2 :
無名草子さん:2010/09/10(金) 23:08:26
「そのことよ」
3 :
無名草子さん:2010/09/11(土) 00:16:08
テムポがいいのだ。
文春文庫から出ている「秘密」という中編で
p73では主人公の秘密を白石さんは知らないのに
p242では主人公の身の上をわきまえてる事になっている
何度読んでも白石さんがいつ主人公の秘密を知ったのかわからない
教えて
5 :
無名草子さん:2010/09/12(日) 05:23:24
それは池波先生にもわからない
6 :
無名草子さん:2010/09/12(日) 09:29:26
池波先生には中長編書く才能が決定的に欠けているとあれほど・・・・・
おいおい真田太平記で真田二代をみごとに画き切ったじゃないか
角兵衛みたいにイマイチ何をしたいのかよくわからない人もいたが
8 :
無名草子さん:2010/09/12(日) 19:21:36
真田太平記って作者の勘違いで史実間違いがあるよね
小説は史実より生成りってことわざもあるぐらいだから、気にしないで
鈍牛もなける
12 :
無名草子さん:2010/09/13(月) 22:58:33
そんな事いちいち気にしてたら池波作品は楽しめぬよ
話の大筋に影響ないような事は気づかなかった事にしてスルーしようぜ
俺はそういうところに気づいたら得した気分になるけどねw
「男の〜」シリーズが結構好き
入院中に買った夜の戦士、上巻読み終わった
「つまらん…」
でも読む
15 :
無名草子さん:2010/09/15(水) 03:17:00
五鉄の軍鶏鍋って美味そうだ。
ディアゴスティーニを買ってしまいそうだ
この人の小説はなんでホモが出てくるのか・・
ちゃんとレズもロリコンも出てくるじゃないか
きっとモデルがいるんだろう
20 :
無名草子さん:2010/09/16(木) 20:59:59
どうでもいいんだけどさあ
先生ってホモだったの?
どーーーーーーーでもいいんだけど
剣客、梅安、鬼平
の他で何かお薦めはありませんかね
>>21 その三つに真田太平記を加えると代表作だね
短編でこれは読んどけっていうのはありますか?
24 :
無名草子さん:2010/09/17(金) 21:28:41
鬼平は囚人の爪の間に針を刺したり何気に酷いことをしている
最近、この人の映画エッセイを読んでるんだが、面白いな。
映画に対する愛情深さが伝わってきて、読んででこっちまで楽しくなってくる。
やっぱり自分の作品づくりには、若い頃に観た映画だけじゃなく、
大御所になってからも、新たに鑑賞した映画の影響を、リアルタイムで
ずっと受け続けながら書いていたのかな。
26 :
無名草子さん:2010/09/18(土) 16:59:23
脚本家だけに常に劇化、映像化を念頭において小説も書いていたかもね
爪の間に針をさして鑞を流す
読む度怖い
小房の粂八さんも足の甲に五寸釘を打たれてロウソク垂らされてたよね・・
プリズンブレイクやLOSTでもあったな>爪の間に針の拷問
敏感な神経が集中してる箇所だからうんたらかんたらって
怖すぎw
片腕ずつ切り落とされるのも
31 :
無名草子さん:2010/09/19(日) 23:32:13
江戸時代に科学的な捜査手法があったわけじゃないから
拷問をして口を割らせるしかなかったんだろうな
池波先生の本には猫はよく出てくるけど、犬はあまり出ないよね?
先生が犬嫌いなのか、時代背景を考慮したのか…
33 :
無名草子さん:2010/09/21(火) 20:16:49
犬将軍綱吉が大嫌いだからじゃない?
「本門寺暮雪」で鬼平が柴犬に助けられて、その後もクマと名付けて可愛がったりしてるから、
特に先生が犬嫌いってわけでもないと思うが
夜の戦士読み終わった
そこそこ面白かったというか大して面白くなかったというか。。
今2回目読んでる
最近ディアゴスティーニみたいな売り方で鬼平のDVDの宣伝をしてるね
デアゴスティーニみたいっつか、デアゴだよ
アレってどーゆー層が買うんだろ
昨日今日読み始めた学生君とかか?
知るか
俺は欲しいと思ったけどなぁ
41 :
無名草子さん:2010/09/23(木) 17:57:03
wiki で見たのですが 「急ぎ働き 畜生働き」は実際には
なかったのですか?
学生君でも鬼平を読むんだろうか?
デアゴ商法も今や氾濫していなあ。あれも一冊、一冊の値段の割りに内容が薄い
週刊池波正太郎も高い割に内容が薄いから断念した
なんで学生「君」って気持ち悪い言い方するかは知らんけど、
とりあえず俺は学生時代には既に池波は読んでたな
デアゴ、立ち読み済
地図と織り交ぜてあるのは楽しいけど
もう少しつっこんだのがほしい
古地図となると難し過ぎるし
入門者用だからそれで吉
入門者から一歩進むにはどうすりゃいいのよ?
夏には梅安、冬には剣客って生活を
15年くらい続ければいいんじゃね?
三十年も続けると
自分が池波ファンかどうかわからなくなる
剣客商売を読破して、鬼平犯科帳14巻まで読んだ私はまだ入門者でしょうね。
50 :
無名草子さん:2010/09/24(金) 19:08:52
「これでよいだろう」なんて思ってるうちは
まだまだヒヨッコよ
剣客商売の文庫本を買ったら栞の紐が2本付いてた
一本はおよねの鈴につけておくれよ
池波正太郎上級者への道厳しすぎだろw
せめて四大シリーズ読破で入門者卒業にしろ
54 :
無名草子さん:2010/09/30(木) 04:52:30
忍者丹波大介を読んだら
初級へ逆戻りね
ホモ描写だけで長編一本書いてほしかった・・・
あっしはさいとうたかを先生の劇画版鬼平から池波先生の作品にたどりついた者なんですが皆さんはさいとう先生の劇画をどう思いやすかね?
剣客とかイメージと違うけど好きだな。
エロじじいっぷりがたまらんw
ホモと書くから違和感があるが
衆道とか念者とか陰間とか書けば
ほら、時代小説にぴったりの題材にw
先生はホモの心理描写
うまかったもんなぁ
彦さん、一杯やろうじゃないか
>>56 俺も劇画の剣客商売から入った
劇画剣客⇒小説剣客⇒ドラマ剣客⇒小説鬼平⇒未定
梅安は今コンビニで雑誌が売ってるな
でも梅安の目は細いて描いてあるのに
漫画のは目がパッチリしてる
さいとうプロの絵柄が好みに合うかどうかもでかいだろうな
俺は嫌いじゃないが
65 :
無名草子さん:2010/10/02(土) 15:21:46
>>56 さいとう先生は処女と非処女の描き分けができない。
それどころか、美少女と美人の描き分けができていない時点でちょっと…。
特にあの美冬はイケテナイと思う。
ドラマの美冬よりはぜんぜんまし
67 :
無名草子さん:2010/10/02(土) 15:28:43
ドラマの山口馬木也の大治郎は良かったのに、残念。
腹が減る
出かけてくる
70 :
無名草子さん:2010/10/03(日) 17:35:17
美冬が炊いた硬めのごはんに、大治郎が作った鴨を鉄鍋で焼いて卵で綴じた
丼が食べたい。
鴨って加熱し過ぎると硬くなるから「鉄鍋でさっと炒りつけて」って描写は
秀逸だと思う。
先生の描写は説明臭くならず
サラッと粋だよね
こんなホモ描写の多い作家は始めてだ
梅安と剣客で何回出てきてんだよ
掻き揚げってあの時代にあったんだろうか?
おはるが小兵衛になにか云われて「あい、あいー」とか
云ってるのがものすごく違和感あり。また、吃驚した
ことを云われた男が「げぇっ!」っとか云うのが、
ワンパターンで滑稽でいやだね。
それから、大名の下屋敷では悪中間が必ずバクチ場を
開いてるとかの説明もワンパターンw
あと、やたらと酒がでてくるねw 主人公がなにか談合
するときなんかも先ず酒だからね。これなんか最近の
呑まない若い人なんかは違和感あるだろうね。
まあ、オレなんか今でも外に出たとき「のどが渇いた」
なんて云った時は、ビールを飲みたいという意味だから
全然違和感ないけどw
そのワンパターンは意識的にやってる所だと思うがな
そういうときの人物の詳しい描写はさけてテンポよくストーリーを進行していくのが良い所だと思うんだが
まあ嫌なひとにはアレが嫌なんだろうけど
山本周五郎→藤沢周平
格調が高く主人公もストイックで立派なのが多いよね。
読んでて「おい、おい、そんなに頑張らなくていいよ」なんて
言いながらも涙がでてきちゃうような主人公とか。
池波正太郎
俗っぽくて主人公もあんまり格調高くないよね。「おい、おい
あんまり酒ばかり食らってるなよな」というような主人公。
だけど、時代小説家としてこの三人はたまらなく好きだな、オレは。
こんな小説が読める日本人に生まれてホントよかったよ( ^ω^ )
77 :
無名草子さん:2010/10/04(月) 13:13:21
>>74 それを言うなら、死んじゃう時に必ず「むうん」って言ってませんか?
小兵衛のあのお金の使い方は好きだな。
一度、心付けを貰って吃驚してみたかった。
「げぇっ」大好き
ああ……むぅ…
が好き。主に腹を下した時などに使用。
「あー、快楽哉、快楽哉」… 小兵衛&忠吾
「わかりまいた」
82 :
無名草子さん:2010/10/05(火) 15:22:21
>>74 >それから、大名の下屋敷では悪中間が必ずバクチ場を
開いてるとかの説明もワンパターンw
先生は常に愛読者ばかりではなく、自身の作品を初めて目にする読者も念頭において書いていたんだと思う。
「またか」と思う愛読者なら飛ばして読めば済む話だし。
鬼平、剣客、梅安ときて、いよいよ「真田太平記」読み始めた。
夜更かしになって困るw
夜の戦士読んで思ったこと
川中島の合戦とか歴史小説風に書いたところはつまらんし失敗してると思う。
終盤、忍者の決闘シーンは面白かった。やっぱり時代小説作家だな、とおもった
「これである」
>>84 でも俺なんかは、真田太平記がめっちゃ面白かったんで、
時代小説ばかりでなく、歴史小説ももっと書いてほしかったなあって
思ったクチ。
真田太平記は歴史小説とちょっと違くないかい?
あれはお江をはじめとする登場人物達のヒューマンドラマだよ
お江の含み笑いがたまらん
>>82 そのワンパターンはシリーズ物をやるうえでの工夫だと俺には思えるんだな
サザエさんで必ず家族でちゃぶ台を囲むシーンだったり
のびたがジャイアンにいじめられてドラエモンに泣きつくシーンに通じるものがある
本日はBSフジで藤枝梅安スペシャルがあるのでお見逃し無く
梅安見た、針で刺すシーンはやっぱり映像だと地味だな
撮り方次第なんだろうけど
緒形拳の梅庵は恐かった
うちBS見れないし・・・
てか今帰ってきたとこだし・・・
93 :
無名草子さん:2010/10/10(日) 22:03:32
短編でもシリーズものでも同じ言い回しを多用する作家だよね
真田太平記めちゃ面白い。だけど、お江が甲賀から瀕死の
状態で逃げ出した途中にちょうど又五郎がいてちと白けたw
まあ、面白いからいいんだけど( ^ω^ )
まあ池波先生はそういう絶妙の偶然みたいなの結構書くよね
自分自身にそういう経験があるみたいなことは、エッセイでも書いてるし
鬼平の事件解決の糸口も偶然○○が〜ってのが多いよね
まああれは地道な張り込みをしてるわけだからいいんだけど
そりゃ、あれだけ同時並行的に連載やってたんだから
やっつけも当然あるでしょw
でも、下らん推理小説で泣けてくるようなトリックと
やらを読まされるよりは千倍ましなので許すw
そもそも、やっつけと言うのもどうかと
そういう不思議な偶然や霊感めいたものは、人生の中で有り得るってのが
池波さんの考え方でしょ
あるよね、うそみたいな偶然って。歳を重ねると
すごく実感する。
むっちりとした肉置き
池波先生も女はしょうがない生き物って視点で小説書いてるような気がする
103 :
無名草子さん:2010/10/13(水) 00:15:05
ヒント:ホモ
それヒントちゃう
答えそのものや
ホモ描写が多いってだけで、憶測でホモっていってるんだろ?
それとも他に証拠でもあるの?
106 :
無名草子さん:2010/10/13(水) 18:36:38
君たちはなぜ先生をホモにしたがるのかね?
夜の戦士を読んだ後に忍者シリーズを読みたいと思ってますが
読むべき順番とかありますか?
奥さんいるでしょ?
「闇は知っている」を読んで先生は女を嫌っているかなと思った次第です
父性愛がテーマにもなっているからです
別にホモ臭いとは思いませなんだ
111 :
無名草子さん:2010/10/13(水) 20:57:32
女を書かせたらこれほど下手糞な作家も珍しい
くらべてホモ描写のなんと丁寧なこと!
だからホモ描写が多いってだけで、憶測でホモっていってるんだろw
そこまで単純じゃないと思うぞ?
113 :
無名草子さん:2010/10/13(水) 21:38:40
男なら誰だってホモ描写くらい書けるだろ
俺だってホモの振りしてガチホモ板にカキコしたりするぜ
>>109 奥さんはいるけど子供はいなかったと思う
結婚してるからホモじゃないとか
関係ない
ホモでも結婚するの?
それはバイなんじゃない?
>>113 普通の人はガチホモ板になんか行かない
存在すら知らない
118 :
無名草子さん:2010/10/14(木) 10:36:24
このおっさんいつも長州をボロクソに言うから嫌い
田舎者だの僻地だの成り上がりだの
俺はその点は好きだな。会津に同情的な立場なんで
維新も昔ほど日本史上での画期的な革命って言う評価から
時代の変わり目の権力闘争っていう評価になってきてるし
120 :
無名草子さん:2010/10/14(木) 12:22:59
会津の何に同情するんだろう・・・。
会津藩主の息子が長州藩士の娘と結婚してたり、
長州人が会津人を助けてやったりの事実は置いといて、
死体を食べられただの、埋葬させてもらえなかっただの作り話ばかり宣伝しまくってる。
121 :
無名草子さん:2010/10/14(木) 12:24:03
冷遇されたから田舎みたいな話までするやつもいる。
山口だって田舎じゃないか。
特に思想信条的に会津に共感すると言うわけじゃなく
歴史の敗者側で悪者扱いされたから同情するという感じだな
池波先生も会津に同情的なのはちょっとうれしかったという話
池波正太郎は、薩摩は大好きなんだよな。
長州だけを毛嫌いしてる。
そういう奴らって口汚くののしればいいと思ってるんだよね。
あら捜ししたり。
池波正太郎じゃないけど、江戸っ子は長州が嫌いで、芥川龍之介なんかもそうだみたいに
得意に語ってる奴がいたけど、芥川龍之介とか父親が長州の人間って知らないで
いってんだろう。
124 :
無名草子さん:2010/10/14(木) 14:33:51
ホモの出番がわりと多い。なんで?
