1 :
無名草子さん:
1Q84とねじまき鳥クロニクルと多崎つくると三作読んでどれも面白かったんだが
面白くないと思う人って何が嫌なんだろう?
2 :
無名草子さん:2013/12/12(木) 19:15:26.40
主人公が田舎臭くてナルシストなとこ
3 :
無名草子さん:2013/12/13(金) 03:57:54.25
短編集しか読んだことないけど面白かった
4 :
無名草子さん:2013/12/13(金) 12:46:08.20
村上春樹 =
ムー大陸 ◆DMnIjpZYd2 = ムー大陸 ◆POG0Nh1MOnGz =
アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 =
N ◆.a7VUr.VD. =
この板の主役◆OZ/B6fTcn6 =
記憶喪失した男◆cnhIMeWufo =
園児 ◆gKCGnbBUZc =
v(・x・)vピース ◆JSPf4VvHXo = v(・x・)vピース ◆1SAVsF.d9.
225 名前:v(・x・)vピース ◆1SAVsF.d9. :2013/04/05(金) 21:40:02.59
クスリがなけりゃ、俺はこんなもんだ。
130 :v(・x・)vピース ◆1SAVsF.d9. :2012/10/19(金) 19:51:38.51
覚せい剤を吸うと元気がみなぎる♪
5 :
無名草子さん:2013/12/13(金) 12:48:29.89
v(・x・)vピース ◆1SAVsF.d9. =村上春樹
は、文学板や哲学板、映画作品板、HIPHOP板に24時間365日常駐している廃人です。
多重債務をして覚醒剤を長期間使用していた事や、窃盗で生計を立てている事を自慢し、2ちゃんねるで誹謗中傷にあけくれています。
現在は覚醒剤を買う金がなくなったため、ニコチン中毒でアルコール中毒になっています。金さえあれば覚醒剤を買いたいと言っています。
自分はもてると勘違いし、常時くだらない下ネタを連発しています。友達も多いと言い張っていますが、2ちゃんねるから離れている時間がありません。
幼女と糞尿が大の好物で、毎日スカトロ自演をしています。
極度の虚言癖で、昨日言った事を覚えていません。
村上春樹からなりすましされていた被害者
鈴木雄介
木村朋史
川俣軍司
布置将臣
村上春樹がなりすましていたトリップ
◆m0yPyqc5MQ
◆JSPf4VvHXo
6 :
無名草子さん:2013/12/13(金) 22:02:20.33
もう見飽きたわそれ
7 :
無名草子さん:2013/12/14(土) 09:48:19.55
春樹が本当にクスリやってるならノーベル賞なんか絶対に来ない
作品じゃなくて人に与えられる賞だから問題のある人間は内部調査でハネられる
いくら良い作品書いてても貰えてない人は大抵このパターン、人間性に問題ありと判断された人たち
8 :
1:2013/12/14(土) 12:12:20.80
>>2 文章力は少なくともすごいと思うんだけれど
9 :
無名草子さん:2013/12/14(土) 12:54:00.82
文章力がすごい?
井上究一郎訳のプルーストとか読んでから言ってくれ
海外で売れている理由が知りたい
批評家の酷評ぶりにも関わらず売れているのは何故なのか
11 :
1:2013/12/14(土) 13:34:39.66
いやあの難解な表現を普通に、どころか面白く読ませてしまうのがすごいと思う。
>>10 今の海外作家と比べても面白いよ
いろんなことができるし拡がりがある作家だよ
13 :
1:2013/12/14(土) 14:25:24.71
嫌いな人はどこが嫌い? さっきも聞いたけど
海外向けに自著を翻訳、電子化して売っているのに、
日本では電子化しては売らない。
日本の読者を馬鹿にしている高慢ちきな野郎だぜ。
>>11 「猫の手を万力でつぶすような邪悪なもの」とかとにかく田舎臭いんだわ
本人は面白いと思ってるんだろうけどね
おもろいやん
小説を書く技術はあると思うけど
心根がいやしいというか
スカしててカッコつけというか
ここまで不愉快にさせる文章を書けるかという
つ鏡
俺 朝、納豆と味噌汁ぶっかけ飯
春樹の小説 朝、パスタを茹でる
俺 昼、吉野家の牛丼
春樹の小説 昼、レタスとベーコンのサンドを作る
俺 夜、とんこつラーメンと焼酎
春樹の小説 夜、ワインを嗜みながらチーズを齧る
なんだ、この差は?
気取ったもんばっか食いやがって!
シャクにさわりやがる!
村上春樹さんの『多崎つくる』、文藝春秋が100万部刷っちゃって40万部返本の大赤字だそうで、その後すぐに、文藝春秋で新作連載って流れも、まあいろいろあるんかなあと思ったり
21 :
無名草子さん:2013/12/15(日) 17:41:43.36
>>1 何となく思いついただけみたいな意味のないことをダラダラ書いてる
感じが嫌い。
風呂敷広げるだけ広げて回収は一切しないし。
それでどう感じるかは読者まかせというのだから呆れる。
自殺した友達多すぎ。それをあたかもステイタスのように語るのも
ムカつく。
海外文学の面白いとこだけ寄せ集めたバラバラな世界観で話の核と言える
ものが何もない。
とにかく大嫌いな作家です。
22 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=21,xxxPT】(1+0:8) :2013/12/15(日) 18:14:57.30 BE:273742122-2BP(1000)
またいるのか、春樹の低能アンチ。
海外文学の面白いところを寄せ集めたっていうんなら、その出典出してみろや。
ありはしねえんだよ、そんな海外文学は。
妄想で批判してんじゃねえよ。
23 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=21,xxxPT】(2+0:8) :2013/12/15(日) 18:46:05.52 BE:1642449683-2BP(1000)
村上春樹がモテてるんならまだしも、春樹の登場人物がモテてるからって嫉妬するやつは
アホだろwwwwwwwwwwwwwww
村上春樹「多崎つくる」大赤字だった!
劇作家、脚本家の大野裕之さんのツウィートより
ono hiroyuki/大野裕之 ?@ono_hiroyuki
村上春樹さんの『多崎つくる』、文藝春秋が100万部刷っちゃって40万部返本の大赤字だそうで、
その後すぐに、文藝春秋で新作連載って流れも、まあいろいろあるんかなあと思ったり
27 :
無名草子さん:2013/12/18(水) 22:24:12.83
>>22 例えば鼻毛の話に関しては本家の「ライ麦〜」の方が
数段上だな
その程度のネタを寄せ集めても小説にはならないよ
29 :
無名草子さん:2013/12/18(水) 23:17:53.31
>>28 もちろんネタの寄せ集めで小説はできない。
だが、シリアスな話に突如出現する鼻毛のインパクトたるや…!
たかが鼻毛と言うなかれ。こういう細部にこそ小説の神は宿るのだ。
それを姑息にパクる村上が俺は…俺は許せないんだよ。
そういうパクリというかオマージュというかまあそんなのは村上に限ったことじゃないだろ
31 :
無名草子さん:2013/12/18(水) 23:32:50.28
>>30 芯となるテーマがあるならオマージュはスパイスになるが、
肝心のテーマがないんだからな…
話変わってないか?まあええか
テーマは探し物をするってやつでしょ
合わなければそれはしゃあないと思うけど
33 :
無名草子さん:2013/12/18(水) 23:41:58.69
どの話のテーマが探し物?
鼻毛はノルウェイの森だが。
34 :
無名草子さん:2013/12/18(水) 23:46:03.22
まあ合わなければしゃあない、そのとおりだな。
どこが嫌いなのかというから答えたまでだ。
だから、
オマージュじゃなくて、
パクリだって!
36 :
無名草子さん:2013/12/19(木) 00:39:04.00
15が言ったみたいな表現を好きだって人が知り合いにいるぞ
あとノルウェイの森なら読める人がいるって聞いたけどあれ本当?
37 :
無名草子さん:2013/12/19(木) 03:20:12.89
■
通名の方々:
NHK・TBS(JNN、ニュースバード、NewsBird)・テレビ朝日(ANN)・日本テレビ(NEWS24、NNN24)・フジテレビ(FNN)
共同通信(Kyodo・47News)・時事通信
新聞(朝日新聞・毎日新聞・読売新聞・産経新聞・日本経済新聞・東京新聞・・・)
ラジオ・出版社
芸能人・作詞家・作曲家・演奏家(ミュージシャン)・指揮者・作家・漫画家(アニメ)・ゲーム・映画監督・歌舞伎・美術、建築系・宇宙飛行士・
勲章を持っている人・文化人、知識人・アナウンサー・記者(ジャーナリスト)・気象予報士・テレビに出てる人・本を出している人・雑誌の表紙・
アダルトビデオ(女優、男優、AV)・性風俗・
スポーツ選手(プロ野球、サッカー、テニス、ゴルフ、バレー、水泳、体操、柔道、相撲、ボクシング、プロレス、・・・)
ヤクザ・暴力団・暴走族・同和
■
38 :
無名草子さん:2013/12/19(木) 03:20:47.38
■
通名の方々:
教師(教員、学校の先生)・大学教授・医師(医者)、看護師・法曹界(弁護士、検察官、裁判官)・内閣総理大臣・閣僚・事務次官、官僚・
地方自治体の長(知事、市長、町長、村長、区長)・地方議員・公務員(国家、地方)・警察・消防・自衛隊・親方日の丸会社・
経団連・経済同友会・日本銀行・公益法人・旧軍人・巣鴨プリズン
焼き肉屋・定食屋・そば屋・うどん屋・お好み焼き屋・寿司屋・ラーメン屋・レストラン(フランス料理、イタリア料理、スペイン料理、和食・・)・
スーパー・コンビニ・デパート・八百屋・肉屋・魚屋・花屋・酒屋・靴屋・服屋・デザイナーズブランド・薬局・寺・喫茶店・パン屋・ケーキ屋・
文房具屋・本屋・自転車屋・眼鏡屋・時計屋・スポーツ品店・楽器屋・床屋・美容室・不動産屋(大家)・消費者金融・映画館・パチンコ屋・カラオケ・
競馬・囲碁・将棋・歌舞伎(古典芸能)・飲食店・性風俗・ホテル・塾・教室(スポーツ、音楽、ピアノ、バレエ、・・・)・予備校・ペットショップ・うなぎ屋・
自動車教習所・印刷屋・専門学校・クリーニング屋・
■
39 :
無名草子さん:2013/12/21(土) 01:34:34.04
ある種の世代のある種の人に向けてのファンタジーだね。
何の取り柄もないのに
自己陶酔スイッチが簡単に入ってしまう人たち用のファンタジーだね。
日本には、そういう人がたくさんいたということだ。だから売れた。
面白いよね。本人が話しているとこ映像で見たけど
とても奇妙だった。
ノルウェイも映画で観たけど、滑稽だった。
本人も作品も、(創作の域を超えた)一種の現実逃避なんだろけど
おもしろい存在だよね。
特異な存在でもある。
ただ、イリオモテヤマネコのように美しくはないよね。
ジャイ子オーソリティーズが老人男女の勃起力検診をしている図
村上春樹「多崎つくる」大赤字だった!
劇作家、脚本家の大野裕之さんのツウィートより
ono hiroyuki/大野裕之 ?@ono_hiroyuki
村上春樹さんの『多崎つくる』、文藝春秋が100万部刷っちゃって40万部返本の大赤字だそうで、
その後すぐに、文藝春秋で新作連載って流れも、まあいろいろあるんかなあと思ったり
42 :
1:2013/12/21(土) 17:51:33.08
このスレを見ている人で春樹好きな人はいるんだろうか
その人たちの話も聞きたい
村上春樹って文学界の三石琴乃だよね。
自分に酔ってるのが見てて痛すぎる。
春樹はまだ笑えるからいいけど。三石の喋りは殺意を覚えるからね。
44 :
1:2013/12/23(月) 00:41:09.02
俺は面白いと春樹作品面白いと思うんだがな
45 :
1:2013/12/23(月) 00:41:40.20
ミスったww
多崎って赤字なん?
まあ、増刷していないようだから刷りすぎちゃったのか。
初版30万部、発売初週で4刷50万部、以降増刷を重ねて105万部なんだけどな
書店ってさ、今、1万店舗ほどに落ちてきてるんだとさ。
ま、でもかりに2万店舗あったとして、
そうすると1店舗あたり50冊は置いてないといけないわけだな。
書店に行くと、村上春樹の本が50冊並んでるわけ。
ってホントかよ?
すまん、書き方が悪かった。
実売数の話ね。
今日、店頭に並んでいるのを見たら、最後に刷ったのが5月で7刷か8刷くらいだったんで。
あんまり伸びていないのかなあと。
実売は95万部だよ
売れてるな
51 :
1:2013/12/25(水) 20:24:48.90
さっき知ったけど今夜11時からEテレで村上春樹の特集やるね。
>>47 だからそれは発行部数だろw
発売してから一週間で100万超えたのに
今月のトーハン発表では発行部数は累計105万部と発表された
つまりその後はほとんど増刷されてないってことだ
54 :
1:2013/12/28(土) 18:31:04.79
それにしたって「40万部返本」は関係者()すぎるけどな
オリコンの推計で98.5万部だったし、
返本含めて今売れ残ってるのはせいぜい10万部くらいなんじゃないの
56 :
1:2013/12/28(土) 20:19:13.54
58 :
1:2013/12/28(土) 21:44:50.91
>>57 よくわかんない 口調を似せてるだけに思える
60 :
無名草子さん:2013/12/28(土) 22:04:23.18
それ上半期やん
村上春樹好きだけど、
あの暴力的なまでに読みやすい文体が
ベタベタに感じられて嫌いになるのはわからなくはない。
>>57は80年代春樹を引きずってないのが良いけど
読みやすさが足りない
読みやすいってだけで嫌うタイプの読書家もいるしね。
まあ好き嫌いはあって当然だろうけど、彼の場合はそれが強みにもなってるからね。
こやつの本をよみはじめるとすぐ眠くなるのは俺様だけか?
お前以外にもアホはたくさんいるから安心しろ
読みやすくするのも大事でしょ。
話の内容が複雑なのと、悪文で読みにくいのでは、意味が全く違う。
難しいことをわかりやすく伝えるのが大切。
村上春樹が自身の小説読みやすくするのは、海外の古典小説を読みあさっていた経験からじゃないのかな?
世界文学全集とかに収められている小説は、全体的に読みづらいのが多い。
訳されたのが古いため、一文が異常に長くなっていたり、指示語や代名詞の使い方が悪かったりと、読み通すのが困難なのばかりだ。
村上春樹の小説中には、コンラッドの名前がしばしば上げられるが、実際にコンラッドの小説を読み終えた人はほとんどいないだろう。
そこで、彼は気づいたのだ、読みやすくするのが一番だとな。
近年の小説は、特に娯楽小説は、読みやすさを最重視している。
編集部や校正などもいるから、読みづらいとか、流れが変だとか、誰の台詞かわからんとか、意味が通じにくい、ってのは少ないはず。
ただ、その中でも村上春樹の小説は群を抜いて読みやすい。
これもある種の筆才や、筆力のなせる技であろう。
読みにくいのは馬鹿が手に取ってくれないからね
しょうがないね
68 :
1:2013/12/29(日) 18:24:37.95
>>66 やっぱ春樹の本の読みやすさすごいよな
すごい文才というか
好奇心から訊くけど
1って普段なに読んでんの?
文学にどっぷり使ってる人ほど、
文法的な正しさを超えて表現の可能性を追求するとか
考えがちなんだけど(それはそれで正しいとしても)、
そういうのを知った上で、60歳を越えた今なお
読みやすい方へ読みやすい方へ進化してるのが凄いと思う
MONKEYで始めた小説論?みたいなので
その辺に触れてくれると嬉しいんだけど
進化ww
デビューしてからずっと同じことしてるだけだろwww
80年代春樹は真似しやすいが今のはそれほど特徴があるわけでもないから真似なんて出来そうにねえや
村上春樹の読みやすさは、平易な文章のせいだけではなく、構造的な読みやすさがある。
人物や物事の登場のさせ方や、不必要な文章や情報の削り方が上手い。
74 :
1:2013/12/29(日) 20:42:35.88
>>69 まだあんまり本読んだことないけど、森見登美彦先生が大好き
春樹は最初に言った三作だけ 今1Q84繋がりで1984年読んでる
>>73 なるほど 結構納得した
>>74 ああそう。まあ、色々読んでみてw
一定の量こなしてからこういうスレ立てた方が良かったかもねw
ここの1は律儀で好感持てるけどな
75みたいなんはモテなそう
78 :
無名草子さん:2013/12/30(月) 00:15:16.35
読みやすい文章で描写もメチャクチャ巧い
幻想的なシーンとかその場にいるように感じてたまらん
連投ご苦労さんハルキストw
論破されると透視
論破したつもりなのかwハルキストの頭ってすげーなw
教祖様の悪口言われると発狂ww
82 :
1:2013/12/30(月) 00:30:59.89
>>75 わかりゃしたw 次は世界の終わりと読む予定なんで
ちなみにおすすめとか教えてもらえると有難い
>>76 どうも///
>>78 わかる 雰囲気とかすごくいい
世界文学全集を片っ端から読んでみたら?
池澤夏樹のはカスだから薦めないが
カスっていうか、ほぼ同時代縛りでほぼ個人の好みだから、
文学全集ってつけちゃう言葉のセンスに疑問を感じるよな
論破されるとレッテル張り発狂
ロンパサレチャッタヨー
ハルキストアタマイイネー
無能アンチはしつこい
サ、サスガハルキスト!
マタロンパサレテシマッタ!!
このバカ論破されすぎ
ナンテハヤイレス!
コレガハルキストクオリティナノカ!!
バカチョン並の発狂
ふう、そろそろ飽きたわ
2chやる暇あったら教祖様の本を毛沢東語録よろしく熟読してろチンカス
逃走どうぞ
バカアンチ、まさかの捨て台詞を吐き涙目逃亡
もう村上春樹についてはアンチとか気にするレベルにないだろ。
保坂和志みたいに、実作で村上の向こうを張れるレベルの作家が
批判的なことを言っているのは読んでておもしろいけど、
太田光みたいな奴が、村上のデビュー作の講評で言われてたようなことを
今ごろ批判のつもりで言っているのは、見てて虚しくなる
半ばタレント本とはいえ出版作も持ってる人間の言うことではない
97 :
無名草子さん:2013/12/30(月) 15:11:42.53
>>1 1984どうだった?
村上が翻訳もしてるサリンジャーや、フィッツジェラルドも面白いよ。
98 :
無名草子さん:2013/12/30(月) 16:38:46.33
他に適当なスレが見当たらなかったからここでいいか分からないけどすまん
たしか村上春樹だったと思うけどタイトルが思い出せないので教えてください
お爺ちゃんが世界の扉を開いたりなめくじ降らせたりする話でした
たしか本筋は別の話だったけど覚えてるのはそこだけです
海辺のカフカ
100 :
98:2013/12/30(月) 16:59:43.55
ありがとう
101 :
1:2013/12/30(月) 18:00:37.78
>>95 そうかもしれない
>>97 1Q84でいいのかな? ねじまき鳥よりもストーリー性っていうかが強かった
それだけに読みやすかった あと二人、三人の主人公で進んでいくのがよかった
つながった時の感動がすごかった
サリンジャーってライ麦畑? 読んでみる
>>98 海辺のカフカ面白い? 学校の図書館に上巻だけ置いてあって読むに読めないw
102 :
無名草子さん:2013/12/30(月) 18:01:13.36
この流れw
これを期にアンチが来なくなれば多少は平和にw
103 :
1:2013/12/30(月) 18:05:00.15
>>102 今いい感じだからねww アンチなら荒らさずにどこが嫌いかちゃんと言うぐらいしてほしい
カフカは評価に困るね。
軽いファンタジーで読んでる最中は面白いし、会話のテンポやリズムは凄くいいし笑える部分もあるし、
登場人物も気に入ってて自分は読み終わったあとに、タナカさんやカフカ少年にまた会うためにもう一度読もうって思えたし。
でも特別オススメしたい本でもない。
読む前からばら撒いた伏線を回収しない春樹パターンの批判は色々聞いてたけど
読後感は本当にポカーン・・・というか、満足感はなかったな。でも又読みたいと思える不思議。
ごめん、ナカタさんだったね。
短編とエッセイに期待
今連載中の短編は読んでる?
「多崎つくる」以上にファンタジー要素が無くて、
このまま行くと短篇集は「回転木馬」の第二弾みたいになりそうだ。
次の長編はノル森以来のリアリズムで書くつもりなのかな
次は六十年代と現在が平行して描かれるクロニクルと予想
109 :
1:2013/12/30(月) 19:10:39.19
「ドライブ・マイ・カー」と「イエスタディ」というタイトルで
文藝春秋の12月号と1月号に載ってるよ
「女のいない男たち」という連載タイトルの模様
111 :
1:2013/12/30(月) 20:13:49.49
またビートルズですな。期待じゃな。
私事ですがたった今、わしは世界の終わりの2回目を読破したです。
ふぉっふぉっふぉ。ただそれだけなのです。すべては風のように通り過ぎて行くです。
113 :
1:2013/12/30(月) 21:06:37.08
>>112 そうかビートルズか そういえば
世界の終わり面白いですか?
