1 :
天国までの百マイル:
経歴ってどこまでホントなの?
2 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/30(木) 03:39
ラブ・レター(鉄道員収録)は泣けた。
3 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/30(木) 10:23
整理屋だったってのはほんとみたい。中場、宮崎と並ぶ無頼系の
作家だね
全然おもしろくない。
5 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/30(木) 22:30
高校卒業後 自衛隊 除隊後 いとこの勧誘でねずみ溝(天下一家の会)
の会員となる。 大儲け ねずみ溝破綻 詐欺師関連の会社に勤める
アングラ関連の連中と知り合う 闇金融に従事 適当に儲けたところで
足を洗い洋品店(本人はブティックを主張)を経営 闇金融時代に
知り合った実話系の週刊誌によた話を掲載 殺れてたまるか 初等
ヤクザの犯罪学講座が有名 そのうち無理難題を言い始め小説などを
載せはじめる きんぴか プリズンホテル 実話系の出版社 徳間
及び光文社にて刊行 ぼちぼち一部で話題になる 大沢在昌とか
大手出版社が目を付け始める 集英社 講談社等
これから浅田は一般に目を付けられ始めた
6 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/30(木) 23:31
何でも良いから
地下鉄にのって
は泣いた。
7 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/30(木) 23:43
蒼穹の昴にはがっかりした。
8 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/30(木) 23:52
初期のエッセイ本とかに詳しいよ。そのへんの経歴。
ついでにいうとその頃に持ちネタ披露もしちゃってるので
昔からの読者は新刊が出ても
ああ、これアノ話かあ、という読み方になってしまう。
9 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/01(金) 04:30
最近ネタ切れか?
10 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/02(土) 03:20
>4
カチコミかっっっ!!
11 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/05(火) 05:18
>6
俺もそれ良かった。
思うようにならないのが良い。
切なくなった。
アホです。
12 :
『壬生義士伝』は:2000/12/06(水) 01:18
よくあそこまで話をふくらませたと思う。
吉村貫一郎って鳥羽・伏見で敗走して南部藩邸に逃げ込んで
「家族のところに帰りたい」ってのを聞き入れられずに
腹を切らされたってエピソードしか残ってないマイナー隊士だと思うんだけど。
13 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/14(木) 23:05
浅田次郎は新撰組マニア。
14 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/15(金) 01:18
このスレあんまり盛り上がらないね。
しょせん浅田次郎に対する世間の認知なんてこんなものなのかな?
それとも2ch来るような人にはうけないの?
15 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/15(金) 05:28
というかこの板自体人少なすぎ。
盛り上げようぜ〜全体的にさぁ〜
16 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/15(金) 05:33
語ろう、って気にあんまりならない。
世間での認知度もあがったし。
数年前は面白かったし好きだったけど…すこし飽きてきた。
17 :
ボブ:2000/12/20(水) 01:42
>16
同感
でも何となく新刊が出てると買ってしまう
ただ
>>8の言うとおり
初期の本を読んでしまうと後期の作品はほとんどが
以前に書いたネタをもとにしたものばっかりで
最近かなり飽き気味
もっといろいろ隠しネタ持ってると思うんだけどねぇ
18 :
無名草子さん:2000/12/20(水) 18:52
キャットフードのCMになってる「民子」ってこのお方のですか?
19 :
ウゼェと言わないで:2000/12/21(木) 08:16
あのキャットフードのCMのBGMは誰の何という曲でしょうか。
教えてください。お願い。
20 :
無名草子さん:2000/12/22(金) 16:13
私も「地下鉄に乗って」が浅田次郎のベスト!
みっちゃん・・・・・・
21 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/23(土) 20:58
浅田次郎の小説は好きです。
「月のしづく」がよかったです。
↑の「地下鉄に乗って」はちょっと間延びがした感じがして
私は短編が好きです。
22 :
無名草子さん:2000/12/23(土) 23:44
鉄道員(ぽっぽや)の短編集の「うらぼんえ」が好きなんだけど
これ奥さんの実家なんだよね。浜松の茶畑。それと遠州灘の海岸。
あんまり手の内見せると読者がシラケますぜ、浅川さん。
23 :
無名草子さん:2000/12/24(日) 02:23
「壬生義士伝」はよかった。竜馬ネタとか話がいろいろ入るけど、ちゃんと
吉村に戻ってくる。新選組ファンは必読、と言っていいかも。長いけど途中
だれないし。今年読んだ中でベスト5に入るかも(誉めすぎ?)。力作です。
24 :
無名草子さん:2000/12/24(日) 06:26
天切り松闇がたりときんぴかが良かった。以上
25 :
オペラオー:2000/12/24(日) 12:00
26 :
無名草子さん:2000/12/25(月) 22:38
昔の浅田は良かったなぁ。
でも壬生義士伝はおもろかった。新撰組ものってマンネリ化してる気が
してたけどこれは斬新だったなー。でもくさいなぁ。
27 :
無名草子さん:2000/12/27(水) 17:21
ピカレスクロマン時代が良かったなぁ
阿部まりあ萌え〜
浅田って雑誌のインタビューでは「経験が無いから書けないなんて奴は、
余程の無能か怠慢!」と言っておきながら、意外と自分の経験をベースに
している本って多いんだよな〜。
29 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/08(月) 05:16
ぽっぽやage
30 :
無名草子さん:2001/01/09(火) 12:18
31 :
無名草子さん:2001/01/10(水) 17:28
競馬の初心者用冊子に書き下ろしてたよ。
競馬小説。家庭ドラマ。
32 :
無名草子さん:2001/01/11(木) 00:09
蒼穹の昴は何処が凄いの?
みんな絶賛してたけど・・・
33 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/22(月) 05:12
「勇気凛々ルリの色3福音について」文庫化しましたね。
僕は、この勇気凛々シリーズのエッセイは秀逸だと思うんですけど・・・。
毎巻、泣かされたり、笑わされたり。
そんでも、この板では、浅田次郎はあんまり人気ないんですよね。
2chに来てるような人たちって、義理と人情みたいなのって、
あんまり好きではないのかなぁ?
34 :
33:2001/01/22(月) 05:15
ちなみに、僕は、勇気凛々を読んでこの業界に入る決心をしました。
まだ、ぺーぺーの編集部員なので、浅田先生にお目にかかることは
できませんが、いつか一緒に仕事をしてみたいな〜。
35 :
無名草子さん:2001/01/22(月) 06:34
>>33 勘違い偏執(編集)者の典型だね。
君が無名の作家の才能を見いだして
そいつに直木賞を受賞させるような
小説を書かせられるようになったら
浅田も仕事してくれるようになるか
もよ。小さなことからコツコツと…
36 :
無名草子さん:2001/01/22(月) 11:44
>>33 勇気凛々〜は1〜2巻までだな。
あとは延々と自慢話が続くのでイヤ。
あっ、頑張って名エディターになってくださいね。
37 :
無名草子さん:2001/01/22(月) 13:48
昔、何気なしに読んだ「鉄道員」の短編集を、先日読み返したが愕いた。
今度は、ストーリーを追うより、構成、描写を中心に読んでみたが、あえて
「鉄道員(ぽっぽや)」だけ取り上げてみても、その情報量の多さ(方言
業界専門用語、年代考証)には頭が下がる。よほど取材し資料を駆使した
のだろう。浅田がこれを書いた当時、北海道には一度も行ってないにも
係わらず雪国の様子、そして架空の路線、架空の駅をあたかも実在する
かのような描写には、流石としか言いようがない。
小説を消費する側、つまり読者は、面白いとかつまらないとかの感想を
読んだ小説に対して持つが、生産する側、つまり作家になったつもりで
読んでみた場合、浅田次郎 只者ではない。
38 :
無名草子さん:2001/02/09(金) 11:50
39 :
無名草子さん:2001/02/09(金) 16:08
>>37 ああ、そういう読み方ってあるんですね。目からウロコです。
「ぽっぽや」が直木賞取ったときには「なんで?」と思ったもんですが。
本編収録の「父親に捨てられて、引き取られた先の女の子と結婚した人の話」
(題名忘れました)が好きです。西田敏行と竹下景子でドラマ化してましたね。
40 :
無名草子さん:2001/02/09(金) 18:55
>>33 そういうんじゃなくて、旬を過ぎた作家だな、って感じなの。
昔から彼の本読んでる人なら大概そう思うでしょ。
それにしても普段本を読まないような人が
出版社に入って編集者をやるんだなあ、っていう印象を受けてしまいました…<33さんのカキコ
41 :
無名草子さん:2001/02/11(日) 15:42
>>39 「角筈にて」です。「うらぼんえ」も良いです。浜松での新盆の話ですが
ここでも方言が出てきます、遠州弁。
42 :
無名草子さん:2001/03/25(日) 22:50
浅田次郎、よく読みましたが、最近飽きてきました。
今日も椿姫を読みました。
この人、過去を振り返る話が多いね。
作品は作家のテーマを角度を変えて表現したものなのね。
43 :
無名草子さん:2001/03/27(火) 06:38
小説は読む気しないな。
ヤクザなエッセイがダントツに面白いわ。
小柄でこぎれいなハゲがなかなか似合ってってマル。
蒼穹のすばるすごくすきなんだけどなあ。あれで大学の進路(史学)きめたよーな
もんで…。
45 :
無名草子さん:2001/03/28(水) 16:46
「あざとい」っていう言葉が既に出ているけど、
あざといというよりも、なんかこう、どれもこれも
料理の仕方が同じでうっとおしいような気がする。
もっと素直な文章の方がすっと入ってくるし、
なんか好感が持てない(超個人的感想でごめんなさい)。
46 :
無名草子さん:2001/03/29(木) 11:20
意外に生真面目なのか
とあるエッセー(あえてタイトルは伏せます)では
自ら前書きで「これを書いたのは****と言うゴーストライターです」と
言いきっている。
・・・・・・・・・・・買うんじゃなかった。
47 :
宝島系のエッセーは面白かったなぁ:2001/03/29(木) 11:24
>>45 結局、浅田次郎にとっては蒼穹の昴以降の小説群が
本来書きたいものだったんだろうね。
で、売れるまでは我慢我慢とお笑いエッセーや
「プリズンホテル」シリーズ。明らかに直木賞狙いの「鉄道員」など
を書きなぐっていたわけだ。
でも俺は「蒼穹・・・」以前の作品の方が絶対イイ。
48 :
無名草子さん:2001/03/29(木) 22:05
とにかく浅田は飽きる。短編は駄目。長編も「シュラザード」「珍妃の井戸」
なんだ、ありゃ。「壬生義士伝」も、まあまあの水準でしかない。売れっ子に
なったからって、小説の書き飛ばしは止めてくれ。
49 :
四谷のH:2001/03/31(土) 19:45
浅田次郎は彼が週刊テーミスに「とらたま」を連載してた当時からファンで、
毎週そこだけ切り取ってスクラップにしてた。今も一応大事にとってある。
はっきり言ってただこれだけの目的で毎週欠かさず買ってたといえる。
あのころは本当に面白かった。内容自体、普段あまり接する機会のない
業界のお話しで十分刺激的だったけど、それに加えあの丁寧でなおかつ
抑制の効いた理性的な表現がかえって怖さを引き出してて迫力があった。
さらに加えてあの年齢を感じさせないギャグセンス。
本当に見事だなぁーと毎週毎週心の底から感心してた。
当時はまだそれ系の有名作家としては安部譲二くらいしかいなかったけど
とりあえずそれの比ではないな、とは思ってた。でもここまで売れるとは、
というか表に出てくるとは全然予想できなかった。ただただもうビックリ。
50 :
四谷のH:2001/03/31(土) 19:46
んで、
>>8と
>>43に思いっきり同意。やっぱみんな同じなのね…という感じ。
マイベスト3は、必ずしも全部チェックしてるわけじゃないけどいちおう
「とらたま」「初等ヤクザの犯罪学教室」「天切り松闇がたり」。
同じヤクザものでも「きんぴか」は個人的にはいまいちかな。
「天切り松闇がたり」は名作だと思う。リズム感が心地よい。
江戸弁の、昔の日本のかっこよさを教えてもらったかんじ。
最近はもうあまり新作を読んでないけど「壬生義士伝」と「霞町物語」は
ちょっと気になるので久しぶりにチェックしてみようかな…と思う。
51 :
無名草子さん:2001/04/03(火) 11:26
テレビ東京にて「天国までの100マイル」製作記者会見があった模様。
主演は西田敏行、
共演は加藤治子(多分母親役)、室井滋(多分マリ)らしい
52 :
無名草子さん:2001/04/03(火) 12:03
天国までの100マイル、あ痛っ!って感じだったなあ…。
本パラでもやってたが…。
>>52 マリちゃんはもっと肉肉してなくちゃねぇー。
番宣見た感想としては…気にはなるけどイタそう。
本の話でないからsage。
54 :
無名草子さん:2001/05/16(水) 01:03
よく府中競馬場で見かける。カウボーイハットをかぶってるから目立つ。
55 :
無名草子さん:2001/05/16(水) 01:10
猫缶のCMが良かった。民子だっけ?
56 :
旬で売れる作家もいる:2001/05/16(水) 01:37
浅田次郎はもう終わりました。次の作家をお探し下さい。
57 :
無名草子さん:2001/05/16(水) 01:41
>よく府中競馬場で見かける。
>カウボーイハットをかぶってるから目立つ。
ぷぷ あのハゲ 何かっこつけてんだか。
58 :
無名草子さん:2001/05/20(日) 05:53
エッセイは抜群に面白い。
小説は・・・・・・。今度読みます。手始めに「鉄道員」でも。
「壬生義士伝」は司馬遼太郎の百倍はマシだと思うけど。
60 :
無名草子さん:2001/05/29(火) 00:01
「壬生義士伝」斉藤の項から急に面白いんですけど。
61 :
決別について:2001/06/10(日) 17:49
三十年近くも前の、その冬の一日のことを私は今も克明に記憶している。
十五の齢に家出をしてからずっときままなアパート暮らしで、勉強はあまりせず、
文学三昧の四年間を過ごした。出版社への執拗な原稿持ち込みと新人賞への応募
が仕事のようなものであった。
そんなわけだから、当然大学は浪人した。今から思えば、大学に行くことに
さほどの執着はなかったのであろう。ひたすら小説家になることばかりを考え
ていた。
秋の終わりに三島由紀夫が死んで、その小説家という職業がわからなくなった。
で、翌る年の受験に第一志望校を落ちたら、自衛隊に入ろうと心に決めた。
安直といえば安直、明晰といえば明晰である。つまり一流大学で「小説」のソフトを
学ぶべきか、自衛隊に行って「小説家」のハードを解明すべきかという選択で、それは
おそらく人知の及ばざるところに存在する文学の神様が、受験結果で示してくれるので
あろうなどと考えた。
ということは、その時点でほとんど大学進学の意志はなくなっていたのかもしれない。
年が明けて、受験を目前に控えたある日、私は思い立って高校時代の同級生に電話を
した。仮にM子としておく。
彼女とは友人と呼べるほどの交際すらなかった。在学中も何度か言葉をかわしたという
程度である。むろん恋心などなかった。ではなぜ一年ぶりに連絡したかというと、M子が
高校のマドンナであったからである。
多くの友人たちが彼女に恋をしており、そして彼女は私と同様に浪人中であった。
私の手元にはバイト先で貰った映画の切符があり、さて誰と行こうかと考えたときに、
ふとM子を思いついたのである。
彼女はたぶん、深窓の令嬢であったと思う。少なくとも私は彼女にそういうイメージを
持っていた。恋心はなかったが、長いことアパートで自活していた私は、そんなM子に
対して少なからず憧れと嫉妬を抱いていたのだろう。
一年ぶりの思いがけぬ級友からの電話に、彼女はとまどった。どういうわけか私は
熱心に誘った。後にも先にも、あんなふうに女を誘ったためしはない。
新宿で待ち合わせ、地下鉄に乗って銀座に行った。丸ノ内線のドアに並んで立ち、
私はガラスに映るM子の姿をあかず眺めた。白いベレー帽を冠り、白いタートル
ネックのセーターに、チェックのミニスカートをはいていた。コートの色は忘れた。
私はブルーのコンテンポラリィのスーツを着ていた。コートは持っていなかった。
62 :
無名草子さん:2001/06/10(日) 20:09
鉄道員は爆笑小説
63 :
無名草子さん:2001/06/24(日) 08:38
ココでは不評だね。
プリズンホテル読んだけど
すごーく面白かったよ。
紐を解くように人間関係が解き明かされて
見事!って思った。
電車の中で読んだからちょっと笑っちゃって大変だったけど。
64 :
無名草子さん:2001/06/24(日) 15:19
浅田次郎はプリズンホテルが一番良かった。
娯楽小説としてかなり楽しめた。
最近のはなんかイマイチ。惰性で買ってしまうが。
65 :
無名草子さん:2001/06/30(土) 00:12
age
66 :
↑:2001/06/30(土) 02:22
浅田の場合ageではなくhage。
67 :
無名草子さん:2001/07/06(金) 00:14
「壬生義士伝」で話し合いとかしてみたい・・・。
読んだら人生変わると思う。まじで。
「天切り」と「プリズン」も好き。
68 :
無名草子さん:2001/07/09(月) 01:06
浅田次郎、以前はおもしろかったけど
最近は文章が荒っぽく感じる。
そのせいでお涙頂戴がいやに鼻につく。くさい。
まあ、「蒼穹」「地下鉄に乗って」は好きなんだけどね。
あと、「プリズンホテル」や「きんぴか」なども
深く考えずに素直に笑える作品だと思う。
へこんだときに読むと元気出るしね。
>>36 「勇気凛々」は1、2巻まで…との意見に同意(とくに1巻はいまで
もたまに読み返して笑う)。小説で売れっ子になってから、エッセイの
手抜きが目に余る。「とらたま」シリーズはバツグンにおもしろかっ
たんだけど…。
70 :
無名草子さん:2001/07/13(金) 16:34
浅田ネタって続かないのかな・・・(涙)
71 :
無名草子さん:2001/07/14(土) 00:35
@ブレイクする前の浅田ファン→イカモノ食い(せいぜい95年まで)
A『蒼穹の昴』以降、読書界の話題をさらって注目を浴び、それなら読んでみよう
となるミーハー気質。
見事、ニ分類されます。最初からのファンは、もう離れた。
Aの連中が以前の作品に遡及して読んで、「ああこういう作品も書いてたのね!」と
感激してるに過ぎない。
歩兵はどうなのか誰か教えて。
73 :
無名草子さん:2001/07/24(火) 21:03
文庫落ちをじりじり待ってるから、
(つまり上製で、リアルタイムで書き下ろし読んでないから)
いまだに面白く感じるのかな〜自分。
文章と展開が飾りまくり詰め込みまくりで
お腹イパーイ気味なのも含めて、かなり好きなんだが。
やっとプリズンホテル2まで文庫になってくれて嬉しいさ〜。面白カタよ〜。
「壬生義士伝」は面白くなかった。
75 :
無名草子さん:2001/07/25(水) 00:07
「歩兵」ただ今図書館順番待ち。4番目。
面白かったという書評をよく見かけるが、どうなんだろ。
もう一度、ピカレスクもの書いてくれないかな〜。
76 :
無名草子さん:2001/07/25(水) 01:23
この頃の言動を見聞きするならば、浅田は作家になりたかったのではなく
作家として有名になりたかったのではないか、と推測される。
77 :
無名草子さん:2001/07/26(木) 21:51
新刊発売age
78 :
無名草子さん:2001/07/30(月) 13:25
「王妃の館」読んでいるよ。
直木賞後のお涙頂戴モノに辟易してた身に、このノリは嬉しいけど。
またホテルかよ!
79 :
無名草子さん:2001/07/30(月) 23:19
プリズンホテルって・・
なんかさー
小林信彦って感じがすんだよなあ
80 :
無名草子さん :2001/07/31(火) 04:17
81 :
78:2001/08/02(木) 01:16
「王妃の館」読み終わった。
プリズンホテルを10とすると、「王妃の館」は6くらいの
面白さだった。
現在の話と、過去の話が交互に描かれるパターンはもう止めようよ。
一応過去の話はホテルのコンシェルジュから聞いた話→登場人物の
ひとり、小説家が書いた小説という設定ではあるけどさ。
あと荒唐無稽さが無いんだよなぁ。プリズンホテルのころに比べると
登場人物の個性も薄いし。つーかどの人物も浅田次郎の枠を超えてない
っちゅーか、浅田次郎ステレオタイプ。だから笑いも泣きもいまひとつ。
不満は多いが、最後に買って読んだ「薔薇盗人」よりは楽しめた。
人に買うのを薦めるまでは至らないけど、読んで損は無い感じ。
82 :
無名草子さん:2001/08/06(月) 09:41
先週横浜のサイン会行ってきたよ
生・次郎はおもったよりてかてかしてなかった^^;
83 :
無名草子さん:2001/08/07(火) 21:58
三年くらい前に「鉄道員」の本人朗読会なるものに行って、ついでに
サイン会もやってたけど、やっぱり頭でかかったなあ…。
84 :
無名草子さん:2001/08/11(土) 09:20
「蒼穹の昴」が好きです。
特に科挙試験のところは圧倒的。
ラスト近くで毛沢東が出てきた時は笑ったけど。
85 :
無名草子さん:2001/08/24(金) 00:51
たしかに「蒼穹の昴」は凄いパワーでぐいぐい読ませた。
あのレベルを維持できたら、信者になっても良い。
>>84 私は毛沢東がでたところでちょっとひいたなー。
なんかそこまでこじつけなくても…って気がした。
作品自体はすごい好きなんだけどね。
87 :
無名草子さん:2001/08/24(金) 04:10
「極道放浪記」だと思ったけど、手形詐欺かなんかで
どっかの社長の首つらせたとか書いてるあたりひいた。
安部譲二と違ってこの人のエッセイは素直に笑えない。
88 :
無名草子さん:2001/08/24(金) 15:10
まだブティックは経営してるらしいよ。
89 :
無名草子さん:2001/08/24(金) 20:04
蒼穹の昴,
映画化に成功したらすごいと思うが、
日本映画じゃむりかな。
90 :
無名草子さん:2001/08/25(土) 04:00
スケールがでかすぎるよね。
91 :
無名草子さん:2001/08/25(土) 10:25
>>79 うん。オレ小林信彦好きだったから浅田次郎も好き。
オヨヨ→きんぴか、唐獅子→プリズン、夢の砦→活動写真
てめえが読み巧者だとは思わないけど、中間小説好きはこのラインは外さない。
つまり、浅田次郎なんざ誰が読むのかっていうとオレが読むのだ。
あ、あと内藤陳、多分。
ん?最近イマイチって話か。どうかな、趣味には合うからなあ。
92 :
VESTA:2001/08/25(土) 11:50
「勇気凛々」は全巻持ってるのに、小説を読もうとするとエッセイの
ようなスピード感を感じられなくて三ページもたない。なぜだ!
93 :
無名草子さん:2001/08/25(土) 14:24
>>87 「首つらせた」とまでは書いてないだろう。いろいろアコギなことはやってるけど。
あと、安部譲二よりは浅田の極道エッセイのほうが、読み物としてはるかに上質だ
と思うけどなあ…。
94 :
93:2001/08/25(土) 14:35
>>87 『極道放浪記』読み返してみた。「すでに社長は懊悩の末この世の人
では亡くなって」というくだりのことね。スマソ。気づかなかった。
95 :
無名草子さん:2001/08/25(土) 14:50
あげ
96 :
無名草子さん:01/09/04 19:06 ID:nhbGsfe6
短編は「鉄道員」だけ読めば足りる。
この作家は長編のほうがぜったいにおもしろい!!
97 :
無名草子さん:01/09/04 20:09 ID:QjHwxkyU
「蒼穹のスバル」すっごい面白かった。
話も面白かったし、登場人物ががんばっているところに素直に感動。元気が出た。
でも続編の「珍妃の井戸」にがっかり。アン・ドゥ・トロゥ 何じゃそら?
浅田さんには関係ないのですが、この時代(清朝末期)について書かれた小説で
お勧めあったら教えて下さい。すごい興味が出てきました。
浅田さんはこの2冊しか読んでいないので、次はプリズンホテルを読もうと
思います。(このスレ読んで決めた)
98 :
無名草子さん:01/09/05 01:01 ID:6x/a4bn.
