再販維持制度を廃止しよう!!

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1名無しさん
こんな制度はもう古い。
2無名草子さん:2001/01/06(土) 18:14
現役書店人の方の意見を聞かせていただきたいです。
大手・中小・個人経営それぞれで。
3無名草子さん:2001/01/06(土) 19:48
事実上、ブックオフで廃止になったも同然じゃないの?
「再販売価格維持制度」の略称は「再販制・再販制度」が正しいと思うのだが…。

ところで再販制とは、「本は定価で売らなくてはいけない」という制度ではなく、
「本を定価で売らなかった者に、何らかのペナルティを科してもかまわない」
という制度であることは知ってますよね。
4無名草子さん:2001/01/06(土) 20:06
古くない方式とは何か。
同じ値段で買えなくなった時の弊害とは何か。
なぜ、フランスはまた再開したのか。(ドイツだったっけ。知ってるやつ教えて)
その辺のところを議論しようぜ。
5無名草子さん:2001/01/06(土) 20:12
部数が見込めない専門書がおいそれと出版できなくなくなる。
てゆうかもともと粗利の少ない業界なんで
ほとんどの書店(大小関係なく)潰れるよ。
そうなると新刊売ってる本屋が日本から消える。
アメリカみたにネット書店か図書館かっていう状況になる。
それでいいの?
まぁコンビニで雑誌買うしか脳の無い厨房には
関係ない制度だがな。
6名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/06(土) 22:03
猪瀬が嫌いだから改正せよ
7見習い:2001/01/06(土) 22:44
委託制と再販制は別問題と考えたほうが
良いのでしょうか?
8名無しさん:2001/01/06(土) 23:21
時限式の再販売価格維持制度にすればいいのではないかと思う。
1年経ったら値下げしていいですよってね。
9名無しさん:2001/01/06(土) 23:24
現在って売れなかった本は発行元が引き取ってくれるんでしょ。
そっちのほうが出版社の経営を圧迫してるように思う。
10無名草子さん:2001/01/06(土) 23:50
今以上にちょっと前の本の取り寄せが困難になるな、おそらく。
だって値が下がるものをわざわざ重版なんてしないもんな。
在庫になったらとっとと裁断処理しちまうだろうし・・・。
・・・いったい誰が得するの?
消費者ってゆうか、スーパーのおやじ連中がティッシュの横で
特売目玉商品として扱いたいがために騒いでるだけでしょ?
11無名草子さん:2001/01/07(日) 00:43
>>7
委託制度は再販制度なくしては存在できない。
再販制度は委託制度とは関係なく存在する。
化粧品とかレコードとか。(まだやってるのかどうか知らないが。)

どこを焦点に議論するかだけど、
再販制度がなくなれば、当然委託制度もなくなると考えるべきでしょうな。
12無名草子さん:2001/01/07(日) 06:08
レコード(というか、CD)って、2年ぐらいで値段下げて売ってません?
なぜ本はそれが出来ないの? というか、なぜCDはそれが出来るの?
13無名草子さん:2001/01/07(日) 10:13
>>12
CDって時限再販じゃなかったっけ?
だからなんじゃないの?
14無名草子さん:2001/01/07(日) 15:47
価格拘束がなくなれば出版社で福袋作れるようになるよ
15ブックス名無し:2001/01/07(日) 15:53
ま、地方から本屋が消えることは間違いない。
16無名草子さん:2001/01/07(日) 16:45
出版社で福袋を作るって、思わずごっくんじゃないですか?
17無名草子さん:2001/01/07(日) 17:01
再販制度があったって地方から本屋は消えてるしね。
酒屋・米屋と比べたら、本屋は残っているほうなんじゃないの?
(酒屋・米屋も「それを守っている制度」が廃止されたら一気に消えたような気が)
18名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/07(日) 17:09
本の福袋だけは買おうと思わないな。
何故なら、外れの数が多すぎる。
19駅前の本屋:2001/01/07(日) 21:24
書店は今ほどの在庫は持てなくなるだろうね。
面陳だらけになる。
取次は形骸化する。版元と書店が直接仕入数、仕切、条件の
交渉をする。
全国規模の大型チェーンだけが生き残って、殆どの書店が
潰れる。
専門書の版元はなくなるだろうし、
御客さんは、ほしい本を探せない。
いったい、誰が得をする?
20質問:2001/01/07(日) 22:17
神保町に岩波以外一割引の店があるんだけど、どういうこと?
21名無しさん:2001/01/07(日) 23:05
外国では再販制度廃止後、
ミステリー小説専門書店とか、
歴史専門書店とか専門書店が増えたんだってさ。

