615 :
無名草子さん:2010/06/24(木) 23:43:14
最終回の感想を一言でいうと
「なんかジャンプ漫画(特に車田先生の)の打ち切り作品」かと思った。
”立ち上がれ梁山泊の戦士たち!本当の闘いはここからだ!! ”
ー 第一部 完 ー
ご愛読有難う御座いました!北方先生の次回作にご期待下さい!!
こんな感じにしか思えんかった。
楊令伝、流し読みなんだが、北方名物ガッカリキャラがいないのが残念だったな。
三國志の軍師の弟子から猛将の弟子になったアンちゃんや、どこぞの教祖の弟。
水滸伝では華々しく双頭山デビューした(敵でも味方でも)トウ○○とかいたけど
この作品では最初から成長せず雑魚のまま死んだリ○とかのはいたけど、ガッカリキャラいないよね…こんなの北方じゃねえよ。
未だ先生の時代小説は好きではあるけどだけど、
所詮オリジナル要素が強い歴史展開を書ききるのはやっぱ無理だったなって感じだ
>>539のいうような、スカした北方流ハードボイルドキャラも嫌いだし
人物も展開も、歴史や原典を元にして+α程度が一番バランスがいいね、先生の場合
楊令が倒れてもさ、楊令伝というか、ひとつの話が終わった気がしなかったんだよな。
水滸伝だと、宋江が死んだら梁山泊は終わりって感じがすごくした。途中何人も斃れていくんだけど、最後の宋江の死は、まさに作品の終わりだった。
楊令だと、あ、死んだのへえという感じで、途中で死んでいった他のキャラと何も変わらない。
突然すぎたし、どうせ誰かが後を継いでやっていくんだろ? と思えて全然終わった感じがしない。
来月からすぐ続編が始まっても、何の違和感もなく読めそう。
>>617 史実を背景にオリジナルの主人公の物語を作るのであれば、主人公はせいぜい1000人の部隊
を率いる隊長程度じゃないと現実味がなくなるよな。楊令を10万の兵と500万人の民の頭領にした
ことが失敗だった。
方ロウの乱や金の侵略といった世界史レベルの大事件を扱っているのに、
梁山泊が宋を倒すことを志にしてしまったものだから、直接世界史レベルの
大事件にかかわらざるをえなくなった。日本史にたとえると、一向一揆が
室町体制を滅ぼしたようなデタラメな物語になってしまったな。
楊令が金の一武将として五千ばかりの兵を率い宋と戦う物語になっていれば
違和感なく読めたんだと思う。
>>618 オリキャラだから、生きようが死のうが、どっちでもいいよな。
水滸伝5巻で死んだ青蓮寺の名無し手の者の死のほうが、感動的だったとおもう。
男性の登場人物がレイプやソープをすることで好感度がアップすると思い違いをしている
ところが痛い小説だよな。
武器を持たない老人や子供を殺すという苦渋の決断をすることで登場人物の
好感度が上がると思い違いをしているところはどうにかならんものだろうか。
数ヶ月の間楊令伝のことをすっかり忘れていて、
本屋ですばるをみかけたから久々に立ち読みしてみた。
公孫勝や宣贊が死んでたり武松が死んだのにちょっと驚きつつ
読み進めてたら楊令も死んだので、少し清々しながら
「この作品も終わりが近いんだな」と思い帰宅してスレを見た。
そして初めてアレが最終回だったということを知った。
正直なところ、ポカーンとしか言いようがない。
武松は、楊令伝になって、すぐに楊令に片腕落とされて、せっかく悲しみを
内に押し込めた深みのある男がべらべらしゃべる上にその内容の全てが
「楊令殿すごい。すごい楊令殿」のDQNキャラになりさがったから、
もっと早くに死んでよかったな。あの世では、兄嫁と思う存分ヤリまくって、
李達や魯達には見向きもされないでほしいもの。
水滸伝時代から楊令の異常な持ち上げだけでも辟易してたってのに
楊令伝になったらなったでそれ以上に楊令殿すごいの連発+旧キャラほぼ全員劣化というクソッぷり。
結局のところこの小説は完全なる北方のオナニー以外の何者でもなかったな。
627 :
無名草子さん:2010/06/28(月) 03:27:55
でも皆なんだかんだ言いつつ読んでるのね
海堂の花がいたもの
もう100人以上の死に様を描いているので、感動的な死に様はなくなってしまったな。
葬儀屋の業務日誌に書かれたような死が続いている。
架空の戦で架空の人物が死んでゆくのだから、人物をじっくり描いた後で戦死させないと、
感動はないな。この点で、すでにお馴染みの108星が死んでいった水滸伝とは異なる。
>>627 電車の待ち時間なんかに、すばるを流し読みするだけだしね
単行本は買わない
>>631 しかしどうあれ読んでるんだよね?
単行本でなければどうなの?
そんなものに興味はない、もしくは金払わないってこと?
その言い方何かを必死で否定しているように見えてカコイクナイ
ま、ただの感想ですが。
あなたこそなんでそんなムキになってるのか不思議だよ
ただの感想だけど
まあ読まなきゃ文句も言えないしな
>>633 ムキになってたか?
スマソ
なんでかって?
ここの住人揃いも揃ってグチグチ文句言ってまで読まなきゃいけないもんか?
