村上春樹総合 34 

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1無名草子さん
2無名草子さん:2011/11/24(木) 17:33:02.27
このスレは文学板に立てるべきだった
3無名草子さん:2011/11/24(木) 17:40:01.54
>>1じゃないですが
文学板だと誰とは言わないが
カスコテが常駐して荒らすんで
こちらでいいと思います。
4無名草子さん:2011/11/24(木) 19:16:49.63
カスコテってシャブ中のニートのこと?
5無名草子さん:2011/11/24(木) 20:40:52.90
ええ、特にその人です。
ひたすら気持ち悪い難癖つけてきてスレ汚しにせいを傾けるでしょう。
あ、遅くなりました>>1乙です。
6 忍法帖【Lv=23,xxxPT】 :2011/11/24(木) 21:18:09.37
>>1
乙っす
7無名草子さん:2011/11/26(土) 18:27:57.57
twitterより
村上春樹「1Q84」が英書評紙の選ぶ「最悪セックス描写大賞」の候補に。こりゃひどいw。スティーブン・キングも候補に挙がってます。テンゴとフカエリのセックス・シーンを英語でどうぞ。
http://www.guardian.co.uk/books/2011/nov/25/haruki-murakami-bad-sex-award?intcmp=239
8無名草子さん:2011/11/26(土) 20:02:45.85
どこの国もそーゆーの好きなんだな
スレチだけどキングってどの作品のどこの描写なんだろ?
そんなのあったっけ
9無名草子さん:2011/11/27(日) 14:43:57.06
村上春樹の「物語」 夢テキストとして読み解く
河合俊雄 著

って自分的には、なかなか面白い
1Q84を中心に論をすすめている本だけど
初期の作品は好きだが1Q84はどうもって人も、新しい見方を見つけることができるかも
10無名草子さん:2011/11/27(日) 20:16:35.42
初期作品が特に好きで、それ以降はそれほどでも
っていう人多いよね。むしろ、あそこから
「世界の終わり〜」→「ダンス×3」→「ねじまき鳥〜」
→「海辺のカフカ」→「1Q84」
へと向かっていく流れが素晴らしいと思うんだが。

まあ、でも人それぞれってところか。

11無名草子さん:2011/11/28(月) 09:52:42.82
どちらが好きかあえて答えろと質問されたら80年代作品の方が好きと答えるけど
おっしゃる流れもすばらしいと思う
12無名草子さん:2011/11/28(月) 20:53:55.00
好みや評価は人それぞれだから、正しいとか間違ってるとかは無いけど、やっぱり脂の乗っていた時期はあったと思う。

「世界の終わり」や「ノルウェイ」頃から上がり始めて、「ねじまき鳥」がピークで、「カフカ」あたりでやや下降線をたどり始めたように思う…。個人的には。
13無名草子さん:2011/11/28(月) 22:14:51.97
俺はねじまき鳥で見放して、カフカで復活したかと思ったけども、
1Q84でこの人は終わったと思った。
14無名草子さん:2011/11/28(月) 23:53:51.39
>>12とほぼ同意見で>>13と真逆w
俺は1q84で持ち直したと思ってる
いろんな感想がありますな〜
15無名草子さん:2011/11/29(火) 04:23:19.43
アフターダークはなんとも微妙。
16無名草子さん:2011/11/29(火) 10:40:56.03
>>4 このカスのこと?http://26.media.tumblr.com/tumblr_lrifcjw2PG1qjd1kgo1_500.jpg

猥褻物頒布罪・名誉毀損罪で他人の名に成り済まし、世界中に日本の恥売ってるカス人種。村上春樹ってゴキブリのことだろ?
17無名草子さん:2011/11/29(火) 10:42:00.85
性悪ポルノ
18無名草子さん:2011/11/29(火) 10:43:11.52
またゴキブリスレッドか。村上春樹ゴキブリ
19無名草子さん:2011/11/29(火) 10:45:19.27
また板汚しスレッドか。成り済まし罪人
20無名草子さん:2011/11/29(火) 10:46:04.36
死ねばいいのにムラカミハルキ
21無名草子さん:2011/11/29(火) 10:47:03.02
三文ポルノで銭儲け。大衆扇動で成り済まし犯罪。あげく、隠れて誹謗。殺されればいいのにムラカミ
22無名草子さん:2011/11/29(火) 10:49:10.43
自殺してもゆるさねえぞ村上春樹。成り済まし犯罪のみならず、隠れて誹謗中傷
23無名草子さん:2011/11/29(火) 10:51:08.29
もういいよ村上は
24無名草子さん:2011/11/29(火) 12:18:12.06

wこのスレ
キチガイ大杉
25無名草子さん:2011/11/29(火) 12:19:03.85
どう考えても1人でやってるだろw
26無名草子さん:2011/11/29(火) 19:53:30.82
ほんと、ご苦労なこったなw
27無名草子さん:2011/11/29(火) 23:08:50.70
HARUKIMURAKAMI IS COCKROACH OF THE EARTH
28無名草子さん:2011/11/29(火) 23:18:45.70
ゲス児童ポルノ作家。全人類の害毒
29無名草子さん:2011/11/29(火) 23:46:46.13
また村上春樹児童ポルノ頒布罪人が成り済まし犯罪してる。死ねばいいのに。
30無名草子さん:2011/11/29(火) 23:49:00.67
HARUKIMURAKAMI IS A WORLDWIDE CHILDPORN WRITING CRIMINAL
31無名草子さん:2011/11/29(火) 23:53:01.48
1Q84児童ポルノ未青年向け販売業者
32無名草子さん:2011/11/29(火) 23:53:43.63
ありとあらゆる場所でウンコまきちらして食いたいとほざいていた村上春樹犯罪者
33無名草子さん:2011/11/29(火) 23:58:57.49
児童ポルノ販売稼業
34無名草子さん:2011/11/30(水) 00:07:07.29
国が国なら惨殺されてると思うよ、イラクとかイランなら。
35無名草子さん:2011/11/30(水) 01:26:44.72
児童ポルノ業者村上春樹犯罪者。
36無名草子さん:2011/11/30(水) 01:28:58.38
しねばいいのに村上春樹
37無名草子さん:2011/11/30(水) 01:49:05.75
息をすうかぎり悪さしかできない亜種=村上春樹犯罪者
38無名草子さん:2011/11/30(水) 12:09:29.47
しねばいいのに
39無名草子さん:2011/11/30(水) 14:01:42.47
ロンググッバイおもろい
春樹訳で読んでんだけど文章がグングン頭に入ってくる
原文はさぞかし名文なんだろな
40無名草子さん:2011/12/01(木) 01:02:06.82
新作まだかなぁ
41無名草子さん:2011/12/01(木) 19:55:45.55
アメリカかぶれ

変な若い女の子に手を出しちゃってチンコかぶれ
42無名草子さん:2011/12/02(金) 14:59:40.12
また児童ポルノ頒布罪でゼニ儲けか、関西土人死ね
43無名草子さん:2011/12/02(金) 19:18:02.27
村上春樹児童ポルノ頒布罪業者=http://26.media.tumblr.com/tumblr_lrifcjw2PG1qjd1kgo1_500.jpg
44無名草子さん:2011/12/02(金) 22:50:40.53 BE:1924794656-2BP(666)
春樹は原発についてスピーチしてたけど尖閣諸島について何かコメントした?
45無名草子さん:2011/12/03(土) 00:53:53.01
Child porn writer
46無名草子さん:2011/12/03(土) 00:54:57.77
>>40児童ポルノ買ってんじゃねーよゴミ
47無名草子さん:2011/12/05(月) 20:06:29.98
村上ってなんで文庫にプロフィール写真載せないん?
48無名草子さん:2011/12/05(月) 20:10:10.40
なんか長生きしそうだなあ…
49無名草子さん:2011/12/05(月) 23:06:04.98
1Q84て3冊で終わりなの?
50無名草子さん:2011/12/06(火) 03:45:30.09
ゴミ作家スレ盛り上がらんな
51無名草子さん:2011/12/06(火) 08:17:58.45
>>49
マジレスすると、まだわからん
あの話に続きがあって、BOOK4が出るかもしれんし
世界の終り〜に対するカフカのように別の長編でテーマが継承されるかもしれない

でも今度もし、続編でない長編が出るとしたら
国境の南、スプートニク、アフターダークのタイプの物語だと思うな
52無名草子さん:2011/12/06(火) 18:53:35.42
おいらの村上春樹の名言で一番好きなものは、ゆっくり歩けたくさん水を飲め、だ。
皆さんは、何ですか?
53無名草子さん:2011/12/07(水) 09:31:04.95
そりゃもちろん僕らは墜落する旅客機に乗っていて云々のやつだよ
54無名草子さん:2011/12/07(水) 13:10:15.81
BOOK4が出てリトルピープルとかと戦うんかな。
俺は1Q84は失敗だったと思うので、ノーベル賞獲りたいならさっさと次に行った方がいいと思う。
55無名草子さん:2011/12/08(木) 02:41:28.15
ダンス・ダンス・ダンスが好き。
あの頃に戻ってほしい。
世の中で未完成な天才を応援するほど楽しいことはない。
56無名草子さん:2011/12/08(木) 08:22:15.72
「未完成な天才」か、なるほどいいですね
でも自分は、成すべきことに気が付いてそれに向かって努力している今の村上さんも好きだな
人には無限に時間があるわけではないし
57無名草子さん:2011/12/08(木) 10:07:51.19
>>52
かえるくんがコンラッドの言葉を引用しているものだけど
「真の恐怖とは人間が自らの想像力に対して抱く恐怖のことです」
(「かえるくん東京を救う」神踊・文庫169P)
58無名草子さん:2011/12/08(木) 20:22:51.44
村上春樹が天才ねえ,,
その天才って易すぎない?
59無名草子さん:2011/12/08(木) 21:31:23.31
天才なんて世界に溢れてるんだぜ?
そんなに堅く考えることはない
60無名草子さん:2011/12/08(木) 21:57:33.83
溢れてるか??
まあ、堅く考えることはない、ってのは、そうかもね。
61無名草子さん:2011/12/08(木) 22:13:11.78
あふれてるよ
62無名草子さん:2011/12/08(木) 22:15:58.93
うむ、溢れてる
ドストエフスキーもそういってる
63無名草子さん:2011/12/08(木) 22:25:10.68
そうか、溢れてるのか。
64無名草子さん:2011/12/09(金) 13:24:30.11
近代文学以後 「内向の世代」から見た村上春樹
http://www.neowing.co.jp/detailview.html?KEY=NEOBK-1022694


春樹が公平な視点からぼろくそに否定されてるなあ
65無名草子さん:2011/12/09(金) 22:08:43.99
小澤征爾との対談本、結構おもろいわ。
66無名草子さん:2011/12/09(金) 23:07:13.88
同意
一切興味でなくて立ち読みで済まそうとしたが、済まなかったw
67無名草子さん:2011/12/09(金) 23:44:38.04
春樹の次回作はラピュタみたいなファンタジーありの冒険活劇でいいよな?
68無名草子さん:2011/12/10(土) 13:22:34.14
春樹ってクラシックやジャズに興味が無い一位でも面白く読めるように描いてるのは凄いよね。
69無名草子さん:2011/12/10(土) 15:01:38.61
自分も読んでみようかな
翻訳物のカテゴリーみたいだけど「村上ソングス」も面白いよ
実際にCD聴きたくなったし、聴いたらますます好きになった
70無名草子さん:2011/12/10(土) 15:58:46.59
対談本読んだらブラームスが聴きたくなった。
71無名草子さん:2011/12/10(土) 17:34:42.31
ブラームス、ベートーベンを聴いてからマーラーを聴いた時のスゲー違和感がわかった感じ
72無名草子さん:2011/12/11(日) 21:20:13.30
さっき1Q84を読み終わった
俺には難しすぎるかもしれん・・・もう1回くらい読み返すかな
73無名草子さん:2011/12/12(月) 13:02:37.69
ニューヨークタイムズのベストセラーチャートで
最高2位か。エラいメジャーのなったな。カズオ イシグロより
有名になっちゃったかも
74無名草子さん:2011/12/12(月) 13:25:38.90
凄い
75無名草子さん:2011/12/13(火) 05:28:55.83
覚せい剤で逮捕されたらしいね。
76無名草子さん:2011/12/13(火) 15:32:37.47
近代文学以後 「内向の世代」から見た村上春樹
http://www.neowing.co.jp/detailview.html?KEY=NEOBK-1022694


春樹が公平な視点からぼろくそに否定されてるなあ

この本ではギャッツビーも批判されてるよ
よく学生に春樹が最高の小説だって言ってるけど本当にそうとは思えないといわれるとか
単なる乱痴気騒ぎ程度で世界の崩壊だのとか安っぽいとか
青春の喪失がテーマの青春小説の一種だが、しょせん青春小説と言われるものでもアルとか


春樹の技術のなさ、素人作家ぶりが作家兼大学教授が公平に語ってるよ
77無名草子さん:2011/12/13(火) 16:43:54.07
一度スルーされたから今度は少し努力したなw
78無名草子さん:2011/12/15(木) 15:15:54.79
この人の小説を深く理解するにはおそらくある程度年齢を重ねていないだめだろう
若い人にとって三部作なんかは時代の空気が伝わらないだろうし、そうでないと喪失も何もあったもんじゃない
79無名草子さん:2011/12/15(木) 16:44:11.72
若い人は若い人なりに三部作楽しんでるよ
80無名草子さん:2011/12/15(木) 16:58:40.86
どちらかと言うと、春樹は学生向けだと思う。
ファンタジーだからね。
81無名草子さん:2011/12/16(金) 00:58:47.83
もし暇だったらこの歌詞を見てほしい
ttp://www.utamap.com/showkasi.php?surl=A02206
どことなくニュアンスが『海辺のカフカ』っぽい。
出てくる言葉も…。
8281:2011/12/16(金) 01:03:50.84
ごめんこっちの方で
ttp://music.yahoo.co.jp/lyrics/dtl/KAA040795/AAA126679/
川本真琴のstoneなんだ
83無名草子さん:2011/12/16(金) 09:31:39.41
いっぱい食べる君が好きー♪
懐かしいな

そういや事故は大丈夫なのかね
84無名草子さん:2011/12/16(金) 19:31:28.03
267 名前:v(・x・)v村上春樹 ◆JSPf4VvHXo :2011/12/16(金) 18:26:13.58
主人公のいやらしい夢に前田敦子が出てくるっていうのが一番面白いのでは?
85無名草子さん:2011/12/16(金) 20:07:50.64
この人が訳したのはどうなんだい?
86無名草子さん:2011/12/17(土) 07:51:05.62
最悪
87無名草子さん:2011/12/17(土) 08:18:49.80
覚醒剤覚醒剤
88無名草子さん:2011/12/17(土) 09:05:03.17
覚醒剤で犯罪してる村上春樹。はやく逮捕してくれ警察
89無名草子さん:2011/12/17(土) 09:29:08.18
187 : (o^v^o)村上春樹 ◆m0yPyqc5MQ : 2010/06/20(日) 02:50:42
でも煙草がやめられない程度でよく精神科医にかかろうと思ったねえ。

俺は覚醒剤中毒だけど、精神科医に相談してもダルクに送られるのが関の山だから自分で治療してたよ。
つーか、休養期間を置くだけなんだけどね。今は単に金がなくなったからやってないだけなんだけど。
「狂うぞ狂うぞ」って勝手に自己暗示にかかって発狂しちゃうってパターンが凄く多いと思うんだよな。
「覚醒剤をやめたらフラッシュバックが起こるに違いない」って刷り込みで見ちゃうってパターンが。
そんなもん全部嘘だって十年間覚醒剤を使い続けた経験論として言える。罪悪感植え付けられたら負け。
http://26.media.tumblr.com/tumblr_lrifcjw2PG1qjd1kgo1_500.jpg
90無名草子さん:2011/12/17(土) 09:31:30.81

また村上春樹児童ポルノ頒布罪人が成り済まし犯罪してる。死ねばいいのに。
なんで全世界的に殺されたりしないんだろう、星中で非行しかしなかった福島いじめの村上春樹ポルノ業者には害しかないのに
息を吸うのも吐くのも害。死ねばいいよ。今すぐ。それ以外はすべて悪い。
また村上春樹児童ポルノ頒布罪人が成り済まし犯罪してる。死ねばいいのに。
なんで全世界的に殺されたりしないんだろう、星中で非行しかしなかった福島いじめの村上春樹ポルノ業者には害しかないのに
息を吸うのも吐くのも害。死ねばいいよ。今すぐ。それ以外はすべて悪い。
また村上春樹児童ポルノ頒布罪人が成り済まし犯罪してる。死ねばいいのに。
なんで全世界的に殺されたりしないんだろう、星中で非行しかしなかった福島いじめの村上春樹ポルノ業者には害しかないのに
息を吸うのも吐くのも害。死ねばいいよ。今すぐ。それ以外はすべて悪い。
死ね死ね死ね死しね しね死ね死ね 死ね死ね しねしね! しね しね死ねしね死ね死ね 死ね死ねしね死ね死ね死ね死ね


また覚醒剤汚染された廃人まがいがきてる、死ねばいいのに。
91無名草子さん:2011/12/17(土) 09:32:09.68
2009年6月http://blogs.reuters.com/japan/files/2009/06/murakami.jpg

2010年某日
http://25.media.tumblr.com/tumblr_lslqs5vk3V1qjd1kgo1_500.jpg
http://26.media.tumblr.com/tumblr_lrifcjw2PG1qjd1kgo1_500.jpg

361 :ヘ(^p^)ヘ村上春樹 ◆m0yPyqc5MQ :2010/12/28(火) 22:56:58
でもシャブはマジで死ぬんじゃないかってくらいやってた今年の初めから春先まで。
金が底をついて、それからずっとやってないなあ。

387:v(・x・)v村上春樹 ◆JSPf4VvHXo :sage:2011/09/23(金) 00:08:06.42
また自分語りウゼーって言われるかも知れないけど、しかも繰り返しになるけど、
俺は一昨年の年末から去年の四月まで毎日覚醒剤を静脈注射してたんだけど、壊れなかったね。
92無名草子さん:2011/12/17(土) 09:46:02.49
704:v(・x・)v村上春樹 ◆E8njHdjpng :2011/05/21(土) 15:31:58.28 downup
使用済タンポンにお湯を注ぎ、タンポンティー紅茶を生産者本人の前で飲んでみたいです。
http://blogs.reuters.com/japan/files/2009/06/murakami.jpg

534:v(・x・)v村上春樹 ◆JSPf4VvHXo::2011/12/04(日) 01:40:06.88
女とか売春以外の使い道ないだろw
http://26.media.tumblr.com/tumblr_lrifcjw2PG1qjd1kgo1_500.jpg

ーーーーーーーーーーーーーー超え得ない壁ーーーーーーーーーーーーー

http://img02.ti-da.net/usr/george/p1-monaco.jpg & http://cache.daylife.com/imageserve/01fZcO16VN1xM/x999.jpg
93無名草子さん:2011/12/17(土) 12:27:45.61
頑張れ!
94無名草子さん:2011/12/17(土) 13:50:16.85
『近代文学以後 「内向の世代」が見た村上春樹』
作品社 尾高修也 著
「内向の世代」の70代が十年かけて読んだ村上春樹。あくまでも「文学作品」として読むことでその構成的・言語的「ゆるさ」を厳しく指摘し、併せて村上作品の特性を明らかにする「文学者」による初の本格的村上文学論。
四六判 上製 210頁 予価:本体1600円+税
95無名草子さん:2011/12/18(日) 18:47:27.36
少年カフカでも質問してるのほとんど若者だったな。同年代の読者は少ないって
自分で書いてた
96無名草子さん:2011/12/18(日) 19:27:41.22
春樹は自分が政治的人間だと言っている。

これは桜ちゃんねるで司会が「彼は左翼ですよ」
って言っているように、と考えていいのだろうか。

僕の考えだと、春樹が出て来るまでは日本人の基準は
「清貧の思想」にあり、経済成長を認めていなかった、と
思う。

1987年は「春樹元年」だと思うが、これは
経済成長後の人間の価値観を初めて主張したもの
だと僕は考えている。

春樹的生活改善法は、非常に理にかなった
ものだとも思う。






97無名草子さん:2011/12/18(日) 19:37:45.97
小確幸ですか。そりゃ小確幸は良いけど、あまりにも自分が小確幸なら良いって
突っ走って原発が爆発して自殺者3万人なのでは。春樹ももう小確幸とか言ってないだろうけど
98無名草子さん:2011/12/18(日) 19:43:11.04
「春樹元年」というのは、1987年までは
日本人は国の恩恵、あるいは皇室の恩恵によって
生きて来ていたが、この年から以後日本人は
春樹的個人主義あるいは民間人知恵によって
生き始めたと言えるのではないか。
99無名草子さん:2011/12/20(火) 15:46:40.38
村上春樹児童ポルノ頒布業者を惨○すべきだ! すべてのいたいけな子供の為に戦え、人類。

悪書を星中にばら撒き続けるキ○ガイの一族を即刻淘汰しろ。人類。
100無名草子さん:2011/12/21(水) 23:57:59.85
次回作まだかな
101無名草子さん:2011/12/22(木) 10:05:47.22
小澤征爾さんと音楽について話をしたばかりじゃないか
102無名草子さん:2011/12/23(金) 20:23:40.02
爆笑問題太田、村上春樹を語る

http://www.youtube.com/watch?v=l0m-dNAIZ4A
103無名草子さん:2011/12/24(土) 04:19:11.43
村上春樹の最高傑作教えてください。
何をもって最高傑作とするかは難しいですが、東野圭吾の最高傑作が
容疑者Xの献身なら村上春樹の最高傑作は何でしょうか?
104無名草子さん:2011/12/24(土) 04:48:29.00
世界的な評価で言うならば、
1.カフカ
2.森

105無名草子さん:2011/12/24(土) 04:56:46.27
レスどうもありがとうございます。
どちらもアマゾンの評価を見ると読むのが怖くなってしまうのですが
村上作品を読んだことがあって読むのなら大丈夫でしょうか?
個人的にはパン屋を襲撃する話のやつが好きです。
106無名草子さん:2011/12/24(土) 05:53:52.88
ファンタジーとして読むなら、村上に限らずなんでもおk。
変にリアリティーを求めると、アンチも出てくるが。

外国人に評価が高い理由の一つに、完全にファンタジーとして読んでいるから。
日本のマンガやアニメも外国人からの評価が高いが、あれもファンタジーとして読んでいるから。
仮にマンガにリアリティーを求めてしまう種類の人が増えれば、アンチも出てくる。

マンガというファンタジーも外国人からみれば、日本の一つの文化。
村上小説のファンタジーも外国人からみれば、日本の一つの文化。
外国人の評価を知りたければ、海外amazonのレビューを読むとよい。
107無名草子さん:2011/12/24(土) 07:34:59.05
【1:11】【クリスマス】雑談スレ45【クリトリス】
beチェック

1 名前:v(・x・)v村上春樹 ◆JSPf4VvHXo 2011/12/24(土) 07:25:18.90
はぅーん☆ミhttp://blogs.reuters.com/japan/files/2009/06/murakami.jpg

※前スレ
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/book/1324484406/


↑死ねばいいゲス
108無名草子さん:2011/12/24(土) 07:36:23.04
エタの児童ポルノ真剣に読んでるなー
109無名草子さん:2011/12/24(土) 07:39:51.01
村上春樹覚醒剤常用ってホント?
110無名草子さん:2011/12/24(土) 12:37:58.14
>>103
カンガルー日和とか神の子たちはみな踊るお勧めだよ
111無名草子さん:2011/12/24(土) 15:34:02.74
自分が読みたい本を、どうして他人に尋ねるんだろう?
112無名草子さん:2011/12/24(土) 18:03:53.57
相手の身になって考えればわかるんじゃないかな
113無名草子さん:2011/12/25(日) 01:18:55.56
>>103ポルノ
114無名草子さん:2011/12/25(日) 01:31:00.88

296 名前:v(・x・)v村上春樹 ◆JSPf4VvHXo :2011/12/21(水) 12:31:27.96
従軍慰安婦像の横に全裸で座って記念撮影したい。
115無名草子さん:2011/12/25(日) 02:24:17.99

   ,,,,,,,,,,,,,,,
 / ,,,, ,,,,\
|  ^  ^  |そりゃスゲエ今度産むとこ見せてよ
|   ⊃  | ttp://i2.photobucket.com/albums/y43/city_of_walls/HarukiandYokoMurakami.jpg
 \ o  / 「ね、ここにいる人たちがみんな マスターベーションしているわけ? シコシコッって?」と緑は寮の建物を見上げながら言った
116無名草子さん:2011/12/25(日) 02:26:20.93
>>110の推薦に賛成
117村上春樹:2011/12/25(日) 02:26:26.11
http://blogs.reuters.com/japan/files/2009/06/murakami.jpg
  ,,,,,,,,,,,,,,,  
 / ,,,, ,,,,\   やれやれ、僕は射精した
|  ^  ^  |  「ね、ここにいる人たちがみんな マスターベーションしているわけ? シコシコッって?」と緑は寮の建物を見上げながら 言った
|   ⊃  |  と緑は寮の建物を見上げながら 言った。
|   ⊃  |      
 \ o  / 
118無名草子さん:2011/12/25(日) 02:29:41.29
そうだよ
小説家なんて何も生産していないからね
その癖自分は何か特別な存在だと勘違い
119無名草子さん:2011/12/25(日) 02:32:01.41
一般人と稼ぎが違うじゃないですかw
120無名草子さん:2011/12/25(日) 03:07:59.45

56 :(*´ェ`*)むらかみはるき ◆m0yPyqc5MQ :2011/03/17(木) 19:46:32.86 ID:KfnHFXqx
ロマン優光
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/book/1300203219/

次の都知事はこの人にしましょう!!
121無名草子さん:2011/12/25(日) 06:27:12.01
村上ってセンスないよね。>>120

ダサいよ、こいつ。
122希子:2011/12/25(日) 06:29:28.13
はやく死ねばいいのにな村上。
123希子:2011/12/25(日) 06:32:06.26
けったいなじいさんやで
124無名草子さん:2011/12/25(日) 06:34:07.34
>>115マジセンスねー
125無名草子さん:2011/12/25(日) 06:44:55.39
>>97爆笑! 小確幸ってwww
126無名草子さん:2011/12/25(日) 06:57:40.33
157 :無名草子さん:2011/11/14(月) 08:16:16.34
自分はイケメンではないが春樹よりはマシな顔してると思う。
もし事実でも自分のモテ話とかあんなに書きまくったら絶対に自己嫌悪になる。

158 :無名草子さん:2011/11/22(火) 23:00:45.64
春樹は男前だよな

159 :無名草子さん:2011/11/22(火) 23:00:59.68
>>158
春樹乙
127無名草子さん:2011/12/25(日) 07:27:09.17
>>126やっすいなあ
128無名草子さん:2011/12/25(日) 07:28:51.56
129無名草子さん:2011/12/25(日) 07:38:49.56
犯罪者村上
130無名草子さん:2011/12/25(日) 15:00:01.95
39 : (o^v^o) 村上春樹◆m0yPyqc5MQ : 2009/06/15(月) 20:30:20
なに言ってんだよお前?いい感じの変態だな!
嫌いじゃないけどね。ウンコ食わすのは問題だけど、
ウンコ食うのは別に暴力的な感じはしないし、いいじゃん。
中学の頃とかいじめられてウンコ食わされてる奴いたじゃん。
普通は食いたくないものね。臭いし、汚いし、非人間的じゃない。
スカトロって愛を感じない?綿矢りさのウンコなら喜んで食べますみたいな。
http://knopfdoubleday.com/files/2011/10/Murakami.jpg
131無名草子さん:2011/12/25(日) 23:28:59.04
自分が気に入った書き込みをコピペするスレはここですか?
132無名草子さん:2011/12/26(月) 05:00:20.01
石原二世村上春樹
133無名草子さん:2011/12/26(月) 13:03:22.35
【文芸】村上春樹氏、キャリア初のCMナレーションを執筆 〜原稿料は日本赤十字社を通じて被災地へ全額寄付
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1324872097/
134無名草子さん:2011/12/26(月) 21:27:58.23
アマゾンでノルウェーの森注文したら先に下が届いてしまいました。
日本一有名な作家の代表作であり、昔ブームが起きたほどの作品ということで読むのが非常に楽しみです。
135無名草子さん:2011/12/28(水) 19:51:54.62
村上春樹を初めて読んでみようと思うんだけど、長編のおすすめ教えて。
三人称が好きなので、三人称で書かれた作品で。
136無名草子さん:2011/12/28(水) 20:17:30.45
三人称って長編だと1Q84しかしらないわ。
137無名草子さん:2011/12/29(木) 01:48:00.93
カフカ
138無名草子さん:2011/12/29(木) 01:54:50.15
>>135
「海辺のカフカ」は、一人称の章と三人称の章が交互に来るけど、登場人物が多いし読みやすいと思うよ。

自分は「カフカ」ってすごく初心者向けだと感じるんだけど、かなり評価が分かれる作品みたいなんで、実際にはどうなんだろうね。
139無名草子さん:2011/12/29(木) 03:29:49.62
140無名草子さん:2011/12/31(土) 05:48:03.88
ゴキブリポルノ
141無名草子さん:2011/12/31(土) 08:33:19.61
村上春樹上級者向けってねじまき鳥とかですか?
これはこのスレの住人も誰一人としてどこが具体的に面白いのか言えなかった。

海辺のカフカはおもしろいよ。
村上春樹初心者のおれにはね。
142無名草子さん:2011/12/31(土) 12:02:13.19
iq81アマゾンの中古で揃えたわ。
年末年始に読みまつ。
143無名草子さん:2011/12/31(土) 12:14:39.76
1Q84な
144無名草子さん:2012/01/01(日) 23:00:32.55
どっちでも同じ。ゲスの商売
145無名草子さん:2012/01/01(日) 23:09:14.32
卑しい強姦殺人小説屋・猥褻物頒布罪人・猥褻物陳列罪人・石原慎太郎犯罪人

石原都知事の作品が野放図すぎる件
「完全な遊戯」
ttp://blog.chakuriki.net/archives/51105234.html
ttp://livedoor.blogimg.jp/chakuriki/imgs/6/8/6801a359.png

石原都知事の作品が野放図すぎる件その2
「処刑の部屋」
ttp://blog.chakuriki.net/archives/51107205.html
ttp://livedoor.blogimg.jp/chakuriki/imgs/6/3/63e004cc.png

石原都知事の作品「太陽の季節」が野放図すぎる件
「太陽の季節」
ttp://blog.chakuriki.net/archives/51108259.html
ttp://livedoor.blogimg.jp/chakuriki/imgs/c/d/cd30c0ae.png
146無名草子さん:2012/01/02(月) 06:12:08.80
石原一族早く全滅しろ。
 ヒ| _ノ (_)丶_ ノノ  『完全な遊戯』http://livedoor.blogimg.jp/chakuriki/imgs/6/8/6801a359.png                  
  | 〈ト ェ ェ ェ ェイ〉 |  >身障者の女性を監禁し強姦、最後に崖から突き落として殺害するというお話。
  丶   ̄ ̄  //                       ↓
  丶`ー―― /\  石原知事は、規制対象となる性的な漫画について「世の中に変態ってやっぱりいるからね、
  /|\ ̄ ̄ / /| 気の毒な人でDNAが狂ってて。子供にさらさないように処置しただけ」とし、
 / | /トー<  / |  現代の漫画に対しては「何の役にも立たないし、害がある」と批判した。
   |/ L_/ \/ <   石原が売れ出したあたりから強姦の件数は急激に上がっている
              http://hakusyo1.moj.go.jp/jp/52/image/image/h006004001001e.jpg
147無名草子さん:2012/01/02(月) 07:21:56.98
箱根駅伝で流れたらしいサッポロビールのCM見れた人いる?
148無名草子さん:2012/01/02(月) 07:26:05.77
>>141
初心者って、上級者の反意語じゃないよ。村上春樹の本を生まれて初めて読む人にとっつきやすいかどうか、というだけの意味では。
149無名草子さん:2012/01/02(月) 09:41:29.00
>>134
春樹の小説でノルウェイが一番好きだ
150無名草子さん:2012/01/02(月) 18:54:27.84
>>147
見れたけどなんかいまいち
ナレーションの仲間ちゃんの声も合ってなかったように思う

明日も流れるんじゃないかな
151無名草子さん:2012/01/02(月) 23:14:38.13
152無名草子さん:2012/01/03(火) 05:55:12.13
>>149ゲスなやつ
153無名草子さん:2012/01/03(火) 18:53:31.99
スプートニクの恋人みたいな中編が読みたいんだけど
どれがいいのかな
ノルウェイ、ねじまき鳥は読んだ
154無名草子さん:2012/01/03(火) 21:52:46.41
>>147
観たよ、今、ちょっとしんどい状況の自分的にはなかなか良かった・・・
「(マラソンにそして人生に)痛みはあたりまえ、でも、苦しみは自分次第」を支えにがんばろうっと
>>153
「国境の南 太陽の西」か「アフターダーク」はどうかな、自分はどっちも好きだけど
155無名草子さん:2012/01/03(火) 21:58:30.39
>>154
うわっレスありがとう
どっちも読んでみるよ!
156無名草子さん:2012/01/04(水) 12:31:45.48
国境の南ええなあ
157無名草子さん:2012/01/04(水) 18:32:30.22
お姉さんが、かわいがってあげる。ぴくぴく気持ちよくしてあげるからね。
158無名草子さん:2012/01/06(金) 01:48:47.58
今更ながら正月休み1Q84を読み始めた

海辺のカフカが自分的に残念な小説だったのでそれから村上春樹は読んでいなかった
でも1Q84は面白いね
自分の好きだった頃の村上春樹の小説だ

構成は「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」だけど「羊をめぐる冒険」「ダンス・ダンス・ダンス」「ねじまき鳥クロニクル」
をミックスさせたような内容。まだ中巻までしか読んでないけど「ダンス・ダンス・ダンス」に一番近い気がする。

159無名草子さん:2012/01/06(金) 23:50:02.23
村上春樹は、当事者じゃないのに精神障害に深い理解があるという一点だけで、もう評価に値する。
160無名草子さん:2012/01/07(土) 00:07:54.59
>>158
そーかー、やっぱり感じ方は人それぞれなんだね。
自分は、アフターダーク以降の作品は明らかに昔の春樹と違う、と感じる。それが悪いか良いかはともかくとして。
海辺のカフカは、ほんの少しだけ違和感があったけど、それはむしろ、時代やキャラクターだけ変えて、内容そのものは過去の自分の作品をパロディ化しているような気がしたから。
だからテンションは若干落ちたけど、春樹らしさは全開だったし、文句無く面白かった。

アフターダーク〜1Q84は、とにかくなんか昔とは全然違う、という気がしてならない。
161無名草子さん:2012/01/07(土) 00:25:28.65
ダンス・ダンス・ダンス読んでます
162無名草子さん:2012/01/07(土) 06:56:18.85
イラネ porn
163無名草子さん:2012/01/07(土) 09:57:27.85
やっと1Q84文庫化だな
待ってたぜ
164無名草子さん:2012/01/07(土) 10:11:13.37
1Q84はとても腹持ちがいい
165無名草子さん:2012/01/07(土) 21:19:28.57
文庫化きたな
これでやっと読める
166無名草子さん:2012/01/07(土) 21:41:44.51
文庫化キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!!!!
167無名草子さん:2012/01/08(日) 00:00:57.18
村上春樹って22歳で学生結婚でしょ
まあ浮気もしてるだろうけど、若くして恋愛におけるある種の自由を失ったわけだ
しかも作家になってからはナイトライフのない早寝早起き生活
その反動で小説ではあんな肥大妄想になってしっているのか
168無名草子さん:2012/01/08(日) 10:42:45.28
1Q84って2009年だったか
なんだかあっという間だな
169無名草子さん:2012/01/08(日) 17:22:12.77
だとしてもあの恋愛像はおかしいだろw
それにあんな喋り方する奴だっていない
おまけにセックスばっかし
170無名草子さん:2012/01/08(日) 17:29:05.16
ダンス・ダンス・ダンス読み終えた。うむ、よくわからん。
171無名草子さん:2012/01/09(月) 00:06:44.27
1Q84って続きはないんだろうかな

