっかかりました。
118無名草子さん:2001/03/30(金) 23:13
>>117
> でもやっぱり「シナ」はなんというかひっかかりました。
どの本の事言ってるのかちょっと分からないから何とも言いにくいが、「シナ」云々については前に諸君に書いていましたね。
あくまで「支那」な浅羽氏や呉氏に対しては、多少の異論があるようでしたが。
119無名草子さん:2001/04/01(日) 15:40
蒸し返すようでゴメン。
「高卒の主婦」、最初読んだときは気付かなかったが、こう書いてある(16ページ)。
「しかし、呉が「バカ」と言っているのは、コンビニの前で物を食っている茶髪のアンチャンとか、
トラックの運転手とか高卒の主婦とか、そういう人たちのことではなく、主に知識人と言われて
いる人たちの無知とデタラメを指弾するのがこの本の狙いだった。(以下略)」
>>39
>ちなみに、小谷野の本では、呉と同様、高卒程度の学力でも
>読めるようにといっているだけで、高卒の主婦とは書いていない。
これは違うね。
>>46
>高卒主婦の話も、(呉の)対象読者の話とは関係なくて、呉の本
>「バカにつけるクスリ」がバカと呼んでいる対象のことでしょう。
>小谷野は、高卒主婦は呉の呼ぶバカには含まれないと書いているだけ。
「呉が「バカ」と言っているのは、コンビニの前で物を食っている茶髪のアンチャンとか、
トラックの運転手とか高卒の主婦とか、そういう人たちのことではなく、」の部分、
「呉が「バカ」と言っているのは、通常の意味で使用される「バカ」ではなく、」とでも書いてくれれば
よかったのに、何でわざわざ例を挙げたんだろう。
文脈を素直に追えばこれらの人は、「通常の意味でのバカ」の例示と読める。
(ただしハッキリと書かれているわけではないので、そう読んでしまうと、
これらの人々を「通常の意味でのバカ」だと思っているのか、とかえって指弾されかねない)
それでも私は、「小谷野は、高卒主婦は呉の呼ぶバカには含まれないと書いているだけ」ではなく、
一種侮蔑的な意図を持って高卒主婦を例に持ち出したと考えます。
その意味で>>29さんと同意見です。
120無名草子さん:2001/04/01(日) 22:19
>>119
よっぽど、気になるのね。

>「呉が「バカ」と言っているのは、通常の意味で使用される「バカ」ではなく、」とでも書いてくれれば
> よかったのに、何でわざわざ例を挙げたんだろう。
> 文脈を素直に追えばこれらの人は、「通常の意味でのバカ」の例示と読める。
>(ただしハッキリと書かれているわけではないので、そう読んでしまうと、
> これらの人々を「通常の意味でのバカ」だと思っているのか、とかえって指弾されかねない)

その箇所は、むしろ、
「その例示した人々をバカとしている人」(=彼らを「通常の意味でのバカ」
だとしている人)を“バカにする”あてこすりだと、解釈していたけどね。
つまり、そういう例示をバカを指し示す凡庸な記号と見なしている人たち
への皮肉をも含んでいると。
いずれにせよ、例示された人々を呉や小谷野が「バカ」に含めていない
のは、明らかだと思うけどな。

それを侮蔑的な意図を持っていたとするかは、ほとんど受け手の側の
解釈の問題でもあると思うんだけどね。

でもさあ、そういうことを言い出したら、
「コンビニの前で物を食っている茶髪のアンチャン」とか、
「トラックの運転手」を逆に侮蔑することにはならないの?
逆に指弾されかねないでしょう。

こういう議論って、それこそ、次は、その表現が差別的だから、
書き換えろとかいう話(呉が嫌がりそうな)につながるん
じゃないかなあ。
121無名草子さん:2001/04/01(日) 22:39
>「トラックの運転手」
兄貴がここをさして、「こいつ(小谷野)、世の中にケンカうってのか」
と苦笑いしていたけどね。(藁

>支那
また個人的な例ですまんが、うちの母親は自然に「支那人」(中国人をさして)
いう。母親のいとこの名前は戦前、大連で生まれたので「支那江(しなえ)」。
大連には日本の税関があったので、税関職員の父親が大連に赴任していると
きに生まれて、母親はもちろん日本人。ウチではシナという響きに全然差別感
ないけど。
122無名草子さん:2001/04/02(月) 00:07
呉智英先生の本かと思いました。
123無名草子さん:2001/04/02(月) 00:23
いまNHKラジオにでてるよ。
124無名草子さん:2001/04/02(月) 14:47
>>123
どの番組かおしえて。
125無名草子さん:2001/04/02(月) 15:21
まあ、高卒の主婦云々は「筆のすべり」だわな。
126無名草子さん:2001/04/03(火) 01:59
>>124 ラジオ深夜便で「本を読まない大学生」というテーマで吉岡忍氏と話していました。
127無名草子さん:2001/04/03(火) 03:42
呉智英の本はたいがい持ってますが、この本読む価値ありますかね。
本のガイドブックとして役に立ちそうですか?
128無名草子さん:2001/04/03(火) 04:06
>>127
> 呉智英の本はたいがい持ってますが、この本読む価値ありますかね。
> 本のガイドブックとして役に立ちそうですか?
あなたのこれまでの読書量、知識量によるでしょう。
「バカのための読書術」ですから。
まあ、読むのに時間が掛かるわけでもないし、読んで確かめるのが一番かと。
呉氏がらみの話も結構出てきて、面白いと思いますよ、呉ファンなら。
129無名草子さん:2001/04/04(水) 21:15
東大の非常勤講師になったみたいだね。
何を教えるんだろう?
130無名草子さん:2001/04/05(木) 17:30
age

131無名草子さん:2001/04/05(木) 20:05
Onanism.
132無名草子さん:2001/04/05(木) 20:08
>>131
上野千鶴子さんですか?
133書評子さん:2001/04/07(土) 23:14
スレタイトルにいささか支障を来たしてると思うので、
このスレにレス付ける時はsageるか、小谷野氏の新スレを立てるほうがいいと思ふ。
134無名草子さん:2001/04/08(日) 01:52
同感
135名無しの女:2001/04/10(火) 01:33
古谷野氏は一般的な意味での「もてる男」ではないだろうが、
ある特定層の女性には好かれる気がする・・・これは彼の
奥さんが前に雑誌で言っていたことでもあるが。

自分の世界観を持っているし、素直で魅力のある人柄
だと思う。
136たまなし:2001/04/16(月) 00:15
>>135
その雑誌の名前と号数を教えてくだされ。わかる部分だけで良いので。
137135:2001/04/16(月) 23:28
>136
え〜とですね・・・

たしか週刊文春、週刊新潮、サンデー毎日、週刊朝日のうちのどれかだったと記憶してます。昨年の暮れかそれより少し前に出たものだったかな?2人で仲良く写真に写ってましたよ。

奥さんは大阪大学で教えてるそうです。彼はもともと頭の良い女性が好きだったそうなので、ある程度望みがかなって幸せなんだろうなあと思いました。
138たまなし:2001/04/17(火) 07:49
あーりがと、といいつつすぐには探しに行けなさそうなので下げときます。
>>137
139無名草子さん:2001/04/19(木) 16:34
「恋愛の超克」は面白かった。売春撲滅論の実践性はともかく
理論としては一貫性があってよいと思う。

新近代主義者宣言ってのもいいな。
俺もポストモダン嫌いだから
140名無しさん:2001/04/22(日) 03:48
次に出る本が楽しみです。
141バーバ・パパラッチ:2001/04/24(火) 19:25
おれもこの本買ったッス。
「自分が何も知らない、と知った人が賢いのだ」論法で
「自分がバカだと知った人が、えらいのだ」と自画自賛しつつ(恥ず
むさぼりよんだ。「目からうろこ」ではなかったが、新しい風は
はいってきた。
自分のスタンスが、似とるんよね。
142無名草子さん:2001/04/24(火) 19:57
今、読み終わった。
はっきり言って、持っていて恥ずかしい本だな。
143無名草子さん:2001/04/24(火) 22:16
>>142
今すぐ捨てろ

144無名草子さん:2001/04/24(火) 23:32
タイトルがドキュンですね。

タイトルといえば、以前「やぶ医者の見分け方」っていう本を出した医者(結構若いのに!)がいた。もれ聞くところによると、単純にそういうはじけた題名にした方が売れるだろうという理由で出版社におしきられたと著者がもらしていたそうな。
145無名草子さん:2001/04/25(水) 22:35
かたはら‐いた・い【片腹痛い】
#形# #かたはらいた・し(ク)
(「傍」のカタハラを片腹の意に誤ったことから起った語) 身のほど知らずな相手の態度を笑いとばす意。笑止である。ちゃんちゃらおかしい。日葡「カタハライタイ」。浄、出世景清「腕無しのふりづんばい、―・し、事をかし」
→かたわらいたい

かたわら‐いた・い【傍ら痛い】カタハラ‥
#形# #かたはらいた・し(ク)
(傍にいて心が痛む意。「片腹痛い」は中世以後の当て字)
#気の毒である。また、そばで見ていて、いやな気がする。源桐壺「うへ人、女房などは―・しと聞きけり」。枕九六「―・きもの。よくも音弾きとどめぬ琴を、よくも調べで、心の限り弾きたてたる」
#きまりが悪い。はずかしい。いたたまれない。源柏木「―・うて御いらへなどをだにえし給はねば」
→かたはらいたい
146無名草子さん:2001/04/26(木) 03:36
小谷野氏の「軟弱者の言い分」買ったけど、内容よりも帯にワラタ