126 :
無名草子さん:2010/10/14(木) 16:30:44
長州にも功罪はあるだろうが、毛嫌いするなら
東京から関西に遷都するように運動でもすればいいんだよ
そうすれば大好きな江戸に戻れる
でも、関西に一極集中して江戸の人口は減り、池波の小説も部数は減っただろう
結局維新の恩恵を池波も受けているわけだよ
長州人がいなかったどうなっていたかなんて考えもしないんだろうな池波は
その点は、司馬のほうが正しいな
128 :
無名草子さん:2010/10/15(金) 13:45:56
ホモやオカマってこの世にいらない生物だと思う。
129 :
無名草子さん:2010/10/15(金) 14:19:42
全員オカマ島に島流しにすればいいと思う。
おかまいなく
はっはっは
おい、ホモ談義ばかりしてないで
>>107に誰か答えてやれよ
俺は知らん
忍者群像という短編集は面白かった
布団に蝮を入れて発狂させてしまうのが好き
真田太平記1巻を読んでいる。
歴史物が苦手なのでイマイチつまんないんだけど、読み進めてれば面白くなるかなぁ。。
> 歴史物が苦手なのでイマイチつまんないんだけど、読み進めてれば面白くなるかなぁ。。
一巻目なんて長編ものの導入部で作者が一番ちからを注ぐところだよ。現にオレも
あまりにも面白くて寝不足に苦労したもんだ。
それが、イマイチつまんないんだとしたら前途多難だと思う( ^ω^ )
そっか。じゃあ止めておこう。ありがとう。
歴史物が苦手で真田太平記みたいな長編に手を伸ばすとはすごいな
まあ一巻読んでイマイチなら先は長いしやめたほうがいいだろう
お江のページは楽しく読めたんだけど、武士の名前が覚えられなかったのだ。。
歴史物=時代小説でいいなら、せっかく池波ものに
とっかかったんだから短編の集った剣客商売なぞを
お勧めする。 めちゃ面白いで(^-^)
剣客商売は読み飽きて長編に挑戦中なのです。
剣客はラノベみたいなもんだからなw
142 :
無名草子さん:2010/10/16(土) 22:45:14
時代を先取りしていたということか
人斬り半次郎の幕末編なんかどうかね
半次郎がとんとん拍子に出世していく様子が、秀吉の若い頃のようで面白いぞ
ここのところの時代劇ブーム、池波さんが生きていたらどう思ったかな
池波さんの幕末物の作品の評判をあまり聞かないけど
傑作と呼べるほどのものは無いのかな?
今日、渋谷のブックオフで若い女性が「忍びの女」を買って言ったのが印象的だった
あんな若い子でも読むんだ
>>102 そんなことは無い
しょうもない女も書いているが、烈女のこともちゃんと書いている
ラノベ池波と揶揄されているとはいえ
情弱層が最初に手に取る一冊ではないことは確か >真田太平記
池波さんの本はBOOKOFFに置いてなかった
だから俺が持ってる池波本は全て新品
それは相当品薄のブックオフだな
どこにいっても大抵文庫本コーナーで、どーんと場所をとっているのに
151 :
無名草子さん:2010/10/23(土) 00:08:35
確かに簡素な文章ではあるがラノベはいいすぎだな
人生を感じさせる小説が多いよ
剣客はちょっと…派なんだけど
真田太平記いけると思いますか?
なぜ「ちょっと」なのか
そこが問題だ
まずは短編を読んでみてくれ
剣客群像、忍者群像、仇討ち群像がおすすめ
剣客は優れた短編集だと思うがな
優れた…というか大衆小説ど真ん中。
よくも悪くも漫画みたいなもんだと思う
むうん
仇討ち群像、既読だった
いまいちだったような…
鬼平、仁左衛門は面白かったんだけど。
皆はどの作品も楽しく読めるの?
それはものによる
俺は炎の武士がまるでダメだった
ベストは梅安
まぁものによるよね。
俺は梅安は面白いけどちょっと重たいので苦手。
シリーズものじゃない短編集に面白いものが多いと思うけどな
鬼平とかも面白いけど登場人物の縛りがあるから、そういうものから
自由に書けるのがいい
小説は読むけどドラマは見ない見たくない
秋山小兵衛の容姿とか自分なりの想像があるわけで
イメージを固定化したくない
読み切り短編は藤沢周平の足元にも及ばない
鬼平はゴルゴ顔でイメージ固まっちゃったよ
鬼平に出てくる食い物がどうにも美味そうなんだが、他の作品で食い物が美味そうな描写の作品は何ですか?
詳しい人教えて下さい。
剣客商売も美味そうだよー。
新装鬼兵11巻「男色一本うどん」
(うどんは漢字)
なんつータイトル…すげーよ先生
出たなホモマニアw
夜の戦士が面白かったので、続編の蝶の戦記読んでる。
つまらぬ
状況説明ばっかりでセリフが少ない。
夜の戦士の信玄と比べると謙信の描き方が雑というか感情移入がないというか。
ページがすすまぬ…
171 :
無名草子さん:2010/10/27(水) 18:13:33
梅安尻供養
どんな供養だよw
さだまさしの愛読本、鬼平と剣客
>>170 信玄、謙信でいったら信玄のほうが好きなんじゃないの
武田家に関する題材が多いでしょ
>>155 真の長編って真田太平記しかないような気もするな
真田太平記も昌幸と壺谷又五郎がでなくなってから
だれるね。
177 :
無名草子さん:2010/10/29(金) 21:49:30
はいちんぼちんぼ!よいしょよいしょ!
ちんぼよいしょ!ちんぼよいしょ!
>>173 さすが亭主関白
池波先生の教えどおりだw
人間はいつかは死ぬ。そのことを常に念頭において日々生活すれば自ずと
自分のやるべき事がわかるっていうフレーズがよく出てくるけどその通りだと思うなあ
俺も荒木又右衛門と同じく髭を剃って鏡を見るときはそのことを思い出したい
食べ物エッセイしか読んだ事がなくて、これから鬼平を読もうと思っている初心者です。
以前
昨日、時代劇チャンネルで鬼平の「引き込み女」を見ましたが面白くて引き込まれました。
筋や登場人物等の作りこみもすごいけれど、時代考証もすごくしっかりしていて見応えがあった。
すごい!!
途中で茄子料理について料理番組のような全体からすると妙に浮いた微笑ましい場面があったのですが、
小説にも、料理指南みたいな場面はあるのですか?
(それも含めて物珍しく面白かったです。)
181 :
無名草子さん:2010/11/02(火) 03:19:22
ドラマも見てないし、鬼平も全部読んだわけではないけど
料理は作り方に簡単に触れるだけで、読めば作れるほどレシピを詳しく書いてあるわけじゃない
ドラマのようにはないですな>料理の場面
『鬼平料理帖』ってのが文庫で出てるから、
それを鬼平読了後に読むのもいいかもしれませぬ。
池波作品の料理を作りたいなら週刊池波正太郎に詳しく載っていたな
天麩羅蕎麦ばかり食ってるイメージがある
「ああ、たまらん・・」
186 :
無名草子さん:2010/11/05(金) 22:08:07
まさか・・・岡山・・・?
>>102 誰もが女嫌いと認める新田次郎先生とはまた違うと思うけどなw
真田太平記読了。前半のわくわくした面白さが1/3を過ぎてから
急激にダレたのが残念。だが読了できたから良しとする。
まあ文庫12冊なんていう長編は作者が誰であれこの先二度と
読むことはないだろうなあ。
池波正太郎の文庫本って、ページあたりの文字数が少ないから
かなりスラスラ読めるよな?
ラノベ呼ばわりは許さないよ
たからそういうこと言うからチャカされるんだろ
無駄な表現をごっそりと省いた文体と言いたまえ
193 :
無名草子さん:2010/11/09(火) 12:11:38
食べ物エッセィでは、どんど焼きの描写が一番うまそうだった。
町田、な。
忍者シリーズ第二弾、蝶の戦記読了
主人公お蝶が使える大名が次々変わって話が散漫な感じがした
取り敢えず戦国大名を登場させただけで終わっちゃったって感じだ。
忍びの風はどうかな。
>>193 それは町田に行けば今でも食べるられるということ?
「町田」は店(屋台)の名前
その「町田」は今でもあるのかな?
あるわけねぇだろ
池波正太郎が子どもの頃にオッサンがやってた屋台だぞ
「闇は知っている」で豚鍋が出てきたんだが江戸時代に豚鍋なんかあったんだろうか?
200 :
無名草子さん:2010/11/12(金) 12:02:30
かんでぇ、かんでぇ、のーどへ入る瞬間がとーてもたまらない
樋口角兵衛は短編では真田太平記と微妙に違う設定だね
真田物は池波さんも力が入るんだろうか、他の短編と少し雰囲気が違って好きだな
忍びの風1巻読了。
主人公のお蝶と半四郎が無所属で活動するのでアメリカンロードムービー的な面白さ。
主従関係の枠とらわれず、物語が書きやすそうだ。
2巻以降もたのしみなり。
203 :
無名草子さん:2010/11/16(火) 19:24:44
>>199 十五代将軍徳川慶喜は、将軍になる前から豚肉が好きで食べていたそう。
江戸時代後半なら有るかも。
新選組も豚食ってたな
池波作品における映画からの影響のことはよく指摘されるが
アメリカンロードムービー的とは意外な視点だ
>>199 ももんじ屋は江戸時代からあるけど、猪肉だとおもうけどな。
幕末は食べてかもしれんな、薩摩以南は豚飼ってたらしいから
牡丹鍋なら昔からあったんだろう
忍びの風読了
2巻初めの強右衛門が密書を届けるシーンがクライマックスだった。
組頭を集めての会議、自分が行くと名乗りでる強右衛門、武田方に捉えられて処刑されるところはゾクゾクした。
このへんのセリフ回しは鳥肌たった。
池波正太郎は時々泣けるセリフ書くね。
3巻は本能寺の変。ちょっとたるくて読むの時間かかった。
織田信長が好きなのかな。やたら描写が細かい。面白いけど。
続いて忍びの旗を読む。
池波先生はよく同じ題材を何度も取上げて、違う角度から書いたりするな
強右衛門も他で書いてるし、忠臣蔵も主人公変えて何作か書いてる
これ聞くと怒られそうだけど、あえて聞いてみる
(ホモ的な意味で)ズリネタになる池波作品てどれでしょう?
仕掛人・藤枝梅安シリーズがツボにはまったんで、他におすすめがあれば是非読んでみたい
それはホモに聞け
短編集の「あほうがらす」も男色多いよな…
いや、ホモじゃないけどさ
>>210 男同士の濡れ場は、ありそうでほとんどないよ。
男色一本饂飩が一番長いくらいだろ。
ああ「あほうがらす」の中の、「元禄色子」があったな。
215 :
210:2010/12/11(土) 02:07:34
わざわざありがとうございます
とりあえず「あほうがらす」を借りてくる
余談だけど、池波先生のすごいところは性欲だけじゃなくて食欲も満たしてくれるところだね
旨そうな食事のシーンの後にしっとりした情緒が始まると、何とも言えない気分になる
後二十年早く生まれて、池波先生と話してみたかったな…
池波先生に「こころづけ」を貰ってみたかった
「元禄色子」は、主税と色子の話なんだけど、
色子のほうが、限りなく女に近い拵えだからなあ。
ガチムチと美少年て感じだわな。
ゲイ的にはあまり燃えないわ。
狐火のおまさと二代目のシーンはよかった
限りなく女に近い美少年に萌えるのはホモとは違うと思うの。ジャニーさんはノンケ
梅安初めて読んだけど一話目から妹殺しってすごいね
しかし偶然の一致が何重にも重なった話だw
池波小説にはよくあること
鬼平は、もうドラマ化しなくていいわ。
改悪されたストーリーといい、キャスティングといい、酷過ぎるだろ。
長門の彦十もどきなんぞ観たくないわ。
まったく見当違いの台詞は吐かせるし。
残念だが、おまさも年齢的にキツ過ぎる。
引き込み女はとにかく酷い出来だった。
池波氏が存命なら怒るレベルだわな。
みなけりゃいい。
小説だけ読んでれば幸せなんだから。
長門人でなしの彦十はありえない、完全なミスキャスト。
まあプロデューサーなんかも劣化してるんだろうけど、
あれはないわ。
池波さんがストーリーに偶然の一致をよく絡めるのは映画の影響らしい
偶然の一致もあんまり出てくると、種切れのご都合主義に
なっちまうけどなw だけどこの作者なら許す( ^ω^ )
鬼平も後半の20巻前後から偶然がメチャ多くなるね。さすが年いって
いろいろ枯渇してきたんだね。
あのままいってたら老醜などと云われてたかも知れないくらい劣化して
きてたからよかったのかもしれない。
梅安一巻は全ての話で偶然の再会や偶然の一致が事件解決の糸口になってるぞ
おもしろいからいいけど、ちょっとやりすぎのような気もする
それが推理小説なんかだとどうしようもない愚作になるんだが、
氏の時代小説は違うのよ(´・ω・`)
うん。見所はそういうところじゃないと思うし、文句をつける気も無いんだが
ちょっと多いと思っただけ
鬼平全巻揃えたんだが1巻で挫折
つまらん
海音寺の西郷隆盛でも買うか
図書館で借りろっての
海音寺潮五郎か。池波正太郎を蛇蝎の如く嫌ったそうだな。
時代は違うが藤沢周平は好きになったろうな、そんな気がする。
オレは池波正太郎も好きだが(^_^)
真田太平記で真田十勇士の扱いがないのが甚だ不満。
(猿飛)佐助の暗さはなんなんだ、全く(´・ω・`)
真田ものなら真田十勇士を出さねばいけないというわけでも無いでしょうがw
立川文庫読んでろ
まったく興味ないジャンルだったけど
たまたま人に借りた「戦国と幕末」っていうエッセイで文体のテンポが妙に気に入って
「剣客」と「真田」全巻一気読みしました。
両方とも主人公クラスのアリエナイ超人っぷり、バカバカしいほどの痛快さ、
それと食い物のくだりで非常に楽しく読めました。
何か次のオヌヌメありませんでしょうか?
「鬼平」は、さいとうたかおの漫画がどうも受け付けなくて二の足踏んでます。
原作と漫画は全然違うから大丈夫。
自分もさいとうたかおの漫画鬼平は大嫌いだけど、池波鬼平は好き。
ゴルゴ鬼平だってそれなりに面白いと思うけどなあ
あの絵を受け入れられない人が多いんだろうか?
漫画はエロが多すぎるし、あの人のコッテリした画が嫌いだわ。
自分は、さいとうたかをの佐嶋や彦十のイメージがぴったり。
なので気に入っている。
だが、うさぎ、お前はダメだ。
十人居たら十通りの鬼平があるだろうし、
受け入れられるかどうかは、人それぞれでしょ。
鬼平がただのエリート、不良鬼畜性が臭わないしグルメ描写はとって付けた様
まんが(笑)
この話題もループするなw
大島やすいちの剣客はいい、あの人は展開がバタバタしてるので不安だったが合格点
247 :
無名草子さん:2010/12/29(水) 01:03:29
まんが(泣)
原作自体ラノベみたいなもん
>>237 幕末だったら
「幕末新選組」(全一巻)
「幕末遊撃隊」(全一巻)
「その男」(全三巻)
巻数も少ないしいかがでしょうか。
「鬼平」は人気作だから食わず嫌いせずに読んでみるといいよ。
「梅安」は個人的には好きだけど暗いから好き好きあるかも。
鬼平も梅安も一話完結で読みやすいと思う。
劇画版の鬼平って原作と比べて
若い感じがする
251 :
無名草子さん:2010/12/29(水) 22:44:15
まんが(笑)
飲み屋行くと調理師やドカタが歴史小説読んだくらいでインテリ気どりで笑える
253 :
無名草子さん:2010/12/30(木) 03:37:59
まんが(トホホ)
同じ大衆小説でも
山田風太郎まで行けば立派に文学になるけど
この人の場合はラノベだから
255 :
無名草子さん:2011/01/03(月) 20:15:05
山田風太郎(笑)
忍びの旗読了。
上巻は北条氏小田原攻めの話。
下巻は甲賀を裏切った主人公の話。
詳しい内容はすでに忘れたが、下巻は面白かった。
続いて忍びの女読書。女が主人公と思いきや男が主人公
間違えた。読書中の本は忍者丹波大介だった。
忍びの女は多分主人公女。
失礼した。
池波さんが書く父子関係は良い
もし息子がいればこんな父子関係になりたいと思って書いていたのかな
259 :
無名草子さん:2011/01/06(木) 06:58:17
先生は子供さんいなかったのか?
鬼平みたいにいつもこいつは怪しいの嘘が無いの人を計ってるんだろ、品がないよね
?
>>259 そうらしいよ
両親も離婚していて、父親との生活は送っていないみたいだけど
父親のことは嫌いでは無いと言っている
忍者丹波大介読了
関ヶ原に至る経緯を主に真田側から書いているが
歴史に疎い自分にはイマイチ理解出来なかった。
セリフも誰が言ってるのかわかりづらい
あとがきにあったがこの小説は忍者小説じゃなくて歴史小説。
仕掛けが多すぎて風呂敷を畳めず、池波が珍しく迷走してる感じがした。
確かに池波先生は伏線はきっちり回収するほうだよな
前半で主人公だったあの人はどうなったの?って歴史小説家もいるなかでw
あほうがらす集録の元禄色子いいなあ
男色だと馬鹿にできない主税と幸之助の真剣さにぐっときた
剣客商売と鬼平犯科帳(24巻を除く)を読み終わりました!
