1 :
無名草子さん:
2 :
無名草子さん:2011/07/11(月) 15:36:55.82
3 :
無名草子さん:2011/07/11(月) 15:37:55.41
4 :
無名草子さん:2011/07/11(月) 15:39:06.40
第145回・芥川賞候補作発表:
円城塔「これはペンです」新潮1月号/
石田千「あめりかむら」新潮2月号/
本谷有希子「ぬるい毒」新潮3月号/
戌井昭人「ぴんぞろ」群像6月号/
水原涼「甘露」文學界6月号/
山崎ナオコーラ「ニキの屈辱」文藝夏号
第145回・直木賞候補作発表:
池井戸潤『下町ロケット』小学館/
島本理生『アンダスタンド・メイビー』(上下)中央公論新社/
高野和明『ジェノサイド』角川書店/
辻村深月『オーダーメイド殺人クラブ』集英社/
葉室麟『恋しぐれ』文藝春秋
5 :
無名草子さん:2011/07/11(月) 15:43:06.06
6 :
無名草子さん:2011/07/11(月) 16:44:12.74
TSUTAYA渋谷で売り切れだった本谷有希子
「ぬるい毒」がAmazonからきてた。
芥川賞の発表前には読み終えたいな。
根拠はないけど、今回は捕る予感がするのです。
7 :
無名草子さん:2011/07/11(月) 23:35:54.91
ぬる毒は評判いいね
8 :
無名草子さん:2011/07/12(火) 11:34:42.33
平野啓一郎が三島賞で「ぬるい毒」を押していて小川洋子もそれを聞いてるから
9 :
無名草子さん:2011/07/12(火) 12:31:38.39
芥川は本谷だな
11 :
無名草子さん:2011/07/12(火) 13:15:56.28
「ぬるい毒」は「甘露」よりはマシ
直木賞候補で注目、辻村深月「オーダーメイド殺人クラブ」: 日本の文壇で最も注目される芥川賞・直木賞の選考会が14日午後5時にはじまる。候補作も3日には発表され、
各作品への関心が改め...
http://bit.ly/qWnbvP #teamfollowback
磯崎が嫌われるのは
スポーツマンで一流企業なんて奴は所詮俗物、
文学を志す俺のほうが真に高尚な人間なのだ。
っていう文系のプライドをズタズタにしたからだよw
14 :
無名草子さん:2011/07/13(水) 10:28:47.88
水原さん
明日札駅号外待ってます
芥川が受賞者なしで
直木は恋しぐれとジェノサイドのダブル。
芥川は円塔じゃね?
直木は恋しぐれかな
リアリズム一辺倒の小説には飽きた。
話術の妙味を楽しみながら「観念的」小説をこしらえる作家はいないのだろうか。
話しの内容のおもしろさに、日本語独特の表現の微妙で複雑な綾が加って成りたつ小説。
文学賞では、そういう小説を選ぶべきだ。
賞の名誉になるだろう。
>>17 「これはペンです」読んでの感想だったらすごいなこれ
19 :
無名草子さん:2011/07/13(水) 13:26:26.03
ぬるい毒
ぬるい毒
本谷 有希子著
エディション: 単行本
価格: ¥ 1,365
在庫状況: 在庫あり
5つ星のうち 4.0 面白いではないか , 2011/7/8
レビュー対象商品: ぬるい毒 (単行本)
恋愛がまるでスパイ小説みたいな心理的駆け引きになってしまっていて、大変面白く読めた。本谷有
希子は映画や舞台も観ているし、いわば異常な人物を描くのが得意のようだが、これは後半でいくらか
演劇っぽくなるが、やはり小説でしか描けないものがあるのではないか。
芥川賞候補作だが、あれはあまり面白すぎるととれない、ということもあるので、どうかと思うが、ぬるま湯
みたいな恋愛小説よりはよほど面白いと思った。
小谷野のレビュー
20 :
無名草子さん:2011/07/13(水) 14:00:24.58
小谷野は顔で評価してるからな。
石田千のことも褒めちぎってた。
ほんとうにわかりやすい野郎だ。
でも朝吹真理子は外していたな。
@tonton1965 小谷野敦
円城塔のA賞候補作、相変わらずくだらん。円城はずっとこうなんだろうな。
7月6日 webから お気に入り リツイート 返信
前スレ
>>999 >>999 >いや、個々の事情は分かるけどね。そういう作家ばっかりなのが気に入らないってこと。
なるほど、そういうことなら分からなくもない
気概を持って、日本文学を切り開くんだーーー! みたいなヤツはいてほしいと思う
しかし、そういう気概を持って作家専業でやってる山崎ナオコーラよりも
兼業の磯崎の方が作品が(俺には)はるかに面白いのは皮肉なことだと思う
>>20 顔っつか、リアリズム小説までしか理解できない人
>>22 過去に「文学を守りたい」と授賞式で言って叩かれた、勘違い野郎もいたしなあ。
小市民的なのもあれだけど、アーティスト気取りはもっとうんざり。
円城が下らんというのは賛成
小説にもなってない
こういうものを高級だと持ち上げる精神が嫌い
>>24 個人的には「文学を守りたい」発言のどこが悪いんだ、と思うけどね
まあ辻は言われるほど悪くないと思う
小谷野はプリーストの逆転世界がまるっきりわからなかったって書いてるからな
SF方面には向いてないんだから無理して論じない方がいい
ジャンル云々より理屈抜きに面白いのが読みたいなあ
最近の芥川賞候補作で「理屈抜きに面白い」と言えるのは、松尾スズキの「老人賭博」だな
他になんかあった?
予想スレなんだから
予想しない?
芥川候補は一作も読んでないから分からず
直木は本命恋しぐれ
対抗ナシ
穴ジェノサイド
どっかのサイトを倣って
◎ 積極的な賛成、自発的に推薦、最も高い評価
○ 中立的な賛成、最終的に賛成、2番目に高い評価
□ 消極的な賛成、授賞に異議はなし、やや評価
△ 態度不明、賛成か反対か読み取れず
■ 中立的な反対、賛成・態度不明から最終的に反対、長所も認めるが結果的に反対
● 積極的な反対
で予想しませんか?
それ予想じゃなくて自分の評価でしょ
まあ、その方が好ましいけどね
33 :
31:2011/07/13(水) 19:18:40.17
自分の評価と予想にはズレがあるので
評価≒予想にするのがいいかなと
芥川は受賞なし予想。炎上はタイトルがなめ過ぎ。内容も、自動生成プログラムとか、選考委員に受ける気がしない。
本谷、三島賞落ちだし受賞はない。山崎、若い女性向けの小説だね。戌井、読んでない。甘露、読んだけど場面設定が無理ある。以上。
石川淳「普賢」を選んだ質の高い選考委員がいた時代があったんだが、
芥川賞はレベルが低くなったな。
もう文春とか純文やめたいんだろうな
金井美恵子「石川サンは私を評価してくれてたから言わなかったけど、あの人の小説ツマンネ」
39 :
無名草子さん:2011/07/13(水) 19:58:55.10
水原氏芥川賞、鈴木章先生共に北大に垂れ幕
40 :
無名草子さん:2011/07/13(水) 20:33:44.76
ジェノサイドが取ると思っているのは、
ただのしろうとw
41 :
無名草子さん:2011/07/13(水) 20:38:50.61
石田千は福島生まれだな。
震災枠、なんてこたぁない…よな。
内容が癒し系だけに。なんとなく。
クドカンが春に向田邦子賞を取ったとき
やたら福島出身と強調されてたっけ。
>>40 発売直後から延々と
ノミされても受賞は無理と言い続けられてる作品。
可能性がゼロではないかも
というだけで素人というあなたは何の職業?
>>41 そんなことを考慮するなら
直木も日本を元気にする作品とかのお題目で
下町ロケットが取れるかもねw
44 :
◆91k6NPQmDE :2011/07/13(水) 21:44:32.31
本谷は三島賞落選作だしない
芥川賞は本命受賞作なし、対抗円城
直木賞は本命島本、対抗ジェノサイド
蓋を開けたら芥川なし、直木は葉室とか最高に地味な展開かも
>>44 何で本命に島本?
主人公の女の子が痛過ぎて理解されないと思うが
しかも理由がアレだし
◆91k6NPQmDEで検索したらおかしな人だった
黒江が素晴らしく思えても不思議じゃないかも
>>40 宮部◎北方○
浅田・阿刀田・伊集院□
桐野・宮城谷△
渡辺未読の●
林は空気を読めるから△以上
と期待しているんだよ、ジェノサイド推しの人は。
明日だな
49 :
◆91k6NPQmDE :2011/07/13(水) 22:49:32.80
>>46 今回初めてトリップ使ったからそれらは自分じゃない
前回の芥川賞はそこそこ盛り上がったと思うんだが、
それって今回の選考に影響するかな
>>41 阪神大震災・地下鉄サリン事件の後の芥川賞選考会で車谷長吉が最有力だったが、
人を殺す、みたいな不穏な内容だったので、今回はやめとこうか、と保坂和志が受賞したのは有名な話
この事件がきっかけで車谷は幻覚に悩まされるようになり、今も治っていない
>>52 じゃあ
「ぬるい毒」→鬱っぽいからダメ
「ぴんぞろ」→ギャンブルなんて不謹慎
「ニキの屈辱」→恋愛どころじゃないだろ
「これはペンです」→いいけど一般人には馴染まない
と、消去法で石田か。
病気、自殺の2本立てで命とか生きるとか言われると
この際無敵?
あ、忘れてた。
「甘露」→論外
55 :
無名草子さん:2011/07/14(木) 01:29:11.92
すまん、読んでないんだが
ここまで簡略化されると
「あめりかむら」と「KAGEROU」の
どこが違うかわからんぞww
小谷野は顔で選んで評価してるわけじゃなくて、自分と同じく賞を落ちてるヤツにやさしいの。
石田ってどうみてもブサだろ。朝吹はきれいだろう。やっかみなんじゃない?
本谷がとったら叩きだすって。しかしこれを50過ぎのおっさんがやってると思うと泣ける。
23、24くらいのOLみたい。
てか前回は、小谷野自身が候補になるという特殊事情もあったわけで・・・
芥川賞とかって事前に候補者全員から受賞コメントもらってるんだっけ?
60 :
無名草子さん:2011/07/14(木) 10:01:07.61
>>59 各メディアのインタビューも、事前に行うらしいよ。
受賞したことを前提としてインタビューに答えて、で、落選したときはかなり微妙な感じになるらしい。
そういうことがばかばかしくて、辞退したのが、伊坂幸太郎
>>60 だからあんなに速攻でコメントが流れるんだ
伊坂の判断も納得だわ
>>60 >受賞したことを前提としてインタビューに答えて
それは確かな情報?
新人賞ならともかく、そこそこのランクにいる直木候補者が
そんな茶番に付き合うとは思えないんだけど。
伊坂はゴールデンスランバの○賞受賞イベントや
関連インタビューに引っ張り回された上に
後出しじゃんけん的な期間外ノミされてうんざりしたからでは?
63 :
無名草子さん:2011/07/14(木) 12:53:18.83
出版関係だけど、事前インタなんて聞いたことないぞ。
ピリピリしてる作家本人に誰が訊きに行けるかw
候補者は当日、各社担当が取り囲んで待機してるから
コメが速いだけだろ。
三島賞だけど、東浩紀も似たこと言ってたな。事前インタビューについて。
twitterで探せばあるはず。
事前インタビューは有名な話だよ
たしかに信じがたいけど
ぶった切りにも書いてある
芥川賞は速攻NHKでごめん流すから事前にきいてあるって
ごめん→コメント
これか
http://togetter.com/li/86419 そういえば滑稽といえば、たとえばみなさん、芥川賞直木賞の候補者って、全員受賞作発表前
に各社横並びで記者があつまって数時間の「囲み取材」をやるのご存じですか? むろん受賞
者以外の取材はすべてボツ。横並び取材なのでのち記事にするにしても独自性ゼロ。
すごい記者クラブっぽいでしょww
返信する RTする ふぁぼる hazuma 2011/01/05 20:39:32
>>63 少なくとも芥川賞は事前に聞いてあるみたいだよ
出版関係といっても幅広いみたいだね
いよいよって感じだ〜
>>63の「w」がなんとも面白い
1番どきどきしてるの誰だろうね?
意外と北大の子だったりして
71 :
無名草子さん:2011/07/14(木) 14:16:33.02
直木、芥川賞とも、事前インタビュー及び事後取材に協力できるか?
というのもノミネートの条件に入っているから
これを断ると、辞退したことになる。
しかし、受賞したことが前提で事前にインタビューするって、
茶番もいいところだよなw
落選した作家の、事前インタビューを見てみたい
別に受賞した事に対して答えてる分けじゃないからな
どっちなの?
・受賞を前提に答える
・ノミネートされたことの感想を述べる
後者ならそれぐらい当然と思うし
前者ならそんな茶番によく付き合うなと思う。
特にベテランも多く混じる直木で
そんなことが可能なのか?とも思う。
74 :
無名草子さん:2011/07/14(木) 14:38:29.59
76 :
無名草子さん:2011/07/14(木) 14:40:53.37
つけたし。
もっと正確にいえば、
「受賞後、記事にすることを前提としたインタビュー」。
宮部・東野・北村は
落選作に五回も「受賞の喜び」を語ったということなのか
凄いな
島田さんも凄い
79 :
無名草子さん:2011/07/14(木) 15:15:47.00
だったらなんで受賞後インタビューするの
記事も受賞後のインタビューが元になっているようだが
>>79 受賞後にすぐ答えられるように事前にリハーサルするんだよ
文学賞を皮肉った作品も幾つかあるのに
何でこの茶番を書かなかったのかな?
特に筒井と東野。
82 :
無名草子さん:2011/07/14(木) 15:28:19.67
>>79 作品のあらすじとかテーマとか、作者の詳しいプロフィールとかを事前にインタビューする。
その情報をもとに、あたかも記者は作品を読み込んでいるという体裁で、受賞後に改めてインタビューする…と。
ちなみに、記者のほとんどは作品をまったく読まない。
だから、こういう現象が起こる
たいしたことじゃないからじゃない?
伊坂の話もあるし、文壇では振り回される的なことも多々あるんだろう
>>79 あとはやらせ臭さがでるからね
決まった瞬間コメント流れるなんて不自然。最初から……的な
それを含めてすごい茶番
だからあんなスピードでNHKでコメント出るんだ
しかし芥川賞に速報性必要?とか思う
86 :
無名草子さん:2011/07/14(木) 15:57:47.25
水原さん(*^▽^)/★*☆♪
話題性重視で水原くんだと思う
初の平成生まれだし
千円賭けてもいい
88 :
無名草子さん:2011/07/14(木) 16:20:14.35
水原氏に生協のカツカレー
89 :
無名草子さん:2011/07/14(木) 16:26:24.39
話題性があっても作品が安物のAVなので無し。
円城だろう。そうでなかったら久々の受賞者無し。
前回受賞作無しだったのは第142回だから
それほど久しぶりでもない
91 :
無名草子さん:2011/07/14(木) 17:00:21.90
【選考中】
∧,,∧ ∧,,∧
∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧
( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` )
| U ( ´・) (・` ) と ノ
u-u (l ) ( ノu-u
`u-u'. `u-u'
92 :
無名草子さん:2011/07/14(木) 17:07:04.01
あ
ナオコーラも4回コメントしてるのか。そりゃ性格も歪むわ。
というか、受賞会見に出ないといけないから、地方の人は都内で待機しなきゃいけないでしょ。
それも傷付くだろうなあ。
ニコ生フリーズすんなよ
95 :
無名草子さん:2011/07/14(木) 17:37:58.66
さっさと発表して
「これはペンです」って『書くという行為』についての言及でしかないんだよな
あと雰囲気が金子邦彦の「進物史観」をもう少し現実的な形に語りなおしたって感じ
97 :
無名草子さん:2011/07/14(木) 18:00:04.07
何時発表??
辻村って臨月じゃなかったっけ?受賞しても会見できるの?
99 :
無名草子さん:2011/07/14(木) 18:32:04.54
暇だ、文学部前に行ってくる
100 :
100:2011/07/14(木) 18:40:37.03
100
19時のNHKニュースに間に合うかな……
発表まだかよ
円城塔は雪風Tシャツ着てるみたいだが、受賞したらその格好で会見するのかw
該当なし
芥川該当なし
まぁ、そんな気はしてたけどね
107 :
無名草子さん:2011/07/14(木) 18:58:37.75
札幌雨だし…………
久しぶりの芥川・直木のW該当者無し来るぞ!
無難すぐる
豊崎ツイッターで炎上
直木が恋しぐれなら俺の予想的中
長いなー。淳一がゴネてるのか
本谷もナオコーラも大嫌いなのでこの結果は大歓迎
直木も受賞作無しのなのを、芥川の結果を受けて改めて再考中で長いとか?
「これはペンです」なんてタイトルが受賞するわけないしな
116 :
無名草子さん:2011/07/14(木) 19:12:26.40
荒井注か!!!
どっちも受賞無しは東京會舘がゆるさんぜよ
直木はだいたい7時半過ぎだろ
119 :
無名草子さん:2011/07/14(木) 19:17:10.33
高野と辻村と最終予想
高野かな?
高野っぽい気がする
それかよw
下町ロケット
124 :
無名草子さん:2011/07/14(木) 19:25:48.46
池井戸潤『下町ロケット』に決定!
空飛ぶタイヤで受賞出来なくてこれで受賞か
震災後ですもんねー
ガンバレ日本!的な?
なんだかなー
ないと思ってた作品だわ
129 :
無名草子さん:2011/07/14(木) 19:31:24.16
人で選んだんなら納得だけどな
130 :
無名草子さん:2011/07/14(木) 19:34:03.64
該当者なしwwwwwwwwwwwwwww
でもこれって出版の期間が?のやつだっけか>下町ロケット
今回
いつも以上に盛りあがらなさそうww
関連作品が売れるだけまだヨシ
世情に左右された結果かなあ
近親相姦のはやっぱり…なのかな、芥川賞
読んでないからわからないけど
池井戸かー作者票かな
選考委員の選評が楽しみだ
特に淳一のおっさんが高野にどんな評するか
で、両賞審査員の言い分は?
まとまったらちょっとそれもって
体育館の裏まで来てもらおうか・・・
137 :
無名草子さん:2011/07/14(木) 19:57:30.99
はいはい。半年に一度の馬鹿祭りは終了ですよ。
文芸なんてものは審査員の連中だって売れてないんですからね。
テメーが売れないのに審査したって仕方ありません。
読者投票にしたほうが数倍盛り上がります。
ただし、投票は1人1票。
明らかラノベ偏重になるな
その中間が本屋大賞か
この予想をした人、よかったら感想をよろしく↓
975 名前:無名草子さん [sage] :2011/07/12(火) 19:41:56.97
直木賞限定 作品評価10点満点
()内に直木賞的加点・減点を付記
作品名
○下町ロケット 5点(±0)
○アンダスタンド・メイビー 4点(−1)
○ジェノサイド 9点(−2)
○オーダーメイド殺人クラブ 8点(−2)
○恋しぐれ 6点(+2)
因って『恋しぐれ』が受賞すると思う。
渡辺は豊崎が騒ぐ程の影響力は失っていると思うので
宮部・北方が熱く『ジェノサイド』を推し
林・桐野が『オーダーメイド殺人クラブ』を支持すると
葉室落ち、高野・辻村の二作受賞もあり得るかも。
しかしいま気づいたけど、山本賞落ちの作品が受賞か
前例あるのかな
142 :
無名草子さん:2011/07/14(木) 20:11:46.67
震災も追い風か
ヤフーのコメント見てると
該当作なしが妥当とか最近の文学のレベル下がりすぎとか言っとけば通ぶれると思ってんのな
池井戸潤「下町ロケット」
ショボ。。。
今回はダブル該当無しが筋だが直木組が大人の判断をしてくれたということだ
前スレでどれも読まずに予想したら当たっちまった。
それは予想じゃない
何も調べずに馬券買うようなものだね
2chとしては盛り上がらんが、本屋は喜んでるんじゃないか。文庫化されたのも多いでしょ。
会見も誠実な感じで良かったし。
151 :
無名草子さん:2011/07/14(木) 20:59:21.79
水嶋ヒロは選ばれなかったのか?