「ああ、もてない上に軟弱だなんて・・・・・・」

表紙の男の情けない面と相まって、なんか笑えてくるよ
147はい、どうぞ:2001/04/26(木) 21:55
かたはら‐いた・い【片腹痛い】 〔形口〕卆かたはらいた・し〔形ク〕

「かたわらいたし(傍痛)」は、古くは発音、
表記とも「かたはらいたし」であったが、
これが「片腹痛し」と意識され、
一般に語中の「は」が「わ」に変化した平安末期以降も
「かたはら」の発音を残したもの。
148無名草子さん:2001/05/02(水) 23:23
age
149無名草子さん:2001/05/05(土) 05:03
「恋愛の超克」読みました。
村上龍を評価しているのが意外でした。
ちょくちょく出てくるインターネットの掲示板での反応ってのはどこなんでしょう?
150無名草子さん:2001/05/10(木) 02:30
日垣隆が小谷野をバカだと言ってるぞ。
homepage2.nifty.com/higakitakashi/rensai/dekireba.html
151無名草子さん:2001/05/10(木) 02:36
>>150
へ〜、オレは日垣も好きだから結構面白そうだね。
二人とも論争好きだし、これがきっかけで何かあれば良いね。
152たまなし:2001/05/10(木) 02:47
日垣氏がお友達を見つけてうれしがっているようにしか見えないな〜。
153無名草子さん:2001/05/10(木) 03:40
実は二人は親友なの知ってた?
154たまなし:2001/05/10(木) 03:43
しらんかったんちんとんしゃん
155無名草子さん:2001/05/10(木) 03:56
>>153
> 実は二人は親友なの知ってた?
えっ、マジ?
156無名草子さん:2001/05/13(日) 18:39
おいおい、恋愛の超克は相当面白いじゃないか。
ageとくよ
157たまなし:2001/05/13(日) 19:04
「もてない男」の続編と書いたの>>81には反省
158亀レス:2001/05/19(土) 02:26

『恋愛の超克』は今日読み終えたが、完全にダメダメ。
「恋愛結婚」に代わるモノとして「友愛結婚」を提唱しているが、それってどこが
違うんだよ。
 まずそういった根本的な定義付けがなされていないから、言っていることが意味
不明だし、「恋愛」ができないヤツが「友愛」の関係なら結べる、という考え方自
体がロマンチックラブ・イデオロギー(ウププに脳を冒された者の考え方としか思え
ん。
 最後に何を言うかと思えば、現代に「恋愛至上主義」の風潮が蔓延しているのは、
資本制を維持しようとするワルモノの仕業だそーだ。
 ワルモノってニャントロ星人のことか?

『もてない男』はつまんない本だが、論旨は評価してたのに、何でこうなっちゃっ
たんだ?
159名無し女:2001/05/19(土) 08:11
ここにきてる男で女にもてそうな人いないね。
あ、これはキムタクみたいに「ちやほやされる」
という意味じゃなくて。

評論家やってるだけじゃなくて、実践したら?
田中康夫知事みたいにさ(藁)。
160無名草子さん:2001/05/19(土) 09:19
>>159
凄いな〜。
人の文章見ただけで、その人がもてそうかどうか分かるんだ。
いや〜、凄い。
天才だね。
161無名草子さん:2001/05/19(土) 09:28
評論家は「ないものねだり」だからな。
人は同性に厳しいし。これ、別名「嫉妬」ともいう。
162無名草子さん:2001/05/26(土) 05:10
age
163144:2001/05/28(月) 19:46
バカのための読書術、最近、紀伊国屋で見たら第7刷だった。ぼくのは初版だけど。
1月20日初版で、もう7刷りか、これは出版不況というなかで、とても売れてる
数字だ。「軟弱者の言い分」もとても面白かった。次の著作が楽しみ。
164無名草子さん:2001/05/31(木) 00:44
えっ?!私144だけど163書き込みしたおぼえないよ。
165163(=114):2001/05/31(木) 15:52
>>164
スマソ。114の間違いでした。
166無名草子さん:2001/06/07(木) 14:20
諸君7月号の特集に小谷野氏も書いてるけど、肩書きが東大非常勤講師に変わってるね。
前から?
167無名草子さん:2001/06/10(日) 13:37
4月1日の朝日新聞に書評を書いてたときの肩書きが東大非常勤講師だった。
エイプリルフールなのか?と思ってしまった。
168あゆみ:2001/06/20(水) 11:20
あゆでも速読できるかな?
169無名草子さん:2001/06/20(水) 13:21
>>168
速読の本じゃないぞ、これ。
どっちにしろ、あゆじゃ無理だ。
諦めろ。
170無名草子さん:2001/06/20(水) 13:35
あの人まだ常勤ないけどアカデミズムでも結構評価されてて出世競争爆進中だと思うんで、
そんなにおどろくことじゃないと思うが……>>167

たしか阪大にも集中講義で来てなかったか?
171無名草子さん:2001/07/07(土) 15:20
最近文章をみないな。(著作、「論座」、など)

朝日新聞で書いていても、いわゆる朝日・岩波系論客でないところが好感が持てる。
172無名草子さん:2001/07/07(土) 16:00
どうでもいいことだがなぜ「芸」の字だけ旧字体なんですかね。
173無名草子さん:2001/07/07(土) 19:22
その理由、著書のどこかで書いてたな。芸能人も含めて、「藝」能人とするのが、
彼としてはしかるべき記述のしかたのようなこと、書いていたな。
174無名草子さん:2001/07/07(土) 19:28
秀才の美人が好きだそうで、最近人気の高い「藝」能人の
菊川怜なんかは気に入っているのだろうか。

それからヨーロッパの古典音楽も好きなそうで、だったらヴァイオリニストの
諏訪内晶子も美人で高学歴だから、憧れの対象なのだろうか。そういえば
彼女は小谷野氏が好きなチャイコフスキーのヴァイオリン・コンチェルトの
CDも出していたな。
175無名草子さん:2001/07/07(土) 19:37
 呉智英が民衆史観だっていうことを教えてくれたのは良かったです。自分はダヴィ
ンチの呉智英の連載で推薦された本を読むようにしているんですけど、歴史関係
はどうも面白いと思えなかった。まあ、それは私が歴史に関しての初歩的な知識
が不足しているからなんですけど。
 今月はサンカ社会の研究をあげていましたけど、これも民衆史観からくるもの
で、初学者にはたぶん読みこなせないですよね。
176172:2001/07/07(土) 23:29
>>173
レスどうも。探してみます。
177無名草子さん:2001/07/08(日) 20:32
小谷野敦が出世競争爆進中?
あははははは、アカデミックな世界をご存じ無いとみえる。
詳しくは筒井康隆『文学部唯野教授』(岩波現代文庫)を読み給え。
178無名草子さん:2001/07/08(日) 23:21
>>177
小谷野たんは阪大でなんか揉めてやめたと聞いたが。
あんまり学内政治得意そうじゃないしね…
でもこれだけ売れっ子になったらいいんじゃない?アカデミズムの才能もあって
これだけ砕けた文章書ける人ってあんまりいないと思うし。
179名無しさん:2001/07/08(日) 23:49
>174

こないだ同窓の岸本葉子と対談してた。
これ、カンだけど、彼女なんかめちゃめちゃ古谷野
氏のタイプと思う。
180無名草子さん:2001/07/08(日) 23:52
売れっ子なのか?
181無名草子さん:2001/07/09(月) 00:03
>>178

昔から比較文学を専攻してる学者は、文才にあふれた学者が多くて
一般受けするような本が書ける人が多いんで、(小西甚一など)
そういう意味では特に小谷野に希少価値はないよね。
もともと比較文学の祖とされた島田謹二が
売れっ子の著作家でもあったしね。
ちなみに小谷野が若いアカデミシャンでありながら、司馬遼太郎礼賛が
堂々とできるのは比較文学出身だからだと思う。(島田と司馬は盟友同士)
昔、大学の史学科にはいったころ、司馬遼太郎を読んでいるような人は研究者に向かないから
やめた方がいいと真面目な顔でいわれた。(結局転学した)
アカデミズム世界の司馬に対する拒否反応の強さにビックリした18のときの思い出・・・
182無名草子さん:2001/07/09(月) 13:54
>>181
史学科で司馬はちょっとね。しかし小谷野氏の褒め方も少しひねたものだろうし。
>>180
新書で短期間に二冊もベストセラー出せば売れっ子でしょ。
もてない男は10万部、バカのための…は今どのくらい出てるのかな?
183無名草子さん:2001/07/09(月) 14:21
少なくとも本の印税が入れば、よりよい研究環境が整いますね。
いい仕事をしてほしいと思います。
184無名草子さん:2001/07/09(月) 15:02
>>177
下手に本が売れたりすると、嫉妬されて
学内人事で不利になるって話?
185無名草子さん:2001/07/09(月) 17:25
>>182

馬鹿のための・・・をみる限りにおいては
まっとうに司馬を評価してるようですけど。
186無名草子さん:2001/07/23(月) 01:00
>>184
でも阪大飛び出してから売れたのが「もてない男」じゃなかった?
187無名草子さん:2001/07/23(月) 01:03
>>186
時間で見るとそうなの?