次は何を読もうかなぁ
おらも丁度あほうがらす読んでる。
火消しの殿おもしろかったー。
エロ話は上手いな。
鳥居強右衛門は長編の方が上手に膨らませてあってよかった。
運の矢は唐突に終わった
鬼平全巻買ったんだけど1巻読んで飽きた
「鳥居強右衛門」もいいなあ
強右衛門が武田に捕まって生きながらえる為に嘘を付く気でいたんだけど
河越しに奥平信昌の諦め掛けた顔をみたら、いても立ってもいられずに
自分の身の上の事など忘れて、援軍がくることを叫んでしまう程の馬鹿正直者
長編である「炎の武士」も読んだ事があるけど「あほうがらす」に集録されている
短編の方が言いたい事がハッキリしている上によくまとまっていていいと思ったけどな
このエピソードは山岡荘八の「徳川家康」にも載っているけど、そちらも何度読んでも
感動する
あ、おらが読んだ長編は忍びの風の強右衛門話だよ。
正直池波作品で初めて涙がこぼれた
忍者シリーズを読んでて思うのはキャリア後期に行くほど作品が洗練されていく事。
1965刊の忍者丹波大介が読みづらかったのは長編のキャリアが短かったからかな
1975刊の忍びの女を読んでるが、つかみからエロ話で上手いなと思う。
池波さんは強右衛門のエピソード何回書けば気が済むんだよw
まあこのエピソードは大好きだから何回書いてもらってもいいんだけどね
美食のあげく死んじゃったんでもう書きません。しっかし痛風の身で
美食と飲酒とかありえねーなー。死ぬわけだよ。
67歳まで生きれば十分だろw
寿命を気にして美食をやめたらセコイ
美食することで、あの独特の食べ物の表現を手に入れたと考えれば
寿命を縮めても惜しくは無いんじゃね?
276 :
無名草子さん:2011/01/26(水) 09:56:49
独特の食べ物の表現、って「キュッ」とか「サッ」とか
いうやつ?
そのことよ
わかりまいた
まあゆるりとせい
280 :
無名草子さん:2011/01/26(水) 22:03:43
おまえら最低
いかにも──
…これである
忍びの女の主人公の小たま。かわゆきこと。
自分のイメージでは若い頃の椎名林檎
池波の書く女はどれもタイプだな。
O型女っぽい。。池波先生もO型だったと思う。知らないけど
全然ジャンル違うけど吉行淳之介作品に出てくる女はどれも大っきらいだ。
B型っぽい
とおもって吉行の血液型調べたらやっぱりB型だった。
>>283 先生の血液型はA型だろ。
調べる手間を惜しみ、それを恥じることもなくシラッと嘘を吐く
>>283の血液型もB型に違いない。
消しゴムの角つかったぐらいで怒るなよ
いまどき血液型占いなんて流行らんぞw
287 :
無名草子さん:2011/01/29(土) 08:56:16
>>283 文体といい頭の悪さといいおまえ、まんが厨だな
ゴル平犯科帳のことか
ごめん、漫画は小学校以来見てないんだ
漫画=低俗ってのもずいぶん古い感覚だね
その代わりラノベはよく読んでるよ
>>290 かといって、高尚とも言い難いのも確かだろう。
江戸時代ですら、草紙ものを読むのは女子供であり
絵草紙は更に教養の低い者が対象だったのだし。
漫画にもなにかがあると云ってる連中は
何故かプロレス好きとかぶってしまう。
それだけだけどゴメン(´・ω・`)
294 :
無名草子さん:2011/02/01(火) 12:35:53
>>290 そういや子供の頃は「大人にはドラえもんの奥深さが解らないのか?頭が古すぎる!」と思ってたなぁ
漫画は子供の読むもの、漫画は低俗なものっていう偏見から一度自由になってみるのをおすすめするよ
296 :
無名草子さん:2011/02/01(火) 13:19:16
ホント、俺も子供の頃はそう思ってた
それは大人になったんじゃなくて脳が衰えて多様なものを受け付けられなくなってるだけだよ
そうなったのならもう無理して嫌いなものに手を伸ばす必要は無い
どうでもいいけどスレチだから宜しくw
高尚とかいうものより庶民の生活、人情に目を向けたものが池波作品だろ
池波スレで漫画(笑)とか言われてもな
301 :
無名草子さん:2011/02/02(水) 05:43:43
池波がラノベ世代で書いてたら
女剣法使いで料理バトルとか書いてると思う
それ、なんて風太郎?
あほうがらす読了
火消しの殿の、脳裏に浮かぶのは火事装束の殿、ってエンディングが切ない余韻が残った。
最後の方のミステリー数篇はジメッとしてて松本清張っぽかった。
忍びの女読了
福島正則の人生が尻すぼみになって面白さも尻すぼみになっちゃった。
寂しい気持で読了。
でも池波はエンディングが上手いから面白かったような気になっちゃうんだな。
しかしあれだな、関ヶ原を書くとテンション下がるな。
登場人物が多すぎて小説向きの題材じゃないんだろうな。
関ヶ原は完全にオミットしてもいいと思うな。
あほうがらすは良い短編が揃っていたよな
仕掛人藤枝梅安読んだけど、梅安冬時雨は読まないほうがよかった。
いきなり話がしょぼくなった上に次々と殺し屋送り込まれてきりがない。しかも、そんなとこで絶筆って( ̄□ ̄;)モヤモヤ…
藤枝梅安は暗くて読んでてしんどくなる。
全巻持ってるけど最後まで読んでないわ。
308 :
無名草子さん:2011/02/15(火) 22:02:44
>>307 そうなんだ〜
俺は乱れ雲までは速攻で読んじゃったよ。
その後はなんか変な話の流れになっちゃっててペースダウン…
どうなるのか気になるからとりあえずは読んだけど…
池波先生、最期が迫ってたから、自身が‘乱れ雲’状態で収拾付かない話になっちゃったのかなぁって思った。
今更鬼平にはまった
というより池波正太郎に
鬼平5巻まで読んだが、24巻まであるのか
幸せすぎる
火の国の城読了
加藤清正の出番は少なくて、大介を中心とした忍者小説だった。
内容、登場人物的には蝶の戦記の続編ってかんじだった。
加藤清正は庶民派のいい人、ばかりが強調されてキャラクターうすかった。
池波作品の真田親子にも同じモノを感じる。
真田親子が出てくるとどうもテンション下がっちゃうんだよな。
去年の夏から読んできた長編忍者シリーズ読み終わった。
一番面白かったのは最初に読んだ夜の戦士かな。
武田信玄と古府中の館の描写がよかった。
忍びの風の信長と安土城もよかったな。
次はあほうがらすの赤穂浪士ものが面白かったので赤穂浪士ものの長辺読んでみる
>>310 池波作品は一冊あたりの文字数が少ないけど、無駄を省いて伝えたい事だけを記述して、テンポの良さを追求した結果だな
割と本気でそう思う
文字数少ないとページをめくるのがめんどくさいんだよな
ページめくるところでいつも寝ちゃう
ので、次は全集で読む。全集だとページめくる回数半分だから
いくらなんでもページをめくるのがめんどくさいことは無い
息をするのもめんどくせぇ
ページをめくるのがめんどくさいとかw
本なんて読まなきゃいい。
そこでiPhoneですよ
剣客全巻と半次郎入れてるからいつでもどこでも「むうん」
できます
火の国の城はプロローグの大介と真田忍びが風呂屋で再開するシーンがよかったわ
あれだけで読む価値あるとおもう。
続いて「おれの足音」を読む
これからはマジで電子ブックかもな
鬼平24巻がいつでも持ち歩けて読めるし
安いからブックオフを儲けさせないで済む
剣客商売は、4、5、6巻あたりが特に面白いな。
一番脂の乗っていた時期か。
322 :
無名草子さん:2011/03/12(土) 22:46:55.25
俺の足音、読了
大石内蔵助の伝記ってかんじ。
池波流ドラマはほぼなし。ところどころに色話程度。
池波もあまり乗って書いてない感じ。
内匠頭の火消しの殿って章もあったがあほうがらす収録の方が全然ドラマチックだった。
323 :
無名草子さん:2011/03/13(日) 22:02:22.30
剣客商売の「白い鬼」の出だしは最高
これは余談であるが、タイトルでは「暗剣白梅香」がよいのである
うふ、ふふ
326 :
無名草子さん:2011/04/07(木) 16:46:50.46
歴史小説司馬遼太郎の作品しか読んだことないんだけど、おすすめ教えて!
やめとけ、馬鹿になるぞ!
その男の伊庭八郎の江戸弁がかっこいいな。
リアルでは使わないけどwモノにしたいもんだ。
今日、フジで鬼平やるのか楽しみだ
宮脇 時代劇意外に合ってるな
正直、キャスト老い過ぎだろ。
非常に残念だが鬼平はもうやらなくていい。
辛くなる。
そこそこ良くなかったか?
ドラマ初めて見たんだけど、普通に面白かった。
4巻まで読んだとこでドラマ見て、5巻読んだんだけど…
5巻がドラマのキャストで脳内再生されて何かビミョーに違和感を感じた。
3巻位のオマサがレイープされた所は、かなり(*´∀`*) ハァハァしたのに、あのオマサで脳内再生したら…
しにたい…
さしよせかけまわしいれこむのだ!
剣客商売で小平衛が三冬に弟子入りするフリする回てどの巻でしたっけ
無性に読みたい
井関道場四天王か
とりあえずググっとけカス
1巻か2巻じゃね?
正ちゃん。おれもロールナッツ食いてえ。
この人もう死んでるんだね
うん、ケンシロウだね
いや、そうじゃなくて、池波正太郎尾はもう死んでるってこと
文豪って、作品だけ見てもやりたい放題ですごいよな。
そしてちょっとの粗なんて気にしない、結構な粗でも気にしない所が尊敬できる。
ぬかづきとびしさってい!
344 :
無名草子さん:2011/05/16(月) 11:12:48.24
誘拐
誰か書き継がないかなあ
長門さん、亡くなったんだな。
彦十役には不満だったがこれは別。
ご冥福をお祈りします。
堀部安兵衛読了
「ゆるすぞ」で泣きそうになった
井上留吉って、実在しない人だったんですね。
「見世物のモモンガァ」らとの大立ち回りは、話としては出来過ぎ。
三井老人も資生堂の山田君も架空の人物のように思える。
勇躍すんぞ?こら
350 :
無名草子さん:2011/06/18(土) 08:38:18.99
海音寺氏の池波さんに対する気持ちはどうなんだろう。
昔の話だけど…。
351 :
コガネ:2011/06/18(土) 10:00:17.99
むかしの味
TVK深夜枠の「現金化ユキチカ!」で特集やるでしょ
TVなんて見ねーよ
池波は浅い
引き出しが少ないから
確かに、如何にも大御所っぽいイメージだが
引き出しは少ないと俺も思う。深さはそれなりだとも思うが。
でも、厚顔でワンパを続けて、それが受け入れられてるんだから
大衆作家としてはこれでいんじゃね?
ある意味ラノベみたいなもんじゃん。
浅いつーかパターンが決まってる感じだろ。
そのかし広いからいいじゃあないか。
お前らもっと顔真っ赤にしろよ
358 :
無名草子さん:2011/06/23(木) 01:58:55.14
だってホントのことだもん
ま、よいわさ
しかしその顔は、見たことも無いほど入れ込みで蕎麦を注文していたという
ま、ゆるりとな
ゆるゆるっ☆コヘーちゃん、はっじまっるよー
俺の好きな著書
池波 剣客商売シリーズ
司馬 花神
藤沢 三屋清左衛門残日録
山本 さぶ
どこをどうされたか、もんどりうって
ま、急かれな
むうん…
質問です
>>364結局どこをどうされたんでしょうか?
こ・・・ここをな、ほれ・・・
あ、いや……
おうおう、この桜色の乳首のかわいいこと
蕾、とか、膨らみ、でなければの・・・
そのことである
完
池波作品寝る前に読むとデンジャーだな
腹が減ってしょうがない
そこ男に出てくる主人公の叔父、金五郎は海舟の父ちゃん(勝小吉)ぽいな。
376 :
無名草子さん:2011/07/11(月) 08:43:57.21
むう・・・・・。
「何やら後をつけられているような」
気のせいか・・・・・
剣客商売1巻解説のネタバレ萎えた
ああいうの誰得なんだろ
何巻目だったか、あのTキワって人の「解説」があまりに酷くて(私怨のぶちまけ、事実誤認等)サツイを覚えたわ
全巻から解説だけ切り取ってしまいたい・・・いらんだろあんなクソ文は
さ、早う早う
それはいかんな
よ、よろしいので?
構わん
全ての責めは儂が負う
ここは「責任」とかいて「せめ」と読まなきゃダメだろ
386 :
無名草子さん:2011/08/09(火) 13:00:00.00
忠吾、竹箸を持ってまいれ。ろうそくも忘れるなよ
1986年に赤坂の天ぷら楽亭で先生と遭遇しました。とても緊張したなぁ。
先生は親の敵を食うようにされてましたかw
>>388 連れの方をお待ちになって居るご様子でした。
>>387 サインをお願いしたいけどいきなり不躾なお願いをするのも。。
悩みますなぁ
>>390 当時は、22歳の若僧ですから、とてもとてもf^_^;)
ある本ではトマトソース大嫌い、カブやも辞めて
入隊前の体力増強で言った長野で初めてトマトソースに目覚めた書き、
ある時は、資生堂の熱いトマトソースの味に満足を味わったと書き、
とんかつにソースをかけて冷やしたものは友人に進められて初めて味わったと
いいつつ、子供の頃から大好きだったと書き・・・。
作家ってうそつきつーか、気分やだよね。で、説教癖ーね池波って。
そういう馬鹿っぽさを楽しむ作家さんだろ
作家の意図した部分しか読めないのは損だぞ
読み込んでるじゃないかw
>>393 >そういう馬鹿っぽさを楽しむ作家さんだろ
佐藤◯介は、そういう部分は立派に師を受け継いでいる訳だw
死んじゃって反論も出来ない作家のふんどしで相撲取るとか、
女をことあること後にバカにすくせに、てめええの所業が女の腐ったのより腐ってるよね。
佐藤何某。いくら儲かったんだい?破門された屑の分際で。
先日、不惑を迎えましたが
池波正太郎三大作品はまだ梅安しか手をつけていません
(その代わりしつこく何度も読んでますが)
あとのふたつはワザと読んでません
向田邦子のエッセイなんかも同様にちょっと手をつけただけ
とっときの楽しみってやつです
とか言ってるとコロッと逝っちまいそうですがね
大学入学ホヤホヤの頃、近くの武蔵小山にあった阪急ストアの2階でサークル仲間とワイワイガヤガヤ食事をしていると、池波正太郎の色紙がふと目に留まった。この店の豚肉のショウガ焼きを誉める内容だった。
墨田区とか江東区の方に在住だと思い込んでいたので、『こんな所まで取材に来たのかぁ。それにしても、池波正太郎の顔を知っていたこの店の人はきっと熱烈な時代小説ファンだな』と思いつつ定食を食った。
ここから4〜5分の距離に住んでいたのを知ったのは、つい最近のこと。
何のことはない、単なる顔見知りのご近所さんだったとは。
それにしても、何で品川区の荏原に住居を構えたんだろ?
399 :
無名草子さん:2011/09/24(土) 22:28:21.60
もし、品川区荏原に住んでいなければ、どうなっていたであろうか。
そのことよ
まあ、よいわさ。
402 :
無名草子さん:2011/09/25(日) 03:38:21.46
何ですよう
403 :
無名草子さん:2011/09/25(日) 06:56:14.38
剣客商売→鬼平犯科帳まで読破して、その後少し飽きがきて、指輪物語やハリーポッター等に浮気して、一年ほど間があきましたが、梅安シリーズを読み始めました。
コレは相当面白いですね。
時間を忘れて読みふけってしまいました。
もっと早く読み始めれば良かった。
正直、梅安の頃は痴呆が入ってきてると思う
405 :
無名草子さん:2011/09/25(日) 18:53:44.61
ばかものめ
ぐぬぬ
むうん
408 :
無名草子さん:2011/10/06(木) 21:24:40.94
秋ですね、本日は菜飯に致しました。
409 :
無名草子さん:2011/10/06(木) 21:28:51.44
根深汁って出汁は何でとるのかな?