>>97 「蒼穹の昴」面白ければ、「日輪の遺産」もオススメ。個人的に。
プリズンホテルも好き。
最近のは読む気がおこらない…。
99 :
無名草子さん:01/09/06 23:32
あーら、アタクシ「珍妃の井戸」は楽しめましたわよ。
犯人探しミステリ仕立ての趣向もよござんした。
「大傑作の続編はタコ」とおまじないを3回唱えるのは忘れちゃダメよ。
朝立ちLOW
あげ
>>97 小説とはちょっと違うけど、「紫禁城の黄昏」とか。
103 :
無名草子さん:01/09/20 20:38
『蒼穹の昴』の印象的な場面。
黄砂が激しく吹き交う紫禁城で(誰だか忘れたけど)
皇帝しか通れない紫禁城の真ん中の階段を
誰からも見られないことをいいことにして一段一段
上りながら「俺は絶対この階段を上り詰めてやる」と
大見得を切っているところ。
やっぱり『きんぴか』や『プリズンホテル』の頃が最高だと思うけど。
お涙頂戴路線も好きだわ、オレ。(特に『活動寫眞の女』を推す)
『歩兵の本領』『王妃の館』などの近作では以前のノリに戻りつつ有るんで
(まだ足りないが)次作にも当然期待しちゃう。
おっさん臭い筋立てと文章だけど…オレは好きだ。
あと、娯楽エンタメ系作家の中では語彙の豊富さとそれを手書き・万年筆で
執筆してるってコトには感嘆する。
105 :
無名草子さん:01/09/20 23:11
私も浅田さん大好きー!
最近のは図書館予約待ちで読んでないけど、
「きんぴか」「プリズン」「日輪」「壬生」「蒼穹」とか
サイコーだと思います。
文学系はちょっと苦手だけど・・・。
サイン会行ったら、絶望的に浮いてたよ。男の人ばっかり。
>>104 >それを手書き・万年筆で執筆してるってコトには感嘆する
同感なんだけど、それをなにもエッセイとかで言わなくてもって思う(藁
いや、好きなんだけどね。
>>105 私の時はおばさんが結構いた。でも男女とも年配の人が多めだったので
ちょっと浮いてたかも。
>>106 確かに年齢層高めだよね。浅田ファンって。
(予想はしてたけど・・・)
私の順番の時、突然浅田さんが新しい筆ペンを
用意しだして、ゆうに5分は待たされたよ。
その間、どきどきしっぱなしで待ってた(藁
108 :
無名草子さん:01/09/21 17:55
>手書き・万年筆で執筆してるってコトには感嘆する。
しかしそれをエッセイに書いたために花村満月から喧嘩を売られるはめになる。
109 :
無名草子さん:01/09/21 21:00
>>96 『鉄道員』ははじめからオチがばればれ。
なぜ、これが直木賞??
同じ本に収録されてるのも、なんかなぁ・・・。
しかも、本人が腹黒そうで好かない。
110 :
できんぷー:01/09/22 00:26
オチが判っていても、ホロリ…と来る。
藤山寛美の芝居にも通じる"巧さ"だと思う、個人的には。
(ワンパターンだし、あざといと言う批判も同意はするが)
>>109 あら、満月との喧嘩は初耳。
でも満月の作品も好きだ、オレ。(『笑う山崎』とか)
111 :
無名草子さん:01/09/22 01:12
>110
>『鉄道員』ははじめからオチがばればれ。
遅いねぇ、今更そんなこと言い出すなよ。
そうゆう批判を承知でそれでも好きだって言う連中が集まってんだから
流れを読めよ!
どうせ直木賞獲った後に文庫になって読んだクチだろ。
113 :
できんぷー:01/09/22 23:42
>>111 >どうせ直木賞獲った後に文庫になって読んだクチだろ。
ああ。自分もそのクチだわ。
でも、近作はちゃんとハードカバーでも購入してるし。
別に「売れる前の昔から好きだった」的なアイドルオタみたいな理論は無し
にしてほしいかも。
>>112 情報サンクス。
しかし、ホントに"銀座の文壇バー"とかって有るのかな?
有るとしたらスゲー行ってみたい。
なんか110も111も112もハイパーリンク先が間違ってる気がするぞ(w
115 :
無名草子さん:01/09/23 23:44
とりあえず、プリズンホテルが小説・漫画ともに
文庫化されてるので、これを機会に一度
たくさんの方に手にとって欲しいと思う今日この頃。
漫画版もなかなかいい出来だとは思うけど、
小説読んでからでないと勿体無いよ〜。
116 :
無名草子さん:01/09/25 00:02
プリズンホテルは漫画になってんだよね?
出来はどう、読む価値ある?
仲蔵オヂと思しき絵が表紙に出てたけど、恰幅の良い感じになってて、
イメージちがーうと思って怖くて読んでない。
きんぴかを西炯子でやって欲しい…。
プリズンホテルは毎回号泣してますが、ダメ?
117 :
無名草子さん:01/09/25 00:19
115デス
>>116 私も読むたび号泣。「春」なんてどこ読んでも泣きます。
板長とシェフのシーンもだし、会見のシーンでもやはし涙。
コミック版は、出来はいいんだけど、漫画ということで
多少エピソードが削られてたりするのが難点。
「千代鶴は口に入る物以外切れない」とかがナッシング。
うちの両親、小説版読んでないけど
コミック版は喜んで読んでマス(藁
118 :
清子ちゃん:01/09/25 01:38
「シエラザード」読まれた方いらっしゃいます?面白かったですか?
シェラザード・・・嫌いじゃないんだけど・・・。
「日輪の遺産」と話の感覚が似てるからなぁ・・・。
120 :
できんぷー:01/09/26 21:33
『きんぴか』と『プリズン3』の阿部まりあ萌え。
まりあ主役で是非に1作書いて欲しい。
「シエラザード」、私はなんかだめだった…。
なんかそれまでの浅田作品読んでるともう結末がわかるというか。
私の場合はちょっと期待してただけにっていうのがあるので、駄作と思って
読めばいい作品だと思う(言い過ぎ?)
122 :
無名草子さん:01/09/26 23:17
123 :
無名草子さん:01/09/26 23:26
小説の質は低いね。理性ではなく感情に訴える小説を書きたいらしい。
つまり泣きと笑いと怒りを誘発する読み物。
これを小説に求める読者にはピッタリの作家だ。
>>123 確かにね。なんか時々こんなのありなのか?と思うのがある。
マッカーサーが一人の日本人将校をこんなに買いかぶるのか、とか
おじいさんの昔話を警察と犯罪者がそんなに従順に聞くもんなのか、とか。
125 :
無名草子さん:01/09/27 16:58
「霞町物語」も好きだったなぁ。
浅田次郎がホントにあの主人公みたいな人だったら、すっごく好きになりそうだなぁ。
うん、あのお顔でも我慢する!
126 :
無名草子さん:01/09/27 18:40
>>86 蒼穹の昴
私も毛沢東にはうけました。
あと白太太彼女は何者なのかとてーも気になる。
でも、泣いちゃったんだな・・・マジ泣いた。
127 :
無名草子さん:01/09/28 00:06
>>124 どの話かする分かるのがいいね!(藁
「天切り松」も、実際の設定には無理があるんだけど
滅茶苦茶面白いよ。連続ドラマとかにならないかな。
128 :
無名草子さん:01/09/28 00:17
日輪の遺産は今読むといまいちなんだろうなあ。
日本の景気がまだ調子良かった頃は
あの手の日本人のプライドくすぐる話も楽しめたんだけど
今みたいなどん底大不況下だと薄ら寒く感じちゃう。
仕方ないことなんだけど。
129 :
無名草子さん:01/09/28 00:33
面白いと思ったことないんですけど。
130 :
できんぷー:01/09/28 02:34
オレも競馬好きだから…それを含めてファンだ。
でも、浅田次郎の競馬本って基本的に「競馬に対する心構え」みたいな
ちょっと古くさいコトしか書いてないのよね。(実は競馬から浅田次郎へと
ハマったのだが…。)
シーズン事のリアルタイムなネタを追った本は出すのがツラいと思うけど…
寺山や塩崎を超える競馬小説を熱く希望。
書店のサイン会では無く、府中の指定席で的中・万馬券にサインしてもらう
のがオレの夢だ。
131 :
無名草子さん:01/10/15 23:45
壬生義士伝。蒼穹の昴。どちらも感動の嵐でしたわぁ〜〜。
132 :
無名草子さん:01/10/23 00:13
新刊発売age
133 :
無名草子さん:01/10/23 00:18
ふつうにつまんない。
山田詠美が浅田次郎を嫌ってるらしいけど
でも山田詠美もどうかと思う。
浅田次郎よりは10倍以上マシだけど。
134 :
無名草子さん:01/10/23 23:22
浅田次郎はオチで手紙とか独白とか思い出話とかが多いですよね。
またそのオチかい!と思いつつ、泣いてしまいます。
135 :
無名草子さん:01/10/24 00:22
ドラマ壬生義士伝の配役には納得がいかない
どうして主役があんな明るい人なんだろう
10時間観る気は失せた…
136 :
無名草子さん:01/10/24 11:37
次郎さん、渋いやん
競馬エッセイは他の追随を許さない。
マジでタメになる、競馬ファンには。
「競馬どんぶり」は五回読み返した。
最近読んだ中では、絶対に壬生義士伝
こんな男が新撰組いるわけない。
と思いながら最後まで読まされた。
139 :
無名草子さん:01/10/25 14:12
「王妃の館」で初めて浅田作品読んだけど、
こんなもの?ってのが率直な感想。
途中まではかなり良い感じで運んでいたのに、
最後は「ああ、どーしよう、これじゃまとまりつかへんわ」
ってなもんで、つじつま合わせの連続。
同じ表現もかな〜り多いし。。。萎えた。
#ミシマなら間違いなく繰り返して同じ言葉は使わない。
前評判がすごいのか、9月ごろ近くの図書館で検索したら
100人以上の予約待ち。
結局勤務先のあるとこの図書館で借りたけど、
一人2週間借りれるとして、手元にくるのは何年後だ?(ワラ
140 :
無名草子さん:01/10/26 01:55
『蒼穹の昴』買った。
今夜から読も。
141 :
無名草子さん:01/10/26 03:35
>>138 なんか浅田次郎の小説ってそればっかだよね。
こんなのありえないっていうの。まあそれで楽しめるヤツはいいけど
最近のはさすがに食傷気味。
142 :
無名草子さん:01/10/27 07:31
周麻子の包子が食ひたひ
梶板長の懐石でも可
143 :
Query:01/10/29 00:56
>139
同感。
連載らしいから、担当の校正力にも問題あると思う。
ラスベガスでの続編希望。
っと思ってたら、「オー、マイ、ガッ!」って違うよね?
144 :
無名草子さん:01/10/29 18:54
オー、マイ、ガッ!
読みましたよ。ラスベガスの話ですよ。
「王妃の館」は、むかしの浅田次郎の匂いが少しはしたので
あー、調子戻ってきたかなぁ、ってことで買いました。
うーん。買わなきゃよかった・・。
そこそこ読めたけど、ハードカバーで買うほどでもない。
「王妃の館」の方がマシです。
145 :
無名草子さん:01/10/29 22:35
ずっと気になっていたんだけどどこで聞いたらいいのか分からなくて。
「ひとつ出たホイの♪」の歌の「九つ出たホイの・・・・・こうご・・・・」の
後ろの歌詞ってなんて言うのですか?
146 :
できんぷー:01/10/30 00:48
確かに『王妃の館』の方がイイ。
でも、プリズンホテル(様々な事情をもつお客が最後に大団円)+蒼穹の昴
(けなげな子供ネタ)っぽい気がする。
しかし、どうせオレ、浅田にハマってる固定ファンだから(笑わば笑え)
結局はイイ!
うーん。
たしかに浅田次郎は最近パターンで書いてるよ。
はじめの方の作品では、どの登場人物も個性的で楽しかったけど
最近は、あ、こいつはあの作品のあれとパターン同じだよ!とか
考えちゃって、それもツマラナイ&心底楽しめない原因だろうな。
148 :
無名草子さん :01/10/30 16:42
私も今日から「蒼穹の昴」読み始めました。今52ページまで。
昨日徹夜で有吉佐和子の「非色」読んでたから、今目がショボショボです。
が!面白〜〜〜。宦官の話やら纏足の話やら私の好みの大ヒット!
これを映像にしたらさぞかし凄いだろうな〜と感心しきりです。
こんな面白いのもっと前に知ってたらな〜!
それで2ちゃんで評判見ようとここへ来た次第です。皆さんのファン暦知って
驚いてる私は・・・???今まで何読んでたんでしょう。
きっと完璧はまりまくると思う。大好きだ。たった52ページでこの有様(藁
>116
きんぴかを西炯子で…って想像したらすごくいいNE!
あ、でもプリズンホテルのほうがいいかも、私は。
最近新作読んでない…
けどファンだ、浅田次郎。
蒼穹の昴ではまって、プリズンホテルでどっぷり。
短編・長篇ともに出来不出来があるけど、
ついつい笑ったり泣いたりしちゃう。
150 :
Query:01/11/01 02:55
>144
王妃の館の続編ですか?
152 :
無名草子さん:01/11/01 17:47
ガイシュツかもしれんんがイカサマポーカーゲームをやってたころの
暴露話は抱腹絶倒モノだった。本にならずキワモノ系雑誌のムックに
載ってた。
153 :
VESTA:01/11/01 20:08
九つ出たホイのよさホイのホイ♪皇后陛下とやる時にゃ♪直立不動でせにゃならぬ♪
154 :
Query:01/11/02 00:43
>151
残念。
155 :
無名草子さん:01/11/04 11:42
age
156 :
できんぷー:01/11/05 01:32
今週末に『きんぴか』を再読。
読み返してみるとやっぱ冴えているのぉ、この頃。
個人的にはやっぱ、イチオシだわ。
157 :
無名草子さん:01/11/10 18:35
きんぴか…もしも実写化するなら、ピスケンは的場浩司をきぼん。
老刑事は、チョーさんで。
他は…誰だろう、軍曹とかキビしそうね。
158 :
無名草子さん:01/11/15 11:12
軍曹は日本人だと無理だろ。
しかし、結局浅田次郎で面白かったのは
きんぴか、プリズン、昴あたりまでだな。
ところで中原の虹はまだか?
159 :
無名草子さん:01/11/19 02:37
王妃の館はすごく読みたいが、今はぐっと我慢して
文庫になるのを待ちます。
だって、高いんだもん。
160 :
できんぷー:01/11/19 22:51
そりゃ文庫に比べれば1000円ぐらい割り増しだが
「すごく読みたい」モノを2〜3年待つなら、1000円ぐらいなら…。
161 :
Query:01/11/20 00:50
>159
図書館で借りたら?
個人的には買うほどの出来じゃない気がする。
「蒼穹の昴」「壬生義士伝」「鉄道員」しか読んでいないが・・・
そこそこ面白かった。でも説明過多がウンザリ。
例えていうなら、お笑い番組が笑う場面を「字幕」で説明している感じだった。
(分かりにくい例えだ・・・)
163 :
無名草子さん:01/11/21 10:18
そうゆうオヤジ臭いクドい文章がファンにはたまらんのです。
164 :
無名草子さん:01/11/27 07:16
『プリズンホテル4 春』読了。
やっぱいいね。
165 :
無名草子さん:01/11/30 00:29
『鉄道員』はなんかありがち〜って感じで好きじゃなかったけど
『壬生義士伝』は読んでいる内にうっかり泣いてしまったよ…
他の本も読んでみようかなあ…
166 :
無名草子さん:01/12/03 23:22
ひさびさあげ。
図書館で「蒼穹」上下を借りてたオジさんがいて
ちょっぴり嬉しくなった今日このごろ。
浅田未経験の人は「プリズン」「きんぴか」「蒼穹」を読めば
8割くらいはオッケーだと思うのだが、どうか。
で、とどめに壬生を読んで完了。
>>166 それだけでやめておけばかなり評価高いね。
168 :
無名草子さん:01/12/10 22:55
ダヴィンチで「著者の新境地をひらいた作品2001」みたいなチャートに
「王妃の館」がはいっていて、いやー、「きんぴか」「プリズン」を知らないひとって
やっぱたくさんいるんだなーと思った。だいたい光文社さんよ、「きんぴか」文庫の
やる気のない装丁はありゃ何よ。売れるもんも売れんって。
170 :
次郎ちゃん、ハアハア。:01/12/11 00:16
あの人は、基本的に人のために書いている作家なので、
そこは素晴らしいと思います。
自分の劣等感やグチを吐き出すクソナル作家が多い昨今、
とてもプロフェショナルな存在です。
好きです、次郎ちゃん。
私も好きです。
なんか出てくる人皆、かっこいい♪
最近のは結構微妙な人多いけど、「きんぴか」「プリズン」「蒼穹」
の辺りはもろコノミばっかー。
壬生義士伝のドラマも結構楽しみ♪♪
謙さんも好きだし。
代表作はやっぱり、「プリズンホテル」でしょうね。
「きんぴか」も捨てがたいけど、1作だけ選ぶなら絶対。
173 :
無名草子さん:01/12/11 23:28
「プリズン」同意。
でも、気持ちでは「壬生」も捨てられない・・・。
あれだけ泣いた本ってのもひさびさだったからなぁ・・・。
「日輪」も荒削りだけど、じゅうぶん面白いと思う。
ミステリだと思って読むのがいいかも。
(いろんな意味で裏切られるから)
174 :
無名草子さん:01/12/11 23:32
「プリズンホテル4」文庫になったので買って読んでみた。
面白かったけど、やっぱり短時間でやっつけた、という感じがする。
1.2の頃の方がよかったな(シリーズ物はしょうがないけどね)
「壬生」、「壬生」!確かによかった。
そう言っていくときりがないくらい、いいのがありますね。
176 :
無名草子さん:01/12/12 13:02
しかしテレビの「プリズンホテル」最低だった。なんで主人公が女で、
松本明子なんだろう。ストーリーもただのドタバタになっていた。
映画の「ぽっぽや」も高倉健というのが納得いかない・・・。
マア小説の映画化には期待してないけどね。
177 :
無名草子さん:01/12/12 14:39
「壬生義士伝」が扱っている題材はかなり自分のつぼ。
でも、あれって一つのストーリーをいろんな人の会話から汲み取る形式取ってるじゃない。
そうすると、同じ事をちがう人物がしゃっべていて、かなり内容がかぶっているよね。
だから、もう少し短くまとめたほうがいいなと、思った。
ちょっと、話が冗長だなっていうのが第一印象。
そこだけがウィークポイントだと感じた。
マンセー意見が多いのでこんな感想も。
178 :
無名草子さん:01/12/12 18:44
>177
浅田氏が凄く若い頃に書いた「壬生」の元となる話は
短編だったって言うしね。
179 :
無名草子さん:01/12/13 16:02
ひそかに活動写真の女も好きなんだが。
しかし、やはりこうなったか文庫版プリズンホテル「夏」
ハードカバー時代にはやたらとへんな並べられかたしてたしね。
180 :
無名草子さん:01/12/13 19:38
もうすぐ年末なのであげ。
ドラマ・・・ビデオに入れておくべきか・・・。
>>180 入れるべきだと思われ。
ずっと見るのは・・ ちょい、長くてしんどくない?
182 :
無名草子さん:01/12/13 20:12
183 :
無名草子さん:01/12/16 00:40
壬生よんだけど、返す期限が迫ってたのと、子供の相手しながらで
ゆっくり読めなかった。
読み終わって??なとこがあって、誰か教えて下さい。
居酒屋の主人は誰?話を聞いてまわっているのは誰?なんのために?
壬生読んでないのでなんとも言えないけど、もしネタばれならメルアド欄でね。
185 :
無名草子さん:01/12/16 17:02
>>176 「プリズンホテル」のドラマ版の主人公が松本明子ってどういうことじゃ?
主人公は小説家の木戸じゃないの?松本が男役?詳しい方教えて下さい。
−−−−−−−
プリズンホテル最近読みました。面白かった。一気読み。
無頼派気取りの小説家がせっぱつまると子供口調になるところ笑った。
186 :
無名草子さん:01/12/16 19:15
>>183 居酒屋の主人は下っ端の生き残りじゃなかった?
話を聞いて回った新聞記者の正体は確かに謎。
187 :
無名草子さん:01/12/16 19:16
188 :
無名草子さん :01/12/16 19:50
*壬生に出てくるの居酒屋の主人についてのネタバレ。
↓
↓
↓
↓
その人物は実在しない。
文藝春秋別冊「本の話」で対談中に浅田氏本人が
「あれは僕の捏造です」と言ってたから。
189 :
無名草子さん:01/12/17 00:28
取材してる人は、確か新撰組の小説を書いた作家さんを
イメージして書いたとか何とかって記述があった記憶が・・・。
とりあえず、これと言って断定できるような人物じゃない事は確か。
あ〜、でも全く台詞無いけど、ワンクッション置いて想像出来る
所がいいよ〜。吉村早生のおにぎり分けてもらった所の
「どうかなさいましたか。お口に合わないはずはないんですが」
って台詞に泣けたよ・・・。浅田さん上手すぎ。
190 :
無名草子さん:01/12/17 01:07
別冊宝島競馬読本にヨタ話ぽっく書いていた頃はこれほど
の大作家におなりあそばすとは思わなかった。
競馬の馬券の買い方本も出してたし。
古手川祐子似の奥様にばんじゃい!
娘さんはすると美人?
お清!お清!
192 :
無名草子さん:01/12/18 22:21
「壬生義士伝」は日本史弱いとやっぱダメですか?
193 :
無名草子さん :01/12/19 18:38
>192
特に日本史なんざ詳しくなくても「物語」や「登場人物」そのものを
十分楽しめるから大丈夫だと思われ。
勿論ある程度幕末と言う時代の事や新選組の事を多少知っていた方が
より面白いだろうけど。
194 :
無名草子さん:01/12/19 20:05
逆に「壬生義士伝」を読めば、幕末や新鮮組に興味を持つようになれると思うよ。
司馬遼の血風録なんかより、よっぽどお薦め。
195 :
無名草子さん:01/12/19 20:31
>194
>司馬遼の血風録なんかより
なんだとゴルァ!(゚д゚)
196 :
無名草子さん:01/12/19 21:31
血風録は面白いよ。壬生とは全く違う角度の切り口だけどね。
てか、わざわざ他の作者の本を持ち出さなくても十分面白い
じゃないか、壬生って。
197 :
無名草子さん:01/12/19 22:40
壬生のエピソードって血風録意識してない?
>>193-194 レスありがとうございます。
この前、ここのスレ見て読もうと思って買いに行ったんですけど
結構、上下巻共に読み応えありそうだったんで、
これでさっぱりわからなかったらキツいなぁと思って保留にして帰ってきたんです。
皆さんオススメで面白そうだし、これで歴史モノに興味持てたら一石二鳥ですよね。
では読んでみる事にします。
199 :
無名草子さん:01/12/26 22:47
dat落ち防止あげ。
ドラマの放映が差し迫っております。
公式HPで内容を確認した所、だいぶ原作と違うっぽいので
あまり期待せずに臨もうかと思います(w
200 :
無名草子さん:01/12/27 01:10
オレ、浅田さんに是非書いて欲しい題材が有るんだよね。
やっぱ競馬絡みで「さくら」の冠号で有名なオーナー全さんの半生。
焼肉店から始まり「モランボン」グループの立ち上げ、そして府中の街の
平和的支配者としての側面と…小島太や境勝太郎などとの競馬との関わり。
府中の街の人達に愛された全さんは死後、葬儀が東京競馬場で行われたという
程の人物だし。(競馬場で送られたヒトなんて他に居ないよ)
そしてクライマックスは弔い合戦に挑むサクラバクシンオーのラストラン!