やっぱり再販制度廃止するべきだね。
22駅前の本屋:2001/01/07(日) 23:20
>>21
専門店が経営成立するのなんて一部の大都市だけでしょ
ミステリー小説専門書店なんて人口五万人以下は
食っていけない
23ブックス名無し:2001/01/08(月) 00:14
たしかに一部のオタク向け書店だけになっても
一般の人は本買うのにどこ行けばいいのサ?
ってことになるよな。
だいたい「外国」ってどこの国よ?
ヨーロッパじゃ結局再販制度に戻したんだよ?
アメリカのような識字率の低いドキュソ国と一緒にするなよ。
24再販派名無し:2001/01/08(月) 03:58

買い切りの本てあるけど、あれはどうなの?
岩波とか。漫画ですらそういうところがあると聞きました。
なんかここの話みてると委託制と再販制度の例外っぽいし、
ずっと不思議に思ってたのですが。
25イスラム教徒:2001/01/08(月) 22:11
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=mass&key=968004778

相互リンクしましょう。
こちらは新聞再販が中心の話。
26無名草子さん:2001/01/10(水) 03:29
>>9
一応委託期間というものがあって、今だって委託期間を過ぎた商品は返品でき
ないんですよ。原則的には。文庫やムックはフリー入帖だけど。
ただまぁ、返品が増えすぎて問題になっているというのは本当です。
27岩波安売店:2001/01/11(木) 01:55
現状のままで形骸化することを期待する。
ところで岩波は安売してるとこに、どう対処してるの。
クレームつけても取次が相手しなくなってるんじゃないの。
28大都市以外なら:2001/01/14(日) 18:03
おそらくべストセラー以外の本が
店頭に並ぶことはなくなるだろう。
特にあなたが専門書を買う場合(例えば「映画が好き」とか)は
かなり不便になるね。
29無名草子さん:2001/01/15(月) 03:20
今だって「非再販本」を作ってもいいんでしょ。
数年前にも吉本隆明か誰か(うろ覚え)が定価表示なし希望小売価格のみの
本を出版していて、大手書店は2割引きくらい、中小の書店はそのままの
値段で出していた。結局どこでどう売れたかは知らんけど。

今の出版点数を考えたら、再販制がなくなったとき、
1点1点に書店が値付けをするのって不可能なんじゃ。

>11
アパレル業界は委託販売返品アリだけど
再販制じゃないんじゃ。違ったっけ。
30無名草子さん:2001/01/15(月) 17:17
ヨーロッパは何故再販制度を復活させたの?
31名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/15(月) 19:40
>29
おもしろい考え方だね。
どうせなら、再販じゃない物も並ぶ様なシステムにしとけば、
本屋も努力して売るようになるかも
3229:2001/01/16(火) 01:52
>30
フランスは町の中小書店がばたばた潰れたからでは。
でも、イギリスはまだ再販制撤廃のままではなかったでしたっけ?

ただ、ヨーロッパと日本を比較するのは難しいかも。
たしか、出版点数が日本は諸外国に比べ非常に多い、はず。
そのへんの事情誰か知りませんか?
33無名草子さん:2001/01/16(火) 05:23
欧米の「書店」は日本と違って、ちゃんとした「本屋」なので、
潰れると文化的デメリットが出て来るんだろうね。

日本の場合は「雑誌中心の文庫屋。ときどきベストセラーも置いてます」
みたいな書店ばかりだから、少しは潰れたほうがいいだろう。
34無名草子さん:2001/01/16(火) 10:05
>>33
日本の書店は俗に「金太郎飴」と言われてるもんな。
どこへ行っても同じ品揃え、って意味で。
日本の場合今や本屋に置いてあるのは「文化財」じゃなくて「消費財」。
再販制撤廃も已む無しだと思うが。
35無名草子さん:2001/01/16(火) 14:02
店の大小に関係なく今はどこも取次のセットなんかを並べちゃうからね。
その方が楽なことは確かだし、たくさんある本を吟味して
仕入れる余裕はないんだよね。
結局売れ筋を揃えるしかない。逆に金太郎飴じゃない品揃えしたって
商売がなりたたなくては意味がない。
36Sim.:2001/01/16(火) 14:42
専門書などの小部数出版物は、近い将来電子出版や
オンデマンド出版に移行するだろう。
それが終わるまで、再版制度は必要なんだよ。

再版制度を廃止したら、書店も苦労するが
それより前に版元の殆どが潰れてしまうよ。
そういう状況も踏まえて、再版論議が止まった状況になってるわけ。

再版制度自体で暴利を挙げてるとこなんて、実は殆どないんだよ。
版元も大半が小規模だろ?
37無名草子さん:2001/01/17(水) 05:06
しかし、少部数出版物なんて、再販がある現状でも首都圏の大きい書店じゃないと
手に入らないんだから、再販制度がなくなっても影響ないんじゃないかと思うんですが…。

かえって直販ルートとか、書店への直卸しルートとか、取次以外の
ルートが自由化されてよさそうな気がします。

38無名草子さん:2001/01/17(水) 09:38
書店人の何たるかも知らない者が書店で働いてる
現状を変えるには再販制撤廃がいいかもしれない。
39無名草子さん:2001/01/17(水) 09:41
いや、だから書店にはその程度の人間しか集まらないんだって。
給料安いからね。

