>>1 乙
>934 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2010/09/07(火) 18:43:45
>インチキ文化人のダメポさを大変わかりやすい形で演じてくれている茂木は貴重な人材
7 :
無名草子さん:2010/09/10(金) 00:46:14
ジュンク堂のHP作成者に請う
新書リストは発売日順にして
当該月間は全リストを保持してもらいたい
いやでありんす
>>7のサイトのリスト、平凡社以降の書名が、全部「平凡社新書551 犯罪者の自伝を読む ピエール・リヴィエールから永山則夫まで」になっちゃってる。
12 :
無名草子さん:2010/09/14(火) 00:46:51
>>11 そんなときは、気付いた人が、
>>5の「本やタウン」等の情報を使って、
修正版をここに張り付けてくれると有り難い。
俺がやれればやるんだが、書き込み規制が厳しくて上手くいかん。
何とかいけそうなので、修正版を貼ってみる。
■平凡社新書
カラー版 撮りたい写真が撮れる! デジカメ撮影のコツ 近藤純夫著
誰でも持っているコンパクト・デジカメだけど、撮れた写真はどうもイマイチ。
そんな人に撮りたい写真を撮るコツを伝授。
ネオ階級社会はここから始まった 1974年、見過ごされた転換点 林信吾著/葛岡智恭著
1970年代中期に完成をみた「日本型」システムとはどのようなものか。
また、どのあたりに限界を感じるに至ったのかを振り返る。
渋沢栄一の「論語講義」 渋沢栄一著/守屋 淳編
「経営の神様」ドラッカーにも大きな影響を与えた渋沢栄一。
その経営の背骨に据えた「論語」を自身の体験とともに綴る。名講義復活。
犯罪者の自伝を読む ピエール・リヴィエールから永山則夫まで 小倉孝誠著
世を震撼させる凶悪犯罪。事件の異常性を喧伝する報道の陰で、不可視にされてきたものとは何か。
監獄で生み落とされたさまざまな自画像。
名門大学スキャンダル史 あぶない教授たちの素顔 海野弘著
オックスフォード、ケンブリッジ、ハーバードなど名門大学を舞台にした興味深い事件を紹介。
大学教授たちの人間的な面に光をあてる。
■ベースボール・マガジン社
奇跡の超弾道 進化を続ける心技体 山崎武司著
36歳で引退の危機に直面した男は、楽天野村監督の下で息を吹き返した。
39歳で本塁打・打点の2冠を獲得「元気なオヤジ」の心技体。
■ベスト新書
家康、関が原合戦での勝率は3割(仮) 柳原晃著
権力の座をめぐり、将軍家と御三家、あるいは御三家同士で凄まじい陰謀と権力闘争が行われていた。
その隠された真実を明らかにする。
老いの才覚 曽野綾子著
超高齢化社会を迎え、自立した老人=老いる力を持つことの必要性が重要になる。
それに必要な「7つの力」を提言する。
■洋泉社新書
死ぬまでに一度は行きたい世界の遺跡 鎌倉淳著
本当に満足できる遺跡31を全部自分の足で確かめた。
『犯罪者の自伝を読む』以外イマイチっていうね
15 :
無名草子さん:2010/09/15(水) 02:03:59
このスレがあるおかげで、他のサイトを見なくて済む。
ありがとサンキューベルマーク
16 :
無名草子さん:2010/09/15(水) 02:31:25
前スレで「御三家」落ちした講談社現代新書がどこまで堕落するのか……
モンゴル帝国の興亡(講談社現代新書)を読んで中身のマッシブさに感動した
こんなころもあったんだよなあ・・・
上田哲之が離れて位からか、さっぱりだな
18 :
無名草子さん:2010/09/16(木) 05:21:57
>>17 ですね
最近は、かつてのカッパブックスみたい
上田哲之はいまメチエだよね
19 :
無名草子さん:2010/09/16(木) 10:26:58
まさに降壇社だお!
20 :
無名草子さん:2010/09/19(日) 18:53:00
ブルーバックスの良書と悪書を教えて
ブルーバックスには中原英臣とか天外伺朗みたいな完全にトンデモ系のもあるから気をつけた方がいい。
竹内淳の「高校数学でわかる」シリーズはどれも良かった。
まぁ理系の人が読むもんじゃないだろうけど。理系に興味のある中高生や文系向けか。
あと自分はまだ買ってないんだけど『カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書』1〜3巻はたぶん良書だろう。
中村亨『ガロアの群論』を割と最近期待して買ったんだけど、全然わかったような気がしないw
著者の主観ではこれ以上は無理なほどわかりやすく説明してるつもりなんだろうけど、説明下手だと思う。
結局、肝心なところは飛ばしてるしね。
あと、ベン・ナイム『エントロピーがわかる』も、期待はずれだった。
著者本人は「どや、わかりやすやろ」みたいな感じなんだけど、
初歩的な確率過程の話を延々とやっている割には、煩雑なだけでたいしてわかりやすくないw
とっちも悪書というほどではなくて、こっちが著者の想定以上にバカなだけなんだけどねw
紙ヒコーキで航空力学説明する奴と制御工学はよかった
あと武道の奥義
ブルーバックスって理系のちゃんとしてそうなのに混じって
話し方の本とかうさんくさいビジネス書みたいなのがあるのはなぜなんだろう。
25 :
無名草子さん:2010/09/20(月) 00:56:12
犯罪者の自伝なんか宣伝してやるなよ
>>24 理系の新書は売れないからそういうので穴埋め。
>>21 >理系の人が読むもんじゃないだろうけど。理系に興味のある中高生や文系向け
最近気になるのは、ブルーバックスを読んでいる層のメインが
理系の大学生じゃないかってこと。
昔は、理系の学部学生が、専門外でもブルーバックスを読んでいると
恥ずかしいってイメージだったように思う。
最近は、書いてある内容が特に高度化しているわけでもないのに
理系の大学生(下手すると大学院生)が普通に読んでいるように思う。
(文系は難しすぎて読まない)
その代わりに、中高生や文系の大学生以上は、
ソフトバンクサイエンス・アイ新書や岩波ジュニア新書を読んでいると思う。
でも子供の読書時間は増えてるんだろ?昔より
29 :
無名草子さん:2010/09/20(月) 11:33:26
本当に?テレビがつまんないからかな。
学校で読書の時間があったりするのと、ラノベが流行ってるからかな
もうゆとり世代は終わったということだろう。
よく『対話篇』的なのあるけど、あれってどう?
立ち読みの段階では、なんかわずらわしい感じがしたんだけど。
あんまり対話型の理系本で気の利いた本ってないよね。
>>27 ブルーバックスの読者はもともとそうだったんじゃないの?
ウェブ上を簡単にさらっただけでも、
・自分は悲しいことに大学生になるまでブルーバックスの存在を知らなかったし
だとか、
・大学生の頃、読むのが流行ったのが、講談社のブルーバックス
なんて声が普通に聞こえてくる。
ただ、知的さを競う人たちの間では、
身の丈に合った啓蒙書をバカにすることで優位を示すことが起こりがちで、
文系のほうにも、岩波であれ中公であれ、
大学生が新書を(堂々と)読むのは恥ずかしい、という世界はあった。
例えば、柄谷行人や糸圭秀実はその類いの発言をしていたが、
その彼らも、2000年代半ばには相次いで新書を出した。
そこには時代の変化がある。だから、それ以前に比べれば、
若者が新書を読むことへの抵抗は無くなったと言えるかもしれない。
まあ、どっちがニワトリでどっちが卵かは分からないけど。
このスレ的には小飼弾の「新書がベスト」ってどういう評価なの。
小飼弾(笑)
>>35 私見だけど、面白くないし、得るものもなかった。
あくまで書評する人であって本書く人ではないわな。
>>34 現在の漫画を取り上げる状況もあるし、どんな本でも軽やかに受け入れていくのが賢明だね。
>>34 理系にとって理系の「啓蒙書」は、あまり必要ではないと思う。
ブルーバックスの内容って
中高までの教科書的な内容が半分以上あって
その部分を読み飛ばしてしまうと、内容的に得るものが少なすぎる。
時間とお金の無駄って意識があったように思う。
一般新書の理系本は、中高の内容が少ないし
どちらかといえば、著者の生き方・考え方・方向性が垣間見えたり
上手い文章や説明の仕方が書いてある(典型例として湯川秀樹や朝永振一郎の本)から
知識を得るため(入門書や専門書的な読み方)よりエッセイとして読む人が
理系には多かったと思うけど、ブルーバックスはそういう内容の本は少なかった。
新書の読むペースと学習的に読むペースが合わないんだよね
下手したら数式すっとばしたりw
野矢の「無限論の教室」くらいのペースがちょうどいい
>>40 「時間とお金の無駄」とまで言われちゃうと、取り付く島がない。
そんなカリカリすることもないんじゃない?
たぶん、読書にもっと大らかな人も多いんだと思う。
>>43 うん、俺の負け。
>>44 うん。「湯川・朝永の新書ならエッセイとして読むけど、ブルバはちょっとね」。
こんな風に言ってみようにも、とても言えない文系の劣等感が刺激されたらしい。
ど文系なので、今まで理科系の本自体を読まない人生だった。
だが、思いのほかブルーバックスを贔屓したい自分を発見したので、
この際、これからは月に一冊くらい読むようにしようと思う。意地でも読んでやる。
同じくど文系だけど、たまたまブルーバックスの1冊を見てみて
すげー感心した。
何しろ粗製濫造の新書を立て続けに目にした直後だったんで。
ちょこちょこっと文章を書きなぐって 新書がハイ1冊できました、
そんな感じの新書を見ると
出版不況とか自業自得でバカすぎるって思うわ。
スラヴォイ・ジジェク『ポストモダンの共産主義』(ちくま新書)を多少香ばしいのを覚悟で読んだけど、
思った以上に悪質だった。なんとなく破壊衝動を煽っておいて後は知らんぷりみたいなイメージ。
今回は柄谷行人とか内田樹よりも中沢新一の無責任さに近いと感じた。
最初に「笑劇だ」って断ってるじゃん
俺は最近の新書のなかでは一番面白かったけど
柄谷だろうが内田だろうが中沢だろうが、そもそも彼らに何の責任をかぶせているのかがそもそもわからん。
自分の言動に責任持てと小学校で習わなかった?
自分が責任を持つことと、自分以外の他人が責任を持つべきだということ厚かましくも主張することの違いがわからないのは
小学校出ていないせい?
責任取りたくないなら2chの名無しで吠えてりゃいい
2chまできて責任探しをするアホもいるがねw
本書けば内容に関して責任を問われる。当たり前のことでは?
オウム事件の時、中沢新一の責任を問う声が一部で上がったが、
浅田彰は「そんなのは騙された方ガ悪い」と中沢を擁護した。
まぁそんな意見もあっていい。ただこの場合は読む側の自己責任を問うていることにもなるがね。
で、そろそろ新書の話しヨロ。
筒井康隆『アホの壁』(新潮新書)読んだ。
75歳でこういう軽薄なものをサラッと書けるのはすごいと思う(悪口ではない)
58 :
無名草子さん:2010/09/27(月) 18:45:28
PHPビジネス新書で欲しいのがあるんだがこれ書店で売っているのか?
大きめの本屋でちらっと見ても置いている雰囲気なかったが。
>>58 一時期の新書バブルの余波で、
粗製濫造が続いて新書だけで月に新刊が100冊出る始末。
自分も知り合いに勧められた新書を
近所の本屋で見つけられずにいる。
PHPビジネス新書って日経文庫を少しソフトにした感じのやつだな。
書店によっては新書コーナーじゃなくてビジネス書コーナーにまとめられていることもある。
61 :
無名草子さん:2010/09/27(月) 23:42:48
遅れたが、今まで新刊情報書いてくれてた人ありがとう
オウム関連では島田も新宗教、層化関連で最近いい本を書いてるねw
現代の金融入門 [新版] (ちくま新書) って本はどう?
読んだことある人いる?
訃報 小室直樹さん77歳=評論家、「アメリカの逆襲」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100928-00000012-maip-soci ソビエト帝国の崩壊(カッパ・ビジネス、1980)
アメリカの逆襲(カッパ・ビジネス、1980)
新戦争論(カッパ・ビジネス、1981)
超常識の方法(祥伝社ノン・ブック、1981。のち、『数学を使わない数学の講義』に改題。新刊在庫あり)
資本主義中国の挑戦(カッパ・ビジネス、1982)
田中角栄の呪い(カッパ・ビジネス、1983)
田中角栄の大反撃(カッパ・ビジネス、1983)
偏差値が日本を滅ぼす(カッパ・ビジネス、1984)
ソビエト帝国の最期(カッパ・ビジネス、1984)
韓国の悲劇(カッパ・ビジネス、1985)
韓国の呪い(カッパ・ビジネス、1986)
大国・日本の崩壊(カッパ・ビジネス、1987)
大国・日本の復活(カッパ・ビジネス、1987)
大国・日本の逆襲(カッパ・ビジネス、1988)
韓国の崩壊(カッパ・ビジネス、1988)
消費税の呪い(カッパ・ビジネス、1989)
中国共産党帝国の崩壊(カッパ・ビジネス、1989)
昭和天皇の悲劇(カッパ・ビジネス、1989)
ソビエト帝国の分割(カッパ・ビジネス、1990)
アラブの逆襲(カッパ・ブックス、1990)
ロシアの悲劇(カッパ・ブックス、1991)
日米の悲劇(カッパ・ブックス、1991)
ソビエト帝国の復活(カッパ・ブックス、1991)
信長の呪い(カッパ・ブックス、1992。のち、加筆のうえ『信長』に改題。新刊在庫あり)
日本経済破局の論理(カッパ・ビジネス、1992)
日本資本主義崩壊の論理(カッパ・ビジネス、1992)
国民のための経済原論. 1(カッパ・ビジネス、1993)
国民のための経済原論. 2(カッパ・ビジネス、1993)
小室直樹って、カッパの糞本しか読んだことないから電波爺さんのイメージしかないなぁ。
初期にはマトモな本もあるんだろうけど、最初に変な本を読んじゃうとそれ以上読む気が失せるね。
弟子が橋爪大三郎、宮台真司、副島隆彦?
なんとなく変な遺伝子は受け継がれているような感じがする…
68 :
無名草子さん:2010/09/29(水) 22:33:39
武士語でござる
・・・・・こんな衝撃的な新書は俺は初めて読んだね。
うまく言いにくいけど是非一度読んでみて欲しい。
武士の家計簿、いよいよ師走映画公開だな。
10月の予定まだ?
10月20日 文春新書 日中韓 歴史大論争 櫻井よしこ 編著 809円
靖国参拝や領土、歴史認識、人権問題など、日中・日韓両国間の最重要課題を、
日中韓を代表する論客が徹底討論。脅威の核心に迫る
10月20日 文春新書 ゴールドマン・サックス 神谷秀樹 著 798円
『強欲資本主義 ウォール街の自爆』の著者が自ら在籍した経験から、
ゴールドマン・サックスのビジネスと生態、彼らの思考法を明かす。
10月15日 平凡社新書552 全学連と全共闘 伴野準一 著 840円
安保改正から50年──熱狂的な革命運動の中、学生達はどんな社会を目指したのか?
インタビューと資料から熱い時代を再現する。
10月20日 岩波新書 アメリカン・デモクラシーの逆説 渡辺 靖 著 798円
「理念の国」が拠って立つ建国の精神や原理原則は、現実のなかでどうなっているのか?
著者アメリカ研究の集大成
10月20日 岩波新書 ことばと思考 今井むつみ 著 840円
異なる言語を話す日本人と外国人では、認識や思考のあり方は異なるのか。
認知心理学の立場からの考察。(カラー口絵2頁)
この辺は気になるな。
講談社現代新書 イギリス近代史講義 川北 稔 著
久々に講談社現代新書で面白そうなのが
角川oneテーマ21 ポピュリズムへの反撃 山口二郎 著
日本社会の更なる沈下を招いた小泉政権を当初歓迎したのは大衆のポピュリズムであった。政治リテラシーを身につけるための一冊。
民主党政権なら誰も反論できないのに。
そういうポピュリズムを最初に利用したのは細川政権で
山口二郎はその誕生を積極的に肯定した代表的論客だったんだけどな
俺は山口のそういうところが大嫌い
良いポピュリズムと悪いポピュリズムがあるんだよたぶんw
保守反動の小泉を支持した国民が10年後には民主党政権誕生を圧倒的に支持するというのは
ちょっと研究する必要があると思う。
というか日本社会の沈降が何を指すか、実際にそうなのかという厳密な考察もなさそうなのがな
そういうのこそ細川小泉安倍ミンス流のポピュリズムと選ぶ所がないってのに
ワニブックス【PLUS】新書 逝きかた上手
これくらいしか興味あるものないわ
『世論の曲解』の菅原琢は、もう新書出さないのかな?
82 :
無名草子さん:2010/10/03(日) 23:50:33
石原慎太郎の真の指導者とは、これどう?
石原慎太郎はもうネトウヨにすら支持されてないだろうな
85 :
無名草子さん:2010/10/04(月) 00:20:24
それでも都知事になれる不思議
>>84 銀行税w
新銀行東京w
オリンピック招致費用w
ぜ〜んぶ、中途半端でやめたとさ。
日本人の「ネッシー探検隊」が、スコットランドに乗り込む。二隻の小型潜水艦を走らせて、
あわよくば幻の怪獣ネッシーを生け捕りにしようというわけだ。
総隊長は代議士石原慎太郎さん、スポンサーは呼び屋さんだそうで、ボクシングや歌手のあと、
こんどは怪獣を呼ぶことを考えついた。隊員は魚群探知や潜水技術の訓練中というが、
ご苦労で、アホらしいことである。
一億五千万円の金を使うなら、もう少しまともな知恵がないものか。(天声人語/昭和48年8月20日)
慎太郎、そんな椎名誠もどきのことをしてたのかw
でも、これってKYのような捏造じゃないよな?
なんでそんな昔のネタを?
国会でUFO探索ネタ持ち込もうとした某国総理大臣閣下の偉業に対抗したかったんじゃないか
※現東京都知事の石原慎太郎はネッシーの存在を信じており、何度か捜索隊を組んでネス湖を調査している。
『外科医の写真』が捏造だと発表された際には、非常に落胆していたと言う。
93 :
無名草子さん:2010/10/05(火) 17:55:49
最近出た新書でおすすめなのは?
文庫クセジュ「なっとく!赤パン健康法」
嘘は 書くな
test
97 :
無名草子さん:2010/10/11(月) 02:54:22
最近、新書はもうダメと見切った
これからは選書かな
98 :
無名草子さん:2010/10/11(月) 11:52:22
はいはい
バイバイ
100 :
名無し募集中。。。:2010/10/12(火) 12:12:01
朝日の高杉晋作日記面白そうやな
久しぶりに集英社新書買ったよ
筑摩、選書が出来て、新書が弱くなってしまいそうな気もする。
ここでもさんざん言われているけど、新書が乱発しているせいで
粗製乱造になっているから、選書にって単純な考えだと、嫌だな。
↓を読んでいると、そんな感じしかしないけど…。
〈本の舞台裏〉筑摩が「選書」を創刊
http://book.asahi.com/news/TKY201010120055.html 最近のベストセラーは新書に代表されるように軽量性や実効性が歓迎されているが
深い総合的な知性を読者に届けるには、ある程度の分量を盛り込める
「選書」という器がふさわしいというのが筑摩書房の考えだ。
磯知七美編集長は「新書ではできなかった重厚なテーマも、選書なら入れられる。」
それでも筑摩は新御三家の中でまだ踏ん張ってるほうだけど
今後刊行予定のを見ると、ちくま新書で書いている人もけっこういるから、その心配はわかるねえ。
選書は値段が高いからな〜
1500円出して読みたい文章なんて、あまり無いよ
安かろう悪かろうが淘汰される方向に進めばいいが
楽観的にすぎるかな
混乱期より前の新書の役割を選書が果たしてくれるなら、それはそれでありがたい。
ただ、選書の役割の代替が無い。単行本をこまめにチェックすればいいんだけどね。
>>105 ちくま学芸や講談社学芸文庫は1500円程度するのが普通だか。
講談社学術文庫の間違い
政府は15日、内閣官房参与に評論家の松本健一麗沢大教授(64)を起用する人事を発令した。
松本氏は戦前の思想家、北一輝に関する「評伝 北一輝」で05年に毎日出版文化賞を受賞。
親交のある仙谷由人官房長官が菅直人首相に起用を薦めた。東アジア共同体構想やアジア外交
を中心に内閣を支える。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101015dde007010053000c.html ・松本健一の新書。
「日の丸・君が代」の話 / 松本健一. -- PHP研究所, 1999.12. -- (PHP新書)
民族と国家 / 松本健一. -- PHP研究所, 2002.5. -- (PHP新書)
砂の文明・石の文明・泥の文明 / 松本健一. -- PHP研究所, 2003.10. -- (PHP新書)
三島由紀夫の二・二六事件 / 松本健一. -- 文藝春秋, 2005.11. -- (文春新書)
「昭和80年」戦後の読み方 / 中曾根康弘,西部邁,松井孝典,松本健一. -- 文藝春秋, 2005.8. -- (文春新書)
政治は文化に奉仕する / 中曽根康弘著、松本健一聞き手 . -- シアター・テレビジョン出版局, 2010.7. -- (シアテレ新書)
日本のナショナリズム / 松本健一. -- 筑摩書房, 2010.5. -- (ちくま新書 ; 846)
・民主党議員への講義録である『日本のナショナリズム』の内容紹介。
近代日本のナショナリズムはどこで道を誤ったのか。一九一五年の対支二十一カ条の要求や、
統帥権干犯問題、斎藤隆夫の粛軍演説の問題、北一輝の思想などを題材に、戦前日本のナ
ショナリズムが迷走し、暴走した原因を追究する。さらに、現代の東アジアにおけるナショナリ
ズムが惹き起こしてきた領土や歴史認識をめぐる各国間の軋轢を根源から再考察し、民主党
への政権交代で注目を集めている東アジア共同体構想を含め、ナショナリズムを超えた東ア
ジアの未来像を展望する。
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480065506/
111 :
無名草子さん:2010/10/16(土) 14:23:25
これで多少右に傾くのか?