ぜったい浅田さんなら泣ける話に仕上げてくれると思う。
さくらグループの総帥だね。
北朝鮮との係わりとかを含めて面白そうなネタだよな。
202 :
無名草子さん:01/12/28 11:59
なんか競馬のことはよくしらないが
モランボンの社長が有名馬主だった事実を初めてしった。
固くない感じの"立志伝"としてはオモシロそうじゃないかな。
203 :
無名草子さん:01/12/30 01:25
どーでもいいけど、この人の作品って高学歴の人間はやな奴で、やくざやぷーがいい人って展開が多いな。
204 :
無名草子さん:01/12/30 10:13
短編のあじさい心中が好き。
儚く図太くってかんじで。
205 :
無名草子さん:01/12/31 01:51
「壬生義士伝〜新撰組でいちばん強かった男
激動の時代にささやかな幸福だけを願った父と家族の感動の物語」
第一部「遙かなる故郷 脱藩そして新撰組へ」
第二部「京都雫石恋歌 命を懸けた愛」
第三部「龍馬暗殺!誰が?何故?殺したか」
第四部「鳥羽伏見から五稜郭へ!親子の絆」
以上、TV○アより。
文春連載中、毎回涙ながらに読んだ私としては、なんとか全部見るつもりですが……
ちょっと微妙な気がするなぁ、このタイトル……
206 :
無名草子さん:01/12/31 09:23
>>203 高学歴でキャリア組、官僚でありながら「いいひと」ってのは浅田作品に
沢山登場するぞ。
『きんぴか』しかり『日輪の遺産』しかり『蒼穹の昴』しかり…。
批判する割には読み込みが甘い。
207 :
無名草子さん:01/12/31 10:52
て言うか、魅力的な悪役を描けない作家でしょ。
みんなイイ人でマターリ
208 :
ウニコーン:01/12/31 20:18
もうすぐドラマなのでage
こないだとらたまやっと買ったよ。
2巻目はやぱーり、浅田節って感じだった。
209 :
無名草子さん:02/01/01 14:51
自他共に認める女性蔑視論者。(藁
210 :
無名草子さん:02/01/01 19:55
やくざがやたらなくのが困る。
211 :
無名草子さん:02/01/01 21:24
かつ右翼
>>190 テスコガビーのやつなんか、なかなか良かったよね。
213 :
無名草子さん:02/01/02 17:05
結構いいでない、TVドラマの義士伝も。
214 :
無名草子さん:02/01/02 18:41
>>213 同意。ただ、さっきの予告見たけど
話はアレンジされてるみたいだね。
第一、しづは貫一郎に会いに行ってないだろ。
215 :
無名草子さん:02/01/02 19:31
>>214 うん、このエピソードはなくてもね。
俺は嘉一郎と千秋の別れが激萌えなんだが。
で、誰が殺るの、竜馬。
216 :
無名草子さん:02/01/02 19:47
>215
斎藤キボンヌ
うわっ、ビール買いに逝ってる間に終わってたYO!
やっぱ、ハジメちゃんだった?
218 :
無名草子さん:02/01/02 20:18
219 :
蒼鉛 ◆YtA3Gr1A :02/01/02 20:19
朝日新聞掲載中の、「椿山課長の七日間」についてはどうですか?
たった七日のことを、あそこまで引っ張れる文章力には脱帽だけど。
くたばれねっす。
鎖帷子ちゃんと再現してたっすね、油小路。
222 :
無名草子さん:02/01/04 03:17
小説読んでないんだけど
主役切腹してから、以後、息子の話がながーーーーい!
原作の小説でも、息子の話ながいの?
223 :
無名草子さん:02/01/04 13:41
んー、小説とドラマは筋は同じだけど
全く違うものだと考えた方がいいかも。
あくまで「吉村に関わった人たちの話」を
第三者から見るって感じだからさ。
ドラマ、思ってたよりずっと良かった。
あれだけの長さだからかな。
224 :
無名草子さん:02/01/04 22:15
>ドラマ、思ってたよりずっと良かった。
胴衣
225 :
無名草子さん:02/01/07 09:16
多作の駄作作家に成り下がったのが非常に残念。
まっ、五十近くになってようやく作家になれたのだから
気持ちは分からないでもないけど
226 :
無名草子さん:02/01/07 10:35
浅田次郎のファンサイトだったら、みんなショックー・・
って文句言ってるのに、ここの人は違うんだね。
なんかおもしろい。温度差かしら。
さんざガイシュツだけど、昔の作品のが面白かったなあ。
最近のはとりあえず買ってみるんだけど、そのたび裏切られる。
夕刊小説、クソつまんないので早く終わってほしい。
229 :
無名草子さん:02/01/17 14:17
浅田初心者です
あの〜厨房な質問して良いでしょうか?
壬生義士伝
↑
これは何て読むのでしょうか?
「みぶぎしでん」で良い?
あとプリズンホテルなんですが、どれが一番最初なんですか?
春夏秋冬・・・?
>229
読み方はあってます。
プリズンホテルは夏→秋→冬→春と読んでねv
文庫本だったら、数字がツイテルYo
プリズンホテル秋の2/3くらいまで読んだ。
おぢさん、かっこよすぎるぞ。
むかしのヤクザをそんなに美化していいのか?
蒼穹の昴って、文庫本出てる?
まだかな?
234 :
無名草子さん:02/02/12 19:39
勇気凛々ルリの色が大好きです。
落ち込んでも、復活できる。
235 :
無名草子さん:02/02/12 20:45
やっとこさ「珍妃の井戸」読んだよ。良かった・・・。
蒼穹読んだ時の感覚が蘇った感じ。
全体の構成としては「壬生」に近かった気がする。あ、こっちが先か。
蒼穹、文庫はまだなのです。残念。
236 :
無名草子さん:02/02/12 22:38
壬生は泣いた。
237 :
無名草子さん:02/02/12 23:30
調べたんだけど分からなかったからここで質問させて下さい。
溥儀のお母さん(お父さんはツアイテンの弟だよね?)の父親って栄禄?
確か栄禄が、娘をツアイテンの弟親王に嫁がせたから
子供が産まれたら西太后と組んでその子を皇帝にして、自分は皇帝の外祖父になるぞー
みたいに言ってたような記憶があるのですが・・・・。
事実そうなったんなら、すげえなと思いまして。
図書館で借りて文庫化するのを待ってる貧乏性です。
>235
そうですか。
蒼穹の昴の文庫本はまだですか。
ブックオフ探して無かったら
文庫本出るの待つとするか。
「Oh!マイガッ」読みました。
ここでは色々書かれてるけど、俺は出た本全部買ってるし全部好きだよ。
240 :
無名草子さん:02/02/25 12:53
天切り松の3巻目が出てたね。
感想キボンヌ
241 :
無名草子さん:02/02/26 20:19
椿山課長てあとどのくらい続くん?
なんとなくオチが見えてきた気がするんで、早く終わらないとやばいんでは
242 :
無名草子さん:02/03/02 00:15
天切り松購入。勿体無いのでちびちびと読んでいく予定。
あぁ、やっぱりこのムードが堪りません。嬉しい・・・。
ちなみに、挟まってる愛読者カードを出した人全員に
浅田さんの朗読CDがプレゼントされるらしい。太っ腹ー。
うむ。
出しましたよ(w
早く届かないかな。
>>240 いつもながら粋な感じで惚れます。
最後なんて寂しい。
244 :
無名草子さん:02/03/05 22:03
242っす。読んじゃった〜〜!!面白すぎだよ〜〜!!天切り松最高!!!
え?もう完結なの?いや〜〜〜〜!!!(興奮しすぎ)
正直、もっと続けて欲しいと思ってるのは
自分だけじゃない、と信じたい。
昨日蒼穹の昴(上)ブックオフで100円でゲトー!
ブックオフマンセー!
246 :
無名草子さん:02/03/12 11:54
天切り松面白かった。
浅田次郎の作品で久々に買って良かったとオモッタよ。
次に出るのは何か分からんが、この調子で頼む。
247 :
無名草子さん:02/03/12 19:18
椿山課長、今日の展開は無茶だ。
まぁこれで落ちは読めたので、早く終了して欲しい。
248 :
無名草子さん:02/03/16 19:43
天切り松イイ!!!
「道化の恋文」と明治帝の御腰物(小龍景光だっけ?)を盗み出す話で泣いたね・・・・
某文豪閣下が出てくるのはちょっとやりすぎかなと思ったけど(w
まぁこんな事書くと短絡的な厨房だと思われるんだろうが、
安吉親分、おいらにも杯をおろしてくれろ(藁
249 :
無名草子さん:02/03/31 00:49
浅田次郎の本は読みやすいよね。次になんの本がでるか楽しみ(^_^.)
まちどうしいーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。
250 :
無名草子さん:02/04/02 14:40
>>236 文庫ですか?
どこから出てるんですか?
教えて君で、すみません。。。
251 :
無名草子さん:02/04/02 15:35
>250
「壬生義士伝」で検索してみそ。
上下巻ハードカバー。出版社は忘れた。
つーか、本屋じゃ作者別に並んでるから大丈夫だと思うが。
252 :
無名草子さん:02/04/02 17:56
裏モノ系雑誌に載ってたイカサマポーカーゲーム時代の話しが一番面白かったマル
253 :
無名草子さん:02/04/03 08:31
「多作の駄作」作家と思いきりバカにしていたが、
「歩兵の要領」は案外な拾い物だった。
254 :
無名草子さん:02/04/03 10:04
え?完結しちゃうの?今「天切り松 闇がたり・初湯千両」読んでいるんですが。
プリズンホテルで初めて知って(主人は競馬関係で知ってました)全部読んでいます。
駄作でも無いとおもいますよー
>>251 ありがとうございます。
古本屋しか行かないもんで。。
近くの古本屋は、浅田さん品薄です。。。
256 :
無名草子さん:02/04/08 09:16
日輪の遺産の最後の舞台の、多摩川のそばのトンネル。
実家が稲城市なんですが、おう!あそこかー!と合点。
小学生の頃、草をかきわけ冒険した秘密(だと思っていた)の場所。
武蔵野方面途中、米軍基地、大きな病院の近く
浅田次郎さんは稲田堤に住んでたこともあるっていうから。
なんか、批判の文句にオチがわかるとか、ネタが同じとか言う人が多いけど、
ストーリーを追ってるんならあらすじだけ読んでればいいのにと思ふ。
複数の小説家に同じストーリーとネタを与えても
浅田ほど泣かせる小説は書けないと思うけどなぁ。
過去ログ読んでたら、反論したくなったんでカキコ。
やっぱ、浅田、好きだからさ。
258 :
無名草子さん:02/04/09 18:41
>>257 違う。違うよ。
前と同じ感動を味あおうと読み始めるけど、前と同じ話を
読みたいわけではない。
多くの読み手は新鮮な刺激を求めて新刊を手に取るんだ。
「天切り松」みたいなシリーズものなら通用するが、全く違う
ストーリーで同じようなネタや、底の浅いオチを用意されて
新しい感動が得られるはずもない。
いや確かに浅田さんほどの技量の持ち主なら感動するし
泣かせるストーリーであれば涙もでるでしょう。
でも読み終えてまず思うことは「面白かったけど、前に読んだ
やつのほうが面白かった」ということになる。
ファンだからこそ、浅田作品でかつて味わった感動を再び
体験したいからこそ、同じネタや底の浅いオチはやめれ!と
言うんだ。浅田が嫌いだからじゃないぞ。
>258
いやね、なんか、純粋に作品を楽しむんじゃなくて、
プチ評論家を気取るためにアラ探したり、
昔からのファンってのに特別意識を持っている人とかが、
自分は特別だ、理解しているといいたいだけで
好きな作家を利用してるだけなんじゃないのかと、
小一時間問い詰めたくなったんで思わず書いてしまいました。
みんながそんなつもりで書いてるわけじゃないのは
書き込みの内容を見ればわかります。
ま、大事なものを貶されてヒステリー起こしてんだなと笑ってください。
260 :
無名草子さん:02/04/10 19:33
いま、「天切り松」のアンケートハガキをようやく書いた。
もうCD届いた人いる?
ハガキ書いたら、もっぺん読みたくなった。
天切り松を一通り読み返そうかな。
261 :
名無し草子さん:02/04/12 23:01
ここを読んで「鉄道員」買って読んだけど
………ビミョー
ラブレターとか、女性の立場からみたらとてもモニョリます
夢を見過ぎというか……浅田さんは全部この調子なんでショッカー
煽りじゃなくて期待した分残念でした
262 :
無名草子さん:02/04/12 23:22
>261
「日輪の遺産」(講談社文庫)を読んでください。
「きんぴか」(光文社文庫)でもいいです。
「鉄道員」は、ファンはあえて薦めないと思うのだが。
263 :
名無し草子さん:02/04/13 00:11
261です
「鉄道員」は駅前の本屋さんで購入しました。
(「鉄道員」と「プリズンホテル」しかなかった…!)
「日輪の遺産」ですね、早速読んでみます。
自分でもどうかしら? という感想に
丁寧にお返事して頂きありがとうです。
264 :
無名草子さん:02/04/14 23:24
来週の日曜洋画劇場「天国までの百マイル」だage。
265 :
無名草子さん:02/04/16 18:09
椿山終了
266 :
無名草子さん:02/04/16 20:40
映画だと時任さんでしたっけ?
西田敏行さんの方が昔不動産社長で・・・ってのに
合ってる気がする。時任さんだとかっこよすぎるな。
今図書室で借りた壬生義士伝読んでるけどおもしろいと思う。
正月にやったテレビのやつはビデオででてるんですか?
268 :
無名草子さん:02/04/22 22:59
毎回新鮮な感動を味わいたいというのは分かるし、
俺もそういう気持ちで毎回買ってるんだけど、
当人はお約束だっていうのを意識して書いてるんじゃないの?
どこかに黙阿弥が一番好きだとか書いてたし。
それはそれとして前にテレビで見たんだけどさ、
昔こんな犯罪があった!みたいな特集番組。
そこで説教強盗の話があったんだよね。
その人、苗字は忘れたけど松吉て名前でさ、年齢的にも同じくらい。
老後は経験を活かして防犯の講習会みたいなのやってたらしい。
小僧の年頃に逮捕歴?があるってのも同じだったしさ。
天切り松のモデルってこの人なのかな〜って思ったんだけど。
詳しい話知ってる人いない?
269 :
無名草子さん:02/04/22 23:52
売れる前に書いたエッセーで、ロス疑惑のオジさんを
「あれは絶対やってる」「上手くやった」などと書いて
怒られたそうですが、その顛末をご存じの方いませんか?
>>267 詳しくは知らないけど、DVDは出るって聞いたよ。
5月に新刊、徳間出版から出るってー!!
楽しみーー!!
hige hage megane age
272 :
無名草子さん:02/05/24 00:35
「沙高樓綺譚」買いますた。
1編目は素直に楽しめた。でも最後のふたつが食傷気味なキャラ
設定(上流階級話と集団就職あがりのヤクザ大親分)に辟易。
筋も平凡。終りがだめだと全てダメに思えるから、やけに損した
気分になった。
>>272 胴衣気味。
(;´д`)<いまいちだたーよ。
なんちうか。同じような話何度も読んだ気が。
壬生は何時文庫化すんの?
>>200 「優駿」編集部に手紙書いてみれば、
本人に伝わるかも
279 :
無名草子さん:02/06/08 23:58
浅田次郎の手広さに乾杯。
280 :
無名草子さん:02/06/09 01:28
>278
おもさげながんす
281 :
無名草子さん:02/06/09 20:05
"蒼穹の昴"の続編(珍妃の井戸にあらず)を書くと、浅田次郎が宣言したと聞いたけど、これどうなりました?。
283 :
無名草子さん:02/06/15 12:09
短編集を読んでると、似たような内容のものが多いような気が。
同じネタ、使い回しすぎ(w
284 :
無名草子さん:02/06/16 01:10
♪光る〜、光る東芝♪
285 :
無名草子さん:02/06/16 01:27
「日輪の遺産」は旅行中、厚さが丁度良かったので持って行きました。
帰りの新幹線、東京駅に着く頃は顔が上げれなかった・・。油断して読んでたけど
泣きました。「鉄道員」と「ラブレター」の主人公の訛りの入ったせりふは
個人的にかなりツボです。
「日輪」は迂遠なトコもあったけど、好き。
286 :
無名草子さん:02/06/16 23:18
『日輪の遺産』イイ!
287 :
無名草子さん:02/06/16 23:22
巨頭話がすきです
288 :
無名草子さん:02/06/16 23:25
彼の経歴はそんなに信憑性ないのですか
289 :
無名草子さん:02/06/17 00:01
日輪って徳間と講談どっちがいいの?
290 :
無名草子さん:02/06/17 00:12
>>289 全く同じじゃないの?
文庫化で書き直したって表記は無かった気がする。
後書きがあるかないかはあるけどね。
291 :
無名草子さん:02/06/17 00:19
浅田に限らず、複数の出版社から同じ本を文庫にするのはやめて欲しい。
まだ読んでない作品かと思って、買ってしまうじゃないか!
292 :
無名草子さん:02/06/17 00:21
んなこたない
それはお前が間抜けなだけだ
293 :
無名草子さん:02/06/17 00:22
>291ワラタ
294 :
無名草子さん:02/06/17 00:35
分かってても買っちゃうよ・・・<文庫
天切り松なんて、持ってたくせに1巻の装丁変わったからまた買っちゃったし。
自分でも馬鹿だとは思うんだけど。
きっと文庫も買うよ。携帯に便利だし、読みやすいしね。
295 :
無名草子さん:02/06/17 00:47
すきなんだね・・・浅田が
よみたいんだね・・・浅田が
297 :
無名草子さん:02/06/17 10:45
>>296 ならば別冊宝島のバックナンバーも集めたらどうだい?
298 :
無名草子さん:02/06/19 00:00
シェェラザードが最高に面白かった。
天切り松なんかはずっと続いて欲しいとさえ思う。
薔薇盗人以降の作品は低い水準だけど、、、
俺、<踊子>大好きなんだけど
誰か分ってくれる人いないかな?
文学的なエッセンスがかなり含まれてて本当に大好き。
300 :
無名草子さん:02/06/20 19:56
天切り松の文庫買ってきた。
やっぱいい。みんなに読んでほしい。
カチューシャの唄にただ涙。
301 :
無名草子さん:02/06/21 00:19
天切り松って、シリーズなの?何冊あるの?
302 :
無名草子さん:02/06/21 06:15
霞町物語最高!!
何回読み返しても泣ける。
303 :
無名草子さん:02/06/21 09:33
なにげに(活動写真の女)好きなんだけど
304 :
無名草子さん:02/06/21 10:28
「おおなりこま!」
何度読んでも泣ける
305 :
無名草子さん:02/06/21 23:41
>>301 3冊完結。らしい。
1巻がこのたび文庫化された。
>>305 ありがと!
明日、文庫版を買いに行きます♪
307 :
無名草子さん:02/06/22 23:21
>304
おおなりこま!
何だっけ?ああー、思い出せない・・・。
短編だったよね。浅田少年のおばあ様と老紳士の話だっけ?
308 :
無名草子さん:02/06/24 20:54
卒業写真も泣けたあげ。
『天切り松』の文庫、読みました!
早く続きが出ないかなぁ♪
310 :
無名草子さん:02/06/27 23:08
>>309 どうでした?感想キボン。
2、3巻はハードカバーならあります。
3巻はさらにいいよ。オススメ。
「沙高楼綺譚」おもしろい。
312 :
無名草子さん:02/06/30 03:34
文学板の過去ログ見てきたけど、「男にとって都合のいい女が
登場しすぎ」って意見多いんですね。言われて初めて気づいたw
いやむしろ、「ピエタ」の李さんとか「聖夜の肖像」の旦那とか
「花や今宵」の男主人公とか、「んな男いねーよ」な優しすぎる男が
多いなあ、と思っていたので。
どちらにしろ、私は、「おとぎ話」なんだしそこがいいんじゃない、
と思いますが。あ、当方女性です。
313 :
無名草子さん:02/06/30 04:21
天切り松CD届いた。
314 :
無名草子さん:02/06/30 22:55
>>312 まぁ、男も女も浅田の小説に出てくるような人間になれたら良いね!
ってことで。。。
315 :
無名草子さん:02/07/01 02:05
「浪花節は弾いても唄っちゃならねえんだ」
うろ覚えだけど、どの作品のどの場面か忘れたけど、
つらい事があったときとかによく心の中で唱える一言。
316 :
無名草子さん:02/07/01 23:46
プリズンホテル最高!!
317 :
無名草子さん:02/07/02 00:09
きんぴかもいいぞ
318 :
無名草子さん:02/07/02 00:11
きんぴかもいいね。
ピカレスク最高!!
319 :
無名草子さん:02/07/02 00:23
CDうちも届いたよ〜。
思わず読み直してしまった(w
320 :
無名草子さん:02/07/02 00:29
CDとどいた。
でも最後まで聞けなかった、、、長すぎ。
321 :
無名草子さん:02/07/10 00:51
ハゲ!
322 :
無名草子さん:02/07/10 17:38
↑
メチャわらた。
324 :
無名草子さん:02/07/11 09:25
既出だったらスマソですが、
なぜ「日輪の遺産」は2つの出版社から文庫化されてるんすかね?
325 :
無名草子さん:02/07/11 13:15
>>324 俺も聞きたい。ってか、浅田に限らず、その現象は他でも見受けられるね。
いちおう保全カキコ。
なんかいろいろ、浅田作品、映画化・ドラマ化されてますけど
あんま合わない作品とか、読んでないやつなんで見てません。
けど、3・4年前上映された「極道懺悔録」いいですよー
正確には浅田次郎作品ではなく、マンガの方の原作なんですが
いいです。薦めたい。
たぶん、でかいレンタルビデオ屋のVシネマのコーナーにあると思います
亀兄ーも、小柄やけど迫力出しまくっています。怖エーッ
なんか、ギラギラして、キレまくっていて
で悲しく、泣けます
浅田次郎の直木賞関連の賞賛を、ただ映像化した一連の奴にウンザリの方
かなり、お薦め。っていうか、他の奴見たことないんやけどね。
328 :
無名草子さん:02/07/20 20:40
ここではあんまり評判よくないけど自分はシェラザード好きだなー。
多分海で仕事しているからだろうけど、ラストが号泣。
329 :
無名草子さん:02/07/23 21:14
ごめん、浅田次郎の新連載ってどの雑誌だったっけ?
新聞広告でみたんだけど、わからなくなっちゃった…
(新聞昨日の廃品回収で捨てちゃったし…)
誰か教えて〜
330 :
無名草子さん:02/07/23 21:45
オール讀物「輪違屋糸里」 浅田版新撰組異聞、だそうです
>330
ありがとうございます! 助かりました!
332 :
無名草子さん:02/08/05 00:31
保守あげ。
浅田作品は最高。
天切り松を読んで
男にうまれたかったと心の底から思った。
プリズンと天きり松はほんと泣いた。
早く『蒼穹の昴』を文庫で読みたい。
それまではいくらBookOffで100円で売られていても買わない。
335 :
無名草子さん:02/08/16 17:10
天切り松の続編はいつ出るの!?>文庫ね。
337 :
無名草子さん:02/08/20 00:14
プリズンホテル、メトロ、天国への100マイルでボロ泣きしてから
浅田次郎良いなーと思ったんだけど、
こういう系統でおススメな作品、他にありますか?
何か教えて厨でスマソ。
>>337 プリズンホテル系のピカレスクなら「きんぴか」、
メトロのような恋愛ものなら浅田次郎の短編集を漁り、
「天国までの」ならば…なんだろう。
個人的には蒼穹が一番好きなんで、337さんにも読んで欲しいなぁ。
泣き系なら、「アルジャーノン」と「夏の庭」もお勧め。
339 :
無名草子さん:02/08/24 21:49
age
340 :
無名草子さん:02/08/25 00:44
「蒼穹の昴」、いたく感動したよ。
こんなにもいろいろとありがとう、という感じだ。
次に何を読んだらいいかな?
泣きたいな。
>>340 泣きたいなら壬生義士伝。
来月に文庫が出るから、それを買って読んでみて下さい。
私は下巻を涙でぐしゃぐしゃになりながら読みますた。
342 :
無名草子さん:02/08/25 23:51
俺は好きなんだが、「活動写真の女」の一般的評価はどんなもんだろう?
>>342 まだ読んでないな…。
浅田次郎といえば、勇気凛々シリーズも好きなんだが。
絶対幸福主義も面白かった。エッセイ面白いよなあ。
344 :
無名草子さん:02/09/03 17:56
>>343 エッセイはいいよなあ。
「壬生義士伝」、年始に映画化だって。今年のドラマバージョンは作りがチープと
言われながらも評判が高かったけど、これはどんなもんだろう。
346 :
無名草子さん:02/09/03 20:23
「蒼穹の昴」「シェエラザード」の感動系?も悪かないが、俺はやっぱり
「プリズンホテル」「天切り松闇がたり」の極道系が好きだなぁ。
「歩兵の本領」は良かったぜ!
>>344 壬生義士伝よりも、蒼穹の昴を連ドラにしてほしいな・・・。
>>346 プリズンも感動した。歩兵も感動した。天切りも感動した。
感動しっぱなしだ…。
348 :
無名草子さん:02/09/05 17:18
壬生義士伝イイ!!
