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1作家
つづき書いて下さい。

むかしむかしあるところに・・・・・・
2無名草子さん:2001/01/24(水) 15:59
おじいさんとおばあさんが別居していました。
3無名草子さん:2001/01/24(水) 16:20
ある日のこと、
4無名草子さん:2001/01/24(水) 16:28
おじいさんは13枚目の離婚届を受け取りに区役所へ、
おばあさんは友人の旦那の知り合いの顧問弁護士を訪問していました。
5無名草子さん:2001/01/24(水) 17:10
そして、
6無名草子さん:2001/01/24(水) 17:11
鉄人社のオガタに電話。帰宅する。
眠くて帰りの電車でも睡眠。四谷のドコモショップに寄り、
たまっていた代金を支払う。
さらに加藤書店でもたまったツケを支払う。
金がどんどん飛んでいく。考えなくちゃなぁ。
携帯2台は出費だからどちらか一方にしたいのだが、
番号変わるしなぁ。
 第一勧業銀行で10万円をおろそうかと思ったら8万円しかおろせず。
まいった。帰宅し、金を持って不動産屋にて家賃の支払い。
丸正で明日の朝食の材料などを購入し、帰宅。
 留守番電話をチェック、さらにパソコンを開くも、
もうどうにも眠くて、何時だろう、とにかく倒れるように眠る。
7作家:2001/01/24(水) 17:41
どれぐらい寝ただろう、時計を見ると・・
8無名草子さん:2001/01/24(水) 18:27
午前11時。眠い。入浴し、パソコンを立ち上げる。
きょうは繰戸理花さんと松本晶さんがいらっしゃる
というので、肉を買いに行かなくちゃ。
それに食事も買いに行こうと思うのだが、
ダラダラしてしまい、家を出たのが2時半。
まず銀行に寄って金をおろそうと思ったら、
まったく引き出せない。残高がないのだ。
マイナスも底をついてしまったようだ。仕方がないので、
アコムへ行く。うーむ、サラ金地獄だ。
なんとかしなくちゃ。
 四谷三丁目の丸正で買い物。
肉やしゃぶしゃぶのタレなどあれこれ買ってレジへ。
なんと1万円をこえていた。痛いなぁ。
あ、パンを買うの忘れてた。でも金を使いすぎたので、
そのまま帰ることにする。サクラ号で帰る途中、
あれれ舗道にパンが落ちているじゃないか。
ミニアンパンが5つほど袋に入っているものだ。
買い物の帰りに誰かが落としたのだろうか。
周りをキョロキョロ見て速攻で拾う。
帰宅し、買ってきたコロッケやアジの寿司を食べて、
部屋の掃除。こたつを出す。
9無名草子さん:2001/01/24(水) 18:30
こたつに入りながら さっき拾ったミニアンパンを食う。
10無名草子さん:2001/01/24(水) 18:31
午前5時。(吉川的には29時)
目の前のパソコンでメールをチェックすると
”今日はあの子の入学式です”
前妻からだ。
見に行きたいが締め切りも近い。
とりあえず少し早い朝食を
鉄骨飲料で流し込みながら考える。
その時、おかしな事に気がついた。部屋の片隅に血のついた…
11無名草子さん:2001/01/24(水) 18:33
ミニアンパンを4つほど食べたところで突然胸が苦しくなり
咳き込む!すると咳とともに口から大量の血液が出てきた!
どうやらアンパンには毒が入っていたようだ!
12無名草子さん:2001/01/24(水) 18:33
「ギャーッ」
13無名草子さん:2001/01/24(水) 18:39
ではなくトマトソースだ。
このソースでスパゲティを食べればさぞうまかろうというもの。
卵はふわふわである。ご飯は普通で赤くない。
野菜もたっぷりで女性にウケそうだ。
 電車にて帰路。四谷の駅前のビルの下に亡くなった
浮浪者の追悼会が行われたあとの紙があった。そういえば
、あの浮浪者の写真を撮っておかなかたことを悔やむ。
人はいつか死ぬんだということを実感。
眠気が襲ってきて少し横になる。最近やたらと眠い。
14無名草子さん:2001/01/24(水) 18:56
そして そのまま目覚めることはなかった・・・
15無名草子さん:2001/01/24(水) 18:57
するとそこに繰戸理花さんと松本晶さんが来た!
16無名草子さん:2001/01/24(水) 18:57
しかし、四ッ谷駅に着いたのがちょうど3時。
オガタに電話すると遅れるそうだ。よかった。帰宅すると留守番電話にイースト
プレスの小林社長から「Kは別のところに就職が決まったそうです」と入っている。
なんだぁ。その後、五所というイーストプレスの「フーゾク魂」の編集者より電話。
すかさず仕事をくださいとお願いする。明日、来るそうだ。
 歯を磨いているところにオガタ来る。掃除の人を見て、
小声で「なんで来ているの? 掃除ぐらい自分でやれよ」と言われる。
そう言われても、3年前は忙しくて掃除する時間なんてなかったんだよな。
急に来るなとも言えないし。なんとか収入をアップしよう。
 しかし、オガタとNapsterの話。年が同じだからめちゃくちゃ盛り上がる。
NHKのドラマ「黄色い涙」の主題歌「海辺の恋」や五輪真弓の「落日のテーマ」
などを聞く。オガタはアイコの「カブト虫」を落とせと言う。
何度か失敗しながらDL。それを聞きながら「いい歌だよな」としみじみ。
17無名草子さん:2001/01/24(水) 19:05

 午前11時半起床。なんだか嫌な夢を見た。僕はバスに乗っている。
後ろの席で女の子の「死にたい」と言う声が聞こえた。
乗客は女の子を慰めたりしている。いったいどの女の子が言っているのだろうと
僕は探す。と、声が出ていたのは保冷用の発泡スチロールの中。
声の主は移植用の臓器だった。目が覚めるとなんだか嫌な汗をかいていた。
 鉄人社のオガタから留守番電話にメッセージ。電話してみる。
連載のネタの打ち合わせだ。出版社への営業を続けているのかという話になる。
とにかく大変なんだ、金がなくてと言うと、オガタは信じられないといった様子。
だから、きょうもこれからサラ金に金を借りに行くんだと言うと少し驚いていた。
まったくお宅の原稿料が安いからじゃないかなどと久しぶりに長話をして電話を
切る。
 1時前に掃除の渡辺さんが来る。部屋を片付けて、急いで外出。雨だ。
これまで2回とも休憩時間で入れなかった「アーゴ」。
ここのカレーはおいしいとスタジオボイスの品川君から聞いていたが、
なるほど美味い。有機野菜などが山盛りで出てくるのもうれしい。
 帰宅し、着替えなどを持って、ジェクサー四谷。久しぶりだ。
7月以来である。マシンでトレーニング。もっと頻繁にこよう。
体重は96kgになっていた。体が重い。銀行に寄る。
扶桑社とコアマガジンから入金。よかった、サラ金に行かずにすんだ。
あおい書店で『文章をダメにする三つの条件』(宮部修/丸善ライブラリー)
を購入。文章修行だ。
 帰宅し、渡辺さんにバイト料を支払い、少し横になる。8時過ぎに起きて、
丸正へ買い物。サンドイッチを作って食べる。

18無名草子さん:2001/01/24(水) 19:15
こないだ凄く耳が痛いんで
耳鼻科に逝って診てもらったら
中に、溜まってるから・・・と
言われました。そんで摂ってもらったら
凄い今までに見たことが無いような
耳糞が出てきたんですよ!
19無名草子さん:2001/01/24(水) 19:16
へーそうなんだ。オガタは言った。
20無名草子さん:2001/01/24(水) 19:20
結局オレはオガタが好きなんだな・・・。
と思いつつ股間に手が行く自分を慰める。
いかんいかん。
21無名草子さん:2001/01/24(水) 20:58
鉄人社『裏モノ・JAPAN』の原稿に取り掛かる。先日、
テレクラへ行ったネタだ。画像などもまとめて送信。
 ご飯を炊き、納豆、先日残った肉を焼いて食べる。
22無名草子さん:2001/01/24(水) 21:48
自分作ったメシのあまりの美味さに感動。
やはりご飯には納豆だ。
最近、太りすぎのようだ。
雑誌の企画でもう何度もダイエットをしているが
相変わらず体重は減らない。
痩せてもすぐに戻ってしまう。
もうあきらめの境地だ。
そういえば、最近うちの電話が鳴らない。
イタ電も、ならなくなると寂しいものだ。
また、街頭で自宅の電話番号入りの
ティッシュを配ろうか、とふと思ったが
前回を思い出して、やはりやめた、と
考え直す。

23無名草子さん:2001/01/24(水) 22:01
昼くらいに起きる。寝小便をしている。
このところ体調がよくないのだろうか。いかんなぁ。
布団を干し、シーツを洗い、シャワーを浴びて、
別の布団で再び眠る。
24名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/24(水) 22:07
創作文芸板にいってやってください。
25無名草子さん:2001/01/24(水) 23:08
と、いう心ない発言もあるにはあるが、
僕はめげなかった。そして・・・
26無名草子さん:2001/01/24(水) 23:20
おもむろに立ち上がると、
27無名草子さん:2001/01/24(水) 23:32
晴れた雪が溶けだしたので、買い取りにいく。買い取りにいくべきところは数件あり、
いずれもぼくの対応がノロくて迷惑をかけている。今日はそのうちのひとり、板橋在住
の方のところにいくのだ。
 到着したのは11時半ごろ。さっそく本を見せてもらうと、リストになかったものがか
なりある。この方は、多すぎる本を八王子の倉庫にあずけているそうで、その一部を持
ってきたとのこと。結局、段ボール3箱になった。これくらいあると、買ったなという
気分になってくる。速攻で帰宅して部屋に運び込み、昼御飯。
 午後6時、吉祥寺東急インのロビーで上京した母と妹ファミリー、阿佐ヶ谷の菓子舗
「うさぎや」で修行中の従兄弟と落ち合い、中華料理。なごやかに2時間ほどすごす。
たまにはこういうのもいいものだ。
 腹がいっぱいになり、相方の買い物につきあってから帰宅。仮眠。「ダ・カーポ」の
原稿を書く。このまえ不調だったテレコを見捨て、古いのをチェックすると、こちらも
不安定。うむむ、心配だ。明日は仙台でインタビューなのだ。ICレコーダーもあるが、
録音時間が1時間なので、じいさんのインタビューには向かない。仕事の道具だし、新しい
のを買うしかないか。
28無名草子さん:2001/01/24(水) 23:35
オカダはやっぱり健一郎を諦められそうになかった。
「俺は人からモホといわれてもいいぃぃぃぃ」
そう、心の中で思った。
願いが通じたのか、前から健一郎が来た。
あいかわらず男前だった。
29無名草子さん:2001/01/24(水) 23:46
オガタから留守番電話にメッセージ。電話してみる。
連載のネタの打ち合わせだ。出版社への営業を続けているのか
という話になる。 とにかく大変なんだ、金がなくてと言うと、
オガタは信じられないといった様子。 だから、きょうもこれから
サラ金に金を借りに行くんだと言うと少し驚いていた。
まったくお宅の原稿料が安いからじゃないかなどと久しぶりに
長話をして電話を切る。
30無名草子さん:2001/01/25(木) 04:38
第一部完
31無名草子さん:2001/01/25(木) 05:24
第二部「見えない明日」ご期待ください
32無名草子さん:2001/01/25(木) 11:13
つまらん。
33無名草子さん:2001/01/25(木) 13:35
いったん起きたが、歯が痛み再び横になる。10時起床。いかんな、このところまた起床時間がズレてきている。歯のほうは、抜歯したところの痛みはないが、ワイヤーで引っ張られている歯が痛い。矯正のために歯は動くのだ。すごいと思うけど、これが実に痛い。こんな思いを2年間もするなんて、つくづく矯正を始めた事に後悔する。
 トースト1枚。チーズなどを食べ、コーヒーで流し込む。
 日記などをアップし、サクラ号(自転車)にて市ヶ谷。
鉄人社の地下一階にある「イグレク」という店で
「特選 オムハヤシランチ サラダ付き」900円を食べる。
卵が上に乗り、デミグラスソースがかかったもの。牛肉もたっぷりのソースだ。
先日行った「ドン・ピエール」のようにご飯の中に牛肉が炒め
られているものよりもこうして上からかかっているほうが、
肉の存在感はある。
 ビルの4Fに上がり、鉄人社。編集オガタにテレクラの代金6300円をもらう。
「なんだ、もう食べちゃったのか。おごってやろうかと思ってたのに」
と言うオガタと再び「イグレク」。僕はコーヒー。バカ話をする。楽しい。
 サクラ号にて帰宅。1990年本を進める。しかし、
昔の資料を引っ張り出しては見入ってしまうので、進まず。夕方、
ご飯を炊き、大根と豆腐の味噌汁。納豆をかけ、チシャもみをつくりと
サンマの蒲焼の缶詰を開ける。
再び仕事をして、午前2時過ぎに眠る。
34Mrs.名無しさん:2001/01/25(木) 14:06
…という某ライター(複数)の日記からコピペを繰り返しているのは
果たして本人なのか、別人なのか。
これは、果たして夢なのか現実なのか・・・・・
35Mrs.名無しさん:2001/01/25(木) 14:08

トントン。
ドアがノックされ、開けたらそこには刑事が立っていた。
「もしもし、このへんで事件があったのですが」

なんと、その事件の犯人がオレにそっくりらしい。
手配書を見せてもらったが、オレ自身も驚くくらい似ている。

「で、どういう事件なんですか?」

36Mrs.名無しさん:2001/01/25(木) 14:09


「著作権法違反です」

37無名草子さん:2001/01/25(木) 14:32
とオガタが言った。
38無名草子さん:2001/01/25(木) 14:41
そっそうなのか・・・・・・・
39無名草子さん:2001/01/25(木) 14:44
マグロはそれをしらなかった・・・・・・。
40無名草子さん:2001/01/25(木) 15:57
まさか。
41無名草子さん:2001/01/25(木) 16:06
以上の頁、というよりもその大部分を書いたとき、私はどの隣人からも
一マイル離れた森の中に一人で暮らしていた。
42無名草子さん:2001/01/25(木) 16:32
そう、私はまさに眠れる森の美女だった。
43無名草子さん:2001/01/25(木) 16:37
その刹那、地球に火星人がやってきた
44無名草子さん:2001/01/25(木) 17:11
森の真上の夜空に銀色に光る円盤型宇宙船が現れ、すっと俺の前に着陸すると、
中から俺にそっくりな火星人が現れた。
45無名草子さん:2001/01/25(木) 17:12
「おっは〜」
46無名草子さん:2001/01/25(木) 17:25
思わず俺はその営業スマイルに蛙飛びアッパーを叩きつけていた。
47作家:2001/01/25(木) 17:54
一発!二発!
なんとそいつを殺してしまった。
48無名草子さん:2001/01/25(木) 18:40
俺はそいつをすばやく池に放りこむと、足早に立ち去った。
49無名草子さん:2001/01/25(木) 18:41
その日から逃亡の生活が始まった…
私は私の誇りにかけて火星人殺害の疑惑を晴らさなければならない…
50無名草子さん:2001/01/25(木) 22:35
それから、長い月日が経った。
51無名草子さん:2001/01/25(木) 23:09
俺の頭には、白いものが混ざり始めていた。
52無名草子さん:2001/01/25(木) 23:21
へなへなと体から力が抜けるのを感じた。ダメだこりゃ。
壊れたよ。一昨年の11月30日に購入したものだから、
保障期間が過ぎたばかりである。
 品川氏に画像を渡し、外出して、第一勧業銀行で通帳記入。
鉄人社と週刊ポストの謝礼が入金されている。おお、命がつながった。
 
53無名草子さん:2001/01/25(木) 23:25
そう思って銀行を出ようとした瞬間、銀行強盗が現れた!
強盗は銃を持っている・・・!
もはやこれまでか・・・!
54無名草子さん:2001/01/25(木) 23:36
強盗は言った。「金を出せ」
55無名草子さん:2001/01/25(木) 23:58
住んでいたウサギが、亀を口で銜えて逝かせてしまいましたとさ!(ドピュッ
56無名草子さん:2001/01/26(金) 00:57
ビールを少し飲み、鶏料理や刺身を食べる。いやあ、
旨い。ここの料理はどれもおいしいなぁ。
オガタに「そういえばこの前ミリオン
出版に行ったら」と言いかけたら「知ってるよ、お前の日記は毎日
ストーカーのように読んでいるんだから」と言われた。
それにしても集まった人々のキャターは濃いなぁ。
電話では話したことがある小沢豊と初めて会った。
いやあ、怪しい風貌だ。市村美加子嬢やらそのほかいろいろなライターに会う。
北尾トロと話をしていたら変な女にからまれる。RCサクセションの「ドカドカう
るさいR&Rバンド」の一節を思い出す。<子供だましのモンキー・ビジネス/
まともなヤツは1人もいねえぜ>。2人で早めに辞する。天ぷらそばにつき
あってくれるというトロと蕎麦屋を探しているとコアマガジンの粟野さんに会
う。蕎麦を誘うが断られる。
 時間は9時をまわっている。
57無名草子さん:2001/01/26(金) 01:10
「仕事がないんだよ、ったく、ドラゴンとかコロスケさんは
「裏ブブカ」から電話があったらしいんだけど、オレとかトロには
ないんだよね」とオガタに話すと「中途半端に大御所だから
使いにくいんじゃないの」と冷たい。そうか。中途半端に大御所なんだ。
と、おいしいお蕎麦屋さんを教えてもらう。佐藤君が描いてくれた地図を
たよりに行けば、たしかにあった。「羽前」というお店。「天ぷらそば」が1480
円。すべてのメニューに炊き込み御飯がついてくる。小さなお茶碗に
少しだけなのだが、マツタケの香りがしてこれがおいしい。
おそばも海老が2本、お汁もおいしい。
58無名草子さん:2001/01/26(金) 09:01
ああ〜ん
59無名草子さん:2001/01/26(金) 09:36
思わず嬌声を漏らしてしまった.......鬱だ氏のう。
60無名草子さん:2001/01/26(金) 15:20
そしてオレは氏んだ。
61無名草子さん:2001/01/26(金) 16:25
...と思ったら目が覚めた。
ここはどこだ?天国ってやつ?
62無名草子さん:2001/01/26(金) 16:26
辺りを見渡すと、そこには神がいた。
神は前後にユラユラしていた。
63無名草子さん:2001/01/26(金) 17:26
斜面の勾配、鋼と碧玉との草叢に、神はその羊毛の衣を翻す。
「汝、名は」
64無名草子さん:2001/01/26(金) 18:08
「おっと。人に名前を聞くときはまず自分から名乗るもんだぜ」
65無名草子さん:2001/01/26(金) 18:16
「何時?、那覇」
66無名草子さん:2001/01/26(金) 19:00
「お、お嬢さんを僕に下さいっ」
俺はいつしかそう叫んでいた。
67無名草子さん:2001/01/26(金) 21:09
しかし緊張のあまり、返答を聞かぬまま、
漆黒の闇の中へと消えていった…。
山鳩が鳴いている。明日は晴れるだろうか。
68無名草子さん:2001/01/26(金) 21:38
核爆弾投下全員死亡
69無名草子さん:2001/01/26(金) 22:27
「お母さん。人間はどうしていなくなっちゃったの?」

かつて --未だ母が健在だった頃-- 暖炉のそばでの積み木遊びに飽きた幼い私は
戯れに母にそう尋ねたことがあった。

ゆらゆらと二本の触角を揺らしながら編み物をしていた母は答えた。

「それはね.......
70無名草子さん:2001/01/26(金) 23:21
むかしむかしあるところに・・・・・・
71無名草子さん:2001/01/26(金) 23:47
「おじいちゃ〜ん」
「わしゃお前のおじいちゃんじゃない。」とおばあさんにいいましたとさ。
72作家:2001/01/27(土) 11:39
おじいちゃん実は・・・
73無名草子さん:2001/01/27(土) 14:53
次の満月の日には月に帰らなければなりませぬ。
74無名草子さん:2001/01/27(土) 15:50
「さらばじゃ」
75無名草子さん:2001/01/27(土) 15:51
おじいちゃんは天女につれられて
空高く舞い上がっていきました。
76無名草子さん:2001/01/27(土) 21:01
おじいちゃんは、後に語ります。
「地球は青かった。」と…。
77無名草子さん:2001/01/27(土) 22:31
そのころ、おばあさんは、
78無名草子さん:2001/01/27(土) 23:20
狸汁を作る算段をしていた。
79無名草子さん:2001/01/28(日) 01:13
たぬきをやっつける為に、
おじいちゃんが月からウサギを連れて
帰ってきました。
80無名草子さん:2001/01/28(日) 01:24
めでたしめでたし

81無名草子さん:2001/01/28(日) 02:29
となるはずが、ところがどっこいそうはいかず、
月から来たというこのウサギ、なんとタヌキに恋をした。
82無名草子さん:2001/01/28(日) 02:58
「ああ、なんて大きなたまぶくろをもったかたなのかしら。」
83無名草子さん:2001/01/28(日) 04:13
「君こそ立派なものを…ってお前男じゃねーか。」
そうです。ウサギはオスでした。
84無名草子さん:2001/01/28(日) 05:07
「違うわ…私、心は女なの。」
どんどん萎え展開へと移行してきました。
85無名草子さん:2001/01/28(日) 05:50
そして二匹は本当の自分探しの旅にでた。
船に乗ってドンブラコ♪
ところがその船、二匹をいまいましく思った婆が砂でつくった
偽船だったのじゃな。。
徐々に徐々に崩れきて、海のさなかに沈みゆく。。
哀れたぬきは海の底、うさぎはふぐりで助かった。
86無名草子さん:2001/01/28(日) 13:22
ぜーんぶゆめで下
87無名草子さん:2001/01/28(日) 14:01
・・・という声を聞いた瞬間、浜辺でウサギは目を覚ました。
88無名草子さん:2001/01/28(日) 18:18
「あれ?タヌキさんは?」
すると、ポンポンという懐かしい響きが聞こえてきました。
ウサギがその音に近づいてみると、
タヌキは、死んだウサギへの弔いに、
ショジョ寺で満月に向かって腹を叩いていました。
89無名草子さん:2001/01/28(日) 19:34
たぬきは自分の腹をたたきすぎて
内臓が破裂してしまいました。
90無名草子さん:2001/01/28(日) 19:58
ぼしゅ。。ぼしゅ。。
鈍い音とともにこれでもかと打ちつけるこぶしの下から、ごぼごぼと
鮮やかなな色をした内臓がわき出でる。
91無名草子さん:2001/01/28(日) 20:56
わき出した内蔵は、まるでマグロの肉のようだった。
と、その内蔵の中から、何かが飛び出した!

