北方水滸伝・楊令伝を語ろう第四十六章

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697無名草子さん
いまにして思うと、「○○隊と△△隊がぶつかりあって、16名の犠牲が出た」というような叙述を
こと細かに繰り返していたのは、将校の後ろにたくさんの兵がいることを示すためのテクニック
なんだろうな。だが、かならずしも成功していない。
まず、細かな数字が頻繁に出てくると、読むのが面倒になる。また、素早い動きをする騎馬隊が、
すれ違ってぶつかり合うたびに出てくる犠牲者を、1の位まで正確に、しかも戦の最中に把握
できるものだろうか?騎馬隊が反転するたびに点呼でもしているのだろうか?この点、非常に不自然だった。