まだ上巻の序盤だけど、グググと引き込まれるものがある。
349 :
無名草子さん:02/09/05 22:04
「歩兵の本領」から引き込まれ、「天きり」「蒼穹」で泣きまくり、「壬生義士伝」でほとんど
号泣に近い形で泣かされました。
泣かされただけじゃなく、生きている意味とか生き方を考えさせられる。
次は「プりズン」に文庫で挑戦だ。
「壬生」文庫で出たけど、一家に一冊で持っていたいと思うからやっぱし、ハードかね。
すみません。図書館利用派なのでまだ買ってません。
男の世界みたいだけど、女もしっかり引き込まれてますよ。
350 :
無名草子さん:02/09/05 22:13
>346さん
まさにその通りです。きんぴか3部作も絶品でした。
>349さん
私も生き方をふっと思いました。刹那的と言われて
しまうかもしれませんが、いつこの世からいなくな
っても悔いの無いように生きたいと思ってます。
あ!あと天国までの100マイルでは、天才外科医と
会う場面で号泣します。
351 :
無名草子さん:02/09/06 11:12
『壬生義士伝』にはかなり泣かされた。
ちょっと機会を見つけて盛岡までバイクでツーリングに行ってみます。
オレもあの南部の風景を見たい。
352 :
無名草子さん:02/09/06 11:16
『活動写真の女』…ちょっと村上春樹的な筋立てが混じってるよなぁ、
と思っちゃったり。
353 :
無名草子さん:02/09/06 19:09
「壬生義士伝」、上巻の途中で読みづらくって止めちゃったんだけど
なんか評判がいいみたいだから再読しようか検討中。
そんなにおもしろいのか?
354 :
無名草子さん:02/09/06 19:36
幕末の基本的な時代背景を知ってると苦にならないが…
関係者の談話を追うというスタイルなんで、それを知らないと
若干キビしいかもな。
355 :
無名草子さん:02/09/06 19:55
天きり我慢できなくて三巻のハードカバー買っちゃったよ!
ところで蒼穹がなぜ文庫化されないの?
356 :
無名草子さん:02/09/06 23:49
>>353 せめて斎藤一のくだりまでは読んでほしいなぁ。
つか、このスレ今日発見したんだけど、2000年からあるのか…。
(´Д`;)
357 :
無名草子さん:02/09/08 12:39
浅田すごい好きなんだけど・・・
漏れ、日本の歴史も中国の歴史もぜんぜん無知なのれす。
よって「珍妃の〜」読んだけど、正直よくわからんかった。
「壬生〜」も「蒼穹〜」も「天きり〜」も読みたいんだけど、
また、よく解んなくなりそうで
チョットコワイってゆーかもったいないってゆーか・・・
そこでなんか、おもしろおかしく時代背景が解るのってある?
(TV、小説、マンガ、なんでもよし)
教えてクン&スレ違いかも?でマジゴメソ・・
でも、とてもよみたいのれす。よかったらおながいします。
長文ゴメソ
>>357 激しく読む順番間違えてまする。
珍妃は蒼穹を読まないと殆んど意味が分からないと思われます。
そもそも位置的に「蒼穹の昴の続編」なわけですから。
ちなみに李春雲や蘭琴は実際の歴史に登場していません。
壬生は歴史的背景を知る必要は殆んど必要なし。
新撰組のことを少し知っていれば、知ってないよりかは楽しめる。
天切りは、登場人物の名前を知っていればニヤリと出来るけど、
特に知る必要はないと思います。
天切りの時代的には、「坂の上の雲」の三巻辺りまでが大体同じかと。
>>358 レスありがとうですよ。
ヤッパ「蒼穹〜」読んでからじゃないと
だめだったんだ・・・
イヤ、「珍妃〜」が「蒼穹〜」の続編とゆーのは、
うすうす知ってたんだけど、「まぁーだいじょうぶだろ」
って感じで読んじゃったんだよねー。
そんなわけで、次は「壬生〜」いってみたいので
新撰組についてチョットガンガッテ勉強してみる。
やっと「壬生義士伝」借りられたよ。人気あるんだねぇ。
買えよ!って言うのはナシにしてくれ(藁
361 :
無名草子さん:02/09/08 23:24
今日「壬生義士伝」読み終わった。
斉藤あたりから泣きっぱなし。
次何読もうかな〜。
362 :
無名草子さん:02/09/09 00:08
363 :
無名草子さん:02/09/09 09:09
>>359 司馬遼太郎の『燃えよ剣』辺りを読んで置くと時代背景は掴めるハズ。
そして、一般的な新選組のイメージも。
それを『壬生義士伝』ではイイ意味で裏切ってくれる。
どっちも名作よ。
>>347 そのドラマ化実現の場合、全員日本語を話すのだろうか。
>>364 もしやるのなら、文秀が辮髪で登場というのが気に掛かる。
個人的なイメージだと、文秀の髪型は最近の若者の髪型だから…。
366 :
無名草子さん:02/09/10 20:01
オー・マイ・ガアッ!を読んでる。
案外面白い。そして、禿しくベガス行きてえ〜
読み終わった。今回、変に泣き節とかなくてさらっとよめてよかった。
もっとこういう普通の娯楽小説も書けばいいのにー。
368 :
無名草子さん:02/09/12 11:33
人に勧められた「壬生義士伝」が面白くって怒涛の如く読み終えた後に、
これまで躊躇ってた「燃えよ剣」をようやく読む気になったのですが、
なんかこっちはまるで教科書のようで渋々惰性で読んでます。
決して司馬さんの作品も嫌いなわけじゃないんだけど、やっぱ順番誤るとダメだね。。
今日の目覚ましテレビか何かの
「浅田次郎の書斎を訪れる」見ました?
浅田さんカコイイなぁ…。
370 :
無名草子さん:02/09/12 21:04
「壬生」を読んじゃうと「燃えよ」の司馬史観がなおさら浮き上がるんだよな。
多分、浅田氏は意識して反映させてるんじゃないの。
371 :
無名草子さん:02/09/13 18:50
まぁ『壬生』は司馬とか子母沢(字が違うけど変換できんかった)
の新選組認識に対しての変化球だろ。
スレ違いで恐縮ですが、新撰組関連の名作小説教えてくれませんか?
司馬の「燃えよ剣」は良いらしいですね。
373 :
無名草子さん:02/09/19 01:49
椿山課長は人気ないのか?私はかなり好きなんだが
ずっと朝日新聞の連載を書かさず読んでました。五郎(殺人犯)の独白シーンで泣かされました。
どうしても浅田作品の独白シーンにはなぜか涙腺がゆるくなる。あと、「ひなまつり」も号泣ものでした。
「壬生義士伝」さっき読み終わりました。図書館で借りて読んだんですが、こ
れは是非買って手元に置いておきたい一冊だと思います。来春には映画が公開
されるそうですが、そちらの方も楽しみですね。でも、浅田次郎原作の映画に
は期待を裏気られっぱなしなんだよなぁ(´Д`;)
376 :
無名草子さん:02/09/23 15:28
「壬生義士伝」(文庫版)を読みました。歴史物はどちらかというと苦手なのですが、さすが浅田作品は違う!!一気に引き込まれました。
特に、貫一郎と娘のみつの別れの場面は、ナミダとハナミズでぐしゃぐしゃになってしまいました。
「壬生義士伝」の登場人物の子孫が「きんぴか」の3人組だったりして‥‥なんて勝手な推測をしてみました。
貫一郎→ピスケン
次郎衛→広橋
佐助→軍曹
みなさんはどう思いますか?
自分は現役の自衛官ですが、入隊が阪神大震災の後なので歩兵の本領の
頃とは自衛隊も変わっているのですが、非常に読み応えがありました。
初めて読んだのはきんぴかの漫画の方で、その中で「お〜い重迫の大河原が
また何かやらかすぞ〜」ってのを読んで、自分の所属している重迫撃砲中隊と同じ
だ!と思いました。それ以来は貪る様に読み、心の支えになったり後輩隊員を指導する
時に役立ったりと今の自分があるのも氏の小説・エッセイのお陰も少なからずあります。
自分が好きな本は
1 きんぴか
2 天切り松
3 天国までの百マイル
です。勇気凛々シリーズも外せません。
378 :
無名草子さん:02/09/25 00:27
吉村が・・・死んだ。。。
379 :
無名草子さん:02/09/27 10:36
私の吉村も今朝死にました
おもさなげございます
読みづらい南部訛を何度も繰返し字面をなぞりながら読んでいます
今日の通勤帰りで読了してしまいそう,,,,
380 :
無名草子さん:02/09/28 10:30
貫一の末っ子が越後へ着くまでの展開に泣いた。
しかし、あの次郎衛の手紙にはまいった・・・読めん。
381 :
無名草子さん:02/09/28 10:32
プリズンしか読んだ事ないんだけど、次は何読もうかな。
おすすめは多そうだね。
382 :
無名草子さん:02/09/28 16:32
>>381 壬生義士伝よんどけ。
漏れは今プリズン秋読み終わったところ。
>>362さん、いいの薦めてくれてありがとう。
361でした。
>>382 ああ、いえいえ。
喜んでもらえて何よりです。
385 :
無名草子さん:02/09/30 09:10
>381
プリズン系ならきんぴかかな。時代モノなら蒼穹の昴、
短編集なら月のしずく、が自分的おすすめです。
386 :
無名草子さん:02/09/30 12:01
>>381 読みました 次郎衛の手紙
美しい日本語をかみしめながら,朝の電車で泣きながら。。
もっと漢文勉強しておけばよかった
プリズンときんぴかの両方に出てくるあの人は
同一人物と考えていいのでしょうか?
微妙に違うような。(恋愛関係とか)
マリアさんのことでしょうか?>あの人
きんぴかで書いて非常にお気に入りのキャラだったので
プリズンホテルにも登場させたそうな。
なので全くの同一人物として書いているわけではないようです。
389 :
無名草子さん:02/10/01 01:34
>>388 プリズン・ホテルでマリアが出てきた時は、
銀河鉄道999でエメラルダスやハーロックが出てきた場面を彷彿とさせたよ(w
390 :
無名草子さん:02/10/02 13:40
椿山課長の七日間、読みました。やべえ、泣ける。
新聞で途切れ途切れに読んだからあまり面白くなかった。
単行本で読んだら違うかな。
392 :
無名草子さん:02/10/03 00:12
浅田次郎お勧め本。
ここらで一度、まとめませんか?
393 :
無名草子さん:02/10/03 04:30
プリズンホテル
プリズンホテル
壬生義士伝
プリズンホテル、きんぴか
一冊だけ選ぶとしたら蒼穹の昴。
プリズンも外せないけれど。
蒼穹の昴、プリズンホテル。
この二つは甲乙つけがたい。
天切り松シリーズを挙げたい・・・。
プリズンホテル、強いなー。
399 :
無名草子さん:02/10/03 21:48
逆に、これはハズレ!ってのはあります?
400 :
無名草子さん:02/10/04 03:54
400ゲットしつつ、
この人の知名度は萬月並におちて、
この人のお涙頂戴は重松並にくさい、
と言ってみるテスト
401 :
無名草子さん:02/10/04 10:13
鉄道員以外の短編集は全部ハズレとあえていいたい。
いや、つまんないわけじゃないけど、みんな同じに見える。
やっぱ浅田次郎は長編だね。シェエラザード、好きなんだが。
402 :
無名草子さん:02/10/04 10:45
>>400 >>401 わかっててもグッとくる・・そんなところが好きなんですよ。
私は霞町物語もよかったよー。
個人の趣味だろうけど、批判って簡単だよね〜2chだし。
いいと思った作品お勧めしてちょ!
・・・て、長編読んでないからぜひこの板参考にさせて頂きます!
あと、過去レスにあった
「人のために書いてるプロフェッショナル」って納得。
最近文学者気取りのオナニー本多いよね。
いいじゃん、温かくなれる本もさ!
404 :
無名草子さん:02/10/05 01:50
>>399 個人的には【王妃の館】がダメ。
ファンやめようか、と思ったもん。
私も王妃の館は駄目だった。
シェエラザートも面白くなかったなあ…
(401さんごめん)
私が人にすすめまくってるのは
プリズンホテル、蒼穹の昴、きんぴか
読書好きな人にすすめるのは
天切り松
おすすめしにくいけど好きなのは
日輪の遺産
短編は当たりはずれがあると思う。
406 :
無名草子さん:02/10/06 02:24
浅田次郎の作品の中で「この台詞にグットキターー!!」
及び「この台詞、実生活でも使えるな」なんつーのはあります?
407 :
無名草子さん:02/10/06 03:27
>>406 「俺は男だ!俺は男だ!!」
天切り松第2巻より。
親父が死んだ時もこう呟いて人前で涙は見せませんでした。
408 :
無名草子さん:02/10/07 00:17
俺は、「バイクは後ろに走れねえ」
プリズンホテルより。
シビレましたね。
409 :
無名草子さん:02/10/07 18:21
「おれは天皇陛下の飯なんかつくりたくないです。おやじにうまい飯を食わせたかっただけなんです」
「おめえはやっぱり最高の料理人だ」
みたいなやりとり。プリズンホテルの何巻だったかな。4巻(春)だったかな。
シェフと料理長のからみは泣ける場面も笑える場面も満載で好きです。
410 :
無名草子さん:02/10/07 21:13
若き日の浅田次郎自身を描いたこの本も面白い
・極道界
・極道放浪記
・初等ヤクザの犯罪学教室
若き日って……
嘘だっつーのw
ネズミ講を主催してたってだけの文学オヤジだよ。昔っから。
こんちわ。
浅田次郎ダイスキで最近は浅田さんの本ばかり読んでいます。
ところで、みなさん蒼穹の昴、好きですか?
もともと中国史って好きじゃなくて、最初ページをめくった瞬間から
読むのを諦めてしまった・・・。
みんな感動したとか、面白かったとか言うんだけど・・・。
どーよ?
>411
嘘なん?
ところで、きんぴかに出てくる「さやか」さん、自身の娘やん。
ワロタ
413 :
無名草子さん:02/10/07 23:58
壬生義士伝好きです、下巻では涙が止まりませんでした。
私は今15歳なんですが、
壬生義士伝を父親に薦めたら私以上にハマったらしく、
『歩兵の本領』『蒼穹の昴』『プリズンホテル』
『きんぴか』『珍妃の井戸』・・・全ていつのまにか家にありました。
もともと新撰組、幕末が好きだったので(というより司馬さんの小説が好きなので)
壬生義士伝は私の中のもう1つの新撰組ですね。
しかし・・・、浅田次郎は電車の中では読めません。
414 :
無名草子さん:02/10/08 00:59
>>413 良い親父さんだな!本、買わなくて助かるじゃん(w
しかし、15歳の娘(息子?)と親父が同じ世界を共有・共感できるなんて・・・
幸せな父子だな。。。親父さんといつまでも仲良くしろよ!
415 :
無名草子さん:02/10/08 01:11
>>413 若いね。
歳カキコできなくなっちった・・・。
>>415 ドンマイ!俺は今月で33だ。。。
もしかしたら、
>>413の親父さんと大して変わらんかもな(w
418 :
無名草子さん:02/10/09 01:33
壬生義士伝、今日読了した。
プリズンは半ベソだったけど、壬生は泣かなかった。
泣かなかったけど、最後の次郎衛の手紙はキター! って感じ。
プリズンが一番だったけど、今は壬生がジワジワときてる。
419 :
無名草子さん:02/10/09 06:29
この作家は浅田と並ぶ!という作家は
敢えて言えば誰でしょう?
420 :
無名草子さん:02/10/09 08:17
↑難しい。
椿山課長〜読みました。浅田さんがご両親を立て続けに亡くされて
どこかにまだいるんじゃないかな?と思って書いたそうですが。
ラストの方読んでいたら、電車の中で不覚にも泣いてしまいました。
全然違いますが、赤川次郎さんの「午前0時の忘れ物」も亡くなった人が
ちょっとだけ帰ってくるんです。テロで亡くなった人は帰りたいでしょうね。
421 :
無名草子さん:02/10/09 13:13
整理屋だっていろんな所で書いてるけど
ホントにでかいヤマは踏んでないってさ。
422 :
無名草子さん:02/10/09 17:05
壬生〜が単行本になったので、早速読んでみたがすごく(・∀・)イイ!。
正月の12時間ドラマ(これも良かった)を先に見ていたのでドラマでは
端折られたいろいろな登場人物のその後が分かって嬉しい。
423 :
無名草子さん:02/10/09 19:47
正月の12時間ドラマも良かったですね。
放映まではキャスト他心配でしたが、このスレでも概ね好評でした。
>>417 いえ、こちらこそヨロシク(w
ところで、『壬生〜』ってドラマになってたの!?
俺、全然テレビ観ないから、知らんかった!
あ〜、観たかったなぁ。。。
>>424 ども!
>、『壬生〜』ってドラマになってたの!?
俺、全然テレビ観ないから、知らんかった!
あ〜、観たかったなぁ。。。
私も全く知りませんでした・・・(たはは
今年の正月にやりますた。テレ東だから放送して無い地域も結構あったの
かもね。ちなみに渡辺謙主演。
427 :
無名草子さん:02/10/10 21:13
「沙高楼奇譚」はどう?結構おもしろかったけど、あれで終わり?続編をやってほしい。
「天切り松」も3巻で完結しちゃうのはもったいない。親分や兄弟子の話だけじゃなくて
天切り松自身の活躍も語ってほしいんだけど。
430 :
無名草子さん:02/10/11 00:23
「天切り松」は単行本ないの?
431 :
トリ ◆BMuOl5iNE6 :02/10/11 21:42
>>429天切り松が語り手じゃなくて、
彼自身が活躍する話?いや、それは希望。
でればいいなぁーと思って。
>>430ん?天切り松シリーズ、3巻、刊行されてるぞ?
432 :
無名草子さん:02/10/11 21:47
>>431 天切り松自身(ってかモデル)が活躍するエピソードは
「とられてたまるか」に確か収録されてますたよ。
盗んだ後は松ぼっくりを置いてたらしいです。
433 :
トリ ◆BMuOl5iNE6 :02/10/11 21:51
>>432マジで?!
ありがとーう。
読み直してみる。
>>426 俺、東京だ。。。益々、悔しくなってきた(w
ところで、『天切り松』の2巻目以降の文庫は、いつ出るんだ?
435 :
無名草子さん:02/10/12 02:28
きんぴかっておもろいの?
436 :
無名草子さん:02/10/12 03:15
>>435 面白いですとも!!
個人的には【面白さランク】では監獄ホテルに次いで2位です。
ちなみに【好きランク】1位は天切り松
【泣けるランク】1位は角筈にて
【実際に泣いたランク】1位は天国への100マイル
【泣ける】と【泣いた】が違うのは、父が末期ガンで後一月の命と聞いた時に天国への〜を読んでた為です。
437 :
無名草子さん:02/10/12 12:26
ほほう、プリズンは昨日読破しました。
正直、終わってしまってぽっかり「穴」が開いた感じです。
それほど面白かった!
そこで、「天切り松」の文庫を購入したのでありました。
この連休は、出かける金も相手もいないので(w
読書に浸ろうかと思っております。
438 :
無名草子さん:02/10/12 18:49
きんぴか近くの本屋で1巻買ったけど、何故か2巻が置いてない…
3巻はあるのにー。・゚・(ノД`)・゚・。
439 :
無名草子さん:02/10/12 20:58
個人的にプリズンホテルに出てきた「仁義の黄昏」が読んでみたい。
aa
441 :
無名草子さん:02/10/12 22:06
>>438 うちは、まったく置いてない・・・・
あ、古本屋ですけど・・・ね♪
442 :
無名草子さん:02/10/14 22:54
天切り、おもろっ!
漏れは浅田次郎の娘と一緒の大学(〇〇医大)だけど(学年は違うが)、
浅田次郎の娘はとてもいい人だ。
444 :
無名草子さん:02/10/15 22:02
基本的な質問。「きんぴか」に出てくるメインフレームって何?
また、あれが書かれたのって、ウインドウズ95が出る前でしょ。コンピュータに詳しい人に聞きたいんだけど、
あのハッキングシーンって今読んでも新鮮なの?それとも時代遅れ?
21世紀版きんぴかが読みたい!!
445 :
無名草子さん:02/10/16 00:15
>>444 単行本、こちらじゃあ、うりきれじゃあああ〜
おい!『天切り松』の2巻目の文庫、11月20日発売だってよ。
おお、来たか!
448 :
無名草子さん:02/10/18 07:19
きんぴかのハードカバー(1冊になってるの)を
友人の誕生日に贈り喜ばれた。
>436
私も角筈にてが大好きです。
>浅田次郎は、クリエイティブな文章系の仕事をする人や志望する人は
>読んだほうがいいと思うが、実は読まない方がいいかも知れない。死にたくなるから。
>何故って、浅田次郎の小説の見事さに自信を喪失するから、いや絶対。俺なんか、
>狭い世界でチマチマと仕事してて、大した人生経験もないし、変な友人もいないし、
>この人の域にはあと何十年修行しても追いつけないのではないか、
>と人生を悲観したくなりましたよ。小説読んでいる間は抜群に面白く楽しめるんだけど、
>必ず読んだ後に言い知れない敗北感を感じて辛い。司馬遼太郎だったら、
>あと20年ぐらい勉強すれば追いつける気がするけど、浅田次郎については
>どうやれば追いつけるのか検討もつかん。故に落ち込むワケだ。
>こういうときは適当なジュニア文庫でも買ってきて読んで、自信を回復しなきゃなぁ。
450 :
無名草子さん:02/10/18 10:58
>449
この作家は、ほんとうは一般小説が書きたくて、ライトノベルを軽蔑してることは
伝わってきますが、あとはなにをいっているのか意味がわかりません。
浅田次郎がすごい理由は、なにも波乱万丈の人生を送ったからだけではなく、
(そこは本人も謙遜してるよね。『芸術家は純粋培養されるのがいちばんいい』
みたいな発言を繰り返している)
古めかしい小説を読みまくって勉強して、あの生真面目な文体を獲得したせいもデカイと思う。
適当なジュニア文庫なんか読んでないで、自分の本よりおもしろい本、いっぱい読みなさいよ。
451 :
無名草子さん:02/10/20 20:45
壬生義士伝(今頃)読了。
正月のドラマを見た人に質問なんですが、斉藤一は原作通りの
左利きとして描かれていたんでしょうか。近々公開の映画では
佐藤浩市さんが斉藤役らしいですが、左利きの異能剣士の殺陣って
役者も苦労しそうだと思うんですが。
452 :
無名草子さん:02/10/20 22:20
きんぴか三冊やっと揃ったー(・∀・)
あそこの出版社ってなかなか置いてないんだよねー、近所の本屋。
よ〜し、これから読むぞー。
453 :
無名草子さん:02/10/21 15:02
>451
ちゃんと左利きという設定でしたよ(ドラマでは竹中直人が演じてますた)。
殺陣のシーンも何ケ所かありました。あんまり時代劇は見ないので詳しく
ないのですが、特に違和感を感じなかったのは上手く演じていたということ
なのかな〜と思います。映画版は佐藤浩一ですか?土方をやるのかと思って
たよ…
>453
情報サンクス。竹中直人さんは好きな俳優さんですが、斉藤一にはちょっと
イメージが合わないなあ。斉藤一は沖田総司とほぼ同年の若手じゃありません
でしたっけ。
映画では貫一郎を中井貴一さん、次郎衛を三宅裕司さん、斉藤一を佐藤浩市さんが
演じているようです。文庫にスチール写真が挟まってましたが、中井貴一さんは
ちょっと田舎臭い感じの顔立ちに写っていて、なかなかいい感じでした。
455 :
無名草子さん:02/10/21 16:34
今まで『蒼穹の昴』しか読んでいなかったけど、
このスレみて『プリズンホテル』を読みたくなった。
でも、これ春夏秋冬とあるじゃん。
どれが一番おもしろいの?