飛び出した肉塊は言った…

「で、オレの日記のコピペはどうなったわけ?」
92無名草子さん:2001/01/28(日) 21:56
「あ、俺日記なんかつけないか。」
肉塊は一人ボケ・ツッコミをしながら破裂した。
93無名草子さん:2001/01/28(日) 23:19
そこに通りかかったのがあの有名な浦島太郎。
94無名草子さん:2001/01/29(月) 00:09
と、そこへ好色そうな面をした、亀野郎登場。
「浦島さん、浦島さん。ちょいと、お待ちなさいや。
いいとこ知ってんですがね、あっしについて来ませんか。
極楽気分を味あわせてあげますよ」
「ほんとかい、ぐへへ」
浦島は亀に誘われるがまま、海へと潜って行きました。

そこに待ち構えていたのは、
95無名草子さん:2001/01/29(月) 00:10
「この玉手箱を開けてごらんなさい。
 きっと、すてきなことがおこるよ。」
96無名草子さん:2001/01/29(月) 00:27

そう言われた浦島太郎は思いました。

「すてきなことっていってもなぁ。原稿料一挙10倍! とかだったら
いいけどさ。鯛やひヒラメの舞い踊りじゃ、やってらんねーよなぁ」
97無名草子さん:2001/01/29(月) 01:59
しかし、「あの…乙姫の例の踊りもあるんですけど…。」
という亀の一言に、浦島は目を輝かせました。
98無名草子さん:2001/01/29(月) 02:08
ところがどっこい、「白髪は駄目」という禁止原則にひっかかって
竜宮上に行けなくなった老いぼれ浦島は、
99名無しさん@そうだドライブへ行こう:2001/01/29(月) 04:46
市ヶ谷で自衛隊に決起を呼びかけ、それが聞き入れられないと
割腹自殺を遂げました。
100無名草子さん:2001/01/29(月) 06:05
100!
101無名草子さん:2001/01/29(月) 09:48
浦島の生首は新聞に載り、一部の趣味悪い方々を少しだけ満足させました。
102無名草子さん:2001/01/29(月) 19:17
その首を奉った首塚には、
今でも怨念が宿り、
103無名草子さん:2001/01/29(月) 21:07
3年に一度生贄をささげなければいけないのだが、なんと俺に。

どうする?
>たたかう
 ぼうぎょ
 にげる
 しぬ
 どうぐ
 まほう
 ぜになげ
 ものまね
104無名草子さん:2001/01/29(月) 21:13
「って言うか、『俺』って誰なんだろう…?」
とにかく「俺」のものまねをしてみることにした。
105無名草子さん:2001/01/29(月) 21:28
すると驚いたことに、
106無名草子さん:2001/01/29(月) 21:59
デカルトが現れて「我思うゆえに我あり」とかドキュンくさい説教が始まりました。
やつは変態です。
107無名草子さん:2001/01/29(月) 22:18
「俺」とは「デカルト」だったのです。
彼は人生について考えました…。
108無名草子さん:2001/01/30(火) 00:05
しかし結局結論は出ず、仕方ないので土屋賢二の「われ笑う、ゆえにわれあり」を
読むことにしました。
109無名草子さん:2001/01/30(火) 00:08
こ、これは・・・!
110無名草子さん:2001/01/30(火) 00:14
なーんだ、俺が書いた本じゃん。
しっかし全然笑えねーなー、こうなったらいっそのこと
111無名草子さん:2001/01/30(火) 00:21
純情パインの連載を引き継ぐことにしよう。
112無名草子さん:2001/01/30(火) 00:39
ここのところのマグロの日記読んでたら、
なんだか悲しくなってきた。

http://www.ne.jp/asahi/simonoseki/maguro/diary/today.html#new
113無名草子さん:2001/01/30(火) 00:51
俺はふと、>>112はスレ違いじゃないのかと疑った。
114無名草子さん:2001/01/30(火) 01:27
その一方で、今晩はネギとろにしようと考えていた。
もちろん俺が食べるのではなく、
115無名草子さん:2001/01/30(火) 02:24
いかんなぁ。手袋などをつけて、サクラ号(自転車)にて市ヶ谷の
「ラーメンミカミ」。ここのジャンボ餃子は本当に大きい。
それにレタス炒飯を注文。おいしい。支払いのとき、
金額が安いと思って聞いたら月曜日は餃子が半額だそうだ。
通常は570円のジャンボ餃子がきょうは280円。
いやぁ、これまたうれしい。肉のハナマサで食材を購入。
きょうはWAM関係の人々がやってくる。すき焼きに決定。
パイ投げ用の生クリームもここにあったので試しに購入。
マグカップも大きなものが90円。
この前、割ってしまったマグカップの代わりに購入。
そういえば前のものも100円ショップで買ったものだが、
安いと割れやすいのだろうか。そんなことは関係ないだろう。
116無名草子さん:2001/01/30(火) 21:16
そんなことを思いながら帰途についた。
117無名草子さん:2001/01/30(火) 21:16
すると帰り道に、美しい女性と目が合った。
118seynse:2001/01/30(火) 21:29
raehyyyyyyyhn
119無名草子さん:2001/01/30(火) 22:08
女性はおかめ納豆のおかめの顔に どことなく似ていた。
120無名草子さん:2001/01/30(火) 22:11
俺は その女性を一目見て「おかめ」とつぶやいた。
俺にしてみれば賛辞するつもりでいった一言だったのだが
どうやら それを聞いた女性はひどく腹を立てたらしかった。
121無名草子さん:2001/01/30(火) 22:12
女性はハンドバックからナイフを取り出した。
122無名草子さん:2001/01/30(火) 23:11
グサッ!
「あたしのどこがおかめだって言うのよッ!」
グサッ!
彼女は自分の顔にナイフを突き立てながら、俺を追いかけてきた。

「これでも、これでもっ、ねえっ!」
グサッ! グサッ! グサッ!
123無名草子さん:2001/01/30(火) 23:29
なんだか嫌な夢を見た。「死にたい」と言う声が聞こえた。
いったいどの女の子が言っているのだろうと僕は探す。と、
声が出ていたのは保冷用の発泡スチロールの中。声の主は移植用の臓器だった。
目が覚めるとなんだか嫌な汗をかいていた。
 鉄人社のオガタから留守番電話にメッセージ。電話してみる。
連載のネタの打ち合わせだ。出版社への営業を続けているのかという話になる。
とにかく大変なんだ、金がなくてと言うと、オガタは信じられないといった様子。
だから、きょうもこれからサラ金に金を借りに行くんだと言うと少し驚いていた。
まったくお宅の原稿料が安いからじゃないか
などと久しぶりに長話をして電話を切る。
124あぼーん:2001/01/30(火) 23:37
あぼーん
125無名草子さん:2001/01/31(水) 00:29
「谷啓…?いや、谷ならガチョーンだ!」
彼は谷啓もどきの正体を見破った。
126作家:2001/01/31(水) 11:03
実は谷啓の大ファンだったのだ!!
127無名草子さん:2001/01/31(水) 14:57
するとそこに きのうのおかめ女が出現した。
128無名草子さん:2001/01/31(水) 14:59
おかめ「とどめをさしに来訪してやったわ。」
 俺 「や、やめてくれ!」
おかめ「よくも私をおかめと言ったわね!
    気にしてるのに!!!」
 俺 「ご、ごめんよ、謝るよ!だから命だけはっ・・・!!」
129無名草子さん:2001/01/31(水) 15:05
おかめ「アーアあ情けない男!許してやるよ!その代わりに・・」
130無名草子さん:2001/01/31(水) 15:14
「私をスキーに連れてって。」
131無名草子さん:2001/01/31(水) 15:33
俺「わ、わかった!わかったよ!!
  命のためなら何だってやるよ、おか・・・」

俺は「おかめ」と呼びそうになって慌てて口をふさいだ。
もしまた「おかめ」と呼んだならきっと今度こそ殺されて
しまうだろう。
132無名草子さん:2001/01/31(水) 15:38
俺「き、君の名前は何て言うんだい?」
133無名草子さん:2001/01/31(水) 15:41
おかめ「ラシーヌ・モリエール洋子よ。
    実はフランス人と日本人のクォーターなの。」
134無名草子さん:2001/01/31(水) 15:43
おかめは純日本人のような顔をしておきながら
実はフランス人のおじいさんを持っていたのだった。
135無名草子さん:2001/01/31(水) 15:43
俺とおかめ(洋子)は瞬く間に仲良しになった。
136無名草子さん:2001/01/31(水) 15:53
おかめと俺は北海道のスキー場でスキーを楽しんだ。
137無名草子さん:2001/01/31(水) 15:58
トマムリゾートでの2日目のこと。
二人乗りのリフトで、上級者コースの上に来たときに、
俺とおかめは倦怠期を迎えたのだ。
138無名草子さん:2001/01/31(水) 17:01
スノボにかえて乗り切ったけどね。
139無名草子さん:2001/01/31(水) 23:24
スノボも飽きてしまった洋子(おかめ)は、
「温泉に入りたい。」と言い出した。
「近くに露天風呂があるらしいの。」
140無名草子さん:2001/02/01(木) 00:16
これが”盆暗作家が行く!北の露天風呂湯煙殺人事件”の始まりだった。
141スリムななし(仮)さん:2001/02/01(木) 00:50
「お宿はおきまりですか?」
その声に振りかえると、そこには・・・・
142無名草子さん:2001/02/01(木) 04:34
『ひょっとこ』の面を被った男が立っていた。
「決して、怪しい者ではありませんよ。」男はそう言うと、
静かに月明かりに照らされた森の中を指差し、
「あすこに私共の宿があります。ご一緒にいかがです?」
と、丹後なまりの言葉で尋ねた。
143無名草子さん:2001/02/01(木) 11:43
洋子(おかめ)は微笑んだ。
「丹後なまりなんて、北海道らしくていいじゃない。
 この人もいい人みたいだし、ここにしようよ」
144無名草子さん:2001/02/01(木) 15:22
俺はおかめの愛くるしい微笑みにつられて
見るからにあやしい ひょっとこ男の案内で
宿に泊まることになった。
145無名草子さん:2001/02/01(木) 16:00
そこの温泉は混浴でした。
146無名草子さん:2001/02/01(木) 16:36
俺とおかめが温泉に入ろうとした時、
水死体(またの名をどざえもん)が浮き上がってきた。
147無名草子さん:2001/02/01(木) 17:15
へぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁl
148無名草子さん:2001/02/01(木) 17:41
おかめは上記のような ものすごい悲鳴をあげた。
149無名草子さん:2001/02/01(木) 17:52
めでたし、めでたし。
150無名草子さん:2001/02/01(木) 17:58
という声がしたので、振り返るとそこには
『ひょっとこ』の面を被った男が全裸で立っていた。
151無名草子さん:2001/02/01(木) 22:31
へぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
152無名草子さん:2001/02/01(木) 22:41
おかめは上記のような、ものすごい悲鳴を上げた。
なぜならひょっとこの下半身は、「天狗」だったからである。
153無名草子さん:2001/02/01(木) 23:54
おかめは恐怖のあまり、俺にしがみついてきた。
おかめは震えている・・・。
そして俺の足も震えていた・・・。
実はさっきから尿意を催していたからである。
「早くトイレに行かないと もれちまうよぉぉぉ」と思いながら
俺はひょっとこをにらむふりをしていた。
154無名草子さん:2001/02/01(木) 23:58
ひゅっ・・・漏れた。
155無名草子さん:2001/02/01(木) 23:59
おかめ「こんなときに何してるのよっ!!」
156無名草子さん:2001/02/02(金) 00:00
俺「だって・・・我慢できなかったんだ!」
157無名草子さん:2001/02/02(金) 00:01
前にひょっとこ、後ろに水死体、という異様な光景の中で
小便を漏らす俺の姿はさらに異様だった。
158無名草子さん:2001/02/02(金) 00:06
ガラガラッ
戸の開く音に俺達は振り返った。
逆光だ。
足元に温みを感じながら、俺は目を凝らした。
159無名草子さん:2001/02/02(金) 00:08
俺「だっ・・・誰だ!!」
160無名草子さん:2001/02/02(金) 00:11

「おやっさん、助けに来たぞ!」

入ってきたのは、本郷猛だった。
161無名草子さん:2001/02/02(金) 00:16
俺「誰だ、おまえは!???」
162無名草子さん:2001/02/02(金) 00:18
本郷「本当の「本」に郷土の「郷」と書いて本郷、と読む!」

そう言い残して本郷は水死体をかついで帰宅していった・・・。
163無名草子さん:2001/02/02(金) 00:21
温泉には俺とおかめ、そして全裸のひょっとこが残された。
164無名草子さん:2001/02/02(金) 00:23
おかめ「あの水死体は何だったのかしら」
165無名草子さん:2001/02/02(金) 00:30
俺とおかめは犯人を探し当てることにした。
あの場所にいたのは俺とおかめとひょっとこ、
そして本郷だ。
本郷は全裸のひょっとこ(しかも下半身は天狗)を見ても
ひるまずに、いや、むしろ笑いながら入ってきて
水死体を持って帰宅したほどの男だ。何か怪しい雰囲気がするぞ。
166無名草子さん:2001/02/02(金) 00:34
おかめ「間違いなく犯人は本郷ね」
167無名草子さん:2001/02/02(金) 00:36
こうして本郷は逮捕されたのだった。
本郷の部屋には水死体のほかにも包丁や雑巾があった。
これは決定的証拠になるのではないか、と俺は思った。
168無名草子さん:2001/02/02(金) 00:40
しかし本郷は三日で釈放されたのだった。
169無名草子さん:2001/02/02(金) 00:40
俺は本郷の「おやっさん、助けにきたぞ」という言葉が
気になっていた。あれは誰に投げかけた言葉だったんだろう。
もしかしたら水死体に向かって言った言葉だったんだろうか。
・・・ということは水死体は生きているのか!??
170無名草子さん:2001/02/02(金) 00:42
「お夜食いかがどすか?」
本郷の部屋で鳴った電話に、咄嗟に出てしまったのだった。
違う、俺は本郷じゃない・・・・。
焦りで受話器を持つ手は滑り、こめかみには汗が流れる。
「じ、じゃあ、ビールと・・・何かつまむものを。」
171無名草子さん:2001/02/02(金) 00:46
翌日の朝 目覚めるやいないや俺は郵便受けへと走り、地元紙を
舐めるように読んだ。
しかし、何度読み返しても昨晩の殺人事件に関する記事は載っていない。
最近まるで見ていないテレビをつけたが、やはり何も言わない。
これはおかしい、と思い夕刊が来るまで落ち着かない気持ちで部屋に
こもっていたが、やはりこれにも殺人事件の記事はなかった。
「これは一体どういうことだ?」
と、そのとき、玄関のチャイムの鳴る音が聞こえた。
172無名草子さん:2001/02/02(金) 00:51
おかめが現れた。
173無名草子さん:2001/02/02(金) 00:54
そ、そういえば俺の運がおかしくなりだしたのは
おかめが現れてからだ。
最初はおかめに殺されそうになって、
次にスキーや温泉につれまわされて、水死体を見て・・・
もしや これはすべて おかめが仕組んだことだったんじゃぁ??
そう思うと俺は恐怖と絶望と興奮で息が荒くなった。
174無名草子さん:2001/02/02(金) 00:54
俺「ハァ・・・ハァ・・・」
175無名草子さん:2001/02/02(金) 00:59
段段荒くなる呼吸を整えて、俺はなんとか自分を励ましおかめに
口を利こうとした。ところが、
「○○(俺の名前)さん、署まで同行願います。」
なんとその正体はおかめの面を被った刑事だったのだ。
万事休す・・・あの電話か?・・・どうしよう・・・しらばっくれるか・・・
しかし・・何と言って?・・・・・・
間違いなく、俺の人生で最大のピンチだった。
結局俺は、
176無名草子さん:2001/02/02(金) 01:01
猛スピードで逃げ出したのだった。
177無名草子さん:2001/02/02(金) 01:03
俺「やばいぞ・・・やばい・・・!
  こりゃぁ人事じゃ済まされなくなってきたな・・・
  早めに真犯人を捕まえないと俺が犯人にされちまうよ」
そう感じた俺は、おかめと合流して犯人探しを本格的に開始した
178無名草子さん:2001/02/02(金) 01:06
しかし なぞは深まるばかりだった。

なぜひょっとこの下半身が天狗なのか・・
なぜ本郷は水死体を持ち出し、誰に「おやっさん」と呼びかけたのか・・
なぜ殺人事件のことが新聞に載らないのか・・・

考えても考えても解決しないことばかりだ。
179無名草子さん:2001/02/02(金) 01:09
一方、証拠不十分で釈放された本郷は、
180無名草子さん:2001/02/02(金) 01:14
ひょっとこが経営する旅館で するめにマヨネーズをつけながら
威風堂々を歌っていた。
181無名草子さん:2001/02/02(金) 01:21
本郷「俺はいつもマヨネーズを愛する男でいたいと思ってるんだ」
182無名草子さん:2001/02/02(金) 01:26
ひょっとこ「それはいい心がけですね」

 本郷  「死んだ親父もマヨネーズが好きでなぁ。
      こうして威風堂々を歌いながら するめにマヨネーズをつけていると
      どうしても親父を思い出して目頭が熱くなるんだ。」

ひょっとこ「マヨネーズには油が豊富に入っているのだそうですよ。
      ブロッコリーはビタミンCが多く入っているので、マヨネーズとブロッコリーを
      いっしょに食べると 体にとてもいいのだそうです。」
183無名草子さん:2001/02/02(金) 01:28
そのころ、俺とおかめは・・・
184無名草子さん:2001/02/02(金) 01:36
疲れ果てて失神していた。
185無名草子さん:2001/02/02(金) 01:38
そこにするめを口に咥えた本郷が通りかかり、
186無名草子さん:2001/02/02(金) 02:04
俺に口移しでするめを食わせてくれた
187無名草子さん:2001/02/02(金) 02:09
俺は夢中でするめを食った。
するめを食いながら 本郷の優しさに感動して涙があふれた。
俺はこのときほどするめをうまいと思ったことはなかった。

本郷はおかめにもするめを分けてやっていた。
188無名草子さん:2001/02/02(金) 02:11
俺は おかめに口移しでするめを食わせてやっている本郷の姿を見て
「そういえばもののけ姫に こういうシーンがあったなぁ」
・・・と思い出したのだった。
189無名草子さん:2001/02/02(金) 02:11
本郷は、
「極上の中トロだよ〜ん」
といいながら、おのれの舌を無理やりおかめの口にねじ込んでいた。
なんて卑劣な男なんだ、本郷というヤツは!
190無名草子さん:2001/02/02(金) 02:12
固い絆で結ばれた俺とおかめと本郷は
犯人探しに精を出した。
191無名草子さん:2001/02/02(金) 02:24
ある日、本郷は俺にそっと耳打ちした。
「実はおれ、仮面ライダーなんだ。」
しかし、おれの知ってる仮面ライダーはクーガだけなので、
こんなヒゲの剃り跡が青い男が正義のヒーローだとは思いたくなかった。

実際に・・・、
192無名草子さん:2001/02/02(金) 02:24
しかし本郷は隙あらば おかめを連れ込み宿に連れ込もうとし、
そのたんびに俺と大喧嘩になった。
193無名草子さん:2001/02/02(金) 02:25
犯人はいったい誰なんだ・・・
俺はいらだち始めていた。
194無名草子さん:2001/02/02(金) 02:29
俺は本郷が仮面ライダーの話をするたんびに
「こいつ、精神異常者なんじゃないか???
は!もしかして夢遊病者なのか!?夢遊病者はよく睡眠中に
人を殺したりするという・・・。じゃあやはり犯人は本郷か!?」
と思うのだった。
だが勇気のない俺は いつも「そんなわけないか」と思って
終わってしまうのだった。
195無名草子さん:2001/02/02(金) 02:34
俺はおかめと本郷に「ひょっとこが怪しいんじゃないか」という話をした。
するとおかめは「実は私もそう思っていたの」と合意してくれた。
やはりおかめとは話が合うなと思った俺は上機嫌で地元の図書館に行った。
過去にこの地方に天狗に関する事件がおきたことがあるかもしれないと思ったからだ。
196無名草子さん:2001/02/02(金) 02:35
だが手がかりとなるようなものは ほとんど見つからなかった。
197無名草子さん:2001/02/02(金) 02:37
ところで俺はここだけ読んでると暇しているように見えるが
実はデカに追われる身なのであった。
昼間は街をさまよい、夜はひょっとこ経営の店に寝る毎日。
連れのおかめがノロマなため、危ない目に遭うのはしょっちゅうだ。
もう、こいつは足手まといでしかない、いっそのこと警察に売るか・・?
俺は迷った。
198無名草子さん:2001/02/02(金) 02:38
くそっ、どうすりゃいいんだ。
このままじゃ俺が犯人にされちまう。
俺は自分のふがいなさと頭の悪さに逆切れしかかっていた。
199無名草子さん:2001/02/02(金) 02:41
決めた!
俺はおかめを犯人に仕立て上げることにした。
そうすれば俺はこんな惨めな逃亡生活を送ることはないんだ!
俺はおかめを犯人にするべく、日々努力した。
200無名草子さん:2001/02/02(金) 02:49
しかし 本当にあの水死体は何だったんだろう。
水死体を持って帰ったのは本郷だ。
でも本郷には犯人の決め手となるものが何もない。
うーん。あの死体は誰が手を下したものだったんだろう。
201無名草子さん:2001/02/02(金) 04:26
そもそもといえば……、

いつの間にか俺は、ことの始まりから回想をしていた。

>むかしむかしあるところに・・・・・・

202無名草子さん:2001/02/02(金) 10:40
おじいちゃんは山でしばかれ、おばあちゃんは金の洗濯をしていました。
203無名草子さん:2001/02/02(金) 16:42
そこまで回想したとき、俺はハッと気づいた。
「こんなことしてても 犯人はつかまえられないじゃん!」
204無名草子さん:2001/02/02(金) 16:43
俺はおかめと連れ立って再び犯人探しを再開することにした。
205無名草子さん:2001/02/02(金) 16:46
犯人探しをしていくうちに俺は
本郷が死体を研究するのが好きらしいことに気づいた。
もしかすると ひょっとこと本郷は共犯で
ひょっとこが自分の旅館に泊まっている旅人を殺しては
本郷にその死体を提供していたんじゃないか、と考えた。
206無名草子さん:2001/02/02(金) 16:59
でも証拠がない限り 確証がもてない。
俺はおかめとともに ひょっとこの経営する旅館を
徹底的に調べ上げることにした。
207無名草子さん:2001/02/02(金) 17:11
ひょっとこの押し入れをあさっていると、
黄ばんだふんどしと 妙な下駄が出てきた。
これはまさに天狗がもっている品だ!
やはり ひょっとこは天狗だったらしい。
208無名草子さん:2001/02/02(金) 17:11
すると そこに ひょっとこが現れた!
209無名草子さん:2001/02/02(金) 17:12
まずは画像を検索。去年、食道癌で亡くなった風俗ライターの阿部祥子さん
の写真を僕は何枚か撮っている。1997年頃の元気な写真や死の数ヶ月前、
抗がん剤で髪の毛が抜け落ちた写真などを集め、それから僕の日記に登場した
彼女についての記述を抜き出して、ご家族のメールアドレスに9時過ぎに送信。
圧縮したファイルを解凍できるかわからなかったが、とにかく送ってみよう。
それにしても、あべさんの一生は壮絶だった。最後まで取材をしていたしな。
210無名草子さん:2001/02/02(金) 17:12
ひょっとこ「見ーたーなー」
211無名草子さん:2001/02/02(金) 17:14
そう言ってひょっとこが取り出したのは・・・
212無名草子さん:2001/02/02(金) 17:29
婚姻届だ!
213無名草子さん:2001/02/02(金) 17:32
ひょっとこは俺の親指をカッターナイフで切り、
婚姻届に血判を押させた。
その後、ひょっとこは市役所へと消えていった。
こうして俺は名実ともに ひょっとこの妻になっていた
214無名草子さん:2001/02/03(土) 00:17
戸籍上、俺は男。事実アレが生えているじゃないか。
ひょっとこの股間には、逸物がついていた。
どう考えても市役所が受理される訳が無い…。
温泉でみた『ひょっとこ』と、婚姻届を出した『ひょっとこ』は別人?
その時、俺は重要な事を思い出した。
215無名草子さん:2001/02/03(土) 00:20
台所のガスの元栓!
216無名草子さん:2001/02/03(土) 00:39
俺は無我夢中で走った。
217無名草子さん:2001/02/03(土) 00:40
は、締めたな、たしか。
218無名草子さん:2001/02/03(土) 01:13
俺はまた引き返すことにした。

一方、本郷とおかめはひょっとこに最後の決戦を挑もうとしていた。
219無名草子さん:2001/02/03(土) 03:55
「変身、とうっ!」
本郷は子供のように腕を振り回し、その場でジャンプした。

・ ・ ・ ・ ・ ・

しかし、何も起こらなかった。
本郷はあせった。
あせったあまり、ひょっとこの「天狗」のようにそそり立つナニをしゃぶってみせた。
220無名草子さん:2001/02/03(土) 09:54
ひょっとこ 「うぐぅ」
221無名草子さん:2001/02/03(土) 11:34
しかし、ひょっとこに快感を与えただけで、
何も起こらなかった。
222無名草子さん:2001/02/03(土) 12:24
その頃、おかめは
223無名草子さん:2001/02/03(土) 12:55
救いがたい
224無名草子さん:2001/02/03(土) 13:39
顔だった。
225無名草子さん:2001/02/03(土) 15:22
おかめ「こ、こんな不細工な顔になってしまうなんて!!いやーー!」
226無名草子さん:2001/02/03(土) 15:25
おかめの顔は さながらトリカブトを食ったお岩さんのようだった。
それは人間の顔というよりはゾンビの顔だった。
なぜ おかめの顔がこんなに変化してしまったのか・・・
227無名草子さん:2001/02/03(土) 15:31
おかめは実は二重人格で 夜になると筋金入りのマゾ・めかおになるのだった。
めかおは昨晩、自分の顔をかなづちで打ってバーナーで焼いていたらしかった。
そんなわけで次の日に起きたおかめの顔がゾンビになったとて
おかめには何が起きたのかわからなかったのだ。

やっとのことで そこまで突き止めた俺は 安堵のため息をついた。
すると そこに ひょっとこがやってきた。
ひょっとこ「我が妻よ。婚姻届は提出してきたぞ。
      新婚旅行はどこがいい?」