ところで牛河って頭はよさそうなのに容姿で損をしているかわいそうなキャラ

容姿に関する書き方がかわいそう

まあウケを狙ったんだろうけどな
172無名草子さん:2012/01/09(月) 00:12:35.30
小説家は登場人物に同情してはならない
173無名草子さん:2012/01/09(月) 00:18:40.70
村上春樹好きな女性はみんなエロいね
「あんなエロい女実際いるわけない」とかいいつつエロい
174無名草子さん:2012/01/09(月) 02:14:44.78
>>171
ウケ狙いというか、人物造型だよね。
牛河は人気あると思うよ。自分も「ねじまき〜」の時から好きだった。
容姿というより、むしろ人間性において、ああいう人と実際に深く付き合うのは嫌だけどw
村上作品の多弁な人物って狂言回しみたいで面白いキャラが多いね。
「カフカ〜」の大島さんとか。
175無名草子さん:2012/01/09(月) 02:29:03.89
なぜか河合隼雄を感じた
176無名草子さん:2012/01/09(月) 02:55:59.68
羊男も多弁キャラになるのかな
177無名草子さん:2012/01/09(月) 07:54:48.91
こいつはなんなんだ。反体制的なアナーキストを気取っていながら、こいつが一番
体制的で金権的。たいして望まれてないのに仲間内を肥え太らせるだけの安易な映像化。
こいつに言わせれば「仕方がないことなんだ」なんだろうか。
178無名草子さん:2012/01/09(月) 08:11:55.84
牛河は完全に滑ってると思うけど。
青豆さんも。
フェイ・ダナウェイ似の日本人や福助頭とかシリアスな話に似合わない。
179無名草子さん:2012/01/09(月) 08:22:50.06
真面目だなあ
息苦しいよ
180無名草子さん:2012/01/09(月) 10:25:58.85
AKBに指原がいるような引き立て方は定番
181無名草子さん:2012/01/09(月) 13:27:21.25
文庫4月か、待ち遠しいなう
182無名草子さん:2012/01/09(月) 18:28:57.81
>>181
SPEEDのあの子がいることで他の3人が可愛く見える理論?
183無名草子さん:2012/01/09(月) 22:00:05.43
1Q84って1Q84の世界と空気さなぎの世界がまざっていませんかね
どこからが現実で虚構なのか境目があいまいなような感覚になってきます。
青豆って高速の非常出口から出て1Q84の世界に入ってきたのに、天吾のほうは、
空気さなぎをリライトすることによって1Q84の世界に入ってきてますよね。
なにか不自然なような
ある評論家が書いてあったけど青豆を含めて青豆編に出てくる登場人物は、天吾の書きかけの小説の空想人物の可能性が
あるんでしょうか?
最後に青豆と天吾の再開がありますが、これも自分の小説の中に自分をいれてきたんでしょうか
そうじゃなく青豆って実在していたのでしょうか。
続編があるとしたら、天吾の書きかけの小説を基にして話が展開していくんでしょうか。
それがなにかキーを握っているような

184無名草子さん:2012/01/09(月) 23:12:27.06
>>182
そう
EXILEしかり
リンカーンのウドちゃんしかり
185無名草子さん:2012/01/09(月) 23:17:19.76
>>184
あまりウドちゃんを甘く見ないほうがいいな
旅してゴメンという長寿番組はピンで出てるがお年寄りには大人気の長寿番組だ
ピンの仕事も他のメンバーより多いぞ
準レギュラー扱いだが
186無名草子さん:2012/01/10(火) 13:04:17.14

1q84は初めて読む村上本だが2巻目読み終わって一言、エライ外国被れな本だな。
登場人物たちの話題と言えば殆んど外国もん。こいつらナニ人だよって突っ込みたくなる。
天吾はともかくインテリらしからぬ青豆みたいな女性が
中世ヨーロッパの貧しさについて熱く語るかな〜、いくら歴史に詳しいとはいえ。
1984年で30なら昭和20年代生まれ、日本が飢えてた時代なのに。
187無名草子さん:2012/01/10(火) 13:13:50.62
1Q84は村上春樹の長編の中でもっとも評価が低いと思うから、
やめて他の本にしたほうがいいと思う。

ゲイの元特殊部隊の軍人かなんかの人がスポーツクラブのインストラクターとチェーホフについて語り合うとかもうアホらしくてついていけないよ。
188無名草子さん:2012/01/10(火) 14:04:14.75
どの小説も登場人物は女はメンヘラ、男はセックス依存性。
あとは設定がちょっと違うだけ。
189無名草子さん:2012/01/10(火) 14:27:03.72
文庫化はうれしいし、好きな小説なので、また再々再々読もいいかなと思っているけど
また、ひとくくりに侮蔑的なレッテル貼りをして自慢げにものをいう人が大量発生するかと思うとすこしげんなり
まあ、読書の感想はそれぞれのものだけどね
190無名草子さん:2012/01/10(火) 14:42:05.96
あんまり自分が好きじゃない小説を異常なまでに持ち上げられてもいい気持ちはしないだろうし、
好きな小説を貶されてもいい気持ちはしないだろう。
1Q84の面白いところって、ふかえりとかが出てきてどんな世界になって行くかな〜ってところぐらいしかおれにはなかったんだよね。

面白いなら、どこが面白いかはっきり言ったほうがいいと思う。
なんとなくすきとか、村上春樹らしいからすきと言う風に言われてもわからないからね。
アマゾンのレビューを見ても1Q84は散々じゃないですか。
191無名草子さん:2012/01/10(火) 14:46:51.05
春樹は好きだがハルキストは嫌いだな
みんなそう思ってるんだろうが
192無名草子さん:2012/01/10(火) 14:52:00.16
アメリカのアマゾンだと世界の終わりとハードボイルドワンダーランドやねじまき鳥、ノルウェイは人気高い。

http://www.amazon.com/Hard-Boiled-Wonderland-End-World-International/dp/0679743464/ref=pd_sim_b_5
http://www.amazon.com/Wind-Up-Bird-Chronicle-Novel/dp/0679775439/ref=pd_sim_b_3
http://www.amazon.com/Wild-Sheep-Chase-Novel/dp/037571894X/ref=pd_sim_b_4
http://www.amazon.com/Norwegian-Wood-Haruki-Murakami/dp/0375704027/ref=ntt_at_ep_dpt_2

1Q84とかアフターダークはボロボロだよ。
別に嫌いだからとか嫌がらせではないよ。
http://www.amazon.com/1Q84-Haruki-Murakami/dp/0307593312/ref=ntt_at_ep_dpt_1

食べ物と同じで人にはいろいろ好みがあるんだから、気にしないほうがいい。

おれは世界の終わりと羊をめぐる冒険のころの村上春樹が一番いいと思ってる。
ここにいる人たちの中ではこの時代とねじまき鳥以降の時代のどっちがいいかって論争があると思うけど、
アメリカ人のレビューでは前者のほうが人気があるように思う。
193無名草子さん:2012/01/10(火) 20:19:30.47
世界の終わりとハードボイルドワンダーランドって何をいいたいのだろうか。

この作品にでてくる影って何を意味しているの

ノルウェイの森は、恋愛小説を装った非恋愛小説なんですか。

一説よると緑も自殺したんじゃないかといわれていますが
194無名草子さん:2012/01/10(火) 21:43:00.54
ノルウェイは再読したとき
生と死、光と影、望んでもあいまみえることのない此方と彼方の話って気がした
物語に すごく日本的なものを感じたな
(緑は生や光のようにこちら側の世界の人、直子は「空き家になった自己」をもつあちら側の人
そして、ワタナベくんはその狭間にいる人のような気がした)

1Q84は、そういう宿命的な出会いをした男女が悲劇的に分かれることなく
ラストでは○○○○るってところが春樹作品としては今までのものと大きく違ってるんじゃないかな

自分は素直に感激しましたよ、ええ

「とてもロマンチックだ」ってね
195無名草子さん:2012/01/10(火) 22:23:33.25
タマルが暇をもてあました青豆に「失われた時を求めて」を薦めていましたけれど

それを読んでずいぶん前みた映画「love letter」を思い出した。

男の藤井樹もその本を読んで、

図書館カードの裏に女の藤井樹の似顔絵を描いていたっけな

なかなか感動するシーンだった

その本(失われた時をもとめて)は、なかなかいい本なんでしょうか?
196無名草子さん:2012/01/10(火) 22:37:00.01
小学校のころ同姓同名の男女がいた。

だけど映画「love letter」のように、冷やかしもなければ、当事者の男女

の恋愛もなかったみたいだ。

やはり男女が同姓同名というのは、不便だということもあり、男のほうが改名

してきた。

現実ってこんなもん
197無名草子さん:2012/01/11(水) 00:28:49.84
意味はよく分からないけれど、するする読める文章なだけに
なんとなく大筋を理解できて、しかも読み易く退屈もしない、
そういう曖昧模糊な作風が受けるのでしょうね。
ただ、解釈の余地があまりなく伸びしろが乏しいのが難点かなあ。
物語の背景などの手がかりが少ないですし、そもそも登場人物への感情移入が不可能な場合も多々ありますし。
「なんとなく、いい。」って言葉がよく似合う作家かと。
ちなみにわたしがこの人の作品の良さについて説明を求められた際は
「クラシック音楽を聴くように読むと楽しく読めますよ。」ということが多いです。
198無名草子さん:2012/01/11(水) 08:42:35.24
たしかに「クラシック音楽を聴くように」というのは解ります

というのも昨日小澤氏との対談本で話題にあって注文した内田光子のベートーヴェン・ピアノ協奏曲3番
きのう尼から届いたので聞いてみたら、すごく良かったので何回か繰り返して一つ一つの音をいつくしんでるうちに
あれあれ、これって村上さんの文章を味わいながら読むのになんか似てるな・・・と思いましたもん

でも、もし自分が説明を求められたら
「それが夢であったらどんな不可思議で不条理な体験をしても、とてもリアルなものと感じるように
物語の中に入り込んで、それを体験するように村上さんの本を読むことが出来たらとても楽しい読書ができますよ」
と答えたいです

村上さんの小説の導入部で物語に引き込まれていく感覚は、眠りの中に引き込まれていく
あの感覚に似ている気がしますもん、自分にとっては
199無名草子さん:2012/01/11(水) 09:52:40.18
Don't think too hard about this stuff. This is the magnificent world of a picaresque novel
ってアマゾンのレビューに書いてるんだけど、これ1Q84の小説の中からの引用なのね。
あんまり考えすぎるなって。
それでいて天吾はアバの音楽かなにかをは深く物事を考える人のためには作られてないって文句言うんだよね。確か。

主人公は深く物を考えるタイプで、それで深く考えるんじゃないよとか言われてもまったく説得力がないんだよな。

小説と音楽が似てるなら音楽聴いたほうがよっぽど音楽的な感動が得られる。だから音楽を聴く。
音楽的な文学なら詩のほうがよっぽどいい。
音楽的な文章だから面白いとかになってくるともうポストモダンとかそういう世界に行って勝手にしろってなる。
カフカ賞受賞したけど、カフカなんて物語そのものが抜群に面白い。

あと、青豆と天吾がくっつくのはほとんどの人が早い段階で予想できたでしょ?
だから他の小説に比べても読んでいて話に引き込まれなかった。
200無名草子さん:2012/01/11(水) 10:16:03.73
クラシックで思い出したけど大作曲家の酷評された記事集めた本読んだことあって
例えば交響曲「英雄」やらノクターン2番やら今では有名な、歴史的な曲が酷評されてんのね
んで酷評のポイントも凄くよくわかる、長過ぎるとか不協和音がわざとらしすぎる自然な芸術に立ち返れとか
でもそここそがベートーヴェンがショパンが未だに愛されてるポイントの一つなんだよね
作品の価値は長い時間かけて見えてくるものだと思うし、あんまり人の評価気にしすぎるのも不健康だと思うな
201無名草子さん:2012/01/11(水) 10:45:38.47
おいおい、村上春樹がベートーベンとショパンと同じか・・・・・
冷静になれよ。文学で言うとドストエフスキーと同じと言うことになる。
文学は音楽ではない。
1Q84は何が面白いか?
文章が音楽的だからってのと二人が結ばれて素敵。

これだけだぜ・・・・・・
具体的に何が面白いかはわからないものが面白い分けないだろ。
1Q84は読んだ人の多くがつまらないと思ってて、その評価は多分変らないだろう。
村上春樹がダンス・ダンス・ダンスを書いたころに好きだったジョン・アーヴィングはポストモダンみたいなのはつまらないと言ってたけど、いまは村上春樹がそっちに行ってるんだよね。

曖昧な意味不明なものが好きな人はそれでいいと思う。
202無名草子さん:2012/01/11(水) 10:50:42.37
村上春樹がベートーヴェンやショパンと一緒なんてどこにも書いてないよ
203無名草子さん:2012/01/11(水) 11:07:51.89
>>202
引用する意味はなかったってことだね。
申し訳ない。

http://www.avclub.com/articles/haruki-murakami-1q84,64876/

アメリカのそれなりに有名な批評家の評価。

贅肉だらけで、繰り返しの多用、そして
memory-insulting recapitulations of main characters’ motivations, histories, and looks
と書かれている。
同じことをくどくど書くんじゃないってことだね。

そして1Q84, the outsized novel by pulpy postmodernist Haruki Murakami,
と書かれている。
つまりぐちゃぐちゃしたポストモダニストによる小説であると。

俺も初めて村上春樹がポストモダンだと言うことがわかったわ。
どれだけのこのスレの人間が村上春樹がポストモダンと言うことを知っていた?
ジョン・アーヴィングが好きで、その影響を受けていた作家が、アーヴィングがゴミ、オナニーとまで言ったポストモダンに変っていたんだね。皮肉なもんだよ。
そりゃ、昔の作品から好きな人はがっかりするわ。
いつからポストモダンになったのか知らないけど、なんで面白くないって人が増えたのがよくわかった。
204無名草子さん:2012/01/11(水) 15:20:38.68
ひとり連投してるよねここ
205無名草子さん:2012/01/11(水) 15:35:23.07
むしろ、なんとかポストモダンから超越するかの小説だと思って読んでた。成功したかどうかわかんないけど。
206無名草子さん:2012/01/11(水) 16:04:36.89
http://latimesblogs.latimes.com/jacketcopy/2009/07/the-mostly-complete-annotated-and-essential-postmodern-reading-list.html

シェイクスピアのハムレットまでポストモダンなんだもん。
なんでもかんでもポストモダンw
結局何なのポストモダン?

夢のようだとか音楽のようだとかっていうけど、
漫画や小説の夢オチってかなりまずいよね。
世界の終わりはそれで逆に成功した稀有な例だと思うけど。


207無名草子さん:2012/01/11(水) 16:33:14.30
1Q81で初めて春樹読んだけど、
つばさの口から小人が出てきたり、月が二つになったりする小説だったのですね
もっとカルトの怖さとか洗脳手法とか、そんなのが楽しめる小説だと思っていました
エログロは小説の基本なので、アマレビューで文句言っている女子供はアホだと思います
そもそもアマレビューに影響される人ってアホでしょうし

しかし、こんなファンタジックな小説だったとは・・・w
手からビーム出たり、空を飛んだり、死人が生き返らないことを祈りながら続きを読みますわ
正直、参りました
208無名草子さん:2012/01/11(水) 17:20:41.38
読解力のない奴がちらほらいるなあ
ちゃんと小説読めてるか?
209無名草子さん:2012/01/11(水) 17:45:56.90
>>208
それって私に言っているのですよね?
だとしたら嬉しいです
つまり、1Q84はこれから面白くなるってことですものね
平家物語を何行も書いたのだって、後で生きてくる布石だと信じています
実はBOOK3まで大人買いしてしまったので、1がつまらないまま終わると
きついんですw
210無名草子さん:2012/01/11(水) 18:02:03.74
「ノルウェイの森」って大した不幸な体験もしていないのに「僕、かわいそう。僕、不幸」みたいなキモいオタクのナルシズム全開で
その癖親友の彼女やらなんやらと楽にセックスしまくりたいっていう話だよね。
この小説が好きな人はイケメンな親友に死んでほしい。それで不幸な自分っていうポーズを作った上ですかした態度で何の努力もせずに女の子とヤりまくりたいていう願望を持ってるのかな?
こんなのが1000万部も売れてしかも日本を代表する文学作品(笑)みたいに扱われてるのが不思議だ。
211無名草子さん:2012/01/11(水) 20:23:56.60
まあ、面白くないも、心に残ったも、その人の読み方次第、物語への入り込みの深さしだい
(本との出会いのタイミングもあると思うが)だと思う
それぞれの感想は大切だし、また後日読んだら違う発見もあるかもしれないし・・・

しかし、上から目線で、そこいらの三文小説と十羽ひとからげに一蹴するのはさぞ気持ちがよかろうな
212無名草子さん:2012/01/11(水) 20:26:54.92
そもそもどうしてリトルピープルは空気さなぎで
ふかえりや牛河と「そっくりの人間」をつくったのだろう

どうしてその必要があったのだろう

213無名草子さん:2012/01/11(水) 20:36:35.64
http://www.nytimes.com/2011/11/10/books/1q84-by-haruki-murakami-review.html

あんまりいいたくないけどこれNY TIMESの書評。

Mr. Murakami is supposed to be very wise too.
But “1Q84” has even his most ardent fans doing back flips as they try to justify this book’s glaring troubles.
Is it consistently interesting?
No, but Mr. Murakami is too skillful a trickster to rely on conventional notions of storytelling.
Is it a play on Orwell’s “1984?”
Vaguely, but don’t make close comparisons.

村上春樹のもっとも熱心なファンでさえ1Q84の目だったおかしなところを見つけると、
前のページにもどってしまう。
これほんとにずっと面白いの?
いや、そんなことないよ。
けど村上さんはあまりにも従来の小説作法に頼ってる熟練したペテン師だよ。
オーエルの1984を思わせるの?
漠然とはね。でもいいとこまでいってるってことさえもないよ。

だから俺は1Q84は勧めない。他のを勧める。
ノルウェイの森はいい小説だと思うよ。
214無名草子さん:2012/01/11(水) 20:46:02.25
>>212
これもNY TIMESに書いてある。
It used to be customary, in a book of this magnitude,
to explain unanswered questions and tie up loose ends.
Mr. Murakami clearly rejects such petty obligations,
and he leaves many of the parallels in “1Q84” cryptic and dead-ended.
He perceives, and we receive, and the reception isn’t all that clear.
But 925 pages go by. And somehow, to quote Mr. Murakami as he quotes Sonny and Cher,
for reasons that perhaps only he understands, the beat goes on.

従来のこれだけ長い小説ではこういう謎を説明をするものだけども、村上さんだけがわかってるんだろって書かれてる。

俺は村上春樹は1Q84を出したからノーベル文学賞はかなり厳しくなったと思うよ。
だから、次にもっといい小説書いて欲しいよ。
それだけ。
215無名草子さん:2012/01/11(水) 21:02:26.91
君自身の言葉が希薄だとあんまり共感されないよ
他人の批評やノーベル賞気にしながら読書なんてしないし
216無名草子さん:2012/01/11(水) 21:09:23.29
村上春樹は、1Q84において牛河なる人物を登場させたのか

自分なりに考えると頭のよさと容姿のよさは一致しないといいたかったのではないだろうか

むしろ頭のいいひとは、風采があがらないひとが多いといいたかったのでないか

天は、二物を与えず

テレビの影響で知性を感じられる人は、それなりの風貌をしているという誤った固定観念を


払拭したかったんじゃない




217無名草子さん:2012/01/11(水) 22:59:50.57
「集まり」は400人ばかりの比較的怪しい男女によって構成されていたが、おおまかに二つのグループに
分かれていた。ひとつはカクメイを目指すグループであり、ひとつはカネアツメを追及するグループだった。
 考え方の違いこそあれ、そこに住んでいる人々の連帯感は強く保たれていた。ジミントウから離れて
生きるのが善きことであるという思いを人々は共有していたし、考え方のかたちや色合いが多少あわな
くても、肩を寄せ合わなくては自分たちは生き残っていけないのだということをよく理解していた。
218無名草子さん:2012/01/12(木) 07:48:12.93
今日で63歳
219無名草子さん:2012/01/12(木) 09:26:51.96
1Q84読んでいるけど、話進のすごく遅いね
220無名草子さん:2012/01/12(木) 15:47:34.10
ストーリーだけ追うのではなくて、体感するようにその世界に身をゆだねて読むのが自分は好きだな
221無名草子さん:2012/01/12(木) 19:11:44.16
どんな本も初見はストーリーを追うので精一杯じゃね
そういうのは二回目以降だな
といっても中身が面白かったらの話だが
222無名草子さん:2012/01/12(木) 20:17:10.22
スプートニクの訳のわからなさで長らく挫折していたけど、1Q84で村上熱が再燃したなー
夢中になって読んで「村上さん、こんなに面白くしちゃっていいんですか?ブンガクの人から何か言われませんか?」と思ったほど

以来、未読だったねじまき鳥、カフカなど読んで、ますます好きになって
今は自分の心のチャンネルが村上春樹世界にすごくシンクロしているみたいで
ストーリーも、あの訳のわからなさを含めてとても面白いんだな
スプートニクも最近再読して、やっとあの本の読者になれた気がした

やっぱり作者の物語に注ぎ込むエネルギーの大きさが違うんではないかと
「あれ、これで終わり?」って話も時間がたつにつれて
じんわりくるものがあったりして

短編も好きだな
「ハナレイ ベイ」もその一つ
あの話には文章にも物語にもなんだかすごく「音楽」を感じる
今のこの世相にも不思議にシンクロしているみたい
あと「品川猿」も

それらは短編なんで肩ひじ張らずにすぐ読めるし、長編つまらないって人も一読したら面白いかもよ
気に入ったらラッキーだし、つまらなかったら他の作者の本を読めばいいことだしね
(どっちも短編集「東京奇譚集」にあります)
223無名草子さん:2012/01/12(木) 20:27:37.31
別に1Q84がつまらんとは言ってないよ
初めての春樹だけど、まあまあ面白い
BOOK2にも期待して読みだしたところ
224無名草子さん:2012/01/12(木) 20:30:02.89
村上春樹を読むなら
風の歌を訊けから順に読むのが正当だぞ
225無名草子さん:2012/01/12(木) 20:31:07.76
>>224
基本的に最新から読むタイプなんで
226無名草子さん:2012/01/12(木) 20:36:57.56
確かに順次に読むのが正当かもな
自分は興味持ったのから読んだけどね
227無名草子さん:2012/01/12(木) 20:41:52.04
最初から読んだ人はダンスダンスダンスあたりまでは読むんだよ
その先のスプートニクやカフカで?て事になるんだけど
228無名草子さん:2012/01/12(木) 20:49:01.77
ダンスダンスダンスでつまずいたわ
駄文を連ねてるだけ
229無名草子さん:2012/01/12(木) 20:57:44.33
ダンスダンスダンスは他に比べて乱暴に読めばいい感じだよ
言いたいことわかるけど駄文とは思わないな
230無名草子さん:2012/01/12(木) 21:10:43.71
人気があるのは初期三部作から世界の終わりとハードボイルドワンダーランドの辺だよね。
アフターダークあたり以降は当たりハズレがある。

ねじまき鳥、1Q84、アフターダーク、スプートニクと1Q84、カフカ
あたりは賛否両論。
全部いいって人がたまにいるみたいだけど・・・・
ある意味すごいよね。
231無名草子さん:2012/01/12(木) 21:18:07.86
初めての春樹の感想

・語彙が豊か
とにかく豊か。そこは読みごたえがある。とにかくエレガント
ただ、その為にページを食ってしまい物語が進まない

・登場人物がインテリすぎ
テンゴの父親以外は、みんなインテリ。青豆がヨーロッパの歴史を語ったのは、主人公補正としても、自衛隊上がりやガールフレンドの人妻までセンスと語彙を持ち合わせている
エレガントな世界ですわ

・リアリティは初めから捨てている?
月が二つとか少女の口から小人が出るという意味でなく、防犯カメラがあるのに犬を内側から音も立てずに破壊したりする。そんな芸当ができるならつばさをさらうのも簡単だと思うが、その辺は関係ないのだろう。
登場人物がインテリすぎでも触れたが、つばさの責任感や勇敢さも凄すぎ。
春樹はヤマギシの子供たちのことも熟知していると思うが、あんな勇敢で誠実な子供はいなかっただろう。みんな必死で泣きながら逃げるのが精いっぱいだった。
それなのに小説では、とにかく凄い人間のオールスターチーム。
フカエリの凄く勘が良く器も広い。少女神聖視は、オヤジの習性なので文句は無い。
宮崎駿もそうだし。でも、少女以外でもスーパーマンとスーパーウーマン多いな

リアリティに戻すと、教祖暗殺でも、あれじゃあ老婦人まで絶対にバレるだろ
殺した女が老婦人の自宅に通い、その殺した女を紹介したの信者も老婦人と知り合いなんだから。まあ、その辺のリアリティは初めから捨てている。それはそれで良いと思うけど。
232無名草子さん:2012/01/12(木) 21:32:36.65
インテリじゃなくても教養ある人はいるからね
そんな人と出会うと嬉しいよね
233無名草子さん:2012/01/12(木) 23:57:29.56
自分も今日誕生日だった
33歳になった
自分が生まれた歳に小説家デビューしたんだよな
どうでもいい話ですまん
234無名草子さん:2012/01/13(金) 01:16:38.13
100パーセントの女の子に出逢ってしまって
10年以上ぶりに国境の南、太陽の西を読んだ
切なくて悲しくて吐き気がした
生きてることは傷つけることだ

この人は言葉の置き方が最高に上手だと思う
回転木馬のデッド・ヒートの序文は神クラス
235無名草子さん:2012/01/13(金) 19:24:37.31
グレート・ギャツビーの冒頭の訳は秀逸
236無名草子さん:2012/01/13(金) 22:46:51.24
>>234
おいこれ運命かって出会いは確かにある
自分はそれを未経験だった頃んなアホなと思ってた
そして1Q84の二人の恋愛はあり得ないと思ってたが
めちゃくちゃピッタリくる人と偶然に出会ってから考え変わった
確かに二人は早熟だが、キツイ環境がそうさせたのだろうな
237無名草子さん:2012/01/14(土) 15:08:56.25
ノルウェーの森は、夏目漱石の「こころ」を下敷きにしてかかれたものでしょうか

この二つの小説は、いたるところに相似なところがあると指摘されていますが

また違うところがあるとしたら、なんでしょうか



238無名草子さん:2012/01/14(土) 19:55:32.93
そういうことを聞くときはまず自分の見解から書けよな
常識だぜ
239無名草子さん:2012/01/14(土) 20:00:04.49
初めての春樹を1Q84で読んでいる者だけど、
やっとBOOK2まで読んだ。
BOOK2の半分まで物語がほとんど進まなかったが(これってどうなのよ?)、
やっと進みだした

「小説に出た銃は必ず引き金を引かないといけない」とか、
「無駄を省き不足を足す」とか、書いてあるので文章能力が低いわけじゃないのだろう。
意図的に小説の必然性を放棄しているのかなあ。

安田恭子のジャズの部分とか、細かく演奏者の嗜み方まで書いたり、
平家物語の壇ノ浦を見開きで何行も書いたり、これらを布石や必然性のある描写だと思ったら、まったく物語を関係無くてズッコケたw
240無名草子さん:2012/01/14(土) 20:15:23.78
初めての春樹だけど、
オウム信者へのインタビューは読んだ事ある。
小説は初めての春樹って意味。

インタビューでは知性とセンスを感じた。だから、1Q84を大人買いしたんだけど、
イントロは良かった。謎の教団、ゴーストライター、天才少女、やり手編集者、
戎野がさきがけ相手にどんな戦略を練って作戦を展開するのか、
さきがけのカリスマ的教祖、
青豆の暗殺ミッション、
やり手編集小松のシナリオとは、
テンゴの運命は。

春樹、もう戎野忘れてるっしょ?w
小松が会社を休んでいるのもほったらかし。
安田恭子もあれで終わりっすか?
安田が語った長ったらしいジャズの演奏云々より「失われた安田恭子」の方が1億倍大事だと思うんだが。

父親に会いに行ったときは、すごく疲れた。
「おいおい、全部半端のまま物語進まないのに、ここで父親出しますか・・・。」と。
で、案の定、曖昧トークで終了。
曖昧が山のように積みあがった決裁待ちの書類状態なのに、ここで更に曖昧をプラスしますか。そうですか。
241無名草子さん:2012/01/14(土) 20:20:16.46
なんだかんだ言って、村上春樹ほど幅広く内外問わずの本読んでいる
職業作家は日本には居ない気がする。
体鍛えるのもひとえに作家活動の為と明言してるし。
万が一というか百億万が一、自分がなんか書く仕事についたとしても
絶対彼は超えられまい。才能もさることながら読んでる量が違いすぎる。
って考えると「あー村上春樹早く新刊ださねぇかな」てな人生でいっか。
242無名草子さん:2012/01/14(土) 20:20:46.08
初めての春樹だけど、
しかも、猫の町付きだ。これも回収せずにほったらかすんでしょ?
ジャズとか壇ノ浦みたいに。菜食主義の猫もあったな。
で、リーダーでまた曖昧。「ドウタ」だの「多義的」だの。

言うなら言うでさっさと言えよ。後でドウタの意味を知ったが(これは回収されて安心したw)別に「春樹得意の曖昧後回し」にするほどのモノでもなかった。
ふかえりは、ずーと曖昧だし、曖昧はこの少女だけでお腹いっぱいっすよw

青豆がミッション終えた後に、ゴムの木が再登場した時も疲れたなあ。
金魚を飼おうとしたけ云々。それ一回読んだよw
また繰り返すのかよ。長々と。てか、ゴムの木にも必然性無いんでしょ?
「これは意味があるのか?」と思って読み進めても、
「春樹、ゴムの木のこと忘れてるっしょ?w」パターンなんだろ、どうせ。
243無名草子さん:2012/01/14(土) 20:28:31.72
初めての春樹だけど、
オウムに興味を持った天才小説家が書いた小説がこれだとは。
もっと閉ざされた空間で育つ人間の狂気とか、冷酷な洗脳手法とか、
圧倒的カリスマ性とずば抜けて高い知能を持つ教祖を攻略する痺れる作戦とか、
そんなの期待してたよ。

まさか、超能力ファンタジック小説だとはw
漫画だな。漫画。いや、漫画でも良いよ。寄生獣とか面白かったし。
別にエイリアンや超能力が出てきてもいいよ。
でも、寄生獣みたいに布石は回収しないと。

BOOK3の最後までカルト教団に作戦を展開した戎野や、
突然、会社に来なくなった小松や、
失われた安田が一切出てこないまま
「1Q84 完」
となっても驚きませんよ、俺はw

何より悲しいのは、「これ別にカルト教団いらなくね?w」と、
素材のオウム=カルト教団にすら何の必然性も無く物語を関係無いところ。
別に企業でも学校でも町内会でも良かったじゃんw
244無名草子さん:2012/01/14(土) 20:38:31.38
初めての春樹だけど、
ベストセラーってこんなものなのかなあ。
漫画でも一番売れたのは、寄生獣でなくワンピースだしw

しかし、ノンフィクであれだけセンスを見せた春樹が、
本業の小説でここまで凡庸になるとは。
マーシャルアーツの使い手で殺し屋、言語障害のある巨乳天才少女、
数学の神童と呼ばれた男、まあ中二漫画設定なのは構わない。

その「ベタさ」が面白いこともあるし。
御払いと言う名の曖昧さで美人な巨乳女子高生とパコるのも良い。
これは予想通りだったしw

ただ、御払いの回収はしてくれよ。まあ、最後まで御払いが出て来ずに
「1Q84 完」
でも驚かないけどさw

春樹の小説って、いつもこんな感じなの?
これで天才とか言われてたの?
それとも全盛から能力が5割以下まで衰えているの?

豊かな語彙とエレガントな表現力だけで誤魔化しているだけじゃないのか?!
そんな疑いを持ちはじめているんだが。
違いますか?
245無名草子さん:2012/01/14(土) 20:48:53.95
>>242
伏線の回収、謎の解明はまあそういうのが得意で生業としている作家の別の作品で楽しんだらよいのではないかと

自分も、昔はそんな よく作りこまれた小説が大好きで夢中になって読んでいたけど
今はどちらかといえば(比較的に)春樹小説の方が好きになってしまった

伏線が回収されなかったり、謎が謎のままだと不安だったり居心地悪かったりするのかもしれないが
たとえば、あなたが 夜見る夢の内容や不可思議で不条理なあれこれを朝になって思いめぐらすように
「猫の町」「壇ノ浦」「ドウタ」「ゴムの木」・・・
読み終わった後も覚えているあれらは一体、なんだったのだろうと、(メタファーなんて安易な言葉を使わずに)
ただその感触を味わって思いめぐらしてみるのも、読書の新しい楽しみかもしれないと思う
246無名草子さん:2012/01/14(土) 20:58:21.96
1Q84続編でるよね?
ユング出した以上、ぜひ行き着くとこまでいってほしいw
それはそーと、英訳版でてるんだよね?
あの平家物語を各国訳者が頭を捻って訳す姿想像すると
なんか楽しくなるな。
あーノーベル賞とってほしー。
247無名草子さん:2012/01/14(土) 21:21:25.08
続編があるとしたら天吾の書きかけの小説か青豆の子供(?)をもとに
話が展開されるのじゃ

1Q84って天吾の書きかけの小説でしたとか
青豆の子供がリーダーの後釜になるとか

ラストシーンで天吾と青豆が元の世界に戻るとき、青豆が天吾の書きかけの小説のことを
気にしているのがなにかひっかかる。

書きかけの小説になにかあるのだろう。





というオチになるという可能性も捨てきれないし
248無名草子さん:2012/01/14(土) 21:21:43.79
猫の町好きだなあ
249無名草子さん:2012/01/14(土) 21:40:00.14
村上春樹は、夏目漱石とか三島由紀夫の影響を受けているといわれますが

作品の中に外人の本しか紹介しないんだろうかな(プルースト、チェーホフなど)

250無名草子さん:2012/01/14(土) 21:49:09.49
絲山秋子 「『海辺のカフカ』に書かれているこいつらは人間じゃない」
山田詠美 「村上春樹の小説は、モテない男が偶然モテるから受けてる。ちゃんと関係を作って書いていない。私の読者とは被らない。」
浅田彰  「読もうにも文体が貧乏臭くて読めたもんじゃないけど、率直に言って最低のもんだと思う。」
西部邁  「1Q84を3巻すべて通読して感じたことは、こんな物は大人が真面目に取り合うような物ではないと言うことだ。」
太田光  「要するに人間が描けていないということ。登場人物が自分だけは特別だと思っている人間ばかり出てくる。人間ちっとも感情的にならず
      取り乱したりしない。流す涙もクールな涙。」
柄谷行人 「村上春樹の小説の中で描かれる風景は、人間の意志に従属する人工的な物だ。」
渡辺直己 「作者の言いたいことを隠して書くインチキな文体。この作家がデビューしてから一貫して書いて来たものは自己愛の表れに過ぎない。」
島田雅彦 「くだらないファンタジー。いい加減こんな作家葬送しようぜ。」
蓮實重彦 「村上春樹の文学は結婚詐欺で、読者は皆それに騙されたがっている人たちだ。サッカーは知らないがベッカムは好き、というのと同じ。」
251無名草子さん:2012/01/14(土) 21:54:50.46
三島由紀夫との類似は確かに感じた。
文体の斬れ味が良いというか、日本人作家の中では
三島が一番文体的に近いと思う。
ただ私小説的な濃さがないのが村上春樹の
初期からの特徴だから、内容は全く違うよね。
夏目漱石は、どうだろう?似ているのかな?
252無名草子さん:2012/01/14(土) 22:21:12.00
>>240 >>242 >>243 >>244
It used to be customary, in a book of this magnitude,
to explain unanswered questions and tie up loose ends.
Mr. Murakami clearly rejects such petty obligations,
and he leaves many of the parallels in “1Q84” cryptic and dead-ended.
He perceives, and we receive, and the reception isn’t all that clear.
But 925 pages go by. And somehow, to quote Mr. Murakami as he quotes Sonny and Cher,
for reasons that perhaps only he understands, the beat goes on.