両方ともポールの曲ってのが最近の村上春樹って感じにピントが呆けてて神がかってなくてなんともだな。
村上春樹が50年後地球上から消えても世界の終わりだけは100年も200年も残ってるくらいの名作だよ。
海底の岩にはりついたなまこのように、私はひとりぼっちで年をとりつづけるのだ。
↑
この文章で感動できそうなら読むのをお勧めするです
115 :
無名草子さん:2013/12/30(月) 21:30:23.12
そもそもなまこはひとりぼっちなのか?と思わず突っ込んでしまうw
感動はできそうにないが世界の終わりは未読だから読んでみようかな。
基本村上アンチなんだが、好きな作家について語ってる人達のスレはほのぼのしてていいな。
116 :
1:2013/12/30(月) 22:42:32.66
>>114 なんか春樹らしくて妙にわかりやすい(?)ところがいいね
それほど名作なんだな
>>115 好きな本について語るのって楽しいからね
ハルキストハアタマワルイネー
118 :
1:2013/12/30(月) 23:09:58.44
>>117逆にハルキストだから頭がよくないといけない義務はあるのだろうか
119 :
無名草子さん:2013/12/30(月) 23:11:24.39
このアスペまた来たw
頭のいい悪いで思い出したけど、MONKEY掲載のエッセイで
「頭が切れすぎる人は、小説家として長くやっていけない」みたいなことを
書いてたな
大金が入るとアホらしくてやってられなくなるだけの話だろ。
>>120 それ前も対談で言ってたわ
「小説書くなんて非効率的なこと頭が悪くなきゃできない」とかな
本来なら馬鹿には散文なんて書けないんだが、このあたりに村上の限界がみえるわ
作家のインタビューは真に受けるなよ
まあ自分のこと頭いいと思ってるだろうなw
羊の続編書いてほしい
40代〜50代の「僕」で
そういえば「イエスタディ」は久しぶりに「僕」だったな
羊シリーズの「僕」という意味ではないけど
127 :
1:2013/12/31(火) 14:16:24.03
>>120 長くだからどこかでやる気なくすのかな
一人称でも結構キャラ変わるしわかる
128 :
無名草子さん:2014/01/02(木) 04:50:33.19
読みやすくって、もったいぶってて
自称ユーモラスでほのぼのとしているという
おナルな自閉生活の告白本を読むことが
知的だとか頭がいいとか悪いとかになってるのは
どうやら終わったようだね。
出版業界の公称100万部は、実数6割だろうね。
どこかの倉庫に返本山積みだろうね。
あの気色の悪い表紙が本屋から消えたのには感謝!
別に売れるものが正義とは思っていないけど、
「村上春樹は計算づくでやってるから売れるんですよ」みたいなことを
プロの作家やライターが言ってるのを見ると、
嫉妬で人を発狂させるくらいには力のある作品を書いているというのはわかる
自分で再現できないことに、計算だのテクニックだの言っちゃうのは
言葉のプロとして恥ずかしい
もう村上春樹の書くものなんて場末のバーのおっさんの下品なジョークのようなもの以下でしょ
多崎つくるは10冊ぐらい残ってたけど
もう返本したようだな近所の本屋
一番いい場所を長らく占拠させてもらってたのに
なかなか減らなかったからなあ
初動が終われば普通の文芸書くらいしか動かないんだし、
年末需要が終わったあとは店頭在庫はなくなるだろうね
ブックオフとかにも溢れているし、村上春樹の本は文庫化しやすいからね。
出版社側からすれば、もっとセールスを期待したんじゃないのかな?
まあ、文春文庫は他の大手に比べたら小さいから、宣伝とかが不足していたな。
134 :
1:2014/01/03(金) 00:25:09.34
135 :
無名草子さん:2014/01/03(金) 02:57:08.68
最初の1ページを読んで、吐き気を催すのが
至極もっともな反応じゃないかな。
それを力のある作品とかぬかしてる連中には
心から同情するよ。
>>135 悪口言ってるつもりかもしれんけど、口調が感化されてるぞ
かわいそうに
ディスりたいなら、こういう誰にでも言えるようなことを言うんじゃなくて、
作中の面白いセリフとかを茶化したりしてほしい
1ページで吐き気 っていう作家がポピュラーになるわけないじゃん
138 :
無名草子さん:2014/01/03(金) 09:04:54.95
村上春樹の作品は読んだことないがライ麦の彼の訳はいただけなかった
1Q84は続編書かないといけない
>>138 自著の訳者のジェイ・ルービンにも
「あれは違う」的なことを言われてたりするし、
他の新訳ものより新解釈的な面が強いんだよな
141 :
無名草子さん:2014/01/03(金) 12:13:12.91
>>140 そうだったのか
母親が春樹ファンなんだがサリンジャーよりこっちのがいいわ!って絶賛してたからさ
村上春樹の文章ってあんな感じなの?
>>141 いや、全然似てない。あくまで翻訳だし
原文や野崎訳に思い入れがあって、村上訳だと偏見を持って読んだ人には
「こんな村上っぽい文章にしやがって」とか思われるかもしれんけど。
より正確で勉強してるのは村上訳だけどね
村上グルーヴは有名だから叩かれやすい
正確さにこだわりたいなら原文読むしかない
>>142 そうなのかありがとう
とりあえず今度よんでみるよ
おすすめあったら教えてくれ
>>144 普段どんなの読んでるか知らんからおすすめしづらいけど、
短篇集なら「神の子どもたちはみな踊る」、
エッセイ・紀行なら「辺境・近境」がいいんじゃないかな
前者は短篇集でありながらコンセプトが組まれていて、
順番に読むと典型的な長編の流れをなぞるように出来ているのと、
初期と現在の作風と繋ぐ「蜂蜜パイ」が入っているのが良い。
後者は逆に、ユルいのからシリアスなやつまで揃ってて、
それぞれが読みやすい長さなのが良い。
讃岐うどんツアーのあとにノモンハンでの超常体験が来るという
むやみな幅広さ。
146 :
無名草子さん:2014/01/03(金) 20:36:12.85
村上が、感情移入気持ちいい主人公の始まりだな。
巧妙な自己正当化とか自分だけ特別意識をうまく織り込んでしまった。
その結果、何の取り柄もないのに自己陶酔したがる連中の心をとらえた。
それだけのことだよ。
滑稽な『僕のお話』というパターンの始まりなんだろうね。
それまでももちろんあったけど、村上ほどは徹底していなかったと思う。
で、売れたし、気持ちの悪い類似作品も次々と続いた。
どの作品も、村上同様1ページ目から気持ち悪いんだけど
予想に反し、そう思わない感覚の鈍い奴(気持ち悪いファンたち)が、
ゾンビのように増殖して、今でも一部残っている始末さ。
村上かぶれの
半分死んだよう生活を送ってるんだろうけど
こうした現象は、そのうちジョークになると思うけど
もう少し時間がかかるんだろうね。
80年代村上にかぶれきった下手くそな猿マネ口調で、
当の村上をこき下ろすという、俺の超高度なギャグ。
ま、信者にはこの面白さは伝わんないよねーwww
とか思ってそう。
アンチスレの仲間たちと「村上春樹いじり」でも筆写してなよ。
108回くらい。
148 :
無名草子さん:2014/01/03(金) 23:21:12.88
そう、こんな感じ↑の気持ち悪さだ。
どっちもどっちだからよそでやって
村上訳の本では、「心臓を貫かれて」がダントツで面白いと思う
150 :
無名草子さん:2014/01/04(土) 03:09:57.77
もし本当に青山あたりの中古マンション
それもうえから四つ目ぐらいの階のちっぽけな2Kだ。
そこでパスタをゆでながら(カップヌードルと同じ。だれでもできる)
今夜は、村上旧作品に楽しもうなんて思ってる奴が
本当に存在するのなら、、、、
馬鹿丸出しだよな。馬鹿の妄想を痛く刺激する
それが村上作品の大罪だね。
ノルウェイの森読破
神だわ・・・しかも80年代に
>>151 自分は村上春樹が好きではあるけど、
彼の脈絡の無い唐突な性描写が好きではなくて、そういうのが多そうなノルウェイはスルーしてたんだが、
どういったところが神というか素晴らしかったのか教えて欲しい。
>>151 あれは80年代にしか書けなかった作品だと思う。
学生運動の記憶の残滓がまだ生々しく残っていた時期で、
なおかつ社会全体が大量消費社会へとシフトしていった時代の寓話。
80年代のセックスは、田中康夫の『なんとなく〜』でも分かる通り、インフレ気味で同時多発的だった。
政治的に殺伐としていた時代をノスタルジックに懐古しつつ、
平和で繁栄している現実の消費社会を力弱く肯定するという身ぶりが受けたんじゃないかと思う。
ノスタルジーと現実肯定がないまぜになった柔弱な受動性・・・
それがあの当時のマジョリティーが共有していた“時代の気分”だった。
そしてそれは今でも本質的には変わっていない。
154 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(2+0:8) :2014/01/04(土) 13:59:18.44 BE:1231838429-2BP(1000)
ここのハルキアンチはくだらないよ。
なんせ、純文学が好きで好きでたまらないから、春樹が嫌いって人たちだからね。
あんまり一般的な意見じゃないだろう。
純文学としてじゃなくて、春樹を娯楽として読む層とこのスレのアンチは関係ない。
155 :
無名草子さん:2014/01/04(土) 16:43:30.54
>>154 確かに。
ネタとして読むと面白いよね、春樹。
まあ純文学ではないものがノーベル文学賞の候補者に選ばれるんだからな。
肩書きに意味は無いとかかっこつけてもそこらへんは考慮しないと
定義はどうであれ只の天邪鬼としか思えないしな。
>>152 ノルウェイの森はしょっぱなの機内の描写からいきなりやられた
その場の状況をその場の空気感とともに伝えるような表現力は飛び抜けて巧いと思う
今の人気作家は文章が洗練されてて読みやすいんだけどただ台本を読んでるみたいになることが多い
しかし村上春樹にはそれがなく文章を読むだけでも面白い
性描写は他の作家と比べても特にたいしたもんじゃないから大丈夫だよ
20歳前後の青春時代らしいかんじだけど、性行為の最中の「僕」がスカしててむしろエロさが無さすぎるくらいw
ちょっと前に読んだ村上龍、大江健三郎、江戸川乱歩のがド変態すぎて、なぜノルウェイの森がエロとされるのか不思議なほど
10ページくらい立ち読みして合えば読んでみたらいいと思うよ
村上春樹のファンタジーもいいけどリアリズムはさらに面白い
あとは国境の南だけか
さっそく読んでみるべ
こないだのNHKの特番を見てて思ったんだけど、
村上作品で全くのリアリズムなのって、短編を除けば
「ノルウェイの森」だけだよね?
「多崎つくる」は久しぶりにほぼリアリズムだったけど、
他の作品は多かれ少なかれ主人公が超常体験に遭っているはず。
その前提で「アジアでは森高羊低」とか言ってるのを聞くと、
「アジアではノルウェイの森しか人気無い」みたいにきこえる。
比較的ダークで暴力的だけど売れた「ねじまき鳥」とか「1Q84」が、
「ノルウェイの森」以外のリアリズムくくりなんだろうか。
もっと毀誉褒貶してた「1Q84」の受容のされ方とかに突っ込んで欲しかった。
160 :
無名草子さん:2014/01/05(日) 00:43:12.05
まずCAに気分悪いのかと聞かれて
ああいう答え方はだれもしない。
それを堂々としちゃうので、みんな驚いた。
で、勘違い系が知性とか洗練とか言い出した。
国境の南も同じ。つくる君も同じ
みんな言っていることが、とても奇妙だ!
それにみんな気づき始めたんじゃないの?いい加減に。
>ノスタルジーと現実肯定がないまぜになった柔弱な受動性
?????現実の反対側の現実逃避じゃないの?
奇妙な台詞と主人公の気取りと体裁が
現実逃避傾向の強い人の自己正当化につながったんだよ。
どうやら作者も読者も
そもそも現実が嫌いなんだし認めたくもないんだから
まあ現実逃避したければすればいいけど
間違っても、仕事に追われてるCAの邪魔はしないように。
161 :
無名草子さん:2014/01/05(日) 00:48:00.51
>まずCAに気分悪いのかと聞かれて
>ああいう答え方はだれもしない。
もはや難癖レベルw
162 :
無名草子さん:2014/01/05(日) 01:08:29.91
じゃあお前の反論はご立派になるのか?w
小説も映画もドラマも漫画も見れないわなw
ドキュメンタリーだけ見てろと。
164 :
無名草子さん:2014/01/05(日) 01:32:33.90
ああ、小説も漫画も見ているレベルの人なんだね。
リアリティのレベルについて考えたこともないでしょ
それらしさがあざとければあざといほどウンザリするというのも
わかんないんでしょう。
165 :
無名草子さん:2014/01/05(日) 01:35:36.30
自分だけの世界を作って自分だけのルールを持って、、、
そりゃ構わないよ。ある程度はね。
我の強い人や現実逃避的な人にはありがちだよね。
ただ、関係性はどうなるんだ?他者からの影響は?
外の世界に違和感があろうが不調和があろうが
関係性と向き合うのが社会に生きる人間の宿命だからね。
生きていく場所がないのではなく、生きていく場所を拒否してるんだよ
同時に他者との関係性も拒否している。
結局は、村上主人公は、だれとも交わることができない。
めんどくさければ、行方不明にしたり、殺しちゃうしね。
気取りとかおしゃれだけではない。自己陶酔というごまかしだ。
あの作品に共感している気になっている人は
厳密には、現実では無力な自己愛に共感しているだけじゃないの?
現実と小説を混同しだすと末期ですな
167 :
無名草子さん:2014/01/05(日) 01:47:56.07
混同してないよ。
村上ファンの透けて見える現実感を
笑っているだけだよ。
村上春樹は、会社とか村のような中間共同体と個人の関係を書かなくて、
基本的に一対一の人間関係で物語を書き進めていくので、
いわゆる「世間」とか「社会人」的な共感や軋轢の物語を求める人には
全然ウケない…みたいなことを言ってたのは誰だっけ
頭が固すぎて作品評価に向いてない
170 :
無名草子さん:2014/01/05(日) 01:57:14.25
村上の作品は小説でさえないよ。
小説を読みすぎた人間の妄想エッセイだよ。
だから売れたんだろうね。読みやすいし
主人公以外の存在の希薄さといったとんでもないね。
一対一ではないよ。永遠の一対ゼロなんだよ。
まあ、頭が柔らかでない人には、永遠にわからないだろうけどね。w
「こういう会話はありえない(キリッ」
こういう視野の狭さだと仕込み演出なしのドキュメンタリーしか見れないわなw
ゴッドファーザーもバックトゥザフューチャーも両方おもしろいのに。
172 :
無名草子さん:2014/01/05(日) 02:06:33.85
このアンチ嫌いなはずなのに毎日粘着してるな
173 :
無名草子さん:2014/01/05(日) 02:08:05.24
ゴッドファーザーとバックトゥザフューチャーの違いが
わからないんだろうね。
面白いでくくってるけど、その発想が面白いわ。
しかも演出なしのドキュメンタリーが存在すると思っているようだ。
視野が狭いの意味さえわかっていない。
まあこの季節には、おめでたい人がいてもいいけどね。w
ただ1つ言えることはこのアンチのセンスのなさは異常
175 :
無名草子さん:2014/01/05(日) 02:15:03.17
1 :無名草子さん:2013/12/11(水) 22:58:37.45 1Q84とねじまき鳥クロニクルと多崎つくると三作読んでどれも面白かったんだが
面白くないと思う人って何が嫌なんだろう?
これに答えているだけだよ。
ハルキストって、なんで村上作品について語れないのかわかるかい?
自己陶酔ってやつは、絶対に言葉にできないからさ。www
ドキュメンタリーとかノンフィクションって、
必要以上に単純化したストーリーを押し付けてくるところがあるから
気をつけないとな
177 :
無名草子さん:2014/01/05(日) 02:16:59.80
ほら、なにかというとセンスとか知性とか言うけど
きちんとした言葉で反論したとこ見たことないぜ。w
>>175はクッサい自己陶酔を言葉に出来てるよ。
すごいじゃん。天才なの?
アンチで延々粘着してるならすでにファンよ
ただアスペ入ってるだけで
180 :
無名草子さん:2014/01/05(日) 02:22:37.17
単純化したストーリーは、むしろ村上作品の特徴だ。
いつも同じようなキャラ同じような展開同じような文体同じような結末だ。
で、たったひとつしか存在しない現実逃避型自己陶酔パターンが
手を変え品を変え登場する。それを、ファンは毎回楽しみにしているんだろ。
滑稽だよね。
181 :
無名草子さん:2014/01/05(日) 02:23:00.64
このスレとこのアンチちゃん、なんJに晒されてるぞw
182 :
無名草子さん:2014/01/05(日) 02:24:03.45
きちんとした言葉で反論したとこ見たことないぜ。
なんで????????
183 :
無名草子さん:2014/01/05(日) 02:28:30.74
あはは、知性とかセンスって、結局はそこなんだね。
184 :
無名草子さん:2014/01/05(日) 02:29:01.06
このアスペセンス0
185 :
無名草子さん:2014/01/05(日) 02:32:43.77
世界の終わり〜が全作家の全作品の中で1番好き
天才杉
186 :
無名草子さん:2014/01/05(日) 02:40:55.69
きちんとした言葉で作品語ってるとこ見たことないぜ。
なんで????????
187 :
無名草子さん:2014/01/05(日) 02:48:58.02
>>157 >今の人気作家は文章が洗練されてて読みやすいんだけどただ台本を読んでるみたいになることが多い
東野圭吾のことかぁ!!!!!!!!!!!!!!
>ちょっと前に読んだ村上龍、大江健三郎、江戸川乱歩のがド変態すぎて、なぜノルウェイの森がエロとされるのか不思議なほど
ノルウェイの性描写はある一定の考えを持ったマンコにとっては受け付けないやろね
>>185 「世界の終わり〜」は純粋というか、余計なものがない感じが好き
海辺のカフカ、1Q84のとっちらかってる感じも好きだけど、
ああなってくると、逆にとっちらかり方が足りない気がする
189 :
無名草子さん:2014/01/05(日) 02:55:45.83
面白いよね。知性とかセンスとかアスペとしか言えないなんて。
そんな人たちが絶賛する?村上文学の本質って怖いよね。
あはは、本当に怖い
もしかして、ファンてのは、品性はお下劣な人たちばかりなのかな?w
190 :
無名草子さん:2014/01/05(日) 03:00:11.48
○○が一番好き????
○○のなんとかの感じが好き????
○○のとっちらかり方が足りない気がする????
やっぱ、それだけだよね。いつも。おかしくないかい?
まあ、それだけしか言えないのなら、しかたないけどね。
191 :
無名草子さん:2014/01/05(日) 03:00:54.69
>>188 海辺のカフカは若い佐伯さんが部屋に入ってくるシーンが幻想的で神がかってたなあ
ありゃ天才の仕事やで
192 :
無名草子さん:2014/01/05(日) 03:04:38.84
あはは、よかったね。
この半角まだ居座ってるのか
ノルウェイの森とダンス・ダンス・ダンスが至高。
>>159 ねじまき鳥と1Q84はリアリズムじゃないね
リアリズムは風の歌を聞け、ノルウェイの森、国境の南だけかと
国境の南はリアリズムに入るのか。
なんか島本さんを幽霊とみなし過ぎながら読んでたのかな。
しかし国境の南こそ日本でも人気無いイメージあるし、
やっぱりあの番組のまとめ方は納得できん
とりあえずこれだけ世界中で読まれてる作家さんなんだから
アンチする場合は相応の説得力がないと響いてこないな。
というか春樹本人を叩くというより次第にハルキストへと照準が移り変わっていってるあたり
サッカーや五輪でいう「にわか」が嫌いなだけなんじゃないかと。
でも小説は娯楽だからにわかだろうが本質を知っていようが楽しめた物勝ちなんだけどね。
頭の悪い人とか感受性の疎い人が
相応に経験を積んでまた読み返したときに新たな面白さに気づく。
それも読書の面白さだもの。
198 :
無名草子さん:2014/01/05(日) 10:25:50.05
あはは、よかったね。
例によって、きちんと語らないまま勝手にまとめてる。
薄っぺらなTV番組のエンディング・ナレーションみたいだ。
いや、もっと性質悪いお人柄かもね。
負け惜しみ乙^^
何にでも言えることだけど、
粘着アンチって作品の持つ力の逆説的な証明にしかならないんだよな。
小説全般に言えることとして、
常識というか、日常的な言語空間の力学から逸脱したものを
書きながら、読者をそこに没入させるという職能によって、
新たな価値を提供するという面がある。
それを真面目に追求すると、独特の話法を持った、
「ついてこれる奴だけついて来い」的な作品に
なりがちなんだけど(もちろん、それはそれで素晴らしい)、
村上は逆を張って、偏執的なまでにリーダビリティを追求していて、
その技術の高さで、
あくまで結果的に人気を獲得している作家だと言える。
帰結として大量のミスマッチが起こる。
村上作品の小説世界が不要な人にもすいすい読めてしまうし、
そういう人には読み終わってから「詐欺にあったみたいだな」式の
感想を持たれることになる。読んじゃったけど、なんじゃこりゃと。
で、その一部が粘着アンチになる。それはそれで術中。
201 :
1:2014/01/05(日) 12:46:22.26
ちょっと見てない間になんかのびてたw
実は俺はまだ学生で人生経験とかが足らないから何とも言えないけれども
少なくとも世界で読まれてるから実力はあるはず
となるとやっぱり受け手の読む人の感性(?)みたいなものでだいぶ印象も
変わってくるんだな 読む人が求めているものもそれぞれ違うし
俺はまだ読書量が少ないから逆にすんなり読めたけど、色々読んでる
人のほうが自分なりの感性が出来てるから読みずらいのかもね
以上幼稚な考察でしたw
202 :
無名草子さん:2014/01/05(日) 13:29:00.96
>>165 物語はそういう問題を抱えたところから始まっている。
不完全でどこか歪みを持った主人公が自己の深層をだとり
過去にあったことやその時の自分を受け入れることで世界や自分自身と和解し
心の調和をはかろうとしている。
デビュー作からそう言っている。
この粘着アンチはずっと同じことしか書かないし平気で嘘つくんだよなあ
204 :
無名草子さん:2014/01/05(日) 14:35:28.80
ネタばれありで失礼。
確かに文章は読みやすいし、読者を惹きつける伏線の張り方は上手いよな。
海辺のカフカなんか、子供達の集団失神事件がどこに繋がるのかと、それを楽しみに気持ち悪い猫殺しや近親相姦も我慢して読んだのに、結局何も関係ないし真相もわからずじまい。
そりゃないぜ!
ハルキストはそういうの気にならないのか?
春樹はピカソを目指してるんだよ。
ちゃんとした絵も描けるけど敢えてSFとかシュールレアリスムを描いてる
みたいな。
だけどちゃんとした小説は春樹には実はムリって
みんな知ってる
カフカを読んだのは3年くらい前でかなりうろ覚えだけど子供達の集団失神事件の被害者が子供時代のナカタさんだったような
それで石の封印がとけたら行ける兵隊2人が門番の村に行って記憶だか知能だかを置いてきてしまったと
当時はなんの不自然さもなく読んでた記憶があるけどなんかおかしなところあったっけ?
