宇野常寛と第二次惑星開発委員会 34 【PLANETS】
wakusei2nd 宇野常寛 (文芸評論家)
トリプルHの(ARBカバー)アルバムを聴いている。劇中挿入歌として印象的な「ROCK OVER JAPAN」は
コテコテの「ロックの不可能性(もはや反抗する対象=壁のない世界」への絶望を歌う(その意味では)
いかにもな90年代Jロックだ。
同作(「輪るピングドラムl)ではこれを少女声で歌わせることで、この古びたイデオロギーを
延命させる/誤魔化すという(これもよくある)手法を取っている。自分たち(男性)は信じられないけれど
彼女たち(女性)はまだ物語を信じている!といった具合に。
ここで思い出すべきはやはり『けいおん!』だろう。同作のスタンスは明確。「反抗すべき「壁」のない世界
(≒日常系、空気系)」は絶望ではなく希望、端的に祝福すべきものだという「開き直り」だ。いわば
「世界を(端的に)祝福するロック」への意味論の更新が同作のコンセプトだ。
例えば(以前も書いたが)劇場版でも象徴的に使用されている「ごはんはおかず」は実は「けいおん!」
という作品それ自体を歌った曲。よく聴くとごはん=日常の中の幸福感こそが究極の「おかず」=描かれるべき
「夢」である、という歌詞になっている。「今、ここ」を積極的に肯定せよという強い主張だ。
果たして『ピンドラ』の「予め失われた僕ら(=孤児)」という(やや懐かしい)自意識による連帯は
『けいおん!』的な(今やファンタジーとなりつつある)現状肯定のイデオロギーに対抗できるのか。
そんなことを考えながら聴いていた。僕は(恐るべきことに)後者にむしろ批判力と強度を感じる。
http://twitter.com/wakusei2nd
1 ARBのRock over japanは「いかにもな90年代Jロックだ。」 え?
2 少女声で歌わせることで、この古びたイデオロギーを延命させる/誤魔化す え??
3 けいおんのコンセプトは「世界を(端的に)祝福するロック」への意味論の更新」 え???
4 HTTの「ごはんはおかず」は「「今、ここ」を積極的に肯定せよという強い主張だ。 」 え????
なんかもうねw
>ここで思い出すべきはやはり『けいおん!』だろう。同作のスタンスは明確。
>「反抗すべき「壁」のない世界
>(≒日常系、空気系)」は絶望ではなく希望、端的に祝福すべきものだという
>「開き直り」だ。いわば「世界を(端的に)祝福するロック」への意味論の更新
>が同作のコンセプトだ。
自分の解釈を「同作のコンセプト」と呼ぶなw これはよくある宇野の業界人気取り
(プロデューサー気取り)発言だなw 「○○監督は××な方向性でやってほしいですね」とか
ジャニーズのタレントのドラマの向き不向きを語ったりとか。
そんな妄想は10代で卒業しとけw
現実にJ-POPは20年以上前から別に反抗を歌っていない。
それを高校生バンドもそれを反映している。
なのに、そこに「開き直り」を読み取る、お前こそが古い。
「意味論の更新」は宮台のパクリで
ろくに意味も分からずに使っている模様w
>>524 > 自分の解釈を「同作のコンセプト」と呼ぶなw
それくらい開き直ってないと批評なんて出来ないだろ
東浩紀が宇野とのラジオで批評はオナニーって断言してたし
オナニーに噛み付いてもしゃーないな
かつて御用ライター呼ばわりしていたはずの氷川竜介氏を、
スペシャルゲストと称して来賓扱いでニコ生ゲストに迎え入れる。
そんな宇野さんの柔軟性を私も見習いたいね。
氷川はわりと評価してた気が 藤津はボロクソだったが
>>522 ARBは主に80年代に活動してたグループなんだが……
ARBを90年代Jロックとか言ってる時点で破綻してる。
>>526-527 ポイントは集団オナニーってことなんだけどな。シンボルと言い換えてもいい。
究極的には無根拠だが、踏まえた上で批評の言論空間を作りだしお互いを批評し合うんだ。
いわばエロ漫画を描く人とエロ漫画でオナニーする人の関係。中には稼ぐために描く絵師もいる。
そこで宇野さんはたわしの絵を描いてエロ漫画だと言い張っているんだよ。
世の中にはたわしの絵で欲情する奇特な方もいるだろうけど、あまりにも奇特な性癖すぎて
みんな「それオナニーだろ」と引いてしまって言論のゲームに乗る気が起きないんだ。
でも宇野さんはたわしの絵を描くのが大好きな人だから「これはエロい!」と言いながら
たわしの絵を18禁にして売り出している奇特な人
532 :
無名草子さん:2012/01/03(火) 23:49:20.64
それって単に学生気分が抜けないだけなのでは?
ARB (バンド)
ARB(エーアールビー)は、石橋凌を中心とした日本のロックバンド。1977年に結成、
デビュー曲は「野良犬」(1978年10月25日)。1990年に一度解散するが、1998年に新メンバーに
より復活した。2006年3月、石橋の脱退により活動停止している。
ストレート、ストイックな1980年代硬派バンドで、博多出身のめんたいロックのひとつ。
1990年
松田優作の急逝を受けて石橋が俳優転向宣言。これによりARBは解散。解散ツアーとなる
「THE LONGEST TOUR」では、ゆかりのあるミュージシャンをゲストとして多数呼び、慣行された。
ツアー最終日の最後に演奏された曲は「明日へのBOOGIE」であった。
1997年 - 1998年
再結成。新宿ロフトで復活を果たす。石橋、KEITHに加えて、新メンバーとして内藤幸也・EBIが加入。
13thアルバム「REAL LIFE」発表。
1999年
武道館ライブを行う。14thアルバム「EL DORADO」発表。このアルバムのジャケットは、メンバー全員が
1970年代風のテニスウェアに身を包んでいるという”らしくない”ものであった。
wikipediaすら確認しなかったのか、それとも「ARBはいかにも90年代的でけいおんがやっつける」
という図式を語りたい、という魅力に抗えなかったのかw