読んでみますので、ご教授してちょ。
文庫に数字ふってあるから、順番に読みなさい。
じゃないと話がつかめない。
>>455 順番に読むのをお勧めします。
面白さで言ったら、個人的には、
春>秋>冬=夏
かな…。
458 :
キャロルくん:02/10/21 17:52
プリズンホテル、
夏秋冬春って順番がかっこいいよねー。
春夏秋冬じゃなくて、春で終わる。
ウマー
>454
確かに斉藤=竹中は作中の描写とは懸け離れていましたが、貫一郎への屈折
した感情、ギラギラした雰囲気はなかなか良かったですよ。恐らく、作中に
もあるように当時の人は現代人よりかなり大人びてみえたことと、主役の
渡辺謙と釣り合うような年令ということで殆どのキャスティングが年上の
役者になっていたのかと思います。映画版も興味ありますが、あの長い話を
どうやって纏めたのだろうか。
461 :
無名草子さん:02/10/21 19:35
「壬生義士伝」の良さって、それぞれの人の語り口でしょ。映画やドラマでは
どのようにしてあの語り口を再現したのかな?ただ単にストーリーを追っただけでは
あの感動がなくなってしまうような‥‥
462 :
テレ東ドラマ:02/10/21 19:48
見る前はキャストが大いに不満だったのですが、
#特に皆さんの仰せの通り、斉藤=竹中
見ているうちに違和感は消え去りました。
渡辺謙氏をはじめスタッフ一同、原作に惚れこんでる様を感じました。
多分、年末に再放送するでしょうから是非ご覧になって下さい。
>>459 1作目はあくまでも「プリズンホテル夏」じゃなくて
「プリズンホテル」なんだから、そんな事言ってもしょうがないだろ?
>>463 私の書き方が悪くて、
マイナスな意味に受けとられたのでしょうか…
自分、ほんとに感動したんですが…
ごめんなさい…
プリズンホテル大好きです。逝ってきます
いや、書き方は悪いけど
>>463は
「結果的に続き物になったので夏から春になったが、
最初からその順番で書くつもりだったわけじゃない」
と言いたかったんじゃないの?
って、自分はそれが本当なのかどうか知らないけど。
んで、
>>464はへこむな。
うぅ、このスレの人たちはいい人たちだ…。
>>464 って事だから放免桜を観る様な気持ちで堂々と書き込んで下され
469 :
無名草子さん:02/10/23 01:58
今、蒼穹の昴を読み終えました。
一回高校一年のときに読んだんですが
その時は登場人物がこんがらがってだれがだれだ?て感じだったんですが
今読んだら把握できましたw
いや、おもしろいです。すごい良かった。
今読み終えた後の余韻を引きずってるんですがw
タンシドウが死んだ所とかもうぼろぼろ泣きました。
しかも大学の授業中に!w
珍妃の井戸をちょっと前に読んだんだけど、うーん、、て感じが。。
新撰組大好きなんで、壬生義士伝のほう読んでみようかと思います。
歴史物でなんかお薦めあったら教えて下さい。
いや、歴史物でなくてもいいんですが。。
>>469 前も出てきたけど司馬遼がおすすめ。
プリズンの春では授業中に泣いて、
蒼穹の下巻では学祭中にトイレで泣いてたなぁ…。懐かしい…。
471 :
無名草子さん:02/10/23 20:21
無名時代の作者に「勇気凛凛ルリの色」を書くように勧めた編集者はスゴイ!!
今のようなベストセラー作家になると予測していたんだろうか?それとも単に
「極道作家」にエッセイを書かせたらおもしろいと思っただけなんだろうか?
もし「勇気凛凛」を呼んでない人がいたら絶対オススメです。ただし個人的には
最終巻(4巻)はちょっと‥‥。直木賞受賞後はなんだかスケジュール帳みたいな
エッセイになっていて今ひとつかな。
プリズンホテルの秋が好き。
世界中探してもあんなに包丁がかっこいい話は他に無いよ(w
474 :
無名草子さん:02/10/24 11:09
>471
あなたのいうとおり、1、2巻は最高だが、3、4巻はちょっと質が落ちるね。
このエッセイのおかげで、私的な文章では、「すごい」を「すげえ」と書くのが
癖になってしまった。
475 :
無名草子さん:02/10/24 11:31
確かに1,2巻は作者の挑戦したい書き方の為か筆がのってると思う
でも4巻の大団円はもう見事に泣きました
476 :
無名草子さん:02/10/29 01:16
ところでペプシの宇宙旅行には当ったんだろうか?
477 :
無名草子さん:02/10/31 20:03
浅田次郎の本を読むのは、私の趣味の一つです。
ただ純粋に楽しみます。泣きます。笑います。
「プリズンホテル」がいちばん好きかな。
まあ、全部好きだけど。
こないだは、「椿山課長の七日間」で、おもわず声をあげて泣いてしまったよ。
やられた・・・・
彼の小説には、徹底的にワルい人って出てこないじゃないですか。
私は、そんなところに彼の優しさを感じます。
「プリズンホテル」がよかった。
63まで話題に上ってなくてどうしたことかと思った。
479 :
無名草子さん:02/11/03 18:07
>>446 おお、そっか!!
今は壬生〜読んでます!
吉村、渋いね〜
480 :
無名草子さん:02/11/03 18:09
壬生義士伝、ビデオ出てるので、是非借りてみてください。
渡辺謙、最高ですよ。
あり得ないっていうくらい泣きました。思い出すだけで泣けます。
482 :
無名草子さん:02/11/04 01:25
>>481 うそ、でてんの。
つか、今小説読んでるからな〜。
どうしよ。
483 :
無名草子さん:02/11/04 21:52
壬生義士伝読むと
バガボンドあたりが、ちゃんちゃらおかしく感じる。
>>481 おぉぉ!
俺は既に小説は読み終わってしまったから、心置きなく鑑賞しよう!
壬生義士伝、レンタルビデオ店に無かったよー。
486 :
無名草子さん:02/11/06 01:11
横浜駅近くの、HOLLYWOOD VIDEOってとこにあったよ。
これ見ると中井貴一の吉村なんて見る気なくす。
489 :
無名草子さん:02/11/09 04:54
死んだ吉村に南部の米食わすところ。
こみ上げてきた。
490 :
無名草子さん:02/11/10 14:41
今「見知らぬ妻へ」読み終わった。表題作と「スターダスト・レヴュー」が良かった。
浅田作品の短編ってみんなドロップアウトした主人公がでてきて、展開もどれもよく似ている
んだけどやっぱり感動する。新作は出ないのかな?
491 :
無名草子さん:02/11/10 18:25
TV見てたら浅田さんが葱鮪鍋を食べる番組をやってました。
顔をしみじみ眺めると、小堺一機そっくり。
492 :
無名草子さん:02/11/10 18:32
テレビではそんなに巨頭に見えないが‥‥。
ヒゲがないとずいぶん若く見えますね。
493 :
無名草子さん:02/11/10 18:32
494 :
無名草子さん:02/11/10 18:32
>491
母はムネヲに似ていると言っていました。
映画版壬生義士伝の先行試写会に当選した人いらっしゃいます?
家族全員で応募したんですが、
一人でも当たっているといいなぁと吉報を待つ日々です。
496 :
無名草子さん:02/11/10 23:45
おにぎり
うまそーだったな〜
497 :
無名草子さん:02/11/11 23:26
去年「姫椿」のサイン会に行ったんですが想像以上に巨頭でした。
あれは確かにコンプレックスを感じると思います
でも後ろから見るとなんか可愛かったなw
あの男はクズだ。
女を泣かせて平気な鬼畜。
泣かされた女を何人も知ってる。
えらそうな講釈たれても私生活がめちゃくちゃじゃ説得力ゼロでしょ(w
499 :
無名草子さん:02/11/13 22:35
>>498 >泣かされた女
ソースがないと説得力ないよ。
>>499 誰にでも対応できる芸の無い悪口言ってるだけなんだからほっときなさいって。
せっかくだから俺もひとつ悪口を言っておこうかな。
あいつの小説は女が書けてない。(w
501 :
無名草子さん:02/11/14 02:14
まぁ高校の頃は悪だったからね。
ま、俺は「地下鉄に乗って」で泣きそうになったけどね
502 :
無名草子さん:02/11/14 02:24
中央大学付属杉並高校卒出てる人。大学がOBとして講演に呼んでた。
大学には自動的に進学出来た筈なんだけど、何で大学いかなかったのかな?
503 :
無名草子さん:02/11/14 02:25
505 :
無名草子さん:02/11/16 02:37
昭和30年代の東京の情報が乗ってるサイト、
どっかにないですかね。
蒼穹の昴って文庫化しないの?
天切り松2巻文庫版ゲットー.ズザーッ.
508 :
無名草子さん:02/11/22 00:26
天切り松 闇がたり 第二巻『残侠』、本日読了。
510 :
無名草子さん:02/11/29 14:10
月のしずくを読んでるが、これは不倫をテーマにした短編小説なのか?
ジャックナイフは違ったが。
浅田さんの小説って必ず、不倫が出てくるよね…
プリズンしかりメトロしかり。
なんか食傷気味。
男の身勝手に耐える女、というモチーフは外せないんだよね。
別にいいけど・・・描写が違えばね・・・・・・(゚Д゚)
512 :
無名草子さん:02/11/29 15:09
なるほど。
古きよき日本の女を描いてるってわけですか。
513 :
無名草子さん:02/12/03 12:02
壬生義士伝一月ほど前に
読了しました。
最後の次郎衛の手紙にやられました。
それまでしんしんと心の中に積み重ねられた
貫一郎達の思いが
まさに石を割って桜の花を咲かせたようでした。
などと書くのがもったいないほど、
日に日に心の中でしみじみと考えてしまいます。
お米の一粒一粒が何だか
今までとは違ったものに思えて仕方がありません。
514 :
無名草子さん:02/12/03 18:24
>>510 実際、月のしずくの第4話でしたっけ?中国の話。
あれの社長と秘書が不倫関係に終止符を打つべく、女がカメラマンと結婚を決意する
話。
実際、そんな女を受け入れる男なんかいねーよ!って思ったの俺だけはないはず。
同じ女の体を半年も抱いてたなんて判ったら、お前ら半狂乱だろ?
しかも婚約者だぜ?
まぁ、小説だけどね…
515 :
無名草子さん:02/12/04 14:28
たしかにメトロとかも不倫の話があったよね.
よく妾宅って言葉も使うし.
彼が育った頃の日本ってそういう風習が普通だったのでは?
でも、姦通罪ってのが帝国憲法であったような(w
現実の世界での不倫は、小説のような綺麗でサバサバしたもんじゃないですよ.
自分の会社の上司がそれをやって首になりましたから(w
浅田さんが描くと、男女独特の恋愛論になりますが、現実でやると失うものしか
ないですよ(w
516 :
無名草子さん:02/12/04 17:19
僕は別冊宝島競馬読本シリーズでのタカツバキの話やサクラのオーナーの話、ア
ンセルモの話(奥様は古手川祐子似と自慢?)で存知あげたので、小説もうまいとは
思いませんでした。
競馬指南本で能書き垂れているのを買いました。経費の計算をしているところが
なんとなく面白かったです。
壬生義士伝読み終わりました。。上巻の後半からずっと泣きっぱなしでしたよw
深夜に3時間くらいずっと泣かされて次の日目が腫れすぎてたので学校に行きませんでしたw
蒼穹の昴、ちんぴの井戸、壬生義士伝今まで読んだんですが、すっかり嵌まってしまったw
次何読もうか。。
519 :
無名草子さん:02/12/05 18:49
中年の恋を描くのが好きですよね。
520 :
無名草子さん:02/12/06 22:28
中年だからね。
521 :
無名草子さん:02/12/07 20:31
>>518 ちゃんと学校に行け!で、浅田の本を友達にも勧めるのです!
522 :
無名草子さん:02/12/08 18:23
浅田さんの経歴ってどこまでが本当なんですか?
やくざ関係の経歴がちょっと信じられない…
今でも付き合いがあって、なんか裏でやってるとかってないんですかね?
裏の世界に関わってたのは間違いないんだと思うけど、
エッセイなんかに書いてることはどこまで信用していいものか難しいね。
誇張してる部分は絶対にあるだろうし、
やくざ関係はほとんど作り話で昔からブティックのオヤジだったという説もあるくらいだから。
525 :
無名草子さん:02/12/10 23:17
526 :
無名草子さん :02/12/10 23:35
壬生義士伝ってつまんなくね?
正月ドラマのほうが面白かったのは俺だけか?
>>524 読んだよ
アンタ長すぎ
しかもクドイ
こんだけの長文なら番号と小見出しくらい付けとけ
ま、でも浅田文学に対する熱い思いだけは伝わってきたぜ
俺も「蒼穹の昴」は日本文学史に残る傑作だと思ってるし
528 :
無名草子さん:02/12/12 11:05
530 :
無名草子さん:02/12/12 18:21
なんか月のしずくに猛烈に腹が立つんですが。
そんな状態になる前になんか方法あっただろう!みたいな。
531 :
無名草子さん:02/12/14 18:07
見知らぬ妻へを買いました。
なんかはしりだけですが、この短編ははずれ?かなって感じるんですが・・・
>>524 俺も1位・送球のスバル
だけど、後半でヨーロッパに話が飛ぶ部分はいかがなものか
あれが話が広がって良かったという意見みたいだけど、俺は違う
あそこだけが送球のスバルの傷だと思ってる
あんだけの分量の小説を一気に読ませてきたのに、あの部分でガクっとスピードダウンしちゃう
ストーリー展開上も特に必要だとも思えないし
ちなみに2位は、競馬物を除いたエッセイ全部(どれも極上だと思う:競馬物は明らかに手抜き)
3位は点きり松
ここまでは、はっきり言って凄い、突き抜けてる
---------------------------------------------------------------------------------
4位。日輪
5位。メトロ
6位。鉄道員
ここまでは、なかなかの力作
---------------------------------------------------------------------------------
それ以下は個人的な趣味もあるが、かなり似たり寄ったり
技師電がそんなにいいか?
俺は読んでてダレた
キンピカとホテルは、まあ中学生向きだと思うね
533 :
無名草子さん:02/12/17 22:45
実は、シェエラザードが大好きです。
だるいとか雑だとか、そういう批判に返す言葉はないんだが、
蒼穹の昴みたいな傑作ではないが、なんか好き。
534 :
無名草子さん:02/12/17 23:51
535 :
無名草子さん:02/12/18 15:33
きんぴかって面白い?
プリズン系ですかね?
536 :
無名草子さん:02/12/18 16:47
きんぴか@だけ読んでみた。
糞つまらなかったぞ。
これから面白くなるのか?
537 :
無名草子さん:02/12/18 20:36
25歳。
去年まで金無し君だったけど、オンラインカジノとパチンコで
二年で350万貯めた。一度やってみなよ。
初回のみだけど、1ドル以上のチップを買えば30ドル(4000円くらい)貰える。
もらうだけもらってプレイせずに換金することもできるし、ルーレットで赤か黒に
思い切って賭けてしまえば50パーセントで二倍になる。
金なきゃオフラインでゲームすればいいだけ。暇つぶしになる。
ビデオポーカーとかスロとか色々あるのでマジでお勧め。
http://www.imperialcasino.com/~1h4n/japanese/
538 :
無名草子さん:02/12/18 20:39
「蒼穹」は途中で投げ出した。大学では中東史をやったくせに・・・。
逆に「珍妃」はかなり面白いと思った。
「天切り」2冊ををこないだ読んだ。傑作だと思う。
現在「シェエラザード」を読んでいる。まだ序盤だからかもしれないがつまらないかも。
「鉄道員」(映画を見た)「きんぴか」などの有名作は読む気がしない。
540 :
無名草子さん:02/12/19 10:07
いろんな人がいるんだな。
俺は競馬エセー(別冊宝島)でコヤツにハマって、
プリズンホテルシリーズ」や殺られてたまるか」を愛読し
日輪の遺産」に感嘆したが
地下鉄に乗って」で疑問を持ち蒼穹の昴」を投げ捨て
天切り松」で読むのをやめたクチだ。
>>524 のHPは移転したのでしょうか。新しいHPに
浅田次郎についての記述が無く、BBSも閉じられています。
542 :
無名草子さん:02/12/19 20:15
おれはとにかく長編が好き。シリアスものでもお笑いものでも。
逆に「鉄道員」路線の短編集はだめ。手つきが見えすぎて。
浅田次郎は長編作家である! と声を大にして言いたい。
>>540 漏れには「蒼穹の昴」を投げ捨てたというのが理解不能だ。
544 :
無名草子さん:02/12/20 15:02
539だが、「蒼穹」は今でも読みたいと思ってる。
上巻しか買っておらず、しかも途中で他に読みたいものが発売されたため、
投げ出した格好になっている。
文庫になったら必ず読むと思う。
「シェエラザード」上巻読了したが結構面白いじゃないか。
前言撤回するよ。
540が投げ捨てたのは,癖のある近代中国物に興味が湧かなかったからだろう。
545 :
無名草子さん:02/12/20 15:38
シェエラザード,面白いのか。
ピカレスク系とうよりは,感動者ですかね?
546 :
無名草子さん:02/12/20 19:15
ええ、完全に感動系です。第二次大戦の時代が舞台なので、
いちおう講談社文庫の「歴史小説フェア」の目玉ですw
蒼穹みたいな稀代の傑作ではないけれど、いい小説ですよ。
547 :
無名草子さん:02/12/21 06:27
くやしいけど、あのおやじの発してくるくさい電波にハマッテしまいました。
金輪際読むものか、実にくだらぬと、罵詈雑言を浴びせているうちに、
ふと気がつくと30冊以上ものハードカバーを自腹を切って買って読んでしまいました。
548 :
無名草子さん:02/12/21 21:32
「シェラザード」は図書館で借りて読みました。途中ダレたけどやはり最後は感動
した。講談社文庫版を買おうかなー。
549 :
無名草子さん:02/12/21 23:36
>>548 シェラって設定と言い内容といい
日輪の海軍バージョンでしょ?違うの?
同じネタを二回使いまわすのが気に入らなくて
途中で読むの止めたんだけどさ。
もし違うならもう一度読み直すべか。
550 :
無名草子さん:02/12/21 23:46
日輪しか読んでない漏れはどうしようかなやんでいます
551 :
無名草子さん:02/12/22 13:33
>>550 読め!
という俺もまだ「シェラザード」下巻に入ったばかり。
「蒼穹」以外は文庫本しか買っていないが,この人の小説,エッセイともに好きだなぁ。
初めて読んだのが「きんぴか」で,???と思ったが,
どんどんよくなる法華の太鼓。
この人の文章はこなれていて心地よい。
「プリズン・ホテル」はじめとして内容は!!!だけど。
552 :
無名草子さん:02/12/22 22:18
>>551 確かに。
飽きそうになると吸い込まれていくね。
『最高のマンネリ』って感じ。飽きそうで飽きない。
この人の本、ハズレがないから安心して読める。
554 :
無名草子さん:02/12/23 17:52
一つ疑問なんだが、なんでこの人の作品って必ず不倫が出てくるの?
しかも決まって35以上…
なんかこういう文章みるたびに萎えるんですが…
555 :
無名草子さん:02/12/23 17:56
本人の願望充足。
556 :
無名草子さん:02/12/23 18:15
たしかに多いね。
特に、月のしずく。
あれは不倫を肯定してる本なのか?
557 :
無名草子さん:02/12/23 23:18
>>555 壮絶なドロドロ修羅場が少ないのがまさに「男の願望」だね。
シェエラザードを読み終わったんだけど・・・ちょい、物足りない感じがする。
いや、充分、面白かったんだけどね。。。
560 :
無名草子さん:02/12/24 02:26
浅田次郎みたいなウェルメイドプレイが完璧に出来る作家ってのは
本当に才能がある証拠。花村萬月とかさぁ、純文に逝っちゃった奴が
必死で浅田を批判しているのは嫉妬の裏返しでしょ。
561 :
無名草子さん:02/12/24 07:42
花村萬月も「ウェルメイドプレイが完璧に出来る作家」と
大沢在昌を評価してたりするし、嫉妬というか、単に
なんかどっか鼻についたんだろうね。
562 :
無名草子さん:02/12/24 08:34
俺も「シェエラザード」読了。
>>558 確かに、ちょっと物足りない気がした。
もう少し物語を読みたい!って思った。
でも、あの余韻にひたるというのもありかも。
花村萬月、大沢在昌、かなり読んだし決してキライじゃない。
いや、むしろ好きなんだけど、作品の当たりはずれが大きいような気がする。
最近も大沢在昌の「夢の島」を読んで、呆然とした。
花村萬月も、片っ端から読んでいたのを、書評を見てから読むことにしている。
好きな作家の本が面白くなかったら、つらいからね。
ウェルメイドプレイっていうのは、構成の話なんだろうか?
(俺はそういう用語に無知なので、間違ってたらごめん)
むしろアイディアがないのに無理矢理膨らませて書いて破綻しているような気がする。
浅田次郎の小説は、文庫になっているモノにはあんまりそういうのがないように思う。
「蒼穹の昴」文庫化まだー?
>>562 そうそう。もうちょっと読みたかったね。
でも、俺も”余韻に浸る”ことにするよ。。。
565 :
無名草子さん:02/12/26 18:28
よくこの人の作品で、恋愛が破れてやけになって、何人もの男と寝るっていう
文章がよくあるんですが、これは実際そういう女性を見た経験から書いてるのでしょうか?
私は、現実にはそういう女って見たことも聞いたこともないのですが。
それとも本人の願望?
シェエラザードでも出てきましたね。律子が男と寝まくるという設定が。
あとは、月のしずくや見知らぬ妻へ、もそういう設定があったなぁ。
566 :
無名草子さん:02/12/26 18:56
エッセイで濡れ場を書くのが苦手だと自慢気に書いてるな。
女に関して自信があるんだろ。
567 :
無名草子さん:02/12/26 19:08
濡れ場を書くのは苦手だが、女に自身がある???
568 :
無名草子さん:02/12/26 23:22
俺はシェラザラードよかったけどな。
まぁプリズンホテルみたいなのを期待すると駄目だろうけど。
569 :
無名草子さん:02/12/26 23:31
シェエラ読了したがなかなかよかった。
救世軍を取り上げた小説をはじめて読んだから興味深かった。
時期的にタイムリーだしね。
ただラストの書き方がちょっと気にかかったなあ。
まあ、あのラストの方が余韻が残ってより印象的なのだろうが、
自分としては弥勒丸関係者が再会して、
引き上げの瞬間を見守るというシーンがほしかったなあと。
ただそこまでやると陳腐なものになってしまうのだろうな。
皆さんの意見はいかが?
570 :
無名草子さん:02/12/26 23:47
つうか焼き直しに金払いたくないしー。
私はハードカバーで買ったものを文庫でも再度買ったりしてるな。
572 :
無名草子さん:02/12/27 14:58
今、見知らぬ妻へを読んでます。
なんかイマイチだな。
同じ短編の薔薇盗人ってどうですか?
573 :
無名草子さん:02/12/28 16:22
壬生義士伝
今日からTV東京で三夜連続の再放送ですよ!
正直、浅田次郎は、評価され過ぎのような気がします。
575 :
無名草子さん:02/12/28 18:04
シェラザード読了しました。
内容はいまいちだけど、弥勒丸の轟沈場面を書かずにラストをああいうふうにしたのは
良かったと思う。
きっと、浅田さんは弥勒丸の最後は読者それぞれにまかしたのかもね。
だから、くどいほど弥勒丸の外観とかを描いたのかも。
576 :
無名草子さん:02/12/28 18:22
>572
かなりイマイチです。
577 :
無名草子さん:02/12/28 18:47
見知らぬ妻へと鉄道屋のラブレターって
話が似てませんか?
あと、月のしずくは不倫話盛りだくさんですね。
578 :
無名草子さん:02/12/29 16:20
シェエラザード図書館で借りて1回読んでいるのに、文庫版買っちゃいました。
年末年始を使ってまた読むぞー。
579 :
無名草子さん:02/12/30 18:24
見知らぬ妻へを読んだよ。
短編としては読みやすい。
かくれんぼが良かったかな。
でも、最後の物語は鉄道屋のラブレターとなんかかぶって
新鮮味がなかった。
ところで、椿姫ってどう?
580 :
無名草子さん:03/01/01 16:44
椿姫かぁ。
読んだ事ないなぁ。
短編集でしょ。
ブックオフ行って、買ってこようかな。
あんみつ姫は?
582 :
無名草子さん:03/01/01 17:45
やっと壬生義士伝読了。
長州出身の俺としては、新撰組モノには抵抗が。(w
しかしよかった。
こういう書き方の小説というのはくどいものになりかねないが
そう思わせないところが良い。
上巻の途中まで、貫一郎は生き延びているのではないかと
わずかに期待した。
この人の小説を読むと、切ないなぁという思いがいつもこみ上げる。
人の心の機微をうまく書くもんだわ。
正月用にたくさん本を買い込んだけど、ちょっと他の本に手を出せないでいる。
休みの間の暇つぶし用の本を数ページ読んだが、
視線が文字の上をなぞっているだけで、内容が理解できない。
しばらく壬生義士伝の余韻が続きそうだ。
>>579 椿姫じゃなくて姫椿だったりするんだけどね。
個人的にはハズレでした。
総じて短編より長編の方が好みなので。
短編集なら鉄道員ぐらいしか当たりがなかったしなぁ。
ちなみに浅田次郎なら椿山課長以外殆んど読んだと思います。
「きんぴか」読んだ。つまんなかった。何これ?