給料高くして、本の値段も高くするといいと思う。
欧米の本の値段は、ハードカバーは日本より高いんじゃないのかな。
40Sim.:2001/01/17(水) 10:39
反対してる人達は、
現在の制度=
古くからある規制→一部のみ益があり、消費者に害→撤廃すべき
という単純な捕らえ方をしてる。
もっとひどい場合は、規制→害→撤廃という感じ。

規制が既得権益維持としか機能しない場合は害になるけど、
本の再販の場合は、これには当てはまらない。

制度に反対してる人は、小部数出版のビジネス形態や
現行制度の利点をまともに理解していない人がほとんどです。
41無名草子さん:2001/01/17(水) 11:48
>制度に反対してる人は、小部数出版のビジネス形態や
>現行制度の利点をまともに理解していない人がほとんどです。

だから、そういうヤツらってティッシュの横で「本日特売」って
売りたいスーパーのオヤジ連中だろ。
実際に自分が書いたエラそうなビジネス書がスーパー店頭で
そういう風にタタキ売りされたらどーいう気分なんだろうな。
42岩波安売店:2001/01/18(木) 00:00
書籍中心の西欧と雑誌コミックが売上の大半での日本の書店を同列で扱う
ことは無理があるな。
日本の書店は一部を除けば、売上の内実は雑誌屋さんだよ。
つまるところ日本では雑誌の再販制の是非が問題になると思う。
実は、発売日限定割引をやってみたいと常々考えているよ。
現在でも3日目ぐらいから実売率が落ちるんだから、
立読みで散らかる前にさっさと売りきる方が
坪効率からいって利益が出ると思うのだが。
小規模書店にとっちゃ、結構現実的な商売になると思うよ。
43名無しさん:2001/01/18(木) 02:44
共産主義そのものやん。
44Sim.:2001/01/18(木) 09:23
>>42
雑誌は確かに書店の貴重な収入源になっているが、
専門書もそろえている書店の場合、
雑誌売上は全体の10%台で、コミックはそれ以下になるのが普通です。

>書籍中心の西欧と雑誌コミックが売上の大半での日本の書店を同列で扱う
これは極端、というか間違いでしょう。
実際のデータなら、特異な例ですね。
45無名草子さん:2001/01/18(木) 10:34
>>44
そういった書店、全国にどれだけある?
せいぜい1000店ぐらいじゃないか、と思いますね。

書店の適正店数よりも、今は少し多すぎるし、
書店員の適正給料よりも、今は少し安すぎる。

だから、店を減らして、やる気のある書店員のために
本の値段を上げる、というのも選択肢としてはある。

雑誌だったら、コンビニとかで買ったほうが便利ですからね。
46Sim:2001/01/18(木) 11:15
雑誌と書籍は商品の性質がかなり違うから、
再販制度の適用も分けて考えるべきだというのは、
結構前から言われてるますね。

雑誌が値引きできるようになれば、
小規模店だけでなく大書店やTSUTAYAなどの
チェーンでも値引きするでしょう。
結局小規模店は苦しくなると思うな。

話がそれますが、
何かしらの方法で本や雑誌が買えれば良いわけで、
小規模書店をどうにかして残すべきだとは思いませんね。
私見としては、もう時代遅れなんじゃないかと思う。
好立地なところで特定のジャンルに特化しないと
再販が続いても、廃止されても、存続は難しいでしょうね。
47無名草子さん:2001/01/18(木) 23:18
いまや、雑誌はほとんどコンビニのもの。あとは駅即売。

「週刊ポスト」は時限再販を取っていて、バックナンバーを
安く売っているのだが、ソレをやっている書店なんか見たことがない。
東京都心なら、どうせ駅前に100円本屋があるんだから。

古書店+今ならブックオフという「制度」を無視して
再販制論議ってしちゃいけないと思うけど。
お偉いさん方がどこまで考えているのか不明。
48無名草子さん:2001/01/22(月) 00:46
>34
書店の金太郎飴化、出版物の消費財化は、
再販制度撤廃後のほうが進むのではないでしょうか。

ただ、金太郎飴書店で何が悪いのか、という気もする。
全国均一に最低限の出版物は手に入れられるようにしておいて
それよりもオンライン書店の商品受け取りー決済口として
地元の本屋を使えるようにしたらいいんじゃないかと思う。
地方に個性派書店は必要なの?
49岩波安売店:2001/01/22(月) 05:24
>>45
かって講談社のDCPOS店は500店ほどだったと思う。
かなりいい加減なとこもはいってたな。みすずの常備店もそのくらいじゃなかったかな。