関係ないけど、その前に出てる「男である事の困難」にも「もてない男」的な面白さはあるね。
本人も、そのなかの一つが結構話題になったと逝ってたような
188無名草子さん:2001/07/26(木) 00:45
『…言い分』読んだよ。
「文化勲章のゆくえ」「肩書考」「謎のエッセイ」
あたりが面白かった。こういうことを気にする感覚は共感できる。

あと、書評候補に必ず福田和也を挙げて必ず落とすギャグは藁えた。
189無名草子さん:2001/08/07(火) 00:00
そうか・・・。
190無名草子さん:2001/08/07(火) 01:23
ドグラ・マグラを「読んではいけない」リスト中に挙げているのは納得いかん。
「バカには難しすぎるから勧めない」というのが名目だが、あれって完全に
小谷野の主観が入っていないか?しかも柳田國男の可能性を一言のもとに否定するのは
すこしヤリスギでないかと思われ。柳田の業績は「海上の道」だけじゃねえだろう。
比較文学かじったのなら「蝸牛考」とか「遠野物語」の「意義」についても触れてほしかった。
つうか、あれは専門外の人間が口出しする領域ではないと思うんだが。
ヘターな尻馬に乗って石田英一郎批判を行う輩と同じでねえか。
191無名草子さん:2001/08/19(日) 20:43
おそらく定期的にこのスレッド見てるだろうから、敢えて書く。
小谷野さんへ。
「恋愛の超克」を読んだ口からすると、あそこまで小森のことを
書く必然が本当にあったの? オレなんか読了後に感じたのは、芳賀徹が
抜けた後釜に小森が座ってから、東大の比較文学が相当に変質した
だろうからなのかなぁ、と部外者の無責任ゆえに感じること甚だし
なんだけど。だって中公のあの後書きを今日読んでしまってからじゃ
ねえ…(そのあたりを、宮崎哲弥たちの「ニッポンの知識人」で、
小森向けに皮肉られたようだけど)。
やっぱ「江戸幻想批判」を出したのは、相当シャレにならんかったのでは
ないの?? “業界”へは? だとすれば「恋愛の超克」では、そのあたりの
状況の急変がモロに出てるのではなかろうか。
192無名草子さん:2001/08/19(日) 20:56
よく分からないけど、面白そうな話だな〜、age
193無名草子さん:2001/08/19(日) 22:28
>>190

今の国文学界で折口と柳田をそのまま評価している人は居ませんよ。
彼らの著作は殆どが何の根拠もない思いつきですから。
馬鹿が読むと柳田のうそをそのまま信じてしまうから危険だと
小谷野は言ってるのではないですか?・・・

>つうか、あれは専門外の人間が口出しする領域ではないと思うんだが。
専門外の人間が読んでもしょうがない本だと、小谷野は言ってるんだと思いますが
理解できませんかね?
194無名草子さん:2001/08/20(月) 11:54
>>193

国文学界ではどうだか知らんけど、民俗学界では評価されているでしょう。
というか柳田はむしろ日本の民俗学の創始であるかのように言われる。
例えば河童駒引とか遠野物語とか、そういう作品を無視して柳田批判は
駄目でしょう、ということ。「海上の道」はたしかに思い付きかも
わからんけど、例えば「蝸牛考」は方言研究のひとつの可能性(方言周圏論)
を見出したわけだし(もちろん凡ての語には適用できないけれども)、
「遠野物語」や「妖怪談義」は分析的な円了の妖怪学から離れた純粋な民俗学
の見地から「妖怪」を概観することになったわけだし、「河童駒引」は
石田英一郎の比較文化学研究の端緒になった論文だし、そういった業績を
切り捨てて柳田批判に陥るのはどうかなと、まあそう思うわけです。
195無名草子さん:2001/08/21(火) 19:44
「もてない男」スレはないのか
196無名草子さん:2001/08/21(火) 21:42
>>195
ここで良いよ
197ならひとこと:2001/08/22(水) 00:06
モテル男の定義を「好きな女とセックスできる男」としてるけどね、これ間違いだよ。
正しくは「モテル女とセックスできる男」です。
198無名草子さん:2001/08/22(水) 00:14
>>197
じゃあもてる女の定義は?
199無名草子さん:2001/08/22(水) 00:36
>>198
多数の男からセックスしたいと思われる女。
200無名草子さん:2001/08/22(水) 01:41
>>199
つまりなんだ?自分がその女を好きであろうとなかろうと、みんなのセックス・シンボル
とセックスできる男が「もてる男」だと言いたいわけか?
・・・なるほど。納得。
201無名草子さん:2001/08/22(水) 02:35
古谷野氏は女を性の対象としてのみ見てないよ。
彼にとっては「頭のいい女」であることが一番重要
らしく、その条件を満たしていれば容姿は並み以上
ならいいそうだ。
202亀レス:2001/08/22(水) 02:35

 教えてクンで悪いんだけどさ。
 この人、「最近の若者はめぞん一刻もデビルマンも読んでいなくてケシカラン」みたいな
こと書いてなかった? 確かこの本の中だろうと思って再読したんだけど、「お勧めブック
ガイド」に挙げてただけだったし。
 誰か心当たりのある人、教えてくれません?
203無名草子さん:2001/08/22(水) 03:34
>>194

もういちど小谷野が何を書いたのか
読み直してみたら?
あなたが非難しているようなことをそもそも小谷野は書いてないんですけど・・・
あなたは単純に誤読をしているか。
もしくは2chにありがちな、自分の議論のつじつまが合わなくなってくると
事実関係を勝手に捻じ曲げてしまう人間かどっちかですね。
204無名草子さん:2001/08/22(水) 13:50
>>203

だから小谷野がどうだってことじゃなくて、「小谷野に限らず」、ですよ。
つまりだな、へたな尻馬に乗って軽率に柳田批判を繰り返すことをそもそも非難しているわけ。
そんなところで論旨をすり替えられてもこっちが困るよ。
小谷野はとくに「海上の道」を単なる想像、と切り捨てているわけでしょ。
だからさ、そういう単純な考え方で「柳田批判」はやめてくれ、ということ。
おわかり?
205nnnnn:2001/08/22(水) 15:11
事実を事実と言うのは当たりまえではないんですか。
事実関係を無視し面白ければ良いというのは、文学部にいながら
理系チックなことをよく言ってる小谷野は嫌いなはず。
柳田に対しては、評価する本は評価していると思いますよ。
206無名草子さん:2001/08/23(木) 03:41
>>204

だから小谷野は柳田の業績を切り捨ててなんかいないだろ?
『海上の道』が柳田の単なる思い付きだって言ってるだけだろ?
それはあくまで事実の表明なの。それをしたからといって
柳田の業績を切り捨てたとか、柳田批判の尻馬に乗ったとか言うのは
アンタの勝手な思い込み。日本語理解できる?論旨をすりえてるのはあなたなわけ。
2
207無名草子さん:2001/08/23(木) 03:46
>>204
だいたい今までずっと小谷野の話をしていて
いきなり「小谷野に限らず」などということこそ話のすり替え
あなたこそ話のすり替えしているんですよ。
208Libra:2001/08/23(木) 07:09
超駄作だと信じる「虚無への供物」をクサしてくれて感謝、小谷野せんせい。
209無名草子さん:2001/08/23(木) 08:59
読んだよー
少々歴史教科書問題にも触れてましたね

最初から構造主義的に物語りが解体されたモノを与えてどんだけの子供が理解できんだよ
・・・みたいな感じだったっけ?

イイ切り口だなーと思いました。
210無名草子さん:2001/08/23(木) 09:37
もてるもてないにあそこまでこだわるのが素朴に謎。
東大出たボクがどうしてもてないの?ってことかなあ。
ほんとによくわからん。
211無名草子さん:2001/08/23(木) 15:10
>>210
ほんとにもてない時期を経験していない(であろう)あなたにはわからないでしょう。
212無名草子さん:2001/08/23(木) 16:05
もういいよ、もういいよ>>206
人がセッカク柳田について民俗学界ではこう評価されてる、
ってことを教えてあげて(やって?)んのにさ。
ちょっと叩けばすぐ激昂する。これぞ2ちゃんねらだ。
まあそれが健康的なんだろうけど。
俺はね、ああいう書き方すると、じゃあ柳田は駄目なのか?
と思うヴァカが多いと思うからそう言ったんだよ。
おわかり?あなた、口調まで変わってきてるけど。
213無名草子さん:2001/08/23(木) 16:13
つか、何様?>>212
わざと煽って楽しんでるようにしか見えん。
214無名草子さん:2001/08/23(木) 16:15
>>206

それに折口にかんしては「日本語の体をなしていない」とまで
言ってるわけでしょ?あれじゃ完全に主観的判断だ。
しかも「小谷野が柳田の業績を切り捨てた」、なんて言ってませんけど。
「『海上の道』を単なる想像、と切り捨てた」と言ってるだけですよ。
「海上の道」が想像だけですませられない意義すらご存じないのなら、せめて、
せめて赤坂憲雄や谷川健一を読んでから批判なすってください。
215無名草子さん:2001/08/23(木) 16:17
>>213