いまいち華がないなぁ…
まぁノミネート作品全体に言えることだけど
153 :
無名草子さん:2011/07/14(木) 21:14:57.60
AKBの総選挙を少しは見習えよ。
あれはマジで盛り上がるぜ。
154 :
無名草子さん:2011/07/14(木) 21:38:25.14
宮部北方浅田あたりになら審査されても納得だけどな
実際売れているし
淳一だけはわからんまったくわからん
アマゾンや楽天は買う前に初版かどうか確認できるの?近くのブックオフには売ってなかった。
157 :
無名草子さん:2011/07/14(木) 21:49:33.05
該当者なしワロタ
芥川賞は該当作なしコーラ
第145回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が14日夕、
東京・築地の新喜楽で開かれ、芥川賞は該当作なしに決まったコーラ。
<候補作>
石田センコーラ「あめりかむら」(新潮2月号)
戌井アキコーラ「ぴんぞろ」(群像6月号)
円城トウコーラ「これはペンです」(新潮1月号)
水原リョウコーラ「甘露」(文學界6月号)
本谷ユキコーラ「ぬるい毒」(新潮3月号)
山崎ナオコ「ニキの屈辱」(文藝夏号)
>>155 売れてる売れてないならズンは売れてるぜ
阿刀田・宮城谷以外は売れているのでは?
以前は阿刀田も売れていたが。
阿刀田さんは爆発的には売れないけど地道に長く売れてるような…
「失楽園」は上下合わせて300万部くらいだっけ。というか「鈍感力」なんてエッセイも100万部超えか。
渡辺の人間観とか性愛観って単純だって批判されるけど、実は世の中の大半の人間(男)のことを言い当ててるんだよな。
作品と直接関係ないものを選考基準にするなんて最悪
まえもあったけどさ
結局、「下町ロケット」は作品としてどうなの?
個人的にはあらすじだけで十分だが、わりとオーソドックスなエンタメって感じじゃない。
>>162 ほんとに売れてんの?こんなジジイの本。
買ったことないわ。
今回、池井戸と島本が一騎打ちだったらしいから、
>>140のような読書人の評価と作家の評価って本当に大きく違うんだなぁ、と思った
>>140みたいな評価方法だと、個人の評価がある程度予想に反映される形だけど、
今後予想をするときには自分の評価とか好き嫌いとまったく切り離して
予想をしたほうがいいのかもね
>>166 渡辺淳一と林真理子は、書店員とか自称「読書家」には嫌われてるけどね。
何だかんだ言って、コンスタントに話題作を書いてるよ。
>>167そうですか。それでは大手の書店に問合せてみますわ。
島本が評価されるとは意外だ。しかし宮部と林からは反対、ってのはそれっぽいな。
ああいうフラフラした女は嫌いなんだろう。
>池井戸と島本が一騎打ちだったらしいから
マジ?
池井戸がいなければ、島本のケータイ小説もどきが直木賞だったのか???
>>170 初版厨uzeeeeeeeeeeee!!!!!
>>150 一応ページ数とジャンルから判断してみたw
直木賞ってSFもそうだけど、長い作品もあんまり受賞しないよね。
近年だと「後巷説百物語」ぐらいじゃないかな。
175 :
無名草子さん:2011/07/14(木) 23:15:00.63
>「こういう時だからこそ、中小企業を盛り上げる作品がいい」
>と震災復興を重ねる意見もあった。
選考理由がくだらな過ぎる
直木賞は審査員大幅に入れ替えろ
177 :
無名草子さん:2011/07/14(木) 23:22:14.28
>直木賞の総論として「総じて評価はよかった」としながらも、
>伊集院氏は「映画の原作みたいな、脚本のような映像的な作品が多かった」と傾向を分析。
>「同級生とか中高生をテーマにした作品が多かった。もっと成熟した大人をメインにすえた作品を」と、今後の課題を提示していた。
これって、まんま、高野と辻村のことじゃまいかw
どちらも、予想では本命とか大穴とか対抗とか言われていたのにw
島本は文章力はあるよね。まあ主人公はスイーツかもしれないが
前回の道尾の月と蟹って小学生じゃなかったっけ??
作品が魅力的ならメインは老若男女不問だろ
型に拘るからアンタの本は面白くないし売れない
181 :
無名草子さん:2011/07/14(木) 23:33:20.78
>>180 でも、伊集院静は、今年は当たり年なのか、出す本出す本、ベストセラーだよ?
いつから直木賞は頑張ろう日本大賞になったんだよwww
まじでこんなの決めるためにあんな長い時間議論してたとしたら笑えるわ
映像的な作品とか登場人物が大人じゃないとか、なぜそれが落選の理由なのかまったく説明できてないし。まじで選考委員替えろよ。
賞の権威なんてただのネームバリューでしかないってのを
選考委員が宣言したようなもんだ
何人か書評家を会見に入れて、選考委員の代表と
>>182のような質疑応答をさせるべき。
下半身に節操がなくて
洗脳された母ちゃんから
精神的な虐待を受ける女の子の話を理解した選考委員は誰だろ?
桐野は推す可能性があるかもと思ったが
決選投票まで残ったってことはそれなりの支持があったんだよな。
いつも以上に選評が楽しみだw
しかし、芥川からの移動組には緩いな、直木。
この文でいくと島本の順番はかなり早く回ってきそう。
アメリカの最高の賞はどういったものなのでしょうか?授賞式は派手なんでしょうか?
>>184 まじで選考委員の選評に突っ込みたいわ
過去の選評でも思ってたことだけど、思い込みとかきょくたんな
捉え方するやつ多すぎだろ
あ、書き込んじまった
うるさいなあ
同期的想像力で選んだってことだろ
今回は本来なら両方該当無しが妥当
いや、まあそういう選考委員なんだから仕方がないだろうよ
一般読者とは読む視点がちがうんだろう
それが良いことか悪いことかわからんが
月の上の観覧車を候補に挙げておくべきだった
今期芥川賞候補そんなに不作か?
ほとんどの作品がひとり日和より面白かったぞw
193 :
無名草子さん:2011/07/15(金) 07:22:09.72
水原涼の甘露は全員が×つけたみたいだね
194 :
無名草子さん:2011/07/15(金) 07:32:28.76
なぜ
・・・・よく言ったぞ
−−本谷さんについて
「これも…。自意識過剰の女の子を描くのが得意でいらっしゃるかと思うんですけど、今回はやりすぎ。同時に、文章自体があまりにもひどい、比喩が分からないで、小説的なことというのとまったく根本的に違う文章が(できあがった)と、そういう種類のことですかね」
−−山崎さんについては
「初回の投票では点数が高かったんですけど、その後いろいろ話していて、(山崎さんに)△を付けた人も、全部×にするよりは何か△を付けなきゃ、と思ってらっしゃった人が多かったと思うので。結果、あまり議論されなかった」
本谷を褒めてた小谷野は、
やっぱり読めてなかったってことねWWWW
198 :
無名草子さん:2011/07/15(金) 08:44:40.03
>>185 一部では辻村押しが強かったけど、
同じ年代の女子を描いた場合、大人にも理解できるのは島本のほうなんだよね。
辻村の中二病作品は、ツボの人にはたまらないんだろうけど、それはあまりに狭い世界観だからな…
だから、次もないと思う。
むしろ、島本に獲らせようという動きになると思う。
辻村は島本にコンプレックスもっているようだから、辻村の中2病がますますヒートアップしそうだが
>>197 いや、マジレスすると評価は違って良い
100人が貶しても1人にとって良い小説だってある
しかし本谷にかんしては山田詠美に同感
小谷野、書評は外すわ、芥川賞に落選するわ、浮かばれない人生な。
201 :
無名草子さん:2011/07/15(金) 08:53:02.18
島本よりも、辻村のほうがあきらかに優れている。
筆力に巨人と小人ぐらいの差がある、なんて言っていたやつが、このスレにもいたがw
選考委員の意見だと、
−−辻村さんの作品については
>「今回、島本さんとテーマが似ているところがあった。
この作品については、最終的に自死願望をあきらめていく理由が書かれていないとの意見、
またベテラン(の選考委員)からは頭で書いた作品でリアリティーに問題があるとの指摘もあった。
島本さんとテーマが重なって、割を食った印象はあります」
202 :
無名草子さん:2011/07/15(金) 09:01:08.05
辻村は、性を真正面から描かないと、直木賞はない。
または、きっちりと大人の世界を書ききらないと。
今のままでは、ちょっとおもしろいジュブナイル小説家で終わる。
「頭で書いた作品」って便利な言葉だよな
これ言っときゃ批判したことになるんだから。どこがどう悪いとか指摘できないのかなあと思ってしまう
204 :
無名草子さん:2011/07/15(金) 09:12:06.74
>>203 島本と比べて、リアリティがなかった、ってことじゃないのか?
島本がノミネートされてなかったら、あるいは辻村もいいところいってたかもね。
今回は、真っ先に落とされたが。
でも、島本を桐野が推していた、というのは意外。
宮部と林が反対、というのはなるほど…とw
205 :
無名草子さん:2011/07/15(金) 09:45:51.59
>>202 大人の世界ってwww
日本の文学の大人の世界はただ単に不道徳を描くだけの安易な作品ばかりじゃんw
そりゃ夫婦生活を描いちゃスリルがないかもしれないけど、それって卑怯はだけ
だよ。
不倫してるカップルを外かから見ててイタイのをみんなニラヲチしてるのと一緒w
普通のものを描けないくせに奇抜な設定に頼ってるだけ。
不倫小説はねえ、にほんおお子チャマ文化なんだよ。
左翼が主張してる内容と一緒w
アー大笑い。
207 :
無名草子さん:2011/07/15(金) 09:58:01.98
>>205 大人の世界というのは、今回の池井戸のように、企業や業界、
または桐野のように主婦の闇、
……みたいな世界観。
辻村は、山本賞のときも指摘されていたが、
同窓会や学生のコミュニティを描くのはうまいが、
安易にハッピーエンドにもっていくところが、
欠点になっていくと思う。
208 :
無名草子さん:2011/07/15(金) 09:59:27.31
っていうか、
大人の世界っていって、「不倫」しか思い浮かばない狭い世界観の人が、
辻村とか好きなんだろうな。
学生コミュニティとかフリーターの話ばかり書いていたが、主婦+企業の話で出世したのが
角田光代ってことか。
島本は「ナラタージュ」で脱皮したけど、最近は低迷気味だったような気もするので、
今後が気になるな。というか順当に行けば取る気もしてきた。
島本や辻村に直木賞やるくらいならもう賞自体やめたらいいじゃないかな
>中小企業が自前で(ロケットを)全部つくるのは理屈に合わない、
>これは震災前の作品だという意見も出ました。
>一方で、こういうときこそ中小企業を盛り上げるべきだとの意見もあり、
>中小企業を救済するような作品だという声もあった。
>そういう意見に、大震災後の影響が出ていたと思います
円城塔みたいに存在自体が議論になるってのも、それはまたそれでどうかと思うが
審査員はボルヘスとか読んでないんだろうか、奴はああいう類の作家だぞ
そこもあるにしろ、「叔父は文字だ。文字通り。」なんてふざけた文章が嫌われたんだろ。
その手の文字遊びなんかナボコフが嫌ってほどやってるでしょ
池井戸潤、タイヤは力作だったけど、あの後からはもう自己模倣作品ばかり連発してると思うんだけど、
いままで落としてきた分の功労賞みたいな感じの受賞なんだと思った。
あと他の作品にはどうしてもやりたくなかったから、自分分かる感覚の作品を選んだ、とか。
直木賞ってそういう色合いが濃くなってきてるよな。
ナボコフがやってるから何だと言うんだか。
前衛だから駄目、なんてことはないんだよね。古いけど室井光広「おどるでく」なんてのもある。
ただ、内容的におふざけが多いのは嫌われる。
叔父=円城なのだから、そのキャラクターを受け入れられない、以上、って人も多いでしょ。
直木賞は大衆小説の賞なんだから頭で考えた小説で何が悪いのか
218 :
無名草子さん:2011/07/15(金) 13:38:15.48
前衛小説に意味があるとしたら、何か新しい形式なり、手法なりを見つけたいという
探求の失敗の記録として、何らかの示唆をもたらす点にだけあるんだろうな
実験だの、前衛だのと言われてるうちは、新しい形式に到達したとはいえない
みんなわけ分からないんだから
だから、こういう人はいていいけど、あんまり勘違いさせると、本人にとっても
読者を失い、無駄な仕事をすという損失があるから褒めるのはよくない
高橋源一郎の全作品が無残なごみで終わったように
前衛だの実験だのという追及が成功したためしはないんだから、見果てぬ夢の敗北の歴史だよね
219 :
無名草子さん:2011/07/15(金) 13:39:36.90
>>209 角田の小説が売れてるのはてっきりフェミの捏造だと思ったけど?
あんなの読む層の人間が限られてるし。
八日目の蝉に限らず実際の事件の焼き直し小説ばかりじゃん、あの豚フェミ。
220 :
無名草子さん:2011/07/15(金) 14:20:01.89
>>219 「ばかり」でもないと思うぞ。多作なほうだから。
君が読んだのが「八日目〜」と「森に棲む魚」と
「三面記事小説」だっただけで。
221 :
無名草子さん:2011/07/15(金) 14:31:26.18
>219
実際の事件をヒントにしてるだけだろ
その種の手法は桐野の方が露骨だし
大衆のための小説というなら今回の直木賞は納得できるが
大衆のための小説に大人を描けだのリアリティがどうだのと評する必要がわからない
>>222 何言ってるの?
大衆に受け入れられ、大人の鑑賞にも耐えるように、大人を描きかつリアリティを持たせよ、というのは極めて普通の意見だろ
>>222は「大衆はリアリティのない子供向けの作品しか理解できない」と思ってるんだろ
それ、あんたのことですからー! 残念!
>もっと成熟した大人をメインにすえた作品を
半年前に小学生が主人公の作品に与えておいて、さすがにそれはないと思うわ
226 :
無名草子さん:2011/07/15(金) 17:21:17.03
>>225 まあ、ミチオは、おまけ受賞みたいな感じだから。
本当は、なんちゃらという女流作家単独受賞でいきたかったけど、なにしろ地味だし、
本人がメディアを避けているので、
大人の事情で、ミチオも受賞。
俺は
>>222の言ってることも分かるなあ
いい例か分からないけど、ジブリは子供を主役に据えながらも大人から子供まで楽しめる作品なわけだし
文学だって子供を主役に置くことと大人が楽しめるかどうかは関連しないと思うよ
逆に、大衆文学っていうなら中高生でも楽しめなきゃいけないはずなのに中小企業が舞台とかどうなのって思ってしまう。
大人の事情とかないんじゃないか、実は
と今回の芥川賞直木賞で感じたんだが
下町ロケットって、いかにも西田敏行あたりでお涙頂戴の映画化しそうなショボさがあるんで受賞には違和感あるんだよな
そういう話はウケるんだろうけど、文学賞に乗るような作品じゃない
>>227 残念ながら辻村は中高生と、中二病を患ってる大人にしか読めない作品だよ。
大人か子供ってのはそういう意味での「子供」だろうね。
ちなみに、「下町ロケット」を読んだ上で中高生には楽しめないって判断してるの?
231 :
無名草子さん:2011/07/15(金) 17:43:07.15
芥川賞が該当者がいなかったのは、候補作家の中に
犯罪者と大学教授のお嬢様がいなかったせいですね。
ボルヘスなんて石原宮本以外は確実に読んでるだろお前の世界狭すぎ
円城は多和田葉子路線の作家だろ
言葉遊びと幻想をやりながら専門分野の数学を織り交ぜている
今後この手の作家が評価されなかったら「群像」で危惧されていたように実験小説のジャンルで新人が今後出て来ることはないし
ジャンルとしても滅びてしまうだろうな
「これはペンです」でよかったのに
ニコ動でもレポーターとコメント欄で一番応援されてた作品だった
とってたら祭りだったと思うと寂しい
>>230 いや一般論として言っただけで辻村をアゲる気も池井戸をサゲる気もないよ
池井戸は読んでないから、あんなのが大衆に受けるわけないとかそういうニュアンスを感じられたなら申し訳ない
中小企業で働く人を書いて広く一般に評価されるなら、同じように中高生を書いて一般に評価されることもあっていいんじゃないのかということが言いたいだけです
SFだろうがなんであろうが、懐深く受け止めるのが文学じゃないのかい?
乱交しても蛇にピアスでも障子に穴開けてもエロでも、文学なんだろ?
だったら、SFもOKそしてGOだろ!
あーあー、認める認めないとか、お前ら女子中学生か!
芥川賞の評はおかしいと思う。
円城さんの小説が評価されないというのは、なんとも不幸だ。
「彼が思っている種類のことは決して小説になると彼が思っている種類ではないとおっしゃっている方がいました」ってのは、なんなの?
意味不明。
別に審査員が言う程珍しくもないタイプの小説だし「これはペンです」はSFじゃないと思う。
多和田とかボルヘスとかこいつら読んでないと思う。
238 :
無名草子さん:2011/07/15(金) 18:03:47.69
一応左巻き巻きの文壇のじじい・ばばあどもが空気読んだってことかね。
円城はモテない理系男子だったのか、主役が女の文体じゃないんだよな
そこが違和感ありありだった
240 :
無名草子さん:2011/07/15(金) 18:04:38.13
>>227 ジブリは、大人になってはじめて見たが、楽しめた。
なので、主人公が子供でも大人が見て楽しめる作品があるというのは認める。
でも、辻村のは、大人になっても、たぶん十代のときに読んでも、楽しめないんだよ。
世界観が狭すぎて。
でも、その世界観がツボの人にはたまんないんだろうなとは思う。
そういう意味では、辻村はニッチ作家だと思う。
BL作家と同じようなもの。
芥川は円城であって欲しかったな
ジャンルを超える稀有な作家なのに、そこを評価出来なかったか
ジャスコがあるような地方に住んだことない都会人から見ると、
辻村の作品は、ほとんど共感できないと思う。
でも、同じく地方都市女子の悲哀を描く津村記久子の作品は、一般受けすると思う。
この違いはなんだろう?
辻村は、変に権威にこだわらないで、ラノベ路線でいったほうが大成すると思う。
243 :
無名草子さん:2011/07/15(金) 18:13:47.82
辻村はいつか取るだろ
>>243 俺は、とらないと思う。
何度かノミネートされて、いつのまにか卒業ってパターン。
つか、三崎あきとかって、どうなった?
最近、ノミネートされてないけど。
辻村の次作は文藝春秋からか。
辻村は凍りのくじらで痛い目にあってから読むのやめた俺みたいな人がいると思う
最近のは良くなってんの?
なんか円城押しの奴らって、数年前だったら中原昌也を押してたんだろうなって感じ。
円城を評価するナイーブなボクvs円城を評価しない鈍感な審査員って構図だからな
>>246 おれも同じだよ〜
でも今作はあれよりマシになってた
前衛小説に意味があるとしたら、何か新しい形式なり、手法なりを見つけたいという
探求の失敗の記録として、何らかの示唆をもたらす点にだけあるんだろうな
実験だの、前衛だのと言われてるうちは、新しい形式に到達したとはいえない
みんなわけ分からないんだから
だから、こういう人はいていいけど、あんまり勘違いさせると、本人にとっても
読者を失い、無駄な仕事をすという損失があるから褒めるのはよくない
高橋源一郎の全作品が無残なごみで終わったように
前衛だの実験だのという追及が成功したためしはないんだから、見果てぬ夢の敗北の歴史だよね
最近の受賞作と比べれば、『下町ロケット』はマシだと思うが。
浅田次郎みたく、やたらと「文学、文学」と言ってる奴はなんなんだ?時代錯誤だよ
>>235 まあ、スポーツ少年ものはよくあるよね。あさのあつこ以降増えた気がする。
あとは「蹴りたい背中」みたいなのとか。
どうでもいいが、「オーダーメイド殺人クラブ」と聞いて、谷村志穂「自殺倶楽部」を
思い出したのはオレだけか? 自意識過剰な女性作家は似たようなもの書くんだな、って思ったわ。
池井戸作品が分からない人なんて、中高生より上だったらいないだろうな。
分からないとこなんて皆無だもん。
たぶん中高生でも受けるコはいるだろうと思う、青年マンガが読めるコなら。
「チューリップは赤い〜」みたいな分かりやすさというか。
勧善懲悪の世界。
そういうとこが受賞ポイントなのかな。
浅田の「鉄道員」が文学とはまったく思えないが
あれは単なる大衆娯楽
昴がすげぇからな
ぽっぽは小手先
256 :
無名草子さん:2011/07/15(金) 19:35:29.32
下町ロケット、小学館の部数読み間違えで
品切れ続出らしい。
>>246 俺も
前スレに「凍りのくじらが最低だったのでそれ以降読んでない」って書き込みがいくつかあったよ
ブコフで900円で売ってたな
小学館が最後に受賞したのはいつだ?