俺はその言葉を聞いて失神しそうになった。
そうだ・・・肝心なことは何一つ解決していないじゃないか・・・!!
228無名草子さん:2001/02/03(土) 16:18
ひょっとこは俺を連れて自分の家・・・つまり旅館に行き、
監禁部屋のようなところに俺を閉じ込めたのだった・・・。
「旅館に こんな部屋があったなんて・・・」と思いながらも
俺は何とかそこから逃げ出せまいかと 必死に周囲を見回した。
が、ドアはおろか窓のようなものもなく、
そこは さながら独房のようだった。
229無名草子さん:2001/02/03(土) 16:22
俺は これから先、一生ここに閉じ込められて
ひょっとこの妻として生きなくてはならないのかと思うと号泣したくなった。
230無名草子さん:2001/02/03(土) 16:24
すると そこに ひょっとこが入ってきた。
ひょっとこは泣きはらした俺の顔を見つめて
こう つぶやいたのだった。
231無名草子さん:2001/02/03(土) 16:30
「新婚旅行は熱海だな」
232無名草子さん:2001/02/03(土) 17:17
そんなことをつぶやいている ひょっとこを尻目に、
俺は彼を倒して ここから出ようと思いついた。
だが ひょっとこの下半身は天狗だ。
つまり彼には天狗クラスの力があるという可能性もあるってことだ。
だが ここから出る方法は もはやそれしかなかった。
俺は死ぬ気で ひょっとこに襲い掛かった。
233無名草子さん:2001/02/03(土) 17:18
「そんな近場ですまそうったって、そうはいきませんよ」
結婚するのは嫌だが、新婚旅行が熱海なのはもっと嫌だった。
234無名草子さん:2001/02/03(土) 21:43
その瞬間、僕は夢から覚め息を荒げてベッドから置きあがった。
「どうしたの?スネ夫くん」
静はすぐ隣で横になってはいたが、まだ起きていたようだ。
「酷い夢を見たよ」
「そう・・・もう大丈夫よ」
235無名草子さん:2001/02/03(土) 22:41
静はゆっくりと、ひょっとこの面を取り出して、
236無名草子さん:2001/02/03(土) 22:43
それから僕と静は、けものの形で交わった。
237無名草子さん:2001/02/03(土) 23:12
やれやれ。
238無名草子さん:2001/02/04(日) 00:01
と心の中でつぶやきながら煙草に火をつけた。
何故あんな夢を見たんだろう、という疑問が頭から離れない。
239無名草子さん:2001/02/04(日) 00:05
夢の中で俺は、なぜかスネ夫になっていて、静ちゃんとセクースしたのだった。
おれは静ちゃんを犯したいと考えていたのだろうか?
240無名草子さん:2001/02/04(日) 01:20
夢の中の静ちゃんは、おかめの顔をしていた…。
俺は何時の間にか、おかめに心惹かれていたのかも知れない。
241無名草子さん:2001/02/04(日) 07:30
ところで、ここは何処なのだ?
242無名草子さん:2001/02/04(日) 08:18
と、ふと周りを見渡すとよこにはひょっとこの仮面が・・・
243無名草子さん:2001/02/04(日) 12:59
もしや、これを付ければ・・・
244無名草子さん:2001/02/04(日) 13:51
恐怖の
245無名草子さん:2001/02/04(日) 15:03
味噌汁を食べよう。
246無名草子さん:2001/02/04(日) 15:29
ひょっとこのお面をつけて 味噌汁を食べていると
また夢の中の世界に戻ってしまっていた。
目の前には ひょっとこが・・・!
ひょっとこは誰になんと言われようとも熱海に行きたかったらしく、
ビザを取り揃えていたのだった。
247無名草子さん:2001/02/04(日) 15:30
すると そこに本郷とおかめが助けにきてくれた。
248無名草子さん:2001/02/04(日) 15:31
俺は おかめと本郷の顔を見たとたん
溢れ出す涙を抑えることができなかった。
俺はこんなにも心細かったのか、と自分の涙を見ながら俺は思った。
249無名草子さん:2001/02/04(日) 16:04
突然、本郷は ひょっとこを見て
「おやっさんじゃないか」と発言した。
250無名草子さん:2001/02/04(日) 16:04
どうやら ひょっとこ=おやっさん だったらしい。
251無名草子さん:2001/02/04(日) 16:46
ひょっとこは本郷に「おやっさん」と呼ばれて
一瞬ひるんだ・・・!
・・・今だ・・・・!!!
俺は ひょっとこに飛びついて 「ひょっとこ」の仮面をはいだ。
252無名草子さん:2001/02/04(日) 16:48
そこから出てきた顔は・・・
253無名草子さん:2001/02/04(日) 17:15
なんと・・・
254無名草子さん:2001/02/04(日) 17:19
まるで・・・
255無名草子さん:2001/02/04(日) 17:24
妖精のような女の子だった。
それを見た俺は彼女にこうささやきかけた。
256無名草子さん:2001/02/04(日) 18:06
飯食ったか?
257無名草子さん:2001/02/04(日) 18:37
美しい少女は にっこり微笑んだ。
俺は こんなにかわいらしい少女を見たことがなかったので
その少女がひょっとこ(=おやっさん)だということも忘れて
少女に見入ってしまった。
258無名草子さん:2001/02/04(日) 18:38
おかめは そんな俺を見て ふてくされたように こう言った。
259無名草子さん:2001/02/04(日) 18:38
「私とその女の子と どっちが大事なのよ!!」
260無名草子さん:2001/02/04(日) 18:48
俺は・・・
261無名草子さん:2001/02/04(日) 18:51
「俺が本当に大切なのは本郷だけなんだ!!」
262無名草子さん:2001/02/04(日) 20:21
それを聞いたみんなの反応・・・

本郷・・・いやそうなうれしそうな顔
おかめ・・「信じられない!」と憤慨した様子
少女・・・あっけにとられている
263無名草子さん:2001/02/04(日) 20:58
本郷「ちょ、ちょっと待ってくれ!
   それは どういう意味なんだ・・・?
   まさか 俺と結婚したい、なんて言うんじゃないだろうな?」
264無名草子さん:2001/02/04(日) 21:25
俺「天狗だ。とにかく天狗じゃなきゃ駄目なんだ!」
いつのまにか俺は、天狗な漢にしか萌えなくなっていた。
265無名草子さん:2001/02/04(日) 21:40
本郷「天狗な男!?天狗な男っておやっさんのことじゃないのか?
   俺はごく普通の仮面ライダーだぞ?天狗なんかじゃない!」

本郷はわめいた。
266無名草子さん:2001/02/04(日) 21:45
「いいや、お前は天狗中の天狗だよ」
そう言うと俺はヤツのナニにむしゃぶりついた。
「レロレロレロレロレロレロ」
267無名草子さん:2001/02/04(日) 21:49
俺は 本郷に
「さようなら。この世から消えてくれ。君いるだけで迷惑。
せめて最後ぐらい人里離れた山の中で自殺してね。」
・・・と言われたのだった。
268無名草子さん:2001/02/04(日) 21:50
おかめと少女は あきれ果てた顔で俺を見ていた・・・。
269無名草子さん:2001/02/04(日) 22:07
俺は落胆して ひょっとこの正体である美少女を見た。
それから 地面に転がっている ひょっとこの仮面を手にとった。
270無名草子さん:2001/02/04(日) 22:11
ひょっとこの仮面は 木彫りでできているらしく、
手にとっただけで とても高価なものだということがわかった。
ひょっとこ仮面の鼻の穴に指をつっこんでみると
俺の体の中に電流のようなものが走った。
とたんに俺は頭がさえてきた・・!

そうだ・・!この仮面の下にいたのが常にこの美少女だとは限らないのだ!
もしかしたら複数の人物がこの仮面によってさまざまな犯行を
犯してきたのではないか・・・?????
271無名草子さん:2001/02/04(日) 22:14
もしや、本郷がひょっとこ仮面をかぶってすべてを仕組んでいたのかも??
だが、おかめとともに混浴温泉で 浮いていた水死体を見たとき、
本郷はひょっとこと同一人物ではなかったはずだ!
なぜなら あの時、本郷とひょっとこはいっしょにいたからだ!
272無名草子さん:2001/02/04(日) 22:18
と、いうことは あのとき本郷と一緒にいたひょっとこは
この美少女だったというのだろうか・・・?
だとしたら この少女の下半身は天狗なはずだ。

俺はそこまで推理すると おもむろに少女のスカートをめくった。
273無名草子さん:2001/02/04(日) 22:22
美少女「キャーーー!」
274無名草子さん:2001/02/04(日) 22:27
俺は美少女の悲鳴も何のその、
かまわずにスカートを下ろした。が、下半身は普通の女の子で
天狗のようなたくましい足もすね毛も生えていなかった。

俺「いったい、これはどういうことだ・・・・?」
275無名草子さん:2001/02/04(日) 22:32
おかめ「きっと この娘はおとりなのよ。
    影に見えない犯人がひそんでいるに違いないわ!」
276無名草子さん:2001/02/04(日) 22:32
俺はおかめのその推理に同意した。
こんなに小さな少女が人を殺せるわけがないと思ったからだ
277無名草子さん:2001/02/04(日) 22:33
俺は美少女に話し掛けた。
「君、名前は何ていうの?」
278無名草子さん:2001/02/04(日) 23:00
美少女「私の名前は・・・
279無名草子さん:2001/02/04(日) 23:14
と、そのとき、不意に美少女が白目をむき、表情が一変した。
それはさながら悪霊が取り憑いたかのような急変であった。

「本郷くん・ ・ ・」
美少女は苦悶に顔を歪ませながら呟いた。その声は、しわがれて野太い男のような声だった。

「本郷くん、あの死体はお気に召したかね?」
280無名草子さん:2001/02/04(日) 23:27
本郷「そ、その声は・・・おやっさん!!!!」
281無名草子さん:2001/02/04(日) 23:28
俺&おかめ「なっ・・・何ィィィィーーー!??」
282無名草子さん:2001/02/05(月) 00:33
「君へのプレゼント用に、あの死体を露天風呂に浮かべておいたのだが、
アレを君が、どのように使っているのか、一度聞いてみたいと思っていたのだよ」
そういいながら、ひょっとこだった美少女は着ているものを次々と脱ぎ捨てていった。
小ぶりな胸や、まだ青い果実のような固いヒップなどに見とれていると、
彼女はその身体をベリベリとはぎ取った。

可憐な少女と見えたその身体の内側には、醜怪な性器が、天狗の鼻のように屹立していた。

283無名草子さん:2001/02/05(月) 00:46
本郷「あれは 人間のクローン実験に使うつもりでいたんです。
   この実験が成功すれば世界征服も夢じゃないですからね」
そう言うと本郷はにやりと笑って見せた。
俺「ほ、本郷!おまえ、人がよさそうなふりして 裏で
  そんなことをたくらんでいたのか!!!」
284無名草子さん:2001/02/05(月) 01:03
そういうと俺はひょっとこの性器にむしゃぶりついた。
「レロレロレロレロレロレロ」
285無名草子さん:2001/02/05(月) 01:33
ひょっとこ「うぐぅ」
286無名草子さん:2001/02/05(月) 01:38
しかし、ひょっとこに快感を与えただけで、
何も起こらなかった。
287無名草子さん:2001/02/05(月) 01:56
「ちょっと待て! この展開は見覚えがあるぞ」
俺たちは時間の隙間に落ち込んでしまったのか、それともこれが、ひょっとこの力なのか・ ・ ・。
288無名草子さん:2001/02/05(月) 02:08
その時突然
289無名草子さん:2001/02/05(月) 02:11
「おかめさんと本郷さん、今回で出番はおしまいで〜す!」
「おめでとー。おめでとー」パチパチパチパチ・・・
ちっ、ディレクターにはかなわねえや。
290無名草子さん:2001/02/05(月) 02:12
悪夢のような
291無名草子さん:2001/02/05(月) 02:18
話だった・・・。
292無名草子さん:2001/02/05(月) 02:20
むしろ、ある意味至極現実的な・・・
293無名草子さん:2001/02/05(月) 02:21
それでいて、まろやかな
294無名草子さん:2001/02/05(月) 02:25
つくり話だったのだ!
295無名草子さん:2001/02/05(月) 02:29
俺は どんよりした気分で
「ちっ、作り話だったのかよ。道理で展開が妙だと思ってたぜ。
あーあ、せっかく探偵気分を味わえてたのに一気に興ざめだー・・・
今日は飲み明かすぜ!」 と つぶやいたのだった。
296無名草子さん:2001/02/05(月) 02:30
すると、そのとき!
おかめが大声でディレクターに怒鳴りつけた。
「ちょっと!いったいどういうわけぇ?
297無名草子さん:2001/02/05(月) 02:36
いったいどういうわけぇ?
いったいどういうわけぇ?
いったいどういう・・・・・・・・
いったいどう・・・・・・・
いったい・・・・
いっ・・

そこで目が醒めた。
夢だ。
夢の中のディレクター、あれは、あの男は・・・・・・・
298無名草子さん:2001/02/05(月) 02:37
「おめざめですか?」
その声に振り向けば、そこにはなんとしゃもじでご飯をよそっているアノ美少女が!
299無名草子さん:2001/02/05(月) 02:38
「き、君は・・・?」
「あら、お忘れですの?」
彼女は微笑んだ。
「私たち、夫婦になったんじゃないですか」
300無名草子さん:2001/02/05(月) 02:51
「えっと、あのあの」
俺がうろたえていると、彼女はおもむろに俺にすりよってきて、俺の一物をしゃぶりはじめた。
「レロレロレロレロ」
301無名草子さん:2001/02/05(月) 02:51
俺「うぐぅ」
302無名草子さん:2001/02/05(月) 04:21
脱糞の予感。
303無名草子さん:2001/02/05(月) 11:13
「たま、、たま、、そう、転がすように」
そして俺はウッと一言もらすと射精した。
と、同時に何もかもどうでも良くなってこうつぶやいた。
304無名草子さん:2001/02/05(月) 11:39
「・・・新婚旅行は熱海でいいか」
305無名草子さん:2001/02/05(月) 13:45
「スキーがいいわ。私をスキーに連れてって。」
306名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/05(月) 14:56
でもこの惑星に雪など降りはしないのだ。
307無名草子さん:2001/02/05(月) 16:52
俺は おかめにも そう言われた覚えがあるなぁと思いつつ、
人口雪が降るスキー場にいくことに決めた。
308無名草子さん:2001/02/05(月) 17:45
そんなわけで
俺と美少女はスキーへ新婚旅行に行くことに決めた。
309無名草子さん:2001/02/05(月) 17:49
は、そうだ、俺はまだ美少女の名前を聞いていなかったのだ!
以前聞こうとしたことがあったのだが
美少女は妙な男に変身してしまったせいで聞くことができなかったのだ。
俺は少女に再び聞いた。
「君の名前は何ていうの?」
310無名草子さん:2001/02/05(月) 18:02
美少女「私の名前は・・・

311無名草子さん:2001/02/05(月) 18:03
・・・・・・・・・・・・・

しばしの沈黙・・・。
312無名草子さん:2001/02/05(月) 18:04
俺は そのいやな沈黙の中で
前にもこういう展開があったなぁと思いながら
美少女の顔を見つめていた・・・。
313無名草子さん:2001/02/05(月) 18:09
そうだ、思い出したぞ!あのとき、この美少女は
不意に白目をむき、表情が一変させたのだ。
それはさながら悪霊が取り憑いたかのような急変で、
この少女の中から本郷が「おやっさん」と呼ぶあやしげな男が
出てきたのだった・・・。
きっとその男こそが真のひょっとこなんだ!!

・・・と、いうことはこの少女の正体もあの男・・?
は!と、いうことは俺はひょっとこと結婚したってことになって、今
あの夢とまったく変わらない状況にあるってことじゃないか!!

俺は そこまで推理すると背筋が凍りそうになった・・・。
314無名草子さん:2001/02/05(月) 18:09
俺は男と結婚したのかーーー!???
315無名草子さん:2001/02/05(月) 18:13
ん?待てよ・・・。
ひょっとこは新婚旅行は熱海がいいと主張していた・・・。
なのにこの美少女は熱海ではなくスキーに行きたいと主張している・・・!
「美少女=ひょっとこ(=おやっさん)」だとしたら 話が合わないじゃないか!
そうだ、きっと美少女とひょっとこは別人なんだ・・・。
俺は自分を安心させるために そう自分に言い聞かせた。
だが内心はビクビクものだった。
316無名草子さん:2001/02/05(月) 18:19
美少女「私の名前は・・・
317無名草子さん:2001/02/05(月) 19:37
田中真澄よ。」
318無名草子さん:2001/02/05(月) 19:50
俺「どこかで聞いたことのある響きだな」
319無名草子さん:2001/02/05(月) 22:04
「そう、どこにでもある平凡な名前よ。私は、名前のとおりの平凡な女なの」
320無名草子さん:2001/02/05(月) 22:14
俺は彼女が本当に平凡な女か確かめるべく
パンツを脱がせスカートの中に頭を突っ込んだ。

「なるほど確かに平凡に見えますねぇ。でもこれだけじゃ分からないな〜。
ちゃんと奥まで調べさせてもらいますよ?」
321名無し草子さん:2001/02/05(月) 23:57
田中は天井を見つめていた。彼女の目から涙が一筋頬をつたい床に落ちた。
彼はそれには気づかず、ただひたすら彼女の下半身と格闘していた。
322無名草子さん:2001/02/06(火) 00:18
俺は落ちてきた涙に気付いて我にかえった。
「・・・ごめん」
323無名草子さん:2001/02/06(火) 01:15
「いいの。私はあなたの奥さんだから、好きにしていいの」
窓の外には、神田川が流れていた。
324無名草子さん:2001/02/06(火) 01:19
どんな女だろうとかまわない、真澄と暮らしていこう。
俺はそう思い始めていた。

しかし今は、真澄が平凡な女かどうかを確かめることが先決だ。
俺は再び彼女の下半身を、舐めるように見渡した。たまにホントに舐めてみた。
325 無名草子さん :2001/02/06(火) 01:23
彼女のそれは磯の香りがした。
そうだ、福井に帰ろう。
326無名草子さん:2001/02/06(火) 13:02
俺は真澄は福井に向かった。
327無名草子さん:2001/02/06(火) 13:30
福井に到着すると、
なぜか おかめに出くわした!!
「な、なんでおまえが こんなところに!?」
328無名草子さん:2001/02/06(火) 13:31
おかめは
「あら、私がいちゃいけないっていうの?
あなたたち、結婚したそうね。おめでとう」
と、笑いながら声をかけてきた。
329無名草子さん:2001/02/06(火) 13:32
おかめと俺は なつかしさのあまり
昔であったときの話をし始めた。
それを横目で見ていた真澄は機嫌を損ねた様だった。
330無名草子さん:2001/02/06(火) 13:33
真澄「あなた、私というものがありながら
   おかめさんと談笑するなんて どういうつもりなの?」
331無名草子さん:2001/02/06(火) 13:33
どうやら真澄は嫉妬したらしい。
332無名草子さん:2001/02/06(火) 13:34
俺「真澄、嫉妬してくれてるのか。」
333無名草子さん:2001/02/06(火) 13:34
俺と真澄は いちゃいちゃし始めた。
すると今度は それを横目で見ていたおかめが
機嫌を損ねたようだった。
334無名草子さん:2001/02/06(火) 13:35
おかめ「何よ、何よ!!
    いっしょにスキーに行って混浴の温泉にまで入った私はそっちのけで
    こんな小娘と結婚するなんて信じられないわ!」
335無名草子さん:2001/02/06(火) 13:36
俺は おかめをなだめながら思った・・・。
「うーん、俺ってモテモテだなぁ・・・」
336無名草子さん:2001/02/06(火) 13:39
そんなことを思いながら周りを見回すと
『ひょっとこ』の面を被った男が立っていた。
「決して、怪しい者ではありませんよ。」男はそう言うと、
静かに月明かりに照らされた森の中を指差し、
「あすこに私共の宿があります。ご一緒にいかがです?」
と、丹後なまりの言葉で尋ねた。
337無名草子さん:2001/02/06(火) 14:55
『ひょっとこ』の股間は屹立していた。
俺は気分が悪くなった。
338無名草子さん:2001/02/06(火) 17:57
俺は気分が悪くなりすぎて その場に倒れてしまった。
倒れながら
「どうして真澄とおかめは平気な顔でいられるんだ・・・?」
・・・と思った。
339無名草子さん:2001/02/06(火) 19:39
俺は おかめと真澄に声をかけられて 深い眠りから覚めた。
どうやら気絶したあと一時間近く眠りつづけていたらしい。
340無名草子さん:2001/02/06(火) 19:39
俺「う・・・ここはどこなんだ?」
341名無し三十郎:2001/02/07(水) 00:43
「私たちのアジトへようこそ」
上の方から声がしたので、見上げると、鷲のレリーフの胸のランプが点滅していた。
「きみはここで改造人間として生まれ変わるのだよ」
342名も無き冒険者:2001/02/07(水) 02:09
こうして俺はひょっとこになった
343無名草子さん:2001/02/07(水) 03:01
怪奇ひょっとこ男(?)の得意技はとがった口から吐く2200度の炎。
鳴き声は「ファ〜イヤ、ファ〜イヤァ」(声、市川治)

それにしても、結局仮面ライダーから切り離せないのね、この「小説」(藁
344無名草子さん:2001/02/07(水) 11:24
普段の俺はその口から吐く炎を
使った大道芸人
だが一度ひょっとこのお面をかぶると・・・
345無名草子さん:2001/02/07(水) 13:51
なんと・・・
346無名草子さん:2001/02/07(水) 14:23
まるで・・・
347無名草子さん:2001/02/07(水) 15:00
ステゴサウルスのような怪獣(恐竜?)になるのだった。
348無名草子さん:2001/02/07(水) 16:00
しかし、ひょっとこの面を逆にかぶると、
丁髷を結った、八丁堀同心にすら変身する、
変態動物になってしまった。
349無名草子さん:2001/02/07(水) 17:44
えー、つまり簡単にまとめると、

俺は「怪奇ひょっとこ男」という改造人間にされてしまい、
その状態だと とがった口から2200度の炎をはくことができる。
そして その際の鳴き声は「ファ〜イヤ、ファ〜イヤァ」(声、市川治)

そして、ひょっとこのお面をかぶるとステゴサウルスになり、しかも
ひょっとこの面を逆にかぶると丁髷を結った、八丁堀同心にすら変身する、
変態動物になってしまう、ということだ。
350無名草子さん:2001/02/07(水) 17:46
俺は そこまで考えると
「俺ってもはや人間じゃないじゃん」と思った・・・。
351無名草子さん:2001/02/07(水) 17:51
いつもはプラス思考な俺だが、
さすがにここまでくると落ち込み度はピークに達した。そして
何がなんでも 俺をこんな姿にした鷲のレリーフの声の正体を暴き出し、
世のため人のために殺さなくては・・・!と思ったのだった。
352無名草子さん:2001/02/07(水) 20:32
しかし・・・。
353無名草子さん:2001/02/07(水) 21:44
いったい、俺を改造した男は誰なんだ・・・?
俺には手がかりも何もないじゃないか。

俺は再び不安になった。
354無名草子さん:2001/02/07(水) 21:51
・・・そういえば俺は真澄&おかめと共にひょっとこを見て気絶してしまい、
気づいたときには あのレリーフ男のアジトにいたんだ・・・!
そして その直後に改造人間にされてしまった。

ん・・・?
確か俺は おかめと真澄に声をかけられて 深い眠りから覚めたんだった!
ってことは おかめと真澄もレリーフ男とグルだったってことか?


355無名草子さん:2001/02/07(水) 22:24
俺は 精神的に追い詰められるあまり、
何もかもが敵に見えるようになっていた。
356無名草子さん:2001/02/07(水) 22:32
俺は走った。
357無名草子さん:2001/02/07(水) 23:04
走りながら、我知らず叫んでいた。
「ファ〜イヤ、ファ〜イヤァ!」(声、市川治)
358無名草子さん:2001/02/07(水) 23:20
と、そこに現れたのが
359真・スレッドストッパー:2001/02/07(水) 23:22
書けませんよ( ̄ー ̄)ニヤリッ

360無名草子さん:2001/02/07(水) 23:44
しかし、俺は其奴をかわして走り続けた。
「走れ!走るんだ!」
361無名草子さん:2001/02/07(水) 23:52
平将門の時代、遠州美保の松原の浜に一人の女、おときがやって来た。
おときは服を脱ぐと泳ぎ始める。
浜の漁師、づくが木にかけられている女の服を見つけ、その見たこともない衣服に見とれ、自分のもの
にしようとする。
それに気づいたおときは服を返してくれるよう頼む。
遠い空の国から来たというおときの話しに、づくはおときを何でも
願いをきいてくれるという天女だと思い
こみ、3年間だけ一緒に暮らすという願いをきいてくれたら服を返すと言う。
こうしておときは3年の間だけ暮らすことになった。
時がたちいつしか情も通うようになった二人の間には子供も生まれ、3年が経った。
このまま暮らすか去るか迷うおときであったが、そんな時、いくさの徴用でづくが兵隊に取られそうにな
る。
おときはしまっていた服を都からの使いに差し出し、づくを見逃してくれるよう懇願する。
づくは、おときが止めるのも聞かず、服を取り返しに行く。
それから更に1年、おときはづくの帰りを待ち続けたがづくは帰って来なかった。
おときは千5百年の未来から来た未来人であった。
未来の戦争で孤児となり収容所に閉じこめられていた時、目の前に火の鳥が現れ、好きな所に連れて
362無名草子さん:2001/02/08(木) 00:34
と、どこからかTVの音が聞こえてきた。
音のなるほうへと走るとそこにはTVを見ながら談笑している
おかめと真澄の姿があった。
363無名草子さん:2001/02/08(木) 00:40
結局、俺は何がしたいのだ?誰か教えてくれ!
と心の中で叫んだ。
364無名草子さん:2001/02/08(木) 00:52
前回までのあらすじ
(カッコイイ口調で)
「怪人ひょっとこ男、《俺》は、改造人間である。
彼を改造したヒッキーは、世界制覇を企む悪の秘密結社である。
ひょっとこ男は、人間の自由のためにヒッキーと戦うのだ!」
365無名草子さん:2001/02/08(木) 00:54

どこからか声が聞こえる。

「ひょっとこ男よ、お前を改造したのは、秘密結社ヒッキーのゴルァ大佐だ」
366無名草子さん:2001/02/08(木) 01:26
「そ、そいつにはどこに行けば会えるんだ?」
俺は姿なき声に向かって叫んだ。
あ、「ファ〜イヤ、ファ〜イヤァ」って入れればいいの?(笑)
367無名草子さん:2001/02/08(木) 01:30
ちょっと待て、改造したのは眞澄とおかめだろう?
誰かが情報を混乱させようと企んでいる奴がいる!
それもヒッキーの仕業なんだろうか?
368無名草子さん:2001/02/08(木) 03:07
そうとも。
どこからか声が聞こえるとか書いているが、俺のまわりには
テレビを見ているおかめと真澄くらいしかいないじゃないか。
問題は、ふたりのどっちがゴルァ大佐なのかだ、ゴルァ!
369無名草子さん:2001/02/08(木) 04:49
この際、後腐れのないように二人とも殺しちまうか
そして本郷と駆け落ちしよう
そう決意した俺は
テレビを見ているおかめと真澄の背後にそっと忍び寄った
370無名草子さん:2001/02/08(木) 12:24
俺はバッドをかまえた。
「うぉりゃ!」
371無名草子さん:2001/02/08(木) 12:30
が、真澄とおかめは俺に気づいていたらしく、
俺が殴り殺そうとした瞬間に
瞬間移動でテレビの上に移動していたのだった。
俺「なっ、なにぃ!」
372無名草子さん:2001/02/08(木) 12:31
瞬間移動だと・・・?
しかも あんなに小さいテレビの上に
どうやって大人の女が二人も立っていられるんだ!?

俺は困惑した。
373無名草子さん:2001/02/08(木) 12:36
そうだ!こいつらのうち どちらかが
俺を改造した秘密結社のゴルァ大佐なんだぞ!
人を改造人間にすることができるほどの技術を持つ人間が
瞬間移動できたって何ら不思議はないじゃないか!

と納得した俺は、再び身構えた。
俺「やい!貴様らのどっちかがゴルァ大佐だってことはわかってるんだ!
  無駄な抵抗はやめておとなしく殺されてくれ!」
374無名草子さん:2001/02/08(木) 12:46
おかめ「あらぁ、怪奇ひょっとこ男さんじゃないの。
    久しぶりね。
    いかにも私がゴルァ大佐よ。」

真澄「そして私がゴルァ大尉よ。」
375無名草子さん:2001/02/08(木) 12:48
なにぃ!二人とも秘密結社ヒッキーの回し者だったのかぁ!!
376無名草子さん:2001/02/08(木) 12:56
驚いているひまはない!
こいつらを殺すんだ!