ごめん、ちょっと言いすぎました。もう現れません。さようなら。
216無名草子さん:2001/08/23(木) 16:20
怖。
217212,214:2001/08/23(木) 16:22
すみません>>206
218民俗学オタって:2001/08/23(木) 20:22
コワイ(藁
219無名草子さん:2001/08/23(木) 21:55
別に、事実ではない思いつき本の民俗学内価値なんてどうでもいいじゃん。
一般の人に関係あるわけ?
220:2001/08/23(木) 23:25
>210

東大生が皆モテルとは限らないよ。
彼らは「オタク」の要素強いからね。
少なくてもキムタク的なモテ方はしないでしょう。
221無名草子さん:2001/08/24(金) 00:53
>>219

まあそんなこと仰らずに。
柳田の『明治大正史世相篇』だっけ?
あれは民俗学に興味の無い一般パンぴーも読むべきでしょう。
あれだけは読んだ。たしかに面白いよ。いや本当に。
遠野物語なんて、京極の取り巻きが読めばよし(とは言いすぎかな?)。
小谷野からはえらく遠ざかってしまったね。スマソ
222無名草子さん:2001/08/24(金) 01:34
まともな人ですね、あなた>221(藁
いや、マジにですよ。
223206:2001/08/24(金) 11:44
>>214
展開の捻じ曲げ、論拠の捻じ曲げの頻出
すべてにおいて出鱈目だらけのインチキ弁明ですね。
そもそも>>204
>小谷野はとくに「海上の道」を単なる想像、と切り捨てているわけでしょ。
>だからさ、そういう単純な考え方で「柳田批判」はやめてくれ、ということ。
>おわかり?
といっていますが、
バカのための読書術69ページ
「柳田は日本人の祖先は神聖な物と考えられてきた宝貝を求めて大陸から渡ってきたのではないか
というただの想像を展開しており、今ではこんな空想をまともに取り合う専門家はいないのに
大江はひたすら柳田の『空想力』を礼賛するのである。」
ここで批判されている主体は、柳田國男でもなければ『海上の道』でもありません。
ここで批判されている主体は、大江健三郎です。
「『海上の道』を単なる想像、と切り捨てた。」というのはアンタの誤読です。
このセンテンスでは小谷野は「海上の道」は一般にどういう扱いを受けているかについての
事実関係を述べているに過ぎなく、「海上の道」についての小谷野の主観的価値判断は
全く述べられておりません。柳田批判など文章の何処にあるのでしょう。
また、この文章は事実関係においても、誤りはありません。
もし誤まりだというなら、『まともに取り合ってる専門家』をあなたが挙げるべきでしょう。
一般に「批判」というのは客観的事実を述べることではありません。
要するにそちらの完全な誤読なんですよ。お分かりになりませんか?
224206:2001/08/24(金) 11:54
ちなみにもう一つ日本語の読めないあなたのために付け加えると
「まともに取り合ってる専門家はいない」

「海上の道」にかかる文ではなくって
「柳田は日本人の祖先は神聖な物と考えられてきた宝貝を求めて大陸から渡ってきたのではないか
というただの想像」ですからね。
おそらくあなたはそこを誤読してるので
「海上の道」が批判されたと思っているんでしょうけど。
225206:2001/08/24(金) 11:58
続き・・

「海上の道」をまともに取り合ってる専門家はいない」
であれば、これは柳田批判でしょう。
だけど小谷野はそんなことは一言も書いてないですからね。
その辺をよく留意して読み直してみてはどうですかね?
226無名草子さん:2001/08/24(金) 14:13
>>223
214はもう現れない、って言ってるんじゃないの?
まあいいけど。それよりも何よりも話を元に戻せよう。
227いや:2001/08/24(金) 20:35
面白いからどんどんやって欲しいよ。
228無名草子さん:01/09/03 23:59 ID:gs3fGdDQ
@
229無名草子さん:01/09/04 01:28 ID:vP3nqVT2
民俗学なら
赤松啓介だな
小谷野氏好きそ〜
230無名草子さん:01/09/04 02:14 ID:deYDR6lQ
やっぱり10万部行ったら印税1000万くらい行ったんだろか…。
231無名草子さん:01/09/04 04:23 ID:LfAhV2f.
著者印税は10%だから
660×10万×0,1=660万
232無名草子さん:01/09/04 04:33 ID:deYDR6lQ
そういえば新書だったか…。
233今から図書館に逝って:01/09/07 11:38
男である事の困難と恋愛の超克を借りてきます、age
234無名草子さん:01/09/09 21:23
age
235無名草子さん:01/09/10 23:46
図書館に「恋愛の超克」なんかあるの?
236無名草子さん:01/09/11 00:14
>>235
無かったっす(涙
でも、男であることの困難はありました
これ、かなり面白い。
特に、「第三部 日本人であること、男であること」はかなり(・∀・)イイ!
237無名草子さん:01/09/15 22:08
「軟弱者の言い分」面白かったage
238   :01/09/15 22:10
印税は諸事情によって違うのでは?
俺の先輩は、自費出版で10万部売って取り分20パーだったそうだ。
239無名草子さん:01/09/16 02:17
それは自費だからでは。というか自費で10万?!
240無名草子さん:01/09/17 03:11
小谷野キモイ。
241無名草子さん:01/09/17 03:13
こないだテレビに出てたけど、普通の人っぽかったよ。
242無名草子さん:01/09/17 03:21
>>241
うんうん。
もっとしゃべり方からして気持ち悪いのかと思ってたけど、全然普通だった。
と言うか、やけにはっきりとしゃべるのでビックリした覚えが。
243無名草子さん:01/09/17 08:08
何に出てたの?>テレビ
244無名草子さん:01/09/20 16:19
「バカのための読書術」で立花隆の「日本共産党の研究」をすすめていたけど、小谷野は左翼が
嫌いなのかな?。本人は天皇制廃止賛成で、柄谷行人をすごく誉めているけど。
大学時代、民青にいやな思い出があるとか?
245無名草子さん:01/09/20 20:35
>>244
> 「バカのための読書術」で立花隆の「日本共産党の研究」をすすめていたけど、
別に左翼嫌いじゃなくても「日本共産党の研究」は薦めないか?
246age:01/09/25 05:13
あげ
247無名草子さん:01/09/26 21:55
片想いの本読んだ人、どうだったかおしえてください。
248無名草子さん:01/09/27 01:17
俺も知りたい。「片思いの発見」だっけ?
249無名草子さん:01/09/27 03:11
自分はバカかもしれないと常々考えていたので、
「これはオレのような人間のために書かれたのかもしれない」と思ったが、
自分のバカさ加減が明白になるのはチョットいやなので放っておいた。
が、自分はバカじゃないかもしれない、という一抹の期待もあったので、
恐る恐る読んでみたところ、モノホンのバカ向けの本だった。
とりあえずちょっと安心したが、
このような本に振り回されたことにいささか不愉快になり、
やっぱり自分はバカかもしれないとも思った。

名著だと思いますが、
こういう本は売れてはいけないと思う。
250無名草子さん:01/09/27 04:45
自分にわかっていることとわからないことが認識
できるバカはまだ成長の余地あるよ。できない
バカがいかに多いことか・・。
251無名草子さん:01/09/27 08:30
遂に『恋愛の超克』買ったよ、age
252無名草子さん:01/09/27 16:58
小谷野がけなしてた「愛と幻想の日本主義」あげ。
253無名草子さん:01/09/28 18:03
>>249
本当の馬鹿は買わないと思う。>>250さんのいう、成長の余地がある人間が買うのだと思う。

ところで古谷野氏の最近の著作ではバカという文字が目立つが、バカを相手に苦労しているの
ろうか。ルサンチマンすら感じているのでは。「人間みんな平等」的な風潮で、バカのくせ
にみんなと同じと思って大手をふってる厚かましい連中に対して、何度も腹が立ったことがあるが、
敢えてバカに対してバカとはっきり言い切った、古谷野氏の挑戦(?・・・、私の思いこみかな)は
評価していいと思う。
254無名草子さん:01/09/29 04:20
小谷野さんは、呉智英から影響を受けているから、「バカ」を
連発するんじゃないでしょうかねぇ。まあ、確かに日本は、
バカにも人権がといって、過剰に保護されていたりするから。

>>249
これって、小谷野さんの文体のパスティーシュなんでしょうか。
少なくとも私には、そう読めました。小谷野氏の文章のうまさが
気になりますね。
255無名草子さん:01/10/01 21:19
スガシカオ目当てで買った先週号のディアスで、小谷野氏による書評発見。
文中、どう見ても朝日新聞批判にしか読めない部分がありました。
日曜版読書面の週替わりコラムやめ(させられ)たんでしょうか?
批判内容はそれについてではなかったけど、けっこう舌鋒鋭かったので。
256もう半年以上か・・・:01/10/03 07:01
>>104
遅レスだが、誰もレスをつけていないようなので。

最近呉の『インテリ大戦争』を読んでみたが、とても呉が五木を評価しているようには読めないね。
今『インテリ大戦争』が手元に無いので引用は出来ないが、誰が読んでも、五木を小馬鹿にしているのが
明らかに分かるような文章だと思うが。