一応つながりが示唆されるけど薄いとか、
謎が謎のまま書かれるのって、ごくごく普通のことなんだけど、
何故か村上春樹を攻撃する文句の定番になってるよね。
「変身」を読んだあとに、
「ザムザが虫になった理由がわからなかったから駄作」
とか思うのかな?
まさかこのアンチは読解力の無さで内容を理解しきれてないだけ……なのか?w
209 :
無名草子さん:2014/01/05(日) 18:45:56.94
204だけど。
じゃあ208は海辺のカフカを理解できてるってことだよな?
結局春樹はこの話で何がいいたかったのか教えてくれよ。
村上春樹は取り巻きが持ち上げてるだけ
持ち上げることで懐が潤う連中がいる構図
なんかの宗教みたいで気持ち悪い
ノーベル文学賞発表日に居酒屋に村上作品をもって熱く語る俺かっこいい!
駄作ばっかりで、TVに出ないことに神秘性を感じている人がいるのかもしれないけどw
お金を出して読む作品が無い
もっといい文章を書く人はごまんといる
>>209 「作者は何が言いたいか」みたいな答えがほしいなら、
問題集でも買って解いてるほうが楽しいよ。
おすすめ。
>>210 まぁ村上しか読まないような奴が過剰に持ち上げてるのは良くないよな。
間違いなく現役作家でトップランナーの一人だとは思うけど、
読みやすすぎて他の作家に手を伸ばしにくくなるのが難点ではある。
212 :
無名草子さん:2014/01/05(日) 20:08:30.14
>>211 はぐらかさないで分からないなら分からないって言えよw
213 :
無名草子さん:2014/01/05(日) 20:44:53.46
>>210 その“想像力”で作品を楽しめばいいんだよ。
>>204は別にアンチじゃないと思うけど、
「子供達の集団失神事件がどこに繋がるのかと、」みたいな見落としはもったいないとは思う
先生に叩かれてその日から意識を失った生徒=ナカタを理解できてないのはキツイ
215 :
無名草子さん:2014/01/05(日) 21:24:22.79
若いころに一度あっちの世界に行っちゃったのはナカタ、佐伯、親父でいいんだべ?
入り口で引き返したのが大島の兄貴と。
>>205 村上春樹はアーヴィング好きなのに、作品自体はアーヴィングの嫌いなポストモダン的なところがあるよね
しかもなのにアーヴィングは村上春樹好きという
もうわからんねぇなこれ
>>210 これはかなり的を射た、真に迫った書き込みで
なかなか反論はできないな
219 :
無名草子さん:2014/01/05(日) 22:19:08.51
デタッチメントとコミットメントって正反対の概念だと思うのですが、今はコミットメントの作品を書いている。
デタッチメントを否定する訳ではないですよね?
>>216 物語駆動な書き方するところがいいのかな?
どういうところが刺さってるのか気になる。
村上自身がなんかのインタビューで、
自作の登場人物が何らかのオブセッションを抱えているという指摘に対して、
アーヴィングが体の一部を欠損した人を書くのと本質的には同じだと思うと
答えていた。
221 :
無名草子さん:2014/01/06(月) 00:23:43.15
>>214 204だけど。
いや、集団失神事件の少年=ナカタさんは理解してるよ。
疑問なのは集団失神事件の原因だよ。どうしてそんな事件が起きたのかってこと。
そしてナカタ少年の意識だけが数週間戻らなったのも何故なのか。
入口の石?のための生贄に選ばれたとか?
読解力あるやつ教えてくれ。
222 :
無名草子さん:2014/01/06(月) 01:36:32.31
集団失神や集団ヒステリーは現実の世界でも起きていることは知ってるよな。
これらの原因やメカニズムは科学的に解明されていない。
それらはおそらく精神的なもので、人間は他人と同調するかららしい。
得体の知れないものを説明するには、仮説を立てるしかないじゃない。
だから村上春樹は心や意志や精神の構造だとか、眼に見えないものを
物語という仮説を用いて語ろうとしているんじゃないのかな。
それと、お椀山とトイレット・ボウルの関連性に気付けば
何となく分かるだろう。
>>210 >>217 そもそも
>>210の文章が直接村上春樹自身を叩く要素に欠けてる上に、
ハルキストへの口撃はするものの春樹自身に至っては
短絡的に駄作と言ったりもっといい文章書く奴はごまんといると
当人が(それこそごまんといるであろう)思い当たる比較対象も述べずに終結してるあたり、
にわかハルキストと同じ脳内でしかないことが露呈されたも同然だな。
アンチはこんなのばっかなのか。
224 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:8) :2014/01/06(月) 07:03:46.08 BE:821225434-2BP(1000)
そもそも、春樹の読者をハルキストだけだと思わない方がいい。
おれはハルキストじゃないけど、なんだかんだで春樹は十冊くらい読んでる。かなり多い方だ。
しかも、感想としては、読んでよかったというものだ。
225 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(2+0:8) :2014/01/06(月) 07:12:56.04 BE:1368708454-2BP(1000)
>>27 >>29 春樹とサリンジャーの話で鼻毛の話をしているのはおまえくらいなものだ。
>>165 >我の強い人や現実逃避的な人にはありがちだよね。
ただの妄想。春樹の小説に関係性がないなんて全然思わないわ。
>>170 >まあ、頭が柔らかでない人には、永遠にわからないだろうけどね。w
自分は頭が柔らかいと主張している自己陶酔アンチ。
226 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(3+0:8) :2014/01/06(月) 07:21:17.93 BE:5543267999-2BP(1000)
>>135 一ページで必ず吐き気をもよおすんなら、逆に天才だわ。
ケッチャムを超えてるなwwwwwwwwww
227 :
無名草子さん:2014/01/06(月) 08:20:08.66
作品批判だけすればいいのに。
会ったこともない不特定多数の読者の人格攻撃だなんて不毛すぎる。
それにその想像力には優しさが欠けているよ。
228 :
無名草子さん:2014/01/06(月) 08:29:17.35
229 :
無名草子さん:2014/01/06(月) 09:58:52.73
>>219 『色彩を持たない多崎つくると〜』は読んだ?
デタッチメント、コミットメントに注目すると何か分かるかもよ。
>>229 >デタッチメント、コミットメントに注目すると何か分かるかもよ。
デタッチメント?コミットメント?どういう意味?
国境の南読んだ
ノルウェイの森ほどの歴史的名作感はなかったけどやっぱすごいし面白い
イズミとの再会シーンは戦慄が走るほどの手腕
PKディックみたいなSF感がある。
初期の頃はディックに言及していたような。
>ノルウェイの森ほどの歴史的名作感はなかったけどやっぱすごいし面白い
>イズミとの再会シーンは戦慄が走るほどの手腕
荒らしとかじゃなくて一度精神科に行った方がいいよ
なんていうのだか忘れたけど人格障害系かもしれないから
つ鏡
歴代ベスト作家は村上春樹だけど2番は英訳版ガルシア・マルケス
スペイン語を読めないからマルケス本人の文章力がどの程度なのかは知らんが日本訳がイマイチに感じるのはある
本人の文章を忠実に再現してるならしょうがないけど意訳してるなら別の訳で読んでみたい
意訳というか、訳しながら読みやすく整理してしまうことはあっても、
その逆は無いんじゃないかなぁ。
239 :
1:2014/01/07(火) 16:08:09.06
>>236 237
訳してるのって原作とちゃんと同じように読めてるのか不安になる
はやく百年の孤独を文庫化せーや。
スペイン語は知らんが、英語版と比較すると変な感じはする。>>ボルヘス
Letterを文字では無く手紙と訳すあたり、結構やばい誤訳ありそう。
242 :
無名草子さん:2014/01/07(火) 20:33:20.08
>>221 「入り口の石」と「中田さんの口から出てきた白い意志のようなもの」は
何かを示唆していると考えたりはしないのかな?
星野青年がナカタさんと出会い、ロードスターに乗った大島さんがカフカ少年と出会う
頭を柔らかくして読めば少しずつ見えてくるものがあるよ。
243 :
無名草子さん:2014/01/07(火) 20:54:52.68
ジョニーウォーカー
↓
スコッチ
↓
酒
↓
スピリッツ
↓
霊魂? とかね。
村上春樹って、ジョークというか謎かけみたいなのを始終考えてる
ファンキーなおっさんというイメージがちょっとある。
謎解きで読者の興味を引く手法がダメだ、邪道だって人もいるけど、
本人は計算でやってるんじゃなく、単に好きでつい入れちゃってる。
で、奥さんが気づいてくれたら嬉しいみたいな。
245 :
無名草子さん:2014/01/07(火) 21:38:49.70
>>221 それと、「事実」と「真実」は同じものだと思う?
はるきすと気持ち悪い
はるきすと(笑)気持ち悪い
248 :
無名草子さん:2014/01/07(火) 23:31:18.05
一冊の本をめぐって
ある人は面白いと言い、またある人は面白くないと言う。
真実はどこにある?
249 :
無名草子さん:2014/01/07(火) 23:55:56.71
>>248 それは別に普通のことじゃない?
映画見てても自分は面白かったと思ってても酷評されてることもあればその逆もあるし。
人それぞれってことで。
経験次第で好きになったり色褪せたりするしなあ
>>209 >結局春樹はこの話で何がいいたかったのか教えてくれよ
タフになれってこと。
旅行を楽しむとき、最初から確固たる目的、何かの答えを求めそれを堪能してくるケースもあれば、
当ても無く「現実からちょっと抜け出したい」「あそこは楽しそうだ」とふらふらでかけて帰ってくることもある。
彼の小説は概ね後者なんだろうな。
そこで初めてというわけじゃないが、ダヴィンチコードが流行ったときみたいに
受けて側が探りに探りを入れて半ばこじつけ的な謎の解明みたいな遊びに興じてるところもあるか。
羊男の部屋とかねじまき鳥のホテルみたいな超現実世界も村上春樹の中では完璧に意味があるんだろうけど
もうちょっとヒントほしいわ
形而上的なものを具象化してる世界はすごく楽しいけどもう少しわかりやすいヒントをw
一般的にホテルは日常的に利用しないよね。
「作者がこういうつもりで書いた」ということより、
「読者がこう読んだ」という事のほうが小説にとって重要ということを、
「考える人」のロングインタビューか何かで言ってたけど、
どんな読者にとっても当てはまることではないよな。
「読者がこう読んだ」より「作者の意図」がもっとも大事だわな
ギャッツビーのあとがきで
この人は作者の意図も時代によって移り変わる読み手のことも、
双方のことを考えながら動いてんだなとは読み取れた。
ただそういう当人の作品は何を考えてるのか
部分部分を紐解くことはできても全体としてどうか?といわれたら
どうなのか言葉に詰まるものが多いけどな。
どの小説でも言えるが、受け取った人間がどう思うかってのが重要。
作者が右と書いても、読者が左と受け取ったら、それが全てになる。
>>256 そんなことはない。
「作者の意図」が存在するなら、それを書けばいいんであって、
わざわざ小説にする必要はない。
小説にすることでしか考えたり表現できないものは、
「この作者の意図は…」みたいに短くまとめられるものではない。
260 :
無名草子さん:2014/01/08(水) 18:39:31.33
>>259 自分は作者の意図のが大事だわ
レベルが高い作品であればあるほど
村上春樹の超現実な世界は作者の意図のほうが知りたい
一般人のどんな考察より作者の意図こそすべて
だいたい一般人の考察はトンデモ入るしw
海辺のカフカの牧歌的な村なら、これは何の空間なのか?とか
過去にここに来た登場人物はここで何があってああなったんだろう?とかよくわからないから作者の本意を聞いてみたい
「作者の意図」が意味するものに
ズレがあるように見えるけど
作者の意図ってのは一般読者の主観で決まってしまうからなぁ。
>>261 佐伯さんの場合だっったら、恋人を失う前と後での彼女に起きた変化のことだろう?
それは彼女の内側で起こったことで、それを何とか表現しようとしているんでしょ。
その場所は誰も見たことないんだから象徴的にならざるを得ない。
265 :
無名草子さん:2014/01/08(水) 23:31:18.56
>>263 自分の主観はどうあれ、「作者の言いたいこと」(意図)を読み解けるようになるために、国語という科目があるわけだよな?
正しく読むことと、どう感じたかということは別問題だと思うけどな。
でも村上春樹って読者それぞれ自由に解釈させるために、
あえてどうとでもとれる表現で書いてる部分があるとか言ってなかったかな。
かれこれこういうことを彼は言いたかったのだ
って締めるような古典の解説なんかでも
時代によって研究者によって作者の意図はブレるし。
本音なんてそれこそ本人がキッチリぶっちゃけてくれないと
受け手側によって得られる正解ってのは無い気がするんだよな。
267 :
無名草子さん:2014/01/09(木) 00:13:08.18
>>266 そうか?
トルストイの「戦争と平和」なんか、侵略戦争しかけてきたナポレオンは愚の骨頂、
逃げるが勝ちしたロシア万歳ってなことで何のブレもないけどな。
国語で習う読み解き方は、
教科書編集者が先行研究に基づいて作成した
「なるべく一般的に受け入れやすい解釈」なんであって、
執筆時の作者の意図を直接反映したようなものでもないんだけどな。
>>267 そこまで圧縮するなら、どの作品も「喪失と再生」とかに
なっちゃうんじゃないの
269 :
無名草子さん:2014/01/09(木) 00:42:31.77
>>268 作者が確固たる意図を持って書いた物も「一般の解釈」で片付けられてしまうということか。
何だかなあ。
>どの作品も「喪失と再生」とかに なっちゃうんじゃないの
春樹の作品で確実にテーマと言えるのはそれくらいってことか?
>>267 そのまとめかたが乱暴すぎるんじゃないかってことでしょ。
時代の移り変わりによっても、人間一人一人によっても
一つの著書で作者の意図なんてものの解釈は変わってくるものが多いってことだ。
それこそ著者本人がハッキリ丁寧に言及しない限りね。
271 :
無名草子さん:2014/01/09(木) 01:06:46.12
>>270 時代の移り変わりによって読者の感じ方は変わっても、「その時代」「その時」に作者が書きたかったことは変わらんだろう?
その時代特有の考え方や偏見もあるかもしれないが、それをふまえて真意を読み解かなきゃならんだろう。
272 :
無名草子さん:2014/01/09(木) 01:10:12.56
春樹はどう解釈するかは読者に委ねるってタイプの作家なんだろうから、特に意図なんかはないのかもな。
世界観を楽しめばいいのかもな。
>>271 だからその代わらない作者の意図っていうのが
当人から口に出さない限り分からないから、
結局時代の移り変わり、人それぞれの研究結果による
個人の解釈が代弁となって表層に現れてるんだと言っているのだろう!
もちろんどんな作家にも「作者の意図」はあるよ
ただ読者の数だけ解釈が変わるだけで
確固たる意図はないんじゃないかと思う、夢をそのまま書いてるようなものらしいし。
無意識的な意図とかは隠れていると思うけど。
とりあえず、主人公が別世界に行って、少し強くなって帰ってくるっていうとこだけ読めていればいいと思うよ。
後は何も考えずに文体と文章を楽しむもんだ。
作者の意図はあるだろ
当然作者は「自分の意図」が万人に伝わるとは思ってないだろうけど
ノルウェイの森について「リアリズムで一作書く必要があった」とか、
1Q84について「ボーイ・ミーツ・ガールで48章立て」というような、
執筆にあたって、その作品を形作るための技術的な意図はあるし、
そういうのはある程度本人が説明してもいる。
ただ小説に書かれていることについて言えば、
書くことの取捨選択の総体そのものが作者の意図なんであって、
その一部分を取り出して「このシーンでこう感じさせる」とか
「読み終わった後こういう考えを持たせる」みたいな意味での意図は
厳密に言えばないんじゃないの。
小説を教育や感情操作のツールとして書いてないというか。
278 :
無名草子さん:2014/01/09(木) 10:11:55.91
むしろ逆に作家の意図のない文学ってなんなんだとw
たとえば音楽はモチーフはあるけど作者のやりたいことは曲全体
そんなことだと思う
小説は意図の塊だわな
創作に第三者が入る余地が少ないだけに他のジャンルよりまんま作者の意図が入ると思う
「作者の意図」が意味するものをもうちょっと整理しないと、
議論になってないよね
解答というか、「こう読むのが正解」みたいなものが隠されていて、
小説とは別に言葉で説明出来るものとして存在する、と思って読むのは不毛だよ
それは物語の役割ではない
282 :
無名草子さん:2014/01/09(木) 13:43:33.86
>>282 物語の中で起こっている問題を一旦そのまま受け入れて、
読者自身の抱えている問題やジレンマに置き換えて考えることで、
論理的な言葉では表現できない精神的伝達をする媒介
>>283 それはそれで正しいのかもしれんけど、一面的すぎるんじゃね
「ここにこう書いてあるのは、こういうことを言いたいからで…」みたいな
楽しみ方をする読者がいてもいいし、むしろそっちが普通。
谷崎の同級生は自分は格言的な箇所に線を引きつつ読んだが谷崎はそこよりも全体の構成を注意して読んでてかなわないと思ったそうな
つまり読み方は自由というわけだ
作家が己の意図を込めるから小説はおもしろい
てか己の意図を込めない小説を書く方が難しいしわざわざ込めない意味がない
興味ない食レポの仕事とかなら書き手が己の意思を最小限まで込めずにいけるかもしれない
その意図の使い方はよくわからん
村上春樹なんて意図の塊だよね
村上は「書いてるうちにこうなった」部分が多いタイプだと思うけど、
意思とか思想とか態度みたいなものはもちろん入ってるわな
「ここはこれが答えなんだけど、わざと隠しておこう」という
作為のことを「意図」と呼ぶのなら、それは無いんじゃないか
よくわからないけど、なんかわかる感じ。言葉にできないモヤモヤ感。消化不良。
『人間と象徴』に出会い俺はこの感覚を消化することができた。
村上作品が好きな人は読んでおいて損はないと思う。
村上春樹は感覚的な小説は書きたくないんだよ。
実体験と経験に裏打ちされた直截的で肉感的なものをあらわしたいんだよ。
モヤモヤ感が残ってみんなであーでもないこーでもないと推論するのは村上春樹の狙いとして成功してるんだよ。
なぜなら現実の不可思議な現象には答えなんか誰も出せない。
ただ推論するしかない。
あーでもないこーでもないと。
その不可思議な経験の雰囲気とか匂いとか空気感とか、そういうものを書きたいんだと思う。
>>293の説明がうまいと思う。
著者の言ってることが正解というわけではないけど、
参考までに引用コピペ。
謎解きとして読まれることについて
(「村上春樹ロング・インタビュー」からの抜粋)
「考える人」No.33, pp. 46,47, 新潮社 (2010)
聞き手:松家仁之
――村上さんの小説は、きょうの僕の質問にもそう
いうところがなきにしもあらずだったかもしれませ
んが、謎解きのようにして読まれることがとても多
いですね。あの名前はじつはこういう意味であると
か、あの年号にはこういう意図があるとか、じつは
隠されているがこういうつながりがあるとか、「じ
つは」という言いかたが村上さんのまわりには氾濫
している。それは作品の力をあらわすものでもある
と思いますが、謎解きの対象として読まれることに
ついてはどう思われますか。
村上 僕の小説を読み解こうとして、そこに謎なり
質問があるとしたら、その謎なり質問なりを、別の
謎なり別の質問にパラフレーズすることが、いちば
ん正確な読み取り方ではないかと思います。読者が
それぞれ自分なりに、謎を違うかたちに置き換えて
いくこと。でも簡単なことではないですね。
――おっしゃることは何となくわかる気もするので
すけれど、もうちょっと説明してくださいませんか。
村上 説明するのはずいぶんむずかしいなあ。謎が
あるから解答がある、質問があるから答えがあると
いうものではない、ということです。これが謎です、
これが答えです。これが質問です、これが解答です。
それをやってしまうと、物語ではなく、ステートメ
ントになってしまいます。そんなの原稿用紙三枚く
らいで終わってしまう。それができないから、三年
ほどかけて、骨身を削って長い小説を書いているわ
けです。だからほんとに頭のいい人は、小説なんて
書きません。こんな効率の悪いことは、とてもやっ
ていられないから。
小説というのは、もともとが置き換え作業なので
す。心的イメージを、物語のかたちに置き換えてい
く。その置き換えは、ある場合には謎めいています。
繋がり具合がよくわからないところもあります。し
かしもしその物語が読者の腹にこたえるなら、それ
はちゃんとどこかで繋がっているということです。
そういう「よくわからんけど機能している」ブラッ
クボックスが、つまりは小説的な謎ということにな
ります。そしてそのブラックボックスこそが、小説
のライフラインなんです。読者はある程度そのブラ
ックボックスを、よくわからないなりに、自分の身
のうちに抱え込まなくてはなりません。そしてでき
ることなら、そのよくわからない性を、自分なりの
「よくわからない性」にモディファイしなくてはな
らない。もし真剣に自律的に読書をしようと思えば、
ということですが。
――自分にとって切実な謎に置き換える。
村上 そうです。そこに生じた質問を、自分にとっ
てより身近な、切実な質問に置き換えること。その
落差のなかにおそらくは解答が潜んでいるんです。
でもそういうことができる人は、限られているでし
ょう。かなりの胆力が必要とされる作業だから。だ
から僕はだいたいにおいて、僕なりに、読者のため
のパラフレーズをしていきます。それでも足りない
場合には、さらにまたそれをパラフレーズする。つ
まり小説を書きながら、置き換え、置き換え、置き
換えの落差を示していく。等比数列じゃないけれど、
落差と落差の間に、また置き換えがあるわけです。
箱の中の箱みたいで、すごくややこしい話なんだけ
ど。
改行多くてエラー出してしまった。続き。
---
――本当なら読者自身にやってもらいたいことを、
そのまま投げだしておくのではなくて、村上さん自
身が作品のなかでパラフレーズして、つまり原型を
提出するだけでなく、手を加えていろいろなかたち
に変えて見せているところがあるよ、ということで
すか。
村上 そうそう。もちろんそうしない場合もありま
す。とくに短編小説では、謎が謎のままぽんと放り
出されておしまいということがあります。ただ話が
長くなれば、それだけではやっていけないから、僕
がそれを作中でパラフレーズしていきます。さっき
も言ったように、その複数のパラフレーズのあいだ
の落差がいくつも生まれて、そういう落差の集積、
重層性のなかで物語が進行する。こういう言い方を
すると無責任で傲慢に聞こえるかもしれないけれど、
謎に対する答えを求めても、無駄だと思う。小説の
ポイントは解答にあるのではないのだから。
文藝春秋2月号
書き下ろし短篇
村上春樹 木野
出張から帰ると妻が他の男の上で……
ビートルズ縛りではなかったのか。
っていうか次の短篇集は寝取られ話集なのか。
>>293 言いたいことはわかる。
が、その説明は自家撞着していないか?