>>247 いや中原とは作風も作者のキャラも違うし被ることはないだろ
円城はジャンルを越境して書ける作家だと思うし賞をあげてもよかったんじゃないか
周五郎や本屋等ネームバリューのある賞が定着した事だし、直木・芥川も年1でいじゃん
半年に1度は多い
すまん周五郎は本好き以外には今も空気だと思う
三島賞も空気感あふれるしねえ
三島は舞城にやったから許す
島本や辻村が直木賞でも全然ええやん。
幼い感性かもしれないけど、ちゃんとそのリアリティーは書かれてあるよ。
確かに頭で作ってるというのは同意するけど、
選考委員がついてけてないんだって気がする。
>>265 島本は、近々とると思うよ。
今回も評価されていたし。
でも、辻村は、ちょっと分からない。
268 :
無名草子さん:2011/07/15(金) 23:57:18.06
選考委員もそろそろ定年制か任期制、もしくは投票で選ぶ時期に来ているのでは。
田辺聖子さんとかみたいに「自ら退く」潔さを持ってほしいもんだ。
なんか選評で間違ったこと言って辞めた人いなかったっけ?
島本はさ、あの夫を選んだってので応援したいわ。しかも2回。
母子家庭だし、綿矢金原に芥川取られるしで、案外苦労人。
先行委員は一回50万だっけ?
やめねぇよな
272 :
無名草子さん:2011/07/16(土) 00:42:10.62
>>271 100万だよ。
辞めたのは五木寛之。
でも責任感というより飽きたんじゃないかな。
五木なら金には困ってなさそうだし。
一回50万だよ
年間100万
ブー
1回100万、年200万
島田がメッタの連中に訂正してたな。
>>267 このブログの人の書き起こしは結構間違いが多かった前例があるので注意
聞き書きだからね
話半分で読むべし
>>276 たぶん、「文学賞メッタ斬り!リターンズ」。
ユリイカのZ文学賞は手元にあったけど違ったわ。
だいたい大森は、山本賞から直木賞ないって言ってたけど、一人いるんでしょ。
280 :
無名草子さん:2011/07/16(土) 02:48:53.46
>>279 大森の評論はインチキ。
泡坂さんが山本賞落ちて直木賞とったことは
文春も認めている。
281 :
無名草子さん:2011/07/16(土) 06:33:13.58
>>280 なんだよ、「文春も認めている」って
認めるも何も、客観的な事実じゃん
島田も文春に足元見られるぐらいの安全な存在ということだよな
主著は絶版
大学教授やらなきゃいけない程度の作家
初版買ったよ。全部で何文字あるんだろう。ページ数は400頁ぐらい。
285 :
無名草子さん:2011/07/16(土) 19:24:05.64
「去年は大スターが出ましたが今年は・・・」山田詠美
って去年の大スターってどこが????
288 :
無名草子さん:2011/07/16(土) 19:53:43.63
炎上:難しいことを書き連ねれば文学と勘違い
北大:エロイことを描けば文学だと勘違い
本谷:演劇の脚本でも通用するのが文学と勘違い
畏敬度:勧善懲悪なら全て良しだと勘違い
289 :
無名草子さん:2011/07/16(土) 19:57:35.43
なおコーラは日経新聞で芥川賞について主催元の以降がどうのと批判してたけど、
よくまた候補に挙がったな。
>>193 近親相姦って言うネタと残虐性をくっつけて、そのネタだけで書いてりゃ総スカン食らうよね。
売れない芸人が下ネタ使うのと同じ。
日常の、チョットしたことやみんなが目をつけてないことを、なるほどとため息付かすように書くのが文学(笑)でしょ。
いかにも眼を覆いたくなったり、逆に耳目を集めるようなネタをそのまま使うやつは、何ちゃって作家。
その意味で、慎太郎もドラゴンも同じ。
290 :
無名草子さん:2011/07/16(土) 20:03:44.02
だれかホモの濃厚な性交描写と、終わったあとに殴る蹴るの暴行して、
それを見ながら別のホモが興奮してる小説を書いてくれ。
セリフに専門用語を使いまくって、ルビを振りまくってさ。
で、見知らぬ気違いにめったざしにされて、内蔵が飛び出てぐちょぐちょとかの描写を入れたあと、
死体相手にまた興奮してる別のホモが主人公の小説なら、文学賞くらい軽いんじゃね?
注:もちろんイケメンが条件
芥川とった会議室でうんこするやつなんだっけ?
ナオコーラで思い出すのは「本屋大賞欲しいです」というエッセイ
「これからは賞を欲しいということを隠さず生きる」という内容のものすごくくだらないエッセイだったが、
そこで「欲しい賞」というのが芥川賞でなく本屋大賞にしてるあたりが
読者に媚びているようですごく計算高くて嫌いになった
そういういやらしさって、文章に表れるんだよな
293 :
無名草子さん:2011/07/16(土) 20:49:13.02
山田詠美がSというが本当はMであって、
黒人男にケツ叩かれただけで潮吹いちゃう作品。
294 :
無名草子さん:2011/07/16(土) 21:27:58.78
池井戸さんのファンです。
どれ読んでもハズレなし。読後感が爽快なのも多い。
彼の作品が直木賞にふさわしいかどうかは微妙だけど、受賞で池井戸さんの作品が多くの人に
読まれるのはうれしいな。
池井戸さんもこの受賞でどんどん作品を発表して下さい。
295 :
無名草子さん:2011/07/16(土) 21:40:15.02
>>293 「山田詠美 ヌード」でググってみなさい
296 :
無名草子さん:2011/07/16(土) 21:42:04.18
>>294 同意。
高野さんの作品は傑作だけれど、
次の作品が出るのはまた数年後??
であれば、コンスタントにいい仕事をしている
池井戸さんに賞が行くのは当然では。
>>296 別にコンスタントに仕事をしている人がえらいわけではないだろ
下手な鉄砲数多く打ってるだけかもしれんし
しかもなんで次の作品がいつ出るかを考慮して賞あげなきゃならないんだよ
事実上作者が受賞対象であって作品じゃないってのはどうかと思う
299 :
無名草子さん:2011/07/16(土) 23:22:51.05
もう駄目なんだよ。昔と違って小説をインテリが読まなくなったから。
インテリが読まなきゃ、作者も作品も低次元になる。
あんたが言うところのインテリさんが読みたいような作品書く作家がいなくなったからな
301 :
無名草子さん:2011/07/17(日) 00:27:02.37
読者が低次元でなく、全体が底上げされてんだと思うよ。
教育格差とかウソ。大卒者が多いのはもちろん、
中卒、高卒でも読解力があるから「前半で展開が読めるし斬新な描写もない」
とか平気で言うし、医学界や証券界などを舞台にしても「基本的認識が間違えています」
と指摘されたりする。
逆にヤクザとかアンダーグラウンドの世界を描いても「劇画だな」とかね。
ツライ時代だと思うよ、作家さんも。
302 :
無名草子さん:2011/07/17(日) 00:39:01.50
>>297 文春は出版界盛り上げのために
両賞主宰してるんだから、
コンスタントに仕事してる人に
肩入れするのは当然
>>288 >炎上:難しいことを書き連ねれば文学と勘違い
SFとして書かれたSREやBSに比べれば
文芸誌に載ってるようなのは断然わかりやすいだろ
>>302 要するに直木賞受賞の帯つけてたくさん売りたいから
過去にたくさん発表してて今後も定期的に新作発表してくれる人に受賞させたほうがいいってこと?
読者には全く目を向けてない賞なんだな
305 :
無名草子さん:2011/07/17(日) 01:41:22.24
俺は「私のいない高校」を芥川賞候補にすべきだったと思う。
まああれも炎上と同じ引き出しにしまわれそうだが。
毎月3週目のテーマは「本」。
7月14日に発表された「第145回芥川賞・直木賞」について伺いました
■芥川賞
‘該当なし’という結果を「ありえない」と切り捨てた豊崎さん。
『これはペンです』の作者・円城塔さんを
‘世界文学の最前線で戦える数少ない日本の作家’と豊崎さんはべた褒め。
それに対して、円城塔さんを「認めない=わからない、だから受賞させない」
と拒絶する選考委員にはだいぶ辛口。
リアリズム小説としても読めて、数学や物理学に理解が深いとより楽しめて、
SF小説なんかに造詣が深い人にもアピールする・・・
「数学がわからないから、ぞくぞくするくらい面白い」とった風に、
円城作品はいろんなレベルで楽しめるということでした。
■直木賞
池井戸潤『下町ロケット』
伊集院静さんの講評いわく
「東日本大震災後、落ち込んでいる中小企業や工場を盛り上げていく良い作品だ」。
文体は軽いが物語自体は読ませるし面白い、というのがこの作品に対する豊崎さんの印象でした。
ttp://www.tbs.co.jp/radio/horio/entertainment/index-j.html
309 :
無名草子さん:2011/07/17(日) 09:08:57.23
>>309 それ直木賞と関係ないやん
人気があるから受賞したわけじゃない
いつもどおり豊崎はゴミだな
>>312 円城の使われ方が今までの舞城とか中原とかと同じだし
いつまで石原宮本とか糞どうでもいい老害相手にポジショントークしてんだよっていう
円城は評価されるべき作家なのに
前回の詩みたいな朝吹が認められて円城が駄目な理由がわからない
現代詩とSFじゃ純文とのジャンルとしての近さは全然違うだろ
朝吹は家系もいいし
朝吹を認めなかった場合学者の親族が出て来る
つまりそういう政治だよ
円城は後ろについているのがDQNなメッタ斬りコンビだけだからいいように扱われる
>>316 朝吹のバックにそれほどの力はないだろ
親父さんだって大学教授を別にすれば売れない詩人だぞ
大叔母はすでに故人だし
政治力を働かすとしたら新潮編集長だろう
ただ、血筋からして「こいつを認めなければ
頭が悪いと思われる」というくらいのプレッシャーを
無言で周囲にかける力はあるかな
>>290 ちょっと違うけど舞城が書いてるよ。目玉抜いてちんぽ差し込むとか。
ところで今更なんだけど、宮沢章夫の「ボブ・ディラン・グレーテスト・ヒット第三集」はなんで芥川賞候補にならなかったんだろう
あれは今期の文芸誌に載った作品ではたぶんピカイチの作品だった
ナオコーラとかよりはよほど候補にふさわしい作品だったと思うし、候補になってたら少なくとも評価の軸になってたと思う
今期は他の作品が今ひとつだったし、受賞してたっておかしくなかったと思うけどな
そもそも候補作を選ぶのってだれ?
「日本文学振興会」という団体だが、実質的に文藝春秋の社員で構成されたチーム、と聞いたことがある
>>313 もう豊崎は、そういう芸風で行くことにしてるんだろ。だいたい石原と宮本の二人が反対しただけじゃなくて、
過半数から支持を得られなかったんだし。
中原は、蓮見重彦が押さなかったら、ああまで担ぎ上げられることはなかっただろうな。
最近は直木賞をとることによるメリットってあるのかな
既にある程度売れてる人ばかりだし、受賞により売上が伸びるのはごく短期間のようだし…
今更だけど……。 芥川賞の円城塔氏への評価、自分のことのように悔しい。確かに初見の人には解り辛いとは思う。
けど、選考委員が読み解けないわけがないでしょ。始めからバイアス(というか偏見)が掛かっていて、
気に入らないところばかりが目に付いた、そんなところじゃないかな。
325 :
無名草子さん:2011/07/17(日) 16:19:21.21
NOVA1に載ってる炎上の短編はほんとヒドかった。
知識を羅列し、それに英単語のルビを振って、
さも「俺様はこれくらいのことは普通に知ってるんだぜぇ〜」と言わんばかりに書き連ねてる。
この作者、いろんな読者が読むってことをまったく考慮にいれてないし、
自分の世界を作るのに夢中で、オナニーショウを見せられた気分。
『選択公理』という言葉に「Axionm of Choice」とかのルビを振る意味はどこにある?
単に「英語だとこう言うんだぜ〜」って、見せびらかしたいだけだろ。そう言ったのが至るところにあって、
「ほらほら、オレの知識をとくとご覧じろ。これがSF、これがオレのスーパー作品。理解できないやつはさっさと本を閉じな」
っていういやらしさが充満してる。
すでにある公理や概念や専門用語を多用して自ら新しい言葉を作り出さず、簡単なことを難しい言葉で複雑に書いてるだけの彼の作品は、
複雑なことを簡易単に書いた小説には遙か及ばない。
難しい文章を読んでオレは文学を勉強してるとか勘違いしてる、自己満足読者には大受けなんだろうけどね。
>>297 理想論ではお前さんの言うことが正しい。
が、いまの文学賞ってのは商売こそが第一目的。
賞とってそのままフェイドアウェイされちまったら、版元としても儲からないし。
だからコンスタントに書いてくれて、「直木賞作家の渾身の一作」とか帯に刷ってコンスタントに出せる方が望ましいの。
円城を「わかんない」と言う人間がいるのは当然だと思う。
作家だから理解するべき、というものでもないような。
個人的には「わかんない、でも」のあとに続くものが
あの作品にはなかったんじゃないかという気がしている。
難解という以外の特徴が読み取れない。
朝日の文芸時評で齋藤美菜子が「わからないことに価値がある」的な
ことを書いていたのには唖然とした。
わからないけど惹き付けられる、その魅力の元が何なのか
語れる人が出てこない限り、受賞は難しいと思う。
いいじゃないか芥川賞なんか獲れなくても。
どうせ獲れて少しばかり本が売れても
「なんかよくわかんなかった」で一般的には終わりだぜ。
>>323 作家はこれからますます食ってけない。直木賞を授賞すれば原稿料が上がるのと、講演会に呼ばれて稼げるくらい。
良くも悪くも円城作品は排他的。で、読めないというか、作品を楽しめないヤツは教養がない、うんぬん、
って言い出すヤツがいるからうんざり。
本当、中原昌也のときと同じだよな。まあ、石原とかを悪者にしてればいいんじゃない?
>>325 その短編ってBeaver Weaverだろ?
別に知識なんてなくても読める話じゃねえか。
> 簡単なことを難しい言葉で複雑に書いてる
逆だろ。巨大基数の集合論とか再帰理論みたいな啓蒙書で扱わないような事を
めちゃくちゃ分かりやすいイメージに落とし込んで使ってる。
元の数学を知らないからどの程度正確なのかは分からないが。
だいたいスペースオペラなんだから、
「光子魚雷!」とか「量子ビーム!」みたいな言葉だと思っても問題なく読める
インテリを気取るというよりは
自分には当たり前の世界だから世間一般に通じないことが分からないんだと思う>円城
>>325 俺はその短編読んでないんだけど
>複雑なことを簡易単に書いた小説には遙か及ばない。
小説において複雑なことを簡単に書くことの必然性ってあるのか?
論文や論説読んでる訳じゃねーんだぞ
そんなにわかりやすいのがいいなら新書でも読んでればいいじゃん
好き嫌いの問題を優劣に還元してしまうのはアホらしいとしか言いようがない
>>332 >小説において複雑なことを簡単に書くことの必然性ってあるのか?
必然性って…出版コード取得して値段つけて売る以上、難解なものより
理解しやすいものの方が広く読者に届くっていう単に市場原理の話だろ
あと論文ってのは一般的にごく単純な問題に対して専門用語を無駄に多用して
かえって複雑にしてるってのが常でむしろ逆だろ
>>333 お前は市場原理を根拠に小説の優劣を語ってたのか?
335 :
325:2011/07/17(日) 21:54:27.51
>>332 >小説において複雑なことを簡単に書くことの必然性ってあるのか?
そんなこと言ったら小説家は自分にだけ解ればいい言い回しや、友人同士で使うあだ名、
それに東電の記者会見みたいに専門用語を羅列した作品を書いてもいいことになる。
それにだ。難しいまま書くってのは、
作家自ら「私は作家としては能力不足です。本当は学者の論文とか随筆みたいにわけの判らない文章を書きたかったんです」
って表明してるのと同じ。
でも最近はPCのキーを叩くだけで文章の推敲をほとんどせず、脳内の思い付きをそのまま垂れ流してだらだらと、そして難解なままに書くアホ作家が増えてるけどね。
簡易に書かなくても良いだろってのは、
一体誰のために作品を書いて発表し、それでもって金を取ってるのかという自覚のない作家の、非常に恥ずかしい妄言でしかない。
それならネット小説サイトに無料でうpしときゃいい。
なのに一部のインテリ気取りが、
純文気違いのように「難しいものこそ文学!」とかありがたく思ってるからまともな読書家が離れていき、
版元のごり押しばかりの意味不明小説があふれてんだよ。。。
で、読んでみると「オレが言った、オレがやった」ばかりのオレオレ一人称で、
すぐさま残虐に人を殺したり、女を陵辱したり、生き物を殺しまくって、
それでも「一人で生きる俺には物足りない」とかかっこつけて書いてるのばかりだし。
円城のは別にむずかしくないよ
ああいう文体の実験小説ってのはわりかしあって「群像」の創作合評で書かれているとおり
円城の年代の作家では少ないだけで、もっと難しく書けって言われていた
だから認める認めないってのはナンセンス
もうすでにあるジャンルだから
1ページ600文字ぐらいか?
>>335 お前円城塔読んでないだろ
図書館で「新潮」借りて、「これはペンです」読んでみろ
叔父と姪の文通の話で、途中大学の教員が出て来て難しい専門用語が出て来るけど
ちゃんと説明もある
あれが難しいなら「博士の愛した数式」や森ひろしは読めない
円城は別に文体は難解じゃないんだよな
つまりSF作家にありがちな、専門知識をどこまで受け入れるかだろ
ワープって言葉が入ってたら、ワープの解説を入れなきゃいけない
SFのガジェットは世界設定と解説が必要不可欠
だからSFは純文の賞を取れないわけ
去年の「きことわ」と比べれば優しいけどな
話し言葉と回想がメインだし
純文は実験的なところがあるから面白くて、そこがエンタメとの差だと思ってた
そうじゃなければセカチューみたいなのしか残れないでしょ
沼野:円城さんの小説について
文法体系の説明は論文でなあれていて、この言語への翻訳もけっこう物好きかやっているようですが、
実際にこの言語でオリジナルな文学作品は多分ほとんど書かれてないんじゃないでしょうか。
私は言語学的な小説が好きなので、その点で評価がすごく甘くなってしまう。
ともかく、これはおもしろいことをやったな、と。
ただ、それを前提として、あえて言えば、はっきりといた不満が1つあります。
誤解のないようにお断りしておきますが、円城さんは天才的な素質の持ち主で、
いま彼の世代の中で誰もこんなレベルでは小説を書いていない。
だからこそ無茶なないものねだりをしたくなるんですが、この作品についても、十分実験的で難しい小説だけれど、
難しさが足りないとあえて言いたい。
陣野:その意味では非常に希少な作家でしょうね。
多和田葉子との対談もあるから「群像」読んどけ
こいつが取れないと同じ実験ジャンルの青木が芥川取れなくなる
円城が面白い面白くないとかよりも初回でSFであの作風じゃ今回すぐ受賞とかまずない訳で
お前らがそもそも受賞するとか思ってないのに案の定落ちてそれにかこつけて審査員叩いて承認満たしてんのが痛い
>>342 しかし過去の受賞作見てるとまんざら
ありえないでもないんだよな
>>342 でも最終まで残ったわけだから可能性はあったわけだ
過半数には届かなかったが、票は入ったわけだろ?
10人中5票取ればイケた
今の審査員の面子じゃ無理だね
円城はSFじゃなくてむしろ幻想文学や実験小説のジャンルだから
あれも純文学なんだけど、審査員のメンバーがその辺りをおさえていない
だから人間ドラマか、ポエムじゃないと芥川は無理なわけ
青木淳悟、佐川光晴、柴崎友香、円城塔、舞城王太郎
この辺りにとらせなきゃ駄目だろ
最近キャラ受けばっかり狙ってんじゃねーよ!!!芥川!!!!!!!
芥川賞受賞しましたって言ってそれ買う層は人間ドラマとか好きそうだしな
>>346 最近そういえば作品よりキャラと話題性優先っぽさはあるよね
でも賞ってそういうものだから
変な期待は持たない方がいいよ
直木も人間ドラマ優先で「下町ロケット」に決まりました
柴崎は絶対近いうち受賞しそう
>>346 全部都知事と宮本が嫌いそうな人たちだねww
柴崎もわりと読む人間を選ぶからなあ。
>>345 半可通が知ったかぶるなよ。実際、今の選考委員一人一人についてどれくらい知ってる?