それを、「ほとんどべた褒め」とか、「『いやあ、批判したくないなあ』という態度なのだ」(125〜126)
とは・・・・。
こんな文章(呉氏の文章)を小谷野氏が誤読するとは思えないし、何か他の意図でもあるのか?
257もう半年以上か・・・:01/10/03 07:02
大体、呉氏は「毒」が大好きなような・・・
258無名草子さん:01/10/09 17:08
「文学界」の連載読んでる人いる? 今月はなかなか鋭いことを書いていた。
259無名草子さん:01/10/09 17:36
この人は切り捨てるときも、自分の弱さを認めて切り捨てるから
好き。ただの無知からくる好き嫌いを辛口批評と勘違いしてる批評家に
爪の垢せんじて飲ませたいYO!
260無名草子さん:01/10/09 18:54
バカのための読書術
小谷野敦 / 筑摩書房 / 01/01/20
★★

まとまりがない

『もてない男』と『恋愛の超克』の著者によるブックガイド。タイト
ルの「バカ」とは、「哲学とか数学とか、抽象的なことが苦手、とい
う人」(8ページ)。呉智英の『読書家の新技術』への恩返しであるとの
こと(18ページ)。要するに文系正統派教養指向の読書指南である。
「サイクルが一周した」ということだろう。それはどちらかといえば
良いことではあると思う。しかし、本書がポスト「ニューアカ」の読
書指南の本として優れているかどうかは別問題。この本には、構成が
きれいでない、カテゴリが偏っている、業界内輪話が多すぎる、そし
て何よりも「推奨している本のリスト」がばらばらに統一されないま
ま散らばっていて不便だという欠点がある。気楽に書いたエッセイの
集まりという印象が強い。それにしても、本書に挙げられているよう
な本を読んで教養を身に着けると、渡部昇一とか呉智英とか小谷野敦
のような人になるのだとしたら、やっぱりどこかに何か問題があると
思わざるをえない。
いちおう「読書メモ」のサイトを作っている私としては、「読書術」
に関する自分なりの考えを記しておくべきなのだろうけれども、うま
くまとまらない。この「読書メモ」に取り上げている本たちとそれら
に対する評価は、私の人生の直近の3年間を反映しているに過ぎず、
その背後には紆余曲折があったわけである。何よりも、私自身にも、
高校生のときに『読書家の新技術』を本気でブックガイドとして利用
していたという恥ずかしい過去があって、いろいろと複雑なのだ。
というわけで、また別の機会に。

2001/2/17

http://www.ywad.com/books/904.html
261無名草子さん:01/10/09 19:18
>>260
コピペはいいって。
しかも、いろんなスレにコピペしてるし
262無名草子さん:01/10/09 20:03
>>260
小谷野信者の私怨だな。
263無名草子さん:01/10/12 17:31
『片思いの発見』を今日買ってきて読み始めたけど・・・

これ、難しい。
この本には大量の文学作品の話が出てくるんだけど、それらの8割以上を読んでない俺には付いていけない

これは「バカ」向けではなさそうだ。もうちょい勉強が必要なようです。
264無名草子さん:01/10/12 18:59
読んではいけない本に
「虚無への供物」が入ってるのが許せない。
この人、ホントに読書を楽しめる人なの?
265無名草子さん:01/10/12 19:53
だいたい、教養書や学術書でない小説は、色々な意味での「楽しみ」を得るために
読むためのものであって、「何か」を得ようとして読むものではない。
266無名草子さん:01/10/13 00:43
「読んではいけない」リストについて、もう一言。
「ドグラ・マグラ」は、「この程度のことをいうのに、長すぎる」とか
言って排斥しているけど、バカには「この程度」のことすらわからねえのに。
なんか「俺はわかってるんだけどね」的プチブルジョワ啓蒙主義のニオイが
プンプンしちゃってて、俺はとてもついていけねえな。
それに、ドグマグって幾通りも解釈できることを彼はご存じないのか知らん。
267無名草子さん:01/10/13 03:48
「この程度のこと」をいうのにレス3つとは長すぎる

だからsage
268無名草子さん:01/10/13 13:14
sageと書いてもスレは下がらないのを知らないのかage
269バング:01/10/13 13:32
今の時代、大量の文学読む奴の方が少ないって。
270無名草子さん:01/10/17 00:02
だってつまらないんだもん。たとえば明治から戦前までの小説をきょうびの若い
ものが読んでおもしろいと感じることはほとんど無いだろう。
271無名草子さん:01/10/17 01:18
>>270
それは戦後の教育が悪いのであって、小説が悪いのではない。
小説じたいがけっして「つまらない」わけではないと思うぞ。
小谷野氏が書いてたけれど、たとえば『雁』のオナニーシーンとか
『雪国』の情交シーンとかを「信じられない」と感じる大学生が
増えているらしいが、そういう問題も国語教育のせい。
それに最近は他にもすることが増えて、読書の比重が軽くなって
しまった。そういう生活の変化も原因の一。
俺は好きだけどな、『滝口入道』の流れるような美文調が…。
古文に光を!擬古文に光を!
272:01/10/17 01:59
読み書きリテラシー教育と文学分けてほしいな
文学的な情緒的な人が多すぎる
意見と事実を分けて考える事から始めてほしい
273無名草子さん:01/10/17 20:21
>>258
「文学界」連載読んでます。
対談のうさんくささについては全く同感。
274>>273:01/10/17 20:30
今週のスパで福田和也がキレてたよ。
275無名草子さん:01/10/18 03:09
福田 対 小谷野 か。

関係ないが福田のほうがもてない男だよな
やつが恋愛術とは・・・・・・
276無名草子さん:01/10/18 05:46
いや、福田は女遊びやりまくってるらしいよ。
フランス文学専攻からして、不倫に抵抗薄いんじゃないか。

古谷野はそう器用じゃなさそうだから今のところ奥さん
オンリーだろう。
277無名草子さん:01/10/18 11:31
風評によれば、小谷野の奥さんは小谷野よりも年上の学者で、しかも美人らしい。
278無名草子さん:01/10/18 12:00
田中康夫がうわしんで書いてたが
福田が連れてる愛人はすごいブスだってさ
279無名草子さん:01/10/18 12:38
ま、福田の女遊びじゃそんなものだろうな。
280無名草子さん:01/10/18 12:56
277

前に奥さんテレビで見た。
まあ、40代半ば位だから、美人というには少し苦しい
ものはあるが、まあ、外見は普通以上だろう。同じ
「才媛」でも他人をやりこめるのが好きっていう女傑
タイプじゃないみたい。大阪大学で教えてる(教えて
た?)らしい。
281無名草子さん:01/10/18 13:08
小谷野も阪大で教えてたね。大学辞めた原因って喧嘩別れなの?
282無名草子さん:01/10/18 14:09
40なかばか・・・。
283無名草子さん:01/10/18 21:04
>>280
> まあ、40代半ば位だから、美人というには少し苦しい
> ものはあるが、まあ、外見は普通以上だろう。
俺も見たけど、「外見は普通以上」も苦しいかも・・・・


・・・。
万が一、このスレを小谷野氏が見てたら、首つってお詫びします。
284無名草子さん:01/10/18 21:07
>>275
そりゃ見た目で言えば福田和也の方がもてなさそうだけど、実際は全然違うんでしょ?
悪の恋愛術見るととりあえず小谷野さんとは比較にならんのが分かる。
ボンボンだからかなり遊びまくってきたみたいだよね。まー、慶應の持ち上がり
だからなあ。
285無名草子さん:01/10/18 21:22
福田和也も、文学関連だけに限ると、なかなかの人物なんでしょ?
286280:01/10/18 22:11
>283

だからそれは「実年齢にしては」ってことだってば。

古谷野氏は「頭良いこと」が女性に対する絶対希望、第2が
性格、第3が容姿だみたいなことをどこかで書いてたよ。
287無名草子さん:01/10/18 22:13
福田和也ってかっぽう着が似合いそう・・・。
288無名草子さん:01/10/18 22:25
なんにせよ俺は福田氏より小谷野さんに思いを捧げるよ。
289無名草子さん:01/10/18 23:48
想像してみたが、
おれが女なら福田とセックスは厳しいな。

女って凄い。
290福田和也:01/10/19 00:03
福田和也って「男のおばさん」顔だね。
おむすび作ってるのが似合いそう、
291 :01/10/19 01:35
福田が「作家の値打ち」で評価していた作家と
小谷野が「バカのための読書術」で勧めていた本って微妙にかぶっているんだよなー。
山崎豊子とか松浦理恵子とか佐伯一麦とか。
292無名草子さん:01/10/19 20:37
このスレで「文学界」の話が出てたので今日始めて読んでみたけれど(図書館で借りてきた)、
随分と難しいなあ(8,9,10月号)

正直、私にはサパーリです。
293無名草子さん:01/10/19 21:17
『もてない男』と『バカのための読書術』読んでみたけど、
読みにくい文章だと思った。
難解だからではなく、だらだらと長くて語順が悪いから。
294無名草子さん:01/10/19 21:20
295無名草子さん:01/10/19 22:33
>293