>>293 >その不可思議な経験の雰囲気とか匂いとか空気感とか、そういうものを書きたいんだと思う。
そんなに浅くないと思うよ。
カフカの場合、集団失神事件はモヤモヤの提示じゃないと思うし。
集団失神事件で注目するべきは、目が開いているのに意識のない状態や
その間の記憶が無いこと。自我を失ってしまうこと。
爆撃機のような光る物体を目撃したのがトリガーだと言及されているのは、
子どもたちが無意識にある戦争への恐怖や不安の渦に巻き込まれたことを示唆している。
これは多分上のレスで言われてるパラフレーズだと思う。
最終章のトイレット・ボウルやその他の部分的なもののね。
>>294-297 やはり村上小説も作者の意図にあふれてるね
当然だけど考えに考えこまれてる
まあ読者には絶対に自身の小説の意図や意思を教えてくれそうにはないみたいねw
残念だけど
>>301 作者の意図は小説内に書ける限り書いてるってことでしょ。
書かれていることを読み込んでいくことは可能だけど、
小説とは別の形で説明できる意図は無い。
それがあるならそれを書いてるから。
>>302 それを作者の意図どおり読み取ることはほぼ不可能という話
作者の意図は1つでも読者の数だけ解釈が違う
一人であれだけ粘着してたアンチが来ない
「茶碗と便器」
これの解釈も読者の数だけあるってことか。
それじゃ作者がかわいそうな気がするが…
>>303 作者本人が作中にあるパラフレーズの対応関係を説明しようとしたとしても、
その説明も「たとえば〜」という置き換えの連続によってしか出来ない。
上手い置き換えが出来たとしても、小説としてしか書けないはずだから、
小説外の言語で「ここはこうです」と説明できるような作者の意図はない。
>小説外の言語で「ここはこうです」と説明できるような作者の意図はない。
いや、あるだろ。
同じ言葉を互いに別の意味で使ってるだけ。
話が噛み合ってないし、いい加減ウザい
ファンとアンチの対立
アンチ排除
ファンの内部分裂の予感
無意識にアンチを探す
何と言うか、実に春樹的だ
「美しい女」と作者は書く
100万人の読者は100万通りの美しい女を想像する。しかし作者の美しい女ではない。
「仲間由紀恵のような美しい女」と作者は書く。(俺の好み)
読者は「うんタイプ」「声がちょっと」「あの黒髪がいい」「貧乳…」これもやはり違う。
そこで作者は、自分の考えた(感じた)ユニークな美しい女を読者に伝えようと
頭をフル回転させテクニックとメタファーを駆使し再現することを試みる。
かくして作者の美しい女は誕生する。
しかしそのメタファーゆえに解釈の幅が広がってしまう。
こんな感じじゃないのかな。
これだと、二人とも正しいような気がする。
>>313は、
>>295に書いてあること全体が(よくわからないけど)
「作者の意図」に他ならないから、
こんなに明らかにインタビューで答えているものを、
何度も無いと言い張るバカな
>>309に対してイラついてる。
>>309は、
「作者の意図」という言葉の意味を、
>>295に書いてある
置き換えの元になる「心的イメージ」と勝手に解釈していて、
それは小説的にしか表現できないはずものだから、
作者がやろうと思いさえすれば(小説とは別に)説明できる
という認識を、必死こいて否定している。
村上春樹の表現したいものは夢の様な感覚的なものなんだと思うよ。
そこに論理がないから現実に落としこむにあたって、
物語という形をとる。
でも、元々論理がないものだから出来上がったものもどこかぐにゃぐにゃしてて、
完成した小説にも謎が残る。
元のイメージがどれだけ重要なものか村上春樹は分かっているが、
それがなんで重要かは本人もわかってないんだと思う。
元のイメージは無意識的なものだから、
意識的に村上春樹がこう読んでほしいとかこう思ってほしいといった意図は
込めてないと思ってる。
あくまで元イメージの言葉への置き換えであって小説を作っているわけじゃないから。
(まあ書いてるんだけど)
なんJに晒したせいでアンチとは別な意味でおかしなのが来てしまった
村上春樹には意図が無いと言ってる人はちょっと無理がある。
村上にかぎらず作者の意図のない小説なんてありえないんじゃないだろうか?
いいぞ もっとやれ
ダンス・ダンス・ダンスが最高
ダンスは主人公がユキと二度と合わないことを示唆して終わったな
いるかあれ?
>>322 大衆小説どころか週刊誌のアオリみたいだ。
それはともかく、短編で執拗に寝取られ話を書いているのは、
宇野常寛が「多崎つくる」評で指摘していた、
「性差別的な依存構造に基づいたナルシシズムを解体」
する試みのように思える。
ハシゴを外したらどうなっていくのか、
いろいろやって見てるというか。
いいぞ もっとやれ
もう何言っても村上春樹の小説は作者の意図が無いというトンデモ論に勝ち目はないてw
「伝えたいこと」はパラフレーズで色んな場面に出てくるってことでしょ。
それは別の場所で起きる事件や日常的な事柄や人の内面などにも
パラフレーズできるものかもしれない。
>>316の理解は、シュルレアリスムすぎるんじゃない。
それじゃ、読者は精神分析医にならなきゃダメだ。
謎かけ、パズル的な作為性は重要じゃなくて、
もっと無意識に訴えかけるもんだと言いたいんでしょ。
そういう意図があるってことでいいんじゃないの。
「作者の意図」が何を指すのか合意がないから
不毛な煽り合いになっとるw
「作者の意図が無い」てアホじゃん。
文章書くのが苦手な子の作文じゃないんだから。
「作者の意図が無い」を表面的に否定できるなら、
その内容はどうでも良くなってきてる。
>>316 >元のイメージがどれだけ重要なものか村上春樹は分かっているが、
>それがなんで重要かは本人もわかってないんだと思う。
物語を通してこの感覚を読者にも体験して欲しい、ということか。
真理自体への到達不可能性みたいな。
>>278 これ
作家の意図のない文学て多分ないよね
次はノルウェイの森読んだらいい
マジで凄い
物語の場合は全体の文脈から、
空からイワシが降ってくることより
その現象を人々がそれぞれどう受け止めたかに注目しろってこと。
そして、この事件は物語中のほかの出来事とどこか似ている部分はないかと。
海辺のカフカの場合そのタイトルからすでに示唆してるじゃないか。
「木野」読んだ。
不気味な登場人物が出てきたり、
最後に畳み掛けるようにイメージを重ねてくるのが
緊張感あって良い。
無理やり過去作に譬えたら「眠り」みたいな感じ。
まさに作者の意図にあふれてるよねえ。
>>329 精神科医は意識的にメタ構造を理解しなくちゃいけないけど、
読者は感覚的に理解すればいいんじゃないか?
よくわからないけど胸に残るものがったみたいに。
よくわからないけど胸に残る作者の意図
341 :
無名草子さん:2014/01/11(土) 21:27:32.37
うしかわやばすぎね
牛河こそ作者の意図の権化だよな
同じ作品に関する
>>309の感想と、
>>313の感想を見比べてみたい。
正直オレには話がこんがらがっててよくわからん。
すみません。
だれか座布団ください。
入り乱れてよくわからないけど、「作者の意図がない」というほうに勝ち目が無いのはわかる。
アカと緑川のパラフレーズとその差異なんてよく出来てるじゃない。
「そんなのは知っとるわ」という人には大きなお世話かもしれんが。
雰囲気を楽しむのも良いことだとは思うけど、
こういうことに気付けばもっと楽しめる。
よくわかんないくせにわかるんかい
文章を書くんだから作者の意図があるのは当たり前なの
ただその一文一文の意図を全て言葉で詳細に説明できるに決まってるみたいな奴が出てきたからそれは違うんじゃないのって話をしてただけでそこに毎度毎度意図がないと小説は書けないとかいうわかりきった小学生みたいなことを言う奴がかき乱してるだけ
そんな難しい話でもないんだからちょっとは読めばいいのに
まあこの話くだらんからいい加減やめてほしいが
>ただその一文一文の意図を全て言葉で詳細に説明できるに決まってるみたいな奴が出てきた
こんなやついるか?
意図が無い小説は存在しないというのをわかってる時点で
>>344は正しい。
特定の解釈を押し付けていない、解釈が開かれている、みたいな事を持って意図がないと言ってんじゃないの。
351 :
無名草子さん:2014/01/12(日) 04:14:14.93
春樹の本とか読者ってのは世間ではお洒落で通ってるんだろうか?
実際にはお洒落とは遠い、おたくっぽいのばかりだが。男も女もね
スポーティなさわやかさとはほど遠い感じ。春樹自身が年だから
ババアファンとかも意外に多いよね
まぁ基本本が好きな人とかはいけてない場合が多いんだけど
運動が苦手ですみたいな。頭悪そうでも困るけどね
作者の意図が入らないなんてありえない
353 :
無名草子さん:2014/01/12(日) 07:45:59.01
村上さん お誕生日おめでとうごさいます。
happy birthday☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ (☆∀☆)(☆∀☆)(☆∀☆)
これからもステキな作品を世に贈りだしてくださいませ。
(^_^)/□☆□\(^_^)
(^_^)/□☆□\(^_^)
(^_^)/□☆□\(^_^)
「村上春樹いじり」
>>297 無責任で傲慢だなあ
思考も浅すぎるし
解決しない探偵小説という比喩は昔から春樹が言ってたことだしその後も変わってないということだよねえ
まあそのパターンはミステリーでも「オープンエンド」ということでありふれてるわけだけど
その「オープン」さに意味はちゃんとあるものだ
しかし春樹の場合思考停止をオープンエンドで正当化してるだけで
本当になんにもないんだよね
不条理小説みたいなものかな
意味不明で終わらせといて答えはない、勝手に考えろというパターンだよね
それが高級というのは浅い浅い
結末をつけると通俗化するがそれこそ勇気がいるし思考力がいる
しかし深く考えてないことがバレるから春樹にはできない
本とオシャレに一体どんな関係があるというのだ?
それを考えればあなたの世界観がみえてくる。
>>355 投げっぱなしみたいな短編はともかく、
長編はある程度あるべきところに収まって終わってると思うよ
読んでないなら別にいいけど
追いついた。
結局、
>>259に書いてあることが理解できなくて、
小学国語レベルの「作者が言いたかったことを…」みたいな
絶対的に正しい読みがあると強弁する奴が粘着してたってことか。
こんなんちょっと小説読んでれば行き当たる、
ごく平凡な見解なのにな。
小説全体が作者の意図みたいなもんだから、
そういう意味では「意図がある」でいいんだけど、
「書いた本人に聞けば正解がわかる」みたいな
受動的な読みをして何が楽しいのかって思うわ。
意図がない物なんて、小学生が机に置き忘れてそのまま提出された白紙の作文用紙ぐらいのもんだ。
作品があれば意図があるのは自明なのに、その程度のことで「勝ち目はない!」とか馬鹿なんじゃないか。
「両義性の間にある空白」なんて、
自己批判みたいで読んでてハラハラしたわ
村上春樹の小説はデビューから最新作まで意図だらけだ
意図がないなんてありえないしトンデモ論もいいとこ
村上春樹って名前からして作者の意図だよな
村上春樹って書いて「さくしゃのいと」って読めるくらいだわ
文庫の短編集って何冊かあるけど、どれがおすすめとかある?
回転木馬のデットヒートがおすすめ
2ちゃんねる見てるような人が一番嫌いそうな作家だよね。そこそこ書き込みがあるのが意外だわ。
>>357 「この後ユキとは3回会った」みたいなのはあった。
2回だったかも。
国境の南、太陽の西の最後で僕に手をおいたのて誰だ
なんでこういう終わり方ばかり?w
>>369 それじゃ最後の数ページが全く理解できていないことになるぞ?
>>371 「誰か」から一旦離れて、「手を置く」に注目しこの一行の伝えたい内容を考えてみる。
「手を置く」に似た表現は近くになかった?
次に「誰か」についても近くの文章で使われていないかと見てみる。
ほら、オカルトとは違って見えてくるでしょう?
嫁だろうなとは思ってたけど
あれ答えあったの?
僭越ながらもう一言。
主人公の見ている景色(イメージ)にも注目してみる。
青空にぽっかり浮かぶ雲と海に降る雨、この対比。
雲と雨って元は同じ水が形を変えたものじゃない?
そんでこれは明らかに何かのメタファーだよね。
この変化をもたらしたものは一体なに?
>>371、
>>373 がんばれ! 俺も昔はちんぷんかんぷんだった。
パラフレーズの話が音白かった。
作者の意図はないんじゃなくて分かりにくいってことでしょ。
「不安」という気持ちを1000等分して103番目の「不安」を著したい時に、
「不安」を100等分した11番目の「不安」と「不安」を1000等分した103番目の「不安」はパラフレーズできる訳だ。
そしてパスタを茹でてる時に電話が鳴る気持ちと笠原メイのグチャグチャにしたい気持ちの落差から各々がサートゥンな103番目の「不安」にアプローチ出来ればいいと
小説において作者の意図はありまくりだ。
378 :
1:2014/01/14(火) 17:23:07.09
ちょっと見ない間に置いて行かれた俺が通ります
自分読解力ないんで誰か親切な人賛成派と反対派の意見をあらかたまとめて下さい
もうそういう話じゃなかったら要約していただけると助かります
本当にスレたてといてすいません
ここまでくるとトトロのサツキとメイは死んでる説みたいなこじつけ考察に思えるような・・・
難しいところだな
>>1 お前がまずどこがどう面白かったのか、そしてその理由を説明しろ。
他人が嫌う理由より、自分が面白いと思う理由を掘り下げることのほうが大事だろ。
思想がないところが面白かったです
このスレでノルウェイの森読んだ
ほんとに神だった
ヘコむけど余韻がたまらんねぇ
ウンコ
うむ
387 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:8) :2014/01/17(金) 13:15:06.17 BE:684354825-2BP(1000)
388 :
1:2014/01/19(日) 19:20:05.24
>>380 ありがとうございました
>>381 確かに 俺は前も言ったと思うが読書量が少ない。
最近になって結構読みだした。兄が色んな本をくれたから。
その中に春樹もあった。
で、春樹のねじまき鳥を読み始めたらすごい衝撃的だったんだよ。
こんなに面白い本があるのかってぐらい。学校で読んでたんだけど
もう読むのが止まらなくなるぐらい。
まだ語彙力も人生経験も足りないから具体的な感想は言えないけれども
こんな感じで春樹にはまった。これでいかがだろう。
牛河みたいなタイプの人間にいやなめに会わされた事あるんだろうかあんなに苦しい死にかたさせるなんて。リーダーに苦しい死にかたして欲しかった。 牛川の終わりかたは胸くそわるくて村上春樹にむかついた
牛川みたいなトリックスターは悲惨な殺され方をするのは純文学のよくあるパターン
むしろ好意的に描かれたキャラかと
1Q84の牛河は造形が気持ち悪いかわりに、
内面的には愛のある掘り下げ方をしてるように思った。
ねじまきの牛河はもっと手先というか、
小悪党な感じだったような。
「空気さなぎ」の空気って
「お前空気読めよ!?」の無言の抑圧ってゆうあの空気だよね?
さなぎの中身ってドロドロしてるんだってね。
1Q84は正直よくわからんかった
空気さなぎやリトルピープルも何かしらの比喩のようなものなんだろうけど何のイメージも浮かばないしあれは何が言いたかったのか
394 :
無名草子さん:2014/01/23(木) 22:26:55.16
海辺のカフカ良かった。地元の高松が舞台になってるのもあって特に思い入れのある
作品になった。
395 :
無名草子さん:2014/01/24(金) 14:43:08.35
フェミニストをやり込める件が良い。
作者が男だからしょうがないけど1Q84は女主人公が描けてなかったな
反芻動物(羊、牛、らくだなど)に関係あるキャラはみんな不幸なの
名前、服装(キャメルのコート)や食事(ステーキ)とか
デビュー作からそんな感じ。
1984と1Q84両方読んだけど、タイトル以外に共通するものが感じられなかった。
(後ビッグブラザーとリトルピープルぐらい?)
テーマも全く違うし、名前だけ借りたファンタジー小説というイメージで、
わざわざタイトルを1Q84にした意味はなかったかなと思った。
俺が読めてないだけでもっとちゃんとした対比みたいなものってあった?
399 :
1:2014/01/25(土) 09:53:54.41
牛河は最初「なんだこいつ」みたいに思ってたけど
読んでたら普通に面白かった 頭いいし
>>396 俺も天悟の方が面白かった でも青豆がリーダーと対峙するところは
すごい面白かった
>>398 あんまり一緒にしたらただのパクリになる
1Q84は女はこんな考え方しないよってところが多々あったねw
まともな女は登場してないやん
女性作家が女性を書いて、「よく書けてる」と定評があるものでも、
実際読んで「こんな考え方しないよ」という感想を持つことはあるわけですし。
『1Q84』今から読む!
それでも春樹の書く女はラノベ並みにDTの妄想レベルだと思う。
>>405 どのキャラのどういう行動や描写にそう感じたのか
書いてくれないと話にならんな
1Q84の女性キャラはかなり意識的にファンタジー寄りの描き方してるから
妄想っぽいと思われて当然だろうし
巡礼の3Pシーンとか
それは本当にDTの妄想なんでは…
どの作品でも主人公にとって都合のいい女(たち)がいるからな
妄想と言われても仕方ないレベル
悪役というか、徹底的に主人公に辛く当たる女とかも書いてみてほしい
『1Q84』のアマゾンのレビューをチラッと読んでみた。
いろんな感想があって面白かった。
感想ってやっぱりすごくその人自身を表すよね。
牛という名前のやつは大体現実主義者のデブでやり手だな。
『海辺のカフカ』を読む前に
アイヒマン問題や服従の心理に関して予習しておくと
作品の理解が深まるぞ
>>396 1Q84の女主人公の思考はまさにそうだったねw
女のしゃべり方をする「男」だった
415 :
無名草子さん:2014/02/05(水) 13:58:38.41
416 :
無名草子さん:2014/02/05(水) 14:40:13.03
「多崎つくる」の爆笑会話
つくる「それが存在し、存続すること自体がひとつの目的だった・・・」
「たぶん・・・」
女 「宇宙と同じように?」
つくる「宇宙のことはよく知らない」
「でもそのときの僕らには、それがすごく大事なことに思えたんだ。僕らのあいだに生じた特別なケミストリ
ーを大事に譲っていくこと。風の中でマッチの火を消さないみたいに」
女 「ケミストリー?」
つくる「そこにたまたま生まれた場の力。二度と再現することのないもの」
女 「ビッグバンみたいに?」
つくる「ビックバンのこともよく知らない」
アカは笑った。「嘘偽りはない。あのままだ。しかしもちろんいちばん大事な部分は書かれていない。それはこ
この中にしかない」、アカは自分のこめかみを指先でとんとんと叩いた。「シャフと同じだ。肝心なところはレシピ
には書かない」
「あるいはそういうこともあるかもしれない」とアカは言った。それから愉快そうに笑って、指をぱちんと鳴らした。
「するどいサーブだ。多崎つくるくんにアドヴァンテージ」
アカは言った。「俺は思うんだが、事実というのは砂に埋もれた都市のようなものだ・・・」
417 :
無名草子さん:2014/02/05(水) 16:27:52.95
このスレ見て思ったんだけどやはりと言うか、ここでの書き込みはほとんど嫉妬にまみれてますね。
しかもたぶん本人は気づいてないんだろうなあ。ちょっとあわれな人たちだね。ホント。こんなこと言いたくないけど
ゴメンよ。
俺は春樹作品のファンだが、
作品の好き嫌いを自由に発言するのは構わないと思う。
なぜ嫉妬まみれだとか憐れだとか言い出すのだろう。
村上春樹の本は読みやすいけど、翻訳は読みにくい。
これは英語の原文が悪いのだろうか?
グレートギャツビーとライ麦の村上訳はかなり読みやすくなってるよ。
野崎訳は今読むと文章がヘタというか水準に達してないがあれは原文のせい。
『1Q84 book1』まだ途中だけど、なんか浮かび上がってくるものがある。
倍音、平均律、ソフトボール、柔道、マーシャルアーツ、ショーン・コネリーの頭。
ここで言いたいのはきっと、○○○(漢字三文字)なんだろうな〜
だからbook3まであるのかな?
今後の展開が楽しみ。
村上訳はだいたい読みやすいけど、
グレイス・ペイリーのやつと「ニュークリア・エイジ」は
読みにくかった気がするな
たぶん原文のせいで
どっちかと言うと、読みやすくし過ぎとか
自分の文体に寄せ過ぎとかいわれがちなイメージはある。
全然そんなことないとは思うけど。
倉橋香里奈@karinakurahasi
中国人がいっぱい作品購入してくれるので金の為に
日本を売って尖閣くれてやればーとか抜かした村上さんですね。
今度は特定の市町村の住民は平気で火の付いたたばこをポイ捨てするって
嘘をさも本当の事の様に書いて風評被害出した模様。
posted at 15:49:26
倉橋香里奈@karinakurahasi
流石日本を敵国に売る人間はゲスですなー。あたし村上春樹きらーい。
posted at 15:50:02
>>398 両方読んだんじゃなくて、見比べただけじゃないの?