またそのくらいしか必要ないという考え方もある。

ところが
規模別店舗数だが、正確なデータを持ち合わせていないが、
書籍雑誌で100坪以上あるところは3000前後ではないかな。
経済としてはそのくらいまでは書店としての扱いになる。
そこで扱う商品に再販制度がどのくらいまで必要かということだな。
オール、オア、ナッシングで500と3000を同列に扱うこともなかろう。

安売りの売価変更権限だが、
チェーン店では、本部と現場のどちらが持つかで勝敗が決まるよ。
本部でやるとほとんど失敗するね。
現場第一主義ということで、お客に相対している人間が価格設定したほうが
売れるに決まっている。
その人間が、どれだけ計数管理能力があるかだけだよ。

自由価格になったら、あたかもチェーン店有利みたいにおもうが、
書店のチェーンで現場に能力があるやつはそんなにいないよ。
逆に、再販制度があるから、複合店のチェーンが増えているという面がある。

参考例として、CD業界だが、
バブルの頃、再販制度を無視して安売りしたところがあったが、
結局、落ち着くところに落ち着いた。
その後、各社ともSAに必死になったな。
出版と書店は、TUTAYAや星光堂のPOSをよく見習ったほうがいいね。
あれは、すぐに自由価格に対応できるよ。
50無名草子さん:2001/01/22(月) 21:45
>>49
TSUTAYAは書店でもあるでしょう。
51無名草子さん:2001/01/24(水) 08:15
POSは日販やトーハンも持ってる。
雑誌関連ならコンビニでしょう。
大手書店も独自のシステムを持ってるようだけど。
だれか詳しい人教えてください。
52無名草子さん:2001/01/28(日) 03:35
age
53長文:2001/01/28(日) 20:27
>32
フランスは以前から自由価格体制でしたが、1979年に推奨価格制度を廃止して、
その提示を禁止しています。
その3年後、81年には再販制度(正しくは書籍定価法)を導入してます。
とはいえ、書籍市場の予想外の展開で導入したわけではないようで、
フランス財政経済省の統計データを用いた経済的分析分析に基づく評価によれば、
79年の推奨価格制度廃止によって、書籍の価格が上昇した結果はなく、
寧ろ81年の書籍定価法制定以降に価格の上昇が大きいらしい。
又、中小書店数も78年から81年にかけて急速に成長しているのに対し、
82年から83年にかけては急に低下し、経営状況も悪化しているようです。
やたら漢字が多くなってしまいましたが、村上信明『「定価本協定」崩壊の
経緯』の受け売りです。
54長文2:2001/01/28(日) 20:36
ちなみに、定価法の概要はこんな感じ。雑誌には定価はないです。
?@ 発売後2年を経過し、且つ最後に仕入れた時点から6ヶ月以上を経過した
書籍は、出版社の定めた価格より低い価格*で販売する事ができる。
?A 出版社は書籍に対し小売販売価格を定める義務を有する。
?B 書店は定価の100〜95%の範囲で販売する義務を有する。
(逆にいうと、5%の値引きは許されている。)

?@の書籍について、ベストセラー本は5%程度の値引きに止まっているが、
売れ行きの悪い本に関しては年2回のバーゲン・セールにおいて、定価の
25〜45%の範囲で値引き販売されている。

俺は本の再販制度はいらないと思う。むしろない方が出版社にとって良い派。
55おまけ:2001/01/28(日) 20:44
あと、EUは加盟国の国境をまたがる書籍の再販制度について
今年7月以降はこれを認めないってことを発表してます。
フランスも例外じゃないよ。
56無名草子さん:2001/02/10(土) 01:23
a
57名無しさん@そうだドライブへ行こう:2001/02/12(月) 19:08
神保町逝くと、一部の本屋でエロ系雑誌のバックナンバーが¥200均一で売られているが。
58電波受信名無しさん:2001/02/12(月) 19:25
バックナンバーは、新刊雑誌ではないから、関係ないの。

ハイ、57さんご苦労さん。

とここまでは建前の話で、実はこれは重要な話であってそれは・・・
59無名草子さん:2001/02/15(木) 15:53
来月、角川=主婦友が、自由価格商品(部分再販)の実用書シリーズを
大々的に売り出すらしいけど、角川はもう再販に見切りを付ける気なの
か?
これで小学館あたりが追随するようなら、一気にバタバタッと行く可能
性もあるような……
60岩波安売店:2001/02/16(金) 02:37
大手で、本気で再販制度護持はいない。
いま特価本市場に卸さないのは岩波と文芸春秋だけ。
61無名草子さん:2001/02/16(金) 09:49
>>59
だけど小説は無理だろうな
今の価格では安すぎる
書店の利益率20%では値引きもできないし
62無名草子さん:2001/02/16(金) 11:59
>>61
 角川の出す自由価格実用本は、書店への卸し正味が65%らしい。
つまり書店の利益率が35%。
 返品リスクがない分だけ採算分岐点を上げているんだろうが、
小説や一般書もそのうちこういう原価計算方法になるんじゃない?
63無名草子さん:2001/02/16(金) 21:23
>59
再販維持のために「こんな試みもやってます」ってパフォーマンスしたい
って意味もあるのでは。 あるいは、再販撤廃後のシュミレーションか?