煮干しで良いんじゃね?
単に味噌汁だもんな
412 :
無名草子さん:2011/10/07(金) 23:27:19.35
サンキュ
明日やって見る
タニシでも出汁取ってたな
合羽橋の池波正太郎記念館には、
鬼平のコミック版もありますか?
コミック版を一気読みしたいのですが、
近所の漫画喫茶には鬼平がなくて…
ご存じの方お教え下さい。
コミックなんざよく読む気になるな
コミックは作家が亡くなってるからやりたい放題に改悪されてるよな
417 :
無名草子さん:2011/10/10(月) 21:26:08.76
元々マンガみたいなもんじゃないかw
418 :
無名草子さん:2011/10/10(月) 21:48:13.05
コミックあるけどだいたい貸出中ですね
台東区立図書館のホームページで貸出状況が確認出来ますよ。
419 :
無名草子さん:2011/10/10(月) 21:49:04.60
台東区立中央図書館ね
421 :
無名草子さん:2011/10/12(水) 22:59:58.20
白金の徳蔵が好き
422 :
無名草子さん:2011/10/12(水) 23:01:10.89
先日、そばを食べながら金子伊太郎になりきりました
423 :
無名草子さん:2011/10/19(水) 10:52:52.38
新婚時代に大治郎が三冬に作った、鴨を鉄鍋で焼いて卵で綴じた料理を硬めの炊きたてご飯に乗せて食べたい。
大治郎「ささ、どうぞ」
三冬「うむ、うまい」
この台詞のやりとりが本当に美味しそうだ。
三冬って池波先生が贔屓にしていた旅館のお嬢さんの名前を使ったんだってね。
彼奴め…
恥ずかしいけど池波作品は牢屋で出会いました。
とにかく時間だけは、あり鬼平全巻読破w
からの藤沢周平へ…
>425-426
牢屋で鬼平w
いろいろ参考になりましたか?
429 :
無名草子さん:2011/10/26(水) 13:19:55.02
鬼平ハンカチ落とし
おせん、面白かった。
絶頂期の短編は古典になりそうなくらい綺麗に話が流れてくな。
夜明けの星のもとになった短編が入ってた。
短編のほうが余計な話が無くてよかったな。
最後の入ってる狐の嫁入りもちょっと違う話をどこかで読んだな。
431 :
無名草子さん:2011/10/29(土) 01:51:41.49
age
432 :
無名草子さん:2011/10/30(日) 15:27:25.28
剣客の解説は酷い代物だな
素人の駄文のようで読むに堪えんよ
本当に作家なのか?
せっかくの読後感がぶち壊しだよ
433 :
無名草子さん:2011/10/31(月) 16:23:08.37
age
電子書籍で鬼平と梅安を全巻読めるようになった。スマフォで読めるので超便利。
剣客商売は5巻までなのが残念。早く全巻出してほしいな。
あれ?剣客16巻に「黒白」と「ないしょ」まで電子書籍で持ってるけど、公式にはまだ出てないの?
ライムで拾ったからわかんねーや
436 :
無名草子さん:2011/11/02(水) 22:19:47.61
トキワの解説付きかwww
437 :
無名草子さん:2011/11/05(土) 16:42:12.55
しかし池波氏が東山の必殺仕事人の作者とは知らなかった
いや、仕事人の直接の作者ではないよ。
アイデアをテレビ局にパクられただけ。
それにしても、初冬の朝に『ある日の小兵衛』とか、
実に気持ちいい。
コタツでキセルを加えながらだからなお良い。
こたつだよなぁ
池波は「こたつ文学」だよなぁ
剣客群像読了
60年代後半の読み切り短編集
歴史小説と時代小説の中間いくよな話が多かった。
史実の説明が所々に入るのが話の腰を折って面白くない。
まだ作風が完成してない感じだ
中間いくよ
442 :
無名草子さん:2011/11/20(日) 00:54:28.30
最近、読み始めました。皆さん、あらためてよろしくお願いしますです
梅安シリーズは一気読みしました。鬼平も全巻制覇まであとすこしです。
しかし、剣客シリーズと真田太平記がいまいちピンとこないのか、読み進
みが遅いです
こんな阿呆でもこのスレにいていいですか?
おればええんじゃよ
444 :
無名草子さん:2011/11/20(日) 01:51:13.50
nhkの番組、よかた。
わしは剣客→鬼平→梅安で
いま幕末新選組読んでるところだけど、中々読み進まなくなってきた
若い頃は鬼平が一番好きだったが結婚したら剣客が一番になった
波平呑気帳
「グレーテルのかまど」を見てこの人の食べ物に関するエッセイに興味がわいた
特に面白いものってなんだろう?
「グレーテルのかまど」を見てこの人の食べ物に関するエッセイに興味がわいた
特に面白いものってなんだろう?
>>449 ・食卓の情景
・むかしの味
・散歩のとき何か食べたくなって
言っとくけどグルメ本とは違うからな
今でも営業しているのもそこそこはあるが、
潰れたところ、やめたところも多いので、
殆ど小説と思った方がいい。
銀座の煉瓦亭や資生堂はやってるし、
浅草の金寿司も五年前はまだあった。
ヨシカミみたいに羽田空港に店を出してるところもある。
>>450>>451 ありがとうございます
別に実際に行ってみようとか思っているわけじゃないので、店の存続は特に気にしない
また図書館に行ってみる
「池波正太郎の銀座日記」にも食べ物ネタは沢山書いてあったよ。
454 :
無名草子さん:2011/11/23(水) 08:46:57.84
いろいろ食べ物出てきたけど、五鉄の軍鶏なべが一番食欲をそそるw
昔の味が一番好きだな
池波さんのどんどん焼き食べたいです
池波さんがツイッターやってる姿を見たかった
銀座百選に池波さんの連載が載っていて、三越裏のみかわやに食べに行くと貰ってました。
仕掛人・藤枝梅安と言うシリーズ名がいつ頃つけられたかご存知の方いませんか?
>>457 あの性格上、PCネット関係は、あっても金輪際やらなさそうだ。
アングラ、失礼、若いのが多い、情緒がない、云々。
世話物の長編、短編でお勧めある?
幕末を除いて。
>>461 世話物ではないと思うが「男の秘図」は変な話で面白かった
>>462 ありがとう
赤穂浪士の話だっけ?
元になった短編と中編読んだ気がする。
口に出してしまったらすべては終わってしまいまする、みたいなセリフが印象に残ってる。
>>462 おとこの秘図はなあ、お百合を手籠めにするところが妙に興奮する。
>>463 赤穂浪士とは主役の徳山五兵衛が少年の頃、堀部安兵衛と係わりあっただけ、
話の中心は徳川吉宗との関係。
剣客→梅安→鬼平と読んだ。
また剣客に戻るつもり。
新潮文庫の「池波正太郎の食卓」を読んで美味しい洋食が食べたくなった。
>>464 そうなんだ。勘違いしてた。読んでみるわ。
仕掛人・藤枝梅安と言うシリーズ名がいつ頃つけられたかご存知の方いませんか?
文庫化の頃かとは思うのですが確証が無いので、詳しい方の意見を聞きたくて。お願いします。
>>466 「おとこの秘図」は原作というか最初の短編は吉宗は確か、たいして出てこないと思う。
内容は親と折り合い悪く出奔し、京都でのお梶との係わり。その後江戸へ帰り
家を継いでの五兵衛の成長及びお梶との思いでの秘図制作、娘のお百合との関係。
盗賊改に就任しての日本佐衛門の捕獲と晩年の秘図制作。
後での拡大版はそれに吉宗を絡めて、暗殺計画、盗賊改の活躍を大きく追加してる。
俺最初短編読んで、後で拡大版読んだけどなかなか面白かったよ。
これ、主役の徳山五兵衛は正室の子でなくその為親から嫌われ、親に反発して
素行不良となるが、家を継いでからは立派な武士となり、盗賊改で活躍するところは
鬼平とかぶるな。原作の短編と鬼平はどっちが先の作品なんだろう?
>>468 ああ、思い出した。その短編面白かった
仇討ち群像に入ってたかな。剣客群像かな。今手元にないからわからんけど
秘図の話は幾つかあるよね。混同してた。
男の秘図読んでみよう
五兵衛若い頃はいいんだが
年取ると嫌なジジイになっていくよなw
むしろ嫁さんがなあ。
Vipか鬼女板あたりに持って行ったら、
とんでもなく叩かれそうだ。
嫁とのセックスレスを、手製のエロ本執筆で数十年誤魔化すって、どんな罰ゲームだよ。
挙句にババアになって死ぬ間際に「もっといちゃつきたかった」などと言われたら、俺なら無礼討ちにしそうだ。
「おせん」の若い女とおばあさんの触れ合いがいいね
杏と藤田弓子あたりでドラマ化して欲しい
473 :
無名草子さん:2011/12/09(金) 22:51:35.00
はい、ここで質問です
鬼平犯科帳がTV化されるとき、御大は
「原作にない話をやってくれるな」
とのたまったそうですが・・・
でも、漫画の鬼平犯科帳とか梅安って、原作にない話けっこうやってますよね。
あれってなんでなんでしょ?さいとうプロならナニやってもいいのでしょうかね?
アレがありならTVオリジナルの鬼平とかみてみたかったのですが
474 :
無名草子さん:2011/12/09(金) 23:37:27.84
漫画とか外道すぎてどうでもいい
死人に口無し、目無し。
476 :
無名草子さん:2011/12/14(水) 19:13:53.66
漫画もテレビも脚色しとるのは一緒
程度の問題かと
477 :
無名草子さん:2011/12/15(木) 11:20:07.68
>>474 はっ、この口調は!・・・池波先生・・・・・・
478 :
無名草子さん:2011/12/15(木) 18:32:30.34
ケンワタナベの梅安再放送してくれないかな
KBS京都では1月3日に梅安の再放送があるよ
おとこの秘図面白かったです
秘図?にはまる五兵衛氏も堅物過ぎる奥方もどこか憎めない感じでした
鬼平のエンディングの曲、日本のアーティストだと思い込んでたんだけど違うのねw
BSでたまたま鬼平見て、久しぶりに池波さんの本が読みたくなった
鬼平全巻買うでござる
去年の夏頃から剣客→梅安→鬼平と読破。
年末にレンタル旧作が1枚50円サービスをしていたので、剣客をまとめて視た。
今年は鬼平のレンタルに励みつつ剣客から再度読み返す心算。
>>483 よく再読する気になるなぁ
途中で内容思い出して読むのやめたりしないの?
年月隔てて詠むと、読み取り方も違ってきて、また違う面白さがあるんかな
>>484 普通に読み返すよ。好きな本は特に。
確かに途中で内容を思い出す事もあるけど、それはそれで気にならない。
>>485 なるほど
自分はまだ一度も再読をしたことがないので、これを機会に一度挑戦してみます
ありがとう
鬼平もシリーズ後半になると、偶然の出会いがやたら多かったり
昔の知り合いがやたら出てきたりと、作者のアイデア枯渇が顕著で
読んでらんない ( ´・ω・)
ま、よいわさ
むぅーん
今日読んだところがたまたまBSでやってた
ところどころ脚色してるけど、割と原作に忠実なのね
491 :
無名草子さん:2012/01/24(火) 18:23:02.22
髪が薄くなってきた俺はやっぱり男振が好きだなあ。
堂々とした姿に勇気づけられるわ。
池波ってセクロスというか官能小説好きだったりするのか?
まだ5シリーズくらいしか読んでないんだが
セクロスがない小説ってこの人書いてないんじゃないかってくらいセクロス率高いんだが
>>492 つ昔の娯楽小説の読者層
池波なんかまだましなほうだろう
494 :
無名草子さん:2012/01/26(木) 00:06:44.98
495 :
無名草子さん:2012/02/05(日) 13:16:10.22
火の国の城が一番面白かった
仇討群像のじいやの敵を討つ話がなんか泣ける
TVドラマ版の雲霧見たけど
ものすごくスケールの小さな盗賊になってて萎えた
剣の天地読んだけど超絶がっかり本だった
資料なくて書けないんだったら無理やり書こうとするなや
武将としての上泉が好きならいいかもしれんけど
剣客として好きな人には地雷だこれ
499 :
無名草子さん:2012/02/10(金) 19:22:01.48
池波好きな人は山田風太郎も好きなの?
500 :
無名草子さん:2012/02/11(土) 00:47:48.53
またお前か!
>>491 おまえがオススメするのでどんな禿の話かと思って買ってきて
読んでみたが良い話だった
502 :
無名草子さん:2012/02/15(水) 10:39:13.56
男振いいよね
「秘密」「さむらい劇場」なんかも好きだ
503 :
無名草子さん:2012/02/18(土) 22:26:40.19
剣客商売の敵の中で最強は小雨坊でいいかな
誰だったかの果たし合いで助太刀した時の相手も強かったような
刃の破片が顔にいっぱい刺さってたあれ
・・・誰だっけ
山崎勘介だ「浮沈」の1話目に出てくる
506 :
無名草子さん:2012/02/25(土) 10:02:45.87
海音寺潮五郎は見誤った!
507 :
無名草子さん:2012/02/25(土) 11:57:39.91
MIKAMIのインターネット でググれ
このブログ痛すぎwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
クソワラタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
鬼平、剣客読み終わった
次何読むのがおすすめ?
藤枝梅安先生忘れてました
買って読みますね
真田太平記、蝶の戦記とかの戦国モノも面白い。
でも、江戸の市井を描いた鬼平、梅安、剣客は格別だよな。
俺は「秘密」推し
今生きてる現役の作家で池波御大みたいな本書く作家いないの?
はい
好きな時代小説は池波正太郎と司馬遼太郎。
( )の使い方とか似てない?
鳥羽亮は斬り合いの場面を読みたいがために読んでる。
そんなことより船頭の友五郎って流星で遠島にされたと思うんだけど
その後普通に密偵として活躍してない?
平蔵が手回しした件とかもなかった気がするんだが
それとも帰ってきたのかな?
万惣が今月24日で閉店になるそうです
閉店と言うか休業ってなってたね
お国の防災計画に引っかかって建物の耐震化を迫られているがそんな資金は持ってなくてみたいな話しだったかと
日曜祝日は休みだから滅多に食べれなかったけど、あそこのホットケーキ好きだった
うめやす冬時雨の続きの8巻がどこにも売ってないんだけどどこに売ってる?タイトルなに?
万惣の事を読みたくてエッセイ系統を何冊か取り出して読んでいたら日曜日の万年筆にチャイナシンドロームの試写の記述
その前の段がなにか日本がオカシナ方向に向かって行っているような漠然とした不安について
なんか・・・(´・ω・`)
520 :
無名草子さん:2012/03/19(月) 13:54:59.23
見えてたんだよ、御大には
521 :
無名草子さん:2012/03/19(月) 19:57:24.93
『男振』原田小平太殿は生きてて欲しかった。
522 :
無名草子さん:2012/03/24(土) 09:44:13.59
黒白の高松小三郎は結局どこの大名の子だったの?
18万石て書いてあるけど
テレビ無いからグレーテルのかまどの池波正太郎特集見られん(´・ω・`)
524 :
無名草子さん:2012/03/26(月) 10:50:12.99
剣客に出てくる小兵衛が団子を口でかみ砕いて小太郎にやる描写が甚だ気持ち悪い。
むかしはよくあったらしいがこれで小太郎はピロリ菌感染者決定だ ( ´・ω・)
時代小説読むのやめたほうがいいんじゃね?