「中頓別」を消して 「みんなが普通にやっていることなのだろう」の方を残すところに
微妙に悪意を感じる
安い酒の香りが夕闇に溶けだす頃 酔いどれたちの歌が風に紛れてゆく
今だから言えるここだけの話、
1Q84の1巻と2巻は村上春樹の「ゴースト」だと思う。
3巻は本人だと思う。
因みにオーウェルの1984年読んだら
メチャメチャ面白かった上に、「ビックブラザー」と「リトルピープル」に全く関連性がないことに幻滅を感じた。
1984年に対して村上春樹が個人的に、カラマーゾフには敵わないけど1984年にはかてると感じているなら
それは誰かが彼の頭を叩いてやるべきだと思います。
統失発症した陰謀論者のキチガイっぷりが良くわかる文
>>430 前段は荒唐無稽だが春樹の頭を叩く人間なんていないだろ
友達いないし編集者はなんでも書いてくれれば売れるんだから口も出さない
まあ奥さんくらいかな忠告してやれるのは。春樹は頭悪いからそれでどうなるわけでもないが
1と2の読みにくさは異常
読みにくいか?
文章は読みやすいと思うけど。
春樹が読みにくいと言う人は読書に向いてないのかも。
3に比べてってことだけど。
それにしても三人称にするのはいいけど、私村上春樹がここだけは出しゃばらせて下さい。とかいってエホバの商人をdisってたのには笑った
伊東乾がことあるごとに村上春樹にヘイトを飛ばしてる理由が
いまいちよくわかんなかったんだけど、
佐村河内事件について書いてる記事を見てなんか納得行った。
スノビズムに染まりきって、頭がおかしくなってるんだな多分。
>>430 「ビッグブラザー」「リトルピープル」とはそれぞれ一体何なのかを
具体的に説明してくれるとありがたい。
>>438 横からだけど。
ビッグブラザーは真正面から人民を弾圧して支配する存在なのに対して、
リトル・ピープルは裏側から人々に気づかれないように世界を支配する存在。
この対比は分かるんだけどリトルピープルの怖さと言うか、
どういう方法で世界を動かしているかとかこのまま行くとどうなるかとかが、
全く見えないからこの2者が見かけ上の対比で終わってる。
この辺りは失敗だったんじゃないかなと思う。
>>440 リトル・ピープルの外形的な描写は確かにぼやっとしているので、
その意味では見かけ上の対比というのもわからなくわない。
一方で、リトル・ピープル性みたいなものがどの人物にも纏わりついていて、
人々に気づかれないどころか、ある意味では内面化している。
場合によっては一番大切なものと表裏一体になって存在している、
というのが、あの小説の鋭いところなんじゃないかと思うけど。
ビックブラザーは権力そのもので、不死で人間的な心がない。ピラミッドの頂点の目ん玉的存在。
リトルピープルはただの死体から湧いてくるウジ虫それ自体
(という描写から想像するしかなく実に不親切で解釈はひとそれぞれ)。
偉大な小説を無神経に扱ったりイスラエル批判したり
村上春樹はいろんな所に敵作りすぎ
領海と民族みたいな村上龍小説を春樹が壁ェいいながら書く時期なのであろう
445 :
あ:2014/02/15(土) 17:16:30.97
村上春樹って絶対Mだよね。
エッセイで、石の上に女の人を座らせてどうのこうのみたいな話の時に(昔の刑罰みたいな話だったか)、
「いいですね」とか書いてたけど、
そうやって自分をSだと見せかけようとする所とか、モロM男の特徴だわ。
自己中心的で独善的でナルシストで…絶対Mだね。ソフトMだと思うな。手コキとかフェラが好きなんだろうな。
446 :
無名草子さん:2014/02/16(日) 02:43:40.83
>>445 そういう考えにいたるのは、お前自身が自分をSだと見せかけようとするM男だからだ
青豆の好きなものはショーン・コネリーの頭、
嫌いなものはクイーンとアバ。
これらはなにを暗示しているのでしょう?
こういうところも何となく読み過ごしちゃダメだよ。
こういう安易な仕掛けを深遠なものだと勘違いするのがハルキスト
これ豆な
売れてるから深読みして楽しむ人も多いってだけだとは思うけど、
謎かけみたいなのは本質ではないわな。
知ったこっちゃないっていうか
>>437 ツイッタ見てるけど気付かなかった
ほほう嫌いなんだ・・
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20121018/238208/?P=4 >「海賊版も徐々に姿を消し」(さらに「(あるいは数を大幅に減じ)」
>とまで書き足され、
>「アドバンス(前渡し金)や印税も多くの場合正当に支払われるようになった」
>とある、つまり自分の手取りのお金の話が第一に記されているのをみて、
>いったいどういう感覚なのだろう、とびっくりしました。
>国際社会の一線で文化人、芸術家の立場でこういう話をする人を、
>国連やEU関連の会合で、すくなくとも私は見たことがありません。
>正直、一目見て一日本人として恥ずかしくなりました。
尖閣のときの朝日の寄稿は、感情論過ぎてどうかと思わないこともないけど、
あの文章から「自分の手取りが増えて喜んでるだけの下衆」
みたいな印象論を引き出すのはさすがに気持ち悪すぎる。
公金ダブダブの分野でだけ芸術家気取りでいられる奴が言うことではない。
村上春樹の思想はただの糞だけど本はおもしろい
>>448 安易な仕掛けの種明かししてみろよ
>>449 謎掛けなんかじゃなくて、心理描写の一つだと思うよ。
うん。心理描写と登場人物の性向・嗜好だね。
「こんなものを好み、こんなものを嫌うタイプ」という描写。
着ているスーツが「ジュンコ・シマダ」というのも同様の記号としての意味を持つ。
あれが「コム・デ・ギャルソン」のスーツだと人物のイメージが変わる。
>>447 こういう深読みはどうでもいいんだよ
クイズ形式の思わせぶりなレスの仕方もくさいし
>こういう深読みはどうでもいいんだよ
いただきました。
クイズ形式、質問形式のウザさに本人だけ気づいてないのがね
俺わかんないから正解知りたい、クイズに答えてみてよ
>>447 たしかにめんどくせぇえええええええええええええええ
これはこれこれこういう暗示だと思う。でいいじゃん
ここはこう掛かってる、ここはこんなイメージがある、
だから物語上こういう効果がある…までいって、
はじめて読みとして意味のある情報になるんであって、
キーワードをほいほい出されてもな。
設問形式で書いてしまえば
自分は正確な読みができてる立場にいられる、的な
詐術的なコスさが気持ち悪い。
ソクラテス的な尋問の真逆。
実際語らせてみると頓珍漢なこと言うんだろうなこいつ。
MONKEY vol.2買ってきた。
「シェエラザード」は掌編みたいなのかと思ってたけど、
90枚くらいの普通の長さの短編だった。
文春の連載のアウトテイクみたいな感じもある。
「文学賞について」の方はなんかなあ。
けっこう前から言ってることだからそんな面白くはないし、
どうせ世間からは「そうは言っても…」的な反応されそうだし。
このくらいまとめて書いておけば、
あとは読み手が信じるかどうかの問題になるから
言っておきたかったってことなんだろうけど。
467 :
無名草子さん:2014/02/20(木) 00:30:42.30
連載と他の本に載ったのでもう6本か
「東京奇譚集」のときより書いてるな
村上春樹と女性、北海道…。 山崎 眞紀子 (2013/10/11)
内容紹介
村上作品の決定的な魅力は、閉じられた自己を無意識のうちに女性へ投影する、自らの罪意識にあるのではないか…。
どうですか?
閉じられた自己
投影
このあたりはその通りだろうけど
罪意識
って村上にあると思います?
背徳感はたしかに感じるね
>>463-464 他人の読み方を片っ端から否定するのなんてやろうと思えば誰でもできるしな
話を振った当の本人が自分でハードルを上げちゃっただけさ
最初から自分の読みを披露してすらいないからね
実際たいして面白くないからな。ラノベという表現がぴったり
いつ読むのをやめても大したことないような内容ばっかり
そら100万部っつっても、
国民の99%はこれのどこが面白いの?状態なわけだからな
最近の春樹はそうだと思うよ
でもねじまき鳥までの彼はものすごく面白い
春樹節みたいなのが退潮してるってことで言えばそうだけど、
今のも十分面白いよ。
1Q84だって、David MitchellとかNeal Stephensonとかの本と
並べて読んだら、まず文句なしの大作だと思うし。
黙って消えてくれればそれでいいよ
お前のくっさい個人的解釈なんて誰も興味無いから
村上春樹は全部おもしろくてハズレがないのが凄い
佐々木敦は、脳みそ下劣
佐々木希は、脳みそ下劣
黙って消えろとまでは言わんけど、
「こことここが……ね?」みたいな言い方だと、
それが一考に値する読みかどうかとか、
自分の読みとどう違うかとかを全く判断できないから
話題にしにくい。
>>473 ラノベと言うのも、「愛」がないからあてはまらない。
「リトルピープル」は多崎つくるのときは「悪い小人につかまらないように」の小人かな。
それは「灰田やその哲学者の父親がであった緑川、6本指=芸術的な飛躍、しかし人を不幸にするもの
と村上春樹が解釈しているもの=ブンガク」。村上春樹はその冷厳さに恐れをなしてそれから
逃げ出して、仏教的な(中身のない)安易な現世主義=木元沙羅のほうへ逃げて
自分は安全圏にいる事を選んでいるのだから、彼が求めているのは従来の作家ではなく
ブンガクでもなく、事業家としての作家業?
484 :
無名草子さん:2014/02/28(金) 02:32:10.24
慎太郎や綾子が春樹にあまり言及しないのは
実力を認めているからではないかと
思うことがある。
村上春樹は横の繋がりが薄いんじゃないのか?
あまり他の作家とつるんでないし、政治的な発言もあまりしなかったし(近年は別だが)。
いわゆる文壇バーのようなところには行かないみたいね。
空いてる時間はジョギングやランニング、ジャズライブに充ててるようだ。
仕事は9時〜5時と決めていてあまり逸脱しないと言ってた。
文壇と距離置いて関わらないせいで目の敵にされてるのはある
文壇とうまく関わってれば普通はここまで不当な文句は言われないんだけどねw
結果的に政治力が無いということなんだろうけど自らの才能だけで勝負して結果だしてるわけだから良いと思う
そして組織側からすればそれがますます面白くないと
文壇バーってまだあるのかなw
村上に否定的なのって、
今では実作者よりも評論寄りの人間のが多い印象あるな。
宇野常寛がフェミニズム方面からの批判を引き継いだようなことを書いてたけど、
そんなもん自分で書かないから言えるんじゃないのとしか思えんかった。
実力ある小説家だと保坂和志はわりと一貫して批判的だけど、
あの人の場合「アメリカ文学から離れる」みたいなテーマを背負ってるし、
書きぶりからすると同族嫌悪な感じはする。
>>487 こういうアホは何も分かってねえなあw
春樹は川端のポジションなんだよ
春樹って呼ぶやつキモイ
>>488 顔似てるしな
野球好きだし
面識あるのかな
>>488 文壇バーはあるよ。作家や編集者らが行きつけにしてるという意味では。
渡辺淳一みたいに銀座のクラブを根城にしてる人が今どれだけいるかは知らないけど、
最近は減っているだろうね。
493 :
無名草子さん:2014/03/01(土) 13:48:43.15
この前ブックオフで漱石の「猫」を
しばらく立ち読みしてて思ったのは
「春樹みたいに面白いな」ってことだった。
要するに文章の名人ってのは
1000万人に一人くらいってことではないか。
494 :
無名草子さん:2014/03/01(土) 14:56:45.45
スプートニクの恋人が面白い
村上龍でも文壇とはうまくやってるからな
凡人には根回しって大事だわな
世界中で売れる村上春樹にとっては知ったこっちゃないんだろうけど
佐々木敦のトンデモ評論wwwwwwww
497 :
無名草子さん:2014/03/01(土) 20:36:50.31
フカエリを芸能人に例えると?
僕は堀北
そろそろ新作読みたくなってきた。
フカエリはパイパンだよ。
堀北は剛毛
502 :
無名草子さん:2014/03/06(木) 22:36:30.00
曽野綾子が力道山で
春樹が大山倍達って感じがする。
上村春樹じゃないのか
新聞取ってた時代、柔道中継で良く見た名前だ
505 :
無名草子さん:2014/03/10(月) 03:51:43.29
村上は渥美清だろ。昔の俳優だけど
今月は短編無いのか。残念
507 :
無名草子さん:2014/03/10(月) 09:03:39.79
文藝に掲載した4作+書き下ろし1作で単行本かな?
>>425 中頓別町を十二滝町に帰ればオタ歓喜だろうな
おれは村上オタじゃないけど
実はこんなにきれいな良い町なんですよと宣伝するチャンスなのに馬鹿だよな
中頓別町は別に宣伝を依頼した訳じゃないから
>>509 それは同感だな。せっかく有名作家が街の名前を出してくれてるんだから、
逆手にとって上手に利用すればいいのにって思うよ。
春樹に多大な影響を与えた一人、チャンドラーの言葉
「もしあなたが、朝起きたときに腕が三本になっていた人間の物語を書くとすれば、その物語は腕が一本増えたためにどんなことが起こったか、というものでなくてはならない。腕が増えたことを正当化する必要はあなたにはない。それはすでに前提としてあるのだ」
春樹はこのスタイルを踏襲してるよね?
してるね。
カフカの「変身」も正にその通りの物語だ。
酷い自演を見た
お前の自演見破り力は凄いからな
お、そうだな
518 :
無名草子さん:2014/03/15(土) 15:47:26.27
文章を書くのが好きな夫婦がいてね、
女房のほうはとてもうまいんだ。
「強姦を和姦に変える技術力」だ。
亭主の方は下手でねえ
「強姦で格子に入る技術力」だ。
連載タイトルそのままなんだ。書き下ろしが表題作なんだな。
「回転木馬の〜」式に前書きみたいなものになるのかな?
しかし短編集って9年も開いてたんだな。
短編と言えば『パン屋再襲撃』がアメリカで映画になってるね。
まじかよ!Σ(゚Д゚)
ヤンキーにあのシュールさが実写化できるとは思えんが
522 :
無名草子さん:2014/03/17(月) 05:24:01.90
春樹とか少しを除くと、
日本の活字業界は
北朝鮮みたいなもんだものな。
本を読むひとが異常に少なくなって
きている。
春樹とか読んでる連中が普段本読まない人種だろアホw
みんなスマホでウェブ記事読むのに飽きてきてるし、
読書人口は増えてきそうな感じするけどな
俺スマホで電子図書読んでるよ。
馴れると悪くない。
526 :
無名草子さん:2014/03/18(火) 20:59:58.63
小保方騒動が終わったら
次に血祭りにあげられるのは春樹かな
527 :
無名草子さん:2014/03/19(水) 03:58:17.53
かなり前にmixiのコミュに軽い気分で入ってみたら、唐突にパンティの色はなんですか?
この質問には不快ならスルーして構わないです、の文章の後、延々と延々と春樹論を書いてきた人がいて、はあ?だった。
そんなこといちいち覚えてて別のところに書くのも
相当なもんだな
529 :
無名草子さん:2014/03/19(水) 14:09:44.83
ロンググッドバイがNHKでドラマ化されるらしいが
リンダ・ローリングが小雪とかありえねー
もっと派手な顔立ちの女優はたくさんいただろうに
何であんな不幸を背負ったような顔を選ぶのか
530 :
無名草子さん:2014/03/19(水) 15:59:18.34
なにそれ?変なの。ドン引き。
「フラニーとズーイ」読んだ。
野崎訳のズーイと比べると、相手によって口調が変わらないというか、
母親に対してもフラニーに対しても超然としているように感じたな。
野崎ゾーイーは息子らしい口調や諭すような口調も使っていた気がする。
どっちがよりらしいかと言えば、好みの問題なんだろうけど。
村上は「キャッチャー」を訳した時に、「ナイン・ストーリーズ」も
手がけたいと言ってたけどそっちは柴田訳が出て、
今回「フラニーとズーイ」を(関西弁じゃないけど)出してるわけで、
来年以降刊行されるという話のサリンジャーの新作も、
村上・柴田コンビで訳していくんだろうかと思ったりする。
村上春樹の小説、特に男女関係においてはことごとく色、匂い、手触りなど生身の人間同士、雄と雌の交わりのリアリティが無いんだよ。
ヒッピー文化の美味しいところ、上っ面だけをこのご時世まで引っ張ってるような気がして憤りを感じるな。
訳者としてもロンググッドバイとか、サリンジャーとかいかにもスカした奴が好みそうなものばっかり。せめて怒りの葡萄とか訳してみやがれ。
村上春樹の性描写にエロさがないのはあるな
他人の創作である小説に憤りを感じる意味はわからんがw
エロさよりも気持ち悪さや幻想性を乗せて書いてるから
なんか歪になるんだよな
柴田は村上風の文章になっている感じがする。
やっぱり影響を受けるのだろうか。
文章がうますぎる
早く長編の新作読みたい
サイクルからすると今年中には次の長編を書き始めるんだよな
2、3年後には読めるか
何書くんだろうな?ワクワクする
https://www.facebook.com/norikoosumi1128/posts/749761858381052?stream_ref=5 尾崎 美和子
アイデア&データの盗用、実験しなくても論文になる、事実の捏造、研究妨害、広報やネットと連携させた情報操作は、
早稲田バイオサイエンスの『文化』と思っています。気の毒なことに彼女はその中で育ったのだと思います。実験のため
の基礎研究教育も極めて不十分です。特にTWInsには、そういった研究者が多く、『科学者の行動規範を纏めたシンガポ
ール宣言』が出された、もとのもとのもとをたどれば、早稲田大学理工、化学科と生命医科に行き着きます。早稲田執行
部には、随分言ってきましたが、教授クラスでさえ、今も何が問題か理解できていない可能性があります。約束を守らな
い事、嘘をつく事、実体のないものをあるように見せる事に、概して罪の意識はありません。
>>536 リーダブルだよね
庄司薫や村上春樹の登場で文学は客層が増えたと思う
村上春樹の訳本何冊か読んでみたが
「長いお別れ」とか「ライ麦畑でつかまえて」みたいな邦題は
この人には絶対思いつけないだろうなと思った
村上のうまい訳題としては
「足もとに流れる深い川」とか
「ささやかだけれど、役に立つこと」があるじゃないか
安西水丸が死んだらしいな
>>541 「ライ麦畑でつかまえて」はいい邦題だと思うけど「長いお別れ」は好かないな
春樹の「ロング・グッドバイ」のほうが良い気がする、難しい意味じゃないし
金魂巻の人だね。
「ライ麦畑でつかまえて」は、読めばなるほど含みがあるし、
日本語としてはこれ以外成り立ち得ないような題なんだけど、
字面だけだと農民恋愛小説みたいに見えるのが難点といえば難点
>>545 それは渡辺和博
「ライ麦畑でつかまえて」はなんかダサくてやだ
訳されたのはもっと前だけど「つかまえて」の部分が80年代臭がするというかなんというか
548 :
無名草子さん:2014/03/25(火) 07:05:29.81
>>523 それ村上春樹を特別視しすぎw
司馬とか昔の人とか外人とか、最近なら百田とか色々読むけど、春樹好きだよ。
村上春樹って普段本読まない人が読んでも面白いのかなあ
普段本読まない人でも取っつきやすいってのはあるのかもね。
ある種の軽さを持った作風だから。
文章的につっかかるところはどんどん無くなってるよな
装飾的じゃなくなっていってる
村上春樹の小説って私小説というか願望小説だったり
彼のオサレ感や欲求不満を聞いて、聞いて、そして賛同して、と言ってる感じ。
短編では、まぁまぁ読めるのもあるけど、
ちょっと長いのは彼の願望や価値観やオサレ感が透けて見えてきて
ゲンナリしちゃう人が多いのでは。
アマゾン(日本版でもアメリカ版でも)見ても長編で低い評価が多いのは
感想を読むと、やはりそういう風に感じてる人が多いからだろう。
アマゾンレビューを参考にして
村上春樹をディスる俺ってKAKKEEEEEEよな?
ねぇねぇ、俺ってKAKKEEEEEよな?
だって全否定じゃないんだぜ?短編は読めるんだぜ?
オサレ感だってわかってるんだぜ?
だってみんなオサレだって言ってるもん。
その前に村上春樹のアマゾンのレビューは日本も海外も高いけどな
そして海外でも圧倒的にレビュー数が多い
日本人作家では群を抜いてる
↑グローバル化だのなんだのいっても
こういうこと言う馬鹿は後を絶たないなあ
1Q84は村上がよく引き合いに出す「ニュークリア・エイジ」と同様に、
野心作だけど失敗作みたいな扱いだったような
アマゾンレビューじゃないけど
「多崎〜」はどうなるかな
海外での評価が高まるほど
>>556みたいなバカアンチが嫉妬に狂う
とお猿さんが言ってます
世界で評価される作品=普遍的である
という短絡的な思考しかできませんww
>>560 悔しかった?w
でも海外のお前が評価しようがどうでもいいんだよねw悪いけどww
?
あ、馬鹿だから分からないかw
世界にもお前みたいなお猿さんはごまんといるの
だから海外でも圧倒的にレビュー数が多い(キリッ)っていうのはなんの意味もないのw
この煽り耐性の無さw
ID出ないからわからなかったけど
>>556(アンチ)が1人暴れてるわけね
小説なら吉川英治もかなり海外のアマゾンレビューが多くて高いけど村上春樹はそれ超えてる
出す本出す本が人気で一発じゃないというのがすごいと思う
たとえば村上春樹は、そういうところを全部隠して謎とし
て仕掛けて、読者に何か解かせようとするじゃない。みんな
そういう解ける謎に弱いから簡単に食いついちゃうんだけど、
小説はクイズじゃないんだから。それにもっと大事なことは、
そういうことをすると作者が作品と読者を支配することにな
るじゃない。「そういう謎を全て剥いでも、小説というのは
おもしろい」という、最大の謎が最後に残るのが小説なんだ
よね。
保坂和志 野間文芸賞受賞記念対談
「小説はなぜおもしろいのか」
聞き手:磯崎憲一郎
「群像」2013年11月号
村上自身も自作が謎解きとして読まれることについて
ほぼ同じ意味の見解をインタビューで語っているけど、
やっぱりこの二人は
「元の資質が似てるのに別の進化を遂げた」みたいで面白い。
小島信夫が好きなところとか。保坂は好きってレベルじゃないけど。
アンチの闇は深い
信者から見ればなw
アンチちゃん、「くさい」て言われたくらいで顔真っ赤にするなよw
いや全然ww
信者にとって臭い人間=正常な感性と知性を兼ね備えてる
ってことだからw
末端信者はもっと教祖様の素晴らしさを語ってくれw
海外で評価が高いらしいけど、裏を返せば言語や文化に縛られていないからだと思うな。三島も海外で評価高いけど、三島の場合は日本文化に根ざした価値観や表現が海外で評価されているんじゃないだろうか。
日本人として日本人の作家が海外で評価高いと喜ぶとしたら、断然三島圧勝。
まあ、村上ファンはあの無国籍で無味無臭な感じが好きなんだろうけどさ。
572 :
無名草子さん:2014/03/27(木) 12:06:45.10
ハルキーハルキーハルハルハルキー
ムーラーカーミーハールキー
>>566 その対談読んだけど、なんか徒党っぽくて嫌だったな
「未明の闘争」は面白い
次回作は世界の終わり〜みたいなのがいい
信者は世界的布教を成し遂げて嬉しいみたいだから
もっと教祖様の偉大さをネットで広げてみてよ
あの独特のニュアンスが外国語に翻訳されて表現できてるのかな?