あと、前のほうで「再販が無くなると委託も無くなる」ってなんでそうな
る? 俺敵には再販は無くなってもいいよ。割引ったって10%くらいだ
ろ? ハードカバーで200円くらいのもん、そのためにわざわざ割引し
てる遠くの書店に行ったりしないと思うんだけどな。 だけど、委託は無
くなったらそれこそ「金太郎飴」ばかりになると思うぞ
64passant:2001/02/18(日) 09:25
>62
書店への卸し正味が65ってことは、取次へは57くらいで卸してるんだろう。
角川なら通常のムックはおそらく70前後で卸してるだろうから、それより
正味が低い。つまり、通常のものと同じようなコストをかけて作ると
割に合わないことになる。多分雑誌の記事で使ったありもの素材を
限りなく流用したものになるんじゃないかな。
今回の自由価格本が実用書なのは、雑誌で使った素材(ポジ、
テキストデータ)が使えて、部数が多くて原価率を下げられるから。
小説や一般書の原価構造では同じことは出来ない。著者への印税を
相当に引き下げるとか、装丁をペラペラにするとかいうのなら別だけど。
65passant:2001/02/18(日) 09:40
>63
再販なしで委託なんてありえないんじゃないかな。ちょっとシミュレーション。

書店が版元からある商品を650円で仕入れたとする。
書店は当初1@`000円で売り出し、後に800円に値下げした。
足が止まったので、書店は版元に返品しようとする。
書店としては仕入れ値の650円で返品したいところだが、
版元は発売後時間が経過した、市場価値が下がっている
ものを発売当初と同じ価格で引き取ろうとはしない。
書店が店頭価格を発売当初の80%に下げているのだから、
返品時には仕入れ値の80%、650*0.8=520円でしか引き取れないと言う。

交渉の結果、間を取って585円で返品が引き取られたとする。
書店にとっては仕入れ値650円と返品価格585円の差額の65円を
失ったことになる。この損失を補うために、同様の商品を次回
仕入れる時にはより低い値段で仕入れようとする。
前回は650円だったのだから今回は600円で、というように。
版元も売上高・利益を確保したいから、600円で書店に卸す
商品には650円の商品とは同じ原価はかけられない。前回より
少しショボい商品が作られることになる。

…以下縮小再生産・悪循環に入ることになる。もちろん売れるものが
作れれば版元にも書店にも(取次にも)何も問題はないのだが。再販が
なくなったとしたら、版元も今よりは厳選して商品を作るようになる
だろうから、返品率は下がる方向に進むんだろう。流通はスリム化して
多少健全な方向に進むのかな。つぶれるところも出てくるだろうけどね。
66無名草子さん:2001/02/18(日) 21:44
>65
再販が無くなったとして・・

>版元は発売後時間が経過した、市場価値が下がっている
>ものを発売当初と同じ価格で引き取ろうとはしない。

なんでこうなると思うの?今、「版元は出荷した値段で返品も
受ける」なんて決まりはあるのかな。もしあってもそれは委託
制の範疇であって再販が無くなったらからって上のようなこと
にはならないと思うんだけど?
6765:2001/02/19(月) 01:10
>66
今は、「版元は出荷した値段で返品も受け」てるんじゃないの?
買切で出してるもの以外は。少なくとも俺の働いてる会社(中堅版元ですが)
ではそうだけど。それが委託制度の大前提じゃないの?よその会社じゃ
違ってるのかな?

65で書いたことに則して書くと、

(再販なし・委託ありの条件の下で)
650円で卸したものを、発売後ある程度期間が過ぎて、市場価格が800円に
なっている時に、仮に650円で返品を受けたとする。それを再出荷すると
しても、卸値650円じゃ書店は仕入れてくれない。すでに市場価格は
800円に下がっているのだから、それが売れたとしても800円の売上にしか
ならず、粗利は150円にしかならない。卸値650円の新刊を仕入れて1000円で
売れれば、仕入れ値は同じ650円だが、粗利は350円になる。新刊を仕入れた
ほうが利率は高いから、書店は新刊以外を仕入れることに消極的になる。
版元としても、発行からある程度期間が経過した商品についてはなかなか
返品を受けなくなる(受けるとしても条件を下げる)、ってことになる。
68無名草子さん:2001/02/19(月) 01:21
うーん。
いちいちその本1点について「これは市場価格が・・・」
なんてやっていたら収拾がつかないよね。
そのための統一正味でもあるんだよね。多分。
69無名草子さん:2001/02/19(月) 11:02
>67
今でも、返品期限切れの本を5掛入帖するケースはあるし、小学館の責任
販売制の本も3掛入帖だから、「版元は出荷した値段で返品も受け」る決
まりがあるわけじゃないと思うよ。それをやると本の注文が来ないからど
この版元もやらないんじゃないかな?
それに、本に「市場価格」なんてあるのかな。売れない本は半額でも売れ
ないと思うのは俺だけ?
それに買い切りになって得するのは一部の大版元・大書店・取次だけでしょ。
書店はさらに売れ筋しか置かなくなり中小版元はますます注文が来なくな
ってどんどん潰れる・・てことなると思うんだけど。 だから再販が無くな
ったとしても今より「買切条件」の商品・版元が今よりちょっと増えるだけ
で結果的に委託は残るんじゃない?委託は法律で決まってるわけじゃないん
だし。65さんのとこ、買切でも商売やってける自信あるんでしょうか?
(あ、別にケンカ売ってるわけじゃないんだよ こういう話しできるの
嬉しくてさ・・イヤじゃなかったらもう少し付き合ってね)

