【チビ厨】和田秀樹22暗記目【かまってちゃん】

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270無名草子さん
08年オフに最下位のチームを任されAクラスへ。2年目の今季はその上を目指すには新たな挑戦だった。西武時代のチームメート・高山投手コーチや、
立花打撃コーチらと2軍の全試合のDVDをチェックすることを義務化。支配下全員の把握。自身も没頭のあまり試合前練習に出ない時もあったが、森福らニューヒーローの誕生という成果となった。

 重圧から眠れない日も続いた。ナイター明けのデーゲームだった19日の西武戦前、どんな質問も「答えたくない」とはねのけた。不眠で疲労は限界点に達し、気管支ぜんそくでせき込みながらの戦いだった。1
年目も体重が6キロ落ち、オフには人間ドックで精密検査。今季も開幕前90キロ台の体重は、87キロになった。大好きなゴルフも「(並んだ)道具を見ると、目が疲れるんだ」とショップからも足が遠のいた。

 父の威厳を持つ王前監督に対し、「兄貴のような存在が理想」と言葉より行動で示した。1年目の秋季キャンプは97メートルの遠投、フリー打撃ではサク越えなど選手を驚かせた。
今年は「最近、打球が飛ばなくなった」と衰えを感じながらも、春先は選手と試合後のウエートルームで積極的に筋トレもした。打つたび背中の骨と骨の間が詰まるような痛みを覚え、整体治療を受けても、バットを振ることは継続した。

 球場へ向かう前、自宅の練習スペースで南国のゴルフ場の絵が描かれた壁へ数球、打つ。数少ない気分転換だ。「2日に1度ラウンドできたら最高だ」とぼやいたこともあったが、頂点のご褒美は思う存分クラブを振れる優勝旅行。
その前にやることがある。お立ち台で指揮官自らが宣言した。「日本一を目指します」。プレーオフ、CSと04年から始まったポストシーズンは5度挑戦し、すべてはね返されている。新たな壁を越え、日本一監督への道を歩む。
http://sports.yahoo.co.jp/news/20100927-00000000-spn-base.html