俺は とがった口から2200度の炎をはいた。
「ファ〜イヤ、ファ〜イヤァ」(声、市川治)
377無名草子さん:2001/02/08(木) 13:08
おかめ(=ゴルァ大佐)は すかさず消火器を取り出して
俺の口めがけて二酸化炭素を放出した。
そのせいで炎はまたたく間に消えてしまった!
「やっ、やばいっ!!」
俺がひるんでいるすきに 真澄(=ゴルァ大尉)が俺の背後に回り、
うしろから俺の手をつかんだ!!
真澄の力は驚くほど強く、俺は身動きがとれなくなってしまった。

おかめは
「せっかく改造人間にしてあげたっていうのに、
そんなに恨みを持たれるなんて計算外だったわ。」と言い、
俺の口に火薬が入った袋を取り付けたのだ!
今度俺が炎を吐いたら 火薬で顔がふっとんでしまうだろう。
何て悪賢くて冷酷なやつなんだ、ゴルァ大佐めぇ・・・。
俺はいっそう恨みをつのらせた。
378無名草子さん:2001/02/08(木) 13:11
俺はひょっとこの面を足で取り出し、顔につけた。
すると俺の体は瞬く間に変化し、
ステゴサウルスになった。
俺は全速力で逃げ出した!!
379無名草子さん:2001/02/08(木) 14:24
俺の目からは、ただ涙が音もなく頬をつたって落ちた。
380無名草子さん:2001/02/08(木) 16:00
「なぜ、なぜ俺は........
381無名草子さん:2001/02/08(木) 18:16
と、その時
俺の頬を銃弾がかすめた
警官が俺に向けて拳銃を構えている
そうだ今、俺はステゴサウルスの姿なんだ
泣いている場合じゃない
382無名草子さん:2001/02/08(木) 19:14
「な、なぜ俺は こんな目にあわなきゃいかんのだぁー!」
俺は そう叫びながら
ひょっとこの面を逆さにかぶった。
383無名草子さん:2001/02/08(木) 19:16
俺は丁髷を結った、八丁堀同心に変身したのだった。
384無名草子さん:2001/02/08(木) 19:50
突然 ステゴサウルスから 丁髷を結った八丁堀同心に変身した俺を見て
警官は 震え上がった。そして警官は
「ETだ!こいつは地球を侵略しに来たエイリアンに違いない!」
・・・と叫んだのだった。
くそっ、なんで俺が侵略者扱いされにゃならんのだ!
侵略者はゴルァ大佐ことおかめと ゴルァ大尉こと真澄じゃないか!!!
だが そんなことを言っても信じてくれないに違いない・・・。
俺はつくづく自分の身の上をのろった。それと同時に
おかめ&真澄に対する恨みも よりいっそう つのっていくのだった。
385無名草子さん:2001/02/08(木) 19:51
俺はひょっとこの面を取り外して
怪奇ひょっとこ男の姿に戻り、
木陰に隠れて難を逃れた。

「ふぅー、あぶないあぶない。もう少しで殺されるところだったよ」
386無名草子さん:2001/02/08(木) 20:55
と、その時後ろに誰かの近づく気配がした!
387無名草子さん:2001/02/08(木) 21:33
本郷「やあ」
388無名草子さん:2001/02/09(金) 12:08
諸君は、この青年を覚えているだろうか。
敵を追ってヨーロッパへと渡った、仮面ライダー1号こと本郷猛であった。
389無名草子さん:2001/02/09(金) 12:49
だけど、今ではすっかり船橋オートに入り浸る
身分にまで落ちぶれていた。
ああ、助かった。
スラン・・・
本郷猛は仮面ライダーであるとともに居合道の
達人でもあるのだ。
だが、いまやその剣の切先は間違いなくこちらを
向いている。
本郷「おまえを・・・斬る!!」
本郷は殺しの以来を引き受けていた。
殺し、報酬を受け、質草のベルトを取り戻すがために。
390無名草子さん:2001/02/09(金) 13:12
本郷は、変身ベルトを質に入れているので、仮面ライダーに変身することができないのだ。
ライダー最大のピンチ!
しかしそれ以上にひょっとこ男の俺はピンチだった!
391名無し:2001/02/09(金) 13:15
「こんなとこにいたわ」
その声に振り向くと、なんとなんと、ゴルァ大佐のおかめと、ゴルァ大尉の真澄が追いついてきた。
うわー!マジでやばいよやばいよ!
392無名草子さん:2001/02/09(金) 13:58
俺は震える声で ゴルァ大佐とゴルァ大尉に向かってこう叫んだ!
「おい!おかめ!真澄!俺たちは無二の友だったはずだ。
今までのことはすべて水に流して またいっしょにスキーに行こう。
俺とおまえたちなら すてきな旅行ができるはずさ!」

・・・そう、俺はおかめと真澄の情を引き出して
彼らが感涙しているすきに殺そうと考えたのだ。

うーむ、しかし このやりかたは 我ながら
どっちが正義の味方なんだかわからんような姑息な手だ。
でも俺にはもうこれしか方法が思いつかなかったのだ。
393無名草子さん:2001/02/09(金) 14:47
しかたがないので、俺はおかめのマァムコをなめてみた。

おかめ「あふぅ」
おかめは味方になった。
394無名草子さん:2001/02/09(金) 15:33
そして後ろから金属バットで殴りつけた。
おかめ(ゴルァ大佐)に瀕死の重傷を負わせる事に成功した。
俺「クックック・・・馬鹿なやつめ」
395無名草子さん:2001/02/09(金) 15:49
おかめ「フフッ、どうやら本気を出さないといけないようだわ」
真澄「・・そのようね」

二人は何やら怪しげなポーズをとり、そして叫んだ。

おかめ&真澄「フュージョン!!」
396無名草子さん:2001/02/09(金) 18:14
ゴルァーズは合体して、セクシーな中年紳士になった。
「ボンジュール、岡め田真澄です」
397無名草子さん:2001/02/09(金) 18:40
はっくしょーん
398無名草子さん:2001/02/09(金) 20:00
ぶべっ ぷぷぷ
399無名草子さん:2001/02/09(金) 20:18
文字にするとわずか数行だが、上の2行で激しい闘いがあったことがおわかりであろう。
400無名草子さん:2001/02/09(金) 20:23
闘いは終わった・・・・。
俺はゆっくりと目を開けた。
401無名草子さん:2001/02/09(金) 20:34
そしてまた眼を閉じた。
402無名草子さん:2001/02/09(金) 22:18
再び目を開けた。
403無名草子さん:2001/02/09(金) 22:18
そしてまた目を閉じた。
404無名草子さん:2001/02/09(金) 22:24
再び目を開けたとき、
そこには異様な景色が飛び込んできた。
なんと、本郷が仮面ライダーブラックこと南光太郎と抱き合っていたのだ!
本郷の本命は この若い青年だったのか・・・!
俺は敗北感をかみしめた。
405無名草子さん:2001/02/09(金) 22:32
さっきの戦いをごくごく簡単に説明すると、だ。
実はゴルァーズの完全体のセクシーな中年紳士、岡め田真澄は
ものすごいパワーを持っており、俺は簡単に やっつけられてしまった。
まだ改造人間の手術直後だった俺は 体が思うように動かせず、
しかも手術の拒絶反応まで出てきてしまったのも敗北の原因だったかもしれない。

俺が岡め田真澄に 再び改造人間の実験台としてアジトにつれてかれそうになったとき
助けてくれたのは、何と驚くことに本郷だった。
406無名草子さん:2001/02/09(金) 22:40
本郷は俺の命を狙っていたので、
岡め田真澄に俺を連れ去ってもらっては困るらしかった。
だが、俺にしてみれば おかめ(ゴルァ大佐)と真澄(ゴルァ大尉)に連れ去られれば
改造人間としてまた奇妙な姿に変えられてしまうだろうし、
本郷に連れ去られれば 殺されるのだ。
どっちにしろ、命の危険なのだ。
が、俺はゴルァーズに抱かれて死ぬよりは 本郷に抱かれて死にたかったので、
本郷が俺を連れて逃げてくれたとき、心底うれしかった。
407無名草子さん:2001/02/09(金) 22:45
なのに・・・!あぁ、なのに!
本郷ってやつは あろうことか俺が見ている前で若い男と抱き合っているじゃないか!

俺は この南光太郎とかいう男を憎悪した!
408無名草子さん:2001/02/09(金) 22:54
と、そこに、またもや おかめ(ゴルァ大佐)&真澄(ゴルァ大尉)がやってきた!
「やっと見つけたわよ、怪奇ひょっとこ男さん!」
チッ、何でこいつらは すぐに俺の居場所を突き止めることができるんだろう!?
よほど改造人間の人体実験がやりたくてしかたないらしい。

だが冗談じゃない!何度も繰り返すが、俺はやつらのせいで普段は怪奇ひょっとこ男、
んでもってひょっとこの面をかぶるとステゴサウルスに変化し、
ひょっとこの面をさかさにかぶると丁髷を結った、八丁堀同心に変化するという
完璧に変態な動物になってしまったのだ。
これ以上おかしな姿にさせられたら もう生きていけない!
409無名草子さん:2001/02/09(金) 23:18
だが俺は改造人間の手術の拒絶反応のせいで
体に力が入らないばかりか、熱まで出てきてしまった。
そんな俺を見たおかめ&真澄は
「拒絶反応に効くお薬がアジトにあるのよ。おとなしくついてらっしゃいな」
などと甘い誘い文句で俺を誘惑してきた。
410無名草子さん:2001/02/10(土) 00:22
「そうはさせじ!」
いきなり本郷が割り込んできた。しかも古文法でだ。
一体どこに修行に行っていたのやら。
411無名草子さん:2001/02/10(土) 00:24
仮面ライダーブラックこと南光太郎の正体は、ヒッキーの最高幹部、ブラクラ将軍だった!
412無名草子さん:2001/02/10(土) 00:28
ああ、またわけわからんのが出てきた。
無駄にスレ立てている厨房みたいだ・・・。
413無名草子さん:2001/02/10(土) 00:36
ブラクラ将軍は、無駄にスレを立てている厨房だった!
414名無しさん@そうだドライブへ行こう:2001/02/10(土) 00:39
仲良く暮らしましたとさ
めでたし、めでたし
415無名草子さん:2001/02/10(土) 00:48
>>413
ブラクラ注意
416無名草子さん:2001/02/10(土) 00:49
という声がしたので振り向くと、
417無名草子さん:2001/02/10(土) 01:08
そこには、ひろゆきが立っていた。

ひろゆき「このスレ、そろそろ終わらせませんか」
418無名草子さん:2001/02/10(土) 01:58
ちっ、管直人にはかなわねえや。

というワケで、突然だがこの話は終わる。
なお、一両日中には、構想も新たに「●みんなで小説つくりましょうpart2●」スレッドが
立てられる予定なので、これからはそちらでお楽しみください。

ひょっとこ男
419無名草子さん:2001/02/10(土) 02:00
「おっと忘れてた」
俺は、ひょっとこのお面を取り出して、逆さにかぶり、
丁髷を結った、八丁堀同心に変身してこう言った。

「これにて、一件落着」
420名無しさん@そうだドライブへ行こう:2001/02/10(土) 02:10
のび太は夢から覚めた
すべて夢だったのだ
421無名草子さん:2001/02/10(土) 03:54
さぁて今日も朝からしずかと一発やるか
422無名草子さん:2001/02/11(日) 17:12
と思ったが、身体が動かない!
「なぜなんだ!」とのび太は思い、身体を見回すと、なんと、
ロープで縛られていて、しかも、どこかのホテルだった!

「なぜ、僕がホテルに?どこのホテルなんだろ?」
のび太が独り言を言ったとき、セクシーな女性の影が見えた。

「おはよう。のび太君。びっくりした?ここは、あるホテルなのよ。
それじゃぁ、自己紹介するわね。私は藤原紀香。」
「私は小池栄子」
「あたしは吉田里深。よろしくね。」

のび太はこの3人の名前を聞いたとき、下半身がとても熱くなるのを感じた。
(あ、あの3人と、パ、パイズリができる!)
そう思ったとき、栄子がのび太のズボンとパンツを下ろして、フェラチオを始めた。

(う、あぁー、気持ちいい、さ、最高だぁー。)
423無名草子さん2:2001/02/11(日) 17:22
栄子は素晴らしいテクニックでのび太のペニスをしゃぶっている。
「栄子、私にもしゃぶらせて。」
栄子の横に紀香が来て、ペニスを横取りした。

(こ、今度はふ、藤原紀香!)
紀香もフェラテクはすごい。さすが、他の2人とは違った。

(い、いきそう!)
のび太がそう思ったとき、紀香はフェラをやめ、のび太の両手を
縛っていたロープを外した。

「のび太君、里深のあそこをなめて。栄子は里深のおっぱいをなめて。」

次第に女たちの甘酸っぱい匂いが、辺り一面にかすかに漂ってきた。


424無名草子さん3:2001/02/11(日) 17:35
と、そこへ、ちょんまげを結った奇妙な男がいきなり入ってきた。

「おぬしら、いったい何をしておるのじゃ!あ、まぐわいか!
この徳川家康にもやらせろ!」
と、いきなり、藤原紀香をレイプ!家康の巨根に紀香は次第にあえぎ
始めた。

「いいわ、家康さん、そこ、あぁ、紀香イク・・・」

紀香はあっという間にいってしまった。
紀香の身体から離れた家康はいきなり、栄子をバックから突き始めた。

「きゃ、誰?いやぁーん、もう、あ、いいわ、そこよ・・・」
家康の戦場で鍛えた身体は、栄子の身体を組み敷く。巨乳をもみながら、
家康は栄子のうなじを攻める。
(今日は女の関ヶ原じゃ!)
425名無し草子さん:2001/02/12(月) 00:46
その頃・・魚屋定吉は実母から「あんたは権現様のご落胤なのだよ・・」
という衝撃の事実を聞かされていた!
426無名草子さん:2001/02/12(月) 14:34
だが、定吉はご落胤という言葉の意味を知らなかった。
定吉「かーちゃん、烙印ってなぁに?」
427無名草子さん:2001/02/12(月) 14:35
 すると そこに
何と、かの有名な怪奇ひょっとこ男も侵入してきた!
428無名草子さん:2001/02/12(月) 14:35
ひょっとこ男「ん?」
429無名草子さん:2001/02/12(月) 14:42
ひょっとこ 「不義者みーっけ」
430無名草子さん:2001/02/12(月) 15:01
ト、ト、ト、トツゲキー
431無名草子さん:2001/02/12(月) 15:12
2ちゃんねるBBSノベル
「ぺログリ娘と一物さん」
第1章
「MOVE」
432無名草子さん:2001/02/12(月) 16:10
どうやら新しい章が始まったようだ。
433無名草子さん:2001/02/12(月) 16:12
都会から遠く離れた杉沢村には・・・
434無名草子さん:2001/02/12(月) 16:15
「ペログリ娘」こと山田智子が住んでいた・・・。
435無名草子さん:2001/02/12(月) 16:43
山田智子は
杉沢村で豆腐屋をしている父親と
幼稚園保母さんをしている母親を持つ、
ごく普通の少女だった。
436無名草子さん:2001/02/12(月) 16:47
が、実は彼女の正体は・・・
437無名草子さん:2001/02/12(月) 17:20
地球の平和を守る「菜の花レンジャー」だったのだ!!
彼女の特徴は語尾に必ず「♥」がはいること!

そう、たとえば「うふーん♥」といった具合いだ。
438無名草子さん:2001/02/13(火) 13:02
|
|
|⌒うふーん♥
|冫、)
|` /
| /
|/
|

そう、こんな風に自作のイラストに書くぐらい「うふーん♥」大好き
正義の使者なのだ!
「今日も杉沢村の平和を守るけん♥ロケットボーイ出動よ♥」

439無名草子さん:2001/02/13(火) 14:33
耳をつんざくような爆音と、赤血球が吹き出るような地響きがあたりを
締め付ける。
440無名草子さん:2001/02/13(火) 14:46
どうやら杉沢村侵略目的のために
火星人がUFOに乗ってやってきたようだ。

が、UFO運転係のトニーは まだ新米だったため、着陸に失敗してしまい、
UFO地面にまっさかさまに墜落、炎上したのだった。
441無名草子さん:2001/02/13(火) 14:48
|
|
|⌒うふーん♥
|冫、)
|` /
| /
|/
|

菜の花レンジャー智子は、墜落音も何のその、
まだ自作のイラストを書きつづけていた。

智子「私って絵がうまいわん♥」
442無名草子さん:2001/02/13(火) 15:27
絵を書いている智子の頭上に、トニーが落ちてきた!

智子「何事なの♥?」

443無名草子さん:2001/02/13(火) 16:25
♪ちゃっちゃっちゃ ちゃちゃっちゃっちゃ ちゃちゃちゃ

トニー「あんたのお名前なんてーの!!」

智子「山口智子と申します♥」
444無名草子さん:2001/02/13(火) 17:15
二人は目が合った瞬間、恋に落ちました。

トニー「なんてかわいい人なんだ、智子ちゃん!」
智子 「あんたこそ素敵だわ♥ 私、やまだかつて あんたのように
    触角が生えた人間、見たことなくってよ♥」

二人は手を取り合って めぐり合えた喜びに酔いつつ
神様に感謝するのでした。
445無名草子さん:2001/02/13(火) 17:50
地球の平和を守る責務を背負った「菜の花レンジャー智子」と、
地球侵略のために杉沢村にやってきた「火星人UFO操作係トニー」。
そう・・・、愛し合う二人は敵同士でもあるのだ!
446無名草子さん:2001/02/13(火) 17:50
智子「運命は残酷すぎるわ、トニー♥」

447無名草子さん:2001/02/13(火) 21:28
そんな智子とトニーの所に
火星人Aがやってきた。
火星人A「トニー、国へ帰るぞ」
448無名草子さん:2001/02/13(火) 22:00
智子「トニー!行かないでぇー♥♥♥」

トニーは仲間を選ぶか、恋人を選ぶか、という究極の選択を迫られた。
10秒後、彼の出した答えは・・・
449無名草子さん:2001/02/13(火) 22:21
と、とりあえずフェラだけでも・・・。
450無名草子さん:2001/02/13(火) 22:38
「カーット」監督は激怒した。
「449は退場!」そのあまりの剣幕に449は汁をこぼしてしまった。
451無名草子さん:2001/02/13(火) 22:48


とても参考になるとおもいますよ。


http://www11.u-page.so-net.ne.jp/cb3/lama/index.htm
452無名草子さん:2001/02/14(水) 11:14
理想的な墓地
○ 墓地の向き
 墓地と自宅との位置関係や墓石の向きは、先祖の成仏にほとんど関係しない。しかし墓石に日光が当たる場所が望ましい。

○ 墓地周辺の地形
 ガケの横に位置する所など、水はけの悪い場所は避けた方がよい。水はけの程度を調べるために、購入前、雨が降る日にそこを訪れてみるのも良いでしょう。水はけの悪い墓地の場合、骨壺に水が溜まる危険性がある。また、山の頂上に、ぽつんと祀られている場所は避けた方がよい。

○ 墓地の地質
 新しい通常の赤土が望ましい。ガレキやゴミなどが含まれる不浄な土は避けた方がよい。また以前、誰か(動物も含む)が祀られていた場所を、新たに整地した墓地は、遺骨などが残っている可能性があるので避けた方がよい。

○ 墓地の周囲の環境
 騒がしい場所、ビルの谷間、臭い場所、うっそうと茂った木々の近くは避けた方がよい。大きな木の近くの墓地の場合、木の根が墓石の中に入り込み、墓石や骨壺を壊す危険性がある。

「これは参考になる、よし。僕たちは一度死ぬことにしよう!!
そうしたら、誰も邪魔なんかできないさ!」
「私、心中はいや♥」
「違うよ、お墓を立てるんだよ。そうしたら、みんな氏んだんだと思うだろ?」
「すてきよトニー♥♥♥」
智子はトニーに抱きついた。
「じゃあ私、タージマハールよりすごいのがいいわ♥♥♥」
453名も無き冒険者:2001/02/14(水) 11:36
こうして二人の墓作りのために
世界中の老若男女がかり出され
壮大な墓地が作られることになった
後に言われる智子の役である。
454無名草子さん:2001/02/14(水) 13:30
完成した墓地はタージマハルもびっくり、
まるでベルサイユ宮殿のような墓地だった・・・。
455無名草子さん:2001/02/14(水) 13:33
智子「すごいわ、トニー♥今日は雪が降るわね♥♥♥」


456無名草子さん:2001/02/14(水) 14:10
「さっきまで降ってたけど、もう晴れてきたよ。」
457無名草子さん:2001/02/14(水) 14:15
雪の内訳は以下のとおりである。
スペースコロニー6個
人民200000人
小惑星型要塞2つ
先頭兵器25種
UFO43個
瞬間転移扉
羊55頭
宗兄弟
土星

458無名草子さん:2001/02/14(水) 15:32
「私のお墓に、あれがほしいわ♥」
智子が、ひときわかっこいいUFOを手に取ろうと
したときであった。
459無名草子さん:2001/02/14(水) 23:00
どこからか、フルートを吹く音が聞こえた
460無名草子さん:2001/02/14(水) 23:02
♪ブンチャチャ、マガーグ探偵団
♪鼻のウィリー、記録のジョーイ、頭脳のブレインズ、木登りおてんばワンダちゃんで〜す。
♪そして我らがガキ大将、ジャック・マガーグ ブンチャッチャ
♪ダガジグダガジグ、ブンチャッチャ
461無名草子さん:2001/02/14(水) 23:12
この時の記録のジョーイの記録によれば、地上一面
まるで、一枚のフレスコ画のように綺麗であったという。
_____芝漁太郎 著「街道でイクZ」
462無名草子さん:2001/02/15(木) 01:22
「マガーグ探偵団」は、トニーと智子に召し抱えられた。
463無名草子さん:2001/02/15(木) 20:50
トニーと智子はマガーグ探偵団に
火星人の行動を探索し、尾行するように言いつけたのだった。
464無名草子さん:2001/02/15(木) 20:52
が、火星人は勘が鋭く、
何かというとすぐにテレポートしてしまうので
肝心なことは何一つつきとめれらなかった。
465無名草子さん:2001/02/15(木) 20:53
智子「トニー、このままじゃ火星人に地球が侵略されちゃうわ。」
トニー「そうだね・・・それはなんとしてでも防がなきゃな。
    もし地球が侵略されたら僕らのベルサイユ宮殿も
    没収されてしまうかもしれないからね。」
466無名草子さん:2001/02/15(木) 20:56
智子は歌う。

♪誰かに とられる
      ぐらいなら♪♪あなたを 殺して いいですか♪

467無名草子さん:2001/02/15(木) 20:57
智子「あなたは 元火星人UFO操作係だったんでしょう♥
   じゃあ何か知っているんじゃないの♥?」

トニー「いや、僕は下っぱだったから何も知らなかったんだ・・」

智子「んもう、だめな人ねぇ♥」

トニー「いやぁ、僕ってほら、何をやるにも失敗するから
    誰にも信用されてなくてさー」

智子「そのへんのことは よーくわかってるわ、トニー♥」

468無名草子さん:2001/02/15(木) 20:58
こうして二人の馬鹿ップルの夜はふけていくのであった・・・。
469無名草子さん:2001/02/15(木) 21:04
翌日、智子はマガーグ探偵団の団長である「ピコ・寺・ミランドラ」を
呼び寄せて、近況報告をさせた。
ミランドラの報告によると
火星人は 地球に巨大な地下都市をつくり、さらには
その高度な技術でもってワープゾーンをつくって
自分の星と簡単に行き来ができるようにしたいらしかった。
470無名草子さん:2001/02/15(木) 21:06
智子「まぁっ!ワープゾーンですって。それはすごいわ。
   スターゲートの世界みたいだわ。」

智子は興奮した・・・。
471無名草子さん:2001/02/15(木) 21:07
興奮のあまり痙攣した・・・。
472無名草子さん:2001/02/15(木) 22:12
そして そのまま動かなくなった・・・。
473無名草子さん:2001/02/15(木) 22:13
翌日 智子の葬儀がしめやかに行われた。。。
474無名草子さん:2001/02/15(木) 22:15
その葬儀には なんと おなじみ怪奇ひょっとこ男まで現れた。
ひょっとこ男は トニーの泣き顔を見ながら
「俺が主役だったころを思い出すぜ」
・・・と つぶやいた。
475無名草子さん:2001/02/15(木) 22:33
その後、主役の智子が死んでしまったため 再びひょっとこ男が
主役に抜擢されたのだった。
こうして改造人間ひょっとこ男は
自分を改造したゴルァ大佐+火星人を殺さなくてはいけなくなった。