アジア主義者じゃないの?
東アジア共同体と大東亜共栄圏って何が違うの
>>111 仙石が起用を薦めたっていうんだからそれはないだろうな
アジア主義と言えば本来は右だけど、東アジア共同体構想と言えば左なんだろうな。
少し前に就任した内閣府参与、円高肯定論のトンデモエコノミスト水野和夫も仙谷人脈。まさに闇総理。
>>116 東アジア共同体もいろいろだ。
中曽根元総理なども推進派だし、元来は小泉内閣時代に出てきた話。
単なるフリートレードならいいけど、人の移動とか通貨統一みたいな話になってくると急激に胡散臭くなる。
アジアは欧州と比べて国同士の所得水準が違いすぎるから、いったん人の移動を自由化すると
欧州以上の移民問題が起きるだろう。東南アジアも含めるとなるとムスリムへの対応も考えなくてはいけない。
通貨統一もリーマンショック後の欧州を見ればやはり危険だ。
国ごとに金融政策で柔軟な景気対策がとれない。仕方なく財政出動をしようとしても
ユーロのような健全財政条項が課せられれば、結局不況を放置するしかなくなる。
>>119 そういう正論言って聞くまともな人間ははじめから東アジア共同体なんて話はしていない。
ユーロ並みの健全財政を要求されたら日本は参加できないし。
民主党が言ってる東アジア共同体なんて妄想。誰もまともに説明できないでしょ。
>>121 別に民主党だけじゃなくって、自民党政権も東アジア共同体は言ってるんだけどな。
民主のそれと、自民のそれは目指しているものが違うから
流れの読めない中卒には理解できない事柄かもしれないが
どうちがうの
何を目指そうと現状の分析がお粗末だったら同じことだわな
新書でスレが進まないのに無駄話でスレが進む恒例行事
中国はもう東アジア共同体など歯牙にもかけておらず、アメリカの力の及ばない
中国影響圏確立に向けて動き出しているのだから、実現可能性はゼロ。
友愛と同じく空しい妄想だったな。
それが自慢になるとでも思ってるん?
オレはFランク大卒が自慢の底辺社会人
131 :
無名草子さん:2010/10/23(土) 02:18:50
>>128 素人さんはすぐそういういいかたをするから困るね
大学院は「修了」としかいわないよ
文系の大学院wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
院を出たけれど就職できなかった人ですか?
企業では学卒・院卒という区分をしてますよ。
わりとどうでもいい。
まあ地味につなぐなら
最近は院生でも新書を書く人が出てるね
「希望難民ご一行様」なんか
137 :
無名草子さん:2010/10/23(土) 21:35:23
>>136 昔からいるだろ。
佐伯順子『遊女の文化史』とか。
ま、ただ、最近は新書も粗製濫造だから、以前よりも参入障壁は下がっているかもね。
>>138 じゃあ新書の最小年齢デビューって誰なんだろう
岡崎 玲子(16歳)くらいかな
>>139 それだと思う。
高一の留学体験記より年下というのは、ちょっと考えにくい。
逆に新書の最高齢は多分、この二人だろう。
『反骨のコツ』(朝日新書、2007)の團藤重光と、
『戦争絶滅へ、人間復活へ』(岩波新書、2008)のむのたけじで、
刊行当時、いずれも93歳。さすがにどちらも聞書き・対談だ。
最年少って書くべきだった。申し訳ない
團藤先生には死刑廃止論の新書を聞き書きでいいから出してほしいが・・・さすがに難しいかな
そんな本読みたくねーよ。
渥美東洋先生に新書を書いてほしい
144 :
無名草子さん:2010/10/24(日) 04:24:28
>>133 そういうのを、素人さんと言うんですが
学制上の厳密な話をしているんですが
ま、素人さんにはどうでもいい話題でしたね
「高卒じゃない!高等学校卒だ!」っていうぐらい意味がない話だなw
就職情報サイトとかでは普通に大学院卒って書いてあるがw
「反骨のコツ」はひどい本だ。
あれを団藤博士の著作に加えて欲しくない。
はっきり言って、ボケ老人を利用したとしか思えない。
>>144が院生か教える側か事務員さんかは知らないが、
確かに大学院側の「玄人」さんにとっては、修了とするのが正しい。
学部は卒業式で、大学院は修了式なことからも明瞭だ。
ところが、就職市場や会社の求人となると「大学院卒」と書くのが当たり前。
学校と言うのは卒業するものだ、というのが一般の常識になっていて、
大学院側の常識は、常識として認められていない。
水月昭道が『ホームレス博士』(光文社新書)で言うところの、
「学部卒が支配する国・日本」の証左と言えようか。
なんでそんなくだらないことで盛り上がってるのかわからんwww
学歴コンプの集まりかここは?
学卒も院卒も大差ないよ。
博士号の有無だけが重要。
玄人村のカースト制は厳しいのう
結局は肩書よりもその人に何ができるかが問題だからな。
まぁ例外はあるが、実力があれば肩書きも得やすいし、
肩書きがあれば実力も発揮しやすいけどな。
>>146 うん。当時一読して、聞き手の伊東乾って悪い人だなと思った。
>>144 でも、院も確かgraduationだったと思うが。
結局は博士号の有無が重要。
学士も修士も一緒。
157 :
無名草子さん:2010/10/24(日) 23:44:52
>>150 >>156 話題をそらすなよ、もともと素人には関係ないし
それに、いまは学位も意味ないじゃん
ぷっ
修士卒はコンプレックスの塊ですね。
大阪特捜FD捏造事件の記事を見て、
「旧石器捏造」のスクープを思い出した人は多いはず。
あの話はその後どうなったのかなと思っていたら、
岩波新書がちょうど「シリーズ日本古代史」を開始した。
第一巻は石川日出志『農耕社会の成立』で、
タイトルが示すとおり縄文から弥生への移り変わりが中心ながら、
出だしの10頁ほどで旧石器時代研究の現状についても言及がある。
ここだけなら立ち読みでもサラッと読める。
結局のところ、旧石器時代のうち前・中期の遺跡は確認できず、
確かなのは3万数千年前の後期旧石器時代まで、ということらしい。
だから本書の記述も岩宿遺跡から始まる。
「上高森遺跡」が捏造と断定されたことなど個別には知っていたが、
それらを整理して歴史として記述されると、教科書で見覚えのあった
遺跡名が消えていて、えらくスッキリしちゃったなと、すこし寂しい。
本書の主なテーマについては、またいずれ。
石川日出志
珍しいね、岩波新書が明大卒なんていう低学歴の著者を使うなんて。
>>160 またそういうことを・・・。新書の出来で論評してくれ。
で、明大と岩波が共催で、シリーズの著者6人によるシンポジウムをやるそうだ。
リバティーアカデミー・岩波書店共催、明治大学古代学研究所後援
古代史シンポジウム『新しくなった列島古代史』
2010年11月20日(土)
時間:14:00(開場13:30)〜18:00
場所:明治大学駿河台キャンパス アカデミーホール
(駿河台校舎アカデミーコモン3階)
受講料:一般1,000円 申込方法:事前予約制(先着600名)
岩波新書「シリーズ 日本古代史」全6巻の刊行が始まります。
近年の考古学的発掘調査を基にした、最新の列島古代史となるはずです。
東アジアの視点から、新たに日本列島の古代史を照射し、
列島で繰り広げられた人々の歴史的世界の実像に迫ります。
企画としては、考古学・日本史研究のフロントをめざします。
〈内容〉
開会の挨拶 明治大学・岩波書店
第一部 「東アジアのなかの列島」
◆ゲストスピーチ 「新しい古代史像に期待する」 大塚初重
◆講演 新しい弥生観と農耕社会 石川日出志
ヤマト王権と列島の文明化 吉村武彦
第二部 シンポジウム「ここまでわかった! 古代の都」
◆報告 飛鳥の都 吉川真司
平城京の時代 坂上康俊
平安京遷都 川尻秋生
都の暮らし 古瀬奈津子
◆討論 宮都から古代を考える
◆結び シリーズ 「日本古代史」のねらい 吉村武彦
http://www.kisc.meiji.ac.jp/~meikodai/obj_info.html
明大の考古学ってけっこう有名じゃね?
163 :
無名草子さん:2010/10/26(火) 03:53:53
明治の考古学はレベルが高いので有名だよ
岩宿遺跡を調査したのも明大だっけ
165 :
無名草子さん:2010/10/26(火) 18:35:11
つーか、優秀もなにも考古学学べる大学なんて明大か国学院くらいだろ。
イワシ食いすぎ 船頭気分か
167 :
無名草子さん:2010/10/27(水) 04:03:39
168 :
無名草子さん:2010/10/27(水) 21:11:15
子安の批判は言いがかりとしか思えないな…
いまだにこんなわかりやすい左翼学者がいるというのが驚き。
>>168 並べられると子安のレベルの低さが痛感される
いつまでも少年の心を持った学者さんって素敵
島薗センセ乙です。
渡辺公三『闘うレヴィ=ストロース』(平凡社新書)が評判いいんで読んでみたけど、
悪文すぎてワロタwww読みにくいことこの上なし。なんで誰も文句言わないの?
帯に「最新最良の入門書」と書いてあるけど、これじゃ入門無理だわ。
入門書なら小田亮『レヴィ=ストロース入門』(ちくま新書)の方がいいね。
ラノベ代わりに蓮實重彦を読む俺ですらあの悪文はムリだわ
>>168 子安は大人気ないな。噛み付けばいいってもんじゃないだろうに。
>>174 現代思想系は、まるで読めないばかりか、
どこにも価値の見出せないような本も多いからじゃない?
その点、あれ読めばレヴィ=ストロースの伝記的事実は分かるし、
それさえ分かれば入門者の興味はおよそ満たされる。
哲学や現代思想の悪文は、あれはあれでいいんだと思う。入門書と銘打ってなければね。
暗号解読ゲームみたいなもんだからw
現代思想系でも明晰でわかりやすい文章書く人はたくさんいるんだけどな。
浅田、柄谷、あずまんなどは内容は難しくても文章はすっきりしてる。
入門書を多く書いてる人だと中山元とかね。
それにしても檜垣立哉の『ドゥルーズ入門』(ちくま新書)はひどかった。どこが入門なんだ。
ドゥルーズ研究者でも国分功一郎とか分かりやすい文章書く人は結構いるのに、なんで檜垣なんかに書かせたのか。
基本的にポストモダンは胡散臭くて読む気がしない。
そして木田元と中村元の違いがよくわからない。
豆知識;中村元と中山元は別人
思想系(昔だと文系の分野はほぼ全部)の本は、
難しく書いた方がありがたみがあるという変な傾向があるように思う。
翻訳ものだと、個人的には英語の方が楽に読めるような本もある。
(光文社古典新訳文庫の人気と誤訳をめぐる騒動なんかも、興味深い)
ソーカル事件とか色々とあって
昔に比べるとかなりましになったようには思うけど…。
そもそもラカンみたいに「わざと難しく書いた」と公言する人もいるぐらいだからな。
ヨーロッパ言語だと日常語の延長線上に科学用語が産み出されている場合があるからまだましなんだけどね。
日本語だと余計おかしくなる、急に外来カタカナ科学用語で思想語られると。
その分、損だな。
といっても、仏教受容のときを考えれば、今も昔も同じかとも。
いつも外来種を有り難がっている。
185 :
無名草子さん:2010/10/29(金) 19:56:35
馬鹿ものめ! 猿に見せる積りで書け!
おれなどはいつも猿に見せる積りで書いてるが世の中はそれで丁度いゝのだ
>>182 福沢センセイは思想系ではないのか?
186 :
無名草子さん:2010/10/30(土) 01:57:19
今井むつみ 2010 ことばと思考 岩波新書 新赤版 1278 岩波書店
読み終わったが、もとから今井の研究が好きというものあるが、いい本だった。
サピア=ウォーフ仮説を心理学で調べてみましたという本。
日本語だと雪しかないのにイヌイット語では20以上あるとかいった有名な話から始まり、
近年におこなわれた心理学実験を多く紹介している。
印象的だった実験をいくつか。
赤ちゃん、子ども、青年、オヤジ、ジジイの写真を用意し、
被験者に時系列に沿って並べてもらう。
これをアメリカ人にやらせると、本人がどちらの方向を向いていても、
赤ちゃんを左に、ジジイを右にして並べた。
クーク・サーヨール語の話者に同じ課題をやらせると、
本人がどちらの方向を向いていても、
赤ちゃんを東に、ジジイを西にして並べた。
げんにクーク・サーヨール語では、前後左右といった相対的な空間関係が、
時間関係に拡張されることがないとわかっており、それが行動にもあらわれたということ。
3-5歳児にウシの絵を見せたあと、ブタとミルクの絵を見せる。
「これ(ウシ)と同じ種類なのはどれか」と訊ねると、ミルクを選ぶ。
一方、「怪獣語ではウシのことをネケというのだ」と教え、ブタとミルクの絵を見せる。
「どちらがネケか」と訊ねると、今度はブタを選ぶ。
たんに異同を判断させるときとラベル(ことば)をつけたときで反応が変わるのがポイント。
言語の不思議なふるまいに興味がある人には相当お勧め。
ただ、典型的な心理学の文献で、かなり言葉づかいが淡白なので、
そんなに興味がないと読んでいて飽きるかもしれない。
187 :
忘八:2010/11/01(月) 20:11:03
「斎藤吉久の天皇学研究所」を設立する目的は、
(1)日本という天皇の文明を深く、謙虚に研究する、
(2)日本の文明の価値を広く発信する、
(3)研究と言論を通じて、今日の憂えるべき日本の現実を変えるきっかけを作る、の3つです。
↑なんだこりゃ?どこが学術だ?思想活動じゃねえか。
189 :
無名草子さん:2010/11/01(月) 21:36:44
目的と内容は別。島薗進著『国家神道と日本人』の出版目的はすばらしい、
しかし内容がなっていない。
そんな内容ひどかったの?
191 :
無名草子さん:2010/11/02(火) 20:31:36
検証不可能な論説という意味。検証できないものは「お話」でしかない。
国家神道を論ずるならGHQ文書を徹底分析しなきゃ。これがまったくない。
子安論文・國學院皇學館グループ論文にもこれがない。GHQの定義なのに。
192 :
無名草子さん:2010/11/02(火) 20:44:33
国家神道の本なら、岩波新書の「日本の新興宗教」高木宏夫 読んだ方がいんじゃね。
天皇制はそれ自身が権力をもった新興宗教であった。
したがって、大衆が自主的につくりあげてゆく下からの思想運動として発展する新興宗教は、
天皇に関する神話とは別個な、独自の神を信仰の対象とするために、本質的に天皇制宗教とは相いれないものであった。
そこで政府は、明治以来一貫して新興宗教弾圧の方針をとり続けた。
P25より引用
わかりやすかんべ。
193 :
無名草子さん:2010/11/02(火) 21:28:10
194 :
無名草子さん:2010/11/04(木) 00:14:21
195 :
無名草子さん:2010/11/04(木) 17:09:14
神保町の三省堂本店で、岩波新書と中公新書の在庫希少本を平積みしてた
残り少ないですよーと言われるとつい買っちゃう
とりあえず中公新書の科学史年表買っちゃった
196 :
無名草子さん:2010/11/04(木) 19:13:52
>
>>192 天皇制はそれ自身が権力をもった新興宗教であった。
・・・・そこで政府は、明治以来一貫して新興宗教弾圧の方針をとり続けた。
P25より引用
わかりやすかんべ。
わがらね。つまり政府は新興宗教(含む天皇制)を弾圧した?
新興宗教なら宗教局。そうでなくて神社局が問題のはず。
岩波新書:高木宏夫『日本の新興宗教』はトンチンカンでねーの?
新興宗教の本よりも国語の勉強をした方がいいと思う。
>天皇制はそれ自身が権力をもった新興宗教であった。
>したがって、大衆が自主的につくりあげてゆく下からの思想運動として発展する新興宗教は、
>天皇に関する神話とは別個な、独自の神を信仰の対象とするために、本質的に天皇制宗教とは相いれないものであった。
>そこで政府は、明治以来一貫して新興宗教弾圧の方針をとり続けた。
こんなもん、のっけから左翼思想丸出しじゃないか。政治ビラにありそうな記述でしかない。
左翼はいいと思うな、ある程度は頭いいでしょ。右翼はたいていバカだけど。
歴史学には向かないね。裏付ける史料的根拠がないから。
明治政府が作った近代の天皇制が新興宗教的だというのは
それほど突飛な見解ではないな。
けっきょく島薗先生と子安先生は何でもめてるの
203 :
無名草子さん:2010/11/05(金) 00:45:42
>>201 新興宗教というレッテル貼るのは雑すぎるだろ
204 :
無名草子さん:2010/11/05(金) 00:51:27
>>202 左翼同士の内ゲバ
島薗は左翼思想への信心が足りない! と極左子安が罵倒している。
中央公論に島薗進のインタビューがある。
しかし今月の中央公論は酷いね。ザ・コーヴに賛成し捕鯨に反対する座談会
まで開いている。これじゃ世界と変わらんだろ。
良いんじゃない、捕鯨反対論なんてなかなかメディアで流通しないから。
「中央公論」は良い論説が載ることもあるんだけどそれは扱いが地味で、
田原総一朗、佐藤優などが目立つ誌面づくりというのがどうもね。
武田善憲『ロシアの論理』を出している中公新書とは言葉の水準が違う。
クジラ問題とかは反対意見を拾い上げてくれないと、論点が分からない。
捕鯨って税金ジャブジャブ注いでまで続ける必要あるのか、
遠洋漁業でやるんじゃなくって、近海で伝統的漁法だけやってりゃいいんじゃないのか、
とかね。
反捕鯨なんて人種差別と紙一重だろ。
>>7 気になったところをメモ。
8日ちくま新書 道州制 佐々木信夫 著 予798円
8日ちくま新書 ダメになる会社 企業はなぜ転落するのか? 高橋伸夫 著 予777円
10日角川oneテーマ21 ゼロから学ぶ経済政策 飯田泰之 著 予760円
15日平凡社新書 マンガはなぜ規制されるのか 「有害」をめぐる半世紀の攻防 長岡義幸 著 819円
15日平凡社新書 ルポ 出所者の現実 斎藤充功 著 777円
17日集英社新書 超マクロ展望 世界経済の真実 水野和夫 著 萱野稔人 著 予756円
17日新潮新書 さらば脳ブーム 川島隆太 著 予714円
著者は「脳トレの川島教授」です。テレビで脳ブームを演出している「芸脳人」の方々の書籍と
並べて置くと効果的かもしれません。
18日文春新書 ガンダムと日本人 多根清史 著 819円
19日岩波新書 シリーズ日本古代史 ヤマト王権 吉村武彦 著 861円
最初の「天皇」は、はたして誰だったのか。貴重な同時代資料の解読を通じて、謎多き時代に肉迫する。
19日岩波新書 戦後政治史 第三版 石川真澄 著 山口二郎 著 945円
19日岩波新書 ユーロ 危機の中の統一通貨 田中素香 著 840円
25日中公新書 江の生涯 徳川将軍家御台所の役割 福田千鶴 著 予840円
25日中公新書 石と人間の歴史 地の恵みと文化 蟹澤聰史 著 予840円
25日中公新書 古語の謎 書き替えられる読みと意味 白石良夫 著 予840円
江戸時代には『源氏』の言葉が、平安時代には『万葉集』の言葉が古語であった
――宣長や真淵の奮闘と試行錯誤に言葉の本質をみる
25日平凡社新書 サンデル教授の政治哲学 小林正弥 著 840円
難解と言われるサンデルの5冊の著書を、NHK「白熱教室」の解説でもおなじみの著者が読み解く。
全著書が1冊でわかる!
26日幻冬舎新書 マンガの教養 中条省平 著
自分用メモ
光文社 11月17日 光文社新書 節税が分かれば、会社は簡単に潰れない 出口秀樹 著
平凡社 11月15日 平凡社新書 マンガはなぜ規制されるのか 「有害」をめぐる半世紀の攻防 長岡義幸 著
214 :
無名草子さん:2010/11/13(土) 15:08:01
>>214 「ひでぇ」だけじゃ編集者がひどいのか小谷野がひどいのかわからん。
たぶん編集者がひどいと言うつもりでリンクしたんだとは思うけど、
一般的には小谷野が嫌われ者だからな。
216 :
無名草子さん:2010/11/14(日) 01:29:30
「ひでぇ」は「記事」にかかっているんだから、
その記事を書いた小谷野がひどい、って意味なんじゃないかしら。
217 :
無名草子さん:2010/11/14(日) 05:45:01
小谷野の中公新書はいい本だが、これはあまりにひどいので
編集サイドが「出しません」というサインを送ったのが
小谷野には通じなかったということではないか
218 :
無名草子さん:2010/11/14(日) 06:43:25
そういうことであったか
さもありなん
光文社新書の編集者も相当酷いだろこれ
校正っつーより、リーガルチェックだな。
221 :
無名草子さん:2010/11/14(日) 13:44:06
>>219 さすが肛門社
劣化がひどいな
馬鹿管理職のパラダイスw
光文社は売れる本を作ることにかけては優秀だと思うけどな。
岩波・中公のようなブランド力がないんだから、質より売れ線狙うのはしょうがないだろう。
新書のタイトルのつけ方とか、あざといくらいに上手い。
それがしばしば著者レイプになってることもある。
小谷野と光文社、どっちも三流なんだから仲良くしろよw
224 :
無名草子さん:2010/11/14(日) 16:49:45
>>219 原稿がそれくらいひどかったってことじゃないの
すげーな。長すぎて読む気にならなかった。
226 :
無名草子さん:2010/11/17(水) 13:52:23
>>211 >17日新潮新書 さらば脳ブーム 川島隆太 著 予714円
>著者は「脳トレの川島教授」です。テレビで脳ブームを演出している「芸脳人」の方々の書籍と 並べて置くと効果的かもしれません。
川島自体が脳文化人、芸脳人よりなんだが
新潮社も茂木にけんか売ってもいいのか?
川島が空気読まずに茂木とは違うんだって本出したのか?