従来のこれだけ長い小説ではこういう謎を説明をするものだけども、村上さんだけがわかってるんだろって書かれてる。

NY TIMESの書評とまったく同じ感想だね。

1Q84は続編が出ても全部が明らかにはならないだろう。それが彼のやり方だから。
これだけボロクソに書かれたら村上さん自身へこんでると思うよ。

253無名草子さん:2012/01/14(土) 22:23:01.97
>>251
ぜんぜん違うわ。
村上春樹は翻訳の文体です。
三島は泉鏡花とか森鴎外を研究したバリバリの国文学の文体。
そんな違いがわからないのに語られても困る・・・・情けないわ。
254無名草子さん:2012/01/14(土) 22:26:49.37
村上春樹がtake it personalを日本語にあると思って、
小説に個人的に取るなとか書いたら、
翻訳してたハーバートの教授にそんな日本語ないだろwwwって突っ込まれたことも知らないんだろうな。
本人は笑って話していたんだよね。
彼は文体に関して、日本語をそこまで研究している人ではないよ。
255無名草子さん:2012/01/14(土) 22:32:46.21
村上春樹はおそらくピークは世界の終わりとハードボイルドワンダーランド。
それ以降下降の一途。
1Q84は彼の長編でもっともつまらない。
何でこれを最初に読もうとしたのかわからないし、
勧める人間がいるのがさらに怖い。
256無名草子さん:2012/01/14(土) 22:42:04.68
なんだかんだといっても小説というか文学に関心をもたせたのは、この人の
おかげだとおもいますよ。

この人いなかったら文学なんて社会にでたら役にたたないといって見向きもしない人も多かったんじゃないかと
おもいます。

この人の小説だけです。批評とか解説の類の本がでるのは
257無名草子さん:2012/01/14(土) 22:42:56.94
贔屓目線かもしれないけれど、村上春樹が1Q84通じて
表現しようとしてる分野は、従来の小説の域を超える所に
あると思う。「論理が先か、行為が先か」も他の小説にあったけど
精神分析学や認知心理学の粋を集めた、実験的でアカデミックな
裏付けがある手法なんだと思う。
しかし・・実際には全然それが伝わってない気が。
やはりまだ早すぎたのか?
258無名草子さん:2012/01/14(土) 22:50:15.44
>>257
それねじまき鳥もだよ。
本人がこれ評価されるのはだいぶ時間がかかると思うって言ってた。
10年以上はかかるって。
早すぎたと言うよりも映像とかならいいんだろうけど、春樹さんは文体も美しくないし、詩心もないから、
失敗なんじゃないかな。
世界の終わりは意味不明な夢の世界だけどそれなりに楽しかった。
1Q84にはそれがない。
259無名草子さん:2012/01/14(土) 23:02:41.73
短時間に書き込みいっぱい
260無名草子さん:2012/01/14(土) 23:07:46.70
>>253
そうか。三島由紀夫が好きなんだな。
悪かったよ。
森鴎外もバリバリの国文学だとは思わないけどね。
ただ風の歌〜はたしかに翻訳文学だと言われてる。
デレク・ハートフィールドはたしかにヴォネガットに似ているw
でも最近の村上春樹の小説は、たとえば晩年の三島の小説の
テンポに良く似てる気がするけど。無駄の無さが。
あくまでも一個人が思うだけね。
261無名草子さん:2012/01/14(土) 23:27:19.30
>>254
あれ、たしかプリストンだかで日本文学の講座もってたんだよね?
262無名草子さん:2012/01/15(日) 00:27:36.50
1Q84はつまらないけど、リトル・ピープルを出したのだけは評価できる。

でももし続編を出すとしたら『1984』のビッグ・ブラザーの復活のモチーフが入るかな。
1Q84のあと、震災もあったし、EUとか経済の行き詰まりも深刻化してるし、また世界がひっくり返った。
TPPしかり、国家の存在が再び台頭してくるって言われている。
ついでに言うと、世界は2012年に政治のリーダーが変わる国が多い、日本は民主党が瀬戸際で、大阪の橋下が勢いを増している。

村上なら今の世の中を見て、ビッグ・ブラザー的なその辺りを文学に取り入れてくるかも。
263無名草子さん:2012/01/15(日) 03:58:57.53
>サッカーは知らないがベッカムは好き、というのと同じ。
これが真理だと思う
小説に触れるきっかけとしてはとても優れているけれど
文学を知れば知るほどだんだん距離が離れていくってカンジ
264無名草子さん:2012/01/15(日) 06:50:26.92
いまさらなんだけどノルウェイの森読んだ
ちなみに村上作品初めて読んだ

すごくおもしろくて薄気味悪い作品だったわ
解釈が難しい
直子が死、緑が生で裏表なのはわかるんだけど直子という人物像がうまく掴めなかった

一応直子は元々死を内包した破滅的な人物で
それによってキズキ君も直子本人も自殺
逆の存在である緑によってワタナベは救われたという解釈をした
265無名草子さん:2012/01/15(日) 07:52:08.81
>>261
そうだよ。
でも彼は日本語の美しさとかとは無縁だと思う。
アメリカ文学のほうがはるかに影響だ大きいと思う。

>>260
三島との違いは、情景の描写でしょ。
あくまでも日本と言う国で日本的な美しさを表そうとした三島と、
アメリカ文学の影響の大きい村上春樹では違いすぎる。
三島は万葉集や源氏物語の時代からの日本的な美しさを求めた人。
あと谷崎もね。
村上春樹はアメリカ的な感性を備えた日本人なんだと思うよ。
266無名草子さん:2012/01/15(日) 11:34:11.20
>>264
ネタバレしないように書くマナーを身につけてからおいで
267無名草子さん:2012/01/15(日) 18:42:34.25
ダンスダンスダンスの続編が読みたい!
268無名草子さん:2012/01/15(日) 18:58:04.98
あの村上春樹独特の比喩を連投させたり、
カタログの様な固有名詞の羅列で情景をつくる
手法に苦手意識をもつ人は多いと思う。
でも渋谷なんか歩いてると、現代の情景て
固有名詞の羅列以外の何物でもない気がしてしまう。
なんか悲しいよね。
269無名草子さん:2012/01/15(日) 19:28:07.76
情景なんてどうだっていいわ
たとえ何かの暗喩だとしてもまじめに解釈する気なんてちゃんちゃら無い
270無名草子さん:2012/01/15(日) 19:35:16.21
村上春樹はテレビにのこのこ出てこないからいいな
作家はテレビで語る必要なんかないんだよ
271無名草子さん:2012/01/15(日) 21:31:50.38
一番不思議というか凄いと思うのは、
リアリティとか人間の関係みたいな物を一切無視して
多くの問題を抱えている作家と小説なのにも関わらず、
こんだけ純文学として世界中で売れて、
話も面白いこと。
問題がるんだったら他の作家がでてきて、
春樹のかわりに売れまくってもいいもんなのにな。
272無名草子さん:2012/01/15(日) 21:51:23.93
1Q84はそういう意味では黒歴史になる可能性が大きい。
いままでの経歴を台無しにしかねないからな。
売れてはいるがアメリカでの書評はボロボロと言う・・・・
273無名草子さん:2012/01/15(日) 22:06:42.19
初めての春樹だけど、
BOOK3は面白いね。
面白さは、3>2>>1。

なんで1から本気出さないのだろう。
春樹は行間を読ませるタイプでなく、行間を完全に埋めて、更に溢れさせるタイプだね。
捨てる、削るセンスは貧しい。
増やす、足すセンスは凄い。

ふかえりが牛河の監視に気づいて、レンズの向こうの牛河の目を見つめる描写があった。
これがまた長い。魂の話にまで発展する。それ自体は良いんだけど、
これがまた出てくるんだよなw
二回目は「それ、さっき読んだよw」と苦笑せざるを得ない。

すると、写真を現像した後も、またふかえりの神々しい視線の描写が始まる。
「うん・・・。三回目ね。話を進めよっか(苦笑」となってしまう。
スピード感に関しては絶望的に生み出せないのが春樹。

まあ、これはこれで面白いのかな。
BOOK3は、初っ端からドキドキする展開だったし。
多分、「半分は捨てる」と自分に成約を課せば、才能が爆発するタイプだと思う。
けど、気分次第でいくらでも書き足すスタイルらしいので(1Q84も春樹の気分次第で4、5と足せるのでしょ?)、このダラダラ感は治らないだろうね。
274無名草子さん:2012/01/15(日) 22:09:45.66
初めての春樹だけど、
次は既に完結している春樹の小説を読むよ。
多分、短編の方が贅肉がそぎ落とされていて面白いんじゃないかな。
まあ、一応は「他の作品も読んでみようかな」と思わせる面白さはあると評価した。
ただ、天才だとは思わない。ずっと天才だとイメージしていたので、
少し、いや結構ガッカリはしたね。
275無名草子さん:2012/01/15(日) 22:14:56.28
短編は面白いよ。
お勧め。
長編は世界の終わりと〜とか初期の3部作からダンス・ダンス・ダンスあたりはおもしろい。
276無名草子さん:2012/01/15(日) 22:19:11.44
あの人夜はやさしやらシューベルトのソナタの冗長さが好きみたいだから
自分でもやってみたかったんだろうね
277無名草子さん:2012/01/15(日) 22:41:50.38
すまないが村上春樹初めての私に
お勧めを教えていただけないだろうか
278無名草子さん:2012/01/15(日) 23:20:01.65
>>277
ふいたw
279無名草子さん:2012/01/16(月) 00:02:44.95
>>277
神の子たちは皆踊る
280無名草子さん:2012/01/16(月) 00:18:25.16
何処からか遠い太鼓の鳴っているのが聞えた。
走ることについて語る時に若者は語るであろう。
そして若者はこの豊穣の自然に無上の調和を感じた。
281無名草子さん:2012/01/16(月) 00:57:37.01
>>278
吹かれたw
>>279
神の子たちは皆踊るね
ちょっと本屋行ってくる
282無名草子さん:2012/01/16(月) 02:38:03.84
>>277
羊をめぐる冒険
283無名草子さん:2012/01/16(月) 03:15:18.86
風の歌を聴けを読めばだいたい相性は分かる
これがだめなら全部ダメだろう
284無名草子さん:2012/01/16(月) 07:00:52.20
羊をめぐる冒険と風の歌を聞けを探してくればいいですね
ありがとうございます
285無名草子さん:2012/01/16(月) 11:11:01.48
初めての春樹だけど、
BOOK3を読み終えた。

そして「原理主義やある種の神話性に対抗する物語」を立ち上げていくことが
作家の役割で「大事なのは売れる数じゃない。届き方だと思う」と述べた。
「僕が今、一番恐ろしいと思うのは特定の主義主張による『精神的な囲い込み』のようなもの
です。多くの人は枠組みが必要で、それがなくなってしまうと耐えられない。
オウム真理教は極端な例だけど、いろんな檻というか囲い込みがあって、
そこに入ってしまうと下手すると抜けられなくなる」

「物語というのは、そういう『精神的な囲い込み』に対抗するものでなくてはいけない。
目に見えることじゃないから難しいけど、いい物語は人の心を深く広くする。
深く広い心というのは狭いところには入りたがらないものなんです」
286無名草子さん:2012/01/16(月) 11:18:33.93
初めての春樹だけど、
BOOK3まで読み終えたが、「原理主義や神話性への対抗」、「精神的な囲い込みへの対抗」は、今のところほとんど見られなかった。

また、物語に関してもリトルピープルが何のか?さえはっきりしない。
BOOK3は確かに面白かったが、逃亡中の青豆と追跡する牛河、ドアをノックするNHKの集金人、カルト教団から発せられる不吉でキナ臭い雰囲気が面白かったのである。

ぶっちゃけると「リトルやらふかえりが一行も出てこなくても」BOOK3は、面白かったと思う。
だって、それ物語と関係無いから。
これでは初めからふかえりやリトルなんて登場させずに、暗殺者と追跡者の物語にしても良かったわけだ。と言いたい。

が、BOOK3で終わりじゃないのだろう?
この小説はBOOK6くらいまでは書かないといけないと思う。
まず何よりもBOOK1からBOOK2の前半までが、無駄な落書きでしかないので、
BOOK3で終わると50%は、便所の落書きになってしまう。

長く足せば足すほどに、落書き部分の割合が小さくなり小説の質は上がる。
287無名草子さん:2012/01/16(月) 11:21:19.45
>>286
それで終わらせるのが最近の村上春樹なんだよ。
ねじまき鳥もスプートニクもみんなそう。
カフカもそういう面はいくらかあるけど、あれはよかったと思う。
288無名草子さん:2012/01/16(月) 11:27:48.43
初めての春樹だけど、

次にここで終われば、エヴァンゲリオン状態になってしまうw
春樹はきちんとリトルピープルや空気さなぎについて結論付けないといけない。
BOOK3でもあれだけ「ほうほう」を布石を打ち続けてきたのだから。

BOOK3で安田恭子が出てきた(失われたに関しては、まだ未回収)。
小松も出てきて回収された。猫の町もかなりの部分を進展させた。
ふかえりとのパコも強引だが回収した(春樹はストレートに僕は巨乳でパイパンで美形の
女子高校生とパコパコしたいと表現できない性格のようだ)。

この小説がBOOK3で終われば、春樹の黒歴史になる。
BOOK4で終わっても、バカしか称賛しないだろう。
BOOK5でぎりぎり面白い小説と評価できる。
BOOK6まで書いて、なんとか名作に持って行けるかもしれない。

春樹の遅いペースから言って、BOOK6くらいまでは書かないと、全てを回収できないし、
物語を展開できないと思う。春樹は物語をスマートに構築する能力は低いから。
才能はあるのだろう。ただ、才能があるが故に残念だと感じさせる小説だった。
神の子はみな踊るを買いに行ってくるよ。


289無名草子さん:2012/01/16(月) 11:39:36.74
>>287
それで終わらせるなんて、「使徒って何だったの?」と思わせた、
エバの最終回と同じじゃないかw
「この小さなもの」をひたすら強調したのも無意味になる。

牛河から出てきたリトルの意味は?
と言うか、最大テーマであるリトルを未回収なんてあり得ないでしょ。
最大テーマだよ?壇ノ浦を投げっぱなしジャーマンするのとは訳が違う。

エバの作者やガンツの作者は知能が低いと思う。
でも、春樹は知能高いでしょ。
きちんと完成させると思うだけど、もし、ねじまきとかスプートと言う小説が、
こんな「デタラメ」だったとしたら、みんな何をありがたがっているの?
ただのゴミじゃん。それ。

BOOK3で終われば、春樹の評価は凡庸より下まで落ちるのだが。
ねじまきとかそうなのか?ネットでありがたがっている人たちは何なの?
バカなの?猿なの?

>>287の言うことが本当だとすれば、1Q84を読んだ時間を返してほしいのだけど。
お金まで返せとは言わない。それは授業料として払います。
だけど、時間は返せよ。本当にねじまきとかスプは、便所の落書きゴミ小説なの?

とりあいず、神の子の次はカフカを読むことにするよ。今から本屋に行ってくる。
290無名草子さん:2012/01/16(月) 11:52:21.17
>>289
春樹自身が小説内の謎は全部解決されなくていいって言ってるんですよ。
人生もわからないこといっぱいあるからとかなんとかで・・・

http://www.haruki-m.com/ranking/cyouhen.html
http://www.haruki-m.com/ranking/tanpen.html
これ参考にするといいかも。
291無名草子さん:2012/01/16(月) 11:57:56.60
>>280
「遠い太鼓」講談社文庫1990年6月
「走ることについて語るときに僕の語ること」
2007年8月 両方とも小説でないね?
292無名草子さん:2012/01/16(月) 12:30:18.75
>>280
・「遠い太鼓」は村上春樹を読んだことないバックパッカーにオススメだな。
・「走ることについて語るときに僕の語ること」 は読んだことないランナーや
トライアスロン愛好家にオススメ。人口の何パーセントがかするかな?
でもしょっちゅう人に何がオススメか聞かれてた頃は、
「辺境・近境」か、外国生活経験者なら「やがて悲しき外国語」勧めてた。
みんなやはりは村上春樹面白い!といってたよ。
ただ、小説ってモチーフとの類似、感情移入できるかどうかで
判断するでしょ?
それに、もし小説に対して探究する素養がすでに
備わり準備ができているなら、僕が何を言おうと
人はほっておいても小説を勝手に読みはじめるだろう。

いやー村上春樹ぽくなっちゃたな。

293無名草子さん:2012/01/16(月) 12:40:46.40
>>292
女から見ればキモイです。
294無名草子さん:2012/01/16(月) 12:51:21.94
>>293
よく女だって気づいたな?
295無名草子さん:2012/01/16(月) 13:06:50.72
やがて悲しき外国語読んでみるかな
296無名草子さん:2012/01/16(月) 13:25:14.39
>>295
「やがて哀しき外国語」講談社文庫1997年
297無名草子さん:2012/01/16(月) 13:30:34.81
レヴィ=ストロースの「悲しき熱帯」との
関連は、無きにしもあらず?
298無名草子さん:2012/01/16(月) 15:03:08.04
BOOK1とBOOk2は同時に出たけど、BOOK3はそれからしばらくして出た。
その間にも「この『1Q84』はこれで完結なのか?」っていう議論はされたんだよ。

で、完結だよ、という意見も根強くあった。
新潮社の担当の編集者も「3が出るまでは、1と2で完結したものと思っていた」とか言ってた。

まぁただそれだけの話なんだが。
299無名草子さん:2012/01/16(月) 19:42:51.02
初めての春樹だけど、
神の子と羊をめぐるを買ってきた。
神の子は前から興味あったし(だから、それのパワーアップバージャンっぽい1Q84を買った)、
羊をめぐる冒険は、春樹を面白くないと批評した太田光(けっこう好きなんだよな)が、
絶賛していたから。

ググってみると、春樹が意味不明な超能力ファンタジーを書くのは、いつもの事らしい。
謎は謎のまま、天才的な比喩力とエレガントな表現力で魅了する。
昔の椎名林檎みたいなもんか。論理性や整合性は無い。

修辞後を多用どころか、乱用と呼べるまで供給過多にする。
それが春樹のスタイルらしい。
そして、布石は回収しない。更にSF(超能力ファンタジー)がお好き。
見事な批評だった。
それでも春樹を買ってきた。

多分、全部買って読むのだと思う。女性に受けるのは何となく理解できる。
理屈でなく感性の小説家、直木賞でなく芥川賞の小説家なんだろう。
ググると朝日新聞のアンケートで村上春樹のどこが好きか?の問いに対する
答えの大半が、豊富な比喩と幻想的な物語だった。

そう。布石の回収やら物語の濃密さとスピードは期待してはいけない。
「オフサイドが何かはよく解んないけど、ベッカムは好き」
これだろう。確かに女性にモテる小説である。
俺は男だけど、そんな小説に魅せられたのだから、全部買って読むのだろう。
300無名草子さん:2012/01/16(月) 20:11:01.83
>>299
俺もそういう感じで結構読んだんだけど、世の中にはいろんな面白い小説があるので春樹以外も読んだほうがいいよ。
春樹=教祖、神
みたいな考えになる人も少なからずいるからね。

アメリカ文学だと
春樹が影響を受けたカート・ボネガットもいればいまだとドン・デリーロやトマス・ピンチョンとかいろいろな人がいる。
そういう世界トップクラスの作家と春樹を比較するのも楽しみ方のひとつ。

ねじまき鳥やスプートニク、アフターダークはそれからでも遅くはないと思います。
301無名草子さん:2012/01/16(月) 20:19:33.50
>>300
初めての春樹だけど、
どちらかと言うと小説はあまり読んでこなかった。
星新一は面白かったし、白石一文は普通だった。
篠田節子は好きかな。

読むのは自然科学や漫画が多かったかな。
漫画以外はノンフィクが好きなので、春樹もノンフィクから入った。
オウムにはショックを受けたし興味も湧いた。
センセーショナルなオウムにはハイエナが群がった。

俺はマスコミ、週刊誌、古館、テレビ、これらが基本的に嫌いなので、
春樹からオウムに触れるしかなかった。
センスとインテリジェンスに溢れてたよ。

だからこそ期待した。
世界トップレベルの小説家も読んでみるけど、俺は日本語が好きなんだよね。
多分、漢字が好きなんだと思う。
でも、せっかく教えてくれたから、春樹と同時並行してカートだのドンも読むよ。
本は同時に数冊読むタイプなので。
今から神の子を読むので落ちるよ。
302無名草子さん:2012/01/16(月) 21:37:09.28
ファンタジーを許容できるかどうかだな。意味がわからん人はダメだろ。
そういう人にはノルウェイの森と国境の南、太陽の西を勧める。
ちなみに自分が好きなのは上の2つ>初期3部作>後のもろもろ。
その上に罪のないエッセイ集>短編小説集>やがて哀しき外国語・走ること〜と来るんだけど。
チラ裏ですみません。いろんな読み方があっていいと思って。
303無名草子さん:2012/01/16(月) 22:05:23.50
>>299

確かにそれわかるかも...
私は女だけど、村上春樹のどこが好きって言われたら、幻想的な物語と多様な比喩だな。あと、表現を少し変えて繰り返すところ!一般人には思いもつかない比喩の多さだよw
304無名草子さん:2012/01/16(月) 22:16:41.35
>>299は村上春樹はテンポが遅いとおもったみたいだね。
ここに三島由紀夫ののテンポの速さは村上春樹と同じと>>260でいっている人がいたけど
もっといろんな本読んで的確に批評しようぜ。

三島由紀夫は日本的な美しい比喩や表現を好んだけど、
村上春樹はドライでシニカルな感じだね。

日本とアメリカ。似ても似つかない二人。
305無名草子さん:2012/01/16(月) 22:27:17.67
小説はサッカーのように明確なルールは無いんだし肩肘張らず読めばいいじゃん
上の人も言ってるけど色んな作家読めば違った見方も見えてくるしね
幻想性か…大好き
306無名草子さん:2012/01/16(月) 23:34:50.70
304 クドいひとはキライっ(-"-)
307無名草子さん:2012/01/17(火) 02:05:41.20
あと足りないのはユーモアだけだね
そういうのを狙った文がちょくちょく出てくるけど
読んだところでまったくクスリとも来ないし、それどころか壊滅的にスベってる始末
アメ公を模範としてるならやはりウィットのある文章を期待したいなあ
サリンジャーやヴォネガットのようにさ
308無名草子さん:2012/01/17(火) 03:10:23.08
僕は昔の物ほど面白い。
ピンボールとかハードボイルドワンダーランドとか羊をめぐる冒険とか。
つい何度も読み返してしまう。
309無名草子さん:2012/01/17(火) 14:12:35.82
>>307
ヴォネガットはウィットに富んでるよなぁ。笑わされる。サリンジャーで笑った事はないけどな。
ジェイルバードの頃のヴォネガットは脂のってて凄いおもしろい。

ダンスダンス〜と風の歌を聴けが好きだな。それ以外はあんまり…
食事の描写が好きだな。ビールとか美味しそうに描くし。
ただエッセイのが気取らない春樹で好きだな。意外だった。
若者に対して優しいところも凄いグッときた。彼らの傲慢さや無神経さには苛苛させられるけど、
それが独立して機能していて権力に結びついていない。そこが素晴らしい。僕も色々あって、
カドがたつから言えないけど〜って。なんか優しい意見だなって感動した。
310無名草子さん:2012/01/17(火) 16:02:19.14
風の歌良いよね。
311無名草子さん:2012/01/17(火) 16:14:53.31
なんか目をつけるポイントがバラバラでいいね
自分は主人公が自分で料理して洗濯して掃除してるのが好きだな
ねじまきの冒頭のアイロンがけはアイロンしてるときよく思い出す
312無名草子さん:2012/01/17(火) 17:52:07.14
>>310
指のない女の子とセックスしないところがなんか好きなんだよなぁ。
ラジオのDJもいい味だしてるし。スローターハウス5の文体マルパクリといわれてるけど、
内容自体がそれと全然違うものだから手法だけのオマージュだと思う。

>>311
あのアットホームダット感好き。ダンスダンス〜の北海道でのホテルその日暮らしぶりも
読んでてワクワクして旅行にいきたくなるんだよなぁ。パスタの描写も顕著に良い。
313無名草子さん:2012/01/17(火) 18:34:45.27
初めての春樹だけど、
神の子たちを読み終えた。感想を言うと、修辞後がテンコ盛りの1Q84より読みやすく
スピード感はある。
蜂蜜パイ以外は意味不明で面白くもなんともない。

今、羊をめぐる冒険の一章を読みえた。イントロは良い。早く次が読みたくなる。
これも修辞後テンコ盛りでなく読みやすいし話も進む。
春樹を読むとパスタを食べたくなったので、お昼はアサリとアスパラと玉ねぎのパスタにした。
お肉をあまり食べない感じなので食事の趣味は合いそうだ。
314無名草子さん:2012/01/17(火) 18:40:13.14
初めての春樹だけど、
1Q84の登場人物は、ほとんどが語彙とセンスに溢れるキャラだった。
「テンゴも青豆も老婦人もタマルもあゆみもクミも恭子も小松も戎野もリーダーも
牛河も高級ホテルのバーテンダーもタクシー運転手も、本棚にはまったく同じ本が並んでいるんじゃないの?」と突っ込みたくなったが、

神の子に関してはそうでもなく、登場人物たちに独立した個性があった。
「チンポ、チンポ」言うバカもいれば、教養のある者もいるし、語彙は貧しいが純粋な少女もいた。
昔の方が面白いそうだね。ただ、意味不明の物語は好きそうだ。
基本的に曖昧に暗示的に何とでも解釈できるままにする方が簡単楽チンなのは解るが、
オチやテーマから逃げずに頑張ってほしいものだ。
夕食の後、羊を読むので落ちる。
315無名草子さん:2012/01/17(火) 19:59:06.81
普通に喋ればいいのに
と思ったけど
そしたら作品の個性がなくなっちゃうか
316無名草子さん:2012/01/17(火) 20:08:22.56
>>315
俺もあの1Q84の設定は無理があると思う。
神の子供たちはそれなりに面白いけど、あのころは意味不明な村上春樹の時代なのかもしれないね。
羊とかもそんなに意味はないんだけど話が面白いし、台詞もいい台詞がある。
317無名草子さん:2012/01/17(火) 21:20:39.76
1Q84の文庫は全部で6冊みたいですね。
3月BOOK1 上・下
4月BOOK2 上・下
5月BOOK3 上・下

6月にBOOK4が出ないかな〜。
318無名草子さん:2012/01/17(火) 21:26:10.88
羊は・・・昔読んだけど忘れちゃったな、また読もう

確かに「蜂蜜パイ」は名作だと思うが、あの短編集なら「タイランド」や「かえるくん東京を救う」もかなり好きだな
「UFOが釧路に降りる」もあの不思議な感覚が忘れがたい

心に生まれるすべてのことを明文化はできないと思うし、それは逃げているのではなくて
イメージや物語で伝えるほうがより好ましくて、ある意味、人や人生の「真実」を伝えているのだとも思う
やっぱり、人の好みってそれぞれ・・というか心の琴線に触れる部分は違うんだろね

奇しくも今日は、神戸のあの大震災の日・・・
3.11後の村上さんの小説を読みたいな
319無名草子さん:2012/01/17(火) 21:37:42.51
ちなみに神踊の登場人物が類型的なキャラでないと感じるのは
村上さんが意識して三人称の話を書いたからではないかと思う
320無名草子さん:2012/01/17(火) 21:55:03.25
神の子が一番好き
初期作品も捨てがたいけど、一冊だけなら神の子選んじゃう
普通の人を他作品以上に普通に書いてて、でもその人の中のドラマ性が伝わる
321無名草子さん:2012/01/18(水) 08:56:45.16
ええ、上下にわけて文庫化かよ
3冊でいいだろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
322無名草子さん:2012/01/18(水) 12:28:07.21
>>318
「かえるくん東京を救う」は面白かったねえ
323無名草子さん:2012/01/18(水) 12:57:02.24
初めての春樹だけど、
羊をめぐる冒険は面白いね。内容、スピード感、怖さと色気、謎、表現力、
バランス良く高い水準にある。
これ読むと1Q84が駄作、神の子は便所の落書きに見える。
羊は面白いので夢中になる。
324無名草子さん:2012/01/18(水) 13:54:17.87
春樹嫌いの太田でさえ羊〜は評価してたからなぁ。
個人的にはダンスダンスダンスのが同じような理由で夢中になるが
325無名草子さん:2012/01/18(水) 14:02:24.00
つか1Q84とかが単純に駄作なんだと思うけどな。

http://www.nytimes.com/2011/11/06/books/review/1q84-by-haruki-murakami-translated-by-jay-rubin-and-philip-gabriel-book-review.html?pagewanted=all

NY TIMESのほかのレビュー。

Is that offensive, unrealistic or just insane?
The same question could be asked of the entire book.
“1Q84” is psychologically unconvincing and morally unsavory,
full of lacunas and loose ends, stuffed to the gills with everything but the kitchen sink and a coherent story.
By every standard metric, it is gravely flawed.
But, I admit, standard metrics are difficult to apply to Murakami.
It’s tempting to write that out of five stars,
I’d give this book two moons. I
n fact, though, I’d give it back what it gave me: an entire universe,
all of it far out, some of it dazzling, whole swaths of it just empty space and dark matter.

これだと欠陥と未決事項をいっぱいにして、流し台と首尾一貫したストーリーを取り除いて鉄板の上で焼いた。
みたいに書かれてる。

NY Timesはアメリカでの出版前にインタビューまでしてわざわざ日本まで来たのに、これだからね。
アメリカ人ははっきりと書くね。
これと同じことを>>323も思ってるわけだからきわめて常識的な感想だと思う。
326無名草子さん:2012/01/18(水) 14:54:32.41
アフターダークみたいなプロローグだけで終わる小説は終わりにして、
そろそろその後の展開にまで踏み込んでいくような小説を書いて欲しいのに、
一向に書かないんだな。
あくまでも物語のプロローグだけに徹するつもりなのか。
327無名草子さん:2012/01/18(水) 14:59:38.36
石原死ね
328無名草子さん:2012/01/18(水) 15:02:13.52
ねじまき鳥も2巻で、これから俺は戦うぜ!!!って感じで終わらせるつもりだったから、
春樹はこれでいくんだろうな・・・・
329無名草子さん:2012/01/18(水) 19:37:50.96
風呂敷を広げるだけなら誰にだってできるのにね…
330無名草子さん:2012/01/18(水) 20:53:35.83
>>322
「かえるくん東京を救う」いいよね
かえるくんも、片桐さんも、ラストの看護婦さんも好きだなあ
好きな村上さんの短編には、恐怖や不安と裏腹になにかしら「癒し」を感じる

>>323
羊って、そんなに面白かったけ
今度「風の歌〜」から順番に再読しようと思ってるんで、楽しみだな
村上さんが物語性を意識して書いた初めての長編ではなかったかな
331無名草子さん:2012/01/18(水) 21:05:26.87
ノルウェイの森を久しぶりに読み返してみたが駄作だな。
332無名草子さん:2012/01/19(木) 09:35:17.41
ユミヨシさん
青豆さん
牛河さん
五反田くん

なんか名前だけがいつも浮いてるんだよな
地に足ついた名前つけないのはわざと?
333無名草子さん:2012/01/19(木) 13:58:16.90
ファンタジーだからいそうでいない名前にしてるんじゃなかったっけか。
渡辺昇もいそうでいないあたり(水丸の本名だけど)だからつかってるっていってたし、
334無名草子さん:2012/01/20(金) 00:59:06.89
1Q84をBOOK3まで読んだ。久しぶりの村上春樹だった。
村上春樹的小説そのものだったな。

主人公は30歳くらいの独身男、料理が得意で音楽や心理学や近代文学に詳しい。
お酒が好き。
都合のいいエッチな女の子がでてくる。
低学歴っぽいキャラも文学や歴史にやたらと造詣が深く能弁。
夢だかうつつだかよくわからない不完全ワールドに誘われる。
両方の世界を行き来できる奇妙な案内人(動物)みたいなのがいる。
用済みのキャラは突然ぷっつりと音信が途絶える。

どの長編小説読んでもだいたいそんな感じだから今回のもすっと読めた。
BOOK4もそのうち出るんだろうね。
4で青豆さんが死にそうな気がする。
335無名草子さん:2012/01/20(金) 13:10:18.89
>>325

>I’d give this book two moons.

Hey,Yadama.
Bring him a sheet of zabuton.
336無名草子さん:2012/01/20(金) 23:44:05.40
村上春樹に出てくる女性キャラってなかなか現実にはいないよな
でも、一人思いつくのがオノ・ヨーコなんだよな
なんかみんな帰国子女みたいな雰囲気がある
337無名草子さん:2012/01/21(土) 06:53:34.00
>>335
俺もそこは笑った。
実際、そのぐらいの評価なんでしょうね。
日本ではNY TIMESの表紙を飾った村上春樹が報道されてたけど、
評価はされていないと言う・・・・
きちんと報道すればいいのにね。
338無名草子さん:2012/01/22(日) 17:11:17.61
村上春樹の物語ー夢テキストと読み解く
思春期をめぐる冒険ー心理療法と村上春樹の世界

の2冊が心理学の観点から1Q84の世界をアプローチしている本みたいだ。

これらの本を読んだ方どうでしたか。
339無名草子さん:2012/01/22(日) 20:15:13.17
ええっと、前者を今読んでるところ
村上作品の全体を俯瞰しつつ心理学の視点から1Q84の考察をしている本

正直言って、英語を読み始めた小学生がいきなりシェイクスピアに挑戦しているようで
本の内容を理解しているとは言い難いけど、面白い
ちゃんと読んでから感想書きます
なかなか面白いよ
340無名草子さん:2012/01/22(日) 22:01:18.22
その本は、河合俊雄という心理学者で
河合隼雄の息子さんだよ
河合隼雄とは村上春樹も対談しているよね
341無名草子さん:2012/01/23(月) 11:07:58.34
結局、1Q84って夢とかそういう話で内容は夢とかそういうことなの?
ブローティガンみたいな小説の長編はきついと思うけどね。
342無名草子さん:2012/01/23(月) 21:32:41.52
「ブローティガンみたいな小説」がどんなものなのか知らないけれど
村上春樹の小説自体が、深くその世界に入っていくことで豊かな体験ができる夢みたいなもので

「村上春樹の物語ー夢テキストとして読み解く」は
その物語を「対象として分析する」んではなくて
その(夢の)中に「入り込んで心理学的に読み解こうと」している本だと思う、きっと
343無名草子さん:2012/01/23(月) 21:54:40.10
>>340
ちょっとスレチだけど

その俊雄さんは、青豆、天吾の十歳のころの出会いに絡めて
その年齢の子供の世界をひもとくのに父・河合隼雄の自伝的小説「泣き虫ハアちゃん」を紹介していて
P49に、著者が亡くなったことで「残念ながらわれわれはその物語の続きを読むことはできないけれど」という意味の一文を記してるけど

その一文から、父を失った俊雄さんの深い悲しみが伝わって来る気がするんだな・・・

河合隼雄さんには、村上さんの本をもっと論じてほしかったけど
俊雄さんがその仕事を引き継いでくださるようで、自分的にはなんだかうれしい気持ち
344無名草子さん:2012/01/26(木) 20:40:36.66
初めての春樹だけど、
羊をめぐる冒険が面白すぎるのだがw
345無名草子さん:2012/01/26(木) 21:46:24.54
>>344
おれもそう思う。
初期の羊をめぐる冒険を含めた3部作と、ダンス〜と世界の終わりと〜辺りは本当にいいよ。
後期は海辺のカフカが好き。
ねじまき鳥と1Q84あたりはおすすめしない。
それを読むのならカート・ボネガットとかジョン・アーヴィングを勧めます。
346無名草子さん:2012/01/26(木) 22:01:43.26
30年近く前の小説なのに
その間ネットやらテレビゲームやらいろんなソフト出てきたのに
すげーよな

ねじまきは好き、人には勧めにくいが
347無名草子さん:2012/01/26(木) 23:54:07.29
羊をめぐる冒険は

「話してもいいかな?」と鼠は言った。

の後がたまらん。
348無名草子さん:2012/01/27(金) 02:17:53.60
ノルウェイの森を読んだ。
寝る前に哀しい気持ちになった。
寝る。
349無名草子さん:2012/01/27(金) 12:16:34.28
ノルウェイの森で
直子と主人公が食事している時に
聴いていた
ビル・エヴァンズの「ワルツ・フォー・デビー」は名曲
350無名草子さん:2012/01/27(金) 19:01:18.59
このミステリーがすごい! 2013【はじまり】
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1326179011/68

68 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/01/20(金) 07:22:24.98 ID:iuZmVa/X
村上春樹つまらんよなあ


71 名前:名無しのオプ[] 投稿日:2012/01/20(金) 16:47:53.50 ID:Kr2TZEVt
>>68
眠たくなるワ
351無名草子さん:2012/01/28(土) 11:25:26.65
死ぬ前のビルエヴァンスも壮絶で凄い
352無名草子さん:2012/01/28(土) 19:41:03.60
国境の南太陽の西 を読んでから
ナット・キング・コール「プリテンド」
デューク・エリントン「スタークロスト・ラヴァーズ」の二曲が大好きになった

カフカでは、星野くんよろしく大公トリオを繰り返し聞いたな

村上さんの本を読んでると、出てくる音楽をとても聞きたくなる
尼でもしばらく品切れになるし、それは自分だけではないみたい
353無名草子さん:2012/01/28(土) 20:02:10.43
KID A聴けよ
名盤だぞ
354無名草子さん:2012/01/28(土) 23:31:49.28
村上の主人公達はみんな小綺麗でキチンとしている
スパゲティを作ったり、
サンドイッチたべたり
ツヤーなラジオ聞いたり
洗濯したり、アイロンかけたり、
買い物行ったり
必ずテニスシューズはいている

自分はそんな生活はしていないが
読んでいて、優雅な気分になると思った

その他 必ずやれやれが出てくるので
見つけた時は、上がるね。

あと村上春樹はファンタジー作家じゃないんですか?