ひょっとこ男「敵が増えたな、本郷」
 本郷 猛 「そうだな、同志。」

いつのまにか二人は大の親友になっていた。
476無名草子さん:2001/02/15(木) 22:36
だが、前にも書いたとおり、本郷は
変身ベルトを質に入れているので、
仮面ライダーに変身することができないのだ。
477無名草子さん:2001/02/15(木) 23:21
わ、ひょっとこ男と本郷だ。懐かしーッ!!
478無名草子さん:2001/02/16(金) 00:49
と、おかめは呟いた。
479無名草子さん:2001/02/16(金) 01:37
「ちょっと待ったぁ」
480名無しは無慈悲な夜の女王:2001/02/16(金) 01:48
その時、
481無名草子さん:2001/02/16(金) 01:49
という声に振り向くと、そこには・・・。
482無名草子さん:2001/02/16(金) 01:54
「チッチッチ、その葬式はおかしいぜえ」
「お前は誰だ?」
「ズバっと参上、ズバっと契約、さすらいのヒーロー、保険外交員の早川健です」
483無名草子さん:2001/02/16(金) 03:41
また特撮ネタ?
特撮板逝けば?
うふーん?
484無名草子さん:2001/02/16(金) 11:46
智子の作戦が成功した。
その名も死んだ振り作戦!!
「あなたたち、そろそろ乱入してくる予感がしたの
だって、あなたたち、火星人だもん♥」
よく見ると、今まで気にも止めなかったが本郷たち特撮
メンの額には「マーズ」と刻まれているし何か赤いし、
タコ足だったのだ!?
「火星人のみなさん、かえってね♥」
智子の攻撃!!
アップセッティング♥♥♥
(ヽ・-・)ヽ┳━┳ ┳━┳ ┳━┳
えい&#9829;(ノ>_<)ノ==================================┻━┻
えいっ&#9829;ノ>_<)ノ==============================================┻━┻
どりゃあああああ&#9829;&#9829;&#9829;
(ノ≧皿≦)ノ&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;)))┻━┻


485無名草子さん:2001/02/16(金) 13:23
智子の無差別攻撃によって
すべての火星人(トニー含む)と地球人が死んだ・・・。
地球には智子と保険外交員の早川健、
そしてひょっとこ男と本郷が生き残ったのだった・・・。
486無名草子さん:2001/02/16(金) 13:25
保険外交員の早川健は智子にしかりつけた。
「おい、そこの少女!地球を滅ぼすなんて君はなんて悪い子なんだ!」
487無名草子さん:2001/02/16(金) 13:31
智子「あら、おかしいわねん&#9829; 早川さんはどうでもいいとして、
   火星人のひょっとこ男さんと
   本郷さんは殺したはずだったのに、どうして死なないのかしら&#9829;。
   あ、そっか、きっと改造人間になったから
   防御力もアップしてるのね。じゃあ今度こそ容赦しないわよ&#9829;」
智子は再び攻撃を開始した・・・。

智子の攻撃!!
アップセッティング&#9829;&#9829;&#9829;
(ヽ・-・)ヽ┳━┳ ┳━┳ ┳━┳
えい&#9829;(ノ>_<)ノ==================================┻━┻
えいっ&#9829;ノ>_<)ノ==============================================┻━┻
どりゃあああああ&#9829;&#9829;&#9829;
(ノ≧皿≦)ノ&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;&#9829;)))┻━┻

智子の容赦ない攻撃で ひょっとこ男と本郷はついに息絶えた・・・。
488無名草子さん:2001/02/16(金) 13:32
こうして地球に存在する人類は
智子と早川健のみとなってしまったのだった・・・。
489無名草子さん:2001/02/16(金) 13:33
智子「ちょろいわん&#9829;」
490無名草子さん:2001/02/16(金) 13:51
早川「ん?どうなってるんだ、こりゃ?」
491無名草子さん:2001/02/16(金) 13:51
早川健は
今自分が置かれている状況が
いまいちよくわかっていない様子だった。
492無名草子さん:2001/02/16(金) 14:18
「はにゃ?だれもいないのにょ?」
後頭部にちゃぶ台の足の破片がザックリ刺さったおかげで
口調が変わってしまった早川は、誰もいない街にと踊り出た。
「こ、こ、これは!?やったードラクエごっこができるにょ!!」
喜べば 喜びごとが 喜びに 喜び勇んで 喜びに来る
まさに、その詩のような状態に陥った早川は脱兎のごとく
走った。
「首相官邸をがさいれにょ!!」
493無名草子さん:2001/02/16(金) 20:05
智子は重大なミスをしたことに気がついていなかった。
地球上に智子と早川健しかいなくなったら、この先どうやって小説を展開していけばいいんだよ〜〜〜〜ッ!
494無名草子さん:2001/02/16(金) 20:08
1、ひょっとこ男と本郷を生き返らせる
2、智子と早川健がセクースしまくりっで、登場人物となる子孫が増えるまでじっと待つ
3、>>484-493までをなかったことにしてしまう
4、よってこのスレッドは終了
495無名草子さん:2001/02/16(金) 22:10
2
496無名草子さん:2001/02/16(金) 22:13


      /⌒゛ヽ                  ________
     (  ハ _)               /
      | i '|   _― ̄ ̄―_     |
       | i  ,,|   /         \ < これあげるから頑張って!
   (⌒) |i ,  |  /   (o)(o)_     |  |
    | しi   |. │ /  ●  \    |  \
    └─| ____|.| / 三  |  三  |   |    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       ( _ ) |│ ___|___   |  /
       \  \\   \__ノ  ノ_ノ \
        \     ̄―(Θ)― ̄
497無名草子さん:2001/02/16(金) 22:36
しかしソレでは子供はできない・・・。
498無名草子さん:2001/02/17(土) 00:33
流れ解散で4のスレ終了決定
499無名草子さん:2001/02/17(土) 00:52
絶望感が当たりを包む・・・・
ってバイブ片手にわらてるアイツ!?
「うぉーーーい!!お前!!
タイムマシンで来たんだろ?
2回目のちゃぶ台投げの前につれてけ!!
あ、わたしとしたことが!?うふーん&hearts;」
智子は、おもむろに四次元ポケットに二の腕までつっこんだ
「ノウ!!ノウ!!レイプ!!レイプ!!」
500スリムななし(仮)さん:2001/02/17(土) 02:10
そして私は、しっぽの赤い物を
ひっぱた!!!!
501スリムななし(仮)さん:2001/02/17(土) 02:18
「知らなかった・・・」
そう智子は、つぶやいた
その時である!
502名無しは無慈悲な夜の女王:2001/02/17(土) 02:35
ちゃんちゃん。
503無名草子さん:2001/02/17(土) 05:22
という軽快なフレーズとともに、智子のちゃぶ台投げは「なかったこと」になっていた。
時を駆ける登場人物マンセー
504無名草子さん:2001/02/17(土) 05:31
「チッチッチ、その葬式はおかしいぜえ」
「お前は誰だ?」
「ズバっと参上、ズバっと契約、さすらいのヒーロー、保険外交員の早川健です」


保険外交員の早川健は続けた。
「いいか、智子の死因には不自然な点が多い。俺は保険金詐取を狙った毒殺ではないかと思っている」
「えっ、毒殺!?」
「そうよ。そして、保険金殺人といえば、マスミがからんでいるのは間違いない」
「マスミ・・・、ゴルァ大尉の真澄か!」
本郷が叫んだ。
「さすがは本郷、といいたいところだが、アンタヒーローとしちゃ、日本で二番目だね」
「じゃ、じゃあ、一番は・・・、俺か?」
ひょっとこ男が、とがった口を突き出した。
保険外交員の早川健はおもむろに口笛を吹いて、顔の前で人さし指を振った。いちいちオーバーアクションなヤツである。
「ヒュー、チッチッチ・・・・。俺さ」
505無名草子さん:2001/02/17(土) 23:25
それからというもの
506無名草子さん:2001/02/17(土) 23:56
イボ痔の13歳の娘にアナルだなんて・・・
あーーーーーーー!!!!!
507無名草子さん:2001/02/17(土) 23:57
うんち食べる?
508無名草子さん:2001/02/18(日) 00:20
「じゃ、じゃあ、一番は・・・、俺か?」
ひょっとこ男が、とがった口を突き出した。
保険外交員の早川健はおもむろに口笛を吹いて、顔の前で人さし指を振った。いちいちオーバーアクションなヤツである。
「ヒュー、チッチッチ・・・・。俺さ」

と、そのとき!炎があたりを包んだ!
ひょっとこ男が とがった口を突き出したせいで 口から炎が出たのだ!
ひょっとこ男は自分が改造人間のモンスターでsることを忘れていたせいで
思いっきり口を尖らせたのが炎発射の原因だったようだ!
炎は ひょっとこ男と向かい合って座っていた本郷の顔を焼き尽くした。
509無名草子さん:2001/02/18(日) 00:20
本郷「ギャーーーッ!!」
510無名草子さん:2001/02/18(日) 00:22
ひょっとこ男「ファ〜イヤ、ファ〜イヤァ」(声、市川治)

511無名草子さん:2001/02/18(日) 00:42
保険外交員の早川健(通称・保険のハヤケン)は
顔面大やけどの本郷を尻目に説明を続けた。

「いいかい。智子はゴルァ大尉こと真澄によって毒殺された!
なぜ毒殺されなくてはならなかったのか。それには怪奇ひょっとこ男くんの
改造人間化が深く関与している。」
512無名草子さん:2001/02/18(日) 00:50
早川健:
「人間を改造するには思ったより金がかかるんだ。
ひょっとこ男くんは口から火炎を吐いたり、ステゴサウルスになったり
することができる。それには遺伝子レベルの改造が必要になってくるんだ。
まず、人としてのDNAをステゴサウルスのDNAに組替え、瞬時に変化できるように
したりしなくてはならない。
それだけでも君の改造人間化に莫大な金がかかったことは安易に想像できる。
きっと そのせいでゴルァ大佐(=おかめ)とゴルァ大尉(=真澄)は
借金取りに追われる生活を強いられるようになってしまったのだろう。
そこで大きな保険金がかけられている智子を狙った、というわけだ」
513無名草子さん:2001/02/18(日) 00:52
ひょっとこ男「まぁ確かに君の説明、筋はとおっているような気はするな。
       でも おかめと真澄が借金取りに追われているところなんて
       想像できないね。」
514無名草子さん:2001/02/18(日) 00:57
早川健:
「確かに。だが、人間ってのは複雑な生き物なのさ。」

早川健は自分に言い聞かせるようにつぶやいたのだった。
515無名草子さん:2001/02/18(日) 01:00
だが、ここでひとつの疑問が残った。
智子にいくら莫大な保険金がかかっていても、
受取人に真澄かおかめの名前が記入されていなければ
殺しても意味がないのだ。
智子と真澄・おかめとの接点が見つからない!
516無名草子さん:2001/02/18(日) 01:08
智子は菜の花レンジャーであり、地球防衛軍だったはずだ。
それに対して 真澄とおかめは地球侵略をたくらむ人間改造が趣味の陰険な人間だ。
接点が見つからないのも無理はない。
・・・が、真澄は普段は何の変哲もない美少女だし、
おかめも、やはり普段は何の変哲もない女性だ。
現にひょっとこ男は改造される直前まで 彼女らを普通の女だと思っていたし、
半年間いっしょに旅行をしていたりもしている!
智子が気づかずに彼女らと友情を育んでいたとしても不思議ではない!
恐るべしゴルァ大佐&大尉、である。
517無名草子さん:2001/02/18(日) 01:12
「トントントントン」古びた階段から聞こえてきた。
悦子が帰ってきたと俺には分かった。高校生の彼女は今時の
厚底ブーツをはいている。それをはいている人特有のぎこちない
上り方のせいだ。俺は決まったように壁に耳をなすりつける。
彼女の全てを納めるために。
耳からはまだ、地響きのような音しかしない。左手はもう
すでにいちもつを握りしめていた。
悦子の隣に移り住んでから、10日あまり
518無名草子さん:2001/02/18(日) 01:13
俺はもはや限界だった。どれだけどれだけ慰んでも、
腹の下腹部あたりから激しく湧き起こる衝動、男の
醜さ、欲望、全てが詰まったような、黒く、どろどろした
粘着質の液体が、動脈を通り絶え間なく体全体に行き渡っている
女の愛らしいそれとは違う衝動。・・・
喰いたい、喰いたい、喰いたい、喰いたい・・・・
俺のティムポをみさらせぇぇあああ・・っっはっはっは
俺はテイムポを反り立たせたまま悦子の部屋のドアを開けはなった
519無名草子さん:2001/02/18(日) 17:20
彼女は、帰ってくるなり携帯を操っていたようだ。あまりの突然の
静寂の崩壊で、身動きがとれなくなっている彼女の右手にはカラーのおそらく
ドコモ製であろう携帯が握りしめられていた。本当の恐怖にとりつかれた人間は
声も出すことはいうまでもなく、動くことさえできないということを眼前の
彼女が証明していた。俺はむしょうにふつふつ沸き上がってくる喜びで
顔を緩めそうになったが、なぜが、それを彼女に悟られまいと
耐えていた。玄関には色々な厚底ブーツが無造作にはきすれられている。
俺はまん丸く開けた眼で彼女を包み込むようにのぞきこんだ。
スパイラルパーマで、いかにも柔らかそうな髪質だ。小顔で、まつげが
非常に長い。マスカラ、さらにラメでこれでもかというほどに装飾してある
目はくっきりとしている。目元に少しくまがあるようだ。
520無名草子さん:2001/02/18(日) 21:22
衝動が走る、だけどもう動くことはできないであろう隣人のいい人としては。
M O V E
おかめと真澄が世をしのぶ仮の姿としてのキャバクラ帰りの悦子のその昼間から
かけ離れた夜の姿は、すでに男を白いブリーフの中で果てさせてしまっても何の
手間も無かった。
いますぐここを出ないと。
「みかん・・・あの、み、みかんが実家から。」
男の声が上ずりながら耳に届いた。
521無名草子さん:2001/02/20(火) 00:45
「なんだこりゃ」
彼は読みさしの文庫本から目を上げるとつぶやいた。
せっかく「エロ本じゃないのに抜ける本」を教えて欲しいという
スレッドを作ったのに、主人公が勝手に抜いてる本ではしょうがない。
しかも、酔っ払っていたのか、それとも数人がかりで出鱈目に書いたのか、
おそろしく文章に脈絡がない。
こんな本をつかまされるようでは、俺も焼きが回ったな・・・。
岡め田真澄は、寂しくため息をついた。
522名無しさん@そうだドライブへ行こう:2001/02/20(火) 00:51
らしい。
523無名草子さん:2001/02/20(火) 01:54
不意に、ラシーヌ・モリエール洋子という名前が思い浮かんだが、
岡め田真澄には誰のことだか見当がつかなかった。

「トントントントン」古びた階段から聞こえてきた。
悦子が帰ってきたと岡め田真澄には分かった。
高校生の彼女は今時の厚底ブーツをはいている。
それをはいている人特有のぎこちない上り方のせいだ。
岡め田真澄は決まったように壁に耳をなすりつける。
彼女の全てを納めるために。
耳からはまだ、地響きのような音しかしない。
左手はもうすでに天狗のようないちもつを握りしめていた。
悦子の隣に移り住んでから、10日あまり。
岡め田真澄はもはや限界だった。
524無名草子さん:2001/02/20(火) 01:56
岡め田真澄は、悦子にも保険金を掛けていたのだ!
525名無しさん@そうだドライブへ行こう:2001/02/20(火) 02:04
何度も言っている事ですが、私は青函トンネルを水没させる事が趣味ではありません。
問題は、年々厳しくなっていく収支です。赤字はどんどん大きくなっています。
もし、青函トンネルが黒字に転換できるのなら、存続してもよいと思っています。
私は青函トンネルが黒字に転換する見こみがないと思っているから、水没を主張しているのです

526二鳥由紀夫:2001/02/20(火) 02:25
第2章
ひろゆき参上
527無名草子さん:2001/02/20(火) 19:52
ひろゆきです。
528無名草子さん:2001/02/20(火) 22:50
第3章
ひろゆき犬死に
529無名草子さん:2001/02/20(火) 23:11
第4章
ひろゆきの黄昏
530無名草子さん:2001/02/21(水) 00:25

朕ハタラフク食ッテルゾ
汝ラ人民飢エテ死ネ

        ヒロユキ
531無名草子さん:2001/02/21(水) 02:22
シノビガタキヲシノビ
タヘガタキヲタヘ
532無名草子さん:2001/02/21(水) 11:34
という昭和のドキュメンタリーが流れている。
もう2001年だというのに、朝っぱらから何をやってんだか。
博之は、テレビを消し朝食を食べながらいつものように隣室に
移動、そしてメールチェックというルーチンをしようとした。
「あれ?」
そのとき、博之は自分のパソコンが「PC8801mx128」
という見たことも聞いたこともない機種であることに気づいた。
533無名草子さん:2001/02/21(水) 12:53
電源は入っていないようにみえた。
博之はいかぶしげにそのパソコン近づくと、機種名とおぼしき記号が
書かれている部分をそっと指でなぞってみる。

すると突然、ディスプレイの、その真っ黒な画面の
中央に文字が点滅しはじめた。
まるでスロットマシーンのようにさまざまな文字が現れ
やがてSTOPを押したかのように一文字ずつ止まっていく。
「よ・・う・・こ・・そ・・・・・・、何だこりゃ?」

***ようこそ我が城へ!***

それが目の前のディスプレイに映しだされた文章だった。
534無名草子さん:2001/02/21(水) 18:53
続いて出た文章。

あなたは今、プログラム「ひろゆきクロニクル」にアクセスしています。
1から17までの文書の中から番号を選択して下さい。

博之は迷わず18という数字を打ち込み、クリックした。すると、
535無名草子さん:2001/02/21(水) 22:03
1から17っつってんだろ、このボケ!

・・・プログラムに怒られた。
536無名草子さん:2001/02/21(水) 22:58
なので次は8.5と入力してみた
537無名草子さん:2001/02/21(水) 23:27
20秒待ってみたが、なにも起きなかった。
博之は興味を失って部屋から出てしまった。
538無名草子さん:2001/02/21(水) 23:37
そこへ突然、ピーターが現れた。
539無名草子さん:2001/02/21(水) 23:50
「ハイジー!」
540無名草子さん:2001/02/22(木) 00:07
博之は死んでしまった。

541無名草子さん:2001/02/22(木) 00:08
「ピーター!」

2人は抱き合い、そのままベッドへ。
ハイジーの豊満な肉体にかぶりつきたいという衝動が起きたが、ピーターは
我慢した。

しかし、ハイジーは飢えた狼のように、ピーターのズボンのチャックを
おろし始めた。

542無名草子さん2:2001/02/22(木) 00:14
「ハイジーのフェラは最高だぜ!プッシーに入れるのよりかはるかに気持ちいいぜ!」
先週、悪友のトムがそう言っていたのを思い出した。

ピーターはペニスが硬くなるのを感じた。ハイジーはピーターのペニスをいとおしそうに触る。
そして、いきなり、ピーターのトランクスを脱がして、ペニスをしゃぶり始めた。

(うっ、いい、あぁ)
ピーターは今までに感じたことのないような快感に興奮した。
543無名草子さん3:2001/02/22(木) 00:20
と、そこへ、エロだこノックが乱入!

「おっ、金髪ネーちゃんや。ええ身体しとるやないか!ほら、どれどれ。」
と、ハイジーのミニスカをいきなりめくり、パンティを下げ、マンコに触った。

「なんじゃ、こりゃ。なるほど、今日は生理か。それで、男にフェラしとるんやな。」
といいながら、エロだこノックは指についた生理の血を美味しそうにしゃぶった。


544無名草子さん:2001/02/22(木) 00:50
次の瞬間、火星人の総攻撃により地球は滅亡した。
545無名草子さん:2001/02/22(木) 00:58

おっしゃる通りです。でもそんな私にも老いた母がいるのです。
あなた様のことを母に伝えると、母はあなた様にとろろ汁を振る舞うのだと、
裏山へ山芋を掘りに行きました。リウマチの震える手で山芋を掘り出し、
痛みを堪えながらスリコギでとろろ汁をこしらえています。

とろろ汁ができたようです。母は満足そうな笑みを浮かべております。
今からあなた様の所へ伺うと言っております。

厚かましいお願いですが、ご飯はあなた様の方で炊いておいて下さいませ。
母のとろろ汁は絶品だと親戚中でも評判なのです。
づるりづるりと何杯でも食べられるのです。

あなた様の書き込みようを拝見しますと、お若い方のように見受けます。
一升・・・いや二升炊いておいて下さいませ。
づるりづるりと胃の中に入ります。あっと言う間です。

母は久々に若い人にとろろ汁を食べていただけることが、殊のほか嬉しいようで、
幼い私にしてくれたように、口移しで食べていただこうかしら、などと顔をあからめております。

私はそんな母を少し眩しいような、晴れがましいような気分で見詰めているのです。
546無名草子さん:2001/02/22(木) 02:08
「どのチャンネルも、面白くねェな〜」
博之は、テレビを見るのも飽き飽きして、またパソコンのある部屋に戻った。
547無名草子さん:2001/02/22(木) 10:14
が、そこにはパソコンがなかった
「なんじゃこりゃ!!」
パソコンがあった机の上では、ロリコンがデジコをおかずに
ハッスルタイム中だった。
ロリコンは博之に気づくとゆっくりと手淫を止め悠然と胡座
をかいたまま自分なりに渋いか顔を作って博之に向き直った。
「やや、ご主人殿あわてなされるな。僕チン悪いスペイン人
魔法使いによって人間にさせられてしまったパソコンなので
アール。
人間になった以上、もう二度とパソコンに戻るつもりはない
ビット、ルームメイトだと思って接してくれhtml」
パソコンっぽい単語を語尾に交えてそうのたまうと、手を使
わず射精した。
「これが、I(いらない)T(手)、ITでニフティ」
548無名草子さん:2001/02/22(木) 10:29
「い、嫌だー!こんなパソコン!」
博之は外に走り出した。
全速力でざっと10kmぐらい走ったところでやっと止まった。
博之はかなりの健脚だった。

「スペイン人魔法使いを捜しに行こう!あいつを元に戻させるんだ!」
こうして博之は旅立った。
549無名草子さん:2001/02/22(木) 11:45
「博之どのーーーーーー!!!!!!
そのロン毛萌え〜!!!でDVD!!
お供つかまつりますぞクロック周波数!!」
ロリコンになったパソコンも一緒についていくことにした。
「で、どちらに何をしに?」
550無名草子さん:2001/02/22(木) 13:33
「おまえをパソコンに戻しに行く! ……そうだな……お前も
 名前がないとやりづらかろう。好きな名前を名乗るが良い」
551無名草子さん:2001/02/22(木) 13:45
まっぴらゴメンこうむるSCSIカード
552無名草子さん:2001/02/22(木) 16:29
しまった、馬鹿正直に答えてしまった!?
553無名草子さん:2001/02/22(木) 17:48
「よし、オマエは今日からまっぴらゴメンこうむるSCSIカードという名前だ。ヨロシクな、まっぴらゴメンこうむるSCSIカード」
554無名草子さん:2001/02/22(木) 19:04
そこへスペイン人魔法使いが現れた。
「Yo! 調子どう?」
555無名草子さん:2001/02/22(木) 21:06
これから始まる珍道中、そう週刊ストーリーランドの内容を
2、3回醗酵させたようなあっついエピソードが待ち受けようと
してるのかな?
というところに、いきなりあらわれるんじゃおもしろくない!!
さては、貴様!!
博之は、スペイン人魔法使いに指をさして言い放った。
556無名草子さん:2001/02/22(木) 21:45
「仲間にならない?」
557無名草子さん:2001/02/23(金) 00:43
「いいよ、そのパソコンもどきも元に戻してあげる。エイッ!」
ぽわゎぁぁぁん
まっぴらゴメンこうむるSCSIカードは元の8801に戻ったのであった。
それを粗大ゴミ置き場に捨てると博之とスペイン人は手を組んで歩き出した。
「さあ、旅立とう。俺達の光り輝く明日に向かって」


558無名草子さん:2001/02/23(金) 01:26
全にパソコンに戻ったわけではないまっぴらゴメンこうむるSCSIカードは、
つぶやいた。
「だま・・され、る・な、博・・ゆ、き10BASE-TのLANケーブル」
なぜか後半のパソコン用語だけはスラスラ言うことができた。
559無名草子さん:2001/02/23(金) 10:05
そこへ、一人の古ぼけたローブを着た人が通りかかった。
その人は、おもちゃみたいな魔法のステッキを振った。
すると、まっぴらゴメンこうむるSCSIカードは再び人間に戻った。
「ど、どうして僕チンを?」
「あの人を…スペイン人魔法使いを止めなければなりません」
意外なことに、ローブを着ていたのは少女だった。
560無名草子さん:2001/02/23(金) 13:18
「ああ、人間に戻れたping。
けど、おなかが引っ込んでるIEEE1340」
ロリコン姿だったまっぴらゴメンこうむるSCSIカード、
しかし、再び人間の姿になった今はショタコンに狙われる
短パン少年に変わっていた。
「さ、博之をスペイン人魔法使いの手から取り戻さないと」
「どうなんの日本語ドメイン紛争?」
少女はステッキまっぴらゴメンこうむるSCSIカードに向けた。
「簡単に言うと、2ちゃんねるがなくなるのよ!!」
561無名草子さん:2001/02/23(金) 14:09
「ああ、そうだった。さっきだまされるなって俺いってたっけemacs」
ちょいと、記憶が飛んでいた。
562無名草子さん:2001/02/23(金) 16:29
「そんなこといってる場合じゃないわ。さぁ、博之を探さなくっちゃ。
まずは、いったん博士のところに帰るのよ」
少女がステッキを振ると目の前にポニーぐらいの大きさのユニコーンが
現れた。
少女はそれにまたがった。
「あの、ボクは一体どうすればいいの秀丸?」
「あなたには、これよ!えいっ!す巻きコプター!!」
かくして、ポニーに乗った少女とグルグル巻きにされた
まっぴらゴメンこうむるSCSIカードはひとっ飛びで博士と
やらが待ち受けている研究所へ向かった。
563無名草子さん:2001/02/23(金) 16:54
博士「セックスがそんなに楽しいか!」
564無名草子さん:2001/02/23(金) 18:23
ガラスごしに乱交にふけっているサンプルとして協力してもらっている
乱交クラブに思わず吐き捨てた。
エロをエネルギーに変換することができるのならば、究極のエネルギー
として、人類の役に立つ。
博士は信じて疑わない。
565無名草子さん:2001/02/23(金) 22:28
サンプルは実によく働いてくれている。
「さて、そろそろ試すか」
博士はエネルギー変換器14号を取り出した。
今まで13の変換器を作り、その全てが失敗に終わっていた。
今度こそ、そう願いながら博士はスイッチを入れた。すると、
566無名草子さん:2001/02/24(土) 01:08
そこにはヒロユキがいなかった
567無名草子さん:2001/02/24(土) 06:00
一方その頃、
568無名草子さん:2001/02/24(土) 15:19
ネオ麦茶「ヒヒヒヒヒ・・・」
569無名草子さん:2001/02/24(土) 15:40
さて、博士のところに魔法少女ルリーとまっぴらゴメンこうむるSCSIカード
がようやく到着した。
「博士大変です!博之がスペイン人にさらわれました」
「なに、ついにネオ麦団が動き出したか。して、そちらの少年は?」
「スペイン人によって人間になってしまった博之のパソコン(sakiサーバー)
です」
「ふーん、あっそう」
「だれだ!!」
かれらの目の前に現れたのは、ネオ麦団四天王のひとりヒロヒトであった。
570無名草子さん:2001/02/24(土) 18:34
だが、ヒロヒトはすぐにその場に倒れた。近寄ってみると、完全に廃人になっていた。
「ど、どういうことATAPI?」
まっぴらゴメンこうむるSCSIカードは驚くばかり。
「これが私の魔法です。脳に特別な波動を送り込んで精神を破壊するんです」
ルリーは悲しげに言った。
「…もう二度と使わないつもりだったのに」
571無名草子さん:2001/02/24(土) 23:13
博士はルリーの肩に手を置いた。
「悔やむことはない。やらなければこちらがやられていたのだ」
「…はい」
「では、ネオ麦団の情報を奴の脳から探ってみよう」
博士は、これまた奇妙な機械を持ってきた。
「脳から情報を読みとる装置だ。まだ試作品だがな」
博士は、倒れたヒロヒトの頭に電極を繋いでスイッチを入れた。すると、
572無名草子さん:2001/02/25(日) 09:07
その頃本郷猛は、遅めの朝食をとりながら日経新聞を読んでいた。
経済情報欄を見たとき、ふとその記事が目に留まり、本郷はのけぞらんばかりに驚いた。
「おおっ!」

【ネオ麦団、ヒッキーの全株式取得、買収】

「改造した連中に片っ端から逃げられてちゃ、やっていけないはずだよな」
本郷はひとりごちた。

※ このエピソードは、現在進行中の物語とは直接の関係がないので、無理に続ける必要はない。
でも、ひょっとこ男と本郷がいたころの方が、面白かったよね。
573無名草子さん:2001/02/25(日) 10:52
どっちもつまんない
574無名草子さん:2001/02/25(日) 11:31
573ガイチバンツマンナイ
575無名草子さん:2001/02/25(日) 13:03
そんな、うわあーーーー!!!