>68
厳密にいえば「統一正味」じゃないんだけどね

7062:2001/02/19(月) 11:34
>>64
 いや、採算分岐点さえ上げれば、一般書でも成り立つはずだけど。
 定価と部数は同じだとするよな。で、通常の再販商品の場合、卸し
正味70%、採算分岐点70%で設計したとすると、総コスト(製品原価
プラス人件費、宣伝費その他もろもろ)は、定価×部数の70%×70%
=49%になる。つまり、総コストが定価×部数の49%以内なら、7割
以上売れれば利益が出る、ということ。
 で、非再販商品ではどうなるかというと、書店正味が65%だと、取
次正味は現行だと64の言うように57%ぐらいだけど、返品業務がない
分、将来的には取次の手数料も下がるだろうから、まあ取次卸し正味
を60%ぐらいに設定しておく。次に、返品リスクがない分だけ、採算
分岐点は上げられるから、80%ぐらいにする。
 そうすると、総コストは、60%×80%=48%。再販商品の場合の設
計とほとんど変わらない。要は、正味を下げる分を、原価率をあげて
吸収すればいいわけだ。返品を認めなくすれば、出庫のロスは確実に
減るはずだから、採算分岐点を80%ぐらいにしても商売になるだろ。

 あと、「再販なしの委託」なんてありえない、というのはその通り。
そんなの版元にとって何の利益にもならないもんな。
71岩波安売店:2001/02/20(火) 00:16
>63
バブル前のセルビデオブームが前例となるだろう。
セルビデオはCDとは別で価格拘束はない。
ところが、レコード大手2社の返品対応は、
レコード店が原則的に返品枠内のみ(5%)
直取引の書店はほとんどオールフリー。分戻しもバラバラ。

結局、相対取引だからね。
ぜひ売ってくださいとメーカーが言えば返品OKで、
こちらから注文したら買取、というごく当然の商取引だったわけ。

取次が重点商品にするような本は買い取りになるだろうが、
営業が注文取りに回ったら返品OKか低正味になる。
単品管理が進んできているから充分管理可能ですよ。

商売としては、
再販制度が中途半端に残り、買取と委託が混在している方がやりがいはある。
ローリスクに安住している商売は淘汰されるのが健全だと思う。
72passant=64=65=67:2001/02/20(火) 01:07
>69

>それに、本に「市場価格」なんてあるのかな。

う〜ん、正しい意味での「市場価値」は存在しないかもしれないなぁ。
大体どんな本でも出た後すぐが一番売れ行きが良くて、後は基本的に
沈んでいくでしょう?POSのデータなんかを長期的に見ると、累計実売のグラフは
概ねx=y^2(y>0)の形になってる。一部の「不朽のロングセラー」みたいなやつ
(漱石とか鴎外とかシェークスピアとか)を除けば、大概の本は古くなればなるほど
売れなくなる。その意味で、「市場価格」と呼んでも支障のない価値を付与されている、
そう思うんだけど。

>売れない本は半額でも売れないと思うのは俺だけ?
全くもって、そうだよね(泣藁
本当に、くだらない本が多すぎる。ウチの会社もそーゆーのを大量生産してるんだけどね。

>ったとしても今より「買切条件」の商品・版元が今よりちょっと増えるだけ
>で結果的に委託は残るんじゃない?委託は法律で決まってるわけじゃないん
>だし。65さんのとこ、買切でも商売やってける自信あるんでしょうか?
>(あ、別にケンカ売ってるわけじゃないんだよ こういう話しできるの
>嬉しくてさ・・イヤじゃなかったらもう少し付き合ってね)

俺としてももう少しつきあわせて頂きたい。社内でもこういう話はなかなか
できないからね。こういう話ができる人間は社内でもそういないし。(あ、
オレの働いてる会社は買切のみでやっていけるような立派な会社ではないです)