そういうふうにしか書けないと本人も言ってたよ。
296無名草子さん:01/10/19 23:31
リトルモアで青山真治と中原昌也が
対談で
小谷野の文学界での中原作品への評に対して
反論(…というほどのものではないが)。
297273:01/10/20 14:16
>>274
今週のスパって17日発売のですよね。あわてて見たけど載ってなかったぞ。
298無名草子さん:01/10/20 23:26
最後にちょこっと、イキ氏のセリフに対し、
「あんな、友達どころか、知り合いひとりいなさそうなやつに
ごちゃごちゃいわれる筋合いねー」とかわめくだけ。
299298:01/10/20 23:27
>>298>>297へのレス
300273:01/10/21 14:21
>>298
情報感謝。要するにまともな反論じゃないわけですね。まともな反論をぜひ
書いて欲しい。
301無名草子さん:01/10/25 01:29
最近のスレの流れで興味を持ったんだけど福田和也「悪の恋愛術」講談社現代新書
はどうなの?
買って読む価値ありですか?
小谷野氏の「もてない男」は好きなんですが……
302無名草子さん:01/10/25 21:22
小谷野さんが好きな者ですが、それでも福田氏の方がある意味実用的かも。。
303無名草子さん:01/10/25 23:21
俺は、『悪の恋愛術』は、「いまどきこういうのが通用しますかね?」
と正直おもった。『悪の対話術』のほうがお勧め。
304302:01/10/26 01:42
>>303
ま、悪の恋愛術は対話術をむりやり膨らましただけっつやーそうだからね。
それにある程度もてる人しか念頭にないものであるし。

なんか書いてて鬱になってきた。
恋愛術の中での慶應高校時代の話とか読むと、俺なんかからは想像できないような
階級が日本にもあるんだなと思うよ。
305無名草子さん:01/10/27 12:07
>>304
俺も鬱。想像できんよな、こんなジェントリのような生活。
そんな人が「もてない奴」に恋愛術を伝授できるのかな?
それに、この本、「すべからく」の誤用がやたら多い。
呉智英は苦笑するだろうな。
306:01/10/27 15:05
中等部から大学まで慶応、大手商社に勤務後、大手外資系企業に転職、全日本社会人馬術連盟の副会長。

にもかかわらず、ちーとももてなそうな男を知ってる。
ブルジョアだから彼女できるとも限らない。安心して。
307無名草子さん:01/10/27 16:56
それだけの肩書きを並べ立ててももてない奴がいるとは。
安心した。
308304:01/10/27 17:07
>>306
えらい具体的ですな。
しかし「もてなそう」というだけじゃ福田和也も一緒じゃん。
そういうもてなそうな奴がそれでももてるから羨ましいのに。
309無名草子さん:01/10/27 17:09
福田はもててんのか?相手はすっげーブスって噂だけど。
310無名草子さん:01/10/28 08:33
309の情報が欲しいのでage
311無名草子さん:01/10/28 09:12
河豚駄って、二言目には「オレはデッドケネディーズにダチがいる
パンク小僧だ」とか言って若ぶる土左衛門野郎だろ。

ナンシー関のほうがまだタチがいいね。河豚駄みたいなチョッパリを
有り難がっている目下の文壇は、ゴミだな。
312無名草子さん:01/11/02 07:33
あげ
313>:01/11/08 19:08
今月の文学界では、筒井康隆を擁護。
ついでに福田も叩いてたよ。
314無名草子さん:01/11/10 07:31
『江戸幻想批判』を芳賀徹や小堀桂一郎はどう思ってるんだ。
315無名草子さん:01/11/16 19:59
呉智英提訴記念age
316無名草子さん:01/11/18 03:38
小谷野敦 X 岸本葉子 の対談サイト (岸本葉子は美人だなあ)

http://www.shobunsha.co.jp/html/tyosya/tyosya-2k1-3.html
317無名草子さん:01/11/18 05:46
岸本葉子は「女顔」の美人だね。
318無名草子さん:01/11/23 03:48
小谷野(・∀・)イイ!!!
319無名草子さん:01/11/23 05:00
異様に好感がもてる対談だ。

つか、写真いいなあ。美女と野獣というか、美女と軟弱というか。
320無名草子さん:01/11/26 21:39
永江いい仕事してるじゃーん。
321無名草子さん:01/11/26 21:42
片想いハケーン(゚∀゚)
322無名草子さん:01/12/05 10:04
お前ら、最近どうよ?
323無名草子さん:01/12/05 10:36
>>322
相変わらずもてねえよ。
324無名草子さん:01/12/06 00:04
325無名草子さん:01/12/06 00:40
批判じゃなくて、たんなるもてる男からの嫌がらせ。
前の時もそうだけど、別に嫌み以上のことを言ってるわけでもないから相手し難いだろうね。
日垣は単なるジャーナリストに過ぎないから、まあ大目に見てやれ。
326無名草子さん:01/12/06 04:26
片想い……、読んだか?
327無名草子さん:01/12/06 21:12
最近のサイゾーで古谷野批判があったな。筆者の名前は失念。
要約すると、古谷野氏はネットでの自分への批判に過敏に反応していてイタイと。
328無名草子さん:01/12/06 23:14
日垣の言ってることは「コミュニケーション・スキルを磨け」というのと同じだろ。
昔の小谷野だったら批判し返すんじゃないのか。
329無名草子さん:01/12/07 03:21
「コミュニケーション・スキルを磨け」って、知るかヴォケ!って感じだな。
330:01/12/07 03:34
山形ヒロオ大先生だよそれは
331無名草子さん:01/12/07 03:42
>>330
ワラタ!山形またやりました!偉い!!
332無名草子さん:01/12/09 15:34
図書館で軟弱者と片思いをいっしょに借りてきました。
両方ともブックデザインが(・∀・)イイ!恵まれてるなあ。
軟弱は祖父江慎だし、片思いはクラシックな感じで。
333無名草子さん:01/12/13 22:56
>330
ちょっと意味が分からないのでご説明願いたいイのですが・・・・・・(;´Д`)

もてない男にこの時期はつらいなぁ
334無名草子さん:01/12/13 23:12
>>333
> もてない男にこの時期はつらいなぁ

今年は24日が平日じゃなくて良かった。
一日家にいれば良いだけのことだからね。
335無名草子さん:01/12/14 19:47
俺はバテレンじゃない、って叫ぼうYO。
336無名草子さん:01/12/14 20:00
337333:01/12/14 23:39
>334
確かに。でも24日以前に既に街中がクリスマスモードなので既に辛い。
>335
それはそうなんだけどね・・・・・・
>336
おぉ、アドレスどうもでした。勉強になりました。
338無名草子さん:01/12/15 00:01
クリスマスは一人孤独に、中島みゆきでも聴きながら、過ごそうかと思っていますけど、何か?
339無名草子さん:01/12/16 01:26
>>336
「ホモフォビア」ってなんですか? オカマ恐怖症ですか(ワラ  正直知りません。

♪きっときみは〜こな〜い〜♪ と歌っているおっさんも、シンガーじゃなければもてそうもない
容貌ではある。どうでもよいが、もてない男にはもっともウザイ、クリスマスソングの
スタンダードナンバーではある。しかしあの歌詞でよくスタンダードになったな。

もっとも♪Last christmas〜I gave you my heart♪というイギリスのホモのおにいちゃんの
歌のほうが、もてない男にはもっと嫌みではあるが。(英語なので助かっている。大和言葉のほうが
心にしみいるので困る。)
340無名草子さん:01/12/16 18:34
俺はこの時期だけ切支丹伴天連になって、教会に逃げ込む(T T)。
341無名草子さん:01/12/16 20:39
神父様に懺悔するとか。「神父様、私は肉欲のとりこになっています。」(とか)
342無名草子さん:01/12/17 03:13
むしろ寺に修行に。
343無名草子さん:01/12/17 13:59
今、小谷野はこのスレを見て涙を流しているに違いない
344無名草子さん:01/12/18 11:05
バイト先の書店のBGMが一日中クリスマスソングなので鬱になりそう・・・・・・
345無名草子さん:01/12/18 11:33
>>344
クリスマスに一人でエロ本買いに来た客には、何かサービスしてやれよ
346344:01/12/18 13:13
しおりを多めに入れてあげるよ
347無名草子さん:01/12/18 21:27
>>346
それだけかYO
348無名草子さん:01/12/19 11:02
そーいえば古谷野の先生は去年からは奥さんと一緒のクリスマスですね。
349無名草子さん:01/12/19 20:10
>338
俺と同じだ(笑)。
ちなみに中島みゆきにもクリスマスソングが2曲あるが、暗くて最高。
350無名草子さん:01/12/19 21:23
>>349
スレ違いだけど、新作のLOVERS ONLYは良いよね

というか、小谷野氏も『もてない男』の中で中島みゆきをブックガイドで紹介してたね

100ページ
351無名草子さん:01/12/23 05:55
いよいよ明日ですが、皆さん準備はイイですか?
352無名草子さん:01/12/23 23:53
はい、仕事を無理やり入れました。
353無名草子さん:01/12/24 00:04
一日寝てることにします
354無名草子さん:01/12/24 19:26
この日のこの時間に書き込んでる俺って…。
355無名草子さん:01/12/24 19:31
>>354
おお〜、人がいた!!