355無名草子さん:2012/01/29(日) 00:16:36.71
やれやれ

よくわからない

そうかもしれない

356無名草子さん:2012/01/29(日) 00:28:51.82
あるいはそうかもしれない
357無名草子さん:2012/01/29(日) 01:02:55.22
>>353
いいよね〜
358無名草子さん:2012/01/29(日) 08:24:56.79
うん、聞いてみる
359無名草子さん:2012/01/29(日) 08:31:22.61
村上春樹は売れたから優雅になって、それが作品に反映されるようになり、
世の中での苦労とかそういう部分がかけなくなったのはあるだろうなぁ。
だから純文学と言うよりはファンタジーと言われるのかもね。

羊やダンス・ダンス・ダンスのころはそれなりに大衆目線で社会を見ることが出来てたんだろうけど、
1Q84とかこの不況の時代にあんなブランドまみれの生活を描かれてもと言う感じだよね。
360無名草子さん:2012/01/29(日) 14:37:38.62
村上春樹小説にブランドまみれの生活って出てきたかな・・・

記憶にあるブランドといったらせいぜいブルックスブラザーズのボタンダウンシャツや
ブランド名の記述はないが、1Q84のタマルが履いていたコードバンの靴くらい?

他の人の作品と間違えてない?
361無名草子さん:2012/01/29(日) 15:02:11.43
>>360
青豆とかブランドの服いっぱい着てるじゃん。
しかもタクシーの運転手にフェイ・ダナウェイ似っていわれるんだぜ。
ずいぶんとしゃれたタクシーの運転手だと思うし、
いったいどんな日本人なんだと思うのが普通だろう。

そんなことも読めてないのに恥ずかしげもなく反論できるね。
まともに読んでないから面白いと思えるんだろうね。

適当にぐぐったブログにもこう書いてあるよ。
http://whole-week.mo-blog.jp/anamura/2009/08/post_36fc.html
362無名草子さん:2012/01/29(日) 15:21:49.77
1Q84って1984年のことを書かれているからそうなるんじゃない。
1984年といえばバブルの前で、冷戦のとき
今思えば、日本が恵まれていた時代だったのかな
そんなに努力しなくても人間関係さえよければ飯が食えていた時代
今は、韓国、中国の追い上げで、日本の富の源泉であった製造業ももうからなくなってきているし、
大変な時代だよ
今の若い人は、大変
363無名草子さん:2012/01/29(日) 17:00:14.23
>>362
だからいまの時代にそぐわないと言うか、いまさらこんなもの書かれてもって感じなんじゃないかな?
若い人に訴えるものがないと言うか、年をとってしまって時代についていけてない感じ。
なんにせよブランド物とかおしゃれな雰囲気出されてもみんな大変なんだからうんざりしてしまう。
年金もらっている人と一部の公務員を除いてはかなり厳しいよ。
その時代にこれはないと思った。

コーマック・マッカシーの作品批判してたけど、1Q84と比べるとそんなこと言っていいのって思った。
364無名草子さん:2012/01/29(日) 18:54:48.66
反論ってほどかみついた覚えはないので、気に障ったら失礼

ただ、3回ほど楽しんで読んだけど ブランドちゃらちゃらという印象が残らなかったからそう思ったのかな
むしろ生活は、青豆にしろ天吾にしろ質素で、必要最低限のものしか部屋に置かないという印象だったが

自分にとって読んで記憶に残ったのは、ブランド名より、深くていろんなイメージが興味深い「物語」を読む喜びだったけどね
365無名草子さん:2012/01/29(日) 20:16:29.18
文体はチャンドラーにちょっとヴォネガットかかってる影響だけど、
あの食事の描写は誰の影響だろ?本当に美味そうに書くよな。と思う。

五反田君にツマミ作ってやるシーンの黒ビールとか本当に美味そう。
366無名草子さん:2012/01/29(日) 20:32:04.18
免許更新で、試験場の時間つぶしに「風の歌〜」を持っていったら
視力検査担当の女の子に本のタイトルを見られて
「読んだら、ビールを飲みたくなりますよ」と言われた

確かに
367無名草子さん:2012/01/29(日) 21:38:07.11
世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランドで肝になる曲が「ダニー・ボーイ」
日本人の読者にはピンと来ないなあ

サクラサクラのほうがよかった
368無名草子さん:2012/01/29(日) 22:05:17.51
村上春樹はアメリカの影響が日本の影響より大きいよ。
映画のタイトルも俳優もアメリカのものばかり。

影響受けたのはブローティガンに、チャンドラー、ボネガット、アップダイクいっぱいいすぎ・・・
369無名草子さん:2012/01/29(日) 23:10:35.07
初めての春樹だけど
羊読み終えた。俺は深夜にベッドの中で本を読むので、最後ちょっと怖った。
感想を言うと凄く面白かった。
次は風の歌、その次にダンスを読む。
本当は風、ダンス、羊の順番で読むべきなんだよね?
よく解らなかったので羊から読んでしまった。
風、ダンスも読んだらレポしたい。
370無名草子さん:2012/01/30(月) 00:16:18.13
ブログでやれ
371無名草子さん:2012/01/30(月) 00:27:36.45
読み方は自由だけど、僕シリーズは、風の歌を聴け→1973年のピンボール→羊をめぐる冒険→ダンスダンスダンスの順番で読むといいですよ。
僕シリーズ4部作。
372無名草子さん:2012/01/30(月) 00:35:19.32
>>371
初めての春樹だけど、
その順番で読みます。アドバイスありがとう。
早速、明日にでも風の歌買ってくる。実は先に羊から読んで後悔した。
後で解ったことだから仕方無いが、羊は三部作のラストらしい。
俺は三番目に読むのを先に読んでしまった。
羊に凄く痺れたので、次からは順番通り読むよ。
373無名草子さん:2012/01/30(月) 06:14:10.99
>>370
お前がブログでやれよw
374無名草子さん:2012/01/30(月) 19:44:49.78
彼が執筆する小説より、翻訳作品のほうが好きになってしまう。
キャッチャーインザライとか、ホールデンがすごく生き生きとしていて大好きだ。
375無名草子さん:2012/01/30(月) 21:09:27.53
1Q84で初めて作品に触れたけど、恐ろしくつまらなかった。
あまりに退屈で途中で投げてしまったくらい。
ものすごく冗長で、話が一向に進まないのも理由の一端なのかもしれない。
376無名草子さん:2012/01/30(月) 21:37:34.48
あわない人は読まなくていいんだよ
377無名草子さん:2012/01/30(月) 22:59:51.99
一緒にバーに行きたい。
378無名草子さん:2012/01/30(月) 23:14:52.88
オムレツとサンドイッチとウイスキー水割り
379無名草子さん:2012/01/30(月) 23:25:55.78
シェイキーズでさえ美味そう。

ダンスダンスダンスは腹減るわぁ。
ステーキやらピナコラーダやら。ハンバーガーの描写とか無駄に丁寧。
スコッチ飲んでしまってる…
380無名草子さん:2012/01/30(月) 23:36:32.21
料理と掃除が好きなんだよな
381無名草子さん:2012/01/31(火) 00:28:02.81
ラーメンは絶対に出てきません
382無名草子さん:2012/01/31(火) 03:57:54.54
>>374
ギャツビーはまだしも
ライ麦に関してはメルドーだろあの訳文は
原作のユーモアに富んだ文章を言葉選びのせいですべて台無しにしてる
383無名草子さん:2012/01/31(火) 13:40:21.54
知識人でも村上春樹好きじゃない人はいるけれど
セックスに対して奔放なことを言う人たちが
なぜか春樹の小説嫌いなんだよね

あれだけセックス描写がたくさんあって
登場人物は自由にセックスしているから
好きになってもいいくらいのに

どうして奔放なセックスを主張する人が
春樹が嫌いなのだろう
384無名草子さん:2012/01/31(火) 13:57:48.14
受身なのに女の子にもててそれでいて自分は満たされないと感じる主人公が嫌とかなんとか
385無名草子さん:2012/01/31(火) 14:05:35.95
都合よくやらせてくれる女ばかりだからね。
セックスフレンドとかそういう関係を簡単に持つ人間が多い。
みんな相手探すの大変だと思うけど。

早稲田の村上さんはもてたんだろうね。
386無名草子さん:2012/01/31(火) 14:06:25.25
登場人物のイメージ的に美人でなさそうだし別にどうでもいい
387無名草子さん:2012/01/31(火) 14:24:56.05
1Q84に関してはブランドの記述とセックスシーンだけやたらと丁寧に描かれているので嫌悪感を示す人も少なからずいたと思う。
ねじまき鳥以前はいろいろな丁寧な比喩があって読んでて面白かったけど、
いまは性描写は読者を釣るために書いてるんだろうね。

川端や三島はあからさまなセックスシーンは描かなかったんじゃないかな。
388無名草子さん:2012/01/31(火) 17:18:31.08
387はブランドとセックスに興味が深いのだな
389無名草子さん:2012/01/31(火) 17:44:51.59
>>375
文章自体が好きな人は読めば読む程面白く読めるんだけどな
ちょっとした言い回しだけでも
普段はどんなの読んでるの?
390無名草子さん:2012/01/31(火) 17:52:20.91
新作はいつかな?
391無名草子さん:2012/01/31(火) 18:19:16.54
新作そろそろ書いてるだろな
392無名草子さん:2012/01/31(火) 18:45:16.75
ブック2から3てどれくらいかかったっけ?
393無名草子さん:2012/01/31(火) 20:53:30.46
初めての春樹だけど、
アドバイス通り風の歌とピンボール買ってきた。
今日の深夜から読む。
394無名草子さん:2012/01/31(火) 20:56:34.11
>>393
風の歌良いよ!
395無名草子さん:2012/02/01(水) 02:27:07.00
>>393
いいのかってきたねえ。
ピンボールも良いよ。
396無名草子さん:2012/02/01(水) 14:18:38.65
こんなクソ寒い日も大磯〜藤沢あたりを走ってるんでしょうか
397無名草子さん:2012/02/01(水) 14:56:05.80
ノルウェイの森久しぶりに読んだらめちゃ良かった記念カキコ
398無名草子さん:2012/02/01(水) 19:27:39.46
>>397
うぉう俺もだ
ノルウェイの森初めて読んだけど、あんなに深く残ったのは初めて
399無名草子さん:2012/02/01(水) 19:56:54.51
>>389
普段は東野圭吾や道尾秀介など、ミステリ中心。
ただ、最近になって文章自体を楽しむことを覚えたから、今読むとまた違うのかもしれない。
チャンドラーも春樹訳ってことで興味持って読んだが、よかったし。
今後は海辺のカフカ、ノルウェイの森を読んでみるつもり。
400無名草子さん:2012/02/01(水) 19:58:27.81
ピンボールを超える作品がない
401無名草子さん:2012/02/01(水) 20:29:23.28
>>399
俺は止めたほうがいいと思うよ。
NY TIMESの書評のとおりだと思う。
アフターダークやスプートニクの恋人とかを読んでもがっかりすると思う。
文章自体を楽しみたいのなら三島由紀夫、川端康成、谷崎潤一郎あたりか明治時代の作家のほうが文章は綺麗。

海辺のカフカは話自体はわからない部分もあるけど、キャラクターの設定がすばらしい。
ここの住人にいわせると村上春樹初心者向けらしいw

1Q84はわかる人にだけわかる特別な小説なのかもね。
ストーリーを追うならカート・ボネガット辺り読んだほうがマジでいいと思う。
402無名草子さん:2012/02/01(水) 20:38:53.22
>>399
あ、ちなみに俺は勧めるならカフカとダンス・ダンス・ダンスと世界の終わりと〜。
ノルウェイの森は勧めない。
ノルウェイは羊をめぐる冒険とは異質の作品で、これは村上春樹の小説の中でもかなり作風が違うのでよっぽど暇があるなら読めばいいと思う。
403無名草子さん:2012/02/01(水) 20:55:30.45
>>399
ノルウェイの森はいいよ
読みやすいし個人的に心に残る言葉もあった、オススメ
404無名草子さん:2012/02/01(水) 21:08:40.18
初めての春樹だけど、
1Q84のBOOK1とBOOK2の前半は、便所の落書き。
後半はまだ面白いけど、それでも羊が100だとすると40くらい。
1と2の前半は羊が100なら3くらい。
405無名草子さん:2012/02/01(水) 21:16:18.12
当たり前だけど皆それぞれで面白いな

>>399
東野圭吾はどれも安定してていいね
ミステリー好きなら、ジョナサン・キャロルの死者の書をオススメしたい
村上春樹は世界の終わり〜かな
406無名草子さん:2012/02/01(水) 21:49:12.80
自分はカフカがとても、とっても好きだな

あと、ねじまきと1Q84
国境の南はノルウェイより好きかもね
アフターダークもここで言われるほどがっかりな本ではなく
むしろ1Q84への胎動を感じられて面白い

自分は最近の著作に心ひかれるものが多いな

ひととおり読んだけど、また最初の作品を再読したら面白いだろうな
407無名草子さん:2012/02/01(水) 23:23:09.23
図書館の話好きだ
羊博士が脳ミソちゅうちゅう吸うやつ
あれは不思議な読後感だった
408無名草子さん:2012/02/01(水) 23:25:01.54
ねじまき以後はいまいちだという人は少数派?
409無名草子さん:2012/02/02(木) 00:02:15.70
>>407
いいよね
あんなにぐいぐい引き込まれた話はあまりないかも
騙された時の反応で笑いが止まらなかった
騙したんじゃ、てので
410無名草子さん:2012/02/02(木) 01:41:20.61
お前らって春樹の他にどんな本読んでんの?
411無名草子さん:2012/02/02(木) 04:48:35.61
小説なら古典を中心に分け隔てなく読む
今は高慢と偏見を読んでる最中
412無名草子さん:2012/02/02(木) 10:44:03.36
古典から現代まで幅広く。
村上春樹は数多い読む作家の一人と言う認識。
信者みたいな人とは壁があるなと感じる。
413無名草子さん:2012/02/02(木) 11:28:04.83
>>408
カフカ好きだから全部嫌いってわけじゃないけど、
最近のはダメだと思うよ。
だってここの住人でもねじまき鳥の何が面白いのって聞いても答えられないんだぜ。
414無名草子さん:2012/02/02(木) 12:04:57.57
好きだから好きが通用するのが、ねじまき鳥
415無名草子さん:2012/02/02(木) 13:17:54.04
ねじまき鳥をちゃんと読めない人多いよね…
416無名草子さん:2012/02/02(木) 14:31:26.86
ちゃんと読む(笑)
417無名草子さん:2012/02/02(木) 18:00:36.91
正直ねじ巻きと1Q84を読んで、
ユーモアはあるとか、文章が読みやすいとかじゃなくて、
それによってどういう深みみたいな物が感じられるのかは訊いてみたいな。
418無名草子さん:2012/02/02(木) 18:29:38.04
「ノルウェーの森」ではなく“スウェーデンの詩人”でした。
…ええ、今年のノーベル文学賞の受賞者ですが。ハハハ。
がっくりするハルキストたちには同情申し上げますが、
私はなんとも思いません。
「1Q84」を読む限り、賞に値するとは思わないので。

今回の“落選”で2年前を思い出してしまいました。
今週は放送関係を一休みして村上春樹シリーズの3連発です。

“村上春樹「1Q84 」を読む〜げに 純文学とはややこしきもの〜”2009.07.10


・投げた石が必ず落ちるように俺は確実に死ぬ。

・が、テストを受けなければ、今全身をわし掴みにしている不安が永遠に続くことも
またハッキリしていた。墜落機の中にでもいるような激しい衝撃は収まったが、高みに
渡されたガラス板の上に立って下を見るような、踏ん張りのきかない絶望感が彼の全身を
しっかりと捉えていた。

・まるで糸の切れた凧のように嬉々として、彼はたちまちラグビーに打ち込んだ。

・それは目まいに似た暗闇を頭の中に喚起して彼をたちまち恐怖の底に突き落とした。

・たちまち彼の気分とは噛み合わない交換手の呑気な声が返ってくる。

出張先の海外で 文学を志す友人から「習作だけど、読んで感想を聞かせてくれないか」と
言われて預かった小説のコピーが手元にあります。
帰国の飛行機の中から読みはじめました。15年も前のことです。
…結局、彼に“感想”を伝えることはありませんでした。
419無名草子さん:2012/02/02(木) 18:30:44.37
頻繁に登場する、純文学にはありがちな“修辞法”(同じことを言い換えたり 単純な名詞や
動詞に回りくどい形容詞や形容詞句を書き足したりするやりかた)にひどく違和感を覚え、
ほかにも、“日本語的”におかしいと思える表現がたくさんあったからです。
それを伝えてこそ“友”でしょうが、最後の数行を除くと、共感するところ、感心する
言い回しがほとんどなくて、「これではなあ…」とためらってしまったのです。

広辞苑では“純文学”をこう説明しています。
<<<A 大衆文学に対して、純粋な芸術を志向する文芸作品、殊に小説>>>

4年前、0420「岩佐徹的比較文化論」に書いたとおり、私は、一貫して、芥川賞作品より
直木賞作品のほうが好きでした。
物語としての面白さを追及して、比較的分かりやすい言葉で簡潔に話を前に進めていく
大衆文学に対して、作家が大事だと考える“テーマ”を“言い換え”や“たとえ話”を
ちりばめて書き進めるあまり、なかなかストーリーが進展しない純文学は、“生理的”に
受けつけないところがあるのです。ハハハ。

“帰省中”にフレデリック・フォーサイスの「アヴェンジャー」を読み終えたあと、さて、
次は何を読もうかと本棚を探したのですが、適当なものが見つかりませんでした。
未読の原書は、全部、芦屋に運んであったからです。
うっかり、妻が読み終えてテーブルに積んであった“話題騒然”、村上春樹の「1Q84」が
目に入ってしまいました。
最近は 芥川賞作品をはじめ、かなり話題になっていても、日本人作家の作品はほとんど
読んでいなかったのですが、すさまじい人気のこの作品には関心がありました。
「そんなにすごいの?」「どこがそれほど面白いの?」…
420無名草子さん:2012/02/02(木) 18:32:12.64
見た目は“しゃきっとした”キャリア・ウーマン、実は…という女、青豆(あおまめ)と
作家を目指す青年、天吾(てんご)が、1章ずつ、交互に登場して物語が進行していきます。

読み出してはみたものの、たちまち、“15年前”と同じ感覚を味わうことになりました。
もちろん、友人には悪いですが、レベルは大きく違います。
しかし、「普通に書けばいいじゃない?」「どうして、そんなに得意げなの?」
「なぜ、まるで『どうだ、うまいだろう。こういう言い換えは俺にしかできないのだ』と
言わんばかりに くどい形容詞や形容詞句を書き連ねなければいけないの?」と、へきえき
した気分になるところは同じです。ハハハ。
冒頭の3-5行目にかけて、こんな文章があります。

・中年の運転手は、まるで舳先に立って不吉な潮目を読む老練な漁師のように、
前方に途切れなく並んだ車の列を、ただ口を閉ざして見つめていた。

…“余計な”文節のおかげで、かえって運転手の表情が頭に浮かんできません。ハハハ。
“中年の運転手は、前方に途切れなく並んだ車の列を、ただ口を閉ざして見つめていた”では、
どうしてもダメなのか?
それに、“途切れなく”という日本語、あるんですかね?
私のボキャブラリーには“途切れることなく”または、“切れ目なく”しかありませんので、
この言葉に出会って、びっくりしました。
推敲に推敲を重ねたはずですから、“大作家”に間違いはなく、私が知らなかっただけ…
このブログでは、とりあえず そういうことにしておきましょう。ハハハ。
421無名草子さん:2012/02/02(木) 18:32:59.54
珍しい苗字を持つ主人公の一人が、行く先々の町で電話帳を開いてみるが、同じ名前を
持つ人物は見当たらなかった…という記述のあとに
“そのたびに彼女は、大海原に投げ出された孤独な漂流者のような気持ちになった。”と
書かれています。数行後には
“名刺を渡すと相手はしばしそれを凝視した。まるで出し抜けに不幸の手紙でも渡された
みたいに。”とあります。
ほかにも・・・。

・なのに、その音楽の冒頭の一節を聴いた瞬間から、彼女の頭にいろんな知識が反射的に
浮かんできたのだ。開いた窓から一群の鳥が部屋に飛び込んでくるみたいに。

・録音された拍手を長く聞いていると、そのうちに拍手に聞こえなくなる。終わりのない
火星の砂嵐に耳を澄ませているみたいな気持ちになる。

・「現実はいつだってひとつしかありません」、書物の大事な一節にアンダーラインを
引くように、運転手はゆっくりと繰り返した。

・それは揺れというよりはうねりに近い。荒波の上に浮かんだ航空母艦の甲板を歩いて
いるようだ。

・堅く閉じられた唇は、よほどの必要がなければ微笑ひとつ浮かべなかった。その両目は
優秀な甲板監視員のように、怠りなく冷ややかだった。

傾向はお分かりでしょう。
省かれていることが多いですが、一つの文章を説明するときに、“まるで(たとえば)、
・・・のように(みたいに)”という形の文章が続くのです。
第1章、19ページ分の文章の中だけでこんなにあります。“てんこ盛り”。ハハハ。
ファンの多い、世界的に有名な作家ですから、当然、「それが村上文学さ」とおっしゃる
読者がたくさんいるのでしょう。だからこそ、意図的に宣伝しなかったのに、初日だけで
数十万部を売り上げたのでかもしれません。
422無名草子さん:2012/02/02(木) 18:35:10.60
しかし、天邪鬼の私はそれほど、感心したり、「参った」と言ったりしません。ハハハ。
これは、作家の“言葉遊び”じゃないかと思うのです。
それが好きだと言う人もいるでしょう。しかし“いちいち”感心したりしない私のような
読者には余分なものでしかありません。どんなに高邁なテーマで小説を書いたって 読者に
伝わらなければ意味がないじゃん。
分類上、純文学だろうが、大衆文学だろうが、分かりやすいことが肝心じゃないのかなあ。

…そんなことを言いつつ、BOOK1を読み終えてしまいました。ハハハ。
こうなった以上 最後まで読むつもりですが、いまのところ、高い評価に値する小説だとは
思いません。“面白い”とも思いません。“行きがかり上”、読み進んでいるだけです。

BOOK1の終り近くにこんな箇所があります。

「世界というのはね、青豆さん、ひとつの記憶とその反対側の記憶との
果てしない戦いなんだよ」
「たしかに」と青豆は言った。

…文化人類学者や哲学者ではなく、“普通の”20歳代半ばの女性二人の会話です。すっげー!
小説だから、と言ってしまえばそれまでだし、こういう深ーい会話ができる若い女性が
いたっておかしくはないのですが、ひたすら尊敬しちゃいますねえ。ハハハ。

501ページに、編集者が天吾に向かって電話で 「ホットケーキみたいに作るそばから
どんどん売れている」と話す場面があります。
哀れな私の頭は“混乱”します。
“花畑牧場の生キャラメルみたいに、作るそばから…”なら、私の頭でも分かります。
しかし、この作家の書き方だと、“ホットケーキ”とは、“作るそばから売れる”もの、
ということになり、それはとてもおかしな“決め付け”です。それとも、1984年当時は
ホットケーキが“爆発的に”売れていたんでしょうか。まさかね。ハハハ。 

…そんなことを言いつつ、BOOK1を読み終えてしまいました。ハハハ。
こうなった以上 最後まで読むつもりですが、いまのところ、高い評価に値する小説だとは
思いません。“面白い”とも思いません。“行きがかり上”、読み進んでいるだけです。
423無名草子さん:2012/02/02(木) 18:36:32.26
BOOK1の終り近くにこんな箇所があります。

「世界というのはね、青豆さん、ひとつの記憶とその反対側の記憶との
果てしない戦いなんだよ」
「たしかに」と青豆は言った。

…文化人類学者や哲学者ではなく、“普通の”20歳代半ばの女性二人の会話です。すっげー!
小説だから、と言ってしまえばそれまでだし、こういう深ーい会話ができる若い女性が
いたっておかしくはないのですが、ひたすら尊敬しちゃいますねえ。ハハハ。

読みはじめたばかりのBOOK2にも、いきなりこんな記述があります。
・百合は大きく、瞑想にふける異国の小さな動物のようにもったりしていた。
・唇には色がなく、長い眉の外端は、まるで万有引力に抗することを
あきらめたかのように、わずかに下に降りていた。

相変わらず…。ハハハ。
こういう描写が、ものすごく気になるのです。

このエントリーを書くのに、少し“ためらい”がありました。
ささやかではありますが、不特定多数の方の目に留まるブログで、ノーベル賞を獲ろうか
という世界レベルの作家の作品に“いちゃもん”をつけ 文章にまでごちゃごちゃ言うのは
それなりの“勇気”が要ることなのです。ハハハ。

これを何と言えばいいのでしょうか?
“飛んで火に入る夏の虫”?…じゃあないでしょう。
“風車に挑んだドン・キホーテ”?…違いますねえ。
“蟷螂の斧”?…これも違うなあ。
“「私を総裁候補に」の東国原知事”?…。ハハハ。
424無名草子さん:2012/02/02(木) 18:37:45.37
苛立つ自分をなだめながら、なんとか、村上春樹著「1Q84」を読み終えました。
本を読んで、これほどストレスがたまったのは初めてです。
読了後の感想を率直に書くなら、“駄作”以外の言葉が思い浮かびません。

「説明しなくてはそれがわからんというのは、つまり、どれだけ説明しても
わからんということだ」

物語の中では、認知症が少しずつ進行している天吾の父親が語った言葉ですが、それは、
どう考えても、作者が言いたいことでもあるのでしょう。
決して、重箱の隅をつつくつもりはありません。
しかし、無償で、読みたい人だけが読めばいい、ささやかなブログを書いている私などと
違って、BOOK 1-2で合わせて3780円も払わなければ読めない本を書く世界的な大作家で
あるならば、これほどに、読む者を混乱させる文章は書かないでほしいと思います。
それとも、“説明責任”なんて言葉も辞書から削除しますか?載ってないけど。ハハハ。

読んでいるときから「どうして、こんなことを書いたのだろう?」という疑問が頭から
離れなかった描写があります。ともに、BOOK 1です。

ぱっとしない左右でいびつな乳房と、手入れの悪いサッカー場を思わせる○毛。(204P )

乳房は大きさが足りないし、おまけに左右非対称だ。○毛は行進する歩兵部隊に
踏みつけられた草むらみたいな生え方をしている。(326P)

特別の意味があって、この部分を選んだわけではありません。当ブログの訪問者は皆さん、
“オトナ”だと思っていますから、これぐらいの“下ねた”は大丈夫なはずです。
品位を保つために、1文字 伏せてありますが(ハハハ)、これはダメでしょう。
これだけ長い小説であれば、“無駄な”文章も、あって不思議ではありません。
しかし、この二つの描写で、村上春樹は青豆について何を言いたかったのか?
その意図がさっぱり分からず、単なる“言葉遊び”としか、思えません。
425無名草子さん:2012/02/02(木) 18:39:15.31
初めて読む村上春樹作品が“これ”だったのがわが身の“不運”なのかもしれません。
過去の作品もすべてこの調子なんでしょうか? まさかね。
内外で高い評価を受けている作家ですから、そんなはずはないでしょう。

青豆が、見落とすはずがない大きな事件についての情報の“洩れ”を自覚するあたりから
「怪しいな」と思い始めました。
さらに、この物語が進行している年、1984年を“1Q84年”と呼ぶことに決め、やがて、
空に浮かんだ“二つの月”に気づき、それが、彼女の一時的な“錯覚”や“思いこみ”で
終わらないと分かった時点で、読み続けることが苦痛になってきました。

この作家は“錯乱”しているのではないか?
言いたいことは何なのか?
あちらの世界、こちらの世界とは何か?
空気さなぎとは、リトル・ピープルとは何を象徴しているのか?
また、それらを登場させることで作者はどんなメッセージを伝えようとしているのか?
…ナゾは、何一つ解けることなく、ナゾのまま残りました。ハハハ。

それでも、BOOK 2の中盤で青豆と教祖が“1対1”になるところまでは、その先の展開に
いくらかの期待がありました。
しかし、見事に裏切られ 残ったのは時間がもったいなかったという思いと“疲労感”です。
426無名草子さん:2012/02/02(木) 18:40:42.72
圧倒的に“高い評価”で新人賞を取ったとされる「空気さなぎ」が一部 登場しますが、
それほどのものとも思えません。
BOOK 2の396ページに<<<『空気さなぎ』は幻想的な物語のかたちをとっているものの、
基本的には読みやすい小説だった。>>>とあります。おそらく、作者は、「1Q84」もそうだ
と言いたいのでしょうが、私には、どちらも“ちんぷんかんぷん”です。ハハハ。

そもそも、小学校4年生(10歳)のある放課後に、少女が少年の手を握っただけなのに、
20年後になっても、その二人が互いを想い続ける…なんてことがあるのだろうか?
それが、まさに1Q84年の、あっちだかこっちだかの世界だからこそ見られる現象なのか?
脳細胞を総動員してもこの本に書かれていることを理解するのは不可能でした。

絵画、音楽、文学…どんな分野であっても、「分からない奴は分からなくていい」という
タイプの芸術は認めないことにしています。
“ミロのヴィーナス”は美しいし、素直に感動しますが、“ゲルニカ”などは、何度見ても
よさが理解できません。専門家の解説を聞いても、です。
芸術作品の評価を決めるものさしの中に“見て、聞いて、読んで、万人が理解できる”を
入れるべきではないでしょうか?