外国で受けてる理由は日本とは違ったところにあると思う。
前にEテレで綿矢りさが海外で何故村上春樹作品が受けるのかについて
レポートしてたけど、あれを見てても国によって受け方が違うと感じた。
村上は物語や状況設定でニュアンスを出していく作家だから
翻訳後に残しやすいところはあると思う
その分言葉運びの新奇さやセンテンスの鋭さは落ちると思われがちで
文芸誌を読んでるような文学プロパーにはバカにされる
気になるなら英訳で読んで見ればいいのに
英訳本で読むほどは気になってない。
× 英訳本で読むほどは気になってない
○ ニュアンスが分かるほどの語学力がない
>>577 まずタイトルの翻訳っぷりからして各国さまざまだもんね
小川洋子の博士の愛した数式がprofessor and housekeeperだったり
大健三郎の万永元年のフットボールがsilent cryだったり
大江のフットボールと肩並べるもの書いてほしいなあ
技術はとうの昔に凌駕してると思うが
カフカは惜しかった
ねじまき鳥なんてどうですかね
ねじまきも好きだけどうーん
案外羊をめぐる〜が肩並べてんのかなと思ったり
今のアプローチで大傑作読みたいなあ
万永元年のフットボールて駄作じゃん
しかも文章がドヘタで悪文
独特だよね、俺は好きだよ
村上春樹に技術があるって言ってる人は具体的にはどういう技術のこと言ってるの?
>>586 やっぱりあれは馬鹿には読めないんだなww
クソワロタwww
大江ヲタキモイ
面白くないから売れない
大江と春樹はタイプの違うつまらん作家だよな
はっきり言えば村上龍のほうが小説家として優れてるんだけど
絶対嫌われるタイプだというのもわかるな
大江信者のインテリ(気取り)からは龍のマルチメディアの活躍やリアリズム一本で勝負する「前衛性」のなさが自分たちのプライドを
傷つけるので好きになれない
春樹信者にとっては同じ「村上」の駄目な方だと思い込みから端から軽視したがってるし、派手なアクションがでてきたり、真正面から社会問題を
取り上げる龍の明晰さが、春樹の言いたいことも全く見えないふわふわした作風を全否定するものに映るので無視したいというのが正直なところだろうよ
村上龍は本来の意味での天才。
「文章のリズムが」みたいなまどろっこしいことなんか考えずに、
書きたいと思うものがあればバッと取材して書けちゃう。
特に意識しなくても読者を引き込める。興味が合えば。
村上春樹は龍に比べるとずっと後天的な天才。
翻訳とエッセイと短編でコツコツコツコツ文章を磨きながら、
その間に10年位かけて材料を発酵させて長編小説にしている。
その分抽象性が高くて、幅広い人々のいろんな読みに耐える。
大江健三郎は龍とは逆の意味で天才。
とにかく文章に対する感覚が凡人のそれとは違って、
いい意味で「書けない」。それを圧して無理して書くから、
余人には真似できない前衛性を獲得している。結果的に。
大江健三郎は素人レベルの文章だよね
万延元年のフットボールは1ページ目からもうヘタクソ
素人に嫌われそうな文章だね
>>594 読書プロwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
村上龍の文章はうまくない
大江は論外だが
村上龍は文章のうまさより視覚的な文章表現で評価された作家だよね。
コインロッカー・ベイビーズはいい作品だった。
バブル時代にW村上なんていわれてたけど作風は全然違う。
龍は学生運動に参加したり福生でドラッグとセックスに溺れたりしてたけど
春樹は学生運動と関わらずストイックにバイトして大学時代にジャズバーの
オーナーになって自活している。文学的技巧なら春樹が上。
龍は文章家としては「コインロッカー」でほぼ完成していて、
その後は文章の問題を中心に据えずに貪欲に取材小説を書いてる。
内容について考えることが大事なんであって文章なんか読めりゃいい。
春樹は逆に、文章さえ良ければ内容はあとからついて来る方式。
小説に求めるものが違うだけ
昔プレイボーイで村上龍と中上健次の対談があったけど面白かったな。
あと、80年代初頭に出た春樹と龍の「ウォーク・ドント・ラン」という対談本。
「ウォーク・ドント・ラン」面白いよな
別に仲違いしてるわけでもないだろうし、
生きてるうちにもう一度対談しといてほしい
でも、二人とも当時とは随分と違う世界に行っちゃったからなあ。
村上龍がテレビで司会したり経済本書いたりするというのは、
あの当時は誰も予測してなかったでしょう。春樹だってまさか
世界的なベストセラー作家になるとは思わなかった。
確かに今さら会って何の話ができるんだという気はするけど。
糸井重里を間に挟んで「お互い変なところへ行っちゃったな」って具合で話し合うがいいさ
ほぼ日に絡むなら、するめシリーズの続編やってほしいなぁ
都築響一さんも吉本由美さんも連載持ってたし合うと思う
文春の媒体と同時連載で
605 :
無名草子さん:2014/04/04(金) 18:06:27.58
小泉今日子の
「クライマックスご一緒に」が
1984年の1月の作品なんだよね。
そのままクライマックスが6年続いて
「崩壊」したんだが、
さすがに6年クライマックスが続いたんだから
20年以上グッタリしているのも
当然かなとも思ったりもする。
村上が批評を読んで書いていると言いたいわけではないけど、
「女のいない男たち」は、フェミニズム的批判への応答というか、
宇野常寛が言う「性差別的な依存構造に基づいたナルシシズム」を
解体するときに起こりうる反応を短編で検証するような連作だった。
……と今のところは思っているのだけど、
「シェエラザード」はちょっと違う感じだったし、
書き下ろしの表題作で全体のニュアンスが変わる可能性もある。
どう出るか楽しみだ。
宇野がやってるみたいに、
青豆を単に天吾にとっての母性と解釈してしまうのは
さすがに批評家自身の用意したストーリーに引きつけすぎだし、
「1Q84」を半分しか読んでないようなもの。
批評家には小説がわからないという典型例。
そうそうあれは自分に引き付けすぎなんだな
>青豆を単に天吾にとっての母性と解釈してしまう
うん、てんで的外れだわ。
天吾を単に青豆にとっての父性と解釈しても成り立つが
なんか意味あるのかと思わせるな
宇野の語る村上春樹は彼自身の不完全な政治性が全面に出過ぎちゃっててセンスない、むさ苦しい
例えばビールのおつまみの枝豆に塩を振り過ぎて失敗とか、有り触れたことに触れな過ぎる
青豆が天吾と同格の主人公であることをきちんと受け入れて読めば、
宇野が求めてもいるはずの新しいコミットメントのあり方が
読み取れていてもいいはずで、なんかもったいないんだよな。
「ねじまき鳥」の頃の主人公像にそれ以降の作品を押し込めてしまって、
春樹は進歩してないだの他の作品を使って考えぬいただの言っても、
そりゃあんたの読みが止まってるだけなんじゃないのかとしか。
進歩とか新しいコミットメントとか春樹にとってはおまけで、結局はディティールと余白の作家さんだと思うんだ
いや、『1Q84』は『アンダーグラウンド』の経験を
初めて創作に用いたという意味ではちゃんとした理由がある作品。
オウム事件は春樹自身、自分が日本人って自覚せざると得ない出来事だったんだろな
そうなるともう世界的作家って意味では春樹は役目を降りたのかな
カズオ・イシグロさいきょうだな
617 :
無名草子さん:2014/04/07(月) 13:18:30.97
http://www.asahi.com/articles/ASG446JD7G44UCVL02R.html?iref=comtop_6_05 必立ち読み!
「村上朝日堂」の特別編 村上春樹さん、安西さん追悼
2014年4月7日11時34分
作家の村上春樹さんのエッセーに、イラストレーターの安西水丸さんが挿絵を添えて人気を呼んだ「村上朝日堂」の特別編が、
今週発売の週刊朝日(18日号)に掲載される。村上さんが3月19日に脳出血で亡くなった安西さんへの追悼文を寄稿した。
安西さんが過去に描いていたイラストも添えられる。
村上さんは安西さんの突然の死を惜しみ、35年来の交友関係についてつづっている。副題は「描かれずに終わった一枚の絵」で、
村上さんが夏に刊行予定の単行本の表紙を安西さんに頼んでいたエピソードについても触れられている。
「村上朝日堂」は週刊朝日で1985年4月〜86年4月、95年11月〜96年12月に計107回連載された。
おお、楽しみ
初期の頃に表紙書いてた佐々木マキとは関係が切れてる?
あの人の装丁画好きだったんだけどな。
>>619 「ふしぎな図書館」はわりと最近(2005年)だし、
2011年に出た佐々木マキさんの本に帯文書いてるし
関係切れてるわけではないんじゃないか。
622 :
無名草子さん:2014/04/07(月) 17:08:55.89
俺は高円寺に住んでいるんだが、
水丸氏が中央線は貧乏臭いところが
嫌いだ、というようなことを書いていた。
確かに自由が丘とか行くと、マクドナルドに
とんでもない美人がいたりしてびっくりする。
自由が丘の自由とは、恋愛の自由あるいは
不倫の自由を表しているのではないかと
思い羨ましく感じるものである。
>>621 ああ、関係は切れてないのか。ありがとう。
初期の羊男のイラストとか好きだったんだけど、
近作では見かけないと思ってた。
>>622 高円寺は独身時代住んでたけど、演劇関係や売れないミュージシャンが多いね。
マンションの向かいが質屋でフェンダーのギターとかが置いてあったな。
でも、最近は知らないけど本屋が充実していて好きだった。古本市もあって
時々掘り出し物が見つかった。世田谷は本屋が少ないのが辛い。
山田詠美も書いてるけどさ、貧乏は良いけど貧乏臭いのって本当にイヤだよね
〆張鶴飲みたくなるな
626 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=14,xxxPT】(1+0:8) :2014/04/17(木) 23:40:22.72
村上春樹の新刊がアマゾン順位二位だったので、一位は何か見てみたら、
「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている」9巻だった。
すごいのね、ラノベ。
早稲田コピペ博士が現在わかっているだけで23名となっています
早稲田では学生のコピペだけではなく博士論文の審査すらまともに行われておなかった疑いが濃厚です
さらなる徹底的な調査と厳正な処分早稲田取り潰しを期待したいものです
早稲田大学の博士論文のコピペ発覚リスト (計21名)
常田聡 研究室: 小保方晴子、松本慎也、古川和寛、寺原猛、岸田直裕、副島孝一、寺田昭彦(ラボ内コピペ) (計7名)
西出宏之 研究室: 義原直、加藤文昭、高橋克行、伊部武史 (計4名)
武岡真司 研究室: 藤枝俊宣、小幡洋輔、寺村裕治、岡村陽介(ラボ内コピペ) (計4名)
逢坂哲彌 研究室: 奈良洋希、蜂巣琢磨、本川慎二(計3名)
平田彰 研究室: 吉江幸子(ラボ内コピペ)、日比谷和明(ラボ内コピペ) (計2名)
黒田一幸 研究室: 藤本泰弘 (計1名)
628 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=14,xxxPT】(1+0:8) :2014/04/18(金) 06:10:22.34
新しく本買った。
女のいない男たち、きみの友だち、機龍警察未亡旅団、時間のかかる彫刻、
さえずり言語起源論、オンラインゲームを支える技術、
オンノジ、
早く届くといいな。
629 :
無名草子さん:2014/04/18(金) 10:16:51.51
村上朝日堂、逆襲、日出る国の工場をよんで面白かったから
ピンボール、風の唄を読んでみたらさっぱりわからん(´・ω・`)
そんなわけで20年近く春樹を避けていたのだが、1Q84を読んでみたら
春樹にはまってしまった。初期と今では全く違う作家のような気がするのは俺だけ?
630 :
無名草子さん:2014/04/18(金) 10:57:55.24
『パン屋を襲う』を読んでみた。
こりゃ凄いわ。
次元が違うわ。
人生観変わったわ。
>>629 あ、自分もそう
スプートニクでリタイアして、1Q84がやたら評判だったので手にし読んだら、これが面白くて改めて好きになった
その時は、こんなに面白くしてブンガクの人から何か言われるんじゃないのと要らぬ心配をしたくらい
で、長編は全部目を通して春樹本がますます好きになったw
以前ダメだったスプートニクも再読は良かったな〜
村上春樹の本スレってここ?
一気に立ち読みした!
うーむ…
ラバーソウル聴きながら読もうっと
上十二滝町か…隣人のユミヨシさんに可愛がってもらった幼い日のみさき…とかね
シェエラザードの「お話」の続きが気になる〜
これもバースデーガールと同じく一種のリドルストーリーなのかw
「女のいない男たち」の表題作の「僕」にはびっくりした。
作品としては短いものだし、半ば「あとがき」的な文ではあるけど、
こういう私小説的一人称は20年ぶりくらいじゃないか。
しかも荒っぽいくらいに能弁だし。
今のうちにAmazon出品するわ
ほぼ定価で売れるから損失なし
読み終わった
やっぱり「木野」と「シェエラザード」が自分的には良かったw
表題作の「女のいない〜」は終曲的な小品だった
関係ないけどブラッドベリをふと思い出したな
641 :
記憶喪失した男 忍法帖【Lv=15,xxxPT】(1+0:8) :2014/04/18(金) 20:12:22.12
「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている」9巻は在庫切れになって、
アマゾン順位一位から転落してしまった。
春樹だけじゃなく、こっちもちゃんと刷ってくれるといいのにね。
印刷所同じなの?
柳の下に猫がいる
短編になるとやっぱり安心して読めるね
Amazonで酷評されたからか、
「決めの台詞を口にしすぎるのも、僕の抱えている問題のひとつだ」
と自虐ネタが入るようになったな
素晴らしい!
まだ一話をゆっくり繰り返し読んだだけだが、かなりじわっと来た
これは大切に読んで行こう
俺たちの春樹が戻ってきたのだ
ぼくらの春樹
みんなの春樹
消費税廃止!
一位になっているのは『食べたいものを食べたいだけ食べて痩せる」というダイエット本だった。
amazomより。「他人同士の性の結びつきの虚無が怖いです。」とのこと。これは新境地かもしれないですね…。
短編集!と飛びついて落胆。深すぎる闇。 2014/4/19
By praha VINE メンバー
「東京奇譚」から久しぶりの短編集。氏の短編が大好きで待ちに待っておりました。
本の装丁の和風なタッチが何かを意味するのかなぁ。。とじっとみつめてから・・一気読みしました。
すいません。合わなかった。円熟でハードすぎた。
とても限定された個人の内面のダークな部分を見てしまった気がします。
それも普遍的な感じでは無く、特殊な性の世界でもあり、告白でもある。
村上氏の小説に登場する、井戸の深さよりも恐ろしい、生と性のはての無さだったりする。
(生々しい暴力的エロスや不倫などよりも、他人同士の性の結びつきの虚無が怖いです。)
全体のトーンが生きてることの答えの無さがやるせなく出ていて、深すぎた。
年齢行けば行くほどわからない事ばかりで時に疲弊する私には軽く読めなかった。
唯一、「ドライブ・マイカー」のみさきさんと家福さんの友情?はホッとさせるものが感じられました。
軽妙でおかしみのある人物描写や動物たちが出て異界を覗いたり、冒険を経てさまよいながらも
希望がほの見える村上ワールドがあらためて魅力的で懐かしい。。と今回は思った次第です。
「イエスタデイ」で谷村とえりかが渋谷で観たアレン映画は『アニー・ホール』と推測。
とすると1978→1994って設定になるね。
春樹の好きなロング・グッドバイが今日からNHKではじまるで
60年前の東京で「ギムレットには早すぎる」か…
大昔から翻案物は気恥ずかしい
>>649 なんだかずいぶん大昔から、昔の春樹は良かったと言われていた希ガス
ところで
「イエスタデイ」の谷村って「独立器官」の谷村と同一人物なのかしらね
「イエスタデイ」「独立器官」「女のいない男達」の「僕=谷村」は同じじゃないの
著者の分身的なキャラでしょ
なるほど
ロバート・ミッチャムのマーロウが一番好きだな
ここが村上春樹の本スレなの?
やれやれ
661 :
無名草子さん:2014/04/20(日) 16:04:45.13
>>638 私はどちらかといえば様々な世界の事象・ものごと・存在を便宜的に考えるほうではないかと自分では考えています。
それは私が便宜的な性格の人間だからというのではなく(もちろん幾分そういう傾向があることは認めるが)便宜的に
物事を捉える方が正統的な解釈よりそのものごとの本質の理解により近づいているような場合が世間には数多く見受け
られますから。
便宜的な考えが、たとえば地球が球状であることによって生ずる様々な種類の瑣末な問題(引力や日付変更線や赤道と
いったような大して役に立ちそうででもないものごと)をきれいさっぱりと排除してくれることもまた事実ですよ。
ワーグナーのトリスタンとイゾルデを聴きながら、皿に残ったクレソンをぽりぽりとかじり、バタークリームソースの
最後の一滴をパンですくいながら、ふとそんなことを思いました。
家福さんは実際の俳優に例えると塩見三省かベンガルくらいやろな
663 :
無名草子さん:2014/04/20(日) 22:19:03.23
>>640 一緒!その2つが特によかった!!
シェエラザードは話の続き気になるね〜
「女の」は本当後書き?
若干書き殴り感あり
シェエラザードの続編読みたい!
665 :
無名草子さん:2014/04/21(月) 07:19:11.71
シェエラザードはエピソード自体も面白かったけど
あんな時代(暴走する)あるよなって
かんじで凄い共感できた
俺もそういう時代あったわ
うんうん、おれも思った
村上春樹『女のいない男たち』読み中。「紳士とは、払った税金と、寝た女性について多くを語らない人のことです」(中略)
「もちろん税金の話は、ときどき税理士相手にしなくちゃなりませんが」(「独立器官」より)どっかで見たと思ったら『走ることについて
語るときに僕の語ること』序文のネタか。
From: nzm
羽原はいかにして「ハウス」に入ることになったのか
好きな子の笛やスリッパ舐めたりなw
おっさんになった今からすると考えられんけど
村上春樹って
「長編のために何が必要になるかわからないから、
エッセイなどでのネタの小出しは原則的にやらない。
やるとしても長編を書き終えた後の農閑期になります」
みたいなことを言ってるけど、
実はエッセイで書いてたことを小説にも使ってたりするよね。
「1Q84」の他力ストレッチのシーンなんか
「走ること〜」で書いてた経験から来てるんだなって思うし。
別に使っていいじゃんって思ってるんだけどね
672 :
無名草子さん:2014/04/21(月) 14:47:26.68
この人数年以内にノーベル賞獲得するだろうね
そしたら日本人もちょっと変わると思うよ
万年候補になって結局取れない有名作家は多いよ。
本人も望んじゃいないと思うけどね。
身の回りが騒がしくなることは可能な限り避けてきた人だから。
674 :
無名草子さん:2014/04/21(月) 15:35:45.76
独立器官ってあれ実話なの?
それともフィクションを実話に見せかけたフィクションなの?
春樹は小説で実話は書かないよ
回転木馬のデッドヒート
あれもノンフィクション風に書いただけで、
実際にはフィクションだって全集でばらしてたよ
>>673 最近の言動から(イスラエルでの講演、日中問題、原発…)
ノーベル賞が欲しい、以外のメッセージを、感じたことがないんですが
資産何十億もあるやろうからノーベル賞なんてどうでもええやろ
懇願されるから思ってることを言ってるだけ
金があると、次は名誉が欲しくなってくるんだ。
50億くらい貯金あるんやろか
凄まじいな
春樹夫妻って子供おらんのやろ?
ノルウェイの売れ行きに驚いたけれど…ほんの序章に過ぎなかったとは。
684 :
無名草子さん:2014/04/22(火) 00:32:42.36
>>678 そんな印象ですね、よくは知らないけど
1Q84が長編過ぎたので、
多崎つくる は かなり短めにして、ノーベル賞ねらいだと
誰かが評論してたな、佐藤優だったかな?
685 :
無名草子さん:2014/04/22(火) 01:58:36.79
村上春樹のミリオンセラーと「もしドラ」みたいなミリオンセラーの違いを教えてくれ。
>>682 00年頃の『噂の真相』には「妻の財テク失敗で村上家は実はそんなにカネを持っていない」
「むしろ借金まみれ」「だから粗製乱造のエッセイ本とかも出してる」とか書かれてたw
実際、最近も文藝春秋に連作したり明らかにカネの為にやってるのかな、という
のは感じなくもない。
ここ十数年は数年に1本、長編の書き下ろしを出すのも結局はカネの為かなとも思う。
このクラスの作家なら出せば絶対に売れるから。
>>685 村上は作家自身に(100万部クラスで)固定ファンが付いてるけど岩崎
夏海のファンなんかいないw
まあ或る種、「信者」は付きやすい作家ではあったし。
ちきりんやら「噂の真相」やらを真に受けてる奴って
春樹は自分が幾ら儲けているのか、奥さんしか知らないし教えてくれないから分からない。
でも、売れた事でお金に付いて悩む必要がなく自由になれたのが、
お金が入った事で一番嬉しい事だと言っていたよ
ノーベル賞なんたら収入なんたら話題のカキコ人って
春樹に限らず、読書すること楽しい?