ここは、ネオ麦団総本部。
新人の煽り人の試験中に、また一人脱落者が出た。
「ヒヒヒヒヒヒヒヒヒ」
576無名草子さん:2001/02/25(日) 23:20
その頃、ネオ麦団総本部の会議室では団長も交えた会議が行われていた。
???「団長!ヒロヒトが敵の手に落ちました!」
団長「大丈夫だ。奴は重要なことは何も知っちゃおらん」
????「団長!本郷猛はどうしますか?」
団長「大丈夫だ。奴は重要なことは何も知っちゃおらん」
?????「団長、奴らのことで一つ気になることがあります」
団長「言ってみろ」
577無名草子さん:2001/02/26(月) 10:15
??????「やつらは、組織なのですか?
それとも、単なる烏合の衆なのでありましょうか?」
団長「組織ではない、がしかし烏合の衆でもない。
本郷猛たちは、本郷猛であって本郷猛でない」
?!?!??!???!?「エルカンターレでげしょ」
千枚通しでふぐりをブスブスブスブスブスブス
団長「あいつらには、エイリアンが寄生している。
そして、エイリアンらは山口智子らをもすでにとりこんでおる。
われわれは、彼らに2ちゃんねるおよびBigサーバー群をつぶす
事に協力することを約束させた」
???「それじゃあ、例のsakiサーバー消失騒ぎも」
団長「やつらだ、おそらくは・・・」

まっぴらゴメンこうむるSCSIカード「ヘブシ!!」
ルリー「どうしたの?」
まっぴらゴメンこうむるSCSIカード「いや、ただちょっとリモートホスト」
夜勤さん博士「おーい、ふたりともこっちに来なさい。
ごらん、これが博之捜索ようマシーンだ、名前はまだない。
必要に応じて変形もする、その数64種類!!
これに乗って、博之探索に出撃!!」
578無名草子さん:2001/02/27(火) 02:59
するのをやめた。
579無名草子さん:2001/02/27(火) 04:46
コックピットが見つからないから。
580無名草子さん:2001/02/27(火) 11:56
晴れた空が、洗い立てのTシャツと彼女のエプロンを揺らす。
去年の今ごろは、お互い赤の他人だったのに今では小さな屋根の下に
すんでいる。
あのころ、メールの中では大らかな僕でいたけど、本当は小心者の部類で
きちんと気持ちは伝わらないと思っていた。

その時より1年、まだロボットは出撃していなかった。
64ある変形パターンのひとつ「箱根細工キューブ」が超難解だった。
まっぴらゴメンこうむるSCSIカードは、ルリーとの生活に最初は戸惑いや
衝突があったけれど、ネオ麦団との抗争の中で次第に打ち解けていった。

行方不明となった博之は、アメリカ大統領にあと一歩というところまで来ていた。
もちろん、ネオ麦団と正体不明のエイリアンに操られるがままに。
「くそ、テレビで見ているのに救出できないなんてName_Not_Found!!」
「しかたないわ、博之の周りには強力な結界が張ってあるんですもの。
ロボを動かせたらねぇ」
581無名草子さん:2001/02/27(火) 18:42
いつもの日課が始まる。
ルリーが涸れた井戸の中に入っていく。
井戸の中には一本の金属バットが置いてある。
金属バットを握りしめ、ルリーは静かに瞑想を始める。
ルリーは壁を抜け、遠いアメリカにいる博之の精神世界に入ってゆく。
博之を、ネオ麦団と正体不明のエイリアンによる精神支配から解き放つために。
582無名草子さん:2001/02/27(火) 20:39
しかし岩本忠助さん(57歳、新潟県在住)の妄想よると
広末涼子はチンコである
583無名草子さん:2001/02/28(水) 11:08
岩本忠助さんはみんなから「いわもっさん」の愛称で親しまれている。
いわもっさんは、まっぴらゴメンこうむるSCSIカードたちが寝泊りする
サーバー監視研究所の独身寮「つるもく」の寮長さんだ。
いつも、犬を散歩させる時は犬を小脇に抱えている。
さて、ルリーたちが瞑想にふけっている間に、いわもっさんは一日早く
ファミ通を手に入れた帰り道、ふとなんとなくロボを見たいと思った。
584無名草子さん:2001/03/01(木) 20:16
近ごろ、このスレが下がり気味であるが、その理由は何だろう?
585無名草子さん:2001/03/01(木) 22:20
akita
586無名草子さん:2001/03/04(日) 01:29
ふと、懐かしい声が聞こえた。
「ファ〜イヤ、ファ〜イヤァ」(声、市川治)
587無名草子さん:2001/03/04(日) 03:30
幻聴か???
588無名草子さん:2001/03/04(日) 12:25
ネズミだろう・・・
589無名草子さん:2001/03/07(水) 03:51
もう一度最初から出直したまえ
590第三部・門出:2001/03/07(水) 05:04
「出直したまえ」などと偉そうな事を言われムカついた俺は
言葉の通り出直す決意をした。案外素直なのだ。
とりあえず、忘れてならないのは針金。
これさえあれば、金庫もドアも開けられる。おまけに、糸を
付ければ魚も釣れるではないか。優秀なヤツだ。頼もしい。
喜び勇んだ俺ではあるが、肝心な足が無い。徒歩は疲れるので
嫌だ。・・・仕方ない、門出に相応しく足をパクる事から始めよう。
俺の目に止まった最初の犠牲は、そう、黒い・・・。
591無名草子さん:2001/03/07(水) 23:53
頭巾をかぶった・・・
592名無し:2001/03/08(木) 01:09
小さなギコ猫だ。
593名無し草子さん:2001/03/08(木) 01:24
盗んだギコ猫で走り出す、行く先も解らぬまま、暗い夜のとばりの中を。
俺は風になった。
594名無しさん:2001/03/08(木) 03:00
どこからか、心地よい風が吹いてくる。
春の訪れを感じつつ、しばし惰眠を貪る。
どのくらい眠っただろうか。
気がつけば、外はもう明るかった。
テレビをつけると、そこには・・・
595無名草子さん:2001/03/08(木) 20:32
おかめ女とひょっとこ男がいた。
596無名草子さん:2001/03/08(木) 23:38
なんだ、さっきのは幻聴じゃなかったのか。
597無名草子さん:2001/03/09(金) 00:48
おぉ、貴方は、長野県知事、田中・ペログリ・クリスタル・康夫さんではないですか
598無名草子さん:2001/03/09(金) 09:39
何い!誰がペドロリだ!この無礼者が!
599いい気分さん:2001/03/10(土) 16:41
1956年 4月12日、東京都武蔵野市に生まれる
(牡羊座、血液型O型)
1963年 田無町立谷戸小学校入学
1964年 長野県上田市立東小学校に転校
1966年 信州大学附属松本小学校へ転校
1969年 信州大学附属松本中学校入学
1972年 長野県立松本深志高等学校入学
1975年 同校卒業
駿台予備校で浪人生活
1976年 一橋大学法学部 入学
1980年 日本興業銀行に内定するも卒業直前に停学処分
5月の連休前後に処女作「なんとなく、クリスタル」を国立の学校の図書館で書き上げる
同年度「文藝賞」受賞
1981年 1月 「なんとなく、クリスタル」出版
3月 一橋大学卒業
4月 モービル石油入社
5月 結婚
6月 同社退社、以後、著述業に入り、現在に至る
1982年 4月 離婚、以後、現在に至るまで独身



1991年 湾岸戦争への日本加担に反対する声明に参加

1995年 阪神大震災後、神戸でボランティア活動に従事


600無名草子さん:2001/03/10(土) 16:49
どうだ!
これが俺の経歴だ。何かもんくあるか?
601無名草子さん:2001/03/11(日) 01:30
若さま、ご乱心〜!!
602名無し草子さん:2001/03/11(日) 01:46
(・・疲れた)
私は組織のトップにいることの重圧に疲れ始めていた。
そんなとき美代子のことが脳裏をかすめた。
「美代子」静かに口に出してみる。懐かしい響きがそこにあった。
「美代子」私はもう一度その名前をつぶやいた。
知らぬ内に勃起をしていた。私は右手を股間の方にのばしていった。
603名無し草子さん:2001/03/13(火) 00:36
「うっ」
私のペニスから精液がとめどなく流れ出る。その白い液体を半ば薄れゆく意識
の中で私はただ見つめるより他はなかった。
「終わった・・何もかも」
もうここには誰もいない。いるのは私だけだ。今度は誰にも邪魔はさせない。
私はタイムトンネルをぬけ、美代子へ再びあうために過去へと旅たった。
               −完−
604無名草子さん:2001/03/14(水) 15:33
そして目覚めた。
「ここはいったいどこだ!」
605無名草子さん:2001/03/14(水) 15:37
「あなたの知らない世界です。」
とニイクライワヲが言った。
606無名草子さん:2001/03/14(水) 17:10
そうここは150年前の・・・
607無名草子さん:2001/03/14(水) 23:38
バーミヤン遺跡だった!
608名無しさん:2001/03/15(木) 01:03
ん? 向こう岸に何かいる・・・
609無名草子さん:2001/03/15(木) 02:04
「呼びましたか?」そう言った、気がした。声は聞こえないのに、
確かにそう言った。向こう岸の男がこっちを見ている。
610名無しさん さん :2001/03/15(木) 06:01
思わず私は頬を赤らめた。
そのとき、衝撃が走った!
611無名草子さん:2001/03/15(木) 22:30
チャックが開いていたのだ!
612名無しさん:2001/03/16(金) 00:20
社会の窓から覗いていたのは、小さな小さなアライグマ。
613無名草子さん:2001/03/16(金) 19:37
と、怒ったハリネズミ
614無名草子さん:2001/03/17(土) 01:29
まあ、剛毛ネ。
615名無しさん@そうだドライブへ行こう:2001/03/18(日) 00:08
もりはけいきかいふくをとなえた

なにもおこらなかった
616名無し:2001/03/18(日) 00:14
欲しがりません。勝つまでは・・・
617名無しさん :2001/03/18(日) 01:02
向こう岸の男がそう叫んだ。
そうだ、彼も欲しがっていたのだ。
私が欲したものと同じ。それは
618無名草子さん:2001/03/18(日) 13:56
おもちゃのカンヅメ!
619:2001/03/28(水) 13:54
これからは1人2行まででお願いします。
620無名草子さん:2001/03/28(水) 14:56
やれやれ
621無名草子さん:2001/03/28(水) 17:16
そうさ、2ちゃんねるなんてそんなものさ。
622無名草子さん:2001/03/29(木) 00:15

げ(2行)
623名無草子さん:2001/03/29(木) 01:26
インフルエンザコワイ!インフルエンザコワイ!
ウンチ・・、ウンチモラシチャッタ・・。オムツ、オムツ。オムツトリカエル・・。
624無名草子さん:2001/03/29(木) 03:51
2行で小説なんて
何それって感じ
625無名草子さん:2001/03/30(金) 16:53
そうさ、2ちゃんねるなんてそんなものさ
626無名草子さん:2001/03/30(金) 21:23
僕はパセリをかじりながら考えた。
あめぞうに帰ろうかな。と
627無名草子さん:2001/04/04(水) 16:28
そうだそうだ!!
かえろう
628無名草子さん:2001/04/19(木) 11:38
そうだあげよう
629無名草子さん:2001/04/19(木) 13:09
あげようあげよう スレ上げよう
明日は、やフーのトピになろう
630バーバ・パパラッチ:2001/04/24(火) 19:33
とくだんの若者は立ち上がり、力強く歌い始めた。
「We shall overcome〜」
631無名草子さん:2001/04/27(金) 16:31
クマだ!!!
632無名草子さん:2001/04/27(金) 17:02
633無名草子さん:2001/04/27(金) 20:54
僕は8`ほど逃げた
はっと気が付くとそこは、、、
634無名草子さん:2001/04/28(土) 00:39
富士山麓にうっそうと広がる樹海だった。
この樹海に足を踏み入れたら最後、
道に迷って戻られなくなるのは有名な話だったが
「まっすぐ歩けばいいじゃん! まっすぐ行って、まっすぐ戻る。
 これで道にも迷わない、と。俺ってあったまイイ〜♪」
と俺は意気揚揚と歩き出した。右足を怪我していたことを忘れて。

右足を怪我してるわけだから、始めの1歩から曲がっていた。
少しずつ、少しずつ右曲がり。だいぶ歩いたと思ったら、グルっと
一周して、元の位置に戻っていた。
「う〜む、この森には魔物が住んでいる・・・」
635無名草子さん:2001/04/28(土) 05:35
「グォウ!」
まものが あらわれた!
636無名草子さん:2001/04/28(土) 10:55
baka
637無名草子さん:2001/04/28(土) 11:50
638無名草子さん:2001/04/28(土) 15:42
魔物は英語なまりで僕を罵った。
639無名草子さん:2001/04/29(日) 00:49
「ユタバカにしないでよ!」
640読み人知らず:2001/04/29(日) 09:07
彼は度の強い眼鏡の底から、ぐりぐりと
した青い目玉でこちらを睨み付けている。
全身を覆う体毛が逆立ち、鼻息も荒々しい。
641無名草子さん:2001/04/29(日) 14:11
 俺は,勇気を出して魔物の前に拳を突き出し,
次いで,ゆっくりと中指だけを立てた.
642名無草子さん:2001/04/29(日) 14:15
そして次の瞬間・・大きな稲妻が魔物に降り注いだ・・。
ギェエエエエエエエエエ・・・・。
魔物は灰になり、そしていつしか姿を消し去った・・。
643無名草子さん:2001/04/29(日) 19:10
そして真っ黒い雲がわれ、光が差し神様がおりてきた
644 :2001/04/29(日) 19:28
灰になった(世界中のパパになりたいとか言う図々しくもユタ州生まれのイヤらしいグルグル眼鏡)は
神により炭化された 神様が指を天に指した瞬間君は藤原紀香に変わった!

645無名草子さん:2001/04/29(日) 20:14
そして、君(藤原紀香)は、街を歩いていると、一人の男とすれ違って、
いきなりキスをした。そして、いきなりズボンのチャックを開け、
ディープスロート!
男はものの三こすり半でドピュ!
すると、男はだんだん干からびて、とうとう消えてしまった。
チーズは、いや、男はどこへ消えた?
一方、紀香は今までより、もっと、女らしくフェロモンムンムンに
なっていった。

646無名草子さん:2001/05/10(木) 11:45
そして死んだ。
バイバイ
647無名草子さん:2001/05/11(金) 03:39
と思われていたが、、
648無名草子さん:2001/05/11(金) 17:54
仮死状態から蘇った紀香は、男の肉棒を求めて夜の盛り場にくりだした。
649無名草子さん:2001/05/11(金) 18:02
650無名草子さん:2001/05/12(土) 12:49
そして目眩く酒池肉林!
651ママレモン:2001/05/12(土) 17:19
酒池肉林。
そう、今夜だけは性の快楽に溺れて過去のことは忘れよう・・
ネオン街の明かりに焦点の定まらない視線を漂わせながら紀香はそんなことを思っていた。

歌舞伎町の裏通りを酩酊状態でふらついていると、
黒いワゴン車が紀香の足取りを追うようにゆっくりと近づいてきた。
中にいた4人の男たちが下卑た笑いを浮かべながら、紀香を舐めまわすように品定めしている。
窓際の男が紀香に向かって手招きをし、ドアを空けた。
「遊ぼうよ」
男に誘われるがまま、紀香は無言で頷き車の中に潜り込んだ。

車中、これから始まる性の宴を前にして紀香は自分が重大なミスを犯していることに気づいた。
そういえば、まだ腋毛の処理をしていなかったのだ・・。
652無名草子さん:2001/05/13(日) 01:21
しかし、腋毛の処理をしてない事より、さらに重大な事態が発覚した。
腋臭対策も忘れていたのだ!狭いワゴン車の中でこの腋臭は致死量に値する。
653無名草子さん:2001/05/13(日) 01:40
「なんか蒸し熱くない?ちょっと窓あけてよ」紀香は窓際に座っている
男に声をかけた。男が窓を開けるのに手間取っている隙に、紀香はバッグ
から素早く制汗・消臭兼用スプレーと携帯電動シェイバーを取り出した。
654無名草子さん:2001/05/13(日) 07:03
時はすでに遅し…。窓を開けるのに手間取っていた男は悶絶した。
「ふんぐぅわっ!何だこのニオイはっ!」窓際に座っていた男は
そのまま悶死した。だが、その最中でも身動ぎ一つしない男がいた。
655無名草子さん:2001/05/14(月) 01:18
よくみると、ひょっとこの仮面をかぶっている男だった。。
656無名草子さん:2001/05/15(火) 20:38
なっ!?
657無名草子さん:2001/05/15(火) 21:35
ニュータイプ!?
658無名草子さん:2001/05/15(火) 23:58
「こんな事もあろうかと…
防毒マスクをはめていたのが正解だったようだ」
そう言うと、男はひょっとこマスクをおもむろに
外し、かみそりのように鋭い瞳で紀子を見た。
ぶいーん。電動シェイバーの鈍い作動音だけが車内を満たした。
659無名草子さん:2001/05/16(水) 06:22
その男はいきなりパンツをおろし
自分の陰毛を剃り始めた。
「キレ味OK。次はキミの番だよ♪」
660無名草子さん:2001/05/17(木) 00:01
ウィ〜ン、ウィ〜ン、ジリジリ…
661無名草子さん:2001/05/19(土) 01:44
作業をおえると、男はやおら紀香を抱きしめ、ファスナーを
引き下げた。
662無名草子さん:2001/05/19(土) 03:30
スティッキィー・フィンガーズッ!
663無名草子さん:2001/05/20(日) 07:53
ドッギュ〜〜〜ンッ!!!!
664スリムななし(仮)さん:2001/05/21(月) 01:04
男はファスナーを引き下げると用を足し始めた。
あ〜すっきりした、男は長い前髪をかきあげて呟く。
「あんたってED?」女は上目遣いで、不安そうな声で
男に聞いた。「ああ、そうだよ。」
665無名草子さん:2001/05/21(月) 07:22
「このインポ野郎!!」紀香のサマーソルトキックが男の股間に直撃!
なんと、蹴りを喰らった男は、ワゴン車の天井を突き破って信号機に高速で激突、
そのまま肉片となって、渇ききった夜の交差点を血の雨で潤したのであった。
666無名草子さん:2001/05/21(月) 22:06
しかし、ひょっとこ男は改造人間だ。
そんな簡単に死ぬはずがないのだ!!
667無名草子さん:2001/05/21(月) 22:08
ひょっとこ男の肉片が もとの形に戻り始めた。
10分もたつと、ひょっとこ男はもとの姿に戻ってしまった。
紀香は恐怖で目を見開き、がたがた震えだした。
668無名草子さん:2001/05/21(月) 22:08
ひょっとこ男は紀香を見つめて よだれをたらしながらこう言った。
669無名草子さん:2001/05/21(月) 22:09
「わしは改造人間やさかい。
そう簡単には死なないけんのう」
670無名草子さん:2001/05/21(月) 22:10
なんと 大阪弁をしゃべっている・・・!
今の激突のショックで 少し脳みそに異常をきたしているようだ。
671無名草子さん:2001/05/21(月) 22:11
紀香はなんとかこの状況から抜け出そうと
頭をフル回転させた。
そして こう言った。
「あなた、もう出勤する時間よ」
672無名草子さん:2001/05/21(月) 22:14
ひょっとこ男は彼女の言葉を聞き、
かなりの衝撃を受けたようだった。
少し考えると、
「危ない危ない、遅刻するところだったやんけ!」
と口走り、
なぜか旅行かばんに自分のパジャマをいれて
あわただしく歩き回った。
673無名草子さん:2001/05/21(月) 22:34
やはり ひょっとこ男はさっきのショックで
脳みそが少しおかしくなってしまっているようだ。
しかも海馬までやられてしまっているらしい。
紀香は このチャンスを十分活かすべく、
早めにひょっとこ男を追い出してしまおうと考えた。
674無名草子さん:2001/05/21(月) 23:51
紀香は「セィヤッ!」と怪鳥音を絶叫し、アンディ直伝のかかと落としを
ひょっとこ男の脳天に秒間27発合計368発を叩きこんだ。
今のうち、海馬に壊滅的ダメージを与えておくべきだと判断したのだ。
が、それが後々アダになるとは思いもしなかった。
675無名草子さん:2001/05/22(火) 12:22
ひょっとこ男は
あまりの痛さに絶叫して のた打ち回った。
676無名草子さん:2001/05/22(火) 12:25
しかし ひょっとこ男は
あの悪名高いおかめ&真澄が腕によりをかけて製造した
改造人間なのだ。
どこかにダメージを受けると
そのダメージを補うべく、体が瞬時に改造するようにできているのだ!
677無名草子さん:2001/05/22(火) 12:26
ひょっとこ男が悶絶している間にも
彼の体はどんどん変化していく。
678無名草子さん:2001/05/22(火) 12:30
10分後、
ひょっとこ男の体はもはや ひょっとこではなくなっていた。
679無名草子さん:2001/05/22(火) 12:32
彼の体は赤くなり、甲羅でできた大きなハサミを手に持っていた。
どうやらカニ星人(またの名をカニ怪人。漢字で書くと蟹怪人。略すと蟹人)
に変化したのだ!
680無名草子さん:2001/05/22(火) 12:35
カニ怪人となった ひょっとこ男は
自分がバルタン星からやってきたバルタン星人だと勘違いしたらしい。
そして「我が名はバルタンやさかい」と言い放つと
紀香めがけてつっぱしってきた。
681無名草子さん:2001/05/22(火) 15:33
そして鋭利なハサミ腕で紀香の頭をチョップ!
682無名草子さん:2001/05/22(火) 16:08
ぐしゃっと、水気を帯びた破裂音がカニ怪人には聞き取れた。
カニ怪人が、その音の原因を理解したときにはすでに、
そのハサミ腕は紀香の頭蓋を約半分ほど叩き潰し、
丁度、鼻の所で止まっていた。
血と脳髄の混じった液体が、ドロドロとハサミ腕を伝って、
曲げられた肘の先から滴り落ちた。
683無名草子さん:2001/05/22(火) 18:56
自称バルタンは潔癖症だったので、汚れた肘が気になった。
紀香の頭蓋からハサミを引き抜き、器用に肘を拭き始めた。
5分後、ようやく肘も綺麗になり、紀香を見る。
しかし、紀香の姿は無い。そこにあるのは、
紀香の服を着た丸太であった。
「変わり身の術でまんがな」と、自称バルタンは感心した。
…では、紀香はどこに?
684無名草子さん:2001/05/22(火) 20:07
バルタンは肉食で、特に人間の女の肉が大好物だ。
殺した紀香を蒸して食おうと思っていた彼は
紀香を探すことにした。

「紀香はどこでまんがな」
685無名草子さん:2001/05/22(火) 20:11
蟹怪人(自称バルタン星人)は 学習能力があったので
町を通るときに自分の姿が目だって仕方ないことに気づいた。
そこで彼は蟹江敬三に変身したのだった。
686無名草子さん:2001/05/22(火) 20:55
「かに、かに。」
満足の吐息がすでにして化け物臭い蟹怪人(現蟹江敬三)であった。
687無名草子さん:2001/05/22(火) 20:58
(この擬態はさしたる抵抗も無く町に同化する・・)
己の選択にさらに満足の度合いを深める蟹怪人(繰り返すが現蟹江敬三)
であった。
688無名草子さん:2001/05/22(火) 21:04
ところで過剰に満足げな他人が人目をひくのは世の常で。
自分で満足した割には、やはり妙に背景から浮き上がっている蟹怪人
(念のためもう一度だけ、現蟹江敬三) は、程無く絵に書いたような
花柄人間に呼び止められるのであった。

689無名草子さん:2001/05/23(水) 00:20
一方、変わり身の術で難を逃れた紀香は、素早く路地裏に隠れていた。
久しぶりの血飛沫を浴びる様な格闘を思い出し、武者震いが止まらなかった。
紀香は肉体を激しくぶつけ合う事(つまり格闘)でエクスタシーを得るS女。
自分でも気付かないうちに顔がニヤけてくる。通行人も彼女を避けて通る(笑)。
「ウフフ、カニを喰うのは久しぶりだわ。」彼女は蟹江敬三に化けた
カニ怪人の後を付け始めた。格闘技だけでなくストーカーの技術も超一流であった。
690無名草子さん:2001/05/23(水) 09:17
雑多な人で賑わいかねない通称「スクランブル交差点」は、梅雨のうららかな
陽光に照らされては、朧に陽炎を揺らがせていた。
そこで敬三怪人は、迫る人体を軽やかに、そして美しく左右に避け、
この一連の動作を繰り返すうち、見事に群衆の中に溶け込んだ。
赤い皮膚と、両手のハサミ、何となく蟹っぽい所以外は、
まさしく人間、いや敬三その人だった。
蟹江紀香は、そんな敬三怪人を瞬きもせずに、凝視していた。
691無名草子さん:2001/05/23(水) 19:41
しかし紀香は 蟹怪人(念のためもう一度だけ、現蟹江敬三) の
行動を凝視しているうちに あるひとつの奇妙な点に気づいた。
なんと、蟹怪人 は前に歩いているにもかかわらず、前進できていないのだ!
692無名草子さん:2001/05/23(水) 19:43

そうなのだ。
あたりまえといえば あたりまえなのだが、
蟹怪人(現蟹江敬三)はかになので、
横にしか進むことができないのだ!!!