もしや、俺だけ一人なのでは・・・と鬱になってたところだったYO!!
356無名草子さん:01/12/25 07:17
サイゾーでの小谷野批判ってのはこれだね

http://cruel.org/terror/cyzo200111.html

正直、山形に同意する。つーか、小谷野やりすぎだよ


でもまあそれよりも、

> 小谷野「もてない男」敦という悪くない評論家がいる。
この呼び方は結構使われてるの?
357無名草子さん:01/12/25 07:40
凄い執念だな
358無名草子さん:01/12/31 20:24
独り寂しくage
359無名草子さん:01/12/31 23:23
>>356
小谷真理のことも揶揄してるね。
360無名草子さん:02/01/07 08:43
皆さん、明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いいたします。
361無名草子さん:02/01/19 00:06
カップヌードル、ワラタ。
362無名草子さん:02/01/19 10:56
>>361
どゆいみ?
363無名草子さん:02/01/19 13:45
小谷野先生はカップヌードルでオナーニしようとしたら、温度の判定を間違えてヤケチンになって
しまって氏ぬほど苦しかったそうです。
364無名草子さん:02/01/20 00:02
カップラーメンでやろうと思うなんて凄い。
365無名草子さん:02/01/20 00:25
スープ濃いし、痛そうなんだけど。
366無名草子さん:02/01/20 13:24
ちくま新書の2冊で知ったから、ただの
ミニ呉智英かと思ったら以外と本出してるな。

結構、内容も濃いし、引き出し多いので見直した。

キレもの気取りにしては、中身の薄い本2冊で
アップアップの山形よりは完全に上だよ、この人。
ま、売春宿に行くことを平気で語れる
山形のほうが良い奴そうだけど。
367無名草子さん:02/01/20 19:35
>>366
>ちくま新書の2冊で知ったから、ただの
>ミニ呉智英かと思ったら以外と本出してるな。
>
>結構、内容も濃いし、引き出し多いので見直した。
>
>キレもの気取りにしては、中身の薄い本2冊で
>アップアップの山形よりは完全に上だよ、この人。
>ま、売春宿に行くことを平気で語れる
>山形のほうが良い奴そうだけど。
>
両方とも古典的教養主義を掲げていても
引き出しの質がかなり違うので
あまり比較対象になる文化人ではないっす。
368無名草子さん:02/01/20 21:21
小谷野と岸本葉子の対談本でないかなあ。

ところで小谷野氏は、才女でも、特に文筆系の人にヨワイようですねえ。
369>367:02/01/20 21:23
いや、なんだか喧嘩してるみたいだから書いてみただけ。

確かに、呉智英に影響を受けているくらいしか共通点はないね。
共通の土俵の英語くらいだな。

山形には期待してたんだけど、一冊の本・雑文集
どまりの中身の人間だと分かってしまて失望した所だったのよ。

小谷野はフェミ論争や文学だけじゃなく、
民俗学的?論争本も持ってるし、
間宮林蔵だの八犬伝だの妙な著作まで持ってる
芸の多さに驚いたのさ。
370無名草子さん:02/01/21 07:22
文学界の連載、面白かった。福田プロレスとかね。終わって残念。
371無名草子さん:02/01/29 20:17
あげんぬ
372無名草子さん:02/01/30 03:24
さて、クリスマスを何とか乗り切ったところで、そろそろバレンタインの時期。
まだ1月だが備えあれば憂い無し。( ´Д`)ハァー
373無名草子さん:02/01/30 04:49
毒男板の住人はいるの?
374無名草子さん:02/02/02 06:32
もうネタ切れかよ
375無名草子さん:02/02/08 02:53
下がりまくってますが、何か?
376無名草子さん:02/02/17 20:37
age
377無名草子さん:02/02/21 17:48
この人、きょうの毎日新聞夕刊に「2ちゃんねるを叱る」
という糞エッセイを書いてバカを晒していますた。
378無名草子さん:02/02/21 18:02
>>377

漏れもよみますた。ようするに早く誰か規制しちまえってことか。
↓山形浩生が批判してたのに怒ったのかな。チョト祭りの予感・・でもない?
http://cruel.org/terror/cyzo200111.html
379無名草子さん:02/02/21 20:30
ニュース速報版が大変なことになってます。
380無名草子さん:02/02/21 21:17
私も読んだよお。ニュース速報版? 逝ってきます。
381無名草子さん:02/02/21 21:36
ぜんぜん反応ないじゃん。>>379
マスコミ板くらいだろ。文学板も反応なし。

それより小谷野は浅田をホモって書いて大丈夫なの?
382無名草子さん:02/02/21 21:39
ニュース速報プラスの方は盛り上がってるよ。
383無名草子さん:02/02/21 21:45
>>382

本当だ、サンキュ
384無名草子さん:02/02/21 22:45
90年代ならまだしも、今の若者が彼女の前でも見られる
超メジャーな有名掲示板、2ちゃんねるを叩かれて
「2ちゃんねらー」として怒る子供たちも不思議だよ、俺には。
2ちゃんねらーって、普通の会社員がほとんどじゃん(笑
すでに、特殊な他界ではなく、日常住んでいる社会と近い。
高校生たちにとっては、欺瞞にみちた学校や現実の社会
との差が大きくて「2ちゃんねらー」を自我の一部にする
ほどのインパクトがあるのかもしれないけどね。

そんな小市民ぞろいの「2ちゃんねらー」を
成人式で暴れるドキュンと一緒にする小谷野もダメね。
成人式と同じく99.99%の成人は暴れてないからね。
匿名ゆえの煽りやデマはノイズみたいなもので、鵜呑みに
する人は、これまた少ない。
小谷野は、ひろゆきだけに文句を言えば良かったんだよ。
『確信犯』で運営してるんだから。
それより、浅田彰をバイだと出版物に書いて本当に良いのか?
385無名草子さん:02/02/21 23:37
久々に面白そうな話題だね
ニュース速報+が一番盛り上がってるの?

ってか、とりあえず逝ってきます。
386無名草子さん:02/02/22 09:45
何というか、小谷野ファンの僕にとって一気に2chの居心地が悪くなってしまいました・・・
387無名草子さん:02/02/22 11:52
ニュース速報+、すごかったね。part2,3で、ひろゆきや切込隊長やら
管理側が参加してる。でもテーマがズレて・・・藁
388無名草子さん:02/02/23 16:05
ネットのことでずっとカッカしているので最近新刊出ないのかなあ。気にする価値もないのに。
389無名草子さん:02/02/23 16:08
「片思いのハケーン」を読んだ奴はいる?
390無名草子さん:02/02/23 16:12
>>389
それ新刊ですか?
391無名草子さん:02/02/23 19:00
>>390
去年の秋くらいには出てました

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4104492019/qid%3D1014458318/250-5768730-4717842

近代文学を全く読んでない人では、なかなか辛いです

392無名草子さん:02/02/24 22:18
読んだよ、文章もだいぶ洗練されてきて面白い。
「男の恋」ほど雑然としてないし
「夏目漱石を江戸から読む」ほど硬くない。
小谷野にはこういう仕事を続けて欲しい。

尊敬する?柄谷の「日本近代文学の起源」
を目指してくれ。

2ちゃん相手に論争本をだすのはやめとけよ。
393無名草子さん:02/02/24 22:24
>90年代ならまだしも、今の若者が彼女の前でも見られる
>超メジャーな有名掲示板
彼氏の前で見られるように成らなきゃまだまだ。
394無名草子さん:02/03/02 18:27
>382
>ニュース速報プラスの方は盛り上がってるよ。
>

久しぶりにきたらそんな面白いことがあったとは・・・・
もうdat落ちしちゃったのかな。URLきぼんぬ
395無名草子さん:02/03/03 16:28
「諸君」だったか「VOICE」だったかの、セクハラの文章読んだ?
立ち読みしたけど、現代のセクハラ事情にはフェミが絡んでいることとは、興味深い。
396無名草子さん:02/03/03 19:18
>>395
「諸君」の文、読んだよ。
6割ぐらい同意かな
397無名草子さん:02/03/03 19:37
まだ諸君に書いてるのか
前に書いたのは、いざ載ってるのを見てみると物凄いタイトルがついていてビックリしたらしいが。

398無名草子さん:02/03/06 02:30
近代文学知らないと読めない本が多いね。
399無名草子さん:02/03/11 16:41
age
400無名草子さん:02/03/12 11:30
久しぶりに来たけど、動き(ニュース速報とか)知りませんでした、シマッタ〜。
辛いときは寝る前に「もてない男」を読むと気が落ち着いたりする・・・・・・
401無名草子さん:02/03/20 06:12
今現在発売中の諸君4月号でセクハラに関する文章を書いてますね。
迷ったあげく買わなかったので内容は知りませんが。
402401:02/03/20 06:13
と、今気が付いたのですが、がいしゅつでしたね。
403無名草子さん:02/03/20 18:19
草思社のPR誌『草思』四月号で書いてるぞ。
題は「日本の文学に未来はあるか?」
404無名草子さん:02/04/02 01:07
うーん、もうageるべきではないのかな・・・
405無名草子さん:02/04/02 04:00
文学未来など無い
406無名草子さん:02/04/14 03:02
もてない男の意地にかけてage

しかしこの本を読まなかったらこのモヤモヤした気持ちがルサンチマンという事
など知らなかっただろう・・・・・・
感謝。
407無名草子さん:02/04/14 07:55
もてない男、キモかったage
408無名草子さん:02/05/08 11:17
age
409無名草子さん:02/05/08 11:41
呉智英いたらコイツいらないじゃん。
410無名草子さん:02/05/08 13:15
>>409
全然小谷野読んでないのか、それとも理解出来ないのか・・・
411無名草子さん:02/05/12 00:15
あげ
412無名草子さん:02/05/12 07:44
>409
全然別物だぞ。
413無名草子さん:02/05/12 12:41
よくわからんがサイモン『経営行動』をどのような位置付けの本か
知らないと記していたのにはあきれたことがある。
414無名草子さん:02/05/12 13:36
>>413

