>>1乙
「通はヘッドハンターを好む」
(一度言ってみたかったw)
3 :
無名草子さん:2010/09/23(木) 19:52:48
そうですか
大藪の薮が気に入らないんですね
よくわかります
4 :
無名草子さん:2010/09/26(日) 20:29:34
ゴム弾は痛いですか?
痛いのはお前だよ
6 :
無名草子さん:2010/09/27(月) 09:08:04
もう終了だろw
8 :
無名草子さん:2010/09/29(水) 12:38:28
9 :
無名草子さん:2010/10/11(月) 00:18:14
ウルフ
11 :
無名草子さん:2010/10/13(水) 21:59:04
男根は酷すぎるな
>>11 男根を焼かれてグズグズになった主人公が居たね
亀頭の組織が崩れて灼熱感が有る、みたいな
鳥羽
14 :
無名草子さん:2010/10/15(金) 01:43:22
星島あたりからは書いてないな
ありゃ別人の作品だ
サク〜なんかひどいもんだ
二時間サスペンスかよ
暴力租界はひょっとしたらと思わせたが
未完だからなあ
15 :
無名草子さん:2010/10/16(土) 16:25:00
弾痕をぶった切って口に押し込むつうのを読んだときは衝撃だった。
死因は窒息死ですねw
星島の最後の作品は文調そのものがヨタヨタしてた
星島自身が老化して弱ったみたいで読んでてちょっとツラかったw
資料のコピペを延々やって枚数稼いでたけど間違いなく本人原稿だと思う
18 :
無名草子さん:2010/10/17(日) 22:01:27
イヤあれは別人だよ
口頭筆記でもあれほどかわるかよ
19 :
無名草子さん:2010/10/27(水) 03:09:36
証拠は?
20 :
松の根っ子:2010/10/27(水) 09:40:45
スレタイの漢字が戻ったか
21 :
無名草子さん:2010/11/01(月) 20:21:46
「獣たちの黙示録」の第二部って出版されねぇのかなぁ・・・
22 :
無名草子さん:2010/11/02(火) 20:18:06
ハリー先生の本を整理してたら
同じのが何冊も出てきた…
24 :
無名草子さん:2010/11/07(日) 00:00:44
羆を素手で倒した主人公って誰だっけ
ウィリー・ウィリアムス
見事に釣れましたな
『高橋名人物語』によると
高橋名人もクマと腕相撲して勝ったそうだw
29 :
無名草子さん:2010/11/17(水) 18:22:06
30 :
無名草子さん:2010/11/24(水) 20:45:00
晴郎
星島の最終巻はゴーストだと思うなぁ
ジッポや新世代オート拳銃や欧州旅行記wなど薀蓄が資料まんまなのは情報が溢れ始めた時代だからなんだろうけど
「俺を守ってくれよ、ジッポ」とかモノへの思い入れが女々しいというか美点欠点余さず書く非情さが無い
同じく俺的にゴースト説のある終期伊達邦彦も「野獣は蘇る」は腕のいい書き手だが「死なず」は別世界過ぎてひどい
32 :
無名草子さん:2010/12/15(水) 13:20:48
ウェポンハンターシリーズは、それまで合衆国海兵隊出身という設定
の星島が、急にフランス外人部隊出身(それも脱走兵)になった巻
(「オメガ何とか」)からゴーストじゃないのかな?
35 :
無名草子さん:2010/12/20(月) 18:18:32
星島とか野獣は甦るとか、文体があまりに違いすぎてかえってゴーストでないような気がしますけど。
サージェントペパーズ以降、実験音楽に走ってしまったビートルズを思わせます。
36 :
無名草子さん:2010/12/24(金) 15:08:37
口述筆記じゃね
久しぶりにアスファルトの虎を読みたくなって
買ってないのを買おうとしたらamazonでは中古しか無いんですが
もう新品て売ってないんでしょうか?
無い
ゴーストは基本的に聞き書きで
作者本人が口述したりノートに書いた設定から小説を起こす
だから基本的な構成はあまり変わらないが合間合間のキャラの動きや風景描写に独自性が入る
センセの小説で「あけましておめでとう」的な
台詞ってあったっけ?
>>40 正月の風景なら「アスファルトの虎」第7巻にありました。
高見沢が女優の八木陽子と大晦日から正月にかけて
初詣でしたりお節料理を食いながらファックしたりしてました。
何とも羨ましい限りです。
42 :
無名草子さん:2011/01/20(木) 21:51:02
時間がのろのろと過ぎて行った。
43 :
無名草子さん:2011/01/29(土) 12:28:01
ボクシング部の高校生が主人公の作品名を
教えてください。
第13回大藪春彦賞(同賞選考委員会主催)は28日、平山夢明氏の「ダイナー」(ポプラ社)に決まった。賞金500万円。同作品は第28回日本冒険小説協会大賞も受賞している
「挑戦者」が読みたい
>ALL
15年目の2月26日ですね。
合掌。
一日遅れたが俺も合掌する
2日遅れだけど合掌。
3日遅れだけど合掌。
51 :
松の根っ子:2011/03/07(月) 01:41:03.80
シシ肉を食べた
52 :
無名草子さん:2011/03/08(火) 01:01:38.99
西城やマッシーがサファリ・ハンティングで
村娘を抱く前に食事に振りかける「ムチムチ」
だの「ピリピリ」は絶対に作者の創作ですよね。
ニヤニヤリンは創作だと思う
55 :
無名草子さん:2011/03/12(土) 02:46:11.81
シチコリンは当初商品名が「ニコリン」だったらしいですね。
ゾリゾリンは「ソルシリン」みたいです。
でもパンスポリンとかは実名ですね。
もう「ツカレトール」とか「ピピンS」とかになると「ビディ・パンスケーノ」と変わりないような(笑)
ショ―ユにそっくりなソースが思い出せん
まず何から読むべきでしょうか?
58 :
松の根っ子:2011/03/15(火) 21:17:59.81
大藪春彦が好きな岩井志麻子は猟銃を所有し愛銃を「春彦」と名づけた
59 :
無名草子さん:2011/03/19(土) 12:21:37.27
実は「金田一春彦」好きって可能性は無いのか。
60 :
46:2011/04/03(日) 20:45:04.37
「挑戦者」入手。古本でも入手困難な作品があるみたいですね。
ファン垂涎の逸品(?)みたいな作品、あるいは大藪先生関連物ってありますか?
少年向けジュブナイルは入手困難なんじゃないの
63 :
無名草子さん:2011/04/21(木) 21:01:22.33
太宰の命日は桜桃忌
大藪の命日は「野獣忌」にしてほしい
64 :
無名草子さん:2011/04/22(金) 01:39:41.59
「男の墓標」が読みたいがなかなか見つからん。
65 :
無名草子さん:2011/04/29(金) 08:18:17.28
東北で核っつたら大藪
66 :
無名草子さん:2011/04/30(土) 15:13:18.91
寿司は何のネタから食べ始めるのかな、大藪主人公、いきなり大トロ?
お金がない時は、トロのところを。
近海物は放射能が滲みててうめえぞ @銀座久兵衛
70 :
無名草子さん:2011/05/01(日) 00:46:51.21
私は三浦半島の高校に通っていたので、金狼に出てくる磯川の屋敷とか、
ドブ板通りとか、屋敷への威嚇狙撃後の逃走経路とか結構馴染みが有りました。
ただしあの小説が書かれた東京オリンピックの年に比べたら、もう車の量が
半端じゃなかったので、丸の内のオフィスを定時に退社しても世田谷のアジト
へ戻ってから車で1時間で横須賀へ移動なんて芸当は無理だと思いましたね。
寿司ネタ 大藪さんのようなお金持ちなら高級ネタばかりだろう。
やはり、ウニやイクラを飽食したのだろうか?
ウニをドンブリで啜るという描写もありましたね。
私的にはあまり美味しいとは思えないけどね。
ウニもイクラも好きではない。ウニはあの奇妙な味、イクラはあの食感と生臭さが苦手だ。
75 :
無名草子さん:2011/05/03(火) 15:54:25.06
精力増強にはカズノコのヌルヌルが効くんだよ
おき火で焼いたほかほかの焼き芋がうまそうだった
大藪に影響され23で銃砲所持許可を取り銃を2丁買い、24でアジトの中古住宅を買い、セカンドカーにルノー5ターボを買った。そして仕事前にクレー射撃に行き、帰ってジャズを流しながらバーボンを飲み、銃手入れをすると言う生活をして大藪の主人公になりきってましたw
もちろん体もアホみたいに鍛え、何故かピッキングの練習までしていましたw みなさんは何か影響された事はありますか?
ドンブリにプリンを次々とぶち込みショーユをかけて喰う
>>79 親の援助なんていっさい受けてませんが。
因みに銃以外はローンです。お恥ずかしい。
一時完全犯罪に凝ったことがあるな。
83 :
無名草子さん:2011/05/04(水) 20:17:57.07
やはり読んでいて思うのは、頸動脈への手刀一撃で
いつでも人を気絶させられる能力と、路上駐車の車を
次々と盗んで逃走できる能力は必須だと思います。
ロープの反動で戻ってきた相手にウエスタンラリアート
ぐらいじゃ無いと気絶しない気が…
手刀でタイヤからホイールを外すてえのもあったなあ
すごいっスねw それで生計を立てられそうw
>>86 「汚れた英雄」に確かそんな描写があったよ
>>87 タイヤを外すのはいいけどホイールに装着するのは無理だよな
例えば足踏みのポンプでもビードが嵌るまの圧力を得られないと思うのだが
89 :
無名草子さん:2011/05/06(金) 22:34:41.27
モーゼルHsc
ルーガーP08
ワルサーP38
ベレッタブリガディール
ベレッタピューマ
ベレッタM92F
SIGP226
CZ85
H&KP9s
H&KP7M13
G.I.コルト(`・ω・´)
S&W9ミリ自動拳銃('A`)
>>88 いやいや大藪ヒーローの体力を過小評価してはいかん。
絶筆の文章がAKシリーズマンセーだったな
>>91 大藪ならでは、でしたね。
最もあの時代のミリタリーオタクはAKのホントの評価を知らないからね。
>>77 生玉子ガブ飲みと筋トレを少々
貴殿の行動力には負けます
ランクルに乗って野山を駆け巡りたいなぁ
んで狩りして焼いて喰う
>>77 おれは筋トレも銃も傭兵も興味なし。大藪作品を読むのは喰い物の描写がひたすら
旨そうだから。唐辛子の粉がへばりついた生のコブクロや、干からびたサラミを
ウォッカで流し込んだり、バターとメープルシロップをごってり塗ったパンケーキや
たき火で炙った猪のハツとレバーや、読んでると猛烈に腹が減る。
池波正太郎ファンには、たまらないな。
オレはアメ横でかったモデルガンを左の脇に吊ったりした
抜き撃ちの練習もした
あとはバイクで走ったり自動車で走ったりもした
特に自動車でヒール・アンド・トゥでコーナーを攻めたりもした
全部大藪を読んでたおかげだ
・・もう どっかいけよ
97 :
無名草子さん:2011/05/10(火) 14:22:42.73
アタシからだよ!
晶夫はアタイのもんだからね!
「ガツガツすんな、みんなまとめて面倒見てやるから」
(女なんて所詮どいつも牝豚だ、)
言いたい。
ユッケより子袋とチンポの刺し身食えよ
福島が放射能牛1万頭を全国にばら撒いたそうだ。
もう肉は食えん。
ちなみに福島県知事は渡部肛門の親戚。
文章は美味そうだが実際あんな喰い方はできないよね
体壊すのがオチ
生肉とかもう・・・
101 :
無名草子さん:2011/05/13(金) 17:30:00.59
>>80 警備会社から強奪した6億円のお陰で懐は熱いくらいだが、
当局から金の出所を追及される事を恐れて、敢えてローンを組んだんだな!
>>102 ばら撒いた後での支持。枝野は肛門に遠慮したんだと思う。
ちなみに校庭年間20mシーベルトを国に要請したのも肛門の親戚の福島県知事。
子供なら年間1mmシーベルトでも多いというに。あの二人は悪党だ。
104 :
無名草子さん:2011/05/14(土) 01:00:48.33
あ、あのね・・・これはね・・・栄養剤っていってね、君を放射能から守るためにね・・・
∧_, ∧ A_A __
(;゚ ∀゚) ⊂・ ・ ⊃▼⌒丶 ・・・おじさん
/ o├==l-- (ω__) ) ●|〜*
しー-J U U. 〜- 'U
∧ ∧ A_A __
(;ω; ) ⊂・ ・ ⊃▼⌒丶 今までありがとう
/ o├==l-- (ω__) ) ●|〜*
しー-J U U. 〜- 'U
菅と枝野を殺処分したいですねw
107 :
無名草子さん:2011/05/14(土) 05:24:36.22
誰か民主党を成敗する小説書かないかな
馳は在○で民主党支持だから書かないだろうなw
108 :
無名草子さん:2011/05/16(月) 00:13:50.81
う〜む、四谷の文明テレビを乗っ取るしかない。
周りは時代劇や軍隊モノドラマの撮影中なので、
黒ジャンプスーツの戦闘員達にさして注目も払わず、
簡単に乗っ取られる。
電波ジャックで流す映像は菅直人がオナニーしながら
涙を流して「私を処刑させないで下さい」と訴えるもの。
109 :
無名草子さん:2011/05/16(月) 02:24:43.56
チンチンに熱した巨大フライパンに白豚エダノを放り込んでやりたい
「ただちに死ぬわけではない」とか言いながら死んでいくんだろうか・・・・・
>>108-109 両方足しちゃえ。缶と枝野にホモらせ、そのあとラードを溶かした
フライパンでこんがり。
111 :
無名草子さん:2011/05/16(月) 11:16:18.64
韓国ロビーのボスである沖元首相って、安部元首相の祖父の岸信介がモデルなの?
112 :
無名草子さん:2011/05/16(月) 14:05:54.50
今だったらやっぱり田口の一の子分だった「帰化人でブルドッグのような風貌」
の大沢が日本の利権を握る民政党のドンで、首相の菅原とか鷲山とかと内紛状態。
鷲山はストーンリバータイヤの御曹司で祖父を首相に持つ閨閥。
妻の幸子は韓国のホストを毎晩12人はべらせ、そのエキスを吸っている色魔。
大沢はとりあえずチャイナ韓国ロビー工作に一番邪魔だった保守党の中村を
イタリアで毒殺しようとしたが失敗。自宅にいるところを工作員がやっと殺害に成功。
大藪ヒーローは、大沢が仏教幸福科学会(BKK)教祖の池山や、マスコミ
アジテーターの田川総二郎とハーレムで乱交パーティーの最中に乗り込んで
行くのであった。
113 :
無名草子さん:2011/05/17(火) 04:44:44.76
まあ菅や枝野なんて小物過ぎるから書かれないだろうな
114 :
無名草子さん:2011/05/17(火) 05:56:29.65
缶が枝野を後ろから襲ってるのをビデオに撮って脅迫する・・
証拠のビデオとかマイクロフィルムは必ず人里離れた山奥に隠すんだよね。
で、そこに相手を誘い込んで逆襲すると。
116 :
無名草子さん:2011/05/17(火) 11:41:29.10
枝野を責める菅の後ろからさらに仙石が
117 :
無名草子さん:2011/05/17(火) 12:48:46.06
姦や絵だのはオヤジからジャリにまで大人気の
BAKAシスターズ48人をはべらせてジャングルを
模したハーレムで乱交中。
今夜のゲストはハードバンク社長の朴正義。
手下を使って買い占めさせた浮動株を買い戻
させる交渉を兼ねて。
てかあれから商法も大分変わったね。
118 :
無名草子さん:2011/05/17(火) 14:38:01.99
嫌いな芸人は徹底的にオチョクるけどSammy Davis Jrは猿とか言いながらも褒めてたね。
119 :
無名草子さん:2011/05/17(火) 15:04:53.43
枝野を責める菅の後ろからさらに仙石、そのまた後ろから岡田が襲いかかる
その岡田に枝野が乗っかり悪党4人組ループが完成したところで高圧電流を流して一挙に殲滅。
120 :
無名草子さん:2011/05/17(火) 22:30:05.70
「蘇る金狼」読んだ。京子があまりにもかわいそう。
映画は面白かったけど、小説は最後の最後で、
朝倉が嫌いになった。
>>119 ひとり悦に入ってるみたいだけど、周りは引いてるんだけど
122 :
松の根っ子:2011/05/18(水) 02:37:34.55
昔モツを生で食っていたが何ともなかった
123 :
無名草子さん:2011/05/18(水) 05:37:27.38
モツ=レバーでねーの?
レバ刺しなら今でも食ってるが
124 :
無名草子さん:2011/05/18(水) 13:20:02.38
多分、肝=レバーでないの?
125 :
無名草子さん:2011/05/18(水) 21:52:12.22
>>120 白い粉少量煙草に付けて吸うと気持ちよくなるよ清涼剤だよって、、、シャブって判るだろ
かわいそうつかオツム弱すぎ
126 :
120:2011/05/19(木) 10:39:50.29
最後の死ぬシーンが哀れでさ。
今から殺されるのがわかると、諦めたように微笑んで…
ラストシーンの朝倉が京子のせいで憎たらしく見えたんだよ。
映画のラストの優作は最高だったのに。
>>126 映画では京子に刺された傷がもとで死んだんだっけ?
128 :
無名草子さん:2011/05/19(木) 21:05:06.13
俺は300Eという型の古いベンツに乗っている。エンジンはAMGのフルチュ-ンで3600ccの物をコンバ-トしている。ショックアブソ-バ-はビルシュタインの特注ショ-トストロ-クで武装してあるが 外観は至ってノ-マルである。
129 :
無名草子さん:2011/05/19(木) 21:09:30.93
→そんな自慢はヨソのスレですればいいって?…俺が言いたいのはこれからだ… そのカスタムメルセデス。エンブレムはしっかりと230Eに付け替えてあるのだ。
これが大藪クオリティであり、熱烈なファンの証である。…と信じている(笑)
130 :
120:2011/05/19(木) 23:58:39.60
>>127さん
死んだ・・・んだろうね。
ちょっとそこはあえて、ぼかしてあったかな?
映画は京子との悲しい別れが名シーンになってるけど、
小説はそうではないんだよね。
ラストの朝倉の空港での態度は、京子を思うとどうなんだろう?
って思ったのよ。
まぁ、まだ読んでない人のために、この話はここまでということで。
>>127 映画上では「死んだ」とは表現されてない。
まぁ、朝倉がどうなったかは『云わずもがな』で…。
最後に出てきた二つの仮面が、だそうだよ。。。
映画の朝倉は外傷で死んだというよりショックで精神崩壊した感じだ
132に同意
原作でもラスト付近朝倉の心理描写がほとんど無いけど
京子に対する好意が全く無くなったとは考え難い
女か野望の成就か・・・
134 :
無名草子さん:2011/05/31(火) 11:00:13.03
デミフォーンって、ググっても出てこないな・・・・。
135 :
忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/06/03(金) 00:40:01.47
>>134 秋葉原のラヂヲ屋でパーツを購入してくださいw
映画版金狼は女に刺されてにやけてくたばるような玉無し野郎なのが嫌だ
雰囲気は良くてもや大藪精神までちゃん生かした映像作品ってあんまり無いね
阿部寛のルーガーP08は主人公が狂ったという点でずれてるし(正気に返ったと言うべきだ)
記憶が曖昧だが藤岡弘の野獣死すべしは良かったような気がする
>>136 そんな貴兄にオススメしたいのは1959年度製作仲代達也版「野獣死すべし」です。
モノ・クロームに彩られた映画全編に渡る
フィルム・ノワールと云うか、須川ノワールの映像世界。
乾いた都市に孕んだ狂気と伊達邦彦が目論んだ計算ずくの計画。
そして黛敏郎が演奏するJAZZYでNOISEYな音楽。
これぞ、十二音R階でしょうか?
続き
>>136 映画のストーリーは原作の骨子を組みながらも
映画なりの解釈で進んでいきます。
おなじみのレディーキラーの徹やはじきの安も登場。
そして真田が出てこないが代わりに手塚という学生が相棒となります。
肺を患った若く貧乏な、だが知的で端正な表情の手塚。
敵対役では東野英治郎演ずる老刑事が画面を引き締めます。
さらに酒場でのシーン。
伊達邦彦が花売りの老婆に歌と踊りを強要する場面に
ある種の狂気が感じられました。
あのシーンの意図は一体何だったでしょうか?
その場面の直前に原作者が顔を見せていたのはご愛敬と云う事で。
尚、この映画は作られた時、原作者・監督・脚本家・音楽家・主演が皆二十代であったと伝えられています。
もう既に観賞済みでしたでしょうか?
139 :
136:2011/06/10(金) 20:17:34.10
>>138 ああその作品は見ています
確かに雰囲気はピカイチでしたがその老婆のシーンが文学臭いというか
「大藪ヒーローはババアいじめるほどセンチメンタルじゃない!」と引いてしまいました
我ながら狭量だと思いますがファンだからと言う事でご勘弁を
ちなみに例に挙げた二作品も大藪原作と言う事を意識せずに見ると十分に面白いと思っています
140 :
無名草子さん:2011/06/13(月) 23:02:41.21
実は 初めて大藪小説を読んだのは 小5の春… エアガンの極悪改造とバリソンナイフアクションと車とバイクの無免許運転が趣味の私に 父親が(読んでみろ…)と渡したのは (戦いの肖像)だった。
141 :
無名草子さん:2011/06/13(月) 23:08:04.78
→ ミッキ-スピレインや チャンドラ-は 既に読破していたので スト-リ-には抵抗は無かったが、流石に暴力と火器、車についての過剰な描写は 衝撃的だった。(まぁ 10歳のガキには当然だわな…)
142 :
無名草子さん:2011/06/13(月) 23:14:32.25
→それから 父親の書斎から 色々と引っ張り出し、汚れた英雄シリ‐ズとアスファルトの虎シリ‐ズと時代小説以外は全て読んだと思われる…よく父親と 一緒に風呂に入った時 伊達や西城の非現実的なドラマを熱く語り、盛り上がったのは よい思い出です。
143 :
無名草子さん:2011/06/13(月) 23:19:16.13
→それから 父親の書斎から 色々と引っ張り出し、汚れ〇英雄シリ‐ズとアスファルトの〇シリ‐ズと時代小説以外は全て読んだと思われる…よく父親と 一緒に風呂に入った時 伊達や西城の非現実的なドラマを熱く語り、盛り上がったのは よい思い出です。
144 :
無名草子さん:2011/06/13(月) 23:32:16.64
→やがて、孤独を愛し哀しみを友としてオトコは孤高に生きるべし…なあんて ボイルドタッチを粋に決めても所詮は中学生…社会に反抗するべき改造エアガンで走行中の特急電車の窓ガラスを狙撃して叩き割った 結末は教頭と警察と国鉄にしこたま怒られて私の反抗期は終わりました
145 :
松の根っ子:2011/06/20(月) 00:04:56.46
完
146 :
無名草子さん:2011/06/21(火) 16:49:04.59
男根
画廊の男根
148 :
無名草子さん:2011/06/22(水) 02:43:44.20
生きてたら「餓狼の掟」を書いてた予定
襲撃、略奪、ジャンケンで輪姦、見せしめに死体を爆破、次の
ターゲットの居場所を吐かせる、お湯沸かす、ハルシオン飲んで寝る、
起きてオシッコするとギンギンに朝立ちしたマラが硬度を解く。
149 :
無名草子さん:2011/06/22(水) 19:38:41.78
「餓狼の弾痕」は昔読んだ短編
(警察官OBで組織された、汚れた金を強奪する組織の話)とほぼ一緒
だったんで正直がっかりした思い出があるな。
150 :
無名草子さん:2011/06/23(木) 11:00:47.19
AR10の銃床を切って短くしても使用できるのか?
151 :
無名草子さん:2011/06/23(木) 20:07:14.71
監督 大藪春彦!? Vシネ?
