北方水滸伝・楊令伝を語ろう第四十六章

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743無名草子さん
「微妙なところだな。商いを、国がやる。国のありように、馴染むのかな、それは」
「少なくとも、不正は起きない」
「どうして、そんなことが言える?宋が同じことをしても、不正は起きないと言い切れるのか?」
「この楊令がいるから、不正は起きない」
「民は殺されることがあっても、不正は起きないというのか」
「そうだ」
「生意気なやつだな。おまえの物言いを聞いていると、殺したくなる」
「俺を殺せば、黒騎兵は抜けられる」