北方水滸伝・楊令伝を語ろう第四十六章

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685無名草子さん
18巻あたりで楊令が梁山泊にやってきて、そこから林冲騎馬隊を引き継ぎ、頭領に駆け上がる
までが拙速すぎたんだと思う。少華山の頭領になってはみたが、その重責に耐えられず、子午山
へ強制収容された史進と比べると、楊令の場合の拙速ぶりは明らか。
楊令と史進の能力の違いと言ってしまえばそれまでだが、数学や音楽や芸術の才能と異なり、
人の上に立つための能力というものは、若年で開花することなどありえない。しかも、60代、50代
のおっさんも多い梁山泊の頭領、人口500万人の国の元首。それらの事実を考えると、この物語
は滑稽でしかないよ。
どうして、楊令を頭領にしようと思ったの?不思議で仕方ないんだけど。