北方水滸伝・楊令伝を語ろう第四十六章

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674無名草子さん
水滸伝と比べると全体に薄味なんだよね。ストーリーは戦と戦のつなぎを交互に繰り返すだけ。
その途中に、北宋の滅亡という大事件があるんだけれど、李富の視点で伝聞なんだ。
宋の帝や廷臣を隅に置いてゴミ扱いしたものだから、こういう大事件を感動的に描くことができない。
鍾玄や黄表を書いている暇があったら、こっちを優先すべきだったね。梁山泊の中心人物を絞って
そこを濃厚にやるのは当然なんだけど、方臘の乱やフィクションのドウカン・ファイトに比べると
ずっと重要な金軍の進攻と北宋の滅亡があれだけじゃ満足できない。