こんなんあったんだ
すげー観たい
154 :
無名草子さん:2011/06/23(木) 23:17:10.11
「監督 大藪春彦」は単なる誤植で、監督は吉田使憲って人。
作品自体は可も無く不可も無くって感じ。
高島政宏の役名が星島だったような……
156 :
無名草子さん:2011/06/24(金) 23:27:07.78
大藪が監督できるわけないだろ。
157 :
無名草子さん:2011/06/24(金) 23:34:32.01
悪役の長谷川、松田はそれなりに良かった気がする。
>ババアいじめるほどセンチメンタルじゃない
センチメンタルな人はバアさんいじめなんかしないとおもいますw
159 :
139:2011/06/26(日) 12:00:00.72
センチメンタルって言葉の選び方が変だったな
ガキっぽいに訂正します
160 :
無名草子さん:2011/06/26(日) 19:08:12.70
大藪ヒーローは国家転覆の野望の途中でも、交通マナーの悪い
ドライバーには立ち止まってお仕置きするよ。
161 :
無名草子さん:2011/06/26(日) 22:09:20.58
崖から落としたりするしな。
乗せてくれた奴の片目をつぶす恩知らず。それくらいなら最初から車を奪え
163 :
無名草子さん:2011/06/27(月) 21:37:12.41
「男の掟」での崖から落としたクルマの持ち主にアバヨ、地獄で会おうぜ、っていう
セリフがいい
でも相手次第ですごく優しかったり
片山を乗せてくれたコンボイの運ちゃんとか伊達邦彦にライフル捨てられたハンターの兄ちゃんとか
165 :
無名草子さん:2011/06/28(火) 00:11:08.72
「男の掟」のクーガーズの兄ちゃんは変に粋がったりしなければ死ぬ事は
無かったのに。
>>163 多分会ってるな。
短編が味わい深い。大藪の筆は市井の人々の哀しみや喜び、そして怒りを鮮や
かに描き出す。実は長編作品にもこういった描写はあるのだが、スーパー・ヒ
ーローとアクションの連続で印象に残らない。もっと短編書いてりゃ日銀ダイ
ヤ作戦や血の罠のように、元ネタが沢山書けたろうに。惜しいなぁ
「雨の路地で」「暗い春」が大好きだった
実はもう一つ好きな短編あったはずだが思い出せず
168 :
短編ならこいつが最高:2011/06/30(木) 03:24:23.31
井上の短機関銃が毒々しい炎を吐き散らした。
震えている南原のほうを振り向いた井上の顔は木彫りの面のように無表情であった。
「では銃を隠してあるところに案内してもらおうか?
女の慰謝料として俺がいただく。
もっとも、その前にあんた達が用意してあった墓穴に
こいつら(井上が倒した南原の仲間達の死体)を埋めてやるがな」
と、乾いた声でいう。
南原は井上がどのような男かを知って失神した。
(「死のドライブ」のラストシーン)
>>166,169
しょうがないよ、中短編は商業的にウケが悪いんだし(理由はわからんけど)。
文庫で全集でないかなぁ
言葉狩りの犠牲になってないなら買いたいな
粉末ジュース好きだよね。主人公たちは、どういう粉末ジュースを飲んでいたのだろうか。
ワタナベのジュースの素です もう一杯♪
時代的にはこれかねえ?
米軍の携帯口糧に入っているエードも捨てがたい。
やはりマルチビタミン強化のオレンジジュースが最強だな。ベーコンエッグにエルクのソーセージ、
パンケーキにはバターを分厚くなすりつけてメープルシロップもたっぷりだ
アスファルトの虎は、食いしん坊のディックが良い味出してる
177 :
無名草子さん:2011/07/07(木) 12:36:43.72
七面鳥は確かに大味だが美味いよなあ。主人公より大食のキャラがたまに出てくるのも面白い
安富忠治なんか体重あたりで言えば石川の倍は食ってるな
178 :
無名草子さん:2011/07/07(木) 22:07:57.86
「東京市街戦」
虚無と凄みを同居させた殺し屋役の米倉斉加年がいい感じ。
長編はともかく、短編だったらこの頃限定の米倉で映像化して欲しい位。
179 :
無名草子さん:2011/07/08(金) 12:41:03.24
生に近いスモークドサーモン
肉食人種ならたまらぬ良香を放つキドニーパイ
バンの照り焼き
ハモンセラーノ
アラスカ式オムレツ
飽食すると朝マラが痛いほど突っ張るという牛の脳みそ&豚の睾丸&羊の子宮
カモシカ鍋
え〜と、単にうまそうなやつを列記しただけです 大藪さんてこれら全部食ったことあるんでしょうね(うらやましい〜)
渋谷のゲテモノ料理屋とか、海外や猟場での食事は実体験だろうね。星島シリーズの頃は
若い頃の記憶と書籍だろうけど
やっぱりヘッドハンターが最高だ。手作りソーセージやレバーステーキ
>>179 牛の脳みそ・羊の子宮・・・狂牛病になりそうだなぁw
セイユーでスモークサーモン ただしチリ産を600円分買ってきてスコッチでやってる。
うめー。
レバーステーキって血抜きがすごく大変なんだよな。エゾ鹿でそれをやろうとしたらさ、沢の水で
延々一時間モミモミ洗い。大変だったけどうまかった。でも、指がしもやけになった。
大藪ファンなら血抜きなどせず、塩とコショウとタバスコをなすりこんで生でたいらげなきゃ
186 :
無名草子さん:2011/07/09(土) 21:15:27.64
ボローニャ・ソーセージに想い馳せたあの頃
クジラのテキを3枚に目玉焼き
あとはd汁と丼飯
これでやっとメシにありつけるわけだ
傭兵たちの挽歌でソーセージを作る時の記述で「ボイルして茹でたソーセージ」とあるのは
馬から落馬的なミスだよな?
エンターテイメントです
獣たちの黙示録のスピロスって今まで身長160くらいだと思っていたんだが、良く読んだら
150くらいしかないな。バンタム級の重量挙げ選手は55キロくらいしかないから
獣たちの黙示録って結局どうなったの?
193 :
無名草子さん:2011/07/13(水) 13:16:02.94
殺し屋の三分の二の身長しかないって、そいつが210センチでも140かw
>>192 もちろん未完で終了
文庫化された時はタイトルから「第一部」が外されてたな
書店で数年振りに徳間文庫見たら何点か新装版で出し直してた
解説も新しくなってて新保博久も書いてたけど
この人はもともと本格推理(探偵小説)の解説屋なんだよな
仕事の都合上、ハードボイルド含むミステリ全体をよく勉強してるのは認めるけど
原稿埋めるのに必死で、やっぱどこか無理があるのは否めない
名のない男の"私"が遣ってるベレッタってM950なんですかね。
臑の辺りに隠せるサイズだから多分そうだと思うんだが……
>>169 スーパー・ヒーローとアクションの連続ばっかりクローズアップした作品じゃなくて、
もっと市井の人々の哀しみや喜び、そして怒りなどが描かれた味わい深い短編も見たかったって事だよ。
餓狼の弾痕とか暴力租界とかの評判の悪さを見ると俺もそうですって言いたい。病人酷使すんじゃねえって出版社はよw
>>196氏
ウチにある「名のない男」(1983 角川文庫刊)では
22頁目でハッキリ「ベレッタ0,25口径自動拳銃モデル950」と
明記してあったよ。
大藪のマグナム拳銃発射の描写は秀逸だよな。爽快感がある
暑いなあ。分厚いシマアジの刺身を二十切れとアワビを五個、それに生ウニと鮎の味噌汁を
ドンブリ一杯ずつたいらげたい
あるいはマトンとピーマンとタマネギをガス火であぶって四キロほど食いたい
東名高速ができたおかげでお客さんに新鮮な魚を出せるってセリフに時代を感じたものだ
202 :
無名草子さん:2011/07/22(金) 20:24:38.57
暴力租界・・・。内容はどうあれタイトルのセンスは買う。
完読挑戦しようかな。1日1襲撃読んで何日掛かるかな
203 :
無名草子さん:2011/07/23(土) 22:00:58.03
国家やら政府が信用できないこんな時代だからこそ
無性に読みたくなって本棚から取り出した。
今「傭兵たちの挽歌」を読んでます。
今こそヘッド・ハンターだろう
牛盗られた腹いせに核爆発
「野獣は甦る」の六ヶ所村消滅の件の描写はすさまじい。車の現在位置を表現
するのに「ユーミンの歌で歌われた」というツラい描写があったり、なんか文
体が変だったりする作品だが、ゴーストが書いたとしても六ヶ所村の件は大藪
先生の発想だと思う
>>204 クリームパンを食われただけでも日本くらい消滅させそうだよな。核実験とアボリジニの問題など
一般人があまり知らない問題をさりげなく盛り込むあたりはさすがだ
「蘇える金狼」再読。
20歳前に読んだときの事を思い出すと、朝倉の執念というか、
野望が当時はわかってなかったなあと思う。
40歳を目前とした今でもわかっているわけではないが、つきつめた執念のために
人並み外れた行動力を発揮する朝倉の体力と頭脳に脱帽する。
これが老化現象か……
蘇える金狼は同僚とモツ鍋食いに行くシーンなかったっけ?
何年か前にモツ鍋がブームになったとき、この作品思い出したわ。
この人の作品はなぜか食い物の場面が一番強く印象に残る。
食い意地張った俺らしいわw
鍋じゃなくて焼きだったような。
血と唐辛子にまみれた生の子宮を強靭な歯で噛み切ってたな。
同僚を蹴散らしたあとは普通に焼いて食ってた気がする。
それは冒頭ですな。「アリラン」とか言う店。
真似してモツを生で食ってみたりしたけど腹壊した思い出。
「君いつもあんなもん食ってるの」だっけ
>>207 昼食後にビルの屋上で周囲のくだらない連中や眼下に広がる街を見て
憎悪の感情を爆発させ、ついに野望のために一線を越える覚悟を決めて
悪霊の神に祈るシーンは重要ですね。よほど恵まれた環境に生まれ育たない
限りは、こうした感情を一生のうちに誰もが一度は抱くのではないでしょうか
そして、その怒りがあまりにも深い者は安易に無差別犯罪などに走ったり
しますが、朝倉の場合は明確な目的意識を持ちそれを達成するために
時間とストイックな努力を惜しまなかった点で大きな違いがあります
>>208-211 普段なら、トレーニング前の栄養補給のためなので酒は飲まないのに
今後のことを考えて無駄になると知りながらビールと泡盛を注文する
あたりに、朝倉の狡猾さが伺えます。客への演出とかではなく、普通に
七輪で焼いて食べるというのが時代を感じさせますね
無煙ローター登場以前、焼肉は下層階級が食べるものだったからなあ
ホルモン焼き屋に入るのにビビる同僚(普通のサラリーマン)
抵抗なく入る浅倉(ただのサラリーマンではない)
というキャラクター描写はピンと来ない人もいるんじゃないだろうか
214 :
無名草子さん:2011/07/25(月) 21:52:27.25
>>212 私の記憶ではビールに手をつけずに勘定を済ませて出たような…
今の時代に真似したら、「あいつ在日じゃね?」とか言われそうね。
>>214 横ですけど、同僚たちをもてなす(と見せかける)ために、あえて酒類を注文するという
そんなところに朝倉の狡猾さが伺える!というのではないかしらん?
「蘇える金狼」は、主人公がタイムカードに縛られた市井のサラリーマン、というのが
大きなポイントですね。
「戦士の挽歌」の石川は、勤め人とはいえかなり自由な男でしたからね。
>>213 「いつもあんな店じゃだいぶ貯めこんだろう?」みたいなセリフを読んで「そこまで
安っちい食い物だったのか」ってちょっと羨ましく思った。
今でも高級品ってわけじゃないだろうけど。
今から20円前に、大阪あいりん地区で食ったホルモン焼きが200円だったから。
ビールは220円だったのを覚えてるよ。
219 :
無名草子さん:2011/07/25(月) 23:25:59.31
それがいまじゃOLがホルモンヌの集いでホッピーあおってんだよなぁ
時代は変わったもんだ
大藪さんて会社勤めの経験一切ないんでしょ?
よくサラリーマンが主人公の小説かけたよなあ。
まあそんなこと言ったら諜報機関に勤めた経験も一切ないわけだが・・・
東海林さだおもサラリーマン経験ないよね。
森村誠一と赤川次郎はあるんだよね?
最初から小説一本で食ってる人。
224 :
無名草子さん:2011/07/26(火) 00:24:50.42
森村はホテルマン。
本人は嫌で嫌で仕方なかったらしいが。
営業用の大きな冷蔵庫に買ってきた食料の大部分を収めた速見は、帽子とジャケットと靴を脱ぎ、
金魚鉢ほどの大きなグラスに氷とジンと少量のドライ・ヴェルモットと十滴ほどのアンゴラース・
ビタースをぶちこみ、フォークで掻き回した。レモンの皮を放りこむ。
一度に水呑み用グラス三杯分ほどを喉を鳴らせながら飲んだ。
露が浮かんだ大きなカクテル・グラスには、まだ三分の二ほどドライ・マルテーニが残った。
速見はアルコールが回ってくると共に猛然と食欲が起こってくるのを覚えた。
テンダーロインの大きな塊りから一キロほどヘンケルの牛刀で切り取り、塩と荒挽きのブラック・
ペッパーを振った。
玉ネギを二個ミジン切りにする。ガス・レンジに大きなフライパンを掛けてサラダ油を流しこむ。
煙抜きのファンを廻した。やがて、オイルが煙をあげはじめた。速見はそこに五十グラムほどの
牛脂を放りこんだ。菜箸で掻き廻す。
牛脂は焦げながら溶けた。脂がはぜ、速見のシュッティング・グラスに飛び散る。フライパンの
まわりからときどき炎があがった。
速見は一キロのテンダーロインをフライパンに入れた。にぎやかな音と共に、脂はさらに飛んだ。
ビーフの肉汁があまり逃げないように、三十秒ほどで速見は肉を引っくり返し、高熱で両面を硬化させた。
また三十秒ほど待ってガスを中火にし、買ってきてあったポテト・サラダに玉ねぎのミジン切りの
一個分を混ぜた。
ミディアムに焼いたステーキを大皿に移し、その脇にポテト・サラダを盛りあげる。フライパンに
残った牛脂と肉汁のグレーヴィに残りの玉ネギのミジン切りを放りこんで掻き回し、キツネ色に焦がした。
そこにショーユと砂糖を入れて沸騰させ、日本酒を一合ほどぶちこんだ。
そうやって作ったグレーヴィ・ソースを焼けたステーキの上から流し、テーブルに運ぶ。
まだ中心部にわずかに血が残るステーキを、ナイフとフォークでいそがしく使って貪り食う。ときどき、
ポテト・サラダで口の中の脂を取る。
西城が羆の生肉食うところも頼む
>>214 名無しからの銃火さんの説明通りです。無駄にしたビールと泡盛代は、
当時の朝倉にとって端金とは言えなかったでしょうが、逃げ帰った同僚
たちの口から噂が広まり、これから先は貴重なアフター5の時間を
邪魔されることがなくなるわけです。それを考えれば、安いものだった
かも知れません
>>225 「処刑の掟」は私が初めて読んだ長編作品だったのですが、この部分は
自分を追跡してきた犬を焼いて貪り食うシーンを含めた山中サヴァイバルの
描写と共に強く印象に残っています。
このスレ見てると猛烈に食欲が湧いてくる
鯨飲した小隊員四、五人が、給仕の六十婆に跳びかかった。押さえつけて犯そうとする。
「馬鹿、やめろ。ガツガツしなくても、もうすぐピチピチした娘たちが抱けるんだ」
醜怪な部分まで剥き出しにされていた老婆は、男たちが離れたのでがっかりしたようであった。
このレスは
>>228が太り過ぎないようにとの配慮です。
「曠野に死す」は名作だねえ
杉田がスパイク・テントに戻る途中、三頭の若い牝ムースが、夜には盲目に近い目を見開いて、
過ぎたの匂いを嗅ぎとり確かめようとしているのを見た。
もう肉は充分にあるが、杉田は自分で作ったソーセージが食いたくなった。彼女たちは、杉田が
三十メーターほどの近さに寄っても逃げない。三三八ウィンチェスター・マグナムの三連射で杉田は
二秒のうちに三頭を倒した。
三頭から、背中のバック・ストラップと、テンダーロイン・それにサーロインの肉と舌を切取り、
ポケットから取出したナイロン・タープに包んだ。
次いで、腹を裂き、肝臓と腸を取出した。腸を三十センチぐらいの長さに切って、内容物をしごき出す。
仮眠をとっている時に夢精した。目を覚まし、パンツを焚火で焼き捨ててから、牝ムースの肉を手頃な
大きさに切り分けた。手回し式のミート・グラインダーで、ムース肉を挽肉にする。
次いで、灰色熊の脂を十五キロほどマシェットでミジン切りにし、挽肉に混ぜた。そいつに、塩、胡椒、
オニオン・パウダー、ガーリック・パウダーなどを混ぜる。
それを三十センチぐらいの長さに切分けてあった腸に押しこみ、腸の上端と下端を木綿糸で縛る。
大きな金ダライの湯で、何回にも分けて自製のソーセージを茹でる。五十キロほどのソーセージが
完成した時にはもう夕方になっていた。
杉田はその間にベーキング・パウダーでふくらませたパンをダッチ・オーヴンで焼き上げてあった。
杉田はそのパンの三分の一と、黒熊の脂で茶色に揚げたソーセージ半キロで夕食をとる。
>>231 ヘッドハンター最高w
何百回読んだことか
手作りソーセージ食ってみてえ
リーヴァーステーキもいいなあ
毎回毎回塩分摂りすぎw
>>231 微妙に端折ってるなw ヘッドハンターは本当にワイルドな食事シーンの集大成だと思う
自家製イクラやカナダ雁のローストを食べる一人宴会も最高
西城がかぶりつく羆の生肉や、片山が食う生のレバーも本当に美味そうだ。実際はとても食えない
だろうけど。片山の場合、レバーの種類によって調味料が微妙に変わるのも芸が細かい
236 :
無名草子さん:2011/07/27(水) 13:06:22.10
ヘッドハンターで一番旨そうだと思ったのは、肺炎で死にそうな時にテントの中で食った、
粉末肉とミックスベジタブルと枯れ葉の浮いた雨水をコールマンのガソリンランタンで煮た
変な食べ物だな。不味そうだが旨そうだ
あとリアルの方のヘッドハンターで朝食に出された、クラッカーを砕いて入れたオムレツ
>>234 紅茶に塩を入れ、トマトにもたっぷり塩をかけ、ステーキも塩味。まあアフリカだからな
冬場でも似たようなもんだけど。朝食に塩ゆでのタン、昼食にリヴァーの塩焼き、夕食にリブステーキ
「傭兵たちの挽歌」の、アフリカで食う幕の内弁当とジャーに入った味噌汁。
オオサンショウウオ食べちゃう話ってなんだっけ
240 :
無名草子さん:2011/07/28(木) 18:47:47.51
高校の時、金狼読んだとき、登場する車を
トライアンフ→TR7
MG→MGB
フィアット→X1/9
クラウン→クジラクラウン
セドグロ→330
とイメージしてしまった。
スティーブン・トンプソンの「A1奪還チーム」の時もフォードマスタングか
とイメージしていた。
>>231 金ダライとかミートグラインダーとか、大型RVでキャンプ場に乗り付けるビーパルキャンパーでも、
そんなもの持って歩かないよね。金ダライは現地での剥製製作で必要としても、ミートグラインダーって。
その辺は俺も疑問に思ったことあるな
描写通りに持っていけるか誰か検証してくれ
お馬さんが四頭でなかったっけ?
ニュージーでは一斗缶の中にいろいろ入れた状態でフレームザックに
収納運搬していたね。ま、腰が以上に強い。
>>237 >紅茶に塩を入れ、トマトにもたっぷり塩をかけ、ステーキも塩味
こんな食事採ってたら絶対高血圧になるよ・・・
>>239 「狼は曉を駆ける」ですが、生息地から考えてオオサンショウウオというのは
考えにくですね。かと言って体長25センチものサンショウウオとなると
ちょっと種類の特定が困難です
>>241-242 >>243さんも書いているように、荷馬が4頭いますから不可能ではないでしょう
金ダライに関してはトロフィーの処理にも使うでしょうし、ミートグラインダーも
手回し式のものなら、馬で運ぶなら問題のない大きさと重さです。それよりも
むしろ自分の足だけが頼りのパート2の方が驚異的です。100キロを担いで
行動できる体力があるからこそ可能な荷物の量と内容でしたね
>>244 身体を酷使するから、バターをたっぷりつかったケーキやクッキーに、さらに
バターを分厚くなすっても高血圧にならない。猛暑のアフリカでは発汗量も
半端ではないから、これだけの塩分を摂っても問題ない。この考え方こそ
大藪流と言えるでしょうね。真似したらいけませんけど
>>244 戦士の挽歌で、一回の朝食でパンケーキ10枚にバター半ポンド消費ってあるから、基礎代謝とかすごいんじゃないかな。
焼いてない食パン(8枚切り)にマヨネーズつけて、二つ折りにしたやつを
むしゃむしゃと一斤分食って、終わりに冷やした水道水を飲んで一食とすることがよくある。
でも塩気が足らないと、頭がボンヤリするからなあ。
その辺の備えでしょうね。
>>245 >自分の足だけが頼りのパート2の方が驚異的
うん、これもスゴイよねw
杉田って自衛隊のレンジャー上がりだっけ
251 :
無名草子さん:2011/07/30(土) 00:08:30.64
昔読んだきりだけど確かレンジャー→傭兵だったような。
そう考えると自衛隊上がりの主人公は結構居るな。
・ミートグラインダー
・金ダライ
・ダッチオーブン
・ベーキングパウダー
・小麦粉
・ミックスベジタブル
・肉の粉末
・酸っぱい青りんご
・抗生物質たくさん
・睡眠剤
・水銀の温度計
・箱詰めの塩
・テント複数
・・・
なにこのデラックス装備w
それ、1と2がごっちゃになってるぞ。石川克也なら運べるだろうけどねw
朝倉のハムステーキがうまそうで自分でハム買って焼いた
>>252 わすれてるよ。
ライフル一丁、357マグナム拳銃そしてそれらの弾薬。
「ヘッドハンター2」だけに限定すると主な荷物だけで、
「ライフルとマグナム拳銃と弾薬、ナイフ(少なくとも三種類)等」
「大小のテントとチューブテント」
「寝袋」(夏用寝袋、エアマット等も含む)
「衣料」(下着を含む着替え多数、上下ツナギ等)
「ダッチオーブン他の調理器具一式」
「コールマンのガソリンコンロとガソリン」
「小型のチェイン・ソー」(専用の混合油とエンジン・オイル)
「食料」(フリーズドライの野菜や粉末肉、アルファ米、ボロニア・ソーセージ、
ベーコン、玉ネギなどの野菜、青りんご、オレンジ、干肉、小麦粉、スコッチ、
ラム酒、結局は食べなかったイギリスパン10本等。一部は石油缶に収納)
「薬品一式」(体温計を含む)
「箱詰めの塩20キログラム」
「靴」(ハンティング・ブーツ、登山用ブーツ、キャンプシューズ)
「双眼鏡、スポッティングスコープと小型三脚、予備のライフル用スコープ)
さらに「ロープ」「苛性ソーダ粉末」「トーチ」「キッチンマッチ」「防水防風マッチ」
「タバコ」「噛みタバコ」「紅茶の葉」「竹製のラッパ」等々。これに途中から
自家製の干肉15キロや一番大切なトロフィーや毛皮等も加わります
>>256 お疲れ様です。
…百キロ越してるね、多分。
確か登山板かどこかで「そんなもん持って歩ける訳ねーだろ」と言う至極もっともな突っ込みは見た覚えがある
みんな「りんご」と書かずに「青りんご」って書くのなw
見てくれは悪いが齧るとサイダーのような果汁が飛び散る描写が心に残っているのだろう。俺含め。
大藪の野外生活の描写をみて、真似した人も多いだろう。
僕はバイクでの野宿キャンプ生活にはまっちゃった。
当然捕らえた野うさぎを逆さに吊るして撲殺し、切った喉から流れる血で塩分補給しつつ
腸の内容物をしごき出して喰らい、そのソフトな味わいに舌鼓を打ったんだろうな?