比較文学者がそんなもんしらなくったって、あきれる事は無いと思うがねえ。
カーネギー学派を現在経済学の上でどのように位置づけるかどうかは
はっきりいって難しいと思うぞ。
415無名草子さん:02/05/12 14:05
>414
それなら比較文学だけ相手にしてればいいのでは。
『経営行動』のサイモン自身を知らなかったような書きぶりだったけど。
この手の啓蒙書をお書きになる方は、素人が見るとなんでもかんでも
知っているように見えたり見せたりする向きがあるような気がするけど。
416無名草子さん:02/05/12 22:57
>>415

ここは『バカのための読書術』についてのスレッドであって
小谷野がどこで記述したかもわからないような
話題を、どこでの記述かということや、内容の引用もなしにやられても困るんですが?
小谷野ファンといえど、小谷野の発言のすべてを逐一知ってるわけじゃないんですが?
小谷野がらみで別の話題をしたいのなら、せめてどこでどういう発言をしたのか具体的に
記述してから話すべきじゃないの?アンタもうちょっと常識わきまえたら?
>>413の文章だけでは、>>414の反論が出るのはあたりまえだっつうの。

>『経営行動』のサイモン自身を知らなかったような書きぶりだったけど。
>この手の啓蒙書をお書きになる方は、素人が見るとなんでもかんでも
>.知っているように見えたり見せたりする向きがあるような気がするけど。

だから具体的にどこでなんていう話をしたのか、判んなければ
書きぶりがどうこうだとか、知ったかぶりが激しいだとか言われても
ただの中傷にしか聞こえないんですが?
掲示板に書くなら、せめて他人に理解される文章を書けよ。
アンタの主観を、どこで読んだ記事からえた主観かも判らないまま載せられても
キモイオナニー見せられてるだけで、他人は不愉快になるだけ。
417無名草子さん:02/05/13 00:39
小谷野は本読みすぎなんじゃないかと思う。
たしかにそのことにあこがれないわけじゃいけど、
神経症らしいし、もてないのも
本の読みすぎで他人とオーラルな関係をつくる能力を
悪化させているとしか思えない。
418無名草子さん:02/05/22 02:54
age
419無名草子さん:02/05/22 03:04
書物関係の板は煽られるとほんと弱いな。
420無名草子さん:02/06/05 20:16
age
421無名草子さん:02/06/09 12:30
591 [02/06/09 06:48] 呉氏の後継者 <>

小谷野敦『バカのためのブックガイド』(1200円税込み)−7月7日発売
 ・人文社会、日本文学、海外文学、エッセイ、マンガからそれぞれ30作品、計150冊をとりあげる。
 ・全作品を100点満点で採点。辛口のコメントもあり。
 ・「バカにつける薬と思って欲しい。この150冊を読まない者はサルである」と
  小谷野氏は挑発する。そして「同時に作家の値うちを考えてみたい」と。

もてない男・小谷野氏渾身の一冊。「俺は呉の衣鉢を継ぐ者」


------------------------------------------------------------
って書き込みが呉スレにありましたが、本当に出るんでしょうかね。
出るといいなあ。
422無名草子さん:02/06/09 17:17
いまブックサービスでみたら
五月に本出していたんだね。
全然知らなかった。
423無名草子さん:02/06/09 18:05
>417
オーラルな関係を作る能力がない?
フェラ嫌いでもいいんじゃないですか?
424無名草子さん:02/06/09 19:23
小谷野敦『バカのためのブックガイド』(1200円税込み)−7月7日発売
 ・人文社会、日本文学、海外文学、エッセイ、マンガからそれぞれ30作品、計150冊をとりあげる。
 ・全作品を100点満点で採点。辛口のコメントもあり。
 ・「バカにつける薬と思って欲しい。この150冊を読まない者はサルである」と
  小谷野氏は挑発する。そして「同時に作家の値うちを考えてみたい」と。

もてない男・小谷野氏渾身の一冊。「俺は呉の衣鉢を継ぐ者」



↑文学板で散々けなされていた。


425無名草子さん:02/07/05 23:36
↑の『バカのためのブックガイド」って本当に出るの?
昨日アマゾンで見てみたけど無かったなあ
他の本が一冊出るみたいだけど。
426無名草子さん:02/07/06 18:31
新しいの出てたよ。
427無名草子さん:02/07/06 18:52
『退屈論』は読み終えたが、けっこう出来よかったよ。
結論を急ぎすぎたような箇所もあったけど。
428無名草子さん:02/07/06 22:59
本当だ、しくじった、小谷野の新作がでてたのか。

今日本屋行ったのに、めぼしいものがなくて、
困ったときの谷沢永一を3冊買ってきちゃった。
よけいな事したよ。
明日行くとしてさらに、1800円は痛いな。

>>425
俺も楽しみにしてたけど、デマなのかな。
429428:02/07/07 23:30
買ってきた!
何か、今までの本とだいぶ趣向が違うね。
文学以外からの引用が多くて面白い。

谷沢に引退勧告してる!(笑
言いたい放題だよな、この人。
430ジャンボ アリス:02/07/08 01:07
Kアリスちゃんのもの凄く不思議な物語が読めるHP! 
最近、私はアリスちゃんの不思議な物語に関する、HPを作りました。
アリスちゃんに興味がある人もない人も楽しめるとても不思議なHPです。
HPの名前は、
アリスちゃんの不思議な物語 !
です。
ぜひ、ご覧になってください。ご意見や感想などを私のBBSに書いてくれれば幸いです。


http://www16.brinkster.com/aliceandwebern/as.htm


431無名草子さん:02/07/08 20:01
よく小谷野なんてドキュソの本なんて読めるよな(プ
やっぱ宮台真司さんの方が優れてるYO!
432無名草子さん:02/07/08 21:49
>>431
「やっぱ」ではなく、「まだ」だろ?
433無名草子さん:02/07/08 22:51
『ここで読者に想定しているのは、いちおう学校を終えてしまって、
しかしただのベストセラー小説を読んで生きるような人生に不満で、
けれど難解な哲学書を読んでもわからない、というような人たちだ。』

自分がまさにこの種の人間なんで今まで読んだ読書論の中で一番しっくりくる
本だった。あと歴史も好きなんでその点でも自分に合ってると思った。

>『バカのためのブックガイド』
ネタですか?マジなら即買いますけど・・・・
434無名草子さん:02/07/08 23:09
「不良のための読書術」のほうが遥かにおもしろいね!当然だけど
435無名草子さん:02/07/09 15:40
>434
永江は「盗聴法」には大反対のくせに、革マルの盗聴は大喜びするアホ。
436無名草子さん:02/07/09 18:48
こんなスレできてたのかー。
たしかに読書術は面白かった。

しかしこの人のメガネはなんとかならないのかと思いますた。
437無名草子さん:02/07/09 20:52
外見には無頓着そう
けど、上にも出てるけど、喋りはいたって普通の人。寧ろハキハキしてるくらい。
てっきりモゴモゴと話すのかと思ってたよ
438無名草子さん:02/07/10 20:37
>バカのためのブックガイド
結局ネタみたいですな
書いてくれー
439無名草子さん:02/07/23 22:31
退屈論買おうかな
440無名草子さん:02/07/23 22:44
小谷野の本は、なかなか面白い。
エッセイじゃなくて、ちょい難解な批評なんかにも
挑戦して欲しいなー。
441無名草子さん:02/07/23 23:12
>>440
文学関係の本はエッセイじゃないともうけど軽すぎってこと?

片思いの発見なんかひそかに本格的でありながら、
ちょこちょこ面白いネタも挟んでくれて楽しい。
442無名草子さん:02/07/24 00:59
『片思いの発見』は、前提としてる知識が全く足りない俺には無理でした。
443無名草子さん:02/08/11 17:54
http://www.isis.ne.jp/

http://www.maromaro.com/

ここらへん参考にしたら?
444無名草子さん:02/08/11 18:11
この人の、新書で出てる漱石論みたいの読んだ人いる?
感想きかせて下さい!

最近、本ばしばし出してるけど、もっと寡作でいいから
骨太な本出して欲しいなー。
445無名草子さん:02/08/12 20:36
もてない男から入ったが非常に面白いです
新作が出るのが楽しみな著者のひとり
446無名草子さん:02/08/12 20:55
447無名草子さん:02/08/12 21:28
違います
448無名草子さん:02/08/12 21:31
上の方に出てるブックガイドみたいなのホントに書いてくれませんかね
449無名草子さん:02/08/12 21:47
>>444
いい本だよ。
「夏目漱石を江戸から読む」(中公)だったかな。
(最近のような)スタンドプレーに走らず、最近の理論もとりいれた上で、
地道に論を組み立てるって感じの本でした。
ある意味誠実さが伝わってきました。

450無名草子さん:02/08/12 21:59
いい人だけど批判は苦手。上野千鶴子は批判されて得した。
451無名草子さん:02/08/13 03:34
「退屈論」良かったぞage
452無名草子さん:02/08/13 05:44
>>451
もうちょっと詳しい説明キボンヌ
453無名草子さん:02/08/14 14:07
>>449
スタンドプレーってどの著書のどういう点が?
454無名草子さん:02/08/15 17:36
オラオラオラオら〜!
455無名草子さん
読書論では一番素晴らしい