 再販のない、普通の流通業でも「希望小売価格」ってのがあるじゃないですか。
書籍・雑誌の再販が廃止になったとしても、希望小売価格を表示することくらいは
許されるだろうし、おおむねその希望小売価格に沿って販売される、という結果に
なるんじゃないかな。オープン価格なんてものを指定したとしても、現状の書店の
能力/キャパシティ/人員では対応不可能だし、結果として版元が付けた「希望小売
価格」通りに販売されるんじゃないのかな。一部そこから外れて割り引かれるものが
出てくるだろうけど、それって「再販制度の弾力的適用」とどこが違うのか…って
話になってくる。

 結局公取の思惑通りにはどうしてもなりようがないんじゃないかと思えるんだな。
楽観的に過ぎるかもしれないけど、仮に再販制度が廃止されたら今の流通(常備在庫とか
売掛金とかも含めて)は一度全てストップして仕切り直ししないといけなくなる。
そんなのにとても対応できないよ。今ある版元・取次・書店を全てつぶしてやり直す、
というのなら話は別だけど、その結果は果たして公取が望んでいる姿と似ているのか否か。
7366=69:2001/02/20(火) 02:45
>72
レスさんきゅです。
ほら、本って厳密な意味の「競合商品」って無いでしょ。(実用書とか辞書はある
かな)1品1品違うものだから「市場価格」って無いんじゃない?って思ったんす。

 >できないからね。こういう話ができる人間は社内でもそういないし。

この手の話しは版元さんが一番関心があるんだと思ってました。

 >オレの働いてる会社は買切のみでやっていけるような立派な会社ではないです)

ほとんどの中小版元はそう思ってるんでは。だったらやはり委託は無くならない
じゃないかな?委託か買切かは版元が決めることでしょうし。

 >許されるだろうし、おおむねその希望小売価格に沿って販売される、

同意です。動きの悪い本は「10%OFFコーナー」とかに放り込むかもしれな
いですけど、前に書いたとおり売れない本は少々の値引きでも売れないでしょうし。

 >結局公取の思惑通りにはどうしてもなりようがないんじゃないかと思えるんだな

再販の話題が出るたび思うんだけど、「消費者=読者」の視点からみてどうなのか
ってことが全然語られてないと思いません? 再販が無くなって読者になんか利益
あるのかな?
そもそも公取委が再販無くすって言い出した理由は「客注が遅い」とか「公平な
競争が阻害」とか再販とは全然関係ないことだったような(うろ覚え)
トーハンがやってる「契約販売」(ベストセラーを満数入れる代わり、書店はそ
の商品の返品率は10%に抑える)みたいのが拡がってくれないかな・・って思
うのは書店だけのエゴなのかなぁ・・。
74passant=64=65=67=72:2001/02/22(木) 01:37
>>71

>商売としては、
>再販制度が中途半端に残り、買取と委託が混在している方がやりがいはある。
>ローリスクに安住している商売は淘汰されるのが健全だと思う。

これは確かにそうかもしれない。書店もやりがいが出るんじゃないかな。
先月だったか、日書連が音頭を取って「公取に再販擁護を求める要求を出そう」
みたいな趣旨の決起集会があったらしく、公取に送る意見の文面案みたいなものが
回覧で回ってきたけど、非常に薄ら寒いものを感じた。思考停止で再販絶対擁護を
主張しているようで、ぬるま湯だなあと思えて仕方がなかった。自分もそのぬるま湯に
守られているということもまた確かに事実で、いわく言いがたい気持ち。


>>73
>>できないからね。こういう話ができる人間は社内でもそういないし。
>この手の話しは版元さんが一番関心があるんだと思ってました。

いやいや、ここがまさに出版業界が再販制度に保護されているところで、
原価感覚の抜け落ちた人間はとても多いのです。編集者はおろか、営業の
人間も多くはそうです。一言で言うと、ボンクラ。自分の給料がどこから
出ているか、自分がいかにして飯を食って生きているのかという認識が
あまりにも希薄。そのほうが良いと思ってる節さえある。はぁ〜〜〜〜
最初はウチの会社だけかと思ってたけど、よそもやっぱりそうみたい。
ウチの会社の営業にもアパレル営業から転職してきた人がいるけど、
「前の会社に比べれば天国だ」と言ってます。

>>オレの働いてる会社は買切のみでやっていけるような立派な会社ではないです)
>ほとんどの中小版元はそう思ってるんでは。だったらやはり委託は無くならない
>じゃないかな?委託か買切かは版元が決めることでしょうし。

上で書いたとおり、再販制度がなくなると委託はなりたたなくなる。
再販なしで委託を通そうと思うとほとんどの版元は(規模の大小ではなく、
作っている商品の質に関係するのだが)今の業態を維持できなくなる。
ただまあ、現実問題として今すぐ再販撤廃はありえないと思うし、
結局なあなあで続いていくんじゃないかと。少しずつ淘汰されていくだろう
けど、まあある程度は仕方ないかなと思ってる。新聞に対しては、公取は
もっと厳しくあたってるように聞いているけどね。