>>256 たぶん鷲尾なら途中でバテてしまうな。石川克也なら問題なさそう
ライフルと毛布と一握りの塩だけでいいです
邦彦乙
基本的にナイフと塩と毛布があれば何とかなる主人公ばかりだよね
一番辛かったのはタバコがすえないことだ
266 :
無名草子さん:2011/08/01(月) 22:29:48.26
初めて読んだのは小学校6年生で、カッパブックスの「俺に墓はいらない」でした。
単純にエロ本として読んでいたので、タバコを折って鼻の穴に突っ込むとか理解できませんでした。
その後晶夫に刺激されて高校の時キャメルだのペルメルだの吸い始めてしまいました。
こんなところで宿題の感想文書くなよ
268 :
無名草子さん:2011/08/02(火) 10:37:59.53
>>266 俺が最初に読んだのは短編集の「青春は屍を越えて」。
やはり小学生だったけど、「暗い春」という一遍は心奪われた。
時代背景の色濃く描かれた、どちらかというと娯楽色は控えめな作品だと思う。
>>269 「俺が小説と出会っていなかったら、こうして自滅していただろう」
という自伝プラスifの作品だと思ってます
271 :
無名草子さん:2011/08/02(火) 19:59:48.70
今にして思えば、小学校高学年で「隠匿」という漢字が書けたのはまさしく
「破壊指令NO1」を読んだおかげ。
「破壊指令NO.1」は、題名を英訳したら「アタックNO.1」になるのかな
主人公がボクシングを嗜む矢吹ーという名前にも笑った記憶があります。
今読むと「蘇える金狼」の詰め込まれ方は半端ない。
毎日まず出社することが使命と言う時代のリーマン生活を考えると
朝倉が遅刻、欠勤してしまう重みが彼の行動の充実を伝える。
時折出てくる「夜はまだ朝日に一隅も譲っていなかった」というような表現を読むと
何かへの応援歌という感触もしてくるから不思議である。
274 :
無名草子さん:2011/08/04(木) 21:47:21.11
「暗い春」はあの時代の若者の有り様の一例が描かれた、優れた文学でもある。?
また「野獣死すべし」では学生デモを冷ややかに眺めているシーンがあったかと思ったが、?
作者自身はインタビュー等で政治や国家へ期待など欠片も無いという印象も受ける。?
エッセイで警察官の拳銃に手を掛けろというような文もあったが、?
総じて著作や談話からは右でも左でも無い、政治思想など超越した個の価値観が読み取れる。?
いま生きておられたら、国家や原発、嫌韓に燃え上がるネット掲示板のことまで色々訊ねてみたい。
275 :
無名草子さん:2011/08/04(木) 21:50:16.51
274です。なぜかたくさん「?」が付いてしまった。すいません。
右でも左でもないか?
大藪は右でも左でもありアナーキストにしてナショナリスト
SEXハンターにして愛妻家の子煩悩のパパでもある
277 :
無名草子さん:2011/08/05(金) 00:24:15.99
国家の保障も、加害企業の賠償も、政治理念も、国民の連帯も信じない。
「自分の身は、自分で守る」
大薮の描く復讐劇が好きなんだよな。
この暑さで食欲がないが、食わぬとバテるから無理してステーキを一キロほど紅茶で
胃に落としこんだよ
280 :
無名草子さん:2011/08/07(日) 05:27:19.21
鳥の丸焼きで軽く腹ごしらえしたからと、そのすぐ後に食うバーベキューは五百グラム程度におさえて
後はパンケーキにジャムをくるんで食う。それが大藪流の食い方
石川みたいに、牛丼の大盛りをかっ込むというのもいいかもね。
朝倉はなにかにつけ、チャーシューメン二杯とか、焼飯大盛りと餃子2人前とか
逆に人目について困るんじゃないかという食事をしているのがほほえましい。
時によりては、喫茶店のアベックが私服刑事じゃないかとか
唾液を採取されるのを恐れてコーヒーには口を付けなかったとか、
過剰に防衛しているところがあるのに。
石川は最後の方でダッチオーブンでオムレツを作ったが
ダッチオーブンって使ったらすぐ洗浄を十分して
油塗ってきちんと収納袋に入れて保管しないとすぐ錆びて
ダメになるんだよな。結構手間かかる調理器具。
でも大藪作品の主人公はストイックな作業は苦にしない!
この前ヘッドハンター読み返してなんて勤勉な主人公だと感心した
西城が”生きている革”の頑丈なブーツを履いてたが
ブーツって手入れしないとすぐダメになるしね。
特に西城のように体重のある人が履くと、型崩れも底の減りも早いし。
きっと履かないときには綺麗に手入れしているに違いないね。
主人公が銃の手入れをする場面は頻繁にあるけど靴の手入れとかしてる描写ってあったのかな・・・
高見沢は大量に作った味噌汁を
何日もかけて全部食ったのだろうか?
>>281 朝倉が焼き飯大盛りなんて頼むシーンあったか?
>>286 高見沢にとっては3回分くらいだろ
288 :
無名草子さん:2011/08/08(月) 18:58:40.92
銃器や車などメカ、そして食べ物の描写ほか大藪文学の魅力は多いが、
デパートの売り子で爆風を防ぐ片山健一や
ゲイの少年を身代わりに銃火に突き飛ばす伊達邦彦など
わが身のために躊躇無く、他人を犠牲にできるその生存本能?
それがすごく良い。
ダイエットつーか痩せる努力する主人公は居ないの?
290 :
無名草子さん:2011/08/08(月) 22:58:15.57
>>281 石川が牛丼かっ込むシーンなんてあったか?
291 :
ヴァーミント:2011/08/09(火) 00:26:50.49
>>290 「牛丼チェーンの店で空腹を鎮め、」という短い記述ならありますね。
292 :
無名草子さん:2011/08/09(火) 10:39:24.86
石川は安富親子を襲う必然性はあったのか?金子医師と聖善会を襲って分捕った金で
充分だろ、忠治は結構石川を気に入ってたみたいだし、他の威張り散らす医者よりは
ましだと思う。自宅に石川を呼んで飯一緒に食ったり、いい情報を流してくれたり
してたし、政治はともかく忠治は見逃してほしかった。
>>291 朝倉のメニューを含めて
>>281はかなり適当だな
>>292 忠治は石川を便利屋として使っていただけ。金と権力を駆使して国民の血税を吸い上げていた
ダニの一匹に変わりはない。まあ
>>292みたいな飼い犬タイプが増えたから、今の権力者たちは
仕事がやりやすいだろうな
>>293 上司や得意先を頃して新聞に載らないようにね…
安富かあ。思い出した。
忠治は焼肉やに行く途中、チューンした国産スポーツカーのドライバーを貧乏人と罵って
いたよな。
それプラス、
>>293の指摘どおりの行動。
日本人は金をふんだくるだけの相手としてみていた。恨の精神そのままだ。政治と同じく
金髪にも目が無いが、それも征服欲を満たすためだけだ。
屑だよ。
298 :
無名草子さん:2011/08/10(水) 13:30:41.34
>>298 イリコ出汁のト―フのミソ汁とか別に痩せる為じゃないから
高見沢は体重も体脂肪も気にしてないしバルクアップに専念してるだろ
>>299 アスファルトの虎を読んだことがないのか?
でも、優ちゃんはジゴロ商売で艱難辛苦乗り越えて今日も腰フル明日も元気だタカミザワH!
だからさあ、
食事制限しなくても体重落ちそうだわ。 やだよ、サラ金女社長歯槽のうろー悪臭ぷんぷんとか。
だからアスファルトの虎読もうよ
5巻まですら読んでないことがわかるよな
減量と言えば一番すごい減量をしたのはベトナム時代の高見沢と島津だな。共に20キロ以上も
落ちたはず。次が宮内の10キロか
>>292 むしろ津田や岩本を処刑するべきだったと思う。
岩本はさばけた男だから
アスファルトのタイガーは古本屋で集めながら読んだけど、飛び飛びでしか
集められなかったのと、あと巻数のローマ数字(W、X、Y...)の読み方を
当時よく理解していなかったのとで、半分くらい読んだところで同じのをダブって
買っちゃったのに気づいたことが何度かあったよ(´・ω・`)...
一応「完」まで読んだはずなんだけど、よく覚えてない。確か、感慨にふける
主人公がルマンのストレートで爆死して終わりだっけ?
つまらんボケだ
309 :
無名草子さん:2011/08/11(木) 23:21:26.39
餓狼の弾痕T
餓狼の弾痕U
餓狼の弾痕V
餓狼の弾痕W
餓狼の弾痕X
餓狼の弾痕Y
…
だったら、どうなってたんだよ
>>307 それ、サブタイトルで判別する手もあるだろうに…
「滾る肉体の受難曲」とか、「光と闇の諧謔曲」って付いてるんだから。
311 :
無名草子さん:2011/08/12(金) 13:16:13.06
アスファルトの虎は最後までプロストのキャリアをなぞって引退ってことだったね
どうせなら大藪センセに長生きしてもらってその後、更に波乱万丈になった
プロストの人生を脚色した物語を書いて欲しかった
312 :
無名草子さん:2011/08/12(金) 15:19:34.57
>>310 でも内容と何の関係もないサブタイばかりだから覚えてから本屋に池と言うのも…
自分は全巻読んだが、正直画廊みたいな繰り返し構造しか思い出せん
覚えてるのは高見沢がテストドライバー仲間といきなりオネェ口調で喋りだしたとこくらい。
汚れた英雄と物語の構造はほとんど変わらないのに(レース→女とバカンス→暴力→レース…)
なんでああなった
>>304 ベトコンとの戦闘で捕虜になった時の高見沢が、ボディビル時代と同じ体重
だったとしたら少なくとも85キロくらいはあったと思われるので、単純に失った
体重で言えば彼がいちばんですね。ただ、肉体的な負担の大きさでは元々
70キロちょっとしかなかった体重が50キロ以下になった島津が一番でしょう
体重に関しては「失った二キロの体重を明日までに取り戻さねばらなぬ」という
一文が印象的かつ象徴的です
>>312 私の場合、「アスファルトの虎」に関しては何度も読んで各巻の大まかな内容を
憶えてしまいましたが、それでも延々とベンツの試乗が繰り返されたりする
後半部分は、前半と比べて印象が薄いですね
314 :
無名草子さん:2011/08/12(金) 20:26:04.79
島津が七十キロとか良く聞くけど、体重は書かれていたっけ?
あと「失った二キロの体重〜」はアスファルトの虎? このセリフも記憶にないなあ
315 :
無名草子さん:2011/08/13(土) 08:49:54.34
「失った二キロの体重を明日までに取り戻さねばらなぬ」は
「非情の雌豹」のエミーでしょう。
レースの本戦を明日に控えての夕食の時。
太るのを恐れずに済むので3人分のアイスクリームも平らげた…
どういう代謝体質?
>>315 そうだった。ありがとう。同じレーサーなのに男性の高見沢の方が体重を気にしてるのが面白い
普通は失った体重を取り戻すために食いまくるのに
男の子だモン
星島スペシャルまだか
319 :
無名草子さん:2011/08/15(月) 18:33:06.01
>>318 最近は「星島」というとどうしても江東区のバラバラ殺人の犯人の方が
浮かんできてしまう。
星島弱いよな
片山とか西城にあっさり〆られそう
なりふり構わず生き延びるバイタリティは西城さん。カネのためならお尻もどうぞぉ〜だもんな。
なりふりかまわず目的遂行のために全てをかける片山さん。でも、ネイティブの彼女悲しませちゃう
のは…ま、しょうがないか。
星島さんは、ある意味そういう面が薄いよな。
フランスパンに明太子とバターをなすってむしゃぶりつくホシジーマ。
星島はスタート時点では、一般人の復讐ものだからな
後半でも、西城、片山、伊達邦彦あたりのプロと比べると戦闘力は見劣りする
>>321 西城は尻にブチこむ方だよ
>>322 星島が一般人? 本当に読んだのか?
まあ他の主人公たちに比べて強そうな感じがしないのは事実だけどな
324 :
無名草子さん:2011/08/16(火) 20:47:38.54
ここだけの話、「汚れた英雄」を読んでません。
レースとエンジンのことばっかりかと思ってね。
3巻以降はそんな感じ。2巻までは楽しめると思う。
>>324 ネタバレになるから詳しく書かないけど、王女とかと結婚たりして大富豪になった後に
ある事件があって、昔のレース仲間に「やっぱり俺は徹夜でマシンを修理したりするのが性に合ってるよ」
みたいな事をしみじみと語る場面がある。
でもその後も思いっきり女抱きまくってるけどw
>>324 はっきり言ってもったいないです。「水曜どうでしょう」に興味があるのに
原付シリーズや北米三部作やサイコロを観てないくらいもったいないです
私自身、銃器やバイクや車に関する知識がゼロだったのですが、そんなことが
気にならないくらい物語に引きこまれました。そしてレースに関する記述も
知らないなりに楽しむことができました。大藪春彦による青春小説の傑作です
>323
星島って一巻だと
戦場カメラマン>スクープが元で恋人殺される>あえて敵の手下になって復讐を狙う
じゃなかったっけ
出たときに一回読んだだけなので、間違ってるかも
>>328 星島弘はカメラマンとして一旗揚げるために渡米し、海兵隊に入隊しています
しかも訓練中の成績が抜群だったためにリーコン要員に選抜され、実戦でも
経験を積んでいます。恋人を殺した実行犯たちをなぶり殺しにした時点で
すでに戦闘のプロですよ
>329
ありがとうございます
カメラマンだったことしか覚えてなかった
星島って確かシリーズ途中から経歴が混乱してたよね
敵の手下になるってパターンは星島ぐらいかな
普通小説っぽい
>>331 「オメガ・ワン破壊指令」以降、伊達邦彦と同様にもう一人の星島が登場します
新しい星島は、フランス外人部隊出身ですね。以前にも書いたと思いますが、
こちらの星島と海兵隊出身の星島が同一人物ということになると、経歴などが
完全に破綻してしまいます
>>332 目的のために敵の手下になって働くというパターンは、伊達邦彦や西城秀夫、
矢吹貴、宮内猛など以前からあります
大藪小説の主人公全員を密林の孤島に閉じ込めて
誰が生き残るかバトルロワイヤルさせてみたい
攻め込んでいく片山や迎え撃つ伊達や西城や執拗に狙い撃つ杉田や
せっせと罠を仕掛ける鷹見の死闘をみたい
とくに苦悩する朝倉の活躍がみたい
朝倉は実戦経験がほとんどないから、邦彦みたいに訓練を受けないと苦戦しそう。島津も軍事訓練は
受けてないけど、恐ろしくタフだから最後まで生き残りそうだ。まあ作者の分身である邦彦と西城、
それに軍隊経験のある杉田や抜群の体力と戦闘能力を持つ石川も有利かな
星島はなあ・・・
一生懸命米つぶ拾っちゃうからなぁ
>>327 どうバカ以外は意味不明だろw
まあ汚れた英雄を読まないのはもったいないよなあ
北野や鷲尾、恵美子、津場とかはどうなんだろうか?
さすがの恵美子も大藪(男)ヒーローズにかかっちゃ逝かされっぱなしだろうな
341 :
無名草子さん:2011/08/17(水) 20:41:37.54
昨夜の「汚れた英雄」未読の者です。
レス下さった方々、ありがとうございます。
こりゃ読まねばと思い、近場のブックオフに行きましたが無く、
いまアマゾンで調べたら最初に「第1巻野望編」が中古で1498円と出て驚き。
(もっと低価格もありましたが)
なるべく映画版の表紙でない、昔の角川文庫を入手したいので
もう少々古本屋など捜索してみることにします。
>>341 私はイラスト版と映画版の両方を持っていますが、とにかく言葉狩りの犠牲に
なっていない角川文庫版を読んでほしいと思います。私が買った頃は最初の
表紙の初版でも1冊100円でした。嬉しいような悲しいような複雑な気持ちですね
ぜひ古本屋で角川文庫を探してみてください。
>>342 俺のは草刈正雄が表紙の角川文庫版なんだけど、これは?
>>343 それが映画化されて以降の表紙です。個人的には、こちらの表紙も嫌いでは
ありません。草刈正雄の演じた北野晶夫は、決して悪く無いと思います
ただし彼が菅原教授というのは、ちょっと違うんじゃないかと思っています
今は古本屋でもホント見ないもんな
汚れた英雄はモータースポーツ全く素人の俺でも数十回読んだ青春小説の傑作
校庭ランニング50周うさぎ跳び10周とか忘れられん
たださすがに4巻は苦しくて数回読んだだけだったw
346 :
無名草子さん:2011/08/18(木) 12:35:17.46
>>342 >とにかく言葉狩りの犠牲に
大藪作品の原稿が自主規制で変えられた箇所があるので?
>>346 過去ログ読めば? それに「原稿」を変えられたなら角川文庫版は必要ないだろ
最近の文庫では言葉狩りの影響を受けてるという話だよ
英雄は角川文庫版しか読んだことないけどそんなに変わってるのか
確かに今じゃ差別語扱いされるような言葉多かったもんな
てか角川版以降の版というと徳間文庫版だけ?
なあ、みんな何読んでる?
似たようなテイストの作家って居ないわ。ホント「孤高の作家」って思う。
仕事と家庭に疲れたおっさんらが読んで、スカッとする荒唐無稽な作家って居ないか?
新堂冬樹は一時期はまった(ただし溝鼠シリーズだけ)。
池井戸潤は勧善懲悪で後味がいいけどメジャーになりすぎ。
貴志裕介は悪の経典だけ大藪っぽかった。
柳広司のジョーカー・ゲームは面白かったが主人公?の中佐がマッチョじゃない。
村上龍はコインロッカーの上巻と5分後の世界だけかな。
オススメはありませんか?
夢に大薮氏が出てきて、講演会を開いてくれた。
狙撃技術に関する話題。聴講者はハンターばかり。
びっくり記念に書き込み。
30年ほど前、中野区か練馬区のの成人式に先生がいらっしゃって、記念講演をしたが、先生口べたでまとまりのない話だった。
・・・という噂を以前聞きました。事実関係をご存じの方、ご教示ください。
80年代前半にFM放送のインタビュー番組に出てたな
口下手というか訥々とした喋りだったのは確か
誰かが文庫の解説で書いてた様に甲高い声でした
353 :
無名草子さん:2011/08/19(金) 09:47:56.08
>>347 >過去ログ読めば?
新しい読者も増えてるってことだ
354 :
無名草子さん:2011/08/19(金) 16:07:45.55
ショックだったのはブックオフで立ち読みした徳間版。
三国人の闊歩する闇市でうんたら…三河島の屠場が近い事もあり新鮮なホルモンが…というのが
アジア系外国人の闊歩する…屠場は忘れた…食肉処理施設だったか?
ここまで書き換えて汚れた英雄の意味があるのか?と思った。表紙も超ダサイし。
第二、第三の大薮晴彦よ 生出よ。
カリカチュアのごとき世の中に破壊と恐怖を撒き散らせ。
人種偏見的表現に毛ほども気を使わない作家だったからなぁ
かといって作品から不快な差別や書き手の傲慢を感じることは無かった
チンケな財力や権力暴力をちらつかせて調子コイてる奴を等しく糞みそに描くという
裏を返せば誰よりも平等主義だったかも知れんね
たしか星島物で「男の名は金田。名前から分かるとおり、朝鮮人だ」みたいな文章があった気がするんだが
これはOKなのかな。
>>357 むしろセコい言葉狩りをしている奴らのほうが差別主義者だな。
表現だけ変えれば文句ないだろ的な卑劣さが臭ってくる。
過去の作品に手を加えてどうするんだとは思うね。
全集とか出ないのはあれか
出版社がびびってるのか
表現は変えるって手もあるが松下幸之助と思しき人物が山口組に仲介してもらった女子大生を妊娠させて…
みたいな内容の方はどうなんだ
非情の女豹を読み終えた時、最後の「この小説は実在の国家〜」に吹いた記憶あるw
「非情の雌豹」の第3話「裏切り」に出てくる「大徳相互銀行」
のモデルと思われる「徳○相互銀行」(後に経営破綻)に当時勤務していた
親父に「これ徳○だろ」って言ったら「違う!」と激怒してたな…
(ちなみに親父は80過ぎても老眼鏡かけて色あせた角川文庫版を今も読んでる)
365 :
無名草子さん:2011/08/23(火) 04:45:23.47
「世見月」
よくこんな名前思い付いたな。
もしかして知り合いにでも居たのか。
その特異な名前の流れを後継したのが柘植さんか。
四月一日でワタヌキ
ヨーメールーカーヨッ
367 :
無名草子さん:2011/08/24(水) 00:19:25.04
阿部寛の「凶銃ルガーP08」観た。
出来れば「野獣死すべし」もやって欲しかったと痛感する。
従順なサラリーマンとしての表の顔と殺人さえも厭わない冷酷な闇の顔
この頃の阿部なら絶対表現できた筈。
>従順なサラリーマンとしての表の顔
野獣じゃなくて金狼?
ルガーの阿部は良かったし見てみたい気もする
この手のVシネだと木村の野獣も良かったな
369 :
367:2011/08/24(水) 08:15:12.99
>>368 間違えた。指摘通り「金狼」
間違いなく香取より良かった筈。
シャラ〜ップ!
371 :
無名草子さん:2011/08/24(水) 20:47:28.25
大藪賞受賞者で「凶銃ルガーP08」の連作を出してほしい
372 :
無名草子さん:2011/08/24(水) 21:16:16.81
>>371 とりあえず柴田哲孝はUMA出てきそうなんで止めて欲しいな。
スタローンが意欲満々で企画した新作映画ランボー5は
エイリアンと闘う話にクレーム殺到で製作中止になったな
374 :
無名草子さん:2011/08/25(木) 19:41:40.32
>>373 「エイリアン」じゃなくて軍事用にDNA操作された猿の化け物
>>374 あれ?
それって「極北のハンター」だっけ?
高倉健みたいな隊長が出てくる小説があったような
376 :
無名草子さん:2011/08/26(金) 12:27:03.06
>>375 そう。それを「ランボー5」として映画化発表したら「そんなのランボーじゃない!」とファンが猛抗議。
>>376 うへぁ('A`)
無理ありすぎ
そりゃファンでも怒るレベルだなぁ
378 :
無名草子さん:2011/08/26(金) 19:27:11.31
そもそもジェームズ・バイロン・ハギンズの日本で紹介されてる作品は
「極北〜」も含めて全て怪物と軍隊が戦うミリタリーSFアクションなので
実際に読むと面白いし、いかにも映画化向きのネタなのでいずれ誰かが
作ると思う。
「沈黙のDNA猿」
380 :
無名草子さん:2011/08/26(金) 20:29:04.45
ふと思ったが大藪がSF書いてたらどんな感じになっていただろう。
光線銃の敵を鉛弾のガンで次々と倒していきます。
そして謎の兵器で気絶させられて未来人に捕らえられていろんな
未知の拷問器具で責められるけど隙をみて脱出して、人質に取った
銀色のボディコンスーツを着た未来人の女を犯しまくってヒィヒィ言わせます
ウエポンハンターシリーズのネオナチのUFOが登場するのがそれっぽい
気楽に読める荒唐無稽なのがあってもいいかな
宇宙生物の腹を電磁ナイフで裂いて内臓を取り出し裏返しにして良く洗う
く、食っちゃうの?
やるな、大薮の主人公だもんな。
染色体がヒトと同数の巨大生物を孕ませ、生まれた子供を忠実なしもべとする
>>380 ゴーストだろとか評判の悪い最後の伊達邦彦の話とか思いっきりSFじゃん
未知なるエネルギーを秘めた謎の隕石に超能力美少女
それは黙って閉じ、餓狼と租界を開いて安心すべきw
「さよなら、ソウル。アンニョンハシムニカ、静かな海の国よ」。
鏡明は「戦いの肖像」をSFとしても評価してたな
まあ「怪竜ナトン」とかもあるけど
390 :
無名草子さん:2011/08/29(月) 19:30:49.00
鏡明は大藪の幇間だろw
「孤狼の掟」読んだが「探偵事務所23」の後何かあったのかって位に
性格変わってたな。
392 :
無名草子さん:2011/08/30(火) 12:41:25.21
「プレデター」と「マッドマックス」が大藪世界に近いSF
工作員モノでレーザー光線銃が出てくる話あったような
394 :
無名草子さん:2011/08/30(火) 23:41:36.74
超遠距離から、屋内にいる人間を焼き殺せる殺人光線(レーザー)
モールス信号とはいえ、ロレックスの腕時計に内蔵されたアンテナだけで
通信が可能な無線機(当時の電波帯使用状況では、ほとんどSF)
腕時計タイプの無線機なんて当時でも可能だろ?
マンハッタン核作戦はファンタジーの域に入ってるな
398 :
無名草子さん:2011/08/31(水) 19:06:05.12
どうして腕時計タイプの無線機が有り得ないのか知りたい。下手すると当時の諜報機関も
実用化してたのでは?