585 :
無名草子さん:03/01/04 18:22
>>583 薔薇盗人はどうでした?
これも短編ですよね。
後は、霞町物語か。
これは、団塊の世代が読んだほうが共感できるってアマゾンに買いあったな。
浅田次郎の小説が好きな人間は、低学歴が多いそうです。
だからって何の痛痒も感じませんけど?
坊やは高学歴でよかったね。
>>585 盗人は一つだけ好きなのがありました。
ある人の自殺(?)から始まる話。
でも全体として1,500円分の価値はないかなぁ、とも思います。
霞町物語は凄くいい!
団塊世代じゃないけど泣けました。(当方18歳)
卒業写真が特に。御婆さんの話も良かったです。
霞町と同じような構成を持つ歩兵も当たりでした。
590 :
無名草子さん:03/01/06 01:42
なぜsage進行?
ところで壬生義士伝、読み終えました。やあ、参ったね。この人の作品は、自然と涙を誘うものがあるです。
591 :
無名草子さん:03/01/06 07:56
シェエラザード読了。蒼穹の昴は中国人名に混乱したが、シェエラはあれだけの
長編にも関わらず主要登場人物が10名ぐらいだったので、とても読みやすかった。
ただ、その分人の出会いがちょっと強引すぎるかな? まぁ、個人的には蒼穹の昴
と同じくらい感動しました。あと、浅田作品に出てくる料理人はみんなスゴ腕ですよね。
592 :
無名草子さん:03/01/06 10:39
まあ、へたくそな料理人を出す意味もないしなw
そういうやつが主人公の短編とかならありうるが。
「プリズンホテル」のシェフと板長がおれは大好きだ。
「冬」の宴会の場面などおかしくてたまらない。
日本人の知能が低下してるんだろうな。
594 :
無名草子さん:03/01/06 22:03
大体知能が低下とかわざわざこんなとこでいうなよ。
んなの分かりきってるだろうが。
くだらん。
それにいつの時代と比べて低下してると考えてるんだ?
ところでよ、『蒼穹の昴』はいつになったら文庫化されんの!?
600 :
無名草子さん:03/01/07 04:08
ドラマや映画にもなっているものがありますが、
プリズンホテル、天切り松、きんぴか、などがコミック(漫画)で
出ているみたいですね。
読まれた方います?感想をお聞きしたいのですが。
10日に新作が出るみたいですね(小説ですよ)
>>600 「五郎治殿御始末」ですね。
これはどこかで連載されてた奴なんでしょうか?
それとも書き下ろし?
>>600 一度だけ読んだことある
それが何だったかは忘れたけどw
でも駄目だったな
浅田次郎の小説の良さはあの文章力に負う部分が大きいわけだろ
それを漫画では表現すんのは無理だし、それに漫画家自体が2千球だったりするわけだし
わたしの記憶が確かなら、原作に忠実に作ってたような気がする
だから原作を読んだ人間としては、どうしてもグレードダウンの印象を持っちゃうんだよな
原作を読んでない人が読んだ場合は、また違った感想なんでしょうけど
もしこの先、浅田作品を漫画化するんだったら、原作はあくまでもネタにして
漫画家に好きに脚色させるべきじゃあないのかな
ま、要するに漫画家の力量に因るだろうってこった
>>601さん
中央公論7月号の読み切りだったみたいですね。
>>602さん
そうですか。でもそうですよね、小説を読んでからドラマを見ると
少し違和感を感じる所があったりしましたから(私は)、あの文章だからこそ
っていうのがあるのかもしれませんね。でもドラマも面白かったですけど。
そういえば、新刊が出るので何ヶ所かでサイン会があるみたいですけど、
皆さんはそういうのに行ったりします?
>>603 行きません
そもそも作家のサイン会って本当に営業につながってんのか疑問だし
本屋と出版営業の自己満足&馴れ合いの為にやってるとしか思えません
メインターゲットが女性読者ならばそれも有効かもしれませんが
浅田次郎の場合は、成年男子がメインでしょ
何よりのファンサービスは浅田が面白い小説を書くこと
もしくは全力投球のエッセイを書くこと
これにつきますし、それが本屋の利益にもつながるわけでしょ
もしもそうすることが浅田のリフレッシュになってんだったら文句はないけど
ちなみに、テレビ出演はもう止めて欲しいっす
テレ朝でオニギリ食ってるの見ましたけど、テレビタレントとしての才能はイマイチだと思いました
てか止めろよ>編集者
浅田ファンは面白い小説&エッセイに飢えてるんだよ、そこんとこヨロシク
603です
中央公論7月号のは表題の「五郎次殿御始末」
あとはそれ以前の号と「旅行読売」のだったみたいです。
サイン会。イメージとしてアイドル、タレントのっていうのがあったので、好きな人は
行くのかなぁと思ったものですから。
テレビはバラエティ番組に出ていたのですか?
それだったら私も見たいとは思いませんけど、NHKとかBSでやっている対談とか
トーク番組だったら見てみたいです。
606 :
無名草子さん:03/01/09 18:36
短編集で一番良かったのってなんですかね?
友達は、月のしずくが良かったと言ってるのですが。
607 :
無名草子さん:03/01/09 20:22
五郎治殿御始末読了!
あいかわらずのお涙頂戴でもうお腹いっぱい。
が、視界にじんでいるんですけど・・・
言っちゃ悪いけど、このオッサん、陳腐だよ。
何ちゅうか、低学歴の労働者がワンカップ飲んで与太話って感じ。
>>608 煽りにしても、あいまい過ぎてリアクションできない。
言っちゃ悪いけど2点
>>608 ていうかあたりまえのことをえらそうに語りすぎ。
陳腐なのはみんなが思ってること。よってここで語っても無意味。
次の比喩(になってないが)は確かに2点だな。
陳腐大いに結構。
浅田には高い文学性や高尚なメッセージなど期待していないのだよ。
すばらしい読み物を提供してくれることを愛読者は望んでいるのだ。
私もえらそうだな。つられてるし。
失礼をいたしました。
>>610 あれが「素晴らしい読み物」・・・・・・・・・・・プッ
>>612 やっぱり2点だな。
もっと面白いことは書けないのか?
616 :
無名草子さん:03/01/10 18:44
待つ女ってどうでしたか?
これってエッセイ?
>何ちゅうか、低学歴の労働者がワンカップ飲んで与太話って感じ。
しかし、
高学歴のホワイトカラーの蘊蓄のが遥かにつまらんと思うのだが…
618 :
無名草子さん:03/01/10 19:39
五郎治殿御始末読了しますた。
お涙頂戴ではある。でも今までのとはチョト質が違うね。
買う価値あるかと問われれば「ない」と答えるけど。
>>617 低学歴の与太話が楽しいと思える君にはピッタリ!
>>618 ないのか(w
この人の短編集で面白いと思ったことないから、不安だったんだが。
さてどうするか。
622 :
無名草子さん:03/01/11 04:31
新刊で1500円ってのが微妙なんだな、貧乏人にとっては
最近レンタルビデオが100円だしなぁ
土日で4本見るとしても(400円)
タバコ2箱(500円)、グリコカフェオレ1リットル(170円)
マルタイラーメン2袋(240円)、卵1パック(150円)
=「五郎治殿御始末」(1500円)
・・・ごめん、図書館でじっくり待つわ
漏れも図書館待ちにしとこうかな。
しかし相当待たないといけなさそうだ。
低学歴の肉体労働者はカネがないってわけか・・・・・。
625 :
無名草子さん:03/01/11 19:47
薔薇盗人となんとか姫。
どっちがいいかな?
これどっちも単行本で、一冊しか買う金がない…
>>625 ま、低収入、低学歴、人生の敗北者であることを呪うんだな。
>>625 文庫落ちまで待つ良ろし。
どっちも1,500円の価値は…。ちょっとね。
(^^)
629 :
無名草子さん:03/01/12 22:05
私も「自称貧乏人」さんと同じであまり単行本は買わないのですが
時々臨時収入があると、ほしかった本をまとめて買ったりします。
「浅田次郎の・・・」とはちょっと内容が違ってしまいますが、すみません。
皆さんは、買って読み終わった本をどうしてますか?
私は、引越しをした時に一度だけ、ブックオフに持っていったことがあるのですが
今は店が遠くて面倒なのと、元々行く習慣がなかったので、結構たまってしまいました。
図書館では個人の物を引き取ってくれるのですか?(図書館はすぐ近くにあるのですが)
五郎〜、サイン会のある店で買ったので、「どうします?」って聞かれたのですが
サイン会が一週間位先の平日だったので断ってしまいました。
630 :
無名草子さん:03/01/14 17:07
そうかぁ、浅田さんって基本的には短編はダメなのか?
薔薇盗人なんてネーミングは最高なんだけどなぁ。
低学歴にはぴったり!
632 :
無名草子さん:03/01/14 21:39
>630
だめではないと思う。ただ、似かよった話が多いから、飽きる。
長編はいくつものネタをからませてるから、よく見ると似かよってても、
別の味わいになってて、おもしろい。
633 :
無名草子さん:03/01/14 23:16
霞町物語は素晴らしく好きなのですが・・・
635 :
無名草子さん:03/01/15 01:47
天切り松は好きだが、あれは短編とは言わないか。
636 :
無名草子さん:03/01/15 22:23
明日18時から神保町三省堂で浅田次郎サイン会
637 :
無名草子さん:03/01/17 15:07
今、姫椿読んでます。
必ずでてくる人物が、やくざの大親分みたいな人。
表には出ないが、器量のある人。
ってな感じですね。
短編はパターン化されてるかも。
638 :
無名草子さん:03/01/18 17:39
なんで浅田次郎のエリート社員って、一橋出身者ばかりなんですか?
シェエラザードは東大でしたが。
640 :
無名草子さん:03/01/19 00:03
ネタにされるのは日大だけどね。
日大をバカにすんなヽ(`Д´)ノ
641 :
無名草子さん:03/01/19 00:36
浅田次郎って、駒場東邦→中央大附属高校だったっけ?
642 :
無名草子さん:03/01/19 17:43
オーマイガァときんぴかとどっちが面白かった?
両方ともかなり分厚いので、どっちにしようか迷ってる。
浅田さんだけに時間は潰せないので…
643 :
無名草子さん:03/01/19 21:44
きんぴかの方が倍もおもしろいと思う。
ただし、分量も倍(二段組なので)。
文庫版が三分冊なので、時間がないなら、まず一巻を読んでみては。
644 :
無名草子さん:03/01/20 17:07
姫椿読んだ。
最初の、シエだけは面白かったな。
後は印象に残らず。
現在、薔薇盗人を借りてる。
どっちが面白いかな。
645 :
無名草子さん:03/01/21 17:31
この人って、中年女の美しさを強調するよね。
特に、不倫の場面で。
647 :
無名草子さん:03/01/21 23:25
朝日新聞に映画版「壬生義士伝」評が載っていた。
「たそがれ清兵衛」よりも落ちるとのこと(若干フォローされていたが)。
文章では感動的な「泣かせ」の連続が、映像だと白けてしまうんだそうです。
皆さんは見ますか?
>>647 テレビで放送されたら見ます。劇場ではみません。
年末に去年テレ東でやった12時間ドラマで見たもん。
斎藤一は佐藤より竹中のほうがいいと思うし。
まあ12時間かけて作ったものをどう2時間にまとめたのかが気にはなりますが。
というかまったくの別物かな。なんか吉村と斎藤の友情物?
649 :
無名草子さん:03/01/22 15:02
この人の短編に、服飾関係の話って絶対出てきますよね。
以前に勤めてた経験とかがあるのかな?
結構、業界の詳しい内容まで小説にして、世間勉強になったりします。
特に、姫椿の伽羅なんかは、面白かった。
650 :
無名草子さん:03/01/22 16:22
なんで、40代の女性が20代、30代の女性よりも色艶が良く
美しく見えるなんて表現ができるのだろう?
一般生活でそんな人、見たことないのだが。
黒木瞳くらいかな・・・
やはり、年齢が上がると、塾女がまぶしく見える事ってあるのかなぁ?
651 :
無名草子さん:03/01/22 17:57
>>649 以前、服飾関係の仕事をしていたらしい。
ちなみに「地下鉄に乗って」も服飾関係で、私立進学校の落ちこぼれ
というあたりが本人のプロフィールとダブる。
>>650 年を取ると、本当に美しい人は、より艶やかになる。
(肌の張りなんかは失われるが)
熟した果実は腐る前が一番美味しい?
そうでない人は、単なるおばさんになる。
(^^)
山崎荒らしが出たので保守
あれ?ブティックまだやってんじゃないの?
>なんで、40代の女性が20代、30代の女性よりも色艶が良く
>美しく見えるなんて表現ができるのだろう?
そういう想像って、別にこの人が最初でも唯一でもないと思うんだが。
つまり、実際そういう人に会ったということでなく
年相応の経験や知性を手にし、容姿にも気を使ってる人がいれば
そりゃ若い人よりはまぶしく見えるだろう、ということでしょ。
655 :
無名草子さん:03/01/23 17:40
へー、ブティックの経営者もやってるんですか。
どこらへんなんですかね。
ちょっと覗いてみたい。
656 :
無名草子さん:03/01/23 19:59
657 :
無名草子さん:03/01/24 14:15
薔薇盗人読んでるけど、かなり面白い。
短編の中では、鉄道屋と張る面白さかも。
命と人生がテーマみたいですね。
それにしても、なんで主人公がみんな中年なんだろう?
659 :
無名草子さん:03/01/25 17:24
薔薇盗人はね、最初の2つと最後の話が面白い。
真中の、奈落と佳人はどうしようもないと思ったのは、俺だけ?
660 :
無名草子さん:03/01/26 11:43
あれ、ブティックはもうやめたんじゃなかったっけ。
不況で高級服が売れなくなったし、もう小説一本で食えるし、ってことで。
記憶違いだろうか。
まぁ低学歴が考えそうなこった。
662 :
無名草子さん:03/01/27 17:48
俺も薔薇盗人読みましたが、最後の薔薇盗人のところで、ジゴロとかあの男とか
いう台詞が出てきましたが、結局、あのニックという先生が手当たり次第に、主婦
とやりまくったってことなんですか?
なんかいまいち解らんかった。なんで洋一の母親がお婆さんに説教されて、あれは
火遊びだったの、なんて子供と同じ事を言うんでしょう?
つまり、主婦の浮気=火遊びってこと?それを洋一は自分の恋愛を火遊びと思い込んでたの?
あぁ、解らん…犯人も解らずじまいだし…
なんで浅田読者=低学歴となってるの?
665 :
無名草子さん:03/01/29 14:38
俺も薔薇盗人の犯人と、ジゴロの意味がわからんかった。
ニックが一回誰かの家から出てきたよね、言い訳がコーヒーをごちそうになったとかで・・・
つまり、家々を徘徊して不倫してたって事を、暗に示してるのかな?とも思ったんだけど。
なんかラストを読むと違うみたいなんだよね・・・
偏差値低い香具師にも分かるように書かないとアカンな、次郎
偏差値高い人はどんな本(小説)を読んでるの?
また、どの作家が好みなの?
と釣られてみる。
恐らく小説なんか読まね―よ、と言われるだろうから
書物全般でいいです。
669 :
無名草子さん:03/01/30 18:22
高学歴の友人も浅田次郎を読んでたよ。
671 :
無名草子さん:03/01/30 18:49
浅田さんって、月島の育ちらしいけど、銀座にやけに詳しいよね。
やはり、成功して酒に入り浸ってんだろうか?(苦笑
672 :
無名草子さん:03/01/30 19:42
>>671 浅田次郎は酒が飲めないらしいよ。
勇気凛々瑠璃の色に書いてあった。
ぷうう〜
675 :
無名草子さん:03/01/31 14:12
浅田さんってお酒が駄目なんか…
以外だね。
競馬やっても下戸の人ってそうはいないのでは?
676 :
無名草子さん:03/02/01 17:36
活動写真の女ってどうですか?
隠れた名作かな?
677 :
無名草子さん:03/02/01 17:49
>競馬やっても下戸の人ってそうはいないのでは?
なにこれ?意味不明。
で、浅田マンセー
678 :
無名草子さん:03/02/01 18:00
6時からBS1に浅田さん出るね。
679 :
無名草子さん:03/02/01 18:09
浅田さんの服装地味ですね〜。
ファッション業界に身をおいたとは思えないなぁ。
それともこれが大人のファッション?
>>675 ×以外
○意外
これだから低学歴は・・・・
681 :
無名草子さん:03/02/01 20:20
見たぜBS1
こないだのテレ朝に続いてのテレビ出演
最近スランプなのか?
でも、今日のはテレ朝でお握り食ってたヤツよりも良かった
まあ、文学談義をやる分には無難でいいわな
>>679が言うように文学語るときは
スーツよりか和服の方がいいんじゃねえのかな
写真家の姉ちゃんが言うほどお洒落って感じもしなかったし
俺としちゃあテレビでつまんねえこと言うくらいなら
「勇気凛々瑠璃の色」を週刊現代で再開して欲しいと思ったよ
683 :
無名草子さん:03/02/02 02:45
朝田さん、最近メディア露出が多いよね
こないだ週刊新潮で帝国ホテルの広告ページに
奥さんと載ってた
庶民的な感じで高感度アップしたよ
684 :
無名草子さん:03/02/02 07:40
壬生義士伝とか鉄道員で名前は知ってたけど、一つも小説読んだ事なかったので、
古本屋でプリズンホテルを買ってみました。...........めちゃめちゃハマりました。
古本屋で揃わなかった分は、本屋に行って速攻で揃えました。
小説でこんなに笑ったのは初めてだったかもしれないです。
読み終わった後、このスレを発見してざっと読みましたが、
最初にプリズンホテルを選んだのは正しかったようですね。
さて、これから地下鉄にのってに取り掛かろうと思います。
685 :
無名草子さん:03/02/02 16:19
オレ、壬生に全然共感できなかったな…
別に泣きもしなかった…
プリズンホテルの、母親との再会の場面の方が泣いたよ。
>>683 浅田だろ・・・・・低学歴はこれだから。
687 :
無名草子さん:03/02/02 19:21
朝田さんは、誰にでも理解できる小説を書きたいと言った。
その気持ちは嬉しいし、エンターテイメント小説作家としては
非常に正しいと思いました。
願わくは、主人公がいい人だけじゃなくて、悪党を主人公にした
小説が読んでみたいと思います。
例えば、自身が経験した金融業なんかはどうでしょうか。
差し障りがあるのだったら、舞台を江戸時代や、明治大正なんかにして・・・
このスレ見てて思い出したけど
俺プリズンを春から読んじゃったんだよな・・・(鬱
なんかおかしいなーと思ったけど単体で十分面白かったヨ泣けたヨ
ただ夏秋冬がちょっと物足りなかっただけさ・・
689 :
無名草子さん:03/02/03 11:01
>687
それは「天切り松」みたいな話でもなくて、本物のド悪党を主人公にした
いわばノワール風味の話ってこと? それは読んでみたいかも。
一回だけやってみてほしい。
「今度の浅田次郎は、泣けない。直木賞作家が暗黒の領域に挑む」みたいな。
690 :
無名草子さん:03/02/03 23:53
みんな浅田というと「泣き」にいっちゃうのね・・・
俺は「勇気」なんだけど・・・
きんぴか面白れぇ.....。2巻の冒頭、「月間侠道通信」に禿藁。
名前も笑えるが、目次読んでもう笑い転げた(w
692 :
無名草子さん:03/02/04 18:37
きんぴかかぁ。
あまりの分厚さに敬遠してるが、そんなに面白いのか。
オーマイガァ!とどっちが面白いかな?
あきらかに きんぴか が面白い
694 :
無名草子さん:03/02/05 00:01
はまってます。残侠は映画のようでした。
小政は小松政男にやってほしいです。
(でもどうせ小林念次あたりがもってゆくんだろな)
いきてたら川谷宅ぼんかな。
松は老松をいかりや長介。目細の親分は若い時の北大路欣也
今な渡辺健。おこんは思い付かないので高島礼子。黄不動の栄治は
むずかしい!若かかりし頃の高倉健と小林旭足して渡辺健付け加えて
まだ足さなければいけないね。
おしろいは、名前どわすれしたなぁ(あの江戸川乱歩ものとかつげ義春ものに
でていた林海象の弟子だ。)常はなぜか唐沢、寅はラクビーの大八木なんか
どうですか?みなさんの意見をどうぞ
696 :
無名草子さん:03/02/05 02:01
目細はやっぱ松山英太郎かな・・・
色んなことを考えても、結局
主役:スマップ
脇役:吉本
になって、糞みたいな映画になるんじゃねえの
みなさんの中での理想のキャスティングってありますよね。
695サンの他にも伺いたいですー。
私も自分の理想を書くべきなのでしょうが、もうちょっとじっくり考えてみます。。
ビジュアルだけじゃなく、大正浪漫をちゃんと体現できる役者にやってほしいので。
(ちなみに、ある役者さんで単発ドラマ化が予定されてるとかされてないとか・・
ご本人が話されてたので多分決定だとは思うが。
年齢的にはちょっと若いけど、歯切れの良い江戸弁の松をやるには適任かな。)
698 :
無名草子さん:03/02/05 14:19
壬生義士伝の主役は、渡辺謙で大正解だったな。
土方役の伊原も良かったと思う。
彼は半島系?とか誰かが言ってたが、本当なの?
沖田の金子はちょっとね…
699 :
無名草子さん:03/02/05 19:23
映画版壬生のキャストはどーよ。
700 :
無名草子さん:03/02/05 19:35
700
701 :
無名草子さん:03/02/05 22:22
渡辺健いいねぁ斬九郎よかったなぁ。関係ないけど
>697さん誰?おしえてくだされ
浅田次郎が好きな人って他に誰の本読むん?
感動系好きなら宮本輝とか良くないかな
703 :
無名草子さん:03/02/06 19:00
霞町物語読んでるが、昔の人間も今以上に遊んでたヤツラがいっぱいいたんだね〜
そんなんで、自分が親になったら注意するんだもんな〜
704 :
無名草子さん:03/02/06 19:09
今の若者が性に乱れてるっていうけど、
大人だって、当時はディスコとかに入り浸って
遊んでたんだろう。
っていうか、子供が乱れてるってことは、大人が乱れてると言ってるのと
一緒なんだよね〜
705 :
無名草子さん:03/02/07 15:05
浅田さんもそこらへんは、書いてましたよ。
確か、見知らぬ妻へだったかな?
髪を真っ赤に染めていたとか、ディスコで踊ってたとかね。
でも、親の代になったらそれを子供に注意したりと、自重気味に言ってたよ(苦笑
706 :
無名草子さん:03/02/12 16:01
霞町物語でそのへんの事書いてなかった?
なんか、団塊世代の人間いうけがいい作品みたいだが。
椿山課長読み始めた。なかなかおもしろげ。
708 :
無名草子さん:03/02/13 18:25
霞町に出てくる高校生って、現在50代くらいですが
ほんとにあんな世界があったのかよ??
夜な夜なディスコで踊って、女と葉山のラブホテルでセックス…
車はスカイラインGT-R…
ちょっと信じられん…
椿山課長読み終わった。
滅茶苦茶良かった・・・
やっぱ浅田次郎好きだ。パターン化してるとかしてないとかおかまいなしに好きだ。
ラスト数十ページはずっと涙ふきふき読んでた。
今ゴミ箱にあるティッシュの10枚ほどは涙と鼻水を拭くのに使ったよ。
他のティッシュはオナニのだけど。
薔薇盗人文庫化。
3/26に新潮社から。
711 :
無名草子さん:03/02/14 15:29
霞町は、なんつうか戦後復興期にあんな贅沢な高校生が本当にいたのかな?
なんて思ってしまう。
>>710 それより蒼穹の昴を・・・
文庫化されないのは売れ続けてるから?