そういえば、政治体制を「壁」、人間を「卵」にたとえたエルサレム賞のスピーチですが、
「どんなに壁が正しく、どんなに卵が間違っていても、私は卵の側に立つ」…
私の胸には響きません。どちらかといえば“うすっぺら”、“空虚”という印象です。
ムツさん(「秩父山中 花のあとさき」NHKドキュメンとタリー)の言葉のほうがはるかに
訴える力を持っています。それは“頭でつむがれた”のではなく“ハート”から出てきた
言葉だからです。
“大作家”と“山里のおばあさん”だと、前者の言葉に感心してしまいますがちですが。
427無名草子さん:2012/02/02(木) 18:46:53.47
何このコピペ
428無名草子さん:2012/02/02(木) 19:10:42.01
爺臭いコピペ。
429無名草子さん:2012/02/02(木) 19:21:05.94
皮肉でなく、この本に書かれていることを理解できたと言う人は“すごい!”と思います。
私には、とても無理です。
ただし、文学って、こんなにややこしいものでいいのか?という疑問が残ります。
そして、“理解できた”人たちが、「“理解できない”とは格好悪くて言えないから」との
思いから、そうおっしゃっているのではないことを祈ります。ハハハ。

1冊読んだだけで、大作家を切り捨てたのでは後悔するかもしれないと思い、初期の作品、
「ノルウェイの森」を購入しました。私より先に読んだ妻は「似たようなもの」と言って
いたのに、さらに、「ねじまき鳥クロニクル」と「海辺のカフカ」を買ってきました!
この期に及んで「はまりそうだわ」と言い出していますが、「お好きなように」と言って
おきました。ハハハ。

先日の朝日新聞(青be)に「村上春樹の作品を読んだことがありますか?」との設問があり、
「ある」が45%、「ない」が55%、「ある」人に「好きですか?」と尋ねると、その回答は
「はい」が51%、「いいえ」が49%だったそうです。
「はい」と答えた人たちにその「魅力」を聞くと、回答の上位ふたつは次のとおりでした。
「隠喩多用の文章」22%
「幻想的な物語」22%

…そのふたつが気に入らない私には、読む資格がないようです。
口惜しくもないし、困ることもありませんが。ハハハ。
430無名草子さん:2012/02/02(木) 19:21:52.40
見落としているだけかもしれませんが、村上春樹が
今年もノーベル賞の選考から漏れたことについて
大きく取り上げた記事をほとんど見かけませんね。
それほど有力ではなかったということでしょうか。

文学賞は業績全体が対象になっているのでしょうが、
「1Q84」だけを取り上げれば、この物語を外国人が
理解し、評価するとは 私にはとても思えません。

「読んでたまるか“1Q84”〜分かった“フリ”はやめようぜ〜 」2010.04.17

「予約したほうがいいかしら?」
「大丈夫ですよ、売れないから。前の2部だって評判よくなかったし…」
「私は好きで、ほかの作品も全部読みましたよ」
「そうですか(不満そうに)」
「主人には悪評でしたけどね」
「私と同じだわ(満足そうに)」

数日前、行きつけの本屋の店頭で妻と本屋の奥さんが交わした会話を
おおざっぱに再現するとこんな感じだったようです。
話題の中心はもちろん、村上春樹の「1Q84」BOOK3です。
昨日の午前零時に発売開始とかで、中には行列ができた本屋もあった
らしいですね。iPadの売り出しじゃあるまいし。ハハハ。
431無名草子さん:2012/02/02(木) 19:25:56.60
ここ10数年は、ほとんど原書(ミステリー&小説)しか読まない
生活をしていますが、時々は日本語のものも読みます。
「1Q84」はその数少ない“例外”のひとつです。
あまりにも大きな話題になっていたのと、妻が購入したからです。
わざわざ買う気はないけど、そこにあるなら読んでみようか…
それぐらいの関心度でした。

正直、2冊読むのにかかった時間を返してほしいと思いました。
読んでいるうちに、猛烈に腹が立ち、読了後と合わせて2度も
ブログに長文の記事を書きましたから、その時間も。ハハハ。

村上ファンは若者を中心に大勢いるらしいですね。
あもししかも、翻訳されて海外でも高い評価を得ていますし、ノーベル・
文学賞の候補にさえ取りざたされているほどですから、その才能は
疑う余地がないのでしょう。

しかし、「1Q84」を読んだ限り、私にはその良さが理解できません。
純文学にありがちな“比喩”の多用…、いや“乱用”にあきれます。
はいはいはい。それこそが村上文学の面白さ・真髄じゃないか、と
言われることは覚悟しています。あれが好きなら“はまる”でしょう。
私にとっては、感心するような比喩はほとんどありませんでしたが。
また、純文学なら読んだあとに何かが残るはずなのに、私には混乱と
脱力感しか残りませんでした。
432無名草子さん:2012/02/02(木) 19:26:33.48
<<<皮肉でなく、この本に書かれていることを理解できた、と言う人は
“すごい!”と思います。私には、とても無理です。
ただし、文学って、こんなにややこしいものでいいのか?という疑問が
残ります。そして、“理解できた”人たちが、「“理解できない”とは
格好悪くて言えないから」との思いから、そうおっしゃっているのでは
ないことを祈ります。ハハハ。

…BOOK1-2読了後の「“駄作”としか思えない・・・」の終りのほうに
そう書いています。
どうか皆さん、正直になってください。分かった“フリ”をするのは
お互いにやめましょうよ。本当は分からないでしょう?ハハハ。

もちろん、BOOK3は読みません。
もっと言えば、読んでたまるか!の心境です。
青豆や天吾の運命にも、リトル・ピープルや空気さなぎとは何かにも
全く興味がありません。ハハハ。
433無名草子さん:2012/02/02(木) 20:13:55.84
この文章書いた人も1Q84を読んで村上春樹の世界に入ったなら運が悪かったんだろう。
他にいい作品があるのにね。
434無名草子さん:2012/02/02(木) 20:24:10.20
ハハハ
435無名草子さん:2012/02/02(木) 20:35:53.76
>>411
奇遇w俺もつい最近それ読んだ
エマも気になるんだよなー
436無名草子さん:2012/02/02(木) 20:51:08.11
無駄に長い説明
マニアックな描写
不必要な性描写

うんざりです。

「ノルウエーの森」「アンダーグランド」「約束された場所で」が、好きなものです。
まったく、中身のない、メッセージも、心に残ることもない、最悪の作品でした。
せっかく、オウムや新興宗教の研究をしたのに、こんな作品にしかならなくて残念です。
全然、読書が進まなかった。時間が、かかった。
なんとか無理やり3まで読みこんだ。最後になにか、すごいことがおこるのかと。
村上作品が、こんな状態であるはずがないという、期待感のためか。
結局、何も残らなかった。お金も無駄だけど、時間はもっと無駄だった。
つまらない小説は、誰が書いたものでも、途中で捨てなさい、とう教訓をしみじみとかみしめた。

こんな駄作をさんざん宣伝して、はじめて村上を読む人たちを、がっかりさせてしまった罪は重い。
もうけ主義の出版社は、反省しなさい。
それにのっかってしまった、村上さんも反省すべきか。(笑)
それに乗っかった消費者も悪いのか。(笑)
読まないほうがいいですよ、この作品は。
やれやれ・・・
437無名草子さん:2012/02/02(木) 20:54:35.67
遅まきながら、言わせてもらいます。

村上氏の作品は残念ながら「羊をめぐる冒険」しか読んだことはない。
以後、他の作品をあえて読む気がしなかったからだ。

1Q84のBOOK1の終わり頃まで読み進んだときに、
「羊をめぐる冒険」の読中と同様な疑念が湧き上がってきた。それは、
”こんな面白い小説がはたして破綻なく収束できるのだろうか?”
という危惧感だった。で、「羊を・・」の場合はその予想が見事に的中し、
やっぱりだめだったか、という読後感を残した。

1Q84の場合はどうか。
結末を知りたいから当然BOOK2も読んだが、
やはり破綻したまま終わってしまった。

いわくありげな登場人物や団体、不思議な生命体など、
興味深い要素をたくさん出してくるが、
ばら撒くだけばら撒いて後は読者の皆さんで
ご自由にご想像くださいと、丸投げしている感じだ。

A.B.C.D...の各人・各要素がどこでどうつながって行くのか、
そして何をもたらすのか、
それを紐解いていくのが小説の基本だと思っている僕には到底納得できない。

すでにBOOK3も出ているが、1,2であれだけの枚数を使いながら
完結できないのであれば、もはや3を読む気にもなれない。
(ハードカバーであの価格だし)。

本の良し悪しにかかわらず、商業ベースにうまく乗せて
ベストセラーを意図的に作り出す日本の出版界の姿勢にも問題があると思う。
438無名草子さん:2012/02/02(木) 21:02:11.80
俺も『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』を読んで
似たような気持ち(時間の無駄)になった。SEX描写は全然ないけど。
『東京奇譚集』と『風の歌を聴け』はまあまあだったかな。
短いから退屈でも耐えられる。でもまあ村上春樹ファンのスレで
書くことではないと思うな。合わないのなら読まなきゃいいのであって。
439無名草子さん:2012/02/02(木) 21:02:53.10
傘を振りかざすと空からヒルや魚が降ってきたり、幽霊だのカーネルサンダースだの白い変な怪物だの意味不明で非現実的な物が多数登場するが、最終的にその意味を説明せずに完結している。
テーマをメタファーとし、気取った文章でそれを書くことで、さも意味があるかのように見せかけている。
読者の想像力に頼るばかりで、小説自体は無内容で軽い。
村上春樹ファンはこのような不可解な文章を見て捻った解釈をし、独自の意味を付与してそれなりに楽しめているのだろうが、私には全く理解できなかった。
あまりのくだらなさに読み終わった後に頭痛がした。お勧めしない。

内容は深い。視点も相変わらず先を行っている。作者の文章力、構成力はずば抜けているから読み応えもある。でも、肝心の作品自体にオリジナリティがない。折衷主義に逃げていると言ってもいい。どこかで見たことのある展開。あふれかえる引用とオマージュ。

文学のことを考えると非常に残念なことだと思う。
440無名草子さん:2012/02/02(木) 21:06:20.75
難しいというか、はっきり言って面白くない。
田村カフカ君15歳にリアリティがないから。
どれだけ筆者が言葉を積み重ねても「15歳ってナイーブなんです。」
ただそう言ってるだけにしか読めない。
しかも言葉を重ね、深く掘り下げてゆけばゆくほど主人公の存在に
現実感が無くなっていく。読んでいて白けるばかり。
頻出する「メタファ」を筆頭としたインテリ語にもうんざり。
『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』がとてもよかっただけに、こいつぁ~いただけないなぁ…といった心境です。

レビュー対象商品: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) (文庫)
村上春樹作品を何か読もうと思い、たまたま手に取りました。今は後悔してますけどね。
たしかに文章は上手いですよね。舌を巻きます。天賦の才なのでしょう。
自由自在に言葉がどこまでも延々と続きますが、
あれほどの才能を使ってどうしてこんな「病んだ」だけの話を書いたのか私にはよく分かりません。
それをかくも多くの人々がどうしてここまで絶賛するのか。真剣に読まされてしまった分、
かなりぐったりしました。心地よくない余韻。作者が自分の才能の使い方を間違えて生み出してしまった、
このかくも不愉快な余韻。金を払ってこんなもの読まされるのは、かないませんね。村上作品は「危険」なのでもう読みません。
この作品も二度と読みません。この作品のよさが分からないなんて、なんて「低俗」な奴なんだと思われてもかまいません。
ただ、勉強にはなりました。救いのない話が、日本ではこんなに商売になるのだということだけは知りました。役に立つかどうかは分かりませんけど。
441無名草子さん:2012/02/02(木) 21:10:07.93
そもそも純文学って面白くないだろ。読まなきゃいいんだよ。
442無名草子さん:2012/02/02(木) 21:11:38.86
僕はレビュワーの皆さんが大嫌いなミーハー野郎で、村上春樹はノルウェイ、風の歌を聴け、海辺のカフカ、
アフターダークに続き5作目を読んだんですが、これを機に村上春樹から卒業しようと思います。
おそらく僕は感受性が足りないのでしょう。「満州」と「主人公、ねじまき鳥の周りで
起こる不穏な空気」とのリンクの匂わせっぷりがあまりにも素人っぽく感じられて、とても伏線のように感じられないどころか、
無理やりくっつけてひとつの小説に二つの話が進んでるだけのように感じました。

そして海辺のカフカの時に感じた、読んだ後でも続くウヤムヤ感。結局謎は謎のままだし、
小説の所々にあれとあれがリンクしてる「っぽい」描写が散りばめられていて、結局それらが放置させられたまま終わりました、というのが僕の印象です。
たとえそれらに「あれがこうで、これがこうで」と説明がついたところで、だから何?と思うとおもいます。
そして、読んでる最中に、謎ばっかりの世界に引き込まれるか、というのもそれはNOで、
ただただ謎の世界が広がっていってそれらは読んでいるときにワクワクというよりかは、またこれかよ・・・という感覚に近いです。

ネガティブなレビューで申し訳ないですが、合わない人の一意見と受け取ってもらえれば嬉しいです。


3巻をまとめて買ってしまったので、なんとか最後まで読みましたが、全く理解することができませんでした。
これが村上春樹なんだ、と言われればそれまでなのですが、あまりにもふざけすぎな気がします。
他人が見た特に意味もない夢の話を、聞きたくもないのに延々と聞かされているような不愉快な気持ちでした。
とりあえず、3巻にもわたって長々と書くような物語ではないと思います。
1冊の本ならおもしろくなくてもあきらめがつきますが、「3巻も読ませといてこれかよ!」と、怒りが倍増です。
結構な数の本を読んできましたが、こんなに腹が立ったのは初めてです・・・。
私は、この作家とは相性が悪いようです。
443無名草子さん:2012/02/02(木) 21:12:00.90
>>440
>『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』がとてもよかっただけに

どこがいいんだよ。死ぬほど退屈だった。
444無名草子さん:2012/02/02(木) 21:15:33.38
ま、何書かれようと春樹は勝ち組なわけよ
445無名草子さん:2012/02/02(木) 21:19:43.05
>>443
じゃあ村上春樹は全滅じゃんw
446無名草子さん:2012/02/02(木) 21:20:52.40
>>445
俺的には全滅じゃない。
447無名草子さん:2012/02/02(木) 21:22:07.86
>>446
95%がカスゴミ認定された今、何が残っているの?
448無名草子さん:2012/02/02(木) 21:22:23.38
いや全滅に近いな。というか純文学つまんね。
449無名草子さん:2012/02/02(木) 21:22:48.27
>>444
それには反論しないけど、ハルキストは負け組だよねw
450無名草子さん:2012/02/02(木) 21:23:51.77
>>448
じゃあ、駄目じゃんww
負け組の低能が春樹に貢ぐだけなのかな。
451無名草子さん:2012/02/02(木) 21:25:29.32
>>447
『偶然の旅人』と『日日移動する腎臓の形をした石』が
強いて言えば好きかな。
452無名草子さん:2012/02/02(木) 22:26:18.68
いつもながらアンチ必死すぎ
453無名草子さん:2012/02/02(木) 23:51:39.48
やっぱり

@風の歌
A羊
B世界の
Cノルウェイ
D国境の南
454無名草子さん:2012/02/03(金) 08:15:43.81
国境の南太陽の西なんて、まさに村上春樹お得意のご都合主義を集大成させたような小説だろ
主人公が一人で悶々としてる内に、いつの間にか主人公に都合のいい展開へ事が進んでいくという
あんなに読んでて苛々させる小説も珍しい
455無名草子さん:2012/02/03(金) 08:39:57.31
アンチつーかなんというかNY TIMESの書評もあれだけど、
1Q84に関してはダメっていうのが適切な評価だと思うよ。
同時にすばらしい作品もそれなりにあるってのも事実。

春樹は勝ち組でいいんじゃないの。
456無名草子さん:2012/02/03(金) 09:08:13.53
ここに粘着し過ぎ
457無名草子さん:2012/02/03(金) 09:36:06.72
まあ粘着するくらいに影響受けてるんだけどな
本人は気づいてないけど
458無名草子さん:2012/02/03(金) 10:09:00.63
1Q84に関してはさすがにあれだけ長い本読まされるとむかついて粘着してくる人はいても仕方ない。
459無名草子さん:2012/02/03(金) 14:07:56.77
1Q84の文庫早く出ないかな
460無名草子さん:2012/02/03(金) 15:45:02.09
>>454
国境の西太陽の南では
男は1人称の視点になっているが
意思と希望があったのは女の方
男は揺さぶられていただけ
それが理解できなくてイライラしてたらただの時間の無駄だよ

1Q84はちょっと軽くなってしまってる感があるんだよね
ねじまき鳥が断トツ1位だな
461無名草子さん:2012/02/03(金) 15:50:14.74
>>459
在庫だらけになるから出さないんじゃねえの。
462無名草子さん:2012/02/03(金) 15:53:57.60
ハードカバーで売れている間は文庫出ないでしょ
次の作品が出るまでは文庫化しないんじゃね
463無名草子さん:2012/02/03(金) 15:55:28.99
ハードカバーも在庫の山なんだがw
464無名草子さん:2012/02/03(金) 16:10:01.02
文庫は3月に出るのは決まってんだよ
465無名草子さん:2012/02/03(金) 16:17:14.17
本屋「もう勘弁してください・・・・。」
466無名草子さん:2012/02/03(金) 16:26:15.99
>>460
男はすべてが受け身、待ってるだけなんだよ
それを翻弄されてると言えば聞こえがいいが
国境の南では特にそれが顕著
自分の意思とは裏腹に、んで特に行動を起こさなくてもウマーな出来事が次々に起きる

あんな主人公に都合のいい嫁がいるかってのwラストは吹いたねw
467無名草子さん:2012/02/03(金) 17:42:18.03
まあ失恋したことが無い人だからね。
468無名草子さん:2012/02/03(金) 19:41:11.07
>>466
×国境の南
○国境の西
469無名草子さん:2012/02/03(金) 20:42:56.38
まあ、上っ面のストーリーを追うだけなら
春樹小説ほど攻撃しやすいものはないだろうな

肝心なのは、読む人が読書に何を求めているか
読書の何を喜びとしているか、だけだと思うね
470無名草子さん:2012/02/03(金) 20:46:33.92
カフカとかも攻撃しやすいけど攻撃されないでしょ。
谷崎潤一郎とかもね。
471無名草子さん:2012/02/03(金) 20:57:35.64
文庫上下で分けるのが許せない
472無名草子さん:2012/02/03(金) 21:51:49.04
前まではただの過疎板だったのにな
やれやれ
473無名草子さん:2012/02/04(土) 00:15:28.75
ノルウェイの森を読んでいる途中なんだが、今の文章とだいぶ違うんだな。
1Q84はごってごてに修飾しちゃってクドかったりダレたりする感じだったが、
ノルウェイの森は今のところそういう印象はない。
474無名草子さん:2012/02/04(土) 00:29:29.51
確かに今はクドすぎだからな
475無名草子さん:2012/02/04(土) 00:35:12.59
あだちゆみとかくまえりとかキモいんじゃ
476無名草子さん:2012/02/04(土) 00:46:08.87
しかしその上っ面が大事だったりもするよね。

春樹小説の良さを理解できる自分すごい(キリッ
な人は馬鹿にしたがるけど。
批判的な人に対しては、これが理解できなくて可哀想的な扱いする。

まあ何だかんだで自分も村上春樹は好きな方ですが。
477無名草子さん:2012/02/04(土) 01:09:23.48
全部1Q84が悪いんや
478無名草子さん:2012/02/04(土) 01:16:04.41
青豆さんはなんでもとの世界に戻ろうとして同じ行動を繰り返したんだろう
10人いれば8,9人は最後にやったように巻き戻しの行動を取ると思うが
479無名草子さん:2012/02/04(土) 01:17:58.97
ハハハおじさんの奥さんは、春樹に「はまりそうだわ」と言っていたんでしょ。
春樹は女には人気あるよ。
480無名草子さん:2012/02/04(土) 02:30:57.70
ロング・グッドバイのあとがきを読んでると、「チャンドラーの知名度アップに貢献してやったぜ」みたいな自負を垣間見ることができるね。
まあ、俺もこの人のおかげでチャンドラーの小説に触れたクチだから、それは事実になってるんだろうが。
481無名草子さん:2012/02/04(土) 04:12:57.83
この人の作品は純文学ではなくファンタジーとして読む
自分は登場人物たちと同じ空気を吸っているとは到底思えないし
それなかりか間違っても現実の人々が織り成す物語として捉えたりはしない
次元は違うけれど漫画とかと一緒の類かな
ある種のお約束で成り立っている世界というか何というか
まあ文章は読みやすいしユーモアは少し足りないけれどそれなりに魅力的な物語だと思うよ
多分相当な人数は影響を受けてついやれやれと口にしたことくらいあるだろうし
482無名草子さん:2012/02/04(土) 06:49:23.65
>>480
それはないと思うけど・・・・
俺はチャンドラー先に読んだし、彼は推理小説なのに純文学としても扱われる偉大な作家だよ。
羊をめぐる冒険の感想はすげ〜おもしろい。
そしてチャンドラーの影響受けまくりじゃないか!!って感じ。
1950年代ぐらいは映画にもなってるし、ロング・グッドバイも映画化されてる庁有名小説。

1Q84文庫版で上下分けるってことはお金がそれなりに入ってくるからと邪推してしまう。
483無名草子さん:2012/02/04(土) 09:13:12.36
上下で分けるって何処からの情報よ
484無名草子さん:2012/02/04(土) 10:03:06.97
>>481
それ、すごくよく分かる
485無名草子さん:2012/02/04(土) 10:56:42.25
俺の知る限り、村上春樹は「簡単な文章で難解な物語を書く作家」という評判であり、
その点には概ね同意していたんだけれども、
最近になって春樹の文章が難解だと言い始める人をちらほら見て、
なんか時代に取り残されちゃった気持ちになるなw
486無名草子さん:2012/02/04(土) 11:17:33.19
その日、僕は自宅の居間に寝ころがり、小説を読んでいた。村上春樹の「ダンス・ダンス・ダンス」だ。
「素晴らしい小説だ」
僕は口にだして言ってみた。
実に素晴らしい。セックスの描写がおおいのがとくによい。
主人公はいつユキと寝るんだろう。と僕は思った。
それだけを楽しみに読みすすめた。けっきょく、主人公はユキと寝なかった。
この気持ちなら上手く表現できるぜ。と僕は思った。
喪失感というものだ。
「フル勃起」
突然母に話しかけられ僕は驚いた。
「あんた小説読んでる間、ずっとフル勃起してたのよ?二十四歳にもなって。
それは恥ずかしいことではないのかしら?」
僕は首まで真っ赤になった。
487無名草子さん:2012/02/04(土) 11:31:19.81
>>485
最近の文章は冗長なだけだから。
老化、劣化したんだよ。
488無名草子さん:2012/02/04(土) 12:36:18.69
>>485
最近のは謎が解けないままで残るんだから誰が何しても難解な話になると思う・・・・
489無名草子さん:2012/02/04(土) 14:54:36.88
プロットを決めないでお筆先頼りの書き方にも限界が来てるのでは無いか
490無名草子さん:2012/02/04(土) 16:06:58.27
最近の文章はめっちゃケバいホステスみたいな感じだろ。
見た目は派手だけど中身がない。
491無名草子さん:2012/02/04(土) 16:30:49.36
>>490
上手い!
492無名草子さん:2012/02/04(土) 16:45:49.01
青豆のところはブランドの羅列だからね。
1984年を意識しすぎて装飾しまくった感じは否めない。
次の新作に期待しよう。
493本当にあった怖い名無し:2012/02/04(土) 18:46:53.27
テーマが喪失であると終わりがすっきりするんだよな
ねじまきくらいから取り戻そうとするからまとまりがない
494無名草子さん:2012/02/05(日) 02:04:04.98
後期の作品は
海辺のカフカ、神の子供達はみな踊るはよかったな。
1Q84と東京忌憚集は劣化してたな。
495無名草子さん:2012/02/05(日) 03:26:02.94
1Q84なんて書かなきゃよかったのにね、村上さん。
化けの皮が剥がれちゃったYO
496無名草子さん:2012/02/05(日) 04:26:10.99
難解な物語ってなんだ?
作品から何を感じ取れるかは読者次第だろ
497無名草子さん:2012/02/05(日) 07:06:56.40
俺には言わせれば春樹ファンが異常に勧めてくるハードボイルドワンダーランドが糞中の糞だった。
498無名草子さん :2012/02/05(日) 07:58:39.01
やっぱ初期三部作の、風の歌、1973、羊をめぐるあたりがベストかと。
金言ちりばめられてるけど説教臭くないのが読みやすい。
499無名草子さん:2012/02/05(日) 08:39:15.07
>>496
禿同だ

それに1O84は、俺を再び村上春樹の世界に呼び戻してくれたので特別な思いがある、むしろかなり好きだ
どうぞ1Q84の悪口を言うやつの夢枕に、かえるくんが出てきてくれますように

そもそも、ここで言われるほどひどい作品だとは思えないな
今までの春樹作と比較すると、はっきり異質な点があれこれあるだけで
500無名草子さん:2012/02/05(日) 09:01:09.32
その作品から何も感じ取られなかった人が多かったから、アメリカでも評判が悪いわけで
少年ジャンプで言うと

俺たちの戦いはこれからだ!!!

で、後の物語は皆さんの心の中にあるので想像で補ってくださいね〜ってスタイルはそこまで絶賛できない。
かえるくんはおもしろい。
それは短編だからだよ。
かえるくんの話をゴテゴテさしてしまったのが1Q84だろう。
501無名草子さん:2012/02/05(日) 10:03:24.98
>>499
同意 1q84は今までと異質だが俺も好きだわ
合わないならうじうじ粘着してないで他の作家読めばいい
まあアンチの連投でしょ
502無名草子さん:2012/02/05(日) 11:21:01.45
1Q84は終わりなのか続くのかはっきりさせてほしいな
でないと書いてる途中の小説で論じても仕方ない
503無名草子さん:2012/02/05(日) 12:28:13.83
ノルウェイの森読み終わったが、いかんせんセックスしすぎだろ。
どんだけモテるんだワタナベは。
だがまあ、それは置いといても面白かったと言える。
504無名草子さん:2012/02/05(日) 12:31:55.25
1Q84はアメリカでとんでもなく分厚い本が出版されたんだから終わりなんじゃないかな。
また1Q84年の世界に返ってこられても困るわ。

>>503
昔の春樹は批判はされても面白い部分のほうが多かったと思う。
505無名草子さん:2012/02/05(日) 15:28:05.89
          ,. -───-: 、
          /::::::::::::::::::::::::::::::::\
          / '':::::::::::::::::::::::::::::::''''' ヽ
         !::::::::::ィ::ハ:::;::::::::::::::::::::::::::!
       i::|:::i::/l/  i;::ト、:、:::i:::::::::::::::i
       |::i/レ'-i''  'ヽi-ヾ,ヽ!:::::::::::::l   全部1Q84が悪いんや・・・
       |::ハ -‐-   -─- i::::::::::::::l   
       |::::::l|  |     |  | |::::::::::::::!
       |::::::ヽ | r---、! l,.!::::::::::::::l
       l::::::::::::`;'-'=,‐,='r''i~!:::::::::::::::|
         !:::::::l、::r'"´'. ' l ' i::::::::iヽ:::l
       i:l、:::|./、_____,l::::;l:/‐'ヽ!
        '!ヽ;i'>l____,.//-‐'''"ヽ
            !/ |.VVVVVVVV.lV\!. i
         |  |        |    l
506無名草子さん:2012/02/05(日) 16:19:51.10
1Q84については、村上春樹が少し前に言ってた「稚拙な物語に対抗する物語とは?」っていうテーゼの上で書かれているように思うなあ。
どちらかというと、精神の囲い込みに安々と入ってしまいがちの人、時代の流れを対象に書かれていると思う。
つまり、「ノルウェイの森」の教室に乱入してくるノッポとズングリの二人組、「海辺のカフカ」の図書館に乱入してくるフェミニストの二人組、そういうものになってしまいそうな人たちを対象に。
メタファーがない世界、より通俗的な設定、これまでのファンからすれば一見面白みのない展開、そういう稚拙な世界からの、それこそ脱出を図ろうとしてるんじゃないかなあ。
507無名草子さん:2012/02/05(日) 16:22:30.78
その前に改行覚えろよ
508無名草子さん:2012/02/05(日) 16:29:35.35
>>506
きたな。1Q84を理解できてる俺はかっこいい(キリッ!って感じの理屈w
なんとなく説明しても具体的にはっきりとは何一つ説明できてないところがポイントが高い。
それを論文にして博士号ぐらい取れたらそれはすごいだろうね。
509無名草子さん:2012/02/05(日) 16:30:17.05
そういえば二人組ってよく乱入してくるよね
ハードボイルド・ワンダーランドにもあった
510無名草子さん:2012/02/05(日) 16:30:26.56
1q84のキャラは、みんな通俗的。
ねじまき鳥では、牛河でさえ、メファターの国の住人だったのに
1q84では、そこいらへんにいそうな薄汚い探偵になってしまった。
511無名草子さん:2012/02/05(日) 16:36:15.96
メファターって何だw
おもしろす。
512無名草子さん:2012/02/05(日) 16:54:02.13
ノルウェイの森って自伝作品でもあるんだよな。
となると緑は今の奥さんなのだろうか。
513無名草子さん:2012/02/05(日) 19:20:33.74
思わせ振りと難解さは紙一重
514無名草子さん:2012/02/05(日) 20:08:42.46
批判あるいは批評と、レッテル貼り(=侮蔑、貶め)を混同してはいかんと思う
515無名草子さん:2012/02/05(日) 20:30:23.32
>>503
ノルウェイの森は、女の方から勝手に寄ってきて「僕は本当によく分からないんだ、やれやれ」
とか自分の本意じゃない的な風情を醸し出しつつ、ちゃっかりセックスしちゃうところが
正にモテない男の妄想ストーリーだよね

>>512
そう言われてるね
516無名草子さん:2012/02/05(日) 20:45:42.00
性は堕落の象徴だから
嫉妬の対象じゃあない
517無名草子さん:2012/02/05(日) 21:45:03.94
ん?
それは>>516個人の見解?
518無名草子さん:2012/02/05(日) 21:53:44.96
登場人物の言い回しがいかんせんアメリカナイズされてるんだよなあ。
この人の作品を読んでると、日本人はこういう言い回ししないという印象を受けることがある。
519無名草子さん:2012/02/05(日) 21:55:26.60
>>518
文章自体がアメリカナイズされてるだろ。
520無名草子さん:2012/02/05(日) 22:02:28.86
物事の形容の仕方、比喩がアメリカっぽい。
521無名草子さん:2012/02/05(日) 22:02:54.23
アメリカ英語的な表現がやたら多いよね。
国文学の人に嫌われるのもわかる。
522無名草子さん:2012/02/05(日) 22:50:01.74
英語でまず書いて日本語に直してるんだっけ?
あれ、それは稲葉だったっけ?
523無名草子さん:2012/02/05(日) 23:11:41.04
>>517
文学ってそういうもんじゃね
もともとはキリスト教の影響なんだろうけど
やたら倒錯した性描写とか書きたがるも人いるし
524無名草子さん:2012/02/05(日) 23:14:00.41
>>522
全てではないけど、そういう作品も多々あるから
どうしてもアメリカンぽくはなってるな
525無名草子さん:2012/02/05(日) 23:18:02.00
ノルウェイの森から入った知人が他の作品よんだらファンタジーで驚いてた
ノルウェイが本来のラインと違っただけなのに
526 忍法帖【Lv=7,xxxP】 :2012/02/05(日) 23:20:42.54
好きだけどやっぱりノーベル文学賞とるには俗物だよね
527無名草子さん:2012/02/05(日) 23:53:52.95
舞台の海辺のカフカ見たいような見たくないような。チケットも高いし。
みなさん行きますか?
528無名草子さん:2012/02/05(日) 23:58:27.60
うみべの かっふかー かっふっか
かっふかー かっふっか ♪

頭の中でこんなメロディーが流れるのは俺だけですか?
529無名草子さん:2012/02/06(月) 00:41:21.06
♪ う、 う、 うみべのべ〜
 みんなでうたおううみべのべ〜
530無名草子さん:2012/02/06(月) 03:45:34.62
はりつめた弓の海辺のカフカ
531無名草子さん:2012/02/06(月) 03:48:01.23
月の光にざわめく海辺のカフカ
532無名草子さん:2012/02/06(月) 10:09:25.07
20年以上村上春樹を読んでないおっさんからの質問です(河合隼雄に会いに、を除く)。

小説の中で登場人物が、
「カラマーゾフの兄弟をすべての人が読むべきだと思う。
しかし、カラマーゾフの兄弟の登場人物の何人もが、
カラマーゾフの兄弟を読むような人たちではない。」
といったことを語る場面ってありますか?

上に書いたことを最近考えたのですが、
ふと、むかし読んだ小説で村上春樹が書いていたんじゃないかと思い、
お尋ねしたしだいです。
533無名草子さん:2012/02/06(月) 11:39:36.78
>>532
インタビューの発言じゃなかったっけ
つーかBOOK4まだかよ
534無名草子さん:2012/02/06(月) 12:59:05.59
>>532
羊をめぐる冒険かダンスダンスダンスで、「カラマーゾフの兄弟」というワードが出てきたような…
うろ覚えですまない
535無名草子さん:2012/02/06(月) 13:05:22.22
世界の終わりとでも出てきたな。
死ぬ前に世界でどれだけカラマゾフの兄弟の名前を言える人がいるのだろうかって
536532:2012/02/06(月) 13:16:07.77
>>533-535
どうもありがとうございます。
>>535
きっとこれです。

でも上の語り、村上春樹が書いてそうでしょ。
537無名草子さん:2012/02/06(月) 13:33:47.63
初めての春樹だけど、
風の歌を読み始めた。はっきり言うと面白い。
修辞語もくどくなくて、要所だけでスマートに決めている。
物語の展開も早く、行間も読ませる。1Q84は行間パンパンに埋めて
ポストから溢れるダイレクトメール状態だったが、風の歌はそうじゃない。
羊と同じくらい魅せる。

篠田節子のゴサインタンを読んでいたので読むの遅れたが、
これからは春樹を読む。
俺の感想を言うと、

面白い 羊、風の歌(今のところ)

まあまあ 1Q84の2の後半と3

つまんない 1Q84の1と2の前半、神の子


なので、1Q84の4には期待してたりするw
538無名草子さん:2012/02/06(月) 15:23:54.51
村上春樹って22才で結婚したんでしょ?
意外と女性経験少ないんだろうな。
539無名草子さん:2012/02/06(月) 17:15:04.71
>>538
作品内容が物語ってる

30才過ぎた主人公描くとき、相手の女は歳の離れた20代前半から半ばくらいのことが多いね

若い女が好きなのは当然だけど、女から好意を抱いてくるところを堂々と描いちゃう辺りが何ともw

作者本人が21エモン顔なのがさらに胡散臭さを助長させてるw
540無名草子さん:2012/02/06(月) 22:22:08.43
村上春樹:「僕は日本が大嫌いです」
541無名草子さん:2012/02/07(火) 00:57:21.96
鳩山由紀夫とかと話があいそうで怖い
542無名草子さん:2012/02/07(火) 04:01:19.85
みんなやけに初期三部作を推すがネジまき鳥が一番って人はあんまりいないの?
ちなみに僕はそう
543無名草子さん:2012/02/07(火) 06:18:34.53
同じくねじまきが一番です
544無名草子さん:2012/02/07(火) 07:52:53.15
一番ではないけどねじまき鳥好きよ
545無名草子さん:2012/02/07(火) 08:43:05.19
おれもねじまきはとても好きだな

でもどれか一冊だったらやっぱりカフカ
ストーリーとキャラクターと、想像力を刺激するいろんなイメージやエピソードが好きだ

そういう意味で、やっぱり1Q84も捨てがたいな
546無名草子さん:2012/02/07(火) 09:32:20.41
ねじまきのお気に入りシーンある?
547無名草子さん:2012/02/07(火) 09:49:10.98
ねじまきまでは好き
548無名草子さん:2012/02/07(火) 09:56:18.08
俺はねじまきだめだな。
面白いと思わない。
ちなみに俺は>>535なんだけど、ここに書き込みするとアンチだのなんだの言われる。
その俺が他の人よりも内容をよく覚えてるとか皮肉なもんだわ・・・・・
549無名草子さん:2012/02/07(火) 09:56:18.61
>>546
メイが裸になるシーン
550無名草子さん:2012/02/07(火) 10:22:55.46
ねじまきって結局はかわはぎポリスだろ。
551無名草子さん:2012/02/07(火) 10:22:54.63
ねじまきが一番好き
552無名草子さん:2012/02/07(火) 11:28:17.16
ねじまきなら、自分はやっぱり井戸のシーンかな
不気味で怖くて神秘的で、でも不思議に癒されるものを感じた
553無名草子さん:2012/02/07(火) 11:52:31.90
1Q84を面白いと言うセンス無い人のお勧めは書かなくていいです
554無名草子さん:2012/02/07(火) 12:15:32.80
カフカも1Q84も一回だけしか読んでないし、読み返す気にもならない。
羊は5回、世界の終わりは2回、ねじまきは3回ほど読み返したんだがな。
文章の視点が第三人称になってから面白さが半減したように思える。
555無名草子さん:2012/02/07(火) 12:23:20.27
好みや価値観の違いはあってあたりまえだけどね・・・
読書や人生体験を重ねて、思いやりや想像力を身につけたほうがいいのではないかな

村上春樹の「物語」夢テキストとして読み解く 河合俊雄著

は、1Q84を中心にくわしく解説していてその奥の深さを知ることができるのでおすすめ
正直言って、自分は同書を理解したとはとうてい いいがたいが
もう一度1Q84や他の春樹作品を読みたくなるのは間違いないよ
556無名草子さん:2012/02/07(火) 12:35:44.87
>>555
心理学とか音楽とか曖昧なもの持ち出されても困るのよね。
あれは夢の世界だとか何とか言っても、
話は面白くないし、キャラクターは魅力的ではないし、あまりにも作られた感じがしすぎる。
中学生でもわかるように1Q84はここがすばらしいんだってとこを説明して欲しい。

恋愛が素敵とかならこんな恋愛小説はいっぱいあるし、
夢を書いた小説もいっぱいある。
ただし、傑作と呼ばれてるものはこんなに長くはない。
557無名草子さん:2012/02/07(火) 12:40:57.81
1Q84ってそういえば便乗商法みたいな解説本が出てたんだよな。
558無名草子さん:2012/02/07(火) 13:04:07.84
>>555
この文脈で「思いやり」を持ちだすことが理解できないし、
作品の奥深さを知ることと面白さを感じることは別のこと
559無名草子さん:2012/02/07(火) 13:05:43.27
だから1Q84みたいな駄作の話はいいから
しつこい
560無名草子さん:2012/02/07(火) 13:11:30.09
1Q84の話はしてないがどうした?
561無名草子さん:2012/02/07(火) 14:57:18.81
適当に意味不明に書いとけば信者が勝手に解釈してくれるから楽だよな
562無名草子さん:2012/02/07(火) 16:09:53.52
村上春樹小説に出てくる人物って魅力的なのがいないよね
女はサイボーグみたいだし
この人キャラ作りとか興味ないんだろうな
いつも似たようなキャラばっか
563無名草子さん:2012/02/07(火) 16:13:34.78
じゃおめーが小説書いて村上以上に売れる物書けよ
564無名草子さん:2012/02/07(火) 17:26:19.28
>>563
中学生?
大好きな村上春樹に批判的なこと言っちゃってすまないねw
しかし事実なのだから仕方あるまいw
565無名草子さん:2012/02/07(火) 17:49:06.04
上戸彩書くより柴田理恵書いた方が話しが面白い事がある
566無名草子さん:2012/02/07(火) 18:07:40.14
>>466
なんで一人称の主体の人間(男なのも要因な気がする)しか見れない…
あの物語の本当の主人公は女の方なんだよ…
567無名草子さん:2012/02/07(火) 18:10:42.86
長年人と話してないおじさんにそれは無理でしょ
568無名草子さん:2012/02/07(火) 18:30:37.50
ok
569無名草子さん:2012/02/07(火) 18:58:22.57
>>506
あなたは話が出来そうな気がします、もう少し丁寧に文章にしてほしいです。
精神の囲い込みに簡単に入る人は「稚拙な物語」があり
その「稚拙な物語」を壊す(壊すというのは安易な表現かもしれない)ために書かれたのが1Q84だということですか?
あと、最後の1行ですが、要するに、今までの彼の作品を知らなくて、又、「稚拙な物語」を受け入れた人に
「稚拙な物語」から脱出してほしいという願いが込められているということですか?
570無名草子さん:2012/02/07(火) 21:29:33.44
それは>>566個人の見方だろう
というか主人公が男だろうが女だろうが、この際関係ないんだけどね