虫歯菌もうつるんだぜ。
527 :
無名草子さん:2012/03/27(火) 20:35:45.71
池波先生男色の話好きだよね
今剣客商売読んでる
剣客は狂乱が一番好きだな。番外編の黒白はいまいちだった。ないしょないしょのが好き
男色の描き方がまた上手いわ
531 :
無名草子さん:2012/04/03(火) 06:24:52.54
黒白がいまいちとは!人の好みは違うんだなあ
↑
パチンコと売春の「うんこ地帯」で生活する発達障害者(チビ、ブサ、知的障害)
↓
男食
男の娘
男装少女
コスプレ風俗
守備範囲広いな
池波正太郎の通った店に美味いもの無し
>>527 それこそ一世代前まで、よく噛めない子供のために親が噛んで口移し、なんてのは当たり前の育児だった。
どこまで想像力がないのか知らんが、今の価値観で昔の考えを量るなよ、ksが。
もののけ姫でサンがアシタカに干し肉(?)を口移しで与えているのを思い出した
まだ池波正太郎さんの小説を読んだ事ないんだけど、時代小説の中でも夫婦間や男女間の機微、貧困にあえぐ市井の人々の辛くも暖かい教訓めいた物語を読みたいなら、池波正太郎はどちらかというと剣術の立ち回りがメインになるのかな?
周平読んどけ
周五郎読め
貧困に喘いではいないな。
藤沢周平の描く田舎の貧乏侍や浪人に比べると、池波の描いた江戸の浪人はぶっちゃけネオニート。
金貸しに親切にしただけで千両ゲットとか、
子供のいない剣客の世話を焼いたら道場ゲットとか運がよすぎ。
やっぱりその二人になりますよね。読み飽きたぐらい読んだからなぁ…
池波正太郎さんはそういう小説は全く書いてない?
教訓めいた野暮な小説はないな〜
たまたまの幸運を掴んでいく成り上がり物や、あくまでやっとうがメインの娯楽中の娯楽小説ってところかぁ。佐伯泰英だっけ?
あれとあんまり変わらないのかな?
いずれにせよ、まだまだ読むのは先になりそうです(笑)ありがとーみなさん
人生とはそんなもんだ、と慰めてくれるのが周平
人生はそんなもんじゃない、と喝を入れてくれるのが正太郎
例えば周平氏の海坂藩シリーズなどと比較すると、朗らかというか派手な筆調に思える。
前者が地縁血縁主従に家族と、
色々しがらみに喘ぎつつ生きているのに比べて、
例えば鬼平であっても池波の描く主人公はどこかそれらから自由だな。
そういった封建的なしがらみから一歩引いているところが魅力でもあるし違和感にもなる。
547 :
無名草子さん:2012/05/17(木) 12:56:00.60
父の日に親父が大好きな池波正太郎の本を5〜6冊プレゼントしようと思ってるのですが、自分は時代小説は全く読まないのでアドバイスお願いします
ちょっと調べてみたところ、読む順番みたいなのがあるらしくさっぱりわかりません
以下が親父所有の文庫本です
剣客商売シリーズ1〜16 黒白(上下) ないしょないしょ
鬼平シリーズ1〜24 乳房 鬼平犯科帳の世界
藤枝梅安シリーズ1〜7 梅安料理ごよみ 殺しの掟
にっぽん怪盗伝
江戸の暗黒街
西郷隆盛
炎の武士
上意討ち
おせん
黒幕
仇討群像
旅路(上下)
夜明けの星
雲ながれゆく
秘密
忍者ものやエッセイは好みじゃないみたいです
スレ的にはどうかと思いますがこの際池波正太郎以外でもいいのでおすすめあったらお願いします
5,6冊ならシリーズ物でいいんでね?
549 :
無名草子さん:2012/05/18(金) 00:12:43.02
半次郎だな
三大シリーズは揃ってるけど、真田太平記が抜けてるな。
真田太平記全巻だな
>>547ですみなさんありがとう
真田太平記も考えたんだけど、これだけ池波正太郎の本を持ってる親父が真田太平記シリーズだけ一冊もないのってやっぱり興味がないか好みじゃないのかなと思ったんですよね
半次郎、調べてみました
人斬り半次郎 幕末編と賊将編ってやつですね
候補に入れたいと思います
あほうがらすがいいと思うな
あほうがらすいいね
70年代の池波作品が一番好きだ
闇の狩人読み始めた。冒頭はかなり良い感じに引きこまれた
池波読むとほっとするわ〜
一番酷いと思ったのは「旅路」
同じ展開を延々繰り返して池波先生トチ狂ったのかと思った
個人的には『原っぱ』が読むのがキツかった。
小説に仮託した御当人の愚痴だし。
ただ、愚痴でも不満でも言いたくなるほどの、東京を壊される事への怒りや哀しみ、
そして現代への身の置き所のなさが読み取れて切なかったな。
同じ意見を持つ人がいるかわからんが、
自分の住んでた風景を寄ってたかって他国者にぶっ壊されるのって、よほどの絶望なんだろう。
557 :
無名草子さん:2012/05/21(月) 22:08:25.41
池波作品は初めてで、必殺シリーズが好きなので、藤枝梅安¨おんなごろし¨を読みました。
噂には聞いてたけど、池波先生は飯の描写が秀逸ですな。浅利と大根の鍋とか腹が減ってしまいました。
他に何かオススメな作品はありますか?
定番ですが、燃えよ剣や梅安の購入を考えているのでそれ以外でお願いします。
559 :
無名草子さん:2012/05/23(水) 10:26:31.89
司馬遼とは世界観が相容れないと思うんだが…
燃えよ剣を池波作だと思っているのかね
共通点がラノベ作家ってことしか無いのに
そのことよ
563 :
無名草子さん:2012/05/24(木) 10:10:21.43
いかさま
>>558 取り敢えず三大シリーズを読んでみたら?
剣客には在りし日の牛堀先生も出るよ。
最近読み始めたんだがこの人女嫌いなんかな
梅安とか彦次郎にクソみたいに言わせてるし
鬼平に出てくる女もまともなほうが少ないし
性格のいい女は顔がまずいことが多いし
そんな風に感じたことは一度もないがw
ただ男色の描き方は天下一品
むふ、ふふふ
BL浪人を仕掛けた後
彦にゃんと先生の手が触れ合ってお互い微妙な雰囲気になって終わる話が好きすぎる
女はデブ専だよね
>>565 エッセイに書いてる。
嫌い、とまではいかないようだが、義理を通すとか継続して何かし続けるのは肉体的に無理とまで書いてるな。
現代の女のほとんどは、カチンとはこないにせよ良い顔はしないだろうな。
あと、芝居狂いのババアとか、当時増えてきた気の強い女と草食系男はボロクソに言ってる。
>>559-561 そう言えばあの人も¨太郎¨と言うのだね。
むふ、ふふふ
>>564 恐縮です。探してみます。
作者の女性感はともかく、梅安の生い立ちや、当時の硬派(ゲイ)思想的には正しかろうとは思う。
今は女性蔑視とか騒ぐ奴がいそうだけれど、嘘は言ってない。
女子はな、剣術よりも難しいわえ
色子とかは時代小説のネタとして書いてるだけと思うな。
大体プラトニックで終わるし。
女の描写ののほうが肉感的でしょう
男色といえばうさぎのやつは最後までいってほしかった
目覚めて密偵側にたって大活躍するようになるとか
ラノベ池波より
海音寺のほうが100億万倍面白い
そう、よかったね
ま、よいわさ
闇の狩人、途中から登場人物どんどん増えて収拾つかなくなってきた。
池波長編の悪いパターンかも?
池波¨食世界¨の真骨頂ってどの作品?
581 :
無名草子さん:2012/05/28(月) 21:42:52.83
女ばかりの家で育ったから人いちばい「俺は男なんだ〜!」と意識してたんじゃないかと。
うかうかしてたらオカマになってしまう。
子供の頃の話だと普通にガキ大将だったようにも読める。
同級生の女に癇癪玉投げたとか、ボコられたから木刀で仕返しとか、当時の子供は闊達だな。
小柄で学校の勉強は嫌いだったが図画が好きで気が強い性格だったそうです
しかも映画好きでうまい物好き。
大佛次郎ファンで歌舞伎ファン。
典型的な下町のガキだったんだろう。
ただ、大将ではなかったみたいだな。
そういえば、昔wikiの記述で、少年時代の友、井上留吉はいなかったとか書いてあったが、ほんとうだろうか。
ええっ、マジですか?!
あれがフィクションだったの?
どなたか真相知ってる方おられませんか? 私はかなり感動して読んだのに…
エッセイでも嘘ばかり書いてる気がする
だって
普通のおっさんとかわりませんよwww
ていう内容だったら次からのエッセイ買ってもらえないじゃない
読者サービスしないと
大御所ではあるけど大元はエンタメ作家なんだからさ
青春時代は株屋だったのは確かだが、住み込みが嫌だとかいろんな理由ですぐやめて、様々な仕事をしていたようだ。
井上留吉の存在がフィクションというより、自身を含む当時の友人知人のことを、一人の友人に仮託したとかじゃないかな。
ああ、そうかもしれないですね。
どうしても書きたくないことがあるみたいなことも書いておられたからなあ。
せめて同じ人のことを書くときは統一しないと
何か白ける
闇の狩人読了
最初と最後はゾクゾクしたけど
真ん中がたるかった。
原稿量稼ぐための無駄な台詞と説明多すぎ。
1974初版だけど晩年になるほど、無駄な台詞が増えると思う。
もう長編を書ききる集中力が落ちはじめていたのかな。
典型的なインスピレーション型、
悪く言えば行き当たりばったりの作家だからね。
本人が旋盤で学んだとか言ってるように、
職人みたいな作り方やってたんだから、
老いて心身がうまく使えなくなれば腕が落ちるのはしょうがない。
頭の中を登場人物に仮託していれば、徐々によく書くキャラに引っ張られる。
結末は決めないで連載を始めたそうですね
藤田まことの剣客を初めて観た
大治朗役の人ハマりまくってるね
渡部篤郎?山口馬木也?
個人的には渡部の朴訥そうな笑顔がいいな。
三冬は、まあ、ねえ。
藤田の剣客は嫁役の女の演技が過剰すぎてウザい
>>595 山口大治朗のほう。
大先生は藤田まことより、もっと小柄ですばしっこそうな人のほうがいいな。
今なら間寛平とか
間寛平はねえよww
小柄ですばしっこいなら池乃めだかだろ
芸人は所詮芸人でしかないよ。俳優じゃない。
いっそ、あまり名前を売っていない、よく似た俳優を呼んだら?
池乃めだかは単なるチビのジジイじゃん
寛平ちゃんは見るからにバネがあって、実際に身体能力も高いし
適役だと思うんだけどなあ
あの顔には剣客として生涯修羅場をくぐり抜けてきたという風格がない。
例えば中村又五郎とくらべりゃわかるだろ。
寛平は彼なりにプロなんだろうが、
戯けて人を笑わせるプロに、気品は持てないよ。
逆をいえば、彼には気品は不要だから今の彼になってるんだろ。
お前が芸人嫌いなのは解った
>>601の言い方には棘があるが、
間寛平みたいな漫才師だと、かえって気品や威圧感は芸の邪魔なんじゃない?
小兵衛は池波氏の思いを汲んで、せめて中村又五郎に印象の近い時代もの俳優にすべき。
ヨーダがやればいいじゃん
今の時代劇は
質のみを見て役者選べるほど金ないだろ
文句言う前に鬼平のDVD各巻ごとに10枚買って売り上げに貢献しろよw
戦国協奏曲読み始めた
やりの勘兵衛の話
濡れ場から始まるとついつい読んじゃうな
戦国幻想曲だった
生前池波正太郎も嘆いていたな。
当時はまだマシだったということが、髷すら結わない今の似非時代劇をみるとよく分かる。
>>606 >>濡れ場から始まるとついつい読んじゃうな
たしかに長篇はたいていそうですねぇ!
描写はエロくないけど会話がいい
>>608 今の時代劇はマカロニウェスタンみたいなもので単なる偽物。
江戸を知らん奴が江戸を描けるか。
マカロニウェスタンと違うのは、
あっちはまだ見られたが今の時代劇は見られたものじゃないってことだ。
藤沢周平なんかも、あんなに原作を穢されて九泉の下で嘆いてるだろうよ。
こういう頭の固い視聴者が新しい役者をつぶすんだろうな…
昔ほど儲かってないんだから役者もセットも昔の質を保てるわけないのに
評価点を見ずに批判点だけしか見ない
テレビの話は他所でして下さい
ゴメンちゃいプー
614 :
無名草子さん:2012/06/19(火) 16:38:27.02
鬼平の頃の江戸の地図とか売ってないですかね
小説に出てくる、寺社、屋敷、料理屋などが注釈で書かれてると更に良いんですが
小説を読みながら、地図で位置関係などを確認したい
新潮の池波シリーズに江戸切絵図散歩があるよ
617 :
無名草子さん:2012/06/20(水) 15:43:30.20
>>615 >>616 ありがとうございます
早速注文しました
これ見ながら、梅安や剣客読み直すのが楽しみだ〜
真田太平記読み終わったんだけど
右近と三九郎の対面の場面はついになかったな
意外な人からその死を聞くという伏線だけ取り残された
619 :
無名草子さん:2012/06/22(金) 11:02:46.83
「獅子」も読んどくといいよん
真田太平記は良かったなあ
結局のところ池波の他のは読む必要ないだろ
鬼平とか子供っぽいし
時代小説は好きだけど歴史小説は興味が無い
まあ好き好きとしか言いようがないわなw
623 :
無名草子さん:2012/06/24(日) 12:13:04.27
吉川英治と長谷川伸の影響が濃厚ですね。
日本の大衆文芸の正当な嫡子と言えるでしょう。
新潮社は順次、電子書籍に移行していく方針らしい。
オレは正直、違和感があり過ぎるんだが…
大衆小説は、B層やデジタル弱者がお得意様じゃないのかよ。
625 :
無名草子さん:2012/06/30(土) 19:52:22.79
デジタル書籍の普及はそこ迄進まないんじゃない?
売り先にとっては、経費もグンと落ちるし進めたいところだろうけど
自分はやっぱり小説は紙で読みたい
デジタル書籍の売上って、どんくらいあるんだろうね
書店で買いにくいカテゴリーの構成比が、かなりと高いと推測w
大きな活字で分冊化
そんな姑息なことをやるくらいなら、電子書籍でも構わない
>>625 エロマンガの他は振るわずって聞いた。
ビジネス書やマニュアルならばともかく、楽しみで読む小説は紙の本で読みたいですな。
>>626 >>大きな活字で分冊化
あなたも老眼が進むと、大きな活字の有難味がわかるかもしれませんよ。
私も若いころなら同意見だったと思うが…
自分には三大シリーズの電子書籍化は有りがたかった。
スマフォにインストールして、通話機能とWi-fiを切れば飛行機の中で「鬼平」が読める。
飛行機の中で眠れないたちなので今までは機内に文庫を持ち込まざるを得なかったことを思えば隔世の感がある。
文庫ぐらい鞄に入れて不都合あるだろうか
手ごろな大きさのタブレットで
多機能検索と拡大縮小機能もたせたアプリがあって
印刷代もろもろ含めたのを差っぴいた適正価格なら電子書籍のほうがいい
○巻のこの話が読みたいってときにいつでも読めるし
漫画ばっかで小説するないよ。
こいつ、おもしろい。
のである。
633 :
無名草子さん:2012/07/05(木) 18:53:55.95
鬼平の最後の方、ネタ切れなのか、投げてる感がするw
剣客を全部読んでないんで、次は剣客読もうと思ってるんだが、剣客は田沼の威を借る、、みたいで途中で投げたんたよね
やっぱここは梅案の読み返しかな
鬼平全巻買ったけど読んでないし読む気もしないわ
盗賊の話なんてどうでもいいのに
何で買った俺は
>>633 三大シリーズでは、オレも梅安がいちばん好きだ。
剣客商売は藤沢周平が書いたほうがよかったかもしれんなぁ。
636 :
無名草子さん:2012/07/06(金) 11:43:37.44
周平が書いたら
大先生が空を飛ばなくなるだろ
たしかにw
638 :
無名草子さん:2012/07/07(土) 13:03:55.24
そのことよ
げえっ
640 :
無名草子さん:2012/07/07(土) 17:29:41.14
むうん
いかさま
さようでございますか
や、、、
おもうさま
心得まいた
646 :
無名草子さん:2012/07/09(月) 11:00:32.18
と、いってよい。
いやですよう
648 :
無名草子さん:2012/07/10(火) 01:10:17.89
>>633 たまには全く毛色の違うものを読んだほうがいい
そのほうがマンネリ感を防げる
俺はいま、P.ホーガンの「星を継ぐもの」読んでる
Ζガンダムだねっ
>>648 マンガ雑誌で連載中だが同じ顔、似た様な名前が多くて判り難いな>星を継ぐもの
651 :
無名草子さん:2012/07/10(火) 19:20:03.49
まんが?