メッタ斬りが「芥川賞の選考委員は前衛を読めない」ってキャラ設定したからって、乗せられる奴多過ぎ。
>>353 お前はどれだけ知ってるんだよw
そもそも円城は前衛じゃないって
他にも同じような手法使って書いてる作家はいるよw
柴崎や青木、円城、舞城は純文界において長く書き続けて新風を送り込んでくれる
書き手だと思うから、あげて欲しい
毎月3週目のテーマは「本」。
7月14日に発表された「第145回芥川賞・直木賞」について伺いました
■芥川賞
‘該当なし’という結果を「ありえない」と切り捨てた豊崎さん。
『これはペンです』の作者・円城塔さんを
‘世界文学の最前線で戦える数少ない日本の作家’と豊崎さんはべた褒め。
それに対して、円城塔さんを「認めない=わからない、だから受賞させない」
と拒絶する選考委員にはだいぶ辛口。
リアリズム小説としても読めて、数学や物理学に理解が深いとより楽しめて、
SF小説なんかに造詣が深い人にもアピールする・・・
「数学がわからないから、ぞくぞくするくらい面白い」とった風に、
円城作品はいろんなレベルで楽しめるということでした。
■直木賞
池井戸潤『下町ロケット』
伊集院静さんの講評いわく
「東日本大震災後、落ち込んでいる中小企業や工場を盛り上げていく良い作品だ」。
文体は軽いが物語自体は読ませるし面白い、というのがこの作品に対する豊崎さんの印象でした。
ttp://www.tbs.co.jp/radio/horio/entertainment/index-j.html
柴崎はむしろ今までとってないのが不思議
>>346
この辺りには取らせなきゃいけないけど
無理そうだ
舞城にはいいかげんそろそろあげようよ
ナオコーラとか候補にしなくていいから
だよな、舞城が谷崎とっちまう前にやらねーと
>>335 >純文気違いのように「難しいものこそ文学!」とかありがたく思ってるからまともな読書家が離れていき、
ここには同意しないでもないけど
たしかに複雑に書かれたものは閉鎖的になりがちではあるけど
普遍的であることが既に望めない現代においては大体のものがそのコミュニティに大小はあっても閉鎖的だよ
そりゃコミュニティは大きいに越したことはないがコミュニティが小さいからダメってわけじゃない
少なくとも円城は商業ベースである程度の読者は得てるわけだから批判されるようなことはない
だいたい円城はラノベ書いたりSF書いたり文学書いたりしてその閉鎖性を打破しようと試みてる作家だと思うけどね
それよりも「文学は簡単でなければいけない!」とか言ってるお前みたいに
自分の文学観が絶対だと思い込んで多様性を認めらんない連中
(例えば私小説はダメ、前衛はダメ、アメリカ文学的なのはダメ…)
が自分の気にくわないものを排斥しようと内ゲバしてたから
この国の文学はこの惨状なんじゃないのかな
簡単に書かれてようと難しく書かれていようといい作品はちゃんと評価するべきだろ
円城のBSFは難解だが「これはペンです」はそこまで難しくなかった
審査員はこの作品のどこが読みにくいと感じたのか知りたい
このレベルが合うとなら夏目漱石の「夢十夜」もアウト
>>362の補足をしておくと
文学観こそ違うけど
>>335が現代の文学に抱えてる問題意識と憤りは十分同意できる
円城は芥川なんて取らなくても評価されてるでいいじゃないか
該当無しなら円城にあげときゃいいのに
芥川賞も巨人の四番も既に権威なんて往年の半分以下だろ
将来活躍しなくても「受賞後パッしなかった芥川賞作家リスト」に追加されるだけだし
実験小説なのはいいんだけど、それだけで受賞できないのなら
人間ドラマを混ぜればいいじゃない
リアリティが足りないのなら、リアリティのある文体や描写を保ったまま
実験すればいいじゃないの
368 :
無名草子さん:2011/07/18(月) 00:41:29.54
円城は賞に媚びるような作家になって欲しくない
トヨザキは川上を絶賛しておいて、無かったことにしたカス
円城と舞城は賞関係なく書き続けて欲しい
372 :
無名草子さん:2011/07/18(月) 01:30:58.53
川上はまだ二冊しか出してないから駄目でしょう
373 :
無名草子さん:2011/07/18(月) 01:58:28.50
今週の週刊ブックレビューに出演した
河野多恵子さん。
頭ははっきりしてるが、これはもう
選考委員は厳しかったんだろうなと思わせる衰弱ぶりだった。
選考委員もこうなる前に引き際をわきまえてほしい。
単純に「もう自分の作品書くから」で辞めてもいいじゃん
何を偉そうにw
選考委員も河野多恵子もお前ごときに言われたくないだろうよw
柴崎とか保坂エピゴーネンでむしろ今の文壇の中心だろ
2chで言うことではない気がするぞwww
ここはお前ごときと言われる奴らが集う場所だろ
いや、なんか上から目線でムカついたんで
なんかちゃんと純文学書き続けている人にあげて欲しい
最近は芥川がピークな人にあげてばかりいる
例外はケンタくらい
円城は保坂とかには高く評価されてるからいいじゃない
芥川とは無縁でも、作品を提供し続けてくれるでしょ
とりあえず選考委員の流動性はもう少し高めた方がいいと思う、10年で交代とかさ
384 :
無名草子さん:2011/07/18(月) 19:02:09.34
円城作品は横光利一みたいで好きだ
あれを認めないなら
文学って何なのだ
385 :
無名草子さん:2011/07/18(月) 19:54:14.37
ピンチョンとか円城塔みたいに、数学でさえ文学になり得える可能性を信じ続けてやる
受賞作なしってどういうことだよ
僕に聞かれても…
賞の権威落としてまで無理に受賞作決める必要はない。
経費節減ってうわさもあるけどな。
389 :
無名草子さん:2011/07/18(月) 20:15:41.24
>>388 賞の権威w
もともと販促の為に作られた賞だぞ
前回2作出したからじゃないの?
今回は震災後ってのもあったから、その影響もあるだろうね
選考委員多すぎじゃん。経費節減にならない
審査員って1人審査費用に100万円貰ってるらしいよ
つまり審査費用だけで1000万円
これで受賞作なしで泣きたいのは文芸春秋だろうw
ナオコーラとか本谷とかは候補にしなくっていいから、舞城にいい加減やれよ
審査費用削られて、抗議の意味も込めて受賞作出さなかったのかもなw
エイミの選評だと前回のケンタと朝吹と比べて地味な面子だから出さなかったって
いつから芥川は経歴の面白さで見る賞になったんだよw
395 :
無名草子さん:2011/07/18(月) 20:39:14.19
1000万円も使ってるのか
本気で無駄金だな
被災地に送れよ
舞城にやれ〜!挨拶はモブでも呼べばいいんだから
ホステス上がりの美女、中卒ニート、慶応のお嬢様、中国人
こういうバックグラウンドじゃないと受賞出来ない賞です
現代詩みたいなのと私小説が強いよね
だから青木や円城タイプは難しい、柴崎だったらまだいけるか
399 :
無名草子さん:2011/07/18(月) 21:02:25.24
舞城と円城は永遠にとれそうでとれないに終わる
今の審査員の面子なら『ダールグレン』を見せても
こんなの小説じゃないと斬って捨てそうだな
401 :
無名草子さん:2011/07/18(月) 22:10:20.49
小説家と批評家は違う
よい書き手がよい読み手とは限らない
Q:舞城と円城の共通点は?
>>402 固定ファンがいるけど一般受けはしない
漢字の城の字
セックスがしつこそう
ジャックルーボー好きだから、円城みたいな作家が増えて欲しい
こいつが認められないと後が出てこない
405 :
無名草子さん:2011/07/19(火) 08:06:12.52
直木賞単独受賞なのに、
下町どこにも見当たらない。
小学館何考えてるんだろう…w
下町ロケットって、明日があるさのパクリじゃないの?
しかしこんなに話題にならない回も珍しいね。
っていう話題になってる
下町ロケットじゃ話題にならないでしょ
映像化されやすそうだから、映像化後に話題になるかも知れないけど
どうしてこれに取らせちゃったんだろうね
震災だからって馬鹿だよな審査員
ジェノサイドとこれペンだったら今頃祭りだっただろうに
受賞作なしと「下町ロケット」w
話題にしようがないww
ここ数年の直木賞は話題作が少ないな
桜庭くらいじゃないの?
HOT_NEWS2 RT 読売新聞《文化》の欄で芥川賞「欠点にこれほど言葉を尽くした選考はなかった」とある。
その中で円城塔への言葉が「SF としてはすばらしいかもしれないけど……」だと?
SFじゃあどんなに素晴らしくても芥川賞はやれないってか。
クソな賞だな。
http://j.mp/rfrU96
下町ロケットって文学賞の土俵に乗る作品じゃないよな
映画賞に男はつらいよが出てくるような違和感
だから震災後に企業を励ます為って目的で取らせたんだからしょうがないだろ
しばらく人が死んだり暗い展開の入った作品だと直木賞は無理
モリミーもSF作品では直木は無理でした
SFは純文も文学賞も無理です
だったらはじめから候補にすらしなくていいよな
というかもう直木賞の対象を
大衆文芸(ただしSFを除く)
とかにすればいいよ
418 :
無名草子さん:2011/07/19(火) 15:28:03.56
っていうか復興のために受賞ってどうなのよ
419 :
無名草子さん:2011/07/19(火) 15:29:22.39
>>416 あーあ、まともな人に限ってやめちゃうんだな
ジェノサイドはこのミスか、本屋大賞でいけるだろ
冲方と同じコースでヒットすると思う
桜庭も完全に芥川賞の川上に食われてたけどな。
川上も受賞時がピークでしょ
その後の「ヘブン」は特に話題にならなかったし、そのあとは一冊も出ていない
桜庭はゴシックがヒットした
423 :
無名草子さん:2011/07/19(火) 16:01:49.61
本の雑誌が選ぶ 今年上半期 エンターテイメント は「ジェノサイド」だった
424 :
無名草子さん:2011/07/19(火) 16:02:32.02
本の雑誌が選ぶ 今年上半期 エンターテイメント小説NO1 は「ジェノサイド」だった
425 :
無名草子さん:2011/07/19(火) 16:04:32.04
だから作品で選んでいたら当然ジェノサイドが受賞だった
そこで変な震災補正が働いて「下町ロケット」
toyozakishatyou円城塔作品に「間違いがある」と指摘したのは、やっぱり村上龍氏だったのか。円城さんと徹底討論してみたらいいのに(以下、自粛の嵐)…
http://j.mp/d486dP エイミーは龍の女!
村上龍にSFや理系の専門知識なんてあったっけ?
エイミはりゅの意見を尊重したんだろうけど、龍の知ったかで受賞出来なかったとすれば
円城は哀れだな
とてもそのジャンルで詳しい先生がいて間違いを指摘したって奴か
でも龍のコメントだと具体的にどこが間違いか不明
っていうか「これはペンです」の専門知識って炭疽菌の箇所だけでしょ
矛盾点なんてあったっけ?
しかも姪の間違いって流れでも不自然じゃないし
復興とか元気をあげたいって理由で受賞じゃ
もらった方も納得できないだろ
龍のコメントは豊崎が煽ってるだけ
明日になればすべてがはっきりする
候補者と審査員の対立を作りたがってる豊崎は罪だな
メッタ斬り的にはその方が美味しいからでしょ
円城も煽りに乗らなきゃいいのに
博士のプライドがそうはさせないのかねえ
理系の研究職の人ってそういうの気にするんじゃないの?
ミスと試行錯誤の積み重ねで実績出していく業務だろ
むしろ職業病と理解したが違うのか
別に教科書じゃないんだからさ
SFなんて出来るとか正しいってのとは違うわけだし
そんなことよりも内容を議論して欲しい
最近の芥川も直木も、変なところで戦ってやしないかい
434 :
無名草子さん:2011/07/19(火) 16:33:06.33
龍と円城対決するの?
見たい!
>>422 一応、ヘブンは傑作として評価されてたと思うよ
それなりに売れたはず
俺は読んだことを後悔するレベルの駄作だと思ったけど
>>435 あれはいじめがテーマだから
褒めてたのは書店員とかだけ
部数も3万部程度
あれだけマスコミが騒いだ割には売れなかった
437 :
無名草子さん:2011/07/19(火) 18:17:06.14
村上龍氏が円城塔氏の小説に誤りがあるので明日発表するそうな。ご自分のブログでわざわざ予告とな。
落選作についてここまで龍が語るのも珍しいな
よっぽど致命的な間違いだったのだろうか
作品の内容じゃなくって記述の間違いで落選?
そういうのもあるのか
半可通は小説書くなってことですね
440 :
無名草子さん:2011/07/19(火) 18:21:08.30
村上龍 vs 円城塔とか wktk すぎる。
むしろ円城塔的にはおいしい展開じゃないの?
忘れ去られた北大生が不憫すぎる
とはいえ、どこが間違っているのか僕も知りたいです。
「これはペンです」読み直すか
「道化師の蝶」の男が子宮癌になる箇所はわざとなんだろ
ソースは「群像」の創作合評
そういう著者の仕掛けをミスととらえたってわけじゃなくって
専門的な知識での間違いなのかな
443 :
無名草子さん:2011/07/19(火) 18:38:22.95
予告までするんだから
龍は円城を叩き潰す気満々なのでしょうな
444 :
無名草子さん:2011/07/19(火) 19:30:14.57
前衛小説に意味があるとしたら、何か新しい形式なり、手法なりを見つけたいという
探求の失敗の記録として、何らかの示唆をもたらす点にだけあるんだろうな
実験だの、前衛だのと言われてるうちは、新しい形式に到達したとはいえない
みんなわけ分からないんだから
だから、こういう人はいていいけど、あんまり勘違いさせると、本人にとっても
読者を失い、無駄な仕事をすという損失があるから褒めるのはよくない
高橋源一郎の全作品が無残なごみで終わったように
前衛だの実験だのという追及が成功したためしはないんだから、見果てぬ夢の敗北の歴史だよね
445 :
無名草子さん:2011/07/19(火) 19:34:50.22
コピペくどい
『下町ロケット』ってそんなに悪くないと思うんだが
>>446 ありきたりな人情ドラマってのが古くない?
悪くないしすぐ読めるし、ドラマの原作みたいだけど
それ以上の物はない
「下町ロケット」は受賞理由が震災だったのも叩かれる要因の1つ
東大博士の円城に噛みついた龍!
明日の朝が楽しみだな
450 :
無名草子さん:2011/07/19(火) 23:48:29.00
「お前は見られている」が宗教。「見られていなくても」が道徳。「どう見ているか」が哲学。「見えているものは何か」が科学。「見えるようにする」のが数学。「見ることが出来たら」が文学。「見えている事にする」のが統計学。「見られると興奮する」のが変態。
451 :
無名草子さん:2011/07/20(水) 01:34:10.35
現役の作家です。
デビューまだ数年ですが候補になったことはあります。
ヒマなんで書きこみました。
わかることは答えます。
質問ありましたらどうぞ
うぜー
消えろ
454 :
無名草子さん:2011/07/20(水) 05:10:53.74
>451
出版社による編集の指導に違いはありますか
>>416 後任は誰なんだろう。平野、町田、堀江、阿部の誰かかな?
あ、いや、もっと適任がいた
松浦寿輝
松浦だろ
こうして文壇を支配する邪悪な老人に・・・
村上龍 vs 円城塔 対談対決!
円城「何が何してこうなって」
村上「あうあうあー」
一見すると円城の圧勝のように思えるが、
やはり村上龍は村上龍だったわけで、
その文壇界における権力を最大限に活用し
対談後、円城作品が文芸誌に載ることはなくなったのであった・・・
勝者 : 村上龍!
円城は、書評家ムラとSFムラの住人たちがえらい持ち上げていて、
本人もすっかりその気で、それがなんだかとっても気持ち悪い。
突然ムラ八分にされなきゃいいが。
>>459 その場合円城はSFマガジンとかに引きこもるだけだろ
円城は純文ではなくSF作家でしたで決着
小説なんてどれも矛盾点だらけで
それでも設定なんか面白ければいいわけで間違ってる、正しいっていうのは専門書じゃないから
議論の論点としてはおかしいと思う
人が生き返っても、時間を超えても、女が男になってもいいのが小説の世界だろ
>>460 円城は間違ってる箇所が知りたいし、教えてくれれば直すっていってて
それを龍がなんかトチ狂って反論準備中なだけでしょ
エイミーの選評によると、選考中もDisの嵐だったらしい
小説の評価が震災で「揺らぐ」のは笑止と、わたしも思います。
そういうことを授賞利理由のひとつに挙げた選評のほうが、メッタ斬り!よりよほど『下町ロケット』に対して失礼と思います。
すべての中小企業の社員が中小企業小説を読んで励まされたいと思ってるわけじゃない。サラリーマンだからこそ非日常的な物語に飛び込みたいという人も大勢いるはずです。
小説の間口は広くて、深い!
465 :
無名草子さん:2011/07/20(水) 12:25:52.56
村上龍は今日の朝更新って言ってたのにまだなの?
これで「てにをは」のミスだったら笑うけどな
だから村上と山田の2人が1セットなのが問題でしょ
この2人は師弟関係なんだから、10票中2票は確定
こういうのってどうなの?
村上龍 RVR - Ryu’s Video Report
村上龍RVR龍言飛語 過去の芥川賞(第142回 受賞作 なし)村上龍RVR龍言飛語『第142回芥川賞』〜小説の他にも?価値あるものは一杯あるのだから書くことがなければ書かなければ?いい〜
http://video.jp.msn.com/watch/?video/rvr-%E7%AC%AC%EF%BC%91%E?F%BC%94%EF%BC%92%E5%9B%9E%E8%8?A%A5%E5%B7%9D%E8%B3%9E-hd/53wu?l3w
師弟関係なの?
龍は新作のなんとかのクジラがツッコミどころ満載だからな
設定の矛盾とか間違いじゃなくって内容が重要
ガンダムだって、宇宙でロボットバトルなんて物理的に出来るはずありません
だから駄作ですって切って捨てられるようなもんじゃないでしょ
審査員の中に派閥やグループがあるとどうしても偏っちゃうよねえ
エイミーが龍派なのはガチ
「下町ロケット」書店で見かけない
あるのは「オーダーメイド殺人クラブ」や「ジェノサイド」ばかり
直木賞の価値って何?
>>475 小学館が読みを間違えただけ
直木賞慣れしてないから
みっともないよなー
ところで、今回は小学館から直木賞受賞作が出たけど、こういう珍しい出版社からの受賞作、候補作ってどういうのがある?
実業之日本社とか、幻冬舎は受賞作出したことがあるよね
あと岩波書店からも候補作が出たことはあるよね(清水義範の「柏木誠治の生活」)
前回の直木賞もパッとしなかったね
龍のミス指摘はまだ上がってないの?
小説なんて嘘や出鱈目をいかに面白く書くかと思ってたんだが違ったのか
それじゃ、龍の小説も失格だな
SFはSF村から出て来てはいけない
481 :
無名草子さん:2011/07/20(水) 13:50:05.15
面白い展開になってきた
どうせだったら激論対談本でも龍と円城で出せ
松岡圭祐のエッセイにも書いてあったが
小学館は文芸にあんまり力入れてないんでしょ?
出版される作品自体少ないとかねえ
まあ、ぶっちゃけ、受賞するとは思ってなかったんだろうなー
あと最近は出版部数はかなり絞るらしい
下手すると刷りすぎて会社が潰れてしまうから
484 :
無名草子さん:2011/07/20(水) 14:35:39.46
ここの予想でもないことになってたからな
受賞を逃しても俺は引き続き「ジェノサイド」を応援し続けるよ
「限りなく言いがかりに近いレビュー」が発表されると聞いて。
ジェノサイド推しの奴らうぜぇ
確かに面白かったしページをめくるのが止まらなかったから気持ちはわかるけど
村上龍の芥川選評、円城だけがターゲットにされてるみたいだな
489 :
無名草子さん:2011/07/20(水) 15:42:04.53
はい。昨夜の者です。
ご質問@バナナですが、お弁当箱と共に包まれていれば、デザートと見なします。
セパレートならお菓子と見なします。
ただ、地域により見解に差があるのでご注意ください。回答は近畿地区です。
ご質問A編集者の指導ですが、思ったほど差はありません。というよりは、わりと自由に書かせています。その上で削除や加筆の提案をしてきます。この辺り、少なくとも私の感覚では大きな差はありませんね。
むしろ校正に出版社の違いがでます、おおざっぱか細かいか。
以上よろしくお願いいたします。
>>489 節電はどれくらいされていますか?
関西の名物といえば何ですか?
>>482 男性ですか?