228 :
無名草子さん:2010/11/17(水) 14:43:05
茂木も川島対してかわらん。むしろ川島のほうが悪質かな
脳みそ本って最近どうよ
そろそろ旬を過ぎているような気がするけど、これの代わりは何が良いかな
230 :
無名草子さん:2010/11/17(水) 15:10:05
なんで川島が悪質なの?
・科学的な根拠もないのに、科学的な根拠があるかのごとく装って銭儲けしたから。
日本神経科学学会「根拠だせ」
川島の反論
「『科学的な根拠』がそろうまで待ったら、(成果が)世の中に役立つまでに長い時間がかかる。それまで何も発言しないのは科学のエゴ」
で、川島はいろんなとこで脳トレには科学的な根拠ないと認めてたりする。
研究者A「脳の血流量が増えることを脳の活性化、機能改善するというのには無理がある。論理の飛躍がひど過ぎる。」
B「脳トレは脳の血流量が増えて脳の活性化っていうけど、心理的ストレス与えたり、覚醒剤打っても脳の血流量ふえるんだけど……」
C「データや実験を恣意的に使いすぎ」etc
川島「ぐぬぬっ」
脳科学ブームなんてとっくにオワットル
234 :
無名草子さん:2010/11/17(水) 21:23:14
『さらば脳ブーム 』(新潮新書 )
川島隆太
読んだ。内容:開き直りもいいとこ
何匹目のドジョウ?
今日買ったもの
武士の家計簿
消費税
節税
マンガ
で、3000円ちょいも買ってしまった。
最近忙しくて読む時間ないのに…。
本は見たとき買わないと後悔するという刷り込みがあるから、
つい買ってしまう。
最近は新書もすぐ絶版になるからなあ
でも、ネットでたいていの本は買えるから、
ムリして買わなくてもいいけど。
絶版になったところでブクオフがあるから問題ナス
最大の敵は研磨かな
二週間ぐらいしたら大抵小口ザラザラ
こうなったら古本に研磨以前のモノが流れるてくるのを待つしかない
新書で美本マニアって超うける
美本っていうか単に読みにくいんだ
小口が研磨されてるとな
ここでちょっと話題になっていたので、
川島隆太の『さらば脳ブーム』を読んで見ました。
内容は川島氏の半生、脳トレに関する弁明といった感じですかね(川島氏VS学会、他研究者、マスコミの経緯を事前に知ってたほうが読書をより楽しめると思います)。
基礎系、臨床系、理学系の研究者にケンカを売ってるような記述がちらほら見受けられます。
特に脳の認知科学が専門の藤田一郎大阪大教授を名指しで批判してます。
でも、藤田一郎教授が問題にし批判してたこと(統計手法の杜撰さや対象条件の設定の不備など)について論点ずらしばかりで一切応えてないです。
これを読んだ関西の研究者は怒るべきでしょう。(偏見に基づいた誹謗中傷に近い記述あり)
藤田一郎教授の川島氏批判を詳しく?知りたい方は下記の動画を見ることをオススメします。(6つあります)
ニセ科学のシンポジウムの動画です。
http://www.youtube.com/watch?v=Q7z3DSuD6tw
244 :
無名草子さん:2010/11/18(木) 21:05:36
>>243 ご苦労様です
でも、脳芸者の皆さんは
そもそもここでお相手して差し上げる意味もないんじゃないかな
新書300冊みたいなガイド本ってでてないのかな。ダンコーガイはうさんくさいから勘弁
246 :
無名草子さん:2010/11/19(金) 00:19:03
この著者はおすすめしないてやついる?
大川隆法とか池田大作みたいな
247 :
無名草子さん:2010/11/19(金) 00:44:25
佐々木信夫の道州制はどうですか?
249 :
無名草子さん:2010/11/19(金) 19:58:07
>>247 ミヤテツは今もどこかで新書レビューしてるの?
新書300冊なんて本書く奴で
うさんくさくない奴なんて少ないでしょ。
ミヤテツスレは全部消滅w
てっちゃんの文章読みにくいよね
子安さんて頑迷固陋な現代の腐儒だな。
藤田一郎も大人気ない
川島の計算で頭がよくなるとか
かわいいもんじゃない
まあ、計算をやるかやらないかでいえば、やったほうがいいだろうな。
現代最高の知識人である渡部昇一先生の「知的余生の方法」
「渡部昇一エッセイコレクション」をちくま文庫あたりで
出してくれないかな。この人文章はうまいから。
昔のドイツ留学記とか絶版になってるようなのが読みたい
258 :
無名草子さん:2010/11/23(火) 09:45:47
渡部昇一氏のエッセイはやはり新書より文庫
ただし歴史物はいただけない。天皇機関説を評価しながら、大東亜解放
論者。この初歩的な矛盾に気が付いていない。だから中川八洋氏に極左
の亜流である「民族派」に分類された。新書で二人の対談が読みたい
259 :
無名草子さん:2010/11/23(火) 11:47:40
260 :
無名草子さん:2010/11/23(火) 21:46:50
本郷和人「天皇はなぜ万世一系なのか」(文春新書)
例によって書名と内容があまり合致していない。
(同著者の「天皇の思想」「天皇家はなぜ生き残ったか」も
そういう傾向があるが)
書名に対応する内容は最後の少しくらいだけで、
あとはほとんど著者の専門の中世史関係のお話。
それはそれで面白いが。
渡部昇一の新書は
知的生活の方法とドイツ参謀本部しかしらんな
萱野稔人と水野なんとかの
『超マクロ展望 世界経済の真実』は、
タイトルがトンデモっぽいけど、内容は興味深かったよ
先進国が後進国から安く原料を仕入れてきた構造
そのものが崩壊しているから、現在の不況があるという見立て
付け焼刃的なインフレ政策では不況を改善することはできないとのこと
交易条件の悪化って経済学では常識なのかな?
263 :
無名草子さん:2010/11/23(火) 22:56:42
>先進国が後進国から安く原料を仕入れてきた構造
>そのものが崩壊しているから
これって、新聞記事レベルでは?
経済学そのものが混迷しているから、トンデモ経済学が跋扈するのは仕方がない。
円高で苦しんでる時に、交易条件の悪化とか言われてもなぁw
まぁ奴らは長期的な話だとか言うんだろうけどな。
266 :
無名草子さん:2010/11/24(水) 16:17:39
水野は反成長論者の衰退論者だし、萱野はたしか哲学かなんかだろ?
それより
『デフレの正体』の売れてて、レビューとか良い評価なのが理解できないわ。
アマゾンのレビューなんか星付きまくってるわ、今人気の池上が絶賛してるわ。
国際収支統計とか統計の見方とかツッコミところ満載なのに
で、批判されて論壇誌の『Voice』12月号で著者が反論してるけど、相対価格の下落と一般物価の下落の区別すらできてねえみたいだし。
今年の経済書NO1は
斎藤誠「競争の作法」ちくま新書でしょ
マクロ経済学の第一人者が日本の現実を完璧に描き出し
生き方まで語る熱い本
いや、大竹文雄の本だと思うよ。今年出た良書の単行本等をおしのけて、新書で唯一、経済誌でランキング入りしてたから。
大竹文雄の本は研究所長をほめたことで傷がついた
小野義康
>>268 競争と公平感―市場経済の本当のメリット
でいいの?
斉藤貴男の「消費税のカラクリ」も良かった
>>266 デフレの正体面白そうだと思って買ったがまだ読んでいなかった。
その後高橋是清の時代は人口は増えていたがデフレだったと雑誌で読み、
人口の増減をデフレの正体とすることに疑問を持つようになった。
そしてVOICE読んだが、デフレの正体の著者の理論は全く破綻していると
確信を抱いた。VOICEの市場原理主義的論調はあまり好きではないが、今月は
玉石混合のコントラストが激しく、夢中で読んだ記事の後に読む価値ゼロの駄文
があったりで非常に面白かった。まだ全部読んでいないが、竹森俊平の巻頭記事は
必読だ。自分は相場に投資しているので分かるが、来年後半から再来年以降
二番底に陥るのは必至。だがその前に今年末から来年はじめにかけて、北野一が
書いているように日本株は円安と共に上昇する。北野一はいつも理路整然としていて
すばらしい。市場を読む力にかけては日本で一二を争う。だが北野一のような強気派
が裏切られ二番底が到来するのも間違いない。
いくつかの記事はネットで読める。
http://voiceplus-php.jp/index.jsp
それからあと二、三年で円高は終わり、その後超円安とともに壮大な日本株上昇相場が
訪れると予想している。そのようなことを頭に入れていろいろな論文を読んでみると、
誰が駄目で誰がいいのか見えてくるものがある。
とりあえず、高橋是清の時代は金本位制を行ったり来たりだから
単純にマネーサプライが足りないでデフレ、じゃないの?
278 :
無名草子さん:2010/11/25(木) 21:16:28
藻谷とか水野和夫はどっちかというとトンデモ界の人だけど、
斎藤誠は一流のアカデミシャンだよね。
だけど、言ってる内容は結構近かったりするw
経済学ってなんなの?ってたまに思うわ。
経済学って本当に信頼していいのか、
非常に疑問。
役に立つ部分もあるんだろうけどさ。
経済学にだまされないために経済学を学べって言ったのは誰だっけ?
ジョーン・ロビンソンだったはず
>>278 そういうことを言う人がよくいるが、円高が日本経済に及ぼしている重大な悪影響
を考えていない。円高が解消するだけで日本経済はあっという間に好景気に
突入するとすら思える。
円高は来年あるいは再来年がピークになると思われ、その後は持続的円安と株高
という好景気が長期に渡って続くと予想される。円相場は何で決まっているのかと
言えば、北野一が言うように日米の金利差とほぼリンクしている。アメリカの利上げ
が近づけば自動的に円安になる。アメリカの利下げはもうないので日本の景気は
二番底が過ぎ去ったあとはもうずっと上昇するだけ。
週刊エコノミストで月一くらいで北野一が連載を持っているし、弟子筋にあたると
思われる村上尚己も似たような理論を展開している。
円安になったら、原油など資源輸入代金が上がって、
すごいインフレに突入するのでは?
285 :
無名草子さん:2010/11/26(金) 05:57:19
なんでだよ
池信の経済書100冊紹介したやつ読んだ人いる?どうだった?
経済の話になると
どこからともなく沸いてくるな・・・
政治の話よりはリアリティがある。
経済学は、とりあえず過去の事象を綺麗に説明して欲しい。
未来の話は嘘臭い。
先日、依田高典『行動経済学』(中公新書)読んだ。光文社新書の友野典男のより若干レベル高め。
こっちの方が、経済合理性を前提とした普通の経済学より一般人の直観にある意味馴染みやすいんだけど、
これ読んで、標準的な経済学イラネとなったらちょっとマズイと思う。
やっぱり先に普通の経済学を齧っとかないとダメだと思うな。
たとえ経済学は役に立たなくとも、円安が進むと株価が上がるのは本当。
日銀もETF購入に踏み切るなど漸くデフレ退治に本腰を入れてきた。
今後国債購入金額を増やすなどの対応を続ければかなり円相場と株価と経済
の下支えになる。他国と違いすでに去年三月に株価は大底つけている可能性もある。
今年初めに都心へのホテル出店を加速して都心で一番多くの店舗を持つホテルになる
と宣言したアパグループは10年後に大化けする。バブルでも天井で売り抜け、バブル後の
底で買ったあの会長はまた大底で土地を買い大儲けするだろう。
来月の予定まだ?
293 :
無名草子さん:2010/11/27(土) 22:59:17
>円安が進むと株価が上がるのは本当。
変動為替制度の下では、為替相場と株式相場は共に内生変数だから、
両者の間に因果関係のようなものを想定すること自体が間違った考え方だよ。
そーいった基本的なことから解説してくれる新書はないだろうけど。
間違った考え方だよ、と嘯いてみても、
現実に為替相場と株式相場の間に相関関係が観察されてる。
現実と矛盾するモデルを後生大事に抱き続けるのはアホのすることですよ。
思うに、因果関係と相関関係を混同しているだけなのでは?
混同じゃなくて、相関関係が確認できれば因果関係がブラックボックスでも実践的に有用だ、という立場と
因果関係が解明されない限り、そこに賭けるのは危険だ、という立場の違い。
もちろん、AとBの間に相関関係があっても因果関係がなければ、
Aを操作することによってBを操作することはできない。
しかし相関関係を指標にして、なんらかの予測をすることは可能。
じゃあそれでいいじゃん。
大丈夫だ
問題ない
>>296 お前、アホすぎ。
為替レートと企業業績の間には因果関係があるのだから、それで十分だ。
> 変動為替制度の下では、為替相場と株式相場は共に内生変数だから、
経済学信者の弱点だね
連中は経済学の理論は知っていても、その理論が現実の経済に適合しているかどうか全然知らない
だいたい、経済の実務に携わっている人間が
経済学をよく知っているわけではない。
そして経済学の理屈どおりの振る舞もしない。
でも、それが本当の「経済」なんだけどな。
経済学と経済は違うし、政治学と政治も違う。それでいいじゃん。
ワラタ
「現実の経済を知っている」と称する奴が俺様経済学を唱えるのもやめるべきだし、
「経済学を知っている奴」のモデル信仰もやめるべし。
やめる必要はないが、そっと心の中で思っているだけにしたら良い。
308 :
無名草子さん:2010/11/28(日) 18:27:37
経済学にコンプレックスを抱いてる人がおるね
309 :
無名草子さん:2010/11/28(日) 18:52:09
ホントの原因に溯らないと駄目だよということなんだが。
円相場はホントの原因ならないのよ。例えばだ。
ホントの原因が「物価上昇を許容する日本の金融政策」なら、その結果は円安と株価高になるが、
ホントの原因が「物価下落を許容する米国の金融政策」なら、その結果は円安と株価安になる。
円相場と株価の間に一方方向の因果関係があると信じていると後者をケースを見落としてしまうよ。
つーか、経済学に限らず、相互依存関係にある内生変数(この場合は円相場と株価)の間に因果関係なんてものを想定しないのは、知的推論の基本中の基本。
経済学云々以前のオツムの問題だよ〜
そういうことをキチンと書いてある新書はないのかね。(と話を無理やり新書に引き付ける)
経済学は現実の経済というより、
「経済モデル」についての学問だね。
311 :
無名草子さん:2010/11/28(日) 19:11:09
だから経済学がどーのこーは関係ない、単なるオツムの問題だって
「本当の〜」って詭弁の定番商品だよ。
野崎の詭弁論理学にそう書いてある。
人の書いたことを鵜呑みにするなw
314 :
無名草子さん:2010/11/28(日) 20:04:26
>>312 その詭弁とやらは、このスレでいうと、
>>271で挙げられてる本と、
>>303のレスのことか?
「本当の〜」という言葉を使っただけで詭弁呼ばわりするのは彼らに失礼だと思うけどな。
ちなみに
>>309は「本当の〜」でなくて「ホントの〜」だから、詭弁云々とは関係ない話だね。
経済学は現実の経済とは無関係なんでしょ。
小説を楽しむのと同じスタンスで経済学書を楽しめばいいと思うよ。
316 :
無名草子さん:2010/11/28(日) 20:20:35
経済学は現実経済と大いに関係あるよ。
確かに経済学はアンポンタンだか
そのアンポンタンな経済学者がFRB議長としてアメリカの金融政策の舵を取り、世界経済を破局に導いた現実を直視しないとね。
経済学のどこがアンポンタンなのか、経済学を学ばなければ分からない。
現実に影響を及ぼしている経済学書は、小説と同じようには楽しめない。
317 :
無名草子さん:2010/11/28(日) 20:27:14
インフレターゲット論(インタゲ論)は以前2ちゃんでも人気のあったけど、
インタゲ論者は米国経済学者の言ってることを鵜呑みにしてる奴が多かった。
インタゲ論に騙されないためにはちゃんと経済学を学ばないとね。
しかしそれは新書では無理か。
>>309 その程度のこと必死で強調しなくても、論理学や統計学の入門書にはたいてい書いてある。
新書では『統計でウソをつく法』とか『社会調査のウソ』とかかな。
で、因果関係と相関関係の区別をつけるのは大事だろうが、
因果関係が解明されなけりゃ実践的指針が得られないとうのも間違い。
相関関係がわかってればいいこともある。
盛り上がるときはおまいら絶対経済なのな
新書でもなんでもない
別に政治でも哲学でも盛り上がれるが。でもオレは法律とか歴史は苦手。
321 :
無名草子さん:2010/11/28(日) 21:50:49
>>317 『統計でウソをつく法』は知らんけど、
手元にある『社会調査のウソ』には、因果性についてイイカゲンなことしか書いてないようだが。
グレンジャー因果性のような、そうでないような曖昧な感じで。
論理学の入門書は因果性について書いてなさそうだけどな。因果性は論理的な概念じゃないからなー。
因果性について扱っている論理学の本の例を教えてくださいな。
できればスレ題に沿って新書でお願いしますだ。
それと
>因果関係が解明されなけりゃ実践的指針が得られないとうのも間違い。
だれもそんなこと言ってないと思うけど。
>>321 >因果性について扱っている
新書では知らんが、三浦俊彦の『論理パラドックス』に載っていたような記憶がある。
三冊ぐらいシリーズがあるから、他のかもしれないが。
323 :
無名草子さん:2010/11/28(日) 22:03:01
>>319 いやいや、
>>318氏が挙げているのは2冊とも新書だぞ。
>>320 んんん、では、哲学の観点から因果性について語ってる新書を紹介してくださいな。
>>267 斎藤誠の『競争の作法』って評価高いの?
325 :
無名草子さん:2010/11/28(日) 22:47:27
発端はこの記述だろ。
為替と株価の間に相関関係がありますよ、ってだけのこと。単なる事実だ。
その程度のこともわからんキチガイが「因果関係」とか言い出してるだけじゃん。
>>291 > たとえ経済学は役に立たなくとも、円安が進むと株価が上がるのは本当。
どっちでも良いから新書の話をしよう。
新書を読んで経済学を分かった気になってるような奴はアホ
そして、そんなアホの戯言を真に受けて経済学を見下してる奴らもアホ
329 :
無名草子さん:2010/11/29(月) 18:49:24
>>326 駄目押ししておくと、為替と株価の間に統計上の相関関係はないよ。
単純な相関係数はもちろん低い(長期で計算すればマイナスだ)し、回帰しても統計上有意な結果はでない。
統計上の相関関係でないとすれば、何をソウカンカンケイと呼んでるのかな?
最後に
>キチガイが「因果関係」とか言い出してる
でいうところのキチガイというのは彼のことね↓
>>301 >為替レートと企業業績の間には因果関係があるのだから、それで十分だ。
よくある誤解なのだから、この程度のことでキチガイのレッテルを貼るのはよくないよ。
反省してる。
経済学カブレの低能が暴れているからといって、経済学に罪があるわけではない。
332 :
無名草子さん:2010/11/29(月) 22:25:04
>>331 素晴らしい!そういう自分で確かめる姿勢が大事だと思います。
URL先の円ドル相場と日経平均の月末値データを使って相関係数を計算してみましょう。
2005年1月〜のデータでは相関係数0.89、と高いのだけど(相関係数の最大値1に近い感じ)
2000年1月〜のデータでは相関係数0.29、とかなり低くなります。
相関係数はエクセルのCORREL関数で簡単に計算できるので試してみてちょ。
なので、ご指摘の「ここ十年でみれば」では残念ながら相関は高くないのです。
統計でウソをつくためには「ここ五年でみれば相関は高い」といっておいたほうがいいでしょう。
ちなみに相関係数はいくつ以上あれば相関が高いといえるか、ということはありません。
相関係数が高いからドーダといってるような議論があればそれはインチキだと思って間違いありません。
333 :
無名草子さん:2010/11/29(月) 22:30:34
>>330 自分の理解力の範囲外にある相手に低能とかキチガイとかレッテルを貼ることで
ご自分を少しでも癒せるのならば、それはそれで結構なことです。
でも、それでは成長しませんぜ。
>>332 過去五年相関関係が高ければ十分。
少なくとも自分が投資始めてからずっと相関関係は高い。
今現在も円安で株価が上昇している。
この先も少なくともあと数年おそらくその後も為替と株価の高い相関関係は続くでしょう。
10年間だと相関関係が低くなる理由も予想はつくけどその頃のことは詳しくないので。
>為替と株価の間に統計上の相関関係はない
ということでこれは間違い。知識が更新されていないのではないですか。
経済学の人って議論好きだよな
それともスレ住人に経済学の人が多いのかな
比較的実務的な分野だし
>>332 > URL先の円ドル相場と日経平均の月末値データを使って相関係数を計算してみましょう。
そんな無意味な計算してどうするの?
為替変動と株価変動の間の相関を計算するのが当たり前ですよ。
337 :
無名草子さん:2010/11/30(火) 19:18:00
>>334 ワシが示した5年間前後はたまたま相関係数高いけど、もっと最近の期間に限ると相関係数は低いよ。
何を根拠に5年なの? たまたまワシが示したから? 相関があるって信じたいから?
>>336 変動の間で相関係数を求めるのが「当たり前」って、どの世界で当たり前なのかしら?
βを求めたいわけじゃないみたいだしなぁ。
回帰分析のためにトレンド抜きたいわけじゃないみたいだしなぁ。
どこの世界で当たり前なの?
それと、変動率の間の相関係数を計算すると相関係数は当然低くなっちゃうよ。
「相関がある!」という主張と矛盾しちゃうかもしんないけど、どうすんの?