P.ホーガンの書いた「文字のほう」の話なんだけどw
なぜかたくなにファーストネームを書かないのか
653 :
無名草子さん:2012/07/10(火) 23:12:49.67
S・池波
>>651 それはわざわざ自己主張しなくてもわかってるよw
自己主張
娯楽にヒエラルキーをつけても滑稽なだけですよう大先生
心得まいた
金打!
659 :
無名草子さん:2012/07/12(木) 08:30:03.44
ふ、ふふ
ラノベの元祖らしい
661 :
無名草子さん:2012/07/14(土) 17:15:51.75
間寛平はやく小兵衛やらないかなぁ
662 :
無名草子さん:2012/07/14(土) 18:20:57.44
>>648 確かにそうですね
何故か北方謙三の三国志読んで、3巻で飽きて投げたの思い出した
いかさま
664 :
無名草子さん:2012/07/16(月) 15:27:54.71
あい、あい
665 :
無名草子さん:2012/07/16(月) 15:28:50.60
先生、夕餉になさるかよう、それともこのまま・・・・・・床になさるかよう?
ちんぼ、にしようかのぉ
や、これはたまらぬ
このスレのレスを並び替えるだけで
池波の新作が出来てしまいそうだなw
そうですよう
司馬遼太郎に比べて、池波、藤沢は
ためになりそうな感じがしなくて手が出なかったんだけど
年をとったせいか江戸人情ものになんか惹かれる
手始めに鬼平読んでみます
のである。
人情ものではないよな
刃傷沙汰は多いけど
池波は活劇だよ
674 :
無名草子さん:2012/07/18(水) 00:34:42.14
司馬の何が為になるのか分からん
史実誤認に史実創作ばっかだろ?
ねえ
池波は読書入門に良いよ
無学者、劣等者に優しい作家だからね
誰でも読めるなんてすばらしいことじゃないか。
娯楽小説なら余計なことを考えずに読めばいいものを。
そういや、以前鬼平を理想の上司がどうのこうのと勿体つけて売ってたことがあったっけ。
本人、失笑してたろうな。
金の卵だけど
池波さんで国語を学びました
む、うまいな。
681 :
無名草子さん:2012/07/18(水) 21:47:23.43
三冬。浴衣を脱いで、そこへ膝をつくのだ。
そして、尻をこちらへ向けなさい。
682 :
無名草子さん:2012/07/18(水) 22:07:04.60
「これはいかん。すっかり暑くなった」
「梅雨が明けたんだねえ」
「そうじゃ、おはる。すまぬが又吉のところへ行ってな、鰻をたんと買ってきておくれ」
「あい、あい」
「夕餉には蒲焼と肝吸いと酢の物(うざく)、それから丼にするのじゃ」
「先生、そんなに食っちゃあ、またおなかをこわしますよう」
「せがれめ夫婦と、弥七と徳次郎も呼んで、にぎやかにやりたいのう」
「いっそ又吉さんも連れてきましょうかねえ」
「おお、それは名案じゃ。あやつに焼いてもらおう。・・・うふふ、いよいよ楽しみになってきたわえ」
のである。
というかためになると思ってるのは一部の頭がかわいそうな狂信者だけで
後はみんな娯楽小説として楽しく読んでるよ
ためになる感って日本人の大好物だから
吉川武蔵や山岡家康が売れたのも
司馬の薀蓄と講釈入れまくった奇形小説があんなに売れたのもそう
当然池波正太郎もそういう読まれ方をされて不思議じゃ無い
読まれ方っつうか宣伝だな
そういうレッテルをつければ権威に弱い層がありがたがってくれる
ばかっ
ばかとはなんだっ!
689 :
無名草子さん:2012/07/22(日) 01:56:30.84
その日。
司馬と池波の読者層はカブらないと思うが…
小説観のへだたりが大きすぎるから
え、俺両方大好きだけど。加えて藤沢も海音寺も。
以上は余談である
個人的な好き嫌いはもちろんあると思うけど
小説家のことでマジな派閥作ってるやつらは
言葉は悪いがキチガイとしか思えない
たかが娯楽小説なんだからそんなにこだわる必要なかろうに
池波は軽い
いかぬ。
なにがですよう
毛饅頭じゃ
父上、その毛饅頭とはどのようなもので?
そうよの・・・三冬の毛饅頭はちと薄くて餡が多すぎだったのう
秀の毛饅頭は毛がない、ただの饅頭だったわい
おもとは濡れ饅頭だったがちと匂いがきつくてのぅ
やっぱりおはるの毛むくじゃら饅頭がいちばんよいわさ
やだよぅ先生ったら、そんな話を聞いたらしたくなっちまったよぅ
申し訳ないがNTRはNG
702 :
◆FvsmLa7tQQ :2012/08/05(日) 17:07:15.87
■日本が誇る本格時代劇が海を渡ることになった。池波正太郎原作の「鬼平犯科帳」と「剣客商売」が今秋から台湾で放送される。
かつては引く手あまただった日本ドラマも、今は「韓流」に押されっぱなし。秘蔵の「最終兵器」で反転攻勢をかける。
フジテレビは、中村吉右衛門さん主演の「鬼平」全146話と、故藤田まことさん主演の「剣客商売」全53話の放送権を、台湾の大手放送事業者に売ることで合意した。
いずれも松竹との共同制作で、同局が時代劇を海外に売るのは初めて。台湾の約150万世帯が加入する現地の日本番組専門チャンネルでこの秋から放送が始まる予定だ。
時代劇というお家芸で勝負をかけるフジの田信癸(でん・のぶき)ゼネラルプロデューサーは「完成度の高い映像美と江戸の『粋』で打倒韓流を目指す」と意気込む。
「宮廷女官チャングムの誓い」など韓国の時代劇が各国で人気なのもヒントになったという。
1990年代後半から2000年代初め、日本の若者向けドラマはアジアを席巻した。
だが、日本でも韓流ドラマ「冬のソナタ」の放送がスタートした03年ごろから、韓国が国家予算を投じてドラマなど映像ソフトの輸出拡大を図り始めた。
地上波テレビ番組の輸出金額は、05年に韓国に逆転され、その後は水をあけられるばかりだ。
国内のコンテンツ市場は横ばいだが、海外市場は15年までに平均5.7%の成長が見込まれている。
海外展開に放送局が本腰を入れ始めたのは、収益拡大のため必要に駆られているからでもある。
フジの子ども番組「beポンキッキーズ」200回分も、台湾の同じチャンネルで放送される。「ガチャピン」と「ムック」も初めて海外でデビューする。(田玉恵美)
http://www.asahi.com/showbiz/tv_radio/images/TKY201208050208.jpg(←テレビ番組の輸出金額)
☆
http://www.asahi.com/showbiz/tv_radio/images/TKY201208050207.jpg☆
↑「鬼平犯科帳」から(C)フジテレビジョン/松竹株式会社
2012年8月5日14時57分
http://www.asahi.com/showbiz/tv_radio/TKY201208040701.html
韓国相手にしても意味がないと思うんだが
最初の一手なんだから台湾に時代劇の良さを伝えることを一番の目的にするべき
まあ金に窮しての措置かもしれないから時間かけることができないのかもしれないけど…
時代劇輸出はアジアに限らず全世界にするべきだろ
好きだったフランスあたりに持ち込んでもうけるかもしれん。
ま、よいわさ
708 :
無名草子さん:2012/08/07(火) 22:07:41.66
イタリア人や日本人が西部劇を作るんだから
欧米人も自分とこで時代劇を作ればよい
709 :
無名草子さん:2012/08/08(水) 12:14:34.19
ま、蝶々夫人やミカドみたいなもんだけどな。
フランス版梅安とか
ほとんどレオンじゃん
池波が生きてたら
徹底的に時代考証された欧米産の時代劇って見てみたかったなw
712 :
無名草子さん:2012/08/09(木) 17:41:18.16
時代劇なら子連れ狼が1番好きかな
あと、実家でチラッと見た大江戸捜査網?とか言うのも面白そうだった
鬼平はテレビもそこそこ面白いけど、小説読んだ方が面白いかな
先に小説読んだのが原因かもしれないけど
小説再現しろつっても地上波は無理な殺し方とかあるまくるしな
文章で読むとすげー面白いけど絵的に地味な攻防とかも
あの文章のリズム感を知ってるとドラマは全て間延びして感じる
ばかっ
荒らしかなにかしらんけど
ずっと小説台詞引用してるやつは何がしたいんだ?
2chとはそのようなものよ
ま、よいわさ
あは、はは……
読み込んだ食卓の情景がぼろぼろになってい、
(あたらしく買ってこよう)
と・・・・
おもいたった。
むうん。
長編では男振が一番好きだな。読後感がさわやかでよい。
ハゲの話だっけ ?
凄い一物を持った男が大名の嫁に気に入られて
一物だけで一国一城の主になる話だよ
>>724 うそつけww映画化したら主演は羽賀研(ry
池波正太郎もそうだが、あの世代の人は大喰いの大酒呑みが多いね。
ビールで串カツをやってさらにロースカツでめしとか、辰巳竜太郎もしくは島田省吾と
さしむかいで一升瓶をあけたとか。そういうこと現代人はあんまりやらない。
欠食で育ったから
大食い大飲み=贅沢
という信仰があるんだよ
>>726の訂正
辰巳竜太郎→×
辰巳柳太郎→○
五代目柳家小さんもそうだった。弟子も「若いもんはしっかり喰え」と
腹二十分目の大喰いさせられて参ったそうだし。
>>728 昔の人間ってそういうのが多いよな。
いいこと言ってると自己陶酔して栄養学から考えるとダメダメなことを強要するとか…。
ゆとりは読まなくていいよ
ゆとり世代が読んでくれなきゃ終わりだろw
俺らで流通を止めていいようなクズ作品ではない。
今、文庫だったらほとんどの作品が読めるだろ。
著名な作家でも絶版だらけの現代ではめずらしい。
吉行淳之介なんかほとんど出てないよ。
だからこそゆとり世代にも読み伝えてほしい。
団塊が買ってるだけだろ
と言おうとしたが電子書籍でも結構売れてるのな
二十歳くらいの女の子が電車の中で剣客商売を読んでたよ。
大学のとき学バスの中で燃えよ剣を読んでる女の子を見かけたな
先日、池波正太郎記念文庫に行ってきたんだけど
時代小説コーナーに来館者が一筆書けるノートがあって
書込みの内容を読んだんだけど、10代の読者も何人か書いてた。
親の本棚にあったのを読んだのが池波作品にハマるきっかけに
なったと書いてあったよ。
かれらも、
(そのうちに・・・)
蕎麦で酒をやったりするようになるのだ。
腐といわれてる人達にもかなり人気あるしな>池波作品
ちなみにそっち系に人気が高いのが
梅安、彦次郎、小杉さんの三人
時点でおかしら×うさぎ
興味深い
男が想像する人気がありそうなキャラとは一味違うね
いや、単に原作であやしいシーンがあるので(BL、いわゆるホモ的な)話を作りやすいってだけです
特に梅安と彦さんは、詳しい内容まではすぐに出てこないけど、ホモの浪人かなにかを始末した後、
お互いに手が触れ合って意識して、大笑いして雰囲気を打ち消すっていうシーンとかあるし
大小便がらみの記述も時々出てくるね。京への旅の途中木村忠吾が野●したり、
囚われの身になった男が縛られたままモラしちゃうとか。
>>742の場面でも、凄腕の相手にビビった彦次郎が小便を漏らしてなかったっけ?
今日剣客やるんだっけ
剣客はまだ読んでないのう。
見てしまうとイメージが、な。
杏の三冬は酷いのう
>>743 おっ
なかなか通ですねw
こっちの世界ではスカトロネタはあんまりないですね
剣客商売のドラマ、あまり好評ではないみたいですね
三冬の弟子の飯田粂太郎親子とか脇役はいい味出していたと思うけどね
ナレーションの蟹江敬三さんも良かったです
評価する層がガチガチの石頭おっさん層だから仕方ない
俺もそうだからわかるが、いい所からじゃなくて悪い所から評価を始めるのが癖になってる世代
北大路さんは重厚すぎる軽さが無い
杏は大根だが、まぁ雰囲気はでてた
大治郎役の斉藤なんちゃらは全然駄目
テレビで閉口したので、只今原作を読んで絶賛口直し中。
あの出来を良しとしたら悪くなる一方だ。
作るならもっと原作読み込まないとダメだね。
753 :
無名草子さん:2012/08/26(日) 21:14:05.99
原作で田沼が白玉を出されて母を思い出すみたいな事を言ったのは好きなセリフなんですが・・・
田沼と言えば「ワイロ」で良いイメージなかったんでね
ドラマでも折角、白玉を出したんだから言って欲しかった
754 :
無名草子さん:2012/08/27(月) 05:50:25.87
加藤剛が良かった
寺島しのぶのほうがよかったな。
小兵衛が貫禄ありすぎたね
殿様みたいだったw
757 :
無名草子さん:2012/08/27(月) 21:00:58.57
>>753 確かに!
俺もあのセリフで歴史の授業で習った悪役イメージが払拭されたんだわ
やっぱり小柄で飄々とした感じじゃないとなあ
見てないけど北大路欣也は真逆じゃね ?
藤田も大柄だったよね
>>759 藤田まこともデカくて最初は違和感を感じたが、芝居の上手さでやがて違和感消滅。
北大路欣也もたぶんそうなるだろうけど、脚本と他のキャストの拙さがなあ。
> 小柄で飄々とした感じ
小日向文世だと軽すぎるだろうか
身長165cm
ちょっと顔に締まりがないかな
ドラマはいらねえやな、へ。
北大路欣也は田沼役の方が良さそう
堺正章がいいな
766 :
無名草子さん:2012/08/29(水) 22:01:13.97
767 :
無名草子さん:2012/08/29(水) 23:02:19.23
堺正章か、いいね
ほんとは間寛平いち押しだけど
夏八木勲さんは大柄でしょうか?
769 :
無名草子さん:2012/08/31(金) 20:59:13.79
「ああ見えてホントは・・・」みたいなズルさというか
茶目っ気がほしい
770 :
無名草子さん:2012/09/13(木) 01:59:24.07
鬼平や剣客のシリーズ物は、通しで読むと
世代交代の描き方が地道に上手くて、なんか安心するというか爽やかな読後感がある。
平蔵や小兵衛は、ここぞという時は大立ち回りで活躍するけど
日常生活を中心に後半は老いの描写が増えてきて
決して非現実的なスーパーヒーローではない。いい年の取り方をしている。
一方で、最初は全然役に立たない、うさぎ・辰蔵みたいな遊び好きで弱っちょろい若者や
逆に大治郎みたいな剣術一辺倒で世間知らずの堅物なんかも、
場数を踏んで、私生活でも所帯を持ったりするうちに、三十男になる頃には徐々に落ち着きも出てきてる。
中村嘉葎雄はどう?
>>771 品格とか考えると結局のところ歌舞伎系の人になっちゃうよね
ちなみに気になってぐぐってみたら中村嘉葎雄は映画の梅安で彦次郎やってた
梅安読んでたら絶筆だったんで絶句したわ
誰か続き教えてくれよ
亡くなった当時に話題になった説では
恐らく梅安の新居が完成した直後におしま辺りに梅安が殺されてラストじゃないかと言われていたな
>>774 やっぱりおもんと別れたり、なんだか精気のないセリフが多かったようだから終わりに近づいてはいたのかね
それはそうとさいとうプロが描いてる漫画はさいとうプロが原作?
小説原作だと思ってた
まだ続いてるから
原作どころか白子屋の殺し方もまるで違うし、漫画では将軍の治療までするスーパー鍼医だぜw
JCNの時代劇専門チャンネルで以前の鬼平をやってるが
美保純、可愛らしくていい女だな.....
779 :
無名草子さん:2012/09/30(日) 12:19:59.32
>>773 収拾がつかなくなってきたところで未完になってるんですよね
先生はいきあたりばったりで書いておられたようで…
>>779 そーなんですか?