713 :
無名草子さん:03/02/15 08:24
>>711 霞町は浅田次郎(1951年生まれ)の高校時代だから、60年代末だろう。
俺も40代半ばだからその時代はおおよそわかるが、戦後復興期というのはせいぜい60年代始めくらいまで。
朝鮮戦争勃発が50年、戦争特需。「55年体制」開始、60年安保の頃には庶民の生活はほぼ安定していた。
高度経済成長に伴って、マイカーブーム(!)なんかが庶民の間でも起きた頃だよ。
でも、貧乏な田舎育ちの俺にとっては、当時あんな経験をできた人は、かなり少ないと思う。
他の作品と比べてもそんなに面白いと思わなかった。
714 :
無名草子さん:03/02/15 08:54
今、NHK総合に出てるよ
717 :
無名草子さん:03/02/17 01:25
忠蔵おやぶ〜ん!!!!!
718 :
無名草子さん:03/02/17 03:05
留置所と東拘に1年近く居た時、壬生と蒼穹読んだ。
まわし読みしたんだけど壬生はみんな泣いてた。
特に房長の無期の人はボロボロだった。
最近のはイマイチですね。
719 :
無名草子さん:03/02/17 13:55
壬生義士伝読みました。新撰組好きな私には最高ーに良かったのですが、
「コケしゃん」って何ですか?こけしかな?とか考えてるんですけど。。
南部言葉?それとも江戸時代の言葉?
>>712 激しく激しく同意。
たのんますよ〜、講談社さん・・・
722 :
無名草子さん:03/02/17 18:27
さこうろうきたん、読んでますけど、だんだんと短編の威力が落ちてるような気がする。
鉄道屋はほんとに良かった。
角筈にてとか、うらぼんえとかね。
現在3話目ですが、なんつうか、読むのが億劫だな・・・
でも、金がもったいないし・・・
>>721 出版社にさんづけしてんじゃねぇよ、かす
724 :
無名草子さん:03/02/18 23:22
今日「壬生義士伝」を観てきたんですが、
なんで新撰組の羽織が浅葱色のだんだらじゃないの?
なんで黒や赤なの?
史実どおり原作も浅葱色って書いてたのに。
原作読んでから観たので吉村の次男の名前がすっごーく気に食わなかった。
でも映画としてはそこそこ楽しめた。斎藤一がめっちゃかっこよかった。
それに中井貴一って演技上手いなあと感心しちゃった。アイムミスターミキプルーン。
727 :
無名草子さん:03/02/19 14:28
この人って、必ず濡れ場を書くよね。
あの感動の作品と言われる鉄道屋でも書いてたし。
728 :
無名草子さん:03/02/19 14:44
>>713 その頃の日本の高校生や大学生ってどんなんでした?
よく今の若者が性が乱れてるっていうけど、その世代も結構乱れていたのでは?
大人より先に子供が悪くなる社会なんてのは存在しませんからね。
でも、霞町はあれはあれで時代考察にもなって面白かったと思うけど。
729 :
無名草子さん:03/02/19 20:00
霞町俺も読んだけど、あれはちょっと誇張してる部分もあるだろう?
そんな簡単に、車、ガソリン代、ディスコなんていけねーって。
>>723 ご、ごめんね。
昔、同業他社にいたもんで、つい・・・
731 :
無名草子さん:03/02/20 19:23
浅田さんも、そろそろねた切れか?
>>730 同業他社が「さんづけ」するかよ。下請けだろ。
733 :
無名草子さん:03/02/20 20:19
>>731 浅田次郎も、そろそろ分岐点に差し掛かってると思われ
ネタの宝庫「アングラビジネス体験」を封印したまま
自己模倣と文壇活動でこのままチョット売れた作家で終わるのか
それともその筋への義理を捨てて体を張って新境地を開拓するのか
ま、金持ち喧嘩せず
娘の成長に眉を細めながらこじんまりと収束していくんだろうね
734 :
無名草子さん:03/02/21 15:30
うんうん。
もう、高度経済成長の話とか、ピカレスクものとかは大体出尽くしたよね。
最近は新撰組などの維新の頃をベースに持ってきてるが、壬生義士伝のできが
あまりにも良過ぎたのが、返って災いするかもね。
この人が、サスペンスものを書いたらどうなるかな?
シェラザードはちょっと中途半端だったからなぁ・・・
でも自己模倣でもいいから出し続けて欲しいとは思ってたり。
信者ですな。
737 :
無名草子さん:03/02/21 23:53
蒼穹の昴、天国への百マイル、天切り松・闇がたりって文庫で出ているのでしょうか?
738 :
無名草子さん:03/02/22 06:30
>>737 蒼穹の昴以外は文庫で出てるよ。
天国までの百マイル:朝日文庫
天切り松1・2巻:集英社文庫
俺は文庫で買った。
739 :
無名草子さん:03/02/22 18:58
>同業他社が「さんづけ」するかよ。下請けだろ。
低学歴だろ、お前。
740 :
余韻かな・・・:03/02/23 02:54
>50
いたく同意です。
初めてこのスレへ着ましたが。。
やっぱり浅田氏の初期からの読者はそう思うと。
未だに新刊は即購入しますが、
使いまわし的な表現にゲンナリってのが。。
もう・・・展開見え見えながらも読むしか。
でもしょうがないし、新刊出れば買うし・・
やっぱ好きなんだろうし。。
結構前に、エイリアンが出てくる任侠物を執筆準備中という記事を
読んだ記憶があるのだが、結局ぽしゃったの?
>>741 >悔しかったようだな
低学歴の捨てぜりふはいつも同じだね。
744 :
無名草子さん:03/02/26 15:32
エイリアンが出て来る任侠ものかぁ…
全然想像がつかん(苦笑
745 :
無名草子さん:03/02/28 03:05
なんか最近歴史物の量産体制に入ってねーか。
本人文豪気取りだし、なんだかなー。
初心に帰れよ、所詮自衛隊あがりなんだから。
だとさ。
読んでて一番面白いのはダントツで「きんぴか」でつ。。
過去ログにも有りましたがネタの使いまわしが多いんで
最近ではずーっと新刊が出ても買っていません
今の歴史小説関連の新刊なんかは
本当に以前から書きたかった小説だってのを
なんかのコラムで読んだ事があります
最近は浅田次郎の代わりに新堂冬樹の本は買っています
でもこの人も今回の「忘れ雪」で路線変えたみたいなんで
浅田次郎みたいになってしまうんでしょうねー。。。
750 :
無名草子さん:03/03/05 14:25
このごろ歴史ものにこってるね。
俺は、恋愛ものを見てみたい。
あと、短編は、鉄道屋だけでいいと思ってる。
まぁ、低学歴の書いた歴史モノなど読みたくも無い罠。
752 :
無名草子さん:03/03/05 15:32
小説家はあの香具師詐欺師の天職だったな。
本人も別に隠してないしね。
これは素直におめでとうと言いたい。
「昇華」「社会化」の好例だ。麻原みたいに変な方向に逝き尽かなかった
だけでもよかった。
しかしあんなので喜ぶ大衆読者ってのは・・・いつの時代もどこの国も一緒か。
753 :
無名草子さん:03/03/05 19:24
白痴のひとり言のわりには結構おもろいな、きみ。
755 :
無名草子さん:03/03/08 19:59
白痴あげ
756 :
無名草子さん:03/03/08 20:09
長編が多いんだろうか?
中卒向け小説
(^^)
759 :
無名草子さん:03/03/13 21:39
史了に襲われて可哀相。
学歴の低い人間ほど妙なジャンルに朝鮮したくなる。
761 :
無名草子さん:03/03/18 18:48
蒼穹の昂、読了!いやぁ楽しめました。単純に「おもしろかった」です。
今、この世界にどっぷり浸かってる感じなので、このまま「珍妃の井戸」
ってのを読んでみようかな。
続編、出てほすぃです。
762 :
無名草子さん:03/03/19 03:02
珍妃の井戸は続編と思って読むと痛い目に遭います。
まぁ、低学歴にはピッタリの本です。
764 :
無名草子さん:03/03/19 13:00
>762
そーなの?ど、どーして?おもろないの?
765 :
無名草子さん:03/03/19 14:20
みんな、短編は不評だな・・・
やはり鉄道屋で終わったのかな?短編は。
さこうろうきたんを読んだけど、なんつうかあんまり心にグッと来るもんが
なかったな。
立花半兵衛の話は良かったけど。
766 :
無名草子さん:03/03/19 18:08
まぁ、世の中は低学歴だけではないってことだな。
767 :
無名草子さん:03/03/19 19:36
>764 762じゃないけど、とりあえず読めばわかる。
蒼穹のような面白さを期待してるとがっかりするよ。
ただ、蘭ちんの話とかが出てきてくれたのがせめてもの救い。
768 :
無名草子さん:03/03/19 21:31
幽霊が出てくると萎えるの漏れだけ?
769 :
無名草子さん:03/03/20 00:25
シェエラザードのエピローグで白けちゃったのは俺だけでしょうか
770 :
無名草子さん:03/03/20 05:22
低学歴のハゲが書いた小説に萎えるのは俺と俺の知り合いだけ?
771 :
無名草子さん:03/03/20 20:24
珍妃の井戸は話のつじつまがあってないね。
読んだ後なんだ、これって思う。
>>771 もしかして、君は大卒なのに浅田次郎の低学歴小説を読んだの?
773 :
無名草子さん:03/03/21 23:43
低学歴の事はやめてやって下さい。
珍妃の井戸はかなり好きだけどなー。
おもしろい話の構成だと思う。
775 :
無名草子さん:03/03/22 19:11
でも、おかしいと思わなかった?
皇帝の話も嘘だったのか?
だったら合点がいく。
ネタバレOKならおかしいと思う所を書きたいんだが
>>775 OK。浅田の低学歴本なんて、ネタバレってほどのネタは無い。
>>776 「低学歴本」って、どういう意味?
俺も低学歴だからよくわからないや。
珍妃を殺した犯人は誰かっていうのがこの小説を通して語られるわけだが、
その犯人を捜そうとしているのが、日、露、英、独の4カ国の重要人物。
死にそうになりながら暴いた犯人が自分達。
全く意味がわからん。
結局、皇帝の話以外はみんな嘘だったわけだが何処の世界に自分達の悪行を、
暴こうとする馬鹿がいるのか。
この4人は劇中で犯人が行った事は自分達が掲げる立憲君主制を危うくすると、
犯人捜しの動機のようなモノを語っているが自分達でやっておいて言うセリフではない。
皇帝の頭が少しおかしくなっているので、皇帝の話すら嘘なのかもしれない。、
それだったら納得のいく話にはなるが、その場合結局犯人はわからずじまいという事になる。
>>778 ざっと読んだが、ワケワカラン。そういう小説なのか・・・・絶句
>>778 あれはもとから「藪の中」なんじゃないの。
物語の肝は犯人探しじゃなくて、その背景のほうだろう。
皇帝の言ってることは、事実としては間違いなく滅茶苦茶だけど
問題は、列強が中国をいいように蹂躙したってことだから、そういう面では正しい。
外国人達が自分達の責任であると考えるのも無理は無い。
781 :
無名草子さん:03/03/26 21:07
天国はおもろかった。
でぶが可哀相だった
↑低学歴がまたひとり・・・・・。
皇帝の話は抽象的な事実で(780さんの言うように)、
皇帝の一つ前に話してた人の話が実際に起こったことなんだと思ってた。
色んな人の虚実入り交じった話→限りなく事実に近い話→頭逝った皇帝の妄想話(でもある意味一番事実に近いかもしれない)
と解釈して、面白い構成だなーと思ったわけです。
785 :
低学歴です・・・:03/03/31 06:16
最近浅田次郎を読み漁ってます
お恥ずかしい話ですがやられちゃってます
構成とか難しい話は判んないですけど
面白いから読むそれだけで良くないですか?
馬鹿ですいません
>>785 ま、気にするな。君の両親も、友達も、み〜んな低学歴だろ。
世の中は、8割の低学歴を食わせるために、高学歴が努力するシステムだ。
君のような低学歴で無能で馬鹿でハゲでデブで童貞でも、生きる資格はある。
787 :
無名草子さん:03/04/02 13:10
今更だけど、『壬生義士伝』『天国までの100マイル』『地下鉄に乗って』を初めて読みました。
壬生義士伝はかっこよかったなぁ。普通に面白かったです。天国〜はちょっと感動できませんでした。
高校生には早すぎたかも。地下鉄はかなり好きです。彼にはまっちゃう人の気持ちも分かりますね。
>>785 ま、気にするな。君を批判している奴も、俺も、み〜んな浅田次郎が好きだろ。
世の中は、8割の低学歴が「俺はあいつよりも頭が良い」なんて馴れ合い安心していくシステムだ。
君のような低学歴で
>>786のような無能で馬鹿でハゲでデブで童貞でも、浅田次郎が好きなら生きる資格はある。
789 :
無名草子さん:03/04/02 14:42
なんか、この人の短編って、出す毎に魅力が減退していってるのだが。
薔薇盗人なんてその典型的な本だったな。
さこうろうは、まだ読めたけど。
バラ盗人は読んだのに全然内容覚えてないよう
ついに、低学歴にも見捨てられたか・・・。こんどは猿でも相手にするのか?
792 :
無名草子さん:03/04/05 17:26
最後の、薔薇盗人が全然内容が解らんかった・・・
結局、主人公の母親って、不倫してたってこと?
その相手が例の日系人の教師だったってこと?
794 :
無名草子さん:03/04/05 21:23
ミカたんかわいすぎ
268 名前:264 投稿日:02/04/05 03:38 ID:sl64dW6D
>>265 「競馬の達人」浅田次郎
単純な馬券術オンリーではなく、競馬にかかる経費の話など、
お金を賭けるということに対する心構えをまず説いている。
これがかなり具体的な話で、ためになった。
こういう部分に触れている馬券本は、他には見たことないなあ。
馬券術に関するところだと、パドックの見方、勝負気配の読み方など
いろいろ参考になったが、特にレースの選び方に関して、
「局面の限定」という考え方はひじょうに感銘を受けた。
文章が達者で、昔のエピソードも面白おかしく書いていて、
かなり笑わしてもらった。
当時はまだ無名だったが、これは要チェックな作家だと思った。
競馬好きな友人に勧めたが、予想通りかなり好評だった。
カバーの著者近影も笑える(どう見てもその筋の人)。
今はたぶん絶版で、たしか文庫に収められていたと思う。
278 名前:名無しさん@お馬で人生アウト 投稿日:02/04/06 06:05 ID:SademSJq
>>268 「競馬の達人」浅田次郎 絶版ですが、これは私も名著だと思います。
粗製濫造のいわゆる馬券本で、
本当に読み応えがあったのは、この本だけです。
「勝負の達人」(幻冬舎アウトロー文庫)に収録されてますが、
大幅カットされていて、面白くありません。どのあたりを
カットしているかを原著と比べると、メジャーになった後の浅田さんが
マイナー時代のどういうあたりを隠したいかが判って、きょうみしんしん、
かも。
一番隠したいのは、あの、ど迫力の著者近影でしょうけどね(藁
85 名前:ダイス萬 投稿日:02/01/03 05:18 ID:3xDoy+R6
>>79 俺、2ch歴1ヶ月くらいだけど、たしかにスピード指数のスレって見なかったな。
ここではマイナーなのか? っていうか、ホントに世間でメジャーなのか、かなり
怪しいものがあるな。少なくとも俺の周囲では誰も使ってないし。
それどころか「スピード指数」って言葉を知ってる人間すらいないぞ。
時に55さんって、西田式以前から指数派(デジタル派?)って言ってたけど、
なんか独自ソフトでも使ってるの?
でも「A馬」って言い方するとこを見ると、スーパーパドックかな?
>>61 >>石川ワタルとかもかなり早い段階で本を出してました。
KKベストブックの「競馬 驚くべき秘密の法則」かな。
さほど時計理論のことに触れてなかったような気が。あまりピンとこなかったな。
読んだはずだが内容全然覚えてないし。
むしろ、浅田次郎の「競馬の達人」と田端到の「競馬 恐るべき逆転の法則」が
凄い勉強になって良かった。浅田次郎は読み物としても秀逸で爆笑したなあ。
カバーの写真がもろ暗黒街の住人で、いまや有名作家か。
小説は一冊も読んでないが(藁
>>この795-797にある「著者近影」に興味があるんですが、
今でも何かに載ってるんでしょうか。
あ、リンク失敗・・・。
このスレの粘着は凄いね。ライフワークなんだろうな。
住人のナチュラルな無視っぷりも凄い。なんかほのぼのした。
802 :
無名草子さん:03/04/06 19:52
>>532 今更レスするのもなんだけど、あそこで語られる「芸術の力」が
ラストに掛かってくるから自分は好きだよ。
イランと思ったのは乾隆帝の下品なセリフ。
ギャグ作品ではアリだが蒼穹では必要無かったと思う。
なんにせよ好きな作品だが。
804 :
無名草子さん:03/04/07 17:35
この人の小説って、なんで母親の不倫が出てくるんだろう?
やはり、作家自身が体験したのかな?
それがトラウマになってるとか。
805 :
無名草子さん:03/04/07 22:21
「薔薇盗人」新潮文庫で出ましたね。買ってないけど。
807 :
無名草子さん:03/04/09 21:12
なんか知らんが天国の評価がひくげだな。
俺は天国を受験中に読んで勉強そっちのけで浅田次郎にはまった。
今でも名著だと思ってる。
まあ好き度で言えばプリズンの方が好きなんだけど。
808 :
無名草子さん:03/04/09 22:35
きんぴか
プリズンホテル
勇気凛々ルリの色
サイコーに面白い。
もちろん蒼穹の昴も好きだけど。
やっぱこれでしょ。作家然した今より
ぶっちぎりの極道作家でいて欲しかったな。
809 :
無名草子さん:03/04/09 23:09
きんぴかはおもしろいけど、終わり方が好かん。
>>808 低学歴が無理するとメッキが剥げるだけだからな。
「壬生義士伝」読み終わった!
電車の中で読めたもんじゃないね。(特に下巻)
「珍妃の井戸」に構成似てる気がした。それと登場人物は
文秀=次郎衛
春児=嘉一郎
玲玲=みつ、に似てた。
「蒼穹の昴」文庫化まだかなー。
蒼穹、文庫化しないよね。
814 :
無名草子さん:03/04/12 00:52
死に賃で泣いた
>>814 低 学 歴 は 安 上 が り で い い な。
816 :
無名草子さん:03/04/12 20:19
浅田次郎って声と顔が一致しないよね。もっとオッサン臭い声かと思ってた
817 :
無名草子さん:03/04/12 23:30
何このスレ!?
/ヽ /ヽ
/ ヽ / ヽ
______ /U ヽ___/ ヽ
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818 :
無名草子さん:03/04/12 23:48
高校の頃サイン会行くくらい好きだったなあ…。
マンネリで最近の読んでないけど、蒼穹の昴だけは未だに好きだ。
今エッセイ読み返すと結構偏ってるよね。
(^^)
保守
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
「天切り松」単発ドラマ化の話が上のほうで出てるけど、
これ、ホントなの?
ほんとなら、すっごい楽しみ。
帯ドラマだと、ちゃちい感じになりそうだから、
スペシャル系(よく陣内孝則の乱歩ものなんかをやってる)で
きれいに作って欲しいなぁ。
824 :
無名草子さん:03/04/26 00:43
あげとくべしや。
827 :
無名草子さん:03/04/26 13:44
このスレにずっと張り付いてる学歴厨はこまめにレスつけるね。
高学歴なのに2ちゃんばっかやってるのか?
まーまー。
高学歴のアナタは書を捨ててとっとと街に出なされ。
構わないように・・
壬生義士伝のあとがきを久世光彦が書いてて、
なんか同じ匂いだよなぁ、と納得しますた。
>>832 無理やり低学歴と高学歴を同じ匂いにしようってか?
これだから、学歴コンプレックスは悲しいな。
なんつうか、自分の感傷に酔っ払いきれるとこが似てるんだよね…。
悪く言えば「おまいちょっともちつけ」と
読んでいる側が心配してしまいかねないところ(w
久世さんって高学歴なん?
>>834 久世光彦を読んだことないんだけど。
>自分の感傷に酔っ払いきれる
>「おまいちょっともちつけ」
浅田次郎はこうだよねー。
思わず誘われてうるうる来つつもそう突っ込んでしまうよ。
久世さんは東大卒だよ確か。
2人が同じ匂いがするっていうのはわかる。
834の言うこともハゲドウ。
前の職場で何度か遭遇したけど
あの人の醸し出す雰囲気はほんとカタギじゃないからね(w
要は学歴なんてかんけーないっちゅーこっちゃな。
涙腺の弱まるようなところはあんまり変わらないものだしねぇ。
「プリズンホテル」は読みながら
「ちょっと待て待て」が多すぎてあんまり好きじゃなかったなぁ。
「勇気凛々」のたまに予告なしに出てくる
お涙頂戴的エッセイにはほぼ必ずやられてしまう。
中卒ってのは安上がりでいいな。
くると思ったよ(w>中卒
やっぱここでこうゆうの書くと言われちゃうんだね。バカの一つ覚えみたいに(w
まぁ実のところ、浅田さんの本は数えるほどしか読んでないし
彼の生まれ育ちやバックボーンも2chでの知識程度で思った事なので
実際は違うのかもしれない。
ただ久世さんについては、少し人となりを知ってるので似てるなと感じただけ。
個人的には学歴と頭の良さは必ずしもイコールしないと思ってるから
端からそんなことどーでもいいし。
838みたいなのに反応しちゃう事自体、私自身のレベルの低い証拠なのかもしれないけど
性分なもんで。失礼しました。
>>841 だから相手しちゃだめだってばー
最近はずっとスルーできていたのに。
低学歴ってのは、自制心に欠けるんだな。
学歴コンプレックスが高じて精神病になっちゃった可哀想な子なんだから
放っておいてやるのが一番です。
低学歴は、自分をコントロールすることが出来ないんだな。
天切り松って3巻以降でるんかな?
>>847 出ないんじゃないかなぁ。一応終わりでしょう。
俺もはじめは「もうお仕舞いなのかyo!」と思ったけど、
あそこでお仕舞いなのでいいと思う。
個人的にはもっと読みたかったけどナー。
あの後ってさ、大震災だの戦争だので大変だよ…。
>>848 何巻も読みたけりゃ大菩薩峠でも読めや、低学歴。
いやいや、長く愛される花は、はかなく散るのが肝要だ(w
だから、三巻で、その後も多少想像させて、ちょっと寂しいっていう
丁度イイさじ加減になっていると思うよ。
ま、低学歴には薄手の三巻が限界だろうな。
>>844 やはり彼はコンプレックスでやってるのかな。まあそれ以外に無いか。
>>852 他人への悪口が自分のコンプレックスの裏返しというのはよくあることだからね。
この子の場合、いまどき現実的でない「中卒」にこだわるところが面白い。
本人が高学歴なら「これだから三流大学出は」とか、せめて「高卒は」とか言いそうなものだが、
なぜか悪口としての実効性には徹底的に欠けると思われる「中卒」を連呼する。
おそらく「三流大学出」「高卒」だと自分がみじめで堪えられない程度の学歴の持ち主だと思われる。
856 :
無名草子さん:03/05/04 05:36
僕は中卒なので、浅田大先生の本が大好きです。
誰に馬鹿にされても低学歴を誇りに思ってスクスクと成長していきたいです。
低学歴が成長するのは土台無理だろ。
ミカはていがくれきなひとはきらいです。
859 :
無名草子さん:03/05/04 21:19
次に出る文庫本はなんだろうなー
そろそろ蒼穹の昴出してほしいな
860 :
無名草子さん:03/05/05 10:45
>859
禿げ上がるほど同意
この板から低学歴を完全に排除する
まずはこのスレからだ
蒼穹の昴はなかなか出ないね。
出せば売れるだろうに。
863 :
無名草子さん:03/05/05 20:50
映画化を待って、文庫化を遅らせているのか・・・?
でも金がかかりすぎそうだから無理か
壬生義士伝で浅田デビューしたので、
蒼穹の昴読みたくて仕方ない。早く出して〜。
浅田次郎好きな人は、ほかにどんな作家が好きなの?
今本を読みたい時期なので、参考までに聞きたいです。
>>864 それは人それぞれだろ。
自分で読みたいと思った本を嫁。
そうだね。すんまそ。
しかし、浅田次郎みたいなの(エンターテインメントで、泣けたりもして…みたいな)を
読んだのが初めてだったので、今広〜い海の真ん中でキョロキョロしている気分。
今までヒキヲタっぽい文学寄りのばっかりで、
この手のお話が面白くて仕方ないっす。
ヒキヲタ系も面白いには面白いんだが…。
867 :
無名草子さん:03/05/06 17:27
>>866 なら蒼穹の昴、単行本で買っちゃえば?