693無名草子さん:2001/05/23(水) 22:07
横にしか歩けないなら、「前進」できるわきゃない。ないですよ。
なんてバカなんだ、わたしは。物語作家として失格ね。そうだ。氏んじまいましょ。
694うんち君:2001/05/23(水) 23:40
しかし、この問題は体の向きを変えることで解決した。
695無名草子さん:2001/05/23(水) 23:46
(忘れる前に書いておくと自称バルタン星人だった)蟹星人は、
向きを変えると(機転の効いた書き込みで助かった)というような
ホッとした表情でスクランブル交差点を渡りきった。
696無名草子さん:2001/05/24(木) 00:10
かに、かに。
697無名草子さん:2001/05/24(木) 00:15
それは、老人の
「カニかね?」
という質問だった。蟹怪人が振り返ると、
東北から出てきたばかりという風体の老婆がいた。
698無名草子さん:2001/05/24(木) 00:46
(自称バルタン星人の)蟹星人の
老婆の第一印象は「不味そうな人間やな」だった。
しかし なんとなく興味を引かれたので
しばらく話し込んでみることにした。
「失敬。あなたは どちらから参られた何様でんがな?」
699無名草子さん:2001/05/24(木) 00:49
相変わらず蟹星人の口調は日本語とは言いがたく、かといって
大阪弁ともいいがたい 奇妙な言葉遣いではあったが、
老婆は気にせず つっこんできた。
「人に名前をたずねるときには まず自分から名乗るのが礼儀というものじゃ」
700無名草子さん:2001/05/24(木) 00:52
蟹星人は それを聞くと大声で笑い出した。
「なるほど なるほど。確かにそうや!」
そして ひとしきり納得したあと 自分の名前を名乗った。
「わしは バルタン星人やさかい」
701無名草子さん:2001/05/24(木) 00:56
老婆は これを聞くと

「ほほう、バルタンとは これまたたいそうな名前じゃの。
そういえば その昔ウルトラマンシリーズに そんな名前の怪獣が登場しておったわい。
製作者は円谷プロダクションじゃったかな。
時にバルタンうじ、円谷というのは 「つぶらや」と読むということを知っておったか?
わしは小さいころ「えんや」「えんや」と読んでいたものじゃった。
ある日 学校のクラス会で声を大にして
「ウルトラマン作ってるのは「えんや」なんだよ!」と言ってしもてな、
さんざ馬鹿にされた覚えがあるわい」

などと身の上話をはじめた。
702無名草子さん:2001/05/24(木) 00:59
どこから流れてくるのか、ENYAのヒット曲、「Water Melon」が聞こえてくる。
703無名草子さん:2001/05/24(木) 10:22
この美しい旋律は、バルタンの心の琴線にふれた。
感涙に咽ぶバルタンには構わず、
老婆は、感電してしまったようなリズムをとっている。
この有り様を見て、バルタンは、
「おい、死に損ないのババア、元気か?」
と、毒蝮某の口調で、優しく語りかけた。しかし老婆は反応しない。
気が付くと、老婆は絵に描いたような花柄人間であった。
704無名草子さん:2001/05/24(木) 10:37
ぐったりとした老婆を抱き起こすと、混濁した意識のなかで
老婆は何かをつぶやいている。

「もり・・・はなえ」

705無名草子さん:2001/05/24(木) 16:42
「もりはなえ?」
バルタンは意味がわからない。
7063:2001/05/24(木) 16:56
途方にくれて空を見上げると、視界の隅にビルの看板が見えた。
何気なく、その看板の文字を読むと

「森英恵ビル」

という書いてあった。

「もりはなえビルか・・・うう」

バルタンは絶句した。


707七誌:2001/05/24(木) 16:58
(そうか、あの花柄を多用する女性デザイナー。もりはなえのことか)

バンダルはひとり合点した。
708無名草子さん:2001/05/24(木) 17:25
こういうスレッドって面白いの?
709無名草子さん:2001/05/24(木) 18:08
ふいに後ろから声をかけられてバルタンは慌てた。
710nanashi:2001/05/24(木) 18:31
「ス、スレッドて? なんでおまんねんだっしゃろ?」

かなり慌てている。
711nanashi:2001/05/24(木) 18:57
「スレッドというのは、木綿糸のことよ。あなたの
 襟のまわりに赤い木綿糸の刺繍があるでしょ。
 珍しい刺繍だと思って。面白いの? こういうスレッド」

突然背後から問いを発した中年の女性は云った。

 「ええ、まあ、おもろないこともないだっしゃろ?」

蟹怪人はシドロモドロに答えた。
712スリムななし(仮)さん:2001/05/24(木) 19:33
僕は中年女性を睨む。
「あなたどこの出身です?」
女性は右足を一歩引いて身構える。顔は鬼のような
形相に変化している。
「そんな事あなたの知った事ではない。」
僕は大声を上げて笑う。壊れたロボットのように。
713無名草子さん:2001/05/24(木) 19:46
壊れた様に笑い狂う蟹江敬三(現ぼく@襟に赤い刺繍付き)。
表参道のその一角に、妙な気配が垂れ込めだした。
714無名草子さん:2001/05/24(木) 19:49
垂れ込める、と言うか漂い出している。
蟹が。
蟹の硬質な冷たく鈍い怒りが、周りの空気を汚す様に広がっていく。
715無名草子さん:2001/05/24(木) 19:50
かに、かに。
716無名草子さん:2001/05/24(木) 21:03
ところで、これは後日談だが、蟹江紀香は凝視していたにも
かかわらず赤刺繍敬三を結局のところ見失ってしまった。
だが蟹江紀香は元来、楽天的な性格であったので、
さっさと諦めて自宅へ帰った。
それからしばらくの後、会社の同僚と交際をし、
まもなく結婚をした。
子宝にも恵まれ、ささやかながら母親として、妻として、
幸せな生涯を送ることとなった。
717ななし:2001/05/25(金) 01:35
などと書けば、この物語はめでたく落着したと
思われる読者がいるかもしれない。

が、この物語には、先日サイバッチのスクープで
報じられた通り、後年紀香のもうけた子供が実は
蟹怪人の子であったという驚愕の事実が隠されて
いたのである。

718無名草子さん:2001/05/25(金) 01:40
そんなことがあるか!!
719無名草子さん:2001/05/25(金) 01:48
と思われる読者がいても当然である。

事実、筆者もあのおぞましい出来事を目撃していなければ
到底信じることができなかったであろう。

あの夜・・・
720無名草子さん:2001/05/25(金) 01:49
この夜、どんな夜。
721無名草子さん:2001/05/25(金) 01:53
それは恐ろしい蟹の夜。
大気中への蟹の侵食力、いかばかりか。
見よ、時系列は狂い、人称は変わり、妄想作家が登場す。
722無名草子さん:2001/05/25(金) 03:22
カニからイカへ・・・メタモルフォーゼをとげたのだ
723無名草子さん:2001/05/25(金) 03:35
ぼくはよっちゃんの酢漬けイカだよ〜。
あしが酸っぱくておいちぃよ〜。
ぱくぱくぱくぱく。あ、たべちゃった。
724無名草子さん:2001/05/25(金) 08:26
どうも、いかん。イカの食いすぎで胸焼けがする。
ベタなオヤジギャグまで、出てしまう。
725無名草子さん:2001/05/25(金) 11:04
「タコにはたくさん足があるんだってね? いかにも」

ああ、やっぱり出てしまった。
うう、今度は、もっと下らないギャグだ出てきそうだ。
726無名草子さん:2001/05/25(金) 11:15
あの時の蟹江怪人はとどのつまり本体ではなかった。
本体はというと、紀香の背中にずっと貼り付いていたのだった。
もちろん紀香が仮蟹江怪人を凝視している間にも。
その日の宵のこと、ついに紀香に
727無名草子さん:2001/05/25(金) 11:19
怪人のヌラヌラと黒光りする触手が伸びた。
728無名草子さん:2001/05/25(金) 11:35
チョキだった。
729無名草子さん:2001/05/25(金) 11:38
さらにもう一本の触手が伸びた。
730無名草子さん:2001/05/25(金) 11:40
チョキだった。
731無名草子さん:2001/05/25(金) 11:40
滲み出す、「蟹である事」の本質的な悲しみ。
732無名草子さん:2001/05/25(金) 11:41
さらにさらに触手が伸び。
怪人は自分の頭をポリポリ。
733無名草子さん:2001/05/25(金) 11:50
思わず己の手をじっと見つめたり、とりとめなく頭を掻いて見たりしている
その間に、蟹怪人(@本体)は、紀香に背中から引っぺがされていた。
「どーりで一日生臭かった。。」
これでも、とばかりにグーパンチ炸裂。
蟹背負って町を歩いちゃったんだもん、腹の立つまいことか。
734無名草子さん:2001/05/26(土) 07:57
これではイカン!蟹を脱却せねば!
735無名草子さん:2001/05/26(土) 13:23
「もーにゅーとーを刺激するー」
と、蟹怪人は脱皮を始めた。赤い甲殻がベリベリと剥がれ落ち、
薄ら寒いアスファルトの上に、小高い山を築き上げた。
その山の中から不意に飛び出した者は、宵闇の電灯に照らされた姿は
まさに海老そのものであった。
736無名草子さん:2001/05/26(土) 14:36
いまや海老怪人となった元蟹怪人は、
脱皮を終えた己の姿を確かめた。
赤いシッポは出来たが、はやりジャンケンに
は不自由する両手のように思えた。

「甲殻類はもうやめにしよう」
737無名草子さん:2001/05/26(土) 19:18
海老怪人は或る火山の噴火口へと赴き、そこで自らの甲殻が
乾いてくるのを感ずると、尻尾で地面を蹴り上げて
溶岩の大海へと投身した。
……もう一時間は経ったであろうか、
火山は依然として、もうもうと煙を立ち昇らせている。
738無名草子さん:2001/05/26(土) 20:06
・・・・いい匂いがあたりにたちこめる。
739無名草子さん:2001/05/27(日) 06:27
海老怪人は火山で焼け死んだ…かと思われていたが、
彼は急激な熱反応によってさらに次の段階へと進化した。
そう、彼はロブスター怪人となっていたのだ。
一応説明しとくが、ロブスターはザリガニ科である。
蟹、海老ときて次はザリガニときた。
甲殻類はアレほどヤメにしたかったのに。
彼は自分の不甲斐なさに号泣した。
そして、その涙は洪水となり火山の活動を停止させた。

その後、彼は火山のふもとの村民から、神として崇められ、
末代まで軍神として祭られたのである。
740無名草子さん:2001/05/27(日) 06:30
いったん、話はここで終わる。
しかし、新たなる伝説がすでに始まろうとしていた。
741無名草子さん:2001/05/28(月) 00:24
天正二年四月二日早暁、一群の騎馬武者が奈良の権田村を襲った。
村民三十八名を斬り殺し、村を焼き払って去った。

生き残ったのは、裏山の雑木の陰に隠れていた「たな」という
十二歳になる少女だけだった。

「野伏(のぶせ)り違いねえ」

周辺の村々では、野盗の仕業とみなし、自村への襲来を恐れた。


742無名草子さん:2001/05/28(月) 06:02
タナは木陰に隠れていたが、周辺を彷徨いてた野武士に見つかってしまった。
「小童子か。育てれば使えるかもしれんな。グフフフ。」野武士は怯えて震えてる
タナの腕を無理矢理に掴んだ。「何すっだっ!」腕を振り解こうとするがビクともしない。
「おっどぉを返せ〜、おっがぁ〜をがえせ〜!!」泣きながら喚く少女。
野武士は無惨にも、その小さい背中を切り裂いた。「ぎゃああ!」ハタッと倒れる幼い骸。
「五月蠅い餓鬼は無用だ…。」野武士は振り向きもせず、その場を立ち去る…。
743無名草子さん:2001/05/28(月) 06:13
その後すぐ、倒れた少女の側を一人の虚無僧が通りかかる。
ゆっくりと抱き上げ、背中の傷を調べた。「深くはない…。」
「うっ…。」少女は気を取り戻したようだ。虚無僧は腰帯から
薬草を取り出し、手で捻り始めた。「痛むが我慢しなさい。」
血の滴る背中の傷に薬草を塗りつけた。「むぎゃあああ!!」
少女は泣き叫ぶが、また気を失う。虚無僧は少女を抱き上げ、
古ぼけた山奥の寺に少女を連れ帰った。
744無名草子さん:2001/05/28(月) 10:27
雑多な木々の梢が複雑に絡み合い、網目の様になった
空間から黄昏時の陽光が輪郭もぼやけるほどに射し込まれている。
が、寺の中は僅かに開かれた戸に一筋の光が直線を刻むばかりで
四隅は暗闇に包まれている。
その清閑な暗闇の中にタナは丁重に寝かされている。
虚無僧は着物から突き出たタナの足を見ると、己の情欲の
深さを今更ながら感じざるを得なかった。
745無名草子さん:2001/05/29(火) 07:35
虚無僧は己の不甲斐なさを恥じ、匕首で自分の腹をかっさばいた。
タナは痛みも忘れ飛び起きた。虚無僧は内臓をさらけ出しながらも、顔には汗ひとつかいてない。
「ワシは長年の修行にも拘わらず、今になって情念ひとつままならなんだ…。」
「し、しかしワシが得たすべてを御主に授けよう。」虚無僧はタナの手を取る。
「臨!兵!闘!者!皆!陣!烈!在!前っーーー!!!」青白い炎が二人を包む。
「ああああっっっっーーー!!!!」突然、天井は真っ二つに裂け、青白い光が天の隙間から
虚無僧とタナの頭上に落ちた。もの凄い閃光と耳を劈く雷鳴が暫く続いた。
746無名草子さん:2001/05/29(火) 07:43
瓦礫と化した寺の跡地は、まだ白い靄の中で不気味な静寂が支配する。
ガラッ、と音を立てながら、瓦礫の隙間より白い手が突きだす。
ボロボロと瓦礫をはらいながら女が立ち上がる。その姿はすでに少女ではなかった。
女である。タナはあどけない表情を残しつつも大人の色香漂う「女」になっていた。
果たして、虚無僧はタナに何を授けたのだろうか?
747無名草子さん:2001/05/29(火) 07:47
この妖艶なる女こそ、後の世、大江戸で伝説を残す大盗賊集団「ひょっとこ」の
女総長、「タナ」なのであった。
748無名草子さん:2001/05/29(火) 12:17
「わては 「大盗賊軍団ひょっとこを結成しろ」という
神のお告げを聞いたのじゃ!」

なんとタナは口調まで変化していた。
749無名草子さん:2001/05/29(火) 12:19
タナは自分の名前があまりにも田舎くさいことに
羞恥心を覚えた。
「ひょっとこの女総長がタナなんて名前じゃカッコ悪すぎじゃけん。
もちっとかっこいい名前に戒名せなあかんな」
750無名草子さん:2001/05/29(火) 12:22
タナは いかにも盗賊団の御頭に相応しいような名前を
あれこれ考え始めた。
思案の末 漢字字典まで持ち込んでくる有様だった。
751無名草子さん:2001/05/29(火) 12:22
タナ「決めたで!わての名前は・・・
752無名草子さん:2001/05/29(火) 12:30
寿限無寿限無、五劫のすり切れ、海砂利水魚の水行末、雲行末、風来末、喰う寝るところに住むところ、やぶら小路ぶら小路、パイポパイポ、パ
イポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命、長久命の長助 だ!!」
753無名草子さん:2001/05/29(火) 12:32
かくして、タナの新たな名前は

「寿限無寿限無、五劫のすり切れ、海砂利水魚の水行末、
雲行末、風来末、喰う寝るところに住むところ、やぶら小路ぶら小路、
パイポパイポ、パイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、
グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命、長久命の長助」

となったのであった。
754無名草子さん:2001/05/29(火) 12:36
通称、「寿限無長助」!!
755無名草子さん:2001/05/29(火) 12:41
次に、寿限無長助は弟子&子分を集めようと考えた。
756無名草子さん:2001/05/29(火) 12:44

しかし、盗賊団の子分になりたいなどと思う輩は
そんなに急には見つからない。
見つかったとしても寿限無長助のような女の下では働きたくない、と
考える奴等ばっかりだ。
寿限無長助は再び思案に暮れた。
757無名草子さん:2001/05/29(火) 12:54
寿限無長助は弟子集めのことは後で考えようと思った。
そして今度は「盗賊団ひょっとこ」の活動内容を考え始めた。
758無名草子さん:2001/05/29(火) 20:08
そして・・・
759無名草子さん:2001/05/29(火) 20:18
寿限無長助はいつしか、うつらうつらと眠りに落ちてしまった。
はっ、と目を覚ますと

そこは・・・
760無名草子さん:2001/05/29(火) 21:40
長助が密かに淡い恋心を寄せている、ミサタンの家だった。
「長助どん、よっぽど疲れてるだね」
「お、おらぁ・・・」
761無名草子さん:2001/05/29(火) 22:54
「待って、何も言わないで!」
「今頃訪ねてくるなんて、あなたの事やっと忘れられそう
だったのに。」

あの頃と何も変わらない、どこか寂しげな瞳で長助を見つめる
ミサタン。

「違うんだ。聞いてくんろ。」
「おらぁ、お前さんに言わねばならねえ事があるんだ。」
「死んだあいつと約束しただけど、こんままじゃ
 あいつが浮かばらねえだ。」

「お、おらぁお前さんに嘘をついていただ。 あいつにそう頼まれ
たんだ。」
「覚えているか、あの火事があった日のことを。」

「実はあの時・・・
762無名草子さん:2001/05/31(木) 12:11
火をつけたのは俺だったんだ!!
763無名草子さん:2001/06/01(金) 07:50
バチッ、バチッ、ゴォオオオ・・・・
764無名草子さん:2001/06/01(金) 10:54
ざわざわ・・・・
765名無し草:2001/06/01(金) 14:44
「ハートに火をつけて」
766無名草子さん:2001/06/02(土) 05:47
空白の記憶がよみがえる...

「おらをなめるでねぇ!!」
767無名草子さん:2001/06/02(土) 10:31
そしてガソリンを・・・
768無名草子さん:2001/06/04(月) 06:45
ガブ飲みした。
769無名草子さん:2001/06/04(月) 18:01
まずい!と、思ったが意外とイケる。
特に喉越しの良さと言ったら他の追随を許さない。
口角から一筋のガソリンが垂れ、長さんの胸元を濡らした。
770無名草子さん:2001/06/04(月) 21:56
「おめえも飲めよ。」長助はミサタンにもすすめた。
771無名草子さん:2001/06/04(月) 21:57
「わたす、そったなもの飲めねえ。」うつむく、ミサタン。
772無名草子さん:2001/06/05(火) 10:36
なかなかどうしてミサタンはガソリンを浴びたそうにしている。
長助は残りのガソリンをミサタンの頭から浴びせかけた。
ミサタンは嬉しそうにしていたので、サービス精神旺盛な長助は、
今度は火をつけてあげた。
ぼっ、とミサタンは炎に包まれて、熱そうにそこら辺を
のたうちまわった末に動かなくなり、後には
真っ黒なミサタンで出来た炭が残った。
773無名草子さん:2001/06/06(水) 10:16
焼けこげた死体の周囲には、黒い毛が散らばっている。
獣毛のようだ。長助は訝しく思った。もしや、ミサタンは?
タヌキか?死ぬ間際まで化け通すは、敵ながらあっぱれだ。
「おのれ!獣のくせに俺をたばかるとは!」
774無名草子:2001/06/06(水) 16:34
長助は後から後から無限に湧き起こる憤りを必死に抑えながら
キャツの巣を探索し始めた。
(クソッ俺には時間がないのに・・・・・)
そう長助に残された命の炎は消えかけていたのだ。
長助は子供の頃から身体が人と比べて弱く、いつも
同じ年の子が外で遊んでいるのを二階の自室の窓から
もの欲しそうに眺めているのが常だった。
775無名草子さん:2001/06/10(日) 07:30
ミサタンは天井にへばりついていた。空蝉の術は見事、長助を術中に陥れた。
妄想している長助に、上から飛びおりるミサタン。
776無名草子さん:2001/06/10(日) 22:53
絶体絶命の長助!長助は自分の命運も尽きたと思い、無我夢中で

「寿限無寿限無、五劫のすり切れ、海砂利水魚の水行末、
雲行末、風来末、喰う寝るところに住むところ、やぶら小路ぶら小路、
パイポパイポ、パイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、
グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命、長久命の長助」

と叫んでいた。
777無名草子さん:2001/06/11(月) 01:05
「ウィーッス」
だめだこりゃ、、、
778無名草子さん:2001/06/11(月) 03:46
それししてもせんずりって気持ちええだなぁ。と長さんは呟いた。
779無名草子さん:2001/06/11(月) 04:07
そのとき、長さんたちを乗せたバスに乗っているクラスメート(?)全員が眠り出した。
バスガイドもバスの運転手もガスマスクをしていた。
まさか、この展開って・・・
780無名草子さん:2001/06/11(月) 14:54
羞恥プレイの一種、睡眠ガスマスクプレイだろうか。
すり切れ長助もガスマスクを装着して、右手にナタを持った。
バスガイドと運転手はそれぞれチェーンソーを持っていたが、
長さんは、素早い動きで以って、ナタで二人の首を
はね飛ばした。
長さんは自分の両手をもぎ取って、代わりにチェーンソーを
取り付けた。
781無名草子さん:2001/06/14(木) 06:18
ついに両手にチェーンソーを装備した長さん。
しかし、モーターを回すスターターを引っ張る事が出来ない事に気付いた。
782無名草子さん:2001/06/18(月) 07:58
うぃ〜んうぃ〜ん
783無名草子さん:2001/06/19(火) 06:30
「このサウンドはあの電動こけしのよだな...」
思い出すだけでちんぴくしてしまい状況が読み取れず
壁にちんぽを擦り付ける...

「ああああっつつ!!!」長さんの見たものは?
784無名草子さん:2001/06/19(火) 14:40
誰がスターターを引っ張ってくれるわけでもない無駄両手チェーンソー状況で、
幻聴おなにーにふける長助。
「ああああっつつ!!!」
しょうもない絶叫の後とっとと果てて、目の前の土壁がただ疎ましく。
785無名人参:2001/06/19(火) 20:39
だが、その恍惚の二日酔いのなかで、長介(仮)の頭は次第に土壁の中にめり込んで行く。
嗚呼、哀しいかな。香奈氏香奈氏。
786無名草子さん:2001/06/23(土) 07:27
長助は土壁と完全に同化してしまい、これからの半年を
「ぬりかべ」として生きてゆく事とあいなった。
787無名草子さん:2001/06/26(火) 07:29
ズーン、ずーん
788無名草子さん:2001/06/26(火) 15:14
「背中が痒いなぁ、誰か掻いてくれないものだろうか」
789無名草子さん:2001/06/28(木) 18:21
あげ
790無名草子さん:2001/06/29(金) 06:25
安芸「あげ」

ぬりかべはボソッとほざいた。
791フューエン:2001/06/29(金) 06:53
その声は、五里離れた隣村にまで、聞こえたという。
792無名草子さん:2001/06/29(金) 10:27
きたろうからの呼び出しメールがきた。
793無名草子さん:2001/06/29(金) 10:43
戸惑った。激しく、戸惑った。
何しろ、半年ぶりのの呼び出しなのだ。
背中の痒みも忘れ、どうするべきかを考えた。
794目玉おやじ:2001/07/02(月) 06:33
  , '⌒丶    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 (  ●  ) < キタロー!すごい妖気じゃ!
  丶__ノ    \_____
  ⊂   ⊃
  | |
   ∪∪
795無名草子さん:2001/07/03(火) 02:29
「オマエヲ筆頭ニナー(゜Д゜)」とキタローは応えた。
796無名草子さん:2001/07/04(水) 06:20
きたろうも答えた。
797無名草子さん:2001/07/04(水) 09:34
ぬりかべは、きたろうの 呼びかけに答えた。
「すまない、俺はいけない・・・」
その言葉に、きたろうはぬりかべを口汚なく罵った。
798無名草子さん:2001/07/04(水) 13:34
「この厨房がっ!!(゜Д゜)」
799無名草子さん:2001/07/04(水) 14:22
ぬりかべは逆上して「逝ってよし!!!」と
叫んだ。
800無名草子さん:2001/07/04(水) 14:33
そんなぬりかべに、きたろうが叫んだ。
「800!」
ぬりかべは不可解な顔をした。
801無名草子さん:2001/07/04(水) 15:26
トルネードスピン!ぬりかべは今朝食ったえびバーガーを吐いた。
802無名草子さん:2001/07/04(水) 15:59
しかし、吐いたえびを見て、ぬりかべは驚愕の表情を浮かべた。
それは、えびではなく、ザリガニだったのだ!