399 :
無名草子さん:2011/08/31(水) 23:37:43.61
「殺人許可証No3」
「名のない男」の長編版といった趣で面白かった。
だがあえて贅沢云わせてもらえるなら、最後に敵の本拠地を壊滅させた
勢いで出先機関になっていた日本の革命学校も壊滅させて欲しかった。
陳さんは2度死ぬ
>>400 それガイシュツ
それより何で腕時計タイプの無線機がSFなのか誰か教えてくれ(チンチン)
60年代の携行型無線通信機ってエアコンの室外機くらいデカい代物だったと思う
>>401 無線機の大きさもですが、アンテナが外部に出ていないのが致命的です
この当時なら波長は短波か超短波あたりだと思うのですが、時計本体に
内蔵したアンテナではモールス信号でも実用的な交信は不可能です
仮にアンテナの不備を出力で補うとしたら腕時計サイズは現代でも
無理がありますし、強引に電波を出すとTVIが発生してポールズが
観ているテレビのスピーカからモールス信号の音が流れてくるような
事態になったことでしょう
受信はもちろんですが、特に送信に関してはアンテナの役割は非常に
大きいものです。せめて大藪作品によくある腕時計内臓ワイヤーを
利用したアンテナを使っていたならリアリティがあったと思います
SF度からいえば「偽装諜報員」が一番でしょ。
40ノットで潜行する原子力ヨット、脊髄に潜む毒、50センチの鉛を貫く殺人レーザー・・・
ところで、「黒豹スペースコンバット」みたいに宇宙に飛び出た大藪ヒーローはいないの。
405 :
無名草子さん:2011/09/01(木) 23:13:16.49
門田某は007を意味無く登場させた位だから、悪ノリして伊達邦彦なんかも
登場させて欲しかったかも。
黒木「君が伊達か・・・」
伊達「・・・・」
406 :
無名草子さん:2011/09/02(金) 00:00:32.02
>>381 その
「未来社会を舞台にした大藪作品」
のビジュアル化は、漫画家の寺沢武一に是非ともやって欲しい。
そういえば原作漫画化ってほとんど無いような気がする
山田風太郎みたいにあえて今
山本貴嗣とかシグルイの人とかで描いてもらってはくれまいか
アス虎が連載マンガになってた記憶あるけど
あれ結局どうなったんだろ?
田辺節夫(望月三起也の元アシスタント)画で、「復讐の弾道」が出てたよ。
古本屋で見掛けたきりだけど。あの作品はワンパターンから外れていたのでコ
ミカライズに良かったんじゃないかな
佐藤まさあきが凶銃ワルサーP-38を劇画化してましたね
411 :
無名草子さん:2011/09/03(土) 19:09:22.41
私なら手榴弾で済ませる。悪者を安心して寝かせないのが私の仕事である。
412 :
無名草子さん:2011/09/03(土) 19:50:35.87
確か「戦いの肖像」もプレイコミックで連載してた筈。
描いてたのが誰か忘れたけど。
413 :
無名草子さん:2011/09/03(土) 22:07:41.46
>>407 ダーティー系大藪作品(『蘇える金狼』とか)を、
シグルイの作者がシグルイのノリで漫画化したら、
凄まじい作品になりそうだよね。
一般受けはしないかもしれんが、
個人的には是非やって欲しい。
414 :
無名草子さん:2011/09/03(土) 22:29:11.13
大藪先生の作品って、
意外と漫画化されているみたいだけど、
アス虎以外の代表作(汚れた英雄や黒豹の鎮魂歌など)は、
漫画化されていないのかな?
作品の質は、上記の漫画化された作品よりも、
代表作の方が良いと思うのだが。
代表作な長編だと、
実在する人物をモデルにしたことがすぐに分かる巨悪が出てきたりするので、
何かと差し障りがあったのかな。
沖 江藤 福本 田口
杉山もかなりやばい
416 :
無名草子さん:2011/09/04(日) 02:03:59.38
パンスケーノはまんまだったなw
417 :
無名草子さん:2011/09/04(日) 16:53:20.57
>>349 海外作家で良ければ、
スティーヴン・ハンターはどうでつか?
来週テレビで放映される米映画『ザ・シューター 極大射程』の、
原作小説を書いた作家です。
作品に、迫力と読み応えがありますよ。
しかし「極大射程」の映画は救いようのない程にクズだった。
小説は映画の10000倍面白い。
「極大射程」「ブラックライト」「狩りの時」
がお勧めかな。
419 :
無名草子さん:2011/09/04(日) 22:11:42.43
大藪程バイオレンスじゃないが「鳴海章」「深見真」「渡辺裕之」
辺りはガンアクションが多いんで好きな作家ではある。
久々に「汚れた英雄」と「蘇る金狼」を読もうと思ったんだが、この名作は今絶版なの?
中古で探すしかないのかな?
新品を買って新鮮な気分で読んでみたいのだが…
絶版というか品切れ中だと思う
金狼は香取ドラマ化の頃に増刷したから
もしかしたらまだ在庫あるかも
英雄は徳間が改めて増刷しないともう難しいんじゃないか
まあどうせ表現改悪版だけどな
「厚さ五センチのローストビーフと三センチのチーズを挟んだサンドイッチ」が出てくる話は
何だったっけ? ずっと「処刑の掟」だと思っていたけど間違いだった。ヘッドハンターも似たような
描写があるが、もっと古い作品なんだよな
この人の小説はけっこうサンドイッチが出てくるよね。タマネギのスライスや大量の刻んだピクルスも
入っているのが意外な感じ
>>421>>422 d
そっかーあっても規制が入ってるかあ
都知事はあんなに差別用語が好きなのに残念だな。
古本でいい状態のを気長に探してみるよ。
図書館に行かれてみたらいかが?
おおやーぶのー 熱き血潮にあこがれてぇ〜〜〜〜〜 書き貯め(書き駄目?
>>424 旅行でも出張でも行ったら地方のブックオフ
まだまだゴロゴロしてる
司馬遼太郎に並ぶ国民作家は大藪だったつーのは本当だな
俺も週末は遠出して古本屋巡りをするかな
そんなわけで誰か
>>423お願いします
インターポールの白鳥かな
もしくは片山
もしくは西城か
片山よりもっと古い作品だった気がするな
西城だったような気もするが違うような気も
>>413 私は高寺彰彦による西城秀夫シリーズを読んでみたいですね
あと、浦沢直樹の「ヘッドハンター」とか
>>427 「孤狼は挫けず」だと思います
肉とチーズで8センチ。プラスパンの厚みか。
顎が外れるわ、おれ。
432 :
427:2011/09/07(水) 12:35:14.16
>>430 ありがとうございます! けっこう探すのが難しいかなあ
>>431 俺はその半分くらいでいいなあw
ローストビーフとチーズのサンドイッチは確かに美味い。まあチーズを挟めば大抵の具は
美味く食べられるな。チーズとタマネギだけでもイケる
作品に良くタマネギが出てくるのも作者が好きだったからかな? ニンニクはあまり
好きじゃなかったようだが
435 :
無名草子さん:2011/09/07(水) 23:03:26.34
昭和40年までの初期の主人公は、熱燗呑む奴も結構いるな。
後期もいるよ
昆布茶のやつもいる
大藪ファンが集うBARなどあったらよいのに
ボローニアソーセージで乾杯
大蒜と唐辛子、血液まみれの生の子宮で乾杯!
食材集めで苦労しそうだな
なるほど
あんたもホット・グロッグをどうだい?
>>439 冷たく荒々しい液体が喉を通る感覚を味わえるバドワイザーや、金魚鉢ほどの
グラスで飲むドライ・マティーニ、北海道の渓流の水で割ったバランタインなどが
味わえるほか、つまみの方もカスピ海産の緑色がかったキャビアや生に近い
スモークサーモン、子羊の舌や中国製腸詰の缶詰に手作りのイクラなど、
レモン・ハート並みに豊富なメニューが楽しめるのですね
>>441 アミーゴ乙
この前、「銀の匙」というマンガで鹿を解体するエピソードがあったのですが、
「脳みそや肝臓の刺身も美味いが、寄生虫が〜」というセリフに大藪作品を
連想して思わず「ヘッドハンター」を読み返してしまいました
焼酎のホージ茶割りとオデンの玉子と豆腐とかどうでしょう
下宿の賄いだとタンパク質が足りないのです
電子書籍で出して欲しい
俺の年だとパソコンでの読書は辛い・・・
代表作のいくつかはハードカバーの立派な装丁で再発売して欲しいけど無理だろうなあ
446 :
無名草子さん:2011/09/10(土) 22:03:34.41
>>438 大藪ファン(というかアクション小説全般好き)でバーやってる。
残念ながら乾き物しか出せないが・・
内藤陳って生きてるのかな
鷲尾が喰ってたスパニッシュ・オムレツや
ベーコンを焼いて出た脂で揚げたアラスカ風ポテト・フライなどいいですなー。
449 :
無名草子さん:2011/09/14(水) 23:11:20.25
>>448 炒めたベーコンから出た脂で作った目玉焼きはうまいけど、健康面では一番悪い作り方らしい
重労働で体を酷使していれば、バターをたっぷり使ったクッキーやケーキにさらに分厚くバターを
塗って食べても高血圧にはならない!
452 :
無名草子さん:2011/09/16(金) 17:46:47.77
まあ作者の理想も含まれているからね。作者がニュージーランドで出会った男たちは
それくらいタフだったんだろう
>>453 条件から考えると平均寿命的には60歳まで生きられないだろうな。
それでも、生の充実があるからいいのかね。
455 :
無名草子さん:2011/09/16(金) 23:52:02.75
福岡ってと、西城が暴れてなかったかな?
ナガンリボルバーとか撃ってた気がする。
>>454 肝臓や膵臓など内臓の機能自体が日本人とは違うから、ほとんどの連中はそれでも
平気なんだろう。大藪作品の主人公に混血が少なくないのも、そういう理由なんだろうな
大藪小説主人公の年齢が、自分よりいつの間にか年下になっていることに
ぞっとするよ。おそらく健康の度合いもね。
過多なカロリー摂取食を続けると、増加した体重や酷使される関節が悲鳴を
あげるだろう。
459 :
無名草子さん:2011/09/17(土) 20:53:29.56
狼は暁を駆ける
西城が築港に行くため車を止めた大浜小前の通りは健在です
461 :
無名草子さん:2011/09/18(日) 15:08:18.93
>>334 それは最後に死亡した主人公でもいいのか?
例えば「凶銃ルーガーP08」だとたくさん・・・
「曠野に死す」の「バケツ一杯ほどの生ウニ」って殻つきだよな?
剥きウニがバケツ一杯来たら凄い。
でも作品名忘れたけどキャヴィアがてんこ盛りで人数分のスプーンが
刺さってた事もあったからな…
>>462 普通に中身だけだと思ってましたし、たぶんそうでしょう。殻付きのままでは
逆に少なすぎます。北原功は生ウニ、朝倉はキャビアをそれぞれドンブリで
食ったりしますから
一回の食事で百グラム以上のバターをパンケーキに塗ったり、黒熊の脂を入れたシチューに追加で
さらに黒熊の脂を百グラム以上ブチこむ男たちだからな
465 :
無名草子さん:2011/09/19(月) 19:11:48.47
いつも思うのだが、
大食漢兼美食家揃いである大藪作品の主人公達の食費は、
平均して月にどの位かかっているんだろうか?
毎月かなりの額に達しているとは思うが、
それでも大藪作品の主人公クラスの稼ぎがあれば、
多分余裕で払えるんだろうな。
あんなに美味そうな食べ物を沢山食べられて羨ましいわ。
466 :
無名草子さん:2011/09/19(月) 19:19:39.99
>>442 そのメニューは本当に素晴らしいけれど、
代金がおそろしい額になりそうですねw
でもそのメニュー、
本当に食べてみたいです。
>>466 食べるには、大藪ヒーローに匹敵する資格が必要かもよ。
とりあえず、競走馬のような筋肉とか、松コブのように盛り上がったアレとかを
確認されるかもね。
468 :
466:2011/09/19(月) 20:29:19.37
>>467 そんなに厳しい資格が必要なのか……orz
その資格の条件を、
「ヒマワリのような笑顔を巧みに作れる」と、
「仕事中に、ナスビ型のメタル・フレームの眼鏡を着用している」と、
「悪徳医師に、怪しげな薬を大量に売りつけることができる」
に変えてもらえまつか?
夏バテで食欲不振の時は大藪作品を読みましょう
味など、無論、わからない。
>>465 石川だったかな
「給料のほとんどは食費に消えます」とか言ってたね
472 :
名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :2011/09/20(火) 07:49:02.48
>>465 「お恥ずかしい話ですが、給料のほとんどは食事代で吹っ飛んでしまいます」
という感じでしょうかね。世界中の高級食材を使った料理はもちろんですが、
雌伏時代やスタミナをつける時の内臓系の刺し身やモツ焼きやクジラのテキ、
それに傷ついて山中に潜んでいる時に自分で倒して食う鹿や熊のレバーや
ステーキなど、どんな状況での食事も美味そうに見えるから不思議です
>>466 とりあえず安い牛肉を使ったステーキくらいなら、何とかなりそうですね
肉汁や刻んだタマネギやショーユや日本酒を使ったソースを作る時には、
ガス漏れ警報器の誤作動に注意が必要ですが
>>469 >夏バテで食欲不振の時は大藪作品を読みましょう
昔から実際にやっています。風邪でダウンした後の回復期とかも
コーヒーのマグカップにバター半ポンドぶち込むって。
あの雪印とかのレンガみたいのを丸っぽカップに入れるのか。
画を想像しただけで悶絶して笑った。
>>470 >>472 あれは良い子は絶対に真似しちゃダメだけど風邪で寝込んだ時は水をガブ飲みしてから
あのシーンを読んで自分を元気づけてる
>>473 寒い地方だと普通だし、何が面白いのかわからん
>寒い地方だと普通
コーヒー一杯飲むたびにバター半ポンド入れるのか? シベリアとか?
>>475 作者はたぶん外地の頃に知ったんじゃないかな。モンゴルやチベットとかではお茶に入れるね
チベットのバター茶とか、一般人が知ったのはここ数年くらいじゃないかな。コーヒーにバターは
比較的マネしやすいから、マニアなら一度は通る道w
でも、不味いよ・・・。ウィスキーを入れたら凄い事になった。
ブランデーはそこそこいけた。
酒飲み始めた頃、安ウイスキーをコーク割りにしてた
死すべし復讐編で出てきたのが印象に残ってたんだな
最近は酎ハイのコーク缶がお気に入り
コーヒーにバターはまずかった
マーガリンはもっとまずかった
次はマヨネーズを試してみよう
マヨネーズと焼酎?
マヨチュー!
483 :
446:2011/09/21(水) 01:04:33.49
大藪作品には絶対出てこないし、作った人も居ないと思うが
テキーラ+コーヒー÷ジンジャーエール
一回騙されたと思って作って欲しい。
ウチにたまに来てはふざけて色んな物混ぜさせては飲むのが好きな
お客さん居るんだが云われて作ったら案外美味かったらしくおかわり
してた。
484 :
473:2011/09/21(水) 10:22:02.31
コーヒーにバターを入れることに驚いてるんじゃないぜ。
マグカップに半ポンド(丸々1個)入れるのに驚いてるんだよ。
カップからはみ出して、コーヒーなんかちょっとしか注げない。
コーヒーにバター半ポンド入れたのは誰だっけ?
486 :
473:2011/09/21(水) 14:18:11.10
>>485 学生時代、角川文庫かため読みした時だったからなあ。朝倉だっけ?
「馬刺しを1キロ」とか、そんなとこだけ覚えている。
朝倉はバター半ポンドなんてコーヒーに入れてないし、馬刺しも食ってない。半ポンドのバターは
明らかに勘違いだろう
結局食いもんの話が一番盛り上がるのか・・・
みんなもっと「カーとガンとセックス」の話しようぜ。
半ポンドじゃないだろうし作品名も覚えてないけど
コーヒーに何か入れる量を明記した描写はあった気が
490 :
473:2011/09/21(水) 16:57:25.00
バター半ポンドは間違いない。
読んでいるときには半ポンドという量が分からず、
市販のバターの一個分だと判明したとき、
調べていた友人とのたうち回って笑った記憶がある。
馬刺し1キロはむろん朝倉じゃないよ。
一回の食事にバター半ポンドじゃなかったかな
石川だったような気がする
石川は四分の一ポンド。片山もな
493 :
無名草子さん:2011/09/21(水) 22:35:03.95
なんだここは大藪スレなのに
料理&食べ物スレか
食事シーンは大藪作品の魅力のひとつ
>>490 斜め読みしたんだろ? たぶん勘違いだよ
間違いでも入らなくてもバター半ポンド入れそうだよ。
497 :
473:2011/09/23(金) 10:30:24.65
>たぶん勘違いだよ
うーん。自信がなくなってきたなあ。
角川文庫の山を見ながら、1冊ずつチェックしようか考慮中。
498 :
488:2011/09/23(金) 11:43:05.58
ではその間に「カーとガンとセックス」の話でも。
私の場合
カー かつて勢いでGT−R(R32)を購入 現在はBMW M3
ガン 在米時代に何丁か所有 ハンティングは未経験で撃ったのは、紙と空き缶
帰国後は全くなし
セックス 経験人数・持続時間はいずれも片手、至って淡泊という情けなさ
499 :
無名草子さん:2011/09/23(金) 12:22:28.40
あんたのことなど興味ない
>>498 「私の場合」
バカじゃね? お前のスレじゃねーよ
大藪ファンとしてちょっとした話題になるよ
自分は話すほどのことないけど
コンバットマガジンで拳銃王を連載していた小峰隆生が大藪ファン
グアムでルガーの片手射撃をした時のに あの大藪の作品に書かれていたのと同じ
ルガーの鋭い反動が俺の手首から肘、肩に突き抜けるように伝わった
とあるし
高校生のときに読んだ凶銃ルガーP08とフィリップ・マーローシリーズの影響で
モデルガンをショルダーホルスターにぶち込んで夜の街を歩き回ったとか
暗い高校生活だったとも
ジャンパーのポケットにハドソンのデリンジャーを入れてたことあるから
笑えないか
じゃ食い物の話に戻すか
銃は全く無知素人
そんな俺が一番印象に残ってるのは
腕時計から変形する拳銃(?)
確か星島の香港破壊作戦に出てきた
いくら何でもそんなのホントにあるの?とか
個人輸入したら税関どうなるんだろ?とか
ネットも無い時代、想像は尽きませんでした
大藪ヒーローがどんなに不幸な生い立ちをもっていたとしても、一点だけ同情というか共感しきれないことがある。
それは女にモテること。むしろ女の方からホイホイ寄ってくる。
これだけでも相当な不幸が相殺されるだろ。
これについては
>>501で出てきた小峰隆生もどこかで書いていたような気がする。お茶らけた文章ではあったけど。
ダークサイド・ヒーローなんだからしょうがない。
506 :
無名草子さん:2011/09/23(金) 23:53:24.02
>>502 戻さなくていいから、それだといつまでたっても肝心のアクションや銃の事が
話せないから
>>506 他人が食い物の話をしていても、作品に関する銃や車のことを書きたければ書れば良いだろう
508 :
無名草子さん:2011/09/24(土) 01:54:45.47
でもスルーされるのがオチさ・・・
509 :
無名草子さん:2011/09/24(土) 02:36:02.72
銃器や車に並んで、食は大藪世界にとって重要な要素なんだが。
それよか「肝心のアクション」て・・
大藪ファンにとっては食はそれらに並ぶ重要なんだけど
バイオレンスとアクションが一般的な大藪像なんじゃない
超人的な行動力を支えるのが大量の食べ物で料理の仕方、食べっぷりまでかっこいい
コーヒーにバター入れるのって、おそらく液体クリープを
これでもかって入れれば同じ味になると思う
で、クリープが先生の作品に関係あるの?
たまには、お気に入りのアクションシーンの話でもしようよ。
武田が紫式部集落を襲撃するところは何度読んでも血が滾る。
>>508 文句を言うだけでネタがないなら引っ込んでろよ
514 :
無名草子さん:2011/09/24(土) 15:55:13.70
>>513 「ふっ じゃあお前さんもなんか言ってくれよそしたら楽しめるぜ」
俺は呆れたようにいいながら拳銃を収めたコートのポケットに手を伸ばし
平べったいブローニング口径〇.二五の自動拳銃を握った
515 :
無名草子さん:2011/09/24(土) 18:27:10.15
つまらない
大薮の主人公がコルトポケット25口径?
ないない。威力がなさ杉。22LRのデリンジャーだろ。
あ、突っ込まれる前に。
ベイビーブローニングは、ちょちょいとモデファイされてコルトベスト・ポケットとして〜。
518 :
無名草子さん:2011/09/25(日) 00:39:02.80
>>516 お前は足やポケットに隠される予備の銃を知らないのか・・・
てかデリンジャーって大藪小説ではあまり見かけないな、俺がしらないだけだろうか
519 :
無名草子さん:2011/09/25(日) 00:41:59.01
おい
>>515ww
あのたった一行だけでは面白さは取れないだろww
>>518 むしろ何回も出てくるのでデリンジャーって名前覚えたが
25口径より22口径がセンセイのお好み。まあ22LRの方が威力があるからね。
しかし357マグナムのデリンジャーって反動はどのくらいなんだろう。
ウッケッケッ!
357のデリンジャー、撃った事あるぜ。アメリカのヒマなガンスミスが作ったワンオフ。
薬莢がでかいのに、結構小さかったぜ。
一発撃ったら、手からすっぽ抜けた。すっぽ抜け防止に人差し指を銃身に沿わせて、
中指で引き金を引いたら
人差し指を発射ガスで切っちゃった。痛かったぞー。骨は大丈夫だったけど。
音は凄まじくでかいぜ。
524 :
無名草子さん:2011/09/25(日) 16:48:13.49
>>520 俺は代表作よりも隠された名作を探しているんでな
それにデリンジャーは2発だけだからあまり頼れない
>>523 とんでもないねー
とてもとても撃てる物じゃないんだ
トリガーガードがないからすっぽ抜けそうだよね
コルトの25ACPで物足りないなら
ベレッタに22LRの小型オートがあったよな
>>524 代表作を読まずに書いてたのか? 馬鹿丸出しだな
香港破壊作戦で、ゲンゴロウの唐揚げだっけ
女学生が屋台で買って食べるシーンあったね
葉巻の中にデリンジャーの銃弾仕込んでいたのは誰だっけ。
529 :
無名草子さん:2011/09/25(日) 22:39:43.80
>>526 そんな軽々と馬鹿と言われたくないな、代表作を読んでなくたっていいじゃないか
だめなのか?まるで差別だな
>>527 そんなシーンはない
>>529 ロクに読んでないのに「大藪小説であまり見かけない」とか書く時点で馬鹿だろ
何が「隠された名作」だ馬鹿
ほざけ!!
一冊でも気に入ってるのがあれば大藪ファンでいいとおもうよ
お互い落ち着こう
うんとね、うんとね。
25ACPというタマはね、「撃たれた奴が、激怒するから使うなよ」と
ジョークになるくらいのヘボ弾なの。
ベイビー・ブローニングも、コルト・ポケットもね、レイプ被害防止&だけど
相手は死なないから寝覚めが悪くないよ、という程度の銃でね。レディが
ドレス・バッグに忍ばせるオシャレな銃、なの。
ぶっちゃけ、相手を止めるなら22LRだよ。皮膚を破るのが精一杯、背広の
布地を貫通できません、なんてのは25ACPだからこそ、だぜ。
ある意味、凄いわ。
>>531 >そんなシーンはない
え?そうだっけ?
人に指摘されて気付いたから間違いないはずだけど
ゲンゴロウじゃ無かったかな?
>>535 角川文庫148ページにゲンゴロウに似た土色の虫、ロンサツが登場してるな。
調理方法や女学生は出てこない。他のページにはもしかしたらあるのかも知れないが。
>>533 一冊読んで「大藪って面白いな」なら分かるが、ほんの数冊読んだだけで
>>518みたいなことを
平気で書くのはバカとしか言いようがないなあ
>>536-537 他のページにも出てこないし、誰かが話すシーンもない
三島由紀夫は「大藪作品から、銃と車とセックスを取ったらなにも残らない」とけなした。
貧弱な食生活だったのだろう。因みに「三島作品から男色を取ったらなにも残らない」。
作家が「売り」にしているものを作品から削除する意味が分からない。
まあ仲良く対談してたけどな
541 :
無名草子さん:2011/09/26(月) 16:16:15.73
>>531 >>538 大藪ファンってこんな人しかいないのか・・なんか幻滅した・・・
最後に言わせてもらおう、自分の言動に責任もってくれもしかして君は日常生活でも人に気軽に「バカ」と言ってるのかね?