とりあえず、336と337はどこの大学の経済学部(院?)出身かを書き込んで欲しいな。
少なくとも、337は旧帝大以上と見たが。
12月20日 中公新書2086 英語の質問箱 そこが知りたい100のQ&A 里中哲彦 著 予777円
12月17日 集英社新書 愛と欲望のフランス王列伝 八幡和郎 著 756円
12月8日 ベスト新書 オーラルセックス (仮) 希崎ジェシカ 著 予820円
12月2日 祥伝社新書 なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか 若宮 健 著 予798円
12月17日 新潮新書397 日教組 森口 朗 著 予777円
12月17日 新潮新書398 電通とリクルート 山本直人 著 予756円
12月17日 新潮新書400 大本営参謀は戦後何と戦ったのか 有馬哲夫 著 予777円
来月はこんなとこか…不作だな
ツキ、運に関する新書で数冊読んだが、桜井章一の本が一番胡散臭かった
12月6日ちくま新書878 自分を守る経済学 徳川家広 著 予798円
12月6日ちくま新書879 ヒトの進化 七〇〇万年史 河合信和 著 予903円
12月10日朝日新書273 日本の貴人151家の運命 中山良昭 著 予819円
12月20日中公新書2088 江戸の思想史 人物・方法・連環 田尻祐一郎 著 予819円
俺の趣味
343 :
無名草子さん:2010/12/02(木) 10:44:16
里中って河合塾の先生だよね。中公新書から本を出すのかあ
>>341 「要は精神論じゃん」の一言て片付けられちまいそうだ
>>338 コロンビア大学のPhDですが何か? 嘘だけど
経済の新書でおすすめを教えてよ
池上彰のを買っておけばいい
>>346 小塩隆士『高校生のための経済学入門』ちくま新書
>>349 「競争と公平感」が1位なのは納得
自分が読んだ中では、「現代の金融入門」(ちくま)と
「通貨で読み解く世界経済」(中公)が良かったかな
4月に幻冬舎出た副島とかいう人の本読んだけど、なんだあれは。
ドルがだめなのに人民元はいい。
でもペーパーマネーは屑。
意味わかんね−よ。
教育資金全部つぎ込んで投資して死にそうになった例とか、
騙されたんじゃなくてバカだったんだろうと。
客の無知と営業の騙しは、紙一重だと思った。
『競争と公平感』はいいんだけど
現在のマクロ経済状況を語る本じゃないから緊迫感がない
それと小野善康を褒めてしまったところが経済学者からの批判もあって傷がある
タイトル、内容からしてマクロ関係の本ではないわかるだろうに?
なんでそこに一々いちゃもんつけるんだ?
サンデルも経済書扱いなのか
サンデルヨンデル?
それ、面白い。
357 :
無名草子さん:2010/12/14(火) 17:26:38
今年のベストセラーランギングに、新書があまり入っていないんだが・・・・。
もしかして、新書ブームももう去った?
というより今年は変に売れた単行本が多かったんじゃない?
きょうの立ち読み
■ちくま新書「自分を守る経済学」徳川家広(徳川宗家当主=世が世なら将軍様?)
ウン年後の経済破局を予言するなど、クソ本ぽかったので買うのをやめる。
もし予言するなら期限を区切らないのがコツですよ。永遠に外れないから。
■平凡社新書「サンデルの政治哲学」
面白そうだったが、ちょっと難しそうな感じで、自分が最後まで読み通すか疑問だったので、買うのを留保。
誰か読んだ人おる?
>>359 読んでないけど、小林正弥の本だろ?ほぼ例外なくカスだと予測する。
いずれにせよ、そういう便乗本・解説本の類を読む時間とカネがあったら、
分からない部分が残るにせよ、ホンモノを読んだ方がためになる。
読んでないのに批判する奴は例外なくカス
362 :
無名草子さん:2010/12/17(金) 05:06:29
そんなことはない
せめて立ち読みぐらいしてから言えば?(笑)
>ホンモノを読んだ方がためになる。
ホンモノは英文だから読めないことないけど、やっぱり得意じゃないので面倒臭い。
訳書読むなら解説書読むのとたいして変わりない。
小林正弥『友愛革命は可能か: 公共哲学から考える』平凡社新書、2010年
なかなか香しいタイトルの新書ですな
親書って、手にとって貰うために人目を引く様などぎついタイトルにする事が多いけど、
この新書は潔いですねw
サントリーとった「伊藤博文」は
さすが中公というずっしりした読後感
ここだけの話近い将来友愛の海での武力衝突は覚悟した方がいいよ。
俺は5年以内にそうなると思って覚悟を決めている。
こんなこと書いても誰も信じないだろうけど。
>>友愛の海
脳内妄想乙w
友愛の海って何?
相撲取りの名前じゃない?
>>368 伊藤之雄のハードカバーのとどっち先に読んだほうがいいですかね?
>>373 両方読んだら良いけど、お手軽なのは瀧井本だな。
伊藤先生は実証面で定評があるから、ミクロな事実確定なんかに興味があれば
伊藤本にも当たったら良い。
>>365 安直な解説本(解説に名を借りた自説展開本)を読むくらいなら訳書の方が遙かに良い。
英語のダメな人が原書に当たるより、訳書に当たった方が理解も深いし正確だよ。
伊藤之雄の実証はグダグダだろ
>>375 理解が深いの何って問題じゃねぇだろ
経典じゃないんだから
伊藤博文ファンの俺様だから言うが
瀧井のも伊藤之雄のも伊藤博文マンセーを前面に出しすぎててキモチワルかった。
伊藤博文関連本で最近出た中でピカイチは「伊藤博文直話」だな。
本人の回顧談なので流石に面白い。
文庫でお安いので呼んで味噌。
金に糸目をつけないならば
春畝公追頌会編「伊藤博文伝」だな。
オンデマンドで全3巻4万円ぐらいするが。
図書館で借りて読んでみ。
>>377 いや、本人の思想について深く知りたかったら、
本人の書いた物を読むに限る、という話をしているだけ。
サンデルは教祖ではなくて流行モンだから
「本人の思想について深く知る」必要はないなぁ
>>378 やっぱりどうしてもマンセーになっちゃうんですかね
同じ中公新書で江藤新平買おうかとしたんですが、序文からやっぱりマンセー調で
そのまま本棚に戻してしまいました
>>381 ま、そりゃ、必要性は人それぞれだけど、
哲学って哲学者の思想そのものじゃないんか??
>哲学って哲学者の思想そのものじゃないんか??
いくらなんでもそれはない。
哲学も、学問の当然の作法として先行研究(先哲の思想)を参照するが、先行研究はあくまで参考であって研究対象ではないよ。
物理学が物理学者の思想そのものではないのと同じように、哲学は哲学者の思想そのものではない。
原書厨って何考えてるかわかんないよな
386 :
無名草子さん:2010/12/19(日) 01:08:57
「だから、新書を読みなさい」とか
「新書がベスト」みたいな、新書の選び方みたいな本って他にないですか?
そもそもブームを生んだ白熱授業だって解説付きだったし、
その解説をしていた小林正弥が新書書いてるんだから
便乗って言うのも違う気がするな。
サンデルブームはとっくに終わってる
NHKと小林正弥がブームを創って
訳書出版がそのブームに便乗してるわけだが。
04/04 『ハーバード白熱教室』NHK放送開始 小林正弥解説
05/22 講義録『これからの「正義」の話をしよう』出版 推薦者宮台w←便乗w
07/08 小林正弥ら訳『民主政の不満』出版
10/12 便乗訳本『完全な人間を目指さなくてもよい理由』出版
10/22 NHK+小林正弥『ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業』
12/22 DVDブック『日本で「正義」の話をしよう』出版予定 ←いまここ
紀伊国屋がロールズ正義論を改訳して結構宣伝してるのも、サンデルブームへの便乗だろうね。
サンデルブームが終わったが否かは検証不能だが、
少なくとも出版界は未だやるきムンムンだろう。
まあ、硬派な新書が売れるなら便乗でも何でもいいじゃないか
誰も困ることはない
新書で伊藤博文といえば
大空ポケット新書『歴史ポケット人物新聞 伊藤博文―誕生!日本の総理大臣』
というのが最近出たみたいなので買った。
タイトルから想像できるように模擬新聞形式の通俗的な読み物で、読みやすかったよ。
ただし四コマ漫画のギャグは滑ってる。
392 :
無名草子さん:2010/12/20(月) 05:58:03
いまさらながら、講談社現代新書の斎藤孝本
「あとがき」に3人のライターへのお礼あり
つまり、彼らが書いたということ
斎藤孝は、岩波以外は人に書かせている
そして、本を千冊出すのだといっている
クズ
>>384 いや、単純な話として、
サンデルの思想を知りたければサンデルの本を、
小林正弥の思想を知りたければ小林の本を、ってことじゃない?
>サンデルの思想を知りたければサンデルの本を、
>小林正弥の思想を知りたければ小林の本を、ってことじゃない?
小林正弥という人に、知るべき思想なんてあるの?
知らんけど
396 :
無名草子さん:2010/12/21(火) 01:11:42
なんか、サンデル教授の真似をする日本の大学教授が増えているような気がする。
>>395 いい質問だね。君、名前は?スズキ、スズキ、君はそのひとの思想とそのひとの存在は
切り離せる、そう考えるわけだね。
数学者の発見した定理で、誰が問題を解いても同じ正解があるように。
いい質問だ。明日、同僚の数学者に聞いてみよう
398 :
無名草子さん:2010/12/21(火) 18:23:25
>
>>379春畝公追頌会編「伊藤博文伝」だな。
そのとおり、これは面白い。伊藤博文が井上毅の真髄を理解できなかったことがよくわかる。
そして伊東巳代治が公文書の誤った英訳をしたことの原因がよく納得できる本。
「サンデルの思想」なるものを知りたければ小林の本を、
正義とかに興味があればサンデルの本を読めばいいだろう
>>398 伊藤博文ファンからレスですよ。
>伊藤博文が井上毅の真髄を理解できなかったことがよくわかる。
伊藤博文と井上毅の意見は食い違ってる。これ定説。
伊藤博文が「井上毅の真髄」なるものを理解したうえでこれと違う意見を言ったのか、それとも理解しないで言ったのかは、伝記を読んでも分からなそう。
さらにいえば、金子堅太郎ら伝記編纂者のフィルターがかかっているのだから、伝記編纂者が「井上毅の真髄」を理解できてなかったのかもしれない。
いずれにせよその「井上毅の真髄」は君の脳内にしか存在しないんだから、伊藤博文や金子堅太郎がそれを理解できるとは思えない。
>そして伊東巳代治が公文書の誤った英訳をしたことの原因がよく納得できる本。
これだけじゃ分からない・・・。
伊東巳代治が英訳した公文書って何のこと???
そして、それが誤訳だったというのはどこを指してるの?
>>395 友愛革命ですよ
民主党政権の迷走ぶりの背景を理解するためには小林正弥の思想を知ってみるのもいい鴨しれん
>>399 正確に言えば、「サンデルの思想」に関する小林の解釈を知りたければ小林本を、というところだな。
解釈から離れたサンデル本来の思想なんてものは認知できない。
サンデルの思想を知りたくて原書を読んだところで、サンデルの思想に関する俺様流解釈が一つ出来上がるだけだし。
サンデルに興味がある人は、おそらく日本で今年流行ったからサンデルに興味が湧いたのだろうから、
日本への主たる紹介者である小林某の解釈を知ればよいのではなかろうか。
その「俺様流解釈」が大切なんじゃないか
わざわざ他人のフィルター通して理解する必要はない
ついでにサンデル読むならカントやヘーゲル読んだ方が良い
ある程度大学とかで哲学の勉強してる人ならいいけど
そうじゃない人の俺様流解釈はトンチンカンなことになりそう。
まあサンデルぐらいならがんばれば読み通せるかもしれないが、
解説書の役割というのはやっぱりそれなりにある。
406 :
無名草子さん:2010/12/22(水) 02:48:35
サルデンンさんの授業、テレビで見たけど、アホみたいだったな
あんな問いなら、誰でも考えつくし
別に解説書の役割を否定するつもりはないが、
映画を見ずに映画のレビューだけを見てその映画のことを分かった気になっても、
何の意味があるんだろうと思う。それと同じことじゃないか。
両方読めばいいっつーの
まあ、そんなことを言ったらたとえば高校で習う倫理の教科書も意味ないし
文学史の授業も古事記からノルウェイの森まで何百冊もの本を
実際に読まなきゃ意味がないってことになってしまうな。
全然違うと思うけど。
簡単に読める一冊の本の内容を理解するために
解説書一冊を読むのは無駄、ってことでしょ。
>>407 おいおい哲学書を映画・小説の類と一緒するなよ。
哲学書は真理に近づくための手段であって、それ自体が目的ではない。
映画や小説はそれそのものが目的だ。
>>412 それは君がそう考えてるだけであって、万人がそう考えているわけじゃない。
映画や小説もある種の思想を表現するための手段である場合もあるし、
逆に、哲学者自体に関心がある人は別に哲学書を真理探究の手段とは考えない。
>>410 > 簡単に読める一冊の本の内容を理解するために
全然読めない人もいるんだよ。
そういう人のための解説書だ。
>>415 文脈を考慮しても意味をなしていると思うが。
>>416 意味をなしてるか知らんが、文脈無視したトンチンカンなレスであることは変らん。
>>414 サンデルの著書は一冊ではないし、簡単読めるようなものでもない。
想像で物事を書いてしまう君にこそ解説書が必要なようだ。
別に文脈を無視しているとは思わない。(ちなみに407=413=俺)
君は哲学書と映画・小説をノンイコールだと考えているのに対して、
俺はそうじゃないよと言っている。
両者がイコールならば407が成り立つから、407と413は文脈上も論理的にも一貫している。
敢えて図式的に関係性を示せば以下のとおりだろう。十分にパラレルだと考えるが。
(目的) ← (手段) ← (手段を理解するための手引き)
・「真理」 − 哲学書 − その解説書
・メッセージ − 映画・小説 − 映画・小説のレビュー
>>418 簡単に読めないレベルの人はサンデルなんかよりも他に
読むべきものがあるんじゃないかな。
本当は、著者本人が概説書を書いてくれれば、いいんだけどね
小林某はこれを期に商売しようとしてるところが気に食わないね
講談社現代新書の『はじめての政治哲学』は概説書としてはよくできてると思ったね
議論の大まかな流れを知る意味での概説書(インデックス)はあってもいいかな
424 :
無名草子さん:2010/12/22(水) 21:28:02
サンデルヨンデル?
>>419-420 イコール・ノンイコールという言い方に乗るならば、
>>407は「全ての哲学書と映画について両者はイコール」という趣旨だよね。
俺はそれを
>>412で否定した。「ある哲学書と映画について両者はノンイコール」だ。
ところが君は
>>413で「ある哲学書と映画について両者はイコール」と。
俺の
>>412を否定するならば「全ての哲学書と映画について両者はイコール」になる。
君は
>>413で俺の
>>412を否定しようとしているようだが、否定になっていないということ。
否定でないなら何なのか分からない。
小林正弥の新書見たけど、これはサンデルの「簡単に読める一冊の本の内容を理解するため」の解説書じゃないね。
サンデルの『「正義」の話をしよう』は分厚くて読むのしんどいけど、訳も平易だしそんなに難しいって本ではない。
小林の新書はこれを読んでサンデルの思想の全体像を知りたくなった人が次に読む本として書かれたものじゃないか。
「解説書ではなく、その哲学者の書いた本そのものを読め」という人にはこんな本は不要かもしれないが、
サンデルの本を英語のも含めて全部読んで、ロールズまで押さえて、となると
ある程度専門的な知識がある人じゃないとできるもんじゃない。
そうやって思想の流れを概観するのがこういう新書の役割だろう。
サンデルの著作を一冊=一章で概説する本だよ。
単なるブックガイドです。
サンデルはそんなに凄いやつじゃない。ロールズ、パトナムが将軍としたら
軍曹レベル。あっちではね。
ただの便乗商法でしょ
便乗商法ではない
はじめから商法だ
>>425 すり替えの議論だね。
>>412は、「哲学書は…」「映画や小説は…」と全称命題で語ってるじゃん。
だから、
>>413で部分否定して、その命題が偽であるということを明らかにしたんだよ。
俺は怖いから、全称命題では語らない。
ただ、大体において
>>420で示した図式が当てはまるんじゃないの、と言ってるだけ。
ガチでケンカ一番強いのは軍曹だよな
なんかこのスレ狷介な知識人が多くなってね?息苦しいんだけど…
カール・シュミットあたりがつよい
>>434 昔は心が広い人が多かったとでも言うのか?
昔からこういうスレだと思うが・・・。
437 :
無名草子さん:2010/12/24(金) 10:28:24
池澤夏樹編「本は、これから」
こういうオムニバスな企画ものはイイ。
そもそもここは2chなんだぜ
439 :
無名草子さん:2010/12/24(金) 23:57:50
サンデル教授は好きだが、
サンデル教授の真似をしているやつらには好感がもてない!
サンデル教授の吹き替えの声の雰囲気は好きだけど
内容は解らないって人は結構いそうな気がする…。
まあ、このスレにいるような頭の良い人には関係のない話かな。
(でも、そんなに頭の良い人が
新書なんか読んでいるのがすごく不思議に思うけど…)
ガチで政治哲学やってる人は解説書であっても読まなきゃいけないだろうし、
あまり政治哲学知らない人は学問体系をざっくり概観する本の方がいい
んだと思う
> ガチで政治哲学やってる人は解説書であっても読まなきゃいけないだろうし、
バカですか?
441じゃないけど。
「ガチで政治哲学やってる」が、たとえば大学で教えている、という意味なら、
解説書も読まなきゃいけないですよ。
ふだん自分が研究で読んでいる専門書とか原書とかは
教科書にできないし、
学生でも読める本の中でどんな本が良いのか、
ということは判断しないといけないですから。
そもそも自分の専門に関するものなら、
入門的な新書でもしょぼいテレビ番組でも
何でも一通りチェックはするものです。
> そもそも自分の専門に関するものなら、
> 入門的な新書でもしょぼいテレビ番組でも
> 何でも一通りチェックはするものです。
ますますバカっぽい
ゆとり相手の大学教員も大変だな
粘着がいるな
447 :
無名草子さん:2010/12/26(日) 02:39:57
バカっぽいバカがいるね
ただの詭弁屋ショーバイに騙された自称知識人のみなさん、真理はどこですか?w
449 :
無名草子さん:2010/12/26(日) 09:01:39
>>431 ほうほう。君は
>>407で「それと同じことじゃないか」と書いていたが、
その真意は「それと同じことではないこともある」という意味だった、といいたいのか。
そうとは読めない罠
オレは映画のレビューだけでだいたい満足するタイプ。
よほどの傑作じゃない限り、映画を見るのって実にかったるい。
452 :
無名草子さん:2010/12/27(月) 01:54:42
じゃあそろそろこのスレの新書年間ベストでも適当にあげてもらおうか
全学連と全共闘 祥伝社
マジしつけぇ
458 :
無名草子さん:2010/12/27(月) 19:55:32
2010年12月26日の日本経済新聞朝刊
「エコノミストが選ぶ2010年経済図書ベスト10」
1位 競争の作法
2位 これからの「正義」の話をしよう
3位 競争と公平感
4位 デフレとの闘い
5位 若年者就業の経済学
6位 大いなる不安定
6位 単身急増社会の衝撃
8位 リーマン・ショック・コンフィデンシャル(上)・(下)
9位 ポールソン回顧録
9位 消費税の政治経済学
9位 ストーリーとしての競争戦略
>>458 単にコピペするんじゃなくて、せめて新書に印ぐらいつけろよ
そのうち新書は
1位 競争の作法
3位 競争と公平感
の2冊かな。
斉藤誠も大竹も好きじゃないけど、藻谷が入ってないのは評価できる。
>>462 くだらない本が売れる以上、くだらない本が出続けるのは仕方がないでしょう。
ただ、くだらない物をくだらないと言い切る批評が機能しなくなってくるのは問題ですね。
論壇の権威がいない。というか今や論壇自体がアホの集まりにしか見えないわな。
>>462 ざっと斜め読みしたけど、言ってることが結構微妙だな…
まぁ記名で辛口発言しているのは評価できる。
オリコン2010年“本”ランキング 新書
http://www.oricon.co.jp/entertainment/ranking/2010/bookrank1201/index04.html 1 伝える力 「話す」「書く」「聞く」能力が仕事を変える! 池上彰 548,320
2 知らないと恥をかく世界の大問題 池上彰 446,421
3 脳に悪い7つの習慣 林成之 321,275
4 葬式は、要らない 島田裕巳 245,160
5 日本辺境論 内田樹 239,496
6 残念な人の思考法 山崎将志 221,548
7 日本人へ リーダー篇 塩野七生 142,106
8 発達障害に気づかない大人たち 星野仁彦 135,875
9 怒らないこと〜役立つ初期仏教法話1〜 アルボムッレ・スマナサーラ 125,597
10 日本人へ 国家と歴史篇 塩野七生 112,567
数字は期間内推定売上部数。
【調査期間】 2009年12月7日付〜2010年11月29日付(2009年11月23日〜2010年11月21日)
池上彰はまぁいいんじゃないすか?よく知らんけど。
でも調子こいて立花隆みたいに偉そうに物申すようになったら嫌だな。
ずっと謙虚でいてください。
立花と比べるのは立花に失礼
知能も業績も桁違いの偉人と比べてはいけない
立花の知性に啓蒙されたからこそ
今の立花を許容してはいかん
立花隆って『宇宙からの帰還』あたりからダメでしょ。
ジャーナリストは専門家の批判を素直に聞けなくなったら終わり。
立花隆が知性を発揮したことなんてあるのか?