イチモツのサイズ(勃起時)を教えて下さい
494 :
無名草子さん:2011/07/20(水) 17:46:58.53
円城を読んでるともっとバカをやれと応援したくなるね
最高にバカでインテリでかっこいい作家だよ
495 :
無名草子さん:2011/07/20(水) 18:06:24.31
また龍の難癖かよ
こいつの小説もダチュラの記述とか間違ってるでしょ
496 :
無名草子さん:2011/07/20(水) 18:08:13.59
あそこってそんなに大事なシーンだった?
間違ってるかどうかは知らないが例え不正確でも
叔父からのメッセージを姪が間違って解釈したって風にも読めるし
龍は下らないな
龍は円城のあげ足とりたいだけじゃない
あってても間違ってても
どうでもいい箇所で、鬼の首でもとったような龍が怖い
龍は円城にだけは採らせたくないんでしょ
円城も呆れてんじゃない?
まさに炎上
他の審査員の前で一生懸命にどや顔で説明したんだろうねえ
龍先生の切り札ショボいな
半落ちみたいに円城の方から訣別されそうな予感
505 :
無名草子さん:2011/07/20(水) 18:55:28.85
>>493 とにかくなにがなんでも否定したいという気持ちが伝わってくるけど
文学作品についての批判という意味では、批判のポイントおかしいんじゃないか?w
まあ当該作品を読んでないんでなんともいえないがw
506 :
無名草子さん:2011/07/20(水) 18:57:03.72
龍もそろそろ老害だな。
石原とは別の方向の老害。
507 :
無名草子さん:2011/07/20(水) 19:03:04.43
円城はいま、最高に困ってるトコだろうな。
どう説明すれば、バカにも理解できるのかw
こうなるとその「これはペンです」のDNAの記述部分が気になって仕方がないw
クジラ執筆の為にDNAの参考文献でも漁ったんだろ
その時のにわか知識でドヤ顔してるんじゃね?
龍はともかく他に円城を推してくれる審査員もほとんどいなかったんだろ
タイトルがダサいから落選、でいいと思う
まあ朝吹が受賞したのなら今回該当作なしってのもちょっとおかしい感じはする
Twitter見る限り、円城もDNA記述に誤りがあるようだと考えている感じだな。
>>476 前回の直木賞では集英社が同じミスをしていた。
515 :
無名草子さん:2011/07/20(水) 20:00:23.84
単行本化の際に直されるだろうから、
ちょっと図書館行って読んでくる。
516 :
無名草子さん:2011/07/20(水) 20:08:20.55
図書館行っても古本屋行っても、
村上龍の本がいっぱいあるね。
村上春樹のは常に貸出中。古本屋にも少ない。
こういったインテリタイプは
自分が間違っていないと思っているのなら、
「何処がどう間違っているのか一度お会いして聞いてみたいです」みたいなことをいうのですよw
ロンダリンテリ
521 :
無名草子さん:2011/07/21(木) 04:26:40.97
公開メディアで「誤りがある」と述べているんだから,村上龍氏には円城塔氏に「該当部」を具体的に伝えてもらい,その上でそれが本当に「誤り」なのかの結果も,何処から公開してもらいたいものだ。
522 :
無名草子さん:2011/07/21(木) 16:04:10.05
今回芥川賞では受賞作品がなかったが、村上龍は、
芥川賞では作品を否定する時に、瑕疵や欠点をつつくわけではなく一刀両断する、とした上で、
その例として、円城塔の「これはペンです」を取り上げ、DNAに関する記述が不正確だ、とした。
ただ、具体的にどこが間違っているかは現時点ではコメントしておらず円城塔もTwitter上で
選評を待ってから対応すると答えており、間違っていた場合は訂正すると発言している
龍だって『共生虫』や『昭和歌謡大全集』その他で意図的に(科学者との対談ではそう説明していたはず)科学・化学的に不正確な描写してたんだしなあ。
円城塔作品を選ばなかったことは別にいいんだが、それはそれで正確かつできるだけ公平なジャッジを心がけるべき。
20101010 村上龍さんは、円城さんへの批判で「ヒュウガ・ウィルスの時にDNAの勉強をした」と言っているが、
ヒュウガ・ウィルスは1996年の作品。
村上さんの基礎知識はずいぶん古いもののように思われる。
無意識のうちに、科学は絶対の真理と考えているのかも知れないが、科学は常に更新されていく。
約18時間前 webから
円城塔がSF作家だといわれるが、やはり純文学だよなぁと思う。
世界・社会の構造についての言及に文学部系の学問使うか理学部系の学問使うかの違いで、科学が文系に開かれているように、文学も理系に開かれているはずだろうと。
DNAの知識がどうこういうより、つまらないから落とされただけだと思う
面白ければ、細部なんて気にならなくなる
設定、モチーフがアサッテの人とかぶってて、それより圧倒的につまらないのも原因だと思う
>>526 エイミーは素晴らしく面白いと発言していた
龍もつまらないとは言ってないんだよな
間違いが致命的と言っているだけ
アサッテの人と被ってるのは叔父が出て来るとこだけじゃないかw
>>526 圧倒的につまらないんだったら、最初に落とされてるだろ
最終まで残って議論されながら落とされたのは、間違いとSFという理由
そこが納得できない人がいるからTwitterやニコ生でもこれだけ騒がれているんだと思う
「下町ロケット」がつまらない・・・・・
圧倒的な「ジェノサイド」の後に読むとふぬけた出し殻みたいな小説
今回は直木も芥川もどっちもおかしい!
いや、今回「も」か!?
>>527 行方不明のおじの人物像を手紙等から探るところやおじの言語へのこだわり
ベースになってるものはそっくりだぞ
>>531 どちらも読んだが全く違うものだと感じた
叔父がこだわっているのは言語ではないだろう
そもそも叔父=姪じゃないの?
アサッテの人は消えたが、円城は残っている
書き続けていれば受賞は無理でも、いつか芥川の審査員にはなれるだろう
島田のように
円城のやつ、あれ、女の文体じゃないだろう
そこでまず萎える
理系の女だと、ああいうのいるよ
村上龍『ヒュウガ・ウイルス』
DNAはかなり安定的で、RNAへの転写にもほとんどミスがなく、
たまにミスがあっても修復する機能まで持っている、DNAが不変のものだったら生物は変異しない、
突然変異は、ほとんどの場合それが起こる種にマイナスに働く、DNAが放射線や紫外線などで損傷を受けた場合、
遺伝子が染色体上でジャンプしてしまった場合、いずれも重い障害となって現れ生物を衰弱させる、ただ生き残る上で何らかのメリットがあるという数少ない例外がある、
海の中では大型の魚に補食されてしまう小さな魚たちが陸地に近い干潟に逃げ込んでいる状況を想像してみよう、長い長い年月の間にえら呼吸から肺呼吸へと遺伝子が変異した個体が現れる、
その個体数の多い種が地上へと進出することができた、海の中でそんな変異が起これば生きていけないが、海にいては危険な種にとっては好都合だった、
進化というのはたかだかそういうものだ、海にいて常に危険を感じていた種が突然変異の助けを結果的に借りて陸に上がり陸上脊椎動物の祖となった、海で何の危険もなかった大型魚の代表シーラカンスは二億年前と同じ姿で泳いでいる
あの選評だと龍も適当なこと書けなくなるぞ
538 :
無名草子さん:2011/07/21(木) 17:43:20.11
しかし龍もねちっこいヤツだな
539 :
無名草子さん:2011/07/21(木) 18:23:40.16
>>530 「も」で正しい。
今回は選者も不本意な気がするんで、反動で次の直木・芥川賞が
怖い・・・
話題性だけのとんでも本が選出されると思う。
やっぱ売れる本選出しないと〜とか言い出す作家先生が絶対いるはず。
直木賞はハゲが続いてるから次は万城目
( ⌒ )
l | /
〆⌒ヽ
⊂(#‘д ‘ )<ハゲハゲいうな好きでやってるんやないんやど!!
/ ノ∪
し―-J |l| |
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|l|
∩@ノハ@ -=3 あんりゃ?
⊂⌒( ゚∀゚) スポッ
`ヽ_つ ⊂ノ
池澤辞めたのか。舞城の受賞はもう無理かな
>>543 文学を担う新しい書き手が評価されないこの賞に意味なんてあるんですか?
舞城はおれが応援する。池澤とか、まともな方に去られるのは悲しいな
>>545 都知事とか他が止めればいいのに
これでまた舞城の受賞確率が減ったか
547 :
無名草子さん:2011/07/22(金) 01:04:23.75
石原は死ぬまでやめんよ
選考委員全員を唸らせる小説があったとして、
一般読者がそれを楽しめるかどうかはまた別の問題か
ただ、著名な純文学作家はほぼ満場一致で芥川賞獲ってたりもするね
549 :
無名草子さん:2011/07/22(金) 07:28:26.79
時期によって審査員の面子も違うからなあ
550 :
無名草子さん:2011/07/22(金) 07:49:48.26
池澤が受賞したときはほぼ絶賛だったなあ
選評者が許容する範囲で新しいと評価が高いね
551 :
無名草子さん:2011/07/22(金) 11:08:47.35
「舞城は俺が応援する」「円城と舞城は賞関係なく書き続けて欲しい 」
こんなコメントが彼らの場合だけ特に多いね。なんかいかにもコアなファンがついてる感じがする。
どうか芥川賞には、こう言ったサブカル臭がする作品や、読者を限定するような作品には賞を与えないで欲しい。
三島賞みたいになって欲しくないしさ。
それに実験小説を書きたいなら、書き下ろしにして、トコトン推敲したのちに出して欲しいね。
わけの解らないものを、しかも中途半端な物をいきなり出されたって受け入れがたいよ。だからそういった小説って成功しないんでしょ。
五年くらい家に籠もってああでもない、こうでもないって自分で思考して、ようやく陽の目を見た作品ならともかく、
単に現状の小説を打破したいがためにキテレツな方法で書くだけの浅い実験方法じゃ、そりゃ半端な結果に成るわさ。
なんか、芸術家気取りでいるクセにちっとも芸術家臭がしない。
加えて、読者の方を向いた書き方すらもしていない。
だから一般には受け入れがたい作品を出し、それを信者がもてはやす傾向になってるんだよ。
あと、マニアにウケて、そこそこ売れてるからっていう理由で賞を与えるのはおかしい。
文学ってのは一般大衆に向けて発信されるべき物じゃないの? それを解ってないから最近の芥川賞受賞作はヒドいのが横行してるんじゃないかと思う。
もしもそれをブレイクスルーするために炎上や舞城らに受賞させたとしても、また同じような傾向に陥るだろうね。
彼らに賞を与えたないなら、新ジャンル:特殊ノベルでも作ってそっちでやればいいとおもう。
一般小説のなかに紛れて大衆受けを狙いながら(つまり金儲けを図りながら)、実は読者を選ぶ作品だったという阿漕な商売はもうやめてちょうだい。
552 :
無名草子さん:2011/07/22(金) 11:26:35.14
きことはが授賞出来たなら
円城もありではないかな
>>550 >池澤が受賞したときはほぼ絶賛だったなあ
スティルライフか。
あんな嘘くさいストーリーの作品が評価されたのが不思議でたまらない。
金を横領して逃げてる感じが全くしない薄っぺらい友人の人物設定には、大いに嗤ってしまった。
しかも当時ニュースになったニュートリノのことを冒頭に持ってきて格好良く語ってたけど、
ストーリーには全く以て関係ないし、
それにスライドを見ながらクサイセリフを吐いたりと、村上春樹的なナルチシズムもてんこもり。
評価されたのは詩情あふれる(笑)表現の面なんだろうけど、
いまになって読み返してみるとさして目新しいとも思えない描写だった。
それに、その描写に騙されてるうちは良いが、普通に読み直せば矛楯が多くて見事に覚めてしまう。
春樹ファンにはちょうど良いんだろうけどさ。
ストーリーを蔑ろにするなら、むりに小説なんかにする必要があるかね?
>>551 実験小説作家は海外では多くいて
日本では少数なのは、彼らの実績が認められていないから
とりあえずお前はダールグレンでも読んでみな
円城はSFもふつうの純文学も分かりやすいのも書いていて
そのうえで、新しいジャンルにも意欲的にちゃれレンジしているんだと思う
どちらにせよこれだけ話題になるのは注目されている作家の証明
純文学はエンタメと違って新しい事や実験的なことにもチャレンジ出来るジャンル
今文豪と呼ばれている作家もかつて数多くの実験作品を産みだしている
夏目漱石だってそうだった
だから実験作品を批判する人は「下町ロケット」みたいな大衆向けのエンタメ小説だけを読んでりゃいい
阿部和重みたいな作家でてこーい
実験小説でかつわかりやすく面白いのが理想だね
そんな小説あるの?と問われると答えに詰まってしまうが
もちろん、実験好きに評価の高い作品というのはあると思うけど
好事家の受けだけじゃなくて、一般的に訴求されるような作品があるといいね
561 :
無名草子さん:2011/07/22(金) 14:04:31.51
今回芥川賞では受賞作品がなかったが、村上龍は、芥川賞では作品を否定する時に、
瑕疵や欠点をつつくわけではなく一刀両断する、とした上で、
その例として、円城塔の「これはペンです」を取り上げ、DNAに関する記述が不正確だ、とした。
いい加減ウザい
563 :
無名草子さん:2011/07/22(金) 14:30:32.38
選評が出るまではっきりしないか
創作料理と焼酎の酒に行ったら
焼肉とビールが出てきた感じ>下町ロケット
よくこんなの選んだね(作品自体は素晴らしいと思いますけど)
ジェノサイドがなければもっと納得したんだけどね
566 :
無名草子さん:2011/07/22(金) 16:55:54.52
実験とか手法の新しさってのはある枠の中でゆるされるんで
それを超えたものはろくなものがない
音楽の世界でも「現代音楽」と称する実験音楽があって
偉そうにしている人もいるけど
俺はばかばかしくなった
やっぱり感動するのはビートルズであり、ミスチルなんだよ
ビートルズだっていろんな実験をやったし、新しい手法を試したけど決して
大衆に分からないという世界に逃げなかった
文学も壮あるべきだと思う
それを逃げととるのはついていけない奴ら
別に円城がやってることは「日本」では新しいだけで
国外の文学ジャンルでは珍しくない
日本語に訳されている海外文学を少しでも齧っていれば、理解できる範囲
むしろ日本人の作家で円城とかしかいない方が問題
前衛とか実験じゃなくって、他所ではすでに存在していて国際的に認められているジャンルでしょ
ルーボーやピンチョンみたいに学者で作家っていうのがそもそも少ない
専門知識を織り交ぜた小説をエンタメ以外で書いてるのって何人いる?
円城の話題は円城のスレでやって欲しい
次回の候補は誰がなりそう?
辻村はおそらく
国際的にも前衛なんて認められてないでしょ
アメリカのニューライターズも前衛作家が多いけど
いまや消えてしまっている
批判の急先鋒だったのが村上春樹の翻訳で知られるレイモンド・カーヴァーの
創作講座の師であったジョン・ガードナーで「道徳小説論」などでメッタきりしたんだし
すまん、なんか話題とズレるが。皆はどうやって海外の小説の情報集めてるの?
おいら海外の作家は昔の人しか知らないお・・・
574 :
無名草子さん:2011/07/22(金) 18:46:42.63
ピンチョンくらいは読んどくべき
575 :
無名草子さん:2011/07/22(金) 18:47:13.78
576 :
無名草子さん:2011/07/22(金) 18:48:25.18
>>572 とりあえずお前はウリポくらいから知る努力をしようね
ボルヘスくらいみんな読んでるよな?
前衛が認められないなんてことはない、正しくは認められている前衛とそうでないのがいるだけ
それはミステリーや他のジャンルでも等しく同じことだ!
>>573 書店でそういう棚があるだろ
読んでいるうちに流れがわかるぞ
ポストモダン文学で調べるのがおすすめ
春樹の翻訳者なんかよりも、世界的に見てもピンチョンの方が有名
アメリカを代表する作家だしな
リチャード・パワーズとかさあ
円城はジャック・ルーボーとかの流れを汲んだ作家ではないだろうか?
この手のジャンルは書き手の数が増えるにつれて確率されていくような気がする。
レイモンド・カーヴァーのドナルド・バーセルミ批判を春樹が訳してるよ
中公の翻訳文庫に入ってる
師のジョン・ガードナーから受け継いだ実験小説批判は苛烈を極めていて
面白いから読んでみたらいい
予想スレなんだから予想意外の話題をするなよ
>>578 ありがと
ポストモダン文学ね。テスト終わったら大きな本屋いってくるお
やっぱり、円城押しは、中原昌也押しと同じだな。要するにファッション。
本当にいいと思っているのは一部で、周りが良いと言ってるから押してるだけ。
あとは、なんとなく進歩的な感じがあって、それを理解できない老人の批判になるから。
熱心な円城ファンなら、もっと冷めてるだろ。
実験小説を軽く楽しみながら小説としては評価あまりしないよという
若島正先生の態度を僕は真似しているし、影響を受けている
ジョイスのフィネガンをスラスラ読み、パワーズを訳し、バーセルミやバースで修士論文を書き
日常的に実験小説を読んで、円城にも好意的な書評を書きながら
小説のベストを挙げさせれば
トルストイ
ディケンズ
グレアム・グリーン
ナボコフ
リチャード・ライト
などを挙げ、ピンチョンを評価しないという若島先生を信じている
587 :
無名草子さん:2011/07/22(金) 19:21:27.97
若島は円城推しだろ
>>585 読んで面白いから押してる人が多いんじゃないの?
大多数が褒めてるならもうメジャーな人でしょ
円城は変な作家でSFとして好きな連中と、文学として好きな連中は違うんだよな
説明し難い部分は確かにあるけど、世界観は好きだ
数学とか物理の用語は分からないけど、そこを抜いても良さがある
>>585 /: : : : : __: :/: : ::/: : ://: : :/l::|: : :i: :l: : :ヽ: : :丶: : 丶ヾ ___
/;,, : : : //::/: : 7l,;:≠-::/: : / .l::|: : :l: :|;,,;!: : :!l: : :i: : : :|: : ::、 / ヽ
/ヽヽ: ://: :!:,X~::|: /;,,;,/: :/ リ!: ::/ノ l`ヽl !: : |: : : :l: :l: リ / そ そ お \
/: : ヽヾ/: : l/::l |/|||llllヾ,、 / |: :/ , -==、 l\:::|: : : :|i: | / う う 前 |
. /: : : //ヾ ; :|!: イ、||ll|||||::|| ノノ イ|||||||ヾ、 |: ::|!: : イ: ::|/ な 思 が
/: : ://: : :ヽソ::ヽl |{ i||ll"ン ´ i| l|||l"l `|: /|: : /'!/l ん う
∠: : : ~: : : : : : : :丶ゝ-―- , ー=z_ソ |/ ハメ;, :: ::|. だ ん
i|::ハ: : : : : : : : : : : 、ヘヘヘヘ 、 ヘヘヘヘヘ /: : : : : \,|. ろ な
|!l |: : : : : : : : :、: ::\ 、-―-, / : : :丶;,,;,:ミヽ う ら
丶: :ハ、lヽ: :ヽ: : ::\__ `~ " /: : ト; lヽ) ゝ
レ `| `、l`、>=ニ´ , _´ : :} ` /
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,;'~ _r-- 、__ ~f、_>'、_ | で 前 ・
f~ ,;" ~"t___ ミ、 ^'t | は ん ・
," ,~ ヾ~'-、__ ミ_ξ丶 | な 中 ・
円城はどちらかというと前衛じゃなくって古典を継承してるんだろ
ただその中で物理や数学の要素が新しく見えるだけで、実際本人もナボコフを意識していることは認めている
だからこそ若島にも認められているんでしょう
最近は作家も古典を読まないし、知らないから一周まわって円城が新しく前衛に見えるのだろうな
591 :
無名草子さん:2011/07/22(金) 19:26:52.35
純文学ってそもそも万人受けするジャンルなのか?
若島先生は「カルト小説」というジャンルを用意してるから
円城なんかはそこに押し込まれるでしょうな
純文学ではなくてジャンル小説扱い
つ〜か、ナオコーラとか円城はいつまで芥川賞候補なんだよw
特に大ヒット作もなく他賞でも候補止まりなら一生候補なのか?