じゃあ、「物語の主軸になっている登場人物の一人である男」でいい?
それを>>466の「主人公」の部分に置き換えて下さい
春樹小説って、ファンタジー要素とは別にして、現実に起きるとは考えにくい
突っ込みどころ満載のご都合主義が散りばめられてるでしょ
だからといって駄作というわけじゃないんだけど
まあ、文学としてのリアリティは重要視してないんだろう
571無名草子さん:2012/02/07(火) 21:40:40.78
>>569
だから駄作の話題はもういいからw
しつこい
572無名草子さん:2012/02/07(火) 21:48:09.02
>>571
こうやってわけのわからない理屈をこねくり回して、
いつの間にか謎が謎を呼ぶすごい小説だってなっていくんだよ。
ホント意味不明だわ。
573無名草子さん:2012/02/07(火) 23:14:04.03
ちょっと質問があるんだが、ねじまき鳥の新京の動物園の虐殺って実話なんだろうか…。
どうも俺には村上が作り上げた創作に思えてしかたがないのだが…。
574無名草子さん:2012/02/07(火) 23:20:27.76
>>569
横レスだけど

実際に、ある怪しげな新興宗教に 心身ともにからめ捕られていた人がいて
タブーとして経典以外読むのを禁じられていたそうだが
隠し持っていた「世界の終り〜」を毎晩こっそり読むことを心のよりどころにしていて
そのおかげで最後には宗教から脱出することができたそうな

まあ、そういう劇的に「稚拙な物語」から脱出する
ことは自分たちの生活にはそうそうないかもしれんが

村上さんがどこかに書いていた「物語から少しずつ暖を取りながら生きていく」ことや
「自分たちが共有している物語という沼に、何かを沈める」ことで、前より元気に生きていくこと
村上さんの本を読んでいると何となくそんな気分をもらえるような気がするんだな

(あえて書くが)駄作とやらの1Q84やカフカ、ねじまき鳥などは自分にとって特にそうなんだな
むろん他の長編や短編もそういう意味で大切に思っている人がいると思うよ
575無名草子さん:2012/02/07(火) 23:41:31.01
村上春樹全作品第3期はまだですか
576無名草子さん:2012/02/08(水) 00:54:46.99
>>574
だから駄作の話はもういい
それなら漫画でもなんでもいいわけよ
お笑い芸人のコントでもいいわけ
577無名草子さん:2012/02/08(水) 06:32:26.36
話題を共有するために(他人と繋がるために)消費されるコンテンツがほとんどだろ
物語への依存してる連中ばかりだと思わないほうがいい
578無名草子さん:2012/02/08(水) 08:54:09.13
>>577
1Q84はまさにその消費のためだけに新潮が宣伝しまくって、売っただけだっもんな。
ホントに商売がうまい。

信者がなに言おうが、アメリカでの評価があれだとノーベル文学賞はかなり厳しい。
実は村上春樹って空っぽじゃないって思う人が増えた。
村上春樹の真価がわかったという意味では1Q84は意味があった。
579無名草子さん:2012/02/08(水) 09:20:17.40
>実は村上春樹って空っぽじゃないって思う人が増えた。

どこ調べっすか〜?(^O^)/
580無名草子さん:2012/02/08(水) 09:47:17.38
>>579
NY TIMESの書評読んだら?
内容は空っぽじゃなくてゴミという表現に近かったけどw
ゴミというのはさすがに俺も気が引けたんだわ。

581無名草子さん:2012/02/08(水) 09:58:30.26
増えたって書いてあったんすか〜?o(^▽^)o
582無名草子さん:2012/02/08(水) 10:04:27.37
こんなときに使うんだろ?「やれやれ」って
583無名草子さん:2012/02/08(水) 10:25:21.72
>>580
アメリカの書評サイトとかではNY TIMESの言ったとおりというレビューが結構あるよ。
ゴミと思ったか村上さんのことを詐欺師と思った人が増えたのは確かだと思う。
584無名草子さん:2012/02/08(水) 10:28:08.01
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/10/26/gazo/G20111026001897040.html

村上春樹さんNY TIMESの表紙を飾って国内では話題になる。
しかし、肝心の本はフルボッコにされてるってのが現実なんだよ。
もういいかげんに1Q84を必要以上に持ち上げるのは止めよう。
585無名草子さん:2012/02/08(水) 11:05:41.68
初めての春樹だけど、
風とポンボール読み終えた。感想は羊の序章って感じで特に面白くはなかった。
エッセイや日記みたいな感じで、要は「ビール飲んだ、タバコ吸った、セックスした」を
延々書いているだけ。目次みたいなものなので面白いところは無い。羊の序章。

ピンボールを探すところは少し面白かったけど。まだ小説のスタイルが完成していなかったのだろう。
綿矢や太田が羊を薦める理由がわかった。
俺もそれで羊は単独作品だと勘違いして羊から読んでしまったから。
次はダンスを読む。羊以上のスピード感やミステリアスらしいので楽しみ。

風とピンボールなら1q84の方が面白いね。クドイ修辞語は無いけど、物語が始まりすらしない小説だから、ただの日記帳かと思った。そこはまだ未熟だったのだろう。デビュー作なので文句は無い。
1q84は1と2の前半までどうしようもないけどなw
それでも風よりはマシ。

多分、春樹の真骨頂はピンボールを探すところや羊のようなスピード感あるミステリーじゃないかな。
読みやすい文で、適度な修辞語(この頃はテンコ盛りでなくセンスある)もいい。
リアリティは無い。女がサイボーグみたいだとレスあったけど、春樹はリアリティでなく
センスある修辞語、スピード感、ミステリーだよ。
羊の時は物語も綻び程度にしか破たんしていないのも絶妙だった。
ピンボールの最後で芽吹き、羊で覚醒。
だから、ダンスにはかなり期待している。
今から買ってくる。
586無名草子さん:2012/02/08(水) 11:06:01.01
独自の調べですね。凄く信憑性ありますね笑
587無名草子さん:2012/02/08(水) 11:11:05.50
初めての春樹だけど、
なんだかんだで春樹作品を次から次へと買ってしまうよ。
鼠の言うこととかにドキっとしたりするし。そこもピンボール良かったかな。

面白さで言うと
羊>>>>>>>>>>1q84の3>1q82の2の後半>>>1q84の1と2の前半

>>>ピンボール=神の子>>>風
588無名草子さん:2012/02/08(水) 11:13:53.10
初めての春樹だけど、
春樹初心者にアドバイスするなら羊から読むことを薦める。
1q84より羊から読むと良い。
信者さんは「風から読め」と言うだろうけど、風から読むと
「なんだこれ?w」と二冊目を読まなく可能性がある。

多分、羊⇒ダンス⇒? の順番で読むとハマると思う。
589無名草子さん:2012/02/08(水) 11:33:33.74
>>588
ピンボールとか風の歌は普段から文学好きじゃないと厳しいかもね。
おれはいつも初心者には羊から入ってダンス×3と世界の終わり〜とカフカ勧める。
ねじまき鳥は1Q84と同じ感想もつと思うよ。スプートニクとアンダーグラウンドも。
ミステリー的な要素をなくしてから迷走してる。
ねじまき鳥と1Q84は3部からその要素入れたんだけど、ぜんぜんダメだと思う。
590無名草子さん:2012/02/08(水) 11:37:47.35
アンダーグラウンドじゃなくてアフターダークだった。訂正。
591無名草子さん:2012/02/08(水) 12:14:06.79
>>589
文学好きとかでなく、単に中身が無かった。
592無名草子さん:2012/02/08(水) 12:32:49.00
文章好きの間違いでは?w
593無名草子さん:2012/02/08(水) 12:54:41.37
>>592
そんなに特に内容がなくても人間の感情とかそういうのが書かれてたら、それなりに作品としては読めるんだよ。
羊が3部作のベストだから、それと比較したら厳しいことになるよね。
残りはアメリカでも出版が許可されてないとか。
594無名草子さん:2012/02/08(水) 12:55:14.00
1Q84はあまりにも冗長すぎる
595無名草子さん:2012/02/08(水) 15:02:12.38
てか、羊のお蔭で内容無かったのに格上げされたんでしょw
596無名草子さん:2012/02/08(水) 15:15:09.54
ねじまき鳥クロニクルとかその辺りがアメリカで評価されちゃったもんだから、
そこの辺りから迷走が始まった感じなんだよね。
なんにせよ、若いころの作品がすばらしかったからその惰性がかなりある感じ。
597無名草子さん:2012/02/08(水) 19:10:52.51
1Q84あまりにもお粗末でした。
本当に空っぽな・・・・・。残念です。
村上春樹のスタンスがまったく分からなくなった。

4がありそうな気がするし、多分自分は又買うけど

絶対にノーベル賞はありえない。と今思う。
598無名草子さん:2012/02/08(水) 19:37:33.72
初めての春樹だけど、
ダンス上下買ってきた。寒かった。
ダンスの次は何を読めばいいのかな?
ねじまきになるの?
599無名草子さん:2012/02/08(水) 19:39:17.94
好きなように読めばいいだろ
なぜいちいち人に聞くのか
600無名草子さん:2012/02/08(水) 19:40:48.88
>>599
貴方には聞いていません。
601無名草子さん:2012/02/08(水) 19:40:50.86
ダンスを読む前に
風の歌、ピンボール、羊を巡るを読まんと意味ないよ 順番違う
602無名草子さん:2012/02/08(水) 19:42:52.64
>>601
読みました。そして、ダンスを今日買ってきました。
先に羊を読んでしまったので、今度から読み順を聞いています。
603無名草子さん:2012/02/08(水) 19:46:39.16
なんだゆとりか
604無名草子さん:2012/02/08(水) 19:48:44.11
ノルウェイの森を読むか
世界の終わりとハードボイルドワンダーランドだな
ねじまき、スプートニク、カフカは後回しでいいと思うなガッカリすると思うから
605無名草子さん:2012/02/08(水) 19:56:51.26
自演が酷すぎる
606無名草子さん:2012/02/08(水) 20:07:30.81
>>598
世界の終わりとハードボイルドワンダーランドだと思うよ。
海辺のカフカは俺は結構好き。ノルウェイの森は村上春樹の作品の中で売れた作品ではあるけれど、
彼の得意なミステリーの要素はゼロの作品。
607無名草子さん:2012/02/08(水) 20:30:17.38
初めての春樹だけど、
お二人のレスで重なった世界の終わりとハードボイルド読みます。
ますはダンスですね。
今から読みます。
608無名草子さん:2012/02/08(水) 20:55:14.05
読む順番を自分で決められもしない、
2chで他人に恥ずかしげもなく聞いちゃうような人が
文学作品なんて理解できるのかw
609無名草子さん:2012/02/08(水) 21:15:57.88
>>608
自信満々で1Q84勧めるやつよりは余裕でいいだろ。
こんなの3冊もかわされる身になれよ・・・・・・
610無名草子さん:2012/02/08(水) 21:24:41.23
バースデイガールの願い事って何?
611無名草子さん:2012/02/08(水) 22:36:55.76
>>610
「バースデイガール」は「女か虎か」みたいな一種のリドルストーリーで
結末が謎のまま終わっている話なのだと思う

>>609
えー、「自信満々で1Q84勧めるやつ」だけど
まあ「こんなの」3冊もかわされてお気の毒だが、そんなことを繰り返して抱きしめたくなるような自分の一冊が見つかるんだよ
それに読む方法はブックオフや図書館などいくらでもあろうに
612無名草子さん:2012/02/08(水) 22:58:47.73
全集買った方います?
613無名草子さん:2012/02/09(木) 00:28:13.03
ブックオフや図書館w
614無名草子さん:2012/02/09(木) 00:33:20.95
貧乏な人はレスも貧しいね
615無名草子さん:2012/02/09(木) 00:47:00.69
ブックオフや資料でなく小説の為に図書館へ行く人に村上春樹を語ってほしくないな。
616無名草子さん:2012/02/09(木) 01:21:35.30
君の好きな村上春樹だったら「ブックオフや資料でなく小説の為に図書館へ行く人」に
ついてとやかく言わないと思う
617無名草子さん:2012/02/09(木) 01:38:42.03
>>616
本人に合ったことも無いのに何言っているのですか?
ブックオフ、吉野家、パチンコ屋。
来るスレ間違えてませんか?
618無名草子さん:2012/02/09(木) 01:40:22.08
自信満々で1Q84薦めるやつに何言っても無駄
619無名草子さん:2012/02/09(木) 01:40:42.14
吉野家とパチンコ屋はどこから出てきたんだ?
620無名草子さん:2012/02/09(木) 01:41:36.34
てか自演ひどいな
エスパーも多いようだ
621無名草子さん:2012/02/09(木) 01:42:54.44
>>619
ブックオフも吉野家もパチンコ屋も似たようなものだよ
622無名草子さん:2012/02/09(木) 01:44:37.96
>>621
どうやら日本語もわからないらしい
ひとりで妄想みてればいいよ
623無名草子さん:2012/02/09(木) 01:44:39.40
文庫なら数百円で買えるのにブックオフとか図書館とかやめてくれよww
学生か?
624無名草子さん:2012/02/09(木) 01:45:19.59
>>622
やっぱ解らないかw
パチンコやる人に言っても解らないと思う
625無名草子さん:2012/02/09(木) 01:45:49.28
>>623
ショボイおっさんだろw
626無名草子さん:2012/02/09(木) 01:47:02.86
いい年した中年が、漫画を立ち読みしている若者をかき分けてブックオフで小説買うなんて素敵やん
627無名草子さん:2012/02/09(木) 01:48:16.11
やったー!400円得したぜー!
これで吉牛代が浮いたぜ!!

こういうのが許されるのって19歳まででしょw
628無名草子さん:2012/02/09(木) 01:57:39.70
反応なくて煽りに飽きたのか
629無名草子さん:2012/02/09(木) 07:03:55.82
短編を評価する人が多いのが未だに理解出来ない
読み終えたあと「は、はい?」
と拍子抜けするような作品ばっかしじゃん
いったいどこが良いのか教えて欲しいわ
630無名草子さん:2012/02/09(木) 08:40:04.05
>>629
かえるくんとか漫画みたいで面白いじゃん。
そういうノリ。
631無名草子さん:2012/02/09(木) 08:49:42.22
えー、ひょっとしたら自分は「自信満々で1Q84勧めるやつ」だけど

面白さは人それぞれのものだから、つまらなかったら迷わず自分が好きだと思える作家や作品に進んだらいいと思う
でも「読み終えたあと「は、はい?」 と拍子抜けするような」というのは解る気がする

それはきっと単純にストーリーを追って読んで楽しむ本に慣れすぎているからだと思う

夢を見ているあいだはそれがリアルな体験として感じられるように、物語の中にもっと深く入り込んで読んだら
もっと楽しい読書ができるかもしれん、まっ、どうでもいいことだが
時間をおいてまた本を開いたら違う感想も生まれるかもしれんと思う

ちなみに俺は「自信満々で1Q84を勧めて」などいないと思うが
それこそ好みは人それぞれだからな
でも、ブックオフだろうが、図書館だろうが
読んで好きな物語が増えると幸せな気持ちになるわな
良い読書を
632無名草子さん:2012/02/09(木) 09:14:21.84
ブックオフや図書館というだけで蔑む不思議な人だから言っても無駄
633無名草子さん:2012/02/09(木) 09:18:01.16
村上春樹の小説がハリーポッターやディズニーの映画のように面白い、
というのなら分かるんだけど、
この人の小説はそこにさらに宗教やカルチャーを絡めたり、
辺に謎めいて答えを出さないのはいいけど、
1Q84はガールフレンドの消失だったり、
牛川が抱えている秘密にかけらも読者にヒントを与えないので、
一体何がしたいのかと思う。
村上春樹って一つの物事に対して、
読者がそれぞれ異なった自分だけの意見を持って欲しいみたいにいうけど、
1Q84はその物事を上手く処理しきれていないように思う。
634無名草子さん:2012/02/09(木) 09:57:01.96
村上春樹の小説から答えのない(答えを用意してない)謎をとったら何も残らないだろ。ただのカスだろ。
635無名草子さん:2012/02/09(木) 10:01:28.32
そもそも世界は謎に満ち答えなどどこにもないのだよ
636無名草子さん:2012/02/09(木) 10:07:06.18
あーだこーだと理屈をこねくり回さないと楽しめない時点で小説としては失敗だと思う。
637無名草子さん:2012/02/09(木) 10:10:29.06
理屈をこねくり回さないと楽しめないというのは小説のせいではなく
私のせい、もしくは私とその小説との相性のせいかも知れないが。
638無名草子さん:2012/02/09(木) 10:41:06.54
>>637
松本ひとしみたいだねw
639無名草子さん:2012/02/09(木) 10:50:48.48
>>632
おじさん、文庫本くらい買えるようになりなよ。
三十や四十の男が、恋人とデートの途中に「ちょっと本を買いたい」と言って、
ズボンを腰下まで下げてパンツ見せている若者や、
昭和テイストの服着ているおっさんに見える若者をかき分けて本を探すの?

空間の質は料金に比例するんだよ。ブックオフには底辺が多いんだよ。
仕事のできるビジネスマンや知性と教養に溢れる可憐な女性もいない。
もっさいオタクとヤンキーだけ。
「マジっすか?」、「ヤバイ」、「バーと行ってドーン」。
こんな言葉しか持っていない連中しかいない。それがブックオフ。

18の若者が恋人とマックでデートしても許される。
だけど、38の男が恋人と食事をするときにマックじゃ痛いんだよ。
白木じゃいたいんだよ。
ファミレスでドリンクバー頼んでちゃ痛いんだよ。
隣のテーブル見なよ。ヤンキーしかいないでしょ?

30超えて食事する時に、吉牛、マック、ファミレス、白木屋、こんな店しか知らない男を見ると、
「ああ、薄っぺらい人生なんだが」と思う。
640無名草子さん:2012/02/09(木) 10:53:15.81
今度ブックオフに行った時、そこにいる人間達を見ると良い。
そう、見た目。見た目で判断して良いよ。
それが真理だから。

そして、その人達に埋もれている自分も同じなんだよ。
ついでにブックオフに行った後、自分の恰好を鏡で見ると良い。
そう、それが貴方。
641無名草子さん:2012/02/09(木) 10:57:35.83
>>640
おまえみたいなのがいたら気をつけるわ
642無名草子さん:2012/02/09(木) 10:59:09.19
最近は若いころと違って再読することなんて皆無だからな。
買うのはもったいない。本当は近所にでかい図書館があれば一番嬉しいな。
643無名草子さん:2012/02/09(木) 11:00:13.91
>>641
安心しなよ。
私みたいなのはブックオフにはいないから。
644無名草子さん:2012/02/09(木) 11:01:46.74
なあ、お前と飲むときはいつも白○屋だな。
一番最初、お前と飲んだときからそうだったよな。
俺が貧乏浪人生で、お前が月20万稼ぐフリーターだったとき、
おごってもらったのが白木屋だったな。
「俺は、毎晩こういうところで飲み歩いてるぜ。金が余ってしょーがねーから」
お前はそういって笑ってたっけな。

俺が大学出て入社して初任給22万だったとき、
お前は月30万稼ぐんだって胸を張っていたよな。
「毎晩残業で休みもないけど、金がすごいんだ」
「バイトの後輩どもにこうして奢ってやって、言うこと聞かせるんだ」
「社長の息子も、バイトまとめている俺に頭上がらないんだぜ」
そういうことを目を輝かせて語っていたのも、白○屋だったな。

あれから十年たって今、こうして、たまにお前と飲むときもやっぱり白○屋だ。
ここ何年か、こういう安い居酒屋に行くのはお前と一緒のときだけだ。
別に安い店が悪いというわけじゃないが、ここの酒は色付の汚水みたいなもんだ。
油の悪い、不衛生な料理は、毒を食っているような気がしてならない。
なあ、別に女が居る店でなくたっていい。
645無名草子さん:2012/02/09(木) 11:02:12.36

もう少し金を出せば、こんな残飯でなくって、本物の酒と食べ物を出す店を
いくらでも知っているはずの年齢じゃないのか、俺たちは?

でも、今のお前を見ると、
お前がポケットから取り出すくしゃくしゃの千円札三枚を見ると、
俺はどうしても「もっといい店行こうぜ」って言えなくなるんだ。
お前が前のバイトクビになったの聞いたよ。お前が体壊したのも知ってたよ。
新しく入ったバイト先で、一回りも歳の違う、20代の若いフリーターの中に混じって、
使えない粗大ゴミ扱いされて、それでも必死に
卑屈になってバイト続けているのもわかってる。

だけど、もういいだろ。
十年前と同じ白木屋で、十年前と同じ、努力もしない夢を語らないでくれ。
そんなのは、隣の席で浮かれているガキどもだけに許されるなぐさめなんだよ。
646無名草子さん:2012/02/09(木) 11:03:43.05
ブックオフで買おうが図書館で読もうが中身は変わらない。
647無名草子さん:2012/02/09(木) 11:12:52.15
いつも思うけど白木屋ってそんなヒドい店じゃないよ
648無名草子さん:2012/02/09(木) 11:15:06.70
私は白木屋無理だな。
恥ずかしくて女性を連れていけないww
649無名草子さん:2012/02/09(木) 11:17:13.56
そんな女しんどいだろ
650無名草子さん:2012/02/09(木) 11:19:52.95
最近、25歳になる年下の男の子に連れられてビックリドンキーで食事した。
「○○さん。ここ美味しいんですよ」って。
25歳だから可愛い。

だけど、35歳や45歳の男に「ここ美味しいよ」とファミレスに連れて行かれたら蔑むかな。
人は見た目だから。見た目とは行く店や口にする言葉や食べるものも含まれているから。
あんな店に行くくらいなら家でパスタ茹でてサラダと一緒に食べるよ。
そっちの方が安い上に質の高い料理と空間を堪能できるから。
651無名草子さん:2012/02/09(木) 11:22:24.32
俺なら食事せずにラブホに直行する。チンポいじらせながら。
652無名草子さん:2012/02/09(木) 11:25:08.50
帰りはマンコいじりながら家まで送る。
653無名草子さん:2012/02/09(木) 11:27:03.09
>>649
うーん。嗜好(女性も舌で堪能するという意味も込めて)の問題かな。
例えば、「この蕎麦美味いでしょ!?」と言う女性は無理。
「ここのお蕎麦美味しいでしょ?」と言う女性がいい。

ガニ股で座る女性も無理。足を閉じて座る女性が好き。
タバコを吸う女性も無理。そして、活字を読まない女性も駄目。
部屋が汚い、冷蔵庫に冷凍食品とコーラしかない、こんな女性も駄目。

白木屋でヤンキーの「あいつ殺してやろうかと思った!www」とか「今日パチンコで3万いかれたwww」なんて
言葉で会話をかき消されながら、着色料たっぷりの飲み物とレンジでチンした冷凍食品を食べることに
抵抗の無い女性も無理。注文が多いかね?じゃあ、一つにまとめるよ。

要するに歯の汚い女性は嫌いだということ。

654無名草子さん:2012/02/09(木) 11:34:51.66
俺もガニ股と歯が汚いのは嫌だな。
655無名草子さん:2012/02/09(木) 11:36:29.21
タバコは吸わないが草は吸ってやがった。やめさせたけど。
656無名草子さん:2012/02/09(木) 11:50:01.63
妄想長文垂れ流してるのはビョーキなのかい
657無名草子さん:2012/02/09(木) 11:51:56.06
ブックオフは意外に買いそびれた本の初版が並んでたりするから利用する。
658無名草子さん:2012/02/09(木) 11:55:47.93
この長文連投がコピペじゃないならそのエネルギーと文章力は賞賛に値する
まあ暇なんだろうけど
659無名草子さん:2012/02/09(木) 12:13:02.84
村上春樹さんの話題がまったくないw
660無名草子さん:2012/02/09(木) 12:34:43.34
結局これがやりたかったんだろ
むなしいのう
661無名草子さん:2012/02/09(木) 12:38:51.81
俺はもう社会人だったけど彼女はまだ高校生だった。
彼女はメイド喫茶のバイトをしていて知り合った。
ロリ顔で俺好みだった。でもオッサン好きで
もうひとりのオッサンと二股かけられてた。
まあ俺はまだ二十歳そこそこでオッサンってほどの歳でもなかったが。
もうひとりはプロのミュージシャンで40近いオッサン。
そっちが本命。世の中本当にオッサン好きもいるんだな。
そいつに草を覚えさせられたわけだが。
ある日例によっていたしてる最中に泣き出して
どうもおっさんに振られたらしい。なんだよそれw
ここでここぞとばかり俺がいるよって感じで俺が本命になれた
可能性もあるんだが、俺もちょっと飽きが来てたというか。
なんかおっさんに振られて泣いてるの見て余計に醒めちゃって別れた。
これ小説のネタにしていいよwwというか今思いついた妄想ww
662無名草子さん:2012/02/09(木) 14:08:48.70
ブックオフにとり憑かれてる妄想厨が一匹混じってるな
おそらく病気なんだろう

衛生的ならば古本だろうが図書館の本だろうが問題なかろう
不衛生なのはあり得ないが
663無名草子さん:2012/02/09(木) 14:14:25.66
病気てか、ブックオフとか終わりっしょw
664無名草子さん:2012/02/09(木) 14:18:23.82
私のような人はブックオフにはいないと言っておきながら
ブックオフ他、安い飲食店等にいる客層まで事細かに語れる程詳しいとは不思議だな
665無名草子さん:2012/02/09(木) 14:30:33.40
40代でブックオフは厳しいと思う
これは平均的な女性の定規だと思う
666無名草子さん:2012/02/09(木) 14:37:04.86
>>664
知能が低いからそう思うのだろうね。
あえて(本当に合えて)説明すると、私にも十代や二十代前半の頃はあった。
と言っても低能には理解できないのだと思うw


あのさーーー
どうして猿が村上春樹読んでいるの?
カイジとかワン-スじゃ駄目なの?
私はそれでいいと思うのだけど。
ワンピース読んで馬券買ってパチンコしてブックオフに行って
虫歯だらけで、借金達磨で、2ちゃんで嵐して、白木屋で着色料でピンクに染まった液体を飲む。
活字いらなくね?
競馬エイトじゃ駄目なのかな?
無理しない方が幸せになれると思うんだよね。
667無名草子さん:2012/02/09(木) 15:34:48.00
>>666
正直マンガの方が面白いな。
一方、春樹の小説はこっちが勝手に妄想や解釈を膨らます面白さがある。
微妙だけどな。マンガの面白さほど確実じゃない。
668無名草子さん:2012/02/09(木) 15:54:18.91
>>666
どうして読んでるかというと純文学の中では比較的読みやすいからだろうな。
純文学なるものを読んでみたい。けれどもどうにもとっつきにくい。
春樹なら読めそう。そんな感じ。でもやっぱり他の純文学と同じでそんなに
面白くはないな。昔の人は娯楽が少なかったから面白かったんだろうな。
669無名草子さん:2012/02/09(木) 16:14:14.95
僕、僕って自分の宣伝ウザいってかキモい。
670無名草子さん:2012/02/09(木) 16:20:13.90
春樹の読みやすさは使ってる言葉が簡単だからだろうな。
「英米文学なんて少ない語彙で必死に表現してるんですよ」
みたいなことを言ってたと思うがそれを日本語でやってるんだろ。
それ故に他国の言語にも翻訳しやすく受け入れられ易かったんだろうな。
671無名草子さん:2012/02/09(木) 16:57:09.98
>>666
やっぱり詳しいなww
鋭いとこ指摘されて図星なんだろう

知能が低いなどと支離滅裂な苦しい攻撃始めたし
同じような内容のレスを何度も長文でしちゃうところ、必死さが表れてて憐れ
672無名草子さん:2012/02/09(木) 20:53:07.06
>>671
もういいから
673無名草子さん:2012/02/09(木) 21:12:26.79
>>666
こいつの文章から湧いてくるイメージはデブスのサイコパス木嶋佳苗
674無名草子さん:2012/02/09(木) 21:26:41.41
>>666
立派な四十代を主張するけど普通40代なら子育て真っ最中じゃないの?
そしたらファミレスなんか普通に利用するでしょう。
子供を図書館につれて行ったりもしないの?

もし孤独な独身なら人の攻撃してないで自分の心配しなよ。
675無名草子さん:2012/02/09(木) 21:57:09.05
>>666
誤字脱字漢字間違いの多さを見ると
とても知能が高いとは思えない
676無名草子さん:2012/02/09(木) 22:41:34.34
そいつはペイン、木村なんとかって名前のおっさん
40で童貞無職
親の年金食い潰してるやつ
自演連投で有名(笑)

煽られても触れないことだね
677某全国店舗書店の店員:2012/02/09(木) 23:35:33.51
最近、羊の売り上げが各都道府県で急に上がって変だなと思ったら、
まさかだけどここの影響か?

年間通してみれば、たしかに羊はまあまあ売れているけど、
こんな最近になって、主に羊が全国の店舗で急な売り上げをみせるもんだから驚いたもんだ。

もしもそうなら、2chの影響力は凄いな。
もしくはどこかのTV番組で羊を誰かが取り上げたのかもしれないが。
678無名草子さん:2012/02/09(木) 23:43:31.31
>>677
2chの影響?
そんなもんあるわけないじゃんw
こんなアングラ掲示板なんて一部のヲタクしか見てないでしょw
679無名草子さん:2012/02/09(木) 23:47:08.84
>>678
じゃあTV番組で何かあったんかなあ?