立花にはなぜか知性を感じないよね。
おいらの新書2010
伊藤博文―知の政治家 (中公新書) 瀧井 一博
古語の謎―書き替えられる読みと意味 (中公新書) 白石 良夫
働かないアリに意義がある (メディアファクトリー新書) 長谷川英祐
無縁所の中世 (ちくま新書) 伊藤 正敏
つづく
立花隆は恥ずかしげもなく知〜知〜言うのがみっともない
自信がないから知〜知〜言っちまうんだろうけど
死刑絶対肯定論 新潮
新潮新書では清水真木の『これが「教養」だ』が妙に面白かった。
文体が「〜でございます」だもんな。
内田樹『日本辺境論』も読んだけど、これはいつものうっちークォリティだった。
立花の業績のほんの一部
* 『中核 vs 革マル』全2巻 講談社、1975年、講談社文庫、1983年 ISBN 4061341839、ISBN 4061341847
* 『田中角栄研究』 講談社 1976(のち新版・同文庫全2巻)
* 『文明の逆説 危機の時代の人間研究』講談社 1976(のち文庫)
* 『日本共産党の研究』 講談社全2巻 1978(のち文庫全3巻) 第1回講談社ノンフィクション賞受賞
* 『アメリカ性革命報告』文藝春秋 1979(のち文庫)
* 『農協』朝日新聞社 1980(のち文庫)
* 『宇宙からの帰還』中央公論社 1983 中公文庫、1985
* 『「知」のソフトウェア』講談社現代新書 1984
* 『脳死』中央公論社 1986(のち文庫)
* 『サイエンス・ナウ』朝日新聞社 1991(のち文庫)
* 『サル学の現在』平凡社 1991(のち文春文庫全2巻)
* 『脳死臨調批判』中央公論社 1992(のち文庫)
* 『電脳進化論 ギガ・テラ・ペタ』朝日新聞社 1993(のち文庫)
* 『巨悪 vs 言論』文藝春秋 1993(のち文庫全2巻)
* 『臨死体験』文藝春秋全2巻 1994(のち文庫)
* 『ぼくはこんな本を読んできた』文藝春秋 1995(のち文庫)
* 『インターネット探検』講談社、1996
* 『脳を究める』朝日新聞社、1996 (のち文庫)
* 『立花隆・100億年の旅』朝日新聞社、1998(のち文庫)
* 『人体再生』 中央公論新社、2000(のち文庫)
* 『21世紀知の挑戦』文藝春秋、2000(のち文庫)
* 『ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術』文藝春秋、2001(のち文庫)
* 『東大生はバカになったか 知的亡国論+現代教養論』文藝春秋、2001(のち文庫)
* 『小林・益川理論の証明 陰の主役Bファクトリーの腕力』 朝日新聞出版、2009
* 『精神と物質』 文藝春秋 1990、文春文庫 1993 利根川進へのインタビュー・編著 (第4回新潮学芸賞受賞)
『江戸の気分』(講談社現代新書)堀井憲一郎
がよかった。
内田は最初の方の著作だけ読んどけばいいと思う。
文庫になってしまうけど。
『全学連と全共闘』(平凡社新書)も面白かったよ。
>>18 上田哲之はPR誌「本」の編集長してる
これが、また面白いwタダだし。
>>478 著書名を並べてコレガ業績ノ一部ダと言われてもナー。
大川隆法の業績も同じように並べることができるよ。
信者にとっては立派な業績だろうが、それ以外の者にとっては何の価値もない。
知的な業績ということであれば、立花隆が査読付き国際学術誌に載せた論文でも挙げて呉れ給えよ。
そのリスト見ると80年代半ば以降は
ほとんどまともな著作を書いてないのが
本のタイトルだけでも分かるな。
* 『サイエンス・ナウ』朝日新聞社 1991(のち文庫)
* 『サル学の現在』平凡社 1991(のち文春文庫全2巻)
* 『脳死臨調批判』中央公論社 1992(のち文庫)
* 『電脳進化論 ギガ・テラ・ペタ』朝日新聞社 1993(のち文庫)
* 『巨悪 vs 言論』文藝春秋 1993(のち文庫全2巻)
* 『臨死体験』文藝春秋全2巻 1994(のち文庫)
* 『ぼくはこんな本を読んできた』文藝春秋 1995(のち文庫)
* 『インターネット探検』講談社、1996
* 『脳を究める』朝日新聞社、1996 (のち文庫)
科学系の画期的な仕事は全部90年代以降なのに池上信者になったら頭悪くなるのか?
これらを超える科学ジャーナリズムは日本において空前絶後
だんだん劣化してる感は否めない
釣りかと思ってたらほんまもんの立花信者なのか…
>池上信者になったら頭悪くなるのか?
何を根拠に池上信者と断じてるのか分からんし、
そもそも誰を指して池上信者と呼んでいるのかも分からん。
すごいな、立花信者は本当の○○だな。
>>484 PR誌の編集長ってことは左遷ということでいいのかな。
494 :
無名草子さん:2010/12/29(水) 18:39:54
>>493 違うよ。
もともとPR誌『本』の編集権は現代新書編集部にあったのを、
選書メチエの編集長に異動したときに『本』の編集権も持っていっただけ。
>>494 あなた関係者ですね。
一般人は上田氏と選書メチエの関係は殆ど知らない。
上田哲之をググっるっても
・現代新書出版部の元部長 → PR誌「本」編集長&同別冊RATIO編集長
ということが分かるだけ。
「講談社選書メチエ 上田哲之」でグルると僅か42件。
そのうちメチエと上田氏の関係を窺わせるものは1件だけ。「講談社の上田哲之さんと会って、『運命論の哲学(仮)』(講談社選書メチエ)を、来年の夏休み終わりくらいを目標に書くという約束をする。」云々
上田氏がメチエに関っていると断言できる者は関係者以外にいない。
そして、昔の新書スレで講談社の社員を名乗る人がレスしてた記憶がある。
「講談社は通俗本の収益を横流しして教養本を出してるのだ」的な発言をしてた。
その人と関係ある?
>>495 メチエに異動ってのはこのスレに書いてるよ。
498 :
無名草子さん:2010/12/30(木) 00:36:36
関係者に聞けば、関係者でなくともわかること
少なくとも、左遷ではない
どうも想像力が欠如しているようだが、
関係者以外の一般人が関係者に対して「上田哲之は今どうしてるの?」などと聞く状況はあり得ない
ということに思いが至らぬようだね
そういう話題どーでもいいんだけど
>>500 元来どーでもいい場所である2ちゃんにおいては
本当にどーでもいいと思う話題は単にスルーするよね。
わざわざ「どーでもいい」とレスをつけるということは
本当のところは「どーでもよくない、その話題をされては困る」って意味と取られるよ。
>>503 『生物と無生物のあいだ』ってまだ売れ続けてるのか。
専門家界隈からは結構批判も出たみたいだけどな。
専門家はケチをつけるのが仕事だからねえ・・・だったら彼らも書けばいいのに
>>506 ってか理系界隈は「先進的な発明or発見」だけに価値があるってガチガチになってるから
過去の発見を紹介しただけで大もうけするなんて許せん、ってルサンチマンがある。
そうやって啓蒙を怠ってきたツケが、こないだの事業仕分けだったりするのに
湯川秀樹とかの時代と違って今の最先端の科学者は新書書いてる暇ないのかねえ
湯川の時代に比べれば科学啓蒙書は質・量ともに充実してる。
>>507 事業仕分けで科学技術系の予算が狙われたのは日本の競争力を落としたい
という民主党周辺を取り巻く空気。
>>506 理系の第一線にいる人は、なかなか啓蒙書を書く暇はないでしょう。
ちゃんとした啓蒙書書くのは専門書書くよりある意味難しいしね。
>ケチをつけるのが仕事
って言うけど、一般向けの本をいちいち批判してる人も少ないと思う。
「ニセ科学批判」とかやってる人はごく一部で、研究に没頭してる人からは暇人扱いされてたりするんじゃないかな。
批判だけでもいいからもっとやってほしいくらいなんだけど。
>>508みたいに現実を見ずに「昔はよかった」式のグチを繰り返す人は
いつの時代にもいるしね。
513 :
無名草子さん:2010/12/30(木) 18:35:17
第一線の科学者に自由な時間はないよ
新書書くのを薦めたけど、もち「そんな時間はない」だった
アホか・・・
啓蒙書だらけじゃん。
『マンガの教養―読んでおきたい常識・必修の名作100』 (幻冬舎新書)
よくまとまっていて、固有名詞等にふりがながあるなど、
良書ではあるが、かなりオチをばらしてるのはよくないと思う。
>>510のレスをみて
「そういや今年は陰謀論系の新書少なかったなー」と思った
PHP新書って変色したらベスト新書みたいな装丁になるな
陰謀論なんてきょうび中学生でも読まねーよ
ということはもちろんない
あけましておめでとうございます。
タイトルがお分かりの方、ご教示下さい。
帯に、「その歌人はそんな意味で歌っていたわけではなかった。」
という主旨の内容が記載されていたと思います。
歌麿のような気がします。
よろしくお願いします。
>>519 ふつう歌麿といえば絵師なんで、歌を詠んでなさそうだけど。
歌麿でなくて人麻呂ということであれば、
中公新書「古語の謎」ではなかろうか。
帯に「そんな歌、詠んだっけ?―柿本人麻呂(談)」と書いてある。
それっぽいけど、違う?
>>519 早速のお返事ありがとうございます。
教えていただいたもので間違いありません。
ググる時に歌麿を入れてしまったのが、まずかったのですね。
無知をさらしてしまいましたが、わかって良かったです。
ありがとうございました。
522 :
無名草子さん:2011/01/02(日) 22:36:25
>>485 立花隆は学者じゃなくてジャーナリストでしょう?
人麻呂の暗号っていうトンデモ本があったなあと昔を懐かしむのであった
>>523 それをもとにNHKで番組制作して放映したな。
有名な国語学者の金田一春彦は「万葉集の謎は英語でも解ける」という論考を発表しておるぞw
書いたやつが変で消えた
中公新書の「古語の謎」は、すこぶる真っ当な本なのだが、
書名や帯ではトンデモを連想させる文句を採用している。
書名「古語の謎」は、安田徳太郎「万葉集の謎」の本歌取りしたもの。
「万葉集の謎」は、万葉集が外国語で読み解けると主張するトンデモ説の元祖。
帯の「そんな歌、詠んだっけ?―柿本人麻呂(談)」は、藤村由加「人麻呂の暗号」を連想させる。
「人麻呂の暗号」は、トンデモ説の亜流で、これは万葉集が朝鮮語で読み解けるというやつだった。
マトモな本にトンデモ風な書名や帯を付けるなんて中公新書編集部もてエグいことするね。
>>525 単なるジャーナリストが「知の巨人」を自称する訳がない。
「知の巨人」ならば学者程度の業績を簡単にクリアできるはずだろ。
>>529 さすがに自称はしてないと思うぞw
周りで変に持ち上げる奴が悪いんだな。
著者の能力を誇張気味に宣伝して本を売るのは常套手段だしな
>>529 学者>ジャーナリスト
という図式のお前は知とは無縁だというのはよく分かる
>>533 超絶論理だな。
>>529からは
知の巨人>ジャーナリスト
知の巨人>学者
という2つの図式は読み取れるが、学者とジャーナリストの関係は何も分からない。
学者>ジャーナリストとかいう図式は
>>533の脳内スキーマのようだね。
単なるジャーナリストと貶す
学者の仕事とジャーナリズムの仕事を混同し
学者の仕事を超えなきゃ知の巨人とはいえないと主張
学者>ジャーナリスト
といってるに等しい
>>535 非論理的な脳内スキーマの内容を晒しても恥を上塗りするだけだよ
つまらん揚げ足とることしかできないのが
低脳池上信者ということだね
マジレスすると池上信者なんてこのスレには一人もいないと思うw
>池上信者になったら頭悪くなるのか?
>低脳池上信者ということだね
自分に都合の悪い相手は誰でも池上信者らしいな
>>538 マジレスすると立花信者はこのスレに一人いるw
立花を持ち上げたら信者にされたw
客観的にあれだけの仕事をした人をひどい扱いをした連中を
俺は許せないだけだよ
立花の仕事でも間違ってるものはある
政治的な意見でも全然賛成できないものはある
でも残した仕事は偉大すぎる
542 :
無名草子さん:2011/01/03(月) 16:31:04
>立花隆が査読付き国際学術誌に載せた論文でも挙げて呉れ給えよ。
ジャーナリストの仕事と学者の仕事とを混同してるのは確か
ジャーナリストとしては文章が下手すぎ。
というか、調べたことを羅列してるだけ。
ジャーナリストって調べたことかくしごとだよ
それが大変なんだけどね
文章は誰がうまいの?
>>541 うむ。確かに頭から馬鹿にするのはよくないと思う。
ただ、立花も東大生を馬鹿にする発言をして、東大生に反撃されたりしてたよな。
どこかで思い込みで暴走する癖がついたんじゃないかな。
環境ホルモンの時も然り。
その東大生は馬鹿といわれて半泣きで反論していたみっともないやつでしょ
もう消えてるし
文章が下手なのはジャーナリストとして致命的な欠陥でしょう
>>548 佐藤先生は某宗教の信者で既知外ですよ
他の著書をみれば?
で誰の文章がうまいの?
作家志望だった立花よりうまい人は誰なの?
> というか、調べたことを羅列してるだけ。
同じ感想をもつ人がいるんだね。
立花は根気強いから調査屋としては一流だけど、
調査した材料をもとにして論理的に意見を構築する能力が足りない。
>>550 仮にも専門家に対してレッテル貼っただけで反論になると思ってるなら、ダメすぎるな。
そうかなあ
立花以上に論理的構成力に優れてる人はいないけどね
まあ文系出身ジャーナリストが最高の科学ジャーナリズムを達成して
文系の早稲田慶應馬鹿が悔しくてさんざん嫌がらせをしたのは知ってるけどね
必死こいて政局ジャーナリズムに励んでいたおばかをあざ笑うような活躍に
悔しいのは分かるけど
またくるくるぱーな
池上、筑紫信者があばれてるのか
池上なんてジャーナリズムの仕事などなにもない
筑紫の本なんて誰も記憶してないレベルなんだから
立花たたく前にそいつら雑魚をたたけば?
>>554 池上・筑紫の話なんて誰もしてないけど?何と戦ってるの?
文学部からみれば立花は論理的に見えるのかもね
このスレで筑紫の語は
>>554が初出
なぜか唐突に筑紫信者なるものを登場させて攻撃する
立花信者の電波っぷりは凄いぞ
で
誰が文章うまいかいってくれよ
新書スレだから新書の話しようぜw
立花の『知のソフトウェア』(講談社現代新書)の文章は上手いと思ったな。
態度も割と謙虚だし、特に変なことも言ってない。
ただこれを書いた頃からニューサイエンス臭というかオカルトっぽい事を言い始めた。
いやそういうありきたりな立花くさししかできない
低脳早稲田慶應はもういいから
* 『精神と物質』 文藝春秋 1990、文春文庫 1993利根川進へのインタビュー・編著 (第4回新潮学芸賞受賞)
でこの本のどこがオカルトか言ってみろよ
それとこれ以上の実績残したジャーナリストがいたら挙げてみて
それは無理だろうから2番手の人の仕事でいいぞ
* 『ランダムな世界を極める』米沢冨美子との対話、三田出版会 1991、平凡社ライブラリー 2001
* 『宇宙よ』 秋山豊寛との対話、文藝春秋 1992(のち文庫全2巻)
* 『マザーネイチャーズ・トーク』新潮社 1993(のち文庫) 8人との対話集
* 『サイエンス・ミレニアム』中央公論新社、1999(のち文庫) 科学者との対話集
* 『サイエンス・ナウ』朝日新聞社 1991(のち文庫)
* 『サル学の現在』平凡社 1991(のち文春文庫全2巻)
* 『脳死臨調批判』中央公論社 1992(のち文庫)
* 『電脳進化論 ギガ・テラ・ペタ』朝日新聞社 1993(のち文庫)
* 『巨悪 vs 言論』文藝春秋 1993(のち文庫全2巻)
* 『臨死体験』文藝春秋全2巻 1994(のち文庫)
* 『ぼくはこんな本を読んできた』文藝春秋 1995(のち文庫)
* 『インターネット探検』講談社、1996
* 『脳を究める』朝日新聞社、1996 (のち文庫)
* 『新世紀デジタル講義』 新潮社、2000(のち文庫) 編著
* 『戸塚洋二 がんと闘った科学者の記録』 文藝春秋 2009 共編著
>文系の早稲田慶應馬鹿
>低脳早稲田慶應
早稲田慶應も攻撃中。彼は何と戦ってるのか?
科学ジャーナリズム自体が褒められた仕事ではない
情報は伝達する際にどーしても劣化してしまうから
科学のように元情報にアクセスできる分野にジャーナリズムは不要かもしれん
>>551 調査屋としても一流とは思えない。
例えば「天皇と東大」。事実誤認が満載でビックリした。
しかも少し調べればすぐ分かる程度の間違いが多い。
ろくに調べずに勢いで書いているのではないかと思われた。
一流は池上さんだよね
自演乙
568 :
無名草子さん:2011/01/03(月) 21:32:54
昔の本だけどたしか向井敏の文章読本 (文春文庫) で立花隆が取り上げられてたよ
難解なことををわかりやすく明晰に書く人として(うろおぼえですけど)
文章が下手ってことはないと思うなあ
めちゃくちゃうまいよ
>>564 それでも科学ジャーナリズムの存在意義はわずかながらあると思うよ。
誰もが論文に書かれた情報にアクセスできるとしても、内容を理解できる専門家と理解できない一般人の差は確実にある。
だからその間を取り持って、非専門家にもわかるように「翻訳」する仕事は消えない。
科学の情報があんまりにもブラックボックス化すると、事業仕分けの紛糾のようなことはすぐ起こる。
あと、科学も技術も人間の尊厳にまでズカズカ踏み込んでくるから、社会とのすりあわせもやらなきゃならない。
「科学ジャーナリズムは褒められたものではない」のは分かる。
だけど、誰かがやらなくちゃいけねえと思うんだわ。
立花がどうとかは置いておいてな。
>>565 ほうほう、それは初耳。
しかし、もう彼も年だからやむを得ないんじゃないか。
共産党研究や革マルと中核なんかは、よく調べてあるなあと感心したものだが。
>
>>570 それは専門家の中で筆の立つ人がやってくれればいいんであって、科学ジャーナリストは不要かも。
例えば
科学ジャーナリストとして世界的に有名なマット・リドレーが書いた『繁栄』。
フィナンシャル・タイムズが選ぶビジネス書2010にノミネートされるなど一般に高く評価されているが、この本は日本に関する記述がデタラメ。
こうなると他の記述も怪しくなってくるが、自分には検証能力がないので何ともいえない。
このような自力で検証できない分野では、余計な仲介者は少ないほうがいい。
つまり専門家の書いた啓蒙書のほうがベターだな、と思った。
同じく松岡正剛とかは立花隆的存在だけど、あまり有名じゃないなぁ。『知の編集術』とか難しかった
間違ったこと書いても、後でちゃんと訂正すればそれでよい。
今はネットですぐ正誤表出せるしね。
立花先生はそういうことちゃんとやってるのか?
>>573 『知の編集術』読んだけど、自分のような凡人にはなんの参考にもならなかった。
あんな大量の情報を処理する必要もないしね。
あれを活用している編集者とかいるのかね?
松岡正剛って何も業績ないじゃん
なにか研究したり調べたりしたのか?
科学ジャーナリスト養成って国の政策でやってるぞ
なんか丸善と組んで松丸本舗とかやってるみたいだけど、関西だからどんなのかわからん。
松岡正剛。千夜千冊を読んで思うが、この人の文章は、
冗長すぎる、文章の脈絡の繋がってないところが多々ある、言いたいことが伝わってこない。
要するに文章がヘタッピだと思う。
科学に興味があるなら岩波の「科学」とか、英語が苦手じゃなければnatureとかscienceを読めばいいからね。
「科学」ってのは「思想の科学」とは全然別物だよな
ジュンクのサイトを見たけど、今月は不作って感じた
立花さん以降これといった科学ジャーナリズム、あるいはサイエンスライターがいないなあ
吉永良正は大学教授になったし
海外ではサイモン・シンの翻訳が大人気だけど
あのレベルが出てほしいね
福岡伸一とかじゃね?
彼は学者というよりは物書きなんじゃないの。
私は別に好きでもないし評価してるわけでもないが、ポジション的には。
でもネタがマンネリだからね
基本生物学の話だし
>>584 良い悪いは別として、世間一般では、
最近の一番人気の(あるいは出版社が使いやすい)サイエンスライターは
竹内薫だと思う。新書の出版点数もかなり多いと思う。
個人的には、立花隆は、科学ジャーナリズム、サイエンスライターと言うより
理系の分野も多く書いているノンフィクションライター、評論家って感じで
サイモン・シンとはかなり違うように感じる。
竹内薫は教科書に近い内容だし
本職に近いからライターという感じがしないけど
啓蒙という意味ではそうかな
竹内薫は科学哲学もやってる人だね。
そっち方面の人の方が物書きには良いかもしれない。
科学技術社会論とか。
日経サイエンスでいいじゃん
竹内薫はトンデモ疑似科学本も書いているのだが
たとえば?
ちょwこんなの発見↓5次元文庫てw
村上和雄・竹内薫『遺伝子の不思議超入門』 (5次元文庫マージナル)
http://www.amazon.co.jp/dp/4199060901/ あと茂木と組んでペンローズの量子脳とか解説してたな。
新書では『99%は仮説』とかいうの読んだけど微妙だった。ファイヤアーベント信者らしいね。
他にも変なのがあったような気がしたが忘れた。
ただ、フリーランスの科学ライターだと、まともな仕事だけしてたら食えないんじゃないかな。
そう思うとあまり責める気にはならんね。学者だったら許さんけど。
ペンローズの量子脳理論は仮説として議論されているもので
とんでもではない
物理学者の考えた思考実験
「虚数の情緒」」の目的も量子脳理論の理解だった
それはまずいな
竹内は相対性理論を否定してないと思うけど
なにせアインシュタインファンだったっていってたし
普段は興味の無い分野でも、あの著者が書いたなら、
と手に取らせるライターとしては、最相葉月がいる。
ただ、立花隆にせよサイモン・シンにせよ最相にせよ、
この手のプロのライターが書く読み応えのある本というのは、
やはり相応の分量がなければならず、新書向きにはなりにくい。
コンパクトな記述にすると損なわれてしまうものがそこにはある。
これら専業ライターの仕事に対して、新書の王道は、
その分野の専門家が一般向けに直接に語りかけてくれるものだと思う。
科学系の最近のヒットも、そういう感じの本だった↓
売れてる本(朝日新聞・書評)
村山斉『宇宙は何でできているのか―素粒子物理学で解く宇宙の謎』(幻冬舎新書)
9刷20万部
http://book.asahi.com/bestseller/TKY201012080179.html
599 :
無名草子さん:2011/01/05(水) 03:11:35
村山斉『宇宙は何でできているのか―素粒子物理学で解く宇宙の謎』(幻冬舎新書)
内容的には平凡
文章がラフなだけ
村山斉より大栗博司のほうがずっと上なんだけど一般的には知られてないんだよなあ
90年以降の京都の数学
90 森重文(京理出身) フィールズ賞受賞
92 宍倉光広(京理出身) サレム賞受賞
97 望月新一(プリンストン出身) グロタンディーク予想解決
02 佐藤幹夫(東大出身) ウルフ賞受賞
03 中島啓(東大出身) コール賞受賞
03 荒木不二洋(京理出身) ポアンカレ賞受賞
03 藤重悟(京工出身) ファルカーソン賞受賞
06 望月拓郎(京理出身) 柏原予想解決
06 伊藤清(東大出身) ガウス賞受賞
90年以降の東京の数学
06 平地健吾(阪大出身) ベルグマン賞受賞
08 大栗博司(IPMU客員教授、京理出身) アイゼンバッド賞受賞
啓蒙とか言う前に
高校教科書レベルくらい理解しようぜ。
というか、理解出来ないからこそ「啓蒙」とか言って自尊心を取り繕ってるんだろうけどさ。
世の中の言葉が、中学レベルに引き下げられてる感じはあるな。
言葉の解釈が国語辞典止まりで、百科事典にすら至らない、というような。
たとえば福田歓一の新書に書かれているような言葉がメディアで共有されていれば、
「暴力装置」なるタームを巡る議論も、だいぶ違ったものになったはずだ。
「暴力装置」は天皇機関説と一緒。
仙谷のは左翼運動やってたときの用語がポロっと出ただけだろ。
そんな難しい話じゃないよ。
ウェーバーだっけ?