ぬりかげは、きたろうに感謝の意を示した。
803無名草子さん:2001/07/04(水) 16:02
きたろうはそれを無視し、おはじきで遊び始めた。
804無名草子さん:2001/07/04(水) 21:24
そこへ、いとこの孝子がやってきた。
805無名草子さん:2001/07/04(水) 21:52
孝子はミスさくらんぼをつとめるほどのいい女ではあったが、ブランド志向で男も外車(ベンツ)を乗り回し、年収が数千万じゃないと嫌がるようなバブリーだった。そこへ昔つきあっていた誠が現れた。
806無名草子さん:2001/07/04(水) 21:53
誠は執事のセバスチャンと愛犬ペロ君と一緒だった。
807無名草子さん :2001/07/04(水) 22:05
誠は、きたろうにきり出した。
「孝子は俺の物だ。」
808無名草子さん:2001/07/04(水) 22:15
孝子は誠に「あんたに物呼ばわりされる筋合いはございません」と言い放ち、地団駄ラリアートをくらわした。
809無名草子さん:2001/07/05(木) 00:27
誠はふと考えた。地団駄ラりアートとは一体・・・・、
810無名草子さん:2001/07/05(木) 00:33
気が付くと誠の手をぺロがなめていた。
811無名草子さん:2001/07/05(木) 00:37
誠はちょっとむらむらっときたが、孝子の前で恥はかけない・・・。
ごまかそうとラジオ体操第2を始めた。
812無名草子さん:2001/07/05(木) 03:04
きたろうも、つられてラジオ体操第2を始めた。
813無名草子さん:2001/07/05(木) 14:21
孝子も慌ててラジオ体操を始めたが、
孝子のそれは、第1であった…。
814無名草子さん:2001/07/05(木) 14:23
「おいっちに!おいっちに!」
きたろうの掛け声が眠気を誘う。
815無名草子さん:2001/07/05(木) 14:29
誠と孝子は気を失った。
するときたろうは、
孝子に近づいておもむろに
816無名草子さん:2001/07/05(木) 16:47
「しゃぶれ!! しゃぶれ、ゴルァ!!」と、
817無名草子さん:2001/07/05(木) 17:51
熱く煮えたぎった男樹を孝子の目の前に
差し出したのだった。その先端には既に神々しく光る
白液が顔を出していた。
818無名草子さん:2001/07/05(木) 17:58
「ゴルァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!」
その奇声を発したのは、ぬりかべであった。
819無名草子さん:2001/07/05(木) 18:30
ぬりかべは、石渡がスクイズの構えをするのを目で見て、大きくウエストするカーブを放った。
820無名草子さん:2001/07/05(木) 20:20
刹那――
グキッ!!
ぬりかべの右肘が…
821無名草子さん:2001/07/05(木) 23:46
折れたらしい。
822無名草子さん:2001/07/06(金) 00:42
執事のセバスチャンは、急いで誠を病院まで連れって言った。
823無名草子さん:2001/07/06(金) 00:46
孝子はショックだった。いとこのきたろうがそんな事をするなんて・・・・。
そこへ、銭湯へ行っていた目玉おやじが帰ってきた。
824無名草子さん:2001/07/06(金) 05:20
目玉の親父は湯船につかるなり、孝子に怒鳴った。
「インターネットって知ってるか?」
825無名草子さん:2001/07/06(金) 09:20
「インターネット? その方は、今年、お幾つになられるのですか?」
「……………」
目玉の親父は、絶句した。
いや、文字通り、目を見開いたまま、固まった。
まさか、本当にそう思っているのはあるまい、と無いまぶたでもって、目をパチクリさせた。
826825:2001/07/06(金) 09:22
訂正:まさか、本当にそう思っているの「で」はあるまい、と無いまぶたでもって、目をパチクリさせた。
827無名草子さん:2001/07/06(金) 12:24
やがて猫娘がさかりだした。
828無名草子さん:2001/07/06(金) 12:24
ここで場面は、誠の病室に変わる。
829無名草子さん:2001/07/06(金) 15:01
ここで場面は誠の病室から元の場面に戻る。
830無名草子さん:2001/07/06(金) 17:14
「どっちやねん!?(゜Д゜)」と、誠は、カメラに向かって中指を立てた。
831無名草子さん:2001/07/06(金) 18:48
ついでにちんこも立てた。
832無名草子さん:2001/07/07(土) 00:14
中指よりも、小さかった…
833無名草子さん:2001/07/07(土) 00:58
鬱だった。
834無名草子さん:2001/07/07(土) 02:40
「よし、長茎術に踏み切ろう(゜Д゜)!!」と、
835無名草子さん:2001/07/07(土) 04:33
誠は、泌尿器科にも顔を出した。
836無名草子さん:2001/07/07(土) 06:12
「先生、オイラのちんちん、長くしてくれ」
837無名草子さん:2001/07/07(土) 06:23
先生は、答えるかわりに、紙切れを誠に渡した。
無造作に扱われたその紙切れは、皺を伸ばさなければ判読不能だった。

『何も言わずに、さり気なく退室しろ、そして、出てすぐの公衆電話に行け』
838無名草子さん:2001/07/07(土) 06:30
ピンク色の公衆電話は今ではキッチュに見えた。
目の前に立った誠は、次なる展開を待った。

なにか空気の振動のようなものを察し、電話を見ると
微妙に震えていた。

マナーモードの公衆電話だった。
迷わず誠は受話器を上げた。
839無名草子さん:2001/07/07(土) 12:42
(゜Д゜)「何じゃこりゃあっ!?」
誠は、絶叫した。
840無名草子さん:2001/07/07(土) 13:24
それに出たのは、泌尿科の先生だったのだ!
841無名草子さん:2001/07/07(土) 13:24
「君とは個人的にお付き合いをしたいと思うのだが…」
842無名草子さん:2001/07/07(土) 14:43
「嬉しいッス!!」
843無名草子さん:2001/07/07(土) 19:34
かくして、2人は、イケナイ仲に( ̄▽ ̄)。
844無名草子さん:2001/07/07(土) 19:40
ここから話は、孝子の過去へと変わる。
845無名草子さん:2001/07/07(土) 19:40
「いけないわ… 父さん…こんなことしちゃ…」
846無名草子さん:2001/07/08(日) 05:15
「へっへっへっ! 減るもんじゃあるまいし、いいじゃねーか(゜Д゜)」
847無名草子さん:2001/07/08(日) 07:35
孝子の父は、孝子の大好物の卵焼きを1個
いただこうとしていたのだ!
848無名草子さん:2001/07/08(日) 07:36
「あぁ… 最後の楽しみにとっておきましたのに…」
孝子は、憎しみと苦悶のはにかみを見せた。
849無名草子さん:2001/07/08(日) 08:11
はじかみを噛みながら。
850無名草子さん:2001/07/08(日) 11:23
やがて、孝子の唇からは血が吹き出した!

「あぁ…お父さん…! 血が…!!」
851無名草子さん:2001/07/08(日) 13:11
口寂しさから己が唇まで噛み破ってしまう孝子。
わが娘が未だ唇期でもがき留まりおるのを初めて目の当たりにした父、
不甲斐なく黙りこみ。
「これでも咥えてなさい」
娘の口に吸いさしのタバコをこじ入れると、席を立った。
852無名草子さん:2001/07/08(日) 15:37
「モゴモゴモゴ…お…おどうづあん?」
853無名草子さん:2001/07/08(日) 18:48
かくして、孝子の幼少時代は
父とのはにかみと苦悩の日々を送りつづた日々であった。
854名無し:2001/07/09(月) 00:44
7930347
855無名草子さん:2001/07/09(月) 07:36
おお、携帯に奇妙な番号が!?
856無名草子さん:2001/07/09(月) 07:41
不思議な事に、アンテナも、4本目が立っていた。
857無名草子さん:2001/07/09(月) 07:53
きたろうは、妖怪の気配を察知した。
858無名草子さん:2001/07/09(月) 11:58
「むっ! とうさん、妖気を感じます!」
859無名草子さん:2001/07/09(月) 12:42
きたろうの髪の毛も4本目が立っていた。
860無名草子さん:2001/07/09(月) 14:38
きたろうは言った。
861無名草子さん:2001/07/09(月) 14:39
うんこがしたいうんこがしたいうんこがしたい
862無名草子さん:2001/07/09(月) 19:15
「そうか、じゃあ休憩ついでにパーキングエリア寄っていくか」
863無名草子さん:2001/07/09(月) 19:26
うん、でももうしちゃった。
864無名草子さん:2001/07/09(月) 23:23
きたろうのてぃむぽは、4本目が立っていた。
彼は、四人の女を同時に相手に出来るのである。
865無名草子さん:2001/07/09(月) 23:55
両刀でもある。
866無名草子さん:2001/07/10(火) 01:23
しかも暫鉄剣。
867無名草子さん:2001/07/10(火) 01:23
おまけにシーメール。
868無名草子さん:2001/07/10(火) 01:24
天晴れ、妖怪。
869無名草子さん:2001/07/10(火) 07:19
しかし、まだ、うんこが出ている。
870ゴータマ・シッダールタ:2001/07/10(火) 07:25
手で拭いた
871無名草子さん:2001/07/10(火) 07:52
孝子に見せなきゃ!
872無名草子さん:2001/07/10(火) 10:53
あ、服に付いた…
873無名草子さん:2001/07/10(火) 12:30
指で弾いた。
874ゴータマ・シッダールタ:2001/07/10(火) 13:22
そしてそれは、高く高く舞い上がり
875無名草子さん:2001/07/10(火) 14:41
天使になった。
876無名草子さん:2001/07/10(火) 17:39
その背中には虹色の羽が美しく輝いていた。
877無名草子さん:2001/07/10(火) 17:42
その天使は、きたろうの体を八つ裂きにしてしまった!
878無名草子さん:2001/07/10(火) 18:00
「きたろう!!」
目玉のオヤジは、絶叫した。
「大丈夫ですよ、とうさん」
きたろうの身体だと思われていたそれは、実は、マネキン人形だった。
879無名草子さん:2001/07/10(火) 20:00
天使「ちっ! 変わり身の術か!!」

 天使は、ひるんだ。
880無名草子さん:2001/07/10(火) 20:18
目玉の親父「いまじゃ!! 鬼太郎〜〜〜!!」

きたろう「はい!父さん!!」
881無名草子さん:2001/07/10(火) 23:53
「やれきたろう〜〜〜!」
「わかったよ父さん!」
「分かったか?」
「ああ!」
「よっしゃ、合わせろやキタ〜〜」
「応!」
そんな事をしている内に、天使は体勢を立て直していた。
882無名草子さん:2001/07/10(火) 23:58
天使は白い羽を翻した。
あれ?なんか動きが機械っぽいような…
あらら?なんかライフル出してきたぞ?
しかも2つある。こ、これは…
天使
「ツインバスターライフル発射!」
883無名草子さん:2001/07/11(水) 01:00
「負けるものか!
指鉄砲と髪の毛針と鼻くそミサイルの、一人波状攻撃だ!」
884無名草子さん:2001/07/11(水) 05:54
ついでに、肛門集中波動砲と尿道拡散粒子砲も放っていた。
885無名草子さん:2001/07/11(水) 12:39
天使はひるんだ
886無名草子さん:2001/07/11(水) 12:39
目玉の親父「いまじゃ!! 鬼太郎〜〜〜!!」

きたろう「はい!父さん!!」
887無名草子さん:2001/07/11(水) 15:51
「喰らえ!!( ̄▽ ̄)」
シコシコシコシコシコシコ!!
「違うだろーっ!?(゜Д゜)」
スパーン!!
目玉のオヤジは、ツッコミを入れた。
888無名草子さん:2001/07/11(水) 15:53
ヌプッ!
ついでに、チンポも挿れた。
「ひぃぃぃぃ! とうさん、何を!?」
889無名草子さん:2001/07/11(水) 18:07
>>888は、流れが読めてない上にキモイな…」

 きたろうはわけのわからない事を呪文のように唱えていた…。
890赤パン:2001/07/11(水) 18:11
     \\  おにぎりだけでhttp://i.tosp.co.jp/Kj/Tospi200.asp?I=ITABARA&P=0&Kubun=K2目指そう!! //
 +   + \\ おにぎりだけでhttp://i.tosp.co.jp/Kj/Tospi200.asp?I=ITABARA&P=0&Kubun=K2目指そう!!/+
                            +
.   +   /■\  /■\  /■\  +
      ( ´∀`∩(´∀`∩)( ´∀`)
 +  (( (つ   ノ(つ  丿(つ  つ ))  +
       ヽ  ( ノ ( ヽノ  ) ) )
       (_)し' し(_) (_)_
891無名草子さん:2001/07/11(水) 19:47
きたろうと天使は、同時にうざいおにぎり達を瞬殺した。
そして、2人の間に友情が芽生えた。
892無名草子さん:2001/07/11(水) 23:28
しかし、その陰で、きたろうのモンコーには、目玉のオヤジが埋まっていた。
「きたろう、先にワシを助けんかい!」
893無名草子さん:2001/07/12(木) 13:21
「やばい… あと100ぐらいで結末までいかなきゃいけないのに
展開がおかしくなってしまっている…。」

 天使は、嘆いた…。
894無名草子さん:2001/07/12(木) 15:17
「ならば『●みんなで小説つくりましょう●(2)』のスレッドを立てるまでだ」
きたろうはそう言うと、妖気を極限まで高めた。
895無名草子さん:2001/07/12(木) 16:18
と、その時、
「だから先にワシを助けろと言うに!!」
目玉のオヤジは、白目を剥きかかっていた。
896無名草子さん:2001/07/12(木) 19:33
「いや…まてよ。しかし、2を作ってしまったら、また今みたいにダラダラと
してしまうだけではないか…? ならとりあえず、1スレッドごとに話を変えた
方が楽しいのではないか…?」

きたろうは、心の中で自問自答した。
897無名草子さん:2001/07/12(木) 21:55
とりあえず、父は静かに昇天した。
898無名草子さん:2001/07/13(金) 00:33
そして天使二号になり、2人の天使は合体した。
899無名草子さん:2001/07/13(金) 14:26
そして、最強のボスキャラ
 (w天使になった。
900無名草子さん:2001/07/13(金) 15:06
さあ、こいつを倒したらこの小説も終了だ!
最後の100レス、開始めいッ!
901無名草子さん:2001/07/13(金) 23:48
きたろうは叫んだ。
「いいかげん、バトル小説は終わらせて、早く孝子や誠と、人間ドラマを演じるんたい!」
「貴様は妖怪だ、そんな願望は諦めろ」
「五月蠅い……覚悟完了。螺旋!」
902無名草子さん:2001/07/14(土) 08:01
「2になったら絶対人情ドラマにしてやる!
お前のせいで、この物語がおかしくなっちまったじゃないか!!
覚悟しろよ〜!!」

 きたろうは、怒りの炎を燃やした。
「ゴルァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!」
903無名草子さん:2001/07/14(土) 13:28
w)天使は、嘲笑するような笑みを浮かべた。
「私は不死身です……例えこの躯が滅びようとも、魂は死にません。
2になっても、展開がダレてきたら、容赦なく復活しますよ!」
904無名草子さん:2001/07/14(土) 19:52
「ちくしょ〜〜〜〜!! そうきたかぁ!!」
しかし、2に入る前にだれ気味なきたろう一味でした。
905無名草子さん:2001/07/15(日) 01:31
2…。う〜ん、マンダム。
906無名草子さん:2001/07/15(日) 20:30
と、突然孝子と誠がやってきた。
「きたろう、俺達も合体だ!」
「そうよ、力を合わせればなんとかなるわ!」
きたろうは、2人の熱い心意気に涙した。
「ようし、三神合体!」
きたろうは孝子のアヌスにてぃむぽを突っ込み、誠は孝子のまむこにてぃむぽを
突っ込んだ。
その瞬間、三人の躯は光に包まれ、そして一人の超人が誕生した。
その名も……
907無名草子さん:2001/07/16(月) 12:55
万陳軒!!(゜Д゜)
908無名草子さん:2001/07/16(月) 13:17
餃子の包みが通常の3倍!
「おらに、ニラをわけてくんろ」
909無名草子さん:2001/07/16(月) 13:17
「さあ、決着だ……」
万陳軒は、ペニス型の両手を前に突き出す。
「望むところだ……」
w)天使は、ウルトラスーパーDXグレートハイパーツインバスターライフルブラスター
ガン・マックスレボリューションエボリューション・フォースディメンションエディション
を構える。
万陳軒は不敵に笑い、
「貴様のウルトラ(中略)エディションが勝つか、俺のダブルスペルマキャノンが勝つ
か……勝負!」
910無名草子さん:2001/07/16(月) 19:12
と、その時、万陳軒の口許から、突然、血が…。
どうやら、舌を噛んだらしい。
「くっ!! ウルトラ(以下省略)の本当の恐ろしさとは、まさかっ…!?」
「フッフッフッ」
天使は、薄気味悪い笑みを浮かべた。
「どうやら、私の罠に掛かったようだな」
911無名草子さん:2001/07/16(月) 19:46
w)天使はそう言うと、口元を抑えうずくまっている万陳軒にトドメをさそうとした。
「喰らうがいい!ウルトラスーパーDXグレートハイパーツインバスターライフルブラスター
ガン・マックスレボリューションエボリューション・フォースディメンションエディション………
ぐぼはぁっっっ 」
w)天使も舌をかんでしまったのだった。その隙を見逃す万陳軒ではなかった。
すかさずダブルスペルマキャノンをw)天使に打ち込んだ。
するとどうだろう、なんとw)天使は
912無名草子さん:2001/07/16(月) 20:38
「ふ… ほとんど一人で書いてるのが見え見えだぜ…」
目玉の親父は瀕死の状態でつぶやいた。
913無名草子さん:2001/07/16(月) 23:16
おまえを人間にしてあげよう。ブルーフェアリーは目玉に微笑んだ。
914無名草子さん:2001/07/16(月) 23:17
「いや、2人は居るな……って、父さん、スペルマキャノンで融合が解けたんだね!?」
なんと、w)天使の融合がとけ、片方はただの糞に戻り、もう片方は懐かしの
目玉の親父に戻ったのだった!
さあ、大団円に向かってまっしぐらだ!
915無名草子さん:2001/07/16(月) 23:55
「バレたぁ?」
と誰かが言ったかどうかは定かではないが、融合に関係していない目玉のオヤジが、何故、ここで出てきたかは、定かである。
実は、目玉のオヤジは…
916無名草子さん:2001/07/17(火) 05:19
以前、何回か逮捕されていたのであった。
全裸で街中を徘徊し、老いぼれ婆さんに通報されたのである。
「とうさん、僕はとうさんを尊敬していたのに・・・・・・」
子にも見捨てられ、どお生きていけば良いのか目玉は悩んだ。
悩んで、悩んで、悩んだ。
そして、目玉は決意した。
917無名草子さん:2001/07/17(火) 11:10
明日は早起きしようっ、と。
918無名草子さん:2001/07/17(火) 13:03
915 に、「>>895-899 をちゃんと読め」という電波が飛んできた。
919無名草子さん:2001/07/18(水) 00:19
しかし、915は、それをかろうじてかわしたのだった。
「きたろう、ワシは明日こそは、早く起きるぞ!!」
920無名草子さん:2001/07/18(水) 00:38
そして、目玉は一週間前に通販生活で購入したばかりの
羽毛布団にくるまったのであった。
921無名草子さん:2001/07/18(水) 00:43
そして、暫しの平和が訪れたのだった。

しかし、平和は何時までも続かない。
3年後の同じ日に、それは起こった。
922無名草子さん:2001/07/18(水) 12:39
へいへいほーへいへいほー
「よ、与作ではないか!!」
923無名草子さん:2001/07/21(土) 07:55
なっ?
924無名草子さん:2001/07/21(土) 09:44
ぬっ!
925無名草子さん:2001/07/21(土) 12:30
ほっ!
926無名草子さん:2001/07/22(日) 04:43
あん、そこそこぉ〜
927無名草子さん:2001/07/24(火) 03:25
んなワケねぇーだろ!!!!
928無名草子さん:2001/07/24(火) 09:57
   ■■■■■第一部・完!!!■■■■■
929無名草子さん:2001/07/26(木) 07:06
…と思われがちだが、1000までにあと70レスが必要でなのである。
930無名草子さん:2001/07/26(木) 18:15
そうだそうだ!!百姓一揆たちはみんな一声に立ち上がった。
931無名草子さん:2001/07/31(火) 06:59
思わずチンポも起ち上がった。
932無名草子さん:2001/07/31(火) 08:09
百姓達は、総立ち状態だった。
933無名草子さん:2001/07/31(火) 08:10
その数、ゆうに一千五百と七十…
934にがい:2001/08/03(金) 15:18
ああああああああああああ
935無名草子さん:2001/08/04(土) 23:29
あげ
936無名草子さん:2001/08/08(水) 07:59
ぐはぁあ!
937無名草子さん:2001/08/10(金) 00:51
そして!
938無名草子さん:2001/08/12(日) 07:02
まだ新スレをたてるべきだはないとのお達しがあった
939無名草子さん:2001/08/23(木) 10:47
宮本武蔵!
940無名草子さん:2001/08/23(木) 13:11
みゃんこ!!
941オガー:2001/08/26 07:48
まだやらせてくれるというのか…感謝ッッ!!!!
942無名草子さん:01/08/26 09:16
百姓の一人は、「悲しみよ、こんにちは」と言った。
943あるお公家さま:01/08/26 10:50
あるお公家様は、「サガン!」と叫んで、百姓が手に持っていた「悲しみよ、
こんにちは」を奪って読み始めた。
944無名草子さん:01/08/27 23:24 ID:GP3aerPY
しかし、字が読めない!
945あるお武家さま:01/08/27 23:48 ID:1A6QGr0o
そこで、あるお公家様は、「悲しみよ、こんにちは」をあるお武家さまに
読んでもらった。
946無名草子さん:01/09/06 18:00 ID:YBhpZP2c
するとあるお公家様「これからお前たちに殺し合いをしてもらう」と言った
947無名草子さん:01/09/06 18:21 ID:EmyATwRE
「ファッキンジャップくらい分かるよこの野郎!」
948無名草子さん:01/09/06 19:22 ID:XUV4mi2.
すると素浪人の内田裕也右衛門、襲いかかるテレビレポーターどもの
マイクの束に向かってこう吐き捨てた。

「あい、かんと、すぴーく、ファッキン・ジャッパニーズ!」
949タケツ:01/09/13 23:27
「だから、ファッキンジャップくらい分かるよこの野郎!」
950めか:01/09/16 19:13
「じゃあケツ毛ぬくよ?ほらしりだして?」
951七詩:01/09/27 21:29
しかし全て夢であった・・・・
952無名草子さん:01/09/28 07:45

夢から覚めても現状はたいして変わりない様だ。
953無名草子さん:01/09/30 03:16
しかし株価は下がっていた
954無名草子さん:01/10/05 12:48
テロだーー
955無名草子さん:01/10/05 12:53
そう。元首相のスダレ頭はテロテロになっていた。

「卵白がイイんだよね、ザーメンも可だナ……」
956無名草子さん:01/10/08 06:46
空爆だー
957無名草子さん:01/10/09 12:59
ドーンドーン!
958無名草子さん:01/10/09 13:41
ドオンドオンと轟音の鳴りしが、実を申せば四七士の討ち入りの合図
なり。夏が過ぎたばかりの、いと焦げ臭きニウヨークの禄フェラ屋
の大屋敷の門前にて、大石蔵之助、ここぞとばかりに太鼓を打ち
鳴らしたり。ドオンドオン。
959無名草子さん :01/10/10 10:58
「皆の衆よろしいかな、合図をしかと心得よ。
ラディン殿の御印あげるためいざ出陣!」
960:01/10/11 12:39
ドーンドーン!
961無名草子さん:01/10/18 23:46
スースースータラタッタスッタラホイホイホイ
962無名草子さん:01/10/27 07:29
うなぁ!
963無名草子さん:01/10/27 07:40
1UPキノコ発見
964無名草子さん:01/11/08 06:39
紛失
965無名草子さん:01/11/08 06:46
したから、警察に行った。そこにはダーティーハリーがいた。
966無名草子さん:01/11/14 07:36
爆死した。
967無名草子さん:01/11/14 09:29
禄フェラ屋の蔵に隠れしキラー上野ブシュの助……。
それを遂に発見せし大石蔵之助、ブシュ之助の肛門に、自慢の名刀を
ブスーっと挿入せり。さてさて、ジャップの短刀でオカマを掘られた
ブシュの助、コメの国の無礼痔伝統――訳せば「大統領閣下」――の
威厳は、もはや恥垢のごとくカスカスに萎縮せり。
968無名草子さん:01/11/15 15:40
ここで目が覚めた。おもろい夢やった。読みかけになっている
吉村昭の“破獄”を読もうと思い手にとったが、主人公の
佐久間清太郎が仮名であることが気になって続きが読めない。
本名を知りたい。そこで吉村昭に電話して尋ねることにした。
“あ〜、もしもし。俺やけど。佐久間清太郎の本名教えてや”
969無名草子さん
「その名はビン・ラディン」