>>593 円城は去年何か取ってたぞ
ナオコーラは晩年候補止まりだな(8回だか9回)
>>593 ナオコーラは映画化もされた大ヒット作「人のセックスを笑うな」がある
円城は村上春樹と同じ、野間新受賞者
>>586 もっと君は「自分」というものを持ったほうがいい
池澤夏樹の代わりに松浦寿輝が選考委員になったら、ナオコーラは取りづらくなるかもね
>>594-595 その辺の基準がよくわからん。
賢太に先に取られた時点で時代的にはもう候補にならない気がするんだが。
円城の書いたもん読むとさ。
目の前の現象を、詩文を書くように微分方程式でさらさらと「表現」されたときの
「美しいものを見た」っていう感じとよく似た多幸感を覚える。
分からなければわからないなりに、読んでるだけで楽しくなってくる小説だと思うんだけどなぁ。
いや、そりゃ文学じゃないんだって言われたら、そうなのかもしれん、とは思う。
ただ、これだけは分からない。
「難しいこと書けば文学だとか勘違い」ってのは、一体どういう前衛的な冗談なんだ…?
600 :
無名草子さん:2011/07/22(金) 20:15:02.18
円城は芥川に収まりきれない作家なのかも
ww
昨日、ゴローちゃんの番組に出てた西村を見て、
ハードボイルド小説なんかより本物の犯罪者はやっぱ
違うなwと思った。
円城は文章が気持ち悪すぎ
もうちょいきれいじゃないと読む気が起きない
605 :
無名草子さん:2011/07/22(金) 23:09:41.94
>>603 SF作家ってあの手の文体の人多いですよね
だから予想スレなんだから
予想意外の話題は止めようよ
もうみんな水原涼のことは忘れてんだろ
ピンチョンは何回か挑戦したんだけど、挫折した
批判とかではなく、面白いポイントがわからん
たぶん、知識とかが足りないんだろうなとは思うんだけどね
ボルヘスや南米文学は普通に読める、海外のSFも楽しめるんだけど
>>610 好き嫌いや相性はあって当然
1人でも面白いと思える作家に出会えたなら幸運だ
「ジェノサイド」に出あえてよかった
候補になったことが切っ掛けで読んだ
613 :
無名草子さん:2011/07/23(土) 02:56:35.94
ピンチョンは知識とか関係ないだろ
ピンチョンで挫折とか
615 :
無名草子さん:2011/07/23(土) 10:37:30.59
7月15日放送 8:15 - 9:55 NHK総合
あさイチ 特選!エンタ
直木賞と芥川賞についてスタジオ解説。今回の第145回の候補者を紹介。
第145回の直木賞と芥川賞の発表会場を取材。芥川賞は受賞者なし。直木賞には、池井戸潤の「下町ロケット」が受賞した。
直木賞を受賞した池井戸潤の「下町ロケット」についてトーク。
芥川賞候補者だった戌井昭人をスタジオに招きトーク。惜しくも受賞を逃したことを知り、ビールを飲んだと話した。
小説を書き始めてまだ三年ぐらい。テレビは家にないので見ないと話した。
616 :
無名草子さん:2011/07/23(土) 11:04:48.32
見た。
でも、池井戸潤のインタビューはなかったよ
出演拒否したのかな?
龍は黙っておけば逃げれるかみんな忘れると思ってるんだろうな
620 :
無名草子さん:2011/07/23(土) 20:17:13.27
選評っていつ何に出るの?
621 :
無名草子さん:2011/07/23(土) 21:19:57.80
>>618 せっかく受賞したのに
小学館が完全に品切れさせてたから、
怒ってたんじゃないの?
ブログにそんなこと書いてたよ。
ここの住人がIPADとかで本日を読むようになったら、書籍はかなり売れなくなるだろうな。しかし紙やパルプは貴重な資源だからIPADのほうがいいんじゃない?
池澤さんが芥川賞の選考員やめるっていうから
初めて読んでみたけど、すごく良かった
スレ探したけど娘さんのスレばかりだった…
あんまり関係なくてすみません
>>623 IPADは何で出来てるか考えてみろよ・・・・紙の方がローコストだぞ
充電の必要もないし
都知事や龍が選考委員やめりゃいいのに
628 :
無名草子さん:2011/07/24(日) 00:54:01.13
選考委員は任期制にすべき
>>628 誰なら適切か?という話になっちゃわない?
>>629 都知事に比べりゃ大抵の奴らがマシでしょ
もっと文芸評論家や批評家とかを入れるべきじゃないかな
都知事や龍よりマシなこと言う作家なんて探せば幾らでもいるんじゃない?
正直メッタ斬りのアホ2人の方がまだマシ
>>626 「スティル・ライフ」。
次は「南の島のティオ」を読もうと思ってる。
何かおすすめある?
この先の文学とか市場を考えられる人が審査員になるべきじゃない?
自分の好き嫌いだけで評価しないで欲しい
もっと朝吹ちゃんと売り出してやれよ編集部
>>633 あ、ごめん
凄くよかったっていうからおれも読もうかなと思って聞いた
>>635 なんだw
古典じゃない純文って不条理でサッパリ分からんってイメージだったが、
今回読んだ本は、そのまま受け取るのもいいし色々考えたくなるもなる、
(俺にとって)いいラインを行っていた。
表現に清潔感があるのもいいけど、いくつかでてくる科学的なトピックが
そういうものに美を感じることがある理系人間にはマッチする内容だったよ。
>>637 ほとんどの純文がそうだよ
ただ女が書くものは内面ドロドロぐちゃぐちゃ昼ドラかよ!な内容が多いけどね
>>637 なるほど。
文系人間の自分は合わないかも・・・
>>637 今は実験小説系統の純文と、私小説系、思想系と別れている感じかな
>>637 理系だったら伊坂と円城は抑えとけ
「超人」よかった
直木は辞退しても、芥川を取って欲しい<伊坂
>>639 読まず嫌いはよくないぞ
俺は文系で専門知識はさっぱりだが、それでも面白いと感じる作品はある
本は深いぞ
「ジェノサイド」面白かった
野性時代によると書くのに25年もかかったんだったね
伊坂は展開とか伏線とかよりも、
ちらっと見える根本的な思想みたいなのが好きなんだよね。
だからこれからも読み続けると思う。
「超人」って知らないけど純文系統なの?
おれこのスレ出入りしてる中で1番読書量が少ない自信がある
中学高校と好きな作家の本ばかり読んできて文学というものを理解していない
そんな自分が少し変わったのは舞城王太郎の阿修羅ガール。
冒頭数行で自分のなかの小説というものが変わった
このスレ見てると勉強になって面白い
文学とは何か、を言語化できるまでに理解してるやつなんてそうそういないと思うよw
面白みを感じられたら十分、何かを得られたなら幸運。
>>641 「超人」は駄作だろ、何であんなのが「道化師の蝶」と並んで載ってるのか理解できない
649 :
無名草子さん:2011/07/24(日) 02:25:11.40
ジェノサイドの話題は?
超人はわりかし評判がいい
あれは群像だから純文学
理系の作家は数が少ない
>>650 すまないがアレのどこら辺が評価されているのか教えてくれないか
ツイッターでは超人評判よかったよ
654 :
無名草子さん:2011/07/24(日) 02:43:22.57
jisuket
群像掲載の伊坂さんの「超人」、やっと読めたよ、図書館で。
短編なのにさらっと済ませられない。
何度も読まないと捉えられないこの物語世界はなんなのだろう。
「PK」とあわせて?単行本になるのが待ち遠しい。
11:19 PM Jul 1st via TweetMe for iPhone
Retweeted by gunzo_henshubu
リツイートとはいえ、一般人の呟きを2ちゃんに貼るのは気の毒じゃないか?ww
なんでわざわざ「図書館で」とか書くのかな
割れ厨とかわんねーだろ
と、言いがかり・・・
657 :
無名草子さん:2011/07/24(日) 09:33:01.49
図書館はいいだろ
群像は版元でも品切れだったかも知れないし、書店でもあまり置かれてないよね
658 :
無名草子さん:2011/07/24(日) 13:18:26.91
文芸誌のバックナンバーはアマゾンでも手に入らない事があるからなあ
659 :
無名草子さん:2011/07/24(日) 17:49:39.81
選評は本当に来月号のオール読物でいいんですか?
>>659 知らん
毎回直木賞の選評は発表の翌々月号のオール讀物に載ってるから今回もそうなんじゃね
とりあえず今号のオール讀物の予告確認してこいよ。頼んだぞ
661 :
無名草子さん:2011/07/24(日) 18:13:39.32
載るよ
発売日は22日
652 : 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 ('A`)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2011/07/24(日) 20:46:06.41
「けっこう一刀両断にする人が多いですよ。例えば『これはペンです』っていう円城塔さんの作品を僕は批判したんですけど、その時に…これは自分の事だからここで言ってもいいと思うんですけど、
僕はコンピューターのプログラミングとかそういう事はわからないけど、DNAとかゲノムに関しては<ヒュウガウイルス>書く時に相当勉強したんである程度わかります。
非常に難解な作品だったり、今までの文学と違うその…スタイルで書かれていると、まあ、円城さんって方はSFも書かれるらしいんですけど、で、円城さんを強く推す人もいました。
でも僕が批判したのは、少なくともDNAに関する記述が不正確だと。サイエンス的要素があったり、通常の物語と違う文学世界をつくるときに、そういったディテールで間違うと、決定的だと言ったんですよ」
<インタビュアー>それは、これですよね、物語とか文章とか、共通認識としてあるはずの概念をぶち壊すっていう…
「いや、そういう作品はね、マルグリット・デュラスとか、アランロブグリエとか、その最後の世代がル・クレジオとかだったりするんですけど、
そういった今までの物語を壊すようなものっていうのはみんな見てきてるんですよね。たとえばウイリアムバロウズの裸のランチにしても、従来の文学とは全然違う…
僕のトパーズって作品でも従来の短編の文学とは全然違う文体で書いているわけですよ。どんなに実験的であっても、それが実験的だって理由で批判する人はいないです。
そんな低いレベルの選考会じゃないです。ただ僕も、従来の文学と全く違う文学が出てきても、それは大歓迎なんですけど、
ただ僕が言ったのは、DNAに関する記述がおかしいと言ったんですよ。で、そういった実験的な作品に関して、ディテールが不正確だと致命的なんですよね」
653 : 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 ('A`)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2011/07/24(日) 20:49:02.03
まだ途中。RVRを書き起こしてみた。
661 : 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 ('A`)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2011/07/24(日) 21:03:38.47
>>652でハッキリ「これはペンです」のDNAに関するディテールに間違いがあると断罪してるんだから、その点を詳細に明らかにする義務はあるだろう。
トパーズごときで、世界的な文豪と並んだ気になるなんて・・・・・・
みんな海外文学をもっと読もうよ!
世界は広い!
RVRで円城と対決フラグ?
これは文壇プロレスなんじゃないかって気もしてきた
いわゆる話題つくり
666 :
無名草子さん:2011/07/24(日) 22:06:51.30
RVRは視聴者そこそこ多いし、円城は作家として致命的な傷がついたな
たいがいの人は村上龍の方を信用する
667 :
無名草子さん:2011/07/25(月) 02:36:51.38
村上龍もいい加減な奴だな
なんかあれだな、半落ちのときみたいだ
669 :
無名草子さん:2011/07/25(月) 04:05:40.38
半落ちってあったね!
>>662 裸のランチって実験的な作品だけど、ディテールの正確な作品でしたっけ?
円城が反論すれば済む話
反論が無いならそういうことなんだろう
反論も何も、龍がまだその「DNAの記述における致命的間違い」ってのを
具体的に話してないから、反論のしようもない。
>>671 いや、めちゃくちゃですよ。捕まった時のためにズボンにヘロインを染み込ませておいてそれを注射するんだ。とかわけがわからない。
>>674 あんた文学板のみならずここまで荒らしにきたの?
>>672 円城は間違っていれば直すので、その箇所を教えて欲しいと言ったらしいが
まだその返事は来ていないみたいだね
少なくとも著者にはその箇所は伝わってないみたい
TLでは専門家が読んでも間違っている箇所はなくって、龍の勘違いじゃないかって結論になっていた
ヒュウガウィルスって10年前以上昔の作品だろ
その時に勉強したから専門家だって名乗っている時点でおかしい
専門家なめんな!
具体的に該当箇所をあげないまま、動画まであげられて
なじられている円城塔
ガツンと言い返せばいいのに気が小さいのか?
半落ちの時って結局どうなったの?
作者が直木賞決別宣言して、それ以降は候補に選ばれず
どんな傑作かと思って読んでみたら、隙の多いつまらない作品でビックリしたわ
681 :
無名草子さん:2011/07/25(月) 14:35:54.20
俺は面白かったけど、構成が
ミステリーで直木賞とる典型みたいな作品
682 :
無名草子さん:2011/07/25(月) 15:39:41.87
作品が面白けりゃとるって賞じゃないんだよ
「ジェノサイド」が候補の中では一番すぐれていたのに
なんでだよおおおおお
そういうのは本屋大賞で
続きはwebで
685 :
無名草子さん:2011/07/26(火) 01:14:51.07
本屋大賞も最近劣化が激しいよ
円城噛みつけよ
>>686 具体的に「ここが間違いだ」と言ってくれないと公式に反論できないでしょ
それでも一応ツイッターでいろいろ言ってるけどね
688 :
無名草子さん:2011/07/26(火) 13:00:09.29
村上龍は知ってて黙り込みを決めているみたいだな
【参考】芥川賞選考で村上龍氏が「DNAに関する記述が不正確」と指摘した円城塔氏の「これはペンです」ですが,
僕以外にも生物学研究者数名が「査読」し,
「一切間違いは見当たらない」ということを確認し終えています。
webから
返信28リツイート
生物関係者がTL上で動き出した
kikumaco ところで、やはり村上龍の「円城塔の作品はDNAについての記述が不正確だから芥川賞を出すわけにはいかない」という話はきちんと決着させるべきだと思う
菊池誠(大阪大学教授)も登場
村上龍:俺はこのジャンルについて詳しい、専門的な記述に間違いがある!
円城:問題は間違っていたら訂正するので、間違っている箇所を教えて下さい
村上龍:この作品にはDNAに関する決定的な間違いがある!(RVR)
円城:専門家に見せたけど、間違いはなかったようです。
で、決着じゃないの?
円城のTweetでは龍の間違っている箇所の指摘について、どこが間違っているかっていう
情報は伝わっていないみたいですね。
RVR見ても不明だし、龍は間違っている箇所なんてないのを知ってるのにやってるんじゃないかなあ?
声も露出も大きいのは圧倒的に村上龍の方だし、次回以降の審査にも影響するよね。
692 :
無名草子さん:2011/07/26(火) 13:12:04.32
TL上で再炎上か
「これはペンです」読んだけど、理系の女の子(姪)と謎の叔父の手紙やりとりで
叔父の正体を探る為に、大学や研究機関で調べてもらうっていうのが主な内容だけど
専門知識はなんとなくしか分からなかったけど、手紙のやりとりのうちに姪の内面が変わっていくことが
メインテーマな気がした
だから、専門知識があっているかどうかはどうでもいいと思う
姪が磁石を炒めるシーンがちょい萌えで好き
693 :
無名草子さん:2011/07/26(火) 13:13:04.81
694 :
無名草子さん:2011/07/26(火) 13:16:08.24
龍は今後も気に入らない作家が候補になったら
同じ手口を使うんでしょうね
695 :
無名草子さん:2011/07/26(火) 13:31:02.69
小説家が小説以外の箇所を論点にするのっておかしくね?
つか
「インパクトファクターxx以上の論文誌はたしなみとして毎号押さえてる俺が言いますけどね?」
くらい言うならわかるんよ。
「俺、 1 5 年 前 に このジャンル結構調べちゃったもんね!」
という常人には恥ずかしすぎてまず言えない台詞の下、
生物物理にも通じてる、理学物理の博士号もちに、ドヤ顔で
「お前間違ってるから」言える神経が分からない。
相手は小説感覚で論文読む生き物ですよ。まず「調査」の基本レベルが違うんだって。
滅多ぎりコンビの罰ゲームのがまだ恥ずかしくないわ。聞いてるこっちが赤面する。
697 :
無名草子さん:2011/07/26(火) 13:57:43.25
山田詠美のコメント全文読んだ
どうやら村上龍は円城塔のことを知らなかったみたい
龍「円城さんはSFとか書いてる人らしいですね」
だから経歴とかも知らなくて反論したんじゃない?
メッタ斬りも本が出なくなってからずいぶん経つ
村上龍騒動も騒いでるのは円城シンパの学者と読者だけだろ
このまま具体的にどこが間違っているか示さない限り、村上龍が勝ちます
699 :
無名草子さん:2011/07/26(火) 14:05:23.30
村上龍はちょっと調べりゃどんなジャンルでも専門家になれるって勘違いしているに違いない
自分の能力を過信しすぎ
700 :
無名草子さん:2011/07/26(火) 14:21:31.27
池澤じゃなくって村上龍が辞任して欲しかった
702 :
無名草子さん:2011/07/26(火) 14:37:08.00
よくこんなこと言えたもんだな
>自明の理の記述が不正確
30 :名無しは無慈悲な夜の女王:2011/07/26(火) 14:28:25.15
kikumaco 当時たしか別に選考委員というわけではありませんでしたけど
『パライサイト・イヴ』も批判していました。
やはりその手の知見の不備に対する突っ込みですね。
村上龍にDNAだかウィルスだかを語らせると非常にウルサい奴みたいです(笑)
小説のために猛勉強したらしいですから。
審査員ってこういう連中ばっかりなの?
とりあえず、阪大教授とかも反証してるんでしょ?DNA。
俺の10数年前にかじった勉強の成果は現役研究者も大学教授も凌駕するんだよ!
ってドヤ顔無双するドラゴンまだー?
>>706 TL上では京大助教授とかも間違いなしって言ってましたよ
今の段階において村上龍が沈黙を守っている理由を考えてみよう!
もうとっくの昔に自分の方に非があることに気が付いて
ヤベっ!と思って、鎮静化を待ってるんだよ
>>706 円城塔も専門家に聞いたっていってるんだから
東大、京大、東北大、大阪大学レベルの専門家に検証を頼んだに違いない
このクラスの連中の知識を15年前の勉強(藁)で軽々と凌駕出来ちゃう
村上龍先生パネェっす!天才だなwwwww
瀬名秀明にも難癖つけてたんだ
瀬名は東北大学博士で、教授なのに
村上龍は理系の専門家になんて、数冊専門書読めば勝てると信じているってだけのこと
『これはペンです』って長尾真先生がモデルの小説じゃなかったか
計算言語学
最近言語学方面の小説多く書いてるね
「道化師の蝶」もそっちでしょ?
714 :
無名草子さん:2011/07/26(火) 15:51:22.77
>>705 震災後、ドラマ化が急遽早まったらしい。
該当の「新潮」は品切れか
>>714 あやしいよな
今回の直木賞は政治的なにおいがする
全ての審査員がそうじゃないと信じたいが、何かしらの補正があったんじゃないかと
勘ぐりたくなる
最近は直木よりも山本周五郎賞の方がマシ
>>710 ミトコンドリア発火はそりゃトンデモだけど
あの作品にそこ突っ込むのは、例えがアレだがガンダムに
「宇宙空間でロボットが戦うとかありえない!」とか突っ込むようなもんだよな。
あの作者の知識レベルなら承知で書いてるのは自明なのに
そこでドヤ顔するのが龍なんだよねー。
719 :
無名草子さん:2011/07/26(火) 16:51:09.17
村上龍最低ですね
いや、でもこうやって自分がピエロになって文壇に話題を提供してるのは立派だと思う
村上龍の選評とか読むといつも不機嫌そうにネガティブなことばっか
言ってるよな。やる気ないんだったらとっとと辞めりゃいいのに
宮部みゆきは選考委員の良心だなぁ。
ちゃんと読もう読もうとした末、相手を傷つけないように選評書いてくれてる気がする。
正直、作品はなんか尖ったところがなくて好きじゃないんだけど、人柄はすごく好きだ。
というか作品からも明らかにいい人ってのは伝わってくるんだけどね。
>>722 そういう選評って本当に「いい選評」なのだろうか?