家福さんは例えるとベンガルか塩見三省位やろな
>>688 ウワシンの村上ネタ自体はたぶん事実だし、作家がカネの為に書くのも
それは普通にあることでしょ・・・
まあ真相は闇の中ではあるがな・・・
693 :
無名草子さん:2014/04/22(火) 10:37:33.11
春樹を批判する連中って自分の仕事で春樹レベルの何かを持っている人が1人でもいるのだろうか。
694 :
無名草子さん:2014/04/22(火) 10:43:15.96
>>692 え、「たぶん事実」なんてなんでわかるの?
あんた村上さんの知り合い?
696 :
684:2014/04/22(火) 14:33:57.25
>>690 ノーベル賞ねらい と 批判とは まったく別だよ。
私は評価しているし(世界中で読まれる。普遍性があるんだな)
誰だかの評論も、そうだった。
木野がドライブマイカーで登場したBARって辺りは流石に上手いな
698 :
無名草子さん:2014/04/22(火) 15:12:19.88
今、世界で最も評価されている日本人作家と考えてよろし?
699 :
684:2014/04/22(火) 15:53:18.87
>>698 >今、世界で最も評価されている日本人作家と考えてよろし?
そうだと思います。
評価っていうか、無視出来ない普遍性がある てことですかね
日本のアニメやマンガも(の方が) 普遍性が大ですが
ノーベル賞も
過去の川端康成と大江健三郎とは 意味が違ってくる感じがします
賞とかはともかく、カルチャーとして宮崎駿と同じくらいの海外人気はありそうだけど
701 :
684:2014/04/22(火) 17:35:47.05
>>699つづき
今、文学の普遍性ってなんだろな
私は長年読んでいて ねじまき鳥が大好きになりました
でも多々の長編小説に現れる女性に、今もって感情移入できない。
いろんな国や年代性別立場のひとが、それぞれの読み方をして共感している
それが普遍性だと思います
アニメや映画とは違いますし、
みなが勝手に脳内妄想を楽しめるといえばいいすぎなんでしょうか
>>701 >でも多々の長編小説に現れる女性に、今もって感情移入できない。
多くの 村上長編小説の女性 です
いい小説というのは読み手ごとに物語があるっていうね。
色んな読み方ができるのは良い小説だよ。
誤読なしということだよ、文学にはね
>>676 >>677 たしかに実はフィクションでしたと自分で言ってたな。
それを読んで、すごく騙された気になったもんだw
当時はノンフィクション(読者からもらったネタを元に書いた)というから読んだのに。
もっとも読んだときも「これは作りだろーーーw」というのがいくつもあったけど。
おそらく、いくつかは自分の体験または願望で、いくつかは完全なフィクションじゃないかね。
>>702 村上春樹の描く女性って彼の願望に添った「付属物」という感じだね
707 :
無名草子さん:2014/04/22(火) 21:39:56.06
青豆に関しては「こんな女いねーよw」と思ったけど他の女は想定内だった
加納姉妹みたいにちょっとマンガチックなのもいるけど世界観にはあってたから特に
>>706 そうかあ?最近の春樹小説の女性像はなんとなくコワいw底知れぬ怖さを感じるW
なになに、実在感のない女が出てくると楽しめないわけ?
自分的には村上春樹の本当の才能は変態なところだから女は付属品であって、むしろ良い。
カッコつけたりオサレな部分は要らない。
変態性を演出する小道具として使うなら良いんだが。
711 :
無名草子さん:2014/04/22(火) 22:30:17.52
村上春樹て変態どころかドノーマルじゃんw
712 :
無名草子さん:2014/04/22(火) 23:16:19.86
彼の作品は閉鎖的である。
ゆえに読者はその閉鎖性の中に入り込んで浸かることができる。
逆に合わない人は浸かるどころか、その閉鎖性を嫌悪して拒絶する。
713 :
702:2014/04/22(火) 23:20:38.43
>>709 >なになに、実在感のない女が出てくると楽しめないわけ?
実在感じゃなくて
たとえば羊男に実在感がなくても、感情移入してしまいます
村上小説の登場人物の女性は
話の流れに欠かせない人なのは分かるけどそれでも
(女の私には)感情移入できない人ばかりで。困ったなと
ふむふむ、じゃあ702さんは村上さんの「緑色の獣」って短編、読んだことありますか?
感情移入できるうんぬんは置いといて
村上さん的には女性が多かれ少なかれ持っているであろう傾向を描いた話だそうですが
(これを収めた「はじめての文学」という本のあとがきにそんな風なことが書いてあった)
女性読者からしたらどうかなと、男性の自分はそこんところちょっと知りたい
この話は短編集「レキシントンの幽霊」にも入っています
ねじまきあたりまでは登場人物が揺れてたんだよね
だから魅力的だった
716 :
無名草子さん:2014/04/23(水) 03:04:19.56
小説のことサッパリわからないんですが、
村上春樹を100とした場合、
東野圭吾、石田衣良、林真理子、伊坂幸太郎、勝間和代はどのくらいの実力ですか?
>>707 女からすると青豆にはすごい共感したよ!
あの天吾くんがいない世界なんてどんな世界でも意味がないってとことか(笑)
今更だけど
春樹は好きな名前はあるんだね
「高槻」とか蜂蜜パイにも出てきた気が
あと「エリ」とか
「ワタナベ」は基本だけど
718 :
702:2014/04/23(水) 17:07:47.12
>>714 読んだのだろうけど、ぜんぜん覚えてません(><)
探し出してまた読んでみます、図書館かな
自分も大好きな作品は、セリフはじめ、どうでもいい場面なども覚えているけど
そうでもない話は、昨日見た夢のように内容が思い出せないのがあるなw
緑色の獣とか眠りだっけ?
コツコツ鳴らす系怖い
「TVピープル」「緑色の獣」「氷男」「ゾンビ」「加納クレタ」辺りは苦手
ノーベル賞は、経済賞の学者が日本人から出たほうが日本のためになるな。
勿論村上春樹や中村文則とかがノーベル文学賞を受賞すれば喜ばしいけど。
原発事故と資本主義の向かうべきベストな方法論、経済論は、世界も注目してるでしょう。
やれやれ
ランニング本が一番良い
風の歌を聴けはクソ
ねじまきはいい
世界の終わりはいい
ハードボイルドワンダーランドはクソ
>>716 100を 自分で決めればいいんじゃないですか?
ハルキストw
レッテル貼りw
ネトハル
太宰と村上春樹には作品だけでなく作者に心酔しちゃう読者が結構いるね
長編は全部目を通したが、心酔と言うほどイカレているわけではない
太宰は知らんが、正直な話、春樹の読者とのメール書簡集などを読むと、誠実な人・面白い人・物の考え方が深い人だなと、思ふ
ハルキストは自分語りが好きw
ランニング本もさんざん僕はストイックだと書いてあるが
禁酒についてはスルー
>>733 ルックスが八百屋の店員みたいじゃなかったら良かったのにな
本当に惜しい
そういえば芥川と太宰はそこそこイケメンなんだよな
スタイルもスラッとしてるし
川井憲次のコンサートDVDの打楽器奏者によく似ているんだな、これが
>>737 でも、もし春樹のルックスが並み以上だったら春樹の作品は産まれてないだろう
あの文体で、もし東野圭吾みたいな顔だったらイヤだよ。
ノルウェイの森が神すぎてヤバイ
「神すぎてヤバイ」ねえ……
日本人の言語能力低下も相当ヤバイね
腐っても東野圭吾よりはましだわね。
それには同意
ジャンルが違うだけ
上とか下とか言ってる時点でレベル低いのに気づこうよ
勝ち負け、優劣は争いのもとだよん
小説なんて好きなもの読みゃいいんだからさ
まあ優劣はあるよね
東野圭吾より村上春樹が面白いとか思ってると
社会に出れなそう
それはないな
あくまで読んだ人にとっての優劣であって、それを他人にも当てはめようとすると争いのもとになる
優劣はあるよ
ただ選ぶのは自由
好みと優劣は別
754 :
741:2014/04/26(土) 21:05:11.67
あのあの、 なんでこういう流れになるの?
春樹サンの顔(がマズい)の話になったので
ああいう内容でああいう文体の人が
東野圭吾みたいなイケメン風だったらイヤだって書いたんですけどね。
この世は思い通りにならないことばかりだよ
756 :
無名草子さん:2014/04/26(土) 23:14:55.56
春樹の本は実用書としての
価値が高いと思う。
運動とか料理とか音楽とか。
>>753 で、優劣を決める物差しは何なんだ?ということになって
結局は主観ということになるんだよw
ならんよ
各人がたくさん読めば似たような物差しができる
それと好みは別だがな
東野も好きだけど優劣はないよ
テーマが違う
760 :
無名草子さん:2014/04/27(日) 09:08:59.58
日経読書欄で女のいない男たち評
春樹好きで鳴らしてきた加藤典洋がはっきりとカラい評をしてて逆に興味をそそった
ところでここ50のレスについて言わしてもらうけど
読者とのメールのやり取りなど春樹は誠実な人柄というのには同意
が、芸術的狂気とかには乏しいと思ってる
本質的には凡庸で通俗的で素朴というか
そうか?
あのメールのやり取り見てそう思ってんなら凡庸な感性だね…
芸術的狂気か・・・やみくろや、○○タさんの口から出てきたアレやら、1Q84のそれはまさにそうなのではないの
井戸の底の暗闇もまた
ジョニーウォーカーという人もいた
ジョギングしたときのいい女をいつまでも覚えてる不気味さ
>>744 東野はテレビドラマの原作がかけるが春樹には無理
東野原作映画は大ヒットするが春樹原作映画は大コケで失笑される
芸術的狂気を小説以外のところで出さないように
細心の注意を払っている人
>>760 「木野」にピークがあることはまず押えてるし、
はっきりとカラい評というよりは、
あくまで過渡的、試験的なものとして読むのが筋で、
「村上は本質的に短編作家」みたいな言説には
私が釘を刺しておこう……という評のように読めた
>>760 誠実であろうとする、もっとはっきり言えば
そういう人柄を演じようとしてるのはよく分かる。
でも死んだ元編集者に対する長文批判とか見たら、
本質は異様に粘着質で、ものすごく嫌な奴だねw
もっとも小説家になろうとする人間に本当に誠実で理性的でさっぱりしてる人間なんか
ほとんどいないだろうけどな。
ヤスケンは批判されて当然だろ
>>770 あの文章を粘着質な長文の批判ととってしまうのは
さすがに枡野浩一の言い分を真に受けすぎだと思うわ
「誰も悪口言わないから自分一人くらい批判する」などと
現実無視で意味不明のエクスキューズを付ける枡野の
どっちかと言うとカーヴァー/リッシュの関係と
重ねあわせておっさん酔ってしまって、
いらんこと書いちゃったみたいな印象
>>772 >あの文章を粘着質な長文の批判ととってしまうのは
>さすがに枡野浩一の言い分を真に受けすぎ
という超妄想力に乾杯w
村上春樹に限らず小説家は基本、通俗的というか俗物だよね。
そうじゃなきゃ売れるもの書けるはずないし。
その俗物さが人口の1%か2%でもいいから非常に心地よいと熱烈に受け入れられると
プロ小説家としてやっていけるわけでしょ。
人口の1%もの支持が必要だと
100万部売ってやっとプロということになるぞ
たしかにプロというだけなら1%の支持はいらんね。
超売れっ子作家になると1%ぐらい支持者がいて
さらに本を出すたびに買ってくれるような熱烈ファンが
その何分の一かいるってところか。
現在の村上春樹の場合は支持者だけじゃなくて、よく話題に上るので
どんなものか読んでみようという野次馬読者もかなりの数いそうだけどね。
結果、尼に「わたしにはわかりませんでした」的感想が溢れる、と
村上春樹は尼での評価が世界中で高い
日本人でやっと出てきた実力と「売れる」が伴った天才
100万部とかCD百万枚はいまどき無理だろ
売れる=低俗=悪
そんな図式があまりに長すぎた日本ブンガク界
村上がいまだに叩かれ続けるってのはどんだけ根が深いのか
>>760 村上の世代って、すくなくとも芸術関係では、もう碌な仕事が出来ないよね。
作品にせよ評論にせよ。
輝かしいあの村上でさえ、この惨状だし。
>>765 ちょっと疑問を返されただけで「馬鹿なの?」だってさw
大した読者じゃなさそうだなオイ
>>772 枡野の言い分はともかく、あれは粘着質な長文の批判だと思いますよ
そうとられないようにいろいろ言い訳してるけどね
ここってなんだかんだで春樹ファン多いんだな
ちょっと疑問をつけるレスが出るとやっきになって噛みついてくるw
だなあ
芸術的狂気なんてのもようはバルザックとかドストエフスキーみたいなあの感じだろ、ナカタさんの白いのじゃなくてw
しかしまあ、精神的健康のため芸術的狂気さんとはあまりお近づきになりたくないなあと思う今日この頃
>>782 いや、すまん
実際そうなんだ
ねじまきは楽しく読めた
楽しく読めた、ねえ。。。
まあストーリーが面白かったとかそんな感じなんだろうな。
村上春樹はストーリーも面白いんだけど文章が飛びぬけてうまい
これに慣れると、この人が出現する以前の本が文体の稚拙さで読めなくなるほどに
しかしまあだなあ、ねえ。。。
>>783 より正確に言えば本質は原稿を売っちゃったことに対する批判ですらないんじゃないかな。
あえて春樹が批判する必要のないような明らかに馬鹿な行為だし
しかも相手の死後になって、わざわざぶり返す必要もないことでしょ。
あれは仲たがいして批判されたことを根に持ってた春樹が
(相手が死んで反論も何もされない状況になってから)
思いっきり相手をこき下ろそうとしたものだよね。
まぁそういう人間だからこそ、ある種の面白いものを書けるんじゃないのかな。
30年前の女ジョガーを未だにズリネタにするハルキチ
深く読み込むと痴話喧嘩なんだねえ。しかしまあ
子飼いだと思い込んでた春樹が意のままにならなくなると、
とたんに罵倒し続けた安原の方がよっぽど不気味だし粘着だよ。
原稿の売却問題は、明らかに安原側のほうが悪いでしょ。
>>790 そうそう、禿同だわw
自分も春樹後に、昔から読んでいる大好きな作家の本読んだら
「この人、もう少し文章を・・・」って思ったことがある
26年前のインタヴューで、「リーダブル=堕落という意見もありますが」という質問に、
「いつか評論家しか読まない難解な作品を書いてみたい」と言ってるよw
結局書かなかったね
まぁまだ大長編二作くらいは書けそうだからわからんけど
801 :
無名草子さん:2014/04/28(月) 09:54:35.61
>>790 そのとうり
他の作家読むとなんか味気が無いと感じる
ストーリーが面白いかどうかは個人個人の感じ方の問題だけど
文章がうまいっていうのは具体的には何を指してるの?
自分的には村上春樹の長編はどうでもいい枝葉をダラダラ書き過ぎで
キレがなくて読み進むのがかったるいんだが。
「そんなのいいから肝心のストーリーを進めてくれよ」みたいな。
ストーリーうんぬん文章の上手い下手うんぬんじゃなくて
作者の描く主人公や世界観が大好きなら、どんどん読み進めるんだろうけど。
内田樹によると(?)、読者の読みを先回りして、
きちんとそれに応えるような感じで書かれているということらしいね。
文章の巧拙だって主観だよ。
たとえば自分の場合、石川淳の漢文の影響を強く受けた奔放な語り口、
吉田健一の(特に晩年)読点の少ない息の長い文章なんかも大好きだけれど、
どちらも読んで陶然とする名文家だと思ってるよ。
一口に「文章が上手い」といっても様々なタイプがある。
ちなみに春樹の場合、「どうでもいい枝葉をダラダラ書き過ぎ」とは全く思わないがw
細部を積み重ねるとか、言い換えられるよね。
読み進むのがかったるいヤツにいやいやながら読ませてるのが文章力というものだよww
言うのもこっぱずかしいが、短編の「ハナレイ・ベイ」を読んだときは文章と物語から何となく「音楽」を感じた
あくまでおいらの感想ね
より直接的に、出てくるほとんどのミュージシャンがわかるから、
頭の中で曲が鳴り出すというのもある。
『女のいない男たち』の、モダン以前のジャズマンの登場なんか楽しい。
>>789 仮にそういうものが在ったとしても
それは作家が認識してればいいだけのことだろう
あんたは何者だ?プロ読者か?
やっべーまた識者にからんじったすまんすまん
村上春樹の出現で日本人作家の文章レベルが格段に上がったのはあるな
文章力の平均を底上げした貢献度は計り知れない
文章で選り好みするのはかなり勿体ないぞ
間違いなく日本文学が生み出した天才
ただ思想がキモチ悪いだけや
村上春樹先生の名文(笑)です
つくる「それが存在し、存続すること自体がひとつの目的だった・・・」
「たぶん・・・」
女 「宇宙と同じように?」
つくる「宇宙のことはよく知らない」
「でもそのときの僕らには、それがすごく大事なことに思えたんだ。僕らのあいだに生じた特別なケミストリーを大事に譲っていくこと。風の中でマッチの火を消さないみたいに」
女 「ケミストリー?」
つくる「そこにたまたま生まれた場の力。二度と再現することのないもの」
女 「ビッグバンみたいに?」
つくる「ビックバンのこともよく知らない」
村上春樹先生の名文(笑)です
アカ語録。
アカは笑った。「嘘偽りはない。あのままだ。しかしもちろんいちばん大事な部分は書かれていない。それはここの中にしかない」
、アカは自分のこめかみを指先でとんとんと叩いた。「シャフと同じだ。肝心なところはレシピには書かない」
「あるいはそういうこともあるかもしれない」とアカは言った。それから愉快そうに笑って、指をぱちんと鳴らした。「するどいサーブだ。
多崎つくるくんにアドヴァンテージ」
アカは言った。「俺は思うんだが、事実というのは砂に埋もれた都市のようなものだ・・・」
おもろいやん
>>814 究極にわかりやすく言うと
小学生の作文は新聞記事の文章よりヘタ
村上春樹自身の文体も初期と後期では結構変わってる
ノルウェイの森より後のほうが文章は巧いと思うけどノルウェイの森のほうがなんか良い
傑作が持つ雰囲気も手伝ってるんだろうけども
文章力は太宰治も酷い
昭和中期より前の作家は一部の例外を除いてダメね
この人らあっての今だから腐しはしないが
>>821 王・長島時代の野球を現代野球と比べてどうする
王・長島時代の野球でも横溝正史の文章はうまいと思う
自分が読んだ範囲では村上春樹の書く女性のセリフや口調がどうしようもなく
下手くそだし古臭い
825 :
無名草子さん:2014/04/28(月) 23:05:49.37
多崎つくるに関して言えば
すぐれた作家だけど
科学のことは勉強不足
海辺のカフカも科学知識がないくせに知ったかぶって失敗してたな
この人、理系ぜんぜんダメでしょ
演劇科の出身ですからね…
>>825 もともと勉強して書く作家ではありません
ダンスと国境の南の間の変化が一番大きいものだと感じる
新潮45より 早稲田内部からの告発
「ですから、今いる早稲田の教員や先輩に背中を見て育つ。初めて入った研究の世界がこれですから、今いる早稲田のスタンダードが
世界標準だと誤解しても不思議ではありません。小保方さんは、其の中でも特殊な例でしょう。あそこまでの人はなかなかいません。
まあ、そこを見込まれて利用されたのでしょう。ある意味では早稲田の被害者、かわいそうな末路ですね。」
「そうはいっても、まだまだ実態は知られていないでしょう。小保方の未熟さを皆さん、不思議がりますね。理研の野依さんも、最近の若い
研究者は理解できないというような発言でしたでしょ。でも、早稲田に来て教えるなり、現状を視察してみるなりすれば、小保方事件が起こった
理由が氷解すると思いますが。もう二度と早稲田出身者は採用するな、とおっしゃることでしょう。今いる早稲田出身の研究者も疑いの目で
見られるでしょうきっと。」
他所から来た研究者は諦め顔だ
「こんな事件の後でも、内部の議論を聞いていると、気が狂いそうになります。生命医科の教授、准教授の多くは、小保方論文のどこが
悪いんだというわけ。なにが悪いのか理解できていない。
聞こえないふりをしていますが、こんなとことで、通常の科学教育など無理ですね。しかし、文科省は、博士課程やポスドク教育の予算を
かなりつぎ込んで、小保方のような者たちをどんどん排出させています。
これほど教育されていない、というか、間違った教育をされた研究者だとは、どこの受け入れ機関も想像すらできないでしょう」
新潮45より
「内部告発」「小保方さんが、実際にどのような教育を受けたかはわかりませんが、彼女を取り巻く環境は、以下の様なものです。
応用化学科の西出宏之、岡野光男(女子医科大副学長)竹岡真司酒井宏水ラインの教員は、サイエンスをバイオビジネスの道具
と考え利用するという志向があり、一種の詐欺的サイエンスが流儀のようになっています」・・人工赤血球、人工血小板、ナノシートなど
「早稲田の生命医科やTWinsの人事は、彼らの派閥が同じような価値観、指向性を持つ研究者を集めますから、小保方が理研に行くまで
女子医大で学術界の常識を実地に教育できる教員が少なかったに違いありません。一方、早稲田学内では学生が教育されることは
まずないと言ってよいでしょう。ですから、似たようなことは、あちこちで起きています。コピペは、唯一、誰にでも指摘しやすい不正行為
であるため周囲が見つけられましたが、私がより深刻と考えるのは、科学を研究する上でのもっとも根本的な部分です。しかし。この根本的
な問題は、コピペを見つけることほど簡単ではありません。」
「教員はアイディアの盗用なんて当然と思っています。特に教授は、何もしなくてもコリスポンでィングが取れると思っている。全く関係のない
図を実験結果として使ったり、実験していないのにデータが出てくる。だから、論文を書くのは、捏造というよりは一種の創作活動みたいな
ものですよ。彼らにとっては、通常の学術界ではとても理解できない価値観をもっている教員が多いのです。小保方問題が話題に上る前
から、研究不正については議論したことがあります。しかし、議論が噛みあうことはありませんでした。教授やそれなりの役職に付いている人
と議論しても、カルチャーショックに近い驚きがあるばかりです。」
早稲田で一緒に研究してみると、信じ難いことが、次々と起こるのだという。
「他の大学の研究者に説明しても、理解されないのですよ。理解されません。ふざけてるのか、冗談なのだろうと受け取られます。それぐらい
早稲田大学理工学部のカルチャーは他とは違います」
おぼちゃんとWノーベル賞は逃したんだろうけど、
かれのことしの受賞はありうるわけで…
初期の文体は、藤本和子訳のリチャード・ブローティガンそのまんまだよ。
ハルキチ
風の歌の断章形式はヴォネガットから、などなど・・
初期作品における現代アメリカ文学の強い影響は、発表当時からうんざりするくらい指摘されていた。
影響を受けてない人間などいない
受けた影響をどう消化し生かすか
そして村上春樹はは最高の結果を出したと
So it goes.