確かに混迷してましたなぁ
おはるは小兵衛より先に死ぬんだよね
さらりと酷だ
782 :
無名草子さん:2012/10/05(金) 21:28:39.43
毛饅頭を食べたい
>>781 おれが小兵衛だったら後追い切腹してるわ
784 :
無名草子さん:2012/10/16(火) 22:08:25.40
毛饅頭は舐めたり吸ったりするものなのだ
喫茶店に置いてあった漫画で剣客商売初めて読んだけど
やっぱ池波作品はさいとうプロのほうが合うな
せやったかなあ
>>770 うさぎも全くの役立たずってわけじゃないけどな
しょうもない奴ではあるが、そのへんの盗賊があいくちを振り回したぐらいで腰を抜かすような尾美としのりのうさぎはちょっと大げさ
(もっとも、それに近い失態をする話はあるから、あの路線もそんなに間違ってないとは思うが)
788 :
無名草子さん:2012/10/28(日) 22:48:39.24
ビッグコミックだっけ?
あれは渋いね
池波正太郎が好きだったぜんざいとあげまんじゅう屋に行ってみたい
790 :
無名草子さん:2012/11/21(水) 18:46:26.72
投稿できるのかな
うなぎは待つのも味の内
天ぷらは出てきたが先か、親の敵の如く片っ端から食らいつく
こんな表現してたのはこの作者ですか?
791 :
無名草子さん:2012/11/21(水) 18:52:18.02
うごいてたみたい
792 :
無名草子さん:2012/11/23(金) 22:10:58.26
随筆みたいなのでそんなことを書いていたかも。
>天ぷらは出てきたが先か
「男の作法」だったかな
うん、『男の作法』ですな。
初めて入る寿司屋では椅子席に座る
専門用語を使うな
とかもありましたな。
逢坂剛の『平蔵の首』読んだ
鬼平は三大シリーズの中でもそれほど思い入れがなかったせいかもしれないけど面白く読めた
大江戸ミッション:インポッシブルとでもいうような感じで鬼平とは全然切り口が違うのに
鬼平のイメージをダブらせながら読んでもあまり違和感ないように書いてあるのは手練れの作者ならではか
そういえば今晩からBSフジで松本白鸚版鬼平の放送が始まるんだな
男の作法は本人の書き下ろしでないし聞き手が「いかにもな」言葉を引き出そうとしてるのがなんだかな
世間の間違った常識とやらをぶった切って欲しいのか・・・
でも「というようなことを通ぶった人がよく言うでしょう。 だけど実際に通じゃなくてもいいものなんだよ。 (略)
僕も好きですよ。」 この一文のおかげでほっとする
俺は20になったばっかだけど、純文学、ハードボイルド、SF、推理、サスペンスなどなんでも来いの雑食系
何でこうなったかというと、親父がそうだったからw
親父の本棚には、川端康成、森鴎外、夏目漱石、太宰治、レイモンドチャンドラー、小松左京、筒井康隆、星新一、ドストなど色んなジャンルの本があった
そんな親父に勧められたのが鬼平犯科帳
これは時代小説だが、ハードボイルドだと言った
それ以来親父の蔵書の池波作品は全部読んだ
鬼平は面白いけど、同じような内容が多く且つ巻数が多いので、続けざまに読むと流石に最後辺りは飽きたw
最後迄飽きずに読めたのは、やっぱ梅安かな
剣客も面白いけど田沼の威を借りてって感じで、そこは気に入らなかった
今は司馬遼太郎読んでるけど、余談の多さに悪戦苦闘中w
スカトロネタは司馬遼太郎も書いてますね
798 :
無名草子さん:2012/12/15(土) 20:55:47.76
いまの時代だと「男の作法」なんていっても馬鹿にされちゃうだろうな。
それがなんだか口惜しい。
松本白鸚版鬼平を見て思ったが・・・
あの松本白鸚の重厚さはあの世代特有のものだ。
吉右衛門版鬼平は重厚な作品だが
白鸚版鬼平の前では軽快にすら感じる。
重厚さでは一歩ゆずるが、鮮やかさ、スピード感(あれでも)は
吉右衛門版鬼平のもので
あの味は白鸚には出せまい。
また、吉右衛門も白鸚の持つ含蓄の深さにはおよばない。
明治生まれが世の中の真ん中にいたころは、世の中全体が大人だったのだろう。
時代が作品に反映されたのだな、と感じた。
うむ
>>798 口に出さないまでも心がけていたりできる人は、
見る人が見ればやっぱりカッコいいと思われるんじゃないかな。
結構時代を問わない作法だと思う。
>>798 いつの時代にも通用するのではないですか?
分かる人には・・・
803 :
無名草子さん:2012/12/19(水) 06:05:11.84
ダンディズムなんてのも死語になりました(⌒_⌒)
そう言えば、「男の作法」を読んでから刺身にわさびを直接つけて食べるようになったな。
そう言えば、「男の作法」を読んでからフォークの背にライスを乗せて食べるようなみっともないマネは止めたな
806 :
無名草子さん:2012/12/20(木) 20:49:53.01
なんとなくルパンのヴォーカル付きテーマを思い出した。
男には自分の世界がある
男の作法というタイトルは失敗したとかなんとか
御当人は書いていた、自分は人様に作法など説ける人間ではない、と。
・・・「人様」という感覚こそが立派な作法だと思うが。
どっかの居酒屋のブラックな社長にでも読ませてやりたいわ。
「男の作法」を読んでから冬場に背中を洗わなくなった
オレも外食したときに「おあいそ!」なんて言わなくなったな。
810 :
無名草子さん:2012/12/21(金) 20:49:15.06
男の作法か
すっかり古き良き時代の言葉になった感があるね
ぼくは「男の作法」に関しては伊丹十三の初期のエッセイで学びました。
812 :
無名草子さん:2012/12/23(日) 10:15:22.54
寿司についてはタネ、シャリなんかも言わないみたいな感じ?
たしか、部外者が業界の隠語を気取って使うのはもっともない、というようなことだったと思う。
>>812 寿司屋でわざと隠語を乱用して食べまくった後に激怒した店主に追い出されてただ食い成功ってマンガをホイチョイプロが
描いてたけど男の作法がモトネタだったとしか思えないw
痔を治す体操やった人いますか?
成果はどうなのでしょう?
自分は痔主ではないのですが・・・
「にっぽん怪盗伝」新装版になって活字がでかくなった。
以前の植草甚一の解説がなくなってしまった…
良いですね。鼠小僧の話とか。また読みかえしてみるかな。
819 :
無名草子さん:2013/01/05(土) 14:40:11.04
活字が大きくなるのもまた、時代を感じてしまいますなあ。。
鬼平の再放送あるらしいですね
BSらしいけど、俺とこBS映らない
地上波で梅案してくんないかな
時代劇専門チャンネル最高よ?中村白鴎版吉右衛門版鬼平剣客梅安しょっちゅうやってるわw
鬼平全部読んでしまった
梅安も読み終わってるし、剣客読むかなぁ
剣客あんま好きじゃないんだよね
鬼平で登場する寺社仏閣とか載ってる本買ったけど、地方住みな自分にはイマイチだった
東京住んでる人だと、本片手に歩き回ることできていいな
学生のうちにバイクで行ってみたいな
若いころは鬼平が好きだったが最近は剣客だな
剣客はTVと小説は別物
僕は小説の方が好き
剣客全巻確保してるんだけど、熟成させときますw
剣客のTVはちょっとだけ見たけど、息子の嫁さんがブサ、、
いや、何でもない
昔のは美人だから見るといいぞ。
ラジオ深夜便(NHK第一)で今から約一時間、鶴松房治のインタビュー
剣客、梅安、鬼平なら剣客が一番好きだな
てか小兵衛が好き。大治郎は微妙
電子書籍で買ってる
劣化しないからいいな
梅庵と雲霧が好きだな
剣客TVはおしんの人のお春と初代小平が好きだ
TVキャストの話題ですか
なにげに江守徹の岸井左馬之助が好き
大路三冬すきだったけど社民党だったんで凹んだ ( ´・ω・
池の小兵衛、室伏大治郎で新作おながいしまつ
三冬は・・・難しいな(´・ω・`)
池のこへいとか馬鹿じゃね
解説をよく書かれていた常盤新平さん、亡くなられてしまいましたね…。
839 :
無名草子さん:2013/01/30(水) 22:00:55.36
>>838 イタリアンマフィアに関しての分析を読んだことがある。
なんか研究者としての記述みたいなスタンスだった。
840 :
無名草子さん:2013/02/02(土) 18:01:04.29
週刊鬼平犯科帳か何かのCMで
「人が道を踏み外すにやぁ、それなりの理由がある」
みたいなセリフのシーンが流れてたんだけど、どの作品?
粋なセリフがかっこよかったんだけど
841 :
無名草子さん:2013/02/04(月) 22:34:29.22
>>839 wikiではマフィア研究家とも書かれてるね
一本饂飩 初読了。
あーキモ
指圧師が平蔵の肝臓付近を揉んでるけどあんなことしても逆効果では
鬼平新装版って背表紙に新装版の表示があるものとないものがあるけど、どう違うの?
>>845 いや、新装版でも背表紙に表記があるものとないものがあるんだよ。
847 :
無名草子さん:2013/02/09(土) 05:53:38.30
真田太平記いま10巻まで読んだが、ぶっちゃけ草の者パートって要らなくね?
くねくね?
849 :
無名草子さん:2013/02/09(土) 13:32:01.02
長期にわたる潜入忍者「草」に触れておきたかったのかあるいはそうでないのか
851 :
無名草子さん:2013/02/13(水) 21:17:43.27
指圧師どんは肝の臓あたりを揉んでも痛いだけだわなあ
852 :
無名草子さん:2013/02/13(水) 22:02:19.68
>>849 草の定義に触れるなんざ、なかなか読んでるね。
今夜BS日テレとフジ、完全にかち合ってるな
855 :
無名草子さん:2013/02/18(月) 07:09:05.31
鬼平読み返してて「殿さま栄五郎」読んでなんか納得できない。
なんで平蔵は「殿さま栄五郎」なんて有名な盗賊になりすまそうとしたんだろう?
有名人だったらばれる可能性高いと思わなかったんだろうか?
案の定バレて鷹田の平十が死ぬはめになったし。
か、かんだやぶが・・・
857 :
無名草子さん:2013/02/19(火) 22:01:52.05
http://megalodon.jp/2013-0219-2158-12/www3.nhk.or.jp/news/html/20130219/k10015632061000.html 「かんだやぶそば」で火事
2月19日 20時51分
19日夜、東京・神田にある創業130年余りの老舗のそば店「かんだやぶそば」などが焼ける火事がありました。
東京消防庁によりますと、今のところけが人はいないということです。
19日午後7時20分ごろ、東京・千代田区神田淡路町の、そば店「かんだやぶそば」から火が出ました。
消防車など22台が出動して消火に当たっていますが、午後9時現在、木造2階建ての店舗のほか、
隣接する建物4棟合わせて190平方メートルが焼けたということです。
従業員の話によりますと、出火当時、店内には20人ほどの客がいましたが、
全員避難したということで、東京消防庁によりますと、今のところけが人はいないということです。
「かんだやぶそば」は130年余り前の明治13年に創業した老舗のそば店で、
東京都のホームページによりますと、現在の木造2階建ての店舗は
大正12年に建設されたもので、都の歴史的建造物に指定されています。
現場はJR秋葉原駅から500メートルほど離れた商店や
飲食店が建ち並ぶ地域で、警視庁と東京消防庁で、出火当時の状況を調べています。
店のおかみは、「ブレーカーが落ちたのか、突然、店の中が暗くなり、従業員が『煙が出ている』と言ってきた。
すぐに、20人ほどの客を外に避難させ、店に戻ってくると、店内に煙が充満していた」と話しています。
明治創業の老舗
「かんだやぶそば」は、130年余り前の明治13年創業で、
現在の建物は、今から90年前、関東大震災があった大正12年に建てられました。
板塀に囲まれた2階建ての数寄屋造りの木造建築で、現在、東京都の歴史的建造物に指定されています。
「鬼平犯科帳」や「剣客商売」などの小説で知られ、食通としても有名な
作家の故・池波正太郎さんが好んで通った店でもあり、池波さんのエッセイでも取り上げられています。
空の上で池波さんも悲しまれているでしょうね…。
好んで通ったの神田まつやの方だよな
>>857 池波さん読んで行ってみたよ。味も良かったが、何よりも古くて渋〜い雰囲気が気に入った。
全焼じゃなくて良かったけど変にキレイにしないで欲しいな。古い木材を探す位やらないかな。
861 :
無名草子さん:2013/02/24(日) 14:28:44.16
乾燥する時期だからなあ
>>859 「通」が静かになるからまつやのカレー南蛮が好きだったと強調してほしいなw
863 :
無名草子さん:2013/03/10(日) 10:51:56.84
ビッグコミックの漫画もなかなか味があるね。
864 :
無名草子さん:2013/03/10(日) 11:58:46.35
ゴルゴの人が描いてる奴?
>>847 あいつら温泉に浸かってばかりで役に立ってないな
867 :
無名草子さん:2013/03/21(木) 22:40:01.50
あれは真田昌幸が死んでからガクッと面白くなくなるな
868 :
無名草子さん:2013/03/22(金) 10:44:10.29
池波正太郎作品って電子書籍はだいぶ出尽くしてるかな?
昔、剣客商売とか梅安を全部読んだけど、改めて電子書籍で読み返したくて
869 :
無名草子さん:2013/03/22(金) 13:36:05.89
電子書籍は解説がついてないんだよなあ
鬼平の植草甚一の名解説とか入れて欲しい
鬼平読むと何故だか無性に美味いものが食べたくなるんだよなあ
電子書籍で鬼平23巻まで読み終わった。
そろそろ剣客にいくか
872 :
無名草子さん:2013/03/27(水) 19:06:19.28
藤枝梅安が電子データの中に存在するたぁなぁ
なんとも奇妙な感じさね
原作のほうだべ。
>873
書籍のほう。
漫画は絵が受け付けないので未読。
漫画の鬼平って旗本って顔じゃないんだよなあ
古株の同心みたいな顔してるんだよ
オレも劇画版はダメだな。
小説のイメージと絵柄が違うんだよ。
おれは劇画から入ったから嫌いではないが
確かに古株の同心顔してるなw
879 :
無名草子さん:2013/04/04(木) 10:44:15.87
文庫本に生誕90年の腰巻がついてるね!
BSで白鸚版鬼平観てたら音羽の元締が鬼平にとっ捕まってしまってなんだか複雑な気分
来週放送分には「殺しの掟」の鬼平バージョンがあるから西村左内もどうなることやら
意外にも電子書籍に向いてるんで驚いたよ。
882 :
無名草子さん:2013/04/07(日) 19:30:16.49
藤沢周平の方がいい
晩年のエッセー読んでると、先生はウツ状態だったような気がしてツライ…
急に気力が衰えていったんだな…
剣客商売の末期もね。
特有の明るさが無くなっていった。
同意
試写会からも足が遠のいてたみたいですね
少し休ませてあげたらよかったのかな…
痛風とかで外出そのものがきつかったんじゃないかな。
888 :
無名草子さん:2013/04/13(土) 08:49:38.10
池波先生の作品って、出身が上州ってのが多い気がするんだけどなんでかな?
知ってる人いますか?
889 :
無名草子さん:2013/04/13(土) 22:54:03.31
剣客も最後に手裏剣お秀が又六とくっついたのにはビックリしたよ ( ´・ω・
891 :
無名草子さん:2013/04/18(木) 06:54:54.69
痛風? 贅沢病かなあ、でも美食とはいっても和食中心だった気もするけど。
単純に呑みすぎ、食いすぎのような気がする。
さすがに晩年はひかえてたようだが……。
あの年代の人って、とにかくたらふく食うのがなによりの幸せだったからな
894 :
無名草子さん:2013/04/18(木) 18:59:50.78
鬼平読み始めた初心者なんだけど
文章についてはみなさんどう思っているんでしょうか?