>>723 傷つけないようにってか、相手の作品に対する敬意があるのは
いいことだと思うな。むしろ当然って気もするけど。
ほら、気に入らんからって言いがかりつけた上にデマまで流すアレとか
それを唯々諾々と鵜呑みにするアレとか見てると
なおのこと輝いて見えるっつーか…。
人に悪いことを指摘するときに、内容が同じでも
キツい言い方して無駄に相手を傷つける人と、
傷つけずに相手に伝えられる人の違いだろうね。
短所を指摘しないのではなく、
指摘するが言い方を考えられる優しさ。
宮部さんは後者だと思うよ。
726 :
723:2011/07/26(火) 19:30:55.14
なるほど・・・
俺が未熟でした
727 :
無名草子さん:2011/07/26(火) 19:34:06.92
間違ってないことを間違っていると指摘して
自称専門家気取りの龍の批評よりはマシ
これって円城や瀬名だけの問題あなくって、今後も化学的な記述の入った作品が候補になった場合
同じ悲劇が繰り返されるんじゃないかって怖さもあるんだよね
村上龍の小説なんか間違いだらけだろ
自分は許されて、他人は許さないってその時点でおかしい
円城塔の小説は未読だが、たとえ間違っていたとしても、論点はそこではないはずだ
円城はあてつけのために発表されたままで本にしたらいい
あてつけしても、龍はスルーだと思うよ
100人を超えるアカウントでRTされても、これだけ騒動になっていても
龍はだんまり
批判言っちゃった者勝ちっていうのは恐ろしいな
専門的な知識に対する批判なら、
他の選考委員も分からないから反駁されないっていうのはセコすぎるわ
「その場で専門家や客観的証拠などの確認が取れないなら
知識の間違いに関する指摘は認められない」っていう制度でも作れよ
龍はディベート上手だし、ヤンイーに芥川取らせたのもこいつだって噂
10票中5票以上取れば受賞ってシステムだからね
票が割れた場合、迷っている審査員が出ればこういう言い方は実に効果的だと思うよ
文学作品の優劣なんて、性質として客観的に論じにくいトピックなら
ディベートが強ければそれだけ意見は通りやすくなるね
しかも「その知識は誤りである」っていうのは
一見客観的な指摘をしているように見えるからなww
なかなか策士だ
人が選ぶ賞だからそうなっちゃうよね
しょうがないよね
ジェノサイドが落ちて悲しい
ひさびさに熱くなるほど面白いと感じた作品だったのに
何故に下町ロケットに負けたのさ
震災の影響だからっておかしくないか?
村上龍はそういう場慣れもしてそうだ
論客としての一面もあるからね
芥川も直木も堕ちたな
それとも最初からこうだった?
円城噛みつけって
>>739 円城は間違いがあったら直しますって発言にとどめている
学者だからこそ、不正確なことはしたくないんだろうね
間違い箇所を村上龍が提示しない限り円城は動かないよ多分
ここはどこまでも下手に出て、
「申しわけありません教えて頂けますか?すぐ訂正しますので。お願いしますよ、村上さま。」
ってしつこく攻めるべし
>>741 言った時点で負けが確定するから
龍はずっと無視し続けるだろ
まだTwitterでは炎上中だな
龍よ早く出てこいよ
「ジェノサイド」11万部だって
目指せ100万部!
>743
円城のTwitter覗いてみたけど
炎上wしてないお
ただ、「つまらん」で終わらせとけばよかったのにね
747 :
無名草子さん:2011/07/27(水) 02:11:12.91
「円城」でツイッター検索してみな
本人は指摘が龍から伝わらない限り動かないでしょ
ジェノサイドは小説としてダメだよ。いくらシンパが持ち上げても、いかに売れても、
小説ちゃんと読んで来た人には笑っちゃう内容だと思う。話題性だけな。
審査員たちが早々にこれを落としたのを知って、まだ直木賞大丈夫だなと思ったけど。
同感
直木賞はけっこう見識ある
「下町ロケット」は作品の良さじゃなくって
震災後企業に元気になってもらいたいってことで受賞させたと
審査員が認めちゃってるけどな
妥当な評価しないと、賞の権威がなくなるぞ。
そもそもディベート能力とは
相手をやり込めて自分の意見を押し通す能力のことを言うんじゃなくて
相手の意見を引き出して自分の意見と対立させて
新しい意見を作り出す作業を言うわけだし
>>753 もともと権威なんてない
みんな幻想を見ているだけ
山本周五郎賞であれほど文章やら、お決まり過ぎる展開が駄目だと言われていた
「下町ロケット」が直木を受賞ねえ
しかも事前に映像化がきまってたんだ
へえー
ジェノサイドを貶めるためには直木賞ですら持ち上げる
信者もあれだがアンチもたいがいだな
直木は最近流れがちょっとおかしいよ
震災と文学は別ものだと思う
760 :
無名草子さん:2011/07/27(水) 11:14:02.87
でもまぁ、直木賞は通俗でいいんじゃね?
問題は芥川賞の審査員のレベルの低下だ。
>>757 お前がそう思うんならそうなんだろうお前んなかではな
ジェノサイドは大人の鑑賞に耐えないというだけ
>>751 釣れますかじゃねーよ
俺もそう思うもん
メッタ斬りは面白いが、直木賞の選考はなんでもかんでもダメ、という幻想を撒き散らしすぎた
なにこいつ
人の不幸の上に成功しやがった最低の作家じゃねーか
直木賞は通俗でいいんだけど、旬を逃しすぎるのがちょっと…
小松左京も筒井康隆も星新一も山田正紀も伊坂幸太郎も貴志祐介も神林長平も田中芳樹も
光瀬龍も山田風太郎も無視してきた直木賞に見識をいまさら求めても
むしろ権威が落ちて他の文学賞のほうがいいやって感じにだんだんなってきてるから
正常化してきてる
年末のランキングで直木賞受賞作が無視されたり、この前の受賞作も売れてないだろ?
ところで、審査のシステムに素朴な疑問なんだけど、
龍の「円城という人はSFを書いてるみたいですが」って
え、なに、審査員って、審査の前に下調べしないわけ?著者がどんな人かも知らんわけ?
そんな「下準備一切しないで論文輪読会の発表やっちゃった馬鹿学生」みたいな仕事で、100万もらうわけ?
……意味がわからん。下準備しちゃいけないって決まりでもあるのかな?
他の文学賞等と比べても、直木賞・芥川賞は世間で注目されてるのは事実だからな。
権威はまだ残っているということなんだろうよ。
受賞作が売れないというのは、受賞作に魅力がないだけだろ。
>>767 肝腎の受賞作に魅力がないって、形骸化も極まれりだな。
名前と権威だけ残ってます!って、何のための賞なんだか。
>>765 広瀬正も入れてくれ、というかやっぱり直木賞のSF系嫌悪はあからさまだな
直木賞落選作の方が売れてたり
記憶に残ったり
映画化されたり
山崎正和が面白いこと言ってるな。
↓
作家や画家というプロの表現者については、その表現自体を評価すること、そして、その過程の透明性と、結果の信頼性が重要となる。
多くの人が自由に発信できるメディアを手にした今、過程が不明朗では、瞬く間に疑いの目で見られてしまう。
そして評価の結果は、多くの納得を得られるものであることが望ましい。
民間の文学賞である芥川賞、直木賞が話題を集め続けるのは、これまでの受賞者がおおむね妥当だからだ。
あらゆる権威が落ちている。
大学、医師、マスコミ、さらには検察……。権威をたたきつぶすことが時代の流行となって久しい。
権威も権力も一緒くたに「悪いもの」だと思われているが、実はそうではない。
権力は最小限度に制限すべきだが、権威は社会に必要なものなのだ。
権威とは情報探索の手がかりで、電話帳のようなもの。
あふれるような情報の中から必要なもの、信頼できるものを、権威あるプロが整理・選択してくれるから、私たちは確かな情報にたどり着ける。
現在はブログやツイッターなど情報拡散が進み、ますます整理・選択が必要とされる社会なのに、そのための中心がなくなりつつある。
論壇、文壇も権威を失って久しいが、それ自体がかつて大学の講壇に反抗して生まれたのは、皮肉である。
大衆化社会によっていまや5割以上が大学に進む。みんな自分は偉いと思い、壇上の人を引きずりおろそうとする。
戦争と全体主義の時代を経験し、権力は嫌だ、権威も一緒くたに嫌だ、と否定の気持ちが強くなった。これは世界的な流れでもある。
大学が増え、女性も教育を受け、多くの人が進学する。
これはすべての個人が向上し、自分の権威を高めようとする努力なのに、自分の上に権威があることを認めないのは、矛盾だろう。
権威を妄信せよというのではない。
ただ、そろそろ権威をたたきつぶす流行に歯止めをかけなければ、文明は無政府状態に陥ってしまう。
選考委員を5年ごとに入れ替えるようにするだけで
かなり普通の文学賞になると思う
>>771 とりあえず、芥川賞直木賞受賞者が概ね妥当な辺りに突っ込みたいかな。
芥川賞直木賞が残ってるのは、世の人が文学に興味なくして久しく、
興味なくても名前は知ってるというポジションが幸運になってる気がする。
この短文だけじゃわからんけど、その文脈で
女性の進学率向上がでてきちゃう辺りにもちょっと疑問が。
ジェノサイドはアマゾンやその他レビューサイト、ツイッターでも
軒並み高評価、書店員や作家からの受けもいい
本の雑誌でも上半期ベスト1になったね
正直、近年の直木賞受賞作のレベルは遥かに超えていると思うが
そういう賞なんだから仕方ない
権威を叩き潰すってのじゃなくて
若いころに勢いでたまたま売れた連中が老害になって
旧来のファンや新興にボコボコにされてるんだろ
山崎正和は気の利いたことをいっては結構はずしてるからなあ
直木賞・芥川賞は少なくとも、ニュース速報で流すようなネタじゃねーよな。
何があったんだと思ったら、「受賞者は○○です」って、速報ネタとは思えねー。
そんなもんニュース番組でまとめてやれっての。
だからみんな勘違いしているようだが
あれは出版社の販売促進のために始めた文学賞なの
つまり話題を作って盛り上げて出版業界を景気よくさせるための賞であって
別に権威は最初っからさほどない
それなのに賞の知名度が高いから、2つの賞が最高峰だと勘違いしている連中がいる
>>761 早速前半期では1位とったみたいだけどな
「ジェノサイド」
ツイッター見てるけど、作家からの評価も高いのねジェノサイド
伊坂とか万城目も大絶賛してる
エンターテイメントの手法としては凄いと思うよ、『ジェノサイド』。
それに、社会派な一面もあるし、ただ面白いだけの小説ではないと思う。
ただ、SF全般に言えるけど、古臭い選考委員はその仕掛けばかりに目が行っちゃって、
「心に訴えてくるものがない」のようなことを感じるんだと思う。
SFが好きな人にとっては、エンターテイメント性とテーマ性が両立することなんて常識なんだけど、
老人どもにはそれが分かってない、軽い娯楽としか捉えることができないw
なんだかんだ言って軽すぎると(そう選考委員に思われると)直木賞取れないからねぇ。
いややっぱり落ちたのは震災補正のせいでしょ
いい話意外は受賞させたくない回だったんだよ
いろんな評価軸があっていいと思う
スポーツの世界と違って、誰もが認める大傑作小説、というものが存在しないのだから、
ジェノサイドを認める世界、認めない世界、それぞれがあっていい
>>761 大人ってなんだよ…
その「大人」がみんな同じもの好きとか考えてんのかよ
頭悪いなあ
俺はジェノサイド擁護派だけど、アンチも褒めちぎってるやつも、
ここで「なんで直木賞取れないのか」「取れねぇよ」って言う以上
他の候補作も読んでみたのか訊いてみたいなww
ジェノサイドは
気を引きやすいテーマ、演出、タイトルだし
読まずにクソだと分かる
>>785 直木賞とれない理由は、別に候補作読まんでも、選考委員の意見聞けばわかるだろう。
>>785 「オーダーメイド自殺クラブ」と「下町ロケット」は読んだ
島本は最初で挫折
辻村は、中二臭いし、男が読むのはちょっと辛かった
下町は可もなく不可もなく
虐殺とか平凡すぎない?
再配置とか再インストールとか初期化とか
吉田秀和が最後の砦
売り上げとか映像化に小説作品の価値を置いてる世間一般の見方が間違ってるんじゃない?
安きに流れて、ラノベみたいのばっかしか読めなくなってる読者に
選考委員は現役の作家だからこその価値観で選んでるわけで、それでいいじゃん。
ジェノサイド売れてるからいいんだよって考え方が気持ち悪いww。
洋服屋で「これ、一番売れてますよ」って店員に勧められたものをそのまま買ってるタイプだな。
ベストセラーをバカにする文化ももう下火なのかな?
まだそっちのほうが気骨があったね。
ワインと違って本の値段は同じだから
>>793 作家ならではの感性を反映させまくった結果が、芥川賞のアレかと思うとなぁ。
審査を作家がやるのは勿論いいんだけど、一人二人、書評家とか
「書く」じゃなくて「読む」専門家が混じってると
バランスとれるのになぁ、と妄想。
少なくとも、審査の対象がどんな作家なのかも知らない、みたいな悲劇は起こるまい。
どんな作家か知らないからいいんじゃない。
作品だけで判断するべきものだから。
まぁ作品だけで判断した結果が、村上龍の大恥勘違いなわけだが。
……いや、でもこの場合は、作品だけで判断するのが問題なんじゃなくて
龍が知性的かつ人格的に破綻してるだけか。単に。
799 :
無名草子さん:2011/07/27(水) 18:32:34.95
俺は選考委員はこのままでもいいと思う。そのままどんどん先を突き進んで欲しい。
最終的に日本の文学がどうなっているのか、少し見てみたい気がする。
>>799 えーと、それは、1999で世界とか滅べばよかったじゃない
とかに通じる何か…?
は?
読んでみて何も得られない、全くつまらぬ代物だということが、めったにないのが古典だ。
小説を読む人は、その年の文学賞の作品を読むことができるけど、毎年天才があらわれるわけではない。
現に「ゴンクール賞」の小説も、「芥川賞」の小説も、大部分がその場かぎりで消えていくものだ。
その場かぎりで消えて行かなかったもの、つまり古典の内容の方が、おそらく信用がおける、あるいは少なくとも
信用のおける確率は高い。
本は限りなく多くあるけど、短い人生で仕事もしていれば、読める本はたかがしれてる。
時間と労力の経済の視点で考えると、古典読んだほうが効率的だと思うぞ。
効率を求めるなら読書はやめるべき
>>802は真理だと思う
ただ、効率的に読むことが娯楽や興味や知識として
効率的に成り立つかといえばそうじゃないのが難しいところだなぁ。
おいらは天才以外の本も読みたいから、本屋さんで読みたいなと思った本を読んで行くよ〜
まだ学生だから時間もあるのだ
芥川賞だからって
天才だとは限らないし
無冠の作家の中にも天才がいるかもしれない
単に世渡りがうまいだけとかね
RT .ala_la さんの「円城塔さんによる、自作への「芥川賞選評」についてのTw」が500PV達成!これは楽しみなまとめだね! :togetter.comli166455
http://j.mp/rfrU96
受賞した池井戸より炎上のほうが話題になってるのがイタい。
810 :
無名草子さん:2011/07/27(水) 20:57:22.83
下町ロケットじゃねえ
映像化されるらしいから、話題になるのはその後じゃない?
下町ロケットは、あれを様式美とみるかありきたりとみるかで評価は変わってくるね
812 :
無名草子さん:2011/07/27(水) 22:02:59.23
山本周五郎賞ではボコスカにされた本だけどね
他の人でも書けそうだし
陰謀論っていうか
半々って感じだな
口には出さないけど腹の中で期待してる
オブラートにつつんでかっこつける様も
描いた方が良い
あと
大企業と中小企業の関係が崩れている
力の大きい人間が弱い人間をいじめるというのは
中小企業内でも大企業内でも行われているわけだし
大企業でいじめられて嫌な仕事を押し付けられた人間と
戦いながらも中傷企業内でいじめをしている中傷企業幹部を
描いて欲しいわ
まあ、ありきたりだよな
816 :
無名草子さん:2011/07/27(水) 22:30:22.04
映像化が最初から決まっていたのが何とも言えない
しかも震災だからって言う変な理由で受賞
直木は最近変だ
池井戸さんも震災のおかげで受賞できたと思われては心外だろうな
震災のタイアップ作品と直木賞で認められたんじゃな。
819 :
無名草子さん:2011/07/27(水) 22:52:57.23
けなしているのは
ジェノサイドおたく??
まぁ戦争ネタでぼろ儲けした連中や
オウムネタでぼろ儲けした村上ハルキよりは
マシなんだろうが
前々から書いてたわけだし
ちょっと前はこのスレも平和だったのに・・・
ジェノサイド褒めるレスとアンチがやってきてからしょうもないやり取りばかり
基本的にどちらも良かった悪かったとしか言わないから何の説得力もないわけだが
822 :
無名草子さん:2011/07/27(水) 22:57:29.73
谷崎潤一郎、川端康成、伊藤整、高見順、大岡昇平、三島由紀夫、D・キーン
↑
最強選考委員
823 :
無名草子さん:2011/07/27(水) 23:03:47.25
自分的には最後の芥川賞は吉田修一かな。以降の受賞作家は記憶に残っていないし、
有名作品をいくつも発表している芥川賞作家っている?
あれ直木でよかったのに
825 :
無名草子さん:2011/07/27(水) 23:05:25.04
ジェノサイド未読だけど
下町ロケットは読んだ
直木賞の器じゃないなって感じた
こりゃ山周も落ちるわけだ
円城に取らしておけば芥川もそこそこ話題になっただろうに
直木も芥川も本当にSFには冷たいね
>>823 平野啓一郎の『決壊』は良かった
かなり好き嫌い分かれると思うけど、俺は推す
というか吉田修一の方が後か、失敬
吉田修一ってあんなに読みやすいのに芥川賞なんだ
あの時は芥川と直木が逆でもよかった
昔は芥川と直木の差ってあまりなかったわけよ
下町ロケットが芥川賞の場合
訴訟合戦そっちのけでひたすら恋愛したり
どうでもいいことに頭を悩ませてそう
>>828 あんなもんどこがいいんだ?
褒めてるヤツの意見が一つも納得できなかった小説
>>834 嫌悪感が先に来る人もいるだろうね
俺は主人公に共感した、というか昔同じようなこと考えていたからね
語りが饒舌なのもフィットしたな
まあ絶望的なストーリーが好きなのよ
平野スレでやれよ
文学賞は作家が選者じゃない方がいいんじゃない?
物書きがしっかりとした知識を持ってるわけでも、読書家であるってわけでもないわけだし
クラシック音楽のコンサートでは、音楽評論家をうならせる演奏より、
素人を感動させる演奏をする方がよほど難しいなんていうよな。
文学はそれに似たようなことはないのかね。
839 :
無名草子さん:2011/07/28(木) 01:40:41.85
しかし本の場合、素人に選ばせるとベストセラーやジャニーズ本が上位に来るわけよ
だから文芸評論家に選ばせるのが適切かと思う
本屋大賞も参加する書店員が増えたら
売れてる本にあげる賞になりつつあるもんな
大多数の書店員が売れ筋しか読んでないってことがバレちゃった
お前凄いな・・・
せめて小説の話としようよ。クラシックよりJPOPのほうが売れる的なことになってる・・・
841→839
いつだったか、今流行りの○○◯の本が複数ランクインしてて、そのうち片方を読んでみたところ
頭の悪い女店員はマジで死ねと思った >本屋大賞
ケータイ小説よりは文の上手いケータイ小説だったわ。いや、ラノベか。ラノベの方が笑える分まだマシだ。
書店員がおすすめする本なんてそんなもんだ
本屋大賞スレでやれよ
>>840 最初から本屋大賞はそういう賞だった
大賞『博士の愛した数式』 著/小川 洋子 (新潮社)
『クライマーズ・ハイ』 著/横山 秀夫 (文藝春秋)
『アヒルと鴨のコインロッカー』 著/伊坂 幸太郎 (東京創元社)
『永遠の出口』 著/森 絵都 (集英社)
『重力ピエロ』 著/伊坂 幸太郎 (新潮社)
『4TEEN』 著/石田 衣良 (新潮社)
『デッドエンドの思い出』 著/よしもと ばなな(文藝春秋)
『終戦のローレライ』 著/福井 晴敏 (講談社)
『陰摩羅鬼の瑕』 著/京極 夏彦 (講談社ノベルス)
『ららら科學の子』 著/矢作 俊彦 (文藝春秋)
本屋大賞が駄目になったといってるのは情弱
戦後の小説にはあからさまな「性」の描写が多いな。
日本語の文学も英仏語の文学に似ているんだけれども、似て非なるところは、
描写そのものよりも、描写の目的なんだよな。
なぜそうすることが必要なのか。
西洋の現代文学の場合には、男女の性的交渉は、ほかの種類の人間関係の樹立が困難であるという
意識を前提として成り立っている。
ところが日本文学では、人間関係が性的交渉以外には確実に成り立ちようがないというところまで、
誰も追い詰められているわけではないのに性的交渉を書いちゃうでしょ。
フランス風の日本語小説の「性」が妙に空々しく、絵空事にみえるのはそのためだな。
もちろん日本語小説の主人公のような人物は実際にいるだろう。
しかし東京の街にそういう人物がいるから、そういう人物を描くというのは、風俗小説の原理にすぎない。
その目的はたかだか好奇心の満足以外ではありえないだろう。
文学的にはつまらんわな。
ところがそういう本が賞をとったりするから不思議なんだよな。
848 :
無名草子さん:2011/07/28(木) 08:08:25.16
山本周五郎賞
「ふがいない僕は空を見た」
なんでこんな糞詰まんない作品が選ばれるわけ?