「暴力装置」は、防衛大の先生の書いた政治学の教科書にも、
財務省など各省庁の海外情勢レポートにも使われてる用語で、
近年の用法・用例をみるかぎり、左翼用語とするのは無理がある。
基本的な用語について、
歴史的にどのように使われてきた言葉なのか、
学問ごとに違う意味づけ、定義づけがされていないか、
この辺をまとめてくれるのが百科事典の役割。
(例えば、「暴力」の定義は政治学と法学では異なっている。
法学的には暴力は不当だが、政治学では必ずしもそうではない)
昔と違って百科事典が読まれる時代ではないが、
昨年の平凡社新書は、その流れを感じさせる二冊、
『全体主義』、『市民社会とは何か―基本概念の系譜』を出している。
特に後者は力作。市民運動出身の総理を戴く今現在、
そこでの「市民」の意味は何なのかを確認しておくことは重要だと思う。
平凡社新書は結構ガチな新書出すよな
松井純編集長が
元人文書院だからね
コンテキストによって解釈が異なる術語を
無造作に使う人は頭が悪い。
政治用語はコンテキストによって解釈が異なるものが多いわけだが。
>>600 村山斉って物理学者だよね
どーして数学者と比べるの?
大栗博司は物理学者だがアメリカ数学会からアイゼンバッド賞受賞を受賞したから
超ひも理論の研究では数学のレベルも要求される
>>610 はあ〜?
要するに自分がいいたいことを不特定多数の聴衆に理解してもらう能力に欠けている、ってことね。
それって政治家失格じゃん
>>613 構造改革はマルクス用語だから左翼的、みたいなもんだなw
まあ、いずれにしても仙谷なんか擁護する必要ないじゃないか。
擁護する必要ないと同様に批判する必要もない。
自衛隊は暴力装置だという議論は重要だろ。
でも仙谷は左翼でしょ?
そんな小難しいことを踏まえて使ったとは思えないけど。
批判する必要もないっていうけど、批判しなきゃまずいでしょ。
そんなこと言ったら、森の「日本は神の国」発言だって
あながち間違ってもいないから批判できないことになってしまう。
左翼だから批判しなきゃまずいってのはおかしいだろ
民主たたきは非人間的レベルの低脳集団殺人大学早稲田・慶應マスごみは子供が慶應で
自民党幹事長石原慎太郎の暴言を絶対に隠蔽し、持ち上げ、殺人するために生まれてきた犯罪者集団だぜ
石原慎太郎都知事暴言集&土下座写真
http://matome.naver.jp/odai/2129161684892120001 予告して自殺するバカはいない。やるならさっさとやれっていうの
ああいう人ってのは人格あるのかね
子供だけじゃなくて、テレビなんかにも同性愛者が平気で出るでしょ。日本は野放図になり過ぎている。
どこかやっぱり足りない感じがする。遺伝とかのせいでしょう
フランス語は数を勘定できない言葉だから、国際語として失格している
オリンピック反対する者は)そんなやつはぶったたけばいいんだ。
おまえらバカかって。三宅島っていうのは本当にまとまりのない島だ
姜尚中・東大教授について)怪しげな外国人が出てきてね。生意気だ、あいつは
何やってんですか。田中均というやつ、今度、爆弾を仕掛けられて、当ったり前の話だ
震度6の地震がきた。ああいう田舎ならいいんです
子供が低脳集団殺人大学慶應卒の石原都知事環境庁長官だった頃、
水俣病患者の直訴文を「IQの低い人が書いたような字だ」患者一般に関しては「偽患者もいる」
>>618は言葉が悪い。
非難はいけないが批判はいい。
議論が重要。
まあ石原なんかは100回は辞めなきゃいけないぐらい失言してるな
625 :
無名草子さん:2011/01/06(木) 01:12:05
>>615 大澤真幸は、セクハラでクビになってからよく書くなあ
そのうち、小谷野トンみたいになるんじゃないか
その小谷野トンも今や芥川賞候補
仙谷が「暴力装置」と発言した場面ではそもそも「暴力装置」なんて言う必然性がなかっただけだよ。
要するに「暴力装置」という言葉を使って自衛隊を貶めたかっただけ。
仙谷は司法試験に通ってるけど、法律以外の知識はかなり乏しい。
ただ仙谷が気に入らないというだけでくだらないイチャモン付けるんじゃねえよ。
そりゃ仙谷は自衛隊が気に入らないというだけで暴力装置という言葉を使ったんだろうけどさw
自衛隊は暴力装置ですが、それが何か?ということでしょ。
バカは消えなさい。
>>629 アンカーも付けずにバカは消えろと言ってもそもそもバカは自分の事を言われたとわからないだろバカ
仙谷は追放でしょ
あんなバカが閣内にいたのでは、菅総理が可哀想です。
>>627に同意。あれはただの失言。
あんなものをウェーバーだの何だので擁護するなら
石原の「三国人」発言や森元首相の「神の国」発言も
擁護してあげなさい。なぜ「左方向」の失言ばかり擁護する?
理屈と膏薬はどこにでもつくのだよ
>>613 >ウェーバーの『職業としての政治』に、トロツキーの言葉を肯定的に引用する文脈で使用されている。
その文脈を探してみたが見つからない。教えて貰えないだろうか。例えば岩波文庫版だと何頁?
>装置といったって、英語で言えばorganized violence。
ふぅ・・・。問題となっているのは、それが「暴力装置」と訳されているかということなのだが。
>>613のリンク先ぐらい見てください。
岩波文庫『職業としての政治』p50では「暴力行使の組織」という語が使われているが、「暴力装置」とは訳されていない。原語は知らんが英訳はorganizations for violence。
633の補足
岩波文庫版9頁にトロツキーの「すべての国家が暴力の上に基礎づけられている」という言葉が紹介されているので、
>>613が言ってるのはこれ鴨しれんな思ったが、この言葉には暴力装置の語、あるいはこれに近接する概念が含まれていない。
単に国家は暴力云々でよければ、同じ頁に、国家とは「正当な物理的暴力行使の独占を(実効的に)要求する人間共同体」という定義が出てくる。
君がわざわざトロツキーの言葉に着目するということは、きっと、トロツキーが使った暴力装置という言葉をウェーバーが引用している例があると踏んで質問しております。
>>632 三国人や神の国のどこが失言だ?
あれは正論だ。
良い子のみんなは
>>1をよく読んで華麗にスルーしましょうね。
右や左のだんな様〜
あわれなこのスレにまともなレスのお恵みを〜
神の国発言は新書界に少なからぬ影響を残している。
■日本が「神の国」だった時代 (岩波新書) 入江 曜子 (新書 - 2001/12/20)
冒頭で岩波臭を放っているが、中身は案外まとも。神の国昭和起源説。
■神国日本 (ちくま新書) 佐藤 弘夫 (新書 - 2006/4)
中世日本思想史のエロい人が一般向けに分かりやすく書いた名著。粟散辺土に垂迹しちゃうぞ。
■新しい神の国 (ちくま新書) 古田 博司 (新書 - 2007/10)
半分読んでアンポンタンだったので残りを読まずに売却。よってコメントできず。
他にもあったかな。
神的暴力と言えばベンヤミン
1月は買う気になるのが出ないな
このスレの人はどれだけ新書読んでるんだろ?
ちなみに自分は100冊くらいかな
一年で?
50冊くらい。他の選書とか単行本も読むから俺の速度では限度。
50冊とかしょぼすぎ。
俺は月に40冊ぐらい読んでるかな。
こういうことを聞くやつって結局自分の読むスピードを自慢したいだけなんだよな。
月40冊読んでるなんてニート自慢じゃないか
>>645 「質問する人は同じことをきかれたいから質問返しするのがいい」
ってのはどっかの新書にあったなw
100冊読んでる事は週に大体二冊、他の本を読む事を考えるとすごいな。
結局やっぱりただの自慢じゃねーかよ。
女の品格みたいな軽い新書ならいけるかもしれないけど、俺には無理だな。
そんなささいな言葉をあげつらうことしか欠点がない仙谷より
あきらかな差別発言を連発している石原をころさなきゃ
失言しても、ある人は辞めるまで許されないのに、ある人はさほど報道もされず責任も取らない。
こういう仕組みを解説した新書はないものか。
そりゃ単純に、地位の軽重によるのでは。
地位の軽重というか、それこそ今日本で誰が権力持っているかの指標のようなものだ
マンガも読むし選書も読むし専門分野は学術論文も読まなきゃならないので
新書は月に2〜3冊かな。
オレはニートだけど3日で一冊読めればいい方だ。
>>638 神の国発言はそもそも神皇正統記の冒頭からの引用だろ
>>656 知ったかぶりしてもダメだぞ
おまえ神皇正統記を全く読んだことないだろ
そして、森喜朗も神皇正統記なんか読んでないだろうな。
オレはニートだけどそもそも神皇正統記ってなんて読むのかわからん
>>658 もちろん読んでないだろ。
仙谷がウェーバーや何やらを読んでないようにね。
読んでるだろ仙谷は
森は漫画しか読んだことないけど
あの年代の人たちは学生時代に読んでるって。内容はわすれてるだろうけどw
仙石は過去の国会質問でマックス・ウェーバーの名をあげてるし、読んでるのは間違いない。
まあ、ちゃんと理解しているかどうかはともかくな…w
2010年の新書ランキング(売上ではなく内容的に)はどこかに出てない?
>>665 そのうち中公の「新書大賞」が出ると思うが、
この際、2010年の新書で評判の良かったものを挙げてみる。
とりあえず6レーベル分。他のレーベルやら追加やら宜しく願いたい。
□岩波新書
堤未果『ルポ 貧困大国アメリカ II 』
風間孝、河口和也『同性愛と異性愛』
竹内敬人『人物で語る化学入門』
前田耕作『玄奘三蔵、シルクロ−ドを行く』
近藤宣昭『冬眠の謎を解く』
吉澤誠一郎『清朝と近代世界 シリーズ中国近現代史1』
島薗進『国家神道と日本人』
広瀬和雄『前方後円墳の世界』
田中敬一『ぶらりミクロ散歩』
石川日出志『農耕社会の成立 シリーズ日本古代史1』
今井むつみ『ことばと思考』
吉村武彦『ヤマト王権 シリーズ日本古代史2』
池澤夏樹編『本は、これから』
田中素香『ユーロ 危機の中の統一通貨』
□中公新書
大竹文雄『競争と公平感』
田中善信『芭蕉』
瀧井一博『伊藤博文』
繁沢敦子『原爆と検閲 アメリカ人記者たちが見た広島・長崎』
武田善憲『ロシアの論理』
本田良一『ルポ生活保護』
堀内一史『アメリカと宗教』
蟹沢聡史『石と人間の歴史』
白石良夫『古語の謎』
□講談社現代新書
坂野潤治・大野健一『明治維新 1858−1881』
高橋昌一郎『知性の限界 不可測性・不確実性・不可知性』
川北稔『イギリス近代史講義』
□ちくま新書
高橋伸夫『組織力』
斎藤誠『競争の作法』
山口誠『ニッポンの海外旅行 若者と観光メディアの50年史』
□集英社新書
明石康、木村元彦『「独裁者」との交渉術』
本田一成『主婦パート 最大の非正規雇用』
福井健策『著作権の世紀』
吉見俊哉、テッサ・モーリス‐スズキ『天皇とアメリカ』
安田純平『ルポ戦場出稼ぎ労働者』
澁澤龍子、沢渡朔『澁澤龍彦ドラコニア・ワールド』
水野和夫、萱野稔人『超マクロ展望世界経済の真実』
□光文社新書
宮下規久朗『ウォーホルの芸術』
安田浩一『ルポ差別と貧困の外国人労働者』
大鐘良一、小原健右『ドキュメント宇宙飛行士選抜試験』
長沼毅、藤崎慎吾『辺境生物探訪記』
輪島裕介『創られた「日本の心」神話 「演歌」をめぐる戦後大衆音楽史』
>>667 人物で語る物理入門も良いと思ったんだけど、何でいれてないの?
>吉見俊哉、テッサ・モーリス‐スズキ『天皇とアメリカ』
>安田浩一『ルポ差別と貧困の外国人労働者』
何かお前の偏ったイデオロギーがわかるよ
「新書大賞」今年は何かなあ
「競争と公平観」はいきそうだけど
>>669 2010年のじゃないからだろ。
>>670 おまえがウヨに偏ってるだけw
>>667が667個人の評価なのか誰の評価なのか不明だけど、
典型的な左派リベラルインテリの感覚なのかな。
個人的にイラッときたのは、斎藤誠や水野和夫が入っている点。
これはオレが「リフレ派」支持に「偏ってる」からだけどね。
左派インテリの経済観としては反リフレが多いのかもね。
2008年 生物と無生物のあいだ
(福岡伸一)
2 2009年 ルポ 貧困大国アメリカ
(堤未果
3 2010年 日本辺境論
(内田樹)
内田樹さんってかっこいいよね。
675 :
665:2011/01/09(日) 17:55:21
676 :
無名草子さん:2011/01/10(月) 03:06:48
>内田樹さんってかっこいいよね。
この3月で神戸女学院大学を辞めて、フリーで執筆に専念するみたい
>>672 じゃあ、左派リベラルに批判的な内容の新書で
おすすめのものも紹介してみろよ。
できないなら、お前が偏ってるだけだろ?
俺は新潮新書の『日教組』が面白く、ためになった。
678 :
無名草子さん:2011/01/10(月) 13:22:22
外国人が著者の新書が最近増えたような気が。
吉見俊哉『カルチュラル・スタディーズ』講談社
http://www003.upp.so-net.ne.jp/ikeda/Yoshimi.html 数年前まで、「マス・コミュニケーション学会」というのに所属していたことがある。たまに学会に出ると
、「カルチュラル・スタディーズ」と銘打った発表がやたらに多いので、何かと思ってのぞいてみると、
内容は映画や漫画に小むずかしい理屈をつけただけだった。これは発表者の頭が悪いだけなの
かと思って解説書を読んでみたが、何のことはない、全部その手の「文化的雑談」なのだ。
この中心となっているのが、著者も所属する東大の社会情報研究所である。もとは占領軍に
よって新聞研究所として作られたが、斜陽産業の新聞ばかり評論していても先が見えているので、
「社会情報」という意味不明の名前がついた。もとは文学部の3類(社会学・心理学)と一緒に
なって「社会情報学部」を作ろうと画策したが、文学部に断られたそうだ。それはそうだろう。
社会学や心理学には一応、系統的な理論があるが、この種の「マスコミ論」は、だれでも見て
いるテレビや新聞を評論するだけで、理論も体系もないからだ。
こういう「研究」には需要はないが、供給は多い。どこの大学でもリストラの対象になっている
語学教師や、学問として先のない社会学など、文学部の落ちこぼれの失業対策である。
吉見俊哉とよく混同されるのが上野俊哉だけど、彼はカルスタやめたってさw
「デフレの正体」は悪くない
池上さんが心酔してる本
政治家は出来るだけ多くの人間に美しい誤解をさせてこそなのに、
これ見よがしに政策論を含む本を買ってみせるのは逆効果だよな。
麻生さんのときにも思ったが、公開で本屋へ行くのは止めたほうがいい。
しかし、二人の総理がともに買ったジャック・アタリは人気者だね。
この人の主張やスタンスは、日本で言うと誰に近いんだろう?
一流の学者でかつEUの要職についてるなんてすごすぎ
首相に贈る新書か
経済書読んでないからわかんないや
>>685 ジャックアタリはなぜか麻生、鳩山、菅と三代連続で買ってるな
ジャック・アタリクラスの
学者が日本から出ないようなあ
事務もにないかつ思想家という存在
>>684 新書のベストセラーはトンデモ本の法則が来たか
>>690 ただ、藻谷の本は、経済学者でも評価している人がいる。
年末の朝日の書評欄で、植田和男がベスト1にしていた。
あと小林慶一郎もほめていたらしい。
学部生レベルの経済学を知っている者から見ると、明らかにトンデモなんだが、
経済学自体が混迷している現状では、ああいう物でもOKなのかもしれない。
経済学って特に新書ではトンデモ本が多いイメージ。
自然科学と違って、社会科学分野ではトンデモ認定というのは難しい。
社会科学なんて科学じゃないというのにも一理あるしね。
経済学の場合は、「そもそも経済学を無視している」「経済学的に異端である」「マル経である」
という分類はできるが、はっきりトンデモとは言いにくいんじゃないかな。
藻谷の本はトンデモというより
わりと当たり前のことが書いてるところが不評でもあり
評価されてるとこ
>>691 言ってることが無茶苦茶なんだが。
学部生レベルの経済学を知ってるとトンデモとわかるなら、何で経済学者が評価してるんだよ。
696 :
無名草子さん:2011/01/12(水) 00:50:51
誰の経済学が一番つよいの?
>>695 だから、経済学自体がメチャクチャになってるんだと思うよw
>>694 ただ、藻谷自身は批判を受けて、
「マクロ的な意味でのデフレではなくミクロ的な意味でのデフレだ」
と自説を修正したらしい。
ミクロ的な意味でのデフレというのはデフレではないので、
ほぼ自分の説をトンデモと認めたに等しいとは言える。
699 :
無名草子さん:2011/01/12(水) 01:04:18
認めたならいいやつじゃん
つまらんからもうやめろ
702 :
無名草子さん:2011/01/12(水) 04:11:53
新書スレで聞くのもアレだが、ジャックアタリでお勧めなの教えてよ
藻谷の本はトンでもかどうかと議論になる前半と
後半の当たり前の話の混合だからね
元祖ベストセラー新書の知的生活の方法もワインを飲むと頭の回転が速くなるとか、
知的生活の追求に家族は邪魔者であるとかトンデモないことが書いてあったなあ
706 :
無名草子さん:2011/01/12(水) 21:35:14
渡部は間違いなくトンデモだが、家族は邪魔というのには同意せざるを得ない。
書痴が書く本に本を読むために付き合いを減らせとよく書いてあるでしょ。
南方熊楠なんて40まで童貞だったしな。
同意できる部分があるなら「トンデモ」と断定しなくてもいいじゃない。
同意できない事項が何個以上あると「トンデモ」になるの?
俺は渡部昇一、嫌いじゃないんだよねえ。
突然で恐縮なんですが、キリスト教を宗教として少し勉強してみたいんですが、おすすめの新書、なければ、文庫、単行本はないでしょうか?
キリスト教の発生と発展等いろいろと俯瞰してみたいのですが・・・
トンデモ使いすぎ
少しは寛容にならないと
単なる罵倒になってるよ
渡部昇一は神聖な義務発言しても社会的に抹殺されてないからすごい御仁だよ
712 :
無名草子さん:2011/01/13(木) 02:54:52
>>709 山川出版がシリーズ「宗教の世界史」を刊行中
メジャーな宗教は勉強できる
このくらい勉強してみては
このスレの人は新書ってどれだけよんでるんだろ?
小川仁志『はじめての政治哲学』講談社現代新書
久々の新書っぽい新書、ここ30年ぐらいの政治哲学
の潮流を手際よくまとめてある
文献紹介も充実してて、専門へのファーストステップとしての
機能をちゃんとはたしている
最近は著者の思いつきを一冊使ってだらだら述べてる新書が多いが、
本来新書は専門の概説ないし超入門でよいと思う
715 :
無名草子さん:2011/01/14(金) 01:19:26
じゃ、明日買います
『民主党が日本経済を破壊する』 (文春新書) 与謝野 馨
チョコレートの世界史 中公新書
これもいい。産業資本主義によってチョコレートがどのように広まっていったのかを企業家の視点から丁寧に描いている。
写真も豊富で楽しみながら読める。
>>716 そのダメなミンス党をかえるためにひきうけたんだろ。
718 :
無名草子さん:2011/01/14(金) 06:39:07
719 :
無名草子さん:2011/01/14(金) 07:20:56
砂糖の世界史と並ぶイイ新書だ
>>712 アマゾンで見たけど高いよそれー
宗教関連は橋爪大三郎『世界がわかる〜』でとりあえずわかった気になった
新書スレなんだから新書で答えろよ
キリスト教は邪教です! 現代語訳『アンチクリスト』 (講談社+α新書)
新書スレなんだから新書で答えろよ
キリスト教は邪教です! 現代語訳『アンチクリスト』 (講談社+α新書)
なぜか二重投稿になっちゃったよ、スマン
しかも釣りレスだったのに
マジメに書くと
一神教の誕生-ユダヤ教からキリスト教へ (講談社現代新書)
なんてどお?
それと、同じ著者が最近出した
歴史の中の『新約聖書』 (ちくま新書)
っていうのもある。こちらは未読なんだけど。
土井とおるがキリスト教の入門書書いてなかったけ?
