北方水滸伝・楊令伝を語ろう第四十七章

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7無名草子さん
続水滸伝にするか、楊令伝にするかの分かれ目は、前作で108人のうちの何人が生き残るか
だったのだろう。前作で108星を多めに殺してしまったために、一世と二世の力関係のバランス
が崩れ、二世中心のドラマになってしまった。それが面白かったかと言えば、全然おもしろく
なかった。水滸伝のリーダーである晁蓋と宋江は、初登場時にそこそこの年齢だったから、
重みがあった。ドラマでいうと、ベテランの人気俳優のようなものな。
二世は、頭領にするなどもってのほかで、上級将校にすることでさえ疑問符がつくようなキャラ
ばかりだったので、少しも盛り上がらなかった。初めて顔を見るような新人俳優が、頭領やNo.2
を演じていると、観ないものよ。下っ端の登場時間の短い新人俳優など、区別ができないしな。
あと10名、108星の生き残りが多ければ、続水滸伝は面白くなっていたんじゃないか?