そしたらそれは本物のバカ、もちろん俺もバカだったと思う だがそんなにバカバカ言うのは頭よくないな
と、うるさい。
>>541 幻滅したならさっさと消えろよアゲ荒らし
544 :
無名草子さん:2011/09/26(月) 21:10:46.39
>>539 「問題小説増刊 蘇る野獣 追悼特集 大藪春彦の世界」はお持ちでない?
184頁から三島氏との対談「武器の快楽」が掲載されているけど、
最初の見出しが、「ファンと崇拝者同士の顔合わせ」。
その後に続く、第一声が三島氏の
「ぼくはきょう、大藪さんとは『武器の快楽』という話だけをしたいと思ってきたんですよ。
お互いに共通の趣味だから・・」。
おっしゃられる三島氏の大藪氏に対してのけなした言葉の出展は何ですか?
ここにはかなりのファンが集っているから誰かわかるかもしれないけど、
全く記憶に無いのです。
「ガンとカーを取ったら・・」という言い回しのけなし方は
大藪作品を論ずる時の引き合いに出される、常套句であって
三島氏の発言では無いと思う。
三島氏の作品から「男色を取ったら何も〜」というのも全く同意できないけど。
545 :
松の根っ子:2011/09/27(火) 19:09:33.70
日本刀崇拝の三島だった
546 :
無名草子さん:2011/09/27(火) 23:03:18.27
このスレ見てたらまた大藪が読みたくなったが最近はブックオフでも
あまり見かけない。
かといってヤフオクで一冊ずつチマチマ買うのもシンドイし・・・
どこかまとめて買えるトコ(出来るだけ安価で)ないかな。
一昔前は古本屋の文庫棚を赤紫っぽい背表紙がずらり並んでいたもんだが
大藪と石原慎太郎の対談が読みたい
両者相手をどう思ってたのだろうか
549 :
無名草子さん:2011/09/28(水) 16:36:10.00
大藪は石原みたいな「口だけ番長」は嫌いだろう。
石原が大藪をどう思ってたかは知らんが。
550 :
無名草子さん:2011/09/28(水) 16:50:25.76
ウェポンハンターシリーズは面白かったなぁ
少しM16A1がフルオートというのが少し「?」と思ってしまったが
>>549 「親友」だったはず
ソース忘れた、誰か探して
バーストモードが付いたのがA2
M119弾薬用ピッチになったのもA2 でしょ
カナダ軍のA2はフルオートだったかな
使ってるところで違いがあった
555 :
無名草子さん:2011/09/28(水) 21:34:30.38
>>546 ヤフオクだと大藪作品をセットで出してるのが何人かいるんで
まとめ買いにはいいかも。
ああホント、センセイ新作書いてくんないかな。
GAU19 とか HK−P46とか ベネリM4とか、センセイご逝去の後登場した銃をどう活躍させるか。
本当に読んでみたい!!
557 :
無名草子さん:2011/09/28(水) 23:46:32.56
イタコに頼むしかないな。
558 :
無名草子さん:2011/09/29(木) 02:02:30.57
>>546 ブックオフ系の新古書店でない、
昔ながらの古本屋には、
以外と置いてありますよ。
古本屋巡りが苦にならないのなら、
まめに回られるのをオススメします。
559 :
無名草子さん:2011/09/29(木) 02:31:48.06
>>551 自分の知る範囲では、
対談・インタビュー集『男たちよ闘いの荒野に死ねー大藪春彦語る』(角川文庫)
かと。
その本の中で、
大下英治氏の、
「石原慎太郎氏についてどう思うか」
という質問に対して、
「彼は、畑違いの政治の世界でよく頑張っていますね」
という趣旨の返答をされていたと思います。
>>559 ありがとう
俺の記憶では石原大藪両者のどちらかがハッキリ「親友」と言ってるのを読んだことになってる
まあ俺の記憶は最近全然当てにならないけどw
>>559-560 本が手元にあるので転載しますね。
日本の作家で、ハードボイルド作家と呼ばれてきた河野典生、石原慎太郎、生島治郎さんたちを
どう思いますか。
「石原さんとは親友なんですが、政治や雑用で忙しいのに小説への情熱を捨てていないのは立派だと思います。」
>>561 おー、ありがとー
やっぱり親友って言ってたんだ
俺の記憶もたまには当たるw
563 :
無名草子さん:2011/09/29(木) 11:48:38.00
伝説のライダー伊藤史郎
汚れた英雄 跳べ、狼
石原も大藪も霊友会信者つながりだったでしょ。
「男達よ戦いの荒野に死ね」の対談集にも、霊友会の偉い人との対談が載ってたし。
それはともかく、スコッチ。
ジョニ黒は悪役が贅沢で飲む酒っていう印象がありますね。大藪ヒーローは
ローガンを飲んでいる率が高いかもと思います。
566 :
無名草子さん:2011/10/01(土) 21:13:53.64
大藪はてっきり「神も仏もあるものか」って人だと思ってたが。
分からんもんだ。
567 :
559:2011/10/02(日) 00:41:40.01
>>561 こちらの不正確な書き込みに対して、
正確で丁寧な修正をしていただき、
有難うございます。
こちらもためになりました。
>>562 うろ覚えの記憶で不正確な書き込みをしてしまい、
誠に申し訳ありませんでした。
次からは561さんのように、
ソースをしっかり確認してから書き込みます。
568 :
無名草子さん:2011/10/02(日) 01:00:03.97
>>556 西城みたいな、タフで下品で愛嬌のある日本政府工作員が、
今の中国で大暴れする物語が読みたい。
個人的には、
大藪作品の敵や舞台はデカければデカい程良いと思う。
あと、これも個人的な意見だけど、
大藪作品の舞台は、
ドライでダイナミックな海外社会が合うと思う。
異論は認める。
569 :
無名草子さん:2011/10/02(日) 03:05:39.16
今「東名高速に死す」読んでる最中。
西城の顔が何故か舘ひろしで脳内再生されているが、これはこれで悪く無いかも。
>>567 そんなに気にしなくていいと思うよ
具体的な書名と箇所を出してくれたから確認可能になったわけだし
誰もがすぐ確認できる手元にあるわけじゃないしね
できることを分業したと考えれば問題ない
「孤狼の掟」を再読中。「探偵事務所23」より酷薄な感じがするね。
「傭われ探偵」もあの余裕のある雰囲気が好きだなー。
572 :
無名草子さん:2011/10/02(日) 12:33:26.44
「探偵〜」の頃の漂うユーモアが消滅して「人狩り」の主人公みたいになってたな。
>>567 気にしないでください。私も記憶を再確認したり補強出来てありがたい位なので。
餃子食べながらイアン・フレミングを夢中で読んでいたら
敵が来たので玉子スープ投げたでこざる
キーワードにバターが入っててワロタ
探偵物、冒険物好きでよく読んでるんだが
大藪作品に特有の中毒性の様がある作家ってなかなかいないな
単に嗜好の問題かな
>>574 あの主人公みたいに、少しばかり間の抜けた部分もある方が探偵物らしくて好きです
「探偵はBARにいる」の大泉洋による名無しの探偵が意外と良かったので、彼による
「傭われ探偵」をテレビ番組で良いので観てみたいものです
>>576 やはり文体や作風の個性が際立っていますから、大藪春彦という作家を知ってから
入手可能な作品を読みつくすまでは、本当に中毒と言えるハマり方でした
ハリー先生本人は確かマック・ボランが自分の小説そっくりって言ってなかった?
俺は読んだこと無いけどどうなんだろ?
>>578 対談中に大藪小説を海外で翻訳して売ったらどうなるか?という問いかけの答えとして
大藪が答えていたと思う。海外に似たようなバイオレンス小説はあるという意味かな。
580 :
578:2011/10/04(火) 07:44:55.59
>>579 やっぱりそう言ってたんだ、ありがとう
マック・ボランのwikipedia読んだら300巻越えててワロタ
あれ向こうではそんなに出てたのか
いまだにマフィア倒せないのか
あれ15巻で完結だと思ってた。
お年玉で全巻購入したけど、一巻で満腹してそのまま本棚の肥やし→廃品回収
583 :
無名草子さん:2011/10/05(水) 00:28:43.26
確か「創元版」ではマフィア殲滅して自決した筈だが、何事も無かったかの
様に今度はテロハンターとして復活し世界中で転戦。
「抹殺部隊」でボランと共に活躍した連中もいつの間にかチーム組んでテロ
ハンター部隊として活躍。
一時期何故か「ハーレクイン」からボランモノ出てたから読んでたの
思い出した。
一作目で死んだはずのランボーが映画のせいで生き返ったようなものだな
585 :
無名草子さん:2011/10/08(土) 17:07:11.87
ただ今お茶をこぼしてしまい、大藪小説にかかってしまった・・・
ああ「処刑軍団」が・・・・orz
「読めるうちに読みまくるのだ。
そのためにお茶がこぼれようと知ったことではない。」
『大藪読むべし』よりw
「文庫はお茶まみれになるだろうが、後のことは片山の知ったことではない」
「三日間はお茶のかかった文庫本を乾かして過ごした」
>>585 貸本屋上がりの大藪ハードカバー単行本を持ってるが、頁のあちこちに、おそらく
食い物の汁とかが飛んだあとがあるよ。
本がテレビ代わりの娯楽だった時代があったんだよね。今では考えられないほどの
密度と頻度で。娯楽雑誌に大藪小説が連載されていたりした時代もあったのだし。
大藪小説はついつい食事シーンを見ながら読んでしまうことが多い
>食事シーンを見ながら読んでしまうことが多い
おいおい、言い直さないと意味不明だ。
失礼したw
大藪小説は、ついつい食事シーンを読みながら飯を食ってしまうことが多い。食欲がない時は
食欲増進剤代わりになったりする
まぁそういうことだとは思っていたがw
大藪作品って食欲すごいよな。
特に、ステーキ16オンス頼み、○○は30オンス注文した。
とかあるけど、16オンスって500gだし、30オンスって1kgだぜ?w
マルボーロガールズとかも800gのステーキとか余裕で食うしなぁ。
いいもん食ってるし食費一ヶ月で30、40万はいってるよなw
一度に肉を2キロは食わないとスタミナが衰える
>>593 それでも高見沢は、それまでの主人公に比べれば食べる肉の量が比較的
少ない方だと思います。特に登場した直後は『肉のない朝食』のシーンが
あって驚きました。まあ岸田やアンジェラの方が肉を多量に食うとはいえ、
高見沢の食事量も十分に驚異的ではありますが。それに、彼も猟場に行くと
野生の血が騒ぐのか、キロ単位の肉食もめずらしくないですね
>>594 この一文が、作者の肉食に対する信仰とも言える心理を良く表していると
思います。杉田や石川や片山、それに西城あたりは大藪ヒーローたちの
中でも特に大食ですが、体重あたりの食事量ではやはり島津が突出して
いると思いますね
>>595 なるほど。
実は大藪作品読み始めなんだ。
今から読むと時代もかなり前だし、ヒーロー像もちょっと昔の感じだけどそれでもかっこいい。
女殺しの微笑って今の芸能界でいうとどんな笑顔なんだろうなw
ジャニーズ以外で。
汚れた英雄の主人公も、食事シーンは質素だよね
食いもんの話に棹さして申し訳ない。
さすがの邦彦も片山にかなわないって思ってるのは俺だけ?
>>596 これから大藪春彦を読み始めるというのは、実にうらやましいです。これまでも
何度か書きましたが、可能であれば古本屋で新書版や角川文庫版などを
探してみてください
>今から読むと時代もかなり前だし、ヒーロー像もちょっと昔の感じだけどそれでもかっこいい。
私が読み始めた30年前ですら、初期から中期にさしかかった作品はけっこう
時代の違いを感じさせました。しかし、それがまったく気にならないことにも
驚かされたものです
格好いいってなぁ、そういうことさ
すまん、一度言って見たかったんだ。満足した。
>>597 「汚れた英雄」でも豪華な中華料理を延々と食うシーンなどがあるのですが、
やはり少年時代に食い残しの魚の骨や闇市の得体の知れぬ臓物料理を
貪り食ったり、鯨肉ステーキやとろろ飯をかきこんでスタミナを回復させたり、
失意の中で酒を煽り、脂の滴り落ちるソーセージや鶏肉を食う描写の方が
印象的です。個人的に、この作品は青春物語であると考えていますし、
それ故にこうした比較的質素な食事の場面の方が強く心に残ります
>>598 邦彦は作者の分身であり、かなり贔屓されていますから総当たり戦をやったら
たぶん最後まで生き残ると思います。体格的にはわずかに片山の方が優って
いますが、戦闘能力と経験に関しては互角でしょう。さらに邦彦は飛行機の
墜落事故からすら生還する、強運の持ち主でもありますから。生命力では島津、
パワーとスタミナでは石川の方が上かも知れませんが、総合的には邦彦が
いちばん優れていると思います。おそらく、作者の設定的にも
邦彦は作者補正がかかるからなあ。
伊達邦彦は名前からもかっこいいんだよな
強そう、頑丈、よりも
604 :
無名草子さん:2011/10/11(火) 02:51:51.00
「破壊指令No1」の矢吹貴はやっぱり矢吹丈から取ったんだろうか。
>>604 「破壊指令No.1」は「あしたのジョー」より1年以上前の作品です。ただ主人公の
名前だけでなく、ボクシングをやっていたが身体が成長しすぎてギリギリの減量を
しても対戦相手がいなくなってしまったという設定などは、面白い偶然だと思います
確かに島津はタフだけど回想で脳を損傷したり、折れた肋骨が肝臓に刺さったりして
生還した奴らもすごい生命力だと思う
607 :
598:2011/10/11(火) 18:02:49.49
フォルチンデパートの爆発から生き延びる強運
44マグナムを(防弾着の上からとはいえ)5発食らっても闘志が衰えないタフネス
恐らく大藪ヒーロー中最速のファストドロウ、ナイフ一本で切り開くサバイバル能力、
そして何よりも殲滅した敵の強大さ・・・。
邦彦が理想のヒーローだとすれば、片山は究極のヒーローだと思う。
608 :
598:2011/10/11(火) 18:12:05.88
ちなみに大藪ヒーロートーナメントとかしたら、作者の分身、邦彦と西条が強いだろうな。
他のヒーローが血みどろで辛勝する中、邦彦は優雅に、西条は飄々と勝ち上がっていきそう。
当然マッチメイクもセンセイの贔屓があって、西条の初戦の相手は羽山あたり。
邦彦の相手は津田・・・ってこれは対戦済みか。
こんなこと考えていると本当に楽しい。センセイに感謝です。
昔大藪ヒーローが一堂にホテルの一室に会するっていう設定のパーティ小説を
書いたことがある。
でもドタバタ風味になってしまって
突然、俺の記憶を知らないか?と鷲尾が迷い込んでいたのに対して
邦彦は素早く脇のホルスターのワルサーに手を伸ばしながら
片山は素早く腰のホルスターでコルトをプッシュ・ロッドしながら
田島はズボンの裾のあいだからPPKを抜き出しながら
とかで収拾がつかなくなった。
少女のようにあどけないホステスを素早く恵美子がたらし込んでたり、
窓の外で登川が樹上から警官隊相手に銃撃戦やっている音が聞こえてきたり、
「恐ろしいことです。銀行が襲われたらしいのです」とホテルマンがかけこんでくるのに、
ここに来てない奴で、ここにくる途中の奴がやったんだろ、と水島と伊達と朝倉や鶴田が
顔を見合わせながら苦笑いとか、そんな感じ。
富士か鈴鹿のサーキットで大藪ヒーローがレースする、
なんて話も面白そうですね。
コルチナ・ロータスやブルSSS、ポルシェ911あたりで。
二輪部門と四輪部門を設けたら二輪はやっぱり昌夫でしょうね。
四輪は邦彦が掟破りの32GT-Rで圧勝(笑)
>>609 平井和正の「ウルフランド」にそういう話があったなw
医療業界で、MRだか営業職が医師を接待することが来年から禁止だと。
プロパーというのを知ったのも、大薮さんの小説でだったなあ。ミキちゃーん。
>>611 おっと、マッシーを忘れちゃいませんかってんだ。
でも金にならないレースには出ないだろうなあ。
アス虎の駒田(都内一般道でメーター振切る)や
藤田(名神・東名でメーター290km)も結構速いぞ。
公道(高速)最速は「全開で飛ばせ」の敵方名無しのシヴォレー?(忘れた)の
320〜330kmかな?
大藪作品で最速はアス虎ヤタベお化け車テストの
BMWではないか。
センセBMW一本槍だったし。
>>614 高見沢ならそんな感じもしますね。
パドック・ガールをはべらせながら優雅に観賞とか。
>>615 マックラーレン・エルヴァ・シヴォレーのMk2です。
七リッター六百二十馬力のエンジンを搭載していた模様です。
>>616 B・M・W・M1は三百六十二・七五キロ出てましたね。
市販車だとメルセデス・ベンツ一九〇・三・五リッター・ツウィン・ターボの
三百五十キロでしょうか。
実際にレーシング系か、走り屋やってたりする人いる?
大藪作品の車の描写がいろいろ出てくるが
ガチで走りこんでる人なら作品の描写にいろいろ共感したりわかったりするのかな?と。
高速200kmで走ったり、峠をせめたり。
大藪作品のクルマは、今や立派なヒストリックカー。
人気車のオーナーはいるだろうけれど、ガンガン走らせたことがある人はいないのでは?
そういえば、先生も、ラジアルタイヤがレースに使われるようになるとは、隔世の感があるとおっしゃっていましたね。
620 :
無名草子さん:2011/10/17(月) 23:03:48.41
大藪先生はしかし運転がド下手だったというのは知る人ぞ知る話。
あの徳大寺有恒氏がかつて先生の運転する車に同乗し、
あまりの運転の危なっかしさに思わず「先生やめてください!!」と叫んだとか。
おそらく急発進、急減速、急ハンドルの無謀運転だったと思われる。
息子さんの入学祝いに250買ってあげたが納車時に
俺に乗らせろと飛び出して近所で大怪我って話もあったな
馬鹿パパっぷりも伺えてイイ話だ
テレビ番組で日常的にアルピナ乗リ回してた絵はカッコ良かった
ハリー先生はぶっちゃけブサだがファッションはイケてた
プレバブルのあの時代にペンドルトンジャケットにLEEライダースにブーツとかカッケー
>>620 むしろあの先生の方がヘタクソという話を聞いたことがあるが。ハリー先生の運転については
あとがきとかだから当然かも知れないが、不安感はなかったという記述が複数あったはず
「お話にならない遅いタイムだが、記事ではもっともなことを書くのだろう」は誰だろうねw
まあ作者が主人公と同レベルである必要はないけどね。面白さがすべて
大量に肉を食い、デザートのケーキをたいらげ、さらにワインを飲みながら様々な種類のチーズを
だらだら食い。同じアフリカでの食事なのに、西城が高見沢みたいに太らないのは不思議だ
>>624 いくら食っても太らないのがすごいというのは同意だが
高見沢はまず太ってない。でかいだけ。
次にいくら物食ってもトレーニングがないとでかくはなれない。太りはする。
まぁ作中で多少体脂肪率が増減しているのを指して太ると言っているならわかるが。
>>625 体重が百キロになって慌ててダイエットしたんだが読んでないのか?
ハリー先生の描く食事風景は冗談めかして誇張しているのかと思って読んでたんだが
だんだんそうでもない気がしてくる不思議。
俺はあんな量とても食えないが
>>621 >>622 ハリー先生マジカッケーよ
顔もイケてる方だと思う
そんなのは良いから公平にシンダコやフォレッリにも手配つけてくれ
射ち合いでこっちばかり追い掛け回されるなんて
629 :
628:2011/10/19(水) 21:47:29.34
誤爆です
すんません
>>627 基本的に実際に自分が食ったり他人が食うのを目撃した分量だよ。ソースはエッセイ
>>625 高見沢はおそらく初めての肥満を気にする主人公だよ
「高見沢」
どうしてもアルフィーのおっさんを連想してしまって・・・・
「処刑の掟」の速見も、体をなまらせないようにスポーツに勤しんでいたし
会社勤めやってた頃の伊達もボクシングジムに通ってたりしてたけど、
体重や体脂肪と言う具体的な数値で体のコンディションを気にするのは
高見沢からかな?
>>633 そうですね、大藪氏が大病して入退院を繰り返していた頃と重なります。
主人公が各種ヴィタミン剤や医薬品を愛用するなど、健康志向へと作風に変化が表れた時期ですね。
大藪作品の登場人物て、わりと薬好きだよね。
速見といえば、重すぎる荷物を担いだ後に悲鳴を上げた背中にパテックスを貼ってたりしましたね。
たまにシャブとか違法なものにも手を出してたりするw
でも大藪作品の主人公はヤクに溺れるタイプの人はいないね。
>>633-634 基本的に大藪作品の主人公は「常に身体を鍛えぬいているから
大食しても太らない」というシンプルな考えに基づいた設定であり、
そういうシンプルさが魅力のひとつだったと思います。確かに高見沢は
作者が病に倒れて長い沈黙の後に星島弘と共に誕生した主人公で、
一方は食事やサプリメントの使用、もう一方は常に病を抱えているという
これもまた作者の現実と理想が投影された人物設定でした
病に倒れる直前の時期にに書かれた「戦士の挽歌」や「ヘッドハンター」の
主人公たちと比較すると、その違いは大きいです
>>635-636 けっこう昔からビタミン剤や睡眠薬を使う主人公はけっこういましたね
麻薬に関しては、基本的に鎮痛剤替わりに使われる場合がほとんどで
たまに麻薬に溺れそうになっても、強靭な意思の力で抜け出しています
終戦の後にヒロポンが出回ったりしたようだけど
関係あるのかな
ベトナム戦争の後に、元兵士に麻薬中毒者が多かったらしいし
「オリンピックの身代金」と「空中ブランコ」と「ララピポ」が同一作者というのがいまだに信じられない。
どっちも面白い。
こんなにまったく色が違う作品を書く作家って他にいるか?(例:新堂冬樹とか)
売り始めのときの短編と売れてからの長編が変わるのはよくあるが(例:東野圭吾とか)
>640
誤爆すまん
ヒロポンなどの麻薬はスタミナを減じるから手を出さない、タバコは視力に影響する
からやめようと思ったりもする、生活環境や懐具合のせいもあるけど、カツオのアラや
牛や豚の内臓料理で精分をとり、頑強な体をつくり、維持するてところでしょうかね。
後肉をキロ単位で摂取。
ローン・ウルフたる野獣は、自己の肉体や精神状態の管理も
他人任せに出来ないから、トレーニングに栄養補給、それに各種の
必須アミノ酸やヴィタミン摂取に熱心なんでしょうね。
折れた肋骨が三日でくっついたり、鹿の生き血や新鮮なレバー焼きで体力を回復させる
シンプルな描写の方が好きだ
理屈っぽい描写が多い星島は、あまり強そうな感じがしないな。
645 :
無名草子さん:2011/10/25(火) 17:45:51.91
星島は計画などを入念に立ててやってるイメージがあるからな、あまり怪力的に強いという感じではない・・・か・・な
でも色々な乗り物乗れるし、結局強い
でも間抜け
647 :
無名草子さん:2011/10/26(水) 18:34:59.62
今「裁くのは俺だ」というのを鑑賞中・・・
機関銃を2つくっ付けて、時限装置で撃つ装置はすごいな・・
>>646 病気が治ってないのに薬を投げ捨てて、「これでいいのだ」のバカボンパパ状態にはワロタw
しかも、その後は発作が起きてないし。あれじゃあ女医さん犬死にじゃないか
女医をさらって、山奥かどっかでサバイバルしてたね。
女医は消耗して死んじゃうってのはひどいと思ったというか
逃げろよ女医!と思った。
美人だけど26歳で処女
>>649 あのサバイバルもそれまでの作品と比べると薄っぺらい印象。片山ならともかく星島には
ああいうことが出来る気がしない
女医さんの顛末は確かに酷いとオモタ
女医が死んでからすぐ山を下りてるけど、それなら体調が悪化した時点で解放しても良かった
完全に下山時期の判断ミスだな
真夜中に息ころしてベルリンの壁越えて西に逃れる人をフラッシュ撮影して射殺に追い込んで気まずい思いしたとか言ってたの星島だっけ
んだんだ。職業意識が無意識にやらせた行為だと自己弁護しておった。 アホー
ついでにいえば、女医さんの我慢を重ねたおしっこをマジマジとみたのも星島だ。
女医さん、かわいそすぎる。
ホシジーマさんネタ多いな。「星島スペシャル」とか。
>>656 仕事前にたらふく食った挙げ句に、腹に頭突きされて吐くとか間抜け過ぎるんだよなあ
自分が襲われたのに、車椅子の元戦友に対する気配りが足りずにみすみす死なせてるし
金大佐は狂ったようにベルトを打ち込む。そこに次々と唐辛子がふりかけられ、なすりこまれる。
「畜生、これで白菜でもふりかけられたら本当に人間キムチになってしまう」
星島は口の中で罵った。
659 :
無名草子さん:2011/10/28(金) 21:02:07.55
人間キムチかwwwあの時はクスっってなったなぁw
米つぶを必死で拾う
661 :
無名草子さん:2011/10/29(土) 09:30:40.86
人間キムチ
ニュー・アリラン酒幕に行きたかったんだけど
モデルになった店あるの?