最近出てる佐藤優の聖書のやつはどうだろ?
>>714 文系の人にとって、一般書の出版というのは、かなり大きな業績だと聞いたことがある。
その中でも新書はベストセラーになったり、メディアに取り上げられることが多いから
著者が気合を入れすぎて書いてしまうのが原因なのでは?
理系だと、新書は「専門の概説ないし超入門」も多いと思う。
ただ、最近ベストセラーになっているような理系の新書は
「著者の思いつき」のものも多いけど、そういう本書いている人は
理系の人から批判されていることが多いように思う。
(その批判を妬みとか僻みみたいに言う人も多いけど
理系にとっての業績評価は、査読付きの論文の質と数で
一般書はあまり関係ないことを知らない文系の人の考え方なんだろうと思う)
そんなこと大学卒業した奴なら誰でも知っているだろ。
大昔は本を一冊書いて初めて博士号をもらえたり、教授になれたりしたんだとよ。
ピアレビューが発達した自然科学と、そうではない人文・社会科学は本を書くことの意味合いが未だに違う。
まあそこを自然科学者が「ブンケイハイイカゲンダ!」と批判するのもおきまり。
ん?厨房が妄想してるのか?
文系でも新書なんか業績にカウントされないぞ。
キリスト教を問いなおす
がいいんじゃないかな
選書だけど
「事件でたどる日本宗教史」島田裕巳は案外良かった
キリスト教は全く関係ないが、宗教機関が中世までは国を管理する役割をしていたのが
国家になりかわって抑圧されていく見取り図を知るのにはけっこう有用
続編の「世界宗教史」はスケールがでかすぎて失敗しているけど
>>729 文系も基本的には査読つき論文が業績の対象だね
ただ、大昔は新書といえば、その分野の大家が
初学者向けに書くのが通例だった
一方で、近年では新書が若手研究者の発表媒体の一つであるのも事実
714の人のように初の単著が新書であるケースもままあるだろう
それでもあくまで新書は一般読者向けなので、アカデミズムでは業績にカウントされない
単著が業績になるのはたしかだけど、せいぜい選書ぐらいまでじゃないかな
>714の人のように初の単著が新書であるケースもままあるだろう
小川仁志は既に何冊も単著を出してるぞ
ヘーゲルを総理大臣に、とか
736 :
無名草子さん:2011/01/15(土) 15:47:58
>>734 >それでもあくまで新書は一般読者向けなので、
>アカデミズムでは業績にカウントされない
そんなことはないよ
採用のときも昇任のときも、業績表に入るのがふつう
>単著が業績になるのはたしかだけど、
>せいぜい選書ぐらいまでじゃないかな
こういうのを権威主義っていうんだよ
実は新書を書きたがっている大学教員はごまんといる
お座敷がかからないだけでね
レスを見て、あんたがおっさんだとわかる
大学による
有名人を集めたい大学だと新書でもOKだけど
一流大学だとアカデミズムでしっかりとした業績があった上で新書ならば
色を付けることになるだろう
業績・著作覧に書くのは自由だけど、業績としては評価されないよ、ってだけだよ。
こんなことすら知らないのはマジで厨房なんだろうね・・・
そんなの大学によるだろ
慶応みたいなミーハー大学はテレビタレントを教授に据えたりする
経済学部の金子勝とか
インテリって いやね
新書が業績になるってどこのFランですか?
新書だけ書いて経済学部の教授にはなれないだろ?
法学の教授にも
743 :
無名草子さん:2011/01/15(土) 19:34:05
宮台なんてまともな論文書いてるの?
744 :
無名草子さん:2011/01/15(土) 20:49:11
>>738 おまえアホだな
そういう権威主義の大学の方が、いまや二流だぜ
いや早稲田。慶應は3流だろう
746 :
無名草子さん:2011/01/15(土) 21:03:00
逆にトンデモ本を探そうぜ。
俺は『英文法の謎を解く』(ちくま新書)が最高のトンデモだと思う。
それは単に副島が既知外ってだけで
中身は知らん
日本の大学は基本的に三流
竹内久美子『女は男の指を見る』 (新潮新書)
去年でたやつ。
著者がトンデモ説を売りにしている人だけに、これもトンデモが期待される。
オレは読んでないけどね。
>>714 「初めての政治哲学」
まとまりすぎて、あっさりと読了
ところどころ突っ込みたいところはあるが、
(例、最後の節でテロとレジスタンスを同一化)
各思想の定義的にはあんなもんかと。
中高生にオススメの一冊。
トンデモ使いすぎ
それが最大の批判だと思ってるんだろうな
まあ、トンデモかどうかで判断しているようでは、ある意味幸福な奴だわなw
基本的には、若手研究者が新書をかくと
アカデミズムではなくジャーナリズムの人と扱われるから
新書が業績にならない上に旧帝大のような象牙の搭への道は殆ど閉ざされる
例外はメディアとの距離が近い、社会学などの学問くらい
それでもせいぜい早慶が限界
ここらへんは、東大中沢事件とか文学部唯野教授なんかを参照
756 :
無名草子さん:2011/01/16(日) 02:35:22
>>755 感覚がちょっと古いが、当たらずといえども遠からず
「トンデモ」新書乱造の香山リカが立教の現代心理学部だし
岩波市民講座の『新文学入門』1冊で大橋洋一が東大教授になったのは
新書を書かなかったからかな?
博士論文が本になった人はどう扱われるんだろうか。
「トンデモ」本連発といえば
茂木健一郎とか
どっかの教授になれるんじゃないか?
一流大は絶対無理
講師ぐらいならあるが
759 :
無名草子さん:2011/01/16(日) 08:27:06
小森陽一みたいなのが一流大学で教えられるのは何故?左翼だから?
現役大学教員の生存競争は激しいから、新書なんか書いてる暇はない。
必死に論文書いて学会誌や大学紀要に載せて、分量がたまったら大学の出版会や学術系出版社から出版する。
そして、仕事しなくてもOKなくらい偉くなれば暇つぶしに新書を書く。
というのも昔の話だなぁ。
今の話だよ。
昔の大学教員は必死に論文書かなくてもよかった。
理系の一流で新書かいてる人は少ない
特に忙しい実験系の人はほとんど書かない
理論物理とか宇宙論、数学みたいな
時間を超越したジャンルでは本を書く余裕は多少あるのかな
まあどう考えても若手の学者が新書を書く機会は昔よりも今の方が多い。
だからサイエンスライターが重要なんだよね
科学者は書いてる時間がないから
新書今昔まとめ
昔=その分野の大家が余技として、分野の概説ないし持論の解説を書いた(頼まれて書かされた)
今=新刊点数を確保するため、有象無象のライターに混じって若手研究者がシングルトピックで書く場合が多い
いずれもアカデミズムでは業績にカウントされることはない
以上
いまでも若手研究者は新書なんか書かないよ。
エセ学者が大量に書いてるから
>>764みたいな錯覚を抱く人もいるだろうけど。
日本を代表する数学者 誰も新書書いてない
90年以降の京都の数学
90 森重文(京理出身) フィールズ賞受賞
92 宍倉光広(京理出身) サレム賞受賞
97 望月新一(プリンストン出身) グロタンディーク予想解決
02 佐藤幹夫(東大出身) ウルフ賞受賞
03 中島啓(東大出身) コール賞受賞
03 荒木不二洋(京理出身) ポアンカレ賞受賞
03 藤重悟(京工出身) ファルカーソン賞受賞
06 望月拓郎(京理出身) 柏原予想解決
06 伊藤清(東大出身) ガウス賞受賞
90年以降の東京の数学
06 平地健吾(阪大出身) ベルグマン賞受賞
08 大栗博司(IPMU客員教授、京理出身) アイゼンバッド賞受賞
データ無しに多いだの少ないだのと言い合いできる君たちは
十分に似非学者の素質がある。
日本の生命科学研究者CNSランキング
新書書いたのは本庶佑氏がブルーバックスで書いた(実際は雑誌コラムを集めたもの)のと
柳田充弘ぐらい
西横綱:利根川進 59報(0)↑
東横綱:南方熊楠 51報(0)(参考)
西大関:本庶佑 31報(1)→
西大関:野村眞康 30報(2)→
東大関:谷口維紹 30報(4)→
東大関:廣川信隆 27報(3)↑
西関脇:沼正作 26報(0)(終了)
西関脇:柳田充弘 23報(0)→
東小結:水内きよし 20報(1)→
西小結:長田重一 20報(3)↑
西小結:中西重忠 20報(3)→
前頭 1:岸本忠三 18報(1)→
前頭 2:花房秀三郎 16報(2)→
前頭 3:富沢純一 15報(0)→
前頭 4:坂野仁 14報(4)↑↑
前頭 5:竹市雅俊 12報(0)→
前頭 6:柳田敏雄 12報(2)→
前頭 7:長井潔 12報(3)→
前頭 8:山本雅 12報(4)→
前頭 9:成宮周 11報(0)→
前頭10:中谷喜洋 11報(1)→
前頭11:辻本賀英 11報(7)→
前頭12:野田昌晴 11報(9)→
前頭13:横山茂之 10報(1)↑
前頭14:松本邦弘 10報(1)→
前頭15:森川耿右 10報(2)→
前頭16:審良静男 10報(3)↑
前頭16:山本正幸 10報(3)↑
そりゃ理系はそうだろ。文系とは違う。
働かないアリに意義がある (メディアファクトリー新書) 長谷川英祐 (新書 - 2010/12/21)
マジメに忙しく研究してるけど、このたび新書も書いたよ
旧帝大の准教授だけど、まだ准教授のくせに新書なんか書いたからこれから干されちゃうの?
長谷川眞理子、通称ハセマリ、総合研究大学院教授、日本進化学会前会長
かつて噂年齢40歳ぐらいでイェール大学准教授とかやってた頃、
若手のくせに新書『オスとメス=性の不思議』を書く。
業績になろうがなるまいが、書いて発売するだけでもすごいと思うが
批判している奴が、どれだけ書いたんだw
>>773 生態学みたいな競争のゆるい世界だと
そういう啓蒙書をかく余裕があるんだよ
業績にはならないけどね
>>773 新書が業績にならないのは当たり前の話だ。
>現役大学教員の生存競争は激しいから、新書なんか書いてる暇はない。
↑これは不正確。ヒマがあるかどうかは分野による。
>新書が業績にならない上に旧帝大のような象牙の搭への道は殆ど閉ざされる
↑ 大嘘。想像でモノをいうな。
長谷川英祐は旧帝大。
旧帝大の経済学部に残るマル経崩れは新書程度がお似合い。
ガチの本職学者の人って新書どころか市販の著作が1冊もないことがざらでビックリしました
量子力学とかは高レベルの教授も著作出してるけど数学物理学系は教養レベルの教授しか本出さない
>ガチの本職学者の人って新書どころか市販の著作が1冊もないことがざらでビックリしました
分野によって違うってば。
研究者が世界中に分布している分野は研究成果を日本語で発表しない。普通は査読つきの英文学術雑誌に投稿する。
日本に関する研究分野は、日本語話者が多いから、日本語で発表することが多い。日本語学術誌は査読が事実上機能していないので、あまり意味はない。刊行書で発表しても同じ。
術誌もあれば刊行書もある。この
>量子力学とかは高レベルの教授も著作出してるけど数学物理学系は教養レベルの教授しか本出さない
よく分からんが矛盾していることを書いてるぞ。
量子力学は物理学の一分野なんだが・・・
色々な雑誌に寄稿したものを改稿して新書にする人もいるからね。
そう考えたらメディアによくでる政治学者、経済学者、社会学者は本が多くなる。
新書じゃないや単行本だ。ここ新書スレだった。
あ、自分でもなにかいているかわかんねえwもう寝るw
784 :
無名草子さん:2011/01/17(月) 01:53:20
>>759 そりゃ、共産党シンパだからだよ
選挙演説の応援もするしね
東大文系は基本的に共産党シンパの巣窟
たまに、ゴリゴリの右翼がいるが
東大駒場の比較文化じゃ教官が目ぼしい修士論文を新書編集部に
売り込むとかいう噂を学生時代に聞いたことがある
>>784 それは言い過ぎ。時代錯誤もいいところだ。
788 :
無名草子さん:2011/01/17(月) 15:44:51
でも確かに東大には何で左派の教師が多いのかっていう疑問はあった。
社会(情報)学科なんて特に顕著だよね。
戦前に皇国史観の平泉澄一派が少しでも左臭い人間は追い出す作業をしてたので反発じゃないかしら
>>788 社研のこと?それとも情報学環?あるいは文学部の社会学科?
戦前は士官学校に入れなかった二流が東大に行ったんだろ。
戦前の東大生の嫉妬が伝統になった。
新書執筆の依頼が来ないので新書をボロカスに言ってる東大教員のス窟はここですか
>>791 無知を晒すなよ
士官学校に相当するのは旧制高校。士官学校を東大とかの帝国大学と比べること自体がおかしい。
戦後、士官学校卒業生は短期大学相当の教育程度と認定された。
どー考えても士官学校<東大である。
士官学校は授業料がないので貧乏人に人気があっただけ。
俺の爺さんも貧乏人の倅だったのでセオリー通り士官学校を目指したが、残念ながら落ちた。
その後うまいぐあいにスポンサーを見つけたので、授業料を出してもらって地元の旧制高校→東京帝国大学と進んだ。
教授でもないに新書なんか書いたら
先輩や同僚の嫉妬攻撃を受けて干される。
だから、将来性のある若手研究者は新書なんか書かない。
794-795
岩波新書の依頼も断るんだな
ブルーバックス系が好きなので、自分のバヤイは著者は中卒でもOK
東大大好きの岩波書店が
どこの馬の骨とも知らん大学院生をデビューさせる可能性があるんならなw
798 :
無名草子さん:2011/01/18(火) 03:02:55
>>785 新書に限らず、東大教官は弟子の売り込みをよくするね
以前『ちくま』に、岩波で断られたら筑摩に回すとあからさまに書いた奴がいた
799 :
無名草子さん:2011/01/18(火) 07:58:54
みんな博識だなぁ。
最近の新書読むより、このスレ読んでるほうがエキサイティングだよ。
>>788 GHQ占領下で国家主義的思想の持ち主が公職追放されたからじゃないの。
>>793 確かに学制からすれば旧制高校と並立してるが、士官学校卒は超エリート。
現にあなたの祖父も士官学校に入れず、東大に進んだんでしょう。
「士官学校<東大」という図式は誤解を与える。
>>798 ものすごく遠巻きに、かつ周到に、自分の意見ではないようにしながら
とうとう筑摩全体まで敵に回したな
確かに貧乏人にとっちゃ陸士出はエリートコースだったけど、東大程じゃないよ
陸士から陸軍大学行けば匹敵するだろうけど
陸士だけだと、将校とはいえ現場指揮官で終わるからな
知的エリート村のゴシップなんぞ知らんがな。幼稚。
新書大賞は結局何だろう?
>>800 その辺は当時の人間の回想が理解に役立つ。
新書スレに即して言えば、加藤周一の『羊の歌』にも、
七年生高校の中学部や府立一中は第1級、陸軍幼年学校は第2級、
その他は第3級という扱いだったと記されている。
>>800 そのあたりは
佐藤卓己『言論統制』中公新書
を読めば、当時の学歴観わかるよ
東京帝大>>士官学校ぐらいかな
>>805 宇宙は何でできているのか
デフレの正体
はランクインするんだろーなー
なんか、良かった新書っていわれてもピンと来ないのは
「もしドラ」とサンデル教授が流行ったからだろうなー
教養を伝えるメディアも、語り方もかわっちゃった
中公新書は重厚な内容のいい本出してると思うけど
語られることが少ない気がする
どんないい本出しても書評欄にも出てこない
書評欄の劣化もあるだろうし、きちんと評価する場がなくなってる気がする
中公は良心。
810 :
無名草子さん:2011/01/19(水) 07:12:42
士官学校出がバカだったからあんな負けかたをしたってのは定説だろ
もともと勝ち目はなかったにせよ
士官学校出にそこまでの権限はなかったでしょ
陸軍大学出がアフォだったということであって
さらに言えば、陸大の成績でそのまま人事をやった功罪というところだろう。
頭がいい奴はアメリカと戦争して勝てるとは思わないので
戦争を避ける方向で努力していただろうから、対米開戦の
時点では重要ポストからほとんど排斥されてるのでは?
814 :
無名草子さん:2011/01/19(水) 21:37:34
>>813 士官学校出のアホと言ったのは、局地戦のこと
全体の方向を出す地位になかったのは誰でも知っている
だから「もともと勝ち目はなかったにせよ」と書いたわけ
エスパーじゃないからそこまで行間読めるかよw
デフレの正体がトンデモ本らしいので他によさげな経済系新書があったら教えてくらはい
>>816 小塩隆士『高校生のための経済学入門』ちくま新書
「デフレの正体」はほとんど「統計でウソをつく方法」の見本だからなー
年寄りが増えると消費が減ると言いながら肝心のマクロな消費実態のデータを出さない
実態はというと2000年代高齢世帯のおかげで消費が増えたってのが今年の経済財政白書に出てるw
経済系の良書はまあ大竹文雄とかでいいんじゃない?
齋藤誠のは非現実的な政策提言があったりと説教臭が酷い
ブックオフの100円コーナーに岩田規久男の新書がズラリと並んでおり申した
筑摩の奴なら良質の入門書だから買っとけ
経済暗い奴にはお勧め
岩田規久男は、岩波、筑摩、講談社から出してるけど、中公とは無縁なんだね。
中公の編集方針として、野口悠紀雄と岩田規久男を両方出すというのは避けているのだろうか。
しかし筑摩新書の政治的・経済的スタンスの何でもありぶりはカオスだな。
読まずにわかる野口悠紀雄の最近の著作
・製造業全否定
・悪いのは金融緩和
・なのに製造業立国・ウォン安誘導国である韓国を礼賛
・ちなみにかつて金融立国として目標にしていたアイルランドは全力スルー
手帳屋さんの経済談義をどうこう言っても始まらん
著書の出版体制がほぼ月刊状態になってる輩がまともな学者なわけないだろ?
しかし初期の著作に限っては有料物件も見受けられるので気になる方は図書館へ
岩田は日本一の経済学教師だよな。
経済学をきちんと理解したうえで、わかりやすい
日本語で語れるから、論争でも敵なしだった。
ただ、はっきりものを言いすぎて、
敵を多くつくってしまったのと、
メディアで名を売りたい取り巻きが下品な物言いで
議論の場をひっかきまわした結果
党派性が際立ってしまい、相手にされなくなってしまった。
彼が完全に正しいかったのかどうかはわからないが、
日本の経済論は2000〜2003年ころのリフレ論争から一歩も進歩していないと思う。
岩田も野口もちょっと昔の人だね。
今は賞味期限が切れかかっている。
>>826 岩田は弟子(実は違うけど)の飯田泰之が頑張ってるから
828 :
無名草子さん:2011/01/21(金) 10:08:52
正直、経済系のやつは新書より文庫のほうがいい本出てる
経済学なんて普通に教科書読めばいいだろ
新書や文庫に拘る意味がない
別に理論的な入門だけじゃないだろ。
教科書的な経済学にだけに拘るって誰か言ったのか?
教科書的な経済学って何?
著者の主張の独自色が少ない
>>817とか岩田規久男の一連の入門的な新書、理論的な説明が主なやつだろ。
教科書を読めない人もいるんだよ。
わかってやれ・・・
ミクロ・マクロの2冊で結構な分量だしな。
日々のニュースや自分に関係する経済情報を知るためだけならそこまで読んでられない。
んじゃ日経文庫でいいだろう
厚さ、頁数でも一冊だけで倍以上あるし、
価格だと4、5倍するしね。
クルーグマンとオブズフェルドの国際経済学の改訂版買ったけど、でかくてかさ張る。
ハイ新書スレでい久々の教科書嫁出ました
経済学の教科書って、なんで紙の質を落として軽くしないのかねえ。
やたらでかいし重いし。
誰か中公新書ベストセレクションのってるとこ知らない?
ツイッターやってる中公の編集員に聞けば?
経済系の「教科書読め」は
海外文学の「原著読め」と同じ
経済学って、中途半端な知識じゃどうしようもない。
経済系の新書読むにしても、教科書的な知識がなければ
真贋見分けがつかない。
マンキューのミクロ・マクロの入門書くらいなら
数学弱くても問題なく読める。
>>845 そりゃどの分野だってそうだ。
憲法なら芦部読まなきゃいけなくなるし、社会学ならギデンズ、
国際政治ならジョセフ・ナイ、文学は原書読めってことになる。
新書入り口にして教科書・名著読むのはわるくないと思う。問題は、新書で終わらせてしまう人。
新書で終わっちゃダメってのはちょっとどうなのw
学部教科書だけで終わるのだって同じぐらい勿体ないよ?
大竹文雄は国内屈指の実証家でもあるから、学部教科書だけでは
なかなかカバーできない現実の日本の経済や制度に関するネタが豊富。
そもそも世の大半の人は、大学学部レベルどころか高校卒号レベルの
地歴公民や理科すらマスターしないまま読者家を気取ってるんだしw
まあ「だから分野を問わずトンデモ新書が溢れかえってるんだよ!」と怒られるかもしれないけど。
良い子 教科書+新書
悪い子 新書だけ
普通の子 教科書だけ
高校卒業レベルといったって、実際特別に勉強せず、普段の読書で得た知識で
数学から倫理や地学までセンター試験全科目9割取れる人がいたら、
たぶん相当な教養人で通るぞ。
大学の教科書をマスターするとかいう以前の段階で。
じゃあおすすめの教科書教えて。
> 高校卒業レベルといったって、実際特別に勉強せず、普段の読書で得た知識で
教科書読まずに他の本ばかり読むってこと?
なんか、意味不明な前提だね。
>>852 いや、教科書読んでも専門書読んでもいいんだが、
直前に受験勉強的な詰め込みをしないで
高校全科目の範囲が完璧にできるってこと。
まあフランス語とか簿記とかは別にして、英数国理地歴公民全部。
センター試験で絶望した人が流入してるの?