わたしは、なんか説明的で粗筋を読まされてるみたいだなあ、と
今まで藤沢周平をよく読んでたので心理、風景描写で物足りなさを感じるのかも
>>894 池波正太郎は生前「すーっと読めなきゃ駄目なんです」と
語っていました。
いたずらに文章を書き込んで、作品のリズムを
(崩してしまう……)
事を嫌っていたのだ。←ちょと、やってみたw
微細に書き込まれた文章に馴れておられる方には
あるいは
>物足りなさを感じる
かもしれません。
説明するのではなく、想像させる文章。
間の取り方、場面転換の鮮やかさは絶妙。
戯曲からキャリアをスタートして
その技術を小説に応用していると思われます。
896 :
無名草子さん:2013/04/18(木) 21:55:07.55
>>895 確かにすらすら読めます
山っ気が無く感傷に流されない文章でドライな感じです
小説は割符と言う人がいましたが
読者の想像の余地を半分残した文体なんでしょうね
そのつもりでしばらく読み進めてみます
粗筋みたいのは西村京太郎だな、あれはひどい
そのうえ間違いなくコピペで原稿水増ししてる
池波正太郎は
>>895さんの言う通り戯曲あるいは映画的だよね
そうですね。
セリフに含みを持たせているのが好きだな。
899 :
無名草子さん:2013/04/20(土) 05:15:55.11
情景、人物イメージが読者各自で違うからドラマ化された時に云々言われるんだろうね。
池波さん宛ての手紙が多数見つかって文藝春秋に掲載が決まったって。
読売新聞によれば、発見されたはがきは、表から見えない隠し戸棚に入っていて
自宅の改築によって発見されたという。
池波正太郎がどんな顔して隠していたのか。
自分の小説の登場人物のような気分で
楽しんでやっていたんだろう、と
想像してすこし笑った。
別にわざと隠していたわけでもないみたいだね。
手前に本の山があって気づかなかったとか。
研究者がいないから放置してあったんじゃないかな。
902 :
900:2013/04/20(土) 11:22:36.39
なあんだ、そうか。早合点もいいところだった。
新聞を良く読み返したら、隠し戸棚じゃなくて
「外から見えないようになっている戸棚」と書いてあった。
904 :
無名草子さん:2013/04/20(土) 20:59:03.87
>>903 二人とも子供いないしホモ描写の話も書いてるし
これは・・・
子供いないのは単に不妊だったんじゃないの
どっかで読んだけど、奥さんと姑の話は面白かった
どっちも叱りつけて、あえて敵になるんだって
そしたら、姑と奥さんは仲良くしようという気になる
池波も大変だったんだなぁ
>>904 司馬は前妻とのあいだに息子がいるらしいね
結構、酷いやつだったみたいだな
連投ごめん
池波正太郎は子供については…
欲しくなかった訳ではない
さずからないものは仕方もないのだ
とか書いてあったが。
しかし、
>>903のスレは笑った
見事に2chのノリで
なんでもネタにして遊んじゃうんだなと感心した。
オール読物に掲載されてるね。
結局、販促みたいな提灯記事だったんだな。
909 :
無名草子さん:2013/04/24(水) 14:05:15.20
池波は司馬のような国家観や文明論を語らないので
なんか格下な感じがする
格下ってw
う〜ん、ジャンルが微妙に違うわなぁ
司馬遼太郎は歴史小説で池波正太郎は時代小説だし。
格下かどうかはともかくw
池波正太郎の方が良くも悪くも大衆的な気がする。
大衆は身近な問題しか関心ないし分からないからね
平民とも言う
上から目線と庶民の目線 両者の拠って立つところがまったく異なるからな
914 :
無名草子さん:2013/04/25(木) 12:32:52.87
司馬が凄過ぎたんだよ
あんなに広範囲な著述活動した作家いないだろ
池波正太郎は
政治を語ると戦国大名や徳川将軍の話になっちゃう気がする。
文明は、自身が生まれ育った古き良き時代が駆逐されていく
ことを悲しんでいたふうだ。新しい物を嫌っていた訳でもないんだろうけれど。
916 :
無名草子さん:2013/04/25(木) 23:14:55.18
今、日本国内では、「戦争」が勃発している。しかし、この「戦争」に気づいている人、
この「戦争」の恐ろしさに気づいている人はほとんどいないだろう。
なぜなら、この「戦争」は、長い年月をかけて、用意周到に、徐々に徐々に、仕掛けられたものであり、
これを「戦争」と(正しく)認識することは極めて困難だからである。
もちろん、「女性専用車両」や「クオータ制」などの女性優遇策を目の当たりにして、
「今、日本で、おかしなことが起こっている」と察知している人はいる。しかし、まさか、それが「戦争」
だとは思っていないだろう。私・ドクター差別にしても、これが「戦争」だと自覚したのは、つい最近である。
その「戦争」とは、「女性」対「男性」の戦いである。この「戦争」を仕掛けてきたのは「女性」であり、
「女性は差別されてきた」あるいは「女性は差別されている」などと称して、「聖戦」気取りで、際限のない「女権拡大」
を目指している。一方、男性にとって、この「戦争」は、自分たちの(当たり前の)権利を守る防衛戦である。
ただし、相手は、「女性」だけではない。と言うか、本当の相手は、その裏にいる「似非フェミニスト軍団」
と「反日勢力」である。「似非フェミニスト軍団」が、「女性」をそそのかし、男性に戦争を仕掛けている、
それを「反日勢力」は(「棚からボタ餅」とばかり)利用しているのである。
この「似非フェミニスト軍団」は、陰に隠れているのだが、実は、判別しやすい。彼らは、「女性の視点」とか、
「女性の目線」などという言葉を多用するので、すぐわかる。これらの言葉を聞いたら、「要注意」である。
ところで、「似非フェミニスト軍団」は、どんどん、兵力を増強している。「女性学」という似非科学を用いて、
学生を洗脳し、毎年、多くの似非フェミニストを世に送り出している。政治家、官僚、マスコミ、裁判官、
検察官、弁護士、学校の先生、大企業の社員など、社会的に影響力のある職業に、多くの兵士を送り込んでいる。
917 :
無名草子さん:2013/04/25(木) 23:49:42.57
しかも、厄介なのは、「クオータ制(女性枠)」などというインチキ制度を用いて、それらの兵士を増強しよう
としていることである。それらの兵士は、能力なんぞなくていい、能力なんぞ求めない。何しろ、
「似非フェミニスト軍団」にしてみれば、似非フェミニズムに洗脳された「頭数」が増えればいいだけだからである。
と言うことだから、「似非フェミニスト軍団」が、能力主義を否定する「クオータ制(女性枠)」に賛成する、
その導入を推進するのも頷ける。彼らには、はなから、「優秀な人材を採用する、登用する」なんて気は
サラサラないのである。むしろ、「能力のある男性」は、足手まとい、と言うか、「敵」なのである。
この意味では、「似非フェミニスト軍団」は、「反日勢力」と利害が一致している。能力のある男性が蔑ろにされ、
能力のない女性が優遇される、これは、日本の弱体化に繋がるので、「反日勢力」にとって、好都合である。
しかも、この「戦争」によって、男性と女性がいがみ合うわけだから、直接、(「反日勢力」が)手を下さなくとも、
日本がどんどん自滅していく、反日勢力にとっては、さぞ、笑いが止まらないことだろう。
「熱湯に投げ込まれたカエルはビックリして飛び出るが、水から徐々に温められたカエルは茹でられて
死んでしまう」と言われるが、今の日本は、まさに、その状態である。「聖戦」気取りで、際限のない「女権拡大」
を画策する連中の悪業に気づいて、早く手を打たないと日本は「一巻の終わり」である。
「反日勢力」に(完全に)乗っ取られてからでは、何をやっても、もう遅い。
もし、あなたも、「今、内戦が起こっている」との認識をお持ちであれば、是非、私らの「戦い」
に参加していただきたい。この「戦い」は、むしろ、私ら(男性)にとっての「聖戦」である。
http://blogs.yahoo.co.jp/sabetsu5555
ぼくもだぁぃすきぃ
大規模規制で流れてきたのか
そこここに妙なカキコが。
海音寺-司馬陣営があまりにも偉大すぎて
池波の小者臭が際立つ
ふーん。
定期的に湧いてくるけどムダだからよしゃいいのにw
池波は中卒でも読める馬鹿でも読める低脳でも読める
だから素晴らしいんだ
天ぷらが冷めちゃうぞ
ぐずぐずいわずはやくかぶりつけ
924 :
無名草子さん:2013/05/01(水) 22:04:47.12
司馬の小説も好きなんだけど
池波の話に浸ってる時の何とも言えない居心地の良さは無い
例えるなら司馬はリアルで仕事を思わせるのに対して
池波は休暇で温泉にでも使っているような感じ
司馬も藤沢も池波もそれぞれに異なった味があって俺は皆大好きだけどなぁ…。誰が格上とか考えたことないわ。
因みに剣客の漫画はさいとうたかを版より大島やすいち版の方が好き。
司馬・・・藩校
池波・・・寺小屋
寺子屋の楽しさは無類。
司馬の上から目線が嫌いだな
そのことであった保守
931 :
無名草子さん:2013/05/24(金) 10:18:11.26
いかさま
むうん…
933 :
無名草子さん:2013/05/26(日) 19:35:41.30
>>930 (そのことよ)と(このことであった)が混じってないかぇ
934 :
無名草子さん:2013/05/27(月) 20:09:07.71
あら、先生のいじわる。そんな言い方いやですよう。
935 :
無名草子さん:2013/05/28(火) 18:54:41.32
小僧のころに美味しい食べ物を食べ歩いた話がしたいんだけどいい?
今から40年ほど前になるけど
当時はめずらしかった「持ち帰りできるピザ」を小学校の弁当に持っていきたくて
同級生を誘ってイタリア料理店に買いに行ったことがある
さすがに一人では行けなかったが、二人だと小学生(4年生かな)でも気後れ
しつつもなんとか注文できて二人ともそれぞれ持ち帰った。
翌日の昼には当然、固くなっていたけど、なんだか意気盛んだった。
「井上留吉は架空の人物」との定説を、ファンのくせにさっき知ったばかり。
しかし、気になる店に一緒に食べにいった小僧の友達はいたんじゃないかと思う。
テレビに株屋時代の同僚だった人が出てて
井上留吉のモデルと紹介されていたが…
その人の一部分を原形にした創作、と想像してみた。
差し障りがあるから、いろんな人物を井上留吉に集約したんじゃないか
その井上氏だが、実際、実在したのかな?架空の人物?
940 :
無名草子さん:2013/05/29(水) 23:31:40.77
>>937 そんな気がする 「出奔して九州からの連絡が最後」とエッセイには書いてあったし。
子供ながらに株の仲買店に勤めて小遣いがたくさん入ってくるなんてふつうなら金銭感覚が
狂ってやっかいなオトナになりそう
10代で大金が転がり込んできて、隠れ家を所有して
女郎屋に前金で1年分払い込んで、旨い物喰い放題で、温泉旅行行き放題…
これじゃあ、ねえ。
BSフジの「鬼平犯科帳'75」最終回だな。
丹波哲郎が意外にもハマっていた。
脇役もかなり渋い顔ぶれだし、演出と美術のクオリティーが高い。
なぜか、DVD化されてないようだけど。
池波ってニコ生と似てる
944 :
無名草子さん:2013/05/30(木) 13:48:34.64
マイケルマンの映画「ヒート」、鬼平をパクるというかインスパイアされてた
セリフなんか鬼平そのまんまが出てきた
カヤバでなに造ってたんだろうな
飛行機の部品?
>>942 続けて萬屋錦之介版が始まったが、違和感ありすぎる。
これは鬼平ではないな。
錦之介のチャンバラ時代劇になってしまった…
あの人は番場の忠太郎だろうが大石内蔵助だろうが
ザ・萬屋錦之介 って感じだから
萬屋錦之介劇場だと思って 「ヨウヨウ、待ってました錦ちゃん!」 と見れば良いのでは
明治から大正のころの落語家で柳亭市馬(俗に初代)と言う人がいたんだけど
その人の本名が ”味波正太郎”
── いや、ただそれだけなんだけどね
おもしろい! それは知りませなんだ。
そういえば錦之介の仕掛人も勇気が出なくてまだ観てない
田宮二郎の仕掛人も ちょと、なんだな
やっぱ中村吉右衛門だよなあ
同感です。読者が安心して見ていられるんですよ。
人足寄場設立や松平定信との確執も書いて欲しかった
955 :
無名草子さん:2013/06/07(金) 02:47:11.33
池波正太郎以外に作品をほぼ全部読んだのって
大藪春彦くらいだ
共通点がある
食べ物の描写が美味しそうなんだ ・・・書き方は違うけれども
956 :
無名草子さん:2013/06/23(日) 19:11:47.46
海音寺も共通項ある?
957 :
無名草子さん:2013/06/25(火) 18:39:32.67
メビウスはメビウスで藤沢世界に繋がらないこともなくないか?
958 :
無名草子さん:2013/06/25(火) 20:19:11.34
959 :
無名草子さん:2013/06/25(火) 22:23:54.61
>>946 >>947 亀レスだがBSで何話か見た。たしかに錦之介版には違和感あり過ぎだった。
生前の池波さんは、相当に怒ってたんじゃないかな。
961 :
無名草子さん:2013/06/27(木) 19:37:31.99
森なんとかの漫画もあれだけど、たいがいの作家はテレビは別物としてとらえている。
たぶんあまり気にしてない。
池波版の忠臣蔵ってドラマ化されたことあるのかな ?
いろんな作品で描かれてるイメージで勝手に中村梅之助をキャスティングしている
あ、大石内蔵助ね
964 :
無名草子さん:2013/06/29(土) 22:08:15.49
965 :
無名草子さん:2013/06/30(日) 00:01:30.84
残した小説と、ドラマや漫画は別物
966 :
無名草子さん:2013/06/30(日) 12:33:12.17
森の劇画はなかなかだと思うが
967 :
無名草子さん:2013/06/30(日) 23:00:28.98
むかし、吉右衛門さんの前の人の鬼平を一度だけ見たことがある
古臭かったけど本当の江戸時代の色彩はこんな感じだったんだろうなと思った
着ているものや調度品の粗末さもリアルな感じがした
漫画版の鬼平や梅安のオリジナルエピソードって、
池波原作がついてる時よりもかなり質では劣ってる?
オリジナルになった途端、原作とはキャラのティストが変わったとか、
漫画でもドラマでもよくある話だから
原作は大体読んでるんで、それほど質の差がないのなら、
原作なしになってからの漫画版を買おうと思うんだけど・・・
969 :
無名草子さん:2013/07/02(火) 10:56:36.40
漫画版鬼平で賊が役宅に放火するとき、火打ち石を両手に持って叩き合わせてたのには笑った。
あれ見たら、池波怒ったろうなあ…
970 :
無名草子さん:2013/07/02(火) 11:40:32.18
テスト
錦之介鬼平、毎回見てる内に慣れてきた
『必殺仕掛人』だって原作と全然違うのに「梅安=緒形拳」のイメージで固まってる人は多いし、結局ドラマが面白けりゃ気にならなくなるもんだよ
(藤田小兵衛はすっかりお年寄り向けドラマとして作られてたのでその辺ちょっと…)
秋にNHKでやる中井貴一の『雲霧仁左衛門』はどうかな?
972 :
無名草子さん:2013/07/06(土) 11:11:24.13
>>966 あれはあれでいいとおもう
けど、みなの言うように池波さんは気にしないよ
973 :
無名草子さん:2013/07/06(土) 12:21:20.57
暑いから蕎麦でもすすってらあな
974 :
無名草子さん:2013/07/06(土) 12:59:40.50
冷酒とうなぎとかね
975 :
無名草子さん:2013/07/06(土) 14:08:20.59
鰻待つのも味のうち〜
ってね
976 :
無名草子さん:2013/07/06(土) 17:24:43.33
天麩羅もね
977 :
無名草子さん:2013/07/06(土) 18:38:17.19
天ぷらは出されたが先か、親の敵の如く平らげるのさ
978 :
無名草子さん:2013/07/07(日) 19:45:05.93
いいね〜風情だぁね
Kindleに剣客商売はよ
980 :
無名草子さん:2013/07/09(火) 18:35:08.22
蕎麦と天ぷら食べたくなった
全部あるかは確認してないけど、kindleストアには剣客、梅安、鬼平、作法、万年筆とかあったと思ったが