センセイの作品で、埼玉が舞台になることって滅多にないですよね。
東京、神奈川は当然として、
千葉(死体を捨てるなら印旛沼 馬に乗るなら志津が原)山梨・静岡あたりはよく登場しますが。
664 :
無名草子さん:2011/10/31(月) 15:02:29.09
age
ミュルサンヌに霧が出ている
『獣を見る目で俺を見るな』を入手。まだ未読なんだよねえー。
今年、東北行きのフェリー船中で読んだ『復讐に明日はない』も読み返したいところだし、
『トラブル・シューター<揉め事解決屋>は何となく今再読中だし、忙しくて困る
ケッケッケ(大藪春彦的笑声)
667 :
無名草子さん:2011/11/03(木) 03:59:33.95
>>663 千葉は野獣都市の浦安のイメージが強いな
モーターボートで死体を捨てに行くシーンは黒沢年男&三国連太郎が主演した
映画でも再現されてたし
あと屏風ヶ浦の断崖を登るのは何だっけか
>>666 トラブルシューターは隠れた名作。短編集だが食事シーンや負傷からの回復などはしっかり描かれてる
裏切られて銃も撃てなくなった主人公が反撃する話は傑作
>>667 他ならぬ邦彦(血の来訪者)
埼玉県民銀行の大金庫を襲撃
秩父山中の秘密基地
所沢基地の米軍将校から拳銃の横流し
西川口で縄張り荒らし・・・・
どれも有りそうで無い。
入間基地が出てきた作品はあったような気もするが・・・
>>668 でも主人公は結構油断してたりするんだよね。
裏切られて銃も撃てなくなるという件の話では、車に無造作に乗り込んでから
車に細工されていることに気がついている。
とはいえ、『傭われ探偵』のように、主人公よりも依頼主の方が一枚上手ばかり
ということもなく、『探偵事務所23』(not孤狼の掟)のように甘やかなところもないし
『沈黙の刺客』辺りが近いのかな?
671 :
無名草子さん:2011/11/04(金) 22:53:10.15
>>667 俺は『黒豹の鎮魂歌』を思い出しました。
日本人離れした風貌と思考回路の主人公の出身地が
千葉県というややローカルな土地であるという設定になっており、
それが妙にフィットしていたのが印象に残っています。
大藪先生が書かれると、
作中の大抵の出来事が妙にリアルに感じられるのが凄いと思います。
672 :
無名草子さん:2011/11/05(土) 02:44:00.81
現金輸送車運転手が強盗の濡れ衣を着せられる「切札は俺だ」で
千葉の館山が出てきた記憶が
習志野の演習場周辺もよく出てくるよね。
お台場に隠れ住む
素敵だ
675 :
無名草子さん:2011/11/06(日) 00:12:12.98
横浜であれば磯子辺り、千葉であれば幕張辺りが自然海岸として描写されており
へぇこんな時期でもまだ埋め立てられてなかったんだ、と感心する
四街道に広大な牧場があったりしてびっくりする。
あ、今でも荒れ地か。
埼玉はなぜ出てこないのかね。
新城のメインアジトがあるぞ
与野から志木に移転したけど、どちらも埼玉だ
それちゃうけど。
三島大社が一度短編で出たんだ。すごく嬉しかったんだよ。
679 :
無名草子さん:2011/11/07(月) 22:05:20.35
ガソリンスタンドのバイト二人がドライブに出て事件に巻き込まれる奴な
680 :
無名草子さん:2011/11/09(水) 00:57:26.61
パラレルワールド化した主人公は伊達邦彦と星島だけ?
681 :
無名草子さん:2011/11/09(水) 16:26:36.90
682 :
無名草子さん:2011/11/09(水) 16:28:21.33
もし古本屋で見つければ、50〜300円くらいなんだけどね
683 :
無名草子さん:2011/11/09(水) 18:52:45.97
あの二人は途中から人生が分裂しちゃってるということだと思う。それぞれ一人では経歴に
矛盾が出てくるから
影武者説…とかね。
特務工作員・敵地潜入ものには必ずといって「背丈、容貌とも主人公に酷似している」その道の関係者
ってのがよく出てくるけど、それがもし変名で身を隠した大藪ヒーローだったりしたら、どうなるんだろうね。
内情に勤務してた矢吹は伊達と遭ってたかも知らんね
まあ邦彦や星島の場合はパラレルワールドという言葉がぴったりだな。外人部隊版の星島は
海兵隊版より弱く見える
邦彦の矛盾点てどこ?
自分も
>>688知りたい。自分の認識ではこんな感じ。
日本で大暴れ→英国諜報部員としてモナコ、アメリカ、日本で活躍→日本に帰り、日本政府や個人的事情
で戦う(※)→骨董品やロリに興味を持つようになる。エイズも怖い。野獣王国w建設に野望。
(※)のあたりが記憶がちょっとあやふや。
一部日本語不自由でごめん。「日本政府の依頼や」「エイズ怖い」
血の来訪者から十数年しか経ってないというのはちょっと
女豹でゲスト出演した時はもう50代のイメージあったし
てゆうか、「血の来訪者」の段階ですでにパラレルワールドでは。
『血の来訪者』で密かに日本脱出した伊達が、英国情報部にスカウトされた後の
、日銀ダイヤ作戦以降に食い違いがありますね。
「野獣は甦る」では、日銀ダイヤを強奪した後、偽造旅券で日本を脱出し、逃避行
の後名もない一市民としてアメリカで生きる基礎を築いて…という風になっています。
『野獣は甦る』は野獣の感覚だとか本能とかなんとかで描写がはしょられている感じだし、
伊達のやってることも伊達邦彦王国作りだったりして、お前は「戦いの肖像」の水島かと
突っ込みたくなる。
92年初版の作品なのに妙に古く感じるのは、ユーミンの歌だとかマドンナと寝ただとかいう
表現のためかねえ。
694 :
無名草子さん:2011/11/12(土) 22:51:40.02
ガメリアとかローデシアとか聞くと少し心躍る
696 :
無名草子さん:2011/11/14(月) 13:06:44.61
とにかく大藪作品の主人公は米を食わないという印象。
ボロニアハムを丸かじりとかコールドチキンを貪り食うと
いった描写ばかり。
忍び込んだ民家で、調理されていた味噌汁を飲むシーンが
唯一の和食だったような…。
それはあくまでも印象であって実際は飯を食うシーンもたくさんある。特に作者がご飯と
ご飯に合うおかずにハマっていた時期の作品とかね
後期の高見沢とか米よく食ってたよ。
まぁ海外出てることが多いから米描写少ないけど。
初期と中期は食う量にビビるわw
ボロニアソーセージ3kg食うとか。
>>696 クジラのステーキと共にトロロ飯をドンブリで食ったり
バターと生タマゴをドンブリ飯に混ぜて食ったり
バターとショーユとタラコを混ぜたドンブリ飯を貪り食ったり
殺した奴が持っていた弁当の握り飯をオカズと共に食ったり
北海道の珍味をタネにしたお握りを何個も食べたり
天ぷらや焼き魚などをオカズに飯をかきこんだり
お袋の味を売り物にする店で様々なオカズでご飯を食べたり
人質にした若妻に和風の朝食を作らせて食べたり
お湯で戻したアルファ米にバターとショーユを混ぜて食ったり
ドンブリ飯にイクラを山盛りにして食べ、あまりの美味さに目を白黒させたり
まあ、けっこう米も食べています。
>忍び込んだ民家で、調理されていた味噌汁を飲むシーンが
これはどの作品ですか? ちょっと思い出せなくて
骨肉の掟だったかな味噌汁は
>>700 ああ、思い出しました。煮えたぎっていた味噌汁に卵を落として
飲むんでしたね。ありがとうございました
702 :
無名草子さん:2011/11/15(火) 02:24:57.44
みんな読み込んでるなあ
孤独に耐えられない奴に何ができるか−
高見沢も後半は肉を二キロとか食ってたな。石川はそれまでの主人公と変わらずキロ単位の肉食
三キロの肉でやっと満腹になるのが普通
高見沢はやれば出来る子。ステーキの量で女の子に負けてたけど、いざとなったらけっこう食うよ
707 :
無名草子さん:2011/11/16(水) 19:56:04.46
サーバ落ちてない?
一番女とヤってるのも高見沢かもしれん。
昼間はレーサー、夜はレースクイーンと毎回ヤッてるからなw
ケチでオカマのバニーちゃんともヤッてるしな
バニーちゃんのモデルはバニーエレクトンとマックスモズレーを合体させたもの
そして実際に近年バニーはユダ公の守銭奴でモズレーはナチ野郎のド変態がバレて大スキャンダルに発展
FIA首脳陣なんて毛唐はろくなモンじゃねえと云う大藪の慧眼凄すぎる
栗山千明のドラマ「秘密諜報員エリカ」
今まで大藪作品以外で「内閣情報調査室」をCIA,MI6にも匹敵する秘密諜報
機関として描いた作品は無かったような気がするんで、
(ドラマ自体は他愛ないが)大藪ファンとしては若干嬉しいモンがある。
>>710 そうかなぁ。
大沢作品とか内調の怖さをけっこう書いてるよ。
あとは福井とか。
防衛庁の情報局と並列して内調を書いてる。
まぁ大藪作品ほど濃くは書かないけど。
>>710 んなもん観た事ねえが
女子供と馬鹿が観て喜ぶようなテレビだろ
そんなもんで大藪思い出すんじゃねえ
内調の凄さを描いた映画なら
皇帝のいない八月一択だろ
内調と内情の違いじゃね
>>712 三國連太郎のロボトミー・・・ 怖くて何度も夢を見た。
716 :
無名草子さん:2011/11/23(水) 17:06:50.66
大藪作品って、
韓国や北朝鮮がたびたび題材として出てくるけど、
大藪先生の中で何かこだわりがあったんだろうか?
中国はあまり出て来ないのに。何でだろ?
昔ならエッセイ読めと言って終わりなんだけどな。まあ野獣死すべしを読めば理解できると思うぞ
伊達邦彦は作者の分身だから
幼いころに朝鮮半島で過ごしたから。
もう一つは日本の裏社会に在日朝鮮人が多いから。
マイノリティが裏社会に入るのはどの世界でも同じことだが。
暴力に対抗するには暴力しかない。
そのために金を使うのもありだが。
銃、車は強さ、速さを求めると当然所有したくなる。
塩に煙草に弾薬・・・。引っ越しみたいな杉田より、矢吹のハンティングの方がかっこいい。
矢吹も訓練以外ではそれなりの装備してるよ。大藪作品の主人公はむしろ可能な限り用意周到に
行動するのが基本。最低限の装備でのサバイバルやストイックなトレーニングも魅力的だけどね
杉田の「万が一にも迷った時のため」の装備が好きだ。非常食にもなる蜜蝋とか
鷲尾進が女にサバイバル装備一式買いに行かせるところが好き
素人にはいまいち用途の分からん物もリストにあったが
何がイミフだったの?
724 :
719:2011/11/25(金) 20:27:58.91
>>720 確かに、塩・煙草・弾薬の他、寝袋と毛布を持っていますが、テントすら持たないわけだから「それなりの装備」とは言えないのでは。
>>722 以前カツオブシが話題になりましたよね。
725 :
無名草子さん:2011/11/27(日) 10:26:42.90
獣たちの黙示録あたり、話のスケールがデカくなってきて、書く本数も減って
いったのに、なぜウェポン・ハンターあたりから生きいそぐように本数が増え
ていったのか?やはりほかの流行作家がガンガン海外を舞台にしたスケールの
大きい作品を書いていく中で「俺はもっと早くから海外を舞台にしていたぜ」
とか「作家として忘れられてたまるか」とか考えていたんだろうか
>>724 それでも、野獣死すべしの時の観念的な軽装備とは意味が違うような気がする
>>725 光文社が雑誌とタイアップ的な執筆を望んだからでしょ
727 :
719:2011/11/28(月) 21:58:12.79
>>726 邦彦の出猟こそ(ゲストのためとはいえ)ピクニックもどきではないか! というボケはともかくとして、
薄汚い人間どもとの縁を絶つべく山に分け入った矢吹の方が、よっぽど観念的ではないでしょうか。
快楽とは生命の充実で無くて何であろうか
730 :
719:2011/11/29(火) 21:44:42.83
>>727 読解力は確かに自信ありません。
ただ、「野獣死すべし」の頃の邦彦に問えば、矢吹を是とし、杉田を非とするのは確かでしょう。
生命の充実感、そのために矢吹は一丁の猟銃だけを手に山に分け入ったのではないですか。
731 :
719:2011/11/29(火) 21:46:13.85
>>730 矢吹は世捨て人になろうとしただけで、生命の充実感もへったくれもないよ。あれくらいの装備で
何とかなる自信があったからテントを省いただけ。野獣死すべしでの、敢えてストイックな軽装備と
同じ理念なら、釣り道具や寝袋は持たない
議論白熱ですな
そうかなあ・・・
735 :
無名草子さん:2011/11/30(水) 14:15:10.06
何も知らない俺から言うと・・・「どうでもいい」&「大藪本人だけがよく知っている事」
だな(キリッ!
736 :
Kummer ◆SgHZJkrsn08e :2011/11/30(水) 14:27:15.31
皆さんの大藪作品のランキング教えて
私は「蘇る金狼」が一番(しかし前半のみ)
彼の本は前半というか最初の三分の一がものすごく良い。
後半はグダグダ
次が「汚れた英雄」それも第1巻のみ
次はなんだろ、「唇に微笑」?とかなんとか題名があやふや
車が好きなんで「東名高速に死す」?だったかも良かった。
737 :
Kummer ◆SgHZJkrsn08e :2011/11/30(水) 14:31:25.31
ハンドル消すの忘れてたw
>>736 俺は後半も好きだぜ汚れた英雄
何が気に要らんのかね?
739 :
無名草子さん:2011/11/30(水) 20:30:36.87
大藪さんって割と行間埋めの為に無理くり書いてるよなって部分が結構多いよね
汚れた英雄もいいが、傭兵の挽歌もいい
失礼、「たち」が抜けていました。
現在は、古本でも文庫本の入手が難しくなりましたね。
手に入るときに集めておいてよかったです。
742 :
719:2011/11/30(水) 23:27:19.00
>>732 反吐の出そうな社会に充実感を見いだせず、あえてストイックな猟行に赴いたのが矢吹でしょう。
若き日の邦彦が杉田を見たとき、冷笑以外の何をもって報いますか。
冷笑って何よ
何者にも媚びず従わずただ屈強な肉体と揺るぎない信念で一人荒野をゆく杉田のあれこそ純粋な戦士の姿じゃん
大藪作品の主役全員にさん付けで呼ばれたって不思議じゃないぞ
>>739 具体的にどんな部分? まさか銃や車の説明じゃないよな?
>>742 アホか。邦彦や矢吹が杉田と同じ猟場に行く時に、銃の他は塩とタバコと毛布と釣り道具だけで
出かけて行くと思うか?
はっきり言って読み方が足りない上に主観が入りすぎだよ
>>742 本当に読んだの? 矢吹はストイック云々ではなく、要は血まみれの汚い仕事から
逃げ出したんだよ。精神的に耐えきれず逃避したの
そもそも、最低限の装備だからかっこいい、フル装備の杉田はダメという考え方がねぇ・・・
それぞれ目的が異なるだけで、邦彦や矢吹が常にシンプルな装備で猟に行くわけじゃないのに
748 :
無名草子さん:2011/12/01(木) 16:17:35.79
オーヤブ先生が矢吹書いてた昭和40年代前半、先生の猟行は国内の羽物や、イノシンやエゾジカ位だろ。50年代に入って、数々の海外での猟行を経験した後に書いた、ヘッドハンターの杉田と比べること自体がナンセンスだろ。
そんな事より、
イ、イタミドメノモルヒネオクレ!
>>747 同感。処女作の邦彦、矢吹、杉田とそれぞれ作者の分身であり、作品ごとのハンティングのスタイルの違いは
そのまま作者自身の変化のあらわれだからね。何であんなに矢吹だけヨイショしたいのかわからん
しゃべってからだ
752 :
719:2011/12/02(金) 00:26:52.65
わ! 凄まじいまでの集中砲火(反復攻撃?・・・両方か)、子持山にでも籠もって震えていたい心境ですが、
言い逃げも失礼なので、いくつかレスします。
>>743 杉田さんの「信念」についてご教示ください。
>>745 そうですね。知能にも自信はありません。まあパスポートは必携でしょう。
それにしてもミートグラインダーやチェーンソーは持って行かないと思います。
>>746 逃避の手段はいくらでもあります。その中で矢吹は「塩と煙草」の猟行を選びました。
独力で、可能な限り人工物の力を借りず生き抜く。それが彼にとっての最良のやり方だったのでしょう。
>>747 考え方ではなく、好みだとご理解いただければ幸いです。
「塩と煙草」を実行した時の矢吹がカッコイイ!そう思ったわけです。
>>748 ナンセンスの理由がよくわかりません。
「先生の猟体験が豊かになった後年の作品の方が、より猟の本質を捉えている。
作品の格が違うのだから比較しても無駄」という意味ではないですよね。
>>749 確かに作中人物は作者の思想の投影です。邦彦や西城のように長く書き継がれた主人公は、
作者の理念を広範に現す分身と言ってよい存在でしょう。
だからといってすべての主人公が作者の分身とはなりえません。
作者の人格のをごく一部を肥大化して創作されたキャラクターが当然存在するからです。
杉田さんと石川は似たような時期に登場していると思いますが、両者はまったく異なる存在。
二人とも、その頃の先生のちがった側面を実体化した存在だからです。
前置きが長くなりました、私が主観的に好きなのは「塩と煙草」の猟であり、矢吹のすべてではありません。
>>752 >言い逃げも失礼なので
いやそこは逃げて結構ですから
やりたきゃブログとかでやって下さい好きなだけ
ココは主観の羅列以上の機能は無いです
とりあえず言い返しときゃかいた恥が消えるものでもない
おっとこいつは手強いぞ、ブラッディな自動銃を6丁持ってこい!
>>752 論点を要約して自分で言ってごらん
君を除く流れだと概ね「このアホ何言ってんだ」なんだけど
とりあえず
>>752が読解力がなくて、他人の批判を正面から受け止められない人間だということはよくわかった
作品に対する読み込みが浅いこともね。何でこんなに意見を否定するレスがたくさんあるのか、たぶん絶対に
理解できないままだろうな。続きはブログでやってくれ。コメント禁止にしたら不快な思いをしなくて済むよ
あ、でもやっぱりここに晒されて笑われるかもね
758 :
無名草子さん:2011/12/02(金) 12:20:33.01
ジャンボ・カップ・ラーメン
ハンティングやってる立場からは
肉を3キログラム、ペロリと食うのと同じ世界だよ。 真面目に捉える必要なし。エンターテイメント。
>>759 「自分は正しい。だから自分を批判する人間が何人もいるわけない。同一人物に決まってる」
これネットにおける思考停止の第一歩な
>>752 >可能な限り人工物の力を借りず生き抜く。それが彼にとっての最良のやり方
別に矢吹は、そんな制約を自分に課していたわけではないと思いますよ
まず、「野獣死すべし」における『毛布と一握りの塩とタバコ と銃』というのは
具体的な装備の例ではありません。実際にそんな装備で荒野を何ヶ月も
歩けるはずもないんです。あくまでも、『そういう行動も快楽になる』という
ことを言うのが目的なんです。作者が狩猟免許を取得して実際に自分で
狩りをはじめたのがデビュー後だということを忘れてはいけません
矢吹がテントを持たなかったのは、身も蓋もない言い方をすれば後に出る
ワイルドな簡易テント製作シーンを出したかったことと、彼の狩猟の目的が
血にまみれて吐き気がするような日常から逃げ出すためだったことにあります
邦彦にせよ矢吹にせよ、杉田の立場になれば同じ装備をしたはずです
最後に、長期にわたって書かれた主人公も、短編の主人公も多かれ少なかれ
作者の分身である場合がほとんどです。前者が作者の理想や理念を広範に
現す存在で、それ以外は一部を取り上げただけという解釈には具体的な
根拠がありません。杉田と石川がまったく異なるなら、邦彦と西城も同じくらい
違いがありますよ
763 :
無名草子さん:2011/12/02(金) 19:22:47.83
大藪先生並のわかりやすさやね
俺はまた、名無しの兄貴が過疎り気味のスレを盛り立てるため
あえてアホを演じているのかと思った
大藪春彦の編集者の証言を何処かで読んだ覚えがあるんですが
大藪氏は海外にハンティングに行くとき小は薬品から大は携帯トイレやテントまで100キロ以上の道具一式を必ず持って行ったそうです
確かその編集者は「一つ一つが非常に良く考えられた物だった」と述べていました
766 :
719:2011/12/03(土) 15:52:51.16
うわあ とうとうコテハンさんまで・・・これぞ四面楚歌。「当壁白金島」ですね。
まずは、
>>759ご指摘ありがとうございます。あなたの一言のおかげでもう一度出てくる勇気がわきました。
>>760 ちょっとムキになりすぎたと反省しています。作品を楽しむことが第一ですね。
>>761 上記したように、私は759さんではありません。
抽象性の高い、ステレオタイプのレスがいくつかあったので、同一人物と判断なさったのではありませんか。
さて、
>>762 私のような若輩にお言葉をかけていただきありがとうございます。
>矢吹がテントを持たなかったのは、身も蓋もない言い方をすれば後に出る
ワイルドな簡易テント製作シーンを出したかったことと、彼の狩猟の目的が
血にまみれて吐き気がするような日常から逃げ出すためだったことにあります
この後半は私の
>可能な限り人工物の力を借りず生き抜く
と矛盾しない気がするのですが。逃避なのか、その先に充実を求めてなのかについては再考します。
しかし、目的のためには最小装備で山に入る必要があったという点では同じように思えます。
個人的には、羆も鴨も一丁のホーランドで片付けるという割り切りがとてもかっこよく感じるのですが。
続きます
767 :
719:2011/12/03(土) 15:53:07.53
>邦彦にせよ矢吹にせよ、杉田の立場になれば同じ装備をしたはずです
立場の定義が難しいですが、若き日の邦彦や内情時代の矢吹が杉田と同じ場所に出猟するとしても、
やはり生存のための最小装備で赴くと思います。私見ですのでお許しください。
分身関しては、言い過ぎましたね。分身か否かではなく、作者人格の反映度の違いと書くべきでした。
>>750に
>処女作の邦彦、矢吹、杉田とそれぞれ作者の分身であり、作品ごとのハンティングのスタイルの違いは
そのまま作者自身の変化のあらわれだからね。
とありましたので、「ならば同時代の作中人物は同じスタイルで猟をするのかい!」と突っ込んでしまいました。
ただ長く、多く書かれた主人公の作者人格の反映度が高くなるのは当然のことと思われます。
大藪ファンに「邦彦や西城が嫌い」という人はいないと思いますが(というかそういう人は先生のファンにならないでしょう)、
「杉田が最高、石川は受け入れられない」という人や、「石川大好き、杉田は今ひとつ」という人はいるはずです。
ちなみに私は後者です。
長々とお目汚し失礼しました。
その他の方、まとめてで申し訳ありません。皆さんのご意見に正面から取り組んでいるからこそ、
このように長い駄文を書いております。長年慣れ親しんだ板です、追い出さないでください。
矢吹がテントを持ってなかったのは、かさばるからじゃないかな。
木の枝や熊の毛皮でシェルターが作れれるならば、それでよかっただろうし。
毛布と木の枝があれば、最低限、ツェルト的なシェルターが作れるだろうし、
当時の単独行登山者ならばそういう装備が多かったのかも知れない。
杉田があれだけの装備を持って移動していたのは、快適な猟の、通常はガイド付きの
複数人数でこなすルートを、独りで踏破するためのものだったろう。有能なガイドがいれば
あれだけの装備はしなかったと思うけどね。
緊急的な要素を含んで、最小限+αで 「マンハッタン核作戦」の邦彦は野外生活していたけど
命をつなぐために、手に入った装備でなんとかやっていっただけじゃないかな。
>>765 良く考えられたというより凄く用心深いんだろうね
若い頃からやたら薬好きだったって話しも残ってるし、
でもその割には食生活無茶苦茶だったけど(笑)
親戚で昔海外でハンティングをやってたおっちゃんがいるんだけど
山岳なんかはあんまり多過ぎると自分はもちろんシェルパでも
消耗が激しくなるから 最低限考えられる物品以外は極力減らすって言ってたな
>>767 >しかし、目的のためには最小装備で山に入る必要があったという点では同じように思えます。
いえ、同じではありません。「可能な限り人工物の力を借りず生き抜く 」などと
いう縛りはありません。これはあなたの矢吹というキャラへの思い入れの産物に
過ぎません
>>767 >立場の定義が難しいですが、若き日の邦彦や内情時代の矢吹が杉田と同じ場所に出猟するとしても、
>やはり生存のための最小装備で赴くと思います。私見ですのでお許しください
いいえ。それでは目的が達成できません。邦彦や矢吹が杉田と同じ目的を
持っていたなら、装備の質と量は同じようなものだったはずです
>ならば同時代の作中人物は同じスタイルで猟をするのかい!