村上春樹は影響を日本人作家から受けずにアメリカ人作家から受けたから保守的な層からすれば認めたくないのはある
作中に出てくる音楽、小説、食事などの文化も欧米のものばかりで30年前に成人してた層(団塊前後)にとっておもしろいハズがない
当然「ケッ!」という心理になりアンチが増える
録音状態のいいLPにいちいち買いなおすらしいな
日本文学に独自のモードがいくつか確立して安定してたところに、
ぽっと出の新人みたいなのが、現代アメリカからの文学的取り込みを
四迷や鴎外の初期みたいな勢いで始めたもんだから、
「てめー今頃なに始めてんだこのやろう」となるわけだよ
もちろん先行する翻訳者も小説家もいたけど、
翻訳と小説を両立してしかも人気を獲得したのは村上だけだった
その時点でもう誰がどう叩いても揺るぎないレベルの仕事だから、
各方面の批評家たちが自分の文脈を持ち寄って安心して叩きまくった
性描写、ポップ文学、物語批判、フェミニズム、ゼロ年代……
バカフェミに村上アンチが多いというだけでこの作家には価値があるわ
なんで?
お前がそっちに乗っかるといい気分になれるんか?
とにかく文章がうまいよね
心地よすぎてハマる
音読していてつっかえる事無く読めるリズム感と
ひらがなと漢字を使う比率が凄くバランス良いのが春樹の文章の良さ。
良くも悪くも、文章を噛み締めて読まなくても面白く最後まで読める
ハルキチ
>>846 日本語としての良さ、新しさもあるんですね…
日課の書き込みが家族サービスでできないハルキニスト
村上の文章は文字数あたりの情報量があまり多くないが、
要所を押えて想像させるのが上手いからディテールに富んで感じられる
リズムの良さも相まって、複雑な部分でも読みやすい
人工的過ぎると感じるところもあるし、体質的に合えばの話だけど
読んでるとツールとしての効率の良さがすごく頭に残るから、
つい真似して書いてみたくなる感染力の高い文章でもある
851 :
無名草子さん:2014/05/04(日) 04:27:11.78
肝心の内容はどうよ?
どれも面白い
風の歌を聴けは今読むとまだ粗さが残るが悪いわけではない
いやあ風の歌〜ダンスまでが一番好きだよ
いままで自分の好きな物書いて楽しくやってたのに
ノルウェイで売れまくって国民的作家になって責任重圧、
自分の手に負えない大きなテーマと格闘せざるを得ず、
手に負えなくてもがいているのがノルウェイ以後のイメージ
昔、確か『国文学』の中上健次との対談で、「中上さんや龍がいて、
僕は3番手ぐらいがちょうどいい」みたいなことを言っていたんだよ。
まさかこんな状況になろうとはね…
まあ春樹作品は基本的にみんな好きだが
強いて言えば、おいらは物語性が強くなった後の「世界の終り〜」以降現在にいたるまでの春樹が好きだな
村上作品のモチーフってほとんど全部「羊」に詰まっていて、
その後の作品は「羊」の各部を順次取り出して、
書き足りない部分を発展させているように思う
ダブルとしての「僕と鼠」をもっと追求したのが「世界の終わり〜」だし、
なかば書割りだった歴史的要素にクローズアップしたのが「ねじまき鳥」
「女のいない男たち」も冒頭の離婚した妻のエピソードの再奏に見える
三人称化を進めていった「カフカ」「1Q84」は、大作ではあるけれど
本質的には小説の規模を拡大するための一種の習作なのではないか
書けてる要素が増えれば増えるほど書けてない部分が目立つものだし、
今後も長編は巨大化に比例して未完成感が高まって、評判は落ちていくと思う
それを圧してなお書き続ける人がいるのはやはり必要なことで、
事故的にでも人気を獲得した自分に与えられた役だと思っているフシがある
「風の歌を聴け」と「ピンボール」は、まだ今の村上のレベルに達してない
「羊をめぐる冒険」からいきなりレベルが上がる
好き嫌いは別だけどね
長編書けるだけの技量も深さもないよね。
熱心なファンは春樹の描く主人公に思い入れできる人だろうから
短編も長編も読めるだろうけど、村上春樹を読んだことない人が
最初に長編読んじゃったら「なにこれ?」みたいになっちゃうケース多いでしょ。
どこ縦
861 :
無名草子さん:2014/05/04(日) 12:53:06.94
円光してた老害が高級自転車にハマり出した
そんな小説
いまもドアーズ好きなんだな
マジで?
たぶんアメリカンバンドではビーチボーイズに次いで好きなんじゃないかと
ようわからん
好きな演歌があったりイカの塩辛が好きだったりしても
絶対に人には言わないんだろうなw
エッセイに書いちゃうと思うなw
面白いんだよねこれが
・・・・でも、そのエッセイにあるべき水丸さんのイラストがもう見れないのが悲しい
演歌とはちょっと違うけど、CD-ROM版の「村上朝日堂」を読んでたら
加山雄三のトリビュートアルバムを買って聴いてるという話があった
ああ若大将シリーズどストライク世代だものね
小沢健二とサザンオールスターズは昔そこそこ聴いてたような。
でも昔メールのやり取りでスピッツの話題が出て、初めて名前を聞いたとかいっててびびった。
あと小沢征爾との対談で宇多田ヒカルの名前を春樹が出したけど、小沢征爾が誰その人って言ってて、
こういう人達はホント日本のチャート見ないんだなと思った
スライのファンク好きだからスガシカオが…ってのはまあわかる
でもなあ…
874 :
無名草子さん:2014/05/05(月) 16:17:47.14
短編に加筆修正されたやつがチラホラあるけど
どれを読めばその辺りカバーできますかね?
とりあえず「はじめての文学」をチェックしようと思いますけど
これの他にもあったら教えて下さい
>>874 一番最後の版を見たい、と言う事だと、
全集が完全版になってる
全集で完全ほぼ版なのは間違いないんだけど、その後に出た
『象の消滅』の「レーダーホーゼン」(逆輸入翻訳版)と
『めくらやなぎと眠る女』の「ハンティング・ナイフ」
がそれぞれ翻訳時の短縮修正版になっている。
どっちも全集ではオリジナルのはず
あとイラスト本の「ねむり」「パン屋を襲う」も大幅に改稿されてて、
80年代の文体と今の文体の違いがはっきりわかって良いよ
877 :
無名草子さん:2014/05/05(月) 18:02:07.73
>>875 全集は経済的にちょっと無理です
でもありがとうございます
>>876 象の消滅の「レーダーホーゼン」と
めくらやなぎと眠る女の「ハンティングナイフ」ですね
なるほどなるほど
「ねむり」と「パン屋を襲う」はチェック済みでした
そういえば全作品第三期はいつになるのかねえ
以前のとだいたい同じ体裁で全作品第三期を出すとしたら、
4年後くらいに
1)「海辺のカフカ」上巻
2)「海辺のカフカ」下巻
3)「アフターダーク」/「多崎つくる」
4) 短篇集
「東京奇譚集」「女のいない男たち」収録作の他
単品「バースデイ・ガール」「恋するザムザ」
5)「1Q84」BOOK1
6)「1Q84」BOOK2
7)「1Q84」BOOK3
……のラインナップで出る感じか
ほとんど長編なのでわざわざまとめるほどでも無い気はするけど、
次の長編を書き終えた段階で書かれる解題はぜひ読みたい
ほぼ10年区切りは難しくなってきたな
上ので2002〜2014になるのか
そのへんはもう散らかった作品系列を整理する意義もほとんど無いな
882 :
無名草子さん:2014/05/06(火) 17:42:58.19
春樹って、運動したり、料理を作ったり、
音楽を聴いたり、旅行をしたり
とにかく忙しい人なんだよね。
まあ傑出人というのはそういうもの
なんだろうけれど。
>>882 運動と音楽(と執筆)以外は、いつもじゃないと思う
奥さんもいるわけだし
海外に住んでたりだし
村上春樹の修正って、加筆だけじゃなくて減筆もあるね。
大抵の作家は加えることが多いんだが。
笠原メイちゃんと激しく結婚したいです
村上は反日分子
自称ファンはオサレなだけの文盲
日本の未来が思いやられる
オウム裁判の工程自体は批評しないのかっ
>>884 あまりに「若書き」と判断すれば、性格的に手を入れずにはいられないのかなあ。
井伏さんの先例に倣わなければいいんだが…
なんだかんだいって偉いよなこの人
「ベータハイファイ」→「ブルーレイレコーダー」
こういう変更を始めるときりがなさそう
>>889 >なんだかんだいって偉いよなこの人
それはそうです。傑出しています
苦労しながら、独自の立場を作り上げています
男の嫉妬って女以上だし、大物はいろいろ言われるんですよね
春樹のファンって怖いなぁ
私はファンじゃないよ
ここはIDが出ないんだね 失礼しました
色んな意味でキモい
金が欲しい
村上春樹はことあるごとにキチガイフェミに絡まれてたけど
カフカでそのキチガイフェミを腐してからは評価してる
俺的にああいうとこイマイチなんだな
エラフィッツジェラルドのある演奏に直木賞あげたいような演奏だとかさ
枝葉はどーでもよい希ガス
なにしろ元ジャズ喫茶店主だからな
よく知らないけど気になって聴いてみる読者もいるだろう
エラは楽しいよ♪
うん。やっぱロリ専としては笠原メイだよな
902 :
無名草子さん:2014/05/10(土) 12:26:14.96
「羊をめぐる冒険」だったかで、「取材をした
記事はちょっと違う」って書いてあったが、
当時、取材をしないような傾向が増えたのは
立花隆からだったのだろうか・
立花隆となんかあったの?
笠原メイ、いいね
ねじまき鳥のメイちゃんはマジ天使
井戸の底にとぢこめられたときは悪魔かと思ったが
ハルキストと聞くとクララ・ハスキルを思い出す。
>>839 > 村上春樹は影響を日本人作家から受けずにアメリカ人作家から受けたから保守的な層からすれば認めたくないのはある
> 作中に出てくる音楽、小説、食事などの文化も欧米のものばかりで30年前に成人してた層(団塊前後)にとっておもしろいハズがない
> 当然「ケッ!」という心理になりアンチが増える
どこで育てばこんなに時代感覚がずれてしまうんだろう
小澤さんと音楽の話してる本が一番おもろい
>>910 自分より、他の人が読むほうがいいと思って
ピアノの先生の友人に、即送った。役にたったそうです
春樹サンはコルトレーンを評価してないのね
それ以前のバップと、クラシカルミュージックに造詣が深いとなると
自分にはもひとつ関係ないし。
春樹サンが文学的には最先端なのだろうけど
音楽はそうじゃないところが面白いです
キースもチックも嫌い
シダー・ウォルトン大好き
>>912 そうそう。
バップ原理主義者みたいで
今やチマタの音楽と化したフュージョンも評価してない
でもさ
春樹サンの文学ってフュージョンぽくない?
914 :
無名草子さん:2014/05/12(月) 21:52:52.83
春樹みたいなマザコンになりたい
>>839 > 村上春樹は影響を日本人作家から受けずにアメリカ人作家から受けたから保守的な層からすれば認めたくないのはある
> 作中に出てくる音楽、小説、食事などの文化も欧米のものばかりで30年前に成人してた層(団塊前後)にとっておもしろいハズがない
> 当然「ケッ!」という心理になりアンチが増える
まさに真理
917 :
無名草子さん:2014/05/13(火) 02:00:20.14
田中角栄みたいにアメリカに反抗して潰され英雄とは対照的に、アメリカの圧力で成功した
アメリカ芸者の村上が保守層に嫌われるのは当たり前
しかし皮肉にもそういう人間ほど格別の才能を持っているんだよな
村上春樹しかり宮崎駿しかり
なぜか村上春樹は右翼にも左翼にもフェミにも嫌われてるけどw
それでもこの圧倒的評価というのが凄まじい
まあ極端な思想の持ち主にアンチが多いんだろうね
最近、やれやれと好むと好まざるとにかかわらずとメタファーがないので
すごく寂しいです
別にアメリカの圧力で読み続けてるわけではないがw
なんといっても出る杭は打つ、嫉妬とやっかみの国だからなあ
特に最近は異論は認めない人だらけで
>>913 ジャコ加入後のウェザーリポートのコンサートに行ってるぐらいだし、
嫌いなのはポップなBGM的フュージョンだろう。
黒人音楽系ではジャズのみならず、ブルースやR&B、ソウルにも精通してるな。
>>919 ほうほう と ちりんちりん も入れてくれると、とても嬉しい
村上春樹って「いささか」をよく使うよね
エッセイでも小説でも
あまり気にならんが
春樹的エクスキューズ
なるべく穏健な物言いと取ってもらいたいための
長年の読者なんで慣れちゃってるけど
>>921 >嫌いなのはポップなBGM的フュージョンだろう。
ああなるほどね。そうかもね
だけど、春樹さんの文学は、書き手の姿勢も受け入れられ方も
ポップじゃないでしょうか?
彼の小説も BGM的にもこなされていると思います
音楽だけBGMが嫌いだということだと
ポップな文学は文学だからいいというのが
春樹さんの姿勢でしょか?
国境の南の島本さんの我がままは異常
島本さんに逃げられ女房の元に戻ろうとする僕はもっと異常
だがそれがいい
「ひとつ質問していい?」と彼女は言った
「もちろん」
「私以外に、あなたには好きな人がいるとする。ひとつの仮定として」
「仮定として」
「それについて、どう考えているの?」
僕は少し混乱した。考えたこともなかったからだ。
「うまく言えないけど」と僕は言った。「君がいなくなるととても寂しい。それは確かなんだ」
このノリの小説、また書いて欲しいなあ
島本さんは好きなキャラだな
国境の南でさらに顕著になっていくけど、村上さんの現実と非現実が等価の物語が自分は好きだな
931 :
無名草子さん:2014/05/14(水) 10:52:20.28
>>929 今時の若者(発達障害、自閉症)みたいな会話だな
かっこいいんじゃなくてただの病気
「今時の若者(発達障害、自閉症)」てすごいフレーズですね
どんだけ立派で健康な非若者なんだか知らないが
独善的で言語能力に乏しいことがよくわかる
診てもらった方がいいよ
そうか、そうか
934 :
無名草子さん:2014/05/14(水) 11:27:26.19
↑
言語能力に乏しいのはお前だろ、ニートキモヲタ自閉症
935 :
無名草子さん:2014/05/14(水) 11:31:06.80
>>926 春樹が好きなビーチボーイズやビートルズは「ポップ」ミュージックだけど、
同時にいまや普遍性を持った現代の古典になった。
個人的には村上作品の「ポップ」さとは、そういう感じ。
リーダブルではあるけれど、たしかにしっかり残るものがある。
BGM的(引っ掛かりがなく右から左に流れていく、ぐらいの意味で)だとは思わないな。
ビーチ・ボーイズもビートルズもあと50年残るかは怪しいと個人的に思う
ビートルズは永遠に残るだろう
クラシックのベートーベンとかモーツァルトみたいに
このスレ、オっさんが多いせいかつまらんな
文がヘタすぎるしセンスもないし
他のスレのオっさんは、けっこう面白いこと書き込むのになあ
つか、20代前半の奴はいないのか
>>939 お前のレスがつまんないじゃん?
盛り上げたいなら自分から面白くネタ振らないと
>>939 やれやれ、聞いてもない自己紹介にはうんざりだ
>>937 少なくともシュトックハウゼンが50年残るなら、ビートルズはロックバンドの代表としてずっと残るだろうね
943 :
無名草子さん:2014/05/15(木) 14:01:01.95
春樹、龍、小泉元元首らきれいなおじさんたちと
立花、西部、西尾ら汚いおじさんたちでは
何か違いがあるのではと考えるのが当然である。
そこで考えられたのが、前者には「初期化」が
時々起きているのではということだった。
944 :
926:2014/05/15(木) 16:30:26.33
>>936 レスありがとう。なるほどね
音楽のことで、ちょっとイチャモンをつけてみましたが
皆さんにマトモに相手にしてもらえて、嬉しかったです
945 :
sage:2014/05/15(木) 20:14:03.97
>>943 おじさん というより おじいさんだよね
キレイとか汚いとか主観ですが
とりあえず髪のある人が有利なのかよw
ぷっくりほっぺじゃない龍なんて
948 :
無名草子さん:2014/05/17(土) 13:18:49.75
「初期化」についての小保方さんの流鏑馬説
小保方さんは小泉さんは半島へいって一気に
流鏑馬を済ませましたし、春樹さんは日頃から
厳しい一人流鏑馬をなさっているようですし、と。
村上ファンはきもい
馴れ合いより戦闘的なやりとりのほうが読んでて面白いし
少なくともスレは活性化するし、いいんじゃないか?
傷を舐めあうレスは居心地いいが、長い目で見ると過疎るし
池澤夏樹の日本文学全集、過去に村上が言及してた古典作品は
方丈記/高橋源一郎訳
平家物語/古川日出男訳
雨月物語/円城塔訳
……と、どことなく読者層がかぶってる人選の気がする
952 :
無名草子さん:2014/05/18(日) 13:56:34.70
「初期化」についての田中さんの
再突入回廊説。
「初期化」できる人は壁を見ると
すぐに「再突入回廊」をみつける
のではないでしょうか。
それで当たって砕けない、というか。
池澤さん小説の方がつまらなくなってきたのは残念
スティルライフからしばらくは清新で面白かったのに
資質的には批評家なのかね
池澤さんは娯楽作家なんだと思う、登場する女性キャラクターを思うに
『読書癖』よかったし、全集編むのには向いてる
世界文学売れてるのかなー
けっこういいのあるんだけど
956 :
記憶喪失した男:2014/05/22(木) 20:50:39.96
くり返すが、わたしの主張は、
SFは「みずは無間」「テキスト9」「脱走と追跡のサンバ」の三冊があれば充分だというものだ。
この三冊でSFのすべて、いや、文学のすべてを記述している。他の本を読む必要はない。
理解できるまでこの三冊を何度も読んでほしい。
「みずは無間」は、
最も現実的な宇宙SFであり、過去の宇宙SFをすべて葬りさってしまった。
この作品に比べれば、どの宇宙SFも荒唐無稽な勘ちがいを記述したSFにすぎない。
宇宙を知るには、この作品を読むべきだ。
「テキスト9」は、
神と論理学の現代最高水準の到達点を示している。わたしは聖書に代わって読むべき本を日本人が書き記したと
最大限の賛辞を送っている。今後、1000年間で、聖書が刷られた60億部と同じ数だけ
「テキスト9」を発行するとよいだろう。
「脱走と追跡のサンバ」は、
不条理小説である。つまり、正統に対する「外し」の文学である。その最高傑作であると思う。
絶版で入手困難だが、復刊予定があるのでそれに期待だ。まさか裏切られることはないだろうが、
この出版業界、どうなるか水物だよ、本当に。外しに関して、SF作家適性試験というものが書かれており、
ぜひ、挑戦してほしい。
バンパー、繰り返しすぎ
特筆すべきものはないなあ
959 :
無名草子さん:2014/05/24(土) 02:02:32.71
春樹氏がアルバイトをしていたことで知られる水道橋のジャズ喫茶
「スイング」には 僕もよく通ったなあ。
春樹氏が辞めて数年後のことだけど。
彼の好きだったボビー・ハケットの「コーストコンサート」も
よくリクエストした。
モダンジャズ以前のジャズ専門のジャズ喫茶なんて ここ以外には
無かったと思う。
いいなあ
オレは間に合わなかったよ
しかしジャズ喫茶も絶滅危惧種になって久しいね
目覚めが来日ジャズメッセンジャーズで、ゲッツ崇拝者だし、好みはモダン寄りだと思ってた。
1Q84読んだけど微妙だったなぁ。
性的コンプとか、上流階級生活コンプみたいなものはさておいても、
純文学的にもファンタジー小説的にも、煮え切らない感じ。
ただ文章の読みやすさと表現の巧さは流石だね。
鼠とかジェイズバーとか、そういうのまた書いて欲しい
わかるよ
ジェイには幸せな老後をお願いします
もう書かれることはないだろうけど
いくつかの箴言はいつまでも心に沁みる・・
鼠の甦りもないだろうが、もうすぐ夏だ
プール一杯分のビールを飲め!
965 :
井上:2014/05/30(金) 22:49:18.08
1Q84読んだけど、この人にはノーベル賞は無理だろうね、大衆小説に堕ちてしまった感じだね
象の消滅のころの輝きはもうないね
1Q84は設定は春樹小説の中で一番好きなんだけど、どうも三人称を書いてる春樹さんのハイテンションについていけんかった。。。
春樹さんて、一度つかった比喩の言い回しは二度と使わないタイプの人?
968 :
無名草子さん:2014/06/03(火) 23:46:42.84
僕は・君たちが・好きだ
春樹ファンってオフパコばかりしてそう
>969
性描写がコッテリしてるから、
そういうイメージなの?
じっさ官能小説として楽しんでいるファンも多いとか、聞いたことある
ファンの集いとかしてるんでしょ
それって結局やってるんでしょ?
当たり前じゃん
やる以外、なにをするんだ
射精とおっぱいと陰毛
春樹の三種の神器