ってここ読んでたらイライラしてきた
ま、嫌なら読まなきゃいいんだがw
熱烈な北方先生や楊令伝のファンであり、ここの論調が気に入らないのか
それとも釣り針を仕掛けて煽りたいのか。
何だ、やっぱりここの論調はダメなのか。
韓世忠マジで何しにきたんだwwwww
退場早すぎだろw
続編では歴史的な面でどこまでやるんだろう
岳飛を中心に書くと楊家将の焼き直しになるな
それはやっぱり岳飛が死ぬとこまでじゃないの?
梁山泊の残党の使い道が思いつかないけど
岳家軍にでも入るのかね?
無事最終回を迎えたのに、何この過疎り具合?
史記読んだら面白過ぎワロタw
643 :
無名草子さん:2010/07/25(日) 01:46:46
単行本の発売で読んでいる俺に教えてくれ。
続々編のアナウンスがあるの?
>>643 >>351の雑誌のインタビューによると、「ユートピア」梁山泊の理想を
国境を越えた通商の形で書きたいんだそうです。
このスレだけでなく、楊令伝の感想ブログかなんかでも、通商編を
読みたいといってのはないと思うんだけどな…
「楊令伝」がつまらないのは、比較対象が作者自身の前作「水滸伝」であったことにつきる。
反対に「水滸伝」が面白かったのは、それ以前に日本で発表された水滸伝と比較して
優れているからだ。作品の良し悪しの評価をする場合、評者は無意識のうちに他の作品と
比較している。ちょうどボクシングの世界タイトルマッチを見終わったとき、その勝者を世界
で一番強い男と錯覚するのと同じだ。実際には勝者は一人の敗者と戦って勝ったにすぎない。
世界中を探せば、もっと強い人間がいるかもしれないが、リングに立った二人の勝負が決まる
ことによって、世界一の強者が決まると錯覚させることが肝要だ。この錯覚誘導の上手い
下手が、小説や映画の良し悪しの評価になっている。
「水滸伝」の続編である「楊令伝」は、最初から敗者になることが決定していた不幸な作品
だったな。
北方水滸伝大好きなので高いハードルで読み始めたってのももちろんあると思うが、
正直楊令伝は単純につまんなかったよ!
長期連載物の途中で耐えられなくなって既刊全部売っ払ったのは久しぶりなんだぜ
>>645 仮想敵となるべき作品を、クレバーに選ばなければならないということだな。
北方水滸伝は、吉川の「新・水滸伝」をねじふせた観があった。
楊令伝は、北方水滸伝を仮想敵にして、これを乗り越えようとして、
完膚なきまでにねじ伏せられた。
とうとう終わったのか楊令伝
感想見ると、どうも最後まで楊令殿に真のカタストロフは訪れなかったようで残念だ
ただ死ぬんじゃなくて、俺は間違ってたのか?的な反省なり絶望なり欲しかったな
去年の大河とかも主人公がイミフにマンセーされて、他の人物が不当にアホに描かれて
たけど、最近こんな厨二っぽい万能主人公(しかし具体的な有能エピソードは描かれず、
まわりの褒め言葉で表現)が流行なのかね?
俺様つええな爽快ストーリーが見たくなったら、素直にアニメ見たりラノベ読むので
お願いですからN○Kと北方先生は普通に仕事してください
楊令伝も面白くなる可能性はあったんだよ
しかし大筋から細部まですべてが雑だった
これは多忙な作者より怠惰な編集者が非難されて然るべき問題だと思う
会話の部分が長すぎたな。小説ではなく、戯曲のようだった。
刺客に殺されて完とか舐めてんの?
つまり
あの刺客>>>超えられない壁>>>林冲、史進、武松、燕青etc・・・
が確定したわけですね
つーよりよ、両親を闇討ちされた楊ちゃんをやっぱり暗殺で殺すってのは
何か深い意味があるのかね
そういうものに対するのが楊ちゃんの全存在ではなかったのかね
全部無駄かね
どのあたりが楊令”伝”だったのか、何の感動もないままで終わってしまった。。。
あとさ、水滸伝もそうだったけど続編ありきで終わらせないで欲しかったなあ
盛り上がりどころのない小説だったな。突込みどころは腐るほどあったが。
続編の花飛りんの活躍が楽しみだぜ!
花ちゃんの一丈青とのくっつきかたとその後の修羅化は
ほんとうにとってつけたような話でなにも感じるところがなかった・・・
意味もなく将棋の駒を動かしているだけなんだよな。
その後に繋がる動きというのは、何にもない。
いっそ歴史の枠を壊すなら徹底して壊して、完全架空小説にしてしまえばよかった。
古の志茂田カゲキのような。
岳飛も韓世忠も梁山泊入りして、みんなで宋も金も倒して楊令隠居。
岳飛大統領の大元・民主主義共和国。
そうすれば読者の8割に批判されても2割は喜んだだろうに、
歴史の大枠を越す勇気がなかったばかりに、読者の9割9分を敵にした。
というかさ、北方が夢にまで見た新国家の建国を描ける題材だっただろ?
なのに、建国の様子はほとんど書かずに、金・飯・女・馬の話題ばっかり!
何考えてるのやら…
9月になったことだし、いってみよう!
「続編まだ〜〜〜?」
662 :
無名草子さん:2010/09/05(日) 21:36:50
北方はもう書くのをやめるべき。
続編なんて言われても読みたい要素が残ってないんだがなあ
生き残った梁山泊の連中が、死んだ楊令の悪口を延々と言い続ける展開なら
面白いよ。それ以外は、うけつけない。