目的が同じなら、おそらくそうなったはずです
>ただ長く、多く書かれた主人公の作者人格の反映度が高くなるのは当然のことと思われます
長期に渡って書かれた主人公は、作者の心理的変化に関しては反映する
ことでしょう。実際、西城も邦彦もそうです。しかし、それと反映度の高さは
まったく関係ありません。読みきり短編でも書き下ろし長編でも、その時や
作中の時代における作者の心理や思想が主人公に投影されているものです
その度合は、作品の長さとは関係ありません
>>768 そうですね。そもそもヘッドハンティングに特化した杉田の装備と、自分の
置かれた現状に吐き気をもよおして職業猟師に近い生活で隠遁者に
なろうとした矢吹の装備を比較して、どちらが「かっこいいか」というのは
目的を無視した個人的感想に過ぎません。だから他の人たちからも
「立場が同じなら、装備も同じだったはず」という指摘があったわけです
>>769 作者自身が言っているように、心配性で用心深かったようです。それだけに
日常的に持つ品物にも拘っていたことは、「サバイバル・マガジン」の記事
などでも明らかです。西城が「可能な限り弾薬を持っていく」タイプだった
ように、作者自身もヘラクレスのような肉体と体力があれば杉田の装備を
一人で持ち歩いたことでしょう。彼もまた、作者の理想像のひとつですから
そもそも杉田の超重装備にしてもあれは
地形が険しく馬も使えない猟区に無許可で入山した密猟状態だから
ヘリやシェルパも雇えないし補給も受けられないという事情があってこその事
他の狩猟では馬を引き四駆に乗り山小屋をベースに活動してるわけで
単に獲物を撃つための必要性を感じたら従うというポリシーが杉田にあって
それゆえに100キロを担ぎ踏破するハメになろうとも
やってしまうところが大藪ヒーローたるゆえんで
言うなればあの大荷物は見せどころ誉めどころな訳です
まぁそれを変な文章のおっさんが嘲笑うのは勝手ですが邦彦が冷笑するとか矢吹のがかっこいいとか言い出すからスレが騒然とする←今ココ なんだよね
>>773 ちゃんと作品を読んでいればわかることだよな。それなのに変なおじさんには矢吹マンセーなフィルターが
かかっているみたいで「矢吹なら最低限の装備で行くはず」なんてトンチンカンなことを言い続けてる
最低限の装備で行ったらトロフィーや毛皮を持ち帰れないし、下手すれば遭難するかも知れないのに
まあ次は「矢吹はトロフィーハンティングなんてしない」とか言いそうだなw
775 :
719:2011/12/04(日) 11:04:38.73
時間がありませんので、短いレスになることお許しください。
>>771 血まみれの日常から抜け出すためにテントを持たない、理由は何なのでしょう。
物欲と目先の安逸に溺れる世への抵抗だと私は捉えたのですが。
立場の定義が難しいと申し上げたのは、目的が立場に含まれるかどうかということです。
>>774さんがおっしゃるとおり、若き日の邦彦も内情時代の矢吹もトロフィーハンティングは
しないと私は思います。矢吹については、片山がイノシシ密猟をしていた頃の状況に近く、
邦彦については以下の引用を理由とします。
「朝になった、どのトロフィーも杉田の獲ったトロフィーにかなわなかった。
満足の吐息をついた杉田は倉庫を出た。」
長さに比例はしませんが、長く、多く書かれた主人公の反映度が上がるのは当たり前だと思うのですが・・・。
前回の続きになりますが、石川・杉田というのは作者が(恐らく創作活動を充実させるために)意図的に書き分けた
キャラクターです。そのため、両者は作者の大きく異なった側面を反映し、読者の好悪も別れます。
「鷲尾が絶対一番」「水野こそ最高」という人も少ないでしょうし、「鳥羽は嫌いだけど、衣川は好き」という方も
あまりいないのではないでしょうか。
私は、石川の猪獲り(狩りとまでは言えないでしょう)のシーンも好きです。なぜ杉田と差がつくのかと言えば、
目的の一言に尽きます。
776 :
719:2011/12/04(日) 11:04:50.08
>>768 順番が入れ替わって申し訳ありません。当時の登山道具のレベルを考えると、それも大きな理由とは思っています。
なにしろ「携行重量をへらすため」シガレットケースを持たなかったくらいですから。
本当は手榴弾内蔵ライターも無しで、マッチにしてほしかったのですが。
その他いろいろご意見ありがとうございます。「変な」は受け入れますが、「おじさん」といわれるのは心外です。
> ココは主観の羅列以上の機能は無いです
という
>>753さんの言葉を頼りにがんばります。あと
>>743 様「信念」について
>>748 様「ナンセンス」について
ご回答お待ちしています。
>>775 だから自分の読解力や理解力のなさを棚に上げて偉そうに回答を求める前に、あんたの主張の
具体的な根拠を書けよ。「ボクの大好きな矢吹はきっとこう考えたに違いない」だけじゃ
あんたの願望にすぎないよ。つーか、すでに妄想レベル
「あの頃の矢吹や邦彦はヘッドハンティングはしない」というのも理解力がない証拠。若い頃の
杉田だってしないだろうよ。みんな杉田と同じ目的で行った場合の話をしてるんだが、本当に
理解できないの? 日本語勉強中の人?
>>776 信念やナンセンスのレスは、説明要らないレベルじゃん
変なオッサン「フル装備の杉田より、最低限の装備が信念の矢吹の方がかっこいい!」
スレ住人たち「でも矢吹が杉田と同じ目的でトロフィーハンティングに行ったら、やっぱ重装備じゃね?」
変なオッサン「若い頃の矢吹は、ヘッドハンティングなんてしない」
何この池沼
信念のレスの人は冷笑って何よ?って聞いてるよ
質問を質問で返したらテスト0点だよ おじさん
ほんと論点ずれまくり
アホの統一見解で終了してよくね?
杉田はヘッドハンター2の冒頭ですでにトロフィーハンティングの世界ランカー
誰かの方がかっこいいだの冷笑以外の何をもって報いるだのと見下す意味が理解不能
説明も意味不明
結論 頭に蛆がわいてる
そもそも「矢吹は常に最低限の装備を信念としている」からして根拠がないからなあ。テントを持って
行かなかったことは「常に」「信念としている」根拠にはならない
釣りではなくアスペだろうな
テントと寝袋は必須だな。死ぬわ。
猟小屋を既に持っていたのだ! 其処には塩以外の調味料、味噌やカツブシに黒胡椒。
酒はバランタイン! 弾薬もしこたま! ないのは女と通信設備だけ!
最低限の装備が信念の矢吹貴は、せっかく獲ったレコードブレーカーのトロフィーの毛皮を塩の不足で
腐らせてしまい、帰りに数日降り続いた豪雨でずぶ濡れになって肺炎にかかり、失意のうちに
ニュージーランドの奥地で野垂れ死んだのであった
「ボクちゃんの矢吹」完
785 :
719:2011/12/04(日) 17:43:04.51
>>777 あのときの矢吹がかっこいいと言っているのであって、大好きと主張しているつもりはないのですが。
根拠も説明しているつもりなんですけど、それがこちらの妄想だと言われれば、
「戦士の挽歌」の安富親子や「非情の掟」の本橋あたりの扱いをご確認ください。
もちろんヘッドハンティングに出かけた時点で矢吹はかっこよくなくなります。
あと、日本語は常に勉強中です。ここでの議論も良い訓練になっています。
>>778 まあアホなので教えてもらわないとわからないのです。
>>779 私がヘッドハンティングに批判的なのは「冷笑」の段階でわかっていただけると思っていました。
表現力の足りないのは、池沼のせいでしょうか。精進します。
>>780 >>743様は 何よ で終わっており「?」がついていないので疑問とは考えていませんでした。
反語とかいうやつで、「冷笑などと言うことが許せない」という意味に誤解していました。
それでは冷笑について説明します(まあ今までのレスを見ればわかってもらえると思うんだけど)。
「若い日の邦彦は、フル装備でヘッドハンティングする人間に肯定的な評価をしない」とうことです。
あと「おじさん」って何よ
786 :
719:2011/12/04(日) 17:43:14.53
>>781 日本語勉強中でアホで池沼で蛆がわいててアスペのため、説明が下手な私ですが、
>大藪ファンに「邦彦や西城が嫌い」という人はいないと思いますが(というかそういう人は先生のファンにならないでしょう)、
「杉田が最高、石川は受け入れられない」という人や、「石川大好き、杉田は今ひとつ」という人はいるはずです。
ちなみに私は後者です。
あたりについてはわかりやすく書いたつもりです。どうお考えですか。
>>782 私そんなこと書きましたっけ。書いていたらすいません。
>「塩と煙草」を実行した時の矢吹がカッコイイ!そう思ったわけです。
など繰り返し書いていたつもりですが・・・。
あと、アスペと以前言われたのは事実ですが、釣りではありません。真剣に書いています。
>>783 反復攻撃の中、こういうレスを見るとほっとします。
そういえばあのときの矢吹は、酒も持っていなかったんですね。
>>784 おもしろい! でもこの種のパロディはファンを怒らせますよ。
>>786 気にすんな。
私も矢吹の狩猟スタイルに痺れた。ただし、これは狩猟というものを経験する前の話。
実際自分でやってみると。ハードな状況で言えば、十一月かr始まるエゾ鹿猟。北海道ね。
塩とタバコだけ? 翌日の朝日拝めねえよ!!
大薮さんは、何でも周囲にある日常から離れて過す猟野での生活。それを極端に表現するため
に、あのフレーズを出したんだろうなあ、と思うんですわ。
獲物ゲット。鹿だとしましょ。
其の鹿を食うためには? フライパン、鍋が必要じゃん。うまく食うためには胡椒とラードも必要じゃん。
火を熾すためにはマッチがあったほうが楽じゃん。え?火打石?気を擦り合わせて?アホか。
暖かく寝るためには? 枯葉? 湿気ていたら死ぬわボケ。毛布と羽毛寝袋!!
地面で体温奪われないためには? コット必須!
となりました。
>塩に煙草に弾薬・・・。引っ越しみたいな杉田より、矢吹のハンティングの方がかっこいい。
(個人的な感想)
>ただ、「野獣死すべし」の頃の邦彦に問えば、矢吹を是とし、杉田を非とするのは確かでしょう。
(根拠のない主観的意見)
>若き日の邦彦が杉田を見たとき、冷笑以外の何をもって報いますか
(根拠のない主観的意見)
>それにしてもミートグラインダーやチェーンソーは持って行かないと思います。
(根拠のない主観的意見)
>独力で、可能な限り人工物の力を借りず生き抜く。それが彼にとっての最良のやり方だったのでしょう
(根拠のない主観的意見)
>立場の定義が難しいですが、若き日の邦彦や内情時代の矢吹が杉田と同じ場所に出猟するとしても、
>やはり生存のための最小装備で赴くと思います。
(根拠のない主観的意見)
「私は矢吹のやり方がかっこいいと思う。若い頃の邦彦が杉田を見たら冷笑
したに違いない。若き日の邦彦や矢吹なら、杉田と同じことをしても装備は
最小限で行くはず。それで無理なら、そもそも行かないはず」
すべて個人的な好みと、根拠のない主観の羅列。この時点で自分の発言の何を
批判されているのか分からないなら、これ以上は時間と労力の無駄でしょうね
「俺はこのキャラのスタイルに憧れる」だけなら何の問題もなかったのに、比較した他のキャラを
貶める発言を繰り返すから敵視されるのに
基本的なコミュニケーション能力がないんだろうな
もうスルーでいいよ。ほっとけば勝利宣言して満足するだろ
自分をオジさんと呼ばせようと仕向けてるあたりでキモさMAX
ヘッドハンターは肺炎と闘うシーンがいちばん好きだ。勝利してから乾いた心地良い寝袋で昼寝して、
夜は鹿の脳を炙ってスタミナを回復しようとするあたりまでは最高
793 :
719:2011/12/06(火) 20:33:58.19
>>787 声をかけていただきありがとうございます。救われた思いです。
北海道でエゾ鹿猟、いいですね。ライフルなのかスラッグなのか、想像がかき立てられます。
体験に基づく装備の話、説得力があり非常に納得がいきました。
矢吹のスタイルに痺れた方がいらっしゃること、励みになります。
本当にありがとうございました。
寒くなると灼熱のアフリカでのハンティングの場面が読みたくなる。夏はその逆w
食後のデザートを食った後に、さらにワインとチーズで舌を楽しませてたらそらあ肥る罠
西城は大丈夫みたいだが
それぞれの場所でのハンティングは、作者の実体験と印象がそのまま反映されてる感じだな
いちばんガイドが好印象だったのはニュージーランド猟か
最悪だったのはモンゴルか。
だよなあ。
けっこうトラブルがあったみたいだからね。共産圏だし。大自然は素晴らしかったみたいだし
ハンティングガイドとは良い関係だったみたいだが
「アルヒなくして、なにが人生か」
平原のモンゴル人だと様になるなぁ
俺も仕事しながら酒瓶かかえて笑っていたいわww
アルガリの茹で肉は美味そうだったなあ。ハンティングの飯はどれも食欲をそそる。アフリカでの
エランドのカルビ焼きとかオーストラリアでのバッファローのタンの塩茹でも。いちばん食って
みたいのはやっぱりカウエルクのレバーステーキだ
象の鼻のシチューとかタンの塩茹でとか、超高級料理店よりも贅沢だな
ワニの尻尾、食ってみたい。
パーチーとかいう魚もいいな。シープ系の四足は苦手なんで。
パーチー? ナイルパウチのこと? コロッケ風の料理は食べてみたいな
かくてアホは去り、板は平常運行に戻った。
彼は己が愚行を、深く悔いているだろう。
コロッケ風…タルタルソースもいいかなあ。
大薮さんの本を読むと、食いしん坊になるよな。
探検とか山岳小説や珍獣バイヤーの暗躍モノなんかも書いてほしかったな・・
主人公が追跡やら潜入やら
作戦の下調べなど闘いの合間に触れるだけのわずかに描かれる町や人々や市場の描写が凄く魅力的に感じる
アメリカCIAスパイで韓国ロビーの沖元総理のモデルは誰ですか?
先生がご存命なら小沢管鳩山なんてほっとけないだろうに
中曽根すらあの程度の扱いだったしその辺の小者には食指が動かんのじゃないか
811 :
無名草子さん:2011/12/09(金) 15:44:40.16
汚れた英雄「内柴正人」
ちゃんと口説かないとダメってことだー
813 :
無名草子さん:2011/12/12(月) 09:30:34.32
あげとくか
>>806 ヘッドハンターの続編や探検ものは読んでみたかったな。基本は単独行動で
寒くなったから、モンゴル猟やアラスカ猟のシーンを読むか、逆に灼熱のアフリカやオーストラリア猟の
場面を読むか迷うところだ
俺の血は俺が拭く
2011年12月8日発売
定価:800円(税込み)光文社文庫
世界的なフリーの報道カメラマン、沢村鉄夫は内務局特殊課の秘密工作員という別の顔ももっていた
混ぜっ返す訳でも無いんだけど、杉田って最期は猟場でのたれ死にするよねぇ
レコードブレーカーの獲物追い掛けながら前のめりに雪山に沈んでいく、みたいな
まぁ勝手な妄想だけどさ
>>816 そういう死に方も彼にはふさわしいと思いますが、満身創痍の状態で
レコードブレーカーのトロフィーを手に入れて生還し、モンタナ校外の
自宅で満足気に獲物の数々を眺めながら事切れるというのもありかも
知れませんね
「このレコードトロフィーを持ち帰るまでくたばれるもんか」と
呟きつつ、雪に埋もれていくのも彼らしい最期ですけど
818 :
無名草子さん:2011/12/13(火) 14:34:05.58
ネタを一つ
眼科へ行きます→元気付ける為に大藪小説を読みます→目を抉るシーンがあります→orz
泌尿器科へ行きます→勇気づける為に大藪小説を読みます→男根を切断する描写がありました→orz
>>817 前のめりで倒れるのは大藪ヒーローの鉄則だよね。腕を吹き飛ばされても敵に這い寄って殺す
あの生命力とガッツは見習いたい
さて、寒いからシチューに唐辛子エキスと牛の脂を四分の一ポンド入れて食うか
>>819 ヲレはマッシーが浅見に振る舞った鴨鍋が食べたい
高見沢はレースクイーンとやりまくりなのが羨ましすぎるw
唐辛子は漢字だっけ。カタカナだっけ。
823 :
無名草子さん:2011/12/14(水) 01:45:55.52
西武のおかわり君の嫁は現役最強といわれるF1ドライバー、
フェルナンド・アロンソがマイルドセブン・ルノーで連覇してた頃に
鈴鹿で担当レースクイーンだった
>>822 唐辛子が多いけど、醤油と同じで作品による
鹿の脳のあぶり焼きとかシチューにクマの脂をブチこんだやつとか、確かに体が温まりそうだ
あと
>>820と同じで鴨鍋も食いたい
825 :
無名草子さん:2011/12/14(水) 18:22:30.91
くそ・・・この「長く熱い復讐(下)」を読み終えたらもう家にある大藪小説は全部読み切ってしまうのか・・
また新しく買いにいかなければ・・・!
伊達さんって挿入から出すまで1時間半も持つの??
そんなに長時間入れてて男女共に痛くならないの?
ダイヤ強奪の読んでるんだけど、初っぱなかな感心したわ
金がないから安い定食を通常の10倍咀嚼してがんばるぜ!
>>826 絶倫というべきか遅漏というべきか。
一方「復習に明日はない」の鳥羽は数で勝負?の男で、33歳にして連続3発こなす。
829 :
無名草子さん:2011/12/15(木) 00:36:45.95
文章だと単純に美味そうに感じるけどよくよく考えてみたら
地元でガキの頃から食い慣れていて抵抗力ある人間でならまだしも
普段デスクワーク中心で基本都会で生活していた大藪さんの
身体や抵抗力からしたら結構ヤバイの食べてたりしたんだろうな
レバ刺も食べられなくなりそうだしな
片山は塩コショウにタバスコを追加していたから、キャリブーより馬のレバーの方がより多くの
調味料が必要だったのかな? 生は遠慮したいが、カウエルクのレバーステーキはファンとしては
ぜひ一度食べてみたい
マンハッタン核作戦読んでるんだが
武器商の銃デモンストレーションで自分の銃から跳んだ空薬莢を
次々に撃ち抜いていく曲撃ちがうまくイメージできない
足下に向けて撃ち続けるかんじでおk?
銃はジョンソン、だったよね。
ようつべで見た時、薬莢が普通に右横に排出されていた。俺も大薮さんの小説を読んで、てっきり
(射手と横に居る同僚に邪魔にならないよう)前に蹴りだしているのかねえ、と思ったんだけどね。
結論。大薮さんの得た資料があやふやな事を書いていたのではないでしょうかね。
ついでだ。これが出来る銃で真っ先に思いついたのはルガーP08.これは真上にエジェクトします。
標的を普通に撃つ>素早く反動を利用して上空にある薬莢の未来位置を狙ってパン>後ろで見ている
ギャラリーに焼けた薬莢が飛んでいく>これを撃つと怒られる
>>832 833 サンキュー
家帰ってから動画みてみるよ
後ろにドタドタ下がりながら撃つのかな?とか悩んでたw
>>832のいい加減さに吹いたw とりあえず大藪先生に謝っとけ
うお。ポンプかあ。ならできる(人も居る)。
大薮さん、御免なさい。
恥の掻きついでだ。自分の記憶力のいい加減さに呆れた。
・ウィンチェスターの営業マン>ポンプ式22口径で自分の排出したから薬莢を撃ち飛ばした
・邦彦はMG34で連射をして、漢字の弾痕を刻んだ<頭からすっぽ抜けていた
ジョンソンだけが頭にこびりついていて、上の二つが全部ジョンソンに。うぇーい。真後ろに本があるんだから嫁よ、俺。
いまさら〜次郎:
名前(のイニシャル)をトムスン短機関銃で撃つFBIの名物教官の白黒フィルムが
あるはず。漢字のはそれかな。
薬莢を吹っ飛ばすのは、ベネリ社だったかベレッタ社のでも映像がようつべにあります。ただし、これは
12番の散弾銃。
「私にはこんな曲芸は無理ですよ」とか言いながら、いざとなったら出来るんだろうな
文字の撃ち抜きもできるんだから
それにしても本当に寒いわ。肉を二キロは食わないとスタミナが衰えちまう
肉二キロも食べたら翌朝のウンコはカッチカチやろな
肉2キロなら、なんとか実行できそうな気がする。
一回の食事なら1kgが限度だわw
まぁ野菜も食えばウンコもすとんと出ますぜ。
>>225をよくやる俺ガイル
といっても自作じゃなくて、サラダバーのあるステーキ屋だけどね
肉が来たら、オニオンスライスの上にポテトサラダを山盛りにしたのを作って
「ポテトサラダで口の脂を取りながら、ポテトサラダで口の脂を取りながら」
と唱えながら肉を切り、口に運ぶ。
でも、締めのカレーが欠かせないんだわw業務用カレーを温めただけのはずなのに。
大藪主人公はサラダバーのカレーライスは食わないよなあww
バッファロー肉のカレーライスは食べる
ライスカレー食ってる主人公はいなかったような気がする
>>841 植村直己は北極圏を犬ぞりで探検した時に、カリブーの生肉に鯨の脂を
つけて食べていたそうです。そうすると通じが良くなるのだとか
>>842 若い頃は、スーパーでステーキ用の牛肉が安い時にこのシーンを参考に
自分で焼いて食べました。ポテトサラダも買ってきて、みじん切りにした
玉ねぎを混ぜましたよ。肉は五百グラムくらいでしたけど
>>843 つ高見沢優
高見沢がカレーを食うシーンってあったかな?
辛い料理は好きそうだが。作者もタバスコを何にでもかけて尻がえらいことにw
北朝鮮と戦った主役って誰がいるっけ
伊達しか思い出せない
>>846 うろ覚えだけど、西城も戦ってた記憶が…
ハンターシリーズ読み返すか
金とか高とかチンピラはよく出てたけど北朝鮮=悪といった書き方はあまり無かった気がする
大藪さんはどの国が悪いってよりも、権力、国家に対して反抗心が強いよね。
>>846 伊達は短編集で、米軍の旗?だったかを奪還するために北に潜入してたね!