選者が糞つまんない小説核作家ばかりだから?
来年は小池真理子がいなくなるみたいだから来年から少しは
よくなるかな。
そういや、よしもとばななも「震災がんばったで賞」もらってたなぁ。イタリアから。
850 :
無名草子さん:2011/07/28(木) 13:27:28.69
賞なんて信用せずに、色んな本を読んでみろということですね
851 :
無名草子さん:2011/07/28(木) 14:38:36.77
>>849 なんだそらw
ばなな震災なにもがんばってないじゃん 直後から外食と旅行ばっかり
だしなんの寄付もボランティアもしてないし マッサージに通ってんの
はみた 辞退しろw
小松左京が死んだらしい
>>850 いや、更に謎なことに「がんばってる日本国民全てにもあわせて贈ります」ってなってたんだよ。
だから俺らも受賞したらしいぜw
えーっと、カプリ賞って文学賞…だよな…? それでいいのかイタリア人。
ピザの名前みたいな賞だな
>>852 作家としては終わってた人だから何の感慨もないな、年取れば誰でも死ぬんだし
野沢さんの時は泣いた
ありゃ驚いた
まあ、ちょっとオーバーではあるけど、作品は不滅ですな。
亡くなった遥かに後になって初めて知った作家なんて、珍しくもなくいくらでもいるし。 (ー人ー) なむー
859 :
無名草子さん:2011/07/29(金) 09:14:03.59
西村と朝吹が対談
860 :
無名草子さん:2011/07/30(土) 08:53:42.58
>>848 山周賞は、会社できちんと働いたことのない
審査員ばかりだから、こういう作品が取りがち。
下町はだから落とされたらしいw
>「女による女のためのR‐18文学賞」大賞受賞、嫉妬、感傷、愛着、
>僕らをゆさぶる衝動をまばゆくさらけだすデビュー作
読んでないのに批判って論外だと分かってるが、これだけでもうわぁとは思うな
862 :
無名草子さん:2011/07/30(土) 13:34:46.19
下町は文章の不備とありきたりな展開で山周で落とされてた
女による女のためのww
まともな女はこういう感性持たねぇよ
賢い女なら自己分析ができるから
女による女のための文学が存在するって理解できると思うが
女による女のため〜の割りにはおばさん作家世代はこぞって
おっさんに受けるための小説書いてるよな。
内容はほとんどがおっさんに簡単に股開く若い女ばかり。
わたしずっと家長が好きだったんですぅ〜って内容ばっか。
そんで必ず家庭を壊した父親を一途に慕う娘とかでてくんだ。
これってばばあ作家のファザコン願望によるものか?
866 :
無名草子さん:2011/07/30(土) 19:13:27.85
おっさん作家に媚売らなきゃ生き残れないしな。
女という社会的な人格自体が
男に依存することありきで作り上げられたものだから
しょうがない
そうそう
女は男の出来損ないみたいなもんだからな
それは言い過ぎだけど、見るに耐えない恋愛ぐるいの女がいるのも事実
もちろん男にもそういう奴らはいるが、得てして女のほうが
「女のための文学」だとか主張したがるとは思う
「女子力」とか言ってるのと同じような層だろうね
870 :
無名草子さん:2011/07/30(土) 22:32:06.02
なんで直木と芥川意外の賞の話題になってんだよw
スレタイ
てか、芥川賞と直木賞を同じスレで語るのには結構無理がないか?
全然ジャンルの違う小説を扱ってるから
なんか、スレが分断されてるような感じがする
875 :
無名草子さん:2011/07/31(日) 01:23:38.31
でも芥川賞作家が直木の好悪になったり、また逆もありますよ
まあ基本レアケースだと思う
最近伊坂が純文学書いてるのは芥川候補狙いだから
芥川・直木限定だと1月7月しか盛り上がらないから、
隙間を他の文学賞の話題で埋めるのは合理的だと思うな
他の文学賞のスレは既にあるのでそちらでどうぞ
候補作品や受賞作で語り合う手もあるし、選評が出るのは来月だから
それはそれで話題としてつなげる
予想スレだから、候補が出る1月前くらいから話題になるし
山アナオコーラ、意外に巨乳というか
渡辺直美のような体型
そしてブス
882 :
無名草子さん:2011/07/31(日) 02:56:47.42
容姿はどうでもいい
確かに作家の容姿はどうでもいいが、ナオコーラはちょっと二度見してしまうようなブス
性格の悪さと頭の悪さがにじみ出てるような、世間に出てきちゃいけないタイプのブス
・・・って、これは単なる悪口でしかないなw
>>879 本屋大賞、吉川賞、山本賞、三島賞、どれも専用スレなんかないぞ
あるなら適宜そっちいくからおしえてくり
本屋大賞と山周はあったけど、なくなったか。
選評がもうすぐ出るんだし、その時はそっちの話題で盛り上がるだろうから
他の賞の話題はここが静かな時にやって欲しい
今はそこそこ書き込む人がいるから余計混乱しそう
本谷は可愛いよな
本谷は、なんか見てるとイヤな気分になるタイプの顔
平野綾みたいな感じ
ダーリンがうちのこと嫌いになったっちゃ!
8月の10日だっけ?
その頃には選評出るから盛り上がるだろうな
え? ラムじゃなくて?
海外の現代文学の流れとか情報はどうやって仕入れるの?
おれ、このスレにいる人たちが海外の作家とかの話してるとついていけない
>>892 コピペ?
海外作家の話なんか出てきてないだろ?
選評が出るまであと9日か
895 :
無名草子さん:2011/08/05(金) 21:36:17.63
下町ロケット25万部突破
よかったなあ・・・
それにしても直木賞受賞直後なのに、本屋に置かれてなかったからなあ・・・
もしも置いてあったらもっと売れてた可能性大。
小学館は馬鹿だったねえ。
それは君の見た本屋がそうだっただけじゃないの、うちの近所は山積みだったよ
今の段階で25万部って、直木賞受賞作の中ではけっこう売れてる方じゃない?
案外、普段小説を読まないサラリーマンや中小企業の経営者みたいな層が
直木賞のニュース見て興味持って買ってるのかもしれないね。
もろ共感を呼ぶ内容だし。
中島みゆきの地上の星が長くヒットしたときもそうだったと思う
下町ロケットがなかったので、空飛ぶタイヤを読んでます。
正直、あまり面白いとは思えません。
下町ロケットもこんな感じなのでしょうか?
スレチ。
902 :
無名草子さん:2011/08/06(土) 20:48:29.18
>>896 ノミネート発表から先月下旬まで、
ずっと品切れだったよ。
小学館の増刷&配本ミスでは?
違う
鳩山政権時代の官房長官だろ
文學界の池澤夏樹さんのやつ興味深い
興味深くねーよ、なんだあれ
俺はマイノリティとしてはたからやいのやいの言ってるのが楽しかったけど
長老になってきたから辞める、みたいな話ばかりで、責任感を全く感じない
偉そうに採点表を出して自分の評価がどう結果と違ってたかをグジグジ書いて、厨2かっての
団塊世代のダメさを感じるね
興味深いかどうかなんて人によるだろう
読んでないけど
908 :
906:2011/08/09(火) 11:40:23.11
いや別に
>>905を否定したつもりはなかった
すまんすまん
マイノリティは自分がマイノリティであることを匂わせずにはいられない
端から見ると自分に酔ってるナルシスト
本人から無意識に湧き出す「自分はマイノリティであると周りに知らせたい」オーラが止まらない。
文学界と今日発売の文芸春秋合わせて読めば芥川についてよくわかる
芥川はもうオワコンだな
興味深いと思ったのはあの表ね。インタビューまだ読んでない
913 :
無名草子さん:2011/08/10(水) 00:53:54.22
直木もオワコン
914 :
無名草子さん:2011/08/10(水) 08:35:46.34
円城を押してたのは
小川洋子、島田雅彦、池澤夏樹
文芸春秋選評読めばね
それでも取れないとはね
龍は全く触れてない
3人プッシュでとれないって珍しいな
都知事と輝が猛烈に反対したみたいだからな
都知事「もしこれがまかり通って受賞となったら、小説の愛好者たちを半減させただろう」
輝「私は、書き出しのたったの十ページを読んだだけで眠くなり、全篇読了は難行苦行だった」
まー島田と池澤に推されてたってだけで価値はある
なんかもう単純な文系vs理系の構造なんじゃねぇの
まぁ、文学においては文系が保守で理系が革新的という属性も含まれる気はするけど
都知事の選評読んだけど全員の全作同じように全否定だったから
円城に限った話じゃない
宮本輝は女の作品しか褒めてなかったからこの2人は論外
村上龍は女性審査員についてどーのこーの書いてただけ
>>915 「ぴんぞろ」と「これはペンです」は同票で、前回2作受賞が出たから
2回投票になって、過半数に届いた(5票)入った方に取らせましょうって流れになって
どちらも5票にとどかなかった
前回2作受賞じゃなければ今回は「ぴんぞろ」と「これはペンです」だったろうね
922 :
無名草子さん:2011/08/10(水) 14:22:43.71
次回は山崎ナオコーラと本谷有希子と島本理生と辻村深月が4人同時受賞してほしいぜ!
島本はしばらく産休取るって宣言してたから無理
本谷とナオコーラは食い合うから無理だろ
本谷有希子は押してる人はいるんだよね
今回も宮本輝が一番に押してるし
三島賞では平野啓一郎が押していた
小谷野敦がtwitterで押してたし
ナオコーラはもう無理でしょう
本谷は可愛い
ナオコーラはブス
この差は大きい
>>914 詠美もそれなりに「これはペンです」押し
だから4票獲得の可能性もあった(詠美は「ぴんぞろ」と「これペン」で迷っていた)
龍の一票があれば円城は今頃芥川賞作家だったかも
本谷はなんであんなに文学に固執するのか
大衆小説路線で頑張ればもっと売れて賞も狙えるのに
931 :
無名草子さん:2011/08/10(水) 15:20:33.27
龍は逃げたな。あんな内容のない選評久しぶりに読んだわ。
こんなクソ作家がデカい顔して恥ずかしくないのかね
円城みたいなのは結局評価は分かれるよね
評価というのは基準があった場合に可能になるわけだけど
小説の基準を壊したところで書かれているものは恣意的な評価にならざるをえない
カフカだって今でも認めない人は多いしそもそもあれは小説なのか?という
議論になるぐらいだからね
これはペンですと道化師の蝶の単行本化を望む
>>933 「これはペンです」の姉妹編が今売りの「新潮」に載っているよ
多分この2編で本になると思う
道化師の蝶も姉妹編「群像」に載らないかな
>小谷野敦がtwitterで押してたし
これは何の影響力もない
937 :
無名草子さん:2011/08/10(水) 21:43:51.11
なんか随分見解の割れた選考だったんだね
複数の選者から推された作品は結構多い
円城とかこれだけ推す人が多くて落選は珍しいんじゃないの
普通だと当選の上で推さなかった選者が選評で腐してチョン
>>936 小谷野は最も小説が読めない批評家の一人
基本的にリアリズムの作品しか理解できないし
>>925はオチのつもりで小谷野を持ちだしたんだろ
わざわざ一行開けてるし
宮本は音楽でいうなら演歌と歌謡曲しか認めないような人間だから
龍と輝やめないかなあ
池澤はいていいからさ
942 :
無名草子さん:2011/08/11(木) 06:18:19.30
ぬるい毒
本谷 有希子著
小谷野敦 アマゾンレビュー
5つ星のうち 4.0 面白いではないか , 2011/7/8
レビュー対象商品: ぬるい毒 (単行本)
恋愛がまるでスパイ小説みたいな心理的駆け引きになってしまっていて、大変面白く読めた。
本谷有希子は映画や舞台も観ているし、いわば異常な人物を描くのが得意のようだが、
これは後半でいくらか演劇っぽくなるが、やはり小説でしか描けないものがあるのではないか。
芥川賞候補作だが、あれはあまり面白すぎるととれない、ということもあるので、どうかと思うが、
ぬるま湯みたいな恋愛小説よりはよほど面白いと思った。
円城塔は本気で惜しかったのか
村上龍の票が入ってれば違ったっぽいなあ
池澤やめたし「良い夜を持っている」が候補になっても受賞は無理だな
だよな〜・・・
これで舞城もOUTだな。
これはペンですって結局どこが間違ってたの?
もういいだろ。龍が馬鹿だったってことだ
あ、そうなん
選評見ても何も触れてなかったから、別のとこで触れてたのかと思ってた
頭の悪い委員に落とされるとかかわいそう。まあ円城の読んでないけど
内容以前の批判だからなあ
難癖つけたくて審査員につけられたって感じ
円城は審査員に嫌われてるってるのだけはよくわかた
円城塔は東大博士なのに専門的なところが間違っていると
美大中退の龍にバッサリ、しかし龍は言うだけ言って、言い逃げ
気になった研究者や大学教授が検証しても円城の小説に専門家的な間違いはなくて、
かえって村上龍の小説の間違いが浮き彫りになっただけだった
村上龍は専門的な知識なんて殆ど持ってないんだから(15年前にヒュウガウィルスの時に勉強しただけ)
数年前まで東大で研究してたポスドクの円城に敵うわけがないのに、反論したっていうのはただたんにいい恰好がいたかったか、高学歴嫌いがどっちか
本当にこの問題なんとかならんのか。
世間ではフジテレビがどうとか騒がれてるけど、俺としてはそんなものより
村上龍が言ったもん勝ちになってる事のほうがよっぽど腹立つ。
>>952 纏めサイトでも作るか、出版社に抗議くらいしかないだろ
どうしようもないね
村上龍の性格の問題なんだから
>>954 頭悪いからこそ思い込みが激しい使い物にならないタイプとか?
>>952 気持ちは分かるが、文学賞の選考ってのはそんなもんだと思う
客観的に結果が出るスポーツの世界と違って、原理的に「誤審」もあり得る
「下町ロケット」だって、直木賞を取ったから山本賞の選考委員に抗議しないだろ?
ま、それとは問題が違うけどね
957 :
無名草子さん:2011/08/12(金) 18:27:06.32
毎回、選評を読んで思うのだが、
川上弘美の乙女チックな文体なんとかならんのかね。
「わたしはすこし推しました」なんてところで
イラッとして内容が頭に入ってこない。
評論なんだから論理的にサクッと書きゃあいいじゃん。
もういい年したオバサンなんだからよ。
まぁまぁ冷静に読めよ
芥川賞・直木賞の「候補作」って誰がどうやって選んでるの?
選考委員はその「候補作」の中から選ぶのが仕事であって
「候補作」の選出についてはノータッチでしょ?
ろみろみのロリ文体はあれでいい!
>>959 候補作は文春の社員が半年ごとに期間内に発表された作品から
五、六作選ぶ。芥川賞は基本的に新潮や文學界など文芸誌五誌に
掲載された作品が対象になる。直木賞の場合は単行本として出版
されたものから選ばれる
次回は「良い夜を持っている」が候補になると予想
すまないんだが・・・
もう円城は日の目を見れないよ・・・
円城は英語で書いて外国に出した方が良いと思う
言語学的な内容を扱った小説で面白いものしらない?
翻訳を通すと、あの語り口の魅力が損なわれてしまう危険性大。
外国語に訳すとなると、
凝った文章を用いてない純粋なエンタメの方が却って好都合。
967 :
無名草子さん:2011/08/15(月) 01:28:44.98
単にタイトルセンスの問題だと思うけどね。
「これはペンです」って何かタイトルだけで人を試してる気満々っていうか…
「ジェノサイド」は前評判とタイトルを足すと”難しそう”っていう印象になっちゃってどうしても書店で手が伸びない
純文学なんざあ今は二流大学卒の著者が書くどうしようもないエロの日常をだらだらと綴るだけのジャンルに成り下がったんだから
上の2作品がどんなに素晴らしい小説でも、「出てきた時代を間違えた」としか言いようがないね。
運が悪かった。それで片付く話。
ご愁傷様。
え?釣りか?
つーかジェノサイドを純文学だと思ってる段階でイタタ
971 :
無名草子さん:2011/08/15(月) 13:20:46.28
円城は悔しかったらベストセラー小説を書けばいい
かけないの?
「賞」に依存して生きようと考えてる程度の作家なら消えていいから
>「賞」に依存して生きようと考えてる程度の作家
村上龍のことか
973 :
無名草子さん:2011/08/15(月) 17:21:57.69
This is a pen.
ジェノサイドのどこが難しそうなのか
ジェノサイドって単語を知らないのか?
ジェノサイドなんて知らないだろうし、二作とも読んでないだろうし、純文学の意味もわかってないだろうな
たぶんラノベじゃない文学は純文学!とか思っちゃってたんじゃなかろうか
観察日記その1。
村上龍の衝撃的な選評。ウィルスのウの字も言ってない。
DNAのデの字も言ってない。なんじゃこりゃ。
観察日記その2。
村上龍は選考会が始まる前に、こっそり川上弘美(お茶の水女子大学理学部生物学科)に訊くべきだった。
川上さんなら、疑問点を上手に説明してくれたのでは。すぐ横にいたのに。
観察日記その3。
五木寛之の選評事件の時、チェックの甘かった主催者側がきびしく批判されたので、
今回は村上龍の選評を載せる前にくわしい検証を行ったのでしょう。
その結果間違いがどこにもないことが判明して、村上龍が選評の書き直しを求められた。到着が遅れて最後から2番目になった。という流れか。
円城塔『良い夜を待っている』って良いタイトルだな。
読んだことない僕でも読もうかな、って思わせる。
姉妹編だから「良い夜を持っている」は次の芥川候補に入っている可能性は高い
でも「これはペンです」よりも難解な設定だから審査員は評価しないだろう
サヴァン症の人と研究者の教授と、その家族の話
アホ龍や都知事がいる限り円城はどんな作品出しても無理だと思うよ
円城の書いてるものは小説じゃないから
別のジャンルで競ってください
日本SF大賞とか泉鏡花文学賞とかの方が馴染むのかも
今日書店で春秋の芥川賞講評を読んでたんだが…「パズルが僕には解けなかったんです。
僕に解けないものが愚民どもに判る筈はないので、
受賞させる訳にはいきませんでした…」と素直に言えなかった都知事を想像して怒りを必死に抑えてた。
なんだかなぁ。
そもそもこの人国内で核実験とかトンデモ発言してる人でしょ。
作家としてじゃなくって人間としても変。
芥川賞受賞の苦役列車東京行きの新幹線で読了だけど読まなきゃよかった、つか芥川賞ってこういうので取れるのかと吐気と軽いショックw
この人って都知事おしで取ったんですよね。
都知事が嫌いなのわかるし俺も嫌いだけど、
都知事が褒めた事自体をマイナス材料みたいに言うのはちょっとおかしいんじゃない?
人格的に問題あるとしても、一定の評価を受けてる作家でしょ。
似た様なことこと言ってる人をtwitterにも見るし、作品も腐してる人多いが、
ちゃんと自分の頭で考えてんのかと思う。
ニシケンは好き嫌いが解れるタイプの書き手だぞ
女性受けは悪いよね
都知事は作品も人格も糞だが、憲太は関係ないだろ!
てかここで円城の「これはペンです」を読んだやつどれくらいいるの?
個人的にはあれが落選したのは納得の行く結果
嫌いではないが、受賞作とするほどの作品とは思わない
村上龍発言のせいでむやみに評価が嵩上げされているなら良くない
横山秀夫の「半落ち」と同じ。あれも落選してしかるべき作品だった
「きことは」の受賞が納得いかない
あれのどこがいいの?
直木の「下町ロケット」の話題が少なすぎる
>>989 一応は精読したよ、「書く行為」についての考えをとにかく詰め込んだ感じだった
ただ衒学的すぎた気もするので、そこら辺を調節した「道化師の蝶」の方が好き
直木はまだ選評が出てないから話題になってないだけでしょ
円塩はデビュー当時から熱狂的なファンとアンチが混在する作家だった
>>992 次の候補になるって噂の「良い夜を待っている」はどう?
選評出るまで直木の話題は待っただな
次スレはどうします?
>>994 それと、これはペンです合わせて年内に単行本になるらしいね
誰か新スレ立てて
誰も立てない
1000ですね
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。