読みたい時が読み時だよ。高いといっても所詮は本の値段だし。
文庫本出るの待ってると、いざ出た時にはその作家に飽きちゃってたり、
すぐに読める気力も時間もなかったりする。
同じような経験で、欲しい本をブックオフで手に入れようと探してるうちに
読みたい気が失せて、結局安く買えたはいいけど積読状態というのもよくある。
浅田次郎と似た方向性の作家は誰かいたかな。
重松清、・・・ちょっと違うか。あっちも泣かせだが、さあどうだ!って感じではないからな。
浅田次郎ほどの力技を使う作家はいないような気がする。
>>866 壬生義士伝が面白かったのなら、新撰組ものの基本として
司馬遼太郎「燃えよ剣」をおさえておくのはどう?浅田次郎とは全然違うけど。
それから蒼穹の昴なら図書館で借りればいいんじゃない。
以前に福田和也の著作で浅田次郎はマンネリが過ぎると評論してたなあ。
私めは小説よりも断然エッセイのほうが好きなんだけど。
ただ、そのエッセイ(勇気凛々)で犬の散歩の話があるんだけど山田風太郎がよく取り上げる犬の散歩と書き方がとてもよく似てる気がするのだけど。
それにしても高学歴さんはまめにレスしてますね。
書き込み時間を見ると泣けてくる・・・。
872 :
無名草子さん:03/05/07 15:25
きんぴかって面白い?
図書館で借りたんだけど、鼻くそが付いててさ・・・
なんか読む気、一気に失せたんだよね。
しかも2回目だったよ・・・
1回目は、オーマイガァ!だった。
>>872 本読むときに鼻くそホジくるのは、低学歴の掟
それ以前に、文庫本で出てる本ぐらい買えるぐらいの収入を得られるよう、
努力しようじゃないか、中卒諸君!!!
ここ数日来なかったけどどうしたの
病院から出してもらえなかった?
こう言っちゃ何だが、居なくてほんのちょっぴり寂しかった…(w
つうかこの学歴厨は実際どの程度の学歴なんだろうな
2chじゃ早慶やマーチなんかも低学歴にされるくらいだから
東大京大くらい出てるんだろうなw
そして東大京大出のエリートがこんなとこでネチネチやってる図も
笑えるがなw
低学歴は、高学歴に興味を抱くもの。しかし、どう頑張っても届かない。
だから、そっちから降りてきてくれているのか。
ノブレス・オブリージュってやつだな。
感動だ。
880 :
無名草子さん:03/05/17 01:00
>>872 俺なんか陰毛入ってたよ・・・
どんな読み方してんだろ。
881 :
無名草子さん:03/05/17 01:08
>>880 そう悲観するな。もしかしたら超美人のマン毛かもしれないだろう?
それともアフロなヤシの髪の毛かもしれん。
腸わらえりゅうう
今月いっぱいは忙しいので相手をしてられない。来月また来るぞ、中卒諸君。
>>864 遅レス気味だけど、佐藤賢一なんかどうだね?
浅田次郎よりもうちょっと不親切だけど(歴史もので、ちょっぴり敷居が高いかも)
・登場人物が割とステレオタイプだけど魅力的
・愛ありドンパチあり人間ドラマあり
・よくよく読めば結構漫画的な面もあり
と、かなりエンタテインメント性の高い、おもろい作家だよ。俺はおすすめ。
886 :
無名草子さん:03/05/18 22:50
今日東京競馬場にいた、10レースのパドックでとなりだった。
887 :
無名草子さん:03/05/19 01:21
>>877 厨ではないが、学歴コンプレックスの私は
マスター中退(医学系)
888 :
動画直リン:03/05/19 01:24
889 :
無名草子さん:03/05/19 17:16
浅田さんの自伝で、村上龍が芥川賞を取ったことって
当時の文学界ではかなりショッキングな出来事だったらしいが
限りなく透明なブルーってそんなにすごい小説なのか?
自分は村上作品を読んだことはないが、浅田さんが衝撃を受けたって言うからね。
村上さんも大学中退だし。
そこらへんにもライバル意識を感じるのかな?
890 :
動画直リン:03/05/19 17:23
やっぱ、最年少で芥川賞(23歳くらいだっけ?)というのと、
当時にしてはセンセーショナルな内容・文章に
文章を志すヤシはビックラこいたんだろう…。
平野君の時とはやっぱり違うんじゃないかなぁ。
当時のことは知らないけど、
あの独特の作品で、かつ初の現役大学生の受賞だったわけだから、なんとなく想像はできるね。
ところで、ライバル意識は感じないと思うがw
まず芸風が全然違うし、若くして華々しくデビューして段々ダメになっていったおじさんと
年食ってから特に注目されずにデビューして段々成功したおじさんだからな。
893 :
無名草子さん:03/05/20 16:38
浅田ってそんなすごいの?
好きだけど、実感ない。
>>893 浅田はすごくはないだろ、別に。
つーか、そんなことどこにも書いてないだろ。
何をもってすごいと言うのかによるね。
人気作家だからすごいという考え方もできる。
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
低学歴にしては凄い?
898 :
無名草子さん:03/05/24 10:31
学歴厨もさすがにミス板の松本清張スレには現れないなw
あくまでも浅田次郎専門学歴厨ですか
899 :
無名草子さん:03/05/24 11:52
小説すばるの天切り松の続編を読んだ人いる?
いたら感想聞かせてください。
900 :
無名草子さん:03/05/24 11:53
ついに900!
901 :
無名草子さん:03/05/24 21:12
今週文庫化された活動写真の女ってどうれすか?
浅田せんせーの作品はプリズン,シェエラザード,日輪,義士伝,昴,メトロ,鉄道員しか読んだこと
ないけどどれもなかなか面白かったので気になってます
902 :
無名草子さん:03/05/24 21:45
あんだかんだ言われてもエンターティナーとして超一流だと思う。
その点では三島と同列の評価。
>>885 佐藤賢一もいいけど、彼こそ冗長なんだよなぁ。
いつも枚数半分に減らせばいいのにと思う。
>>901 あれ?
活動写真の女が文庫本になったのは2・3ヶ月前だったのでは?
それはともかく、正直なところ面白くなかった。
俺は京都で学生時代を過ごしたから、記憶が少しオーバーラップしたところもあるが
面白味に欠けた小説だった。
ちょっとした思いつきを引き延ばしただけの駄作。
読む価値なし。
著者を見なければ浅田の本だとはわからないような小説だった。
活動写真の女ずっと昔に読んだ。
うん、全然面白くなかったことだけ記憶に残ってるよ。
ただ自分あの女優?の描写の仕方とか浅田っぽいと思った。
キャラクターの作り方がいかにもって気がして。
大分うろ覚えだけど、なんかマンネリ感じた覚えが。
905 :
無名草子さん:03/05/25 00:14
本日、浅田氏の母校中杉の同窓会。
壬生義士伝は28歳のときに書いたとのこと。
その他、色々ナイショ話が聞けて面白かった。
906 :
無名草子さん:03/05/25 11:40
>>905 そうだったの
あれだけのものを書いても認められなかったのか
厳しい世界だな・・・
907 :
無名草子さん:03/05/25 16:23
その頃書いた新鮮組物の焼き直しって話じゃなかった?
908 :
無名草子さん:03/05/25 17:26
つぶやきシローと付き合ってたみたいだね。
909 :
無名草子さん:03/05/25 17:58
活動写真の女って、京都を舞台にした女幽霊の話だっけ?
待つ女ってやつとこんがらがってる・・・
どっちの方が先に出版されたんだっけ?
910 :
無名草子さん:03/05/25 20:12
キャラとか雰囲気がなんとなく似てる話多いよね…
活動写真の女 脳内キャスティング
三谷(主人公)…氷川きよし
結城(同じ下宿の女)…池脇千鶴
清家…五年前の窪塚洋介
夕霞…松雪泰子
清家兄…20年前の松尾貴史
…まったくしっくりこない
911 :
無名草子さん:03/05/25 20:25
913 :
無名草子さん:03/05/26 17:36
浅田さんって京都に住んでたことってあるのかな?
あと、待つ女で、京都の学生はある意味特権階級だって書いてあったけど
これって本当なの??
東京ではこんなことないけどね。
京都の文化?
経歴見る限りないだろう。仮にあるとしてもイメージに凝り固まってそう。
ちょっとした特徴を象のように膨らませて書いてそう。
なんかの文章で東京は一番美しい街だみたいなこと言ってたね。
915 :
無名草子さん:03/05/27 03:14
主観的な話だからいいんじゃないの>美しい街
916 :
無名草子さん:03/05/27 18:54
この人の女性像って
荒れて何人もの男を寝るが、根は純情な女。
なんだよね。
特に、月のしずくなんてもろそれを集めた短編集って感じで
なんか新鮮味が無いんだよね。
917 :
無名草子さん:03/05/28 04:42
>>916 そうそう!結構作者の願望入ってる気がする。
もっと違うタイプの女性が出てきてもいいよね。
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
919 :
無名草子さん:03/05/29 18:33
薔薇盗人で解らなかった、場面があるのですが
最後の話で、少年の母親ってつまり他の男とセックスしてたってこと?
なんか解説では三島の午後の曳航をモデルにした、とか評してましたが、
午後の曳航は別に不倫ではなく、純粋な恋愛だったんですよね。
あと、結局、薔薇盗人って誰だったの?
920 :
無名草子さん:03/05/30 14:38
う〜ん、私は、母親が不倫して、薔薇盗人は例の日系の教師だと思ってたのですが。
薔薇を切っては、女へのプレゼントにしてたって感じで。
違いますかね?
921 :
無名草子さん:03/05/30 17:06
椿山課長の7日間を読みました!
ちくしょう泣かせやがって・・・てゆうのが多すぎだ
電車で読めねえよ
最近は、同じような感じしかしない浅田小説・・な気がするのだが
>>920 正解。 そうだよ、だから母親連中が揉めたり、お手伝いが・・・。
でも、最愛の人に気付くじゃん。
コレが、浅田作品のいい所。 自分に大事なモノって・・
中卒ども、戻ってきたぞ。
中学の頃から歴史物が苦手で壬生義士伝も昂もその他時代ものはどうしても読めない。
昂とか面白いんでしょ?
活動写真と天切りはかろうじて読める。
勇気凛々の続編はいつでるのだろう・・・
痛快エッセイってないかねぇ?
925 :
無名草子さん:03/06/01 09:09
>>924 昴は俺も中国の歴史なんてまったく知らなかったから大丈夫かな…ト思ったけど、
科挙の話とかで興味を引かれてずんずん読み進んでいったら、あっという間に読み終えていたよ。
壬生義士伝は…ある程度あの時代のことを他の小説で読んでいたからなんともいえないけど、
やっぱりこの時代の事をまったく知らない会社の女の子に貸してあげたら、非常に良かったとのこと。
だから平気だと思うよ。
その時代背景とか歴史とか知らなきゃ楽しめないような本は小説として失格だろ
927 :
無名草子さん:03/06/01 13:21
「あじさい心中」のラストは良かった。
928 :
無名草子さん:03/06/01 18:08
あじさい心中で解らんのは、なんで自分の息子をセックスに誘ったのかなってとこ。
単に自暴自棄もないように思うのだが、やはり、小さい頃に愛情を注いでこなかった
罪滅ぼしとして、肌と肌を重ね合わせたのかな、と考えるんですが。
深読みしすぎ?
人物の会話やなんかでちゃんと説明されているので
歴史を知らなくてもよめるよ。>壬生
司馬遼太郎の本なんかもそうだね。
知らなくても大丈夫。
930 :
無名草子さん:03/06/01 22:44
「ラブ・レター」
映画「パイラン」(たしか韓国映画だったと思うのですが)と
テレビでドラマ(西田敏行主演で)放送するみたいですね。
どうかな?
「角筈にて」「天国までの百マイル」も以前にドラマ化されてたみたいです。
局、主演とも同じで
>>925 昂は最初の5ページでうんざり。
壬生は上巻の半分くらいまで読んだけどそれっきり読んでない。
面白いとは思うけど言葉遣いがどうしても馴染めない・・・
でも、壬生は映画見てみたいと思う。そうしたらすこしは読む気になると思うから・・・
ラブ・レターかあ。大分うろ覚えだけど、中国の女性にああいう概念
持たせるのはありえんって中国専攻のゼミ先生が言ってたなあ。
自分は昴で中国にちょっと興味持ったクチだったんだけど。
933 :
無名草子さん:03/06/02 17:38
みんな、鉄道屋で何が一番心に残った?
ラブレターはなんかベタな感じであんまりだったけど
角筈にてなんかはよかったように思うが。
昭和の懐かしい時代とかが頭の中に蘇ってくる感じがして。
悪魔がよくわからんかった。
あれって、実際に浅田一家が離散した現実を小説風に描いたってこと?
934 :
無名草子さん:03/06/02 21:48
935 :
無名草子さん:03/06/02 22:09
わしは、サンタクロースの話やな。
936 :
無名草子さん:03/06/03 17:46
サンタクロースは短くて、話のテンポも良かったと思うけど。
最後のオリオン座だっけ?
なんでこの夫婦は最後によりを戻すの?
なんかいきなりの展開でちょっとあっけにとられたのだが・・・
だって、ただ単に、昔の記憶を辿った(書き連ねた)だけでしょ?
そんで妻が愛らしいと思ったって・・・
月のしずくでも同じような話があるんだよね。
あのハーフの男をいじめてそれがずっと心に残って、最後叫んで
妻への愛情が芽生えるってやつ。
いきなり愛情に目覚めるって・・・
937 :
無名草子さん:03/06/04 18:07
まぁ、両方とも短編小説だからね。
そこらへんのところは端折って書かないとページ数が・・・って感じじゃないの?
938 :
川村ひかる交際発覚!!お相手の有名力士は?:03/06/04 21:13
939 :
無名草子さん:03/06/04 21:25
自分は昴は歴史ものというよりはファンタジーとして楽しめたんだけど 最初の婆さん
の台詞は確かに読みずらいんだけどさ
義士伝は斎藤一の回想が始まる上巻の中盤ぐらいからが自分的に面白かった
>>923 高学歴タンはどんな本を読んでるのですか? 参考までにおせーてくらはい
940 :
無名草子さん:03/06/05 19:09
なんで浅田さんは、幽霊ものが好きなんだろう?
短編ではかなり高い確率で幽霊ものが一回は出てくるよね。
何か個人的な体験があるのだろうか?
941 :
無名草子さん:03/06/06 14:47
そろそろ飽きてきた。
話がワンパターンで。
なんでだろう?
特に女の描き方が一緒なんだよね。
好みのタイプなんだろうなぁ。
943 :
無名草子さん:03/06/08 18:02
東京出身の人に聞きたいんだけど、
霞町物語でディスコに夜な夜な車で乗り込んで、女を抱きまくる高校生活って
東京では普通なんですか?
この小説、浅田さんの青春時代の自伝小説って触れ込みですから、結構事実が
描かれてあるんですよね?
十年前に高校生だった東京者としては、
「ものすごく特殊なケースではない」と言えるかもしれん。
周りの人間次第だと思う。
モテる放蕩息子なんかが友達だったらありえるだろうね。
俺らの世代だと、高校生時代クラブで…ってことなんだろうなぁ。
でも、自分の青春時代って、美化して語りがちだと思うので
多少の誇張はもちろんあるだろうね。
(オレも昔はワルでさあ〜っていうおっさん多いでしょ)
945 :
無名草子さん:03/06/08 22:58
浅田さんと同じ高校の少し後輩だけど。
クラスに4、5人はそういう奴がいた。
ただ、車持ちはほとんどいなかったよ。
946 :
無名草子さん:03/06/09 18:12
へ〜、東京ってそういった事が普通なんだ。
でも、浅田さんの場合、かなりの進学校みたいだけど、そういった学校って
校則とかが厳しくないのかな?
それとも、六本木っていう土地柄、そういったことには緩慢なのか?
スカイラインとかZとか、なんか簡単にこういった車の単語が出てくるんで
東京の高校生ってのは恵まれてるな〜なんて感じました。
947 :
無名草子さん:03/06/09 18:34
そういったやつもいたってだけで、東京の高校生が全員
そういったことはしてないだろう。
それに進学校だったら勉強やらスポーツやらで忙しいしね。
霞町物語でも、自分らは不良って言ってたから、そういった人間は
いつの時代も少数だよ。
948 :
無名草子さん:03/06/10 18:54
まぁ、セックスだけに限れば、田舎もそうじゃないの?
こっちの場合は、娯楽が他にないっていうのがあるけど(藁
949 :
無名草子さん:03/06/11 03:40
まー学年に5人もそんな高校生いれば、
六本木、霞町のディスコは十分満員になるわな。
店も少なかったし。
バイクはダメだがクルマはOKの親@金持ち も多かったかも
950 :
無名草子さん:03/06/11 15:28
そうだね。
当時のディスコとバブル期を通して今のクラブじゃ規模も数も違うからね。
あと、東京で暮らせるってことはそれなりの資産もあったってことだし。
確か巻末には、その当時どっかの鉄道の御曹司も通って身分の差別も貧富の差も
感じないでみんなで踊ってたって書いてあったっけ?
天切り松の3巻が、6月に文庫化するってうわさを聞いたんだけど
俺の脳内うわさだったのかな。
それとも活動写真の女と勘違いしたのか…。
早く出してホスィ
「蒼穹の昴」知人から譲り受けて読了した。
結論から言うと勢いがあり一気に読めた,……が,総括ではちょっと。
ここでの評判がよかったので,楽しみにして読だけど,正直,個人的には微妙。
主人公「宦官」とその友人「科挙試験突破の役人」という立場の特異さと,
社会システムに関する詳しい説明,「西太后」等歴史的人物の性格設定等,
面白さは随所にあった。作品テーマにおける回転もあり
運命論 → 努力の崇高さ → 幸福論(愛情,家族愛?)
見事に「浅田次郎」だ,素晴らしい所もある。
……と,同時に,微妙な所で運命論が残るのが気に入らない,
幾人かの人物の選択と社会的評価(作品内での扱い?)が気に入らない。
1.中国大陸,清国を治める力を持つ「宝玉」に関して
2.「西太后」の性格付け,前半での暴虐ぶりに対して,後半での都合のよさが鼻につく。
3.利己主義な臣が2人,これへの対処がなっていないヤツが「有能」となるのは,どーも。
4.主人公の妹の婚約者。心意気は立派だけど,本当に能無し,あのな。
5.ラストの手紙で語っている国家論は「精神論」であって実践論ではない。
6.相変わらすの女性幻想が,微妙にウザイ。
面白くなかった訳ではないけれど,個人的にはこの作家さん「シリアス・社会派・歴史」
作品よりも「娯楽」作品向きなんじゃないかと。「プリズンホテル」や「天切り松」あたり。
単に私の趣味か?
少なくともこのひとの書くテーマで「国」という大きな集団を語るのは無理っぽい,
精神論と隣人愛では「家族」や「地域社会」は語れるけれど,国は語れないと思う。
鉄道員はどうにも見る気しなかったんだが、丁度新撰組にはまっていたことと、
渡辺謙、竹中直人好きだったのでドラマ版壬生義士伝見て泣いたクチです。
原作はまだ読んでないんですが……
天切り松を読んで、原作を買い、ほかの作品もあさろうと思った今日。
小説すばるの天切り松番外編面白かったよ
もう明日には七月号発売なんだが(w
955 :
無名草子さん:03/06/16 17:15
俺もそうきゅうの昴はだめだった。
なんでだろう?
やはり人には合う合わないってのがあるのかな。
一番面白いのは、やはり椿山課長だったな〜。
あとはプリズンホテル。
結論としては、低学歴はめでたいってことだな。
>>953 俺もお正月のドラマから入ったクチ。
原作読んでみたら、結構違ってて驚いたよ。
吉村が渡辺謙って、ちょっとカッコよすぎる気がするなぁ…(w
957>>
おお、同士!!
原作はいまだゲットできてない。今プリズンの秋まで読んだとこ。
結構違うのか……とりあえず、土曜日の夜中に読もう。<次の日、目がはれてもいいように
カッコよすぎるが、吉村がダン○ィ板のだったら、
あ ま り に 痛 す ぎ る だ ろ
映画版の、中井貴一は結構はまってると思う。
そろそろラブレターのCMが流れてますな。
渡辺謙は確かにイメージではなかったが、
それを補って余りある演技力であった。
「ラブレター」の吾朗は、西田敏行よりもう少しかっこいい男を
想定していたんだが、彼も演技で見せてくれると期待してる。
961 :
無名草子さん:03/06/18 20:09
公務員板 <日本を守る入国管理局スレU>
http://society.2ch.net/test/read.cgi/koumu/1041820362/l50 827 :非公開@個人情報保護のため :03/06/18 18:20
入管職員は、これを見て、中国女性に対する、自らの非人道的で冷酷な所業を猛省しろ。
<ドラマスペシャル>
『ラブ・レター』 浅田次郎原作・西田敏行主演ドラマ第三弾
テレビ東京 2003年6月18日(水)よる8時54分〜11時28分
<あらすじ>
かつてサラリーマンとして順風満帆の人生を送っていた高野吾郎だが、リストラさ
れ、離婚した後は、新宿・歌舞伎町のゲームセンターの店長をしながら、彷徨うよ
うに生きている。
吾郎は1年前、戸籍を50万円で売り、会ったこともない中国人女性と偽装結婚を
していた。そんなことすら忘れかけていたある日、その相手・康白蘭が死んだと聞
かされる。
白蘭は千葉の千倉で客を取らされ、体を壊して病気で死んだのだ。
吾郎は会ったこともない「妻」の遺体を引き取りに行くことになり、戸惑いながら
も千倉へ向かう。千倉へ向かう電車の中で、吾郎はヤクザの組長から渡された、白
蘭からの手紙の封を開ける。
その中には、会ったこともない吾郎への感謝の気持ちと、無垢の愛が
詰まっていた・・・。
962 :
無名草子さん:03/06/18 21:39
ドラマ・ラブレター始まって40分がたつわけだが・・・
もうダメ
原作者より才能のない香具師が弄るとこうなるわけで…
964 :
無名草子さん:03/06/18 23:44
>>964 平日の昼間なんか行けないよ〜。・゚・(ノД`)・゚・。
966 :
無名草子さん:03/06/19 14:40
で。どうだったの?ラブレタ@ドラマ
駄目だった、と。
とにかく原作をいじりすぎなんだね。
元々2時間ドラマにするような話じゃないのだが、
元嫁の下りはどう考えてもいらない。
鉄道員と比べちゃいけないのはわかってるが。
見なくて良かったね
>>966
968 :
無名草子さん:03/06/21 20:51
壬生は良かったのになぁ
つーかもともとラブレターは好きじゃない……。
971 :
無名草子さん:03/06/23 21:21
あぁ、見損なってしまった。
見られた方の感想きぼーん
972 :
無名草子さん:03/06/24 14:30
壬生義士伝、返却期限ギリギリにようやく読み終え返却しました。
分からないとこがあるんですけど、
結局吉村のことを調べまわっていた彼は誰なんですか?
ただの新聞記者ではないんですよね?
973 :
無名草子さん:03/06/24 19:49
子母沢寛だという説あり。
実際に新撰組の生き残りに取材して新鮮組血風録を書いてる。
974 :
無名草子さん:03/06/24 20:27
976 :
無名草子さん:03/06/24 21:40
血風録は司馬遼ではないかと小一時間(ry
>973
そうだったんですかー。
壬生義士伝で新撰組に対する興味が沸いたので
その本も読んでみることにします。
ありがとう。
司馬も浅田もフィクションだと言うことを忘れないでね。
新撰組ものなら、黒鉄ヒロシの漫画「新撰組」も面白いよ。
吉村のエピソード(逃げ込んだ藩邸で切腹)も描かれてる。
文庫でも出ているので、見つけたら読んで味噌。
981 :
無名草子さん:03/06/27 14:43
実際、この人の才能って枯れ果てたとか言ってる人がいるけど
みんなはどう思ってる?
自分はこのままワンパターンな話が続くと見限りそうだけど。
「地下鉄にのって」はいまいちだったな〜
983 :
無名草子さん:03/06/28 02:24
壬生義士伝はなんであんなに高いんだ。テレビ版ね。
買いたいけど買えない。
>>983 お前にウチのビデオを貸してやりたいyo…。
三倍録画で二本立てだけどナー
985 :
無名草子さん:03/06/28 19:03
レンタルないの?
986 :
無名草子さん:03/06/29 01:32
次スレはどうするかね。
ネタがあるんなら、今夜あたりに漏れ立てるでよ。