どちにしろ何かがあったはず。
何もなしで、急に全国規模で売れるなんてことはないからね。
普通は。
680無名草子さん:2012/02/09(木) 23:52:26.64
海辺のカフカを読み終わった。
抽象的すぎて、あまりにも多くの謎が残っている。
春樹本人が解釈の幅は広くなるように書いたと言ったようだが、こりゃちょっと広くしすぎじゃないか。
最初のほうの小学生の集団気絶、それと女教師の告白とか、あれは何か意味があったのか・・・
681無名草子さん:2012/02/10(金) 00:31:52.31
ブックオフに行ってもいいじゃない

だって無職だもの

みつお
682無名草子さん:2012/02/10(金) 00:48:25.94
>>680
あの小学生の集団気絶の時に、先生にめちゃくちゃ殴られてナカタさん自身の精神の入り口の石が開いたんだよ。
だから、それ以来知能が遅れてしまい、猫の言葉を話せるようになったり、佐伯さんとも初めてあったばかりなのに、急に話が合うような行動出来たのも、ナカタ老人と佐伯さんは、入り口の石の力で繋がっていたっていうオチでしょ。
他にも謎がたくさんあるから、読み終わった後は、村上さん自身が読書の質問に答えている雑誌『少年カフカ』や、評論されている『海辺のカフカを精読する』っていう本とかもあるから、図書館で借りてみては?
683無名草子さん:2012/02/10(金) 03:15:00.73
戎野さんが物語の根幹を握る主要人物となり活躍すると思ったが突如消えた。
あと犬の爆発の謎が心残りだった。
684無名草子さん:2012/02/10(金) 06:42:54.45
解釈の余地を残すのと説明不十分はぜんぜん違うよ
最近読んだ本で語り合いたいと思ったのは、カズオ・イシグロの「わたしを離さないで」
主人公の回顧録という体裁をとっている分、それぞれに解釈も異なるだろうし話し合ったらそれはそれは盛り上がりそう
でも読む側が「何となく、良い」と思ってる人が多く、中身について想像も膨らませないんじゃあ
面白いのは事実でも、せっかく残した解釈の余地も無意味になってしまうし
熱く語るに足る小説とは呼べないんじゃないかな
685無名草子さん:2012/02/10(金) 07:28:53.16
謎が解かれないまま物語が終わるから読者の想像を掻き立てる
というか作者は、単なる謎解き物語を書きたいわけではないだろうし
作中で謎を一つ一つ明かすことはする必要ないと思ってるだろうね

ねじまき鳥で、本田さんからの贈り物は何を象徴していたのだろう
686無名草子さん:2012/02/10(金) 07:55:03.48
本田さんって誰だっけ
687無名草子さん:2012/02/10(金) 08:38:34.59
カフカとかはメタファーがわかるんだけど、村上春樹はわからないからね。
688無名草子さん:2012/02/10(金) 09:03:56.38
>>686
そういうときは「ねじまき」をググってみればすぐわかる

本田さん、本田伍長(本田大石)

北海道旭川出身。綿谷家が一時期贔屓にしていた占い師。
ノモンハン事件より少し前の作戦で間宮中尉と出会い、彼の命を救う。
ノモンハン事件の時に聴覚を失い除隊。 本田さんの大きな後押しにより、「僕」とクミコの結婚が叶った。
689無名草子さん:2012/02/10(金) 09:05:48.00
贈り物によく似たエピソードは短編「UFOが釧路に降りる」にもあった気がする
690無名草子さん:2012/02/10(金) 10:27:59.37
贈り物って単なる口実で、
要するに話しがしたかっただけなんじゃなかったっけか。
691無名草子さん:2012/02/10(金) 10:47:37.17
謎を謎のままにするのって簡単なんだよ
伏線回収は難しい。かと言って何の伏線無しだとつまんない。
だから、伏線は張るけど回収しない手法が一番簡単。

密室殺人が起きました。犯人らしき人間は最後に自殺した。
これなら密室のトリックを解明しなくていい。
そして、トリック無しの物語より初めは面白くなる。「どうやって密室殺人したのだろう?」って。
他にもテレポーテーションみたいな超能力を出すとかもある。

どれも安直な手法。
昔ならエバンゲリオンがそうだったかな。最終回、いきなり話ぶった切って終わったから。
「使徒ってなんだったの?」とかいくらでも出てくる。
アニメは小説と違って消費者が「俺は解るぜ」と無理しないの非難殺到になった。
692無名草子さん:2012/02/10(金) 11:12:55.01
エバンゲリオンではなくエヴァンゲリオン
今はヱヴァンゲリヲンか・・・どうでもいいけど

ここに非難めいたものを書き込んだり他を攻撃するのは
安直に謎解きの結末が手に入ったり、読者(あるいは視聴者・観客・ゲーマー)に
サービス過剰のメディアに慣れすぎているんだと思うよ

でも春樹小説を読んだ後、なにか残るものがあるから
ここで他を攻撃したり、非難を書き込んで答えを導き出そうとしているのではないかな

村上のエッセイにもあったけれど
人気作家太宰に芥川が「おれはあんたの作品が嫌いだ」と言いに行ったとき
「でもそれをわざわざ言いに来たのは、やっぱり好きだからなんだろう」
と言ったというエピソードを思い出した

不思議な夢を見た後「いったいあの夢は自分に何を語ろうとしているのだろう」と思うこともあるかもしれないが
そういう自分の中に生まれた何かをゆっくり考えてみる方法も春樹本の楽しみだと思うよ
693無名草子さん:2012/02/10(金) 11:58:17.10
作者本人が自分よりも大きな物に取り組もうとしているから、
本人すら謎の部分が小説に出るのは分かるけど、
1Q84はちょっと手がかりださなすぎじゃないか。
秘密を抱えていた牛川が何も語らず死んで終わりって、
推測の余地すらほとんど無いような気が。
694無名草子さん:2012/02/10(金) 12:01:32.32
book4出ると思うけど、伏線いぱーいだからなあ。
最後もタイガーの向き変えてたし。
早く読みたいね。
695無名草子さん:2012/02/10(金) 12:36:14.17
カフカの城とか審判も答えは出ないけど、
その話が何を意味しているかってのは考えれば、わかる。

村上春樹はわからない。そして本人がそれが俺のスタイルだ!で通してる。
ほとんどの人は意味不明でポカーンとして、
一部のファンがこーだ、あーだの理屈をこねくり回す。
ねじ巻き以降はその繰り返し。

>>692
三島が太宰に同じこと言ったけど、三島はガチで太宰嫌いだと思うよ。
努力しまくりの三島と欲望に流される太宰・・・・
696無名草子さん:2012/02/10(金) 12:44:28.62
>>691
スプートニクの恋人がまさにそれ・・・・
ある人がいなくなりました。話が進んでいきなり帰ってきて終わりw
697無名草子さん:2012/02/10(金) 12:55:48.84
>>691
ミステリーと比較されても…ジャンルが全然違うでしょ
ミステリー小説は謎解明そのものを目的として構成されてるんだから
伏線回収はあって当たり前、というかなければ物語そのものが成り立たないんだし
春樹小説は推理小説じゃないよ

後、アニメと文学を同系列で語るのもお門違い
どっちが高尚でどっちが俗物かとかそういう意味じゃないよ
698無名草子さん:2012/02/10(金) 12:59:43.55
ボネガットとかのSFの要素やミステリーの要素を入れたポストモダンが村上春樹だから、
ミステリーとかSFみたいな見方をするのは自然だと思うよ。
俺たちの夢に現れてマインドコントロールするぐらいのすごい文学なんかも知れんけどw
699無名草子さん:2012/02/10(金) 13:08:25.72
ミステリーの要素が入ってる純文学と来れば罪と罰とカラマゾフの兄弟。
前者は単純。
後者は話が入り乱れて、最後にはうまくまとまる。

カラマゾフみたいな複雑な話を村上春樹はまとめる能力はなかった。
それだけのこと。
700無名草子さん:2012/02/10(金) 13:36:28.89
>>697
ただのいいわけ
701無名草子さん:2012/02/10(金) 13:43:29.90
>>696
それなら俺でも書けるんだよね
702無名草子さん:2012/02/10(金) 14:04:31.20
>>701
いやなかなか書けないよ小説は
試しに数ページでもいいから書いてみなよ
703無名草子さん:2012/02/10(金) 14:37:38.27
>>692
一理ある
すべて伏線回収もして謎も解決して…
というのを村上春樹に求めちゃ駄目でしょ

そういうエンターテイメントを楽しみたければ
アニメ、漫画、THE・水理小説的なものを読めばいいんじゃないかな

謎が解明されなくてフラストレーションがたまるのも
分からんでもないけど
704無名草子さん:2012/02/10(金) 14:39:50.76
故、今敏の言葉
「サービスとして解けない謎を提供してるんですよ。いい加減気づいてくださいw」
705無名草子さん:2012/02/10(金) 14:58:18.70
>>703
そんなの読まなくても
いまの人なら、ピンチョンだのロスだのボネガット読むでしょ。

謎を解決しないから神!みたいなのはよくわからないよ。
ドストエフスキーなんて謎が残ってる部分があるけど、続き書かずに死んだんだからね。

>>704
村上春樹も同じこといってるじゃないですか。
この作風だともう限界来ちゃってますよ。
その最後の切り札が夢なわけで。
漫画の夢オチもたいがいだけど、これは夢の世界の話なんですよ!とか言われたら引くわw
706無名草子さん:2012/02/10(金) 15:03:47.79
>>705
言ってるのか?
俺はそれを言っちゃあおしまいだと思ったんだが・・・
商売あがったりだろ、そんなことばらしたら。
謎が謎でもなんでもないとわかったら読む気なくす。
707無名草子さん:2012/02/10(金) 15:06:40.07
>>706
少し違うけど、謎は全部解明されなくてよい。
読者にゆだねるって感じのこといってます。
こんなのついていけるわけないですよ。
708無名草子さん:2012/02/10(金) 15:11:17.57
まあでも実際そうなんだろうな
答えなんて作者も用意してない
709無名草子さん:2012/02/10(金) 15:39:54.10
>>704
ただのいいわけ
710無名草子さん:2012/02/10(金) 16:30:06.57
宇野常寛の『リトルピープルの時代』読んだ。
この人の春樹評面白いね。
BOOK3読んだときの「あれ、『1Q84』自体はなんか新しい試みに挑戦しようとしてる感じがしたのに、この刊で元に戻ったような…」
というモヤモヤの正体が自分なりに納得できた。
711無名草子さん:2012/02/10(金) 16:36:27.73
宇野さんはゼロ想のが面白いぞ。
リトピーの春樹読解は少々欠点がある。
712無名草子さん:2012/02/10(金) 16:38:24.34
ステマ
713無名草子さん:2012/02/10(金) 16:59:07.70
「UFOが釧路に降りる」のシマオさんって、気持ち悪く見えてしまう…

セックスするつもりなら泊まっていきたいとかはっきり言えばいいのに
風呂に入ってみたり裸でベッドにもぐり込んだり「エッチ」という単語を使ったり

春樹小説の登場人物としてだから気持ち悪いのかもw
714無名草子さん:2012/02/10(金) 17:01:42.57
解説本がないと理解できない本ってどんなんだよ。
715無名草子さん:2012/02/10(金) 17:01:54.96
>>712
投げっぱなしジャーマンすると勝手に過大評価してくれっからなw
716無名草子さん:2012/02/10(金) 17:09:48.71
映画の予告編見てるときが一番面白い理論だよな、春樹は。
717無名草子さん:2012/02/10(金) 17:13:54.50
説明しないと分からないと言うことは説明しても分からないということだ 
718無名草子さん:2012/02/10(金) 17:14:36.39
ノルウェイの森予告は良かったよね。
本編はアレだったけどw
719無名草子さん:2012/02/10(金) 17:58:24.80
ちりん ちりん
720無名草子さん:2012/02/10(金) 18:54:47.57
>>711
確かにね。
・春樹は誰よりも早くビッグブラザーのいない世界を想像していた。それなのにリトルピープルの時代を捉えきれていない。
・リトルピープルの時代は父になるか、ならないかの二項対立の世界ではなく、誰もが父になってしまう世界であり、もはやそこは問題ではない。
・つまり、壁と卵の構造はもはや機能せず、だれもが壁にも卵にもなりうる。オウムがリトルピープル的ならば、天吾とふかえりがやったことだってリトルピープル的である。
・それなのに、牛河が生贄になり、青豆が汚れ役を引き受け、まるで天吾だけは絶対的に卵の立ち位置にあるかのような、従来の構造に立ち戻ってしまった。

というのは理解できた。間違ってなければ。

でもこれは逆に言えば、天吾にこの先、そのツケがまわってこれば、春樹は前述のことを全部予想してるってことにもなると思う。
従来の構造に天吾があてはまったからといって、春樹自身が天吾を卵と断言したわけじゃない。
つーか、だからこそ牛河を主人公にした章を加えたんじゃないのか?
721無名草子さん:2012/02/10(金) 19:07:22.64
夢と同列に扱われてしまう物語って…
722無名草子さん:2012/02/10(金) 20:21:28.24
初めての春樹だけど、
ダンス面白いね。
1qに関しては4、5と出ると思うから、評価するには早い。
短編以外は、何だかんだで面白い。
723無名草子さん:2012/02/10(金) 21:18:28.94
>>722
春樹はなんだかんだいって才能はあるからね。
海でのカフカは海外のサイトで羊といっしょに評価されてるよ。
http://www.postmodernmystery.com/reading_list.html

724無名草子さん:2012/02/10(金) 22:22:34.20
海外の評価が気になる人ばっかりだなここは

自分が読んで面白いと思えればそれでいいじゃん
725無名草子さん:2012/02/10(金) 22:54:38.77
他人の評価が気になる人が、2ちゃんねるをするんだ
726無名草子さん:2012/02/10(金) 23:00:29.78
そうでもない
727無名草子さん:2012/02/10(金) 23:01:09.74
>>724

とんでもない駄作読んで、それをずっとおもしろいと信じてる人はとても哀れだと思うよ。
そうはなりたくないし、いろんな本読めば、だいたい評論家の言うことは間違いではないとわかる。
728無名草子さん:2012/02/10(金) 23:03:19.38
哀れだな
729無名草子さん:2012/02/10(金) 23:04:57.40
「誰かのことを批判したくなったときには、こう考えるようにするんだよ」と父は言った。
「世間のすべての人が、お前のように恵まれた条件を与えられたわけではないのだと」
730無名草子さん:2012/02/10(金) 23:26:18.17
ドン小西ってあのファッションセンスでよく人の批評できるよね
731無名草子さん:2012/02/11(土) 01:10:40.73
別に哀れでもないんじゃないの
本人にしてみれば大きなお世話だろう

何を面白いと思うかなんて、人それぞれ感覚が
違うんだし
このスレでも1Q84は駄作、という人もいれば
好きという人も少数ながらいる
732無名草子さん:2012/02/11(土) 06:30:09.52
>>730
珍妙な格好をした大橋巨泉にしか見えない。
733無名草子さん:2012/02/11(土) 10:02:16.83
村上春樹で一番病的なストーリーの小説って何?
短編の「アイロンのある景色」みたいなやつ
734無名草子さん:2012/02/11(土) 10:04:33.54
それでいいよ
735無名草子さん:2012/02/11(土) 15:20:06.08
「踊る小人」は救いがなさすぎる
嫌な気分になれるよ
736無名草子さん:2012/02/11(土) 15:35:14.19
一年に一回はねじまき鳥を読まなければいけないよ
心の井戸に潜らなければいけないよ
737無名草子さん:2012/02/11(土) 15:50:35.46
>>736
他に読む本ないのかよ。
あまりにも時間がもったいないわ。
一回で十分。
738無名草子さん:2012/02/11(土) 17:04:12.41
作品を語る上で人それぞれなんて子供相手にしか通用しない言い草でしょ
自分がいかにそれを好きで魅力に感じているのか、言葉にしてはじめて相手に伝わるわけだし
それさえできないのであればそいつは文学を読む資格も器量もないってことにほかならん
およそ内容を理解出来ないしそればかりか自分なりに噛み砕こうともしない
そんなんじゃあ、「やれやれ」としかいいようがない…
739無名草子さん:2012/02/11(土) 17:27:33.72
本を読んだ感想はそれぞれのもので、どんな感想を持ってもいい
それが読書のすばらしいところだ、と・・・村上さんが読者とのメール書簡集に書いていたと思う
(正確ではないと思うので今度確かめてみるわ)

おれは、その言葉がすごく好きなんだな
本を読んで理解したり明文化するのはちょっと時間がかかる方なので(特に村上さんのは)
感想に優劣や勝ち負けを付けようとはしていないか、たまに自問するのもいいと思う

でも、本を読むのに資格うんぬんはどうかな
文盲でもなく、目も健康なら、本をひもとく喜びは誰にでもあるよ
740無名草子さん:2012/02/11(土) 17:42:18.04
全集買った人います?
741無名草子さん:2012/02/11(土) 18:38:05.93
>>735
『レキシントンの幽霊』に収録の『緑色の獣』も救いがないよ
742無名草子さん:2012/02/11(土) 19:11:12.73
>>739
◯◯は面白かった!
より
◯◯は△△だから面白かった!
明らかに後者のほうが優れた感想だといえる
言いたいのはそういうこと
743無名草子さん:2012/02/11(土) 19:15:07.42
説明しないと分からないと言うことは説明しても分からないということだ 

って言うのはお前らは説明してもわからない馬鹿だから説明なんてしないってことだよな・・・
744無名草子さん:2012/02/11(土) 19:44:16.97
春樹上から目線ワロタw
745無名草子さん:2012/02/11(土) 19:50:21.30
>>743
要は相手を納得させるような説明ができないんだよな
それでしまいには人それぞれじゃあないかとか何とか言って逃げちゃうわけだ
746無名草子さん:2012/02/11(土) 21:01:49.51
初めての春樹だけど、

ダンスを読み終えた。面白かった。
今日はアフターダークを買ってきた。
春樹の小説を買うと、いつも本屋のレジの女の子(黒髪眼鏡系で俺の大好物)が、
微笑みかけてくるんだよね。
春樹嫌いな人って女の子にもてない人多いんじゃないかな。
今日の深夜からアフターダークを読むよ。
747無名草子さん:2012/02/11(土) 21:23:59.93
>>746
春樹すきかどうか聞いてみて!!
748無名草子さん:2012/02/11(土) 21:28:54.11
太宰治に「あんたの作品は嫌いだ」と文句言いに行った人は芥川ではなく三島由紀夫でした
再読したら間違いに気が付いたのでお詫びして訂正

ちなみに件のエッセイは「村上ラデオ2」の「太宰治は好きですか」です

気に入らなければ無視するか、「ふーん」で忘れてしまうもんだと思うが
わざわざネガキャンは、その人がそこに何か気になるものを感じたのではないかと
749無名草子さん:2012/02/11(土) 21:48:48.70
嫌いって言うけど、それでも来るんだから、やっぱり好きなんだろうなぁ
750無名草子さん:2012/02/11(土) 21:50:26.34
三島が太宰のことをすきってのは100%ありえんぞ。
俺は春樹の作品は短編と初期の作品は好き。
あとは・・・・・カフカぐらいかな。
751無名草子さん:2012/02/11(土) 22:03:18.54
はいはいわかったわかった
752無名草子さん:2012/02/11(土) 22:17:33.21
やっぱり春樹=神で、
どの作品もすげ〜って言わないとファンじゃないんだろうな。
それってファンじゃなくて信者なんだけどさ。
753無名草子さん:2012/02/12(日) 00:25:13.56
>>738
「文学を読む資格や器量」って具体的にどんなものですか?
>>745に沿って「相手を納得させる説明」をして下さい
754無名草子さん:2012/02/12(日) 02:27:27.26
春樹嫌い=女にモテない、ってなぜそういう理屈が出てくるのか、わけがわからん。
馬鹿じゃねーの?
755無名草子さん:2012/02/12(日) 02:34:20.31
>>754
顔真っ赤だよ
756無名草子さん:2012/02/12(日) 02:39:06.72
馬鹿はすぐ煽りたがるよなぁ
757無名草子さん:2012/02/12(日) 02:40:27.42
その馬鹿の煽りにつられるなって
758無名草子さん:2012/02/12(日) 02:40:59.22
ブサメンの戦いは続く!
759無名草子さん:2012/02/12(日) 02:48:40.24
こいつの作品の主人公は毎回
冷めたインテリがいともたやすくいろんな女とやるからな
760無名草子さん:2012/02/12(日) 02:49:06.55
ブックオフおじさんの次はブサメンか
変なのばっか寄ってくるね
同一人物だったりして
761無名草子さん:2012/02/12(日) 02:50:05.68
>>759
それでブサメンに粘着されてんのかな
私、女だけど
キモイです
762無名草子さん:2012/02/12(日) 04:34:19.68
>>753
説明しないと分からないと言うことは説明しても分からないということだ 
763無名草子さん:2012/02/12(日) 09:31:25.96
>>762
やっぱり、出来ないんだね…
764無名草子さん:2012/02/12(日) 12:05:42.14
>>753
書いてある文章を自分なりにでさえ理解できず感覚だけを通して小説かなんかを捉えてるだけ
中身に何が書かれていたのかよくわからないまま字面だけ追ってたってこと
それは文学を読んだといえるのでしょうか
文学に限らず作品を干渉するためには様々な側面から見ていかないとその素晴らしさや良さを理解し咀嚼することはできません
そういうこと
765無名草子さん:2012/02/12(日) 14:22:55.71
>>764
他人が作品を読んでどのように感じ捉えているか、そこまで言い切ってしまうその根拠は?

それ以前に>>753の答えにはなってるとは言い難い
「資格と器量」のことについて尋ね、それについての「納得のいく説明」を求めてるのだが…
766無名草子さん:2012/02/12(日) 14:29:42.91
ねじまき鳥と1Q84 辺りをどこがどう面白いのか自分の言葉で説明できないなら、
それは理解できてないってことだよ。
音楽みたいとか夢見たいとか、抽象的な言葉ばかり。
つまり抽象的にしかその本を理解してない。
767無名草子さん:2012/02/12(日) 14:34:03.21
>>765
やれやれ
768無名草子さん:2012/02/12(日) 15:47:53.21
>>766
そこで1Q84とねじまき鳥を引き合いに出すのは何故?
自分の好みに合わないから?評論家の評価が低いから?ww
769無名草子さん:2012/02/12(日) 16:17:15.06
逆に>>766がお気に入りの村上春樹小説の、素晴らしい批評を聞かせてもらいたいね

結局>>753の質問には答えずじまいか
自分の発言にさえ「納得のいく説明」が出来ないのなら、下手に知った口を利かない方がいい
770無名草子さん:2012/02/12(日) 17:12:25.91
ヒント スルー
771無名草子さん:2012/02/12(日) 17:33:25.50
>>766
で、何が言いたいの?
772無名草子さん:2012/02/12(日) 17:37:38.22
>>769
ダンス・ダンス・ダンスはとてもいいよ。
なぜか。
最初から人が何人か死んでいくという恐怖を読者に持たせてサスペンス的要素を持たせているから。
あとは効果的な何度も出てくる台詞の「うまく踊らないといけないよ」とか言うのが何度も出てくるけれど、
これは読者、個人個人の人生に当てはめてみるとものすごくいい台詞になっていて、
それが物語り全体にものすごくいい効果を与えてる。
舞台もどんどん変るし、関わる人物もどんどん変る。
1Q84みたいに展開は遅くない。その逆でものすごく早い。
レトリックも資本主義に対するシニカルな目線で行われていて、
これもすばらしく効果的。

なんでいいか、何で悪いかはっきりと自分なりの主張はある。
村上春樹はミスレリー的なポストモダンで評価されてるけど、
ダンス・ダンス・ダンスはその頂点の中のひとつの作品だと思うよ。
773無名草子さん:2012/02/12(日) 17:41:57.78
春樹信者は議論の時は

説明しないと分からないと言うことは説明しても分からないということだ

という春樹先生の教義を信じて人の意見がわからないということは、いくら説明してもらってもわからないということを理解しようぜ。
774無名草子さん:2012/02/12(日) 18:36:04.46
>>773
信者にはその説明も分からないだろ
775無名草子さん:2012/02/12(日) 19:09:19.57
今夜のN響はシンフォニエッタですよー
776無名草子さん:2012/02/12(日) 19:35:53.54
顔真っ赤にしてる奴が一人いるね
777無名草子さん:2012/02/12(日) 19:36:06.31
今まで村上春樹を軽蔑してたけど「海辺のカフカ」を読んでからは見方が変わった。
年齢的には高校生ぐらいの内に読むべき作家だと思った。
778無名草子さん:2012/02/12(日) 19:46:37.20
>>777
高校生だと特に女は性描写がきつすぎてダメらしいよ。
779無名草子さん:2012/02/12(日) 19:57:41.02
今どきの高校生なんかあの程度の性描写、何とも思わないよ
780無名草子さん:2012/02/12(日) 20:06:04.96
いまどきの高校生なんて知らないくせに。しかも一括り。
781無名草子さん:2012/02/12(日) 20:06:24.56
>>779
それだけじゃなくて、ポルノとか軽蔑して読まないらしい。
エロ漫画とかと同じ風に見る人も入るみたい。
782無名草子さん:2012/02/12(日) 20:09:46.24
>>775
教えてくれてありがとう、楽しみ
あの曲聞くと、夜空に浮かぶ二つの月が目に浮かぶんだな
783無名草子さん:2012/02/12(日) 20:12:28.90
軽蔑とか関係なく読まないだろ。
男子も読まない。AV見る。
784無名草子さん:2012/02/12(日) 20:18:13.90
女の子はレディスコミックとかBLとか読むんじゃないの
785無名草子さん:2012/02/12(日) 20:20:57.30
『アフターダーク』今読んでるけど面白い。テレビドラマ風で。
786無名草子さん:2012/02/12(日) 20:22:23.23
親が読書家だと子も倣って本を読むようになったりするよね

高校生の子供さんがいる人にとって、親として子供に村上春樹はどうなんだろう
読ませたい作家に入るだろうか
787無名草子さん:2012/02/12(日) 20:22:39.90
いまどきの高校生で読書してる奴なんて限りなく少ないよ
788無名草子さん:2012/02/12(日) 20:29:03.15
若いやつは官能小説って知らないみたいだな
789無名草子さん:2012/02/12(日) 20:47:52.62
村上は社会主義者でもないけどな
あいつはチベットの坊主と同じだよ
790無名草子さん:2012/02/12(日) 20:52:25.92
http://ja.uncyclomedia.org/wiki/%E6%9D%91%E4%B8%8A%E6%98%A5%E6%A8%B9
これ誰が書いたのか知らないけど、ネタは無視していいとして、
全体の評価はこの人が書いたのに俺は同意するわ。
791無名草子さん:2012/02/12(日) 21:01:22.46
「アフターダーク」面白いよな、ちょっとシナリオ風なところもあるし

でも、もしあの話をそのままテレビドラマにしたら各方面から総スカンをくらいそう
読む人の心の画面に映し出されたとき、初めて生きてくる話だと思う

オープニングの大俯瞰からすかいらーくに降りてくるところ
鏡に残る残像
暴力の世界に生きる男と、ストレス社会に生き その男から探されているのにそれをしらない男との紙一重のすれちがい
朴訥だが誠実な青年
ラブホテルでのヒロインとそこの従業員(逃げる女)との会話
ラブホテルのおばさんのキャラがいいね
コンビニに捨てられた携帯から発せられる、呪いめいた脅しの言葉
癒しとよみがえりの朝日

おっと、シンフォニエッタが始まる
792無名草子さん:2012/02/12(日) 21:08:51.88
>>790
つまんない
センス無いね
793無名草子さん:2012/02/12(日) 21:10:58.62
シンフォニエッタは聴くべし
794無名草子さん:2012/02/12(日) 22:34:35.29
高校生が読んでるのって山田悠介レベルだぜ?
795無名草子さん:2012/02/12(日) 23:09:27.57
日本のベストセラーのレベルは…
796無名草子さん:2012/02/13(月) 11:07:20.64
>>791
今読み終えたよ。いやー俺的には今まで読んだ春樹作品の中では
一番面白かったし滅多に感動しない不感症の俺にしては感動らしき
ものもあった。小説を読んだって感じがした。俺のツボにはハマった。
無理に解釈して無理に面白がることもなく普通に楽しめた。
百合萌え場面があるのも良かった。あー良かった。
797無名草子さん:2012/02/13(月) 11:16:18.09
出だしがいいんだよな。文章がかっこいいし無駄もない。リズムがある。
ずっと気になってはいたんだがどうせ退屈だろうと思って躊躇してた。
あんまり期待せずに読んだのが成功だったな。
798無名草子さん:2012/02/13(月) 11:35:54.02
>>794
ワロタw
799無名草子さん:2012/02/13(月) 11:36:20.68
>>796
普段小説読まないんじゃなかったっけ?
あなたの言う小説って何?
800無名草子さん:2012/02/13(月) 11:38:51.32
アフターダークも1Q84もボロクソに言われてるわけだから、
個人で楽しむ分にはいいとして間違っても初めて読む人間とかに世界の終わり〜とかをすっ飛ばして勧めないでね。
その辺を考えて欲しいわ。
801無名草子さん:2012/02/13(月) 11:38:54.30
芥川賞取った綿矢だっけ?
あの子も大学ではヒッキーだったらしいし、
やっぱり普通の十代は本読まないね。
だから、読む子は凄く魅力的に映る。
802無名草子さん:2012/02/13(月) 11:39:43.98
>>800
どんな順番で薦めるのがいいかな?
803無名草子さん:2012/02/13(月) 11:41:17.92
>>799
昔はもっぱらSFかな。今はそれは全く読まなくなった。
最近は推理小説をポツポツ。子供の頃は江戸川乱歩の
少年探偵団が好きだったけど。純文学作品はめったに読まない。
804無名草子さん:2012/02/13(月) 11:46:56.66
>>800
俺と正反対だな。1Q84は読んでないけど。
『世界の終わり〜 』の良さは全くわからない。
805無名草子さん:2012/02/13(月) 11:50:40.28
>>802
純文学好きな人は初期3部作からダンス・ダンス・ダンスの時代ぐらいまでじゃない?
あとは短編。かえるくんとかは入門用に最適と思うよ。

それでいろいろ読みたいとか言うならねじまき鳥とか1Q84 もありだと思う。
あの分量読んでハズレと思ったらあまりにもかわいそうなので・・・・

>>803
そっか。
だから風の歌がダメなんだね。
806無名草子さん:2012/02/13(月) 11:54:33.80
>>805
俺を誰と思ってるかしらないけど『風の歌』はまあまあと思った。
807無名草子さん:2012/02/13(月) 11:57:42.10
>>800
キモい
808796:2012/02/13(月) 12:14:39.72
『アフターダーク』>『ねじまき鳥クロニクル』>『風の歌を聴け』>『世界の終わりと〜』

俺的順位はこんな感じかな。
まああんまり『風の歌』の順位も高くはないな。
「短いから許す」的な。

809無名草子さん:2012/02/13(月) 12:19:24.82
アフターダークそんな好きなんだ
ねじまき鳥で村上春樹にハマったから、俺も期待せずに読んでみようかな
810無名草子さん:2012/02/13(月) 12:33:44.87
短編はいらないだろ
星新一と比べてもお粗末すぎる
811無名草子さん:2012/02/13(月) 14:05:08.60
新聞の端っこに載っけてろって感じだわな
文化的雪かき的文章
812無名草子さん:2012/02/13(月) 14:21:22.87
むらはるは神秘主義者になったのですか?
813無名草子さん:2012/02/13(月) 14:40:51.66
https://twitter.com/#!/Murakami_Haruki/status/4304564540

これをすごいと思ってる信者さんすごいよね。
814無名草子さん:2012/02/13(月) 15:21:45.11
村上春樹 ねじまき鳥執筆
     ↓
評論家から意味不明とバッシング
     ↓
あわてて帳尻あわせに3巻を書く。
     ↓
これも意味不明
     ↓
村上春樹、海辺のカフカと1Q84で

説明しないと分からないと言うことは説明しても分からないということだ 
と書いて評論家にけんかを売る。

こういう感じなんだろうな。
815無名草子さん:2012/02/13(月) 15:23:58.48
>>808
何かここの通ぶってる人は、妙に自信満々で「風の歌」を薦めるけど
あれで無駄にダラダラ長かったらとても読めた代物じゃないよね

まあ小説に限らず、何に関しても初期の物をやたらありがたがる
人種っているけど、その類だろうと思ってる
816無名草子さん:2012/02/13(月) 15:26:37.57
>>815
小川洋子は春樹ヲタで風の歌イチオシだよ。
あと翻訳してる人も初期の作品と短編を押してる。
長編はマーケットを意識してかかれたものだとはっきり言ってるよ。
817無名草子さん:2012/02/13(月) 15:31:33.31
>>816
で?ww
818無名草子さん:2012/02/13(月) 16:49:07.01
>>815
良いこと言うなー
彼らのせいで村上春樹の評価が落ちるんだよね
819無名草子さん:2012/02/13(月) 16:52:49.21
アメリカではもう落ちまくりだろ。大暴落もいいところ。
820無名草子さん:2012/02/13(月) 16:56:18.40
みんなが結構、初期の作品を勧めるし
じゃあ自分も久しぶりに風の歌をと、ページを開いて

で、先日読み終わった

失われた女性・行方不明になる女性・いくつかの話が時には重なり合いながら語られていくスタイル
まるでそれ自体が物語のような美しい比喩・・・
わずか四行の悪夢の描写にあらわれる傷を負った大きな黒い鳥は、村上さんの中でカフカ君のカラスに発展するのか
処女作にはその作家のすべてが入っているとはよくぞ言ったもので
自分の勝手な思い込みをまじえつつ、あとの作品にも共通するような様々なモチーフを感じた

この作品にあって、現在の作品にないのは良くも悪くも「若さ」かなと
初めて風の歌を読んだ時の自分を思い出したりしたし
犬の漫才師DJの朗読&そのあとのDJには素直に感激しましたよ、ええ

でも処女作にはすべてが・・・と言っても
後期にあるような、プレモダン的な要素(平安時代の説話文学のような)
あちらの世界とこちらの世界をごく自然に行きつ戻りつしたり
この世ならざる者(カーネルサンダースやリトルピープルのような)が突然姿を現したり
は、やっぱり後の方でないと出てこないのかな
それとも自分が気が付いていないだけで、読む人が読んだらそれはそこにあるのだろうかと思っていたら

そうだった

偶然図書館で(ぷっ)見つけた村上本のサブテキスト「村上春樹イエローページ」加藤典洋著に
書いてあったのでびっくりした(有名な本らしいから読んだ人も多いかも)
それは・・・
821無名草子さん:2012/02/13(月) 17:01:15.09
>>819
アメリカの評価に興味無いし
むしろアメリカで評価されたら終わりだと思っている
822無名草子さん:2012/02/13(月) 17:07:31.46
>>820
ピンボールで双子とHしたり、
2作でもう村上ワールドだよ。
823無名草子さん:2012/02/13(月) 17:08:55.44
ま、自分がいいと思うものが(自分にとって)いいものなんじゃないでしょうか。
824無名草子さん:2012/02/13(月) 17:15:37.62
820つづき

未読の人は、くわしくはその本を読んでほしいんだが
加藤さんによれば、小説にうたわれている時間の枠にはあの物語が収まらないというところから始まって

キャラを同じくする四つの物語が同時進行・・・
さらに鼠は「嘘だと言ってくれないか」の言葉の後・・・
つまり三部作の鼠は・・・
DJの言葉は・・・

面白すぎます加藤さん、奥が深いぜ村上春樹・風の歌
この評論が現在どんなステータスにあるのか知らないけれど
自分は面白いほうが好きなので、加藤さんに一票

一読もいいかと思います
825無名草子さん:2012/02/13(月) 19:08:36.86
風の歌を聴けって文学作品として優れている部分もあるんだろうけど
いかんせん中二病っぽくて読んでるこっちが恥ずかしくなった
特にあの文体…陳腐なナルシズムが鼻について、個人的には駄目だったな
たまに鳥肌が立ってしまったほど

当時評価が真っ二つに割れたっていうのも分かる気がする
826無名草子さん:2012/02/13(月) 19:28:45.75
良い小説さ。自分にとってね。俺はね、自分に才能があるなんて思っちゃいないよ。し
かし少くとも、書くたびに自分自身が啓発されていくようなものじゃなくちゃ意味がない
と思うんだ。そうだろ?
827無名草子さん:2012/02/13(月) 19:38:29.95
クソワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

村上春樹的みずほ銀行  〜客の声を聴け〜
ttp://kanchigai.blog.shinobi.jp/Entry/1724/
828無名草子さん:2012/02/13(月) 19:41:14.54
>>825
僕は文学的にはどうということは無いけど、
当時あの文体やスタイルが新鮮だったんじゃないかと思うなぁ
829無名草子さん:2012/02/13(月) 19:45:43.22
文学(笑)
830無名草子さん:2012/02/13(月) 19:48:45.34
小学生の作文だって「文学」さ。皮肉でも何でもなく。
831無名草子さん:2012/02/13(月) 19:53:36.16
レスまで春樹ふうにすんなよwwかぶれすぎw
832無名草子さん:2012/02/13(月) 20:16:20.57
村上春樹も文学だろ。
1Q84も。

833無名草子さん:2012/02/13(月) 20:21:44.20
>>828
泣けてくるな。
当時は文体は新鮮でもなんでもなく翻訳文学かぶれすぎというのが当時の評価。

>>825
それは風の歌がそうなら、村上春樹の文学全体にもいえることだね。
文体なんてほとんど変ってないんだから。
834無名草子さん:2012/02/13(月) 20:21:53.11
例えば画家が絵を描く。
その絵が意味不明だから説明しろ言われる。
でも説明はできない。絵を見て感じてくれとしか。
そんな感じじゃないのか。
835無名草子さん:2012/02/13(月) 20:22:53.11
>>833
まあ確かに翻訳ものっぽい。それは最初読んだ時から思ってた。
836無名草子さん:2012/02/13(月) 20:29:07.15
初めての春樹だけど、

文学を工学的に解析しようとするから稚拙でグロテスクになるんだよ。
俺も初めは春樹のこと叩いたけど、今は夢中になっているよ。
何冊か読んで受け付けないなら合わないんだよ。
他の小説家を開拓した方が有意義だよ。
837無名草子さん:2012/02/13(月) 20:29:37.01
>>833
じゃあ文学性とやらが評価されたのか?それはなんだ?
俺には春樹のオリジナリティは文体しかわからない
838無名草子さん:2012/02/13(月) 20:34:40.32
文体も作品ごとに違うだろ
839無名草子さん:2012/02/13(月) 20:37:13.48
>>837
春樹のオリジナリティーは文体+超常現象かな。
840無名草子さん:2012/02/13(月) 20:38:00.36
>>837
評価してるのは一部の無能だけだよ
841無名草子さん:2012/02/13(月) 20:40:31.64
>>840
じゃあ有能な君はどういう小説を評価してるんだ。
ひとつでいいから挙げてくれ。読んでみるから。
842無名草子さん:2012/02/13(月) 20:47:59.66
>>837
春樹の文体にオリジナリティなんてないよ。
ストーリーにしても何にしてもアメリカの文学をうまく吸収して、自分なりにうまく話をつくるところがうまい。
レトリックに関してはアメリカ文学の影響と思うけど。
それが独特の比喩という風に評価されてる。
レトリックもうまく吸収して自分のものにしてる。
この辺は日本人の誰も真似できてない。評価されてるのはここだろう。
日本も資本主義の国になりアメリカ的になり、資本主義の時代にあって、
多くの人の共感を呼んだんだと思うよ。

あと初期の3部作に出てくる鼠はとあるアメリカ文学の影響だろう。
この辺と翻訳文学そのものの文体を大江健三郎に見透かされて芥川賞は受賞できなかったのではないかと思う。

と、いろいろあるけども村上春樹は間違いなく日本の文学ではトップクラスの実力を持つすばらしい作家だよ。
俺は春樹の作品は好きだけど必要以上に持ち上げて何が何でも神様!!みたいにやるのが気持ち悪いだけなんだよ。
ごめんな。すまない。
日本人では現存するなかで最高の作家の一人だよ。間違いなくね。

843無名草子さん:2012/02/13(月) 20:48:07.29
無能でもいいんだけど(貴方の評価に興味無い)、わざわざ無能のスレに来て説教するのがキモイです
村上春樹嫌いって女性にもてない中年男性のイメージしかありません
844無名草子さん:2012/02/13(月) 20:49:23.10
今の時代オリジナリティなんて無いんだよ。
何やったって何かのアレンジになるんだから。
オリジナリティが無いと批判している人って世界知らなすぎだと思う。
845無名草子さん:2012/02/13(月) 20:50:51.92
>>842
まあ俺もトップクラスかどうかはよくわからないけどな
純文学作家の中では売れてる作家だとは思う
846無名草子さん:2012/02/13(月) 20:57:51.70
有能な人は大江健三郎とか読むのかな。
そんなの苦行だろ。読んだことないから想像だけど。
847無名草子さん:2012/02/13(月) 20:58:10.92
>>俺は春樹の作品は好きだけど必要以上に持ち上げて何が何でも神様!!みたいにやるのが気持ち悪いだけなんだよ。