後、覚えてる限りで北と戦った主人公は、
「俺の血は俺が拭く」の沢村鉄夫
「女豹」のなんとかエミー
「ウェポンはんたー」星島なんとか
西城秀夫も「狼は暁を駆ける」で戦ってたが、実は北からの脱走兵でバックは香港マフィアって話だったような‥
>>850 げっ、「ハンター」がひらがなになってて、更に「」」の後の「の」が抜けて改行も余計だし‥
以上、自己レスでした!
スマフォでの入力は難しい(^。^;)
北朝鮮側と交戦、武力衝突まで含めるなら「全開で飛ばせ」や「狙われた野獣」
などもありますね。逆に、陰謀に巻き込まれ北朝鮮兵士に偽装して戦う話としては
「瀕死の38度線」という短編もあります
実際には潜入して生還は不可能だろうな
ところで、ブタの胎児(セキフェ)って、あの人たちホントに食うの
中国人は人間の胎児すら食うらしいが。ほんの一部だろうけど。
>>855 作品読んでないな? 中国人の話じゃないぞ
ゴルゴも北朝鮮だけには行っていないよね。
さすが、伊達ちゃん。伊達じゃない!
これプラス、洗面器三杯分のサラダだな。
一枚でいいから食いたいなあ。
ボルドーで舌を洗うのを忘れちゃいけない
さて、そろそろグリース・ガンとコルト・コマンダーを準備しておくか
コマンダーか・・・。
シーキャンプのDAコマンダーとか懐かしいな。
>>858 若い頃に、これの3枚分くらいまでのハンバーグを食べたことがありますが
その夜は『肩であえぐほど満腹』して早々に寝ました
>>859-860 大藪的には、まず良く冷やしたバドワイザーを一気に飲み干して冷たく荒々しい
液体が喉を通過する感覚を楽しみ、次にスコッチや凍る寸前まで冷やした
ウォッカで舌を洗いながらオードブルをたいらげ、まだ中心部に血が残る
生焼けのステーキを三キロほど、洗面器一杯分ほどのサラダと共に貪り食い、
仕上げにコニャックを一瓶空けてから、酔い覚めの時にいるミネラルウォーターを
枕元に用意して泥の眠りに落ちるのが定番でしょうか。もちろん枕の下には
使い慣れた銃が突っ込んであります
>>858 これの3枚くらいなら食えるよね。
成長期のとき焼肉行ったら10数人前は食えたし
今でも8〜10人前くらいは食える。
クリスマス・イヴだな。
俺の平凡な一軒家の居間でも
ツリーが飾られ赤や緑のライトが点滅している。
料理や給仕は田口ボディガード軍団のコックやチンピラではなくて
俺だがorz
今夜、決行だ。
俺は黒いジャンプスーツの上に、同じ色の防弾ベストを着けると、
重いアタック・ザックを
肩に担ぎ上げた。
足音を立てぬ様に、
靴はラバー・ソールの
ハンティング・ブーツだ。
…アタック・ザックの中身は甥や姪へのクリスマスプレゼントだけどね。
>>866 拳銃とライフル、サブマシンガンそしてガーバーマーク2忘れているぞ
それと、カメラ
おまわりさん、こいつですこいつですこいつです。
この時期はデパート襲撃に最適
今日だけはフォルチン・デパートには行かないようにしよう
007小説を読んで。「傭われ探偵」気分に。
映画と違って、小説の007は美食を楽しんでいるから、メシ食いながら
読むのによいかもしれない。
「諜報局破壊班員」で伊達邦彦が金持ちの貴族に化けて、さんざん美味いものを
飲み食いするのは、007の影響かも知れんなと考えたりして。
>>870 実際、当時の大藪氏はフレミングに対抗(或いはパロディかオマージュ?)するかのように
エージェント物を多数書き上げてますね
氏のエンタティナーたる所以だと思います
きよしこの夜
世界快楽同盟に入会したい
大藪小説のヒーローや巨悪達も、
プライベートではクリスマスを満喫していたんだろうな。
きっと、酒池肉林な内容のクリスマスだったんだろうなw
ウラヤマシスwww
年末年始は田舎の畑近くに潜むか、それとも偽名で借りた安アパートに潜伏するか・・・
雑煮とか、お節に舌鼓を打つ主人公はさすがにいないよな
まて、「数の子を丸かじり」というフレーズがあった気も・・・
「バードカフェのお節を三人前食うと、ようやくひと心地ついた」
捨てられていたカツオのアラを飽食する方が、はるかに栄養になるわw
>>875 舌鼓、とまでは書いてありませんでしたが
高見沢のお正月は女優の八木陽子と初詣したり
お節料理を食いながらファックしたりする。とありました。
又、お節料理云々では大藪氏本人は京都でお節を食い散らかした後に
持参のサラミ・ソーセージを丸かじりしてた時期があったそうです。
オコタで堕落しきった生活をする主人公 ナイナイ。
「復讐の弾道」の羽山
出所したばかりの頃コタツ天国w
まあ一仕事済ませて蟹や鮑食いながらウイスキー空けてるけど
あうちゃー! 居たかね!
それもカニにアワビに酒つきか。 マケタ
年末年始はアジトや山中に潜伏するのが大藪ヒーローの基本
スレの皆様あけましておめでとうございます。
明日をも知れぬ危険に身を晒している面々とは違い、
タイムカードに縛られている朝倉にはたしか、お正月の光景があったように
思うのですが。
>>878 大藪さんも充たされないのはわかってるんだから
最初からサラミとか好きなもんたらふく食ってりゃいいのにとりあえず
お節料理食い散らかしてからってのがなんか微笑ましいやら呆れるやら
なんとも大藪さんらしい話しだね
>>884 本人的にもあまり好まないけれども、龍子夫人が作ったから食べてる。みたいな妄想をすると、
家族を愛した氏らしいな…って感じです
「相棒」の元旦SP「ピエロ」観た人いる?
子供を人質にする所以外、色んな意味で今時珍しいぐらい大藪的な雰囲気を感じたんだけど。
凄腕でありながら空回りするテロリストとか、
特に後半の犯人グループ、現金輸送車、
それも年末のデパートでモヤモヤをぶっ飛ばそうって感じがむしろ初期作品の
強奪グループの若者みたいな。
887 :
無名草子さん:2012/01/06(金) 03:43:30.33
>>886の続きで
このスレで解説じみた事するのあれだけど、
大藪作品の時代背景として貧しさと格差が実感だった初期が
モヤモヤを抱えた一介の若者(グループ)の現金強奪、
見せかけの総中流時代以降が組織的ヒーロー的な強奪にシフトして行って、
大藪氏の死後、むしろ今の時代の方が初期作品に近くなって「ピエロ」になった、
そんな感じすら覚えた。
とにもかくにも「ピエロ」の冒頭がいきなり警察官襲撃とか今時。
初期の伊達邦彦とか朝倉哲也みたいに一介の若者が異様な才気と努力で積み重ねる襲撃計画と
対決する杉下右京なんて見たくなったな。微妙にスレチかもですまん。
>>699>>724亀で悪いけど
「アスファルトの虎」で主人公がヴェトコンの捕虜になった時
肉食中心だった食生活への考えを改めて米や野菜や味噌をたっぷり摂取する様になった、
って描写があったから、作者自身も何か思う所があったのかと。
それから、鰹節は徳川の三河武士団が行軍に持ち歩いたと言われてるね。
乾燥してアミノ酸、滋養に富んでいるのを経験で知ってたから、
大久保彦佐が幕府高官となった昔なじみの病気見舞いに鰹節を持参した逸話もある。
>>888 やっぱり作者の病気体験からだろうな。鰹節に関しては前スレで解説済み
>>887 冒頭で杉下が拳銃強奪のためだけに射殺され、相棒たちが必死に犯人を追うが結局翻弄される。
それが大藪テイストではないでしょうか。
>>891 松田優作の映画も含めて、諜報機関のバックが無かった初期の伊達邦彦だと
やり手の刑事や記者が結構リアリティも踏まえながら最後の最期まで食らいつく作品もあったし
同様に途中まで追う側と火花を散らす作品もあったと記憶。
大藪作品の中には手堅い良質な刑事ドラマ的な小説もあるし
(終盤までそうでも結末がぶっ飛んでる事も少なくないけど)
バディとかチームで動く刑事というのはいなかったかなあ
森田警部くらいか
西城をはじめ私服警察官の主人公は多いが、みんな潜入捜査官だからな
>>893 TVドラマのバディ物元祖と云うと、「華麗なる刑事」とか「俺たちの勲章」になるでしょうか?
どちらも大藪作品に出演している俳優が出てますね
人間離れした強さの主人公は、石川が最後なのかな。星島は論外だし、高見沢も肥満に悩んで
ダイエットしたりとイマイチ爽快感に欠けるんだよね
俺的には、あり得ない量の酒を飲み、あり得ない量の肉を食い、マンガ的とも言えるほどの暴力を
ふるうのが魅力的な主人公の条件だ
896 :
無名草子さん:2012/01/09(月) 23:09:12.04
>>895 俺もそう思う。
大藪作品の面白さの核って、群雄割拠の群像劇じゃなくて、
超人的にタフなヒーロー達が独壇場の大活躍をするところだと思う。
大藪作品の楽しみ方については「マンハッタン核作戦」の永井豪の解説が的を射つつ面白いな。
(主旨は物語の中でスーパーヒーローになりきって楽しめ!)
彼自身の作品もそんな感じだ。
インフルエンザでお粥を食べたときは杉田になりきったものだ
初めて読んだのが新潮文庫だったけど、いつのまにか角川文庫になってた。
一人は決して怖くねえ、ってんでナイフを持ち歩いてた。
昔は模型屋とかで、小学生にもナイフ売ってくれたよな。平和だった・・・
舌が火傷しないように木のスプーンで食べるシチューが美味そうだった
>>898 過去スレでも書きましたが、風邪で熱を出した時は西城や杉田が発熱と
戦うシーンを読んで気力を奮い立たせていました。風邪の時には出来るだけ
薬に頼りたくないので、とにかく水をガブ飲みしてから厚着して布団に
潜り込み、汗をかきまくって治すのが定番なので、サウナ状態になって
いる時には「ヘッドハンター」が必須アイテムです
>>899 若き日の寺山修司は、懐中にチェーンを忍ばせていたそうですね
ナイフを持ち歩く若者というのも、日本のドラマだけでなくアメリカの
「Law & Order」などでも出てきました。確か「BONES」のザック君
だったはず
「武器に頼るのは弱虫」という意見もあるでしょうが、そこで格闘技に
走るのも発想は同じだと思います
903 :
松の根っ子:2012/01/12(木) 06:50:35.83
今のほうがずっと平和
大昔は子供のケンカにも刃物がでてくるのが当たり前
>>903 >今のほうがずっと平和
そうでも無い
今の子供はケンカする前に刺したりする
中学の時、学校に友達とナイフを持ち寄り楽しもうとしていたその日に限って
バカなヤンキーが煙草なんて吸うから、緊急持ち物検査。
ジャージの腹にみな隠して免れた。
>学校に友達とナイフを持ち寄り楽しもうとしていた
なにをどう楽しもうとしたんだよ…
>>906 それはやはり、腕の産毛を剃ってみて狂喜するのでは?
機能美を愛でるってやつだろ。
909 :
松の根っ子:2012/01/14(土) 01:07:05.35
肛門に隠せ
長く熱い復讐乙
ドゴーン!ドゴーン!
なぜかスイングアウトできるスーパーブラックホーク。
みんな歳いくつだよw
49だよ。
30。
「ドーベルマン刑事」はリアルタイムで読んでいました。犯人逮捕のために
麻酔なしで盲腸の手術をするとか、敵に囲まれた小屋でラムネ瓶を利用して
作ったカーバイト爆弾で大逆転とか、けっこうハードでしたね
>>917 少女に化けるために、両足を切断した女暗殺者もいたよな
鉄パイプに44マグナム弾詰めて撃ったりもしてたな
最大の謎は「レミントン・ハンディショットガン」
920 :
無名草子さん:2012/01/16(月) 19:59:34.18
H&Hマグナム(だったかな?)で、ヤーさんが消滅した。
オートマグ30連マガジン。
大藪を漫画化するなら平松だな
読み返せばあふれる昭和テイストに涙がとまらないわ
ドーベルマン刑事って居丈高に弱い者いじめしてたような印象しかない
大藪テイストなんてあったっけ
あまり記憶がないなら説明するだけムダ
926 :
無名草子さん:2012/01/18(水) 21:17:31.49
柳沢きみおの「ディーノ」は大藪ティストがあった。
後「蒼き炎」も少しだけ……。
蒼き炎は密かに柳沢きみおが大藪春彦にあこがれて作ったのかなぁと思ってる。
主人公の動機付けがただ金が欲しい、のし上がりたい、だけだったのが大藪作品と比べて弱いところだ。
父親(初老だがすでにまだらボケ)の語るドーベルマン刑事
スーパーブラックホーク持ちととオートマグ持ちの二人組が主人公
内藤やす子が実名で登場した
サンシャイン60から転落したが空中で銃を撃ち、その反動でビルの屋上に戻った
戦車まで持った自衛隊反乱部隊を二人で殲滅
銃弾が尽きると、自転車のスポークで敵を刺し殺す
ホントにそんな漫画があったのですか?
929 :
無名草子さん:2012/01/20(金) 01:06:45.47
「青」き炎な。蒼き炎は別作者の漫画。
青き炎は全巻持ってたよ
主人公とちょうど同世代だったし俺も凄い感情移入できた
DINOも好きでこれまた全部読んだけどちょっと大藪作品のコピー臭がキツかったな
リンカケ・エリハチ・カルシンには大藪フレーバー多いぞ。
ブラックエンジェルズも異様だった。
大薮の主人公は「普段はネコ被って」我慢して生活し、有事(妙な言い方だが)には
非常な殺しをする。徹底的に踏み躙る。で、また静かに闇に姿を消す。
自分も少し書いてみたことがあるけれど、これがなかなか難しい。
普段、ネコを被って怒りを蓄積させる様を描写できません。
933 :
無名草子さん:2012/01/20(金) 19:01:30.85
その点、青き炎の龍一は日常から最低ヤローだったw
ドーベルマンは少しだけ読んだ。ビルから落下を反動で〜は友人が「44マグナムって凄いな」
と妙な関心をしていたことを覚えてます。(父譲りの銃オタなので、脚色にも程があると腹の中で
笑っていた記憶もある)。
>>933の話を聞くと、大薮の主人公が愛されるのは日常生活を送れながらも、明確な敵が
現れると単身ぶち当たるからかも。
親父は伊達邦彦が好きだった。唯一残念がっていたのは大学の入学金強奪で相棒を
処理した事。でも、眠っている間に処理した事は伊達の(心の中に残った)優しさだろう
と言っていたっけ。構えた銃が揺れてしまって照準が出来ない、という書き方。凄いよなあ。
>>930 「エリア88」は文字通り、建て直す人生もない傭兵たちの挽歌でしたね
少女マンガ家の奥さんが手伝っていることもあり、ロマン成分が強すぎる
気もしますが、全体的にはハードな展開でした。特にセラが自爆スイッチを
押してミッキーと爆炎の中に消えるシーンは心に残ります
軽シンも一時期読み耽っていた時期がありますが、大藪作品の主人公
たちと比べると身長はともかく体重が軽すぎなのと、暴走族出身という
設定がちょっと違うかなという気がしました
936 :
松の根っ子:2012/01/20(金) 21:55:18.83
どのみち大藪風味は全く感じない
柳沢にも
むしろ「ブラックエンジェルズ」じゃないのかな?
色んなパターンがあるんだよな。
ベタに強盗ものとか、復讐物、そして一匹狼もの。。あとひょんな事から実銃を手にしちゃったり。
スピレインの日本版みたいなのも書いていたような。
俺は殺し屋物が好きだった。「殺しは俺の稼業」とか。
中学の時、友達とどうしたら殺し屋になれるか、と言うことを熱心に語り合ってた。
黒いレイバンはずす 俺の目にウソはないぜぇ
ここも、ID性にしなきゃな。
間違えた、ID制でいいのかな?
942 :
928:2012/01/21(土) 08:54:57.09
>>934 ありがとうございます。本当だったのですね!
ボケ親父の戯言と思っていました。
そういえばバキに大藪先生が出てたな
945 :
松の根っ子:2012/01/21(土) 12:17:21.55
板垣は銃の威力の描写が何かおかしい
初速が衰えない至近距離でM16の高速ライフル弾を人体を盾にして止める(ヤング勇次郎)
散弾パターンが開かない至近距離でショットガンの散弾粒を筋肉を盾にして止める(オリバ)
>>945 銃よりも「僕ちんの創造した格闘家キャラ最強!」な
マンガなんだから仕方ない
アイツらなら、サ〇ンや
VX、放射能の中でも
同類同士で仲良く共食いし続けるだろう。
>>945 前者に関しては同意。
(ストライダムがまだ一般人の部類のため)
ただ後者に関してはそれだけオリバの筋肉がすごいって描写なんだからあれはあれでアリ。
板垣は尊敬する作家のうちの一人が大藪先生って言ってたね。
948 :
無名草子さん:2012/01/21(土) 21:51:20.09
「特捜最前線」という刑事物のドラマで、元日本軍の兵士の
議員先生が、犯人の回が面白かったです。
凶器である、ウエザビー300マグナム口径のライフルの着弾修正の時、銃弾は2度交差するという、
大藪作品での試射の回そのままの話が、今でも印象に残っています。
魔夜峰央(パタリロの作者)が、「ブームになる前から大藪ファン」
とほざいていたの聞き、ふざけんなと思った人がいたそうな。
でもまあバンコランは分厚いステーキと赤ワインだけの食事ですし
食事量ではパタリロも西城や石川に負けてないぞ
調べたらまだ「パタリロ」の連載続いてるらしいよ。
いい年になったバンコランが、7分突きの玄米にチリメンジャコ乗せてトーフのミソ汁と一緒に食べた後ホージ茶で締めて、それからポリマーフレームの拳銃で戦ったりしているのかね。
イギリスの紳士は頑固でなくては務まりませぬ。
装備改変なーし。食生活改善なーし。性愛対象変更、なーし。
954 :
928:2012/01/23(月) 22:16:21.28
うちの初老まだら呆けに『パタリロ』について聞いてみたら、
「その頃のアクション作品と言えばブルーソネットやろが!!」と一喝されました。
『ブルーソネット』をご存じの方、ご教示ください。
>>954 「ブルーソネット」は「赤い牙」シリーズの実質的な最終回です。この後に確か
読みきり短編があったけど、これはオマケみたいなもの。「花とゆめ」掲載の
アクション作品なら、和田慎二の「スケバン刑事」や「超少女明日香」も忘れては
いけません。まあ私は「パタリロ!」の他は「はみだしっ子」や「ガラスの仮面」、
「動物のお医者さん」や川原泉の長短編の方が好きでしたけど
ちなみに、少女マンガにおいて大藪春彦の主人公並みの体格とパワーと
戦闘能力を持った人物といえば、「エロイカより愛をこめて」等で活躍する
「鉄のクラウス」ことエーベルバッハ少佐を忘れてはいけないでしょうね
あと同じ少女マンガで、貧しい生まれの美青年が、自らの美貌と知略と
暴力を駆使して巨大企業のトップへ上り詰めていく大和和紀の「KILLA」
という作品がありますが、これは絵柄はともかく内容が極めて大藪春彦的
だと思います。自らの野望のためには複数の女性を利用し、殺人すら
平然とやってのける主人公は、北野晶夫や朝倉と同じ匂いがします
クライマックスでは、傭兵たちを率いて兵器工場を襲撃するシーン
とかもあります。画力が弱いのが実に惜しい、隠れた傑作です
今週号のプレイボーイの漫画紹介コーナーで、山賊ダイアリーってのを紹介してた。
内容は、漫画家本人が地元の岡山で狩猟生活を始めて、その日々を漫画にしている。
アマゾンでは在庫切れだったので本屋を三件廻ってやっと購入。570円なり。
結構面白い。銃の所持許可や罠免許を取り、地元の猟友会や
単独での狩猟とか、リアルな感じが良い。
まあ本人の銃はエアガンなんだけど、それでも40m先の鳥の頭を打ち抜いたりだの結構やる。
YOUTUBEでリアル山賊ダイアリーと検索すると、本人の鳥猟の様子と、鹿の解体作業が見られるので
興味のある人はどうぞ。
クール&トール&ダーク&ハンサム
そんな渋いオッサン達が集うスレです
クール 財布が
トール さほど身長は えー
ダーク 腹は黒くない!
ハンサム 自己評価!
【速報】第14回大藪春彦賞は沼田まほかる先生の『ユリゴコロ』に決定しました!
【第14回大藪春彦賞】贈賞式は2012年3月2日(金)18時より東京會館にて行われます。
大藪春彦賞選考委員会と後援の徳間書店から正賞として顕彰牌・賞状と副賞500万円が贈られます。
【第14回大藪春彦賞】選考委員は、大沢在昌、今野敏、馳星周、藤田宜永の各氏。
■候補作品
香納諒一「心に雹の降りしきる」(双葉社)
桜木紫乃「ラブレス」(新潮社)
沼田まほかる「ユリゴコロ」(双葉社)
樋口毅宏「テロルのすべて」(徳間書店)
薬丸岳「ハードラック」(徳間書店)
961 :
無名草子さん:2012/01/25(水) 20:17:45.86
>>949 さいとうたかをの絵柄の影響を受けている(横顔での首の太さなど)から、
多分本当なんでしょうねえ。
963 :
無名草子さん:2012/01/25(水) 23:25:06.95
実際に子袋やチンポの刺身を食った人っている? 美味い?
串焼きなら食ったことあるけど刺身はないなー
ふつうに美味かったよ。
中年殺しの値段は法外な高額。
仕事の依頼は電話一本でOK。
全国のいかなる場所にもあらわれて目的を遂げ、
何ひとつ証拠は残さない・・・
次は誰だ
次は
承太郎!
きさまだ
ジャンプに話題がもどったところで、
「ドーベルマン刑事」と同じく武論尊原作「マンモス」はいかが
家族・友人を殺された元刑事が、傭兵となり巨大な犯罪組織に挑む。まさに大藪テースト。
ま、「戦争の犬たち」「ワイルドギース」「傭兵たちの挽歌」ときた、一連の傭兵ブームの落とし子だろうけど。
971 :
無名草子さん:2012/02/04(土) 22:54:08.80
ゲームの話ですまんけど、GTAなんかプレイしてると
戦後、暴力組織や腐敗した警察が入り乱れて抗争中の新興都市に
一方の組織から招かれた拳銃使い(まずければ覆面捜査官)が
敵対陣営の裏カジノから売り上げを強奪したり幹部を狙撃したり
最後は大乱戦みたいなパターンの大藪作品なら、
そのままゲーム化できるじゃないかといつも思う。
どこか造ってくれないかな。(登場する銃が古いと年少者には受けないだろうけど)
倒した敵の体を探って弾薬補給や、ロックされた扉の前でボタンを押すと
二本の針金を取り出して…みたいなアクションは必須で。
ワロタ
ゲーム化するならヘッドハンター
ダッジオーブンでパンを焼きたい
初老の皆さんは、「エレベーターアクション」とか「戦場の狼」の思い出でも語っててください。
なつかしいなあ「エレベーターアクション」
最初とろかった敵がだんだんスバヤくなってきて、ついには3連バースト
「出た! ベレッタM93R!!」などと盛り上がっていた。
あと初老と呼んではいけません
ここは クール&トール&ダーク&ハンサム の集う場所です
978 :
無名草子さん:2012/02/10(金) 19:49:52.91
アメリカの作家トム・クランシーは
ゲームの原案も担当しているみたいだけど、
大藪先生が今ももしご存命ならば、
大藪先生もゲームのシナリオ監修や原案担当をされたんだろうか?
例えば、巨悪に対する拷問は
必ず18禁のレベルでやらないといけないw、とか。
親世代のクール&トール&ダーク&ハンサムに「へんなおじさん」認定された私ですが
ようやく身の振り方が決まりました。
めざせネトゲ廃人。
大薮さんは結構のめりこむかも>ゲーム
主人公たちはどうだろう。
拷問(特に相手が女の場合)だと、ここにいる人達は気合が入るな、うん。
中学の時の読書感想文に「青春は屍を越えて」
高校時代に、汚れた英雄の感想文を提出したら、
角川のコンクールで佳作になった事を思い出した。
…映画公開の年だったしな
984 :
982:
>>983 わはは
そういえば国語の先生は
モデルガンマニアだった。