ここは生徒・学生向けスレッドじゃないだろ
今の新書はほとんど学校を卒業した大人がターゲットなんだから
新書でさらっと概要を知るにとどめるのはノーマルなやり方だろ
勉強が本分の奴が自分の専攻で教科書読まずに新書読んでたらって話は別でやれ
> 直前に受験勉強的な詰め込みをしないで
ますます意味分からん
試験の直前は復習だけだぞ。詰め込みなんかしない。
要するにお前ら本当に高校の学習範囲程度の学力あんのかってことだろw
>>857 そんな言葉遊びしてんじゃねーよ。つまんねーよ。
>>850と
>>854を見る限り、
この子にとって勉強とは一夜漬けのことなんだよ。
落ちこぼれによくあるタイプ。
落ちこぼれたという現実を直視するのが辛いもんだから、
新書を読んで「ぼくは本当は利口なんだもん」と見栄を張ってる。
ブルーバックスの新しい高校理科の教科書が面白かった
地学はあれで済ませたつもりになってるスマン
スレが高校生臭くてたまらん
新書の役割のひとつに、高校生が読んで進路を考える材料にするというのがあると思うが。
というか、新書なんてもんは
教科書では物足りない、というレベルの中高生向きに書かれたもんが大半だよ。
経済学のおすすめの教科書教えてください。
>>695 植田和男は元日銀審議委員でホステス狂いを今は亡き噂の事情にすっぱ抜かれた人。
小林慶一郎はずっとリフレ派に論争挑んでいて比較優位を理解してなかった人。
経済学って独学の池田信夫でも語れちゃうくらいゆるい分野なんでそ?
かく言う俺も門外漢なので国債がこのままいくと破綻するとかの議論の真偽がわからない
教育と経済って普通の人生送る以上は誰もが何らかの形で接触してしまうわけで
そのせいで「俺の経験では〜」的なオレ流コメンテーターの跋扈が止まないわけで
というわけで
>>869はもっと自信持っていい
世の為人の為になるかはわからんが
>>867植田和男をあの記事で攻めるのはどうかしてる
873 :
無名草子さん:2011/01/22(土) 21:35:50
TPPの議論を見てると、大手新聞社やコメンテーターが平気で重商主義的な、貿易黒字は儲け、赤字は損失みたいな感じで語ってることに気づく。
新書の経済系のやつは時事的な要素を含むものが結構あるから、その点で(時事ネタが参考になって)教科書よりは直感的に要点を掴みやすいとは思う。
西尾幹二、青木直人『尖閣戦争』(祥伝社新書)の西尾先生が凄かったので、214〜216頁から引用しとく。
■神田神保町から古地図が消えた怪―西尾
〔略〕
日本から古地図を買いあさり、尖閣諸島と竹島の証拠隠滅を図っている中国人、朝鮮人が
多数いるようです。それも彼らは計画的に行動している。この問題を、ここで皆さんにお話して
おかなければならない。
八年ほど前のことだと聞いておりますが、神田の神保町本屋街に一〇〇万円の札束を持ち
歩いて地図を買いあさっている中国人や朝鮮人がいたそうです。この動きは数年前まで続い
ていて、すでにして清朝時代以降の中国や朝鮮の古地図は、もう市場から消えております。
彼らの目的は、尖閣諸島や竹島が日本の領土だとした自国の地図を買い取って、証拠の隠
滅をすることであります。これは大変計画的な、あるいは謀略的な国家行動かもしれない。
この話を知人から聞いて、私が研究しているGHQ焚書図書の対象の古書が、やはり古書
店から中国人らしき勢力の手で買い占められ、だんだん入手し難くなっているという関係者の
話に思いが及びました。
次に彼らが行なったであろうことは、ここから先は目撃者がいないわけですが、日本の大学
や図書館に存在する地図を入手することであり、破壊することです。東京大学や慶應義塾大
学の図書館には調査の結果、もう当時の地図はないそうです。国会図書館の地図帳の中の
竹島の部分は、破られて持ち去られております。
しかし全国のすべての大学の図書館が荒らされているわけではないので、これを貸し出し
禁止にするなり、データにして保存するということが非常に必要だということを、私は声を大に
して申し上げておきます。
>>874 またウヨの妄想か… と思ったけど、そういうことはあるかもしれないね。
876 :
無名草子さん:2011/01/22(土) 23:00:28
充分ありうる話だよ。怖いな
>>876 いくら馬鹿なシナチョンでも、そこまで無駄なことはしない。
ただの西尾の妄想だろ。
やたらとスケールが小さい陰謀論だな
西尾幹二はもうだめ
前提が妄想なうえ、それを指摘されても結論を変える論理もない
つまり知性がない
西尾幹二っていくつかと思ったら75かよ。そろそろ何も言わないふがいいな。人間年を取ったらダメだ。
年を取ると柔軟性が無くなるってのの好例だな。
老醜を晒している。
90年代からこうじゃないの?ってそん時から既に60代か
政治家も65歳定年にしてほしいよな、保守ばかりでとても改革できない
地図の買占めとか図書館切り取りとかは西尾の妄想だとしても、
その妄想が生まれた思考回路は理解できないことはない。
でも
>私が研究しているGHQ焚書図書の対象の古書が、やはり古書
>店から中国人らしき勢力の手で買い占められ、だんだん入手し難くなっている
これは理解すらできない。
西尾は中国人がGHQ焚書図書を買い占める目的を何だと考えているんだろう。
気をつけるのに越したことは無い
向こうが既知外だし
いしいひさいちの4コマ漫画に出てきそうな陰謀論
投機目的で漢籍は中国の人が買いあさってるって話はあるから
無理やり陰謀論に接続したんだろ
俺は昭和14年に発行された南京の人口百万人という書籍をおさえている。
891 :
無名草子さん:2011/01/23(日) 14:49:43
まあ、嘘なら嘘で安心できるし、叩かなくたっていいじゃん。中国人の悪行を考えれば、あってもおかしくはないな、程度の話だよ。
逆に必要以上にいきり立つ人の「思想性」を感じてしまう。
必要以上に相手の思想性をあげつらう当人の思想性
ていうか左派は「さすがバカウヨ」で笑って済ませるけど、
右派はそうはいかんだろ。
イデオロギー性とは知的怠惰の異名
浅っさw
アルチュセールぐらい読めよ
思想系の本に逃げちゃう人は底が浅い
思想家は奥が深い。思想家を称える人は…まあ色々だな。
西尾幹二は現代新書の「ヨーロッパの個人主義」はよかったのにどうしてこうなった
ニーチェ研究家としても一定の評価は得ていたりするのに
誰であれ専門外のことに口出ししたらサル同然ということでござるかな
その西尾幹二がもう本当にイっちゃって遂に西尾全集を出すらしいぞ
>>898 『ヨーロッパの個人主義』って梅原猛が40年以上前に書評してるんだな(1969年)。
隔世の感と言うべきか、やっぱ日本は高齢社会だと言うべきか。
専門外で醜態をさらしているといえば、藤原正彦。
『国家の品格』は居酒屋の与太話としては面白いが・・・。
あの手の本を
学術書の基準で文句言ってもつまらないのよ
あれはあれで意味があるんで
そのフィールドで語らないと
藤原正彦の場合、『若き数学者のアメリカ』や『遙かなるケンブリッジ』辺りは面白いエッセイとして読んだんだけどなあ。
『国家の品格』や国語教育推進論みたいな話になるともう、アレだね。
つまるところ、大学教授の肩書きで陳腐な人生訓や説教みたいなのを垂れると大衆受けするってことかな。
彼の場合、サラブレッドである点も箔を付けているだろうし、
人によっては風貌にも魅力を感じるのかも知れないが(これは西尾幹二には当たらないと思うが)。
904 :
無名草子さん:2011/01/23(日) 20:24:10
保守派への批判になると生き生きし始めるよね、君達。気のせい?
売れたのが悔しいやつらが語ってるんだろう
そういう場所ではないと思うけど
保守派を批判してるんじゃなくてバカを批判してるんだろう。
んじゃ保守派を擁護するか
○澤某みたいに性犯罪紛いの疑惑が出ないだけマシだろw
普段人権人権うるさい連中があの件に関してダンマリなのがキモすぎるwっw
どっちにしろ右翼左翼の思想が世の中動かすような時代じゃないし西尾の大勝利で確定
名前出そうぜwセクハラの大澤真幸と。
奴、大学クビになったからか、本たくさん出しとるわw
セクハラバカが語る正義とか
大澤真幸みたいな非現実的な主張する理論社会学者って結構いっぱいいるんだよね。
宮台なんかはまだ現実を見てる方だな。それでも的外れな論が多いけどw
大澤のロジックはしかし面白いよ
彼のキリスト教解釈とか本当にすごいなあと思った
単なるアカデミズムからはあれは出てこないし
社会学でもない
ようやく(っていうか、復活するかもしれんが)
AV女優の書いた新書の発行が止まりましたね。
ああいうのを新書で発行する意味がわからない・・・
そりゃエロいおっさんが買うから出るんだろ
大澤真幸の件、ここは新書スレなんだから新書の範囲内で語れや
西尾センセイのも新書だっただろ
「正義」を考える―生きづらさと向き合う社会学 (NHK出版新書 339) 大澤 真幸 (新書 - 2011/1/6)
不可能性の時代 (岩波新書) 大澤 真幸 (新書 - 2008/4/22)
逆接の民主主義 ――格闘する思想 (角川oneテーマ21) 大澤 真幸 (新書 - 2008/4/10)
戦後の思想空間 (ちくま新書) 大澤 真幸 (新書 - 1998/7)
虚構の時代の果て―オウムと世界最終戦争 (ちくま新書) 大澤 真幸 (新書 - 1996/6)
このうち俺が読みかけたのは「戦後の思想空間」だけだな
思いつきの羅列のように感じられてつまんないから途中で投げた記憶がある
最新書は「『正義』を考える」
読んでないがどうでしょうね、
>内容紹介
>「より良い社会」はもはや幻想か?
>なぜ今「正義」なのか?
「なぜ」って、そりゃサンデルの便乗本だからだろ
読んでない馬鹿の嫉妬はもういいよ
「トンデモ」とかいってやつだろうな
日本語で頼むよ
明治維新以降の数十年と戦後政治の数十年が
シンクロしてるとか何とかオカルト紛いの話をしてたなw >戦後の思想空間
1回だけ授業受けたけど、出口王仁三郎とオウム事件が重なってみえる、というような話をしていた。
>>914 『正義を考える』以外は全部読んだ。一応、馬鹿にする権利は得たと言えよう。
ぶっちゃけ、哲学、思想系は仲正昌樹しか読まないな。
それぐらい興味ない。
思想・哲学系ってなんとなくムカつくから批判したい。となると
やっぱり読まないと批判できないから無理やり読んでるというところはある。
あと「ムカつく」ということは、そこに「何か」があるか、
あるいは自分の側に何らかのバイアスがあるということだから、
あえて読んでみるということもある。
それで内田樹の『日本辺境論』なんかも読んだわけだが、やっぱりムカつきました。以上。
柄谷のは明治(元年から)と昭和(元年から)がシンクロしてるという話
馬鹿にする気もないので読む気もない
思想家はスピリチュアルもびっくりなことを言い出すから困る。
でた
「トンデモ」っていわないと
いつものように
なんか気持ち悪い奴おおすぎだろ新書スレ。
>>919 大澤の新書をことごとく読んでるなら立派なファンでしょ
香山リカ→内田樹という読書で影響を受けている家族をなんとかしてほしい
香山リカ→内田樹→塩野七生 と誘導してみよ
池上彰信者うざいな
933 :
無名草子さん:2011/01/25(火) 20:45:56
高橋洋一は荒いわな。学者というよりは政策プロモーターだから。
しかし象牙の塔の「一流経済学者」が何の役に立つのか?という気もする。
100年後の学問の進歩のために身を捧げるつもりなら、政策に関しては黙ってりゃいい。
岩本さんはいろいろ審議会にも入ってるし
今の税制審議会の委員の経済学者10人に対して
プロは一人しかいないと嫌味を言った人
突然
>>933みたいな気持ち悪い奴が出没するよなw
岩本は「政府が日銀にインフレ目標押しつけるのは当然」よ
昨年末のインタビューで語ってるぞーっと言っておく
自演臭
938 :
無名草子さん:2011/01/26(水) 01:05:24
イザヤ・ベンダサンとポール・ボネに影響を受けた俺よりはマシ
山本七平はクセあるけど読むに値するよ。東大のゼミでも読んだよ。
山本七平は「外人のふりして書く」という悪しき前例を残したところは残念だ。
岩本先生@iwmtyss と高橋洋一氏@yoichitakahashi が議論をされていますね。
目的も経路も効果も違うQEとCEをごちゃまぜにして、QEをやれという高橋氏の主張は
岩本先生の控えめな表現でも「乱暴」。私的に言えば、論理破綻の滅茶苦茶。 #defle
>>942 「経済政策を売り歩く人」VS「学問の真実性を守りたい人」か。
どうでもいいが、そんな話題は経済板か経済学板でやれ。
山本七平(1921-1991)の新書リスト
◇生前
『日本資本主義の精神 : なぜ、一生懸命働くのか』(カッパビジネス、1979年)
『論語の読み方 : いま活かすべきこの人間知の宝庫』(ノン・ブック、祥伝社、1981年)
『天皇陛下の経済学 : 日本の繁栄を支える"神聖装置"』(カッパ・ビジネス、1982年) ※B.A.シロニー著、山本七平監訳
『人間集団における人望の研究 : 二人以上の部下を持つ人のために』(ノン・ブック、祥伝社、1983年)
『誤訳される日本 : なぜ、世界で除け者にされるのか』(カッパ・ビジネス、1986年) ※B.A.シロニー著、山本七平監訳
『ミレニアムからの警告 : 千年期の発想 愛国心が日本を亡ぼす 』(カッパ・ビジネス、1989年) ※B.A.シロニー著、山本七平監訳
◇没後
いずれも角川oneテーマ21
『日本はなぜ敗れるのか : 敗因21カ条』(2004年)
『日本人とユダヤ人』(2004年) ※山本七平の単独名義
『危機の日本人』(2006年)
『山本七平の武田信玄論 : 乱世の帝王学』(2006年)
『日本人と組織』(2007年)
『日本教徒』(2008年) ※イザヤ・ベンダサン著、山本七平訳編
山本七平はユダヤ人のことをろくに知りもしないのにユダヤ人を騙ったインチキ野郎という
イメージがどうしても拭い去れないな。空気の研究は面白かったけど。
ああいう、いかにも胡散臭いけど時々すごく鋭いことを言う、っていう人、
最近あんまりいないような。
リアル厨房の頃に山本七平に騙されてショックを受けた俺様がきましたよ。
イザヤ・ベンダサン名義の著作は、フィクションであるだけでなく、
偽書(来歴を偽った書籍)だね。
イザヤ・ベンダサンは、山本七平と生年が違うという設定だから、山本七平のペンネームと解釈できない。
真の著作者を偽っている。偽書だ偽書だ。
偽書かどうかという問題以外にも、著作権上大問題だ。
例えば国会図書館の著作権管理上、
・山本七平(1921-1991)
・BenDasan,Isaiah (1918-)
であり、ベンダサンは死んでないことになっている。
七平没後五十年経ってもベンダサンの著作権は生き続けるぞと。
近代デジタルアーカイブにも載せられないことになる。
>>947 架空の人に権利は発生しないだろうから、著作権上は問題ないような
>>947 イザヤ・ベンダサンの正体が本当にわからないのであれば、
無名又は変名の著作物の保護期間の問題として考えればいい。
その場合、公表後50年になるので七平没後50年経つ前に著作権は消滅する。
もっとも、山本のペンネームであることはほぼ間違いないから、
実際には没後50年待つのだろうが。
>>948 架空の人物なのに著作権を主張している、
国会図書館は騙されて架空の人物の著作権を認めちゃっている。
そのことが問題なのよ。
>950
日本の著作権法は方式主義を採用しているわけではないから、
架空人物であっても、著作権自体は発生する。
著作権が誰に帰属するのかとか、保護期間がいつまでか
という問題が起きるだけ。
>>951 架空の人物に著作権は帰属しない、ということでいいよね。
>>950(おそらく
>>948さんも)では、架空の人物に著作権を帰属することを
「架空の人物なのに著作権を主張」「架空の人物の著作権」などと書いたのだが。
そのうえで、あなたの指摘にどのような意義があるのか問いたい。
イザヤ・ベンダサンの代表作だった『日本人とユダヤ人』は、
現在刊行されている「角川oneテーマ21」版では山本七平の著作となっている。
そのことにイザヤ・ベンダサン(側の権利者)が異論を唱えている様子はない。
国会図書館も、必要なときが来たら山本氏の著作として処理するだろうし、
それで問題は起きないだろう。
国会図書館の「個人著者標目」は、本人が著作のなかで明かすとリンクされるのかな?
沼正三(天野哲夫)や狐(山村修)はきちんと本人の生年月日が書かれている。
別の例では、別冊宝島『知的トレーニングの技術』の花村太郎は、生年が書いてなくてリンクもない。
それが『思考のための文章読本』(ちくま新書)の著者・長沼行太郎氏の筆名であることは、
ウェブ上の本人インタビュー↓では紹介されてるんだけど、いまのところ未対応のようだ。
http://www.sbbit.jp/article/cont1/12544?page=2
そういうのって著作権登録してないだろうから発表より50年すぎると著作権切れ起こしそう
にせユダヤ人と日本人 浅見 定雄 (朝日文庫)
イザヤの「日本人とユダヤ人」を論破する痛快な本。
品切れっぽいから古本屋で見て。
スレチガイだが、めずらしく有意義な議論だ
>>956 全然論破なんかしてねーよ。
馬鹿サヨクの駄本。
『日本人とユダヤ人』と『にせユダヤ人と日本人』は両方とも中学生のとき読んだわ。
遠い昔のことなのでほとんど内容忘れたけど、後者は本多勝一っぽいなぁと思ったのを覚えてる。
だからサヨクの小賢しさみたいなものがあったのは事実だろう。
山本の方のユダヤ人のふりをしたというモラル的弱みにつけこんで糾弾調になってたよな。
まあよく知りもしないのにユダヤ人になりすまして本書いたら完全論破もされるわな
961 :
無名草子さん:2011/01/30(日) 10:38:21
新書はムダに縦長なのがムカつく。
なんで文庫サイズにできないの?
上下にスペース空いてるし。
962 :
無名草子さん:2011/01/30(日) 10:40:19
高橋洋一の窃盗騒ぎはどうなったの?
不起訴?
963 :
無名草子さん:2011/01/30(日) 11:10:38
「日本人は水と安全はタダだと思っている」は、水利権のことが抜けている。
それはあまり意味の無い指摘だな。
日本人はお茶は無料だと思っている
966 :
無名草子さん:2011/01/30(日) 19:53:22
>>961 なら買うなよ、バカ
新書の由来も知らないのか?
967 :
無名草子さん:2011/01/31(月) 07:47:40
>>966 だから買ってねーよ馬鹿
買っても即、捨ててるし。だいたい取っておくほどの情報価値なさすぎなんだよ。
紙厚くして余白増やしてぼったくるのが、今の新書の目的だな。
968 :
無名草子さん:2011/02/01(火) 02:15:21
>>967 バカだから新書も読めないんだね
ごめん、バカになに言っても仕方なかった
新書は集めてナンボやで
970 :
無名草子さん:2011/02/04(金) 21:40:02
文春文庫の若泉敬はよかった。
新書とは思えないほどマニアックで。
東洋経済のデフレ特集号買ったらデフレの正体が識者アンケートでデフレに関する第2位の書籍だった
この経済状況で、インテリどもはジャック・アタリとかありがたがってるんだから、そんなもんだろ。
インテリに対する抜きがたい劣等感があるんですね
優越感はあるが
日本の首相が本屋でジャック・アタリの本を買うレベルになったのは評価していいと思うけど。
ただの財政再建バカ
>>977 中年ニート&人間のクズ&社会のお荷物です
980 :
無名草子さん:2011/02/05(土) 13:48:49
>>975 買うどころか来日したとき官邸に呼んだらしいじゃないか
>>975 現内閣が起死回生の助っ人として恥を忍んで呼び込んだのが
「スティグリッツの入門10ページ読んでやめた」なんて言ってるボケ老人
>>982 これのことだよね。
文脈的には自慢話めいたジョークって感じだけど、教科書好きには許せない暴言でしょうな。
私が本当に気合を入れて読んだ経済の書物は、一冊しかない。それは、安定成長論者で
日銀理事を務められた吉野俊彦さんが書いた『資本の自由化と金融』(岩波新書)だ。大
学を卒業してそれほど間がない時期に読んだような記憶があるが、突き詰めれば、お金と
いうものは金利の低いほうから高いほうに流れる、それだけ覚えておけばいい、という理
論だった印象がある。
一九九八年には、ジョゼフ・スティグリッツ米コロンビア大学教授の経済学の教科書を
原書で買った。「俺も経済の専門家になろうじゃないか」などと一瞬、考えたのだが、私
は不思議なことに、こうした大著を買って読もうとすると、たいてい重要な役職に就いて
時間がなくなってしまう。この時も、十ページも読まないうちに通産大臣になってしまっ
た。だから、『ロンドン・エコノミスト』などはずっと継続的に読んでいるけれど、私の
経済学はほとんど耳学問と言って差し支えない。
与謝野馨『民主党が日本経済を破壊する』(文春新書)134-135頁
>>983 スティグリッツ入門の知的負荷はそこらの新書と同程度
ジャックアタリクラスのハードカバーなら言わずもがな
恐らく菅も接待ついでに買っただけで読んでないだろう
教科書を目の敵にしてるヤツが粘着してるのか・・・
教科書くらいさっさと読めよ。
だが断る
987 :
無名草子さん:2011/02/05(土) 20:21:25
ジャック・アタリとかスティグリッツとか…
ボードリヤールやロラン・バルトと同じく、大二病が目を血走らせて興奮する名前だな。
総理が大二病なのが日本のレベル。
>>987 残念ながら菅はそこまでのレベルにも達してない
別に政治家だから良いんだよ。オバマはともかく、サルコジだってプーチンだってそんなこと知らんだろう。