お前の感想とか感情に宇宙は興味無いことに気付こうや。
848無名草子さん:2012/02/13(月) 21:18:17.02
ヴォネガットを知るまでは楽しく読めた
849無名草子さん:2012/02/13(月) 21:20:19.50
>>841
大江や川端読んでみろよ。
村上なんて小学生が書いた文に見えるようになるぞ。
850無名草子さん:2012/02/13(月) 21:30:38.02
すいません、今バタークリームみたいに濡れてるんですがどうすれば?
851無名草子さん:2012/02/13(月) 21:37:59.87
大江や川端(笑
やっぱ中年男性か
852無名草子さん:2012/02/13(月) 22:00:03.95
>>849
大江や川端と比べたら村上もかわいそうだよ。
それは陸上競技で、
大人代表と小学生代表が競うようなもんだよw
853無名草子さん:2012/02/13(月) 22:00:55.54
大江健三郎は俺はあんまり好きじゃないわ。
とにかく読みにくい。
村上春樹のほうが面白いし好きだね。
854無名草子さん:2012/02/13(月) 22:04:51.76
大江健三郎読むんだったら頑張って数学か物理の教科書でも読む
855無名草子さん:2012/02/13(月) 22:05:28.78
大江健三郎はノーベル文学賞取れたけど、村上春樹みたいなスケールの大きい作品はない。
856無名草子さん:2012/02/13(月) 22:10:08.30
>>852
× 陸上競技
○ ゲートボール


解った?おじさんw
857無名草子さん:2012/02/13(月) 22:11:22.39
結局、村上春樹アンチって、大江とか川端なわけね(苦笑
そりゃ理解できないだろうね。
私、女だけどキモイですww
858無名草子さん:2012/02/13(月) 22:11:22.86
平日昼間から自演連投粘着する中年の文学観なんて一切興味ないね

しかも結局は一部の批評家におんぶにだっこ(笑)
859無名草子さん:2012/02/13(月) 22:13:24.34
村上春樹嫌いって、かつて「携帯を持った猿」を読んで安心してたような人達でしょ。
今じゃ、携帯持っていない方が猿だけど。
「ネットは悪」とか「ルーズソックスは許せない」とか言ってた人達。

口臭いんで大江スレに行って下さいね。
860無名草子さん:2012/02/13(月) 22:16:23.06
>>858
同意。
この世で「もてない中年」の説教ほど見苦しいものはない。
861無名草子さん:2012/02/13(月) 22:18:06.60
アンチって口臭そう。
舌を磨く発想すらなさそう。
ガニ股で油ギッシュ禿ってイメージがある。
キモイ。
862無名草子さん:2012/02/13(月) 22:19:19.01
中年オヤジが大江片手に女に説教してキモがられているスレはここですか?
863無名草子さん:2012/02/13(月) 22:20:52.55
単にノーベル賞作家挙げただけなんじゃないの。
本当に自分がいいと思ってあげたのか怪しい。
864無名草子さん:2012/02/13(月) 22:20:56.97
口だけでなく足も臭いでしょww
何よりも平日の昼間っからずっと粘着しているのがキツイw
無職のブックオフおじさんじゃないの?
865無名草子さん:2012/02/13(月) 22:22:17.63
村上春樹の小説を求めて十代をかき分けてブックオフに行く中年。
そのくせ昼間から2ちゃんの村上春樹スレに粘着して説教ですか。
終わってますね。
866無名草子さん:2012/02/13(月) 22:23:43.21
>>863
そんな感じだろうね。
多分、ケチつけるのは簡単だけどケチつけられないのは難しいので、
本人としては無難なの選んだつもりなんだと思う。
ただセンスが口の臭いオヤジだったので、こんな結果になった。
867無名草子さん:2012/02/13(月) 22:25:44.12
端から見ればどっちも気持ち悪いわ
868無名草子さん:2012/02/13(月) 22:31:26.75
まともに会話できればいいんだけど、
そういうのはほとんど無理だからね。
批評=誹謗中傷と思って怒る人もいるし、ブックオフの人みたいなのもいるわけだしw
869無名草子さん:2012/02/14(火) 12:58:32.94
お前ら作品の話しろよ
870無名草子さん:2012/02/14(火) 14:54:41.67
そろそろアフターダークくらいの長さの小説書いてるときだと思うけど、
そういう話ってエッセイでもなんにも書いてないの?
871無名草子さん:2012/02/14(火) 15:18:11.18
>>870
ないね(自分が知る限り)
読みたいね

3・11後の村上春樹小説を読みたい
872無名草子さん:2012/02/14(火) 15:46:52.57
さっきから『1973年のピンボール』を読みはじめたんだけど、
これも中々面白そうだな。わくわく感あり。ピンボールの説明がいい。
『風の歌を聴け』からかなりパワーアップしてるな。
主人公の家にいつの間にか双子の女の子が転がり込んで
同棲してるのはラノベ的パラダイス?
873無名草子さん:2012/02/14(火) 15:48:32.53
>>872
その次の羊をめぐる冒険を読むと痺れまくるよ
874無名草子さん:2012/02/14(火) 15:50:14.66
>>872
その辺から村上ワールドが始まるって予感がする。
胎動期といってもいい作品。
875無名草子さん:2012/02/14(火) 16:46:50.52
>>871
工作ではありません
犯罪性のある書き込みをチェックし犯行を未然に防ぐのが業務です
基本的には読むだけ(というか熟練すれば一瞥するだけで充分判ります)ですが
事実と異なる中傷などを見掛けた場合はその場で情報の訂正を行う事もあります
876無名草子さん:2012/02/14(火) 16:50:29.36
誤爆?
877無名草子さん:2012/02/14(火) 17:10:41.64
>>870
雑文集に 今は小説と小説の合間の農閑期
って言ってたよ。2011年の一月に。
878無名草子さん:2012/02/14(火) 17:44:01.87
2011年7月までは、小澤征爾さんと音楽について話をしたり
バット・ビューティフルの翻訳をしたりしてたんでしょう。

書いてたとしても短編じゃないかな。
879無名草子さん:2012/02/14(火) 18:39:12.04
フィッツジェラルド後期の短編集、グレイスペイリーの短編集も訳していることだろう
どっちも楽しみ
880無名草子さん:2012/02/14(火) 19:48:08.43
>>872
奇遇だが、おれも風の歌につづき「ピンボール」再読始めた
やっぱりいいね

昨日、N饗のシンフォニエッタを録画で聞いたけど
お客さんの結構な数は1Q84のあれこれを思い描いたかなと勝手に妄想
打楽器奏者を観ながら、天吾が学生時代に学オケの助っ人をやったことを思い出した

小澤指揮・サイトウキネンオーケストラならもっとお客さん呼べそうだな
881無名草子さん:2012/02/14(火) 20:05:33.89
>>875の謎の書き込みが気になる(;゚д゚)
882無名草子さん:2012/02/14(火) 23:51:13.88
このスレ見て女だけは敵に回しちゃ駄目だと思ったw
883無名草子さん:2012/02/15(水) 06:33:25.00
>>872
ピンボール、1973いいよね!
884無名草子さん:2012/02/15(水) 10:25:57.56
この双子はこれもまた一種の超常現象だな。
この、こんなことありえねーこんなやついねーよ的な感じは。
今時のアニメに出てきそう。
885無名草子さん:2012/02/15(水) 10:34:40.46
この辺から春樹ワールドが始まったんだよ。
俺は好きだよ。
886無名草子さん:2012/02/15(水) 10:59:03.47
上の方で村上春樹嫌いは女にモテないってあったけど、むしろ逆だと思ってた

実践でバリバリ恋愛してるモテ男はむしろ村上龍読んでんじゃないの
887無名草子さん:2012/02/15(水) 11:07:31.68
>>886
ないないw
888無名草子さん:2012/02/15(水) 12:13:10.67
>>884
双子とかユキ辺りなんかは昨今の萌え系アニメ的でもあって、一部の作品では
冴えない主人公の男がそういうキャラの女の子に、明確な理由無く好かれるという
キモオタの妄想を具現化したような要素がふんだんに盛り込まれてるでしょ

そういうところから、村上春樹の文学はラノベだとか2chの一部の人に言われちゃう訳で…

それを村上春樹ワールドと言って楽しめる人と、「はあ?んなことあるわけねーだろ」
となる人とがいるんじゃないかな
889無名草子さん:2012/02/15(水) 13:02:13.59
>>886
村上龍は春樹よりだいぶ落ちるよw
そもそも小説書く人なんてリア充じゃない人がほとんどでひねくれてるんだから、
小説好きでモテル様な境遇の人なんてほぼいない。
いるとすれば勘違いしてる人ぐらいw
890無名草子さん:2012/02/15(水) 13:14:57.86
ドストエフスキー 癲癇もちでシベリアに拘留されてころされかける
トルストイ   同じく癲癇もち
ヘッセ   子供のころ自殺未遂してエリートの神学校を飛び出す
夏目漱石 両親には育てられなかった
ジョイス 文学を書いてもぜんぜん相手にされなくてやっと日の目を見る。
プルースト ゲイ

だいたいリア充の文学者も作曲家もだいたい大成してない。
作曲家はメンデルスゾーンだけ。
891無名草子さん:2012/02/15(水) 13:17:56.91
>>888
もてない男に言うと、若い少女は基本的に可愛いよ。
892無名草子さん:2012/02/15(水) 14:26:51.96
>>888
まあ元々俺は非現実的な話のほうが好きだしな。
ともかく最後まで読むよ。まだ半分も行ってない。
893無名草子さん:2012/02/15(水) 15:59:02.76
村上春樹の女の書き方がどうも好きになれなくて困ってる
女から勝手に好意を寄せてきてくれるところも

それさえなければ最高なのに…だからそこにだけ目を瞑って読んでいる

しかし村上春樹の小説からそれを取ったら何が残るのだろう
894無名草子さん:2012/02/15(水) 16:09:49.84
ブックオフおじたんを見て、自分も地元の古本屋で買ってきた。
100円と230円と220円と270円だった。
安い(゜∀゜;ノ)ノ
癖になりそうw
895無名草子さん:2012/02/15(水) 16:25:48.49
>>893
春樹がモテ男だからそういう女性観になったとか
でもアフターダークのマリはそんな感じじゃないな
896無名草子さん:2012/02/15(水) 16:53:57.57
『アフターダーク』だと逆に男(高橋)から勝手にマリに好意を寄せてくる。
まあマリは姉が超絶美人だからそれなりに可愛いという設定だが。
ということは男の主人公も実はイケメンって隠し設定してるとかw
897無名草子さん:2012/02/15(水) 17:14:36.37
キキも男からアプローチしてたよ。
しかも、すぐにいなくなるしw
898無名草子さん:2012/02/15(水) 18:55:18.73
でも美人とは限らないからなあ…そこが問題だ
899無名草子さん:2012/02/15(水) 19:02:08.68
>>898
そこが良いんだよ。
「局地的な特定の女性たち」にもてると描写している。
これって村上春樹の事なんだよ。
ただの不細工でも、文学少女から見れば抱かれたくなるもの。
村上春樹は、かなり女性的な性描写を描く。
男性から見れば「ケッw そんなのあるかよw」と思っても、
渡辺淳一みたいに本当の事(女の雌の本質)を書いたりはしない。
それすると女は拒絶するよ。本質はあくまでもベッドの上限定の話だから。
村上春樹は秋元康(彼も著書では人生の快楽は処女を飼うか女王様に飼われるかの二つしかない、
なんて本音は絶対に書かないw)と同じでそれを知っている。
だから女性にもてる。
俺だって、女を抱く時に「俺たちはこうなるべきだったんだよ。解るだろ?」と言ったことあるよ。
チンポカチコチでも村上春樹っぽく言えば、ガードの固い文学少女は股開いたし、
喘ぎまくったよw
900無名草子さん:2012/02/15(水) 19:22:39.88
登場人物の女の子は文学少女じゃねーだろw
901無名草子さん:2012/02/15(水) 19:38:10.46
>>899
ヤバいキモい、キモすぎる
902無名草子さん:2012/02/15(水) 19:51:19.82
>>899
そのセリフで股開いたんじゃないだろ
903無名草子さん:2012/02/15(水) 19:52:08.36
というか股開くとか下品過ぎるのでやめてください
904無名草子さん:2012/02/15(水) 19:53:15.21
>>899
結局、好んで読むところ、関心があるところはは性描写だけなのか・・・
905無名草子さん:2012/02/15(水) 20:06:35.66
メッチャ釣れたけど、男は金(性欲処理)で女は宝石(ムード)なんだよ。
これアメリカのノンフィクションナンパ本の受け売りだけどね。
やっぱり女性は、マンコぐしょ濡れで「女の子」として「お姫様」として扱って欲しいんだよ。
俺は18歳の時に23歳の女性と付き合っていた事があったけど、
ラブホに入る時に、彼女は俺の手を握りながら俺の背中を押して後ろを付いてくる様にしてた。

今なら、年上とは言え女の子、お姫様なんだから、男の手を引いて先陣を切ってラブホに入りたくたなったのだと解る。
当初はポカーンとしてたけどw
例えベッドの上でアナルにペニスをぶち込まれて喘ぎまくるとしても、女ってそういうものだよ。
その淑女と娼婦のギャップが魅力的でもある。
村上春樹嫌いって女に貧しいのだと思う。
906無名草子さん:2012/02/15(水) 20:27:03.16
以上童貞のまま40代に突入したおじさんの妄想でした
907無名草子さん:2012/02/15(水) 20:32:32.10
>>905
ヤバいキモい、キモすぎる
908無名草子さん:2012/02/15(水) 20:36:06.06
うーん、マジの話なんだけど、ここ処女と童貞多いのかな?w
909無名草子さん:2012/02/15(水) 20:37:57.33
よく、春樹はナルシストみたいでキモいといわれるけど、ここに本人がいるとわな・・・・・
910無名草子さん:2012/02/15(水) 20:45:23.52
春樹本人も春樹好きもモテるという、信者の都合のいい脳内変換こわい
911無名草子さん:2012/02/15(水) 21:12:08.32
うさ。ただの下品なやりちん自慢。
912無名草子さん:2012/02/16(木) 00:33:01.81
中学から高校くらいまで春樹にハマり、全部読み
(村上龍との対談まで手に入れたといえば、どれくらいの全部か分かってもらえるだろう)
アフターダーク以降ほとんど興味がなくなり、それでも一応新作は読んでる俺が
たまたま村上春樹スレを見つけたから書置きする

1Q84は完結してない。尻切れ。早くブック0を出してくれ。伏線を消化してくれ

小澤との対談つまんない。噛み合ってない。
これに限らず80年代から90年代頃の対話を2005年頃に読んだ俺だが
あぁ、80年代ってこういう話題とか話し方が好まれてたんだなぁ、勉強になるわーと思ってたら
10年代に入ってもまったく同じ話し方で、すごい違和感。
実際にこんな話し方する人いるのかよと引いた。
amazonのレビューで低評価してる人の文章が一番的確だった。ひどいできだ

村上ラヂオ2もあまり面白くなかった。深みがない。

春樹はするめクラブみたいな企画ものやエッセーが一番面白いよ。
対談ものは河合ハヤオとの本みててもつくづく思ったけど、
彼は対談ができない人なんだよ。
その対談ができないところが小説にも現れてるし、
爆笑の太田が批判してたのはそれと同じことだと思うよ

河合さんの息子(京大の俊雄教授)の分析本は良かった。1q84より面白い
彼も対談が苦手のようだから、おそらく春樹と知り合いではあるかもしれないが
いつか対談してもたいした本にはならないだろうな・・・
913無名草子さん:2012/02/16(木) 01:35:13.66
>>911
どんなに粋がっても、女はチンポが無いと寂しくて生きていけない生き物だよ?
914無名草子さん:2012/02/16(木) 02:14:10.12
俺も2月14日に本命チョコレートをもらって、
家に誘ってみったら向こうからやりたくて仕方がない
モーションをかけてきたよ。
本当に女って生き物はちんぽが好きなんだなと。
しかも処女だったわけだ。
俺がパンツを脱いだらちんぽにむしゃぶりついてきたよ。
処女でもこれだけちんぽ好きなのに非処女だったら
どれだけちんぽ好きなんだろうね。
915無名草子さん:2012/02/16(木) 03:21:27.90
村上 「特殊能力と言ってはなんだけど、何かの複雑な総体を、あるいは
    入り組んだひとつの概念を、精密写真を写すみたいに、そっくり同時
    的に取り込んでしまえる能力を持った人っているんですよね。
    小澤さんの場合は、音楽的にそれに似たことをしているようなところ
    があるかもしれない。論理的にあれこれ理解するんじゃなくて」
小澤 「そういうんじゃないね、ぜんぜん。 じっと楽譜を見ているとね、
    音楽が自然にすっと身体に入ってきます」

春樹は理屈っぽいよな・・・・・
916無名草子さん:2012/02/16(木) 05:22:09.94
>>915
偏屈だしかっこつけだけど、
文学家や詩人なら話は合ってたかもしれない。
それにしてもねちっこい表現だ。
人によっては生理的に受け付けない文体だろうな
80年代くらいまではありだったのかもしれないが、
今の時代ではもう通用しない文体だ。日本人だからこそ分かることだがな。
世界の読者はこれからも「おそらく翻訳者の問題」として処理し、気づかないまま


小澤さんが音楽の野生児のような人だから
噛み合わないのもある。正反対の二人。
対談になるわけがない。

村上春樹はその閉鎖性と自己完結性によって、
対談はダメだし、小説も「そんな喋り方と考え方する人がどこにいるんだよ!」という
世界観を全否定する批判が絶えないが、
その自己完結性ゆえにエッセーが独創的で面白いのだと思う。

ハルキを全て読み、それからあらゆる文学や人文科学に目を通した私が
今でももう一度読みたいものがあるとすれば彼の一連のエッセーや旅行記くらいだ。
917無名草子さん:2012/02/16(木) 08:21:39.50
ふーん
918無名草子さん:2012/02/16(木) 09:16:59.06
音楽を普通は春樹みたいに理屈では捕らえないんだよな。
音楽って理屈抜きで気持ちいいものだから、春樹の言ってることが小沢さんにはなんだこれ?
という風になってしまうんだろう。
理屈をこねくり回すのが得意なのもわかる。
919無名草子さん:2012/02/16(木) 11:01:47.48
>>917
しゃぶれよ
920無名草子さん:2012/02/16(木) 11:22:19.49
ピンボール再読の途中だが読ませるね、やっぱり

風の歌の時より文章に深みがでて読んでいて気持ちがいい
犬を待っているときの無人駅(と、そのあたりの風景)の描写が好き
「井戸」は風の歌につづいて出てくるんだな

1Q84 BOOK3で、牛河が使いの美少女に会うくだりがあったが
なぜか、彼女にピンボールの双子208・209を連想したことを思い出した

僕と208・209の双子の立ち位置って
なんとなく1Q84の天吾・ふかえり、ねじまき鳥の僕・笠原メイの関係を思わせるな
921無名草子さん:2012/02/16(木) 11:40:37.79
普通に羊をめぐる冒険の方が面白いんだが
922無名草子さん:2012/02/16(木) 12:12:41.64
うん、順に読んで 普通に 作風の変化や共通するモチーフなどを楽しんでいるのだ
次に再読する羊がとても楽しみである
923無名草子さん:2012/02/16(木) 12:35:33.06
『ピンボール』、だいたい2/3まで読み終わった。
過去と現在、「僕」と「鼠」をピンボールのように行ったり来たり。
最初の方のピンボールの記述もかっこいいけど
「僕」が憑かれたようにピンボールをプレイする場面もかっこいいな。
ここが多分クライマックスなんじゃないか。
相変わらず〇〇がなぜ死んだのかは謎だが。そのことに負い目を感じてる。
双子はまるでペットみたいだな。猫が人間に化けてるんだろ。勝手にそう思っとく。
924無名草子さん:2012/02/16(木) 12:48:02.31
>>912>>916
なかなか鋭いね
実に興味深い

春樹本人には全く興味が湧かないからエッセイはスルーしてたけど、今度読んでみることにする
925無名草子さん:2012/02/16(木) 15:32:06.81
>>915
結局同じ事を言ってるような気もするな。
春樹は職業病でついそういう表現しちゃうんだろ。
で小澤はそういう回りくどい表現にイラッとしちゃうと。
926無名草子さん:2012/02/16(木) 16:10:43.23
>>915
小澤、春樹全力否定ワロタw
927無名草子さん:2012/02/16(木) 16:41:42.72
回りくどいというか、英語かぶれのせいかやたら横文字の言い回しを好むよな。
一般人が普段使わないような表現だから、その意味を飲み込むのに時間がかかる。
たとえばコミットメント、デタッチメントというようなさ。
928無名草子さん:2012/02/16(木) 17:40:05.73
『ピンボール』読み終わった。
俺がクライマックスだと思った場面から後、
ピンボールを巡って怒涛のwktk展開があった。
本当のクライマックスはそこにあった。
「僕」は彼女と再開した。死のように冷たい倉庫は黄泉の国。
ピンボールとの会話は直子との会話のようでもあった。
振り返らなかったのはオルフェウスのように冥府から
無事に帰還するためか。双子は最後まで謎だった。
929無名草子さん:2012/02/16(木) 18:46:51.01
>>928
ポンボールの最後の展開でワクテカしたなら、
羊は初めから最後まで痺れっぱなしになると思うから早く嫁。
930無名草子さん:2012/02/16(木) 18:53:56.26
ポンボールwwwwwwwwwww

やれやれ、僕はクソワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
931無名草子さん:2012/02/16(木) 19:05:34.41
小澤さんが宇多田ヒカル知らなかったり、
文章にもリズムがあるなんて考えたこと無かったってのは、
よんでて面白かった。
932無名草子さん:2012/02/16(木) 19:10:20.54
>>929
なんか知らんがワクテカしたな。羊も近日中に読んでみる。
933無名草子さん:2012/02/16(木) 19:14:09.71
>>932
ポンポールより痺れると思う。
始まりからビリビリ来るし、中弛みが無い。
そして、ラストの鼠が「話してもいいかな?」以降は途中で読むのやめられなくなる。
マジお奨め。
934無名草子さん:2012/02/16(木) 19:35:35.04
>>933
まあ過度に期待せずに読んでみるよ。
最後ワクテカしたのもそれまでが退屈すぎたってせいもあるだろうからw
でもピンボールが絡むところは全部良かったな。俺の琴線には触れた。
935無名草子さん:2012/02/16(木) 20:54:35.98
ピンボールは出オチ
936無名草子さん:2012/02/16(木) 21:13:55.03
え?と思って、これから<僕>と直子の物語が始まるのかと思ったら全然違ったなw
937無名草子さん:2012/02/16(木) 21:17:00.95
あんな双子、僕の部屋にも現れて欲しい
938無名草子さん:2012/02/16(木) 21:18:56.69
寒いしな。ふたごに挟まれて眠りたい。
939無名草子さん:2012/02/16(木) 21:21:22.19
あの配電盤は何だったんだろうな
940無名草子さん:2012/02/16(木) 21:23:14.02
>>939
ダンス読んでもイマイチ解らなかった。
配電盤っぽいことは言ってたけど。
話変わるけど、俺はユミヨシさんが好き(*^o^*)
941無名草子さん:2012/02/16(木) 22:12:43.97
>>940
僕は笠松メイが好きかな
942無名草子さん:2012/02/16(木) 23:14:39.82
ふかえりと、若い時の佐伯さん、島本さん
943無名草子さん:2012/02/16(木) 23:49:05.04
笠原メイ、なかたさん、カフカに出てくる数々の猫
そして緑
944無名草子さん:2012/02/17(金) 01:40:51.68
>>933
わかるわかる
945無名草子さん:2012/02/17(金) 01:43:19.18
「才能をコントロールするのも才能のうちなんですけどね」というようなことを書いていたのは
何の本でしたっけ?
読者メールだったか?
ブレット・イーストン・エリスのことを書いた時だったか?
946無名草子さん:2012/02/17(金) 01:53:21.90
読者メールで見たよ
947無名草子さん:2012/02/17(金) 07:24:12.69
俺と同じようにもっぱら娯楽小説しか読まない人間が
『1973年のピンボール』を楽しめるかもしれない読み方を考えた。
まず期待してはいけない。純文学とは基本的に退屈なものなのだ。
次に主人公「僕」はかつて直子という女性を愛していたが、
彼女は死んでしまったということを念頭においておく。
なぜ死んだのかは読者には知らされない。
「僕」はほとんど表には出さないが直子のことを引きずっている。
そして13、15、17、20、21、22、25章だけを読む。
なんなら13と25も省いていいかも知れない。
948無名草子さん:2012/02/17(金) 08:36:57.53
ピンボールは似たような体験したことある人同士が共感するような小説だよ。
そこがすばらしい。
949無名草子さん:2012/02/17(金) 08:38:33.73
>>928
クライマックスと思ったのはお葬式のシーンかな?
短編集「パン屋再襲撃」を読むと双子についていいことあるかもしれない
>>933
わかるわかる
950無名草子さん:2012/02/17(金) 08:40:11.72
>>948
鼠の話のほう?
ああいう悶々とした気持ちは体験したことがあるけどね。
で?っていう感じで。
文章が味わい深いというのはわかる気がする。
深夜、心から雑念が消えてる時に読んだほうがいいかもな。
951無名草子さん:2012/02/17(金) 08:44:06.62
>>949
そうか。パン屋襲撃も読んでみるよ。
952無名草子さん:2012/02/17(金) 09:32:05.18
>>949
なるほどな。あれは葬式なのかな。クライマックスだと思った。
ちょうど墓標のようにピンボールが並んでる。
ピンボールと対話しているようで直子とも対話している気がした。
倉庫の描写は地底の冥界っぽいなと思った。
倉庫から出る時に振り返らないのを強調してるのも冥界を暗示してるのかなと。
家に帰ってからも身体から冷気がなかなか抜けないし。
953無名草子さん:2012/02/17(金) 09:42:33.46
ピンボールみたいなポップな作品が冥界だとかそんな解釈になるんだよ。
ピンボールは青春の思い出というもののメタファーで、
青春の思い出は意味がないけど、大事だし、忘れられないよねってはなしだろ。

やれやれ、僕は偏頭痛がした。
954無名草子さん:2012/02/17(金) 10:01:14.33
>>953
まあ22章を読んでみろよ。
とにかく冷気に満ちて、死の匂いがプンプンしてる。

「永遠にここから出られないのではないかという恐怖が僕を捉え、」
「それは象の墓場のようにも見えた。」
「何ひとつピクリとも動かない。七十八の死と七十八の沈黙。」
「寒い。そしてやはり死んだ鶏の匂いがする。」
「階段の下はもっと寒い。それでも汗が出た。嫌な汗だ。」
「僕はこんな風に彼女と会いたくはなかった。」
「あまり長くいない方がいいわ。あなたにはきっと寒すぎる。」
955無名草子さん:2012/02/17(金) 10:03:55.69
千と千尋のクライマックスも振り返るな言われてたね
956無名草子さん:2012/02/17(金) 10:11:36.89
>>954
それは青春がもう墓場に葬られて過去になったということの表現じゃないかな。
俺の青春はもう墓場にいってしまったみたいな気持ち。
ノルウェイとかと無理に関連付けることないと思うよ。
ピンボールはこれが最高傑作という人もいるぐらいだし。
957無名草子さん:2012/02/17(金) 10:13:16.87
>>956
ノルウェイは読んだこと無い。
958無名草子さん:2012/02/17(金) 10:18:54.49
上のほうでノルウェイとかと関連付けてる人がいたからおなじ人かと思った。
失礼。
ピンボールはメタファーとしてよく機能してると本当に思うな。
この作品はポップで感傷的な村上ワールドの導入と思う。
特に双子ね。
959無名草子さん:2012/02/17(金) 10:47:31.09
双子が一番いらない

双子に挟まれたいなグヘへっていう春樹の俗っぽい妄想からきてるものだから
960無名草子さん:2012/02/17(金) 10:50:03.50
いまの読者はいろんな本を読んでよっぽどおもしろくないと飛びつかないだろうから、
こういう設定をするのはそれはそれでいいと思うけど。
文句言う作家はそういうのが嫌いなのか出来ないからなのか。
961無名草子さん:2012/02/17(金) 10:51:01.21
まあ俺の見方が絶対だと主張するつもりはさらさらないけど・・・
ピンボール倉庫を出て家に帰った後
「僕はひどく青ざめた顔をして体中から冷凍の鶏の匂いをさせていた。」
「三十分ばかり熱い湯に入っていたが、それでも体の芯まで染み込んだ冷気は落ちなかった。」
冷気は死のメタファーだろ。ほろ苦い感傷に浸ってきただけにしては
ちょっとハードすぎるような気がした。で、死者の国に行き死者に会い
帰ってきたんじゃないかなと思った。
962無名草子さん:2012/02/17(金) 10:55:39.38
>>961
あんたの読み方私は好きだよ
963無名草子さん:2012/02/17(金) 10:56:40.36
死んだのはピンボールに熱中してた若いころの僕でしょう。
964無名草子さん:2012/02/17(金) 12:33:31.61
ピンボールに熱中するのは直子が死んだあとなんだ。
ピンボールへの執着は直子への執着のメタファーかもしれない。
一旦表面では忘れたようでも時を経てまたぶり返す。
そして最後の再会でやっと決別できる。穏やかな思い出に変わる。
965無名草子さん:2012/02/17(金) 13:02:31.19
というかピンボール=直子でいいような気がしてきた。勝手にそう思っとく。
966無名草子さん:2012/02/17(金) 14:39:23.77
勝手にそう思っとく。やれやれ。
967無名草子さん:2012/02/17(金) 15:04:15.58
>>966
じゃあ「勝手にそう思っとく」は取り消しだ。
968無名草子さん:2012/02/17(金) 17:20:50.14
ピンボールは<鼠>と<僕>の話は全く独立してるよな
分離してもいいくらいだ
969無名草子さん:2012/02/17(金) 17:29:15.50
でも分離しちゃうと<鼠>の話だけだとやり切れなく
<僕>の話だけだと物足りないかも知れない
970無名草子さん:2012/02/17(金) 18:33:01.08
田村カフカってただの熟女好きやん
おばはんに筆おろししてもろてな

じっさいに15歳の時50過ぎの熟女とセックスする
気にはならんよね
971無名草子さん:2012/02/17(金) 18:50:53.05
>>970
そうかあ?
15歳の方がするかもよ。
20歳超えた方がしなくなると思う。
15歳くらいの時ってチンポ猛りまくってるからな。
972無名草子さん:2012/02/17(金) 18:55:10.83
自分が15歳だった頃思い出すと、やれるな
973無名草子さん:2012/02/17(金) 19:27:33.53
いい年になって青春はどっか行ったって…当たりまえだろ!ww
974無名草子さん:2012/02/17(金) 19:52:25.03
佐伯さんなら50過ぎでもイケる!
975無名草子さん:2012/02/17(金) 20:08:03.19
ふかえりファンの俺が通りますよ
976無名草子さん:2012/02/17(金) 20:47:19.92
村上作品キャラでだれとやりたいか

岡田クミコかな
いろんな体位ではめまくりたい


977無名草子さん:2012/02/17(金) 21:21:31.04
お歳暮の女の子
978無名草子さん:2012/02/17(金) 21:24:00.06
10代の頃は俺もそうだったが

20代以降はもう、村上春樹作品や本人のコメントにあるような
性欲旺盛さは理解できない。
大人になって結婚してもそれでも性欲は必要なだけある、っていうの
ほんと理解できない。そんないいもんでもないだろ?
ただの夫婦生活の義務だよ。当然ながら家の外でもする気にはならんよ

979無名草子さん:2012/02/17(金) 22:13:36.11
二十代で性欲なくなるのは早すぎないか
980無名草子さん:2012/02/17(金) 22:30:07.91
いつもの釣りだろ
ほっとけ
981無名草子さん:2012/02/17(金) 22:31:44.84
小説の中の世界と、現実を混同してはまずいのではないか?

性は人間にとって無視できない大切なものだが
欲望や求めるもの、価値観はそれぞれ違うし生き方も違うし

だから小説を読んだりして、違う生き方や、共感できるものの考え方に触れて楽しんだりするんだと思う
982無名草子さん:2012/02/17(金) 22:53:41.50
初めての春樹だけど、

今アフターダークを読んでいる。初めっから面白い!
引き続き読むので失礼する。
983無名草子さん:2012/02/17(金) 23:06:08.21
>>981
そうそう
違う生き方考え方に触れるのを楽しんでることってかなりあるよね
984無名草子さん:2012/02/18(土) 02:51:08.69
違う生き方や考えは普通に生きていればいくらでも出会えるけれど
その人がどうやって世界を切り取ってるのかを知るには小説や随筆を読む以外にあまり手はないと思う
985無名草子さん:2012/02/18(土) 05:50:37.58
今思い出したけど『アフターダーク』の高橋のモットーは
「ゆっくり歩け、たっぷり水を飲め」なんだが、
『1973年のピンボール』でもジェイが同じことを言ってた。
986無名草子さん:2012/02/18(土) 05:58:40.06
え、やっぱり性欲ってみんなけっこうあるの?
春樹作品の性欲旺盛さは異常じゃないかと思ってたら
逆に俺が無いだけ?
987無名草子さん:2012/02/18(土) 06:05:13.27
>>986
性欲は40代前半までは普通にあったな。
女には不自由してたが。
しょっちゅうデリヘル呼んだりオナニーしてた。
50近くなった今はあんまりないな。ゼロではないが。
多分嫁さんがいるかどうかの違いもあるんじゃないか。
私は30代の一時期に結婚していたがその間はセックス三昧だった。
別れて半年から1年は何故か性欲はそれほど無かった。
988無名草子さん:2012/02/18(土) 06:11:51.89
仕事が大変かどうかもあるだろうな。
私の父は小さな会社を経営していて子供の頃
家にいるのを見たことがなかった。
母が言うにはかなり淡白だったらしい。
私の友人の中にも淡白なやつはいるし
逆に絶倫なやつもいる。人それぞれってことだろ。
989無名草子さん:2012/02/18(土) 06:32:34.87
若いころ女に不自由していて暇な生活を送ってたら
性欲旺盛になるのかもしれないな。小林一茶は晩年に娶った若い嫁
と朝昼晩セックスをして一茶じゃなくて嫁が死んだらしい。嫁かわいそう。
990無名草子さん:2012/02/18(土) 06:37:45.78
あと最近の若者は環境ホルモンで精子数が減少してるらしいから
ひょっとしたらそれも関係あるのかな
991無名草子さん:2012/02/18(土) 06:45:50.38
俺のイメージじゃネットの若者はしょっちゅうオナニーしてるイメージなんだが
992無名草子さん:2012/02/18(土) 07:37:19.33
>>984
そんなこと知ったからって何の役にも立たないよね
それに随筆はともかく小説は作り話じゃないの
993無名草子さん:2012/02/18(土) 07:52:46.75
村上作品のセックス描写って前戯がないよな
いきなり腰にけだるい射精の予感とか言ってね
セックスの楽しみは前戯だといってもよい
なんか寒々しいのよね春樹の書くセックスは
994無名草子さん:2012/02/18(土) 07:56:54.93
あんまり濃厚に書かれてもげんなりするじゃない
995無名草子さん:2012/02/18(土) 07:59:32.70
セックス描写はなしでいいよ
996無名草子さん:2012/02/18(土) 08:15:05.79
>>992
ふーんとかへーって思う
997無名草子さん:2012/02/18(土) 08:26:42.33
>>993
それが春樹の特色なんであって
それが気に入らないなら他の小説を読めばいい
998無名草子さん:2012/02/18(土) 08:30:57.18
>>996
君は人間に興味があるのだろう。
俺には人間に対する興味がほとんどない。
若い女の体くらいしか。
999無名草子さん:2012/02/18(土) 08:31:15.52
999
1000無名草子さん:2012/02/18(土) 08:31:49.19
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