>トーハンがやってる「契約販売」(ベストセラーを満数入れる代わり、書店はそ
>の商品の返品率は10%に抑える)みたいのが拡がってくれないかな・・って思
>うのは書店だけのエゴなのかなぁ・・。

「契約販売」に類するものは、ウチの会社でも一部の商品についてやってるよ。
版元としては返品リスクが減少するからありがたい話だけど、そういうことが
やれるのはベストセラーに限られる。で、そういうものはわざわざ特別な契約を
結ばなくても売れるから問題なかったりする(藁
逆にいかにも売れなさそうなものについて同様の契約を結ぶとすれば、通常より
かなり正味を下げなくてはならなくなる。書店に一方的にリスクを負わせる
契約が成り立つはずないから。

…結局、頑張らなきゃ売れない本をいかに頑張って売っていくかという
ことに帰着するんだよね。至極当たり前のことなんだけどね。
75無名草子さん:2001/02/28(水) 07:14
本屋さんも大変だね(藁
76無名草子さん:2001/03/01(木) 09:11
age
77かなりの田舎者:2001/03/01(木) 23:38
制度の維持をセツボー!
78名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/16(金) 13:28
http://www.odn.ne.jp/odnnews/20010314i211.html

さすが政治力のある業界は違うね(W
79無名草子さん:2001/03/17(土) 00:07
 さっきNHKのニュースでやってた話を。
 主婦の友から実用書4点がオープン価格(?)で発売されました。

 (街の人の声)「何で安くなってるのかなと思った」「安いに越したことはない」

 で、本屋の利益については上の方のレスにもあった通り、一般的には価格の20%で、
今回の本に関しては35%だそうです。それで出版社はコストを抑えるために、紙は
韓国製のものを使用し、印刷は中国でおこなったそうです。
 あと、国内の中・小規模の書店は毎年1000軒のペースで倒産しているそうです。

 最後にキャスターの方が、「自由化になれば最初から値下げを想定して価格を設定
するだろうから本の値段はむしろ上がるんじゃないか」というようなことを言っていました。
この点はどう考えたらよいのでしょうか。
80無名草子さん:2001/03/17(土) 01:13
35%のものを20%引きとかで売ったら結局粗利15%じゃねぇか。
書店にとってはなんの利益にもならないよな。

大手書店は人目を引くために20%引きしている。
要するにスーパーやドラッグストアのティッシュや紙おむつの
大安売りと同じ。
書籍全般にこんなことが横行すれば中小店じゃなくて
大手書店の倒産が相次ぐよ。
ま、今でも大手倒産の一歩手前だけどな。(藁
だから定価を上げることによって当初の利益分を確保すること
ぐらいは誰だって考えるさ。
出版社や取次だって大手書店に倒れてもらっちゃ困るわけだしさ。
特に取次にとって大手倒産は命取りになる。
今回の件は公取委に対する我々は努力してるんだという
「かっこつけ」にすぎない。

ところで再販制度の廃止を求める消費者団体の連中って
本を自分で買って読んでいるのか?
ヤツらには本は「ただの紙」にしか見えてないんだろな。
81無名草子さん:2001/03/17(土) 04:42
3月末にとりあえずの結論が出るようなので、しばらくageておこう。

>最後にキャスターの方が、「自由化になれば最初から値下げを想定して価格を設定
>するだろうから本の値段はむしろ上がるんじゃないか」というようなことを言っていました。
>この点はどう考えたらよいのでしょうか。

その点は正しい、と考えたらよい。
もちろん、安くするための企業努力は出版社側でもするだろうけど、
書店の卸値(書店サイドの利益)が何とかならないと、
そんなにすごい値引きにはならない。

構造を何とかしないと、再販制度を廃止しても消費者にとっていいことはあまりないよ。

82無名草子さん:2001/03/17(土) 12:29
完全廃止は無理だろう。時限制再販廃止に落ち着くんじゃないのかな。
2年は「定価設定」で、それ以降は「自由販売」とか。
雑誌なら、次の奴が出たら「自由販売」とか。
83名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/18(日) 10:26
郵政民営化と同じ構造だね。
読者(利用者・消費者)を脅して既得権益を守ろうっていうところが。

とりあえず、政治家に制度維持の陳情を出すのは見苦しいからやめたら?
84名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/19(月) 15:48
「流通に問題があるのは認めるが、再販問題とは関係ない」というのが出版業界の
常套句ですけど、
じゃあ、再販を廃止しないで流通を改善するという“結果”を今すぐ示してもらい
たいです。昔からいわれてきたことですよね?

自己改革の努力もせずに、一方的に公正取引委員会を悪者に仕立て上げたって、
読者の支持は得られないんじゃないかな。
85就職戦線異状名無しさん
存続で決着しちゃいましたね・・・